【バキ】板垣関連作品総合バレスレッド【餓狼伝】25

◆舞台は地球　時は現代・・・！！
＜アメリカ合衆国コロラド州某所＞
＜核廃棄物隔離施設＞
その建物を上から見た図で始まり。
＜地下701メートル＞
＜厚さ1000メートルに及ぶ　岩　塩　層　＞
＜1億9000万年前に形成された　透　明　な塩の壁・・・・・・・＞
＜掘削作業員達は＞
＜眼の前の現実を＞
＜受け止められずに＞
＜立ち尽くしていた＞
汗ダラダラの作業員達。

＜＜＜＜教科書と違うじゃん！！！＞＞＞＞

ピクル　ＰＩＣＫＬＥ
恐竜と人類は時を同じく存在た！！
我々の学んだ人類史を覆し
新たなる史実をここに刻む！！
第1話/新説人類史
表紙　作業員達の前に塩漬けにされたレックスと男。
男は飛び蹴りをしているようにも見える。ここまでカラー。

◆岩塩層から出現れた恐竜（レックス）！！
作業員「き・・・・」吹き出しに汗が描かれている。
「恐竜ぅ・・・？だよね・・・」見上げる作業員達。
作1「・・・・・・」作2「レックス（ティラノサウルス）じゃねェか」
作業員の班長っぽい男「岩塩の中とはいえ・・・」
「信じられないほど見事な保存状態だ」そのレックスの牙。
作3「･･････････これ････････」
「人類（ひと）だぜ」他「ああ・・・・否定しようもない・・・」
その男の顔。少しオーガに似てる。口には牙のようなものも見える。
「これをどう説明する・・・・・」「どうもこうも・・・・」
「見たまんまとしか・・・・・ッッ」「いたのかこの時代に人類が・・・・ッッ」
「いたもいないも・・・」「見たまんまとしか・・・・・ッッ」
思い思いにしゃべる作業員達。そしてその男の姿。
場所変わり―――どこかの研究室。
その男が台の上に寝かされている。素っ裸。そしてそれを　5人の男が見おろしている。
男の穏やかな顔、もちろん目は閉じている。
そこにカッと博士っぽいのが歩み寄ってくる。
博士「君達の偉大な発掘に感謝している」「正直・・・・少し震えているよ」
汗流しながら言う。
さっきの班長「恐れいります」「我々もこの現実をどう受け止めたらよいものか・・・・」
博「同感だ・・・・・人類誕生が700万年前という常識――――」
「よもやジュラ紀（2億年前）まで遡ろうとはね」
「言うまでもないが」
「　発　表　は　控　え　る　」4人の研究員と班長の顔。
「この事実は　現在の学説を踏みにじることになる」
「影響が強すぎるのだ」
「段階を追った情報公開を心掛けたい」
研究員「蘇生させますよね」
博「「控えたまえアレンくん」」
「プールサイドで行う人工呼吸ではないのだよ」
班「あの・・・・可能なんですか・・・・・・そんなことが」汗ダラダラ。

＜2000年ニューメキシコ州でＲ・ブリーランド博士が＞
＜2億5000万年前の岩塩から＞＜小さな粒を発見した＞
＜慎重に取り出してみると＞＜それは2億5000万年前の　海　水　＞
＜しかも当時の微生物が＞＜　完　全　体　のまま　保　存　されていたのだ＞
＜理想的な温度理想的な栄養＞
＜理想的な刺激理想的な環境を与え続け＞
＜そして120日目―――――＞
班「えッッ！？」
＜　蘇　生　したのだよ＞＜一匹残らずね＞
班「死んでなかったのですか」汗ダラダラ。
博「無論生きているとは言い難い」
「しかし死んでいるとも言えぬ」
＜　彼　等　は待っていたのだ＞
＜理想的な環境が訪れるのを　2　億　5　0　0　0　万　年　もね＞

班「・・・・・・・・」
博「塩だ・・・」
＜厚さ1000メートルに及ぶ岩塩層と強力な塩分が＞
＜微生物（かれら）を　時　間　という不可抗力から隔絶（まも）ったのだ＞
アレン「だから理屈では可能なんですよ」
「このピクル（塩漬け）くんも生き返ることが」
博「「「アレンくん！！」」」
「蘇生という神の領域・・・・・重く受け止めたまえ」
ア「アメーバーと人類・・・・・」
「自転車とスペースシャトル程度の違いじゃないですか」
博「適切なたとえじゃないか」「その差をどう埋めるのかね」
ア「モチロン」
「ここと・・・・」頭を指し
「ここ？」胸に手をやる。
＜「あとはホラ・・・・・・・」＞
＜「シャトルも自転車も・・・・・・同じ乗り物っつーことで？」＞
色々な装置がついた半カプセルに入れられたピクルの絵。
体には様子を計るための機器はたくさん付けられている。
半分液体に浸かっている。

七話でまとめきれないだろ、これ

うひょーｗ

またお決まりのハッタリプロローグかｗ

>>73
サップがカワラを15枚も割れるかってんだ。
鳥山、サタンの強さをわかってないな。
10ｍ以上吹っ飛んで顔面から落下しても笑顔を絶やさなかった男を…


あ、板垣乙
>>74-77

そのカプセルの横にいるアレン。
＜今日で91日目・・・・・・・＞タバコをくゆらせている。
＜ペイン博士率いるピクル蘇生計画（プロジェクト）＞
＜ピクル（塩漬け）くんに繋がれた夥しい数の電気信号（パルス）器機＞
＜ジュラ紀に活動していたというピクルくん＞
＜そのジュラ紀に合わせたという＞温度計が36度を指している。
＜この実験室の温度―――――＞
ア「あつ・・・」首元を開け風を入れるアレン。
＜ピクルの体液に『極　め　て　似　せ　た』という溶液――――――＞
＜潮の満ち引きのサイクルと＞＜母なる脈拍（こどう）のテンポ――――＞
＜その両方の震動（ゆれ）を満たすというこの装置――――＞
＜どれもピクルを目覚めさせるに＞＜至らなかった＞
以前目を瞑ったままのピクル。
アレン、タバコの灰をピクルの顔に落とす。
「ﾎﾟﾄ････」と落ちる灰。
＜　実　験　は　失　敗　・・・・・・・・＞

エロ雑誌を読みふけるアレン、ﾓｸﾞ･･･ﾓｸﾞ･･･とスニッカーズを食べている。
ﾈﾁ･･･と歯で噛む。
＜不味・・・・・＞
{肉でも喰いたいな}とふと心に過る。
ア「！」
すごくいいことを思いついたかなのような顔。
エロ雑誌をﾊﾞｻｯと床に落とし、ガシャァと椅子まで倒して駆け出す。
＜人類初・・・・・・・ッッッ＞
＜どころか生物史初・・・・・・！！？＞　
巨大な扉の前、「ピ」「ピ」「ピ」とナンバーキーを打つ。
＜レックス（ティラノサウルス）を初めて　喰　べ　た　雄ッッ＞
ア「寒（さぶ）〜〜〜・・・」
＜　　ア　レ　ン　く　ん　♥　＞
そこには横倒しになってるレックスが冷凍保存されていた。
別の一室。
博＜バカな・・・・・＞眼の前には二つの画像。
驚愕といった顔の博士。
＜レックス（ティラノサウルス）の筋肉を構成する成分と＞
その細胞の拡大したものの画像。
＜彼（ピクル？）の―――――＞
＜胃の中の内容物の成分が一致＞その画像。
＜意味することは一つしかない＞
＜　ピ　ク　ル　は　レ　ッ　ク　ス　を　捕　食　し　て　い　た　ッ　ッ　ッ　＞
まさに驚愕といった顔の博士。

ンジュウウウ〜〜〜〜・・・と焼かれる肉。
鼻歌まじりでそれを料理しているアレン。
＜10トン以上もあるんだ＞＜チョットくらい・・・・＞
ﾎﾞﾁｮ・・・・とワインを垂らす。
ヂィウワァァァァ・・・・・・と燃え盛る肉。
＜200グラムぐらい・・・＞
＜ワカりゃしない・・・・って♥＞
ジャアァアァアァァ・・・・
ジュワァァァ・・・と料理に熱中するアレン。
その肉の芳香が部屋中に漂う。それはピクルの部屋にも至る。
ピクルの顔の前に芳香が到達、そして鼻の中に吸い込まれる。
アレンが肉を皿に盛り、それをｺﾄ･･･とテーブルに置く。
そしてうっすらと目が開くピクル。
◆オレの獲物に手を出すな！
　ジュラ紀の掟は絶対！！
　ピクル怒りの目覚め！！！
巻末コメント
　ピクル（塩漬け？漬け物？）です。