金田一少年の事件簿連載中　六殺目

1992年―――週刊少年マガジン誌上にて、とある新連載が始まった。
その名は｢金田一少年の事件簿｣。
この漫画を一から語ろうというのが、このスレの立つ動機となったんだ。
なお、この漫画は巧妙にして大胆かつ狡猾で奇想天外な悪魔的トリックにより、
１日に１話のペースで22〜24時頃に掲載される事が明らかとなっている。
時々誤算から致命的なミスを犯して休載する事もあるようだが、見逃してやって欲しい。
そしてもし｢！？｣な事があれば“連載中スレの楽屋裏”に行ってみてくれ。
このスレの謎が全て解けるはずだ！

連載中スレの楽屋裏　第25幕(漫画サロン板)
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1193389271/
金田一少年の事件簿ｃａｓｅ35(懐かし漫画板)
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1192458906/
前スレ：金田一少年の事件簿連載中　五殺目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1192023592/

このスレは連載当時に戻ったつもりで進行しています。
あらすじが書き込まれた話から先の展開や、先の時代の出来事は知らない前提で参加して下さい。
初参加の方は必ず上の「連載中スレの楽屋裏」のテンプレに目を通してルールを把握して下さい

･オペラ座館殺人事件　　　　　･異人館ホテル殺人事件　　　　　・怪盗紳士の殺人
･異人館村殺人事件　　　　　　・首吊り学園殺人事件　　　　　　 ・墓場島殺人事件
･雪夜叉伝説殺人事件　　　 　・飛騨からくり屋敷殺人事件　　　・魔術列車殺人事件　　
･学園七不思議殺人事件　　　・金田一少年の殺人 　　　　　　　・黒死蝶殺人事件
･秘宝島殺人事件 　　　　　　　・タロット山荘殺人事件
･悲恋湖伝説殺人事件　　　　 ・蝋人形城殺人事件

やあ （´・ω・｀)
ようこそ、近年稀に見る糞スレへ。
このミルクはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また>>1のアホがやったこと｣なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、おそらく許してもらおうとも思っていないだろう。

でも、このスレを開くとき、君は薄々感づいていたはずだ
糞スレだ、と
それでも君は「希望」という名の>>1の良心に望みを託した
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このテンプレを作ったんだ。


じゃあ、病院に帰ろうか>>1

>>1
乙です。

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件７
■被害者リスト
･六条光彦(ろくじょうみつひこ)…六条ブランド社長
･犬飼要介(いぬかいようすけ)…キミサワブランド副社長
■容疑者リスト
･高森ますみ(たかもりますみ)…キミサワブランド･トップモデル。はじめの幼馴染
･君沢ユリエ(きみさわゆりえ)…キミサワブランド社長
･霧山小夜子(きりやまさよこ)…キミサワブランド･パタンナー
･鳥丸奈緒子(とりまるなおこ)…キミサワレディース･チーフデザイナー
･鍵谷善司(かぎたにぜんじ)…キミサワメンズ･チーフデザイナー
･スージー星河(すーじーほしかわ)…六条ブランド･トップモデル
･弓削透(ゆげとおる)…ソムリエ。鳥丸の幼馴染
･セバスティアン･ルージュ･ド･メグレ…フランスの名探偵。メグレ伯爵

パーティー参加者の中で途中で会場を抜けた者は、犬飼以外に一人もいない。
だがやはりはじめは、パーティー会場にいた人間にも犬飼殺害は可能と考えていた。
その根拠は犬飼の毒入りグラスと一緒に残っていた、飲みかけのグラス。そのグラスからは
指紋や口の跡は検出されなかった。犯人が拭き取ったとも考えられるが、それは少し不自然だ。
中のワインをこぼさずに割れやすいグラスに付いた指紋を拭き取るのは、なかなか厄介な作業になる。
それよりワインを飲み干してグラスを持ち去った方が、確実に自分の痕跡を消せるだろう。
犯人はグラスを持って行かなかったのではなく、持って行けなかったというのがはじめの考えだ。

その後、呼び出しを受けたますみは、緊張を隠してはじめの部屋を訪れた。
早速彼女に犬飼殺害についての推理を聞かせるはじめ。これは巧妙に仕組まれた心理トリックだった。
犯人はまずパーティー開始前に空き部屋に忍び込み、グラスを２つ用意して片方に毒を入れた。
そして下準備が済むと犬飼に電話し、パーティー中にこっそり会う約束を取り付け、密会場所として
空き部屋の番号を教える。やがてパーティーが始まり、犬飼が指示通りに会場を抜け出したのを
確認すると、犯人は会場から電話を掛け、あの部屋にいる犬飼にこう言った。
さっきまで部屋で待っていたが呼び出された。戻るまでワインでも飲んで待っていて欲しい、と。
こうして犬飼は毒入りワインを飲み、死亡する。つまりこれは｢遠隔操作殺人｣だったのだ。
犬飼が確実に毒入りグラスを選ぶよう、片方に“飲みかけ”のようにワインを半分いれておいた犯人。
こうすれば犬飼に｢相手と乾杯するのを待たず、自分も飲もう｣という気にさせる事ができる上、
事件後駆けつけた者達にあたかも２人の人間がその場にいたかのように思わせる事ができる。
だがなぜ、六条毒殺を目の当たりにしながら、犬飼は空き部屋のワインを躊躇なく飲めたのか？
実は犯人は、部屋のドアプレートをすり替えていた。習字の練習で使う、濡れると黒く変色する紙に。
そこに水で自分の名を書いておけば、犬飼に自分の部屋だと安心させてワインを飲ませられる上、
死体発見の頃にはその名は乾いて消えている。人は意外とこんな単純な仕掛けに引っかかるものだ。
現にますみも、はじめに呼び出されこの空き部屋にやって来た。そう、はじめは同じ手口を使って、
ますみにここをはじめの部屋だと勘違いさせたのだ。このホテルは空き部屋にカギをかけないため、
人がいなければどの部屋でも出入りは自由。たやすくこのトリックを使える環境が整っているのだ。

はじめがあくまで犯人を明言しないのをいい事に、未だにシラを切る図太さを見せるますみ。
｢変わったな｣、というはじめの哀しげな一言に、ますみは強気で言い返す。
自分はもう、母に捨てられ、酒に溺れる父に怯えて暮らしていた頃の子供ではない。
｢今は違うわ！あたしはひとりで何でもできる―――！はじめちゃんに泣きつく必要なんてもうないの！｣
捨て台詞を残し、部屋を去ろうとするますみ。そんなますみに、はじめは静かに語りかける。
｢強くなったな、ますみ……。でも、お前…本当は……ずっとひとりで泣いてたんじゃないのか？｣
聞こえないふりをし、部屋を出るますみ。だが自分の部屋へと走るその目からは涙があふれ出ていた。
―――どうして！？どうしてこんな事になっちゃうの！？よりによってはじめちゃんに―――！！
はじめの部屋。初恋の人･ますみと今まで２人きりだった感想を、美雪ははじめに問いかけていた。
ますみが犯人とは知らないはずの美雪。
だが何かを感じ取っているのか、はじめの手をぎゅっと握りしめる。
｢はじめちゃんお願い……！ますみちゃんを助けてあげて！｣
一方｢葬送銀貨｣は、新たな凶行の準備に取り掛かっていた。その手の中にあるのは、一丁の拳銃。
―――そろそろこいつの出番だな………。高森ますみはすべての罪を背負って―――今夜―――…。

◇アニメ映画<オペラ座館･新たなる殺人>公開

ますみ逃げてー

空き部屋に鍵かけないとか無用心なホテルだな

はじめの初恋の人だったのねますみちゃんは

>>10
地味に衝撃だった。お約束で美雪じゃないのか…

>>11
小さい頃の幼馴染って兄弟みたいなもんだから
異性としては意識してなかったのかも・・・
まあ漫画でリアル思考してもしょうがないけどw美雪の思い込みかもしれないし

>>12
じゃあ美雪の勘違いでますみの初恋の人がはじめちゃんという逆説

しかし金田一もますみを呼び出して何がしたかったんだ？
もうこれ以上罪を重ねるなと説得すると思ったら違うし。
にしてもいきなり出てきた「初恋の人」発言に噴いたw

ますみが悲しすぎる
なんか辛かったんだろうなぁ色々と
泣きそうになったぜ…
それにしても美雪が初恋じゃないのかよはんずぃめー！
しかし突然過ぎな設定だ

これでますみが自殺しちゃったら真犯人は高笑いなんだろうな…はじめいじめてる場合じゃない、早めに確保だ

むしろこれはますみを自殺に追い込むはじめの罠

じゃあ今のうちに

・時限発射のボウガンが仕掛けられていないか
・実は生きてたますみの父が物陰から猟銃で狙ってないか
・メグレが実はヒロシの父親で、突然ナイフで刺してこないか
・ボートに爆弾が仕掛けられていないか
・コーヒーに毒が入っていないか
・娘の腎臓は大丈夫か
・なだれ注意報は出ていないか
・周りに燃えやすい蝶はないか
・短剣を隠し持っていないか
・トリックノートに欠陥トリックはないか
・君沢先生が実の母親で、一緒に死のうとしないか

に気をつけておかなければな

>>周りに燃えやすい蝶はないか
ドレスにすれば？

>>18
今回の場合、真犯人じゃないから
・金田一のコーヒーに睡眠薬は入っていないか

が重要だと思う

ますみが真犯人じゃない？
何言ってるの、皆だまされすぎ
葬送銀貨がますみを操ってるように見せかけて
実はますみが葬送銀貨をマインドコントロールして
葬送銀貨がますみを操って殺人させているつもりにさせてるんだよ
もちろん、私は操られてました、ってのを説得力もたせるために
「私は葬送銀貨に操られている」っていう自己催眠を自分にかけたうえで

分かりやすく書くと
ますみ（真の真犯人）→葬送銀貨（真犯人、のつもりだが実は被害者）→ますみ（自己催眠）

・実は犯人はますみの知らない双子の姉妹

とかそういうのはないのか

>>22
どのシチュとかぶせて言ってるんだ？不破警視？


それにしても「葬送銀貨」って犯人(人間)を指す言葉ぽくないな

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件８
■被害者リスト
･六条光彦(ろくじょうみつひこ)…六条ブランド社長
･犬飼要介(いぬかいようすけ)…キミサワブランド副社長
■容疑者リスト
･高森ますみ(たかもりますみ)…キミサワブランド･トップモデル。はじめの幼馴染
･君沢ユリエ(きみさわゆりえ)…キミサワブランド社長
･霧山小夜子(きりやまさよこ)…キミサワブランド･パタンナー
･鳥丸奈緒子(とりまるなおこ)…キミサワレディース･チーフデザイナー
･鍵谷善司(かぎたにぜんじ)…キミサワメンズ･チーフデザイナー
･スージー星河(すーじーほしかわ)…六条ブランド･トップモデル
･弓削透(ゆげとおる)…ソムリエ。鳥丸の幼馴染
･セバスティアン･ルージュ･ド･メグレ…フランスの名探偵。メグレ伯爵

はじめは憂鬱ながらも、ますみが２つの殺人の実行犯だと確信していた。だが一方で疑問も浮かぶ。
ますみは本当に、１人でこんな手の込んだ犯行をやってのけたのか……？
その頃小夜子は、電話の向こうの人物を激しい口調で問い詰めていた。
｢あんたが要介を殺したんでしょう！？あたしに要介があんたの『秘密』をばらしたからでしょ！？｣
犬飼の恋人だった小夜子。彼を失い自暴自棄気味の小夜子は、全てを暴いてやるとほのめかし、
乱暴に受話器を置く。だが電話の相手･｢葬送銀貨｣は少しも動じず、またもますみに連絡を取った。
これ以上人殺しをさせるつもりはないと告げられ安心するますみに、｢葬送銀貨｣が出した最後の指令。
それに従い｢葬送銀貨｣から預かった袋をある部屋に持って行ったますみは、人の気配がないのを訝る。
そんな彼女の背後には、黒い影が忍び寄っていた……。
翌朝。ブライダルコンペは、キミサワの勝利という事で決着が付いた。
晴れて三友の援助を受ける事になるキミサワ。六条亡き今、今後はキミサワの天下になる事は確実だ。

この時ふと、美雪はホテルで飼っているカナリヤの卵が全て割れている事に気付く。
神経質なメスがよく卵をわざと落とすのだと説明する弓削。ここ最近の人の多い環境がストレスに
なったのだろうと納得顔の鍵谷。自分の産んだ卵にむごい仕打ちをする親鳥に嫌悪感を示す鳥丸。
そしてめでたい気分に水をさされ、少々不機嫌になって卵を片付けるよう弓削に命じた君沢。
今の彼らのやりとりに、はじめは見入っていた。そんなはじめを不思議がる美雪に、はじめは答える。
｢何か……前にもこんなことがあったような気がして……｣
その後京都のキミサワ本社にいる剣持から連絡が入る。やはり社員データのフロッピーのうち、
苗字が｢イ｣と｢ト｣で始まるものが盗まれていたらしい。そしてもう一枚、｢キ｣の項のフロッピーも。
直後はじめのもとに血相を変えた長島が駆けつける。また｢葬送銀貨｣の殺人予告が来たというのだ。
今度はウェディングドレス。まさか今度は君沢が！？慌てて彼女の部屋のドアを叩くはじめ達。
幸い君沢は何事もなく無事だった。だがもう一人、今回のスタッフに｢キ｣で始まる女性がいる。
｢―――！！サヨコ…！霧山小夜子しかいないわ！！｣
当の小夜子の部屋。ますみは電話の呼出音で目を覚ます。その手に握らされていた拳銃。
うろたえつつ受話器を取るますみだが、途端に電話は切れた。ますみは次第に昨夜の記憶を甦らせる。
｢葬送銀貨｣の言う通りにこの部屋に来てみたら、後ろから誰かに薬を嗅がされ、眠らされたのだ。
部屋を見渡すますみの目は、あるものに釘付けになる。それはこめかみを銃で撃たれた小夜子の亡骸。
さらにドアの外には小夜子の名を呼ぶはじめ達の声が。逃げようにも窓はほとんど開かない。
ドアにはカギがかかっており、そのキーは小夜子の死体の手の中だ。この時ますみは理解する。
この部屋が密室状態にあるという事に。そしてこの極限の状況の中、ますみはある事に思い当たる。
眠らされる直前に漂った香水の匂い。今もこの手に匂いの残る香水を、使っているのはただ１人。
信じがたい真実に、ますみの体はガタガタと震え出す。
｢そ…そんな…！あ…あの人が…、あたしに人殺しを命じた『葬送銀貨』…！？｣

hannin ha kimisawa

犯人を知ったますみは
殺される
特注の香水を使ってるとかそこまで詳しいってことは、ますみの親しい人間 すなわち君沢か弓削？

>>23
地獄の子守唄よりはマシだ

弓削が親しいのはますみじゃなくて鳥山
つーかそれ以前にソムリエは香水着けない

香水か。
しょぼいミスを犯したものだな…

犯人を知ったって事はますみは来週死ぬな。
多分金田一達が部屋に入ったらますみの死体と
犯人を示すダイイングメッセージが残ってるんだろう。

この事件って前回までと違って動機っぽいのが存在しないよな

>>32
小夜子が言ってた「秘密」じゃないの？

>>32
解答編以前に動議が語られた事なんで今までにもないだろ

>>34
いや、事件冒頭になんらかのキーワードみたいなのある

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件１０
■被害者リスト
･六条光彦(ろくじょうみつひこ)…六条ブランド社長
･犬飼要介(いぬかいようすけ)…キミサワブランド副社長
･霧山小夜子(きりやまさよこ)…キミサワブランド･パタンナー
■容疑者リスト
･高森ますみ(たかもりますみ)…キミサワブランド･トップモデル。はじめの幼馴染
･君沢ユリエ(きみさわゆりえ)…キミサワブランド社長
･鳥丸奈緒子(とりまるなおこ)…キミサワレディース･チーフデザイナー
･鍵谷善司(かぎたにぜんじ)…キミサワメンズ･チーフデザイナー
･スージー星河(すーじーほしかわ)…六条ブランド･トップモデル
･弓削透(ゆげとおる)…ソムリエ。鳥丸の幼馴染
･セバスティアン･ルージュ･ド･メグレ…フランスの名探偵。メグレ伯爵

自室を出る鳥丸。彼女を狙う謎の影があった。ナイフを握り締め、鳥丸の背後から突きかかる人物。
間一髪でそれを避けた鳥丸が見たのは、スージーの憎悪に燃える瞳だった。
｢あんたがあの時ちゃんと死んでれば―――六条先生が毒入りワインを飲む事なんてなかったのよ！｣
再び鳥丸に襲いかかるスージー。血相を変えて止めに入ったのは鍵谷だった。頬を張られ、
厳しい口調で鍵谷に諌められたスージーは、床にへたり込み、ただただ泣きじゃくるのだった。
先程のショックからか、カフェでため息をつく鳥丸。弓削はそんな彼女の気分を落ち着かせようと
ワインを持ってくる。鳥丸でも飲める、サクランボで作ったワインだ。彼の鳥丸への優しい心遣いは、
小学生の頃から変わらない。母のいない鳥丸は、よく弓削の実家のパン屋に昼食を買いに来ていた。
店にブドウパンしか残っておらず鳥丸が困っていた時、弓削が自分の分のサンドイッチを
差し出した事もあった。思い出話に花が咲き、最後に弓削は、心を込めた言葉を幼馴染に贈る。
｢奈緒ちゃんは変わったね……。きれいになったよ…！とても……｣

その頃、はじめは小夜子の部屋の密室トリックを考えていた。客室はオートロックではなく、
ドアのカギを外からかけて密室を作るには、どうしてもルームキーが必要だ。だがそのキーは
密室内の死体が握っていた。一体どうやって犯人は密室を作り、ますみに罪を着せたのか……？
ふとはじめはフロントのスペアキーの存在に思い至る。犯人はますみを眠らせた後にフロントから
スペアキーを盗み、部屋にカギをかけたのでは？だがこの説は弓削にあっさりと否定される。
フロントには24時間係の者がいるからだ。そしてスペアキーを持ち出す者がサインする台帳には、
昨日から今朝方にかけて貸出記録はない。推理が行き詰まり、焦るはじめ。はじめは許せないのだ。
脅されていたとはいえ、ますみは大罪を犯した。昔の彼女を知るはじめには信じられない話だった。
だが警察でますみの話を聞き、はじめはなんとなく分かる。彼女が一番殺してしまいたかったのは、
昔の自分だったのではないかと。父を亡くしどこに行っても邪魔者扱いされ、
その寂しさから荒れていた頃の自分を。ますみと久々に会ったあの夜、
何も気付いてやれなかった事を悔やむはじめは、犯人への怒りをあらわにする。
｢……絶対許せねえ！ますみの苦しみを“誰よりも理解して”いながら、
“それを利用して”あいつに人殺しをさせた“あの人物”―――『葬送銀貨』だけは……！！｣

重い雰囲気になった所で、弓削が気分転換にとワインを勧めてきた。パーティーの残りで良いからと、
はじめが注文したのはロマネコンティ。早速グラスに注がれるが、ふいに弓削はその香りに
顔をしかめる。そして突然貯蔵庫へと走り出し、中のロマネコンティを片っ端から叩き割り出した。
｢これはロマネコンティじゃありません！ロマネのボトルに安物のワインを詰めた偽物なんです！｣
いつになく激昂する弓削。だがこの事が、はじめに大きなヒントを与えた。
｢分かったぞ……！以前“あの人”が見せた奇妙な行動―――あれは小夜子さんを密室で殺害する
トリックの下準備のためにやむを得ずとったものだったんだ！謎はすべて解けた！！｣
夕食の席にて。君沢は今夜のヤマを越えれば大丈夫だと聞き、安心する鳥丸達。だがその後の深夜、
何者かが君沢の眠る集中治療室に忍び込む。その人物は生命維持装置のコードが絡まったイスを
躊躇なく倒し、装置を切った。最後に告げた君沢への別れの言葉。だが突然の光が犯人を照らす！
実はここにははじめ達全員が待ち構えていたのだ。ベッドで寝ていたのはマネキン。本物の君沢は
ますみの介助で姿を見せる。君沢が今夜がヤマだというのも、犯人をおびき寄せるための罠だった。
｢もう逃げられないぜ『葬送銀貨』！今からアンタが仕組んだ殺人劇の全てを明らかにしてやるよ！｣

金田一の決め台詞の時の顔が気持ち悪いよ・・・・下手な少女漫画みたい

スージーバカかわいい

鳥丸、怪しすぎるんだが。

(ホントにすみません…>>36-38は一週先のあらすじでした)
【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件９
■被害者リスト
･六条光彦(ろくじょうみつひこ)…六条ブランド社長
･犬飼要介(いぬかいようすけ)…キミサワブランド副社長
･霧山小夜子(きりやまさよこ)…キミサワブランド･パタンナー
■容疑者リスト
･高森ますみ(たかもりますみ)…キミサワブランド･トップモデル。はじめの幼馴染
･君沢ユリエ(きみさわゆりえ)…キミサワブランド社長
･鳥丸奈緒子(とりまるなおこ)…キミサワレディース･チーフデザイナー
･鍵谷善司(かぎたにぜんじ)…キミサワメンズ･チーフデザイナー
･スージー星河(すーじーほしかわ)…六条ブランド･トップモデル
･弓削透(ゆげとおる)…ソムリエ。鳥丸の幼馴染
･セバスティアン･ルージュ･ド･メグレ…フランスの名探偵。メグレ伯爵

いくらドア越しに呼んでも返事のない小夜子。鳥丸と鍵谷はスペアキーを貰いにフロントへと走る。
鳥丸からキーを受け取り、ドアを開けたはじめ。中ではますみが呆然と立ち尽くしていた。
そしてそのそばに横たわる小夜子の死体。皆に口々に問い詰められ、ますみはうわごとのように呟く。
｢………違う…あたしじゃない！！……小夜子を殺したのは…、殺したのは―――――！！｣
ますみの目に映るのは、事態に青ざめる君沢の姿だけ。君沢の顔が、平気な顔で卵を捨てる親鳥と
重なったその時、ますみは怒りに我を忘れ、君沢に向かって銃の引き金を引いた！崩れ落ちる君沢。
ますみはそのまま、殺人未遂の現行犯、及び六条･犬飼･小夜子殺害容疑で逮捕されるのだった―――
犯人はますみだとメグレは断言する。小夜子が握っていたルームキーは、複製不可能な最新式。
あの時はじめ達は、カギのかかったあの部屋にスペアキーを使って入らなければならなかった。
さらに部屋の窓は人が通れるほど開かない。つまりあの時小夜子の部屋は、完全な密室だったのだ！
ますみは小夜子殺害後逃げそびれ、慌てて中からカギをかけたのだとメグレは主張する。
例の盗まれたフロッピー３枚も、ますみの部屋から見つかった。
｢高森マスミがこの事件の犯人である事実は、もはや動かしようがアリマセン！｣

病院に搬送された君沢の容体を確認した後、はじめは取調室でますみと向き合っていた。
ますみはうつむいて、小学校４年の頃のある出来事を語る。クラスで飼っていた文鳥が、
自分の卵を全部割ってしまった時の事を。あの時文鳥の巣箱を乱暴に床に投げつけてしまったますみ。
ちょうど母に家出されたばかりだったますみは、卵を捨てた親鳥が憎くてたまらなかったのだ。
｢……君沢先生を撃った時も―――あの時と同じ気持ちだったわ｣
この時はじめは先日覚えた既視感と、犯人の正体に思い至る。
また昔の恋人を殺した事、それをネタに｢葬送銀貨｣に脅されていた事も打ち明けたますみ。
香水の匂いから、恩人の君沢こそ｢葬送銀貨｣だと気付いた時の心境を語るますみの声は、涙で詰まる。
だが彼女を慰めつつ、はじめは君沢犯人説を否定した。おそらく犯人はますみに君沢を殺させるため、
わざとますみに香水の匂いを嗅がせたのだ。動転するますみに落ち着くよう言い聞かせるはじめ。
｢お前を陥れた真犯人『葬送銀貨』は、俺が必ず捕まえて見せる！
名探偵と言われた、ジッチャンの名にかけて！！｣
手がかりを求め、見つかった３枚のフロッピーの中身を調べるはじめ。まずは犬飼のデータ、
そして次のフロッピーのデータを確認したはじめは、ある事実に驚愕する。その時目に入った、
ダンボールに書かれたキミサワ本社の住所。その読み方を剣持から教わった時、はじめは何かを掴む。
剣持が京都から持ってきたフロッピーのうち、苗字が｢カ｣で始まる者のデータを出したはじめ。
｢―――とうとう見つけたぜ…。『葬送銀貨』の正体を示す、決定的な証拠を！！｣
残る謎はあと１つ。殺された小夜子の部屋の、“密室崩し”だけだ！！

ますみ生存か。速水オーナーの二の舞にならなくてよかったね

俺ますみのママンになってやるよ

カって鍵谷か？

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件１０
■被害者リスト
･六条光彦(ろくじょうみつひこ)…六条ブランド社長
･犬飼要介(いぬかいようすけ)…キミサワブランド副社長
･霧山小夜子(きりやまさよこ)…キミサワブランド･パタンナー
■容疑者リスト
･高森ますみ(たかもりますみ)…キミサワブランド･トップモデル。はじめの幼馴染
･君沢ユリエ(きみさわゆりえ)…キミサワブランド社長
･鳥丸奈緒子(とりまるなおこ)…キミサワレディース･チーフデザイナー
･鍵谷善司(かぎたにぜんじ)…キミサワメンズ･チーフデザイナー
･スージー星河(すーじーほしかわ)…六条ブランド･トップモデル
･弓削透(ゆげとおる)…ソムリエ。鳥丸の幼馴染
･セバスティアン･ルージュ･ド･メグレ…フランスの名探偵。メグレ伯爵

自室を出る鳥丸。彼女を狙う謎の影があった。ナイフを握り締め、鳥丸の背後から突きかかる人物。
間一髪でそれを避けた鳥丸が見たのは、スージーの憎悪に燃える瞳だった。
｢あんたがあの時ちゃんと死んでれば―――六条先生が毒入りワインを飲む事なんてなかったのよ！｣
再び鳥丸に襲いかかるスージー。血相を変えて止めに入ったのは鍵谷だった。頬を張られ、
厳しい口調で鍵谷に諌められたスージーは、床にへたり込み、ただただ泣きじゃくるのだった。
先程のショックからか、カフェでため息をつく鳥丸。弓削はそんな彼女の気分を落ち着かせようと
ワインを持ってくる。鳥丸でも飲める、サクランボで作ったワインだ。彼の鳥丸への優しい心遣いは、
小学生の頃から変わらない。母のいない鳥丸は、よく弓削の実家のパン屋に昼食を買いに来ていた。
店にブドウパンしか残っておらず鳥丸が困っていた時、弓削が自分の分のサンドイッチを
差し出した事もあった。思い出話に花が咲き、最後に弓削は、心を込めた言葉を幼馴染に贈る。
｢奈緒ちゃんは変わったね……。きれいになったよ…！とても……｣

その頃、はじめは小夜子の部屋の密室トリックを考えていた。客室はオートロックではなく、
ドアのカギを外からかけて密室を作るには、どうしてもルームキーが必要だ。だがそのキーは
密室内の死体が握っていた。一体どうやって犯人は密室を作り、ますみに罪を着せたのか……？
ふとはじめはフロントのスペアキーの存在に思い至る。犯人はますみを眠らせた後にフロントから
スペアキーを盗み、部屋にカギをかけたのでは？だがこの説は弓削にあっさりと否定される。
フロントには24時間係の者がいるからだ。そしてスペアキーを持ち出す者がサインする台帳には、
昨日から今朝方にかけて貸出記録はない。推理が行き詰まり、焦るはじめ。はじめは許せないのだ。
脅されていたとはいえ、ますみは大罪を犯した。昔の彼女を知るはじめには信じられない話だった。
だが警察でますみの話を聞き、はじめはなんとなく分かる。彼女が一番殺してしまいたかったのは、
昔の自分だったのではないかと。父を亡くしどこに行っても邪魔者扱いされ、
その寂しさから荒れていた頃の自分を。ますみと久々に会ったあの夜、
何も気付いてやれなかった事を悔やむはじめは、犯人への怒りをあらわにする。
｢……絶対許せねえ！ますみの苦しみを“誰よりも理解して”いながら、
“それを利用して”あいつに人殺しをさせた“あの人物”―――『葬送銀貨』だけは……！！｣

重い雰囲気になった所で、弓削が気分転換にとワインを勧めてきた。パーティーの残りで良いからと、
はじめが注文したのはロマネコンティ。早速グラスに注がれるが、ふいに弓削はその香りに
顔をしかめる。そして突然貯蔵庫へと走り出し、中のロマネコンティを片っ端から叩き割り出した。
｢これはロマネコンティじゃありません！ロマネのボトルに安物のワインを詰めた偽物なんです！｣
いつになく激昂する弓削。だがこの事が、はじめに大きなヒントを与えた。
｢分かったぞ……！以前“あの人”が見せた奇妙な行動―――あれは小夜子さんを密室で殺害する
トリックの下準備のためにやむを得ずとったものだったんだ！謎はすべて解けた！！｣
夕食の席にて。君沢は今夜のヤマを越えれば大丈夫だと聞き、安心する鳥丸達。だがその後の深夜、
何者かが君沢の眠る集中治療室に忍び込む。その人物は生命維持装置のコードが絡まったイスを
躊躇なく倒し、装置を切った。最後に告げた君沢への別れの言葉。だが突然の光が犯人を照らす！
実はここにははじめ達全員が待ち構えていたのだ。ベッドで寝ていたのはマネキン。本物の君沢は
ますみの介助で姿を見せる。君沢が今夜がヤマだというのも、犯人をおびき寄せるための罠だった。
｢もう逃げられないぜ『葬送銀貨』！今からアンタが仕組んだ殺人劇の全てを明らかにしてやるよ！｣

弓削と烏丸のちちくりマンボはともかく
じつは鍵はいってるだけで複製可能だったってのはどうだろう

複製可能はいくらなんでもルール違反やろ

ワインはヒントなのかね

ドレスのスパンコールのかわりにするために
グラス割ってた時あったけど　あれか？

鳥丸狙われすぎだな

時々、鳥丸を烏丸って書く人がいるが、まちがってるぞ
関西の方の人だと、そう書きたくなるのもわかるが…

弓削君あんな所で豪快にワイン割りまくって……
多分あとで自分で掃除するんだろうな

>>56
想像するとかなりまぬけだな弓削www

>>55
烏龍茶も鳥じゃなくて烏なんだよね
なんか日本語ぽくなくて今だに馴染めない

金田一「密室ﾄﾘｯｸのﾋﾝﾄになったのはこのﾜｲﾝさ！」
美雪「それは中身の違うﾛﾏﾈｺﾝﾃｨの瓶？」
金田一「そう、中身の違うﾜｲﾝを誰もﾛﾏﾈｺﾝﾃｨではないと気付かなかった。あんなに人がいたにも関わらずﾛﾏﾈｺﾝﾃｨと100人中100人に思わせることが可能だったんだ！
つまり鍵もある人物が複製できないと言ったが、じつは複製することが可能だったんだ！
そしてこの館の鍵を複製不可能だという嘘をつき、密室殺人にみせかけた人物・・・・・・・・それはあんただ！メグレ伯爵！」
こんなとこか？

>>55
すまん、京都在住でつい間違えたｗｗｗｗ

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件１１
六条や犬飼に直接手を下したのは、確かにますみに間違いない。だが彼女の｢弱み｣を握って脅迫し、
この殺人計画を強要させた黒幕とも言うべき真犯人こそ、今はじめ達の前にいる｢葬送銀貨｣である。
はじめがもう一人の犯人に気付くきっかけとなったのは、殺人予告となった３着のドレスと
タキシードだった。このかさばる衣装を、犯人はどうやってホテルに持って来たのか？
ここ一週間宿泊客宛の宅配便はなく、ショーのドレスに紛れ込ませるのもチェックが厳しくて不可能。
となると犯人自身の手荷物で持ち込むしかないが、ますみがここに来た時に持っていたのは、
小さなカバン１つだった。つまり他に衣装を用意した、もう一人の犯人が必ずいるはずなのだ。
また小夜子殺しに関しては、ますみは部屋に呼び出され眠らされただけだ。あの部屋を密室に
仕立てた最大の理由。それは言い逃れできない状況下で、ますみに君沢を殺させるためだった。
ますみの心理を知り尽くしていた｢真犯人｣だからこそ計画できた誘導殺人である。
だが真犯人はどうやって、あの部屋のカギを外からかけたのか？当然浮かぶ疑問にはじめは答える。
ホテルのキーホルダー、イコールルームキーと思い込んでしまう錯覚を、真犯人は利用したのだ。
まず下準備として、ホテルに着いた日、理由をつけて小夜子の部屋のスペアキーを借りた犯人。
その時キーホルダーからスペアキーを外すと、代わりに自分の部屋のキーを付けてフロントに返した。
そして小夜子殺害後、ますみを眠らせた犯人は部屋を出ると、すり替えたスペアキーで外から
堂々とカギをかけ、密室を作り上げたのだ。しかしその後いつ、犯人はスペアキーを元に戻したのか？
それは密室状態の小夜子の部屋を開けようとフロントにスペアキーを取りに行った、まさにあの時だ。
犯人は小夜子の部屋のスペアキー、実際はすり替えていた自分の部屋のカギをフロントで借り出すと、
皆の所に戻る迄にキーホルダーから自分の部屋のカギを外し、元通り本物のスペアキーをはめたのだ。
そして何食わぬ顔ではじめにキーを渡す。たった一度のチャンスを利用した鮮やかなトリックだ。

はじめは覚えていた。初日に犯人が、小夜子の部屋のスペアキーを借りに行っていたのを。
犯人はショーで使うアクセサリーをわざと小夜子に預けて部屋に置くよう仕向け、
そして彼女に用事を言いつけ外出させた。小夜子の部屋のスペアキーを使う口実を作るために。
つまり犯人は小夜子の部屋のスペアキーを借り、その後そのスペアキーを取りに走った人物―――
｢鳥丸奈緒子！アンタこそ今回の殺人計画を立てますみに人殺しをさせた“真犯人”、『葬送銀貨』だ！｣
青ざめる鳥丸。だがしばらくして彼女は、冗談じゃないとため息をつく。君沢の生命維持装置を
切ったのも、単にコードがイスに絡まっていたのに気付かなかっただけだというのだ。
そして鳥丸は密室トリックも使われた証拠がないと白を切る。だがここではじめは、彼女が残した
心理的証拠を突きつけた。六条の死の翌日、初めは部屋に戻る途中の鳥丸と話をした事があった。
あの時彼女は自室のドアを、カギを使わずいきなり開けていた。前の日に殺されそうになった人間が、
自分の部屋にカギをかけないといった不用心なマネをするだろうか？それには理由が２つあった。
１つ目は自分が今後狙われる事はないと、犯人である鳥丸が何より知っていたから。
２つ目は、あの時鳥丸の部屋のキーは小夜子の部屋のスペアキーとしてフロントに置かれていたため、
鍵をかけたくてもかけられなかったからだ。更にはじめは鳥丸が犯人だという物的証拠も掴んでいた。
｢アンタはある決定的なミスを犯した……。そしてそのミスこそが―――
アンタがこの事件の真犯人―――『葬送銀貨』であることを明らかに指し示しているんだ！！｣

鳥丸か
なんか意外性がないな

動機がよく分からない

「犯人に狙われたけど助かった人が実は犯人の法則」が発動したか…
でも小夜子と犬飼と君山なら3人で何かしでかしてそうだけど、
そこに六条がどう絡むのかがわからない

烏丸だったのか
黒タイツの犯人たちはみんな独り言いいすぎｗｗ
黙ってりゃいいのに

烏丸じゃなくて鳥丸だってのｗ

そうそう私が葬送銀貨

m9(　´д)ﾋｿｳ(´д｀)ﾋｿｳ(д｀ )c9m

>>65
引き抜きの誘いがうざかったんじゃない？

キミサワ先生すごいとばっちり…

恒例のやつ貼っておく
・時限発射のメスが仕掛けられていないか
・実は生きてた結城先生が物陰からメスで狙ってないか
・スージーが実は六条の恋人で、突然ナイフで刺してこないか
・生命維持装置に爆弾が仕掛けられていないか
・点滴に毒が入っていないか
・君沢先生の腎臓は大丈夫か
・周りに燃えやすいエタノールはないか
・ロマネコンティが偽物じゃないか
・君沢先生が実の母親で、一緒に死のうとしないか

キミサワ先生殺害はかなり不確実なやり方だな
実際失敗したわけやし

>>・実は生きてた結城先生が物陰からメスで狙ってないか
You are you doing down here 結城先生ｗｗｗｗ

>>・実は生きてた結城先生が物陰からメスで狙ってないか
What are you doing down here 結城先生ｗｗｗｗ

もはやコピペミスも含めて恒例だな

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件１２
一度毒殺されかかったはずの鳥丸。だがそれは、最初に被害者を演じる事で自分を容疑者から
外すための工作だった。彼女は最初から六条を殺すつもりで、自分のグラスに毒を入れさせたのだ。
まず弓削に、パーティーでワインを出すよう指示した鳥丸。そして乾杯後、彼女は六条にこう言った。
｢ある理由でワインは飲めない｣、｢高いワインだからもったいない｣と。
そうすれば以前から鳥丸の気を引こうとしていた六条が、そのワインに手を付けると踏んでいた。
そしてその読み通り、六条は毒で絶命する。その後鳥丸はブドウアレルギーである体質を生かし、
偶然助かった被害者を演じきる。彼女が殺人劇の舞台にこのホテルを選んだのも、自分の体質を
証言してくれる弓削がいたためだ。幼馴染に利用されたと知り、弓削はショックを隠せない。
さすがの鳥丸も彼の顔を直視できなかった。だが罪を認めたわけではない彼女は、はじめに反撃する。
今の話はただの推論に過ぎない。自分が犯人だと言うなら、それなりの物的証拠を見せて欲しいと。
もちろんはじめは怯まない。はじめが決定的な証拠として取り出したのは、殺人予告のドレスだった。
犯人の標的は｢自分｣だったと、より強く印象付けるために贈った鳥丸にピッタリのドレス。
だがこのトリックが皮肉にも鳥丸の足をすくう結果となった。はじめは盗まれたフロッピー３枚を
皆に示す。｢イ｣のフロッピーには犬飼の、｢キ｣のフロッピーには小夜子の身体データが、
それぞれ入っている。だが最後、｢ト｣のフロッピーには、あるはずの鳥丸のデータがなかった！

代わりにはじめは｢カ｣のフロッピーのデータを出す。そこには｢烏丸奈緒子｣の名があった。
そう、鳥丸のデータは、誤って｢カラスマ｣として登録されていた。キミサワ本社が京都の烏丸通りに
あったため、データを入力した社の者が読み間違えてしまったのだ。つまり｢ト｣のフロッピーを
盗んでも、鳥丸のデータは分からなかったはず。なのにドレスは寸分違わず作成されていた。
｢それはこのドレスを作ったのが―――他ならぬ“あんた自身”だったからだよ！｣
パソコン操作を苦手とする鳥丸が、フロッピーの中身の確認を怠ったのが致命的なミスとなった訳だ。
この決定的な証拠には、鳥丸も苦笑するしかできない。彼女はついに自らの罪を認めたのだった。
さらにますみのもとにヒロシを差し向けたのも自分だと、鳥丸は冷たく笑う。
彼女はますみがヒロシを殺す事、そしてその後自分の脅迫に応じる事も全て分かっていたのだ。
はじめはここで推論を述べる。鳥丸自身も、かつて誰かに弱みを握られた過去があるのではないかと。
｢そう…例えばあんたもかつての男友達にからまれて―――その男を衝動的に殺してしまった―――とか！！｣
顔をこわばらせる鳥丸。彼女の意外な過去に皆が驚愕する中、君沢だけが目を伏せ沈黙していた……。

たいした意味なかったみたいだし、ドレス贈るなんて余計な事しなきゃよかったのに。

次回
金田一「鍵谷さん、あんたたしか鳥丸さんと
一緒にスペアキーを取りに行ってたよな････
あんたはもしかしたら
その時鳥丸さんが
自分の鍵とスペアキーを
変えたところを目撃してたんじゃないのか？
よって、鍵谷さんあんたも共犯だ！」
剣持「なにいってんだお前」
金田一「つめたいぜ剣持のとっつぁ〜ん」

何という不運！
これは鳥丸さん可哀想だ・・・
ｹｺｰﾝしてればこんなことにはならなかったのに

余計なことしすぎだなこの犯人

策士策に溺れるか

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件１３
鳥丸もますみと同様、悪しき過去をネタに自分をゆすりに来た昔の男友達を殺してしまった事がある。
はじめがそう考えたのは、ホテルのカナリヤが自分の卵を捨てた時だった。あの時鳥丸はひとりだけ、
親鳥に対し強い嫌悪感をあらわにしていた。小４のますみが、卵を捨てた文鳥を見た時と同じように。
この時はじめは気付いたのだ。鳥丸とますみの行動や考え方には、奇妙なほど共通点が多い事に。
仕事上の目下の者には厳しい態度をとる事。その一方で気を許した幼馴染には明るく振舞っている事。
また鳥丸はモデルからデザイナーに転身し、ますみも将来はデザイナーになるつもりでいる。
その上小４で母に捨てられ、その後身寄りをなくし親戚を転々とする等、生い立ちまで酷似していた。
｢ますみと奈緒子さんは、いわば精神的双子ともいうべき存在だったのさ！！｣
鳥の卵からここまで推理したはじめに感服する鳥丸。彼女は早いうちから、自分とますみが
そっくりだという事に気付いていた。そして鳥丸は試す。ヒロシをますみのもとに送り込み、
自分がかつて殺した男と同じ台詞と行動をさせてみたのだ。結果は予想以上だった。そこには９年前、
男を殺した時そのままの鳥丸がいた。その頃鳥丸はトップモデルに抜擢されたばかりで有頂天だった。
だがここで現れた男･アキオは、昔鳥丸と組んでやっていた悪事の口封じに金と体を要求してきた。
そして飛びかかってくるアキオに必死で抵抗するうちに、彼を殴り殺してしまった鳥丸。
考えた挙句死体を捨てる事に決めた彼女だったが、その現場に君沢が出くわしてしまう。
だが鳥丸から全てを打ち明けられた君沢は、鳥丸の味方についた。死体遺棄に進んで協力したのだ。
｢……いいのよ…これで………。あんな男のためにあなたの人生を棒に振る事はないわ……！｣
君沢の言葉に救われた鳥丸。君沢になら一生ついていっても構わない。彼女は本気でそう思っていた。
事件後、鳥丸はデザインの才能を君沢に認められ、やがてデザイナーとして社の屋台骨となっていく。
名義こそ君沢だったが、いつかは自分のブランドを持って独立できると信じ、仕事に打ち込んできた。

だがある日、鳥丸は見てしまった。自分の人殺しを話の種に、犬飼と君沢が睦まじくしている姿を。
鳥丸と社内で対立していた犬飼。そんな彼に、君沢は鳥丸の過去の犯罪をばらしてしまっていたのだ。
更に次期社長の席も彼に譲るつもりだという。自分は君沢の会社のための奴隷でしかなかったのか？
｢信じてたのに…………！あたし……先生のこと…本当の母親以上に………！！｣
その後犬飼は鳥丸に告げた。君沢引退後は、チーフデザイナーに自分の愛人･小夜子を据え、
鳥丸はお払い箱にする事を。すでに彼女の｢弱み｣は小夜子にまで知れ渡っていたのだ。
キミサワを追い出されたら、ゴーストデザイナーでしかない自分は何の実績もないただの人。
そんな事はあってはならない。泣き寝入りなど絶対にしたくない。だから彼女はこう考えた。
君沢は自分を散々利用して“ゴミ”のように捨て、愛人･犬飼にキミサワを渡そうとしている。
ならば自分も“ゴミ”にふさわしい“サイテー”の手を使ってキミサワを手に入れてみせると。
｢―――そう！キミサワをあたしのブランドにするためなら、何人殺したって平気だった！！
だってあたしはすでに『人殺し』なんだもの！！｣
鳥丸の狂気に言葉を失うはじめ達。六条殺害の理由を問うスージーに、彼女は悪びれもなく答える。
君沢が死ねば一時的にキミサワは弱体化する。そこを六条に付け込まれないようにするためだったと。
怒りに燃えナイフを出すスージー。だが彼女より先に、鳥丸に向かって行った者がいた。君沢だ。
頬を打たれ呆気にとられる鳥丸を、君沢は厳しく叱り付ける。
｢ナオコ……！なんてバカなことを！あと少しで…あと少しですべてうまくいくはずだったのに…｣

前に殺人未遂やってんだからちゃんとスージーの持ち物検査しとけよ

無茶苦茶な動機だな

スージーはマジ哀れ

今更ながらスージーってなんかエロい芸名だな

えっちなのは>>89くんの頭のほうですう＞＜

同情できない女犯人は初かもね

>>91
えー？多岐川も同情できないよー。

動機がビジネス目的ってのもはじめてか

六条を殺さなければまだ同情の余地はあったかな

【ファイル１７】仏蘭西銀貨殺人事件１４
君沢は打ち明ける。初めから犬飼などに気を許していなかったと。当初犬飼は、
たまたま目撃した鳥丸達の死体遺棄をネタに、君沢を脅迫してきたのだ。その口を封じるため、
気のあるふりを見せて犬飼をそばに置いていた君沢。次期社長の座も口止め料のつもりだった。
しかし鳥丸にはこれも苦し紛れの言い訳にしか聞こえない。自分の秘密を知る犬飼が社長になって、
一体自分に何の得があるというのか？不信に囚われた鳥丸に、君沢が見せたのは１枚の契約書。
今回のコンペで三友から貰ったドレス購入契約書だ。その受注する会社の欄にある名前は、
今回の勝者であるはずの｢キミサワ｣ではなかった。そこに記されていたのは｢ロワゾ｣という、
聞き慣れないブランドの名。｢ロワゾ｣はフランス語で｢鳥｣という意味だと、君沢は語る。
｢鳥丸奈緒子の『鳥』から取った名前―――『ロワゾ』はあなたのブランドなのよ！！｣
今まで苦労をかけた分、鳥丸が独立する際には最高の舞台を用意しようと考えていた君沢。
そこで明日の記者会見で発表するつもりだった。今回のコンペでドレスをデザインしたのは鳥丸だと。
そしてこれから鳥丸は｢ロワゾ｣ブランドのデザイナーとして、キミサワから独立する事も―――
君沢は三友の仕事を譲ってまで鳥丸の独立を助けようとしていた。
思いもよらない真実に、自分で自分の夢を台無しにしていた事に、しばらく呆然としていた鳥丸は
やがて口を開く。君沢に裏切られたと思った時、自分を捨てた母親の事を思い出した事。
君沢も自分の事を犬のように捨てるのかと思ったら、憎くて憎くてたまらなくなった事。
｢でも…でも…そうじゃなかったんですね……！ごめんなさい、先生……ごめんなさい…君沢先生！｣
子供のように泣きじゃくり、何度も君沢に謝り続ける鳥丸。そんな彼女を、君沢は抱きしめる。
鳥丸のブランド･ロワゾはそのまま残しておくと。償いがすんだらいつでも戻ってくるようにと。
｢その時まで―――待ってるからね―――……｣

事件は終わり、東京。はじめと美雪は首を長くしてある人物を待っていた。２人に声をかけた剣持。
彼が連れてきたのは、現在拘束中のはずのますみだった。はじめのたっての願いで明智に許可を得、
特別に外に連れ出してもらったのだ。この状況にはますみ自身も戸惑っていた。
道中、４人の間では自ずと鳥丸の話題が出る。留置場の彼女の下には、度々弓削が訪れているらしい。
ある時は勇気を出して彼女の誕生日に花を贈ったものの、実は一月違いというドジを踏んだ事もある。
心優しく誠実な弓削の存在は、獄中の鳥丸の何よりの癒しになっているだろう。
彼女には君沢の計らいで優秀な弁護士も付いたようだ。一時は自分を殺そうとした鳥丸への、
君沢の母のような心遣いに美雪は感動していた。この時はじめは自説を述べる。鳥丸にとって
ますみが自分の分身だったように、君沢にとってもまた、２人は自分の分身だったのではないかと。
君沢もモデルからこの業界に入り、またそれ以前の事についてはけして誰にも話さなかったという。
まさか彼女も過去に殺人を犯したのかと、にわかに色めき立つ剣持だったが、
もう30年以上も前の事となっては、真相は闇の中だ。

そしてますみは、君沢へ銃を向けた時の心境を語る。逆上しつつも引き金を引くほんの一瞬、
今迄の君沢との思い出が頭をよぎり、そのためらいが手元を狂わせ、それが君沢の急所を外した事を。
ならば躊躇なく君沢の生命維持装置を切った鳥丸は、ますみほど君沢に愛情がなかったという事か？
剣持らの意見に、ますみはむしろ逆だと首を振る。鳥丸はより君沢を慕っていたからこそ、
裏切られた時の憎しみもずっと激しかったのだと。
｢だってあたし……なんとなくわかるのよ！あの人のこと……。
奈緒子さんがどれほど深く先生のこと、敬愛してたのか―――……｣
そしてはじめ達が到着したのは一軒の小料理屋だった。今夜ここは不動小学校同窓会の会場だ。
立場上気が引けるますみだったが、店の中の懐かしい顔ぶれに思わず胸をときめかせる。
何も知らず、ただただ美人になったますみに驚く同級生達の中で、笑顔を見せるますみ。
あくまで容疑者のますみへのこの寛大な処置に少々渋い顔をしつつ、剣持は去り際にはじめに伝える。
鳥丸がヒロシにとどめを刺した事を自供し、ますみは彼を気絶させただけだとわかった事。
これならますみの刑もだいぶん軽くなるだろうと聞き、はじめは心から喜んだ。
今だけは全てを忘れ、同窓会を満喫するますみ。かつての仲間達の集いは、まだ始まったばかりだ。

鳥丸出所したら弓削と
ｹｺｰﾝ決定だな
それまで弓削はｾｯｸｽﾚｽ

>>98
それ以前に鳥丸が死刑を免れる道ってあるんだろうか
百歩譲って犬飼と小夜子には脅迫されていたということが認められたとしても
六条とヒロシ殺しに関しては抒情酌量の余地すらないぞ

ｹｺｰﾝなんて紙切れ一枚でできちゃうぞ
塀の外でも中でも相手がいれば凶悪犯でも獄中結婚可能

キミサワも六条もｵﾜﾀ＼(^o^)／状態じゃんwww

なんかちょっと爽やかな感じで終わってるけど…
鳥丸は間違いなく死刑だろうしますみだって
結構な期間ぶち込まれるだろ

っていうか普通の人間の神経だったら社会的に罪に問われるかどうかより
「人を殺したという事実」を背負ってこれからの人生生きる事が問題だと思うが。
その重責に耐えられなくて自殺しちゃった犯人が一杯いるわけだが。
昨日の今日であの明るさのますみのノーテンキぶりは脳ミソいっちゃってるな

鳥丸ってかなりの極悪人じゃん。弓削君だまされちゃダメだ。
ますみにもちょっと甘すぎやしないか。

キミサワ→ゴーストとトップモデルが逮捕、社長重症、副社長死亡

キ　ミ　サ　ワ　終　わ　っ　た　な

殺人容疑をかけられる
義父が３人も殺した誘拐犯の上本人も殺害される
プロダクション社長殺害される
実兄兼専属マネージャーが殺人犯の上自身も雪崩で死亡する

こんな状態の速見冷香が相変わらずトップアイドルな世界だから大丈夫だ。

今後のキミサワは鍵谷の手にかかっている

最近作者の心境の変化なのか、爽やかな感じの
終わり方が多いね
たまには六角村みたいな重苦しいラストも見たいな

人が死んでるのに爽やかなラストもないぜ

確かに爽やかに終わりすぎだな・・・
特に六条さんはｶﾜｲｿｽ(´･ω･`)なのに烏丸は何だか幸せそうだしよぉ・・
それにしても烏丸のモデル時代ってかわいいなぁ
髪型あっちの方がいいのに

>109
いや、殺人の話なのに爽やかに終わっていることが多いから、
どうも馴染めなくて重苦しいラストが見たいなと思ったってこと
伝わり辛くてごめん

まじで六条は可哀想
この前の遠野もそうだが
とばっちりで殺される奴がいる事件の犯人に限って最終的に救われるやつ多い気がする

鳥丸は死刑だから安心しろ

今までの犯人でどう考えてもこいつは死刑って犯人は？

六星、遠野（少年法で死刑はなし？）
高遠、赤髭のサンタ

こいつらは死刑かと思うんだが

的場も死刑じゃないか

多岐川も　都築も

複数人殺すとヤバイってのはよく聞くけど実際死刑って結構なるもんなの？
六星はやった事はヤバイが境遇を考えれば情状酌量の余地は十分なので
ちゃんとした弁護士がつけば極刑は免れるんじゃないか？

情状酌量ってのがまずよくわからん。
どこまで考慮されるものなのかね。

>>117
7人殺した上に死体切り刻んだりしてるし殺人未遂・教唆等
もろもろ罪ありすぎで情状酌量もくそもない
精神面で何かあるかもしれないけど…

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件１
■登場人物リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年

不審人物に追われ、校内を必死で逃げる玲香。彼女は助けを求め、前を歩くはじめに飛びついた。
突如響く｢カット｣の声。今のはドラマのワンシーン。はじめ会いたさに、玲香がここ不動高校を
ロケ地として指定したのだ。玲香の愛ににやけつつ、エキストラの撮影現場を見学するはじめ。
そこでうっかり送風機を稼動させてしまい、スカートをめくれ上がらせた女生徒達は悲鳴を上げる。
大喜びのはじめに激怒の美雪。送風機を止めるつもりが、誤って固定解除のボタンを押してしまった。
はじめを乗せたまま動き出す送風機。そのまま送風機は突っ走り、高級ベンツに激突してしまう。
すっかりへこんだベンツ。イヤミとともに車から降りてきた持ち主は、お馴染み明智なのだった……。
こうして車の修理代を稼ぐハメになり、愚痴りつつバイト情報誌とにらめっこするはじめ。
そんなはじめの目の前にフリフリホワイトのパンツが現れる。はじめの予想通り、その持ち主は
３年でチアリーダーのさつきだった。彼女ははじめに出雲での遺跡発掘のバイトを持ちかける。
日給は破格の２万、宿泊先はさつきの実家。彼女の色っぽいお誘いに、はじめが断るすべはなかった。
一部始終を聞いていた美雪は、前のバレンタインにさつきがはじめにチョコを贈っていたと知り驚く。
しかし美雪の友人曰く、さつきは毎年沢山の男にばら撒いているらしい。
しかも美人でスタイル抜群の彼女がこれまで付き合った男達は、野球部のエースや
バスケ部の人気者など錚々たるメンバーばかりで、はじめなど相手にされないだろうと笑う友人。
だがつまみ食いくらいはされるかもしれないとの最後の一言に、美雪は一抹の不安を覚えるのだった。

そして出雲の地に、はじめとさつきは降り立つ。同じくバイトとして付いてきた美雪、佐木とともに。
さつきの故郷、魔陣村はかなりの山奥にあり、バスも１日１本。いわば陸の孤島だ。
村へ唯一通じる古びたトンネルを通りながら、はじめはさつきからバイトの仔細を聞く。
発掘先の遺跡は、元々彼女の父が手がけていたらしい。だが彼は１年前の雨の日、遺跡の見回り中に
土砂崩れに巻き込まれて死んでしまう。それで中断していた発掘が、この度さつきの母の手によって
再開されるのだ。これは母にとって父の一周忌のイベントの様なものだと語る、さつきの後姿は暗い。
｢魔陣遺跡にとりつかれた父を弔うための――――ね｣
行く手に光が見え、出口が近付く。そしてトンネルを抜けた途端、目の前を羽ばたく不吉なカラス。
｢これがあたしの生まれた―――魔陣村よ………｣
はじめ達の眼下には、重々しい屋敷が３軒、寄り添う様に建っていた。周りを囲むうっそうとした森。
辺りを飛び交う無数のカラス達。不気味な雰囲気に飲まれ黙り込むはじめの方を、さつきは振り返る。
｢残念ね……。あなたたち、“まがどり様”にあまり歓迎されてないみたい―――…｣
はじめの背筋は凍る。そこにいたのはいつもの明るく人懐っこい｢先輩｣でなく、得体の知れない
奇妙な因習に支配された村の住人、｢宗像さつき｣だった。彼女はただじっとはじめを見つめていた。
これからはじめ達に降りかかる｢災い｣を見透かすような、底の見えない暗い瞳で―――

不動高校きた―――！
また例のフラグくるかな

でもさつきはラストの豹変が怪しすぎて犯人じゃないような気がするなあ
被害者になるのはありかも

また不動高校の法則が…

金田一のパンツで誰かを当てる特技って設定まだあったのかwww
バレンタインチョコといえば玲香ちゃんだな。通ってる高校の美人やアイドルにまでチョコもらうとは・・・・・ｳﾗﾔﾏｼｽ

不動高校関係殺人者リスト
有森裕二　（生徒）　三名
時田若葉　（生徒）　一名
小田切進（偽）　（教師）十名？
的場勇一郎　（教師）三名
立花良造（偽名）　（用務員）一名
遠野英治　（生徒）　四名
蒲生さくら　（生徒）　二名
森下麗美　（生徒）　六名

不動高校関係死亡者リスト

―殺害―
日高織絵、桐生春美、緒方夏代、時田若葉、小田切進（本物）、小田切進（偽者）
桜木ルイ子、尾ノ上貴裕、的場勇一郎、青山ちひろ、佐木竜太

―自殺―
桐島冬子、有森裕二、遠野英治、蒲生さくら


もうすぐここに仲間入り決定な

＞森下麗美　（生徒）　六名

檜山なんにもしてねぇｗ
俺は萩本以外は全員檜山が殺したんじゃないかなと思ってる。

島根県か・・・
このへんにはまだ刑事の知り合いはいなかったな

俺の地元ｷﾀ━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━!!!!

関係ないけど、不動高校って日本全国から進学者が集まってくるんだな
よっぽどの名門校、進学校なのか？

進学率は高いが殺される確立も高いという諸刃の剣だな

とりあえず様々な殺人トリックを考え出せる頭のいい生徒や教師が集まっているのは確か

>>126
改めてみるとすげーよな…

金田一少年がなかったら
コナンの作者は
ずっとバトルものかきつづけるか
ノベル小説家の西尾なんとかみたいになっていたのかも

不動高校って怨恨や因縁の集まる場所なんじゃね？
そういうのが集まりやすい地形やら歴史があるとか。

銀狼怪奇ファイルなんかは校内に殺人を促す黒幕がいたから説明は、まあついたよな
アレもアレで金田一より無茶苦茶だが

銀狼の学校、短期間で死人出すぎだよな。しかも全部異常犯罪。
現実世界であんなのおきたら地下鉄サリン事件どころの騒ぎじゃねえぞ。

最近よく始めのほうに玲香ちゃんが出てくるなー
サービスなのかな。キャラ人気あるとか？
今回もストーリーには関係ないんだろうな
それにしてもワガママなアイドルだ
スタッフ受け悪そう

ビデオ証拠のためだけの佐木２号またまたとーじょー
今回は佐木２号のどんな活躍が見られるのか！
ひとコマひとコマを念入りにチェックだな

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件２
■登場人物リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

現在、魔陣村に家は３軒しかない。｢宝玉の館｣、｢矛の館｣、そしてさつきの実家の｢七鏡の館｣だ。
昔あった｢銅鐸の館｣は、10年前の火事で燃えたという。かつては全ての館が宗像家のものだったが、
今は｢七鏡の館｣以外はよその人間が住んでいるのだと、さつきは無表情に語った。
その後到着した｢七鏡の館｣。黒いベールで体を覆った女性が窓からこちらを覗いていたかと思うと、
素早く立ち去った。今の異様な女性がさつきの母だと知り、驚愕するはじめ。
さつきの母は人前に出るのを極端に嫌い、娘にすらほとんど姿を見せないのだそうだ。
そして館に足を踏み入れたはじめ達を、ぎょろりとした目玉とくちばしを持った像が出迎える。
その不気味な姿にぎょっとするはじめ達だが、これは魔陣村の守り神･｢凶鳥の命｣の像なのだそうだ。
はじめらに館内を案内するイヨ。彼女ははじめをジロジロと品定めしているように見えた。
その前に会った明日香からも意味深な視線を投げかけられていたはじめは、何か落ち着かない。
広間へ向かう途中、大和を怒鳴りつけたイヨ。彼が館の陳列物である鏡をいじっていたからだ。
だが大和は１枚だけ割れていた七鏡のあった場所に、新品を飾っていただけと分かり、事は収まる。
間もなく広間に揃った発掘参加者達。指揮を執る国守は、今回の発掘の目的はこの村のどこかに
埋まっている４つの神具を捜し出す事だと皆に説明する。これらの神具はただの出土品ではない。
｢『凶鳥の命』に捧げられたという、呪われた『魔神具』なのです！｣

４つ全てを揃えた者に富と呪いをもたらすと言われる魔神具。これを実際に全て手に入れたのが、
さつきの曽祖父･宗像吉衛門だ。伝承通り、確かに彼は巨万の富を築いた。だがその一方で、
吉衛門の家族が次々と奇怪な死を遂げていく。祟りに怯え、魔神具をこの魔陣村の遺跡群のどこかに
埋め戻した吉衛門。さらに彼は一族全員を連れこの村に移り住み、｢凶鳥の命｣を代々崇める事にした。
｢この魔陣村は、『魔神具』の恐ろしい魔力を封じるために造られた―――『封印の村』なのよ！｣
このようにさつきも恐れるほど禍々しい伝説のある｢魔神具｣だが、考古学的価値は計り知れない。
しかし発掘調査の中心人物だった宗像教授が死んだ今となっては、｢魔神具｣発掘の手がかりは
この｢七鏡の館｣に隠されているという暗号と、90年前に吉衛門が作らせたという、
銅鏡、銅鐸、矛、そして宝玉の｢四つの魔神具｣のレプリカだけなのだった。
露天風呂にて。とんでもない所に来てしまったと湯の中でため息をつくはじめは、人の気配を感じる。
なんとそれは小さなタオル１枚で前を隠しただけのさつきだった！赤面して目をそらすはじめ。
しかしさつきは硬直しているはじめの背中にゆっくりと近付き、そしてぴったりと体を密着させる。
｢金田一君………。あたしのこと……どう思う……？｣
思わず風呂場から逃げ出したはじめ。さつきはその後姿を哀しそうに見送る。だがその直後、
彼女は悲鳴を上げる事になる。露天風呂の茂みの奥から、｢凶鳥の命｣がさつきを見つめていたのだ！
慌てて脱衣所へ戻るはじめだが、その時はすでに凶鳥は姿を消していた。その後騒ぎを聞きつけ
続々と駆けつけてくる屋敷の者達。誰かの悪戯だという事で、早速全員のアリバイが調べられた。
一緒に居間で茶を飲んでいたという港屋夫婦。自室で一人読書をしていたという国守。
同じく自室でテレビを見ていたという大和。そしてイヨと村西は２人で台所の片付け、
鳥辺野は明日の発掘の準備、江戸川は部屋で仕事。最後の蘇我もさっきまで一人だったらしい。
こんな曖昧なアリバイ証言で犯人が分かるはずがないと江戸川は断言するが、はじめは違った。
今の証言で、明らかに１人だけ嘘をついている事に気付いたのだ。
｢おそらくそいつが、『凶鳥の命』の格好をして宗像センパイを脅した張本人さ！｣

宗像センパイエロいよ

金田一はさつき先輩で
童貞を卒業する

これな（ｒｙ

明日香おばさまと家政婦の弥生さんが１歳違いという事実

異人館村と違って館の主人を全員殺したとしても
三人だからあの時みたいな大惨事にはならないな

さつきとか弥生とか、「となりのトトロ」みたいだな

しかし、ヤマトタケルて

珍しく容疑者多い気がする。

たまにはイヨさんみたいな婆ちゃんが犯人だと面白いのに

家政婦さんが
タロット山荘のときのお手伝いのオバチャンに似てる

犯人はさつきのお母様

明日香は俺の嫁

宗像センパイに犯人or被害者フラグが立ちまくってある件

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件３
■登場人物リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

一人だけ嘘をついている人物、それは大和だとはじめは指し示す。証拠は彼のメガネが胸ポケットに
入っている事だ。今までＴＶを見ていたはずなのに、普段と違いメガネをしていないのは何故か？
｢メガネをかけたまま現れたら、自分が犯人だとバレてしまうからさ！｣
露天風呂にいるさつきの前に凶鳥の格好で現れた大和。だが何食わぬ顔で皆と合流しようとした時、
ハプニングが起きた。彼女を待つ間に２月の外気で冷やされたメガネが、暖かい室内に入った途端
真っ白に曇ってしまったのだ。実際はじめが大和の胸から取り出したメガネには、曇りが残っている。
暖房の効いた自分の部屋からここに来たなら起こらない現象だ。大和は渋々自分が犯人だと認めた。
ほんの冗談のつもりだったというのだが、ここで不測の事態が発生する。彼が使った｢凶鳥の面｣と
マントが、隠し場所から消えていたのだ。国守達から咎められ、立場をなくす大和。
彼はその後も、館の一角で誰かから責められていた。
｢凶鳥の命｣の呪いを利用して館の者を脅かし、発掘から手を引かせるという作戦をしくじらせた事で。
｢明日は計画通りにやれ｣と命令する相手の偉そうな態度を、大和は心の中で忌々しく思うのだった。

翌日、はじめ達は発掘現場である｢凶鳥の座｣に来ていた。入り口は｢鏡岩｣という、ツルツルの扉だ。
この扉は２人がかりで動かす必要があるのだが、手の掛けられそうな窪みは１つしかない。
実はもう１つの取っ手は、カギがないと現れないようになっているのだ。中に入ったメンバー達は、
早速発掘作業に取り掛かる。鳥辺野ははじめに発掘の手ほどきをしつつ、何か重要な事を言いかけた。
｢………金田一さん、さつきさんはあなたに……｣
だが話は中断し、結局続きは聞けぬまま今日の発掘は収穫なしに終わる。中に誰もいない事を蘇我が
確認した後、閉じられた｢凶鳥の座｣。カギを預けられ戸惑うはじめに、さつきは甘い言葉を囁く。
｢いいのよ！あたし、あなたのこと一番信用してるんだから？｣
その夜。｢七鏡の館｣でガス漏れ騒ぎが起きた。慌てて家中の窓や戸を開け、空気を入れ替える住人達。
そんな中、ある人物が衝撃を受けていた。館に隠されていた魔神具のありかを示すヒントを、
偶然発見してしまったのだ。このままではいつか他の者も気付いてしまうと、焦燥するその人物。
―――そうだ！“あいつ”を殺す時に―――…｢四つの魔神具｣の―――“力”を借りて―――…
村西と明日香の２人が用意した夕食を終え、それぞれ自宅へ帰って行く村人達。その時ふと窓に
目をやった美雪は驚愕する。｢凶鳥の座｣の上に、羽を広げこちらを威嚇する｢凶鳥の命｣がいたのだ。
だがすぐにその姿は消えた。確かに見たという美雪の訴えを、さつきは陰鬱な面持ちで聞いていた。
夜も更け、小腹をすかせたはじめは台所でカップ麺を見つけた。だがコンロの火がつかず、
イヨにつけて貰った所に飛び込んできた蘇我。発掘を終えた時から、大和の姿が見えないというのだ。
この時｢凶鳥の座｣には無数のカラスが群がっていた。悪い予感を覚え、直ちに鏡岩を開けたはじめ達。
腐臭で満ちた石室の中に、大和は冷たくなって横たわっていた。
そのそばには悪臭の元と思われる腐ったカラスの死骸と、｢凶鳥の宝玉｣のレプリカが。
なぜここに大和の絞殺体が？取っ手の１つにカギがかけられていたため、鏡岩は開けられないはずだ。
｢『密室殺人』だ……！！これは完全な、『密室殺人』だよ！！｣

腐ったカラスの臭い・・・・おえええ

しかし今回の事件はいつも以上に現実味がないな・・・
こんな村の存在自体が事件だ。

>>158
それを言っちゃあ六角村なんて…

ヤマトタケルがミコトに殺された！

トリック

合い鍵

周りは
「密室殺人？？金田一が鍵持ってたんだからお前が誰かと共謀して扉開けて死体突っ込んだんだろ」って思うのが普通だろうな

次に死ぬの誰だろ
顔的に江戸川かな？

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件４
■被害者リスト
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
■容疑者リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

大和絞殺の凶器になったと思われる｢凶鳥の宝玉｣のレプリカ。｢七鏡の館｣に戻って確認すると、
資料室にあるはずの魔神具のレプリカが、｢銅鐸｣を除いて３つともなくなっていた。
これは見立て殺人だと、江戸川は推理作家らしい考えを述べる。まず１人、大和は｢宝玉｣で殺された。
｢つまりこの中のあと２人が、『鏡』と『矛』で殺されるかもしれないってことさ！｣
だがこれが殺人事件だとして、犯人は死体をどうやって石室の中に運んだのか？入り口の｢鏡岩｣を
動かすには、大人２人の力が必要だ。だが２つの取っ手のうち１つは、カギで塞がれていたのだ。
これは｢凶鳥の命｣の呪いに違いないと、港屋は震え上がる。さつきもかつて曽祖父に降りかかった
｢三つの死｣から、呪いの存在を信じていた。それぞれ矛、鏡、宝玉にまつわる奇怪な死を遂げた
吉衛門の妻と２人の子。そして呪いに恐れおののく吉衛門の夢の中に、｢凶鳥の命｣が現れた。
四つ目の｢銅鐸の呪い｣から逃れたくば、三つの戒めを守れと。一つ、魔神具を魔陣村に埋める事。
二つ、その村に魔神具になぞらえた四つの館を建て、一族で代々｢凶鳥の命｣を崇める事―――
そのお告げに従った吉衛門はようやく呪いから解放され、平穏に暮らす事ができたそうだ。
だがこの村は今でも呪いに縛られているのだと、さつきは暗い表情で語る。
｢10年前に焼けた『銅鐸の館』だって、『凶鳥様』の“三つ目の戒め”を守らなかったせいで………｣

その｢三つ目の戒め｣とは……？はじめが尋ねようとした矢先、村西が血相を変えて駆け込んでくる。
電話が通じないと聞かされ、一同は青ざめた。助けが呼べないなら自力で逃げるまでと、
館を飛び出す蘇我。さつきなどの一部を除き、他の者も彼の後を追う。はじめもそれに付いて行った。
｢どうもイヤな予感がするんだ。このまま簡単に村から逃げられるとは思えない―――――…｣
一本道を駆け抜け、蘇我達はトンネルに入る。この時はじめは、とてつもなく悪い予感を覚えた。
村のたった一本の生命線であるトンネル。塞がったら村から出られない。まさか―――！？
慌ててトンネルの中の者達に引き返すよう呼びかけるはじめ。丁度その時、トンネル全体が揺れた。
天井が崩れてきたのだ！崩壊寸前に全員トンネルから出る事ができたものの、結局皆、
村に閉じ込められてしまった。凶鳥様を完全に怒らせてしまったと、港屋の怯えようは尋常ではない。
｢私たちはみんな死んでしまうんだ！！『凶鳥の命』の怒りに触れて………！死…｣
瞬間、はじめ達は凍りついた。トンネルが崩れた衝撃で山の上にあった無人の古寺の釣鐘が落ち、
はじめ達の目の前であっという間に港屋の体を飲み込んでしまったのだ。彼の首と、腕だけを残して。
この禍々しい釣鐘の姿は、まさに銅鐸そのもの。まさか本当に、これは呪いなのか―――！？
後からその場にやって来た明日香は、余りにも酷たらしい夫の残骸を前に気を失ってしまうのだった。

七鏡の館。先程まで傷心の明日香に付き添っていたさつきは、沈痛な面持ちで呟く。
｢あたしのせいだわ……！あたしが『凶鳥様』の三つ目の戒めを果たしてないから……｣
さっきまで残っていたはずの銅鐸のレプリカはなくなっていた。呪いの存在を信じかけている江戸川。
だがはじめは決して信じない。これは呪いなどではない。かならずどこかに答えがあるはずだ。
険しい顔のはじめにコーヒーを差し出す村西。砂糖の入れ物の蓋を開けるのに手間取っている彼女に、
鳥辺野はアドバイスをする。火で入れ物を少し温め、中の空気を膨張させてやるのだ。
この時はじめはひらめいた。実際に石室を調べ１人納得するはじめを訝る佐木に、はじめは答える。
｢やっと分かったんだよ。カギを使わずにこの『鏡岩』を開ける方法がさ！
そして大和さんの死体が、どうして石室内にあったのかもね！！｣

港屋さんぎゃあああああああああああああああああ

この死に方はグロ、あまりにもグロ。
鉄の処女で死んだ外人と並ぶ悲惨さ。

犯人はどうやって釣り鐘を落として港屋を殺したんだろう

ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！

こんな殺し方されるんだから、港屋さんよっぽど恨まれる事したんだろうな……

見た瞬間ビクッとなったわｗ
この死に方は忘れられん…

あとは矛で刺されて死ぬ奴と鏡で目を眩まされて死ぬ奴だな

これはトラウマ

とんでもないグロを見てしまった
どうやったんだアレ・・六角村の十字架のときみたいにまた糸かなんかかな
悲惨すぎる

まあでもこの死に方は死ぬ苦しみはないだろうな

釣鐘の落下点は火薬の調整で計算
港屋の立ち位置は巧妙な心理誘導
という事で納得するしかないな

本当は圧死狙いで、誰でも良かったとか？

>>178
それだと、立ち位置によっては犯人自身が死ぬかもしれん

つまり港屋さんの自作自演だと

＞資料室にあるはずの魔神具のレプリカが、｢銅鐸｣を除いて３つともなくなっていた。
＞さっきまで残っていたはずの銅鐸のレプリカはなくなっていた。
変な行動だなあ

何でさつきのお母さんは容疑者に入ってないのよ〜

さつき先輩はまた
某フクロと同じ扱いかな？
できれば最後の最後に最重要人物だったって展開がほしいが

↑間違えた
さつき先輩のお母さんな

尼港事件

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件５
■被害者リスト
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
■容疑者リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･宗像今日子(むなかたきょうこ)…さつきの母
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

取っ手にカギがかかった鏡岩を開ける方法を、はじめが真っ先に報告しに行った相手は蘇我だった。
あの小さな取っ手１つでは無理に２人が手をかけた所で力が入らず、開ける事は出来ない様に思える。
だが内と外から力を合わせれば話は別だ。はじめがこの推理に至ったきっかけは、砂糖の瓶だった。
鳥辺野が開かない瓶を温め、内側から膨張した空気でコルク栓を押し上げさせたのを見て、
はじめはこれを遺跡の扉にも応用できると考えたのだ。あの日蘇我は嘘をついた。発掘を終えて
鏡岩を閉める直前、｢中に誰も残っていない｣と。だが本当は、大和が中にこっそり潜んでいた。
大和と蘇我は夜を待ってから、内と外の２人で力を合わせて鏡岩を開けるつもりだったのだ。
鏡岩は外側がツルツルなのに対して内側はゴツゴツしており、手をかける場所はいくらでもある。
その通りだとはじめの推理を認めた蘇我だが、大和殺しは必死で否定した。
単に他の者達より先に魔神具を発掘しようとしただけなのに、自分が｢凶鳥の座｣に戻った時には、
既にいくら呼びかけても大和から返事はなかったと。狙われる心当たりを尋ねられ、首をひねる蘇我。
｢……！？待てよ…、ま……まさか…宗像教授の………！？｣
だがこれ以上、蘇我は何も喋らなかった。彼が嘘をついているとは思えないはじめ。
第一蘇我が大和を殺したところで、今度はどうやって鏡岩を閉めたというのか？それより１年前に
死んだ宗像教授の名を口にした時の蘇我の引きつった顔が、はじめには気にかかるのだった。

その夜。さつきは部屋にこもる母に、これから三つ目の戒めを果たしに行くと告げた。
覚悟を決め、廊下を進んで行くさつき。そんな娘の背中を、母はドアの隙間から見送っていた。
部屋で寝ていたはじめは、ふと目を覚ます。ベッドの脇には、無表情で佇むさつきの姿があった。
突然小刀を振り上げたさつき。彼女はその刀で自分の着物の帯を切り裂くと、一糸纏わぬ姿に……！
｢金田一君…、あたしを抱いて…！｣
この大胆なさつきの誘惑に、大慌てで後ずさりするはじめ。拒否されたさつきの顔は哀しく曇る。
これが宗像家に課せられた、三つ目の戒め。宗像家には凶鳥様の力で、女の子しか生まれなくなった。
そして家を継ぐ女は、18歳までに初めて契った男を当主として迎えなければならない。そのために
東京の高校に入学したのに、今まで延ばし延ばしにしていたから村に災いをもたらしてしまったと、
凶鳥の呪いに怯えるさつき。｢銅鐸の館｣が燃えたのも、そこの跡継ぎの娘が戒めを破って
駆け落ちしようとしたからだと彼女は訴える。駆け落ちの２人はその日に車で崖から転落し、死んだ。
２日後には｢銅鐸の館｣も火元不明の火事となり、家の者はほとんど焼死。
さつきと仲良しだった１つ上の女の子は死体すら見つからなかったという。
バイトはただの口実だった。さつきは最初からはじめと契りを結ぶつもりでここ魔陣村に呼んだのだ。
だが戒めは果たせなかった。ならば凶鳥の怒りを鎮めようと、小刀で自害しようとするさつき。
それを止めようとはじめがさつきとすったもんだするうちに、騒ぎを聞きつけ美雪が飛んできた。
その目の前には小刀片手に裸のさつきを組み伏せるはじめの姿が…。これ程誤解を与える状況もなく、
騒動の一部始終を収めた佐木のビデオを確認するまで、美雪のはじめへのお仕置きは続いたのだった。

一方、館の一室。机に置かれた魔神具のレプリカ。凶鳥の格好をした何者かは、激しく咳き込んだ。
―――この殺人が終われば、｢魔神具｣のありかは永遠に闇の中だ―――そう……永遠に―――…。
その後。呼び出しに応じ、資料室を訪れた蘇我。彼が何気なく覗いた鏡に、凶鳥の姿が映る。
とっさに払いのけられ、落ちる凶鳥の面。
その下の顔に驚愕する蘇我の頭に、魔神具の鏡が振り下ろされる―――
翌朝。はじめはトンネルがダイナマイトによって破壊された事を確かめる。やはり犯人は住人達を
村に閉じ込めたかったようだ。それはつまり、犯人がまだこの村の誰かを狙っている事を意味する。
そこに血相を変えたさつきがはじめを呼びに来た。館の鏡が、いつの間にか全て割られていたのだ。
そして廊下には腰を抜かした村西が。彼女が示す資料室には、頭から血を流し絶命した蘇我がいた。
その手に握り締められた紙のようなもの。果たしてそこには、何が書かれているのか……！？

ちょｗｗ先輩ｗｗｗ
エロ過ぎるだろ
今までで一番キたぞ

何も言わずに既成事実を作って結婚に持ち込もうとするとは……さつき、恐ろしい子……！

さつき先輩やべえええええ！！！！

え？蘇我死んだの？ふーん…

わざわざ刀で服切らなくても
これも儀式なのか？ﾊﾟｲﾊﾟﾝ先輩

それより先輩は処女な事にみんな注目しようぜ！


つか冷静に考えると金田一に対する反応とか見るに周りも承知済みなんだよな。
きっちり責任を取らないとえらい事になる可能性もあった訳か
ビビって逃げた金田一は惜しいのか正解だったか…

先輩が仮に犯人じゃないとしたら次で死ぬってことだよな・・・
いつもの法則にあてはまるならば

いつもエロイ妄想してるくせに、
いざとなったら何も出来ないはじめちゃんはヘタレ。

しかしなんで選んだのが金田一だったんだろう

桜木先輩理論だろ

佐木は全部目撃してたのか。混ざれば良かったのに。

いろいろと退屈させない事件だなぁｗ

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件６
■被害者リスト
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
■容疑者リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･宗像今日子(むなかたきょうこ)…さつきの母
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

魔神具の鏡のレプリカで頭を滅多打ちにされて殺された蘇我。
彼の死体がしっかりと握っていたのは、２月27日と28日の分の日めくりカレンダーだった。
はじめは断言する。これは蘇我が死ぬ間際に残した、真犯人の正体を指し示す手がかりだと。
その後、額に入った七鏡の館の見取り図を見つけたはじめは、この時初めて壱から七までの鏡全てが
１階にある事に気付く。明日香曰く、生前の宗像は魔神具のありかを示す暗号を見つけようと、
よくこの額の前で考え事をしていたそうだ。知性的な宗像に憧れを抱いていたと打ち明ける明日香。
初めは彼の妻である今日子を羨んだりもしたが、すぐに彼女への気持ちは同情に変わる。
｢だって宗像先生は奥様のこと―――愛していらっしゃらなかったんですもの……！｣
宗像がこの家の一人娘･今日子と結婚したのは、魔神具の正当な持ち主となるためだけだったのだと、
明日香は表情を曇らせる。また宗像の死には、単なる事故とは思えない節がある。
彼が死んだ｢凶鳥の座｣の辺りは非常に頑丈な地質で、雨ぐらいで崩れるはずはなかった。
よほど無計画に、大急ぎで掘り進めたりしない限りは。これに明日香は心当たりがあるらしい。
｢殺された大和さんと蘇我さんは特に『魔神具』にご執心で―――
よく宗像先生の目を盗んで｢凶鳥の座｣に行ってたようですし……！｣

やはり今回の殺人は宗像の復讐なのか？頭を悩ますはじめに、コーヒーを運んで来たさつき。
はじめは彼女に母･今日子の事を尋ねた。元々人嫌いだったという今日子。彼女はさつきを生む
少し前にかかった病気で顔に大きなアザを作って以来、ずっと部屋にこもりきりなのだという。
だからさつきも、母の顔は昔の写真でしか知らない。さらに父が魔神具目当てで母と結婚したという
事実も、幼いさつきを落ち込ませた。だがある時、扉越しに声を掛け合う両親を見てさつきは感じた。
｢ああ…やっぱり“この人たち”は、愛しあってるんだな―――って…………｣
外は雨。さつきは１人、窓辺でため息をついていた。鳥辺野はそんな無防備な彼女に用心を促す。
彼の言う通り部屋に戻ろうとするさつきを、鳥辺野はふいに引き止め、そして抱きしめた。
｢僕では―――僕ではダメなんですか？さつきさん…｣
その頃はじめは、蘇我の残したダイイングメッセージの意味を美雪達と考えていた。
そこを訪れたのは、黒いベールに身を包んださつきの母･今日子。明日の朝に娘に渡して欲しいと、
今日子ははじめに封書を預けた。さらに彼女は去り際、さつきに伝えて欲しいと不可解な言葉を残す。
｢もう『凶鳥様』の呪いに怯えることはないと―――私がすべて背負っていくからと……｣
穏やかな雨は、やがて嵐に変わる。強風できしむ窓のそばで、｢凶鳥の命｣は面を手にしていた。
｢いよいよ最後だ……これでやっと逃れる事ができる…長年苦しめられてきた、あの女の呪縛から…｣
突如｢凶鳥の命｣を襲う激しい咳。その口を押さえた手には、血がべっとりと付いていた―――
今日子の様子が気になったはじめは、彼女の部屋をノックする。その時中から聞こえた悲鳴。
慌てて扉を開けたはじめが見たのは、稲妻に輝く凶鳥の矛と、今日子を抱えた｢凶鳥の命｣だった！！

●｢七鏡の館｣１階の見取り図
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1196428346.jpg

◇ＴＶアニメ放映開始

どうせ鳥辺野と先輩は
契りを結んだんだろ
しかしお母さん怖ええｗ
そしてアニメ始まった！

アニメ化おめ！期待！

明日香おばさまが怪しい気がする。
今日子と明日香で名前になんとなく関連性があるようなないような･･･。
ところで犯人は病気持ちなのかな？

>>204
旦那が死んだ時の気絶のしかたも、演技っぽいっちゃ演技っぽいしな
＞ 明日香おばさま

明日香おばさまが犯人なら盗掘コンビと港屋両方殺す動機がありそうだし

なんか今日子さんも怪しくて気になる。外見じゃなくてセリフとか。
命を狙われそうになって助かったら犯人ってお決まりパターンもあるし…。
ひょっとしたら悲恋湖の理屈で死んだと見せかけて真犯人？素顔は知られてないから死んだフリも簡単そう。

明日香おばさまと今日子は実は姉妹。名前から見て

というか・・・今日子さんってのは本当にいるのか？
いままで顔隠してる人で中身がそのまま本人だったやつなんて連城だけだし

今回も犯人の変装だろ？

鳥辺野さんと宗像先輩どっちも死なないで欲しいなあ

今日子さんは小田切先生みたいに
すでに殺されていて
だれかが一人二役やってるってことか？でも今回それを利用するトリックなどが使われてない気が・・・・

ドラマ化しといてアニメにもなるとか珍しいよね

正直宗像センパイで抜いた

>>201
いつも乙！
毎回思うが、うｐ職人の雑誌スキャンの綺麗さに感動するわ
雑誌からスキャンしたとは思えん。職人技だな

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件７
■被害者リスト
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･宗像今日子(むなかたきょうこ)…さつきの母
■容疑者リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

｢凶鳥の命｣は今日子を抱えたまま、窓ガラスを破って嵐の中を逃げていく。必死で追いかけるはじめ。
しかし辿り着いた滝の落ちる絶壁には、血まみれの矛と、今日子のベールだけが残されていた。
今日子は矛で切りつけられた後、滝壺に投げ落とされてしまったのだろう。イヨは嘆き悲しんだ。
一方江戸川は、これで四つの呪いが出揃い自分達は助かったのだと、勝ち誇った笑いを上げる。
そして母の死を知り呆然と立ち竦んでいたさつきは、やがて気を失ってしまうのだった。

館に戻ったはじめは、これまでの謎を整理する。まずは大和殺しの謎。犯人はどうやって、
鏡岩で塞がれた石室の中で大和を絞殺したのか？次に港屋の死の謎。犯人がトンネルを崩したとして、
ああも狙った様に港屋の上に釣鐘を落とせるだろうか？はじめはこれを全くの偶然、事故と見ていた。
犯人にとっても予想外だった港屋の死。それがまるで銅鐸の呪いであるかのように騒がれたため、
犯人はとっさに残っていた銅鐸を盗み出して見立て殺人に取り込んでしまったのだ。
そして蘇我殺害の謎。彼が残した日めくりカレンダーのダイイングメッセージの意味とは？
犯人がこの館のシンボルである七枚の鏡を全部割ってしまった理由は？
この時はじめはふと、以前今日子が七鏡のうちの一枚を割った話を思い出し、イヨに当時の話を聞く。
実は今日子は鏡をわざと割っていた。それを目撃したイヨに、彼女は不気味な微笑を見せたという。
｢いいのよ……これで……。これですべて丸くおさまるんだから……｣
この鏡は誤って割った事にしてくれと、今日子に頼まれたイヨ。穏やかなようで狂気を感じさせる
女主人の雰囲気に、イヨはただ従うしかなかった。それは彼女が結婚してから１年ほど後の出来事。
今日子が部屋にこもるようになったのは、それから数週間後、今から19年近く前の事になる。
その後はじめは、館の周りに点在する古い造り物に着目する。石灯籠、ストーンサークル、閻魔地蔵、
勾玉池、そして酒船石。これらは全て館が建てられたと同時に造られたと聞き、はじめは思い至る。
魔神具のありかを示す暗号は、これら奇妙な造成物と七枚の鏡にこそ隠されているのではないかと。
｢そして―――あの『七枚の鏡』が割られた本当の理由も、きっとここにある―――！｣
更にはじめは蘇我の殺害現場で重要な事に気付く。蘇我の死体が握っていた日めくりカレンダー。
だがそのカレンダーの本体は、部屋から消えているのだ。これはおそらく犯人が持ち去ったのだろう。
｢……そうか！俺たちは……今まで―――とんでもない思い違いをしてたんだ！！｣
２月27日と28日、蘇我が残したこの２枚のカレンダーを、はじめはぎゅっと握り締める。
｢やっとわかったぜ…『凶鳥の命』の正体が！あとは『凶鳥の座』の密室殺人トリックを崩すだけだ！｣

お母様から遠野の臭いプンプン

港屋さん事故かよ
あんな死に方して哀れだな・・・

こういう最初から犯人が数名に特定されてる時点でのダイイングメッセージって
何の意味もないと思うんだ。

港屋さんが事故！？

>>219
ダイニングメッセージが、必ずしも犯人を示すとは限らないだろう？

「おやつは食卓の上です」
とか？

献立予定だよな

港屋さんが不憫過ぎる

蘇我は今日と明日の分の
日めくりカレンダーを破ってメッセージを残したわけだから、
犯人は今日子さんと明日香さん？

それだ！！

>>225
なるほど…
凶鳥の座の中に予め潜んでいた今日子が大和を殺し、
夕食前にやってきた明日香と協力して扉を開けて外に出る
そして2人掛かりで蘇我を殺し、最後に明日香が口封じの為に
今日子を殺したわけか

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件８
■被害者リスト
･大和猛(やまとたける)…｢宝玉の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･港屋寛一(みなとやかんいち)…｢宝玉の館｣の主人
･曽我豊広(そがとよひろ)…｢矛の館｣の住人。宗像志郎の元助手
･宗像今日子(むなかたきょうこ)…さつきの母
■容疑者リスト
･宗像さつき(むなかたさつき)…不動高校３年
･村西弥生(むらにしやよい)…宗像家家政婦
･九十九イヨ(つくもいよ)…宗像家家政婦頭
･港屋明日香(みなとやあすか)…｢宝玉の館｣の住人。港屋の妻
･江戸川謙次(えどがわけんじ)…｢矛の館｣の主人。推理作家
･国守秋比古(くにもりあきひこ)…東城大学教授
･鳥辺野章(とりべのあきら)…国守の助手

ようやく外部から救援が来ると分かり、打ち沈んだ村に明るい光が差す。
だがはじめは１人浮かぬ顔だ。真犯人の正体は掴めたものの、まだ密室殺人の謎は解けていない。
―――真犯人｢凶鳥の命｣は必ず俺が捕まえてみせる！ジッチャンの名にかけて！！
何度目かの｢凶鳥の座｣での調査。鏡岩を１人で動かすのは無理な事を再確認し、中に入ったはじめ達。
石室内にはまだカラスの死臭が漂っている。しかし犯人はなぜ、カラスの死骸を中に放り込むような
真似をしたのだろうか？また鏡岩以外の抜け穴というと、頭一つ通れる程度の通気孔しかない。
結局トリックは分からず、嵐が来る前にと帰路を急ぐはじめ達。途中江戸川達が食料調達のための
狩りをしている所に遭遇する。江戸川はウサギを取り逃がしてしまったものの、国守と鳥辺野は
それぞれ１羽ずつ野鳥を手にしていた。先に付いた輪を引き絞って使う棒状の罠にかかった鳥を外す
鳥辺野。彼は抵抗する鳥に指をつつかれた途端、目つきを変えて一瞬でその鳥を絞め殺してしまった。
その後すぐに普段の穏やかな鳥辺野に戻ったものの、その豹変振りに当惑を隠せないはじめ達だった。

館に戻ったはじめは、村西や明日香に言われるまま、花を持ってさつきを見舞いに行く。
部屋にいるさつきは意外に元気そうだった。もう結婚の事はあきらめたと、はじめに伝えるさつき。
母の手紙には、凶鳥様の怒りは自分が鎮めに行くから、さつきは何も心配しなくて良いといった事が
書かれていた。だがすでに、呪われた宗像家の女としての運命を受け入れていたさつき。このまま
魔陣村で独り身の一生を終え、自分の代で凶鳥様の呪いを絶とうと決意する彼女の目には涙が光る。
｢―――もう…たくさんなのよ……！呪いで死ぬ人を見るのはもうたくさん……！だから―――…｣
未だ不明の密室トリックに頭を悩ますはじめ。ふと部屋に異臭が漂う。それは腹の具合が悪い佐木が
発したものだった。たまらず窓を開けるはじめだが、その時突然ある着想を得る。
―――あの日のガス漏れ、つかなかったガスレンジ…カラスの死骸……！！まさかあれは…！？
早速キッチンに向かい、ゴミ箱を漁るはじめ。目当ての紙くずの内容は、はじめの予想通りだった。
ようやく解けた大和殺しの密室トリック。現場の腐ったカラスの死骸にもちゃんと意味があったのだ。
さらに食器棚のガラス戸に、向かいの部屋の七鏡が映っている光景を目にしたはじめは、もう１つの
重大な事実に気付く。館の見取り図の前に来たはじめは、この館に隠された暗号の答えを今知った！
魔神具はやはり、館を取り巻くモニュメントのうちの１つに隠されていたのだ。
｢謎はすべて解けた！！｣
外では嵐が吹き荒れる中、村人を一堂に集めたはじめ。魔神具のありかを突き止めたというはじめに、
彼らは驚きを隠せない。はじめは告げる。この館の七枚の鏡が、魔神具への道しるべになっていたと。
そしてある偶然から、その事実に誰より早く気付いた者がいる。それこそ今回の殺人事件の真犯人だ。
犯人は七枚の鏡を全部割る事で、魔神具を永久に隠そうとした。そこでこれから実行する殺人を
魔神具に見立てる事で、鏡を割る本当の理由を紛らそうとしたのだ。そしてその真犯人の正体。
それは死んだ蘇我が握り締めていた２枚の日めくりカレンダーが教えてくれた。
｢この事件の真犯人―――『凶鳥の命』は、この中にいる！！｣

いつも思うんだが、人って簡単にあんな風に気を失うものなのだろうか
そりゃ自分の親しい人の死様を見たときや死んだって聞いたときの気持ちは言い表せないだろうけど
自分が気を失ったことがないから想像するしかないな

さつきと今日子ってやっぱり似てるな。
髪型がそっくりだｗｗ
でも顔は似てないな…。
最初は今日子って美人だと思ったけど、今見ると目が細すぎて気持ち悪い。

さつきセンパイが犯人

確かに今も生き残ってるってことは
不動高校の法則的に犯人の確率は上がった

佐木が屁をこいたことで密室の謎が解けたってことは・・・

つまり大和を殺したのはとてつもなく臭い屁ってことか！
カラスはその屁に巻き込まれたんだな

カラスｶﾜｲｿｽ

>>234
いや、腐った卵のような硫黄臭
つまりきっと硫黄に関係するトリックだぜ

>>234
人を殺せるほど強烈な屁をしそうなのはイヨさんか弥生さんだが

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件９
今回の連続殺人はこの村に伝わる魔神具の呪いを隠れ蓑に、巧妙に仕組まれた計画殺人だった。
だがそれなら大和は、｢凶鳥の座｣という密室の中でどうやって殺害されたのか？はじめは答える。
｢外から絞殺したんですよ！ある“トリック”を使ってね……！！｣
魔神具に強い執着を持っていた大和と蘇我は、ある計画を企てた。発掘後の石室の中に１人を残し、
先に魔神具を掘り出してしまおうと。この２人の企みを利用して、犯人は殺害計画を作り上げたのだ。
はじめ達が｢凶鳥の座｣を発掘した日の夜、犯人はこっそり館を抜け出して遺跡に向かった。
中では蘇我と示し合わせて残っていた大和が、１人盗掘を進めていたはずだ。それを確認した犯人は、
あらかじめ運び込んでおいたプロパンガスのボンベからホースで石室にガスを注入する。
この密閉空間でガスの臭いを嗅がされた大和はパニックに陥っただろう。そこで慌てて通気孔に
顔を突っ込み、新鮮な空気を吸い込もうとした。そこに犯人の罠が仕掛けられている事も知らずに。
以前はじめが狩りの時に見た、野鳥の捕獲器。これは長い柄の中にワイヤーを通して作った輪っかを、
手元のワイヤーを引き絞る事で縮めて、獲物を引っ掛ける仕組みになっている。
犯人はこれと同じような物を使って、通気孔から首を出した大和を絞殺したのだ。
その後犯人は死体を突き放し、魔神具の宝玉のレプリカを凶器に見立てて投げ入れた。
｢大和さんの死があたかも、『凶鳥の命』の呪いのように見せかけるためにね…！｣

またこの時一緒に放り込まれたカラスの死骸。これは現場に残るガスの臭いを隠すために用意された、
密室トリックの重要なアイテムの１つだったのだ。こうして完全に見破られた密室殺人トリック。
次は犯人の正体が暴かれる番だ。その手がかりは、やはり蘇我が残した２枚の日めくりカレンダー。
だが重要なのはこの２枚ではない。それ以外の部分、すなわちカレンダー本体にこそ真の意味がある。
月にはそれぞれ古い呼称がある。１月は睦月、２月は如月だ。そして蘇我が殺されたのは２月27日。
27、28と日めくりカレンダーを破る事で、現れるものは何か？それは３月、“弥生”……！！
｢村西弥生、あんただよ！『魔神具』の呪いに見せかけて大和さんたちを殺害した真犯人…、
『凶鳥の命』は、あんただ！村西さん！！｣

不　動　高　校　の　法　則　が　崩　れ　去　っ　た　！　！

あんな優しい顔したおばちゃんが・・・
ちょっとショックだ。

>>240
まだ分からんよ
「村西さんと一緒に私も死ぬわ」とか言い出すかもしれない

証拠ってダイイングメッセージだけー？

ダイイングメッセージは
犯人の手がかりになる重要なヒントになるけど証拠にはならないよ

第二の千家が誕生した・・・

千家と違って準レギュラーの可能性は無いかな

これは意外な犯人

動機がさっぱり見えない

・時限落下の釣鐘が仕掛けられていないか
・実は生きてた港屋さんが物陰から釣鐘で狙ってないか
・イヨが実は港屋の母親で、突然釣鐘を落としてこないか
・釣鐘に爆弾が仕掛けられていないか
・プロパンガスに毒が入っていないか
・自分の腎臓は大丈夫か
・釣鐘注意報は出ていないか
・周りに落ちやすい釣鐘はないか
・矛を隠し持っていないか

>>248
釣鐘多すぎwww

＞・自分の腎臓は大丈夫か

腎臓ってわけじゃないけどそういえばこの犯人血を吐いてたよな
どっか悪くしてるんじゃないだろうか

血吐いてたし命短いだろうから最後自殺しそう。

＞・実は生きてた港屋さんが物陰から釣鐘で狙ってないか

こ れ は な い

>>248
何故そんなに釣鐘にこだわるんだｗ

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件１０
大和、蘇我、そしてさつきの母を殺したのは、人当たりの良い家政婦の村西だった。信じ難い事実に
戸惑う村人達に、はじめは証拠を突きつける。それは台所のゴミ箱に捨ててあった３日分の献立表。
そのメニューには妙な所があった。２日目の分の夕食だけ、冷たい料理ばかりが並んでいたのだ。
その日は２月26日、大和殺害の日だ。そう、その夜レンジの火は、使いたくても使えなかった。
なぜならレンジに使うプロパンガスのボンベは、トリックのために｢凶鳥の座｣に運ばれていたからだ。
盗掘の共謀者の蘇我が遺跡に絶対来ない時間は、夕食時だけ。その限られた時間で犯行を終えるには、
前もってガスボンベを運んでおかなければならない。だがそうなると夕食の支度に火は使えなくなる。
そこで村西はマリネやサラダ、ローストビーフの冷製など、昼間のうちに作っておけばよく、
再度温める必要のない料理ばかりを献立に揃えたのだ。またその日の夕食後、はじめはカップメンを
作ろうとしたのにレンジの火がつかない事があった。あの時点ではまだ繋がっていなかったボンベ。
はじめとイヨがやり取りをしている間に、村西は急いでボンベを接続させた。そしてイヨが
火をつける迄にはギリギリで間に合い、ボンベが一時取り外されていた事はバレずに済んだわけだ。
だが大和殺害のために献立を不自然にしてしまった事が、犯人特定の決定的証拠となってしまった。
｢トリックに都合いいように夕食の献立を決める事ができたのは村西さん！あなたしかいないんだからね！｣
村西の頭の回転の速さは驚くべきものだ。おそらく彼女が蘇我達の盗掘計画を知ったのは最近だろう。
なのに短期間でこんな密室トリックを考案し、また港屋の事故死も咄嗟に銅鐸のレプリカを盗む事で
見立て殺人に組み込んでしまった。更に魔神具のありかを示す七枚の鏡を割るために急遽予定を変え、
ただの殺人計画を魔神具の呪いに見立てる離れ業すらやってのけたのだ。

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件１０
大和、蘇我、そしてさつきの母を殺したのは、人当たりの良い家政婦の村西だった。信じ難い事実に
戸惑う村人達に、はじめは証拠を突きつける。それは台所のゴミ箱に捨ててあった３日分の献立表。
そのメニューには妙な所があった。２日目の分の夕食だけ、冷たい料理ばかりが並んでいたのだ。
その日は２月26日、大和殺害の日だ。そう、その夜レンジの火は、使いたくても使えなかった。
なぜならレンジに使うプロパンガスのボンベは、トリックのために｢凶鳥の座｣に運ばれていたからだ。
盗掘の共謀者の蘇我が遺跡に絶対来ない時間は、夕食時だけ。その限られた時間で犯行を終えるには、
前もってガスボンベを運んでおかなければならない。だがそうなると夕食の支度に火は使えなくなる。
そこで村西はマリネやサラダ、ローストビーフの冷製など、昼間のうちに作っておけばよく、
再度温める必要のない料理ばかりを献立に揃えたのだ。またその日の夕食後、はじめはカップメンを
作ろうとしたのにレンジの火がつかない事があった。あの時点ではまだ繋がっていなかったボンベ。
はじめとイヨがやり取りをしている間に、村西は急いでボンベを接続させた。そしてイヨが
火をつける迄にはギリギリで間に合い、ボンベが一時取り外されていた事はバレずに済んだわけだ。
だが大和殺害のために献立を不自然にしてしまった事が、犯人特定の決定的証拠となってしまった。
｢トリックに都合いいように夕食の献立を決める事ができたのは村西さん！あなたしかいないんだからね！｣
村西の頭の回転の速さは驚くべきものだ。おそらく彼女が蘇我達の盗掘計画を知ったのは最近だろう。
なのに短期間でこんな密室トリックを考案し、また港屋の事故死も咄嗟に銅鐸のレプリカを盗む事で
見立て殺人に組み込んでしまった。更に魔神具のありかを示す七枚の鏡を割るために急遽予定を変え、
ただの殺人計画を魔神具の呪いに見立てる離れ業すらやってのけたのだ。

ところで村西が気付いた、今回の事件にも深く関わる魔神具の隠し場所とは、一体どこなのか？
それはこの館の“ある場所”。村西がありかを知ったのは、偶然の２つの出来事がきっかけだった。
１つは今日子が割った鏡の枠に、大和が新しい鏡をはめ込んだ事。もう１つは２日目の夕方に起きた
ガス漏れ事故だ。佐木と美雪に頼んで割れた鏡を全て取り替え、１階のドアや窓を全部開けさせた
はじめは、全員を玄関前に連れて行く。実はこの七枚の鏡の位置や向きは、玄関から入った者に
全ての鏡が重なって見えるよう計算されたものだった。事実その通り、はじめが示した壱の鏡には
鏡が何重にも映っている。ドアや窓を全て開け放せば、壱から二、二から三へと、光の道が
辿れるように配置されていた鏡。そしてその先に小さく映っていたのは、庭にある｢閻魔地蔵｣だった。
はじめはこの石像の腹を叩き割る。中から現れたうやうやしく封じられた箱に収められていたもの。
｢これこそが宗像吉衛門が『凶鳥の命』の呪いを恐れて隠した―――『四つの魔神具』さ！｣

◇マガジンノベルス４<鬼火島殺人事件>発売

献立表って
また状況証拠か

魔神具のことなんか
すっかり忘れてたわ

ダイイングメッセージは解けなかったけど鏡の反射トリックはすぐ分かった。
でもこう簡単に解けちゃうと、話の都合上とはいえ
何年たっても宝の在りかを突き止められなかった宗像教授は何やってんのと思ってしまう。

家政婦のおばさんが犯人か

ガス漏れが起こったからって、
すべての部屋のドアを開けないよな。

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件１１
はじめの手によって本物の魔神具も日の下に晒され、もはや村西に隠し立てするようなものはない。
はじめに犯人だと指摘されてから、彼女は初めて口を開く。これまでの経緯を語るために。
あれは20年前、村西が宗像家に家政婦としてやって来た時の事。この家の主人である志郎の
温厚で都会的な物腰に、田舎育ちの彼女は一目で魅せられてしまう。だがその時既に、
志郎には今日子という妻がいた。傍目には美男美女のカップルとして、理想的な夫婦かに見えた２人。
｢でも…日がたつにつれ段々わかってきたの。この２人は最悪の組み合わせだったんだって事が…！｣
ある日庭先で何かを燃やしていた今日子。そこに志郎が怒鳴り込んでくる。それは彼の
大事な発掘資料だったのだ。上着で火を消そうと懸命な夫の姿を、黙って見ているだけの妻。
この時村西は見た。今日子が薄く微笑するのを。彼女が資料に火をつけたのはわざとだったのだ。
｢あのヒトの気位の高さと独占欲には凄まじいものがあったわ……。『魔神具』の所有権だって
むしろあのヒトの方が、志郎さんを結婚に踏み切らせる道具としてチラつかせたのよ｣
志郎を自分に逆らえないようにして、それでもままならない彼の心を自分の思い通りにしようと、
毎日真綿で首を絞めるように夫を精神的に責め苛んでいった今日子。志郎の苦悩は相当なものだった。
そんな彼を気遣い、その境遇に涙する村西。その純朴さに癒された志郎は、思わず彼女にすがり付く。
｢―――もう少し……僕の側にいてくれないか……？君といると気が休まるんだ…｣
それから村西と志郎が深い仲になるまで、そう時間はかからなかった。しかし事態は急変する。
村西は志郎の子を身篭ってしまったのだ。薄々２人の関係に感付いていた今日子は、これに激昂。
村西と揉み合いになった際、誤って階段から転落してしまった。そして打ち所が悪かったのか、
彼女は呆気なく死んでしまう。実は本物の今日子は20年近く前、既に亡くなっていたのだ。
すぐに警察に行こうとした村西。だがお腹の子を心配する志郎はそれを止めた。今日子の死は事故で、
運が悪かったのだと、死体は滝壺に沈めようと言い聞かせる志郎。彼には考えがあった。
｢今日から君が、『宗像今日子』になればいいんだよ！｣

そう、今まで皆が今日子として接していた黒いベール姿の女性の正体は、他でもない村西だったのだ。
最後の殺人は、｢宗像今日子｣という虚像を消すための偽装殺人。｢凶鳥の命｣が抱えていたのは人形だ。
そして村西は話を続ける。その後自分が｢宗像今日子｣として生んだ一人の女の子、それがさつきだと。
名乗り合う事も叶わない母と子。せめて名前だけでも繋がりを持たせようと言ったのは志郎だった。
｢三月に生まれた私が『弥生』だから、五月に生まれたあなたは『さつき』にしようって―――｣
今初めて分かった衝撃の真実に、さつきは憤りを隠せない。彼女は今までずっと、母と触れ合えない
寂しさに耐えてきたのだ。娘に心から詫びる村西。本当の事は言いたくても言えなかったと。
｢私が本当の事を言ったら、私が犯した『罪』をあなたにまで背負わせる事になるんだもの……！！｣
長く苦しい二重生活。志郎がいたからこそ、村西はこれに耐えられた。だが彼は突然死んでしまう。
大和と蘇我の２人のせいで。村西は偶然聞いてしまった。志郎を巻き込んだ土砂崩れが起こったのは、
彼らの無断発掘で地盤が緩んだためだったのだと。怯える大和に、あくまで志郎の死は事故で、
自分達のせいではないと言い張る蘇我。その上魔神具に取り憑かれた彼は、下劣な企みを持っていた。
さつきと無理やり契って宗像家の当主に、即ち魔神具の正当な持ち主になってしまおうという企みを。
―――その時、私の中に激しい怒りに羽根を震わせた｢凶鳥様｣が舞い降りたのよ―――！
―――汚れた輩に死の翼をもたらす｢凶鳥様｣が！！
村西は語る。自分は何の犯行計画も立てていないと。全ては凶鳥様の言いつけ通りに動いただけだと。
｢―――そして…あたしはまだ、最後の“言いつけ”を―――果たしてない！｣
稲光と同時に、カッと見開かれる村西の目。彼女はこれ以上、何をしようというのか……！？

恒例のアレ、貼ってください。

まだなんかあるのか
自殺は勘弁だ

＞｢今日から君が、『宗像今日子』になればいいんだよ！｣
教授はすごくだめな人だと思う

家政婦は見た！

じゃなくて家政婦は殺った！か

来た、見た、殺った

奥さんが酷い女で不倫に走ったのはまあ分かるとして、
その後身代わりを立てる論理が全く分からん。
事故なんだから正直に言えばいいじゃん。

>>269
婿養子の立場だから嫁を死なせたのがバレると色々と面倒だった…とか



でも偽装工作して余計に事態が悪化してるような気がするが

>>264
>>248を改編

・時限落下の釣鐘が仕掛けられていないか
・国守が物陰から猟銃で狙ってないか
・イヨが実は今日子の母親で、突然矛で刺してこないか
・魔神具に爆弾が仕掛けられていないか
・池に毒が入っていないか
・さつきの腎臓は大丈夫か
・土砂崩れ注意報は出ていないか
・周りに燃えやすいプロパンガスはないか
・矛を隠し持っていないか

>>267
ヤッたの間違いだろｗｗｗ

弥生さんにも宗像教授にもまったく同情出来んわ、むしろ今日子さん可哀想

独占欲の強さと気位の高さが問題と言えば問題だが、
少なくとも今日子さん自身は教授のことを愛していた訳で。

なんつーか大河ドラマの武田信玄を思い出した。
原作じゃ性格最悪な上にブス設定だったが、
ドラマの三条夫人は美人なんだけど、信玄を慕うあまり独占欲が肥大化しちゃったという感じだったし。
村西はさしずめおここと言ったところか。もっとも今日子さんは返り討ちにあったが…

愛情度外視で魔神具に釣られた分際で嫁に不満を持って不倫とか…教授最低。

資料燃やしたのも鏡割ったのも、行き過ぎた行為とは言え
教授に側にいてほしいが故の行動だもんね
他人である明日香さんでさえわかるほどの「今日子愛してないオーラ」を
発している教授を尚愛し続けた今日子さんって健気だな

あれ？今回佐木って何のためにいるんだ？

さつきヌード撮影の為に決まってるじゃないか

九十九さんは20年くらい気づかなかったわけね

>>268
>>272
来た、見た、ヤッた、孕んだ

雪夜叉のドラマ版は今だにトラウマ

>>266
教授は子供のことを心配したとかいうけど、絶対ウソだな。
結果的にさつきは宗像家の宿命に怯え苦しみ、人生を棒に振る一歩手前だったんだし。
バレると面倒（例えば発掘調査が出来なくなるとか）で、弥生さんを身代わりに仕立て上げたとしか思えん。

ぶっちゃけ教授ってヤマトや蘇我と大して変わらんよな。
単に池面かつ粗雑な性格してないだけで。

そうまでして発掘調査を続けたにも関わらず、足元に合ったお宝に気づかないってのもなぁ。

今回の事件の一番の被害者は今日子さん
諸悪の根源は教授

ってことでFA？

教授って、遺跡目当てで今日子さんと
結婚しただけだったんだろうな。
今日子さんも、弥生さんも顔にだまされたんだよ。

しかも誘惑されたのかもしれんが18歳の今日子さんを押し倒してるはずだろ？
魔神具目当てに…

結論：男は顔





｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

【ファイル１８】魔神遺跡殺人事件１２
魔神具は呪われた宝。今回も多くの命を奪った。宝玉は大和、銅鐸は港屋、銅鏡は蘇我―――
｢―――でも『凶鳥様』は怒りを鎮めていないわ！この『矛』は、まだ血を吸っていない！！｣
魔神具の矛を掴む村西。あと１人、誰かがこの矛で死ななければならないと彼女は訴える。
｢―――もう…やめてくれ…！そんなもんのために死ぬ奴はここにはひとりもいない！！｣
叫んだのははじめだった。はじめには分かっていた。村西はこの村から、この村を支配する凶鳥から、
娘を救い出したい一心なのだと。だが血を流す事で愛する者を救う事など出来やしない。
はじめの痛切な思いに黙りこくる村西。彼女は突然、咳き込んだかと思うと吐血した。
そう、村西に残された命はあと僅か。だがこのまま自分が死んだら、魔神具欲しさに蘇我達が
さつきに何をするか分からない。志郎を死なせた上さつきにまで手を出すなど、絶対に許されない。
だからこそ村西は生きている間に、呪神に魂を売り渡してでも彼らを抹殺しなければならなかった。
｢それしかなかったの……。志郎さんにも死なれて…死期の迫ったあたしが、さつきを守るには……｣
ただただ子を想い涙する母の姿に、心を打たれるさつき。そして村西は矛を己の喉元に突きつけた。
｢『凶鳥様』！これが最後です。どうかお怒りをお鎮めください！あたしの命で！！｣
自害を止めようと駆け出すはじめ。そのすぐ後に、涙まじりの悲鳴を響かせたのはさつきだった。
｢やめてぇ〜〜〜っ！！お母さん！！｣
閃く稲妻。館を直撃する雷。その刹那、はじめはひとつの黒い影が飛び去るのを見た気がした―――

それからしばらくして。下校中のはじめは、いつきのしつこい質問攻めにあっていた。
それは魔陣村の事件について。何でもこの事件に関しては警察も関係者も知らぬ存ぜぬの一点張りで、
さすがのいつきもお手上げらしい。だがはじめも一切口を割らず、結局事件のあらましも、
犯行の手口も、犯人や動機すらも、いつきには分からずじまいなのだった。

その後はじめ達が立ち寄った病院。その一室には付き添いのさつきと、見舞いの鳥辺野、そして
無邪気な笑顔ではじめを出迎えるベッドの上の村西がいた。彼女の身には不思議な事が起きていた。
あの時、はじめ達の目の前に雷が落ち、粉々になってしまった魔神具。村西の手にあった矛も
その時砕けてしまったのに、彼女本人は奇跡的に無傷で済んだ。そしてその後目覚めた村西からは、
事件も含め、この20年間に村であった忌まわしい記憶だけが、全てなくなっていたのだ。
はじめの脳裏には、稲妻の閃光の中を飛び去って行った、鳥のようなものの姿がよぎる。
｢…………なんか―――信じられねぇや…………！｣
ちなみに七鏡の一枚をわざと割った今日子の意図を、はじめはこう読んでいた。
おそらく今日子は志郎に鏡の暗号を解かれ、魔神具だけ持ち逃げされる事を恐れていたのだろう。
彼を自分の所に繋ぎとめておこうとして、彼女は手がかりとなる鏡を割ってしまったわけだ。
また、村西があと半年の命である事を悲しむ美雪に、鳥辺野はこれで良かったのだと語りかける。
１人で孤独な死を迎えるよりはずっといい。あの２人はやっと本当の親子として触れ合えたのだから。
｢たとえ残りわずかな命だとしても―――これから２人で過ごすかけがえのない日々を、
幸せな瞬間で埋めていけるんですから……｣
更に鳥辺野は衝撃の告白をする。銅鐸の館で焼死したと見られた女の子。あれは自分だというのだ。
女しか生まれないはずの宗像家に男ができ、呪いを恐れた鳥辺野の父が彼を女として育てたらしい。
火事の際に奇跡的に逃げ切り、以降はずっと施設で育った鳥辺野。だが彼の心からは、家族やさつき、
そして自分の呪われた血の事が離れなかった。鳥辺野は今度会った時、さつきに全てを話すという。
｢僕も永い呪縛の日々から、ようやく解き放たれた気がするから―――｣
こうして事件は一件落着かに見えた。だがはじめは気付く。今迄とんでもない事を忘れていた事に！
｢バイト代〜〜〜〜〜１円ももらってなかった〜〜！！｣
明智に今月中には車の修理代を出すと見栄を切っていたはじめは大弱り。借金しようと美雪や佐木に
泣きついてみるものの、２人の返事はつれなく、はじめの懇願は虚しく響くだけなのだった……。

(12/7〜9の分(楽屋裏スレにあり)、どなたか代理投下お願いします)

ま　た　記　憶　喪　失　エ　ン　ド　か　！

犯人が自殺ばっかりなのもアレだが…




このオチは無いだろ

さつき先輩の青パンティがナイス。
また、ズリネタが一つ増えました。
ところで、佐木はパンツをビデオに撮ってたな…。
うらやましい！

なーにさわやかにしめようとしてるんだよ！

…自殺連続で苦情でもあったのだろうか？

男の前で娘のパンツ晒す母親とかねーよ…

ぺろーん

金田一が黙ってるのはともかく、よく他の人間も黙ってようと思ったな。あんな動機で。

村西さんがトンネルに爆弾を仕掛けなければ
港屋さんはあんなひどい死に方せずに済んだはずなのに
明日香おばさまはその事について何も責めないのか

きっと明日香おばさまも金目当てか何かで
港屋さんと結婚したのに違いないな。
だから、旦那に愛情がなかったんだよ。きっと。

蘇我とか大和とかの両親はどうなるんだよ！
このマンガ犯人には優しくて被害者には血も涙もないな

コロンボの忘れられたスターみたいなオチだな

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ１】氷点下１５度の殺意　問題編１
■登場人物リスト
･尾根静香(おねしずか)…不動高校スキー部顧問
･鈴森笑美(すずもりえみ)…不動高校スキー部マネージャー２年
･赤穂晴俊(あこうはるとし)…不動高校スキー部３年
･雪岡草平(ゆきおかそうへい)…不動高校スキー部２年
･春田優子(はるたゆうこ)…不動高校スキー部女子キャプテン３年
･白峰辰貴(しらみねたつき)…不動高校スキー部３年

青森県津野スキー場。はじめと美雪は不動高校スキー教室の、たった２人の参加者としてやって来た。
コーチするのは不動高スキー部の面々。インターハイで何度も入賞経験がある強豪揃いの部らしい。
２人をホテルで出迎えてくれたのは、顧問の尾根とマネージャーの鈴森。冷たい感じでとっつき辛い
尾根とは対照的に、鈴森は風邪気味なのに明るく人懐っこい。推理物好きで一時はミス研にも
所属していた鈴森は七不思議事件でのはじめの活躍も知っており、ついつい調子に乗るはじめだった。
部員達に紹介されるはじめと美雪。赤穂はコーチ役を快く引き受ける一方、雪岡や春田は不満顔だ。
彼らは部外者の素人のために時間を割くより、大会に向けての練習を優先したいのだ。
そこに現れた白峰。部員のスキーのコンディションチェックのためミーティングに遅れたと言う彼に、
雪岡は自分のスキーには触れてくれるなと悪態をつく。赤穂のたしなめを無視し、雪岡は続ける。
｢俺ぁゴメンだっていってんだよ！渋沢圭介の二の舞だけはよ！｣
この一言に、部員達には緊張が走った。雪岡を怒鳴りつける赤穂だが、当の渋沢は口を歪ませて笑う。
｢そーカッカすんなよ赤穂！あれは事故だったんだからさ！別に俺のせいでもなんでもないぜ｣
部内に漂う険悪な雰囲気。戸惑うはじめと美雪だが、予定通りスキー教室は始まる。

その前にと、赤穂は白峰にはじめ達のビンディング調整を頼んだ。昨シーズン右足を怪我して以来、
部員のスキー調整を専門にしているという白峰。赤穂曰く、白峰のチューンナップの腕は素晴らしく、
彼が調整するようになってから全員のタイムが上がったそうだ。その時突然驚きの声をあげた美雪。
白峰のウエアの色が青から赤へ変わっていったのだ。気温によって色が変わる新素材のウエアらしい。
合宿前日に急いで買い、今日初めて着るウエアなのだと白峰はぶっきらぼうに語るのだった。
スキー教室を終え、はじめと美雪は赤穂とホットミルクで体を温める。ここではじめは思い出した。
12月に転倒事故を起こしたスキー部のエース･渋沢の事を。彼は競技中に突如ビンディングが外れ、
そのままコース外の大木に激突。２ヶ月たった今も意識は戻っていないらしい。
この時渋沢のビンディングを調整したのが白峰だった。競技中にビンディングが外れるなど、
名人の白峰にしては信じられない初歩的ミスだ。雪岡はこれをワザトだと決め込んでいた。
怪我をする前は渋沢と１，２を争うほど選手だった白峰。日陰の身になった自分を置いて
昇りつめていくライバルを陥れようと、ビンディングが外れるよう故意に仕組んだというのだ。
鈴森や春田など、同様に白峰を疑う部員は多い。だがそんな中で、赤穂だけは白峰を信じていた。
｢白峰はそんなこと絶対しない！ただあいつは強情すぎんだよ！人に対しても自分に対しても……｣
その夜。はじめは鈴森にスキー部の飲み会に誘われた。未成年だからと渋い顔をしていた美雪だが、
鈴森にカタイと笑われてつい参加してしまう。そしてこの時初めて分かった美雪の酒グセの悪さ。
胸が苦しいとブラジャーを外してしまった美雪は、そのまま男達の前でシャツまで脱ごうとした！
巨乳があらわになるギリギリの所で、慌てて飲み会から美雪を連れ出したはじめ。
はじめの気も知らず美雪はそのまま寝てしまい、はじめは頭を冷やそうと外に出た。
そこではじめは雪に埋まった何かに目を留める。それは白峰のウエアだった。
明らかに人為的に隠されていたウエア。悪い予感を覚えたはじめは、白峰を探して雪の上を走る。
そして見つけた不自然な雪の山。その中には、頭から血を流したまま動かない白峰の姿が―――！！

不動高校はスポーツ系強いんかな

不動高校は文武どちらも優れた生徒が多いんだな。同じだけ事件巻き込まれ率も(ry

また不動高校か

美雪酔うとヤバいな

短編って初だね。
しかしこの高校に人間関係が平和な部活はないのか

え〜コナン化かよ

不動高死者に白峰追加…と

尾根静香先生のパンティが見たいのは私だけでしょうか？

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ１】氷点下１５度の殺意　問題編２
■被害者リスト
･白峰辰貴(しらみねたつき)…不動高校スキー部３年
■容疑者リスト
･尾根静香(おねしずか)…不動高校スキー部顧問
･鈴森笑美(すずもりえみ)…不動高校スキー部マネージャー２年
･赤穂晴俊(あこうはるとし)…不動高校スキー部３年
･雪岡草平(ゆきおかそうへい)…不動高校スキー部２年
･春田優子(はるたゆうこ)…不動高校スキー部女子キャプテン３年

捜査員としてホテルに踏み込んだ俵田刑事。彼は早速部のメンバー達の前で捜査結果を報告する。
被害者の白峰はスキー板と思われる鈍器で後頭部を殴打され気絶。その後ウエアを剥がされ雪の中に
埋められたと見られる。命に別状はなかったが、発見があと30分遅ければ助からなかったそうだ。
だが犯人は重要な証拠を残した。その１つが犯行現場を映した防犯ビデオ。そのモノクロ画面には、
ゴムカッパ姿の犯人がカバーに入ったスキー板で白峰を襲う様がはっきりと映っていた。
そしてもう１つの証拠が足跡。雪で埋まってサイズこそ判別できないものの、白峰を埋めた地点から
真っ直ぐ乾燥室の入口に向かって続いていた犯人の足跡だ。犯行に使われた血付きのスキーカバーも
ゴムガッパも、この乾燥室から自由に持ち出せる。だが凶器のスキー板は簡単に拾えるものではない。
スキーロッカーは鍵付きで、その鍵はチェックインした客にしか渡されないようになっている。
ホテル周辺にはそれらしいスキー板は捨てられていなかったし、フロントによればスキー板を
乾燥室から館内に持ち込んだ客はいない。つまり犯人は自らスキーを所有しロッカーに置ける人物、
即ちこのホテル内の人物である可能性が高いのだ。自分達の中に犯人がいる事に戦慄する部員達。
そんな中、俵田はアリバイ確認を始める。白峰襲撃の時間は10時前後。犯行所要時間は最低10分だ。
昨夜８時頃から始まったパーティーにいなかった者、アリバイのない者は誰か？

まずは春田。彼女がパーティーに参加したのは９時40分からだった。それまではナイタースキーを
していたらしい。次に鈴森。彼女は春田と入れ違いに、9時40分頃飲み会を抜ける。
その後はすぐ寝てしまったという鈴森は、自分は風邪気味で合宿初日から一度も外にでていない、
第一マネージャーなのでそもそもスキーを持っていないと訴えた。そして雪岡。
彼は９時50分から飲み会を離れ、１人ナイタースキーを楽しんでいたという。尾根は10時５分頃、
盛り上がる部員達を後にしてフロントに電話を掛けに行き、そのまま部屋に戻ったそうだ。
電話先は実家。病気の母がいると告げる、尾根の顔は暗い。最後は赤穂。彼は10時10分頃に
熱っぽさを感じて部屋に戻り、すぐ寝たと証言する。アリバイのない者は、以上の５名だ。
これだけでは犯人特定は難しいと溜息をつく俵田。どのスキー板が凶器となったのかも不明のままだ。
そしてはじめは白峰の見舞いに訪れる。彼はいつも雪質チェックのために10時頃外出し、
その事は部の全員が知っているそうだ。そして白峰は、自分が狙われた理由に見当がついていた。
｢渋沢のことだろうな……やっぱ―――…｣
渋沢の写真入りのロケットを握り締める春田。好きな人がいるからと振られても、彼女はまだ渋沢を
想い続けていた。その後彼女が落としてしまったロケットを拾った雪岡は、面白そうに笑った―――

ホテルで防犯ビデオの画面写真と現場の見取り図をチェックしていたはじめは、妙な事に気付く。
足跡を見るに、犯人はわざわざ一目につきやすい玄関前を犯行現場に選んだようなのだ。
｢まるでビデオカメラが自分を映してるのを、あらかじめ知ってたみたいだ｣
そしてスキー板の中に１本だけ血液反応の出たものが見つかる。それは赤穂のスキー板だった。
白峰と仲の良い赤穂が犯人とは思えない美雪だが、鈴森は違うようだ。彼女はドラマ仕立てに語る。
赤穂は何らかの理由で白峰に殺意を抱いていたと。10時過ぎ、パーティーを抜け出した赤穂は
ゴムガッパを着て、スキーカバーをかぶせた自分のスキー板を掴み外に出る。そしてそのまま
白峰の通りそうな所で待ち伏せしていたのだ。１人で盛り上がる彼女の口調は熱を帯びてくる。
｢やがて憎き男、白峰の赤いウエアが！！彼は後ろからそっと忍び寄ると、白峰の後頭部めがけて…｣
だがこの独演会を中断させた雪岡の笑い声。彼ははじめに春田の渋沢の写真入りロケットを渡した。
｢渋沢は女にもてたからね〜〜。そのセンで犯人がいてもおかしくないかもよ―――？名探偵クン！｣
自室で思案するはじめ。そこに俵田が、白峰にかけてやったはじめのジャケットを返しに来る。
お気に入りのジャケットなのに俵田にジジムサイ色だと言われムッとするはじめ。
しかしここでひらめきが降りる。慌ててはじめが見返したのは、乾燥室の見取り図だった。
その中にあるのは、タオル用リネン置き場、スキーロッカー、手洗い場、そして普通のロッカー……。
｢そうか！わかったぞ……！犯人はこういうトリックで……！！謎はすべて解けた！！｣
ホテルの玄関前。はじめは事件の容疑者を集めていた。そう、彼らの前で犯人を明らかにするために。
｢白峰さんを襲った犯人は、この中にいるんだ！！｣

先生、固そうに見えて思いっきり飲み会容認してるね

なーんだ死んでねえのかとか思っちゃった自分は完全に毒されてるな

心が広いな俵田のオッサン
高校生の飲食をほっとくとは

飲食規制されたら困る

俵田は不動高生が関わる事件に縁があるなあ

飲酒だった・・・・

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ１】氷点下１５度の殺意　解答編
白峰を殴った｢スキー板｣の正体。それはスキーそっくりに棒状に凍らせたホテルのタオルだった。
犯人は犯行前にリネン置き場のタオルを洗い場の水で濡らし、そのまま屋外に並べて凍らせたのだ。
これにカバーをかぶせれば、誰が見ても立派なスキー板だ。犯行後はまた乾燥室のリネン置き場に
放り込んでおけば、室温でたちまち元の濡れタオルに戻り証拠隠滅ができる。だがなぜ犯人は
こんな手の込んだニセスキー板を作り、また防犯カメラにわざと映ったりしたのか？それは凶器が
｢スキー板｣であり、犯人はスキー板を持つ人物だと思わせたかったからだ。つまり犯人は―――
｢このトリックによって容疑から外れる『スキーを持っていない人物』――鈴森笑美！！キミだよ！｣
青ざめて反論する鈴森に、はじめは更に証拠を突きつける。それは白峰が事件当日初めて着たウエア。
氷点下になると青から赤に変わるウエアだ。風邪を引いていた鈴森は、合宿が始まってから一歩も
外に出ていないと言っていた。つまりウエアが赤く変わる瞬間を彼女が見る機会はなかったはず。
｢でもキミは自分の推理を話した時こう言ったよな？『憎き男白峰の“赤い”ウエア』―――ってね！｣
それでも鈴森は必死でごまかした。ウエアの色は防犯カメラの犯行シーンの写真を見て知ったのだと。
だがこれは完全に墓穴だった。防犯カメラはモノクロだ。ウエアの色など絶対に分かるはずがない。
ホテルにこもりきりのはずの鈴森が、氷点下での白峰のウエアの色を知っていた理由は１つ。
｢それはキミがあの夜、白峰さんを襲った本人だったからさ！｣
ガクリと膝を落とす鈴森。彼女は動機を問う白峰をキッと睨みつけた。実は中学の頃から
愛し合っていた鈴森と渋沢。鈴森がスキー部のマネージャーになったのも、渋沢と一緒にいるためだ。
だが彼は今や意識不明の重体。そのくせ原因である白峰は責任を感じるでもなくせせら笑っている。
｢圭介のビンディングがレース中外れたのも、あんたがワザと仕組んだせいに決まってる！
あんたなんか！あんただけは絶対許さない！！｣
白峰への恨みを叫ぶ鈴森。そんな彼女に、はじめは電話を差し出した。ついさっきフロントに
かかってきた電話。その相手は意識を取り戻した渋沢だった。恋人の回復に感激の涙を流す鈴森。

そして渋沢は、自分の代わりに白峰に謝っておくよう鈴森に頼んだ。ビンディングが外れたのは、
競技直前に自分がビンディングを締め直したせいだというのだ。衝撃の事実に目が点の部員達。
こちらの事態を全く知らない渋沢は呑気に笑うが、マヌケな勘違いで人を殺しかけた鈴森は顔面蒼白。
怒りの炎を燃やす白峰は、鬼のような形相で鈴森に迫る！だが彼は電話を奪っただけだった。
ホテル全体が震えるほどの大声で渋沢を怒鳴りつける白峰。渋沢のスキー調整には特に細心の注意を
払っていた白峰は、それを勝手にいじった渋沢に大激怒だ。平謝りで二度としないと約束する渋沢。
｢だからまた俺のスキーびしっと調整してくれよ！お前のチューンナップでないと調子出ないんだ！｣
この時鈴森は、口の悪い白峰の目から涙がこぼれるのを見た。そして赤穂も白峰をフォローする。
｢鈴森！別に白峰も悪気があってあんなこと言ってたんじゃないんだよ。ただ…あいつ渋沢の
スキーの調整は完璧に仕上げてる自身があったからさ―――あの事故が自分のせいだとは
口が裂けても言えなかったけど、あいつなりに渋沢のことは心配してたんだよ―――――…｣
不器用な白峰の本音を知り、黙り込む鈴森。彼女は駆けつけて来た俵田に、全てを自供しようとした。
だがこれに待ったをかけた白峰は、自分は殴られたのでなく、転んで頭を打っただけだと
供述を一転させた。犯行ビデオの事もあり、全く納得行かない俵田だが、はじめも白峰の味方をする。
｢まーいーじゃないの！ケガした本人があー言ってんだし♥｣
そのまま俵田をホテルへと追い返すはじめ。事態が飲み込めない鈴森に、白峰は乱暴に答える。
｢別にお前のためじゃねーよ！鈴森！せっかくオリンピックの期待がかかってるエースが
復帰してくるのに、こんなつまんねぇゴタゴタですべて台無しにされちゃたまんねーからよ！｣
他の部員４人も、彼の気持ちを尊重したようだ。こうしてこの事件は｢事件｣にならずに解決した。
今スキー部には、復帰してオリンピックに向けての練習を再開した渋沢、チューナーの白峰、
そしてマネージャーの鈴森が、かつてのように仲良く顔を揃えている―――

白峰の心の広さは異常

一度自分を殺そうとした人間と仲良く…
つか鈴森は普通部活やめるだろ

なんだこの茶番ｗｗｗ

白峰は真の漢

悪態をつきながら涙をこぼす白峰かっこいいね

白峰良い奴すぎだが鈴森はクズの見本だな。
まあ高校生のガキの脳みそなんてこの程度かも知れんが。

あの写真が撮られるまでに紆余曲折あったと思えば良いさ

うちの高校で殺人未遂なんて日常茶飯事。みんな気にしてないですよ
by不動高生

白峰はこの件で鈴森を脅してちょめちょめ

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ２】誰が女神を殺したか？　問題編１
■登場人物リスト
･神津さやか(かみづさやか)…不動高校美術部２年
･轟美和子(とどろきみわこ)…不動高校美術部３年
･山吹薫子(やまぶきかおるこ)…不動高校美術部３年
･汐見初音(しおみはつね)…不動高校美術部副部長３年
･芝里丈治(しばさとじょうじ)…不動高校美術部２年
･瀬名光一(せなこういち)…不動高校美術部部長３年
･中津川賢人(なかつがわけんと)…不動高校美術部顧問

自分のビデオ映像に偶然映った美少女に一目惚れした佐木。名も知らぬ彼女の事を想うと
何も手に付かないとはじめに泣きついてきた。可愛い後輩のためと、力になる事を約束するはじめ。
｢まっかせなさーい！お前の『恋のビーナス捜索願い』引き受けたぜ！ジッチャンの名にかけて！！｣
10日後。はじめは気晴らしにと佐木を高校の創立祭に呼ぶ。まずは適当に面白そうな所に入ろうと、
はじめが選んだのは｢完全犯罪トリッククラブ｣なる謎のクラブの部屋。中で待ち構えていたのは、
前髪パワーがさらにアップした朝基と、七不思議でおなじみのミス研の先輩･真壁誠だった！
｢我々は共通の大いなる目的のために、一時手を組んだのだ！金田一！キサマにぜ〜〜〜ったい
解けないトリックを作って、二度と立ち直れない大ハジをかかせるためになっ！！｣
妖怪の如く不気味に笑ううっとおしい２人。お化け屋敷でもやった方が流行りそうだとはじめは
呟く。そして人間を捨て全身ワカメと化した真壁の姿に、物陰からそっと溜息をつく鷹島であった。
徹夜で密室トリックを考えたと訴えるバカ２人を無視し、さっさと部屋を後にしたはじめ。
千家のタコ焼き屋台に寄った後、次にはじめが佐木を連れて入ったのは｢占い･霊の館｣。
占い師はいきなりはじめと佐木の名を当てたかと思うと、佐木の想い人にはいずれ会えると告げる。
だが同時に不吉な暗示も出ていると、水晶を見つめる占い師はクスリと笑った。
｢『霊』があたしに言ってるわ………。『女神様』には…………気をつけろって！｣
その正体は首吊り学園の霊感少女･森宇多子。なぜ他校生徒のはずの森がここに！？
とりあえず関わり合いになりたくないはじめは、佐木を引きずって占いの館を飛び出すのだった。

やがて着いた美雪の待つ美術部の喫茶店。この時水を運んできた女生徒の顔に我が目を疑う佐木。
彼女こそ、自分が恋い焦がれる女神だったからだ。名前は神津さやか。おっとりした美雪の幼友達だ。
佐木を驚かそうとしてこの不意打ちの出会いを仕掛けたはじめ。実はビデオ画像を見た時から、
とっくに彼女の正体を知っていたのだ。４時から部の交代式があると語る、美術部次期部長のさやか。
そんな彼女を怒鳴りつける者がいた。３年の轟だ。彼女は美術部を仕切る｢三女神｣の１人だという。
｢三女神｣とは、よくコンクールで入選する３年の女子３人の呼び名。そのうちの１人･山吹は、
丁度芝里と揉めている最中だ。上の方に飾ってある自分の絵に山吹が傷を付けたと主張する芝里に、
傷に見えるのは絵筆の跡だと言い張る山吹。この２人の喧嘩を中断させたのは汐見だ。
そして女３人の迫力で影が薄いかと思いきや、現部長の瀬名もなかなかの変人で、
意味不明で奇怪な自作の石膏像のバランスが気に食わないと、糸ノコを動かし続けている。
どうやらこの部で最も影が薄いのは、顧問の中津川のようである。
その後の５時半。交代式を終えたさやかは、はじめ、美雪、そして佐木の待つ校門に姿を見せる。
４人で寄り道をするうちに、最初は緊張していた佐木もしだいにさやかと打ち解けてきたようだ。
だがその帰り、さやかの家の前には思わぬ人物が立っていた。剣持だ。彼の報告にはじめ達は驚く。
美術準備室で中津川が石膏像で殴られ、重傷を負ったというのだ。続けて剣持は警察手帳を出す。
｢神津さやか君…中津川教諭殺害未遂の重要参考人とし―――これから署まで御同行願いたい！｣

ま た 不 動 高 校 か

所々にどっかで見たことのある人達がいるｗｗｗ

とりあえず真壁の後ろでため息ついてる鷹島が地味かわいい

なぜ森ちゃんが

さとうふみやのお気に入りなんじゃないか
おまけマンガにも出てきたし

さくらの遺影は泣ける…

また犯人なの？

短編は人が死なないな

早く警察を呼べ！
高遠がいるぞ！

岡崎と平嶋は付き合い始めたのか








…で、陣馬は？

草薙のばーさんまで出たというのに陣馬ときたら

千家、また登場か。今度、長編にも再登場してほしいな。金田一の相棒みたいな感じに

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ２】誰が女神を殺したか？　問題編２
■被害者リスト
･中津川賢人(なかつがわけんと)…不動高校美術部顧問
■容疑者リスト
･神津さやか(かみづさやか)…不動高校美術部２年
･轟美和子(とどろきみわこ)…不動高校美術部３年
･山吹薫子(やまぶきかおるこ)…不動高校美術部３年
･汐見初音(しおみはつね)…不動高校美術部副部長３年
･芝里丈治(しばさとじょうじ)…不動高校美術部２年
･瀬名光一(せなこういち)…不動高校美術部部長３年

｢さあ！はっきり説明してもらおうじゃありませんか！！
どうしてさやかさんが犯人扱いされなきゃならないのか！｣
取調室に佐木の大声が響く。剣持の知り合いという事で、特別にはじめと一緒にさやかの取調べに
付き添っているのだ。中津川が発見されたのは６時半頃。美術室で全ての石膏像が壊されているのを
見つけた警備員が、慌てて美術準備室のカギを開けてみると、中では後頭部を殴られた中津川が倒れ、
彼の周りには凶器と思われるビーナスの石膏像の破片が飛び散っていたという。
さやかが容疑者とされたのは準備室のカギの持ち主だからだ。創立祭後、交代式があった４時半から、
カギは彼女が引き継いでいる。スペアキーは警備員のロッカーの中と、中津川のポケットの中の２つ。
勿論警備員のアリバイは完璧だ。そして犯行時刻がカギの引き継ぎ前である可能性を剣持は否定する。
確かに３時の大掃除から４時半の交代式までなら、カギは誰でも使える場所にあった。
だが交代式後、卒業アルバムのため写真部が５時に撮った写真には、凶器となったビーナス像も含め、
石膏像が全て無傷で揃っているのだ。プリアドネとビーナスが２体ずつ、ブルータス、アポロ、
ゲオルギウスが１体ずつの、計７体全てがである。この時点でビーナスがまだ２つあるという事は、
犯行時刻は写真撮影後の５時以降だと考えられる。つまり４時半から準備室のカギの持ち主となり、
５時半までアリバイのないさやかしか、殴り倒した中津川を準備室に閉じ込める事はできないのだ。
確かに剣持の話にはスジが通っているものの、はじめはこの状況にどこか作り物臭さを感じていた。
｢この事件の謎は俺が解いてみせるぜ！！ジッチャンの名にかけて！！｣

さっそく美術室を調査するはじめ。床には粉々にされた石膏像の残骸がそこかしこに散らばっていた。
次に犯行現場の準備室。はじめは凶器となったビーナス像と、美術室の他の像の壊れ方の違いに
着目する。凶器のビーナス像が原型を留めているのに対し、美術室の像は元の形が分からないほど
念入りに壊されているのだ。またこの時準備室の床で発見された、薄く小さいガラス片。
交代式前に大掃除をしたため、こんな目に付くカケラは残っていないはずだとさやかは不思議がる。
更にはじめは中津川の描きかけのビーナスの絵も見つけた。これはあのビーナス像がモチーフらしい。
ここでも首をひねるさやか。大掃除の時、ビーナス像の１体は準備室に置いてあるのを見かけたのに、
あの写真では美術室の棚に戻っていたからだ。一体誰が、描きかけのモチーフを片付けたのか……？
病院の中津川は、事件の記憶がないと証言する。彼は何かを隠しているようにはじめには思えた。
後は部員達の尋問だ。女性陣が不満げな一方、瀬戸は天井近くに飾られた自分の絵を気にしていた。
その絵の絵の具がひび割れている事を指摘する汐見。彼女は芝里以上に視力には自信があるのだ。
そして始まる尋問。瀬名は３時から４時まで創立祭の後片付けをし、４時半の交代式までは図書室で
調べ物をしていたそうだ。図書室にいた時と、下校後のアリバイはない。山吹は３時から４時半まで
学校におらず、その間のアリバイはない。だが交代式後は６時半までちゃんとアリバイがあるようだ。
３時から４時の間は掃除をしていた芝里。彼は４時半まで教室で友達としゃべっており、
式後は７時からの｢キンダイチ｣のアニメを見るため吹っ飛んで帰ったという。
汐見は４時に掃除が終わってから一旦帰宅し、４時半にまた学校に来たそうだ。式後は友人と遊んで
家に帰ったのは７時。１人暮らしという彼女は、はじめに時間を聞くとさっさと家に戻ってしまった。
最後は轟。彼女は４時半までのアリバイはあるものの、式後は全くアリバイがないようだ。
さやかが一番怪しまれている事を知っていた轟は、尋問の終わりに意味深な言葉を残す。
｢もしあの子が本当の犯人なら―――あたし……絶対許さないわ……！！｣

尋問内容を整理するはじめ。この時ふと、ある妙な事に気付き、慌てて剣持の下へと向かう。
そこで石膏の破片に混じっていたガラスのカケラの正体を聞いたはじめは、犯人を確信した！
さらにはじめは美術室の糸ノコをチェックし、美術室で行われた犯人のトリックも見抜く。
｢謎はすべて解けた！！｣
早朝、はじめに呼び出された美術部員達は、美術室の中の様子に驚く。
壊されていた石膏像７体が、全て元に戻っていたのだ。戸惑う彼らに、はじめは告げる。
｢中津川先生に重傷を負わせ、神津さやかに罪を着せようとした犯人は―――この中にいる！！｣

部の交代式って普通顧問も出るもんじゃないの

また首吊り学園パターンじゃないの？
絵のモデルの人が犯人で
体の関係があったから先生も犯人を告発できないと

それだと犯人は女子生徒ってことになるな
でも中津川先生がｱｯｰの可能性もあるか絵は無関係で

とりあえず瀬名は違うな
変な奴は犯人じゃない法則はガチ

小野寺は変な奴だった気がする

檜山もな

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ２】誰が女神を殺したか？　解答編
犯人はあるトリックを使って、さやかに罪を着せようとした。はじめが語る事件のあらまし。
まずあの日、中津川が襲われたのは、美術部準備室のカギを誰でも使えた４時から４時半の間、
つまり大掃除終了から交代式開始までの30分の間だった。おそらく犯人は衝動的な怒りに駆られ、
その場にあったビーナス像で中津川を殴りつけたのだろう。しかし、ならばなぜ５時に写真部が
撮った美術室の写真には、凶器のビーナス像が２体ともちゃんと並んでいたのか？
ここではじめは意外な真相を告げる。実はこの｢２体｣のビーナス像は、本当は１体しかなかった。
１体のビーナス像を糸ノコでタテ切りにし、それぞれを横向きに置いておけば、まるでビーナス像が
２体あるように見せられるのだ。こうすれば犯行時刻を交代式の後だと思わせる事ができ、
さやかに容疑をなすり付けられる。はじめがこの事に気付いたのは、美術室の糸ノコを見た時だった。
創立祭で瀬名が使っていたため、糸ノコには沢山の切りクズが憑いているはず。
なのに今はじめが持っている糸ノコは、まるで洗ったかのようにきれいだ。使い古しの糸ノコを
わざわざ洗うなど不自然だ。もしや犯人が、何かのトリックにこの糸ノコを使ったのではないか？
そう考えた事が、はじめをこの偽装トリックに導いたのだ。
美術室の像が念入りに壊されていたのも、ビーナス像を切った跡を隠滅するため。
しかし肝心の犯人は？ここではじめは小さなガラス片を示す。これは犯人が犯行時に落とした物だ。
その正体はハードコンタクトレンズ。つまり犯人は近眼の者―――はじめは言い切る。
｢中津川先生に大ケガを負わせ、神津に罪をなすりつけようとした犯人は、あんただよ！汐見初音！｣

これに他の部員達は驚く。彼らは汐見が近視だという事を知らなかった。彼女は人前では常に
コンタクトだったからだ。犯人に名指しされた汐見は笑顔を繕い、今日だけたまたまコンタクトを
家に忘れたのだと言い訳する。だがはじめは、昨日の尋問の時の事を汐見に思い出させる。
尋問後、彼女ははじめに時間を聞いた。もしコンタクトをしていれば、そんな必要はなかったはずだ。
なぜならあの時はじめのすぐ後ろには、デジタル時計があったからだ。
２ｍちょっと先の時計に気付かない程、あの時の汐見の視力は悪かった。なのに彼女は尋問前、
瀬名の絵のヒビが見えたフリをして視力の良さをアピールしていた。なぜそんな真似をしたのか？
それはコンタクトを落としてしまったという事実を、人に知られたくなかったため。
｢なにしろあんたがコンタクトを落とした場所は、先生を殴り倒した犯行現場だったんだからね！！｣
致命的な証拠に、唇をかむ汐見。部員達に理由を問われ、彼女は忌々しげに口を開く。
｢あの人が……あたしを裏切ったからよ！あたしを裏切って―――さやかに乗り換えたからよッ！｣
そう、汐見は２年の時から、中津川と付き合っていたのだ。そして彼女は４日前に見てしまった。
中津川とさやかの２人が、宝石店に入っていくのを。だが初めは汐見も殺意までは抱かなかった。
あの日中津川から準備室に呼び出された時も、彼女はきれいに別れるつもりだったという。
しかし中津川の描きかけの美しいビーナスの絵がさやかに似ていると気付いた途端、
頭が真っ白になってしまった汐見は、思わずそばにあったビーナス像で中津川を殴りつけていたのだ。
この時突然吐き気を催す汐見。はじめのまさかの予感は当たる。
｢そ……そうよ…！あ……あたしのおなかの中には、先生の子供がいるのよ…！｣

衝撃の展開に絶句する一同。何日も前に妊娠を打ち明けたのに、中津川からは何の反応もなかったと
汐見は泣きじゃくる。その上さやかという新たな女の存在を知り、彼女の心は限界に来ていたのだ。
だがこの時、思わぬ人物が息を切らして現れた。病院を抜け出して来た中津川だ。
汐見を苦しめてしまった事を詫びる中津川。あの日彼女を準備室に呼んだのは別れ話のためでなく、
ある物を渡すためだったと彼は明かした。そして中津川が汐見に差し出したのは、婚約指環。
さやかはこの手のものに疎い中津川にアドバイスするために、一緒に宝石店に入っただけだったのだ。
｢卒業してからでかまわない…。ぼ……僕と結婚してくれないか…。
僕にとってのビーナスは……生涯………君ひとりだから………！｣
心からのプロポーズ。中津川の本心を知った汐見は、彼の胸の中で謝りながら泣き続ける。
これは不起訴確実だと笑うはじめに、剣持も仕方ないとあきらめ顔なのだった。
その後、佐木は美術部に入った。そして愛するさやかの肖像画を描いたという。
タイトルは｢我が心のビーナス･神津さやか｣！しかしそこにはピカソの出来損ないのような
不気味な女の絵が……。嫌がらせのような出来に言葉を失うはじめと美雪。
こんな絵を嬉しそうにさやかに贈ろうとする佐木を、２人は必死で止めるのだった……。

＞頭が真っ白になってしまった汐見は、思わずそばにあったビーナス像で中津川を殴りつけていたのだ。

＞あの日彼女を準備室に呼んだのは別れ話のためでなく、
＞ある物を渡すためだったと彼は明かした。そして中津川が汐見に差し出したのは、婚約指環。

ねーよｗｗ

不動高校終わりすぎてむしろﾊｼﾞﾏﾀ

全く事実確認もせず勝手に勘違いして絵がどーのと妄想膨らませ
いきなり石像で頭殴ってきて罪を逃れるためにちゃっかりアリバイ工作まで
しちゃうような女絶対ゴメンなんだが

こんなんと結婚したらちょっと帰りが遅くなるだけで殺されそうだ

「卒業してからでいいから結婚」してくれって
その前に中津川教師続けられるのか？
山吹あたりがいいふらしそうだが･･･････
またそこは金田一が校長&PTA会長の写真で２人を脅すのかな

先生が事件仕組んでたんじゃね？
殺しかけてしまったという負い目がある以上、
汐見はもう先生と別れる事ができない。

風祭×詩織
猿彦×紫乃
檜山×森下
須賀×緑
宗像×村西　←これはマジで有り得ない
中津川×汐見


金田一世界の住人は結婚前に孕み孕ませやりたい放題だな
コンドームの売り上げが心配

>360
今日子乙

卒業してからでいいから→卒業するまでに何とか再就職するから

>>360
最終回で一が死んで美雪に･･････
とかありそうだな

ねーなｗ

【明智ＦＩＬＥ１】証言パズル　問題編
■被害者リスト
･江熊忠夫(えぐまただお)…都内の金融業者
■容疑者リスト
･住吉慎吾(すみよししんご)…警視庁捜査１課
･鹿沢直美(しかざわなおみ)…不動山学院高校２年
･能代乙彦(のしろおとひこ)…サラリーマン
･国東隆介(くにとうりゅうすけ)…フリーター
･八木清(やぎきよし)…不動山電鉄車掌
･金子善勝(かねこよしかつ)…不動山電鉄運転士

ある日、とある監獄を訪れた明智と剣持。罪人達の恨み言や罵声が飛び交う薄暗い通路の一番奥に、
彼らを待つ男がいた。彼は肘掛け椅子に腰を落ち着け、微笑をたたえて明智らを迎える。
｢やあ！よく来てくれたね…。警視庁きってのエリート警視･明智健悟！｣
明智もフッと笑みを返す。
｢―――こんなところで『羊たちの沈黙』ごっこですか？ずいぶん余裕があるんですねぇ、金田一君！｣
しばらく続く沈黙。明智が帰ろうと背を向けた途端、はじめは一転、情けなく泣きわめいて自分の
無実を訴えた。昨日の夜、双子山遊園地駅から不動山行きの快速の中で居眠りをしていたはじめ。
そして女の悲鳴で目を覚ますと、目の前の通路に血を流した男が倒れていたのだ！あの時３両目には
はじめと死んだ男しかおらず、はじめは乗り合わせた刑事に速攻で逮捕されてしまった。
だが自分の手で犯人を捕まえたいというはじめの申し出を、明智はキッパリ退ける。殺人容疑者を
拘置所から出すわけにはいかない。そのかわり自分がはじめの無実を証明してあげようというのだ。
｢そう！それこそ……名探偵と呼ばれた、君のおじいさまの名にかけてもいいですよ？｣
妙にカッコつけたポーズを決める明智。決め台詞を奪われ、檻の向こうで怒り狂うはじめであった。

問題の電車は双子山遊園地駅から発ち、起川、五品、からすヶ丘と停車したあと不動山駅に到着する。
死体発見は五品駅からからすヶ丘駅へ向かう途中。被害者の江熊は傘の鋭い先端で延髄を一突きされ、
即死状態だったという。カサには江熊の指紋しかなく、その持ち主は江熊である事が確認されている。
江熊は常に帽子とコートを着込む風変わりな格好と、あくどい守銭奴ぶりで金融業界では有名だった。
ちなみに６人の証言を総合するとあの日の状況はこうだ。まず始発駅ではじめが一番後ろの３両目に、
鹿沢と住吉が２両目に、そして１両目に能代が乗り込んだ。また次の起川駅で国東、その次の
五品駅で江熊が、どちらも１両目に入る。そのままからすヶ丘へと走行中、江熊は能代の足を
踏みつけて２両目へ行き、３両目に移った時、奥の車掌室から検札に来た八木とすれ違った。
車掌の八木が２両目を通り、１両目に行った頃に今度は鹿沢が３両目に移動。１両目に入った八木が
酔って運転士に絡んでいる能代を止めようとした所で、死体を見つけた鹿島の悲鳴が響いたのだ。
ちなみに鹿島は３両目に入ってすぐ悲鳴を上げて出てきたので、犯行は不可能。また３両目に入った
江熊とすぐ入れ違いで出てきた車掌にも当然犯行は無理だと、ずっと２両目にいた住吉は語った。
これだとやはり３両目にずっといたはじめが疑わしい。頭を悩ます剣持だが、明智はすでに何かを
掴んだようである。そして電話からある報告を受けると、確信したように微笑みを浮かべる。
｢ま……あえて金田一君風に言えばこうなりますかね―――…謎はすべて解けましたよ………！｣
容疑者全員を双子山遊園地駅に集めた明智。彼は真犯人ははじめではないと、彼らの前で断言した。
｢江熊さんを殺した真犯人は、この中にいます……！！｣

金田一逮捕ｷﾀｺﾚ
おそらく来週が最終回だな

別名・金田一少年の殺人２

明智ネタまでやるとはもしかしてネタ切れ？
それとも明智ってそんなに人気あるの？

魔列車のときにこうゆうの期待したのに

にしても明智さんノリノリですな

二事件続けて冤罪っすか
勘弁してよ警察さん

【明智ＦＩＬＥ１】証言パズル　解答編
謎解きの前にはっきりとさせておく事。それはこの殺人が計画的でなく、衝動的だったという事だ。
凶器が準備されたものでなく、その場にあった江熊自身のカサであった事からもそれがわかる。
おそらく以前から憎んでいた江熊と偶然出会った犯人は、怒りに任せて彼を殺してしまったのだろう。
だが機転をきかせてはじめに罪を着せたつもりの犯人も、昨日の証言でボロを出したと明智は微笑む。
｢たったひとり矛盾した証言をした人物―――それはあなたですよ！八木清さん！｣
明智はトリックを解き明かす。まず始発の双子山遊園地から、４人の客と２人の乗務員が電車に
乗り込んだ。１両目は能代と金子、２両目は住吉と鹿沢、そして３両目にははじめと、車掌室の八木。
また次の起川駅から乗ったのは国東だけのはずだが、実はもう１人、３両目に飛び乗った者がいた。
それが江熊だ。その存在に気付いた八木は彼と口論になり、カッとなって江熊を殺害してしまう。
我に返り焦った八木は、何も知らず居眠りしているはじめに罪を着せてしまおうと思い立った。
そして五品駅に着く迄にトリックを考えたのだ。まず江熊のエンジのコートと帽子を着込んだ八木は、
３両目から五品のホームに出ると、五品駅で乗ってきたかのように１両目から再び車内に戻る。
死んだ江熊になりすました八木。彼は３両目に向かう途中に寝ている人の足を踏むなどして、
｢エンジコートの男｣の存在を印象付け、この時点で江熊はまだ生きていたと他の者達に思わせたのだ。
そして３両目に戻ると八木は大急ぎでコートと帽子を脱ぎ、そのまま素早く２両目へとＵターン。
その所要時間はたったの６秒。こうしてエンジコートの男から車掌に早変わりする事で、
八木はアリバイを手に入れたのだ。冷や汗をかきながら証拠を求める八木。
明智は余裕顔で昨日の証言の中に証拠があると告げる。
八木はあの時、｢１両目に入ると酔って居眠りをしていた男性が運転席のドアを叩いていた｣と述べた。
だがずっと３両目の車掌室にいたはずの八木が、なぜその男が今まで寝ていた事を知っていたのか？
それは自分の目で見ていたからに他ならない。コートを着込み、江熊に成りすましていたその時に。

観念した八木はこれまでの経緯を語りだす。江熊と八木の父は高校時代に仲の良かった同級生だった。
だから父は自分の会社が借金まみれになった時、善意によるものだと信じて江熊から金を借りた。
だが借金が担保額を超えた途端、江熊は掌を返して厳しい取立てを開始する。家も会社も取られ、
バラバラになってしまった家族。全てを失った父は自殺、母も後を追うように病死した。
父も母も江熊に殺されたようなもの。なのに電車の中で八木を見た江熊は、悪びれもなく言い放った。
『ますます親父に似てきやがって…！まっ…せいぜいオヤジの二の舞になるなよ……！』
あの時の江熊の虫ケラでも見たような目。あんな奴は殺されて当然だと吐き捨てる八木に、
明智は厳しい言葉を投げかける。確かに江熊は、下劣な人間であったかもしれない。
｢だが彼を殺した罪を無関係の人間に押しつけようとしたのは―――あなた自身の弱さですよ？｣
うなだれて連行されて行く八木。剣持は証言の小さな矛盾だけで犯人を見抜いた明智を褒めそやす。
だが実は明智、尋問の前から犯人の見当は付いていたという。凶器のカサの柄に被害者の指紋だけが
残っていたとの、事件の報告を聞いた時から。きょとんとする剣持に明智は一から説明する。
今回の殺人は衝動的である。だから指紋を残さない準備などしていないはず。なのに犯人の指紋が
なかったのはなぜか？それは犯人が常に手袋を身に付ける職業の人物だったからに他ならない。
｢つまり―――犯人は『車掌』―――ということになるんですよ！剣持さん！！｣
こんな事も分からないなど警官失格だという明智のイヤミたらしい言葉に、内心煮えくり返る剣持。
２人は檻の中で待ちわびているはじめの事など、すっかり忘れているのだった……。

借りた金を返さないで逆恨みする犯人
無実の人間をいつまでも拘束する警察

友人同士で金の貸し借りする時点で途方も無い馬鹿だが
返しもしないで逆恨みとか屑の極みだな。

最近動機が駄目だなぁ
原作者変わったのか？

金の貸し借りをした時点で友情は破綻する。
こんな当たり前のことに何故気がつかない？

動機がなんかリアルだな
現代人によくある(昔から？)
逆ギレ

>>376
黒死蝶（２２巻）からは小説の作者が漫画版にも関わるようになってるな
小説の作者に乗っ取られてるんじゃないか？

小説だとやっぱり電脳山荘が面白かった

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件１
■登場人物リスト
･安岡保之(やすおかやすゆき)…玲香のマネージャー
･逆井成美(さかいなるみ)…玲香専属メイク係
･鏑木葉子(かぶらぎようこ)…玲香所属プロダクション社長
･三田村圭子(みたむらけいこ)…ベテラン女優

｢ええ……そうです。私が立てたこの計画通りに行動すれば―――あなたの望みはすべてかなう｣
何者かが、誰かと電話で話をしている。自分は直接手を貸さない、ただ計画を与えるだけだと
おのれの信条を語るその人物は、相手にある｢条件｣を守る事を約束させ、電話を切った。
｢さて―――いよいよだな。めくるめくスリリングなショーの幕開けだ！｣

大盛況に終わった玲香のコンサート。出待ちでごった返すファンから玲香を守るため、
彼女に変装する身代わりバイトをしたはじめは、バレた途端に熱狂的ファンからボコボコにされる。
その後楽屋裏で傷だらけのはじめを手当てする美雪の姿が、玲香出演時代劇の監督の目に留まった。
端役の女優が急病で出られなくなったらしい。急遽代役となった美雪の色っぽい着物姿に
思わずドキリとするはじめ。スタッフ達の評判も上々だが、これが玲香には気に入らなかった。
対抗意識を燃やした彼女は、着物の裾から白いふとももを晒して男達の視線を釘付けにする。
しかしそんな玲香をひっぱたく者が。共演の三田村だ。玲香のワガママさを厳しく叱る三田村と
口答えする玲香の喧嘩で、険悪な雰囲気のスタジオに現れたのは鏑木。
すると玲香はコロリと機嫌を直して鏑木に笑顔を見せる。何でも身寄りのない玲香を、
今度鏑木が養女にしてくれるらしい。初めて母が出来ると嬉しそうに語る玲香。
はじめも美雪もそれを喜ぶが、逆井は浮かない顔だ。
｢あたしはあんまり賛成できないな…。彼女はこのプロダクションに移って日が浅いから、
まだ知らないのよ｣
結局彼女の言葉の意味が分からないまま、撮影は終わる。
そして玲香に家まで送ってもらったはじめは、その別れ際、何かひどく不吉な予感を覚えた―――
自宅マンションの地下駐車場で安岡と別れる玲香。だが突然背後から安岡のわめき声を聞き振り向く。
玲香の目の前で何者かに殴り倒される安岡。犯人と目が合い、玲香は慌ててエレベーターへと走る。
どうにか間に合ったエレベーターの中で懸命に落ち着こうとする玲香。だが開いた扉の前では、
不気味なピエロ姿の犯人が玲香を待ち構えていた。追いつめられた玲香は心の中で助けを求める。
―――金田一君―――……！！

速水玲香誘拐てまた短編かと思ったら長編かよ
それにしても玲香ちゃん壮絶な人生だな

兄貴と一緒に誘拐された挙句、親父を殺されて兄貴と生き別れ
↓
誘拐犯に育てられる
↓
芸能界入りするも、ジャーマネが実の兄貴
↓
ジャーマネが言わんでいいことを加納にバラしたために目をつけられる
↓
殺人事件に巻き込まれ容疑者扱いされる
↓
あと一歩のところでヒヒジジイに食われかける
↓
芸能界に嫌気が差して出奔
↓
兄貴が養父を殺した挙句生き別れ
↓
誘拐される←今ココ

速水玲香誘拐殺人事件って
タイトルからして玲香ちゃん殺されるのか？

金田一とかかわったばっかりに（もっと前からか？）…アイドルらしい儚い人生だったな

あんな目立つ格好でアイドルを誘拐しようとする犯人の気がしれない

>>385
…！？

佐木を思い出した

事件タイトルが安直すぎる

テスト

>>385
玲香ちゃんが人を殺すんだよ。
そしてそれをネタに誰かに脅迫され次々と殺人を犯してしまうストーリー

そろそろ準レギュラーで犯人が欲しいところだしな
コナンと差別化できるし

>>391
それ何てますみ？

むしろ義父

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件２
■登場人物リスト
･安岡保之(やすおかやすゆき)…玲香のマネージャー。鏑木の甥
･逆井成美(さかいなるみ)…玲香専属メイク係
･鏑木葉子(かぶらぎようこ)…玲香所属プロダクション社長
･三田村圭子(みたむらけいこ)…ベテラン女優
･安岡真奈美(やすおかまなみ)…鏑木プロダクションスタッフ。安岡の妻
･小渕沢英成(おぶちざわひでなり)…鏑木プロダクション社長秘書

後ろ手に縛られた玲香は見知らぬ部屋で目を覚ます。隣には同じく縛られ、うろたえる安岡が。
そこで突然焚かれたフラッシュ。ピエロの格好をした怪人が、２人の姿をカメラに収めたのだ。
｢君タチは誘拐されたんダヨ！コノ僕にネ！『道化人形』―――トデも呼んデもらおうカ……｣
ボイスチェンジャーを使ったような不気味な声で、２人をこの部屋に監禁すると告げる｢道化人形｣。
だがこれに安岡は反発した。イメージ商売のアイドルが男と同じ部屋に閉じこもっていたと知れれば、
激しいマイナスになる。その意見を尊重し、｢道化人形｣は玲香の髪を掴んで別の部屋へと連れて行く。
―――怖い……！あたしどうなっちゃうの！？助けて！金田一君…！！
その頃強引に鏑木プロに呼び出されたはじめは、玲香誘拐の事実を知り驚愕していた。
経緯を説明する小渕沢。今朝事務所に｢道化人形｣と名乗る人物の手紙が届き、玲香と安岡の
身代金として１億円を要求してきたというのだ。手紙に同封されていた怯えた顔の２人の写真。
その窓ガラスに映った禍々しいピエロこそが、玲香達を誘拐した｢道化人形｣なのだ！
そして｢道化人形｣ははじめを現金受渡し役に指名してきた。その意図を測りかねるはじめだが、
大事な友人の玲香のためには言う通りにするしかない。さっそくはじめに用意した金を見せる鏑木。

しかしこの時何かに気付いたはじめは、乱暴にその金をぶちまけた。信じられない事に、
その札束は上の１枚だけ本物であとは新聞紙の偽物だったのだ。咎められた鏑木は冷たい目で答える。
｢―――だって…もったいないじゃない｣
いくら稼ぎ頭の玲香でも１億は出せないとのたまう鏑木。養女にするとは言ったがそれとこれとは
話は別だと、彼女は冷淡に言い放った。その本性に唖然とするはじめだが、ここで救世主が現れる。
たまたま事務所を訪れた三田村が、その１億円を出そうというのだ。この意外な展開に驚くはじめ。
―――このオバサン…ドラマの共演者ってだけで１億もの大金を―――！？
間もなく鏑木の呼んだ剣持率いる警察も到着する。そしてかかって来た｢道化人形｣からの電話。
｢道化人形｣ははじめを出させると、身代金の受け渡し場所とその方法を伝えた―――
一方、監禁小屋の玲香は、自力で逃げ出そうと努力していた。だがそれに気付いた｢道化人形｣は、
玲香を殴り気絶させる。その後｢道化人形｣は、糸を繰る謎の人物と電話で話し合っていた……。
翌朝。駅には命令通りに金と花束を持つはじめの姿があった。はじめは｢道化人形｣の言葉を思い返す。
―――お前は目印としてバラの花束を持ってくるんダ！ソウ！｢血ノヨウニ紅イ薔薇｣を……。
周囲では警官達がはじめの動向を見守っている。迫る指定時間の７時。はじめの緊張は高まる。
―――……落ち着け…落ち着くんだ………！！玲香ちゃんは俺が必ず助け出す！！必ず―――！！
そして７時。すぐ横で鳴った公衆電話に出たはじめは、｢道化人形｣が突然出してきたクイズに戸惑う。
｢さっそく問題ダヨ！『親』の隣は『人』、では『中』と『小』の間はナア〜〜〜ニ？｣

金田一しか呼んでないのに当然のように一緒に事務所に来てる美雪にﾜﾗﾀ

なぞなぞなんぞ出して、おちょくっとるとしか思えんな。

三田村さんは実はツンデレ

金田一を指名は何でだ？
状況から関係者が犯人だろうけど、一がどうゆう奴なのか聞いてないのかなあ

この回の話を読んでるとなぜかデジャヴを感じる。
でもそれが何だったか全然わからん。

あれ…？道化人形ってどっかで見たような気がするんだが…。

これがデジャブってやつか？

おっさんの左隣に中村一郎がいたことにちょっとびっくり。

それにしても三田村さん、45にしちゃ綺麗だな。

しかし鏑木社長…偽装札束の為とはいえよく新聞紙を切り貼りしたな。
バラけやすくて切りそろたり、まとめたりするのはやりにくいだろうにｗ
普通のA4コピー用紙でいいだろと思うんだが…

真犯人はわからないけど黒幕はわかった！あの高遠だ！なぜなら血のように赤いバラというセリフが魔術列車でも出てきたから

>>405
だとするとわからない点がある。

黒幕が高遠だとして、電話をかけてた道化人形とやらは誰だ？
今までのパターンからいくと必ず関係者が犯人だが、関係者は全員鏑木プロの事務所にいるんだぞ。

複数犯では？安易か…

とりあえずお前らなぞなぞの答え考えようぜ。

俺としては漢字にしてみるとわかりやすいと思うんだ。

親の隣は人　→　親と言う漢字は木に立っている我が子を見ていると書く。
　　　　　　　　　　　人という字は互いが互いを支えあう様子を示している。

後はたのんだ。

安岡さんが二人いるな
兄弟か？

>>405
黒幕が奴ということは…まさか登場人物の中に犯人がいない！？

金田一「謎はすべて解けた！犯人はこの中にいない！！」
剣持「な、なんだってー？」
金田一「ああ、すっかり騙されていたよ…。
『事件が起きて容疑者が集まればその中に犯人がいる』犯人はお約束のパターンを利用した心理トリックを使ったんだ！」

こうなるのか！？

>>409
お前は何を読んでいたんだ？

>>404

―――だって…（コピー用紙が）もったいないじゃない

>>412
そいつぁいいや

>>408
普通に薬（指）じゃねーの？

つかなんで三田村さんは1億も出したんだろう。
単なるお人よし？

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件３
■登場人物リスト
･安岡保之(やすおかやすゆき)…玲香のマネージャー。鏑木の甥
･逆井成美(さかいなるみ)…玲香専属メイク係
･鏑木葉子(かぶらぎようこ)…玲香所属プロダクション社長
･三田村圭子(みたむらけいこ)…ベテラン女優
･安岡真奈美(やすおかまなみ)…鏑木プロダクションスタッフ。安岡の妻
･小渕沢英成(おぶちざわひでなり)…鏑木プロダクション社長秘書

｢中｣と｢小｣との間とは！？５分後に答えの場所に来いと言われ、ビル群の看板を見渡すはじめは、
やがて駆け出した。受渡し場所が変更されたと知り、不安げな真奈美。そんな彼女を美雪は励ます。
｢大丈夫ですよ真奈美さん。はじめちゃんならきっとなんとかしてくれます！きっと……｣
はじめが駆け込んだのは薬屋だった。親指の隣は人差し指、中指と小指の間は“薬”指だからだ。
ちょうどはじめ宛てに電話が入っていると知らせる店内放送。もちろん相手は｢道化人形｣だ。
｢道化人形｣は更に指令を出す。４キロ先のバス停から宮ノ沢高原行きのバスに乗れというのだ。
｢車内ではずっと進行方向右手ヲ見てろ！イイ景色が拝めるハズダ！｣
そのバスは１日１本と言われ、はじめは息を切らせてバス停まで走る。途中降りた遮断機をくぐり、
迫る電車をかわし、どうにか出発直前のバスに乗り込めた。ここで警察側にアクシデントが起こる。
電車をよけたはずみではじめにつけた発信機が壊れ、はじめの居場所が分からなくなったというのだ。
慌てて剣持はタクシーに乗り込むが、遮断機が降りている間にバスとの距離は開く一方だ。
―――がんばってくれよ！金田一！！人質の２人を助けられるのはお前しかいないんだ！！
犯人の命令通り、進行方向右手から目を離さないはじめ。そしてガードレールに書きなぐられた
文字を見つける。｢今すぐバスをおりろ｣と。運転手に言ったところで急に停車してくれるはずもなく、
自力でドアを開けて走るバスから飛び降りたはじめ。ガードレールの裏には新たな指令があった。
『そこの山道ヲ登ってゆくト大滝川にかかる吊り橋がアル。ソコに８時30分までに来イ……！』
時間はあと１時間。はじめは通りがかりの子供にこの事を剣持に知らせるよう頼むと、１人山に入る。

ふらつきながらもようやく峠を越え、あと下り３キロの所まで来たはじめ。疲労はもう限界に近い。
だが絶対に間に合わせると決意した矢先、はじめは足を踏み外し、河原まで滑り落ちてしまった！
その上最悪にも足に深い傷を負ってしまい、これではとても３キロの山道を歩き通せそうもない。
―――モウオワリダ……ナニモカモ―――…ごめん……！玲香ちゃん……お……俺……。
あきらめかけたはじめ。しかしこの時、脳裏に浮かんだ玲香の顔がはじめの目を覚まさせた。
―――バカヤロウ！！あきらめてどうする！俺が行かなきゃ玲香ちゃんが殺されちまうんだぞ！！
足が使えないなら頭を使えばいい。どうしたら定刻までに吊り橋にたどり着けるか……？
―――考えるんだ！お前はジッチャンの孫だろ！？
そしてはじめは、目の前を流れる川にイチかバチかの答えを見出した。
約束の５分前。既に吊り橋に着いていた剣持は、いつまでたっても来ないはじめにヤキモキしていた。
まさかはじめの身に何かが？不安に駆られる剣持。だがこの時、同行の警官が下を流れる川を示した。
剣持は思わず涙ぐむ。はじめは大木にしがみ付き、川の流れに乗ってやって来たのだ。
時間は８時半ジャスト。はじめは吊り橋の真ん中で、未だ姿を見せない｢道化人形｣に向かって叫ぶ。
｢出てこい！俺は来たぞ！！約束の金はここにある！さあ！玲香ちゃんたちを返してもらうぜ！！｣
だがここで予期せぬ事態が。吊り橋のロープが切れたのだ。崩れ出す橋。はじめ、絶体絶命の危機！！

剣持のオッサンほんといい人。

つか、現金の受け渡し方法が滅茶苦茶だな。
いくら警察を巻くためとはいえやりすぎだろ…

少年マンガに突っ込みは野暮だろうけどさ。

金田一、取引失敗で
玲香タイトル通り死亡

そんな後味の悪い展開は嫌だ。
金は奪われるてもいいから玲香はなんとか救出して欲しい。

なんかレイカちゃん普通にヒロインだな。

随分とハードだな

無茶すぎるだろ
本当に身代金欲しいのかよ

ただ金田一をいたぶって楽しんでるだけじゃね？

>>425
それだ。
犯人はあさきと真壁だ。

>>426
な、なんだってー！

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件４
■登場人物リスト
･安岡保之(やすおかやすゆき)…玲香のマネージャー。鏑木の甥
･逆井成美(さかいなるみ)…玲香専属メイク係
･鏑木葉子(かぶらぎようこ)…玲香所属プロダクション社長
･三田村圭子(みたむらけいこ)…ベテラン女優
･安岡真奈美(やすおかまなみ)…鏑木プロダクションスタッフ。安岡の妻
･小渕沢英成(おぶちざわひでなり)…鏑木プロダクション社長秘書

目覚めた時、はじめはベッドの上だった。橋から落ちた所を剣持が助け出したらしい。
だがもし現場に警察がいた所を、｢道化人形｣に見られていたとしたら？未だに犯人から連絡はない。
この取引は失敗してしまったのか……？はじめは玲香の身を思い、頭を抱える。
一方玲香は、12時のサイレンを監禁小屋の中で聞いていた。すると突然｢道化人形｣に呼ばれる。
取引が失敗したと聞かされ、青ざめる玲香と安岡。金の受渡し場所に警察が来ていた事がその理由だ。
｢アレホド警察に通報したら人質はコロスと脅かしてやったのに―――！！
アノ鏑木葉子という女、お前らの命より金が大事らしいな！！｣
鏑木がそんな事をするはずがないと戸惑う玲香。だが安岡は甥として鏑木の本性はよく知っていた。
玲香を養女にするのはドル箱を逃さないため、稼げなくなったら捨てるつもりだという鏑木の本音を
聞かされ、玲香はショックを隠せない。だがそこで｢道化人形｣はある物を取り出す。銃だ。
｢君たちにもう用はナイ。恨むなら警察を呼んだ鏑木社長を恨むんダナ！｣
こわばる安岡に撃ち込まれた５発の銃弾。残りの一発は玲香に向けられ、そして銃声が響く……！

鏑木プロで事態の進展を待つはじめ達。はじめが取引に失敗してから、もう丸一日が経っている。
その時鳴った電話。電話の主･｢道化人形｣が言い放った信じ難い一言に、はじめは呆然とする。
『あの２人は昨日殺シタ―――死体はひとりは森の奥…もうひとりは近くの橋の上カラ捨てタヨ』
夫の死を知り泣き叫ぶ真奈美。彼女に責め立てられても、はじめは沈痛にうなだれたままだ。
｢全部―――俺のせいだ………！！俺のせいで…………玲香ちゃんは――――――…｣
ただただ自分のせいだと繰り返すはじめに、美雪は泣きながら抱きつく。
｢はじめちゃんは一生懸命がんばったよ！だから…もう…自分を責めないで………お願い……｣
美雪の言葉とぬくもり。それははじめに生気を与えた。まだ玲香を諦めるには早いと、はじめは誓う。
｢この目で確かめるまでは玲香ちゃんのコトあきらめない！
『道化人形』は必ずこの手で捕まえる！！ジッチャンの名にかけて！！｣
そしてはじめは犯人の電話の内容や脅迫状から、そのアジトをここから片道３時間以内で行ける
橋の架かった湖周辺だと割り出す。該当するのは山梨県河口湖。直ちに地元の警察が捜索を開始し、
はじめも剣持らとともに河口湖へと向かう。玲香の生存を心から祈るはじめ。
その時ふと、道路脇に人が倒れているのを発見した。慌てて車から降りて駆け寄るはじめ。
それはボロボロの玲香だった。いくら呼びかけても目を覚まさない玲香。まさか彼女は―――！？

さすがに死んでるだろ
ここで助かったら犯人いい人すぎ

玲香本当に踏んだりけったりな人生だったな。

これで、もし玲香が生きてたら玲香が犯人

真奈美さん、あんなに取り乱すなんて…
夫の事を心の底から愛していたんだろうな

つか、至近距離から五発も撃たれた安岡さんカワイソス
よっぽど犯人の恨みを買ってたんだろうか…

奥さんの取り乱し方や反応を見る限り、家庭では良き夫だったろうに…

>>432
流石にそれはねーべ。
もし玲香が犯人なら脅迫状と一緒に送られてきた写真は誰がとったんだよ。
ってことになる。

>>432　速水玲香誘拐殺人事件ですな！

被害者の家族でこんなに取り乱す人は金田一では珍しいよね、誘拐はキツイ…

犯人によってたらいまわしにされ、橋から落っこちて死にかけて
玲香も救えず挙句遺族に罵倒される



犯人扱いされて逃げ回るよりもキツイな

>>434
家庭では良い人でも、玲香の親父（実父じゃない方）の件もあるしな。
その昔�dでもない悪事、ないしはミスで人を殺し（死なせ）た事があるかもしれん。


というわけで今回の犯人死亡フラグに

・安岡の奥さんが仇討ちの為の武器等を忍ばせていないか

を追加

これは玲香記憶喪失フラグ

5発も弾丸ぶち込むってこた、やはり最初から安岡殺すことが
目的で、身代金は目当てじゃなかったのかな
そう考えればあまりにも無茶な受け渡し条件も頷ける

>>440
それなら普通に事故に見せかけるなりで殺せそうな。
誘拐のほうがリスク高くないか？動機は隠せるけど。

俺、犯人わかっちまった。

俺もわかった。

俺もわかった
玲香ちゃん

>>444
>>435

>>445
もち共犯者。
玲香には共犯者がいて
共謀して安岡を殺す計画を立てたのではないか

共犯者は小城か

流石に行方不明者を犯人として出したらオイラ怒っちゃうぞう

そもそも玲香が生きているって保障はどこにもない。

玲香は生きてるだろ。
これで死んだら欝すぎるｗｗｗ

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件５
■被害者リスト
･安岡保之(やすおかやすゆき)…玲香のマネージャー。鏑木の甥
■容疑者リスト
･逆井成美(さかいなるみ)…玲香専属メイク係
･鏑木葉子(かぶらぎようこ)…玲香所属プロダクション社長
･三田村圭子(みたむらけいこ)…ベテラン女優
･安岡真奈美(やすおかまなみ)…鏑木プロダクションスタッフ。安岡の妻
･小渕沢英成(おぶちざわひでなり)…鏑木プロダクション社長秘書

幸い玲香の命に別状はなく、病院で胸を撫で下ろすはじめ達。これもはじめのおかげだと美雪は笑う。
｢だってあんなにがんばったんだもの！きっとはじめちゃんの想いが天に通じたんだわ｣
ちょうど現れた三田村もはじめの奮闘を称える。彼女は差し入れにと手作りのおにぎりを持ってきた。
その時響いた悲鳴。意識を取り戻した玲香は、自分が助かったと知りようやく安堵の表情を見せる。
玲香の無事を確認するとすぐに立ち去った三田村。そんな彼女特製のおにぎりを美雪は玲香に勧める。
三田村の故郷･博多から取り寄せた明太子入りおにぎり。それを一口食べた玲香は、ぽつりと呟く。
｢……うまか…｣
その後玲香はあの時の状況を語る。玲香を外した銃弾。そこで｢道化人形｣は台尻で思い切り玲香を
殴りつけた。そこから先は何も覚えていないという。おそらくそのまま犯人に放置されていた玲香が、
無意識の内に助かろうと自力で山荘を抜け出し山をさ迷っていたのだろうと剣持は考える。
怖かったろうと労わる剣持に、強がってみせる玲香。これを見ていた美雪は剣持を連れ席を外した。
｢玲香ちゃん、今日だけ特別よ！｣
今、病室にははじめと玲香だけ。その途端、玲香の目からは涙があふれ出てきた。
｢怖かった………。本当に殺されるかと思った……｣
思わずはじめに抱きつく玲香。その時はじめが自分のために負った傷を見つけた玲香は、
何度もはじめに謝った後、最後に｢ありがとう｣と一言を。ここで病室に駆けつけてきた鏑木。
その顔を見た玲香の表情は一気に曇る。玲香の生還を喜んでみせる鏑木に玲香は疑問をぶつける。
警察に通報した事、身代金を出し惜しんだ事。弁解しようとする鏑木に玲香は枕を投げつけた。
｢寄らないで！！あなたのせいで安岡さんは殺されたのよ！！もう顔も見たくない！！帰って！！｣

病院の前には今回の事件を嗅ぎつけたマスコミが大勢集まっていた。その中にはいつきの顔もある。
はじめはいつきに、この誘拐事件に関わったメンバー全員の裏の人間関係について調べるよう頼んだ。
その後安岡の銃殺体が河口湖から見つかる。夫の亡骸に取りすがり泣き叫ぶ真奈美。
一方鏑木は甥の死体を見ても顔色ひとつ変えない。これが彼女の本性なのだと、逆井ははじめに語る。
そして悲しんでいるように見える真奈美に関しても、逆井は何かを知っているようだった。
犯人のアジトも発見され、後は警察に任せておけば良い様に思われた。だがはじめは何かを感じ取る。
｢オッサン…本当にこの事件は―――営利目的の誘拐事件だったんだろうか？｣
安岡には５発も弾を撃ち込んで殺し、わざわざ湖まで捨てに行ったのに、
玲香は生死の確認もせず放っておいたのは何故か？そして玲香が養女になれば、
年商何十億という鏑木プロの社長の座も転がり込むはずだったといういつきの話も気になる。
｢もし犯人の『真の目的』が俺の想像通りなら……この事件はただの誘拐事件じゃなく―――…
狡猾な犯人の仕組んだ恐るべき“計画犯罪”なのかもしれない！｣

ウマカ？…誤植？

玲香ちゃんは博多っ娘だったのかー

少年漫画ゆえのお約束だと思っていたが、
はじめを失敗させることが目的だったのか…

結局誘拐はフェイクとなると、犯人誰だ？全員にアリバイがあるぞ…

そういえば三田村さんは何でわざわざ病院来たんだろう。

玲香が生きていたのは
やっぱり共犯説か
金田一に取引を失敗させて安岡を自然に殺す作戦で

玲香ちゃんは何て言うか、ユーモアがある。
博多の明太子って聞いたからって、わざわざ博多弁って。

犯人は安岡を殺したかったのかな？
でもそれじゃあわざわざ誘拐なんて手間かかることする必要ないような・・・

三田村さんが不自然すぎる
この人が犯人なんじゃね？

社長は次に死ぬな

>>460
不自然すぎる人が犯人だった試しが無い。

んじゃ最地味な小渕沢が犯人で

営利誘拐と見せかけて目的は、安岡殺害だろうな。

安岡って殺される理由なんだろね。
悪い人って感じしないけど。

>>465
ウゲッゲ〜〜〜ッ！僕はこんな汚いカンジが大キライなんだ！！

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件６
■被害者リスト
･安岡保之(やすおかやすゆき)…玲香のマネージャー。鏑木の甥
■容疑者リスト
･逆井成美(さかいなるみ)…玲香専属メイク係
･鏑木葉子(かぶらぎようこ)…玲香所属プロダクション社長
･三田村圭子(みたむらけいこ)…ベテラン女優
･安岡真奈美(やすおかまなみ)…鏑木プロダクションスタッフ。安岡の妻
･小渕沢英成(おぶちざわひでなり)…鏑木プロダクション社長秘書

犯人の目的が身代金ではないとはじめが考える理由。それは金の受渡し役のはじめをあちこちに
引きずり回した事だ。クイズを出したり、４キロも走らせたり、走行中のバスから降ろさせたり、
もしこれらが１つでも失敗していたら、犯人はどうするつもりだったのか？取引が中止になれば
犯人は１円の得にもならない。金目当てなら、こんな失敗しやすいやり方は選ばないはずだ。
そしてはじめは吊り橋が落ちた現場に向かう。犯人の真意を知る重要な証拠がそこにはあるらしい。
はじめが調べるのは傷んで切れたロープではなく踏み板の方だ。その踏み板にははじめが
考えていた通りの痕跡があった。この時はじめは、犯人の真の目的についてある確信を得る。
その後いつきから関係者に関する情報も入る。まず安岡だが、彼はひどい浮気性で女性トラブルが
絶えなかったという。三田村も彼と噂になった女の１人だ。密会現場をスクープされた後も、
２人は何度か隠れて会っていたらしい。妻の真奈美も夫の女癖の悪さは知っていたようだが、
タレント時代に暴漢に襲われドン底状態の時に彼に救われた恩があるため、黙って耐えていたようだ。
さらに安岡は１年前、鏑木プロの株を買い占めて会社乗っ取りまで画策した事があったらしい。
その後安岡は何とか事務所に残れたものの、この件で鏑木は不出来な甥に愛想を尽かしたようだ。
また逆井は身内の入院費のため金に困っており、鏑木に借金を頼んで断られた事があった。
最後の小渕沢に関しては３ヶ月前に事務所に来たばかりで、いつきもこれ以上は分からないという。

やはりこの事件はただの営利誘拐でなく、裏の筋書きがあると美雪らにはっきり伝えるはじめ。
そして犯人･｢道化人形｣は関係者の中にいるのだ。しかし安岡殺害の９月12日昼12時頃には、
関係者全員が鏑木プロの事務所にいた。殺害現場の山荘までは高速を使っても片道３時間はかかる。
だがあの日朝６時から午後３時頃までは誰も事務所を出ていない、つまり全員にアリバイがあるのだ。
それでもはじめには既に犯人の正体も、この事件を計画した目的も見当がついている。
｢何か方法があるんだよ！数百キロの距離を一瞬でゼロにしてしまう、悪魔の業のようなトリックが！｣
はじめは早速玲香から詳しい話を聞く。安岡の死亡時刻を証言したのは彼女だからだ。
玲香はサイレンの音でその時刻が12時だと分かった。その時隣の部屋にいた殺害直前の安岡が、
壁越しにその日の取引についての話をしてきたという。尋問後、はじめはふと玲香の靴が気になった。
誘拐された時に履いていて、泥だらけだった靴。なのに磨いてみると、傷ひとつ付いていないのだ。
その後はじめは、サイレンの鳴る時間は細工できない事を確認する。やはり安岡が殺されたのは、
あの日の12時なのか？ならば９月12日の12時、東京にいた犯人にどうやって犯行ができたのか？
行き詰るはじめを励ます剣持。その顔の無精ヒゲはいつの間にか伸びきっていた。
そしてそれがはじめのヒントとなる。はじめが急遽調べたのは、犯人が安岡にヒゲを剃るよう
渡した電気カミソリ。中のヒゲを虫眼鏡で観察したはじめは、犯人のトリックをついに見破った。
犯人がはじめを引きずり回した事、安岡の死体だけ湖に捨てた事、玲香の靴がきれいだった事、
そしてこの電気カミソリの事―――これらが全て１つにつながったのだ。
｢謎はすべて解けた！！｣
鏑木プロに集められた関係者達。訝る彼らに、はじめは今回の事件が巧妙な計画犯罪だと断言する。
｢玲香ちゃんたちを誘拐し安岡さんを殺した犯人…『道化人形』は―――この中にいる！！｣

もう全部わかったのか…今回はちとはやいな。

展開早くね？

結局死んだの一人だけ！？

ものっそい濃い動機があるんじゃないか

とりあえず鏑木と逆井はなさそうだな。

鏑木にしてみればこんなことしなくても甥を切り捨てることなんか容易いし
逆井は金欲しければもっと確実な方法あるだろ

もし玲香犯人だったら、実は三田村さんが玲香の母だったという展開になって玲香がすべてを自白した後二人で心中しそうな予感…異人館村や黒死蝶と被るけど

ねーよｗｗｗ

ひげそりの中に犯人を
しめすＤＮＡが？

>>476
虫眼鏡でどうやって！！

ああ、犯人じゃない方の犯人がわかってしまった。

そういえば二人組だっけ
電話で指示出してたほうってこと？

>>478
どういうこと？？

安岡を殺すのが目的で、玲香ちゃんのことは最初から殺すつもりなかった。
5発も打って水に沈め確実に息の根を止めたのに対して
かたや殴って道に放置しただけ。
安岡が死んで得するのは、
今のところ明らかになっている背景だと鏑木・真奈美・三田村の3人。
逆に接点が明らかにされていない玲香ちゃん・逆井・小渕沢が怪しいともいえる。
つまり人類は滅亡する

>>478少なくとも自分は1･2話を読んで、この事件を計画した黒幕は高遠だと思った。実行犯は玲香かと思ったけどなんか違うって感じになってきた

玲香が犯人

今更高遠？
やつも安岡に怨みがあるのか？
高遠だったら玲香ちゃんと共犯で成立するが

>>481
キバヤシさん、自重してください。


犯人は分からんけど、自分も黒幕は高遠だと思う。
薔薇とか人形とかいかにも高遠っぽいし、最初の方で電話しながら操ってたのって魔術列車冒頭のあの操り人形じゃない？

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件７
謎解きの前に、はじめはある驚くべき事実を明かす。それは殺された安岡が共犯者であった事だ。
この事件は｢道化人形｣と安岡２人が仕組んだ狂言誘拐だった。目的は玲香の養子縁組をぶち壊す事。
鏑木のただ１人の親戚として鏑木プロとその財産を継ぐつもりでいた安岡。だが縁組が成立すれば、
それらは全て玲香のものになってしまうと彼は焦った。自分の仕業と気付かれず養子縁組を壊す方法、
それが今回の狂言誘拐だ。鏑木のがめつさを承知済みの安岡の計画では、１億を出し惜しんだ鏑木が
作ったニセの札束を玲香に見せつけ、玲香自身が養女の話を蹴るように仕向けるつもりだった。
だがここで起きた予想外の出来事。偶然事情を知った三田村が、本当に１億を用意してしまったのだ。
そこで計画は変更される。はじめが身代金を運ぶ途中で失敗するよう仕組んだのだ。
犯人がわざと厳しい条件を出してはじめを引きずり回したのは、この取引を失敗させるためだった。
計画は成功し、はじめは吊り橋から落ちて取引は中止。鏑木が警察を呼んだ事を玲香に教える事で、
鏑木への不信感を生じさせる事もできた。うまくいったとほくそ笑む安岡。だがここで彼自身にも
思いもよらぬ展開が待っていた。共犯者に裏切られ、ピストルで撃ち殺されてしまったのだ。
おそらく犯人は最初から安岡を殺そうとして、この狂言誘拐を利用したのだろう。これは計画殺人だ。
｢そしてこの『共犯者』こそ、この事件の真犯人―――『道化人形』なんだ！！｣
はじめは告げる。犯人はボロを出したと。犯人から｢人質は殺した｣と告げられたその直後、
犯人しか知らない｢事実｣を口走った者がいる。はじめはその人物の前へと一歩足を踏み出した。
｢それは…殺された安岡保之の妻…安岡真奈美！あんただ！！｣

真奈美はあの時、はじめが橋の踏み板を外して落ちたと言った。だがなぜ、橋から落ちた理由まで
知っていたのか？真奈美はうろたえながらも、警察の話をたまたま耳に入れたのだと白を切る。
だが今の言葉こそが、完全な墓穴だった。なぜならはじめが落ちたのは踏み板が外れたからでなく、
古くなった吊り橋のロープがはじめの重さで切れたためだったからだ。はじめは橋の落ちた現場で、
人為的に切れ込みが入った踏み板を見つけていた。これこそ取引が失敗するよう真奈美が仕掛けた罠。
取引当日、はじめが橋から落ちたと聞いた真奈美は、仕掛けがうまく働いたと思い込んだのだろう。
そしてつい｢踏み板が外れた｣と口走ってしまったのだ。あの時点で仕掛けの事を知る者はいないはず。
｢―――そう…罠を仕掛けた本人―――『道化人形』を除いてはね！！｣
反論できずに立ち尽くす真奈美。そんな彼女の姿に舌打ちする者がいた。
―――バカが！こんなつまらないミスで、私の授けた芸術的犯罪にキズをつけてくれるとは……！
しかしまだアリバイトリックの謎が残っている。安岡が殺された12日の12時頃、真奈美を含めた
全員が事務所にいたはずでは？それでは何百キロも離れた安岡を殺せたはずがない。
強気な態度を取り戻す真奈美。だがはじめはすでにそのアリバイトリックも崩しきっていた。
｢これから解き明かしてみせよう！そのトリックの驚くべきからくりをね！！｣

やっぱり黒幕は高遠か

高遠か？
だったらなぜ金田一は
真後ろにいるのに気付かないんだ？

今後の高遠の動向に注目したい↓
・その場で自分の｢芸術犯罪｣を台無しにした真奈美を殺害(またはなんかしらの危害を加える)後再逮捕か逃亡
・はじめ推理で存在(今までの素性が知れない小渕沢に整形するなどして姿を隠している？)を見破られ再逮捕か逃亡

奥さん犯人だったのか…

動機はやっぱり浮気性か？
愛しさ余って憎さ百倍とか

高遠なにやってんスか

>>490　金田一に気づいてほしくて突然マジック開始

芸術って高遠は愉快犯か、いよいよおかしくなってたんだ

最初からおかしかったと思うが…

どこが芸術的犯罪なのか

>>491
保険金目当てだったりして…

高遠があの中にいるとしたら変装か整形か
男ってあの中じゃ秘書しかいないけど・・・
三田村さんも結構背は高いからもしかしたらってこともあるかも

まあ奥さんのあのセリフはわざとらしかった

>>497
つ金田一
つ剣持

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件８
確かに真奈美には｢12日｣のアリバイがある。だが安岡が殺されたのが、本当は13日だったとしたら？
実は11日に気絶させられた玲香が目覚めたのは、12日でなく、13日の朝だった。おそらく玲香に
薬か何かを嗅がせていたのだろう。丸1日眠らせてしまう事で玲香の感覚上の時間を１日遅らせ、
12日には警察と過ごして完璧なアリバイを得た真奈美。そして翌日の13日、玲香にとっての
12日の正午に、山荘に戻って安岡を殺害したのだ。｢12日に殺された｣と証言してくれるはずの、
玲香の目の前で。だから玲香が発見されたのは、実は安岡殺害からほんの数時間しか経っていない。
玲香の格好がボロボロだったのは、一日中さ迷っていたと皆に思わせるために犯人が施した偽装だ。
安岡の死体をわざわざ湖に捨てたのも、彼の本当の死亡日時を分かりにくくするため。
こうして真奈美は玲香の記憶のタイムテーブルをずらす事で、鉄壁のアリバイを手に入れたのだ。
玲香の靴にキズひとつなかったのがその証明。もし本当に山中を一昼夜歩き回っていたなら、靴は
傷だらけになるはず。真奈美は偽装工作の際、靴に泥を塗っただけで傷を付けるのを忘れていたのだ。
だが靴にキズがないだけでは、はじめの推理するトリックが使われたという証拠にはならない。
確実な証拠をと叫ぶ真奈美に、はじめが取り出したのは犯人が安岡に渡した電気カミソリだった。
この日付誤認トリックを成立させるには、安岡にヒゲを剃らせる事がカギであった。
なぜなら彼のヒゲがそのままだった場合、13日に目覚めた玲香に２日分伸びたヒゲを晒す事になり、
玲香に時間のズレを気付かれるおそれがあったからだ。だが安岡は１日中１人でいたはずの12日も、
きちんとヒゲを剃っただろうか？そう、安岡はその日ヒゲを剃るのをサボった。
そのためヒゲソリの中には、１日分伸びたヒゲと２日分伸びたヒゲ２種類が残ってしまったのだ。
これこそ日付誤認トリックが使われた最大の証拠。安岡は13日まで生きていたのだ。
｢もう言い逃れはできないぜ―――これでもまだシラを切る気かい？真奈美さん！｣
呆然とする真奈美。彼女は突然狂ったように笑い出す。そして罪を認め、夫への怨みを語り出した。

７年前、歌手時代の真奈美にしつこく言い寄っていた安岡。只の遊び人の彼を全く相手にしなかった
真奈美だが、ある日最悪の災難に見舞われる。自宅近くに潜んでいた３人の男に襲われたのだ。
アイドル暴行の衝撃のニュースは記事になり、瞬く間に世間に広がる。連ドラの仕事やＣＭ出演の話、
それら仕事の全てを失った真奈美は失意のドン底にいた。そんな彼女を慰めたのが安岡だ。
精神的に弱りきっていた真奈美はその優しさにほだされ、そのまま結婚を承諾してしまう。
だがそれは卑劣な策略だった。半年前、真奈美は安岡が、かつて自分を襲った男に金を渡している
現場を目撃してしまう。ここで真奈美が知ってしまったおぞましい真相。あの時男達を雇って
真奈美を犯したのは、他でもない安岡自身だったのだ。許し難い真実に燃え上がる憎悪。
それからはずっと夫を地獄に叩き込む方法を考え続けていたと、真奈美は吐き捨てるように告白する。
｢そして―――…鏑木葉子！！あんたも地獄の道連れよ！！｣
突如矛先を向けられ戸惑う鏑木。何も知らずにいい気味だと、真奈美は嘲った笑いを上げる。
―――醜い……なんという醜さだ…！！
―――こんなバカげた失態で、私の作り上げた芸術的犯罪を台無しにした罪は重い―――！！
真奈美の自暴自棄な態度に不快感を示す何者か。その人物はカップの紅茶に、何かを混入させた。
―――この｢罪｣は、自らの命で償ってもらおうか…！

◇マガジンノベルス５<上海魚人伝説殺人事件>発売

安岡最低だな…腐りきってる…そら至近距離から弾丸ぶっこむわ

はじめ、後ろ後ろー!!

真奈美可哀相すぎんだろ…

こうして見ると真奈美さんは高遠に操られていたマリオネットみたいだ。最後ははじめが毒に気づいて真奈美さんを救う展開を希望。でないと真奈美さんの人生って悲惨すぎ

身内や恋人の復讐でなく、自分自身への仕打ちに対する復讐って初めてだね

夏帆かわいいよ夏帆

だれかいつものアレ貼ってくれないか

紅茶に毒が・・・

ここ最近動機がレイプや略奪ってのが多いな

◎紅茶に毒が入っていないか（当確）

・真奈美が逆上して鏑木を包丁で刺さないか
・隠れていた黒幕が突然襲ってこないか
・紅茶に毒が入っていないか
・近くに燃えやすい偽札はないか
・紅茶に毒が入っていないか
・紅茶に毒が入っていないか
・紅茶に毒が入っていないか

紅茶になんか入れたけど
もう警察に拘束されるから飲まないし飲めないんじゃないの？

ちょうど昨日が休みでヒゲ剃り忘れてたから試してみたけど
どれが一日分のヒゲでどれが二日分のヒゲかぜんぜん分からないぞ。
全部粉みたいになってる。
一体どんなシェーバー使ったんだ安岡は。

・紅茶に苺が入っていないか

>>512
髭が濃いタイプじゃないと分からないんじゃねーの？
あと金田一みたいに虫眼鏡使ったか？

>>513それだ！高遠は紅茶に毒を入れるもはじめが苺入りの紅茶にきっとすりかえるんだきっと！魔術列車でブラをバラにしたように

【ファイル１９】速水玲香誘拐殺人事件９
―――出来の悪い人形に―――ふさわしき死を―――！！
真奈美は笑いながら告げる。鏑木が末期ガンで、あと半年もたないと主治医が言っていた事を。
歌手時代の自分に屈辱的な｢仕事｣をさせてきた鏑木の不幸を、心から嬉しそうに語る真奈美。
笑い疲れたのか、彼女は目の前の紅茶に砂糖を入れると喉を潤す。だが直後、
真奈美は口を押さえうめき出した。服毒自殺だと騒ぐ剣持達。声を出せない真奈美は心の中で叫ぶ。
―――ち…違うわッ……！あたしじゃない！！自殺なんかじゃ…ど……毒なんて…誰が―――！？
そして真奈美は死の間際、ほくそ笑む者の顔を見た。彼女が動かなくなった事を確認した剣持は呟く。
｢『道化人形』―――安岡真奈美は最後の幕を、自分の手で下ろしちまったんだ！！｣

その後のＴＶスタジオ。逆井によれば、ガンを知った鏑木はあれ以来腑抜け状態になっているそうだ。
小渕沢も会社に来なくなったらしく、鏑木プロはもうダメだろうと溜息をつく逆井。
そして時代劇の本番撮影が始まる。娘を逃がそうとする母･三田村と、動こうとしない姫･玲香。
強情な娘を張り倒そうと母は手を振り上げるが、そこで動きが止まる。三田村の目には涙があった。
｢わかっておくれ…………そなたにもしものことがあったら―――……母は…母は………｣
この台本にない台詞と涙に、なぜか心打たれる玲香。そのままドラマは進み、最後は
母娘が固く抱き合う場面で終わる。２人の真に迫った演技に、スタジオはしばらく静まり返った。
我に返ったように玲香を離す三田村。その顔はいつもの厳しいベテラン女優･三田村圭子だった。
撮影後、休憩中の三田村にはじめは問いかける。なぜぶつかってばかりだった玲香のため、
１億もの身代金を用意する気になったのか？そしてなぜ、手作りのおにぎりを差し入れに、
わざわざ山梨の病院までやって来たのか？はじめには１つだけ思い当たる事があった。
｢あの手作りのおにぎり―――本当は“自分の娘”のために作ってきたんじゃないですか？
誘拐されボロボロになって病室で寝ていた『娘』のために、本当の母であるあなたが！｣
安岡と会っていたのは、この事をネタにユスられていたからだというのがはじめの説だ。

しばらく黙り込んでいた三田村は、突然おかしそうに笑い出す。今の推理は大はずれだというのだ。
だがその後、彼女は自分に言い聞かせるように語る。自分は女優という仕事が何よりも好きだと。
そして女優であるために、今まで色々なものを犠牲にしてきたと。
｢だから後悔なんてしてない。いくら後悔しても過去には戻れないんだもの―――
これがあたしの選んだ道なんだもの……｣
こんな話が世間に知れたらアイドルの玲香には辛いと、最後にはじめに言い聞かせて三田村は去った。
彼女の後ろ姿を見送るはじめ。そこに玲香がやって来る。玲香は先程の三田村の演技に感動していた。
｢やっぱり大女優は格が違うわ！あたしもつい引き込まれちゃって、本当のお母さんかと思っちゃった！｣
そんな玲香にはじめは尋ねた。自分の母がどんな人だと想像するか。思いつくままに玲香は答える。
優しいけれどベッタリしない、叱る時は叱ってくれる、そしていつも自分を大切に見守ってくれる人。
我ながら都合が良過ぎる母親像だと照れ笑いする玲香だが、はじめは笑ったりはしなかった。
｢俺もそう思うよ……そういうのが“母親”なんだろうって………｣

駅のホーム。はじめは美雪に、真奈美の自殺には疑わしい点があると述べる。毒入り紅茶を飲む前に
砂糖を入れた真奈美。これから死のうとする人間が、紅茶の味を調えたりするだろうか？
この時ふいに鳴った電話の呼び出し音。知らぬ間にそばにあったはじめ宛の小包から聞こえてくる。
中に入っていたのは携帯電話と、不気味なピエロのマリオネット。電話の相手は小渕沢と名乗った。
『そしてもうひとつの名は…………「地獄の傀儡師」―――と言いましてね！』
彼こそ真奈美を唆し、紅茶に毒を入れた張本人。電話の向こうの｢傀儡師｣はあくまで悠然としていた。
『カン違いしないでくださいよ！トリックを見破ったからといって君が勝ったわけじゃない―――
私の作った犯罪計画はあくまで完璧だった。不出来なマリオネットのヘマに助けられなければ君は――』
あまりに狂気じみた発言に激昂するはじめは、ふと線路の向こうのホームに目をやり驚愕する。

そこには携帯電話を片手に、堂々と姿を現した高遠がいた。
『―――またいつか、どこかで会いましょう！Ｇｏｏｄ Ｌｕｃｋ！名探偵君！』
ホームの間を走る電車が通り過ぎた時、既に高遠の姿はなかった。人を人形のように操り、
犯罪を演じさせて楽しむ高遠。はじめの怒りは今までにないほど激しく燃え上がる。
｢あいつだけは絶対許せねえ！『地獄の傀儡師』！キサマは必ずこの手で捕まえてやる！！
ジッチャンの名にかけて！！｣

【アナザーストーリー】by短編集１
〜美雪とはじめのエトセトラ〜
｢もぉ！いつまで寝てる気！？今日はあたしの買い物つきあってくれるって、約束してたじゃな〜い！｣
はじめの部屋でふくれる美雪。今朝５時までゲームをしていたというはじめは、
ベッドから出ようとしないのだ。美雪が思い切って布団をはがしても、すでにはじめは爆睡モード。
幸せそうなマヌケ面で眠るはじめの顔に、美雪は自分の顔をそっと近付けた。
｢はじめちゃん起きてよ〜。起きないと―――キスしちゃうぞ！！｣
間近ではじめの寝顔を見つめる美雪。しばらくして、美雪はそっと独り言を呟く。
｢―――んなコトするワケないじゃない！バカ！！｣
その後はじめが起きてきたのは13時過ぎ。そのグータラぶりにあきれる母は、はじめの顔を
一目見た途端に大爆笑する。なにせはじめの顔は、マジックの落書きだらけになっていたのだ。
｢あ゛〜〜〜〜〜〜！な…何だコレ！？美雪のヤツ〜〜〜〜！！｣
その頃美雪は、ちょっぴりスッキリして１人で買い物に向かっていたのだった。

自分の推理がはじめて当たったよ、高遠黒幕説(２話目で確信)ということがだけどね。

しかし高遠ひどいな。
つまらないミスとか言うけど、自分だってしょっぱいチョンボしたじゃん。

高遠が許せなかったのはチョンボ云々じゃなくて、あそこで取り乱して大笑いしたことじゃないの？

許せないといえば三田村が母親っていうのは…
娘が二回も殺人事件巻き込まれてた時に何やってたのか。

三田村さんが玲香の母親だとしたらちょっと酷くね？
長男を親戚に預けてほったらかしにしてたわけだろ

格好良く登場するまでの高遠の心境
↓
高遠「ここに荷物を置いといてと・・・よし、あとは金田一君がくるまで向かいのホームで待ってようっと☆・・・・・きたきた、よし今だ、携帯電話鳴らそう☆」

最後に金田一がいた駅、ホームとホームの間に1車線しかなかったが、
終点じゃないのにあの構造はおかしくないか？

あと高遠はどうやってホームから立ち去ったんだ？
急行が通過するまで数秒しかないつーのに。

>>521-522
1回目もそうだが、2回目の時にリアクションが一切ないってのはどうなんだろうな…母親として。

一応兄貴に関しては腹違いと言う可能性も無くは無いが…

>>524
高遠は電車と一緒に走っていきました。

最初に玲香と小城が誘拐された時はもう父親とは別れていたとか

子ども二人は父親に任せ、自分は子どもをいないことにして
ずっと女優をやっていたとかならありそうじゃないか？

おいおい、三田村さんは自分の誘拐された2人の子を放ったらかしたのか
しかもその誘拐されて以来行方不明の娘がアイドルとしてデビューして
おかしいと思わなかったんかいな
しかも息子は行方不明だし…

多分作者がタロット山荘の設定忘れてテキトーに後付したんだろうな

>>524
>>526
魔術師らしい俊敏な身のこなしで走る電車に張り付いたに決まってるじゃないか
運賃浮くし

そもそも三田村は麗香が自分の子供だとどうしてわかったんだ？

>>529
ガラスに張り付いたなら
中の乗客ビックリだなｗ

>>530
気のせいです

531
バキのドイルかよ･･･高遠は

>>528
だから三田村は自分は女優という立場を何よりも選んだから母親という資格は
ないと言ったんじゃないか？
玲香の事も事件の事も知ってたけどそれよりも自分の女優人生の方を優先したって
事だ。そりゃあ母親とは名乗れんよな。

なんだかなあ。
女優人生を優先したって割には
事あるごとに『母親面』への未練たらたらな行動してるし。
こんな中途半端な性格で大女優が務まるのか。

似たような状況の織田雪絵とは大違いだ

>>529
既に改札を通っているので意味が無いな

ホームに落ちてるんじゃないの？

柱に隠れているだけじゃね？

いずれにせよ、高遠側のホームの人からは滑稽な
高遠の行動が筒抜けというわけだ。

結論

高遠は滑稽

「こいつ、何してるんだ？気持ち悪いな･･･」
ってな感じかな。周りの人。
早くその場を離れないと、不審者として通報されそうだ。

>>529
＞運賃浮くし
地獄の傀儡師たる者、たかが電車賃をケチるとかねーよｗ
でも思ってたんだけど、高遠って生活費どうしてんだ？魔術列車の時の蓄えなんてねーだろうし
殺した奴から盗るとかセコいこともしないだろうし
案外真面目に働いてたらﾜﾛｽｗ
坊ちゃんだったみたいだから、その財産か？

高遠のことだから殺し屋じゃね？
それとも身分を隠してサーカスにいるとか

路上パフォーマンスだろ
マジシャンらしく

>>524
ホームとホームの間に1車線しかない駅も普通にあるぞ。

案外、どっかでマジシャンやってるかもな。
「地獄の遙一」とか分かりやすい名前で。

犯罪コーディネータ(笑)だからトリックの変わりに金もらってんじゃね？(今回なら安岡妻から
地獄の大道芸人も大変だな

[省略]明智ＦＩＬＥ２･殺人ポーカー…山小屋の殺人。明智はポーカーのカードから犯人を見抜く。

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ３】１／２の殺人者　問題編
■被害者リスト
･桐沢香四郎(きりさわこうしろう)…華道･夢月流の家元
■容疑者リスト
･桐沢紅子(きりさわべにこ)…香四郎の養女。双子の姉
･桐沢緑子(きりさわみどりこ)…香四郎の養女。双子の妹
･冬堂あけみ(とうどうあけみ)…香四郎の婚約者

留年をかけた追試に向け、慣れない勉強に励むはじめ。そんなはじめの前に思わぬ人物が現れた。
美人刑事の茅だ。彼女は相変わらず、ガサガサ動くナニかが入った謎の箱を大事そうに抱えている。
｢フフ…この子もあなたたちにまた会えて、とっても喜んでるみたい…………｣
はじめに捜査協力を依頼しに来た茅。しかし追試を土曜に控えたはじめはそれどころではない。
いつもと違って色仕掛けにも耐えたはじめだったが、茅の出してきた奥の手に激しく心が揺れ動く。
｢あなたがこの事件を解決してくれたら、この箱のフタを開けて中を見てもいいわ｣
その後、事件現場の横浜ブランカホテルには、美雪と佐木を連れたはじめの姿があった。
ホテル内にはあちこちに夢月流の生け花が飾られていた。そして被害者はこの夢月流の家元、
桐沢幸四郎である。犯行時刻は昨夜夜中の２時頃、死体は26階の非常階段で発見される。
そしてその非常扉のすぐ前の踊り場は、なぜかひまわりの花でいっぱいになっていた。
この花は25階に生けてあったものを、わざわざこの26階まで持ってきているらしい。
血痕などの現場の状況から見て、被害者はここ26階の非常扉近くで刺されたものの即死にならず、
階段下の踊り場でようやく倒れたのだろう。死亡したのはその１時間後。出血多量による失血死だ。
扉の内側のノブの指紋はきれいに拭き取られており、外側には被害者の指紋しかなかった。
しかし犯人の髪の毛が死体の口の中に残っていたと聞き、拍子抜けするはじめ。
それなら容疑者をＤＮＡ鑑定していけば済む話だ。だが事はそう簡単には行かなかった。
なぜなら容疑者はＤＮＡが同じ一卵性双子姉妹だったからだ。彼女達は香四郎の２年前に亡くなった
妻の連れ子。本当の父親は既に死んでいる。そして幸四郎は近々再婚の予定があった。

血の繋がらない自分達が香四郎の再婚をきっかけに桐沢家から追い出されるのを恐れるがゆえに、
双子のどちらかが犯行を考えても不思議ではないと茅は語る。そしてはじめの事情聴取が始まった。
まずはしとやかな姉･紅子。殺害時刻には自分の部屋で寝ていたため、アリバイはない。
２階の205号室に泊まっていた彼女は左利き。そして幼い頃ジャングルジムから落ちて以来、
家に閉じこもりがちだという。そして生け花が好きだった。
一方の男勝りな妹･緑子。殺害時刻には１人で海を見に行っており、やはり彼女にもアリバイはない。
緑子は生け花になど興味なく、父親の手前仕方なくやっていたという。なんでも花を見ると
嫌いな蝶を連想してしまうらしい。ちなみに彼女は右利きで、宿泊部屋は25階の2513号室だ。
最後に香四郎の婚約者･冬堂からも話を聞く。彼女の部屋は香四郎の隣の26階2614号室だったが、
特に怪しい物音は聞いていないという。９時頃４人で夕食を済ませた後に部屋に戻ったのが、
冬堂が生きている香四郎を見た最後であった。これだけでは何の確証も得られず、頭を悩ますはじめ。
犯人が26階に飾ってあるススキとラベンダーでなく、わざわざ１階下のひまわりを
持って来た理由も気になる。そして再び訪れた殺害現場。ここではじめは非常口の踊り場からでは、
被害者の倒れていた場所は死角になって確認できないと気付く。被害者の死の状況を思い出すはじめ。
―――どういうことだ！？なぜ犯人はそんな不自然な行動を……！？
その後茅に高級ディナーをご馳走してもらうはじめ達。29階からの夜景の眺めは素晴らしかった。
だがこの夜景が、はじめに１つの示唆を与えた。慌ててメモ帳をめくるはじめは、やがて手を止める。
｢わかったぜ！犯人の正体が！そして非常階段に散っていたひまわりの意味も！謎は全て解けた！｣

容疑者が双子の時はおとなしい方が犯人と相場は決まってる

遂にこの俺も犯人を当てられる日がきたか！
多分犯人は妹！！

こういうのって双子のどっちかが犯人に見せて実は無関係っぽい人が犯人だったりするんだよ。
というわけで犯人は婚約者。

犯人は高遠だな

また高遠！？ww

ここは茅さんだろ

茅さんの箱の中身が犯人

犯人より茅さんの箱の中をはやく見せてくれ

実はこの姉妹、三つ子で
まだ登場していない一番下の妹が犯人だと推理。

家元の自殺じゃね？

茅さんの匣の中身は両手足を切り取られた少女

正に、箱入り娘。

容疑者が二人ってことはどっちかがどっちかを庇ってるってことでしょ？
だったら犯人は姉が庇ってる妹に見せかけて姉。
ミステリーってのはこういうもんだ。


ところで金田一が巻き込まれ型じゃなくて依頼されて事件解決するのって今回が初かな？

>>561
京極夏彦乙

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ３】１／２の殺人者　解答編
はじめは関係者全員を26階の殺害現場に連れて行き、事件当時の状況を明らかにする。
深夜２時頃、香四郎を部屋の外に呼び出した犯人は、スキを見て彼をナイフで切りつけた。
ここで揉み合いになった拍子に犯人の髪の毛を噛み切りながらも、非常口まで向かった香四郎。
だが扉を開けた所で再び刺され、致命傷を負った香四郎はそれでも逃げようと階段を下りたものの、
次の踊り場で力尽きてしまったというわけだ。ここではじめは犯人の不自然な行動を指摘する。
犯人はまだ生きている桐沢を追わずに、この非常扉の所で立ち去ってしまっているのだ。
その根拠は噛み切られた自分の髪の毛を回収しなかった事と、非常扉の内側のノブはきれいに指紋が
拭き取られていたのに、外側のノブには被害者の指紋が残されていた事。おそらく犯人は
扉を開けた所で足を止め、そのまま内側に引っ込んでしまったのだろう。もし一度外に出たのなら、
再び扉を開ける際に犯人の指紋がつき、先についた被害者の指紋と一緒に拭き取られているはずだ。
だがなぜ、犯人は桐沢を追わなかったのか？実はあの時、犯人は外に出たくても出られなかった。
｢なぜなら犯人は―――高所恐怖症だったんだからね！｣
しかし一体誰が？その答えはホテルの部屋割りにあった。眺望が売りのこのホテルでは、予約は
基本的に上の階から埋めていく。だがそれにもかかわらず、最も低い２階の部屋を取った者がいる。
｢そう！犯人はあんただよ！桐沢紅子！！｣
わざわざ２階の205号室に泊まった紅子。彼女は小さい頃ジャングルジムから落ちて以来、
高所恐怖症になっていたのだ。はじめは非常階段に出て、罪を認めようとしない紅子に手を差し出す。
｢高所恐怖症でないのなら、ここまで来てみてくれないか？―――さあ！｣
はじめに促されても、一歩も動けない紅子。彼女は震えながら、ついに自分の犯行を告白する。
｢あんな男……大嫌いだった………！！｣
実の父が死ぬ前から、母に気のある素振りを見せていた香四郎を嫌っていた紅子。その後彼が義父と
なった時、紅子は決意する。香四郎が父から母を奪った様に、自分も香四郎の財産を奪ってやろうと。

だが母が死んで２年も経たないうちに持ち上がった再婚話。緑子は生け花の才能を買われている。
このままでは自分だけが追い出されてしまう。追いつめられた紅子は、香四郎をこの手に掛けたのだ。
そして紅子は緑子にも不満を爆発させる。いつもいい加減なくせに、いつも自分より上にいたと。
そんな紅子を叱る冬堂。香四郎が２人を捨てるはずがないと、彼女は泣きながら打ち明ける。
｢だってあなたたちは…先生の血を分けた実の娘なのよ？｣
香四郎の親友の妻だった母は、昔香四郎と密かに愛し合い、たった一度の過ちで２人を宿していた。
だが香四郎は決してその事実を娘達に伝える事はなかった。親友を裏切った罪の報いとして。
｢本当の父親と言えない分あなたたちに愛情を傾けていらしたのに、それすらもわからなかったの？｣
真実を知ってしまった紅子は、初めて自分の罪の重さに気付き、悲鳴を上げて泣きじゃくるのだった。
事件後、茅とお茶をするはじめ達。紅子が踊り場にひまわりを撒いた理由を、はじめはこう考える。
おそらくあれは目印だった。香四郎にとどめを刺せず、彼の生死を確認する必要があった紅子は、
隣のビルの展望台から望遠鏡で香四郎の姿を見届けようとした。だが高所恐怖症なので、そう長くは
高い所を見ていられない。そこで現場にひまわりをばら撒き、被害者を見つける目印にしたのだ。
だが別の考え方もある。紅子は香四郎を憎む一方で、やはりどこかで血の繋がりを
感じ取っていたのではないか？だからこそ彼女は香四郎の再婚が許せず、
彼に才能を認められた妹に嫉妬していたのではないか？
｢踊り場を埋め尽くしていたあのひまわりは―――…自ら命を奪った実の父に、
紅子が無意識のうちに手向けた―――弔いの花だったのかもしれない…………｣
ところで肝心の約束は？はじめに催促され、思い出したように箱を差し出す茅。謎の箱の正体が、
ついに明らかに―――！……絶句するはじめ達。なんと箱の中には、また箱が入っていたのだ。
相変わらず中でガサついているナニか。納得行かないはじめ達を横目に、茅はずるい一言で締めた。
｢箱のフタは開けてもいいって言ったけど、中のこの子を見せるとは言ってないものね〜〜♥｣

ええーーー、てっきり婚約者が犯人かと思ったのに

短編なのに後味悪いってどういうことだ！

事件よりも茅さんｺﾞﾙｧｰ！！

>｢本当の父親と言えない分あなたたちに愛情を傾けていらしたのに、それすらもわからなかったの？｣
いや、普通は分からないだろう。状況が状況だし。

それよりも茅さんの箱の中身が(ry

いくら愛情をかけたとはいえ本人が感じていないんじゃあなぁ

案外、子への愛じゃなく女として愛していたりして
貞操観念が壊れてるみたいだし

逆に考えるんだ。
箱の中に生き物が入ってるんじゃない。
箱自体が生きて動いていると考えるんだ

何その百鬼夜行抄

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ４】聖なる夜の殺人　問題編１
■登場人物リスト
･司馬啓一(しばけいいち)…弁護士。慶都大ＯＢ
･時坂有希子(ときさかゆきこ)…女子大生。司馬の恋人
･浦辺卓男(うらべたくお)…大手出版社の２代目。慶都大ＯＢ
･岩代美江(いわしろみえ)…雑誌モデル。浦辺の恋人
･京極優介(きょうごくゆうすけ)…外科医。慶都大ＯＢ
･秋吉梢(あきよしこずえ)…ＯＬ。京極の恋人

今年のクリスマス。はじめは一大決心をして美雪を親戚の経営する長野のスキー場コテージに誘った。
初の２人きりのイブに当然美雪は期待してしまう。真っ白なゲレンデときらめくクリスマスツリーを
バックに、２人は初めて唇を重ね―――と、ここで乙女チックな妄想から我に返り赤面する美雪。
こんな事をはじめに気付かれたら大変と慌てるが、はじめはより具体的な妄想で頭が一杯なのだった。
イブ前日。長野に着いた２人を親戚の金田一丙助が出迎える。だがスキー場を見たはじめ達は唖然。
ゲレンデには全く雪が積もっていなかったのだ。ホワイトクリスマスの夢はもろくも崩れ去る。
とにかくも到着したコテージ。はじめ達を部屋に案内するのは、丙助の９歳になる娘･二三だ。
別々のコテージになり、ホッとしたような残念なような美雪。だがその時ぬかるみに足を取られ、
用意したプレゼントを落としてしまった。この時はじめは、自分がプレゼントを用意するのを
忘れていた事に気付き青ざめる。はじめの顔色を見たフミもその事に感付いたようだ。
｢そんなマヌケなことしてちゃ、今回も初Ｈ逃しちまうぜ〜〜〜〜！？｣
さっきまでの愛想のよさはどこへやら、意地悪そうに笑って憎まれ口を叩くフミ。はじめの予想通り、
フミは美雪の前でだけネコをかぶっていたのだ。そのナマイキさに煮えくり返るはじめだった。

夕食まではじめといられないと分かり、ガッカリの美雪。ここに来て初めて美雪は知ったのだが、
はじめは宿泊費をタダにしてもらう代わりに、コテージの手伝いをしなければならないようなのだ。
｢ますます夢から遠のいていく…あたしのホワイトクリスマス…｣
そして今日の３組の客が来る。毎年違う女を連れてやって来る慶都大ＯＢの男達なのだが、
いつもマナーが最悪だとフミは愚痴る。確かにはじめから見ても、取り澄ましていて腹の立つ連中だ。
その後美雪はウサギ小屋の前ではじめの姿を見かけた。ウサギとにらめっこをしていたかと思うと、
枯れ葉を振り回したりばら撒いたりしている。その行動の意味を全く理解できない美雪だった。
本館にかかって来たルームサービスを頼む電話。相手の横柄な態度への怒りをどうにか抑えつつ、
フミはその部屋番号を伺う。ここのインターホンは旧式なので、かけてきたのがどの部屋なのか
表示されないのだ。相手は秋吉だと分かり、フミは彼女が京極と泊まっている103号室に
ワインを運ぶようはじめに命じる。その時丙助がついでに持って行ってくれと預けた京極宛の小包。
京極はその小包に心当たりがなかった。そしてその中身を見た秋吉は思わず悲鳴を上げる。
なんとそこには血まみれになった人間の手首があったのだ。そして一緒に添えられていたカード。
『聖夜に死すべし　　聖なる復讐者(セイントリベンジャー)』

◇実写映画<上海魚人伝説>公開

金田一って長野での事件が結構多いな

最初金田一が女装してるように見えた＞フミ

聖なる復讐者（セイントリベンジャー）ってなんか出てくる漫画間違えてるぞ

長野ってことは・・・・

>>578
｢聖なる復讐者｣としか書いてないのに勝手に英語読みする金田一

「金田一二三」ってふざけすぎだろ

>>579長島警部が来そうな嫌な悪寒。正直言ってこの人にあんま魅力感じないんだよね。茅警部やあの黒死蝶の時の警部の方が個人的に好きだな

フミって金田一と顔が似すぎていて
可愛いような可愛くないような不思議な感じがする

またクリスマスか！学園祭といいイベントが2回重なるのが多いな。
短編は1年上の設定なのか？

美雪の乙女妄想がかわいい

>>582
同意。典型的イヤなｵｯｻﾝって感じで好きじゃない。
俵田のｵｯｻﾝの方がｲｲやつで好き。
猪川はﾜｲﾙﾄﾞでもっと好きww

って茅さんって警部なの？？

>血まみれになった人間の手首
聖なる復讐者(セイントリベンジャー)は、
既に誰かを殺したってことか。
その手首を見て、京極は誰の手首か判り、
次は俺の番だ!!って怯える展開だな。

>>581
つ 加藤一二三九段

学校で、「金田いちにさん」ちゃんとか言われてるんだろうな。

俵田刑事の「キンダニ」みたいに「キンダロク」とか

言われないな

>>590
キンダニは別に足し算の結果を言ってるわけじゃないからなｗ

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ４】聖なる夜の殺人　問題編２
■登場人物リスト
･司馬啓一(しばけいいち)…弁護士。慶都大ＯＢ
･時坂有希子(ときさかゆきこ)…女子大生。司馬の恋人
･浦辺卓男(うらべたくお)…大手出版社の２代目。慶都大ＯＢ
･岩代美江(いわしろみえ)…雑誌モデル。浦辺の恋人
･京極優介(きょうごくゆうすけ)…外科医。慶都大ＯＢ
･秋吉梢(あきよしこずえ)…ＯＬ。京極の恋人

手首はおもちゃと分かり、拍子抜けの京極達。大して気にした様子もなく部屋に戻ろうとする京極に、
はじめは恨まれる心当たりはないか尋ねる。すると京極はふてぶてしい笑みを浮かべた。
｢僕はこれでも医者だよ？人の生死に関わる“商売”なんだ。たとえ僕自身に覚えがなくても、
つまらない理由で逆恨みされる可能性は―――残念だけどいくらでもあるんだよ｣
その後フミは、クリスマスツリーに登っているはじめを見つける。この事を美雪に言うなと
あまり怖くはない顔で凄まれるも、そもそも全くはじめの意図が分からないフミだった。
本館でトランプに興じる宿泊客達。秋吉は18時になってもスキーから戻らない京極に苛立っていた。
そこで鳴る京極からのインターホン。彼はただならぬ様子で受話器を取ったはじめに助けを求めた。
スキーから帰る途中に誰かに後ろから殴られ、今は104号室に監禁されているという。
そこで京極の声を聞こうと受話器を取り上げた秋吉。だが悲鳴を最後に通話は切れてしまったようだ。
慌ててクリスマスツリーのそばにある104号室に向かう男達。中はメチャクチャに荒れているものの、
京極の姿は見えない。ここで外に続く何かを引きずったような足跡を見つけ、すぐに追う丙助達。
一方はじめは、外にははっきりついている足跡が室内には全く残っていない事が気にかかるのだった。

20時になってようやく女性陣の待つ本館に戻ってきたはじめ達。足跡は山の中で消え、結局京極は
見つからなかった。京極のイタズラの可能性を考え、警察への通報はまだ控えるよう求めた司馬。
そして深夜12時。薪を取りに行ったはじめとフミは、ふとクリスマスソングを耳にした。
歌は空き室のはずの106号室から聞こえてくる。恐る恐るドアを開けてみたはじめ達が見たもの。
それは部屋中を彩るクリスマスデコレーションの中、頭から血を流して息絶えた京極の姿だった。
そして死体の脇には、「聖なる復讐者」のカードが……！さっそく駆けつけて来た警察。
担当警部はお馴染み長島だ。調べによると、京極の死亡推定時刻は夜８時から10時、死因は撲殺。
104号室で殺した京極を106号室に移した理由を、長島は単に犯人の異常性によるものと見ていた。
そして京極からの連絡ではじめ達が104号室に行くまでの間に死体とともに逃げた犯人。
一緒に駆けつけた男達はもちろん、その間ずっと本館にいた女達にも全員アリバイがある事から、
当然外部の者の犯行だと考える長島だが、はじめにはどうもそうとは思えないのだった。
フミに話を聞こうと部屋のドアを開けたはじめ。パンツ一枚の姿を見られたフミは子供ながらに
恥じらい、はじめに思い切りインターホンの親機をぶつける。この時はじめは、この親機の
モジュラージャックがいつの間にか抜けていた事を知る。また京極が自分のいる部屋が104号室だと
分かった理由。それは窓のすぐ外にクリスマスツリーが見えたからだろうとフミは答えた。
ツリーが見えるのは104号室だけ。はじめはこれを知った時、犯人とそのアリバイトリックを見破る。
｢謎はすべて解けた！！｣

金田一に似すぎてて乳首出されてもサービスカットに見えない

もう解答編？

金田一がロリじゃなくてよかった

よく考えたらフミも金田一耕助の孫か

>>597
フミが事件解決する話もするかもね
金田一の母ちゃんのもあったし

あの母がああ見えてIQ180ってのが面白いと思ったな

>>598
あったっけ？

>>600
ＣＤブックにあるよ

母ちゃんの話があるの知らなかった〜〜気になる！

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ４】聖なる夜の殺人　解答編１
■被害者リスト
･京極優介(きょうごくゆうすけ)…外科医。慶都大ＯＢ
■容疑者リスト
･司馬啓一(しばけいいち)…弁護士。慶都大ＯＢ
･時坂有希子(ときさかゆきこ)…女子大生。司馬の恋人
･浦辺卓男(うらべたくお)…大手出版社の２代目。慶都大ＯＢ
･岩代美江(いわしろみえ)…雑誌モデル。浦辺の恋人
･秋吉梢(あきよしこずえ)…ＯＬ。京極の恋人

｢京極優介を殺害した犯人………『聖なる復讐者』はこの中にいるんだ！！｣
関係者全員の前で断言するはじめ。犯人のアリバイはトリックによって作られた虚構のものだった。
当時の状況から、犯人は104号室から助けを呼んだ京極を連れ、はじめ達が駆けつける前に
逃げ出したように思われた。たしかにその間、この中の者に京極を連れ出す時間のあった者はない。
しかし実は死体が発見された106号室に、最初から京極は監禁されていたのだとしたら？
104号室が荒らされていたのも周囲に足跡があったのも、犯人が昼間のうちにやっていた偽装工作だ。
そう考えれば室内にだけ足跡がなかったのも説明がつく。昼につけた足跡は夜には白く乾いてしまい、
たった今部屋を出たはずの犯人の足跡にしては不自然になってしまう。だから犯人は、室内では
靴を脱いで作業するしか出来なかったのだ。しかし本当は106号室に監禁されていたならば、
京極はなぜ自分の居場所を104号室だと答えたのか？それは彼が、窓の外にツリーを見たからだ。

104号室の窓からだけ見られるクリスマスツリー。その事を知っていた常連客の京極は、目の前の
ツリーを見て、そこを104号室だと思い込んでしまったのだ。その正体が、ツリーの飾りをつけた
ただの電柱とは気付かずに。夜の闇と窓全体に吹き付けた雪の白いスプレーが、このトリックの
重要ポイントだ。その向こうでツリーの形をした電飾を見れば、あたかもそこに本物があるように
見せかける事が出来る。こうして元々誰もいない104号室から、男達が駆けつけるまでに
犯人が京極を連れて逃げたと思わせることで、犯人はその間の自分のアリバイを完璧に作り上げた。
その後京極の拉致騒ぎが収まってから、こっそり106号室に行って彼を殺害した犯人。
そしてあらかじめタイマーか何かで電源を切っていた電柱の電飾を回収し、
部屋中をクリスマスデコレーションで飾る。この飾り付けにもちゃんと意味はあった。
窓に白いスプレーの跡があるだけなら、このトリックに気付かれてしまうおそれがある。
だから逆に部屋中をクリスマス風に飾り立てることで、窓のスプレーに注意が行かないように
カムフラージュしたのだ。これならツリー偽装に使った電飾も紛れ込ませて始末できるし、
何より犯人の異常性を演出することで、犯人を｢外部の変質者｣と思わせることが出来る。
こうして全ての者にアリバイはなくなる。だがはじめは既にその中から犯人の目星をつけていた。
昨夜事件が起きたあの混乱状況の中で、矛盾した発言をした人物がいた。この中に、たった一人だけ。
｢―――それはあんただよ！あんたが京極優介を殺害した“真犯人”―――『聖なる復讐者』だ！！｣

岩代の顔が一番好みなので犯人は岩代にしとく

悪戯かもしれないと警察への連絡を遅らせた司馬が犯人か…？

実は叔父が犯人
その後フミはいつきさんがあずかることに

【ＳＨＯＲＴＦＩＬＥ４】聖なる夜の殺人　解答編２
｢秋吉梢さん！！京極優介を殺害した犯人、『聖なる復讐者』はあんただよ！！｣
昨日京極がスキーに出かけた後、秋吉は104号室を荒らし、ニセツリーを作るなどの準備をすませた。
そして３時頃戻ってきた京極を殴って気絶させ、ニセツリーのある106号室に監禁し、薬などを
嗅がせて暗くなってから気付くようにしておく。その後の６時頃、インターホンで助けを求めてきた
京極がはじめに104号室にいると告げたのを見計らって、秋吉は受話器を奪い、それ以上京極が
余計な事を喋れないようにしてしまった。さらにその時細工をしてあったインターホンのモジュラー
ジャックをさりげなく引き抜き、再び京極が本館にインターホンをかけられないようにしたのだ。
｢これだけの計画を実行できた者は―――最後にインターホンを切ったあんた以外にはいない！｣
さらに彼女は監禁騒ぎの際、矛盾した事を口にしてしまった。104号室の場所を、ライトが
チカチカ光るツリーのある所だと即座に答えたのだ。秋吉は午後４時からトランプを始めてから
本館を出ていない。そしてツリーのライトが光り出すのは５時から。昨日初めてここに来たはずの
彼女が、なぜツリーのライトが点滅式である事を知っていたのか？慌ててトイレに行くついでに
外に出た際、ツリーを見かけたのだと言い繕う秋吉。だが今の言葉で完全に墓穴を掘ってしまった。
なぜならあのクリスマスツリーのライトは、はじめが昨日の昼間のうちに全部外していたからだ。
おそらく秋吉は以前ここに下見に来ていたのだろう。その時ライトが点滅する所を見ていたのだ。
しかし今の推理はあくまで想像に過ぎない。証拠を求める秋吉に、はじめは彼女の足元を指差す。
｢その証拠ならそこにあるかもしれないぜ？あんたのクツの中にね！！｣

警察の調べでは、死体発見現場の106号室に犯人が土足で上がった形跡はない。つまり犯人は
106号室内ではクツを脱いで作業していた事になる。そして室内の飾り付けには、金銀のラメが
沢山使われていた。ラメは一度衣服につくとなかなか取れない。すなわち犯人のクツの中には、
靴下にくっついて入り込んだラメが残っている可能性があるのだ。はじめに指示され、恐る恐る
クツを脱ぐ秋吉。果たして、逆さにされたそのクツの中からは、ラメがキラリとこぼれ落ちていく。
この決定的な証拠に、もはや言い逃れは出来ない。秋吉は歯噛みして悔しがる。
｢この１年―――あいつを殺すことだけ考えて……考え抜いた殺人計画だったのに……！！｣
京極は彼女の母を見殺しにしていたのだ。１年前のクリスマスイブの夜に。突然倒れた秋吉の母は、
初め市内の京極病院に運ばれた。しかし時間外だからと冷たく断る京極。彼は大学の友人と
長野に行く予定を優先したのだ。涙ながらに必死で頼み込む秋吉を無視し、閉じられた扉。
仕方なく他の病院に向かうものの、クリスマスの渋滞で救急車は全く進まない。
｢お………お願い…道を開けてぇ〜〜〜〜っ！！｣
道路に飛び出し周囲の車に向かって訴える秋吉の悲痛な叫びは、虚しく寒空に響いた……。
結局母は亡くなった。死因はくも膜下出血。あと15分手当てが早ければ助かっていたという。
初七日を終え、抗議のため再び京極病院を訪れた秋吉。その時偶然、入口で京極と出くわす。
彼はあろうことか、彼女の顔を見るとお茶に誘ってきた。あの時あれだけ懸命に母の診察を頼んだ
秋吉の顔を、京極は覚えてもいなかったのだ。怒りで頭が真っ白になったと語る秋吉。
｢あんな男……殺されて当然だったのよ！………そうよ！あんな男………あんな……｣
その頬には、いく筋もの涙が伝う。復讐のために１年間、その男の恋人を装ってきた女。
彼女が流した涙は一体誰のためのものだったのだろうか―――……。

パトカーを見送るフミとはじめ。フミははじめの名推理に少しは感心していた。だがこの時、
はじめがあらかじめ秋吉のクツの中にラメを入れていたと知り、そのずる賢さに呆れるのだった。
事件は解決したものの、結局はじめと何の進展もなく終わってしまったクリスマスが残念な美雪。
そんな美雪をはじめは外に連れ出した。夜の暗闇の中、美雪の目の前で輝くメッセージ。
『Ｍｅｒｒｙ Ｘｍａｓ ＭＩＹＵＫＩ』
それははじめからのクリスマスプレゼント。ツリーの電飾をウサギ小屋の金網に絡ませて作ったのだ。
このロマンチックなプレゼントに感激した美雪は、思わずはじめに抱きつく。
―――ありがとう………ありがとう……はじめちゃん……。

※明日から休載　1/9に再開

　何故、金玉一が朝鮮人だとわかってもうたのか？あの部屋のトロ〜な奴らは
金玉一がＪＡＰだと信じきっていた。典型的な現代のトロ〜ＪＡＰな奴らだった。
　

　何でも見えるようであった。

おい！>>612>>613乙がねえぞ！

>>614すまん

じゃ、これでいいか？
　　,......,___
　 {　　r-}"'';　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(,- ,_'',;
__ﾉYv"-ｧ'=;}　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,_､　Y'　ﾘ''ｰ
　　ヽｰ-ﾊ '､　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ｷ}､ {"ｰ {⌒
　　ﾄ ハ　　}　　　　　　,. -ー─-、＿＿／＿,.へﾉ`{　　{　　 　こ、これは>>1乙じゃなくて
　!　! !__!　,-､_　　　　,,（ ,　　　　　　　　 ￣　　　 .ヽ'ｰ;ｰ'"　 　四つん這いなんだからね！
　|___|!　!ｰ-ﾆー､;､;'""ﾉ';{　　i＿＿　　 ＿　　　／ﾆ=),..- '"　　変な勘違いしないでよね！
　K ＼ヽ !`ｰﾆ'-､{　 (e 人　 |　　 ￣￣／　／　 /　　　/⌒
　　＼ヽ !､ヽ,　""）ｰ-'"|　!　 |　 　 　/　 /　　　 .{,､　 /　 / 　　
　　　 ＼"'ヽ'ー-"　　＿! ||　 }　　　/　 /　　　　　 |＼　 /
ﾆ=ー-　`!!!'　　　　　''''ｰ'"{　 |　　　|　 { 　 　 　 　 j　 ヽ / 　　　
ーーーー'　　　　　　　　_ | ./　　　 ',　　`ｰ――‐"　 ノ　!
　　　　　　　　　　　　　三`'/. 　 　　 ` ----------‐´'""

梢が
『これ罠よ！誰かが私をハメるために私の靴にラメを入れたんだわ！』
とか言い出したらどうなっていたんだろう・・・
実際その通りだし

証拠捏造かよ
何気に2度目だな

>>616
それ言い出したらほとんどの事件の証拠が否定されてしまうよ・・・・

もうこの二人付き合ってるようなもんだろ
クリスマスに二人きりで旅行して抱き合っといて
ただの幼馴染みとかありえん

金田一童貞卒業おめでとう

次の話マーダー？

相変わらず金田一は鬼畜であった

>>621
合併号なのでお休みですよ(´･ω･`)？

今更だが魔陣村でなくて磨陣村じゃないかい

次の話は明日あたりかな？

再開は5日後あたりな気がする

ではマターリ待ちましょう

しかしクリスマス付近って佐木の命日なのにまったく触れられなかったな。

触れたら
「あれ？いつのまに進級したの？」ってことになっちゃうでしょ

めんどいから聖なる殺人は
３年ってことにしておこう

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人　プロローグ
■登場人物リスト
･千家貴司(せんけたかし)…不動高校２年
･八尾徹平(やおてっぺい)…不動高校２年

休日の朝。旅行カバンを持って家を出る美雪を見かけた歯磨き中のはじめ。一体誰と一緒に……？
思わず歯ブラシ片手に寝起き姿のまま美雪の後を尾けたはじめは、その待ち合わせ相手に仰天する。
何とそれははじめの友達･千家だった。自分に内緒で２人が旅行！？一瞬パニックになるはじめだが、
そこに八尾と美雪の友人･冴子もやって来る。何でも山梨の八尾の別荘でキノコ狩りをするらしい。
初めは別の女の子２人を誘っていたのだが行けなくなり、急遽美雪と冴子が参加する事になったのだ。
一緒に行きたがるはじめに、列車の切符は４人分しかないと冷たい冴子。彼女はいいかげん美雪を、
ダメ男･はじめから離れさせたいと思っているのだ。哀れはじめは１人置いていかれる事になった。
駅のホームにて。トイレからいつまでも帰って来ない冴子。訝る千家達の前に現れたのは、なぜか
アウトドアスタイルでバッチリ決めたはじめだった。急用ができた冴子から切符を貰ったという。
だがその頃冴子は、何者かにトイレに閉じ込められていた……。
ともかくも到着した山梨の山中。美雪が自分に黙って男と旅行しようとした事に、はじめは
内心焦っていた。やはり美雪も年頃、そろそろ潮時を迎えたいという事か？それなら止むを得ない。
他人にどうにかされるくらいなら……。毒々しいキノコを手にするはじめの顔はあくどい。
―――今夜は“こいつ”を使って、バージンゲットだぜ！！

その後八尾の別荘でキノコ汁を作ったはじめ。八尾にはカキシメジ、千家にはベニテングダケ、
美雪にはオオシビレタケ入りの恐ろしい毒キノコ入り汁だ。何も知らずに食べた八尾はトイレに直行、
千家はその場で眠ってしまう。残るは美雪だけ！しかし美雪は箸を付けずに椀を置いた。
｢はじめちゃん…………、ごめんね…はじめちゃんに黙って旅行に行こうとしたりして……｣
そう詫びた美雪は、はじめにそっと寄り添う。その上寒いと言いつつ服を脱ぎ始めるではないか！
キノコなど必要なかったとニヤけるはじめ。だがいつの間にか、美雪ははじめのそばから消えた。
そして目の前には、｢あったまる｣などと言い放ち部屋中に火を付けまくるブラジャー姿の美雪が……。
うつろな目で笑う美雪。実はすでにキノコを食べていたのだ。慌てて火を消そうとするはじめ。
目を覚ました千家にも協力を頼むが、千家は千家で水代わりに灯油をぶちまける。
どうやらこっちもしっかりラリっていたようだ。こうして、八尾家の別荘は全焼した……。
というわけで新たな寝場所を探しに山道をさまよう一行。彼らはやがて何かの研究所跡に行き着いた。
その中ではじめ達は不気味な魔方陣を見つける。まさかサバトの儀式？そんなホラー映画みたいな
事がある訳ないと笑うはじめ。だがその後ろには、ナイフを構えた謎の覆面集団が……！

◇ＳＳ版ゲーム<星見島･悲しみの復讐鬼>発売

ま　た　不　動　高　校　か　！　！

金田一世界の奇跡千家が再登場か

宗像センパイを忘れないで

はじめ最悪。主人公のくせに…

自分ちの別荘が燃えた割に立ち直り早いな、八尾

やべえサターンのゲームおもすれえ・・・・

パンツ姿で町内徘徊・トイレ監禁・切符強奪・毒物混入・放火幇助

金田一最悪だなｗ

もうはじめ逮捕で明智が事件解決していく話でいいよ、最近明智主役の話が出てきてるし。明智は警察官だからこんな犯罪に手はださないだろう

今回の犯人は八尾でケテーイ
千家は何気ない一言で(偶然にも)ハジメにヒントを与える役だろ

だな、千家はレギュラー確定だろうな。

>>639
はじめﾀｲｰﾎだなwww

八尾が犯人なら家が燃えることは計算の内ってことか・・・

>>644
そりゃ無茶だろ。
やっぱりこれから合流する人たちの内輪の話に
金田一達がたまたま巻き来れる系だろ。

たまたまを装って、金田一達に犯人・計画された殺され役がいた話ってあったっけ？

>>645
墓場島がそうだな。
でもあれは、合流前に読者には、たまたまじゃなくて計画の内、とわかるシーンがあった。


異人館村もそうといえなくもないが…

墓場島だな、殺され役はいなかったけど
でもあれは墓場島誘導そのものが犯人の計画のうちだった
今回は金田一の悪行がなかったら巻き込まれることはなかったわけで、
そう考えると不動高校側に犯人が居るとは考えづらい

佐木みたく千家も殺されるんだろうな
で、奴のダイイングメッセージが事件解決の糸口に
短編で「キンダニのダチ」って立場に生命の危険を感じていたようだが…
長編登場二回目は危ない

千家よりも八尾が危ないんじゃ・・・
千家は>>648のセリフ言ってる時点で逆に生存フラグ立ってる気がする

>>647
今回はそうだな。
不動高校側には計画的被害者も犯人もいない。


で予想。
犯人は地獄の傀儡師

志村！後ろ後ろ！

千家は千家で灯油をドバドバまいたのによく火傷しなかったなｗｗｗ
つかみゆきはどっから火とたいまつを用意したんだｗｗｗｗ

>>639
これだけやってると、殺人犯に説教しても、
「お前が言うな！！」状態だよなｗｗｗ

>>631
冒頭の、千家たちとキノコ狩りってのは単なるギャグシーンじゃなくて
多分、今回の事件に必要なイベントだと思う
つまり、今回の死因はキノコの毒で他人を操って殺害
。その伏線

あれ？

ケース・・・1？

サターンのゲーム、自分が犯人役になってみると
金田一のウザさがよく分かるわ
あと歴代の怪人達が犯行のアドバイスをくれるのに吹いたw

とりあえず、美雪のブラで抜いた…。

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人１
■登場人物リスト
･千家貴司(せんけたかし)…不動高校２年
･八尾徹平(やおてっぺい)…不動高校２年
･萬屋透(よろずやとおる)…三城大医学部４年
･百田梅男(ももたうめお)…三城大医学部３年
･参道麻衣(さんどうまい)…三城大医学部２年
･五十嵐郁登(いがらしいくと)…三城大理工学部３年
･渡辺鐘(わたなべあつむ)…三城大薬学部４年
･二ノ宮朋子(にのみやともこ)…優蘭女子大文学部２年

覆面集団の正体は、合宿中の三城大オカルト研究会の者達だった。ちなみに二ノ宮だけは他大からの
特別参加。建物を含めたここ一帯は自分の家が所有しているのだと、大病院の息子の萬屋は語る。
彼らと一緒に泊めて貰う事になったはじめ達。全員の名前を書き込んだ部屋の見取り図を見た渡辺は、
なぜかおかしそうに笑う。そして食事後、片付け係の二ノ宮以外の全員で屋内探検が始まった。
この時ある部屋で隠し扉を見つけるという、持ち前の鋭さを発揮したはじめ。
クイズ王の異名を持ち、頭には自信がある渡辺はそれが気に喰わず、はじめにあるクイズを出す。
自分達の中に１人だけ仲間はずれがいる、それは誰かと。だがはじめはたちどころに答えてしまった。
｢俺がいちばん格下…―――ってコトでしょ？｣
さっそく隠し部屋に入ってみたはじめ達。そこは犬らしき動物の骨が入ったケージだらけだった。
どうやらここで狂犬病の研究がされていたようだ。そしてその中に、ひときわ大きな檻があった。
札にかかっていた名は｢ケルベロス｣。地獄から逃げ出す者を噛み殺す、伝説の魔犬だ。壁に残された
爪跡から見ても、相当大きな犬が入っていたと思われる。だが他の檻とは異なり、骨は残っていない。
｢こりゃあ悪魔召喚の儀式で我々は…『ケルベロス』とやらを呼び出しちまったのかもなぁ―――？｣
五十嵐の呟きと同時にどこからか響く犬の唸り声。気味が悪くなった一行は探検を中止するのだった。
その夜。参道は１人、ビールを片手に一服していた。そこに近付いてくる荒い息遣い、黒い影。
参道がそれに気付く間もなく、ビール缶は宙を飛んだ―――
翌朝。食料庫が荒らされている事を知り愕然とするはじめ達。食いちぎられているのは肉ばかり。
残された爪跡、黒く短い毛は、ケルベロスの檻にあったものと同じだ。そこに目覚め爽やかな八尾と、
寝ぼけ眼でパンを咥えた千家もやって来る。はじめが２人に緊急事態を知らせた所で、研究所を
つんざく百田の悲鳴。駆けつけたはじめ達が見たのは、体中に生々しい爪跡を残して息絶えた、
参道の変わり果てた姿だった。そしてその現場にも、やはり獣の黒い毛が―――！！

二ノ宮が可愛い件

可愛いのは犯人の法則

おいおい渡辺以外みんな苗字に数字入ってるぞ
もうちょっと考えて名付けろよアホ作者

>>662
犯人以外全員のイニシャルがS･Kだったという事件があってだな…


それが今回関係するかは知らん

渡辺だけ名前に数字が入ってないね。怪しいな
この人が犯人な気がする
これから殺害される誰かのダイイングメッセージを解読したはじめが
「これを並べかえると『カズナシ(適当)』になる。
つまり、犯人は名前に数字が入っていないあんただよ！」みたいな。
そんなわかりやすいものだったら苦労しないなｗ

ミステリーにありがちな事だけど、多分ケルベロスとかいう犬は存在しないな
犯人が作り上げた架空の存在

金田一
二宮
七瀬
八尾
五十嵐
百田
千家



これだけ揃ってれば流石になぁｗｗｗ
残る面子にも数字入ってると想像はついてしまう。
もうちょっと工夫して欲しかった。

数字に関連した苗字って工夫すればいくらでも出てきそうだが。
せめて「常陸」とか「漆原」とか「玖村」とか…百田は流石にひどいと思う。

漫画で登場人物の名前に必ず色が入ってるとか
花が入ってるとか果物が入ってるとかあるから
金田“一”と“七”瀬に気づいた作者のお遊びじゃねーの？

>>666
一瞬、ん？と思ったけど数字の小さい順に並んでるのか

>>667
百田って名字は普通にあるぞｗｗｗ

>>664
並び替えたらワタナベになるようにしようよ、被害者さん

>>667
モモタと読みます。

>>639
ﾜﾛｽｗｗ
誰か金田一を捕まえろｗｗｗ

>>971
明智警視の出番だなｗ

名前に数字が入ってるのは今回のクイズの答え（仲間外れ）が渡辺ってことでしょ？
もしかして分かってる？

だから金田一が「俺が一番格下」って言ったわけじゃん。

>>666に参道や萬屋が入ってないのは何で？
旧字体だから？

そもそも魔神遺跡の時も
意味なく、名前が日本史関係ばっかだったじゃないか

>>675
最初そいつらが数字なのを理解できなかった。
でも、これだけ数字の奴が並ぶとその二人も多分数字なんだろうな。

参はなんとなく３っぽいけど、萬はわかんね。

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人２
■被害者リスト
･参道麻衣(さんどうまい)…三城大医学部２年
■容疑者リスト
･千家貴司(せんけたかし)…不動高校２年
･八尾徹平(やおてっぺい)…不動高校２年
･萬屋透(よろずやとおる)…三城大医学部４年
･百田梅男(ももたうめお)…三城大医学部３年
･五十嵐郁登(いがらしいくと)…三城大理工学部３年
･渡辺鐘(わたなべあつむ)…三城大薬学部４年
･二ノ宮朋子(にのみやともこ)…優蘭女子大文学部２年

参道の死に皆が衝撃を受ける中、百田はこれをケルベロスの仕業だと震える。そして事態は更に悪化。
窓を割って飛び込んできた大型犬が、千家の腕に噛み付いたのだ。直ちにその犬は追い払ったものの、
外では研究所跡を取り囲んだ野犬の群れが唸りを上げている。身の危険を感じ、手分けして出入口を
塞いで立てこもる事にしたはじめ達。窓には板を打ちつけ、ドアの前にはイスや机を積み上げる。
全てを塞ぎ終わってから、ようやく一息つけたのだった。だがここで千家の傷に関して、
五十嵐は恐ろしい事実を告げる。彼を襲った犬はこぼれたバケツの水に妙に怯えていた。
あれは恐水症状と呼ばれる狂犬病の症状の１つなのだ。感染した人間は１週間で発病し、死に至る。
青ざめるはじめと八尾。とにかく一刻も早くワクチンを打たねばならないが、外は危険な野犬だらけ。
しかもあの様子では全て狂犬病だろう。今はどうする事も出来ず、ただただ歯がゆいはじめ達だった。

爪跡から見て、身の丈１.５メートルはあるであろうケルベロス。そんなものがいるわけないと
怒鳴る渡辺に、百田は反論する。バイオテクノロジーで造った可能性があると。昔この研究所では
犬に関するあらゆる研究がされていた。ライオン程もある巨大な犬を造ってもおかしくはないだろう。
その時物陰から現れた子犬。同じ犬として腹いせに殴りつけようとする渡辺を二ノ宮は必死で止めた。
この犬は彼女の犬で、こっそりバッグに入れて合宿に連れて来たという。苛立ちが募る一方の渡辺。
なぜ自分達がこんな目にと吐き捨てる彼に、五十嵐は突然挑発的な物言いをした。
｢“天罰”だったりして―――…“因果応報”ってヤツですよ！
萬屋先輩たちのあの噂が本当のことなら、“当然の報い”ってことになるんじゃないっスか？｣
一瞬引きつる渡辺と百田。しかし渡辺が五十嵐に掴みかかろうとした所で、二ノ宮がある事に気付く。
先程から萬屋の姿が見えないのだ。まさかの予感は当たる。萬屋はシャワー室の中で冷たくなって
発見された。金槌を手にし、釘が周囲に散らばっている所から考えると、おそらくシャワー室の
窓を打ち付けている時に襲われたのだろう。死体は水道管が引きちぎられていたために水浸し。
そして参道の時と同じ爪跡と黒い獣毛も残されていた。やはり萬屋を噛み殺したのも
｢ケルベロス｣なのか！？更にはじめは由々しき事態に戦慄する。シャワー室の窓は既に
全部塞ぎ終わっている。つまり萬屋達を殺した化け物は、この建物の内側に残ってしまったのだ！
｢俺たちは今―――巨大な魔犬『ケルベロス』の檻の中にいるんだ！！｣

千家ヒロインかよ

バイオテクノロジーで巨大な犬を作る意味がどこにあるんだ。ありえなすぎ。
なのにみんな真に受けてるのがさらにありえねー

五十嵐さんに犯人ではないフラグ立ったな

>>681
こんなパニック状況なら信じても仕方が無いんじゃね？

「さっきから」つーか、萬屋さん最初からいなくなかった？

狂犬病だから水の近くにいれば安全なんじゃないのか？

何か色んな種類の犬がいるけどホントに野犬か？

>>684
千家が朝いたって証言してるから萬屋殺されたのはそれ以降だよな

>>687そうだな。
千家の証言なら間違いないな。

>>648の予言通り、千家に生命の危険が…
不動高校の法則発動か？（まあ、ここまでレギュラーになったら簡単に死なないと思うが）


>>677
手元の福沢諭吉を見るんだ！

>>686まあ、さとうが適当に描いただけだろwww

>>682
そうか？殺されないフラグではあっても、犯人ではないフラグじゃないと思うが。

ただ、現時点で一番怪しいのは八尾。
何故なら別荘が燃えた状況が不自然すぎる。
トリップしちゃった美雪と千家が火付け役になったとはいえ、
なんでたいまつと灯油が部屋の中においてあるんだ？

>>691
さすがにそれは「ギャグだから」じゃないか・・・？

>>692
それだけじゃない。

食中毒による腹痛が生じるまでには食後30分以上はかかる。
にもかかわらず八尾は食ってすぐに腹痛を訴えた。
別荘燃やす為に準備しようとしたんじゃないか？

さらにその後の一行を先導したのが八尾だったのを思い出せ。

>>693
いやいや、それも「ギャグだから」だろ。
ってか食中毒のことなんて作者調べてないって絶対。
食べてすぐに眠ってラリっちゃうキノコなんてどこにあると。

一行を先導したのって八尾だっけ？金田一じゃなかった？マガジン手元に無いから分からん。

>>681
多分こういうのがやりたいんだろ↓
http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/blr/1430721.jpg

これなら・・・しかたないな
しかし千家の運の悪さは異常

・実は千家と被害者は知り合いで同じことに手を染めていて犯人から恨まれてるという説。
・もしくは今までの法則で犯人が他ならぬ千家。容疑者リストに載っている。
どっちにしろ何かしら犬を操るトリックみたいなのはあるんだと思う

千家ヒロインかよ、に不謹慎だけどﾜﾛﾀ
つか死ぬなよ千家…！
>>695
なんだこれかわいいなお前描いたのか？
漫画か？アニメ？こんなんあったっけ？

>>694
マガジンを確認したら八尾が先頭に立っていた。
しかもこの辺の地理を知っているようだったしな。

>>697
いくら操るといっても所詮は畜生。何もかも思い通りにとはいくまい。
いつぞやの美雪の時のように、犯人のミスと言う可能性もあるぞ。

とりあえず千家ソス。

不動高校の面子数人＆外部の面子数人と言う人数攻勢の場合、
かなりの確実で不動高校の面子に犯人がいる
または外部の面子の誰かが共犯ということもある

千家か八尾のどちらかだな間違いなく

そりゃ千家じゃ佐木みたいにビデオで証拠取ったりいつきみたいに情報集めたりできないけど
だからってこんなかたちで出番つくられるとは・・・準レギュラーって大変だな

先導したり別荘が焼かれた（故意に焼かせた？）八尾
萬屋の最後の目撃者（証言のみ）であり狂犬に噛まれた（噛まさせた？）千家
今のところどちらとも怪しい点はあるしなんとも言えないなー

不動高校と研究会に一人ずつ犯人がいる共犯説ってのはどう？
墓場島のパターン。

>>700
>>703
もし不動高校のメンバーに犯人がいる場合、研究会に共犯者がいる可能性は限りなく高い。
でなければ本来赤の他人である研究会の予定を知るのが難しくなる。
元々八尾ん家の別荘が山梨にあるので、後は研究会の共犯者がメンバーをそこへ誘導する。


あれ？そうなると一番怪しいのは既に死んでる萬屋ってことになってしまうな…

八尾「ここはもともとダムの下に沈むはずの村だった（中略）
　　　　計画が中止になって残った農家の空き家を親父が買い取ったんだ」
萬屋「この建物も含めたここら一帯は俺んちのものだから（略）」

「ここら一帯」がダムの下に沈むはずだった村を意味するなら、
萬屋の実家の病院の持ち物である土地に何故八尾の家の別荘があるのか？

実は別荘じゃなくて勝手に八尾が入り込んでいただけのことじゃないか？

>>705
つまりこういうことか。

研究会の共犯者から活動場所となっている廃村の住所を聞かされる。
放置されている手ごろな空き家を見つけ、こっそり忍び込んで別荘に仕立てあげる。
あとは適当なメンバーを誘い、何らかの方法で別荘もとい空き家をおじゃんにする。

こりゃもう犯人は間違いなく八尾だろ。

渡辺が殺されるのは間違いなさそうだから、その時にアリバイ工作が行われると予想する。

参道と二ノ宮さんが同い年なんて信じません。

>>687
いや、でも、

千家の証言〜萬屋さんの死体発見

までの間に、萬屋さんが見当たらないんだけど
マガジンあるなら読み直してみてよ

読者をミスリードさせる為じゃね？
普通に窓塞ぐ途中で殺されたと思うが。

ちょっとちょっと！？
まさかの不動高校生犯人説！？
随分前に不動高メンツには無理だって結論出てなかったか？

>>710
金田一の事だから超悪魔的心理トリックで見事に誘導したんだ！とか適当な理由つけて言い出しそうじゃね？

>>667
その名字ってどういう意味があるの？

五十嵐さんイケメン。
カッコヨス。

>>712
陸は旧字体で六
漆は旧字体で七
玖は旧字体で九

>>710-711
不動高校の面子が火事に巻き込まれて路頭に迷うハメになったのは、
たまたま金田一の悪行とラリった美雪と千家のせいではあるが…

あとは>>691以降を見てくれ。

不動高校の面子が犯人だと仮定すると問題は2つ。

・どうやって萬屋達の合宿の日程を知ったのか。
・金田一が居なかったらどうやって研究所まで行くつもりだったのか


後者は「探検に行こう」とかなんとか適当なこと言って誘導すればいいだけだけど前者は…
共犯がいるか、動機に関わる人物が萬屋達の合宿の日程を知っていてそれを利用したか…

即応の可能性は無いから共犯じゃないと無理だわな
不高メンバーは消去法で八尾決定。
漫画的に共犯者は男女でないと絵にならんので二ノ宮かな？

八尾と二宮が口論してたら要注意だな

何で不動高生に犯人がいることが決定事項なんだろう

まあ、決まってはいないわな。
怪しさなら合宿メンバーのがよっぽどあるし。

>>717
女装の前例ならあるし、八尾がおにゃのこかもしれない

>>721
いくらなんでも発想がおぞましいわｗｗｗ

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人３
■被害者リスト
･参道麻衣(さんどうまい)…三城大医学部２年
･萬屋透(よろずやとおる)…三城大医学部４年
■容疑者リスト
･千家貴司(せんけたかし)…不動高校２年
･八尾徹平(やおてっぺい)…不動高校２年
･百田梅男(ももたうめお)…三城大医学部３年
･五十嵐郁登(いがらしいくと)…三城大理工学部３年
･渡辺鐘(わたなべあつむ)…三城大薬学部４年
･二ノ宮朋子(にのみやともこ)…優蘭女子大文学部２年

この建物の中に潜んでいる｢ケルベロス｣。皆が震え上がる中、渡辺は１人何かに思い至っていた。
―――｢ケルベロス｣……｢地獄の番犬｣……狂犬病―――犬……？……“イヌ”？まさか―――！！
千家のワクチン、外の野犬、中の｢ケルベロス｣、山積みの問題に悩むはじめは、ふと床の片隅に
小さな笛を見つける。だが吹いても何も鳴らず、また元の場所に置いておいた。その時寄って来た
二ノ宮の愛犬･ユータ。はじめの背中でユータは粗相してしまう。トイレの躾はしたはずなのにと
はじめの服を洗いながら謝る二ノ宮だが、はじめはこの時、“トイレ”という言葉である疑いを持つ。
一方こんな所にまで犬を連れて来るとは余程の犬好きだと八尾に言われ、二ノ宮は複雑な顔で返す。
｢……そのコは、特別なのよ…｣

また、父親が警視庁勤めだった五十嵐。はじめの名探偵ぶりも彼は知っているのだそうだ。
そして廃墟の一角。参道に萬屋、あの時のメンバーが殺されていると震える百田と、たしなめる渡辺。
｢『ケルベロス』が誰かにけしかけられてるとしたら…！？去年僕らが診たあの女の子は犬の―――｣
｢バカヤロウ！！死んだ奴に何ができるってんだよ！？俺の前で２度とその話をすんな！｣
だが百田には厳しく言い聞かせながらも、渡辺自身恐れていた。
五十嵐の言う通り、これが“報い”ならば、次に｢ケルベロス｣に噛み殺されるのは―――…！！
開かれた隠し部屋。ユータを抱き、１人足を踏み入れたのは二ノ宮。彼女はある檻の前で足を止める。
札にある名は｢ユーリ｣。やっと会えたと、骨になったユーリに語りかける二ノ宮の目には涙が光る。
｢こんな所に閉じ込められて…さぞ暗くて寂しかったでしょ？……ごめんね…本当に…ごめん……｣
明かりの点いた書庫。はじめが入ってみると、そこには千家が立ち尽くしていた。彼ははじめに問う。
自分が狂犬病ではないかと。千家が手にしていたのは狂犬病の本だった。何か言おうとするはじめを
拒絶する千家。取り乱したまま、彼は部屋に閉じこもった。死に怯える千家を、はじめ懸命に励ます。
１週間のうちにワクチンを打てば助かるのだ。たとえ今は、外が野犬の群れでいっぱいでも。
｢この檻のような廃墟からの脱出口は、俺が必ず見つけ出す！ジッチャンの名にかけて！！｣
その後はじめは、美雪に自説を述べる。本当に魔犬｢ケルベロス｣などいるのだろうか？生き物なら
当然排泄はする。なのに建物のどこを探しても、巨大な犬の物らしきフンは見当たらないのだ。
実は｢ケルベロス｣などどこにもいないのでは？そんな時、近くにいたユータは突然落ち着きをなくす。
今まで大人しかったのにと訝るはじめと美雪。２人の背後には、窓越しに巨大な犬の影が―――！！

渡辺と百田に被害者フラグ出たね。
そして動機に関係そうな話も。

これで百田が犯人だったら面白いんだけどな。
いかにも被害者になるように見せて実は…って奴。

とりあえず五十嵐の犯人確立はさらに低くなったな。
これで犯人だったら笑うがｗ

とりあえず二ノ宮も犯人じゃないっぽくね？
怪しすぎる

ちょっと待て。それじゃ怪しいのが本格的に不動高校側の人間になってしまうぞ！

>>714
そうなんだ
ちなみに読み方は？
今現在も実際に使われてる名字？

>>730
漆原さんは普通にいる。
常陸さんや玖村さんは珍しい妙氏だけど実際に使われている。

>>731
へぇー面白いなぁ
どうもありがとう
使えばよかったのにね その名字
今回の事件に名字が関係あるのかはわからんけど

犯人はわからんけどトリックはなんとなくわかったなー
今週出てきた笛は昔、動物王国の特番で見たことがある。これヒントね。

ランプの精みたいなのが出てくるのか

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人４
■被害者リスト
･参道麻衣(さんどうまい)…三城大医学部２年
･萬屋透(よろずやとおる)…三城大医学部４年
■容疑者リスト
･千家貴司(せんけたかし)…不動高校２年
･八尾徹平(やおてっぺい)…不動高校２年
･百田梅男(ももたうめお)…三城大医学部３年
･五十嵐郁登(いがらしいくと)…三城大理工学部３年
･渡辺鐘(わたなべあつむ)…三城大薬学部４年
･二ノ宮朋子(にのみやともこ)…優蘭女子大文学部２年

窓越しの巨大犬の存在に気付き、戦慄するはじめと美雪。だがはじめが確かめた時には、
既にその姿はなかった。話を聞き、殺されると半狂乱になる百田と黙らせようと怒鳴る渡辺。
２人の様子を怪しんだはじめは、事情を知っていそうな五十嵐に話を聞いた。五十嵐は語り始める。
数ヶ月前に、大学にある噂が流れたと。萬屋、渡辺、参道、百田の４人が、バイト先の病院で
人を殺したという噂が。萬屋達は｢何か｣をしでかして、自分達が診ていた患者を死なせたらしい。
だがそこは萬屋の病院だったため、事実はもみ消されてしまったという。あくまで噂だが、
五十嵐は彼らならやりかねないと苦笑する。彼は一度、萬屋達医学部生が解剖用の遺体を
粗末に扱う様を目の当たりにしていたのだ。渡辺は渡辺で、よく自作の新薬を強引に後輩に飲ませて
効果を見ているという。彼らの命を預かる者としての自覚はその程度なのだと、五十嵐は溜息をつく。
｢だから仮に本当に人を死なせてたとしても、“実験動物”が一匹死んじまった―――
ってぐらいにしか考えてないかもな！｣

今の話に考え込みつつ、美雪と廊下を歩くはじめ。途中ふと、前に箱の上に置いておいた銀色の笛が
なくなっている事に気付く。この時ピクリと反応するユータ。それと同時にクギを打ちつけた
板を突き破り、野犬が飛び込んできた！慌てて逃げる２人。その間にも犬達はなだれ込んでくる。
はじめの知らせを受け、それぞれ近くの部屋に避難し閉じこもるメンバー達。ドアの向こうでは犬が
狂ったように暴れ回る音が聞こえる。はじめは震える美雪を支えながらも考えを巡らす。
固く打ちつけたはずの板があんなに簡単に破られるだろうか？やはり誰かが内側からクギを……？
この時何かに反応するユータを見たはじめ。そしてその途端、ドアの外が静かになった。
ここではじめは、ようやくある事を確信するのだった。
食料庫に隠れていた渡辺も、外に犬の気配がなくなった事に気付いた。そっとドアを開けてみる渡辺。
確かに犬はいなかった。だがその代わり、凶器を持った｢人間｣が彼を待ち構えていた―――！！
頭に致命傷を受けたものの、渡辺は辛うじてドアを閉めた。だが犯人は今にも扉を破ろうとする。
なぜあいつが……？力尽きゆく渡辺は、とにかくこの事を誰かに知らせようと辺りを見回す。
そして彼は、最後の力を振り絞って、メロンを掴んだ―――
急に消えた犬達を不思議がりつつ、互いの無事を確認し合うはじめ達。その時二ノ宮の悲鳴が響く。
食料庫の前で青ざめる彼女。中には全身爪跡だらけで血まみれの、変わり果てた渡辺の姿があった。
死体の周りには果物が散らばっていた。リンゴ、ミカン、ナシ、バナナ、ビワ、キウイ。
そして奇妙な事に、渡辺の手にあるメロンはトマトを潰している。これには一体、何の意味が……！？

おいおい！萬屋達ってとんだ外道だな！！

巨大な犬は照明効果で
影が大きく見えただけでＯＫだよな

遺体を粗末に扱うって最悪だな
そりゃついていけんわ

そして五十嵐の犯人確立はゼロになったな

日本語的に確率というか可能性というか

メロンに潰されたトマトが何を意味するかだな
他の果物はたまたま散らばっただけだろうが

なぁ、萬屋達を皆殺しにしても、その後犯人はどうやって脱出する気なの？

外には狂犬病の犬ばっかりだし

ヒント：水

>>741
トマトが渡辺自身で、メロンが犯人なんだろ
そうなると、メロン…、メロンメロン…、メロメロ！
犯人は男をメロメロにしちゃう二ノ宮さんだ！！

果物が散らばっている中野菜が野菜を潰してるわけだ…
つまり登場人物たちには苗字の数字以外でもう1人仲間はずれが
いるってことか？

萬屋達に引きまくってるのに
何で五十嵐は今も同じサークルにいるんだろう。

金田一に最初に（外したとはいえ）ナイフをつきたてたのは五十嵐です
死者を冒涜するのは嫌いでも、異常者であることに変わりはないと。

>>745
成る程、メロンもスイカ同様野菜だったな。
しかし苗字以外の共通点って何だろう？

メロンって果物じゃなかったの？
果物と野菜両方置いてる八百屋で・・とかは単純杉か。

畑で生るのが野菜、木になるのが果物っていうのが簡単な分類だったはず。
これでいくと苺、西瓜が野菜なのは言わずもがな。

>>744
それ・・・・・か？

苺も野菜なのか！？
ってか、ここまで来たら果物とか野菜とか関係ないんじゃないの？
トマト以外は「甘いもの」って分類とかさ…

トマト＝野菜
メロン＝野菜

渡辺は数字が入っていない、すなわち仲間はずれ
野菜が野菜を潰す＝仲間はずれが仲間はずれを殺す
ここでの『仲間はずれ』とは現在犯行可能な容疑者以外という事を指すのでは？

　　　　　,.ｨ , - ､.＿　　 　 、
.　　　 　 ,ｲ/ l/　　　 　 ￣￣｀ヽ!__
　　 　 ﾄ/ |'　{　　　　　　　 　 　 　 ｀ヽ.　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　 　 Ｎ│ ヽ. `　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 　 　 /ヽ　/　 ∨
　　 N.ヽ.ヽ、　 　 　 　 　 　 ,　　　 　 　 }　　　　l＼/　　`′
.　　ヽヽ.＼　　　　 　 　 ,.ｨｲﾊ　　　　 　 |　　 ＿| つまり！
　　 ヾニｰ　__　_　-=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 　 |　　＼　　　　　
.　　 　 ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ　　　> 　　　犯人は実は生きていた
.　　　　 　 l 　 ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐'　l‐''´冫)'./　∠__　　
　　　　　　 ﾞiｰ- ｲ'__　ヽ､..＿__ノ　　 ﾄr‐'　　　　/　萬屋だったんだよ！！！　 　
　　　　　　　l　　 `＿__,.、 　 　 u　./│　　　　/＿　
.　　　　　 　 ヽ.　 }z‐r--|　　 　 ／　 ﾄ,　　　 　 　 |　 ,、
　　　　 　 　 　 >､`ｰ-- '　　.／　 ／　|ヽ　　　　　l／　ヽ　　 ,ﾍ
　　　　　　_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ 　 ./　 ＼､　　　　　　　＼/　ヽ/
-‐ '''" ￣ /　 :| 　 ,ゝ=＜　　　　　　/　　　 |　`'''‐-　､.._
　　　　　/　　 !.／l;';';';';';';＼　　　 ./　　　　│ 　 ＿
　 　 　 _,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼　 ./|._ , --､　|　i´!⌒!l　 r:,＝i 　　
.　　 　 | 　 　 |:.l.　/';';';';';|=　　ヽ/:.|　.|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':|　|. L._｣　））
　 　 　 l.　 　 |:.:.l./';';';';';';'!　 　 /:.:.| i´|.ｰ‐' | /　|　 　 |.　!　　 l
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>>753
仲間割れ？安岡夫妻のパターン？

渡辺殺す時の犯人こえーよ！
ゾッとした

>>738
でもあの影の目の光は一体何だったんだ

>>757
本物の犬じゃなくても、影絵でおｋ

？？
いまいちよくわからないんだが…何であんな犬が集まってるんだ？偶然？
まさか犯人は風使いとか植物使いみたいな、犬使いってことはないよな？
それなんて漫画

亀だが、犬には自分の糞を食う奴もいるから糞が落ちてないから犬がいないとは限らない。

残念ながら犬使いは有り得るんだよね。
先週出てきたあの笛って多分･･･

>>761
あの中に餌が入ってたんだな！もしくは笛に見せかけた餌なんだな！
だから音が出なかったし、餌取られると思って金田一を襲ったと
千家を襲ったのは偶然じゃなくてあのとき食ってたパンを狙って…

まあ常識的に考えれば、あの笛で操ったってことなんだろうけど
笛壊れてたし、たかが笛で犬が細かい命令きくとかねーよｗ

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人５
■被害者リスト
･参道麻衣(さんどうまい)…三城大医学部２年
･萬屋透(よろずやとおる)…三城大医学部４年
･渡辺鐘(わたなべあつむ)…三城大薬学部４年
■容疑者リスト
･千家貴司(せんけたかし)…不動高校２年
･八尾徹平(やおてっぺい)…不動高校２年
･百田梅男(ももたうめお)…三城大医学部３年
･五十嵐郁登(いがらしいくと)…三城大理工学部３年
･二ノ宮朋子(にのみやともこ)…優蘭女子大文学部２年

リンゴ、ミカン、ナシ、バナナ、ビワ、キウイ、そしてメロンに潰されたトマト。おそらくこれは
ダイイングメッセージだ。はじめは記憶を辿る。以前渡辺はクイズを出した。自分達の中にいる
仲間外れは誰か？そしてあの時はじめは答えた。自分が一番格下だと。ここではじめに走る衝撃。
｢それじゃあ…犯人は―――｣
はじめは仲間達だけを集め、犯人は魔犬でなく人間だという事を告げる。驚いた八尾は
千家の狂犬病の事もつい口にしてしまうが、既に自分の病を受け入れた千家は覚悟を決めていた。
｢怖くないって言ったらウソになるよ…でも…今は犯人を捕まえる方が先だと思う！そうだろ？金田一！｣
犯人を突き止めるため、これまでの事を整理するはじめ達。まずは参道の死体発見の前後からだ。
朝、食料庫が荒らされているのを発見した美雪と二ノ宮。その場に二ノ宮を残し、すぐに美雪は
人を呼びに行く。はじめを見つけたのはその直後だ。その頃千家は萬屋と洗面所で、八尾は渡辺と
トイレで会っていた。その後顔を合わせた千家と八尾は、食料庫で騒いでいたはじめ達に出くわす。
そのすぐ後で上がった、参道の死体を見つけた百田の悲鳴。つまり死体発見まで所在が不明なのは、
五十嵐だけという事になる。しかし参道は夜中に殺害されたため、その時間には誰もアリバイはない。

また野犬に囲まれていると分かり、対策として全ての出入口を塞ぎ終わったのは昼近く。その時
シャワー室で死んでいる萬屋も発見された。萬屋は皆が出入口を塞いでいる間に殺されたわけだが、
全員の行動はバラバラでやはりアリバイのある者はいない。千家の看病をしていた、美雪以外は。
誰でも殺せる機会があったのは渡辺の時も同じだ。ここで行き詰まったのか、現場検証に行くはじめ。
参道の死体、萬屋の死体と入念に調べるはじめは、萬屋のヒゲが剃られている事に気付く。
一方八尾は死体を前に平然としている同級生３人に、少し空恐ろしいものを感じるのだった……。
次に訪れたのは萬屋の部屋。彼の荷物の中にはヒゲ剃り用カミソリやヘアムース等の他、
コンタクトケースもあった。五十嵐曰く、萬屋は相当目が悪かったらしい。しかしケースの中に、
レンズは入ったままだった。この時はじめの脳裏に萬屋殺害現場の状況が鮮やかに甦る。
｢わかったぜ……！犯人を追いつめるためにどうしても解かなきゃならなかった―――
最後の謎が……！！謎はすべて解けた！！｣
そして一堂に会するメンバー達。はじめは彼らの前で真相を明らかにする。そもそもここには、
｢ケルベロス｣なる犬は存在しない。事件の全ては｢ケルベロス｣を騙るある人物が仕組んだものだ。
犯人がこの架空の怪物をでっち上げたのは、自分の代わりに殺人の罪を被る存在が必要だったため。
廃墟という閉鎖空間で連続殺人を行うと、容疑者が限られ、自分が疑われる確率も高くなる。
そこで｢ケルベロス｣の檻や巨大な爪跡、黒い毛を残す事で、全ての殺人をこの怪物の仕業だと
思い込ませようとしたのだ。そしてこの事件の犯人、殺人者｢ケルベロス｣はこのメンバーの中にいる。
｢渡辺さんが現場に残したダイイングメッセージが――この事件の犯人を俺に教えてくれたんだ！｣

百田…

萬屋はコンタクトレンズを使わなくても髭が剃れた。つまり目は悪くなんかない。
にも関わらず他人の前では目が悪いという芝居をしていたわけだ。
…しかし、それに何の意味があるのかよくわからんな。
萬屋は芝居がとてもうまいからずっと死んだ振りをしていたんだよ！ってオチか…？

金田一がショックを受けてるっつーことは、
不動高校の面子に犯人がいるから…なのかな？

名前に果物が入っている百田が怪しそう。

しかしたかが合宿なのに
よくあんなバリエーションに富んだ果物があったなあ

>>768
百田は殺される側だと思うんだが

仲間の口封じ？
…ねーか

殺される側と見せかけて犯人ってのはよくあるタイプだよな

「それじゃあ、犯人は・・・・」と言ってる金田一、
すごい汗だくで焦った顔してるけど、どうしたんだＹＯ！

やっぱり死んだと思っていたアノ人か！？

>>773
犯人は冴子だから

萬屋のコンタクトはカラコンで、
目の色を隠しているって展開じゃねの
あれ、デジャビュかな

ひょっとして野菜のﾀﾞｲｲﾝｸﾞﾒｯｾｰｼﾞは八百屋→八尾！？

>>766,744
やっぱ犯人は萬屋で間違いなさそうだな。
果物の大きさ＝メンバーの名前の数字の大きさ
を表してるんだろ？

おっと、レスアンカー間違えた。
・・・しかし、こんなあせる必要もない平常な状況でも俺みたいに数字間違えるのに
あんな殺される間際に「名前に入ってる数字が一番でかい！」とか咄嗟に考えられるものか
という疑問は残るな。

みんなが名前名前言うから、
多分ダイニングメッセージがわかった。

でも、そうするとおかしなことになるんだよなぁ…

ダイニング…いやダイイングメッセージ残す被害者って
死の間際とは思えない頭の回転するよなｗｗｗ
しかし医者（の卵）sugeeeeeeee!!!どうやって死亡偽装したんだ

あの…みんなが予想してるあの人が犯人だとすると果物の数が…
いや、なんでもない。違う解釈でダイイングメッセージ考えてみる。

どっかで調達した他人の死体を偽装したんだろ
現場を水浸しにして近づきにくくしてるし
金田一たちは会って日が浅いから間近で見ても
あの死体が萬屋じゃないと気付かなかった
コンタクトをしていないのに髭が剃られていたのも
これで説明が付くしな

>>777
死体に怯えて美雪にたしなめられるような
純粋な八尾君が犯人のはずないじゃないか

>>783
せっかく身代わり用意したのに痛恨のミスだな

しかし>>782が気になることを…

>>774
誰だよｗｗ

ﾈﾀﾊﾞﾚ：犯人は美雪

不動高校の奴が犯人だとすると
殺人舞台まで先導した八尾が犯人

渡辺鐘ってジャリズムのだろ。

参道を呼ぶ度にアホになるのか

果物の数まで殺される瞬間に意識できるわけないし
大体残った人間の数と果物の数が一致してるかどうかは完全に偶然なんだから
『やっぱ果物の数違うから駄目じゃん・・・ガクッ』
なんてダイイングメッセージ残すの諦めたりしないだろ、フツー。
あそこは難しく考えず果物の大きさだけ考えときゃいいよ。

死にそうなのに凝ったダイイングメッセージ残すとか余裕あるよな
血で犯人の名前を書いておけば一発だったのに

昔遠野に殺されたおっさんもダイイングメッセージ残したけど消されてたが
あれはシンプルに「とおの」とでも書いたんだろうか。
実は難解な謎解きになってたら笑えるのに。

いずれにせよ、渡辺はまず助かる方の努力をしろ。と思う。

>>791
死ぬ間際だから果物の数が合わなくてもおかしくないと言うけど、そもそも>>793の言うように、ダイイングメッセージを残すことがおかしい訳で･･･
果物の数が7つなことにも「マンガの都合的な」意味があるはずだよ。

とりあえず千家のワクチンは間に合いそうでよかったな

もう解決編？
いつもは８話くらいからだよね。展開早いな

※　臨　時　告　知　※

諸事情により明日から私はあらすじを投下できなくなります。
これからは楽屋裏スレhttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1193389271/に
あらすじを上げたupローダーのURLを貼って行くので、
明日からは22時を過ぎたらどなたでも良いので気付いた方がこのスレにあらすじを投下して下さい。
参加者の皆様、よろしくお願いします。

今後代理投下に関するご意見等は楽屋裏スレにてお願いします。
それでは以下あらすじです。

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人６
犯人に襲われ食料庫に逃げ込んだ渡辺は、どうにかして犯人の正体を他の者に知らせようとした。
そこで彼は犯人に感付かれないよう、はじめだけに確実に伝わる方法を選ぶ。それがフルーツの
ダイイングメッセージだ。前に渡辺が出した仲間外れを探すクイズの答えこそ、重要なヒントとなる。
実はメンバー達の名字には、渡辺を除いた全員に数字が入っているのだ。部屋割りの紙を見てそれに
気付き、クイズにした渡辺。そして金田一の｢一｣はこの中で最小の数字なため、自分が一番格下だと
はじめは答えたのだ。渡辺はこの関係性を、その場にあった８種類の食べ物で表そうとした。
７つの果物の中に仲間外れのトマト、即ち自分を入れる事で。彼は果物の大きさを
それぞれの名字の数字の大きさに見立てた。一番小さなビワをはじめに、次のキウイを二ノ宮に、
その次のミカンを美雪に、といった風に。そして渡辺は、自分であるトマトをメロンで潰していた。
｢だからこの『メロン』に当たる人物こそ、渡辺さんを殺害した―――『ケルベロス』って事になる！｣
散乱した果物の中で、メロンは一番大きい。つまり犯人は７人の中で最も大きな数字を持つ者―――
｢それは…千家貴司…！お前だよ！お前が渡辺さんたちを殺害した犯人―――『ケルベロス』だ！！｣
はじめは苦渋の顔で、だがはっきりと親友を名指しする。美雪ですら信じられない衝撃の真実。
笑って追及をかわそうとする千家に、はじめは自身の推理を突きつけていく。そもそもこの研究所に
はじめ達が迷い込んだのも、偶然ではなかった。萬屋達がここで合宿するのを知っていたからこそ、
千家はこの廃墟を殺人劇の舞台に選んだのだ。だが１人で潜り込んだらさすがに怪しまれる。
そこで千家は近くに別荘を持つ八尾を利用した。グループで別荘に行き、騒ぎに乗じて廃墟に向かう。
暗闇でライトを持って先頭を歩けば自然と主導権を握ることが出来る。
｢あの夜俺達は森の中をさ迷ってたんじゃなく―――千家によって意識的に誘導されていたんだ！｣

そしてこの建物を取り巻く犬も、千家が操っていた。人間には聞こえない｢音｣を出す、犬笛を使って。
はじめ達が廊下で見つけた笛がそれだ。犬笛を吹き、訓練された犬達を密かに動かしていた千家。
はじめと美雪が見た巨大な犬の影も、犬笛で呼び寄せた普通の犬を少し離れたライトの前に立たせて
大きく見せた幻影だった。犬が建物に入り込んできた時や波が引くように去った時、その直前に
ユータが反応していたのは犬笛の音だったのだ。当然犬達は狂犬病などではない。千家を噛んだ犬は、
最初から水を怖がるように訓練されていただけの健康な犬だ。こうして狂犬病の恐怖を煽る事で、
千家は皆がここから一歩も出られないようにする事に成功した訳だ。自分を噛ませる命令を出すため、
あの時咥えていたパンに犬笛を隠していた千家。だが噛まれた拍子に犬笛を落としてしまい、
その上しばらく美雪が付きっきりで看病していたためにすぐに拾いに行く事が出来なかった。
あの笛が犬を操るのに使われた証拠として、千家が噛まれてから笛が持ち去られるまでの間に、
犬の騒ぎは何一つ起きていなかった事をはじめは挙げる。だがここで千家ははじめの謎解きを遮る。
｢今お前が言ったこと……裏を返せばそのまま僕は犯人じゃないって証拠になるんじゃないか？｣
美雪がずっと付き添って看病していたのだから、千家には萬屋殺しのアリバイは完璧にある事になる。
しかしはじめは、このトリックも既に解けていると千家に向かって断言する。
｢お前がどうやって萬屋さんを殺害したか―――その巧妙な心理トリックをこれから破ってみせるぜ！｣

宇和ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ

また不動高校か！！

千家とかふざけんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

なにこれ夢？
ああそうだ夢オチだよな！
な！・・・な・・・

嘘だッ！

千家ええええええええ！！うおおおおおおおおおおお
これも金田一の友人・不動高校の生徒の宿命だな

>>789
自分も思ったｗ作者と知り合いで友情出演とかかな？ｗ
ちなみに学園七不思議で青山ちひろという子が的場に殺されていたが、
青山千洋という舞台女優もいたりする。

ええええええええええええええええ！！！……まじ？

前回千家が金田一と美雪同様
死体の前で平然としてたのはこういう事だったのか

え？
千家ってあの首つり学園の時に
自分が殺されるのかも…とか思ってた奴じゃないの？

＞また不動高校か！！

もはや定番のセリフだな…

メロンは野菜じゃないの？

マガジン購読歴10年になれば解るが
これは真犯人をおびき寄せるための
千家と金田一の友情タッグの罠。
なあに、次回を見てな

メロンは野菜だろ

ちょ…
佐木1号といい千家といい、準レギュラーだからって楽観出来ないのかああああ

この漫画、最終回には美雪が犯人になりそうだな・・

千家は準レギュラーっていうほど出てはないけど。
まあおまけ漫画にまで出しといて犯人ってのはどうかと思うけど。

>>812
そんなのどうでもいいよ
千家があああああああああああああ

>>811
マジだな!!??信じるぞ!!!???

もういいや…、動機さえさくら並に納得いくのであれば…

八尾が先頭じゃなかったのか？千家が先導？

たとえ朝基がマジキャラになって犯人になったとしてもこんな衝撃は受けない

こんな殺人犯ばっかり出してる高校はさっさと廃校にすべきだろｗｗｗｗｗｗ

動機？トリック？そんなのどうでもいい！
初めて原作者を恨んだぜ…

なあみんな、今までで一番悲しかった動機は？
そして、千家の動機はそれを上回ると思う？

待て待て待て待て
>>812からして、>>811の複線なのか…！？

死にたい人にお薦めの危険な学校不動高校

・サバゲーマニアの６人なら大丈夫だろうと思っていたらサバゲーマニア１人と女子高生に殺された
・部室から徒歩１分の井戸のそばで美雪が頭から血を流して倒れていた
・建物がぐらりとしたので壁を覗いてみると白骨があった
・「そんな危険なわけがない」といってついてきた佐木が首吊り死体になった

・美人先輩の紹介したバイトで死にかけた（トンネル崩落、釣り鐘落下など）
・転校していった同級生の家に行ったら（ry
・退学した同級生の（ry

もしかして、今回コータローの蛭田達也が公に挑戦してるから、
「今までと違うパターンでいってやろう」とかいう
思惑が働いてるのか？

ってか、そうでもなければこのタイミングで
準レギュラーを犯人にするとか考えられん…。

死ぬ前のほんの一時の間に
たまたまその場にあった果物と野菜の数と大きさを認識できた
渡辺さんsugeeeeeeeeeeeeeee

>>811
百田『そうか！このガキが○○に××なら渡辺達を殺せるのか！』
金田一『どうして千家が○○なんて解るんだい？百田サン・・・』

！？

金田一『今の言葉で証明してしまったのさ！
アンタが真のケルベロスって事をね！このダイイングメッセージの真意は〜』

：
：
：
エピローグ
千家『お前友達無くすぞ金田一〜、
ただでさえ縮んでた寿命が更に縮んだぞ
これで二度目だぞ！ニ・ド・メ！！』
金田一『悪ィ！千家！今回は状況証拠しかなくてさ・・・
今度美味いカツ丼食わせてやるからな！この通り！』
千家『・・・（再登場したらコイツ本当に殺したろーか）』

「メロンにあたる人物」って言われた瞬間、え？萬屋さん生きてたのか？って衝撃を受けてページを捲った瞬間、

もっと衝撃を受けた･･･

一応貼っとくか・・・

・時限発射の犬が仕掛けられていないか
・実は生きてた萬屋の父が物陰から犬笛で狙ってないか
・二ノ宮が実はユーリの母親で、突然ナイフで刺してこないか
・犬笛に爆弾が仕掛けられていないか
・パンに毒が入っていないか
・犬の腎臓は大丈夫か
・狂犬病注意報は出ていないか
・周りに燃えやすい別荘はないか
・なんか鋭い犬笛を隠し持っていないか
・犯罪計画自体に欠陥トリックはないか
・八尾が実の親友で、一緒に死のうとしないか


に千家は気をつけてくれ！
というか気をつけろ！これ以上不動高校から死亡者が出て欲しくないよ！

＞・計画犯罪自体に欠陥トリックはないか
今更欠陥トリックもないだろｗｗｗ

かわいそうに・・・千家は名字に千が入っていたせいで、犯人に仕立て上げられてしまった被害者。
それにしても作者は名字をうまいこと使ったなと思うよ。金田一にも美雪にも名字に数字が入ってるのが考えたらまずスゴいし

>>819
どう見ても千家は後ろから付いていってるだけ。
真犯人を引っかけるための罠でなかったらとんだ濡れ衣だな…。
また単行本でこっそり修正するのかもしれんが。

>>829
その展開だったらどんなにいいかと思った ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
千家は首吊り学園に巻き込まれた際に金田一の洞察力の凄さも分かってるはずだし、
目の前で人が死んでるのとか捕まる犯人とか見てるハズなのに…
金田一の目の前で殺人を犯すとは愚かなヤツよ

金田一を置いて旅行しようとしたり
美雪に看病されてる時妙に思わせぶりな態度とったりするから
三角関係フラグかと思ってた

>>831いやむしろ今回の千家の死によってはじめにとっては転機になると思う。親友の死を乗り越えて人間的に変わっていくはじめ。冒頭の犯罪行為はそのフラグ

千家が犯人だとしたら、別荘を燃やすのを予想してたってことか？

>>831
>>時限発射の犬が仕掛けられていないか
どんな仕掛けだよｗ吹いたｗｗｗｗ

>>829
それ見たいなぁ……。

とりあえずうわあああああああああああああ

>>818
マジレスだが、萬屋達が一年前に人を殺した件が関係してるんだろう(殺されたのは千家の家族とか)
そして、彼等の死者冒涜の様子を見るからに、これまでにないくらい鬼畜な事をしたんだろう

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人７
手に握られた金槌、散らばる大釘、全部塞がれた窓。萬屋の死体発見時の現場の状態から、
彼は窓を塞いでいる間に殺されたと見られていた。だが真実は違う。朝の野犬騒ぎが起きる前に、
既に萬屋は殺されていたのだ。千家は朝早くに萬屋を殺害。死体をシャワー室に運ぶと窓を打ち付け、
犬の仕業に思わせるよう黒い毛や引っかき傷も残す。そして本当の殺害時刻に気付かれないよう、
死体の血を洗い流すために水道管に穴を開けた。その後千家は皆の前で狂犬病の犬に噛まれる事で、
彼らが窓を塞ぐように仕向ける。あの時一番に窓を塞ごうと言い出したのは、他でもない千家だった。
こうしてはじめ達は千家の誘導に乗って萬屋の死体があるシャワー室と同じ状態を作り上げる。
そのため萬屋の殺害時刻を誤認し、千家に完璧なアリバイを与えてしまったのだ。
しかし萬屋は朝、洗面所にいたのでは？八尾の疑問にはじめは答える。あの朝、萬屋に会ったと
証言したのは千家だけだ。千家は事件発覚前に何気なく萬屋の所在を口にする事で、あの混乱の中、
萬屋が皆と行動を共にしていたかのような錯覚に陥らせたのだ。だがここで、千家は証拠を求める。
｢僕がそれをやったという『証拠』がなくっちゃ、僕が犯人なんて決めつけられないぜ？｣
そこではじめは萬屋のコンタクトケースを取り出した。極度の近視だった萬屋。だがケースの中に
レンズは入ったまま。つまり殺された時の萬屋はコンタクトをしていなかったのだ。
コンタクトなしには歩けない程目の悪い彼が、コンタクトをせずに釘など打てるだろうか？
更に死体はヒゲも剃ってあった。萬屋のカミソリではコンタクトなしにヒゲを剃るのはかなり危険だ。
萬屋が朝まで生きていたと偽装するためにヒゲを剃った千家は、逆に自分の首を絞める事になった。
ヒゲを剃る萬屋を見たという千家の証言が、アリバイトリックのためのでっち上げである
何よりの証拠となってしまったのだ。それでも千家は震えながら、｢俺じゃない｣と繰り返す。

はじめは一瞬悲しい顔をしたかと思うと、千家に背を向ける。そして窓に打ちつけた板を剥がすと、
獰猛な犬の群れに自ら飛び込んでいった！はじめを取り囲み唸る犬達。そのうちの一匹が牙を剥き、
はじめに襲いかかる―――！だが突然、犬達ははじめから身を引いた。戸惑う美雪達の後ろには、
犬笛を手にした千家が。彼は友を救うため、なにより犯人の証拠となるはずの犬笛をとっさに
取り出してしまったのだ。千家は悲痛な面持ちではじめの下に歩み寄ると、ついに自ら告白する。
｢金田一……俺の……負けだよ…。萬屋たちを殺したのは俺だ………俺が全部やったんだよ｣
自分で謎を解きながら、この現実が受け入れ難いはじめ。なぜ？はじめに問われ、千家は語り出す。
彼には好きな子がいた。利緒という名の、明るく健気な子だった。
｢でも去年彼女は……利緒は死んだ…殺されたんだよ！萬屋たちに、モルモットにされて―――！！｣

…あれー>>829展開は？………

せ…千家に彼女だとお〜！！！？？

えっ！？千家って美雪が好きなんじゃなかったの？

【千家が犯人】に霞んでしまうかも知れないので言っておこう
萬屋殺しの心理誘導トリックは何げにしてやられた、俺的には最優秀トリック

>>841あれー残念
千家は美雪の事が好きだと思ったから、殺されたのは家族だろうと予想したんだけど、彼女だったのか

>>831に地獄の傀儡師が変装して紛れ込んでいないかも追加してくれ


つか、千家ええぇぇぇぇ…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

こりゃ作者に抗議の手紙だ
千家えええええ(泣)

>>850文面はコレで出そう

あーん！千家様が真犯人だ！
千家さまよいしょ本＆千家さまＦ.Ｃつくろー！って思ってたのに…
くすん…脇役薄命だ…

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･うっうっう…ひどいよお…ふえーん！！
この間「今、時代は千家貴司だ！」の葉書きを出してまだ２週間じゃないですか！
どーして、どーして！？あれで終わり！？嘘でしょ！？
信じられないよおっあんな金田一ごときに見破られるなんてっ！！
遠野と差がありすぎるわっ！！再登場しますよね？ね？ね？
……泣いてやるぅ･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

私はあのおそろしく地味な彼が（たとえ出番無くてもさ！ヘン！）大好きだったんですよっ！！
千家さまあっ！逮捕されちゃ嫌だああああああっ！！
先生のカバッ！！え〜ん･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

千家を信じて凶暴な犬の群れに身を投じた金田一
己が犯人であると認める行為になろうとも、金田一を助けた千家

つД｀）･ﾟ･

>>851
佐木が死んだ時にこんな感じの文を見たなぁ。

今回のトリック、肝の部分が嘘の証言だけってのが微妙
魔犬のせいにするのも無理があるし
爪痕とか後で警察に調べられたら一発でバレるやん
個人的に準レギュラーが犯人だった事以外は
イマイチ見所のない事件だった

>>854
元々ターゲットを全員始末したら千家は自首するつもりだったんじゃね？
全員殺し終わるまで自分に疑いが向かなければいいという程度のトリックで。
でなけりゃあんなリスクの高い状況つくって殺人を行う必要も無い気がする。

>>855
だな。
金田一がついて来たにも関わらず犯行決行したのも、金田一になら見破られても構わないって思いがあったからじゃないかと思う。

それでもまあやっぱり、金田一が突然一緒に行くことになったときは

「ちょｗｗｗ金田一おまｗｗまじ来んなｗｗｗｗ」

って内心思いまくってたんだろうな

>>836
ああそれ自分も思った
何だったんだろうな

>>853
ヒント：コピペ

千家死ぬかな？

犬に自分の喉笛噛み切らせたりはしないよな？

もう遅いんだよ金田一…時間だ

その前に百田を・・

>>862
ちょｗｗそれ有森ｗｗｗｗ

【ＣＡＳＥ１】魔犬の森の殺人８
去年大学で噂になった萬屋達が“殺した”患者こそ、千家の恋人･利緒だった。千家は吐き捨てる。
｢ヤツらは利緒のささやかな命の灯を、まるで吸いがらでも踏み消すように踏みにじった…！｣
千家と利緒が初めて会ったのは去年の春。車に引かれた野良犬を助ける利緒に、千家が協力した事が
きっかけだ。犬のトレーナーの見習いだった利緒。高校の近くにある犬のトレーニングセンターに
勤める彼女に、千家は度々会いに行くようになった。同い年にして夢をしっかり持ち、大好きな犬と
戯れる利緒の姿に、千家は次第に魅かれていく。そしてある日の帰り道、千家はその想いが高じ、
利緒にキスをした。千家の気持ちに戸惑う利緒。この時彼女が明かした真実に、千家は衝撃を受ける。
｢あたしね……あと半年しか生きられないの…………そういう病気なのよ…………｣
だが彼女はあくまで明るく笑う。夢だった犬のトレーナーにも見習いながらなる事ができて、
残りの人生を楽しんで生きているのだと。そんな彼女を思わず抱きしめる千家。
｢君の残された時間を半分わけてくれ！僕は君を―――一生分愛してみせるから…！｣
生まれて初めて受けた｢愛の告白｣。利緒は千家の胸の中で涙ぐんだ。
｢ありがとう…千家君……。―――また生きるのが…楽しみになっちゃった…｣

心をひとつにして生きていこうと誓った２人。しかしわずか２週間後、彼らに突然の不幸が襲った。
入院先の病院で、利緒は帰らぬ人となったのだ。彼女の遺体を前に、千家は呆然と立ち尽くす。
｢ウソだろ…？昨日まであんなに笑ってて…半年……あと半年あるはずじゃなかったのかよ！？｣
その後千家は利緒の部屋で彼女の日記を見つけた。それは彼女が生きるはずだったこれからの半年を、
いとおしむように書き綴った未来の日記。残酷な現実に、千家の目からは涙が止まらなかった―――
利緒の死に納得できなかった千家は、独自の調査から信じ難い事実を突き止める。彼女の担当は
医者ではなく、まだ医師免許も持っていない学生だったというのだ。それが萬屋達４人だ。
萬屋は院長の父に頼み込み、患者を１人借り受けた。渡辺の作った薬の効果を調べる、実験体として。
彼らはその薬のせいで利緒の容体が急変すると逃げるように大学に戻り、その死は院長が病死として
片付けたという。真相を確かめようと大学を訪れた千家は、彼らのあけすけな会話を聞いてしまう。
萬屋達はまさに利緒のカルテの始末について話し合っていた。その時の萬屋のあまりにも心ない一言。
｢たかが半年しか生きられない患者だったんだ！そんなので捕まったりしたらバカ見るぜ？｣
この時千家は決意する。自分の手で、この鬼畜達に裁きを与える事を。
｢人ひとりの命の重さに―――半年も50年も違いがあるのかよ！？利緒の半年はあいつらの―――
お前らの一生より、ずっとずっと大切な時間だったんだ！！｣
最後の標的、百田を睨みつけた千家。彼は犬笛を取り、かつての利緒の愛犬達に向かって叫ぶ。
｢さあお前たち！『ケルベロス』の最後の命令だ！！あいつを八ツ裂きにしろ！！｣

日産自動車、杉原正康、顧客を強盗殺人
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/car/1199812403/

神戸地裁で裁判中
有名自動車メーカーは隠蔽中
上記のスレでは、報道で見られないこの事件についての
匿名リポーターの報告が乞われています。
裁判傍聴される方、事件の詳細・背景をご存知の方
金田一様も
ご協力お願いいたしますう。

よしやれ犬！

＞人ひとりの命の重さに―――半年も50年も違いがあるのかよ！？

深いな……

やべえ、漫画のキャラにこれ程までに怒りを感じたのは初めてだ…
萬屋達は死んで当然、百田も殺せ！！

生まれて初めて受けた愛の告白！？嘘だろ？

「利緒の半年はあいつらの、お前らの一生より、ずっとずっと大切な時間だったんだ！！」

何かどっかで聞いたセリフだな………

千家はさくらと並ぶくらいの名犯人

5分だって50年だって同じことだ！

ラブストーリー嫌いだけど
この二人は応援できたのに
萬屋たち死ね

しかしこの引きで続くとなると、百田死なずにおわりそうな悪寒がするのは俺だけか？

>>872
つ「だが俺にとって蛍子の命は、お前ら100人分の命よりずっと大切だったんだよ！」

十中八九死なんだろ。社会的制裁を受けました〜ってやつだと思う。

墓場島のパターン

彼女が可愛がってた犬を復讐に使うなよ…
気持ちは分かるけど

医学生が新薬の実験とかできるのか？

>>877
似たような台詞なのに、千家のは好感もてるな

そらお前、何の罪もない無関係の命９９人と一人の命で後者が大事っていうのと
罪のある連中に殺された一人の命がそいつらより大事ってのじゃ
理不尽さが違う

>>877
なんて漫画？

>>884
金田一少年の事件簿って漫画の遠野って奴のセリフ

直接殺したのは渡辺の薬なわけだな

ちょっと飲ませただけで死ぬって・・・前科ありそうだな

>>874
残りの人生が５０年だって５分だって同じ事だっ！！！
一瞬・・・！！だけど･･･閃光のように・・・！！！まぶしく燃えて生き抜いてやるっ！！！
それがおれたち人間の生き方だっ！！！よっく目に刻んどけよッ！！！このバッカヤロ―――ッ！！！！

人ひとりの命の重さに―――半年も50年も違いがあるのかよ！？
利緒の半年は・・・！！あいつらの･･･お前らの一生より・・・！！！ずっとずっと大切な時間だったんだっ！！！
さあお前たちっ！！！『ケルベロス』の最後の命令だッ！！！あいつを八ツ裂きにしろ―――ッ！！！！

違和感がないな

「未来日記」ってＴＶ番組あったな

何？それ･･･

>>887
それって何のポップ

>>885
ごめｗｗｗ素で忘れてたｗ
つか昔の事件はせいぜい犯人の名前くらいしか覚えてないぜ…

殺された上に、恋人に恥ずかしい日記見られて
さらにそれを大勢に暴露された利緒が不憫だ。

半年分の妄想日記を書いてる時点でアレだよね。

どんなに望んでも体験できない「半年以上先の自分が死んだ後のこと」
を書いてるならわからなくもないんだけどなぁ

>>｢人ひとりの命の重さに―――半年も50年も違いがあるのかよ！？利緒の半年はあいつらの―――
>>お前らの一生より、ずっとずっと大切な時間だったんだ！！｣

悲しすぎる・・・漫画なのは分かってるけど、涙が溢れてきた・・・。