597 :
うみねこのなく頃に 夏海ケイ:2008/11/07(金) 18:33:17 ID:uCZ6v3OH
当主・金蔵は親族揃っての昼食会にも参加しなかった。彼はここ数年非常に偏屈な性格へと変わって
しまっており、書斎を一歩も出なくても生活できるよう改造し、鍵を掛けて閉じこもっていた。
中で怪しげな魔術儀式をしているらしく、異臭が立ち込めるなど、異様な暮らしぶりをしていた。
昼食会の後、バトラ、ジェシカ、譲治、マリアのいとこ組は海辺へピクニックに出かける。玄関に
続くホールには、バトラが来ていた6年前まではなかったもの、「六軒島の魔女・ベアトリーチェ」
の肖像画と碑文が掲げられていた。
ベアトリーチェ(以下ベアト)とは金蔵の経歴の上に存在を噂される女性だった。金蔵はたった
一代で壊滅寸前の右代宮家を復興させたわけだが、その資本金として莫大な黄金を授けた女性がいる
という。金蔵はその女性を魔女であり、魔術師である自分が召喚したのだとうそぶいていた。ベアトの
正体は、外国人のパトロンかつ愛人であるとか、子供達が森へ迷い込まないよう考え出された嘘であるとか、
本当に魔女で、黄金の蝶の姿になって夜の館を飛び回っているとか、色々な解釈がされているのだった。
彼女の肖像の下には碑文が刻まれていた。これは黄金のありかを示しており、解いた者に黄金と
家督が譲られるという話であった。前半は謎めいた、いかにも場所を示したかのような文だが、後半は
生贄を捧げよ、殺せ等の物騒な言葉が並んでいて、結局全員が死んでしまうという恐ろしい内容だった。
いとこ達は、休憩時間中のシャノンと一緒になって謎解きに挑むが、もちろん短時間で解けるもの
ではない。思わず魔女などいないともらすバトラに、マリアは激しく怒った。マリアは魔女を
素晴らしい存在と信じているのだ。バトラ達はあわてて機嫌をとった。気をよくしたマリアは、
魔女を馬鹿にしたバトラとジェシカに罰があたらないようお守りを授けるのだった。
いとこ達が旧交を温めている間、親世代は穏やかでない話し合いをしていた。弟妹たちは、クラウスが
当主の財産を横領していると決め付け、訴えない代わりに、遺産の前金を億単位で要求した。だが
クラウスは余裕綽綽だった。彼は弟妹達が経営する会社がそれぞれ危機に陥いり、大量の金が必要
である事を調べ上げていて、横領の事実はないとつっぱねた。すると相手方は「隠し黄金」を
見つけたのでは、と追求する。クラウスは事業に連続で失敗しており、彼が大金をどこからか用立てて
いるのは確かなのだ。勿論黄金の証拠などなく、クラウスは彼らの妄想と笑い飛ばすのだった。
夕方になり、天気が崩れ始めた。金蔵は魔女復活の儀式が始まったと叫び、書斎の窓から当主の証の
指輪を投げ捨てる。
いとこ達は海辺から戻ってきたが、屋敷前のバラ庭園でマリアが騒ぎ出した。午前中の到着時に、
しおれたバラを世話するといって飴の包み紙のリボンで印をつけていたのだが、そのバラが
なくなっていたのだ。癇癪をおこし、手がつけられなくなるマリア。騒ぎを聞きつけてやって来た
ローザは娘を激しく打擲した。一風変わっていて頑固なところのあるマリアはローザの悩みの種なのだ。
マリアは一人バラ庭園に放置された。
夕食の時間になっても戻らないマリアを探してひと悶着起こる。マリアは結局まだバラ庭園にいた。
嵐の中、傘を貸してくれた人がいたという。マリアはその人物をベアトだと言い、預かってきた
文書を読み上げた。内容は、自分を黄金の魔女ベアトリーチェであると主張し、金蔵との契約の満了と、
報酬として右代宮家の全てを貰い受けることを宣言した物だった。そして碑文の謎を解いて黄金を
手に入れた者がいた場合に限り、報酬を放棄するという条件が付け加えてあった。文書は、当主用の
封筒に当主の指輪で封蝋がしてあり、正当な物である事を示していた。
大人たちは書斎に詰め掛けるが金蔵は扉も開かず相手をしない。魔女を名乗って財産を奪おうと
する者について、黄金について、激しい議論が沸き起こった。それは要するに財産の争奪戦であり、
若いバトラやジェシカは嫌悪感を抱く。
夜も更け、会議は一旦中断となった。クラウスは、自室の更に奥にある小部屋へ、ひそかに夏妃を
招いた。そこには純金の延べ棒が一本、隠されていた。延べ棒には右代宮家の証、鷲の紋章が
刻まれていた。金蔵が財界の有力者に担保として渡したものを手に入れたのだという。黄金は確かに
どこかに存在しているのだ。クラウスは今まで黄金伝説を否定し続けていた。
夫に信頼されていなかったと、夏妃はうちひしがれる。
バトラは休憩中の霧絵と顔をあわせ、意見を交わす。霧絵は、ベアトなる人物が、親族使用人18人
の中の誰かだと推理した。そこへ、やつれた様子のルドルフがやって来た。ルドルフは後で一家で
話したいことがあると言い、そして「今夜自分は殺されるだろう」と言い切ったのだった。
(2巻へつづく)
ザ・ワールド・イズ・マインの、モンの悲惨な過去とはどんなものだったのか
教えてください、あと流氷の上に全裸でいた理由もお願いします
>>537 既女板にレス来てましたよ。
このマンガは読んだことないので内容が合ってるかは知らないけど、一応コピペしときます。
> 183 名前:可愛い奥様 :2008/09/22(月) 03:37:44 ID:pegLYGnS0
>
>>162 > サムとシゲは両方あかねが好きだったと。
> 高校時代から一目惚れ同士とわかってシゲは身を引いてロサンゼルスに留学。
> 曲もサムの兄がサムとシゲの差金でサムの兄に電話で何度も匿名でバヨリンで曲を聴かせて、最後はサムから楽譜をもらってサムが作った曲だとわかったと。
> スゥ姉さんはシゲの兄を追いかけて鎌倉へ、むつみはさだまさしをおいかけて長崎に旅立つ。
> 最後にさえがはじけて遊び人になったのがなんとも〜
602 :
マロン名無しさん:2008/11/08(土) 15:09:39 ID:RFkNJWjY
さだまさし!?
どういう漫画なんだろうな・・・w
>>601 あまりの脈絡のなさに笑ったwなんでさだまさしw
未解決にある「ハッピー・トーク」って岡野史佳のやつだよね?
まとめてきますね
保守
未解決にある、ヨルムンガンドを発掘したから今度書くよ
>>601 実在の歌い手ってなんでなんだぜ?長崎出身だからってことか?ww
音楽やってるっぽいしさだまさし研究会にでも入ってたんじゃねえの読んでないから分からんけど
>>608 >さだまさし研究会
サボテンキャンパスw
>609
いやいやいや
何回か前のNHKのさだ番組にどっかの大学のさだまさし研究会の人たちが観客で来てたぞ
とりあえず、ヨルムンガンドやります。
高橋慶太郎「ヨルムンガンド」
サンデーGX誌連載中、現在既刊5巻まで。
まず1話目をざっと投下するわ
ヨナ少年は武器商人のココ・ヘクマティアルの護衛の一人として雇われた。
すでにココの元にいる8人の護衛兼部下たちへの紹介もそこそこに、早速実践投入される羽目になった。
ココが今いる国の軍へ売るはずの荷物一式が、空港で差し押さえられてしまい、それを取り返さなければいけないのだと言う。
差し押さえたのは税関の保安隊だが、指示を出したのはこの国の内務次官。
軍の装備が強力になりすぎることで、近隣諸国とのパワーバランスが変わってしまうことを恐れたためである。
ココと内務次官との交渉は決裂、ココはヨナ達を連れて実力で荷物を取り返すために空港へ向かい、
内務次官は、ココたちが空港へ辿り着けないように、特殊部隊を派遣した。
ココがハンドルを握る車にヨナが同乗し、もう一台に部下・レームとバルメが乗り、空港へ向かう。
「君を雇うにあたって、君をとことん調べた…(略)…武器が憎いんだね?ヨナ」
ヨナはそれに回答しなかった。
2台の尾行車に気づいたヨナがココに指示を仰ぐと、ココは「先手必勝!!一撃必殺!!」と叫ぶ。その声を聞き終わる前にヨナは車のサンルーフをあけ、後続の尾行車を小銃で撃つ。運転手ごと打ち抜かれて尾行車は炎上。
また、もう一台の尾行車にはバルメが乗り移り、乗っていた敵をナイフで皆殺しにしてしまった。
さらに現れた装甲車の上から、対戦車ミサイルがココたちの車に向かって撃たれるも、
ヨナが転がした手投げ弾がうまく相殺する。
2発目の装填が終わる前に、ヨナがミサイルを構えた敵を撃ち抜いて、撃退に成功。
報告を聞いた内務次官は負けを悟り、空港の保安要員たちを撤退させ、ココは無事に荷物を取り戻した。
ココは言う。
どんなに憎んでもヨナは武器を捨てられない。それの頼もしさを誰よりも知っているから、と。
「私に従え、ヨナ。私は武器商人。君とソイツとの付き合い方を教えてやる」
なぜ武器を売るのかと問い返したヨナに、ココは
「世界平和のため」とうそぶいた。
ココ・ヘクマティアル 大企業HCLI社のヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門担当にして、社長の娘。
20代中盤くらいの美女?常に笑顔で、身内しかいないときはコミカルな行動をとる。
ヨナ(ジョナサン) 10〜12歳くらいの少年、無口無表情。
親を殺されたりいろいろあったせいで、兵器が本当は嫌い。
元山岳兵で、野戦行動に長けている。いろいろあって9人目のココの部下になった
レーム 中年傭兵、ココ部隊ではリーダー的なかんじ。
ひょうひょうとして、つかみ所のない性格。もともとココの父の護衛をしていた。
長距離狙撃が得意。ココがいない状況では作戦行動の指揮をとったりする。
バルメ 部下では唯一の女兵士。ココを盲目的に愛しちゃっていて、すべてがココ優先。
ナイフが得意で、近接戦闘を最も得意としている。
つづきはまた後日
乙です
卓球戦隊ぴんぽん5、続きの6話投下します。
前のバレ師さんのノリを目指したかったんですが、上手く省略できず、ただ長いだけになりますた
逆にわかりづらいかもしれないので、10話まで全部終わったら
全体を短くまとめたやつも投下しますね
市内大会当日、一回戦の相手は向ヶ丘。気合を入れる裕次郎。
「…ついにここまで来たよアッちゃん! また君と闘うために!!」
「だれでも来れるんだよここまでなら!!」
だいたいあいつホケツだろ、あっそうか、とかやってると、
その心配は無用だぜ! とアンソニー登場。 なぜかレギュラーが相次いで調子をくずし、出られることになったらしい。
理由に気付いた石黒はものかげで山吹をシメるが、
「僕はただ紅くんの悲しむ顔が見たくなかっただけさ」と涼しい笑顔。
一方裕次郎とアンソニーは火花を散らし合っていた。
「今日はこの前のようにはいかないぞ!」(この前:ラケット顔面直撃)
「そのセリフそっくり返すよアッちゃん!」
顧問と監督が現れ、部員を一言はげました後見回りを口実にさっさとどっか行く。
こんなとこでデートしてうれしいか!とつっこまれるけどきいてない。
今回裕次郎は一番手。また出番なしにされるかと裕次郎は思っていたが、鹿内がそうしてくれたらしい。
「紅くんが負けて山吹くんが失格になっても石黒くんと水野くんでなんとかなると思って…」←冷静
運よく向こうの一番手もドロンパくん(アンソニーのこと。アメリカ帰りだから)だった。
喜ぶ裕次郎、その頭をよしよしする水野。ちなみに向ヶ丘の方も喜んでいた。
向ヶ丘的には、相手の一番手を石黒と読んだ上での捨てゴマのつもりだったわけだが、裕次郎が相手なら勝てるかもしれない。
試合開始直後から裕次郎は絶好調。
(夢にまでみたアコガレの公式戦で相手がアッちゃんなんて やっぱりおれたちは宿命の二人だ!!)
メンバーが固唾をのんで見守る中、なんと20-0になる。どうやら上手く思考をそらしているらしい。
だがそこで「あ、あと1ポイントで1ゲームとれるぞ裕次郎!」と、興奮した石黒がおもわず声をかけてしまう。そのため、
「えっ? あっ! ほんとだ!!
よーし白井さんにぎゃふんと言わせて部に昇格だ!!」
と、裕次郎が我に返ってしまう(アッ!! しまった、あ、いやでもこれでいいのか…とふくざつな石黒)。
やはりそれ以降、球を返せなくなる。ハッとする裕次郎。
(しまった! 勝てそうだと思うとどうしても卓球のことを考えてしまう!!)
「バカ! 集中すんな!! 余計なことを考えろ!!」
石黒も叫ぶが、そういうときに限って考えてはいけないことを考えてしまうもので、結局あとはボロボロ。3ゲームすべてを落とし敗北した。
「…少しは腕をあげたようだな」ちょっと動揺しつつアンソニー。
「今日は勝ちをゆずったけど、この次はきっと負けないからな!!」
負けちゃったよう諒ちゃん、ちくしょーくやしいよーんえーん、メンドーなやつだよおまえは、とかやってると、
「よーしまかせとけ、おれが仇をとってやるぜ」と、二番手の山吹の試合が始まる。
「イエローローズビューティフルサーブ!!」
華麗に技をくり出すが、やっぱり顔面狙い、しかも当たったところから血が出る。
今日のヒキョー技はトゲボールでした。
「…やっぱりおまえがたよりだぜ水野…」
一発で失格した山吹を前に、非常につかれた石黒だったが、水野とのダブルスで勝ち、続く水野のシングルスも必殺技「隕石落とし」が決まり勝利、次の石黒のシングルスも「燃える黒龍号怒りのスマッシュ」が炸裂、団体二回戦進出が決定した。
9月、新学期。大会の結果が出た。
団体戦はいいとこまでいったが、裕次郎と山吹がいっぱい反則して失格に。だが個人戦はなんと水野が5位、さらに石黒が県大会で優勝した上、全国大会でも2位と大活躍だった。
おまえやめるとか言っといて去年よりスゲエじゃん!!との友人の言葉に、「逆境がおれを強くしてしまったのさ」と石黒。
逆境1:青空の下で練習するのでボールが見えにくい
逆境2:ボールが風に流されるので油断禁物
逆境3:うしろにそらすと球拾いがメンドーなので反射神経が発達する
逆境4:足をひっぱるやつら(裕次郎・山吹)
こんなすごい結果出しても部にしてくれないの?と白井さんにかけあうが、
「約束は約束だからね」
ちぇっ、と言いつつますます卓球への情熱を燃やす裕次郎は全然こたえていなかった。
夕方、帰りの道端。白井はアンソニーを待っていたが、やってくるなり
「麻妃子、なにやってんだこんなとこで」とアンソニーは仏頂面でつれない。
並んで歩き出すが、アンソニーは大好きな卓球の話をするのに夢中で、白井が何度もフラグを立てるための話をふっても全く気付かない。
そこにたまたま裕次郎が通りかかり、白井に明るく声をかける。そして早速アンソニーと張り合いだした。
「こんどやる時はおれが勝つ!!」
「こんどやる時もおれが勝つ!!」(しかしレベルは果てしなく低い)
楽しみにしていろじゃあなっHAHAHAHAHA!!とアンソニーが走り去る。彼は今年はじめて試合で勝てたので、一層やる気が充実していたのだった。しかし、
「……行っちゃった。いっしょに帰るとこじゃなかったの?」
きょとんとする裕次郎のとなりで、白井が怒りに震えていた。
アンソニーはきっと今頃庭の卓球台で特訓やってるわ、と白井。
おれももっともっと練習していずれ諒ちゃんを凌いじゃうぞ〜とか言ってる裕次郎に白井が切れる。
「あーもうあんたたちってほんとにそっくり! ドヘタのくせにハッタリばっかりで!!
ハッタリはいいからとっとと上達してアンソニーを負かしなさいよ!!」
「こんどは負かすってば!!」
「アンソニーなんか自分よりさらにドヘタなあんたに負かされて
卓球をやめたくなるくらいの大ショックをうければいいのよ!!」
要するに以前練習試合の段取りをつけるなどの親切をしてくれたのはそういう理由だったらしい。
さすがに裕次郎も気が付いた。白井はアンソニーが好きなのだった。
「…じゃ、卓球がキライだって言ったのは」
「……だってアンソニーあたしより卓球が好きなんだもん」
裕次郎が白井に水をぶっかけられたのも、裕次郎が同じこと(「白井さんよりは好きだ」)を言ったからだった。
「ひでーほんとにタダの個人的感情なんじゃないかー」
「だからそう言ってるし悪かったって言ってるでしょっ!ウルセーやつ」
卓球の方が好きだと、別に露骨に言われたわけじゃなかった。でもアンソニーが白井のいる櫻ヶ丘高校ではなく、卓球部のある向ヶ丘高校に行ったのはそういうことだと思った。(白井の方が一年先に受験なので自分からは合わせられない)
ため息をつく白井に裕次郎が言った。
「白井さんは悲しそうな顔より怒った顔のほうがいいよ」
なんですってとすぐさま怒る白井を、元気が出たと楽しそうに見る裕次郎。
裕次郎は試合中、白井のことばかり考えていたことを打ち明ける。(単に気をそらすためだが)
びっくりして赤面する白井。(内容は「なんでえ白井さんのバカヤロー」とか「今にみてろよ悪の生徒会−」とかだったが)
「おれがアッちゃんに勝ったら気がすむ?」
「え… もういいわよ、それは」
「不当なイジメされたけどお世話にもなったし、こんどはちゃんと勝つよ。
そしておれたちもめでたく部に昇格だ!」
……で、こんどっていつ? えっ?さあ…。
第6話 完
以上です
なんかこれ読むより実物探して読んだ方が早いかもしれませんが
7話以降はのちほど
625 :
ヨルムン:2008/11/20(木) 03:08:05 ID:???
キャラ・バルメのところに、「隻眼、巨乳美女」と書き忘れました。
以下2話目
第2話「ガンメタル・キャリコロード」
国境線を越えて、トラックの輸送団が入国してきた。
HCLI社本部からの情報によると、戦闘ヘリ『ハインドD』の部品が15台分も積まれているらしい。
先日空港でひと悶着起こしたものの、ココが上手いこと軍との取引を成功させた事を知った、他の武器商人が参入してきたのだ。
これを軍に買われてしまうと、ココの商売の邪魔になる。
今回の仕事は敵のハインド納入を妨害することである。
ココは部隊各人に国防軍本部での交渉、武装、情報整理などの仕事を割り振り、ヨナだけココについてく
るように指示した。
ココは元諜報員という噂の武器商人・クロシキンの元へ向かう。その途中、ヨナへ拳銃を一丁手渡した。
「?自分の持ってる」
「ウン、予備」
白々しく、クロシキンにヨナを弟と紹介して同席させ、交渉開始。
と同時に軍司令部ではトージョとバルメが、クロシキンからのハインド購入を取りやめてもらうよう、司令官と交渉を始める。
クロシキンと対面中のココにトージョから電話が入る。
ココはトージョに「いいぞ、それは食いついてきているんだ、空対空ミサイルのカードをきれ」と答え、電話を切った。
「なに、安売り合戦始めちゃうんだ?」
同業者同士、まあ、うまくやろうよとクロシキンは言うが、ココは彼をさらに挑発する。
激昂したクロシキンがガラスポットでココの頭を殴り、ココは血まみれに。
しかし、それに対し拳銃を構えたヨナを制止したのは、ココだった。
この部屋にはクロシキンの配下のスナイパーが照準を合わせており、妙な行動をとれば、ココとヨナが撃たれることになっていた。ココはそれを予想していたのだ。
ヨナの拳銃はクロシキンに取り上げられてしまった。
数分後、ココはちらりと時計を確認し、さらにクロシキンを馬鹿にしたような言動をする。
「ふざけたマネをすると…」
クロシキンが携帯電話を取り出すと、
ココは「スナイパー?かけてみれば?」とむしろスナイパーと連絡を取るように促した。
スナイパー宛てにかけた電話に、出たのはレーム。
すでにクロシキンの部下たちはココの部隊に制圧されていた。
そこへトージョから、司令官が交渉に応じ、クロシキンとの契約を破棄したとの連絡が入る。
これで、クロシキンを守るものは何もない。ココの合図に合わせ、ヨナがもう一丁の拳銃を取り出しクロシキンの頭を吹っ飛ばした。
任務終了後、ココの怪我を防げなかったことを気に病んだ様子のヨナ。
ココはそれを逆手にとり、全身にトイレットペーパーを巻いて現れ、
「ミイラ!」とやり、一瞬ヨナを笑わせることに成功した。
つづきはまた後日
ぴんぽん5の人、乙です!
続き期待してます
羽衣翔「イース ソードマスター」ていう漫画の内容を教えてください
高口里純の「伯爵と呼ばれた男」を出来れば詳細にお願いします。
>>589 女王様ナナカ
徳間書店リュウコミックス 全1巻
原作は大槻ケンヂ、漫画は西炯子
1993年7月と1994年2月に少女コミック特別増刊号に掲載され、
月刊COMICリュウ2007年9〜10月号に最終話『ナナカふたたび』が掲載され、単行本化。
14年の間にすごく絵柄が変わっている。
内容は、SM女王様のナナカがプレイを通じて他人を救う、というか生まれ変わらせてあげる、というような話。
●エピソード1 女王様ナナカ
鬼城ナナカは幼少時、子供向け番組の中でボンデージ姿の敵女性キャラがヒーローをいたぶるシーンに性的な興奮を覚える。
長じて女子高に入学したナナカは、自分を呼び出した上級生に往復ビンタをくれてやり、一躍「美人で勝ち気な新入生」として高校の有名人になる。
そんなナナカも美術教師に恋をし、将来は彼のような美術教師になりたいと願う。
2人の関係はやがて学校側に知れ、美術教師はナナカに言う。
「2人で逃げよう。それが出来なければ、死のう」
駆け落ちの日、待ち合わせの駅に美術教師は来なかった。
待ちぼうけをくらったナナカは駅のトイレで手首を切り、救急車で保護される。
25歳のナナカは、人気のS女王様になっていた。
常連奴隷のヤクザ・吉成に専属契約を持ちかけられているが、永らく断っている。
「ナナカちゃんは素晴らしい女王様だよ。これで足にキスさえさせてくれればなあ…」
ナナカは素足に触られると「黒板を釘で引っ掻く音を聞かされているような不快感」を覚え、SMプレイの常道である奴隷の足キスを請ける事が出来ない。
ある日、ホテルの一室で吉成とのプレイを終えたナナカが休んでいると、若い男がやって来る。
21歳だと言い張る高校生・直也は、女性美術教師と駆け落ち予定であったが、厳しい父親に邪魔され、待ち合わせ場所に行けなかったのだ。
「恥ずかしい死に方をして、父の顔に泥を塗ってやりたい。俺を殺してくれ」
昔の自分を思い出したナナカは、直也に激しいプレイを施し、彼は気絶してしまう。
目を覚まし「なかなか死ねないもんだな」と呟く直也に、ナナカは
「あんたを殺したら、あたしは殺人犯。それについてはどう考える?」と問う。
「そこまで考えてなかった」と言う直也を後ろ手に縛り、ナナカは彼の手帳を抜き取る。
ナナカは直也の駆け落ち相手である亜希子に電話をかけ、話をさせる。
「亜希子を高みに引き上げてやれるのは、あんただけよ」
それはかつて、ナナカが美術教師に言われたことだった。
違うのは「死だけが」という言葉が前についていたこと。
生きて、2人で愛の高みへと駆け上ってほしいとナナカは願った。
ナナカは素足へのキスを交換条件に吉成に見張りを頼み、2人を駆け落ちさせる。
そしていつものように、吉成との待ち合わせ。
「しかし聞けば高校生のガキと女先生だって言うじゃないの。逃げたはいいが、うまくやっていけるのかねえ?」
ナナカは意味ありげに微笑み「さあね」と言うだけだった。
その後、吉成への約束を果たそうとしたナナカだが、足を掴まれただけで悲鳴をあげてしまうのだった。
●エピソード2 ナスターシャ
中学・高校とナナカと同級生だった松子は、デブでグズで不細工。
駆け出しの絵本作家の彼女は、いつもスケッチブックを持ち歩いており、『ナスターシャ』という童話を製作中である。
ナスターシャという美女が、美しすぎるが故に誰からも愛されず絶望の旅に出かけ、自分だけの隠れ家を見つける。
だが、彼女の美しさを妬んだ魔女に氷の世界に連れ去られる。
彼女は旅人に助け出され、彼と森の奥で人知れず幸せに暮らしていく…という内容だ。
ある日、松子は電車でチンピラに絡まれているところをナナカに助けられ、久しぶりに会った2人は喫茶店へ。
そこで『ナスターシャ』のラフを見たナナカは現実逃避だと批判する。
「17の頃、あたしもあんたも、この世から逃げようとして失敗したじゃないか」
高校時代、松子はナナカの恋人だった例の美術教師に恋い焦がれていた。
想いは一方的なものだったが純粋で、ナナカと彼との付き合いを知った松子は自殺未遂をやらかした。
だが、それはクラスメートの嘲笑を招き、ナナカとの差を思い知らされる結果となった。
苦い思い出に席を立とうとする松子に、ナナカは自分の連絡先を渡す。
その足で編集者の平野との打ち合わせに向かう松子。
ハンサムな平野は、現在の松子の秘かな想い人である。
ラフを見た彼は『ナスターシャ』を絶賛し「打ち合わせを兼ねてデートしよう」と夜の食事に松子を誘う。
平野に旅人のイメージを重ね、有頂天になる松子。
本格的に『ナスターシャ』を製作中の松子に「こないだは言い過ぎた」とナナカは電話をかける。
「松子は、まだ夢を捨ててないんだよね」「うん…」
「えらく傷つく事になるかもしれないよ?」
「大丈夫!」力強く拳を作り、松子は頷く。
平野との食事の日、おめかしをして出かける松子。
平野との会話は楽しく、酔った彼は松子を名前で呼び、松子の胸は高鳴る。
店を出た平野は「君の本は絶対売れる!ヒット飛ばそうな!」と松子の肩を抱く。
妄想の中で、松子は平野扮する旅人に抱き上げられていた。
帰りのタクシー。
泥酔した平野は何度も「お前の本は売れる」と譫言のように繰り返す。
幸せ気分の松子だったが、続く平野の言葉が心を刺す。
「なんてったって、お前の物語は負け犬の物語だからな」
「え…?」
「辛い事、嫌な事から逃げて、現実を拒絶して生きたい。一生自分のカラの中で暮らしたい、という話だ」
「そんな…あたしはただ、女の子の一つの理想を…」
「何言ってやがる!あんなもん、ハーレクインみてーなもんだ!もてない女が心の穴に詰め込むジャンクフードだ!」
ショックを受ける松子にかまわず、平野は続ける。
「売ってやるぞ!純文学の部署から外された俺には、売れる本出すしかねーんだ!もてねー女を慰める本だろうと何だろうと…」
途中から松子は心を閉ざし『ナスターシャ』の一節をブツブツと口ずさんでいた。
「ナスターシャは美しすぎて誰からも愛されませんでした…美しすぎて…」
やがて松子の住む最寄り駅にタクシーが到着。
「んじゃあ、松子、気ぃつけてな」
だが、松子は降りようとしない。
「あの、あたし、平野さんちに…」
「へ?おれんちに来たいの?これから?なんで?」
「好きだから…」
一世一代の告白を平野に笑い飛ばされ、降り出した雨の中、松子は惨めな気分でナナカを訪ねる。
「言わんこっちゃない、とは言わないけどさ…」
松子にTシャツとタオルを貸し、コーヒーを淹れてやりながらナナカは言う。
「夢は絵本の中だけにしときな。あんたもあたしも、夢追っかけて一度失敗してるんだからさ」
松子はコーヒーカップを叩き割り、激昂する。
「いいじゃない、あたしが夢を追っかけたって!鬼城さんは途中までだけど夢を叶えた事があるじゃない!先生とできてたじゃない!あたしなんか、いっつもいっつも……!
知ってたわよ…夢は夢だって…あたし、逃げてるだけだって解ってた。でも…でも、一度くらい…」
黙って聞いていたナナカは仕事着に着替え、手慣れた様子で呆気にとられている松子を縛り上げる。
「あんたの自殺未遂、ずっと責任感じてたんだ…これからあんたはナスターシャ、あたしは悪い魔女だ」
「そんないきなり…」
「うるさいっ!お前はなんでそんなに美しいんだいっ!」
混乱する松子にナナカの鞭が一閃する。
「お黙り!あたしは、この体を使って旅人を誘惑した。それしか無かったからだ。
あたしに比べて、あんたは何と心の綺麗な事か。お前が妬ましい!なんでそんなに美しいんだいっ!」
ナナカに鞭打たれながら、松子は次第に心の澱が浄化されていくような気がした。
プレイの最後にナナカは言う。
「最後にキツい一発をくれてやろう。そうすれば、お前はもう秘密の隠れ家には帰れない。いいね?」
「はい…でも、優しくしてね…」
その後出版された絵本の中のナスターシャは、秘密の隠れ家を追われたが、かけがえのない友を見つけ、荒野で強く生き抜く決意をしていた。
絵本を閉じたナナカは吉成に「今日は魔女になりたい」と言う。
「いいねぇ魔女!ナナカちゃん、ピッタリよ!」
魔女ナナカに犬に変えられた(という設定)吉成は、恍惚の鳴き声をあげるのであった。
637 :
マロン名無しさん:2008/11/27(木) 23:16:40 ID:HiLdbBS9
最終話は日曜日ぐらいに投下します。
なんだかいい話なのかそうでないのか微妙な話だなw
640 :
マロン名無しさん:2008/12/03(水) 23:05:23 ID:fNLRSHaI
ほしゅ
641 :
マロン名無しさん:2008/12/08(月) 10:44:55 ID:Bf5lXmJP
ほ
>>600 モンの母親は、田舎から東京に出てきて派手な生活をしていた女性。
とうぜん男性関係も複雑。誰のものとも知れないモンを身篭り、
両親への反抗や父親候補達への当て付けからか、出産。
しかし出生届も戸籍登録も行わず、ネグレクト状態で今まで通りに
男性を取り替えながらろくに家に帰らない生活を続ける。
そのうち、母親はヤクザの男と心中。親戚も戸籍も存在しないモンは
幼くして天涯孤独になり、そのまま住んでいた家を後にする。
(この間、当然モンは周辺住民や子供たちから激しくいじめられており、人間的な生活を送れていない)
その後、山中で暮らす頭のおかしい強姦空手野郎に拉致されたモンは、そこで
サバイバルの技術を叩き込まれながら生活するも、空手野郎はモンを放置して
警察へ自首。その後、モンは各地を転々としながら、本能のままに成長していく。
(ちなみに、そのころからクマのぬいぐるみを所持。まだ生きていた頃の母親が、ゴミ捨て場
から拾い上げ「死ね」の言葉と共にモンに渡した)
きづきあきらのメイド諸君!を始めから終わりまでお願いします
ほしゅ
まとめサイト管理の人もいつも乙です
いつでも書いてやるぜ!でスタンバってるのに
なんで新しい依頼も未解決のもこう、俺の書けるのがないんだろうw
魔太郎がくる!! のラストまでの流れをお願いします。
羽衣翔「イース ソードマスター」 最初からラストまでお願いします