あの作品のキャラがルイズに召喚されました part15

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1マロン名無しさん
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。


あの作品のキャラがルイズに召喚されました part13
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1185126474/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/




     _      注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! 
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!
  ((/} )犬({つ'    ・投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・ケンカなんかしちゃったら両成敗よ! 覚えておきなさい!
2109:2007/07/24(火) 17:39:23 ID:???
しまった前スレがpart13のままだ。
>>1
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part13
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1185126474/

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part14
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1185126474/
と脳内補完しといて下さい(´Д⊂)
3マロン名無しさん:2007/07/24(火) 17:39:26 ID:???
うp乙!
4マロン名無しさん:2007/07/24(火) 17:40:40 ID:???
>>1乙!
5マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:34:38 ID:???
前スレ>>999
またマニアックなキャラをw
6マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:35:26 ID:???
>>1

そして前スレ>>1000wwwwww
期待してるぞ
7マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:35:26 ID:???
>>1
しかし速度速いな1日1スレだもんな
8マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:35:32 ID:???
前スレ>>999
そんなに百合が好きか。
9マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:42:56 ID:???
百合が嫌いな腐男子はいません
10マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:43:57 ID:???
明日までに、明日までにと思っているうちにズルズルと書けなくなって一週間。
本当ならとうに次を投下しているはずなので自分で限界の期限を定めてみる。

一週間以内に投下します。出来ないときの罰が無いのが問題だが
11マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:45:51 ID:???
>>10
自分で設定したこともやれない飛ばない豚と認識されるだけさ
飛ばない豚は腸をひきずりだして縄跳びだ!
12マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:47:00 ID:???
>>11
OK!忍!
13マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:47:42 ID:HCnBJvpP
百合は好きですがフタナリは嫌いです。
でも人外ロリは大好きです。

>>10
ぶるま姿で「箱根のみんさ〜ん、アル・アジフですよぉ〜」と叫び町内一周
というのはどうか?
14マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:48:09 ID:???
>>10
き、貴様何者だっ!?
15マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:50:21 ID:???
 こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
 それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。

父   「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子   「お父さんにはあの鏡のようなものが見えないの。さっきから僕たちの後ろを追いかけてくる・・・」
父   「あれはたなびく霧だ・・・」
ルイズ 「宇宙の果てのどこかを彷徨う私のシモベよ・・・・・・神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!」
子  「お父さん、お父さん!きこえないの。どこからか女の子の声がするよ。」
父  「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよ。」
ルイズ 「私は心より求め、訴えるわ!」
子 「お父さん、お父さん!見えないの、あの鏡の向こうに、ピンクの髪の女の子が!」
父 「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。」
魔王「 我が導きに…答えなさいッ!!」
子 「おとうさん、おとうさん!女の子がぼくを呼んでる!鏡がぼくをどこかに連れて行く!」

 父親はぎょっとして、馬を全力で走らせ、やっとの思いで館に着いた・・・
 腕に抱えられた子はすでにハルケギニアでFirst Kissから始まる ふたりの恋のHistory


前スレ988を見て思いついた
戯曲魔王違いと言う事はわかっていた
反省はしていない
16マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:51:31 ID:???
>>15
おまwwwwwwww
17マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:51:42 ID:???
>>13
私は時をかける中年ではありませんwww

>>14
前編しか投下してないあの人ですorz←土下座
ゴールは決まってるのに血を吐きながら続けるマラソン状態ですよ
18マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:51:45 ID:???
>>15
どうして魔王のコピペには名作(迷作?)が多いんだァァァァァァァ!
19マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:51:48 ID:???
>>12
司馬遼太郎先生乙

>>15
ワロタ
脳内にオペラ歌手がその歌詞で歌ってるよw
20マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:55:49 ID:???
>>17
もうちょいヒントくれい!
21マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:59:00 ID:???
誰だか知らんが変な自己主張は避難所いってやれ。
22マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:59:42 ID:???
しばらく見ない間にまとめ見たら。長編エラい数になってるな〜
23マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:04:06 ID:???
前スレより、フレイムタンの話題
フレイムタンのタンは、段平(タンビラorダンビラ)=幅の広い刀、が由来だと思っていた。
24マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:05:01 ID:???
>>22
正直知らん元ネタが多いから、読んでるのは半分くらいだな
しかし、前スレ、富野御大を召喚してどうするつもりだ。
世界そのものに小一時間説教しそうだぞw
25マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:07:31 ID:???
>>24
え?ジム顔の巨神召喚しろって?
26マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:08:19 ID:???
ハルケギニアで逆襲のギガンテスするつもりかよw
27マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:09:21 ID:???
フレイムタンという言葉を見ていて、
ふと思ったんだ。

もしかしてゼロのアトリエのラストではきゅいきゅいの舌は大ピンチだったりするのかなって。
28マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:09:27 ID:???
魍魎戦記MADARAからなら、かなり違和感無くクロスできそうな気がした。

喚ぶなら聖神邪だよなぁ、きっと
29マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:11:31 ID:???
>>15
昔音楽の授業で日本語版の魔王聴かされて爆笑したのを思い出したw
30マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:13:16 ID:???
>>27
そうだ!アイスソード召喚しよう
31マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:14:20 ID:???
・ころしてでもうばいとる
32マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:14:21 ID:???
ミンサガのラストはそのまま召喚に繋げられそうだな
33マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:16:23 ID:???
某所のサイト大量召喚見て思ったんだが
レミングスorピグミンを1000匹ぐらい召喚とかどうだ?
毎回毎回死にまくりで
34マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:17:15 ID:???
コミカライズを石川賢が担当したら

ルイズ→爆発の擬音がドワオまたはズワッ
サイト→柔道か空手の有段者でケンカっぱやい
タバサ→グルグル目。シルフはギャァギャァと鳴く
キュルケ→セリフの頭にホホホがつく
シエスタ→渓
オスマン→ズビっズババとか言って何言ってるか分からないけど、途中から普通に喋る。
35マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:17:51 ID:???
サイボーグ001召喚。
ゼロの育児日記とか。
36マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:17:54 ID:???
今、花山危篤中なんだよなぁ。魂だけでも召還できるかな。
37マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:20:10 ID:???
>>27
舌は火竜のものだからきゅいきゅいより寧ろフレイムがピンチ
しかもあの女、食べるんだぜ。
38マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:20:11 ID:???
>>34
「そうか!虚無とは!そういうことか!」
「ウォォこのガンダールヴはビッグバンを引き起こすだけの」

そして!

39マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:20:21 ID:???
不吉なことこの上ないこと言うなって
40マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:21:18 ID:???
>>33
ピグミンってなんかピグモンと混ざってないかw
41マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:21:40 ID:???
>>34
>>38
あるあるw
42マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:23:49 ID:???
>>33
エセサイトが多い某所にしてはマトモなアレか
ちなみにピクミンの事で良いんだよな?引っこ抜かれて食われて毒があるw
43マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:23:52 ID:???
テラ虚無戦記wwww
44マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:25:12 ID:???
真ゲッターの竜馬召喚……零戦がゲットマシンになってそうだ
45マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:26:45 ID:???
ピグミンでイメージ検索して名前間違えてないか確認してから書いたのに普通に間違えてたもうだめだ
46マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:27:08 ID:???
戸愚呂弟召喚、下手な魔法は気合でかき消すし剣でも槍でも使えます
47マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:28:48 ID:???
クロマティの林田を呼び出したら・・・

まず話が進まないだろうな
48マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:28:59 ID:???
びんちょうたん召喚。切な杉て俺死亡
49マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:29:28 ID:???
>>46
地獄行く前か後かで大きく変わるな
50マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:31:25 ID:???
アニメ版のポケモンのタケシ召喚したらタケシに取って幸せな生活になりそうだな…
51マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:32:48 ID:???
実体のないやつ召喚したらどうやってキスすんのさ?
52マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:33:49 ID:???
>>34
・基本武装はマシンガン
・虫とか小動物とかであたり一面を埋め尽くす魔法使いがいる
・それを火炎放射とかの全体攻撃で全滅させる
・死んだと思った奴がサイボーグ化
・やられるときの断末魔は「ぐわ!」か「ああ」
・「この部屋の虚無濃度は通常の数十倍」「私たちも虚無の求めるものが分かってきました」
・とりあえず虐殺
・とりあえず宇宙
・とりあえず打ち切り
が抜けてる
53マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:34:03 ID:???
>>48
あまりの切なさに敵も死亡
54マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:34:18 ID:???
>>51
ルイズ留年決定! 完!
55マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:35:13 ID:???
ルイズにこき使われた挙句、廊下の隅でうずくまって死んでいるびんちょうたんの姿が
56マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:38:00 ID:???
>>55
うわあああああああああああああああああああああ
57マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:38:48 ID:???
>>55
おまえは死ね
58マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:39:30 ID:???
タバサが空気読んで助けてくれるに決まってるだろ
59マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:39:37 ID:???
>>55
それは幻覚だ。流石にちびっこい子を召喚してまで普通の少年であるサイトと同じ事はさせまい。
60マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:39:56 ID:???
ラーイダV3

俺の望む世界に貴族も王も兵士もいらん

とか言っちゃいそう……つか確実に言うだろうな
61マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:40:37 ID:???
>>55
なんという俺涙目

ルイズという家族ができてもう一人じゃないびんちょうたんってことにしといてぇぇぇ!
62マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:40:49 ID:???
擬人化なら400系「つばさ」も欲しいぜ。
63マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:42:47 ID:???
ヒカリアン召喚を幻視した。
64マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:43:15 ID:???
>>48
ハルケギニアの古い魔法学園に
小さな女の子が
使い魔として召喚されました

この子のなまえはびんちょうタン

ルイズは魔法が使えません
いつも爆発を起こしてしまいます
けれどびんちょうタンという使い魔が
ルイズを健気に手伝ってくれます
ルイズはびんちょうタンが
定期的にくれる備長炭と
雨にも負けず風にも負けず培ってきたプライドをもって
学園で爆発を起こしながら生活をしています
65マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:43:25 ID:???
>>60
ラーイダ?
66マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:43:49 ID:???
召喚されたらびんちょうたん的には意外と幸せなんじゃないか?
集団生活の中に入れるわけだし、シエスタとかマルトーとかいるし…

そうだと言ってくれええええ!
67マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:43:50 ID:???
仮面ライダー剣の一真か始召喚。但しTV版ED後。

……帰られないとあっちの世界が滅んでしまう為、余りにも悲惨。
流石にルイズも空気読むだろうが戻す方法がないから涙目だろう。
二人同時に呼ばれてたら大丈夫なんだろうが、別々の所に居たら気付く訳ないしな。
68マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:44:03 ID:???
>>65
ラーイダで間違っていない
69マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:44:16 ID:???
ガンダールブ抜きで竜馬とかゴーレムボコボコにできるだろ

ケンシロウとかフォルカとかすでものすごい強い拳法家だったらガンダールブの力に気付かず話が展開しそうだ
ドモンとかロムも剣使わなかったら拳法一本で気付かないんじゃ
70マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:46:07 ID:???
>>65
つ ドクトルG

>>67
むしろ橘さん召喚
ギーシュ戦:シエスタが死にかけて確変
フーケ戦:ルイズが死にかけて確変
ワルド戦:ウェールズが死んで確変
誰かが生贄になりさえすれば最強だ!
71マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:46:33 ID:???
>>60
ワルド「なぁ、使い魔君。聞きたくないかい?私が何を知っていて、何を狙っているのか・・・」

というワルドからのネタバレフラグが立つな
72マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:47:06 ID:???
というかガンダールブとして戦うびんちょうたんが想像出来ません。
敵も攻撃しようとして、あの目に見つめられ、とんでもない罪悪感の囚われるのは確実だ。
73マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:48:27 ID:???
そこはヴィンダールヴで
74マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:48:39 ID:???
「ゼロと言われる少女の味方、スパイダーマッ!」

チャチャラー
75マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:48:45 ID:???
>>70
いや、それより橘さんなら
まずはしばみ草を食わせなくては
76マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:49:48 ID:???
>>70
その前に橘さんは普通に世界の危機引き起こすから危険すぎる。
TV版は間接的だが劇場版は直接的に(人を見る目がないせいで)大変な事になったし。
77マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:49:59 ID:???
>>67
剣崎と同時召喚でもアンデット0扱いで試合無効、最初からバトルファイト再開とかなりかねない。
やはり我等がヒーロー橘さんを召喚するのが一番穏便なのではないだろうか。
78マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:50:29 ID:???
>>75
煮汁に浸かるんじゃないのか?

79マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:50:31 ID:???
サガフロ2のギュスターブ(大人ver)召喚とか見てみたい。

魔法(アニマ)使えないけど剣の腕は恐らく作中最高峰だろうし
ギーシュあたりがギュス様の威厳に気圧されるシーンなんて妄想するに容易い

80マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:50:55 ID:???
>>74
レオパルドンは反則だろ常識的に考えて……。

>>75
これ、食べても良いかな?
81マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:50:58 ID:???
戦闘するたびにボロボロになる橘さん。
はしばみ風呂に一晩浸かって元気いっぱい、恐怖もへっちゃらだな。
82マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:52:31 ID:???
>>72
俺がワルドなら躊躇なくレコスタ裏切れる
83マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:52:59 ID:???
騙されてフーケやレコンキスタやガリアにつく橘さんしか思い浮かびません!
84マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:53:21 ID:???
ハッハッハ!天知る地知る!人知る我知る!ロビン知る!
怪傑ロビンがいる限り!この世に悪は栄えない!
行くぞ!モット伯!シエスタから手を放せ!!くらうがいい!蒼龍術トルネェェェェド!!



正義のヒーロー達の名前見てたら何故かこんな電波を受信した
85マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:54:47 ID:???
びんちょうたんなら固いパンも冷たい水での洗濯も着替えも掃除も・・・(´;ω;`)ぶわっ
86マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:55:02 ID:???
>>84
そこはむしろロビンマスク召喚で
87マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:55:43 ID:???
>>76
あの人後日談でもとんでもないことしてるし
88マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:55:59 ID:???
「オンドゥルルラギッタンディスカー!」
ルイズ「何言ってるのよこいつ…」
89マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:56:29 ID:???
ほう、いい火の魔法だ
だがハルケギニアじゃ2番目だ

ズバッと参上
ズバッと解決
人呼んでゼロの使い魔
怪傑ズバット!
90マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:56:54 ID:???
とりあえず橘さんは転がると思う。
91マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:58:46 ID:???
>>87
後日談は泣いちゃうから禁止!禁止ー!

また見たくなってきたな剣。前半の橘さん活躍2連と後半を。
92マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:59:03 ID:???
とりあえず雑談に出たキャラは召喚されないのがこのスレのジンクス
93マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:59:14 ID:???
>>84
俺の中でロビンと言えばふくよかな方なんだが
94マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:59:15 ID:???
>>88
ルイズは至極まともな事言ってる筈なのに噴いたw
95マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:00:08 ID:???
>>92
戦竜隊の寝取られ王子は召喚されたぜ?
96マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:02:35 ID:???
びんちょうたんか・・・
ギーシュが決闘言い出したら周りの生徒がその場でギーシュに一斉放火しそうだな
97マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:03:37 ID:???
「この旅における僕の目的は『みっつ』あった…そのうちのふたつが達成できただけでもよしとしよう。
 まずひとつは君だルイズ。 ふたつ目の目的はアンリエッタの手紙… そして三つ目は…」

「オンドゥルルラギッタンディスカー!」
98マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:04:10 ID:???
>>89
早川健とな!?

・・・宮内洋つながりかw
99マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:04:34 ID:???
>>96
むしろ、レディに向ける杖は無いとか言って、決闘を取りやめそうな気もする。
100マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:05:12 ID:???
>>96
自分がギーシュと仮定してだ
無垢な瞳で香水を差し出してくるびんちょうたんに八つ当たりできるか?
101マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:05:53 ID:???
>>97
そんでルイズが吹っ飛ばされた後
「ギザァバ!ヨグボヅイヅオ゙!!」
102マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:07:31 ID:???
>>100
俺がギーシュなら八つ当たり出来ない。
ワルドならルイズごと連れて蓮根喫茶に行くが。
103マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:07:34 ID:???
>>100
二股がばれた事はアレだけど、一応感謝しておこう

というツンデレな対応に…ある意味無敵キャラかもしれんなw
104マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:07:35 ID:???
ゼロ魔は差別が明確な世界だからなぁ
びんちょうたんの場合も基本的に原作と同じ流れになるんじゃね?
まあ決闘してるうちに罪悪感がドバドバ沸いてきそうだがw
105マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:07:42 ID:???
ジョーカーとなった剣崎なら召喚できそうだな
まったくもって強くないけど(血が緑になって不死になっただけだし
変身用のカード全部捨てていったからな
106マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:08:55 ID:???
>>100
俺がフーケならびんちょうたん連れてテファの元で幸せに暮らす
107マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:10:01 ID:???
>>105
一話目で「本当に裏切ったんですか!!」って言ってアンデッドに殴り飛ばされたせいで出てきた鏡に入るのも面白そうだなww
108マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:10:37 ID:???
>>79
思い浮かぶなあ…
ルーンの力を借りてマルチウェイ閃きw
ワルドのユビキタスを残像剣で瞬殺ww

しかし何気にグスタフのほうが当てはめやすい気も…
・ギュス剣の代わりにデルフ(対魔性能は同格?な上に術阻害効果が無くなって総合力うp)
・破壊の××は七星剣(耐久残り1)
ギュスターヴの事は父親から聞かされてよく知ってるだろうからそのエピソードもやれるし、
何気に全術素質持ちなのでスクウェアってレベルじゃねーぞw
109マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:11:04 ID:???
>>107
情けねぇw
110マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:11:10 ID:???
>>107
それだと使えるカードが極端に少な……

ハルキゲニアにもアンデットが居れば問題ないな
111マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:11:36 ID:???
>>104
どう見ても10歳未満な少女にワルキューレとか・・・
ヴィンダールヴなら使い魔総進撃で医務室送りだなw
112マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:11:38 ID:???
>>100
ギーシュはともかくフーケ以降には通じそうにないな、ギャグじゃないんだから
113マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:13:16 ID:???
>>112
「まてい!無垢な少女の友達、スパイダーマッ!」
114マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:13:16 ID:???
>>108
術社会で術を使えないギュスターヴだから意味があるのにグスタフつれてきてどうすんだよ…
俺Tueeeがしたいだけか?
115マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:13:41 ID:???
>>105
剣崎はあのジョーカーの姿になれるから問題無し。
116マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:13:58 ID:???
実は、びんちょうたんに合わせて2頭身なワルキューレを召還
117マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:15:56 ID:???
>>105
『HERO SAGA』ではビートルアンデッドの剣をもったジョーカーとして出たらしい
実際の写真見たこと無いから詳しく分からないけど
118マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:16:06 ID:???
びんちょうタンってあの年で仕事して1人暮らしだぜ?
身体能力はともかく根性とか精神的な面ではサイトを遥かに超えてると思うんだが
119マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:16:17 ID:???
>>114
開き直って人格統合後のブルー償還しちまえ!

オーヴァドライブ!塔!塔!塔!塔!塔!塔!停滞のルーン!

まあオーヴァドライブ中の塔は低威力だけど
120マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:16:25 ID:???
剣崎は序盤ヘタレだが後半は立派にヒーローだと思うぞ。
世界と親友まとめて救う為に自分が化け物になるなんて選択は常人じゃ出来ない。
その上、後日談ではそんな身になっても何処かで人助けしてるらしいしさ……。
121マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:16:26 ID:???
それ以前に使い魔のルーン刻まれる時に、
涙目になってるびんちょうタン想像するだけで死にそうになるんだが。
122108:2007/07/24(火) 21:17:21 ID:???
>>114
気に障ったのならごめん。
ただ、ギュスターヴ召喚を考えると破壊の杖がどうしても思い浮かばなくて…
あの分じゃあの世界に銃が生まれるのはデーヴィドが死ぬ頃になってようやくって感じだろうし…
123マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:17:47 ID:???
>>119
……?
オーヴァドライブの後はDSCだろ?
オーヴァドライブ中は塔の威力落ちたはずだし
124マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:18:00 ID:???
>121
なんかシマリス連想した。
125マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:18:05 ID:???
びんちょうタンなら、バトル系のイベントが全部癒し系の展開に変変換されそうだ。
126マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:19:19 ID:???
>>105
剣崎が召喚されて世界から居なくなったとたんにダークローチが大量発生で始たちが大変な事になってそうだ

そして・・・ルイズと見詰め合う剣崎・・・「ナズゥエミテルンディス!」
127マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:19:35 ID:???
>>123
ブルーに術意外を覚えさせるなど邪道




でも全技覚えさせたけど
128マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:20:13 ID:???
>>86
アノアロの杖から火を吹いて普通に貴族扱いだ
129マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:20:26 ID:???
円盤皇女なワルキューレを召還して即圧死するルイズ
んで魂わけてもらって以後は育児日記みたいなぁ〜
130マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:20:28 ID:???
>>121
死んだ
131マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:20:44 ID:???
びんちょうたんってよく知らない俺はこの雑談を聞いてて
「ちょっと目をうるませてやったらすぐみんな俺の味方になりやがる
 まったく大人ってやつは救いようのない馬鹿ばっかりだぜ、これだからやめらんねえんだよな〜、ぎゃっはっはっはっは!」
って言ってた腹黒幼女の物語が昔あったの思い出した
132マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:21:05 ID:???
>>122
別に火器に拘らんでもクヴェルにすればいいじゃない
133マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:21:28 ID:???
>>123
なんという俺

体術はQUI上がるからいいんだよなぁ
そしてタイムリープ(ry
134マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:22:58 ID:???
>>132
…アニマを全く持たないギュスにどうやってクヴェルを使えと?
135マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:23:01 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんていうのかしら?」
仮面の男「見方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「シャドルー」
136マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:23:54 ID:???
>>135
フライングバルセロナアタック自重
137マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:23:55 ID:???
>>131
びんちょうタンは基本的に「強い」ので滅多に弱音とか吐かないし涙目にもならない
その耐えてる姿が切な杉て俺死亡
138マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:24:03 ID:???
>>135
筋肉が付きすぎるから断るわ
139マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:24:28 ID:???
>>133
だったら銃使えばいいじゃない
跳弾とか連携に組み込み易いし、必要な能力術とそう変わらんし。
140マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:24:49 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんていうのかしら?」
仮面の男「見方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「SOS団」
141マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:25:06 ID:???
>>131
びんちょうタンにはその「味方になってくれる大人」がいない
定期的に備長炭送ってくれるウバメガ氏くらい
142マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:25:46 ID:???
>>134
キュルケやタバサに使わせれば……と思ったが
ギュスターヴじゃアニマを引き出す感覚を伝えられないし
素で分かるようならフーケも小屋に放置はしないか
143マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:26:28 ID:???
裏設定ではギュスもアニマがあると聞いたことがある
ただ体内にアニマを打ち消す強力なクヴェルが埋め込まれてるからアニマがないと思われてたとか
144マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:26:41 ID:???
>>141
年末には板チョコ数枚のおまけ付きだったけど、
ほとんど他の子にあげちゃうびんちょうタン…
145マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:26:53 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんていうのかしら?」
仮面の男「見方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「ロケット団」
146マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:27:06 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「嘘同盟」
147マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:27:41 ID:???
お前らそろそろびんちょうたん自重




俺の涙線が崩壊寸前
148マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:28:01 ID:???
ジョーカーはジョーカーでもアルビノジョーカーを召喚。
149マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:28:28 ID:???
>>143
その設定はどこで・・・?
150マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:28:51 ID:???
>>141
味方になってくれる大人がいないのが作品の味なんだったら
ギーシュとかが攻撃するのやめるとかって展開はまずいわな、味がなくなる
151マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:28:52 ID:???
>>148
アルビノ?ああ!フルフルのことか!!
152マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:29:02 ID:???
もしびんちょうタンが召喚されるなら幸せにしてやってくれ
一巻読んでもうトラウマ
153マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:29:06 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「ゴルゴム」
フーケ「おのれぇ!ゴルゴム!」
154マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:29:13 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「ジョッカー」
155マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:29:38 ID:???
てすてす2
156マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:29:43 ID:???
オーヴァドライブ中は剣のカード連打だろ常考


貴様!見ているな!
157マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:30:15 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
ガスマスクの男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
ガスマスクのの男「アンブレラ」
158マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:30:17 ID:???
フーケいろんな組織から引っ張りだこw
159マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:30:38 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「トゥスクル」
フーケ「箱根のみなさ〜ん」
160マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:30:42 ID:???
>>143
それは システム 上 の 処理 です
161マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:30:42 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「インスマス漁業協同組合」
162マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:30:47 ID:???
>>150
ギーシュ攻撃→ボロ雑巾のように転がるがよろよろ立ち上がるびんちょうタン→ギーシュ攻撃


これ以上俺には想像できない・・・
163マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:31:39 ID:???
なんでフーケにこんなにスカウトが来るんだよwww
164マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:31:49 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「MMR」
165マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:31:54 ID:???
>>162
そうぞうしただけで視界が水浸しになってしまった…
166マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:32:31 ID:???
そもそも貴族の連盟じゃねぇ
167剣狼の人:2007/07/24(火) 21:32:38 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「ギャンドラー」

見直したら投下しますね
168マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:08 ID:???
短編(?)書いてる人へ・・・

グッジョブ!
169マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:20 ID:???
フーケスカウト小ネタでまとめられそうだなw
投下しえんするよん
170マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:22 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「ネオジオン」
171マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:27 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「俺たちはBADAN。神に愛されし者」
172マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:37 ID:???
>>149
アルティマニアで河津が語ってたような記憶はある
正直昔のことなのであまり自信がない、初期の設定だったかもしれん
173マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:47 ID:???
>>167
くっ!何者や!?
174マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:33:55 ID:???
フーケ「あんたらの(ry
仮面の男「味方に(ry
フーケ「これから(ry
仮面の男「死ね死ね団」
175マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:34:16 ID:???
誰か>>161みたいな明らかにおかしいのに突っ込めwwwww
176マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:34:17 ID:???
さすがフーケ
できる女は違うな
177マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:34:31 ID:???
フーケ勧誘自重
剣狼の人まで何してんのさww
178マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:34:41 ID:???
フーケ「あんたらの平民の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「黒の騎士団」

>>167
wktk
179マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:02 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「ブラックダダーン」
180マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:06 ID:???
>>175
他は良いのか、他はw
181マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:07 ID:???
>>142
虚無の属性と未解明(星)のアニマは起源が同じでルイズがメガボルト発動…
いかん、なんか凄く展開が迷走しそうな気がするw

>>143
後半部分ってシステム上ギュスには常にJPを0以下にする金属製品が付いてる状態になってるとかいう話のことか?
182マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:08 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「VIP」
フーケ「うはwwwwwおkwwwwwww」
183マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:14 ID:???
いかにこの世に怪しい団体の多いことか
184マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:50 ID:???
>>173
貴様に名乗る名前などないっ!
185マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:35:54 ID:???
>>182
ドヴァ帝国か
186マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:36:14 ID:???
>>178
「人間は!決して平等ではないッ!オール・ハイル・アルビオン!!」
187マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:36:34 ID:???
>>181
多分それだわ、システム上の処理だったか勘違いしてたゴメン
188マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:36:47 ID:???
ワルド「行くぞっ!!ル・ラーダ・フォルオル!」

サイト「マホカンタ」
189マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:37:00 ID:???
シャドルー ←仮面の男がいるのでOK
ゴルゴム ←三神官はある意味仮面なのでOK、シャドームーンならなお良し
トゥスクル ←王様が仮面でビキニなのでOK

後は知らんw
190マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:37:05 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「特務機関ネルフ」
191マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:37:08 ID:???
>>115
人間剣崎が真の姿であって
始のようなジョーカーは無理なはず
192マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:37:10 ID:???
>>172
それはゲームシステム上の処理
ギュスは魔力を極端に低下させる見えない装備をつけることで作中の術不能者って設定を再現してる
193マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:37:52 ID:???
フーケ「あんたらの平民の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「自由惑星同盟」
194マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:38:07 ID:???
ロケット団は表向きロケットコンツェルンっていう財閥だからおk
と自ら言い訳
195マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:38:08 ID:???
>>162
やめて>>162 ギーシュの精神力は(良心の呵責に耐えられなくて)もう0よっ!
196マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:38:17 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「αナンバーズ」
197マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:39:01 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「あせんなって」
198マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:39:05 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「来るのか?去るのか?どっちだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「楽園パレード」
フーケ「残念だったねぇ」
199マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:39:56 ID:???
>>196
それ正義の組織w
200マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:40:00 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「星の知恵派」

フーケ&仮面の男「イア!イア!」
201マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:40:02 ID:???
>>196
凄く……悪役っぽいです。

フーケ「あんたらの兵士の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「シャドウミラー」

勿論あの斬艦刀コピー。
202マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:40:24 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「赤毛連盟」
フーケ「あたし赤毛違うわよ」
203マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:40:35 ID:???
すっかり組織名並べるだけの糞ネタになっちゃってまぁ
204マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:40:45 ID:???
>>198
何故フーケが胡散臭い仮面の男に
205びんちょうタンの場合:2007/07/24(火) 21:40:48 ID:???
フーケ戦
ロケランでギリギリ勝利?

ワルド戦
ウェールズorタバサ&キュルケが戦えないと死亡

零戦関係
手とか足とか届かないので不可

vs神聖アルビオン共和国
死亡

vs7万
死亡
206マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:41:16 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面のOTOKO「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面のOTOKO「三千院」
207マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:41:25 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「しっと団」
208マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:41:29 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「クロスボーン・バンガード」

貴族と言ったらこれは外せんだろw
209マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:41:54 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
仮面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんだ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
仮面の男「三隻同m」
フーケ「断る」
210マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:42:06 ID:???
135だがすまん。まさかこんな流れになるとは思わなかった…
211マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:42:49 ID:???
面白いと思って書いてるんだろうなぁ……
212マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:42:49 ID:???
>>203
そういうもんだよ。改変しやすいしな。もう一捻り欲しいが。
213マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:43:05 ID:???
>>195
周囲の見せ物気分な貴族も死亡
もしくは見世物感覚でびんちょうタン嬲り殺されEND
214マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:43:13 ID:???
>>210
まあ、これもまた一興
215マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:43:38 ID:???
まぁ書いてといてアレだが、
ここら辺で止めといた方が良いな。
216マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:43:50 ID:???
延々とフーケと仮面ネタやってるやつは本気で面白いと思ってやってるのか?
そんな小中学生がやってるみたいな繰言繰り返して
217剣狼の人:2007/07/24(火) 21:44:06 ID:???
???「フハハハハハハハハ!」
フーケ&仮面の男「!!??」
???「森の声を聞け!風の声を聞け!
貴様らの悪しき心を笑っているぞ!
人、それを『魍魎』と言う」
フーケ&仮面の男「な、何者だ!」
マリコルヌ「貴様らに名乗る名前は無い!!」
フーケ&仮面の男「お前かよ」
投下予告
218マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:44:19 ID:???
もう一回おっぱい( ゚∀゚)つ分が必要だな
219マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:44:36 ID:???
>>205
確かにバトルした場合、ギーシュにも勝てるかどうか怪しいわなぁ…
まあその為のルーンと言うドーピングが存在するんだが
220マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:44:44 ID:???
というワケでここから人外ロリ召喚に付いて語れ
           ↓
221マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:45:33 ID:???
↑だが投下支援する
222マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:45:51 ID:???
支援ですな
223マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:46:04 ID:???
ロリ旦那
224マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:46:12 ID:???
おっぱい( ゚∀゚)支援
225マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:46:44 ID:???
>>217
マルコメ自重ww

>>220
びんちょうタンも人外ロリ?
226マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:46:45 ID:???
当方に支援の用意あり!
227マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:47:12 ID:???
>>217
剣狼の人!貴様は俺の…!
228マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:47:42 ID:???
>>220
とりあえず、ナコト写本あたりの召還を考えて見たが
学園が磯臭くなって生徒の顔がノッペリとしてきたので中止した。
229マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:48:41 ID:???
覆面の男「味方になるのか?ならないのか?答えよ!どっちなのじゃあっ!」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
覆面の男「ヌわあはっはっはっはァー、我等デビルガンダム四天王ッ!」


爆熱がこんな展開になっても疑問は無い
230ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 21:48:54 ID:???
夜が明け日が昇り始めた
学院の奉公人達はまだ寝ているメイジ達より一足早く起きて掃除、朝食の準備をしている
ふ〜んふふふ〜んと鼻歌をしながら、真っ白な皿を長い机に並べているのはシエスタだ
「ギブアップ、せ〜い!」
一体何を歌っているのだろう
そんな朝からご機嫌な真っ白なシエスタに1人の男が近づいていった
「おはよう、シエスタ」
「(その声は!)あっ、おはようございますロムさん・・・・ですよね?」
ロムと呼ばれた男の顔は炭を被ったように黒かった
「何か・・・・あったんですか?」
「ああ、マスターが何故か俺に爆発を」

第6話 それぞれの再会

「・・・・そういう理由であんたは使い魔をこんなのにした訳?」
「そうよ、しつけないといつ勘違いするかわからないから」
ルイズの説明を聞いた香水のモンモランシーはロムの顔を見て頷く
ロムの顔はさっきよりも真っ黒になっている
ロムの妹の話が気になったデルフリンガーがうっかり昨晩のロムの行動を喋ってしまい、それを聞いて誤解したルイズが「お仕置き」をしたからだ。
「女の子のベッドに忍びこもうとするなんて・・・・、はしたない!不潔!汚らわしい!」
モンモランシーは見事な巻き毛を振り回しながら仰け反り、ハンカチを取り出してはそれを噛み締めた
231マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:49:34 ID:???
>>228
それはルルイエ異本ではないかい?

とりあえず飛翔後にクザクが召喚されるネタを考え中、
途中までデモンベイン二闘流は禁じてで…
232マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:49:43 ID:???
支援
233ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 21:50:08 ID:???
「どうせあんたが誘ったんでしょ?このエロのルイズ」
赤い長髪をかきあげながら教室に入ってきたキュルケがルイズを睨みながら言った
「誰がエロのルイズよ!それはあんたでしょうが!」
ルイズが怒鳴りながらキュルケを睨み返す
キュルケはロムの方を向いて頬に手を添えて言った
「もう、こんな顔になっちゃって・・・・、可哀想、私が治してあげるわ」
「いや・・・・、更に真っ黒にされそうだから遠慮しておく」
「もう!ダーリンったら!人をおだてるのが上手なんだから!」
「いつおだてられたのよあんた・・・・」
頬を赤めるキュルケにルイズが冷めた声で言った
「顔を洗ってきていいかマスター?これじゃまともに歩けん」
「駄目よ。これはお仕置きなんだから」
そんなやり取りをしていると教室の扉がガラッと開く
そこから長い黒髪に黒いマントを身に付けた不気味な印象を与える教師
ミスタ・ギトーが現れた
扉の開く音と共に生徒達は一斉に自分の席についた
「では授業を始める私は疾風のギトーだ」
ギトーは言葉を続けた
「最強の系統は知っているかねミス・ツェルプストー?」
「『虚無』じゃないんですか?」
「伝説の話をしているんじゃない現実的な話をしているんだ」
234マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:50:44 ID:???
>>220
>>228
飛翔後何の因果か召喚されたアズラッド+L・Aとか……
模造鬼械神の設計・開発から始めなきゃ駄目か
235マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:50:59 ID:???
>>231
最後の最後まで禁じ手でも構わんとも思う、思うだけ。

そしてゴライオンかよ支援
236マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:51:08 ID:???
シエスタ自重支援w
237マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:52:06 ID:???
支援だ
238マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:52:11 ID:???
シエ★スタ
239ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 21:52:16 ID:???
「では火に決まってますわ」
「ほほう。では試しに、この私に君の得意な『火』の魔法をぶつけたまえ」
キュルケは何を言っているんだと思ったが、このイヤミな教師を黙らせるにはこの方法が良いと思い、詠唱を始めた
赤毛が熱したようにざわめき逆立つ、手に持った杖を降ると火の玉が現れる
そして1メイル程に膨らんだ火の玉をギトーに向かって投げつけた
「ふんっ」
ギトーは杖を剣の様に抜くと烈風を巻き起こし、火の玉を消すのと同時に奥にいたキュルケも吹き飛ばした
ギトーは教壇の前に立ち得意気に言った
「諸君、この世で最も強い系統は『風』だ。風の前では全てが立つことすらできない。
虚無もまた風によって吹き飛ばされるだろう」
ギトーが悠然と言い続ける
(なんだあの男・・・・、いくらなんでも横暴すぎないか?)
ロムが横にいるルイズに小声で語りかける
(気にすることじゃないわ。いつもあんな感じだから)
ルイズが肘を机に立て頬杖しながら小声で答えた
「そして風は矛にもなるが盾にもなる。これこそが『風』の最強たる所以は」
ギトーが杖を立てる
「これが・・・・風の『遍在』」
今まさにギトーが詠唱を始めようとした所で妙な金髪のカツラを被ったコルベールが現れた
240マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:52:22 ID:???
これはひどい流れ 支援
241マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:53:26 ID:???
コマンダーランキング上位狙い支援
242ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 21:53:58 ID:???
「ミスタ?」
ギトーが眉を潜める
「あ、あわわわわ、授業中失礼ミスタ・ギトー。おっほん、今日の授業は全て中止であります!」
教室中が歓声が上がる
その歓声を抑えようとコルベールが手を振りながら言葉を続けた
「恐れ多くも、先の陛下の忘れ形見。アンリエッタ姫殿下が本日ゲルマニアご訪問からお帰りに
この魔法学院に行幸なされます」
教室がざわめいた
「したがって粗相があってはいけません。急なことですが今から全力を挙げて歓迎式典の準備を始めます
皆さん、正装し門に整列するように」
生徒達は緊張した面持ちになるとそれぞれが頷いた
ルイズもまた緊張した表情となった
「アンリエッタ様がこの学院に・・・・、こうしちゃいられないわ!ロム、今すぐ顔を洗ってきなさい!!」
「やれやれ、やっとで洗えるのか」

魔法学院の正門前に生徒達が整列する
それぞれ自分の杖を汚れ一つなくピカピカに磨き正装していた
その列の中には当然ルイズ達もいた
「所でマスター、王女とはどんな人なんだ?」
ロムがルイズに尋ねるとルイズは真面目な表情で答えた
「このトリステイン可憐な花、とても清楚な方よ」
声が固まっている、緊張しているようだ
暫くたって正門から王女の一行が現れると、整列した生徒達は一斉に杖を掲げた
オスマン氏が本塔の玄関に立ち、王女を迎えようと準備している、生徒と教師達の緊張は頂点に達していた
そして正門の奥から王女の馬車・・・・・・・・
ではなく赤くて珍妙な車が現れた
243マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:54:56 ID:???
珍妙な車ww支援
244マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:55:21 ID:???
実はアニメのロム兄さんは結構情けないよ、ケンリュウ弱いよ支援
245マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:56:49 ID:???
珍妙ひでえwww
246ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 21:57:44 ID:???
生徒達は当然、一斉に首を傾げた
「なんなんだあれは?」
「あ、あれに王女様が乗っていらっしゃるの?」
緊張で埋まっていた空気は引き裂かれ、ざわめきが出始めた
「静粛に!」
コルベールの一声でざわめきは止まった
ルイズは丸い目でその赤い車を見た
(なんなのあれ?あんなちんちくりんな乗り物にアンリエッタ様が!?)
ルイズはロムの方をちらりと見た
ロムは愕然とした表情でその乗り物を見ていた
「トリステイン王国王女、アンリエッタ姫殿下のおなーーーりーー!」
透明なハッチが開き、そこから薔薇のような微笑みを見せるアンリエッタ姫が現れた
後から来た馬車に乗っていたマザリーニ枢機卿がアンリエッタ姫の手を取り、乗り物からゆっくり降ろす
それと同時に生徒の間から歓声があがった
247マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:58:26 ID:???
ちんちくりんwww
248ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 21:59:31 ID:???
「アンリエッタ様・・・・」
ルイズが真面目そうな目をしてアンリエッタ姫を見つめてそう呟く
「あれがトリステインの王女?ふん、あたしの方が美人じゃない」
キュルケがつまらなそうに呟くとロムの方を向いた
「ねえ、ダーリンはどっち・・・・てどうしたのそんな顔をして?」
ロムは王女が乗ってきた車を見つめて、まるで嬉しそうな、感動したような顔であった
そしてロムは呟いた
「ジム・・・・」
「えっ?」
キュルケが声を出す
「お前も来ていたのか!ジム!!」
ロムが車に向かって突然大きな声を出した
「そ、その声は!」
そして何処からか声がする
「ロム様じゃありませんか!」
なんと車は突然変型して人形になったではないか
車の近くにいた生徒達は再びざわめいた
「な、なんだ!?車が突然ゴーレムに!?」
近くにいた生徒達が戸惑いながら言った
「ロム様ー!」
ジムはロムの声の方に向かって歩いていく
目の前に迫る見たこともないゴーレムに恐怖した生徒達が逃げていく
「ジム!どうやってここに!?」
ロムがジムの前に向かって言った
「ロ、ロム様・・・・、生きていらっしゃったのですね」ジムが涙声で言う
249マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:00:13 ID:???
感動の再会?支援
250マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:00:18 ID:???
私怨
感動の再会・・・なのに笑いが込み上げてくるのは何故だww
251マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:00:42 ID:???
シュールすぎるwww
252マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:02:17 ID:???
ジムと聞いてあっちの量産機を思い浮かべてしまい反省するのも私だ

支援
253マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:03:00 ID:???
ジムとロム空気読めwww
254マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:03:13 ID:???
>>252
おい俺!勝手に書き込むな支援
255ルイズと剣狼伝説:2007/07/24(火) 22:04:10 ID:???
「レイナ様と共にあなたを捜していた所で、いつの間にかこの世界に・・・・」
「レイナ?レイナもこの世界に居るのか!?」
ロムが焦った声で言う
「それが・・・・、レイナ様はこの世界に来た時、何故か私には乗っていなかったのです・・・・」
「な、なんだって!」
ロムが青ざめた顔になる、さらにジムから話を聞こうとしたが
「王女様の前でなにをやってんのあんた達はーー!!」
ルイズの雷が落ちて一旦中断された
一方グリフォン隊隊長ワルドも優雅に登場したが目の前の珍事が原因で生徒の前ではアウト・オブ眼中であった

その日の夕方・・・・
庭でロムとジムは話の続きをしていた
ジムは話した
あの時、ギャンドラーのコマンダー達を撃退した後
何時までたっても戻ってこないロムを心配した仲間達はマシンロボ軍団を総動員してロムを捜していた事
ジムもまたロムの妹レイナと共に街中を捜索していた所で謎の光に包まれこの世界に来た事
たまたま出会ったアンリエッタ王女に小間使いとして雇ってもらいながら事を話した
「そうか俺の居ない間に・・・・、そんな事が・・・・」
「ロム様も、まさかメイジの使い魔になっているなんて夢にも思いませんでしたよ」
ロムの表情は沈み、すこし沈黙が続いた
「・・・・私も出来る限り情報を集めてみます。では、私はこれからお仕事があるのでこれで」
「ああ・・・・」
ロムが下を見ながら頷くとジムは本塔へ向って歩いていった
一人残ったロムは剣狼を目の前に出して呟いた
「剣狼よ・・・・、頼む。レイナを・・・・」
夕日が静かに沈み、夜がやってきた
256マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:04:44 ID:???
もう合流か 支援
257剣狼の人:2007/07/24(火) 22:06:07 ID:???
以上です
もうちょっとロム兄さんをシスコン気味にしたかった
次は姫との対談です
258マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:07:30 ID:???
>>257
乙 GJ
259マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:07:47 ID:???

あんまりシスコンだとルイズがただじゃおかないぜ?ww
260マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:07:53 ID:???
一瞬姫との対決に見えた
261マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:08:21 ID:???
シスコンとは誇り高いものであるのだ!
262マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:09:43 ID:???
何で対決するんだ?
263マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:09:47 ID:NyTnKd6x
投下乙です
切実なのに何かほのぼのとした再会でしたねw

>>231
いや、ナコト写本で黒犬ワフワフをしたかっただけなのですが
破壊の杖の代わりに宝物庫にルルイエ異本があって、高位の魔導書がこっちにきた影響で少し活性化して
染み出した魔力で周囲の学生達が変異しはじめるけど、誰もそれに気がつかなくて〜
とかになって、収拾つかなくなったのでお蔵入り。
264マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:13:05 ID:ex8L2+Pp
新参者だが、ちょっと書いてみたので今晒してもいいかな?
265マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:14:17 ID:???
>>264
愛が欲しいなら誤解を恐れずにありままの自分を太陽に晒すのだ
266マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:14:24 ID:???
>>264
不安なら避難所に投下することをオススメする。
力作ならこっちへ投下することをオススメする。
267マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:14:55 ID:???
フーケ「あんたらの貴族の連盟とやらは、なんて言うのかしら?」
覆面の男「味方になるのか?ならないのか?どっちなんじゃ」
フーケ「これから旗を振る組織の名前は、先に聞いておきたいのよ」
覆面の男「セクシーコマンドー部じゃよ」
フーケ「うーん、思い切って…やってみよっかな♪」
覆面の男「冷蔵庫でも買うかのようにー!!?」ガビーン
268マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:15:14 ID:???
まあ取り敢えずsageれ
269マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:15:34 ID:???
>>264
己を欲するままになすが良い
270マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:16:03 ID:???
マーラ様みたいにきわどい、もといご立派なものじゃなかったら本スレでもいいと思う
271マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:16:08 ID:???
>>264
恐れず進め!
勇気を信じて!
勇気と共に!
272マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:21:56 ID:???
ゼロつか世界でリュウケンドーってよさげ…じゃないか。ジャマンガみたいなの居ないし
おっさん&ゴウリュウとルイズのかけあいとか面白そうなんだが
273マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:22:18 ID:???
ただ夏なだけに評価は厳しめだぜ?
274マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:24:47 ID:???
>>264
汝の為したいように為すがよい
275マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:26:08 ID:???
使い魔召喚で円盤石を召喚、しかもモンスター・ホリィ(種族:調教助手)再生成功。
ホリィと共に「虚無など知らぬ」とばかりにモンスターブリーダーを目指すルイズの物語。

などと思いついたんだが、この場合ホリィさんはヴィンダールヴだろうか。
276マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:27:31 ID:???
>>262
ただ日本語を間違えたorz
277マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:28:03 ID:???
>>264
自らを由とせよ
汝が投下することもまた自由なのだ
278マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:30:27 ID:???
ここは比較的暖かいから投下してみるといいよ

でも、避難所は・・・えーっと。
279マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:32:03 ID:???
さっきから流れが法の書だw
来いッッッ!
280264:2007/07/24(火) 22:33:16 ID:???
文章は苦手だが、多少は頑張った……はず。とりあえず、貼って見ます。

 全ての戦いを終え、新宿の上空でカオスドラゴンに跨るカイム。
 災いはこれで消えたのだ。
 だが、彼の心の中に、達成感などと言った感慨は一切浮かんで来なかった。ただあるのは、同時に全てを失ったという空虚だけだ。敵も、味方も、未知の世界へと足を踏み入れたカイムには存在しない。
 契約の際、言葉を失ったカイムの心中を代弁する様に、カオスドラゴン――アンヘルが口を開いた。

「……わしらは、これから……どうする?」

 声を発する事は出来ないが、契約者同士の意思の疎通は可能だ。何かしらのリアクションを起こしてくる物と思っていたアンヘルだったが、カイムから一向に何の念も送られてこない事に、心中で溜息を吐いた。
 無理も無い話ではある。戦う事が彼を彼たらしめていたのだから。最も、それは自身としても同じ事だった。
 戦いの無い世界におけるカイムや自分の存在は、必要の無い物なのかも知れない。そう考えてアンヘルは自嘲の笑みを浮かべる。

 ――そんな彼等の目の前に、一つの大きな鏡が現れたのは、本当に唐突な出来事だった。
281マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:33:51 ID:???
そっかなぁ?
避難所なら酷評もあるけど、その分アドバイスも貰えるからSS書き初心者にはいいと思うよ?

むしろこっちでの酷評のが酷い。
フルボッコにしたあげく、アドバイス?なにそれ美味いの?ってな感じだし。
282マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:34:23 ID:???
>>264
ご自由にどうぞ
夏だから意見ともつかぬ罵詈雑音が飛び交うかもしれないけど
だがネガティブな意見(批判に非ず)を受け止めてSS作者は成長していくのだよ
と別サイトで投稿しているSS作者が言ってみる。
283264:2007/07/24(火) 22:34:53 ID:???
 理を失った世界での光景よりはまだ現実的だが、完全な不意打ちにアンヘルは思わず目を剥いた。現在物を考える事を放棄しているカイムは、何の反応も示しはしなかったが。
 放心したままのカイムを置いて、アンヘルは鏡を注視した。先ほど通り抜けたゲートと同じ類のモノか? 向こう側の景色がうっすらと見える。
 眼下に広がる無機質な搭が並び立つ光景よりは余程馴染みのある雰囲気に、アンヘルの心が揺れた。

「最早、わしらに目的など何も無い。翼の赴くままに行こうか。なぁ? カイム」
「…………」

 ほんのわずかだが、背に乗るカイムが首を縦に振った。
 それを受け、アンヘルは翼をはためかせ、目の前の鏡に身を潜らせた。
284マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:35:02 ID:???
意見なら嬉しいんだ スルーが一番辛い
285マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:36:19 ID:???
>>284
わかるぞ、わかりすぎる
ついでに支援
286264:2007/07/24(火) 22:36:32 ID:???
 トリステイン魔法学院の広場の一角にて。
 使い魔召喚の儀式が、進級したばかりの二年生によって執り行われている真っ最中であった。
 次々と、大小種類様々な幻獣が、その生徒達に呼び出されているのだが、とある一人の生徒の呼び出した類を見ぬ巨大なドラゴンの姿が、場を大きくどよめかせていた。
 それを召喚した張本人、キュルケ・ツェルプストーは、自身の成した偉業を目の当たりにし、感動に身を悶えさせている。

「す、凄いわ! こんな見事な竜が呼び出せるなんて!」
「何と言う……まさかこの様な事が起こり得るとは……」

 監督役の教員、コルベールは召喚されたドラゴンの姿に、目を見張った。
 幼体のドラゴンであるならまだしも、一介の生徒が、どう考えても成体のそれを遥かに超える物を呼び出したのだ。前例の無い出来事に、誰もが感嘆の溜息を吐くばかりであった。
 が、そこで生徒の一人が、とある事実に気付き、声を上げた。

「おい! 人が乗ってるぞ!?」

 その声と共に、一斉に視線がドラゴンの背に向けられた。
 ぐったりと背に倒れ伏している鎧姿の男に、場にいる誰もが当惑の表情を浮かべる。これまた前例の無い出来事だ。
287マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:36:49 ID:???
シエンですぞ
288マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:37:20 ID:???
支援!
289マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:39:00 ID:???
期待
支援
290マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:39:16 ID:???
キュルケが召喚するのは珍しいな四円
291マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:39:22 ID:???
これはいいかもわからんね シ援
292マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:39:26 ID:???
DODか
超期待してる作者ガンガレ
293264:2007/07/24(火) 22:39:40 ID:???
 喧騒に包まれる広場に、低いが良く通る声が響き渡った。

「騒ぐでないわ。人間共め」
「「!?」」

 突然の事に、一瞬場の空気がしぃんと静まり返る。
 その声が、呼び出されたドラゴンによるものだと最初に気付いたのは、召喚者であるキュルケだった。

「嘘……あなた喋れるの? まさか韻竜だなんて……」
「よくよく凄まじいものを呼び出しましたな……ミス・ツェルプストー」
「何? わしが喋れるのが不思議だと? やれやれ……元いた世界ではないのか。ここは」

 まるで人間の様に溜息を吐くドラゴンは、横たえた身体を揺らし、背に乗る人物に視線を向けて言う。

「カイム、カイム、起きろ。どうやら、わしらは妙な事態に遭遇した様だぞ? ……ん……身体が……元に戻っておるのか?」

 呼びかけの際、自身の身体にも目が行ったドラゴンは、赤い自身の体色にその顔色を変えた。
294マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:39:46 ID:???
これは期待支援
295マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:40:15 ID:???
よりにもよって新宿エンドかよwww
296マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:40:34 ID:???
原作なんての?
支援
297マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:40:48 ID:???
フッリアエ〜支援
298264:2007/07/24(火) 22:41:18 ID:???
 一体何を言っているのか、学生達には分かってはいない。ただ、ドラゴンが喋ったという事実に驚くばかりである。
 程なくして、意識を取り戻した男は辺りを見回した。
 それを察したのか、ドラゴンはその彼にまたも声をかけた。

「……血の匂いがせんことが、これ程新鮮だとは思わなんだな。どうだ? カイム」

 男の耳に言葉は届いていない様だ。ただ、ぼぉっと辺りを見回し続ける彼の瞳には、何の色も灯っていなかった。

「……どうしたものかな。これは」

 どこか疲れた様なドラゴンのつぶやきは、誰に届くでもなく、喧騒はさらに深まるばかりであった。
299マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:42:06 ID:???
支援パス
300マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:42:44 ID:???
これは期待支援
301マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:42:51 ID:???
>>296
ドラッグオブドラグーン
ストーリーは↓のです。
ttp://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/154.html
302マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:43:05 ID:???
<<こちらスカーフェイス、支援する>>
303264:2007/07/24(火) 22:43:30 ID:???
ここまでが、今の所出来上がってる分っす。
一応続きは考えてます。
また続きが出来たら晒しに来ますサー。
304マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:44:11 ID:???
これは期待できそうですな GJ
305マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:44:40 ID:???
>>264
GJ! 続きをwktkしながら期待してますっ
306マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:45:33 ID:???
ついにきたか。きゅるきゅるが200歳だから、10000オーバーのアンヘルは桁が違うな
307マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:45:37 ID:???
GJ!
やべえ。作者は俺を続きが来るまで苦しませるつもりか!
308マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:46:06 ID:???
投下乙、これは初っ端からそそる
期待してます
309マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:46:19 ID:???
>>303
自信なさげな割になかなか良い仕事するじゃないかえ?
310マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:46:41 ID:???
GJ……良いスタートだ。
311マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:47:28 ID:???
GJJJJJJJJJJ
アンヘルに幸せ、どうか幸せを・・・!
312マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:47:34 ID:???
GJ。
これは期待できる!頑張れ
313マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:48:09 ID:???
>>301
トンクス、中々凄いストーリーだなw
314マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:48:25 ID:???
GJだけど慢心するなよ
調子乗ってやりたい放題とかないように
315マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:48:59 ID:???
バハラグが来た時並の感動だ・・・
どうか俺のトラウマを拭いさってくれ!
316マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:49:00 ID:???
次に投下するときまでにタイトル考えておくといいんだぜGJ
やっぱり鬱系救済物は二次創作の醍醐味だと思うんだ
つまり期待してるってことさ
317マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:49:16 ID:???
原作への敬意を忘れるな!
318マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:49:17 ID:???
デルでも、育てりゃ魔法は使えるのだろうか?
319マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:50:24 ID:???
今、色々プロットを練ってるんだが、無個性系主人公でも味付けしていいだろうか?
320マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:50:25 ID:???
>>318
使えたら歯止めがきかなそうだぞ

で、何か含みが無いか避難所を見てきたら・・・('A`)ナニコレ
321マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:51:33 ID:???
>>319
いいと思うけど、無個性主人公は難しいのよなあ。
322マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:52:37 ID:???
>>319
良いと思うけど、さじ加減一つで俺TUEEEオリキャラ化してしまうので注意が必要だと思う。
323マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:52:45 ID:???
新宿エンドなら、武器は全部集まってるはずだからどうだろ。デルフの武器ストーリーもみたいな。
しかし、GJ
324マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:52:50 ID:???
>>319
その辺は筆者の力量によるな。
ちっとでも甘いと、すぐにボロクソに叩かれちまうし。
325マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:53:08 ID:???
避難所は避難所と割り切った方が無難


俺的には2の終章で炎に消えた二人を召喚でも良いと思う
え、あそこは終章じゃない?俺の中で2はそこで完結していますが何か
326マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:53:30 ID:???
>>319
それは修羅の道だと思うぜ
止めはしないが、覚悟はした方がいい
327マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:54:43 ID:???
某、○島なんて原作でも個性あるキャラなのに、
二次創作では別人だぜw
328マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:55:12 ID:???
>>319
大丈夫だと思う。だが、その場合は歯止めが作者の良心だけになるから辛い。
気づいたら作者の理想(自己)投影SUGEEE! とかになりかねん。
しかも無個性系の主人公は読者(プレイヤー含む)毎に持ってるイメージが違うところも難しい。
329マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:55:57 ID:???
>>319
ぶっちゃけ難しいぞ
下手すると叩かれる可能性も
330マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:56:31 ID:???
>>325
同意だ。DOD書こうかと思ったこともあるが、2の設定ってどれも使えないんだよなあ
331マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:56:33 ID:???
>>325
九章だとカイムが四十代なんだがwww
332マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:57:46 ID:???
>264
勿論、最後は魔法学院が新宿に移転して吹っ飛ばされるんだよな?
333マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:58:32 ID:???
>>332
自衛隊フラグktkr
334マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:58:39 ID:???
>>323
それではデルがあまりに不憫すぎるので簡便。

あの世界の武器に人格があったら、間違いなく嫌なやつか、気が狂ったやつだな。
335マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:59:01 ID:???
キュルケはアンヘルとカイム、どっちと契約するんだ。
え、二人は一心同体、これは失礼しました。
336マロン名無しさん:2007/07/24(火) 22:59:16 ID:???
>>325
残りは完全に蛇足だったなw
エリスだけは嫌いじゃなかったが
337マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:00:01 ID:???
ゼロ戦じゃなくてF15になるのか。
338マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:00:29 ID:???
東京タワーには誰が刺さるんですか?
339マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:00:46 ID:???
DOD2はジスモアと愉快な仲間達の大冒険にしておけば問題なかった
340マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:00:49 ID:???
>>331
種族を超えた愛を貫き愛に殉じたおじ様は嫌いですか?
341マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:01:38 ID:???
319
覚悟した。かなり特殊なタイプなんで、イメージにズレは出てこないとは思う。
342マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:02:03 ID:???
タイミング間違ってたら赤ん坊の群れが召喚されてたんじゃあ…
343マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:02:13 ID:???
しかし、ここの住人はMが多いというか―――
ホントおまえらトラウマ大好きだな。
344マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:02:50 ID:???
そのうち、聖剣3のホークアイで書いてみたいな
職業毎に性格が違いそうだけどな
ナイトブレードなんか純正暗殺者だしなぁ〜
345マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:02:56 ID:???
アンヘルはいい萌えドラゴン
ただルイズには優しくしてやってください
あんまりそっちのキティガイっぷりには慣れていないので
346マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:02:56 ID:???
>>342
更にタイミング間違えれば妹が降臨してたな・・・
347マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:03:17 ID:???
>>338
きゅるきゅる
348ゼロのアトリエ:2007/07/24(火) 23:03:34 ID:???
ちょっと投下しますよ
349マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:03:54 ID:???
カイムはガンダールヴいるのか?
350マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:03:58 ID:???
>>343
バハムート〜もライブ〜も発売日すぐに買って何も知らずプレーしたのも私だ
351マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:04:28 ID:???
>>348
うにーー!
352ゼロのアトリエ(1/6):2007/07/24(火) 23:04:46 ID:???
早めの出席を旨とする生徒達がようやく集まり始めた、朝の教室。
とある四人が、彼女達にしかわからない会話を続けていた。
「ガラス玉?そんなもの作ってどうするの?」
キュルケが問う。たしかにガラスは高価だが、手に入らないほど高いというほどでもない。
「ガラス玉は基本だよ?宝石の代わりにもなるし、メリクリウスの瞳とガラス器具はいつか必要になるし…」
「それに、これを錬金術で作る事に意味があるんだから。」
ヴィオラートが、ガラス玉製造の必要性を強調する。
「ガラス玉でも、宝石の持つ魔力を代用できるの?」
ルイズが質問する。魔法の授業とは違い、そこに理不尽なハンデは存在しない。
「うん、一応効果は発動するし、品質そのものはいいものが…」
授業前の、四人が揃う最初の時間は、放課後の錬金術教室の企画立案の場となっていた。


ゼロのアトリエ 〜ハルケギニアの錬金術師14〜
353マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:04:58 ID:???
>>348
アトリエ来たー!

>>350
俺だ俺がいるw
354マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:05:32 ID:???
>>348
UNIEEEEEEE〜!!
355ゼロのアトリエ(2/6):2007/07/24(火) 23:05:52 ID:???
教室の扉がガラッと開き、ミスタ・ギトーが現れる。
長い黒髪に黒いマントを纏ったその姿は不気味であり、
その不気味さと冷たい雰囲気からか、生徒達には全く人気がない。
「では授業を始める。知っての通り私の通り名は『疾風』。疾風のギトーだ。」
教室中が静寂に包まれ、ギトーは満足げに頷いて授業を続ける。
「最強の系統は知っているかね?ミス・ツェルプストー。」
「『虚無』じゃないんですか?」
「伝説の話をしているわけではない。現実的な答えを聞いてるんだ。」
何かを期待するようにキュルケを見るギトー。
キュルケはその裏に気付いたが、気付かないフリをしてギトーの求める言葉を吐いてあげた。
「…『火』に決まってますわ。ミスタ・ギトー。」
キュルケはうんざりしながら、ギトーの幼稚な証明につきあうことにする。
「ほほう。どうしてそう思うね。」
「全てを燃やしつくせるのは炎と情熱。そうじゃありませんこと?」
「残念ながらそうではない。」
ギトーは腰の杖を引き抜いて、言い放つ。
「試しに、この私に君の得意な火の魔法をぶつけてみたまえ。」
「火傷じゃ済みませんわよ?」
キュルケは、目を細めて言った。
「かまわん、本気で来たまえ。その有名なツェルプストーの赤毛が飾りでないのならね」
キュルケは杖を振り、小さな火の玉を生み出す。
その玉を一メイルほどに成長させると、適当にギトーへ向けて押し出した。
ギトーはその火の玉を避ける動作もせずに、杖を横薙ぎになぎ払う。
烈風が巻き起こり、火の玉をかき消し、その向こうにいたキュルケを吹っ飛ばした。
悠然として、ギトーは言い放った。
356マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:05:54 ID:???
アトリエしぇん!
357マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:06:06 ID:???
シェー★スタ
358マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:06:45 ID:???
実は少しだけどDOD2の炎の中に消えた二人が召喚された話を考えたことがある。

しかしカイムがルイズに向かって
「あの時、世界なんかにアンヘルを渡したのがそもそもの間違いだった。
こいつは俺だけのものだ、相手が世界だろうと女神だろうともう誰にも渡さない」
とか宣言しちゃった時点で諦めた。

だって2のカイムはどう見ても純愛キャラなんだもんw
世界より自分の命より何よりアンヘルをとった愛に生きる男としか思えんwww
359マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:06:46 ID:???
うに支援
360ゼロのアトリエ(3/6):2007/07/24(火) 23:06:58 ID:???
「諸君。風が最強たる所以を教えよう。風は全てをなぎ払う。」
キュルケが気だるげに起き上がり、両手を広げた。気にすることもなく、ギトーは続ける。
「不可視の風は、諸君らを守る盾となり、敵を吹き飛ばす矛となるだろう。」
「そしてもう一つ、風が最強たる所以…」
ギトーは杖を立てた。
「ユビキタス・デル・ウィンデ…」
低く、呪文を詠唱する。
しかしその時、教室の扉がガラッと開き、緊張した顔のコルベールが現れた。
「ミスタ?」
ギトーは眉をひそめた。
コルベールは妙にめかしこんでいたのだ。
頭に金髪ロールのカツラをのせ、ローブの胸にはレースの飾り。
ご丁寧に靴まで趣味の悪い金箔で飾り立てていらっしゃるようで。
「あやや、ミスタ・ギトー!失礼しますぞ!」
「授業中です」
「おっほん!今日の授業は全て中止であります!」
コルベールは重々しい調子で告げた。教室から上がる歓声に、コルベールが手を振って答えたまさにその時。
金髪のカツラが「しゅるっ」という軽妙な音を立てて滑り落ちた。
教室中の生徒が、コルベールから目をそらして必死に笑いをこらえる。
361ゼロのアトリエ(4/6):2007/07/24(火) 23:08:02 ID:???
一番前に座ったタバサが、コルベールの禿頭を指差してぽつりと呟いた。
「滑落注意」
教室が爆笑に包まれた。

コルベールは顔を真っ赤にして怒鳴った。
「黙りなさい!ええい、黙りなさいこわっぱどもが!」
とりあえずその剣幕に、教室中がおとなしくなった。
「えーおほん、本日は恐れ多くもアンリエッタ姫殿下が、この魔法学院にご行幸なされます」
教室がざわめきに包まれる。
「そのために本日の授業は中止。正装し、門に整列する事。」
生徒達は、緊張した面持ちで一斉に頷く。
コルベールはたっぷりと生徒達を見渡してからようやく満足し、重々しげに首を縦に振った。
362マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:08:35 ID:???
支援
363マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:08:56 ID:???
こっぱげは頭にうにを乗せればいいんじゃね?支援
364ゼロのアトリエ(5/6):2007/07/24(火) 23:09:11 ID:???
整列した生徒達は杖を掲げ、しゃん!と小気味良い音を響かせる。
魔法学院の正門をくぐって、王女様ご一行が姿をあらわした。
馬車が止まり、玄関と馬車の間に非毛氈のじゅうたんの道が作られる。
「トリステイン王国王女、アンリエッタ姫殿下のおなーーりーー!」
そのように告げられたのだが、しかし、最初に姿を現したのは四十過ぎの痩せこけた男であった。
がっかりである。
生徒達の落胆を見て取った男は、意に介した風も無く馬車の横に立ち、続いて降りてくる王女の手を取る。
生徒達の間に歓声が沸き起こった。

「あれがトリステインの王女?ふん、あたし達とそう変わらないんじゃない?」
キュルケがつまらなそうに呟く。
「そ、そうかな?綺麗な人だと思うけど…」
問われたヴィオラートはそう答え、何気なくルイズに視線を送るが…
ルイズは顔を赤らめ、惚けたように何かを見つめている。
その視線の先には、羽帽子を被り鷲の頭と獅子の胴を持つ幻獣に跨った、りりしい貴族の姿があった。
脇を見ると、キュルケもいつの間にか赤い顔で羽帽子の貴族を見つめている。

そんなにいいのかなあ、と思いつつ、ヴィオラートはその貴族をじっくりと観察してみる。

ヴィオラートはその貴族に違和感を感じた。何かと似ているのに違う、本物とそれを装っているものの違い。
何が本物でなにが装っている…偽者なのか。具体的な言葉が、なかなか思い浮かばない。
365ゼロのアトリエ(6/6):2007/07/24(火) 23:10:14 ID:???
その貴族が通り過ぎ、従者の列も通り過ぎ、生徒達も散会し始めた後になってようやっと思い至る。
(どこがというわけじゃなくて、全体的に…ロードフリードさんと雰囲気が似てるんだ。)
礼儀正しい振る舞い、隙のない動作、そしていつも浮かべる微笑。
(似ているけど違う。それも何か、致命的な違い…)
ヴィオラートは、穴の開くほど観察したその微笑を何回も思い出して、手がかりをつかもうと考えた。
ルイズを見たときの微笑、アンリエッタを見たときの微笑、学院に向けた微笑…
そして、ルイズがわずかにその貴族から視線を外し、アンリエッタを見た瞬間の彼の表情にたどりつく。
特別に、違和感を持って観察して見なければわからないような刹那。ルイズに向けられた酷薄な眼差し。

彼は何かを装っている。もしかしたら、全てを。
ヴィオラートは一抹の不安を抱えながら、人気の消えた玄関先をあとにした。
366ゼロのアトリエ:2007/07/24(火) 23:11:50 ID:???
投下終わり
367マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:12:57 ID:???
毎度のことながらアトリエさんの投下時はピッタリ雑談が止むなw
368マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:13:05 ID:???
乙です

ヴィオラート鋭いよヴィオラート
あと4人は着実にれ錬金術師になってますねw

>>358
どっかの新人類(笑)にも見習って欲しいもんだぜ
369マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:14:14 ID:???
乙です!
もはやいろんな使い魔から本性見破られるワルドが怪しいおっさんにしか見えない
370マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:14:48 ID:???
>>363
育毛剤「種子」を作ってもらえばいいと思うよw

>>366
GJです、ルイズ達は順調に錬金術の勉強してるなw
371マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:14:53 ID:???
7万の軍勢につっこむチ○コを想像してしまった
372マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:15:27 ID:???
>>369
ワルド→ロリド→ペドロ

つまりはこういう事か
373マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:16:09 ID:???
>>371
七万人の*に突(ry
374ゼロガー:2007/07/24(火) 23:16:13 ID:???
「こりゃまた随分とグレイトなイベントだな、でもチェリーボーイにゃちょいと刺激が強すぎるぜ」
校舎よりもなお高くそびえ立つ巨大オシリスを見てちょっぴり頬を染めながら言い放つゴールデンボーイズのリーダー
意図的なものなのかそれとも偶然か腰から下が桜の木と融合したオシリスは胸元から下腹部にかけてを覆う樹皮状の
生体装甲が欠落した状態−つまり【全裸】−だった
腰を抜かしたりハアハアしたり黒ミサを始めたりと色々カオスなギャラリーを尻目に美しい裸身を晒したオシリスが
谷間に大の大人を楽々挟めるんじゃないかという超乳を揺らし蛸が陸上を移動するように地面から引き抜いた根を
のたくらせて前進を開始すると巨大オシリスの前に整列し拳を打ち振って「おっぱい!おっぱい!」を連呼していた
一団が巨根(笑)に薙ぎ払われて宙を舞う
最前列にオールド・オスマンがいたようだがきっと気のせいだ
「ここは僕の出番だな…」
阿鼻叫喚の大混乱の中ひとりの男が立ち上がる
その名はギーシュ
「ふんっ!」
マントに服に靴まで脱ぎ捨てブーメランパンツ一丁になったギーシュは一斉に注がれるイタい視線をものともせずに
ボディービルダーのごとくマッスル・ポーズを決めていく
そして充分に気を練り魔力を高めたギーシュは鍵となる呪文を叫ぶ
「あるてぃめっと・むーっ!」
叫ぶ
「むーーっ!!」
叫ぶ
「むーーーっ!!!」
ドキュラキュラキュラキュバババババババッ!!
一瞬にして青銅に変えられたギーシュの足元の地面が渦を巻き天に向かって伸びてゆく
巨大オシリスに匹敵するサイズのそれは次第に形を整えていきパンツ一丁のマッチョ(略してパンチョ)な戦士の姿を取る
古代ギリシャ風の兜を被り右手に剣を持ったその姿はまさしくコロムビア映画「アルゴ探検隊の大冒険」(1963)に
登場した青銅の巨人タロス

投下終了
375マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:16:29 ID:???
>>371
ご立派な御方のことかーっ!
376マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:16:49 ID:???
>>372
貴様はアストロノーカを侮辱した。
377マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:17:22 ID:???
>>372
エクセルサァァン!
378マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:18:12 ID:???
>>377
銀魂のとなりのペドロかも
379マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:18:17 ID:???
アンヘルって…公式で雌だったんだね…知らんかった…
380マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:20:33 ID:???
アトリエさんお見事!
>>334
推察された通り、武器ストーリーで確認された二本の斧は殺人狂と病んだ盗賊でした。
意外とそのものズバリのインテリジェンスは少なかった。
381蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:21:56 ID:???
これから投下しようと思うけど予定はないよね?
382マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:21:59 ID:???
単一性とされているが、アンヘルは女性に近かったわけで
383マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:22:44 ID:???
キュルケが召喚したってことはガンダールヴとか関係なしに普通の使い魔になるのか
384マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:22:56 ID:???
ヒャッハー!投下ラッシュだぁ!!
385マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:23:21 ID:???
投下!投下!
386マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:23:57 ID:???
>>382
反対じゃないか、カイムと出合ったから女性っぽくなっていったとか
387蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:24:30 ID:???
午後

彼女は授業を終え自室に戻る最中だった。
当然カイトも一緒だ。
今日は何もなく、いい気分だった。
周りのものがあからさまに彼女に皮肉を言わなかったのである。
また、昨夜つっかえたものを吐き出したこともあるだろう。
いつもと変わらない世界が新しく見えた。

そんな感じで廊下を歩いているとメイドが突然声をかけてきた。
ルイズはその声に振り返るとそこには自分よりはるかにスタイルのよい少女がいた。
この生意気な体の女は誰?

「えと、あなた誰だったっけ?」
その問いに慌ててメイドは答える。
「え、あ!す、すいません。私はこの学院のメイドをさせてもらっているシエスタといいます。
 昨日のギーシュ様の件についてのお礼をしたいのですが・・・」

そこまでいわれルイズは思い出した。
そうだ、あのときギーシュにひたすら謝ってた・・・。
388マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:24:34 ID:???
支援
389マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:25:28 ID:???
支援
390蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:25:34 ID:???
話を聞くとどうやら自分の不手際を助けてくれた2人にお礼がしたいらしい。
どうか厨房まで来てくれないか、と彼女は頼んだ。
だがその誘いをルイズは断った。

「別にいいわよ。あれは勝手にやっただけの事だから」
「で、でも」
食い下がるシエスタを見てルイズはカイトを見る。
「私は休んでいるから、あんただけでも行って来なさいよ」
「・・・ハアアアアア」

それじゃ、と言ってルイズはその場を去った。
残されたのはシエスタとカイトの2人だけ。
彼女はルイズを誘うのを諦めたのかカイトの方を見て微笑む。
「それでは、こちらにいらしてください」
そういってカイトを連れ出そうとする。
了解したのかカイトは声を出した。
「・・・ハアアアアア」

ビクッ!

彼女の反応は分かりやすかった。
普通なら、「わかった」とか言う所をいきなり唸るともため息とも取れない声を出したのだ。
ルイズだって未だに慣れていない。
震えながらも彼女は声を出す。
391蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:27:37 ID:???
「あ、あの。あなたは平民の使い魔なんですよね?」
「・・・ハアアアアア」

こればかりははっきりいって相手が悪い。
少し涙目になりながらシエスタはカイトを厨房へと連れて行った。
何度か勇気を振り絞って話しかけてみたがすべて撃沈だったと言う・・・。

場所は変わり厨房
待っていたのはコックとその料理長である。
「『我等の剣』が来たぞ!」
彼はうれしそうに大声で言う。
どうやら歓迎しているようだ。
「よくシエスタを助けてくれた。あの生意気な貴族がお前にコテンパンにやられた時はスカッとしたぜ」
「・・・ドウモ」
彼は豪快に笑う。
マルトーはカイトを無理やり椅子に座らせご馳走を持ってくる。
それを見て彼は不思議そうにそれを見る
コレハナニ?

「The World」では食料などない。
仮想の世界なのだから当然だ。
だからカイトにとってそれは未知のアイテムにしか映らなかった。
ご馳走を出しても何も反応しないカイトにマルトーは不思議そうな顔をする。
392マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:27:48 ID:???
支援
393蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:28:48 ID:???
「The World」では食料などない。
仮想の世界なのだから当然だ。
だからカイトにとってそれは未知のアイテムにしか映らなかった。
ご馳走を出しても何も反応しないカイトにマルトーは不思議そうな顔をする。

(もしかしてこいつロクなもの食わされてねえんじゃないのか?)

彼はカイトが作られたモノだとは知らない。
だからカイトのことをこう曲解した。

ご馳走に反応しない→今までロクな物を食わされたことがない
→主人がそうするようにした→その主人→貴族=敵!

ぜんぜん違う。というか論点がずれている。

「けっ!これだから貴族ってやつは!」
394マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:29:44 ID:???
ビリーズブート支援!
395蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:29:52 ID:???
だがカイトはそれを否定する言葉を出すことは出来ない。
彼がヒートアップしていくのにシエスタは気づいた。
この悪くなってきた空気をかえようとカイトに声をかける。
「あの、カイトさんって言うんですよね?これはシチューって言って・・・」
そういってスプーンを持たせシチューをすくわせる。
一から教えていくシエスタはまるで出来の悪い弟を見る姉のようだった。
カイトは難しそうにスプーンでシチューをすくい口に入れる。
瞬間、彼は満たされていく感じがした。

なるほど、ルイズが厨房に行けとあの日言われたのはこのことだったのだろう。
口の中の料理が彼の舌を刺激する。
以前グルメのカードを送られたときは「ナイ」と返した。
だが今なら彼は「シチュー」と返すだろう。
普通の人間なら当たり前の事が彼にとっては革命に近かっただろう。
396264:2007/07/24(火) 23:29:54 ID:???
支援アンド、これが終わったら投下していいかな?
397マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:31:17 ID:???
>>396
いいですとも!
398蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:31:18 ID:???
シエスタは一心不乱にシチューを食べるカイト見て不憫に思っていた。
それほどまでにひどい物しか食べてこなかったのだろうか、と。
そして、無邪気な子供を見ているようで、かわいいとも思ってしまった。
最初は怖かった。何者も寄せ付けない雰囲気に。
でも、助けてくれた。
決闘のときは怪我をすると思った。
自分のせいで。
だけど、彼は勝った。

シエスタは微笑んだ。
いつの間にか周りはにやついている。
いつもなら顔を赤くさせ、逃げてしまうところだが、
今日ぐらいは良いだろう。

(もっと、あなたのことが知りたいです。カイトさん・・・)

次に来たときは自分の料理をご馳走させようと誓ったシエスタだった。
399マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:32:07 ID:???
今日は投下のペース早くいいな!支援!
>>396
投下するなら蒼炎さんの感想が終わったらカモン
400蒼炎の使い魔:2007/07/24(火) 23:32:45 ID:???
今回はここまで。
そろそろ街&ギーシュ後始末イベントかな?

>>396 GO!!
401マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:33:15 ID:???
>DOD
美形の若いチンピラ男に口の悪い年増女が惚れて行く話
402マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:35:24 ID:???
カイト食事するのあんまり理解できてないんだなw
乙&GJ!
403マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:37:20 ID:???
>>336
スホーイだったりして。 >>386
かもね。
404マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:37:44 ID:???
そういえばカイムとアンヘルって実は死ぬ直前に救われたんだな
参考 http://www.nicovideo.jp/watch/sm240868
405マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:37:51 ID:???
カイトが個人的に好きだからGJ!なんだぜ。
料理にデータドレイン……なんでもないぜ!次カモン!
406DOD&M:2007/07/24(火) 23:38:52 ID:???
タイトルは思いつき。ドラッグオンドラグーン&メイジって感じで。
んじゃ、短いですけど、行きます。

 騒ぐ他生徒達を置いて、キュルケは契約の為にドラゴンへと近づいたのだが、ここで一つの疑問が浮かび上がった。

「ミスタ・コルベール。こういう場合、どちらに『コントラクト・サーヴァント』をすればいいのかしら?」
「む、そ、それは……」

 話を振られたコルベールは、困り顔でドラゴンと男の姿を交互に眺めた。こんなことは前例が無いため、教員とは言え迂闊に口出しをする事が出来ない。
 代わりに答えを返したのは、先ほどから溜息の絶えないドラゴンだった。

「娘。その言葉からするに、わしらと契約の類を履行しようと言うのか?」
「え、ええ。使い魔としての契約を結びたいのよ」

 使い魔という単語に、少しばかりその表情を歪めたドラゴンであったが、それも一瞬のこと。不意に優しげな視線をカイムと呼んだ男に向けてから、言葉をつむいだ。
407マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:39:43 ID:???
アンヘルに契約って言ったら有無を言わさず
心臓を交換させられそうだな…
キュルケの一番大事な体の一部ってドコ?
408マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:40:38 ID:???
続き早いな支援

>>407
オパーイ?
409マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:40:49 ID:???
>>407
胸>>>>>>超えられない壁>>>>>>その他
410マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:41:22 ID:???
>>407
ちーっちっちっちオッパーイぼいんぼいーん
411DOD&M:2007/07/24(火) 23:41:50 ID:???
「どうせ、生きる目的を失ったわしらだ。よかろう」
「やった!」

 キュルケの顔に、ぱぁっと輝く様な笑顔が浮かんだ。

「娘、カイムとわしは、契約によって命を共有する、いわば一心同体だ。そのどちらと契約しようと、結果は同じ事になるであろうよ」

 その言葉を受け、キュルケはじっとカイムの姿に目を向けた。
 (中々の、いや、かなりのいい男じゃない……ちょっと呆けた顔をしてるけど、これはいいわね……)
 心中の呟きと共に、『コントラクト・サーヴァント』をかける相手を決めた彼女は、横たわるドラゴンに声に言う。

「そう、じゃ。その契約を行うから、背中失礼していいかしら?」
「わしらの主人になろうというのだからな、背中に跨る事にいちいち断りを入れる事もなかろう」
「あら、話が分かるドラゴンさんね。では早速」

 そうして、『フライ』を使い、ドラゴンの背に乗るキュルケ。魔法の行使を前に、ドラゴンは「ほぉ」と感嘆の息を漏らした。
 韻竜がたかだか『フライ』如きに……と、その場にいる誰もが思ったが、それはよもや別世界からの住人を召喚した等と誰も思っていない為だ。
 空を飛んで、目の前に現れたキュルケに、カイムはようやくその表情を変えた。
412マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:43:22 ID:???
命ときたかw支援!
413マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:43:50 ID:???
>>409
てめぇ!あの唇に価値がないと申すか!
414DOD&M:2007/07/24(火) 23:46:00 ID:???
「我が名は、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ……」

 そっとカイムに口付けたキュルケ。カイムは何をするでもなく、ただじっとしながらそれを受け入れた。

「変わった契約の仕方だな……わしらの場合とは随分勝手が違う。どうだ? カイム。乙女の唇の味は」

 冷やかす様にして言ったドラゴンの言葉に、キュルケは何故か若干の嫉妬が見え隠れした風に感じていた。それが何故かは分からないが。
 当のカイムからは反応は返ってこない。不思議そうにキュルケに視線を送るばかりだ。
「……ッ!?」
「……? ほう、これは……ルーンか何かか?」

 そして、同じタイミングでドラゴンとカイムは身を震わせた。
 ドラゴンには左の前足、カイムにはその左手の甲に、使い魔のルーンが刻まれていく。
「そう、使い魔のルーンよ。これで契約は無事完了」
「ふむ……わしらの契約とは随分勝手が違うな……まぁいい。では、娘よ、これからよろしく頼むぞ」
「こちらこそ。ええと、カイム、でいいのよね? 貴方もよろしく」
「…………」

 相変わらず言葉を発しないカイムだが、使い魔としての契約のおかげか、キュルケの頭の中には彼が送った念を受け取ることが出来ていた。
 随分と素っ気無かったが、カイムの肯定の意を受け取る事ができ、彼女は満面の笑みを浮かべるのだった。

「よく分からん事態だが……この世界では、わしらは平穏に暮らせればいいな。カイムよ……」

 ポツリと漏らし、ドラゴンは長く生きてきた中で、初めて自身に慈愛の情がある事を悟った。
 余談だが、この後、ゼロのルイズが『サモン・サーヴァント』により平民を呼び出し、今年度は前代未聞の使い魔召喚の儀として、トリステイン魔法学院で語り継がれるようになるのであった。
415マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:46:08 ID:???
>>413

俺、唇よか胸にキスしたいぜ支援
416マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:47:30 ID:???
>>415
あの赤毛にキスしたい俺は間違っているか?
417DOD&M:2007/07/24(火) 23:47:31 ID:???
とりあえず、短いけどキリのいい所までは書いておきたかったんで、こんな感じで。
続きは明日かな。
418マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:48:05 ID:???
>ドラゴンには左の前足、カイムにはその左手の甲に、使い魔のルーンが刻まれていく。

キュルケが召喚したのに虚無の使い魔になってるのか?
419マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:48:10 ID:???
>>413
フッ。愚問だな。確かに唇もすばらしいが
胸にかなう人体器官などない!
支援
420マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:48:26 ID:???
2のレグナが父性的なところを見ると、どう表れかって気がする。
421マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:49:00 ID:???
>>418
普通の使い魔もルーンは浮かぶ。
422DOD&M:2007/07/24(火) 23:49:15 ID:???
あ、ちなみに、こいつらはガンダールヴとかじゃないという事は明言しときます。
423マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:49:54 ID:???
>ゼロのルイズが『サモン・サーヴァント』により平民を呼び出し
サイト(?)も出てくるのか、こりゃあいい!!
424マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:49:59 ID:???
>>421
それならわざわざ左手にする必要無いんじゃないか
425マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:50:04 ID:???
アンヘルって自衛隊の戦闘機にも勝てるハイスペックなドラゴンだよな?
426マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:50:24 ID:???
ルーンの刻まれる位置って伝説のアレ意外は関係ないんじゃないかな?

ぶっちやけ右手だろうが左手だろうが足の裏だろうが腋の下だろうが額に肉って刻まれようが
427マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:50:27 ID:???
>>418
左手や右手や額や胸にルーンが浮かぶ使い魔が全て虚無の、ってわけじゃないんじゃないのかな
428マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:51:10 ID:???
DODのドラゴンのブレスや魔法はエルフの血で染めた鎧でしか防げないんじゃなかったっけ
429マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:51:21 ID:???
>>426
まて、最後の一つは、友情とか色々でえらい強化されそうなのだガ?
430マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:51:22 ID:???
左手じゃない意味も特にないだろう
431マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:51:42 ID:???
>>424
サイトも居るし話のネタとかになるのでは
432418:2007/07/24(火) 23:51:54 ID:???
いや、使い魔にルーンが刻まれるのは知ってるが
カイムもアンヘルも左手で限局してるから
何か意味あるのかと勘ぐってしまったんだ。
433マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:52:23 ID:???
GJ
434マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:52:30 ID:???
>>429
ひらがなでにくにすると五体バラバラにされたあげく別々に人質にとられそうだな
435マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:52:43 ID:???
知ってるか
DODの連中の契約印はマンコの中とかに出てるやつもいるんだぜ
436マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:53:20 ID:???
>>424
普通のはどこに浮かぶか原作中で説明されてないからサイトと一緒にしたんじゃね?
437マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:54:56 ID:???

そういやこのカイムは喋れないんだよな。

「生憎だが娘。我はすでにこのカイムと契約しておるでな。残念だが他をあたってくれ。」
とかにならなくてよかった。
438マロン名無しさん :2007/07/24(火) 23:55:58 ID:???
ミスリード誘ってるのかと思えば、作者自らネタバレか。<左手にルーン
439マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:56:26 ID:???
カイムは舌に紋章が刻まれてるはず
440マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:57:21 ID:???
>>435
陰茎なら一人いるが、それはない。下腹部一人、無理を言うなら、子宮(膣)内が一人くらいだ。
441マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:57:24 ID:???
>>407
待った。かの偉大なるハンチさんの例がある。
突然男子たちから相手にされなくなり「どうして…」となる可能性も。
442マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:58:33 ID:???
でもハンチさん普通に萌えるんだが
443マロン名無しさん:2007/07/24(火) 23:59:15 ID:???
おまえらDODの契約じゃなくて
ゼロ魔の契約なんだから少しは希望と言うものをだな(ry
444マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:00:10 ID:???
希望や救いのあるDODなんてありえない
445マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:00:03 ID:???
フリアエの女神の紋章はピーにも刻まれてたと思う
446マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:00:35 ID:???
DODの契約は代償が大きい分、得られるものも大きいな
447マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:00:48 ID:???
DODに希望など存在しないwww無用の長物w
448マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:01:15 ID:???
どうせ・・・どうせこの世界にも赤さんは来てしまうんだ・・・
449マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:01:31 ID:???
走り出した欝衝動はもう止まらない

SoundHorizonから誰か召喚できんか
どいつもこいつも死亡フラグ立ってるけど
450マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:02:00 ID:???
キュルケが持っていかれるのは魅力とか美貌とか、その辺だと思う。
451マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:04:18 ID:???
メイジなら魔法の才能じゃね?もっていかれるの
452マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:04:59 ID:???
微熱な恋心が持ってかれると見た
453マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:05:11 ID:???
外見変化なしのまま、フェロモンというか色気をもっていかれる

マジレスすると、ルイズ側の世界の契約なら無問題だろう
454マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:05:26 ID:???
ゼロのキュルケ。
語呂悪いw
455マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:05:29 ID:???
>>449
つまりぴこ魔神か
456マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:05:37 ID:???
豊満な胸もってかれたら楽しいかな?
457マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:06:31 ID:???
>>448
とりあえず、ワルド辺りがおかしくなってから考えよう。
458マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:06:47 ID:???
スパロボ補正であの伝説巨神がハッピーエンドを向かえる事ができたんだ
俺は二次創作の可能性を信じてみたい
459マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:07:15 ID:???
対人関係の要領のよさを持っていかれた結果、みくるみたいになるキュルケ
460マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:07:39 ID:???
>>459
俺がもらっていきますね
461マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:07:41 ID:???
>>456
ペッタンコになるのか引き千切られるのかで話が変わってくる。
462マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:08:11 ID:???
>>458
そのスパロボですら選択次第でバッド行き!
463マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:09:09 ID:???
>>445
それが膣内だったかな。しかし、フリアエは不憫。2ではあんなのの材料にされて……
464マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:10:22 ID:???
ご立派様が来てらっしゃる
ありがたや、ありがたや
465マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:10:43 ID:???
>>449
ピコマリを呼び出して伝説の魔神を呼び出す呪文を教えてもらうけど、唱えられないわけだなw
466マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:10:43 ID:???
>>458
そこで無限力のみ召喚
原作通りサイトが召喚されたと思ったら、ガンダールヴではなくイデゲージが
ルイズがツンだとゲージ上昇、デレるとゲージ下降
ツンの度が過ぎると全裸エンド
467マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:12:04 ID:???
幼児殺人エルフの奥様は子宮だったよな?
468マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:12:26 ID:???
>>466
なんかPS2のゼロ魔ゲームみたいだw
469マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:12:46 ID:???
>>455
一瞬、わぴこ魔神と読めたw
470マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:12:54 ID:???
>>455
どのメイジがあの逆再生な召喚呪文をとなえられるんだよw
471マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:14:14 ID:???
折角DODとのクロスなんでテファも性格変えてみよう。
・・・・・あれ、おかしいな隠れ里の子供が居なくなってしまうぞ?w
472ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:15:05 ID:???
投下予定ある?
ないならいくけど
473マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:15:41 ID:???
>>469
ピンク色の空飛ぶ金魚でも召喚するのか
474マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:16:13 ID:???
>>471
幼児食いエルフと混ぜるな危険ww
475マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:16:15 ID:???
>>467
失ったのは子宮だが、位置は下腹部。
476マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:16:41 ID:???
エルフの若奥さまは子供好きなので
子供を作る器官の子宮を機能不全にされた
紋章はお腹に

フリアエは実兄とファックしたいと願ってたので膣内に
視姦マニアの先生は目
成長したいと願ってたガキは成長する時間を停止
口先三寸が得意だったカイムはしゃべれなくなり
見栄えの良さを重視してたやつはハゲになった

すくいようがない
477マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:18:37 ID:???
>>476
カイムは他人とのつながりを求めていたから声なんじゃなかったか?
478マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:18:38 ID:???
>>472
イインジャナイカナ
479ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:18:49 ID:???
 まだ日の昇らぬうちにアルビオン王党派の諸氏は散って行った。
 全員が孔明の指示に従ってのことである。彼らのなすべきことは3つ。
 1つ。アルビオンに、情報収集を主目的とした工作機関を作り上げること。
 1つ。各国の王族や貴族に支援を働きかけること。
 1つ。レコン・キスタの分断工作。
 新政権となったレコン・キスタは歴史の例に倣い、粛清により多くの血が流れるだろう、というのが孔明の見方であった。いや、すで
に血は流されている可能性がある。その血をより多く流させる必要が、敗者であるアルビオン王家にはあった。
「いくら必要とはいえ、忠臣の血が流れるのを見るのは忍びない。」
 と、国王は嘆いたが、ことここに至ってはもはや他に方法もない。
 第1のグループはさっそくラ・ロシェールに出発した。目的はすでに述べたようにスパイ機関である。
 コンピューターである孔明にとって、情報は非常に重要なファクターを占める。得た情報を分析することによって、バビル2世に的確な
アドバイスを送ることができるのだ。ゆえに、これは事実上アルビオンの命運を握るグループと言ってよい。
 第2のグループはゲルマニア、ガリア、そして当然トリステインに行き、政治工作を行うことである。仮にも王政を敷く国である以上、
反王制を唄う連中は、裏ではどうかともかく、敵である。反レコン・キスタを主張する人間がやって来たのを粗末に扱うことなど表立って
はできるはずもない。表立って圧力をかけられないのだから、裏からかけるしかない。その前に、かつての人脈を駆使して政治活動を
行い、支援を取り付け、世論を誘導するという役割がある。このグループは王の側近、大臣などが当たることになった。
 第3のグループは、手紙である。つまりレコン・キスタを混乱させるための偽書(偽手紙)作戦である。いかにも内通しているような
手紙を、発見されやすいように送る。あるいはそういった手紙を屋敷に忍び込み、隠し、その上で「あそこの屋敷の誰某様は王党派で
今でもこっそり連絡をとっている」などと密告する。ターゲットは純粋にレコン・キスタを支援している貴族、実力者、優秀な人材である。
知らせを受けて駆けつけたレコン・キスタの巡邏により捕らえられたターゲットは、実際にやっていないのに自白を強制され、その挙句
処刑される憂き目となった。
480マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:20:03 ID:???
セエレなんか体は子供のままなのに精神は成長してるから2の時点では
24歳なんだぜ、性欲はあるのに体が成長しないとか欝すぎる。
まさに体は子供、頭脳は大人
481ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:20:04 ID:???
 魔法を使えば真偽はすぐにわかるのではないか、と思うかもしれない。しかし、これから出世する可能性の高い人間を妬む連中も
多く、無理矢理に処刑してしまう例も少なくなかった。疑いが晴れ拘束を解かれても、レコン・キスタに不信感を抱くようになった者も
増えていき、この作戦で徐々にレコン・キスタは力を失っていくこととなる。だがそれは後の話である。今はまだそのことを予知している
ものは孔明以外にいない。
 国王はトリステインの首都、トリスタニアに移ることになった。正確にはトリステインに縁戚のある貴族の親戚の持つ、トリスタニア
郊外の屋敷に移ることになった。ここで療養をしながら、裏からアルビオン王国解放組織を指示するのである。もっとも、実際の指揮は
側近の大臣と、息子であるウェールズ、今は白昼の残月がとることになるであろう。
 が、その残月は、国王と別れタルブの村に残ることとなった。
「裏方として働く私ですが、今は国王以下アルビオンの民を助けてくださったショウタロウ老人に、ぜひお礼をしたいのです。」
 と、農作業を手伝いつつ組織を裏から指示することになった。まあ、それは表向きの理由なのは言うまでもない。。
 もっとも残月の意中の相手は、
「妙なファッションセンス……。それに、もうじきお休みも終わるし学院に帰らないと。」
 と、アウトオブ眼中であった。
 さて、残月が率いるアルビオン解放組織の裏の部隊であるが、
「ぜひ、ビッグ・ファイア団と名づけさせてもらいたい!」
「却下だ。」
 なぜかバビル2世の偽名をつけたがる残月と、嫌がるバビル2世というわけのわからぬ争いの原因になっていた。
「でしたら、しばらくの間、仮の名として「BF団」と名づけてはいかがかな?」
 そう提案したのは策士・孔明。バビル2世は渋々許可をしたが、はしばみ草を薦められる承太郎みたいな顔になっていた。
482ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:21:35 ID:???
 バビル2世たちは一足先にトリスタニアの王宮へと、事の次第をアンリエッタに報告に向かった。
 乗っているのはタバサの使い魔だ。ロプロスで行くという提案もあったが、
「どこに着陸させるのか?」
という話になり、シルフィードで行くことに決定した。おそらくアルビオンが落ちたことはすでにトリスタニアの王宮に伝わっているはずで
ある。王宮は戒厳体制を敷いているだろう。そんな場所にロプロスで行けば、パニックでどうなるかわかったものではない。
 事実、風竜でしかないシルフィードさえ、到着後に警備兵にあっという間に包囲された。
 一騒動ありそうなところ、現れたアンリエッタ王女に、ことの仔細を報告する。
「わたくしがウェールズさまのお命を奪ったようなものだわ。裏切り者を、使者に選ぶなんて、わたくしはなんということを……」
 ルイズとバビル2世だけを私室に通し、話を聞いたアンリエッタは取り乱した。涙ぐんで「姫様、しっかりしてください。」と介抱する
ルイズ。ルイズたちにはウェールズが生きていることを教えていない。なんというか、二重の意味でいたたまれず、見ていられない。

「ハクション!」
「お、兄ちゃん、地上に来て風邪でも引いたか?」
 ショウタロウ老人の手伝いをしている三男が、くしゃみをした残月へ振り向く。
「そうかもしれません。やはり上とは風が違いますね。そういえば、シエスタさんは?」
「ん?いまごろ荷造りでもしてるんじゃねえか?明日で休みは終わりのはずだからな。」
「な、なんだってー!?」
 驚愕する残月。三男に猛烈な勢いで攫みかかった。
「ど、どこです!?どこのお店に勤めてるんですか!?」
「み、店!?ち、ちがう!その、苦しい…。いや、店じゃなくて……学校の食堂に勤めてるんだよ。兄ちゃんと一緒に降りてきた貴族の
お嬢さんたちがいたろ?あれが通ってる学校だとよ。」
「なんですと!?ふむ。ですが、これは好都合というもの。一度で二つの目的が達成できるとは!して、学校はどこに??」
483ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:22:37 ID:???
「ええ、死んで欲しくなかったんだもの。愛していたのよ、わたくし。」
 ……辛い。
 見ていてこれほど辛いことがあるだろうか。死んだ(と思っている)ウェールズへの変わらぬ愛を主張するアンリエッタ。だが、ウェー
ルズは変な仮面をかぶって、新たな恋に生きようとしている。見ていて、辛い。
 こう、いっきにばらしてやりたい気がするね。原先輩のように後ろから刺しそうだね、アンリエッタ。
「おやおや。一国の王女ともあろうかたが大人気ない。これでは士気にかかわりますぞ。」
 いつの間に部屋に侵入していたのか、孔明が口元に涼しげな笑みを浮かべて立っていた。
「ど、どちら様でしょうか……?」
 あまりの胡散臭さに思わず警備兵を呼ぶことも忘れてしまうアンリエッタ。
「策士・孔明と申し上げます。国王の下、アルビオンの総指揮権を任されていたものです。ウェールズ皇太子に王女の補佐をして欲し
いと頼まれ、この者たちとともに参上いたしました。」
「ウェールズ様が……」
 ウェールズに頼まれた、という言葉を聞いておもわず身を乗り出す。
「はい。ぜひきみの力を愛する従姉妹に貸してほしい、と請われましたゆえ。死に行くものの頼みを断れず……」
「そうですか……ウェールズさまが……」
 王女のまぶたの裏に、愛するウェールズ王子の姿が浮かび上がる。しかし、すぐにあることに気づき、意識を取り戻す。
「しょ、証拠は。証拠はあるのですか??」
 あやうく素直に信じてしまいそうだったことを恥じつつ、疑問を口に出す。そうだ、ウェールズさまがこの者を推挙したなどという証拠
などない。どこかでウェールズさまの死を聞きつけた不埒者が、自分を騙そうとしているのか。
「証拠ですか。この孔明、その点抜かりはございませぬぞ。」
 孔明は何かを投げるような動作をし、
「風吹く夜に」
 と呟いて、ウッフフと嗤った。その言葉を聞いた途端、アンリエッタの目に涙が滲み、あふれ出す。わななき崩れ、顔を手で覆って
「ウェールズさま。」
 と何度も叫ぶ。
「これでもはや何も問うことはありますまい。」
「ええ。その言葉を伝えたということは、あなたはよほどウェールズさまに信頼をされていた方なのでしょう。ウェールズさまが信じた
お方なら、わたしも信じることができます。」
484支援:2007/07/25(水) 00:22:50 ID:???
 
485マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:22:53 ID:???
しもべの人はどんな執筆速度なんだよw支援
486マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:23:22 ID:???
支援
487ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:23:54 ID:???
「わたくしは、現在そこのラ・ヴァリエール嬢の客分となっております。さ、ルイズ様。」
 ルイズはあまりの急展開に呆けたようになっていたが、その一言でようやく我にかえった。孔明が指から何かを引き抜くような仕草
を見せる。
「姫さま、これ、返します。」
 ルイズがポケットからアンリエッタから貰った水のルビーを取り出した。
「それはあなたが持っていなさいな。せめてものお礼です。」首を振るアンリエッタ。
「ですが、こんな高価なものを……」
「忠誠には報いるところがなければなりません。いいから、とっておきなさいな。」
 バビル2世が風のルビーを胸ポケットから取り出し、渡す。
「姫様、これはウェールズ皇太子から預かったものです。」
 アンリエッタはその指輪を受け取ると、目を見開いた。
「これは、風のルビーではございませんか。これもウェールズ皇太子から預かって来たのですか?」
 バビル2世は頷いた。本当は出掛けに「ウェールズは死んだ」と言って押し付けられたのだが、言えるわけもない。
「ありがとうございます、優しい使い魔さん。あの人は、勇敢に死んで言ったと、そう言われましたね。」
 死んでないけどな。おまけにすでに浮気している。
「ならば、わたくしは…………勇敢に生きてみようと思います。」

「やはり死体らしきものは見つかりません……」
 報告の兵が入れ替わり立ち代りやってくるが、どれも報告は判で押したように同じだった。
 無理もない。かつては名城と呼ばれたニューカッスルの城は、火薬でふっとんで跡形もない。かろうじて残る土台と瓦礫が、ここに
少し前まで城が残っていたことを告げている。それ以外は、人間のモノとおぼしき黒焦げのなにかだけが転がっている。
「仕方あるまい。このぶんでは、死体は火薬で吹っ飛んだのだろう。」
 車椅子姿ではあるが、ワルドが答える。車椅子を押しているのはフーケだ。
「閣下、やはり死体は見つからぬようです。」
 恭しく頭を下げた先には、僧形の軍人、クロムウェルがいる。
「よいよい。別に死体はなくともよいのだ。ウェールズの思い出の品や、愛着あるものでも良いのだ。」
 そこへ、兵隊が1人駆け込んでくる。そしてワルドに抱えていたものを渡し、頭を下げて立ち去った。
488ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:25:02 ID:???
「これではどうでしょう?いま、兵士が見つけた……ウェールズが空賊に化けていたときに使っていた変装道具のようですな。
何の因果か、これだけ燃え残ったようです。」
 縮れ毛のカツラや、付け髭、いかにもな服を手渡すワルド。
「いやいや、これでよい。これで充分だ。我思うこれ満るなり我が望み、叶えば叫喚するも仕方なし。」
「は、はあ?」
「おっほん。では、お見せしよう。アルビオンの神聖皇帝となった、このオリヴァー・クロムウェルの力、虚無の魔法を!」
 懐からベルを取り出し、詠唱しながら杖と共にリズミカルにそれを振るクロムウェル。聞いた事もない呪文だ。
 すると、見よ!カツラは淡い光に包まれて浮き、くるくると回転し始めたではないか。
 そして目もくらむまばゆい光に包まれた。
 光が消え、目が慣れると……そこにはたしかにウェールズ王子以外の何者でもない男がいるではない。
「ワルドくん。ウェールズ皇太子を、余の友人に加えることにした。異存はあるかね?」
 後ろのフーケを気にしながら、ワルドは、
「閣下の決定に異論が挟めようはずもございません。」
そう答えるしかなかった。答えながら、心を落ち着けるように胸のペンダントをぎゅっと握り締めていた。

 神聖アルビオン帝国が樹立し、トリステインとゲルマニアの軍事同盟締結と、皇帝と王女の婚姻が発表された。アルビオンは政府
樹立後すぐに特使を送り、不可侵条約の締結を打診。トリステインはこれを受け入れ、表面上は平和が戻った。
 もっとも平和なのは国民だけで、政治家たちにとっては夜も眠れぬ日々は続いていた。が、まあ一般的には平和が続いていた。
 そしてそれはトリステインの魔法学院でも例外ではなかった。
「むさい……むさいわ……」
489マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:25:08 ID:???
>>449

アルベルジュ→普通の騎士物語になる
クロニカ→予言書を巡って大変なことになる
永遠の少年→どいつもこいつも欝になって死ぬ
イヴェール→役に立たない
ノア→胡散臭くなる
アビス→胡散臭くなる
賢者→胡散臭くなる
490ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:26:31 ID:???
 どよんと沈んだような表情で呟くルイズ。その背後には、
「バビル2世様。どうやら重要人物がアルビオンに入国したらしいとの情報が。」
「ふむ。気になるな。嫌な予感がする」
「どうやら大豆が手に入る算段がついたとのことで。翁は最近上機嫌で醤油づくりをはじめられています。」
「それはよかった。そのうち顔を出すとしよう。」
「その筋で有名な傭兵が3人、アルビオンに雇われたという情報もあります。」
「ところでシエスタ嬢は?」
「おでれーた/なんだこの人口密度は!/」
「グルルルル…」
「きゅるきゅる?」
「モグモグモグ」
「あんたたち!」
 ルイズがガバッと立ち上がり、背後をむいて仁王立ちした。
「なんで全員で私の部屋に入ってくるのよ!」
 そう。そこには本来の使い魔、バビル2世。その忠実なるしもべのひとつ、黒豹ロデム。バビルの塔の端末、策士・孔明。ウェールズ
皇太子こと変態仮面、白昼の残月。しゃべる剣、デルフリンガー。サラマンダーのフレイム。モグラのヴェルダンデがいた。広い部屋と
はいえ、かなりいっぱいいっぱいだ。
「その質問には私がお答えしましょう。」
 すっと孔明が立ち上がった。あの日以来、バビル2世やロデムと一緒に部屋に住み着いてしまった。ときおり町まで出かけて、
なにやら悪さをしているらしい。何を調べているのか…。
「やかましい!」
 なにも答えないうちに孔明にドロップキックを放つルイズ。しゃべらせると、舌先三寸で丸め込まれるとすっかり学習してしまったの
だ。何かしゃべる前に先制攻撃。これが学習の結果だ。
「ああ、コウメイ様!」
 あわてて駆け寄る残月に、踵落しが炸裂した。
「あんたも3日も空けずに来るんじゃないわよ!」
 お前も胸か!胸がいいのか!と憎しみをこめて放つ。あの日から身体能力が異常に上がったため、走って30分ほどで学院まで
来るようになってしまった。そして毎日のようにバビル2世を尋ねてきて、シエスタを「家族の人に頼まれた」と言って訪問する。
 この平民め!平民はみんな胸か!胸なのか!とルイズは残月の中身を知らずに蹴りまくる。いや、そいつはメイジで王子だ。
「しかし、みんないく場所がないんだろう。すこしはやさしくしてやってもいいんじゃないかな?」
491マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:27:16 ID:???
DM、しもべいいね最高。支援支援。
武蔵伝とのクロス書こうと思ってソフトを買いなおそうと思ったが無かった・・・・。
492ゼロのしもべ:2007/07/25(水) 00:27:52 ID:???
 バビル2世がそういうと、しぶしぶながらルイズは矛をさめた。最近は、毎日こんな感じだ。
「いやはや、バビル2世様、助かりました。」
「左様。ダメージ自体はさほどありませんが……怖いですな。」
「2人も少しは自重すべきだと思うんだが。」
 呆れるバビル2世。しかし、孔明は真顔で、続ける。
「いえいえ、続けるわけにはいかないのです。なぜなら、そろそろ戦争が始まるのですから。」
「なに?」
「コウメイ様!?それは、本当ですか!?」
「間違いありません。最近、食料品や、武具、金属の値上がりが激しい。これは買占めの起こっている証拠に他なりませぬ。しかも、
値上がり具合から見て、トリスタニア一国だけのものではございません。間違いなく、アルビオンが国家的に行っている兵糧や戦争
必需品の影響でしょう。極秘にやっているようですが、影響が出てしまっているようですな。」
 うふふ、と嗤う孔明。
「この孔明、わざわざ毎日市場で遊んでいるわけではありませぬ。残月ともども、日夜アルビオンと戦っているのですぞ。」
「左様。我々二人を信じていただきたい。」
 だが、そう堂々と言う二人の外見は、どう考えても信用できるものではなかった。
「……不吉な予感がするな。」
 バビル2世は、思わず呟いた。
493マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:28:18 ID:???
美貌と引き換えというとBoAの魔神オルクスを思い出す。
愛する心と引き換えならパラモル、感情と引き換えならスーペルス・マーキナ。
そして支援。
494ゼロのしもべ13(終):2007/07/25(水) 00:28:58 ID:???
 孔明の予想は的中していた。
 アルビオンは不可侵条約などはじめから守る気はなく、つぎつぎとトリスタニア攻略用の兵器の生産を行い、軍船の改装、兵力の
増加に余念がなかった。傭兵も各国から選りすぐりという腕利きを、極秘裏に高額でスカウトし、ニュー・カッスルの戦いで失った
兵力は充分補充済み、むしろ以前より強力になっていた。
 アルビオンの兵力増強は諸国でも問題となっていたが、不可侵条約を結んだ上、平和外交をおこなっている国に下手に口出しすれ
ば内政干渉と怒りを誘発し、かえって国際問題になりかねない。みな、だんまりを決め込んでいた。
 そして今日もまた、傭兵たちを乗せた船が、アルビオンの港へ向かっていた。
 その中に、異形の2人組みがいた。
 老人と、中年の男である。見たこともないような服に身を包み、ひとりは妙なものを使い常に煙をふかしている。煙をふかす男は、
ハートマークのような髪形をしていて、モノクルをつけている。老人はひげを生やし、すこしメタボぎみだ。
 名無し、の名で知られる、名高い傭兵コンビであった。
 名無し、の2人は船室でつまらなそうに外の景色を眺めている。
「アルビオンか……。この世界でも、人類は戦争しかないようじゃな。」老人が言う。
「この世界もいずれほろぶことになる。好戦的で、残虐な生命体を放っておくわけにはいかぬからな。」中年が応える。
「じゃが、皮肉なものじゃな。どこかがおかしくなってしまったあやつのおかげで、我々はこの世界に飛ばされ、そこでも同じように
好戦的な生き物を発見してしまったのじゃから。そしてその中に混ざって傭兵をするしかないとはな。」
「仕方があるまい。」
 中年が、煙の出るなにかを、壁にこすり付けた。火が消えて、煙が止む。
「アメリカ大陸を1人で破壊できるだけの力を持つ我々にとっては、この力を使うことが唯一の生き残る道だ。生き残り、なんとしてでも
元の世界へ戻って、地球を破壊せねばならぬのだからな。」



以上です。
495マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:33:52 ID:???
お疲れ様です。
>>476
セエレは好きだった物語に影響されたからです。
496マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:34:03 ID:???
GJ!!
って、なんかいるし
497マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:34:36 ID:???
修羅の刻の陸奥雷を召喚とかどうだろうか?
498マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:35:02 ID:???
GJ!
ネタ幅が広いwww
499マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:36:00 ID:???
しもべの人おつつ。
今回は笑いどころが多かったなぁ・・・。
500マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:36:56 ID:???
GJ! この浮気者皇太子は一度地獄に堕ちると良いと思う。
そしてあの二人の元になった二人の登場か。
命の鐘といい、十傑集が次々と敵になっていくのには恐れを感じる。
問題は益々出番がなくなっていきそうなハルケギニア勢だが。
501マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:37:22 ID:???
この人たちだと、なんか敵が増えたっていうより
例の面子がまた来たって感じで味方が増えていくようにしか思えないぜ
502マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:40:08 ID:by9b0m60
「あんた、誰? …っていうか、何?」
 サモン・サーヴァントのスペルを唱えたルイズの前にいたのは
……有り体に言って、筋肉だった。
 人間。
 人間だろう。多分。
 2メイルをなんなんとする巨体、全身に刻まれた無数の傷。むき出しの上半身。両足を固めるブーツ。ケッタイな…実際はモヒカンというのだが、ルイズは知らなかった…髪型。
 しかし、「それ」を特徴づけているのは、なんと言っても……
 股間にぴったりフィットした、赤いパンツだろう。
 つまり、その物体…多分人間の男…は、パンツ一丁にブーツという、アレな存在だったのだ。んでもって筋肉ダルマ。
 猥褻物陳列罪。
 そんな言葉がルイズの脳裏をよぎったかどうか。
「ふぅん? おい、小娘。ここはどこだ?
 俺は、さっきまで真冬のシベリアの原野で熊と戦っていたはずなのだが」
 大胸筋をびくり、びくり、と震わせながら、肉が近づいてくる。
 さしもの気丈なルイズも、おぞましさに一歩、また一歩と後じさる。
「き、気持ち悪いから近寄んないで!」
「なんだと!
            アブドミナル&サイ。
 このハラショーな
            サイドチェスト。
 肉体の
            フロントダブルバイセップス。
 どこが
            バックラットスプレッド。
 気持ち悪い!」
 次々とポージングを決めつつ、近づいてくる、ソレ。
 そして最後にフロントラットスプレッドでびくんびくんと波打つ胸板(withめちゃくちゃ濃い胸毛)を眼前10サントで見せつけられ、ルイズは卒倒した。
だって気持ち悪いし。
「フムン、この『赤きサイクロン』の美しさに感に堪えないと言ったところか」
 満足げに筋肉を震わす肉ダルマ。
 教師のコルベールも、生徒たちも、ソレを遠巻きにして眺めているしかなかった。
だって気持ち悪いし。
503マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:40:14 ID:???
残月は戸田版だと孔明側みたいだが、この二人は孔明とはバリバリに反目してたからなぁ……。
十傑集の多くはバビル2世に忠誠誓ってたみたいだが、最近バビル2世も孔明に印象食われてる感じがしてですね。
504マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:41:13 ID:???
しもべのひとお疲れ様です

ロック=ヴォルナットかエールを出してみたいと思う今日この頃。
ロックバスターって確か太陽光を収束して撃つんだよね?
505マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:41:21 ID:???
テラザンギエフwww
506マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:41:58 ID:???
507マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:42:07 ID:???
相変わらず読み手の態度のデカいスレだなぁ
こんな神作品にさえいちゃもんつけるし
508マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:42:19 ID:???
GJ!
こいつら…まさか!?
509マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:44:46 ID:???
GJ
510マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:45:40 ID:???
>>494
ガイアーw
511マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:46:36 ID:???
>>504
ロックバスターは太陽エネルギーでOKだったはず
ちなみに何故かゼロシリーズは核融合炉
512マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:51:38 ID:???
製作者が違うからねぇ。
513マロン名無しさん:2007/07/25(水) 00:57:56 ID:???
まさかアルベルトとカワラザキか!?
514マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:04:13 ID:???
その原型の地球監視者
515マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:06:55 ID:???
>>511
EXEはあくまでプログラムよって打ち放題と・・・



あいつチップが無いと劇的に弱いぞ
516マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:18:57 ID:???
封神演義の誰かを呼べないか妄想して
とりあえずスープーが召喚されたら

「ここはどこっすか〜!?ご主人〜!」
「主人はあたしよ!」
「ラ、ラジャーっす」
517マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:21:36 ID:???
DODの人乙です。
カイムは武器を持ってきてる設定なのかな?
武器の力を引き出して魔法を使えるからメイジとして扱われるだろうな。
何より、元は王子だし。ちょっと平民とは呼びにくいよな。
回復魔法を使える武器(「護衛隊士の誉」とか「痩躯の魔術師」)さえ持ってきていれば、
数万のレコンキスタ軍も一人でなんとかできそうだ。


しもべの人も乙です。
このウェールズは外道w
518マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:26:00 ID:???
>>490
>「しかし、みんないく場所がないんだろう。すこしはやさしくしてやってもいいんじゃないかな?」

フレイムとヴェルダンデは主のとこ居りゃいいだろうに
何でルイズの部屋に居るんだw
519DOD&M:2007/07/25(水) 01:28:21 ID:???
DODの人です。一応、また短いですけど、続きを書いたんで載せ様と思います。
>>517
ちなみに、武器はカイムの剣だけという設定で。

あ、いいかな?
520マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:29:03 ID:???
支援します
521マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:29:42 ID:???
>>519
カモーン、カモーン、カモーン。
522マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:29:55 ID:???
あんたどんだけ筆速いんだ!?
523マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:30:21 ID:???
支援する 
カイムとアンヘルの恋路も支援。
524DOD&M:2007/07/25(水) 01:31:22 ID:???
 ゼロのルイズのおかげで一悶着あったが、使い魔契約の儀は、結果の上では何とか無事に終える事が出来ていた。
 そして、夜。

「娘よ、いや、仮にも契約を果たしたのだから、キュルケ、と呼んだ方がよいか」
「ん、その辺は好きに呼んでくれて構わないわ」

 寮の部屋に入らぬ様な、大型の使い魔が集められている学院の広場にて、キュルケは自身の呼び出した使い魔に対する見識を深める為、ドラゴンとカイムの元を訪れていた。

「では、キュルケと呼ぶとしよう。……で、だ。我から少し聞いておきたい事があるのだ」
「ちょっと待って。その前に、わたしからも一つあるの。これは重要な事よ」

 キュルケがドラゴンの目の前で、人差し指を立てて言った。

「む? ならば、まずはそちらから聞こうか」
「話の腰を折ってごめんなさいね。でも、聞いておかないと不便だから……その、あなたには名前、あるの?」
「…………」

 そう問うと、ドラゴンはしばらく遠い目で、二つある月を眺めた後、ゆっくりと口を開いた。
525DOD&M:2007/07/25(水) 01:33:11 ID:???
「人間に名乗った事はないが……今思えば、誰にも聞かれた事もなかったな……」
「…………そうだったの」
「…………」

 ドラゴンの身体にもたれかかる様にして座っていたカイムが、興味深げに視線をドラゴンの顔に映す。
 カイムが念を送っているのが、キュルケに伝わってきた。どうやら、彼も名前を知っておきたいらしい。多少驚きだったが、成る程、そういう関係でも、成り立つ信頼はあるのだな、等と彼女は納得した。

「そうだな。いい機会だ。もう、我もレッドドラゴンと呼ばれるのに飽きた。カイム、キュルケ。心して聞くがいい。我が自ら名前を教えるのは、これが最初で最後だ」

 キュルケとカイムは、ドラゴンの発した言葉に、ごくりと唾を飲んだ。

「――アンヘル、これが我の名だ」

 そう言って、ドラゴン――アンヘルは、カイムとキュルケに交互に視線を向けた。その顔がひどく優しげに見えたのは、気のせいではないのだろう。立ち上がったカイムは、そっとアンヘルの顔に身を寄せ、その首を撫でた。
526マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:33:35 ID:???
>>519
>ちなみに、武器はカイムの剣だけという設定で。

まあ、ゲーム中の表現では戦闘中も持ち替えられるとはいえ、
何本も剣を持ち歩くのなんておかしいわな。

すると魔法はブレイジングウィングだけか。
527DOD&M:2007/07/25(水) 01:34:51 ID:???
「こんな風な時間が得られるとはな、夢にも思わなんだ。……存外、悪くはないものだ」

 カイムとアンヘルのやり取りに、キュルケは目を細める。
 きっと、自分に召喚されるまでに、あの二人は強い絆で結ばれていたのだろう。名前を教えてもらったとは言うものの、ちょっとした疎外感を感じ、彼女は口を噤んだ。
 いつか、自分も彼等の様な絆を得ることが出来るのだろうか? そんな疑問が頭の中でぐるぐると回り続けていた。

「時に、キュルケ。我の疑問なのだが」
「あ、ああ。そうね。本題を忘れちゃいけないわよね」

 唐突に振られ、キュルケは多少慌てた様子でアンヘルに答えた。

「うむ……この世界の事についてなのだ。我等は、あの様な二つある月を知らん。おぬし等の使う様な魔法を知らん。即ち、我等のいた世界とはまた別の世界なのだと、そう思っているのだ……」
「……驚いたわ。異世界からの来訪者って事になるの?」
「そうとしか説明がつかん。まぁ……元より我等の世界は崩壊したも同然なのだがな……それはよい。……そこでだ。ある程度、我はこの世界について知っておきたい。一応、我等に常識という物が無ければ、おぬしが困る事があるやも知れぬだろう?」
528マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:35:21 ID:???
天使ちゃんキター
529DOD&M:2007/07/25(水) 01:36:39 ID:???
 アンヘルは言いながら、自身の発言に驚いていた。気高きドラゴンである自分が、人間に気を遣う様な事を言ったのだ。その事実に、無表情だったカイムの顔にも驚きが浮かぶ。
 どうやら、これは結論としてカイムの為に言った発言なのだと気付き、両性である筈の自身が女性寄りの思考になったのだな、と、アンヘルは苦笑を漏らした。
 カイムは、これから身に宿した狂気を晴らしていかねばなるまい。その為には、人間らしい生活を送らせてやりたい。これがアンヘルがカイムに向ける、母性の様なものだった。

「わたしからも色々と聞きたい事があるけど、いいわ。夜のお勉強会って所ね。カイム、アンヘル。ちょっと長いわよ?」

 そう言って、キュルケは二人に向けてわざとおどけた風に言って見せた。何を背負っているのかは分からないが、この二人には暗いままでいて欲しくない。彼等の主としてそんな意識が働いていた。

「頼む」
「…………」

 カイムは身体をアンヘルからキュルケに向け、アンヘルは一言言って頷き、顎をしゃくってキュルケに話の続きを促した。
 流れる穏やかな時に、カイムは自身の空っぽになった心に、何かが満たされて行くのを感じていた。
530マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:37:45 ID:???
しかし、早い! いや、素敵なんですけどね。
531DOD&M:2007/07/25(水) 01:37:53 ID:???
相変わらず短くてサーセン。
ちなみに、アンヘルの一人称を直しました。間違って書いててサーセン。っていうか、すみません。
532Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 01:39:14 ID:???
もう少ししたら、投下しても良いですか?
533マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:40:38 ID:???
支援する

>>511
ゼロシリーズって核融合だったっけ?
EN水晶かと思ってたけど
534マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:40:52 ID:???
乙、キュルケの使い魔ってのがいいな。
535マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:41:46 ID:???
カイムってゲームだけ見ると単に「敵ならば少年兵ですら斬り殺す」容赦のない人って感じだけど、
小説版での内心描写を見てみるとカイムは戦いの中で敵を斬り殺すことに充実感を感じて
一度戦闘を始めるとそれに没頭してしまう、一種の殺人中毒なんだよな。
ギーシュ危険。
536マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:42:57 ID:???
いや、いくらギーシュといえどこんな桁違いのドラゴンには喧嘩売らないだろww
537マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:43:00 ID:???
決闘イベントはサイトがやってくれるさ!
538マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:43:18 ID:???
>>531
雰囲気いいですな
GJ
539マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:45:32 ID:???
>>536
ギーシュはF−15に乗って決闘するよ。
540マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:48:24 ID:???
帰ってきたらすんごい勢いだな。
541マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:50:07 ID:???
たいていの敵はアンヘルのブレスで一撃だな
542Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 01:51:49 ID:???
*オッツァレラ駄文警報発令中

鰤ですギーシュの使い魔が、『主人轢き倒して不敵な面構えしている大猪』
になりそうです

苦手OR嫌いな人たちはZero's DEATHberryをNG登録
543DOD&M:2007/07/25(水) 01:52:19 ID:???
ちょっとでも萌えてくれる人がいたら嬉しい。
つーわけで、今度こそ続きは明日。今日はそろそろ寝ます。ノシ
544Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 01:53:36 ID:???
どんなに物を盗もうと

土くれの心は満たされない

どんなに魂を喰らおうと

虚無の中心は満たされない

                            Zero's DEATHberry ――ゼロの死神
                             『The sword which talks ― master 』

『土くれ』
そう呼ばれる盗賊がいる、彼女は大いに困っていた。

事の発端は数日前にまでさかのぼる。
彼女は、トリステイン魔法学院に秘書『ロングビル』として、潜り込んだ事から始まる。

春の使い魔の召喚儀式から数日が経ち、異変が起きた。
使い魔を介して見た物は、学院のメイドが包丁を片手に構え、もう片方の手に小さな円筒を握っている
そして、それを使い間の目の前に突き出して来た。

小規模な爆発があり、それ以降使い魔からの交信は完全に途絶えた。
545マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:53:46 ID:???
>>542
それは美味しそうな使い魔ですね。
546マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:53:52 ID:???
>>543
この雰囲気好きだな。GJ。そしておやすみ。

>>542
支援する。
547Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 01:55:15 ID:???
そこで、新たに使い魔を召喚したのだが
『しなければ良かった』
そう思ってしまうほどに召喚されたそれは、奇妙だった

首から伸びた管のようなもの
その先の出鱈目な骸骨と人の皮の様な物
骨の面の様な奇妙な貌

それら全てがはじめて見る物だった
そして、自分は今から「それ」と契約をする

「・・・黒崎・・・一護・・・!!」

フーケに聞こえないように使い魔、グランド・フィッシャーが呟き
その様子を一人のメイドが満足そうに見ていた
548Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 01:57:10 ID:???
数日後

異変に真っ先に気が付いたのは、学園の人間ではなく使い魔だった
使い魔の名は『黒崎 一護』一応死神である

ドドドドドドドドドド・・・・
(この霊圧・・・まさか・・・!!

即座に死神イヒして霊圧の元となっている地点に向かう
其処には、巨大なゴーレムで壁を破壊しようとしている黒服のメイジが居た

(!?あいつじゃない?

疑問を持ったままゴーレムに『月牙』を叩き込む
ゴーレムはゆっくりと崩れ、そして再び再構築される

暫くの間を空けてタバサ、キュルケ、そして一護の主人たるルイズが到着する

タバサが無言でゴーレムの右腕を凍らせ
キュルケがもう片方の腕を破壊する
ルイズは頭部目掛けて魔法を放とうとして失敗したが、かえって大きなダメージを与えた
549マロン名無しさん:2007/07/25(水) 01:57:51 ID:???
何を企んでいるんだ支援スター
550Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 01:59:10 ID:???
しかし、やはりゴーレムは即座に再構築される

そして壁に向かって止めの一撃が加わろうとしたとき
ゴーレムの腕が爆発、その爆風により壁は崩れ落ちた

キュルケ談
その時、盗賊はとても錯乱していました
ひとまず彼を落ち着けるのが先決だと思い
彼がうわごとのように呟いていた『破壊の杖』を、手渡しました
実際のところ、私がもう少し落ち着いていればこんな事はしなかったでしょう・・・

ルイズ談
その時私はとても錯乱していたので、落ち着くためにとりあえず使い魔を杖で叩き続けました
おかげで私はこうして落ち着きを取り戻せました、彼には本当に感謝しています

こうして盗賊は目当てだった『破壊の杖』を手に入れ意気揚々と去っていきました
『破壊の剣、たしかに領収いたしました。土くれのフーケ』 という文字を壁面に残して
551マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:00:12 ID:???
アンヘルとカイムには幸せになって欲しい。
552Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 02:01:20 ID:???

数刻後
「……それで、犯行の現場を見ていたのじゃな、ミス・ヴァリエール……詳しく説明してくれんかの?」

出来る訳無い
自ら壁に穴を開け、自ら秘宝を手渡し、笑顔で盗賊を見送った報告なんて
たとえ皮を剥がれ、肉を裂かれ、骨を砕かれ、神経を解きほぐされようと
出来る訳が無かった
『それは、本能だ!!』とか聞こえたが、何、気にすることは無い

そこで、到着したときにはすでに盗賊が去った後だということにしておいた

「追おうにも、手がかりはナシか……」

オスマンが諦め掛けたその時

「手掛かりならあります!!」

ミス・ロングビルが高らかに宣言する

「ミス・ロングビル居間まで何処に?」

心底心配そうにコッパゲが問い
ロングビルが答えて曰く

「申し訳ありません、フーケの行方について調査をしておりまして。」
「仕事が速いの。で、結果は?」
「はい。森の廃屋に、黒いローブの男が入って行くところを見たという情報を手に入れました」
553Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 02:03:29 ID:???
「では、捜索を私にやらせてください!」

会話にルイズが割り込む
先ほどの失態を如何にかして埋め合わせたいのである
それにキュルケ、タバサと続く

「では、頼むとしようか。ミス・ロングビル、案内役を頼む。」

雨が降っていた・・・・・

次回『The rainy day - A dirty feature』 
問題:シエスタの目的は? 猶、当たっても何も出ません
554マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:04:20 ID:???
支援
555マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:06:20 ID:???
シエスタ黒いwww
556マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:08:18 ID:???
確か、夜一さんの血も引いているから天賜兵装番の役目も担っているんだよな?

だったら、破壊の杖と関係あるんじゃね?
557マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:12:28 ID:???
ウラハラとシホウインとクロツチのハイブリッドシエスタが黒く無いわけ無いじゃないですか
558マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:13:00 ID:???
DODいいよ 期待が膨らむぜ
bleach読んでみるかな
559マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:15:33 ID:???
>>557
ドス黒く濁っているなww
560マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:15:44 ID:???
>>557
肌が黒くておっぱいおっきければお腹のなか黒くても問題ないお
561マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:22:45 ID:???
ゼロのしもべのクロムウェル、正体は命の鐘の十常寺か……
マジでトンデモねぇキャストだ。先が見えなくてwktkして来るぜ。
562マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:33:50 ID:???
いきなり勢いが衰え始めたな
563マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:34:19 ID:???
時間が時間だからな
564マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:34:28 ID:???
時間が時間だし・・・
565マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:35:43 ID:???
ケコーン
566マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:07:31 ID:/61BfAeh
DODまじで支援
567Zero's DEATHberry:2007/07/25(水) 03:09:15 ID:???
>彼女は、トリステイン魔法学院に秘書『ロングビル』として、潜り込んだ事から始まる。

×彼女は
○彼女が

>使い魔を介して見た物は、学院のメイドが包丁を片手に構え、もう片方の手に小さな円筒を握っている
>そして、それを使い間の目の前に突き出して来た。


握っている姿

突き出して来る様子



学習しろ俺
マユリ様に摩り下ろされて来ます
568マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:11:37 ID:???
>>567

無理スンナ
ゆっくり寝て頭はっきりさせて来い
それくらいなら怒りはしない


ほかの人の反応?
知らんがな(´・ω・`)
569マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:15:09 ID:???
誤字は確認したと思って投下してみれば
あ!!しまった!!ってのがデフォなのさ。ドンマイ
570マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:17:32 ID:???
ハハハッ!

誰だ!

作者の反省に涙しスレを保守する男、スパイダーマ!

チャ-チャチャー-チャッチャッチャッポコポコポコポコポコポコチャッチャッチャチャチャー
571マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:18:36 ID:???
>>570
はいはいソードビッカーソードビッカー
572マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:26:39 ID:???
スパイダーマン召喚じゃかっこよすぎるから
東映版スパイダーマ!召喚してくれないかな?w
573マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:29:18 ID:???
>>572
レオパルドン召喚でいいよ
574マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:36:31 ID:???
〜の男とかいう蜘蛛男が東映版以外の蜘蛛男なわけないじゃないか
575マロン名無しさん:2007/07/25(水) 03:45:44 ID:???
東映蜘蛛男は他にも「鉄十字キラー」や「〜世界チャンピョン」とか口上があるが、
「〜の男」の方が有名(?)なんだろう。
576マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:10:21 ID:???
「ふむ…ガンダールヴとな?」
「はい、間違いありません!
 あのミス・ヴァリエールの使い魔に刻まれたルーンは、この……ご覧ください!
 かつて始祖ブリミルが使役していたとされるガンダールブのルーンと全く同一の物です!」
「ほぅ…確かに」
学院長オールド・オスマンの目の色がさっと変わった。
ミスタ・コルベールが指し示した分厚い図書の一節に記述されたルーン文字。
そこには、先日ルイズの使い魔に刻まれたルーンのスケッチと同一の物が描かれていた。
「現代に蘇ったガンダールヴ…これは一大事ですぞ! オールド・オスマン!」
興奮気味に語るコルベール。
それもそのはず、失われたとされる五つめの系統が関わっているのだ。
「ガンダールヴ…
 あらゆる武器を使いこなし、始祖ブリミルの詠唱中の身を守護することに特化された存在だと伝え聞くが…」
「仰る通りです」
「…しかしあの使い魔、どう見ても犬じゃぞ? どうやって武器を振るのだね?」
「そ、それはなんとも言えませんが―」
ドーーーーン…
どこかで爆発音が響く。
「…………」
「…………」
「またかね…」
ウンザリするオスマン。
一体何度目だろうか? 数えるのもバカらしい。
「またミス・ヴァリエールですか…」
コルベールも苦笑を隠せない。
しかし…そうなると問題なのは彼女だ。
魔法もろくに扱えないミス・ヴァリエールが何故伝説の使い魔を…?

実際伝説の使い魔どころか本物の神様を召喚してしまっているわけなのだが。

………
……
577マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:11:22 ID:???
ごめん、忘れてorz
行数チェックしてたらミスった
578マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:12:29 ID:???
アマ公の人かw
579マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:12:40 ID:???
|∀・)ニヤニヤ
580マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:25:18 ID:???
|∀・)ミタヨー
581マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:34:26 ID:???
=ャ=ャ=ャ=ャ=ャ=ャ=ャ=ャ(・∀│
582マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:38:01 ID:???
ニヤニヤ(・∀・)ニヤ(・∀・)ニヤ(・∀・)ニヤニヤ
583 ◆FNE.PcqKwo :2007/07/25(水) 04:46:20 ID:???
今さらだが叩かれるの覚悟で質問
wikiで言うと7を書き直してもいいですか?
書き直すにしても9月までは反省の意味を含め消えますけど
584マロン名無しさん:2007/07/25(水) 04:58:39 ID:???
>>583
あなたの作品なら好きにすればよろし。
避難所のまとめwikiスレに書いておくれ
585マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:26:13 ID:???
っていうかトリップだけ書かれても誰だかわかんねーよ
586マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:38:04 ID:???
使い魔の逆襲かな、ポケモンのミュウツーの人
直したいんなら存分にやればいいと思うよ
587マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:42:09 ID:???
問題の渦中の人を挙げないのは、このスレの良心がそうさせるのか
588マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:42:50 ID:???
>>585
ミュウツーの人。
まあ、今回投下してないからわからんのも無理ないが、探す努力をしないのもちょいとアレだぞ。
Ctrl+F「◆FNE.PcqKwo」で前スレ探せばすぐわかる。

>>583
二次創作だろうと、一応書いた文章には作者本人の著作権が発生するのでご自由に。

あと、おまけでアドバイス。
・書きあげたらすぐ投下ではなく、最低でも一日たってから見直せ(俺個人は数日置いてる)
・リアルでもネットでもいいから、できるだけ誰かに一度見てもらえ

この二つをするだけで、今回のミスは防げたはず。
589マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:45:14 ID:???
直した結果に反省が反映されてるなら、むしろ手直しは推奨
頑張って良作に生まれ変わらせるがいいさ
590マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:45:46 ID:???
>>587
問題ってーと、他にはワイルドの人ぐらいしか思い浮かばんな
あれは星屑の人がどうでもいい発言してるじゃん
ワイルドの人のも面白いんだし、目くじら立てる必要ねーだろ
大体、もともとここにある作品なんてほとんどが何かのパクリみたいなもんじゃん
591マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:47:12 ID:???
>>590
すまん、挙げられなくてよかったと目欄に書くの忘れた
592 ◆FNE.PcqKwo :2007/07/25(水) 05:49:35 ID:???
こんな時間なのに住人様達の優しさに感動

ご立派やとらやしもべの神々ほどのクオリティは無理かもしれませんが
反省して書き直してきます

9月まではromに徹底するのでwikiのはそのまま放置して下さい
593マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:50:09 ID:???
>>590
面白いから、でパクリが許されるのかよ。
お前にはわかるまい、作品を通して溢れ出る職人たちのパワーを。

と、富野調に行ってみるテスト。
594マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:54:31 ID:???
>>592
空気嫁
今回あなたが大事にしていることは何?

自分がROMをするほど反省しているとアピールすること?
それとも自分はとらのひとたちに及ばないよーと自己弁護する事?

作品の修正ができるかどうかを聞くことじゃないの?

もちろん、作品の修正をする=自分の失敗を自覚してるってことだから反省の弁がでるのは当然だ
でも、そこに他の人を引き合いに出すことはないだろう
ROMに徹するかどうかも、わざわざ他人に言う必要はあったのか、よく考えた?
パクリとか何か問題起こしたサイトの管理人と大して変わらん反応だな

根が卑怯者だよ、その書き方
595マロン名無しさん:2007/07/25(水) 05:56:37 ID:???
朝からどうした?
596マロン名無しさん:2007/07/25(水) 06:00:39 ID:???
>>594
一応言っておくが
ここは非難所の毒吐きじゃないぞ
597マロン名無しさん:2007/07/25(水) 06:17:39 ID:???
反省というには卑屈が過ぎたかな。
謝罪がなければ、厚顔ともとれるが。

智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
598マロン名無しさん:2007/07/25(水) 06:23:15 ID:???
朝早くから妙なのがいるな
試験勉強のストレス発散でもしてんのか?
599マロン名無しさん:2007/07/25(水) 06:40:28 ID:???
>>594
つまり何が言いたいのか要約してくれ
600マロン名無しさん:2007/07/25(水) 06:59:23 ID:???
だから、ここで職人を叩くなと何度言えば(以下略
ちょっと暴走したからって作品自体は職人さんのものなんだから我々が文句言う筋合いなんかねーっての。
著作権法に触れてるわけでも、公序良俗に反してるわけでもないんだから。それでも文句言いたいなら避難所行けと何回言われたらわかるんだ……

貴重な職人様一人ROMに追い込んでんだ、反省すべきがどっちなのかは一目瞭然だろ。これだから夏厨は。
601マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:20:18 ID:???
パクリや明らかにつまんねーのも誉めなきゃならんのか
ここは職人様wに優しいインターネッツですねww
pgr
602マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:28:49 ID:???
ごめんなさい、空気を読まずに投下します
7:30から爆撃開始
603マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:30:20 ID:???
まぁワイルドは今後一切こっちに投下しなくて良いよ
604ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 07:30:25 ID:???



「……忘れなさいよね」

 キュルケの部屋で、そしてキュルケの胸に抱かれて約一時間、めそめそと泣き続けたルイズであったが、ようやく落ち着いて最初に口にした言葉がそれであった。
 キュルケの部屋で一時間、一時間である。
 朝食の時間もとっくに終わってしまっている。
 それだけの時間をキュルケの胸で泣きはらし、目も鼻もすっかり真っ赤になっているのに、それでも強がりそっぽを向いてそんなことを言う様は、もうまるで子供だ。
 延々と一時間近くもそんなルイズに付き添ってやっていたキュルケにしてみれば、今更そんな体面繕ったって、という感じではあるのだが、

(ま、それでこそルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールってもんよね)

 そんな風に思ってしまえるのだから、キュルケもキュルケである。
605ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 07:31:32 ID:???


「はいはい、分かってるわよ。それよりほら、鼻真っ赤よ? 大丈夫? ちーんってやんなさい、ちーんって」
「子供扱いしないでよ!」
「やーねぇ、してないってば。ほら、ちーんって」
「うるさい!」

 キュルケはと言えばそんなルイズの様子にも頓着せず、可愛いもんじゃないの、と頭を撫でるのであった。
 そんなことをすれば当然のことながら、ルイズにその手を払いのけられる。
 そして部屋のドアが第三者の手によって開かれたのはそんなときだった。

「あら、タバサじゃない」
「……」

 メガネをかけた青い髪の少女、ガリアからの留学生であるタバサだ。
 非常に寡黙な少女であるのだが、同じ留学生という立場なせいかキュルケとはたまに会話らしきものをする仲ではある。

「どうしたの? あなたが私の部屋を訪れるなんて珍しい。何か御用?」
「コルベール先生から伝言、ミス・ヴァリエールに」
「そうなの。でもよくここにあの子がいるって分かったわね?」

 キュルケの反問にタバサは少し言いよどみ、そして、
 
「泣いているミス・ヴァリエールを抱きかかえて自室の姿を目撃した生徒が……食堂で噂に」
「ちょっ、嘘でしょ!?」
「本当」
606ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 07:33:03 ID:???

 温度のないタバサの返答は、彼女の言葉が真実以外の何物でもないと雄弁に語る。
 ちなみにタバサの言う目撃した生徒とはモンモランシーのことだ。
 とかく刺激を求めがちな年代である魔法学院の生徒たちの例に漏れず、モンモランシーもまた普段いがみあってばかりの二人の、ある意味スキャンダラスなワンシーンを目撃して黙っていられるほど、老成してはいなかったようである。
 キュルケはため息をついて天を仰いだ。
 
「なんてこと……変な噂に発展しなきゃいいけど。まぁ多分、無理なんでしょうけど」
「がんばって」
「ハイハイ頑張りますとも。気のない激励ありがとね」

 タバサの髪をくしゃりと撫でる。
 先ほど撫でたルイズのそれと比べれば短く、そして手入れも荒いタバサの髪だが、それでも無感動に、しかし抵抗なくキュルケの手を受け入れるタバサの素直さは、ルイズとは違う可愛らしさがあった。
 私、そんな趣味はなかったはずなんだけどねぇ、と苦笑しつつ、
 
「えっと、それでヴァリエールだっけ? あの子なら中にいるわよ。伝言なら伝えるけど?」
「待って、ツェルプストー」

 制止を掛けたのはルイズだ。
 まだ目は腫れているし、頬には涙の跡も残っている。
 それでも表情だけは普段の彼女に戻っていた。
 
「伝言くらい自分で聞けるわよ」
「あらそう? だそうよ、タバサ」

 促されてタバサは小さく頷いた。
 前置きもなく口を開く。
 
607ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 07:34:41 ID:???

「コルベール先生からの伝言――昨日の大怪我でまだ辛いだろうから、今日の授業は自室か医務室で療養しているように。朝食を食べたら医務室に行って医師の診断を受けること――以上」

 平坦な口調でそう告げる。
 キュルケがちらりとルイズの様子を伺ってみれば、こちらはタバサとは対照的に非常に分かりやすい表情で不服さを示していた。
 
「ヴァリエール、大丈夫?」
「起きたばっかに比べたらずっとよくなったわ。確かにもう痛くないなんて言ったら嘘になるけど、でも授業を休むほどじゃないわよ」
「それでも一応、ちゃんと診てもらった方がいいんじゃないの? 頭蓋骨陥没って大怪我よ、大怪我。普通死んでるわ」
「私は生きてるわよ!」
「反発する元気があるのは結構だけどさぁ……って、なにタバサ?」

 言葉の途中でタバサに袖を引かれる。
 タバサが声を潜めて言った。
 
「多分、貴女が言えば言うだけ反発する」
「ああ……、それはあるかも」

 ちらりとルイズに視線を送ってみる。
 
「なによ、人の前でそんな風に内緒話なんかしないでくれる?」

 不愉快だわ、顔中でアピールしていた。
 キュルケは処置なしと肩を竦めるしかない。
 
608ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 07:37:39 ID:???

「まぁ、アンタが平気だって言うならそれでいいけどさ、でも養生するようにっていうのはコルベール先生からの指示なんだから、従っときなさいよね」
「だから、それは――!」
「ヴァリエール、アンタ使い魔召還の儀式とか失敗してるんだから、今は先生の指示には逆らわない方がいいんじゃない?」

 そう言われてはグッと言葉を詰まらせるしかないのが今のルイズだ。
 その件でルイズが泣いたのを知っているキュルケとしては、あんまりこういう方法で黙らせたくなかったというのが本音ではある。
 しかし、そうでも言わないとルイズが大人しく養生するはずもないということも知ってしまっているのが辛いところだった。
 
 ルイズの背後に回って肩をポンと叩くとそのまま背中を押す。
 
「さ、それじゃヴァリエール、さっさと自分の部屋に帰るなり医務室に行くなりしなさい。私とタバサはもう授業行かなくちゃだから」
「でも……」
「いいから、今は私の言葉じゃなくて、先生の指示に従っときなさいな」

 ね? と言って優しくルイズの髪を撫で、そして今度はルイズもその手を払いのけようとはしなかった。
 促されるままトボトボと歩き、最後にもう一度こちらを一瞥してから、項垂れた様子で自分の部屋へ戻っていった。
 それを見送ったキュルケは自慢の赤髪をかきあげて嘆息する。
 
「はぁ……こんな私のキャラじゃないんだけどねぇ」
「……」
「……あ、なに、タバサ?」
609マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:40:01 ID:???


 視線に気づいて顔をそちらに向ければ、タバサが無表情にキュルケを見上げていた。
 
「貴女は、ミス・ヴァリエールのことを嫌ってたのだと思っていたわ」
「ええ? なに言ってるのよ、タバサ」

 キュルケは心底驚いたような目でタバサを見返し、
 
「ヴァリエールのことなんて、好きじゃないに決まってるでしょ?」
「だったら、何故?」
「ただでさえ好きじゃないっていうのにあんな辛気臭い雰囲気垂れ流されてたら、もっと嫌いになるだけじゃないの」

 そう言ってキュルケは肩を竦めて自室に戻っていった。
 タバサに向かって「このまま教室行くでしょう? 折角だし一緒に行きましょうよ、ちょっと待ってて」と言い残して。
 
「……」

 タバサはキュルケが閉めた扉をただ無表情に見つめていた。
 もっと嫌いになるだけじゃないの、と言っていたが、それはひょっとしてこれ以上は嫌いになりたくないのだとか、そういうニュアンスが込められていたのだろうか、なんてことを思いながら。

610マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:40:40 ID:???
支援
611ゼロと竜騎士3-2:2007/07/25(水) 07:41:15 ID:???



 見上げる先に果ては無く、見下ろす先に終わりはない。
 永遠に続く果てしなき空、悠久の青。
 ラグーンとはその空に浮かぶ根無しの浮島のことだ。
 大地などないその世界で人々はラグーンに暮らし、大空を舞うドラゴンに跨って島と島の間を行き来する。
 あたかも環礁のごとき姿を見せる6つのラグーン。
 砂漠の国ダフィラ。
 奇跡の大陸マハール。
 魔法都市ゴドランド。
 青き大陸キャンベル。
 傭兵の国ベロス。
 そして“神竜”の加護をうける聖国カーナ。
 ラグーンに暮らす者たちにとっては、それが世界の全てだった。
 それがオレルスという世界だった。





「……興味深くはあるが、ふむ、俄かには信じがたいのう」

 ビュウから彼の故郷、オレルスについての話を聞いたトリスティン王立魔法学院の学院長、オールド・オスマンの最初の一言はそんなものだった。
 ラグーンとは要するにアルビオンのような浮遊大陸のことなのだろう。
 だが、そうとは分かるがそうした浮遊大陸だけで構成された世界が空の彼方にあるという話は、どうにも荒唐無稽じみて聞こえた。
 だってそんな話、聞いたことも無い。

「ああ、いや、別に君の言葉を疑っているとかそういうわけではないぞ、ビュウ殿?」
「いえ、気持ちは分かります。でも僕としては、僕の言葉が真実であると主張するしかないというのも分かってもらいたい」
「ならば見たことも聞いたこともないものの存在を、いきなり信じることは出来ない、というこちらの主張も分かってもらえるじゃろうな?」
「それはもちろんです」
612マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:41:24 ID:DE5jRUet
トラウマ支援
613マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:41:24 ID:???
>もっと嫌いになるだけじゃないの、と言っていたが、それはひょっとしてこれ以上は嫌いになりたくないのだとか、そういうニュアンスが込められていたのだろうか、なんてことを思いながら。
キュルケ可愛いよキュルケ
614マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:47:10 ID:???
支援だ
615マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:48:49 ID:???
支援するぜ
616マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:54:36 ID:???
しえんすた
617マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:56:08 ID:???
朝から良作が読める喜び支援
618マロン名無しさん:2007/07/25(水) 07:57:23 ID:???
規制来た? しえーん
619ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 08:06:23 ID:???

 ビュウがハルケギニアに召喚されて一晩が経った翌朝のことだ。
 昨日はコルベールの計らいにより、ひとまずは客人という立場で魔法学院の客室に宿泊した。
 そこでコルベールから自分がどういう理由でこのハルケギニアに召喚されたのか、そしてハルケギニアが一体どういう世界で、トリスティンがどういう国なのか、といった基本的なことの説明を受けたのである。
 俄かには信じがたい話ではあったが、それでも見上げる二つの月と高すぎる雲、どこまでも続く大地が何よりも雄弁に真実を告げていた。

 そしてその翌朝となって、今度は学院長であるオールド・オスマンとの面談ということになった。
 なにしろ使い魔召喚の儀式で人間が召喚されただなんて、そんな話は長い学院の歴史の中でも前例のないことである。
 しかもそれによって呼び出された人間がどこかの国の軍人で、それなりに立場のある人間だと分かってしまえばその扱いは慎重にならざるを得ない。
 本音としては面倒なことになる前にお帰り願いたいところなのだ。
 そこでまずはお互いの理解を深め合うということで、オールド・オスマンはビュウから彼の故郷、オレルスとカーナのことを聞くことにしたのであるが……。

「しかし、そうなってくると、ちと面倒じゃのう。お互いがお互いのことをこれまで全く認識しておらんかったのじゃ。
 そのオレルスという世界がどこにあるのか、全く分からん。帰り道が分かりませんでは帰ることもできるまいて」
「召喚の魔法があるなら送還の魔法もあるのでは? 僕の国にも召喚魔法を使う魔術師はいましたけど、彼らは召喚したら召喚しっ放しということはありませんでしたよ?」
「そうなのかね? それもまた興味深いが……しかし、わしらの扱う魔法の体系には召喚した使い魔を送還する魔法など存在せんのじゃよ」
「なんとまあ、無責任な……」
「耳が痛い、と言いたいどころじゃが――なにしろこちらは一度呼び出したら相手を一生付き添うぐらいの覚悟で召喚しているのじゃ。
 責任感というならむしろ過剰じゃよ。それまで見たことも無い相手に対して、出会ったその日のその瞬間に、その一生分の面倒をみる覚悟でいるんじゃからな」
「そんな一方的な話、こっちとしては迷惑ですよ」
「今まで貴殿のように迷惑がる者なぞおらんかったからのう」
620ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 08:07:33 ID:???

 ひょひょひょ、と笑う。
 召喚を迷惑と感じられるような知性を持ってない者ばかりを召喚してきた、或いは、そういう知性を持っていたとしても、相手が状況を把握する前に問答無用で契約を済ませてしまっていた、というのが本当なのだが、そんなことは口にしないオスマンであった。

「いずれにしてもじゃ、ビュウ殿? お主としてはこれからどうしようと思っておるのかね?」

 問われてビュウも内心で頭を抱える。
 オレルスに帰りたい――かどうかはさておき、帰らなくてはならないのは間違いない。
 バハムートと共にオレルスの空を見守るという使命があるのだから。
 しかし帰り方が分からないというのは確かだし、そもそも帰る場所がどこにあるのかさえ分からないというのは大問題に過ぎる。

「……オレルスに帰る、つもりではいるんですが……」
「ふむ、しかし帰り方が分からんではのう」
「そうです。まぁそれは旅をしながらゆっくり探すということでもいいのかもしれませんが――」
「非効率としか言えんじゃろうな、それは。お勧めできかねる。魔法学院の長を務めるこのわしが知らんかったようなものが、ちょっくら旅をした程度でホイホイ分かるようになるとも思えん」

 仮に旅に出るにしたとしても、今のビュウには先立つ物もないし、それ以前の問題として彼はこの世界について無知すぎた。
 腕を組んで無表情に俯くビュウ。
 そんな彼を見てオールド・オスマンはにやりと笑った。

「そこでじゃ、ビュウ殿。一つわしの頼まれごとを引き受けてくれるつもりはないかのう」

 ビュウの召喚によって抱える羽目になった二つの問題、それを一挙に解決できるかもしれんと腹の中で計算しながら、老魔術師はある提案を口にしたのであった。
621マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:08:57 ID:???
契約というにはあまりに一方的だよなあ支援
622マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:11:49 ID:???
俺も互いの意思あってこそ契約だと思うぜビュウ
婚姻の契約みたいにな!
623ビュウの人:2007/07/25(水) 08:11:58 ID:???
今回はここまでです。
申し訳ない、途中規制に引っ掛かってしまって遅くなりました。

今回の見所はキュルケの驚くべきマッチポンプ
ルイズを凹ませたのも慰めたのも持ち上げて突き落としたのも全部キュルケ!
ずっとキュルケのター(ry
624マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:14:44 ID:???
文化レベル考えれば自分ら以外の扱いなんてそんなもんだろ

そしてビュウの人乙。
最近めっきり見なくなった苦労人型生真面目主人公に癒される…
625マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:17:58 ID:???
使い魔をペットすごいやつみたいな物と考えたら相手の意志を考えないってのは普通なんだよな。
ペットショップに行ったときに、犬や猫の意思を確認できるかと言えばそんなはず無いし。
やっぱ人間呼び出すってのは例外中の例外なんだろうな。
626マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:21:11 ID:???
>>623
GJでした
まだ3回ですが、安定した文章力を感じさせられます。
ゼロ魔側キャラ描写にも力が入っているのがポイント高いですね。
取りあえずキュルケ可愛いよキュルケ。
627マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:25:02 ID:???
>>625
個人的には契約って言い方がひっかかるんだよな
つまんないこだわりなんだけどさ
628マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:29:07 ID:???
契約っていうより処置というか処理というか
629マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:31:36 ID:???
>>なにしろこちらは一度呼び出したら相手を一生付き添うぐらいの覚悟で召喚しているのじゃ
改めてみると呼び出される側の立場からすると身勝手きわまりないな
>>627
そんな日本語としておかしな言葉が出てくるのはラノベじゃ普通ですよ
630マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:35:20 ID:???
しかし朝もはよからよくもこんだけ人がいるもんだよな。
や、俺も人のこと言えないけどさ
631マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:38:19 ID:???
パレイン系第7惑星人が呼ばれたらハルケギニアの超高温に耐えられず即死
632マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:41:51 ID:???
人権意識が啓蒙されるのはフランス革命以降だから、せいぜい2百数十年のことだからな。
今でも世界には明確な階級差別や部族差別なんかが残りまくりだしね。

中世的なゼロ魔世界は現代日本の感覚で見れば実に野蛮なのは当然といえる。
633マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:42:30 ID:???
>>630
夜中じゃなくてむしろ朝に読むタイプな俺みたいなのもいるぜ
飯炊いてる間とか、準備完了して出かけるまでの1時間とかにな。
634マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:42:51 ID:???
>なにしろこちらは一度呼び出したら相手を一生付き添うぐらいの覚悟で召喚しているのじゃ
オールド・オスマン!『やり直しを要求します!』
635マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:45:54 ID:???
>>634
ぬるぬるのぐちょぐちょが召喚されてそれと仲良くすることを思えば
人間で平民でもいいじゃないか、覚悟が足りないぞヴァリエール
636マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:49:55 ID:???
なんか、このスレになってからキュルケの株上昇中?
637マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:50:51 ID:???
ヴェルダンテは結構な当たり使い魔だと思う。ギーシュって才能あるんじゃね?
タバサは化け物級の才能だよな。
638マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:53:14 ID:???
キャラ人気にも波があるのさ。
6月下旬から7月上旬はタバサ旋風が吹き荒れてたし。
そのあとはアンリエッタはビッチって話題だったか。

今はキュルケが旬なのよ。あの作品のキャラがルイズに〜スレでもキュルケ株上がってきたし。
639マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:55:45 ID:???
>>636
たまたまキュルケ描写の丁寧な職人が続いてるだけじゃない?
でもこの流れで進んだらキュルケを持ち上げるような風潮が出来るかもわからんね
640マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:57:12 ID:???
>>638
それはこのスレだ。
間違える気持ちは十分わかるが。
641マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:58:47 ID:???
>>635
まぁ現実問題某ご立派な使い魔が召喚されるよりははるかにマシだよな>本人にとっては
傍から見てる分にはご立派な使い魔は最高だけど
642マロン名無しさん:2007/07/25(水) 08:59:01 ID:???
>>640

あれ?間違えちまった、すまん。どっちも流れが速くて追いつくのが大変だから
最近結構混乱してるんだ。
643マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:02:25 ID:???
>>639
キュルケは発想が柔軟で、主要人物の中では現代人的な感覚を持ってるから
一人称視点で描きやすいってのはある。

ガチガチに凝り固まってるメンバーをうまく導いた功績があるし。
644マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:05:19 ID:???
話を動かすのに便利。
ルイズだけじゃ、独り相撲になりやすい。
タバサは動かない。
キュルケは、ルイズともタバサとも絡める非常に有用なバイプレーヤー。
645マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:38:22 ID:???
教室の扉が開き、ミスタ・ギトーが現れる。
「では授業を始める。皆も知っているだろうが私が疾風のギトーだ。」
「最強の系統は知っているかね?エイジ」

「第五の元素 萌えです」
646マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:40:26 ID:???
それには勝てそうにねーな
647マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:41:43 ID:???
実はギトーも30すぎて童貞。
648マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:46:39 ID:???
30まで童貞を守れば魔法使いに成れると聞いたらルイズは・・・
649マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:47:05 ID:???
本職の魔法使いだからな。
そらもう穢れ無き童の貞だろう
650マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:47:51 ID:???
俺もあと8年で魔法使いに・・・系統は何かな・・・。
651マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:49:13 ID:bxSYTxcC
>>594
マジウザイ。
批判は止めろと何度言えば)ry
652マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:49:26 ID:???
女性経験ゼロな魔法使いならみんな虚無だろうさ
653マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:50:50 ID:???
>>652
吹いたww誰がうまいこと言えとwww
654マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:57:33 ID:???
ということはあれか。オナ禁したぶんだけ魔力を蓄積したりできるのか。
それとも逆に今までの総オナニー回数分の煩悩が虚無の力になるのか。
655マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:58:26 ID:???
秋葉原に集う30過ぎの童貞が最初の魔法使い = 始祖ブリミル
656マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:03:23 ID:???
なるほど!使い魔召喚の儀式はょぅじょを飼いたくなったブリミルが編み出したのか。
657マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:04:54 ID:???
>>656
いや、きっとケモナーなんだよ
だからケモノしか出てこないんだよ
人間が出ることが想定外なんだから
658マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:06:06 ID:???
てことはサイト呼び出したルイズは始祖的には大ハズレもいいとこなんだな
659マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:06:47 ID:???
獣姦上等なブリミル吹いたwwwww
660マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:07:33 ID:???
何という獣姦スレ
そのとき俺たちの性欲は間違いなくエクスプロージョン
アルビオンの竜騎士が全滅したのも納得の破壊力
661マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:08:45 ID:???
>>656-657
総合すると、ロリなケモ娘と言うことか
662マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:09:15 ID:???
ケモノっていってもケモロリもケモショタもあるからな
お姉さんやお兄さんもいるし
哺乳類がいいんか爬虫類がいいんかとか
果たしてブリミルの趣味やいかに
663マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:12:05 ID:???
アメーバじゃね?
664マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:13:30 ID:???
きゅいきゅい呼び出したタバサはブリミル的には文句のつけようが無いな。
665マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:16:10 ID:???
どうすればきゅいきゅいと同居生活できますか?
666マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:17:36 ID:???
まずは30年間童貞を守るんだ
667マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:18:37 ID:???
その辺はバハラグに期待しよう
なにしろ「好きな娘の名前はヒロインじゃなくてドラゴンにつけましょう」なんて注意書きがあるゲームの主人公だ
きっとなんとかしてくれるはず
668マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:20:14 ID:???
みんなどれくらいのペースでオナニーしてる?
俺は日に3,4回のオナニーは欠かさない。

今まで1万回以上はしてる計算になる。


どうすれば大魔法使いになれるのかな。
669マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:23:09 ID:???
そろそろスレ違だからその辺にしとけって。
雑談するんなら、せめてもうちょっと健全な方向でしないか?
670マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:24:20 ID:???
原作者がエロゲ出身の萌えライトノベルなんだから不健全な方向に進むは必定。
671マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:29:31 ID:???
>>668
お前…擦り切れるぞ…
672マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:29:56 ID:???
このスレの作品で原作後半まで進む作品がいくつ出るかねぇ。
ジョジョスレのほうではちらほらと原作5巻くらいまで行くのが出てきたが。
673マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:35:57 ID:???
>>672
とらと禁書、しもべは期待できる。
674マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:41:03 ID:???
お前ら、R-18へいきなはれ
675マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:44:46 ID:???
原作5巻っつーとどの辺だっけ?
アンリエッタのビッチっぷりが炸裂するあたり?
676マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:47:13 ID:???
>645
エイジ、エイジ…
レイズナーの人か英雄の種族の人しか思い浮かばないw
677マロン名無しさん:2007/07/25(水) 10:56:37 ID:???
しかし原作4巻までいってる作品は全然ないという
5巻といってもアニメ一期でアルバイトの話やったから適当なタイミングでやってるって感じだし
678マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:08:23 ID:???
5巻のあの展開、とくに魅惑の妖精亭での話はサイトじゃないと難しいものがある。
現在可能なキャラは当麻ぐらいじゃね。
679マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:11:20 ID:???
アバンならなんなくこなせるだろ。
680マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:12:59 ID:???
こなしちゃイベント発生せずあっさり終わりやんか。
681マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:13:27 ID:???
ヴィオラートが妖精亭の制服を着せられると聞いて飛んできました
682マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:15:09 ID:???
セーラー服イベントは当麻しか起こせそうにないな。
バビル2世やキタローはしそうにない。
683マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:16:59 ID:???
話ぶった切ってしまうんだが、サイボーグクロちゃんのコタロー召喚なんて言うのを思いついてしまった。
コレなら才人より弱いし、普段は役立たずも良い所だが、破壊の杖ゲットしたら戦闘能力大幅強化で、変わった展開に。
時期的には、原作終了後か、もしくは砂漠の異世界に飛ばされるハズがゼロ魔世界にとか。

で、書いたとして、需要はあるかい?
684マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:17:50 ID:???
ボンボンが休刊決定した今なら
685マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:18:19 ID:???
いっそのこと破壊のプリンス呼んだ方がよくね?
686マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:21:17 ID:???
いっそのことナイトガンダムとか召喚してくれよ
687マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:22:31 ID:???
いっそのことメタビーとかレトルトを召喚してくれよ
688マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:22:47 ID:???
需要なんかどうでもいい
ネタを思いついた時点で行動は既に完了して(ry
689マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:23:07 ID:???
いっそのこと超闘士ウルトラマンを召喚してくれよ
690マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:23:23 ID:???
強キャラばっかじゃねーかw
691マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:26:33 ID:???
いっそのことゴクドーくんを召喚してくれよ
692マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:27:24 ID:???
飛び道具持ってる奴が召喚されるとデルフの存在価値が下がるよな
693マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:29:07 ID:???
メタビー呼ぶのは考えてみたことがあるが、射撃タイプだから補給が問題になるんだよな。
694マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:30:11 ID:???
大丈夫、メタビーは弾切れしても殴ってくるから
695マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:31:06 ID:???
>>691
ルイズを売り飛ばそうとして
投獄されるとこまで考えたが後が続かなかったw
696マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:32:20 ID:???
ビストロレシピの主人公とかどうよ
697マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:33:03 ID:???
ゴエモンとか本ちんマリオとかハンゾー、デビチルなんかもいいなぁ
ジンは前にちょっと話題に出たっけ。廃刊して欲しくないなぁ

>>694
黒歴史の方のだと右ハイだな
698683:2007/07/25(水) 11:33:17 ID:???
>>691
既にボンボンですらないw

超闘士ウルトラマンに至っては、このスレでも上位に入る強キャラ召喚だしw

まじめにかけそうなのはメダロットか、初代ナイトガンダムかなぁ。
ただ、ナイトガンダムは神の半身だし、三種の神器持ってたら手もつけられなくなる。
サタンガンダムも呼び出さないと、わざわざ召喚する意味もなくなるしなぁ……
699マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:34:36 ID:???
俺TUEEEEEEEEEEで始めると続かないぞ
700マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:35:24 ID:???
あと騎士はスペリオルになるか、メダは修理をどうするかが問題だな
個人的にはレフェリーの人もどうにかして欲しいが
701使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:35:29 ID:???
投下しても大丈夫ですかね。

ちょっと長くなったんで、前半部分になります。
702マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:37:54 ID:???
エロなしで鬼作召喚しようと思ったが、エロゲ自体タブーっぽいんで自重することにした。
アンリエッタに屁をかましたり、ワルド裏切りの際、逆にルイズやウェールズを人質にとって
脅迫する鬼作が書きたかった。 今は反省している。
703マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:40:29 ID:???
エロパロ板の方で書けば?一応クロスオーバーあるし
需要があるか知らんが
704マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:40:31 ID:???
ばっちこいやぁぁああ!!
705使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:40:53 ID:???
とりあえず大丈夫そうなんで投下しますね
706マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:41:08 ID:???
SSなんて書いたこと無いけど、創作意欲が湧いてきた。
近々、俺も投下しようと思う。でも、日常パートをどうするかを考えるのって難しいね。
みんなよくキャラ掴んで書いてるね。凄いわ。
707使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:42:06 ID:???
今日は虚無の曜日で学院はお休みである、洗濯を終えて戻ったらルイズが口を開いた
「出かけるわよ」
「はぁ?」
「ちょっと買いたいものがあってね、ついでにアンタが欲しいものを買ってあげるわ」
「そりゃありがたい、桃缶が欲しい」
特売日じゃなく通常値段の桃缶はまさに至高の贅沢、都を一夜にして滅ぼしかねない
「桃缶・・・?なんなのそれ」
「俺は桃缶の為なら死ねる」
「あっそう」
ルイズは呆れた顔で呟いた

「とりあえず武器、あったほうがなにかと便利でしょ」
「そうだな」

魔術士は魔術という武器よりも遥かに強力な攻撃方法を持つ
それ故に武器をもって戦うというのは不意討ちの為の備えか、対魔術士戦に限定される
基本的に攻撃魔術の構成より防御魔術の構成の方が早く、相手の構成を見てから防御に転じることが可能である
そして術者の錬度に大きな開きがない限り、大抵の攻撃魔術を防御することが可能なのである

だから魔術士同士の戦いは白兵戦になりやすい、その時に武装が生きてくるのである
オーフェンもご多分に漏れず肉弾戦の訓練を幼少の頃から積んでいたので大抵の武器は扱える

「昨日はスカっとしたわ、ギーシュをやっつけたんだもん
 アンタを召喚した私の評判もちょっと良くなったみたいだし
 あまり高いものは無理でもちょっとくらいなら奮発してあげてもいいわよ」
「そりゃどうも」
(長物はいらんが、ナイフくらいは欲しいところだな)

こうして町へと繰り出した
「オーフェン、アンタ馬の扱いも慣れてるのね」
「まっ、人並みだけどな」
ルイズは少々上機嫌のようだった、オーフェンが意外とそつなくなんでもこなすのがお気に召したらしい
708使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:43:14 ID:???
「ところで聞きたいことがあるんだけどいい?」
「なんだ?」
「昨日、ギーシュのワルキューレを倒す時になんか叫んでたわよね
 その次の瞬間にはなんか剣がすんごい強化されてたみたいだし・・
 それに召喚した夜に窓から飛び降りた時もなにか・・・もしかして魔法使えるの?」
オーフェンはしばし考えた後、答えた
「ルイズ、お前さんらが使うのは魔法だろ」
「ええ、そうよ」
「俺がいた世界には魔法というものはなかった、その代わり魔術というものがある」
「似たようなもの?」
「そうだな、神々が使ったとされる魔法の秘儀を盗み出した連中がいてな、まぁ・・・その劣化版みたいなもんが魔術さ」
「具体的に私達の魔法とどう違うの」
「噛み砕いて言えば、イメージして叫べば発動する」
「そ・・それだけ?」
「まぁ厳密に言えば細かいプロセスがあるがね
 最初に使ったのは重力中和、剣を強化したのは磁場を収束させて力場を発生させる魔術だ」
「杖も使ってなかったわよね」
「そうだな、声を媒体にするから特にそれ以外に必要なものはない」
「ふ〜ん、魔法使いではないのね アンタが異世界からきたってのもちょっとは信じてあげる」
「ちょっとかい、まぁいいさ俺は俺だ」
「でもアンタが私の使い魔で、私の言う事は絶対服従ってことを忘れないように」

オーフェンは返事をしなかった

ルイズがこの二日間で使い魔のオーフェンに感じた印象は、まず第一に優秀だということだ
一見すると、みすぼらしい黒い格好、ボサっとした黒髪につり上がった目つき、どう見てもまともな人間には見えない
しかし雑用も割ときっちりこなす、文句もあまり言わない、なにより強かった
頭も悪くないようだが、時折何を考えているのかわからないことがある
謎の多い青年だがルイズはこの黒魔術士に少なからずの信頼を置いていた

709マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:43:15 ID:???
>>700
メダロットにはスラフシステムという自己修理システムがあるから、ほっといても大丈夫。
あとバッテリーはダイターンやロックマンと同じ太陽光発電。
710使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:44:28 ID:???
(食事さえきちんと与えてれば飼い主の手を噛むことはなさそうだし)
ここに来る前はよほど困窮極まる生活をしていたのか、聞けば丸一日水のみで生活するのも当たり前だとか
本人にはなにやらやることがあるようで、元の世界に帰りたがっている 
異世界というものが本当に存在し、オーフェンという男がそこからやってきたというのも俄かには信じ難い
しかし平民だけどなかなか優秀な使い魔だ、それに召喚してしまった以上手放すのは正直惜しいかもしれない



「ねぇオーフェン、魔術だっけ?ちょっと見せてよ」
街に着き、歩いていると唐突にルイズはそう言った
「ギーシュを倒した時もよくわかんなかったし、見てみたいな〜って」
「往来で言うことか、そもそも俺の使う黒魔術ってのは破壊が主な用途だ
 こんなとこで使うもんじゃない」
「ケチね」

そうこうしてる内に店に辿り着いた
「着いたわ」
「・・・武器屋か?」
看板の文字は読めない、しかし武器屋には見えない
外には服が並べてあったからである
「そんなわけないでしょ、私の服を買うのよ」
(なるほど・・・買いたいもんがあるっつってたしな)
「体のいい荷物持ちってわけね」
「よくわかってるじゃない」


女の買い物は総じて長い ゆえにオーフェンは近くをブラブラしていた
「割と似たような感じだなぁ」
トトカンタと比べても文明にあまり遜色が見られない
「でも桃缶はないんだよなぁ」
ルイズは存在すら知らなかったみたいである
或いは貴族はそんなもの食べないのか
711マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:45:10 ID:???
>>709スラフって一部の奴しか持って無いんじゃなかったっけ支援
712使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:46:19 ID:???
そんなことを考えていると、ふと変な気配が襲った
慌てて背後を見ると 赤髪の女がいた
「あらっ、バレちゃった やっほ〜オーフェン」
「キュルケ?・・・と、タバサ」
キュルケの背後にはタバサがいた 感情の読めない表情で立っている
「あれ?タバサと知り合い?」
キュルケはタバサを見る、タバサは頷き肯定の意志を示した
「あぁ、昨夜ちょっとな」
「ふむふむ、それでフレイムが連れてくるのが遅かったのか
 もっと早くきてくれれば色々と楽しめたのに♥」
妖艶な瞳で見つめてくる それを無視してオーフェンは話を続ける
「一体なにしてるんだ?」
「むっ、だって私を差し置いてルイズと出かけたじゃない、だから追ってきたの♥」
「シルフィードか」
口にしながらタバサを見る、コクコクと頷いているのが見える

「ルイズなんか放っといてどっか行きましょ、好きなところに連れてってあげるわ
 その服も素敵だけど、私がもっと似合う服をコーディネートしてあげるわよ」
「服はこのままでも構わないからいいや」
キュルケの顔がちょっと歪むのが見えた、だがすぐに笑顔に切り替わる
「そう?もっと高いの買ってあげるのに・・・
 それなら武器やアクセサリー買ってあげるわ、元々そういう意図もあるから街まできたんでしょうし」
「ルイズが買ってくれるっつってたし、大層なモン欲してるわけでもない
 別に無理しなくてもいいぞ」
「あらあら頑固ね、それならついでに美味しいものでも食べにいきましょうよ」
「なに!?」
オーフェンの表情の変化はとても分かりやすかった、なにせ目が輝いている
(な・る・ほ・ど)
キュルケは心の中でしてやったりとガッツポーズをとった
この男は色欲や物欲では動かない、食欲だ
713使い魔オーフェン6-1:2007/07/25(水) 11:47:35 ID:???
「ふふっ、な〜んでも食べさせてあげるわよ ついでに色々買ってあげる」
「よし、張り切っていくとしよう」
(ちょろいもんね、タバサがいるからこのまま一気には無理だけど この弱みは使える)
「いきましょオーフェン、タバサ」
「うん」


「・・・あれ?オーフェン?」
少女は辺りをキョロキョロと見回す 本来いるはずの使い魔がそこにいない
「勝手にどこかへ行って・・・迷子になってるんじゃないでしょうね」
(もしかして一人で武器屋に向かった・・・? でも場所がわかるはずないわよね・・)
ルイズは荷物を一旦服屋に預かってもらい、とりあえず武器屋に向かうことにした


「ねぇ、あたしのこと好きになった?」
「あぁ、好きだぞ」
3人は食事をし終わり武器屋へと向かっていた
「ほほ〜、随分と早い心変わりで」
小悪魔のような笑みをしながらキュルケが言った
「俺が好きなのは、常識人と、飯を奢ってくれる人と、桃缶と、猫だ」
「ふふっ、現金ね でもなんか甲斐性なしのヒモみたいね」
「ぐふっ・・」
「どうしたの?いきなりうずくまっちゃって」
「い・・・いや・・・」
(まずい・・・まずいぞ・・確かにこのままじゃヒモみたいだ、
 ヒモなんてものは『シリーズ・人間のクズ』に羅列されてもおかしくない!)

キュルケが顔を覗きこんでくる
「ごっめ〜ん、傷ついた?もしかして昔言われたことがあるとか・・・」
「そ・・・ソンナコトハナイゾ」
「声上ずってるわよ」
タバサも頷いて同意する
714マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:49:34 ID:???
ヒモ支援w
715マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:50:03 ID:???
>>711
ロボトル後に回復してるのはスラフシステムのおかげ
漫画版はどうだか知らないけど支援
716マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:51:48 ID:???
人間のクズ支援
717マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:52:53 ID:???
そういえばヒモ王子と戦ったこともあった支援
718マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:54:46 ID:???
しぇんろん!
719マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:54:54 ID:???
>>711
スラフあるなしに関わらず、自己修理用のナノマシンは搭載されてるな。
修理用のパーツは、そのナノマシンの能力を促進させてるっていう設定もあるし。

そしてオーフェン支援
720マロン名無しさん:2007/07/25(水) 11:56:09 ID:???
じゃあブルードックもありなのか支援。しかし遅いなサルか
721使い魔オーフェン ◆Bf3uS1FsbY :2007/07/25(水) 11:57:09 ID:???

(大体まずいぞ、シエスタの時といい今といい、こんな美味いものに舌が慣れてしまったらと思うとゾっとする
 元いた世界に戻ったらまた極貧生活は必至・・・あまり贅沢をすると泣きを見る、そうだこれからは我慢するんだ自分!)

「あっ、あの屋台の美味しそうね みんなで食べましょ」
「んむ」



「なに泣きながら食べてるわけ?」
「なに・・・自分の意志の弱さに絶望しただけだ」
「なんかよくわからないけど、頑張って」
(っく・・・ヤバイぞ、俺の鋼の意志はこの程度だったのか、なぁオーフェン)

「なに辛気臭い顔してるのよ、この両手に花な状況なのに嬉しくないの?」
「そんなことはどうでもいいんだ、俺は今、己との葛藤で忙しい」
「アナタねぇ・・」
「着いた」
「え?」
「ん?」
看板が見える、案の定文字は読めないが店の雰囲気で分かる
「あぁ・・・武器屋か」
「ほ〜ら、気持ち入れ替えて!好きなの買ってあげるから♥」

とりあえず気を取り直して入ることにした、しょうがない
食欲は人間の三大欲求の一つ、抗うだけ無駄というものだ
(そう・・・無駄だ、しょうがない、至極当然の帰結、決して抗えない、抗っちゃいけないんだ、・・・うん)

-----------------------------------------------------------------------------------
規制で遅くなった・・・とりあえず前半はここで終了です。後半は書き上げ次第投下します。
あとトリもつけときます。前スレ最後で話題になってたようですが、
零戦の代わりや破壊の杖等は思案中です、一応考えてはありますが・・・。
722マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:04:16 ID:???
乙!アーンドGJ!
食欲>>>>>越えられない壁>>>>>他の欲
なんだなやっぱり。
723マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:05:30 ID:???

でも文章の終わりは句点くらい入れようぜ。
724マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:07:19 ID:???
オーフェンGJ
だけど、もうちょっと『、』『。』を使ったほうがいいと思うよ。
725使い魔オーフェン ◆Bf3uS1FsbY :2007/07/25(水) 12:09:08 ID:???
>>723
ちょっと入れようかどうか迷ってる。
なんとなく敢えて入れないできたんだ。
今までつけないできたからまぁいいかなって。

わざとスペース使ったりね。
726マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:13:42 ID:???
原作でもこんな簡単に自分の手の内明かしてたっけ
もう何年も前だから覚えてないな…
727マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:14:17 ID:???
漫画版のロクショウを召喚。
時期を出番のないメダ3以降のヤツにすれば、ルイズの使い魔を断る理由もほぼ無し。
728マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:16:57 ID:???
迷うも何も文章書くときの基本的なルールだろw
729使い魔オーフェン ◆Bf3uS1FsbY :2007/07/25(水) 12:20:02 ID:???
>>728
そうですね、これから句点もつけるようにします。
あったほうがやはり読みやすいとも思いますし。
730マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:20:20 ID:???
メダ召喚になると破壊の杖とか龍の羽衣がメダのパーツになるわけか・・・。
創作意欲が沸いてくるな。
731マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:22:32 ID:???
>>730
アニメOPの替え歌何かも入れて貰えると嬉しいな
732マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:24:10 ID:???
暇だし孤児VS殺戮者達クロスで構想するかな・・・・・・
733マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:24:37 ID:???
ボンボンならボンボンテリーも書いて欲しい
734マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:25:57 ID:???
>>733
サニーパンチ!
735マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:27:20 ID:???
>>733
男なら拳一つで勝負せんかい!
736マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:28:04 ID:???
>>728
2ch系のSSスレだと句読点使わなかったり、「三点リーダ?何それ美味いの?」的なヤツが結構いるよな。
737マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:31:39 ID:???
句読点より改行しないのが読みづらい
738マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:32:56 ID:???
正直お盆に休みが取れないからって、こんな半端な時期に休みもらったって困る。
というわけで12:35あたりから投下しようと思います。
規制引っ掛かったら避難所の代理スレにあげますんで、善意の方、よろしくお願いします。
739マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:34:36 ID:???
歩道が空い…いや支援する
740ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:35:27 ID:???

 学院長の秘書であるミス・ロングビルがルイズの下を訪れたのは、医務室でもらった鎮痛剤を飲んでようやくウトウトし始めた頃のことだった。
 コンコンという控えめなノックの後に入室してきた彼女の、「学院長がお呼びです。至急学院長室までいらして下さい」という言葉に、ルイズは来るべきものが遂に来た、とある種の覚悟を決めたものである。
 ルイズが決めた覚悟とは、留年勧告に対してのものであった。
 使い魔召喚の儀式の成否が進級できるか否かに関わっている以上、彼女がそういう覚悟を持ってしまうのも当然と言えば当然である。
 
 しかし、覚悟を決めたと言っても所詮腹が据わったとかその程度のものでしかない。
 腹が据わったところで、それだけのことで前向きになれるわけでもないのだ。
 そんなわけで学院長室のドアをノックし、「入りたまえ」という言葉に従ってドアを開けたルイズの表情はと言えば、鬱々とした、という表現がぴったりくるような酷いものであった。
 
「やぁ、よく来たね、ミス・ヴァリエール。病み上がりのところを態々呼びつけてすまなかったのう」
「いえ……」
「怪我の予後はどうかね? 治癒の術と言っても怪我の具合が酷ければ痛みまでは消せはしない。まだ痛むじゃろう」
「朝方に医務室で鎮痛剤を処方してもらいましたから、今はなんとか」
「そうかそうか。しかし無理はいかんぞ? 誇り高き貴族といっても痛みは誰しも平等じゃからの。ああ、そこに掛けたまえ」

 促されて応接用の大きなソファに腰掛ける。
 オスマンも執務用の机を立ってこちらに向かってくるが、ルイズの視線はオスマンでなく、その横に立つ青年に向けられていた。
 少しくすんだ色合いの金髪に、薄汚れたマント、腰には二本の剣を差している。
 年はルイズより幾分か上だろう。
 その顔には見覚えがあった。
 そして、その青年が額につけている鉢金を見ていると、薬を飲んでマシになったはずの頭痛がぶり返してくるような気がした。
 間違いない、あの男は――。
 
741マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:36:29 ID:???
パルパレオス!
742ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:36:45 ID:???
「ふむ、どうやら気になっているようじゃし、先に紹介を済ませてしまうかね? 聞いた話では昨日は互いに挨拶をする時間もなかったようじゃからのう」

 ひょひょひょ、と長い髭をしごきながらオールド・オスマン。

「では紹介しよう、ミス・ヴァリエール。彼はビュウ殿という。家名はないらしい。ああ、かといって平民と侮ってはいかんぞ? 彼の国では家名というのはあってもなくても構わんようなもんらしいそうじゃ」

 その言葉にルイズは怪訝な顔をする。

「平民ではない……? では彼は、彼も貴族なんですか?」
「まぁ土地が違えば律令も変わるもんじゃ。貴族とも違うそうなんじゃが、彼は君に呼び出されるまではカーナ王国というところの騎士団で、戦竜隊という部隊の隊長をしていたらしい。ハルケギニア風に言うと竜騎士じゃな。竜騎士隊の隊長殿というわけじゃ」
「竜騎士――!」

 ルイズは今度こそ驚いたような顔で青年、ビュウを見た。
 竜騎士といえばハルケギニアでは一部の選ばれた貴族しか成ることの許されない、云わばエリートである。
 対するビュウは困ったような笑顔をルイズに向け、その表情をすぐに取り繕うと真面目な顔をしてルイズの前に進み出た。
 一瞬ギクリとするルイズだが、
 
「初めまして、カーナ王国騎士団で戦竜隊の隊長を務めております、ビュウと言います。――その、昨日は本当に申し訳ないことを」

 ビュウは、そう言ってぺこりと素直に頭を下げたのである。
 困ったのはルイズだ。
 留年を告げられる覚悟で来てみれば、昨日召喚失敗で呼び出した使い魔(?)がいて、しかもそれが竜騎士だと言う。
 こんな事態は想定していなかったし、いや、そういうことではなく、ともあれそんな一定の地位のある人間にこんな風に頭を下げられて、まあルイズも本来は傅かれる立場の人間ではあるのだが――とにかく慣れていない。
 
743マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:37:01 ID:???
>>741
待てw

支援
744マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:38:30 ID:???
「あ、いえ、その、昨日は私も不注意でしたから……」
「そうは言っても、あれほどの大怪我をさせてしまったわけですし」
「もう怪我自体はよくなってますので、そんなに畏まられるとこっちが恐縮しちゃいます」

 お互いに頭を下げ合うという奇妙な構図が誕生する。
 オスマンはそれを「何やら見合いみたいで初々しいのう」などと思いつつ眺めていた。
 が、いつまでもそうしていては話が進まないとばかりに口を挟む。
 
「まあまあ、ビュウ殿もヴァリエール嬢もその辺で――こほん、それではこちらも紹介しようかの。
 ビュウ殿、こちらが先日貴殿を召喚した我が校の生徒、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢じゃ。
 トリスティン王家が諸子、ヴァリエール公爵家の第三公女でもある」

 オスマンの紹介にルイズもひとまず立ち上がり、貴族らしい優雅な礼を送る。
 先ほどはビュウに機先を制され取り乱してしまったが、ちゃんと挨拶をやろうと思えばそれなり以上のものがキチンと出来るのだ。
 学院では単に魔法を教えるだけでなく、貴族として相応しい立ち振る舞いも教育しているのだから。

「ふむ、それでは互いの紹介も終わったところで、ミス・ヴァリエール? 今日は一体どういう用向きで呼び出されたか、分かるかね?」

 ルイズの身体に再び緊張が戻る。
 そうなのだ、使い魔召喚の儀式から昨日の今日で、今のルイズが学院長直々の呼び出しを受ける理由なんて、そんなものは一つしかない。
 使い魔召喚の儀式で人間を呼び出すだなんて前代未聞の大失敗をしてしまったこと、更にはその人間と契約すら出来ていないということ。
 それらはすなわち、ルイズの留年という処分を意味している。
 留年――その宣告を受け入れる覚悟をしてこの場に臨んだはずだったのに、改めてその事実を突き付けられれば、その衝撃は小さなルイズには受け止めきれるものではない。
 もう枯れ果てたと思っていた涙がまた眦に溜まる。
 俯いたら零れてしまうと分かっていたから、ルイズは顔を上げ、オールド・オスマンの顔を正面から見つめ返した。
 
745マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:39:12 ID:???
シエンスタ
746マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:39:42 ID:???
小説版ばとパルパレオスは自分の剣と死んだ敵(名前忘れた)のエクスカリバー二刀流になってたなぁ・・・・
支援
747ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:40:27 ID:???
「はい、分かっています。――留年、ですよね」

 答えたその声が震えなかったことなど、誇るにも値しない。
 だが、対するオスマンから返ってきた言葉はルイズには予想外のものだった。
 彼はほっほっほ、と鷹揚に笑い、
 
「いや、まあ、そういう勘違いをしとるじゃろうとは、お主が部屋に入ってきたときから分かっておったがのう」

 勘違い、というオスマンの言葉にきょとんとする。
 
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢?」
「は、はいっ!」
「お主は自分が留年の処分を下されるだろうことについて、最早決定された事項であるかのように思っとるのかもしれんが……ふむ、今のところ、それはまだ保留じゃ」
「ほ、保留、ですか……?」
「うむ、お主は使い魔召喚の儀式で人間を呼び出してしまった。それはいい。あ、いや、いいとは言い切れんかもしれんが、ともあれじゃ、それはこの際わきに置いておく。
 重要なのは、お主とビュウ殿の間で結ばれるはずであった契約の儀式、コトラクトサーヴァントの術が未了のままとなっていることなのじゃよ」

 どういう意味なのか理解できない、といった風情のルイズのために、オスマンは言葉を砕く。
 
「ミスタ・コルベールもそうじゃが、わしとしては、この度のお主の成した使い魔召喚の儀式、それ自体は失敗ではないと思っておる」
「え!?」
「使い魔召喚の儀式とは、本来マスターとなる術者の得意分野を反映したような性質の者を召喚するというだけでなく、或いはマスターの苦手分野を補強するような性質の者を召喚する、という儀式でもあるのじゃ。
 ミス・ヴァリエール、お主にとってのビュウ殿がその何れであるかは現時点では分からん。しかし、お主がビュウ殿を召喚したことには必ず何かの意味があるはずなのじゃ。
 召喚の儀式とは、それすなわち始祖ブリミルのお導きであるとも言えるのじゃからな」
「……」
「召喚は成功した、成功したのじゃよミス・ヴァリエール。契約の儀式にしたって、儀式が完成する前にちょっとしたアクシデントがあって完了していないだけなのじゃ。
 完了していないのならば完了させればいい。それだけの話じゃ。コントラクトサーヴァントが完了し、それが成功すれば問題は何も無くなる。留年になどなりゃせんのじゃよ」

748マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:40:44 ID:???
ワレ 支援ニ 成功セリ
749ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:42:34 ID:???
 オスマンは言って、にっこりと柔和な笑みを浮かべた。
 優しげで深みのあるその笑みに、ルイズの緊張はこれまでのそれが嘘であるかのように解きほぐされていく。
 これで留年せずに済む、家族に余計な心配や恥を掻かせなくて済む――そう考えただけで、先ほどとは全く意味合いの異なる、つまり安堵の涙がこみ上げてこようとしていた。

 しかしルイズはすぐにハッとして涙を引っ込めた。
 自分はそれでいい、それで助かる。
 だが、その肝心の契約相手の方はどうなのだろうか?
 なにしろ使い魔の契約は相手の一生を縛り付けるものなのだ。
 ビュウは何処かの国に仕える騎士であり、隊長としての立場がある。
 契約の解除は使い魔の死によってしか成し得ないというのに、そんな立場のある人間が、自分なんかと使い魔の契約を交わしてくれるのだろうか……?
 
 そのルイズの視線の意味を察したのだろう、ビュウは少し困った顔をして口を挟んだ。
 
「僕は構いませんよ、ミス・ヴァリエール。こちらにも少し事情がありますので」
「事情、ですか?」
「まあ、話せば長くなるんですけどね?」

 そう断りを入れて、ビュウは簡単に自分の故郷のことや、これから行動するに当たっての指針が全くないということを説明する。
 ルイズは特にビュウの故郷であるオレルスのことについて色々と疑問を持ったが、それらを全て飲み込んで一つの質問を口にした。
 
「でも、コントラクトサーヴァントの儀式を行ったら、契約の解除は使い魔の死をもってしか成し得ないって」
「ああ、そこは僕も引っ掛かってはいたんですが、オールド・オスマン?」
「うむ」

 話を振られたオスマンが髭をしごきながら答える、ルイズには他言無用じゃぞ?、と釘を刺して。
 
「実を言えば裏道、というか抜け穴のようなものがあるんじゃよ。だから、それを使えば使い魔の契約は破棄できる。
 ただまあ、これを公にしてしまうと気に入らない使い魔を引き当てた生徒なんかが大挙して押し寄せそうじゃからのう。
 散々言われたと思うが、使い魔召喚の儀式は神聖な儀式、そうそうやり直しなど認めるわけにはいかんのじゃ」

750マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:44:35 ID:???
支援だ
751マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:44:41 ID:???
しえ☆すた
752マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:44:47 ID:???
な、なんだってー
753ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:45:56 ID:???
 じゃから、この話は内密にな? と人差し指を口にあてながら笑ってみせるオスマンだ。
 そこからまたビュウが話を引き継ぎ、
 
「そういうわけでね、オレルスに帰るための目処がつくまでは、君の使い魔というのをやってもいいと思っています。
 帰る方法についても学院の側で支援してくれると言うし、その間の衣食住の提供もしてもらえると言うからね。その、君には半端な覚悟の使い魔と思われるかもしれませんが……」
「とまあそういうわけなんじゃよ、ヴァリエール嬢」

 オスマンはニッと笑い、それから不意に真面目な顔に戻る。
 正面からルイズの瞳を見据えて言った。
 
「後はもうお主が決断を下すだけなんじゃ、ミス・ヴァリエール。彼を使い魔とせんと契約の儀式に望むか。
 或いは彼を使い魔とすることを不服として留年、来年の儀式に望みを託すか、二つに一つじゃ。
 さぁ、ミス・ヴァリエール。お主はどうする、どちらの道を選ぶのじゃ?」

 強い瞳で決断を迫る学院長の眼差しは、ルイズに適当な解答を許さない威圧感がある。
 しかしそんな威圧感など今のルイズには全く意味の無いものだった。
 何故ならルイズには、ここで契約をしないという選択を選ぶ理由が一つも無い。
 人間を使い魔とすることに抵抗がないかと聞かれれば、それは確かにノーだ、抵抗がないわけではない。
 だが、オールド・オスマンの話を聞いた今では、確かに自分が彼を、ビュウを呼び出してしまったことには何か大切な意味があるはずだと、そんな風に思える。
 簡単にそんな風に心変わりしてしまえる自分の単純さをルイズは自嘲するが、そんな自嘲こそ今は無意味だ。
 
 ルイズはビュウを見る。
 その青い瞳を見つめ、何かは分からないが、その瞳に何かがあるとそう思った。
 もしかしたら、すぐにオレルスへ帰れる方法が見つかって、使い魔とその主でいられる期間なんてほんの僅かなのかもしれない。
 いかに使い魔と主という関係にあっても結局は人間同士、うまく付き合うことなんて出来ないかもしれない。
 もし、そうでも、そうなったとしても、オスマンの言葉を聞き、ビュウの瞳を見つめ、例えそんな風になってしまったとしても、彼と契約を結ぶことは全くの無意味ということにはならないと、ルイズはそんな風に思った。
 そう、確信した。
754ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:47:18 ID:???
 
「私――やります! 彼と、契約します!」

 ルイズは力強くそう宣言し、オールド・オスマンは満足げにその宣言を聞き届けた。
 
 
 
 
 
 トリスティン王立魔法学院の学院長室の中央に淡い光を放つ魔方陣が浮かび上がる。
 その中心に立つのは一人の少女と一人の青年、ルイズとビュウだ。
 陣の外側には学院長のオールド・オスマンと、教師のコルベールがついて見届け人となっている。
 
 契約の儀式、コントラクトサーヴァントの術はここまでは順調に来ていた。
 陣の形成も安定しているし、魔力の循環も問題なく行われている。
 教師としての視点で言えば、いま少しルイズの方に力が入りすぎている気がしないでもないが、それでも許容範囲内だろう。
 
 やがてルイズの呪文の詠唱が終わり、契約の儀式のための陣が完成する。
 ルイズはそっと一息をついて、これから彼女の使い魔となる青年、異国の竜騎士を見つめた。
 
「準備、完了しました」
「えっと、なんと言ったらいいか……お疲れ様です」

 その少しとぼけたような物言いにルイズは小さく吹きこぼす。
 ビュウも我ながら間抜けなことを言ったと思ったのか、少しバツの悪そうな顔をした。
755マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:47:31 ID:???
確かに、原作でも才人契約切れたこと有りましたっけ支援
756ゼロと竜騎士:2007/07/25(水) 12:49:03 ID:???
 
「あの、契約をする前に一つだけいいですか?」
「なんでしょう?」
「その、もし失礼でなければ、これからはお互いに敬語はなしで、敬称とかもなしでってことでいきません?」
「あ、僕やっぱり堅苦しかったですか?」
「まぁ使い魔と主っていう関係を考えれば、本当は対当じゃあないのかもしれませんけど、むしろ私たちの場合はそっちの方が正しいのかなって気がして」
「僕もそっちの方が気が楽ではあります」
「それじゃあ……」
「はい……、じゃなくて、ああ――」

 ビュウがルイズの肩に手を置いた。
 ルイズもビュウの胸にそっと手を当て、ちょんと背伸びをする。
 
「ルイズ」
「ビュウ」

 名前を呼び合い、そして――
 
「「今、契約を――」」

 唇が、重なる。
 部屋は光に包まれ、今ここに、ルイズとビュウの契約が成立したのであった。
 
 
757マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:49:54 ID:???
ファーストキスか!?
758マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:50:11 ID:???
ファスキスから始まる支援
759マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:50:32 ID:???
なんか端から見てると結婚式みたいだ四円
760ビュウの人:2007/07/25(水) 12:51:02 ID:???
今回はここまで。
ルイズとビュウ、ようやく契約にこぎつけました。
だがルイズが最早別人状態な件。
早く元に戻れルイズ。
761マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:53:51 ID:???
ルイズが召喚時点で使い魔を対等な関係とみてるのってひょっとして初めての快挙ではあるまいか
支援
762マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:54:17 ID:???
甘ーーーーいGJ!
763マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:55:03 ID:???
早くビュウの竜をゲットしてくれ。
764マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:55:11 ID:???
ファスキスから始まる二人の恋のヒストリー
765マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:58:47 ID:???
むしろこのルイズGJ!
このまま道理をわきまえた人として成長していってほしい
766マロン名無しさん:2007/07/25(水) 12:59:21 ID:???
             /l
    ___       〉 〉           /l
    ヽ ゙i_       〉 __ヽ,_    r‐'" ノ
     l、__ `l_,.-'く く_コ `'l ,ヘ、,ヘノ  l
       l  /ー-、ヽ─‐'"/.__\ /
       `/l ̄V''ーv l_ し'"V   / ヽ
         | l、__/   ゙、__/   l 
          |       rニヽ,       |
        |     lニニニl      /
         \           /
            `ーァ---──'''"ヽ,
           / / l,  i ヽ ` \
           /            ,.-、
         lニ‐-- .,,__,. -‐‐-、_ノ /
          `ー- .,,_,,. -‐‐--‐'"

767マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:00:51 ID:???
トリステインとかだと花形部隊の隊長なんて
それこそ爵位もっててもおかしくないしな。悪奴みたく。
態度変わるのもまぁ自然なんじゃね?
ルイズのツンの大半は「なんで私が平民なんかに〜」なんだし。
768マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:00:59 ID:???
口から砂糖溢れたが、GJ!

それと前スレのMr.0をWikiに登録してくれた人、ありがとうございます。
二話目が書き上がったので投下したいのだが、大丈夫?
769マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:01:24 ID:???
>>760
GJ!
>だがルイズが最早別人状態な件。
それは仕方が無いんじゃね?
才人は扶養家族というが学生だが、
ビュウは実際背負っているモノが違うから。
……まー、自分のせいじゃないのに国からは厄介者扱いですが。
770マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:01:44 ID:???
今まで>>766が出ていなかったことが不思議でしょうがない
771マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:03:19 ID:???
>>768
全力で支援
772マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:04:13 ID:???
>>767
しかも一回世界救って相棒は神龍バハムートだもんな。
バハたんきてほすい。
773マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:06:06 ID:???
しかし甘い甘いと言うがよく読んでみるとそんなに甘くなくね?
最後のやり取りのせいで二人の恋のヒストリーが始まりそうに見えるが、
背景事情は割りとドライな気がするぅー
774マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:10:19 ID:???
ビュウにはあのことがトラウマになってるかもしれないしね。
……俺のトラウマでもあるが
775DOD&M:2007/07/25(水) 13:12:20 ID:???
補講の日時を間違えて覚えてたので、急に時間が出来たんだぜ。
割と早めに書き上がりそうなんで、テンション上がってきたんだぜ。
776マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:13:14 ID:???
>>774
やめて('A`)
777マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:13:34 ID:???
>>775
あんた書くの早すぎwwwww
778マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:14:29 ID:???
>>775
wktk
779マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:16:20 ID:???
ビュウとアンヘル&カイムが同時召喚されてたりしたらさらにややこしいことになってたなw
780マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:17:53 ID:1OslObNb
ビュウだけでもいいからマジで幸せにしてあげてくれ!
もう本気で!あんな女のことなんか忘れさせたげて!
781マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:18:47 ID:???
BOFWからリュウと神皇様でも召喚してやれば、さらにややこしいことになりそうだw
782マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:19:38 ID:???
>>780
カイムとアンヘルも幸せにしてあげてください……
783マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:21:12 ID:???
>>779>>781
なにその「ドキッ!ドラゴンだらけの召喚大会 爆発もあるよ!」
784Mr.0の使い魔(1/7):2007/07/25(水) 13:23:47 ID:???
では投下します。


 召喚早々にギーシュをノックアウトしたクロコダイルは、その傍若無人
な性分を遺憾なく発揮した。周囲を威圧しながらコルベールに詰め寄り、
ルイズを伴ってここのトップ、学院長オスマンの元へと向かう。置き去り
にされた生徒達は、三人の姿が見えなくなるとようやく安堵感に包まれた。
 気絶したギーシュは、本人が目を覚まし自力で這い出てくるまで皆から
忘れ去られていた。


 Mr.0の使い魔
  ―エピソード・オブ・ハルケギニア―

     第二話


 学院長室にはオスマン一人であった。普段なら秘書のロングビルもいる
筈だが、この日は丁度街へ出ていたのである。

「お初にお目にかかる、学院長殿」
「ふむ、珍しい客人じゃの」

 クロコダイルは先程までとはまるで違う、“やや”丁寧な態度で挨拶した。
彼が優先したのは情報収集である。その為にはアメとムチを適度に使い分
けるべきだと、クロコダイルはよく理解していた。まず現在地――ハルケ
ギニア大陸という名を尋ねる所から始まり、このトリステイン魔法学院、
諸国家の名前やメイジ、魔法についてなど、クロコダイルの質問は多岐に
渡った。
785Mr.0の使い魔(2/7):2007/07/25(水) 13:26:06 ID:???
 逆にオスマンやコルベールも、クロコダイル自身の事を問いただした。
大航海時代や王下七武海、悪魔の実などの聞き慣れない単語が出るたびに
説明を求めたが、意外にもクロコダイルは快く答えた。自分が悪魔の実の
一つ『スナスナの実』を食べた『砂人間』である事も明かし、実際に体を
砂に変えて三人を驚かせた。

「海賊ってワリに、案外まともな奴かも。それに強そうだし、当たりかしら」

 大人達の会話を聞いていたルイズはそんな事を呟いたが、教師二人には
とてもそうは思えなかった。クロコダイルの柔らかい物腰の裏に、微かだ
が得体の知れない“闇”を感じたのだ。
 特に出現時の暴れっぷりを間近で目にしたコルベールの警戒心は、主人
として制御できると考えるルイズ、現場を見ていないオスマンに比べ一段
と強かった。もっとも、会話の内容が技術関連の事に及ぶと途端に目の色
を変えていた辺り、いつまで気を張っていられるか怪しいものだが。

「何と、魔法を使わずに雨を降らせる事ができるのか!?
 素晴らしい! 天候操作は魔法でもかなりの高等技術だというのに!」
「あくまで一時的、その場しのぎ程度のものだがね。
 それに問題点も多い……時に、ミスタ・コルベール」
「何ですかな、ミスタ・クロコダイル」
「もう少し離れてくれ。顔が近い」
「やや、これは失敬。それで、他にはどういったものがあるのです?」
786マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:27:45 ID:???
紫煙
787マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:28:51 ID:???
>>780
俺のビュウは最初っからあんな女放置ですよ。

暗殺の標的も迷いなくヨヨにしたし。
788Mr.0の使い魔(3/7):2007/07/25(水) 13:29:06 ID:???
 その後は特筆する程の事はない。ルイズが気にしていた『使い魔として
の主従関係の締結』を、クロコダイルがあっさりと認めたからだ。教師達
の心配をよそに、ルイズは喜んだ。問題があるとすれば。

「ベッドは一つか。仕方ない、今日はこの椅子で我慢してやる」

 会談を終えて自室に戻るなり、彼がそう言って椅子の一つを占領した事
ぐらいである。


 一夜明けて、翌朝。

「……ん」

 窓から差し込む光で、ルイズは目を覚ました。寝ぼけ眼をこすりつつ
部屋の中を見回す。と、未だに寝息を立てるクロコダイルが目に入った。
ルイズの眉間に皺がよる。

「ご主人様より長く寝てる使い魔なんて……!」

 枕を引っ掴んで、投棄。「ボフン」と鈍い音をたてて、柔らかい枕は
厳つい顔面を叩いた。しかしクロコダイルは相変わらず眠りっぱなし。
起きる気配すらない使い魔に、ルイズは頬を膨らませた。

「つつ、使い魔の分際で、いい度胸じゃない!」

 傍らの杖を手に、【ファイヤーボール】の呪文を唱える。失敗しても
かまわない。火炎だろうと爆発だろうと、起こせればよいのだ。素早く
詠唱を終えたルイズは、クロコダイルの頭目掛けて杖を振った。

 轟音、爆発。
789マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:29:23 ID:???
>>605
>抱きかかえて自室の姿を目撃した

なんかこの文変じゃね?
790Mr.0の使い魔(4/7):2007/07/25(水) 13:31:38 ID:???
「お目覚めかしら、クロコダイル? いつまでも寝てんじゃ……」

 怒りで紅潮していたルイズの顔は、一瞬で蒼白になった。背もたれに
よりかかるクロコダイルの首から上が、綺麗さっぱり消えていたのだ。
砕けた木片が、爆発の威力を物語る。

(あ……あ、あああ!?)

 殺した。
 殺してしまった。
 自分より先に起きていなかった、ただそれだけの理由で。

 この時、ルイズはまだ頭が覚醒しきっていなかった。だから、相手が
どういう能力を持つ人間だったのか、それをすっかり忘れていた。

「随分乱暴な朝の挨拶だな、ミス・ヴァリエール」

 耳元で聞こえた声に、ルイズはハッと振り返る。
 そこにあったのは――顔。クロコダイルの“頭だけ”。

「ひ……!」

 短い悲鳴を上げ、ルイズは気を失った。

「おいおい、このぐらいで気絶するんじゃねぇよ……」

 空中に浮かぶ生首が、呆れたようにため息をついた。
791FF:U:Zの中身:2007/07/25(水) 13:34:49 ID:???
サー・クロコダイル支援…しつつ、次の投下予約をしてもよろしいか?
792Mr.0の使い魔(5/7):2007/07/25(水) 13:35:16 ID:???
 ルイズがもう一度目を開けたのは、たっぷり一時間以上経ってからだ。
背もたれの欠けた椅子で葉巻を吹かしていたクロコダイルが、顔を傾けて
薄く笑う。

「クハハハ……お目覚めかね、ミス・ヴァリエール」
「く、クロコダイル」

 頭を吹っ飛ばされた筈のクロコダイルがぴんぴんしている。それを見て、
ようやくルイズは彼が『砂人間』である事を思い出した。剣だろうと爆弾
だろうと、砂に変化すれば無傷ですむのだ。さっきの爆発も、そのおかげ
で傷一つ負わなかったのである。
 ベッドから起き上がったルイズは、取り敢えず制服に着替える事にした。
『従者がいる場合、貴族はその者に着付けを任せる』というのがルイズの
持論であるため、クロコダイルに声をかける。

「ちょっと、クロコダイル。ふk「ああん?」何でもないです、ゴメンナサイ」

 二秒で挫折した。
 怖いのだ、顔が。睨まれると思わず謝るくらいに。クロコダイルは単に
名を呼ばれて応じただけなのだが、その顔つきが幼い少女を脅している事
に気付いていない。
793マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:36:34 ID:???
>>789自室で抱きかかえている姿〜の方が合ってるな
予約が二人になったぜ支援
794Mr.0の使い魔(6/7):2007/07/25(水) 13:39:44 ID:???
 ルイズは大人しくクローゼットに向かい、新しい制服と下着を取り出す。
途中、昨日脱ぎ散らかした自分の服と下着が目に入った。『専属の従者に
家事全般を任せる』というのもルイズの考えである。具体的には洗濯など。

「ねぇ、クロコダイル」
「何だ?」
「昨日着てた分の洗濯なんだけど」
「おれからメイドに言っておいた。後で取りに来るそうだ」

 そうじゃない。
 そうじゃないのだが、ルイズは説明する気になれなかった。言い直すと
また睨まれそうなのだ。あれは怖い、泣きそうなくらい怖い。

(メイドに言っといてくれたのは、こいつなりの気遣いよね)

 都合良く思い込んで、ルイズは無理にでも納得しようとした。でないと
勢い余って取り返しのつかない事をしそうである。

「そういえば」

 のろのろとした手つきで着替えを始めたルイズに、思い出したように
クロコダイルが声をかけた。

「今日は予定はないのか、ミス・ヴァリエール。随分ゆっくりだが」
「何よ、急に。この後は朝ご飯食べて、それから授業よ」
「朝食ならもう終わったぞ」

「……へ?」
795マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:42:27 ID:1OslObNb
>>782
しまったそっちもだった!
796マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:42:42 ID:???
支援
797Mr.0の使い魔(7/7):2007/07/25(水) 13:42:47 ID:???
 思わず、ルイズは目を丸くした。

「くくく、クロコダイル? いい、今何て?」
「朝食はとっくに済んだ、と言ったんだ。それにしてもここの食事は豪勢だな。
 朝からあの量は体に悪いんじゃないか? おれでも胸焼けするかと思ったぞ」

 感嘆の混じるクロコダイルの言葉は、最初以外はルイズの耳に入らな
かった。聞き逃した後半部分にも色々と問題があるのだが、今のルイズ
にとって最も重要なのは“朝食の時間が終わっている事”。
 学院の午前一番の授業は、朝食終了からそう間を置かずに開講する。

「おい、どうした?」
「ちちち、遅刻する〜!!」

 慌ててブラウスとスカートを着込んだルイズは、寝癖もそのままに
クロコダイルの手を引っ掴んで駆け出した。

   ...TO BE CONTINUED
798マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:45:26 ID:???
DJ!
799FF:U:Zの中身:2007/07/25(水) 13:46:12 ID:???
投下乙でした。
ちゃっかり食べてるクロコダイルw

ところでDOD&Mの人のほうが先ですかな?
800DOD&M:2007/07/25(水) 13:50:11 ID:???
ごめ、もうちょっと時間かかるから、>>799が先でいいですよ。
801FF:U:Zの中身:2007/07/25(水) 13:53:18 ID:???
把握しました、んではお先に失礼しやす。
802マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:53:43 ID:???
私怨する
803マロン名無しさん:2007/07/25(水) 13:53:52 ID:???
シエンスタ
804U:Z 3-1/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 13:55:03 ID:???
メイドと別れた後、部屋に戻ってしばらくの時間が過ぎ…
朝食の時間というのはよくわからなかったが、起床した生徒も増えてきているようだ。
学舎内から感じられる気配でそう判断した風は、再びルイズに声をかける。
「おい…朝だ、起きろ」
「うぅ〜にゅ…あとごふん〜…はっ!時間が繰り返している!?これはバイツァ・ダストの攻撃!
 …冗談よ、起こしてくれてありがと、風」
何を言っているのかはよくわからなかったが、とりあえず起きたので良しとしよう。
眠たげに目をこすりながらベッドのふちに座ったルイズは、ネグリジェ姿のまま風を見つめる。
「…?」
「『?』じゃないわよ、気が利かないわねー。制服と下着、早く取ってちょうだい」
曰く、使い魔がいる時は自分で着替えたりしないのが貴族らしい。
指示通りにクローゼットから下着を取り出し、昨晩脱いであった制服と共にルイズに渡す。
「ちょっとー、渡すだけじゃなくて着させてよ」
「…無理だ」
「そんな変なものずっと持ってるからでしょ、外して両手使えるようにしなさいよ。ていうか、それ何?」
「これは…俺の心臓だ」
まーた始まった、とジト目になるルイズ。もういいわ、と自分で着替え始める。
「はいはい心臓心臓、あんたの妄言のレパートリーの多さには感心するわ」
ま、もう慣れたからいいけど…と一人ごちる。実のない口論で朝食に遅れてしまうのもくだらない。

「さ、そろそろ朝食の時間。あんたも一緒に来るのよ」
「…」
どこか納得してないような風の手をとって部屋を出…ようとした瞬間、
「ふぎゅっ!!」
「おはようルイズ。あなたが召喚したっていう使い魔を見に来てあげたわよ。
 …あら?何朝から鼻を押さえてのた打ち回ってるの?」
「あ、あああ…あんひゃねぇ…ほりょすわょ…」
目の前の扉が急に開けられた結果、顔面をしたたかに打ったルイズは涙目で扉の外にいる赤髪の少女を睨んだ。
805Mr.0の:2007/07/25(水) 13:56:12 ID:???
支援だ!
806U:Z 3-2/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 13:57:02 ID:???
「ごめんごめん、まさか扉の真ん前にいるなんて思わなかったわ」
「だからっていきなり開けるバカはいないわよ!ていうか、鍵かけてあったはずなのに…」
そこまで言って風を睨む。
彼女のお察しの通り、部屋を出入りした後鍵を掛け直さなかった犯人は彼である。
「…風、今日、朝食ヌキ」
鼻をティッシュで押さえたまま非情な通告をするルイズ。と、そこに赤髪の少女が割り込む。
「あ〜ら、短気な主人を持つと苦労が絶えないわねぇ。食事抜きなんて虐待じゃない」
「人聞きの悪いこと言わないでツェルプストー、大体鍵をかけ忘れるなんて無用心が過ぎるわ、常考…」
だからこれは教育的指導!と風に指を突きつけた。
反論や謝罪するでもなくいつも通りに無言で佇む風を、赤髪の少女は興味深そうに眺め、
「聞いてた通りの平民ね、変わってる。名前は風、でいいのかしら?
 私はキュルケ、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。
 一応そこのルイズの友人よ、以後よろしくね」
そこまで言って髪をふぁさ、っとかきあげる。
空に踊る髪の鮮やかな赤が眩しかった。
807U:Z 3-3/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 13:58:54 ID:???
「それにしても本当に平民を呼び出して契約しちゃうなんて…流石はゼロのルイズ、といったところかしら?」
「うっ、ウルサイわねぇ、わたしの勝手でしょ!」
「そりゃ確かに個人の勝手だけど、使い魔にするんだったらこれくらいは呼びたい所よね…フレイム!」
キュルケの呼び声に答えて、何かがのそり、と姿を現す。
「…サラマンダーか」
「そ、それがあんたの使い魔?」
「そう、すごいでしょう?好事家に見せても値がつけられないくらい立派なサラマンダーよ」
「あーはいはい、すごいですねー」
キュルケの自慢は今に始まったことではない、嵐が通り過ぎるのを待つように淡々と相槌を打つルイズ。
「いやねぇ、これくらい普通よ。もっとも、ゼロのルイズにはちょぉっとハードルが高いかも、だけど」
口元に手を当ててむふふ、と馬鹿にしたように言うキュルケ。
「…ゼロ?」
ここで珍しく風が口を開く。どうやらルイズがなぜ『ゼロ』の二つ名で呼ばれているのか解らないらしい。
「あら、知らないの?ルイズがゼロって呼ばれる理由は―」
「わーっ、わーっ!うるさーい!いらん事言うな〜!!」
キュルケの言葉を遮り叫ぶルイズ、相当知られたくないような理由なのだろう。
「さ、さささ、さっさと食堂に行くわよ、風!」
これ以上都合の悪い展開になる前に、逃げるが勝ち!と風の手をとり走り出すルイズ。

微妙な笑顔でそれを見送ったキュルケだったが…
「ふふっ、聞いていた通り…いえ、それ以上に…いい男」
ルイズたちの姿が見えなくなったとたんにその笑顔を妖艶なものに変じる。
「ルイズにはもったいないわ…うふ、うふふふふふ…」
やがて妖艶を通り越し、もはや怖いモノになってきた表情の唯一の目撃者となった火竜は、
『キュ、キュルル…ル?』
少しだけドン引きしながらも主を心配するように低く唸っているのだった。
808U:Z 3-3/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 14:02:15 ID:???
手を引かれて食堂へと向かう道すがら、風はゼロの呼び名について考えていた。
消滅したはずの自分を世界を超えて召喚したのだ、いずれ誉れ高い二つ名なのだろう、と考えていたのだが…
先ほどの様子からするとどうも違うらしい。
答えの出ないまま目的地に到着する、そこは食堂と呼ぶにはあまりにも広いホールだ。
アルヴィーズの食堂というらしい。平民がこの中に入れるなんて名誉な事なのよ、と席に着いたルイズは言う。
もっとも、食事抜きの刑に処された風にとっては、関係も興味も無いことだったが。

「偉大なる始祖ブリミルと女王陛下よ。今朝もささやかな糧を我に与えたもうたことを感謝いたします―」
祈りの声が唱和され、食事が始まる。
「いただきまーす」
「…」
もぐもぐ
「…」
もぐ、もぐ
「…」
もぐ…も…ぐ…
「…」
「だーっ、もう、気になるっ!」
背後からの視線と何とも言えない威圧感に耐えかねたルイズが声を上げる。
考えてみれば、食事時に自分のすぐ後ろに人間が黙って突っ立っているのである。かな〜り鬱陶しい事この上ない。

「まったく、落ち着いて食事もできないじゃない…ね、ねぇ…風も何か食べる?
 どうしてもお腹がすいたのなら、少しくらい分けてあげるわ。た、倒れられても面倒だし」
結局前言を撤回し、自分の料理を少しだけ小皿に取り分けるルイズ。それは彼女なりの優しさだった…が、
「…必要ない」と一言で断る風。
特に空腹感を感じている訳ではなし、そもそもアンリミテッドな彼には食事自体ほとんど必要ないのだ。
それゆえ、ルイズの食べる分が減るのも申し訳ないとの考えだったのだが、
「…ふ〜ん、そう、主人であるわたしの心遣いを無にするってわけね!」
いかんせん言い方が悪かった…確かに彼の言い方では十人中八人が不愉快になるだろう。
「だったらわたしの目に付かないところにさっさと行ってなさいっ!!」
青筋でも浮かべそうな形相で怒鳴られ、食堂を追い出されるのも至極当然の成り行きだった。
809U:Z 3-5/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 14:05:05 ID:???
さて、所変わってここはアルヴィーズの食堂の外、使い魔が食事をする広場である。
貴族のための配膳を終えたシエスタは、続いて彼らの従者たちにも食事を運んでいた。
「は〜い、ごはんですよ〜」
大きな釜を台車で押しながら、横一列に並んだ皿の前で行儀よく待機している使い魔に配膳していく。
多種多様、千差万別の生物が一同に会したその広場は正に壮観の一言に尽きる。
普通のメイドなら一見凶暴に見える生物を怖がって嫌がる配膳の仕事だが、彼女は逆に進んでこれをこなしていた。
「様々な生物の造詣を見ることによって、インスピレーションが沸くのです!」とは本人の言である。

『きゅいきゅい』「うわ〜、大きなドラゴンさんですねぇ。はい、たっぷり食べてください」
『きゅるっ!きゅるっ!』「ほらほら慌てないの、まだ熱いから気をつけて…って、火竜だから大丈夫か」
…といった調子でどんどん配っていく。
飛竜、火竜、土竜に蛙…そして列の最後まで配り、あれ?と声を上げた。
「妖精さんのお皿がありませんねぇ、配り忘れかな?今取ってくるから少し待って…」
『くっくるゆー』
「きゃっ!」
言葉を遮るように飛び立った妖精(?)に目の前を掠められたシエスタは転びかける、が…
とすっ、と背中が支えられ、なんとかバランスを取り戻す。
振り向いてみると、そこには朝方に出会った平民の使い魔が佇んでいた。

「あらら、いっちゃいましたね…どなたの使い魔さんなのかしら?」
先ほどの使い魔が飛んでいった先、本塔の方角を見やったシエスタは、次いで風のほうに向き直り、
「危ないところをありがとうございます、風さん」と、頭を下げる。
「お礼と言っては何ですけど、厨房のほうに来てくれませんか?おいしいお茶をごちそうしますよ」
「…」
相変わらず無言の風、シエスタは答えを待っていたが、
「ちょっと〜、風〜、食べ終わったから早く戻ってきなさ〜い」
聞こえてきた声の主を探してみれば、食堂の入り口からこちらを見ているルイズの姿。
「授業に遅れちゃうでしょ〜!」
「…」
「ふふっ、お呼びがかかっちゃいましたね、それじゃお茶の件はお昼の時にでも」
「…」
少し残念そうな顔のシエスタに小さくだが首肯を返し、風はルイズの元へと帰っていった。
810マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:07:55 ID:???
支援。
くっくるゆーw
811U:Z 3-6/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 14:09:50 ID:???
「まったく、追い出されたからってそこらの召し使いに声かけてるなんて、いいご身分ですこと」
教室へと続く廊下で、ルイズはご機嫌ナナメな様子だった。
自分の気遣いをあっさり断った挙句、ご主人様をほっといてメイドと歓談とはけしからん。
(もっとも、こいつのことだからナンパしてたとかそういう事はないだろうけど…
 と、とにかく、使い魔としての本分を忘れないようにしっかり躾けなきゃ!)
主人というかもはや飼い主の心境でひとり頷く。
風とメイドが楽しそうに話しているのを見た瞬間、チクリとした感情を覚えたのはとりあえずなかった事にして。

「さっ、着いたわよ」
ルイズが扉を開けて教室に入ったとたん、既に着席していた生徒たちの目がいっせいにこちらを向く。
そこかしこからかすかに聞こえてくる嘲笑や突き刺さる好奇の視線をガン無視し、中央近くの席に座った。
「風、あんたは一番うしろに行ってなさい、使い魔の席はそこだから」
教室の最奥、比較的小さい使い魔が並んでいる所を指差すルイズ。
風は指示通りにそちらへ向かい、使い魔に並んで立つ。これなら食事の時のように気になる事もないだろう。
やがて教室の席も埋まり、授業が始まった。
表れた新任の教師は、『赤土』のシュヴルーズ。土系統のメイジである。
魔法の四大系統といった基本的な話に始まり、土系統の重要性について説いていく。
そして自ら錬金を実演した後、今度は生徒を指名して錬金をさせようというのだが…
「そうですね…ミス・ヴァリエール、貴女にやってもらおうかしら」
名簿を見ながら適当に選んだその名を口にした刹那、教室に戦慄が走った。
「か、考え直してください!ミセス・シュヴルーズ!」
がたんっ、と机を揺らして発言したのは冷や汗を浮かべたキュルケである。
その言葉を皮切りに、教室内は一気に喧騒に包まれた。
「そうだ、危険だ…ゼロのルイズだぞ」
「ゼロのルイズにやらせるくらいなら自分が!自分がぁ!」
「お、俺を踏み台にしたぁッ!?」
ちなみに最後の台詞は、最短距離で室外に退避した青髪の少女に踏まれた生徒のものだ。
もはや喧々囂々、魔法で場を鎮めようとシュヴルーズが杖を手にしたその瞬間、
「や、やります!やらせてください!」
渦中の人、ルイズの叫びが教室に響き渡った。
812U:Z 3-7/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 14:11:57 ID:???
「ね、ねぇ、考え直してくれない?ルイズ…」
教壇へと向かうルイズのマントを摘んで引きとめ、懇願するキュルケだが、
「きっ、基礎的な錬金なんだから、だ、大丈夫よっ」
ルイズは半分自分に言い聞かせるような調子で呟くと、キュルケを振りほどき歩を進める。
「そうですよ、ミス・ヴァリエール、何も気負うことはありません。
 錬金したい金属を頭に強く念じ、詠唱は丁寧に、かつ無駄な力を抜いて…」
教育熱心な、しかし生徒からすれば空気の読めないことこの上ないシュヴルーズは、
石ころを睨むルイズに懇切丁寧に指導を続けている。

( こ れ は も う だ め か も わ か ら ん ね … )

図らずも生徒の意見が一致し、各々机の下に避難を始めた。
そしてほぼ全員の生徒が避難を完了し、頭の上に?マークを浮かべたシュヴルーズのみが残された頃、
ルイズは意を決して呪文を詠唱し、杖を石ころに突きつけ…

―その日の午前、とある教室を襲った爆発は、学院全体を奮わせたという―
813U:Z 3-8/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 14:14:10 ID:???
ぱらぱらと、建材の破片が降り注ぐ。
教壇、机、椅子に窓、ついでに目を回している新任教師。
全てが吹っ飛び、見通しと、更に風通しもよくなってしまった劇的ビフォーアフターな元・教室の中、
爆心地に居たにも関わらずほとんど無傷の匠…もといルイズは、
「う〜ん、ちょっと失敗しちゃったかしら?」
と取り出したハンカチで上品に顔を拭きながらお茶目に言った。
「まあ、なんということでしょう…じゃなくってルイズ!なーにが『ちょっと失敗』よっ!」
破片となった机の下から這い出してきたキュルケが叫ぶ。
「あんた、いっつも失敗ばかりじゃないの!」
「そ、そうだぞっ、ゴホッ、成功率『ゼロ』のルイズ!こうなるのはわかってたのに!」
煙を吸ってしまったのか、当社比1.5倍ほど声が掠れているマリコルヌが続ける。
やがて何とか復帰した生徒たちが口々に糾弾の声を上げはじめた。
「ゼロはおとなしく座ってろ!」
「一生魔法となえるな!!」
「マジで自重しる!!!」
「ロビン!私のロビンはどこっ!?」
もはや先ほど以上の騒動になりつつある、とそこへやっと別の教師が姿を見せ…
教室の惨状を見てたっぷりと絶句した後、騒ぎ立てる生徒たちを解散させ、シュヴルーズは医務室へ運び、
そしてルイズには魔法使用禁止の条件の下、教室の片づけを命じたのだった。

「あー、もうっ、どうしてこうなるの」
一抱えほどもある破片に悪戦苦闘しつつ片づけを続けるルイズ。
「…」
「ちょっと!ボケーっと見てないであんたも手伝うの!」
爆風が直撃したはずなのに何故か彼女と同じくほぼ無傷だった風に怒鳴る。
814マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:16:48 ID:???
もっかい支援
815U:Z 3-9/9 ◆GWCT5VJ9cI :2007/07/25(水) 14:18:14 ID:???
しかし彼はルイズを見つめ、
「…これが二つ名の所以か」
と一言。
問われたルイズは、一瞬言葉に詰まり顔を赤くするも、やがて力が抜けたようにため息をつく。
「そ、そうよ…魔法の成功率ゼロ、だからゼロのルイズ。わかったでしょ、わたしは落ちこぼれなの」
認めたつもりではなかった、ゼロの名を。甘んじるつもりもなかった、ゼロの名に。
だがしかし、この現状…基礎的な錬金すら失敗するという現実を突き付けられ、ルイズの心は打ちひしがれていた。
「意地ばっかり張って、失敗するってわかってるのに…バカみたいよね」
自嘲するような笑みを浮かべる。
「でも、本当に自信はあったのよ、勉強も練習も人一倍やってるんだもの…それなのに…」
実際、彼女の努力は並々ならぬものだった、それは事実である。
それでも失敗続き…悔しくて、悲しくて、彼女は目に涙を浮かべる。雫が大きくなり、頬を伝った瞬間…
「泣くな!」
「っ!な、何?突然…」
風が突然声を上げる。今まで聞いた事の無いその剣幕に、ルイズはびくっと震えた。
「泣くな、何の意味も無いことだ」
普段と同じ無表情で、だが力強い口調で言葉を続ける。
「お前はゼロではない」
「あ、あんたに何がわかるのよ」
「お前には力がある。お前の召喚の成功によって、俺はここにいる、それを忘れるな」
そこまで言うと口を閉ざし、黙々と片づけを始める風。

ルイズはというと、放心したような表情で彼を見つめていた。
屁理屈だと思った。あんたみたいな平民を呼び出して何が成功よ、と。
「つ、つつつ使い魔に同情されて慰められるようじゃわたしもおしまいね!」
でも…
「口を動かす暇があったらもっと手を動かしなさい、早くしないとお昼までに終わらないでしょ!」
風の気持ちは伝わった。
「…あ、ありがと」
もちろん面と向かってそんな事言えるわけが無い。ルイズは風に背を向けた後、本当に小さい声で感謝の意を示す。
我ながら素直じゃないなぁ…と、少しだけ心が軽くなった彼女は苦笑するのだった。
816マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:19:58 ID:???
いいか、みんな
          (゚д゚ )
          (| y |)

        支援という字は
       支  ( ゚д゚)   援
        \/| y |\/

        ローマ字に変換し     
       SHI  ( ゚д゚)   EN
        \/| y |\/

        並べ替えることで
          ( ゚д゚)   SHINE
          (\/\/

    中傷、荒らしへと変わってしまう
          ( ゚д゚)   氏ね
          (\/\/
817マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:21:44 ID:???
支援とは輝きってことですか?
818FF:U:Zの中身:2007/07/25(水) 14:24:32 ID:???
投下終了です〜、支援の皆様に多謝。

相変わらずgdgdな文章…更に一部の番号まで間違えるgdgdっぷりを発揮してますが、
次はようやくギーシュ戦にこぎつけられそうです。長かった。

で、ギーシュ戦に備えて皆様にアンケートのような物をとりたいのですが…
ずばり、オリジナル召喚は是か非か?
ここでいうオリジナルというのは自分が考えた、ではなく、
FF:Uの中で登場していないFFシリーズの召喚獣を登場させることです。
つまりオリジナルなのはソイルの部分になります、ご意見ありましたらどうぞ。
819マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:27:05 ID:???
>>818
ていうかFF:Uに登場したやつを召喚すると、
ほぼ確実にギーシュが死ぬ罠。というわけで……

……許可する。存分にやりたまえ。
820マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:27:53 ID:???
>>818
他の漫画からパクるのは恐ろしく寒いが、
同じFFシリーズのしかも召喚獣を使うんだから有りじゃないの?
821DOD&M:2007/07/25(水) 14:30:18 ID:???
そろそろよかですかね?
822マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:30:54 ID:???
よかですよ
823マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:32:13 ID:???
有野課長がルイズに召喚されますた?
824DOD&M:2007/07/25(水) 14:32:28 ID:???
 キュルケによる、ハルケギニアについての講義が終わり、静寂に支配された広場に動く者は、もう誰もいなかった。話し終えたキュルケは、今は自室に帰って明日の為に眠りに就いている頃だ。
 アンヘルに寄りかかって眠るカイムは、何時に無く安らかな顔をしており、それを見守るアンヘルは、ただ一人物思いに耽っている。

「異世界に呼び出された、これは副作用という物か」

 呟き、自身を支配していた本能が薄れている事を確認した。神の御使いであるドラゴンの、滅びに対する欲求の薄れは、副作用と口にした物の、アンヘルにとってはむしろ好ましいものだった。
 これでいいのだ。そう心中で呟き、久しく縁の無かった安らかな眠りに身を任せようとし、不意に自身にぶつかってきた人の重みに、半目を開いた。

「……なんじゃ、このような夜中に」
「うわ!? こいつ喋った!?」

 見た事の無い衣服に身を包んだ少年は、ぶつかったアンヘルに対し、身を仰け反らせながら言った。
 ふん、と鼻を鳴らし、その少年に一瞥をくれると、アンヘルは迷惑そうに口を開く。
825FF:U:Zの中身:2007/07/25(水) 14:34:01 ID:???
ご意見ありがとうございました〜。

>ていうかFF:Uに登場したやつを召喚すると、
>ほぼ確実にギーシュが死ぬ罠。というわけで……

まさにこの部分に悩んでいたわけで。
解決策がギーシュが胞子で無限に復活しちゃうらめぇ!
…くらいしか思いつかないお粗末な作者なのですw
というわけで、死なない程度のアレを呼び出すことにします。

では、続いてDOD&Mの作者様にアンリミテッドな導きを…支援!
826DOD&M:2007/07/25(水) 14:35:06 ID:???
「おぬしはこの学院の生徒か? にしては連中とは違った格好をしておるが。……我等の安眠を妨げる様な真似は止してもらいたいものだな」
「え? あ、その、ご、ごめん」
「謝罪は言葉より行動で表す方がよいぞ」

 アンヘルの言葉が耳に届いているのか分からないが、少年はその傍らで眠るカイムを確認すると、ほう、と小さく溜息を吐いた。

「あ……話には聞いてたけど、俺以外にも召喚ってのをされた人間がいるんだな」

 少年の言葉を聞き、アンヘルは興味深げに言葉を紡ぐ。

「我等と同じくして呼ばれた者の中にも、おぬしの様な奴がおるのか。しかし、同郷の者とは思えんが……」
「ええ? いや、格好からして、俺と同じ所から来たんじゃないのは分かるけど……ああ、もう。何だよこの状況。ほんとわけわからねーよ」
「小僧、少し落ち着け。カイムが目を覚ます」

 先ほどから挙動不審気に話す少年に、諭す様に言うと、ぺしぺしと地面に尻尾を叩きつけ、アンヘルは着座を促した。

「どれ、おぬしについて、少し興味が湧いた。話をするなら聞いてやるが、どうだ?」
「……竜に話を聞いてもらうって言うのも、おかしな話だけど。まぁ、いいや。ちょっと長いけど、いいかな?」
「構わん。大人しく話すのであればな」
「ありがと。……何て言うか、やっと落ち着いた気がするよ、ここに来てから……」
827マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:35:58 ID:???
ゼロ魔スレなのに久々にサイトを見た希ガス支援
828DOD&M:2007/07/25(水) 14:37:24 ID:???
 適応力が高いのか、アンヘルに対して特別な警戒心を持つことも無く、少年はたどたどしく自身についての話を語り始めた。
 新宿での出来事が無ければ、荒唐無稽な作り話にしか思えなかった彼の話も、今のアンヘルにはそれなりの説得力を持って聞けていた。
 時折少年の話す事にアンヘルは言葉を挟みつつ、一通り話を聞き終える。
 そして、少年は話し疲れたとでも言う様に、表情を緩めてアンヘルの身体にもたれかかった。普段であればそれに文句の一つでも言う彼女だが、今の気分ではそういう事を言うつもりにもなれなかった。

「異世界と言うのも、どうやら一つでは無い様だな」
「うん。俺も、あんたの合いの手を聞いてて、それは思ったよ。でも、よかった。俺にも少しは仲間が出来たみたいでさ」
「仲間か……」

 異世界から呼び出された者としては、確かに仲間とは言えるが、実際はどう言ったものか。アンヘルは言葉を飲み込んだ。
 勝手に親近感を持たれるのも、困った話ではある。

「それよりも小僧。おぬしも使い魔になったと言うのなら、主人はどうした? 我等の様に部屋に入りきらぬのならまだしも、おぬしの様な者なら、主人の部屋で過ごすのが常であろうに」

 アンヘルの言葉に、少年はげんなりした様子を見せた。

「使い魔だとか、未だに納得出来て無いんだよ、俺」
「……むぅ。小僧。あまり現実逃避に走るのは良くないぞ? あるがままに今を受け入れるのも、度量だ」
「だからって、あんな横柄な奴の下僕になれったって、無茶な話だ!」
「へぇ……ツェルプストーの使い魔と慣れなれしくしてるかと思えば、随分な事を言ってくれてるじゃない。サイト」
「いいっ!? ル、ルイズ!?」
829DOD&M:2007/07/25(水) 14:40:15 ID:???
 いきなり現れた影に、サイトと呼ばれた少年は間抜けな声を上げた。
 ピンクがかったブロンドの鮮やかな小柄の少女が、殺気を漲らせ、座ったままのサイトを見下ろしている。
 どうやら、彼がルイズと呼んだ彼女がサイトの主人らしい。キュルケと違い、使い魔に対する接し方がかなり厳しい様だ。アンヘルはサイトに向けて、同情の視線を向けて言った。

「小僧。口は災いの元と言ってな。その、何だ。こういう場合は抵抗すると被害は拡大するぞ」
「ご丁寧に、ツェルプストーの使い魔が言ってくれてるわよ? サイト。いや、犬! 部屋に帰ってたっぷり脱走の罰を与えてやるんだからっ!」
「ひぃぃ! か、勘弁してくれー!」

 ずるずるとサイトの首根っこを掴んで、寮の方へと消えていった少女を目に、アンヘルは鼻を鳴らした。

「やれやれ。騒々しい事だ」
「…………?」
「おお、目を覚ましたか、カイム。すまんすまん。別に何があった訳でもない。さぁ、ゆっくりと眠るがいい」

 騒動によって目を開けたカイムに、アンヘルは我が子に向ける様に言うと、カイムの身体に尻尾を巻いて包んだ。それに安心したのか、カイムは再び目を閉じると、アンヘルの身体に身を寄せ、小さく寝息を立て始めた。

「さて……少しばかりやかましかったが、これでようやく我も眠れそうだな」

 この世界に於いて、自分達の役割が使い魔として以外は、どういった物かは分からない。ただ、今のところは、安らかな時間が過ごせる事に、アンヘルは誰にともなく感謝の念を浮かべるばかりであった。
830マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:43:34 ID:R+yDW1bz
度量が広いな。
流石ゲーム中、唯一と言っても良いまともな人格をもったキャラだw
831DOD&M:2007/07/25(水) 14:46:07 ID:???
相変わらず短くてアレですが、今回はこんなもんで。
まぁ、夜にでも続きを上げます。
832マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:46:32 ID:???
>>823
召喚されて何をするんだよwww
833マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:47:42 ID:???
DODやったことない俺には
カイムが萌えキャラにみえる
年端もいかない幼子のイメージがする
ドラゴンに庇護される幼女って感じ
834マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:51:00 ID:???
>>832
零戦に乗って「パターンハマった!」
835マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:51:28 ID:???
>>832
ギーシェ「バカな!僕のワルキューレが!?」
有野課長「おっしゃ、パターン入った!」
836DOD&M:2007/07/25(水) 14:52:42 ID:???
>>834

書きたくなるから勘弁してくれwww
837マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:55:38 ID:???
シエスタに駄菓子を作ってもらったり
838マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:56:37 ID:???
>>830酷い話だww
839マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:57:32 ID:???
コルベール「一機やらしてもらってよかですか?」
840マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:57:43 ID:???
このスレには定期的にギーシェと呼ぶ子が湧くなw
841マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:57:49 ID:???
零ズ魔ー考えてるけど難づい。オープニング風に少し
皇子 「アンリエッタ…君の親友の使い魔を殺した手で君を抱く事は許されない…さらばだ!サイト」
サイト「さようなら、皇子」
チャララッツ
貴族「あのような子供達にこの国の行く末を委ねねばならぬとわな…」
ハゲ「…っあの子達はあなた達権力者のつけを払いに行っているのですそれも命がけで!」
チャララッツ
ワルド→ロリ+ゴステロ=ゴスロリ
ゴスロリ「ふふふ…たまらないな、ロリ娘というものは!」
エアニードルでアンリエッタの服を破りハルゲの皇女=クスコの聖女で
ゴスロリ「ただの女以下の身体にしてやるぅ」
チャララッツ
842マロン名無しさん:2007/07/25(水) 14:58:12 ID:???
カイムの本領は、多分一対多数の殺戮戦にあるからアルビオン編に期待するぜ!!
843マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:00:12 ID:???
>825
ギーシュ相手に召喚獣はないだろう・・・。サブウェポンのショットガンで十分。
ソイルは戦友達の命の結晶。雑魚相手に撃つとは思えない。

と、個人的には思う。
844マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:00:20 ID:???
サイトと課長ってどっちが強いですか?
845マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:01:32 ID:???
>>841
とりあえずゴスロリ服着たワルドとゴステロ想像した
846マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:02:25 ID:???
>>844
課長
847マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:05:44 ID:???
原作を課長に置き換えて再生してみた…
だめだ、ナウなヤングギャルにモテモテな課長が想像出来ないぜ!
848マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:10:12 ID:???
今回挑戦するのはこちら

『ゼロの使い魔』
849マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:10:43 ID:???
中村主水が召喚されました・・・とかというのを思いついた・・・だけ
850異世界BASARA:2007/07/25(水) 15:10:52 ID:???
投下してもいいですか?
851マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:11:18 ID:???
支援
852マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:11:21 ID:???
>>850
道は空いているぜ!
853マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:11:29 ID:???
>>845
それはなんというカオスw
854異世界BASARA 1/4:2007/07/25(水) 15:16:19 ID:???
決闘の日から数日…
「…ぐぅ…おや…かた…さまあぁぁ…」
今日もまた、トリステイン魔法学院に朝が来る。
「おや、かた、さまあぁぁ…」
そして、朝日が昇ったその瞬間。

「うぅおやかたさまあああああぁぁぁぁぁー!!!」

男の大声が学院中に響き渡った。
「きゃあああ!」
「うおわっ!?畜生、またルイズの使い魔だな!」
「しえええええ!持病の水虫じゃあああああ!」
その声に大勢の生徒が目を覚ます、これが最近学院での悩みの種となっていた。
毎朝決まった時間、この大声が聞こえて無理やり起こされてしまうのだ。
最も、ほぼ確実に目が覚めてしまう為、寝坊する生徒がいなくなったという事実もあるが…
「…ユキムラ、もう少し静かに起きられないの?」
と、その内1つのドアが開いた。
ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール…朝の大声の元、真田幸村の主人である。
「しかし!夢にお館様が出てきてはこの幸村、熱い魂を抑える事が出来ませぬ!」
「出来なくても何とかして抑えなさい!」
言い訳する幸村を一喝して部屋の中に戻るルイズ。しばらくすると、今度は洗濯物を持って出てきた。
「それじゃいつものようにお願い。いい?  絶  対  に  自分で洗おうとしない!」
「承知いたした!」
ルイズから洗濯物を受け取り、幸村は洗い場へと走り出した。
ここ最近彼と生活し、分かった事がある。

幸村は、家事が絶望的に出来ないという事だ。
855異世界BASARA 2/4:2007/07/25(水) 15:18:41 ID:???
1. 洗濯
「このような雑用もせねばならんとは…いや!これも使い魔としての役目!うおおおおー!」

ビリッ!!
「……あ」

「…で、私のパンツ…破っちゃったの?」
「も、申し訳ございませぬ!!この幸村、一生の不覚!!」

2. 掃除
「床にテーブル、しっかり拭きなさい」
「任せられよ!ぬおおおおおー!!」

「…?何これ…焦げ臭い…」
「うおらおらおらおらおらああぁぁー!!」
「ちょ、ちょっとユキムラ!火が!床が燃えてる!!」

3. お茶汲み
(流石にお茶ぐらいなら淹れられるわよね…)
「お茶が入りましたぞ!!」
ゴボボボボボボボ
「……………」
「ルイズ殿、いかがなされた?」
「ななな何でカップに入っているのに沸騰して…(ガチャン!!)きゃあ!」
「だ、大丈夫でござるか!?」
856マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:21:07 ID:???
幸村スゲー!?w
857マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:22:33 ID:???
幸村かっけーなぁおいw。
てなわけで支援
858異世界BASARA 3/4:2007/07/25(水) 15:23:27 ID:???
頭が痛くなってきたので、ルイズはそこで思い出すのを止めた。
ふと、隣のキュルケの部屋から声が聞こえてくる。
「トシイエ、ちゃんと出来たらご飯多めにしてあげるわよ〜」
「本当か?よーし!それがし頑張るぞおー!!」
ドアが勢いよく開き、洗濯物を持った利家が出てきた。それに続いてキュルケも出てくる。
「あら、おはようルイズ」
「お…おはようキュルケ…」
「おうルイズ殿!今日も元気か?」
出てきた2人にとりあえず挨拶するルイズ。

「じゃああたしは朝食に行ってくるわ。洗濯よろしくね」
「おう!ルイズ殿もちゃんと飯を食えよ。でなきゃ…大きくなれないぞぉ〜!」
「よ、余計なお世話よ!!」
怒るルイズを尻目に、利家は洗い場へ走って行った。
当たる相手がいなくなった為、ルイズはキュルケをキッと睨みつける。
「キュルケ!あんたの使い魔、ちょっと礼儀がなってないんじゃない!?」
しかし、キュルケは何ら詫びる様子もなく、腰に手をあてている。
「あら?でも事実でしょ?あなた本当に背が低いし、それに…」
ルイズの胸に視線を移し、哀れむような目をして言った。

「胸も成長してないみたいだし…プッ」
「こ、ここここれからよ!これから大きくなるんだから!!」
859マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:23:54 ID:???
これは期待せざるを得ないwwwwww

支援支援
860マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:24:23 ID:???
なんかゲームのばっかだな
861異世界BASARA 4/4:2007/07/25(水) 15:31:19 ID:???
その頃、学院長室では朝早くから緊張した空気が流れていた。
「…これは伝説上にしか存在しない筈の使い魔のルーンじゃぞ…本当にこれがあの男に刻まれておったのか?」
「はい!確かにこのルーンが左手に!オールド・オスマン、これは大発見ですぞ!」
ガンダールヴ…オスマンはコルベールの持ってきた古文書を見て呟いた。
始祖ブリミルの使い魔で、あらゆる武器を使いこなした「神の左手」…
(そんな伝説上の使い魔を何故ミス・ヴァリエールが…)

「ミスタ・コルベール、この事は他言無用じゃ」
「よ、よろしいのですか?このような重大な事実、王室に知らせた方が…」
「ガンダールヴ、その強さは千人の軍隊に勝り、並のメイジでは歯が立たなかったとされたほどじゃ。そんな強力な者が現れたなどと知れたら、連中は戦でも起こしかねん」
オスマンはそこまで話すと、改めてコルベールを見据えて言った。

「それと、残り2人についても同じじゃ」
「え?」
「思い出してみよ。決闘の際、彼は力を発動して戦っていた……その強力な攻撃を受け止めたんじゃぞ?」
コルベールはハッとなり、決闘の様子を思い出した。
あの時…幸村は我を忘れ、ギーシュに止めを刺そうとした。
その攻撃を防いだのが前田利家と北条氏政の2人だ。
「つまり、彼らはガンダールヴに相当する実力を持っていると?」
「うむ、…恐らくな…」


これで投下終了です。
今のところ、幸村に出来るのは「ルイズを守る」だけです。
862マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:38:43 ID:???
>>830
そこまで言われるDODに興味出たけど、PS2持ってないのが残念。

>>849
ガンダールヴのルーンで、唯一まともに殺陣やってた若い頃の藤田まことが復活するわけですね。
863マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:41:29 ID:???
>>860
アニメのが増えてきたらアニメばっかだな、
漫画のが増えてきたら漫画ばっかだな、
ラノベのが増えてきたらラノベばっかだな?
864マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:43:07 ID:???
平賀つながりで平賀・キートン・太一が召喚されるのを思いついた
865アプトム無頼:2007/07/25(水) 15:44:14 ID:???
「ナニ勝手なことしてるのよ!」
恒例のギーシュとのイベントを終え部屋に戻ったアプトムを待っていたのは怒り狂ったルイズの叱責だった
「躾のなってない餓鬼をシメただけだ」
ギーシュが魔法を発動させる前に接近し人間体のまま死なない程度にしばき倒したアプトムにとっては軽い運動ですらない
「と・に・か・く!その左手のルーンがある限りアンタは私の使い魔なの!!」
スパンッ!
アプトムの返事は自らの手刀で切断した左腕だった
「じゃ、そーゆーことで」
あっという間に再生した左腕をひらひらさせながら部屋を出て行くアプトム
テーブルの上では蜘蛛のような毛むくじゃらの脚とナメクジのように飛び出した目玉を生やしたアプトムの左腕が
ガクガクブルブルと身を震わせながらじっとルイズを見つめていた
866マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:45:03 ID:???
平賀源内とか。
エレキテルで戦うぞ。
867マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:45:59 ID:???
>>865
ツンデレとツンデレですかw
868マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:49:09 ID:???
>>862
何かの手違いで安浦刑事が出てきたらどうするんだw
869マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:49:24 ID:???
なぜか突然、宇宙市役所職員がロビットごと召喚される図が浮かんだ。

・・・マイナーっすね、スマン。
870マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:52:19 ID:???
>>863
漫画サロンなんだから普通は漫画とのクロス書くべきだろ

って言いたいんじゃねーの?
871マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:54:12 ID:???
レイズナーキャラってツンデレばっかだなwそういえば
872マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:55:42 ID:???
>>868
エピソードの終わりでは、必ずシエスタのお酌で酒のんで、
ルイズの部屋に帰還、でルイズやダバサとの小コントの後スタッフロールな
873マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:58:53 ID:???
DODでカイムの代わりにレオナールが召喚されたとして
ギーシュやジュリオは彼の射程圏内なんだろうか
874マロン名無しさん:2007/07/25(水) 15:59:55 ID:???
>>870
大丈夫。一般の大人から見ればアニメも漫画もゲームも「マンガ」呼ばわりだから。
875マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:00:00 ID:???
>>872
和服姿のシエスタ?よしその店を早く紹介しろ
876マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:00:33 ID:???
>>865
その左手にギーシュの死体でも喰わせれば新しいアプトムが出てきて解決。
877マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:02:25 ID:???
>>868
50過ぎたおっさんに下着洗わせたり床で寝させたり7万人相手に(ry
878マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:03:55 ID:???
>>868
学園内の痴情のもつれで起きた事件を解決したり、
うっかりオスマンを撲殺してしまったロングヒルを人情で改心させたりします
879マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:04:13 ID:???
>>877
なんという老人虐待w
880マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:05:29 ID:???
>>877
やっさんの説教なら戦争も止められる!
だがギーシュ刑事あたりは殉職………
881マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:06:00 ID:???
>>871
ル☆カインも?
882マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:08:28 ID:???
主題歌は当然べ〜やん
883マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:09:58 ID:???
>>873
裏の林に連れ込みます
884マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:10:24 ID:???
>>881
ガリ下さい
885マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:13:43 ID:???
886マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:15:07 ID:???
>>874
何が大丈夫なのか全然分からないんだが
887マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:16:14 ID:???
安浦刑事の中の人は金に汚いことで有名だから、気がついたら自分が盗賊になったりしてなw
888ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:17:26 ID:???
投下してもいいでしょうか?
889マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:22:22 ID:???
来い!
890マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:23:00 ID:???
駄目
891マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:23:14 ID:???
待っていた!さぁこい!!
892ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:24:13 ID:???
反応はありませんが、投下しますorz

さて、今回はまず前回触りだけで終わってしまった人物数名を紹介していこう。

一人はこの学園の長にして学園一のセクハラ野郎、オールド・オスマン。年齢は百とも三百とも
言われているが、それでもなお女性への好奇心、探究心を忘れることがないその姿勢はご立派である。

もう一人は、ある時は学園長秘書、ある時は世間を騒がす怪盗、そしてその正体は!婚期を逃し
(ゴスッガスッボグッ)
……学園一の美女、ミス・ロングビル。学園長からの毎日に亘る執拗かつ遠慮のないセクハラにも耐える
とても健気で可憐でなおかつ知性と教養、そして美貌を兼ね備える正にミューズである。
(…こんなもんでいいでしょうか?…あ、ありがとうございます)

そして最後は(中略)コッパゲ。

以上三名が学園長室に揃った所から今回の話は始まる。時間で言うとマリコルヌがリヴァイヴァの
実験台として背後からジェラールに気弾で狙われている辺りから。

今回も無事に書き上げられるよう、精霊よ、我に力をあたえよ!
893マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:25:34 ID:???
支援
894ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:26:37 ID:???
「んー、暇じゃのう、ミス・ロングビル。何かこう血湧き肉躍る、エキサイティングでエキセントリックな
ことでもないかのう?」
「オールド・オスマン、とりあえずあなたにとって私のお尻を触るという行為はそれらに該当しないよう
ですね」
「いやいやそれは違うぞ、ミス・ロングビル。そなたの尻は癒し。慈悲と慈愛に満ちたものであるからこそ
こうしてわしは触り、そして和んでおるのじゃ」
「ではなぜ私はこんなにもストレスが溜まっていくのでしょうか」
「そりゃ年れ」


コンコン。
いつもより丁寧にノックをする。こういう重大な用件を伝える時ほど、冷静にならなければならないことを
彼−コルベールは長年の経験から知っていた。報告をする側の人間が慌てていては、どれほど重要な事
でも正確な対応が取れないばかりか、全く役に立たない事を延々と繰り返してしまう可能性すらあるのだ。
そして今回の件は下手をすればこの国の将来をも大きく変えてしまう、それほどの用件である。
そして一つ息を吐いた後、もう一度ノックをする。
コンコン。
…返事がない。また学園内を徘徊しているのか?それともうたた寝でもしているのか?そんな事を考えてはみるものの、
一刻も早く学園長に知らせなければという気持ちからとりあえず部屋に入ってみる事にする。

「オールド・オスマン。コルベールです、入ります。」


そう言いながらコルベールが扉を開けて中を見るとそこには…ミス・ロングビルから強烈なボディーブローをお見舞いされて、
数センチとはいえ宙に浮いているオールド・オスマンの姿があった。
895マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:27:53 ID:???
(中略)コッパゲを支援
896ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:29:06 ID:???
「ヘビー級(?)のオスマンクンが浮いた!?」

思わずそう言いたくなるぐらいの一撃が見た目はヨボヨボのじーさまに炸裂していた。よりによって攻撃していたのが、
少なくともコルベールの知る限り荒事には縁のなさそうなミス・ロングビル。しかも次に彼女から出た言葉が

「てめーは誰なのか!?このアタシにでっけぇ声でいってみろ!?あぁ!?」

である。そしてコルベールが腰を抜かしている間に、ロングビルはセクハラがくの字に体を折ったところへ下半身の
バネを最大限利用してセクハラの顎に強烈なアッパーをカチ食らわす。そのままとどめと言わんばかりに体を揺すり
ウィービングを始めようとした時、やっと正気を取り戻したコルベールに止められた。

「落ち着いてください、鰐ぶ…じゃなくてミス・ロングビル!何があったかは知りませんが、オールド・オスマンは一応
老人です!万が一のことがあったら…それはそれでいいかもしれませんが…いや、とにかく落ち着いて下さい!」
「……あら、ミスタ・コルベール?すいません、ついカッとしてしまって。はしたない所をお見せしてしまったかしら?」

非常に返答に困る質問である。

「あー、えーとー、そのー…あ!オールド・オスマン!大変な事が分かりました!」
「それは…今のわしの状況より大変な事かの?」
「当たり前じゃないですか!ガンダールヴがミス・ヴァリエールで、使い魔が召喚したのは伝説なんですよ!」
「は?何を言っているんじゃ、おぬしは」
「ああ、もう!だから伝説のミス・ヴァリエールは、ガンダールヴが召喚した使い魔だったんです!」
「…すまん、ミス・ロングビル。こやつに目の覚める一撃をお見舞いしてやってくれ」
897ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:31:50 ID:???
「…つまり、ミス・ヴァリエールが召喚した使い魔が伝説のガンダールヴであると、こう言いたいのじゃな」
「はい、そうですオールド・オスマン」
「ですがミスタ・コルベール、あの使い魔は召喚早々ミス・ヴァリエールの手で“ひき肉”にされていましたよ」
「まあ、そうなんですが…しかし!彼の左手に現れたルーンは間違いなくガンダールヴと同じもn」

とその時、マリコルヌにかけたリヴァイヴァが無事発動。

「「「ん?」」」

「…何じゃ今のは?」
「誰かが魔法を唱えたようですね」
「しかし、今の魔力の量は…しかも私達のものとは何か微妙に違う気がするのですが」
「ふむ。ミスタ・コルベール、おぬしは昨晩に似たような事があった事に気付いておったかね?」
「ええ、確か学生寮のほうで。しかも今まで感じた事がない類の…。…!まさか今のも」
「おそらくはそうじゃ。ただ一瞬で消えてしまったのと深夜だったためすぐには対応せんかったがの」
「しかし今回のはどちらかというと火の系統に近いような気がしましたが」
「なにをズレたことを言っておる、ミスタ・コルベール。あれほどの魔力の持ち主が一つの系統だけしか使えない
わけが無いじゃろが」
「そ、それもそうですね」
「あの、オールド・オスマン。さっきのはどの辺りで発生したのですか?」
「ああ、だいたいヴェストリ広場の辺りじゃ。どれ、ためしに覗いてみるか」

そう言ってオールド・オスマンが『遠見の鏡』を取り出しそれを覗くとそこには、大勢のギャラリーに囲まれている
ギーシュとその悪友たちが雑談をしていた。
898マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:33:42 ID:???
ギーシュブルボッコなるか
899ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:33:50 ID:???
「あれはグラモン家のせがれか?それにこの人だかり、なにか見世物でも始まるのかのう」
「いやなぜか彼が見世物になってしまう気がするのですが…おや?誰か来ましたよ」
「あれは…昨日ミス・ヴァリエールに召喚された使い魔のようですね」
「あ、確かにそのようです。しかし一体何が…」
「決闘じゃの」
「ああ決闘ですか、なんだそんな事…って決闘!?えぇ!?オールド・オスマン、早く止めにいかないと!」
「なぜじゃ?禁止されているのは貴族同士での決闘じゃろ?貴族対平民なら止める理由もあるまい」
「しかし、ギーシュ君はまだドットといえれっきとしたメイジ!これでは一方的なリンチになってしまいますよ!」
「やれやれ…ミスタ・コルベール。おぬしは何を報告するためにここへ来たのかもう一度思い出してみい」
「それはミス・ヴァリ……!しかしそれなら今度はギーシュ君の身が危ないです!」
「仕方ないじゃろ。おおかたあのマセガキがなにかヘマをやらかしたのをあの使い魔が仲裁に入って、それが不満で
八つ当たり気味に決闘を吹っかけた、こんなとこかの」
「しかしそれにしても…」
「それにじゃ、ミスタ・コルベール。これはあくまでわしの勘じゃが、この騒ぎで昨晩と今回の謎の魔力の件も片付くと思うぞ」
「まさか…もしそれが本当だとしたら、ギーシュ君が五体満足で決闘を終えられる確率は」
「ゼロじゃ。それはそれで、決闘がいかに危険な物か他の生徒に身をもって教えてくれる格好の教材じゃ。ま、そのへんは
あの使い魔の良心に期待するしかないわな」
「無責任な…!今からでも遅くない、私が止めに言ってきます!
「無駄じゃ。おぬしが止められるレベルの相手ではないし、一応貴族がその家名に懸けて行っている所を止めに入ると
今度はやれ名誉がどうとか面倒くさい話になってしまう。ここでおとなしく観戦しておれ。ああ、ミス・ロングビル。
すまんが中ジョッキ3つ、いやそなたも飲むじゃろ?もちろんジョッキも冷やしているのを頼む。あとは枝豆と、焼き鳥
それと乾き物を適当に見繕ってきておくれ。頼んだぞ」
900マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:35:50 ID:???
TV前の親父ww
901マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:35:52 ID:???
支援
902ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:36:50 ID:???
そして決闘(というか虐殺)終了。
ジェラールの圧倒的な実力に、コルベールとロングビルは唖然としていた。彼らのジョッキに注がれたビールは
一口も飲まれることなく温くなり、泡も全て飛んでしまっている。しかしさすがというべきか、オスマンだけは
ご機嫌に三杯目に突入していた。

「いやー、仕事の時間に飲む酒というのはどうしてこんなに旨いんじゃろうなぁ?」
「……オールド・オスマン」
「ん?何じゃ二人とも進んでおらんのー。わしが頼んだのだから別に飲んでもいいんじゃぞ。イインジャゾー!」
「「オールド・オスマン!」」
「…ったく、酒を飲むときはもう少し楽しむもんじゃ。味わったり、落ち込んでるときの酒は独酌か、バーテンダーと
サシでいるときにしておかないと、相手が迷惑するわい。で、言いたい事は何じゃ?」
「「あの使い魔は」」
「あ、ミス・ロングビルお先に」
「いえ、ミスタ・コルベールこそお先に」
「いやいやそんなそんな」
「いえいえどうぞどうぞ」
「じゃあわしから」
「「どうぞどうぞ」」
((しまった!))
「結論から言えば、こちらから手出しをしてはいかん」
「しかしそれでは!」
「ミスタ・コルベール。今回の決闘、誰か怪我をした者はおるか?いないじゃろ。少なくとも彼はそれなりの常識と
周りに配慮するという気持ち、これらを備えているようじゃ。それに途中からのフルボッコはあの小僧が自ら
呼び込んだようにも見えたしの。大体、あれほどの実力の持ち主を力ずくでどうにかするなど、少なくともこの
学園内の人物でやるのはかなり厳しい。かといって王宮から支援を呼んで何かと介入されるのはもってのほかじゃ」
903マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:38:09 ID:???
もうやめてギーシュのLPはゼロよ!
904ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:38:55 ID:???
「はぁ…しかし、野放しにしておくのもどうかと思いますが」
「無論そうは言っておらん。いくら彼が凄腕だとしても、ミス・ヴァリエールの使い魔であることは事実じゃ。よって、
まずは彼女に彼が何者であるか、どこから来たのかを聞き出すように言い、その回答から我々が対策を練る。
これが一番無難じゃと思うがの」
「…分かりました。あと、彼がガンダールヴであることは間違いないですね?」
「おそらくはな。ただし原因と結果についてはどうだかは知らんが」
「というと?」
「最後、素手で叩きのめしておったじゃろ?確かガンダールヴとは「武器であればどんな物でも自由自在に扱える」
という事だったかの。それなら素手を選ぶのは不自然じゃ。つまり、ガンダールヴだから自由自在に武器を
使えるのか、自由自在に武器を使えるからガンダールヴなのか、区別が付かないという事じゃ。このことも含めて、
慎重に行動せねばならんぞ。さ、わしも少し考え事があるでの、一人にしてくれんか」
「あ、はい。それではミス・ロングビル、行きましょうか」

そう言って二人が部屋を出て行くと、オスマンは椅子にもたれ掛かり、どこか懐かしいものを見たような
そんな目をして、呟く。

「アバロン…まさかその名前をもう一度聞く事があるとは…わしにはその意味は分からんが、あのときの彼が
今際の時に言い残した言葉…彼ならば、あの破壊の杖の正体も明らかにしてくれるだろうか…」
905ゼロの皇帝:2007/07/25(水) 16:41:50 ID:???
以上です。あとジェラール敗北verですが、なぜか最後にギーシュがルイズにもみじおろしにされる図しか
思い浮かばなかったので、ボツになると思います。
906マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:45:02 ID:YHxxstOt
GJです!
皇帝陛下の続きを楽しみにしてました!
907マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:53:15 ID:???
ア〜バロ〜ンア〜バロ〜ンうる〜わし〜の〜
908マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:58:13 ID:???
フーケの後ろにジェイソンに乗った角刈りが見えたw
909マロン名無しさん:2007/07/25(水) 16:59:37 ID:???
ユニバG!
910マロン名無しさん:2007/07/25(水) 17:02:02 ID:???
GJ!!

ただ、欲を言えばもうちょい地の文が・・・
911マロン名無しさん:2007/07/25(水) 17:16:38 ID:???
それはそうとアバロン製の破壊の杖が気になる
シャッタースタッフが使える杖のことか?
912マロン名無しさん:2007/07/25(水) 17:16:40 ID:???
>>905
ヘルシングかww
913マロン名無しさん:2007/07/25(水) 17:18:22 ID:???
>>683
クロちゃんならミーくん召喚が読みたいなー
914マロン名無しさん:2007/07/25(水) 17:25:27 ID:???
読みたい物があって存在しないなら自分で書き上げるべし。他力本願はどんな世界でも嫌われるぜ?

>>683
異世界行く時でもいいけど戻る瞬間でもいいかもな。
当時、砂漠編ラストはあんな絵なのに泣いてしまった俺がいる…
915マロン名無しさん:2007/07/25(水) 17:38:15 ID:???
GJ!
オスマンが日本のおっさん過ぎるwwwwww

ちと、地の文とキャラを会話させるのはやめた方が……。
916マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:00:25 ID:???
他力本願の意味も知らないゆとりは黙ってROMってろ
917マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:05:57 ID:???
>>916
まあ、おちつけ
つまりあれだろ、>>914の発言をまとめると、「コタロー召喚書くぜッ!」ってことだよ。
918マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:08:36 ID:???
>>916
まぁまぁ、そこまで言わなくてもいいっしょ。
実際、辞書にも登録されるぐらいそっちの意味でも使われてるんだし。
919マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:10:42 ID:???
>>917
そいつは>>914をwktkしつつ待つしかないな。
920マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:28:21 ID:???
ギーシュさん犯人はあなたです
921914:2007/07/25(水) 18:36:43 ID:???
なんか変な流れになってるw
かなり面白そうだけど俺>>683じゃないからなぁ
他人の楽しみ奪うような真似は遠慮したいぜ
今手元にクロちゃん無いしな

>>916
元々の意味を知らなかったのは事実だが
自分の知ってる知識を知らない人間を指してゆとりと呼ぶような奴に
そこまで言われる筋合いは無い。
922マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:38:34 ID:???
太鼓の達人で腕潰して(源平鬼verやりすぎ)滅茶苦茶キーが打ち難い所で
太鼓の和田どん&かつを召喚した……という電波来て
展開がどうも進まない(ex.ゼロ戦がヴォ―クリンデとかになりそう)のでダメだった

戦闘自体は太鼓をどんかつ叩くだけでダメージ入るから楽なんですが
923マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:38:42 ID:???
ハレグゥ召喚で、
マリコルヌ等を舎弟にして、ルイズとハレをいじめるグゥを想像した

どう見ても都会編です。本当に(ry
924マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:40:21 ID:???
>>912
ゆとりの意味をそう捉えるってことは2ch初心者じゃないのか?
2ch内での『ゆとり』のほとんどの意味は、相手を指差してばーかばーかって笑いながら言ってるのとほぼ同じだぞ。
925マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:43:57 ID:???
まあ落ち着け。
夏とはいえ、まるでスルメにぶらさがるザリガニ・・・
926マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:45:25 ID:???
ザリガニうめーッ!
927924:2007/07/25(水) 18:46:20 ID:???
アンカ間違えた。>>912じゃなくて>>924だわ・・・。

>>923
初期にグゥ召喚の小ネタがあったけど、まとめwikiに上げておくか?
928マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:48:39 ID:???
>>924-926
つまり俺はまんまと釣られたわけか。thx、勉強になった
929マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:49:19 ID:???
とりあえず>>927がいろんな意味で落ち着くべきなのはわかった
930マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:51:40 ID:???
しまった、グゥ召喚はストック用のメモ帳に保存してないな・・・
>>927よろしく頼む。
931927:2007/07/25(水) 18:53:51 ID:???
OK、忍!

声つながりでぶりぶりざえもんとかどうだろ?
・・・だめだ、最初の決闘の時にギーシュ側につく姿しか思い浮かばん。
932マロン名無しさん:2007/07/25(水) 18:59:00 ID:???
>>931
じゃあ声繋がりで吸血鬼ハンターD
933マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:00:39 ID:???
いっそしんのすけ召喚
絶対女子全員ナンパする
934927:2007/07/25(水) 19:01:02 ID:???
まとめてきたよ。
タイトルは勝手につけちゃったんで、作者の方がいたら変更をお願いします。
935マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:01:09 ID:???
>>931
それで二人して袋叩きにされるわけか

塩澤さん…
936マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:01:36 ID:???
>>932
塩沢さん…
937マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:01:56 ID:???
>>931
「なに?私を使い魔に?…………よかろう、ならばここにキスしろ」
豚はルイズに尻を突き出し、おもむろにズボンを下にずらしはじめた。
938マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:02:47 ID:???
>>934
939マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:04:20 ID:???
豚で思い出した。
資本主義の豚を召喚とかどうだ。そりゃあもう使い魔らしく蹴られてくれること間違いなし。
940マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:04:34 ID:???
ていうか、しんのすけ召喚は残された野原一家考えたらあまりにもいたたまれなくなった
息子が異世界に飛んだなんて知ったら、きっと死に物狂いで行く方法探すんだろうなあ
941マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:06:20 ID:???
>>940
そこで野原ファミリー全員集合ですよ
942マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:06:55 ID:???
じゃあカンタムロボがルイズに召喚されますた。
「いくぞルイズ君、超超カンタムに変形だ!」
943マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:09:29 ID:???
>>932
無敵すぎるから駄目
944マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:09:36 ID:???
>>940
まんま「あっぱれ戦国」の展開になりそう
945マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:12:26 ID:???
>>937
どすっ
「おふぅっ!?」
ぐぅりぐぅりぐぅりぐぅり
「はぅはぅはぅはぅぅっ!?」
周囲の人間がどん引きで沈黙する中、噴火する直前の火山のように無表情なルイズは
おもむろに振り上げたブーツのかかとを突き出された豚の尻に思いっきり叩きつけて踏みにじる。
「……で、何か言ったかしら豚」
「何でもゴザイマセンご主人様」
946マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:12:43 ID:???
>>932
確か、D召喚のゼロ魔SSが、名前忘れたけどネギ魔系投稿サイトにもうあった希ガス。
いや、偽者のDだったかな。俺は北海魔行からは読んでないので、詳細は判らんが。
947マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:17:41 ID:???
>>934
書いた本人だが、悪いね。駄文に手間をかけてもらったので御礼を言っておく。

皇帝陛下はこの世界でも伝説になりそうだな。とらもか。
上の方で言われていた中村主水は、本編でタイムスリップもしていたから、あ
っても違和感がなさそうだ。鬼具合では義母・嫁>>>>>>>>ルイズだし。
948マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:20:04 ID:???
>>818
"ウルトラショッキングピンク"に是非使い道を・・・。
949マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:20:11 ID:???
ヴィオラート、アバン先生、アマテラスとかも伝説になれるな
アマテラスは実際伝説になったっぽいがw
950マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:23:27 ID:???
しかし、アマテラスの元いた世界は一大事だな。
以前自分が少し書いたクロコダインとかならあまり変化ない(獣王すまない)が。
ダイだって数日早かったら世界滅亡。なんと恐ろしいハルケギニア。

ハルケで思い出したが、案外ハルヒ召喚がないんだな。
ギーシュたちをSOS団に入れるだろう。
951マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:26:15 ID:???
>947
ギーシュがすごい悪人になって仕事の標的に
モット伯も悪人度が上がって仕置きされます
952マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:26:45 ID:???
ハルケと各世界では時間の流れが違うとか、その辺はご都合主義で
あまり時間かけると浦島太郎状態になるけど
953マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:27:02 ID:???
ハルヒは本人が望まない事は起こらないからな
キョンとかが居ない世界に行く事自体が望まぬ行為だわ
954マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:28:02 ID:???
>>950
クロコダイン…ボツになった第二部では一線級に復活したのに…哀れ
ダイで一番好きなキャラなんだが
955マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:29:12 ID:???
>>953
異世界、自分の支配範囲外からの干渉は受けそうだが・・・
呼ばれた後に帰ってしまうか、キョンも道連れにするかのどっちかだなw
956マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:30:44 ID:???
>>953
じゃあ声つながりで銀さん
957マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:31:01 ID:???
むしろキョンが呼ばれると思う気がする
あの巻き込まれ体質で
958マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:31:25 ID:???
クロコダインもバーン戦じゃ立派な雑魚扱い…
959マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:31:33 ID:???
>>955
いやいや、ハルヒのことだから自由に行き来できるようにしてしまうかも
960マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:34:00 ID:???
>>956
洞爺湖と書かれてカレー臭いデル
961マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:35:37 ID:???
旦那はハドラーと共に超魔生物化すればよかったんだよ
962マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:36:17 ID:???
>>950
次スレよろしく
963マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:37:29 ID:???
ルーンで制限がかかるとか、理屈の異なるルイズ側の世界の干渉を受けたと
か、バトロワ強制参加と同じで、理屈と膏薬はどうにかすればつく。
964マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:40:27 ID:HjjQbkvm
>>962
何、何時からそんなことに。初期スレを覗いていた時はもっとゆるやかだった気が・・・。
まあいい、立てたぞ。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1185359923/
こちらが次スレ。

ネウロあたり召喚されて、ルイズ涙目にならんかな。
965マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:43:15 ID:???
バイトから帰ってきたらもう次スレの季節なのか、本当に流れが速いなこのスレは

よーし、残りも僅かだから言わせてくれ
ルイズからツンデレを取ったら何が残るというんだ!
ビュウの人はルイズをどこに向かわせるつもりなんだ!
見てみたいような決して見たくはないような……不思議な気持ちだぜ
966マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:45:00 ID:???
>>964
そして>>1000取り合戦開幕。

>>1000ならTOPのダオス召喚。
967DOD&M:2007/07/25(水) 19:45:57 ID:???
>>1000なら

赤さん召喚。
968マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:46:19 ID:???
>>966早い早いw
969マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:46:32 ID:???
ここ、ハルケギニア大陸では、魔法を使える一握りの貴族たちが、大勢の平民に対し、支配する側として君臨していた。
平民に対する貴族の圧政は過酷を極めたが、力を持たぬ平民は黙って涙するしかなかった。
が、そんな人々にもたった一つ光明が――
それは天に代わって、非道な貴族を始末する謎の仕事人たちの存在であった。
人は彼らをこう呼んだ。
貴族狩り、と。
これは若き貴族狩りたちの愛と感動の物語である……

……のわぁんちゃって。


爆れつハンターとのクロスとか面白そうだよなぁ。
キャロットを使い魔にするのは「吸魔」のおかげで絶対不可能だろうけど、妄想だけは湧き出て止まらない。
具体的には高笑いしながらボンテージ着て鞭振り回す女王様の姿とか。
970マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:47:24 ID:???
>>1000 ならツンデレ黄金騎士GAROを召喚
971マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:47:37 ID:???
>>1000なら
   \O  
      ○\
     < \ 召喚 
972マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:49:10 ID:???
>>1000 ならボー・ブランシェを召喚

「見たかルイズ!これが分身烈風拳だ!」
973マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:49:53 ID:???
>>969
個人的には上半身サスペンダーのみのお姉様かマッチョナルシストの妹のほうが…。
974マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:50:28 ID:???
スプリガンの優召喚。
初期スレでボウケンレッド召喚ネタにあったように、使い魔やらずに勝手にふらふらしているか、
逆に「竜の羽衣」や「破壊の杖」みたいな、異世界から来たオーパーツの封印やってそうだw
975マロン名無しさん
>>1000ならアル・アジフ召喚。っつーか俺が召喚する。












いつかな。