あの作品のキャラがルイズに召喚されました part18
・毒を吐くなら避難所で。
・sageると良いと思うよ。
・投下する時は前方確認。
注意事項はここらへんも必要かな?
乙です
>>1 乙!
既に変えられてるようだが、こんなのもどうだろう。
空気嫁云々はちょっと曖昧なので削除してみた。
_ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね!
〃 ` ヽ . ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
l lf小从} l / ・SS投下は順番を守りなさい!前方確認も出来ない犬なんていらないわ!
ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,. ・投下前には、必ず投下予告をしなさい!終了宣言も忘れちゃ駄目よ!
((/} )犬({つ' ・投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
/ '"/_jl〉` j, ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
ヽ_/ィヘ_)〜′ ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
・毒吐きは避難所でやりなさい!ここで喧嘩したらお仕置きなんだから!
>>2 ・ゼロ魔側をないがしろにする作品が多いです作者は何よりもまず原作への愛を持つように
これも追加しよう
乙よぉ
乙ですぅ
テンプレ作りは次回900超えたらはじめようや。
でないと無駄になりそうだ。
>>1 乙よぉ!
…私なんのスレに来たのかしらぁ?
>>1乙
>>11 900近くになったらアンカー貼ればいいじゃない。
そもそもそこまできたら、みんなテンプレ作りを忘れてそうだ。
>>2以降テンプレにこんなのもどうじゃろ。
_
〃 ^ヽ
J{ ハ从{_, ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に着なさい。
ノルノー゚ノjし ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
/く{ {丈} }つ ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
l く/_jlム! | ・次スレは
>>950から。お願いね?
レ-ヘじフ〜l
テンプレ作りとかは避難所の議論スレ使えばいいじゃない。
何のための議論スレかと。
>>1あじゅじゅしたー
今度こそ投下したいが間に合うだろうか・・・
'!;:.:;;;;;ノ.';;;r-‐'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:/,.'´,.,.,....:.:.:.;/.:.:;:;:;:;;r';,
|;:.;./.;;;;ノ.;;;;;;;;;:;:;-‐=ニ二,/.,.,.:;:;:;:.:.:.:.;./.,r‐一';;..:i
'!;;;〉'";;;;;;;;;;;:;:;:;;:-‐-‐一'二ニ=-‐''"´7゙''ー-、,,:,:j..,}
!;j;;;;;;;;;;;;;:;:;::/-ニ=/;;;:;:;r‐'´:;:;:;:;:;/:.:.:....,.,. ノ..;!
'!';;;;;r'´;;;;;;/''"´゙゙'/ー-=ニ'/´,.-',.‐‐‐- 、;./. ;;i,
i;;;;/;;:'",/,.-'"´`゙'ヾ、;ニ二=シ"/,.-‐‐-、`ヾ;:;:.:.:;:{,
';;;.:;;'.:;;:/,.-'"二゙'ヾ、;;;::.:. .:.:;;;;' ,ir'o;;;;:;:;:}! |!:;:;;;;:;;i,
!;;;;;:.;;i' ,r'o;;;;゙ヽ, ヾ;;;;;;:;:;:;;;i, ヾ;:;::::::;シ ノ:;:;:;.. .;ヽ
'!;;;;;;| {;;;;;:;:;::::::}! |!;;;;:;:....;:;ゝ、_` ̄´_/;;;;;;;.: .:.;:;|i,
i;;;;;;ヽ ヾ,_____ノ ,ノ;;;/ ヾ;:.` ̄´.:.;:;:;:;:;:.:._,./;;ハ
!;;;;;:;:;:ヽ_______/;;;く -、 r‐ }:.:.:.:.:.i.:.:.:__;,.-'";;/.;;;ヽ
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|;;;`゙'ー-=ニ二VN V lヽ∧∧/,;,/;:;:;:;;;;;;;;.;;;;;;;;;;;;;::
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'!;:;:;:;ヾ;;;:;:;:;ヾ`゙'ー---┴┴'"´;:;/:./;:;/.;;;.;/;i;:;:;;;;;;;;
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ヾ;ヽ;;;ヽ;;;.;;;;/;;;;;;;;;i.;;:;:;:/;;;;/;:;:;:;;:;:;/.;;;;/;:.;;;|.;;;;;;;;;
\;;;;;ヽ;/;:;::;:;;;/;:;:;:.:.:.:./.:.:.:;:;:;.:.:;:;/:;:;:;;;;;/.:;:;./;;;
\;;/.;:;:;:;;;;.:;;:;:;:;;;;;;;;{.:;;;;;;;;;;:;/;}.;;;;;;;:{.;:;:;:.{.:;;;
`ヾ;:;:;:;‐-ニ二ニ=--一';;;\j.;:;:;:;j.:;:;;;;:;ヾ.;;
乙な
>>1は喰ってやらァ〜……へへ
::::::::::::::::::::;'i /_,、-''"´ :::::::::::::... ', \:::',..:ヽ::\::ヽヽ:::';:::',\::',ヽ:::::::::::::::::::::::::
::::,- 、:::::::;'l/ ___ :::::::::. ヽ::', ヽ__ヽ::',\ ヽi ヽ:::::::::::::::::::::::
:/ ,、 l:::::l ,、 ,、-'´,、-‐ー、 ヾ、...::::::. l::';::i:,-'´,、-‐ー-、`‐、ヽ ヽ l::::/ニ ',::::::
i ,'::::', l::::l ,' / (____ノ ,ゝ:::::: l:i:::';:l、_ ',.___) ', ヽヽ ',.l:::l ,'::::! i::::::
>>1乙
l i:l:::::i l::::l (___,,,,、-‐ー─‐''"´::::::: l::l: ::';:::``"''─ー‐---┘ゝ l:::l ,':::::l l:::::::
l ヽ( l::::l ``‐- 、 .___,、-'´ ,' i l:::';. ', ``‐、.___,、-'"´ l::l )::;' ,':::::::
l i::::',. l::::l / _,!、_,.!、::',::. l::l ,'::i /:::::::::
:', ヽ:::l l::::l (/;;::::;'::;\i::: l::l.,':ノ /::::::::::::
:::ヽ .l::::l ::`‐-、_,、-''´:: l::l レ /::::::::::::::::
:::::::::ヽ、.l::::l ..:::i :::::::;;;;::::::::: 、.... ,'::レ'´::::::::::::::::;'
:::::::::::::::::::::::', (:::ト、____,,,,、、、-‐ー─‐---、、、,,,,___,、ヽ::) ,'::::::::::::::::::::;':::::;'
:::::::::::::::::::::::::', `` ``"''ー-、、、,,,.__ __,、-‐''"´ '´ソ /::::::::::::::::::::;'::;'ノ
';:::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ、  ̄ ̄ _,、ィ /:::::::::::::::::::;:':/
',ヽ::::::::::::::::::::::::::\ ``‐-、._____,、-'´ /::::::::::;'::::;':::/ノ
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::\ :::::::::::::::::::::::: /::::::::::/:::::://
i;';';';';';';'',ヽ::::ヽヽl:::\ /l::::::::/:::ノ;';';';';',
前スレ975だけどあれは・・・・
新スレになったことだし嫌なことはスッパリと忘れるんだ
>>20 いやな事……影響受けて何故かDSのアトリエ買って少し後悔した事
好きな人おったらごめん
>>21 あれを買ってしまったのかー!
バカ野郎、ネットの評判はちゃんとチェックするんだ!
>>997 うりえんが人間相手にも効くなら強いだろうけどなー
最近のネットはアンチと信者の煽りあいがどんなゲームにも溢れてるので
評判確認したくてもあんま役に立たないから困る
ちなみに恋なプリンセスとは偽恋姫と思うんだアレこそ正に最低物のお手本みたいな
夏からSS書いてみようかなーと思ってる学生職人はアレを悪い意味で参考にしてくれ
>>22 今は後悔している
正直声に釣られた
更に言うならネットチェックせずに太鼓の達人DSにも手を出してしまった
本当に死んだ方がいいと思う
バグは評判の良し悪しとかいう次元を越えているだろうに
>>26 えっ。アレ買おうとおもてた
ちょっと評判調べてくる
>>23 ゼロ魔じゃ対霊特効ってくらいか?
グールとかには確実に効きそうだけどさ
個人的にはSDKの生命力が怖い。「殲滅」なんかどこのアクションだよ
>>25 あれか、俺も昔はああいう系を書いていたからこそ
痛さがよくわかる
昔の痕跡を消したいorz
>>24 でも公式HP見ればバグが多くてゲームにならないというのは前もってわかるはず。
見ておいて良かった。
>>30 背負った黒歴史が大きいほど、人は強く慣れるんだぜ・・・
確かSDKは不死だからな。
弾の制限はあるだろうが、猟銃も持ってる
焔薙を使ってたわけだから剣の扱いにも慣れているだろう。
「人一人斬ったら初段の腕前」とか言われるから、
大量の屍人を斬りまくったであろうSDKの剣の腕はかなり上がってると思う。
傭兵サイトに軽く目を通してみた
なんだろうな・・・致命的ではないが引き込まれるものが無かった
やはり作者の願望が強すぎるからだろうか
35 :
28:2007/07/27(金) 20:30:43 ID:???
うーん?別に太鼓の達人DSの評判悪く無くない?
Amazonと2chスレ見てきただけだけどさ。
>>26がやってみたところあまり面白くなかったってことか?
>>34 作者が傭兵について一切知識がないから。
中世の傭兵と現代の傭兵、そのあたりがごっちゃになってる。
で、そのどちらにも対して詳しくない。
よし、じゃあ俺も俺TUEEEEな最強小説書いてくるぜ。
あ? もちろん最低要素全力全開ですよ。
前スレ1000ってことじゃね
>>37 ネタとして避難所に投下するようにw
そのせいで勘違い君が増えても困るしねー
ファイターズヒストリーの溝口召喚物を書いて、途中で断念したのは俺だけだろうか。
>>36 現代の傭兵・・・バイトして金貯めて戦場に行く人?w
主人公を活躍させたいが為に、摩改造をするのは個人的には完全にアウト
>>39 >>40 おk理解した。
とりあえずU−1辺りで良いよな。
まぁ、暫くパソ触れんのだがw
「私をゼロと呼ぶなっ!」とか「もはや私はルイズ(中略)ヴァリエールではない、ルイズ・始祖だ」
とかそんな感じかなぁ
中世の傭兵さんって、
敵側傭兵と裏で結託して徹底的に雇い主から金だけもらって一向に戦わないんだったね。
傭兵なのにカレー粉ネタが出ない事に絶望した
最強キャラといえばこれしか浮かばない
ポポポポポポ
「ゼットン、ゼットン」
「ゼ、ゼロのルイズが倒された!」
「コルベール先生何かいい手はありませんか」
「この新兵器を使いたまえ。一発しかないから撃ち損じるんじゃないぞ!」
あれか
「わが名はダークメサイア(ry」
>>47 戦争するときは貴族さんから兵隊もらったりもする
貴族の生け捕りも大好きで、人質にとりまくる
>>43 同じ主人公を活躍させるための魔改造でも、
女の主人公キャラを露出度アップさせるとかの改造ならまあいいかな。
>>44 復讐の逆行者、黒の王子、煩悩GSでもいいぜww
前スレ
>>925 ヴァンパイアからならアナカリスとかオルバスとかの王族のほうがいいなあ
理想郷にあるトリップ物も初々しいぜw
俺も昔エヴァであんなの書いてたなぁ・・・orz
そろそろ神が降臨しやすいようROMる
>>52 最近はそこに「剣製の魔術使い」「直死の魔眼持ち」も加わるかと
やはりクロス界隈はスコッパーが多いな全く!
ゼロ魔と関係の無いSS談議はよそでやってよ
うざい
ところでトリップものとかの定義って何?
>>44 Heだけは触れないほうがいいと推奨
市販製品の主人公のくせに二次創作を上回るぐらいに俺TUEEEがふんだんに盛り込まれております
>>58 現実(作者の自己投影主人公)→原作世界 が基本
王子さまLv1のカナン・ルーキウスとか。
兄は召喚獣を操れるのに自分はそれが出来ないおいう経験をしてるので
ルイズと通じるものがあるんじゃないかな
理想郷の最近のトリップモノはキテるな
明らかに某作品の書き方被ってるwww
広義には作品世界の外から作品世界への転移
肉体ままで来ることもあれば子供として生まれ変わる転生も含むし
幽霊で来たり、憑依なんかも広くはトリップに含まれると思う
転移の理由はトラックに轢かれることから体験ゲームを使うことまで様々
作品によっては召喚なんかの形も取られる
>>58 まあいくつかあるが
・現実世界の人間が肉体を持ったままトリップ
・(同上)が精神だけキャラに乗り移る
・作者のオリジナル世界のキャラが肉体を持ったままトリップ
・(同上)が精神だけキャラに乗り移る
上記二つでよく使われるはトラック。
轢かれた衝撃で異世界に。
王子さまLv1はいいな。
お使いだけで一日を浪費するあの極端な弱さ。
商業作品同士クロスでも、トリップってのは一応言われるな。
このスレのほとんどがトリップと言っていい。
王子さまLv1ってアダルトゲームじゃなかったっけ
先生!スレ違いで話題がズレています!
避難所以前の問題です!
同じ魔法使いってことでドロヘドロのカイマンはどうだろう
ファーストキスの前にルイズを噛む所から始まる
>>68 違う。本編は全年齢対象。イベント追加のアペンドディスクは18禁。
この流れなら言える
おっぱいが嫌いな男子などいない!!!
>>31 公式があの説明であの荒れようじゃオワットルゲームなのは確実だもんな。
よくワカランがVIPにでも行け
オッドアイ 銀髪 赤目 女性のような顔立ち 家族は妹だけ 小柄 天使 悪魔 竜 四神 外の世界の神 黒い服 SSランクだけど面倒だからB 古武術 高校二年
思いついた限り上げてみた
カナン呼ぶくらいならセレストの方がいいな。
身分の高い人に対して仕えるのには慣れているだろうし
普通に最強っぽいキャラのバランスの良い高品質SSが既に多数ある此処で俺TUEEEEとか語っても意味がな・・・
>>72 華也ちゃん!おっぱい!
ごめん吊って来る
>>77 カナンと聞くとカードワースのカナンを思い出すぜ。
漫画になっていれば書くんだがなぁ……
ス レ 違 い D E A T H
関係ない雑談は、避難所或いはどっか別のスレでやれ
>>81 「カナン王の鎧」と「カナン王の剣」の効果が、数値で出ないのでいまいちわからない
ちゃんと効いてるのかなあれ
カナンといえばまじかるカナンを思い出す
ナツキを召喚し、カーマインに変身するルイズ
>>83 アレはかなり破壊力高い。
エディタ見れば解るが、高レベル冒険者の一撃に等しかったり、かなり軽減能力がある。
鎧は結構回避下がるけどね。
あれって流石に漫画化してないよな?
一時期映像化するって聞いたことあったから、もしかしたらと思うんだが。
>>75 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ぶっちゃけゼロ魔とかどうでもいいよね
>>88 そんなことより、大好きなゲームの話でもしようぜ
カードワースって世界観はほとんどソードワールド(フォーセリア)みたいな感じだったな
フォーセリア世界(ロードス、クリスタニア、ソードワールド)の誰かを召喚するとしたら誰が適任なんだろう
お覇王の方のリョウを使って、誰か小ネタでも書いてくれんもんか。
>>87 死ね夏厨。俺TUEEEEEEEEEEEしてえんだったらよそでやれよ平成生まれ。
そろそろ普段のゼロ魔クロスSSに戻そうぜ。
まもって守護月天よりシャオ召喚。
そうなるとルーンはヴィンダールヴになるのかな?
>>91 とりあえずリウイは却下したいな。
で、漫画化しているとすると新リプレイのへっぽこーずかリウイになるんだよなー
ロードスだと殆どだけど。
とりあえず魔術師という点ならヒースクリフ・セイバーヘーゲン様が一番かな?
エルフ関連で面白そうだとするとマウナ。
正統派に強いのはイリーナで。
ノリス辺りも面白そうな気がする。
というか、へっぽこーずは全般的に面白そうな気がするな。
レベルさえ上がれば遺失魔法扱いだが、異世界にもいけるから過去の古代王国記を結び付けれれば色々ネタも出来そうだ。
過
剰
反
応するな
>>94 ギーシュとの決闘の時に、彼女の逆鱗に触れて北斗七星で攻撃されるギーシュが見えた・・・
>>87 風雲拳。それは、空手とブーメランを組み合わせた、まったく新しい魔法――
とか?
LV1みたいな女向けゲームがアリなら、初代「アンジェリーク」の
守護聖全員召喚とかも見てみたいな。
それぞれタイプの違う美形を大量召喚でルイズ困惑の極み。
キュルケからはたいそううらやましがられる。
虚無とブーメランを組み合わせたまったくあたらしい
>>92 ルイズ「この(中略)導きに答えよ!」
(ボン!)木の的召還
『超 必 殺 技 伝 授 !』
ルイズ「え?え?」
641234+Aで覇王翔ロ孔←(漢字が出てこない)拳だ!
ルイズ「覇王…しょーこーけーん!!」
悪い、忘れてくれ
>>101 召喚された奴が周りの女性キャラからモテモテでハーレム状態ってのはよく見るが
ルイズが召喚された奴らからハーレム状態というのは新しいねw
>>101 そこで男塾一号生全員召喚とか考える俺はどう見ても天邪鬼
百合ネタで延々考えてた。
銀河お嬢様伝説ユナが頭に浮かんだ。
MAZE爆熱時空よりはマシだと思うことにした。
覇王翔吼拳に漢字が出てこないってネタあったっけ?
>>105 伊達さんや三面拳がいないから却下とか言っちゃ駄目か?
「ほえる」を変換すれば「吼える」と出てくるぞ
>>99 空手とブーメランの何処に魔法の余地が入るのかと小一時間w
一人だけ召喚されても濃厚な塾生を纏めて呼んだらハルケギニア滅ぶわ
ルイズ「魔法を使う相手なら覇王翔吼拳を使わざるを得ないわね!」
>>91 フォーセリアも好きだが俺はファイブリアも好きだぜ
タリア召喚したらワルドにどんどこ不幸がふりかかってくるだろうなぁ
>>113 タバサが実は男でキュルケが関西弁だったりするんだな
ここでルナル・サーガ好きだと言い出す俺、異端。
アンディ・クルツよりエフェメラ・クルツのほうがすんなり使い魔になってくれそうだ。
なんせ一度人外になりかけてるからなエフェメラは。
>>101 宇宙女王候補でも無いルイズを守護聖たちがちやほやしてくれるとは思えない
極限流なら短期間で技を習得出来そうだぞ。
と、リョウ及びタクマ召喚で、魔法学院に極限流の科目が増えるゼロ魔SSを幻視した。
月が増えてると騒ぐのはお約束だが
月が減ってると騒ぐのはあたらしいな
>>118 ルイズのツンデレ力なら最高の宇宙女王候補になれる!
ここで書くのは初めてだが、投下おk?
>>116 アンディじゃあ、肝心な時に失敗や気絶しちゃいそうだしな。
それにエフェメラの幻を操る魔法と違って、アンディは使い勝手のいい魔法があんまりない。
でも、真面目で実直で堅物で遵法精神にあふれた青年がゼロ魔世界でどう振舞うかも見てみたい。
ルイズとはうまくやっていけるのかな。
>>114 ちょwww
クリュオかwwwwww
>>116 CPがどれくらいかが問題だよね。
来ただけで大量にもらえそうな気がする。
使い魔:-50CP
妖魔夜行から守崎摩耶召喚とか。
投下してもいいですか?
>125
キュルケより淫乱が来るってのは新しいだろうが避難所行き確定だな
ちょwときメモktkrww
来い!
>>124 ガンダールヴやミョズニトニルンという時点でCPが使い魔とで+-0になりそうな気が・・・
>>103 意外性を超えた何かが起きるのって面白いと思う
だから俺は君のレスを忘れない
さあさカムカム
>>118 ルイズが選ばれるんだよ。んでロザリアと競争。
>>123 そういう盛り上がり要素の強い欠点が大事なんだよ!
どうせ魔法なんか使い勝手は置いといて光ってるだけなんだから気にスンナ
>>116 「シャストアは物語を作りたもう。
それを見よ、それを語れ。
されど何よりもすべきことは物語を創ることなり。
物語は真実なり。
汝が語るは汝が真実。」
な人だから、物語のネタになるなら異世界に呼ばれたことも
物語のネタになる、とプラス思考で捉えるかもな。こういうと露伴みたいだけどw
>>123 「ガヤンは法を定めたもう。法とは人と人との定めなり。
人と人とが、共に安らがんがための定めなり。
我らガヤンに仕える者。
法を知らぬ者に法を説き、法を破る者に法を説き、秩序と安寧をもたらさん。」
か。
いや、「我らガヤンとともに歩む者。」と唱えるようになった時期かな?
貴族の横暴に対しては何を思うのかなー。あの青年神官さんは。
>>133 洗脳:−20
召使:−10
強制的に召喚された:−50
ツンデレが主:+50
>133
ルーンの能力ってCP+50程度で済むか?
妖怪作成級な気がするぜw
141 :
122:2007/07/27(金) 21:31:10 ID:???
「宇宙の果てのどこかにいる私のしもべよ!」
「神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ!」
「私は心より求め、訴えるわ! わが導きに、応えなさい!」
閃光、爆風が広場を包む。
煙が晴れた先、この爆発の中心地に現れたのは……
「何だ、ここは!」
白い衣服の上から変わった紺色の上着を羽織り、二つの車輪のついた鉄の馬――というにはあまりにも貧相――にまたがった
青年は怒鳴った。彼は右腕に、黒く四角い物体を持ち上げている。
「俺はデ・マーエの途中なのだぞ! 名門ディスカビル家再興のため、俺はもっとマネーを稼がねばならんのだ!」
早くしなければ、カケ・ソーバが伸びてしまうではないか! と続けるが、誰も彼の言葉を聞いていなかった。というより、
言葉が通じていないのだ。ただ、ピーピーうるさいだけとしか聞こえない。
ルイズは召喚で呼び出された、明らかに平民と思しき青年に怒鳴りつけ、コルベール先生の方へと向き直る。
「うるさい! ミスターコルベール!」
「何です?」
「あの、もう一度召喚させてください!」
「それはできない」
「この儀式はメイジとしての一生を決める、神聖なもの。やり直すなど、儀式そのものに対する冒涜ですぞぉ。
君が好むと好まないとにかかわらず、彼は君の使い魔に決まったのです」
「でも、平民を使い間にするなんて、聞いたこともありません!」
「平民であろうと、何であろうと、例外は認められません」
さらに問答を繰り返すが、答えは代わらない。退学まで示唆され、ルイズはしょげかえる。
「分かりましたぁ」
>>136 ハルケギニアでルイズとキュルケが競争。
ちょww何召喚してんでんだよwwww
144 :
122:2007/07/27(金) 21:32:26 ID:???
まだうるさく喚いている平民の男に、顔を近づける。
「感謝しなさいよね!貴族にこんなことされるなんて普通は一生無いんだから!!」
呪文の詠唱。こんなときでもまだ何かを言っている。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司る
ペンタゴン。このものに祝福を与え、我の使い魔となせ…」
そしてルイズは、仕方なく、本ッ当ゥ〜に仕方なく、唇を重ねた。
「コントラクトサーバントは無事終了しましたな!」
コルベール先生の賛辞が、やけに白々しく聞こえた。
「貴様、何をする! 俺にはミサキ〜ヌが……!」
抗議の声が、途中で途切れる。
身体が熱くなり、左手が輝く。あまりの熱さに気を失うが、四角い物体は中身をこぼすこともなく
地面に置かれた。
>>139 杖なしで魔法が使える:-40
利点なのにこれぐらい付いてもおかしくない危険要素だよね
146 :
122:2007/07/27(金) 21:33:46 ID:???
その夜。気絶した使い魔がやっと目を覚ました。
言葉が通じず、あまりにもうるさかったので
「あんた、名前は?」
すると、目の前の平民は立ち上がり、誇らしげに名前を言う。
「俺は神に代わって剣を振るう男。俺の名は、神代剣だ! そんなことより、ここはどこだ!
俺はなぜこんな所にいる!?」
「決まってるでしょ、私に召喚されたのよ。使い魔として、ね」
「ツ・カイマー? 何だそれは?」
自分の使い魔、神代剣に対して説明を始める。
「そうか、ツ・カイマーとは騎士なのだな!」
「そうじゃなくて、使い魔は使い魔! 私のしもべなの!」
「任せておくがいい! 俺は騎士道においても頂点に立つ男だ! 必ずやル・イーズを守り抜いて見せよう!」
先ほどからずっとこの調子だ。何を言おうと、言葉は通じるのだが通じない。
「だから〜! ……もう、いいわ」
何とか最低限の義務だけは教え込めた。それだけは、やけにやる気になっている。
あとはおいおい調教していくしかない。
ぼっちゃま噴いた
支援!
ルイズ「もう、ヴァリエールも公爵家の名誉もないんだよ……どうせ俺なんか」
ルイズ「いま、誰か俺を笑ったか?」
149 :
122:2007/07/27(金) 21:35:08 ID:???
「ふわあ〜〜。もう寝るわ」
あくびをしながら、ベッドに這い上がる。
「あんたは床で寝るのよ!」
まずは上下関係をはっきりさせなくてはならない。義務すら覚えられないような使い魔相手なら、なおさらだ。
もちろんこの使い魔も抗議した、のだが……
「この俺が床で寝るだと!? いや……そうか! ベッドに寝ていてはとっさのときに君を守れんな。」
「いや、そうじゃなくて!」
「良かろう! 高貴なる者の義務、ノブレス・オブリージュとして引き受けた!」
なにやら勝手に納得する。何と言っていいのやら、空いた口がふさがらない。
しかし、こんなことでめげるわけにはいかない。今度こそ、どちらが主人かを分からせてやらなくては。
ルイズはブラウスに手をかける。それを見た剣は、今度は血相を変えて叫んだ。
「ル・イーズ、何の真似だ!」
「勝手に変な名前で呼ばないでよ! 寝るから着替えるだけよ」
「な、何だと!? 紳士の前で着替えるとは、それでも淑女か!?」
「うるさいわね! 使い魔に見られたってなんとも思わないだけよ!
あと、明日になったらそれ洗濯しといて」
あれよあれよという間に着替えたルイズは、脱いだ服を投げつける。剣は顔に
かかった布地を広げ、素っ頓狂な声を上げる。
剣の反応に、今度こそルイズはほくそえむ。
そうだ、こうやって私のしもべだということを分からせていけばいいのだ。しかし、
「なぁにぃぃっ! ……いや、か弱きものの世話も高貴なる者の務めだ! よし、任せろ!
俺は洗濯においても頂点に立つ男だ!」
またもこの調子で勝手に納得した。それも、下僕としてではなく高貴なる者の義務とか言って。
こいつとの意思疎通は永遠に不可能かもしれない。ルイズは頭痛を感じながらも、
今日の疲れが出たのかぐっすりと寝入った。
ぼっちゃまwww
151 :
122:2007/07/27(金) 21:36:19 ID:???
とりあえずは終了です。
実を言うと、今日初めてこのスレの存在を知り、勢いで書きました。
タイトルは「ゼロのノブレス・オブリージュ」で
うむ
これは面白い
続きを楽しみにする
>>145 だなぁ……
あとルーンは洗脳効果で±0暗いじゃないかな?
デメリットも大きい品。
乙です。
長編としての仮面ライダーシリーズからの召喚は、
「使い魔の夢」での乾巧に次いで二人目かな?
電王の良太郎召喚の奴もあったんだが、導入だけで続きの予定が無いらしいからな・・・
面白そうだったから、続きも書いて欲しかったぜ
素敵な俺キャラGJ!
次の次に投下おk?
何か荒れてるから避難所にしようかしら。
いいですか?
>>142 面白そうだけど、ゼロ魔原作の流れから完全に逸脱しちゃいそうでなあ。
やっぱある程度は原作でも起こる事件とかを解決していく流れの方が好きだぜ
かむん!
おし・・・まずは
>>742来い!
その次はキタキタか!
春の穏やかな日差しも、夕暮れになると目を指すような激しい光りに変わる。
しかし、夕焼けに染まる校舎を見つめていると、一種の侘しさと懐かしさに包まれてしまうのは何故なんだろうか。
美術部員のぼくは、校庭の隅に生える大きな一本の樹木を描いた風景画をキリの良いところまで仕上げると、帰り支度を始めた。
それが終われば、真っ直ぐに校門に向かう。ぼくと同じ様に、部活を終えた生徒達がぞろぞろと帰路に着き始めていた。
「小波(こなみ)くん」
自分の名前が背後から飛んで来たのに気付いたぼくは、校外に向けて歩く足を止めて後ろを振り返った。
そこには、桃色をした髪をヘアバンドで纏めた少女の姿があった。
水気を多く含んだ瞳に、何も塗っていないのに、きらきらとした照りのある唇。
みずみずしい肌に、つんと整った鼻。
ぼくの幼なじみである、−−藤崎詩織だった。
1かよw
女王支援
小波(こなみ)ktkrwwww
主人 公と思ったがそれもありだなwww支援
「詩織…」
「今、帰り?」
「うん、まあね」
「じゃあ、一緒に帰ろうよ、いいよね?」
詩織の整った顔に微笑みが浮かぶ。
そんな顔で頼まれたら、断れるわけがない。ぼくは、詩織に密かな想いを寄せているのだから…。
「もちろん」
ぼくと詩織は肩を並べて歩き出した。
彼女の髪が春の風に揺れ、ぼくの首筋をさする。
胸がとくんと波打った。
「ねえ。小波くんは今日の進路希望の紙になんて書いたの?」
「え、普通に大学進学希望ってだけど。詩織は?」
「私も同じ。まだ、やりたいことがはっきりしてないしね。私にはもう少し時間が必要なんだと思う。いくらあっても足りないね、時間って」
詩織の言葉は、まるで老齢した魔女のそれに思えた。
素敵な俺キャラってどういう意味だよ?
こけにしてんの?
一緒に帰って噂されると(ryが出ないということは好感度高いな支援
「そうかもな」
「小波くんは、夢ってある?」
唐突な質問に、しばし、逡巡した後、ぼくは言った。
「特にはないかな…、まぁ、おいおい決めるよ」
もちろん、この言葉は嘘だ。
詩織と将来を共にしたい、そんな夢を語れるわけがなかった。
「小波くんらしいね」
詩織が笑う。
ぼくはこの言葉の真意を計りかねた。皮肉ではないんだろうが、よく分からなかったのだ。
ぼくが黙したままでいると、詩織が口を開いた
「でも、まだ、二年生になったばかりなのに、進路希望とかって、早すぎじゃないかな?」
「どうかな。一年なんてあっと言う間に過ぎたし、卒業もあっと言う間に訪れるかもな」
ふと思ったが藤崎詩織と魔人学園の美里葵って何となく似てるような気が。
ときメモやったことねえからよくわからんが
主人公ってまったくの一般人じゃねえの?
才人とどう違うんだ
伝説の木の下で支援する
>>170 宇宙人や熊、番長と戦う一般人ですが、なにか?
>>170 育成によっては各種エキスパートになれる素質があるw
>>172 なんだそれ・・・ときメモって学園恋愛シミュレーションではなかったのか
>>169 藤崎はときめものラスボス
美里葵は影の薄いメインヒロイン
部活動奥義マダー?
俺はテニス部で古式さん狙い。
「淋しいよ、そんなの…」
詩織が沈んだ声で言う。
「…だけど、一年の時の思い出なんて、あまり、ないしなぁ。気付いたら二年になってたって感じだし」
「だったらこれから、思い出を作ればいいじゃない」
「そう簡単に作れるかな」
「作れるよ、きっと」
詩織は足を早めると、ぼくの前に立ち塞がった。
「後、二年もあるんだよ。素敵な思い出…、絶対、作れるよ」
よくもまあ、こんな気恥ずかしい台詞を…。
だけど、夕日の後光を浴びた詩織はいつも以上に美しく見えた。
確か親友がおにゃのこなんだったっけ?支援
>>174 プリンセスメーカーでの娘みたいなものか
「うん、そうかもね」
詩織の言う通り、この後のぼくは、一生、忘れる事のできない思い出を、際限なく積み上げていくことになる。
残念なことに、この世界での思い出ではなかったのだけど。
詩織の家の前に着き、ぼくらは別れた。
ぼくの家は詩織の家のすぐそばにある。
だけど、詩織と下校を共に出来た為、普段よりも気分の高ぶっていたぼくは、しばらく散歩をすることに決めた。
それが、全ての始まりだったのだ。
近所の空き地に、光る鏡のようなものを見つけたぼくは、それをまじまじと見つめた。
無意識に左手が伸びる。
その瞬間、ぼくは激しい電流の様な衝撃に襲われた。
ぼくは、簡単に気絶した。
そして、目を覚ますと…。
そこはファンタジーだったのである。
三択で始まる恋物語幕が…。
今、幕を上げる。
三択って……「翠星石のギャルゲーですぅ」みたいな感じか?
三択で始まる恋物語www
こいつあ紛れも無いときメモだぜ
三択って…爆弾もありっすかwww
喰らえガーン!の人か!?ww
キタキタの後に予約。
といっても、短編も短編。
小ネタにもならんような一レス分だけだけど。
>>169 美里は聖女に見せかけて結構人間臭い奴だが、
詩織ってどんな奴なの?
>>176 影は薄くはないぞ、薄くは。
シリアスでもネタ的にもw
勢いで言ってみる
真・女神転生のカオスヒーロー召還したら面白そう
もの凄い人間臭くてヘタレだけど強がってて、必死な感じがある意味主人公として光りそう
もういいのかしら? 結構長いよ。
いいんでないかい。
sienn
前レスではキリが悪かったので、はじめから最後まで投下。
『ゼロのキタキタ』
「宇宙の果てのどこか(ry」
呪文の内容なんてどうでもいいですけど、それは使い魔を呼び出す『サモン・サーヴァント』の魔法です。
“魔法が一切使えない魔法使い”と馬鹿にされている『ゼロのルイズ』ことルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは顔をすすだらけにしながら、それでも呪文を唱えていました。
他の生徒たちのあざ笑う声を聞きながら、それでもコルベールに言い渡された最後のチャンスに彼女はかけたのです。
ていうか一生懸命がんばる女の子をあざ笑うなんて、なんて品位のない方々でしょう。
まあそれはともかく、爆発の煙が晴れて出てきたのは、変態としか呼べない男でした。
「へ、変態だ!」
「ゼロのルイズが変態を呼んだぞ!」
ルイズは呆然とその男を見つめていました。
年のころは60前くらいでしょうか? ひげが白いせいか顔つきや体つきに比べふけて見えます。
服装は太陽を模したようなおかしなサークレット、そして腰みの、ただそれだけ。
ミスタ・コルベールに再召喚すら却下され、ルイズは絶望に打ちひしがれながら周りを見渡している男にに近づきました。
男は何か言っているようでしたが知ったことかとばかりに顔を引き寄せ、無理やりコントラクト・サーヴァントを行いました。
ルーンが刻まれる熱にのたうつ男を少しゆがんだ笑みで見つめた後、ルイズは問いかけました。
「あんた名前は?」
「私ですか? 私はアドバーグ・エルドルと申しますが……ここはどこですかな?」
>>189 好感度が低い時、隣の家に住む幼なじみなのに一緒に帰ろうと言うと
「噂とかされると恥ずかしいし…」とか言うのが有名な所かw
あとSS版の告白システムで、好感度最低の時に告白するとMに目覚めるくらい罵倒される
投下終了です
変な規制のせいで中々書き込めない。。。
その変態はとても強かったのです。
最初はギーシュとの決闘でした。
脇でおにぎりを作ろうとしてマルトーにジャーマンスープレックスを食らってぼこぼこの顔のまま食堂の手伝いをしていたアドバーグさんが、ギーシュの八つ当たりを受けていたメイドをかばったのが始まりでした。
高らかにバラの杖を掲げるギーシュと、それをいつもの変態的な格好で見るアドバーグさん。
だが次の瞬間、メイジたちは凍りつきました。
キタキター! の声に合わせて動く腰と手足。
変則的なチョップに見えなくもないそれが、ワルキューレを粉々に粉砕していきます。
恐怖に駆られたギーシュはさらに六体のワルキューレを出しますが、それらもすべて華麗にキモイ動きで避けられ、砕かれていきます。
最後にアドバーグさんのヒップアタックの直撃を受け、ギーシュは気絶してしまいました。
その何日か後に、アドバーグさんと同じ格好で目の幅の涙を流しながら踊るギーシュの姿が見られたそうです。
二番目は『土くれのフーケ』でした。
“破壊の杖”という名前のロケットランチャーを狙って学園の宝物庫を襲ったのでした。
まあ謎はさておきフーケ戦の前にルイズはアドバーグさんを伴って町に買い物に出かけました。
理由は格好です。
アドバーグさんが言うには自分の出身地に伝わる伝統舞踊の衣装とのことですが、まあたしかに普段着には適していません。
そんなわけで普段着を買いに来たのです。
途中すりをヒップアタックで吹き飛ばしたりしましたが、無事に普段着を買うことができました。
「あれ? 俺の出番は? なあ!」
ガンダールヴ? 知りませんよそんなもの。
フーケにとっては悪夢だったのではないでしょうか?
自慢のゴーレムで殴りつけても気の抜ける音楽と共に振るわれる突きで簡単に砕かれてしまいます。
鉄に錬金しても結果は同じです。なんで素手で鋼が砕けるんでしょう?
とにもかくにもフーケは退治されました。
普通なら衛兵とかに連れて行かれたりするんでしょうが彼の名はアドバーグ、贖罪代わりにフーケことマチルダさんはキタキタ踊りの弟子にさせられました。
ギーシュが開放されてうれしそうにしていたのが印象的でした。
ちなみに“破壊の杖”ですが、アドバーグさんとはこれっぽっちも関係ないのでそのまま宝物庫に戻されました。
彼が「あれは杖ではなく筒ですなぁ」とか言っていたのが印象的でした。実は結構賢い人なのです。
さて、フーケ関連のイベント(?)も終われば使い魔の品評会です。
アドバーグさんは当然キタキタ踊りを披露しようとしましたが、ルイズの必死の説得で踊るのは彼本人ではなく弟子のミス・ロングビルになりました。
さて、ここで思い出すべきはキタキタ踊りの本来の姿です。
アレは若い女性の踊りでしたが、後継者がいないため彼が忘れないように踊っていたのです。
ミス・ロングビルは美人でスタイルもグンバツです。
それはもう映えました。
気の抜けたような音楽はキレイな舞踊の歌に変わり、キモイはずのその動きは艶やかさをかもし出します。
やっぱり女性のための踊りを体の硬い男が踊っちゃいけないってことですね。
品評会の一位はタバサのシルフィードでしたが、キタキタ踊りは男性陣の中ではダントツで一位でした。
夜中にアンリエッタ王女が尋ねてきました。
なんでも政略結婚の邪魔になるかもしれない昔の恋人への手紙を取り返して欲しいそうです。
え? ネタバレしていいのかって? 長編じゃないから問題ありません。
にしてもこの王女、この態度はわざとなのか天然なのかどっちでしょう?
わざとなら腹黒いことこの上ないですし、天然ならそういう演技が身につく生活環境ってことです。どっちにしろ泣きそう。
名前負けおじさん支援
「それにしてもあなたの使い魔の踊りは美しかったですわね」
「あ、あはは、そうですねぇ……」
真実は言わぬが花というやつです。
ちなみにアドバーグさんはといいますと、今夜も広場でミス・ロングビルと一緒にキタキタ踊りの練習です。
ミス・ロングビル、なにやら吹っ切れた様子で楽しそうに踊っています。
最近は踊り子としてかなりの額を稼いでいるとか。
「盗賊なんでヤクザな商売はもうやめよ! 私は踊りに生きる!」
向こう側の勇者がブーたれる声が聞こえるような気がします。
ちなみに彼女を脅迫に来た白仮面(偏在)ですが、踊りに見とれているうちに背後から近づいてきたアドバーグにキタキター! とばかりに吹っ飛ばされてしまいました。偏在だからそのまま消えます。
「こんな時間にこんな場所まで覗きに来るとは! 世も末ですなぁ」
違うんだ! 星空で白仮面が叫んだような気がしました。
さて、お手紙を回収に出発です。
アドバーグさんはルイズを馬の前に乗せパカラパカラ。ちなみにちゃんと普段着です。
アドバーグさん、キタの村にいたころは移動手段に馬を使っていましたから手馴れたものです。
旗から見ていると乗馬している男とその孫のようなほほえましさです。
ワルド? そんなのいましたっけ?
「あれ? どこだい、僕のルイズ!」
置いてきぼりになっていた模様です。
支援
勇者と魔王を倒す旅までしたアドバーグさん、宿屋の部屋でそのころの話を物語のようにルイズに聞かせます。
ちなみにルイズ、現在は買ってきた染色剤で茶髪になっています。
これはアドバーグさんの知恵でした。
「密命ですからな、ルイズどのの髪の色では見つかってしまう恐れがあります。薄い金色か茶色か迷いましたが茶色なら平民と同じでばれにくいでしょう」
「良くこんなこと考え付くわね」
「魔法は使えませんからなぁ。知恵を使わねばなりませんよ」
「ま、確かにそうね」
「急ぎですから早めに寝るとしましょう」
この案が功を奏したのか、レコン・キスタは二人を見つけることができませんでした。
さすがアドバーグさん、勇者と魔王を倒しに行っただけあります。まあ魔王に踊りを勧めるような人ですが。
「ああまずいぞ、これはまずい。ルイズはどこに行ったんだ?」
ワルドはピンク色の髪を目印に捜しているようでした。……なんで染めていると考えないのかしら?
船はどうやら何日か待たないと出せないらしいです。と思ったら風のメイジが風石の代わりをしてくれるとのこと。
ラッキーとばかりに便乗します。
でもいきなり海賊と鉢合わせです。運がない。
貴族の人は魔力切れの上船底に監禁中だそうです。
しょうがないからアドバーグさん、ルイズを背にかばいつつ奮戦しました。
海賊の副船長っぽいのを伸したあたりでルイズが叫んでいるのが聞こえたので戦闘を中断です。
……どうも依頼の相手のウェールズ皇太子だったようです。なんたること。
手紙はお城まで行かないとないそうです。
ルイズ、アドバーグさんとアルビオンのお城まで。
ルイズがウェールズ皇太子に必死に何か言ってますけど、アドバーグさんは特に関係ないのでパーティの御馳走をほおばっていました。
次の日風のルビーを受け取っていると、爆音と共に数名の白仮面が攻め込んできました。
どうもレコン・キスタっぽいです。予定調和ってやつでしょうか。
その一人が不意打ちでウェールズ皇太子の胸を貫こうとした瞬間、横からの衝撃で吹っ飛び消えてしまいました。
我らがアドーバグさんの参上です。
偏在、意味がありません。アドバーグさんに次々撃破されていきます。
最後の一体から仮面が落ちました。どうやら本体だったようです。
その顔は少なくともルイズには見覚えのあるひげ面。
「ワルド様!? まさか、まさか裏切ったのですか!?」
「ルイズ、僕には君が必要なんだ。一緒に来て欲しい。君がいれば世界を手に入れられる!」
予想外のことがおきすぎてぶっ飛んでしまったようです。何の脈絡もなくそんなこと言っても言われてるほうには寝言にしか聞こえません。
「ふざけないで! 私を裏切って! アドバーグ、やっちゃってぇ!」
「キッタキター!」
アドバーグさんにはギャグ補正がかかっています。
何があっても死なない彼に、魔法があたるわけがありません。
「何故だ、何故当たらない!」
「にゃんこらしょー!」
ワルドはアドバーグのヒップアタックに吹き飛ばされました。
それを彼のグリフォンが拾って天井の穴から逃げていきます。
何がにゃんこらしょー だよ!
腰を振りつつ支援!
レコン・キスタの軍が攻めてきます。
王子は逃げろといいますが、おかしなスイッチが入ったのかルイズは目が渦巻きになっています。
「あははははは! 行くわよアドバーグ!」
レコン・キスタの兵はルイズの失敗魔法とキタキタ踊りの前に敗れ去りました。方法? そんなもの『キタキタ親父だから』ですよ。深く考えると禿げます。
ルイズは二つのルビーをこっそり着服しました。まるでどこかの世界の勇者のようです。
何かいろいろあってルイズたちは現在タルブの村にいます。
いる理由はシエスタがルイズを誘ったからです。仲いいですね。人気の百合の花でしょうか? まあいいや。
ちなみにマチルダさん、耳がとがってる女の子を連れてきた模様。
気のせいですと言い張ってヨシェナヴェをむさぼっています。
しかしみなさま、「ああ、気のせいか」はないんじゃないでしょうか?
ルイズは始祖の祈祷書とか言うのを読んでます。読むって言っても白紙ですけど。
アドバーグさんが表紙の絵を見ながら「ククリどのの魔法書と同じ表紙ですなぁ」とか言ってるのは無視しましょうね。
さっさと帰ればいいのに酒を入れるから村で寝込んだままになっちゃいました。
回復して帰ろうとしたら、アレに見えるはレコン・キスタ。
ウェールズ皇太子は亡命してがんばってるというのに遠慮や美学のない人たちです。
この村には『竜の羽衣』とか呼ばれてるゼロ戦がありますけど、アドバーグさんが知ってるわけがありません。
トマ君とかがいれば別ですがアドバーグさんからすれば「変わった代物ですなぁ」でおしまい。
四円
話がすごい勢いでぶっ飛んでる!?
支援
「ルイズどの、早く避難しないといけませんぞ!」
「らによう! あらしのみゃほうをくらいらさい!」
酔っ払ったままの頭で炸裂する失敗魔法、同時に光る始祖の祈祷書。
そのままぶっ倒れかけたルイズを支えるアドバーグさんの目に、爆発が描いた魔法陣が飛び込んできました。
それは見覚えのある、ネコのような猫の目のような魔法陣。
まあなんということでしょう。大きな、ネコのような間抜けな顔をしたオブジェが出現しました。
『ナアアアァァァア〜〜〜〜〜〜〜オ』
あまりに気の抜ける声に、レコン・キスタの皆さんは総崩れです。
立ちたくても足腰がなえて動くこともできません。ほら、ドラゴンもぼとぼと落ちてます。
それは旗艦レキシントン号にいるお偉いさん方も同じです。
気が抜けて立っていられないワルドの目に飛び込んできたのは、かつて己を吹き飛ばした腰みのの理不尽という恐怖でした。
ビ〜ヒャラ〜ラ〜という間抜けな音と共に、ピンク色を背負った何かが戦場の真ん中を土煙を上げて疾走しています。
かろうじて動ける兵士たちをそのクイックイッキュッという擬音が似合いそうな動きで吹き飛ばし、その恐怖はただレキシントンへ向かって一直線。
それでもワルドは何とか立ち上がり、その人影に向かって杖を向けます。
「この変態がぁ! 食らえ! 『ライトニング・クラウド』!」
その魔法よりも一歩早く、アドバーグさんが背負っていたルイズが酔ったままの勢いで杖を振るい、失敗魔法が魔法陣を描きます。
それは目と多角形を組み合わせた、すべてを台無しにする魔法陣。
『はぁ〜さっぱりさっぱり!』
ワルドの頭の上でくるくる回る扇を持った妖精。
ワルドの杖から放たれたのは雷鳴と雷光ではなく、破裂音と紙ふぶき、それに紙リボンでした。
零戦スルー支援www
何このヒロヒロワールドwwwww支援
いやだぁ!こんな戦争いやだあ!
支援!
「ななななな、ウウウウウインド・ブレイク!」
眼前に迫るアドバーグさんに向けて振られた杖から飛び出したのは、見たこともないクリーチャーでした。
「野菜を食べよう!」
ただそれだけを叫ぶとアドバーグさんを飛び越えかなたへ。
唖然とするワルドの視界が腰みので埋め尽くされ、彼はそのまま意識を失いました。
「にゃんこらしょー!」
ワルド撃沈。
レキシントンの各部から連続して崩壊音が響きます。
「あははははははは! 食らえ食らえ〜!」
狂ったように叫ぶ杖を振るうルイズから放たれる失敗魔法、それは着弾地点に魔法陣を描きます。
魔法陣から生えたつたがレキシントン号に絡みつき、爆発するイチゴをばら撒きます。
同じように魔法陣から飛び出した炎が地面をもぐり兵士たちを吹き飛ばします。
何とか立ち上がった兵士が剣を構えますが、同じく出現した嫌な感じの顔のネコがどこからともなく取り出したガラスを引っかいて動きを止めてしまいます。
武器を落とし耳をふさいだ瞬間横合いからのキタキタ一撃、哀れ彼らは青空に笑顔で決め!
声と音に耐性がつき始めたのでしょう、よろよろと起き上がりすわ攻撃だと杖を振るうルイズと踊るアドバーグさんめがけドラゴンたちが殺到します。
杖を掲げたルイズとそれを守るように構えるアドバーグさんの真下で、ひときわ大きな魔法陣が輝きました。
これはひどい支援
私怨
って、そーか失敗魔法繋がりだったのかw
それは怒れる大地、それは地下の魔神。
魔神ベームベーム顕現せり。
見上げる高さとあふれる威圧感、そびえ立つその巨体をぐるりと回る無数の目、それらが一斉に輝きけたたましい雷光を放ちました。
とどろく爆音、吹き飛ぶレコン・キスタ。ベームベームの上で踊るアドバーグさん。
雷光のいくつかがレキシントンを吹き飛ばし、ワルドがハヒフヘホ〜とか叫びながらお星様になったころ、寝こけるルイズと一心不乱に踊るアドバーグさんだけになっていました。
せっかく駆けつけた軍隊は、その惨状にただただ唖然とするほかありませんでした。
村を上げて祝杯です。
オールド・オスマンも出席日数がどうとか忘れて酒盛りです。
舞台ではアドバーグさんが後ろのほうで見守る中、ミス・ロングビルと養女のティファニアがキタキタ踊りを披露しています。
男たちは全員そろって前かがみです。ギーシュなど下品にも口笛を吹いてモンモランシーにフルボッコです。
アドバーグさんは感動の涙を流しながらうんうんうなっています。後継者ができてよかったね。
後ろのほうでルイズがわめいています。どうやら魔法が使えるようになったのをキュルケに信じてもらえず憤っているご様子。
「証明してやるわ!」と杖をとりいつもの失敗魔法を唱えました。
かっこつけずに魔法陣を書けばよかったのに、いつものように詠唱なんてしちゃうからいけなかったんです。
舞台の下で小さな炸裂音がしたと思ったら舞台が踊り子とアドバーグさんを乗せたまま浮かび上がりました。
なんということでしょう。舞台の真下にできた魔法陣から幻獣ヨンヨンが召喚されてしまったのです。
踊りに夢中で気づかないキタキタ三人衆を乗せたまま、ヨンヨンは日食に消えていきました。
ルイズはとりあえずごまかすために、美しく締めることにしました。
「アドバーグ、いろいろありがとう! あなたのこと、きっと忘れないから!」
もはや失敗ですらねぇwwwwwwwwww
私怨
ちょっ、ティファまで踊ってる?!
どーなってんだコリャああ!?
支援
えびばりだ〜んすなう!支援
ルイズは美しい涙を流します。でも“きっと”とか言ってるあたりもう駄目です。
他の人たちも一応ルイズに習い、日食に向かって涙を浮かべます。
後ろのほうですごい顔をしているたまねぎっぽい何かを気にしたら負けです。
「宇宙の果てのどこか(ry」
使い魔がどこかへ行ってしまったため、ルイズは特別措置として再召喚が許されました。
系統はまったく違いますが魔法が使えるようになった彼女を笑うものはもういません。
魔法は唱えられ、爆発の代わりに魔法陣が輝きます。
そして新たな使い魔が、ここトリステインに顕現しました。
それはあまりに美しく
それはあまりに気高く
それはあまりにセクシーで
それはあまりにたくましい
そして何よりそれは、息が止まるほどかっこいい
魔法陣の上で浮かび上がり輝く四つの影。
あまりのかっこよさにその場の全員が言葉を失い、オールド・オスマンに至っては涙を流していました。
運命に導かれ「すぎた」世界最強の四人衆。60年間無敗の男たち。
彼らこそ『爺ファンタジー』!!
ルイズはひどくさめた思考で、ただポツリとつぶやきました。
「絶対アドバーグと同じとこのやつだ……」
カオスだwwしえん。
爺さんwwwwwwwwwwwwwww
ここでこいつらがくるかwwwwww
経験値のファンちゃん支援
もう駄目だ
支援
女王は今日も道を行く
四つの指輪をその手にはめて
四つの秘法を携えて
四人の使い魔引き連れて
女王は今日も道を行く
虚無の女王は道を行く
次回:『ゼロのかっこいい奴ら』
続くわけがない。
アドバーグさんは結局最後まで、異世界だと気づかなかったのでした。
これでおしまい。
楽しんでもらえたらうれしい。
タイトルは『ゼロのキタキタ』で。
GJ!
すげえ馬鹿らしい話だ(尊敬の意味で)
なんというカオス……
乙でした
よかったな。後継者ができて。
230 :
DOD&M:2007/07/27(金) 22:36:18 ID:???
遠隔予告。日付変わるくらいのタイミングで投下します。
ギャグでめちゃくちゃなのに何故か納得出来るスバラシさがwwww
失敗魔法のくだりがすげーイイ!GJ!
マジで面白かったっす
しっかしふと疑問に思ったんだけど、
今まで完結した作品って、女性キャラが呼ばれた奴ばっかり?
…………キタキタを除けば
>>キタキタ三人衆を乗せたまま、ヨンヨンは日食に消えていきました。
ってフーケとティファも一緒にゼロ魔世界から消えてる!?
小ネタかな?踊りつつGJ!
そういやグルグルの最強魔法って恋が・・・・・
>>101 ジュリアスを平民呼ばわりしたらものすごく怒りそうだ
「やれやれ、なんでそんな魔法にこだわるのか、俺にはまるで見当もつかんね」
オーフェンの言葉に、今まで沈んでいたルイズの顔が跳ね上がった。わずかに瞳はうる
んでいたがそこには隠しようのない怒りの色が見て取れる。それに気付かぬ振りをしなが
ら、オーフェンは腰かけた窓の外に目をやった。
「魔術――お前さんたちがいう魔法はあくまで血統によるものだ。魔法が使える使えない
なんてのに深い意味はない」
「貴族を否定するつもり! 平民のあんたが!!」
視線を戻せば、彼女はいつの間にかその手に杖を持っていた。あともう一言彼女の中の
貴族を否定すれば、たちまち爆発が起きるだろう。だというのに、オーフェンは落ち着き
払って面倒くさそうに手を振った。
「平民だから貴族を否定するんだよ、それぐらいわかれ、馬鹿たれが。大体俺の世界では
血統なんて、せいぜい魔術の素養の有無程度の意味しかないんだ。そこにそれ以上の意味
を求めようなんてナンセンスだ。馬鹿げてる。
いいか、魔法が使えるっていうのは純粋な才能だ。勉強がよくできたり、速く走れたり、
それこそ料理が上手いとかでもいい。そういったものと一切違いはない。
じゃあ、貴族ってのはなんだ。才能の上に胡坐をかいてるだけで貴族になれるなら、そ
れこそ平民との違いは一切ない。ルイズ、お前さんも言ってただろう。敵に背中を見せな
いから貴族なんだと」
「……それでもっ、私は魔法が――」
叫んだ拍子に、うるんだ瞳から涙が零れそうになる。少女の扱いの難しさに辟易して、
そしてばつの悪さを感たオーフェンは、目を閉じて何も見ないことにした。まぶたの裏に
主の姿は十分すぎるほど強く焼き付いている。声をかける方向を間違うはずもない。
乙でした
何だか綺麗に締めましたなw
>>232 となるとキタキタは初めての男性ですね。
深い意味は無い。
「他人の才能を羨むなんて馬鹿げたことはよすんだな。それで自分が何か変わるわけじゃ
ない。言ったろう、魔法が使える使えないなんてのは才能にすぎないと。できることがで
きるようになるのは当然のことだ。逆にいえば、できないことができないなんてのも当然の
ことなんだ。そこには何の意味もない。羨んでもただ空しいだけだ。
第一、お前さんは他の誰にも負けない才能を既に持ってるじゃないか」
気配だけで、ルイズが身を竦めるのがわかった。期待かそれとも反発か。あるいはその
両方だったかもしれない。その全てが、かつてオーフェンが味わったものであり、そして
多くの若者が経験する悩みでもあるのだ。
魔術師の憂鬱――それは、どのような人間にも形を変えて訪れる。
右目を開いたオーフェンの視界に、複雑な表情を浮かべるルイズの姿が映る。そのあ
まりの珍妙さに、つい笑みすら浮かぶ。
「な、なによ、いきなり笑って。は、早く私にしかない才能ってのを言ってみなさい。一
応、聞くだけは聞いてあげるんだから。」
「なに、たいしたことじゃないさ。誰にもルイズ・フランソワーズ・――
まあ、なんとかっていう才能は持てないだろう。だったら、それを誇ればいい」
「……ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。覚えておきなさいよ。
……でも、卑怯だわ。だったら、皆が皆誰にも負けない才能を持ってるってことじゃない」
枕に突っ伏して力なくいうルイズ。その声はどうにも震えていて……しかし、そこに怒
りは感じられなかった。
ご機嫌取りは一応成功か――気を良くして、オーフェンはついいらんことまで口走った。
「そう、ようは個性の問題だ。隣の芝生は青く見えるもんさ。考えてもみろ。例えばその
薄い胸だって、その手の人間にとっては垂涎ものだろう?
魔法が使える使えないなんて、胸のあるなしと程度はさほど変わらんさね」
オーフェンが驚くほどに、その後のルイズの反応は早かった。抜く手すら見せずに杖を
構えると短いルーンを唱えた。失敗の魔法がオーフェンを襲う。
――座ってる、位置がまずかったなぁ。
空を堕ちる感覚を味わいながら、そんな見当違いなことをオーフェンは考えていた。
キタキタ親父嫌いだからあんまり楽しめなかったけど
それでもこんな終盤のとこまでまとめて締めてるのはGJと思う
二つのレスにするために、ちょっと強引にまとめた。
二つ目少し見難くてごめん。
このシーンだけ書きたかったら、ちょっと投下してみた。
まとめにはなしの方向で。
なんかいきなり来た感あるけど支援する!
>>232 「ゼロの大統領」とか「たくさん食べたら大きくなった」とか
「ソードマスターゼロ」とか「伝承召喚」も完結してるぞ
タイトルつけてくれ。
最後の最後で俺死亡
爺ファンタジーは反則だってwwwww
気分転換に短い外伝を書いたんだが…
投下してもいいかな?
>>244 あの辺は小ネタだから完結とかそういう括りは無いと思う
>>7と
>>13をwikiのテンプレページに入れても良いかな?
それはともかく支援する!
「オールド・オスマン!」
学院長室の扉が開き、神妙な面持ちでコルベールが入ってきた。
「なんじゃ騒々しい」
オスマン氏は、ミス・ロングビルに顔を踏まれながら答えた。
例によってセクハラ報復折檻の真っ最中である。
ミス・ロングビルは散々ストンピングで打ち据え、とどめに踵落しを決めた後、肩で息をした。
「失礼します」
さわやかな笑顔で言って、ミス・ロングビルは部屋を出ていった。
「……何をしたんですか」
「いや、彼女ってばいつもパンストじゃろ? たまにはこんなのどうよ、と薦めたんじゃがの〜」
コルベールは、机の上の袋から白い何かがはみ出ているのを見て、首を振る。
「で、尻を撫でたと。その気持ちは、痛いほど良くわかります。わかりますが」
ドンと、机を叩く。
「尻を撫でる必要はないでしょ! あと、ミス・ロングビルに似合うのは黒です!!」
「なんじゃと!!」
オスマン氏の目が見開かれる。
「孤独な老人のお茶目なスキンシップの何が悪い? 挨拶みたいなもんじゃろうが!! それと白の良さもわからんで、短絡的に決め付けるでないわ、この未熟もん!!!!」
「わかってないのはオールド・オスマンです! そもそも……」
「なっとらん、なっとらん! それこそ……」
どうでもいい議論が、小一時間続いた。
キタキタ完結乙!
グルグルのやけくそなノリのがなつかしかった
俺の頭の中では緒方健一ボイスのキタキタが思い出されていた!
なにげにティファでてるな。あの胸でのキタキタダンスは非常に危険だと思うが
>>244 ソードマスターゼロは完結じゃなく打ち切り
「ゼエゼエ……で、何の用じゃったんじゃ」
「ハアハア……か、彼の事で報告が」
「彼? ……おおミス・ヴァリエールが召喚したという平民の少年の事じゃな」
「違います」
「あれ? 違うの?」
コルベールは呼吸を整えると、静かに言った。
「そうです。マスターS」
オスマン氏の顔から表情が消えた。
「何があった。ファイア」
「どうも授業中に一悶着あったようです。幸い、うやむやになりましたが」
「そうか……我らは影。歴史の影。けっして表の舞台に出てはならんというのに」
水ギセルの煙を吐き出しながら、オスマン氏が苦悶の表情を浮かべる。
「いかが致しましょう」
「彼は覚醒して日も浅い。やはり我々で導いてやらねばならんな」
「では」
「うむ」
オスマン氏が頷いた。
キタキタ完結乙!!
終わり方には笑わされたw
オーフェンの方は文章巧いなぁって感じ
オチも笑ったw
>>138 すごく懐かしい……。
その二つの神以外でも祈りの台詞はあったと思うんだけど思い出せないな。
「彼、ミスタ・マリコルヌに、
正しい靴下の使い方を教えてやってくれ。
頼んだだぞ、ソックスファイアよ」
「はは」
コルベールは、禿げた頭を靴下で拭きながら、深々と下げる。
オスマン氏は厳しい表情をゆるめ、笑ってみせた
「なんかこう、奴を先頭に新しい時代の波が押し寄せてくるのを感じるようじゃわい。かっかっかっかっ!」
どんな時代だ。
〜ゼロのぽややん外伝〜ソックスハンター異聞録
閑話休題
完
ソックスハンター続いてんのかよ支援ッw
>ナンセンスだ。馬鹿げてる
ここに富野臭を嗅ぎとったのは俺だけじゃないはず
ソックスかよw
終わりです。
>>259 オーフェンの作者曰く、ガンダムに影響受けてるらしいからな
魔術「士」になっているのはその機動戦「士」が由来だとかなんとか
263 :
94:2007/07/27(金) 22:55:09 ID:???
月天で一つ書いてみたんで投稿します
オーフェンさんとぽややんさん乙。
そしてDOD&Mにwktk。
あと誰わからないけどまとめthx。
オールド・オスマンとセットにして
『Yes! J(爺)・F(ファンタジー)・ファイブ!』とか考えたけどさすがに没った。
そろそろ富野作品が来てもおかしくないはず
守護月天かー
あれって雑誌移ったりしてたけど、結局完結したのかなあ
「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」
本日数十回目の爆煙が上がる。
が、今回も爆煙の中に生き物らしき影は浮かんではいなかった。
(今度もダメだったか・・・)
ルイズがそう思った直後に、今までとの違いを見つけ爆心地に落ちていた物を拾い上げる。
「なにかしら、これ?」
爆心地に落ちていた物。それは八角形のリングだった。
その瞬間、取り巻きの生徒達から爆笑が上がった。
「いくらなんでもそんなもん召喚すんなよwww」「流石『ゼロのルイズ』、まともなものを召喚しねぇや。そこに(ry」「せめて平民を召喚しろよpgr」
そんな爆笑を受け、顔を真っ赤にしながらルイズはそれを否定する。
「な、こ、これは違うのよ!ミスタ・コルベール、やり直しを・・・・・、ってあれ?このリング、向こう側が見えない?」
本来見えていなければいけない風景が、リングを通してみると真っ暗で何も見えない。
さらに詳しく調べてみようと、リングの穴を覗いていると異変が起こった。
リングが鋭い閃光を放ち始めたのだ。
「え、ちょ、なんなのよ、これ!?」
突然の出来事に、とっさにリングを放り投げるルイズ。
リングはますます放つ光を強くする。
そして、ひとしきり光った後に少女がリングの中から現れた。
この不思議現象を前に、その場に居合わせた生徒全員が唖然としながらもその光景を見届ける。
少女がルイズに傅く。
「はじめまして、ご主人様。私は守護月天シャオリンと申します」
こうして"ゼロ"と呼ばれている少女は春の使い魔召喚を成功させた。
今日のルパンの映画はよかったな!
まさかハルケギニアでルパンがワルドとフーケ相棒にして大暴れするとは思わなかった!
>>265 あれかゼロ魔キャラも含め皆殺しにしろと
守護月天は結局よくわからん内に終わった感じが・・・支援
シャオって戦いできたっけ?
出来なくても一向に構わんのだが
>270
つまりイデオン召喚ですね
独特な改行位置
そしておっぱい
もしや鬼哭街の人か?>オーフェン
いじょーデス。
続きは・・・・就活が終わって時間が出来たら書いてみます。
富野ってやっぱ黒い方か?
万難地天は俺の嫁支援
>>269 金曜特別ロードショー
TVスペシャル最新作
ルパン三世 〜ハルケギニアより愛を込めて〜
乙、しかし短いな。
就活中だから仕方ないんだが、これだと続きが気になるというにも厳しい短さだ。
>>278 金曜特別ロードショー
TVスペシャル最新作
ルパン三世 〜風のアルビオン〜
>>278 金曜特別ロードショー
TVスペシャル最新作
ルパン三世外伝 〜マチルダさんの冒険〜
しまった、録り忘れた。
悔しいからゼロ魔読むぜ
この流れはいつぞやの小ネタ乱舞になるかな?
・・・ほどほどにな。
>>274 もしそうだとしてもスルー汁
名無しで落としてるんだし
>>286 小ネタとプロローグだけは天と地ほどの違いがあるぜ
金曜特別SSロードショー
ゼロ魔クロス最新作
ルパン三世 〜キレイなワルド〜
まとめにルパンあがってたね。真面目な話こんな感じのタイトルつければちょっと面白くないかな?
俺のは論外だけど
すげー古い上にマイナーなラノベとのクロスなんだが、予告もないようなので投下してみていい?
投下しますよ
もうルパンタイトルネタ連打はいいよ
うにー
ラ・ロシェールで一番上等な宿『女神の杵』亭に止まることにした一行は、
一階の酒場でくつろいでいた。
生のにんじんをかじりつつニンジン酒を注文するヴィオラートに、呆れ返るキュルケ。
何かの草のサラダをもくもくと咀嚼するタバサ。
精根使い果たした顔で、テーブルに突っ伏しているのはギーシュ。
そこに、桟橋へ乗船の交渉に言っていたワルドとルイズが帰って来る。
ワルドは席に着くと、困ったように言った。
「アルビオンに渡る船は明後日にならないと出ないそうだ。」
「急ぎの任務なのに…」
ルイズは口を尖らせる。
「どうして明後日にならないと船が出ないの?」
問うたキュルケのほうを向き、ワルドが答えた。
「月が重なる『スヴェル』の翌日の朝、アルビオンが最もラ・ロシェールに近づくんだ。」
ヴィオラートはほろ酔い気分の頭で、潮の満ち引きでも関係してるんだろうか、と思った。
潮の満ち引きは月の動きで決まるからなあ。
「さて、じゃあ今日はもう寝よう。部屋を取った。」
ワルドは鍵束をテーブルの上に置いた。
「キュルケとタバサ、ミス・プラターネが相部屋だ。そしてギーシュが一人部屋。」
「僕とルイズは相部屋だ。婚約者だからな、当然だろう。」
ルイズがはっとして、ワルドの方を向く。
「そんな、ダメよ!私達まだ結婚してるわけじゃないじゃない!」
しかし、ワルドは首を振ってルイズを見つめた。
「大事な話があるんだ。二人きりで話したい。」
ゼロのアトリエ 〜ハルケギニアの錬金術師17〜
>>289 >>290で予告あったぜ。さあどうする
投下していい?っていちいち聞くんじゃなくて
>>290みたいに投下しますよって言って欲しい
ダメって言われたらやめるわけでもないんだろうし
人参支援
296 :
289:2007/07/27(金) 23:11:41 ID:???
それじゃあ投下はアトリエの後で支援
>>294 スマン
ばっちこ〜い!
貴族相手の宿『女神の杵』亭で一番豪華な部屋だけあって、ワルドとルイズの部屋は、
かなり立派なつくりであった。
誰の趣味なのか、ベッドは天蓋つきの立派なものだったし、高そうなレースの飾りがついていた。
テーブルに座ると、ワルドはワインの栓を抜いて杯についだ。それを飲み干す。
「君も一杯、やらないか?ルイズ。」
ルイズは言われたままにテーブルに着いた。
「二人に。」
ルイズはちょっと俯いて、杯を合わせる。
「姫殿下から預かった手紙はきちんと持っているかい?」
「…ええ。」
ルイズはポケットの上から、アンリエッタから預かった封筒を抑えた。
「心配かい?無事に皇太子から、姫殿下の手紙を取り戻せるかどうか。」
「…そうね、心配だわ。」
ルイズは可愛らしい眉を、への字に曲げて言った。
「大丈夫だよ、きっと上手く行く。なにせ、僕がついてるんだから。」
「そうね、あなたがいればきっと大丈夫よね。あなたは昔からとても頼もしかったものね。」
「それで、大事な話って何?」
ワルドは遠くを見る目になって、話し始める。
「君はいつもお姉さんと魔法の才能を比べられて、出来が悪いなんて言われてたね。」
ルイズは恥ずかしそうに俯く。
「でも僕は…それは、間違いだと思う。」
ユーディーだと人参は食材か中和剤にしか使えなかったぜ支援
「君は、他人にはない特別な力を持っている。僕には、それが判るだけの力がある。」
「まさか」
「まさかじゃない。例えば、そう、君の使い魔…」
「ヴィオラートのこと?」
「そうだ。彼女が杖を振った時に浮かび上がったルーン、あれはただのルーンじゃない。伝説の使い魔の印さ。」
「伝説の使い魔の印?」
「そうさ、あれは『ミョズニトニルン』の印だ。始祖ブリミルが用いたという伝説の使い魔さ。」
ワルドの眼が光った。
「ミョズニトニルン?」
ルイズは怪訝そうに尋ねた。
「誰もが持てる使い魔じゃない。君はそれだけの力を持ったメイジなんだよ。」
「信じられないわ。」
ルイズは首を振った。ワルドは冗談を言っているのだと思った。
確かにヴィオラートは道具を持つとやたらと強くなったり、速くなったりするし、
先住魔法が使えて、桁外れの知識と実行力があって、その上信じられないくらい私に優しいけど。
伝説の使い魔だなんて信じられない。何かの間違いだろう。自分はゼロのルイズ、落ちこぼれなのだ。
どう考えても、ワルドが言うような力が自分にあるなんて思えない。
「君は偉大なメイジになるだろう。」
「そう、始祖ブリミルのように歴史に名を残すような素晴らしいメイジになるに違いない。僕はそう確信している。」
ワルドは熱っぽい口調で、ルイズを見つめた。
「この任務が終わったら結婚しよう、ルイズ。」
>>272 一応戦闘用の星神"北斗七星"とか居るぞ
「え…」
いきなりのプロポーズに、ルイズははっとした顔になった。
「僕はこのまま終わるつもりはない。いずれはこの国、いやハルケギニアを動かすような貴族になりたいと思っている。」
「で、でも…」
「でも、何だい?」
「わ、わたし、まだ…」
「もう子供じゃない。君は十六だ、自分の事は自分で決められるし、父上のお許しもある。確かに…」
ワルドはそこで言葉を切った。それから、再び顔を上げて、ルイズに顔を近づける。
「たしかに、ずっとほったらかしだった事は謝るよ。婚約者なんていえた義理じゃない。」
「でもルイズ、僕には君が必要なんだ。」
「ワルド…」
ルイズは考えた。憧れの人。幼い頃は本気で、ああ、私はこの人のお嫁さんになるんだと、そう思っていた。
でも今は。今はどうなのだろう?
なぜか、それはできないような気がした。
ヴィオラートの、ワルドに向ける繕った笑顔が頭に浮かぶ。
「でも、でも…」
「でも?」
「わたしまだ、あなたに釣りあう立派なメイジじゃないし…もっと修行して…」
ルイズは俯いた。俯いたルイズを、ワルドがじっと見つめる。
支援
高速で支援
守護月天は作者が凄くナイーブな人で同人で守護月天のキャラがレイープとか陵辱とかされまくってる実情を知ってしまい
創作意欲激減して失意のままポシャっと終了してしまった
いやマジな話
「…今すぐに返事をくれとは言わないさ。とりあえずはこの旅の間に、僕を見ていてくれればいい。」
ルイズはただ、頷く。
「それじゃあ、もう寝ようか。疲れただろう。」
ワルドはルイズに近づいて、唇を合わせようとした。
ルイズの体が一瞬こわばり、すっとワルドを押し戻す。
「ルイズ?」
「ごめん、でもなんか、その。」
ルイズはもじもじしてワルドを見つめた。
ワルドは苦笑いして首を振る。
「急がないよ、僕は。」
ルイズは再び、頷いた。
どうしてだろう。ワルドは凛々しくて、こんなにも優しいのに。ずっと憧れていたのに。
結婚してくれと言われて嬉しくないわけじゃない、それなのに。
何かが心に引っかかる。引っかかったそれが、ルイズの心を前に歩かせないのだ。
翌日。ヴィオラートがいち早く起きてコメート原石を磨いていると、扉がノックされた。
「おはようございます。ミス・プラターネ。」
ドアを開けると、羽帽子をかぶったワルドがヴィオラートを見下ろしている。
「おはようございます。こんな朝早くから、どうしたんですか?」
ヴィオラートがそう言うと、ワルドはにっこり笑った。
「貴女は伝説の使い魔『ミョズニトニルン』なのでしょう?」
「え?」
ヴィオラートはきょとんとして、ワルドを見た。
ワルドは何故か誤魔化すように、首を傾げる。
「その、あれだ。フーケの一軒で、僕は貴女に興味を抱いたのだ。」
身振りがいつもよりも、大げさになっている。
「ルイズに聞きましたが、貴女は異世界からやってきたというではないですか。」
わざとらしく指を立てて、同意を求める。
「フーケを尋問した際にあなたに興味を持ち、王立図書館で『ミョズニトニルン』にたどりついたのです。」
なるほど、勉強熱心ですねと思った。
「あの土くれを捕まえた腕がどれくらいのものか、知りたいのです。少々お手合わせ願いたい。」
「お手合わせ、ですか?」
「そのとおり。」
「どこでやるんですか?」
「中庭に、練兵場があるはずです。」
ヴィオラートとワルドは中庭の練兵場で、二十歩ほど離れて向かい合う。
少しすると、物陰からルイズが姿を現した。
「ワルド。来いっていうから来てみれば、何をする気なの?」
「なに。貴族というのは厄介でね。強いか弱いか、それが気になるともう、どうにもならなくなるのさ。」
ルイズはヴィオラートを見た。
「やめなさい。ワルドとやりあうなんて…」
ヴィオラートは答えない。ただ、ワルドを見つめている。
「なんなのよ!もう!」
「では、介添え人も来た事だし、始めるか。」
ワルドは腰の杖を引き抜いて、それを前に突き出す。
「えーっと、手加減とか…」
ヴィオラートがそう言うと、ワルドは薄く笑った。
「かまいません。全力で来て下さい。」
ヴィオラートは頷いて、杖を振った。帯状の火球が、ワルドに向かって飛ぶ。
しかしワルドは火球を避けようともせずに、構えた杖をまるで剣のようになぎ払う。
烈風が生まれ、炎をかき消し、残った火の粉がヴィオラートに向かい、服に着火した。
「あちち!あちゃあっ!」
ヴィオラートは情けない声をあげ、そばにあったたるの中に突っ込んだ。
水しぶきが上がり、あたりが静寂に包まれた後…
ヴィオラートは、たるの縁に手をかけ、顔を半分だけ覗かせながら、
「水もしたたるいい女〜…なーんてっ!」
と、高らかに宣言した。
策士ヴィオラート支援
支援!
ワルドは、肩を震わせて含み笑いを漏らした。
「くっくっ、いや失敬。少々力が入りすぎていたようです。」
少し肩の力が抜けた様子のワルドは、ため息を一つついた。
「着替えが終わったら、朝食にしましょう。僕が頼んでおきます。」
そういうと、踵を返した。
ヴィオラートとルイズは微動だにせず、ワルドの後姿をたっぷり見送る。
またしばらくの静寂の後、ようやくルイズが口を開いた。
「ヴィオラート。あなた、手を抜いたでしょう。」
ヴィオラートはたるに入ったまま、答える。
「うん。」
これでもかというくらい、水をしたたらせたままに。
た〜る
た〜るw
ヴィオ策士だよヴィオ
終了
投下被りごめんなさい
たるー乙
エニックスからマッグガーデンに移籍した漫画家はつぶれる奴多かったな
アトリエGJ!
ところでここに来ている中でゼロのアトリエに影響を受けてゲームを買った人挙手。
ノ
ヴィオは頭の緩い萌えキャラ――そう思ってた時期が、俺にもありました
320 :
289:2007/07/27(金) 23:21:53 ID:???
では投下します
かもーん
>>318 バビルを古本屋で探してて、今度ジャイアントロボOVAを借りようと思ってるくらいだなあ
気がつくと、いきなり異世界だった。
「あんた誰?」
抜けるような青空をバックに、エリの顔をまじまじと覗き込んでる女の子が言った。
「おおっ!」
おもわず笑みを浮かべながら、エリはあたりを見渡した。
目の前の女の子の見るからにそれもんの魔法使い姿!
遠くに見えるヨーロッパの写真で見るような古い石造りの城!
「おおおっ!」
周囲から彼女をに視線を注いでいる、やはりいかにもそれもんの姿の少年少女たち!
「おおおおおおおおっ!」
そしてその少年少女たちの傍らにいるドラゴンやマンティコア―――地球にはいないはずの空想上の生物たち!
「これよっ!」
エリはその場でガッツポーズを取った。
「あたしはこういうシチュエーションを待っていたのよ!」
目の前の女の子は、ただ呆然とそんなエリを眺めている。
「毎朝の通学ラッシュもっ! 塾も来年の受験戦争も、やがてやってくる就職もっ!
親の小言もうっとうしい担任も、これでぜぇぇぇぇぇんぶさよならよっ!」
エリは日頃たまった鬱憤をこの場にすべてぶちまけるかのように絶叫する。
ヴィオは頭の緩い振りした腹黒キャラだな
そういやしもべもそろそろ来るか?
これはw
「……もしもし……?」
目の前の女の子が、自分の世界に入っていたエリに話しかけてきた。
黒いマントに白いブラウス、グレーのプリーツスカート。
桃色がかったブロンドの髪に透き通るような白い肌、鳶色の瞳。
「ふむふむふむ」
「な、なによ」
エリは目の前の女の子の姿をまじまじと見つめ、
「……ちょっと若すぎるような気がしないでもないけど、こういうパターンも王道か。それに可愛いから許すっ!」
「だからさっきから何の話をしてるのよ! 何をそんなに喜んでるのよ!」
「当然よ!」
はしゃぐ彼女についていけない女の子、エリは無意味に胸を張り、
「いきなり異世界に呼ばれるなんてシチュエーション、今日びのマンガや小説じゃあ、それこそゴロゴロしてるのよっ!
これくらいのことでいちいち驚いてちゃ、女子高生やってらんないわよっ!」
「……よくわかんないわよ」
「そんでもって、きっとこの世界は戦乱の世の中で、どーしよーもなくなった弱小軍団が、別の世界から英雄か何か呼ぼうなんて他力本願なこと考えて、魔法使いにあたしを召喚させたに違いないわっ!」
「だからさっきから何の話をしてるのよ!」
「それでさらに、実はあたしは伝説の勇者とか失われた王国のプリンセスか何かで、戦いの中、英雄だか王子だかのやたらいい男と結ばれることになるのよっ!」
「……よ、よくそこまで話が作れるわね……」
「ふっ! 作るも何もっ! いくらすっとぼけたってあたしにはちゃーんとわかってるんですからねっ! ふふふふふっ!
……というわけで、そうと決まれば話は早いわっ! さっそく現状説明してちょーだいっ!
…………ちょっと、何頭抱えてんのよ……?」
「うう……呼び出したのが平民ってだけでも頭痛いのに……ミスタ・コルベール!」
女の子が怒鳴ると、人垣が割れて、中年の男性が現れた。
大きな杖に真っ黒なローブ。これまた典型的な魔法使いルックだ。
「なんだね、ミス・ヴァリエール」
「あの! もう一回召喚させてください!」
ミスタ・コルベールと呼ばれた黒いローブの男性は首を振った。
「それはダメだ、ミス・ヴァリエール」
「どうしてですか!」
「決まりだよ。二年生に進級する際、君たちは『使い魔』を召喚する。今やってるとおりだ」
なんだっけこれ。スレイヤーズの作者の……日帰りクエストだっけ?
漫画版だけ見た。
しもべみて以来、ブクオフで横山漫画読みまくってるな
だが闇の怒鬼だけがみつからん…
ちょwww日帰りクエストwwww
俺小説全部読んだし、漫画版も外伝含めて全部持ってるwwww
>>318 ザール〜イリス1まで持ってるYO
イリスでの鬱憤をリーズで晴らそうとしたら
間違えてフリーズのアトリエを買ってしまいました、本当に(ry
>>319 村を大きくした後だから色々あったんだよw
>>322 とりあえずマーズに水滸伝に三国志に、
項羽と劉邦、史記、伊賀の影丸、
仮面の忍者赤影、鉄人28号、地球ナンバーV7、
クイーンフェニックス、長征、殷周記伝、あばれ天童、
闇の土鬼、片目猿、戦国獅子伝、血笑烏……
読まなきゃいけないものは多いぞ
「……使い魔?」
不穏な単語を耳にして、エリの動きが止まる。
「これは伝統なんだ。ミス・ヴァリエール。例外は認められない。彼女はただの平民かもしれないが、呼び出された以上、君の『使い魔』にならなければならない。
古今東西、人を使い魔にした例はないが、春の使い魔召喚の儀式のルールはあらゆるルールに優先する。彼女には君の使い魔になってもらわなければな」
「そんな……」
「ちょっとちょっと、使い魔って何の話よ!?」
話がおかしくなってきたので、慌ててエリは二人の会話に割り込んだ。
ミスタ・コルベールと呼ばれたU字ハゲの男性がエリの質問に答える。
「君はミス・ヴァリエールの『サモン・サーヴァント』で、このトリステイン魔法学院に召喚されたんだよ。
人が召喚された例は初めてなのだが、召喚されてしまった以上、君にはミス・ヴァリエールの使い魔になってもらわなくてはならない」
「じゃ、じゃああたしは選ばれた英雄とか勇者とかじゃないのっ!?」
「それはあんたが勝手に言ってただけでしょ!」
ミス・ヴァリエールと呼ばれた少女がエリにツッコミを入れる。
「くっ……まさかわざわざ異世界から召喚しといて、ただの使い魔にされるとは……想定外だわ……」
エリはがっくりと肩を落とした。
「あー、とにかくミス・ヴァリエール。儀式を続けなさい」
エリを無視して、U字ハゲが話を進める。
「儀式って、まだ何かあるの?」
「そうよ、今は『サモン・サーヴァント』であんたを召喚しただけなんだから。次は『コントラクト・サーヴァント』でちゃんと契約しないとダメなのよ」
「……ふーん、つまりあたしは、まだあんたの使い魔じゃないってわけね」
「そうよ、だからさっさとわたしと契約しなさい!」
偉そうにこちらを杖で指してきた女の子に、エリは満面の笑顔で答えた。
>>333 ジャイアントロボでひとまとめにでき…ないよな
支援かしらー
「やだ」
「なっ……!」
まさか断られるとは思っていなかったのだろう。ルイズが固まった。
「だって、いきなり召喚されて使い魔になれっていわれてもねえ」
「召喚された以上、あんたはわたしと契約しなくちゃいけないのよ!」
「使い魔になってあたしに何の得があるの? お給料とかちゃんともらえる? 福利厚生は?」
「お給料って……使い魔がご主人様に従うのは当然でしょ!?」
「だーかーらー、あたしはまだあんたの使い魔じゃないんだってば」
「わたしが召喚した以上、あんたはわたしの使い魔なのよ!」
「あのね、契約ってのはビジネスなのよ。双方が納得できる条件じゃないと承諾できるわけないじゃない」
「へ、平民のくせに生意気よ!」
「あら、あたしはこれから人を雇おうとしてる人間に対して、当然の事を言ってるだけよ?」
「……っ!」
エリの半ばへ理屈な正論に、女の子は言葉に詰まる。
……よっしゃ勝った! と、エリは心の中でガッツポーズをとった。
と、女の子が静かになったことで周囲の生徒たちの囁き声が聞こえてきた。
「さすがはゼロのルイズだな! 平民に言い負かされそうになってら」
「あ〜あ、あれじゃルイズは留年決定だな。ま、ゼロのルイズじゃしょうがないか!」
どうやら、このルイズと呼ばれている女の子は周囲から馬鹿にされてるらしい。
「困ったな。使い魔と契約できない以上、ミス・ヴァリエールを進級させるわけにはいかないのだが……」
しかも、先生らしいU字ハゲの男までこんな事を言い出した。
>>305 俺はマックの編集部が作者の替え玉云々をうやむやにするために打ち切った。ってな風に聞いたぞ?
そして日帰り支援
そんななまいき言う使い魔は殺してもう一回別のを召喚すればいいじゃない支援
私怨
よりによって、作者自ら遊び人LV1から成長しませんでしたと言い切った子がw
まぁエリなら断るよなw
支援
留年。女子高生であるエリにとってはわりと他人事ではない単語だ。
……まさか異世界魔で来て、留年なんて言葉を聞くとは……
ふとルイズを見ると、うつむいて黙り込んでしまっている。
……そっか、あたしを使い魔にするのに失敗したら、この子は留年しちゃうんだ。
さすがにちょっと同情心が芽生える。
「……しょうがないわね、契約してあげるわよ」
「……え?」
エリの言葉を聞いてルイズが顔を上げた。
「あんたの使い魔になってあげるって言ってんの」
「……いいの?」
不安そうに聞いてくるルイズ。
「うん。ただし、契約後のあたしの待遇についてはちゃんと保障してもらうわよ。変な扱いされたらすぐに使い魔やめるからね」
「……いいわ。ちゃんと衣食住の世話はしてあげる」
ふむ、まあその辺で妥協しときますか、とエリは頷いた。、
「OK。それで契約って具体的に何やるの」
「じゃあ、こっち向いて、じっとして……」
ルイズは杖をエリの額に置いて、呪文を唱える。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この物に祝福を与え、我の使い魔となせ」
「お、なかなか本格的ね」
「黙って、じっとしてなさい」
そしてルイズは、エリの唇に唇を重ねた。
344 :
マロン名無しさん:2007/07/27(金) 23:33:36 ID:h2WWb683
支援の意味がわからない支援
しえんすた
>>317 みねね、箱田、久保、よしむら……他に居たっけ?
>>344 連続書き込みすると規制が入って書き込みできなくなる。
規制されたあとも他のレスがあれば解除が早くなる。
支援
>>344 連続で書き込むと規制される恐れがあるから誰かのレスが間にはいると投下しやすい支援
「な、なななな、何するのよ!」
思わずエリは後ずさった。
「うるさいわね、これが『コントラクト・サーヴァント』なんだから仕方ないじゃない! わたしのファーストキスだったのに……」
ルイズは顔を真っ赤にしてそう言った。
「あたしだって初めてよ!……いや、今のは女の子同士だし、契約のためのものだから人口呼吸と一緒! ノーカンよノーカン!」
「そ、そうよね、今のは数に入らないわよね!」
「そうそう、あたしたちはまだ清いままよ!」
エリとルイズによくわからない連帯感ができたところで、エリの体に異変が起こった。
「……って熱っ!? なんか左手がすごく熱くて痛いんだけど!?」
「すぐ終わるわよ。『使い魔のルーン』が刻まれてるだけだから」
「聞いてないわよ、そんなのが刻まれるなんて!」
ルイズに抗議の声を上げたところで、すっかり忘れ去られていたU字ハゲの男がエリのルーンを覗き込んだ。
「ほう、これは珍しいルーンだな」
「……え? 珍しいの? これって」
エリも改めて自分に刻まれたルーンを見てみたが、正直ミミズがのたくったような図形でよくわからない。
「さてと、じゃあみんな、教室に戻るぞ」
そう言ってU字ハゲの男は宙に浮いた。
「おおっ!」
思わずエリは歓声をあげる。
「ルイズ、お前は歩いてこいよ!」
「その平民、あんたにお似合いよ!」
他の生徒たちも次々と宙に浮かび上がった。
「うわー、やっぱここってファンタジーな世界の魔法学校なのね」
飛び去っていった生徒たちを見送るエリに、ルイズが声をかける。
「それで、あんた、名前はなんて言うの?」
エリは振り向いて、ルイズに名前を告げた。
「ん、そういえば言ってなかったっけ。あたしは村瀬栄理。エリって呼んで。あんたは……ルイズって呼ばれてたわね」
ルイズもエリに名前を告げる
「そうよ。わたしはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ルイズでいいわ」
「そう、それじゃよろしくね、ルイズ」
「ええ、こちらこそよろしく、エリ」
こうして、エリはルイズの使い魔となったのだった。
>>344 投下する人が規制されないためさ。
それはそうとsageようぜ
支援なのー
352 :
344:2007/07/27(金) 23:36:30 ID:h2WWb683
>>348
ありがとう!
乙
連載するのかな?
独特なテンションのキャラだから続きを読んでみたい。
なんと日帰りwww
エリとルイズか、なんか物凄く五月蝿そうなコンビだな。
でも名コンビになりそう、それに何気にエリにガンダールヴってキチガイに刃物w
以上です
エリが全然使い魔になってくれないので無理矢理契約させてしまった
エリの武器っていうとはったりと口と高校生相当の現代知識となにより神がかった強運か…
原作ではあくまで一般人並の能力しかないのにやばい狂竜人ベヅァーに強気で掴み取った運で何度も勝つし
ガンダールヴで戦力面が補強されたら下手な強い人間召喚よりやばいかもな
結界師の良守を召喚しようと思ったんですが、
滅が使えない分ちょっと難しそうかな?
「二十年前、森を散策していた私は、ワイバーンに襲われた。そこを救ってくれたのが、
あの『破壊の杖』の持ち主じゃ。彼は変な弓矢一発でワイバーンをフッ飛ばすと、
「エイドリアーン!」と言い残して森の奥に走り去って行ったのじゃ」
「それって一体」
「私は彼が残したボクシンググラブとか杖とか伊藤ハムとかナイフにてきとうに『破壊のなんとか』と名付け、
宝物庫にしまいこんだ。謎の遺物としてな」
突然だけど質問です。携帯からまとめ編集ってできるの?
スパロボDが誇るツンデレキラー(ただし、男限定)のジョッシュを召喚したらとか妄想した。
あいつのツンデレ耐性は異常。プロ、ギュネイ、シュワルツさんと、数多のツンデレ(ただし、男限定)が奴と仲良くなっていったからな。
落ち着いてるし、人格出来てるし、面倒見良いし、困った子の扱いにも慣れてるし、なんだかんだで良い関係が築けそう。
「ふんっ、あんたまでキュルケキュルケなの」
「見てたのか。怒るなよ、ルイズ。あんたはメイジで、誇りある貴族だと思っている。
俺の主人ともな。それじゃいけないのか?」
「……このトリステイン魔法学院に入学して以来、全てが狂いっぱなしなのよ。
ここに来るまではずっと1人でやってきたし、ヴァリエール家の人間って事で他の連中にはやっかまれて。
私は、別にそれでもよかった。私は貴族で、平民とは違うもの。それが、いまじゃめちゃくちゃよ」
「焦ってんだ」
「何?」
「オレと同じさ。どうしたらいいか、何をしたらいいか、わからなくて、焦ってる」
「……私は、貴族よ」
「貴族も人ってことだろ?」
投下乙です
確かに現役の学生としては自分が契約しないと留年するって言われれば、同情しても仕方ないかもw
そっか、日帰り出来ないから「なりゆきまかせ」が題名になってるのかw
>>357 あと、現代社会からいろいろ持ち込めるということも強みになってたな。
この召喚のされ方ではそれが無しになるから、ちょっと厳しいかも
>>358 なんで滅つかえないの?
普通に使えるでしょ
>>359 そのネタもらったああああ!ごめんなさい!
「二十年前、森を散策していた私は、ワイバーンに襲われた。そこを救ってくれたのが、
あの『破壊の鉄馬』の持ち主じゃ。彼はワイバーンにそいつで体当たりをかましてフッ飛ばすと
「武器を持った奴が相手なら覇王翔吼拳を使わざるをえない!」
と言い残して森の奥に走り去って行ったのじゃ」
「それって一体」
「私は彼が乗り捨てた乗り物に『破壊の鉄馬』と名付け、 宝物庫にしまいこんだ。謎の遺物としてな」
>>364 いや待て
置き手紙一つで大丈夫だ
再召喚しても大丈夫だと考えるんだ
っていうかそしたら凄いことになるな…
日帰りな場合、長期滞在な場合、どっちも面白そうだ
>>361 こんなところで助手の名前を見るとは。あの落ち着きぶりが18歳だなんて嘘だ。
でもゼロ側の仲間に男ほとんどいなくね?
あと召喚された場合もう一つの特徴の異常なまでの顔の広さが活かされないが……
他の虚無の使い魔と普通に知り合いとかそんなんか。
フラグクラッシャー体質持ちのキャラ召喚したらどうなるんだろうな……
>>373 虚空からの使者二代目のことかー
000の無限光でゼロの使い魔か!
>>359 そう来たかwwwwwwwwwwww
シリーズにするなら頑張れよ!
アマ公投下いきます
バッチコイオラァ!
当麻って才人より年下だったんですね
……ありえねぇorz
0時半に投下をしたいと思います。
>>364 頭を使って道具とかで戦うって意味じゃルーンの中ではミョズニトニルンが一番似合いそうだが
その場合ガリアがどうなるかが問題になるんだよな
どうするんだ?
元ネタ、遊戯王デュエルモンスターズ191話
ルイズ・ギーシュ「「決闘!!」」
ルイズ「私のターン!ドロー! "ゼロの使い魔サイト"を攻撃表示で召喚!さらにカードを一枚伏せてターン終了!」
ギーシュ「ふん、そんなザコ、僕のワルキューレが葬ってくれる! 手札から"ワルキューレンリット"発動!」
ギーシュ「このカードの効果によって手札のワルキューレ達を特殊召喚することができる!」
ルイズ「ウソ!?一度に4体のワルキューレがフィールドに召喚されたなんて!?」
この後サイトは装備カード1枚に付き攻撃力500UPとか、デルフの特殊能力で魔法が効かないとか
考えてみたけど、どうやってもこのチートデッキに勝てないからやめた…
なんと
DOD→
>>376→主って言う順になるのかな?
385 :
DOD&M:2007/07/28(土) 00:00:17 ID:???
あ、ごめ。ちょっと書き足してるから、俺、0:40分くらいからで。
ドドメって読むのか?
じゃ行きます
支援するのだわ
「ふむ…ガンダールヴとな?」
「はい、間違いありません!
あのミス・ヴァリエールの使い魔に刻まれたルーンは、この……ご覧ください!
かつて始祖ブリミルが使役していたとされるガンダールブのルーンと全く同一の物です!」
「ほぅ…確かに」
学院長オールド・オスマンの目の色がさっと変わった。
ミスタ・コルベールが指し示した分厚い図書の一節に記述されたルーン文字。
そこには、先日ルイズの使い魔に刻まれたルーンのスケッチと同一の物が描かれていた。
「現代に蘇ったガンダールヴ…これは一大事ですぞ! オールド・オスマン!」
興奮気味に語るコルベール。
それもそのはず、失われたとされる五つめの系統が関わっているのだ。
「ガンダールヴ…
あらゆる武器を使いこなし、始祖ブリミルの詠唱中の身を守護することに特化された存在だと伝え聞くが…」
「仰る通りです」
「…しかしあの使い魔、どう見ても犬じゃぞ? どうやって武器を振るのだね?」
「そ、それはなんとも言えませんが―」
ドーーーーン…
どこかで爆発音が響く。
「…………」
「…………」
「またかね…」
ウンザリするオスマン。
一体何度目だろうか? 数えるのもバカらしい。
「またミス・ヴァリエール…のようですな…」
コルベールも苦笑を隠せない。
しかし…そうなると問題なのは彼女だ。
魔法もろくに扱えないミス・ヴァリエールが、何故伝説の使い魔を…?
実際伝説の使い魔どころか本物の神様を召喚してしまっているわけなのだが。
「待ちなさいこんのバカ犬っ!!!」
「おおおォ!? かなり殺気立ってやがるぜェ!
逃げろ逃げろアマ公!」
脱兎のごとく逃走するアマテラスと幽鬼のように追いすがるルイズ。
春の使い魔召喚の儀式から数日。
一人と一匹(+一匹)の鬼ごっこは今日も開催されていた。
既にこの学院内において、ルイズとその使い魔(+何やら人語を解す妖精)の事を知らぬ者など、
教師生徒はおろか平民にすらいないだろう。
一部の生徒間ではルイズの鬼ごっこを対象とした賭け事まで始まっている始末。
ルイズとその使い魔は、生徒たちの格好の笑いの種となっていた。
だもんで、ルイズのサモン・サーヴァントに立ち会った生徒たちは、
召喚直後の犬っころに抱いていた印象など全て吹き飛んでいた。
あの不可思議なオーラを纏った得体の知れぬ犬っころはその実、ただの食いしん坊でしたとさ。
笑わずにはいられない。さすがはゼロのルイズ、と。
ルイズ本人は堪ったものではなかった。
今まで以上に後ろ指をさされるようになったのだから。
………
……
…
391 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 00:07:13 ID:jDQF1waF
支援
召喚の儀式の翌日。
起床したルイズはアマテラスを伴って食堂へと向かう。
アマテラスは大人しく付き従い、ルイズは胸を張って学院を闊歩していた。
あのゼロのルイズの使い魔! アマテラスは皆の注目を集めていた。
(ふふん、どーよ?
これが私の使い魔なのよ!)
傍から見れば、確かにアマテラスは凛々しかった。
整った顔立ち、スラリと伸びた四肢、そして真っ白な全身を彩る隈取。
美しいとまで形容できるその立ち姿は、まさにルイズの望む使い魔そのものであった。
途中、先祖代々の大敵であるキュルケとすれ違うがルイズの心は晴れがましいままだ。
負けてない、私の使い魔はキュルケのサラマンダーにも引けを取っていない!
「おはよう、ルイズ」
「おはよう、キュルケ」
多分に含む所が有りそうな二人の挨拶。
「で、でけェ…」
「? 今の、誰?」
「オイラァイッスンってンだ、よろしくな姉ちゃん!」
上機嫌に挨拶するイッスン。
イッスンには女性を胸の大きさ(+美人)で判断する悪癖があった。
支援
「…妖精?」
「知らないわ、召喚したらくっついてたのよ」
「ふーん…ま、いいわ。
初めまして、私は名前はキュルケ、二つ名は微熱。よろしくね。
…で、このワンちゃんのお名前は?」
「こいつァアマテラスってンだ。
とぼけたツラしてるがやるときゃやる頼りになる相棒だぜェ!」
「…ずいぶんと珍しい響きの名前ね?」
そう言ってアマテラスの頭を撫でる。
予想外に気持ちが良かった。
「私の使い魔に気安く触れないでくれる?」
「あらごめんなさい?
…私の使い魔を紹介しておくわね。この子はフレイム。
大人しい子だから、仲良くしてあげてね?」
フレイムと呼ばれた火トカゲは口からポゥっと火を吐いて応える。
見た目は厳ついが確かに大人しいようだ。
「じゃあ、お先に失礼」と言い残してキュルケは去っていく。
その背をルイズは満足気に眺めていた。
あのキュルケがルイズに冷やかしの一つもくれなかったのだ。
ルイズは内心ガッツポーズを決めていた。
が、全ては食事時に崩れ去る事になる。
使い魔は食堂で主人と別れて外に集められる。
そしてその場で餌を用意され、銘銘食事を取っていた。
しかしこのアマテラス、昨日召喚されて以降何も口にしておらず、とにかく腹が減っていたのだった。
アマテラスは自分に用意された分量の餌をきれいに平らげると、なんと他の使い魔の分にまで手を伸ばし始めたのだ。
餌をくすねられた使い魔たちは一様に困った顔をしていたが、みな大人しい性質なのか争いにはならずに済んだ。
食後、「ルイズ、お前の使い魔は随分浅ましい性格してんだなぁ」と皆からツッコまれてルイズは大恥をかいたのだった。
その晩、怒りで震えるルイズは自室で鞭を振り回して躾けようとしたが全て避けられた。
さらにその翌日。
用意された(かなり増量されていた)餌をやはりきれいに平らげると、今度は食堂に乱入して生徒たちの食事をせがみ始めた。
食堂内が爆笑に見舞われたところでついにルイズはブチギレて、学院内で魔法(無論失敗)を乱射しながら追い掛け回した。
おかげで学院のあっちこっちが損壊して、教師陣に烈火の如く叱られた。
この犬、とにっかく落ち着きがなかった。
躾けようにもアマテラスはあまりにすばしっこくてルイズではどうにもできないのだった。
かと言って口を酸っぱくして言って聞かせたところで、
(えっ? わたし、何かいたしましたか?)
とでも言わんばかりにすっ呆けやがるのだこいつは。
もうこうなれば鎖で繋いでおくしかないと決めたルイズは、極めて頑丈な鎖を用意して繋げようと試みたが、
そんなルイズの気配を察知し、近づくだけで距離をとられてしまい、結局は徒労に終わった。
イッスンに激昂して「何とかならないのこいつはっ!!?」と迫ったこともあったが、
「オイラにどうにかできンなら最初っからやってらァ!!」との返答が帰ってきた。
召喚直後はこれ以上ない当たりを引いたと思ったのに…!
この体たらくだ。ルイズは激しく落ち込んだ。
正直、かなり泣きたかった。
(覚えてなさいよこのバカ犬…!)
部屋の片隅で眠るアマテラスを睨みつけるルイズ。
何とかこの犬に一泡吹かせてやれないものかと思案するも、結局何も思いつけないままであった。
アマ公支援
………
……
…
所変わって本日も鬼ごっこを繰り広げるルイズ。
しかしルイズの脚力ではアマテラスに追いつけるはずもなく、あっさり見失ってしまう。
(も〜っ! 足だけは速いんだからあのバカ犬!!)
ルイズはそばにいた平民のメイドに声をかける。
「ちょっと! そこのあんた!」
「は、はい?」
「今ここを白いバカ犬が通り過ぎていかなかった?」
「ええっと…あのワンちゃんでしたら…あちらのほうに…」
尻すぼみになりながら答えるメイド。
「そう、ありがと」
ルイズはそう言い捨てると足早に去ってゆく。
「…………もう行かれましたよ」
「おぅ、すまなかったなァシエスタ嬢ちゃん」
茂みからのっそり現れるアマテラス。
ルイズとの追いかけっこに辟易していたイッスンが、隠れ場所をバラさないようシエスタに頼み込んだのだ。
ルイズはあさっての方角へとアマテラスを探しに向かったようだ。
これで向こう一時間は出くわさずにすむだろう。
「毎回のことですけど…あまり貴族の方を怒らせたりしないほうがいいですよ?」
「いやァ、オイラもそうしたい所なんだけどなァ…」
アマ公かわいいよアマ公 支援
彼女の名はシエスタ。学院では珍しい黒髪に黒い目をした平民のメイドの少女だ。
食べ物をよくねだるアマテラスに、賄い料理を振舞ってくれる心優しい少女である。
有色の髪を持つ者が大半のハルケギニアにあって、その容姿はどこかナカツクニの人間を思わせるものがあった。
「いつもありがとうよ、なんかできる事があったら何でも言ってくんなァ!」
「いえ、大丈夫ですから、イッスンさん」
正直、犬に手伝ってもらえる事などなかった。
する事もないのかアマテラスはトコトコシエスタの後を付けている。
「そのご馳走はどこに運んでンだィ?」
色とりどりのデザートを乗せた台車を押してゆくシエスタ。
「食後の貴族の方にお出しするデザートです。
…これは食べちゃダメですからね?」
一応アマテラスに釘をさしておく。
さすがのアマテラスもそれらをツマミ食う真似はしなかった。
かわいいよ支援
ホントの意味でバカ犬支援
昼食後、生徒たちは表の広場で思い思いにグループを作って雑談を交わしていた。
メイドらはそんな貴族の座るテーブルにデザートを配る。
その中にシエスタの姿も見てとれた。
一部の生徒はルイズを煙に巻いたらしいアマテラスを視認すると笑い声を上げていたがすぐに収まった。
アマテラスは広場の片隅で大人しく伏せっている。とりあえず腹は満ちているらしい。
「…アマ公よォ。
お前いつまでここにいるつもりだァ?
早いとこ帰らないとマズいだろうがよォ」
イッスンはぼやく。彼はとにかくナカツクニに帰りたいのだ。
アマテラスはルイズの使い魔となることを承諾した一方、
最後まで付き従うことはできない、と否定的な態度をとった点から見て、
しばらくは付き合うがいずれはナカツクニに帰らせてもらう、という事なのだろう。
しかしこの数日、何の動きも見せてないところを見るに、アマテラスとて任意に戻れるわけではないようだ。
一体いつになれば帰れるのか?
食いしん坊犬神支援
ワンコ 支援
食いしん坊万歳支援
愛してる支援
規制?
>823 :名無しさん:2007/07/28(土) 00:16:58 ID:iuNhuVKg
>アマ公途中ですが規制食らいましたorz
>またの機会ということで・・・
だってさ
テスト
アマテラスもふもふ支援
大丈夫なようであれば、続けて来い!
(サクヤの姉ちゃんたち、大丈夫かねェ…
ナカツクニをいきなり襲ったあの怪異。
その背景にちらつきやがるヤマタノオロチの影。
…なんでこいつァこんなに落ち着いてやがンだァ?)
ふとアマテラスが顔を上げる。彼女の申し訳なさそうな声が聞こえたのだ。
(そもそもオイラたちが呼ばれた理由はなんだってんだァ?
アマ公は仮にも神様だぞォ?
あんな小娘にいいように使役されるような―おおッ!?)
アマテラスが唐突に駆け出す。
「ど、どうしたィアマ公?
ルイズの奴が来やがったのかァ!?」
それはルイズの事ではなかった。
人垣へと突っ込むアマテラス。
しえ☆すた
支援支援
支援なのー
場は騒然としていた。
見るとキザな男が頭からワインをぶちまけられている。
そしてその側でシエスタが真っ青になって俯いていた。
「シエスタ! 一体どうしたんでェ?」
「わ、私は、ただ香水を…」
「君が軽率に香水など拾ってくれるから、二人のレディの名誉が傷ついた。
どうしてくれるんだね?」
男はハンカチで顔を拭いながら静かに恨み言を吐く。
動作はやたら芝居がかっているが最高にかっこ悪かった。
「も、申し訳ございませんっ!」
シエスタは平謝りだ。
「?」
事情がよく飲み込めない。
香水を拾っただけでなぜこのような惨事に?
「いいかい?
僕はあの時、その香水は僕の物ではないと否定したじゃないか。
君が即座に機転を利かせてくれていればこのような事にはならなかったんだ」
「で、ですが、ミスタ・グラモンがお二人の女性とお付き合いされていたなんて私…」
「ああもういい。
君のような平民風情に貴族の機転を期待した僕が間違っていたようだ、もう行きたまえ」
…いや待て待て待て。
支援するわぁ
「要はてめェが二股かけてたのがわりぃンじゃねェか!」
一同爆笑。あまりにタイムリーなツッコミだった。
「そのとおりだギーシュ! お前が悪い!」
周りから冷やかしが飛ぶ。
「ハッ!
女に振られた腹いせにシエスタに当たってたってのかィ?
二股かけてた自分を棚に置いて随分勝手な話だなァ?
てめェのようなキザ野郎にはお似合いの末路だぜェ!
『花も折らず実も取らず』ってなァ!」
アマテラスもお怒りのようだ。ギーシュを鋭く睨み付けている。
「…どうやら君は貴族に対する礼を知らないらしいな」
ギーシュの怒り矛先がイッスンへと変わる。
こいつらは…あのゼロのルイズの使い魔たちだ。
毎日のように騒ぎを起こしている大食らいのバカ犬に人語を解する妖精。
「だったらどうすンだィ?」
ギーシュがニィと笑みを浮かべる。公衆の面前で二匹をいたぶれるいい機会だ。
「決闘だ!」
シエスタの顔から血の気がひいた。
「ミスタ・グラモン!
私はいかなるお叱りもお受けいたします! ですから―」
「のったァッ!!!」
はぁっ!? と顔を向けるシエスタ。
なにノリノリで決闘を受けているのかこいつは!
「あっはっは! 随分と威勢がいいな、ゼロのルイズの使い魔は!
…ヴェストリの広場で待つ。
覚悟ができたなら来たまえ」
連れを伴って去るギーシュ。
ギーシュ死亡フラグ支援
犬に決闘を仕掛けるなんて…ギーシュ…可哀相な子…!
ノリノリ支援
筆神支援
決闘だ! ギーシュとルイズの使い魔が決闘するぞ!
生徒らは火のついたような騒ぎ様だ。
みな我先に、とヴェストリの広場へ急行している。
シエスタは気が気ではなかった。
己の失態の為に、アマテラスとイッスンが貴族と決闘する事態になったのだから。
「やめてくださいイッスンさん!
貴族を本気で怒らせたら…」
殺されてしまう…とは言えなかった。
あまりの慙愧で心が押しつぶされてしまいそうだった。
「心配いらねェって。
ほれ、アマ公の奴もやる気満々みてェだしよォ?」
確かに鼻息を荒げて、憮然としている。
見かけによらず好戦的なようだ。
そのうちに、噂を聞きつけたルイズがどえらい勢いですっ飛んで来た。
「何やってんのよこのバカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」
日本最強の神に喧嘩売るとは・・・・・・哀れなやつ支援
支援するかしらー
アマならギーシュを死なないで返してくれると信じている
ギーシュついに犬に決闘を(´;ω;`)ウッ
そのままの勢いで飛び蹴りをかますが当然軽やかに避けられ、ズデン! と派手にすっ転ぶ。
「あ、ああ、あんたらねぇ…」
声が震えている、相当怒っていた。
「なに勝手に決闘なんてやらかしてんのよっ!!?」
「そうがなりなさんなァ。
十分聞こえてるってェの」
「謝ってきなさい! 今すぐに!」
「ヤなこったァ!
あんなキザ野郎に謝るなんざ殺されたってごめんだってンだ!
大体、あんな見るからに噛ませっぽいキザ野郎にアマ公が遅れをとるわけもねェ!」
「…あのねぇ? ギーシュは貴族なの。つまり、魔法を使えるの。
アマテラスがどれだけ強いのか知らないけど、絶対にただじゃ済まないわ。
お願いだから、後生だから、謝ってきなさい」
諭すように言って聞かせるルイズ。
普段食っちゃ寝してるだけのアマテラスに、ギーシュを打ち負かす力があるとは到底思えなかったのだ。
「ヘッ、今更撤回なんてできないぜェ。
それによォおめェさん、前にアマ公がどれくらい強いのか聞いてたじゃねェか?
実際に確かめられる好機だぜェ?」
(…確かにそれは見てみたいけど…じゃなくてっ!!)
「んじゃあそういうことで、一足先に行ってるぜェ。
アマ公!」
ダッと生徒たちが流れて行った方角へと駆けるアマテラス。
「あっ! ちょっと!!」
あっという間に見えなくなった。
「ああもう! 勝手な事ばっかりして!」
ルイズもその後を追う。
向かったヴェストリの広場には、
すでに噂を聞きつけた生徒たちで溢れんばかりに埋め尽くされていた。
支援してやるですぅ
>>427 …考えたらそうか
落ちぶれたなギーシュ
おわりかな?かな?
>>427 普通の精神状態じゃ犬に決闘申し込んだりしないよなw
11/13は欠番?
ここまで、途中規制されてびびったw
思ったとおりに文を作るのは難しい・・・
犬に決闘ふっかけるギーシュはやっぱムリがあるなぁ
一応次の回でフォロー入る予定ですが・・・
アマ公のキャラ付けに苦労しましたが
食いしん坊を前面に押し出す形に・・・なんか微妙に違う気がする
ああ、ちなみにこのアマ公は大喰らいですが粗相したりなんてしませんよ?
初回プレイは無礼なんて覚えてしまったばっかりに・・・
戦闘前にワンワン鳴いて迎え撃つのが好きだったのに
今久々に大神やりなおしてるがオロチ戦でぽろぽろ泣いてしまった
やっぱいい作品
40分になる前のちょっとした空きに小ネタ投下しても良いかな?
まじめにやりなさいよ
投下宣言とかちゃんと見てわざわざ「いいかな?」とか聞かずに
投下をするならするで宣言すればいいのに
何度そういう輩が減らないんだ
あーいまーい3センチ?
444 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 00:35:23 ID:jDQF1waF
そういう奥ゆかしいところが日本人の美徳だよな
ゼロ魔キャラには奥ゆかしさなんて無い
もう時間微妙だしちょっと付け足したくなったから今は止めとく
美徳はいいけどスレの流れやら読んでくれホント
なんかいすででの話題だと思ってるんだ
世界観や歴史背景無視して、萌えのためだけに奥ゆかしいキャラを出されても引くがな。
>>447 もちつけ
そこまで言うほどのあれでは無いだろう
ぶっちゃけ0時半に予約した自分が何も言われなかった件について……orz
まぁDODさんの後でも全然構わないけど
まぁ、
「投下いいかな?」
↓
「だが断る」
の流れは、一種の様式美だからな。
>>450 ふつうに、「アマ公に続いて投下しまーす」と0:30に投下し始めればよかったんじゃね?
453 :
DOD&M:2007/07/28(土) 00:39:59 ID:???
>>450 煙草買いに行くから、その間にやっていいよー。
そっちの後に入れる様にして時間設定したから、それは勿論尊重する。
それが「DOD&M」の最期の書き込みとなった……
タバコ買った帰りにルイズに召喚されるのかw
>>452 いや10分じゃきついかな思って
んでは投下しちゃったりします
お兄様、あなたは支援しました
「失礼します」
ルイズは学園長室の扉をこんこんと叩いた。
とある魔術の使い魔と主
次の日、いつも通り授業を受けていたら、オスマン氏に呼ばれたルイズはハラハラどきどきしていた。
なにせ学園のトップからご指名を受けたのだ。なにかよくない事が起こしたのでは? と嫌でも思ってしまう。
「鍵はかかっておらぬ。入ってきなさい」
威厳ある声に、ルイズの心臓が飛び上がる程激しく動く。
本当は可愛い秘書を雇わないとなー、とルイズが聞いたらブチ切れてもおかしくない事を思っていたりするオスマン氏。
すーはー、と体を落ち着かせる為深呼吸を数回した。よし、大丈夫。イケる。
扉をノブをゆっくり回して、そのまま押す。ギィィィと悲鳴をあげながら、オスマン氏のシエルエットがはっきりと現れた。
ルイズは落ち着いていた鼓動が再び激しくなってしまった。なんというか、やるだけ無駄であったのだ。
ルイズは一歩二歩と踏み込み、扉を閉める。
「わたくしをお呼びと聞いたものですから……」
若干怖がっていたので、言葉に自信がなかった。
そんなルイズの心情を察したのか、オスマン氏は両手を大の字に広げて、立ち上がる。
歓迎の意を体全体を使って表したのだ。
「おお、ミス・ヴァリエール。旅の疲れはいやせたかな? 思い返すだけでつらかろう。だがしかし、おぬしたちの活躍で同盟が無事締結され、トリステインの危機は去ったのだ」
優しい声でいわれて、ルイズの気持ちは幾分か落ち着いた。では悪い事でなければ一体何なのであろうか?
「そして、来月にはゲルマニアで無事王女と、ゲルマニア皇帝との結婚式が執り行われることが決定した。きみたちのおかげじゃ。胸を張りなさい」
しかし、その言葉に対しては、胸を張れなかった。
アンリエッタとウェールズが愛し合っていたのだと知っている今、姫が望まない結婚はやはり喜べない。
459 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 00:44:20 ID:jDQF1waF
支援するぜ!
支援した!
>>455 まぁサイトでも活躍できたんだ、その辺の2chねらでもなんとかなるさ、Mっ気さえ豊富ならな
>>461 じゃあ俺は許容範囲か
あれ?でもギーシュとか普通に謝っちゃうから決闘イベント起こらなくね?
>>436 マジで?
原作知らなくてこれしか読んでないんだが、犬としか書かれてなかったような…
たとえ同盟の為であろうとも、幼なじみである姫が政治の道具として扱われるのは悲しかった。
一昨日彼女が見せた哀しい笑みが思い出される。
そんな風に思いながら、ルイズは黙って頭を下げた。
オスマン氏はしばらく黙りこんだ。思わずルイズがあの……、と不安になって声をかける程黙っていた。
すると、オスマン氏は何か思い出すように手に握っていた小さな本をルイズに差し出した。
「これは……?」
「始祖の祈祷書じゃ」
「始祖の祈祷書? これが……ですか?」
名前ならルイズも聞いた事がある。王室に伝わる、伝説の書物。
一冊しかないはずだが、国宝という事もあり、沢山の偽物が存在していると。おそらく、これが本物であるようたが……
「トリステイン王室の伝統で、王族の結婚式の際には貴族より選ばれし巫女を用意せねばらなんのじゃ。選ばれた巫女は、この『始祖の祈祷書』を手に、式の詔を詠みあげる習わしになっておる」
「は、はぁ」
適当な相槌を打つ。あまり宮中の作法に詳しくないからだ。
「そして姫は、その巫女にミス・ヴァリエール、そなたを指名したのじゃ」
「姫さまが?」
オスマン氏が頷く。
「その通りじゃ。巫女は式の前より、この『始祖の祈祷書』を肌身離さず持ち歩き、詠みあげる詔を考えねばならぬ」
「ええ!? わ、わたしが詔を考えるのですか?」
「そうじゃ。もちろん、草案は宮中の連中が推敲するじゃろうが……。伝統はちとめんどくさいもんじゃのう。だがな、姫はミス・ヴァリエール、そなたを指名したのじゃ。
これは大変に名誉なことじゃぞ。王族の式に立ち会い、詔を詠みあげるなど、一生に一度あるかないかじゃからな」
ルイズは昨日の夜、当麻に言われた事を思い出しながら頷いた。
「わかりました。謹んで拝命いたします」
ルイズは、オスマン氏の手から『始祖の祈祷書』を受け取った。オスマン氏は笑みを浮かべて、ルイズを見つめた。
「快く引き受けてくれるか。よかったよかった。姫も喜ぶじゃろうて」
紙宴
メタル支援、お前は支援したよ……しかし、間違った支援だった
私怨
投下きたー でもソロソロ寝る時間、ベットの中で携帯で見ます。
>>461 原作のままのルイズだと、召還条件がドMである事な気がするしナ。
(主人との相性的に)
ベッドをベットって言う人居るけどなんでなんだろうな
「いやー、ごえもん風呂を考えた人は天才ですなー」
当麻は上機嫌になっていた。パチパチと下で炎が燃え、水の温度がちょうど心地よい辺りに上昇していく。
一日を疲れを取る、数少ない当麻の楽しみであった。
その日の夕方、当麻は自作のごえもん風呂に身を浸かっていた。
トリステイン魔法学院にも風呂はあるのだが、当然貴族にしか許されない場所である。
一応平民用の風呂もあるが、日本人の当麻には合わないサウナ風呂であった。
だから、当麻は自分で作る事にした。コック長のマルトーさんに頼み、古く、使われていない大釜を一つもらった。
その下にくべた薪を燃やし、蓋を沈めて床板にして入るのである。
その風呂場をヴェストリ広場の隅っこにぽつりと置いたので、他の人に見られる事はなかった。
「上条当麻さんもこれには癒されますな」
頭にタオルを乗せて、鼻歌を歌う。
しかし、隅っこに置かれてたとしても、その広場に人があまり出入りしなくても、見られてしまう事はあったりするのだ。
当麻からは注意して見ないとわからない場所にて、この学院に仕えているメイド達がいた。
シエスタと、その友達二人である。
三人は当麻の存在を確認すると、喋り始めた。
「チャンスよチャンス! 今こそトウマ君と話すべきよ!」
金髪の子がシエスタを促す。
「で、でも……なんか今は一人のんびりとしているようだし……」
「何を言っているのシエスタ! これじゃあ何の為に後をついていったのかわからないじゃない!」
オレンジ色の髪を持った子がシエスタに迫る。
「で、でもやっぱり緊張するよー……」
シエスタは顔を俯いてしまった。
当麻に少なからず恋愛感情を抱いたシエスタは困っていた。好きになってしまったが、なにぶん出会う機会がほとんどないのだ。
たまに、偶然寮で会う程度である。そして追い討ちをかけるかのように、この数日学院を留守にしていたのだ。
ルイズ、キュルケ、タバサといった貴族達といなくなっていた間、シエスタは仕事に集中できない程気になっていた。
その様子に気付いた二人は、シエスタに脅迫がまいの尋問をして、見事彼女の秘密を引き出したのだ。
そして、何とかシエスタと当麻をくっつけさせようと計画をした二人は、シエスタを半ば強制に連れて来て、当麻の後をついていったのであった。
支援するぜ、らっしゃい
絶景かな絶景かな支援
「なにいっているの! こうしている間にも他の子は好感度を上げているのよ!?」
シエスタの体がぴくっと反応する。それだけは、やっぱり恋する女の子としてあって欲しくない事である。
「それにトウマ君って結構人気あるわよ?」
「へ……? そ、そうなの?」
「私たちの中ではやっぱり好感触だし、ギーシュを倒してフーケも捕まえたし貴族からはひそかにあったりするんじゃない?」
シエスタは肩をがっくりと落とした。貴族が相手なら敵うはずがない、と思っているシエスタにとって今の言葉はショックである。
「わたし……なんの取り柄もないし……」
「なぁに言ってるのさ! シエスタには胸があるでしょうか!」
「ひゃい!?」
金髪の子に胸を突かれて、シエスタは悲鳴をあげる。オレンジ色の子がそれに続いた。
「そうです。男の子はやはり胸がある子の方が好きになると統計学的にも証明されてるのです!」
「どこの統計ですかー!?」
もー、と顔を赤くしながら一歩二歩と下がる。しかし、金髪の子が、代わりに一歩二歩と進んでくる。
そしてガシッ! と肩を掴む。
「大丈夫だって、結局最後に決まるのはどれだけ勇気を出したかによるんだから! あんたならやれるって!」
「勇気か……、うん。頑張ってみる!」
シエスタはようやく決心した。したのだが……
これほど大きな声をあげると、やっぱりとある少年に聞こえちゃったりする。
「誰かそこにいるのかー?」
当麻の声が、自分らに向けたものだとわかって、シエスタはびくっ! と体が震え上がった。
「わわわ、どどどうしよ。まままだ心の準備ががががが」
「えぇい落ち着け! このお茶をトウマ君に渡すのでしょーが! もうちゃっちゃといってこーい!」
オレンジ色の子がティーポットとカップが乗っているお盆を渡し、金髪の子がシエスタの背中を思いきり押した。
「シエスタ……?」
月が照らしていない所であったので、当麻には掠れた声と人影しか見えなかった。
しかし、人影がこちらに進んできて、月明かりに照らされた為、その人物の名前を当麻は呼んだ。
(もうこうなったら当たって砕けろー……かな?)
これはお約束のお風呂シーン…ってこれは普通性別が逆だから困るw
鈍感発動支援
475 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 00:53:32 ID:jDQF1waF
ドロー!!ずっと支援のターン!!
普通に支援できんのかお前らは支援
sage支援だッ!
「えええええと、ちょ、ちょっとトウマさんの姿が見えたのでお声をかけようかな? って思ったりしなかったり……」
最初は震えたが、後半は一気に喋りきった。それでも、徐々に小さくはなっていったが。
「あ、そうなの。つか誰か一緒にいなかったか?」
「ああ! はい! わ、わたしの友達です! なんか用事があるとか言って去っちゃいましたアハハ!」
「そ、そか」
シエスタのテンションについていけない当麻は、お盆に目を注ぐ。
「それ、持ってきたのか?」
指を指してくれたので、シエスタも何を聞いてきたのかすぐにわかった。
「あ、はい! ええと、あれです! 今日とても珍しい品が入ったんです! だからトウマさんにご馳走しようかなー思って持ってきたんです!」
会話に慣れてきたのか、シエスタに笑みが浮かぶ。
一方の当麻もちょっと興味が沸いたのか、詳しく聞いた。
「へー、どんなのなんだ?」
「えと……。東方、ロバ・アル・カリイエから運ばれた『お茶』というものです」
「お茶……?」
って普通に売ってあるお茶の事だよな?
確かにここはどちらかというと西洋の感じがするから、きっと珍しいのだろうと一人で納得した。
「はい! よかったら……飲んでくれますかね?」
お盆を隣の地面に置いて、手をもじもじしている。
ここまでわざわざ自分の為に持ってきてくれたのだ。断らない理由がない。
「もちろんです、もちろんだ、もちろんなの三段活用! てかぜひぜひ飲んでみたいです」
そう言うと、シエスタの顔がパーッと明るくなる。サッとカップにお茶を入れて、当麻に渡そうとしたのだが、
当麻のカミジョー属性はなめてはいけない。もといフラグ立て能力と不幸属性に幾多の女性が敗れ去った。
この子もまたしかり――
瞬間。いきなり何の前触れもなくシエスタが盛大にぶっコケた。
「わっ、わっ、わぁぁぁあああッ!」
どぼーんと釜の中にシエスタが飛び込んでいった。
「さすがシエスタ、ドジッ娘巨乳メイドさんの称号を与えるわ」
「ドジッ娘ではない気が……」
と、遠くで眺めている二人の感想。
支援
私は無い方が素晴らしいと思う
しえーん
支援するナリよ
「あー、えとー、大丈夫? そしてごめん……」
こういう展開は多々体験した当麻はすぐに自分のせいだと感じて謝った。ぶくぶくぶくと泡ができた後、バシャッ! とシエスタの顔が出てきた。
「だ、だいじょうぶですけど……。わーん、びしょびしょだぁ……」
メイド服がずぶ濡れで悲惨な事になっている。ちなみに、お茶を入れたカップは見事当麻がキャッチ……しているわけがない。
取ろうとしたが、手を滑らしてしまい、地面の栄養剤へと変貌してしまった。
と、シエスタは気付く。当麻が裸である事に。
ボン! と爆発したかのように真っ赤に染まるシエスタ。さすがの当麻にもこれには察した。
「待ってください! ここはお風呂だから仕方なかったりしちゃうんですからどうしようもないです。許してくださーい!」
「い、いえ。悪いのわたしですし……その、すみませんっ!」
謝りながらも、シエスタは風呂から出ようとはしない。
(ってなんですか、こんなイベント一枚CG絵ってありました? 上条当麻はこの前代未聞な出来事に戸惑いを隠せない所存で……)
一言で言うと、当麻は混乱するとあほになる。
「うふふ」
途端、お風呂にメイド服で浸かったまま、シエスタは笑い出した。
「えっと……シエスタさん?」
大丈夫ですか? と思わず聞いてしまう。どこか頭をやられたのかもしれない。
「あ、いえ……。き、気持ちいいですね! これがトウマさんの国のお風呂なんですか?」
「まぁ、ちょっと違うけど似たもんだなー。まあ普通は服を着ながら入ったりはしないけど」
「あら? そうなんですか?」
シエスタはそこである言葉を思い出す。
『大丈夫だって、結局最後に決まるのはどれだけ勇気を出したかによるんだから! あんたならやれるって!』
(勇気……うん、頑張らなきゃ!)
出す所が違うのだが、間違えるのもまた一興である。
支援するダス
支援するゼヨ
スネーク、そのまま敵に見つからないように支援するんだ
486 :
DOD&M:2007/07/28(土) 00:58:00 ID:???
煙草買いに行った帰り、職質クロタ支援
「そ、そうですよね。じゃ、じゃあ脱ぎますね」
「はい?」
当麻は目を丸くしてシエスタに尋ねた。
「ひめ、今なんとおっしゃいました?」
シエスタの顔は未だに茹卵のように湯気が出そうな程真っ赤にしているのだが、何か開き直ったらしい。
唇をキュッと結ぶと、決心したように当麻を見つめた。
「脱ぎます、と言いました」
「えとー、ちょっと色々まずい気がするのですが……ほらフラグの数だってそこまで立ってないし、少年漫画誌に載れないような表現が――」
「トウマさんなら、そ、そんな事しないでしょ?」
そんな事を言った時だけ妙に声が小さかった。
「いや、そうでございますが……」
「ですよね。わ、わたしもこの『お風呂』にちゃんと入ってみたいんです。気持ちいいし」
言うや否や、行動に移すのは早かった。シエスタはお湯から出ると服を脱ぎ始めた。
当麻は慌てて目を逸らす。
「マジで? いや、待って……くれませんよねはい」
「だ、だって、びしょびしょだし……、こ、このまま帰ったら部屋長に怒られちゃいます。火で乾かせばすぐに乾くと思うし」
当麻は観念したらしく黙ってしまった。
「おぉ! シエスタが遂にアタックしたぞぉぉおおお!」
「なんと大胆な! やはり私たちの教育のおかげですな!」
こんなシエスタにした犯人である二人のテンションは上がっていった。
シエスタは脱いだメイド服や下着を、薪を使って火のそばに干した。それから、再びお湯の中に入ってきた。
「あー、気持ちいい! あの共同のサウナ風呂もいいけど、こうやってお湯につかるのも気持ちいいですね!」
恥ずかしい感情もあるシエスタだが、予想外に気持ちがよく、また勇気を出すんだという脳の命令がそれを上回った。
シエスタはいつまでたってもこちらに振り向かない当麻に、はにかんだ笑みを浮かべて言った。
「これじゃあなんだか寂しいです……。大丈夫です。む、胸は腕で隠していますし……、それに水の中は暗くて見えないから平気ですよ」
言われて当麻は前を向いた。まぁ見えないなら……という言い訳を作って欲望に負けたのであった。
完璧にドジだ支援
あんたなら犯れる!
>>486 逆に考えるんだ。
職質を食らったおかげで、変な鏡に吸い込まれずにすんだと考えるんだ支援
>>486
何をしたwww
支援
>>486 だから外に出るときはパンツくらいはいて行けって言ったろ!
494 :
828:2007/07/28(土) 00:59:48 ID:???
職質くろたってw
支援
>>486 召喚された帰りにうっかりデルフまで持って帰ってしまったのか
シエスタは当麻の前にちょこんと座っていた。前に出している足が白くて、とても健康的であった。
(って待て、これきつい! 色々きつい!)
当麻は命を懸けた戦いは今まで多々やってきたが、実はラブコメ的な展開はほとんど体験したことがない。
だからこれに関しては健全なる未経験者の一高校生となってしまうのだ。
自分と一緒にお風呂に入っている。顔だってかなり可愛い部類に入る。
あ、シエスタルート突入も悪くないかもと考えてしまう程、今の当麻は無防備であった。
そんな事は知らず、何か話題はないかな? と考えるシエスタは、とりあえず口を開いた。
「……えっと、ト、トウマさんの国ってどんなところなんです?」
「え? 俺の国?」
「はい。聞かしてくれますか?」
シエスタが身を乗り出して、無邪気に聞いてくる。マテマテ、身を乗り出すな約束が違うってー、と当麻はパニックに陥った。
「え、えっと……月が一つで、超能力者がいて、魔法はあんまり身近な存在……ではないよな?」
当麻がうまく説明できないでいると、シエスタはプクーと頬を膨らませた。
「いやだわ。月が一つだの、超能力者がいるだの、わたしをからかってるんでしょう。村娘だと思って、バカにしてるんですね」
「えーと……違うんだけど聞いてくれないよね?」
言いながら当麻は思った。ホントのことを言ったら混乱させるだけだ。何せ、当麻が異世界からやってきたことを知っているのは僅かだけなのだから。
まあ混乱する以前に信じないと思うが
「じゃあ、ちゃんとほんとのこと言ってくださいな」
シエスタの勇気は正直半端なかった。純粋が故に成せる技なのかもしれない。
シエシタは、当麻を上目遺いで見つめた。あ、とあることに当麻は気付く。
日本人に似ているな……と。
>>494 ごめん、他所で書き込んだまま名前の部分を直すのを忘れてた orz
「あー……食生活がまず違うな」
当麻は習慣や生活において話した。これなら異世界だと思わせる事はない。
シエスタは目を輝かせて、その話を聞き入った。
当麻にとって当たり前な分、一生懸命に聞くシエスタが新鮮であった。当麻自身も、時間を忘れる程であった。
しばらく経つと、シエスタは胸を押さえて立ち上がった。ガバッ! と再び視線を逸らす当麻。
そんな当麻を気にせずに、シエスタは乾いた服を身につけ、当麻にぺこりと礼をした。
「ありがとうございます。とても楽しかったです。このお風呂も素敵だし、トウマさんの話も素敵でしたわ」
シエスタは思い返し、嬉しそうに言った。
「また聞かせてくれますか?」
ああ、こんなんでよかったらな、と当麻は頷く。
シエスタはそれから、頬を染めて俯くと、はにかんだように指をいじりながら言った。
今日のシエスタはとにかく突っ切るだけ突っ切ろうという気持ちである。
「えええと、お、お話も、お風呂も素敵だけど、一番素敵なのは……」
「シエスタ?」
「あああ、あなた、だったり……」
「え……?」
そ、それでは! と言い残し、シエスタは駆けていった。
いったぁぁあああ!! と叫び声がしたが、今の当麻には聞こえなかった。
ポカンと口を開けたまま、のぼせてしまった。
支援 ヲ カイハツシタ! サッソク ソウビ シタマエ!
502 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:02:49 ID:???
女がこんな時間にパジャマで一人で外うろつくなって、怒られた。
でも、俺、男なんだけどな。
支援。
以上です〜
シエスタは白く……なってないよなorz
>>502 女に見間違えられたどうこうより、
タバコ買うような歳なのにパジャマ着ているのに萌えた。
女顔の男ってリアルにもいるけど、フィクションの中のそれと違って
別に「美人に見える」というわけじゃないのが悲しいところだよな
509 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:06:31 ID:???
それじゃあ、そろそろ行くぜ! という予告。
>>502 こんな可愛い子がおんなのこのわけがないじゃないか支援
511 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 01:07:09 ID:jDQF1waF
支援DA
とりあえず
>>502は投下ついでにどんなパジャマを蒸着しているか説明するように
513 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:07:41 ID:???
舞台は再びトリステイン城下町。
目当ての品を手に入れた一行ではあるが、キュルケが言うに、折角街に来たのだから堪能しないと、等と、様々な店をはしごしながら、買い物を楽しんでいた。
カイムは既に諦めている様で、特に何か意思を示すでも無くキュルケに付き従い、タバサに至っては本を読みながら彼女等に付いて行っている。
ちなみに言っておくと、購入した品は全て学院の寮宛にしてもらっているので、誰の手に荷物があるわけではない。例外はカイムの服くらいだ。
「ねぇ、どうせなんだしさぁ。カイムとタバサは何処か行きたい場所とか、ないわけ?」
道中、不意に振り返ったキュルケは、さっきからまるで自分の意思を見せない二人に対し、そう尋ねた。一人で楽しんでいるのに多少の後ろめたさを感じたのだろう。
一応、彼女も返ってくる答えは予想が付くのだが、それでも聞いてみるのが人の道という物だ。
「……別に」
「…………」
タバサが言い、それに追従する様にカイムは頷いた。これは、何か食べたい物はある? と聞いた時に返ってくる、何でも、という返答に近い物だ。
困り顔で頭を掻くキュルケは、そこで視界の片隅に、見覚えのある桃色のブロンドと黒髪を発見した。ルイズとサイトだ。
「二人とも、ちょっと付いて来て」
困り顔から一転、にぃっと人の悪い笑みを浮かべ、後方の二人を促すキュルケ。
これからどうしようかと迷っていた時に、格好のカモが現れ、彼女は上機嫌になっていた。
ルイズをからかって楽しむのは、最早キュルケの日課と言ってもいい。打てば響く様に反応してくれるのは、からかう側からしたらこれ以上無く楽しい事なのだった
この人込みでは、気を使う事も無く尾行できる。
>>503 乙アンドヘヴン!
でも黒くもなってないし、だいたい原作どおりじゃね?
パジャマ支援(・∀・)ニヤニヤ
516 :
512:2007/07/28(土) 01:09:24 ID:???
蒸着って何だよ俺orz支援
シャア少佐も支援をして出世したんだ!
女装ドジっ子メイド少年ktkr支援
そういやマシロくん召喚もいいなぁ
519 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:09:47 ID:???
「好都合好都合♪」
やけに嬉しそうにルイズの後をつける彼女に、カイムは額に手を添え、俯き加減で首を横に振る。タバサは相変わらず本を読んでいた。
大通りから外れ、狭い路地裏辺りに入っていく彼女等に、キュルケは妙な妄想を膨らませるも、それはあっさりと霧散する事となった。
彼女等が入っていった店には、武器屋の看板がぶら下がっている。
「また辺鄙な所にある武器屋に来たわね、あの子」
こうなって来ると、彼女の行動は読める。大方サイトに剣の一つでも買って、機嫌を取ろうと言う所だろう。ルイズから言わせれば、ご機嫌取りでは無く、ご褒美だとかその辺りか。これはちょっとパンチが足りない。
途端にキュルケの興味は失せ始めたのだが、ルイズ達が入った店の、剣の形をした看板を見ると、カイムの目が興味深げに細められた。
本を読む傍ら、タバサはちら、とカイムを横目で見、その様子に気付くと、「どーしたもんかしらねぇ」とげんなりしているキュルケの服の裾を、ちょんと引っ張った。
「? どうしたの、タバサ」
「彼」
タバサの言葉に、キュルケが振り返り、そして気付く。
いい機会だし、自分もカイムに剣の一つでもプレゼンとして上げようか。食い入る様に武器屋の看板を見る彼の姿を見て、キュルケはそう思った。
「よし、じゃ、行きましょうか」
「…………」
カイムの肩に手を置いて言ったキュルケに、彼は若干遠慮した様な念を送ってくる。
それに対し、からからと笑ってキュルケは返した。
「水臭いわねぇ。いいのよ。何か買って上げたいって、あたしが思ってるだけなんだから」
支援か・・・何もかも懐かしい
522 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 01:11:31 ID:jDQF1waF
ルパーン!!支援だーー!!
カイムかわいいよカイム
524 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:12:39 ID:???
そう言って、彼女は有無を言わせず店内へと足を運んだ。
心なしか、綻んだ表情をカイムが見せたのを確認し、キュルケは内心でガッツポーズを取っていた。
「げっ、ツェルプストー!」
キュルケ等が店内に入った瞬間、それを出迎えたのは店主の声では無く、しかめっ面をしたルイズの、嫌そうな声だった。隣にいるサイトは、逆に見知った顔を見かけ、表情を輝かせていたが。
「ご挨拶ねぇ、ルイズ。顔を合わせた途端にそれはないんじゃない?」
「うるさいわねぇ。嫌な物は嫌なんだからしょうがないでしょっ! っていうか、あんた達何しに来たのよ」
「ルイズと一緒で、使い魔に剣をプレゼントして上げようと思って」
「な、ななななな、何でそれをっ」
「いや、状況的に見てあんた、それしかないでしょ」
キュルケの言葉に、ルイズはあからさまに顔を赤らめる。
そんな事をしている間に、カイムとサイトは、二人して何やら店内をうろついて物色を始めていた。タバサは相変わらすだ。
そして、店主は一日に貴族が三人も現れ、その商売根性をメラメラと燃やしていた。
「ねぇ、ご主人。あたしの使い魔、あっちの大きい方の彼なんだけど……何か彼に合ったいい剣はないかしら?」
女の武器を駆使して、キュルケは出来るだけ安価で店一番の剣を購入しようと言う腹である。彼女は店主に向け、色っぽく笑って見せた。それを見て、ルイズはむきになって店主へと詰め寄る。
「わたしが先に色々見せてもらう様に言ってたわよね!? もっと色々出してよ! 大きくて太いの!」
キュルケから向けられる、むんとした色気と、ルイズから向けられる、がっ、と来る怒気に、店主はたじたじの様相を見せている。燃えていた筈の彼の商売根性は、いきなり萎えかかっていた。
「なぁ、カイム。これとかどうかな」
「…………」
>>516 支援
わざと言ったんじゃなかったのかw
526 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:14:19 ID:???
男は男で、好き勝手に武器選びに興じている。構図としては、大体サイトが適当に見栄えのいい剣を選んでカイムに見せ、それをカイムが棚に戻す、といった具合であった。
「あー、さっきからカイムの目に適う奴一本もねーじゃんかー」
「…………」
「何かさ、こう、カイムの剣くらいにいい奴ってない?」
腰に差した剣を指差し、サイトはカイムに質問した。
カイムとしては、あくまで代用品を探しに来ただけで、街の武器屋如きに自身の剣のクオリティを求めていなかった。答え様にもサイトには伝える手段が無い為、とりあえず棚にある物等をまじまじと見つめ、行動で示そうとする。
だがしかし、代用品としての価値すら無い様な物ばかりだ。はぁ、と溜息を吐きかけた所で、カウンターの方から聞こえてきたルイズの声に、カイムとサイトは目をそちらへ向けた。
「大きくて太いのって言ったけど、幾らなんでもそれは人の振る剣じゃないじゃないっ!」
「へ、へぇ……いや、若奥さまの、この店で一番大きくて太い物を持って来い、という注文に従ったまでですが……」
「限度って物を弁えなさいよ!」
「まぁ、これは話の種にでもするつもりだった訳でさ……」
まるで揉み合いに発展しそうなルイズの勢いに、キュルケは肩を竦めた。
まぁ、気持ちは分からないでもない。店主の、文字通り引きずり出してきた剣は、剣と呼ぶのもおこがましいような、赤錆にまみれた巨大な鉄塊だったのだから。
刃渡りで百七十サントあまりあるそれは、存在感こそ異常だが、武器として成り立たせようと考えられた物ではなかろう。
キュルケはこの店に見切りを付けつつあった。
が、しかし。
「…………」
「え? お、お客さん……」
「うわ、すげぇ、カイム。それ持てるんかよ!」
なんかサイトがカイムになついてるなw
その男は危険だぞー、近づくと危ないぞー
529 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:16:36 ID:???
つかつかと歩み寄ってきたカイムが、あっさりとその鉄塊を拾い上げたのだ。それも片手で。
店内では流石に振るう事が出来ない為、少し残念そうな素振りを見せてはいたが、いたくその鉄塊が気に入ったのだろう。手にしたまま、それを離そうとはしなかった。
誰が知ろう。これがかつて、カイムが元の世界で扱ったことのある武器の一つだと言う事を。何故ここにあったのかは知らないが、これなら、とカイムは鉄塊を手にしたのだ。
「カイム、それでいいの?」
半ば呆然とした様子でキュルケが言うと、カイムは力強く頷いて返した。
「これ、おいくらかしら……?」
「え……あ、これで御代をいただく訳には行きませんでさ。むしろ、厄介払いが出来るってんで……いつの間にやら倉庫にあった、出自の分からん妙な武器なんですがねぇ……」
「何でそんな物置いてるのよ……」
「捨て様にも持ち上げられなかったんでさ。引きずるのが精一杯で……」
とりあえずではあるが、これでキュルケ達の買い物は終了と相成ったのである。
だが、そこでむきになるのがルイズだ。
再び店主に詰め寄るも、
「あー、ピンク色の娘っ子はうるさくって仕方ねぇや。そっちは帰れ帰れ!」
突如背後から聞こえてきた罵詈雑言に、カウンターで固まっていた者皆、振り返った。だがしかし、誰がいる訳でもなく、ただ店の入り口の傍で、ちょこんとタバサが本を読んでいるだけだ。
正体に気付いている店主は、やれやれと肩を竦めて見せる。
「やかましいデル公! お客様に失礼な口を聞くんじゃねぇ!」
「物の価値の分からん貴族の小娘に買われちゃ、武器が泣くってもんよ! 大体、そっちのガタイのいい兄ちゃんならともかく、そっちのはてんで駄目じゃねぇか! お前等には武器は勿体ねぇ!」
530 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 01:16:54 ID:jDQF1waF
闘技場のぶんぶん丸支援
「鉄塊」キター
やっぱ使うなら「古の覇王」かこれかだよなー
鉄塊キター
一番好きな武器だ支援
竜殺しと思った俺涙目ww支援
535 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:18:15 ID:???
突然のやり取りに、ポカンと一同は固まっているのだが、その疑問はタバサによって解かれる事となる。彼女は、視線を乱雑に積まれた剣の一つに視線を向ける。
すると、そこには妙にカタカタと震えながら声を出している剣があるではないか。
「何だと! 俺だって剣の一つや二つ振れるってんだよ!」
デル公と呼ばれた剣の悪口に、むっとしたサイトが返す。
「無理だね。自分の事鏡で見たことがあるか? そんなひょろっちぃ身体で剣が扱えるものかよ」
「ああ、もう、あの馬鹿剣……!」
「インテリジェンスソードなんて置いてたのね、この店」
「……ムカつくわ、あの剣」
随分と間抜けな光景である。剣と喧嘩をする人というのも。
どうやら、店主の話では来た客としょっちゅう喧嘩を売っては怒らせて帰らせるのだとか。ぎゃあぎゃあと言い合う間に、鉄塊を片手に、カイムがむんずとその剣を掴んで見せた。
「お? そっちの方が買うってのか? それなら歓迎するぜ」
「…………」
答える事無く、カイムはそれを鞘から抜き放ち、ぶんっと一振りする。
「おー、いい感じじゃねーか。あんたに使われるなら武器も本望だろうよ」
「…………」
「って、あれ? あんた何を……」
剣の振り心地を確認したカイムは、それを鞘に収めると、まるでボールでも投げかける様に、サイトに向けて放り投げた。カイムの意図を、キュルケが代弁する。
「自分にはもうあるからいらない。これならサイトに打って付けじゃないか、ってさ」
少々混乱した様子でそれを受け止めたサイトは、うーん、と一つ悩むポーズをとった後、
鉄塊支援キタコレ
DODでも一二を争う好きな武器だw
537 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:19:16 ID:???
「よし、これに決めた!」
「えー!? ちょっとサイトこんなの止めときなさいよ!」
「おう! やめとけやめとけ! さっきの奴にかえ……おでれーた。てめ、使い手かよ」
ルイズと一緒になって騒ごうとした剣は、サイトに柄を握られた途端、よく分からない事を言って大人しくなった。
何やら曰くがある剣らしい。まぁ、何だかんだで商談はまとまりつつある様だ。
「さて、もうそろそろいい頃合だし、あっちはほっといて、あたし達は先に帰るとしましょうか」
思いの外時間を食った為、待ちぼうけを食らったアンヘルとシルフィードが怒っているかも知れない。そんな事を考えながら、キュルケはカイムとタバサを伴い、店外へと出るのだった。
「えー!? あっちはタダで、これにはお金取るわけー!?」
店を後にした途端、ルイズの声を背中で聞き、キュルケは思わずプッ、と吹き出した。
「あたし達はラッキーだったわ♪」
>>534 元ネタはそれだから問題ないw
外見もあんな感じだお
>>534 明らかに元ネタは竜殺しだから安心汁支援
鉄塊って両手で移動してなかったっけ
ルーンのおかげか?
支援
しえん
DODやりたくなってきたガチで
買って来ようかなぁ
あれの性能おかしすぎだろ・・・・でもペド隠者の方が強いのは公然の秘密
>>542 ヴィオラートも、とらも、ダイも、ローゼンも買った
これ以上俺に買わせないでー!!
この作品に載せられてDODやり直し中だよ支援
ちなみに攻撃時は片手で振ったりもしてたから無問題
548 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:23:31 ID:???
はい、今日はここまで。
回数自重的な事を言われてたので、分量を多めであまり分けないようにしましたよ。
>>541 全力で振り回すならともかく、持つだけなら片手でもいけるだろうという判断です。
そして、パジャマは水玉の長袖長ズボンですが何か?
とまぁ、それはさておき。
あじゅじゅしたー。
今投下して大丈夫かな?
支援
>>545 俺はあとスターウォーズ全6作を夏休み中に観る予定だぜ
ゲームにも鉄塊があったよなw支援。
王都に帰還したルイズは、取り次ぎを経てアンリエッタ王女の元に帰還した。
王女の自室で、王国軍の壊滅と恋人の生存が絶望的なことを聞き、
静かに涙する彼女の姿を見たときは、流石にルイズも胸を痛めた。
今回は彼女の仕草にも芝居っ気は見られず、ADAも自重していた。
それに重ねてワルドが裏切った事を告げると、いよいよアンリエッタのメンタルレベルは、
割と洒落にならないところまで落ち込んでいったので、
ルイズは今夜のシエスタのシチューを諦めた。
圧縮空間から割合アルコール度数の高い一本と二つのグラスを取り出すと、
片方になみなみと注ぎ、半ば無理やりに、アンリエッタに押し付けた。
しばしグラスで揺れる、琥珀色の液体を見つめていたアンリエッタだったが、
やがてそれを一度だけ睨み付けると、一息に飲み干した。
……だがそれがいけなかった。
元々限界間際だった王女の精神は、蒸留酒のストレート一杯で
呆気なくお花畑の向こう側へとゼロシフトした。
杯を差し出したルイズも、習って一杯に注いだグラスを難なく空けるが、
これはルイズが酒に強いのではなくて、ADAを召喚した際に身についた強力な自浄作用が、
体内に取り込んだ毒物(アルコール)を片っ端から分解し、酔う事を許さないからである。
なので、精神がまるでどこかの火星の指導者みたいにぶっ飛んだ幼馴染の、
愚痴と癇癪と弱音と泣き言と恨み言と八つ当たりと暴言と呪詛と覇者宣言を、
素面のままで延々聞かされ当たられ宥めすかす羽目になったルイズは、
夜が明ける頃には、完全に燃え尽きて真っ白になっていた。
555 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:25:20 ID:???
>>548 あじゅじゅしたー
やたらファンシーなパジャマだなw
>>549 ZOZ来たー! 待ってました
しかしその甲斐あってか一晩でアンリエッタのメンタルレベルが、
どうにか正常値近くまで回復したのを確認したルイズは、
正気に返って青くなったり赤くなったりしながら、何度も謝罪を繰り返す王女に、
ルイズはやけくそ気味にいっそ爽やかに微笑み返すと、
徹夜でナチュラルハイに揺れる頭を抱え、王城を後にした。
……そして、早朝の朝焼けのなか消えてゆくルイズの後ろ姿を、
まだだいぶ頭にアルコールを残したアンリエッタは、どこか切なげな顔で見送ったのだった。
学院に帰還したルイズは、とりあえずベッドに潜り込む前に、
腹に何か詰め込もうと食堂に向かった。
中に入ると、すぐにシエスタが仕事を中断して、ルイズの元に小走りで駆け寄ってきた。
「〜で、本当は、昨日の昼にはトリスティンに着いていたんだけどね。
その後の報告とか、事後処理で今までかかちゃったのよ、ごめんなさいね」
「いえ、無事に帰って帰ってきていただいて、本当に良かったです」
正直、癒される。
戦争とか陰謀とか裏切りとか政略結婚とか、ここ数日の間、
くっさくさした話にばかり巻き込まれてきたルイズは、
シエスタの木漏れ日のように優しげな微笑を見て、心の底からそう思った。
そして、アルコールは片っ端から分解されているとはいえ、暴飲明けで
荒れた胃に優しいスープをそっと差し出されたルイズは、このひと時の為にだけでも、
頑張った甲斐があったと思った。
久しぶりのADA支援
すまぬ、埼玉県民につき本家試聴のため離脱する。
後を頼むぞ支援!
560 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 01:25:57 ID:jDQF1waF
鉄塊:ロングソード
攻撃力:62(最強)
重量:45kg(LVMAX時)
魔法:アイオブサクリファイス
簡単に言うと自爆。自分中心に爆発を起こし周囲の敵を一掃する。
このSSに触発されてDODのソフトと攻略本買った俺です。
DOD乙&さるさん回避
水玉♪長袖長ズボン♪萌え♪
次の日、久しぶりに出席した授業で、ルイズはコルベール師の開発した
内燃機関を目の当たりにした。
教室の皆は、総じて白けた目を向けるだけだったが、
現在数千年先を行く超技術の恩恵を受けているルイズは、
無意識のうちに、ソレが何かとんでもないモノの雛型であると理解した。
それに加え、ADAがこの世界の技術を一新しかねない物であると助言すると、
ルイズはADAと相談した末、コルベール師を支援する事に決めた。
コルベール師の発明が技術革新に繋がり、国力の増強に繋がるのであれば、
支援の見返りは果てしなく大きなものになる。
――アルビオンを滅ぼした新政府が次に狙うのは、このトリスタニアだろう。
現在は一応、不可侵条約が締結されてはいるが、これが一方的に破られる可能性は
かなり高いとADAは分析し、ルイズもまた同じように結論付けた。
それが何時になるかまでは定かでないが、そう遠い時ではあるまい。
ならばその時、そしてその後に備え、手札が多いに越した事は無いと二人は判断したのだ。
ルーンの力で無意識に技術を扱うだけのルイズでは不可能だが、
コルベール師ならばADAの知識を有効に活用する事も可能だろう。
また一つ仕事が増えた事を悟り、ルイズは嘆息した。
それから数日後、何かルイズは仲人やる事になった。
トリスティンの王族の結婚式には詔を読み上げるらしいのだが、
アンリエッタ王女が何とルイズを指名したらしい。
学園長から何にも書かれてない一冊の本を手渡されたルイズは、
自室に戻った後、つい不遜にも、何の嫌がらせだコンチクショウとか思ってしまった。
結婚の祝辞なんて思いつかないし、名指しで頼まれた以上誰かに頼るわけにもいかないし、
唯一例外的なADAも、万能に見えて人間の感性によるような作業では役立たずなのだ。
だが、そこにそのADAから声がかかった。
『対象より魔法による迷彩を確認』
「迷彩って、本当は白紙じゃないってこと?」
『はい。恐らく何かキーとなる触媒が存在する筈です』
「キーと言われても……ちょっと思いつかないわ。ADA、解呪出来ない?」
『恐らくは可能ですが、かなり強力な魔力で封印されています。時間を必要とする上、
解呪の為には、現在進行中のシステムの復旧作業を、中断及び分割する必要があります』
その言葉にルイズはしばし黙考したが、やがて頷いた。
「仕方が無いわ、あまり時間もないし。
それに、現状では復旧を急ぐ必要も無いでしょうし、やって頂戴」
『了解、これより解呪を開始します』
そうしてルイズは始祖の祈祷書を圧縮空間に放り込むと、溜息をついた。
「全く、ほんっとうに次から次へと厄介ごとばかり起こってくれるわね。
これ以上、何事も起こらなければいいのだけど……頼むから」
しかし当然のように、その願いが叶う事は無かった。
ルイズ超頑張れ。
――新たな機能『グラブ』を取得しました。
>どこか切なげな顔で見送ったのだった。
もしかしてアンリエッタフラグも立った?
まぁ、これだけは言わせてくれ。
月光と闇が好きなのは俺だけでいい。でも2じゃカイムの剣ばかり使ってたけど。
チラ裏スマン
ほんとZOZのルイズは百合百合やでぇ。
乙
勝てたとしても
「犬に勝てた男」って最悪だろwww
一応今回ここまでです。
次回艦隊戦……予定。
乙
何でこんなに百合どが高いんだww
ルイズ百合ん百合んだよルイズ
アヌビス→ルイズ←シエスタ
↑
アンリエッタ
なんという四面楚歌…ジャーンジャーン!げげぇ!キュルケ!
>>569 乙です、淡々とすすむあなたの文体好きですわ〜
次回はベクターキャノンクルー
今予約ある?
ZOZ乙!
元ネタは分からないけど
文章が丁寧で読みやすいので面白い
ルイズが前向きで成長しているところも好感がもてる
>>573 そういえば、キュルケがルイズのことを可愛いわ〜と思ってる描写があるSSって結構多いよな
原作設定なのかな?俺まだ原作小説読んで無いんだけど
ところでDODのダンシングベry)じゃない。゛敵゛の正体が気になるんだけど誰かわかる?
>>578 「神」が遣わした、人間を滅ぼすための存在だと思う。
あの世界の「神」は人間のことを滅ぼしたくてたまらないという設定らしい
>>575 多分無いと思うよ。
遠慮なく投下して。
>>578 よく判らんし、認めたくないけどなんとなく天使なんだろうと思ってる
カイムとアンヘルに思い入れがある人はDOD2をやると結構精神にクるので注意
あと、もし買ったとしても家族の前でハンチとの戦いを始めないように
空気が凍るぞ
>>579 DODの世界では人間だけが不完全だからだったっけ
オーフェンたちの現出した神々みたいだな
DODゲーム自体は良作だと思うんだが、キャラが……
>>563 コルベールはホンマ役に立つなぁ
技術者キャラは好きだ
FFのシドとか召喚されたら気が合うかもしれんなぁ
技術者といったら真田さん
「こんなこともあろうかと」
ショット・ウェポンを召喚してオーラバトラーを製作
「わん!わわんわん!わうん!わわわん!」
「わんわんわん」
「わうーん」
「あおーん」
「きゃいん、きゃいん」
「ぐるるるるる!」
※わかりにくいのでここから人間の言葉に翻訳します。
「全宇宙のどこかにいる私の僕となる者よ! 気高く美しく比類なき力を持つ使い魔よ!
わたしは心より求め、訴える!! 我が導きに答えよ!!」
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(柴・♀・2ヶ月)は
コントラクト・サーヴァントの呪文を唱えた。
盛大な爆発が起こった。
「わうん!わうん!」
「ぎゃいん!ぎゃいん!」
「きゃん!きゃん!」
生徒たち(犬)が一斉に混乱に陥る。まあ、犬だし。爆発で驚いても仕方がない。
「わおーん!おまえら、落ち着け、落ち着け!」
教師のコルベール(パグ・♂・4歳)が皆を落ち着けようと必死に吠え立てる。
ようやく群れのボスの命令で落ち着いた生徒たち(犬)が見たものは…
「あんた、だれ?」
「だれって……平賀才人」
「どこの雑種?」
「おいおい、ルイズ。雑種を呼び出してどうするんだ」
「さすがゼロのルイズだな」
わんはっは、と一斉に笑う生徒たち(犬)
「うるさいわね!」
がぶっと近くにいたマリコルヌ(♂・2ヶ月・ブルドッグ)に噛み付くルイズ。
というわけで意味のわからぬ物語は始まってしまったのだった。(嘘。続かない)
アストナージやウリバタケのことも、たまには思い出してあげて下さい
>>589 猫耳侍女長が思い浮かんだ俺は頭がジャンク
技術者といえばイデ隊員
ジャンクといったら水銀燈
岸和田博士召喚…学院がロボになるな
>>589 瓜畑セイヤが一緒に呼ばれたら凄い事になるな
599 :
DOD&M:2007/07/28(土) 01:55:10 ID:???
いつもまとめを作ってくれる職人さんに、恋慕の情を向けながら、明日投下するSSを夢想して眠るんだぜ。
じゃあ、お疲れ様なんだぜ!
>>599 乙〜!
…SS構想しながら寝ようとすると眠れないの俺だけ?
不条理が服着て歩いているようなキャラだからなぁ>岸和田博士
>>579 >>581 それは考えたんだけど、アレって下手したらわたし達の世界まで滅ぼしてたっぽいんだよね。どっちの世界でも人間だけで済む問題じゃなかったし。
それに他ルートでは単なる駒に過ぎないマナの死亡によって現れるのが意味不明。神も全知全能じゃないみたいだし、どうも出現を恐れてた節もあるんだよね。
天使の教会の教義にもあるし、小説とかに説明ない?
>>590 ありがとうDOD買う気失せたw
このスレだけで楽しむぜ
>>604 DODの魅力のひとつに、すべての武器に逸話があるという点があるんだ。
全4部構成で武器を鍛えるごとに読めるようになる構造でな。
こいつがまた面白い話が多いんだよ。
一度やってみる価値はあるぞ。
>>606 面白い話と言うか、鬱々とした話と言うか……
断末魔とか竜と少女の話はいいよな
とりあえず、ハッピーエンド好きな俺では発狂したくなる様なストーリーだという事はよくわかった。
誰も予約なし?投下するなら今の内?
予約無いよ
でもこの時間は人も少ないから支援も少ないかもよ
DODはヤバい
すべてがBAD END
カイムとアンセルが生き残る未来は存在しない
技術者といえば則巻センベエ
久々にべっぴんさんがきたァ
予約ないなら、今の内に投下させてもらいます。
時間は流れて昼。
ギーシュと幸村が決闘を行った広場に、幸村と利家が対峙している。
2人とも自分の得物の槍を構え、微動だにしない。
彼らは待っているのだ、もう少しで聞こえてくる声を…
「うわああぁぁぁ持病の頭痛じゃああああああ!!」
「「うおらああぁぁぁぁぁ!」」
その声を合図に2人の槍が激突する。
昼の空いた時間、彼等はこのように手合わせを行っている。
武士にとって鍛錬は常に怠ってはいけない事の1つ、その内容が強者との仕合ならこれ程喜ばしい事はない。
ギリギリギリ…
「「ぬううぅぅぅぅぅっ……!!」」
両者お互いの槍を受け止め、力比べに入る。
この硬直状態を先に破ったのは幸村であった。
「でええりゃああああ!」
彼の左手が光った瞬間、利家を上空に打ち上げ、追撃を仕掛ける為に自身も跳躍する。
だが利家は空中に打ち上げられながらも槍を横に振り、この追撃を払う。
利家はその反動でさらに上昇。幸村はもう1度高く飛び上がり、空中で「烈火」を繰り出した。
「うおおおおー!!!」
すると利家は体を回転させ、幸村の烈火に真っ向からぶつかっていく。
支援!支援!支援!
せっかくだから俺も支援するぜ
んじゃ俺も
波動支援
「うおりゃあ!撃破撃破撃破あぁぁぁー!!!!」
「そりゃそりゃそりゃああああーっ!」
幸村の怒涛の突き、利家の回転斬撃。
2人はお互いの技をぶつけ合いながら落下していく。
ズドオォォォン!!!!
そしてそのまま地面に激突し、周りに土煙が巻き上がる。
と、土煙の中から幸村と利家が飛び出してきた。
「「……………」」
しばらく槍を構えていた2人だが、利家が構えを解く。
「流石は武田に仕える虎の若子、強いなあ!!」
「前田殿も、槍の又左の名に偽りなし…見事な武勇でござる!」
幸村も槍を下ろした。同時に、左手の輝きも消えていく。
「毎日よくやるわねぇ…」
「…あんた達…」
と、幸村の背後から怒りの込もった声とあきれたような声が聞こえてくる。
振り返ると……それぞれの主であるルイズとキュルケが立っていた。
支援が必要と聞いて飛んできました支援
「ルルル、ルイズ殿!?」
「昨日も言ったけどいい加減にしなさい!あんた達が戦うと揺れや大声が教室まで伝わってくるのよ!」
ルイズが怒るのも無理はない。実際に2人が闘っている時の音は凄まじく、授業を妨害しているのだ。
「し、しかしルイズ殿…確か決闘が禁止されているのは貴族同士だけの筈。前田殿ならば良いのでは?」
しかし、そんな言い訳を許すルイズではなかった。
「ダメ!今日から決闘禁止!これ絶対だから!!」
「そんな!ルイズ殿!」
「ダメ!」
「ルイズ殿おぉ!!」
「ダメと言ったらダメ!!」
「ルイズ殿おぉぉぉぉぉ!!!」
「ダメダメダメエェェー!!!」
この2人の叫び合いは数十分間続く事になる…
べ、別に支援してる訳じゃないからね!!
支援?なんだそれは、食えるのか!?
ソニック支援
「やれやれ、今日もあの2人は騒がしいのう…」
そのやり取りは学院長室まで聞こえていた。
「ミス・ヴァリエールの言い分が正しいです。それとお尻を触るのは止めて下さい、セクハラです」
「ひょお!?あー…あ、ザビザビザビ♪」
「ボケた振りをしてもダメですよ」
お互い言い合って数十分は経っただろうか。
ルイズは叫び疲れて肩で息をしていた。
「こ…これだけ言っても…ハァ、ハァ…分からないなんて…」
ここまでくると、ルイズにも我慢の限界が来た。
「もう許さない!あんた今日ずっとご飯抜き!!」
「ル、ルイズ殿おおぉぉ!?」
「な、なんだってえええーー!!??」
その言葉に幸村と、なぜか利家までもが声を上げた。
ただでさえ怒りの沸点が低い彼女である。幸村の態度に、遂に堪忍袋の緒が切れてしまったのだ。
「あらあら、あの子お仕置き喰らっちゃったわよ?」
「キュ、キュルケ殿!そ、そ、それがしまでご飯抜きじゃないよな!?」
ここで投下終了、こんな夜遅くに支援してくれてありがとうございました。
それじゃあ自分ももう少し執筆したら寝ます…
スピニングバード支援
誰かカイジ召喚して
投下乙ですた。今日も伝家の宝刀『食事抜き』が冴えますなぁルイズ殿w
>>627 乙でござった。
幸村をみてると元気になれるんだぜ
乙、ご飯抜きは堪えるよな
>>629 /::://:::! /-=、 ,// u / _,,.-ゝ. 「ヽ l ! , l このワルドと言う男どう見ても二十代後半……
/::_;イ-‐=レ'==ミ" '∠-==ヽl=ヽlヽ レ'レV
/::::::::..、 o ,≡:::::::〈、 o , :|│ リ ' そのワルドが「僕のルイズ!」とかニヤケながら抱き上げているのは
::::::::::::::::: ` ー--‐ '´三 :::::::::ヽ`::ー-‐:'.´ |│ l
::::::::::::::: ニニ ::::::::::::::ヽ::::::::: U |│ ! とても16歳には見えない、幼い容姿のルイズ……
:::::::::::::::U  ̄ ̄ U::::::::::::::::ヽ::: u |│ .l
:::::::::::::::: U r‐:::::::::::::::::::::ヽ. Lノ | この二つの符号が意味するものはひとつ……!
,,‐´ __ ゝ
∠-‐´,, -‐' ´ ll ll ll ll ll ヾ
/ ll lll ll ll lll ll ll ヽ
/ ,, ‐; ‐' ~ ll ll lll lll ll | フフ…
,-‐', '´ ll lll lll /| ll ll ll ll | 使い魔ってのはあくまで
./l , -‐'´ ll lll /ll/. | .iヘ lll ll ll | あんたの世界でのルール
.ll/ / l /ll.//l/ |ll| | llヽ、 lll ll |
/ ll./ ll.∠// .l/ , |.|-‐|.| ̄ヽ、 ll. lll |
./l//l / / `ヽ、| / | | ::\ ll ll| 大抵の召喚された奴には
../ //.|.=====、 __ ========::::| .l⌒ヽ .| それが通用したんだろうが・・・
./ | ` ‐--゚‐/,::: '''' ` ‐-゚--‐ ' ´ ::|ll|⌒l | |
| :::/,:::::::: :::| |⌒l |lll| 残念ながら
. | ::/,::::::::::::: :::|l|6ノノ .|\
. |. /,:::::::::::__:::) :::::||、_ノ |::::::\ その縄(使い魔)じゃ
. l.(_:: :::::::/l ll|::::::::::::| オレは縛れねえよ・・・
. l.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::::/ | lll |::::::::::::::|
l、 ___ ::::::/: | ll|::::::::::::::::|
_, -/l、  ̄ ̄ :::::/:: | |:::::::::::::::::|
_, -':::::::/::::::!. ::::/::: |.|:::::::::::::::::::|
::::::::::::::/::::::::::ヽ、 :::/::: |:::::::::::::::::::::|
:::::::::::/::::::::::::::l::ヽ、 ::/::: /l:::::::::::::::::::::|
鼻と顎がとがったルイズなんて見たくないんです><
そういやキバヤシ召喚ないよな
>>629 「海、さいっこぉ」
とか言いながら海へ消えそうなんだが・・・
>>637 魔法の国に呼び出したら突っ込むところが多すぎるだろw
>>359 もしかしてこれランボーでもロッキーでもなくホットショットの主人公じゃね?
>>641 エルドラ爺さん召喚したら…飲みっぱなしで進みませんかそうですか
>>640 伊藤ハム持ってるのはスタローン本人だな
645 :
使い魔の夢:2007/07/28(土) 03:01:22 ID:???
投下しマース。
3:20から。
>643
カギ爪召喚したら、こちらでも幸せの時のために色々画策したりして。
ああーまた…やっちゃった とか、ごめんなさい…ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!とかでギーシュやフーケやワルド死亡フラグか?
>>640 きっと謎の弓矢の矢はそこらへんのニワトリだな
>>647 Complete
屋根板に埋もれながら、コルベールは回想していた。
何故、今自分がこうなっているのかを。
「ばいく」の解析の途中だったかな……
確か「がそりん」という油の入っている樽を覗いて、
次に「えんじん」と呼ばれた動力部を見てみようと決めた直前までは覚えている。
……それからは、……そうだそうだ。
突然、あの「ばいく」が『ばとるもーど』と声をあげたかと思うと人の姿に形を変え、
馬小屋の天井を突き破っていって飛んでいったのだった。
ああ、私はその時落ちてきた破片によって身動きのとれないこの状態になったのだったな。
しかし有意義な時間だった。
私の研究は決して間違っていないという事がわかったのだ。
あの「がそりん」は「竜の血」と同じように気化させて用いる物だろう。
彼……タクミくんの住む所ではそれと魔法とは違った動力を使い、
恐らく誰もがあの乗り物で道を行き来することができるのだ。
ああ、私の進もうとするその先はすでに「実用化」という道が拓かれているのだ!
タクミくん……例え君が何者であろうと私は君の味方だ。
君は私の研究に大きな道しるべを与えてくれたのだか……ンガッ!
遅れて落ちてきた屋根板が脳天を直撃し、コルベールの意識は途切れた。
使い魔の夢
コルベールせんせーい!?
「空を飛ぶゴーレムだって!?」
「しかも何だ、あの鉄砲は!? 滅茶苦茶だ!? 」
「ギーシュのワルキューレに攻撃したということは、あの平民の味方なのか!? 」
空を飛び、銃を連発して放つゴーレム。観客達はそれに釘付けだった。
ルイズは呆気に取られていた。
ギーシュは大きく口をパクパク開けるだけだった。
そんな面々の中で一人、巧は毒づいた。
遅いんだよ、バカ。もう少しでやられるところだったぞ。
多くの人間達が注目しているのも気にもせず、
オートバジンはフォンブラスターの放られた所に降り立ち、これを回収した。
よく見ると右手に併せて何かを持っている。
そのままある程度こちらの方に寄って来たかと思うと、
フォンブラスターとその何かを巧に向かって投げ渡した。
「うぉっと」
巧は危うげに受け取った。
そして、渡されたものを見て絶句した。
バジンは蹴り倒されたり色々するけど健気だよな……って帝王のベルトキター!?
ファイズドライバー。
形式番号SB−555B。ファイズスーツを形成するベルト型変身ツール。
ファイズフォンと、ファイズドライバー。
この二つが揃った時のみ、ファイズへの変身は可能となる。
……何渡してんだよ、お前は。
しかし、マニュアルを熟読した巧には分かっていた。
ファイズスーツはスマートブレインの人工衛星、イーグルサットから転送される事を。
異世界であるハルケギニアには当然そんなものがある筈がない。
ここではもうファイズに変身する事は出来ない。
お前がやれ、お前が。
オートバジンを睨みつける。
それでもオートバジンはただ動こうとせず巧を見つめるだけだった。
視線を交え、根負けした巧は溜息をついた。
チッ、わかったよ、自分の尻は自分で拭けってか。
『Vehlcle Mode』
胸のボタンを押し、オートバジンを元のバイクに戻す。
「バカ、なんてことしてるのよ! 」
ルイズが叫んだ。
「そいつに代わってもらえば良かったじゃない! あんたじゃ、あんたじゃ勝ち目なんて……! 」
もう周りの目なんて気に止めず、涙を流し続けていているだけだった。
「ルイズの言う通りさ、そちらのゴーレム君が相手でも良かったんだよ。僕は」
未だ健在の六体のワルキューレを従えて余裕を取り戻したギーシュが言った。
相変わらずのヤな気障っぷりだ、俺だけなら十分勝てるときたか。ま、実際そうだったけどな。
手の中のファイズギア一式を見つめる。
こうありえない事が続けざまに来てるんだ、もう一つ位何か起こってもいい筈だ。
ファイズドライバーを腰に装着する。
ギーシュに誤解のないよう言っておく。
「違うな。こいつはただ、忘れ物を届けに来てくれただけだ」
スタートアップコード、555をファイズフォンに入力、
聞き慣れた電子音声のアナウンス。
『Standing By』
そうだな、舐められっぱなし、やられっぱなしってのはやっぱ気に食わない。
四円
Complete支援
右手に持ったファイズフォンを天高く揚げ、
「変身!」
声を張り上げて叫ぶ。ファイズフォンをファイズドライバーにセット、
そして、人工衛星のないこの異世界では聞くことの出来ない筈の電子音声が響いた!
『Complete 』
ファイズドライバーが赤いフォトンストリームを形成し、ヴェストリ広場は赤い光で覆われた。
その中から現われたのは……
「タクミ……」
その体を成型するのはダイヤモンドに限りなく近い硬度を持つソル・メタニウム。
その体を流れる赤いラインは人間の数十倍の力を引き出すフォトンブラッド。
異世界ハルケギニアはトリスティンの地に、
闇を切り裂く赤い閃光、ファイズが降臨した。
Dead or Alive支援
「き、貴様……、行け、ワルキューレ! 」
ギーシュが驚きながらも薔薇を振り、ワルキューレを突撃させる。
「そういやお前等には散々いじめられたっけなぁ、今度はこっちの番だ! 」
ファイズは手首を振り、ワルキューレを迎え撃つ。
一体の剣を持ったワルキューレが襲い掛かる。
難なく斬撃をよけこちらの左を当てることで、粉々に打ち砕いた。
「ワルキューレが一撃で!? 」
慌てふためくギーシュは一体を護衛に残し、
続けて四体の剣、長槍を持ったワルキューレをファイズに向かわせる。
四体がかりでの攻撃をファイズは跳躍してかわし、バイク形態のオートバジンの所に降り立つ。
『Ready』
左ハンドルにミッションメモリーをセットし、
エナジーハンドルブレード、ファイズエッジを取り出した。
何故か頭にこういった考えが浮かんでいた。
得物を持った方が楽に片をつけられる。当たっていたのかもしれない。
実際、ハンドルを掴んだ途端に、
あのワルキューレ達の動きがスローのように鈍く見えるのだ。
もうこいつ等は俺の敵じゃない。
頭の中の考えが体の運動神経にも伝わったのか、
迫ってくる四体のワルキューレを一瞬の内に寸断することができた。
「な、な、何だ、何がどうなっているんだ!? 」
泣き顔で残された一体のワルキューレにしがみ付くギーシュ。
最早、決闘開始の時の余裕は微塵もない。
まだ一体残ってたのか、面倒くせぇ。
さっさと終わらせるか。
ファイズはファイズエッジを放り投げ、
右足にトーチライト型ポインティングマーカーデバイス
ファイズポインターをセットする。
腕時計型コントロールデバイス、ファイズアクセルから
アクセルメモリーをファイズドライバーにセット。
『Complete』
胸のフルメタルラングが展開し、
黄色の目が赤色に、赤のフォトンストリ―ムが危険領域の銀色に変わる。
しえん!しえん!
猫舌たっくんしえんー!
再び周りから驚きの声が揚がるか否やの瞬間、
ファイズはファイズアクセルのスタータースイッチを押した。
『Start Up』
時が止められたかのごとく、ファイズ以外の全ての者が静止する。
ファイズ・アクセルフォーム。
十秒間の間だけ、通常の千倍の速さで動く事ができる超加速形態。
ギーシュの元に駆け出し、軽くワルキューレを蹴って引き離すと
天高く飛び上がり――――――、
ワルキューレを花弁の様に囲むのは、六つある赤色の円錐状の光。
一瞬の時間差から、次々とワルキューレに突き刺さっていく。
『3、2、1、……』
ファイズ・アクセルフォーム必殺のクリムゾンスマッシュ。
その全てがワルキューレに抵抗する間も与えずに炸裂する。
『Time out』
十秒の時が流れ、通常の時間が流れ出す。
その場にいた全ての者が最初に目にしたものは
幾重もの赤い円錐の光が突き刺さって崩れ落ちるワルキューレの姿だった。
ルーンのおかげで素でアクセルかかってるのか!?w
ふと思ったがクリムゾンスマッシュで象フェノク倒せたならもしかして……。
なんという手加減抜き、これは間違いなくオーバーキル支援
勝敗は決した。
『Reformation』
通常のファイズの姿に戻った後、ギーシュに目を向ける。
「ひ、ひぃぃぃぃ! 」
何時の間にか最後のワルキューレが自分の手から離れ、気がつけばやられていた。
この恐怖はどれだけ堪えたのだろうか。
無様に尻餅を付き、股間から尿が漏れていた。
そんな様のギーシュに、ファイズが近づき確認の言葉をかける。
「続けるか? 」
ギーシュは首を振り鼻水交じりの涙声で返した。
「ま、参った」
一瞬ギーシュを睨んだ後、ファイズフォンのリセットボタンをプッシュし、
巧はファイズの変身を解除した。
ホッと一息をつく。
あー、メッチャ疲れた。
けど、これでもうこいつはシエスタに突っかかったりとかしないだろう。
そうだ、シエスタと言えば……、食堂に戻るべく足を向けた。
冷ましたスープ飲むの忘れてた。
そもアクセルだけでワルド辺りまでなら楽勝
さっぱり訳がわからないわ。
とにかくギーシュが敗北し、平民が勝利したいう事だけは飲み込めた
他の観客たちが騒ぎ立てている最中、ルイズだけは未だパニックの中にあった。
あの「ばいく」がゴーレムになってタクミを助けて、
ゴーレムが拾った銃と持っていたベルトをタクミに渡して、
タクミはそのベルトと銃を使って「へんしん」って全身に鎧を纏って、
その鎧を付けたらワルキューレなんてみんなやっつけちゃって、
ギーシュに「参った」って言わせたらどっかに行っちゃって……
その当のギーシュがルイズの元にやってきて、
泣きベソをかいているまま、ルイズに問い掛けた。
「ル、ルイズ、か、彼は一体何者なんだ!?
僕のワルキューレがあ、あんなにあっさり……」
「そんなの、こっちが聞きたいわよ! 」
あ。
そうだ、聞かないといけないじゃない。あいつ、何者なのよ!?
あの「ばいく」は何、「へんしん」って何? あの鎧は何? 最後のあれは何?
何が自分は只の洗濯屋でアルバイトをやっていただけ、よ!
ご、ご主人様に嘘をついて騙す使い魔なんて!
泣いたり怒ったりとにかく忙しいルイズは巧の後を追いかけた。
ルイズが一人巧を追った後も、ヴェストリ広場は覚めない興奮で湧き上がっていた。
(ふぅん、『ヘンシン』ね……)
その場にいたミス・ロングビルが普段することのない
歪んだ笑みを浮かべていることに気付くこともない位に。
>>668 というか原作でアクセルフォームが敗れたのはドラゴン北崎戦の一回だけだからなぁ。
しかも中身はファイズを使い慣れていないはずの木場だった訳で。
>>649 へー、キュルケってハープが特技でタバサはサイコロ博打が得意なのか。知らなかった
GJ!
ファイズ自体オーバーテクノロジーの塊だった以上、ギーシュ憐れ。
というかフーケがヤバイ事になるフラグがまた一つ立った?
以上です。
一区切りつけるため長めになってしまいました。
夜分遅くにも関わらず、多くの支援、ありがとうございました!
グジョバ!
なんとなくカイザギアはワルド辺りが使ってそうな予感。
あれ、結局なんで変身できたのかの種明かしは無しか
>>674 ……『凄くぴったりだ』と思ってしまったんだが。
だが遍在するカイザは悪夢以外の何者でもないな。異形の花々を思い出す。
ここで幻想水滸伝4からスノウ召喚
チョウヤクタタズ
灰色のガンダルフ召喚とかどうか
あいつ剣も使えるし
> (ふぅん、『ヘンシン』ね……)
マチルダちゃん死んじゃうよマチルダちゃん
680 :
ゼロガー:2007/07/28(土) 04:19:20 ID:???
「オシリィィィィィィスッ!何て嬉しい…いや、破廉恥な格好をしているんだ!
これはもう月に代わってお仕置きだな!」
全裸の巨大植物美女と対峙するパンチョな青銅の巨人
相当にカオスな状況下自信満々のギーシュはタロスを前進させようとして…
「むう、何も見えん…」
ズコーッ!!とコケる一同
説明しよう!ギーシュが錬金したタロスは術者が内部から操る方式なのだが
お馬鹿なギーシュは覗き穴を作り忘れていたのだ(ナレーション:富山敬)
棒立ちのタロスにオシリスの触手が伸びる
触手がタロスの左足の踵に付いていた栓を抜くとピンク色の液体が流れ出し
全身がひび割れてあっさり崩壊するタロス
「弱点も映画と同じですか…」
週末は「ジャックと悪魔の国」や「原始怪獣ドラゴドン」といった懐かしの
B級モンスター映画のDVD鑑賞が隠れた趣味のミスタ・コルベールだった
「しょうがないわねー…」
真打ち登場
ミス・ロングヴィルのゴーレムが巨大オシリスの前に立ちはだかる
ちなみにミス・ロングヴィルが某キ■キ■踊りのコスチューム姿なのは只のサービスだ
「我らも行くぞ」
「心得ました」
ガーゴイルとケルプも牽制の光線を放つが
巨大化して防御力もUPしたオシリスには効果が薄い
オシリスもビオランテのように牙の並んだ口のある根の先端からピンク色の光線を放ち
四つ巴の戦いは尚も混迷の度合いを深めていく
そして学院中の目が怪獣大決戦に集まっている間に
「な…んで……?」
信じられないといった表情でデュラハンに担がれたルイズと
自分の鳩尾にめり込んだ杖を交互に見るキュルケ
床に転がったキュルケが意識を失う前に見たものは全てを拒絶したタバサの背中だった
投下終了
いくらあってもおかしくない、変身できる道具と言えば…ライオトルーパー。
……竜の羽衣、ひょっとしてジェットスライガー?
平民をたっくんが虐殺しまくってオルフェノクになったやつにライオ変身ベルト渡せば革命成立
金属精錬も医療もメイジに頼ってるのに突然革命起こしても成功するとは思えん
それこそメイジを少数だけ残して皆殺しにするくらいじゃないと
>>678 あの爺さんは素敵すぎる。オールド・オスマンの元ネタの一つじゃないかと思うんだが。
>>679 フーケが持ってたのはデルタだったはず……人の心を忘れちまうな。
555に出て来る力(ベルト&オルフェノク)はどっちも手に入れても幸せになれないし。
そしてゼロガーに何時の間にかキタキタの魔の手が。
多重クロスはちょっとな
ふと思った。絵師つながりでデモンパラサイトorポリフォニカ青とのクロス。
前者はあえて幻覚つながりでタッシェ(人に化けられる猫)とか相性良いかなと思うんだが。食費は相当な物になるだろうけど。
後者はあんだけ理不尽な環境に耐えられるルーファならルイズの元でも耐えられるだろうと。
ハルケギニアだと神曲による補助が出来ないが、ルーファは神曲を嫌ってる節が有るので無くても無問題。
節操がある多重クロスならいいんじゃね。
チラッとにおわす程度にとどめるとか。
スレの流れに影響された小ネタを出すのもいいけど、
後で読んだ人がそういう背景を知らなくても不思議に思わないような出し方の方が
声優つながりで、鋼の錬金術師のアル召喚。
肉弾戦闘も強いし、錬金術も使える。性格もなかなかいい。まさに弱点なし。
あとルイズを体内にかくまえる。
555は戦闘がカッコイイ
Bフォームは忘れろ
あのスレマジで終わってるからコッチでいいんじゃね?
>>691 そのスレ、ルールが変わってエド以外のキャラは無しってことになったらしい
仮にそうでなくても、他にスレがあったとしてもここでやってもいいのでは。
ここの内部でさえ被りはあるんだから他のと被ったって問題ないと思う。
スレ統合ってか。
まぁ、無駄に乱立するよりは、投下SSが増えて、スレ活性化するから、
あちらが過疎って単独でやっていけないならまあこちらでも良いだろうがね。
勘違い腐が流れて来て暴れないのならいいが
統合じゃなくてあくまで並列して別々にやっていくという形でいいでしょ。
あっちはせっかく単独のまとめwikiまであるんだしな。
あのスレは変なのが居付いてる
統合するとこっちに来て迷惑がかかる
あっちでやってもらおうかな。
誰も予約していないようなので、6:00になったら投下します
鋼の錬金術師のエドのSSはあっちのスレかこっちのスレの好きな方でOK
鋼の錬金術師のキャラでもエド以外のキャラのSSはこっちのスレでのみOK
一応ルールに従うとこういう方針になる
だからエド以外はだめだっつってんだから
さわやかな朝の風が、髪の毛を揺らす。同時に、眩い朝の光が顔に当たり、ルイズは目を覚ました。
久しぶりの、気持ちのいい目覚めだった。寝ぼけた頭のまま、目をこする。
「おはよう、ル・イーズ!」
訂正、最悪の目覚めだ。寝ぼけた頭はこの声に、一瞬で覚醒する。
昨日、召喚したばかりの使い魔はやけに眩しい笑顔を向け、対照的にルイスの表情は渋いものとなった。
「あ、あんた……。やっぱり昨日のは夢じゃなかったのね」
落胆し、ため息をつく。そんなルイズの目の前に、新しい制服が差し出される。
「ル・イーズ、着替えだ!」
「洗濯は?」
「先ほど終わらせた。メイドの娘に教わった。ショ・ミーンの仕事を学ぶ、いい機会だったぞ」
服も、下着も力を入れすぎたのか、ぼろぼろになっている。汚れが落ちていないどころか、どういうわけか泥汚れがついている。
あまりの惨状に、口が引きつる。怒りのボルテージがいきなりクライマックスに達した。拳を振り上げ、怒鳴りつけようとした瞬間、
「こ、の……」
「どうした、ル・イーズ。あまりの素晴らしさに声も出ないか!」
本気か、こいつは。
怒鳴りつけるタイミングを失ったルイズは拳を震わせ、口をパクパクさせた。こんなタイミングで今さら怒鳴りつけたところで、
間抜けなだけだ。
「洗濯は今度から……メイドにやらせるわ」
そう呟くのが、精一杯だった。
寝巻きを脱ぎ捨て、クローゼットから持ってこさせた新しい下着を身に着けたルイズはさも当然、とばかりにツルギに命令した。
「着せて」
「着せて、とは俺がル・イーズに服を着せる、ということか?」
ここぞとばかりに、ルイズはえらそうな口調で宣言する。
「そうよ。下僕がいる場合、貴族は自分で服なんか着ないのよ」
特に『下僕』という単語を強調して言った。さらに、拒絶したら食事抜きと言う罰も用意してある。
これで、今度こそ自分の立場というものが……
「女性を大事にするのも高貴なる者として当然のことだからな。任せろ! 俺は女性の扱いでも頂点に立つ男だからな」
ルイズはがっくりとうなだれた。だめだ。全然分かっていない。
この調子では、示しをつける前にこっちがどうにかなってしまいそうだ。
そうなる前にこいつを殺して、新しい使い魔を召喚しようかしら。
ルイズはツルギに背を向けるようにして、半分本気の目を光らせ、隠れるように杖を構えた。
憔悴したまま、食堂に行こうと部屋を出る。後ろの剣はやけに明るい笑顔をしており、ルイズはジト目で彼を睨みつける。
だが、ツルギには全く応えなかった。
そこへ、バカにするような声が投げかけられて彼女はさらに不機嫌になる。
「おはよう、ルイズ。それが噂の使い魔ね?」
「そ、そうよ」
「あっはっは!ほんとに人間なのね!すごいじゃない! 『サモン・サーヴァント』で平民を呼んじゃうなんて、
あなたらしいわ。さすがゼロのルイズ」
「う、うるさいわね!」
そしてキュルケは、ツルギの頭の上から足の先までを値踏みするように見回した。
「あら、こうしてみると意外といい男ね。あなたにはもったいないぐらいじゃない。けど、使い魔じゃねぇ」
「あたしも昨日、使い魔を召喚したのよ。誰かさんと違って、一発で成功。どうせ使い魔にするならこういうのがいいわよねぇ〜、フレイムー」
キュルケが呼ぶのに答えて、彼女の部屋から巨大で真っ赤なトカゲ、サラマンダーがのっそりと現れる。
「火竜山脈のサラマンダーよ〜、好事家に見せたら値段なんかつかないわよ?」
すると、先ほどまで黙っていたツルギが一歩前に出た。
「何者だ、貴様! 怪しい奴、ワームか!?」
どこから取り出したのか、紫色の剣を構え、目の前のサラマンダーに突きつける。
「ちょ、ちょっと! 何のつもりよ!」
「全てのワームは俺が倒す!」
「ああ、あたしのフレイムに何するつもりよ! 」
「やめなさい、ツルギ! 何のことかは知らないけど、こんなところで騒ぎを起こさないで!」
殺気を感じ取ったサラマンダーも臨戦態勢に入っているが、キュルケが止めている。
ルイズも小さな身体で必死にツルギを押さえようとするが、いかんせん体力が違う。剣はじりじりとフレイムに迫り、突然剣を納めた。
「いや、よく見るとワームではないようだな。俺の勘違いだったようだ。すまなかった」
頭を下げ、そのまま先に進んでいく。やけにえらそうな足取りだ。
あまりのマイペースっぷりに、ルイズもキュルケ呆気に取られている。
一足先に立ち直ったキュルケは脂汗を流し、こんな危ない奴にかかわっていられるかとばかりに、フレイムを連れてそそくさと後退する。
「ゼ、ゼゼ、ゼロの、ルイズにはお似合い、かもね!」
反論できずに立ち尽くすルイズに、ツルギが声をかけた。
「おい、食堂へ行くのではないのか?」
「い、いい今行くわよ! 主人より先に行ってじゃないわよ!」
シ・エーン
食堂では、テーブル一杯に豪勢な食事が並んでいた。
今度こそ、今度こそは!
ルイズは決心も新たに、拳を握り締める。粗末な食事を与えるということで、主従関係を思い知らせるのだ。
まずはイスを引かせようとするが、
「さあ、ル・イーズ。座るがいい。俺はレディファーストでも頂点に立つ男だ」
先手を打たれた。早くも崩れかけた決心を気力で持ち直させ、当然のように隣の席に座ろうとした剣を手で制止する。
「あ、あんたはこっちよ!」
床を指差す。ほとんど具もないスープの入った、皿が一枚。その端っこに、申し訳程度のパンが二切れ。
「これが、俺の食事か?」
「そうよ! 本当なら使い魔は外なんだけど、あなたは私の計らいでっ、特別にっ、入れてあげたんだからねっ!」
ところどころを、目一杯強調。ハアハアと息をつきながら、ルイズは今度こそ勝利を確信する。
だが、剣はそんなことはお構いなし、といった様子で床に座り、スープ皿を手に取る。
「ふむ。ショ・ミーンはこうやって食事をするのだな」
そして一口。剣はスープ皿をおき、手を震わせ、目を見開く。
「こ……、これは!」
「どう? 食べさせてもらえるだけ……」
文句が出るであろうところを、機先を制した、つもりだった。
「これは、なんと言う料理だ? 初めての味だぁ〜」
しかも、食堂に響くような大声で。
「どんな田舎者だよ〜」「やっぱ、ゼロのルイズの使い魔だな〜」周りの貴族たちからの忍び笑い。
ルイズは恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にさせた。
声優つながりでシャドウハーツのハリーを……
しかし声優つながりでナントカっていうありふれた発想からすると
シャナとか悠二とか召喚される話とか真っ先に書かれそうなもんだけど、まとめにはまだ無いんだな。
投下終了、朝早くからありがとうございました。
マイペースすぎるだろ坊ちゃまwww
wikiのテンプレが
>>7と
>>8と
>>13を取り入れたものに編集されてるけど、
>>249→
>>253みたいな意見もあるわけで。
>・SS投下は順番を守りなさい!前方確認も出来ない犬なんていらないわ!
>・投下前には、必ず投下予告をしなさい!終了宣言も忘れちゃ駄目よ!
この辺の言い回しは
>>1の現状の奴の方が柔らかくていいと思うし。
>・俺TUEEEE なんて最低だわ。ゼロ魔に愛を持ちなさい!
これは、
「メチャ強いキャラを召喚してゼロ魔キャラを蹂躙するだけの展開の小説なんてダメ」
という意味なんだろうけど、単に「強すぎるキャラを召喚するのはダメ」という風にも聞こえて
強すぎるキャラが召喚される話の投下を萎縮させそうで心配。
強すぎるキャラ召喚の話だって、そのキャラの行動を書き手がうまく誘導すればいくらでも面白くもなるだろうし。
キュルケの方に
>・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
と言わせているのならそれで十分で、
>・俺TUEEEE なんて最低だわ。ゼロ魔に愛を持ちなさい!
の一文は要らないと思う。
ああそれと現状の
>>1にある
>ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
が削除されてるのもどうかな。
投下の最中にスレと全く関係ない雑談をするのは目に余る、
でも雑談禁止なんて書くとスレの目的に沿った雑談まで排除してしまう、
という問題への答えとして「空気を読め」という表現を使うことになったんじゃなかったっけ。
それはつけたままでいいんじゃないか?
なんにせよ、テンプレに書くルールの改正はみんなの議論の末に行うべきものじゃないだろうか。
いきなり無言で変更しスレにその告知もしないってのはやめた方がいいんじゃないかな。
しかし本スレの住人のうちどれだけが議論に参加してくれるか、だな。
話し合いが長引けば職人諸氏が投下しにくい状況になることもあるし。
理想としては避難所でやりたいところだが、
避難所で出た結論をこっちで適用させて反発が起きない保証もない。
ある程度の草案を避難所で練った後、本スレに張って意見を仰ぐのが一番か…?
>>715 本格的に議論始まったらその時こっちに
来てくれ!みたいなの張ればいいと思うぜ
だったら話題になった今議論スレに来てくれよ
今じゃなきゃどうせまた反発が来るにきまってる
何でもかんでも人任せじゃいかん、ってことで
無断行動はアレなんで、とりあえず、直しとく。
議論の類はIDが出る場所じゃ無いと破綻するから避難所しか無いと思う
>>256 いまさらだが、ルナル完全版に載ってなかったかな?
>>721 色々検索してみたら、サリカだけ見つけた
「サリカは思いを守りたもう。
思いが心のうちに蓄えられるを記憶と呼ぶなり。
記憶によりて形作られるを信念と呼べり。
されど信念は心を鎧うにあらず。
信念は人を支える礎なり。
人は互いを支えるゆえに、信念をまじわらせよ。」
貧乏神を呼び出したせいで実家が没落して、授業料を支払えず退学する事となったルイズ。
なんとか学院長の計らいにより学院のメイドとして働く事になった彼女を待ち受けていたのは、
これまで経験した事の無かった苦労と困難の数々であった。
「ルイズ! 皿洗いは済んだのか!?」
「ああっ、すいません親方! もう少し、もう少しだけ時間をください!!」
「あの、ルイズさん。お願いしていた床掃除ですけど……」
「ま、まだですっ! この仕事が終わったら……」
「おいっ! メイド! さっき運んで来た料理だけど、みんなと比べて僕の分だけ一品少ないぞ!」
「も、申し訳ありません、申し訳ありませんっ!!」
「どうしてくれるんだ、メイド! 君が気を利かせてくれなかったせいで、二人のレディが……」
貴族として生活する上で一生縁が無かったはずの苦労に、ルイズは借金返済の為に耐え続ける。
厳しい親方、メイドの先輩、かつての学友や教師たち。多くの人間に囲まれながら、ルイズは今日も働き続ける。
いつか借金を返済し、貴族として再び返り咲く日の為に。
これは借金地獄に叩き落され平民に身をやつした元貴族の少女・ルイズが、お家再興を目指して日夜借金返済に明け暮れる、涙と根性の物語である。
こんな電波を受信した。
……え? 虚無? 伝説の使い魔? 聖地? レコンキスタ?
この話には一切関係ありませんが、それがなにか?
普通にルイズイイ子になっちゃうなw
ルイズって周りの環境に流されやすいタイプだと思うんだ。
>>717 今じゃなきゃ、と言われても…
流石にもう少し人が集まる時間帯でないと議論の体を成さないのでは?
今議論スレ覗いてきたが移転云々の話題だけだったし。
ちょうど週末だし、人が多そうな時間帯に避難所のほうで話題を挙げればいいと思う。
ちなみに自分としてはテンプレは今現在のwikiのものでいいと思う。
もっとも、空気読めとかは個人の裁量に委ねる部分が大きくなってしまうので
どれだけ効果が見込めるかは分からないがな…
>>723 早くギーシュと同じマスを通過して貧乏神を擦り付ける作業に戻るんだ!冬になる前に!w
貧乏神か。
妖怪始末人トラウマの貧乏神召喚。
……マイナー&古すぎか。
小公女ルイズかよw
ってことは、エンディングはダイヤの鉱山見つけたワルドが迎えに来るのか。
……小公子のほうがいいなぁ。
小公女の場合、主人公の初期性格がかなりの甘ったれだし。
>>725 そういう意味じゃなくて、話題に上った時にもう議論を始めないと意味がないってことだろ
議論スレで色々話してからこっちに持ってくる、って時点で本来間違ってんだから
こっちから議論スレに持っていかないと
>>725 そっちかよw
友達のデビル一家呼ばれる前になすりつけないとな
実家が破産するとちい姉さまが洒落にならないことに……
GS美神の貧乏神だと、裕福で魔法も使えるようになった自分が見えるドアと、
貧乏でゼロのままだがシエスタと百合ん百合んな自分が見えるドアのどちらかを選ぶ試練を受けることになりそう。
>>728 なるほど把握。確かに避難所は早くレスが流れてしまうわけでもないしそれがベターか。
まぁテンプレ改善はさほど急務と言うわけでもないとは思いますがね。
とりあえず今後持ち上がった議論に関してはその方向でいくということで。
>>731 なんか試練の内容が偏ってるような…w
サイトに出したようなスープ&パンを二人仲良く分け合うルイズとシエスタ…ああっ、清貧!清貧じゃぁ〜!w
ルイズ一生貧乏確定
誇り高いルイズなら間違いなく正解のドアを選ぶな
一生貧乏確定なんてなるわけがない
テンプレ云々は、有志の自由意志で変更するとと妙な事になりかねないので、
・・・・・途中で書き込んじまった
編集権限を封鎖しておいた。今後は、しっかりと話が纏まってから俺が修正する。
まあグタグタになって暴走とか始まらなくて済むからその方が良いだろうな
んじゃ以降この話しは避難所って事で
うわー、カイジ召喚書きたいな
なんとかコネタでも一発……
>>739 投下の時が来たらざわざわしながら支援してやろう
まぁ慌てずじっくり書いとくれ
亀だが555GJ
変身とかご都合主義杉だろう・・・と思ってのに何この燃える展開
脳内BGMがガンガンに流れた。やっぱライダーはいいなうん!
まとめwikiを見ていたら誤字や脱字をみつけたのだが、それは勝手に直していいのか?
こちらで著者に確認を取ったほうがいいのか?
>>742 避難所にある「まとめwiki更新報告スレ」で聞いてみたらいいんじゃない?
避難所にまとめ訂正の報告スレがあるよ
747 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 11:32:50 ID:GgEsRs2F
昼間は人がいないなぁ・・・
早ければ今夜、遅くとも明日には投下するよ〜
と宣言して自分を追い込んでみた
昨日は昼間でもけっこう進んだんだけどねw。
そしておとーさんの人、ふぁいとぉ。
ここで冷静に考えるんだ。このスレの職人の
ペースが驚異的なだけであってそこまで遅くない。
んなヘタに急がれてもその、なんだ。困る。
お父さんでふと思ったんだが
ソルティレイのロイさんが召喚されたらどうなるんだろう?
短編落とします
どうも文章が同じような文体の繰り返ししかできず面白みにかけますが
お付き合いください
闇に閉ざされた世界。
その中心にある城の地下深くに玉座のある広い部屋がある。
暗い中を松明の火だけが辺りを照らす。
その中で動いているのは5つの影であった。
その中でも5メートル近い巨躯を誇る者が語る。
「よくぞわしを倒した。
だが光あるかぎり 闇もまたある……。
わしには見えるのだ。ふたたび何者かが闇から現れよう……。
だがそのときは お前は年老いて生きてはいまい。
わははは………っ。ぐふっ!」
その者は炎が出し、自らを焼いてゆく
そのとき光でできた鏡のような物が突如現れた。
他の4つの影はあっ言う間に鏡とともに消し去られた様子を見ているしかできなかったが
振動が起こり周りが崩れようとしていることを感じると
すぐにその場から離れるために駆け出した。
青空の下、マントを羽織った集団が草原に集まっていた。
距離を置いたところには城のような建物も見える。
そしてその集団から少し離れて桃色の髪をした少女が緊張しながら杖を振っている。
その少女―ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは
この使い魔召喚の儀にすべてをかけていると言っても過言ではない。
ルイズは魔法を使うと常に爆発させてしまい、まともに成功したことが一度もない。
それを理由にいままで散々馬鹿にされてきたのだ。現在の状況を何とかして変えたい。
だから使い魔なのだ。使い魔を見ればメイジの力量が分かるとまで言われる。
ここですばらしい幻獣、そうドラゴンのような使い魔を呼べば自分は馬鹿にされなくなる。
「宇宙の果てのどこかに居る私の僕よ、
神聖で美しくそして強力な使い魔よ。
私は心より求め訴えるわ。
我が導きに答えなさい!」
爆発が起こる。
周りは嘲笑の笑みを浮かべる。
「独自性のある面白い呪文を歌ったのは流石だがゼロはゼロだな」
「使い魔召喚で失敗したら留年なんじゃねぇの?」
囃し立てる声が聞こえるが少女―ルイズは爆煙が晴れていくにつれて見えてくる大きな影に期待を膨らませる。
しかしその全貌が明らかになると少し驚く。大きいと思ったら身長が5メイル近い亜人が倒れていた。
格好は高価そうなローブとマントそして角と目玉のような装飾をつけた兜をしている。
亜人の中でも地位のある者なのだろう。
しかし問題は・・・
「亜人だ!ゼロのルイズが呼び出したのは亜人だぞ」
「でも傷だらけってどういうことだ?ゼロの爆発で死にそうになったのかw」
「さすがだ!常に斜め上を行ってくれるこいつにwktkが止まらない!」
そう傷だらけでいまにも死にそうなのだ。
まわりでは他の使い魔が逃げようとしたり主人の影に隠れたりしている。
大きくて強そうなのは間違いない。もっとかっこいいのがよかったが悪くはないだろう。
だ、大魔王様!?支援
「ミスヴァリエール。はやく契約をするんだ。」
なぜか焦っているコルベールに促されさっさと契約をした。
左手の甲にルーンが刻まれる。
それをコルベールは珍しいなとつぶやき紙に写す。
コルベールはこのとき恐れていた。
呼び出された使い魔の亜人は魔力の塊と言っても過言ではなかった。
なぜ怪我を負っているか知らないが、司祭のような姿をしているからには
おそらく先住魔法の使い手だろう。
エルフではないようだがこいつが暴れれば唯ではすまないことになるのはは間違いない。
使い魔の契約は主人に対する親しみを無意識のうちに刷り込むことができる魔法であることが
このときほどうれしく思えたことはない。
生徒たちに帰るように促し、ルイズの使い魔をコルベールが運ぼうとする。
ルイズは驚いたようだが、ついでだからと言い監視も兼ねてレビテーションを使い医務室まで運んで行った。
背丈が大きいのでベッドを3つ使い寝かせる。足が大きくはみ出してしまっていたが仕方がない。
いざ、怪我を治すために医師であるメイジが傷の酷さから高価な清められた水の秘薬を使うと傷が大きくなってしまう。
仰天しながら水の魔法を使うとある程度は回復したことから清められた物はダメなのがわかった。
まるで悪魔ですなと医師が笑いながら話すがコルベールは目を鋭くし使い魔を注視する。
秘薬を使うまでもなく自然回復がはやいのでこの分なら魔法だけで十分回復できるだろうこともわかった。
見慣れないルーンと言い、ほおって置くのは危険である事は間違いない。
学院長のオスマンに報告に行きたいが目を離すことができない。
医務室付きのメイドにオスマンを呼んできてもらう。
ルイズは自分の使い魔が心配なのか寝かせているベッドの脇の椅子に座っていた。
病室のドアを開きオスマンが入ってくる。
亜人を一目見ると杖を出しすぐにディテクトマジックの魔法を使った。
「ミスタコルベール、すぐに教師を集めるんじゃ」
「は、はい!」
最近、名前を態と間違えて遊んでいたというのにどうしたのだろうかと思ったが、
オスマンが振り返ったときの顔を見ると自分の背筋が伸びてしまうのがわかる。
今のオスマンは好々爺としたボケ老人ではない。
この学院に学院長として封印されている齢百を軽く越す怪老オールド・オスマンであった。
ルイズは話に付いていけずに混乱しているようだ。
そのまま使い魔に付いているように言い、オスマンに経緯を説明しすぐに行動を始めた。
トリステイン学院学院長室に集められた教師たちは困惑していた。
授業を中断されたと愚痴を言っている者もいる。
しかしオールドオスマンが入ってきたときにそれも消え去る。
オールドオスマンはコルベールに説明を促した。
「本日2年進級した生徒たちが使い魔召喚を行いました。
その最後の生徒が先住魔法を使うであろう亜人を召喚したのですが・・・」
その言葉に教師たちはエルフを思い浮かべる。
強力な先住魔法を使うエルフには系統魔法ではまず勝てない。これは周知である。
ざわ・・・ ざわ・・・
ざわ・・・
ざわめきが起こるがコルベールが続けて説明する。
「亜人はエルフではありません。
しかし・・・もっと危険なものとオールドオスマンと私は判断しました。
召喚したときには全身に傷を負っていまして今は医務室で意識を失ってします」
支援
ベホマでダメージナツカシスw支援
続けてオールドオスマンが語る。
「使い魔を見たが嫌な予感が止まらんでな。
わしはいまのうちに殲滅するのが一番よいと思っておる。
だが使い魔の契約を行ったことで危険性はかなり減るであろう。
トライアングル二人以上で監視を行う。ローテーションを組んでおけ。
召喚した使い魔を生徒が御すことができたならばよし。
できなければなんとしても叩かねばならん。
召喚した生徒はラ・ヴァリエール家の3女じゃ。
後で使い魔の姿は確認しておくこと。以上じゃ。解散」
各々退出してコルベールとオスマンが残る。
「ではオールド・オスマン、ルーンの方も確認してまいります」
重々しく頷くオスマンを残し駆けていく。
「何事も起こらないというのは無理じゃろうなぁ」
そうしみじみ呟きながらオスマンは遠見の鏡で病室を確認していた。
何を呼び出したかいまだに判らん支援
象馬か?
パオブヒヒーン
すでに夜になり病室から部屋にもどったルイズは今日の召喚した使い魔のことを考えていた。
ミスタコルベールと学院長の緊張した様子から強力な種族ではないかと言うことが分かる。
それを使い魔としたのは自分!
亜人に洗濯をさせよう。着替えもさせて、もちろん飯は貧相なものを。
身形からそれなりの文化を持っていて位が高いことが分かるので、
どうやって自分より下であることを使い魔に自覚させるかを考える。
そうして優越感に浸る自分を思い浮かべると自然と笑顔が浮かんでくる。
とりあえず使い魔にさせることを箇条書きで記し、寝ることにする。
今日はぐっすり眠れそうだ・・・
夢を見た。
世界を暗黒に閉ざし人々を絶望させそれを糧に君臨する自分。
それは恐ろしい光景だった。見たことのない怪物が町を襲い人を殺して行く。
恐ろしいはずなのになぜかそれを見ていると愉快にそして満たされるように感じる。
もっと絶望を感じたい・・・
すべてを踏みにじりたい・・・
上の世界まで続く穴を開けさらに蹂躙しようではないか・・・
ルイズは飛び起きた。恐ろしい夢を見た。
人を絶望させるために行動する自分。
だがその時に感じた愉悦は忘れられるものではない。
自分が自分で無くなるような気がして汗で湿ったシーツを抱きしめる。
そのまま朝日を迎えることになった。
ルイズ……身の程を知れよ支援
そろそろ朝食の時間だ。いつまでもベッドで蹲っているわけには行かない。
朝日が射す窓を開ける。清々しい天気だと言うのに気分が悪い。顔を洗い、服を着替える。
部屋を出るとちょうど隣も出てきたところのようだ。
隣室の赤毛の褐色肌の女―キュルケは使い魔に関して話題を振ってくる。
まず自分の使い魔を自慢し、ルイズにも強そうな亜人を呼び出してなかなかやるじゃないかと言った。
キュルケの使い魔―サラマンダーはルイズの前に出て軽いうなり声を上げ威嚇していた。
キュルケは自分の使い魔がなぜルイズを危険視しているか分からない。
サラマンダー自身もよく分かってないのか明瞭な説明ができないようだ。
ルイズが何も言い返さないのを不振に感じたがそのまま朝食を取りに行くと言って先に行ってしまった。
ルイズはそれどころではなかった。キュルケを見た瞬間自分がキュルケを引き裂いている姿を思い浮かべて楽しんでいた。
そしてそれに気付いて愕然としてキュルケが何を言っているのか頭に入ってこなかった。
授業中も頭が一杯で揶揄の言葉もすべて聞き流していたが、
ミセスシュブルーズに話を聞いていなかったと指摘され前に出て錬金を行うことになった。
昨日も召喚に成功したしもしかすると魔法ができるようになっているかもしれない。
思案は置いておいて錬金に集中する。見事錬金の魔法の対象となった石は吹き飛んだ。
つまり失敗してしまった。罵声を浴びせられ部屋の清掃をさせられることになった。
ルイズ本人は頭が一杯であったから、そして他の者は注意を向けていなかったから気付いていなかったが、
ルイズはの体はいつものように煤で汚れてはいなかった。
まるで爆発の影響を全く受けていないようであった。
ドラクエ世界の魔王は出現すると発する魔気で周りのモンスターを凶暴化させるからなぁ
昨日まで人間と仲良く共同生活してた犬型モンスターが突然暴れだして人間食い殺すなんて普通のことだし
他の使い魔もいつ人間を襲いだしてもおかしくないな
魔王ルイズってのも良いなw
「よ、蘇らない様に貴方のハラワタ食べちゃうんだから!」
夢を見た。
上の世界まで続く大穴を開け自分の手下を送り込む。
手下はうまく動いていたようだ。まず近くの村を滅ぼし、恐怖を与える。
人の王を替え玉に入れ替え人心が荒廃するように仕向けていた。
この調子なら簡単に闇に落としてしまえそうだ。
勇者と名乗る者たちは手下にすら到達できずに散っていく。
十分満足が行くがおもしろくない。少し人間に強くなる猶予を与えるように手下に指示を出す。
さぁ希望を抱け。その光が大きければ大きいほど失った時の絶望は計り知れない。
わしを楽しませろ。
召喚から2日目の朝、夢の内容は変わらず恐ろしい物であったが嫌悪はなかった。
自分が変わっているのだろうかと思うが悪い気はしない。
なぜ自分が変わることをそんなに恐れていたのか分からなかった。
病室に様子を見に行く。亜人の怪我はほとんど治ってしまったようだ。
目が覚めないだけのようでいい加減目を覚ましてくれないと見せびらかしたりできないではないか。
やらせようとした事が実行に移せるのはいつになるのかとため息が出しながら医務室を後にする。
昼食時に二股ギーシュに八つ当たりされているメイドが恐怖に震えるのを見てゾクゾクしてしまう。
しかしメイドを罵倒しているうちに調子に乗ってしまったギーシュを見ると腹が立ってくる。
メイドを助けることはあまり気乗りしないが
にやにや笑っているギーシュを追い詰めることを考えるとどうでもよくなってくる
「ギーシュ、八つ当たりは止めなさい。元はと言えば貴方が二股かけるからでしょう?
八つ当たりをすることで自分の威厳を周りに保とうとしているつもりかもしれないけど
はっきり言って逆効果よ。滑稽すぎて笑えないわ。貴族の屑ってこうやってできていくのね」
周りもそれに乗ってギーシュを楽しそうに追い詰めていく。
さっきまで笑っていた顔が蒼くしたり赤くしたりしている様子は見ていて最高だった。
最後には真っ赤になってこっちも睨んでくる。
「決闘だ!!名誉を傷つけられて黙って入られない!グラモン家には命よりも名誉を重んずる
家風がある!ゼロのルイズ!貴族同士の決闘は禁止されているが受けてもらおう!
もし受k「いいわよ」ないなら、いますぐ非礼を侘びてもらお・・・え?・・・
お、おもしろい!ヴェストリ広場で待つ!逃げるなよ!」
支援
受けるとは思っていなかったのか一瞬呆けた後、
慌てて場所を言い残し友人を連れて広場の方に去っていった。
「あの…先ほどはありg・・・・」
メイドが何か言っているが無視しギーシュに続いて広場に向かう。
負ける気が全くしない。興味があるのはどれだけやれば相手が自身の無力を感じるかであった。
暇を持て余している学生がたくさん集まり決闘を見物しようとしている。
「諸君!決闘だ!!」
わぁああっと歓声が起こる。芝居がかった仕草で周りに愛想を振りまくギーシュ。
ギーシュは内心困っていた。誤解を招いた原因は誰にでもいい顔する自分だと自分自身わかっている。
八つ当たりまでした自分がはずかしい。しかも決闘まで仕掛けてしまった。受けないと思った相手が受けてしまったのだ。
もう引くに引けないところまで来ている。そして決闘相手のルイズは一応女性だし、
青銅人形のワルキューレをけし掛けてもいいものかと思案する。名案が浮かんだ。
一気に出せる最大数の7体出し、恐怖を感じさせる。
ルイズのことだおそらくプライドにかけて降参はするまい。
そこで自分が負けを宣言して決闘で勝つことはできたが女性に手を上げることはできないので負けたことをアピール。
この一件を無事治められ、新たなファンも獲得できるかもしれない。
魔王様支援
杖を振り花びらが7体のワルキューレになる。
「では、行かせてもらうよ」
1体を自分の隣に残し他をルイズを取り囲むように配置する。
ルイズを見ると震えている。計画通り!
薄く黒い靄がルイズに張り付いているように見えるがなんだろうか。
さて負けを宣言しようか。
ルイズは笑い出したかった。いまからギーシュはこの衆人環視の中、絶頂から追い落とされ、
その様子は周りに恐怖を与えるだろう。それを思い浮かべると笑いをこらえ切れず体が震えてしまう。
体が嫌に軽い事もあり、さぁ処刑だ。
深呼吸した後いきなりギーシュの近くに残っていたワルキューレに錬金をかける。
ギーシュは吹き飛び、転がる。風に乗っているような速さでルイズは駆け、ギーシュの杖を踏み折る。
そして倒れているギーシュがなにかを言う前に鳩尾を力の限り蹴りつける。
うげぇと昼に食べたものを吐き出しているギーシュをさらに何度も蹴る。
最高だ・・・こんなに楽しいことがあったなんて知らなかった。
ギーシュはしゃべることができずされるがままであり、ルイズは反応がなくなるまで蹴り続けた。
動かなくなったギーシュに興味を無くしたルイズは自分の勝ちを宣言し、次の授業のある教室まで帰った。
その道中恐れを含んだ目で見られ気分がよかった。
コルベールはルーンについて調べていた。
そして召喚から2日目の昼ついに辿りついた。
それは使い魔のルーンの書物ではなく御伽噺の本の中にあった。
『ガンダールブ』
その始祖ブリミルの伝説の使い魔、あらゆる武器を使いこなし主を守ったと言う。
ルイズの使い魔を思い浮かべ納得してしまった。あの使い魔なら伝説にもなろう。
オスマンに報告しようと学院長室に入ると、
眠りの鐘の使用許可をもらいに来た教師がいた。
何事かと聞いてみれば生徒間で決闘を行うらしい。
決闘は禁止されているというのに何をやっているのだろう。
呆れながらも誰が行うのか聞くとグラモン家の馬鹿息子と件のヴァリエールらしい。
オスマンは止める必要はないと言って見物のために遠見の鏡を使い出した。
それに便乗することにする。
結果は一方的であった。
決闘が始まると同時にルイズが黒い靄を出し始め、
失敗魔法でギーシュを吹き飛ばし、人とは思えぬ速さで近寄りそのまま蹴り続ける。
10分ほど嬉々として蹴り続ける様はなにかにとり付かれているようでもあった。
魔王ルイズすてきすてき支援
主人は使い魔に似る!
支援!
魔王ルイズはクロカワイイ
支援
悪だ!
悪ルイズだぞこれ!
ち……ちがうよね、ルイズ!悪なんかじゃないよねぇ?
>ギーシュはしゃべることができずされるがままであり、ルイズは反応がなくなるまで蹴り続けた。
悪だこれー!(ガビーン)
つ ペットそっくりまんじゅう
「これは・・・」
「うむ。まずいのぅ。存在の大きさに引っ張られておるのかもしれんな。
このままではいかんな。」
「待って下さい、オールド・オスマン。これを見てください」
そう言って御伽噺の本にあるガンダールブのルーンのページを開き、ルイズの使い魔のルーンを模写した紙といっしょに机に置く。
「む、・・・・すまぬが人払いをしてくれ。ミスタコルベール、詳しく頼む。」
人が出てからコルベールはオスマンに伝説の再来を告げた。
その夜教師たちが学院長室に再び集められる。
使い魔がガンダールブであるかもしれないことを知らない
教師たちはオスマンがかの使い魔を倒すつもりだと考えた。
「ミスヴァリエールと話合いを持って、それから使い魔自身にも目が覚めた後に話を聞いてみませんか。
確かに魔力が恐ろしく高いと言っても彼の格好から文化レベルはある程度あるとみられますから
突然襲うようなことはしないと思います。服の素材は固定化ではない魔法が使われているようですし
彼の種族の生活や魔法を調べたほうが学院にとってプラスになると思います」
亜人やモンスターの生態を調べている教師がオスマンを説得しようとしている。
始めてみる種の亜人だからだろう、興奮しているようだ。
「そうですね。ミスヴァリエールにしても一生のことがかかっているのです。
彼女のことを蔑ろにはできないのでは?」
「そこまで危険視するなら王宮に連絡すべきでは?」
他の教師もどんどん展開し始める。
彼らは戦いたくないのだ。
先住魔法を使うかもしれない者と戦うなど誰がしたいと思うだろうか。
エルフの場合メイジが100人集まっても勝てるかわからないのだ。
この中でまともに戦えるものは学院長くらいのものだろう。
「さっきからなにを言うとる。昨日のことは無しじゃよ。昨日不安を煽ってしまった様じゃから
全員集めて改めて伝えるつもりで呼んだのだ。あの使い魔は注意が必要じゃが大丈夫だろうと思われる。
使い魔が目を覚ましたらいろいろ聞けるじゃろうて。言葉が通じなくとも契約したヴァリエールが
仲介に入ることができるであろうし問題はないのぉ」
支援
夢を見た。
なにやら喜びが強く感じられる。
上の世界の人間たちが送った手下を倒したようだ。
手下を倒した人間たちがいた国の兵士を殺し、そして自らが侵攻すると宣言してやる。
その国の王は絶望したようだが、まだ瞳に強い光を残す者が4人いた。
それを見て下の世界でも自分に挑んできた勇者と呼ばれた者たちを思い出す。
その中でもその4人は別格と言ってもよいかもしれない。
すばらしい。強い光は最高の生贄となる。わし自らが相手し、貴様らを絶望に堕とし飲み込んでやろう。
我が祭壇で待っておるぞ・・・
召喚から三日目、昼食後の雑談と使い魔との触れ合いの時間、ルイズは医務室を訪れていた。
自らの使い魔の横には包帯を巻かれたギーシュがいた。ルイズが入ってきた事が分かって悲鳴を上げながら
恋人らしき人に運んでもらって逃げてしまった。あれは洪水のモンモランシーだったか。
特に興味もないのできれいに忘れることにする。
ルイズがこんな性格になったのは夢のせいであり、大本はこの使い魔であろう事は分かる。
最初は自分が変わることを恐れていたが、今では開放感のほうが強く感謝したいくらいだった。
しかしこのことを漏らすわけには行かない。
人を虐げることが趣味なんてとてもいいとは言えない事であるし、
そのような影響を与える使い魔も危険視されてしまうだろう。
初めての魔法の成功例であるし、守らなくてはいけない。
そのとき使い魔の目が開いた。
支援
短編とはもったいない
連載すればいいのに
使い魔が身を起こしこちらを見る。
「やっと目が覚めたようね。あんたを召喚したのは私、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。
私の使い魔としてこれから過ごしてもら・・・・・」
得意になって説明していたルイズだが目が合った時大きな思い違いをしていたことに気付いた。
凄まじい圧迫がありルイズが圧倒的に下だと分かってしまった。使い魔と主は対等であり、お互いが補い合うと言われる。
そう考えると目の前の亜人は使い魔であって使い魔ではなくなる。この使い魔に自分が何を補えると言うのだろうか
混乱するルイズを尻目に使い魔は天上に頭が当たらないように中腰に立ち上がり
虚空に手を入れマントや兜を取り出し身に付けていく。
いきなり行使された魔法に驚きを隠せないルイズはさらに混乱する。
使い魔は違和感を感じたのか自分の左手の甲を見ている。
気に入らないのかフンっと鼻を鳴らし次の瞬間すべてを凍て付かせる波動を放った。
体に凍えるような感覚が走ったと思うとさっきまで自分にあった高揚感がほぼなくなり、
ルイズは使い魔との契約が切れたことに気付く。
そしてルイズは使い魔からの影響がなくなり、この2日間自分が考えていたことを思い出し、
自分の内面が変化してしまっていたことに改めて恐怖する。
使い魔が放ったその波動は、それだけに留まらずそのまま半径500メイルほどまで広がり
範囲内のすべての固定化や使い魔の契約を断ち切ってしまった。
しかしこの判断が悪夢のような事態を招くことになろうとは
ほぼ全員が
うすうす感付いていた
おそろしいッ!
何故恐ろしいかって?
俺は、俺は今このルイズに惹かれている!
支援
ギーシュ光の玉持ってこい!ギーシュ!支援
支援
いてつくはどうキター
そして黒い気配がハルケギニアと呼ばれる世界に遍く広がる。
それに人は全く気付かなかったがモンスターには多大な影響を与えた。
学院で使い魔と交流を行っていたらいきなり契約を切られ、メイジたちは驚いたが、
さらに驚くことにその使い魔たちが襲い掛かってきた。
信頼を置く使い魔が突如襲い掛かってくるのだ。生徒たちは対応できずに殺されていく。
被害は世界中に拡大している。
首都では使い魔ではない竜騎士隊のドラゴンなど飼いならされているだけのモンスターは近くの人を襲い、
野生のモンスターも積極的に群れを成して村や町に襲い掛かる
凍てつく波動ってアンタそれはwww支援
そーだよなー、魔王の凍てつく波動相手じゃ契約のルーン何か意味無いよなーw
ちょw
とりかえしのつかない事態キタ
オールド・オスマンはその様を鏡を通して呆然として観ていた。
オスマンの使い魔は契約を解かれ、すでにどこかに逃げてしまった。
なぜ自分は最初に感じた悪寒を信じなかったのか。なぜガンダールブであるという事だけであの使い魔を安全と取ってしまったのか。
ヴァリエールの使い魔が使い魔の契約を破棄することができるとは考えもしなかった。
眠りの鐘をすばやく使用し学院中の使い魔に眠りを与える。
遠見の鏡の中でヴァリエールの使い魔である亜人が眠っていないことに舌打ちする。
学院全体に逃げるように呼びかけた後、
窓から飛び出し医務室に突っ込む。
そこにはルイズに現状を伝え絶望に追い落としているものがいた。
無防備な背中に魔法を打ち込むが当たった瞬間に掻き消えた。
注意をこちらに向けただけであったようだ。
生半可な魔法では打ち消されることを悟り、その処理容量を超えるであろう大規模な魔法のための呪文を紡ぎながら外に出る。
この魔法で周りに被害が出るかもしれないがここで早く倒さなければもっと悲惨なことになるのは目に見えた。
亜人は動きにくそうなローブを振り乱しながらベッドを吹き飛ばし恐ろしいスピードで走ってくる。
するどい爪で引き裂かれそうになるのを寸前で避けたと思うと口が膨らんでいるのが見える。
吹雪を吐いてきた。
魔王怖ぇ!
支援
防御魔法は無意識に発動できる簡単なものを使い勢いに逆らわず距離をとる。
杖を持っているほうの手を吹雪に当たらないように動かしながらさらに呪文を唱える。
簡単な防御魔法だけで吹雪に晒した片手は凍り付き崩れてしまったが詠唱は終わった。
亜人を中心とした場所に灼熱の風を解き放つ。
固定化の解けていた学院、眠っている使い魔、そして残っていたメイジたちは一瞬で灰燼に帰す。
しかしその中を笑いながら向かってくるものがいた。
その影が炎の嵐を抜けた瞬間、マヒャド!と声が響き3メイル以上はある巨大な氷が無数に出現し嵐のように襲ってくる。
さらに口から吹雪を吐き出す。
風の魔法でガードしながらも氷の嵐に吹き飛ばされ、魔法が全く効かないことを認識する。
ならばと土の魔法で50メイル近い土でできたゴーレムを作り出す。
ゴーレムに拳を振り下ろさせ、亜人を吹き飛ばそうとするが俊敏な動きで避けられ当たらない。
亜人がゴーレムの下に来たとき、オスマンはゴーレムの土を錬金し足を崩し胴体以上を鋼鉄の塊にし地面との間で潰そうとする。
・・・・受け止め逸らされる・・・・そのままゴーレムの上半身は地面に転がされる。
でも賢者の石、王者の剣等魔法の武具は存在するから、何でもかんでも消えてしまう訳じゃなくね?
流石魔王支援
ガリア王あたりは嬉々として対策練るんだろうけどなw。
本気モードオスマンこえー
ゴーレムの肩に乗っていたオスマンは投げ出され自身の行動を振り返り眉をしかめる。
できるだけ早く倒すために大規模な攻撃魔法を使ったが亜人に効果はなく、
ただ学院に残っていた貴重なメイジを殺してしまっただけであった。
自身の使い魔に殺されず、オスマンの魔法にも巻き込まれなかったのは4割がいいところだろう。
まさか自分がこんなに焦って若造のような失敗をするとは・・・
しかし相手の攻略も立てることができた。ゴーレムの攻撃を避けたと言うことは物理攻撃は無効化できないということだ。
土のメイジを多く集め、巨大なゴーレムで攻め立てればなんとかなると考える。
一旦態勢を立て直すため、フライの魔法で逃げようとするが突如壁のようなものにぶつかり落ちてしまう。
何が起こったのかが分からず混乱するが、視線を感じ、振り返ると使い魔が覚めた目でこちらを見ていた。
「……知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない…!!!」
それから数日後モンスターの大群がトリステインの首都を襲い陥落。
そしてすべての国の首都、都市に魔王の幻影と宣言が溢れる。
「我が名は大魔王ゾーマ。闇の世界を支配するもの。
わしがいる限り この世界は闇に閉ざされるであろう。
さあ 苦しみ悩むがよい。そなたらの苦しみはわしの喜び。
命あるものすべてを我が生け贄とし 絶望で世界を覆い尽くしてやろう。
我こそはすべてを滅ぼす者。
挑戦者がわしの前に現れる日を楽しみに待っているぞ・・・
わはははははは・・・・・・っ!! 」
トリステイン城は魔王城と呼ばれ、トリステインと呼ばれた一帯は闇で閉ざされることとなる。
闇に閉ざされた地方からいままで見たことのなかったモンスターが溢れ、割拠し、
人々は安息の地を失ってしまった。
自分が魔王を召喚してしまったからこのようなことになってしまった。
そう自虐するルイズは炎の嵐をひどい火傷を負うだけで生き残っていた。
契約破棄される前にもらっていた闇の衣の残滓がのこっていたためであろう。
まだ無事な国ではゾーマ討伐に軍を派遣しようとしているらしい。
自分は今度こそ使い魔を召喚してみせ、
少しでも討伐に役立つようにがんばろうと考える。
しかし召喚されたのは見たことない服装の平民であった。
完
>「……知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない…!!!」
それバーンの台詞w
名台詞きたぁ!
ちょ、流石魔王としか言いようが無い台詞来た…!
こういう展開好きだw
これは、シエスタの曽祖父がロトだったりするのか支援ッ!
逃げられない来たああああああ!
支援!支援!
>自分は今度こそ使い魔を召喚してみせ、
>少しでも討伐に役立つようにがんばろうと考える。
また同じよーなものよびだしてさらに事態を悪化させるかも、と考えれ
自嘲しろ小娘
>>815 魔王は二人もいらないとか言って潰しあってくれそうだw
>>815 だがゾーマの望む対極に位置する人喚べたっぽい
タバサはキュルケとともにうまく学院から避難できていると信じたい。
>>813 タルブの村にロトの装備があるのかw
魔王と闘わせられる才人が気の毒すぎる…
続きが読みたい
>>808GJ!
問題なのは、最後に呼べたのがパソオタなのか
行方不明のツンツン頭なのかということだ
以上です。
最初は長編にしようと思っていましたが
魔王様が人の下に付くわけがなく勝手に完結に向けて走ってしまいました
それにあの独特な格好いいセリフ回しをオリジナルに再現するのは
私では無理だと感じました
黒い気配が広がるってのはダイ大の魔王の影響みたいな感じだと思ってください。
そしてオスマンの系統はわからなかったので勝手に全系統使えることに決めてしまいました。
ちなみにこれを書いたのは前スレで名前が出たことと
ゾーマ様への溢れんばかりの愛があったかr
>>818 しるふぃが正気を保てたかがカギだな。
「きゅいきゅい!お姉さま、おねがいがあるのね!
あのね……死んでくれる?(にやり)」
虚無の使い手とその使い魔全員が総掛かりでないと倒せそうにないな、ゾーマ様
裏切りどころじゃなくなったワルドは真面目に魔王軍と戦ってたりして。
>>824 そうか、そうだよな、ルイズって虚無の使い手なんだよな。
トリスティンの宮殿から持ち出された始祖の祈祷書と水のルビーがが、幽閉されたアンリエッタの手に…
とか妄想しちゃうな
ここからエルフと人間が手を組んで反撃を開始するのかな
契約解除された使い魔が襲い掛かったのは日ごろの恨みもあったんじゃないかと邪推するぜ
謎の平民(勇者)、ルイズ(魔法使い)、キュルケ(魔法使い)、タバサ(賢者)
の四人パーティーで魔王を倒すのだ!
>>815 まともなの呼んでも凍てつく波動されたらお終いなのにねえ。
>>825 「我々はレコンキスタだ!」とかやっても空気読めよおめーな状況だしなw
いや、ルイズは勇者と二人っきりになりそうな気がする。なにせ魔王を召還した元凶だし、仲間になろうと言う物好きはいないのでは?
キュルケはなんだかんだでルイズを見捨てない気がするなぁ。
生き残っていればの話だけど。
>>828 共通の敵を倒すために、かっての敵同士が共闘するという展開に燃えるのは俺だけではない筈!
836 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 12:37:42 ID:33Iw7DUe
過去にゴメちゃんを狙ったツンツン頭だ!!
「わたしはもうだめだ……。 そこのたびのひとよどうかつたえてほしい。
わたしはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
もしそなたがアルビオンにいくことがあったなら……。
そのくににひなんしているヴァリエールこうしゃくけをたずね
ルイズがこういっていたとつたえてくれ。
みずからのあやまちでうばわれたへいわなせかいをとりもどすことができなかった
このむすめをゆるしてくれ…とな
ぐふっ!」
なにこれ
>>836 たしかに勇者だがそんな村勇者出されても…。
せめてキャプテンゴードンくらいのやつを…。
凍てつく波動で思い出したが、王者の剣はバギクロスの能力が付加されてるけど、あれは解除されないんだよな。
デルフリンガーはディスペルマジックを吸収できるぐらいだし、デルフリンガーを持ったサイトは一度ガンダールブの能力を失うけど、再契約でより強い力を得て…とか。
>>822 そういえばこのSSってタイトルは何ですか?
>>840 凍てつく波動は生き物にかかってる魔法効果だけ消すんじゃないのか?
特殊効果の付いた装備にはなんの影響もないし
勝つためには完全回復できる回復呪文か蘇生呪文が必要だな。
>>830 才人、シェフィールド、ジュリオ、まだ不明な人の四人パーティにきまってるじゃないか。
「へんじがない、ただのしかばねのようだ……」
光の玉が無い状態での撃破は本物の勇者ですら難しいからなぁ
>>840 より強い力を得たら、
次のターンには『いてつくはどう』
>>844 ルイズ、ガリア王、ロマリア皇、けしからん胸じゃないのか?
学園の死んだ連中のほとんどは今頃アンリエッタに説教喰らってんだろう
しんでしまうとはなさけない
とりあえず『馬車』が必要だな!
勇者とルイズだけでゾーマを倒すのか……アデルか迂闊で残念なくーせーしゅぐらい呼び出してやっと勝てるかな?
ツンデレ魔王ルイズ
「べ、別に世界を征服したいわけじゃないからね!!」
ハイラルの勇者は基本単騎で魔王撃破してるから頼りになるぞきっと。
ガンダールヴでもミョズニトニルンでもどっちでもいける戦闘スタイルだしな。
虚無の使い魔がそれぞれ魔王になってそうなんだが
オルゴデミーラ、デスタムーア、ムドー、シエスターク、ミルドラースetc
>>855 「べ、べつにあんたをたすけようと手を抜いてるわけじゃないわ!
あんたがよわっちいまますぐに殺すより、努力してだんだん強くなってから殺す方が
希望を踏みにじる感じがしていいと思っただけなんだからね!」
まてまてまて。
シエスタークってなんだシエスタークって。
バトーを召還したら・・・
ルイズに召還されてやってきたモノの魔族は存在しないはダイもいないわで
すっかりやる気をなくしているところ、きゅいきゅいの存在を知り、
鍛えて第二のヴェルザーとしてライバル化せんと企むバーン様。
そんな妄想が降り注いだ
ダイ大的でいくと勇者パーティーはかなりの大所帯でもいいはずだ!
フーケ(盗賊)が途中で仲間になったり
最初は魔王の手下として働いていたワルドが
最後のほうで見方になって
「この戦いが終わったら僕はルイズと……」とか言ったり
オスマンが実は生きてましたーとかいう展開になるのもありだな
>>862 代々伝えられてきた家宝は、竜の羽衣ではなくおうごんのうでわだったんだな
そしてルビーの涙を流すティファニア
>>865 恐らく祖父母が魔族の王とエルフなんだろ
>>856 笛一つで生き物を手なずけられるからヴィンダールブもできるかもね。
>>864 >「この戦いが終わったら僕はルイズと……」
せっかく仲間になっても死亡フラグかよ
>>867 あの二人がこっちの世界に来て、孫までいる状況かよw
シエスターク
顔にそばかすがあってメイド服着てて両手にデルフ持ってるエスタークか
872 :
822:2007/07/28(土) 13:00:47 ID:???
>>841 タイトルは決めてませんでした。
みなさんにお任せします。
>>867 そいつらならまだ寿命来てなくて生きてそう
子供時代のテリー召喚して霜降り肉投げてもらえばいいんじゃね?
あ、青年時代のテリーは却下な
タルブの村がデスパレスかロザリーヒルになってそう
題名無しか…
虚無の使い魔・ゼロの大魔王とか?
ゼロの大魔王、だと安直かつダブりやすそうだから
ゼロの憎魔とか?名前の元ネタより。増魔って説もあるが「憎」の字は重要だろう
虚無の憎魔 でどうじゃろう
いっそ、パンが主食の太った商人のおっさんでも呼び出せば・・・
881 :
876:2007/07/28(土) 13:07:50 ID:???
>>877 そういえばオルステッドのゼロの魔王があったねorz
でも、いてつく波動であっさり使い魔契約切れるんだよな。
虚無の使い魔意味ねえッ!
転んで武器を投げ飛ばして500近いダメージを与えるおっさんか
「絶望の使い魔」とか
>>877 無理に漢字使うよりカタカナでゾーマのほうがよくない?
絶望した! わけの分からない世界に召喚されて絶望した!
「絶望を喰らう使い魔」なんてどうかな。
>>767を見るにゾーマは絶望を糧としているらしいし
わけのわからない世界なんて、あるわけないじゃないですか!
ただの異文化交流ですよ!
シンプルに「ゼロのゾーマ」でもいい気がする
しかしまとまらんな。
ゾーマの作者の人、挙がった奴の中から好きなの選んでください。
それが一番てっとりばやい
このネタとは別で、使い魔召喚会でルイズが召喚したのが
「ロトの紋章」のアルスだったっていう話とかも読みたいな。
強力な攻撃呪文を使えるし、マホステで完全に魔法を防げるし、
剣の腕もハンパないし、王族で家柄も申し分ない(食事のマナーとか悪かったけど、
タルキンに王族としての礼儀作法も習ってるだろうから意識すればできるだろう)。
「悪の魔王軍」と戦っていた勇者が、それとは違って互いに正義を掲げる
人間同士の戦争に対して思う葛藤なんかもネタにできそうだ。
894 :
822:2007/07/28(土) 13:19:50 ID:???
ではタイトルは884さんの「絶望の使い魔」でお願いします
絶望を喰らう使い魔
2秒違いw
>>892 知ってるか?
ロトの血を引く者は人間に攻撃できない
>>897 アルスは剣王サーバインや魔人王ジャガンと戦ってたぞ
カンダダはカンダダというモンスターだったのでせう
>>897 元ネタは分からないが、ロト本人であるVの勇者がカンダタ(仮にも人間)と戦ってる。
902 :
901:2007/07/28(土) 13:26:10 ID:Lyf/7MHH
ハヤテとか召還すると役に立ちそうだな。
車に轢かれても無事だし、頑丈そうだし。
執事だからご主人さまの世話に向いてる
モンスター物語なら、DQTの鎧の騎士も操られた人間みたいだけどね。
短編では出てるけどね
連載されないかねぇ
訂正、人間殺せない
>>906 それじゃあ、戦争に参加するのはキツいかもな……
いや、自分が止めを刺さなければいいだけのでさして問題ないか?
シャーマンとか祈祷師とか大魔導とか魔法使いをバッサバッサ切り殺してるよーな気がするんだが……殺せない元ネタなんだっけ?
>シャーマンとか祈祷師とか大魔導とか魔法使いを
あのへんのはそういうモンスターだったはず。
人間に対するエルフみたいなかんじ?
ロト伝がソースだってんなら、別にその設定に拘らなくてもいいんでない?
ドラクエ関連って別に完全に設定が一致されているわけでも無いように思えるし。
>>909 情報感謝、ロト紋読み直さないと記憶うすれてるなー orz
>>911 ロト紋から召喚するなら設定もロト紋に合わせるのが普通だろ
これ以上はスレ違いになりそうだからやめるが
ダイの大冒険から来るか
ロトの紋章から来るか
はたまたゲーム版の世界+独自解釈で来るか
どっちにしろ素手で魔法の使える人物が来たと言うだけでも大事だね。
>>855 「世界を征服するためなんだからね!
間違ってもあんたのためじゃないんだからっ!!」
ルルーシュが召還される話みたい
アンリエッタと戦略練ったり、魔法で地雷みたいなもの作って
それを爆破させて高笑いするみたいなw
想像以上に大惨事になったな
うっかりダークドレアム呼んだりアトンだしちまったりした人たちもこんな風だったのかも
これからサイトはレベル1 しょくぎょう:つかいま じゅくれんど:いぬ から初めて
じゅくれんど:ぜろのつかいま になるまで必死こいていくことになるんだな
転職するためにエルフの地を越えてダーマ目指したり、何代かまえに虚無に呼び出されてたメダル王探したり、カジノにはまって話が進まなかったり
個人的には空を浮いてて空を飛ぶ手段がないといけないアルビオンが魔王の城として好みかもしれない
>>917 ルイズは職業:虚無の使い手 じゅくれんど:ツンデレから、熟練度:デレデレになるまでの冒険ですね。
>)916
ルルーシュは暴走前でぎあす使いLv3ぐらいか?
>>916 ルルーシュじゃ盾にならねーよw
そう考えるとサイトは理想的な使い魔だな。
強さならガンダールブの力があれば誰にも劣らないレベルだし。
>>920 ルルはミョズニトニルンかヴィンダールヴでいいんじゃね
ここでアルトネリコのライナーの召喚を提案してみる
やつは詠唱中の術者を守ることに特化した戦士
DQNで天然だが天才
とんでもない効果の武具、道具、薬等を自作可能
何気なく女にコスプレや露出プレイを強要する変態
女の『開発』にかけては、執拗で徹底した情熱でやりとげる
ネタとしても申し分ないと思うが
ミョズニトニルンにしてしまうと、ガリア王関連を大幅に変更しないといけないので負担が大きい気がする。
ヴィンダールヴとガンダールヴは戦闘能力のありのを召還したなら、割りと入れ替えても問題は……破壊の杖の時くらいか?
>>922 シュレリア様やミュールも付いてくるなら書いてくれ
シエスタのひいおじいちゃん4人ともが異世界からきた人という電波が
誰かデッドライジングのフランクさん召喚してくれ。
ルイズがなのはさんを召還する話をどこかで見たんだけど
どこにあったか忘れた。
ギーシュとの決闘で魔砲禁止って言われてたっけ?
>>771 「ばかな!」 → 「あによ!」
とか?w
>>925 シエスタのひいおじいちゃん4人が『爺ファンタジー』という電波が。
個人的にこなたの話続き読みたいなぁ
まぁ、あそこから続けるのは無理っぽそうだけど
おいらもそう思ってた。
是非読みたい。
(別口の新規の『らき☆すた』モノでもかまわんけど)
アレを第一回として続けるならば、
個人的にはあの後、かがみんに出会い、『ゼロ魔』を読んで自分が虚無と知って、
『ゼロ魔』の記述を参考にゲートを開いてこなた達を連れてハルケギニアに帰還とか。
まあ、「戸籍どうしたよ」という疑問置き去りに、こなたのクラスメイトやってるルイズな短編連作でもいいけど。
>>930 消えたかな?
しかし・・・理想郷は痛いなw
7割痛くて見る価値無くて、2割が痛いけど見てて面白いので、残り1割くらいしか痛くないのはないからナ
連載が続いてるのはさらに少ないし orz
終わった奴だけどビックボス召喚はおもしろかった。
てことは面白いのは1割未満か。
割合としては悪くないな
>>925 つまりシエスタのひいお爺ちゃんの一人は奇襲戦法と変装の名人で
ひいお爺ちゃんの一人はブラジャーからミサイルまでなんでも揃える人で
ひいお爺ちゃんの一人は大統領でもぶん殴てみせるけど飛行機だけはかんべんな人で
ひいお爺ちゃんの一人は奇人? 変人? だから何な人なのか
ハルケギニアでミサイルにブラを調達したらそらすごいわ
コベール達に設計図渡してつくらせるとか?
>940
ブラを?
うむ。ナイロン樹脂の製作から縫製まであの禿頭がガンバルのである。
理想郷はいい作品いっぱいあると思ってたが
最近読み返すとなんでこれ読んでおもしろいとか
思ってたんだろって感じる作品がかなり多い・・・
つまらんと批判してた人の気持ちがわかったよ
反応があんまりないと、自分は痛いの書いてるのかーと不安になる
そろそろしっとマスク一号か白鳥沢大佐が召還されるべきと考える俺がいる。
パッパラ隊はだんだんグダグダになってしまったけど
嫉妬マスクを世に送り出した功績はめちゃ高いよな
しっとの心は父心!
押せば命の!
それじゃあ↓次スレよろしく
風牙亭のリリなのとのクロス(短編)は面白かったよ。
作者さまがアレなんで百合ワールド全快wだが。
ちなみに召喚されたのは夜天の魔導書のリインフォースやけどね。
↑
952 :
950:2007/07/28(土) 15:27:12 ID:???
ゾーマ召喚読んで思ったけど、ドラクエキャラは結構面白そうだな
ハッサン召喚とか読んでみたい
あと、漫画だけどロランとかもいいな
wikiにテンプレがあるんだが、
やっぱ
>>1をそのまま使っちゃう人多いよな・・・ううむ。
慣れしかないか・・・
舞乙マンガ版のマシロ君はどうだろう?
サイトにかなり身体能力とか考え方が近いしありじゃないか?
逆に言うと、サイトとやることがあんまり変わらん可能性があるからな
サイトとの違いをうまく出せば有りどころか是非やって欲しい
おっぱい好きな所は二人とも似てるな
>>953 そこでXのマスタードラゴンを召喚。
普段はただのおっさんにしか見えないが実は…
しかし実際の戦闘能力としてはどうなんだろう?
魔王とやりあえるくらいは有るだろうから人間程度問題にならんとは思うが…
いっそ誰かほかのキャラに召喚させてサイトに天空の装備を授けるとか。
>>955 マシロ君より漫画版の楯のが良くないか?
行動力有るし、、、ただ問題は奴も相当のラッキースケベって点だ
>>958 Xの主人公召喚して他の使い魔を手懐けて仲魔に・・・
いや、ここはパパスかリュカだろ。
ゲマに焼かれるか石にされる瞬間とかさ。
仲間の数はそりゃやっぱりしっかりかっちり多いほうがイイー
具体的には(ry
>>946 逆に俺はあのへんからパッパラを受け入れられなくなった。キモチワルイ
>>962 151匹かよ!?
それならタケシ連れてこなきゃ
>>964 らららーそれはらららーそれはー
お!ね!え!さ(ry
ここで蟲師のギンコ召還
緑の王からアレトゥーサとかどうよ?
>>967 木のゴーレムを召喚した、てことになるのかな?
放置しておくと周りの植物にも影響を及ぼしそうだがw
即位前なら無問題
>>968 いざとなったらコッパゲが内々に処理するから。
>>968 ドラゴンの杖、王者のマント、太陽の冠で召喚されたら
誰も平民だなんて思わないしな
>>972 逆に、奴隷時代とか、石像を召還しても面白いよーなw
『リュケイロム・エル・ケル・グランバニア』なんて名乗られたら間違いなく貴族と思われるだろ
二児の夫で勇者の父を召喚は不味いだろ、常考・・・
ここはフローラを寝取られたアンディでどうだい?
ストロスの杖無いから永遠に石像じゃねーかw
ドラクエといえば、ウコッケはどうだ?
学校の入口で来訪者を待ち伏せ追いかけ回す
>>959 剣を使うのに制限あるし案外いいかも
ただ書き手がしっかりしないとU‐1になちゃうけどね
>>976 そこは、地のトライアングルメイジとかが居る学園ですから、石化解除してもらえば良いかと。
ルイズの魔法で爆発を起こして首がry
>>973 ルイズの虐待で奴隷時代のトラウマが蘇り暴走とか。
キュルケのフレイムボールで「ぬおおおおー!」のトラウマを刺激とか。
夏だしリボーンとかナルトが召喚されると思ったが・・・以外に来ないな
さて、いよいよ1000取り合戦が始まる訳ですが、
今回の1000取り合戦は、明日の参院選を占う上でも
重要なものになるのではないでしょうか。
勇者なら「DQ4コマの柴田亜美ver」を
>>982 夏だ夏だ言ってると荒れるからそういうのは避難所へ
リア厨やリア工はいりません。
そういうネタを振ると唯一神のポスターネタをやりたくなるじゃないか
ワルドは腹を切って死ぬべき(ry
おなじ勇者でも馬頭ちーめいの勇者を。
勇者というか冒険者だがデュアン・サークを
1000ならクレイ召還で良い人ぶりを発揮。
1000なら、最強のツンデレ海原雄山を召還
1000ならロトの紋章とダイの大冒険混成パーティー召喚
1000なら蒼星石召喚
1000なら銀魂の銀時召喚
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。