【バキ】板垣関連作品総合バレスレッド【餓狼伝】27

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653 ◆2hguPh.goc
現代VS太古
史上最強の人間(ヒト)は俺だ!!
究極の野性、ピクルに引き寄せられ現代の最強戦士達が
動き出す!!この異変、危険ッッ!!
表紙 刃牙
第82話/行動
◆初公開ッッッ!!ピクル専用施設!!!
ガラスで仕切られた壁の中に巨大な木。
中に入れるように穴が開いている。その枝にはロープでタイヤが吊るされていたり、
木がブランコのようにぶら下がっている。
そこを警護する二人の米兵。その1人が語り出す。
A「一か月余りで」「こんなもの造ったのはいいが・・・・」
「どうなんですかねェ」
「タイヤ・・・」ぶら下がっているタイヤ。
「雑誌・・・」本棚に色々雑誌が置かれている。
「水そう・・・」水そう。
「これ・・・」恐竜のぬいぐるみ?
「このいかにもって感じが・・・・・・」「逆に安易っていうか・・・・」
「喜んでるんですかねェ・・・」
そのそびえ立つ巨木の陰で体育座りしながら佇むピクル。
顔はうっすら笑っているように見える。
B「よせ監視されてるぞ」
と黒人米兵がAをたしなめる。
654 ◆2hguPh.goc :2007/10/01(月) 13:26:26 ID:???
その外では・・・
タンクローリー車の陰にいる烈。
<これではまるで><夜這いではないか>
と汗流しながら考えている様子。
<どうかしている・・・><こんなところにまで忍び込んで・・・・・>
一拍考えて・・・
<そう・・・・・・>
<あの放送・・・>
ピクルの顔が烈の前に浮かぶ。
<あの――――得体の知れぬ野性を目の当たりにしてからだ・・・>
ふと烈が何かに気付く。
ガッゴッと足音を立てながら警備兵が近づいてくる。
<警備兵・・・?>
ガッゴッとどんどん近づいてくる。
<こちらに向かっている>
ガッゴッ ガッゴッ ガッゴッ ガッゴッ
警備兵が烈のいる車の陰に来たとき、烈は車を指で「コン・・・」と軽く小突く。
警備兵≪ ! ≫
とそちらの方向にライトを向ける警備兵。
  ぴ  た  
と警備兵の背後につく烈。警備兵は≪・・・・・・・・ッッ≫と
ライトが照らす場所を見てるがそこにはもちろん誰もいない。
汗ダラダラの警備兵だが、フゥ〜〜〜〜・・・と一息つく。
その背後にはぴったりと烈の顔。また歩き出す警備兵。それにともない烈もぴったり
くっついていく。
ザッザッと歩くが警備兵はまるっきり気付いていない様子。
<ひとまずこれで・・・・>
<移動は可能ッッ>
655 ◆2hguPh.goc :2007/10/01(月) 13:28:08 ID:???
一方その頃正門では・・・
勇次郎に≪NOッ≫と言って米兵がガシャッと銃を胸に当てている場面。
逆に吹っ飛ぶその米兵。≪!≫
ガシャアと金網にぶつかり倒れる。
≪・・・・・・・・ッッ≫他3人の米兵、汗ダラダラ。
勇「アホウが」
「離れてな デモの衆」髪の毛がワラワラと逆立っていく。
「人が飛ぶぜ」
デモの衆≪・・・・ッッ≫≪〜〜〜〜〜ッ≫≪・・・・・・・≫
巨凶まさに戦闘態勢。後ろのデモの衆が歪んで見える。米兵たち、汗ダラダラ。
<デモ参加者 石塚保(34)>
「イヤ・・・」「熱かったですよエンジンみたいに・・・・・・あの人の側」
<直後!><石塚は信じ難い光景を目の当たりにする>
<「突然兵士同士が殴り合い始めたんです」>
<「彼―――――黒服の男の見てる前でッッ」>
<「残った一人も止めるどころか」>
<「殴り出したんですよ・・・・・自分をッッ」>
自分の顔をガッゴッガッと殴りつけるその米兵。
<「男ですか・・・・・・・黙って見てました」>
<「やがて」>
 ズ チ ャ と歩き出す勇次郎。
<「門の前へと歩み寄ったのです  
   ええ 兵士を殴り合わせたまま」>
◆烈、施設侵入に成功ッッ!
 一方、勇次郎の周囲に何が!!?
 ピクル争奪戦争、開戦ッッ!!!
巻末コメント
 担当編集者である「マツ」が結婚する。担当者の式に出席するのは初めてである。