【マンガ学&評論】漫画の歴史【漫画史&マンガ史】

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1マロン名無しさん
現代的な漫画Comics(コマ割された絵と、吹き出しの中に言葉を入れることで物語を紡ぐもの)が成立したとされるのは
1896年10月25日のYellow Kidと言われています。

したがって本日2007年10月25日は、ちょうど”漫画”の111歳の誕生日になります。

これを機会に漫画の歴史についてみんなで気軽に雑談しましょう。
この技法やアイデアを最初に使ったのは誰?とかヒット漫画と社会背景とか、多少学問的にいい加減でも気軽に語りましょう。
その代わり批判されても紳士的に対応をお願いします。

マンガ学や漫画評論についての話題や
、一コマ漫画や鳥獣戯画などの広義の漫画についての話題についても歓迎です。

参考サイト
日本マンガ学会
ttp://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/manga-gakkai/index.html
絵巻物データベース
ttp://kikyo.nichibun.ac.jp/emakimono/

Andy's Early Comics Archive(西洋における漫画のルーツを紹介したサイト)
ttp://web.archive.org/web/20070205151147/www.bugpowder.com/andy/earlycomics.html
ttp://www.bugpowder.com/andy/index.html
Yellow Kid 下が最初のComicsとされることが多い作品で1896年10月25日号掲載
ttp://cartoons.osu.edu/yellowkid/1895/1895.htm
ttp://cartoons.osu.edu/yellowkid/1896/october/1896-10-25b.jpg
正ちゃんの冒険 (日本で最初の現代的な漫画Comicsとされる作品)
ttp://www.shochan.jp/
2マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:21:25 ID:???
過去ログ?
漫画でよくあるパターンの元祖を探るスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1131375326/
漫画でよくあるパターンの元祖をたどるスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1138466157/
まとめサイト
ttp://blog.goo.ne.jp/i0208_1983/
3マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:27:27 ID:???
>したがって本日2007年10月25日は、ちょうど”漫画”の111歳の誕生日になります。
ぎりぎりじゃねえかage
4マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:37:31 ID:???
【疑問25−33】3、4コマをぶち抜いてページいっぱいにキャラクターの全身像を描き込む手法ってのは誰が元祖なんでしょう?
水島慎司やちばてつや以前では思い当たらないんですが…


これは高橋真琴が元祖とされている。
ttp://www.macotogarou.jp/
ttp://www.ringolab.com/note/natsume2/archives/004539.html
5マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:43:09 ID:???
漫画の頻出パターンのスレみたらありすぎてワロタwwww
完全なオリジナルではなくストーリーを作る材料みたいなのがあるのかもしれん。
そのうち漫画の作り方みたいな大衆向け学問ができるかもしれん
6マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:44:44 ID:???
アメリカでは映画の作り方の授業とかあるぞ。
多分日本にもあるという突込みが入る。
7マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:46:18 ID:???
8マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:50:16 ID:???
コマ枠はすぐに追加されたのか。

ttp://cartoons.osu.edu/yellowkid/1896/december/1896-12-27b.jpg

現在とあまり違和感なくなるまで二ヶ月かかってるんだな。
9マロン名無しさん:2007/10/26(金) 00:50:56 ID:???
まぁ漫画のルーツは世相の『風刺』だからな
10マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:00:27 ID:???
現代の漫画の直接的な祖先は西洋の風刺画だろうけど、
間接的な祖先だろう北斎漫画などの日本”漫画”文化は風刺に限定されるものじゃないよ。

へのへのもへじなんかも江戸時代の遊び絵文化にルーツを持つわけで。
ものすごい多様性がある。

逆に言えば現代の漫画文化なんてのは江戸時代の漫画文化に比べれば非常に狭いジャンルともいえるよね。
11マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:02:11 ID:???
昔の漫画と今の漫画ではどうしたあんなにも絵が違うんだろうな…
描き方の違いかな?
12マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:04:12 ID:???
今と昔の基準をどこに置くかにもよるんじゃないか?
技術的にはやっぱあがってるらしいけど。
13マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:07:37 ID:???
巨人の星やジョーなんかの頃は荒々しさに重きを置いてたが最近の漫画は見た目の綺麗さに重視してる気がする
14マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:13:14 ID:???
劇画系の影響とかあったからね。
手塚とかのデフォルメの効いた絵に対抗する意図があったとか。
あとアメリカの漫画の影響もあったらしい(手塚とは別の種類の)。
15マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:14:27 ID:???
ごめん。>>14は一行目と二行目がつながってない。

巨人の星とかは劇画系がメインストリームに流れ込んだ話。
二行目以降は劇画系一般の話。
16マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:14:34 ID:???
>>10
そうか。日本には西洋の風刺画とは別に独自の絵文化があったから今日の漫画文化の興隆につながったのか。

しかし『漫画』とよばれる図法が確立されたのはいつの頃なんだろうな
17マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:20:18 ID:???
>>14
そっか、当時の漫画界は手塚やアメリカの漫画が幅きかせてたのか。
しかし劇画系ってのはそれほどの影響を持ってたのか…、今じゃほとんど見ないが
18マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:23:12 ID:???
>>17
吸収された。
劇画系の体格に漫画な皮を被せているのが今の漫画って意見もある。
19マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:30:59 ID:???
>>18
わからんでもないな、まんま劇画の絵じゃ見づらくて今の時代受け付けないかもしれん。
リメイク版巨人の星みたいに、より親しみやすさを重視した絵が多いのもそうゆう背景があるのかも
20マロン名無しさん:2007/10/26(金) 01:57:52 ID:???
>>16
>そうか。日本には西洋の風刺画とは別に独自の絵文化があったから今日の漫画文化の興隆につながったのか。
少なくともそういわれている。
実証的な検証は難しそうだし、個人的にはピンとこなかったりするけど。
清水勲が書いてる本がわかりやすく多様な絵文化を紹介している。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4061596039/


ただ西洋の漫画のルーツを風刺画オンリーとするのも狭い見方なんだろうな。

>しかし『漫画』とよばれる図法が確立されたのはいつの頃なんだろうな
一応、>>1参照。
ただし漫画ってものの捉え方によって元祖はずれる。
>>1のYellow Kid
ttp://cartoons.osu.edu/yellowkid/1895/1895.htm
Rodolphe To¨pffer
ttp://www.bugpowder.com/andy/earlycomics.html
のどちらかを漫画の元祖とする人が多い。

コマ割ストーリー絵物語の流れと
ttp://web.archive.org/web/20070312150030/www.bugpowder.com/andy/index.html
それと交錯しながらも別の流れである吹き出し
ttp://web.archive.org/web/20070320200208/www.bugpowder.com/andy/e.speechballoons.evolution.html
ttp://web.archive.org/web/20070212015646/www.bugpowder.com/andy/e.speechballoons.html

この二つの流れが風刺画からの流れを汲む新聞漫画(Cartoon)の世界に流れ込んでComic Stripが成立
(絵入りの初期cartoon紹介サイトを探したが見つからなかったんですまん。どっかで見た記憶はあるから見つけたら貼るは)

日本ではcartoonやcaricatureの訳語として漫画が使われていて、それがそのままcomicsにも使われるようになった。

だから、確かに漫画の母体は風刺画なんだけど、そう単純な話ではなかったりする模様。
風刺画ってのは漫画のルーツの中では意外に重要度は低いかもしれない。知識が断片的だから断言はできないけど。
21マロン名無しさん:2007/10/26(金) 02:17:23 ID:???
>>20
詳しいご解説ありがとうございます。

つまり西洋の風刺画や江戸の浮世絵なんかの断片的な要素が徐々にカテゴライズされていって今日の漫画文化を形成したというわけですな?

私も漫画についてはド素人もいいとこですが、明治以降の近代化の波で、そういうものが『漫画』という概念に体系化されていったことはどうにかわかります。

結局のところ漫画も誰かが始めていったものを真似してきた模倣の産物なのでしょうね。
22マロン名無しさん:2007/10/26(金) 03:57:45 ID:???
漫画の起源は韓国のマンファ
23マロン名無しさん:2007/10/26(金) 05:32:22 ID:???
>>22
それって本当に言ってる奴いるのか?
24マロン名無しさん:2007/10/26(金) 05:54:51 ID:???
劇画から漫画への回帰についての大友克洋の影響を教えて
25マロン名無しさん:2007/10/26(金) 20:09:43 ID:???
詳しくは知らないけどササキバラ・ゴウがなんかそゆこと書いてたな。
26マロン名無しさん:2007/10/26(金) 22:40:00 ID:???
回帰というか劇画全盛期でもそれ以外のタイプの漫画がなくなってたわけじゃなくない?
27マロン名無しさん:2007/10/27(土) 01:48:40 ID:???
そりゃあそうだろうけど劇画主流から漫画の復権までの時系列がよくわからん
28マロン名無しさん:2007/10/27(土) 13:03:56 ID:???
あしたのジョーのあたりですでに融合は始まっていたんじゃないか?
29マロン名無しさん:2007/10/27(土) 14:34:47 ID:???
>>21
明治以前てのつながりはあるものの、漫画の基本的な形式は完成された形で日本に入ってきているので、
明治以降に徐々に形成されたというのは不適切かもしれない。

というか漫画の歴史が語られる際に、ここら辺の話が隠蔽されて語られることが多いのは個人的にはかなりもにょる。
鳥獣戯画や北斎漫画の話から、ビゴーやパンチなんかの風刺系の一コマものにちょっと触れて
いきなり、のらくろや手塚まで飛ぶことが多いのはどうにかならないものか。
この点では韓国のことをあまり馬鹿にできないぞ。
30マロン名無しさん:2007/10/27(土) 14:38:16 ID:???
>>29の最後のは>>22見て思ったことをつい書いてしまったもので
>>21さんに向けたものじゃありません。
意味不明の批判みたいになってしまってすみません。
31マロン名無しさん:2007/10/27(土) 15:07:33 ID:???
>>30
21の文を書いた者だが確かに漫画のルーツを語る際いきなり話が飛んじゃうのはいただけないな。

一応日本最初の漫画が掲載されたのは明治末か大正あたりの新聞連載って聞いたことはあるが…
32マロン名無しさん:2007/10/27(土) 17:20:25 ID:???
>>31
たぶん「正ちゃんの冒険」のことだと思う。
朝日新聞連載(厳密には朝日の雑誌に連載。廃刊したので新聞で仕切り直し連載)
小学館クリエイティブで雑誌版、新聞版、単行本版などのゴタマゼだけど現役で手に入る。
ただし、吹き出しを使わないものはそれ以前からあった。

あと伊藤剛という評論家によると、正ちゃんは物語から独立した「キャラ」というものを確立した点で日本漫画の祖と言えるらしい。
対談などから推測するに、それ以前の悪戯子「茶目」や田舎者「田吾作」などの抽象的なキャラとは違うということの模様
(どう違うのか自分には正直よくわからないけれど、それなりに研究者の支持は得ているように見える)。
33マロン名無しさん:2007/10/27(土) 18:08:44 ID:???
劇画は貸本で育ったあと、漫画雑誌に流れ込んでるから
その時点で混交は始まっていたのだろう、と適当言ってみる。
劇画とそうでないものの境目ってどの当たりになるんだろうか。
34マロン名無しさん:2007/10/28(日) 13:55:40 ID:???
70年代後半からだろう>劇画とそうでないものの境目

・手塚や石森で育ったニューウェーブ作家(吾妻ひでお、いしかわじゅん、大友克洋、高橋留美子)
・少女マンガの影響を受けた少年マンガ家(柳沢きみお、鴨川つばめ、江口寿史)
・子供向けテレビ雑誌で特撮やアニメのコミカライズ(成井紀郎、ダイナミックプロの作家)

この辺の流れが1980年頃に一気に広がったんじゃなかったか
35マロン名無しさん:2007/10/28(日) 14:07:56 ID:LxElnn5O
>>11
>昔の漫画と今の漫画ではどうしたあんなにも絵が違うんだろうな…
 描き方の違いかな?

昭和20年代で赤本とかいってた当時はマンガ家が描いた原稿を職人がガラス板に手書きで
なぞって製版していたそうだな。 
36マロン名無しさん:2007/10/30(火) 18:23:30 ID:dwTbmaj8
貸本漫画って少なくとも今の視点から見ると言われる程に骨太でもないよね。
37マロン名無しさん:2007/10/30(火) 19:53:37 ID:04qAn782
なんだこの真面目なスレ
38マロン名無しさん:2007/10/30(火) 20:06:35 ID:???
良く1990年代以降漫画は衰退の一途を辿ってるって話を聞きますが、これって本当でしょうか?
39マロン名無しさん:2007/10/30(火) 21:45:55 ID:???
>>38
それは市場規模の話?
質の話?
40マロン名無しさん:2007/10/30(火) 23:10:18 ID:0/2Iw2V5
>>37
不真面目なネタを振れば不真面目になるんじゃないか?
41マロン名無しさん:2007/10/31(水) 07:29:12 ID:???
>>39
両方でお願いします
特にジャンプは黄金期以降劣化が激しいと聞きますが・・・・
42マロン名無しさん:2007/10/31(水) 08:18:52 ID:???
絵や構図、演出は進歩してると思うけど
ジャンプが一貫して追い続けてきたバトル路線は黄金期で完全に行き詰まったと思う
43マロン名無しさん:2007/10/31(水) 13:59:34 ID:???
>>42
確かに、ナルトとかブリーチとかやってること同じだもんな。
しかも他誌もその手法を真似し始めたもんだからますます行き詰まりの度合いが高くなってるな
44マロン名無しさん:2007/10/31(水) 15:09:15 ID:???
ナルトやブリーチは未だ当時の方法論が有効であることの証拠なんじゃないか?
>>42がどういう意味で行き詰ったといってるかはわからないが。
45マロン名無しさん:2007/10/31(水) 23:26:24 ID:???
>>44
え?ナルトと鰤市ってそんなに人気なの?
その割にはいい評判聞かないからなぁ…俺の考察不足か?
46マロン名無しさん:2007/11/01(木) 03:16:36 ID:???
1959週刊少年マガジン、サンデー創刊 〜 1969巨人の星1970あしたのジョーで劇画全盛。
1980大友ショック。 1981アラレ、キン肉マン、うる星がヒットしてジャンプとラブコメとファミコンの時代に突入、
泥臭い劇画は壊滅して青年誌に移行。

1994にはプレステとセガサターンが登場して任天堂の天下は終わり、
1995ドラゴンボールが終了してジャンプの凋落が始まる。 1996エヴァブーム。
ときメモやサクラ大戦みたいな萌え系の走りもこのころ。


現在のマンガはエヴァ以降の萌えオタ&腐女子頼みの時代。
手塚以降のマンガはあしたのジョーあたりがピークで大友の出現で終わった、と思う。
その後はアニメ、ゲーム、オタクの勢いを借りて部数を伸ばしてきたが、
ちょうど今年は新ヱヴァ公開でオタ文化終焉の兆しが出ている。
オタの次に来る時代に乗っかるマンガが出るかどうか、というところだろう。 
47マロン名無しさん:2007/11/01(木) 03:24:26 ID:Ro/mBk0S
マンガ以外だと
1966ウルトラQ、ウルトラマン〜 1970仮面ライダー〜 1975ゴレンジャー
いわゆる第一次特撮ブーム。

1974ハイジ、ヤマト 〜 1979ガンダム 〜1984ナウシカ、劇版マクロス、
うる星ビューティフルドリーマー公開、いわゆるアニメブーム

1986年のZガンダム以降SFアニメが地上波から急速に消えていった。 
その後はドラゴンボールとドラクエの時代。 
アンパンマン、まる子、クレしん、セラムンはこの時期。
トトロ、魔女宅で宮崎アニメが快進撃を始めたのもそう。
48マロン名無しさん:2007/11/01(木) 03:31:57 ID:???
なんか最近漫画=オタクみたいな風潮が出てきてツライ
49マロン名無しさん:2007/11/01(木) 10:02:03 ID:???
事実だろ。
作り事に入れ込むような連中はドン・キホーテの昔から社会不適応者と決まってる。
それ以前は知らん。
純文学でもハーレクインでも漫画でもアニメでも違いはない。
50マロン名無しさん:2007/11/01(木) 14:43:38 ID:???
萌え系のせいで漫画好き=キモいという風潮は確かに出てきた
漫画だって色々あるのに漫画好き=キモいという認識は辛いわ
51マロン名無しさん:2007/11/01(木) 18:55:41 ID:???
そういうイメージの歴史ってのも漫画史の一部ではあるのかな。
ただ昔から「いい年して漫画読んでる人間」を馬鹿にする傾向とかはあったりしたから
本当に最近になって萌え系のせいで起きたのかとか、
なぜ萌え系がそうでないものより下とみなされるのかとか
なぜ漫画は子供向けのイメージが強いのかとか(日本とアメリカに限った話ではないらしい)
色々疑問はわくよね。
52マロン名無しさん:2007/11/01(木) 19:47:21 ID:???
>>45
かなり売れてると聞くが。
とくにナルトはアメリカで人気とか。
53マロン名無しさん:2007/11/01(木) 19:59:52 ID:???
>>52
いや国内での話だよ
54マロン名無しさん:2007/11/01(木) 21:39:29 ID:lZdlaDqI
>>38
衰退しているというより、伸び悩んでいると言った方が正しいでしょ。
陸上の世界で、かつては100m10秒台で世界記録と言われたものが、現代では高校生記録にもならないのと同じように、漫画も日々求められるレベルが上がり続けてるわけ。
さらに厳密に言えば「他の選手と同じフォームで走ってはいけない」という制約つきで。
漫画界の先人達とかぶらないようなアイディアを生み出すだけでも大変なのに、さらにそれら以上の面白さじゃないと評価されないんだから、ほんとに厳しい時代だと思うよ。
「天才は時代が作る」という格言があるけど、この時代に応えられる才能の持ち主なんて現れるんだろうか…
55マロン名無しさん:2007/11/01(木) 22:00:28 ID:???
>>54
要するに、一度出来てしまった型をぶち壊し、尚且つそれを超える価値観を作り出さなきゃいかんてことだな。確かに厳しいな。
当然今そんな才能の持ち主なんていないことは、黄金期のパターンの踏襲しかできてないことからみてもわかる
56マロン名無しさん:2007/11/01(木) 22:36:57 ID:???
黄金期って何?
57マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:00:31 ID:???
80年後半〜90年代前半のジャンプ発行部数600万部を誇った時代と一応マジレスしておく
58マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:03:34 ID:???
それは漫画黄金期じゃなくてジャンプないし週間少年漫画黄金期だろ、マジレスを返しておく。
59マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:07:53 ID:???
>>58
だってここでの衰退してるうんぬんてのはだいたい週刊少年漫画の話じゃん
つうか漫画全般の黄金期っていつだよ
60マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:09:27 ID:???
>>59
>だってここでの衰退してるうんぬんてのはだいたい週刊少年漫画の話じゃん
ここでそんな限定あったか?

>つうか漫画全般の黄金期っていつだよ
だったら簡単に黄金期とか言っちゃだめだろう。
61マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:11:03 ID:???
>>38はどうみても漫画全体の話をしてる。
62マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:14:35 ID:???
>>60
限定というか話の流れ的にそう思っちまっただけ。引き合いに出す漫画もナルトとか少年漫画ばっかだったしな


実際漫画の衰退と聞いたら君もジャンプなんかを連想しただろう?
63マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:18:19 ID:lZdlaDqI
>>54
もう一つ今の漫画家にとって大きな壁となっているのはネットの存在だろうな。
ネットの普及で漫画の批評が個人レベルにまで爆発的に広まったし、それに左右される読者も多くなった。
とっくの昔に完結した漫画の欠点はネタ扱いされるだけだけど、今連載してる漫画の欠点はリアルタイムで叩かれるわけだしな。
64マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:18:27 ID:???
>この技法やアイデアを最初に使ったのは誰?とかヒット漫画と社会背景とか、多少学問的にいい加減でも気軽に語りましょう。
>その代わり批判されても紳士的に対応をお願いします。

本当は厳密に行くのがいいんだろうが、これで行けばいいんじゃね?
ただわかりやすいように文脈をはっきりさせた方がいいとは思うけど。



個々の技法についてはともかく根本的な形で新しいとか
そういう話は難しくて俺にはよくわからないから参加はできないが。

ただ主観的には、特に読み比べてつまらなくなってるとは思わないし
世界的に見るとむしろ発展しているようにも見える。
65マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:21:54 ID:???
>>63
面白いってのは自分で気づくということと結びついてるんじゃないかって気がする。

他人に面白さを指摘されて「なるほど」と思って面白くなる度合いと
他人に欠点を指摘されて「なるほど」と思って面白さが色褪せる度合いじゃ
後者のほうが大きい気がするかも。
66マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:22:48 ID:???
>>62
ちょっとムキになってしまったかも、すまん。
67マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:23:04 ID:???
実際アンチスレ行くと萎えるってこと結構あるしな
68マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:23:40 ID:lZdlaDqI
>>64
漫画がつまらなくなってるというより、読者が肥えてきてるんだよな。
すぐにパクリとか欠点を探そうとするやつもいるけど、そういう見方をしてる限り、今後楽しめる漫画なんて出てこないと思う。
69マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:28:44 ID:???
>>66
いやいやいいんだよ、俺も言葉足らずだったし。

まぁ実際漫画業界が衰退してるかどうかを判断するってのはかなり難しいよ。
発行部数自体が自己申告制だから正確な市場規模もよくわからない。
新聞業界なんかは発行部数はそんなに減ってないけど読む人が減ってるから
刷っても結構余っちゃって実際には赤字だってのは聞いたことある。
漫画業界で同じことが起こってるかどうかは知らないけど
70マロン名無しさん:2007/11/01(木) 23:37:19 ID:???
ここでいったんまとめ。

漫画が衰退してる(と思われる)理由
・先人達が作ったものを超えるのは難しい
・ネットの普及
・読者層の肥大化
71マロン名無しさん:2007/11/02(金) 01:43:02 ID:???
>>70
音楽とかテレビ業界とかも含めて、創作の世界は早い者勝ちが真理だからな。
今はもう「無から有を生み出す」時代ではなく「有から有を生み出す」時代に移行してるんだと思う。
72マロン名無しさん:2007/11/02(金) 01:59:00 ID:???
19世紀末に漫画というスタイルが成立してのち、根本的進歩はない、と言い切った評論家もいるらしい。
名前忘れたけど。

でもそれ言ったら文学なんて粘土板やパピルスから進歩してないことになりそうな気もするw
73マロン名無しさん:2007/11/02(金) 03:11:35 ID:???
今出版業界はどこも不況だぞ。漫画に限ったことじゃない
74マロン名無しさん:2007/11/02(金) 03:47:40 ID:???
また劇画が盛り返してくると思う
75マロン名無しさん:2007/11/02(金) 04:13:42 ID:???
劇画ってのは歴史上のあるスタイルを呼ぶ呼び名じゃないの?
単純にリバイバルすることは考えにくいんじゃないかな。
76マロン名無しさん:2007/11/02(金) 04:21:26 ID:???
劇画調のほうが言いたいことに合ってるかも
スッキリした絵が長かったからズバッとしたのがまた来るかなーって勝手に思ってる
77マロン名無しさん:2007/11/02(金) 19:05:11 ID:???
>>70
そのまとめだとまるで作り手の質は変わらないように見えるが
2001以降20世紀の巨匠に匹敵する才能ってあるっけ?
78マロン名無しさん:2007/11/02(金) 19:17:32 ID:???
>>77
じゃあどういうまとめかたならいいんだ
79マロン名無しさん:2007/11/02(金) 19:18:22 ID:???
>>73
むしろ出版界の中では漫画はマシな方。雑誌は売れなくなってるけど単行本の売上は
ゆるやかながらも伸びてたりするし。
80マロン名無しさん:2007/11/02(金) 19:20:24 ID:???
>>77
20世紀の巨匠ってどういう意味?
例えばデスノの小畑はヒットしたのは21世紀だけどデビューは20世紀だから20世紀の巨匠になるの?
100年VS7年じゃそりゃ前者が勝つだろう
81マロン名無しさん:2007/11/02(金) 19:28:24 ID:???
46にでているような時代を牽引する作品や作者がいるかってこと
82マロン名無しさん:2007/11/02(金) 19:49:29 ID:???
>>81
しかし「時代を牽引する作品や作者」を明確に定義する基準がない
83マロン名無しさん:2007/11/02(金) 20:09:56 ID:???
そこは単純に「20世紀にヒットした」でいいだろうに
84マロン名無しさん:2007/11/02(金) 20:20:03 ID:???
>>83
だったら尚更>>77はお門違いじゃないか?
21世紀なんてまだ始まったばかりだ
85マロン名無しさん:2007/11/02(金) 20:40:45 ID:???
>>77
前にも書かれてるけど、創作の世界は早く生まれた方が有利なんだから、単純に20世紀と現在の漫画家を比べることは出来ないでしょ。
仮定の話だけど、手塚治虫が現在に生まれてたら平凡な漫画家で終わってたかもしれないんだし。
「才能」の基準は時代によって違うだろうよ。
86マロン名無しさん:2007/11/02(金) 21:55:20 ID:???
漫画だけでネットと比較するから無理が生じるんであって
ネットと比べるというのであれば出版全体を見ないと駄目。

「複数の静止画を一面羅列と頁構成の組合せで物語に組み立てたもの」
が漫画の純粋な定義なら「この柔軟な存在を、どう広く世間に発表するか」
を考えるのは、開拓期の漫画家ならば必然だと思う。
そこで問題になるのが「編集者」という立場。

投稿相談において編集者視点に立とうとした意見が生まれるのは
真の意味で「未発表作品」を世に出す際に、専業編集者が見る以前に
作者自身が、編集者として評価しないといけなくなるから。

同人という世界で、ファンサブが幅を利かせてオリジナルが日陰者に
なっているのは「視点の制御力」を鍛える上で害悪だと思う。
そして視点の制御が利くということは感受性の操作にも繋がるし。

あと、最近は単純な「早い者勝ち」が成立しにくくなってると思う。
87マロン名無しさん:2007/11/02(金) 22:16:44 ID:???
ネットと比べてるんじゃなくて読者層がネットで不特定多数と感想を交換する時代といってるんじゃないか?

あとファンサブってのはファンフィクションって言いたいの?
88マロン名無しさん:2007/11/02(金) 22:31:18 ID:???
>>87
そゆこと。
まあネットによるファイル共有とかも影響はしてるだろうけどね。
一番問題なのはやっぱりリアルタイムで大多数の人間に批評されてしまうという点だと思うよ。
パクリ疑惑だとか、細かい矛盾点とか、
昔は一部でしか知り得なかった情報が今では全体に共有されているからね。
そもそもアンチなんて存在が昔は(公には)いなかったわけだし、かなり状況が厳しくなってると思う。
89マロン名無しさん:2007/11/02(金) 22:32:30 ID:???
全部が繋がってるんだろうけど、それを言うと元も子もないな
90マロン名無しさん:2007/11/02(金) 22:40:35 ID:???
まあ、なんだって「時代の変化」には逆らえないからな。
先人達の遺した漫画やネットという大きな壁が立ちはだかっているのなら、
それに逆らうのではなく、むしろ利用するくらいじゃないと。
ネットによって常に大多数の人間の批評を受けるのは確かに厳しいけど、
逆に言えばそれだけ多くの人間の趣向が分かるわけなんだから。
上手く利用すれば、今までにないくらい多くの人に受け入れて貰える漫画像が見えてくるかもしれない。
91マロン名無しさん:2007/11/02(金) 23:29:47 ID:???
百家鳴動なネット界の最大公約数を狙っても商業的にうまくいくんだろうか?
まあ素人が心配するこっちゃないけど。
むしろマイナーな趣向を拾い上げるとかの形で反映されるかも、形だけ拾ってしもうまく行くかはわからないが。

あとここでは商業出版のことが念頭にあるんだと思うけど、WEB漫画も大きくなりつつあるよね。
漫画市場の大きな日本ではほとんど存在感がないけど
オタリーマンとか801ちゃんとか早川さんとかネネコさんとか商業出版への進出もある。

海外では漫画文化の発展の場としてWeb漫画はかなり注目されているが、古くからの漫画家には
「ギミックで動かしたりアニメとの境界線が曖昧であり、いわゆる今までの漫画とはすでに違う文化として発展していくだろうし、していくべきである」
という反応も多いとか。


数年前にWeb上で世界的(欧米的)ヒットしたWeb漫画
ttp://www.demian5.com/king/wiak.htm

こういう変なのは商業的ヒットは難しいよね。
92マロン名無しさん:2007/11/03(土) 00:51:45 ID:YNOgdAtr
WEB漫画って面白いのあるの?
93マロン名無しさん:2007/11/03(土) 01:24:03 ID:???
Web漫画てのは基本的に無料だからな
金を取るって行為は思いのほか難しい

以前読んだ漫画に
「ダメな作品は無料でも手にとってもらえない」
って感じの台詞があったな
94マロン名無しさん:2007/11/03(土) 02:07:04 ID:???
>>92
>>91のとか。
95マロン名無しさん:2007/11/03(土) 02:49:52 ID:???
話ずれちゃってすまんが、2ちゃんでの意見て実際作家に影響してんのかな
96マロン名無しさん:2007/11/03(土) 03:05:06 ID:???
>>95
一般化はできないんじゃ?
97マロン名無しさん:2007/11/03(土) 03:13:04 ID:???
>>96
けちをつけるわけじゃないが、一般化できないって一言じゃわかりづらい。
2ちゃんは多様な意見はあるけど統一性がないってこと?
98マロン名無しさん:2007/11/03(土) 04:14:54 ID:???
ガンツの作者が2ちゃん見て廃業した人もいるって言ってたな
99マロン名無しさん:2007/11/03(土) 04:39:08 ID:???
>>97
漫画家なんて山程いるんだから影響受ける人も受けない人も
当然ながらどっちもいるんじゃないと言ったつもり。
100マロン名無しさん:2007/11/03(土) 10:42:46 ID:???
>>95
漫画家は精神的影響が大きいから避けてる人が多そう。
でも編集が読者の反応をみてアクション起こすことは確かにあるな、
間違い指摘→訂正みたいなことはよくある。 
101マロン名無しさん:2007/11/03(土) 10:56:43 ID:???
何か「漫画の歴史」からちょっと脱線してきたな
そろそろ話しを戻そうぜ
102マロン名無しさん:2007/11/03(土) 11:13:47 ID:louriQw5
今のところ人気のあるWeb漫画って、商業誌に載せてもそこそこファンがついて終わり、
みたいなものばっかりなんだよな。 更新がマメで大手サイトとのリンクが多い、とか
作品の出来不出来以外の理由も大きいし。


でも将来性がありそうなのはWebしかない。 
>>1にあるような19世紀に誕生した漫画は、新聞・雑誌という媒体で発達した、
印刷にのる簡略な線とデフォルメされたキャラによる平易な風刺、という文化。

一方、手塚さん以後のストーリーマンガ、劇画は子供の頃から映画を見て育った世代が創った、
映画文化の出版事業における展開(放送事業で展開すればテレビドラマ)。
だからトキワ荘世代とかは新人に対して映画を観ろ映画から学べと言っていた。

漫画は19世紀の出版文化、マンガは20世紀の映像文化、となれば、子供の頃から
Webに慣れ親しんだ21世紀は違う形式の視覚文化が育ってくることは必然といえる。
103マロン名無しさん:2007/11/03(土) 11:46:23 ID:???
>>101
じゃあ、表現の話でもしようか。

アメコミって、なんか感情がダイレクトに伝わってこないなと思って理由を考えると、
フキダシの表現が乏しいのが一番大きかった。 日本のマンガはフキダシの大きさや形、
字体の変化で声の大きさや感情をかなり表現できる。 アメコミは絵を邪魔しないように
控えめにするよう配慮されている。 これは週刊誌での連載という過酷な環境が作り上げた
技法で、フキダシを大きくとればそのぶん絵を描く面積が減って作業が楽になる。
で、絵をじっくり眺めるような読み方からフキダシのセリフを追うような読み方に読者も
馴らされていってる。  

キャラの顔面アップが多いのもそうかな。 それで背景細かく描かなくてすむから。
そのぶん顔の表情による芝居が要求されてくる。
水木しげるとか楳図かずおとか松本零士とか、月刊誌時代からの御大は
なんとなく感情表現のパターンが乏しいというかフィルターがかかっているような
感じがするのはそのせいだと思う。
104マロン名無しさん:2007/11/03(土) 11:53:11 ID:???
日本語のオノマトペの多様さも
漫画表現の幅に貢献してるよな
105マロン名無しさん:2007/11/03(土) 12:46:24 ID:???
>>102
悪いけど突っ込みどころ多すぎだろう。
>>1にあるような19世紀に誕生した漫画は、新聞・雑誌という媒体で発達した、
新聞や雑誌で発達したのは手塚以降の日本漫画も同じ
>印刷にのる簡略な線とデフォルメされたキャラによる平易な風刺、という文化。
手塚以降の漫画キャラもデフォルメされているし、
初期の新聞漫画に限ってもアレックス・レイモンドその他、非常に写実的な作風の作家は多いし、
平易な風刺ってのは一コマ漫画と何かごっちゃにしているようにも思える。

> 映画文化の出版事業における展開(放送事業で展開すればテレビドラマ)。
具体性がないのでよくわからないが映画的手法革命論は批判を受けていて、
手塚による戦後の発明とされてきたものは戦前の漫画で確認されているものが多い。
106102:2007/11/03(土) 13:01:16 ID:???
>>105
>映画的手法革命論は批判を受けていて、
 手塚による戦後の発明とされてきたものは戦前の漫画で確認されているものが多い。

知ってるよ。 手塚本人は「自分が漫画表現において革新的なことをやったとすれば
〈 悲劇 〉を導入したことだけ」というようなことを生前に言ってる。 


>新聞や雑誌で発達したのは手塚以降の日本漫画も同じ
>手塚以降の漫画キャラもデフォルメされているし〜

たとえば、新聞でデビューしたころは横山隆一あたりの模倣にすぎなかった。
でも以前マンガ夜話とかで語られていたことなんだけど、虫プロでアニメ制作するように
なってから殺人的スケジュールをこなすためキャラがより丸っこく描線もスピード感のあるものに
変化してるそうだ。 
あと、今のマンガに必ずある集中線、これはカメラのズームやパンの動きの
紙媒体的表現だよ。
107102:2007/11/03(土) 13:14:52 ID:???
小説や絵画、演劇しか無かった時代に育った人間が描く新聞の風刺マンガや小説の挿絵では、
アップにしたりロングにしたりカメラ、つまり画面そのものを動かすという
発想は出てこない。 映画を見慣れてる人間の発想なんだよ。 
そういうことが言いたかった。 先駆者の代表としてわかりやすいだろうと思って
手塚の名前を出してしまったのが誤解を招いたかな。
108マロン名無しさん:2007/11/03(土) 13:17:07 ID:???
>>103
> アメコミって、なんか感情がダイレクトに伝わってこないなと思って理由を考えると、
こういう印象は自分もあるな。
> フキダシの表現が乏しいのが一番大きかった。
個人的感覚を元にした意見で申し訳ないけど、もっと単純に、汗や顔とか背景のデフォルメ表現や汗等のでで感情を表現するせいが大きいんじゃないかな。
谷口ジローとかにも似たような印象を感じるし、海外のものでも漫符を多用するものには感情を感じる。
吹き出しも漫符の一環じゃあるし軽視はできないけど。
ただこれは、そもそもの前提条件に同意しない人もいるくらいなので
自分と>>102が「感情がダイレクトに伝わってこないな」と感じる要因自体が違う可能性も強いと思う。

吹き出し内の文章については統計をとったわけじゃないけど、アメコミの方が文章を読ませる傾向があると思うし
手書き文化(デジタル化が進んでいるが)のアメリカの方が字体に関しては有利かな、と思う。
翻訳版でキャラによる字体分けがなくなってたりすることもあるし。
でも日本でも吹き出しの外ではやるよね。
考えてみたら吹き出しの中でやる人が少ないのは不思議だ。
暗黙の了解になってるんだろうか。
勝手な推測だが、漫画家が手書きで吹き出し内に文字を書く→印刷のために吹き出し内を写植する、って流れから来たものだろうか。
だとしたらこれもデジタル化で変わっていくかも。
109マロン名無しさん:2007/11/03(土) 13:28:50 ID:???
>>107
>新聞の風刺マンガや小説の挿絵では、
>つまり画面そのものを動かすという
>発想は出てこない。
一枚絵なら当たり前じゃねと横レス
110マロン名無しさん:2007/11/03(土) 13:32:13 ID:???
とりあえず漫画は今大きな転換点を迎えてるってのはみんなの共通認識なわけ?
111マロン名無しさん:2007/11/03(土) 13:53:59 ID:???
>>106
>なってから殺人的スケジュールをこなすためキャラがより丸っこく描線もスピード感のあるものに
>変化してるそうだ。 
ごめん、デフォルメという言葉をどういう意味で使ってる?
単に写実的ではない程度に捉えてた。
>>107
漫画は成立当時から映像文化と密接に関わってきたと思うけど。
漫画表現の基礎を築いたマッケイはアニメの先駆者で漫画でも映像的手法を活用しているし、
日本漫画でも手塚以前から使われていたわけで

発展はあるにしろ一つの表現史の中の出来事で漫画を非映像文化と映像文化の二つの別種に区分するような主張はオーバーだと思うが。
112マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:09:29 ID:???
>>111訂正
漫画表現の基礎を築いたマッケイは

漫画表現の基礎を築いた一人のマッケイは


漫画ってより絵物語だけど、漫画の先駆とみなされる長靴三銃士も映画を一応意識してる。
113マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:12:42 ID:???
喧嘩すんなよ。
114マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:15:59 ID:???
してないよ。
してないつもり。
してたらごめん。
115マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:19:13 ID:???
映画誕生が1895年で漫画誕生が1896年か。
直接の因果関係があったりして。
116マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:37:45 ID:???
独自創作するための種みたいなのが、人々の心に生まれやすくなったんだろう
117マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:37:57 ID:???
>>110
一番大事なストーリーの行き詰まりをネットくらいで革新できるとは思えんな。
118マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:41:08 ID:???
>>108
>海外のものでも漫符を多用するものには感情を感じる。
日本の影響が大きいらしいからな。
119マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:47:17 ID:???
今更だけど、漫符って何?
120マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:49:08 ID:???
コンピュータ時代の新しい表現と言ったらビジュアル・ノベルの漫画版みたくなるんじゃないか?
121マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:49:46 ID:???
水滴の形した汗(=焦りなどを表現)とか
#の形をした浮き出た血管(=怒りを表現)とか
そういう漫画で使われる符号のこと
122マロン名無しさん:2007/11/03(土) 14:50:56 ID:???
>>119
顔に縦線とか、怒りのマークとかの漫画表現の符号のこと。
123マロン名無しさん:2007/11/03(土) 15:13:13 ID:???
>>118
> 日本の影響が大きいらしいからな。
それもあるけど日本漫画の影響がないと思われる古いアメコミなんかでも漫符を多用するものはそう感じる。
ただ共通部分が多いせいもあるかも。
日本の漫画がアメリカで受容される際に、日本で独自の発展を遂げた漫符がネックになったというし
まったく異質な記号体系なら違った印象があるかも。

あと逆にアメリカのMANGAなんかは漫符表現に違和感を感じてしまったり、わざとらしさを感じてしまったりすることもある。
韓国の漫画についてもよく同じことが指摘されているらしい。
これから日本の「正しい」使い方にあわせて行くのか
それとも独自の発展を遂げるのか、
興味深いところ。
発展の仕方や勢いによっては日本とかアメリカとかの壁が無意味になる形も想像できるが今はまだ気が早いかも知れない。
MANGA以外の漫画との壁がなくなる方がまだありそうかも。
124マロン名無しさん:2007/11/03(土) 15:20:02 ID:???
冨樫義博は現代における巨匠じゃないか?
125マロン名無しさん:2007/11/03(土) 15:24:29 ID:???
>>117へのレスな
126マロン名無しさん:2007/11/03(土) 15:39:35 ID:???
アメリカのMANGA?
127マロン名無しさん:2007/11/03(土) 15:47:21 ID:???
冨樫ってなんでこんなに評判いいんだ。
128マロン名無しさん:2007/11/03(土) 15:53:05 ID:???
>>124
トガシスト乙
129マロン名無しさん:2007/11/03(土) 16:18:31 ID:???
漫画は死んだ
130マロン名無しさん:2007/11/03(土) 17:10:08 ID:???
>>117
主流にはならんだろうが、イメージ構築、提示のみでストーリーなぞ要らんて方向もあるんでないの?
MAD的というか紙芝居フラッシュアニメを漫画の範疇に入れるような方向ね。

>>120
テキストがビジュアル併用にシフトするなら漫画はサウンド併用にシフトてことか?
吹き出し不要になったそれを漫画というかどうかは分からんけど。
131マロン名無しさん:2007/11/03(土) 19:38:43 ID:???
>>126
日本漫画の翻訳じゃなくてアメリカ産のMANGA。
アメリカで日本の漫画の読者層が拡大するにともなって、その読者層に向けて「MANGA」と銘打った作品群が出ている。
日本風に見えないものも交じってるし、MANGAと銘打ってなくても日本漫画の影響が強い作品はたくさん出てるけど。
132マロン名無しさん:2007/11/04(日) 02:43:00 ID:???
コンピュータで表現そのものが拡張される話と、表現の技法の話がごっちゃになってると思う。
133マロン名無しさん:2007/11/04(日) 16:06:23 ID:???
表現技法なんてほっといても進化し続けるだろうよ。
深刻なのはストーリーやキャラクターのオリジナリティの枯渇。
90年代の漫画が面白かったのはある意味当たり前で、真の才能が問われるのはこれからだよ。
134マロン名無しさん:2007/11/04(日) 16:18:36 ID:???
ハリウッド・メソッドのように根本的なストーリーテリングの
技法を体系付けて研究してこなかったという事実はあるよね。
135マロン名無しさん:2007/11/04(日) 17:13:53 ID:???
現状の袋小路具合でもハリウッドよりはましだろ。。。
136マロン名無しさん:2007/11/05(月) 23:41:43 ID:???
ハリウッドってそんなにひどいのか?
137マロン名無しさん:2007/11/06(火) 00:08:54 ID:???
俺はよくわからんが、ジリ貧とか言ってる人は2chではたまに見かけるな。
ただ漫画原作ものが製作されたり、日本からコンテンツを取り込もうとしてるのはネタ不足の証拠みたいに言われてるのはちょっとどうかと思う。
昔から小説原作とかは相当数にあったし、ヨーロッパとか外国の映画を翻案なんかも多い。
138マロン名無しさん:2007/11/06(火) 00:20:04 ID:???
ハリウッドは原作云々より役者の演技とか撮影技術とかに重点を置いてる気がする
139マロン名無しさん:2007/11/06(火) 15:33:15 ID:???
アホ毛って最初にやったの誰?
できれば単純に最初にそういう表現をした絵より今のオタ絵の元になった奴が知りたいです。
140マロン名無しさん:2007/11/06(火) 15:35:57 ID:???
そういうものを個別に特定できると思うほうがおかしい
141マロン名無しさん:2007/11/06(火) 18:41:41 ID:???
鬼太郎
142マロン名無しさん:2007/11/07(水) 17:46:41 ID:???
アホ毛なのか?
143マロン名無しさん:2007/11/08(木) 20:20:14 ID:???
>>140
誰かしら最初にやった人がいるんじゃ?
144マロン名無しさん:2007/11/08(木) 23:56:32 ID:JrY2UJaB
ハリウッド映画はくだらない作品が増えたとか質的に疑問符は付けられてるが
とりあえず市場は拡大してる。10年前に比べればかなり売り上げが増してる。

マンガは質的にも疑問符が付けられ市場も10年前に比べて2割近く市場としても縮小
してるから問題は深刻だ。
145マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:05:29 ID:???
ストーリーのオリジナリティっていうけど、漫画どころか文学史レベルでそんなものほとんど無いんだよな。
本当に基本的な最小単位の話の展開は大概神話で出てきているわけだし。
物語の構造は何パターンかに大別できて古今東西みんなそれをなぞってるだけ。

最近の停滞感はマンネリズムが顕著になったことが理由として大きいんじゃないかな。飽和というか。
146マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:12:31 ID:???
全ての物語は語りつくされてしまった、って奴か。
たしか民話の物語のパターンをリストアップした本があったな。
147146:2007/11/09(金) 00:20:33 ID:???
これだ。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/0253340918/
ttp://www.amazon.co.jp/dp/0253340896/

>>144
質は主観によるが、量の二割って十年のスパンなら普通の浮き沈みの範囲内じゃないか?
永遠に成長はできないんだし。
148マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:27:34 ID:wX8ZO40h
>>147

ゲーム
00年 約5000億円
06年 約8900億円

アニメ
00年 約1600億円
06年 約2400億円

マンガ
96年 約5847億円
06年 約4810億円


マンガは96年以来10年連続で減少し続けている
149マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:35:51 ID:???
単にゲームもアニメも成長途上、漫画は成長しきっちゃったってことじゃ?
150マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:37:40 ID:???
ネットや満喫の普及のせいだろ
151マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:39:51 ID:???
ブックオフ
152マロン名無しさん:2007/11/09(金) 00:46:10 ID:???
>>148
それって単行本だけ?雑誌込み?
153マロン名無しさん:2007/11/09(金) 02:34:13 ID:???
154マロン名無しさん:2007/11/09(金) 15:50:50 ID:???
コミックの売り上げはBOOKOFFら中古本屋の普及と無関係じゃないだろ。
155マロン名無しさん:2007/11/09(金) 15:56:02 ID:???
>>154
元業界人ですが、あれは深刻なダメージがあって
「新古書店(=ブコフとその類似店)対策」は業界の重いテーマですがなw
特に2000年前後は急激に増えたんでいつも会議でその話ばっか出てた
156マロン名無しさん:2007/11/09(金) 15:57:24 ID:???
ついでに言うと、初回特典とかつけまくるようになったのも
ぶっちゃけブコフ対策なんすよ・・・
157マロン名無しさん:2007/11/09(金) 16:05:24 ID:???
表現を規制する前に初版発売後何年間は中古販売禁止とかしねーと
逃げ切り先行型の一発ネタしか描かれなくなりそうだな
158マロン名無しさん:2007/11/09(金) 16:16:50 ID:???
>>157
もともと、古典の文学作品なんかと違って
出版業界的にはコミックってのは特に圧倒的にスタートダッシュ命なんですよ

ただし、新古書店の登場でその傾向にはますます拍車がかかって
よっぽど定番で売れる奴以外は、どうやってインパクト重視で
話題作って、初回で売りまくるか、という発想になったのは事実

で、行き着いた先がタイムリーなブームづくりと転売・コピーが効きづらいグッズ
まあそんなこんなで、業界にいたらウンザリすること請け合いっすよww
159マロン名無しさん:2007/11/09(金) 16:48:01 ID:???
しかし無暗に対策すると尚更市場が縮小する可能性もある
160マロン名無しさん:2007/11/09(金) 16:49:00 ID:???
>>159
うーん、学生さんは少し社会に出てみたほうがいいかもw
161マロン名無しさん:2007/11/09(金) 17:06:31 ID:???
煽ることしか出来ない悲しい状況ね
162マロン名無しさん:2007/11/09(金) 17:07:29 ID:???
知ったかぶりするにしても最低限の常識は必要よ♪
163マロン名無しさん:2007/11/09(金) 17:22:50 ID:???
まあまあ両者落ち着け。

しかし古書店って昔からあったけどなぁ。
>>148の一般書籍はないだろうか
164マロン名無しさん:2007/11/10(土) 22:13:23 ID:???

いっそもう初版だけ出してあとは古本屋にまかせれば?
165マロン名無しさん:2007/11/11(日) 01:42:12 ID:b8sz3Kau
ブックオフや古書店の影響は多少あるだろうけどそれだけではないと思う。
同じく中古ソフトの影響が色濃いゲーム業界は売り上げを伸ばしているんだから
やっぱり面白い漫画が少なくなったのが一番の原因だろう。

>>152
雑誌込み
166マロン名無しさん:2007/11/11(日) 02:15:33 ID:???
ゲームは携帯やWiiでユーザー層そのものを拡大してるだけで別にゲームの質が上がっているわけじゃない。
任天堂を除けばむしろ斜陽だろう
167マロン名無しさん:2007/11/11(日) 02:26:31 ID:???
漫画の質も斜陽
168マロン名無しさん:2007/11/11(日) 04:43:53 ID:???
>>165
ブックオフが勢力延ばしてるのは漫画のおかげだろ。
市場自体が発展途上の比較的マイナーなゲームと、
現代日本では一定年齢以下ならほとんど誰もが読むと言っていい漫画を
単純に成長度比較してもしょうがないだろ。
日本漫画市場自体が成長中のアメリカで売れている漫画は過去のものより同時代的なもの。
単純に質的なもので市場動態が何でも説明できるなら海外でも古い作品が選好されるはず。
169マロン名無しさん:2007/11/11(日) 07:10:14 ID:???
国が助成金建てて人材を育成するしかねえな
でなけりゃ漫画を早く正式な学問として体系化するべきだ
170マロン名無しさん:2007/11/11(日) 13:32:59 ID:???
>>169
あまり関係ないだろ。

>国が助成金建てて人材を育成するしかねえな
国がしゃしゃりでる必要があるような状況じゃない。

>でなけりゃ漫画を早く正式な学問として体系化するべきだ
学問的研究の進展は望ましいが、これはこれで地道な研究が必要。
早く体系化するべきとは言えない。
体系化への欲望ってのは常にあるわけで、それを無理に抑制することもないだろうし
作業仮説や研究の現状の見取り図としては有効かも知れないが
無理矢理やらせてもしょうがない。

そもそも漫画研究が漫画文化の発展に直接どれだけ役立つかは不明だろう。
171マロン名無しさん:2007/11/11(日) 16:56:46 ID:???
和歌は国体だって何とか天皇が言ってから廃れたからな
172マロン名無しさん:2007/11/11(日) 16:59:35 ID:???
>>171
それは関係ないだろ。
ここでの『国』は『政府』のことであって『国体』ってのは『天皇制』とかそうゆう意味だから
173マロン名無しさん:2007/11/11(日) 18:46:05 ID:???
>>170
半分ネタだったのにマジレスされるとは…
174マロン名無しさん:2007/11/11(日) 19:27:03 ID:AnCEnPUk
>>172
いやそっちじゃない方。政府って意味じゃあ無いけど
175マロン名無しさん:2007/11/11(日) 19:40:20 ID:???
>>173
マジレスしちゃったよ。
ちなみな5秒くらい自分じゃなく>>172へのレスだと思ってた。

176マロン名無しさん:2007/11/11(日) 20:33:43 ID:???
>165
ゲームとはまた一緒には出来ないと思うよ。
ゲームにはハード転換、ジャンルの多さって言う武器があるから。
ファミコンのゲームに飽きた人でもPS3を見せれば
飛びつくし、アクションばっかやってた人にシミュ見せれば
目新しさを覚えてくれる。
漫画ってそういう転換殆どしてない。一こま風刺から複数のコマに
区切った起承転結のあるものに変化したぐらい。
177マロン名無しさん:2007/11/12(月) 00:44:52 ID:SMdUOVhm
>>168
ブックオフの売上高は連結決算で04年は379億円、05年は421億円
06年は479億円。このうち漫画がどの程度の割合を占めているのか不明だが
仮に大半を占めているにしても漫画の売り上げ減少の最大の理由とはいいがたいだろう。

そもそも単行本なら全盛期を超える規模で売れてるしな。
ブックオフが売上高を伸ばした05年は新刊の売り上げも過去最高を記録するなど
一概に古書店が敵だとは思えない。
古書店はパイの奪い合いをする相手というより産業のパイを拡大している(=潜在的に漫画に興味を持つものを増やしている)
ある意味で味方といえる存在じゃないのかな。


>>166
それまで小学校中学年から大学生の男性を主要購買層にしてきた方針から
その年代の女性や30代から60代以上の男女まで取り込んだのは明らかに発展だよ
まあ過去のゲームが好きだったやつからしてみれば質が下がったと受け止めるのも自然な現象だが。

>>176
漫画はゲームのように元々より画期的な映像(絵)を提供することでさらに多くの購買者を
募るって方針ではないからそれは無理があると思う。
ジャンルの多さなら漫画も決して少なくはないでしょ。
178マロン名無しさん:2007/11/12(月) 00:55:58 ID:???
マンガ史か?
179マロン名無しさん:2007/11/12(月) 01:01:48 ID:???
>>176
あまり重要なことじゃないけど一コマ漫画=風刺画(editorial cartoon)というわけでもない。
諷刺以外のものも多い。
Yellow Kidsなんかも諷刺専業ではなっかったし
コミックス成立後だけど、アダムス・ファミリーの原作なんかも実は一コマ漫画
より広いギャグ一コマ(gag cartoon)は今なお盛ん。
今現在のものではないけど、星新一の「進化した猿たち」が手に入りやすい本なんじゃないかと。

ttp://web.archive.org/web/20070205151147/www.bugpowder.com/andy/earlycomics.html
あとここで紹介されている絵物語を考えると、諷刺一コマ漫画より古いかもしれない。
いや本当は諷刺一コマ漫画のルーツだって考慮しなければならないから、ちょっとおかしな議論になっちゃうが。

>>177
前半部分については、>>176はだからこそ一緒にはできないといっているんだと思うよ。
180マロン名無しさん:2007/11/12(月) 04:15:17 ID:???
最初の女性漫画家って誰?
181マロン名無しさん:2007/11/12(月) 07:42:33 ID:???
>>177
ブックオフは薄利多売だから実際かなりもってかれてるじゃないか?
層の拡大なんて微々たるものだと思うな。
つーか単行本は昔より売れてるの?じゃあ雑誌がかなり下がってるってことか?
182マロン名無しさん:2007/11/12(月) 15:19:53 ID:???
>>180
わかんないけど、フイチンさんの人は戦前から活動している模様。
ただ「上田トシコ」でぐぐっても特に最初の女性漫画家とか書いてないから、もっと前からいるのかもしれない。

>>181
雑誌が下がっていると言われている。
雑誌は赤字で単行本で補っている場合が多いとも。

ソースはない。
183マロン名無しさん:2007/11/12(月) 16:04:40 ID:???
適当に検索したらでてきた


マンガ(漫画)雑誌の衰退と電子出版、海外展開の躍進

マンガ(漫画)市場で大きな変化が起こっている。90年代後半から、マンガ雑誌の
発行部数が減り続けているのだ。消費者の嗜好がケータイなどに分散していることや、
マンガ市場において雑誌よりも単行本が好まれるようになったことが背景にある。

(中略)

実は最近、マンガ雑誌の部数減少を印象づける休刊劇が相次いだ。例えば今年6月には
「月刊少年ジャンプ」(集英社)が休刊した。同誌の発行部数は全盛期の89年で約140万
部だったが、今年は約38万部にまで減少していた。また講談社は児童向け月刊誌
「コミックボンボン」を、11月発売の12月号を最後に休刊することを発表している。

この現象はマンガ雑誌全体に共通するものだ。もちろん三大週刊誌の「週刊少年ジャンプ」
(集英社)、「週刊少年マガジン」(講談社)、「週刊少年サンデー」(小学館)も例外で
はない。例えばジャンプの場合、最盛期の1994年には発行部数約650万部を記録したが、今
年は約284万部になってしまった。

もちろん部数の減少が、連載作品のレベル低下を意味するのではない。確かにジャンプの発行
部数が激減した96─97年には、人気連載の『ドラゴンボール』や『スラムダンク』などが相次
いで終了したため、「部数の減少は人気連載がなくなったため」とする認識も広まっていた。
ところが近年は、同誌から「単行本だけで」ヒットを飛ばす連載作品が登場している。例えば
『ワンピース(ONE PIECE)』の最新刊は約240万部も売れているのに、ジャンプの部数は増え
ていない。

実際、マンガ読者の興味は雑誌から単行本へシフトしている。2005年にはマンガ雑誌の販売額
(2,421億円)をマンガ単行本の販売額(2,602億円)が上回る逆転現象も起こった。
http://mediasabor.jp/2007/07/post_165.html
184マロン名無しさん:2007/11/12(月) 16:56:43 ID:???
出版業界じゃどこもそんなもんだろ。特にマイナー雑誌は広告代理店におべっか使いまくって広告載せまくり。そうしなきゃ食ってけない
185マロン名無しさん:2007/11/12(月) 17:44:40 ID:???
>>183
雑誌ってそんなに売れてたのか。
一冊500円として5億冊ってありえねーって思ったけどジャンプの黄金期ってジャンプだけでそれぐらいか。
186マロン名無しさん:2007/11/12(月) 17:57:48 ID:???
そんなわけねーだろw
ジャンプ1冊いくらだと思ってるんだよ
年間50号出るとして1号あたり最低でも2000万部以上だぞ?
どう考えても1誌で到達できる数字じゃねえよww
187マロン名無しさん:2007/11/12(月) 18:49:04 ID:???
とりあえず発行部数の水増しをどげんかせんとな
188マロン名無しさん:2007/11/12(月) 19:25:23 ID:???
>>186
金額じゃない。冊の方
189マロン名無しさん:2007/11/12(月) 20:39:48 ID:uOaLP1V/
>>181
1995年

雑誌 3357億円
単行本2507億円

2005年

雑誌 2427億円
単行本2602億円


ついでにブックオフは最近07年9月中間期連結決算を下方修正すれば
08年3月期連結決算も下方修正したり不調だよ。

これまで大量入荷、大量販売で伸びてきたけど本や商品の仕入れを客に
依存して処理費用(落丁などへの対策など)も馬鹿にならない。
ちょっと話は逸れるが今はいかに売れない本が来ないようにするかの試行錯誤の時期にあると思う。
190マロン名無しさん:2007/11/12(月) 20:41:00 ID:???
× 2427億円
○ 2421億円
191マロン名無しさん:2007/11/12(月) 20:51:36 ID:???
>>189
なるほどブックオフのせいでもないんだな。多少単行本の売り上げ減っているにしろ。
雑誌は立ち読みですます奴が増えたのかね
192マロン名無しさん:2007/11/12(月) 21:36:28 ID:Gik8Ewgh
勉強になるスレだなあ。
193マロン名無しさん:2007/11/12(月) 22:16:09 ID:???
>>191
それでも結構影響あると思うけどねぇ。
ただ、ブックオフがなくなれば本が売れるのかと言われるとそれも疑問。

単行本は伸びている所を見るとブクオフよりコンビニの影響が強いのかもしれん。
194マロン名無しさん:2007/11/12(月) 22:31:34 ID:???
まあブックオフに類似した商売やってる店もけっこうあるしね
あの会社のシェアがどのくらいか知らないけど、
地方の国道沿いとかにブックオフのニセモノみたいな店はよくあるけど
ああいうのあわせるとどのくらいになるんだろう
195マロン名無しさん:2007/11/12(月) 23:42:27 ID:???
ブックオフのような商売は嘘くさい決算でもバレなさそう…
196マロン名無しさん:2007/11/13(火) 04:32:18 ID:???
ブックオフの特徴はただで立ち読みできること。
これが市場にどう影響をあたえてるかはわからないけど。

個人的にも、偶然立ち読みしたシリーズを買い出したことも、ブックオフや漫画喫茶にないから買った本もある。

>>183
ちなみにアメリカでも単行本優位になりつつあるそうで。
ttp://d.hatena.ne.jp/ceena/20070225/1172396184
グラフィック・ノベル=単行本、コミックス=コミック・ブック(雑誌だけど日本の漫画雑誌とはかなり違うもの。日本ではリーフと呼ばれることも)。

日本ではなぜか単行本がコミックスと呼ばれる場合が多いね。
それと少女コミックとかコミック電撃大王とか、雑誌に単数形のコミックがついてるのは何でだろうか?


(日本では)雑誌扱いで流通している漫画の単行本が多いのは、漫画雑誌の増刊から始まったからというようなことをネット上で読んだことがありますが、
詳しい話を知っている方いませんか?

ちなみにのらくろなんかも雑誌連載→単行本の流れだが大幅に書き直してある
というか雑誌版とは別の新しい漫画に近いものになっている。
197マロン名無しさん:2007/11/13(火) 05:06:43 ID:???
ジャンプコミックス、ガンガンコミックス、マーガレットコミックス、てんとう虫コミックス
たしかに単行本がコミックスの傾向があるか?
例外も探せばあるのかね。
198マロン名無しさん:2007/11/13(火) 23:56:14 ID:sYkR68Ve
過疎あげ
199マロン名無しさん:2007/11/14(水) 01:02:29 ID:6hJnA2jS
かつあげ
200マロン名無しさん:2007/11/14(水) 01:05:22 ID:???
からあげ
201マロン名無しさん:2007/11/14(水) 01:29:38 ID:???
かりあげ
202マロン名無しさん:2007/11/14(水) 01:33:22 ID:???
カリアゲくんって漫画が昔あったね。
203マロン名無しさん:2007/11/15(木) 00:42:11 ID:???
からあげクンもあるよね
204マロン名無しさん:2007/11/16(金) 22:56:16 ID:???
戦時中の漫画について語るスレッド
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1188836761/
205マロン名無しさん:2007/11/17(土) 22:56:00 ID:oNtE3sXE
こんなものを見つけた。
詳しくて面白い。
ttp://www.k2.dion.ne.jp/~koreanya/07shiryo1/shiryo1-manga-NihonnoMangaSenzennoRekishi.htm
206マロン名無しさん:2007/11/17(土) 22:58:34 ID:???
と思ったら在日系か何かだ。
207マロン名無しさん:2007/11/19(月) 05:23:34 ID:???
在日だからどうした
208マロン名無しさん:2007/11/19(月) 20:58:39 ID:???
イエロー・キッドって、過大評価されてるよな。
209マロン名無しさん:2007/11/20(火) 18:39:06 ID:???
イエロー・キッドは新聞の「漫画」に絵物語を持ち込んだって系譜的にあの位置付け的にわかるんだけど、
テプフェールって人はどう凄いのかいまいちわからない。
210マロン名無しさん:2007/11/21(水) 21:11:01 ID:RIWtB/Jy
やあ (´・ω・`)
ようこそ、近年稀に見る糞スレへ。
このミルクはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また>>1のアホがやったこと」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、おそらく許してもらおうとも思っていないだろう。

でも、このスレを開くとき、君は薄々感づいていたはずだ
糞スレだ、と
それでも君は「希望」という名の>>1の良心に望みを託した
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このテンプレを作ったんだ。


じゃあ、病院に帰ろうか>>1
211マロン名無しさん:2007/11/21(水) 21:20:23 ID:ePrJD6Bl
>210
もうやっときゃ勝ちだな最近w
212マロン名無しさん:2007/11/22(木) 17:31:21 ID:VuVDTB3w
>>179
お笑いマンガ道場知ってりゃわかるが
日本でも風刺じゃない1コママンガ文化はちゃんとあるよ
213マロン名無しさん:2007/11/27(火) 21:19:12 ID:???
単行本でないのかな?
214マロン名無しさん:2007/11/29(木) 03:10:20 ID:???
  2007  2006  差
 278万  284万 ▼*6 少年ジャンプ
 187万  215万 ▼28 少年マガジン
 *94万  100万 ▼*6 少年サンデー
  公称50万部      少年チャンピオン
 **9万  **8万 △*1 少年エースA
 *27万  *25万 △*2 Vジャンプ
 休刊.   *10万     コミックボンボン
 *93万  *96万 ▼*3 月刊コロコロコミック
 休刊.   *38万     月刊ジャンプ
 *97万  *99万 ▼*2 月刊マガジン
 *97万  101万 ▼*4 週刊ヤングジャンプ
 *98万  100万 ▼*2 週刊ヤングマガジン
 *20万  *21万 ▼*1 週刊ヤングサンデー
 *20万  *21万 ▼*1 コミックバンチ
 *19万  *20万 ▼*1 ヤングアニマル
 *12万  *13万 ▼*1 アフタヌーン
 *18万  *20万 ▼*2 ガンダムエース
 *40万  *42万 ▼*2 なかよし
 *38万  *40万 ▼*2 りぼん
 *98万  101万 ▼*3 ちゃお
 *17万  *17万 △*0 LaLa
 *28万  *29万 ▼*1 花とゆめ

もう全体的に雑誌は下火ですね
215マロン名無しさん:2007/11/29(木) 03:13:07 ID:???
月マガが100万部近く出てることに驚いた

りなちゃ系でりぼんが一番売れてないことにも驚いた
216マロン名無しさん:2007/11/29(木) 08:21:29 ID:???
いわゆる「ちゃおの一人勝ち問題」だな。
はてな村で、子供時代にりぼんを愛読していた大人達に衝撃が走って盛り上がってた記憶が。

それよりもガンダムエースがアフタヌーンやLaLaより売れているのに驚いた。
217マロン名無しさん:2007/11/29(木) 14:27:05 ID:???
そのうちチャンピオンの一人勝ちの時代がくるよ。
218マロン名無しさん:2007/11/30(金) 06:42:00 ID:???
サンデーの売れてなさにも驚いたが
マガジンの落ちっぷりにも驚いた

ついでに、ひとつだけ発行部数が「公称」になってるチャンピョンに噴いた
219マロン名無しさん:2007/12/01(土) 13:37:45 ID:???
公称とは何ぞや
220マロン名無しさん:2007/12/03(月) 23:28:58 ID:7z7QDmue
自称のこと
221マロン名無しさん:2007/12/04(火) 00:08:04 ID:???
詐称とも言う
222マロン名無しさん:2007/12/04(火) 00:50:15 ID:???
まあ出版業界における発行部数の水増しは当たり前というからな。
223マロン名無しさん:2007/12/07(金) 15:16:05 ID:OQ5CPNNp
224マロン名無しさん:2007/12/07(金) 22:33:04 ID:???
それにしても、「このマンガがすごい2008」の1位が
ハチワンってのは、どうよ。
225マロン名無しさん:2007/12/07(金) 23:29:47 ID:???
それはメジャーすぎるといってるのか、いかにもマイナーなものを選んでますよという感じだといってるのか。
226マロン名無しさん:2007/12/07(金) 23:30:52 ID:???
気に入らないから1位は他の漫画にしろといってるんじゃないの?
227マロン名無しさん:2007/12/07(金) 23:58:36 ID:???
ハチワン面白くて好きだけど、これが年間1位と言われるとなあ
228マロン名無しさん:2007/12/08(土) 00:01:58 ID:???
まあハチワンはかなりキワモノだしなw
でもこういうのって何が1位になっても大概納得いかなかったりするんだけどな
229マロン名無しさん:2007/12/08(土) 00:02:10 ID:???
個々の投票者のつけたランキングと理由付けは面白いけど
その単なる集計は特に面白くないと思う。
これに限らず。
230マロン名無しさん:2007/12/08(土) 00:05:12 ID:???
ゲーム理論の世界では、
全員の望む順位を集計すると、誰ひとり望まなかった順位が出る、
という法則があってその理論もちゃんと存在するらしい
231マロン名無しさん:2007/12/08(土) 00:08:22 ID:???
アローのパラドックス?
それはまたちょっと別の話だったように思う。
232マロン名無しさん:2007/12/08(土) 00:08:50 ID:???
「このマンガを読め」の方は、海街ダイヤリーが1位
233マロン名無しさん:2007/12/08(土) 01:54:31 ID:???
雑誌の売り上げ減にもケータイや携帯型ゲームの影響ってあるんじゃないか
駅前でほいっと雑誌買って電車の中で読んでるって人が少なくなってる気がする
単なる俺の印象だけどな
けど今、「暇つぶし」にわざわざ雑誌を買って読む必要がなくなったのは確かだと思う

そこでwebコミックの可能性にまた話が戻っちゃうわけだが・・・
ケータイで漫画ってのは聞いたことあるけど、読みづらそうで手を出してないんだよな
DSで漫画とかどうかね
234マロン名無しさん:2007/12/08(土) 20:33:55 ID:???
ケータイで見れるのはケータイ小説が技術的にも状況的にも限界だし、
だからこそ圧倒的に受け入れられてると思うんだけどな。
Webコミックが普及するのはもうちょっと画面やら解像度やら通信速度が上がってからだろう。
235マロン名無しさん:2007/12/09(日) 00:50:02 ID:???
今日本屋で見たけど,「このマンガを読め」の方が納得できるなあ
236マロン名無しさん:2007/12/10(月) 22:37:16 ID:???
マンガ学業界の竹内一郎叩きっぷりは異常
237マロン名無しさん:2007/12/12(水) 06:24:31 ID:???
学術賞持ってかれたから
238マロン名無しさん:2007/12/17(月) 15:31:59 ID:???
新宝島論争とか当事者生きてるうちに出来なかったのかね?
239マロン名無しさん:2007/12/27(木) 03:39:31 ID:???
保守
240マロン名無しさん:2008/01/02(水) 00:02:40 ID:???
>>205
>エルジェはこの作品をアメリカの新聞漫画に促されるように描いたという。
>これは基本的に少年タンタンの冒険物語の形態を取るが、絵は芸術性が高く、ストーリーにも文学性がある。同時期のアメリカの作品とはレベルが違う。
アメリカでもクレイジー・キャッツとかがあったわけだし、さらに古くはこの人も言及しているリトル・ニモがあったわけだが。
241マロン名無しさん:2008/01/06(日) 01:25:43 ID:dyWvtfAX
>>240
半分同意だが、人気の点でタンタンに匹敵するのって漫画史上探しても
部数と国際的拡がりではドラゴンボールとピーナッツくらいだろうし、
ロングセラーって点では上よりかなり長い。
ある意味、格が違うのも間違いじゃないと思う。
岡本一平にちゃんと言及してるのもいいと思う。

あと日本軍占領前の上海の漫画を読んでみたくなった。
翻訳とかないのかな。
242マロン名無しさん:2008/01/08(火) 03:01:54 ID:WBkPXDUL
過疎化が激しいな。
243マロン名無しさん:2008/01/08(火) 21:59:28 ID:???
漫画史上の最高傑作は何か

とかじゃ連れないか。
244マロン名無しさん:2008/01/08(火) 22:08:24 ID:???
市民ケーンとかYの悲劇のような存在って、漫画にはないよね
245マロン名無しさん:2008/01/08(火) 22:18:04 ID:???
市民ケーンしかみてないけど、どういう意味で?
246マロン名無しさん:2008/01/08(火) 22:35:22 ID:???
オールタイムベストの投票をすると常に1位になるような作品。
247マロン名無しさん:2008/01/08(火) 22:39:59 ID:???
ないんじゃないかな。
アメリカとかじゃかなり絞れちゃうっぽいが、日本ではそれほど絞れないと思う。

ネット上で見れるオールタイム・ベストってどんなのがあるかな。
248マロン名無しさん:2008/01/08(火) 23:25:12 ID:???
これか? 日本のメディア芸術100選。結果はアレだけど。
http://plaza.bunka.go.jp/hundred/bumon_manga.html
249マロン名無しさん:2008/01/08(火) 23:32:01 ID:???
日本限定ならドラえもんが強いと思う。
全世界ならピーナッツかドラゴンボール。

最高の漫画家ならかなり一致すると思うんだが、
手塚の最高傑作とか石森の最高傑作とか作家内で意見が分かれるよな。
250マロン名無しさん:2008/01/10(木) 02:40:43 ID:???
>>242
もうサブカルチャー全盛は過ぎたからな。
これからは下降していくだろう
251マロン名無しさん:2008/01/10(木) 02:49:28 ID:???
マンガの歴史だとか評論だとか、一見カッコよさげだけど
マジでやってる奴なんて、もともとほとんどいないし。
252マロン名無しさん:2008/01/10(木) 02:56:12 ID:???
だいたい漫画学なんてありませんから
253マロン名無しさん:2008/01/10(木) 02:59:21 ID:???
漫画学。

真っ先に(笑)の餌食になりそうな単語だな。
254マロン名無しさん:2008/01/10(木) 03:07:36 ID:???
最近漫画が注目されだしたみたいだけど一足遅かったな。
漫画はこれから衰退すると思うよ
255マロン名無しさん:2008/01/10(木) 03:38:43 ID:???
誰が最近になって注目しだしたってのさ

昔からそれなりに注目はされてるだろ
256マロン名無しさん:2008/01/10(木) 11:38:03 ID:???
なんでもかんでも(笑)をつけりゃいいってもんじゃない
257マロン名無しさん:2008/01/10(木) 11:46:23 ID:???
なんか最近のマンガは、世界に誇る日本文化の代表らしいからな
258マロン名無しさん:2008/01/10(木) 14:00:08 ID:???
なんか最近やたら「世界に誇る」が多いよな
259マロン名無しさん:2008/01/10(木) 14:22:25 ID:???
確かに漫画は日本の文化の一つなんだけど「世界に発信する」だの「日本のトップカルチャー」だのと宣伝する最近の風潮はどうかと思う。
260マロン名無しさん:2008/01/10(木) 14:51:46 ID:???
世界的人気を考えるなら日本の文化の中で、日本の漫画が強いのは確かだろう。
このスレでも突っ込まれてるように日本固有のみたいな言い方になるのはどうかと思うが。
261マロン名無しさん:2008/01/10(木) 15:11:12 ID:???
一番強いのは日本の漫画じゃないよ
ポケモンとかアニメの方だ
262マロン名無しさん:2008/01/10(木) 15:59:29 ID:???
誰も一番とは言ってないんじゃないかな。
263マロン名無しさん:2008/01/10(木) 17:24:17 ID:???
最近って・・・そんなのここ10年以上続いてるような話だろw
その時間感覚はどんだけオッサンなんだ
まさか30過ぎのジジイかww
264マロン名無しさん:2008/01/10(木) 17:29:12 ID:???
東アジアとかではわりと古くから売れてるが、日本の漫画がアメリカで売れ出したのはここ数年だから
アメリカだけ見てるとそう見えるんだろう。
265マロン名無しさん:2008/01/10(木) 17:52:07 ID:???
>>264
はいはい、ジジイの言い訳乙ww
266マロン名無しさん:2008/01/10(木) 17:54:28 ID:???
別人だがw
267マロン名無しさん:2008/01/10(木) 17:56:58 ID:???
だろうなw
別人ってことにしとかないと、
次に「>>264の情報のソースは?」って聞かれたときに答えに詰まっちゃうもんなww
268マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:32:52 ID:???
でも、メディアで盛んに取り上げられ始めたのはここ数年からだろ
萌え文化とか
269マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:34:20 ID:???
いやエヴァとかの頃から盛んに取り上げられてるだろ
270マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:42:34 ID:???
よく覚えてるな
271マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:44:38 ID:???
覚えてちゃ悪いの?
さっきからなにがそんなに気に入らないのか知らないけど、
いちいちオッサンオッサン言うなよ。
272270:2008/01/10(木) 18:50:53 ID:???
誰に言ってるのか知らんが俺はオッサンオッサン言ってない
273マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:51:23 ID:???
>>271
それ俺じゃねーよカスww
オッサンになると妄想まで激しくなるのなwwオッサン涙目www
274マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:54:09 ID:???
このスレだいぶ活気づいてきたな。
揉めてるけど
275マロン名無しさん:2008/01/10(木) 18:56:55 ID:???
来た奴を釣って荒らしてるだけだろ
まあ一人でやってればいいんじゃない?ノシ
276マロン名無しさん:2008/01/10(木) 19:58:56 ID:???
>>267
> だろうなw
> 別人ってことにしとかないと、
> 次に「>>264の情報のソースは?」って聞かれたときに答えに詰まっちゃうもんなww
意味不明。
なんで「最近」と言ってる奴と別人ということにするとその質問を回避できるのかわからん。
ソースについては、「萌えるアメリカ」とか読んでみるといいよ。
277マロン名無しさん:2008/01/10(木) 22:57:29 ID:???
>>268
あしたのジョーがどれだけすごかったか知らないだろ


すみません、自分も知りません。
でも、寺山が葬式やったり社会現象を巻き起こしたらしい。

世界の日本漫画ブームについてマスコミがよく取り上げるようになったのは、アメリカでヒットしてからだと思う。
278マロン名無しさん:2008/01/10(木) 23:32:29 ID:???
>>277
まぁ日本人にとっちゃ欧米=世界だからな
279マロン名無しさん:2008/01/11(金) 18:13:06 ID:???
愛と誠の社会現象なんて絶対今では理解できないだろうな
280マロン名無しさん:2008/01/11(金) 19:35:39 ID:???
生まれてないから
281マロン名無しさん:2008/01/11(金) 20:17:06 ID:???
生まれてないと理解できないのか
それも可哀想だな
282マロン名無しさん:2008/01/11(金) 22:15:06 ID:CiglWcFS
>>281
いや事実だろ
戦争を経験してない世代がいくら勉強しようと本当の戦争の辛さなどわからんよ
多少わかったつもりになるぐらいならできるがな
283マロン名無しさん:2008/01/11(金) 22:32:37 ID:???
日本はイラク戦争を戦っているよ!
我々は戦争経験世代だよ!


『「戦時下」のオタク』という本が出てたんで、二次大戦中のサブカルチャーについての本かと思ったら
今現在のことを扱ってる本でがっくりきたことがある。
284マロン名無しさん:2008/01/13(日) 18:57:35 ID:???
1億部発行作品

小学館系
コナン、タッチ、ドラえもん、美味しんぼ、ゴルゴ13、鉄腕アトム

集英社系
こち亀、ドラゴンボール、スラムダンク、ワンピース、北斗の拳

秋田書店系
ブラックジャック


越えられない大きな壁 一億部

姉妹社系
サザエさん8600万部

講談社系
金田一少年の事件簿 7300万部
はじめの一歩       7300万部


マガジンってサンデーと同時に創刊したんだろ
サザエさんに負ける講談社は何やってたんだ

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
285マロン名無しさん:2008/01/13(日) 19:06:45 ID:???
鉄腕アトムは小学館でいいの?
286マロン名無しさん:2008/01/13(日) 23:43:35 ID:???
なんか講談社弱体化がいろんなところで言われてるなwww
287マロン名無しさん:2008/01/14(月) 02:38:14 ID:???
>>285
光文社系とすべきだったな
すまん
288マロン名無しさん:2008/01/14(月) 12:25:01 ID:???
光文社は音羽グループで講談社傘下
289マロン名無しさん:2008/01/14(月) 14:15:25 ID:???
でも講談社じゃない
290マロン名無しさん:2008/01/15(火) 14:14:40 ID:???
>>282
調べりゃ分かるだろ・・・
そりゃリアルタイムで読めないというのは大きいが
知識の上では得ておくべきだろ
291マロン名無しさん:2008/01/15(火) 15:13:51 ID:qZnCFWda
>>290
百聞は一見に如かずということわざがあってな…
292マロン名無しさん:2008/01/15(火) 18:08:43 ID:???

発行部数っていってもな…
40巻とかダラダラ書いて部数だけ上げるのが漫画じゃないだろ?

せめて巻数で発行部数を割って、何が売れたか教えてくれ

293マロン名無しさん:2008/01/15(火) 19:13:32 ID:???
>40巻とかダラダラ書いて部数だけ上げるのが漫画じゃないだろ?
別に、40巻以上だらだら描いてる人たちは発行部数あげる
ために漫画描いてるんじゃないと思うけど。
>せめて巻数で発行部数を割って、何が売れたか教えてくれ
自分で総部数から巻数をわれば?
294マロン名無しさん:2008/01/15(火) 21:55:12 ID:???
>>290
>>282(ひょっとすると>>279のも)の「理解」は、「知識」とは区別されてると思う。
実感としてその当時の人の視点を追体験するようにわかるということだろう。
295マロン名無しさん:2008/01/16(水) 05:58:46 ID:???
2007.07.17 ボンボンの休刊のニュースを見ました 佐藤元

思えば、20年近くお世話になった雑誌なんですよね…。
ただ申し訳ありませんが、十年前や数年前にも編集長や編集とかに、
このままじゃ、確実につぶれるよと予言していたので、
個人的には驚くことではなくて「ほらね」の方の気持ちが大きいです。

どんなに真面目に作家が仕事しようが、アンケートで人気が高かろうが、
編集サイドの好き嫌いで漫画を掲載している以上、
読者の喜ぶ漫画が生まれないような気がしてならないのです。

やはりきちんと読者の喜ぶ作品を客観的に見ることが出来なければ、
読者が逃げていくのも必然と言えるかと思います。
自分が連載していた頃もそうですが、新しい企画やネタを
持ち込んでも、まず使われることがありません。
逆によそで人気が出た作品を見てから、同じようなネタで
ウチでも始めようと言う企画も多々あったかと思います。
これでは人気が追いつくはずもありません。
そのためどれだけの人気企画を他誌に持って行かれたか、数知れません。
(他社で大ヒットしたメカモノやキャラモノなど、本気で多いですよ!)
もしあれらをボンボンでスタートしていたらと思うと残念でしょうがありません。

そのように「やっておけば良かった」モノをやまほど
知っている自分に取ってみれば、本当に悔しいですよね(泣)。

一時期、若い編集長に代わったときには、いろいろな企画が動いて、
凄く活性化した時代もありましたが…、結局は人事の関係か、
また元の編集長に戻ってからは、全て無駄になってしまって…、
そういう時代を見てきた自分は、何度も言うようですが、本当に悔しいです!
絶対に楽しい雑誌になるはずなのに、何でこうなるんだの連続です。
ホント残念なのも事実ですが、もっと早く手が打てたはずと言う悔しいのも事実ってトコですか。
http://blog.riorio.chu.jp/?eid=591476
296マロン名無しさん:2008/01/16(水) 12:33:36 ID:???
要するに>>290はわかったつもりでもいいから調べとけと言いたいらしい
297マロン名無しさん:2008/01/16(水) 15:27:06 ID:???
>>296
それを否定したらこのスレの意味が全否定されるw
298マロン名無しさん:2008/01/16(水) 15:39:17 ID:???
否定はしないけど
その時代の出来事を実際に見て体験したのと本や何かで調べた知識とを同列に語るのは限界があるだろう
ま、否定はしないけどな
299マロン名無しさん:2008/01/16(水) 18:59:52 ID:???
確かに「愛と誠」という作品を読むだけならできるが
それが巻き起こした社会現状がどんなだったかなんてわかりっこないだろ
肌で感じた世代と間接的に伝え聞いたそれとではどうしても差が出る
300マロン名無しさん:2008/01/17(木) 00:59:55 ID:???
でも追体験を目指すのは歴史研究のひとつの目標ではあると思う。
もちろん、「客観的な」記述や推論、そして当時の個々人の目にも見えなかったものをデータを集めて推測していくのも
歴史研究の重要な要素ではあるけど。
301マロン名無しさん:2008/01/18(金) 00:41:09 ID:???
随分漫画板に似つかわしくない真面目なスレだな
学問板に建てりゃ良かったのに
302マロン名無しさん:2008/01/18(金) 03:53:44 ID:???
なぜアメリカは日本並みに漫画が発達しなかった?
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1198994931/
303マロン名無しさん:2008/01/22(火) 00:32:30 ID:???
>>302
結構盛り上がってるな。
304マロン名無しさん
良スレage