遊★戯★王連載中　TURN-10

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週刊少年ジャンプ平成８年42号に「遊★戯★王」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は千年ペンに宿りし闇の力により１日に１話ずつ連載されるらしい。
時々作者がマインドクラッシュされて変な時期に合併号になったり
休載したりする事もあるが気にしないでほしい。
ちなみに今日は週刊少年ジャンプ平成11年32号の発売日だ。

前スレ　遊★戯★王連載中　TURN-9
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1219060935/

連載中スレの楽屋裏　第26幕
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1209028846/
連載中スレまとめWiki(皆で作るまとめサイト)
http://rensai.qp.land.to/
連載中スレについて
http://rensai.qp.land.to/t/about

ﾊﾞﾄﾙ　
遊闘135　仕組まれた罠

「城之内くん！ あいつの言いなりなんかになることないよ！ こんな卑怯なゲームってないよ！」

城之内を罠に嵌めた御伽に、猛烈な勢いで抗議する遊戯。
しかし当の御伽はどこ吹く風で、城之内の敗因について語り始める始末だった。
この態度に怒った城之内は、もう一回勝負しろと再戦を申し込む。
これに対し、次も負けたら城之内が二週間飼い犬になるという条件で、御伽は承諾した。

そして次の勝負はトランプで行われることになった。使用するのはＡのカード四枚で、
このうちダイヤとハートは赤、スペードとクローバーは黒に分類された。
ゲームとは、この四枚を裏向きに並べて同時に二枚引き、
その組み合わせが『黒・黒』または『赤・赤』だったら勝利という単純なものだった。

「(四枚のトランプから二枚を引いた場合（黒・黒）（赤・黒）（黒・赤）（赤・赤）の四通り！
　 その中の二通りが当たりなら確率は１／２…！ 今度は公平なゲームのようだぜ！)」

これならば、と気合を入れてカードを引く城之内。
しかし一回目は『赤・黒』で負け。そして二回目も『赤・黒』で、二回連続で負けてしまうのであった。

「城之内！ お前ってつくづく運のない男だねぇ…
　公平なルールにしたって一度だってボクに勝てやしないんだからさ――！」

そして御伽は約束どおり、飼い犬となった城之内に命令する。
最初の命令は、御伽以外の人物と言葉をかわさないこと。
二つ目の命令は、御伽の命令に答える時に『ワン』と鳴くことだった。
この命令に対し、当然のごとく御伽を非難する遊戯であったが、
城之内は自分の問題だから黙っててくれと遊戯を制止する。
しかし、たったそれだけの受け答えすら命令違反だと判断した御伽は、ダイスを城之内の顔に叩き付けた。
そしてこれを見たことで、遊戯の中のもう一人の遊戯がついにキレてしまった。

「御伽！ オレの前で親友に手ェ出すとはいい度胸してるぜ！」

表面に出てきた裏遊戯は早速御伽に勝負を申し込むが、
あらかじめもう一つの人格のことを知っていた御伽は特に驚く様子もなく、それを受け入れた。
そして遊戯の心の中では、表遊戯が裏遊戯にこのゲームは公平ではないのではないかと質問していた。

「よく気付いたな！ 相棒！」

裏遊戯によれば、御伽がやっているのは仕掛けた側が必ず勝つバーベット・ゲームだと言う。
『四枚のＡ』も二枚同時に引くと言うところにゴマかされてしまうが、
一枚ずつ引くと考えればそのトリックがわかるのだ。

「一枚目を引いてそれが赤でも黒でも残された伏せカードは三枚…　その中に同じ色のカードは一枚しかないだろ！」

つまり確率は１／３。城之内が二連続で負けたのも無理のない話だった。
そしてそこまでわかっている裏遊戯が『四枚のＡ』の勝負を受けるはずもなく、
御伽にＪＯＫＥＲを一枚加えてゲームを行うように注文をつけた。

「ルールは五枚の伏せカードを交互に引き同色のカードを揃えた方が勝ちだ！
　ただし！ ＪＯＫＥＲを引いたら負け！！
　双方の手札が共に同色を揃えた場合は引き分けとする！ いいな！」

この新ルールを御伽は承諾し、裏遊戯と御伽の勝負が始まった。
そして１回戦、裏遊戯は『黒・赤』で同色を揃えられなかったが、
御伽がＪＯＫＥＲを引いたために裏遊戯の勝利となった。
次の２回戦も、裏遊戯が『黒・黒』であったのに対し、御伽は再びＪＯＫＥＲを引いて敗北。
あっさりと裏遊戯が連勝したのであった。

「(くそ… なぜだ… なぜ負…)」

ここで御伽はハタと気付いた。自分がバーベットを仕掛けられていたことに。
そして未だに状況がよく分かっていない城之内に、裏遊戯は解説を始めた。

カードの組み合わせを考えた場合、このゲームで引き分けとなるのは最後までＪＯＫＥＲが残っていた場合のみ。
つまり、先にＪＯＫＥＲを引いた者が負けるというゲームなのだ。

「(先攻の遊戯が最初にＪＯＫＥＲを引く確率は1/5…！
　 次にオレがＪＯＫＥＲを引く確率は1/4！ さらに遊戯は1/3！ オレは1/2！
　 これを計算すると――――― 約2/3の確率でボクが負ける！！)」

たった一枚のＪＯＫＥＲで、両者の有利・不利は逆転してしまった。
自分のバーベットをあっさりと破った裏遊戯のテクニックに、御伽は感嘆する。
そんな御伽に、裏遊戯は強気に言い放った。
城之内を言いなりになどさせない。ゲームで自分たちの友情は壊せないと。
これに対し、御伽は胸のうちでリベンジを誓うのであった。

「遊戯 次は必ずボクが勝つ！！ 次のゲームは…… Ｄ・Ｄ・Ｄで勝負だ！！
　ドラゴン・ダイス・アンド ダンジョンズでね！」


作者コメント：久々に高校時代の友達に会いました!!案外みんな変わっていなくて、びっくり!!!!

オレとボクが混在してるあたり御伽の動揺っぷりを感じるな

作者キャラの一人称くらい統一させろ

>>5‐6
千年トランプによって誕生した裏御伽という伏線だろ

ﾊﾞﾄﾙ　
遊闘136　Ｄ・Ｄ・Ｄ！！

ブラック・クラウン開店日の朝。
最新ゲーム『Ｄ・Ｄ・Ｄ』を求め、開店前から店の前には長蛇の列ができていた。
そしてその中には遊戯・城之内・杏子・獏良の姿もあった。もちろん双六には内緒である。

「新しいゲームと聞いちゃあ絶対ゲットしないとねー！ ライバル店も何も関係ないよ！
　それにここだけの話… じーちゃんの頭古臭いからさー 店はやんないのもしょーがないんだ！」

浮かれ気分で亀のゲーム屋をけなす遊戯。
しかし遊戯は気付いていなかった。その背後に双六が恨みがましい目で立っていたのを。
そして当然、遊戯は双六に裏切り者と罵られる羽目になったのだった……

そんな見ようによっては微笑ましい二人の様子を、ピエロこと御伽の父親はじっと店内から見つめていた。
そこにやってきた御伽は、昨日の遊戯との対戦を語ってみせる。
しかし息子が負けたことを知るや、ピエロは激昂。
息子の顔を平手打ちすると、ピエロの仮面を脱ぎ捨てて素顔を露にした。

「龍児ぃ！ オレの顔を見ろ！！ 見ろ！！ 見ろ！
　オレの顔をこんなむごたらしいものにしたのは誰か！ 奴のじじい双六だぁぁ……」

「わ… わかってる！ そのことはもうずーっと聞かされてきたから… 父さん… お願いだからマスクをつけて…」

父親から顔を向け、小声で懇願する御伽。
そしてその言葉で正気に返ったピエロは、急いで仮面をつけると、慌てて息子に謝り始めた。
その様子を見た御伽は、父親を安心させるようにつぶやいた。
必ず復讐は果たす。遊戯にも、双六にも。

そして午前11時。開店と同時に、大量の客たちが店内に雪崩れ込んでいった。
そのあまりの人気ぶりに、目玉商品であるＤ・Ｄ・Ｄは一人ブースター６個までという制限がついていた。
それでもしっかりＤ・Ｄ・Ｄをゲットした城之内たち。
中身を開けてみると、そこには表面に様々な絵柄の描かれたサイコロが入っていた。
早速家で遊ぼうという双六であったが、その頃遊戯はというと――

「冗談じゃないよ！ ボク そんなことしてないよー！」

城之内たちと一人はぐれてしまった遊戯は、ピエロの策略により万引きの疑いをかけられ、
警備員室で詰問されていた。そこで千年パズルを取り上げられてしまった遊戯は、
体罰を与えるいう名目で別室へと連れて行かれてしまった。
そしてその部屋で待っていたのは、昨日遊戯に敗北したばかりの御伽であった。

「ゲームを始めよう！ テーブルにつけよ！ 遊戯」

なぜここに御伽がいるのかといぶかしむ遊戯に、御伽は素性を明かす。
ここは自分の父親の店であり、Ｄ・Ｄ・Ｄは自分が創ったゲームなのだと。
驚きを隠せない遊戯に、御伽は淡々とＤ・Ｄ・Ｄのルールを説明し始めた。

まずプレイヤーは、五百種類を越えるダイスの中から12個のダイス（ダイス・プール）を用意する。
もちろん遊戯はそんなに多くのダイスを持っていないので、
御伽が用意したトランクに詰まっているダイスの中から12個を選ぶことになった。
ダイスの色はクリーチャーによって５種類に分かれている。
さらにそれとは別に、ブラックダイスと呼ばれる特殊能力や魔法能力が備わっているダイスも存在する。
いまいちよく分かっていない遊戯であったが、とりあえず戦士族を意味する青ダイス、
魔族を意味する白ダイス、、そしてブラックダイスの３種類から12個を選んだ。

こうしてダイス・プールを選んだ後、二人はゲームテーブルにあるシューターの中に
ダイスを全て投げ入れた。すると中でダイスがシャッフルされ、手元に３つずつ戻ってきた。
このダイスを取ると、フィールドにプレイヤーの命の代わりとなる人形である『ダンジョン・マスター』が現れた。
ダンジョン・マスターはライフポイントを３つ持っており、３回攻撃を受けるとライフを全て失ってしまう。
当然、ライフがゼロになった方が負けである。

「さあ！ 始めるぞ遊戯！」

まだ全てのルールの説明を行ってはいなかったが、残りはプレイしながら教えるつもりなのか、
御伽はゲーム開始を宣言して三つのダイスを振った。
プレイヤーは自分のターンで三つのダイスを振るのだが、
そのうち二つ以上の紋章が揃った場合にダイスの力を発動することができるのだという。
そしてこのターン、御伽は召喚の紋章を二つ揃えたため、クリーチャー召喚の権利を獲得した。

「振ったダイスのうち ひとつをフィールド上に置くことができる！ ボクはこの赤き竜のダイスを！」

赤いダイスをセットアップする御伽。
そしてディメンション・ダイスの宣言とともにダイスは開き、中からクリーチャーが出現した。

「これはダイスによってダンジョンを拡張させていき
　敵陣を制圧したものが勝つ―――　戦略バトルゲームさ！」


作者コメント：ＧＢソフト「ＤＭII」発売中!!オレはもう大ハマリ中だけど、みんなは、やってる!?

作者コメｗｗｗ
面白いけど、青眼をクリボーで殺せるのはどうよ＞DM2

Ｄ・Ｄ・Ｄ面白そうだけど、名前がまんまＤ＆Ｄじゃねえかｗ
御伽父は気持ち悪いな……

御伽の親父には今までに無い怖さを感じる

遊戯の子供は大変だろうなぁ・・・

何人から恨み買ってるかわかったもんじゃねぇ

つーかいつにも増してルールがわかりにくいな…
これじゃ御伽が勝っても全然凄い気がしないぞ。

大丈夫だ、ルールなんてこれからどんどん増えていくさ。

遊戯「このゲーム、まだ俺の知らない何かが隠されている・・・」

御伽「おっと、ここで特殊ルールを発動させてもらうよ」

遊戯「何！フィールドがひっくり返しただと！」

あれ？パズルないのにゲームして大丈夫か……？

まだあまりルールを把握していないんだが、とりあえず１２個のダイスがいるんだよな？
それなのに一人６個しか売らないんじゃ意味なくね？

>>18
スターターパックとブースターパックがあるんじゃね？

このダイスの構造がよく分からんが、地味にすごい技術なんじゃないか？

数ページで双六遊戯に説得されとんがな

結局ゲームが好きなんだろなｗ
しかし遊戯ひでぇｗ

> オレの顔をこんなむごたらしいものにしたのは誰か！ 奴のじじい双六だぁぁ

まさかじーちゃんったらピエロにラブジグゾーの闇のゲームを仕掛けたんじゃ…

ピエロのマスクって、千年仮面という新たなアイテムだろ

6面体それぞれに模様があり、中にはクリーチャーが入っている500超のサイコロを御伽一人で製作か
俺なら途中で発狂する

御伽の親父もろくでもなさそうだな

双六が嫌いなのにサイコロを使った遊びを考案する息子テラ外道

双六が嫌いだから、サイコロを使ったゲームにしたんじゃないの？

どっちの双六か分からなくて混乱した

＞五百種類を越えるダイス

新発売のくせに多すぎｗ
売れなかったらどうすんだ

これ対戦相手が木馬なら遊戯にはクソサイコロを渡すんだろうなぁ
御伽はどうなんだろうか

ルールも対して伝えずに自分でダイスを選ばせるなんて木馬と同じようなもんだろ

この間からずっとモクバを木馬って書く人が気になる

御伽のとーちゃん
どこの誰と、どういうなれそめで龍児という子供をもうけたんだろう
地味に恐ろしげな事を考えてしまった…

昔はまともだっただろ
今だとどこぞから誘拐してきたみたいだが

ﾊﾞﾄﾙ　
遊闘137　暗闇の道！！

突如として始まった、Ｄ・Ｄ・Ｄによる遊戯と御伽の勝負。
その最初のターン、御伽は召喚の紋章を二つ揃えたことでクリーチャー召喚の権利を獲得。
ダイスをフィールド上にセットし、その中から『ウイザードドラゴン』(Lv２ 攻撃力300 守備力200)を召喚した。

「Ｄ・Ｄ・Ｄはプレイヤーの手牌であるダイスを フィールド上でダンジョンに変化させー
　召喚されたクリーチャーを敵陣に進行させ 先にプレイヤー(ダンジョン・マスター)を
　倒したものが勝利するゲームだ！」

召喚されたクリーチャーはダイスによって創られたダンジョンを進行することができる。
つまり、より多くのダイスを使ってダンジョンを広げていくことが勝利の分かれ目となるのだ。
おぼろげながらＤ・Ｄ・Ｄの概要がつかめてきた遊戯は、たった一人で戦う覚悟を決め、
自分が勝ったら千年パズルを返すように御伽に約束させる。

「(絶対ボク一人の力で勝ってみせるぞ！！)」

気合を入れてダイス・ロールを行う遊戯。しかし三つのダイスの紋章はバラバラで、召喚失敗となってしまった。
御伽の説明によると、遊戯の選んだダイスはレベルが高いために召喚が難しいのだという。

「召喚紋章が少なくなれば召喚確率は低くなる！ その代わりクリーチャーのレベルは高くなるけどね！」

例えば御伽のウイザードドラゴンのダイスには、三つの召喚紋章が記されている。
そのため召喚確率は１/２と比較的高く、召喚もしやすいというわけだ。
これに対して遊戯の選んだダイスは、召喚紋章がひとつしかないものばかりだった。
これではよほどの強運の持ち主でない限り勝ち目はない。
そう御伽は笑うと、自分のターンで再び召喚紋章を二つ出すことに成功し、新たなクリーチャーを召喚した。
さらにこの召喚によって御伽のダンジョンが増設され、遊戯の陣地に向かってのびてきた。
そして御伽はこのターンで出た進行の紋章一つを使い、クリーチャーにダンジョンを進ませるのであった。

こうして着実に陣地を増やしていく御伽に対し、遊戯は次のターンも召喚に失敗してしまう。
そんな遊戯の様子を見て、やはり千年パズルがなければただのガキか、と御伽は嘲る。
そしてこの光景はピエロもしっかり監視していた。

「(双六めぇぇ 待っていろ…… 貴様との千年パズルを巡る永きに渡る因縁に
　 決着をつける時はまもなくやって来るわ…！)」

双六への恨みごとを唱えつつ、ピエロは自分の息子の闘う姿をじっと見守るのであった。


一方、姿を消してしまった遊戯を探していた城之内たちは、ブラック・クラウンの警備員に詰め寄っていた。
しかし警備員の反応は冷たく、城之内たちは一旦双六の家に戻って遊戯を待つことにした。
そして獏良はなにか嫌な予感がする、と遊戯の身の上を心配するのであった。


再び場面は戻り、遊戯と御伽の勝負の行方はというと――

「どうした遊戯！ もうじきボクのダンジョンはお前の本陣(ﾀﾞﾝｼﾞｮﾝ･ﾏｽﾀｰ)にたどり着くぞ！」

既に三体のクリーチャーを召喚した御伽に対し、遊戯のクリーチャーは未だにゼロ。
何度やっても召喚の紋章を揃えることのできない遊戯を、御伽は既に見限り始めていた。

「これでわかったよ… 千年パズルがなけりゃあ お前なんてそこいらのガキ以下だってことがね！」

そして御伽は次のターンでまたしても召喚の紋章を揃え、ツイン・ヘッド・グリフォン
(Lv２ 攻撃力300 守備力250)を召喚。そして遊戯のダンジョン・マスターまで
あと一マスというところまでダンジョンを伸ばしてきた。
もし次のターンで召喚の紋章を揃えられなければ、もう敵の侵攻を阻止することはできない。

「(ボクが負けてしまったら…… 千年パズルをとり返すことができないんだ…！」
　 もうひとりのボク……！！ 君を必ずとり戻す！！)」

追い詰められた遊戯は覚悟を決め、ダイス・ロールを行う。
そして――

「よし！ 召喚の紋章が二つ揃った！！」

強い気持ちが強運を呼び込んだのか、召喚確率わずか７％程度のダイス・ロールで、
遊戯はついに召喚の紋章を揃えることに成功した。
しかも召喚と同時に魔法の紋章もひとつ出たため、遊戯は魔法攻撃の権利を獲得。
そして遊戯は召喚した『リトル・ウイザード』(Lv４ 攻撃力500 守備力600)の
魔法攻撃『ライトニング・ロッド』でツイン・ヘッド・グリフォンを撃破するのであった。

ようやく反撃を開始した遊戯。しかし、因縁の勝負はまだ始まったばかりであった……


作者コメント：暑くなりました!!そろそろ豊島園に行く季節になったので、早く泳ぎに行きたい!!

＞「これでわかったよ… 千年パズルがなけりゃあ お前なんてそこいらのガキ以下だってことがね！」
プレイミスならともかく単に運が悪いだけでこれはねえだろｗ

> 御伽の説明によると、遊戯の選んだダイスはレベルが高いために召喚が難しいのだという
だからそういうことはダイスを選ぶ前に言ってやれってｗ

おいこら待て、この卑怯者。
ダイス選びの時に説明すらしなかった癖に何ぬかしてるんだこのお坊ちゃんは

オリジナルゲームのルールを説明しないなんて、確かに酷いけど
この漫画ではいつもだな

>>42
一応社長は先攻取って、全部ベラベラ説明してたじゃないか

また豊島園ｗｗｗ

表はダイステクあるんだっけ？　運に任せて成功したよりは実は技使いましたでもいいと思うんだが。

>>45
そういった卑怯な分野は裏遊戯の専売特許だよ。
朱に交われば赤くなるとは言うが、できれば遊戯にはイカサマスキルを
ゲットしてもらいたくはないものだ

しかしこのゲームのクリーチャーの数値は消費者に優しいよね
LV2で攻撃力300なんてクリボーもびっくりな数値だよ

食べ物は海底のバーベキュー
歌ならポケットの中に

>>654
ロゼッタまーだー？

ごめん誤爆した

＞そろそろ豊島園に行く季節
これは流行る

ピエロ怖い…城之内にしても海馬兄弟にしても碌な父親がいない気が…
海馬兄弟のは養父な分まだマシか

Ｄ・Ｄ・Ｄってわりと面白そうだな
ルール知らなくてもそこそこ楽しめそうな感じする

重量級モンスター中心のダイス同士でプレイしたらモンスターが出るまで延々とダイスを振り続けるだけになりそうだな

召還成功するとダイスの中からﾁｬﾝﾁｬﾗﾁｬｰﾝとクリーチャーが出てくるわけだが
そんな物ダイスに仕込んでいたらイカサマダイスと何らかわらんだろうが

重心も考えて召還しやすい設定になってるのかも……ってそれじゃ進行出来ないか

ダイスにはICチップみたいなもんが仕込まれていて
ダイス展開するとソリッドビジョンシステムがクリーチャーを映像化してるもんだと思ったんだが

いつのまに海馬システムが世界展開してるんだよ
そんなもの一般家庭に普及するとも思えない

そんなシステム使ってたら安くてもダイス一個数万はしそうなんだが
12個も買えるかよ…

>>56
ハイテク過ぎ！！！とわいえ……ＫＣなら……

でっかい専用機がないと遊べないとか？

つーかこのゲーム、前回のを見る限りどうやって遊ぶのかも説明されてなかったぞ。
だからじーちゃんは「ウチ帰ってこれで遊ぼー」とか言ってたわけだし。
あの専用の台がなけりゃ絶対無理だろこのゲーム

わけわからんまま買わされた客ぶち切れんじゃね
というかよく買う気になったよな

自動操縦機能だけだろ専用台の利点なんて
手でやる方が断然良いよ、サイコロの展開図は自分で選べる品

専用ゲーム台がない場合は
・普通に振るダイス
・展開用の６面体の紙
・クリーチャーのフィギュア
がそれぞれ用意されているんじゃないの？
そうでなきゃ誰も遊ぶことできなさそうだ。

> 召喚確率わずか７％程度
いや、本当によく召喚できたな…

模型はいってたらまともに触れないんじゃねダイス

>>64
凄くつまらなさそうだな…
すぐにM&Wの方に流れていくのが目に見える

>>63
モンスターがソリッドビジョンっぽいので戦ってるのが見れるって利点があるぞ。
つーかそれがなきゃ誰がこんなクソゲ(ry

無駄なターンが多そうじゃあるな

こちらが召還成功すると相手が召還成功するまでレベルが上がり続けるし
相手のダイス目がこちらのダイス目と一致すれば揃って無くても召還できるじゃないか

和希どんだけ豊島園好きなんだｗ

自分で作った自分に圧倒的に有利な召喚のための基礎すら周囲に浸透してないゲームを
相手の了承なしに無理やり参加させておいてろくな説明すらないとは…
M&Wはまだ基本ルールが浸透してたから海馬やペガサスの俺ルールを楽しめたが
流石にこれは卑怯すぎるw

「なーなゲームする？俺作ったやつ！」
「えーどんなだよ」

「あー、それはできませんルール違反ですー。はい、俺の勝ち！」
「はぁ！？」

小学生の自分ルールゲーム思い出した

ﾊﾞﾄﾙ　
遊闘138　ダンジョンクライシス！！

やっとの思いでクリーチャーを一体召喚し、敵一体を破壊した遊戯。
しかし次のターン、御伽はあっさりと召喚の紋章を揃え、『爆弾蜥蜴』
(Lv２ 攻撃力300 守備力250)を召喚。すぐにクリーチャーを補充するのであった。
一方の遊戯も自分のターンで召喚の紋章が揃ったため、クロコザウルス(Lv４ 攻撃力600 守備力500)を召喚。
これで自陣の守りを固めた遊戯であったが、このゲームを知り抜いた御伽は全く慌てる様子はなかった。

「(たしかにクロコザウルスは攻撃力も守備力も高い…
　しかしこのゲームではダイスの紋章の組み合わせで様々なコンボ攻撃が可能となる！)」

そして次のターン、御伽の出目は罠の紋章二つに召喚の紋章一つであった。
一見ハズレ目に見えたが、御伽が狙っていたのは罠の紋章を揃えることであった。
この罠の紋章二つをコストに、御伽は爆弾蜥蜴の特殊能力『爆弾投げ』を発動。
これにより、せっかく召喚したクロコザウルスはあっという間に爆破されてしまうのであった。

その後も召喚に手間取る遊戯に対し、御伽は順調にクリーチャーを召喚。
どんどん進撃してくる御伽のクリーチャーを見た遊戯は早くも勝ちを諦めかけてしまう。
しかしそれを見た御伽は、意外なことに遊戯を叱咤した。

「オレを失望させるな！ 遊戯 お前の実力はこんなモンなのか！！」

御伽は小さいころから父親に千年パズルの伝説を聞かされてきた。
このパズルを組み立てた者にはゲーム王の称号が与えられるという伝説を。
そしてその奇跡を成し遂げた者が現れた。それが遊戯だった。
その遊戯と闘うことを、御伽は心の底から願っていた。
千年パズルを奪ったのも、遊戯自信の力を試してみたいと思ったからなのだ。

そんな御伽に、遊戯はなぜ御伽の父が千年パズルのことを知っていたのかを問う。
すると御伽は、自分たちが生まれるはるか昔の話を始めた。

――当時、ゲームの世界で不敗伝説をうちたてた凄腕の男がいた。
御伽の父親はその人物に憧れ、弟子入りを志願した。
そんなある日のこと、その男は古代から伝わる千年パズルの話を御伽の父親に語った。
自分を倒せる者が現れるとしたら、そのパズルを組み立てた者だけだろうと。
その無敗の男こそが遊戯の祖父である双六であった。
そして御伽の父親は、千年パズルを巡って悪魔の遊戯盤(ﾎﾞｰﾄﾞｹﾞｰﾑ)で双六に闘いを挑んだ。
しかし返り討ちにあった御伽の父親は、敗北の代償として容姿が醜く変化してしまったのだ。
当然、御伽の父親は双六を恨んだ。そして自分の復讐を息子に成就させようと今日まで生きてきたのだ。

しかし、そんな父親の思いを理解しながらも、御伽自身は復讐のためだけに生きてきたわけではなかった。
御伽が真に追い求めていたのは千年パズルの伝説。
遊戯を倒し、千年パズルの力を手に入れる。それが御伽の目標であった。

こうして長い昔話が終わったところでゲームは再開された。
その再会直後のターンで、遊戯は召喚の紋章を揃える。
しかし遊戯はクリーチャーを召喚せず、ダイスをフィールドにセットしただけでターンを終えた。
この遊戯の行動を訝しむ御伽であったが、今の内に自分のクリーチャーを進撃させるべきだと判断して
ダイス・ロールを行う。そしてここで出た目は、進行の紋章二つに攻撃の紋章一つであった。
これらの紋章を使い、御伽は二体のクリーチャーを遊戯のダンジョン・マスターの前まで進行させると、
『リザードラゴン』(Lv２ 攻撃力250)で攻撃して遊戯のライフポイントをひとつ削る。
これで遊戯のライフはあとふたつだと喜ぶ御伽であったが、それは遊戯の仕掛けた罠であった。

「今だ！ ディメンション・ダイス！！」

このタイミングで遊戯は先程セットしたダイスをディメンション(解体)すると、
鉄球魔人ゴロゴーン(Lv３ 攻撃力450 守備力400)を召喚。そしてゴロゴーンの特殊能力
『ローリング・クラッシュ』で、直線上に並んだ爆弾蜥蜴とリザードラゴンを破壊するのであった。

「御伽くん！ 君に千年パズルは渡さない！！」

作者コメント：1999年ノストラダムスの予言の７月が過ぎさろうとしていますが…
　　　　　　　エセ予言者どもは、はたして、責任をとってくれるのかっ!?

地球＼（＾o＾）／･･･じゃなかったな。

エセ預言者を過大評価しまくったマスゴミが一番の悪だろ

つまり不敗伝説を破った海馬スゲーって話か

じーちゃんこええｗｗ

御伽はそこはかとなく、良い奴臭がするんだよな
甘いというか、海馬やペガサスみたいな基地外臭がないというか

やっぱりじーちゃんがラスボスなのかな

遊戯は何故ゴロゴーンの能力を知っているんだ

・第六感
・サイコロの性能
・主人公補正

名前から連想したんじゃね？
名前をどこで知ったんだって話になるが…

サイコロに版権マークみたいなのがついてて
そこに記入してあるとか…
しかし何故かモンスターカードの技の名前ペラペラ出てくる奴らだし
もうわからん

御伽も大変だな、親父があんなんで

本当まともな親父いないなｗ

漠良の親は息子にエジプと土産を買ってくるほど良心的
あの監視体制からどうやって輪を持ってきたのか疑問は残るが

>>76>>77
そういえば今月のるろ剣の最新刊でも和月が
「エセ教祖やインチキ研究家のいい訳や戯言が凄く楽しみ」って書いてたなｗ

るろ剣でもいま復讐鬼と戦ってるが次号決着のようだな
まさかあんな自滅するとは思わなかったがｗ

>>当然、御伽の父親は双六を恨んだ。そして自分の復讐を息子に成就させようと今日まで生きてきたのだ。
どう見てもただの逆恨みです。本当にありがとうございました。

悪魔の遊戯盤で負けて顔が醜くなるということは、これも龍札のような誰でも出来る闇のゲームなんだろうな

>>78
そういや何気に不敗伝説を破った男って事になるんだな海馬。
＞自分を倒せる者が現れるとしたら、そのパズルを組み立てた者だけだろう
残念、双六を倒せた者は千年パズルとは関係ない一般人でした

普通の漫画なら御伽と親父は改心して仲直りするんだろうが千年パズル取りかえした直後に裏出現、罰ゲームだろうな

御伽が勝利したあとパズルを提げたら裏人格が現れて遊戯に罰ゲームした後体を乗っ取る展開だろう
杏子も好きな裏人格がいい男になって大喜びだろう

>>91
後付けで「ワシは小さい頃の遊戯に負けて引退したんじゃ」とかいう逸話が出てくるんじゃね？

>>93
そこまでド外道でいいのか？！裏は前回ペガサスに罰ゲームをしなかったし、
もうしないんじゃないかな
なんか『邪悪な人格』と言われて傷付いて（笑）いたみたいだし

>>94
まあそうだとしても、「倒せる者は千年パズルを組み立てた者『だけ』」と
言ってるんで結局じーちゃん大ハズレですが

>>96
つまり牛尾さんを放ったのは海馬だということ
牛尾さんがいなかったら遊戯もパズルを完成させることは無かったのだから、
海馬が（間接的に）組んだといっても差し支えないだろう

まあアレな言動や行動が目立ちまくってるが、ゲーマーとしてはなんだかんだで規格外の実力なんだろうな社長
金に物を言わせてる可能性の方が高そうだがｗ

実際裏遊戯も王国戦じゃ本当は負けてたしなぁ

海馬……何もかもが懐かしい
あいつの癇に障る高笑いがないと微妙に盛り上がりがないんだよな

御伽は何つーか自分では正々堂々かつ正統派だと信じ込んでる卑怯者にしか
見えないので、特に突き抜けてるわけでもないしあんまし見てて面白くない

マフィアまがいの企業の社長→（ｒｙの会長→隣のゲーム屋の息子

なんという格落ち感

まだオレとボクが混在してるな
もしかして興奮するとオレになるキャラなのか？

>>103
ダメだな御伽は。
興奮するとオレになるのなら、フリーザ様並のキャラでないと。
「このゲームに負けたら死んでいただきましょう！ほほほほ！」みたいな感じでｗ

ちょうど一人称を変えようと思ってたところなんじゃないか
小学生とか俺と僕が混在してる奴いるじゃん

多重人格なんだろ

………こうこうせい

乞う更正

知名度上げるためにアゲるぜ！

マロン名無しさんのか？

>>87
だが息子の周りで奇妙なことが起こるから、と
高校生で一人暮らしを強要させる
一緒に解決しようという気がない酷い親

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘139　レアＶＳレア！！

「ボクにとって千年パズルはかけがえのないもうひとつの大切な心！！
　御伽くん！ 君には絶対渡さない！」

時間差ディメンションにより、御伽のクリーチャー二体を破壊した遊戯。
この高等テクニックを見た御伽は、やはり千年パズルを解いただけのことはあると遊戯への評価を改める。
その時の御伽の表情は心なしか嬉しそうなものであった。
なぜならば、今の御伽の心を支配しているのは、打倒遊戯という一念であったからだ。
もちろん父親の復讐という動機もある。しかし、御伽にとっては遊戯を倒すことの方が重要だった。

「(オレはこの闘いを制して― 伝説(千年パズル)の新たな後継者になる！！)」

そして次のターン、遊戯は召喚の紋章二つを揃え、『デューカー・ツイン・ソード』(Lv３ 攻撃力360 守備力200)を
召喚する。さらに同時に出た攻撃の紋章のパワーコストをクレスト・プールに蓄え、遊戯はターンを終了した。
一方の御伽は、こちらも召喚の紋章を二つ揃え、『フレイム・アーマー・ドラゴン』(Lv３ 攻撃力400 守備力380)を
召喚する。そして蓄えていた紋章コストを使ってアーマー・ドラゴンを二コマ進行させると、
『竜斬剣』でツイン・ソードに攻撃を仕掛けた。
この攻撃に、遊戯は攻撃の紋章二つを使ってツイン・ソードの『連続斬り』で対抗。
攻撃力が720となったツイン・ソードは、アーマー・ドラゴンを破壊するのであった。

せっかく召喚したクリーチャーをすぐさま破壊されてしまった御伽。しかしその表情には全く焦りの色はなかった。
このゲームはクリーチャーの攻防だけで勝負が決まるものではないからだ。

「まだ気が付かないか… フィールドをよく見てみな！！」

御伽に指摘され、フィールドを見直してみる遊戯。
そこでようやく、遊戯も御伽の言っている意味がわかった。
もうフィールド上に、ダイスを置く場所がほとんどなくなってきていることに。

―――――――□□―――――――　□：御伽のダンジョン・マスター
―――――――□□―――――――　＊：御伽のダイス・ダンジョン
―――――――＊――――――――
――――――＊＊＊―――――――
―――――――＊――――――――
―――――――＊＊―――――――
―――――――＊＊―――――――
――――――――＊＊――――＊―
――――――＊――＊――＊＊＊―
――――＊―＊＊＊＊＊＊＊―○―
――＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊――○―
＊＊＊＊―＊―＊―○＊――○○○
―＊――○＊＊＊＊○―――○○―
―――○○○○＊○○○○○○○―　
――――――○■■○――○―――　■：遊戯のダンジョン・マスター
―――――――■■―――――――　○：遊戯のダイス・ダンジョン

ダイスの展開図は、全て３×４のマスに収まるようになっている。
そしてこのゲームでは、ダイスを展開する時は既に展開している自軍のダイス・ダンジョンに繋げなければならない。
しかし、今の御伽のディメンションによって、遊戯がダイスを置ける場所はかなり限定されてしまった。
既に場に出ているクリーチャーは敵のダンジョンを進むこともできるが、
御伽の大量のクリーチャーをなぎ倒していくのは至難の業であった。

こうして自分が圧倒的に有利な状況の中、御伽は次のターンでさらなる奥の手を披露する。
それは他のダイスとは一風異なる、赤い召喚の紋章を持ったダイスであった。

「こいつは通称レア・ブラック！ ブラック・ダイスの中でも特殊な力を備えたレア・ダイスさ！」

レア・ブラックは、二つ揃えた時に必殺のコンボが完成するというものであった。
そして御伽はこのターンのダイス・ロールで見事に召喚の紋章を揃えると、レア・ブラックを
自陣深くにセットアップ。ディメンションしたダイスの中からは『ダーク・アイ・ストーカー』
(Lv２ 攻撃力200 守備力250)とともに、渦巻き様の紋章が現れた。

「フフ… これはワープの紋章さ！」

レア・ブラックには特殊な紋章が隠されており、ワープの紋章もその一つであった。
ただし、この紋章の能力が発揮されるのは場に二つのレア・ブラックが置かれた場合のみで、
ひとつが入り口、もうひとつが出口となるのだ。
そして御伽が次のターンで引き当てるのもレア・ブラック。
そのブラックダイスを遊戯の陣地にディメンションし、ワープゾーンを介して
大量のクリーチャーを送り込もうというのが御伽の戦略だったのだ。

このコンボが決まれば自分の勝ちは固い。
そう考える御伽であったが、御伽はひとつ見落としていることがあった。
ワープゾーンを使えるのは、自軍のクリーチャーだけではないということに。

「ボクの手の中にもあるんだ… レア・ブラック！」

なんと遊戯もこのターンでレア・ブラックを引き当てていた。
そして遊戯は召喚の紋章を揃えると、レア・ブラックから『ブラック・ニンジャ』を召喚し、
出現したワープゾーンを使ってブラック・ニンジャを一気に御伽の陣地へと進行させた。

「よし！ 敵陣に乗り込んだぞ！！」

そして遊戯はブラック・ニンジャでダーク・アイ・ストーカーを瞬殺。
ついに遊戯が勝利への可能性を掴んだのであった。


作者コメント：昔、ハマったＳＦのエストポリス２が、178円で売ってた。なつかしくて即ゲット

この図を見る限り、もう遊戯がディメンションできる場所って自陣にしか残ってないな。
そんな状況でわざわざワープを作るとは御伽ってものすごくアホなんじゃね？

どう考えても助け舟だよな……

>>ダーク・アイ・ストーカー
海馬のことですね、わかります

>>117
まるで似てねーよ

これぐらい売れっ子になればゲームなんて定価でも惜しくないだろうに……
てか作者RPGとかやってる時間無いだろ。

こんな強力能力があるなら、ダイス選びの時に教えろよ…
遊戯がレア・ブラックを選んでたからいいものの

賽子を展開出来なく為るなんて糞ゲー臭プンプン

そういうことはやる前に言えよな

ルール説明もせず勝負仕掛けるのは卑怯と言わざるを得ないけど
ルール説明を要求せずに勝負を受けるほうもどうかと思う

＞こいつは通称レア・ブラック！

自作ゲームで通称とか流行らす気満々

知らないゲームを遊びながらルール説明するというのはいいとして、
「お前なんて所詮その程度」みたいな言われ方しても全然悔しくないし
はあ？としか思えないな

>>123
御伽、最初に少しだけルール説明してたからそれでルールは全部だと信じたんじゃね？
遊戯は純真すぎる

相手も利用出来るなんてワープいらねえ

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘140　壊れた絆！！

御伽の出してきたワープルートを逆用し、『速攻のブラック・ニンジャ』(Lv３ 攻撃力350 守備力220)を
敵陣に送り込んだ遊戯。これに対してなんとか護衛のクリーチャーを召喚したい御伽であったが、自分のターンで
召喚に失敗してしまい、次のターンでブラック・ニンジャにライフを一つ削られてしまうのであった。

これでライフはともに残り二つなり、勝負は再び振り出しに戻った。
だがこれ以上自分のダンジョン・マスターに攻撃はさせないと、次のターンで御伽は召喚の紋章を三つ揃えることに成功した。

「よし！ 召喚の紋章が三つ！！ トリプル・クレストだ！！」

『トリプル・クレスト』では、召喚されるクリーチャーのレベルが一段階アップする。
この大チャンスに、御伽は『ゴッド・オーガス』(Lv４ 攻撃力500 守備力450)を召喚。
さらに魔法紋章コストを３つ使い、ゴッド・オーガスに『金剛剣(ﾀﾞｲｱﾓﾝﾄﾞﾌﾞﾚｰﾄﾞ)』を装備させ、攻撃力を2000にアップさせた。
そしてブラック・ニンジャに攻撃を仕掛ける御伽であったが、
金剛剣が炸裂したかと思われた瞬間、ブラック・ニンジャはその姿を消していた。
遊戯が魔法紋章コストを使ってブラック・ニンジャの特殊能力『隠れ身の術』を発動させたのだ。

「(な…！！ まさに起死回生の好手…！ 瞬発的な洞察力と判断力がなければ今の攻撃は避けることはできなかったハズ…)」

やはり千年パズルを解いた知恵者だけのことはあると、改めて遊戯の実力を評価する御伽。
そんな御伽に遊戯は、千年パズルを奪ったとしても自分たちの絆まで断つことはできないと告げる。

「だって 今までずーっと一緒に闘って来たんだ… 千年パズルに宿るもうひとりのボクと…！」

たとえ千年パズルをつけていなくても、遊戯にはもう一人の遊戯の声がしっかりと聞こえていた。
どんな時でもあきらめるな、と。
だから自分は負けないと断言し、遊戯は次のターンで再びブラック・ニンジャで攻撃。
ついに御伽のライフを残りひとつというところまで追い込んだ。

あと一回の攻撃で勝てる。そう考える遊戯であったが、同時に勝負とは全く別のことを考えてもいた。

「(御伽くん… 復讐とか千年パズルの継承者とか… そんなこと考えずに君とゲームができたら きっと…)」

闘いを通して憎しみとは別の感情を創り上げつつあった遊戯。
だが、そんな遊戯の想いも虚しく、事態は悪い方向へ転がりつつあった。
御伽の大苦戦に我慢ならなくなったピエロが、二人の勝負の場に乱入してきたのだ。
千年パズルを返せという遊戯の言葉にも全く耳を貸さないピエロは、
千年パズルの力を受け継ぐのは自分の息子だと主張する。
しかし――

「父さん！ これはオレ達の闘いだ！ 邪魔を… しないでくれ…」
「な… 何を言ってるんだ 龍児… 親心がわかっとらんのか！」

遊戯に非難されるならいざ知らず、実の息子にまで邪魔者扱いされ、動揺するピエロ。
だが、それでもめげないピエロは、息子への援護射撃のつもりでとんでもない行動に出た。

「遊戯… さっき こうぬかしておったなあ！ 千年パズルがお前の手を離れていても
　絆とやらは断ち切れないと…　なら！ こっちを打ち砕いてやるわ！」

なんとピエロは千年パズルの破壊にとりかかった。多少のことではビクともしない千年パズルだが、
二十年前の復讐に燃えるピエロの怨念の力は、パズルの耐久力をも上回っていた。
そして、遊戯の目の前で、千年パズルはあっけないほど簡単に砕け散ってしまった。


一方、ブラック・クラウンの前では――

「(やれやれ手間のかかる王サマだぜ…)」

千年パズルの異変を感知した獏良は、何やら神妙な顔つきで佇むのであった。


作者コメント：やっぱ、夏は怖い話っすね〜深夜の仕事場で盛りあがってます。Ｓも好きだから…

ピエロ怖すぎる
これ裏の遊戯はどうなるんだ？精神崩壊？　

裏獏良味方化フラグか？

なんか御伽も裏獏良もまとめて仲間になりそうな感じだな。
これ以上仲間が増えるのもバランス悪そうだが。

＞「よし！ 召喚の紋章が三つ！！ トリプル・クレストだ！！」

＞『トリプル・クレスト』では、召喚されるクリーチャーのレベルが一段階アップする。


だ　か　ら　い　え　よ

>>133
まあそれは事前に伝えてなくてもそこまで不利なことではないからいいんだが、
もっと大事なことを全然伝えてないからなあ…

いちいち事前に説明しないほうが新鮮さがあって読者も面白いし主人公が驚いてた方が盛り上がるからだろ

パズルって最後の目玉をはめ込むまでに、組んだ分を回転させたりしていたよな？
どう見ても再起不能クラスの壊し方です、本当にありがとうございました

ルールを教えない事自体は龍札でやってるんだけど今回は長編だから余計アレに見えるな

闇獏良ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━！！

>>136
遊戯の闘気に応えて自動的に修復するとかまあジャンプ的なアレでなんとかなるんだろう。

裏の獏良が味方になると
なんとなく心強い気がするな
つーか…やっぱり表の獏良は先年リングを手放せないんだな
また体のっとられてるし
何やってんだｗｗ

王サマ？

もし裏獏良がこのまま味方になるならペガサスって一体なんだったんだろう……

>>140
表の遊戯の方も裏に食われまくってたけど
最近見せ場を貰えるようになってきたし
表の獏良もそのうちなんかやってくれるだろう多分

>>141
パズルを組んだ者にはゲーム王の称号が与えられるのだから、遊戯のことを言っているんだろ

獏良は千年眼強奪さえやってなければ、
典型的なライバルの味方化パターンに見えるんだけど‥‥

そして18年後…
遊戯の息子遊興が千年パズルを組み立てるのであった

遊戯王第二部　スタート！

>>千年パズルがお前の手を離れていても絆とやらは断ち切れないと…なら！こっちを打ち砕いてやるわ！
絆を断ち切れないと言っているのに、打ち砕く？

御伽はパズルもらっても組み立てるのいやそうだな

区リーチャーのパラの意味がよくわからん

攻撃力が相手の防御力より上なら撃破？
攻撃力2000とか、無意味なオーバースペックだな

獏良仲間フラグか？

>>145
ああ
そう言えばアイツはペガサス殺したんだったな･･･
これで味方になってもうさんくさいな

裏獏良登場はちょっとテンション上がるな

にしても御伽父はやばいｗ

御伽ってばゲームで金稼げる才能も独立心もありそうなのに
なんであんな基地外親父の側にいるんだろ

やっぱり父親だからじゃないか？

………なんとなく、養子のような雰囲気を感じるけど

虐待のような感じもするな。本人達に自覚がないタイプの

今回みたいなちょっとした反抗さえ初めてみたいだし

この漫画ダメオヤジばっかだな

龍児は復讐の道具としてきちんと育ててきたってピエロが言ってた

そういう意味ではピエロの教育凄え

父親には自分がいなきゃ駄目になるとかの考えなんだろうな。

ふむ、仏教ではそれを共依存というな。

やさしさと甲斐性のなさが裏と表についているような男に惚れた馬鹿な女のようなものか

表遊戯のことかあああああああっ！

杏子はしっかりものだし、ちょっと駄目な奴好きそうなんだよな……
今は裏に惚れているけど（それもどうか）

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘141　呼び合う力

千年パズルの異変を感じ取った獏良は、ブラック・クラウンの前に戻ってきていた。
千年アイテムはいずれ束ねられる運命を持った記憶の断片であり、リングもパズルも大いなる意思を共有しているのだ。

「(武藤遊戯にはまだ千年パズルの所有者であってもらわなければならない)」

遊戯はまだ利用価値のある人間。その遊戯に危害を加える奴は自分の敵だと、
獏良は単身ブラック・クラウンに乗り込むのであった。

そしてその様子を、偶然通りかかった本田が目撃していた。
だが、まさか遊戯の身にとんでもない災難が降りかかっているとは露ほども思っていない本田は、
ついでに亀のゲーム屋に寄っていくかと愛犬ブランキーとともにゆっくりと歩き出すのであった。


一方、千年パズルを砕かれてしまった遊戯は、泣きながらパズルのピースを拾い集めていた。
そんな遊戯をあざ笑うピエロであったが、意外にも御伽は遊戯がピースを拾うのを手伝い始めた。
そしてパズルを砕いてしまったことを謝罪すると、ピエロからパズルの残りのパーツを奪い取った。

「父さんは…… もう千年パズルにはさわらないで！」

これは自分たちの闘いなんだという御伽は、遊戯を促してゲームを再開する。
そしてその再開直後、御伽は『ゴッド・オーガス』で『ブラック・ニンジャ』を撃破。
唯一自陣に攻め込んでいたクリーチャーを除去したことで、戦局は再び御伽有利に傾いた。

これに対し、遊戯はダンジョン・マスターの周囲にクリーチャーを移動させて守りを固めることしかできなかった。
一方の御伽の攻めは速く、次のターンでワープゾーンを使ってゴッド・オーガスを一気に遊戯の陣地に送る。
それでも守りを固めることしかできない遊戯に、御伽はゴッド・オーガスで攻撃を仕掛けていった。
まず『鉄球魔人ゴロゴーン』を葬ると、『リトル・ウィザード』の『ライトニング・ロッド』も
『魔法防御剣(ﾘﾌﾚｸﾄｿｰﾄﾞ)』で無効化し、逆に返り討ちに。
これで遊戯のクリーチャーは『デューカー・ツイン・ソード』だけとなってしまった。

「もう あきらめろ… 遊戯… クリーチャー一体では反撃は不可能だ…」

敗北が目前の遊戯に、御伽は降伏勧告を行う。
当の遊戯も打開策が見つからず、負けを覚悟しかけていた。
これで千年パズルは自分のものだとニヤつく御伽。
しかしその時、一人の少年が部屋に侵入してきていた。

「ククク… 無理だな御伽……！ お前じゃ千年パズルは扱えねえよ…」

その少年は獏良。三千年分の人間をひっくるめてもパズルの所持者にふさわしいのは遊戯だけという獏良は、
不敵な笑顔を湛えたまま遊戯に近づいてきた。
あまりに様子のおかしい獏良に、千年リングの人格が蘇ったのかと戦慄する遊戯。
そんな遊戯を安心させるように、今は仲間だと獏良は言い切る。少しばかり改心したというのだ。

それでもまだ警戒をとかない遊戯を無視し、盤面を覗き込む獏良。
そしてそれをほんの数秒眺めたかと思うと、獏良は不気味な予言を唱えた。

「御伽… よく聞きな… 今から遊戯はこの戦況をひっくり返すぜ…
　千年パズルに選ばれた者の力をよ…… とくと拝みな！」


作者コメント：「遊戯王ＤＭ」世界大会直前!!世界一の栄冠は誰に輝くか!?僕も期待しています!!

三千年？大中華帝国より歴史が浅いのか…

＞千年パズルに選ばれた者の力
どう見ても、いわゆる主人公補正を無理やり解釈したものとしか･･･思えまっせん！

いきなり来ていきなり大風呂敷ひろげる獏良……役に立つのか！？

「仲間だぜ！」
……関わりたくない笑顔ですね

>>168
つうか戦況把握早すぎだろｗ

実は三千年パズルだったのか

獏良すげえｗｗｗｗｗ

自称盗賊だから開発中の頃から前もってスパってたんじゃね？

「仲間だぜ！」
吹いたｗｗｗ邪悪すぎるｗｗ

>>170
なんとなく、ノリで言ってみただけじゃねｗ

漠良「今から遊戯はこの戦況をひっくり返すぜ…」
遊戯「僕のターン！召還失敗！！」
漠良「( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ」

今週も御伽父は気持ちの悪さ絶好調！

そういえばパズル砕かれてしまったけど、裏人格はどうしても必要なものかな？

今や裏人格は表遊戯にとって親友だからな

自分の体で勝手に犯罪犯したり勝手に命懸けの勝負をされたりするけど彼は良い親友です。

どんだけ心広いんだ。むしろ何も考えてないとしか思えん

きっと知らないんだよ、城之内らも全部は知らないだろうし

お伽が嫌な奴なら、いいぞー、そのまま組み立てろー、そしてこのまま表と対立！！
ってなるのに、今回見るとちょっと良い奴っぽいんだよな

そもそも主人公の持つ重要アイテムが怨念パワーなんかで砕けるなよ

『仲間だぜ！』
心にもないことをｗｗ
遊戯を利用するならもっとうまく演じろｗｗｗ

なんか裏の獏良
見た目も性格も変わったような･･･
ああ、登場人物みんなそうか

主人公の遊戯がまずかわりすぎ
ボーヤじゃなくて遊戯ー！とかキャハハ！とかどう見ても頭が…な時代もあったのに

>>183
海馬が遊戯の店に来た時の顔見てみろ

初期を見直すとみんなほとんど別人だな

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘142　パズルを解け！！

突然現れるなり、勝つのは遊戯だと予言する獏良。
なぜなら遊戯こそこの世でただ一人、千年パズルに選ばれた者だからだというのだ。
そして獏良は、自分への疑いを捨てていない遊戯に、もう一度「今は仲間さ」と繰り返した。

「七つの千年アイテムはそれぞれが王の記憶のパズルの断片…
　我々は大いなる意思を共有する同士！ 互いに個では成り立たない存在ってワケだ！
　そこに敵対する理由なんかないだろう？」

獏良の言葉に戸惑う遊戯。だが、今はもっと大事なことがあった。
もう一人の自分のために、御伽との勝負に勝たなければならないのだ。
しかし、遊戯にはどうしても逆転の糸口が見つけられなかった。
そんな悩み苦しむ遊戯を笑う一方で、御伽は獏良に対して敵意をぶつけていた。

「ひとつ言っておく… 次の千年パズルの所持者は俺だぜ！」

もうすっかり遊戯に勝利した気でいる御伽。しかし、それに対する獏良の言葉は冷淡なものだった。
御伽の貧弱な魂ではパズルを身につけた瞬間焼かれて灰になる。
それどころか千年パズルを組み立てることすらできないというのだ。

こうして御伽と獏良が舌戦を繰り広げる中、遊戯はダイス・ロールを行った。
そこで出たのは攻撃の紋章ふたつと魔法の紋章ひとつ。
この攻撃の紋章を使って、遊戯は最後の賭けに出ることにした。

「いけ！ デューカー・ツイン・ソード！」

『デューカー・ツイン・ソード』は、攻撃の紋章を使った数だけ攻撃力が倍加する。
そこで遊戯は、クレスト・プールに貯めていた攻撃の紋章６つを全て使い、
攻撃力2160のツイン・ソードで『ゴッド・オーガス』に攻撃を仕掛けた。
しかし――

「(な…！！ 横からクリーチャーが身代わりに…！！)」

遊戯の戦術を読んでいた御伽は、別のクリーチャーをゴッド・オーガスの前に移動させ、身代わりにした。
そして攻撃の紋章を使い果たしたツイン・ソードは、次のターンでゴッド・オーガスに一撃で破壊されてしまった。
これでクリーチャーを全て失ってしまった遊戯。もうダンジョン・マスターを逃がすしか
打つ手は残されていなかったが、それでゴッド・オーガスの攻撃射程圏内から逃げ切れるはずもなかった。
次のターン、遊戯はゴッド・オーガスの攻撃を喰らい、ライフを残りひとつにまで減らされてしまうのであった。

「ワハハハー！ 遊戯 貴様の負けだぁぁ〜〜　よくやったぞー 龍児〜〜！ さすがオレの息子よ！」

大喜びのピエロは、バラバラの千年パズルを手に取ると、自分の前で組み立ててくれと御伽にせがみ始める。
そして勝利を確信した御伽も、上機嫌でパーツを組み立て始めた。
しかし、これを見た獏良はまたしても嘲った笑いを口に浮かべる。
既に忠告したことだが、御伽に千年パズルを解くことはできないというのだ。

「さらにひとつ言わせてもらうが… このゲームに勝つのは遊戯だ！」

またしても出た獏良の大胆な予言に驚く御伽と遊戯。
そしてその頃、城之内たちはというと――


「え……！！ 獏良がブラッククラウンに！！」

本田から話を聞き、ようやく獏良がいなくなったことに気付く城之内たち。
よくよく考えてみれば、遊戯が消えたのもブラッククラウンの中であった。
これはどうもおかしいと感じた城之内たちは、ブラッククラウンに戻ることにする。
そんな城之内たちに、本田はもうひとつの重要な話を打ち明けた。

「獏良のことなんだが… あいつまた千年リングを身につけやがったかも……」

決闘者島で、本田は確かに見た。人格の変わった獏良を。
いよいよキナ臭い雰囲気が増してきたことを感じた城之内たちは、ブラッククラウンへと急ぐのであった。

場面は戻り、ブラッククラウン内のゲーム室では――

「(ダメだ… どうしても逆転する方法なんか見つからない…
　 残りのライフはひとつ…… しかもフィールドに ボクのクリーチャーは一体もいない！)」

必死に逆転の手を探す遊戯だが、そうたやすく起死回生の手は思いつかなかった。
しかし、一方の御伽もまた苦しんでいた。千年パズルのピースがどうしても繋がらないのだ。
そんな御伽に、獏良は何度目かの嘲笑を送る。パズルは遊戯にしか解けないと。
そしてこの獏良の一言が、遊戯に意外な一手を思いつかせる結果となった。

「(……パズル…　パズル…！　！！　もしかして…！！)」

一縷の望みを賭け、ダイス・ロールを行う遊戯。そして遊戯は見事に召喚の紋章を揃えた。
だが、遊戯の陣地に残された場所は狭く複雑な所ばかり。
今さら召喚の紋章を出したところでディメンションできるダイスはほとんどないと御伽は断言する。
それでも遊戯は諦めなかった。わずかに一箇所、ギリギリの広さでディメンションできる場所を
見つけた遊戯は、『装甲魔導士パズー』の召喚に成功した。

しかしパズーの攻撃力は０。このクリーチャーで、はたして逆転の目は存在するのか…？


作者コメント：バンダイから発売している遊戯王リアルコレクションのブルーアイズの出来に感動

攻撃力０
これは便利な特殊能力で大逆転ですね

攻撃力は0、相手のクリーチャーを吸収して攻撃力を挙げていくんですね

> 本田から話を聞き、ようやく獏良がいなくなったことに気付く城之内たち

もしかして獏良ってハブられてんのか…？

>>七つの千年アイテムはそれぞれが王の記憶のパズルの断片
ということはバクラの言ってた王サマって組んだ遊戯ではなくて目つきの悪い遊戯の方だったのか
記憶のパズルということは、あれだけ傲慢なくせに記憶喪失だと？

>>193
むしろ記憶がないほうが人間って傲慢に振舞えるかもしれんぞ。
友情も義理も恩義も何もない状態になるんだから。

まあ、子供はみんな自分が王様だけどｗ
裏に限っちゃ三つ子の魂〜じゃないか？

>>192
店を出るときは一緒にいたから、遊戯んちに戻ってから勝手に抜け出したんじゃないか？
お向かいだし

悪獏良が言い返すと気分いいな。
表も御伽もどっか大人しいからイジメっぽくみえてしまう

＞千年パズルのピースがどうしても繋がらない
力ずくで壊せばそうなるよね

＞てめぇの貧弱な魂なんざパズルを身に付けた瞬間、焼かれて灰になるぜ

結構、凄いことをサラっと言ってるな
千年アイテム＝王の記憶の断片といいうわりに、不要にダークだね

でも遊戯ってパズルを完成させた瞬間グワーってなったよな

横からクリーチャーが身代わりなんていう、敵の攻撃中でも自軍のクリーチャーを動かせることくらいは教えておけよ

焼かれて灰になるってこえぇぇ
前ペガサスがネクロポリスで見た、
千年リングで焼かれたヤツみたいになるのか･･･
千年アイテムってなんなんだ

呪いのアイテム

願いが叶うって言ってたのに……！！

タダで叶うわけないじゃないか

なんという釣りアイテム……八年かかって組み立てて焼かれるのか
主人公が持つにふさわしい呪物ｗｗ

パズルを身につけても灰にならなかった井守くん
最強伝説

身に付けた人の魂が焼かれるような事にならないための安全装置として難解なパズルがあるとか。
組み立てられる人なら焼かれないで済む。
つまり井守は千年パズルを組み立てられる。亡くすには惜しい人物だった。

おとぎより才能あるのかいもり

悪いばくらがドラゴンカードの壷に入って、井守が千年アイテムを束ねる真のラスボスになるんだな

待て、闇遊戯はパズルの番人であって王とは別物だろ？
闇ばくらはペガサスの目玉舐めて
なんか情報入手したからべらべら喋ってるんだろうけど、
王の記憶って表遊戯の前世の記憶とかじゃないのか？

七つ揃えたら王の記憶が完成して、王が蘇るとか

ばくらになんのメリットがあるんだそれ

王の記憶に金銀財宝か、もしくは何か特別な力的なものの隠し場所が印されているとかか？
裏遊戯はその何らかの宝を守護していた番人で今はパズルの中の悪霊になってしまっているとか

悪い獏良は何が目的なんだ

七つ揃ったら前世に帰れるとか
バクラは帰りたいだけなんだろう

帰りたいだけならもっと穏便に物事を進めろよｗｗｗ
転校しまくった獏良ｶﾜｲｿｽ

友達意識不明で転校も大変だっただろうが、一番ヤバイのはペガサスぬっころした件だろ
やっぱり何か裏がありそうだな　世界征服とか

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘143　攻撃力０の戦い！！

どうも様子がおかしいと城之内たちがブラック・クラウン店内に乗り込んだ頃、
遊戯は『装甲魔導士パズー』の召喚に成功していた。
しかしパズーの攻撃力は０。それでどう闘うつもりだという御伽に、遊戯は何も言い返せないでいた。

「(こんな時… もう一人のボクだったらどう闘うんだろう…)」

君の声が聞きたい、と現れるはずもない裏遊戯にすがってしまう遊戯。
そんな遊戯を、獏良は一喝する。甘えたことは考えるなと。

「これはお前に再び訪れた試練… お前が真の千年パズル継承者かが問われた 王自らの最後の審判だ！」

王という言葉に疑問を覚え、獏良にその意味を問いただす遊戯。
これに対し、獏良は謎めいた答えを返す。千年パズルを解き明かせる者はこの世にただ一人。
その選ばれた者が、王の記憶を呼び覚ます使命を授かるのだと。

「それがお前だ…　オレは それをたしかめるためにここに来た！」

結局王という言葉について具体的な情報は何も出さず、獏良は遊戯との会話を打ち切った。
そんな獏良の言葉に戸惑いを覚えながらも、遊戯は砕かれた千年パズルに向かって「君の心を必ずとり戻す」と誓う。

「(ボクはひとつだけ願いを込めて最後まで闘う！)」

ついに覚悟を決めた遊戯。
そしてターンは御伽に移り、当然御伽は『ゴッド・オーガス』で攻撃を宣言した。
パズーを無視し、『ゴッド・ソード・クラッシュ』で遊戯のダンジョン・マスターに攻撃するゴッド・オーガス。
ダンジョン・マスターに逃げ場はなく、御伽は勝利を確信した。
しかし。

「紋章コストを使い― 装甲魔導士パズー特殊能力発動！！」

紋章コストを糧とし、自らの身体を変形させていくパズー。
そして次の瞬間、パズーは堅固な盾となってダンジョン・マスターをゴッド・オーガスの攻撃から守った。
パズーの盾の守備力は2100。さすがのゴッド・オーガスも、この守備力は貫けなかったのだ。

間一髪危機を脱した遊戯。さらに遊戯は、次のターンでダンジョン・マスターを攻撃に転じさせると宣言する。
攻撃力０のパズーを装備したところでどうやって闘うつもりだと強がる御伽であったが、
遊戯はすでにパズーの特殊能力を読み解いてた。
パズーが武器を持たず攻撃力が０なのは、自らがダンジョン・マスターの武器に変身するからなのだと。

「(く… 遊戯め… パズーの特殊能力に気付いたか…)」

遊戯の洞察力に焦る御伽。だが、パズーを攻撃力2500の剣にするには攻撃の紋章が二つたりない。
それに望みを賭ける御伽であったが、対する遊戯も当然そのことはわかっており、
なんとか攻撃の紋章を二つ出すべくダイス・ロールを行う。

そして、遊戯の願いにダイスは応えてくれた。攻撃の紋章を見事に二つ出した遊戯は、
パズーの特殊能力『装甲変化(ﾄﾗﾝｽﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ)』を発動し、ダンジョン・マスターに装備させる。
これで攻撃力が2500にアップしたダンジョン・マスターの『パズー・ブレード・アタック(装甲魔導剣一閃)』により、
ゴッド・オーガスは消滅。そしてこの攻撃力を超えるクリーチャーを御伽は持っておらず、御伽の敗北が確定した。

「(なぜだ…… なぜオレが負けた！ やはり遊戯が千年パズルの継承者なのか！)」

自分の負けた理由を探す御伽。
その御伽に、遊戯は諭すように語りかけた。自分は千年パズルの力を継承したいなどとは考えていないと。

「ボクはただ―… もうひとりのボクに会いたいって… それだけを願ったんだ…」

勝敗を分けたのは、力を求める心ではなく、絆を求める心だった。
それを思い知らされた御伽は、素直に負けを認めるしかなかった――


作者コメント：東京ドームで、全国から来てくれたみんな、ご迷惑をかけて、すいませんでした。

> 「(く… 遊戯め… パズーの特殊能力に気付いたか…)」
どうしようもない小物感が漂うセリフだな…

ちょっと獏良が格好良いとか思ってしまった

パズー「僕の石頭は親方のげんこつより硬いんだ」

>>222
ラピュタｗてか作者いったい何やらかしたんだ？

OCGに比べて攻撃力設定低いかと思いきやあっという間に2500が出てる辺り
このシリーズ続けば攻撃力3000ぐらいは普通にインフレしそうだな。

作者自身は何もやってないだろう。
単に大会で人が殺到して怪我人が出たってだけで。
つまり参加者がアホだった。

> > 「(く… 遊戯め… パズーの特殊能力に気付いたか…)」
おかしいよ、お前

＞「(く… 遊戯め… パズーの特殊能力に気付いたか…)」
もう突っ込む気が無くなってきたが、教えろよｗｗｗｗｗ
つーかダイスとかに特殊能力が明記されてなくて自分で探さなきゃダメって売れるのかよｗ

パズー壊れすぎだよｗ
盾は回数制限ないとやってられん

>>227
大丈夫。最後には
「開発者の僕も知らない第三の能力が・・・」
とか言い出すから

裏獏良かっけーな
ここだけ読んでると
ペガサスを殺した犯罪者には見えん
本当に遊戯の仲間になったと錯覚しそうだ

裏獏良も犯罪者
海馬も犯罪者
裏遊戯も犯罪者

そんな奴らが何食わぬ顔で活躍する
遊☆戯☆王

裏獏良は悪とうだけど

間違って送信した、ごめん

裏獏良は悪党だけど、ちょっとフェアな感じがする
ＴＴＲＰＧの時も良マスターだったし、今、表に対しても明らかに怪しいしｗ
絶対、味方じゃないけど、それはそれでいいなｗ

なんかゴッドオーガスといいパズーといいすげー投げやりっぽいなｗ
ＤＤＤを考えてみたのはいいけど、あまり面白くないということに
作者が途中で気付いてさっさとシリーズを閉めようとしているんだろうかｗ

>>233
ヒント：連続クリティカル、洗脳ダイス

千年アイテム関係の謎を遊戯に教えてく役はシャーディーがやるのかと思ったら
この流れだと獏良が担当するのかな、裏はありそうだけど

>>235
ゲームマスターは普通に出目を操作する権利が与えられてるんだよ
ストーリーを進行するためなら、
ルールブック＜ゲームマスターの判断とどんなルールブックにも書いてある。

ガチ勝負とゲームマスターが自分で決めた時にオープンダイスでプレイヤーと勝負をする
裏獏良のプレイングは良マスターに入ると思う（世にアレなマスターが多いってのもあるけど）

その出目でゲームの勝敗が決まるって場面でも
ゲームマスターには出目を操作する権利があるのか？
なんとマゾい世界なんだ……

>>238
ある。
即死トラップを当たり前にあちこちに仕掛けるマスターもいれば、
ＰＣ皆殺し宣言する奴もいる
マスターはある程度、憎まれるのも仕事のうちだし、その方が盛り上がる

>>239
なんかＴＲＰＧがマイナーな理由がわかった気がする。
そんな理不尽なゲームを好んでやりたがる奴の気が知れねえｗ

ストーリーを進行させるためどころか、ストーリーの最後の場面である
パーティとラスボスの最終判定で獏良はイカサマやってなかったっけか

やれば楽しいんだけど、マゾゲーなのは確かだな……
ゲームマスターは徹夜で考えたシナリオが三分で使えなくなったり、
色々苦汁を嘗めるのでマゾじゃないと出来ないし

自分の経験的に裏獏良のマスターは結構な良マスターだと思うけどね

そんなお互いにとって過酷なゲームを苦心惨憺進めていったのに
ラストバトルでイカサマ使われて絶対敗北なんてされたら
普通に序盤でゲームオーバー喰らうよりよっぽど鬼畜な気がしないでもないｗ

裏獏良はヒッキーニートの憧れ

自分で自分がズルいことに気付いていない最も邪悪なプレイヤーでしたね…

誰か御伽の話しろよｗ

>>246
最後に負けを認めたのは潔かったと思うよ
そこまでがあまりにも情けなかったけど

そんなに返してほしいのか悪い遊戯

しかし普通の遊戯もやっぱりかなり上級のゲーマーなんだな
伊達にバスケの誘いを断ってまでゲームしてないな

一人黒ひげは伝説

黒ひげ以外にどんなの一人でやってたんだろ

一人オセロ

靴下神経衰弱とかだろ
ヤバイ根暗ってレベルじゃねーぞ！

さすがは暗い指数200%

一人ババ抜き

遊戯やべえええええｗｗｗｗｗｗ

リアルで教室で一人そんなことしてるトコ見られたら
ホモの母性本能くすぐってやばいだろ

小さくて弱々しい子（杏子曰く）だからな
ホモもそうだがショタ好きの母性本能もくすぐるんじゃね？

腐女子消えろ

腐女子がつくような漫画か？これ

そもそもこれってどういう漫画なんだ

悪が悪を裁いていく漫画かな

渡る世間は鬼ばかりだな

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘144　復讐の行方

因縁の勝負は遊戯の勝利で幕を閉じ、遊戯の元へ千年パズルは返ることとなった。
この勝利は獏良の助言のおかげ。今は仲間という言葉を信じたいと考える遊戯であったが、
当然のことながら獏良はタダで遊戯を手助けしたわけではなかった。

「(クク… この瞬間！！　オレがここに来た真の目的を遂行させてもらうぜ)」

もうひとりの遊戯さえも知らぬことであったが、千年パズルには遡ること三千年、古の王の記憶が隠されていた。
そしてその記憶は残る六つのアイテムが揃った時に封印が解かれ、蘇ると伝えられていた。
さらに、かつてペガサスが訪れたクル・エルナ村に安置された石版には、次のような文が記されていた。

　　若き王は六人の神官とともにその命を犠牲にし 邪悪なる力を聖なる扉の奥に封印した
　　我は願う… 王の記憶とともに邪悪なる力が蘇らぬことを…

この邪悪なる力こそが、獏良の探していたものだった。そこで獏良は、バラバラになった千年パズルのピースに
自らの魂の一部を封印し、パズルに宿りし王の記憶を探ることにしたのだ。

「(パラサイト・マインド 封印完了！！)」

あとは遊戯が千年パズルを再び完成させれば、獏良の魂の一部はスパイとなって千年パズルに潜み続ける。
そうなればいずれは『真実の部屋』にある『聖なる記憶』も見つけ出すことができるだろう。
邪悪な笑みを浮かべつつ、自らの魂を封印したピースをいかにも偶然拾ったふりをして遊戯に渡す獏良。
これで用をすべて済ませた獏良は、宿主である獏良に人格を譲り渡すのであった。

一方、遊戯に敗れた御伽は、悔いのない闘いだったと素直な気持ちを語る。
父親には申し訳ないが、御伽は最後の最後まで遊戯を憎むことができなかったのだ。
しかし、当のピエロは、息子の言葉を聞いてもまったく心を改めようとはしなかった。

「わかっている… ワシが間違っておったのだ… 初めからお前などに復讐をまかせたことがな…」

そしてピエロは謝罪するふりをして遊戯に近づくと、
千年パズルを無理やり遊戯から奪い取り、パズルにつながれた鎖で遊戯の首を絞めあげた。
そんな父親を御伽はなんとかとめようとするが、復讐に燃えるピエロの心は変わらなかった。

「お前はオレの復讐を果たすためだけに生まれてきたのだ！
　復讐を遂げられなかったお前に生きる価値などありはせんわ！！」

息子に絶縁宣言を叩きつけると、ピエロは遊戯を連れて部屋の隠し扉から姿を消した。
その隠し扉の奥には小部屋があり、部屋の中央にはすり鉢状のゲーム盤が設置されていた。
ピエロは遊戯を壁に叩きつけると、このゲーム盤についての説明を始めた。

「これは古代エジプトより伝わる 人の運命を喰う呪われたゲームなのだ…」

このゲームは二人のプレイヤーが交互にサイコロを振ってゴールを目指すという単純なものだった。
しかし、プレイヤーは駒を進めるごとに自分の『齢』を賭けていかねばならない。
つまりこのゲームの敗者は、賭けた歳の分だけ老いてしまうのだ。
双六に敗北したピエロも、若くして五十歳も老いてしまったのだという。

「今からオレが千年パズルを完成させその力を受け継ぐ
　そしてこのゲームで呪いをかけ… 永遠にオレと同じ苦しみを与えてやるわ！」

ピエロは誰も千年パズルを持ち出せないようにパズルを繋ぐ鎖にくさびをうちこむと、一心不乱にパズルを組み立て始めた。
これ以上パズルを怒らせるなという遊戯の忠告をも無視し、パズルのピースをはめ込んでいくピエロ。
しかし、ピエロは間もなくその報いを受けることになった。

「ヒ……　こ… これは……！！ 迷宮！！ パズルの迷宮…！？！？」

パズルのピースによって構成された迷宮のイメージに囚われたピエロは、恐怖のあまり千年パズルから手を離した。
だが、その振動でテーブルの上の燭台が倒れて、蝋燭の火がテーブルに燃え移ってしまった。
瞬く間に炎で包まれる部屋の中で、なんとかパズルを取り出そうとする遊戯であったが……

「(！！ パズルが……！！)」

パズルはくさびによって固定され、遊戯の腕力では外せそうになかった。
命かパズルかの二者択一。はたして遊戯の選択は――？


作者コメント：来週は取材のため、１回おやすみさせてもらいます。
　　　　　　　パワーアップして帰ってくるから、No.44からまた、よろしくお願いします

>>つまりこのゲームの敗者は、賭けた歳の分だけ老いてしまうのだ。
>>双六に敗北したピエロも、若くして五十歳も老いてしまったのだという。
事前に知っていたならエロの自業自得じゃんｗ

『真実の部屋』にある『聖なる記憶』
聖なるものを守ってるのが性悪根性の裏遊戯って訳か

闇も主人格も、心を分割しすぎだ、獏良

千年眼の中には裏ペガサスの記憶が…

引っかかりおったな…って別に遊戯騙されてないだろｗｗｗｗ

パズル置いて逃げ出せばいいのに。命の方が大事だよな

もう友達も増えたし裏遊戯につきあって命を勝手に賭けられたりしなくてもいいな。

爺ちゃんたちのやったゲームって
楊貴妃の双六を思い出させてくれる

あのパズル火事場においてあっても燃えないだろうからあとで回収すれば？

「生きる価値などない」って、ピエロひどすぎだろ…

>>274
ｋｗｓｋ

>>277
ここに詳しい粗筋が
ttp://yonikimo.com/db/public/3.html

後味悪すぎて忘れられないんだぜ orz

>>275
だよな
見た感じだと千年パズルは純金っぽいし、普通の火災程度だと変形しないだろう
それに、火災で裏遊戯の魂が成仏しましたって事にもならないだろうしねｗ

溶ける事はなさそうだよな
現代が舞台の漫画なのに登場人物達は凶悪犯も真っ青な恐ろしいやつらばかりで
事件も起こりまくりだな

焼け跡からピース探す自信がなかったとか？
それでもめぼしいやつだけひろってきゃいいよな

裏遊戯が鎖の千年パズルなんかにするからこんな事に…

裏遊戯がいるからこんなことに……

>>282
鎖に変えたの表だったんじゃ…

どっちの遊戯の案だとはいってなかったんじゃなかったか

>>285
「派手じゃない？」とか表があんまり乗り気じゃなかったトコを見るに、
裏遊戯の発案っぽい

なんかやたらと裏遊戯叩きたいやつがいるよな

根拠のないバッシングではない


というかネタだろ落ち着けよ

そんな突っ込みどころ満載な裏遊戯が大好きなんです
って何度も言わないと判ってもらえないのか
死ねとかうぜえとか言われてるわけじゃあるまいし

なんか表の獏良
オロオロしてかわいそうだな…
最初の方の表遊戯みたいに裏が体をのっとってるときは
その間の記憶がないのか

なるほど
ウロチョロしていた裏の獏良の目的が
やっとわかった
つーかアイテムには三千年前の話が絡んでるっぽいのに
なんで「千年」アイテムなんだろう

三千年アイテムって言うと一気に中華っぽくなるからじゃないか

裏獏良は何やってんだ
今こそ遊戯のピンチを助けてやれよｗ
遊戯に危害を加えるヤツは敵と見なすんじゃなかったのかｗｗ
思いっきり危害加えてるぞ、遊戯にもパズルにも

表の獏良と遊戯に今氏なれたら困るはずなのにな

やれやれ一仕事終えたと思って隠居状態に千年パズルを積極的にかける

>>291
千年アイテムは三千年前から千年間かけてつくられたアイテムなんじゃないか？

みんなもうちょっと御伽に同情してやろうぜ

>>293
実は魂の一部株分けしちゃったんで疲れて寝てる

悪い獏良の言動が
白々しくて妙に笑えるんだが。
初期の海馬といい獏良といい、白々しい奴が多いなこの漫画ｗｗ

裏獏良は邪悪な力を手に入れたいわけか
悪役にありがちな設定だな

>>298
ワロタｗｗそう考えるとかわいいなｗｗｗ
そういやパズル破壊された今の裏遊戯ってどんな心境なんだろう
どんな風になってるんだ
バラバラになってる間は記憶がないんだっけ？
表遊戯に初めて組み立てられる前みたいに

まさかの裏人格マインドクラッシュで善人化
もしくは海馬化

愛と正義と友情に目覚めるんだな

>>301
中で相当大変なことになってるんだろうなｗｗｗｗ＞裏遊戯

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘145　鎖の絆

「火… 火が！ 誰か助けてくれ〜〜！！」

自らの不注意で引き起こした火事に慌てふためくピエロ。そうこうするうちに、ピエロの衣服に火が燃え移ってしまった。
自業自得と言った感じのピエロであったが、それでも遊戯はピエロを見捨てることができず、服の火を消すのを手伝ってやる。
しかし、部屋から脱出できないことには根本的な解決とはならない。
焦る遊戯であったが、その時部屋の外から救いの声が聞こえてきた。

「待ってろ！ 遊戯！　今 助けてやっからな！」

遊戯の身を案じてブラッククラウンに戻ってきていた城之内たちが、外側の部屋に到着していたのだ。
そして城之内と本田のダブルキックにより、奥の部屋への扉は開かれた。
すぐにも遊戯を脱出させようとする城之内たちであったが、なんと遊戯はこの救いの手を拒否した。

「ボクはパズルを置いて行けない！」

パズルをテーブルに固定しているくさびが外れない限り、パズルを持ち出すことはできない。
それならば最後にもう一度もうひとりの自分に会いたいと、遊戯はその場でパズルを組み立て始めた。
当然、双六たちは遊戯にパズルを諦めるように説得するが、遊戯の意思は固く、決してパズルを手離そうとはしなかった。

そんな遊戯の姿を見た城之内は、他の人間にここを離れるように指示する。
今何を言ったところで遊戯はパズルを手離しはしない。
ならば自分がここに残って遊戯を連れ戻すから、他の人間は避難しろというのだ。
その決死の想いを汲んだ本田たちは、城之内を信じて店外へと避難するのであった。

「(遊戯… オレもつきあうぜ！！)」

だが絶対に三途の川は渡らせない。岸まで行ったらブン殴ってでも連れ戻す、と城之内は覚悟を決めた。
そうして城之内が見守る中、遊戯は黙々とパズルを組み立てていた。

「(ゴメンネ もうひとりのボク… 君の心を砕いてしまって…
　 待ってて… 必ずパズルを完成させるから… そうすればもう一度会えるよね… 君にあやまれるよね…)」

どんな代償を払おうとも、もう一度もうひとりの自分に会いたい。
その一念で遊戯はパズルを必死に組み立て続けるのであった。


一方、店外では消防隊による消火作業が始まっていた。
しかし火の勢いは衰えることを知らず、建物は徐々に焼け落ちてきていた。
このすべてを焼き尽くそうと踊り狂う炎は、父親の復讐の念なのだと呟く御伽。
それを聞いたピエロもまた、後悔の呟きをもらした。

「ワシが… 間違っておったのだ…」

さすがに反省したのか、遊戯を助けてやってくれと消防隊に懇願するピエロ。
しかし、既に火の手は二階にも回っており、それ以上の突入は不可能となっていた。
危険極まりない状況に、杏子の絶望の悲鳴が響き渡るのであった……


その頃、遊戯はついにパズルを完成させていた。
しかしそれで緊張の糸が切れたのか、遊戯は気を失ってしまった。
そんな遊戯を城之内は運び出そうとするが、気絶してもなお遊戯はパズルを手離さなかった。
パズルは依然としてくさびによって固定されたままであり、遊戯が手を離さない限り脱出は不可能だった。

「たのむ… パズルを離してくれ… ここにいたら死んじまうんだよ！！」

生きて帰るためにはもうひとりの遊戯のことは諦めるしかない。
涙を流して叫ぶ城之内であったが、そういう城之内自身も遊戯を見捨てることなどできるはずもなかった。
どうすることもできず、思わず千年パズルの鎖を鷲づかみにする城之内。
だがその時、城之内の頭にもうひとりの遊戯のビジョンが浮かんだ。

「(遊戯…！！ そうだ！)」

もうひとりの遊戯の姿にインスピレーションを得た城之内は、
呪われたゲーム盤にくっついていた飾りをくさびに差し込む。
そして、てこの要領でくさびを抜きにかかった。

「死んで… たまるか！！」

そして城之内は、思い切りゲーム盤を踏みつけた……




必死の消火作業にもかかわらず、ブラッククラウンは燃え落ちようとしていた。
そしてついに正面玄関にも火が回り、すべてが焼け落ちる寸前――
全身を煤で真っ黒にしながらも、城之内はその腕に遊戯を抱きかかえ、生還を果たした。

「城之内！ 遊戯は…」

二人を心配して駆け寄る本田たち。
そんな仲間たちに、城之内は自分の功績を誇るでもなく、淡々と語り始めた。

「見ろよ こいつは炎の中でパズルを組み立てた…………
　この手で握りしめてずっと離さなかったんだ…！ 鎖の絆を……」


作者コメント：自宅の引っ越しをしました。古い本がでてきて読みふけってしまいました。懐かしい

次の話で罰ゲームか……

ゆうぎえらいなあ

城之内がかっこよすぎるだろ…
炎の中から帰ってきた時はぶっちゃけ遊戯が御伽倒したシーンよりも燃えたぞ。

遊戯小さくてはじめて役に立ったんじゃね？

>>308
開店当日の店が丸焼けになったんだから
ある意味すでに罰ゲーム食らったようなもんだけどな……

もしかしたら爺ちゃんの店も燃えてたかもしれないんだぞ！

>>312
これでD・D・D自体が製造中止になったら笑うよな
とりあえずもう一人の遊戯は梃子のイメージであることは分かった

>>314
いや、それは違うな。
裏遊戯はテコに使われたあの悪趣味な物体のイメージなんだよ

>>310
今シリーズ見せ場がなかった分を一気に…

しかしよく無事生還できたな城之内。
耐火服を着込んだ消防士でさえ入れなかったのに

>>310
今回はネタ抜きでかっけーと思ったよ。
1巻の頃のエロ戦車してた時とはえらい違いだ。

部屋の外で待つあたりが無茶苦茶かっこよかった。城之内すげえ

御伽にみっともない負け方して評価ガタ落ちしていたのに
シリーズラストでこんな大活躍をするとは思わなかったぜ＞城之内

ところで本田はいつ活躍するんだ？

ここで転校するか仲間になるかが御伽の人生の分かれ道
親父は遊戯をはめた詐欺罪、監禁罪、パズルの器物破損と3冠王で逮捕だろうから転校濃厚だが

支点！力点！作用点！

>>321
・城之内と一緒に扉破壊して、
・城之内の気持ちをくんで双六をつれて外に逃げる

一応活躍しているじゃないか

裏遊戯からしてみれば逆恨みのとばっちりに近い形で粉々に砕かれたわけだからな
罰ゲームも苛烈を極めるものになりそうだ

え、因果応報？

>>310
行動もかっこ良かったが何より燃え盛る炎の中から出てくるシーンの絵がヤバいくらいかっこいいと思った
作者凄え
しかし流石に全身火傷で入院コースだろうな

>>322
花咲「もうこれ以上仲間は要らないんだけど」

最近気付いたんだけど、王国で出てきたクリボーって滅茶苦茶可愛くね？
一昨日あのつぶらな瞳に見つめられる夢をみて夢精したんだが

>>322
この漫画の世界ではこのくらいじゃ逮捕されないよ

某社長も何人か殺してるっぽいけどお咎めなしだしな。
そうすると初期に火あぶりにされた死刑囚は
いったいどんなことをやって逮捕されたのやら…

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘146　古の石版

「やったー！！ 城之内くんに連勝！！」
「城之内くん弱〜〜い」
「くーっ… なんでオレはこう… カードの引きが悪いんだー！」

童実野病院に入院中の遊戯は、城之内とＭ＆Ｗを楽しんでいた。
まだケガの直っていない遊戯の身を案じる杏子はいいかげんにやめるように城之内に忠告するが、
心の中では遊戯を助けてくれた城之内に感謝してもいた。

「…にしてもかすり傷で済んだ城之内って… やっぱ図太い奴…！」

そんなほのぼのとした空気の中、杏子は遊戯にひとつの質問をする。
以前遊戯はパズルを組み立てる時に願いをこめると言っていたが、今回は何を願って組み立てたのかと。
その話を初めて知った城之内は最初の願いについても聞きたがるが、照れる遊戯はそのことだけは話さなかった。
そのかわりに遊戯は、あの炎の中で自分がどういう思いでパズルを組み立てたのかを話し始めた。

「あの時は必死で… 何かを願うなんて余裕はなかったけど…　
　ただ…もうひとりのボクに会いたい… それだけを考えてた…」

今考えればそれこそが願いだったのかもしれないと語る遊戯。
ただあ不思議なのは、前回は完成させるのに八年もかかったパズルが、今回はわずかな時間で完成したことだった。
まるでパズルがひとりでに組みあがっていくみたいだったという遊戯に、
杏子は多少虚を突かれたような顔をしながらもひとつの答えを提示する。

「きっと… 遊戯の会いたいって気持ちにパズルが応えてくれたんだよ…
　だってパズルが意思を持ってたとしたらきっと遊戯にあいたいと想ったハズだもん！」

そして杏子は飲み物を買ってくると告げ、病室を出た。
だがそれは、自分の言葉に自分が動揺してしまったことを隠すための言い訳だった。

「(パズルが意思を持ってる… そんなことを自分で言ってしまうなんて…)」

もうひとりの遊戯とは、遊戯の中に最初から存在していた人格で、千年パズルがきっかけになった現れたもの。
そう杏子は信じていたし、願ってもいた。表と裏の二つの人格を持ち合わせてこそ遊戯という存在があるのだと。
しかし、もうひとりの遊戯がパズルの中に存在する意思なのだとしたら。

「(もし… 遙かエジプトの地に千年パズルの還るべき場所があったとしたら… その時はあなたも…)」


こうして杏子が思い悩んでいることなど露知らず、遊戯は城之内にデュエル講座を行っていた。
そんな遊戯に、同部屋の入歯源太氏は読んでいた新聞を見せてやる。
遊戯が身に着けているペンダントと似たものが載っていると言うのだ。

「とても良く似ておるじゃろ… このベッピンさんの首飾りと…」

新聞に載っていたのは、明日から童実野美術館で開催される古代エジプト展の広告であった。
そしてその広告にはイシズ・イシュタールなる美しい女性の写真も載っており、
その首には不思議な目のついた首飾りを着けていた。
これは間違いなく千年アイテムだと確信する遊戯。
何かが始まろうとしている。遊戯は直感的にそう悟るのであった。


その夜、童実野美術館では――

「会えて光栄です… ミスター海馬…」

海馬コーポレーション社長・海馬瀬人は、ある人物との会見のため、護衛を伴い童実野美術館に来ていた。
その人物とはイシズ・イシュタール。エジプト政府の要人にして、エジプト遺宝展の責任者であった。
エジプト考古局の説明をしながら海馬を案内するイシズであったが、
対する海馬はミイラ探しの専門家なら他をあたれと冷たい言葉を返す。
自分は最先端テクノロジーにおける高性能チップになら興味があるが、
千年を経た石版のかけら(ﾁｯﾌﾟ)には何の興味もないというのだ。

ＷＪ平成11年45号　3/3

「安心して… あなたに一夜づけで古代エジプトの神秘性を理解してもらおうなどと思ってはいません
　ただ… あなたが最も関心を示すＭ＆Ｗ… そのカードの原点が古代エジプトにあるとしたらどうでしょう…」

Ｍ＆Ｗの創始者であるペガサスは、かうてエジプトを訪れたことによってＭ＆Ｗを世に生み出した。
そしてイシズが海馬に見せようとしていたのは、古代エジプト第十八王朝の王(ﾌｧﾗｵ)の
葬祭殿に残されていた壁画の一部だった。それこそがＭ＆Ｗの起源だというのだ。
そしてその壁画を見た海馬は、驚愕のあまりに目を見開いた。

「(こ… この壁画に描かれている石版は…… Ｍ＆Ｗのカードそのものだ！！)」

声も出ない海馬に、イシズは淡々と解説を始める。
古代エジプトでは世の災いの原因は人の心にあるとされ、それは心に住む魔物の仕業だと信じられていた。
王に仕える魔術師たちはその魔物を具象化し、石版に封じ込めることで平和を保っていた。
しかし、石版に描かれた魔物や幻獣は邪悪な力を持つようになってしまった。
やがて王に背いた神官たちは、魔術師を操ってその邪悪な力を利用し、争いを始めたのだという。

「こちらの壁画にはその時の争いの様子が描かれています…… これをあなたにお見せしたかったのです…」

そうしてイシズが指し示した壁画を、さらなる驚きをもって海馬は見つめた。
壁画に描かれていたのは、黒き魔術師を操る若き王と、それに対立する白き幻獣使いの神官。
その王はあまりにも遊戯に似ており、そして白き幻獣は青眼の白龍によく似ていた。

「この壁画は古代より伝わる決闘者達の闘いの刻印！！ そして現在(いま)も闘いはくり返される……」


作者コメント：最近パンツが、ＭサイズからＬサイズへ…ＬＬになる日は、果たしてくるのか!?!?

獏良ｗｗｗｗｗｗｗｗ

海馬の釣られっぷりにﾜﾛﾀ

カードゲームが話の本編になるのか？
海馬なんかが重要人物かよ。

海馬！海馬じゃないか！！フェードアウトするに決まっていると言い聞かせていたけど、
出てくるとは思ってなかったよ、海馬！！
俄然、テンションが上がったｗまた変なことしてくれｗ

>>330
あれでも社長は金持ちで権力者だからな事件をウヤムヤにするなど造作も無い事だろう
死刑囚はそういう権力が無かったから捕まったのだと思う

＞自分は最先端テクノロジーにおける高性能チップになら興味があるが、
＞千年を経た石版のかけら(ﾁｯﾌﾟ)には何の興味もないというのだ。

海馬め、うまいこと言おうとしやがってｗ

あんな髪型エジプトにもいたのか…

で、このねーちゃんは敵か味方なのか

しかし、城之内丈夫だなあ……本田のつっこみが好きだｗ

>>339
べっぴんさんの前で格好つけたかったんだろうなｗ

ミスター海馬が地味にツボった

手品しそうな海馬

青眼…？って事はこの神官は海馬に関係あるのか？
さすがに海馬の代表モンスターだけ出して操ってる人間は関係なしって面白くもない
話にはしないだろうし

実はエジプト人の血をひいてましたとか斬新すぎるだろ

遊戯は紅葉遺伝子の血でも引いてるのか？
っていうか獏良の言ってた王様って遊戯の前世的な事だったのか？

エジプト新しすぎるだろｗｗ

なに？裏遊戯って王様？

ところでこれってあくまで表遊戯に関係ある事であって裏遊戯に関係のある事じゃないよな？
似てるのは表遊戯であって、裏遊戯じゃないんだし

番人なのに王様？

アラジンでいうと、表が王様で、裏がパズルから出てきた精霊みたいなかんじ？

そういやOCGの生贄ルールが採用されてるな。
原作でも今後はこのルールで行くのか？あのルールだと強力無比だった青眼が微妙な存在になり、
ブラック・マジシャンが生贄1体でOKな強カードと化し、レッドアイズは無駄に重いデブと化して
しまうのだが

生け贄ルールか
名前が毒々しいのはこの漫画を尊重してなんだろうなｗ
ブルーアイズが弱体化は寂しいけど、コストという観点からはギャザリンのマナより
派手でいいとおもう

なるほど、王サマね
裏獏良は裏遊戯のことを言ってたのか？

遊戯の一部じゃないの悪い遊戯って？

耐火服を来た消防隊が入れない燃え盛る建物から出てきてかすり傷…
どんだけ頑丈に出来てるんだ城之内…もうこの頑丈さを武器にするしかないな

紫パーマのおばさんが着てそうな柄の服だな海馬

で、王サマきたか
表のことだと思うけど、杏子のモノローグ見ると裏っぽくもある
裏が王の国とかめちゃくちゃ嫌だが

仮に裏が王だとするならばそれはそれで今までの蛮行も納得のいく節もある。

>>359
ウザいから死刑。罰ゲーム！
とか平気でやるんだろうな

酷い暴君だ

石版に描かれている王の墓を守っている番人が裏遊戯だと思った
んで王と関係があるのが表遊戯
だから裏は表に寄生してなんかやろうとしてるとか

>>363
絵面がそんな感じだな
青眼使ってる奴を、裏が止めてるような

でも髪型だけで判別出来るって無茶苦茶な話だｗｗ

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘147　失われしカード

「バカな…！！ 古代の遺物になぜ遊戯の姿が！！」

「この人物が遊戯という名の者かはわかりません…　
　…しかし 私には この三千年前の王の闘いの刻印が…　今なお いきづいているように思えてならないのです

うろたえる海馬に、イシズは淡々と石版について語り続けた。
この石版の右側に描かれている男こそ、第十八王朝の王の姿。
足元のカルトゥーシュの浮き彫りが、彼が王であることを示しているのだ。
しかしカルトゥーシュの王の名は何者かによって削り取られてしまっていた。
しかもこの王の名は、この石版のみならず、どこにも記録が残っていないのだという。
つまり、古代エジプトの歴史上で完全に抹殺された存在――『名も亡き王』なのだ。

「これ以上バカげた事をぬかすな！ ここに描かれているのは遊戯だ！ 三千年前の王であるハズがなかろう！！」

現代科学の放射性炭素による年代測定さえ無機物には効果はない。
この石版が三千年前のものである証拠などどこにもないと反論する海馬。
だが、心を揺らさずに石版と向きあえばきっと語りかけてくるものがあるはずだというイシズの言葉に、
海馬は思わず言葉を詰まらせてしまう。
そして王と対立する若き神官が操る幻獣についてイシズが何かを話そうとした寸前、ついに海馬はキレた。

「くだらん くだらん！ くだらん！！ 非ぃ科学的だ！！」

Ｍ＆Ｗの原型が三千年前に存在していたなど誰が信じるかと言葉を荒げる海馬であったが、
そんな海馬を諭すかのようにイシズは静かに説明を続ける。
西欧の有名な魔術師アレイスター・クロウリーが古代エジプトの『トートの書』を図像化して
『トートのタロット』を生み出したように、ペガサスも運命に導かれてＭ＆Ｗのカードを生み出したのだと。

「そして… ここに描かれた王と神官の魂も運命に導かれているのかもしれません… 三千年の時を経た今でも…」

話を一区切りさせるイシズ。
そしてそれを機に、これ以上は時間の無駄だと告げて海馬は帰ろうとする。
しかし、話術ではイシズのほうが一枚上手であった。
海馬に会話を続けさせるべく、イシズは海馬の前に大きな餌をぶら下げた。

「セト… あなたはペガサスが残した幻のレアカードの存在をご存知ですか？」
「なに！！（幻のレアカードだと！！）」

レアカードという単語に俄然興味を示す海馬に、イシズは石版の上部を指差した。
そこには千年パズルを取り囲む構図で三体の幻神獣の姿が描かれていた。
ペガサスはこの図を元に、三枚のレアカードを世に残したのだという。

「三枚の石版はそれぞれ… オベリスクの巨神兵！！ オシリスの天空竜！！ ラー(太陽神)の翼神竜！！」

これらの幻神獣はそれぞれが宇宙の万物の両極性を象徴しており、
オベリスクが明と暗を、オシリスが善と悪を、ラーが天と地を表していた。
そしてこの三枚のレアカードを全て手に入れた者は、永遠不敗の伝説とともに
決闘界の支配者階級の頂点に君臨し、決闘王の称号を得ると言われているのだ。

決闘王という言葉に惹かれた海馬は三枚のレアカードの在り処をイシズに問うが、それはイシズも知らぬことだった。
なぜそれらのカードの在り処が不明なのか……　その背景をイシズは語り始めた。

「この三枚のレアカードを生み出したことをペガサス・Ｊ・クロフォードは 後に最大の過ちであったと語っていました…」
　なぜならそれらのカードはまるで神の力が宿ったがごとく強大な力を持ってしまったというのです…

扱う者次第で善にも悪にもなり得る禁断のカード。
もし悪の心がカードを操れば、相手の命さえも奪いかねない究極の兵器と化してしまうのだ。
それを恐れたペガサスは三枚のカードを処分しようとしたが、それは結局できなかった。
そこでペガサスはカードの発祥の源である王家の谷の地中深くに三枚のカードを
永久に眠らせることを思いつき、エジプト考古局に依頼してそれを実行した。
しかし、そうまでして封印した三枚のカードが、何者かによって盗まれてしまったというのだ。

　ｸﾞ ｰ ﾙ ｽﾞ
「ＧＨＯＵＬＳ……… その名を耳にした事があるでしょう… セト…」

グールズとは、世界を股に駆けて暗躍するレアカードの窃盗集団のこと。
レアカードを強引な手段で奪って密売する他、最近ではカードの密造も行っているという噂のある組織だ。

「(イスラムの伝説で墓をあばき 死肉をむさぼるとされる食屍鬼… その名の通り腐りきった連中だ……)」

自分の過去を棚に上げ、怒りの炎を燃やす海馬。
その海馬に、イシズは三枚のレアカードをとり返してほしいと依頼する。
イシズたちがこの街でエジプト展を開いたのも、この石版に決闘者を呼び寄せる力があると確信していたからだった。
つまり、この街をＭ＆Ｗの決闘の舞台とし、決闘者を集めることでグールズをおびき寄せようというのだ。
その企みに海馬を引きこむための契約金代わりに、イシズはあるカードを海馬に手渡した。

「(こ… これは！！) オベリスクの巨神兵！！」

盗まれていたのはオベリスク以外の二枚であった。
その二枚のカードをとり返すまで、イシズはオベリスクを海馬に託すと言うのだ。
もし全てのカードをとり戻した後も自分がそれらを手離すことを拒んだらどうすると
不敵な笑みを零す海馬であったが、イシズは穏やかに「あなたを信じます」と言うのみであった――


翌日、童実野病院。
退院を間近に控えた遊戯は、看護婦たちに気味悪がられながらもうひとりの遊戯と話し込んでいた。
自分を助けてくれた礼を述べるもうひとりの遊戯に、助けてくれたのは城之内だと遊戯は返す。
オレ達はいい友達を持った、としみじみと仲間のありがたさを実感するもうひとりの遊戯。
そんなもうひとりの遊戯に、遊戯は思い切った質問をぶつける。
千年リングに宿った人格は、パズルを解き明かした者には王の記憶を蘇らせる使命を授かると言っていた。
それなら、もうひとりの遊戯は…… 君は王サマなのかと。
その問いに、一瞬間をおいてからもうひとりの遊戯はポツリポツリと答え始めた。

「オレは… 自分の名も…… どこから来たのかも… 何もわからないんだ…………」

ひとつだけわかっているのは、遊戯が千年パズルを持つことによって
もうひとりの遊戯が存在できるということだけだった。
王家の谷には千年パズルと六つの千年アイテムを収める石版があるのだが……

「もういい！ もうやめようこんな話！ 退院だ！ ちょっとくらいフライングしたっていいや！」

耐えられなくなったのか、無理やり話を打ち切る遊戯。
しかし、もうひとりの遊戯はそれに構わず心からの言葉を遊戯に送る。

「オレは永遠にお前と共にいたい… オレの記憶が戻らなくてもかまわない…」

この言葉に感極まった遊戯は、涙を流しながらもうひとりの遊戯に自分の思いを伝える。
自分もずっと一緒にいたい。自分の記憶を全部あげるから、と。
そんな遊戯に、もうひとりの遊戯は穏やかな顔で仲間たちの来訪を知らせた。

「見ろよ相棒！ あいつらもフライングして来ちまったようだぜ！」

城之内、杏子、本田、獏良、そして御伽。
何者にも変えがたい仲間たちの笑顔を見た遊戯もまた、自然と笑顔になるのであった。


作者コメント：最近アシスタントがカードの腕をあげてきているので、うかうかしてられません!!

一週間でミスター海馬がセト呼びに……？……ざわ……

>自分の過去を棚に上げ
wwwwwww

御伽がちゃっかり仲間入りしましたｗ

まあレアカード強引な手段で奪ってる点では海馬も人の事言えないが
自分で使うだけで密売とか密造まではしてなかったんじゃないか、流石に

>>372
密造っつーかカラーコピーなら……
しかしイシズは海馬の扱いが上手すぎだろ。
まずインパクトのある話をしておいて
それが効かぬと見るやレアカードで釣るとか見事すぎるｗ

しかもそのカードはどこにあるかと聞かれても海馬の反応を見るまでは知らないふりとは

こいつ、出来る・・・

うーん、海馬は神のカードに浮気か？
ブルーアイズって意志持ってるから次のデュエルでそっぽ向かれるぞ

非ぃ科学的な話なんてｼﾗﾈ
→レアカードに興味ない？
→それはどこにある！
→わからないから協力して
→どうしようか
→そのうち一枚を貸してあげましょう
→ワハハハハ

密会の流れってこんな感じか。
なんつーのか本当に見事としかいいようがない。

イシズの話に見事に明と暗で答えてくれたからなｗ
だからオベリスクのカードを託されたんだろうけど

>自分の過去を棚に上げ
笑ったｗｗ
多分、自分以外が強奪というのが許せないタイプなんだろうが

しかし、あからさまに返す気が無いなｗｗ

イシズの狡猾さを考えると、最初から返してもらわなくてもかまわないと考えてるようにも思える。
3枚のカードを集めた瞬間に持ち主の如何にかかわらず何かが起こるとか。

非ぃ科学的ｗｗｗｗｗｗ

三枚のカードを手に入れた決闘王より、パズルを組んだゲーム王の方が位が高い気がするのは何故だろう

この怒りよう………偽造カードを掴まされたとしか思えんｗｗ
会社経営的にも邪魔なんだろうがｗ

しかしカードごときを偽造したり強奪したり随分スケールの小さい犯罪集団だなｗ
そりゃ青眼くらいのレアなら高額だろうが、世界に３枚しかないって分かってるんだから意味無いし

海馬廃人時代が狙い目

海馬はリアクション芸人だな

オシリスはまんまシャーディの役割なのでそのカードを持って現れると予想
神話通りならセトを倒すことになるがそうはならないのだろうな

ああ、それでセト

海馬テンション高すぎで吹いた
少しは落ち着けよ

海馬サイドの飛ばしッぷりに皆目を取られたか
主人公サイドの友情シーンにまるで反応がない件

やっぱ海馬は強烈なキャラクターだからなぁ。
こいつがいなかったら多分今頃打ち切りだろ

そういえば裏と表が友情を深めてなんか良いシーンしてたね

転校初日に喧嘩を吹っかけ翌日に店が火災炎上した男が、喧嘩を売った相手と連むようになる
間違いなく周囲には同情の目で見られているな
全て父が悪いのにカワイソス

まあ、顔が良いから生き延びるんじゃないか？
どうせ女子の保護も手厚くなるだろ

それより、イシズも千年アイテム持ってるんだよな
もう一人のイシズになるんだろうか？とても見たいです

もう一人のイシズはSだな

実はもう一人の人格が現れるのは千年アイテムに認められてない証拠ってことはないだろうか？

遊戯やバクラが千年アイテムに認められたって明確に言ってるシーンはないし
唯一認められたことが明示されてるペガサスはもう一つの人格持ってなかったし。

そういえばシャーディもないな……
主人公だし、てっきり、認められてるもんだと思ってた
獏良はお土産だし（何人か漂流したみたいなことそう言えば言ってたか？）
その可能性もあるかも

御伽は次から次へと新しいゲームを考案してる天才ゲームデザイナーらしいから
今まで儲けてるだろうし店舗は普通火災保険に入ってるだろうから火事太りしてるだろうよ

パズルもリングも首から提げるという共通点があるじゃないか
他は手に持って使う道具だったり、肌と密着する装身具だったりで体と直接触れないからこの2つだけは特別なんだよ

認められたら今の裏遊戯はどうなるんだろな
存在が消えるんだろうか
表遊戯的にはトラブル無くて平和そうだけど
既に二人は結構仲良くなってるし何か悲しい話になりそう

あと海馬がオベリスク借りパクする気満々で吹いたｗ
相変わらずおもろい
あの態度であなたを信じますとか言えるイシズは大物

遊戯は流石に認められてるだろ、
でないと裏獏良の演説が何がなんだか

リングの能力が魂の株分けだっけ？
千年アイテムは本来、別の目的で作られたものだったのに、
リングの力で魂を植え付けられたのかもね

「手放すことを拒んだらどうする？」
「あなたを信じます」

………普通、良い奴フラグなんだけどなｗ　あれー？

あなたを信じます（意訳・拒むに決まってるだろ、バーローｗ）」

クラスメイトの海馬君を久々に見たな、そういや
御伽編もモブで居ても良いのにｗ

イシズは海馬の財力とか権力をアテにして接触してきてるだろうから
その代金としてくれてやるつもりなんじゃないか
もし返ってきたらラッキーくらいの気持ちで

イシズとやらもそれなりに金持ってそうなんだけどな

エジプト政府のなんちゃらだからなぁ
まあ、企業への袖の下がゲームのカード一枚って安上がりなんじゃね？

いくらくらいの価値があるんだろ

エジプト政府の金だからカードゲームに使うのはまずいんじゃないか

＞もし悪の心がカードを操れば、相手の命さえも奪いかねない究極の兵器と化してしまうのだ。

いやいや、いやいや、いやいや……っ、ねーよ！

なんか呪いのアイテムにすっかり慣れてるけど、みんなスルーしすぎだろｗ
ところでこれは海馬の手に渡って良いものには見えない

じゃあなんか悪いことたくらんでるんじゃないかこの美女

まあ実は例のグールズの幹部格ってのが王道だわな。

裏人格が幹部なんだろうな
表イシズは生真面目な政府のなんちゃらで
次出てくるときは露出度高い悪の女幹部
楽しみだ

せっかく二人の遊戯が友情を深め合う感動のシーンなのに
海馬にすべて持っていかれてて吹いた

>>392
進級でクラス変わって一緒になったって言ってんだから
御伽は転校生じゃなくて元々童実野高校にいたんじゃね？

だったらもっとはやく店たってたんじゃないか？

今までは通販メインだったとか？

遊戯っぽい人物が描かれた三千年前のものとみられる石版のことは
「くだらん くだらん！ くだらん！！ 非ぃ科学的だ！！」
と一蹴するくせに
「まるで神の力が宿ったがごとく強大な力を持ってしまった扱う者次第で善にも悪にもなり得る禁断のカード」
という話には食指を示して見せた海馬社長
カードさえからめば科学はどうでもいいんですね

>>400
演説ってｗｗ

>>418
オカルトとＳＦの違いみたいな感じじゃないか？
月を見ると変身する伝説の狼男と、狼との遺伝子配合で作られた人造人間みたいな。

三千年前の人間と記憶を共有できる人間はＳＦでもアリだけど
生まれ変わりはナシだな

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘148　鬼神の如きカード

三体の『青眼の白龍』の銅像の背後にそびえ立つ、海馬コーポレーション（ＫＣ）の巨大ビルディング。
その日、ＫＣビル内の技術開発研究室では、海馬瀬人自らの手による次世代決闘盤の最終テストが行われていた。

「(遊戯！ オレが唯一！ 生涯のライバルと認めた誇り高き決闘者よ！！
　 この次世代決闘盤が完成した時―！ 我々の新たな闘いが始まる！！)」

海馬にとって、イシズに見せられたあの壁画はただの遺物に過ぎなかった。
海馬はこの時代、自分の目の前の敵にしか興味はなかったのだ。

「(それでも貴様は失われた過去の名誉を追い求めるか！！ ならばオレは――― 未来の栄光を掴む！！）」

自問自答を終え、いよいよ決闘盤の最終テストに赴く海馬。
最終テストは海馬とコンピューターの対戦によって行われる手筈になっていた。
そしてコンピューターにはこれまで海馬が使っていた最強デッキがセットされており、
一方の海馬のデッキには『ＴＨＥ ＧＯＤ ＯＦ ＯＢＥＲＩＳＫ(オベリスクの巨神兵)』のカードが入れてあった。
このテストにはオベリスクの威力を試すという目的も含まれていたからだ。

「メイン・コンピューター・オート・デュエル・システムＯＮ！ 決闘マシーン作動！! 決闘！！」

こうして最終テストは始まった。
まず決闘コンピューターは、いきなり青眼の白龍を攻撃表示で出してターンを終了。
対する海馬は伏せカードを一枚出し、さらに『暗黒の眠りを誘うルシファー』
(★４ 攻撃力1500 守備力1800)を守備表示で出してターンを終了した。

そして再び決闘マシーンのターンとなったが、伏せカードを警戒したのか決闘マシーンは青眼で攻撃を行わず、
『ロード・オブ・ドラゴン』(★４ 攻撃力1200 守備力1000)を出してターンを終了した。
このモンスターが場に出ている限り、青眼は敵の能力の対象にはならないのだ。

「(く…… ルシファーの能力で青眼を眠らせようとしたが 見破られていたか…！)」

さすがタクティクス・レベルを最上級にしただけのことはあると感心する海馬。
しかしそれは自分の攻め手がなくなったという意味と同じであった。
青眼を攻略する術のない海馬は、『鉄腕ゴーレム』(★５ 攻撃力1900 守備力2200)を
守備表示で出すだけで自分のターンを終了するのであった。

防戦一方の海馬。これに対し、決闘マシーンはさらなる一手を打って出た。
次のターン、決闘マシーンは『ドラゴンを呼ぶ笛を』発動。
この魔法効果により、決闘マシーンは手札のドラゴン族を全て場に出すことが可能となった。
しかも呼び出したドラゴンは、青眼の白龍二体。
先に出ていたものと合わせて、三体の青眼が全て場に召喚されてしまった。

「(く… 青眼が三体同時に攻撃を仕掛けてくる！！)」

さすがに焦り始める海馬。だがこの時、同じ状況で臆することなく立ち向かってきた遊戯の姿を海馬は思い出した。

「(己のカードを信じ―― 臆せず一歩を踏み出す勇気が勝利をもたらす！！
　決闘者にとって最大の敵は己の心に潜む『恐怖』という魔物(ﾓﾝｽﾀｰ)に他ならないのだ！！)」

再び闘志を奮い起こした海馬は、青眼の攻撃に対し『攻撃の無力化』を発動。
なんとかこのターンの青眼の攻撃を凌ぐことに成功した。
そして次のターン、山札の一番上のカード――すなわち『未来』にすべてを賭け、海馬はカードをドローする。
その海馬が引き当てたカードとは……

「ＴＨＥ ＧＯＤ ＯＦ ＯＢＥＲＩＳＫ！！」

ついに召喚された幻のレアカード、オベリスクの巨神兵。
そしてオベリスクには、自軍のモンスターを生け贄にすることで発動する特殊能力を持っていた。
バトル・フェイズでオベリスクは場の二体のモンスターを生け贄にすると、ソウル・パワーを吸収。
攻撃力の増した『ゴッド・ハンド・クラッシャー』で、青眼三体をまとめて葬った。
しかもその攻撃はモンスターのみならず、決闘マシーンのライフまでも奪ってしまった。
圧倒的優勢な状況から一気に逆転された決闘マシーンは、システムに異常をきたして爆発し始めるのであった。

「幻のレアカードは残り二枚！ どんな敵が立ちはだかろうとオレが必ず手に入れる！！
　その時こそ真決闘王の称号はオレのものだ！！」


作者コメント：尊敬する、スターウォーズアーティストのドゥルー・ストゥルーザンの
　　　　　　　サインをもらったぜ!!ほんとうに、もう超感激しました

海馬、貴様自社ビルになんちゅうモニュメントを建てているんだｗ

青眼のデザインってＩ２社のものじゃないのか？
こんなに堂々と飾っていて大丈夫なのかよｗ

海馬に超感動しましたｗｗ青眼好きすぎるだろｗ

あと、ゲーム遊びしてないでさっさとノーベル科学賞貰いにいけｗ
ＫＣすげえ

これからの海馬デッキの主力はオベリスクか…
青眼はリストラですかい

オベリスクつえええええええｗｗｗｗｗ
こりゃあオシリスとラーが楽しみだ

究極竜ならオベリス君を超えてるだろ
巨神兵死んじゃった…

強すぎｗｗｗ

>>427
凄い勢いでオベリスク＞＞＞青眼だからなあ、
多分銅像もそのうちオベリスクのものと交換されるぜ

>>429
ものすごい勢いで攻撃値が上昇しているって言ってるから
4000よりもずっと高い値になってるんじゃないの？

>>この次世代決闘盤が完成した時―！ 我々の新たな闘いが始まる
壊れちゃったねｗ

しかし自軍のモンスターを吸収してパワーアップって
どう見ても邪神ｗ

>>427
海馬のやつ完全にオベリスクに心奪われたな

一撃で場の全てのモンスターを破壊か。

今週は海馬のオンステージ

>>433
デュエルディスクは単体で動くみたいだからデュエルマシンの故障とは
関係ないんじゃないか？

>>437
むしろあのKC社のコンピューターがあるからこそ
あの小ささでソリッドビジョンが出来ると考えるべき

ドゥルー・ストゥルーザンのサインうらやましいいいいいいい

ところで新型デュエルディスクかっこいいなｗ
ちょっと欲しい

海馬、また感じ変わった？

頑張ってオベリスクを引き当てたように見えるけど3枚しかカード引いてないよね(´･ω･`)
2枚ドローしただけで3体の青眼を揃えた（かもしれない）機械も大した物だが

今回でオベリスクの説明が全文出たな
直訳↓

プレーヤーは2つのボディーをオベリスクの神に犠牲にするものとします。
相手は破損するものとします。
そして、フィールドの怪物は破壊されるものとします。

犠牲にしたモンスターの攻撃力をさらに加算するのかな
神というからには強くないと寂しいけど、
ブルーアイズを吸収させた場合、一万になるぞ……
そんなに攻撃力要らないだろ……

良くわからんが今週の描写だけだと
特殊能力発動した時点で勝利確定のインチキカードに見える

神のカードは神でなければ勝てない、でもいいんじゃないか？

弱いとガッカリだし、裏遊戯のチートで腐食されてもつまらん

というかライフポイント２０００だよな確か。なんだよこれ
カースオブドラゴン出しても終わる

>>443
そのままの意味でとると、2体のモンスターを生贄にする事により
敵フィールドのモンスターを全て破壊し、プレーヤーにダメージを
与えるって事か。何つー鬼能力ｗ

これで海馬のデッキってブルーアイズ３体、オベリスク、ウイルスが入るんだよな
いくらなんでも強すぎないか
正直言って遊戯でも今の海馬には勝てんだろ

ペガサスみたいにウイルスカード使えばオベリスクも終わるんじゃないか？

パズルが光るから大丈夫

海馬、段々、かっこよくなってないか？
再登場の隙を狙ってせこい真似するな

むしろ基地に磨きがかかって輝いてきたというか
基地が洗練されてきたというか

淀みなく基地ってきたというか
基地に後ろ暗さがなくなってきたというか……

社会的に公認基地になった

どんな方向であれ突き抜けた奴はかっこいいんだよ。
社長はこのままマイロードを驀進して欲しい。
ただ青眼が睨んでるから浮気はそこそこにな

とにかく、ドラゴンを呼ぶ笛に驚いた顔が笑えるｗｗ

海馬はフラッシュか流線を背負わずに立てないのか？

>>455
だって明らかに青眼より使えるジャン

青眼は古代に絡んでるからこのままフェードアウトはないだろう
多分青眼＞オベになる話はくると思う

こりゃ青眼はリストラだな
もともと海馬は青眼好きなんじゃなくて青眼が強かったから好きだったんだし
そりゃ他に圧倒的に強いのをゲットしたら青眼なんかいらなくなるよな

わかった！！
席版にかかれてた神官は海馬じゃなく、リストラされた青眼を拾う奴だ！

青眼がリストラなんて言ってる奴は海馬を見くびりすぎだろ
今の内に謝っとけよｗ

生贄ルールがあるからなあ

「自分は何者なのか… どこから来たのか… どこに行けばいいのか………
　あの場所に行けばオレの過去を知る何かがある… 千年パズルがそれを感じ取っている…
　だが… 知る必要はない… 今のままでいいんだ… 今のままで……」

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘149　自分の場所

ある日曜日。遊戯は、彼にしては珍しく、朝からめかしこんでいた。
今日は杏子と会う約束をしていたのだ。

「…………とは言ってもー ボクじゃないんだけどねー！ フフ…」

一方の杏子は、童実野町駅前で遊戯を待っていた。
事の起こりは一昨日。遊戯がもうひとりの遊戯を励まして欲しいと、杏子を呼び出していたのだ。
そう、この日のデートの主役は遊戯ではなく、もうひとりの遊戯だったのだ。
そして無愛想な顔で現れたもうひとりの遊戯に、杏子は緊張しながら声をかける。
どこへ行くのかと聞かれた杏子は、とりあえずお茶を飲みにいこうと誘った。

「なら サ店に行くぜ！！」

もうひとりの遊戯の単純明快な決断により、二人は喫茶店へと移動した。
喫茶店の中で、杏子は情報誌を広げてどこに行こうかと話しかけるが、もうひとりの遊戯は沈黙を保ったままであった。
それでもめげない杏子がなんとか会話の糸口を見つけようとアクセサリーを褒めたところ、
もうひとりの遊戯はようやく言葉を返した。

「オレが選んだんじゃないけどな… いまいちセンスないぜ… アイツ…」

苦笑しながら朝の出来事を思い返すもうひとりの遊戯。
そして、どうも我が相棒は人に気を遣って自分の本音を隠してしまうきらいがあると苦言を呈した。
そんなもうひとりの遊戯に、杏子は遊戯が彼を心配していたことを伝える。
それを聞いたもうひとりの遊戯はテーブルの上の情報誌に視線を落とすと、やや自嘲的な一言を漏らした。

「行き場所さえ迷ってる…… 今のオレと同じかもな…」

もうひとりの遊戯は自分が何者なのか、どこから来たのか、これからどこへ行くべきなのかもわからなかった。
だがそれでいい。今のままでいいのだと考えるもうひとりの遊戯に、杏子は自分の率直な気持ちを語りだした。

「私だって自分の行き場所なんかわからないよ… みんなそうだよ！
　凄く不安だけど見えない道を進んでかなくちゃいけないの　せめて胸を張って… 先にある場所を信じて……」

杏子の夢はダンサーになること。高校を出たらアメリカにわたり、ダンスの勉強をするのだ。
自分でも夢の実現が簡単ではないことはわかっているが、わずかでも可能性があるのならそれを信じたかったのだ。

「行こう遊戯！ 街に出よう！ 行く場所なんかいくらでもあるって！」

こうして二人は店を出て街を歩き出した。
もうひとりの遊戯にとってはカード屋でカードのパックを開けるときが一番楽しそうであったが、
それもまたご愛嬌。それなりに街の散策を楽しんだ二人は、最後にゲームセンターにやってきた。
そこで杏子は、ステップ・ジョニーなる男にダンスゲームの挑戦を受ける。
相手にするなというもうひとりの遊戯だが、ダンスの挑戦だけは逃げられないと、杏子はこの勝負を受けてたった。

「へへ… オレに負けたら今夜つき合いな……」

下種な本性を丸出しにして、杏子を挑発するジョニー。
だが、今回ばかりは相手が悪かった。本気でダンサーを目指す人間相手に、ジョニー程度が勝てるはずもなかったのだ。
そして勝負は杏子の圧勝で終わった。疲労困憊で尻餅をついてしまったジョニーを、杏子は高みから見下ろすのであった。


「あ―― 楽しかった！」

ジョニーとの勝負を終え、一息つく杏子。
百円ぽっちのゲームでも汗をかいてヘトヘトになると、自分の可能性に自信がつく。
そう言って屈託なく笑う杏子に何かを感じたのか、もうひとりの遊戯はゆっくりと話し出した。

「今… オレの自分の存在ってさ この小さな千年パズルの中にあるんだ！」

遙か彼方の地に、千年パズル――つまり自分自身を収める場所がある。
その時もしかしたら自分のことを知ることができるかもしれない。
だが、そんなものを追い求めなければ今のままでいられる。
それでいいのだと考えていた……いや、考えるようにしていたもうひとりの遊戯であったが、本当の気持ちは少し違っていた。

「(オレは自分自身のことを知りたい… 本当の… 自分の行くべき場所を知りたい…)
　 でも今のままならあいつの心の中にずっと居てやれる… あいつもそれを願っているから…」

人に気を遣って自分の本音を隠していたのは、実はもうひとりの遊戯も同じだった。
そんなもうひとりの遊戯に、杏子は自分も同じだと思いつつも、力強い励ましの言葉を送る。

「たとえ心がふたつあっても… あなたが向かい合うのは自分自身の心だよ！ だから自分の心に正直でいて！」

この言葉で吹っ切れたのか、もうひとりの遊戯は杏子を連れて童実野美術館に移動した
この場所に自分の過去を知る手がかりがある。だけど心のどこかでそれを拒んでいた。知ることを恐れていたのだ。

「でも今日杏子と会って 決心がついたぜ！」

もう逃げたりはしない。胸を張って行くのだと、もうひとりの遊戯は美術館の中に歩を進めるのであった。

――そして彼は知ることになる。遙か昔、自分が古代エジプトの王であった事実を。
　　　今、新たな闘いが始まろうとしていることを―――


作者コメント：10・11東京ドーム。橋本選手は再び立ち上がってくれるに違いない!!信じているぜ!!

ファラオｗｗｗｗｗ

> もうひとりの遊戯にとってはカード屋でカードのパックを開けるときが一番楽しそうであったが

これはひどいｗ

「とはいっても、ボクじゃないんだけどね」

悲しすぎる…　そして裏遊戯、コラ

>オレが選んだんじゃないけどな… いまいちセンスないぜ… アイツ…
やっと口をきいたと思ったら遊戯を貶すとは
そんなにデートがイヤだったのかよｗ

>>469
なんか、表遊戯の女の趣味を貶しているように見えるww

ジョニーのファッション、違う意味でイカしてるなｗ

こんな気の利かない男を励まそうと頑張る杏子が健気過ぎて泣けてくる
つか杏子ってコギャルだったのか…

> 「なら サ店に行くぜ！！」
いまいちセンスないぜ…　コイツ…

＞もうひとりの遊戯の単純明快な決断により
笑ったｗｗ

杏子可愛いなｗｗ
裏遊戯と二人なんて普通に会話に困るぞ

サ店とかナウすぎですよ

裏遊戯の行動は表遊戯と杏子の気持ちを考えると泣けるが
自己中もさり気なく自然すぎでにくめんなｗｗｗ

こんな浮ついた日常の裏遊戯なんて初めてだよな
サ店て何年前の言葉だよ！

きっと最近覚えたばかりなんだよ……

前々回のイシズと海馬の会話を見ると
何千年単位で昔の人間っぽいんだが
妙に現代に馴染んでるよなあ…

表遊戯なんつー気の使い方すんだ
いい奴すぎる

あと意外と闇遊戯が俗っぽくなってて面白かった

昔の記憶がないんだからしょうがない

なんで埃及の王がパズルの中にいるんだよ
パズルは逆四角錐だから悪王の王墓だとでもいいたいのか

なんか裏遊戯のセンス＝作者のセンスのような気がしてきた…

ところで、家がカード屋なんだから遊戯がカードを買う必要などない
気がするんだが気のせいか？

ジョニー程度が勝てるはずも無いって初対面の相手に非道すぎないか

番人じゃなくて番される側だったのかよ裏遊戯

ところで古代エジプトのファラオってことはさ
裏遊戯の亡骸って当然王家の谷とやらにミイラとして残されているんだよな

ミイラに千年パズル掛けさせてお湯かけたら復活するのか
そして転校エンドへ

しかしファラオか…ファラオがサ店に行くぜとか言ってんのか

>>484
まあ負けたらエロ戦車タイムに突入してしまうし

>>483
じーちゃんの店は古いゲームを扱いマニアックな店らしいから
最新のパックの入荷が遅いんじゃないか

現実のMTGで自分でWOCから（ショップが）購入したものを直接開封するんじゃねえ
と、もめてるからじゃね

「(ついに次世代決闘盤が完成した！！ 新たなる闘いの幕開けだ！
　 古の決闘者と石版(ｶｰﾄﾞ)の刻印が眠りし場所へ！！ その朽ち果てた墓標に集え 決闘者共よ！)」

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘150　集いし者共

海馬が次世代型の決闘盤を完成させていたその頃。
もうひとりの遊戯は、美術館の中で己の姿の刻まれた石版と対面していた。
三千年も前の物になぜ遊戯の姿が、と困惑する杏子に、もうひとりの遊戯は静かに呟いた。

「古代エジプトの時代から千年パズルに宿った失われた王の魂！ それがオレの正体だ…」

そんな長い時間じゃ記憶がぶっ飛ぶのも当然だと自嘲気味に笑うもうひとりの遊戯。
そしてもうひとりの遊戯の正体を知った杏子は、一人思い悩む。
遊戯はまだこの事実を知らない。もうひとりの遊戯のことを、
永遠に自分の心に存在する『もうひとりの自分』と信じてしまっている。

「(でももうひとりの遊戯には帰るべき場所がある それを遊戯(あの子)が受け入れられるかどうか…)」

杏子が思い悩む中、もうひとりの遊戯もまた考え込んでいた。
壁画に描かれたもうひとりの男の姿は、妙に海馬に似ている。
だとすればこの壁画の記録も、現在の自分たちの闘いによく符合していると言える。

「(これらの謎を解き明かすには… オレ自身の記憶を呼び戻すしかないのか…！！)」

それぞれの思いを胸に、壁画の前で佇む二人。そんな二人の前に、ひとりの女性が姿を現した。

「お待ちしておりました… 遊戯…」

その女性は、先日海馬と密会を行っていたイシズであった。
千年もの間、王の記憶の一部を守ってきた一族の出自だというイシズ。
今日イシズがここに来たのは、もちろんもうひとりの遊戯と会うためだった。

「この千年首飾り(ﾀｳｸ)は近い未来を見通す力を持っています… 貴殿がここを訪れることも…
　そして この街で新たな闘いが始まろうとしていることも 私には見えるのです」

さらにイシズは、もうひとりの遊戯が記憶をとり戻す決意をしたことも見抜いていた。
そのためには千年アイテムをすべて集めなければならないというイシズであったが、
当の遊戯は敵意をむき出しにしてイシズを詰問する。自分が知りたいのは、イシズが自分の敵かどうかということだと。
この問いに対し、イシズは自分は敵ではないことを穏やかに伝えた。
千年アイテムには邪悪な意思を持つものもあるが、自分のタウクはそうではないと言うのだ。

「まもなくあなたの前に現れる敵は……… 七つめの…… 最後の千年アイテムを持つ者です」

そしてその闘いはあなたの記憶を取り戻す闘いとなる。
そう告げてイシズは去っていった。



「杏子… 今日オレがここに来たことを相棒は知らない……
　壁画のことも… イシズの言ってたこともだまっておいてくれないか…」

美術館を出たもうひとりの遊戯は、今の話を遊戯には話さないでくれるよう杏子に頼み込む。
今の話を遊戯はまだ受け入れることができないだろうと考えたからだ。
杏子はそれに同意しながらも、きっとわかってくれるときが来ると付け加える。遊戯は強い子だから、と。
その言葉を聞いたもうひとりの遊戯は、腰のホルダーに入っていたデッキを取り出す。
このデッキは遊戯ともうひとりの遊戯が一緒にくみ上げたもので、半分は遊戯の魂の結晶とも言えるものであった。

「あいつがオレのことを理解してくれた時…… このデッキが本当の強さを発揮する時なんだ！」

デッキを手に、遊戯への信頼と期待を語るもうひとりの遊戯。
しかしこの時、もうひとりの遊戯はどこからか殺気を感じた。
思わず周囲を確認するもうひとりの遊戯であったが、
実際に声をかけてきたのは敵ではなく懐かしい仲間であった。

「オース！ 久しぶりね！ 元気だった！？」

相変わらず元気な様子で再会の挨拶をかわす孔雀舞。
しかし、何をしにここに来たのかというもうひとりの遊戯の言葉に、舞は意外な顔をする。
舞からすれば、もうひとりの遊戯がここにいるのは自分と同じ目的だと思っていたからだ。

「”古の決闘者と石版の刻印が眠りし場所へ”…
　日時は今日…この時間！！　そこで大規模な決闘の大会の発表があるってね！」

数日前、そのような怪情報がカードショップやインターネットで流れたのだという。
それを聞いた舞も、ここにやってきたというわけだった。
言われてみれば、周囲には羽蛾、竜崎、梶木、骨塚など名の知れた決闘者が勢ぞろいしている。
もうひとりの遊戯が感じ取った殺気とは、これらの決闘者たちの発するものだったのだ。
そして役者が揃ったところで、ついに大会の主催者が現れた。

「決闘者諸君よく聞け… 明後日この街において―――― Ｍ＆Ｗ決闘の大会を開催する！」

高らかに大会の開催を宣言する海馬瀬人。
参加条件はふたつ。レアカードを含めた四十枚のデッキと、次世代決闘盤を用意することだった。
さらに重要なルールとして、海馬はアンティルールを設ける。
敗者は自分のデッキの中から最もレア度の高いカードを勝者に渡さなければならないのだ。

「闘いの舞台はこの童実野町全域！！ 二日後―― この街はバトル・シティと化す！」



作者コメント：行列のできるタコ焼き屋が近所にあって、おいしいです!!メチャメチャお気に入り

何処の殿様企業だｗｗｗｗ

参加条件が新商品の購入とかちゃっかりしてるなぁ

決闘盤の完成前に出場者を呼び出したあげく、ギリギリ完成した決闘盤を用意しろとはどんだけやねん
そもそもあれは5万10万で買える品なのか？

高そー。遊戯たちに買えるのだろうか？

>>レアカードを含めた四十枚
竜崎終了のお知らせ

>>497
まだ恐竜族最強の二頭を持つキングレックスがあるじゃないか！

次世代決闘盤といっているが、カップ焼きそばを製作してどれだけの歳月が流れたっけ？

カップ焼きそば一般商品化してないなら十分次世代

つーかカップ焼きソバが商品化してないなら
決闘盤そのものが次世代のゲーム機だわな

アンティはデッキの中から一番レア度が高いものかそれともレアならいいのか？
もし後者なら海馬が負けた時青眼への愛が試されるな。

>>501
立体映像機自体はデスTで一般にお披露目してるから小型化の次世代機って感じかね
ご家庭でも出来ます、みたいな

>>502
そのどっちでも海馬が出すのはオベリスクで問題なかろう
青眼は3（4）枚だが神のカードは1枚のみっぽいし

バトル・シティはいいといて、コイツはお上の許可をとっているんだろうな

>>502
主催者が「最も」と言っている時点で一番レア度が高いカードが強制的に選ばれるんじゃね

レア度って一枚一枚に判定があるのか？
相手に好きなカード選ばせた方がよくね？

レアの判定はそりゃあるだろ

アンティカードって決闘前に選ぶのか？
だとしたら相手に切り札ネタバレすることになるな

七つ星以上は流石に全てレアだろ
最弱モンスターのクリボーだってそんな物を使うヤツ自体がレアだし

それで勝ってこそのデュエリスト

今まで七つ星以上ってどんくらい出てたっけ
結構あったよな…デーモン先生とかブラックマジシャンとかは七つだっけ？

>>512
閣下は★７でブラマジは★６
★がレアリティを表すならから閣下の方がレア度は高いんだろうな

舞、何か遊戯の勘がズバ抜けてるとか何とか感心してるがそれ勘違いですから。
普通はそこは「偶然ってあるものね〜」みたいな感じで流すもんなんだって…

未来見える千年アイテム持ち主なら勝率悪い海馬より
イシズ自身がオベリスク使った方が強いんじゃなかろうか？

>>515
海馬に大会を開催してもらうことで
グールズをおびき出そうってのがイシズの狙いなんだから
強い弱いはあまり関係ないさ。
まずは海馬をその気にさせることが肝要。

イシズにとってオベリスクはバカを釣る餌で、どうでもいいんだろう

ところでデュエリストどもよ！！って凄い言い草だなｗ

>>515
未来が見えたところで、強いとは限らんだろう。
もし未来が不変のものなら、「私が勝つ(負ける)未来が見えました」っていう
ただ未来を知る事だけしか出来ないものになってしまう可能性もある

どれほど自在に使えるのかは知らんが、デュエル中なら５分程度先まで自在に見えるなら心読みのペガサスと大差ないだろう

壁画の二人、片方は異論なく髪型が……だけど
もう一人は……似てるか？！

羽蛾とか竜崎とか懐かしい
次世代決闘盤はカップ焼きそばよりはかっこよくなってる気がする

しかし今回ので海馬も千年アイテム絡みに因縁があるのは決定だな。
遊戯の過去のパーツに海馬に似た人間がいる以上、かなり遊戯の過去に密接な
関係がありそうだ

というか現状の情報だと前世海馬に負けて魂封印されたとしか
思えないが素直にそうやるのかな

その路線は色々と危ういぞ
罰ゲーム的に

1　千年アイテムには「邪悪なる」意志が宿っている
2　千年アイテムに宿ってるのは「王の記憶」である
3　んでもって王様が操ってたのは「黒魔術師」

戦ってる神官が海馬でさえなかったら
暴政して正義の神官に粛清されたようにしか見えんがｗ

どうみても遊戯が邪悪なる意思ｗｗｗｗ

3000年前はちと手を焼いた青眼だがディスティニードローの前には全く無力のものよ

つまり３千年前に悪ｖｓ悪の闘いがあって
何かの間違いで悪の神官のほうが勝っちゃったということだな

>>524
つまりアレか。
遊戯が海馬にだけは物凄くドぎつい罰ゲームをかますのは、前世海馬に負けた事を
無意識下で根に持ってたからか！

>>527
YUGI様ｗ
けどそれじゃ海馬が「俺がディスティニードローした…9ターン目の時点でな…そして
ライフポイントが0にならずに済んだ…やれやれだぜ…」と言いだして反撃のフラグが
立っちゃうのですがｗ

この状況で最後の、つまりおそらく前世海馬の千年アイテム
持ってくるらしい最後の敵ってかませ確定じゃね？

海馬と思わせといてそいつが神官ってこたないのか

石版が持ってるあの魔法少女の道具みたいのが
最後の千年アイテムなんだよな？
なんだあれ

魔法少女が持つアイテムは魔法の杖だよな
石版に描かれているのは神官だから神官のの持つ棒的なもの…神棒･･･
千年神棒？

でっかい杭とか釘とかもっと危なそうなやつじゃないか

千年錫杖
千年王錫
千年杖

こんなもんじゃね？

神官が持ってるアイテムは杖かヘルメットかどっちかだな

海馬ならヘルメットじゃないか？
多分、海馬は生まれながらに千年アイテムを頭に付けてるんだ

杖なら魔法少女と昔から相場は限っているよ
もし違ったらこれからはジャンプ36冊買う

>>537は今最後の千年アイテムを持っている人のこと

>>535
錫じゃなくて金だろ今までの千年アイテム的に
アニメの千年リングは環の部分が木製でダサかったけどなw

先週から思うんだが、杏子やっぱかわいいな

ﾊﾞﾄﾙ
遊闘151　レアハンター！！

「バトル・シティねぇ…」

海馬瀬人がバトル・シティ開催を宣言して間もない頃。
遊戯やイシズの千年アイテムとよく似たアイテムを持つ人物が、静かに動き出してた。
その人物の名はマリク。獲物が一ヶ所に集まってくれるのは実に都合がいいと笑うマリクは、部下にある命令を下した。

「我がグールズのレア・ハンター共を呼べ！ 次のターゲットは童実野町だ！」


一方童実野高校では、バトル・シティの話を聞いた城之内が自分も参加すると息巻いていた。
だが、今度の大会ではアンティ・ルールが採用される。もし負けたら『真紅眼の黒竜』を
奪われると知った城之内は一瞬青ざめるが、勝ち続ければ逆にレアカードを
ごっそり手に入れられるのだと前向きにとらえ、改めて参加を表明する。
そして参加するための条件である決闘盤を入手するために、遊戯たちは町に繰り出すのであった。

「でも何か変なんだよな〜〜」

決闘盤を探す道すがら、遊戯は疑問を口にする。
遊戯の疑問とは、もうひとりの遊戯がアンティ・ルールを採用する大会に出る気になったということだった。
自分の大切なカードを賭けの対象にはできないというのがもうひとりの遊戯の口癖だったからだ。

「本当のレアカードっていうのは希少価値があるとかそういうことじゃないって…
　数千というカードの中から選びぬいた四十枚のカード！ それらすべてがかけがえのないレアカードだって！」

遊戯のように海馬と正々堂々闘うのが夢というのならともかく、
そんな大会に出場するのはもうひとりの遊戯の主義に反するはずなのだ。
もうひとりの遊戯は、何かもっと別のものを追い求めている気がする。
そう推測する遊戯の横顔を、全てを知っている杏子は複雑な思いで見つめるのであった。

そして一行は昨日杏子たちが立ち寄ったカード専門店へとやってきた。
さっそく決闘盤について遊戯が店員にたずねてみたところ、
店員も明日の大会のことは承知しており、決闘盤もまだ在庫があるとのことだった。
ただ、購入の前に調べなければならないことがあるらしく、
店員は手元のコンピューターで遊戯と城之内の名前を検索し始めた。

「へ―― スゴい 文句なしだ！」

店員が調べていたのは、遊戯たちの決闘者レベルであった。
これはＫＣが独自にリサーチしたデータによって算出されたもので、
レベル５以上の者でなければ決闘盤は所有できないことになっていたのだ。
そして遊戯のレベルは最高の８。その結果、遊戯には無料で決闘盤が進呈されるのであった。
しかし一方の城之内はというと…

「残念… レベル２だ…」

決闘者王国で準優勝という実績だけでは足りなかったのか、城之内のレベルは問題外の低さであった。
だがその時、モニターを眺めていた店員は城之内の所有カードに真紅眼があることに気が付く。
直後、店員はデータを改ざんして城之内のレベルを５に変更。
レベルを見間違えていたとウソをつき、城之内にも決闘盤を進呈した。
そして城之内たちを見送った後、店員はこっそりと仲間と連絡をとるのであった。

「見つけたよ まず一匹…」


その夜、遊戯の家でＭ＆Ｗの特訓を終えた城之内は、ひとりで帰途についていた。
そんな城之内を、マントとフードで正体を隠した３人組が取り囲んだ。
男たちは自らをレア・ハンターと名乗り、城之内に決闘を申し込んだ。

「(レア・ハンター 聞いたことがあるぜ…！！ 決闘者からレアカードを奪い取る窃盗団まがいの連中って噂をよ！！)」

悪党はぶちのめしてやると、城之内はこの挑戦状を受けて立った。
そして始まった決闘の最初のターン、レア・ハンターは『ハンニバル・ネクロマンサー』(★４ 攻撃力1400 守備力1800)を、
城之内は『漆黒の豹戦士パンサー・ウォリアー』(★４ 攻撃力2000 守備力1600)をそれぞれ召喚。
攻撃力で勝るパンサーウォリアーがネクロマンサーを破壊し、このターンは終了した。

次のターン、レア・ハンターは魔法カード『天使の施し』を発動し、カードを３枚引いた後に２枚を捨てた。
さらに『三つ首のギドー』(★４ 攻撃力1200 守備力1400)を守備表示で出すが、
これもパンサーウォリアーの敵ではなく、あっさりと撃破されてしまった。
だが、全く堪えていない様子のレア・ハンターは、次のターンも天使の施しを発動。
手札を入れ替えると、『デスハンド』を召喚してターンを終了した。

「(なんだこの男… さっきから手札の入れ替えばかりしてやがる…」

この３ターンの間、レア・ハンターが行ったことと言えば、手札の入れ替えと守備モンスターを出したことだけ。
それを単なるチキン野郎だと判断した城之内は、真紅眼を召喚して一気に攻め込む。
これで戦局は断然城之内に有利に傾いたかと思われた。しかし――

「フフ… 私の勝ちだ… エクゾディア召喚！！」

なんと次のターンで、レア・ハンターはエクゾディアの封印カードを全て手札にそろえることに成功した。
エクゾディアを全てそろえた場合、プレイヤーは無条件で勝ちとなるのだ。

「エクゾディアの封印(ﾊﾟｰﾂ)カード五枚はすべて 通常手に入らないレアカードだ！
　だが私のデッキには三枚ずつ入っている… 我がグールズの手にかかれば
　レアカードはいくらでも複製することができるからな…」

そしてレア・ハンターは、仲間に城之内を取り押さえさせると、真紅眼のカードを奪い取った。
城之内に決闘盤を渡したのも、夜道で勝負を挑んだのも、全ては真紅眼を手に入れるためだったのだ。

「我がグールズに勝てる決闘者など… この世にはいない…！」

作者コメント：最近は観たい映画がめじろ押しなので、毎週オールナイトを観に行ってますっ!!!!

ブラックマジシャンってレアだったんだ

カラーコピー

> 決闘者からレアカードを奪い取る窃盗団まがいの連中
海馬がこいつらの上司でもあまり違和感ないな

城之内敗北か

でも、もう一回勝てばエグゾディアのパーツor赤眼が手に入るんだろ？
むしろこいつら狩って遊戯のデッキ再編すればいいのでは。

また胡散臭いのが出てきたなあ

>>548
城之内から奪った真紅眼は本物だが
こいつらが持ってるエクゾディアは贋物だろ

偽物でも決闘盤で使えるなら正規品と同じってことじゃまいか。
…そんな技術があるなら赤眼奪う意味ないんじゃね？

>>551
美術品の世界に鑑定士がいるのと同じで
カードの世界にも真贋を見抜く鑑定士がいるんじゃね？
そういう輩の目を欺くために本物は本物でキープしておくのは悪いことじゃないさ。
用済みになったら高く売ればいいだけなんだし。

本物がなければ贋作もつくれんだろ。

決闘盤タダで貰えるのかよ海馬の会社すげぇな

>自分の大切なカードを賭けの対象にはできないというのが
あんた元の遊戯の命も賭けてますやん

決闘者王国準優勝でもレベル２にしかならないのか。
あの大会よっぽどレベルが低いって扱いなんだろか。

負け犬・レベル１
馬の骨・レベル２
（中略）
名前呼び・レベル８

たぶん海馬社長の相手に対する好感度だな
だからモクバはレベル８

多分レベル決めてる海馬が、城之内がキースに勝ったり舞に勝ったりしてる時は魂抜けてて
自分に負けてるところしか見てないから印象悪いんだろう。

>>555
自分のカード＞相棒の命なんだろ。別に矛盾はない。

偽造されたカードまで正規品と同じように扱えてしまうデュエルディスクって
ある意味不良品じゃないのか？

お前は貨幣偽造のプロの腕を見縊りすぎ

偽造貨幣って自販機とかで使える？

なんでレアハンターはわざわざデュエルを挑んだんだ？
最初から三人でボコればいいじゃないか。

強奪なんて犯罪じゃないですか！！

>>563
城之内はプロの傭兵や殺し屋と渡り合った男だぞ
レアハンターが犯罪者とは言っても肉体派の犯罪とは縁遠そうだから返り討ちにあってお終いだろ

>>558
さすがに海馬が決めてるわけはないだろ。
全国の決闘者達がどれくらいの数になるかは知らんが、かなりの数なのは間違いない。
そんなのに仮にも一企業の社長がかかずらってる暇なんぞないだろう。
普通に下っ端が調査、レベル決めをしたんだろう

決闘者王国での出来事が不愉快だったので
あの大会は査定に含めなかったんだよきっと

実際世間的になかったことなんじゃね？
少なくともキースと主催者が死んでるわけだろｗ

しかし真紅眼の持ち主になってるんだから島での出来事は反映されてるわけだよな……
やっぱ海馬が個人的に嫌がらせしてるとしか思えん。

>>569
デッキの強さからすると城は大した事ない。
実際カードゲームってのはまぐれで勝つ事が他のゲームよりずっと確率高いって面もあるし。
海馬が嫌がらせっても、わざわざ城のデータを探し出してレベル2にしたりとかする性格には
思えんしなぁ、目の前にいればやるだろうがいないなら無視するだろ、相手が遊戯ならともかく。
海馬がやってたらレベル2どころかレベル1にしそうだし

でもまあ、決闘盤を入手＆バトル・シティ参加出来るのはレアハンター達
のおかげなんだよなw
アンティは切り札の時の魔術師があるし

でも大会実績を評価に含めてるのにレベル２ってのはやはり低い気がするな
仮にも創設者の主催した大会で準優勝なのにそんな評価基準低いなんて
運が左右する世界だから大会実績は考慮なし、もしくはさして重要視しないってことなんかな

大会出場暦が1回しかないからじゃね？
ポッと出だからまだ評価はできんみたいな

王国は基本的に予選なし・招待制の閉鎖的な大会だったし
準優勝したけど正式招待者じゃなかったから

つーかあの評価自体レアハンターがつけたんじゃね？
店もグールズとグルだったみたいだし

大会の出場資格持ってないから記録が非公式になってるのでは

記録だけ非公式ってのはありうるのかな
もっと早い段階で消えたならまだしも準優勝まで行っちゃったのを非公式にするのは難しくないか
トップ4のうち2人も非公式扱いって大会的にあんまり良くないような…
それなら大会自体が非公式の方がまだあり得る気がする

そこらへんの町内大会でも（現実のMTGでは）登録して公式扱いにしてくれ
といっていくらか金払えば公式に出来るしランクポイントもつく。
死者続出の決闘者王国は「なかったこと」で町内大会かなんかで
真紅使ったことがあるのだろう

つーか実在するプロスポーツでもそうだけど、
全く実績なしの人間がいきなり準優勝までいっても
そう極端にランキングは変わらないことが多いからなあ。
これが優勝だとさまざまな恩恵を与えることもよくあるけど。

大会にそこそこで続けてて世界チャンプクラスと思われる海馬を倒せば
王国でもDEATHTでも公式扱いなら一気にランク上がるだろう。
しかしイカサマ香水女と数年実績なしの盗賊では

>>579
キースってそんなにブランクなくね？
ペガサスとキースの試合を観戦してた海馬の容姿が今とほとんどかわらんし。

>>579
大抵の競技では「誰を倒したか」よりも
「どこまで勝ち上がったか」の方が重要視されるぜ。
極端な話、予選で遊戯に勝つよりも骨塚・モクバ・竜崎とかとだけ当たって
本戦に出場したほうがランキングは上げやすいんじゃないか。

>>579
ペガサスが大会に呼んだ以上出場者はみんなそこそこ以上のレベルなんじゃないの？
舞が海馬と知名度的にそこまで差があるとは限らないぞ

このゲームが作品世界でどんだけメジャーか知らんが
一人で数千人ギャラリー集めて「海馬様！海馬様！」なんて
コールされるほどの知名度があるのは海馬だけだろｗ

ペガサスvsキースなんて５万人収容のスタジアムを満杯にしたうえに
全米にテレビ中継されるくらいだったんだから
海馬に限らずトップクラスの決闘者はみんな知名度はあるんじゃねえの？

招待されてないポッと出がたまたま勝ち上がっただけじゃまぐれあたりと思われてるのと
5レベルに到達する必要ポイントを満たしていないだろう
優勝でもすれば話は別だったんだろうけど

ソリッドビジョンなしで観客はどうやって決闘視認してたんだ？

海馬視点で考えると決闘盤の開発や大会開催に忙しかっただろうから
一度瞬殺した遊戯の取り巻き相手にわざわざ嫌がらせするほど暇じゃないと思う
おそらく遊戯軍団に対しては遊戯以外眼中にない

普通に上から視点のカメラとかじゃないか

電話ボックスの決闘は即時ＫＣのデータベースに送られてたけど
城の中の戦いは終了後にまとめて送る予定だったんじゃないか？
それがペガサス死亡やらなんやらでうやむやになって、
予選の勝敗と遊戯が優勝したことしか記録が残ってないとか

つーかお前ら新ボスキャラのマリクとやらの話もしてやれよｗ

マリクはセリフ少ないからまだどんな奴なのか分からないな
今のところは色が黒いなーとしか

ﾊﾞﾄﾙ　　ﾊﾞﾄﾙｼﾃｨ
遊闘152　Ｂ Ｃを駆けろ！！

決戦当日の朝。
遊戯ともうひとりの遊戯は、バトルシティに向けて徹夜でデッキ調整を行っていた。
そしてそのデッキがようやく完成した後で、もうひとりの遊戯は少しだけ心の内を明かした。

「オレ達が行くバトル・シティ！！ そこにはオレ自身を探す闘いが待っている！」

その闘いには遊戯の力なくして勝利を得ることはできない。
自分はどんな時でも遊戯と、遊戯と共に組み上げたデッキを信じる。
この言葉を胸にしまっておいてくれというもうひとりの遊戯に、遊戯は神妙な顔で頷いた。

「(君が何を求めて闘おうとしているか…… それは今は訊かないよ…)」

自分もその答えを一緒に探しに行こう。そう誓う遊戯であった。

＊　＊　＊

午前８時５分、童実野町の時計塔広場。
もうひとりの遊戯が到着した時、そこは既に決闘者たちのたまり場と化していた。
昨晩の一件など知る由もないもうひとりの遊戯はじっと城之内を待っていたが、
それよりも先に孔雀舞が現れ、挨拶をかわすこととなった。
さらには羽蛾、竜崎、梶木らも現れ、丁々発止のやりとりを繰り広げ始めた。
そんな騒がしい空気を切り裂くように、広場の前にあるビルに設置された巨大スクリーンに
大会主催者である海馬瀬人の姿が映し出され、挨拶と共にルール説明が始まった。

「決闘者諸君 バトル・シティにようこそ！ 今から大会ルールを説明する！」

基本的なルールは、一昨日に海馬が説明したものと特に変わりはなかった。
それに付け加える点として、海馬は参加者が四十八名いるということ、
決勝に進出できるのは最大八名ということを挙げた。

「その決勝戦の行われる場所だが… その場所はこの街のどこかに隠されている！」

平等を期すため、その場所は海馬自身も知らないという。
動揺する決闘者たちに、海馬は決闘盤の裏を確認するように仕向ける。
そこには地図の断片のようなものが埋め込まれた透明なカードが備え付けてあった。

「このパズル・カードには特殊なプリズム加工が施してあり 六枚を重ねることによって
　プレートのある一点に光がともる！ その場所が決勝の舞台だ！」

つまり、決闘者たちはレアカードとは別にこのパズル・カードを賭け合って闘い、
先に六枚集めた者から決勝戦に進出できるというわけだった。

これで全ての説明は終わり、海馬の号令に従って決闘者たちは街中へと散っていった。
もうひとりの遊戯も移動を始めるが、その時城之内がある男に絡んでいるのを目撃する。

「探したぜ！ てめえをな！ 街の雑踏にまぎれてもよぉ 貴様の爬虫類みてえな目は隠せねぇぜ！」

城之内が詰め寄っていたのは、昨晩城之内を襲撃したレア・ハンターであった。
事情を聞いたもうひとりの遊戯は、当然のごとく激昂。
こんな野郎は相手にするなという城之内の忠告も聞かず、レア・ハンターに決闘を申し込んだ。

「貴様のようなゴミは街を汚す… 今オレが片付けてやるぜ！！」


作者コメント：某カードゲームで４ターンで勝ったぞ!!これが最短記録での勝利になりましたっ!!

「俺の勝ちだな、レッドアイズを返して……と思ったけどエグゾディアの足りなくなったところを貰っていくぜ！」

つまり王国での星がパズルカードになるわけか
集める枚数が星より少ないし王国大会よりも短い話になるのかな？

>>582
M&Wの日本正規代理店の社長（しかもキチガイ）で決闘盤の作者と
そこそこ実力はあるが所詮いちデュエリストとでは差がありすぎるだろ

>>596
もうその話題終了したしいつまでもムキになるなって

＞遊戯ともうひとりの遊戯は、バトルシティに向けて徹夜でデッキ調整を行っていた。

寝とけよバカｗｗｗ

寝不足で倒れる→目覚めたら既に大会終了　って可能性があるなｗ

まあ若いんだから一晩ぐらいはちょっとハイになって丁度いいぐらいじゃないか？

二つの心があるから交代で寝てたんじゃね？

魚は右脳と左脳で半分ずつ寝るって話を思い出した

集合場所・童実野町の時計塔広場
バトル・シティ？………バトル・タウンじゃねーか！！

何でそこで遊戯が戦うんだ？
不正カードを使われてる以上、公平とはお世辞にも言えない勝負だが負けたのは
馬の骨なんだから馬の骨が戦ってレッドアイズを取り返すべきだろう。
遊戯が戦うのはぶっちゃけ大きなお世話だ

城之内には勝ったが、当の本人が食って掛かっている
つまり雑魚だと認識したから

レッドアイズ欲しいからだろう
ぶっちゃけ人喰い虫のほうがいいと思うが

バトル・シティなんかワクワクしてきたぞｗｗｗ

>>606
一応遊戯はレッドアイズを城之内に返すために戦うみたいだぞ。
城之内の立場からするとここで遊戯が出張るのは物凄く屈辱的、ある意味
遊戯は城之内を一人前の決闘者と認めてないって事になるし

普通に考えると、開始直後で選手が散らばっていない状態だったから目立ちたかっただけだろう
記憶が無くても王サマなら注目を浴びてなんぼだろうしな

>>598
遠足の前日は眠れないもんだ

しかし、街全体が決闘場！みたいに煽ってるのに、
参加人数が一クラス＋α分っていうのは微妙に少ない気もする

たかだか４８人の大会のために「どいてた方がいいぜ！」と言われる
いかにも通勤途中って感じのおっちゃんが気の毒で仕方がない

人数以前にKCにかかわるとろくなことにならないのはもはや常識。
だから問題ない

関わるとっつーかあっちから勝手に関わってくる分にはどうしようもないよなあ。
レアカードもってたら自殺に追い込まれたとか、ゲームで勝ったら仕返しに殺し屋雇われたとか。

裏遊戯……すごく……邪魔です……

城之内が迎え撃つシーンじゃないのかこれ？

迎え撃つって表現は違うと思うが確かにここは馬の骨が戦う場面だと思う

馬の骨も「こいつは俺が倒さなきゃならない奴なんだ！」と裏遊戯を押しのけろと言いたい。
この状況はぶっちゃけ、ジャイアンにいじめられたのび太がせっかくジャイアンに自分の力でリベンジ
しようとしてるのに、お節介なドラえもんが横から割り込んできたのと変わらん

このドラえもん、まるでノビ太のことを考えていないけど、ドラえもんに悪いだろｗ

ところで元ファラオはいつグールズを知ったんだろう？
そんなに有名なの？

のび「ボクの力で君に勝たないとドラえもんが安心して未来に帰れな」
ドラ「どいてるんだのび太君！君の無念は僕が晴らす！」
のび「え、ちょ、おま」

凄い台無しｗ

どう見てもお前が個人的にイラ付いただけですｗｗ
城之内はあれですね、建前とか大義名分とか言う

>>619
城之内が聞いた事あるんだから遊戯が知らないのはむしろ不自然じゃ？

そういえば裏獏良は今回は出ないのか
神のカードの話で
千年アイテムは関係なさそうだな

遊戯がおせっかいなんじゃなく、城之内がダメなんだよ

>>623
でも神のカードは前世の謎を解くキーカードっぽいし、出るんじゃないか？

このままカード路線で行くとライバルキャラであるバクラがデュエルできないのはあれだから、
戦いに参加しそうだ

>>624
え、そうか？
城之内は一応お前が戦うような奴じゃない的な事言ってるし
ぶっちゃけ闇遊戯の方がお節介だと思うけど

まあ今回は闇遊戯はグールズみたいなのが嫌いなんですよとか
新しい敵のグールズはこんな奴なんですよーみたいな紹介だと思うから
闇遊戯が戦うんだろうけど

どうでもいいけどこの世界でも皆やっぱり
強欲な壺と天使の施しは入れてるんだろうな

羽蛾は人食い虫とかニードルワームを使う強敵

女ボスキャラｸﾙ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━????

>>624
やめろって言ってんのに「どいてろ」とか言われちゃったんだぜ。
どうしようもないじゃないかｗ

>>625
アイツデュエル出来んのかね
そういや御伽ってもう出ないんだろうか
御伽はデュエルしないよな
する意味もないか

人に向かってゴミだとか、友達に向かってどいてろだとか
相変わらず裏遊戯は口が悪いぜ
初期の裏遊戯をちょっと思い出したｗｗ

ファラオ在任中の裏遊戯っておとなしく玉座に座ってるようなタイプではなかったんだろうな
きっとどうでもいい事にでもしゃしゃりでてきて家来や召使果ては奴隷あたりにまで
『ファラオ… うぜぇ ('A`)』
とか思われてたと予想
だから城之内の件にも口をはさまずにはいられないんだな、きっと

またカードゲームがはじまったが御伽編は何だったんだ

Ｄ・Ｄ・Ｄが流行るわけないんだ……！！

いろいろ言われてるが今回のグールズはエグゾディア召喚だけの一発芸キャラだろ。
もうネタわかってる城之内がデュエルしたらつまらないだろ。

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘153　奴を許すな！！

「(フフフ… 私の最強デッキに勝てるとでも思っているのか… エクゾディアデッキに！！)」

遊戯の挑戦に、不敵な笑みを返すレア・ハンター。
その自信の理由を知っている城之内は遊戯にエクゾディアのことを伝えようとするが、遊戯はそれを制止した。
たとえレア・ハンターが卑劣な手を隠していようとも、ゲームの前に敵の手の内を知る権利は自分にはないというのだ。

そして時計の針が午前９時を指した瞬間、決闘は始まった。
最初のターン、遊戯は『幻獣王ガゼル』(★４ 攻撃力1500 守備力1200)を攻撃表示で出し、
さらに伏せカードを一枚セットしてターンを終了した。

一方のレア・ハンターの手札には、既にエクゾディアの封印カードが二枚あった。
ほくそ笑むレア・ハンターは、城之内戦と同様に『天使の施し』を駆使し、手札の入れ替えを行う。
そして『アステカの石像』(★４ 攻撃力300 守備力2000)を守備表示で出してターンを終了した。

次のターン、遊戯は『バフォメット』(★４ 攻撃力1400 守備力1800)を場に出すと、
伏せていた『融合』を発動して『有翼幻獣キマイラ』(攻撃力2100 守備力1800)を誕生させる。
融合モンスターは次のターンにならなければ攻撃はできないため、遊戯はこれでターンを終了した。

その返しのターン、レア・ハンターは再び天使の施し発動し、手札を入れ替える。
その結果、レア・ハンターの手札には早くも四枚の封印カードが揃った。
残るは『封印されし者の左腕』のみ。それも次のターンで引き当てるということがレア・ハンターにはわかっていた。

「(私の目には特殊コンタクトが入っている！！　
　 このレンズを通せばカードの裏から表の絵柄を解読することができるのだよ…
　 我々が密造したカードにはこのレンズだけが見通せる特殊インクが塗られているのでね…)」

次のターンが来れば自分の勝ちは確定する。既に勝利を確信したレア・ハンターだが、それでも守備を固めることは忘れず、
『機動砦のギア・ゴーレム』(★４ 攻撃力800 守備力2200)を守備表示で出してターンを終了した。
そしてこれらのプレイングを見た遊戯の頭の中には、疑念が渦巻いていた。

「(なぜだ…！ 奴からはオレに攻撃する意志を感じ取ることができない…
　 ひたすら守備を強固にし オレのモンスターへの防衛線を張るのみ…)」

つまりレア・ハンターはモンスターの攻防によって遊戯のライフを削る気がないと言える。
ならばどうやって自分を倒す気でいるのか。そこまで考えた遊戯は、レア・ハンターが手札の入れ替えを
頻繁に行っていたことを思い出し、レア・ハンターの狙いに気付いた。

「レア・ハンターよ！ 貴様の戦術はすべて見通したぜ！」

エクゾディアは召喚させないと言い放つ遊戯。
あっさりと戦術を見透かされたレア・ハンターの顔には緊張が走るが、
次のターンが来れば自分の勝ちが決まることには変わりない。
なんとか強気の姿勢を保つレア・ハンターに、遊戯は一枚のカードを取り出してみせた。

「このカードでエクゾディアを打ち崩す！！」

作者コメント：いつも、ファンレターありがとうございます。なかなか返事は書けませんが、
　　　　　　　　全部読んでいます!!本当にいつもありがとうねっ!!

＜補足＞バトル・シティ Ｍ＆Ｗ決闘大会ルール

決闘は決闘盤を使用し、スーパーエキスパートモードで行われる

○プレイヤーのライフポイントは4000
○カードは40枚以上のデッキ（それ以下の枚数は失格）
○プレイヤーは先攻・後攻を決め、山札から５枚のカードを引きゲームスタート（手札は７枚までしか持てない）
○プレイヤーは自分のターンにモンスターカード、魔法カード、罠カードをそれぞれ１枚ずつ出すことができる

○ライフポイントが０になったら負けとなる
○山札からカードが引けなくなったら負けとなる

○モンスターカードを出す場合、攻撃表示か守備表示かのどちらかを決める
　 攻撃：カードを表にして縦位置で表示
　 守備：カードを裏にして横位置で表示。相手の攻撃の対象となるか攻撃表示にする時に表になる。
　 攻撃vs攻撃
　　　○攻撃ポイントの高いほうが勝ち、マイナスポイントがプレイヤーのライフから削られる。
　　 　　負けたモンスターは消滅。
　 攻撃vs守備
　　　○攻撃ポイントが高い場合、守備モンスター消滅
　　　○守備ポイントが高い場合、マイナスポイントがプレイヤーのライフから削られる。
　　　　 攻撃モンスターは場に残る。

☆スーパーエキスパートルールではモンスターがプレイヤーに直接攻撃が可能
☆星５以上のモンスターは星４以下のモンスター１体を生け贄に捧げ召喚。
　星７以上のモンスターは星６以下のモンスター１体を生け贄に捧げ召喚。

○場に伏せてある魔法カードはいつでも発動できるが、手札の魔法カードは自分のターンにしか使えない
○罠カードは場に伏せてあるものしか発動できず、必ずカードに記された起動条件(ﾄﾘｶﾞｰ)が必要となる

＞ゲームの前に敵の手の内を知る権利は自分にはないというのだ。
この人今更ツッコミ逃れしてるぞ……ｗ

あれ、エクゾディアって揃った時点で勝ちなのか
カードはやってないけど、
「攻撃力∞、相手フィールドの全モンスターに攻撃可能」
なモンスターを償還するんだと思ってたけど

死者蘇生とか墓荒らしのこと考えるとゴミ箱は公開情報のはずだから
被ったパーツ1枚捨てた時点でどんなデッキかは大体わかる気もする。

漫画に生け贄ルール増えてるけどやっぱブルーアイズとかノーリスクで出せるのはおかしかったんだな……
これでライフ倍の4000なら割とマシな感じか？　できれば8000欲しい所だが。

8000とかじゃなかなか決着付かないんでは？

決闘盤がモンスター2体召還が可能になっているところに
ミラクルチートの反省とKC社のクオリティアップが見て取れる

新しいモンスターがどんどんでてきたな
アステカの石造がいいデザイン

おお
なんか面白くなってきたな
遊戯がどうやって相手を倒すのか楽しみだ

今やっと分かった
裏が城之内がやるべきデュエルを横から割り込んででもやりたがった理由
一般人相手だと罰ゲームが出来ないからだ
いくら裏遊戯でも何の罪も無い一般人相手にゲームで勝ったからって罰ゲームやるわけにはいかないからな
その点、相手が犯罪者グループの一員と分かりきってるなら遠慮なく罰ゲームできるもんな

鬱憤が溜まってたんだな、さすが邪悪な魂

カラーがかっこいいです！

つーか数回前のやたら説明文の多い回よりも
やっぱこういうテンポよく進む決闘の方が見ていて楽しいなあ。
もちろん話を進めるためにああいう回が必要なのはわかってるけどさ。

今回はやけにテンポが速いな

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘154　崩れ行くデッキ！！

開始からわずか三ターンでレア・ハンターの戦術を見抜いた遊戯。
それを見ていた城之内は、改めて遊戯の凄さを思い知らされた。

「(遊戯… また お前に教えられたぜ… 決闘者としての自信！！ そして… プライドってやつをよ！！)」

城之内が感嘆する中、ターンは遊戯に移っていた。
ここで遊戯が引き当てたのは『連鎖破壊(ﾁｪｰﾝ･ﾃﾞｽﾄﾗｸｼｮﾝ)』。
敵・味方を問わずに攻撃力2000以下のモンスターが場に出たときに発動し、
デッキの中の同じカードを全て破壊するという罠カードであった。
このカードを仕掛けた場合、自分もモンスターを出せなくなるリスクがあるが、
相手がエクゾディア召喚を狙っている以上そんなことは言っていられない。
遊戯は連鎖破壊を場に伏せると、『有翼幻獣キマイラ』で『アステカの石像』を攻撃。
『幻獣衝撃粉砕(ｷﾏｲﾗ･ｲﾝﾊﾟｸﾄﾀﾞｯｼｭ)』が決まり、アステカの石像は破壊されるのであった。
さらに一枚のカードを伏せ、遊戯はターンを終了。これを見たレア・ハンターは思わず笑みを零した。

「(このカードを引けば私の勝ちだ！！)」

次に自分が引くカードは最後の封印パーツである『封印されし者の左腕』だということはわかっている。
意気揚々と山札に手を伸ばすレア・ハンターだが、そのタイミングを遊戯は見逃さなかった。

「ドローフェイズの前に 場の魔法カードを発動！！」

遊戯は伏せカード『光の封殺剣』を発動すると、レア・ハンターの手札一枚を場に封印しにかかる。
もしレア･ハンターの手札の中の封印カードを外してしまったら遊戯の負けは決まっていたが、
幸運にも遊戯が選択したカードは『封印されし者の右腕』だった。

「さらに！！ 貴様の場にエクゾディアの右腕が出たことによってオレの罠が発動するぜ！！」

光の封殺剣の効果によって罠カードの発動条件を満たした遊戯は、ここで連鎖破壊を発動。
場に封印された右腕を破壊すると共に、デッキの中の右腕を全て粉砕した。
エクゾディアの封印カードは一度墓地(ｾﾒﾀﾘｰ)に置かれた場合、二度と蘇生させることはできない。
つまり、レア・ハンターはエクゾディアを揃える術を完全に失ってしまったのだ。

「(…………エクゾディアが…… 崩れ落ちていく……)」

エクゾディアデッキの最大の弱点は、四肢たるカードを一つでも失えば闇に葬られる運命を避けられないこと。
その弱点を的確について来た遊戯に、レア・ハンターは負けを認めるしかなかった。

だが負けを悟った瞬間、レア・ハンターは悲鳴をあげ、頭をかきむしり始めた。
やがて額には眼(ｳｼﾞｬﾄ)の紋章が浮かび上がり、気が付いたときにはレア・ハンターの様相は一変していた。

「フフ… 君が遊戯か… 噂には聞いているよ…」
「(この男の人格が変わった…！？)」

レア・ハンターの中に、別人格が宿ったことを見抜く遊戯。
当人もそれを隠す気はないらしく、レア・ハンターの中の人間はベラベラと話し始めた。
その言葉を信じるなら、本体は少し離れた場所にいるとのことで、
レア・ハンターに自分の記憶を植えつけることによって、いつでも操ることができるのだと言う。
なぜそんなことができるのかと言えば、その人物もまた千年アイテムに選ばれた者だからなのだ。

「これはとりあえずの挨拶がわり……… ヨロシクね遊戯… クククク… ボクの名はマリク… マリクだ！」


作者コメント：ＰＳ版「遊☆戯☆王真ＤＭ」発売直前！アナザーストーリーを楽しんでね！Ｂ（バトル）は凄い！

ブルーアイズ封印フラグ立ちましたwww

封殺剣が右腕のカードをかっ攫っていったけどこれはどう３D処理しているんだ
そもそも封殺剣の効果は連鎖破壊に乗っ取ってないだろう

>ボクの名はマリク… マリクだ！
普通こういう時って、名前→フルネームって感じで名乗るもんじゃね？
なんで名前だけ二回言ったんだろう

名前の方が大事なので二回言いました

マリク＝クロフォードだったりマリク＝ムトウだったり
マリク＝カイバだったりマリク＝ハンマーだったりするんだろ

麻里　久の本名をもじってマリクと呼ぶんだよ

眉月光、略して月光みたいなもんか

マリクって確かアラビア語で「王」とか「支配者」って意味だな
本名じゃない可能性もありそうな気がする

名字を度忘れしました

ハンマーｗｗ

マリク真木だな

>>662
登場した時点で既に人格がアイテムに支配されているとかかね

シャーディーやペガサスは人格交代したような描写が無かったけどマリクはどっちなんだろうな

人格交代型だったら、残り一つの千年アイテム＝前世海馬の所有物
だから今奴のボディを支配しているのは闇海馬という奇妙なことに。



逆にいえば持ち主の海馬が正規？転生してる以上別人格が宿ってはいないのかな

むしろマインドクラッシュ前の海馬こそ闇海馬だったというオチが

転生したけど恨み（というか負の感情）は消えませんでした、みたいな感じとか

いや前世海馬は勝ってるんだから恨みもなくね

前世関係ありげな大企業社長→カード創造者の会長→隣のゲーム屋のゲームデザイナー
と来たら次はどんなポジションに

アイテム関係者だしカード強奪集団ボス以外にも肩書きありそうな予感

前世海馬のアイテムということを考えれば
マリク＝カイバはあるかもしれんなー
いやマリク＝（海馬の旧姓）か

>>671
勝ってるかどうかはまだわからないんじゃね？
石版に彫られていた海馬に関係ありそうな神官が
王とともに命を犠牲にして邪悪なる力を封印した神官のひとりだったとしたら
王サマが勝って神官を改心させたのかもしれないし。

実はマリクは名字なのです
そして海馬の元々の名前はマリク瀬人

…似合わないにもほどがあるな。

芸人みたいな名前だな

マリクと海馬、二人合わせてマクガイバー

もうマジシャンかエスパーか演歌歌手じゃないと許されない名前だな＞マリク瀬人

マリクモクバは人間か？

毬苦　木馬

>>680
逆に外国の名字を持ってたんならモクバという名前もまだギリギリ納得できないこともない

モ・クバ

相変わらず、肌が黒いことしか分からないねマリックさん
あと、若いのと、男……かな

マリク「このマリクは変身をする度にパワーがグンと増す。その変身をオレは後二回残している、その意味がわかるな…？」

未来から来た海馬と杏子の子供に殺されるだと！！？

マリク中々格好いいボスじゃないの
こいつの持つ千年アイテムの能力は他人を操れるのか

爆良のやってる魂の株分けを、物じゃなくて人に出来る感じかな？

爆発したらだめだ

光の封殺剣外したら負けって相当ギリギリだったな。とうぶんエクゾディアはでてこないだろうけど
とりあえず闇海馬期待

>>690
まあ遊戯は知らないこととはいえ、
手札五枚は全て封印パーツだったから外そうと思ったって外せないんだけどな…

ヨロシクねｗｗｗｗｗ

魂の株分けということは一部はまともに転生させて海馬になって本体が闇海馬か

むしろ闇のファラオに対抗するために己の心の悪の部分を切り離したんじゃね？
だからあのアイテムに宿ってるのは光海馬

光海馬とか見たくないから今の黒い海馬のままでいい

白い海馬ならデスＴにいたね

光海馬っていやすぎるがブルーアイズの属性を考えるとあながちめちゃくちゃじゃないかも

なんか嫌な光だな

青白い放射光です

>>699
ああ、腑に落ちた

じゃあ滅びの爆裂疾風弾って……

まさに滅びのバーストストリーム！！名は伊達じゃない

しゃれにならねーぞ

>>688
獏良の千年リングってモノだけで
人には魂株分けできないんだっけ？

ゲーム楽しそうだ。買ってみるかな

ﾊﾞﾄﾙ 　　ﾐﾚﾆｱﾑ･ﾊﾞﾄﾙ
遊闘155　千年の闘い！！

「人の記憶を支配しボクの思いのまま言動や行動を操れる…… それが僕の持つ千年錫状(ﾛｯﾄﾞ)の力なんだ…」

千年ロッドなる新たな千年アイテムの名を口にするマリク。
遊戯はマリクこそがイシズの言っていた敵だということを悟り、この大会に参加した目的を問い詰める。
これに対し、マリクは神の手札を揃えることが目的だと明かす。
現代に蘇った三枚のレアカード、『オシリスの天空竜』、『オベリスクの巨神兵』、『ラーの翼神竜』。
これらのカードを揃えた者は、王の称号と共に闇の力を手にすることができる。
既にグールズはその内の二枚を手に入れているが、あと一枚をこの街にいる誰かが所有しているというのだ。

壮大なる目的を語るマリク。
だが負けた以上はルールに従い、城之内から奪っていた『真紅眼の黒竜』とパズルカードを潔く渡した。
ただし、今遊戯が破ったレア・ハンターはグールズにおいても最弱の男。
この街のどこかにいる神のカードを持つレア・ハンターに出会えば、
遊戯と言えども瞬殺は免れないと挑発するのも忘れなかった。

「さあ… そいつはどうかな… オレが… 貴様の野望を阻止するぜ！」

マリクの目的が何であれ、遊戯にもたどり着かねばならない場所がある。
必ず貴様を倒すと宣言する遊戯に、マリクは千年の闘い(ﾐﾚﾆｱﾑ･ﾊﾞﾄﾙ)の始まりだと薄く笑うと、
レア・ハンターの中から消えるのであった。

マリクの意志が消えた瞬間、レア・ハンターは気を失ってその場に倒れた。
この街のどこかにマリクが潜んでいるのかと緊張した様子の城之内に、
遊戯は今取り返したばかりの真紅眼を手渡そうとする。
しかし、城之内はこれを拒否した。今そのカードを簡単に受け取ってしまったら、
自分の追い求める真の決闘者というものがさらに遠のいてしまう気がするというのだ。
真紅眼が自分にとってかけがえのないカードだということは承知している。
だからこそ、今は受け取れない。今の自分では真紅眼も許してくれないだろうと城之内は考えていた。

「オレは自分の理想とする真の決闘者になる！ この街(ﾊﾞﾄﾙ･ｼﾃｨ)で！！」

そして城之内は遊戯にひとつの頼みごとをする。
もしもこの大会で勝ち進み、自分のことを決闘者として認められる時がきたなら、自分と闘ってほしいというのだ。

「ああ！ 闘ろう！！ 城之内くん」

笑顔で承諾する遊戯。城之内の言葉は、遊戯が待っていた言葉でもあったからだ。
真の決闘者として闘う日が来るまで、真紅眼は大切に預かっておく。
そう約束し、遊戯と城之内は別々の方向に歩き出すのであった。


そして15分ほど経過した後、城之内は二人の決闘者が勝負している場面に遭遇した。
一人はダイナソー竜崎。もう一人は城之内の見知らぬ顔で、名をエスパー絽場と言った。

「ダイナソー竜崎くん！ 君の手札はボクの超能力ですべてお見通しさ！」

決闘は今まさに絽場が竜崎にとどめを刺そうしているところで、
絽場の『サイコ・ショッカー』の『サイキック・ウェーブ』によって竜崎のライフはゼロにされてしまった。
これでエスパー絽場は二人抜き。絽場は早速次の挑戦者を探し始めるが、
竜崎の完敗を見ていた決闘者たちは誰も名乗りをあげようとしなかった。

「やめた方が身のためやで城之内！ 奴にはこっちの戦略がお見通しや！ かなうワケあらへん！」

城之内の姿を見つけ、忠告を送る竜崎。
しかし城之内にとっては、強敵の出現は願ってもない話であった。

「真の決闘者をめざすためのその１―― どんな敵にも背は向けねぇ―！
　その２――― 自分より強そうな相手と闘う！！ 勝負だぜ超能力野郎！！」


作者コメント：ジャンプフェスタは僕もステージで参加!!みんなと会場で会えるのを楽しみにしてます

竜崎が作中で勝つ日は来るんだろうか

逆に聞こう。
来ると思っているのか？

俺は思わない

マリクは千年ロッド駆使してどんな18禁なことをしてきたんだ、けしからん。

わざわざ忠告してくれる竜崎っていいやつだな
弱いけど

つーか城之内も遊戯がでしゃばってきたのにはいろいろ思うところがあったんだな。
こういう自立心を持ってる奴は嫌いじゃないぜ。

＞自分より強そうな相手と闘う！！
そもそも参加者の大部分は城之内より強いんじゃないか、
決闘者レベルが正しければ。

数多くの大会にそこそこの順位で入賞して評価を上げた奴と、
初めて出場した大会で博打で二位までいった奴、
どっちが強いだろうか

キースと真っ向勝負して勝った時点で
城之内は割と強い感じがするけどなあ。
少なくとも竜崎よりは。

でもあのレベルは好きで好きで仕様がないんだけど、つい苛めちゃうという社長の複雑な思いの表れだからな

なんだよロッドって普通魔法少女と昔々から相場は決まってるだろ
それはともかくこの作品のボスって変なところで潔いというかルールを守るんだな
強奪集団なのに真紅眼素直に返すとは思わなかった

叩くべき？スルーすべき？

>>718
真紅眼は数こそ少ないとしても攻撃力が低いからバトルシティでは使えないとか

可哀想な奴だと思ってスルーしとけ

こんな分かりやすい釣り糸を垂らすとは。もっとテクを研けよヘタクソさんめ

それはさておき戦術を見通すってペガサスみたいだな
ペガサスはミレニアムアイの力だったけどこいつはどうなんだろ
本当に超能力なのかなんかトリックがあるのか…普通に考えりゃトリックだけど
超能力ってのもありえそうで怖いなこの漫画

神のカードも気になるところ
石版のと似たような感じなんだろうけど楽しみ

神のカードってアホみたいに星がついていたけど、それでも生け贄一体でだせてあのスペックは凶悪すぎだよな
しかもオベリスクならさらに生け贄2体で勝利だもんな

ミラーフォースとか洗脳のカードとかであっさり逆転されそうなんだよな

神のカード同士が戦った場合にどうなるかも気になる

使い手の信仰心の強い方が勝つとかなｗ

舞のアロマ戦略みたいに相手のカードに上手く印を付けてるとかかな？＞ロバの戦略

エスパー絽場って名前がダイナソーやインセクターに近くて雑魚っぽい…
遊戯の手に渡ったレッドアイズがこの先どういう意味をなすのか気になる

真紅眼の黒竜は遊戯が海馬と戦うときに使うと思う
青眼白龍と対になってるぽいし
でも海馬はオベリスクを使うんだろうな

別に真紅眼と青眼は対になってる設定は無いんじゃないか
一回直接対決したときは真紅眼はただのやられ役だったし
他にもなんとか眼シリーズを使う奴が登場するのかもしれんけど

７つの千年アイテムがこれで全部出てきたな
『千年の闘い』なんて燃えるぜ
千年アイテムの所持者は、全員デュエルすることになるんだろうか
イシズとかシャーディとかがデュエルディスクつけてる姿が
想像しにくい

>>729
城之内はこれからアンティルールで切り札が増えていくんだろうな
流石にレッドアイズだけじゃ戦わせづらいんだろう

>>731
映画で対になる存在って言ってたぞ。
青眼は勝利を、真紅眼は可能性を運ぶ龍だとか何とか。
まあ青眼は結構敗北を運んでいる気もするが…

>>734
勝手に帰っちゃうしな

でも漫画じゃ真紅眼ロクに活躍してなくね
もしかしてドラゴン＝死亡フラグなのか

遊戯だってドラゴンつかってるじゃないか
カースオブドラゴンとか砦を守る翼竜とか

そいつらってなんか役に立ったっけ…
森を焼いたくらいしか思い出せない

地味に攻撃を避けたりガイアと融合して攻撃力を上げたり城に特攻したり

要らないカードなんてないぜっ★

竜崎いいやつだな

竜崎がレア・ハンターと戦えばよかったな
負けるだろうけど

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘156　超能力を撃て！！

竜崎の忠告も聞かず、絽場に勝負を挑む城之内。絽場はこれを受けてたち、アンティ(賭札)は『時の魔術師』と
『人造人間−サイコ・ショッカー』を、パズル・カードは一枚賭けで決闘を行うことになった。
そして二人は早速決闘を始めたのだが…

「宇宙のエネルギーを感じる… それらはボクの体に浸透し やがてひとつになる…
　この時間！ この空間で ボクが決闘を制することは 宇宙の法則となる！」 ﾋﾟ　ﾋﾟ　ﾋﾟ

絽場のあまりに電波な言動にドン引きする城之内。
その嫌な気分を振り払うかのごとく、城之内は『魔導騎士ギルティア』(★６ 攻撃力1850 守備力1500)を召喚した。
だがその瞬間、絽場は右腕をかざして『消滅』と宣告。そしてその通り、ギルティアは突然場から消えてしまった。

まさか超能力かとビビってしまう城之内であったが、それを見ていた竜崎たちは大笑い。
これは超能力ではなく、ただのルール違反が原因だというのだ。
★４以下のモンスターの生け贄なしで★６のモンスターを出してしまったため、召喚そのものが成立しなかったのだ。
いきなり大恥をかいた城之内は顔を赤くするが、超能力でなくてよかったと少し安心もしていた。
しかし、次に絽場が口にしたアドバイスを聞くと、今度こそ本当に城之内は恐怖することになった。

「そうね… 君の手札一番左のカード… 『ランドスターの剣士』あたりを場に出すのがいいと思うが…」

わかるはずのない城之内の手札をズバリ当ててみせる絽場。それをテレパシーだと主張する絽場は、
自分のターンで『サイバー・レイダー』(★４ 攻撃力1400 守備力1800)を召喚すると、城之内に直接攻撃。
城之内のライフを一気に2600まで削るのであった。

「く…　(立体映像とわかっていても体に痛みが走る… 気がするぜ！)」

早くモンスターを召喚しなければ、また直接攻撃を喰らってしまう。
焦る城之内が次のターンで引き当てたのは、出目の数だけ攻撃力５００以下のモンスターの
攻撃力を倍化させる魔法カード、『天使のサイコロ』であった。
これで城之内の手札にはサイコロカードが二枚となったが、その時またしても絽場は城之内の手札を読み当てた。

「交信(ﾁｬﾈﾘﾝｸﾞ)完了 君は二枚目の『天使のサイコロ』を引いたね…」

自分は今、悲劇のゲームデザイナー ペガサス・Ｊ・クロフォードの魂と交信している。
だから城之内の手札もわかるのだと、ペガサスの口調を真似ながら絽場は語った。
それを頭から信じ込んだわけではないが、手札を見透かされているのは事実なのでどうするべきかと城之内は悩んでいた。
だがその時、城之内は絽場の言葉からひとつのヒントを見つけ出した。

「(待てよ… あいつたしか二枚目の『天使のサイコロ』って言ってたぜ…)」

突破口を見つけた城之内は、『ランドスターの剣士』(★３ 攻撃力500 守備力1200)を召喚すると、
二枚の伏せカードを出してターンを終了した。
一方の絽場は、これらの伏せカードのうち一枚は天使のサイコロだと見当をつけていた。

「(つまり君はボクの超能力に対して『時の運(ｷﾞｬﾝﾌﾞﾙ)』で対抗しようっていうんだろ…)」

しかし運まかせで決闘に勝てるはずがないと考える絽場は、サイバーレイダーを生け贄に
『魔導ギガサイバー』(★６ 攻撃力2200 守備力1400)を召喚し、真っ向勝負を挑む。
これに対して城之内は天使のサイコロを発動するが、出目は３でランドスターの攻撃力は1500までしか上がらなかった。
勝ち誇る絽場はギガサイバーで攻撃をしかける。しかしその瞬間、城之内はもう一枚の伏せカードを発動した。

「罠カード！！ 悪魔のサイコロ！！」

『悪魔のサイコロ』は敵モンスターの攻撃力を出目の数で割った数値にまで減少させてしまう罠カードだった。
これでギガサイバーの攻撃力は出目の５で割った440にまで減少し、返り討ちを喰らってしまった。
そしてこの攻防に隠された本当の意味を城之内は語ってみせる。
なぜあの時、絽場が城之内の手札に天使のサイコロが二枚あると勘違いしたのか。
それは手札が重なり合って、悪魔のサイコロの方は『サイコロ』の文字しか見えなかったからだと言うのだ。

「どっかに………　オレの手札をのぞいてる奴がいる！」
「やべ…」

作者コメント：さらば1999年!!今年一年ありがとうございました。みなさんもよいお年をむかえてね!!

城之内のおかげで上級モンスターには生け贄がいるということを一発で憶えられたぜ！

ルールを把握してないあたり、城ノ内のランクは正しかったんだと思える

さすがだな…

初歩的なイカサマだなおい

どんだけ感がよくてもカード初めて一月ちょいじゃ素人だよなｗ
城之内頑張れ！

城之内は中々良いキャラしてるぜ！
読者にわかりやすくエキスパートルールって奴を教えてくれる

もう１９９９年も終わりか…これもMMRのおかげだな！！

あれ？ペガサスって死んだのか？

血まみれでぐったりとしてたから死んでるんじゃね？

魂とは…確実に死んだんだな
千年アイテムの呪いか？

眼球を抉り出したり、異物をねじ込むのは普通に死ねる
おそらくペガサスは千年眼によって生かされていたため、それを外したために死亡

結論
千年眼が本体

目玉のペガサス！！

��＜オイ、ユーギボーイ

あれか、おれたちの見たペガサスは闇ペガサスとでもいうべき本来とは別の人格

2000年が怖くて仕方無い
恐怖の大王とかどうなってんだ

悪魔のサイコロ、何気に壊れカードじゃね？
5/6の確率で相手の攻撃力を凄い勢いで減少させるってお前…

２が出た時点で青眼すら雑魚カード確定じゃねーか
他の奴らが入れてないのが信じられん
何げにレアとか…と思ったがアンティ対象じゃないから普通のカードなんだな

青眼に特効のカードだな

>>762
時の魔術師並に役に立ちそうなんだがな、このカード。
墓荒らしといい、何気に壊れカード結構持ってるな馬の骨

闇エネルギーでこりてなかったのかって感じだな
強すぎるしまあ二度とでてこないだろう

>>762
そんなこといったら聖なるバリアミラーフォースなんてどうなる
相手全滅だぞ

生贄なしで最上級召喚→蘇生カードというコンボは確実に出るな

そのうち強欲な壺→天使の施し→天使の施し
を１ターン目にやる奴がでてきてもいいはず

2000年問題クルー？

>>768
天使の施しって3枚引いた後2枚捨てんるだよな
1ターンの間に2回も天使の施し使ったら捨てたくない、もしくは捨てなくていいカードまで
捨てる羽目になる場合もあるんじゃないか？

墓地肥やし

墓地にモンスター葬っても死者蘇生は一回一体しか蘇らせることはできないだろ

1回で十分だろ

ランドスターの剣士弱すぎだろ
攻撃力500って王国編じゃないんだから

天使のサイコロ用モンスターじゃね？

ほのう（←何故か変換できない）の剣士やアルティメーターはリストラされたんだろうか

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘157　サイコデッキ猛攻！！

エスパー絽場のイカサマを見破った城之内。
そして少し離れたビルの屋上では、覗きのバレてしまった絽場の兄弟たちが焦っていた。
ただひとり、鼻を垂らした弟を除いては。

「よかった……！ だって大っきい兄ちゃん強いもん… こんなことしなくたって勝てるモン…」

そういってニコッと笑う弟を、他の弟たちは複雑な表情で見つめていた。
一方、絽場本人はシラを切り通すつもりらしく、言いがかりはやめてくれと逆に城之内を責め始めた。
そして百％当たる未来予知として、この決闘で勝つのはボクだという必勝宣言を行う。
これに対し、城之内は未来なんか自分にはわからないと切り返した。
たとえばこの通りを歩いていって街角を曲がれば、また別の街の景色が広がるだろう。
そこには知らないババアがガキをかかえて買い物をしてるかも知れない。
その程度の未来のことしか自分にはわからない。だが、そんな自分にも街のどこかで待っててくれる奴がいるのだと。

「オレが進む先にきっとそいつと闘う場所がある！！ 必ず！！ その未来を信じて今を闘う！！ それだけだ！」
「そんな未来… ボクがつぶしてあげる！」

こうして舌戦が終わったところで、絽場は伏せカードを一枚出してターンを終了した。
対する城之内は、次のターンで『ワイバーンの戦士』(★４ 攻撃力1500 守備力1200)を引き当て、早速召喚。
これで城之内の場のモンスターの攻撃力の合計は3000となり、絽場の残りライフ2940を上回った。
この二体の攻撃が通れば自分の勝ちだと、ワイバーンと『ランドスターの剣士』で城之内は直接攻撃をしかける。
まずワイバーンの攻撃が決まり、絽場のライフは1440に。
そしてもう一体、ランドスターの攻撃も決まるかと思われたが、その直前で絽場は罠カード『精神操作』を発動した。
このカードの効果により、ランドスターは二ターンの間絽場のしもべとして奪われることになったのだが……

「(なぜ… 最初の攻撃モンスターに罠を発動させなかったんだ…？)」

そうすれば城之内のモンスターは同士討ちとなり、絽場のライフが傷つくこともなかった。
悩む城之内であったが、観戦中の竜崎は絽場の意図に気が付いていた。

「(まだわからんのか！ エスパー絽場はお前のモンスターを生け贄にして新たなモンスターを召喚するつもりなんや……)」

思わず苛立つ竜崎。しかし結局絽場の意図に気が付かなかった城之内は、
自分にだって次に作戦はあるのだと、罠カード『落とし穴』を伏せてターンを終了するのであった。

「(罠には罠で対抗する気かい？ 君の単細胞戦術にはほとほとあきれるね…　
　 だが ボクに罠はもはや通用しない！！)」

次のターン、絽場は手札から魔法カード『洗脳』を発動し、ワイバーンのコントロールを得る。
そして奪ったランドスターとワイバーンを生け贄に、絽場はエスパーデッキ最強モンスターである
『人造人間−サイコ・ショッカー』(★７ 攻撃力2400 守備力1500)を召喚した。

「しかもサイコ・ショッカーには特殊能力が備わっている… トラップ・サーチ能力！」

怪しく光るサイコ・ショッカーの両眼。そして次の瞬間、城之内の場の落とし穴は破壊されていた。
サイコ・ショッカーが場に出ている限り、相手の罠カードは全て破壊されてしまうのだ。
こうして罠が消えたところで、絽場はサイコ・ショッカーで心置きなく城之内を直接攻撃。
『電脳(ｻｲﾊﾞｰ)エナジーショック』をまともに喰らい、城之内のライフはわずか200にまで削られてしまった。

「もうあきらめな！ 君の負けだよ！」

もう打つ手などないだろうと、城之内に降伏勧告を行う絽場。
しかし城之内の辞書に、諦めの二文字は記されていなかった。

「あきらめるだぁ…！？ けっ！ それじゃあ未来にたどり着けねぇだろうが！！」


作者コメント：みなさん、明けましておめでとうございます!!今年も熱く頑張ります!!よろしくねっ!!

>>776
アルティメーターはレベルが低い
しランドスターの剣士を入れてるくらいだからリストラされてない気がする。

サイコショッカーが強すぎる件について

☆７攻撃力２４００＋罠無効とかレッドアイズ涙目すぎるな

サイコ・ショッカーがいればミラーフォースも怖くないな

サイコショッカーのショッカーって、
あのイーイー言ってるショッカーなのか？

サイコ・ショッカーって場にいるだけでメチャクチャ有利になるな。
なんか青眼みたいな攻撃力バカより使い出がありそうだ。

墓荒らしの予感が...

サイコショッカーTUEEEEE
ノーコストでこの能力？

一応生贄二体が必要だからノーコストってわけじゃないだろうけど…
しかしそれにしてもこれは強烈だな、相手のトラップだけ封殺とかいう時点でかなりの優位に立てるのに
攻撃力2400とは…

話の流れ上城のうちが勝つんだろうけど……アンティはサイコ・ショッカー？
もうレッドアイズいらね、ってことになるんじゃないのか、これ？

レッドアイズの真価は豊富な強化カードだろ。

レッドアイズ（笑）
レッドアイズってレベルサイコショッカーと一緒だっけ？　なら本当にかわいそうだな

サイコショッカーと比べたらレッドアイズの使えなさが泣ける

レッドアイズかっこいいのに……
かっこいいカードが弱いって納得がいかんｗｗ

まあバトル物は敵がインフレして行くのが宿命だ

レッドアイズは融合して強くなるからそれを生かしていくんじゃね
以前ちょっとでた可能性をもたらすって設定にも合致する

遊戯がレッドアイズもったまんまだからどの道使えないし展開的にいきなり負けは無いと思うから
レッドアイズはこのままリストラでショッカーが次のエースとなるんだろう

いつ返してもらえるんだレッドアイズ
もしや城之内が遊戯に勝った時に初めて返してもらうのか

それじゃ絶望的じゃないか
普通の遊戯にすら187戦187敗してるのに

多分、大会終わった後にでも返してくれるんじゃないか

真の決闘者として闘う日が来るまで預かるって言ってんだから
単純に考えれば遊戯と城之内が闘う時に返してくれるんじゃないのか。
ヘタすれば作中時間で同日夕方くらいには返すことになるかもしれん。
そこに至るまでに現実の時間では１〜２年かかるかもしれんが…

遊戯と当たったら自動的に真の決闘者になれるのか

>>799
きっと城之内が勝つまでやるんだよ
ところで城之内って打つの面倒くさいなあ

面倒なら単語登録ぐらいはしてやれ、でなきゃ前の書き込みからコピペしろ

城之内はあだ名が欲しいよな正直
獏良はカタカナでも違和感ないが

今度からは城って呼ぼうぜ

>>802
なら馬の骨で

内でいいだろ

>>795
サイコショッカーって馬の骨のエースとして絵的に微妙だな
アンティルールでこれからバリエイション豊かにはなるだろうけど

>>794
それはあくまで映画の方の設定であって、原作の設定じゃないけどな…
大体レッドアイズを出すのに2体も生贄がいるから、融合を使うには3体も
フィールドに出す必要があるんだぜ。
ザコと融合しても使えんだろうからそれなりに強いモンスターを召喚しておく
必要があるだろうし、ぶっちゃけ重すぎて使えん

そう考えるといけにえルールが導入された時点で融合ってかなりゴミだな

>>808
レッドアイズなんて能力の割に重すぎるモンスターに使おうとするからゴミに
思えるのであって、レベル4以下モンスターを使ってなら使い道はあるさ

レッドアイズボロクソに言われすぎw
せめてブルーアイズには最強の攻撃力の尊厳を保ってほしいが、神とかでてきたしなあ

>>806
サイコショッカーかっこいいじゃん
レッドアイズより強いし個性的でいけてる

>>810
だってなぁ。攻撃力たった2400の癖に生贄2体も要るんだぜ。
攻撃力2500のブラマジは生贄1体でOKなのに。
攻撃力3000もある青眼ならまだ召喚する価値はあるかもしれんが、2400程度じゃ
召喚するメリットが大してないというか

生贄ルールが採用されたせいで、エルフの剣士、グレムリンはリストラ確定だな。
エルフの剣士は王国の海馬戦で活躍したからまだいいが(まあ実際は負けてたわけですが)
グレムリン、全く活躍しないままリストラとは哀れな…

ぶっちゃけ主力モンスター以外いちいち星の数なんて覚えてねーから
どいつが４以下でどいつが５以上なのかサッパリだぜ！

エルフのステータスで☆６はくるっとる

炎の剣士もレベル6だったっけ？
こいつもリストラか…君はいいカードだったが君のレベルがいけないのだよ

生け贄ルールで今までたくさん出てきた奴らが軒並みリストラか…
正直生け贄を同じ２体使うなら青眼よりもトラップ封殺できるショッカー呼ぶだろ
このカードゲームってトラップが強すぎるしな…
正直墓荒らしミラフォサイコロ落とし穴あたりをつぶせる魅力にはかなわん

出すのは同じ手間なら100の壁って本当に越えられないから3000もある青眼は出す意義がある
罠を都合のいいときに伏せられるとも除去されないとも限らないし
問題は同じ手間でショッカーと同じ攻撃力かそれ以下の…

よく見ると実はテーブルと違ってカードが合計五枚しか出せない
（おそらく好き勝手な破棄は認められない）という状況は変わっていない。
青眼についてはＯＣＧの使用枚数重視と本当に同じバランス感覚が通じるかというのは微妙。


ショッカーと真紅？ああどうなんだろうねｗ

特殊能力あればまだ救われるが竜崎はレッドアイズに全財産叩いて本当に良かったんだろうか

あの時点の単体モンスターでは青眼、デーモン、ブラマジに次ぐ
攻撃力を持っていたんだから決して間違った判断ではないと思う。
ただカードゲームなんてのは後になるほどに強いカードが発売されるもんだし、
竜崎が今全財産をはたくとしたら別のモンスターに使う可能性が高い。

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘158　勇気ある賭け！！

「未来のために…… あいつとの誓いのために…… 俺は敗けられねぇんだ！！」

残りライフはわずか２００。自分の場にモンスターはおらず、相手の場には最上級モンスター…
このような絶望的な状況に陥り、さらに超無能力者と罵られながらも、遊戯との誓いを果すために城之内は立ち上がった。
そして次のターン、起死回生のカードが来てくれと祈りながらカードをドローする城之内であったが、
ここで引き当てたのは起死回生には程遠いコモンカード『ベビードラゴン』であった。
ならばと城之内は手札から魔法カード『スケープ・ゴート(身代わり羊)』を発動し、場に四体の羊を出現させた。
この羊たちは敵の攻撃からプレイヤーを守る身代わりであり、
城之内としてはこれでなんとか時間を稼ごうという腹積もりだった。

一方の絽場は、装備カード『電脳増幅器』で『人造人間−サイコ・ショッカー』をパワーアップ。
これによりサイコ・ショッカーの攻撃力は2900となり、しかもターンごとに300ずつ攻撃力を増加させることになった。
さらに絽場は『魔鏡道士リフレクト・バウンダー』(★４ 攻撃力1700 守備力1000)を召喚する。
このモンスターは自分を攻撃してきたモンスターにその攻撃力を跳ね返す特殊能力を持っていた。
つまり、このモンスターがいる限り城之内は攻撃を封じられたも同然だった。

「観念しな… 君に起死回生などない… あるのは敗北の未来だけさ！」

万全の布陣を敷いた絽場は、二体のモンスターでスケープ・ゴートを攻撃。
『電脳エナジーショック』と『魔鏡怪光線』により、二体の羊が消滅するのであった。

これでスケープ・ゴートは残り二体。
次のターンで絽場がもう一体モンスターを召喚すれば、城之内には攻撃を防ぐ手立ては残ってない。
醜態を晒す前にサレンダーしろという絽場であったが、城之内はそれでも決闘の続行を選んだ。

「！！ なぜあきらめない！！」

城之内の行動が理解できず、声を荒げる絽場。
それに答える城之内の目には、一片の迷いもなかった。

「決闘者だからだよ！」

そしてラストターン、城之内が引き当てたのは、自らも認める大バクチカード『ルーレット・スパイダー』であった。
ライフを半分支払うことも厭わず、城之内はルーレット・スパイダーを発動する。
このカードの効果により、フィールド上の一番攻撃力の高いモンスター… つまりサイコ・ショッカーは、
目隠しした状態で回転させられ、矢印の止まった先の標的を強制的に攻撃することになった。
そしてルーレットの標的となるのは、両プレイヤー及び場に出ている全てのモンスター。
当然プレイヤーに止まれば大ダメージを負うことになるのだが、
そのかわりというべきなのか、ルーレットを止める権利は相手プレイヤーの絽場にあった。

「(な… なんてカードを使ってくるんだ… 彼のデッキはまるで運まかせのギャンブルデッキじゃないか！！)」
「矢印をよ… 超能力で止めてみな！ 敗けた奴がふっ飛ぶギャンブル！ いくぜ！！」

サイコ・ショッカーに取り付いたルーレット・スパイダーを勢いよく回転させる城之内。
そのルーレットをお互いが緊張した顔で見つめる中、絽場はストップを宣告した。
そして運命のルーレットの結果は――

「ボクのモンスター『リフレクト・バウンダー』を指している……　……ってことは…」

目を回した状態でリフレクト・バウンダーに攻撃することになったサイコ・ショッカー。
この攻撃にリフレクト・バウンダーは特殊能力『死に際の魔鏡反射』を発動してしまい、サイコショッカーを破壊。
そして特殊能力を発動したリフレクト・バウンダーも破壊され、絽場のモンスターは全滅した。
さらに二体の攻撃力の差1200ポイントがライフから引かれ、絽場のライフは残り200となってしまった。

「おっと… まだオレのモンスターの攻撃は終わってねえぜ！」

ここで城之内は『ベビードラゴン』を召喚し、絽場に直接攻撃。
ベビードラゴンの『ドラゴンブレス』が直撃し、絽場のライフは尽きてしまった。

「エスパー絽場よぉ… 未来を見たのはオレの方だったな」

作者コメント：何やらデュエル新年会があるらしい!!負けられない!!ごんぶとり遊戯、待ってろよっ!!

ごんぶとりってなんだ？ｗ

コナミの決闘者だろ。
しかし城之内は相変わらず自滅と紙一重のカードが好きなんだなｗ
まあ単にそういうカードでも使わざるを得ないくらいカード資産がないのかもしれんが。

｢決闘者だからだよ！｣が異様に格好良く見えてしまった
やってることはカードゲームなのに…悔しいっ

城之内はギャンブルで実力差を補う戦法で進むのか。
遊戯以上の主人公（？）補正になりそうだ。

主人公補正vs金vs運

電脳増幅器もあればレッドアイズは完全に用済みだな。

つかサイコ・ショッカー強すぎだろ
装備カードつけて光の護封剣やればブルーアイズ倒せるじゃねーか
魔法カードにさえ注意すりゃいい


こんな強いカードをゲットできそうな城之内はもうレッドアイズなんて必要ないね！

でも真面目な話、生け贄必要なのに攻撃力が1800しかないギルティアなんかを
入れてたくらいなんだから、真紅眼でも入れないよりはいいと思うんだ。
もちろんこれからショッカーみたいなレアカードをガンガン手に入れたらいらなくなるけど。

ギャンブルカードはちょっと酷いな
当たれば完全に一発逆転だ

お前らあまりレッドアイズをバカにするんじゃねえよ！

スケープゴートつよくね？

>>834
可愛いは強いな

スケゴが４体いる状況でルーレット回したら鬼なんてもんじゃないなｗ

ところで誰か真DM買った奴いないか？
あまりのマゾゲーっぷりに俺はもう泣きそうだ、勝てるかあんなもん！
アナザーストーリーで原作とは違う事になるんだろうシロモノとはいえ、
裏遊戯の過去話だから買ったのにもう途中から全然進まないorz

とりあえず最終セト強すぎｗ

あのゲームは海馬ポジの神官のセトって名前が結構気に入ったな。
エジプトにも関連あるし現代の社長の本当の名前だしで(海馬は本当の姓名じゃない)。
原作でも石版の神官の名前はセトになるんだろうか

神話のセトって結構無茶苦茶なんだっけ

>>838
断言するがラスボスより強い。
何度も挑戦して、ラスボスには結構楽に勝てたが最終セトに勝てたのは運で
勝てたとしか言いようがなかった

主人公「俺のターン！ブラックマジシャンを召喚するぜ！さらに魔法カードを一枚セット！ターンエンドだ！」
最終セト「ハーピィの羽箒→サンダーボルト→青眼の究極竜の召喚」

強靭無敵最強にもほどがあるだろｗｗｗｗ

え？どうやって勝つの

吹いた
それに慣れたらもう漫画で何が起きてもおどろかないな

>>843
強力カードが消されないようにあんまりいらないカードとかを伏せたり、モンスターの融合を繰り返し
まくってカードの回りを早くし、罠と魔法を使って一気呵成に勝負をつける。
俺は奴が出したモンスターの中で攻撃力2900未満を見た事がない…あのゲームをやったせいでこのBC編の
ラスボスは社長になるんじゃないかと思えてきて仕方ないから困る

同梱カードは何が出た？
俺はデビルゾアとメタル化が出たけどこれってメタルデビルゾア出すには
メタルデビルゾアを持ってないとダメなんだよな…

>>843
俺は手札融合で双頭の雷龍作って魔法で強化しまくったよ
シャインキャッスル、巨大化、海、サンダーボルトは各3枚用意
後はポケステ準備して家中のリモコン受信してみるとかw

実際最終セトが使う一番弱いモンスターは青眼の白龍。
後は融合や儀式が必要なはずのモンスターの素出しｗ

リモコンで究極龍出た奴はラッキーだよなぁ
うちはメテオブラックがリモコンから出たから序盤は楽勝だったんだが
強化が全然手にはいらなくて挫折した

コモンカードってどんな意味のカードなの？

レア（希少な）カード
アンコモン（普通ではない）カード
コモン（普通の）カード

だいたい500円の15枚入りパックにレア一枚アンコモン三枚コモン11枚入っている。
あの世界でどうなのか知らんけど

どうでもいいことかもしれないが今まで誰も突っ込んでないからつっこんどく
スケープゴートって身代わり山羊じゃね？

>>851
詳しい解説ありがとう

普通のカードってことは何の能力もない攻撃力と守備力のみのモンスターってことか

>>852
海馬コーポレーションの中の人がかわいい方がそれっぽく見えるだろうと考えました

>853
いや稀少性の話だよ

初めの頃は暗黒のドラゴンらへんで
「コレけっこー強いんだぜ」なんて言っちゃってたが
本来ほとんどのカードはワイトと大差なくて
その中で攻撃力守備力1000以上あるのなんてレアカードだったんかな

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘159　神を見よ！！

エスパー絽場と城之内の決闘は、城之内の逆転勝利で幕を閉じた。
ルールに従い、レアカードとパズルカードを渡すよう絽場に求める城之内。
しかしその時、絽場の視線は周囲のギャラリーに向けられていた。

「どいつもこいつも… ボクを見下すなぁ！　楽しいかよお前ら… よってたかって負けた奴を見下すのはよ！
　それで自分らも強くなった気になれんだろ！ クソ共！」

自分は周りの連中のように平均化された人間とは違う、特別な力を得た選ばれた人間だと叫ぶ絽場。
そんな絽場に、城之内は懇々と諭すように語りかける。
自分も周りの人間も、絽場を見下してなどいない。今の勝負はたまたま自分に運があっただけだと。

「この中でたった一人お前を見下す奴がいるとしたらよ…… そいつはおまえ自身じゃねぇのか…」

自分を追い込むなと言う城之内。しかし、それでも絽場の心は固く閉ざされたままであった。
絽場がここまで敗北を嘆き、勝利に拘っていたのにはそれなりの理由があった。

「どんな手を使ったって勝ち続けていれば… まわりの奴らもボクに一目置いてくれるんだ！
　威厳を見せつけてやれば 弟達をいじめる奴もいなくなる！！」

そう、カードゲームに勝つというのは、弟たちを守るための絽場なりの精一杯の努力だったのだ。
しかし絽場は負けてしまった。これで全てが終わりだと立ち上がれない絽場に、
城之内は手をさしのべるが、絽場はその手を払いのける。
さすがの城之内も呆れてその場を立ち去ろうとしたが、その時不思議な声が聞こえてきた。

「立って… 兄ちゃん！」

出所を特定できない謎の声に、まさか宇宙からかと恐怖する城之内。
しかしもちろんそんなわけはなく、その声は絽場の弟たちのものだった。
弟たちに励まされ、絽場は汚い手段で勝とうとしていたことを恥じる。
そして城之内にレアカード『人造人間−サイコ・ショッカー』と、パズルカードを潔く渡した。
次は本当の力で決闘を申し込むという絽場に、城之内は最後の言葉を贈ってその場を離れるのであった。

「絽場よぉ…… この街にはオレの仲間がいる…
　お前にだって兄弟がいるじゃねぇか……！　一人じゃねぇ奴は強ぇんだぜ！」


一方その頃、童実野町北地区では、とある決闘者が敗北を喫した対戦者に恐喝まがいのことを行っていた。

「そんなクソカードじゃオレ様のレアとは釣りあわねぇんだよ！」

その決闘者――名蜘蛛は決闘前の約束を反故にし、もっといいレアカードを出すか、
さもなくば十万円を払うように相手の男に要求していた。
だが相手のにとっては、どちらも呑める条件ではなかった。
そんな男にいらだった名蜘蛛は拳を振り上げるが、その時救世主が現れた。

「警告ーっ」

その救世主とは、バトルシティ運営委員会会長・海馬モクバ。
モクバは名蜘蛛がクソカードと称したカードと、名蜘蛛がアンティとしていた『ダイヤモンド・ドラゴン』を
チェックすると、それぞれのカードのレア度は釣り合っているので、名蜘蛛の要求は認められないという裁定を下した。
だが、そんな警告に名蜘蛛が従うわけもなく、今度はモクバに対して拳を振り上げる。
すると今度はモクバにとっての救世主が現れた。

「オレの弟を侮辱することは… 海馬コーポレーションを侮辱するに等しい… それなりの覚悟は あるんだろうな…」

唐突に現れた海馬瀬人は、名蜘蛛のダイヤモンド・ドラゴンを見るなり嫌な笑いを浮かべる。
そして何の宣告もなしにいきなりそのカードを引き裂いた。

「(こんなカードオレは三十六枚持ってるよ…)」

当然のごとく激昂する名蜘蛛に、海馬は決闘を申し込んむ。
名蜘蛛がアンティとするのは、今海馬が破り捨てたダイヤモンド・ドラゴン。
一方の海馬がアンティとするのは、トランクケースの中に詰まったレアカード全てであった。
あまりに釣りあわないアンティであるが、海馬によるとこれはダイヤモンド・ドラゴンの代償ということらしく、
これらのカードを使って名蜘蛛がデッキを強化することも許可した。
さらに海馬は、一枚の超レアカードもアンティとして名蜘蛛に提示した。

「たとえ五十億つまれても手放さないであろう究極のレアカード！！ それもオレの賭札(ｱﾝﾃｨ･ｶｰﾄﾞ)にしてやる！！」

そのカードとは、イシズより預かった神のカードだった。
五十億という天文学的な金額に狂喜した名蜘蛛は、喜び勇んで決闘を受けるのであった。


――しかし数分後、名蜘蛛は恐怖に目を見開いたまま路上に倒れることになった。
その様子を見ていたもうひとりの決闘者も、自分のレアカードを破り捨てて立ち去るほどに、その光景は強烈だった。
神のカード『オベリスクの巨神兵』。海馬が操る神は、名蜘蛛の精神をも破壊してしまったのだった……


そして名蜘蛛を蹴散らした海馬は、モクバを引き連れて童実野町を闊歩していた。
残る神のカードはあと二枚。それらを手に入れたときこそ、何人もひれ伏す崇高なるデッキが完成するのだ。

「(遊戯…… オレの進む闘いのロードで待っていろ！！)」


作者コメント：プライド、船木・ヒクソン戦、新日本プロレスドーム大会と今年もマット界は熱いぜ!!

名蜘蛛せっかく再登場したのに、海馬にあっさり粉砕されたな

海馬が36枚しか持ってないならなんかレアっぽいぞダイヤモンドドラゴン
略してドラヤモン

感動的にしめたけど、あの後絶対こうなるよな。

絽場「さあ、心機一転頑張るぞ！…ってなんだい竜崎、その手は」
竜崎「カードとパズルカード返さんかい、ドカスのヒキョーモンがぁ！」

３６枚被らせたのか海馬ｗｗｗ
カード袋を開くだけで一仕事だなｗ

もしオベリスクがデッキの一番下に行っちゃってたら海馬は勝てたのか？

青眼とかだけでも普通に勝てるんじゃないか

>>864
レアカードに目がくらんで即席で改造し、本来のデッキ構成崩したデュエリストなんぞに負けんだろう。

>>864
勝てるだろ、元々クモが組んだカードを持ってたのは海馬だ。
それより弱いデッキを組むはずもない、仮にもゲームのルール上遊戯に実力で
勝ってたはずの男だ

名蜘蛛懐かしいな

モクバのクソガキッぷりに笑ったｗｗ
相変わらず海馬面白いなｗ

>>867
ルール上は遊戯に実力で負けてないか？自殺するぞーって脅して勝った訳だし

さてラスボスは海馬とマリクのどっちになるのか。
マリクだろうとは思うんだが、持ってる千年アイテムがセト(仮)の持ってた
千年アイテムって点が気にかかるんだよなぁ

>>870
実は遊戯があの局面では詰んでいた。
何をどうしようと、遊戯にはあの状態で海馬に勝つ方法はない。
詳しくは当時のスレを読んでくれ

>>870
もうその話いいよ。どっちもどっちだし

ところで、扉の海馬は身長高すぎだろｗ何頭身あるんだｗ

何で36枚なんだよ
中途半端な数だな

>>872
そしてその詰んでる状況に気が付かずに自殺攻撃を行う海馬って

と無限のループにはまってしまいそうだからもうやめようぜ

オベリスクすごいな

戦いのロードってなんだよｗｗｗｗ
また海馬がおかしな事を言い出した

しかし万が一にも負けていたら借り物の神のカードまでとられてたんだよな。
裏遊戯もそうたが決闘者ってのはやっぱりどこか倫理観が欠如している。

それにしても相変わらず手札事故のない世界だな。
生贄ルールが採用された今、いくらオベリスクや青眼が強かろうと
低級モンスターが揃わなければ出せないのに。

借り物をアンティに出すってｗｗ
お前の青眼を出せよｗ

>>880
青眼への異常とも言えるほどの愛着っぷりは変わってないようだな。
神より大事らしい

カッってなんの効果なんだｗｗ街が光ってるぞｗ
神を見せてやる、の顔こえぇｗｗイッてるよなんかｗ

>>879
手札が事故っても何とかフォローできるように構築するのが、うまいデッキの作り方だ。
もしくは手札事故を起こし辛いようにデッキを作るか

オベリスク御披露目決闘なんだから生贄描写やらで何週もかける訳にはいかんだろ

テンポいいな、今週で海馬スゲーみたいな印象は出来た。
噛ませだとしても！！ｗ

>>883
確かに海馬のデッキなら上級モンスターは青眼とオベリスクだけに絞って
ほかのモンスターは全部下級でも十分かもしれないな。

まあこっちとしても手札事故で主要キャラが負けるなんて見たくないけどｗ

36枚というのは大概のカードコレクト用バインダーはナインポケットだから9の倍数なんだろうな

>>885
また、海馬はかませにされるのかｗ

>>885
まてまて、海馬は今回のラスボス候補が持ってる千年アイテムの前の持ち主っぽいんだぞ。
返り討ちにする可能性もなきにしもあらず、決勝はあの石版の再現ってのも燃えそうだ

どの道ストーリーの展開上遊戯は神カード全部奪わないといけないみたいだから
かませじゃなくて普通に遊戯とあたるんじゃないか

>>888
やっぱりペガサスん時みたいに、またマリクにやられるんじゃないか？
マリクスゲーになる展開で

>>886
手札事故で思い出したんだが、
ランドスターの剣士、悪魔のサイコロ、ギルティア、スケゴ、落とし穴で
「いい手札だ！」ってのは本当にいい手札なのか？

オベリスクって歯が怖いな

>>891
石版の因縁がどうこう最初に複線あったからそれはないんじゃね
直接対決はあるだろう
マリクの強さを示すためにはおそらく全日本チャンピオンの羽蛾さんあたりが…

あの歯と筋肉がチャームポイントなんだよ

ダイヤモンドドラゴン×36
青眼の白龍×3
オベリスクの巨神兵×1
でピッタリ40枚デッキだな

ナグモってカードゲームじゃなかったころか、懐かしい
ルール変更で海馬のデッキも変わっただろうから下級の顔見せもしてほしかったな

>>889
俺は正直海馬がバトルシティでのラスボス格だと思ってる

海馬とマリクの直接対決はありえない。
アンティは一枚でしかないから遊戯以外が神カード二枚そろえた時点で
優勝してもカードはそろわない。あるとしたら準決勝で遊戯に勝って
決勝でマリクのラーとロッドを賭けさせて完全ラスボス化して次のエピソードへ、
くらいの超展開にするしかない。

>>894
蛾「ヒョヒョヒョヒョ！オレの勝ちだー！」
マリ「バカな、このボクがぁぁぁぁぁ…」

こうですね、わかります

カツアゲされてた人が破ったのって自分がアンティに出したレアかな？
ちょっといいキャラしてるな、病弱そうだけどｗ

このモクバむかつくｗｗｗｗｗ

>>898
海馬の場合、2枚持ってても「この戦いに勝った者が決闘王の称号を手にする…！
負けた者に神を残すなど無意味！全ての神を賭け、勝負だ遊戯！」とか何とか勝手に
喋り出して2枚賭けてくれそうな気も

>>898
相手は神二枚、こっちは神一枚と命を賭けるぜ！
とかなりかねないのが怖い

>>903
そして遊戯が命を賭けた場合、何も言わない杏子が容易に想像できるのが嫌だｗ

>>903
ああ、賭ける賭ける

今回は城之内はどこまで善戦するだろうか。

レアハンターにリベンジは確実として、成長を見せるためには王国で惨敗した海馬と闘り合うのも熱い。
レッドアイズ関係でVS遊戯フラグも立ってるし、何気に出番多そうじゃない？

マリクと接点がないのが残念だけど。

決勝はトーナメント式だから

オシリス（おそらくこれが遊戯の手に）
オベリスク（いくらなんでも準決勝までは海馬がそのまま所有）
ラー（マリク確定）
あと一人

って状況になるだろう。誰だか知らんがあと一人と戦う奴が実質シードだが決勝では相手が神二枚

さすがに王国で反省して罰ゲームしなくなったみたいだからそれはない
…と信じたいけど不安になってきた
ここでやられたらDDDの時やっぱりパズル放り出して逃げるべきでしたってなる

馬の骨の善戦も楽しみだな
レッドアイズｖｓブルーアイズも見てみたい
ドラゴン対決なんてカッコ良いに決まっている！！

城之内は絽場みたいな面白デュエリスト紹介係なんじゃないの

ルールも紹介してくれるので助かるな

オベリスクはガチムチだけど、他の二枚はどんなかなぁ
石版見ると色気がないのは確かなんだが

>>909
そのためにはまず遊戯に勝たなくちゃいけない

>>909
既にやってるぞ、ドラゴン対決。
海馬「覚悟しろ！滅びのバーストストリーム！」
馬の骨「どわああああああああ！」
こんな感じだったが

>>913
あれはパーっと終わっちゃったからなぁ
もっとページ割いてもらえる展開で見たいんだけど、みんなの考察を見ると無理そうだ……

しかもブルーアイズはあえて出さずに手札に温存されてたという
リベンジする機会は遊戯と海馬の対決フラグを鑑みるに次の大会までなさそうだな

神も前世からの因縁も無さそうだが
城之内には一般参加者代表として頑張って欲しいところだなあ

レッドアイズはかっこいいけどしょっぱいからな……
それより青眼リストラじゃないか？
生け贄ルールって結構、めんどくさいぞ

まああんまり頑張りすぎても、主人公やライバル、ラスボスの存在感の問題が出てくるのでアレだが。
ほどよい所まで善戦して負けるってところだろう。
行って準決勝くらいかな

>>918
準決勝ならライバル・ラスボスのどっちかと同率三位ジャマイカ。

いくらなんでもこの間までド素人でルールも把握してないようなのが
二大会連続主人公の友人補正でいい位置つけられるとちょっと萎えるなあ

運だけでそこまで活躍されても
記憶をかけた戦いに水差されそうな気もするし

まあさっきの手札事故の話もそうだが
ギャンブルデッキで勝ち続けられても主人公勢運良すぎ、ってことになるしな。
ルーレットスパイダーの壊れ性能はひどかったからな。
普通なら勝負のカタが付いてる状況で、特にコストもなく五分五分のギャンブルにもっていけるとか鬼畜すぎる。

奮闘空しく、決勝戦に残れず悔し涙。
その涙を忘れなければ次はもっと強くなれるさ的な展開で城之内のバトルシティは
終了って展開が一番美しいかな？

>>923
×決勝戦
○決勝トーナメント

カードゲームって考えてみると強さを表現するのが難しいな
唐突に強いカードを馬の骨が出しても不自然だ

だが元から何入れてるのか分からないという

単純に強いカードを何枚も所持している海馬
底知れぬ強運でギャンブルに勝ち続ける城之内
一見弱いカードでも独自の能力を見出し、最大限に活用する遊戯

こうみると主要キャラのバランスはうまく取れてるんだよな。

金持ち補正：海馬
親友補正　：城之内
主人公補正：遊戯

主人公が圧倒的なのは仕方ないか

お前ら・・・ちょっとはロバの事も語ってやれよ！
デッキがどうのこうのほざく前に今週の内容を語れよ！

改心してよかったね＞絽場
あとサイコショッカーをありがとう

海馬が試合前に渡したカードケースってどの程度のレアまで入ってるんだろう？
オベリスクやブルーアイズは当然自分のデッキに入ってるだろうからあげないだろうし
本物エグゾディアやトゥーンワールドもないだろうから一般デュエリストには凄く見えても
トップクラス連中には案外大したことないのでは……

名蜘蛛の喜びようからするとダイヤモンドドラゴンよりは強いカードっぽいな。
でも死デッキとかの超強力カードはしっかり抜いてありそうだ。

サイコショッカーや銀幕のミラーウォールくらいは入ってそうだな。

・・・一枚くらいレッドアイズも入ってそうだが

真紅眼の例を考えると、かなりレア＝単体でとても強い、とは限らないのもあるから玉石混交の気がする
このルールだとモンスター召喚にコスト概念も含まれるのと罠は異様に強いのにノーコストっぽいから
単に強いカードやレアでゴリ押しっていうだけじゃなくてカード同士が相互作用するようなデッキ構築が要求されるので
カードゲームっぽい強さというのが今回の大会では上位戦になるにしたがって描かれてくると予想する

MTG話で恐縮だけど、リアルで何十万もする超強力レアカードにblack lotusっていうカードがあるんだけど
これ単体だと単なる自分のライフ焼くカードになってしまうんだよな

次の裏遊戯の決闘あたりでクリボーたん出てこないかな〜

ロバはせっかくだから電脳増幅器もくれないかな

そろそろ遊戯のデッキが気になる
王国編のモンスターのレベルを調べてみたが
レベル７のデーモンやレベル６のブラマジとガイア
レベル４のルイーズやホーリーエルフは残ってそう

エルフの剣士ってあの能力で生け贄一体なんだぜ……

エルフの剣士にはきっとホーリーエルフみたく特殊能力があるんだよ

確か幻術とか効かないんじゃなかったっけ
あれ？
エルフの剣士を温存しとけば楽にサクリファイス倒せたんじゃね？

温存する余裕がなかったから仕方ないさ。
先にサクリファイスが出てきたならエル剣も活躍できたかもしれんが。

しかし受動的すぎる能力だな
ロバの洗脳とかもはじけるのかもしれないけど

モンスターのレベルが地味にOCG基準に変えられてたりして
エル剣を生け贄召喚したり閣下とぶらマジのレベルが逆だったりすると
OCGやってる身からすれば違和感バリバリだし

わざわざレベル下げなくてもお家芸の特殊能力付随があるじゃないか。
レッドアイズのステータスでも「生贄捧げると無条件で相手のライフを削る」くらいつければ☆7に釣り合うと思う。


まあその基準だとクリボーなんかも☆7クラスの能力になると思うが。

>>934
自分のＬＰダメージを相手に返すような魔法と組み合わせて、
単発攻撃魔法を遥か凌ぐ大ダメージを相手に与えるとか、そんな使い方するの？

>>944
よく知らないがMTGではそのターンでマナを使いきらなければ自分のライフが焼かれるらしい
マナを得ても使うカードがなければダメージを負うだけってことみたいだ

>>943
まあそんな使える能力があるなら、王国で使われてるはずなので
レッドアイズは無能力というのがほぼ確定していたりしますが

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘160　マリク動く！！

「童実野町北Ｃブロック… オベリスクのカードの持ち主は… 海馬瀬人です…」
「フフ… やはりな…」

神のカードについての報告を受けたマリクは、怒りも戸惑いも見せず、むしろ微笑みさえ浮かべていた。
これはあらかじめ予想できたことだった。海馬が神のカードを手にしたからこそこの大会は開催されたのであり、
それが神を束ねるための儀式だということもマリクはわかっていたのだ。
そして、海馬がどうやって神のカードを手に入れたのかも。

「(姉さん…… やはりあなたが最後の一枚を持っていたんだね…)」

イシズ――マリクにとっては姉でもある――が、海馬に神のカードを渡したのだろうとマリクは考えていた。
だが、姉の思惑がどうであれ、王の称号と共に神のカードは自分の手の中に束ねてみせるのだと、マリクはそっと手を握り締めた。

そしてマリクは、自らが出陣することを部下に伝えた。
神のカードには神のカード。『ラーの翼神竜』を持つ自分でなければこの任は務まらないと判断したのだ。
ただし、マリクが標的にしたのは海馬ではなかった。
海馬は監視をつけた状態で泳がせておき、その間に自分は別の人物を相手に楽しむというのだ。

「(楽しむ… その言葉はマリク様が憎しみの感情を募らせた時にしか口にしない言葉…)」

マリクが楽しむと言った相手。それは遊戯であった。
マリクは部下に遊戯の現在位置を確認させると、遊戯が次に向かう場所を推測し、
二人目のレア・ハンター『奇術師パンドラ』に決闘の準備をさせるように命令する。
自分が童実野町に着くまで、パンドラに時間稼ぎをさせようというのだ。
さらに遊戯の仲間たちをいつでも利用できるようにしておけと命令すると、マリクは出立の準備を始めた。

奥まった部屋で、ひとり太陽神(ﾗｰ)のカードを取り出すマリク。
そしてマリクはおもむろにコートを脱ぐと、誰かに見せ付けるかのようにその背中を露出させた。

「(遊戯！ 貴様だけはボクの手で必ず！！ この憎しみの刻印に誓って貴様を倒す！！)」

マリクの背中には、どうやって刻み込まれたものか、不気味な紋様が彫られていた。
その紋様を背に、マリクは遊戯への憎しみを募らせる。

「(姉さん… ボクは奴を許さない… ボクらの父を殺した……… 遊戯を！！)」


その頃、もうひとりの遊戯と遊戯はレア・ハンターを探す一方で、城之内のことを思い出していた。
切り札の『真紅眼の黒竜』なしで大丈夫だろうかと心配する遊戯であったが、
もうひとりの遊戯は城之内の力を信じていた。
自分たちが預かっている真紅眼は、城之内の勇気でもある。
このカードを取り戻そうと頑張ることで、城之内の決闘者としての真の力が発揮されるのだと。
それを聞いた遊戯は、ようやく明るい顔に戻り、城之内の勝利を信じはじめた。

「城之内くんならきっとバトル・シティを勝ち抜いてくるよね！」
「ああ！ その時が来たならオレは正面からあいつの挑戦を受けるぜ！ 決闘者城之内克也のな！」

たとえどっちが負けたとしても、それはきっといい思い出として自分たちの記憶に残るだろう。
そう考える遊戯であったが、もうひとりの遊戯が過去の思い出を持っていないことに気付くと、
少ししんみりとしながら真紅眼のカードを見つめた。
そしてもうひとりの遊戯の方は、真紅眼からまた別のことを思いついていた。

「何故レア・ハンターは城之内くんの『真紅眼』を狙ったのか…」

レア・ハンターが城之内が襲ったのは大会前夜。それも城之内が大会参加者ということを知った上での行動だった。
ならばレア・ハンターはどこで城之内の情報をつかんだのか。
そこまで話を展開させたところで、遊戯は決闘盤を売っていた店が、それらの情報を扱っていたことを思い出した。

「(あのカード屋にレア・ハンターが潜んでいたんだ！！)」

ついに手がかりを掴んだ遊戯たちは、カードショップを目指し、全速力で駆け出した。
そして遊戯たちが到着した時、カードショップは閉店していた。
だが、その扉には鍵がかかっておらず、遊戯たちはそっと中に入ってみた。
店内の明かりは消されており、薄暗い闇が遊戯たちを包み込んだが、その中で唯一光を発するものがあった。

「(パソコンが… ひとりでに…)」

パソコンのディスプレイには、遊戯の決闘者データが表示されていた。
しかしその時、遊戯のデータに記されていたレアカード『ブラック・マジシャン』が
不気味にに微笑んだかと思うと、ディスプレイの外に立体映像として出現した。

「ククク… 待っていたよ… 遊戯… 貴様がここに来ることは最初からわかっていたがな…」

まるでブラック・マジシャン自らが喋っているかのような光景であったが、
もうひとりの遊戯はそんな手品などとっくに見抜いていた。
小細工はやめて出て来いというもうひとりの遊戯の言葉に、レア・ハンターは素直に姿を現した。

「ようこそ… 私が二人目のレア・ハンター パンドラ…　別名― ブラック・マジシャン使いの奇術師…」

自分こそが最強のブラック・マジシャン使いだと自負するパンドラは、もうひとりの遊戯に挑戦状を叩きつける。
同じブラック・マジシャン使いとして、もうひとりの遊戯には対抗意識を燃やしていたようだ。

一方のもうひとりの遊戯は、決闘者とカードについての持論を語り始める。
決闘者は、数あるカードの中から己の信じたカードを選び、デッキを構築する。
だが、カードの方もまた決闘者を見極める。
カードと決闘者の心が信頼の絆で結ばれた時こそ、カードの真の力は発揮されるというのだ。
しかし、レア・ハンターに決闘者の心はない。そんな人間に負けるわけにはいかないと、
もうひとりの遊戯はブラック・マジシャンのカードを手に大見得を切った。

「受けて立つぜ！ パンドラ！！ オレのブラック・マジシャンが貴様を倒す！」

作者コメント：この間、部屋に観葉植物を置きました。けっこう心がなごむんで気に入っています!!!!