名門！第三野球部連載中　背番号３

週刊少年マガジン昭和62年47号に「名門！第三野球部」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は桑本の指導により１日に１話ずつ連載されるらしい。
時々天狗になりすぎて変な時期に合併号になったり休載したりする事もあるが気にしないでほしい。

連載中スレの楽屋裏
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1193389271/
連載中まとめwiki
http://rensai.qp.land.to/

名門！第三野球部2
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1121762174/

前スレ
名門！第三野球部連載中　背番号２
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1187835526/

第百六十七話「中尾のアドバイス」

１番　白石（兄）
２番　白石（弟）
３番　高橋
４番　あすなろ
５番　堀江（負傷の達郎に代わり出場）
６番　サブ（負傷の小西に代わり出場）
７番　中尾
８番　石井
９番　斎藤

４対４の同点、五回の表で桜高ノーアウト一塁です。
足を痛めた達郎の代わりに堀江が代走で出場していますが、一塁で堀江はあがりまくりです。
それにひきかえ、サブは堂々としたもの。桑本を相手にして一歩も引きません。
勝手にライバル宣言もして、サブだけ大盛り上がり。
しかし桑本のライバルとしては、少々力不足。桑本の球にかすらせることさえ出来ません。
そこでいちかばちか、サブはなんと場外ホームラン！ ・・・・ではなく、スリーバント！
堀江はたどたどしくもセカンドまで行き、なんとかセーフ。サブはアウトにされてしまいます。
意表をついた送りバントでしたが、見事大成功です。

つづいての打席は中尾。ここで中尾がタイムをとり、震える堀江の元へと行きます。
震える堀江に、失敗を恐れず、失敗したら次に取り返せばいいと励まします。
堀江を応援する中尾の、その手も、震えていました。
ここで中尾は、堀江に三塁への盗塁策を伝えます。果たして強肩杉本に敵うのか・・・・？

桑本が投球に入ると同時に、堀江が走ります！
中尾はフォローでバントのふりをし、杉本からボールを遮るのです！
ギリギリまでまでひきつけられ、杉本はボールを捕れずこぼしてしまい、堀江が三盗を成功させます！
気付くと、堀江の震えは止まっていました。

堀江へのアドバイスも上手くいき、中尾は打席に専念。
桑本の球を辛うじて打つもセカンドゴロ・・・・が、セカンドがお手玉してしまいファーストへの送球が遅れます。

そのわずかな隙で、堀江が動きます。なんとホームへ突っ込んでいくのです！
送球は高いものの一塁アウト、そしてバックホーム。ほぼ同時で、クロスプレ―になります！
頑強な杉本がホームを守っていますが、堀江は果敢に体当たり！
さらに返球が目の前でバウンドし、杉本は球を弾いてしまいました。
しかし堀江もまだホームにタッチしていません。まだセーフでもアウトでもないのです。
流血しながらも堀江はホームに手を伸ばし、同タイミングで杉本もタッチにいきます！

どっちが早い―――！？


決着はついたようですが、審判からの判定はマダです。
なんと、審判からの視点ではキャッチャーの体の陰に隠れ、タッチの瞬間が見えなかったのです。
そこで主審は、よく見えたであろう一塁審判と協議を始めます。

さあアウトなのか、セーフなのか！？

>そこでいちかばちか、サブはなんと場外ホームラン！

ちょｗｗｗ一瞬びっくりしたがなｗ
しかしなかなかやるな…サブ
堀江中尾のコンビといい一年坊主どもが予想以上に奮戦してるじゃないか

サブ意表を突きすぎｗ

桑本はヘタクソ先輩達が卒業したと思ったら
今度はセカンドに穴か、大変だなｗ

堀江はともかく中尾もｶﾞｸﾌﾞﾙしてるのか
一年生は初々しいね
かつてのあすなろ達を思い出す

サブは・・・サブは大物かもしれんなｗ

しかし、それをありあまるくらいの杉本の活躍と実力は凄いな。
桑本も案外人を見る目があると思う。

そういえばあっちも一年生だったっけ
何しろ桑本よりデカいんでその事忘れそうになるなｗ

しかも杉本は今まで野球やってたわけでもないんだから恐れ入る
ちゃんと盗塁刺せるんだからコントロールも悪くないしな

付け入るとしたらやっぱまだフィールディングは不慣れなのかな
バント攻勢は結構的を射ていたのかもしれん

セカンドもヘボげだしここで久々に伝家の宝刀乱れ打ち

伝家の宝刀は
使い手は卒業したし教え手は働いてないし

もはや伝わってない悪寒

このスレでも時々伝家の宝刀使えって出てたけど
結局使ったのって一軍対三軍の時だけか

こうして匠の業というのは廃れていくのだな（´・ω・`）

そういや海堂さんも４番のクセにバント上手かったな。

あぁ、普段のバッティングと全く同じモーションで
見事に打球を殺したゴロを量産してたもんな

第百六十八話「堀江とサブの共通点」

ホーム上のクロスプレーを巡り、主審と一塁審が協議を始めました。
しかし一塁審も土煙により、タッチの瞬間を確認できていなかったのです。
結局、主審の判断にゆだねられることに。状況から考えて････
「アウ････ 「ちょっと待つっぺ――っ！！」」
なんと主審判定に桑本が待った！　桑本は　「今のはセーフだっぺ」　その瞬間を目撃していたのです！
ランナーの手が、一瞬はやくホームに手をつけていた、と桑本は話します。
わざわざ敵に花を持たせる桑本を主審は訝しげにみますが、その実は・・・・
「実はよ オラ　とっても正直者ないい奴なんだっぺよ！」　と、まあともかく。

　　「セーフ――ッ！！」

堀江がついに、勝ち越し点を上げました！
その頃、どんどん活躍の場を奪われているサブは、ひとり泣いていたのでした。

５対４。銚子工も黙ったままではありません。
この回から銚子工はあすなろの球に逆らわず、シャープな打法で攻め始めます。
銚子工の打撃に、ライトのサブは打球をワンバウンドで捕球しますが、
レフトの堀江は守備がおぼつかず、球を後ろにそらすエラー！
ワンナウト二 三塁で銚子工反撃のチャンス。気落ちする堀江を見かね、桜高はタイムをとります。
マウンドに集まると、堀江は不安で一杯の胸中の全てを言葉に吐き出し、泣きじゃくるのです。
女々しいと、堀江にガサツな檄を飛ばすサブ。その時、堀江がキレてしまいました。

「わかってたまるか････　いつも失敗してる奴の気持ちがわかってたまるか――！」

――サブは、わかっていました。彼も乱暴者の中学時代、失敗の陰でみんなに馬鹿にされていたのです。
試合再開の途端、ライトへ、先ほど捕った時と同じような打球。しかしサブは引かず、思いっきり飛びつきました！
さらに自慢の鉄砲肩で、サードもタッチアップ前にアウト！　ダブルプレーです！

「あいつの入れた１点、このオレも協力して守ってやんねーとな　なんたって････」
――堀江はオレの友達だからな。

堀江を軸にして一年達の結束が固まってゆくなあ
そういえば最初の銚工との練習試合でナイスガイとデブも打ち解けていってたんだった
やはり実戦は何より糧になるな

ひろしのところにボールが飛ばないのは
ひろしがフェン直リタイアすると試合終了とみた桑本の指示

サブがナイスガイの軌跡をたどってる件

その発想はなかったわｗ

あすなろ結構打たれるな・・・

何気に昨年の桜高はエラーがあまり無くて、守備面での穴が海堂さんの弱肩
ぐらいの鉄壁チームだったんだよな。陸奥高や浅加学院ほどじゃないにせよ。
昨年の失点パターンも調べてみようと思っているが。

海堂さんは・・・
よく走られ、よくバントを決められていたイメージがあるな

とりあえず、前スレの打点に続いてあすなろの失点パターンを調べてみた

練習試合編

一軍初戦　　　　　　　総失点１０
ランニングホームラン　１失点
満塁ホームラン　　　　４失点
不明　　　　　　　　　５失点

銚子工練習試合　　　　総失点３
スクイズ　　　　　　　１失点（志野塚）
２点タイムリー　　　　２失点（指宿）

一軍第二戦　　　　　　総失点３
ソロホームラン　　　　１失点（熊田）
スクイズ　　　　　　　１失点
ソロホームラン　　　　１失点（桜井）

連投

地方予選編

三回戦　　　　　　　　総失点１
不明　　　　　　　　　１失点

浅加学院戦　　　　　　総失点２
スクイズ　　　　　　　１失点
ホームスチール　　　　１失点

銚子工戦　　　　　　　総失点１
ソロホームラン　　　　１失点（桑本）

黒潮商戦　　　　　　　総失点３
タイムリー　　　　　　１失点（五十嵐）
タイムリー　　　　　　１失点　
タイムリー　　　　　　１失点（五十嵐）

３連投で申し訳ないが甲子園編

道三高校戦　　　　　　総失点３
スクイズ　　　　　　　１失点（伊良部）
タイムリー　　　　　　１失点（木杉）
タイムリー　　　　　　１失点（伊良部）

吉徳高校戦　　　　　　総失点１
パスボール　　　　　　１失点（海堂）

西郷高校戦　　　　　　総失点２
ソロホームラン　　　　１失点（安部松）
ソロホームラン　　　　１失点（安部松）

陸奥高校初戦　　　　　総失点２
スクイズ　　　　　　　１失点（小比類巻）
ソロホームラン　　　　１失点（桃井）

陸奥高校第二戦　　　　総失点５
タイムリー　　　　　　３失点（田中）
タイムリー　　　　　　１失点（田中）
ソロホームラン　　　　１失点（桃井）

総合失点１５試合３６点
内訳：ＨＲ１２点　タイムリー１１点　スクイズ５点　ホームスチール１点　失策１点　不明６点

要は強打者相手の力負け以外は
ほとんど海堂さんの失策だと

>>23-25
すげー！乙！！
あすなろすごい優良Ｐでﾋﾞﾋﾞﾀ
失点こんなに少ないとは思わなかった

ノーノー遂げた聖誓戦入れて３回は完封してるのか
あわや完封ってのも結構あるな
特に吉徳戦なんてパスボの１点だけじゃないか…ちょｗｗｗイラッとくるｗｗｗｗ

デビュー戦の10失点は例外だけど
それを入れても一試合たった平均２．４失点に留まってるのが立派だなあ
延長戦多かったからイニング結構食ってるし、防御率もえらいことになってるんじゃないか

無警戒スクイズが無ければさらに下がるな＞平均失点

逆に桜校の１試合の平均得点は聖誓や予選序盤を除けば大体４点ぐらいだから
３失点があすなろの許容範囲だと思う。あと一度に２点以上失う展開がある試合は
銚子工の最初の練習試合のように引き分けか、一軍初戦や陸奥第二戦のように敗北していたりする。

なるほどー
皆テンパッてた一軍初戦を除けば
あすなるから一度に３点も奪ったのは陸奥二戦目の田中だけだしな
父っちゃパワーハンパねえなｗ

でも９回の土壇場で打たれたﾎｰﾑﾗﾝが３本もあるんだな

スタミナはあるけど詰めが甘いんだよな。
精神的な弱さが影響しているのかもしれん。

コッヒーにとっちゃ九回なんてまだまだ中盤ですよ

9回を折り返し地点と思えるのが陸奥高の強さだなｗ

スクイズに警戒しつつ捕手

捕手

あすなろは中日の森田並みの成績だったな

よく考えたら初戦のラッキーパーム以外これみんな直球オンリーでこの成績か
すげえなｗ

桑本なんてカーブ封印で18回ノーヒットピッチングだからな。
勝てたのが本当に不思議だｗ

桜高に２年生がいないのはなぜ？

いるけど、今頃全員二軍以下でくすぶってるよ
今の２年生が新入生で入った頃入れ替え戦（再）があったから

捕手

復活予告

第百六十九話「気合と気合の攻防戦」

大変お待たせしました。連載、いや試合再開です。
第三野球部は1点のリードを堅守し、銚子工は点を奪い返すことが難しい様子。
あすなろの球威が増しているのはもちろん、今の第三野球部の守備は気迫が違います。
捕れそうにない球でも、絶対に捕るという気迫。今の銚子工に足りない、第三野球部の恐ろしさです。
桑本が彼らに教えたかったのは、その気迫だったのです。
ここで銚子工の面々は目を覚まし、守備に気迫を込め、飛びつく根性を見せ始めるのです。
あ、あと小西も目を覚ましました。

いよいよ八回の裏。打順は4番桑本から。
桑本もそろそろあすなろとの戦いを、キャプテンとしてではなく楽しみたくなってきた模様。
弾丸ボールを痛烈に打ち返して見せますが、当たりが強すぎてセンター前シングルに終わります。
そして登場するのが、杉本コウジ。あすなろの球を返す一発を持つ男です。

もともと相撲部だった杉本。しかし桑本の誘いを受け、野球部に至ります。
つまらなければ、すぐ辞める。軽い気持ちで入部した彼でしたが、今はもう････

「もう････　すっかり野球にはまっちまったぜ！！」

あすなろの球をものともせず、杉本は左中間へライナーを押し上げます。
堀江が走り、捕球････が、そのグローブを弾かれてしまいます！
そのままフェンスにまで飛ばされ、一塁の桑本が生還、同点！
杉本も三塁、を蹴ってホームへ！？　なんとランニングホームラン狙いです！
高橋がフォローにまわり、バックホーム。ホーム上でクロスプレーのタイミングに返球。
中尾がブロックの体勢に。しかし、杉本のパワーが上回ります。
杉本のタックッルが炸裂。中尾は吹っ飛ばされ、杉本がホームイン。
力こそパワー。杉本のその恐るべきパワーに、あすなろは慄くばかり。

八回裏、ついに銚子工が逆転。果たして、第三野球部は逆転できるのでしょうか････？

桑本はえらいのを野球に目覚めさせたな
なんかもうクロスプレーも全く勝てる気しねえｗ

無敵すぎだろ杉本ｗ
ガタイがいいだけがとりえの前任者でもブロックできなさそうだ。

ヘイグにも競り負けてた海堂さんの事を懐かしく思い出す今日この頃

同じ千葉だし杉本どうせなら桜高に来てもよかったのに！と思ったけど
あすなろ達じゃそもそも相撲部員にキャッチャーさせようぜｗｗｗて発想は出なそうだし
桑本みたいにノリと強引さで説得したりもできなそうだから
まあ埋もれさせちゃってたかな

杉本が一年早く生まれていたら
きっと指宿プログラムで更に化け物になってただろうな

杉本は化け物だな

もう替えがいないが中尾は生きてるのか・・・？

練習試合だし目覚めた小西と入れ替えても銚工も文句言わないだろ
キャッチャーサブｸﾙｰ？
だがヘボい事は既に判明してしまっている・・・orz

>>52
代わりに出れないんだったら
デブ起きた意味本当に無いしなｗ

きっと次回は颯爽と監督が登場して久々に仕事するよ

そうういえばそんな人もいたな・・・って本当にまだいるのかなｗ

しかし桑本の交渉スキルはすごいな
「オレにはスモウが・・・」って言ってるだろｗｗ
羽毛ブトンくらい簡単に買わせられそうだな

第百七十話「意外な代役指名」

ホーム上での激突で中尾の眼鏡が割れてしまいました。
そこで代理のキャッチャーが必要になりますが、あすなろはここで意外な人物を指名。

「キャッチャー堀江！！」

なんとこの場面で、キャッチャー未経験の堀江が起用されます。
････サブは泣きました。
あすなろは堀江に、ただど真ん中に構えるだけでいいとアドバイス。
第一球、堀江は当然球を捕れず、グラブさえ弾き飛ばされ、目を開けることすら出来ません。
しかし第二球。今度は球を前に落としただけで済みます。
そして第三球。堀江はなんとかうす目をあけて、あすなろ球を捕ってみせます。
その調子で、ついに堀江はあすなろの球をしっかり見て捕ることができるようになっていったのです。
八回裏をあすなろは三者凡退で打ち取り、一点差に抑えます。

しかし九回表。桑本の豪速球はとどまるところを知りません。
頼みの綱であるあすなろも三振に終わり、最後のバッターは････堀江。
怖さで体が引き攣る堀江に、あすなろがアドバイス。
「うす目を開けてボールを見るんだ」、と。
桑本の球をうす目でみて、堀江は驚きました。今までの打席と違う。

ボールが････見える！！

三球目、堀江はバットを振ります！　しかし自打球。自分の顔に球が当たってしまいました。
それでも一度手に入れた自信を、堀江が失うことはありません。
続く桑本の投球も、堀江はまた打って見せたのです！････ただ、打った球はファーストフライでしたが。

ゲームセット。練習試合は銚子工が勝利を収めました。
確かな収穫を得た銚子工でしたが、第三野球部もさらにたくさんの物を得ていたようです。
ますます期待のかかる今年の夏。
桑本は鼻を高くして、夏を楽しみに待つことにしたのでした。

ベンチで一連の騒動を見守るナイスガイから既に監督の風格が漂う件について

堀江に自信を付けさせた代わりに
サブちゃんの自信を失わせてしまったわけだが
これは収支はちゃんと釣りあっているのだろうか？

まあサブちゃんは元々自信過剰気味だから
これぐらい折っといてちょうどよくなんじゃねｗ

あんなバケモノにまともに吹っ飛ばされて
メガネ割れただけで済む中尾もたいがいバケモノだな…
しかし捕手堀江とか練習試合じゃないととても打てない大バクチだなｗ

>>58
見守るだけな辺りがまさに監督イズム

結局負けちゃったか

結局桑本からヒット打ったのナイスガイだけだしな
そのナイスガイが抜けるとこのメンツじゃ一気に厳しくなるな

昨年のチームから３番と４番が抜けてしまう状況は厳しいな。
昨年のメンバーも力を付けていると思うが。

とりあえず堀江が桑本の球をバットに当てた事を喜んでおく

だがそれが別にヒットへ結びつくわけでもない事は
過去にメガネとひろしによって証明されているのであった

よけいな前例作りやがってあいつら('A`)

でも実際あすなろ達ですら打てなかった球を
堀江がそうやすやすヒットにできるとは思えないな…
しょうがねえ今年も奇跡的エラーに頼るか

前の練習試合じゃヘタクソがフラグ立ててたけど今回はそういうのなさそうだな…
杉本の野球経験のなさを突けそうなくらいかな

馬鹿だなお前ら。次回はナイスガイの一人舞台に決まってるだろう

えええ、逆に対ナイスガイ徹底警戒敬遠作戦で封じられる悪寒ｗ

第百七十一話「海堂、大学の壁に当たる！？」

第三野球部のみんなは、久しぶりに海堂に会いに行くことにしました。
神宮球場。海堂は早稲田で1年ながら、すでに代打として出場していました。
しかしスランプなのか、海堂は絶好の場面で凡打に沈みます。
なんと海堂はこの打席で１７連続ノーヒット。
甲子園のヒーローも、今は全く調子が伸びていないようです。
試合の後、あすなろは海堂と話をしますが、その手には夥しい血マメの跡。
努力とは反し、なぜか結果を出せない海堂。一体どうしたのでしょうか････？

その後、海堂はスランプから抜け出せず、２１打数０安打。
あすなろは心配して海堂のもとへ向かいますが、海堂の様子を見てあすなろは違和感を感じます。
海堂があすなろを見つけ、また後に時間をとろうとしますが、あすなろは一言だけ。

「か　海堂さんはよくばりだと思います！」

今の海堂は、どこに球が来ても、強引に打ちにいっていたのです。
海堂の得意球は外角高め。それを右方向へもっていくのが海堂のバッティングではなかったのか、と。
あすなろはそれだけを告げ、去ったのでした。

早明戦、二回戦。九回表まで３対１の明治リード。
しかし九回の裏、二死ながら一三塁のチャンス。ここで登場するのは････海堂。
この試合も、あすなろ達は応援に来ていました。
海堂はインコースの球を二球、あっさりと見逃してしまいます。
海堂は焦っていたのでした。どんな球にも手を出し、本来のバッティングを忘れていたのです。

三球目、外角高め。それは海堂の････得意球！
海堂は高校時代の迫力を取り戻し、ライトへ流し打つのです！
球はぐんぐんと伸び、スタンドの中へ！　海堂の大学野球初ヒットは、逆転サヨナラスリーランとなりました。

「桜高の落合」から「神宮の落合」へ。海堂は新しい異名をつけたのでした。
次は、第三野球部が頑張る番です。おめでとう、海堂さん！

えっ海堂さん？ここで海堂さん？ｗ
今までで一番意表突かれた展開かもしんねーｗｗ

なんだ、いつも通りの海堂さんじゃないか。元気そうで安心したよ

え、でも逆転スリーラン打ってたよ？
この打席だけ海堂さんのニセモノじゃね？

全く海堂さんは世話が焼けるなｗ
普通は海堂さんの方から後輩達を心配して見に来るもんだろ
なんで新キャプテンになってあれこれ大忙しのあすなろが
卒業した先輩にアドバイスまでしに出向いてやらなきゃならないんだよｗｗｗ


でもそんな僕らの海堂さんが大好きです

>>74
限界まで周りに心配かけまくって最後だけ頑張って
なぜかヒーローっぽくなってる辺りが海堂さんじゃないのか

在籍時ならこんな事はさゆりちゃんの役目だったんだが・・・

海堂さんの打率が0割4分5厘に上がったと聞いて飛んできました

さゆりさんは今なにしてんだろうな。
渡米して半年以上たってるよな。

夏が過ぎ････　秋が過ぎ････

――とうとう海堂さんと別れなければならない季節がやってきた。


　　　　　　第百五十九話「別れは始まりの場所で！」


いくつかの季節が過ぎ、今日、桜高では卒業式が執り行われます。
月日が流れるのは早く、第三野球部の面々も半ば信じられない心境です。
鬼頭さゆりは手術が成功し、元気に帰って来ました。



↑海堂さんの卒業式前には帰って来てるな
その後つきあいがあるかどうかは分からないが

・・・ハッ！もしや！海堂さんのスランプの原因は・・・！！

本当にさゆりちゃん来てないｗｗｗ
恐るべき負のさゆり効果…

海堂さん元気出して

「海堂さんは欲張りだと思います！」→野球か女かどっちかにしろｺﾞﾙｧ

なんか今度は外角高め全然投げてもらえなくなって
一ヵ月後またスランプに陥る海堂さんが見えるんだけど

第百七十二話「堀江の決意」

ついに、千葉の夏の甲子園予選の組み合わせが決まりました。
しかし足を痛めた達郎は完治できず、レフトはサブに譲らざるを得ないようです。

桜高の初戦の相手は、あの興新高。中尾との因縁がある高校です。
他にも去年戦った浅加学院や黒潮商、そして銚子工もトーナメント表に名を連ねています。
さらに興新高には、秘密兵器のピッチャーがいるとまで記事に載っているのです。
第三野球部も負けじと練習に励みますが、一人、堀江は考え事をしていました。
まず補欠であろう身ですが、堀江も自分なりにチームへ貢献したいのです。
そこで堀江は、単身、興新高へ乗り込むのでした。

興新高の練習風景を、校庭の陰からこっそり覗きこむ堀江。
そしてちょうど、噂の秘密兵器ピッチャーが現れます。
金八（きんぱち）と呼ばれた男。出っ歯な小男で、ユニフォームが非常に汚れています。
他の選手に出身の宮城を馬鹿にされ、フリーバッティングだというのに金八は一球も打たせないと宣言。
その右腕から放られる球は、スピードこそ無いものの、『グゥン』と凄い切れ味のカーブでした！
そして金八は、キャッチャーの銀八と交代。なんと双子だったのです。
銀八は左利きで、兄と同じく切れ味のスゴいカーブ。
真逆のカーブを持つ兄弟、これこそが興新高の秘密兵器だったのです。

････しかし。ここで堀江は、部員達に見つかってしまいます。
それも、中尾に絡んでいた連中です。金八銀八兄弟も、何も言わずその場を後にします。
以前受けた屈辱を返そうと、練習に付き合ってもらうという口上で、堀江の腕を縛るのです。
無抵抗な堀江に痛烈なノックを浴びせ、最後にスパイクで踏みつける部員達。
その途中、グラウンドに　『 バキッ 』　鈍い音が鳴りました。

トイレに行ったまま帰ってこない堀江を心配する小西達。
そのとき、堀江が傷だらけで帰ってきました。左手の中指は黒く腫れ、どうやら折れているようです。
堀江は転んだだけと弁解し、興新高で得た秘密兵器の情報をあすなろへ伝えます。

堀江の願いは、正々堂々と、試合で決着を････。許せない、興新高！！

チーム1の安打製造機のナイスガイが怪我してる上に
スペアの堀江が怪我っていきなり９人ギリギリかよ！
こりゃ昨年よりも厳しい戦いになりそうだ。
主にひろし的な意味で。

堀江はせっかくそれなりの成長を見せてたのに
いきなり何をやってるんだ・・・

なんだこりゃ、「バキッ」ってものすごい痛々しい('A`)音がしてるんだが…助けてくれ…
ナイスガイの足はなんとか間に合うかもしれないが
堀江の指はもう夏大までに治らないんじゃないのか…

サブへのフォロー入るかと思ってたけど
海堂さんのせいですっかりうやむやになったなｗ

外野コンバへとじわじわ外堀が埋まってゆくし・・・

むしろ心配なのはナイスガイの足の方だな。
練習試合の四月から夏まで直らないということは下手したら
アキレス健断裂や複雑骨折の可能性もあるし。

治りかけで無理してまた痛めちまったんじゃね？
捻挫って癖になるから治るまでしっかり我慢しないと長引くんだよなあ。

だが今回一番気になるのは、
千葉大会の参加校数が激増していることだよな。

鴨根木商とか落花星農林とかちょっと面白いんだけどｗ
千茨木商業はやっぱチバラギって読むのか？

この組み合わせだと今年は
準決勝で黒商と、決勝で銚工とかなー

浅加は今年は上がって来れないだろうな
ていうかよく出場する気になったなｗ

こんな時にナイスガイ休養とか……。
一番計算できる打者がいなくなっちゃったよ。

空席となった3番には誰が入るんだろう。
ひろしか石井か斉藤か中尾の誰かだと思うけど。

ひろしは両翼の守備フォローで死にかけるだろうから
あまり負担のないとこで楽に打たせてやりたいね

とか言ってる場合じゃないんだろうなあ

第百七十三話「正邪二面の実力！」

千葉予選、注目の一戦。いよいよ桜高第三野球部と興新高校の対戦です。
秘密兵器と噂された青葉金八・銀八兄弟。その身体能力も驚異的なものでした。
小さい頃を山奥で過ごしていた彼らは人並みはズレた筋力を持ち、背筋250に握力は････100！
その筋力から生み出されるカーブは、桑本の『三階カーブ』以上の落差を弾き出すのです！
さらに弟の銀八が左利きで、打者によって左右のカーブを投げ分けられる。
これこそ、興新高の秘密兵器だったというわけです。

こうして一回の表はあっけなく三者三振に沈み、興新高の攻撃。
ここで中尾が部員達に一言、忠告をします。
実力はある彼ら、だが････『汚い野球』をやる、というのです。

興新高、先頭バッターは一球目でいきなり振ってきますが、ボテボテのゴロ。

「いや――まいったなアウトかよ　だけどよ････　勢いがついて止まれねえぜ！」

なんとファーストの斎藤に体当たり！　
しかしランナーは穏やかに謝り、まるでわざとではないかのよう。
そして次のバッターは、バントを敢行。
目の前に転がった球を捕ろうとする中尾、しかし････スパイクが！

なんとバッターが『気付かずに』中尾の手を踏んでしまい、守備妨害にてアウト。
中尾はとてもキャッチャーを続行できず、医務室へ。
ベンチでは達郎がキャッチャーの準備に取り掛かります。捕るだけならば可能だろう、と。
しかし････堀江があすなろの前まで行き、なんと堀江自らがキャッチャーに名乗り出たのです！
あすなろは堀江の奥底に眠る闘志を感じ、キャッチャーを堀江に任せます。

汚い野球に負けるわけにはいかない、負けたくない････！
試合で彼らに勝つために、堀江が今、奮い立ちます！

右左でいちいち投手交代とかうっとうしいなｗ
超ジグザグに組んでたらどうするんだ

中尾は何も悪くはないんだが
なんというか・・・
今唯一まともな捕手なのに機能できなさすぎる

呪われた星の許に生まれているのか

これ中尾の指も折れてたら夏が終わってしまうだろ

ナイスガイは男らしいが負傷者出過ぎじゃね

中尾の指もヤバイが骨折確定してる堀江はもっとヤバイだろ
あすなろの剛速球受けなくちゃならんわけだし
まだしもナイスガイに任せといた方が

ていうかなんでそこまでかたくなにサブにキャッチャーやらせないんだｗ

控えに桜井さんがいてくれた頃は頼もしかったなあ…（遠い目）

サブは強肩はともかく打撃力の無さがな…。
基本的に野球漫画のキャッチャーは巨人の星の伴宙太やドカベン山田みたいな
チームのクリーンアップを打つ実力者が多いし。

第百七十四話「あすなろ、ひとり相撲」

指を折っているにもかかわらず、自らキャッチャーを志願した堀江。
意地と根性が支えとなり、なんとあすなろの球をこぼしても、その体で受け止めるのです。

なんとか一回の裏を抑えるも、第三野球部は青葉兄弟のカーブに手も足も出ません。
再び興新高の攻撃。あすなろは堀江のキャッチング能力を考え、球速を抑え、コーナーを攻めることにします。
しかしそれでは打ちごろの球。二打席続けて打たれ、あすなろは再び全力投球に切り替え。
すると今度はコントロールが定まらず、ついには押し出し。先取点を許してしまいます。
あすなろの調子は戻らず、青葉兄弟のピッチングは冴える一方。
ついに六回まできて、４対０！　第三野球部、まさかの初戦敗退の危機････！

六回の裏。
もうどこに投げても打たれるイメージしか浮かばないあすなろ。
そこであすなろ選んだ投球は････カーブ！？　しかしあっさりと大ファールに打たれてしまいます。
あすなろが、まさかのカーブ。この事態にマウンドへ集う第三野球部ナイン。
堀江のせいではないものの、しかしあすなろは今までに無いほどコントロールを乱しています。
絶望的な雰囲気の中････ふと、白石兄が一塁側スタンドを指差すのです。

そこには････　「海堂さんだっ！！」
仁王立ちであすなろ達を見守る海堂の姿が！
すると海堂は右手を前に突き出し、指を曲げたVサインを作ります。
あれは、血殺の�Xサイン！････ではなく、あれは････直球の握り！
そう、いままでのあすなろは消極的なピッチングだったのです。
そしてあすなろは、堀江にど真ん中でミットを構えるように指示。

「僕には････　やっぱり直球しかないんだ――っ！！」

息を吹き返したように、あすなろの直球が唸りを上げてミットに収まります。
スランプを助けられた海堂の、そのお返し。あすなろには、やはりこのまっすぐしかないのです。
しかしこの直球は誰にも負けない、ど真ん中でもたやすく打てはしない！
こうしてあすなろは、海堂の応援で自信を取り戻し、第三野球部は勢いを取り戻し始めます。

ぼくらの海堂さんが堀江に死刑宣告にやってきた！！

血殺のＶサインだったのに勘違いされてなんか立ち直るあすなろに困惑する海堂さんであった

海堂さんはマリポーサチームだったのか！

さらば堀江の左手…！！

まあ海堂さんにしたら堀江？誰それ？だろうし
ましてや骨折の事なんて知るよしもないからな…
そう毎回体だけで止められるとも限らないし
あんな指で142キロがドオンとか（（（（ ；ﾟДﾟ）））ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

誰このちょっとかっこいい人？
海堂さんだったらまずマウンドに駆け付けてぶん殴って
「誰がそんな球を(中略)もっとぶん殴ってやる！」
だから違うよね？

スランプにかかって苦しんでいた海堂さんを
心優しい百姓がかわいそうに思って助けてやったところ
海堂さんがおんがえしに来たそうじゃ

今週は日本昔話のようないい話ですね。感動しました。

>>108
あすなろ「誰がミスターＶＴＲやねん」

>>110
ここはやはりあすなろに平手打ちし
「男なら胸を張って闘って！」と言う海堂さんを見たいものだ

そしてあすなろノックアウト

それはまたずいぶん可憐な海堂さんだな

第百七十五話「カーブをおそれるな！」

コントロールに苦しんでいたあすなろですが、海堂の応援で見事に復活です。
あすなろの球は重く、打つのは難いと感じた興新高が狙ったもの････それは、堀江！
偵察の時にリンチで痛めた指を、堀江はミットから出していました。
そこで興新高はバットの軌道をわざと大きくし、ミットにぶつけてきたのです！
周りは一瞬、打撃妨害とどよめき、興新高も打撃妨害を主張。
しかし主審は故意の行為とみなし、ストライクとジャッジ。
堀江も指を押さえ、非常に痛がっています････が退場ではありません。

あすなろが立ち直ったものの、すでに八回。反撃はあと二回しかありません。
サブもカーブにようやく目がなれてきたようですが、アウト。
堀江は相変わらずカーブに怯み太刀打すら出来ていないようです。
まるで自分に向かって飛んでくるように見えるカーブは、経験の浅い堀江にはとても立ち向かえないのです。
そこであすなろが堀江にアドバイスを与えます。そして堀江は打席に立ち、あるフォームをとりました。
それは････あすなろ得意の一本足打法！　
重心が右足一本に集中する一本足は、逃げたくても逃げれないのです。
あとはカーブが曲がってきたところを、叩く！
堀江は見事打ってセカンド後方に落します。
斎藤も興新高の卑怯に怒って燃えた、怒りの打法を爆発させて流れに続きます。
そして白石兄がヒットを打ち、堀江はホームへ頭から滑り込んでホームイン！
初めてホームに帰った堀江は、そのホームの感触を噛み締めていました。

流れはどんどん第三野球部へ流れます。
小西もカーブの曲がりっぱなのクソボールを打つという攻略法で打開。
この回で一気に４点、同点！　第三野球部、怒涛の勢い。果たして試合の行方は！？

堀江はカーブが怖いとか怖くないとかいう以前に
指・・・

ほんとは折れてないんじゃないかって疑いたくなってきた

堀江いきなり一本足って・・・ＳＵＧＥＥＥＥＥＥＥＥ！！
なんで今まで芽が出なかったのか不思議なくらいの才能の発露

斉藤のブチギレとか小西の悪球打ちとか久しぶりに見た気がすんよ（つд`）
あとはひろしのフェン直（自分が）があれば第三野球部ここにありって感じだな

石井のビビりも忘れるなよ！

堀江がここまでやれてしまうと
中尾の存在が霞んでしまうな・・・
堀江、骨折してなかったら正捕手にされそうな勢いじゃね？

なにげにひろしクリンナップに入ってたｗ

白石兄　　
白石弟　
ひろし
あすなろ
デブ
石井
サブ
中尾→堀江
斉藤

こうか
サブと斉藤は逆でもいいんじゃないですかと思わないでもないが…
ていうかサブ頑張れ、ずいぶん堀江と差がついたぞ

あれ？こういう軟投派にこそ天秤が有効だと思うんだが
石井はなんでいつも通り空気になってるんだ？

デブとサブに挟まれるという字面的に絵面的にも絶妙な並びが
ますます石井ちゃんの空気化に拍車をかけているな

つか桑本の球をフェアグラウンドに打ち返しただけでも
中尾＞ひろし・サブって気がするんだが
なんで中尾が8番打ってるんだろう…

キャッチャーは、体力的にも精神的にも他のどのポジションよりも
守備時にエネルギーを消耗するから、攻撃時はよっぽどの強打者でないかぎりは
下位打線で気楽に打たせるのがセオリー。海堂みたいなでしゃばりはあんまりいない。

あ、「さん」付けるの忘れた。ごめん海堂さん

上位打線で気楽に凡退するのが海堂流

１年生の中尾（堀江）に重労働の捕手だけでなくクリーンナップの
重責を担わせるのは流石にキツイとおもったんじゃないか？

そうも言ってられない選手層の薄さだからな・・・
中尾リタイアでまた一層薄くなったが

去年の準優勝校なのに
控え投手いないとかすごいよねｗ

デブが一応控投手なんじゃね？

第百七十六話「ガンバリに応えろ！」

４対４！　八回裏、ついに同点に追いついた第三野球部。
バッターはサブですが、さきほど慣れたといっていたカーブを全く打てません。
いいところを見せられず凡退。つづいて堀江の打席です。
一本足でカーブを打てたことから、いまの堀江は肩口から入るカーブも恐れません。
ファールで粘りに粘りますが、金八がカーブのコントロールをミスしてしまい、堀江の顔面にモロで当たります！
しかし堀江は――

「エヘヘ････こ これで一塁にいける････　エヘッ　エヘヘヘ････」

痛みよりも、むしろ出塁できることに涙していました。
ワンナウト一塁。ここで立ったのが、なんと達郎。代打で出してくれとあすなろに頼むのです。
ケガでも一打席だけなら、なんとかなる。それよりも、堀江のガンバリに応えたいのです。

代打、田村達郎。スイッチヒッターのため、兄弟の投げ分けは効きません。
疲弊の少ない弟の銀八がなげることになり、プレイ開始。
すると達郎は堀江にあるサインを送ります。
それは、盗塁！　達郎が空振りでランナーを助け、盗塁成功！
堀江の更なる奮闘に、達郎も一層気合がこもります。

必ず････打つ！！　そして堀江を････必ずかえす！！

見事レフト線にヒット。処理にレフトが追いついたとき、堀江はなんと三塁を蹴っていました！
そしてさらに、ヒットを打ったはずの達郎がホームで立ったままだったのです。
ここでサードがホームに回り、堀江の背後にバックホームの球が迫ります。
と････達郎が、ジェスチャーで堀江に少し指示を出します。
堀江も指示に従い、少し走る位置をずらします。
なんとボールと堀江が重なり、ホーム上からではボールが隠れて見えなくなったのです！

瞬間、堀江はすべり込み、球は守備の顔面に直撃。
達郎の好アシストで、堀江が見事生還。第三野球部逆転です！　

守備妨害？

流石ナイスガイ！
俺たちにできないこと平然と（ｒｙ

そうよスイッチよ
俺のナイスガイが投げ分け兄弟相手にぶいぶい言わす予定だったのに
代打一打席か・・・

そうか、ナイスガイに怪我させたのは今回みたいに
ここぞという時にいつでも出せるようにするためだな。
きっと無敵戦艦の桑本に勝つためのギミックとして
むつが仕込んだに違いない。

双子には双子が対抗してくれる！白石兄弟が輝く一戦！！
そう思ってた時期が俺にも（ｒｙ
むしろ向こうの双子の投げ分けぶりをお膳立てするために出てたような…ﾑﾆｬﾑﾆｬ
それにしてもナイスガイにここで代打の切り札としてのキャラ立てか
あまり守備に付けられないから最終イニングにしか使えなそうだけど
これは頼りになるな

ナイスガイナイスガイ過ぎﾜﾛﾀ

考えてみれば現メンバーで唯一の本格技術派バッターだし
始めから先発出場してれば楽勝だったんだろうな。

あぁ、だから怪我したのか……

桜井さん並に頼りになる代打の誕生だな。
たまに「あいつが打てないなんて…」とかませになることもあったけど
もうそんな扱いは受けないな

いや、怪我の具合を考えるとあの時の代打は結果オーライとはいえ
実はかなりヤバいんじゃないか？ホームに残っていたのもむしろ無理して
打ってしまったせいでとても走れる状況じゃなかったかも知れない。
下手したらこの試合がナイスガイの引退試合になる可能性もあるぞ。

そこまで深刻な状態ならさすがになんらかの描写をいれてるだろ。

>>141
恐ろしい事言うなよ
クリーンナップにひろしとデブ
控え投手もデブ一人、捕手に至っては現在見通しも立たず・・・！というチームだぞ
このうえナイスガイの打力を失ったら県大会二回戦で敗退とかありうるぜ

>>143
なんか急にデブが重要人物に見えてきたじゃないか

>>142
打っても走れないって結構深刻だと思うよ。
ちょっとの無理ならまだしも怪我したすぐ後にも桑本打ってるし
これ以上無理を重ねたら酷くもなりそうだ。

それもこれも他が不甲斐無いから・・・（つд`）

天秤打法の石井
南無阿弥陀仏打法の斎藤
出塁率最高のキレ斎藤
悪球デブ

役者は要るはずなのにこの辺のやる気が無さ過ぎるんだろうか。

打撃面では中尾が主力になりそうだ。

南無阿弥陀仏打法忘れてたｗｗｗ
そういえば斉藤先生はキレてない時にも、いやむしろキレてないからこそ
明鏡止水の心で打てるパーフェクト坊主へと解脱してたはずだったのにな
デブはまあ…なんだ…悪球打ちは素晴らしいんだが
「曲がりっぱな打ちゃあいいんだ」とか気付くまでに時間がかかるんだな

その気になれば軽くクリーンナップで主力張れるだろうに
斎藤のモチベーションの低さは異常

やる気だけ空回ってるサブと足して割ればちょうどよくなるよ

斉藤は仏に仕える身だから
あんまりガツガツしてないんだよ

第百七十七話「兄弟のきずな」

興新高との激戦を乗り越え、第三野球部、一回戦突破です！

その夜、堀江宅。
母親は堀江のケガを心配してくれますが、父親と兄はそうでもありません。
父は、堀江が勉強に専念していないことにひどく腹を立てていたのです。
ひたすら一流の大学に拘っている父。兄の良一も、一流の高校へ通っているとのこと。
弟である堀江隆一は、小さい頃からいつも兄に比べられていました。
勉強のできる兄に比べ、勉強もスポーツもダメな堀江は、兄弟で何故こうも違うのかといつも悩んでいました。
しかし、そんな堀江は大好きなものを見つけました。野球です。

ふと、兄の良一が辞典を借りに弟の部屋を訪れました。
妙に明るい顔をした弟の顔と、なんだか賑やかな部屋を見て、少し当惑する良一。
明日試合があると堀江が言いますが、良一は翌日、全国の模擬テストを控えていました。
去り際、良一は忠告として「そんなことでいいのか」と一言残します。
運動神経がけっしてよくない堀江。それより少しでも勉強して、いい大学へ行くことを考えたらどうか、と。

しかし、良一は自分の部屋を見て困惑しました。
――オレの部屋って････　こんなに殺風景だったっけ？

翌日、堀江は試合。兄の良一はテストです。
第三野球部の、今日の対戦相手は船橋実業。
七回まで６対０で圧倒的にリード。第三野球部が流れに乗っています。
ここでサブの代打として堀江を投入しますが、スグに２ストライクに追い込まれました。
その時、聞き覚えのある声が聞こえました。テストに行ったはずの、良一です。
まさかの応援で闘志がこもる堀江。しかし、打った球はショートに飛びつかれてしまいます。
それでも、兄が見に来てくれた喜びが、堀江を加速させます！　頭から一塁へ飛び込む堀江。見事セーフです！

堀江の明るくなった顔のわけを知りに足を運んだ良一。
試合後、良一は弟からヒットを打った球を譲り受けます。
殺風景な部屋も、思い出のボールがあれば、少しは明るくなるだろうと････。

石井親子にヒネリを加えたような家族環境だな、堀江家

ちょｗｗｗ　９回裏２コマで終わったｗｗｗ
今回は試合云々より堀江家の事情をまったり描く流れか
しかし本当に、大事なテストを蹴ってきた堀江兄が
大事な出張を蹴ってきた石井父とダブるな…
そして父親の方とは結局分かり合えないままなんだな

賑やかはいいがヌイグルミだのちびまる子らしき人形があるというのは男としてどうなのか

男がかわいいもの好きで何が悪いんだ！
デブやサブの部屋だって超メルヘンかもしれないじゃないか！

よりによって堀江を代打に出されるサブﾜﾛｽ
つかサブを代えたってことはその後はまた堀江に捕手やらせたのか？

おい、堀江の骨折うやむやになっちまってるじゃねえかｗ

>>156
そうだな、海堂さんの部屋にだって
ポプリやおはじきやおまじないの本が山積みかもしれないよな

>>157
７番レフト嵐三郎君に代わっての代打らしい
という事は中尾の指は無事だったわけだな
…そしてナイスガイはまだレフトに入れないというわけだな（´・ω・`）

しかし堀江の部屋ぬいぐるみとかまる子は確かにどうよって感じだが
結構ゲーム機の類が何種も散らばってたり立派なＣＤラジカセが置いてあったりするな…
色々買い与えてもらって、何だかんだ言って兄よりかわいがられてるように見えてきたんだがｗ

自腹で買ったのかあるいは勉強するために兄がくれてやった物かもしれんね

自腹にしてもそうとう小遣いもらってんじゃね
バイトまだできなそうだし
でも兄の分込みなら納得か、兄の部屋監獄みたいに殺風景だからなｗ

>>159
女の子に好かれるおまじないとか病気が良くなるおまじないとか？

第百七十八話「運命を変えたレフト守備」

ここは嵐家。あ、サブの家のことです。
三回戦にコマを進めたはいいものの、サブは最近存在感が薄くなってきたことを悩んでいました。
と、そこにサブの父が登場。飲んだくれで昼間からパチンコ。典型的なダメ親父のようです。
母に手を上げ、思わずサブは父に殴りかかろうとしますが、すんでのところで止めます。
なぜサブの母はこんな男と結婚したのか？　何の気なしに、サブが母に尋ねます。
サブの父は、もとは高校球児でした。母はマネージャーで、その縁で結婚したのです。
父も、昔はひねた性格ではありませんでした。しかし、ある日を境に父は変わってしまいました。
それは甲子園予選の決勝。
場面は九回裏、１対０とリード、ツーアウトランナー二、三塁。
レフトを守っていた父のところに、ボールが飛んできたのです。
なんのことは無い、普通のレフトフライ････その球を、父はグローブから落としてしまったのです。
信じられない失態。周囲の目も厳しく、努力家だった父の性格は変わりました。
その相手とは、山根高。桜高の次の対戦相手です！

千葉予選三回戦、桜高 対 山根高。
今日は中尾もケガで控えているのですが、なんとサブはキャッチャーを辞退。
代わりに、レフトでの守備起用を申し入れます。

再び嵐家。もちろんサブの家のことです。
サブの書置きを見て、テレビ中継で試合を観戦するサブ父。
九回裏、１対０とリード、ツーアウトランナー二、三塁。
なにもかもがあの日、サブ父がエラーをして負けた試合と同じ状況です。
そして打球はレフト、サブのところへ飛んでいきます！
飛びつきギリギリ････捕れず。三塁ランナーが返り同点に。このまま逆転負けか！？
しかしサブは諦めていません。諦めず、矢のようなバックホームを放ります！
判定はアウト、延長突入！　最後まで諦めなかったサブの意志が導いた結果です。

サブの父は、大工でありながら、今までまともに研いだことの無いカンナを研ぎ始めました。
さび付いていたのはカンナだけでなく、自分の心も。ようやく、サブの父は目を覚ましたのです。
そして桜高の勝利が、テレビから声高にアナウンサーが叫んでいました。

ようやくサブがメインの話きたな。
しかしどうしても堀江家と比べてしまうな。。。

すごい久しぶりにサブの事カッコイイと思ったよ！！ｗ
しかし中尾前回で指なんともなかったのかと思ったら
今回またケガしてるとか言われてるしもうよく分からないよ…
興新戦でやられたのとはまた別のケガをこさえたって事か？
いい選手かもしれんが中尾のリタイア属性は何とかならんのかorz

結局また堀江がキャッチャーやったのか
このチーム本当に大丈夫かｗ

つまりサブの父ちゃんは高3の時までは努力家だったけど
タイムリーエラーで甲子園逃してひねてしまったと。
そんで大工のくせにカンナを研いだこともない。
…いつ大工の技術を身に付けたんだ？

これから身につけるんじゃね？

これからかよ！！ｗ
サブん家大変だな・・・親父がマトモな大工になるより
サブが卒業して就職する方が早いんじゃないか

船橋実業ということだから高校で基礎を覚えたんじゃないか？
それにスブの親父は試合直後にひねた訳じゃなくて、卒業した後大工として
心機一転頑張ろうとしたけど周囲から戦犯扱いされて事実上船橋にいられなくなった
とだとおもう。

悪質なイタ電かかってきたり家の窓ガラス割られたりするとか聞くけどほんとかな

>>172
残念ながらそれは本当だ。
近所の兄ちゃんが甲子園で負けのきっかけになるエラーした時
イタ電がかなりかかってきたって零してたから。
3回戦まで進んでたからまだよかったと思うけど
これが初戦負けとかあるいは予選決勝でやらかしてたら
マジで追い出されるくらいの嫌がらせは受けてたかも。

なかなかに生々しい話しだな。
サブの親父じゃもっと昔だろうから尚更かな

ところでさ、過去に甲子園までいき
今回は準優勝校に逆転勝利寸前の山根校って何者だ？

>>175
いわゆる古豪って奴じゃね?
毎年甲子園を狙えるほどの強さはないけど
県内ではそれなりに強く、組み合わせや調子次第では
上位進出することもあるって感じの。

>>175
今年の桜高が去年よりはるかに弱いだけじゃね？
あらゆる面で頼りになる桜井さんはいないし
ベンチウォーマー役の京本もいないし
それになにより打撃の要のナイスガイまでいないんだぜ。

ちょｗ海堂さんの事もたまには思い出してあげてくださいｗ

サブちゃん結局予選始まってから一度もマスク被ってないのか？
今回がキャッチャーで出られる最後の機会だったんじゃ・・・

海堂さんって地区予選のときになんか活躍したっけ？
初戦のどうでもいい学校相手に一発打った以外の記憶がない。

>>179
昼休みなんで漫喫で調べてみた。

利根川戦：１打数１安打４打点（満塁弾）
浅加戦：２打席２四球
銚子工戦：２打数２三振１犠打
黒潮商戦：４打数２安打１打点（エラー出塁あり）

描写された４試合で打率.428、出塁率.500、本塁打１、打点５の
ものすごく頼れる４番打者でした。なにか釈然としない。

海堂さんはほら、格下相手だと張り切って数字稼ぐから……。

懐かしいな、海堂さんのバントｗ

描写されてない場面じゃ
浅加戦…全打席敬遠
銚子戦…全打席凡退は確定だな。

第百七十九話「土屋の心配事」

準々決勝へ進出し、次の対戦相手は黒潮商業と市北工業の勝者です。
黒潮といえば去年決勝で戦った相手。石井も、土屋には天秤打法の借りがあります。
しかし新聞の記事によると、キャプテンの土屋の打率が２割を切っているのです。
心配で、土屋の家を訪ねる石井。土屋は家に居ませんでした。
おじいちゃんが入院し、病院に見舞いに行っていたのです。石井も見舞いに、病院へ顔を出します。
どうやらおじいちゃんの手術を明日に控え、成功率が五分五分。
その手術が心配で、土屋は試合に集中できなかったのです。

次の日も、石井と土屋はおじいちゃんの見舞いに来ました。
土屋は試合のため、手術には立ち会えずに球場へ向かいます。
と、石井は部屋の隅にある大漁気に目をやります。それはおじいちゃんの命の次に大切なものとのこと。
しかしおじいちゃんは、もう必要が無いかもしれないと漏らします。
既に自分の容体が軽くないと知っていました。手術しても助かる見込みが少ないことも。

黒潮と市北工の試合が始まりました。そして、土屋のおじいちゃんの手術も。
石井はラジオで試合を聴き、手術室の前で立ち会います。
一方、土屋の打席は思わしくなく、前の試合から５打席も連続で三振に沈んでいるのです。
五回の表には市北が先取点を上げ、黒潮は土屋の不調により伸び悩んでいます。
いまだ手術の結果が気がかりの土屋。そして手術は―――

いよいよ九回の裏。３対０で黒潮商は押されています。
最後の粘りでヒットと四球を重ね、二死ながら満塁。最後のチャンスです。
ここでバッターは土屋。しかし今日の成績は全打席三振。
あっというまにツーストライク。その時、観客席に････大きくはためく大漁旗が！
おじいちゃんの手術が成功し、石井がそれを報せにきたのです。
報せを聞き、土屋の天秤打法に輝きが戻ります。

今度は････僕が頑張る番だ！

土屋、完全復活の逆転満塁ホームラン。ついに黒潮商が、桜高との対決にコマを進めたのでした。

なんだ、土屋がスランプだというのに鬼軍曹は来てないのか…
一緒に大漁旗を振り回してほしかった

鬼軍曹はキャバクラのバイトで大忙しだよ。

石井の打率はどんなもんなんだろうな。

つかあんな年寄りに５分５分の手術を受けさせるとは
一体どんなに切羽詰った状況だったんだ

案外次の桜高戦にはもうケロリとして孫の応援に来てたりしてな

>>187
焼鳥の串飲み込んじゃったとか餅喉に詰まらせたとかに匹敵するくらいヤバイ状況だったんだろうな

>>186
そうだな、石井ちゃんは人様の心配をしてる余裕があるほどの状態なのですかって話だよ
しかも次対戦する相手だよ

まあこれで天秤打法を教えてもらった借りも返せたかな
地味に友情を深めるツッチーと石井

土屋はもし凡退してたら鬼軍曹とあの応援団にどんな目にあわされていたことやら……

あっ、そういや今回あの漢らしい応援団見当たらなかったなｗ

なんで黒潮商は商業高校なのに男子ばかりだったの？

女子もいるとは思うがあんな男臭い応援席
座っただけで妊娠させられそうだから遠くの方にいるんだろう

準決勝進出まではデフォだからそれまでは来る必要ないんじゃないか？

鬼軍曹が居た頃は女子も怖くてキャーキャー騒げなかっただろうが
今年はもっと黄色い声援を受けてもいいよな

保守

連載中

連載中のはず

第百八十話「最後の審判」

準決勝に控え、第三野球部は試合前にスタンドで待機していました。
黒潮商とは去年の決勝戦以来。五十嵐が今も元気にしているか、あすなろも気になるところです。

まだ試合が行われているグラウンド。そこでは、ヨボヨボのおじいさんが審判をやっていました。
そのおじいさんはなんと、偶然隣にいた中学生、哲也君のおじいさん。
彼は来年桜高に入学して、野球をやりたいとのこと。つまりあすなろ達の後輩になるのです。
しかし彼のおじいさんは、今日で審判をやめてしまうとのこと。
その最後の試合とは、次の主審を務める、桜高 対 黒潮商の試合。

幕を上げる桜高 対 黒潮商。どうやら件の審判のおじいちゃんも、去年線審を務めていたようです。
しかし試合が始まって早々、同じコースの筈の球が、ストライクとボールでカウントが割れます。
客席からブーイングが沸きますが、あすなろは何かに気付いている様子。

回は進み、２対１と桜高リードで最終回を迎えます。
土屋がツーベースヒットを放ち、二死ながら黒潮商粘ります。
続くバッターがセカンド後方へ、テキサスヒット！
ライトがカバーにまわり、急ぎ球をホームに返しますが、土屋は既に三塁を蹴っています！
絶妙なクロスプレーのタイミング。土屋が上手く回りこみますが、キャッチャーサブも捕球、追いタッチ！
タイミングは完璧にセーフ。・・・・が、なんと下った判定はアウト！　ゲームセットです。
後味の悪い試合となってしまい、桜高側もどこか納得いかない様子。
しかし、土屋とあすなろはベースを見て、ある事実に気付きました。
それは、ホームベース『ギリギリ』についた、土屋の手の跡です。

通路でおじいさんと会い、哲也君は今日の試合の判定の不満をぶちまけます。
しかし土屋とあすなろが笑いながら、最後のアウトが判定通りだったことを告白。
あすなろが投げた球も、わずか３分の１ストライクゾーンから球を、ちゃんと見ていた。
おじいさんの判定は正確無比。にもかかわらず審判を止めるのは哲也君のためのなのです
もし哲也君がこの球場でプレーしたとき、心情的に正確なジャッジができないかもしれない。
そしてなにより、観客席で哲也君のプレーを見ていられるからなのでした。
――長い間、ご苦労様でした。

ええええええ、ちょ、待っ
あっという間に最終回とかねえよｗ
その２対１に至るまでの経緯とかもっとじっくり教えてくれよむつorz
なんだか最近人間ドラマ（笑）重視で試合の展開自体は二の次になってる気がするなあ
土屋と石井の天秤対決とか結構楽しみにしてたんだが（´・ω・`）

2点誰が入れたのかすら分からないからな
まあ俺の脳内じゃ代打ナイスガイの華麗な2ランＨＲが炸裂した事になっている

おじいさん乙

まさか黒潮戦が一週で片づくとは

これ去年の黒商戦でこんな展開のジャッジだったら
じいさんどんな目に遭ってたかと思うとｶﾞｸﾌﾞﾙするなｗ

最後の審判…

いや、別に人情話をやるのはいいんだが
なぜよりにもよって黒潮商戦をそんなんで端折るのだ…

ああ、それは分かる
何も準決勝まで来てやらなくてもと・・・
もっと浅い段階で消化しといてほしいというか

なにげにキャッチャーサブかよ！
よく１失点で済んだなｗ

キャッチャーサブも実は公式戦初じゃないのか…？
親父の因縁絡みでちょっと成長した（レフトだったが）サブの初マスクも
もっとじっくり描いてほしかった気がするが…

さらりと流されたなｗ

一年生は今や誰がマスクを被っていてもおかしくない異常事態か

http://mtg.takaratomy.co.jp/cgi-bin/autocard/acjp.cgi?Doomsday

なにか禍々しいなｗ

第百八十一話「輪大の奇策」

甲子園千葉予選決勝。幾多の試練を乗り越え、遂に桜高と銚子工の二校があいまみえます。
銚子工のメンバーたちも連携が取れるようになり、桑本も絶好調。
しかし第三野球部も、彼らなりの努力をしてきました。負けるわけにはいきません。
あすなろに「永遠のライバル」と呼びかける桑本。
そう、これが二人の最後の勝負。ここで決着がつくのです！

決勝戦、ついにプレイボールの号令が球場に響きます！
夕子も、海堂も、そして五十嵐さんも。
応援する者たちが見守る中、桑本が第一球、投げました！
豪速球。文句なしのストライク！　直球もカーブも一段と磨きがかかっているようです。
白石兄弟、中尾は手も足も出ず、一回の表は三者連続三振。
銚子工の攻撃では、まだ調子が上がっていないあすなろを狙い撃ち。
送りバントやタイムリーヒットを重ね、二回を終えるまでに３点ものリードをつけてしまいます。
一方、桑本の豪速球にはまだ誰も打てないで、第三野球部は成す術もない状態。

しかし斎藤の打順で、ついに変化が訪れます。
なんと左利きであるはずの斎藤が、右打席に立っています
斎藤の狙いを読めない桑本ですが、猛烈なカーブで打ち取りにきます。

ギ　イ　ン　！

が、驚くことに、斎藤は見事猛カーブを打って見せました。
ライトフェンス直撃弾、三塁打。白石兄のスクイズで、第三野球部、１点返します。

ここで斎藤が、カーブ対策のネタ明かし。
練習試合で使ったバットを取り出します。
桑本のカーブは通常のカーブよりも威力が強く、打ったときバットに横にエグるような跡を残すのです。
生半可なことでは打てない。そこで斎藤が考えた秘密特訓とは、鉄の木魚と鉄の木魚棒でした。
桑本の速い球に対抗するには、それ以上の速い振り。そして桑もとの球を一点に当てて打ち返せる力です。
右打席に立ったのは、鍛えた左腕の引きが重要となるからです。
対桑本の特訓として、来る日も来る日も鉄の木魚を叩き続けた斎藤。
その結果・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　_　 _　　「ホラ」
　　　( ・◎･)x"⌒''ヽ､ 　　　　　　　
　　　(| 　　　 ...::　　　Y-.､ 　　　
　　　 |　　ｲ､　　　　　!　:ヽ 　　　　　
　　　 U　U　｀ｰ=i;;::..　　 .:ト､
　　　　　　　　　　ゝ;;::ヽ　　:`i　　　
　　　　　　　　　　　 ＞ﾞ::. 　 .,）
　　　　　　　　　　　/:::.　　/;ﾉ
　　　　 ゞヽ､ゝヽ､_/::　　 ／ 　　
　　　　 `ヾﾐ :: :.　 ﾞ　 _／ 　　　　　　　　　　　
　　　　　　 ｀ー--‐''ﾞ~

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

斎藤の左腕がもの凄いことになっていました。
とにかく、これで桑本は怖くない。
３対１。まだまだ試合は分かりません。目指すは打倒、桑本！

試合がおもしろくなってきたっていうより斉藤先生がおもしろくなってきたｗｗｗ
なんか前も斉藤が突破口開いてた気がするな
斉藤は桑本に対して相性いいんかな

ところで応援に来てるのは五十嵐さんじゃなくて指宿さんではあるまいか

左腕ｗ

怖くない、って言っても打てるの斉藤だけじゃないかｗ

どうでもいいが、
また監督仕事してないなw

監督のこと最後に見たのいつだったやらｗ

銚子との練習試合開催をあすなろキャプテンに伝えて以来みてないな。
それって所沢部長でもできる仕事なことには触れるんじゃないぞ

そういや部長の姿も長らく見ていないな
定年退職でもしたんだろうか

黒潮商業の食えないホッホッホ監督も出て来なかったな
あっちもかなりお年を召しておられたからな

＞白石兄のスクイズで、第三野球部、１点返します。

さりげなく兄の見せ場が来てるじゃないかｗ

第百八十二話 「成るか！　桑本攻略」

３対１で銚子工になんとかくらいつく第三野球部。
回を追うごとに調子を伸ばしていくあすなろ。試合はしばらく平行線を辿ります。

はやくも六回の表。打順は白石兄からです。
ふと白石兄弟は観客席に、ネクタイを締めた桜井の姿を見つけます。
ここで二人は、とある作戦を実行に移します。
白石兄、初球バント！
ピッチャーとファーストのちょうど間に転がり、白石兄は見事セーフで出塁。
どこかで見たようなバント。続く白石弟も、やはりバント！
先ほどと同じよ場所に転がり、こちらもセーフ。
そう、かつての桜高一軍が得意とし、第三野球部が苦戦させられた、プッシュバントなのです。

しかしかなり高等な技術を要するこのバントを、何故白石兄弟がつかえるのか？
桑本攻略のため動いていたのは斎藤だけではありません。
白石兄弟も桜井のもとへ赴き、バントでタコができるほどの練習を積んできていたのです。
そしてもう一人、練習を積んでいた男がいました。

白石兄弟が出塁したにもかかわらず、３番中尾を４番あすなろはあえなく凡退。
その間ランナーは二 三塁に進塁しますが、次の打者が小西なのです。
高めの一発を警戒し、桑本は徹底して低めで攻めます。
初球、二球目を見逃し、ついに三球目！　――『コン！』
なんとスリーバントスクイズ！　しかも小西が！？
サードは深く守っていて、一塁には少し遅れますが、小西の足では・・・・
しかし小西の足は思いのほかに伸びて、なんと一瞬の差でセーフ！
さらに銚子工がボー然としている間に、二塁の白石弟までホームイン、３対３です！

小西が速くなった秘密とは、競走馬の練習としてある、『坂路調教』というものを実践していたのです。
最後の夏として、悔いを残さぬため。その効果はわずかでも、大きく貢献してくれました。
ぞれぞれが練習し、この試合に臨んでいることを改めて実感するあすなろ。
六回の表。第三野球部、ついに同点です！

とってつけたような三バカの見せ場ｷﾀｰｰｰｰｰ！！


しかしまあ桑本の良くポコポコと攻略されることよ。
ナイスガイの魂の一打は何だったのか

桑本けっこうバントに弱いな・・・

しかしここでまさかの桜井タイムとは
ありがとう、むつ！！

桜井さんきたあああああああああああああああ！！
初戦じゃ悔堂さんも力になったし、
あと一人の先輩にも期待していいよな？

海堂さんが大学野球のカベにぶつかってあすなろに心配をかけている一方で
桜井さんはそんなきめ細やかな指導を行なっていたのか

なぜ桜井さん…その桜井さんに技術を教えたはずの監督は…？

白石兄弟は監督に心を開いてないんじゃねｗ
しかし家まで押しかけてく白石兄弟も毎日それにつきあってくれる桜井さんもほほえましいな
なんと頼りになるＯＢ
観客席から血殺の�Xサインを送るだけだった元キャプよりよっぽど…いやなんでもない

あと一人の先輩はきっとあすなろにこっそりスライダーを伝授してくれてるよ！

というより監督って、海堂さんをかなり偏愛してるな。
ある意味、義理の息子といえる存在だからといって…

・１年生ながら５番打者に大抜擢。
・その後、４番打者と正捕手を任せる。
・自分を殴るという暴挙を起こしても、以前にエースをやめさせたのとは
　対照的に第三野球部におとしただけ。
・その後も４番打者と正捕手を任せ、主将に任命する。
・あすなろにチームを丸投げして割りには海堂さんの不調を心配している

こうして見るとすごいな鬼頭監督
三軍に落としたことすら「這い上がって来い・・・！」と
あえて与えた試練のような気までしてきた

海堂さんこれだけかわいがられといて
娘捨てて他の女に走ったりしたら刺されそうだな

第百八十三話「気迫の最終打席」

六回の表で、ついに追いつかれた銚子工業。
暗い顔をしている桑本に、一年達が声をかけます。
一年に頼られるべきである桑本が、逆に励まされるとは――。
気持ちを入れ替え、桑本達、そして第三野球部は、振り出しに戻った試合に臨みます。

八回の裏。依然３対３のままです。
気力の差が明暗を分けるこの勝負。続いての打者は、銚子工、杉本コウジ。
杉本は今の状況を相撲に見立て、土俵際の踏ん張りにかけます。
鉛のように重い、あすなろの球。ここでフォームを変える杉本。
バットを極端に寝かせ、ミートに徹し、あとは根性で････押し返すのみ！
見事にあすなろの球を打ち返した杉本ですが、打球はレフトへふらふらを上がっています。
レフトフライ――と思われた球は、風に乗って････スタンドへ！？
なんとまさかの勝ち越しホームラン！　この場面で、杉本が値千金の１点をもぎ取ります。

九回表、第三野球部の攻撃。
ここで点を取れなければ、第三野球部の敗北がその場で決まります。
しかし、第三野球部のモットーは････『最後の最後まであきらめないこと』！
ついに最終回が始まります。まずは天秤打法・石井。
甲子園への思いを胸に、桑本が豪速球を叩き込みますが、石井は手堅くミート！
三遊間を抜ける････が、ショートが飛びつき、惜しくもアウト！
後衛の頼もしさに奮い立つ桑本。九番の斎藤も見事、三振に沈めます。

ここで第三野球部は終われません。
白石兄弟の連続バントで銚子工守備をかく乱し、二人はなんと二・三塁へ出塁。
ツーアウトから、チャンスが巡ってきた第三野球部。ここでバッターは一年中尾。

はたして銚子工の春夏連続か！？　それとも第三野球部の二年連続か！？
試合はついにクライマックス！！

展開はやすぎるだろ……
まぁ、まだまともにあすなろ対桑本やってないから延長になるんだろうけどな。

いきなり二・三塁かよ
この試合白石兄弟かつてないほど役に立ってるな

もう最終回か

前評判の割にいまいち見せ場のなかった中尾が
同点打くらいは打ってくれると信じてる
あとは４番あすなろが勝ち越し打でｳﾏｰ
９回裏最後の打球は最近目立たないひろしが得意のフェン直キャッチで試合終了
だな

相変わらずバックの守備に足を引っ張られている桑本

高校最後のライバル桑本との対決があと一イニングで終わりとかないだろ
ここで延長突入してこそむつ
ていうかこの試合で少なくとも３年メンバーは全員それぞれの見せ場があると思ってんだけど
石井ちゃんあれで終わりか？ｗ

石井の見せ場はこの前やったばかりだからな、大漁旗

>>237
次回、そこには何事もなかったかのように
代打にナイスガイを送られて引っ込む中尾の姿が！

中尾の見せ場は甲子園まで持ち越しか…
なんかこのまま交替（される）要員で終わりそうな気がしてきたわあ

>>241
ひろし→桜井パターンか

中尾に代打→代打神ナイスガイ召喚
→ナイスガイに代走で自然な流れで堀江を試合に出し成長が描ける


一粒で二度おいしい中尾

連載中保守

保守

保守

↑

↑

保守兼ねて予告

近日再開予定

ｷﾀ━━(━(━(-( ( (ﾟ∀ﾟ) ) )-)━)━) ━━!!!!!
ｷﾀ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(ﾟ∀ﾟ)ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*!!!!!
ｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ━━━!!!!!
ｷﾀ━━━ヽ(∀ﾟ )人(ﾟ∀ﾟ)人( ﾟ∀)人(∀ﾟ )人(ﾟ∀ﾟ)人( ﾟ∀)ノ━━━!!!!!

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　　　　　　　　　　 ＼　 皿 ／　　最近入り込む機会がないなぁ・・・
　 　 　 　 　 _＿_（　 つ日と　)＿＿
　 　 　 　 ノ ＼　 ○　　　　＿＿＿＼
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>>249
お待ちしてます


てか、マモノさん久しぶりｗｗｗ

マモノさんコタツしまおうぜｗ

長らくお待たせしました…
明日１６日の午後11時より再開致します。

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第百八十四話「宿敵（ライバル）との最終決着」

最終回、４対３、ツーアウト二 三塁
一打出れば逆転の場面、バッターは一年の中尾。
必然と気迫がこもる中尾ですが、無情にも、桑本にツーストライクまで追い込まれます。
ようやくの球筋も見えてきたが、あと一球。甲子園へ行くのは桜高か、銚子工か････？

その拮抗が、わずか、桜高に傾きます。
中尾が桑本の球の打ち返しました！　ライトへ、一気に球が飛びます。
二塁の白石弟がホームインで逆転････が、打球がフェンスに跳ね返り、ライトが即座に捕球。
そのままライトがバックホーム、ではなく一塁へ。なんとライトゴロにする気です。
打球も速かったので、アウトかセーフかわからないタイミング。
返球と出塁、一塁に届いたタイミングは、ほぼ同時。判定は････

「　ア　アウト――ッ　！　」

アウト。４対３で銚子工が、試合を制しました。
マウンドに駆けつける、銚子工のレギュラーたち。誰もが甲子園を口にし、そして昂ぶっていました。
そんな中、呆気にとられていた桑本。後輩たちの『甲子園』という単語を耳にし、意識が蘇ります。
張り詰めていたものが解けたのか、桑本はいきなり泣きじゃくり始めたのでした。

一塁際で泣いていた中尾。しかしあすなろ達、第三野球部は彼を毛ほども恨んではいませんでした。
思い残すことは無い。中尾の最後の打球も最高のものだったと、彼らは認めていたのです。
あすなろ達の最後の整列も終わり、いじめっ子だった小柴もその姿を見届けていました。
なぜか涙が溢れ、湧き上がる衝動を押さえられず、フェンスを乗り越えてあすなろの元へ駆けつけます。
ただあすなろを抱きしめるために。小柴によって口火が切られ、桜高のみんながグラウンドへなだれ込み、
あすなろを抱き上げたのでした。

堀江も、中尾も、あのサブも。
スタンドでは夕子も、海堂も、みんな涙を流していました。
その中に、あすなろの母の姿もありました。
腕の中に抱えられていたのは、あすなろの父の写真。

在りし日、あすなろの父は泣きじゃくるあすなろに、こう言葉を残していました。

あすなろ、がんばれ！
好きなことを一生懸命、最後まであきらめずにがんばれば、
そのうち泣き虫じゃなくなる日がきっとくる！！
父さん、いつまでもあすなろのこと応援してるからな！
あすなろ、がんばれよ！


　　　　　　―――僕は忘れない。
　　　　　　すばらしい中間達と出会った日のことを。
　　　　　　せつなくて泣いた日のことを。
　　　　　　うれしくて喜びにわいた日のことを。
　　　　　　あの日の思い出を胸にしまいこんで僕たちはまた、歩いてゆく････
　　　　　　希望に燃えて････！
　　　　　　このあすなろの樹のように！！


僕達の最後の夏は終わった。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名門！第三野球部
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　むつ利之

いい最終回だった…
あ、あれ？　ナイスガイは？

桑本・・・よかったなぁ・・・

あれ？監督は？

えええええ・・・
えらくアッサリ終わったなオイ

最後のライバル対決なのにｏｒｚ　　

あすなろvs桑本

はとりあえず打者あすなろの完敗ということなのか
去年いい当たり出したのにorz

. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　. . : : : :: : : ::選抜がないときにそんな予感がしていたさ
　　　.　. .... ..: :;;;;;;;;; ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 ﾄ､_,,;;;／_,　,_ヾ;;;;;;;;／!. . . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::
　　　 ヽ_;;;;/:彡ミ゛ヽ〈;;;__／. . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 　　 / :::/;;: 　 ヽ　ヽ ::ｌ　. :. :. .:: : :: :: :::::::: : :::::::::::::::::
￣￣￣（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ￣


.: : : : : : : : :: :::: :: :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::
　　　　. . : : : :: : : :甲子園来ないから出番がないじゃないかっ
　　　.　. .... ..: :;;;;;;;;; ::: :::::: :::::::::: : ::::::: : :::::::|　::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 ﾄ､_,,;;;／_,　,_ヾ;;;;;;;;／!. . . .: : : : 　|| ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 ヽ_;;;;/:彡ミ゛ヽ〈;;;__／　. . .: :: : ||| ｶﾞﾂｰﾝ!! :::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i /￣＼　|||| 　　　　　.'　　，　．
　　 　　 / :::/;;: 　 ヽ　ヽ ::ｌ　 ヽ　＼从/／　・;`.∴　'
￣￣￣（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ￣ ＼＿_）　＜　,：;・,‘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ . 　　’ .'　，　．.

最終回きたこれ
打ち切りくらったのか

>>261
せめてあすなろ渾身の空振りで終わりとかなら諦めもつくんだがなあ　　

おい、この展開のうえこの打順であすなろに回らないとかorz
あすなろ達が恨まなくても俺が中尾を恨んでしまいそうだｗ
だが桑本の涙に免じてちょっとだけ許す

みんな乙！

むつ利之の　日本昔話

　「 泣 い た 赤 お に 」


――とある地方のとある小学校。
　　　その校舎の一角に小さなホコラがありました。
　　　その中にお地蔵さんがいました。
　　　雨の日も風の日も、お地蔵さんは子供たちを見守っていました。

　　　ある日の事でした。

　　　登校拒否がちだったシンイチくんが、久しぶりに学校へ顔を出したのです。
　　　何も出来ない子ですが、絵を描くのが大好きで、いつも家で絵を描いているのです。
　　　しかしいじめっ子の力也くんが彼の描いた絵を破ってしまいます。
　　　さらに、ふと見かけたホコラのお地蔵さんの額に、ラクガキまでしてしまう力也くん。

　　　その夜。お地蔵さんがおじいさんに姿を変え、力也君の元へ訪れます。
　　　面相臭がりながらも宿題をする力也君。「泣いた赤おに」の読書感想文を書いています。
　　　おじいさんが姿を現しますが、力也くんにおじいさんの姿は見えません。
　　　彼にお灸を据えるため、おじいさんは杖で力也くんの頭をコツンとたたきます。

　　　その日、力也くんは、突如姿を消したのでした…。

夜が明けると、力也くんは寂れた山小屋のなかにいました。
さらに鏡をのぞきこむと、力也くんの頭にツノが生えています。
びっくりして外に出ると、そこにはお地蔵さんのおじいさんが。
なんとこのおじいさんは、校庭のお地蔵さんに宿る神様だと言うのです。
力也くんを鬼にしてしまった神様は夢ではない証拠と、
力也くんにしりあいの人がいる場所を教えます。

――さあ、「泣いた赤おに」のはじまりです。

教えられた場所に辿り付いた力也くん。
そこにいたのは、シンイチくん････ではなく、ツノが生えた「赤おに」君でした。
そして赤おに君は力也くんのことを「青おに」君と呼びます。
赤おに君はなにやら急いでいる様子で、一枚の村の絵を描いていました。
その絵を描き上げると、ふもとの村の沿道へ向かうのです。

赤おに君は、村の人たちと友達になりたかったのです。
でも村人たちは、鬼である彼らを怖がります。
ホントは怖くないのに、友達になりたいのに････。
さっそく村人が通りがかり、絵を手に、赤おに君は友達になって欲しいと話しかけます。
しかし村人は赤おに君に驚いて助けを呼び、そこに力也くんの友達だった子たちが現れます。
力也くんは彼らに呼びかけますが、友達は力也くんを「青おに」だとしか思っていません。
容赦なく猟銃を向けられ、鬼退治。成すすべなく、二人は山に逃げ帰ります。

ずっと一人ぼっちの赤おに君。ただ友達が欲しいだけなのに････。
赤おに君は来る日も来る日も絵をかき続けました。
でも････赤おに君は鬼なので、村人達に相手されません。
力也くんも友達だった村人達の元へ訪れますが、誰も彼の事を「力也」くんだと思いません。
この世界では、彼は「青おに」なのです････。
鬼として恐れられ、ひとりぼっちのつらさを身をもって味わう力也くん。
それでも必死に友達を作ろうとしている赤おに君、いえ、シンイチくんの姿をみて････
力也君は、彼に力を貸すことを決めました。
あくる日。力也くんは友達を作る方法を赤おに君にもちかけます。

平和に暮らしていた村人達の元に、突如青おにが襲ってきました。
そこに助けに現れたのは、赤おに君。果敢に青おにに殴りかかります。
赤おにくんが一発殴り、青おにはよろめいて石に頭をぶつけ、大怪我をして逃げ去ります。

――もちろん、これは芝居。赤おに君が村人達と友達になるための、芝居なのです。

　それから赤おに君は村の人達と仲良くなりました。
　赤おに君の家には村の人達が、よく遊びにくるようになりました。
　赤おに君はもう一人ではなくなりました。

しかし、変わりに青おに君が姿を見せなくなりました。
心配して赤おに君が青おに君の小屋を訪ねると、そこには一枚の手紙がありました。

　「赤おに君へ　赤おに君、人間達といつまでも仲良くつきあって楽しく暮らしてください。
　　僕はしばらく君とは会えません。
　　君と会っているのを見られたら、人間達は君を疑うからです。
　　それでは、また君は一人ぼっちです。そう考えて僕は、これから旅に出ることにしました。
　　長い長い旅になるかもしれません。けれども僕は、君を忘れない。
　　どこかで、また会う日があるかもしれません。さようなら。体を大事にしてください。

　　どこまでも　君のともだち　青おに」

　赤おにはだまってそれを読みました。　何度も何度も読みました。
　そして････　こみあげる涙をおさえようともせずに戸に顔をうずめ････
　しくしくと　いつまでもいつまでも　泣きました。

――自分の部屋で目を覚ます力也くん。果たして、今までは夢だったのでしょうか？
　　　
　　　その日の朝。力也くんはシンイチくんの家を訪ね、意地悪したことを、素直に謝ります。
　　　学校でもシンイチくんを一緒に遊びに誘い、お地蔵様の落書きも消してお詫びする力也くん。
　　　そんな彼の様子を見て、お地蔵様はにっこり笑うのでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（マガジンスペシャル第４号　掲載）

全俺が泣いた

そもそも原作の方でも泣くからな
なんでまたむつがこれやろうかと思ったのかはよく分からないがｗ

泣いてしまった

これ強引に野球絡めて「嵐三郎物語」って言われても
俺の中では全然おｋだな

白石兄弟の絆と本名が語られる
「白石兄弟物語」マダー？

白石兄一（きょういち）と白石弟二（ていじ）でいいんじゃね？

力也→サブ
シンイチ→堀江
地蔵→斉藤

に脳内変換した

第百八十五話「それぞれの道」

あすなろ　あすなろ　あすはなろう
　　　　ふもとの　町まで　みえるよな
　　　　　　　　大きなひのきに　あすは　なろう

今はもう１１月。丘の上のひのきの下で、あすなろは考え事をしていました。
それは将来の事でしょ、と夕子が当ててみせます。
あすなろは先生になろうと、そして今度は監督として甲子園に出たいと考えていました。
夕子は医学部。皆が皆、それぞれの夢へ動き出しています。
野球と出会い、逞しくなり、あすなろの高校生活は輝いていました。

――これからも　ずっと輝いていてね　あすなろ君

そう夕子は思うのでした。

小西は六大学を目指し勉学に励み、高橋は地元の信用組合に就職。
白石兄弟は社会人野球から誘いがきており、石井は進学。それでも野球は続けるとのこと。
斎藤は家業のお寺を継ぐ。みんな離れ離れになってしまうのです。
そして桑本はドラフト会議を明日に控えています。夏の甲子園も優勝し、今年のドラフトの目玉なのです。
いっしょに野球をしてきた仲間からプロ野球選手が出る。
そう思うだけで、あすなろは何だか嬉しい気持ちに満たされていました。

翌日、銚子工業高。桑本の下には、大勢の記者が押しかけてきています。
礼儀正しい振る舞いをする桑本ですが、人気球団に指名されることしか頭にありません。

ドラフトが始まりました。最初は今シーズンの最下位チームから指名が始まります。
セ・リーグの最下位は『千葉マリンズ』。５年連続の最下位球団です。
なんと第１位で桑本を指名してきましたが、ここのオーナーはまともに契約金すら払わないと噂なのです。
親会社であるビール会社の球団経営は杜撰で、オーナーはドケチな大阪商人。
テレビに七三メガネで出っ歯のオーナーの顔がドアップで映されています。
桑本の一番嫌いなタイプの顔、だそうで。桑本との相性はよくないようです。

阪神、西武、宙日、近鉄、ヤクルト、ジャイアンツ、広島、大洋。
なんと終わってみればセ・リーグ全球団、パ・リーグは西武と近鉄が一位指名！
九球団という脅威の指名数。その交渉権をめぐり、抽選が行われます。

ヤクルトならタフマン････池山や広沢と競演！？
それとも近鉄で野茂とビールのCM？
しかしなんといってもオロナミンC！　槙原、水野、駒田、岡崎達を従えて････

などと妄想を膨らまし、テレビの抽選の結果に注目する桑本。
が、そこに映し出されていたのは････

「やったで！」

桑本の一番嫌いな顔、千葉マリンズのオーナーの顔でした。
なんと千葉マリンズが桑本の交渉権を獲得してしまったのです。
この結果に納得いかない桑本。
突然暴れだし、元木大介のようにハワイで次のドラフトを待つと宣言してしまいます。

桑本の様子見に銚子工へきていたあすなろ達でしたが、桑本は落ち着きそうもありません。
何の慰めも出来ずに、そのまま帰路につこうとした、その時でした。

「千葉マリンズ　第２回選択希望････　檜あすなろ　桜高校････」

テレビから響く指名のアナウンス。はっと振り返るあすなろ。
淡々と、同じ文章が再びくり返されます。

「千葉マリンズ　第２回選択希望選手　檜あすなろ　桜高校　１８歳　ピッチャー」

あすなろが････プロ指名！？

プロ？
(´･ω･`)
プロ？

あれっナイスガイはどこ行くの？
進学するにしろ就職するにしろ引く手あまただろ？…と思ったが
女にモテる・スポーツ万能・家が金持ちだって描写はあったが
頭もいいとは一言も言及されてなかったような気もするな…
アホの子だったんかな…

桑本結構妄想家だったんだなｗ
そしてややミーハー・・・
この前まで見せてた落ち着いたキャプテンぶりが嘘のようだｗ

俺たちが赤おにで泣いてる間にｱｻｰﾘ銚工優勝してるｗ
陸奥二連覇ならずか

|＼＿／￣￣＼_／|
＼＿|　 ▼　▼ |_／
　　　＼　 皿 ／　正直銚子の魚が美味しかった
　　　　( つ旦O
　　　　と＿)＿)

マモノさんｗｗ


あれ？もしかして桑本とあすなろ同じチーム？

なんだ、そしたらプロ入ったらライバル対決本当になくなっちゃうじゃないか
桑本は意地でもマリンズ以外に入らないとなｗ

そしてうっかりパリーグへ行ってしまい対決は日シリまでお預けに

千葉マリンズって、一応ロッテがモデルなのか？
架空の千葉の弱小球団といえば昔、江口寿史のすすめパイレーツの
千葉パイレーツがあったけど、むつも第三野球部以前はギャグ作家だったらしいし、
まさかのギャグ路線に戻るのだろうか？

パイレーツみたく実在選手が出てきてネタにされたりするのかなｗ

第百八十六話「一試合だけのプロ野球」

桑本が弱小球団の千葉マリンズに交渉権が渡り、荒れに荒れたドラフト会議。
その陰で、あすなろも千葉マリンズに２位で指名されていました。
しかしあすなろの進路は国立大。母の負担を少しでも減らすためにです。

ある日、あすなろが家に帰ると、千葉マリンズのスカウトの木暮という年配の男が訪れていました。
あすなろは十分プロで通用すると説得する木暮ですが、あすなろの決心は変わりません。
月日は流れ、木暮さんは何度も訪れましたが、結果は同じです。

年が明け、桑本も本気でハワイへ行く準備を始めている様子。
あすなろが受験を明日に控えた夜、訪問者が現れました。
それはスカウトの木暮さん。どうしてもあすなろに渡したいものがあったのです。
穴のあいたボール。
木暮が昔戦争に参加し、胸を撃たれた時に、胸ポケットにしまったこのボールに命を救われたのです。
そう、木暮もプロ野球選手でした。５０年も昔、たった一試合ですが投手としてマウンドに立ちました。
その一試合投げた次の日に戦争にかり出され、投手として生かしてきた肩を、手榴弾投げ要員として使われたのです。
終戦を迎え日本に戻ってきた木暮はその後、プロのマウンドに立つことはありませんでした。
手榴弾を投げるために肩を壊し、今も腕が満足に上げられない状態なのです。
話を終え帰ろうとする木暮に一つ、あすなろは質問します。
その一試合だけで、プロ野球に未練は無かったのですか、と。
「ない！」　はっきりと木暮は言い切ります。

「たとえ一試合でも　あの拒人軍と戦うことができたんだからの！」

････受験、そして合格発表。あっというまに、あすなろは千葉大学への合格を掴み取ります。
母へ報告し、安堵。しかしポケットのお守り、穴のあいたボールを見て――

電話で木暮の元に、あすなろから合格の報告が届きます。
そしてもうひとつ、木暮は報告を受けるのです。

「僕も拒人軍と戦ってみたいです！　よろしくお願いします！　木暮さん！」

ああ、あすなろがお爺ちゃんの昔話に流されて人生の大事な選択を・・・

本当にプロ野球編が始まるんだなー

大学野球しないと海堂さんや京本桜井達と絡めないというのに（´・ω・`）

いくら何でも国立大入試は2月とかだろう？
小暮さん相当頑張って説得したんだな。

てか、あすなろブランクありすぎだろ

桑本は説得しないんだｗ

野球好きな男の子に、巨人とやれるってのはいい口説き文句だな。
原や篠塚に投げてみてえよ巨人戦なら全国のみんなが見てくれるしよ

あすなろって野球好きだけどなんかあんまり巨人のあの選手と・・・！とか
そういう憧れっぽい野心とか全くなさそうな感じだったから意外だな
ていうかそもそもプロ野球へのあこがれ自体「すごいな〜」程度しかなさそうな感じだったなｗ

>>289
そういえば海堂達はまだ大学か

>>294
まだ在籍できていればね

しかし巨人が拒人と表記されてるのは巨人を敵に回す宣言してしまった遠慮からかｗ

虚人よりはいいだろ

>>295
ちょｗｗｗｗ

桑本にも「君なら巨人の選手相手に三振をバッタバッタとれる！」みたいに
くすぐる説得の仕方にしてやれば落とせそうなのにな

実際、野球少年にとって
巨人でやれる　と
巨人とやれる　のどっちが魅力的なんだろう