ネギ「絶望した!教員生活に絶望した!!」

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1マロン名無しさん
・side麻帆良
しずな「それでは、君達の新しい先生を紹介します。どうぞ、ネギ先生」

絶望「……は?あの、私は糸色望という者ですが…… ! まさか、
   これは噂に聞く新任いじめですね!?
   絶望した!これからの教師生活に絶望した!!」


・side絶望
ネギ「えと、あの、今日からこの学校でまほ……英語を教えることになりました
   ネギ・スプリングフィールドです。よろしくお願いします!」

木津「ちょっと!こんな子供が先生なんてどうなってるんですか!?
   児童労働基準法の説明とか、きっちりしてください!!」



学園長「む!?……ちょっとまずいのぅ。
    手違いで採用教員の書類が入れ替わっておる……」
2マロン名無しさん:2007/09/13(木) 16:46:11 ID:???
3マロン名無しさん:2007/09/13(木) 17:06:59 ID:???
ハンサムな俺が余裕の3get!
4マロン名無しさん:2007/09/13(木) 17:33:57 ID:D5kASKgP
age
5マロン名無しさん:2007/09/13(木) 18:55:11 ID:???
どっちもわからん…
6マロン名無しさん:2007/09/13(木) 20:28:03 ID:???
かふか「やだなぁ子供先生なんかいるわけないじゃないですかぁ。その人はほかの人よりちょっと成長が遅いだけですよ」
7マロン名無しさん:2007/09/14(金) 03:55:53 ID:NS8g3F08
期待あげ
8マロン名無しさん:2007/09/14(金) 07:59:42 ID:???
アスナ(顔だけなら将来良いオジサマになりそうなんだけど…)
望「ん、どうしたんです?人の顔をじっと見て…」
あやか「先生、おじん趣味のアスナさんはきっと『顔だけなら将来良いオジサマになりそうなんだけど…』などと考えているのかと」
アスナ「ちょっといんちょ、アンタねー!」
あやか「何です、やる気ですの?」
望「あのー…」
亜子「…あ、センセ。あんなんいつものことやから気にせんでええよ……(大人の男っちゅー感じやなぁ)」
裕奈「そうそう、日常茶飯事(…)」
まき絵「ほっといたらおさまるよ(良いかも…)」
チア「先生、これから頑張ろうね。応援するから(やっぱこれからは年上だよねー)」
9マロン名無しさん:2007/09/14(金) 08:40:19 ID:???
小節(いい尻尾……)
カモ(なんだか悪寒が……)
10マロン名無しさん:2007/09/14(金) 10:25:55 ID:???
これは期待
11マロン名無しさん:2007/09/14(金) 10:42:05 ID:???
さよ「……あ、あの〜」
糸色「ひぃっ!い、いたんですか?」
さよ「(60年間)ずっと」
12マロン名無しさん:2007/09/14(金) 14:43:49 ID:???
藤吉「可愛いから、教室で飼いましょう。当番で連れて帰って世話するの♪」
ネギ「ぼくはウサギか何かですか!」
13マロン名無しさん:2007/09/14(金) 17:05:39 ID:???
>>8
十分休みにて〜3−A〜

亜子「先生ー、ウチの名前覚えてくれた?」
まき絵「名簿は見ちゃ駄目だよ!私の名前言ってみてよ」
桜子「にゃはは、頑張れセンセー!」
望「…」
明日菜「ちょっとあんたたち、先生困ってるでしょ」
あやか「随分と優しいんですのねアスナさん。高畑先生はもう宜しいのかしら」
明日菜「…こ、この女〜!」
古菲「みんなー、第2ラウンド始まるアル!」
望「またですか?喧嘩は止めてください、でないと私、自殺しますよ!」

十分休みにて〜2のへ〜

カエレ「へぇ、まだ10歳なの。所謂天才ってやつか」
奈美「可愛い〜」
あびる「でもまた普通じゃない人が増えたわけよね」
奈美「それ、どういう意味…」
ネギ「?」
める「………」
ネギ「あ、あの…?」
ちり「あの子はあぁいうキャラなので気にしなくていいと思います。
それよりも先生、今先生が持っているプリントの印刷、最後になるに連れて段々薄くなっていて濃さがまだらになっています。もう一度きっちり印刷してきてください」
ネギ「は、はい!ス、スミマセンでした!(どうしよう、怒らせちゃったかな)」
藤吉「あはは、可愛い。泣きそうになってる」
ちり「…!……まぁ良いです、私がいってきますから(か、可愛い……)」
14マロン名無しさん:2007/09/14(金) 17:10:44 ID:???
ワッフルワッフル
15マロン名無しさん:2007/09/14(金) 20:56:00 ID:???
これはage
16マロン名無しさん:2007/09/14(金) 21:25:49 ID:+/HsPqlA
ニワカ共乙
17マロン名無しさん:2007/09/14(金) 21:29:02 ID:???
誤爆?
18マロン名無しさん:2007/09/14(金) 21:35:18 ID:???
いいね
19マロン名無しさん:2007/09/14(金) 22:01:17 ID:???
〜麻帆良学園〜

望「キャラが濃い……」
明日菜「はい?」
望「キャラが濃いと言ってるんです!」
明日菜「何ですかいきなり!」
望「このクラスはキャラが濃い人が集まりすぎています」
望「そのせいでどれだけの人が迷惑してると思っているんですか!」
明日菜「知りませんよそんなの」
望「この3年A組の他の23クラスその生徒が迷惑してると言ってるんです」
夕映「どういうことですか」
望「あなた達ばかりストーリーに登場して他のクラスは完全に無視ですよ」
望「あなた達がイギリスで冒険してるあいだ彼女たちは描かれもしない青春を送っているのです」
望「そう、キャラが立ちすぎると格差社会になってしまうのです!」
夕映「無茶区茶です……」
望「と言うわけでこれからあなた達は強制的にキャラを薄くしてもらいます」
明日菜「えー」
20マロン名無しさん:2007/09/14(金) 23:19:04 ID:???
超「先生も肉まんどうネ?」
糸色(……中国人に肉まん、格安)
糸色「いえ、結構です」
21マロン名無しさん:2007/09/14(金) 23:21:43 ID:???
ありそうw
22マロン名無しさん:2007/09/14(金) 23:26:45 ID:???
このか「先生の今日のラッキーアイテムは賞味期限が今日までのコンドームやって」
望「こ、コンd」
刹那「お嬢様に何を言わせている…!」
望「私の責任ですか?私が悪いんですか?」
23マロン名無しさん:2007/09/14(金) 23:57:26 ID:???
双子「せんせー!」
糸色「どうしました?」
史伽「先生、この学園に来たばっかりですよね?」
風香「ボク達が案内してあげるよ!」
糸色「……そうですね、お願いできますか?」
風香「オッケー、任せてよ!」
史伽「早速出発です!」
糸色「ええ、(麻帆良学園の自殺スポットを探しに)行きましょう!」
24マロン名無しさん:2007/09/15(土) 00:12:24 ID:WUuC6aqO
これは良スレwww
25マロン名無しさん:2007/09/15(土) 00:14:58 ID:???
>>23
まき絵「私も行く!ね、亜子行こうよ」
亜子「うん、ウチも行く!」
糸色「みんなで行きましょう(四人も心中してくれるのか)」
26マロン名無しさん:2007/09/15(土) 00:31:19 ID:???
カモ「アニキ、本当に聞くつもりですかい?もし違ってたら…」
ネギ「大丈夫だよ、カモ君!だって僕見ちゃったんだよ!」
カモ「見たって何をです?」
ネギ「瞬動術を使ってるのを!」
カモ「えぇっ!?アニキ、そりゃ見間違えじゃあ…」
ネギ「だからそれを確かめようよ」
カモ「つってもリスク高すぎやしませんかねぇ」
ネギ「ほら、行くよ!」
カモ「アッ、ちょっとアニキ!」


―職員室―

ネギ「あの、失礼ですけど……あなたも魔法先生ですよね?」
甚六「へ?」
27マロン名無しさん:2007/09/15(土) 00:32:27 ID:???
木津「仮契約なんて中途半端です。キッチリ本契約してもらいます」
28マロン名無しさん:2007/09/15(土) 23:10:57 ID:/aeWmOX0
音無『ウゼーんだよショタ公が死ねやカス』
29フラグside糸色:2007/09/16(日) 00:58:17 ID:???
麻帆良・数ある図書室の1つにて
糸色「宮崎さん、綾瀬さん、早乙女さん、みなさんで、何を書いているんですか?」
ハルナ「え?同人誌よ!同人誌!早く書き上げないと締め切りが・・・」
糸色「同人誌ですか。わたしも、学生時代に書いていたんですよ」
のどか「先生が・・・意外ですね・・・」
糸色「ところで、この本は『あららぎ派』ですか?『白樺派』ですか?」
ハルナ「しら×かば・・・?えっと・・・これはカガ×アスですけど・・・」
糸色「カガアス・・・聞いたことありませんね」
夕映「ハルナの同人と先生の同人は決定的に違うです」
のどか「先生の言う『アララギ派』というのは1908年に伊藤左千夫を中心に
正岡子規の門弟たちが集まって『阿羅々木』として創刊した短歌同人誌のことですね。
主に活躍した作家に長塚節、斉藤茂吉、土屋文明、寺山修司らがいたという・・・」
糸色「さすが図書委員ですね。良くご存知です。」
のどか「え!?いえ、わたし、本を読むのが好きなだけで、それで覚えてただけです・・・」
夕映「先生、のどかは異性と話すことに慣れていないんです。あまりしつこくは・・・」
糸色「なるほど・・・先生、そういう消極的な娘は大好きです。そうだ、今度、わたしの持っている同人誌を貸しましょう」
のどか「良いんですか!?ありがとうございます〜(///)」

夕映「のどかがあんなに嬉しそうに・・・」
ハルナ「ラブ臭が湧いてきたわね〜」
30マロン名無しさん:2007/09/16(日) 01:14:14 ID:pZPeDS3Q
ワッフルワッフル!!
31マロン名無しさん:2007/09/16(日) 01:37:02 ID:???
以外と馴染むな
糸色望Sideは
32マロン名無しさん:2007/09/16(日) 03:47:36 ID:???
糸色「ときに宮崎さん」
本屋「はい?」
糸色「あなたはどうして前髪で顔を隠してらっしゃるのですか?」
パル「あぁ、この子恥ずかしがり屋だから」
夕映「本当は可愛いのにもったいないです」
糸色「はあ、そうですか」糸色「しかし世の中には本人はうまく隠したつもりでも
   他人にはすぐバレてしまう事が多いと思いませんか?」
本屋「は、はぁ」
糸色「例えば、中学生が隠しているHな本は母親にバレていたり
   自分の好きな娘がクラスメートにバレていたり、父親の浮気に
   至ってはご近所にまでバレていたりする」
33マロン名無しさん:2007/09/16(日) 03:52:14 ID:???
>>32
糸色「他にもこんなものがあります」
・グラビアアイドルの腹の肉
・芸能人の恋愛事情は写真誌にバレている
・松浦○やの年齢
・お○らさんのヅラ
・ハ○ドの身長
・マイケル・ジャク○ンの整形
・スザンヌのキャラづくり・某漫画の元ネタはジャ○プの看板漫画
・朝○龍の仮病
・ミラーマンの否認

糸色「絶望した!すぐバレる様な隠し方をする人々に絶望した!」
本屋・パル・夕映「……」

夕映「…しかし、それらはほんの一部の側面にすぎないのでは?」
糸色「何を仰います!実際、私たちのクラスにもあるじゃないですか!」
夕映「3ーAにですか?」


―3ーA教室―

糸色「ほら、あの方ですよ!」
夕映「……那波千鶴さん?」
糸色「そうです、彼女も年齢を…」
千鶴「な に か し ら?」
糸色「ひぃっ!いつのまに後ろへ!?」
夕映 ((((;゚Д゚)))


     アッーーーーー!
34マロン名無しさん:2007/09/16(日) 07:51:07 ID:???
絶望馴染んでるなwwwwwwwww
35マロン名無しさん:2007/09/16(日) 10:09:33 ID:???
もう絶望サイドだけでいんじゃね?w
リレ小ぽい形式を希望したいんだが
36マロン名無しさん:2007/09/16(日) 12:09:52 ID:???
ネギsideも見たい俺皇帝ペンギン
37フラグsideネギ:2007/09/16(日) 13:09:20 ID:???
注:カモがナチュラルに人前でしゃべってますが、スルーの方向で。

ネギ「ひきこもり、ですか」
智恵「えぇ、先生の生徒なんですけど。なんでも、1年の頃から学校に来ていないんですよ」
カモ「筋金入りっすね」
ネギ「わかりました!僕が説得してみます!」
智恵「そう・・・でも、無理しないでね」

ネギ「ここがその人の家ですか・・・」
可符香「ネギせんせー」
カモ「おや、可符香のじょーちゃんじゃないですか、どうしてここに?」
可符香「うち、近所なんですよ。ネギ先生は?」
ネギ「僕は家庭訪問です。そうだ!可符香さんも協力してくれませんか!?」
可符香「なんだか分からないけど、良いですよ」
カモ「おいおい、大丈夫かよ・・・」

霧「くんなよ!帰れよ!」
小森父「こ、こら!お友達が来てくださってるんだぞ!」
カモ「・・・さすがに一筋縄じゃいかねぇ引きこもりだな、兄貴」
ネギ「うん・・・」
可符香「ひきこもり?やだなぁ、そんなTVや新聞でしか見たことのない引きこもりが
こんな身近にいるわけないじゃないですか」
カモ「・・・へ?じゃあ、これはなんだよ?可符香のじょーちゃんよう」
可符香「これは・・・『座敷わらし』ですよ」
ネギ「『座敷わらし』って、日本の妖精ですね・・・って、何をしているんですか!可符香さん!」
可符香「『座敷わらし』を外に出してはいけません!先生も、窓から逃げないように見張ってください!」
ネギ「えー!?」
38in麻帆良:2007/09/16(日) 13:26:22 ID:???
>>33
のどか(何だか糸色先生は怖くない感じがするかも…)
夕映「のどか、何をボーッとしてるですか?」
のどか「あ、ううん!何でもないよ」
夕映「もしかして糸色先生のことですか?」
のどか「え!?」
ハルナ「私たちに隠し事なんてできるとおもったのかなのどか〜?」
のどか「あ、あう……」
39フラグsideネギ:2007/09/16(日) 13:33:31 ID:???
ネギ「なんでこんなことに・・・」
カモ「可符香のねーちゃんの思い込みというか、妄想にゃさからえねーっすよ、兄貴」
霧「なんだよ、さわがしいな・・・ヒッ!窓に人の影が浮いている!?あけろー!だせーーー!」
可符香「さすが、妖怪のはしくれ。物理的バリケードでは防ぎきれませんね」
霧「ちっくしょーーーー!」ドカーン「やっと外に・・・きゃぁぁぁぁ!」
可符香「結界を張らせていただいたわ。はい、あなたの好きな市松人形よ・・・これ、あげるから外に出ちゃダメ」
霧「あ・・・あぁ・・・」
可符香「お友達もいーっぱいいるから、ずーーーっと中にいてね」
霧「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

霧「グス・・・お願いですから・・・外に出してください・・・」
カモ「可符香のじょーちゃんやりすぎだぜ・・・」
ネギ「・・・あれ?ちょっと髪を失礼します・・・」
霧「あっ・・・」
ネギ「うわぁ・・・綺麗・・・」
カモ「しかも、すげぇ色白っす!」
ネギ「名前はなんといいますか?」
霧「こもり・・・小森霧です・・・」
ネギ「小森霧さん、ですね。霧さん学校に行きましょう。困ったことがあれば、僕が力になりますよ」
きゅん
霧oO(良く見ると、この子可愛い・・・)「は、はい・・・」

甚六「いやぁ、ネギ先生、あの小森の説得に成功したそうですね!あらためて、立派な教師ですよ」
ネギ「えっ・・・あ、ありがとうございます!」
智恵「ただ・・・」
カモ「ただ?」
学校内・某教室
ガラッ
霧「せーんせっ♪」
智恵「こんどは、学校に引きこもってしまって・・・」
カモ「本当に、筋金入りの引きこもりだぜ・・・」
40in麻帆良:2007/09/16(日) 13:39:58 ID:???
>>39
夕映(あののどかが男の人に好意を抱くとは…)
糸色「おはようございます、綾瀬さん」
夕映「あ、おはようございますです…あ、あの」
糸色「はい?」
夕映「先生は、のどかのことをどう思っているのですか?」
糸色「宮崎さんのことを、ですか?本が好きな人ですよね、あぁいう風に余計に喋ったりをしないとトラブルに巻き込まれたりしない。彼女はかしこい生き方ができてますね」
夕映「…何でのどかはこんな先生のことを…」
糸色「?」
夕映「でものどかのためですね。先生、のどかのことは好きですか?」
糸色「ああ、心中リストには入れてますよ。もちろん本人に後ほど報告しようとは思っています」
夕映「…!そうですか、では先生もまんざらではないということですね。のどかに報告しなければ…では、失礼します」
糸色「…何だったんだろう?」

このか「おはよう糸色先生〜」
明日菜「お、おはようございます」
糸色「おはようございます。あ、一応聞いておきましょう。お二人はどんな自殺の仕方を希望しますか?」
このか「ウチ?うーん…自殺はしたくないけど……まぁするなら睡眠薬とか使って楽に死にたいかな」
糸色「ほう、近衛さんは睡眠薬…と。神楽坂さんは?」
明日菜「わ、私は…「糸色先生と一緒ならどんな死に方でも結構ですわ!」
糸色「ふんふん…」
明日菜「ちょ、ちょっと待った!今のは…またアンタね!」
あやか「あーら、貴方の言いたいことを私が言ってさしあげただけですわ。おはようございます糸色先生」
糸色「おはようございます、雪広さんの希望も聞いておきます」
あやか「私は少年と一緒ならもがき苦しむ溺死でも構いませんわ」
糸色「少年…ですか」
41in麻帆良:2007/09/16(日) 13:41:11 ID:???
↑すみません、>>38でした
42マロン名無しさん:2007/09/16(日) 14:00:56 ID:???
ネギ「愛し合ってるなんてちゃんちゃらおかしいです」
常月「どういう事ですか!」
ネギ「ではお教えしましょう、本当のディープラブ…それは!」
ネギ「本契約する事です!恋愛道とはパートナーとなり生涯を添いとげる事と見付けたり!」
常月「……」
ネギ「常月さん、僕とマギステル・マギを目指しませんか、僕でよければいつでも付き合いますよ」
常月「え?」
ネギ「それでは!」
常月 告られた。
常月「帰るね…」

―次の日―
常月「おはようございます」
ネギ「おや、ローブなんかはおって仮裝パーティーでもあるのですか?」
43マロン名無しさん:2007/09/16(日) 14:21:15 ID:???
どうしても絶望sideの方が面白いな
44マロン名無しさん:2007/09/16(日) 16:03:49 ID:???
>>40

夕映「聞くですのどか、良いお知らせがあります」
のどか「な、何?」
ハルナ「あ、私も聞きたーい」
夕映「実はですね……………」
のどか「え!?」
ハルナ「良かったじゃんのどか!このままアピール頑張ろうよ」
のどか「で、でもー……」
夕映「私たちがついているです!安心するですよ」
のどか「……」

〜放課後〜
アスナ「糸色先生、さ、さようなら!」
あやか「たかが挨拶くらいで何を赤くなっているんですか、大体貴方高畑先生はもう「(アスナ)あーあーあー!」ですの?」
アスナ「いいんちょ、ちょっとこっちに来なさい…!」
あやか「まぁ怖い、お猿さんからのお呼びだしを受けてしまいましたわ」
糸色「あの二人はいつも思うけどいったい何なんですかね…」
このか「あの二人、仲良いやろ」
糸色「は、はあ…そうなんですか」
夕映「先生、ちょっと」
ハルナ「来てもらえるかな?」
糸色「…?」
45マロン名無しさん:2007/09/16(日) 16:22:12 ID:???
>>44

〜屋上〜

糸色「とりあえず言われた場所に来てみたのですが…」
のどか「何だろ……夕映たち、こんなところに呼び出して………」
糸色「…あ、宮崎さんではないですか!綾瀬さんたちを見かけませんでしたか?」
のどか「せ、センセー…!(ちょっと待って、夕映たちってことは…もしかして………)」
夕映(のどか、頑張るです!)
ハルナ(言っちゃえー!!)
糸色「宮崎さん?」
のどか「……………!し、失礼します!」
ハルナ「うわ、ちょっとのどか!待ちなさい」
糸色「早乙女さん!なぜそんな扉の裏側に……綾瀬さんまで」
夕映「先生はここに居るです、ハルナがきっと連れてきます(ここから動かれたら困りますね…見張っておきましょう)」
46マロン名無しさん:2007/09/16(日) 16:30:25 ID:???
>>45
糸色「いったい何なんです…?」ビチャ
夕映「あ……………」
糸色「絶望した!他人への迷惑を考えずにどこにでも排便をする動物社会に絶望した!」
夕映「動物社会って…………もういいです、そんなものをつけたまま居られてもこっちも困るです…」
糸色「ま、まさか綾瀬さん貴方!これを計算して私をここに呼び出したのではないでしょうね?すべて貴方たちの仕業だったのでは…」
夕映「あーもう面倒です……ですがまぁ、指定場所が間違っていたことには変わりないですね……。先生、とりあえず水道へ」
糸色「本当に信用して良いんですか?水道から泥が出てきたり…」
夕映「しないです!」

ジャー
糸色「ふぅ、大変な目にあいましたよ」
夕映「…これ、使ってください(少し抵抗がありますが…)」
糸色「可愛いハンカチーフですね、有難うございます」
夕映「ちょ……!眼鏡かけるですよ!握っているのは私の手です…!」
糸色「し、失礼!あやうく綾瀬さんの手で鳥のフンがついていた場所を拭くところでした」
夕映「そうじゃなくて……!いや、それもあるんですけど…」
糸色「それじゃ、私は職員室で仕事がありますから」
夕映「あ、さ、さよなら…です」
47マロン名無しさん:2007/09/16(日) 16:33:26 ID:???
マロンに久々の良スレ
48マロン名無しさん:2007/09/16(日) 17:23:05 ID:???
ワイワイ
糸色「皆さん、何の話をなさっているのですか?」
桜子「あ、先生!」
釘宮「世界樹伝説の話ですよ」
糸色「世界樹?」
風香「ほら、この学園にあるおっきな木だよ!」
亜子「あの木の下で告白すると絶対成功するって言われとるんです」
糸色「ほお、告白ですか…」
風香「おっ!先生、興味津々?」
史伽「告白いっちゃうですかー!?」
糸色「告白される側のことは考えないのですか?」
生徒「え?」
糸色「世の中にはされて迷惑な告白が多々あるのです!」

49マロン名無しさん:2007/09/16(日) 17:26:02 ID:???
糸色「突然そんな告白されても迷惑ですから!」

・家族の「今日会社辞めてきた…」
・内緒で付き合ってる自分の彼女を見て友達が「あいつの事好きなんだよ…」
・「俺の嫁、整形なんだ…」
・「他に好きな人が出来たから」
・20歳の誕生日に「本当の子供じゃないんだ…」
・「妊娠したみたい…」
・「末期です」
・「責任をとって総理の職を辞する…」
・読者側からしたら「作者取材の為、来週は休載します」が

糸色「絶望した!自分よがりな告白に絶望した!
   突然ゲイだと言われても困りますから!」
釘宮「そ、そういう告白じゃないです!」
風香「そうだよコイバナは乙女の暇潰しなんだよ!」
糸色「………」
糸色(…では、娘の様に思ってた人から告白された高畑先生は
   どんな気持ちになったんでしょうね…)ボソッ
アスナ「…!」ガボーン
50マロン名無しさん:2007/09/16(日) 18:03:00 ID:???
糸色先生(教師)と絶望ガールズ(高校生)、
麻帆良学園生徒(中学生)とネギ先生(10歳)、の原作通りの組み合わせと比べて
糸色先生(教師)と麻帆良学園生徒(中学生)
絶望ガールズ(高校生)とネギ(10歳)、の組み合わせは倫理的に更に危なそうな気がする

絶望ガールズは留年2回してるから実際は18〜19歳だろうし、彼女らと10歳て…
51マロン名無しさん:2007/09/16(日) 18:08:14 ID:???
>>50
久米田漫画と赤松漫画相手に何を言っているんだ
52マロン名無しさん:2007/09/16(日) 18:49:33 ID:???
ええい!続きはまだかワッフルワッフル!!
53マロン名無しさん:2007/09/16(日) 18:53:29 ID:???
こうして見ると糸色先生ってキャラがかなり立ってるんだね
54in麻帆良:2007/09/16(日) 19:10:38 ID:???
>>46
翌日の登校中--

ハルナ「でね、締め切りが…」
のどか「ハルナー、その話は前も…」
夕映「…(おかしいです。先生に手を触れられたときから……)」
のどか「夕映、どうしたのー…?さっきからボーッとして…」
夕映「…(そう、あの時から何故か糸色先生の話が出るとこう…胸が…)」
のどか「夕映ー?」
夕映「あ、すみません。少し考え事をしていて…で、何でしたっけ…」
ハルナ「何かおかしいわね、昨日から」
のどか「何かあったの?」
夕映「別に何もありません」
糸色「おや、おはようございます」
のどか・夕映「!!」
ハルナ「あー、のどかったら顔真っ赤…って何で夕映までビックリしてんの?もしかして…」
糸色「どうしたんですか?綾瀬さん」
夕映「あ…あ…い、いえ。特に…何も…」
のどか「…夕映?」
夕映「そ、そういえば今日日直でした。早く行かないと…ですから私は先に行ってるです!」
3人「…?」
55in麻帆良:2007/09/16(日) 19:16:08 ID:???
>>54
夕映(今もです。今も何故か先生の声に過剰な反応を、そして先ほど近付いてきた先生の顔を見て心臓が…!
この感情は一体何なのでしょう。そういえば昨晩から食欲が…これは風邪の症状を一致します。もしかしてただの風邪…)
糸色「綾瀬さーん!」
夕映「な!?(何故先生が!?)」
糸色「今日は私も早く行かないといけないんですよ。プリントの印刷がまだでして…」
夕映「だからといって、私と二人で登校する必要はありません」
糸色「ガーン!知らない間に嫌われてしまっていたなんて…私なんて死ねばいい、と。そういうことですね」
夕映「…だから何でそう大袈裟に……って、縄を取り出さないでください!」
(私は別に先生が嫌いなわけではない。でも好き、とは…思ってはいけない。そう、『普通』なのです。
でももしこの状況を放っておくと私は先生を『嫌っている』ととられてしまう。
確かに先生にどう思われようが……構わない…のですが…)
夕映「そ、それじゃあ一緒に行きましょう…(で、でもそんなことをしたらのどかに…)」
糸色「良いですよ別に。無理しなくても…」
夕映「どうせ同じ方向なのですから(良いではないですか、もう相手は気にしてなんかいないのに…)」
糸色「もしかして何か裏があるとか…?」
夕映「ありません!(私は何を言っているですか…?のどかは、のどかの気持ちは…)」
糸色「では、綾瀬さんを信じます」
夕映「担任がクラスの生徒を信じるのは当然です(何で一緒に歩いているのです、何で肩を並べて…!)」


ハルナ「何か夕映、変だよね」
のどか「うんー…体調でも悪いのかな…」
56マロン名無しさん:2007/09/16(日) 19:51:20 ID:???
改蔵だと絶対馴染まないのに絶望先生はなんでここまで合うんだw
57マロン名無しさん:2007/09/16(日) 20:09:51 ID:???
上手いな
581/4:2007/09/16(日) 21:07:25 ID:???
ガラッ
糸色 「おはようございます、今日も登校中に怪我人が出たみたいですね
   まああんな登校してたら当然でしょうけど」
生徒 「……」
糸色 「では出席をとります」
<<中略>>
糸色 「エヴァンジェリンさん…は欠席ですかね」
桜子 「エヴァちゃんなら屋上にいると思うよー」
糸色 「屋上…ですか?」
裕奈 「まあ、いつもの事だから気にしなくて大丈夫だよ!」
糸色 「…先生そういった発言は感心しませんね」
あやか「まぁ…先生、聖職者らしい立派なお言葉ですわ」
糸色 「いいですか明石さん、もしこの事が社会で問題になり
    マスコミに取り上げられでもしたら、彼女に気をとめなかった
    私たちが悪者になるのですよ!」
あやか「…はい?」
糸色 「こういった場合、静観しているに限るのです!」
592/4:2007/09/16(日) 21:10:02 ID:???
放課後
アスナ「で、なんでエヴァちゃんちに家庭訪問にいくの?」
木乃香「なんや学年主任の新田先生に怒られたらしいえ」
あやか「当然です、さあ行きますわよ」
糸色  「…教師なんて所詮公務員、上司の命には逆らえないのですね」

エヴァ邸
あやか「ここですわ、ごめん下さい」
…………
アスナ「留守かなー」
糸色  「留守では仕方ありませんね、帰りましょう!」
ガチャ
茶々丸「糸色先生、いらっしゃいませ、どういったご用件でしょう?」
糸色  「くっ、い、いえたいした用でh
あやか「家庭訪問に来ました、エヴァンジェリンさんはいらっしゃいますの?」
茶々丸「はい、では皆さん中へどうぞ」
アスナ「おじゃましまーす」
木乃香「おじゃまするえー」
糸色  「……」
603/4:2007/09/16(日) 21:12:04 ID:???
エヴァ 「一体何の用だ?」
糸色  「がくねんしゅにんにあなたがじゅぎょうにでるようにしろと
    いわれたのできました。」
あやか「何をふてくされてらっしゃいますの!?担任である先生から
    しっかり言って致だかなければ…」
エヴァ 「何かと思えばそんなことか、ハッくだらん」
あやか「エヴァンジェリンさん、あなたもあなたですわ!」
あやか「学生である以上、勉学に励むことは当然です!」
エヴァ 「授業に出ているくせにアホなヤツもいるではないか」
アスナ「なんでこっち見てんのよ!」
あやか「え、得手不得手というものがあります!」
木乃香「バカは否定しいひんのやな」
あやか「それに勉強だけではありません、いずれ社会に出たときの為に
   集団生活になじみ、順応できる様個人を造り上げる場なんです!」
エヴァ 「ふん、こいつやガキ共から学ぶことなど何もないわ」
あやか「先生からも、何か仰って下さい!」
糸色  「……いや、エヴァンジェリンさんの仰る事も一利あります」
614/4:2007/09/16(日) 21:14:08 ID:???
あやか「…………は?」
糸色  「実際、学校というのは公の機関でありながら
    よく問題がわいてくると思いませんか?」
木乃香「せやなー、ニュースでもよく見るわー」
糸色  「生徒たちのいじめ、非行、不登校、PTAの給食費不払い
    教師による強制ワイセツや盗撮、限度を越えた体罰
   消極的な教育態度、学校側による不正、横領etc」
糸色  「度重なる不正な事実、学校から一体何を学べばいいのですか!」
糸色  「絶望した!汚れきった職場に絶望した!」


エヴァ 「結局何しに来たんだ、アイツら」
茶々丸「さあ?分かりません」

木乃香「結局何しにいったんやろな、ウチら」
アスナ「さあ?」

あやか「……先生」
糸色  「な、なんでしょうか」
あやか「あなたのその態度、一度キッチリさせないといけないみたいですわね」
ぐわばっ
糸色  「ひいぃっ!」

う な あ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ !
62in麻帆良:2007/09/16(日) 22:34:02 ID:???
>>55
ハルナ「ちょっと、夕映。話があるのよ」
夕映「話ですか?何のです」
ハルナ「…アンタさー……糸色先生のこと、好きでしょ」
夕映「え?(私が…糸色先生のことを…?)」
ハルナ「私にはわかるわ」
夕映「ち、違うです!そんなことありえません」
ハルナ「…あー、行っちゃった。でも私の目はごまかせないわよ?夕映…」

糸色「これ、先日行っていた同人誌です」
のどか「あ、有難うございます。わぁ、こんなに…」
糸色「いえいえ。ちなみにオススメはこれですから、これは最初に読んでください!」
のどか「へ…最初に…?」
糸色「最後に残しておいてもしかすると寮が火事になって本が燃えてしまうかもしれない、読む前に失明してしまうかもしれない、読む前に自殺したくなるかもしれない。可能性がないことなんてありません、早めに読んでくださいね」
のどか「わ、わかりました!でも面白そうなので…今日一日で全部読んじゃうかもしれませんー……」
夕映(のどか…楽しそう……ですね…)
糸色「本当ですか!面白そうですか!…ま、まさか先生を良い気にさせているだけでは?」
のどか「ち、違いますよー…!」
夕映(何だかイライラするです…胸も何だか苦しいし…やっぱりコレは風邪ではなく先生のことを…?)
糸色「あれ?綾瀬さんじゃないですか。どうしたんですか?自殺したそうな顔して…先生も付き合いますよ」
のどか「夕映ー…どうし……?」
夕映「い、いいんです!ほうっといてください!」
のどか「ゆ、夕映!!待って…!」
糸色「一人で死ぬ気ですか?そうはさせません!先生も行きますよ!」
ハルナ「のどか、センセ!ちょっと待って!」
のどか「ハルナ?」
ハルナ「のどか、もしもよ?もしも…夕映がアンタと同じ人を好きだったら、アンタどうする?」
のどか「え?そ、それは―――」
63in麻帆良:2007/09/16(日) 22:49:23 ID:???
>>62
夕映「ここまで来れば…」
ハルナ「見つけた。もう逃がさないよ、夕映」
夕映「ハ、ハルナ!何故…」
ハルナ「夕映、もう一度聞くよ?アンタは…」
夕映「そうです、私は糸色先生のことが好きです。のどかを…大事な親友を裏切ってしまいました」
ハルナ「夕映…、ちょっと待」
夕映「わかっています。軽蔑するでしょう、ハルナ。のどかは私の気持ちを知らず、きっとまだ親友だと思ってくれているでしょう。
でも私の糸色先生に対する想いを知ってしまったらどうすると思うです?きっと優しいのどかだって…」
のどか「待って!」
夕映「!!」
ハルナ「のどか!」
夕映「あ…ああ…の、どか…」
のどか「夕映ー…ひどいよ…どうして言ってくれなかったの?」
夕映「そうです、私はひどい…友人ですよね。ですがこれでのどかもわかったでしょう、私がどれだけ最低な人間か…」
のどか「…夕映のバカ!」パンッ
夕映「の…のど、か?」
64in麻帆良:2007/09/16(日) 22:52:37 ID:???
>>64
のどか「私は…ちゃんと夕映に言ってほしかったよ……」
夕映「のどか…(泣かせてしまった…!)」
のどか「ちゃんと、言って?正直に話して。夕映、糸色先生のことどう思ってる?」
夕映「私は…糸色先生が…」
のどか「…」
夕映「糸色先生のことが…好き……です」
のどか「夕映ー…」
夕映「でものどかに言ってしまったら…絶対にのどかを傷つけてしまうことになる…そう思って……」
のどか「うん、本当は少し悲しい」
夕映「…!(やっぱり私は…)」
のどか「でもね、夕映が正直に話してくれたことがすっごく嬉しいの」
夕映「…のどか」
のどか「私、同じ人を好きになった人が夕映で良かったって思う…」
夕映「う、うっ、うぐっヒック…」
のどか「夕映、これからも親友で居てねー…」
夕映「う…」
ハルナ「夕映ってば、泣き虫なんだから」
糸色「感動しました!」
夕映「え?」
糸色「熱い友情に私は、猛烈に感動しました!」
ハルナ(糸色先生が感動ね…)
のどか「先生、どこから話を…?」
糸色「綾瀬さんの、『言ってしまったら〜』辺りからですが?」
のどか「よ、良かったー…」
糸色「宮崎さんたちには好きな人が…!ってことは宮崎さんはやはり先生を良い気にさせていただけなのですね?」
のどか「へ?」
糸色「絶望した!大人しそうな顔をしながらも大人を平気で弄ぶ若者に絶望した!」

単行本買ってないからここらへん覚えてないわ。
風呂入って思い出してこよう。
65マロン名無しさん:2007/09/16(日) 23:12:00 ID:???
アンカミスしてるが良い話だったから許す
66マロン名無しさん:2007/09/16(日) 23:45:18 ID:???
絶望テラ順応www
67マロン名無しさん:2007/09/17(月) 00:01:54 ID:???
先生キャラ濃いなぁ
68マロン名無しさん:2007/09/17(月) 00:08:34 ID:???
絶望は元々キャラ濃いいがネギは可愛い、や努力家、くらいしかないからな。好きだけどさ。だからネギsideは書きにくいよなって話。
69マロン名無しさん:2007/09/17(月) 00:10:16 ID:???
逆に考えるんだ
「ネギは主体じゃなくて単なるいじられ役にすればいい」
と考えるんだ
70マロン名無しさん:2007/09/17(月) 00:21:54 ID:???
千里に微妙な物を全て捨てられて泣く>ネギ
71マロン名無しさん:2007/09/17(月) 00:58:20 ID:???
父の形見をガラクタと思われて捨てられる展開は?
千里以上の大暴走&大激怒・糸色以上の超うつ状態のネギが出来るぞ
72マロン名無しさん:2007/09/17(月) 01:03:09 ID:???
カエレとネギが英語で会話する事になるとか。
73マロン名無しさん:2007/09/17(月) 01:13:15 ID:???
マジレスすると下手にキャラが壊れたら
このスレってつまんなくなると思う
と気をつけてネタを考えてました
74マロン名無しさん:2007/09/17(月) 01:21:30 ID:???
職人さんがいるから良スレが生まれる。これからも期待してまつ。
75マロン名無しさん:2007/09/17(月) 02:43:41 ID:???
テクテク
糸色「すっかり遅くなってしまいました、おや?」
夏美「あ、先生」
糸色「村上さん、部活の帰りですか?」
夏美「はい」
糸色「確か演劇部でしたよね、遅くまでご苦労様です」
夏美「先生こそお仕事大変ですね」
糸色「はは、まあテスト開けですから仕方ありません
   それよりもう大分暗いので駅まで送って差上げますよ」
夏美「ホントですか!?ありがとうございます、よかったー」
糸色「…?何がですか」
夏美「先生、麻帆良学園に来たばかりだから知らないと思うけど
   この学園って……出るって噂があるんですよ」
76マロン名無しさん:2007/09/17(月) 02:46:04 ID:???
糸色「…へぇ、何がです?」
夏美「吸血鬼です」
糸色「…………ほぉ」
夏美「他にもあるんですよ、教室にでる幽霊の話とか
   図書館島の下には遺跡があってそこに竜がいるとか」
糸色「…………ふーん」
夏美「困ったことがあれば魔法使いが助けに
   来てくれるとか、あと…」
糸色「…………」
夏美「…先生?」
糸色「村上さん」
夏美「はい?」
糸色「いくら地味で目立たないからといっても
   そのキャラ造りはどうかと思いますよ」
夏美「え?」
糸色「不思議ちゃんぶると普通に戻るとき大変ですよ
   ゆ○こりんをご覧なさい、今苦労してる事してる事」
夏美「そ、そんなんじゃないです!」
糸色「まあ、釈由○子くらい上手くやれるなら止めませんけどね」
夏美「違いますってばあ!」
77マロン名無しさん:2007/09/17(月) 03:43:57 ID:???
これは良スレ
78マロン名無しさん:2007/09/17(月) 17:09:20 ID:???
これは期待www
79in麻帆良:2007/09/17(月) 18:20:43 ID:???
-朝、教室にて-

あやか「あら、もう花瓶の水が無くなってきたようですわね。変えてきましょう」
???「うわ!」
あやか「ぐふぅッ!」バリーン
あやか「あああああ、私としたことが!誰ですの、ちゃんと前を確認しなさい!いきなりお腹に頭突きだなんて…」
???「お互い様だろ、オバサン!」
あやか「オ、オバサン!?…って、あら?貴方…糸色先生が子供になったみたいな…」
糸色「おはようございます、おや、今日は早いんですね雪広さ…」
交「父さん!」
糸色「へ?」
あやか「父さん…糸色先生はこの子のお父様?」
糸色「ち、違いまーす!絶対にそんなことはありえません」
のどか「そんな…先生……子供が居たんですかー…?」
夕映「隠し子ですか…」
ハルナ「良いねー!次回の作品の設定はそれを使おう」
糸色「違う違う違う!絶対違うー!」

明日菜「へー、糸色先生のお兄さんの子供が」
このか「似てるなぁ、先生と」
交「当たり前だろ、父さんの弟なんだから」
桜子「可愛いー!ここで飼おうよ!」
交「俺はウサギか何かかよ」
あやか「そうですか?可愛げがありませんわよ、この子」
交「いちいちうるさい」
糸色「何でまだここに居るんですか!?」
交「居たくて居るんじゃない」
亜子「だって先生、幼子は放置してるだけでも虐待になるんよ?やからウチが引き止めたんや」
糸色「虐待!?せ、世間に叩かれる!」
80in麻帆良:2007/09/17(月) 18:30:18 ID:???
>>79
まき絵「ねぇねぇいつも思うけどいいんちょの髪、サラサラしてるよね」
美砂「羨ましいー、何のシャンプー使ってんの?」
あやか「これはですね…」
亜子「いいんちょー、交くんこの歳で髪フェチらしいんよ」
釘宮「触らしてあげてよ」
あやか「何故私がそんな可愛げのない子供に…」
交「……」(・ω・∪)
あやか「…まぁ良いでしょう。少しだけなら」
交「…!」(・∀・U)

81マロン名無しさん:2007/09/17(月) 18:40:17 ID:???
なにこの新規読者スレ
82マロン名無しさん:2007/09/17(月) 23:10:19 ID:???
―懺悔室―
コンコン
糸色 「失礼します」
美空  (お!ココネ、あれウチの担任だよ)
ココネ (…絶望先生)ボソッ
神父 「どうされましたかな?」
糸色 「神父、懺悔をすれば神は何でもお赦し下さるのでしょうか?」
美空  (こりゃ、オモロイネタ提供してくれそうじゃね!?)
神父 「フォッフォッフォ神様は慈悲深い方なのじゃ、どれ話してみんさい♪」
糸色 「果たしてそうでしょうか」
美空  (へ?)
糸色 「罪とは告白するだけで、赦されるものなのでしょうか?」
ココネ (…………)
83マロン名無しさん:2007/09/17(月) 23:13:03 ID:???
糸色 「そんな簡単に赦されてしまっては司法は成り立たないのではないのですか!」
神父 「いや、ちゃんと反省してるって態度を…」
糸色 「だいたい!桜の木の枝を折った子供が、素直に認め謝った事に対し
    立派だと誉めることは間違っています!もしその子供が、罪の意識の
    軽い大人に育ったら、どう責任取るつもりだったんですか!大人が
    キチンと躾をしなければ、隣国の様な国家に育ちますよ!?
    肖像権を無視したテーマパークが立ち、著作権を無視した海賊盤が
    出回る国になってもいいのですか!身勝手な裁判を起こし莫大な
    慰謝料をせしめる様な人間になる事を危惧すべきなのです!」
糸色 「絶望した!安易に赦しを乞う人々に絶望した!」
神父 「いや懺悔をして下さい」
84マロン名無しさん:2007/09/17(月) 23:15:03 ID:???
―懺悔室―
コンコン
糸色 「失礼します」
神父 「またあんたですか」
糸色 「いや、先日は申し訳ありませんでした。つい取り乱してしまって…」
美空  (つーか懺悔する気なかっただろ)
神父 「で、今日はどうしたんですか?」
糸色 「先日、異性との交流を深める為にお酒を飲み交わすそう
   という会に出席した時の事です」
神父 「合コンッスね」
糸色 「美も蓋も無い言い方をすればそうなります」神父 「合コンでなんかあったんスか?」
糸色 「話の話題がお笑いの話になったんですが…」
神父 「ジェネレーションギャップでも感じたんスか?」
糸色 「……エンタに出てる芸人の話についていけない私は空気を読めて
    いないのですか?オンエアバトルを毎週チェックしていないと
    『テレビ何見てるの?』と言われなければいけないのでしょうか!?」
ココネ (…………)
糸色 「絶望した!」
神父 「グチ言うところでも無いから」
85マロン名無しさん:2007/09/17(月) 23:21:33 ID:???
昨晩から見てるとコテハンは本編担当、名無しでよく書き込みをしてる職人はサイドストーリーのギャグ担当って感じだな。お前らネギサイドいってみろよ
86マロン名無しさん:2007/09/17(月) 23:36:00 ID:???
>>85
担当や編集に路線変更の指示を出される
漫画家の気持ちがほんの少しわかりましたw

ぶっちゃけ無理ッス、ネギ君は難しい
87マロン名無しさん:2007/09/18(火) 01:46:26 ID:CxqEk728
>>84
ワロタGJwww

さて、続きをワッフルワッフル
88フラグsideネギ:2007/09/18(火) 16:07:24 ID:???
  私、恋するとダメなんです
                  いま…会いに行きます…

ネギ「ストーカー?」
智恵「えぇ、別れた男にしつこく付きまとい、勝手に合鍵を作って家に侵入。ついに警察の厄介に…」
ネギ「は、はあ・・・」カモ「ひきこもりの次はストーカーかよ。厄介ごとが多いクラスだな」
まとい「私…ダメなんです。好きになるとその人のことが一日中気になって仕方がないんです」
ネギ「そ、そうなんですか?」
まとい「5ふんおきに電話をかけ、電話しながらメールを送ったり!急に会いたくなって深夜に押しかけたり、
行動が気になって盗聴器を仕掛けたり!」
カモ「あー…こりゃ重度のストーカーだな・・・」
可符香「すとーかー?」
ネギ「わっ、可符香さん!?いつの間に!?」
可符香「イヤだなぁ、ストーカーがこんな身近にいるはずないじゃないですか」
カモ「じゃあ、なんなんだよ」
可符香「彼女は・・・ただの純愛ですよ!」
智恵「え?」ネギ「と、盗聴器しかけるのもですか?」
可符香「ちょっとした、ディープラヴですよ。本にしたら、売れますよ」
カモ「ま、まあ、そんな本は結構あるけどよ・・・」
まとい「そうです!ディープラヴなんです!ストーカーじゃないんです!」
ネギ「まといさん?」カモ「あーあ、真に受けちまったよ」
まとい「あぁ!気になる!彼が気になる!気になる!」
ネギ「あっ、まといさん!どこへ行くんですか!?」
智恵「ネギくん!彼女を追って!今度つかまったら本当に逮捕されるわ!」
ネギ「はい!行くよ!カモ君!」可符香「いってらっしゃ〜い」

まとい「たかし!」たかし「ひっ!か、帰れよ!お前とはもう終わっているんだぞ!」
まとい「あんなに愛し合ってたじゃない!何でそんなことを言うのよ!」
ネギ「やめてください!まといさん!その人嫌がってるじゃないですか!」
まとい「ネギ先生…?」
ネギ「本当にその人が好きなら、その人が嫌がることしちゃいけません!」
まとい「・・・・」
89マロン名無しさん:2007/09/18(火) 16:21:42 ID:???
ネギ自体キャラが立ってないから個性的な生徒も生かせず面白くない。
その点糸色は3-Aにも負けない強烈なキャラだから面白いものが書ける。

主人公が違うだけでこうも話しのおもしろさが変わるのに絶望した!
90フラグsideネギ(?):2007/09/18(火) 16:38:13 ID:???
>>88
まとい「子供のくせに・・・何がわかるのよ・・・」
ネギ「えっ・・・」
まとい「あなた!恋愛したことがあるの!デートしたことがあるの!キスしたことがあるの!」
ネギ「そ、それは・・・」
まとい「ないでしょ!そんな子供に私のディープラヴのなにがわかるの!」
ネギ「う・・・うあ・・・」
カモ「あーあー、痛いとこ衝かれちまったな、アニキ。ま、ここはあっしに任せるっすよ」
ネギ「カモ君・・・?」
まとい「なによ!畜生の分際で私に何を言うの!」
カモ「まーまー、まといっちよ。たしかに、恋人が気になるって気持ちは分からなくもねぇけどよ。」
まとい「けど・・・?」
カモ「それって、結局、相手を信用してねぇんじゃねぇのかい?本当に信頼してるなら、相手が何してようと、深く気にはしないぜ」
まとい「!」
カモ「それに、デートといったって、本当に二人で楽しんだかい?なあ、あんちゃんよ」
たかし「・・・確かに、最初は楽しかったけど・・・だんだん、まといに強引に引っ張られ、ちょっと席をはずしても監視されてるようで、まといの存在が息苦しく・・・」
まとい「そんな・・・」
カモ「やっぱなー、でも、まといっちはそれに気づかなかった。それどころか、信頼が不信になってますます監視するようになっちまったんだろ」
まとい「・・・」
カモ「まといっちも、結局、コイツを信頼できなかったってこどだ。だから、コイツは別れを切り出したんだよ」
まとい・・・私、どうすればいいの・・・」
カモ「まー、とりあえず、ふつうに学校に来て、新しい出会いを探せばいいんじゃねぇの?信頼できる相手をよ。
困ったことがあれば、オイラやアニキに相談しな。少なくとも、そこいらの野郎よりは信頼できるぜ」
まとい「信頼できる相手・・・」
カモ「まー、後は自分で解決するこった。じゃ、俺たちは帰ろうか、アニキ」ネギ「う、うん・・・」

まとい「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まとい「帰るね」
91マロン名無しさん:2007/09/18(火) 16:46:45 ID:???
これカモくんへフラグたったんじゃ
92in麻帆良:2007/09/18(火) 17:26:54 ID:???
>>85
普通に、私の頭では、無理です。
93フラグsideカモ:2007/09/18(火) 19:15:44 ID:???
>>90

ネギ「カモ君、すごいなぁ・・・やっぱり、僕はまだ子供なのかな・・・」
カモ「まー、アニキにもそのうち分かるって。いや、分からなきゃこっちの紹介料がゴニョゴニョ・・・」
智恵「ネギ先生、こちらいましたか。ちょっと、この写真を見てもらえますか」
ネギ「これは・・・全部まといさんですね」
カモ「ふーん、付き合う男によって、キャラを変えてるのかー。付きまとわなきゃ尽くす女なんだなー」

まとい「おはようございます」
ネギ「おはようございます、まといさん・・・そのきぐるみは?仮想大会でもあるんですか?」
カモ「オコジョとは、まといっちもいい趣味してるじゃねーか」
千里「・・・たぶん、カモ君がピンチなんでしょうね・・・」

じ〜
カモ「・・・」
じ〜〜
カモ「・・・・・・」
じ〜〜〜
カモ「・・・・・・・・・(な、何だ!この視線は!)」
チラ
まとい「ニコッ」
カモoO(ま、まさかオイラ!?なんで!?どこかでおれっちの人生の選択肢をまちがえたのか!?)
94in麻帆良:2007/09/18(火) 20:43:17 ID:???
-ある日の一時間目-

あやか「良いですか皆さん。来月の修学旅行の行き先は、京都に決定しました」
明日菜「京都ってこのかの実家があるところよね」
このか「うん、そうえ。懐かしいなぁ」
糸色「雪広さん、待ってください。なぜ貴方が主人公の私を差し置いて仕切っ…」
あやか「そこでです。このかさんと桜咲さんは確か出身が京都でしたわね?ですからパンフレットの係を頼みたいのです」
糸色「絶望した!主人公兼担任を無視してまで台詞を増やそうとする生徒に絶望した!」
あやか「先生、私は元々台詞は多い方ですからわざわざそんなこと考えません。で、お任せしても宜しいですか?」
桜咲「…!」
このか「うん、別にええよ。なぁ、せっちゃ…」
桜咲「あの、私には他にすることがあるのでできれば他の方にやってもらいたいのですが…」
このか「……」
糸色「待ってください桜咲さん」
桜咲「…何でしょうか?」
糸色「そう言いながら実は他にすることなんて無いのでは?」
桜咲「…は?」
糸色「だって貴方、いつも休み時間や放課後など、暇そうにどこか一点を見つめて
ボーッとしてるじゃないですか。見ていないとでも思っていましたか?」
桜咲「それは……」
まき絵「へー、先生よく見てるね」
糸色「それに貴方出番が少ないんですから、雪広さんのように積極的に台詞を稼いでおかないと一生モブキャラ扱いになってしまいますよ」
あやか「……少し先生に言いたいことはありますが桜咲さん。どうしても無理なのでしょうか?」
桜咲「…申し訳ありませんが無理で…」
このか「あの、具合悪くなってきたからちょっと保健室行ってくるわ」ダッ
明日菜「ちょっとこのか!?」
亜子「ねぇ、今このか泣いてなかった?」
桜子「うん…泣いてたね…」
糸色「そういえば近衛さんは睡眠薬自殺願望がありましたね…もしや、だから保健室に!?
…いけません近衛さん、そういうときは先生もちゃんと誘ってください!」ダッ
桜咲「お嬢様……」
95in麻帆良:2007/09/18(火) 20:58:09 ID:???
>>94
このか(やっぱりウチはせっちゃんに嫌われとるんや!)
糸色「近衛さーん!待ってください近衛さーん!」
このか「先生…」
糸色「ひどいじゃないですか、先生に声を掛けてくれないなんて(綾瀬さんもだったけど何でいっつも私を誘ってくれないのでしょうか)」
このか「あ…ごめんな。突然教室抜け出してもうて(先生に心配掛けてもうた…きっといいんちょたちにも迷惑掛けてもうたんやろな)」
糸色「気にしないでください、気持ちの変化は突然訪れます」
このか「うん…先生になら相談してもええかな」
糸色「…相談?」
このか「あんな、ウチな…昔はせっちゃんと仲良かったんよ。やけどここに来てからせっちゃん、
いきなりウチに冷たくなってしもうて…悪いところあったならちゃんと改めようとも思ってるんやけど…」
糸色「死ぬつもりは?」
このか「え?」
糸色「死のうと思ったのではなかったのですか?」
このか「まだ…死にたないよ?」
糸色「……」
このか「センセ?」
あやか「見つけましたわよこのかさん!」
このか「あ、いいんちょ…」
あやか「何とか説得して、刹那さんにパンフレットの係の担当をお願いできました」
このか「ほんま!?」
あやか「えぇ。…あの、何かありました?」
このか「あ……ううん、何もないえ?気分も良くなったし、戻ろか。な、先生」
糸色「え?あ、はい(…)」
96in麻帆良:2007/09/18(火) 21:12:12 ID:???
>>95

-昼休み-

このか「それじゃ、せっちゃん宜しくな」
刹那「はい」
このか「どこを皆に紹介したらええやろ、やっぱり清水寺は入れとかなアカンよな」
刹那「そうですね」
このか「文章も書かなアカンな、画用紙がこの色やから…ペンは何色にしよか?この色じゃ黒は見難いから、やっぱり明るい色のほうがええな」
刹那「…宜しいかと」
このか「やっぱり画用紙の色を変えたほうがええかな?白とか…」
刹那「…良いのではないでしょうか」
このか「……なぁ、せっちゃん?」
刹那「何でしょう」
このか「ウチ、せっちゃんに嫌われるようなことしたかな?」
刹那「いえ、決してそのようなことは…」
このか「何かあるんやったら言ってほしいんよ」
刹那「お嬢様に対する不満など微塵もありません」
このか「…」
刹那「…」
あやか「ほら、先生。ここは先生の出番ですわ」
糸色「何がですか…」
あやか「何でも良いから、このかさんを助けてあげてください!」バンッ
糸色「うわっ…!絶望した!教師に手をあげる生徒に絶望し…」
このか「……」
刹那「……」
糸色(この雰囲気じゃ絶望もできない…)
97in麻帆良:2007/09/18(火) 21:21:58 ID:???
>>96
糸色(よし、こういう雰囲気は苦手ですし私は退散しましょう)
このか「先生…」
刹那「……」

あやか「何のこのこと帰ってきてるんです」
糸色「シリアスよりギャグの雰囲気に慣れてしまってるので、こういう話で私がでしゃばると周囲から『糸色はそんなこといわないだろww』とか『立場が変わったらキャラまで変わんのかよww』とか集団で責められるに決まっています」
あやか「ですがこの話をちゃんと終わらせておかないと、先生のせいで桜咲さんが一生活躍を見せないことになるんですのよ」
糸色「またそうやって私にばかり責任を押し付けて…」
亜子「でも先生、何とかしたって。このかの泣き顔は見たくないんよ」
明日菜「うん、そうよね…。このかの泣き顔なんてあんまり見ないものね」
糸色「…とはいわれましても……」
まき絵「でも何であの二人、仲悪いの?」
明日菜「私も何でこのかが桜咲さんを選んだかちょっと疑問だったのよ」
糸色(あの話は私しか知らないということですか…そうだ、しずな先生に相談してみよう)
98マロン名無しさん:2007/09/18(火) 21:39:28 ID:???
ワッフルワッフルワッフルワッフル!
99マロン名無しさん:2007/09/18(火) 21:48:25 ID:???
期待age
100in麻帆良:2007/09/18(火) 23:08:06 ID:???
>>97
しずな「そんなことがあったんですか…。だからロープをあんなところに引っ掛けてるんですね…で、先生はそのことについてどう考えているんですか?」
糸色「わ、私ですか?…できれば面倒ごとは……」
しずな「…え?何ですか?もう一度お願いします」
糸色「……あ、いえ。やっぱり…何とかしたいな〜……(しずな先生って結構怖いなぁ)」
しずな「お優しいんですね。でもやっぱり私は桜咲さんや近衛さんと直接話したほうが良いと思うんです……あ!」
糸色「?」
しずな「学園長先生なら何か知っているかもしれませんね」
糸色「あぁ、確か近衛さんは…」
しずな「学園長先生のお孫さんですからね」

糸色「…と、いうわけなんですよ」
学園長「ほう。でもまさか君がこのかたちのことでこんなに熱心になってくれるなんて…」
糸色「ま、まぁ…(しずな先生の凍るような笑顔が怖かったんですよ)」
学園長「……桜咲刹那。彼女はこのかの護衛を務めておる、だから…」
刹那「失礼します」
糸色「(噂をすれば…)」
刹那「糸色先生、ちょっと」
糸色「え?って、痛い!痛いですよ!そんなに引っ張らなくても歩けますから」
学園長「ふぉっふぉっふぉ。糸色先生も大変じゃのう」

刹那「先生、私のことを嗅ぎまわるのは止めてくれませんか?」
糸色「止められるものなら止めたいですよ!クラスの皆さんやしずな先生が…」
刹那「だったら止めてください。コソコソと人のことを聞き出すなんて、趣味が悪いですよ」
糸色「あ、貴方だって盗み聞きをしていたということでしょう!盗聴罪です!」
刹那「盗聴罪…?……もういいです。…私はそろそろ……」
糸色「あ……誰ですこんなときに!」ピロリロリン
101in麻帆良:2007/09/18(火) 23:15:35 ID:???
>>100
差出人:雪広あやか
件名:(無題)
本文:
先生、私としずな先生が見守っています。逃げ出そうとしたならすぐに動ける状態です。

糸色「脅迫ですか!」

ですがやはり女性の気持ちは糸色先生にはわからないかと思いますので、以下の文章を感情込めて、読み上げてみてください。
ちゃんと、大きい声で気持ちをこめて、ですよ。

糸色「何ですかこのメールは…大体何で勝手に登録されてるんだ……」
しずな(頑張ってくださいね、先生)
糸色「ま、待ってください桜咲さん(しずな先生の目が…)」
刹那「いい加減にしてください。だから私は…」
糸色「桜咲さんと近衛さんの間に何があったかなんて私にはわかりません。
でも今のままで、ちゃんと本当に良いと思いますか?貴方の言動が、結果的には近衛さんを傷つけていることになっています。
本当に近衛さんを守りたいのなら、寂しさからも守ってあげてください!(これって二時間目の台詞じゃないですか!)」
刹那「…!!」
糸色「…………」
刹那「寂しさ………」
糸色「さ、寂しさです!」
刹那「……先生」
糸色「何でしょう?」
刹那「私…先生のこと、少し見直しました……」
糸色「はい?」
102in麻帆良:2007/09/18(火) 23:16:53 ID:???
>>101
このか「あ、せっちゃん。ここにおったん?あの、な?やっぱり画用紙の色はコレで行こうと思うんよ」
刹那「お嬢様…」
このか「ん?」
刹那「……何でもありません…」
このか「へ?…まぁええよ。でな、やからペンは借りなおそうと思ったんよ」
刹那「…はい」
あやか(さっきの様子と何も変わらないではないですか。先生、本当に台詞に感情はこめてましたの?)
糸色(わ、私のせいじゃないですよ!?)
しずな(…でも見てください、何だか桜咲さん。雰囲気が和らいだ気、しません?)
このか「で、この色に青って合うと思う?最初は赤にしようかと思っとったんやけどな、一応せっちゃんの意見も聞いておきたいし…」
刹那「…そうですね、私は赤の方がお嬢様に合うかと…それに色合い的にもそっちの方が……」
このか「…せっちゃん?」
刹那「あ、いえ!でもお嬢様が青が良いのでしたら…」
このか「違う、違うんよせっちゃん!」
刹那「え?」
このか「ウチはせっちゃんがちゃんと自分の意見を言ってくれたことが嬉しいんや!」
刹那「お嬢様……」
このか「なぁせっちゃん?これから…本当に少しだけでも良いから、たまには傍に居てもええ?」
刹那「お嬢様…!……はい、もちろんです」
あやか(やりましたわ!これで私の担当が一つ減りましたわね!)
糸色(え?)
103マロン名無しさん:2007/09/18(火) 23:28:48 ID:???
二時貫目てなに?そんなセリフあった?
104マロン名無しさん:2007/09/19(水) 00:22:00 ID:???
>>103
つゲーム

絶望に替えても全く違和感ないなw
105マロン名無しさん:2007/09/19(水) 06:34:01 ID:???
そういうセリフをどうやって絶望に言わせるかだよな。俺も今書いてたけど絶望はネギのようなセリフまともに言ったりしないからめんどいな。だが今回のように脅迫すればいいんだな。
106マロン名無しさん:2007/09/19(水) 19:17:14 ID:ZhmMgHJB
age!
107マロン名無しさん:2007/09/19(水) 19:40:50 ID:???
これ普通に面白い
108マロン名無しさん:2007/09/19(水) 19:47:56 ID:???
>>107
普通って言うな!
1091/4:2007/09/19(水) 21:44:03 ID:???
―某映画館チケット売り場―
龍宮「中学生一枚」
売り子「大人一枚ね」
龍宮「何?学生証を見てくれ」
楓 「フケ顔は損でござるなー」
龍宮「!奇遇だな楓、顔がなんだって?」グッ
楓 「…ハハハ」
双子「小学生二枚(です)!」
龍宮・楓「…………」
糸色「龍宮さん」
楓 「おや」
龍宮「先生か」
糸色「龍宮さん、あなたは損はしていませんよ」
龍宮「何?どういう事だ」
糸色「とりあえず鳴滝さんたちが出てくるのを待てばわかります」
龍宮「?」

<<二時間後>>
楓 「おっ、出てきたでござる」
龍宮「…だが様子が変ではないか?」
楓 「うむ、なにやら元気が無いようでござるな」
糸色「では話を聞いてみましょう」
1102/4:2007/09/19(水) 21:46:17 ID:???
風香「…あ、楓姉」
楓 「元気がない様でござるが、どうしたんでござるか?」
風香「うん、あのね…映画が…」
史伽「…面白くなかったです」
龍宮「……」
史伽「テレビで面白いって言ってたから観てみたんですけど…」
風香「評判倒れもいいとこだよ!」
楓 「そうでござったか。…ふむ、二人とも気をとりなおして拙者と
   散歩にでも行くでござるか?」
風香「ホント!?」
史伽「行くですー!」
楓 「うむ、子供らしいいい返事でござる。では二人共、失礼するでござる」


糸色「…全く、56監督も罪つくりな映画を作ったものです」
龍宮「……」
1113/4:2007/09/19(水) 21:49:02 ID:???
糸色「しかし、世の中には前評判ばかり高く、実際には
   たいした事が無いものが多いと思いませんか?」
龍宮「そうか?」
糸色「例えば、最近では大阪世界陸上なんかがそうでした」
龍宮「頑張っていたではないか」
糸色「前評判が問題なのです、日本選手があたかもメダルを取るかの様な
   紹介をしていたので、視聴者の落胆度は大きかったと思いますよ」
龍宮「まあ、確かに…」
糸色「先生、途中から織田裕二目当てで見てましたよ」
龍宮「じゃあ、PS3とかもそうか?」
糸色「いえ、あれは中身もたいしたものなのですが、その性能を
   持て余しているのです」
龍宮「難しいな」
1124/4:2007/09/19(水) 21:51:22 ID:???
糸色「前評判高すぎやしませんか?」
・ドイツW杯
・問題だらけだった予想外割
・最近のジ○リ映画が例外なく
・ジャンプの新規漫画家による連載告知も
・芥川賞受賞のラノベ
・各界から絶賛された世界の中心で人灰をばらまく話の本
・リアル鬼ごっこ(近所の書店が大プッシュしていた、時間を返せ!)
龍宮「つまらなかったのか?」
糸色「…おすすめはしません」
糸色「絶望した!評判倒れのモノに絶望した!」

糸色「…しかし、松坂はそのうち和製ミセリや
   和製キャプラーと呼ばれやしないでしょうか」
龍宮「そういえば…」
糸色「なんでしょう?」
龍宮「先生が赴任してくる前、元担任がな、後任にはすばらしい先生が
   来られると言っていたぞ」
糸色「……なぜ、このタイミングでそんなことおっしゃるのです?」
龍宮「深い意味は無い」
糸色「…………」
龍宮「…………」


楓 「おや?」
風香「先生が…」
史伽「…泣きながら走っていくです」

   評判倒れは私ですかああぁぁーー…
113マロン名無しさん:2007/09/19(水) 21:55:40 ID:???
>>112 勝手に補足
ネギ「クシュン!」
可符香「ネギ先生、風邪?」
ネギ「いえ、誰かがうわさをしていたような・・・」
114マロン名無しさん:2007/09/19(水) 22:08:02 ID:???
>>113
いつもオチに困ってるんですが、そういう手もあるんですね
ありがとうw
115in麻帆良:2007/09/19(水) 22:41:03 ID:???
糸色「皆さんおはようございます。そういえばテレビで言っていたんですが、君たちと同じくらいの歳の娘が親族を殺害したそうですね」
一同「……」
糸色「いえ、特に深い意味はありません。では出席を取ります、相坂さん」
相坂「はい(どうせ今日も欠席扱いされるんですよね…)」
糸色「明石さん」
裕奈「はーい」
糸色「朝倉さん」



昼休み-

相坂「良いなぁ、皆が何かを食べたり飲んだり、お話したりできて…あ、先生出席簿開きっぱなしにしてる」

相坂さよ ○○○○○○○○○…

相坂「…アレ?何で私出席になってるんでしょう」
糸色「相坂さん、こういうものは勝手に見てはいけません」
相坂「あ、ごめんなさい!……え?」
糸色「もうすぐ昼休み終わりますよ、今日もお弁当食べないで幽霊みたいにクラスメートの背後をウロウロするんですか」
相坂「…先生?」
糸色「確かにこの学園には女子しか居ません。ですが他校の男子という手もあるのですから、クラスメートをストーカーするのは…」
相坂「…見えてるんですか?」
糸色「そのままだと貴方の将来は見えませんね。私に言われるのもなんだとは思いますけど
…って、何で泣いているんですか!まさか貴方も先生をハメるんですか?まさかこのまま安西のように窓ガラスに頭を突っ込んだりしないでしょうね」
茶々丸「マスター…」
エヴァ「あぁ、わかっている。まさかあの馬鹿教師が気付くとはな…」
116in麻帆良:2007/09/19(水) 22:54:38 ID:???
>>115
桜子「あー、それ最新のデジカメ!亜子のなの?」
亜子「ちゃうちゃう。ウチ機会苦手やし…朝倉のやで。どこのボタン押せばええんやろ…」カシャッ
美砂「あー、ちゃんと撮れたじゃん亜子!」
まき絵「どれどれ、見せてー!…って、ねぇ、これ何?!」
裕奈「このかの隣に何か居る!!何か写ってるよ!!」
このか「え?何?」
桜子「今亜子が適当にデジカメで撮影しててね、写ってるのよ!オバケ!」
亜子「きゅう〜」バタン
アキラ「亜、亜子しっかり!」

龍宮「…ほう、これを退治しろと?」
まき絵「そういえばあそこの席に座ったら寒気するって前言ってたよね。もしかしたらあそこにいつも…」
風香「ギャァァアア!止めて!」
史伽「お姉ちゃんの声でビックリするです…」
糸色「何です、この騒ぎは」
夕映「先ほど、和泉さんが偶然撮影したものにこんなものが…」
糸色「こんなもの?…相坂さんじゃないですか」
朝倉「相坂って、相坂さよって子のこと?」
円「あぁ、入院しちゃったって子でしょ?」
このか「ウチは転校してくる予定やったけど、手違いで別の学校に行ってもうたって聞いたえ」
糸色(近衛さんの言っている方は何となく身に覚えがあるのですが…)
美砂「私はただの不登校ってきいたよ」
糸色「絶望した!壮絶な虐めの影が見えてきたウチのクラスに絶望した!」
円「虐め?」
117in麻帆良:2007/09/19(水) 23:16:38 ID:???
>>116
刹那「龍宮、あそこだ!」
龍宮「あぁ、わかっている!」パンパンパンッ
相坂「キャァァー!止めてくださぁぁい!だ、誰か…!」
朝倉「だ、駄目!その子は…!」
刹那「追いつめました。観念してください」
龍宮「…」チャッ
相坂「ヒィィィ〜!」
糸色「止めてくださぁぁい!そんな大っぴらにぃ!誤魔化せるものも誤魔化せなくなるではないですか!」
刹那「先生!?」
糸色「やはり…桜咲さんも龍宮さんも…真面目そうな人ほど裏があるとはいいますが」
龍宮「…もしや先生。全てバレているというのか」
刹那「…なるほど。さすが先生です…バレているのなら仕方ありません、私はしんめ…」
糸色「貴方たちのような人が、『おめぇの席、ねぇがらっ』とか言って、ニコ動でそのシーンの繰り返し動画をアップされたりするんです」
朝倉「先生、観てたの?…そうじゃなくて、えっと…私、朝倉和美っていうの。隣の席の子でしょう?私でよかったらお友達にならない?」
糸色「駄目です朝倉さん。相坂さんは私と心中するんですから」
相坂「ぜ、是非…!(成仏するときは、糸色先生を連れていけばいいってことですよね)」

あやか「それで先生はお亡くなりになられたのですね…」
まき絵「先生!先生!」
亜子「ウチが、ウチがあんな写真撮ったからやー!」
円「違う、亜子のせいじゃないよ!」
亜子「でも…」
アスナ「そんな…良いおぢさまになると思ったのに!」

糸色望死亡相坂さよ成仏 残り30名―――


糸色「勝手に殺さないでください!」
118マロン名無しさん:2007/09/19(水) 23:42:50 ID:???
>>110
>楓 「うむ、子供らしいいい返事でござる。では二人共、失礼するでござる」

同い年だろお前らw
119マロン名無しさん:2007/09/19(水) 23:54:12 ID:???
なんというGJ作品群www
1201/2:2007/09/20(木) 00:52:53 ID:???
―超包子・路面屋台電車―
超 「ここネ」
糸色「やー、これが超さんたちのお店ですか」
超 「うむ、その名も超包子ネ!」
古 「おー、先生いらっしゃいアル!」
超 「五月、先生にウンとおいしいもの頼むヨ!」
五月 コクッ 任せて


<<数時間後>>
超 「先生、もうそのぐらいにした方が良いヨ?」
糸色「……うぅ、私なんて生きてても仕方ないんです」
超 「参たネ…五月、私も片づけ手伝てくるネ。先生任せて良いカ?」
五月  うん
超 「すまん、じゃ頼むネ」
五月  ご苦労様
糸色「…生まれて来なければよかったんだぁ」
五月  …先生
糸色「四葉さんは立派ですね、中学生なのに沢山の人を喜ばせて…」
五月  先生もご立派ですよ
糸色「私なんて、私なんてぇ…何の価値もないダメ先生なんですうぅ!」

    ニョホホ、当たてるアル♪
    古、サボて無いで片づけするネ
1212/2:2007/09/20(木) 00:57:28 ID:???
五月  そんなことありませんよ、先生
糸色「四葉さん…いや慰めなんていいですよ」
五月  先生は立派な志を持って教師になられたんだと思います
   こうして私たちのお店に足を運んで下さって、生徒に気を配って
   下さる先生が何の価値もないなんて、そんなわけありません
糸色「…四葉さん」
五月  ですから、これからも私たちの事宜しくお願いしますね
糸色 ぽろっ
五月 ニコッ
かばっ
糸色「好きだあああぁぁっ!」

糸色「はっ、そうやって私の心のスキ間につけ入るつもりですね!?」
糸色「そうはいきません!私なんかが必要とされるわけがありませんからね!」
糸色「騙されませんからねえ え え ぇ ぇ………

古 「…行ちゃたアル、まだ酔ぱらてたアルか?」
超 「五月、先生の事買い被りすぎネ」
五月  …そ、そうかも
122はんなりに挑戦してみた:2007/09/20(木) 01:56:43 ID:???
糸色  「おや、近衛さん、着物をお召しになってどうしたんです?」
木乃香「先生、ウチ今日お見合いなんよ」
糸色  「お見合い?中学生がですか?」
木乃香「おじいちゃんが勝手に決めてまうんよー」
糸色  「そうなのですか、お互い苦労しますね」
木乃香「まあ今逃げとるんやけどな、先生もお見合いさせられるん?」
糸色  「ええ、まあ」
木乃香「なーなー、美人な人とかおったん?」
糸色  「さあ、顔を見てませんから…」
木乃香「写真も見ーひんかったん?」
糸色  「はは、いつもいきなり拐われますからね…」
糸色  (まあ、この苦労は旧糸色家領地内の人間にしかわからないでしょうけど)
木乃香「ふーん、ふふっなんやウチと先生って境遇似とるね」
糸色  「…そ、そうですね」
木乃香「先生ともそのうちお見合いするかもしれへんね♪その時はよろしくな、先生!」
糸色  (……この娘は天然で心のスキ間に入ってきますね、油断できません)
木乃香「どないしたん?」
123マロン名無しさん:2007/09/20(木) 09:41:14 ID:???
続きはまだかね?
124マロン名無しさん:2007/09/20(木) 11:13:15 ID:???
>>123
作者たちは俺らみたいな暇人ではないんだよ
125マロン名無しさん:2007/09/20(木) 22:34:32 ID:???
良スレ発見
126マロン名無しさん:2007/09/20(木) 23:29:27 ID:???
普通にいいなこのスレ
127マロン名無しさん:2007/09/21(金) 08:29:42 ID:???
>>122
わあ、普通に声が脳内再生されてしまうww
128マロン名無しさん:2007/09/21(金) 19:14:33 ID:B8VLQsMo
絶望可愛いよ絶望
129マロン名無しさん:2007/09/21(金) 22:03:14 ID:???
>93
その発想はなかったわw
130フラグsideネギ・異聞もしくは外伝:2007/09/22(土) 16:50:02 ID:???
アイドルの世界とは、弱肉強食である。
 それは仮想空間においても同様である。

某高校(名称がコロコロ変わるのでとりあえずの学校名)2のへ
ことのん「びぇぇぇぇっうぇぇぇぇぇっぐひっぐひっ」
カモ「な、なんだよ、この何かが潰れるような雑音は」
ネギ「どうしたんです?えと・・・」
まとい「彼女は、ネットアイドルをやっていることのんですよ、ネギ先生」
カモ「説明台詞ありがとよ。ってか、いたのかよ」
まとい「ずっと」
ことのん「うえ゛ぇぇぇぇ!だれよぉぉぉ私のリアルを流出した奴はぁぁぁ」
カモ「・・・っていうか、修正しすぎだぜ。こんなんじゃ、リアルがでまわりゃ終わりだよな」
ネギ「ま、まぁまぁカモくん・・・ことのんさん。それよりも、心当たりは?」
ことのん「ヒグ・・・きっと、アイツよ・・・『ちう』の仕業よぉぉぉぉ!」
ネギ「『ちう』?」
ことのん「汚い手でネットランキングの頂点を狙っているアバズレよ!」
カモ「アイドルの世界はネットでも熾烈なんだなー」
ことのん「コノウラミハラサデオクベキカ・・・お願いネギ先生!『ちう』をこらしめて!」
ネギ「えぇぇぇぇ!?」
131フラグsideネギ・異聞もしくは外伝:2007/09/22(土) 17:05:53 ID:???
>>130
ネギ「でも、懲らしめるといってもどうすれば・・・」
カモ「とりあえず、敵を知らなきゃいけねぇな」
某高校・宿直室 またの名を、霧の部屋
霧「あれ?ネギ先生。どうしたの?」
カモ「霧のねーちゃんよ、確かパソコンあっただろ。ちょっとかしてくれねぇかい?」
霧「うん、いいよ。でも、何に使うの?」
ネギ「実は、かくかくしかじかで、『ちう』って人を調べたいんです」
霧「ふーん・・・あった。これじゃないかな?」
ネギ「・・・・・・・・・・」
まとい「へぇ、この人が『ちう』って人・・・」
カモ「リアルことのんとは比べるまでもねぇけど、ネットことのんよりも上玉じゃねぇか」
霧「いろいろ黒い噂もたえないみたいだけど、人気はあるみたいだね」
ネギ「・・・・・・・・・・・」
カモ「さて、どう懲らしめたものやら・・・アニキ?何ボーっとしてるんだい?」
ネギ「・・・・・えっ?い、いや、なんでもないよ・・・霧さん、パソコンの操作とか技術について、教えてくれませんか?」
霧「ネギ先生、パソコンに興味持ったの?私でよければ、教えてあげる」
ネギ「ありがとうございます!」

カモ「こうして、霧のねーちゃんやあとから加わった晴海の姉さんにパソコンを教わったアニキは、どんどんその技術が上がってったんだ」
まとい「そして、数日後・・・」
132フラグsideネギ・異聞もしくは外伝:2007/09/22(土) 17:28:50 ID:???
>>131
麻帆良学園
明石教授「大変です!学園長!」
学園長「どうしたのかね、明石くん」
明石教授「何者かが、学園の学生データをハッキングして、生徒情報を盗まれたんです!」
タカミチ「馬鹿な!学園の重要データには、通常の科学的セキュリティだけではなく、魔法的セキュリティもかけてあったはず!」
明石教授「それが・・・その魔法セキュリティも崩された形跡がありまして・・・おそらく、魔法に通じた人物の仕業ではないかと・・・」
学園長「むむむ・・・それで、被害は?」
明石教授「それが・・・生徒一人のデータを盗んだだけで他には何も・・・」
タカミチ「生徒一人?近衛くんか?それとも、まさか明日菜・・・」
明石教授「いえ、長谷川千雨のデータだけです。彼女のネット履歴も一緒に盗まれてました」
タカミチ「学園長、なぜ犯人は学園の重要データではなく、彼女のデータだけを・・・」
学園長「うーむ、だが、その犯人がその生徒を狙っているのかも知れんな。警備を厳重にするように『教師と生徒』に通達しておこう」

糸色「なんだか、学園が物々しいですね」
刀子「あら、糸色先生じゃないですか。こんな所で何を?」
糸色「これは、刀子先生。私は、この前生徒に案内された場所で逝こうとしていたところだったんですよ」
刀子「字が微妙におかしいですが・・・また何かあったんですか?」
糸色「はい、昨今の事件で、番組が突如休止になったんですよ」
刀子「あぁ・・・なんか聞いたことありますね・・・」
糸色「絶望した!事件に過敏になる世の中に絶望した!」
刀子「・・・私は見回りがありますので、これで失礼します。くれぐれも、逝こうとしないように」
糸色「・・・・・」
133フラグsideネギ・異聞もしくは外伝:2007/09/22(土) 17:54:35 ID:???
>>132 
ことのん「『ちう』の奴がネット規約違反でしばらく追放になったんですって!ネギ先生、ありがとうございます!」
ネギ「いえ、ただ、悪いことを報告しただけですよ。ことのんさんも復帰頑張ってくださいね」
ことのん「はい!」

ネギ「フフフ・・・これで、『ちう』さん、いえ、千雨さんは、僕だけのもの・・・フフフ・・・」
カモ「アニキが、ノートパソ開いて、ニヤニヤしていると思ったら・・・すっかり悪いほうにハマっちまって・・・
しかも、それ、リアルちうの画像じゃねーっすか・・・大丈夫なのかなー魔力的なプロテクトあったところからデータ盗んでよう、下手すりゃ犯罪だぜ」
可符香「犯罪?違いますよ、初恋です」
カモ「はい?」
可符香「少年の初めての恋!すなわち初恋!いま、ネギ先生は恋愛という生まれてはじめて持った感情を爆発させているんです!
だから、ちょっと行き過ぎてしまうことがあるんです」
ネギ「会ってみたいなぁ・・・『千雨』さん・・・」

麻帆良学園
千雨「あー、ちっくしょう。妨害工作がばれてプロバイダー追われちまったよ・・・」
糸色「蛇や蛙だけ冬眠するのはズルいです!先生も冬眠します!」
あやか「なに言ってるんですか!人間は通常、夜10時に寝て、朝6時に起きると睡眠時間はきまってるんですよ!」
明日菜「あー、私、新聞配達があるから、5時に起きるよ」
あやか「明日菜さん!チャチャ入れないでくださる!」
明日菜「なんだとー!貧乏学生をなめんなーー!このブルジョアがーーー!」
千雨「また、バカな漫才やってるよ、人の鬱もしらねぇで・・・」

糸色「では!私は冬眠します!」
あやか「いけません!」
千雨「・・・なあ、糸色先生」
糸色「なんですか、長谷川さん」
千雨「・・・私も、冬眠していいですか?ネットのほとぼり冷めるまで・・・」
134マロン名無しさん:2007/09/22(土) 18:13:04 ID:???
おおうネギsideの話がきたっすねえ。
ネギが何だかヨクナイ方向へ進化しそうで楽しみだw
135マロン名無しさん:2007/09/22(土) 20:44:01 ID:???
ネギがただのキモい人にwww
136マロン名無しさん:2007/09/22(土) 21:13:48 ID:???
ネギみたいなショタは腹黒がよく似合うんだよ
137マロン名無しさん:2007/09/22(土) 21:29:16 ID:???
いやだなぁ、これはディープラブですよ
138マロン名無しさん:2007/09/22(土) 23:40:07 ID:zm3Vhyp9
これは素晴らしい絶望先生ネギま!スレですね。
139マロン名無しさん:2007/09/23(日) 01:07:34 ID:orV7m5cM
アニメ終了age
140マロン名無しさん:2007/09/23(日) 23:52:08 ID:???
絶望した!
141マロン名無しさん:2007/09/24(月) 00:46:05 ID:???
あびる「ネギ先生にはどんな尻尾が似合うのかしら?」
142マロン名無しさん:2007/09/24(月) 03:56:06 ID:???
つ狐
143マロン名無しさん:2007/09/24(月) 10:13:46 ID:???
良スレだなここはwww
144マロン名無しさん:2007/09/24(月) 11:18:52 ID:V5VWgFR3
良スレ神期待
145マロン名無しさん:2007/09/24(月) 16:12:40 ID:???
まあ周りはまたネギま厨か久米田厨かとしか思われて無いだろうが。
146マロン名無しさん:2007/09/24(月) 16:41:46 ID:???
両方なんですが。
147マロン名無しさん:2007/09/24(月) 21:49:19 ID:???
俺も両方なんだが
148マロン名無しさん:2007/09/25(火) 00:16:57 ID:???
そろそろ、side絶望の新ネタキボヌ
149マロン名無しさん:2007/09/25(火) 00:32:32 ID:???
望「彼女は?」
いいんちょ「ザジさんです」
ザジ「・・・・・・・」
望「こ、こんにちわ・・・・」
ザジ「・・・・・・・」

望「彼女は喋れないのですか?」
いいんちょ「さあ・・・・」
望「は!もしや・・・」

幼少から虐待→サーカスに売られる→心を閉ざし会話をしなくなる

望「絶望した!辛く残酷な裏社会に絶望した!!」
いいんちょ「考えすぎです!」

望「なんですかこの駄作は・・・」
いいんちょ「所詮保守程度で書いたからじゃないですか?」
望「絶望した!軽い気持ちで投下したのに>>150-からボロクソに叩かれるこのネタに絶望した!」

夕映「叩く以前にこんなのスルーされると思うです・・・・」
150フラグsideネギ:2007/09/25(火) 01:28:17 ID:???
虐待とくればこの娘でしょう

あびる「ネギ先生、おはようございます」
ネギ「おはようございます、あびるさん」

カモ「あいかわらず、包帯まみれだなー、あびるの姉ちゃんは」
智恵「ネギ先生」
ネギ「はい、何でしょう、智恵先生」
智恵「実は、彼女・・・小節あびるさんのことなんですけど、彼女にDVの噂があるんです」
カモ「DV?」
ネギ「domestic violence、家庭内暴力、ですか・・・」
智恵「えぇ、そこで、彼女の父親に会って噂の真偽を確かめてもらえませんか?」
ネギ「はい・・・わかりました・・・」

ネギ「父親が子供を虐めるなんてあるのかな、カモ君・・・」
カモ「うーん、おれっちもその辺はよくわかんねぇなぁ。ま、とりあえず確かめてみようぜ」
まといoO(子供を捨てて行方不明になる父親もどうかと思いますが・・・)
カモoO(いたのかよ・・・)まといoO(ずっと)

ネギ「あの人がそうだね」
カモ「おーっとまった、まずは様子を見ようぜ。いきなり話してもはぐらかされたら終わりだ」
ネギ「うん、そうだね」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
カモ「フライパンに空気入れ。消しゴムに苺珀lの単行本かぁ・・・どれも決め手にかけるな」
ネギ「うーん・・・」
智恵「ネギ先生!大変です!動物園で生徒が!」
151フラグsideネギ:2007/09/25(火) 01:29:19 ID:???
>>150
大変だー!女の子が虎の檻の中に落ちたぞー!
ネギ「可符香さん!」
カモ「なんだって虎の目の前にいるんだよ!」
可符香「私なら大丈夫です!」
カモ「はい?」
可符香「仏教に自らを空腹の虎に食べさせて、来世でお釈迦様になるという『捨身品』という教えがあります」
ネギ「は、はあ・・・」
可符香「だから、虎に食べられても大丈夫!わたし、来世で神だから!!」
カモ「は!?こ、こんなときまでポジティブ思考なのかよ!アニキ!」
ネギ「うん!ras tel ma scir・・・」
あびる「ラインバーック!」
カモ「え?」

あびる「おいで!ラインバック!よーしよーし♪」
ネギ「あれはあびるさん・・・?」
カモ「すっかり、虎がおとなしくなっちまったな」
あびる「キャッキャッ♪」
ネギ「じゃれあってるね・・・」
ボキ
カモ「あ」
152フラグsideネギ:2007/09/25(火) 01:41:43 ID:???
>>151
智恵「つまり、DVではなく、動物とじゃれあって、こうなった、と・・・」
あびる「わたし、動物が大好きで一緒にいると、すごく癒されるんです。だからバイトを・・・」
ネギ「たしか、精神医学においても、アニマルセラピーというのがありましたね」
あびる「わたし、本当に動物が・・・いえ、動物の『しっぽ』が大好きなんです」
カモ「し、しっぽ・・・?」
あびる「あのぴょこっとしたものを見ると引っ張らずにはいられないんです!」
カモ「なるほど・・・それで、動物たちの逆襲を受けてこうなったわけだ・・・」
智恵「とりあえず、ネギ先生、まずは彼女の家にいって父親と話してくれませんか?バイトに関しても、父親が知っているかどうか確認してください」

あびるの家
あびる「どうぞ、ネギ先生。汚いところですけど」
ネギ「いえ、それではお邪魔します・・・・・・!?」
カモ「な、なんだぁ!?この壁一面のしっぽは!?」
ネギ「こ、これは・・・」
あびる「それですか?それはクロシロエリマキキツネザルです」
カモ「そーじゃなくって、この壁一面のしっぽは何だよ!?」
あびる「大丈夫、全部作り物ですよ。・・・建前上は」
ネギ「建前上!?」
あびる「ほかにも、しっ拓なんてのがあるんですよ」
ネギ「は、はぁ・・・」
あびる「わたし、いつか世界中の動物のしっぽを引っ張って回るのが夢なんです!」
カモ「夢は壮大だけど・・・なんだかな・・・」
あびる「・・・」
ネギ「な、何ですか、あびるさん・・・」
あびる「ネギ先生って、しっぽ似合いそうですよね。どんなのが似合うんだろう♪」
ネギ「えーーー!?」
153フラグsideネギ:2007/09/25(火) 01:50:12 ID:???
>>152
ネギ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
あびる「まって〜このしっぽも試させて〜」
カモ「アニキ〜あんなところに、おれっちをおいてかないでくれよ〜」
藤吉「ん?」
ネギ「ハァ・・・ハァ・・・あ!藤吉さん!たすけてください!」
藤吉「ネギ先生・・・・・・それ・・・」
ネギ「あ、あの、これはあびるさんが無理やり・・・」
藤吉「・・・・・・・」
ネギ「ふ、藤吉さん・・・?」
藤吉「・・・・・・・・」にょんたか
ネギ「あ、あの・・・」
藤吉「先生!このキツネ耳もつけて!」
ネギ「えぇーーーーーーーーー!」


まとい「数分後、そこにはキツネ耳とキツネしっぽをつけられ、記念写真を撮られて泣き濡れたネギ先生がいました」
カモ「これで、着物をきせりゃ完成か?ってか、いたのかよ」
まとい「ずっと」
154マロン名無しさん:2007/09/25(火) 16:33:10 ID:???
GodJob!
キツネギ君はいいなぁ。
まといの絡み方が糸色先生と違ってさらにグット。
155マロン名無しさん:2007/09/25(火) 17:00:33 ID:???
このスレは日頃もしも桃月学園に絶望先生が転入してきたら
と妄想している俺への当てつけか!
156マロン名無しさん:2007/09/25(火) 17:08:22 ID:???
桃色係長がどうしたって?
157マロン名無しさん:2007/09/25(火) 18:12:09 ID:hOt5NkTu
これはGJ!!
ネギ可愛いよネギ
158マロン名無しさん:2007/09/25(火) 19:33:20 ID:???
>>149
やっぱり絶望先生ウマイw
159in麻帆良:2007/09/25(火) 20:01:49 ID:???
美砂「でねー、泣きそうになりながら電話してきてさー」
円「可愛いじゃん。美砂の彼氏」
桜子「へー!美砂って小悪魔だねー」
美砂「エヘヘ…」
糸色「小悪魔気取りですか」
美砂「え?」
糸色「良いですか?本人は小悪魔気取りでも、貴方の彼氏から見れば貴方はただたんに『自分が性格悪いと気付いていない哀れな女』なんですよ」
美砂「なっ…!」
糸色「居ますよね、貴方みたいな人」

将軍気取り…麻生太郎(端から見ればただの落選者)
病人気取り…朝青龍(端から見ればただの肥満児)
ポエマー気取り…三木道三(端から見ればただのDQN)
チョイ悪親父気取り…羽賀研二(端から見ればただの犯罪者)

糸色「絶望した!何かと気取る勘違い人間に絶望した!」
160マロン名無しさん:2007/09/25(火) 20:22:05 ID:???
あるあるww
でもポエマーじゃなくてポエットだと思うぜ。
161159:2007/09/25(火) 20:51:24 ID:???
>>160
一瞬あるゲームのキャラかと思いました。
ご指摘有難うございます。
162マロン名無しさん:2007/09/25(火) 21:29:10 ID:???
まぁポエマーで普通に通じるけどな、日本では
163マロン名無しさん:2007/09/25(火) 23:29:18 ID:???
それよりも先生は3Aに馴染みすぎであるw
164マロン名無しさん:2007/09/25(火) 23:57:20 ID:???
三木道三と羽賀賢治ワロタw
165マロン名無しさん:2007/09/26(水) 03:46:20 ID:???
そして、ネギ君は絶望サイド色に染まっていく、と。
ある意味、汚されている真っ最中、と言えるな。キツネミミに尻尾、そして撮影・・・・・・なんて羞恥プレイ?
166マロン名無しさん:2007/09/26(水) 09:39:48 ID:???
今頃、藤吉さんが……
167マロン名無しさん:2007/09/26(水) 11:42:41 ID:???
コミケで藤吉とパルがご対面!
168マロン名無しさん:2007/09/26(水) 16:40:17 ID:???
裸腐臭がするのか
169マロン名無しさん:2007/09/26(水) 22:18:28 ID:???
166、あははふじよしか。男ですが何か?
しょたの話しを振る=ふじよしというのは早とちりだぞ? 好きなんだネギ君。
170マロン名無しさん:2007/09/26(水) 22:22:03 ID:???
【社会】「読んで鬱になり…」東京・16歳少年が自殺未遂、愛読漫画は「さよなら絶望先生」

http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news7/1189829638/
171マロン名無しさん:2007/09/26(水) 22:33:45 ID:???
>>170
さすがにこれでは釣られない

午後の紅茶を午前に飲んだ男性逮捕・大阪
で、釣られた事ならある
172マロン名無しさん:2007/09/26(水) 22:50:11 ID:???
一人程釣られてたぞww
173マロン名無しさん:2007/09/26(水) 23:10:33 ID:???
>>170
ちょww
1741/3:2007/09/27(木) 00:32:47 ID:???
―3ーA教室―
ガヤガヤ
ガラッ
糸色「一体何の騒ぎです?声が廊下まで響いてますよ」
亜子「あっ!先生、あの二人止めてー」

アスナ「なによ、このショタコン女!」
あやか「なんですって!?このバカお猿!」

糸色「またあの二人ですか…」
朝倉「二人共付き合い長いからねー、まあケンカするほどってヤツじゃない?」
糸色「…ケンカするほど仲が良いとは、妄想もいいところですね」
亜子「またこのパターンや」
糸色「……」
木乃香「なー先生、何が妄想なん?」
糸色「いいですか、近衛さん!そんな仮定がまかり通ってしまったら
   世の中大変な誤解を招きますよ!」

朝倉「…先生ってさー、木乃香に甘くない?」
亜子「うん」
パル「匂うわね、ラブ臭が♪」
朝倉「お、パルもそう思う?」
パル「先生の好みって案外わかりやすいのかもね〜」
1752/3:2007/09/27(木) 00:35:30 ID:???
糸色「ケンカをする両極は、決して相入れないものなのです!」
・巨人ファンと阪神ファン
・落合博満と金田正一
・若と貴
・アメリカとイラク
・自民党と民主党
・嫁と姑
・現実の兄妹
・wii派とPS3派
・アニメ派と原作派
・ミッチーとサッチー
・久米田と赤松
糸色「絶望した!いつか赤松Ver.のエンドカードが来ると思ってた
   自分に絶望した!」
千雨(まぁ、ホントに仲が悪ぃのは二人じゃなく一部のファンだがな
   ていうか、さっさとケンカ止めろよ!)

ギャーギャー
木乃香「もぉアスナー、えーかげんにしーやー」

朝倉「でもさ、先生」
糸色「何ですか?」
朝倉「最近じゃツンデレとかあって、まんざら間違いじゃ無いんじゃない?」
糸色「ツンデレ?何ですそれ」
パル「ふ〜ん、先生知らないんだ…」
1763/3:2007/09/27(木) 00:38:37 ID:???
アスナ「木乃香はひっこんでて!」
あやか「邪魔しないで下さい!」
木乃香「ひゃー」ドテッ
刹那 「!」
ヒュン!!
刹那 「…いい加減にして頂けますか?」
アスナ・あやか「は、はい!」
木乃香「せっちゃん、はよ刀しまって!でも、ありがとな」
刹那 「い、いえ、わ私はその…」

糸色「いやー助かりました、止めて頂いてありがとうございます」
刹那「いえ、別に…」
パル「刹那さん、刹那さん」コソッ
刹那「何ですか?」
パル「ちゃんと否定しといた方がいいよ、先生って惚れ易いっぽいから」
刹那「えっ?ど、どうすればいいんですか」
パル「あのね……」ゴニョゴニョ

刹那「先生」
糸色「何ですか?」
刹那「べ、別に先生の為に止めたんじゃないですからね!
    勘違いしないで下さいね!」
ダッ
糸色「…………」ほれっ

亜子「パル、桜咲さんに何言うたん?」
パル「ふふん、先生にツンデレを教えてあげたのよん♪」
朝倉「あんたワザとでしょ?」
177マロン名無しさん:2007/09/27(木) 00:59:07 ID:???
やべぇ俺も惚れたwwww
178マロン名無しさん:2007/09/27(木) 05:56:22 ID:???
地味に>>174の亜子が酷いw
179マロン名無しさん:2007/09/27(木) 16:19:38 ID:???
おきまりの台詞ktkr
絶望side上手いな〜
180マロン名無しさん:2007/09/27(木) 17:05:33 ID:???
いいなこれ普通に面白いわwww
181マロン名無しさん:2007/09/27(木) 18:00:35 ID:???
この2-Aは間違いなく留年する
182マロン名無しさん:2007/09/27(木) 20:35:23 ID:???
また面白くなって北
183マロン名無しさん:2007/09/28(金) 22:48:22 ID:???
地味にwktkしてるぜ
184マロン名無しさん:2007/09/29(土) 15:40:58 ID:l96lm3eB
百見さまは帰れ!
185マロン名無しさん:2007/09/29(土) 22:43:12 ID:???
>>150
>どれも決め手にかけるな

普通の反応w
186マロン名無しさん:2007/09/30(日) 10:54:29 ID:???
さて、ドラマ版が始まるわけですが・・・・
187マロン名無しさん:2007/09/30(日) 20:22:40 ID:???
むしろドラマのネギと絶望先生を(ry
188マロン名無しさん:2007/10/01(月) 13:42:42 ID:Bssch3xJ
ドラマなんてありません。
期待age
189マロン名無しさん:2007/10/02(火) 20:18:38 ID:???
小ネタぐらいなら書けると思った。
無理だった。
190マロン名無しさん:2007/10/02(火) 22:47:01 ID:lczVw0iM
age
191マロン名無しさん:2007/10/03(水) 10:55:57 ID:???
>>174
絶望した!イラン・イラク戦争が出ると思っていたら「アメリカとイラク 」
を出されたオッサンな自分に絶望した!
192マロン名無しさん:2007/10/03(水) 21:32:13 ID:???
早くネタこねえかな
193マロン名無しさん:2007/10/04(木) 09:51:43 ID:???
―麻帆良・山中―
糸色(……ヤバイ、完全に迷った)
糸色「くっ、キャラづくりの為とはいえ樹海に
    入り込むべきでは無かったんだぁ!」
楓  「おや、誰かと思えば絶望先生ではござらんか
    こんな山奥でどうしたんでござるか?」
糸色「なな長瀬さん!あなたこそどうしてここに!?」
楓  「拙者はここで修業をしてるでござる
    何の修業かはヒミツでござるが」ニンニン
糸色「そ、そうですか」(ほっ、助かった…)
楓  「して、先生はなぜここに?」
糸色「いえ、大した用では……ところでそろそろ帰ろうと
    思っているのですが、長瀬さんは寮に帰られますか?」
楓  「いや、もうしばらく修業をしていくでござる」
糸色「え?」
楓  「では、失礼するでござる」シュタッ!
糸色「あ、ちょっ…!」
シーン

糸色「死んだらどうする!」
194マロン名無しさん:2007/10/04(木) 11:08:35 ID:???
一緒にお風呂には入らないのですか?
195マロン名無しさん:2007/10/04(木) 11:36:08 ID:???
>>194
ごめんね臼井くん
196マロン名無しさん:2007/10/04(木) 19:25:01 ID:???
一緒に風呂に入るのかと期待しちゃったじゃねーかw
197マロン名無しさん:2007/10/04(木) 19:58:42 ID:???
なぜかお互いに姿が見えてしまう臼井とさよちゃん
198マロン名無しさん:2007/10/04(木) 22:48:56 ID:???
つうかキャラ作りの為に樹海に入るなよw
まあ何かあったらまた楓が助けてくれるだろうけど
199マロン名無しさん:2007/10/05(金) 19:46:04 ID:???
ハルナ「ね、ね先生!ジェットアッパーって叫んで見て!」
望「な、何故・・・。」
200マロン名無しさん:2007/10/05(金) 22:31:53 ID:???
age
201マロン名無しさん:2007/10/06(土) 07:46:45 ID:???
糞スレageんな迷惑ネギま信者
202マロン名無しさん:2007/10/06(土) 07:59:32 ID:iLIi48yt
これは良スレ
203マロン名無しさん:2007/10/06(土) 08:27:28 ID:???
うわあ・・・
204マロン名無しさん:2007/10/06(土) 08:33:59 ID:???
キモヲタ信者の巣窟ww
205マロン名無しさん:2007/10/07(日) 12:50:19 ID:???
クメタファンがかわいそうです><
206マロン名無しさん:2007/10/07(日) 20:39:13 ID:???
無駄スレ立て過ぎだこの糞ネギま信者
207マロン名無しさん:2007/10/07(日) 20:40:17 ID:???
とか言いながらしっかり見てたら可愛いのに
208マロン名無しさん:2007/10/08(月) 20:14:57 ID:???
信者自重汁
209フラグside糸色:2007/10/08(月) 21:07:52 ID:???
険悪な空気もよまず、勝手に>>193の続き

楓が去って、数時間後。
日の暮れた麻帆良山中の樹海で、いまだに望はさまよっていた。
望「あぁ・・・なんであの時、素直に長瀬さんに「迷ったから助けて」と言わなかったでしょうか・・・」
もともと、丈夫ではない体の望の体力は、冷え切った樹海の中で無駄に歩き回り、
空腹も限界に達し、ついに倒れてしまった。
望「私はこんな所でのたれ死ぬんですか・・・私の死に方は私自身が選びたかったのですが・・・」
汗まみれの体から、熱が冷めるような感覚、次第に体が動かなくなり、ついには指一本すら動かせなくなっていった。
望「意識が遠くなる・・・今までの出来事が蘇ってきます・・・宮崎さんや綾瀬さんはなにをしているのでしょうか、
神楽坂さんと雪広さんは喧嘩ばかりなんでしょうか、近衛さんと桜咲さんは、なぜか来世で会えそうな気がするのはなぜでしょうか
私が死んだら、相坂さんの仲間になるんでしょうか・・・」
ふと、体が急に浮き上がる。望の朦朧とした意識は自分の魂が抜けたのかと錯覚していた。
望oO(なんでしょう、この何かに抱きかかえられたような感覚は。それに、すごいスピードで飛んでいます。
でも、体は動きませんし、これが「魂が抜けた」というのでしょうか・・・)
実際は、何者かが瀕死の望の体を抱きかかえ、どこかへと向っていた。
210マロン名無しさん:2007/10/08(月) 21:13:47 ID:???
ワッフルワッフル
211フラグside糸色:2007/10/08(月) 21:23:22 ID:???
>>209

どこかへと運ばれた望。
自分の魂が抜けたと錯覚している意識の中で、奇妙な感覚を味わっていた。

望oO(体中、拭かれている気がします・・・湯灌でもされているんでしょうか?
口の中にも何か苦くて青汁っぽいものが入ってきます)
やがて、望の体をやさしい温もりがつつむ
望oO(あぁ、なんだか暖かいですね・・・火葬にしては温度が低いような気がしますが。
それに、何か柔らかいような・・・)
不思議な暖かみの中で、完全に意識がなくなった望。

やがて、その意識が、現世に戻り、目覚めた望が最初に見たものは・・・

A:テントの天井
B:ログハウスの天井
C:その他
急な選択肢でゴメン。2パターン思いついたので、どっちを書くか迷って・・・
212マロン名無しさん:2007/10/08(月) 21:29:48 ID:???
D.麻生太郎
213マロン名無しさん:2007/10/08(月) 22:28:56 ID:???
E.朝青龍
214マロン名無しさん:2007/10/08(月) 22:47:57 ID:???
楓の腕の中
215マロン名無しさん:2007/10/08(月) 23:06:20 ID:???
G.うーみん
216フラグside糸色:2007/10/08(月) 23:41:38 ID:???
目覚めた望の見たもの。
それは、両国国技館の客席で、朝青龍の復帰全戦黒星という劇的敗北決定の瞬間であった。
横には暇になっていた麻生太郎が魔法少年漫画を黙読していた。
その様子を見て、望が叫ぼうとしたことを、見ず知らずの少女に叫ばれた。
羽美「絶望した!頂点に近いものが一気に転落、堕落する世の中に絶望した!」
その叫びとともに、覚醒直前におけるレム睡眠状態が見せる訳の分からない夢の中から今度こそ覚醒する。

最初に目に入ったもの、それはテントの天井であった。
望「ここは・・・私は死んだはずでは・・・?」
ふと、自分を包む、とてもとても柔らかいもの気づき、視線を移すと・・・
望「ななななな長瀬さん!?!?なんで薄着で私に抱きついて寝ているんですか!?」
楓「おー、気がついたでござるかー」
望「生徒と先生が一つ毛布にくるまって寝たなんて・・・朝倉さんか早乙女さんにバレたら、世間から叩かれます!」
楓「絶望先生、病み上がりで暴れると、また倒れるでござるよ」
望「病み上がり・・・?」
楓「先生は、樹海で倒れてたでござるよ。それを拙者が拾ったのでござるが、かなり衰弱していたので、
汗を拭き、薬を飲ませ、あとは体を温めたのでござるよ」
望「あぁ・・・あの時、私を抱えたのは長瀬さんでしたか・・・ん?汗を拭いてってまさか・・・」
楓「男にしては、華奢な体でござるな。乱暴にしたら壊れそうで、拭くほうも神経を使ったでござる。
あと、薬は飲む力もなくなっていたようでござったので、口移しさせていただいたでござるよ」
望「・・・」
楓「それから、冷え切った体を温めるのは人肌が一番ゆえ、拙者の身体で暖めさせてもらったでござる。
では、出口に案内するでござるよ。また迷子になっては大変でござるからな」
楓に案内され、樹海から脱出し、帰宅した望の第一声はこうであった
望「絶望した!命と引き換えに、男としていろいろ大事なモノを奪われて絶望した!!」

楓「いろいろ元気になったようで良かったでござる。ニンニン」
217マロン名無しさん:2007/10/08(月) 23:52:12 ID:???
ちょwww
次々出した選択肢を盛り込んでくれてあんがとw
218マロン名無しさん:2007/10/09(火) 00:08:57 ID:???
朝青龍の私ですが有難うw
219マロン名無しさん:2007/10/09(火) 18:38:03 ID:???
以上>>209-218まで俺の自演でしたww
220マロン名無しさん:2007/10/09(火) 18:39:35 ID:???
死ねや狂信者
221マロン名無しさん:2007/10/09(火) 18:43:45 ID:???
糞スレageんじゃねえ低脳キモオタネギま信者
222マロン名無しさん:2007/10/09(火) 18:53:46 ID:???

223マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:00:56 ID:???
うわあ・・・
224マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:19:12 ID:???
こんなスレのせいで赤松日記から逆流して久米田作品の読者になった癖して久米田作品の事何でも分かった気になってる赤松信者と特別赤松日記を介して作品を知った訳じゃ無い信者を一緒にされたくない。
225マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:30:25 ID:???
同意。特別赤松に影響されて改蔵や絶望の読者になった訳じゃ無いのにそいつらで勝手に盛り上がった揚句同じ目で見られるのには遺憾だ。
226マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:31:49 ID:???
久しぶりにヒドイ自演を見たww
227マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:48:35 ID:???
赤松信者自分達の思い通りにいかなくて涙目wwww
228マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:54:08 ID:???
もうこのスレの何もかもが自演に見えてくる
229マロン名無しさん:2007/10/09(火) 19:57:44 ID:???
ここまで俺の自演
230マロン名無しさん:2007/10/09(火) 20:36:01 ID:???
ここからは、俺の他演
何事もなかったようにスレは進む
231マロン名無しさん:2007/10/09(火) 20:43:55 ID:???
進まないと思う。ネギま関連のスレ相当乱立してるしageると目障り扱いされて苦情が来る様な現状じゃ。

このスレ立った時点では好きな作品クロススレがあってこれも本来ならそこでやる様な内容だし。
232マロン名無しさん:2007/10/09(火) 21:54:01 ID:???
赤松の日記閲覧するほどの赤松信者じゃない
233マロン名無しさん:2007/10/10(水) 07:42:49 ID:???
ネギま!の実写を認められる程の信者では有りません。
234マロン名無しさん:2007/10/10(水) 09:16:45 ID:???
赤松?
何それ美味しいの?
 
要約すると俺は久米田信者ということだ
235マロン名無しさん:2007/10/10(水) 13:59:58 ID:???
でもクロススレのように一人が書いてるわけじゃないし二つの世界が出てきてるわけだし世界が混合なわけじゃないし
236マロン名無しさん:2007/10/10(水) 15:49:59 ID:???
クロスしてんだからある意味じゃ混合だろ
237マロン名無しさん:2007/10/11(木) 12:16:20 ID:???
でも、クロススレは、あくまで「麻帆良学園に別作品キャラかがいたら」であって、
「ネギキャラが別漫画の世界にいたら」じゃないんだろ。
ネギスレ叩きは他のスレでも無駄に湧いているみたいだし、
やはり叩き・荒らしをスルーでこのまま進行。
238マロン名無しさん:2007/10/11(木) 18:26:48 ID:???
あまりageない方が良いよ。

ネギまスレの重複に不快感を示している人は他のスレを見てても多くいる様だし、ageられてて目障りに感じているからこそアンチの書き込みがある様なもんだと思うから。
239マロン名無しさん:2007/10/12(金) 20:37:06 ID:???
>>238
アンチが荒らすのにたいした理由があるわけないじゃん
無視してスレ進めてりゃいいと思うよ

それと重複なんか>>2で指摘されてるじゃん
240マロン名無しさん:2007/10/12(金) 22:31:39 ID:???
そうかねえ。

今の所ageたネギまスレ全てに「ageんな」との書き込みが為されている事実を見ると、ageる事で目障りな扱いを受けているんだと思う。

だからageないでsage基本で行った方が良いと思う。でないとまたスレが荒れかねない。
241マロン名無しさん:2007/10/12(金) 23:13:46 ID:???
とりあえず職人を心待ちにしようぜ
242マロン名無しさん:2007/10/13(土) 22:30:44 ID:???
あぁ、楓って木村の方じゃないのな。
243フラグside糸色:2007/10/14(日) 23:20:37 ID:???
では、美空を読めない私が再び投下を

木乃香「けほん」
刹那「大丈夫ですか?お嬢様」
木乃香「あかんなぁ、すっかり夏風邪ひいてもうたわ。明日菜のバカがうつったんやろか?」
刹那「何気に酷い事言ってますよ、お嬢様」
木乃香「それとも、あれやろか?あんまり暑いんで全裸で寝とったのがあかんかったんかなぁ」
刹那「えっ?ぜ、全裸・・・」
木乃香「あれ、こんなところに病院なんてあったやろか?」
刹那「新しい病院でしょうか、とりあえず診てもらいましょう、お嬢様」
「近衛木乃香さーん。診察室へおはいりください」
木乃香「呼ばれた見たいやね、ほないこか。けほん」
刹那「というか、閑散としてますね、この病院は・・・腕が悪いんでしょうか?」
???「近衛木乃香さんですね。今日はどうされました?」
木乃香・刹那「あ」 ???「ん?」
刹那「先生?」 ???「はい」
木乃香「いえ、糸色先生」 糸色?「はい」
刹那「学校はどうしたんですか?糸色先生」
糸色?「学校?あぁ・・・なるほど、あなた方は望の生徒さんですね」
木乃香「どういうことなん?」
命「私は、望の兄の『命』と言います。命を救う医者になるべき運命を背負った名前と自負しています」
刹那「糸色・・・」木乃香「命・・・」
さらさら
刹那「!!」木乃香「絶命先生!!」
命「くっつけて書くなぁぁぁ!!!!」
ガンガンガンガン
命「こんな名前だから、どこにいっても医院が流行らないんだぁぁぁぁぁぁ!!」
ガンガンガンガン
「お、落ち着いてください!」
刹那「どうやら、禁句だったようですね・・・」木乃香「そやなぁ」
ガンガンガンガン・・・・・・・
244フラグside糸色:2007/10/15(月) 00:01:19 ID:???
>>243
小一時間後
命「さて、こんな程度で取り乱してては、医者は勤まりません。本題に戻りましょう」
木乃香「えらい立ち直るのに時間かかってるんやけど・・・」刹那「シッ」
命「では、改めて。今日はどうされましたか?」
木乃香「えーっと・・・あれ?」
刹那「お嬢様?」
木乃香「なんや、治ったみたいや。病は気から言うのはほんまやなぁ」
命「・・・・・・・・」ブルブルブルブル
刹那「! お、お嬢様!治ったのでしたら、早くでましょう!」
命「てめぇぇぇぇぇ!!!何しにきやがったんだこの野郎ぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

木乃香「それにしても、糸色先生にお兄さんがおったなんてびっくりしたなぁ、せっちゃん」
刹那「そ、そうですね・・・あれ?雪広さん、息を切らせて何かあったんですか?」
あやか「木乃香さんに桜咲さん!先生を見ませんでしたか!?」
木乃香「どないしたん?いいんちょ」
あやか「それが、今日糸色先生の家に行ったのですが、こんなものが張ってあったんです!」
【失踪します。 糸 色 望 】
あやか「先生にもしものことがあったら、委員長の私はどうすれば・・・」
木乃香「うーん・・・でも、これほんまに失踪したんちゃうんやないか?案外、ただの里帰りかもしれんえ」
刹那「たしかに・・・失踪する人間が、わざわざこんな張り紙を残すなんてありえませんね」
あやか「・・・今までの言動も考えれば、本当に失踪とは考えられませんわね。
遭難したところを長瀬さんに助けられた。というのは聞きましたけど。」
木乃香「ほな、先生のお兄さんに聞いてみよか」
245フラグside糸色:2007/10/15(月) 00:03:51 ID:???
>>244

命「また、あなたですか」
あやか「本当に似ていらっしゃいますわね・・・」
木乃香「絶命先生、聞きたいことがあるんやけど」
命「だから、それ言うなよ!」

命「・・・はい、わかりました。望は『見合い』で実家に帰っているそうです」
あやか「本当に里帰りだったんですか・・・まあ、いいですわ」
刹那「先生に何か御用でも?」
あやか「今度、蔵井沢に雪広家の別荘を建てる計画がありまして、
下見のついでに皆さんを蔵井沢へ招待しようと思っていましたんですの。
それで、糸色先生もお招きしようと思っていたのですけど・・・里帰りしているのでしたら仕方がありませんね」
木乃香「みんなで、山でバカンス楽しそうやなぁ。それ、いつなん?」
あやか「皆さんの都合を聞いて回っていますから、まだはっきりとはしていません。
ですが、近いうちにいきますわ。日時が確定しましたら、連絡網で回しますわ」
刹那「わかりました。では、お嬢様、私たちも準備をしましょう」
木乃香「うちの体調もすっかり良うなったし、楽しみに準備しよか♪」

エヴァ「後日、2−Aご一行30名(さよ除く)は蔵井沢へバカンスに出発した」
茶々丸「あの、私はともかくマスターも同行していますけど、呪いは大丈夫なのですか?」
エヴァ「あぁ、賭け囲碁で勝って、学業の一環だとジジィに判子を押させているから大丈夫だ」
ゼロ「帰ッテキタ頃ニハ、ジジィガ倒レテイソウダガナ、ケケ」

学園長「ぺったんぺったんつるぺったん♪ぺったんぺったんエヴァぺったん♪っと・・・
リズムと歌詞をつけると、この作業もなんだか愉快になったのう♪」

エヴァ「・・・なんか、戻ったら、速攻でジジィをシメなければならないような気がして来た・・・」
246マロン名無しさん:2007/10/15(月) 08:20:20 ID:???
学園長がぶっ壊れすぎだw
247マロン名無しさん:2007/10/15(月) 12:09:00 ID:???
最初の美空読めない発言と最後のエヴァぺったんにワロタw
いーぞもっとやれw
もとい続き楽しみに待ってます
248フラグside糸色in蔵井沢:2007/10/18(木) 22:38:18 ID:???
>>245
美空「着いたーー!」

木乃香「いま、何か聞こえへんかった?せっちゃん」
刹那「いえ、なにも」
あやか「木乃香さん桜咲さん、ここからはバスに乗り換えますわよ」
木乃香「はーい」
美なんとか「スルーっすか・・・or2」

老執事「雪広様と、その御学友の方々ですね。お話は伺っております」
あやか「よろしくお願いします。ええと・・・」
老執事「おっと、自己紹介がまだでしたな。私、糸色家に使えております・・・」
木乃香「セバスチャン!」
時田「いいえ、時田でございます。セバスチャン・・・きっと幼少の頃の何らかの刷り込みでございましょう」
エヴァ「あー、確かに執事というのでセバスチャンという名の奴は昔から多かったな」
明日菜「で、なんでこの人に案内されているわけ?いいんちょ」
あやか「糸色家は、古くからこの蔵井沢を中心に絶大な影響力をほこる名家なんですの。
よそ者の私たちが、別荘をこの地に建てるのですから、お会いするというのが礼儀でしょう?」
明日菜「ふーん」
のどか「・・・あれ?」ハルナ「どうしたの?のどか」
夕映「糸色家と言いましたよね。まさか、ここは糸色先生の・・・」
時田「おぉ、そういえば、皆さんは望ぼっちゃんの生徒であらせられましたな」
亜子「望ぼっちゃん?ほな、先生って、金持ちのボンボンなんか!?」
刹那「なら、里帰りしている糸色先生は実家にいるということに・・・」
古菲「里帰りアルかー、私も帰ってみたいアルー」
時田「それが・・・『お見合い』が嫌で逃亡しておりましてな」
木乃香「なんや、気持ちが分かるなぁ」
249フラグside糸色in蔵井沢:2007/10/18(木) 23:19:02 ID:???
>>248
時田「糸色家の現当主は望様のお父上であり、地元選出の代議士、大様であらせられます」
夏美「糸色・・・大・・・なんだかすごそうな人だね、千鶴姉」
千鶴「そうね、名は体をあらわすと言いますから、きっと立派な人物でしょうね、夏美」
千雨oO(名は体をあらわす、だったら、長寿の「鶴」が「千」もあるお前は・・・)
千鶴「あらあら〜私を見てなにを考えたの?ちうちうちゃん♪」
時田「望様は四男に当たり、3人の兄君がおられます。」
楓「ほほう、それは初耳でござる」
時田「上から、長男の縁様、次男・景様、三男・命様、そして四男・望様」
木乃香「命はんならあったことあるで。おもろい人やったなぁ」刹那「は、はぁ・・・そうですね・・・」
時田「さらに、妹君である倫様がおられます」
ザジ「子沢山・・・もうたくさん・・・」千雨「こっちを見て言うな。私にどうしろと」
ちゃらちゃら
真名「・・・ん?いますれ違った人・・・委員長、車を止めてくれ」
あやか「どうしました?龍宮さん」
真名「いま、糸色先生らしい人影とすれ違った、確認してみよう」
あやか「なんですって!」

ちゃらちゃら
風香「あー先生だー!」史伽「でも、格好がいつもと違うですー」
望「!?」
美砂「へぇー、地元じゃそんな格好してるんだ」 円「あの格好って、仕事着だったんだ・・・」 桜子「にゃはは〜でも似合うね〜」
望「何でみなさん方がここに!?しまった!気を抜いていた!」
まき絵「髪にツヤまで入れてるー。先生もそういう格好するんだー」
望「見たな!知ったな!私が地元ではちゃらちゃらしていることを!」
時田「こんなところをうろついておられましたか、見つける手間が省けましたぞ!望ぼっちゃん!」
がしっ
望「はーなーせーよーやーめーろ−よー」時田「さあ、家に戻りますぞ!そして『お見合い』をしていただきます!」
250フラグside糸色in蔵井沢:2007/10/18(木) 23:24:47 ID:???
>>249
裕奈「うわー、でかいお屋敷だなぁ・・・」
アキラ「こんな綺麗な鯉も見た事がない・・・」
朝倉「さっすが、由緒正しき名家ってとこだね」
超「肉まん10億個はありそうネ」五月 その例えはどうかと・・・
倫「あら、お客様?」
あやか「倫さん、お久しぶりでございます。今日は大勢で押しかけて申し訳ございません」
倫「いえ、父上から大勢のお客様が来るとうかがっていましたので、お気になさらずに」
明日菜「いいんちょ、知り合い?」
あやか「この人が、先ほど言われた糸色先生の妹さんですわ。17歳の若さで、華道の師範をしていらっしゃいますのよ」
茶々丸「そういえば、麻帆良にも華道部の特別講師としていらしたことがありましたね」
倫「あなたは・・・茶々丸さん、でしたか。あなたの点ててくれたお茶もなかなかでしたよ」
茶々丸「ありがとうございます」葉加瀬「私のプログラムは完璧ですから〜」ゼロ「自画自賛スンナヨ」
木乃香「師範・・・先生・・・糸色・・・倫・・・」刹那「お、お嬢様?ま、まさか・・・駄目ですよ!思っていることを言っては!」
ピコーン 木乃香「絶倫先生!」
倫「・・・刀をもて!」SP「殿中でございます」

続きはまた後日
え?学園長?ノリに乗りすぎて、3秒に1枚のハイペースでハンコを押しています。アノ曲を口ずさんて・・・
251マロン名無しさん:2007/10/19(金) 02:55:21 ID:jUaLpm8t
期待age
252マロン名無しさん:2007/10/19(金) 04:15:45 ID:???
要所要所の小ネタがウマイw
253マロン名無しさん:2007/10/19(金) 06:46:32 ID:???
なんだかんだでさよ以外の3-Aの娘達全員を出してるのがすげえw
小ネタのキレもいいし、続きに期待
254マロン名無しさん:2007/10/21(日) 02:33:25 ID:???
これは面白いwワッフルワッフル!!
255フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/22(月) 19:43:32 ID:???
>>250
夕食を終え夜もふけた頃、2のA一行は、とある広間に集められる。
風香「いったいなんだろう?」史伽「眠たいですー」
あやか「糸色先生、いったい何なのですか?」
望「・・・・・・」
時田「それは、私からご説明しましょう。まずは、この映像をご覧ください」

古ぼけたフィルムから映し出される映像、古ぼけた声で映像の解説が始まる。
「糸色家御見合いの儀についてご説明いたします」
木乃香「お見合い?そういえば、糸色先生はお見合いをするんやったなぁ」
刹那「でも、それが私たちと何の関係が・・・?」
「場所は当領地内、期間は丸一日、子の刻より24時間が対象となります」
楓「領地内?それに24時間が対象とはいったい・・・」
「その間、目が合った時点でお見合いは成立となり、その2名には即、結婚していただきます」
そこで、映像が途切れる。
時田「以上が、糸色家御見合いの儀でございます」
明日菜「目が合ったら即結婚!?何よ、その無茶苦茶なルール!」
古菲「日本のお見合いってみんなこうアルカ?」五月 ここの家だけの特別なものですね・・・
エヴァ「ククク・・・古臭い名家というのはえてして訳の分からない風習があるが・・・これはその中でも特にイカれているぞ」
茶々丸「マスター、笑いが黒いです」ゼロ「悪ノ顔ニナッテヤガルゼ」
望「・・・これで分かったでしょう、私が伏し目がちな人間になってしまった理由が」
まき絵「それで、私たちはなにをやればいいの?」アキラ「まさか・・・」
時田「あなた方にも参加していただきます」
256フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/22(月) 19:44:52 ID:???
>>255
のどか「えぇぇぇぇ!」ハルナ「ほっほー、のどか!夕映!これはチャンスなんじゃない?」
夕映「で、ですが、物事には順序というものが・・・」
時田「あなた方だけではありません。旧糸色家領地内、すなわちこの町全体の人間が対象となります。その中で、目が合ったものは・・・」
真名「即、成立。結婚か」時田「E x a c t l y(そのとおりでございます)」
亜子「なんで急にジョジョなん・・・?」ザジ「結婚・・・結構・・・」千雨「だから、こっちを見て言うな」
時田「もっとも、この間は望ぼっちゃまは、誰とも目を合わせようとはしませんけどね」
裕奈「先生側のガードもあるってことね」
美砂「でも、おもしろそうじゃない」円「ちょ、ちょっと美砂・・・」桜子「よーし、頑張るぞー」
千鶴「うふふふ、頑張ってね、夏美ちゃん」夏美「え!?わたしもなの!?」
葉加瀬「まあ、私たちは結婚には興味ないから、楽しく観戦してますね」超「なんだかワクワクしてきたネ」
朝倉「じゃ、実況兼カメラマンは任せて!このバズーカ望遠カメラ持ってきてよかったー」

 AM 0:00
時田「それでは、零時、すなわち子の刻になりした。糸色家御見合いの儀、開始でございます!」
望にとって、2のAにとっての決戦のGONG(銅鑼)が、0時の時報とともに鳴らされた。


美空「あー、いいお湯だったっす。あれ?みんなどこにいったっすか?」
257マロン名無しさん:2007/10/22(月) 20:37:03 ID:???
美空カワイソス…。
258マロン名無しさん:2007/10/22(月) 20:57:37 ID:???
臼井と同等の気配の無さと、ヒトナミさんと同等の地味さ、か……。
259マロン名無しさん:2007/10/23(火) 00:26:03 ID:???
だが懺悔はあまりに絶望的で似合いそうなシチュエーションである
260マロン名無しさん:2007/10/23(火) 09:46:02 ID:???
エヴァがいるけど出れたのか?
261マロン名無しさん:2007/10/23(火) 17:42:28 ID:???
>>245参照。
学園長が……ゲフンゲフン……な事になってるw
262マロン名無しさん:2007/10/24(水) 20:24:07 ID:MoJsrSv5
保守age
263マロン名無しさん:2007/10/24(水) 20:43:29 ID:???
書き込みがあればsageでも保守出来るから。

またアンチに荒らされるぞ。
264マロン名無しさん:2007/10/25(木) 09:57:06 ID:???
最初から読んだが、面白!!!
糸色サイドが殆どだけど中々JG♪
265マロン名無しさん:2007/10/27(土) 16:06:06 ID:???
保守
266フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/27(土) 20:34:35 ID:???
お見合い開始の銅鑼と同時に、脱兎の如く逃げる望。
その望を、追いかける2のA生徒一同(フラグの立っていない一部の者を除く)

最初に望を見つけたのは・・・・・・

亜子「見つけたでー!」まき絵「先生みーっけ」
亜子・まき絵・裕奈・アキラの運動部4人組であった。

亜子「さー、うちの目を見いやー」
望「甘い!その程度では、私の目は見れませんよ!」
裕奈「バスケ部でアイコンタクトとマークに慣れてる、私も視線も避けられるなんて・・・なんてダッキングテクニック!」
望「私は見ないことに関してはプロです!事あるごとに目を背けてまいりました!例えば!
・職場の不正 ・未成年の飲酒 ・教え子の不純同姓交友 ・教師の問題行動
・捨てられた動物 ・学園長の孫主導によるイジメ ・荒らし ・教え子の銃刀法違反行為
まき絵「むー・・・なら奥の手だー!」
しゅるる
望「うわっ、リボンが生き物のように絡みつく!」
亜子「それだけやないで、アキラ!先生の頭をしっかり押さえてや!」
アキラ「先生・・・ゴメン・・・」
ぐわしっ
望「な、何て力ですか、まるで万力に固定されたようです・・・」
亜子「さー、覚悟しいやー・・・」裕奈「これで逃げられないでしょ」まき絵「アキラの力は百万馬力だからね〜」
望「こ、こんな早々に負けてたまるかぁぁぁぁぁ!」
アキラ「えっ、なに?この力・・・?」
望「残念ですが、私は首の筋力は相当に鍛えられています。押さえたければ、重機でも持ってくすんですね!」
まき絵「・・・その筋力でいつも首を吊ろうとしてたの・・・?」アキラ「それって、死ねるものなの・・・?」
望「よし!、リボンも解けた!では皆さん、今日の24時を過ぎた頃に会いましょう!」
亜子「うわー、逃げられたー」裕奈「逃がすかー!」

望「いきなり窮地でしたね・・・このクラスの人たちは一筋縄では行かないようです。とりあえず、あの蔵に隠れましょう」
267フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/27(土) 20:55:54 ID:???
のどか「せ、せんせー・・・」
望「おっと!その声は、宮崎さんですね」
のどか「は、はい・・・」
望「まあ、あなたなら髪の毛で目が合うことがないですから、安心です。ねえ」
ちら
ハルナ「・・・(のどかの前髪を上げている)」
望「っと、やっぱり危険なので見ません!」
夕映「先生は、のどかが嫌いなのですか・・・?」
望「そんな、悲しそうな声で言わないでください。綾瀬さん」
ハルナ「でも、見たくないって事は、結婚したくないってことなんでしょ?」
のどか「それって、やっぱり私のことが・・・」
望「泣きそうな声で言わないでください。宮崎さん。結婚はまだ早いということです。
お互いをもう少し知ってからでも遅くはありません」
ハルナ「意外と、堅いねぇ、先生」
望「知る前に結婚して、不幸にするよりはましですからね。それに・・・」
のどか「それに?」
望「いえ、これは個人的なことなので言えません。まあ、私は捕まるつもりはありませんから、安心してください」
夕映「・・・わかりました。先生、逃げるならこの抜け道を使ってください」
望「綾瀬さん・・・ありがとうございます」
夕映「ですが、絶対に捕まらないでください。のどかのためにも、わ、私・・・たちのためにも・・・」
望「はい、では、皆さん。また明日に会いましょう」

別室・モニタールーム
時田「ほほう・・・抜け道に逃げ込みましたか」
倫「お兄様も、ああいうこと平然と無意識に言うから、誤解してしまう方がいるというのを自覚されてるのでしょうか?」
時田「まあ、まだまだ始まったばかりです。望ぼっちゃま、決して逃がしませぬぞ!」
千雨「なんで、悪人口調なんだよ・・・」
268マロン名無しさん:2007/10/27(土) 21:22:57 ID:???
あいかわらずクオリティ高ぇぇぇぇぇえ!千雨のツッコミに噴いた
269マロン名無しさん:2007/10/29(月) 04:33:00 ID:???
ネギまキャラは説得が通じるんだな。絶望少女達は絶対に耳は貸さないんだがw
270マロン名無しさん:2007/10/29(月) 10:59:02 ID:???
あっちと違って中学生だしなw本当に早い
271マロン名無しさん:2007/10/29(月) 13:55:32 ID:???
面白い!面白いぞ!
272フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/29(月) 22:36:09 ID:???
説得が通じるのは、糸色先生の無意識フラグ台詞のせいでもあったり
では>>267つづき

狂気の儀式ともいえる糸色家御見合乃儀。
悪乗りする2のAの生徒たちから逃れるべく、望は地下道に入る。
だが、その地下道にも、すでに2のAの追っ手が迫っていた。

望「なんで、蔵からこんな広い洞窟があるのか由来は分かりませんが、とりあえず、ここまでくれば・・・」
明日菜「しくしくしく・・・」
望「っ!ここにまで!・・・神楽坂さん、なにを泣いておられるのですか?こんな妙な場所で」
明日菜「せんせぃ・・・聞いてください。木乃香が私の目の色がおかしいって笑うんです・・・」
望「こ、近衛さんが・・・それで、どのように変なのですか?」
明日菜「目の色が片目つづで違うんです。先生、見てもらえますか?」
望「目の色が違う・・・それは異色症、いわゆるヘテロクロミアというものですね」
明日菜「ヘロクロ・・?なんだか良くわかんないけど、見てくれませんか?」
望「あ、明日では駄目なんですか?今日はちょっと・・・」
明日菜「やっぱり私、おかしいんだ・・・先生にも見てもらえないんじゃ、いっそ、死んじゃおっかなぁ・・・」
望「ちょ、ちょっと待ってください!なんか私のせいで死ぬみたいな言い方しないでください!」
明日菜「じゃあ、みてください。おかしくないかどうか」
望「ですから、今日は事情が事情ですから・・・」
明日菜「死んじゃおっかなー・・・先生に見捨てられたって遺書書いて・・・」
望「だから、そんな遺書を残さないでください!」
明日菜「じゃ、目を見てくれる?みてくれなきゃ死んじゃう」
273フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/29(月) 22:40:56 ID:???
>>272
あやか「どうぞ、死んじゃってください」
望「その声は・・・雪広さん!でも、なぜここに?」明日菜「チッ」
あやか「時田さんが、開始前に私たちにこの町の地下道の地図を配ってくれましたから」
明日菜「うん、だから私もここにこれたの」
望「余計なことを・・・」
あやか「まあ、明日菜さんらしからぬ行動、近衛さんの策ですわね。ま、先生を騙した演技は評価しますけど」
明日菜「むむむ」あやか「なにが「むむむ」ですか?」
望「そ、そうなんですか・・・あー、よかった・・・」
あやか「・・・糸色先生の、生徒の自殺未遂を目の前にしての態度も言いたいことがたくさんありますが、
さ、明日菜さん、負け犬はさっさと退場なさってくださいな」
明日菜「んだとぉー!ショタのあんたには関係ないでしょ!こっちは将来のS級オジサマ候補がかかってんのよ!」
あやか「なんですの!やるのですか!」明日菜「やらいでかー!」
『睨み合う』あやかと明日菜。そこにかけられる声
「見合い成立!」明日菜・あやか「「え?」」
呆然とする2人はそのままトロッコに乗せられ、外に強制排出される。
望「お二人ともー!お幸せにー!・・・危険人物同士が潰しあって助かりました。こんな私にも運というものがあるのですね」

モニタールーム
千雨「おい!同性でも成立なのかよ!」
時田「はい。といっても、この国での同性婚は出来ませんので、単に失格扱いですがね」
千雨「じゃ、出来りゃ、結婚させられるのか・・・」
倫「ちなみに、主役であるお兄様がそうなった場合は、国籍をうつしてでも無理やり結婚させますけどね」
木乃香「お見合いというより、単なるいやがらせやなぁ」
時田「わかります?」倫「父上は、こういうおもしろいことが大好きな人なんですよ」
千雨「うあー・・・なんで糸色先生が、あんな風になったかちょっと分かったような気がした・・・」
木乃香「でも、残念やなぁ、うちがこんなお見合いやったら、即、せっちゃんの目を見るのになぁ」刹那「お、お嬢様・・・」
倫「おやおや、ここでも見合い成立ですわね」時田「仲良きことは美しきかな、ですな」
ザジ「…」千雨「何でこっち見ようとするんだ・・・場所が違うだろ・・・」
274フラグside糸色 お見合大戦:2007/10/29(月) 23:18:30 ID:???
>>273
木乃香「・・・?」倫「どうかしましたか?近衛さん」
刹那「地下道に何かいる・・・人間以外の何かが・・・」
時田「古い地下道ですからなぁ、野生動物たちがおるのかもしれませんな」
木乃香「ちゃうねん・・・動物の気配やない・・・」

地下道
望「地下道の地図が出回っているとなれば・・・ここに長居は無用ですね・・・!?」
逃げる望の前に、人外、いや本来この世界にいない魑魅魍魎が立ちふさがる。
水銀の肉体にぎょろぎょろと瞬きする多数の目玉。泣き声なのか、ヘソーヘソーと奇声を上げている。
望「あ、あわわ・・・な、なんなんですか!これは!時田や父上の新手の嫌がらせですか!?」
古い土地には人の念が凝り固まるという。これはその念の固まりが意思を持ってしまった者、その名をタイs・・・
楓「ニン!」
説明が終わる前に、その固まりを吹き飛ばす巨大手裏剣。
楓「やれやれ、こんなものまでいようとは。さすが、歴史深き地でござる。あやうく、物の怪と結ばれるところでござったな」
望「その声は・・・長瀬さん。樹海の遭難救助に続き、一度ならず二度までも、助かりました・・・
それに、あなたの糸目なら、目を見てるかどうかわかりづらいですから、さらに安心です」
楓「糸目がどうかしたでござるか?」
望「! やはり危ないので、目をそらしておきます」
楓「おやおや、同じ枕で寝た仲ではござらぬか。それに応急処置の為とはいえ、
先生の唇を奪った上に、柔肌を隅々まで存分に見てしまったでござる。責任をとなればならぬでござるな・・・(>>216)」
望「あれは、私の不注意で起こった事です!お願いですから、第2期9話のような妖しい目をしないでください!」
だーーーーーー
楓「おやおや・・・少しからかいすぎたでござるかな♪」

モニタールーム
倫「まさか、あんなのが棲んでたなんて・・・時田」時田「はっ、至急、陰陽師の手配をしておきます」
刹那「私も手伝います。一応、物の怪退治には慣れています」倫「ありがとうございます」
木乃香「がんばってや、せっちゃん♪それとも、旦那様がええか?」刹那「///(言葉も出ないくらい顔真っ赤)」
千雨「・・・なあ、それも突っ込むべきとこだけどよ、他にもないか?突っ込まなきゃならないとこ」
275マロン名無しさん:2007/10/30(火) 06:45:23 ID:???
「むむむ」ワロスww
276マロン名無しさん:2007/10/30(火) 16:09:30 ID:???
GJ♪
277マロン名無しさん:2007/10/31(水) 01:33:56 ID:???
久々に来たら大量に新作が!
278マロン名無しさん:2007/10/31(水) 01:45:50 ID:???
GJさ〜
279マロン名無しさん:2007/10/31(水) 03:43:18 ID:5f7SVk3S
ここに序列愛好会の住民がいるな・・・
280マロン名無しさん:2007/10/31(水) 13:44:38 ID:???
ふと思い浮かんだ

小太郎が修学旅行のネギの立場でまほら学園にいく→学園長やこのかとおしゃべり中
→パルor美空がそれを目撃→小太郎(つり目・黒髪)発見→ふと悪戯を思いつく→糸色先生、生徒達と会話中
そして、


小太郎「お父さん」(※耳と尻尾は隠してる
糸色「!?」

アスナ「先生…どういうことですか!?」
夕映「きっちり答えるです!!!」
のどか「………先生…(泣」
さよ「間違いは見つけたら正解になるんですよね?隠し子決定♪」
糸色「アァァァァァアアッァーーーー(絶句」
281マロン名無しさん:2007/10/31(水) 22:28:38 ID:???
>>280
you書いちゃいなよ
282マロン名無しさん:2007/11/01(木) 00:08:02 ID:???
>>274
GJなんだぜ!
283マロン名無しさん:2007/11/02(金) 22:31:51 ID:???
ワッフルワッフル!
284マロン名無しさん:2007/11/06(火) 01:26:54 ID:???
期待期待期待
285マロン名無しさん:2007/11/06(火) 16:43:17 ID:???
>>280…一方その頃

交「………お前誰だよ?」
ネギ「ええ!?」
カモ「…お前こそ誰だよ」

ネギ「…つまり、キミは叔父さんに会いにこの学園に来たんだね。えっと・・・」
交「『糸色交』一回で覚えろこのチビ助」
ネギ「ええ!?チビって…そんなOTZ」
カモ「おめえの方がチビ助だぞ…」
まとい「…(ウンウン」
ネギ「でもその叔父さんって人、この学園には居ないよね?名簿見たけど名前が無かったし」
カモ「探すにしても探すあても無いぜ…どうすんだ?」
交「別にいいよ、会えなきゃ会えないで一人で生きていくから」
ネギ「そんな!危ないですよ交くん、5歳なのに一人で生きていくなんて…」
交「うるさいな!ほっといてくれよチビ!」
ネギ「(ムカ)駄目ですよ!」
交「しつこいな!離せよこのチビ!」(バキッ
カモ「兄貴!」
ネギ「痛ッ……この…」
交「やるのか、かかってこいよ、チビ助!」
ネギ「くそっ、こうなったら…」
カモ(ちょ待て兄貴、魔法はヤバいって)
ネギ「(大丈夫魔法は使わないから)うりゃあ(スカッ)って・・あれ?」
交「へへへ、なんだよそのヘナチャコパンチは、うりゃあ」(バシッ
ネギ「うぐぅ…このぉ!(ベシッ)あ、当たった」
交「うがぁ、やるじゃねえかチビ」(バキッ
ネギ「そっちの方が小さいじゃないですか」(ボコッ
286マロン名無しさん:2007/11/06(火) 16:59:55 ID:???
>>285…数十分経過

マ太郎「……喧嘩ダナ」
風浦「違うわよマ太郎、あれは友情を高める儀式よ」
晴美(ネギ先生×交くん……ハァハァ)
あびる(ネギ先生には狐のしっぽ…交くんには犬かな?)
奈美「あ、二人とも倒れた」

交「はぁはぁはぁ……お前やるじゃん」
ネギ「交くんこそ……ふぅ…」
交「…くっくっく」ネギ「…あっはっはっは」

カモ「……ふう、一時はどうなる事かと思ったぜ」
まとい「そうですね」
交「でも、実際これからどうすりゃいいんだ?家に戻ってもややこしいだけだし
  叔父さんは何処にいるかわかんないし…」
ネギ「じゃあ、しばらく僕のところで暮らしませんか?」
交「え…いいのか!?」
ネギ「友達が困っているのにほっとけませんよ」
交「チビ助……お前…」
ネギ「ネギです『ネギ・スプリングフィールド』です」
交「……恩に着るよ、ネギ」

マ太郎「“雨降ッテ地固マル”ダナ」
風浦「きれいにまとまったわね♪」
287マロン名無しさん:2007/11/06(火) 17:19:22 ID:???
>>286
ネギ「そろそろ晩御飯の時間ですし、行きましょうか」
交「そうだな、んでネギの家ってどんな所なんだ(ワクワク」
ネギ「目の前ですよ」
交「目の前って……学校・・だよな?」
ネギ「ええ、学校ですよ」

『宿直室』
交「ここ?」
ネギ「ええ、ここですよ」
カモ「前に住んでたと所が放火にあってな、俺ら二人今はここに住ませてもらってるんだ」


真夜「へくっしゅん!!!……ネギ先生(ポッ」

ガラガラガラ
霧「せ〜んせ♪おかえり」
ネギ「小森さん、ただいま」カモ「よっ帰ったぜ」
交「…この姉ちゃん誰?ネギの彼女?」
霧「///」
ネギ「違いますよ(汗)彼女は小森霧さんといって
  (中略)・・と言うわけで今は学校にいるんですよ」
交「ふ〜ん、そうなんだ。よろしく霧姉ちゃん」
霧「よろしく(この子も・・可愛い(///」
まとい「……」
288マロン名無しさん:2007/11/06(火) 17:42:56 ID:???
>>287…5人で晩御飯を食べ終わったその後……あれ?一人多い?
じ〜
霧「…………」
じ〜〜
まとい「…………」

ネギ(何があったんだろう?二人して睨み合ってるなんて……)
カモ(つか、いつの間にか、まといと一緒に晩飯喰ってたし…何時から居たんだ?)
交(もう十分くらい経ってるよな……なあネギ、あの二人って仲悪いの?)
ネギ(よくわからないな……小森さんは殆ど授業にでないし
   常月さんは授業に出てもカモくんばっかり見てるし…)
カモ(兄貴、四六時中監視の目に晒されてるのって…辛いんすよ(泣)

霧「……あなたには絶対にあげない!(ネギを」
まとい「……あんたになんか絶対に渡さないから!(カモを」
ネギ「!?」カモ「なんだ!?」交「!?」

霧&まとい「「………ん?」」「誰を?」「彼を」……「あなたは?」「せんせ〜を」
     「「・………」」

霧「(先生目当てじゃなかったんだ)……頑張って」
まとい「(カモ様を狙う悪魔じゃなかったのね)……そちらこそ」

原作ではありえない友情が……芽生えた?
289マロン名無しさん:2007/11/06(火) 18:04:49 ID:???
絶望側だけじゃなくてネギも結構順応してるな
290マロン名無しさん:2007/11/06(火) 19:51:04 ID:???
>>285->>288
GJ!仲良き事は微笑ましきかなw
291フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/07(水) 00:07:03 ID:???
ネギと交の友情は、良い意味で意表を衝かれましたなー、
そういえば、互いにお父さんが行方不明なんですよね。

>>274 いまだに続いているお見合い話

望が魑魅魍魎あふれる地下道を抜け出したとき、すでに日は昇りだしていた。おそらく、今は午前6時くらいなのだろう。
もともと。体力の無い望に、朝の日差しが刺さる。その光に眠気を誘われる。
だが、簡単に眠るわけにはいかない。眠ったとして、目が覚めた先に誰かがいたら、その時点でGAMEOVERなのだから。

鳴滝姉妹「「せんせーおはよー!」」
望「その声は、風香さんと史伽さんですね。おはようございます」
鳴滝姉妹「こっち見て挨拶してくださいですー」「それに、どっちが風香でどっちが史伽なの?」
望「見るのは許してください。ええと・・・髪型がツインテールで「ボク」というほうが風香さんで、お団子で語尾に「ですー」が史伽さんですよ」
鳴滝姉妹「でも、いま、ぼくら髪をおろしてるからを同じ髪型になってるんだよー」「ちゃんとぼくらをみてよー」
望「そうは言われましても・・・って、口調まで同じにしないでください!ますます区別がつかないじゃないですか!」
鳴滝姉妹「ちゃんと見れば分かるですー」「目をそらさないで見てくださいですー」
望「だから、口調が・・・それに、髪型も同じにするなんて・・・体形は2人とも全く一緒・・・どうすれば・・・」
鳴滝姉妹「ぼくらの区別は、目を見れば解るですー」「他の人も、ぼくらの目で見分けてるですー」
望「だからといって、目を見るわけには・・・そうだ!」鳴滝姉妹「「?」」
望「おとなしくて、奥ゆかしく、『かわいい』ほうが、史伽さんです」(無駄に良い声で)
史伽「えっ///」風香「えーっ!なんだよそれー!なんでだよー!」
望「フッ、かかりましたね。いま照れたほうが史伽さん。怒った方が風香さんです!」
風香「あーっ!しまった・・・」史伽「先生・・・騙したんですか・・・」
望「これが『大人騙し』の一つ、心にも無いことを言う『ホワイトライ』ですよ、では、これにて!」
史伽「よくも乙女心を弄んでくれたですー!逃がさないですー!」風香「うわ・・・史伽が怒った・・・」
292フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/07(水) 00:20:09 ID:???
>>291

ばったり
美空「!」望「?」
美空「やった!先生と目があった!これで、地味とか空気とかおさらばっス!ねんがんのメインヒロインの座をゲッチュウっス!」
望「・・・? はて、声はすれども、姿が見えず・・・」
美空「え?」
望「しかし、声がするということは、誰かがいるということですね。こっちは危険です、別の道を逃げましょう」
スタスタ
美空「・・・・・・・・・・・・」

美空「あ・・・見つかって逃げられないようにってやっておいたステルス魔法の解除忘れてたス・・・これじゃ誰にも見えないスね・・・」

美空「・・・・・・・・・・・・」

美空「・・・・・・あれ・・・ステルス解除、どうやるんだっけ・・・」

美空「・・・・・・・・・・・・」

美空「誰っスか・・・「解除しても    は見えねーよプゲラ」とか思った奴は・・・」
293フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/07(水) 00:49:19 ID:???
>>292
美砂「そこのお疲れなおにーさん♪」望「ん?」
円「ちょ、ちょっとよっていかない・・・」望「は?」
桜子「たーっぷりサービスするよー♪」望「・・・パブの呼び込みですか?」
美砂「いろんなところをマッサージしてあげるわよ♪」(ギュッ)
望「ちょっ、抱きつかないでください」桜子「あれー、あんまり効果がないよー?」
美砂「ほーら、当たってるんじゃないのよー当ててるのよー♪ほら、円と桜子も!」
円「せ、先生ゴメン・・・」(ギュ)桜子「みんなで抱きついちゃえー♪」(ギュ)
望「・・・新手のおしくらまんじゅうですか・・・?」
ギュギュギュギュ・・・
美砂「さすがは、糸色先生。これくらいじゃ揺るがないか・・・」
望「あぁ・・・そういう作戦だったのですか・・・残念ですね。その程度の色香はもう耐性がついています」
円「それ、あんまり威張るようなことじゃ・・・」桜子「先生って、意外と経験豊富・・・?」
望「人聞きの悪いことを言わないでください!柿崎さん、色気には自信があるようですが、
私から見れば、まだまだ子供です。あきらめてください」
美砂「グサッ」円「あー、美砂がショック受けてる」桜子「唯一のとりえの全否定だもんねー」

モニタールーム
千雨「へぇ・・・意外とそういうのには耐性あるんだ」
倫「えぇ、一時期、男女区別無くやんちゃしていた時期がありましたから」
千雨「男女区別無くって・・・でも、ますます意外だな。先生にも、遊んでいた時期があったなんて」
倫「あの頃のお兄様は、縁お兄様の事もあって、相当に荒れていましたから・・・」
木乃香「あ、また逃げた」
時田「なんの、まだまだ追撃の手はありますぞ。ついでに増援もあります。
この日の為に見合い系サイトから選りすぐりの刺客を集めたのですからな!」
千雨「もう、結婚相手選びとか、どうでも良くなってねぇか、それ・・・」
294マロン名無しさん:2007/11/07(水) 00:53:58 ID:???
GJ!
職人の尽きないスレだな
295マロン名無しさん:2007/11/07(水) 06:27:37 ID:???
ああ、やっぱsideネギもside糸色も面白くていいなあ、GJでした!
…………美空、ついでに美砂吉っつぁん…………イ`…………w
296マロン名無しさん:2007/11/07(水) 06:48:05 ID:???
>>285-287
何でネギが年下の交に敬語で話すんだよ。いくらなんでもそこまで気を遣わんだろ。
アーニャや小太郎にはタメ口なのに。
297マロン名無しさん:2007/11/08(木) 02:16:10 ID:???
こっちのスレでやった方が、効率が良いと思うんだけど・・・
こっち(と言うかネギまスレ全体)が過疎だし、スレの乱立で同じネギま信者の質を下げない為にも、次スレからはこっちでやったらどうだろう?

ネギま!×好きな作品クロス小説スレ3時間目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1176289424/
298マロン名無しさん:2007/11/08(木) 11:44:24 ID:???
向こうのルール違反にならんかね?
糸色サイドは、ネギ先生抜きの絶望先生主人公で進むし、
ネギサイドは、麻帆良生徒・先生がほとんど出ない上に、出てもネギと絡めるのが難しいし
クロスというか、キャラ交換だからなぁ、こっちは。
299マロン名無しさん:2007/11/08(木) 11:57:43 ID:???
あと600レスくらいついたらもう一度言ってみてくれ。
その頃の雰囲気による
300マロン名無しさん:2007/11/08(木) 12:25:36 ID:???
「ネギま!の○○がデスノートを拾ったら」のスレ(現在2スレ目)
並に分類難しいな。

>>298の言うようにクロスオーバーとは違う。
エロパロの如くエロくない、てかエロ無し。
キャラ個別……んなっこたない。

>>299の言うとおりもう少し様子を見るべきだな。
301マロン名無しさん:2007/11/08(木) 20:37:05 ID:???
職人達GJ!
もう俺の初めてやってもいい。
302マロン名無しさん:2007/11/09(金) 21:05:09 ID:???
>>300
あっちはもうスレというか作者の暴走にも見えるがなw
303マロン名無しさん:2007/11/10(土) 01:52:26 ID:???
>>298
あっちのスレは、合併には好意的な見方だね。

まあ確かにネギま系のスレ過疎なんだよなあ…それに他の信者が暴走して中身の無い羅列スレ立てて同じ信者の評価を下げてるのも事実なんだよねえ…。

これ以上信者の質を下げてしまうと立場が危うくなってマロンに居られなくなる可能性も無い事は無いよね…。
304マロン名無しさん:2007/11/12(月) 01:32:22 ID:???
どこの住人が自治に来てるかは知らんが、合併合併騒ぎ杉。
そんな事言ってる暇があるならSSでも書け。
305マロン名無しさん:2007/11/12(月) 19:55:02 ID:???
まあ、嘆いていても仕方が無い。
とりあえず、誕生日SSなるものを書いてみる。
ちょっと大人で下なな話かもしれないので、
嫌いな方はスルーライフを
306フラグside糸色 楓誕生日:2007/11/12(月) 20:04:42 ID:???
風香「楓姉おめでとー」
史伽「おめでとうですぅ」
楓「あいあい。ありがとうでござる」
望「ん?長瀬さんに風香さんと史伽さん。なにがめでたいのですか?」
風香「今日は楓姉の誕生日なんだよ」
望「誕生日・・・ですか・・・」
史伽「そういえば、糸色先生も11月生まれですぅ」
楓「4日でござったな。でも何ゆえ、拙者たちに黙ってたのでござるか?結局知ったのは過ぎてしまった後でござったよ」
望「い、いえ、この歳になるともう誕生日を祝ってもらうのは・・・それに・・・」
風香「それに?」
倫「それは、私からご説明いたしますわ」
望「倫!なぜここに!まさか『アレ』を教えるのですか!?」
史伽「アレ?」
倫「お兄様の誕生日、11月4日。それを10ヶ月と10日逆算なさってください」
楓「ええと・・・」
風香「大体、12月25日・・・それが何か?」
倫「つまり、お兄様はクリスマスに仕込まれた『クリスマスベイビー』と推測されるのです!!」
望「言うなぁぁぁぁぁぁ!」
倫「それをご学友から指摘されたとき、お兄様はクリスマスと誕生日を素直に祝えなくなってしまったのです」
史伽「どれだけネガティブなんですか・・・」
307フラグside糸色 楓誕生日:2007/11/12(月) 20:06:22 ID:???
望「忘れて浮かれようとしても、その事実がどうしても頭によぎってしまい、浮かれた心も冷めてしまう・・・
    絶 望 し た!! 1 1 月 4 日 生 ま れ に 絶 望 し た ! !」
風香「ふーん・・・じゃ、先生のお父さんとお母さんにとって糸色先生が最高のクリスマスプレゼントになったんだねー」
望「ぶん殴るぞこのガキ!!」
倫「お兄様、言葉遣いが」
史伽「先生怖いですぅ」
楓「はっはっはっ、糸色先生も激昂することがあるのでござるな、これは新鮮な発見でござる」
望「こうなったら、楓さんも、笑って正月を迎えられないようにしてあげます・・・
本日、11月12日から十月十日を逆算すれば、1月2日になります
すなわちお正月、いえ、姫はじめベビーということになるんですよ!
元旦の深夜に浮かれた親から生まれたのがあなたなんです!」
楓「・・・・・・・・」
風香「・・・ねえ、姫はじめってなあに?」
倫「まだ、風香さんたちには早い大人の話です」
楓「・・・・・・・・」
史伽「か、楓姉?」
望「ショックを受けたようですね。まったく、人の逆鱗に触れるからこうなるのです」
楓「・・・・・・・・下世話な事実を伝えていただき、かたじけないでござる。ところで、先生は姫はじめは済んでるのでござるかな?」
望「えっ?」
風香「か、楓姉、め、目が・・・」
史伽「糸色先生の怒りとは違う怖さがあるですぅ・・・」
楓「まさか、まだ、なんてことは無いでござろうなぁ。これだけの講釈を並べて、何より、立派なモノを持ってるでござるし・・・」
望「ちょ、どこで私の・・・」楓「大自然の開放感というのは、身も心も大きくするのでござろうなぁ・・・いやはや、記録できなかったのが悔やまれるでござるよ」
望「う、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダッ
風香「糸色先生が・・・」
史伽「泣き叫びながら走り去って行くですぅ・・・」
倫「・・・あの、楓さん、そのお話、後でじっくり」
308マロン名無しさん:2007/11/13(火) 01:04:23 ID:???
なんという絶望バースデイw
309マロン名無しさん:2007/11/14(水) 00:09:30 ID:???
なんとか還元水噴いたwww
310マロン名無しさん:2007/11/15(木) 13:59:01 ID:???
絶望可愛いよ絶望
311マロン名無しさん:2007/11/17(土) 11:41:04 ID:???
絶望した!過疎っているこのスレの現状に絶望した!
312マロン名無しさん:2007/11/17(土) 18:59:07 ID:???
過疎っているというか
実質ss書くの一人?しかいないから
盛り上げようも無いだろ
313マロン名無しさん:2007/11/17(土) 19:06:59 ID:???
作者さんがんばれー
314彼の運命は結局…:2007/11/17(土) 22:58:25 ID:???
>>280の続きです。

望「…………ハッ!」
亜子「先生、目ぇ覚めた?」
望「あああああああ!!!!!!違いますよ〜!!!!あの子は私の、私の息子なんかじゃあああ!!!!!!!!」
亜子「先生落ち着いて、その誤解はもう解けたって」
望「ああああああああああ……って誤解!?」
亜子「そうですよ、あれは美空とハルナの悪戯やったんやて」
望「……………ふぅ、そうだったんですか。ところで亜子さん」
亜子「はい?」
望「何故私は保健室に居るのでしょうか?そしてこの顔の包帯は何ですか?」
亜子「それはな、先生が>>280の後に錯乱してどこかに走っていってもうたんやけど、
   その方向にさっちゃんの店があってな、先生そのまま店につっこんで煮えたぎる熱湯が」
望「まさか…その熱湯をかぶって志○雄○実状態に!?」
亜子「入った鍋に指先が触れてよろけて冷蔵庫に頭ぶつけてケチャップまみれになって
   んで気絶してもーたんや。私ケチャップ見て血と勘違いして慌てて包帯を巻きまくったにゃ」 
望「(にゃ?)……じゃあ包帯外していいですね(スルスルスル
  それでその後、私を保健室に運んでくれたと、そういうことですね?」
亜子「はい、あ、授業の方は自習になってま…」

ドタドタドタドタ

のどか「はぁはぁ…先生」
望「宮崎さんどうしたんですか?そんなに慌てて」
のどか「大変なんです!急いであの二人を止めてください!」
望「あの二人?」
315彼の運命は結局…:2007/11/17(土) 23:28:23 ID:???
>>314 3−A教室内

あやか「絶対に離しませんわよ!」(グググッ
千鶴「あらあら、それは私の台詞よあやか♪」(グググッ
小太郎「………」

望「………あの、これは一体?」
明日菜「先生、ああ無事で良かった♪」
望「誰かさん達に追い詰められなければ無事でしたけど」(ギロッ
明日菜「あはははははは……ごめんなさい」
夕映「誤解されるような反応するからです」
刹那「全くですね」
望「まぁその事はとりあえず置いといて、これは一体どういう事なんでしょうか?
  私をお父さん呼ばわりしたあの少年が、那波さんと雪広さんに引っ張られてるのか?
  それと…早乙女さんと春日さんが天井に吊るされているのかを」
明日菜「あの二人は悪戯した罰にみんなで締め上げて縄でくくって吊るしてるの」
ハルナ「いたッ…ホントにすみませんでした、だからもう降ろしてって!」(ぶら〜ん
美空「軸がぶれてるOPじゃないんすから、何もこんな風にぶら下げなくっても…」(ぶら〜ん
望「まぁ大体想像ついてますが…あ、風香さんに史伽さんシュールなんで二人を棒で突っつくのはやめなさい」
風香&史伽「「ええーーー」」

望「私が知りたいのはあちらの少年の方なんですが……」
このか「あの子は犬上小太郎くん、うちのおとーさんの頼みで用事でこっちにきたんや」
316彼の運命は結局…:2007/11/18(日) 00:00:48 ID:???
>>315
このか「んで、あの二人の悪戯を1000円で引き受けてやったんやって」
刹那「その後、明日菜さん達に問い詰められて元凶の二人を捕まえた後とりあえず教室に連れてきたんですが…」
このか「んで小太郎くん、みんなの前で色々質問責めあってな、誰がな前の授業の
   “人生の間違い探し”と“生まれてきたことが人生の間違い”なんかが話題になってな」
刹那「そしたら彼がこういったんですよ……」

   “姉ちゃん達はまだええほうやで、俺なんか赤ん坊の時に親に捨てられて大半は一人で生きてきたんやから♪”(笑)
明日菜「この言葉が…いいんちょのショタ魂に火が付いて…」

あやか「なんて…健気な……そうよ!小太郎くん、貴方私と暮らしませんか?」
小太郎「はあ!?」
あやか「貴方は一人なんかじゃありませんわ、私が貴方に色々と教えて差し上げますわ」(ハァハァハァ
明日菜「やめなさいよ、ショタコンいいんちょ!」
あやか「気の強いところやヤンチャなところは子供の頃の明日菜さんそっくりですわ(ハァハァハァ
明日菜「ちょ、人の話を聞きなさいよ!!!」
あやか「ああ〜んもう我慢できませんわ♪小太郎く〜ん♪(抱き付き」

スカッ「!?(あやか」ボフッ「!?(小太郎」

千鶴「あらあら、駄目じゃないのあやかったら」
小太郎「???あ、ありがと…なええっと…」
千鶴「私の名前は千鶴よ小太郎くん♪」(ムギュッ
317彼の運命は結局…:2007/11/18(日) 00:18:51 ID:???
>>316
あやか「!!!千鶴さん…まさか貴方!」
千鶴「小太郎君は私と暮らすのよ♪」
小太郎「!?」

(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


明日菜「……という訳なんですよ」
望「それでこれを止めてほしいと宮崎さんが私を呼びにきたと」
のどか「はい…でどうしたら止まるのでしょう?」
望「ふむ……私に濡れ衣着せかけたあの少年には悪いですが…」
このか「まさか見捨てるつもりなん?」
明日菜「先生、まだ根に持ってるんだ」
望「見捨てるつもりはありませんが、あの二人を見てください」

あやか「ふっふっふ」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
千鶴「あらあらあら」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

望「彼女達は彼を引っ張っりあっててるんです!」
刹那「いや、それはわかってます」
望「全ての万物・物事・些細な事もすべて、引っ張り合っているんですよ!!!」
美空「…また始まるんすね……痛ッ!ちょッ突っつくな双子!」

望「我々が住むこの星『地球』も月との遠心力=引っ張り合うことで成り立っているんです!
  地球上でも磁力のS極とN極が引っ張り合っているのです!
318マロン名無しさん:2007/11/18(日) 00:34:24 ID:???
sien
319彼の運命は結局…:2007/11/18(日) 00:41:41 ID:???
>>317
望「ニュートンが発見した万有引力、我々はこの地球に重力で引っ張られているのです!
  つまり人間は引っ張り合うことからは逃れることは出来ない!!!
・腐れ縁
・赤い糸
・筋肉の収縮運動
・納豆のうっとおしいネバネバ
・バーゲンセールでの服の取り合い
・ジョー○ター家とDioの因縁

 絶望した!引っ張られ続ける事から逃れられない事に絶望した!!!」

刹那「………で先生、結論は?」
望「ほっときましょう」
明日菜「ちょッ!結局見捨てるんですか!?」
望「長ネギで刺し殺されたり、権力で社会的に抹殺されるなんて、私は嫌だ!!!」
刹那「自殺自殺騒いでる人が何を今更……」
望「勘違いしないで頂きたい。私はいずれ自殺します、でも殺されるのは嫌なんだあ!!!」
このか「小太郎くんぐったりしてきてるで」

小太郎(女の人ぶっ飛ばすわけにもいかんしな…どないしたらええんやろ……はぁ…)


真名「…お前達いい加g「いい加減にしてよ二人とも!!!」
320彼の運命は結局…:2007/11/18(日) 01:04:23 ID:???
>>319
夏美「どうして二人ともそんな事で争ってるの!!!」
真名(パクパクパク)
あやか「夏美さん、貴方には関係ありませんわ!」
千鶴「そうよ夏美ちゃん、これは私とあやか、どっちが小太郎君と一緒に暮らすか…」

夏美「意味ないよそんな事!だって、二人とも同じ部屋に住んでるじゃないの!!!!!」
あやか&千鶴「「…………あ」」


望「そういえば二人とも寮は同じ部屋でしたね」
明日菜「そういえば…そうだったわ」
刹那「二人の気迫が凄すぎて忘れていました」
のどか「良かったです」
このか「なにわともあれこれで解決したんとちゃうん?」

小太郎「ちょ待ってや!俺関西からの使いできただけやから関西に帰らなあかんねんで!」
あやか「駄目ですわ、一人で生きていくなんて…寂しすぎますわ」
千鶴「そんなの駄目よ♪小太郎くんみんなで一緒に暮らさない?」
小太郎「………そんな目で見んといてえな…」
トゥルルルルル トゥルルルル ガチャ
あ、もしもしおとーさん?私やけど(中略)…うん、わかったほなな!

このか「見聞を広める一環に暫く麻帆良学園のお世話になっとけって♪」
小太郎「え!?マジで!?」
あやか「近衛さん、このご恩は一生忘れませんわ」
千鶴「ありがとう、木乃香さん」
321彼の運命は結局…:2007/11/18(日) 01:31:56 ID:???
>>320
こうして犬上小太郎、彼の運命は結局…
原作通りに女子寮の665号室で『村上小太郎』として居候する事となった
しかし原作通りではありえないことが……


あやか「でも女子寮で男子が居るのに何か理由がありませんと…」
千鶴「じゃああやかの弟って事にすれば?事情があって一緒に住むことになったって」
あやか「それいただきです♪今日から貴方は“雪広小太郎”ですわ」
小太郎「まぁ苗字変わるくらい別にええけどな。あ、ちょっとトイレ」(トタトタ
千鶴「あらあらそれじゃあよろしくねあやか♪いいえ、私のお姉ちゃん♪」

あやか「……ちょっとお待ちなさい、どうして私が千鶴さんの姉にならなければいけないのかしら?」
千鶴「だって、私と小太郎くんが結ばれたらあやかはお義姉さんになるじゃない♪」
あやか「そんな事認めませんわよ。大体、小太郎君は私の・・」(ゴゴゴゴゴゴゴ
千鶴「“弟”ね。でもね、雪広財閥のお嬢様が血が繋がっていないとはいえ、
   弟といかがわしい関係になった、なんて……大スキャンダルね♪」
あやか「!!!千鶴さん…まさかそれが狙いで」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
千鶴「ふっふっふ、勝負は既に始まっているのよ」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジャァ―トタトタトタ
小太郎「ん?姉ちゃん達どないしたん?」
あやか「小太郎くん、今日から貴方は『村上小太郎』ですわ、いいですわね!!!」
小太郎「え?また変わるん?」

あやか&千鶴「「絶対に……負けられない!!!」」

こうして仲の良かった二人の友情は砕け散り恋のライバルとして水面下で戦い合うのであった…
322彼の運命は結局…:2007/11/18(日) 01:58:02 ID:???
>>321 あ、忘れてましたねあの人たち

望「夕焼けか…綺麗ですね。小太郎くん問題も綺麗に解決、今日は疲れた一日でした…
  とっとと帰って・・おや?誰かまだ教室にいますね……誰でしょうか?」

ハルナ「ねえ、私達いつまで吊るされてるんだろ?」
美空「さぁ〜?双子も飽きてずっと前に帰っちゃったし…」

ハルナ&美空「「誰か降ろして―――!!!!!」」

望「……まだ問題が残っていましたか」


一方屋上では…
真名(………諸君、私は仔犬が好きだ 諸君私は仔犬が好きだ)
   (長いから全略)
真名(しかしどんなに仔犬が可愛くても……『恋人』には出来ない!こんなに愛しているのに)
  (だが、そんな私にも運が巡ってきた。“魔眼”で彼がイヌ耳だという事を見抜いていた)
  (さらに、刹那と同様に妖怪とのハーフだという情報もこっそり得ていた!)
  (あの二人が争ってる状態で“漁夫の利”を得て彼を我が手中にしたかったのに…)
>>319の最後の行&>>320の2行目参照

真名「絶望した!漁夫の利を得損ねた自分に絶望した!!!!!!」

望「あ、誰かが私の台詞を無断で使用しているような気が…」
「「先生そんなこといいから早く助けて!!!」」

  fin?
323マロン名無しさん:2007/11/18(日) 06:28:36 ID:???
GJ!!!堪能した
>>315
OP、「軸がぶれている」なんだw
それならば、「後ろ手合掌縛り」の刹那とか「駿河問い縛り」のいいんちょとか
妊娠八ヵ月の木乃香が観れたりするのだろうか?
324マロン名無しさん:2007/11/18(日) 06:36:05 ID:???
うわー……ガンバレコタロー、耐えろパル&美空w
続き楽しみに待ってます、GJでした!
あと、sideネギの人マダー?(AA略)
325フラグsideネギ:2007/11/18(日) 21:10:14 ID:???
たまにはネギサイドを、お見合いも完結させないとな・・・

某高校・2のへ
ネギ「はい、では次を音無さん、読んでください」
芽留「・・・・・・」
ネギ「あの、音無さん?」
芽留「・・・・・・・・・・・・・」
千里「ネギ先生、音無さんは極度の口下手で、あまりしゃべらないんです」
ネギ「は、はあ・・・」
カモ「本当にいろいろな奴がいるな・・・」
ネギ「困りましたね・・・どうコミニケーションを取れば・・・」
芽留「・・・・・・」
カエレ「イライラするなぁ、いいたいことがあればはっきり言えばいいじゃないの!訴えるよ!」
カモ「カエレの姐さんは、はっきり言いすぎだぜ。というか、何で訴えるんだよ」
芽留「ぁ・・・・ぁの・・・」
ネギ「これは・・・メールアドレス?」
千里「その娘、恥ずかしがり屋で、メールでしか会話できないんです」
ネギ「なにか、あったのかなぁ・・・とりあえず、ぼくからメールを送りますね。えっと、『こんにちわ』っと・・・」
ぴろりぱらぴりろら
芽留「・・・」めるめる
ピロリパラピリロラ
ネギ「返信がきたみたいですね、えっと・・・」
326フラグsideネギ:2007/11/18(日) 21:34:23 ID:???
芽留『バーカ いつもいつもいい子ぶってんじゃねーよ、お子ちゃまが』
ネギ「え・・・えぇ!?」
芽留『オレだよオレ、お前の目の前にいるオレだよ、チビメガネ お子ちゃまだからわかんねーか?』
ネギ「う・・・うぇ・・・」
カモ「うっわー、メールじゃ毒舌なのかよ。あーあ、アニキ涙目になっちまってるよ」
ネギ「ひ、ひどい・・・ぐす・・・」
カエレ「へぇ、メールだと、いいたいこと言えるんだ。じゃあ、私と対等に言い合えるって訳ね。
ほら、アドレス送ったから何とか言って見なさい」
芽留「・・・」めるめる
ぴろりぱら(ry
カエレ「どれどれ・・・」
芽留『SSだと、文字だけだからパンツキャラの存在意義ねーよな。エセ留学生キャラも、本物の海外組がいるし、
エピソード無かったことになって、いつの間にかいたって扱いで残念だよな。プッ』
カエレ「・・・!!う、訴えてやる!!!」
芽留 もじもじもじもじ
カエレ「もじもじと、かわいこぶってじゃねーよ!このメール弁慶が!」
めるめるめる
芽留『おまえ、父親探してるって言ってるけど、じつは親父に捨てられてんじゃねーのか?
大体、行方不明になって1年後にお前生まれてんだから、孕ませた責任を取るのがいやで逃げたんじゃねーの?
かわいそうだよなー、おまえ』
ネギ「ぅぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・」
カモ「こ、これはアニキにとってクリティカルだぜ・・・」千里「ありえない話じゃないから余計ダメージあるわね・・・」
ピーピーピー
カモ「ん?これは・・・」
ネギ「・・・電池切れですね。学校での充電は禁止ですよ。さあ、どうします音無さん!」
奈美「ネ、ネギくん、ちょっと怖いよ・・・」カエレ「本気で怒ってる・・・訴える前に手を出しそうな勢いね・・・」
カモ「無理もねぇ・・・アニキにとって、アニキの親父さんは憧れの存在だからな・・・」
芽留「・・・・・・」
ネギ「なんですか?もう甘くしませんよ。いいたいことがあれば、直接その口で言ったらどうです!」
芽留「・・・ニヤリ」
327マロン名無しさん:2007/11/18(日) 21:44:14 ID:???
これはひどいww
328フラグsideネギ:2007/11/18(日) 21:52:28 ID:???
ばっ
ネギ「えっ・・・」カモ「うわっ、服の下に電池がびっしり・・・ってランボーかよ!」
すっ カチャ
カモ「リロードしやがった!」奈美「あの・・・露出に関してはスルーですか?」
めるめるめる
芽留『おっと、お子ちゃまには刺激が強すぎたかな、ほーら、もっと見るか?ファザコン坊や♪』
ネギ「ファ、ファザコ・・・」千里「っていうか、着信拒否か電源切ればいいんじゃないですか?」
めるめるめる
まとい「あれ、私の携帯にメールが・・・」カモ「いたのかよ」まとい「ずっと。えっと、メールは・・・」
芽留『いくら原作を外れるっても、獣はねーだろ。獣道すぎるぜ。おっと、うまい事言ったか?』
まとい「うぁ・・・」
めるめるめる
千里「今度は私!?」
芽留『やっぱり、おまえは、委員用キャラ、なん
だな。キャラの、引き、出し、乏しいな。きっちり、ちりち
り、真ん中分け。」
千里「な、何よ、この無駄な改行・句点・句読点!きっちりしなさい!イライラする!」
めるめるめる
奈美「えっ、私も!?」 芽留『 並 』
奈美「た、たった一文字なのに、心に深く突き刺さる・・・というか、私もエピソード飛ばされてる・・・」
ネギ「教室が殺伐としたふいんきに・・・どうすれば・・・」
カモ「アニキ、落ち着け。それに、ふいんきじゃなくって雰囲気(ふんいき)だから」
可符香「ネギくん、私の席、圏外だよ」
ネギ「・・・それだ!可符香さんと音無さん、強制で席交換!」
329フラグsideネギ:2007/11/18(日) 22:18:06 ID:???
芽留「・・・『圏外です』・・・!」
カエレ「これじゃ、毒舌メールは出来ないわね」
ネギ「さあ、音無さん。はっきりと、きっちりと先生やみんなに言いたいことを言ってください!」
千里「あ、私のせりふ・・・」カモ「アニキ・・・相当にキてるな、こりゃ・・・」
芽留「・・・・・・」
カエレ「さあ!」ねぎ「さあ!」カエレ・ネギ「さあ、さあ、 さあ、さあ!」
芽留「・・∇・・・・υ・・・и・・・・a・・?・・・」
カエレ・ネギ「?」
芽留「-r9えヴgpんgq9???????0hg0@あ0gh??0へく??????ぁhさhf:!」
カモ「げっ!芽留の嬢ちゃんが壊れた!」
芽留「?????fskdH!んc菲@h@????!'%!#&(#$(?)"=)エf'#??!!????TGZ*ISm」>??????w@あhふgfrw?????fdq「@jg−!!」
奈美「文字化け!?でも、ほとんどが表示されてないけど・・・」
千里「み、耳が・・不安定になってくる・・・」
ネギ「ラステル・・・だ、駄目だ・・・この音が詠唱を阻害して・・・」
可符香「これは・・・あのときのお母さんと一緒だ!なら、アレで・・・」
ネギ「どんな状況なんですか・・・」カモ「アニキ、可符香の嬢ちゃんに何言っても無駄だぜ・・・」
可符香「えい!」ドゴォ バタ
ネギ「・・・収まりましたね」カモ「というか、可符香の嬢ちゃんが十字架で殴り倒したというのが正しいけどな」
330フラグsideネギ:2007/11/18(日) 22:36:30 ID:???
芽留「・・・はっ」
グシャア・・・ カモ「あーあ、携帯が壊れちまった」
芽留 おろおろ カモ「・・・オロオロしちまって、なんか、かわいそうだな、
ネギ「可符香さん?」
可符香「大丈夫よ、メールや言葉じゃなくても、伝える手段はあります。たとえば目です」
芽留「・・・・・・」
可符香「私たちは親友じゃないですか、さあ、私の目を見て、私が何を言いたいか、解る?」
芽留「・・・・・・・・・・」
コロスコロスコロスコロスコロスコロスコワスコロスコロスコロス・・・
芽留「ヒッ(こいつヤバイ!)」
ダッ ガシッ
芽留 ガクガクブルブルガクガクブルブル
可符香「文字や言葉だけじゃなくても気持ちは伝わるんです!」

校庭
グルグルグルグル
可符香「コチラ地球!コチラ地球!ポロロッカ星応答せよ!」
芽留 グッタリ・・・
グルグルグルグル
カモ「アニキ、止めなくていいのか?芽留の嬢ちゃん、ぐったりしてるぜ?」
ネギ「まあ・・・良い薬ということで、少しは言葉遣いとか性根が変わるでしょう」
カエレ「・・・あなた、そんなに黒かったっけ?訴えられても知らないよ」
奈美「そんなに、お父さんを悪く言われた事が嫌だったんだ・・・」
グルグルグルグル
可符香「そうですか!わざわざ地球まで大変でしたね!」
芽留oO(助けて・・・)
グルグルグルグルグル・・・・

衛星軌道上、謎の未確認飛行物体
杉田ボイスな部下「艦長、謎の通信が届いてますが」
麦人ボイスな艦長「直接ここに通信してくるとは・・・ところで、ポロロッカ星ってなんだね?」
331マロン名無しさん:2007/11/18(日) 23:35:12 ID:???
ワロタwww
332マロン名無しさん:2007/11/19(月) 00:01:08 ID:???
ネギsideキテター!
作者氏GJ!
しっかしどんどん妙な方向に逝ってんなあネギwいーぞもっとやれww
333マロン名無しさん:2007/11/19(月) 01:23:00 ID:???
また違う作品w
334マロン名無しさん:2007/11/19(月) 11:00:08 ID:???
コタローのやつ読んだけどいいんちょは純真無垢な少年が好きなわけだからコタローにハァハァしたりしないよ
335マロン名無しさん:2007/11/19(月) 11:29:56 ID:???
ネギがいない分、本編よりショタに飢えてたから食い付いちゃったんだろ
336マロン名無しさん:2007/11/20(火) 20:29:51 ID:???
作者さんは今のところ、
・交と小太郎のを書いた人
・お見合い編書いてる人
の二人・・・・だけかな?頑張れ♪
337マロン名無しさん:2007/11/22(木) 21:08:12 ID:???
そういやこうゆうスレって何日書き込みなかったら落ちるのかな?

あ、絶望保守!
338マロン名無しさん:2007/11/22(木) 23:03:45 ID:???
保守
339フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/24(土) 23:15:52 ID:???
>>293 からの続き、完結編

長きに渡る戦いも終焉のときが近づいていた。
時田からの嫌がらせ的な刺客も加わり、さらに熾烈を極めた『お見合い』も、
結果としては2-Aの過激な生徒たちとの共倒れになり、徐々に追っ手の数を減らしていた。
PM21:00 終了まであと3時間
満月浮かぶ蔵井沢上空
エヴァ「なんだかんだいって、望の奴が逃げ切れそうだな」
茶々丸「委員長が見れば、この力をもっと他に・・・といいそうですね」
エヴァ「アイツも、もっと力を抜けばいいのに・・・タカミチが『副業』の教師の仕事がおろそかになったせいでもあるが・・・
ところで、ゼロはどこにいった?」
茶々丸「姉さんは久々の自由を満喫して、そこらへんを飛び回ってます」
エヴァ「まあ、誰かに見られたところで『茶々丸と同じロボットだ』といえば納得しそうな連中だしな・・・いっそ、私の素性もばらすか?」
茶々丸「さすがに魔法に関してはまずいかと・・・」
エヴァ「冗談だ。しかし、この手を使えば、修学旅行もいけるか・・・うわっ」
茶々丸「マスター!」
エヴァ「す、すまない・・・ちっ、月蝕で魔力が途切れたか」
茶々丸「長くは隠れないようですが、そろそろ戻りましょう。姉さんも心配です」
エヴァ「そーだな、ゼロも魔力が無いとただの人形だからな。口は減らないが」
340フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/24(土) 23:35:33 ID:???
>>339
糸色家庭園内
がさがさ
望「あと約3時間ほどですが・・・」
亜子「先生どこやー」史伽「街中にはいなかったですぅ」
どたどた
美砂「そっちは!?」アキラ「いない・・・どこにいったんだろう・・・」
どたどたどた
風香「こんなときに、楓姉たちはどこいったのー?」
桜子「うーん、食券100枚で龍宮さん雇っておけば良かったかなー?」
どたどたどたどた
望「これは・・・まるで今までの難関のボスラッシュじゃないですか・・・」
ひゅ〜〜〜
ゼロ「ア〜〜〜〜〜〜」
ごちん
望「痛っ!頭に何かが降ってきた!」
ゼロ「魔力ガ途切レチマッター。動ケネー・・・何見ミテンダヨ」
望「しまった!目を・・・」カシャ
望「って、なんだ、エヴァンジェリンさんの持ってた人形ですか・・・危ない危ない・・・」
ゼロ「喋ッテルノハスルーカヨ」望「いまの最先端技術なら、しゃべる程度は驚きません」
裕奈「!? いま声がした!」円「あそこね!」まき絵「全軍突撃ー♪」
望「クッ、まずい、まずいぞ・・・どうする!」ゼロ「オレニ聞カレテモワカンネーヨ」
望「あぁ・・・玩具に私は何を言っているんでしょうか・・・ん・・待てよ・・・」
341フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/24(土) 23:53:13 ID:???
>>340
ガサガサ・・・
美空「見つけたっ!・・・うっ!」
追っ手たちが見たもの、それは・・・
望「いやぁ・・・可愛い人形ですね・・・スカートの下もちゃんと履いている・・・
ゴスロリだからって、カボチャパンツでお茶を濁すなんで千和駄目だ駄目だ千和ですよ・・・」
ゼロoO(オイ、マテ。何スカートメクッテンダヨ!)
虚ろな目をした望がゼロを持って、ブツブツ呟いている異常な光景だった。
亜子「せ、せんせが・・・」まき絵「人形相手にぶつぶつ言ってる・・・」
裕奈「ど、どうする・・・」アキラ「とりあえず・・・そっとしておこう・・・」
望「もうね、私、疲れましたよ・・・慰めてくれるのはあなただけです・・・」ゼロ「・・・」
風香「え、えーっと・・・」史伽「せ、せんせい怖いですぅ・・・」
望「ここ、なんだかさわがしいですねぇ、ばしょをうつしましょうか、えーっと・・・」ゼロ「ゼロダヨ」
望「ゼ、ゼロたん、今日は一緒に寝ましょうねー・・・」
ふらふらゆらりゆらり
桜子「あ!逃げる!」円「・・・でも、追いかけたくない・・・」美砂「うーん、でもなんか違和感が・・・」
円「じゃ、追いかける?」美砂「いや、遠慮する・・・」

望「ふう・・・どうやら、虎口は脱したようですね。皆さん、わたしの司馬懿並の痴呆芝居に騙されたようです。
まだまだ修行が足りませんね」ゼロ「駄洒落カヨ、クダラネー」
342フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/25(日) 00:40:21 ID:???
>>341
目が合ったものは必ず結婚しなくてはならない。実は、この掟にも例外がある。
【犬、ネコのように、人の形ではないもの。また、人の形をしていても、心の無い物。(例:仏像、人形)は除く】
その例外を用いて、人形や動物たちを利用してお見合いを逃れようという者もいた。
大抵の者はその人形などを使い続けるうちに、愛着が湧き、本当に壊れてしまう者もおり、諸刃の剣でもあった。
その、危険な手段を、望は偶然降ってきたゼロという玩具で利用し、残った刺客たちの追及を逃れ続けた。
残り時間わずか、ぶつぶつと話しかける話題も尽きたとき、突然ゼロから望に質問が飛んだ。
ゼロ「ナア、オマエ、何デココマデシテ、結婚シタガラナインダ?
アイツラダッテ、オ前ヲ慕ッテルンダシ、ナニカ問題デモアルノカ?」
望「生徒が教師への憧れを恋や愛と勘違いするはよくある話です。学校から社会に飛び出せば、想いは消える物です」
ゼロ「ジャ、モシ、ソノ想イガ消エズニ残ッテタラ?
例エバ、一目惚レシテ、10年ヤ20年経ッテモ、オマエガ死ンデモ、オマエノ事ヲ想ウ奴ダッテイルカモ知レネーゾ」
望「そうですね・・・でも、私はその思いを受け取らないでしょうね」
ゼロ「ナンデダ?」
望「私は、人を幸せにする自信がありません。むしろ、私のことを忘れて、別の幸せを掴んでほしいと願います」
ゼロ「デモ、ソイツガオ前ト結バレナカッタラ、幸セニナレネートシタラ?」
望「それは・・・忘れてくれる時間に任せます。私は、いつ自分で死ぬか解りません。そうなって泣かれても困ります」
ゼロ「同ジダナー・・・マア、サスガニ自分デ死ヌマデハ違ウケド」
望「同じ?」ゼロ「似タ話ガアッタンダヨ、ソレモ野郎ノ方ガ死ンジマッテ、女ノ方ハ残サレタッテ話サ」
望「はぁ・・・」
343フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/25(日) 00:49:03 ID:???
>>342
ごわ〜ん
望「やっと終わりましたか・・・」ゼロ「ケケケ、オレガ人形デ良カッタナ」
茶々丸「糸色先生、姉さんを見ませんでしたか?」
望「姉さん・・・?これのことですか?」ゼロ「オ、茶々丸」
茶々丸「先生が拾ってくれたのですね。ありがとうございます」
望「いや、拾ったというよりは降って来たんですが・・・まあ、私も助かりましたよ」
茶々丸「助かった?姉さんが何か?」
望「いえ、ちょっと利用しただけです。それでは、おやすみなさい。私ももうクタクタです・・・」

翌日
望「ふぁ〜、流石に昼前までぐっすり眠ってしまいましたね・・・おや?」
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
望「な、なんですか!?これは!」
木乃香「あ、先生おはようさん」
望「あの、いったい何の審議で・・・」

倫「相手はロボット、人形でしょう?でしたら、成立とはいえません」
超「でモ、【心の無い】とあるネ。茶々丸やゼロには心はあるヨ」
倫「茶々丸さんには心があると認めますけど・・・あの子とは違うでしょ?それに、跡継ぎも残せないでしょうし・・・」
葉加瀬「それじゃ、同性も駄目じゃないですか。でも、同姓だったら国籍を変えてまで結婚させるんでしょ?」
344フラグside糸色 お見合大戦:2007/11/25(日) 01:08:29 ID:???
>>343
望「あの、何の話で・・・」時田「これでございます」
望「これは・・・私とゼロさんが写ってますね」
朝倉「(>>340)目が合った証拠写真で出したんだけど、なんかややこしい事になっちゃって・・・」
木乃香「心の無い人形やから無効やって、倫さんが言うたら、超りんと葉加瀬が・・・」

倫「ともかく、人形なので成立していません!」
超「なんでそんなにムキになってるネ?ははぁ、さては・・・」
倫「な、なんですか!?」
超「倫さん、糸色先生のことが好きネ♪」倫「!!」
ハルナ「あ〜なんか、最初に倫さんからラヴ臭すると思ったら、そういうことか〜」
倫「ち、ちがっこっこれ・・・」
時田「ふむ・・・これでは結論が出ませんな。ならば、あのお方に判断してもらいましょうか」
望「誰にです?まさか・・・」時田「御当主・大さまです」
望「ダメーーーー!!ロボットと私と結婚なんて、面白いこと好きなアイツなら0.5秒で承認するに決まってます!!」
茶々丸「良かったですね、姉さん。貰い手がいて・・・」ゼロ「オマエ、本気デソレイッテルノカ?」
エヴァ「アッハッハッハッハッハ・・・こりゃ面白い!ゼロの嫁入り・・・アハハハハハハハ!」
望「そこのチビ!なに笑い転げてんだ!人の不幸そんなに楽しいか!ネコミミつけるぞ!」
時田「ぼっちゃま、お気を確かに・・・」倫「うがーーーーーーー!!」
葉加瀬「うわっ、倫さんが壊れた!!」超「ちょっとからかいすぎたネ」
木乃香「あははは、刀振り回して照れ隠ししとるで」明日菜「誰か止めなさいよ!木乃香も笑ってるんじゃない!」

夏美「結局、後日、再お見合いということになったそうです」
千鶴「茶々丸さんやゼロちゃんのように、【心のあるロボットは見合い対象になる。】と追記されたそうよ」
夏美「まあ、私はずーっとちづ姉に、振り回されっぱなしだったけどね・・・というか、こんなオチでいいの?」
345マロン名無しさん:2007/11/25(日) 10:19:22 ID:???
なんという望
間違いなく人形好きの変態という噂が流れる
346マロン名無しさん:2007/11/25(日) 18:06:20 ID:???
作者GJwww
倫とチャチャゼロの可愛さは異常
347マロン名無しさん:2007/11/25(日) 21:49:24 ID:???
ぐ、GJ…………って別に>>342でちょっとしんみりなんかしてないんだから!勘違いしないでよね!!














…………期待してるから続き、楽しみに待ってる
348マロン名無しさん:2007/11/26(月) 10:22:27 ID:???
これは萌える
349マロン名無しさん:2007/11/26(月) 16:39:31 ID:???
望も倫も赤松キャラっぽくなってるなw
350マロン名無しさん:2007/11/26(月) 20:41:22 ID:???
ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
351マロン名無しさん:2007/11/28(水) 10:06:27 ID:???
テステス
352280:2007/11/28(水) 18:03:42 ID:???
お見合いの人GJ♪
まさかオチにゼロが来るとは……自分も精進します!
ようやく規制に巻き込まれたのが解除されたっぽいので今すぐにでも書きたいけど…
土曜日の夜ほどに投下します。(また規制されませんように…


以下愚痴、
絶望した!五日ほど書き込みも見ることも出来ない日々に絶望した!!!
353マロン名無しさん:2007/11/28(水) 19:41:29 ID:???
>>352
おかえりなさい&お疲れ様でした。
次の投下を楽しみに待ってます。

職人さん達頑張れ蝶頑張れ!
354マロン名無しさん:2007/11/30(金) 05:07:41 ID:???
保守
355マロン名無しさん:2007/12/01(土) 15:12:30 ID:???
保守
356影と背景:2007/12/01(土) 23:17:22 ID:???
では>>352の予告どおり投下します。


出席番号3番 臼井影郎。2のへ組でクラス委員長をしている
自慢じゃないが僕の影の薄さは尋常ではない
中学の時は3年間皆勤賞だったのに不登校児扱いを受けた…
自分から引きこもってた小森さんじゃないのに…
目立とうと委員長になったのに相変わらず僕の影の薄さは変わらない…
変わろうと努力もした。だが何の変化も無かった

…先生がくるまでは!

ネギ「ネギ・スプリングフィールドです。よろしくお願いします!」

『影と背景』

ネギ「では本日の出席を取ります…」
臼井(……)
ネギ「……臼井影郎さん」
臼井「(!)あ、はいッ」

■放課後

臼井「先生……質問があります」
ネギ「はい、なんですか臼井さん?」
臼井「……えっと…僕の出席はちゃんととってくれていますよ…ね?」
ネギ「?ちゃんと付けていますよ、僕がこのクラスの担任になってから臼井さんは
   毎日ちゃんと授業に出ていますね。」
臼井「………そうですかよかった…ちゃんと見えてるんですね」
カモ「兄貴…一体誰と喋っているんだ?」
ネギ「え?誰って委員長の臼井君とですよ?」
357マロン名無しさん:2007/12/01(土) 23:23:06 ID:???
支援
358影と背景:2007/12/01(土) 23:42:53 ID:???
カモ「……兄貴、眼科行ったほうがいいんじゃないか?」
ネギ「カモくん、なに言ってるの?目の前に居るじゃないですか?」
カモ「だから誰もいないっての」まとい「(コクンコクン」
ネギ「まといさんまで…冗談でも怒るよ。ほら、ここにいるじゃないですか(ググイッ」
臼井「あ、チョッと先生…頭を強く握r(ブチリャ)髪があああ!!!!!!」

カモ・まとい「「…………………………あ、いる」」

■保健室

ネギ「……そうだったんですか。臼井さんは髪が薄いんですか…」
臼井「はい、正直に言いますと、生まれてこの方、髪が濃かったことなんて殆ど無いんですよ……
   …って違いますよ!薄いのは『髪』…も薄いけど『影』ですよ『影』!存在感がないんですよ!
ネギ「あ、すみません!臼井君見てたら頭の方に目がいってて…」
カモ「確かに薄いな……『髪』とっても」まとい「(ウンウン」
臼井「いや、今薄いのは先生が髪を引っ張ったからですよ!」
ネギ「ごめんなさい!カモ君が意地悪してると思ったからついむきになって…ごめんなさい!」
臼井「あ、でも先生は僕なんかのために必死になってくれたんですから(シンミリ」

カモ「でもよ〜臼井。ぶっちゃけるとその影の薄さは異常だぜ例えるんなら、
   スタ○ド能力や特○系念能力ってレベルじゃないのか?」
臼井「それは…自分が一番良くわかってるよ……でもこれは生まれつきなんだ、どうしようもないんだ」
ネギ「臼井さん……」
臼井「でも…いいんです、今まで誰も気が付いてくれなかった……だけど先生は気付いてくれた…
   それだけで、僕は…満足です。(泣」
359影と背景:2007/12/02(日) 00:05:31 ID:???
■宿直室
ネギ「臼井さんを何とかしてあげたい!」
カモ「いくら兄貴でありゃ無理だろ?実を言うと最後の辺じゃ俺もう見えてなかったからな…」
   (つか、何で兄貴には見えてんだ?)
ネギ「でも教師として困っている生徒を見捨てるなんてできないよ!」
交「ふ〜んそんなに影が薄い奴居るんだ。一度見てみたいな」
カモ「いや、だから見えないんだってば」
霧「ネギくん、交くん、晩ご飯できたよ」


ネギ「よし、こうなったらこれを使ってみるしかない!」
カモ「って、これは!?」

『魔法の素丸薬七色セット(大人用)』
ネギ「何かあった時のためにこっそり作っておいたんだ。これで臼井さんの影の薄さを消してみせる!」
カモ「(……あれって体質なのか?)んでその丸薬どんな効果があるんだ?」
ネギ「7種類あるんだけど、一番臼井さんの影の薄さにいいと思うのは…これだ!!!」

つ 惚れ薬

カモ「ちょッ!それって!」
ネギ「これを臼井さんに飲ませれば、臼井さんはモテモテになって皆さん見てくれるようになる!」
カモ「………もり上がってる所悪いんだけど、惚れ薬って……違法だぜ」
ネギ「ええッ!?」
カモ(………無理だなこりゃ)
360影と背景:2007/12/02(日) 00:31:25 ID:???
その後、残りの6種類も試そうとしたがどれも危険・違法・麻薬的…と色々と当てはまり
結局、全て駄目でしたとさ……

ネギ「………もう駄目だorz 困っている生徒を助けることが出来ないなんて……僕は教師失格だ」
カモ「兄貴…」霧「ネギくん…」まとい「先生…」
交「気にするなよネギ、現実なんてそんなもんだよ。全てがうまくいくなんて漫画くらいだっての」
ネギ「でも、僕は助けたいんだ!一人でも多く困っている人を助けたいんだ!」
カモ(兄貴…やっぱあの事件の事まだ気にしてるのか…)

交「(パラパラパラッ)あっはっはっは、こんな悪役いねえよ」
カモ「つか交、さっきから何読んでんだよ?」「ジャ○プ」「マ○ジン読めよ」
ネギ「………!?交君ちょっ…ちょっとそれ見せて!(バサッ」
交「お、おいネギ!?」カモ「ちょと兄貴!?どうしたんだよ?」

ネギ「…………これだッ!!!!!!」

■臼井家:夜

ピンポ〜ン
臼井母「は〜い、あら?どちら様で?」
ネギ「僕は2のへ組の担任のネギ・スプリングフィールドです。臼井影郎くんに用事があって…」
臼井母「ちょっとまって下さいね。影郎〜先生が来てるわよ、影郎〜?あらどこにいったのかしら?」
臼井「先生こんな夜中になんですか?」
臼井母「あら影郎、そんなところに居たの?」
361影と背景:2007/12/02(日) 00:58:11 ID:???
ネギ「……臼井さん…家でも影が薄いんですね…」
臼井「はい…もうなれました……で先生こんな夜中に一体?」
ネギ「これを作ってきました!」

つ 8番目の丸薬

臼井「……これは?」
ネギ「明日の朝、これを飲んで学校に来てください!影の薄さを改善してくれるはずですから!」
臼井「!?ほんとに影の薄さが……でも、どうして僕の為にそこまで?」
ネギ「どうして?そんなの当たり前じゃないですか。僕は2のへ組の先生ですから!
   生徒が困っているのを黙って見過ごすことは出来ませんよ!臼井さん、明日から人生変わりますよ」
臼井「……先生、ありがとうございます(号泣」
カモ(兄貴…つか、ジャ○プの何を見て新薬のヒントを得たんだ?)

■翌日

臼井「(ルンルンルン♪)今日から僕の人生は変わるんだ!もう影が薄いなんて言わせない!」

ガラガラガラ
臼井「みんなーおはよ〜う♪」



ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾワワワワワワワワッッッ!!!!!!!!!!
千里「っう!?」カエレ「グウァッ!?」愛「…(パタリッ」
芽留「!(電波が消え・・!?グアッ)」晴美「な、何コ・レ・・」
あびる「…苦・し・・」真夜「せ・先・・せ(ドタッ」奈美「た・・助・・けて・・・」ことのん「fgふじこlp;@:」

マ太郎「?皆ダイジョーブ?」風浦「ん?どうしたのみんな?」
362マロン名無しさん:2007/12/02(日) 01:13:11 ID:???
しえん
363影と背景:2007/12/02(日) 01:32:45 ID:???
臼井「…………あれ?み、みんな?……ひょっとして、僕のせい?」
自体を悟った影郎は阿鼻叫喚となった教室を飛び出しネギのいる宿直室へと向かったが……

■宿直室
霧「う…ぐああああ!!!!!」カモ「譲ちゃん!しっかりしろ!」
まとい「カモ…さ・・ま思い出をありが・・と・・・・・ゴハッ(パタリ」
カモ「まといいいいい!!!!!死ぬなああああ!!!!兄貴!早く!あの薬の解毒剤を臼井に!!!!」
ネギ「……そ、そんな…僕は…僕はただ…ああああああ(大泣」カモ「何をしてるだああああ兄貴いいいいい!!!!」

その後、カモの決死の行動により薬を飲ませることに成功、皆は一命をとりとめた。


ネギ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
臼井「…………OTZ」
カモ「兄貴……一体あの薬はなんだったんだよ」
ネギ「ごめんなさいごめんなさいごめn…あの薬は人間の体内に秘められた生命エネルギーつまり“気”を放出させるものです。
   放出した気を一定の範囲(半径約20m)に留めて、その範囲に入った人間全員がその気を感じとれるようにするものなんだけど…
   でもそれだけじゃ何かが触れてるって認識される程度だから臼井さんには足りないと…思って……ほんの僅か、
   ほんの少しだけ、不快感を付加するように作ったんだけど……まさか、こんなことになるなんて……」
364影と背景:2007/12/02(日) 01:57:04 ID:???
カモ「つまり、あれか。兄貴がジャ○プ読んでヒントを得たのって…これか」

つ『HUNT○R×HUN○○R』の円『魔○○偵脳噛ネ○○』の絶対悪の圧力

ネギ「ほんとに…ホントに…ごめんなさい……(泣」
臼井「……先生、顔をあげてください。もういいんです……
   どんなに頑張ったって、僕の影の薄さはどうにもならない。それがわかっただけでも、
   今日の出来事は僕には有意義でした。それに…先生は先生だけは、僕に気付いてくれた。
   今まで誰もはっきり見れてなかった僕を、見てくれた、わかってくれた……」

   「こんなに嬉しいことは他にありません!!!!!!!」

ネギ「臼井さん……」カモ「おめえって奴は……」
臼井「だから、それ以上を求めようなんて罰が当たります!先生、僕頑張ります!」
   たとえ誰からも見止められられなくたって、立派にやっていきますから!」
ネギ「わかりました…貴方がそう言うのなら…」カモ「臼井…」風浦「妖精さん……」

ネギ・カモ・臼井「「「!!!!!!?」」」

ネギ「風浦さん!?無事だったんですか?…て、ん?えええええ!!!!!今なんて?」
風浦「?妖精さんの事ですか?」カモ「妖精?…風浦の譲ちゃん、臼井の姿が見えるのか!?」
風浦「私は魂のステータスが低いせいで、妖精さんを半透明くらいにしか見えませんが…それが何か?」
ネギ「よかったじゃないですか臼井さん!!!貴方の事が見える人が他にも居るんですよ!」
365影と背景:2007/12/02(日) 02:20:29 ID:???
臼井「……先生…」カモ「やったじゃねえか臼井!」

臼井「どうせなら、あびるちゃんに見えてほしかったな…(ボソ」
カモ「ちょおま、贅沢言ってんじゃねえ!!!このハゲ!!!」
マ太郎「語ルニ堕チル、ダナ」風浦「妖精さん空気読まないと♪」

ネギ「では臼井さん、とりあえず何か目標を決めましょうか?」
臼井「目標……ですか?」
ネギ「これからも学園生活を頑張っていくためにも、何でもいいんで成し遂げる目標を決めましょう」
臼井「そうですね……あ、ぼく中学の頃、皆勤賞だったのに影の薄さで不登校扱いだったんですよ」
ネギ「成程!だったら皆勤賞を目指してきっちり休まずに学校に来てくださいね♪」
臼井「はい、先生!」
カモ「それにしても、勿体無いよな〜そんな特異体質があれば色々と出来そうなんだけどな」
   俺だったら下着盗るのが楽になりそうなもんだぜへっへっへ♪」
ネギ「カモくん、下着泥棒はもうしないって約束したじゃないか」
カモ「冗談すよ兄貴」臼井「あ、でも僕この間更衣室で下着漁ってるカモくん見ましたよ」
カモ「おまなんて暴露を!」まとい「……カモ…様(ゴゴゴゴ」カモ「あ、ヤバッ逃げろ!!!」(ダッタッタッタタ
ネギ「全くカモくんってば……あ、臼井さん」臼井「はい?」


■翌朝

風浦「先生、妖精さんが居ないように見えるんですが?」
ネギ「臼井さんは一週間自宅謹慎です。」
マ太郎「口ハ災イノ元、語ルニ堕チル、ダナ♪」
臼井の目標、一日で潰える   <<Fin>>
366影と背景あとがき:2007/12/02(日) 02:27:33 ID:???
タイトルの「影と背景」なんですが……
本当なら「影」で臼井を、「背景」で○○を一回で書き込み上げたかったんですが……
想像以上に時間が掛かったので…次回つか来週あたりに「背景」の分を投下します。

次回タイトル:背景と影

あと、>>334さんの疑問は>>335さんのとおりです。
ネギが存在しない&コタの親なしの過去暴露したら…堕ちるだろうと思って書いた次第です。(ペコリ
では来週にノシ
367マロン名無しさん:2007/12/02(日) 02:30:57 ID:???
臼井・・・そういえば、アニメで女湯にいても気づかれなかったよな・・・そういう意味では得してるのか?
ネギは、はっきり見えるということは、魂のステータスが高い?
なにはともあれ、GJ!
368マロン名無しさん:2007/12/02(日) 09:24:10 ID:???
GJ&乙!
臼井の気配遮◯スキルの高さは異常ww
次回も楽しみに待ってます。
369マロン名無しさん:2007/12/02(日) 09:26:45 ID:???
長編ktkr
生態は風の精霊に近いのではないかw
370マロン名無しさん:2007/12/02(日) 14:36:00 ID:???
ネギは優秀な魔法使いだから魂のステージが高いのだろう
371フラグside糸色 非難訓練:2007/12/02(日) 20:45:30 ID:???
麻帆良学園3−A
蔵井沢から帰った休み明けの登校日

まき絵「・・・先生、来ないね」
木乃香「・・・? なんや?これ?」
 『 3 』
あやか「なんですか、それ」
亜子「サッカーの試合でロスタイム表示に使われるものやけど・・・」
あやか「そうじゃなくって!『3』って何の意味なんですかということです!」
朝倉「ロスタイムが『3』ってこと?でも、なんのロスタイム・・・?」
木乃香「裏にメモ張ってるわ。えーっと、
『連休に実家に押しかけられたのロスタイムが、3日ほどあるので、4日後にきます。』やて」
アキラ「『3』って、『3日』ってことか・・・」裕奈「って、なにそれ!まさか3日も休むって言うの!?」
ガラガラ
しずな「そういうわけにもいかないでしょう。ネ♪糸色セ・ン・セ♪」
グイ、ジャラリ 望「・・・」
木乃香「あ、しょっぴかれた」しずな「では、私はこれで失礼します」
風香「しずな先生、目が笑ってなかったよ・・・」史伽「こ、怖かったです・・・」
あやか「先生、もう、そういうの止めてくれません?いい歳した大人なのでしょう?」
望「・・・いま、私を非難しましたね、私は、育ちが良いから、非難されることに慣れていないんです!」
千雨「は?」真名「ほう、じゃ次に来るの台詞は・・・」
望「私は深く傷つきました!もぉ、死んじゃおっかなー・・・」楓「やはり、そうきたでござるか」
あやか「どうぞ、止めません」のどか「えぇ!?」明日菜「ちょ、ちょっといいんちょ・・・」
あやか「大丈夫ですわ、そう言って本当に死ぬような人じゃないでしょうし」
茶々丸「人間、本当に死ぬときというのは、誰にも言わず、手段も選ばないで死におもむくそうです」
葉加瀬「茶々丸は勉強熱心ですねー」 五月 え?えぇ。そうですね・・・
望「・・・」超「サァ、どうするネ?」エヴァ「死ぬなら、手伝おうか?苦しまずに、気持ち良く逝かせてやるぞ?」
372フラグside糸色 非難訓練:2007/12/02(日) 21:13:42 ID:???
望「…ま、まあ、こんな心の弱い大人にならないためにも」
刹那「変化をつけましたね」
望「『非難訓練』を実施します!」
夕映「・・・『非難』?『避難』じゃなくてですか?」
望「『非難訓練』です」
千鶴「あらあら、どんなのかしらね」夏美「悪い予感がするよぉ・・・」
望「怒られ慣れていない人が社会や学校、果ては家庭にいたるところで急に非難、すなわち怒られると、
逆切れによる暴行・心のよりどころを求めての怪しい宗教への入信、最悪は自殺や殺人など不幸な行動をとってしまうものです。
たとえ、自分を非難した相手が愛しい家族・恋人・友人でも、です」
古菲「な、なんか急に真面目な話アル・・・」ハルナ「でも、実際にあったって話はいっぱいあるわね・・・」
望「なにかとヒステリックな世の中です。ちょっとしたことでもすぐに非難さらされ、不幸な行動の引き金になるケースが多くなっています」
千雨「うーん・・・今だったらすぐBBSとかメール、最悪ホームページで非難されるもんなぁ・・・」
望「さすが、ネット社会にお詳しいですね、長谷川さん。それでは・・・
          絶 望 し た !! 非 難 社 会 に 絶 望 し た !!
ですから、今から非難に慣れておきましょう」
指導係「いやぁ、すばらしい防災意識!わたくし、感服しました」ザジ「・・・誰?」
指導係「どうも、消防署【の方から】来ました。このクラスの非難訓練の指導係です」
美砂「すごーく、気になる部分があるんだけど・・・」円「というか、誰がこの人をここに入れたの?」桜子「警備はなにをしてるんだー」
木乃香「まあ、ええやん。それで、非難訓練ってどないなことをするん?」
373フラグside糸色 非難訓練:2007/12/02(日) 21:35:34 ID:???
望「では、席順を出席番号順に一旦並び替えたところで・・・お願いします」
つかつか
裕奈「・・・な、なに・・・」
(注:1番は相坂さよですが、幽霊なのでカタギの人の指導員には見えません。そういうことにしといてください)
指導員「・・・弱小バスケ部のファザコン爆乳ネコ」
裕奈「っ・・・・にゃ、にゃにをーー!」指導員「訓練ですから」ニカッ
千雨「うわぁ・・・そういうこと、か・・・」望「明石さん、どうどう」
指導員「では次は・・・このゴシックパパラッチパイナップル!」朝倉「私!?パイナップルってなによ!」
指導員「この10歳児未満ボディのお漏らしロリ!」夕映「まだ漏らした事ないです!しかも10歳児未満ってどういうことですか!」
エヴァ「あー・・・3サイズが私以下って鳴滝姉妹と綾瀬夕映だったか・・・」
指導員「傷物!」亜子「ひ、酷い・・・って、何であんたが知ってるんや!」
(中略)
指導員「パイパンウルトラバカ!」明日菜「うがー!腹に力入れておけぇぇ!しかもたった2人くらい中略するなぁぁぁ!」
望「神楽坂さん、どうどう」
美空oO(うわー、つぎ私っすよ。なに言われるんっすかー?)
あやか「あらあら、これは訓練ですのよ。といっても、明日菜さんに怒るななというほうが無理ですわね」
明日菜「なんだとーーー!表でろー!」望「明日菜さんは、ちょっと危ないですね・・・」
指導員「では次は・・・」
美空oO(こっちきた!)
ドキドキドキドキ土器ドキドキドキ
374フラグside糸色 非難訓練:2007/12/02(日) 21:55:30 ID:???
指導員「この・・・この・・・」
美空oO(ドキドキドキ・・・)
指導員「ロボット三等兵!」茶々丸「・・・」美空「え?」
指導員「牛丼大好きキンに釘男!」円「小学生低学年のセンスなあだ名は止めろーー!」美空「ちょっと、あの」
指導員「エセチャイナバカイエロー!」古菲「ワタシ、本当にチャイナアルヨー!」美空「え?なに?これ?」
木乃香「なあ、指導員はん、避難訓練いうたら、腰を低くして身体をかがめる言うのもあるんよね」
指導員「お、良いことを知ってるね、木乃香ちゃん。では・・・」
指導員「いやー、立派な触覚ですね。そんな触覚、呂布かゴkブリくらいですよ」
ハルナ「うっわー・・・腰が低いのに、すっげーバカにされてる・・・」
指導員「チーッス、トリ頭先輩」刹那「斬る!!2倍斬ってやる!」
指導員「よっ!麻帆良の桃色アルバトロス!」まき絵「あれ?えへへ〜なんかかっこいいな〜」
アキラ「アルバトロスって、アホウドリのこと・・・」
指導員「バカピンク!」桜子「え?私ちがうよ」
望「なんでも、書き手は最初の頃、佐々木さんと椎名さんの区別がつかなかったそうです」柿崎「そりゃ似てるけど・・・」
(後略)
375フラグside糸色 非難訓練:2007/12/02(日) 22:20:45 ID:???
指導員「これで生徒全員終了しました。では私は消防署【の方に】もどります。」
望「ありがとうございました」美空「あの・・・私は・・・?」

あやか「あなた!名前と所属をちゃんと名乗りなさい!社会的に抹殺して差し上げますわ!」
明日菜「おやおや、これは訓練なのに。ま、いいんちょに怒るなっていうほうが無理よね」
あやか「なんですって!屋上に出なさい!」
アキラ「・・・(無言で怒ってる)」美砂「そりゃ、遊んでるように見えるけど・・・」
真名「その程度の挑発に乗るようでは、戦場では生きていけないさ」
超「まー、私も厳密に言えばエセチャイナというのは合ってるケド・・・」楓「ニンニン」
千鶴「あらあら、うふふ」風香「よ、幼児・・・」史伽「ひどいですぅ・・・」
葉加瀬「自覚してるつもりでも、面と向って言われるとショック・・・」
千雨「ふん、アンチレスの雨を受けてるからこれくらいどうってことないな」
エヴァ「下らん・・・」のどか「しくしくしく・・・」夏美「私って普通・・・」さつき さすがにちょっとへこみますね 
ザジ「・・・」

望「以上、略された非難訓練の非難を受けた方たちの感想です、なにを言われたかは想像してください、
さて、やはりというか雪広さんと神楽坂さん、桜咲さんはとても危険な爆発するタイプ、
宮崎さん・和泉さんは内に篭って深く沈むやや危険なタイプ。あとは、ショックをうけるか、受け流す人が多かったですね」
まき絵「あはは〜アルバトロス〜」望「・・・気づかないという人もいますが、彼女は彼女で幸せそうなのでそっとしておきましょう」
376フラグside糸色 非難訓練:2007/12/02(日) 22:48:59 ID:???
あやか「まさか、これで終わりと想っていませんよね?」
望「え?」
亜子「センセも訓練、受けてもらおか」
望「あなたたちが私に非難?ははは、どうぞ、どこからでも」
夕映「むむ・・・ずいぶんと大きく構えたです・・・」
千雨「というか、最初の非難のショックはどこいったんだよ」
裕奈「人形フェチ!」ハルナ「BL総受けボイス!」夕映「太宰治気取り!」
望「ははは、その程度ですか?全く平気ですよ」
エヴァ「女泣かせ!」朝倉「チキン!」明日菜「ど(検閲削除)」
あやか「ちょっと明日菜さん!下品なことを言わないでください!」
望「私じゃなくって雪広さんを怒らせてどうするんですか、まだまだですね」
美砂「むむー・・・」円「駄目だね、焦ったらこっちがイライラしちゃう」桜子「うーん・・・」
スッ
望「ん?長瀬さん?耳を貸せって別に良いですが何を言うのですか?」
楓「・・・・・・・・・」望「・・・」楓「・・・・・・♪」望「・・・・・!」
風香「楓姉、何言ってるんだろう・・・」史伽「先生の顔色が青くなってるですぅ」
望「ちょっ!なぜそんなことを知ってるんですか!」楓「・・・・・・♪♪」望「や、止めてください!忌まわしい記憶が!」
楓「・・・」望「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
木乃香「あ、先生が泣きながら飛び出してった」
真名「・・・何を言ったんだ、楓」楓「忍者の術の本質は巧妙な騙しと詳細な情報でござるよニンニン♪」
377マロン名無しさん:2007/12/03(月) 00:17:10 ID:???
ワッフルワッフル
378マロン名無しさん:2007/12/03(月) 11:26:12 ID:???
先生、神がいるこのスレが大好きです。
379マロン名無しさん:2007/12/03(月) 16:39:19 ID:???
ネギも絶望も馴染んでるなwwwww
380マロン名無しさん:2007/12/04(火) 00:39:18 ID:???
作者達GJ!
381マロン名無しさん:2007/12/05(水) 14:40:08 ID:???
乙♪そして保守!
382マロン名無しさん:2007/12/05(水) 15:38:14 ID:???
天才が常駐してくれるところっていいよね
俺のブックマークって職人が2ヶ月前から帰ってこないんだ.......
383マロン名無しさん:2007/12/06(木) 03:30:26 ID:???
ネギま読んだことないんだけど面白いわ
384マロン名無しさん:2007/12/06(木) 04:36:47 ID:???
今のマガジンで教師キャラといえばあと一人いるが(ry
385マロン名無しさん:2007/12/07(金) 01:07:07 ID:???
サギシテル・サギ先生かな?
386マロン名無しさん:2007/12/07(金) 01:47:50 ID:???
望×楓(ネギ)にときめいた。おもしろいです
3871/3:2007/12/07(金) 15:51:52 ID:???
アスナ「ん?木乃香、なんだろあれ」
木乃香「どれー?」
アスナ「ほら、踏み切りのとこ」
木乃香「なんや騒々しいな」
アスナ「あれ、先生じゃない?」
木乃香「ほんまや、なにしとんのやろ」
アスナ「アキラちゃんもいるね」
木乃香「頭鷲掴みにされとるな」
アスナ「あ、遮断機おりた」
木乃香「あー、自殺止めとるんやな」
アスナ「知ってる、駆け込み乗車って言うんだよね」
木乃香「飛び込み自殺や」
アスナ「ちょっと似てない?」
木乃香「似てへんよ」
アスナ「あ、電車行っちゃった」
木乃香「今頃、なぜ止めたりしたんですかとか言うとるな」
アスナ「あ、アキラちゃん頭鷲掴みにしたまま走ってく」
木乃香「ウチらも行こか」
3882/3:2007/12/07(金) 15:55:05 ID:???
木乃香「アスナ、なんかあったん?」
アスナ「先生が宿直室にたてこもってるらしいよ」
木乃香「なんでー?」
アスナ「さあ」
木乃香「それって、また自殺しようとしとるやないん?」
アスナ「そういえば外から覗いた人が、窓にガムテープ貼ってあったって」
木乃香「やっぱりや」
アスナ「知ってる、まるくて穴開いてるやつ使うんでしょ?」
木乃香「せや、息できひんようになるんやえ」
アスナ「レンコンだっけ?あれ、なんでレンコンで息出来なくなるの?」
木乃香「レンタンや」
アスナ「あ、惜しかった」
木乃香「はよ助けな、先生一酸化炭素中毒で死んでまうえ」
アスナ「でも換気扇まわってるらしいよ」
木乃香「へ?」
アスナ「鍵も掛ってないし、ガムテープで閉まってるだけだって」
木乃香「そうなんや」
アスナ「アキラちゃんが開けに行ったらしいから大丈夫、すぐ開くよ」
3893/3:2007/12/07(金) 15:58:20 ID:???
アスナ「ねえ…」
木乃香「うん、佇んどるな」
アスナ「なにしてんだろ」
木乃香「前にプールも自殺スポット言うとったから多分…」
アスナ「知ってる、今度は当たってるよ!」
木乃香「なにー?」
アスナ「行水自殺!」
木乃香「ブー、入水自殺や」
アスナ「えー、木乃香が間違ってんじゃないのぉ?」
木乃香「間違うてへんよ、それに体洗うただけやと死ねへんよ」
アスナ「プールでも死ねないじゃーん」
木乃香「まあ、そらそやけど」
アスナ「あ、アキラちゃん
木乃香「水着や」
アスナ「わざわざ着替えてきたのかな」
木乃香「着替え待ちやったんやな」
アスナ「あ、先生飛込んだ」
木乃香「もうコントやな」
390おまけ:2007/12/07(金) 16:01:48 ID:???
糸色  「ゲホッゲホッ……」
アキラ「大丈夫?」
糸色  「また、死ねませんでした」
アキラ「…………」
糸色  「…なぜ助けたりしたのです」
アキラ「だって…死んでほしくないから」
糸色  「…え?」
アキラ「死んでほしくなかったから!」
糸色  「大河内さん…」
アキラ「もう…死にたいなんて思わないで」
糸色  「……わ、分かりました」
アキラ「先生……」


グシャグシャ!ぽーーい

パル「駄目!全っ然面白くない!このパル様が燃(萌)える様な設定は無いの!?」
夕映「スランプですか?」
本屋「だ、大丈夫ー?パルー」
パル「私はこんなありきたりな展開で満足する女じゃ無いのよぉ!!」
夕映「あなたの好きなやおいでも描けばいいではないですか」
パル「もうとっくに描き尽したわよ!先生と絡んでない男なぞ麻帆良にいない!」
本屋「す、すごーい」
夕映「これこれ、感心するところではないですよ、のどか」
391マロン名無しさん:2007/12/07(金) 17:15:37 ID:???
乙!パルの同人オチかよw
392マロン名無しさん:2007/12/08(土) 15:01:23 ID:???
期待保守
393背景と影:2007/12/08(土) 23:15:31 ID:???
では>>366の予告どおり投下します。


出席番号28番 村上夏美。演劇部所属
“何か変われる気がする”そんな瞬間が私は好きだ
地味な私でもいつかは変われる…変われるんだ…きっと…
そんな私にも転機が訪れた。突然だけど私に弟ができた!?その時から、
何かが変わった…きっと私の人生はこれから変わっていく、変わっていける!

確かに変わったんだけど…
こんな風に変わっちゃうなんて………はぁ…

『背景と影』

ミーンミンミンミーン
ハルナ「………暑ッ…何とかならないかな…この暑さ」
夕映「暑い暑い言った所で涼しくはなりませんですよ」
のどか「そうだけど…今年は特に暑いね…」
夕映「ん?あそこにいるのは……」

望「…………」
のどか「あ、糸色先生、こんにちは」
ハルナ「先生なにやってるの?こんな木陰に隠れて」
望「“背景”に溶け込んでいるんです」
夕映「“背景”?」
望「ええ、“背景”です」
  「……!」
394背景と影:2007/12/08(土) 23:43:42 ID:???
望「人間には、どんなに頑張ったって“背景になってしまう”人がいるんです!」
夕映「“背景になってしまう人”です…か?」
のどか「あの…それはどういうことなんです?」
望「論より証拠……あちらを御覧なさい」
ハルナ「あちらって…プール?」

美砂「あ〜あ、きもちいー♪いい男でもいないかな〜♪」
桜子「プールにきてよかったね美砂、くぎみー♪」
円「くぎみーって言うな!」
ザワザワザワザワ

ハルナ「あ、チア3人組じゃん」
夕映「相変わらず無駄にいいスタイルしてますですね(ムカッ」
のどか「そうだね…///」
望「プールの男性客の視線が釘付けですね。しかし……見ててください」
ハルナ「あっ」

しずな「ふっふっふ♪」
シャークティ「……何故私がこんな格好を」
刀子「あら、似合ってるわよその水着」
オオオオッ――――――!!!!!!!

美砂・桜子・円「「「ガ――――ン!!!」」」

夕映「美人先生3人の水着姿にみんな釘付けですね」
ハルナ「チア3人組があっという間に先生3人の…」
のどか「“背景”になって霞んでいます。」
  「……!!」
395背景と影:2007/12/09(日) 00:14:36 ID:???
望「ええ、つまり彼女たちは先生たちの“背景”になってしまったんです!」
夕映「う〜ん、でも…これは相手が悪かっただけなのでは?」
ハルナ「あの3人の水着姿じゃ…チア達じゃ勝てないっしょ」
のどか「うん、3人共とっても美人ですし…」
望「そんな事はありません。しかし彼女達はまだ良い方ですよ、
  なぜなら彼女達の存在からして背景な人たちなのですから。」
美砂・桜子・円「「「ちょっと待った――――!!!」」」
  「………(ドキドキ」

美砂「先生、今の話は聞き捨てならないわ!」
ハルナ「あ、地獄耳」夕映「着替えるの早っ」のどか「えっと…あの…」
桜子「私達が背景ってどういう事!」
円「チアリーディング部のエースたる私達を背景呼ばわりって!」
望「それです。あなた方3人がやっている事そのものが“背景”なんです!」
美砂・桜子・円「「「!!!!!!」」」
望「チアリーディングというものは、活躍している人たちを応援する人ですね」
桜子「そんなのわかりきった事を…」
望「野球にバスケ、サッカー、ラグビー・アメフト・ラクロス……etc」
円「私達色々な所で応援やってるよね♪」

望「その時点であなた方は主役達の背景になってしまってるじゃないですか!!!」
美砂・桜子・円「「「!!!!!!」」」
396マロン名無しさん:2007/12/09(日) 00:17:18 ID:???
おや、リアルタイム
397背景と影:2007/12/09(日) 00:53:12 ID:???
望「そうです。“背景”は常に主役達の陰に潜んでしまっているものなんです。
  だがそれでいいんです。主役には主役、背景には背景の棲み分けがあるんです。
  しかし、そんな“背景”がもしも目立ちたいと思い、棲み分けを越えようものなら…
  とんでもない目にあったりするんです!!!」
・「あれ三沢君いたんだ?」→全裸ダッシュでフェードアウト
・「次方レオパルドンいきます!」→ぐががああ
・「あんたは一体何なんだあああ!!!」→真の主役に撃墜される
・「俺がガンダムだ」→……地味
・「先生、ここはどこなんですか?」→見知らぬ国で奴隷にされる

 絶望した、背景がでしゃばるととんでもない目にあう世の中に絶望した!
 だからこそ、最初っから背景なあなた方3人はまだ良い方なんですよ」
  「でも、背景だって……背景だって頑張ればいつか主役にだってなれます!!!」

望「だからこそ私は木陰で背景になっていたんですよ。主役をやるには役不足、背景がいいんです」
夕映「あ、最初に戻った」
のどか「でも、私は先生が主役になってもいいと思います。」
ハルナ「充分ひどい目にあってるんだし、別にいいんじゃないの(笑)」
  「え?ねえみんな…聞いてる?もしも〜し………み〜ん〜な〜!」
美砂「だったらチアの3人としてじゃなくて、新しいチームとしてデビューすれば!(ワイワイ」
桜子「主役として活躍できる!(ガヤガヤ」
円「じゃあさ、これから色々考えてみない?チーム名とか♪(ワクワク」

  「………誰も気付いてくれない…」
398マロン名無しさん:2007/12/09(日) 01:00:05 ID:???
wktk
399背景と影:2007/12/09(日) 01:17:27 ID:???
 こうして『でこぴんロケット』は誕生したとかしないとか……


望「おや?あそこに見えるのは……」

小太郎「みんなで買い物行くってのもええもんやなあ」
千鶴「そうね♪」あやか「そうですわね♪」
小太郎「あ、絶望の兄ちゃんやん、久し振りやな」
望「絶望って言わないで下さいッ!!!」
あやか「その反応も久し振りですわね」
千鶴「先生、こんにちは」
  「あ、小太郎くん……ちづ姉……いいんちょ……」

望「小太郎君は彼女達とうまく馴染んでいるみたいですね」
夕映「あの時はハルナと春日さんの悪戯で先生にえらい迷惑がかかったです」
ハルナ「あの時の事はちゃんと謝ったし…つか、二人ともあの時私の事忘れて
    天井に吊るされたまま放置したんだっけ?3日ほど縄の後が残ってたんだけど…」
のどか「ハルナ落ち着いて!……って先生、何をしてるんですか」
望「いえ、こうして手で枠を作って小太郎君たちをみてるんです『』(ビシッ
  擬似家族とはいえ、ほのぼのする光景じゃないですか。家族で買い物…
  今の彼らの前ではどんな人物でも背景になってしまいそうです…(シミジミ」
夕映「“ほのぼの”ですか……」
400背景と影:2007/12/09(日) 01:49:32 ID:???
千鶴「〜♪(小太郎くんの隣りは私のものよ、あ・や・か♪)」ゴゴゴゴゴ
あやか「〜♪(小太郎くんの隣りは私のですわよ、千鶴さん♪)」ゴゴゴゴゴ
小太郎「ん?どないしたんちづ姉?あやか姉?」
千鶴・あやか「「何でもないわ、小太郎くん♪」」

夕映「ほのぼのなんてないです、修羅場です…ものすごく!」
のどか「小太郎君は、あれに全く気付いていないような……」
ハルナ「すんごい朴念仁…ありゃ将来大物になるわね」
望「記念に携帯カメラで撮っておきましょう(ピロリロンッ」
夕映「先生もある意味朴念仁です…はぁ」
望「なんじゃこりゃあああ!!!!!!!!!!」
夕映「どうしたです先生!?」
望「カメラで撮った映像に幽霊が写っているんです!心霊写真です!」

  「「「「「「「「「「幽霊!?」」」」」」」」」」

小太郎「面白そ、糸色の兄ちゃん見せてーや」あやか「そんな…私と小太郎くんの写真に幽霊が!?」
千鶴「きっと雪広財閥に潰された会社の人たちの怨念が…」あやか「そんなわけ無いですわ!」
ハルナ「見せて見せて〜♪」のどか「幽霊って…さよさんじゃ?」
夕映「さよさんは今は朝倉さんに取り憑いてますからそれはないかと」
美砂「これが幽霊?」桜子「ソバカスだらけ…」円「赤毛だけど桜子じゃないよね?」

  「…見せて見せて………ってこれ私だよ!!!!!幽霊じゃないよ私だよ!!!!」

  ((((((((あ、居た))))))))

ハルナ「……あんた…誰?」  「ガ―――ン!!!!!!」
401背景と影:2007/12/09(日) 02:16:24 ID:???
のどか「ハルナ失礼だよいきなり誰なんて。ごめんなさい、えっと……あれ?」
夕映「のどかも失礼です。確か…苗字は…む・・・む?・・・・村?」
美砂「そうそれ、“村”これはあってる!…その後は…か・・か?・・お?…岡?」
桜子「名前は…んっと……“な”だ!…な・・夏?……夏美?」
円「それじゃケ○○軍曹だよ……夏………夏……夏江?」

望「どうもスイマセンでしたウチの生徒が…えっと“村岡夏江”さん」
夏美「“村上夏美”で!す!ッ!!!!!!!!」(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 

小太郎「あれ?ソバカスの姉ちゃんやん」
望「知ってるんですか?小太郎くん?」
小太郎「晩飯喰ってる時に何故かいつもおる姉ちゃんや」
夏美「違うよ!小太郎くん!!!私もあの部屋に住んでるのよ!!!!!」
小太郎「え?……でも…ええ、マジで!?」
夏美「そうだよ!ずっと一緒にいたよ!!!ねえ?ちづ姉?いいんちょ?」
あやか「夏美さん……あなた…」夏美「ほら!」

あやか「今までどこに行ってらっしゃったの?」
夏美「えええええ〜〜〜〜〜!!!!!?」Σ(゚Д゚;) 
千鶴「あやかってば…夏美ちゃんを忘れるなんて…」
夏美「ちづ姉……」

千鶴「夏美は演劇部でいつも遅く帰ってきてるから会えないだけなの♪そうよね夏美♪」
夏美「だ・か・ら…ずっと一緒にいるって言ってるのよ!!!!」
千鶴「ええ!?…あ…あら…そうだったの?」
夏美「ううッ……ひどい…」OTZ 
402背景と影:2007/12/09(日) 02:51:51 ID:???
夏美「ちづ姉もいいんちょも…ひどいよ、今までずっと一緒に居たのに……
   小太郎君が来てからなんか変わっちゃったな……突然弟ができた…この時、
   何…きっと私の人生はこれから変わっていく、変わっていける……そう思ったのに……」
小太郎「夏美の姉ちゃん、弟できたん?」
夕映「小太郎くん……それは貴方の事では?貴方の仮の名は“村上”です」
小太郎「え?あの苗字ってあやか姉が適当に付けたんじゃ?」
あやか「そんな適当だなんて……私は貴方の為に」
千鶴「ほんとは自分の為なのに♪」あやか「ちょ、千鶴さん!」
のどか「つまり小太郎くん・那波さん・雪広さんの3人の主役が出きたせいで“背景”になった…?」

夏美「……大体、小太郎君が今ここにいるのは私のおかげなのに…(ブツブツ」
ハルナ「?あの事件を解決したのって…だれだっけ?」
美砂「あれって、たつみーじゃなかったっけ?」円「先生じゃ?」桜子「このかだったような…」
夏美「違うよ!誰も関係ないよ!私だよ!>>320そうですよね先生!……先生?」

望「…こんな子うちのクラスにいたっけ?(ボソッ」
夏美「ひどい!ひどいよ先生!“背景”な先生ならこんな私の気持ちを判ってくれると信じてたのに…」
望「村上さん、ところであなた…カメラに写る前はどこに?」
夏美「ずっといましたよ!先生が木陰で背景に溶け込んでる辺りからずっと!!!」
望「ええ!?いたんですか?」
夏美「>>393-399までの間もずっと!!!」

望「信じられない……(ガクガクブルブル)こんなに“背景”に染まってしまう人間がこの世にいるなんて!
  私も背景ですが…こんな背景は嫌だ!背景を極めた結果がこうなるというのなら!私は背景なんてやめてやる!
  出オチが滑って羞恥と恥辱の視線に晒される見られるような最低な主役になったほうがまだマシだああああ!!!!」
403背景と影:2007/12/09(日) 03:04:09 ID:???
夏美「ひどいよ先生…先生のバカヤロ――――――――!!!!!!!!!!」(つД`)・゚・。ワァァン。゚

夕日に向かって少女は走る…涙が枯れて涙が止まるまで…
地平線に向かって……ずっと走り続けた…


千鶴「夏美ちゃん…?夏美ちゃん?」
あやか「あれ?夏美さん?」
小太郎「んな阿保な!」
夕映「そんな!」
のどか「う・・嘘!」
ハルナ「ありえない!」
美砂「何…これ?」
円「こんな事って…」
桜子「どうなってるの!?」

  「「「「「「「「「夏美(村上)が消えた!!!!!!???」」」」」」」」」
※夕日の赤と赤毛が混ざって背景に紛れてしまい目視不可に




望「私は…人が背景に堕ちる瞬間を初めて見てしまった!」((゚Д゚;))
夕映「ハチク○ですか(ビシッ」
404背景と影:2007/12/09(日) 03:10:40 ID:???
夏美「うわ〜〜〜ん」



ピキーンッ!
臼井「!?今、どこかで僕と同じ苦しみをもってる人が叫んだような!」


臼井母「影郎〜どこいったの〜?あんた謹慎中でしょ!!!」
臼井「自分の部屋にいるってば!!!」




『影』そして『背景』
似て非なる属性を持つ二人……この二人が出会った時、何が起こる…のか?
それは二人が出会ってみるまで誰にも判らない……  <<Fin>>
405背景と影あとがき:2007/12/09(日) 03:14:14 ID:???
はい、なんとか書き上げれました。
・・・・・・滅茶苦茶眠い。
次回予定は…エヴァンジェリン編か別のを書く予定でs

まだ先になるけど、いずれ修学旅行編を書きたいと思います♪ではノシ
406マロン名無しさん:2007/12/09(日) 08:53:48 ID:???
スーパースペシャルGJ!
次回作も楽しみ。

>>397 三沢の空気化の原因の半分は翔だと思う。
俺は三沢から背景が急に目立とうとすると、約半年間番組に出られなくなり、
OPからも削除され、異次元に残される(残る?)ことになることを学んだ。
関係無い話スマソ。
407フラグside:2007/12/09(日) 12:00:09 ID:???
修学旅行・学園祭は大きなイベントですから、むずかしですねー
では、麻帆良サイドでもう1つ投下
408フラグside糸色:2007/12/09(日) 12:11:42 ID:???
木乃香「もう今年も終わりやなぁ、来年になったら、うちらも卒業や」
刹那oO(あれ?もうそんな季節だっけ・・・?)「そ、そうですね、お嬢様」
明日菜「卒業かー、進路なんてぜんぜん考えてないわ」
木乃香「明日菜は、卒業できるかどうかわからへんもんな」
望「おや、みなさんで何を話されているのですか?」茶々丸「こんにちは」
木乃香「あ、糸色先生、それに茶々丸はんにエヴァちゃんも」刹那「実は・・・」
望「ほう、将来の話ですか。来年の新生活に向けて、いろいろ片をつけないといけません」
エヴァ「ふん、来年になろうとも変われないのもいるけどな・・・」
望「麻帆良はもう卒業です」明日菜「は?」
望「やるべきことは全てやりました。私のいるべき場所はここではないのです。
なんか、最初からそのような気もしないのですが、麻帆良はもう卒業です」
明日菜「なに、また勝手なことを言ってるんですか!?勝手に【自己完結】しないでください!」
望「年末だもの!来年を前に自己完結もします!」
真名「ネコはもうこりごりだ・・・」刹那「龍宮?お前、もともとネコ好きじゃないだろ」
真名「ネコ鍋を見て、ちょっと可愛いと思って手を出したら噛まれたり、ざりざり舐められたり、引っかかれたり!ネコはもうこりごりだ・・・」
茶々丸「接し方に問題があるんです。自己完結しないでください」エヴァ「どんな接し方をしたんだ・・・?」
409フラグside糸色:2007/12/09(日) 12:24:48 ID:???
木乃香「あ、ハルナや。ハルナーこれ、この前出た『颯之如』の最新刊やで」
ハルナ「あぁ・・・それ・・・私の中では、もう終わってるから」
楓「勝手に自己完結するなでござる!」
ハルナ「え?楓さん?」
楓「関わった人間の気持ちを考えたことがあるのかぁぁ!おぬしの血は何色でござるかぁぁぁ!」
刹那「お、落ち着け楓!苦無をしまえ!」
楓「おっと、すまぬ。つい、誰かが乗り移ったかのように感情的に・・・」
木乃香「なんでやねん」明日菜「前世で何かあったんじゃないの?」
しずな「あら、糸色先生。お休みなのに生徒さんを引き連れてどうしたのですか?」
望「しずな先生。彼女らとは、偶然ここで会ったのですよ」
しずな「麻帆良の生活はどうですか?もう慣れました?」
?「なぜ男がいるなら言ってくれなかったんですか!」
しずな「?」望「誰ですか?」しずな「知らない人です。というか会ったこともありません」
茶々丸「しずな先生のストーカーでしょうか?」
?「わかりました。私も一人の大人です。ここは身を引きます」
しずな「身を引くも何も・・・誰かも知らないのに・・・」?「さようなら!愛してました!」
エヴァ「勝手に好きになって、自己完結したぞ」ゼロ「ケケ、ゴ主人モ自己完結スリャ楽ニナルノニナァ」
410フラグside糸色:2007/12/09(日) 12:31:01 ID:???
しずな「まあ、最近、相談する人の中には、【自己完結型パーソナリティー】タイプがいますね」
明日菜「事故簡潔潟パナソニック・・・?」木乃香「どう間違えたらそうなるねん」
しずな「さっきの人のように、勝手に自分で盛り上がって、他の意見も介さずに結論を出してしまう人のことよ。
解りやすく言うと【MYワールド】を作ってそれに住んでいる人ね」
千雨「クシュン!」朝倉「ん?どしたの?ちうちゃん」
千雨「誰か、私のことをうわさしたような・・・というか、人前でちうちゃんとか言うな!」
望「絶 望 し た ! 独 り 善 が り の 自 己 完 結 社 会 に 絶 望 し た!!」
木乃香「でも、天才という人も、みーんな自己完結型たんやない?例えば・・・
ガリレオ地動説・ピカソ・シューベルト・自転車を作った日本人・レッツゴー陰陽師を作詞作曲した人・小林ゆう、とかや」
エヴァ「確かに、後世で天才・英雄・偉人と言われる者も、生きていた当時は狂人・変わり者・異端者扱いで受け入れられない奴ばっかりだったな」
木乃香「ほな、身近な天才を見に、美術館へいこか。この前、変わった絵を見つけたんよ」
大麻帆良メトロポリタン美術館(仮)
一同「・・・」
明日菜「えーっと・・・風景画のコーナーよね・・・」
茶々丸「長さの違う直線が何本かあるだけですね」真名「もう少し解りやすく書いて欲しいな」
景「これはこういうものなんです」くわっ エヴァ「うわっ」楓「誰でござるか?」
景「この絵の作者、『糸色景』と申します」望「兄さん・・・髪伸びたね」
木乃香「・・・・・・・・・・↑チラッ・・・・・絶景先生!」
411フラグside糸色:2007/12/09(日) 12:48:18 ID:???
景「これはこれで完成しているんですほら、この線は世界樹を表現しているんですよ」
刹那「は、はあ・・・」明日菜「・・・・・」
望「そういえば、兄さんは究極の自己完結型人間でした・・・」
楓「というか、明日菜殿の顔がさっきからあかいのでござるが・・・」
ゼロ「アー、ジジコンガ発動シタンジャネーノカ?」
景「どう思いますか?私の絵」
明日菜「すっごく斬新です!」木乃香「正直わけわからへん・・・」
景「そうですか!気に入ってもらえて嬉しいです!」
木乃香「話聞いてへんし」明日菜「惚ー・・・」エヴァ「おい、神楽坂明日菜がさっきから惚けたままだぞ」
ゼロ「ゴシュジンガナギニ一目惚レシタ時ト同ジ目ダナ。ケケケ」エヴァ「・・・ぶちまけられたいのか、お前」
望「景兄さんは、昔からそんな性格です。自分で勝手に作った拳法を世界最強と疑わなかったり、
勝手に考えた神を唯一神と信仰してみたり!」
エヴァ「まあ、世の中には鉄板一枚を大平原だと言ってみたり、ただの石を家族と言って出したりするのもいるしな・・・
・・・ヘーちょ」茶々丸「マスター、くしゃみが」
望「・・・くしゃみだったんですか、今の」
景「おや、風邪かね?ではこれをお飲みなさい。たちどころに治るから」エヴァ「・・・なんだこの丸薬は」
景「これは『私が開発』した『秘伝』の薬だ」望「自分で作ったんだから『秘伝』じゃないぞ!」
明日菜「すっごーい・・・そんな才能もあるんだー」木乃香「明日菜・・・勝手にもりあがっとるわ・・・」
景「良くなるから」エヴァ「や、やめろ!茶々丸も何羽交い絞めにしてるんだ!」
ヤー\(>□<)/
412フラグside糸色:2007/12/09(日) 12:59:44 ID:???
景「そうだ、望。私の妻を紹介しよう」
明日菜「ガーーーーーン!」木乃香「あ、完結した」
望「え?兄さんいつの間に?」

景「紹介しよう、妻の由香だ」一同「・・・・・・・・・・・」
望「あの、壁のシミがあるだけです」
景「何を言っている、ちゃんとここにいるだろう、さ、由香も皆さんにご挨拶なさい」
刹那「壁なのに、床?」木乃香「せっちゃん、突っ込むとこ、そこちゃう」
景「気立てが良い女でねぇ」
望「・・・兄さん!MYワールドに入りすぎ!」

明日菜「素敵なオジサマと思ったのに・・・でも、先生のお兄さんってことは先生もああなるってことよね・・・
よーーーし!頑張るぞーーーー!」
楓「明日菜殿が決意を新たにしたようでござる」木乃香「なんや、戦いはこれからだーって感じやね」

後日
エヴァ「・・・」望「えーっと、どちら様で・・・エヴァンジェリンさんのご家族の方ですか?」
エヴァ「お前に兄に飲まされた薬で身体が大きくなったんだよ」
ゼロ「緋イキャンディ♪碧イキャンデイ♪ケケケ」
茶々丸「ちなみに、マスターはこのあと一週間は戻れなかったそうです。
しかも副作用で魔力も0の状態だったので自力で戻れませんでした」
<この話はこれで完結>
413マロン名無しさん:2007/12/09(日) 15:16:58 ID:???
>>411
へーちょって大阪www
414マロン名無しさん:2007/12/09(日) 16:09:26 ID:???
>>408
ぬこ好きで噛まれたりする真名。それは榊?
反論している茶々丸にワラタ
415マロン名無しさん:2007/12/09(日) 17:46:20 ID:???
合わない筈なのに凄く合うこの二作品……GJ!
416マロン名無しさん:2007/12/09(日) 22:45:43 ID:???
エヴァ可愛いよエヴァ
417マロン名無しさん:2007/12/10(月) 12:28:46 ID:???
職人達乙!
418マロン名無しさん:2007/12/12(水) 10:23:11 ID:???
絶望した!
419マロン名無しさん:2007/12/13(木) 11:04:56 ID:7/QWe2pv
追い付いた何この良スレ
420マロン名無しさん:2007/12/15(土) 02:04:01 ID:Hbz1qeeI
ほしゅ
421フラグside:2007/12/16(日) 00:36:01 ID:???
規制巻き込まれ保守
ネギ修行話書く予定の未定
422小ネタ:2007/12/16(日) 00:36:09 ID:???
葉加瀬「統計の結果、思春期にナディアを見た人はトーンを貼った
   女の子に通常の2倍の好感度を抱くという事がわかりました」
龍宮「ほぉ……(ジー…」
望「私は違いますから!」
423280:2007/12/16(日) 14:16:44 ID:???
では>>405のとおり投下します。

タイトル「虫歯っぽいがアレではない」
424マロン名無しさん:2007/12/16(日) 14:27:50 ID:???
これは本当に面白い
絶望先生のキャラ立ちが異常

425虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 14:30:43 ID:???
とある日の事……

明日菜「…でさ…先生ってば…」(ワイワイ
このか「せやな〜」(ガヤガヤ
刹那「そうですね…ん?あれは…」
明日菜「どうしたの?……ってああああああああッ!!!!!!!」

■3-A教室

明日菜「…………(ブツブツブツブツ」
望「神楽坂さんは一体どうしたんでしょうか?とてもどんよりとしてるのですが…?」
このか「えっとな、昨日な高畑せんせとしずなせんせが仲良さげに一緒に歩いてるのを見かけたんや」
明日菜「……あの二人付き合ってたんだ付き合ってたんだ…(ブツブツブ」
刹那「今朝からずっとこんな感じなんですよね」
のどか「そんなに落ち込まなくても…そうと決まったわけでは無いのに」
夕映「身近にいる想い人に好きな人がいたと知れば誰だって驚きますよ…」


望「ふむ、これは“近く過敏症”ですね!!!」
のぞむ「“知覚過敏症”?」
夕映「あの歯が水などでしみて痛いあれですか?」
望「いいえ、“近く”“過敏症”です!自分の身近にあるもの・ある事に過敏に反応しすぎる事です」
426マロン名無しさん:2007/12/16(日) 14:40:21 ID:???
支援
427虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 14:44:15 ID:???
望「人間は自分の身近にあるものに突然の変化が訪れた時、過敏に反応しすぎてしまうんです。
  昔から人はデマや噂・都市伝説などに過敏に反応しすぎています。
・口裂け女
・人面犬
・ハレー彗星衝突
・大震災時の流言
・オイルショックのトイレットペーパー事件
  最近で身近なものと言えば、テレビにインターネットですね。様々な情報が錯綜するこの時代では“近く過敏症”が増えてきてます。
・ライブドアのホリエモン
・納豆ダイエット
・亀田兄妹
・深夜アニメ相次ぐ自粛
・TBS捏造記事
・nice boat.
  絶望した!“近く過敏症”に絶望した!!!

望「と言う訳なので、今日は皆さんには近く過敏症を克服していただきたいと思います」
428虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 14:56:35 ID:???
あやか「先生、そんなことよりも授業を進めて下さいな!」
望「そんな事とは……人間“過敏”に反応しすぎて冷静な判断が出来ないと、振り込め詐欺やら、
  妙な宗教に引っかかってしまいます。私だって色々と…(ドンヨリ・・)…何であの時…」(ドンヨリ
あやか「わ…わかりましたわ、わかりましたからそんな明日菜さんみたいにならなくても…」
望「それでは準備がありますので…葉加瀬さんちょっとこちらに…」
葉加瀬「はい???」
望「つまり…」ゴニョゴニョ
葉加瀬「ふむふむ…」ウンウン
千雨(何やってんだかな…つか今日も授業潰れるのか……)
ザジ「………」
葉加瀬「なるほど、そういう面白そうなことならOKです♪」
望「はい、では準備の為しばらく自習にします」

■…数時間後

望「はい、では準備が整いましたので、皆さん3〜4人で別室まで来てください。
  ちなみに残った人たちには別室の様子が確認できるようにモニターが置いてありますので…
  あ、音声は聞こえないので映像だけです。では付いてきてください。」

■別室

明日菜「…(ブツブツブt」このか「明日菜、しっかりしてよ」
刹那「お嬢様気をつけてください」まき絵「なんで私なんだろ?」
429虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 15:18:30 ID:???
望「全員座りましたね。ルールはいたって簡単。10分間イスに座っているだけです」
このか「…?それだけなん?」望「ええ、それだけです」
刹那「イスに何か仕掛けがあるとか…」「いいえ、教室で使っているのと同じイスです」
まき絵「本当に座ってるだけでいいの?」望「ただし“近く過敏症”が出たらアウトです」
明日菜「………(ブツブツブ」望「…いい加減始めます…」
トルルルルルゥ トルルルルルゥ トルルルルルゥ
このか「せんせ、携帯電源入れっぱなしやで」
望「ああ、すみません。ちょっと失礼…(ガチャ
  はい、糸色です……ああ高畑先生ですか」明日菜「!」
  ええ、はい、……ああ、そうですか、しずな先生と婚約を…

明日菜「えええええええ!!!!!(パカッ!
    !?うわああああああ!!!!!!!!」ヒュ―――バタンッ!
このか「明日菜!」刹那「落とし穴!?」まき絵「ええッ!」

■3-A教室
あやか「明日菜さん!」楓「明日菜殿が何かに反応したと思ったら…」クー「どういうことアル?」
葉加瀬「これは身近な事に対して過敏な反応をすると落とし穴が開く仕掛けを施した部屋なんです」
あやか「落とし穴だなんて…怪我でもしたらどうするおつもりですか!!!」
葉加瀬「ご心配なく♪落ちた人は滑り台の如く滑って校庭に無事着地しますから
    スピードは最近のジェットコースター並みかそれ以上ですけど」
千雨(滅茶苦茶危ねえじゃねえか!!!)
葉加瀬「それでも大丈夫♪実験の結果、10回に9回は無事着地しましたから」
一同(残りの1回は!!!!)
430虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 15:34:17 ID:???
■別室
望「わかりましたね。何でもかんでも過敏に反応したら明日菜さんみたいに真っ逆さまですよ」
刹那「成程…それで10分耐えれれば無事帰れると」望「その通りです」
このか「ウチ大丈夫かな…」刹那「お嬢様は私が守ります!」
望「ああそうだ、このかさんちょっとお聞きしたい事が…」このか「ん?な〜に?」
刹那(お嬢様が落ちてしまうようならば、落ちる前に捕まえればいい…)

望「(ゴニョゴニョ)ってどう思います?」このか「うん、あれは面白いな〜」
刹那(……気になる…何を話してイるんだろう?)
望「ふむ、では(ゴニョゴニョ)と(ゴニョゴニョ)ではどちらが嫌いですか?」このか「え?それやったら…

      “刹那”かな?

刹那「お嬢様ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!?」(パカッ!ヒュ―バタンッ!

望「そうですよね“ハロ”の方が“刹那・F・セイエフ”よりも可愛いですね、それと近衛さん」
このか「なに?」望「刹那さん今落ちましたよ」
このか「ちょっ!せっちゃんの事やないてえええええええええ!!!!!!!!!!」(パカッ!ヒュ―バタンッ!
望「さて、これで3人失格ですか…残りh」まき絵「失格!!!?」(パカッ!ヒュ―バタンッ!
望「…………わたしまだ何もいってませんよ?」
431虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 15:53:17 ID:???
望「では…次の人たち、着席してください次はあなた方3人ですか」
あやか「…明日菜さん仇は討ちますから」
千鶴「あらあら」
龍宮「………」
  「……(3人ってまた私…)」

望(この組なら…この“ひと言”で確実に二人は過敏に反応しますね)
テクテクテク…ピタ……
あやか(窓の外を…?)千鶴(一体どんな風に仕掛けてくるのかしら?)
龍宮(………)  (えぐえぐ、どうせ私なんて…)


望「あ、小太郎君が女の子と一緒に楽しげに歩いていますね」

あやか「何ですって!!!」千鶴「あ・・ら・・・・(ピキリッ」龍宮「小太郎キュンが!!!」  「えええ!!?」
全員落下

望(なんで龍宮さんまで反応したんだろう?おや?穴が4つ開いてる?3人だったはずなのに…)

■校庭
夏美「………」
432虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 16:14:50 ID:???
その後も、生徒達は過敏に反応しまいと頑張ってはいるものの……

望「“楓”って漢字…実は“カエルの手”が語源なんです」楓「そ…そんなわけ…」←カエル嫌い
望「はい証拠です(パス」楓「……う、うわわわわわわわ!!!!」(パカッ!ヒュ―バタンッ!
双子「「楓姉ええええええ!!!!!!」」

望「明石教授、再婚するみたいですよ」ゆーな「嘘だああああ!!!!!」(パカッ!ヒュ―バタンッ!

望「シスターシャークティが教会の掃除今日はしなくていいと」美空「ラッキ――♪」(パカッ!ヒュ―バタンッ!

望「そういえば椎名さん、昨日柿崎さんの彼氏と思わしき男の人と一緒にいましたね」
桜子「!!!」円「そんなあからさまな嘘を…」桜子「先生なんで知ってるの!?」美砂「!?」
望「え?冗談ですけ…え?」美砂「ちょっと桜子どういうことよ!!!」
桜子「違う、そんなんじゃないって」美砂「酷い!私のこと騙してたのね!」
円「二人とも落ち着いて!」桜子「あれはあの人が美砂の好きな物何かなって聞いてきて」
美砂「うあわあああわわ〜〜〜(大泣」 望「……喧嘩は外でしてください」
(パカッ!ヒュ―バタンッ!  椎名桜子・柿崎美砂落下
望「……後で釘宮さん、後で仲裁に入ってあげてくださいね。」円「わかりました」

望「それはそうと、駅前の松屋が移転するらしいですね」円「えええええ!!!!」(パカッ!ヒュ―バタンッ!

次々と脱落していった…・・・
433虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 16:33:57 ID:???
現在10分耐えた生徒
五月・アキラ・茶々丸・超・葉加瀬(実験時に既に)
※エヴァンジェリンは欠席のため参加せず
のこり生徒は二人…

千雨「最後は私らかよ…(ゼッテー反応してやるもんか!」
ザジ「………」
望「ではいきますよ……」

カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…

望「………」
千雨(………つかずっと無言て…なんもこねーのか?)ザジ「………」

カァーカァーカァーカァー
千雨(……あ、夕暮れ…)
望「ふう、後1分で終わりですね…」千雨「…そうですね(めんどいから早く終われ!」

カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…

望「あ、終っちゃいましたね…」千雨(……あれ?マジこれで終わり?)ザジ「…?」
望「どうですか長谷川さん、今日は最高に楽しい一日でしたね♪」
千雨「んなわけあるか!!!」(パカッ!

千雨「!?」
434虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 16:59:09 ID:???
望(“後1分で終わりです”と言いましたが…実は後1分残っていたんですよ!!!さようなら長谷川さん)

ガシッ!
望「!?」千雨「ザジ!?」
ザジは落ちかけた千雨の腕を素早く掴み落下するのを阻止していた
そして何事も無かったように千雨を引っ張り上げたのだった…

近く過敏症克服計画終了

■3-A教室
望「では、今日の授業はこれまで、みなさん近く過敏症には気をつけましょう、では!」
ガシッ!
あやか「先生、ちょっとお待ちください」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ
刹那「先生だけ無事に帰れるとお思いですか?」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ
夕映「“妻妾同衾”…なんて言葉使ったら誰だって驚きますよ!」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルナ「ふっふっふ、先生にもやってもらわないとね」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ
双子「「そうだそうだ!!!」」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ
明日菜「私の純情をコケにした報い!受けてもらいますよ!」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ

望「ふん……わかりました。では私も皆さんと同じ条件で受けてあげましょう!」


美砂「ごめんね桜子、疑ったりして」桜子「ううん、いいのわかってくれたら」

■別室
望「さあ、どっからでもかかってきなさい!」
435虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 17:22:52 ID:???
脱落者達全員は間髪いれずに一斉に望に向かって叫んだ!

一同「いっせっええ〜〜〜〜〜〜の〜〜〜でッ!!!『絶 望 先 生』!!!!!!!!!!!!!!!!」



望「………………?…それだけですか?」
明日菜「そんな!」刹那「馬鹿な!反応しないだと!?」楓「拙者たちは確かに…」
あやか「どういう事ですの?」このか「どういうことなん?」クー「おかしいアル!」
夕映「確かにおかしいです!」ハルナ「耳栓してるとか?」のどか「してないよ」

葉加瀬「それは私が説明しましょう」一同「葉加瀬さん!?」
葉加瀬「先生は準備の時に予めこの事態を既に想定していたのですよ。事前に今まで3-A生徒が先生に言い放った
    様々な言葉責めもとい、過敏に反応しまくった台詞を数時間ぶっ通しで聞きまくっていたのです!
    故に、今の状態の先生には『絶望先生』にも反応を示さないくらいに聞き慣れてしまっているのです!」
一同「そんな……」千雨「じゃあ>>428の時の準備が整ったって…」
葉加瀬「そうです、先生自身の準備も整っていたのです!」
    (もっとも付け焼刃で一夜漬け…今日限定ですけど)
望「どうですか?切り札を使っても倒せない…万策尽きたって所ですね、ふっふっふ」

誰もが諦めかけたその時、一人ゆっくりと挙手をした……
ザジ「…………私が…やる……」千雨「ザジ!おまえ…!?」
436虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 17:41:19 ID:???
望「ザジさんですか……いいでしょう、普段喋らないあなたに何が言えると?」
千雨「ザジ…」ザジ「…ちう……大丈夫」
望「さあ、どっからでもきなさい!!!(チョイチョイ)え?耳を貸せ?まさか
  大声を上げて私の反応させようとでも?ふふん、甘いですよザジさん」
  その程度で過敏になるとd「いいから…」
望はゆっくりとザジに耳を傾けた。そしてザジは望の耳に口を近づけて一言言い放った…
言葉を放つことが少ない彼女の言い放った言葉は今までに誰も聞いた事が無いほどに、
恐ろしく鋭く、恐ろしいほど淀みなく、絶えることなど無意味とも思えるほどに

糸色 望の 脳に 心に 身体に 髄に 血液に 全てに 響き渡った




サ            ヨ            ナ             ラ


                          ゼ 
 
             ツ





ウ            セ             ン

                           セ

                           イ
437虫歯っぽいがアレではない:2007/12/16(日) 18:06:30 ID:???
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
一同「!反応した!!!!!!」

パカッ! 望「!!!うわああ(ガシッ!」望は咄嗟に落とし穴のふちを掴んだ(ゲシッ!
が、掴んだその手はザジによって蹴り外された。
望「うわあああああああああアアアアアアアア…」(ヒュ―バタンッ!

ザジは相変わらずの無表情のまま一同に、ゆっくりとピースをし一同は歓喜に包まれた…

■放課後
千雨「………なあ、ザジ」ザジ「……」
千雨「…ありがとな…助けてくれて…」ザジ「……先生は…否定したから…」千雨「?」
ザジ「……ちうの…アイデンティティーを…否定したから…」
千雨「私の?なんだよそれ?」ザジ「………“突っ込み”」
“何でだよ!”と過敏に反応しかけたが、今日の出来事にうんざりしていたので
千雨「………そっか(ナデナデ」ザジ「……(/////」突っ込むのを やめた

   <<Fin>>

ちなみに糸色先生は10回に1回の着地失敗により何処かへと吹っ飛んでしまい、
翌朝アルバイト中の明日菜に発見されるまでどこかの木に引っかかっていましたとさ……
438あとがき:2007/12/16(日) 18:11:34 ID:???
ふう……とりあえず千雨とザジが仲いいのはザジちうスレの影響です。

そうか…フラグsideさんも修学旅行編書くのか…
自分は何れ修学旅行編の最初の序章部分の一部だけ予告ついでに書こうかな?
話の都合上エヴァ編を先に書かないと繋がらないんで…ではまたノシ
439マロン名無しさん:2007/12/16(日) 19:41:41 ID:???
乙!
>一同(残りの1回は!!!!)

ツボったwww
440フラグside:2007/12/16(日) 19:45:59 ID:???
>>421の予告から

修学旅行は糸色側とネギ側をどうするかがまとまらない・・・
441フラグsideネギ:2007/12/16(日) 19:59:05 ID:???
人気無いのグラウンド、倒れこむネギ。
疲れ果てた彼に、冷徹な、厳しくも穏やかな声がかけられる。

??「まだ、始まったばかりですよ。それとも、この『訓練』をやめますか?」
その言葉にネギは自らを奮い、立ち上がる。
??「そうです。この程度で倒れるようでは、とても父親を探すことなんて出来ません。
彼はこれ以上に過酷な環境の中を戦ってきたのですよ?
厳しいでしょうが、これは短時間に強くなりたいというあなたの希望を組んだものですよ」

やがて、ネギはその男から言い渡された過酷なノルマの一つをこなす。
ネギ「終わりました・・・次の『訓練』をお願いします・・・甚六先生!」
甚六「よろしい。では次のプログラムに移ります」
442フラグsideネギ ブートキャンプ:2007/12/16(日) 20:06:22 ID:???
話は前にさかのぼる
>>26からの引用)

甚六「はっはっは、そうですか。ネギ君は魔法使いであったお父さんを探しているんですか」
ネギ「は、はい・・・」カモ「って、『一般人』に魔法使いのこと話しちゃまずいだろうよ!」
甚六「大丈夫ですよ。私も知らないわけじゃありません。それに、ナギ君なら1度会ったことがあります」
ネギ「本当ですか!?」
甚六「えぇ、あれは・・・中東の戦場でしたか・・・表向き、NPOだとかとは名乗ってはいましたが、
すぐに、『一般人』じゃないとは解りましたよ」
ネギ「は、はあ・・・それで、父さんはいったい何を?」
甚六「基本的には、相手の魔法使いの力を押さえ込む役目をしてましたよ。もっとも、それだけじゃ物足りずに、
自分から打って出ましたけどね。いやはや、長く戦場を渡ってきた私ですが、彼の強さは相当なものでしたよ。」
ネギ「そうだったんですか・・・」カモ「・・・ん?あれ?」
甚六「噂では、イスタンブールで消息が途絶えたそうです。おそらく、死亡説もそこから流れたんでしょうね」
ネギ「僕は・・父さんに会えるでしょうか・・・?」
甚六「正直に言うと、とても厳しいですね。彼は常に過酷な戦いの中にいます。ネギ君がどれほどの実力はわかりませんが、
少なくとも、実戦を生き延びれるとは思えません」
ネギ「それは・・・僕が弱い子供だから・・・強くなれば、探し出せる・・・?」
甚六「そうとは言い切れませんが・・・強くはなりたいですか?」
ネギ「はい!」
甚六「・・・わかりました。私なりに、訓練プログラムを組んで、ネギ君を鍛えましょう。
軍隊式ですので、過酷なものになります、覚悟してください」
ネギ「ありがとうございます!」

カモ「えーっと・・・甚六のおっちゃんって、先生・・・じゃないのか・・・?いやに詳しすぎるような・・・」
443フラグsideネギ ブートキャンプ:2007/12/16(日) 20:11:52 ID:???
甚六が組んだ訓練プログラムは、短期間で鍛え上げられるが、内容は過酷なものばかりであった。
しかし、ネギも持ち前の一生懸命さから、そのノルマを確実にこなしていった。
そんなある時・・・
ネギ「お、お願いします!」
甚六「・・・いや、今日の訓練は中止する」
ネギ「どうして!?」
甚六「いまのネギ君の体調では、訓練の効果がない。それどころか、身体を壊す可能性がある」
ネギ「ぼくなら、大丈夫です!お願いします!」
甚六「駄目だ!強くなるためには、無理をすれば良いというものではない。
ネギ君は一生懸命に訓練についてきている。成長も私の想像を遥かに超えるものだ。
だが、度を越して身体を治せないほどに壊してしまっては何の意味もない。今日は休みなさい」
ネギ「は、はい・・・」
444フラグsideネギ ブートキャンプ:2007/12/16(日) 20:18:57 ID:???
ネギと甚六の訓練が始まり、基礎体力の向上から、戦場での格闘術、さらには精神面まで鍛え上げられ・・・
甚六「ぐはっ」
ネギ「す、すみません!だ、大丈夫ですか!?甚六先生!」
甚六「大丈夫ですよ。しかし、もう私を超えるほどに強くはなりましたか・・・訓練は修了ですね」
ネギ「ありがとうございます!甚六先生!」
甚六「ですが、今一度、ネギ君の心に覚えて欲しいことがあります。
それは決して、無理をしないこと。また、自分自身で全てを背負わないこと。
勇気と無謀の区別がつかずに、散っていった若者を私は多く見てきました。
本当の強さは、そういった心にあります。ネギ君も、張り詰めでばかりではなく心に余裕を持ってください」
ネギ「はい!」
甚六「では、ふつうの教師に戻りましょう。そろそろ修学旅行の準備もしなければなりませんしね」
ネギ「でも、僕が下見に行って良いんでしょうか・・・?」
甚六「大丈夫ですよ。それに、さっきも言ったでしょう。心に余裕を、と。ちょっとした休暇と思って楽しんできてください」
ネギ「はい!」

カモ「えーーーーっと・・・甚六のおっちゃん、何者なんだ・・・・?戦場って・・・」まとい「知らぬが仏、ですよ」
カモ「いたのかよ」まとい「ずっと」
<終>
445マロン名無しさん:2007/12/17(月) 00:04:58 ID:???
キャラの原型をだな
446マロン名無しさん:2007/12/17(月) 13:36:27 ID:???
職人たちGJだ!

>>445
あまり目くじら立てんでも…
447マロン名無しさん:2007/12/17(月) 16:38:40 ID:???
別に本編でもじんろくは謎キャラだからなんでもありでいいじゃん
448マロン名無しさん:2007/12/17(月) 19:38:49 ID:???
職人達GJ!!

>>447
さすがにそれはない。
449フラグside:2007/12/18(火) 00:15:27 ID:???
ちょっといいわけ
さすがに甚六師匠はキャラ崩壊しすぎたようで、ごめんなさい
ネギに戦い方を教えられるそうな人で浮かんだのが、彼しかいなかったので、やってしまいました。
仮契約も、アーティファクトは浮かんでも、シチュがなかなか・・・
450マロン名無しさん:2007/12/18(火) 04:47:40 ID:???
>>449
逆に考えるんだ。
無理にバトルに持っていかなくてもいいさ。そうかんがえるんだ。
451280:2007/12/18(火) 22:13:31 ID:???
では>>438のとおり
修学旅行編をちょっとだけ書きます。(本格的に書くのはまだ先です)

■3-A教室
望「えー皆さんもうすぐ修学旅行です。一ヶ月前に行き先が決まったというのに、(>>94二行目引用)
  なんだか“三ヶ月も経ってしまったような”気もしますが…
  おそらく、このクラスの皆さんのキャラが濃すぎるために随分と濃密な一ヶ月だった…という事でしょう。
  そして突然ですが、3-Aには嬉しい報告と悲しい報告があります…」
明日菜「先生、嬉しい報告って何?」
望「それは、あと数日で修学旅行に行くってことです。
  いや〜考えただけでもワクワクしましたね、ほんとに、
  金閣寺見物できたらよかったのに…
  生八橋を食べれたらよかったのに…
  本場の舞子さんと遊びたかったのに…
  自殺の練習に清水寺から紐ありバンジージャンプ…やってみたかったのに…」
千雨(どうせなら紐なしでやれよ、つか…ん?)
のどか「あれ?せんせー、どうしてそんなに残念がってるんですか?」
夕映「もうすぐいけるのなら別に悔しがることないのです」
望「では、悲しい報告をしましょう……それは…


    何故か“3-Aクラスだけ”修学旅行に京都じゃない別の場所に行く事になったって報告です!!!

3-A生徒殆ど「ええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!?」
452280:2007/12/18(火) 22:30:46 ID:???
(中略
■2のへ組
ネギ「……と言うわけで、このクラスだけ他のクラスとは別にいち早く修学旅行をすることになりました…(ハァ」
千里「どういう事ですか!こんな横暴許されるわけありません!」
カモ「いやだからよ〜このクラスだけ“きっちり”分けられちまったんだっての」
千里「…!まあ、そういうことでしたら……」
芽留『ヲイヲイ認めんのかよ!』
ネギ「それで行き先なんですが……それなりの資金は受け取ってるんで…
   皆さんがが行きたい場所から一つ選びたいと思います。」
千里「じゃあ、みんなの行きたい場所から一つきっちり公平に阿弥陀くじにして決めましょう」

(中略
ネギ「では…皆さん書きましたね。では、いきますよ…」
可符香「せんせ〜、先生は行きたい場所書きましたか?」
ネギ「え?あ、でも僕教師だから…」
千里「駄目です!先生もこのクラスの一員なんですからちゃんと行き先書いてください!」
ネギ「はい、わ、わかりましたからそんな怖い顔しないで…」

ネギ(あ、そうだ。タカミチが学校で先生してるって聞いたっけ?そうだ…
   でも阿弥陀くじだった……まあいいか、当たるわけないけどその場所書いちゃえ♪)

千里「では決まりました!今度の修学旅行の場所は……」
453280:2007/12/18(火) 22:39:42 ID:???
カエレ「あさ・・・・ほ・・・・・・りょう学園都市?」
芽留『“まほら学園都市”だボケ』


こうして同じ日同じ時間で別の場所…


ネギ「では行きましょうか皆さん」
望「ではみなさん、準備できましたね」



それぞれの修学旅行は……




ネギ「麻帆良学園都市へ!!!」
望「ネーミングライツ制度をとってる高校がある町へ!!!」


始まった!!!

P.S.続きはいつか書きます、ではノシ
454マロン名無しさん:2007/12/19(水) 01:22:15 ID:???
これは期待せざるおえない
455マロン名無しさん:2007/12/19(水) 08:55:26 ID:???
なんか絶望先生の性格が悪くなってるなw
456マロン名無しさん:2007/12/19(水) 14:16:00 ID:???
>>453
ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
457マロン名無しさん:2007/12/20(木) 10:55:54 ID:???
期待
458マロン名無しさん:2007/12/21(金) 11:04:35 ID:???
これは楽しみ
459マロン名無しさん:2007/12/22(土) 19:10:28 ID:???
絶望した!
460280:2007/12/22(土) 23:46:18 ID:???
疲れたんで今夜は書けそうにないです。(修学旅行編については今年中には無理かな?)
日曜日か…月曜日に書きます。

>フラグsideさん
自分も色々考えちゃいますね、2のへ組ヒロインのアーティファクトを。
でも今のところ霧と千里の分しか思い浮かばない……OTZ

>>450
自分も糸色側でバトル展開を(文化祭編を)ちょっと考えていますが…正直、ムズイ。
考えてると小太郎主役になり、何故か糸色望がラスボス(+超)になっちゃっていますし…

ではノシ
461マロン名無しさん:2007/12/23(日) 09:54:25 ID:???
絶望先生がラスボス
何故か違和感がない
462マロン名無しさん:2007/12/23(日) 21:30:51 ID:???
ちと考えてみたが、ライアーゲームのフクナガみたいな奴を出せば……
居ないか……スマソ
463マロン名無しさん:2007/12/24(月) 18:06:13 ID:???
ほしゅ
464マロン名無しさん:2007/12/25(火) 14:23:26 ID:???
朝倉「クリスマスと言えば、後はロウソクよね?」
小夜ロウソク装備(ウラメシヤー
小夜「これでクリスマスっぽくなりました?」
糸色思いっきり首を振る
465マロン名無しさん:2007/12/26(水) 10:45:34 ID:???
絶望保守
466マロン名無しさん:2007/12/26(水) 21:51:36 ID:???
職人さん達まだー?
467マロン名無しさん:2007/12/27(木) 06:11:45 ID:???
小夜じゃなくさよ
ひらがなですよ
468マロン名無しさん:2007/12/27(木) 21:47:27 ID:???
ネギ絶保守
469マロン名無しさん:2007/12/28(金) 13:48:58 ID:???
期待期待
470マロン名無しさん:2007/12/28(金) 20:17:05 ID:F66wcTGD
もう駄目だよアスナさん
471マロン名無しさん:2007/12/29(土) 15:45:13 ID:???
諦めずに保守
472マロン名無しさん:2007/12/30(日) 11:40:02 ID:???
保守保守
473280:2007/12/30(日) 14:48:00 ID:???
では、遅くなりましたが、投下します。
474絶望的な真租:2007/12/30(日) 15:00:58 ID:???
望「え?今日エヴァンジェリンさんの家へ行けと?」
あやか「はい、今日の授業のプリントを届けてほしいんです」
望「そういうことなら茶々丸さんに頼めばいいじゃないですか…」
あやか「茶々丸さん、今日は葉加瀬さんのところでメンテナンスがあって帰りが遅くなると」
望「それなら委員長である雪広さんが行ってくれば…」
あやか「私はこれでも色々と忙しいんです。お暇な先生なら別に構いませんよね?」
望「お暇って…今日は人と会う約束が…」
あやか「行って下さいますね?先生」(ゴゴゴゴゴ
望「……(顔が笑ってない、絶望した!生徒に脅される自分自身に絶望した!)
  わかりました、行けばいいんでしょ行けば!」

明日菜「あれ?先生どこ行くの?」
望「これからエヴァンジェリンさんの家にプリントを届けに行くんですよ…人と会う約束があるといってるのに…絶望した!」
このか「せやったら私らが代わりに行ったげよか?」
望「いえ、そういう訳にはいきません。やはり私が持って行きます。行ってすぐ帰ればいいんですから」

明日菜「先生大丈夫かな〜なんだか心配」
のどか「先生がどうかしたんですか?明日菜さん」
明日菜「あ、本屋ちゃんに夕映っち」
夕映「何かあったのですか?」
このか「え〜っとな、せんせーがエヴァンジェリンさんの家にいくねん」
のどか「…それのどこが心配なんですか?」
明日菜「エヴァンジェリンさんって殆ど授業に出てないから何考えてるのか分かんないし、取っ付きにくそうだし…ちょっと怖いし…」
このか「んでせんせーは、エヴァンジェリンさんに踏んで詰られ攻められて、エヴァンジェリンさんの奴隷になってまうんやね♪」
明日菜「いやいや、そこまで考えちゃいないけど……あ〜なんかもう心配になってきた!!!このか行こッ!!!」
のどか「夕映……どうしよう?」夕映「……私達もついてってみるです」
475絶望的な真租:2007/12/30(日) 15:14:56 ID:???
■エヴァンジェリン宅
望「さて着きましたと。さっさとプリント渡して帰りますか」
ピンポーン
望「おや?出ませんね?…(ガチャッ)あ、開いてる……勝手に上がらせてもらいますよ〜」

エヴァ「う……ん……ぐぅ……」(ハァハァ
望「エヴァンジェリンさん!?大丈夫ですか!」
エヴァ「…う〜…ん?糸色望、き…貴様…何故ここに…?」(ハァハァ
望「プリントを届けにきたのですが…って、エヴァンジェリンさん、すごい熱じゃないですか!」
エヴァ「はぁ…はぁ……うるさい…頭に響く…」(ハァハァ
望「服も汗でびしょびしょじゃないですか。こんなになるまで何でほっといてたんですか!」
エヴァ「…うるさいって…言っとろうが……う〜ん……」(バタリッ
望「あ〜こんな時に…これでは約束の時間に…!(そうだ思い出しました!この状況なら…)」
糸色望は、エヴァをベットまで運び寝巻きを着換えさせた。

望「(見てません…私は何も見てません…セクハラじゃありませんから!)ふう、さてと…」
パシャッ パシャッ パシャッ パシャッ(シャッター音
望「よし、後はこれを使って…」つ『小瓶』

“新しい友人に対して失礼ですが頼みを聞いてもらえませんか?”“いつでもいいので彼女の―――が欲しいんです”
“私は諸事情でこの島から離れる訳にはいかないので…”“それと彼女の事が知りたいのなら、これ『小瓶』を…”

パラッ…パラッ…パラッ…
望(それにしても…これで一体何が判るというんですか?こんな事で彼女の不登校の原因がわかるとでも?)
モワモワモワモワモワ…
望「ってええ!何ですかこの霧は!?何も見えな…おわっとわあああ(ガンッ!)痛ッ!頭が!!ってこれは!?」
476絶望的な真租:2007/12/30(日) 15:34:55 ID:???
寝室に霧が充満するとどこか別の風景をを映し出した…
その光景に糸色望は 言葉を失った

それは寝室ではなく どこか広い大地 そこに存在するのは 二人の男女…
一人は杖を携えたフードの男。もう一人は人形を携えた どこかエヴァンジェリンによく似た麗しい女性…
女性は氷のような冷たい瞳に怨嗟にも似た想いを秘めているように思えた…何かを語り合う二人…
と突然女性は人形と共に男に向かって飛びかかった。男は数歩退き持っていた杖で軽く地面を叩いた

…とその刹那、ボチャンと女性が落ちた。男が仕掛けたであろう落とし穴にはまり 女性は人形と共に慌てふためいた
フードの男はニヤニヤ笑いしながら落とし穴にせっせと長ねぎやニンニクらしき野菜をぶち込んでいく
すると女性がボンッと爆発したかと思うと……

そこにはエヴァンジェリンがいた……




エヴァ「…………う〜ん…ん?……貴様…まだいたのか?…っておい、どうした?」
望「エヴァンジェリンさん…貴方に…これほど辛い過去があったなんて……」
エヴァ「…?貴様一体何の事を…!!!(まさか!私の夢を!?)……あれを見たのか?」
望「はい…エヴァンジェリンさんが撮られた映像を…」
エヴァ「(撮られた映像?)…どうやって見たんだ?」
望「この小瓶の液体を周りに振りかけたら……いきなり…霧に包まれて…そうしたら…」
エヴァ(これは…使用した対象の夢の内容を映し視覚化を可能にする魔法薬。何故こやつがこんな物を?)
477マロン名無しさん:2007/12/30(日) 15:52:18 ID:???
望「貴方が不登校が多いのも、妙に大人びているのも、口が悪いのも、全て理解しました!」
エヴァ「口が悪いのは余計だ!…まさか(魔法とは無縁で)関係ない貴様が私の過去を知る事になろうとは…」
望「関係ないとは失礼な!貴方は私のクラスの一員です!生徒の事情を知っていけないと言うんですか!」
エヴァ「そういう意味ではない」
望「誰だって酷い過去の一つや二つあります。私だって最初の挨拶の時にしずな先生からいじめを受けました!(>>1引用)
  さらりと私の名前を間違えたんですよ!しかも一文字も合ってない!誰ですかネギって!私は野菜ですか!」
エヴァ「そんな事はどうでもいい!それより貴様、その薬をどこで手に入れたんだ」
望「え?これですか?これは麻帆良でできた新しい友人に貰ったんですよ、図書館島で警備員やってる」
エヴァ(……図書館島の警備員?……そんなのいたっけか?)
望「それにしても映像が途中で途切れていました…寸止めとはイラッときました。どうせなら本番も見てみtあ、いえ、
  別にエヴァンジェリンさんが汚されるところが見たいのではなく、ただ興味本位というもので…」
エヴァ「……?」
望「にしても、エヴァンジェリンさんが自分の体を売って生きていたなんて……」
エヴァ「???おいちょっと待て。貴様は私の過去を見てどう捉えているんだ?」


望「絶望した!生徒の一人が“児○ポ○ノ”に出演して身売りをしていたという現実に絶望した!!!!!!」


エヴァ「な!?ちょっ待てええええええええええ!!!!!!!!!う、ゴホッ!ゴホッ…ゴホッ…貴様ああああああああ!!!!!!
    あれを見たんだろ!?聞いたんだろ!?何でそういう考えに行き着くんだ!!?頭に蛆でも湧いてるのか!?」
望「ええバッチリ見ました…でも聞こえませんでした!」エヴァ「!?」
望「あの映像見る前にちょっと蹴躓いて転んで頭をぶつけて、さっきまで耳鳴りが酷かったんで…
  正直、どんな話をしていたのか全くわかりませんでした!」
エヴァ「はああああああああああああああああ!!!!!!!!!??????」
478マロン名無しさん:2007/12/30(日) 16:11:17 ID:???
望「でも聞こえてなくても、ストーリーはあらかた想像つきました。そうですねあれは…
  “男に襲い掛かる大人に化けた幼女吸血鬼が男が仕掛けた策に嵌り逆に返り討ちに遭い陵○される”…て感じですかね」
エヴァ「はあああああああああああ!?グフォッ…ごほっ…ぐっ……ちょっと待て!それ以前に、
    いきなり部屋全体に映像が出るなんておかしいだろうが!“魔法”かそれに類するものだとは思わんのか!?」
望「“魔法”?確かに古今東西、時代を先越す程の優れた科学などは“妖術”又は“魔法”と称されたと言います…
  液体を散布する事で室内全体をスクリーンと化し映像を映し出す高度な技術…正に“魔法”と表現しても過言ではありません。
  アンドロイドの茶々丸さん、天才の葉加瀬さんなどが在籍する麻帆良学園なら別段おかしい事ではありませんね」
エヴァ「そうではな――――い!!!!!ゴホッゴホッ…くッ!(何百年生きてきたがこうも鈍い奴は初めてだ…OTZ)」
望「それにしてもあの映像、ニンニクや長ネギをぶち込まれて魔法が解ける〜な設定は駄目ですね。
  今時の吸血鬼がニンニク嫌って…古いです、古臭すぎです!いつの時代です!何百年昔の遺物ですか!!!」
エヴァ「(#ピキピキ)……悪かったな!!!!古臭い遺物な存在で!!!!!」
望「エヴァンジェリンさん、一体何を怒っているんで……はッ!エヴァンジェリンさん!まさか貴方は…本物の吸血鬼だとでも?」

エヴァ「……ああそうだ!私は…正真正銘本物の吸血鬼で真租。そして“闇の福音”と呼ばれる存在だあああああああ!!!!!!!!」


空気が凍った…


望「……そうですね……誰だって心に癒えない傷を抱えていたら、妄想や空想の世界に逃げたくなるものです…」(遠い目
エヴァ「(####ピキピキピキピキ)人の事を邪気眼か、頭の可哀そうな奴を見るような目で見るn
      「「「「うわあああああああああ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!」」」」
    うるさ〜〜〜〜い!!!誰だッ!!!!!!ってお前ら!!!!?」
479絶望的な真租:2007/12/30(日) 16:25:49 ID:???
望「神楽坂さん、宮崎さん、近衛さん、綾瀬さん!?貴方達、どうしてここに!?」

明日菜「先生が心配だったからついて来たんだけど…」
このか「まさかエヴァちゃんにそんな辛い過去があったやなんて…」
夕映「これは…想定外です」
のどか「エヴァンジェリンさん…」
エヴァ「お前等一体いつからそこに!?」
明日菜「先生がしずな先生に名前を間違えられた〜って辺りから」
エヴァ(……私の夢は見てないようだな)
明日菜「にしてもゴメンね!エヴァちゃんの事誤解してたわ!」エヴァ「え?」
このか「一人で悩まんとき。うちらも力になってあげるから」エヴァ「はあ?」
のどか「そうですよ…どんな過去があってもエヴァさんはエヴァさんですから!」エヴァ「お前ら何か誤解を…」
夕映「吸血鬼に対して深い構想を立ててそうですね、話の種に聞きたいです」エヴァ「え?あ、ああ…」
明日菜「じゃあさ、皆で学校で話そうよエヴァちゃん!あ、茶々丸さんも一緒に♪」エヴァ「断わr」
明日菜「でないとエヴァちゃんの過去み〜んなに話しちゃうから!」エヴァ「ちょ脅す気か!つかエヴァちゃん言うな!」
夕映「明日菜さん、ハルナと朝倉さんは秘密です。あの二人に知られれば、尾びれ背びれが付いてどうなる事やら…」
のどか「ハルナなら同人誌のネタにするかも…」このか「大丈夫、この五人と先生とで秘密やからな♪」(ワイワイガヤガヤ
のどか「エヴァさん、一緒にお昼でも食べませんか?」エヴァ「ちょっと待t」(ワイワイガヤガヤ
このか「じゃあ明日エヴァちゃんの分の弁当もこしらえるわ」エヴァ「勝手にきめr」(ワイワイガヤガヤ
望「よかったですねエヴァさん。貴方にも新しい友達ができて♪」エヴァ「よかないわ!」(ワイワイガヤガヤ
エヴァ「お前ら……いい加減に!!!!!」(ワイワイガヤガヤ


    ………絶望した!話を全然聞かないこいつ等に絶望s(ワイワイガヤガヤワイワイガヤガy)…てうるさああああああい!!!!!!!!


■エヴァンジェリン宅:外
ゼロ「何ダカ面白イ事ニナッテルナ。クケケケケケ…」
茶々丸「そうですね」
                <<Fin>>
480あとがき:2007/12/30(日) 16:32:50 ID:???
>>460の予告どおりに投下できなかった事を……ごめんなさい。

今回が今年最後の投下となります。
来年もよろしくお願いします。(ペコリ
ではまた来年に!ノシ



P.S.
>>477>>478に題名入れ損ねた…OTZ
481フラグside:2007/12/30(日) 20:51:04 ID:???
なかなか、ネタをまとまる時間が取れない・・・。年末ネタで投下。ちょっと、ギャグ少ないかも
あと、賛否両論あると思いますが、ナチュラルにネギが魔法使ってるのもご了承を。
まあ、カモが普通に人前でしゃべってる時点で、もうかなり異常ですが・・・
482フラグsideネギ 大掃除・前:2007/12/30(日) 20:53:49 ID:???
クリスマスも終わり、年も残りわずかとなったある日。
ネギ「今年も終わりだね、カモくん」
カモ「何だかんだいって、濃い一年だったよなー、アニキ」
学校の宿直室の一つに住んでいるネギの元に、災いが押し寄せようとしていた。
藤吉「ネギ先生!大事なものを持って逃げて!」
ネギ「どうしたんですか!藤吉さん!」
藤吉「千里が・・・千里が大掃除に来ます!」
カモ「は?」
ガラッ
千里「先生!おはようございます!」
藤吉「きたーーーー!!!」
千里「ネギ先生、ちょっとの間、我慢してくださいね」
ネギ「えーっと、・・・何で千里さんが、ぼくの部屋の掃除を?」
藤吉「先生のところだけではありません。みんなの所に押しかけては大掃除をしていくんです」
カモ「ふーん、でも掃除してくれるんだから良いんじゃねぇのか?千里の姐ちゃんだと、きっちり綺麗にしてくれそうだしよ」
藤吉「甘い・・・甘いよ!千里のきっちりは度を越しているのよ!」
483フラグsideネギ 大掃除・前:2007/12/30(日) 20:58:02 ID:???
千里「えーっと・・・ヒーローショウのサイン・・・捨てっ」
交「あ!何するんだよ!」
千里「サイズのばらばらな女性物の下着・・・?霧ちゃんの?」
霧「これ、私のじゃないよ」
千里「じゃあ、捨てっ」
カモ「あ!おれっちのコレクション!」
まとい「カモ様・・・まだそんなことを・・・」
カモ「ギクッ、い、いたのかよ・・・」まとい「ずっと(にっこり)」
ネギ「こ、これは・・・」
藤吉「千里は要るか要らないものか美妙な物はみんな捨てちゃうんですよ・・・」
ネギ「そうなんですか・・・千里さん、押入れのものは絶対に手をつけないでくださいね。絶対にです!」
千里「押入れ?・・・(ガラッ)あぁ、なるほど・・・こういうのは、可符香さんが詳しいのでしょうけど、
私も少しかじった事はあるので、捨てると何があるか分かりませんね。後ろ髪を引かれますが、ここは整理だけにします」
ネギ「は、はい・・・(かじった事があるって、魔法道具なのに・・・なんで?しかも、可符香さんが詳しいって・・・)」
千里「そうだ、私が掃除をしている間に、ネギ先生もきっちり綺麗にしましょう。湯を沸かしてありますので、きっちり身体を洗ってきてください」
カモ「・・・風呂、あるんだ。この学校・・・」まとい「何でも、可符香さんが校長先生達上層部を【説得】して造らせたそうです」
交「いやにひっかかるな・・・本当に説得なのか?」
ネギ「え!?い、いえ、僕も掃除手伝いますよ!」
千里「聞けば、ネギ先生。お風呂に入っても、まともに身体を洗ってないそうじゃないですか。晴美!霧ちゃん!ネギ先生と交くんをきっちり隅々まで洗ってあげて!」
藤吉「わっかりましたーーー♪」霧「うん、いいよ♪」ネギ「え!?い、いやぁぁぁぁ!」交「何で俺まで!」
腐女子「千里には逆らえないな〜♪きっちり隅々まで洗わなきゃ♪」霧「えへへ〜そうだね〜」
484フラグsideネギ 大掃除・前:2007/12/30(日) 21:03:10 ID:???
ネギと交が、あんなところやこんなところを隅々まで現れている間
千里「ネギ先生の着替えはここにおいて、この服は洗濯して・・・あら?」
ネギの着ていた服から古ぼけたブレスレットがこぼれ落ちる。
千里「何かしらこれ・・・ずいぶん古いわね。捨てっ」
この瞬間、ネギやその周りの人にとっての最大の災禍の始まりであった

ネギ「うぅ・・・」交「大丈夫か、ネギ・・・」
藤吉「綺麗になったからいいじゃない♪」霧「うんうん♪」
ネギ「あれ?今まで着てた服は?」藤吉「千里が選択してるんじゃない?着替えも用意しているし」
ネギ「そうですね。・・・あれ?」霧「どうしたの?」
ネギ「な、ない・・・ブレスレットが無い!」

ネギ「千里さん!ブレスレット、知りませんか!?」
千里「ブレスレット?捨てちゃいましたけど」
ネギ「なんですって!!なんてことをしてくれたんですか!!」
怒りのあまり、千里の胸倉を掴みあげるネギ。その迫力に千里が圧倒される。
千里「え?ええ?」交「あれは、ネギのお父さんの形見だったんだよ!」霧「まだ、ゴミ袋の中にあるかも!ゴミ袋はどこ!」
千里「し、収集所にもう置いてきましたけど・・・」
それを聞くや、乱暴に千里を放り、急いでゴミ収集所に向うネギ。あわててそれを追いかける一同。しかし
485フラグsideネギ 大掃除・前:2007/12/30(日) 21:03:58 ID:???
まとい「そんな・・・もう回収されたあとなんて・・・」藤吉「・・・きっちり回収時間に合わせて出したのね。千里」
千里「う、うん・・・」
ネギ「・・・収集車の中にあるかも」カモ「え?」ネギ「まといさん、カモくん霧さんは交君をお願いします」霧「ネギくん?」
そう言うや、杖にまたがり、猛スピードでその場から飛び去るネギ。それを呆然と見送った者達に、何とも言えない重い空気が漂っていた。
千里「・・・・・・」カモ「アニキ・・・」
千里「・・・・・・」まとい「ネギくんにとって、お父さんは何よりも大事なものだって、聞いたけど・・・」
突然、霧が放心している千里に掴みかかる
霧「何とか言いなさいよ!あんたのせいでネギくん、傷ついたんだから!」千里「・・・・・・・」
まとい「・・・クラスのみんなに、ネギ先生を捜索するように、連絡網を回しておきました。カモ様」
カモ「・・・すまねぇな、アニキは親父のことになると、見境がなくなっちまうんだ・・・」
霧「謝る事無いよ!この女が!勝手に人の家を荒らさなきゃこんなことには!」
千里を掴みあげる力をさらに強める霧に、交が声をかける。
交「霧ねーちゃん、今はそんなことよりも、早くネギを捜そう!今のアイツ、何をしでかすかわかんねぇぞ!」
その声にようやく千里を開放する霧。そして、そのままネギ捜索へとカモ・まとい・交・霧は向かっていった。
後に残ったのは、自らの引き起こした大事件に呆然とする千里とその親友の藤吉だけであった。
藤吉「千里・・・」千里「・・・・・・・」
486フラグside:2007/12/30(日) 21:06:58 ID:???
前編はここまで。今年中に後編を書き上げる予定です。
我ながら、話が重くなっちゃったな・・・
487マロン名無しさん:2007/12/30(日) 21:08:52 ID:???

飛んでったことに対してはみんなスルーなんだな
それともバレてたっけ?
488マロン名無しさん:2007/12/30(日) 21:17:01 ID:???
>>487
>>481に予防線
489マロン名無しさん:2007/12/30(日) 22:07:29 ID:???
職人さんたち久々更新乙華麗!!!

エヴァ様邪気眼扱いにフイタwwwww
絶望先生、クウネルとダチになってるのかよwwwww
ネギ形見消失で激怒いったいどうなる!?
490マロン名無しさん:2007/12/31(月) 05:44:30 ID:???
フクナガみたいな奴居たら面白そう。
491マロン名無しさん:2007/12/31(月) 06:06:31 ID:???
糸色側が「絶望先生ノゾム!」で
ネギ側が「さよなら魔法先生」みたいな?
492マロン名無しさん:2007/12/31(月) 07:57:02 ID:???
>>484
いくら千里でも、他人の所有物勝手に捨てちゃ犯罪だってこと知ってるだろ
493マロン名無しさん:2007/12/31(月) 08:02:17 ID:???
突っ込みどころはそこじゃねーだろ
俺には胸ぐら掴むネギなんか逆立しても想像できん
494マロン名無しさん:2007/12/31(月) 10:27:35 ID:???
良作が2本も投下されてるジャマイカ!職人GJ!!
>>492
>>493
そんな事より美少女二人に洗われてるネギにSHITしてハァハァした。
495フラグsideネギ 大掃除・後:2007/12/31(月) 13:40:04 ID:???
TVニュース「えー、たった今入ったニュースです。ゴミ収集車が連続して謎の爆発をおこし、周囲にゴミが散乱しているということです。
目撃者の話では、なにか光のようなものが収集車にぶつかり、爆発したということです。
また、少年がゴミを漁っていましたが、しばらくすると残念そうに飛んでいったという目撃情報も流れましたが
関係者はこの証言を混乱による錯覚だと断定しています。なお、この事故による死者、怪我人はいないそうです。では、次のニュース・・・」
望「物騒ですね。分別していないスプレー缶でも入ってたんでしょうか」
茶々丸「私達も気をつけましょう。あ、それはそこに置いておいてください」
エヴァ「・・・なんで糸色望がここにいるんだ?」
茶々丸「ヒマそうなので、大掃除の手伝いに来てもらいました」
望「茶々丸さん!人をヒマ人扱いしないでください!道を歩いていたら、あなたに拉致されたんですよ!」
エヴァ「ま、勝手にやっててくれ・・・」
茶々丸「マスターも自分の身の回りの整理整頓はきちんとしておいてください。とくに、ナギコレクションに関しては、私にはわかりかねますので」
エヴァ「う・・・わ、わかったよ・・・」
チャチャゼロ「ケケケ、ハタラケハタラケ」

やがて、捨てられた形見のブレスレットを捜すために、収集車を襲撃し続けたネギが2のヘの生徒に発見されたのは、最終処分場であった。
発見されたとき、ネギの体力はすでに限界を超え、また、魔力もほとんど枯渇した、とても危険な状態で倒れていた。
そのまま、ネギの部屋に運ばれ、医者に見せたものの、医者の見解はとても絶望的なものであった。
496フラグsideネギ 大掃除・後:2007/12/31(月) 13:42:05 ID:???
医者「手は尽くしました。あとは彼の精神力次第です。目が覚めてくれればよいのですが・・・」
霧「そんな・・・」交「ネギ・・・」
カエレ「どうにかならないの!訴えるわよ!」
カエレが医者をにらみつけるものの、医者も黙って首を振る。そのしぐさは、事の重大さをさらに重くした。
沈黙が続く中、さらに、芽留のメールが、事件の発端でありその責任を深く感じていた千里をさらに追いつめる。
芽留『あーあ、これでこのガキが死んじゃったら、やっぱお前のせいなんだろうな。子供にもきっちり容赦無しなんて恐れいるぜ』
そのメールを横から見た藤吉が芽留に詰め寄る。
藤吉「そこまでいうことないじゃない!千里だって、わざとやったわけじゃないのよ!」
千里の弁護をする藤吉に、さらに追い討ちをかけるように、カエレもつぶやく。
カエレ「そりゃあ、故意にやってたら立派な虐待よ。過失だとしても、罪は重いわね」
藤吉「カエレまで何言うのよ!」
霧「でも、千里ちゃんが、勝手に捨てなければ、こんなことにはならなかったよ。」
親友ゆえ、分の悪い千里の弁護を続ける藤吉。なんとか、自分を抑えながらも、憤りを千里にぶつける霧
さらには、今まで千里にきっちりの標的にされていた芽留や、信賞必罰、悪・即・(告)訴のカエレも加わった言い合いに、雰囲気は最悪になる。
やがて、沈黙していた千里が立ち上がり、ネギの魔法道具の入った押入れを開け、その場にあった適当な怪しげな薬を手に取る。そして
千里「もう・・・いいよ、晴美」藤吉「千里?」
千里「こんなことになったのは、みんな私のせい。なら、私はきっちりこの責任を取る。私の命で・・・」
藤吉「ちょっと!何言ってるのよ!何も死ぬことは・・・」
千里「だめよ・・・私は責任を取らなきゃ・・・ネギ先生・・・晴美・・・みんな・・・ゴメン・・・」
そういうと、千里は怪しげな薬を飲み干し、そのまま、倒れこんだ。
497フラグsideネギ 大掃除・後:2007/12/31(月) 13:47:00 ID:???
風呂上りのまま、冬の寒空を猛スピードで駆け抜け、さらには魔力を乱発したため倒れてしまったネギ。
その意識は冷たい暗闇の中に沈んでいた。
ネギ「父さん・・・ゴメン・・・ボク・・・」
さらにその闇の中に沈み込んでいくネギ、そんなネギの意識に、何者可の声が聞こえる。
???「ネギ・・・ネギ・・・」
ネギ「だれ・・・?この声は・・・」
ネカネ?「ネギ・・・起きて・・・みんな心配してるよ・・・」
ネギ「おねぇ・・・ちゃん?」
ネカネ?「ネギ・・・ブレスレットなら、ここにあるよ・・・がひろったよ・・・早く起きて・・・」
急速に浮き上がるような感覚。覚醒に光に向う中、ネギは、沈みながら泣きじゃくっている少女を見つける。
千里「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ネギ「千里さん・・・」
普段の千里からは考えられないくらいに、弱弱しく泣いて謝る姿に、ネギの中から、怒りの感情が一気に醒めていく。
ネカネ?「オキて、みんナ心配しテるヨ」
従姉の声に似た声に導かれ、ネギが覚醒する。
498フラグsideネギ 大掃除・完結:2007/12/31(月) 13:48:48 ID:???
目が覚めたネギの前に、満面の笑みを浮かべた褐色の少女の顔があった。
マリア「ア、ネギ先生、おきたヨ」ネギ「マリア・・・さん・・・?」
カモ「アニキ!大丈夫か!」ネギ「カモくん・・・それにみんなも・・・?」
可符香「先生が高熱を出した倒れていたのを、ここに運んだんですよ」
奈美「ブレスレットも、マリアちゃんが偶然見つけていたんですって」
ネギ「そうだったんですか・・・千里さんは?」
千里「・・・・」霧「責任感じて、怪しげな薬を飲んじゃったんだけど・・・」
カモ「幸い、睡眠効果だけしかねぇ薬だったんでで命には別状ねえぜ。アニキ」
千里「・・・ごめんなさい・・・ネギ先生・・・みんな・・・ごめんなさい・・・」
まとい「でも、ずっとこうなんです・・・」
藤吉「・・・ねえ、先生。千里のこと・・・許してあげて。あの子、いつもやりすぎちゃうけど、決して、悪気があるわけじゃないの」
ネギ「藤吉さん・・・」
可符香「大丈夫ですよ。過ちは誰にでもあるんです。起こってしまったものは取り戻せなくても、繰り返さなければ良いんです」
ネギ「可符香さん・・・そうですね!僕も我を忘れて、酷いことをしてしまった・・・」
芽留『まー、ゴミ収集車を、何台もジャンクにしちまったしな』
ネギ「はい・・・僕も、今回はやりすぎました・・・その上、みんなに迷惑をかけてしまって・・・」
カエレ「初犯だし、今回だけは不起訴にする。それでいいのね、ネギ先生」
ネギ「はい!」
可符香「それじゃあ、丸く収まったところで、みんな、ここで忘年会をしましょう!千里ちゃんもすぐに目を覚ますみたいだし!」

奈美「その後、目を覚ました千里ちゃんも、ネギ先生と無事に和解し、みんなで忘年会の準備を始めて、楽しく年越しが出来ました」
芽留『ずいぶん普通な後日談だな』
奈美「普通って言うな!」
499フラグside:2007/12/31(月) 13:52:22 ID:???
まわりの絶望キャラの影響か、ネギがかなり過激な子になっちゃったかも?
というか、ギャグが少なすぎて話が重い・・・
そろそろ、ネギ側のネタがきつくなってきました。
こうして考えると、絶望先生って、かなりのトラブルメーカーだったんだなぁ・・・

では、またネタが出来上がった来年に会いましょう
500280:2008/01/01(火) 08:32:20 ID:???
新年明けましておめでとうございます。>>280です。
>>281さんに触発されて勢いのままに交編を投下しましたが…まさか今も書き続けてる事になろうとは……
小太郎編に臼井編…ふう……交編の一回で終るつもりだったのにな……ま、いっか(笑)
では今年もよろしくお願いいたします。
ではノシ


P.S.もうちょっとだけ続くんじゃ
501280:2008/01/01(火) 08:34:32 ID:???
新年のおまけ:ネギ側でカモが普通に喋っているのに皆が自然な理由
私的解釈では2のへ組とその学校の人たちにネギ達の魔法バレはしてません…………今のところはね


可符香「喋るオコジョなんかいるわけないじゃないですか。カモ君はポロロッカ星人の仮の姿なんですよ♪」
千里「喋るなら喋る!喋らないなら喋らない!キッチリしなさい!!!」つ―ニニフ「喋る!ちゃんと喋るから鉈向けるなって!(ガクブル」
まとい「喋るオコジョを愛してはいけないんですか###」
芽留『あんなに流暢に喋れて羨ま………しくなんかねえぞ(,,゚Д゚)< ゴルァ!』
愛「そういえば…あ、すみませんすみません!私なんかが疑問に思ってすみませんすみまs」※収拾つきませんでした
あびる「カモ君の尻尾…(ハアハア」※尻尾の方が気になるようです
麻菜実「オコジョの毛皮って高く売れそうですね…」※毛皮の方が気になるようです
晴美「ネギ×カモ君擬人化……う〜ん…これはどうだろう…」※CPの方が気になるようです
ことのん「打倒!ネットアイドルちうちゃん!!!」※ライバルの方が気になるようです
マ太郎「カモ面白レー♪」※特に気にしていないようです
霧「……開けないでよ」※聞けませんでしたが特に気にしてないようです
真夜「…………………(ギロリッ」※睨んできますが特に気にしてないようです
智恵「カモ君?あれって腹話術でしょ?」※おや、普通な反応ですね。誰かさんみたいに

奈美「普通って言うなッ!うわああああああ〜ん(タッタッタッタッタ」※あ〜あ、どっかいっちゃいましたね。これでは質問が聞けませんね


<<終劇>>


■おまけのおまけ:一行でわかるカエレ編
楓「オコジョが喋るなんておかしいよ!子供先生もおかしいのに……皆どうかしてるわ!!!」※その後カエレになって暴走したそうな…
502マロン名無しさん:2008/01/03(木) 13:33:51 ID:???
新年一発目の絶望保守
503マロン名無しさん:2008/01/04(金) 10:40:43 ID:IDVWq7m0
期待をこめてagてみる
504マロン名無しさん:2008/01/05(土) 20:31:10 ID:???
―放課後―
ガラッ
夕映「あれ…みんなはどうしたですか?」
パル「夕映がトイレに行ってる間に終わって帰ったわよ」
糸色「綾瀬さんも席について補習の続きを始めて下さい」
夕映「は、はいです」
《数分後》
夕映「…出来たです」
糸色「速いですね、どれどれ……はい、大丈夫です」
パル「夕映はちゃんと授業聞いてれば補習なんて受けなくてすむのに…あ〜、もしかして先生目当てなのかなぁ〜」
夕映「そ、そんなわけ無いです!」
糸色「綾瀬さんは、授業についていけないのですか?」
夕映「い、いえ、その……勉強嫌いなのもあるのですが、どうにも授業に集中出来ないのです…」
パル「ふ〜ん」
糸色「……そういえば綾瀬さんは授業中にも、よく席を立ちますよね」
パル「そう言われればよくトイレに……あ、だからついていけなく…」
夕映「/////」
糸色「絶望した!頻尿娘に絶望した!」
夕映「だだだ誰が頻尿娘ですかぁ!!」
糸色「すみませんでした綾瀬さん、あなたに必要だったのは補習ではなく、むしろ膀胱の補修!泌尿器科に行く事をおすすめします!」
夕映「上手い事言ったつもりですか!」
505マロン名無しさん:2008/01/05(土) 20:32:06 ID:???
夕映「はあ、気が重いです…」

―糸色医院・診察室―
糸色「今日はどうされました?」
夕映「あ、あの…(うう、言いづらいです)」
糸色「気軽に話されて結構ですよ」
夕映「はい、あの、ひ…ひ、ひん……、ひん……う…で悩んでまして」
糸色「はい?」
夕映「で、ですから、ひ、ひんに…ぅで悩んでいるです」
糸色「…なるほど、しかし、綾瀬さんはまだ中学生ですよね?」
夕映「は、はい」
糸色「でしたらまだ成長期ですので深刻に悩まなくて大丈夫ですよ」
夕映「はあ、しかし学校でも…」
糸色「大丈夫です、成長とは人それぞれですからクラスメートと比べなくてもいいんですよ。これから成長します」
夕映「?……あの、何の話ですか?」
糸色「貧乳で悩んでいらっしゃるんですよね?」
夕映「ち、違うです!貧乳ではなくて頻尿です!」
糸色「頻尿…」
夕映「あっ……/////」
糸色「恥ずかしがる事は無いですよ、学校の様に普段と違う所へ行くと緊張で尿意をもよおすと言うのは学生にはわりと多い悩みなんですよ」
夕映「そ、そうなのですか?」
糸色「ええ、ですから貧乳で頻尿でも大丈夫ですよ」
夕映「か、勝手に付け足さないで下さい!」
糸色「ただ……あなたの場合、その妙なジュースを飲むのをやめたらいかがですか?」
     _γ 
   ,.'´  `ヽ
    i ||ハハハ||   
    | §゚ 3 ゚§ チュー
    (| っ抹o  
506マロン名無しさん:2008/01/06(日) 00:21:45 ID:???
新しい職人さんかな?GJ♪
507マロン名無しさん:2008/01/06(日) 02:41:51 ID:???
ネギまと絶望先生の絡みがこんなにいいとは…
508マロン名無しさん:2008/01/07(月) 01:25:43 ID:???
この二作品の相性は絶妙だな。
509マロン名無しさん:2008/01/08(火) 16:07:06 ID:???
>505
病院だから望ではなく命なのはわかっているけど、
名前の部分が「糸色」だとややこしくなりそうだ。
510フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 20:24:48 ID:???
今更ですが、開けましておめでとうございます。
新しい職人さんは大歓迎です。この勢いでもっと増えてくれると嬉しいですね。
では、正月モノで1つ投下を

冬休み、ネギは周りからの勧めもあり、故郷・ウェールズに里帰りすることになった。
ちなみに、カモは本国で指名手配のみなので、戻ることが出来ないため
ネギ「・・・それじゃ、まといさんカモくんのこと、よろしくお願いします。」
まとい「うん、カモ様のことは、私に任せて、ゆっくりしてきて」
カモ「アニキ〜早く帰ってきてくれよ。過ちが起こる前に・・・」
本国に帰れば即タイーホのカモをまといに預け、留守番の霧たちにも
ネギ「霧さんも交くんのことをお願いします」
霧「わかった。まかせてよ」
交「お土産忘れるんじゃねーぞ、ネギ」
挨拶を済ませ、ネギは故郷へと里帰りに出た。
ネギ「それじゃ、行って来ます!」
511フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 20:38:30 ID:???
明けて新年
ネギが故郷・ウェールズから戻り、冬休みの終わった最初の登校日
ネギ「・・・・・・・・」
千里「・・・?」
ネギ「ぼーーーー」
奈美「・・・ねえ、カモくん。ネギ先生、いったい何があったの?今日、ずーっとボーっとしてるんだけど・・・」
奈美がカモに問いかけるも、カモも遠い目をして、ぶつぶつとつぶやき、とても聞きだせる状況ではなかった。
ならば、まといにと、問いかけようとしたが、まといも一枚のカードをうっとりと眺めていてこちらも聞きだせる状況ではなかった。
奈美「一体どうしたんだろう・・・」
可符香「・・・ネギ先生、正月ボケですか?」
その発言に一人の少女が反応した。
マリア「なんじゃそら!」ビシッ
いきなりネギを殴るマリア。突然の衝撃にネギが驚く
ネギ「!? お、おねぇちゃん!?」
可符香「まだ呆けてるようですね」マリア「誰がおねーちゃんやねん!」ドカッ
再度の衝撃に、ようやく正気に戻るネギ
ネギ「え!?あれ!?マ、マリアさん・・・?」
千里「ちょっと、どうしたの?マ太郎!」
512フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 20:52:43 ID:???
マリア「ツッコミだヨ♪」
千里「は?」
屈託の無い笑顔で千里に答えるマリア
マリア「ボケたら、ツッコマな。あきまへんで兄さん」
奈美「ボケ?」
マリア「正月ボケがあるなら、正月ツッコミが無いとオカシイ」
大草「正月ツッコミって・・・」
千里「お正月のTVに悪い影響を受けたのね」
そんな騒動が流れる中、まだブツブツ言っているカモとうっとりしているまとい。そんな彼らにもマリアの暴走に巻き込まれる
マリア「イイカゲンニシロ!」ビシッ バシッ
カモ「!? え!?なに!?」まとい「痛っ!え!?どうしたの!?」
千里「マリア!悪い子!」
そんな千里の非難もマリアには聞こえず
マリア「街中の正月ボケにも、正月ツッコミイレルヨ!」
そう言って飛び出すマリア、呆然と眺めていたネギに、千里の怒号がかかる。
千里「ネギ先生!追いますよ!みんなもマ太郎をきっちり止めにいって!」
ネギ「は、はい!」
513フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 21:06:57 ID:???
マリアがぼんやりとしている人を見つける
マリア「オマエ、正月ボケか?」
ぼんやりしてる人「あー、そうだね」
そう答えると、突然その人を殴るマリア
マリア「このボケが!」ペシッ
ぼんやりしてた人「い、いきなり何を!?」
そんなやり取りを繰り返しながら、街中の人に突っ込み続けるマリア
ネギ「うわぁ・・・街中の人にツッコミを入れていってる・・・」
千里「ネギ先生!マ太郎を止めてください!」
ネギ「は、はい!え、ええと・・・」可符香「ネギ先生、私に任せて」
可符香が、そういうとマリアに話しかける。
可符香「マ太郎、ただボケている人だけが正月ボケじゃないのよ。例えば
・ついお年玉を親に預けてしまう ・撮られるのをわかってハワイに行く芸能人
・ヒマ過ぎて普段見ないような漫画を買ってしまう ・新年最初のマガジンで休載する漫画
とかいっぱいあるのよ!」
千里「風浦さん!?あなた、なに被害を拡大させるようなことを言ってるの!?」
マリア「ほー。いろんな正月ボケがあるんだな。みんなツッコムヨ!」
さらに大暴れする、マリア。そしてついに千里も冷静を欠いてしまう。
514フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 21:09:52 ID:???
千里「いい加減にしなさい!イライラする!」奈美「千里ちゃん?」
千里「突っ込むなら、他のボケにも突っ込みなさい!」
芽留『そっちかよ!』
マリア「他のボケ?」
千里「そう!たとえば、あそこでメガネをカチカチ言わせていちゃついている恋愛ボケなバカップル!」
「お前が可愛いよフーフー」「あなたこそ素敵よハーハー」
マリア「おー、なんか息が荒いネ」バキッ マリア「かわいくな一つーの!むしろ見苦しい!」
カモ「おぉ、初めて具体的に突っ込んだな」
千里「あれもボケの一種!」
ことのん「うわーこの写真の子、きゃーわいーい」芽留『めちゃくちゃピンボケしてるぞ』
マリア「ピン・・・ボケ・・・?ピン・・・ツッコミ・・・」ことのん「って、これわたしじゃーん♪テヘ♪」
マリア「一人(ピン)ツッコミは痛いぞ」
千里「ところで、ネギ先生はどうしたの?さっきから、なんも言わなくなっちゃったんだけど」
その問いに、ネギを背負った晴美が答える
晴美「それが・・・急に眠っちゃって」カモ「あー、もしかして、アニキ、時間の感覚が狂ってんじゃねーのか?」
千里「なるほど・・・正月じゃなくって、時差ボケしてたのね」
そんなやり取りをじっと見てるマリア
マリア「時差・・・ボケ・・・」
妙な間の後に、突然マリアがネギに突っ込む
マリア「なんでやねん!」ネギ「ふにゃ!?あ、あれ・・・?」
カモ「妙な間って、時差ツッコミかよ」奈美「おそっ」
515フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 21:15:11 ID:???
ガチャン
人と自転車がぶつかる。カエレと臼井が乗っていた自転車がぶつかった音だった
カエレ「イタッ!どこみてんだよ、このボケナス!」
マリア「ボケ・・・ナス・・・」
カエレ「自転車は軽車両。これは立派な交通事故よ!訴えてやる!」
マリア「ボケにはツッコマなあきまへん。ボケナスだから・・・」
おもむろに茄子を取り出すマリア
マリア「ツッコミナス!」
臼井「ナス!?どこに突っ込むんですか!?」
カエレ「そんなもの突っ込まないよ!そんなことでわたしは示談しないよ!」
臼井「私の貞操はご主人様だけのものです!」
カエレ「知るか!そんなの!」
臼井「そこを通りがかるおっぱいの大きいボインで熟女なおねーさん!助けて!穢される!」
千鶴「・・・あらあら、誰が熟女ですって?」臼井「え?」
まるで仮面のように固まっている笑顔のまま、冷たい焔のようなオーラを出してボイン熟女はゆっくりと臼井に近寄る。
千鶴「ボケてるのね?じゃあ、突っ込んであげる、このお葱で・・・」
百戦錬磨の千里ですら引いてしまう雰囲気。一同はその後に訪れるであろう惨劇から目を背けるように逃げ出す。
後ろからこの世の苦痛を一身に味わったような悲鳴が聞こえたが、とりあえず、何もなかったことにした。
千鶴「うふふふ・・・あなた、ずいぶんココ慣れてるのね。どんどん入ってくわ・・・」
516フラグsideネギ 正月ツッコミ:2008/01/09(水) 21:15:34 ID:???
ふと、街頭のテレビから、とある芸能人が写る
「こりんは天然ボケだなぁ」
マリア「天然ボケ?」
その言葉に反応したマリアはテレビ局に乱入し、こりんに突っ込もうとする。しかし振り上げた手をつかまれ
こりん「計算でやってるんだよ。ボケてるヒマなんてねーよ」と凄まれた後に投げ捨てられた。
可符香「どうしたの?マ太郎」
マリア「アイツ、ぜんぜん天然ボケじゃないヨ!触れてはいけない芸能界の闇ダヨ。でも負けない!もっともっと突っ込む!」
可符香「なら、あのお家に行ってごらん。ボケをいっぱい知っている人がいるから」
マリアがその家に入り、家主に尋ねる
マリア「おまえがボケた人をいっぱい知っている人か?」
「えぇ、知ってるわ。戦後日本に蔓延するボケ。『平和ボケ』よ。さあ、私とともに突っ込みを入れましょう!」

国会中継
マリア「総理!お答えください!他国による不法占拠・領海侵犯!海底資源問題!不法入国者による犯罪増加!
昨今の隣国による脅威を軽くお考えじゃないのですか!?」
○田「それはじっくり根気よくゆっくり相互に話し合ってゆるやかに平和解決を。あとテロ新法を・・・」
マリア「甘い!そうこうしている間に、ミサイルが来たらどうするのですか!国民に説明を!」

同時刻
カモ「・・・だれだろうーこの娘。」まとい「カモ様、おとぼけですか?」
マリア「オトボケ?なんじゃそら!」ビシッ カモ「え!?」まとい「録画?」
ちなみに、ネギは時差ボケが直らず、晴美に背負わされたまま再び眠ったところをお持ち帰りされました。<終>
517マロン名無しさん:2008/01/09(水) 21:43:08 ID:???
GJ!
ちょうど、今日買った巻だ。
そして、塾序wwwwネギwwww
518マロン名無しさん:2008/01/10(木) 01:47:26 ID:???
先生とキスすると魔法使いの従者になれる!
この情報に食いつきそうなへ組の女生徒が普通くらいしか想像できん
519マロン名無しさん:2008/01/10(木) 02:26:23 ID:???
ネタの八割さよなら絶望先生の本編じゃねーか
ネギだった意味あんの?
520マロン名無しさん:2008/01/10(木) 11:19:59 ID:???
まあちと残念っつーか寂しい気もするけど、
ネギま風味にいじくるとどーなるんかイマイチ想像できんしな>今回のネタ
…………やっぱりアレか?
ネギのキャラが薄いっつーか、
"突出したダメなとこ"がないのが
へ組で動かし難い理由かね?
521マロン名無しさん:2008/01/10(木) 11:56:29 ID:???
某K先生とか某F村先生みたいな
ダ メ 人 間 っ ぷ りがないのが問題なのかもな>ネギ
…………まかり間違っても某N雲先生路線は突っ走ってほしくないけどさw
522マロン名無しさん:2008/01/10(木) 21:57:19 ID:???
ネギは基本マジメだから、ギャグやラブコメでは受け身だからね
絶望少女達も好き勝手やってるように見えて、実は受け身
話のテーマの流れが自分のテリトリーに来たらリアクション。あとは大人しい

一方絶望先生と3Aは受けも攻めもやりたい放題
だから自由度が違う
523マロン名無しさん:2008/01/11(金) 13:17:11 ID:???
なんとなく噛み合わなかった今週の二代目絶望先生と絶望少女達を思い起こした。
524マロン名無しさん:2008/01/11(金) 19:36:11 ID:???
ネギを馬鹿騒ぎに持っていくノリが良すぎるネギまガールズ
への組の生徒達を強引に摩訶不思議な時空に持っていく絶望先生
確かにこの二つが合わさったら話を作りやすいし、面白いのも当然か
525マロン名無しさん:2008/01/12(土) 18:32:20 ID:???
そういやカフカですら受け身なんだな
ペリーさん召喚した時以外は基本的に絶望先生へのアシストかカウンター係
あと絶望少女達は3Aに比べて連携が弱いイメージ
ネタに絡む時はいつも絶望先生と1対1な気がする
526マロン名無しさん:2008/01/12(土) 22:40:18 ID:???
絶望先生の背景とかをきちんと見ていくと
可符香が全ての黒幕であることが分かると思うよw
527マロン名無しさん:2008/01/13(日) 00:15:12 ID:???
でもカフカフ自分からは動かないじゃん
先生がなんか調子に乗ったところでドンデン返しするキャラって印象
バカ騒ぎを起こさないネギに対してはカウンターが発動しない
528マロン名無しさん:2008/01/14(月) 09:33:40 ID:???
保守
529マロン名無しさん:2008/01/14(月) 11:20:17 ID:???
>>453の続き期待
530マロン名無しさん:2008/01/14(月) 11:29:43 ID:LMekuV+A
全裸で待機してるんだが、>>453マダー?
531マロン名無しさん:2008/01/16(水) 22:36:02 ID:???
保守
532280:2008/01/17(木) 11:43:56 ID:???
場つなぎ小ネタ(修学旅行編?まだ少し先ですスマン)

麻菜実「ネギ先生はまだ10歳なのに先生なんてすごいね」
ネギ「いえいえ、僕なんてまだまだですよ」
麻菜実「だから私が夫との間に子どもを授かったら、ネギ先生のように立派になるように
    “ネギ”と相性のいい名前を付けたいと思ってるんですよ」
ネギ「えええ〜!!!」
カモ「そういや嬢ちゃん所帯持ちだったな」
麻菜実「それで、考えたんですが…日本には“鴨が葱をしょってくる”て諺があるので…」
カモ「まさか”カモ”か!なんか照れちまうぜ」まとい「……!」
麻菜実「…と思ったんですが、将来下着泥棒になりそうな気がしたので却下しました」
カモ「ガ―――ン!!!」ネギ「カモ君……」まとい「カモ様……」
麻菜実「ですからもう一つの名前にしようかと思っているんです」
ネギ「どんな名前なんですか?」





命名予定:大草マグロ

ネギ・まとい(((………………微妙……)))
カモ(大草マグロ……おおくさまぐろ……奥様マg……なんだかエロい)
その後、3人で必死に説得して止めさせましたとさ   <<終われ>>
533マロン名無しさん:2008/01/17(木) 13:35:53 ID:???
リアムでいいよ、名前
534マロン名無しさん:2008/01/18(金) 00:45:04 ID:ll1X48bE
アゲ
535マロン名無しさん:2008/01/18(金) 20:24:09 ID:???
あびるは一日一回はネギの後ろ髪をしっぽと間違えて引っ張る
カモのしっぽも常に狙っていて、まといと日夜オンエアされないバトルを繰り広げている

のではなかろうか
536マロン名無しさん:2008/01/20(日) 08:35:39 ID:???
霧かわいいよ霧
537マロン名無しさん:2008/01/20(日) 17:47:18 ID:???
>>535
充分ありえるね
ネギサイドでは、まといはカモに惚れた設定でほぼ確定(霧と争わない)だし、
あびるは尻尾好きは変わってないから、カモの尻尾を狙わないわけは無い!

もしや、カモの方がフラグを多く立ててないか?www
538マロン名無しさん:2008/01/20(日) 21:54:20 ID:???
まとい「ハッ!カモさまこっちへ!」
カモ「おわッ!?な、なんだよ急に!!」
(まとい、カモを連れてネギから離れる)
ネギ「え!?どうしたの常月さん、カモくんとつぜっ、痛ッ!」
あびる「あ、すみませんネギ先生。しっぽと間違えてしまって」
ネギ「そ、それは構わないんですが、あのっ放してくださいー」
まとい「(カモさまが)危ないところだったわ」
カモ「おう、今回ばかりは感謝するぜ」
ネギ「カモくんずるい!」

こんなんか?
539マロン名無しさん:2008/01/22(火) 16:24:55 ID:???
すいません!すいません!
私のような者が保守してしまってすいません!
540マロン名無しさん:2008/01/23(水) 16:04:43 ID:???
保守するッス
541マロン名無しさん:2008/01/24(木) 22:09:39 ID:???
保守!
542フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 00:55:59 ID:???
麻帆良学園女子寮
あやか「この人形はそこに、この飾りはそこですわね」
望「おや?皆さんなにをしてらっしゃるのですか?」
亜子「あ、糸色先生や」まき絵「ひな祭りの準備だよー」
望「ほう、ひな祭りですか・・・」
あやか「えぇ、お内裏様やお雛様はもちろん、三人官女・五人囃子、
さらには右大臣・左大臣他多数の飾りのついた豪華10段飾りですわ!」
望「・・・・」アキラ「先生?」
望「ひな飾りって、どう見ても『過剰装飾』ですよね」あやか「は?」
明日菜「まー、いいんちょのひな飾りはこれでもか!どうだ!まだいくぞ!ってくらいゴテゴテしてるもんねー」
あやか「なんですって!明日菜さん!」
望「子曰く、過ぎたるは及ばざるが如し」
古菲「それ、なにアル?」超「孔子の論語ネ。というか、古菲も聞いたことあるはずヨ?」
望「人は、知らず知らずのうちに、何事においても、過剰装飾になりがちなのです。たとえば、これ!」
ジャラリ
円「あ、私の携帯!」
望「このように携帯よりも重いシルバーのストラップをゴテゴテとつけたり!他にもこの同人誌も!」
543フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 01:10:09 ID:???
図書館島の深層部
月明かりの中、大きなベッドの中で安らかな寝顔を見せる望。
クウネル「私は・・・ずるい男ですね。あなたに行方不明の友人を浮かべてしまうなんて・・・」
そういいながら、クウネルは望の顔をそっと撫でる。
クウネル「ナギ・・・あなたを待っているのは、幼き吸血鬼の姫だけじゃないのですよ」
ぽつりと、彼と同じ面影を残す男につぶやきかける。
クウネル「・・・もし、あなたが彼の換わりだと知ったら、どんな顔をするんでしょうね・・・やはり、絶望するのでしょうか・・・」
そう言いながら、クウネルは望みの唇に…
----------------------------------------ここまでパルの同人--------------------------------------------
望「もてりとした過剰なトーンや高色彩なカラー!いったい印刷にいくらかけているのですか!というか、なんですか!この内容は!!」
ハルナ「図書館島の司書×望本です。イメージがティン!ときちゃって」夕映「さらっと、本人を前にして言ってのけましたか」
エヴァ「変態のアイツのことだからなぁ・・・あながち間違いじゃなくなる可能性が・・・(ボソッ」
望「人を勝手にネタにしないでください!絶 望 し た !! 腐 女 子 の 妄 想 が 際 限 な い こ と に 絶 望 し た !!
おっと、論点がずれてしまいました。過剰装飾の話でしたね」
風香「じゃーん♪」史伽「に、似合いますか〜」
美空「ちょ!なにあんた達そのごてっとした化粧は!」美砂「私達がやったのよ♪」桜子「七五三みたいで可愛いでしょ〜」
望「これは、わざとなのでしょうが濃い化粧も一種の過剰装飾ですね」
544フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 01:15:33 ID:???
望「老いも若きも過剰装飾ばかりですよ!ポンパドール婦人気取りですか!」
明日菜「ボ、ボンバヘッド婦人・・・?」のどか「あ、あの、ポンパドール婦人です・・・」
望「誰かが止めてあげないと、どんどん過剰装飾になっていく。他のたとえで言えば」
・刺身の盛り合わせの飾り部分
五月 それは私も同感ですね。新鮮さや味を飾りでごまかしてるようでとてもいやな感じです。
・上に遊園地のついてるディスカウントストア
亜子「あれはさすがにちょっととおもうなぁ・・・」
・UFOキャッチャーのぬいぐるみ積みすぎの車内
真名「私は将来車を買って乗るようになったら、102匹わんちゃんのぬいぐるみを飾るつもりだが?」
刹那「龍宮。それ、102体じゃないと駄目なのか?」
真名「駄目だ。102体いるからこそ、102匹わんちゃんなんだ」刹那「はぁ・・・」
夏美「たしかに、引き算できないお洒落ってありますね。
柄物のシャツに柄物のネクタイとか、十本の指全てに指輪つけたりとか、
一貫性のない美術品・装飾品を置いてる部屋とかってありますね」
小太郎「あー、成金にそういうの結構おるなぁ」千鶴「まるであやか見たいな、ね♪」
あやか「千鶴さん・・・あなたまで、なにをおっしゃるのかしら・・・」
545フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 01:18:44 ID:???
木乃香「でも、柄物に柄物のネクタイとかべつにええんちゃう?」刹那「お嬢様?」
木乃香「凡人とは違う感覚のコーディネイト。お洒落上級者や!」
望「はい?」
木乃香「エミール・ガレの陶器やガウディ建築、歌舞伎の粋なんかも、足されて出来上がった芸術や!」
望「・・・近衛さん、なにか悪いモノにでもとり憑かれたんですか?
そんな、知らない人が聞いても判らなく、知っている人にはここぞとばかりに叩かれる様な事を・・・
とりあえず、街中の過剰装飾を見に行きましょう」
麻帆良市内某所
ワンワン
望「ごらんなさい!あの犬を!」真名「服を着ているな」
望「これこそ、過剰装しょ・・ムグッ」木乃香「お洒落上級者や、ご近所アール・ヌーヴォや」
飼い主「あら、なんだか褒められているみたいね」真名「・・・・」
刹那「龍宮?」望「犬好きの龍宮さんのことです、きっと、犬に服は邪道と・・・」
真名「あの、ココをもっとこうしてこれを・・・」飼い主「あら!なんだかもっと可愛くなったみたい!」
望「・・・・・・・」刹那「ますます、過剰装飾になりましたね・・・」
546フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 01:27:59 ID:???
ココ1・麻帆良支店
ゴテッ
木乃香「このカレーも、お洒落上級者のカレーや」
望「トッピングのしすぎでしょう!」弐集院「?」
風香「そういえば、ボクって、31でアイスとかいっぱい盛り付けるけど、あれもお洒落上級者?」
史伽「それは、たんに意地汚いだけですぅ・・・」

木乃香「あと、ここもお洒落ハウスやね」望「エヴァンジェリンさん宅ですか?」
茶々丸「マスターのご趣味で、ドアノブのカバーやフェルトの買い置き、自作ポプリや様々な種類の紅茶があります」
望「うーむ・・・これは・・・一般の人だと過剰装飾なのでしょうが、あまり違和感がないですね・・・」
木乃香「案内しておいてなんやけど、確かにそやなぁ。ほな別のとこにいこか」
エヴァ「ふん、当たり前だ。私は本物を知っているんだからな」
茶々丸「もうお帰りですか?今度、シルバニアの話題を用意してお待ちしております」

和美「あ、じゃあ、あれもそうなのかな?」
望「あれとは?」
和美「うん、ちょっと来てもらえる」
547フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 01:38:00 ID:???
女子寮・千雨の部屋
和美「ねー、ちうちゃん。あれ見せてあげて」
千雨「人前でちうって呼ぶな!・・・まあ、事情はわかったよ(カタカタ カチッカチッ)ほら、これだろ?」
望「これは?」
千雨「ネット上の自分の分身、アバターですよ。自分好みの髪型・服装・アクセサリーなどをつけることが出来るんですけど、
結構ゴテゴテとした人が多いんですよ」
和美「プッ クククッ・・・」木乃香「アハハハ・・・」
望「なにを笑ってるんですか?」
和美「先生のアバターを作ってみたんだよ」木乃香「先生、お洒落上級者やのうて、超級者や。アハハハハ・・・」
望「勝手に人を貶めるようなことをしないでください!」

小太郎「そういや、タカミチも過剰装飾なんかな?」
望「高畑先生が?でも、別に格好は地味ですが?」
小太郎「んー、実際、見てもらわんとわからへんな」
男性職員更衣室
望「何で隠れなきゃならないんですか・・・」小太郎「シッ、きたで!」
バサッっと服を脱ぎ捨てるタカミチ。その筋骨隆々とした肉体には、明らかにカタギではない傷跡の数々。
望「・・・・・・!」小太郎「過剰装飾か?」望(ぶんむ!ぶんむ!)
望「あれは過剰装飾なんかではありません!というか、高畑先生どんな過去が!!」
思わず飛び出し駆け出す望。恐怖か衝撃か、無我夢中で走り続ける望の足が何かに引っかかり、それを倒してしまった。
景「あーーー!!」望「あ、景兄さん」
景「お前!神の像になんてことを!」望「は?」景「お前!祟られるぞ!・・助かる方法はただ一つ!」望「え?」
548フラグside糸色 過剰装飾:2008/01/26(土) 01:43:48 ID:???
深夜・麻帆良郊外の古寺
楓「・・・それが全身に訳のわからない漢字を書かれてここにいる理由でござるか」
望「兄の話では、書いていないところがあると、祟りに持っていかれるそうです・・・
絶望した!お洒落上級者じゃないと持ってかれる祟りに絶望した!
それ以上に、なぜ長瀬さんがいるんですか?」
楓「んー、まあ、なんというか警備でござる」
望「そうですか。とりあえず、私のことはそっとして置いてください・・・」
楓「・・・・・・」
ぴらっ
望「!」
楓「ココもちゃんと書いているのでござるな。ふむ、ココは過剰装飾というわけではござらぬか。いや立派立派」
望「・・・絶望した!(血涙)」
楓「泣くと文字が流れてしまうでござるよ。まあ、その文字は別に何の効力もないのでござるが・・・」
望「それは十分理解してます。とはいえ、自己完結の兄には逆らえません」
楓「兄思いでござるなぁ。まあ、祟りというか、ここに何かがいるというのは本当でござるが・・・」
望「えっ?」

<終>
549フラグside:2008/01/26(土) 02:00:32 ID:???
久々に書いたら長くなった・・・しかも、楓がエロオヤジ化してる・・・
しかも、pにいきそうな展開まで考えた・・・
正月ボケのほうは元のほうも先生の出番少なかったんですよね。
実は、ある伏線を入れたつもりだったんですが、ちょっと埋まっていしまったかも。
私は、糸色先生がほとんど騒動の発端になっているなと思っています。
ネギサイドが難しいのは、話の発端が誰ということですね。
オリジナルな展開のコミケ話とかネギ側と糸色側が交差する話もちょっと考えてます。
公開は未定なので期待しないで待ってください。期待されすぎると幽霊になっても成仏できなくなります。
言い訳もなげー
550マロン名無しさん:2008/01/26(土) 05:56:10 ID:???
GJだ!もうGJしかない!待ってた甲斐があった…………。
麻帆良っ娘達がジワリジワリと糸色色に染まっていってるのがまた面白いっス。
次回も期待して待ってます。
にしても伏線って何だろう?もう一度読み返してみますか。
551280:2008/01/26(土) 12:42:10 ID:???
仕事場からGJッ!毎日チェックしとくもんだな♪
…自分も頑張らなくては…今夜辺りには出せそう…かな?

とりあえずもう一回GJ!!!
552280:2008/01/26(土) 23:56:55 ID:???
では投下します。
>>474-479の続き…てか基本的に続いているんですけどね
553絶望的な真租2:2008/01/27(日) 00:03:34 ID:???
私はエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル
裏の世界では“闇の福音”と呼ばれて何百年も生きている不死の化物…
サウザンドマスターによってこの学園に封じられて、はや15年…
馬鹿なガキ共と一緒に過ごすなんざ私のプライドが許さん

はずだったのに…

明日菜「エヴァちゃん、このオカズどうかな?」
エヴァ「ふん、喰えなくはないな」
このか「も〜エヴァちゃんってば、でも食べてくれるんやな〜♪」
刹那「お嬢様、食事を口に含みながらの会話はお行儀が…」
ハルナ「エヴァンジェリンさんってツンデレだね〜♪」
のどか「もーハルナってば…」
夕映「ハルナ自重するです」

何故…私はこいつらと一緒に昼飯を食べているんだあああああああああああ!!!!!!!!!!

『絶望的な真租2』

■エヴァンジェリン宅:朝
エヴァ「くそッ…何でこの私が学校なんぞに行かなければならないんだ!」
茶々丸「マスター、嫌であれば登校しなければよいのでは?」
エヴァ「うるさいッ!あいつらの事だ、学校に行かなかったら昨日の事を言いふらすやもしれんからな!」
554絶望的な真租2:2008/01/27(日) 00:16:03 ID:???
茶々丸「“家庭の事情で児○ポ○ノに出演し、それ故に一人ひっそり生きることにした、自称:吸血鬼の真租姫 闇の福音”
    ……と広まってしまうかもしれませね。中二病満載の愉快な邪気眼設定ですね」
エヴァ「どこが愉快だ!!!糸色望め…誰が邪気眼持ちだ、ふざけやがって!!!」
茶々丸「マスターもマスターですよ。自分から正体ばらして…そのまま受けとられたらどうするおつもりで?」
エヴァ「う゛っ………」
茶々丸「これを機に学校に真面目に通うのも、ひとつの選択かと思いますが…」
エヴァ「ふざけるな!そんなことあってたまるか!」

■3-A教室
ガラガラッ
明日菜「あ、エヴァちゃん茶々丸さんおはよう」
このか「おはよー」
茶々丸「皆さんお早うございます」エヴァ「………」
このか「エヴァちゃん約束どおり弁当作ってきたで」
のどか「あ、学校来てくれたんだ」夕映「よかったです」
ハルナ「二人から聞いたときは驚いたけど…へえ本当だったんだ」
まき絵「あれれ〜?皆してエヴァンジェリンさんと仲良しに?」
和美「これは事件だわ♪」
桜子「あんたらいつの間にそんな風になったの?」
明日菜「んとね…ナイショ♪」
ガラガラガラッ
望「今日…とても自殺しやすそうな桜の木を見つけまして…おや?エヴァンジェリンさん今日は授業に出てきてくれましたか」

そして冒頭に至る…
■屋上
明日菜「質問ターイム!友達になったのはいいけど何にもわってないからエヴァちゃんに色々と質問しちゃおう!!!」
エヴァ「勝手に決めるな!」
明日菜「えーいいじゃない、エヴァちゃんの事もっと知りたいし」
ワイワイガヤガヤ騒ぎ出しそして…
555絶望的な真租2:2008/01/27(日) 00:27:54 ID:???
エヴァ「(###)わかったわ!質問ならとっととしろ!だが家庭の事情もろもろは却下だ!!!」

このか「好きな食べ物は?」「茶々丸の入れたお茶」
明日菜「趣味と特技は?」「囲碁」
刹那「茶々丸さんとの…(仮契約のキス)時の…感想を///」「却下だ!(こいつは知ってるのか)」
夕映「ヴラド・ツェペシュについて何か」「会ったことがある」
のどか「どんな本が好き?」「暇が潰せれば漫画でも小説でも」
明日菜「糸色先生の事どう思う?」「ふざけた奴だがマシな方だ」
ハルナ「ちょっと罵ってみて」「この負け犬が!……ちょっと待て!最後の質問じゃないぞ!誰だあ!!!」
   「はっはっは、エヴァちゃんの怒った顔可愛くていいかな〜と思って」ヒョイパクッ
エヴァ「…てコラァ!私の分のコロッケ盗るな!」
明日菜「ハルナってば…エヴァちゃん私の一個上げるから」
エヴァ「……ふんっ貰っといてやろう、全く…」
このか「あ、明日菜それあげたらあかんて!」明日菜「ほえ?」
パクッムシャムシャム…!!
エヴァ「ぐあああああああああ!!!!!!!辛あああああああああああああ!!!!!」
明日菜「え、エヴァちゃん!!!このか、あんた何作ったの!?」
このか「“ハバネロ入り激辛コロッケ”明日菜の反応見ようと思て一個だけ作ってみたんやけど」
明日菜「ちょっ!」
エヴァ「があああああああああ!水!水!水!…!!!」(バシッ
夕映「あ、それは」
ジュルジュルジュルジュルジュ…!!!!
エヴァ「!うげがああああああががががォエアアアアア!!!!!!!!!!」
ハルナ「ゆえ吉、あんた何飲んでたのよ?」ムシャムシャ
夕映「“ニンニクたっぷりペペロンチーノ風レバニラジュース”です」
エヴァ「うげええええええあああう〜〜〜〜〜」(バタリッ
明日菜「エヴァちゃん!?しっかりして…ねえってば…ネエッテb……
556絶望的な真租2:2008/01/27(日) 00:37:22 ID:???
エヴァンジェリンの意識はそこで途絶えた…そして午後の授業…

■3-A教室
望「なるほど…それで、エヴァンジェリンさんは喉を傷めてしまい声が出なくなったと?」
エヴァ(……)
亜子「保健室で見たけど三日くらいで治るってや」
望「それにしてもエヴァンジェリンさんがニンニクアレルギーだったとは…流石は自称吸血鬼“闇の福音”」
あやか「なんですの“闇の福音”って?」望「それは秘密です」
美空(……まさかね……なまはげがこんなに身近にいるわけないっすよね)
望「それは置いといて、私も昔、声が出なくなった事ってあるんですよ」
明日菜「先生の無駄にいい声が!?」望「無駄は余計です」
望「嫌な事があって一週間誰と話さなかった事があるんですけど…その後コンビニに行った時に
  …人間って暫く喋ってないと急には声がだせないんですね…あんな思いは二度とごめんです…
  しかし、引き篭もりのエヴァンジェリンさんが授業に出て来てくれたと言うのに…」
茶々丸「いえ、マスターは別に引き篭りのわけでは…」
望「このまま授業を受けれないと言うのは正直勿体無い!声を出せなくても授業に参加できれば…」

葉加瀬「先生、大丈夫です。こんな事もあろうかと!作っておいた発明品がありますから!」
千雨(お前はどんな事を想定しながら毎日生きてんだ?)
葉加瀬「ではエヴァンジェリンさん、まずこれを首に付けてください」
エヴァ(何だこれ?チョーカー?)カチャッ!
葉加瀬「では先生、この蝶ネ○タイ型変声機状のマイクで何か喋ってみて下さい」
望「えーでは…」

   <『絶望した!このクラスのキャラの濃さに絶望した!』
エヴァ(何だ!?今、口が勝手に動いて!?奴の声が首から!?)パクパク
557絶望的な真租2:2008/01/27(日) 00:45:00 ID:???
葉加瀬「どうです?チョーカーに内蔵された特殊チップがマイクに発せられた肉声をキャッチし微弱な電流を流し
    発した肉声と同じように口の筋肉を動かし、さも喋っているように思わせることが可能なのです!」
このか「葉加瀬さんすごいな〜さすが麻帆良学園のドクターワ○リー♪」
葉加瀬「なっ!どうせならキテ○ツって呼んで。こほんっ…予算の都合で本人の肉声再現までは
    至っていません…しかし、クラスの皆さん全員分のマイクを用意していますので…」
望「成程、これでエヴァンジェリンさんの声をクラス全員で演じようと、そう言う事ですね」
       イグザクトリー
葉加瀬「Exactly(そのとおりでございます)」
エヴァ(ちょっと待て私の意思は無視かよ、おいっ!!!)パクパク
茶々丸「マスター、これも貴方が選択した結果の一つ…頑張ってください」

こうして、3-A生徒全員でエヴァの声のアテレコを行なうこととなった……

千雨(………こいつら、まともに授業する気ないだろ……はぁ)
望「では皆さん自分がエヴァンジェンリンさんになりきって喋ってくださいね、では最初の人どうぞ」
558絶望的な真租2:2008/01/27(日) 00:58:51 ID:???
   <『わたしエヴァンジェリンて言うねんよろしゅうな〜♪』
望「う〜ん、エヴァンジェリンさんに関西弁は合いませんね、では次の人」亜子「……うちも関西弁やん」

   <『えっと…エヴァン…ジェリンって言います……は…恥ずかしいよ…(////』
望「しおらしいエヴァンジェリンさんはどうも…はい次」ハルナ「ドンマイのどか!」

   <『エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル!お嬢様を守るために私は戦う!!!』
望「エヴァンジェリンさんはお嬢様を守りません、次」

   <『『私達、エヴァンジェリンって言うんです〜♪』』
望「風香さん史伽さん、一人称で“達”はおかしいですよ、はい次」

   <『私はエヴァンジェリンでござる、特技は…』
望「エヴァさんにござる口調は合いませんね、では次の人」楓「え?もう終わりでござるか…」

   <『わたしエヴァンジェ鈴 言うネ♪よろしくネ〜♪』
   <『エヴァンジェリンアル〜♪』
望「……はい、次の人〜」超・韮「「無視カネ!?(アル!?)」」

   <『私の名はエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル、好きな物は…子犬だ』
望「エヴァンジェリンさんに限らず犬なんて普通食べられませんから、はい次」真名「え!?違っ…」

   <『私は犬よりも猫が好きです』
望「茶々丸さん、猫も食べられませんよ」真・茶「「その好きではない!(ありません!)」」

暫くすると……
559絶望的な真租2:2008/01/27(日) 01:10:28 ID:???
   <『私は小太郎くんが好きよ』
   <『千鶴さん抜け駆けは許しませんわよ!』
   <『私は松屋の牛丼が好きだ!』
   <『教会の掃除をサボることっスね』
   <『日本酒とかワインとか…』
   <『自動販売機のジュースです』
   <『私お父さんがだ〜い好きっ♪』
   <『料理を食べてくれる人達の笑顔です』
   <『………ちう…』

本来の目的を忘れてエヴァの口を使い自分の好きなものを言い合うようになっていた

望「皆さん……真面目にやって下さい!!!あと、美砂さんのはかなり問題発言ですから!」

エヴァ(……お前ら…######)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
望「ん?エヴァンジェリンさん?」
エヴァ(人の事をオモチャにしおってからに!!!!いい加減にしろおおおおおお!!!!!!)
ダッタッタッタッタッタ…
望「あ、エヴァンジェリンさん!」
葉加瀬「大丈夫、こんな時のために……はい、モニターにご注目、ポチッとな!」
560絶望的な真租2:2008/01/27(日) 01:21:25 ID:???
ブォ―――ン……
望「お、映像が」明日菜「あ、映ってる映ってる」
このか「流石、麻帆良のドクターw」葉加瀬「やめて」
刹那「この方角…街へ向かっていますね」のどか「エヴァさん…キョロキョロしてるね」
楓「不思議でござるな…」双子「「なにが?」」
夏美「真っ先に家に帰ればいいのに」
韮「お腹がすいて寄り道したいんじゃアルか?」
真名「昼ご飯…食べたばかりだろ」
ハルナ「道に迷ったとか?なんちゃって(笑)」
千雨「んな馬鹿な…」
茶々丸「……マスターは、学校と家以外を出歩くことが少なくなっていたのでおそらく…」
夕映「勢いで外に飛び出して道に迷う…なんとベタな」
茶々丸「(////)…後で迎えに行きます」望「おや?」

エヴァ(くそ…ここはドコだ!空飛んで調べるにはまだ日が高いし…)
ウロウロウロ…ドンッ!
エヴァ(うおっ!)
不良A「あ〜何ぶつかってんだ〜ガキ?」
不良B「おうおうやんのかてめー」

望「エヴァンジェリンさんが不良達に絡まれた!」
明日菜「ねえこれってヤバいんじゃ!?」茶々丸「マスターなら大丈夫ですから」
あやか「だとしても見捨てるわけには…」
刹那「助けに行くにしても、ここからでは間に合いません」望「一体どうすれば…」
ハルナ「よしのどか、さっきのリベンジにいってみよう!」
のどか「ええ〜」ハルナ「この台詞を不良を追い払うように強気で、3・はい!」
561絶望的な真租2:2008/01/27(日) 01:35:06 ID:???
不良B「…をいをいシカトかコラァ!」
エヴァ(……どうして最近、こうめんどうな事が起こるんだ…ふう)
不良C「何とか言えやヲイ!」
エヴァ(…イライラするな〜少し黙r)


   <『……いっぺん…死んでみる?』


不良A「……(####)何が死んでみるだああああああ!!!!」
エヴァ(今言ったの誰だあああ!!!つか見てんのか!?)


のどか「どうですか、今度はちゃんと言えまし…てあれ?みんな…どうしたの?」
一同(…………怖すぎるッ!!!)
全員ドン引き

不良A「……てめえ、なめた口叩きやがって!おい野郎共!」
不良達は仲間を呼んだ。不良Dが現れた、不良Eが現れた、不良Fが現れた、不良Gがあr(省略
その数十数人。エヴァンジェリンは周りを囲まれた。
不良C「ヒャヒャヒャてめえはもう終わりだ!泣いて謝っても許さねえぜ!」
エヴァ(…………もう…いいや…)
不良B「あ〜怖くなってびびってんのかあ〜?」



            う              せ              ろ
562絶望的な真租2:2008/01/27(日) 01:52:06 ID:???
グシャ!メキャ!グギャ!ボギャ!ヴォラ!ドォラ!バリャ!ギャリャ!メシャ!オリャ!ファビャ!ジュビャ!ドギェ!ヴュデァ!ジョヴォ!バキッ!
ダリャ!ビェヴォァ!ドヴェ!ギャヴァ!フェブ!ダェダ!パキョ!デャッ!シュワッ!エフッ!ドヴィ!パビュ!ボシュ!グェワ!ゲリュ!オラァア!!!

※しばらくお待ちください…


四面楚歌 一騎当千 阿鼻叫喚 死屍累々 絶対無敵 兵共が夢の跡……
(ファファファファ―ファ―ファ―ファファファ〜♪)不良たちは全滅した
※全員ギリギリ生きてます
エヴァ(…………ふぅ…スッキリした)

茶々丸「私の言ったとおり大丈夫でしたね」
3-A一同「…………エヴァンジェリンさん(エヴァちゃん)(エヴァさん)強っ!!!!!!!」


エヴァ(あ、帰り道聞いとけばよかった…別にいいか。さてと…)
テクテクテ…ドンッ!
小太郎「おぁ!」エヴァ(またかよっ!)

千鶴「あら?小太郎君だわ、学校はどうしたのかしら?」真名(あ、小太郎だ……!)
あやか「この時間帯なら小学校の方は授業は終了していますわ」
千鶴「そうだわ、ちょっとお買い物でも頼もうかしら?」真名(犬耳の…小太郎だ……ハァハァ)
明日菜「あの…千鶴さん、知らない人からいきなり貴方の声がしたら驚くと思うけど…」
望「…おや?彼、何か持っていますね。板…?と…スポンジ?」
ザ――ザザ―…
葉加瀬「ん、モニターの調子が悪いな…(ドンドン」真名(この滾る想い…どうすれば……あ!)
563絶望的な真租2:2008/01/27(日) 02:03:13 ID:???
小太郎「なあ、お前さっき…」
エヴァ(………くそっ頭打った…耳鳴りが…)
小太郎「なあ、ちょっと答えーや」
ブンブンブン
エヴァ(肩掴むな!上下に振るな!やめろこの

   <『好きだ――――――!!!!!!!!』

小太郎「………」
エヴァ(………だああああ!!!またかよ!こん畜生がああああああ!!!!!)ダッダッダッダッダ


ザ―――……ブツンッ!
葉加瀬「あ〜あ、壊れた」
望「ところで、さっき誰か叫びませんでしたか?」
真名「………(届け…この想い!!!」

エヴァンジェリンはその後、茶々丸に回収されましたとさ…(喉は慣れない回復魔法を使って治癒した)


小太郎「………」
そして彼の運命は大きく変わろうとしていた…

ピキーンッ!
ハルナ「んん!!!今…ラブ臭………っぽい何かを感じた!」
のどか「ハルナ?」                <<Fin>>
564マロン名無しさん:2008/01/27(日) 02:06:19 ID:???
小太郎は恋愛事とは全くかけ離れたキャラだから、これからどうなるのか期待。
エヴァを振り回すとは、絶望やるな。
565絶望的な真租2あとがき:2008/01/27(日) 02:08:42 ID:???
ふう、予定では次の話の後で……アレに移行したいと思っています。
……ちゃんと書き上げれるかな?
分割分割でちょっとずつ進める予定です。
ではノシ

ちょいとおまけがあります。
566絶望的な真租2おまけ:2008/01/27(日) 02:10:40 ID:???
千雨「…つかよ……メール送って伝えた方が手っ取り早いんじゃねーか?」

一同「…………あっ!!!!!!」

葉加瀬「しまった!!!…その手があったか……OTZ」
このか「なに言うてんねん長谷川さん。会話代わりにメール使こうて授業に出る人なんて、居るわけあらへんやん♪」




■2のへ組
  …ッ!クチュッン!

ネギ「風邪ですか音無さん?」

・おまけ2
その日の夜…

   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::…本当になまはげだったっすよ…
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::…興味本位で調べなきゃよかった…
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::明日から学校行くの怖いっす…
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
     ※↑美空です

   <<終劇>>
567マロン名無しさん:2008/01/27(日) 02:14:01 ID:???
おおお、GJ!!GJです!!
このオチは予想出来なかった!今後の展開に期待してます!
568マロン名無しさん:2008/01/27(日) 02:16:26 ID:???
乙です。
569567:2008/01/27(日) 02:19:49 ID:???
安価忘れた…
>>563に対してです
570マロン名無しさん:2008/01/27(日) 02:20:09 ID:???
楽しそうでいいのう。
571マロン名無しさん:2008/01/27(日) 12:28:54 ID:???
GJ!職人達GJ!
572マロン名無しさん:2008/01/28(月) 17:50:18 ID:j8fo2hee
さらなる期待を込めてageてみよう・・・・そして・・・・・作者たちに乙!!!
573マロン名無しさん:2008/01/29(火) 17:45:17 ID:???
保守
574マロン名無しさん:2008/01/31(木) 18:13:02 ID:???
保守
575マロン名無しさん:2008/02/02(土) 21:36:06 ID:???
保守しないと何言われるかわかったもんじゃないですから
576マロン名無しさん:2008/02/02(土) 23:29:29 ID:???
カフカかわいいよカフカ
577280:2008/02/03(日) 17:17:17 ID:???
場繋ぎ小ネタ時期ネタ
『腐女子たちの節分』

■3-A
ハルナ「糸色先生(ハァハァ)…この黒光りして(ハァハァ)…太くて(ハァハァ)…大きい(ハァハァ)…恵方巻きに齧りついて下さい!!!」
望「(ゾクゾクゾクッ)…嫌な予感がするのでお断りさせていただきます」
ハルナ「お願いしますよ(ハァハァ)…じゃあ逆方向から小太郎くんが一緒に頬張るってので妥協しますから!」
望「全然妥協になってないじゃないですか!余計悪化してますよ!!!」

夕映「ハルナは何をやってるですか?(パクッ」
のどか「ネタに困ったから先生の頬張る姿をスケッチしたんだって(パクッ」

■2のへ組
晴美「ネギ先生(ハァハァ)…この黒光りして(ハァハァ)…太くて(ハァハァ)…大きい(ハァハァ)…恵方巻きに齧りついて下さい!!!」
ネギ「え、えっと…大きいから切って食べていいですか?」
千里「駄目です!恵方巻きはキッチリ切らずに食べるのが正しい食べ方です!つべこべ言わずにそのまま齧りつきなさい!!!」
ネギ「ええっ!そんなー!」
晴美「千里ナイス♪ではネギ先生(ハァハァハハァハァ)…」

可符香「こうしてネギ先生は生まれて初めての恵方巻きを食べさせられました」
カモ「兄貴……半ベソ状態になって…トラウマもんだな…合唱…(パクッ」
まとい「カモ様、私の手作り恵方巻き美味しい?」
カモ「(ムシャムシャ)ああ、美味しいけど…やっぱ太いよな…」 <<終劇>>
578フラグsideカモ Bルート一直線?:2008/02/03(日) 21:04:22 ID:???
>>511に放置しておいた伏線回収話です。話は>>510の後のカモ側から始まります。
またまた賛否両論あると思いますが、生温い目でお願いします。
ネギ側は魔法関連にも悩む・・・

ネギが故郷・ウェールズに里帰りしている間、カモはまといの実家で預けられることとなった。
まとい「自分の家だと思ってゆっくりしてください」
カモ「あ、あぁ・・・しばらく厄介になるぜ・・・」
内心、ガクブルでまといの家に入ったカモ。そのチキン・ハートをまといの部屋に入った瞬間、さらに縮み上がらせる。
カモ「・・・こ、これは・・・」
まとい「カモ様のお写真です。よく撮れているでしょう?」
壁一面に貼り付けられたカモの写真。中には明らかに盗撮と思われるものまで混ざっていた。
カモoO(ア、アニキ!早く帰ってきてくれ〜〜)

しばらく後、なんとかまといの部屋の壮絶さにかなり諦め気味に慣れたカモの元に、まといが酒を持って現れた。
カモ「あれ?まといっち。まだ酒を買うことも飲むことも出来ない歳だろ。その酒はどうしたんだよ」
まとい「これは母に頼んで買ってもらったんです。カモ様が寝言で、お酒を嗜むというのを聞きまして・・・」
カモは日本に来て以来、周りが未成年ばかりというのもあり、酒はほとんど飲むことが出来なかった。
そのため、酒に対しての欲求が、寝言に出るまでに渇望していたのであろう。とりあえず、いつ寝言を聞かれていたのかというのは考えないことにした。
とはいえ、相手はまといである。カモはその酒を飲むか飲まないか迷った。そして・・・
579フラグsideカモ Bルート一直線?:2008/02/03(日) 21:06:09 ID:???
カモ「ぷは〜〜久々の酒が腹に染み渡るぜ〜〜〜」
結局、飲みたいという欲求に勝てなかったカモ。まといはジュースで晩酌に付き合っている。
まとい「そういえば、カモ様はなぜ、ネギ先生とご一緒にこちらにこられたのですか?」
不意にまといが質問する。
カモ「うーん、本国で指名手配されたってのもあるけど、オイラの本当の目的は別にあるんだ」
まとい「それって、寝言でおっしゃられていた、ぱくておーとかパートナーというものですか?」
カモ「パートナーとパクティオー(仮契約)かい?」まとい「はい、それです。それってなんなのですか?」
完全に魔法関係のヤバい話なのだが、久々の酒に完全にヤラレたカモは饒舌に詳細に説明する。
魔法使いとパートナーの関係。『本契約』を交わした異性のパートナーと結ばれる魔法使いが多いということ。
ネギは子供ゆえに『本契約』が出来ないということ。
さらに・・・
まとい「『仮契約』というのは・・・?」
カモ「一人としか結べない『本契約』と違って人数制限がねぇ。でも、その中から『本契約』する人もいるぜ。
実は・・・そういった契約を仲介すると、オイラにオコジョ妖精協会から報奨金が入るんだ。そのため、アニキに『仮契約』を多くさせ、
報奨金をがっぽりもらおうってのが真の目的さ」
まとい「なるほど・・・それでは、その儀式ってどんな感じなのですか?」
580フラグsideカモ Bルート一直線?:2008/02/03(日) 21:07:55 ID:???
カモ「んー、それじゃ、異性に対してのを見せてやろうか・・・ほらよっ!」
酒によって上機嫌になっているカモが魔方陣を出す。
まとい「なんか暖かい・・・これ・・・」
カモ「あとはこの中でキスをブチューっとするだけ。それで契約成立ってわけだ。簡単だろ!
ま、アニキは奥手だから、そういうシチュエーションにもってくのが大変だけどな・・・(ヒョイ)・・・え?」
その説明を聞くや、まといはカモを持ち上げる。
カモ「ちょ、ちょっと・・・まといっち・・・?」
不意をうたれ、驚きで固まり、逃げることも暴れることも出来ないカモの口がまといの柔らかな唇に触れる。
その瞬間、まといから一枚のカードが飛び出す。
まとい「これは・・・?」
それは見慣れない文字と見慣れない格好をした自分が写っているカード。『仮契約』の証・パクティオーカードであった。
カモ「・・・・・・・・・・」
完全に酔いと同時に意識まで吹っ飛び、その白い体が、ますます白くなったように放心するカモ。
まとい「ふふふ・・・これで私はカモ様のもの・・・ふふふ・・・」
カードを弄びながら、妖しく微笑むまとい。
その笑みは、自分が愛しい者の所有物になった健気な女の笑みというより、
獲物を捕らえたという征服者の笑みであった。
カモ「・・・・・ゆ、夢っすよね・・・?縁起の悪い初夢オチっすよね・・・?」
<終>
581マロン名無しさん:2008/02/03(日) 21:22:34 ID:???
あちゃー…………常月さん、犯っちまいやがったww
582マロン名無しさん:2008/02/03(日) 22:36:01 ID:???
>>577
すみません、パルと藤吉さんに萌えちまった私はオスとして軸がぶれてますか?
>>578-580
常月さんのアーティファクトはどんなだろう、
追っかけキャラ繋がりで朝倉のモノっぽいとかかな?
ともあれどちらの作者氏にも、GJと今後も変わらぬ期待を捧げたい。
583マロン名無しさん:2008/02/04(月) 10:46:51 ID:???
>>577のイメージになりそうな画像見っけたので貼り
藤吉さん
http://asame6.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/data/IMG_002964.png
584マロン名無しさん:2008/02/04(月) 18:10:40 ID:???
>583
>577の文章とあわせて読んだら萌えたw おかしいなぁ・・・
585マロン名無しさん:2008/02/04(月) 23:53:58 ID:???
>>583
かんぴょうだけしか巻いてない??
586マロン名無しさん:2008/02/05(火) 12:12:11 ID:Y9D+I827
先生逃げて!
地理が掃除に!

カモとアンティークをすてられる

って展開きぼん
587マロン名無しさん:2008/02/06(水) 00:57:40 ID:???
>>586
わずかな勇気を出して482を見るといいことが起きると思いますよ
588マロン名無しさん:2008/02/07(木) 10:19:57 ID:???
保守
589マロン名無しさん:2008/02/09(土) 18:07:11 ID:???
するんぱし
590マロン名無しさん:2008/02/10(日) 15:40:32 ID:jBhsVfr+
神スレほ
591マロン名無しさん:2008/02/10(日) 19:50:32 ID:j8C2X+wu
城島
592マロン名無しさん:2008/02/11(月) 17:37:00 ID:a9C3lUxS
絶望がカシオペアを手に入れたらどうするだろうな
593マロン名無しさん:2008/02/11(月) 17:44:21 ID:???
>>592
逆に考えると、延々サイコロの赤い所を塗り続ければ、ネギ10年前に行ってナギと会えるんじゃね?
594フラグsideネギ やってみる小ネタ:2008/02/11(月) 20:44:20 ID:???
>>593
ネギ「わかりました!やってみます!」
可符香「頑張って、ネギ先生」
こつこつ こつこつ こつこつ こつこつ・・・




ネギ「あれ・・・なんで時間が戻らないんだろう・・・もっと頑張ってみよう」
こつこつ こつこつ こつこつ こつこつ・・・



可符香「ネギ先生、終了時間です。もう帰りましょう」
ネギ「えっ!?もう終わりなんですか!」

真面目かつ、父に合いたいという強い気持ちで、単純作業をつまらないと思わずそのまま時間を忘れてやり遂げてしまいました。
ちなみに、この日のサイコロ生産量は普段の1.2倍になったそうです。
595マロン名無しさん:2008/02/13(水) 20:58:19 ID:???
保守
596マロン名無しさん:2008/02/13(水) 22:41:06 ID:???
ござるの娘は長澤まさみ式デチューンですね
597280:2008/02/13(水) 22:53:03 ID:???
場繋ぎ小ネタ時期ネタ
『前日狂想曲』

おれっちの名前は『アルベール・カモミール』通称カモ。ネギの兄貴の使い魔やってるオコジョ妖精だ!
兄貴は日本の高校で教師をしてんだぜ、全くすごいよな〜兄貴ってば、
個性豊か…つか豊か過ぎな2のへ組の生徒達と一緒に学園生活をエンジョイしてるってんだぜ!
おれっちは影ながら兄貴の応援をしてるってわけだ!えっへん!!!

…前置きいいや………兄貴〜交〜誰でもいいから助けてくれよ〜!!!!
……何でだ?…どうしてこんな事になってんだ!?
いつもの様に兄貴たちと晩飯食べてただけなのに……そのうち眠くなって…気が付いたら……
体が動かない…周りも真っ暗で何も見えない……ありえん、ありえねーぜ…一体何が起こってんだよ!?
今の状況は…『動かない』『見えない』『喋れない』…最悪だぜ…(台詞は心の声です)
(ガラガラガラ)…ん?扉の…音?宿直室のじゃねーな…ここは別の場所て事か…見えねーけど…
(ガシッ)…うぉあ!掴まれた!一体…おれっちをどうする気だ!?(ピタッ)うぉ冷てっ!…なんだろ?ヒンヤリするな(スリスリス…)
(グッググッ!!!)うぐぐぉぉぉぉぉお!?何かに…お、押し付け…られて(グイッ!グイッ!)く、くる…ち…たs………きゅ〜〜ん


ペタペタペタ…ギュッギュッギュッ!……(良!)…バリバリバリッ!!!


■学校の調理室
まとい「ふう……粘土でカモ様の型抜き成功…あとは型にホワイトチョコを流し込めば…ふっふっふ♪」
霧「…いいのかな?夜に隠れてチョコ作りって…食事に眠り薬盛ってまですることじゃ…」
まとい「手作りチョコは彼氏に隠れて秘密裏に作るものなのよ」
霧「……そういうもの…なの?」
まとい「それに霧だってネギ先生と交にあげるチョコを作れたんだから…頑張りなさい♪」
霧「(//////)……うん♪」
まとい「カモ様〜明日はまといが愛を込めまくったチョコを食べt」ガラガラガラッ!
??「常月さん、ちょっと待ちなさい!!!」
まとい・霧「「誰っ!?」」
カモ「………ボス…ケテ……(気絶中」         <<明日へ続く…はず>>
598マロン名無しさん:2008/02/14(木) 12:06:00 ID:???
乙乙
まといかわいいよまとい
599マロン名無しさん:2008/02/14(木) 17:54:40 ID:???
続きに期待
嬉しそうな霧も微笑ましい
600280:2008/02/14(木) 23:11:51 ID:???
場繋ぎ小ネタ時期ネタ・俗>>597
2月14日…今日はバレンタインデー

■2のへ組:授業終了放課後…
ネギ「皆さん、今日はバレンタインデーですね♪それでは僕から皆さんにプレゼントがあります」
奈美「先生が私達にプレゼント?普通逆じゃ!あぁーー普通って〜OTZ」
ネギ「欧米では日本と違って男性が女性にプレゼントを渡すのが普通なんです。もちろん逆もありますけど
   と言うことで僕から2のへ組の生徒全員に感謝を込めて一輪ですが、花をプレゼントします」
あびる「花?……チョコじゃないんですか?」
ネギ「日本ではバレンタインデーはチョコがプレゼントの定番になっていますが…」
カモ「チョコに拘ってんのは日本くらいだな。外国の方じゃ指輪にブローチ・花束・装飾品…etc
   まっ、ようはなんでもありってもんだ(昨日はなんだったんだろうな…ん?あれ?まとい…いない?)」
晴美「へぇ〜そーなんだ」

花を全員に配り終えたのち…
千里「では、こんどは2のへ組女子から先生にバレンタインチョコのプレゼントです」
ネギ「えっー!そんないいですよ」カモ「兄貴〜モテモテじゃねーか」
千里「つべこべ言わない!きっちり受け取れ!!!」ネギ「は、はいっ!」

以下、カモの感想付き
可符香「ネギ先生・カモ君どうぞ」…ポロロッカ星製って…
千里「どうぞネギ先生、きっちりした形のチョコです」箱もきっちり立方体か…
芽留『ふん、受け取りな』チ○ルチョコ二粒て…ん一つは俺のか?あんがとよ
カエレ「楓がどうしてもって言うから…ちゃんと食べなきゃ訴えるわよ!」これ…オハギだ…
晴美「出来れば交君と一緒に食べた時を写真に(ハァハァハァ」ポッキーて…一緒にって…
あびる「尻尾の形にしました♪カモ君どうぞ」……え?おれっち本命!?嬉しいけどな〜う〜ん
愛「私なんかのチョコを食べてお腹でも痛めたらごめ(ry」ストップ!
マ太郎「用意デキナカッタ」気持ちだけでいいぜ
麻菜実「家族の分で手一杯で…」…あんたも気持ちだけでいいぜ
真夜「………(じぃ〜」棒状のチョコか……尻が危険な気がする…
奈美「はい、どうぞ♪」これは…普通の市販チョコか…あ!泣くなって!むしろ普通でいいから!
601280:2008/02/14(木) 23:15:23 ID:???
場繋ぎ小ネタ時期ネタ・俗俗>>600
ネギ「皆さん…こんなに沢山ありがとうございます!」

■宿直室
交「あ、ネギおかえり」霧「…せんせーおかえり」
ネギ「ただいま」カモ「おいーっす」
交「ネギ見ろよ霧ねーちゃんからチョコ貰った」霧「ネギ先生…これ…(////」
ネギ「あ、ありがとう…これはホワイトチョコですね、白いのが小森さんらしくていいですね」
霧「いえ…それはその…あ………嬉しいです…(////」

交「ん?おいカモ、チョコ貰ったのに何だか嬉しくなさそうだな?なんで?」
カモ「……おれっち甘いものはあんまり好きじゃないんだよな〜(酒飲みで辛党だから)」
ネギ「そういえば小森さん、常月さんは?」霧「えっと…まといは…ちょっと」
ガラガラガラッ!
まとい「ぜぇ…はぁ…カモ様、先生…遅く…なりま…し…たぁあ!!!…ふぅ」
ネギ「常月さんどうしたんですか汗だくで!?」
カモ「真っ先に来るかと思ったのに全然いねーから、ちょっと心配しちまったぜ…」
まとい「カモ様のための…バレンタインのプレゼント……作っていました……どうぞ!!!」バサッ!
ネギ「こ…これは……」交「…白い…

■調理室:>>597のその後…
??「常月さん、ちょっと待ちなさい!!!」
まとい・霧「「誰っ!?」」
そこに現れたのは……
智恵「………まったく貴方は…」
まとい「智恵先生!?」霧「…どうして?」
智恵「貴方よね常月さん?保健室から睡眠薬・美術室から粘土を盗んだのは…まぁそれはいいんだけど
   …カモ君に対する貴方の想い…それは認めるけど!貴方には言いたい事が三つほどあるの…
   一つ、夜中に調理室使って…使うのはいいけど、明かりくらい付けなさい!危ないでしょ!!!
   二つ、睡眠薬を薬の素人が勝手に使用するな!!!永眠させたいの!!!?
   そして三つ、これはかなり重要よ……
602280:2008/02/14(木) 23:20:46 ID:???
場繋ぎ小ネタ時期ネタ・俗俗俗>>601

 オ コ ジョ に チ ョ コ レ ー ト を 食 べ さ せ る と 死 ぬ 」
まとい「!!!!?な…なんですって!!!」
霧「そういえば……犬やネコにチョコは危ない…て聞いたことあるけど…オコジョも?」智恵「そうよ!」
まとい「!?そ、そんな……私の苦労は……カモ様に…プレゼントあげたいのに…(グスンッ)」
智恵「落ち込むことはないわ、ならチョコじゃない別のを用意すればいいのよ。欧米では(略)
   とりあえずチョコは駄目、オコジョに装飾品は似合わない、花なんか論外…なら…
   オコジョは肉食動物…でも牛肉ではカロリーが高くて体に悪い…そうね、あれがいいわね…」

まとい「私、明日朝イチで準備するわ!…この白チョコ霧にあげる」霧「え?あ、うん…頑張ってね…」

■宿直室
ネギ「こ…これは……」交「…白い………鶏肉?」霧「蒸し鶏を…綺麗に盛り付けてる…」
まとい「バレンタインのプレゼント“棒々鶏(バンバンジー)”です!カモ様受け取ってください!」
カモ「まとい……俺が甘いもの苦手なのわかってて…(パクッ!)うまいっ!うまいぜまとい!最高だ!」
まとい「カモ…様……そんなに喜んでもらえて…嬉しいです……(感無量」


交「二人の世界てか……ん?なあネギ、あの箱何だ?」□←千里のチョコの箱
ネギ「あ、それは木津さんのバレンタインチョコの箱です」霧「真四角で…無地……何か変…」
交「なあこれ開けてみようぜ♪」ネギ「そうですね」霧「……わくわく」

パカッ!

つ『千里ちゃん特製“きっちりしたハート(人間の心臓)型チョコレート”』




その日から…ネギ・交・霧の三名は暫くチョコを食べられなくなったとさ… <<終劇>>
603マロン名無しさん:2008/02/15(金) 18:19:20 ID:???
うわ……絶望ガールズがネギま色に染まってるー?
でも微笑ましくていいなあ。
オチもきっちりついてるしw
えーとつまり、
GJですもっとやっちゃってくださいまし作者氏!
604マロン名無しさん:2008/02/16(土) 17:14:52 ID:???
GJなんだぜ!
605マロン名無しさん:2008/02/17(日) 16:47:40 ID:sYDXhsNZ
606フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 00:54:25 ID:???
やっと絶望12巻を手に入れた・・・これだから北海道の僻地というのは・・・
ボイスチョーカーネタで被ってしまいました。オチも賛否両論あるでしょうが、スルーで
いつも、予防線多いな・・・
では、本編を

課外授業で落語を見に行ったその帰り道・・・
ネギ「日本の伝統文化の落語・・・とっても面白いですね」
木村楓「えぇ、アメリカンジョークよりも奥深い、まさに芸術といえる話芸ですね」
マリア「マリア、よくわかんなかったヨ」
カモ「あー、確かにマリアにはちょっと難しいかもな。楓のねーちゃんは・・・まあ、帰国子女だからな・・・」
芽留「・・・・・・・」
カモ「芽留っちも、あのくらいとまでいかなくても話せりゃなー、メールを介してたど緊急のときと不便なんだよー」
芽留 ギロリ
ネギ「カモくん!」
カモ「おっといけねっ」
そのとき、一人の紳士は突如現れ、叫んだ。
髭紳士「メルメルを虐めるのはだれだぁぁぁ!」
カモ「うおっ!なんだこのおっさん!」
髭紳士はネギに向き直ると自己紹介を始めた。
音無親父「あなたがネギ・スプリングフィールド先生ですね。私は、めるめるの父です。いつも娘がお世話になっています」
ネギ「あ、え、えっと、こ、こちらこそ!」
カモ「めるめる?」
可符香「芽留ちゃんはお父さんに”めるめる”って呼ばれてるんだって」
カモ「へぇー・・・」
607フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 00:57:11 ID:???
音無親父「実は、ネギ先生に、めるめるについてお話したく、参りました」
ネギ「芽留さんについて・・・?」
芽留「!」
音無親父「はい、めるめるがしゃべるのを嫌がるようになった原因です」
ネギ「・・・お願いします」
芽留「・・・・・・」
音無親父「あれは、小学生の頃・・・」
---------------------------------------------------------------------------------
それは同級生の心無い言葉でした
「音無ってさー変な声だよなー」「だよなー」
芽留「・・・」
その言葉にショックを受け、とぼとぼと我が家に帰っためるめるは、カセットレコーダーを取り出し、
カチッ
芽留「あ、あ」
カチッ
自らの声を録音したのです、そして再生すると・・・
カチッ
「あ゛、あ゛」
芽留「!!」
-----------------------------------------------------------------------------------
音無親父「その声が、変に聞こえてしまったのでしょう。それ以来、めるめるは、いっさい口を利かなくなってしまったのです・・・」
ネギ「そんな・・・そんなことが・・・」
音無親父「まあ、その同級生は今は土の下ですが」
カモ「は!?」音無親父「ジョークです」
カモ「だ、だよな・・・」まとい「でも、おじさまの目は笑ってませんよ・・・」
ネギ「・・・何とかならないんでしょうか?」
カモ「魔法でもどうにもならないと思うぜ。別に、声が出せないって訳じゃないし・・・」
ネギ「・・・声が嫌なら、声を変えるというのは?これならできるかも・・・」
カモ「おいおい」奈美「ちょっと、それはやりすぎなんじゃ・・・」
音無親父「それだ!」
608フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 00:58:40 ID:???
後日
ガヤガヤ
奈美「なに、この人だかり」千里「何かのオーディションらしいけど・・・」
ガヤガヤ
”音無ミュージック めるめるの声オーディション”
千里「なにこれ」カモ「芽留っちの声の吹き替えオーディションだってよ」千里「は?」
音無親父「金&権力に物を言わせ、歌手・声優・俳優など美声の持ち主を全国から集まってもらったのだ!」
カモ「いや、実在の人物の吹きかえって聞いたことねーよ」
音無親父「めるめるが自分の声が嫌いといっておるのだから、仕方あるまい。
私は、めるめるが欲しがるものは何でも与えてきた!『声』とて例外ではない!
この程度でめるめるが喜ぶのなら、多少の苦労など惜しくはない!」
カモ「うわぁ・・・でたよ、馬鹿親父・・・アニキ、どうするよ?」
ネギ「ブツブツ・・・声を変えるにしても、イメージかサンプルが無いと・・・ブツブツ・・・」
カモ「あれー?アニキー、マジで芽留っちの声変える気ですかー?」
藤吉「ちなみに、芽留ちゃんの了承は?」
芽留 ぶんばっぶんばっ
カモ「やっぱり、親父さんが勝手に暴走してるのか・・・なるほど、こりゃ父親嫌いになるわけだぜ・・・」
609フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 01:00:23 ID:???
着々と、しかしティンと来るものが無いまま進むオーディション
そんな中・・・
芽留親父「みなさんも、ちょっとやってみてもらえますか?めるめるを身近に見ているみなさんなら、もしかしたら・・・」

藤吉「私、メルちゃん。今日は渋谷にブラを買いに行くの」
カモ「でも、みんなサイズ合ってねぇんだよな」まとい「なぜ、カモ様がそれを知ってるんですか?」カモ「ギクリ」
芽留『デカ過ぎてはいらねーんだよ!』
奈美「私もそろそろお年頃、恋のひとつもしたい”める”」
カモ「語尾に”める”は・・・アイタタタタタ・・・・・」
芽留『語尾を変えるんじゃねーよ!!』
ネギ「えーっと・・・お、音無芽留です・・・わ、私の趣味は、メール交換です・・・」
カモ「なんでアニキまでやってんだよ」
芽留『オレはそんな弱いナマモノじゃねーーよ!』

可符香「いっそ、週か月代わりで声を皆で回していくというのはどうですか?」
音無親父「ほほう、それもいいですな」
芽留『やってられっかーーーー!!!!!!!!』
そうメールに言い残し、会場を飛び出す芽留。
ネギ「芽留さん!どこに行くんですか!」
その叫びに答えることなく、芽留は走り去っていった。
610フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 01:02:53 ID:???
芽留oO(なんだよ!声を変えるって!誰がそんなこと頼んだんだよ!あの馬鹿親父!)
会場を飛び出し、当ても無くぷんすか怒りながら歩く芽留。
芽留oO(あー、思わず飛び出しちまったけど、どこだ?ココ。まあいいや、ほとぼりさめるまで適当に歩いてるか)
そう考え、怒りの熱を冷まし、てくてくと歩く芽留。しかし
「うほっ!好みのタイプ!」
突如現れた変質者に、その小さな身体を抱きかかえられる
芽留oO(うわっ!なにしやがる!離せーー!)
芽留の声無き必死の抗議も抵抗もむなしく、そのまま連れ去られてしまった。

その頃・・・ネギたちは会場を飛び出した芽留の行方を手分けして捜していた。
まとい「・・・・・・・・adeat」
ネギ「芽留さん、どこにいっちゃったんだろう・・・」
まとい「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
カモ「飛び出す気持ちはわかるけどなー」
まとい「・・・・・・判りました」ネギ「えっ!?でもどうやって?」
まとい「カモ様との愛の結晶の力です」 ネギ「?」 カモ「あー・・・やっぱ夢じゃなかったんだ・・・」
まとい「えっと、場所は・・・今の様子は・・・!先生!音無さんが危ない!」
ネギ「えっ!?」まとい「急ぎましょう!」
611フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 01:04:37 ID:???
変質者の家
そこに芽留は連れ去られていた。
「フヒヒヒヒヒヒ、ヤサシクスルカラネ」
芽留oO(く、来るな!この****野郎!)
唯一のコミニケーション手段兼、助けを呼ぶ手段である携帯はすでに壊され、声無き抵抗を続ける芽留。
「ハァハァハァハァ、大人扱イシテアゲルカラ」
芽留 oO(や、止めろ・・・止めて・・・助けてーーーー!)
飢えたケダモノが哀れな獲物に襲い掛からんとしたとき
ネギ「僕の生徒から・・・芽留さんから離れてください」
普段の弱弱しい生き物ではない、凛としたネギの声。
芽留oO(ネギ・・・先生?)
「んあ?・・・ウヒョー!これまたキャワイイショタ子だなー。なに?この子の騎士気取り?」
突然の声に驚いたケダモノが、ネギの姿を見るなり、安堵と汚れた嗜虐の炎を燃え上がらせる。
だが、ネギは静かな怒りの声でケダモノに言い放つ。
ネギ「おとなしく、芽留さんを、返してください。さもなくば・・・」
「さもなくば?さもなくば何?大人に逆らおうなんて悪い子だぁ〜悪い子には・・しつけダッ!」
そう言って殴りかかるケダモノ、だが、その拳はネギの顔面があった空間を大きく振りぬける。
ネギ「SAGITTA MAGICA・CONVERGENTIA(集束・魔法の射手)」
ケダモノが殴りかかったその一瞬、懐に入り込んだネギが、だらしなく膨らむケダモノの腹に強力な魔法を叩き込む。
「ブピッ」短く、醜い断末魔を上げ、ケダモノはドスンとその肥えた肉体を沈黙させた。
612フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 01:07:38 ID:???
ネギ「大丈夫ですか?芽留さん。まといさんが皆に連絡していますから、すぐにお父さんがきますよ」
芽留「・・・・」
ネギ「・・・あっ、ご、ごめんなさい!携帯は・・・壊されたんですね・・・いま、僕の携帯を貸しますね」
芽留「・・・・・・・・・・・」
あたふたと自分の携帯を探すネギ、その姿は普段の弱弱しい生物に戻っていた。
芽留oO(・・・コイツ、やる時はやるんだなぁ・・・)
その姿を、ボーっとした目で見つめる芽留
芽留oO(・・・・・・・・やべっ!いまちょっとでもかっこいいとか思っちまった!)
その背後で、ゆらりとゾンビのように立ち上がるケダモノ。その目は理性が飛んでしまったのか、虚ろになっている。
「このガキども・・・コロシテヤル・・・コロシテオカシテヤル・・・・」
ゆらりゆらりと迫るケダモノ改めゾンビ。ネギは携帯を捜していて気づかない、
芽留oO(ヤ、ヤバイ・・・コイツ気付いていない・・・どうすりゃいいんだよーーー!)
ゆっくりと鈍器を振り上げるゾンビ、芽留ノ声無き叫びが実体を得て吐き出される。
芽留「ネギ先生危ないーーーーーーーー!」
ネギがその声に気付くも、反撃には間にあわない。
ネギ「くっ!」
せめて、芽留をかばうように覆いかぶさるネギ。
一発の銃声
音無親父「めるめる!ネギ先生!大丈夫か!」ステッキを構えた音無親父が芽留とネギに呼びかける。
今度は声も無く、倒れるゾンビ。
その様子に、ネギと芽留は、まるでホラー映画で怪物から逃れたカップルのように互いに見詰め合って、安堵のため息を漏らした。
もちろん、そのゾンビは復活することなく、音無親父の手の者によってどこかに運び込まれた。

カモ「・・・え!?銃声!?」まとい「いま気付いたんですか?」
613フラグsideネギ ボイス:2008/02/19(火) 01:09:40 ID:???
芽留「・・・・・・・・・・」ネギ「・・・・・・・・・・」
ネギと芽留は、音無家に向って一緒に歩いていた。というのも
音無親父「わたしは、この下衆の処分・・・いや、事件の後始末がありますので、
ネギ先生、めるめるを家まで送ってくれませんか?場所はココです」
カモ「おい待て、いま処分って言ったか!?」
と音無親父に言われて、芽留をネギが送っている最中であった。
芽留「・・・・・・・・・・・」ネギ「・・・・・・・・・・・」
とはいえ、かばっている瞬間を2のへ一同に見られて、非常に恥ずかしい思いをしていた。
藤吉「ネギくん、かっこ良かったな〜」千里「生徒をきっちりかばうなんて、いまどきの先生には出来ないもんね」
あびる「あれ?芽留ちゃん、顔、赤くない?」マリア「芽留、オマエ、ネギセンセーに惚れタ?」
カエレ「ちびっ子先生にちびっ子女子高生。ぴったりじゃないの!」
可符香「芽留ちゃんにも春がやってきたんですね!」
そんなひやかしに、携帯が無い為、得意の毒メールをだせず、顔を真っ赤にして耐えていた芽留だった。
ようやく、芽留の家に到着したネギと芽留。
ネギ「それじゃあ、僕はここで・・・携帯はそのまま持っていていいですよ。無いと何かと困るでしょうし・・・」
芽留『・・・今日はありがとうな。ガキだと思ってたけど、ちょっとは見直したぜ』
ネギ「芽留さん・・・」
ネギが携帯の画面から芽留に顔を向けた瞬間、芽留は自分の唇をネギの唇に重ねた。
ネギ「え!?芽、芽留さん!?」芽留『・・・お礼だよ。初物だぜ』
そのまま、飛び込むように勢いよく家の中に入る芽留。ネギはしばらく呆然と立ちすくんでいた。
・・・その影でほくそ笑む1匹と1人
まとい「・・・うまくいきました?」カモ「あぁ、もしかしたらと思って、後をつけて正解だったぜ。これでやっと1枚だな」
まとい「これで、カモ様の元に2回目の仲介量が届くんですね。おめでとうございます」
カモ「あ、あぁ・・・(でも、最初の金(まといの分)には手をつけられねぇ・・・つけたら終わりかなと思うからな・・・)」
<終>
614マロン名無しさん:2008/02/19(火) 12:57:21 ID:???
あれれー?ネギまらしくなってきたよー?

ニマニマしたw
615マロン名無しさん:2008/02/19(火) 19:07:01 ID:???
ついに仮契約成立かーw
ニマニマ
616sage:2008/02/19(火) 20:09:07 ID:tZ0yPYeJ
職人達GJです!
絶望サイド、ネギサイドどっちもいい感じに染まってるなw

そういえばここのまといはずっとオコジョのきぐるみなんですかね?
617マロン名無しさん:2008/02/19(火) 20:41:46 ID:???
>銃声
おいw
618マロン名無しさん:2008/02/19(火) 20:42:51 ID:???
つ スルーライフ
619マロン名無しさん:2008/02/19(火) 23:55:30 ID:???
美空読めずに携帯から投下

明日菜「このか速く走りなさいよ!遅刻しちゃうわよ!」
木乃香「そんなこと言うたってアスナが寝坊するのが悪いんやん。」
明日菜「う…。」
刹那「言い争ってる時間はありません。あと五分で授業開始ですよ。」
キーンコーンカーンコーン
明日菜「あーぁ…」
木乃香「間に合わんかったな…」

―教室―

ガラッ
明日菜「遅れてスイマセンでした。…………あれ?」
ガヤガヤ
裕奈「あれー?アスナ達遅かったじゃん。遅刻?」
刹那「あの明石さん。今授業中ですよね?」
裕奈「うん。そうだよ♪」
木乃香「そういえば先生もおらへんし、みんなは歩き回ってるし、授業中とは思えへんな。」
まき絵「だって自習だもん」
刹那「自習?」
裕奈「ていうか一限全部自習になってんだよね。」
明日菜「あれ?ホントだ。」
木乃香「なんでやの?」
まき絵「さぁ?」
ガラッ
糸色「それは一限さんお断りだからです!」
明日菜「先生!」
あやか「先生やっといらっしゃったんですか。くだらない事言ってなあで時間割をもとに戻して下さい。」
木乃香「しかも゙一限゙ど一見゙て意味全然違うで。」
糸色「いちいち細かい所を突っ込まないでください!」
620マロン名無しさん:2008/02/19(火) 23:58:01 ID:???
糸色「いいですか。世間には様々な一見さまお断りがあるのです。京都の料亭しかり強者しかいないネトゲーしかり。」
糸色「絶望した!一見さまお断り社会に絶望した!」
あやか「また訳の分らないことを。」
糸色「ところでふと思ったのですが…」
糸色「このスレって一見さまお断りになってやしませんか?」
一同「…………はぁ?」
糸色「初めてこのスレを読む人に優しいでしょうか?」
明日菜「あ、それなら大丈夫ですよ。こんなマニアックなスレに一見さまがくるわけ…」
ボカッ…
糸色「あれ?アスナさんどうしました?急に倒れて。」
楓「先生!アスナ殿は持病の貧血を起こしたらしいでござる。拙者が保健室につれていくでござるよ。」
糸色「あ…はい。お願いします。」
楓「にんにん」
あやか「アスナさん、今楓さんに思いっきり鈍器で殴打されていたような…」

糸色「話がずれてしまいましたね。例えば…」
ガラッ
一旧「空気って何?」
糸色「なんてレスがついたら!」
千雨「ググれカス。」
一旧「やったー!」
糸色「なんてことになるに決まってます。」
糸色「ですから初めての人にも優しい絶望スレ。一見さま歓迎キャンペーンを実施しましょう。」
木乃香「また極端な…」
621マロン名無しさん:2008/02/19(火) 23:59:40 ID:???
倫「でしたらお兄様。糸色家所有の料亭を使わせていただきましょう。」
糸色「それはいい考えですね。って倫!なぜお前がここにいるんですか!」
アキラ「どうでもいいけどさっきの坊主の人誰?」
まき絵「さぁ?」

―料亭―

茶々丸「いらっしゃいませ。」
一見さま1「一見なんですがよろしいでしょうか?」
茶々丸「もちろんです。歓迎いたします。」

糸色「一見さまがお見えになりました!誰かお座敷でお相手なさって!」
木乃香「じゃあうちが。」
木乃香「失礼します。近衛木乃香と申します。」
一見さま1「近衛って皇族?」
木乃香「ちゃいますえ。うちの家は代々続く呪術の本部やってます。」
一見さま1「呪術?それって儲ってんの?」
木乃香「さ、さぁ?うちはそこら辺の事あんまり詳しゅうないんで。」
一見さま1「へぇー、呪術ねぇ…。今時呪術とかwwwねーよwwwww」
木乃香「はぁ…」
刹那「お嬢様になんて暴言を…。良い度胸だ、撫斬りにしてやる!」
糸色「ちょっと刹那さん!一見さまに乱暴はいけません!刀を締まってください!」

一旧「このあともクラスメートたちは次々と一見さまの餌食となっていくのであった。」
アキラ「だからあなた誰?」
622マロン名無しさん:2008/02/20(水) 00:01:09 ID:???
一見さま1「なんでそんなにギャンブルに強いの?」
一見さま1「イカサマしてんじゃないの?」
一見さま1「ていうかなんで食券賭けてるの?お金は賭けないの?」
桜子「そんな一度に聞かれても…」

一見さま1「なんで平気で銃火器ぶっ放せるの?逮捕されないの?」
龍宮「うっ…こいつに麻帆良の常識というものをどうやって説明すれば…」

一見さま1「なんで姉妹そろってチビでガキっぽいの?」
鳴滝姉妹「ひどい…」

一見さま1「なんでそんなエセ中国人ぽい喋り方なの?」
超「アンタに喋り方まで非難される覚えないネ!」

一見さま1「なんで影薄いの?」
美空「作者に聞け!」

一見さま1「あんた誰?」
一旧「慌てない慌てない。」
アキラ「だから誰?」

龍宮・刹那「先生、」
龍宮「あいつの頭に風穴あけて」
刹那「あいつを真っ二つに切り裂いて」
龍宮・刹那「いいですか?」
糸色「良い訳ないでしょう!一見さまは親切にしないといけません。」
茶々丸「先生、続々と一見さまが。」
一見さま2「なんで『絶望先生』なの?」
糸色「それは私の名前が糸色望だからで…。」
一見さま3「亜子の背中の傷ってなんで出来たの?」
糸色「さぁ…私にはなんとも…。ていうかなぜあなたがそんなこと知ってるんですか!」
623マロン名無しさん:2008/02/20(水) 00:02:38 ID:???
一見さま4「これアニメ化してたのかよ!」
一見さま5「ていうかこの漫画パンチラとか多くね?」
一見さま6「ネギってどこ行ったの?」
一見さま7「この漫画に絶望なんてキャラいないんだけど。」

糸色「一 見 さ ま お 断 り だ !」
糸色「お断りだあああっ!帰れえええっ!」
円「ていうかいつの間にか質問が片方に寄ってるし。」
あやか「先生!一見さまを追い返してしまっては話が成り立ちません!」

楓「そんな先生に上客をつれてきたでござる♪」
楓「百見さまでござる。」
百見さま1「やあ。」
糸色「おお。百見さま。」
あやか「百見さまならきっと私達の事詳しいに決まってますわ。」
百見さま1「最近スレ過疎ってない?」
百見さま1「忙しいのは分るけどもっと作品を投下して欲しいんだよね。」
糸色「ははは…、これは手厳しい。」
茶々丸「先生、他の百見さまもお見えになりました。」
百見さま1「おお、みんな集まったか。このスレがいつまで持つか予想しようぜ。」
糸色「縁起の悪い事を予想しないでください!」
百見さま2「いつになったらキャラが濃い話の続き書くの?」
百見さま3「ネギ×長谷川フラグは?」
百見さま4「ていうか修学旅行マダー?」
624マロン名無しさん:2008/02/20(水) 00:04:03 ID:???
百見さま5「それよりも今回のオチを予想しようぜー。」
葉加瀬「それなら私が…」
百見さま5「爆発オチですか?」
葉加瀬「ギクッ」
百見さま5「さぁみんなもオチ予想して。」
亜子「八方塞がりや!」
千雨「ヒドすぎだろ…。」
龍宮「もはやいじめだな。」
糸色「どうしましょう…。」

ガラッ
明日菜「WAWAWA忘れ物〜。ておわっ!」
一同「………。」
明日菜「ゴメン。ごゆっくりぃ!」

百見さま6「なにあのオチ?」
百見さま7「ていうかパクリじゃん。」
百見さま1「ていうかオチてないし。」
百見さま5「まぁーオチてないのはいつも通り。」
糸色「百見さまもお断りだっ!帰れえええ!」
亜子「あ、先生。上客になんて事を…。」
千雨「ていうかあのバカレッドはなにしにここに来たんだ?」

終幕
625マロン名無しさん:2008/02/20(水) 13:47:59 ID:???
壮絶に噴いたww
626マロン名無しさん:2008/02/20(水) 15:36:54 ID:???
可符香「このスレが一見さんお断りだなんて、そんな事ありませんよ。だってこのスレ・・・・

まだ一スレ目ですから!

スレが立てられた時期から半年弱経っていますが未だに二スレ目に行く気配すらありません。
つまり、一見さんお断り!と言わんばかりの象徴“過去ログ”もこのスレには存在しません!
このスレは未だに発展途上なんですよ。このスレを盛り上げていく為には一見さんの皆さんに掛かっているのです!

けれど・・・職人さん達の汗と涙と睡眠不足の結晶であるSSには保管庫がありません・・・・
だから、一見さんの皆さんは[最新50]ではなく[全部]をクリックして最初からこのスレを読む事をお勧めします♪


では一見さんの皆さん、準備はよろしいですね?せ〜の〜ッ!ナァァァァァァァァウ・・・・・・・・・・ろぉでぃぃぃぃぃぃぃぃん!!」




ネギ「・・・・可符香さんは屋上で一人・・・いったい何をしているんでしょうか?」
カモ「またポロロッカ星人と交信しようとしてるんじゃねーっすか?」 
627マロン名無しさん:2008/02/21(木) 01:50:54 ID:???
帰国子女→アーニャ
ってどうよ
628マロン名無しさん:2008/02/23(土) 08:12:46 ID:???

       .|::::::/ ::////⌒⌒ i.:::::ノ
       .|:::::/       |::::|
        |::/.  .ヘ    ヘ. |::|  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       .⊥|.-(=・).-.(・=)-.|⊥  | 仮に少女の裸をバンバン出すの売りのマンガだったとして
       l .!:;  ⌒´.し.`⌒  ;:|.   | なにがいけないんでしょうかね?
       ゝ.ヘ         /ィ _ノ
      __,. -‐ヘ  <ニ二ニ>  /─- __ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 _ -‐ ''"   / !\  ̄ /!\     ゙̄ー- 、
ハ       /   |ヽ ̄ ̄//  ヽ        ハ


629マロン名無しさん:2008/02/23(土) 20:40:56 ID:???
自重して下さい
630マロン名無しさん:2008/02/24(日) 11:15:39 ID:???
絶望先生のネタで ネギサイドは進めづらいからな・・・
631自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 11:18:34 ID:???
奈美のパクティオーカード考えたんだけどSSかいてもいい?
632自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 11:25:39 ID:???
>>631
新職人さんはいつでも歓迎♪
633自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 12:37:04 ID:???
>>631
ぷりーず、かむひあ
634仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:44:03 ID:???
「普通って言うなぁぁぁ!」
机をバンッと叩き、『普通普通』とののしられていた日塔奈美はとうとう我慢できずに立ち上がる。
けれども生徒たちの勢いは止まらない。寧ろ、『普通』コールは大きくなっていくばかり。
ここでもう一度奈美が机を強く叩いてみると、
「あああああああああ!」
…この状況を生み出した元凶ともいえる弁当が真逆さまになって床に落ちた。
奈美の怒声では静まらなかった生徒たちだが、その光景を見たことによって誰もが口を閉ざした。
「わわ、私のお弁当……!」

635仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:44:31 ID:???
ガラリ
奈美が蒼褪めていると、教室の前にある扉が開いた。
「……あれ、奈美さんどうかしたんですか?皆さんも珍しく静かですね」
呑気なことを言いながら、
何が起きているのかを把握できていないネギがニ・三歩教室の奥へと進む。
それによって、今まで見えなかった弁当の残骸がネギの視界に飛び込んでくる。
「わわ、これ奈美さんのですか!?えっと、とりあえず今日は僕の…」
「……にぃ」
「え?」
ネギが駆け寄り、散らばったおかずをかき集め弁当箱の中に入れていると、
側に立ちすくんだまま俯いている奈美が何かを呟いている。
反射的に、奈美の顔を見上げれば目尻に涙を溜めているのが見えた。
必然的に目が合ってしまう。
「せっかく早起きして作ったのにぃぃ!」
視線がかち合った瞬間、涙を隠すようにして目元を腕で伏せ奈美はその場を立ち去った。
ネギが慌てて阻止しようと手を伸ばすが奈美の手首を捕まえることはできなかった。
636仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:45:00 ID:???
「……奈美さん!今はまだ…!」
「オイ兄貴、まずは状況を理解した方が良いんじゃねーの?」
「で、でも……」
「ネギ先生」
カモの言葉に反論しようとした時、挙手して席を立ったのは木津千里だった。
「お弁当が落ちたのは、本人の責任といえばそうなんですが」
罰が悪そうに、この事件の一部始終を見ていた千里はこちらを振り向くネギから視線を逸らして述べる。
「少し、教室の皆もからかいすぎたと思います」
「えーっとそれはどういう…」
「やだなぁ、からかってたんじゃなくて属性アピ…」
「奈美ちゃん、今日は自分でお弁当を作ってきたって言ってて。それでおかずを見たら、その…とてつもなく普通だったんです。工夫もしていたけど、それでも普通だったから…だから最初に私が普通だねって言ったら」
空気を読まない風浦可符香の言葉にわざと大きな声を被せる小節あびる。
あびるは普段どおり、至って冷静に物事を説明した。
自分だけできっちり説明をするつもりだった千里は、あびるに対し妙な対抗心を燃やすと今度は詳しく話を始めた。
「先生、今から私が言うことをきっちり耳に入れてください、良いですね」
「え、あ…はい」

637仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:46:36 ID:???
「ではお話します。

4限目終了のチャイムが鳴ったのがあの時計では午後12:45 02秒、
そして私は号令を終え45分 29秒に席を立ち右手でペンを筆箱の中に、
きっちりペンの先が左側に向くようにして片付けたんです。
そして45分 34秒に席が隣のマ太郎を手洗いに誘い、46分丁度に手洗い場につきました。
46分2秒で蛇口を軽く二回捻ると水がまず三滴(中略)そして33秒掛けて教室に戻ると、
日塔さんの席に晴美と小節さんと音無さんが立っているのが見えたので、50分12秒に私とマ太郎で日塔さんの席に行ったんです。
そしたらお弁当のおかずが、右上から卵焼き二つ、タコさんウィンナー三つ、からあげ二つ、ミニハンバーグ一つ(あの包み紙の底に今日の運勢とか書いてあるやつ)、そしてしきりを挟んで左側にのり玉が混ぜてあるご飯が敷き詰められていたんです。
いや、これはもう王道ではないかと50分16秒に思った私が最初に言ってやろうかと思った台詞『普通だね』を先に小節さんに取られ、
次こそはと思ったら50分18秒から先程53分42秒まで普通普通との普通コールが教室中から飛び交い、怒った日塔さんが…」
「あ、っと…とりあえず、皆さんが言い過ぎたということで良いでしょうか?」
これ以上聞いていれば余計頭がこんがらがってしまうと予測したネギは苦笑いをしながら千里ではなく、あびるに返答を求めた。
あびるは静かに頭を縦に振る。
「私が説明したんですよ!」
「あ、有難うございます」
怒りを振るう千里に、ネギは弱々しく頭を下げた。

638仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:47:04 ID:???
「皆さんは…先にお弁当を食べててください!行こう、カモく……?」
弁当には手をつけず、こちらを見ている皆に指示を出すとネギは廊下へと走る。
そして自身の相棒であるカモが居るはずの位置へと視線を遣るが…。
「カモくん?カモくーん?どこ行っちゃったんだろ……って、カモくんを探している場合じゃないか!」
カモは居らず。
多少心配の気持ちもあるが頭の中に浮かんだカモを奈美の泣き顔に切り替えるとネギは全力で走り出した。

「……きまずぅ…」
ポケットに手を突っ込み、学校付近の公園のブランコに座る奈美。
先程起きた事柄を思い出すと、怒りではなく恥ずかしさだけが心を満たした。
何せいつも言われていることなのにあんな公衆の面前で大きな声を出してしまい、挙句の果てには小学生程度の年齢であるネギに高校生である自分の泣き顔を見られてしまったのだ。
けれど鞄を持ってきていないわけだし、いずれは取りに教室に戻らなければいけない。
幾らなんでも、それは気まずすぎる。
「……でも戻ってもまた、普通って…」
「そんなに普通なのが嫌なのか、嬢ちゃん」
「へ…まといちゃ、キャッ!?」
声のした背後を振り向けばそこに居たのは常月まとい。
639仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:47:33 ID:???
今の太い声を彼女が出したのかと首をかしげた時、背中に何かふわりとした感触が腰の辺りから肩に掛けて駆け上がるのを感じ奈美は目を見開いた。
「悪ぃ悪ぃ。……それにしてもブラジャーの柄も普通だな」
「普通って言うなぁ!」
「いやいや、…で、だ。嬢ちゃんに良い話を持ってきたぜ」
「良い話ぃ?」
カモの良い話というのには心当たりは無く、この話の流れからいくと
もしや普通卒業の方法でも用意してあるのかと怪訝に思う反面少しの期待を抱いて奈美は耳を傾けた。
「兄貴とキスしてくんねぇか?」
「……は!?」
「いや、軽くチュッとしてくれるだけで良いんだ!」
「そんなこと言われても…!」
「奈美ちゃん、何事にも思い切りが大切なのよ」
「ま、まといちゃんまで…一体何なのよ……」
前を向けば下から奈美の目を仰いでいるカモ、後ろを向けば怪しい笑みを携え顔を覗き込んでくるまとい。
二つの方向から挟みうちされている状態の今、奈美はその二人から有無を言わせないほどの覇気が放たれていることに気付いた。
「だ、だけど…」
「奈美さぁぁん!」
今だ躊躇っている奈美の名前を呼ぶ声。
この声は会話中に出てきた、担任であるネギのものだった。
絶妙なタイミングだと喜ぶカモとは対照的に表情を歪める奈美。
「奈美さん、教室に戻りましょう!」
(そ、そういえばその事でも悩んでたんだっけ…)
本来の悩みは教室にあったことを今奈美は思い出す。
640仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:48:21 ID:???
ネギが返答を待たずに奈美の手を引くと、無防備だった奈美の身体は三歩ほど全身した。
「あ、っとっと…!」
「わ!」
そしてネギが振り返ると、バランスを崩して奈美は胸をネギの顔に押し付けそのまま地面に倒れてしまう。
ドサッ
そんな音が連続二回続いた後、ここぞとばかりにカモが魔法陣を召喚した。

「アイタタタ…ごめんねネギ先生…」
「い、いえ平気です…」
転んだままの密着状態で、二人は顔を見つめ合う。
この特殊な魔法陣の効果だろうか、両者とも顔が火照っているような気がした。
(な、何でドキドキしてるんだろう…さっきあのオコジョくんが言ってたこと、私気にしてるのかな……でも…何だか体が熱い…)
(ぼ、僕どうしちゃったんだろう……奈美さんの顔を見てると、すごく…緊張して……)
二人はそのまま動きを見せない。
カモとまといは木陰に隠れ、そこから二人の様子を見守った。

「……ネギ…先生………あの…私………その…」
「え、えと…顔が……」
641仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:48:52 ID:???
艶やかに目を細める奈美の顔が…正確には唇が、ネギの唇との距離を詰めていく。
ネギも口ではああ言っているものの、抵抗しようとはしなかった。
(あともう一押ししときゃ良かったか?)
(それじゃ、私たちがお手本を見せるというのはどうでしょう?)
(今更出てったら、逆に雰囲気を崩すことになるだろうし…)
まといを無視してカモは苦渋の表情を浮かべていた。

すると、助け舟は思わぬところからやってきた。
「奈美ちゃんとネギ先生が夜の営みに励んでいらっしゃる!」

「え゛……!」
「……!!」
チュ

公園の入り口からこちらを指差しているのは可符香だ。
その後ろにはへ組一同が列になって並んでいた。
奈美が我に返って上体を起こそうとするが、体を支えるために地面に置いていた左腕を誤って滑らせてしまう。
そして体が左側に傾いたと思えば右手も地面から離れ支えの役割は果たさず、勢い良くネギの唇にぶつけるようにしてキスを落とした。

「おーっしゃ、仮契約成立!」
出現したカードを素早く口に咥えネギの背後に回るカモ。
満足そうに何度も頷きながら、カードに映る奈美の姿をまといと二人で眺める。
「奈美ちゃんは、どういう能力が使えるんですか?」
「それは使ってみねぇとわかんねぇな…」

642仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:49:19 ID:???
次の日

「ごめんね奈美ちゃん、奈美ちゃんは普通なんかじゃなかったんだね」
先日の出来事を、あびるを先頭に謝罪してくるへ組の面々。
奈美は席についたまま、顔をぶんばぶんばと左右に振る。
「い、いいよ気にしなくて。それにそんな謝られても…」

「ううん!私たちが最低だった!」
「すごい間違えをおかしていた!」
「最悪だな!」
「最悪だね!」
「日塔さんは普通なんかじゃない!」
「だって日塔さんは……!」

次々と感情的になっていく人々。
奈美がそろそろ本格的に止めに入ろうとしたその瞬間。

「ショタコンだったのに!」

立ち上がったその衝撃で、椅子がガタリと倒れ床を打ちつける。

「ショタコン!ショタコン!ショタコン!ショタコン!」

それから奈美は『ショタコン』コールを浴びせられることとなった。
だが結局は、霧の方がそれを上回るということで数日の内に『普通』コールに戻ってしまったわけだが。
643自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 15:52:02 ID:???
644仮契約:奈美:2008/02/25(月) 15:52:25 ID:???
せっかく奈美の能力思いついたのに出せなかったorz

多分もう書かないから書いておきます。
自分の考えた奈美のアーティファクトは、普通の魔法少女みたいなステッキ。
能力は見方が特殊な状態(ゲームで言えば毒状態や凍った状態)になったときに
ステッキを振って呪文を唱えると特殊な状態から普通の状態に戻るというものです。

645自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 16:29:41 ID:???
中々GJ!

>>644
な、なんという普通な能力……て全然普通じゃねえ!
回復魔法では治癒不可な細菌毒や風邪とか治せそうですごい!!
646自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 18:29:42 ID:???
乙&GJ。このヒトナミさんは内科の医者になれるなw
さておき、常月さんは探査追跡能力っぽいものだっけ?
この二人以外の絶望少女達がパクったらいったいどんなアーティファクトが出るんだろ?
647自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 20:38:17 ID:???
>>644
ていうかそれ使えばネギの故郷の人達も元に戻せるんじゃ…
648自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 20:47:45 ID:???
>>647
人の蘇生は無理だろうJK
649自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 20:51:02 ID:???
いや死んでないって、石化してるだけで
650自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/25(月) 22:57:14 ID:???
>>648-649クソワロタ
651自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/26(火) 01:37:37 ID:???
>>647
何を言い出すかと思えば……そんなことできるなんて普通じゃないジャンw
たぶん傷が化膿しないとかそういった効果でしょうJK
652自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/26(火) 12:59:42 ID:???
まー、潜在能力のある木乃香でも鍛錬を積まなきゃ治せない。
だから、潜在能力そのものが無い普通は・・・
むしろ、自分の弱体や相手の強化を無効=普通にするとか?
653自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/26(火) 16:05:45 ID:???
>>652
ドラクエのいてつく波動・ポケモンの黒い霧、みたいなものか
・・・・ありじゃね?
654自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/26(火) 21:25:38 ID:???
レンタルマギカの影崎さんみたいに普通過ぎて印象に残らない
見た目にする魔法とか?
655フラグside:2008/02/27(水) 01:11:25 ID:???
新しい職人は大歓迎です。奈美の能力・シュチュエーションは全く考えてませんでした。
さて、コミケ話の序文がまとまったので投下します。
いつもながら予防線を
まず、私は本物のコミケに行ったことがないので、いろいろ間違っている部分があるかもしれません。
それと、今回、タイトルを『cross』とさせていただきます。
タイトルどおり、ネギ側と糸色側の人物が交差・接触します。(まだ、前夜では接触しませんが)
あと、まといに関しての能力は、私的ですが「一度見て、出会った人物の場所・行動を一定範囲内サーチできる」
という、まさにストーカー能力です。
出会わなければサーチできないので、見たこともないナギは捜せません。
また、相手が魔法防御を行ったらサーチ阻害されるという欠点も考えてます。
656cross 祭の前夜1:2008/02/27(水) 01:12:00 ID:???
麻帆良学園
とある放課後、望は図書館探検部の3人に呼び止められた。
望「宮崎さんと綾瀬さんそれに早乙女さんまで、私に用とは何でしょうか?」
ハルナ「糸色先生、ちょっとこれ見てくれない?」
望「・・・これは・・・どこかで見た話ですね・・・?」
ハルナ「のどかが、先生からもらった同人誌を、夕映と協力して、漫画にしてたらしいのよ」
望「ほほう・・・それにしてもお上手ですね。いえ、ホワイトライではなく、本当に上手です」
夕映「ハルナの手伝いをしているうちに上達したです」
のどか「あ、あの・・・糸色先生、原作と何かおかしいところとかは無いでしょうか?」
ハルナ「もし、変なところがあったらズバッっと言って欲しいんだってさ」
望「ふむ・・・そうですね・・・ここは主人公はこういう気持ちでいますので、このように・・・」
のどか「なるほど・・・」夕映「やはり、本にする前に聞いてよかったです」
望「本?」
夕映「はい、もともと私達が勝手に書いていたものだったのですが・・・」
のどか「ハルナが原稿を見つけて、本にしてコミケで売ろうって・・・」
ハルナ「夕映やのどかも素質があるし、デビューさせようかな〜ってね」
望「はあ・・・でも、大衆向けではないですから、売れるとは思えませんが・・・実際、売れませんでしたし・・・」
のどか「あ、あの、やはり迷惑ですよね・・・」
望「まあ、あの時は文字オンリーでしたし、こんな綺麗な描写されているのであれば、絵だけでも売れるかもしれませんね」
夕映「では、これを作っても・・・」
望「えぇ、良いですよ。私は別に権利を主張しているわけじゃありませんから」
のどか「あ、ありがとうございます!」夕映「よかったですね、のどか」
ハルナ「それじゃ先生、もう少し手伝ってくれませんか?」望「はい?」
ハルナ「これを書く為に抜けていた夕映とのどかの分、ちょっと進行が遅れちゃって〜」
望「し、しかし・・・うっ!」
夕映&のどか(うるうるうるうるうるうる・・・・)
望「わ、わかりました!わかりましたから、そんな捨てられそうな子犬の目で私を見ないでくださーーい!」
657cross 祭の前夜2:2008/02/27(水) 01:13:21 ID:???
麻帆良学園女子寮
暗闇に光るモニター。そのモニターを、妖しげな笑みを浮かべ、操作する少女。
千雨「さーって、ほとぼりも冷めて復活してしばらくしたし、ここらでいっちょ大きな活動でもするか」
カタカタと無機質な操作音が機会の作動音しか聞こえない部屋に響く。
ちう「某日某日のコミケイベントに、コスプレ参加するんだぴょ〜ん♪みんなも見にきてね〜♪」
告知を自らのページに貼り付ける。それと同時に、膨大な返信が返って来る。
名無し「なに!これはいかねば!」俺「地方在住が恨めしい・・・・!!!」
Leek坊主「ぼく、必ず行きます!!」774「有給急いでとるぜ!」
そんな返信に満足げに笑みを浮かべる千雨
千雨「クックック・・・修正魔のこのとんには出来ないことをやってのけなきゃな・・・
さて、ページ用の写真を写す奴が必要だな。まさか自分で写すわけにも行かないし・・・うーん・・・やっぱアイツしかいねぇよな・・・・」
千雨は嫌々ながらに電話を手に取り、
人格と性癖に大きく問題はあるが、撮影の腕前には信用の置けるとある人物へと電話をかける。
千雨「あー、朝倉。あのさ、ちょっと頼みたいことが・・・」

ネギの自宅
ネギ「Leek坊主『ぼく、必ず行きます!!』っと・・・実物のちうさんがみれるんだ・・・」
交「でもよ、おまえコミケってどんなのか知ってるのか?」
ネギ「え!?えっと・・・」霧「コミケなら、藤吉さんが詳しいんじゃないかな?」
カモ「そうだな、アニキ、ちょっと聞いてみなよ」ネギ「そうだね!えっと・・・」
交「すっげー行動力・・・」まとい「ネギ先生って実は情熱的なんですね・・・」
658cross 祭の前夜3:2008/02/27(水) 01:14:24 ID:???
藤吉晴海の自宅
原稿の仕上げに取り掛かっている晴美。その様子を、自らの作業が終わった千里が見守っていた。
藤吉「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
千里「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
藤吉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・出来た!手伝ってくれてありがとう!千里!」
千里「どういたしまして、まったく、無計画にやるから、こんなことになるのよ。もっと、きっちりと・・・」
藤吉「ゴメンゴメン。でも、何だかんだいって手伝ってくれて、本当にありがとう」
千里「まあ、私と晴美の仲ですもの。さすがに、見捨てるなんて、できなかったし・・・
まあ、こっちはあいかわらず、ヤマもオチもイミも無くってちょっとイラっとするけど、
この4コマはよく出来てるわね・・・」
藤吉「まー、モデルと実体験にちょっと脚色をつけたんだけどね」
千里「晴美らしくなく、起承転結もしっかりしてて・・・結構、面白いわね、これ」
藤吉「私らしくないって・・・私だって千里と長くいるもの。きっちりの仕方くらいはわかってるわよ」
完成の喜びを分かち合っているとき、1本の電話が入る。
藤吉「はい。藤吉です・・・ネギ先生?どうしたんですか?」
・・・・・・・
藤吉「うん、それじゃ、その日の朝6時に駅前で待ち合わせましょ。それじゃあ、おやすみ、ネギセ・ン・セ♪。」ピッ
千里「ネギ先生が、どうかしたの?」
藤吉「なんだか、ネットアイドルが来るから、コミケに行きたいんだって」
千里「ネットアイドルって・・・あぁ、例の『ちう』って子・・・」
藤吉「ネギ先生のほかに、カモくんとまといさん、交くんもついてくるって」
千里「へぇ、まといさんとカモくんは保護者だからわかるとして・・・交くんも?」
藤吉「なんか、興味わいたんだってさ。千里も当日はよろしくね♪」
千里「はいはい、会計はきっちりこなしてあげるわよ」
藤吉「ありがとう〜〜〜」
<続>
659自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 02:34:54 ID:???
これは期待をせざるを得ない。

>>655でナギお嬢様がコミケに来るのかと一瞬思ってしまったことは内緒だ。
660自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 03:07:20 ID:???
Leek坊主にワロタw

職人さん頑張ってください。
661自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 03:27:41 ID:???
>>659
ついに弟子も参戦かw
662cross 祭開幕1:2008/02/27(水) 21:52:42 ID:???
コミケ会場・ハルナのスペース
望「・・・っと、これはここで良いんですね」
ハルナ「いやー、悪いねぇ、糸色先生。当日も手伝ってもらっちゃって〜」
望「・・・断ろうとしたら、また、宮崎さんと綾瀬さんの某金融会社の子犬のような目で見つめられますからね・・・」
のどか「ご、ごめんなさい・・・」夕映「あの、本当に嫌でしたら、いつでも言ってくださいです・・・」
望「そんな潤んだ瞳でいわれると、余計に断れなくなりますね・・・ところで、この大きな箱は何ですか?
本が入っているような感じではないのですが・・・」
ハルナ「あー、それ?先生用のコスプレ衣装よ。さ、のどかと夕映も着替えましょ♪」
・・・・・・・・
望「な、何ですか、この緑の甲冑は・・・」
ハルナ「えーっと、浅井長政っていう戦国武将です」
望「どこの世界に金髪の戦国武将が居るんですか!しかも重い!・・・まあ、浅井長政といえば、
奥方の愛とお家事情の狭間に揺れて、最期には絶望して自害してしまったという、悲劇の武将ですね。
まあ、私に似合うといえば似合いますが・・・」
ハルナ「金髪なのは、ゲームキャラですから。あと、自分を悲劇が似合うって言うのもどうかと・・・のどかと夕映も着たみたいね」
夕映「こ、この格好は・・・」のどか「は、はずかしいです・・・」
望「これは?妙に露出が高いですが・・・」
ハルナ「のどかは、その長政の奥さんのお市で、夕映はくのいちのコスプレです。先生とはまた別のゲームネタなんですけどね」
のどか「せ、先生の奥さん・・・///」夕映「どこの世界にこんなぴっちりとしたボディスーツを着けたクノイチが居るんですか!」
ハルナ「まあまあ、のどかは結構気に入ったみたいよ。のどか、先生を見つめてこの台詞言ってみて」
のどか「え、えーっと・・・『長政さま、頑張って…』」
望「・・・な、なんでしょう、この惚れっとしそうな反面、なんか暗い闇に吸い込まれそうな感じは・・・」
夕映「わ、私のこの格好は・・・」ハルナ「うーん、やっぱり、元よりちょっとボリュームが足りないかな」
夕映「着させといて言う事がそれですか!」ハルナ「おっと、そろそろ始まるわね。それじゃ、みんなよろしく〜♪」
のどか「頑張りましょうね、長政様・・・」望「う、うむっ」夕映「もう、すっかりなりきってるです・・・(−x−)」
663cross 祭開幕2:2008/02/27(水) 22:01:19 ID:???
同刻・コミケ会場・ハルナたちとは別の場所
藤吉「到着〜。ここがコミケ会場よ」
ネギ「すごい・・・こんなにたくさんの人が・・・」交「どこからきたんだ・・・?」
まとい「全国各地からと聞きますね。でも、昔よりももっと増えてる・・・」
カモ「あれ?まといっちも来たことあるのかい?」
まとい「えぇ・・・昔の彼につれられて一度だけ・・・でも、こんなには居ませんでした」
千里「晴美ー着替える場所はどこ?」ネギ「着替え?」
藤吉「うん、私達もコスプレして売り子をするの。もちろん、ネギくんの分もあるわよ♪」
ネギ「え?」千里「郷に入っては郷に従え、です。きっちりと着替えてもらいます。さ、いきましょ」
ネギ「ええ〜〜!」藤吉「まといちゃんたちは、先に私達のスペースでまっててね」
十数分後
交「ぷっくくくくくくくくく・・・・に、似合いすぎて、腹がいてぇ・・・」
晴美のスペースに戻ったネギの姿を見て、周りに迷惑にならないように、声を殺して笑う交。
カモ「ほっほー・・・」まとい「これは・・・なんというか・・・とっても似合っています・・・」
藤吉「でしょう〜。いろいろ考えたんだけど、これが一番似合うかなーって思ってたんだ♪」
と、ピンクのタートルネックを着て、紫のボブカットの晴美が自慢げに語る。
千里「お姉さんキャラも考えたんですけど、こっちの方がネギ先生らしいって、晴美が決めたのよね」
そんな千里の格好は、通っている学校とは別の制服で、その長い髪は2つに無造作に、しかしきっちりと分けられている。
気のせいか、くち元が△になっているようだ。
ネギ「でも、これって、女の人の格好じゃないですか〜」
そんな涙目のネギの格好はというと・・・
千里とは別の、「女子用」の制服、左目に泣き付けボクロに眼鏡。髪型は両脇で2本束ねているウィッグ。
ぶっちゃけ、某剣道アニメのさと○んである。
交「お、おまえ、本当は女の子じゃないのか?ククククク・・・」ネギ「ひ、ひどいよう・・・」
藤吉「そんなところも、そのキャラそっくり〜。やっぱりこれにして正解だったわね」
千里「そろそろ、コスプレブースも始まる頃ね。まといさん、交くんは私達に任せて、ネギくんをお願いね」
まとい「じゃ、いきましょうか、ネギ先生」ネギ「・・・そうですね!リアルちうさんを見にここに来たんです!行きましょう!」
664cross 祭開幕3:2008/02/27(水) 22:02:23 ID:???
同刻・コミケ会場・コスプレブース
朝倉「いやー、ちうちゃん直々の御指名なんて光栄だねー♪」
千雨「てめぇは腕だけは確かだからな・・・今日は頼むぜ」
朝倉「まっかせて♪綺麗に撮ってあげるよ〜」
千雨「下手なことすんじゃねぇぞ・・・たとえばいきなり本名で呼ぶとか・・・」
朝倉「やだなー、そんなことするわけないじゃん、ね『千雨』ちゃん♪」
千雨「いきなりかよ!・・・まあいい、そろそろ私のファン達が来る頃だ。邪魔しないように、うまく撮ってくれよ」
朝倉「はいはい、・・・あれ?あの小さな子、千雨ちゃんに似てない?
今のちうちゃんの格好じゃなくって千雨ちゃんそのものに」
千雨「えっ?・・・んー、微妙に違うな。あれは、確かさ○りんとかいうキャラクターだな。
あのアニメ見たときはびっくりしたよ。ま、性格はぜんぜん違うんだけどな。」
朝倉「ふーん、そんなことがあるんだ」
『これより、開場します』
千雨「おっと、始まったな、さーって、」ちう「ちうちゃんのコミケ撮影会の始まりなのら〜♪」
朝倉「すっごー・・・一瞬で変わったよ。おっと、写真写真っと」


ネギ「あの人が千雨・・・いや、ちうさんかぁ・・・やっぱり、綺麗だなぁ・・・」
カモ「ほほー、カメラマンのねーちゃんも、結構上玉だな・・・」まとい「カモ様・・・私たちはここで待ってますから、行ってらっしゃい」
ネギ「うん!それじゃ、行ってきます!」
<続>
665自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 22:47:17 ID:???
中の人ネタかw
続き楽しみwww
666自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 22:58:18 ID:???
GJそして期待。
今回の元ネタが分からんのが残念だが(戦国BASARAとバンブレでいいのかな?)、続きがはよ読みたい。
667自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 23:13:26 ID:???
>>666
KOEIの戦国無双の浅井長政 
声が同じ人

OROCHI新作で「絶望した!」やらねえかなw
668自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/27(水) 23:39:31 ID:???
【文化】「少年サンデー」と「少年マガジン」編集部が協力、新雑誌編集へ★2 [02/27]
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1204114336/
669自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/28(木) 10:56:49 ID:???
これは期待です。
俺には絶望少女達が赤松絵に変換されて、ネギまガールズが久米田絵に変換されて見えるぜ!
670自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/28(木) 15:40:31 ID:???
>669
マガジンで完結させでどうする
671cross 祭:2008/02/28(木) 20:32:02 ID:???
自分のスペースでの販売が一段落した晴美は、別のスペースの同人誌を物色していた。
霧に頼まれたショタ同人誌を選別・購入し、自分の戦利品も買い込む。
そんななか、ある一冊の同人誌を手に取る。

誰もいないカギのかけられた空き教室。そこに男と女が二人。
それだけならただの逢引であろう。だが、その様子は逢引のそれでは決してなかった。
男は半裸で椅子に縛られ憔悴しきっている。女が妖しい笑みを浮かべてそれを見下ろしている。
望「こ、近衛さん、なぜこのようなことを・・・生徒が教師にこんなことしていいと思ってるんですか!」
木乃香「ウチはええんや。なんたって、ウチはこの学園のお姫様やからな」
望「暴君ですね・・・私をどうするつもりなんですか!?」
木乃香「遊ぶんや、先生で。あ、ウチに逆ろうたら、この学校にはおれへんようになるで」
望「・・・絶望した!権力を傘に着て好き放題するあなたに絶望した!」
木乃香「権力に尻尾振る臆病な先生がなに言うとるんや」
そんな時、ドアが開けられ、もう一人の少女が入る。望はその少女に助けを求める。
望「さ、桜咲さん!?近衛さんを何とかしてください!あなたならなんとかして・・・」刹那「糸色先生・・・お嬢様・・・」
木乃香「なんや、せっちゃん遅かったなぁ」望「え・・・?さ、桜咲さん・・・ま、まさか・・・」
木乃香「せっちゃんもウチの奴隷や。そうでなかったら、何でこの部屋のカギを持ってると思うとるねん。アホやな〜♪」
望「そ、そんな・・・」
木乃香「アハハハハ、絶望先生の本当に絶望した時の顔ってそんな顔なんや〜。さ、まだまだいくで〜あっさり壊れんといてな〜」

藤吉「・・・ふうん、女生徒×男教師ものかと思ってたけど、女生徒が一切脱がずに、男教師を責める、か・・・こういうのもあるのね。
早乙女パル、か・・・この人、いずれ私のライバルになるかもね・・・これ、ください」
望「500円です。・・・ありがとうございます」のどか「先生もだんだん慣れてきましたね」
夕映「まあ、この本は、先生は見ないほうが良いです・・・」

晴美「・・・いまの人、なんか、この本に出てた男の人そっくりだったな・・・」
672cross 祭2:2008/02/28(木) 20:32:23 ID:???
自分のスペースでの販売が一段落したハルナは、別のスペースの同人誌を物色していた。
そんななか、ある一冊の同人誌を手に取る。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
「ちっ、今日は痛み分けにしてやるっ」
千里「まちなさい!」「男の喧嘩に口を挟むなよ!」
千里「きっちり正確に痛み分けなさい!・・・こっちのが多く痛んでるわね」
めしょっ
千里「これで正確に痛みわけ」

交「なあ、ネギ」ネギ「なに?交くん」
交「神さまっているのかな?」ネギ「うーん、わからないなー」
可符香「います!みんなの中に一人ひとり住んでいます!」
可符香「ちなみに、これが交くんの、これはネギくんの神様です」ネギ「うわぁぁぁぁ」交「コワイヨカミサマヨワイヨ」
---------------------------------------------------------------------------------------------------
ハルナ「ふーん、起承転結がしっかりして、読みやすい4コマね・・・絵・藤吉晴海、監修・木津千里・・・監修?
でも、この人、なんとなく、ライバルになりそうな・・・まあいいや、これください」
千里「300円です・・・ありがとうございました」
交「オレ、ちょっとトイレいってくる」千里「えっ!でも、私もここを離れられないし・・・」
交「大丈夫だよ、すぐ戻ってくるからー」

ハルナ「あの子達、この漫画にて出来たキャラそっくりだったわね。モデルなのかな?」

ハルナと晴美、互いの作品を互いの場所で見て、『英雄は英雄を知る』瞬間であった。
673cross 祭3:2008/02/28(木) 20:34:00 ID:???
コミケ会場・コスプレブース
ちう「はろはろ〜みんな、こんにちは〜♪」
千雨、いや、ちうがポーズをとるたびにシャッター音が一斉に鳴り響く。
ネギも頑張ってとろうとはしているが、さすがに、ある意味大きな子供と本当の子供の体格差に苦戦している。
ネギ「うわっ、っとと・・・う、うまく写せない・・・」
そんな様子に、千雨の母性本能が思わずくすぐられる。
千雨「・・・朝倉、ちょっと・・・」朝倉「ん?な〜に?」
千雨「ちょっとあの子のカメラを借りて・・・」朝倉「・・・優しいね〜ちうちゃん。おっけ〜(ニヤニヤ」
朝倉が、撮影がうまくいかずに、あたふたしているネギに近づき・・・
朝倉「お嬢ちゃん、カメラ貸して」と、ひょいっとカメラを奪う。
ネギ「えっ?あ、あの・・・」
困惑するネギを、今度は千雨が持ち上げて
ちう「一生懸命頑張ってる、お嬢ちゃんの変わりに、このお姉ちゃんが撮ってくれるから、一緒にポーズをとろっ♪」
ネギ「えっ・・・は、はいっ!」
「おおぉぉぉぉぉ!この○とりんかわぇぇぇぇぇ!」「この2ショットは我が家の家宝に!」
ギャラリーも羨ましいネギの扱いを責めるどころか、ネギのコスプレにさらに萌える。
更なるシャッター音の集中砲火。最初はちょっと怖がったネギも、ちうと一緒だという喜びから、徐々にノリが良くなっていく。
・・・自分が女装姿だということを忘れて、いや、もう女の子にしか見えないくらいに。
カモ「ちうって子、優しいところあるっすね〜」まとい「そうですね。ご友人も同じようにお優しい人みたいです」

朝倉「はい、カメラ。いっぱいキミとちうちゃんの写真が入ってるよ。」ちう「私達もたのしかったのら〜♪」
ネギ「ぼ、ぼくもちうさんにあえて嬉しかったです!ありがとうございました!!」
喜んで去っていくネギの背後を見つめる。
朝倉「いや〜、なんかいいことした気分だね〜♪ちうちゃん優し〜〜」千雨「・・・からかうなよ。こっちもちゃんと撮れてるだろうな?」
朝倉「大丈夫。ほら、こんな感じに・・・」千雨「うん、やっぱ腕だけは確かだな。ちょっと向こうで休むぞ。人ごみに疲れた・・・」
674自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/28(木) 22:10:05 ID:???
675自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/28(木) 22:23:08 ID:???
ふじょしーず何やってんスかァww
しっかし、撮影会の一幕を読んで微笑ましさを覚えたのは何故だ
何はともあれ、作者氏にGJと乙と続きへの期待を捧げたい
676自治スレにてローカルルール議論中:2008/02/29(金) 23:10:58 ID:???
ちょっと泣けた
すれ違うことはあっても決して交ざらないんだな
677cross 迷子:2008/03/01(土) 21:43:11 ID:???
コミケ会場・数多くあるトイレの一つ
交「ふー・・・危なかった・・・結構混むもんなんだなぁ・・・」
混みあうトイレの中から、ようやっと空いていたWCを見つけ、小用を終た交、
千里たちの待つスペースに向おうとしたとき、あたりを見渡す。
交「あれ?・・・ここ・・どこだ・・・?」
トイレを探し回っているうちに、見知らぬ場所に出てしまった。いわゆる迷子になった交であった。
コミケ会場・コスプレブース近くの休憩所
コスプレを脱いで、ちうから千雨に戻り、グッタリしていた千雨と写真のチェックをしている朝倉。
千雨「ふ〜〜〜〜」朝倉「ねえ、ちう・・・じゃなくって、千雨ちゃん、大丈夫・・・?」
千雨「あまり、大丈夫じゃねぇな・・・かなり人に酔っちまった・・・ん?」
朝倉「どうしたの?・・・あ、迷子だね、あれ」
交「あれ・・・?なんだ、ここ・・・?変わった格好した奴がいっぱい・・・」
朝倉「ねー、キミ、迷子?」
交「うわっ!な、なんだよ。ま、迷ってなんかいねーぞ・・・え、えーっと・・・
そ、そうだ、この辺に、こっちのねーちゃんみたいな格好をした女の子いなかった?」
千雨「私みたいな格好?」朝倉「あの子じゃない?ほら、一緒に写真とった・・・」
交「そ、そうだ!そいつが迷子になったから探しに来たんだ!(アセアセ)」
朝倉「ふ〜ん(ニヤニヤ)」千雨「ボク一人でねぇ・・・(ニヤニヤ)」
交「ほ、本当だぞ!あー・・・ね、ネギの奴どこに行ったんだ〜」
朝倉「はいはい、それじゃ、一緒にそのネギちゃんを探しましょうか。あ、私は朝倉和美、よろしくね♪」
千雨「長谷川千雨だ。もしかしたら、連れてきてもらった人のにいるかもしれないしな、先にそのスペースに行ってみよう」
交「本当!?ありがとう、和美ねーちゃんに、千雨ねーちゃん。俺は交って言うんだ。ま、まったく、ネギのやつはどこに・・・」
678cross 迷子2:2008/03/01(土) 21:44:41 ID:???
コミケ会場を、『迷子のネギちゃん』を捜しに歩き回る朝倉と交と千雨。
しかし、疲労がピークに達している千雨の顔色が徐々に悪くなる。
交「・・・なあ、千雨ねーちゃん、大丈夫か?」朝倉「千雨ちゃん、先に帰る?」
千雨「でも、コイツの連れを捜さなきゃならないだろ・・・」
朝倉「交くんの方は私一人で大丈夫だよ。千雨ちゃん、ブログも書かなきゃならないんだし、先に帰って休みなよ」
交「オレのほうなら大丈夫だよ、むしろ、千雨ねーちゃんの方が心配だぜ」
千雨「・・・・・・すまねぇな、先に麻帆良に戻ってるわ。交、ゴメンな・・・」
交「こっちこそ、オレのために無理させてゴメン。えーっと・・・お大事に・・・」
体調の悪くなった千雨を帰らせ、さらに探し回る朝倉と交。
ハルナ「あれ?朝倉じゃん。なにしてんの?」
そこに、戦利品を持ったハルナに出くわす。
朝倉「んー、千雨ちゃんの付き添いで来たんだけど、いまは、この交くんの連れを捜してるんだ」
ハルナ「へ〜、あれ?でもこの子、誰かに似てるような・・・?」
ハルナが交の顔を覗き込む。交は、服からこぼれそうなハルナの豊満な胸の谷間に凝視しそうになるが、慌てて目をそらす。
そのそらした視線の先には、どこかで見たような本があった。
交「・・・あれ?なあ、その本、どこで見つけたんだ?」ハルナ「え?これ?んーと、たしかあそこで・・・」
朝倉「じゃ、そこに行ってみよ。ネギちゃんも戻ってるかもしれないからね」交「そ、そうだな!行こう!」
ハルナ「私は自分のところに戻ってるわね〜」
ハルナに場所を教えてもらい、そのスペースに向っている途中、朝倉が、交をからかう。
朝倉「・・・ねえ、さっきのおねーちゃんの、ハルナの胸、見てたでしょ」交「えっ///み、見てねーよ・・・」
朝倉「ふ〜ん、興味ないの?」交「きょ、興味なんて・・・ないよ・・・」
朝倉「私、ハルナより胸あるんだ〜?見る?」交「!!! か、からかうなよ!ほら、教えてもらったところに行こう!」
朝倉「ちょっと、どんどん先に行かないでよ〜。・・・ふふふ、かわいいなぁ〜」
679cross 迷子3:2008/03/01(土) 21:46:24 ID:???
ハルナに教えてもらったスペース=晴美のスペースに着いた朝倉と交。
ネギ「あ!交くん!どこに行ってたの!?」千里「もう、もうちょっと待ってくれれば、一緒に行ったのに・・・」
交「ち、千里ねえちゃん、ゴメン・・・」藤吉「まあまあ、目を離した私たちも悪いんだし、その辺にしとこうよ」
朝倉「また会ったね♪ネギちゃんだっけ」ネギ「え、えーっと、朝倉さんでしたっけ?交くんのこと、ありがとうございます」
朝倉「あれ?私の名前知ってるんだ?でも何で?」
ネギ「あ、え、えーっと、ちうさんのHPで撮影者:朝倉和美ってあったので、たぶんと・・・」
朝倉「へ〜千雨・・・じゃない、ちうちゃんのページ、そこまで見ててくれたんだ〜女の子のファンもいるんだね〜」
ネギ「お、女の子・・・」
朝倉「それじゃ、私はここで、じゃあね、交くん」交「・・・まって、和美ねえちゃん!まとい姉ちゃん、ちょっとお願い!」
去りゆく朝倉を交が止める。携帯をまといに渡し、
交「あ、あの!一緒に写真、お、お願いします!」
朝倉「私でいいの?」交「お願いします!」朝倉「うーん・・・いいよ♪」
と、朝倉が交を顔が一緒に映るように、抱きかかえる。
まとい「それじゃあ、はい、チーズ」
カシャ
交「ありがとう!」朝倉「どういたしまして、それじゃあね♪」
と、軽く交の頬にキスをして、朝倉も麻帆良に帰っていった。
交「・・・・・・」カモ「交も隅に置けないっすね〜(ニヨニヨ)」藤吉「交くん、おっぱい星人だからね〜(ニヨニヨ)」
ネギ「女の・・・子・・・」まとい「あの、ネギ先生が、凹んでるんですけど・・・」

この日、交にとっての最良の日となった。

ーーーーーーしかし
680cross 伏線:2008/03/01(土) 21:48:49 ID:???
のどか「おかえりーハルナ」夕映「やっともどってきたです・・・どうしたんですか?考え込んで」
ハルナ「うーん、あの子、誰かに似てるのよね・・・あっ!」
望「どうかしましたか?」
ハルナ「ねえ!先生!ほんっっっっとーーーーに、隠し子って居ないよね!?」
望「はぁ!?何を突然そんなことを!」
ハルナ「いやね、先生にそっくりな子を見かけたのよ。あー、やっと思い出した〜。で、どうなの?」
望「居る訳ないでしょう!また荒縄で縛られて、天井に吊るされて、下から棒で突かれたいんですか!あなたは!
今度は、棒どころか、(浅井長政のコスプレの)槍で突きますよ!」
夕映「先生、その発言を大声で叫ぶと、先生がハルナを奴隷にしている、サディストに聞こえてしまうですよ」
のどか「ね、ねえ、その子の名前ってなんていうの?」ハルナ「えーっと・・・交くんっていったかな」
望「交・・・?聞き覚えがありますが・・・」
夕映「おや、まさか本当に・・・」
望「隠し子ではないです!・・・子?まてよ・・・たしか、勘当された、縁兄さんの子供が、交と・・・」
ハルナ「糸色交・・・なんか、ある意味可哀想な名前ね・・・」
望「でも、本人かどうかはわかりませんよ。名前だけで交なんてどこにでも居るでしょうから」
のどか「は、はぁ・・・」夕映「一応、倫さんにも聞いてみるです。(先生やその兄さん達では、当てにならないでしょうから)」

交への疑惑、それから生まれる別れの始まりでもあった。

<cross コミケ編 終 >
681自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/01(土) 21:53:21 ID:???
乙です
682自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/01(土) 21:53:50 ID:???
ブラボーだ!
683自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/02(日) 12:12:14 ID:???
天才あらわる!
684自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/03(月) 21:03:24 ID:???
このスレ見てまといが好きになった。
685自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/04(火) 23:32:13 ID:???
可「脇役にすぎないストーカー女のアニメの厚遇に絶望した!」
686自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/05(水) 01:13:37 ID:???
めるめるとちうの対決とか見たい。
ことのん?誰ですかそれは?
687マロン名無しさん:2008/03/06(木) 10:08:05 ID:???
保守
688マロン名無しさん:2008/03/07(金) 04:47:17 ID:d0IVBgxb
保守
689マロン名無しさん:2008/03/08(土) 03:26:55 ID:t5Oent5C
おっぱいに絶望した!
690マロン名無しさん:2008/03/08(土) 15:54:04 ID:???
絶望先生ノゾむ!!
691マロン名無しさん:2008/03/09(日) 12:08:52 ID:nI6UpHFR
就職活動に絶望した!
692マロン名無しさん:2008/03/09(日) 22:57:35 ID:???
絶望先生エンドカードに赤松出現の可能性が強まってきました。
693マロン名無しさん:2008/03/11(火) 02:48:23 ID:???
保守
694マロン名無しさん:2008/03/11(火) 15:13:50 ID:N2/o/i63 BE:383346465-PLT(13500)
保守
695マロン名無しさん:2008/03/12(水) 08:39:26 ID:???
リアルこなた書けたよー☆ の続き
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-3052.html
これの絶望ネギマ版がみたいんだけどどっかないかな
696マロン名無しさん:2008/03/13(木) 17:05:35 ID:???
さて、保守だ
697マロン名無しさん:2008/03/14(金) 18:59:26 ID:Dmva/1uG
期待age
698フラグsideネギ しばしの別れ:2008/03/16(日) 02:45:11 ID:???
某高校(名前が不定なのでとりあえずの名前)2のへ
その日は平凡に始まった。
ネギ「それでは、ホームルームをはじめます」
芽留「・・・・・・・」
今日の日直である芽留に、カエレが意地悪くつめかかる。
カエレ「いつも、日直でも号令しないわね。職務怠慢で訴えるよ」
芽留「・・・・・・ニヤリ」
カエレ「?」
いつもなら、携帯に毒舌メールを送るはずの芽留が不適に笑う。
芽留「・・・・『起立』」
カエレ「えっ!?」
芽留「『どーした、ヘンテコパーマ、早く立てよ』」
声を発することのないはずの芽留から発せられる言葉。
返す言葉すら失ったカエレが呆然と芽留の号令に従う。
芽留「『礼、着席』」
奈美「め、芽留ちゃん、どうしたの・・・?」
と、ここで芽留が携帯を取り出し、いつものようにメールの文字を映す。
しかし、いつもと違うのはその携帯が、メールの内容を『喋りだした』ことである。
芽留『どーだ、驚いたか。喋る携帯だぜ、ヘンテコパーマ。てめぇの驚いた間抜け面はしっかり写メってやったぜ』
カエレ「なっ!?・・・う、訴えてやる!これは立派な侮辱罪です!」
ネギ「あ、あの、ホームルームを・・・」
キャラの濃い生徒達の騒動が絶えない2のへ
そんな騒ぎをよそに、一台の黒塗りの車が校門に止まる。
倫「ここに交が居るのですね」
時田「はい。調査の結果、交ぼっちゃまはこの学校の先生の下で保護されていたようです」
倫「そう・・・」
699フラグsideネギ しばしの別れ:2008/03/16(日) 02:47:35 ID:???
麻帆良学園・茶室
倫「交を見たですって?」
夕映から糸色望によく似た少年のついての話を聞いた倫が、驚きの声を上げる。
夕映「私とのどかは、実際に見たわけじゃないですけど、ハルナと朝倉さん・千雨さんが
コミケ会場で迷子になっていたその子を見つけたそうです」
のどか「朝倉さんから、その子の写真を借りてます。これです・・・」
のどかから、受け取った写真を、倫は見るも。
倫「・・・ごめんなさい、私、交の記憶は、生まれてすぐのことしか知らなくて・・・ですが、時田に調査をさせましょう」
のどか「はい・・・」夕映「あの・・・その子のお父さん、縁さんというのですか?先生は勘当されたといってましたが・・・」
倫「縁兄様は、もともと、お父様と衝突することが多い人でした。その対立が、頂点に達したのは、縁兄様に子供が生まれたときでした。
私も、その頃はまだ子供でしたので、詳細はわかりません。ただ、交に対して、お父様との対立が起こり、
縁兄様が交を連れて、家を出て行ったんです。お父様は大変に怒り、勘当、つまり親子の絆を切ったんです」
夕映「そうでしたか・・・でも、それでは交くんは、お父さんと一緒に居るはずなのでは?」
倫「あくまで、憶測に過ぎませんが・・・縁兄様の身に何かが起こって、離れ離れになったのではないかと・・・」
のどか「糸色先生なら、何か知ってるのかも・・・」
倫「確かに、お兄様なら詳細を知ってはいるでしょうけど・・・お聞きにはならないほうが良いですわ」
夕映「それは何故ですか?」
倫「望兄様と縁兄様は、とても仲が良く、望兄様がお父様のオモチャのようにからかわれているのをいつも助けていたのが、縁兄様だったのです。
縁兄様が勘当された直後の望兄様の荒れ方は大変酷かったんです・・・男女の区別なくふしだらな付き合いをしたり、怪しく、いかがわしい会合に参加したり・・・」
のどか「そうだったんですか・・・あの、交くんはどうするんでしょうか・・・」
倫「お父様は交に対しては初孫ということもあって、それほど酷くは思っては居ないでしょう。
とりあえず、望兄様の元に預けようと思っています」
夕映「大丈夫ですかね・・・?いえ、縁さんとの事じゃなくって、人間的に・・・」
倫「・・・他の兄様に預けるよりはましでしょう」
700フラグsideネギ しばしの別れ:2008/03/16(日) 02:48:10 ID:???
舞台は戻り、某高校
智恵「ネギ先生、先生にお客様が見えてますよ」
ネギ「えっ、誰だろう・・・?」
智恵「糸色・・・と名乗ってましたから、たぶん、交くんの身内の方じゃないかしら?」
応接室
倫「初めまして。交の父の妹の糸色倫と申します」
ネギ「初めまして、ネギ・スプリングフィールドです・・・交くんのお父さんの妹?」
時田「倫さまは、交ぼっちゃまの【叔母さん】に当たられる方です。おっと申し遅れました。わたくし、執事の時田と申します」
倫「そこを強調するな!・・・コホン。ここの教師に保護してもらっているとは聞きましたが、まさか子供・・・いえ、若い人とだとは・・・」
ネギ「まあ、いろいろと・・・それで、用件はなんでしょうか?」
倫「交がここでお世話になっていると聞きまして・・・実は、交を麻帆良にいる叔父の元に、引き取りに来たんです」
ネギ「交くんの叔父さん・・・そういえば、初めてあったとき、叔父さんを捜してここに来たって言ってた・・・」
倫「ここに望兄様を捜しに来た?・・・何故、こちらと麻帆良を間違えたのかわかりませんが、それなら、話は早いですね」
ネギ「は、はい・・・」
倫「今すぐ連れて行くというわけではありません。交には私から話しておきます」
ネギ「わかりました・・・」

その会話を聞いていた人物「たち」がいた。2のへの生徒達である
まとい「交くんの叔父さん、見つかったんですね・・・」カモ「あ〜。でもアニキにはちょっと辛いかもなぁ・・・」
マリア「交、ドコかへ連れてカレるのカ?」あびる「家族の元へ行くそうよ」
千里「本来なら、きっちり叔父さんの元へ行かせるのが良いのでしょうけど・・・」
藤吉「ネギくんと交くん、親友のように仲が良かったもんね・・・」
カエレ「かといって、行かせなければ、向こうは何を訴えてくるか・・・」芽留「・・・・・・・」
可符香「交くん、転校かぁ・・・きっと、向こうでもうまくやっていけますよ!私も転校ばかりしてたけど、大丈夫だったし!」
701フラグsideネギ しばしの別れ:2008/03/16(日) 02:48:59 ID:???
倫が帰り、その日の夕食
宿直室兼霧の部屋兼ネギの仮住まい
いつものように霧とまといとネギと交、ついでにカモが食卓を囲んでいる。
だが、空気はとてつもなく重い。
ネギ「・・・・・」交「・・・・・」霧「・・・・・」まとい「・・・・・」
カモoO(お、重てぇっす・・・)
やがて、ネギが沈黙を破る
ネギ「・・・交くん、叔父さんが見つかったって・・・」交「うん、倫叔母・・姉ちゃんから聞いた・・・」
ネギ「・・・・・・よ、よかったじゃない!叔父さんが見つかってさ!きっと、お父さんも見つかるよ!」
交「ネギ・・・ゴメンな・・・急なことで・・・」
空元気を出して喜ぶネギに、何故か詫びる交。
その日はそれ以上の深い会話がないままに終わっていった。

その翌日。交の引越し準備が始まった。
空元気を出して、引越し作業を率先するネギの姿に、2のへ生徒一同も、一致団結して準備にあたった。
ネギに交との別れに対する慰めや励ましはない。その悲しさを、自らで乗り終えようとしているネギに下手な言葉はいらなかったからである。

やがて、準備も終わり、あとは迎えが来るだけとなった夜、2のへ一同による送別会が盛大に行われた。
カエレのヒドイ歌や久藤の朗読など、生徒達の出し物がある中・・・
千里「ここが勝負の分かれ目よん♪」
微妙な、だが何故か面白い千里の一発ギャグが特にウケていた。
702フラグsideネギ しばしの別れ:2008/03/16(日) 02:50:43 ID:???
送別会の行われているさなか・・・ふと、ネギの姿がなくなっていた。
どこに行ったのかとさわしまわると、誰もいない部屋で、一人泣きじゃくるネギがいた。
ネギ「うぅ・・・グスッ・・・」可符香「ネギ・・・先生?」
ネギ「か、可符香さん・・・?ごめんなさい、こんな恥ずかしいところを見せて・・・」
可符香「良いんです、別れが辛いのは、みんな一緒ですから・・・」
ネギ「可符香さん・・・」
ネギはやさしく声をかける可符香に抱きつき、大きく、全てを吐き出すように泣き出す。
その涙が出きった頃合に、可符香が再び声をかけた。
可符香「たとえここで分かれても、同じ地球に空の下にいるんです!だから、きっとまた会えますよ!ネギ先生!」
ネギ「可符香さん・・・そうですね!なにも2度と会えなくなるわけじゃないんですよね!」
可符香「そうです!いつか来る再会のために、笑って交くんを見送りましょう!」
ネギ「はい!」

翌日、迎えに来た倫たちとともに去りゆく交。
ネギ「交くん・・・」
見送るネギに、交るは一冊の写真集を渡した。
交「これ・・・『貸して』やるよ」
それは交の宝物であるリア・ディゾンの写真集。
ネギ「うん・・・必ず『返す』ね。交くんも『貸した』こと忘れないでよ」
交「あぁ、趣味が変わっても、絶対に取りに来るからな!」
倫の用意した車で麻帆良へ向う交。それを見送るネギ。
別れの悲しみの中、2人は未来の再会を心に固く誓っていた。
703フラグsideネギ 早い再会:2008/03/16(日) 02:52:21 ID:???
交が去って数日。
その日の業務を終えたネギが宿直室に帰ってきた。
ネギ「ただいまー」
霧「おかえりなさい」交「おう、おかえり」
一瞬、ネギの思考が止まる。
ネギ「・・・え?」交「よう」
ネギの止まった思考が再び動き出した。
ネギ「ま、交くん!?叔父さんの元にいはずじゃあ!?」
交「うーん・・・なんか、アイツ頼りなくって、倫姉ちゃんに相談して、こっちに戻ったんだよ」
ネギ「えと・・・?それじゃあ・・?」
ネギの思考は、交が突然戻ってきたことに対する喜びと驚きで混乱の極みに達していた。
交「また、ここに世話になるぜ。まあ、たまには叔父さんの様子を見に行くけどな・・・って、何泣いてるんだよ!おい!」
ネギ「グス・・・なんでだろう・・・嬉しいのに、こんなに涙が・・・うえええ・・」
霧「よしよし。泣くほど嬉しいんだね。よしよし」
感情が混乱して大泣きするネギを慰める霧。
交「やれやれ・・・こっちもこっちでほっとけねぇなぁ・・・・」
そうつぶやく交にも自然と笑みがこぼれていた。
< 終 >
704フラグside:2008/03/16(日) 02:52:41 ID:???
以上、>>680の伏線回収でした
うわぁ・・・ギャグがねぇ・・・
うわぁ・・・・・・・キャラが違ってねぇか・・・
ちなみに、交の麻帆良生活も書ければ書きたいと思っています。
せっかく、朝倉フラグも作ったしなぁ・・・
というか、修学旅行と学園祭どうしたものか・・・
705マロン名無しさん:2008/03/16(日) 04:37:54 ID:???
こういう生真面目なのも微笑ましくて良いっス、GJ&乙でした!
706マロン名無しさん:2008/03/18(火) 01:38:03 ID:???
今頃ですが乙です
707マロン名無しさん:2008/03/19(水) 22:41:46 ID:2kewueDo
絶望先生原作読んで思い付きで

――図書館島にて
木乃香「本屋ちゃんは本当に本の虫やなあ」
のどか「うん、私世界中の本ありとあらゆる物を読んでみたいんです」
望「ありとあらゆる物を読んでみたい?」
夕映「あ、先生」
望「読むのは、"書”だけですか?」
一同「「「は?」」」
望「ありとあらゆる物を読むって、私の心も読む気でしょう!!?」
のどか「…あ、あの、…先生、一体何を言って…」
望「私のこのドス黒く卑しい心の闇を読んで、些細な邪な思いにも揚げ足を取る気なんでしょう!?」
夕映「また、始まったです……」
望「そうは行きません!心は読ませません!先生心を閉ざしましたから!!思ってませんから!マガジン去年と比べて薄くなったなーなんて!!」
ハルナ「って、そんな事思ってたんだ」
のどか「そんな、いくらなんでも他人の心なんて読めませんよ……」
望「ほ、本当に?」

続かない
708マロン名無しさん:2008/03/19(水) 23:35:02 ID:???
続け
709マロン名無しさん:2008/03/20(木) 22:28:36 ID:???
そう言えばくどう君の話まだ出てなかったな
710マロン名無しさん:2008/03/22(土) 03:12:28 ID:???
ニャマリ
711マロン名無しさん:2008/03/24(月) 03:04:26 ID:???
保守
712cross 超小ネタ:2008/03/25(火) 20:08:19 ID:???
カエレ「ちらっ♪」
野郎共「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
高音「・・・?」愛衣「何の騒ぎでしょう?お姉さま」
カエレ「あんまりジロジロ見ないでよ。訴えるわよ♪」
愛衣「そう言いながら、挑発してますね・・・」
高音「なんて破廉恥な!ちょっと!そこのあなた・・・(ビリビリビリ)きゃぁぁぁぁ!」
愛衣「あぁ!お姉さまの服が出っ張った釘に引っかかって破けていきます!」
高音「いやぁぁぁぁぁぁ!見ないでぇぇぇぇぇぇ!」
野郎共「グオオォォォォォォォォ!!!!!(ケダモノの大咆哮のごとく)」
カエレ「持っていかれた・・・・あそこまで露出するなんて・・・私には出来ない・・・or2」
高音「私だって、脱ぎたくて脱いだわけじゃ・・・・or2」
愛衣「お姉さま!一糸纏わない姿でその体勢は余計にケダモノたちが興奮します!」

ふと、仕事中に思いついた。ムラムラしてやった。反省はしていない。
713マロン名無しさん:2008/03/26(水) 17:49:15 ID:???
714マロン名無しさん:2008/03/28(金) 19:55:10 ID:???
きっちり保守
715マロン名無しさん:2008/03/29(土) 22:54:24 ID:???
ネギ「再々アニメ化きまりました!」
ハ○テ「二期決定だそうですよ!」
糸 色「………………」
716マロン名無しさん:2008/03/29(土) 23:43:09 ID:???
一応二期有るから次も大丈夫…多分。
717280:2008/03/30(日) 13:26:15 ID:???
未完成ですが久々に投下します。>>553-563の続きです。



……風邪と花粉症って大嫌いだ…
718絶望的な真租3:2008/03/30(日) 13:28:27 ID:???
■エヴァンジェリン宅:夜
エヴァ「……あ――あ――あ――っ……ふう、やっと治ったか…」
茶々丸「良かったですねマスター」
エヴァ「茶ぁ〜々ぁ〜ま〜る〜(###)何故あの馬鹿騒ぎを止めなんだ!しかも自分も参加して…私を弄るのがそんなに面白いか!?」
茶々丸「……………」
エヴァ「…………怒らないから正直に言ってみろ」
茶々丸「少し」
エヴァ「うぉおおおい!!!!!」ゲシッ!

茶々丸がエヴァ弄りを覚え始めるなど些細な変化が起こり始めたころ……

■女子寮665号室
小太郎「………(ぼ〜」
あやか「小太郎君…どうかしました?今日のオカズは口に合いませんでした?」
小太郎「………ん?あぁ…大丈夫やで…めっちゃウマイで…」
あやか「そうですか……ならいいんですのよ…」
小太郎「ははははは…………はぁ…」
千鶴「……ねえ、あやか…(ボソボソ」
あやか「ええ……わかっていますわ(ボソボソ」

彼の運命を変える大きな変化を迎えようとしていた……

『絶望的な真租3』
719絶望的な真租3:2008/03/30(日) 13:34:37 ID:???
それから数日後…
あやか「…と言うわけで先生、協力してくれませんか?」
望「何が“と言うわけ”ですか?貴方達は!!!
  授業が終わると同時に私を拉致って一体何のつもりですか!?とりあえずこの縄ほどいてください!」
千鶴「私達は彼の事が心配なだけです」
望「那波さん?話を聞いてください…彼?彼って…小太郎くんの事ですか?」
あやか「ここ数日…彼の様子がおかしいんですの」


それは一昨日の出来事…
千鶴「〜〜〜♪さてと小太郎くんの部屋でも掃除しようかしら(ガチャリッ)
   あら綺麗ね?おかしいわ、私以外の誰が掃除を…ん?あら?このリップクリームは!」
あやか「………(フフンッ」
千鶴(まさか…あやか!)
ボカッ! パキッ! ペキッ! バチンッ!

小太郎「………(ぼ〜」


そして昨日の出来事……
あやか「ふ〜んふっふふ〜♪たまには私が洗濯物でも片付けて差し上げますか(ファサッ!)
    これは!小太郎くんの服に私のとは違う長い髪の毛が!一体誰が……!」
千鶴「………(アラアラアラ」
あやか(まさか…千鶴さん!)
ポカッ! バキッ! ベキッ! パチンッ!

小太郎「………(ぼ〜」
720絶望的な真租3:2008/03/30(日) 13:43:05 ID:???
望「………貴方達…どれだけ水面下で争っているんですかっ!?」
あやか「その事は置いといて下さい。彼の事を心配して下さりませんか?」
千鶴「最近何を聞いても上の空。もしかして…私達にも何か言えないような悩みが!?」
あやか「ですが、無理に問いただすのは彼に対して失礼です…が心配でなりません!」
千鶴「ですから先生、お願いします。彼の悩みを解決してもらえないでしょうか?」
望「………どうして私なんですか!?」
あやか「え?それは女の私達よりも同性の先生の方が彼も話しやすいでしょうし…」
千鶴「それにですね…」

      「「先生は小太郎くんのお父さん役ですもの」」

望「ああああああああああああああっ!!!!違うんですよおおお!!!!誤解なんですよおおおお!!!!!やめてくださあああああい!!!!
  ってまたそれですか!!!!!>>280…(ゼェゼェハァ)…てか、生徒たちの家庭事情に一々突っ込むほど教師は暇じゃないんです、ですから――――」

千鶴「…オ尻ニ長葱入レテミマス?」ボソッ
あやか「…財閥ノチカラヲモッテ抹殺サレタイデスカ?」ボソッ
望「―――――――――っ!!!!!!!!!!!!!!!」

結局糸色望は…脅迫さ…ゴホンッ!…色々合って小太郎から悩みを聞く事にした…
帰り道で待ち伏せて偶然を装って出会い、悩みを探る…と言った感じにだ…

望「…………ところで…お二人はどうします?私と小太郎くんが話をする所を隠れて聞きますか?」
千鶴「そうね……でも小太郎くんは鼻がいいから気が付くかもしれないわ」
あやか「あ、そうでしたわね。では私達は後日先生から話を聞くという事で」
望「鼻がいいって…そんな犬じゃあるまいし……」
千鶴「……ええ、まぁ」
あやか「…そ、そんな事より、ちゃんと解決してくださいね、では」
望「ん?(何でしょう、今の反応は?)」


??「………」
721絶望的な真租3:2008/03/30(日) 13:53:36 ID:???
■糸色望移動中…
望「ふっ………絶望した!!!生徒に脅される自分の不甲斐なさに絶望した!!!あぁああああ!!!!やってられっかあああ!!!
  いつもいつも私だけがこんな目に!?金持ちなんて大嫌いだ!!!長葱も大嫌いだああ!!!ここ来た時からそうだった!!!
  しずな先生、誰なんですか“ネギ・プリングス”がどうたらって!!?虐めにしたって一文字も合ってないですよ!!!!あああああー!!!」

明日菜「せーんせっ♪…え゛どうかしたんですかそんなに大声だして!?」
望「あああああああ!!!……あ、神楽坂さん…いえ、また雪広さんに面倒事押し付けられまして…」
(説明略)
明日菜「ふ〜ん、いいんちょうがねぇ…まっしょーがないか♪いいんちょ弟できたのが嬉しいからね♪」
望「弟なんて面倒なだけですよ。私には弟的な甥がいますけど…」
明日菜「いいんちょの場合は普通とは違うんですよ…まぁ色々あって…」
望「ふむ…少し興味が湧きました。少し教えていただけませんか?」
明日菜「一回1000円」
望「金とる気ですか!」
明日菜「ビンボー学生なんで」
望「最近の若い人は何でもかんでも金・金・金・金………絶望した!」
明日菜「冗談は置いといて、私も付いていっていいですか?」
望「えっ!?……うーん…(一人で行くよりいいかな)ええ、いいですよ」

??「………」



小太郎「………はぁ…」

望「お、いたいた。確かに悩んでる顔をしていまね」
明日菜「小太郎くんといえば、あの時エヴァちゃんに話しかけてたけど…関係あるかな?」
望「さあ…流石に関係は無いでしょう…では行きますか」
722絶望的な真租3:2008/03/30(日) 13:59:27 ID:???
望「おや、小太郎君ではありませんか」
小太郎「………あ…糸色の兄ちゃんに…えっとー…」
明日菜「アスナ、神楽坂明日菜よ」
小太郎「あー、確か。あやか姉から聞いた事あるわ……んで兄ちゃんはこないな所で何しとるん?」
望「いえ、単に寄り道をしていたんですよ、縄を括るのによい木はないかと…」
明日菜「私は先生とデート」
望「え゛!?いえいえ!違いますよ!」
小太郎「ははは…」
明日菜「あ、ところでコタローくん、いいんちょから聞いたけどなんか悩み抱えてんの?」
小太郎「なっ!?」
望「!!!神楽坂さん何考えているんですか!直球すぎですよ!」
明日菜「いーじゃん先生、話しを回りくどく言ったって伝わんないわよ何事も直球でぶつかって行かなきゃ!」
小太郎「………」
明日菜「いいんちょも那波さんもキミを心配してるのよ」
小太郎「……心配かける気ぃはなかったんやけど…せやけど、これは俺が解決せなあかん問題やねんほっといてくれ!」
明日菜「なっ!ちょっとあんた!」
望「神楽坂さん、ちょっと待ってください!小太郎君、今から私が言う事を聞くだけ聞いて下さい」


  “『人という漢字は支えあって出来ています』というのを聞いた事はありますか?”
723絶望的な真租3:2008/03/30(日) 14:06:27 ID:???
明日菜「どこかの学園ドラマで聞いた事あります」
望「ですが、『人』という漢字は長い方を短い方が持ち上げてる形をしているんです。
  支えていると言うよりも長い方が短い方の上にのしかかって楽をしているように思えます」
明日菜「……あ、言われてみればそーね」
望「…実はそれも違うんですよね…“人”という字は2画で書かれているんです。
  長い方の一本だけで“人”を書いてみても絶対無理です、決して一本では書けません、二本あって初めて“人”が書けるのです!
  一本では無理です…二本なければならない…つまり“人”というものは、二人いてこそ初めて“人”として形作られるのです!
  一人では…そう独りでは!決して“人”とはなりえないんです!!!」
小太郎「………」
望「君が生きてきた人生…たった独りで生きてきたという事は知っています、ですが!今は独りではないでしょう!
  人として、一人で生きる事はいけない事ではありませんですがっ!独りで生きていくのはいけない事です人として!
  悩みがあるなら相談しなさい!辛くなったら慰めてもらえばいい!困ったのならば助けを求めればいいんです!
  小太郎君……貴方を心配している二人の為にも、私も一緒に悩んであげます!独りで悩むくらいなら二人で悩みましょう!」

小太郎「………なんや兄ちゃん…先公みたいやな」
望「悩みを解決しないと私はあの二人に殺されかねないんで必死ですよ」
   o0(そうでしょう、これでも現役の教師ですから…)
明日菜「せ、先生!本音と建前が逆になってますよ!」
望「ですが私個人としては独りっきりでひっそり暮らす方がいいんですがね!」
明日菜「さっき自分で言った事きっぱり否定した―――!!!」
望「私は他人に言い聞かせれても自分に言い聞かすことの出来ない人間です!小太郎くん私のような大人にならないように!!!」
明日菜「教師は教師でも反転教師ですか!!!」
望「それを言うなら“反面教師”です、神楽坂さん明日は補習ですね」
明日菜「ええっ!!?」
724絶望的な真租3:2008/03/30(日) 14:15:16 ID:???
小太郎「………ぷっ、はっはっは――兄ちゃんらしっちゃらいしわな…ふうっ
    直球勝負、助け合い、独りでは無理…か…(ブツブツ)……っ!そうか!兄ちゃんにアスナの姉ちゃん!
    ありがとうなー!おかげで答えが見えてきそうや!これであとは……あいつの手がかりか…」
望「“あいつ”とは?それが貴方が悩んでいる原因ですか?」
小太郎「……少し前にあった奴やけど………いきなり好きだーって言ってきたんや」
明日菜「まさかコタローくん、告白されたの!?」
小太郎「いきなりそう言われるとは思てへんかったからどないしょて悩んでたんや…」
望「ふむ…告白ですか…ちなみにどのような人ですか?」
小太郎「それがなー名前がわからんねん…一応会っとかなと思っとんやけど…」
明日菜「名前がわからないんじゃ…ねえ、なんかその子特徴無いの?」
小太郎「特徴?うーんそれやったら……


   “チビ”で“金髪”で“目付き鋭く”て“態度でかそう”で…あと“数十人の不良を一人で倒せるくらいに強い女”」


明日菜「先生…私の友達にその条件に十割方、当てはまる子がいるんだけど……」
望「奇遇ですね、私も引き篭もり常習犯だった生徒が思い浮かんだのですが……
  小太郎くん、もしかして…(ピラッ)この子ですか?」
小太郎「あ、こいつやこいつ。何で兄ちゃん知っとんのや?」
明日菜「先生、何でエヴァちゃんの寝顔の写真なんか持ってるの?かな?かな?」ゴゴゴゴゴ
望「ストップです神楽坂さん!貴方は今すっごく誤解をしている!!!落ち着いて…」
バキッ! グハアァ―――!

茶々丸「………ふむ」
偶然にもその場を目撃していた茶々丸。そしてそのさらに後方にもう一人…

??「何……だと……小太郎くんが…!?」
725絶望的な真租3:2008/03/30(日) 14:21:15 ID:???
■翌日:放課後 inカフェ
あやか「………どうして明日菜さんまでここにいるのですか?」
明日菜「パクパクムシャムシャ…ん?お気になさらずどうぞどうぞ」※パフェ喰ってます
望「彼女は協力してくださったのですよ……(写真の事で脅された……OTZ)」
千鶴「先生、小太郎くんの悩みは解決して下さったのね」
あやか「小太郎くん、昨日は生き生きとしていましたわ、私達の争いにも反応してくださいましたし♪」
望「えっ…(…解決したっけ?)……そうですか」
千鶴「所で先生、小太郎くんの悩みは一体なんだったのです?」
あやか「そうですわね、解決したとは言え気になりますわ」
望「やはり…言わなくてはいけませんか…(言ったら殺されてしまいそうな…)…お?……その前に…」
千鶴・あやか・「「?」」
明日菜「パクパクムシャムシャパクパク……」
望「…なにをやってるんですか………さよさん?」

望の視線の先には、望のお腹からひょっこり顔を出して辺りを覗いていた相坂さよの姿があった…
さよ「あ、見つかっちゃいましたね………てへっ♪」
明日菜「パクパクムシャムシャ……プハーッ!あ、すみませんお替りください」


朝倉「いや〜最近新聞の記事に載せれるような事件がなくて困ってたのよね〜そしたらさ、委員長と那波さんが先生を拉致って
   どっか連れてっちゃったじゃん。もしかして二人ともあの子どもから先生に乗り換えて二人で取り合ってるのかと思ってね」
千鶴・あやか「「それはありまえせん(わよ)」」
さよ「だから私が情報収集しようと先生に近づいてたんですけど…先生には私の姿が見えるのすっかり忘れていました、てへっ♪」
朝倉「んでも単なる悩み相談だったなんて、はあ…これならあっちの事件の方がまだ記事にできるわ…」
明日菜「ふーん…ムシャムシャ……事件て、どんな?」
朝倉「道場破りよ」
726絶望的な真租3:2008/03/30(日) 14:30:22 ID:???
朝倉「ここら一帯にある武術系の部活・道場・格闘系の同好会とかが相次いで狙われてるのよ、
   犯人は不明、倒された面々も道場破りについて全然口割ってくれないから記事にできなくってさ…」
さよ「強さに自信のある人達がいきなり現れた人に全滅されたら面目丸つぶれですもんね♪」
望「このご時世に道場破りとは…随分と時代錯誤な人もいるものですね」
あやか「暴力的な人は嫌いですわ」
千鶴「そうね…それで先生、」
望「(……話を逸らせらると思ったのに)ええとですね…あの……」

トゥルルルルル トゥルルルルル トゥルルルルル…

望「おっと、ちょっと失礼……はい糸色ですが…あ、小太郎くんですか、どうかしましたか?
  えっ!何ですって!(ピ――)今から行く!?(ピ――)学校サ(ピ――)調べた!?
  一体何を…(ピ――)え?傷つくかも(ピ――)って傷つくって…小太郎くん?」
千鶴「?……先生?」
望「覚悟は…(ピ――)何ですか?二人に…(ピ――)心配(ピ――)って―――!?」
  ありがとうって?ちょと(ピ―――)
  何ですか!?ちょっと(ブッ!ツーツーツー)小太郎くん!小太郎くん―――」
あやか「先生!?」
望「あっくそう!携帯の電池が切れ掛かっててうまく聞き取れなかった…」
あやか「先生、彼は何と…」
望「えっとー………今からエヴァンジェリンさんの家に行くと…」
千鶴「どうして小太郎くんがエヴァンジェリンさんの家に?」
あやか「どういうことですの先生!」
明日菜「小太郎くんエヴァちゃんにコクられたらしいの、んで私達がアドバイスして解決と♪」
望「ちょっ!明日菜さん!?」
あやか・千鶴「「……せ ん せ い ……説 明 を 今 す ぐ に !!!」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
望(……あ、私…今日死ぬんだ…)
727絶望的な真租3:2008/03/30(日) 14:40:59 ID:???
ただ今、糸色望が全力で説明中です 暫くお待ちください……



望「―――というわけです…わかっていただけました…か?」
千鶴・あやか「「……………」」ギロリッ
望(二人とも…目が据わってる……怖い…怖すぎる)ガクガクブルブル
明日菜「んで、コタローくんは先生に何を伝えようとしてたの?」
望「聞き取れた分には…学校サボったとか、傷つくとか、二人には心配しないで等…」
明日菜「二人って那波さんといいんちょよね…」
千鶴・あやか「「…………」」
望「もしや小太郎君……エヴァンジェリンさんに告白するために学校サボってまで調べて準備をしていたのでは…」
明日菜「デートするにしてもまずは準備って事?…学校サボってまですることかな?」
望「今の彼ならあるいは…傷つく・振られる・心配…あ!まさかっ!」
明日菜「先生、何かわかったの?」
望「もしや小太郎くん、エヴァンジェリンさんに告白して振られてた場合…関西へ帰る気なのでは!!!」
千鶴・あやか「「えええええっ!!!!!!?」」
朝倉「ふ〜ん、何だか面白そうな事になってきたわね〜♪」



??「……(トゥルルルルル トゥルルルガチャッ!)楓か、実は頼みがある…」

これより少し時を遡り、昨日の夜…
■エヴァンジェリン宅:夜
エヴァ「は?村上小太郎……何者だ?」
茶々丸「関西の魔法協会から来た人と狗族のハーフの少年です」
728280:2008/03/30(日) 14:42:41 ID:???
はい、一旦ここで中断します…
続きは何れ……ではっノシ
729マロン名無しさん:2008/03/30(日) 23:20:29 ID:???
ネギ先生以上にまほらに馴染んでる気がする。
730マロン名無しさん:2008/03/30(日) 23:29:40 ID:RH4yoHUJ
>>729
ヤロウ…タブー中のタブーにふれやがった…

731マロン名無しさん:2008/03/31(月) 01:03:15 ID:???
大丈夫、ネギ先生も絶望先生以上に2のへに(黒く)馴染んできてるから。
むしろ、2のへがネギ先生側に(白く)染まってきた・・・?
732マロン名無しさん:2008/03/31(月) 10:31:11 ID:???
更新乙!
733マロン名無しさん:2008/03/31(月) 11:46:22 ID:???
何にせよ、続きに期待するっス
734マロン名無しさん:2008/04/01(火) 01:22:16 ID:???
カエレが好きなんだが、話作るのがムズそうだ。
パンチラとかどうする?
735マロン名無しさん:2008/04/03(木) 17:47:25 ID:fhO1jVcu
ヒント:ネギ、クシャミ、武装解除魔法
736フラグside 糸色 証明1:2008/04/05(土) 21:07:56 ID:???
これは、交が麻帆良へ行ったときの話

望「故に、この三角形は二等辺三角形と証明される・・・」
じーーー
望「・・・・・・・・・」
久々(?)にまともな授業をしている望。その望みをじっと見る幼い瞳。
交「ふーん。意外と真面目にやってるんだな」
朝倉「まあ、いつもいつも脱線もしてられないしね」
さよ「交くん、ここには慣れましたか?」
交「うん。もう幽霊見てもへっちゃらだぜ、さよねーちゃん」
朝倉「言うねぇ。最初は怖がってたくせに『お化けコワイヨコワイヨお化け』って言ってたのに」
交「だって、足がないのにこけて、泣いてるんだぜ、さよねーちゃん。なんだか怖いって気持ちがなくなっちまったよ」
楓「ほほう、また一つ成長したでござるな。よきかなよきかなでござる」
  「また男の子が・・・私、今度こそ変われるかな・・・って、名前がない!私は夏美!出席番号28番村上夏美です!!」
交「ドジな幽霊よか、横のあやかねーちゃんの視線の方が怖いぜ・・・」
あやか「ハァハァ・・・それにしても、この子といい、小太郎くんといい・・・なんと子を捨てる父親が多いことでしょう!
絶 望 し ま し た わ ! 事情があるとはいえ育てるべきわが子を置いていく親の多いこの世間に 絶 望 し  ま し た わ!!」
明日菜「なら、あんたが、そういう身寄りのない子供たちを集めてお世話したら?金持ちでしょ」
あやか「・・・それですわ!明日菜さん、たまには良いことを言うのですね!いますぐ、雪広孤児院を作りましょう!!」
明日菜「あれ・・・?冗談のつもりなのに・・・」
望「雪広さん!何を突然叫ぶのですか!?というか、何故に交がここにいるのですか!!」
亜子「うちが連れてきたんや。幼子は放置しているだけでも、立派な虐待になるんやで」
望「幼児虐待!?世間に叩かれる!それは嫌だーー!」
のどか「和泉さん、虐待に詳しいんですね」亜子「は、はぁ・・・」
ハルナ「ねー、交くん。先生のところより、私達の部屋に来ない?たっぷりお世話してあげるわよ♪」
風香「ハルナずるいぞー。交くんは私の子分なんだから、私たちがお世話するー!」史伽「お、おねぇちゃん・・・?」
交「いつからお前の子分になったんだよ!!」
737フラグside糸色 証明2:2008/04/05(土) 21:09:00 ID:???
望「・・・とりあえず、授業を再開します。このように、証明問題というのは・・・ん?」
アキラ「先生?どうしたの?」
望「交・・・きみは本当に縁兄さんの子供ですか!私の甥であることを証明せよ!」
交「・・・は?」千雨oO(あ〜、結局脱線するのか・・・)
真名「倫さんや時田さんが裏を取っているのだろう?もう証明されているじゃないか」
望「果たしてそうでしょうか、いまはプロですら素人のコスプレに騙される時代です。私が知っている交は、もっと小さく、髪も生えていませんでしたよ。
もし、交だとしたら、ずいぶんと老けてしまっています」
千鶴「あらあら、成長したってことじゃないの?」
望「世の中、何もかも信用できません!あなた方だって本人かどうか怪しいものです!納得できる証明を求めます!」
裕奈「は、はあ?」
望「証明されなければ、何も出来ないのですよ、例えば!
身分証明が無ければ会員証は作れない・事故証明が無いと保険がおりない・20歳以上じゃないと、酒とタバコが買えない
このように、何事にも証明が要るのです!さあ、皆さんも本人であることを証明してください!・・・葉加瀬さん!」
葉加瀬「わ、私ですか!?」望「あなたは本当に葉加瀬さんですか?」
葉加瀬「え、えーっと、身分証明書なら・・・」望「そんな物、麻帆良学園の科学力なら簡単に偽造できます、本人しか知りえないことを教えてください」
葉加瀬「そ、そんなぁ・・・」望「本人以外誰も知らない、誰にも話したことのない事ですよ。証明できなければ出席はつけません」
葉加瀬「・・・私、朝起きると、髪が大爆発してるんです。毎朝、髪を直すのに30分もかけます・・・これでいいですか!!」
望「・・・面白いので、本人と認めましょう」刹那「そんな、あいまいな・・・」
738フラグside糸色 証明3:2008/04/05(土) 21:10:27 ID:???
望「では、和泉さん。あなたしか知りえぬことを言ってください」
亜子「え、うち・・・それは・・・とても言えへん・・・」
望oO(・・・そういえば、背中に傷があると聞きましたが・・・背中の傷!?まさか、あんなことやこんなことが!?)
望「言えるわけありませんね!先生、聞いてすいませんでした!」
亜子「?」oO(保険委員なのに、血が苦手なだけやのに・・・?)
望「佐々木さん、あなたは本人ですか?」
まき絵「え?えーっと、証明写真なら・・・」
望「こんなものでは証明にはなりません。朝倉さんが撮ってくる様な写真なら信用に値しますが」
千雨「それって、ぬいぐるみの中の人とか逢引の現場とか本人すらしらねぇ物ばっかじゃねぇか!」
望「まあ、私もここにきてもう数ヶ月はたったような気がします。本人ならどう答えるかくらいわかります。では、この問いに答えてください。
・・・九九の7の段を言ってください」
まき絵「え、えーっと、しちいちがしち、しちにじゅうし・・・しちはごじゅう・・・よん?」
夕映「七八は56です」まき絵「えぇ!?わたし間違えた!?わたし失格!?」
望「・・・この、気の毒な答え。間違いなく、佐々木さんですね」まき絵「わ〜い、間違えたのに証明された♪」
望「・・・・・・」超「・・・・・・」
望「あなたは、本当の超鈴音ですか?」超「間違いないヨ」
望「では、この問いに答えてください」
望「出身地は?」超「中国」
望「誕生日と血液型は?」超「5月12日O型」
望「肉まんの起源は?」超「諸葛孔明が川の氾濫を修めるために作ったのが最初ネ」
望「では、難問いきます。母親の名前と旧姓は?」超「超留美、旧姓は王」
望「・・・全問正解です。まさしく超鈴音本人ですね」超「当然ネ」
桜子「えぇ!?」美砂「な、なんか、本人以上に本人らしく答えたような感じがするんだけど・・・」
739フラグside糸色 証明4:2008/04/05(土) 21:13:29 ID:???
望「さあ、みなさんも、自分しか知りえないことを言って証明してください」
刹那oO(烏族のハーフで羽根がはえている)真名oO(裏であんな仕事をしている)
美空oO(実は、魔法使い・マジかるシスターだ)美砂oO(実は彼氏とはとっくに切れてた)
エヴァoO(そうは言っても、吸血鬼だって証明できなかったしなぁ・・・)
明日菜oO(私、幼児の頃の記憶って無いんだよね・・・)
五月oO(何だかんだいって、実は体形が気になっます)
木乃香oO(せっちゃんに、あんなことやこんなこと、さらにそんなことまでしたいなぁと思っている)
夕映oO(実は、漏った事がある)楓oO(実は忍者でござる)
千雨oO(ネットアイドルをしている)
裕奈oO(寮に入るまでお父さんと一緒にお風呂に入ってた)
ザジoO(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
夕映「言えるわけないじゃないですか!」
望「じゃあ、本人と証明できませんね」
交「・・・じゃあ、お前は証明できるのかよ」望「え?」
茶々丸「そうですね、あなたこそ証明できるものはありますか?」
望「わ、私は私ですよ・・・」風香「証明しろー!」史伽「証明してくださいですぅ」
望「あぁ・・・実際に証明を求められると、これほどまでに厳しいとは・・・年金問題で泣いている人の気持ちがいまわかった気がします!
だが、証明するすべがない・・・こうなったら、命を捨て、死をもって我が身の潔白を!」
740フラグside糸色 証明5:2008/04/05(土) 21:15:29 ID:???
木乃香「・・・先生はそんなこと言わへん(ニヤリ)」望「え?」
木乃香「先生はすばらしい人や、そんな自分を粗末にするようなこと言わへん」望「は?」
交「(ニヤリ)そうだよな。すぐ死ぬって言うなんて、叔父さんじゃねぇよ」望「ちょ、ちょっと・・?」
葉加瀬「第一、先生は黒髪じゃない!銀髪です!」あやか「袴着用じゃなくって、Yシャツにネクタイしてますわ!」
裕奈「冷静で、目上の人に対しても傲慢にふるまってるにゃ!」円「あと、ドイツ人とのクォーターだよね」
ハルナ「絵にするとこんな感じかな?」
望「こ、これが糸色望・・・?じゃあ、私は誰ですかぁぁぁぁぁ!」
と、教室を飛び出していく望、そして放課後・・・
木乃香「交くん、話に乗ってありがとなぁ。おかげでおもろかったわ」交「別にいいよ。・・・いつもあんな感じなのか?」
千雨「あぁ、おかげで授業はちっともすすまねぇよ」交「よく、先生としてやっていけてるな・・・アイツとはぜんぜん違うや」
朝倉「アイツって、きみの恋人のネギちゃんのこと?子供なのに先生やってるって・・・」交「恋人じゃねぇよ。だけど、授業とか真面目なぁ・・・」
明日菜「というか、何で子供が先生やってるのよ。ウチにこなくてよかったわ〜」木乃香「明日菜は子供嫌いやからなぁ」
千雨「あ〜、ガキでも、授業まともなら、そっちの方が良かったなぁ・・・」
交「はぁ・・・ネギ、今頃何してるのかな・・・」朝倉「・・・好きな子と離れ離れになって寂しい?」交「・・・・・・(ネギって、男なんだけどな・・・まあいいか)」

ちなみに、糸色先生は失意のまま図書館島最深部へとさすらい・・・
アル「きみは実はナギという魔法使いで子供もいるんだ!記憶を消されてそのことを覚えていないだけだ。さあ、その子を探しにいくんだ!」
望「私は・・ナギ・・・サウザンドマスター・ナギ・スプリングフィールド!わが子・ネギを探す!」
と、友人にからかわれ、騙されていた。
空を飛ぼうとして麻帆良橋から落ちた時点で騙されたと気づきました。
望「絶望した!一歩間違えたら絶命した!!」シャークティ「というか、よく生きてましたね・・・」
741フラグside糸色 証明番外オチ:2008/04/05(土) 21:17:47 ID:???
番外編
望「那波さん、あなたは自分であることが証明できますか?本当は歳を偽ってここに居るのではないですか?」
千鶴「あらあら〜」
望「!!」

プスッ
アッーーーーーーーーーーーーーー

交「・・・・・・・・コワイヨ長葱、長葱コワイヨ・・・・・」ガクガクブルブル
742マロン名無しさん:2008/04/05(土) 23:30:21 ID:???
更新乙!!
743マロン名無しさん:2008/04/05(土) 23:31:50 ID:???
744マロン名無しさん:2008/04/06(日) 01:41:55 ID:???
普通に面白かった!
745マロン名無しさん:2008/04/06(日) 06:51:32 ID:???
普通って言うな!
ってか銀髪でうんぬんかんぬん……って誰?
746マロン名無しさん:2008/04/06(日) 20:45:19 ID:???
ぱにぽにの犬神つるぎ(CV.絶望先生)
747マロン名無しさん:2008/04/07(月) 06:03:24 ID:???
>>746
情報多謝
748マロン名無しさん:2008/04/07(月) 22:40:05 ID:???
先々週のマガジンで、絶望先生とネギがある意味共演してたな。
749マロン名無しさん:2008/04/09(水) 14:31:46 ID:???
おっぱい
750マロン名無しさん:2008/04/10(木) 06:35:33 ID:???
ちづ姉さんとカエレか……デカさなら前者、張りなら後(ry
751マロン名無しさん:2008/04/10(木) 17:15:14 ID:???
ネギ刺されるか訴えられるぞ
752マロン名無しさん:2008/04/10(木) 21:07:29 ID:???
知恵先生を忘れんな
753マロン名無しさん:2008/04/10(木) 21:43:27 ID:???
しずな先生のことも思い出してあげて下さい。
754マロン名無しさん:2008/04/12(土) 11:22:14 ID:???
……ん?絶望保守!
755マロン名無しさん:2008/04/12(土) 19:49:12 ID:untbEt7h
職人様期待age
756マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:16:52 ID:???
そーれ!いーち!にーい!
もっと腰を据えて引けー!
位置についてーよーい…スタート!
タッタッタッ…

糸色「なにやら朝から騒がしいですね。まぁいつもの事ですが」
あやか「あ!先生なにをやっているのですか!」
糸色「雪広さん、クラス全員そろって朝っぱらから何をやっているのですか?」
あやか「なにを寝ぼけた事をおっしゃってるのですか!明後日の体育祭にむけての練習ですわ!」
糸色「えっ?」

あやか「まったく!担任がこれでははみなさんに示しがつきませんわ!」
糸色(そういえばそんな話を職員会議でしていましたね)
あやか「我がクラスが狙うのは各種目オール一位です。ですから先生にも色々と協力して頂きます。」
糸色「き、協力ですか?私はいったい何を」
あやか「そうですわね。まず先生には補給用のスポーツドリンクを作って頂いてそれから皆さんのマッサージ。それから 糸色「それじゃあただの雑用係じゃないですか!」
糸色「だいたいそんなに無駄に高い目標などつくって。もし失敗したらどうするんですか!」
糸色「さては失敗した責任をだれか一人に押しつけて自分は逃げる気ですね!」
757マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:17:57 ID:???
あやか「私はそんな卑怯なこと致しませんわ!」
木乃香「いいんちょ、そんな大きい声出したらみっともないで」
あやか「このかさん」
のどか「せ、先生おはようございます」
ハルナ「おはよっ、先生」
糸色「近衛さん、宮崎さん、早乙女さんおはようございます」
糸色「皆さんはなんの競技に出場するんです?」
木乃香「うちらは障害物競争や」
ハルナ「まぁそういうのは図書館島で鍛えてるしね♪」
あやか「私は100m走ですわよ」
木乃香「アスナも100m走やで」
糸色「へぇ。どちらの方が速いんですか?」
あやか「先生、なにをおっしゃてるんですか。私があのお猿さんに負けるはずがありませんわ!」
美空「そのお猿さんがさっきいいんちょが出した自己ベスト抜いたよ」
あやか「なんですって!こうしてはおれませんわ。先生失礼します」
タッタッタッ…
美空「ちなみに私は5500mだよ」
糸色「5.5kmってもはや中学生の走る距離じゃないですね」

裕奈、アキラ「「1、2、1、2」」
糸色「おや?あれは明石さんと大河内さん」
ハルナ「見て分るとは思うけどあの二人は二人三脚に出場するの」
758マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:20:11 ID:???
糸色「………」
のどか「先生どうしました?」
糸色「よく考えてみると二人三脚を保つって結構大変な事ですよね」
ハルナ「は?」
のどか「たしかにそうですね。夫婦生活は二人三脚なんて言葉もありますから」
糸色「これから先、生きていく中で様々な二人三脚が存在する事となるでしょう」
・上司との二人三脚
・妻または夫との二人三脚
・愛人との二人三脚
・マネージャーとの二人三脚
糸色「その時うまくいくかいかないかでその人の人生はガラリと変わってしまうのです」
ハルナ「まー言われてみれば」
裕奈、アキラ「「あっ!」」
どてんっ
裕奈「イタタタタッ」
アキラ「裕奈、大丈夫?」
裕奈「うん平気♪ゴメンね私のせいで」
アキラ「ううん。私こそ」
糸色「人生における二人三脚ではあんな事有り得ませんよ」
糸色「二人三脚が崩壊したその先にあるのは醜い争いですから!」
裕奈『あんたのせいで膝を擦りむいたわ。訴えてやる』
アキラ『あんたがトロいからいけないんでしょ。それより私今ので足首捻ったわ。治療代よこせ』
糸色「絶望した!つまずいた二人三脚に絶望した!」
759マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:22:02 ID:???
絶望「ああ、恐ろしいかな崩壊二人三脚」
・鉄道会社と乗客の二人三脚→人身事故、ダイヤの乱れ
・妻と夫の二人三脚→離婚、訴訟
・漫画家と担任の二人三脚→連載強制終了
・吉良吉影と川尻早人の二人三脚→平穏な人生の終了
木乃香「確かに崩壊した二人三脚は恐ろしいかもしれへん」
木乃香「でもそれより恐ろしいものもまだいっぱいあるんや!」
糸色「ほう、それは?」
木乃香「あれや!」

古「超、正々堂々と勝負アル!」
超「負けても怨むなヨ」
楓「クーは拙者たちが全力で支えるでござる」
龍宮「お前は全力でぶつかって行け」
刹那「遠慮するなよ」
古「ありがとアル」
超「サツキ、ハカセ、マキエ、行くヨ!」
四葉 はいっ!
葉加瀬「私達の力見せてやりましょう」
まき絵「いっくよー!」
760マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:24:05 ID:???
糸色「あれは…騎馬戦ですか?」
ハルナ「あぁ、古菲チームと超チームですね」
亜子「いくで!よーいスタート!」
古「そりゃあ!行くアル!」
タッタッタッ
刹那「あっ!」
どてん
龍宮「なに?」
古「ありゃ?」
楓「バランスが崩れたでござる」
どしんっ!
古「…痛いアル」
亜子「これは超チームの勝ちやな」
龍宮「なに!」
超「運が悪かたネ。龍宮サン」
龍宮「おい刹那!どうしてくれる!お前のせいで負けたぞ」
古「そうアル!どうしてくれるアルか」
刹那「うるさい!だいたいお前と楓は背が高すぎるんだよ。お前らと組む私の身にもなれ」

糸色「…なんか責任の押しつけ合いになってませんか?」
木乃香「なにゆうとるん先生。醜い争いなんてものは責任の押しつけ合いと一緒やで」
木乃香「二人三脚は所詮二人の間の争い。人数が増すことにその争いはどんどんドロドロとなっていくんや」
761マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:28:25 ID:???
ワーワー
投手(九回裏2ー1でランナーは二塁三塁でカウントは2アウト。こいつさえ押さえれば俺たちの勝ち)

カキーン!
おっと!一二塁抜けた!おっとホームイン!なんとサヨナラです!

試合終了後
野手「てめぇ!あんなヘボバッターに打たれやがって!もう野球辞めちまえ!」
投手「ふざけんなちくしょお!てめぇだってあんな簡単なゴロも取れなかったくせに偉そうにほざくな!」
野手「なんだとこの野郎!」

糸色「…なんか実際に起こってそうなシチュエーションですね」
ハルナ「ていうか敗戦処理?」

糸色「しかし考えてみればどこの世界にもだいたい一人くらい敗戦処理が存在しますね」
・負け試合の中継ぎ
・危険な手術の執刀医
・売上が落ちた店の店長
・山○の淫行事件
糸色「絶望した!必ずいる敗戦処理に絶望した!」
ハルナ「あ、いいんちょ」
あやか「先生、練習試合が組まれたので先生も参加してください」
糸色「わ、私もですか!」

和泉「それじゃあいくでー。みんな綱もって」
糸色「って綱引きですか!」
762マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:30:29 ID:???
パーン!

オーエス!オーエス!
ズズズズズ…
糸色「ちょ…ちょっと待ってください!なんで相手こんなに強いんですか!」

パーン
和泉「そこまで!2―Cの勝ち!」

あやか「私達が…負けた?」
糸色「あー手ぇ痛かった」
ブチッ
あやか「ちょっと先生!本気でやってくれたのですか!?」
糸色「あやかさん、言い掛かりはやめてください」
あやか「いいえ、明らかに先生はやる気がありませんでした!負けたのは先生のせいです!」
糸色「なっ…。だいたい龍宮さん達がつまらない喧嘩で怪我なんてしなければ私が参加する必要など…」
龍宮「そうだ!私がいれば勝ってたに違いない!それを刹那が…」
千雨oO(こいつどんだけ思い上がってんだよ)
刹那「なにを言うか!それを言うなら古菲だって…」
古菲「超だて…」
超「葉加瀬だて…」
葉加瀬「美空さんだって…」
美空「桜子だって…」・・・・・・・・・・
ハルナ「…のどか」
のどか「…なに」
ハルナ「なんか責任の押しつけあいになってるね」
のどか「…そうだね」
763マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:31:51 ID:???
結局2―Aは収集つかずのまま体育会を迎える事となり
チームワークのないクラスが優勝など出来る訳もなく
団体競技は全て最下位という不名誉な記録をつくってしまいました。

なお体育会から一ヵ月たった現在でもクラスのムードは最悪です。
誰か助けてください。

2―A 宮崎のどか

ハルナ「ていうかいいんちょさっきと言ってる事ちがくない?」



オマケ
龍宮「というか和泉が私達に有利な審判をしないのが悪い」
糸色「たしかにそれもありますね。クラスメートのピンチに手を差し出さないなんて裏切り者もいいとこです。」
和泉「うちにどうしろって言うんや!」
明石「ていうかなんで亜子が審判?」


途中でなにが書きたいかわからなくなってきた
とりあえず保守投下
764マロン名無しさん:2008/04/13(日) 10:38:14 ID:???
765マロン名無しさん:2008/04/13(日) 13:34:00 ID:???
仲直り編が見たいです!
766マロン名無しさん:2008/04/13(日) 14:25:40 ID:???
聖火を守るために帰国するくーへ
767フラグside糸色 神輿1:2008/04/14(月) 01:10:49 ID:???
ドンドン ピーヒャララ
亜子「あ、お神輿や」裕奈「なんか盛り上がってきたね」
望「盛り上がっているかどうかはご自分で判断しなさい」
アキラ「あ、糸色先生」
望「祭り好きの日本人の悪い癖です!神輿につられてすぐ踊りだす!
業界の魑魅魍魎達が、隙あらば、みこしを担いで、祭り上げようと狙っているのです!」
まき絵「ちみもうりょう・・・?えっと、どういうこと?」
望「大したことのない物を、神輿に担ぎ上げることによって、あたかも凄い物のように祭り上げることです!
たとえば、あれ!美人神輿!」
美人!美人!美人!
亜子「・・・なんやねん、あれ」
望「大して美人でもないのに、ちょっとその業界内で綺麗だからと美人美人と祭り上げることです!
女医から始まり、今ではあまたの業界内美人が、数多く祭り上げられています」
アキラ「確かに、TVで、ちょっと専門家の女の人が出てると、すぐ『美人〜』ってつけますね」
まき絵「じゃあ、あれは?」
ウェ〜イ、ソンナノカンケイネー コイツウゴクゾ! ア○ロイッキマース・・・
望「あれは芸人神輿ですね。微妙な芸人を祭り上げ、さぞ面白いかのように祭り上げる!」
カリスマ!カリスマ!
亜子「あれは?」
望「一昔前にあった、カリスマ神輿です。美容師・主婦・弁護士などにつけては担ぎ上げ、盛り上げる!」
768フラグside糸色 神輿2:2008/04/14(月) 01:11:33 ID:???
まき絵「・・・あれは?」
お子様!先生!お子様!先生!
金髪幼女「降ろせーーーー!揺らすな----!天才なんだぞーーー!ギャピーーー!」
望「あれは・・・最近「はうはう〜〜!」良く聞く飛び級で「揺らすな〜!降ろせ〜〜!」先生になった子ですね・・・
って、うるせぇぞ!武力介入されてぇのか!」
亜子「セ、センセ、落ち着いて・・・」
望「あぁ、いけませんね・・・どうもあのわがままっぽい声を聞くと、なんか無性に・・・」
まき絵「なんでだろ・・・その気持ち、なんとなく判る・・・」
木乃香「前世で何かあったんちゃう?ちなみに、ウチはいじめとうなるで」
刹那「お、お嬢様・・・?」
望「おや、木乃香さん、桜咲さん。あなた方も神輿見物ですか」
明日菜「わたしもいますよ。あれ?もう一方から、同じような掛け声でお神輿が・・・」
お子様!先生!お子様!先生!
ネギ「あわわわ〜な、なんですか?これ〜?」
木乃香「なんか、かわええ男の子がのっかっとるなぁ、あの子も先生なんやろか?」
お子様!(ガツーン)先生!(ドカーン)お子様!(ガツーン)先生!(ドカーン)
アキラ「神輿をぶつけ合ってる・・・これって・・・」
望「喧嘩神輿ですね!ネタがかぶると、大抵ああなります!」
金髪幼女「はうはうはうはう〜〜〜〜」ネギ「あぶぶぶぶ・・・」
769フラグside糸色 神輿3:2008/04/14(月) 01:12:29 ID:???
望「メディアは隙あらば、何でも担ごうとします。そして、その周りで踊らされる大衆たちのなんと哀れなこと!」
千雨「メディアって、面白けりゃウソでも担ぎだすも奴らですからね。な、朝倉」
朝倉「うわ、耳が痛いな・・・私は、ちゃんと守るべきことは守ってるよ。たとえば、ちうちゃんの裏の顔とか・・・」
千雨「さっそく破ろうとするんじゃねぇ!」
「さて、次は何を担ぎますか・・・」「アレを担ぎますか」「そうですね、アレを担ぎましょう」
ネトア!ネトア!
望「ほう、ネットアイドル神輿ですか。これは局地的ですが、踊らされるものですね」
木乃香「でも、パソコンのモニターだけやけどな」
千雨「・・・・・・・・・」ごそごそ

ちう「はろはろ〜ちうだっぴょ〜〜ん。さあ、みんな、ちうたんを担いで〜〜〜♪」
「おぉ!こっちにも」「よし、担ぐか!」ネギ「ボクも、手伝わせてください!」「お、坊主、持てるか?がんばれ!」
ネトア!ネトア!
朝倉「千雨ちゃん・・・火がついたんだね・・・」
明日菜「うわ、さっきのガキまで担いでる。ネットアイドルって、そんなにすごいの?」
望「・・・・・・・・とりあえず、話を進めましょう」
刹那「見なかったことにする気ですか」
770フラグside糸色 神輿4:2008/04/14(月) 01:15:34 ID:???
セレブ!セレブ!
あやか「な、なんですの?これは!」
望「そういえば、セレブというのも最近担ぎ上げられていますね。
ちなみにセレブの本来の意味はなんですか?神楽坂さん」
明日菜「そんなの簡単じゃないですか。金持ちの女でしょ」
望「残念ながら違います。元来は『名士・著名人』を指します。女性限定でもありません。
しかし、あのように担ぎ上げられて、意味も誤ったまま伝わってしまった、ある意味、神輿が生んだ歪みです」
双子!双子!
風香「うわー!?なんだこれー!?史伽「降ろしてくださいですぅー」
シスター!シスター!
美空「なんか悪い気がしないっすけど・・・クリスチャンが神輿になっていいのかな・・・?」ココネ「ワカンナイ・・・」
おでこ!おでこ!
美砂「ちょ、なによそれ!」葉加瀬「あまりいい気持ちじゃないですね〜」夕映「わ、私もですか!?」
ピエロ!ピエロ!
ザジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
チャイナっ娘!チャイナっ娘!
古菲「な、なにアルカ!?これ!?」超「危ないカラ、神輿をぶつけ合わせないで欲しいネ!」
ロボット!ロボット!
茶々丸「正確にはガイノイドです」
金髪!金髪!
エヴァ「なんで私まで!?」先ほどの金髪幼女「また私かーーー!はうはうはう〜〜〜〜!」
腐女子!腐女子!
ハルナ「自覚はしてるけど、あまり堂々と言わないで・・・」
くぎみん!くぎみん!
くぎみん「だからくぎみんって言うな!って名前まで変わってる!?」
のどか「なんだか、何でもありになってますね・・・」
望「というか、皆さんいつの間に・・・」
大明神!大明神!
桜子「にゃははははは〜〜」
望「・・・何故でしょう、彼女だけ違和感がない・・・」
朝倉「なんか、勝負事に、ご利益がありそうよね・・・」
771フラグside糸色 神輿5:2008/04/14(月) 01:16:30 ID:???
「われわれに担ぎ上げられないものはない!」「さあ次は何をかつごうか!・・・ん?」
千鶴「?」
「巨乳熟女・・・担ぎますか!」「担ぎましょうか!」
千鶴「あらあら〜、そんなに担ぐのに自信があるのなら、この娘を担げます?」
夏美「えっ?」
「・・・・普通だ」「普通ですな・・・」

普通!普通!赤毛!ソバカス!
小太郎「すっごー・・・夏美姉ちゃんを担いでるで・・・」
千鶴「すごいわ〜。皆さん、プロなのね〜」
のどか「いくらなんでも、無理があるんじゃ・・・・」

望「で、どうだったんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・普通」
夏美「ガーン!」

朝倉「・・・私もいつか、担げるかな?自分の力で」さよ「朝倉さんならきっと出来ますよ!」
千雨「ま、ウソじゃなくって、真実を調べてちゃんと担げよ」
朝倉「ありがとう、さよちゃん、ちうちゃん・・・」

真名「・・・ふむ、今年から始めた風刺神輿は大盛況のようだな。今後も続けるか」
五月 そうですね。今年の出店も好調でした。またよろしくお願いします。
楓「ここって、龍宮神社でござったか・・・」
772マロン名無しさん:2008/04/14(月) 03:49:24 ID:???
>>771の祭り終了後
千鶴「あらあら、皆さんお疲れ様でした。美味しい葱はいかが?」
担ぎ手「なぜ葱…アッーーーーーー」


千鶴「熟女なんて言われたのは気のせいかしら?」ゴゴゴゴゴ


神社の裏での出来事を目撃した人物がいた
小太郎「また誰か、千鶴姉ちゃんに禁句を言ってしまったんやな…」




思いつきで、勝手に裏話を書いてしまいました
普通ですみません
773マロン名無しさん:2008/04/14(月) 05:57:03 ID:???
乙そしてGJ。中の人ネタはよく分からんが、今回も面白かった。
774マロン名無しさん:2008/04/14(月) 17:03:09 ID:???
乙! 
>>772 
いいと思うぞ!
775マロン名無しさん:2008/04/14(月) 18:46:01 ID:???
776マロン名無しさん:2008/04/14(月) 23:19:37 ID:???
僕も手伝います!ってネギ先生ww
777マロン名無しさん:2008/04/15(火) 00:01:23 ID:???
古「聖火を守るアル」
778マロン名無しさん:2008/04/16(水) 23:10:55 ID:???
「フラグsideって割には最近フラグ立ってないですよね」
「それはいけない。きっちりしないと。」
779フラグside:2008/04/17(木) 00:14:54 ID:???
Σ(゜Д゜) い、いやだなぁ、立てるだけじゃなくって、フラグを進めているんですよ。

裏話はなかなか思いつかないことがありますので、補完後付は大歓迎ですよ。
そろそろ、ネギ側も書かないと・・・>>686で何かニヤニヤな話を考えています。
カエレはちょっと難しいな・・・ネギは真面目だから、訴えられるようなことはしなさそうで・・・

ちなみに、今回は声ネタというよりはシャフトネタです。
昔、金髪幼女とネギがデートみたいなスレがあったな・・・
780マロン名無しさん:2008/04/17(木) 17:34:10 ID:???
俺はネギまも絶望先生もよく知らないんだけど
お互いの担任を変えてみたら面白くなるんじゃね?
781マロン名無しさん:2008/04/17(木) 18:07:48 ID:???
>>780
………
782マロン名無しさん:2008/04/17(木) 18:32:34 ID:???
ふと疑問に思った。
2のへにまじっても違和感ない、やってけそーな3-Aの娘や
3-Aにまじっても(ryな絶望少女っているだろうか?
783マロン名無しさん:2008/04/17(木) 19:20:38 ID:???
そもそもネギは中学校、絶望は高校なわけで

キャラで言えば、ネギ側にまぎれても違和感無いのは・・・千里以外大丈夫か
784マロン名無しさん:2008/04/18(金) 11:10:44 ID:???
むしろ絶望教室に紛れても違和感ないのは
ちづねぇうわなにをするあqwせdrftgyふじこlp;@
785マロン名無しさん:2008/04/19(土) 20:36:06 ID:???
亀レスですまないが>>784
セーラー服着たちづ姉さんってイメクラ嬢もしくは一昔以上前のAV女優にしか見えなくねーかアッー!?




…………ちづ姉さんファンの人ゴメンなさい。さておき、
面識あってもあまり違和感のないネギまキャラと絶望キャラの組み合わせってどんなのがあるかな?

たとえばパルと藤吉さん、ちうとことのん、はたまた隊長と甚六先生など。
786マロン名無しさん:2008/04/19(土) 23:22:03 ID:???
ザジとあびるなんかどう?ドラゴンの尻尾なんか喜んで引っ張りそう。
超と可符香は危険なかほり。
さよと愛は互いに謝ってそうだな。
787280:2008/04/20(日) 11:29:34 ID:???
では、投下します。
>>718-727の続きです。
788絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:33:12 ID:???
茶々丸「マスターが引き篭もっていた時に西の長の命で麻帆良学園に来て…現在は村上夏美さんの弟として暮らしています」
エヴァ「村…上…夏美?」
茶々丸「マスターの同級生ですよ。出席番号28番の…」
エヴァ「そんな奴は知らん」
茶々丸「……ではマスターが告白したと言う事実については?」
エヴァ「この私が告白しただと?ハッハッハッ…そんな事あるわけ無いだろ、私がいつそいつに言ったと?」
茶々丸「マスターが授業に出るようになってすぐ…マスターの喉が潰れて色々あって授業を飛び出したあの日です」※絶望的な真租2参照
エヴァ「ああ、あの時か………んー……」


   <『好きだ――――――!!!!!!!!』


エヴァ「………あん時かあああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!」
ゼロ「……(パチッ)……ヨク寝タナ…ン?ドウカシタノカ?」
エヴァ「て事は、あの時の……あ、あいつか!!!」
茶々丸「では彼に告白したのは事実と」
エヴァ「誤解だ!あれは私ではない!濡れ衣だ!!!」
ゼロ「濡レ衣ッテ…ゴ主人様マタ悪イ事シタノカ?」
茶々丸「別に悪いことではありませんよ。寧ろマスター自身にとってはいい事かと」
エヴァ「……いい事だと?」
茶々丸「これでマスターに異性の友達ができますね」
789絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:37:46 ID:???
茶々丸「糸色先生のおかげでマスターには、アスナさんに木乃香さん…何人もの友達ができました。ですので…」
エヴァ「次は男だと言いたいのか!!?」
茶々丸「その通りです。“マスターの脱引き篭もり生活!リハビリ計画第二弾”として」
エヴァ「待て!何だそのふざけたネーミングは!!?その前に第一弾は!?」
茶々丸「この間の喉が潰れて色々あった日の時です。クラス全員でやったあれですよ」
エヴァ「あれがかよ!大体、私だって男と親しくことくらいあるわ!そう、かの有名なサウz…」
茶々丸「それはマスターの片想いですよね。しかも同年代(見た目的)ではありません」
エヴァ「う゛っ………うるさいっ!」
茶々丸「それ以外で聞いてみたいものですね。同年代の異性とのまともな付き合いとやらを“あれば”ですが」
エヴァ「いいだろう……まずは茶々丸、お前が造られる前の学園生活を話してやろう」

回想
「…………眠い」※家に引き篭もってます

「…………〜〜♪」※家に引き篭もって(ry

「エ、エヴァンジェリン……(///////)…か、咸卦法マスターしたいから別荘貸してくれ!」

「…………zzZ」※家に引きk(ry

「…………ふう…茶がうまい…」※家にh(ry

エヴァ(あ、あれ?タカミチだけ?……つか別にあいつ私の事なんとも思ってはなかったはずだし…)
790絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:41:31 ID:???
茶々丸「……マスター?」
エヴァ「(それ以前に引き篭もってばっかだったな……)待て待て……そうだ、もう少し昔の事を思い出して…」


  魔女め――――!       

                             ―――――悪魔め!

       化物め―――――!     

                 ――見つけたぞ闇の福音!


                         貴様の首もらったああ――――!
 

エヴァ「……………………(悲しくなってきた……」
茶々丸「マスター?」

エヴァ「もういい………これ以上私を惨めにするな!私は今まで一人で生きてきたんだ!!!そうだ!!!
    私は今までずっと一人で生きてきたんだ!これからもずっとそうだ!これ以上、下らない事するな!!!」

ゼロ「ソウカヨ……一人ガヨカッタノカ…スマナイナ、ゴ主人様ノ気持チヲ考エテナクテナ…」
エヴァ「えっ?ちょっと待てゼロ」
茶々丸「…姉さん」
791絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:45:11 ID:???

ゼロ「俺ミタイナ動ク人形ガ一緒ニイタラ一人ニナレネーヨナ(チラ」
茶々丸「!……そうですね、一人がいいと言うのでしたら…私達も必要ありませんね、学園は平和ですし」
エヴァ「えっ…お、おい、お前達!」
茶々丸「それではマスター、三年間至らない所もありましたが…」
ゼロ「ジャアナ、ゴ主人様」
バタン………

エヴァ「茶々丸……チャチャゼロ……
    私を………私を……一人にしないでくれええええ!!!
    独りは…嫌だ…寂しいんだよ!!!勝手にどっか行くなああああああ!!!!!!!」

ヒョッコリ

ゼロ「………ケッケッケ(ニヤニヤニヤ)」
茶々丸「………マスター」
エヴァ「お、お前…たち……………(///////////)…べ、別に泣いてなんかないぞ!」
ゼロ「ゴ主人様ガコンナ泣キ虫ジャア、ソウソウ離レテイラレナイナ」
茶々丸「そうですね」
エヴァ「泣いてないって言ってるだろ!!!」

茶々丸「では、今回の傾向と対策を練る事にしましょう。まず服装を決めますか」
エヴァ「だ、だから私はまだやるとは!!」
ゼロ「ゴスロリ、ナンテイインジャナイカ?」エヴァ「聞けよ!!!」

それから茶々丸による傾向と対策は丸一日かかり、その日は学校をサボる事となった…そして
792絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:49:49 ID:???
トゥルルルルル トゥルルルルル トゥルルルルル ガチャッ
茶々丸「はい…あ、先生ですか。今日は授業を休んで申し訳ありませんでした…え?……はい、わかりました」ガチャ!
エヴァ「ハァハァ…糸色望からか…何だと?」
茶々丸「犬上小太郎さんが今からマスターに告白するためにこちらに向かっていると」
エヴァ「ふ〜ん…って、はああああああああああ!!!!!!!!!?」
茶々丸「マスター……覚悟を決めて準備を…」



小太郎「…………」
テクテクテクテクテ…


望「あ、小太郎くん見つけましt…ちょちょちょっと二人とも、そんな引っ張らないで…あー」ズルズルズル…
千鶴「………」
あやか「………」
↓コソコソ…

明日菜「先生大丈夫かな?」
↓コソコソ…

朝倉「元引き篭もり生徒と関西から来た少年の恋愛事情…う〜ん、もう一押し何かあれば…」
さよ「朝倉さん頑張ってください!ファイトです!」
↓コソコソ…
793絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:53:29 ID:???

ハルナ「んんっ!どっかで困惑混じりのラブ臭を感じるッ!ん〜〜〜あっちだ!」
夕映「あ、先生と…委員長と那波さんですね。明日菜さんに、朝倉さんも……」
のどか「みんなで何してるのかな?」
ハルナ「ラブ臭を感じる…よしっ!面白そうだから私らも追ってみるわよ♪」

夕映「…まあ暇ですし、行くですか」

のどか「あ、二人とも待ってよ〜」



刹那「ん?…あれは…皆さん何をしているのでしょうか?」
このか「あ、うち知っとるで〜ハーメルンの笛吹きや〜笛吹き〜なあせっちゃん、ウチらも行ってみよ♪」
刹那「お嬢様が望むならば、この刹那どこへでも」





??「………」
ササッ…サササッ…ササササッ……
794絶望的な真租3:2008/04/20(日) 11:58:24 ID:???
??(バイトを楓に任せてまで何やってるんだ私は…にしても…彼が真租に愛の告白だと!?)

ザワザワ……ザワザワ……

??(彼を盗られるくらいなら真租といえど容赦しない!このニンニク入り銃弾で…)※望遠スコープ付きの銃で覗き中

ヒソヒソ……ヒソヒソ……ピポパポピ………ア、ケイサツデスカ?

??(でもって何れ小太郎くんと親しくなって、その後は…ハァハァハァハアァ)※過激な妄想中

ポンポンッ!

??「(お持ち帰りして…ハァハァ…モフモフして…ハァハァ…/////…ん?)誰だ、人の肩を叩くのは?」

警官「警察だ。銃を持った不審者がいると通報があったので…ちょっと署まで…」
真名「!?…だ、誰が不審者だ!」
警官「銃を構えてサングラスをした肌黒い妙齢の女性が怪しくないとでも?」
真名「みょ、妙齢だと―――ッ!私は現役バリバリの中学三年生だ!」
警官「…………わかったわかった、事情は署でゆっくり聞くから…」
真名「―――――――ッ!!!(捕まるわけには…いかない――ッ!)」

パ―――ンッ!!! パ―――ンッ!!!
タッタッタッタッタ…

朝倉「ん?今なんか音しなかった?」
さよ「私ちょっと見て来ますね♪」
795絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:01:52 ID:???
■エヴァンジェリン宅
エヴァ「着替えよしっ!シャワーよしっ!歯磨きよしっ!口臭よしっ!」
茶々丸「マスター準備万端ですね」
ゼロ「頑張レヨ〜」
エヴァ「お、おう私、頑張るからな!

    …………………  て  っ  何  で  だ  よ  っ  !  !  !  !  !  !  」

ゼロ「スッゲーノリツッコミダナ(笑)」
茶々丸「!……どうやら彼が来たようです(チラッ)…覗いてみますか?」
エヴァ「ぜえぜえ……ふんっ!まぁ見ても何も変わりはしないがな…(チラッ)ってををいっ!何だあのギャラリーは!!!」
ゼロ「後ロノ茂ミニ何人カ隠レテルナ…」
エヴァ「あのギャラリーが見てる中で私は告白されると言うのか!!?どこの未成年の主張だ!!?」
茶々丸「マスター……これも試練です」


小太郎「………ふう…ここか…」

ガサガサ
あやか「小太郎くん…何故どうしてですの…」
千鶴「そうね…私達の愛が足りなかったのかしら?」
望「貴方達の場合、むしろ愛が重すぎるんですよ…(ボソッ」

     「#<●> <●> (ギロリッ!」
     「#<●> <●>.(ギロリッ!」

望「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめん(ry」
明日菜「先生……」
朝倉「さてさて、どうなるかな♪」
796絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:06:19 ID:???
ハルナ「…ふむふむなるほど〜まさかこんな展開とは…」
夕映「どうやら彼はエヴァンジェリンさんに告白するようです」
のどか「告白っ!?……ドキドキするね(//////」
明日菜「って、本屋ちゃん達いたの!?いつからそこに!」
ハルナ「ずっと」
このか「ふーん、告白かぁ…ええよな〜」
刹那「お、お嬢様―――!?(まさか好きな人が!?)」
明日菜「このか達まで!?」


小太郎「エヴァンジェリン・えぇ・けえ・…えっーと、なんやったっけな…まあええわ、おるんやったら出てこい!!!!」

茶々丸「さあ、マスター、ご指名ですよ」
エヴァ「勘違いするなよ!あいつと付き合うわけと決めたわけではないからな!
    ……茶々丸がせっかくの薦めを無下に扱うわけにはいかないだけだからな!!!」
ゼロ「マア頑張レヨ」
ガチャッ!
明日菜「お、エヴァちゃん出て来た……うわぁ、すっごい可愛い♪」
朝倉「中々いいじゃん」夕映「これは…」のどか「すごく…いい」ハルナ「うはぁメチャ似合ってる♪」
千鶴・あやか「「!!!!!」」
グググ!
望「二人とも腕に力込めすぎです…」

エヴァ「……き、貴様が犬上…いや、村上小太郎と言った方がいいか?」
小太郎「んなもんどっちでもええわ!面倒なことは抜きにして告白させてもらうわ!」

ググッ…グググググググ!!!!!!!!
望「いっ痛タタタタタタタタッ!!!ちょちょちょ、二人とも肩握り…めt…ギャアアアア!!!」
ハルナ「先生うるさい!」
797絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:10:41 ID:???
小太郎「俺は……俺を……」
エヴァ「(ドキドキドキドキ)――――――ッ!!!!!」
一同「……………」

様々な思惑が飛び交う中、小太郎はついに『告白』した!!!

















小太郎「俺をお前の弟子にしてくれ!頼むっ!!!!!」
エヴァ「ちょちょっと待て、私達はお互いを全然知らない!だから…ま、まずは友達から始めr……………ん?」



一同「………………………………えっ?」
798絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:16:12 ID:???
小太郎「………やっぱ、いきなりこないな事言ってもあかんか…でも頼む!!!」
エヴァ「………一つ聞くが…お前は私に告白するために来たのではないのか?」
小太郎「…え?今したやん…『告白』」
エヴァ「私の…で、『弟子にしてくれ』って事を…か?」
小太郎「他に告白ってなんかあるんか?」
エヴァ「………えっ…あ、…何でもない!(///////////」

一同o0(………どういう事?)

ガサガサガサ テクテク…
望「あの〜小太郎くん…貴方はエヴァンジェリンさんに告白するために、今ここに居るんじゃないんですか?」
小太郎「そうやけど…て、兄ちゃんいつの間に?」
望「それは置いといて。“弟子にしてくれ”と言うのは一体どういう事ですか?」
小太郎「ん?何言うとんねん兄ちゃん。昨日も言ったし、さっき電話でも言うたやないか」
望「昨日、貴方はエヴァンジェリンさんに好きだと告白されたんじゃないんですか!?」

小太郎「ああ、確かにエヴァンジェリンが俺に『戦うのが』好きだーって言ってきたんや」

望「!?……すみませんが、さっき電話で話したことをもう一度言ってくれませんか?」

小太郎「『お、糸色の兄ちゃん。今からエヴァンジェリンとこに行ってくるわ』
    『今日は学校サボってあいつの事調べとったんやけどな…あんま役立たんかったな』
    『まぁ弟子になれるかどうかなんてわからんけど、死なない程度には傷つくのも覚悟しとるし』
    『……あ、あいつの弟子になること二人にはだまっといてな、心配かけとーないから。』
    『相談のってくれてありがとーな♪んじゃ!』……て言ったんや」

望「……え?そんな事言ってたんですか(思ってたのと全然違いますね……)」
799絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:19:57 ID:???
ガサガサゴソゴソ…
明日菜「ねえ、小太郎くん。エヴァちゃんに始めて会った時に一体何があったの?」
小太郎「明日菜の姉ちゃんまで!…え?それを聞きたいん?」


◆回想
 あれは俺がいつもの様に学校帰りに道場破りに色んな所で強い奴らを倒して回ってた時や……

    ち  ょ  っ  と  待  っ  た  ッ  !  !  !

ガサガサゴソゴソ…
朝倉「はいっ回想ストップ!……んじゃあ、小太郎くんが巷で話題になってる道場破りだったの!!?」
小太郎「ん?(誰やこのねーちゃん?)…話題になってるんか知らんけど道場破りはしてたで」

ガサガサゴソゴソ…
あやか「小太郎くん!そんな危ない事を!?アスナさんみたいな野蛮人になったらどうするのです!!!」
明日菜「ちょっいいんちょ!人のこと野蛮人て何よ!!!いいんちょだって充分野蛮よ!!!(###」
あやか「何ですって!!!」明日菜「何よ!!!」
千鶴「あやか押さえて、まだ話の途中よ…」
小太郎「ってちづ姉にあやか姉!?二人とも何でここにおんねん!!?」

ガサガサゴソゴソ…
このか「ささっ、コタロー君、ウチらは気にせんでええから話の続きをな」
刹那「弟子入りか……懐かしい響きだ…」
ハルナ「このラブ臭っぽい…が何か違う感じ…前にどこかで…」
のどか「ねえ夕映、告白って…好きとかそっちの告白じゃないの?」
夕映「どうやら何かが違っていたようですね」
小太郎「何やねんこのギャラリーは!!?これどこのテレビ番組や!!?」
茶々丸「彼の思考レベルはマスターと同程度ですね」
エヴァ「うるさいっ!」
800絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:24:36 ID:???
◆回想・俗
 んでそん時は最後にでっかいリーゼントした奴を倒した後やな…関係ないけどそいつしつこかったっけ…

 “…この俺が小学生に負けるなんてな………ふっ…ここまでコテンパンにやられると逆に清清しいぜ!”
 “おい少年!!!(グググ…ブチブチブチブチッ!!!)この俺の魂を!受け取るがいいっ!!!”
 “何?いらないだと!!?遠慮するな!髪ならまた生えてくる!!!男なら黙って受け取れえええええっ!!!”

 自分のリーゼント千切って無理やり渡されたわ……んなもんいらへんて……
 ちなみに今まで取った看板は持って帰るわけにもいかへんから、近くの木の下に全部埋めて隠してる
 リーゼントは捨てた
 その帰りに沢山の不良に絡まれとる金髪がいたんや…流石にシャレにならんと思って助けに行ったら
 ………不良達が全滅しとった
 そん時の奴がエヴァンジェリンやったわけやけどな…それを見た俺は……

小太郎o0(こいつ…滅茶苦茶強い!わかる、こいつは強い!…こいつを倒せば…俺はもっと強く―――!!!)
テクテクテ…ドンッ! ウワァ!
小太郎「なあ、お前さっきの凄いな!あれだけの数の不良を一人で倒すやなんて………
    一つ聞きたいんやけどお前……格闘とか戦うのとか好きやろ?なあそうやろ?」
エヴァ「…………」
小太郎「なあ、ちょっと答えーや」ブンブンブン
    <『好きだ――――――!!!!!!!!』
小太郎「………(うぉっ!ビックリした!でもやっぱそうやったか!)」
ダッダッダッダッダ
小太郎「(でも女殴るわけには……よしっとりあえずこいつの名前を聞いといて後で…)って…おらへん!!?」
801絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:30:00 ID:???
 そのまま見失ってしまってもうてな……どうしようか、どうやって見つけようか…何日も悩んでたんや…
 でもそん時に、糸色の兄ちゃんとアスナの姉ちゃんに会ったんや…
 んでな、兄ちゃんとアスナの姉ちゃんの言葉を聞いてな…思い直したんや!
 独りで強くなるには限界がある…せやったら、強い奴を倒すんやなく、強い奴に弟子になればええんやってな!!!
 んで、まどろっこしい作戦とかやめて、直球勝負でこうして弟子になるて告白することにしたんや!!!


小太郎「…と言う事やで」
望o0(あの映像に映っていた(>>562)彼が持っていたのは取った看板に……リーゼントでしたか)
明日菜「でもさ、何でエヴァちゃんそんなに強いんだろ?」
望「彼女は世知辛い世の中を生き抜くために強くなったんですよ……悲しい強さです」

あやか「ではっ!小太郎くんは、エヴァンジェリンさんの事を好きという事ではないと!?」
小太郎「好きか嫌いで答えろ言うんやったら…どっちか言うたら嫌いな方やけどな」
ガンッ!
茶々丸「マスター、大丈夫ですか?」
エヴァ「ああ…少し頭をぶつけただけだ…」

ハルナ「あ、そうか!あの時(>>563)感じたラブ臭っぽい何かは小太郎くんから感じたんだ!多分」
のどか「愛とか恋じゃなくて、尊敬や憧れに近い感じの臭い…って事?ハルナって凄い!」
夕映「ラブ臭なる怪しげなものを本当に感じてる方が逆に凄いです」


エヴァ「………では、逆に問おう、貴様は何のために強くなりたい?」
小太郎「えっ……それは………」
エヴァ「私の事を調べたと言ったな。つまり私の事(真租:闇の福音)を知りながらも弟子入りを志願しているわけだな。
    命知らずの馬鹿でしかないが……何故そこまでして強くなりたいんだ?貴様の覚悟の理由…言ってみろ!」
802絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:37:23 ID:???
小太郎「………初めて…護りたいもんができたんや……大切な人を…」
千鶴・あやか「「!」」

小太郎「最初二人に一緒に住もうて言われた時は、単にこっちでの寝床が見つかったって程度にしか考えてなかったんやけどな
    関西におった時は一人でおるのが当たり前やったし……居場所なんて雨よけができればどうでもよかったんや…でも、
    ここに来て、一緒に過ごしてるうちに…何かがこみ上げてきた…暖かい何かが…一人の時にはなかった気持ちが…
    隠し事がバレた(犬耳&尻尾)時も二人は何も言わずに…いや、何か言ったけど、二人は受け入れてくれた……涙が流れた…
    俺の大切な人を…居場所を与えたくれた二人を!何があっても護れるくらいに強ーなりたいんや!!!
    そのためなら!あんたに土下座をしたってええ!足を舐めたってええ!二人を護れる強さを!だから……頼む!!!」


エヴァ「……(大切な人……か)…ふんっいいだろう、認めようその覚悟。明日もう一度ここに来い。試験をしてやる、合格したら弟子にしてやるよ」
小太郎「!ありがとう、エヴァンジェリン!!!………あの、あやか姉にちづ姉…」
あやか「………学校をサボったのは許しませんわ!ですが!……無茶はしないで下さいね」
千鶴「小太郎くん……もう道場破りとかしたら駄目よ」
小太郎「…ごめんなさい、それと…ありがとう!」
あやか・千鶴「「〜〜〜っ!(////////」」

明日菜「ああ〜もうっ!ガキのクセに!ダンディなおじ様なら惚れてるところだわ!」
刹那「それだと彼、怪しい人になりますよ。中学生二人を好きになるおじさんでは(てか中学生に見えないけど)」
ハルナ「いいねいいね〜刀が一つに鞘二つ〜♪さてさて、どっちに収まるのやら♪」
のどか「刀と鞘って…(//////」
夕映「パル空気読めです」
このか「二人ともええなあ…あんなにも好かれて慕われて…(////」


望「……まぁ紆余曲折ありましたが、何事も全て丸く収まって御の字って事でよかったよかった♪では私はこれで…」
ガシリッ!
803絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:44:10 ID:???
あやか「元はと言えば、先生がちゃんと彼の悩みを聞いていなかったから…」ゴゴゴゴゴ
千鶴「こんなにもややこしい事になったのよね……ねえ…」ゴゴゴゴゴ

望「―――――ッ!………あ!小太郎くんとエヴァンジェリンさんがあああああ!!!!」
あやか・千鶴「「えええっ!!!!?」」

ダッッ!!!

あやか「あ、逃げましたわ!」
千鶴「逃げられると思ってるのかしら…フッフッフ」

あやか「ではエヴァンジェリンさん…小太郎くんの事よろしくお願いしますわ♪」
千鶴「彼の事お願いしますね。よろしければ差し入れとか持ってきますから♪」
エヴァ「いや、まだ弟子にするって決めたわけでは…」
あやか「それと朝倉さん道場破りの件で、彼の事を記事にするのは止めていただけないかしら?」
千鶴「もしも新聞に載っていたら……どうなっても知りませんよ」
タッタッタッタッタッタ……

朝倉「そ、そんなぁ…」
さよ「朝倉さん朝倉さん事件です!!!街中で発砲事件が!!!」
朝倉「何ですってっ!!!大事件じゃないの!こうなったらそっちを記事にしてやるわ!!!行くわよ!」
さよ「はいっ!朝倉さん行きましょう!」
タッタッタッタッタッタ……
804絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:50:01 ID:???
皆が去り、静けさを取り戻したエヴァンジェリン宅では、ひとり細く笑んでいるロボットがいた…

茶々丸o0(これでいい……あと一人揃えば……私の願いは達成される!!!)
ドサッ
ゼロ「オイ落イタゾ茶々丸、ナンダコレ?」
茶々丸「あ、姉さんそれは…」

つ『怪○くん』

ゼロ「茶々丸オ前マサカ………コレヲ再現シタカッタダケカ?
  『吸血鬼:ゴ主人様』『狼男:コタロー』『人造人間:茶々丸』『○物くん:もしかして俺?』ッテカ?」
茶々丸「姉さん!!!どうか……マスターには絶対に内密に…」
ゼロ「一ツ、言ットクゾ茶々丸…………ウシロー(棒読み」
茶々丸「えっ!?」

エヴァ「……なるほど、小太郎を薦めた真の理由は……そんなくだらない事か…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
茶々丸「!!!え…あ……ピーピーガーガーガ…あ、バグ発生バグ発生…ちょっと葉加瀬さんの所に行ってきま…」


エヴァ「そうか、なら葉加瀬聡美が修理し甲斐のあるようにしてやろう!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ゴシカアァ!!! クシカッ!!!
805絶望的な真租3:2008/04/20(日) 12:56:19 ID:???
 翌日の麻帆良新聞トップ記事…
『市街地で白昼の発砲事件!警官に負傷者多数 負傷した警官は一時的な記憶喪失に!?犯人は不明 事件は未だ闇の中…』
 そして紙面の片隅に追いやられた事件が一つ…
『お騒がせ自殺未遂先生 今度は教会のステンドグラスに逆さ十字に磔刑自殺!?本人は珍しく自殺を否定…』

タカミチ「えー、今日は糸色先生が諸事情で休みなので今日は僕が授業を受け持つことになった」
あやか「授業を休むとは…先生にも困ったものですわね」
千鶴「そうね」
一部の生徒が『あんたらのせいじゃないのか』…と思ったのは言うまでもあるまい
タカミチ「それと葉加瀬聡美君が絡操茶々丸君の修理の為、エヴァンジェリンがその付き添いで欠席すると連絡が入った。では授業を始めよう…」

葉加瀬「茶々丸ーーーーーーどうしてこんな無残な姿に!!!」
エヴァ「…………(やりすぎたかな?」
結局、茶々丸の修理が間に合わなかったため、小太郎は試験なしで弟子入りする事となったとさ…
エヴァ「まぁ、約束した手前な破るわけにもいかないからな……それに暇潰しにもなるからな」

そして……こちらでも…
真名「急な用事ができてバイトを代わりにしてくれて助かったよ、バイト料は色を付けておいた」
楓「それはいいのでござるが…真名殿(パサッ)…この記事の事件」
真名「全く、物騒な世の中になったな。銃は扱う者の心掛けが重要だというのに…私は悲しい!」
楓「そうか…いや微妙に疑ってすまなかった…ではっ」
真名「……さてと、そろそろ神社に……ん?こ、これはっ!?」

彼女の足元にあったものそれは真名が警官に向かって発砲する瞬間が写っている写真であった…

真名「一体誰が―――――っ!?」
?「ふっふっふ、わたしネ」
真名「お前は!………何が目的だ!金か?それとも私を警察に突き出す気か!?」
?「そんな気はないネ。何れ決起する作戦時にこちら側にいてほしいだけネ…」
……運命は大きく動き出そうとしていた…              <<Fin>>
806絶望的な真租3あとがき:2008/04/20(日) 12:59:36 ID:???
……ふぅ、投下終了。真租三作これにて終了。
これで修学旅行編に移行できます……なるべく早めに投下できるようにしたいです

ではっノシ
807マロン名無しさん:2008/04/20(日) 14:20:15 ID:???
GJ!そして、乙。
すごい伏線がwwww
808マロン名無しさん:2008/04/20(日) 15:22:29 ID:???
GJ!!!



○物くんがわかった漏れは30代orz
809マロン名無しさん:2008/04/20(日) 15:46:15 ID:???
すまぬが俺は途中で読むのやめた
810マロン名無しさん:2008/04/20(日) 16:56:57 ID:???
一旧「もう一人、半魚人では駄目ですか!?」

乙です。ネギま中心かと思いきや所々に絶望ネタが混じってて吹いた。
小太郎くん、一人忘れてないか?
811マロン名無しさん:2008/04/20(日) 17:44:13 ID:???
>>810
それが彼女のさだめナリよ、さておき作者さんにはGJ&乙。
812マロン名無しさん:2008/04/20(日) 18:11:30 ID:???
どうしても長くなってしまうのなら
それはもう止め時だと思うよ
813マロン名無しさん:2008/04/21(月) 21:56:35 ID:???
GJ!
リーゼントの人可哀そす
814マロン名無しさん:2008/04/23(水) 20:19:46 ID:???
保守
815マロン名無しさん:2008/04/25(金) 11:29:42 ID:???
保守保守
816マロン名無しさん:2008/04/25(金) 23:40:04 ID:???
つづきー。
817マロン名無しさん:2008/04/27(日) 01:57:11 ID:???
保守る
818フラグside ネギ 親馬鹿:2008/04/28(月) 22:29:14 ID:???
>>779で予告した話を、今回は、ネタはたぶん少な目で、オリジナル過多です。
音無家
音無親父「あぁぁぁぁ!わが娘、メルメルよ!お前は何でそんなに可愛いんだぁぁぁ!」
音無ミュージック社長という役職上、防音が施された彼の私室。
娘・芽留の画像データが入ったPCの眺め、『今日も』また一人悶えていた。
当初はアルバムも会ったのだが、その量が膨大にあったため、データ化していた。ちなみに、軽く1TBは超えているらしい。
音無親父「ぬうぅぅぅ・・・この可愛さ、その上、賢い!神よ!私に最高の娘を下さったこと、感謝します!」
彼ははっきり言って究極の親馬鹿であった。娘の晴れ舞台のために、
入学式を独占したり、運動会を1人でやらせたりと常軌を逸していた。
音無親父「この可愛さ・萌えを、他にも分け与えたい・・・ん?」
そんな時、一本の電話が入る。
音無親父「なんだ?せっかく娘との美しい思い出に浸っているところを・・・」
そのその内容は、他愛もない業務報告であった。所属歌手の売り上げや評判などの現状報告
また有望な在野の歌手候補のスカウトなど多岐にわたっていた。
音無親父「そろそろ、そいつにツアーを組ませるか。知名度も大分上がっているしな。ライバルの765プロの現状は・・・」
先ほど、娘の写真を見て悶えていた変態親父とは思えない仕事ぶりを発揮する芽留の父。
音無親父「でこぴんロケット・・・話だけ聞けば相当の逸材か。もう少し情報を集めてくれ。スカウトも考えておこう」
一通りの報告を聞き、それに対する指示を与え、電話を切る。
音無親父「ブログか・・・新たな広告手段になるようだな・・・ん?ブログ・・・?」
ふと、彼は1つの良案、芽留にとっては新たな災難の火種を思いつく。
音無親父「そうだ・・・わしもブログを立ち上げ、めるめるの可愛さを万民に知らしめよう!」
819フラグside ネギ 親馬鹿:2008/04/28(月) 22:30:56 ID:???
麻帆良学園・女子寮
ザジ「・・・・・・・・・・・・・・」
望「・・・・・・・・・・・・・・」
ザジ「・・・・・・・・・・・・・・」
望「・・・あ、あの、何か話してくれませんか・・・」
千雨「っていうか、なんで先生がここにいるんですか」
望「私だってぶっちゃけ来たくなかったですよ!
雪広さんが「先生がもっと生徒たちのことを知るために家庭訪問をするべきです!」なんて言い出して、
それに賛同したしずな先生に脅され・・じゃなく促されて来てるんです!」
千雨「はっきり言いやががったな、こいつ・・・」
望「絶望した!社会的・立場的に弱きものが虐げられるこの世の中に絶望した!」
千雨「だいたい、みんな女子寮にいるんだから、家庭訪問に意味ないのになぁ・・・」
そんな、ネガティブな会話をしているなか、PCをみていた朝倉が声をかける。
朝倉「ねぇねぇ、ちうちゃん、ちょっとこいつを見てくれ。どう思う?」
千雨「ウホッとかでも言って欲しいのか?どれどれ・・・ん?音楽会社の社長のブログ?これがどうかしたのか?」
ザジ「・・・【愛しの我が娘・めるめるの記録】?」
望「ほう、これはこれはまた、ずいぶんとおとなしそうな娘ですね。これで性格もおとなしければ、先生、贔屓しそうです」
朝倉「先生って、控えめな人が好みなの?」望「何かと口煩い人よりはましですね」
朝倉「たとえば、宮崎とか木乃香とかが好みで、いいんちょやアスナが苦手とか?」
望「そうですね・・・和泉さんや大河内さんも控えめでいいですね・・・って何言わせるんですか!」
朝倉「なるほど〜___〆(゚▽゚*)」
千雨「・・・(つっこまないでおこう・・・)なるほど、まあ、可愛いな。ただ・・・」
朝倉「写真の目線がおかしい?かい」
千雨「あぁ、明らかにカメラを見てない。他にも、どうやって撮ったんだ?というのがあるな。ちょっとそこを突いてみるか」
朝倉「さすがトップネットアイドル・ちうちゃん。悪だね〜」
さよ「み、皆さんは絶対に荒らしは駄目ですよ!」
望「・・・誰に向かって言ってるんですか?というか、皆さん同室だったんですね・・・」
ザジ「・・・やったもん勝ち・・・」望「そういうこと言わない!」
820フラグside ネギ 親馬鹿:2008/04/28(月) 22:32:39 ID:???
某高校(絶望サイドの高校名、いい加減正式に決めないと駄目かなぁ・・・)
ネギ「誰かに見られている?」
それは、芽留から『話がある、放課後に体育館裏まで来い』というメールを受け取り、
指定された場所で芽留からそう聞かされた。
カモ「なーんだ、てっきり告白かと・・・」と言いかけるカモを一睨みする芽留。
芽留『ここんとこ最近なんだけどよ、なんか視線を感じるんだよ』
ネギ「お父さんには相談したんですか?」芽留『してねぇよ。親父に頼りたくねぇしな』
カモ「まー、、あの親父に相談したら・・・恐ろしいことになりそうだしなぁ・・・」
ネギ「うーん・・・で、僕に何を?」
芽留『シャクだけど、い、一緒に家まで送ってくれないか・・・勘違いするなよ!あくまで身の安全のためだからな!』
カモ「ニヤニヤ」芽留『千切るぞ、淫獣』カモ「ヒドいっ!」
ネギ「わかりました、では一緒に・・・」まとい「待って、先生」カモ「いたのかよ」
まとい「ずっと。先生が一緒だと、かえって相手に警戒されるかもしれません。音無さんにはちょっと悪いですけど、
音無さんと距離をとってついていったほうが、相手も特定できます」
ネギ「は、はぁ・・・でも大丈夫です?」
芽留『べ、別に一人でも平気だ!でも、ストーカーの言うことも一理あるな。犯人あぶりだすためにもそうするか』
821フラグside ネギ 親馬鹿:2008/04/28(月) 22:33:23 ID:???
芽留が帰路につく。その後をまとい仕込みのさりげない尾行でついていくネギ。
そんな中、明らかに挙動不審の動きをしている男を見つける。
ネギは、芽留にメールでわざと行き止まりへ追い込むように指示をする。
やがて、人気もなくなり、芽留とネギ達と不審者のみになる。
と、芽留が突然不審者へ近づく。慌てて逃げようとする不審者の退路をネギが絶った。
芽留『おい、てめぇ、俺に何の用だ』ネギ「理由を聞かせてくれませんか?」
不審者「ま、待ってくれ!俺は社長に頼まれただけだ!」
不審者は抵抗すること無く、あっさりと白状する。
カモ「社長に頼まれた?」まとい「この人、音無さんの写真いっぱい撮ってます」
ネギ「頼まれた?どういうことです?」
不審者「社、社長にお嬢様の写真を撮るように頼まれたんだ。
ごく自然の姿、学校生活の中の1枚ということでさりげなく撮ってくれって・・・」
ネギ「社長でお嬢様って・・・まさか・・・」芽留『・・・あの野郎が黒幕か!』
大急ぎで音無家に向う芽留とネギたち。
家の中に入り、父親の部屋を荒々しく蹴破る。
音無親父「おぉ、めるめる、おかえり。お前がここに来るなんて珍し・・・」
芽留『おい!クソ親父!これはどういうことだ!!』
と胸倉をつかみ、メールを突きつける。
カモ「・・・あんな状況でもメールなんだ・・・」まとい「突っ込むだけむなしいですよ」
822フラグside ネギ 親馬鹿:2008/04/28(月) 22:35:32 ID:???
ネギ「なるほど、そういう理由でしたか・・・」カモ「人騒がせだぜ、全く」
音無親父「いやはや、素直に写真を撮ろうとしたら、激しく抵抗されてしまって・・・」
芽留『まったく、急に写真撮らせろといったから、何かと思ったら・・・』
まとい「でも、このブログ、うまく出来てますね」
音無親父から理由を聞き、大事ではなくて良かったと安堵する一同。
そんなとき、ネギの携帯に一本のメールが入る。
カモ「ん、何のメールだい?アニキ」ネギ「えぇっと・・・ちうさんの写真会の告知ですよ」
まとい「なんだかとても嬉しそうですね」ネギ「もちろん!生のちうさんみれますからね!」
芽留は、嬉しそうなネギを見て、何かもやもやとしていた。いわゆる嫉妬である。
芽留『・・・おい、クソ親父。写真、協力するよ』音無親父「めるめる・・・?」
芽留『なんだ知んねぇが、俺はちうに勝ちてぇ、無性に勝ちてぇ!』
カモ「なんだか、急に燃え出したな」まとい「恋する女はたとえ偶像相手でも負けたくないんですよ、カモさま」

後日 麻帆良学園・女子寮
千雨「うわ、あのときの奴がここまで伸びるなんて・・・」朝倉「まさに、伏兵だったね〜」
望「でも、この娘、好きな人がいるって公言してますが・・・」ザジ「・・・恋する女は輝くもの・・・」
さよ「ちゃんと目線もカメラに合わせてますね」朝倉「カメラをその好きな人に見立ててるってかな?そりゃ見栄え良いよねぇ」
千雨「・・・で、先生は何でまたここにいるんですか」望「家庭訪問です」千雨「前回終わったでしょ」
望「前回はザジさん、今回は朝倉さんです。・・・えぇ!言いたいことはわかりますよ!
私だって好きでこんな滅茶苦茶な日程組みませんよ!でもね!あいつらが!あの傲慢なメス狐どもが!!」
千雨「先生、口調。まあ、なんというか、頑張れ・・・私も頑張るから・・・」
823マロン名無しさん:2008/04/28(月) 23:06:07 ID:???
芽留パパは芽留がネギに惚れてるのは構わないのか?
824マロン名無しさん:2008/04/29(火) 02:11:34 ID:???
鈴木商店高校でいいじゃん
825マロン名無しさん:2008/04/29(火) 06:00:10 ID:???
>>818-822
GJ&乙。頑張れ芽留。
あとメス狐云々のとこで、狐耳尻尾を生やして薄く笑うしずなセンセといいんちょを妄想して







…………ふぅ……。










…………萌えたのは秘密だw
826マロン名無しさん:2008/04/29(火) 08:12:10 ID:???
なんかもう限りなくGJ!
827元686:2008/04/29(火) 22:43:01 ID:???
然り気無く書き込んだ事が、こんな素晴らしい話しになるとは・・・・・・

GJ!そしてサンクス!
828マロン名無しさん:2008/04/30(水) 21:54:47 ID:???
保守る
829マロン名無しさん:2008/05/02(金) 09:02:37 ID:???
霧「……保守る?」
830280:2008/05/03(土) 14:01:08 ID:???
では投下します。
まずは序章ネギ側です。
831修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:03:38 ID:???
『修学旅行編序章:2のへ組編』

ネギ「ん〜〜〜〜〜っ!やっぱり朝の散歩っていいですねカモ君」
カモ「ふぅわぁぁあ〜〜っ……でもよ兄貴、こんな朝早くっから散歩だなんてどうしたんっすか?」
ネギ「学校の宿直室に住むようになってから、学校から外に出ることが少なかったから久し振りに出てみようかな…って」
カモ「そういやそうっすね〜買い物はまといが交を連れて一緒に行ってくれることが大半だし…
   まっ、朝早くの散歩ってのも後ろを気にしないでいいってのはいいもんだな〜♪」

ネギ「ん?あれって?風浦さんじゃないですか!どうしたんですか?」
可符香「あ、ネギ先生おはようございます♪桜の木を見てたんですよ」
ネギ「桜の木を……あ、この木は…」

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

       桜舞う春の麗らかな日……少年と彼女は……出会った……

可符香「―――ではこれからキミは“桃色新入社員”です」
ネギ「ええっ!!?」
カモ「桃色って…なんかエロいよなー兄貴」
可符香「あれ?白イタチが喋ってる???」
カモ「いや、俺っちイタチじゃねーよオコジョだってば!」
ネギ「ちょっカモくん!喋っちゃ駄目だって!!!」
カモ「あ゛!」

ポンッ!

可符香「そうか、わかりました!あなたは…ポロロッカ星人の変装ですね♪」
832修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:06:11 ID:???
ネギ・カモ((……ポロロッカ……星人?って何?))
ネギ「カモくんってポロロッカ星人だったの?」ヒソヒソ
カモ「いや、んなわけないっすよ兄貴。オレっちは産まれてこのかたずっとオコジョ妖精っすよ」ヒソヒソ
ネギ「だよね〜………は…はっ…」
カモ「ちょっ兄貴!くしゃみっすか!?」
ネギ「ハックショ―――――――――ンッ!!!!!!!」

ビリビリビリッ!!!

可符香「きゃあああああああ!!!!!」
カモ「うっひょ〜絶景かな絶景かな♪」
ネギ「ご………ごめんなさ――――い!!!」ダッシュッ!!!

可符香「………今の…何?」

■2のへ組
千里「可符香さん…(###)…どうして下だけジャージなの?」
可符香「桃色新入社員に破かれたの」
千里「桃色…?そんなことはどうでもいいの!下がジャージならきっちり上もジャージにしなさ…」

ガラガラガラガラ…

智恵「はいみんな席について、今日からこのクラスを担当する新しい先生がきました。さあネギ君」
ネギ「はいっ!(緊張するな…ドキドキ)」
833修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:09:14 ID:???
千里「こ、子ども!?」
まといo0(…………)
芽留『まだガキじゃねーか』メルメル
奈美「子どもの先生なんて珍しいね」
晴美o0(う〜ん、あと5.6年成長したら……)
可符香o0「(あ、今朝の…)桃色新入社員!」
ネギ「その呼び方はやめてください!ってキミは今朝の!」
可符香「先生だったんですか〜♪」

ネギ「えと、あの、今日からこの学校でまほ……英語を教えることになりました、
   ネギ・スプリングフィールドです。よろしくお願いします!」

千里「ちょっと!こんな子供が先生なんてどうなってるんですか!?
   児童労働基準法の説明とか、きっちりしてください!!」
晴美「まぁまぁ千里ってば押さえて押さえて」

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

可符香「―――――……私とネギ先生が始めて出会った場所ですね♪」
カモ「ところで譲ちゃんはこんな朝っぱらから何してんだよ?」
可符香「実は……最近ガブリエル達が元気ないんですよ…」
ネギ「ガブリエル……ああ、桜の事ですね」
834修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:12:53 ID:???
可符香「そうです桃色ガブリエルです!それなんですが……」
ネギ「あ、よく見たら少し枯れかけてるような」
カモ「桜の寿命は約百年くらいって聞いた事あるけど…こんな細い木でも結構齢くってんだろうな」
可符香「何とかしてあげたいと思っても…何も出来ないものなんですよね…」
ネギ「可符香さん…」
可符香「それではネギ先生♪また学校でお会いしましょう」

カモ「んで兄貴…どうする気だい?」
ネギ「この桜の木たちを魔法で回復させてみるよ」
カモ「無理なんじゃねーの?兄貴の治癒魔法じゃカスリ傷を治すくらいしかできねーじゃんか」
ネギ「………それでも、やってみるよ!」

 ネギは深く深呼吸をし、ゆっくりと呪文を詠唱していった…そして治癒魔法を桜の木に放った……
 しかし、桜の木には何の変化も見られなかった……

ネギ「……あれ…失…敗?」
カモ「植物だからな。目に見える程の反応はしないだろうぜ。一週間位したら変わってるかもしれねーな
   落ち込むなよ兄貴……おっ、そろそろ帰ろーぜ、霧の嬢ちゃんが心配するぜ」
ネギ「うん……そうだね」


■2のへ組:ホームルーム
ネギ「皆さん、それでは今日の…」

  ピ〜ポ〜パ〜ピ〜〜♪
835修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:16:57 ID:???
 “ネギ・スプリングフィールド先生、ネギ・スプリングフィールド先生、大至急、校長室まで来て下さい”

ネギ「えっ!?……僕?」
カモ「兄貴、何かやっちまったのか?」
ネギ「何もしてないよ。あ、皆さん少し待っててください」
ドタバタドタバタ…

まとい「………」

■校長室
ネギ「失礼します」ガラガラッ
校長「やあ、ネギ・スプリングフィールド君おはよう」
ネギ「あ、はいっおはようございます…校長先生」
校長「随分緊張しているようだが…もっと気楽にしてくれたまえ」
ネギ「はあ…」
校長「君の活躍は聞かせてもらっているよネギ先生。何度も留年している絶望的な生徒たちが集まる2年へ組を、
   見事に纏め上げている天才少年…いや、天才教師たるキミの手腕は私はた〜か〜く、評価しているんですよ〜」
ネギ「僕は何もしてませんよ。みんなが頑張ってくれているんですよ」
校長「いやいや、謙遜なさらずとも…わかっていますからほっほっほ」
カモ(後ろ向いてるってのに……すっげぇ威圧感っすね兄貴)ガクブル

校長「しかし、それらは学校内での事…学校外に出た場合は…正直不安でたまらないのですよ…
   例えば去年の修学旅行で奈良に行った時は……す〜ご〜くっ!大変だったんで〜す〜よ〜〜」


??“何で鹿の角はあちこち伸びてて左右対称じゃないのよ!私がきっちり揃えてあげるわ!!!”

校長「…と叫びながら鉈を振るって片っ端から鹿の角を切り落としたとか……」
ネギ・カモ「「…………(汗」」
836修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:22:21 ID:???
???“さあ鹿さん達、一緒にポロロッカ星人さんを呼ぶ儀式を始めましょう♪”

校長「…と言いながら鹿の大群を先導し円陣を組み怪しげな儀式を始めたとか……」
ネギ・カモ「「…………(滝汗」」
校長「その他の生徒も…色んな事を!」

・鹿の尻に棒を突っ込む悪戯をしたらしい生徒…
・安いからと鹿せんべいを買い占めて鹿にあげずに持って帰った生徒…
・仏像を見て何かインスピレーションが湧いたらしく卑猥な絵を書いてばら撒いた生徒…
・うっとりしながら鹿の尻尾を次々と引っ張りまくった生徒
 ……etc

校長「…などなど、コレでもまだほんの一部分でしかないんですよ…」
ネギ「ごめんなさいごめんなさい…奈良の鹿さんごめんなさい…」
カモo0(名前聞かなくても誰が何したか丸わかりじゃねえか)
校長「あと宿泊先のホテルの従業員の下着が盗まれたとか…まあ、これはウチとは無関係でしょうが…」
カモ・ネギ((まさか臼井(くん)か―――――――ッ!!!!!?))

※常月まといは元彼をストーキング中&小森霧は引き篭もっていたので修学旅行に行っておらず、
 関内・マリア・太郎&木村カエレは当時2のへ組に在席しておりません。
 あ、ちなみにこの下着泥棒は臼井影郎ではありませんよ。念のため

校長「さ〜て〜…私がキミを呼び出したのは他でもありません」

    “2のへ組は他のクラスとは別に修学旅行に行ってもらいます”

ネギ「ええっ!!?」カモ「はあぁあ!!?何でだよ!!?」
837修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:26:36 ID:???
校長「正直に申しますと、2のへ組の生徒たちと一緒だと他のクラスに迷惑が飛び火してしまうんですよ…
   もちろん、2のへ組にも真面目な生徒がいるものわかってますが……流石にフォローするのも限界だった―――そう、今までは!
   ネギ君、キミが来てから2のへ組は変わったと思います。生徒達の問題行為による苦情も減ったのは事実、
   学校側としてもこのまま問題なく進めれば、進級し無事卒業してもらいたいと思っているのです。
   そして、これはキミの教師としての手腕を見るためでもあります。これは一種のし〜れ〜んっ!です」
ネギ「試練―――ッ!!!」
校長「絶望的な2のへ組を修学旅行で見〜事〜問題を起こさずに終える事ができたのならば!
   これから先、2のへ組の生徒たちの問題行為、騒ぎ、事件、などに関して大目に見てあげましょう」
ネギ「……わかりました、でもボクは信じます。2のへ組の皆さんを!信じていますから!」
校長「ちなみにぃ〜修学旅行先からクレームや苦情が学校に一つで〜も〜来たら…教師クビってことで♪」
ネギ「はい、わかりまs…………えっ?」
カモ「……あの〜校長さんよ〜もう一回、言ってくれねえかな?」

校長「ちなみにぃ〜修学旅行先からクレームや苦情が学校に一つで〜も〜来たら…教師クビってことで♪」

ネギ・カモ「「えええええええええええっ!!!!!?」」
校長「試練とは、常に危険と隣合わせ…リスクも無しでは試練の意味は成さないですから。
   そ、れ、と、修学旅行先で問題起こしたらクビ…というのは2のへ組の生徒の皆さんには内密にお願いしますよ
   キミがクビになることを知ってしまったら、生徒達の行動が控えめになってし〜ま〜いっ
   キミの指導の程が正しいか否かわかりかねますからね。お願いしますよ〜もし知られた場合は……」
ネギ「わ、わかりました!絶対に、みんなには秘密にします!」
校長「た〜だ〜しっ……扉の向こうで聞き耳立ててる生徒一人を除いてですが〜ね〜」
ネギ・カモ「「えっ!!?」」
ガチャ…
まとい「…………先生が…クビに」
ネギ「常月さん!!?」カモ「まとい!!?」
838修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:33:12 ID:???
◆教室に移動中…
カモ「まとい……やっぱ、つけて来てたか……」
まとい「修学旅行で問題が起きたらネギ先生がクビになる…あ!って事は…
    “ネギ先生が教師をやめる→2のへ組に担任教師が居なくなる→代わりにカモ様が担任教師に→生徒と教師のいけない関係…♪”」
カモ「待て、その理屈はおかしい!兄貴が帰るんなら、オレっちも兄貴と一緒にイギリスに帰るっての!」
まとい「ええっそんなっ!!?」
ネギ「…常月さん、お願いしますこの事は他のみんなには…」
まとい「…わかりました。私、絶対に言いません!私に出来ることはありませんか?
    カモ様が居なくならないようにするためなら、私は何でも手伝いますから!」
カモ「そうか、じゃあとりあえずだな…

    着ぐるみやめて制服で来い。」

まとい「えっ!!?」←まといお手製“カモ様と一緒オコジョ着ぐるみスーツ”着用中

■2のへ組
ネギ「――――と言うわけで、3日後に2のへ組だけの修学旅行が決定しました……」
千里「どういう事ですか!こんな横暴、許されるわけないでしょうに!!!」
カモ「いやだからよ〜このクラスだけ“きっちり”別に分けられちまったんだっての」
千里「きっちり――…!まあ、そういうことでしたら……」
芽留『ヲイヲイ認めんのかよ!(#ーー)つビシッ』メルメル
晴美「で、修学旅行の場所は?どこになるんですか?」
ネギ「それが………校長が言うには…僕たちが決めていいらしいんですよ」
一同「えええっ!!?」
カモ「急に決めたことだからな、それに対しての配慮らしいぜ」
839修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:35:58 ID:???
千里「なるほど……でしたら、きっちりランダムで公平に決めなければいけませんね♪」

1.みんなの行きたい場所の希望を紙に書いて集める
2.阿弥陀くじに書いた紙を貼り付けて先生がくじを選ぶ
3.場所が決定しても文句言わない

千里「…でこれでいいわね♪ちなみに私はきっちり正方四角推なピラミッドがある国境がきっかり90度直角なエジプト!」
芽留『いや、外国は無理だろ……JK』メルメル
ネギ「えっと、外国もありだそうです」

芽留『 (  ゚д ゚ )えっ?……マジ?』メルメル

久藤o0(外国がいいのなら…大英図書館のあるイギリスがいいね。色んな本が読めるし)
麻菜実o0(一攫千金を狙ってカジノのあるラスベガスでも…)
カエレo0(おもいっきり歌でも歌えれば…オペラハウスで歌ってみたい…)
晴美o0(アキバもいいけど、コミケの聖地熱海を!)
あびるo0(最近有名な動物園がある北海道がいい)
愛o0(どうしよう…私なんかが選んだ場所が決まっちゃっって、みんなをがっかりさせちゃったら…)
マ太郎o0(マリア、ご飯食ベレルナラドコでもイイ)
芽留o0(圏外じゃねー所ならどこでも)
奈美o0(普通に京都でいいんじゃないのかな?って普通って!あぁ…)
真夜o0(ネギ先生がいるならどこでも…)
まといo0(カモ様がいるならどこ(ry
臼井o0(小節さんがいる(ry
木野o0(加賀さんg(ry

可符香「私はポロロッカ星がいいです!」
一同「……………えっ!!?」
840修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:40:34 ID:???
ネギ「あの〜風浦さん、ポロロッカ星って……どうやって行くつもりですか?」
可符香「まず、みんなで学校の屋上に集まって、こう輪になってグルグル回りながら呪文を唱えて…
    そうしたら、ポロロッカ星の使者さんたちがUFOが迎えに来てくれるんですよ!」
ネギ「………その場合、UFOが来なかったら?」
可符香「来るまでずっとやり続けます。みんなでやれば、きっと迎えに来てくれますよ♪」
こうしてクラス全員が行きたい場所を決めて、いよいよ阿弥陀くじを選ぶ時となった…

ネギ「……(ドキドキドキドキ)……では、いきますよ!」

可符香以外全員o0(先生、絶対に、絶対に、ポロロッカ星以外を選んでください!!!!!)
芽留『もう屋上で踊るのはゴメンだぞ(#・Д・)ゴラァ』メルメル

可符香「あ、待って下さい!ネギ先生は自分が行きたい場所、書いてませんよね?」
ネギ「え?あ、でも僕教師ですから…」
千里「そういえばそうね……先生もこのクラスの一員なんですからちゃんと行き先を決めて書いてください!」
ネギ「はい、わ、わかりましたからそんな怖い顔しないで…」
   o0(急に言われてもどこにしよう…実家は夏休みに帰れるから書かなくても…あ、そうだ!タカミチが学校で先生してるって
     …確かその場所は…日本の埼玉の………まあいいか、当たるわけないけどその場所でいいや。書いちゃえ♪)

千里「――――では決まりました!今年の修学旅行の場所は……ここです!」




       『 麻 帆 良 学 園 都 市 』
841修学旅行編:序章:2008/05/03(土) 14:43:21 ID:???

カエレ「あさ…ほ……りょう学園都市?」
芽留『“まほら学園都市”だボケ』
カエレ「う、うっさいわね訴えるわよ!」
奈美「これ誰が選んだ場所なの?」

ネギ「これ…僕が書いた場所です」
一同「えっ!!?」
ネギ「…で、でもやっぱり僕は教師ですし…もう一回やり直して…」
千里「ネギ先生……3番目読んで下さい」←妙に笑顔
ネギ「3番目って……“ば、場所が、決定しても…文句…言わない”……です、ね…(ガクブル」


千里「書いた本人がウジウジ文句言ってんじゃなああああああああああいっ!!!!!!!!!(######」
ネギ「うええぇえええええん!!!!ごめんなさーーーーーい!!!!!(大泣」

こうして、2のへ組の修学旅行は麻帆良学園都市に決定した…    <<続く…>>
842280:2008/05/03(土) 14:48:52 ID:???
次回は2−A組編序章です。
ちなみに校長は某時の列車のオーナーをイメージしてみました
登場してないからね

ではっノシ
843マロン名無しさん:2008/05/03(土) 16:48:23 ID:???
乙です
844マロン名無しさん:2008/05/03(土) 17:07:31 ID:???
映画でデカ長になるのかw→校長

乙です。やっぱりまといは着ぐるみ着てるのね。
845マロン名無しさん:2008/05/04(日) 01:33:38 ID:???
何気にもう480MB・・・1000までもたない?
846マロン名無しさん:2008/05/04(日) 21:30:26 ID:???
まほら学園中等部3−Aも同じ日に修学旅行ですね
847マロン名無しさん:2008/05/05(月) 13:22:22 ID:???
なんだ神か。



超GJ続きワッフルワッフルワッフルワッフル!!!!!!
848マロン名無しさん:2008/05/05(月) 16:23:44 ID:???
GJ!

>>845
全然知らないから聞くけど、480近くになったら、書き込めなくなるの?
849マロン名無しさん:2008/05/05(月) 19:48:05 ID:???
スレひとつの容量は500KBまでと決まってるはず
850マロン名無しさん:2008/05/05(月) 20:08:15 ID:???
>>849
サンクス♪
851マロン名無しさん:2008/05/06(火) 08:21:22 ID:???
続いて欲しいから次スレ建てたいんだけどテンプレどうすればいい?
852マロン名無しさん:2008/05/06(火) 10:10:15 ID:???
ネギ「絶望した!教員生活に絶望した!!」其ノ弐

>>1はそのままで、↓

風浦「このスレでは小ネタから長編まで幅広くお待ちしております」
ネギ「今長編を書いている書き手さんは『フラグsideさん』『280さん』ですね」

※最初から先生同士が入れ替わっているので、クロスオーバースレとは若干違います。

こんなんでいいんじゃないの?てか保管庫ないと…
853マロン名無しさん:2008/05/06(火) 10:23:54 ID:???
>>852
保管庫は私ちと分からないけどとりあえずそれで建てて見る
854マロン名無しさん:2008/05/06(火) 10:28:32 ID:???
建てるのが速い気もするけどとりあえず建てたよ〜

http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1210037194/
855マロン名無しさん:2008/05/07(水) 16:46:10 ID:???
保管庫はまだかね?
856マロン名無しさん:2008/05/07(水) 22:36:36 ID:???
建てるのは建てたけど保管庫とかは別の人に任せる感じw
なげっぱなしでスマン
857マロン名無しさん:2008/05/08(木) 20:29:52 ID:???
このスレを埋めねばならぬ
858マロン名無しさん:2008/05/10(土) 12:50:06 ID:???
保守?
859小ネタ:2008/05/10(土) 13:05:42 ID:???
望「絶望した!と…言わないとスレが持たない事に絶望した!」
千雨「なんなんだいきなり」
望「まぁそれはおいおいて…」
千雨(スルーしやがった)
望「?…絶望した!」
千雨「今度はどうしたって言うんだ!」
望「いちいち『せんあめ』って入力しないと出ないあなたに絶望した!」
千雨「コピペするか単語登録すればいいじゃねぇか!」
望「流石パソコンに詳しいですね…あれ?」
千雨「だからどうしたんだよ!」
望「いや今思ったんですけど仮にもあなたネットアイドルなんですから
お金稼ぐんなら自分が着てたコスプレを売ればいいんじゃないかと思いましてね」
千雨「赤松に言え!」
860>>859の続き:2008/05/10(土) 13:19:16 ID:???
木乃香「なんや、あんたら芸人か?」
望&千雨「なんでそうなる!?」
明日菜「もうあんたら2人でラジオ番組でも作ったら?」
葉加瀬「おもしろそうね」
朝倉「やってみるか!」
望&千雨「あ〜これは…」
861ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 13:32:12 ID:???
千雨「SZMH・SZMHこちらはさよなら絶マ放送です」
望「マってなんですかマって…まぁ大方の予想どおり避けられなかったわけですが…どうします?」
千雨「どうするもこうするもやるしかないだろここまで来たら…」
望「まぁそうですね…え〜さよなら絶マ放送はミニ番組だけのラジオです」
望「まずはこちらの番組から」
望&千雨「絶望の雨!」
千雨「こちらは普通のお便りを紹介するコーナーです」
望「まずは絶望ネーム『バカゴールドって言うな』さんからのお便り」
?「最近わたくしがバカゴールドって呼ばれてますの
いったいどうしたらバカゴールドって呼ばれなくなるのかしら?」
千雨「え〜っと突っ込んでいいか?」
望「はいどうぞ」
千雨「言葉遣いで誰が投稿してるかだいたいわかるぞ!?」
望「多分その予想はあたっています」
862ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 13:46:01 ID:???
望「え〜続いて…」
バカゴールド(無視ですか?)
望「絶望ネーム『ロボ違う』さんからのお便り」
?「私ロボ違う…アンドロイド…そこ間違いないようにして欲しい…」
千雨「…突っ込んだら負けなのか?」
望「続きまして…」
千雨「ちょっと待て!普通解決方法とか言ってあげるんじゃないのか?」
望「あくまでこの番組は普通のお便りを『紹介する』番組ですから」
千雨「あぁ…なるほど(あきらめ)」
明日菜(なんでそれで納得するのよ!)
望「絶望ネーム『この話作っている人』さんからの投稿」
?「カオスですか!?この話はカオスですか!?」
千雨「あえてノーコメントで…」
863ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 14:06:54 ID:???
千雨「続いてはこちらの番組です」
望「逆流王決定戦!」
千雨「こちらはいろんな人のポロロッカをみて
逆流王を『勝手に』決める番組です」
望「早速生きましょう絶望ネーム『近衛 木乃香』…あれ?」
千雨「本名で投稿してきたな」
木乃香「バンジージャンプから清水の舞台に入ったんや
あれ?これポロロッカかなぁ?」
望「清水の舞台なら私も飛び込みたいです!」
千雨「言うと思った」
望「続きまして絶望ネーム『スカイ』さんからの投稿」
?「ドラゴンボールから西遊記に入りました」
望「普通」
美空(普通って言われた…)
奈美(くしゅん)
864ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 14:19:33 ID:???
望「絶望ネーム『ドロン』さんからの投稿」
?「美空を見ていたら木の葉隠れを
練習したくなったでござるポロロッカでござるよ」
望「今時の忍者は『ござる』とは言わない!」
千雨「突っ込み所はそこかよ!」
望「え〜絶望ネーム『この話作っている人』さんからの投稿」
千雨「またかよ」
?「とあるソフトからアイドルを育てるゲームに入りましたポロロッカですよ!
あっこれもちろん私の話じゃないですよだってXXxXX持ってませんから」
望「わざわざ伏字にしていただきありがとうございます」
千雨「本当に持ってないんだよなこの話作ってるやつ」
望「それを踏まえた上で絶望ネーム『この話作ってる人』さんからの投稿」
千雨「またかよ」
望「ちなみに『この話作ってる人』さんからの投稿は
結構ありますのでまとめて紹介させていただきます」
865ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 14:33:35 ID:???
?「アイドルを育てるゲームから三国志に入りましたポロロッカですよ!」
?「アイドル(ryから競馬を見るようになりましたポロ(ry」
?「ア(ryから囲碁に入りました(ry」
?「(ryから麻雀に入り(ry」
?「(ryから釘(ry」
?「(ryから■ーゼンメイデンに入ってそこからアリプ■に入りそれからアンパンマンに入りました3段ポロロッカですよ!」

千雨「もう突っ込むのもめんどくさくなって来た…」
久米田(ニコ厨氏ね!)
(サーセン)

望「ちなみにこの話作ってる人はこのネタ番組をやりたかっただけなんだそうです」
千雨「あえて突っ込むなら隠せてねぇ!」
望「え〜ここらへんで」
866ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 14:42:06 ID:???
望「人生も放送もお終いです」
千雨「もうやらねぇ」
望「そんな千雨さんに残念なお知らせ」
千雨「なんだ?」
望「上をよくご覧ください」
千雨「………」
望「第1回って書いてますねぇ…(あきらめ)」
千雨「書いてあるか…(あきらめ)」
望「まぁ『この話作ってる人』はもうラジオネタやりません」
千雨「この話作ってる人は?」
望「ひょっとしたらまたやるかも知れません」
千雨「どっちなんだよ」
望「ようするに第2回以降は…」
千雨「?」
867ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 14:50:49 ID:???
望「『ラジオネタやりたいやつは勝手にやれば?止めないよ?』と言う事です」
千雨「別の人がやるかも知れないってことか…」
望「ひょっとしたら…ひょっとしたらですよ第2回以降も…」
この話作ってる人「私がやる事になるかも」
望「と言う事です」
千雨「まぁ気が向いたらという事だな」

望「ここでお別れの一言絶望ネーム『この話作ってる人』さんからのリクエストで」
千雨「デカイ絶望なら吹っ切るな 胸に抱えて進め」
望「(ry、名言は架空のものです」
868ラジオ第1回 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 14:56:32 ID:???
望「存在感が…美空さん」
千雨「こちらはリスナーが自分の影が薄い事
無視された思い出などを募集しさらっと流す番組です」
望「今回は本場ラジオからこの話作った人の傑作選です」
千雨「あくまでこの話作った人の傑作選なので寛大な心でお聞きください」
望「ちなみに絶望ネームまでは覚えていないので…略させていただきます」
新谷(略すなぁ)
千雨「?なんか聞こえたような」

869第1回終わり ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 15:01:56 ID:???
「同窓会で店員に間違われました」
「気づいたら私のししゃもが皆のししゃもに」
「え?同窓会なんてあったの?」
「家族で私だけ割り箸です」
「自動ドアが反応しません」
「改札っていいやつですよね」

ベスト3
第3位「バスのドアに挟まれました」
第2位「ドライブスルーで注文をスルーされました」
第1位「タクシーって…どうやって止めるんですか?」

870 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/10(土) 15:04:41 ID:???
>>869−869
なんかすいません
後このネタは下書き無しの一発勝負です
だからもし誤字脱字などあったらすいません
あとキャラを間違えてる箇所とかもあったらすいません
871マロン名無しさん:2008/05/10(土) 18:02:18 ID:???
やっぱり「みなさんさようなら。」はいれないと。
でも面白かった、乙。
872フラグside:2008/05/10(土) 21:04:39 ID:???
鋭意構想中の私も・・・

「ぱにぽにだっしゅ!から、ネギま!?→絶望先生に入りました。ポロロッカですよ!」

では、次スレで会いましょう
873280:2008/05/10(土) 21:21:44 ID:???
体調がよければ明日辺りに次スレで投下できるかな…?
では次スレでっノシ

P.S.
>望「いちいち『せんあめ』って入力しないと出ないあなたに絶望した!」
ちくしょー!自分もだよ!!!
874マロン名無しさん:2008/05/11(日) 00:41:03 ID:???
「夕映」は『ゆうえい』って入力
875マロン名無しさん:2008/05/12(月) 19:14:42 ID:???
すんげーくっだらねー事ですが、
千雨も夕映も「ち」「さめ」「ゆ」「え」で出てくる携帯持ってる自分はきっと幸い。
しっかしあとどれだけ書き込めるんだろこのスレ?
876マロン名無しさん:2008/05/12(月) 22:53:01 ID:???
夕映は「夕映え」って打ってから「え」を消したら簡単
877マロン名無しさん:2008/05/15(木) 09:32:08 ID:???
霧「落とさないでよ」
878 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/15(木) 10:04:25 ID:???
望「逆流王決定戦」
千雨「こちらはいろんな人のポロロッカをみて
逆流王を『勝手に』決める番組です」
望「今回は逆流する必要の無い川を特集しました」
望「絶望ネーム『宮崎メニア』」
?カリオストロの城から手品に入りましたポロロッカですよ!
望「今はこれが精一杯」
千雨「マニアックすぎるだろ」
望「絶望ネーム『宮崎メニア』」
?千と千尋の神隠しから銭湯にかよう事にしました
千雨「そこかよ…」
望「絶望ネーム『宮崎メニア』」
?となりのトトロからどんぐりに入りました
望「せめてトウモロコシに入ってください」
千雨「その突っ込みもどうなんだ」
879 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/15(木) 10:13:46 ID:???
望「絶望ネーム『宮崎メニア』」
?紅の豚からプロレスに(ry
千雨「さっきからわかりにくいのばっかりだな」
望「絶望ネーム『宮崎メニア』」
?ほたるの墓からドロップに入りました
望「…そこ?」
望「まぁいいや絶望ネーム『不二子・F・藤子ちゃ〜ん』さんからの投稿」
千雨「狙いすぎだ」
?ドラえもんから寿司に入りましたポロロッカですよ!
千雨「?どういう事だ?」
望「ほら声優が水■わさびだから…」
千雨「分かりにくすぎる!」
望「なお今回はこのコーナーだけで終了させていただきます」
千雨「特別編と言う事か?」
望「えぇ『ラジオ第2回』と名前の欄に書いてませんからね」
千雨「まぁこの作者またやりそうだが」
880 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/15(木) 10:19:16 ID:???
望「ちなみに第2回はちゃんと次スレに移ってからと言う事です」
千雨「決定してるのか!」
望「ただし第2回を他の人がやった場合第3回とつける予定だそうですよ」
千雨「作者ネタあるのかな〜」
望「作者によると第2回は一風代わったものになるそうで…」
千雨「いやな予感が…」
望「ご心配なく『トキメキry』や『総集編』じゃないそうですから」
千雨「そっちの系統って言ってる様なもんだぞ?」
望「まぁお楽しみに」
881 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/15(木) 10:22:58 ID:???
>>878-880
やっぱ千雨は扱いやすいw
では『次スレ』であいましょう

第2回の予想は勝手にやってもいいです。
当てたら凄いですがw
882マロン名無しさん:2008/05/16(金) 19:33:44 ID:???
保守
883マロン名無しさん:2008/05/17(土) 21:06:44 ID:KR7JnUZx
うまらないのでage
884マロン名無しさん:2008/05/17(土) 22:51:00 ID:???
次スレが立ってしまったのなら、きっちりと、埋葬しないと駄目じゃないの!
885マロン名無しさん:2008/05/19(月) 04:26:00 ID:???
「1番目」のスレだからしょうがない
886マロン名無しさん:2008/05/22(木) 13:15:39 ID:???
保守
887マロン名無しさん:2008/05/24(土) 11:00:32 ID:???
保守保守
888マロン名無しさん:2008/05/27(火) 17:18:44 ID:???
しゅ
889マロン名無しさん:2008/05/27(火) 19:20:34 ID:???
新スレ落ちた\(^O^)/
890試行錯誤中 side ネギ:2008/05/27(火) 19:59:38 ID:???
絶望した! 投稿始めた途端にスレオチした
自分の不運さに絶望した! orz
891マロン名無しさん:2008/05/27(火) 20:20:53 ID:???
あ、マジで落ちとる!\(^O^)/
新作くるまで一日一回保守しとけば…orz
892マロン名無しさん:2008/05/27(火) 22:12:02 ID:???
あちゃー……ご愁傷さまですorz
893マロン名無しさん:2008/05/28(水) 13:03:37 ID:???
なん……だと……?
894 ◆fzpLpgOYbk :2008/05/28(水) 14:30:33 ID:???
消えたので建て直し
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1211952507/

保管庫の事は相変わらず分からないOTL
895マロン名無しさん:2008/05/28(水) 20:05:26 ID:???
>>894
896マロン名無しさん:2008/05/29(木) 08:00:46 ID:???
保守
897マロン名無しさん:2008/05/30(金) 18:35:34 ID:???
保守
898マロン名無しさん:2008/05/31(土) 16:22:49 ID:???
………保守!
899マロン名無しさん:2008/06/01(日) 15:28:18 ID:???
保守
900マロン名無しさん:2008/06/02(月) 03:30:11 ID:???
保守
901マロン名無しさん:2008/06/03(火) 02:50:23 ID:???
保守
902マロン名無しさん:2008/06/04(水) 12:44:32 ID:???
903マロン名無しさん:2008/06/05(木) 12:47:01 ID:???
保守
904マロン名無しさん:2008/06/06(金) 17:04:16 ID:???
保守
905マロン名無しさん:2008/06/07(土) 15:59:45 ID:???
906マロン名無しさん:2008/06/08(日) 18:51:18 ID:???
保守
907マロン名無しさん:2008/06/09(月) 10:46:07 ID:???
保守
908マロン名無しさん:2008/06/10(火) 17:25:18 ID:???
保守
909マロン名無しさん:2008/06/11(水) 12:47:13 ID:???
保守
910マロン名無しさん:2008/06/12(木) 09:15:24 ID:???
保守
911マロン名無しさん:2008/06/13(金) 19:37:42 ID:???
復活してる
保守
912マロン名無しさん:2008/06/15(日) 03:35:41 ID:???
保守
913マロン名無しさん:2008/06/16(月) 13:34:56 ID:???
保守
914マロン名無しさん:2008/06/16(月) 22:05:28 ID:???
保守
915マロン名無しさん:2008/06/18(水) 03:34:09 ID:???
保守
916マロン名無しさん:2008/06/18(水) 20:24:55 ID:???
保守
917マロン名無しさん:2008/06/19(木) 11:18:43 ID:???
保守
918マロン名無しさん:2008/06/19(木) 20:34:59 ID:???
age保守
919マロン名無しさん:2008/06/20(金) 19:59:54 ID:???
保守
920マロン名無しさん:2008/06/21(土) 09:19:25 ID:???
保守
921マロン名無しさん:2008/06/22(日) 12:47:24 ID:???
保守
922マロン名無しさん:2008/06/22(日) 23:30:34 ID:???
保守
923マロン名無しさん:2008/06/23(月) 20:19:03 ID:???
保守
924マロン名無しさん:2008/06/24(火) 18:30:23 ID:???
保守
925マロン名無しさん:2008/06/24(火) 22:12:34 ID:???
保守
926マロン名無しさん:2008/06/25(水) 19:36:42 ID:???
保守
927マロン名無しさん:2008/06/26(木) 21:43:19 ID:???
保守
928マロン名無しさん:2008/06/27(金) 19:49:49 ID:???
保守
929マロン名無しさん:2008/06/28(土) 21:34:52 ID:???
保守
930マロン名無しさん:2008/06/29(日) 19:30:06 ID:???
保守
931マロン名無しさん:2008/06/30(月) 22:15:02 ID:???
ログ補完だけでも誰かやってくれないかなぁ
保守
932マロン名無しさん:2008/07/01(火) 12:51:13 ID:???
保守
933マロン名無しさん:2008/07/02(水) 12:49:10 ID:1ZLgYbvB
久米田好き
934マロン名無しさん:2008/07/03(木) 10:30:52 ID:???
保守
935マロン名無しさん:2008/07/04(金) 10:24:52 ID:???
保守
936マロン名無しさん:2008/07/05(土) 18:03:45 ID:???
保守
937マロン名無しさん:2008/07/06(日) 20:04:37 ID:???
保守
938マロン名無しさん:2008/07/07(月) 20:08:04 ID:???
保守
939マロン名無しさん:2008/07/08(火) 13:30:41 ID:???
>934-938
サーバ移転によりスレの数が800近くになるまで保守は不要になったようだ
940マロン名無しさん:2008/07/10(木) 17:49:21 ID:???
すまん、750だったようだ
941マロン名無しさん:2008/07/13(日) 02:00:59 ID:???
保守
942マロン名無しさん:2008/07/14(月) 20:58:10 ID:???
保守
943マロン名無しさん:2008/07/15(火) 19:43:07 ID:???
保守
944マロン名無しさん:2008/07/17(木) 09:37:45 ID:???
保守
945マロン名無しさん:2008/07/19(土) 09:45:09 ID:???
保守
946マロン名無しさん:2008/07/20(日) 20:43:44 ID:???
保守
947マロン名無しさん:2008/07/21(月) 21:24:39 ID:???
保守
948マロン名無しさん:2008/07/23(水) 13:47:46 ID:???
保守
949マロン名無しさん:2008/07/26(土) 12:09:07 ID:???
保守
950マロン名無しさん:2008/07/28(月) 21:28:58 ID:???
保守
951マロン名無しさん:2008/07/29(火) 21:00:44 ID:???
保守
952マロン名無しさん:2008/07/31(木) 17:13:06 ID:???
保守
953マロン名無しさん:2008/08/02(土) 09:31:07 ID:???
保守
954マロン名無しさん:2008/08/05(火) 19:42:50 ID:???
保守
955マロン名無しさん:2008/08/07(木) 11:35:49 ID:???
保守
956マロン名無しさん:2008/08/07(木) 11:40:41 ID:???
人生〜夢で生きてる〜
957マロン名無しさん:2008/08/08(金) 22:45:16 ID:???
保守
958マロン名無しさん:2008/08/12(火) 09:49:27 ID:???
保守
959マロン名無しさん:2008/08/13(水) 12:10:01 ID:HdKX2KBv
age
960マロン名無しさん:2008/08/17(日) 01:53:38 ID:???
保守
961マロン名無しさん:2008/08/20(水) 13:39:48 ID:???
保守
962_
保守