1 :
マロン名無しさん:
ゼロ魔×アメコミでどうかひとつ
2 :
マロン名無しさん:2007/07/04(水) 16:25:58 ID:klWT4BB9
2ゲット
とりあえずウルヴァリンあたりかな。流石にマグニートークラスはパワーバランスが釣り合わないしなw
召喚するならスパイディかデアデビルあたりだろう
他の連中は強すぎてパワーバランスが釣り合わん
特に召喚しちゃいけないのがX−MEN系統
上でウルヴァリンがどうとか出てるけど、
基本不死身のウルヴィーに勝てるやつなんてゼロ魔世界にはいないから無理
心臓ぶった切られようが骨の代わりに詰めてるアダマンチウム(絶対壊れない金属)全て引っこ抜かれようが死なないようなやつなんだぜ?>ウルヴィー
X-MENでもガンビットあたりはありじゃね?
>>6 ガンビットならギリギリバランスとれそうだな
あとビーストもありかな……と思ったけど、あいつデフォで残像が見えるような速度で動けるから無理だな
ビショップならルイズの失敗魔法のエネルギーを吸収反射で最高のパートナーに
という電波を受信した
スポーン辺りでどうかな?
ルイズの成長と反比例するように魔力が徐々に減って弱っていくスポーン
エネルギーが有限の奴だから、結構使いどころを考えないといけなくなるか?
>>8 俺、それ考えてたわw
散々、奴の犬として動いて来たんだ、とルイズとの契約を絶対に交わさないスポーン
素顔を見て、3日間は寝込むルイズ
破壊の杖の代わりに宝物庫にあるものは、メディーバルのコスチューム
スポーン見てから様子のおかしい学長とか
>>10 問題はゼロの使い魔の設定を殆ど知らんから、スポーンの設定だけになっちゃう
最寄りの本屋さんへGOだ
13 :
マロン名無しさん:2007/07/06(金) 00:39:57 ID:Qnav9u9t
パワーパックの子らが召喚されたら
そのままハリーポッターになるな。
アメリカンヒーローと貴族制度なんて、鰻と梅干より食い合わせが悪いぞ
CWでヒーローは登録制になったやん
設定ほとんど知らんのに書いてみようと思ってたとか正気の沙汰とは思えない。
そうそう、作者は西洋史に詳しかったわけじゃないからな。
スパイディとかアイスマンとか召喚したら
しょうもないこと言いまくって話が進みそうにないな
ハデな全身タイツか雪だるまを召喚したら流石に泣くだろうか
ニコニコ動画でテレビ版見れば?
一応の資料にはなるよ。
使い魔品評会とか原作に無い部分があるけど
蜘蛛の化身とか雪ダルマとかはむしろ自慢できそうな使い魔だな。
恋人の仇をはたしたエリックは自らの墓碑の前にたたずんでいた
「さぁ、シェリーのもとへ導いてくれ」
カァーカァー
エリックの体がまばゆい光に包まれてゆく
「ここは……?
地獄…じゃない…よな?
ここが天国だろうか?」
光に包まれて視界を奪われたエリックが眩しさに瞼を閉じ
ゆっくりと目を見開くとそには透き通るな青空が天を覆い
豊かな草原が広がっていた
そしてエリックの周りを少年少女らが彼を取り囲んでいた
この美しい空や大地が地獄の筈がない
きっとここは天国なんだ
この少年少女らは天使だろうか?それとも俺のように人生をまっとうし、この天国で過ごしている人達だろうか?
シェリー?シェリーはこの中にはいないのか?
エリックが周りの人垣の中に最愛の人がいないのか注意深く辺りを見回していると、人垣から外れエリックの間近に一人たたずんでいた桃色がかったブロンドの髪の少女が話し掛けてきた
「あ、あんた誰!?ピエロ?」
CROWってアメコミだよね?
烏支援
>22-23 ジェームズ・オバーの漫画が原作だから合ってるよ。
「ぐっ……」
その瞬間、地獄の兵士の中に、アル・シモンズだった頃の恐怖が蘇った。
それは、ベトナムで彼の小隊が奇襲された際のフラッシュバック。
夜の闇が突然引き裂かれ、彼の仲間の大半が死んだ。
今回も同じことなのだ、とスポーンは身構えた。
普段から薄暗い路地裏で行動する彼にとって、その光はあまりにも眩しすぎる。
ならば、これは自分かホームレスの仲間たちに害をなす者の襲来。
あるいはその両方か?
「何……、これ……」
目の前で女の声が聞こえる。
つまり、相手は怯んでいる。スポーンはニヤリと笑った。
これは、反撃の合図に他ならない。
スポーンが目の前の女の首を、へし折ってやろうと踏み出したその瞬間、先に鎖が動いた。
「うあぁぁッ!!」
男のあまりにも情けない叫び声に、スポーンは立ち止まった。そして目が光に慣れた時、彼は自分の過ちを死ぬほど後悔した。
目の前に居たのは、顔から血の気が失せた少女だった。
見れば、彼女の横顔からは血が流れ、その傷に平行するように鎖がピンと張っていた。
スポーンは鎖の先に目をやる。
そこには、己の鎖によって首を締め付けられている、禿頭の男がいた。
男の顔はすでに青白く変色し、目はハエを追うようにギョロギョロと四方八方を見ていた。
「止めろッ!!止めるんだッ!!」
スポーンは叫び、鎖を掴む。
鎖は従順に主人の命令を聞くと、男から離れて行った。
がその際、首に何重も巻き付いた鎖が、まるで「糸のこ」のように男の首を抉った。
男は倒れる際に首から血をまき散らし、草原に仰向けに倒れた。
「退いてくれッ!!」
スポーンは眼前の少女を手で押しやると、男の元へと駆け出した。
その時、彼は感じた。
彼を恐れる、何十もの視線を。
スポーンはこの時、禿頭の男だけを見ていれば良かったのかもしれない。
だが、彼を恐れる視線の先を、横目で見てしまったのだ。
そう、それらの視線の元は皆、子供だった。
スポーンキターーー!!
楽しみすぎるww
コッパゲの修復を魔力消費して行うのかな?
CROWとスポーンとかこのスレの将来性にwktkせざるを得ない
子供たちの視線は、スポーンの精神に多大な苦痛を与えた。それはかつて自分が『天罰』と称し、戒めた殺人鬼ビリー・キンケイドの姿を自分に重ねたからである。
(……くそッ!!
俺は奴と同類だ……)
スポーンは子供に肉体的な苦痛を与えてはいない、だが心に一生残る傷を与えてしまった。
その事を消し去ることは出来ないであろう。
しかし、だ。
覆すことならば出来る。
スポーンは歪むような空間をどうにか駆け抜け、禿頭の男の横にしゃがみ、手をそっと差し出す。
「……がアァッ!!」
先程まで死にかけていた禿頭の男は、狂ったように腕を振り回しスポーンの手を振り払おうとする。それ程までに彼はスポーンを恐れていた。
「大丈夫だ、殺しはしない……」
スポーンは優しく語りかけるも、禿頭の男はそれを信じようとはしない。
「仕方ないな……」
スポーンは強引に彼の口を抑え、両腕を膝ともう一方の手で抑えつける。
「良いか!?
これからお前を助けてやる!!
だが暴れたら、その禿頭を潰してやるぞ!!」
睨みを効かせたスポーンの言葉は効果絶大であった。
それでも禿頭の男は、自分がこの悪魔に殺されると信じて疑わず、声を漏らさずにただ両目から涙を流した。
何か、日本語が色々と変ですorz
すいません、明日からはちゃんと下書きしてから書きます
ちょ、コッパゲ茶フラグwwwww
だがGJ
GJ
日本語についてはアメコミ翻訳の雰囲気が出てていい感じだと思うぜ
>>32 俺は意識してやってるのかと思ってたw
GJ
続きまだー?
確かにスポーンと烏の続きはちょっと見たいな
スポーンの弱点は無垢な子どもだからな
その場に居合わせた全ての人間が、恩師・コルベールの最期を悟った。
実際、コルベールが今どうなっているのかは解らなかったが、スポーンの怒声を聞けば解る。
また、彼らにはスポーンの『禿頭を潰すぞ!!』の台詞が頭から離れなかった。
スポーンを涙目で見つめる少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラヴァリエールは自分の運命を呪った。
(どうしてあたしは、いつも失敗ばかりなのよ……
それに今度は『失敗』なんて言葉じゃ済まされないわ……
……あたしはラヴァリエールの名前に泥を塗ったのよ!!)
彼女は俯き、これからの事を考えた。間接的ではあるが、教師を自分のミスで殺してしまったのだ。学園には居られないだろう。
いやいや、待て、とルイズは思った。もしかしたら、私は貴族では無くなるのかもしれない。
貴族と言う身分を剥奪され、自分が見下してきたように自分も見下される。
そうなれば、私には何が残る?
……彼女の思考は悲観的な方向に進むことしか、出来なかった。
そして、彼女が自らの考えに打ちひしがれる一歩手前、俯く彼女の顔に緑色の光が差し込んだ。
「何……?」
ルイズは光の方向に目をやった。
そこには、自分の召喚した「何か」が、緑の光に包まれた右手を高らかに掲げていた。
「魔法だ……」
誰かが言った。
ルイズはそれを聞いてはいたが、目はその「何か」から逸らすことが出来なかった。
それはルイズに限らず、この現場に立ち会わせた誰もが彼女と同じだった。
「何か」の右手はゆっくり、コルベールの首へと降りていく。
そして、緑色の光がコルベールの首に接した瞬間、彼の体はガクンと一回だけ痙攣した。
それは、誰もがコルベールの最期なんだ、と直感的に連想した。
が、その直後に立ち上がるコルベールを見た時、彼らは心底驚き、言葉を失った。
その様子に自らの悲観的な考えを改め、狂ったように笑うルイズを除いて。
取り敢えず、ゼロの使い魔の原作買ったから何となく書いていけそうです
後、文章は何気に翻訳っぽく書けてるらしいので、このままで行ってみますw
>「良いか!?
>これからお前を助けてやる!!
>だが暴れたら、その禿頭を潰してやるぞ!!」
この辺が特にそれっぽい。セリフと一緒に書き文字がフキダシに入ってそうだ。
なにはともあれGJ!
はっきり言って期待している
あせらず頑張れ…GJ
面白かったぞGJ!
召喚されて早々にエネルギー使ってるなw
取り敢えず、今夜辺りに続きを投下します
後、設定としてはスポーンはアンジェラ戦(うろ覚えorz)で消失した所を召喚されたと言うことでお願いします
その前にビリー・キンケイドのエピソードあったかは微妙ですが……
後、超展開やっちゃっても大丈夫ですかね?
アメコミじゃ超展開なんて日常茶飯事だからいいんじゃね?
アメコミ的超展開ならぜんぜんOK
期待して待ってるよ
俺が持ってるアメコミ。
『エイリアンVSプレデター』と『バットマンVSプレデター』と余りアメコミを語れる程のモノは読んでないが、
スパゥンネタの作者ガンガレ!
話は逸れるがウィッチブレイドはアメコミ?
>>51 紛れもなくアメコミだがアニメ版は若干スレ違いかと思う
>>52 dクス!
向こうでかなり人気のある作品と聞くもんで、日本のアニメや漫画以外に見てみたくなったのさ。
スポーンはクラウンとかでてくるんだろうか?
コルベールは今すぐにでも、泣きたいような気持ちだった。
「本当のことを言え……」
「で、ですから私は本当のことしか……、言ってません……」
「ならば、俺の両目を見るんだ」
そう言って、眼前の化け物はコルベールの両目を人差し指と中指で指し、その後にキラキラと緑色に光る自分の目を指した。
「ひっ……」
化け物の言うとおりに目を合わせれば、まるで魔法にかかったように彼の体は硬直し、視線を逸らすことが出来なくなる。
「もう一度聞くぞ、お前はアメリカ合衆国を知らないんだな?」
「えぇ……」
「ならば、ここはどこだ?」
「トリスティン王国……」
「なるほど、今お前は嘘をついているか?」
「いいえ……」
「……良いだろう、お前の役職は何だ?」
「私はトリスティン魔法学校で教師をやっています……」
「ではお前は……、魔法使いって奴なのか?」
「ええ……、私はメイジ……」
スポーンは眉をしかめた。
彼は今、CIA時代に会得した催眠術を使い、コルベールを尋問している。
この状況で、嘘を言う人間を彼は知らない。
(……にわかには信じられんな)
とスポーンは思ったが、先ほど箒にまたがり空を飛んでいった子供たちを見て、驚いたのは確かだ。
「……うむ、解った」
そう言って、スポーンはコルベールから視線を逸らす。
その途端にコルベールは体に自由が戻り、目をパチクリさせた。
「今のは魔法ですか!?」
「いや、ただの特技だ。気にするな」
そして、スポーンはコルベールの部屋から出ようとし、ドアの一歩手前の所で振り返る。
「さっきはすまなかった……、どうやらコイツは勝手に動くみたいなんでな」
と、スポーンは鎖を手に取る。
「いっ、いえ……
もう、大丈夫ですから」
「そうか」
そう言うと、スポーンは部屋を出た。
キター!
何か改行が多くて、いじくってる内に読みにくくなりました、すみませんorz
>>54 クラウンは出さないけど、5兄弟からは出そうと思っています
GJ
ルイズとスポーンの会話がどうなるのか、果たして面と向かって話ができるのか
気になって仕方ない
コッパゲ流石に一話では死ななかったなww
スポーンということは結構残虐ファイトな部分があるんだとは思うが
ギーシュに期待www
寄生服のオート反撃でギーシュ死亡フラグww
なんか最近かっこいいギーシュネタしか見てないから、原作どおりのヘタレギーシュが見たいなw
確かにwktkはしてるがもう少し纏めてから投下したほうがいいのでは?
あ、このスレ人居ないから連投規制掛かるか
>>63 別に書けた分から順次投下しても問題ないだろ…常考…
スポーンネタ期待支援。
他にもネタ投下を心待ちしております。
スポーンマダー?と急かすのは良くないと思っていてもつい急かしてしまう
ところで烏は一発ネタだったのか?
あげとく
コナン・ザ・バーバリアン召喚
ブラザーズ召喚
フランク・キャッスル召喚希望
アッシュことキャプテン・スーパーマーケットを召喚してほしいです。
おまいらルイズを怖がらせようと思っているとしか見えませんね。
怖がらせるなんてとんでもない、召喚されてイキナリSATUGAIされた上、頭蓋骨抜かれるよりかなりマシだと思うんだぜ!
ヴェノムのスーツのみ召喚でルイズヴェノムの完成
ちょっと見たいな
マイティ・ソー召喚希望
>>74 いいね。
常日頃馬鹿にされているルイズにぴったりだ。
コルベールの部屋を出たスポーンは足を止めた。
「ん?」
彼の目の前には、桃色の髪を生やした少女が立っている。
彼女はしかめっ面で、スポーンの瞳を見据える。
彼女が口を開こうとした時、先にスポーンが口を開いた。
「また君か……、授業はどうした?」
その質問は少女を動揺させる。少女は自分が質問されることなど、これっぽっちも考えていなかったからだ。
それでも、彼女は何とかスポーンの質問に応えた。
「そ、そんなの、関係無いわ!!
あたしの使い魔になって……よ……」
と、少女は言葉を濁らせた。
スポーンはじっと、ただ少女の目を見つめている。
別に睨んでいると言う訳ではない。
ただスポーンと言う存在の迫力は、少女を圧倒したのだ。
やがて、スポーンはふーっと溜め息をつくと、少女に言った。
「良いか?
人の上に立つ人間には、それなりの器量が必要だ
今の君に俺を動かせるだけの器量があるとは思えん」
「じゃあ、どうしろって言うのよ……」
少女は完全に圧倒された。少女は俯き、消え入るような声でスポーンに応えることしか出来ない。
「真面目に勉強しろ、授業をサボるんじゃあない
……それに君は、これから従えようとしている者から目を逸らすのか?」
「……」
そう言うとスポーンは少女に背を向け、ツカツカと歩いていった。
ちょwww予想通りだけどいきなり断ったwww
ふう、とシエスタは溜め息をついた。仕事を終えた後の春風が、火照った体には気持ち良い。彼女は洗濯を終わらせ、濡れた手をエプソンで拭いていた。
「おい」
いきなり、声をかけられたシエスタは慌てた様子で振り返るのと、同時に硬直してしまった。
そこには深紅のマントに身を包んだ、天を突くような大男が居たからだ。
「……ッ!!」
「安心しろ、取って喰おうなんてことはしない」
それでも、シエスタは恐怖のせいで声が出なかった。
(この人は、昨日ミスタ・コルベールを殺しかけた、あの……!!)
昨日のことは既に学園内では噂になっていた。
とんでもない使い魔がミスタ・コルベールを半殺しにし、見たことの無いような魔法で救ったのだと。
だがその事件の後、恐ろしい使い魔と言うのは学園内のどこを探しても、誰も見ていないと言う。
それが今や、シエスタの前に居るのだ。彼女は完全に蛇に睨まれた蛙と同じであった。
「すまんが、あの大岩は……」
そう言って、大男は深紅のマントの中から右腕を出し、右の方向を指さす。
その腕はシエスタの胴ほどもある太さで、彼女は直感的にこの腕ならば自分を容易く締め殺せると連想してしまった。
「おい、聞いているのか?」
「えっ……あ……あの……」
大男、スポーンはようやく少女が自分を恐れていることに気が付いた。
そこで彼は優しく彼女に話し掛ける。
「あの岩は、この学校にとって大切な物かな?」
「べ、別に……、そんなことは無いと思います……よ……」
スポーンは少女の反応を見て、更に質問を続けることにする。
「この辺りは子供たちが遊んだり……、つまり休憩時間には憩いの場になっているか?」
「ここは、その……、あまり人は来ませんよ……、私たち奉公人が仕事をする場所なんです……」
シエスタは俯きながら言い切った。
それを良しと思ったスポーンは彼女に感謝を言い、彼女に背を向けた。
スポーンが少女に別れを言い、大岩に向かっていった。その途中、彼は少女が急いで駆け出すのを感じた。
(……そんなに俺が怖いのか?
まあ、良い)
スポーンは大岩の所まで来ると、全身を包んでいたマントを開いた。
昨日、再びコルベールに会いに行き、彼は元の世界に帰る方法を聞いたが、コルベールは解らないの一点張りで、そそくさと逃げて行った。これは長い間、この世界に滞在するかもしれない。そう考えたスポーンは自分が落ち着ける場所を探していたのだ。
「さあ、仕事の時間だ」
ルイズは頬杖をつきながら、黒板を見ていた。
(……何なのよ、アイツ)
彼女は、あの化け物を使い魔にしたかった。それは召喚の儀式の時、ミスタ・コルベールを一瞬で直したのを見れば強力な力を持っているのが解る。おまけにあんな魔法は、彼女が見てきた魔法のどれにも属さない。
それをミスタ・コルベールに聞くと、彼も解らないと言った。
(どうすれば……)今の彼女には、解らなかった。
「な、なんです!?」
と、シュヴルーズ先生の素っ頓狂な声で彼女は我に帰る。
すると、生徒の大半はおろか、シュヴルーズ先生までもが窓から外の光景を食い入るに見ている。
「ルイズの呼び出した化け物だ!!」
誰かが騒いだ。
だが、それ以上に響く音があった。ルイズはその音が何なのか解らないまま、人混みを押しのけ窓へとたどり着く。
スポーンは両腕の拳で、その大岩を砕いていた。
(うーむ……)
彼は時に考え、時に激しく拳を振るい、ルイズたちの授業の終わりを告げる鐘の音が鳴った時に、その作業は終わった。
「うむ……、なかなか良い出来だな」
スポーンは大岩を砕き、自分専用の椅子を作っていたのだ。スポーンはそれに腰掛ける。
「す、素手であの岩を砕いた……!!」
「見た、あの筋肉……!!
アタシのより太いわ……」
騒いでいる生徒にシュヴルーズは、目を丸くしながら呟いた。
「……あ、あの授業は終わりです」
だが、シュヴルーズの言葉は生徒には届いていなかった。
皆、椅子に腰掛けているだけのスポーンから目が離せないのだ。それはシュヴルーズも同じだった。
支援
そんな中、ルイズはスポーンを見て笑顔になっていた。
(あれが私の呼び出した……)
見たことも無い魔法、岩をも砕く腕力……。間違いない、彼を使い魔にしたならば、誰も私を馬鹿には出来ない。
「お、おい、ルイズが気持ち悪い!!」
ルイズは窓越しにスポーンを見ながら、ニヤニヤと薄気味悪く微笑んでいた。
「さすが……、あんな化け物を呼び出すことだけあるわね……」
誰かの言葉に皆が心で同意した。だが、今のルイズはそんな些細なものは気にしない。
そう彼女はスポーンを呼び出した喜びで一杯だったからだ。
(絶対、あたしの使い魔にして見せるんだからっ!!)
このスレで支援と書ける日が来るとはな…支援
取り敢えず椅子はノリで書きました、本当にすいませんorz
展開は牛歩並にゆっくりになると思います、本当にすいry
後、読みにくいのはどうにかなるレベルでは……、本当にry
('A`)
スポーンネタの人、GJ!
ここを保守しがいがあるってモンでさぁ。
オリジナル展開とかwktk
次も楽しみにしてる
別に読みにくくないある
あと展開が牛歩並みなのではなく、他所が速すぎるだけアル
自分のペースでやればよろし
>>91 ジョジョ魔スレなんかVIPかよと思っちまうもんな。
てかこの位の速度の方がまったり談話と感想を入れられていいと思うぞ。
色々と心配してけど、案外好評みたいですごくうれしいです
今度はギーシュのエピソードまで書こうと思ってます
また、ちょっと時間がかかりますが、宜しくお願いします
折角SS職人が来たんだ、全力で保守する!
今にも泣き出しそうに垂れ込めた曇り空の下、打ち砕かれたビルの外壁や炎を吹き上げる車の残骸が、墓標のように立ち並んでいる。
かつては都市だったそこは徹底的で執拗な破壊に晒されて、まるで地獄のようだった。
ウルヴァリン―――ローガンは瓦礫の影に身を潜め、燻る炎で葉巻に火を点した。
胸いっぱいに紫煙を吸い込み、ゆっくりと鼻から吐き出す。その姿はあまりにも緊張感が無く、自然だった。
まるでちょっとそこまで飲みに行った帰りのようで、もっと有り体にいえばだらしなかった。
一緒に隠れていたストームはそれを見て不機嫌そうに顔をしかめたが、彼の不謹慎な態度を咎めることはしなかった…もう何十回と注意してきたが、全く改めようとしないので頑固な彼女も流石に諦めているだけなのだが。
しかし、ローガンが再び煙を吸い込んだ瞬間…突如飛来したミサイルが、少し離れた所にあった車の残骸を爆砕した。
その破片がローガンの横っ面に直撃し、彼の顔面の皮膚を何割かと咥えていた葉巻を吹っ飛ばす。
傷口からアダマンチウムに覆われた頬骨が覗き、鈍く輝く。
ひどい大怪我だが、しかしローガンは軽く呻いただけだった。
「大丈夫、ローガン?」
ストームが少し心配そうに声をかける。だがローガンが彼女のほうを振り向いたとき、彼の顔面の傷はすでに元通りに回復していた。
「ああ大丈夫だ、ストーム。だがな…」
ローガンは革ジャンのポケットを探り、そしてその厳つい眉をしかめる。
「くそったれ、今のが最後の葉巻だったのに」
SNIKT!
鋭い金属音とともに、ローガンの両拳からアダマンチウムの輝く爪が三本飛び出した。
「ちょっ…待ちなさい、ローガン!」
ローガンが何をするつもりか察したストームが流石に静止したが、
聞こえないねと嘯いて彼は瓦礫の影から走り出す。
その彼をサーチライトが照らし出し、次いでレーザーが降り注いだ。
ローガンはジグザクに突っ走ってその灼熱の雨を掻い潜ると、横目でその発射源を睨みつける。
…全身を対ミュータント兵器で固めた機械仕掛けの巨人、センチネル。
その光学センサーが、冷徹にローガンを映し出していた。
「ピート、こっちに来い!」
ローガンは百メートルほど先、ボビーやキティと一緒に別の瓦礫に隠れていたピートに向けて怒鳴る。
大きく頷いたピートはその巨躯を生体金属で覆い、生ける鋼の彫像と化してローガンに向かって駆け出した。
ミュータントパワーを発動したときの威容から『コロッサス』の異名で呼ばれるピートだったが、彼のスピードは若干遅い。
もし単独で遮蔽物から身を晒せば、センチネルのいい標的になってい
たことだろう。
明らかな自殺行為…コロッサスとなった彼の身体は高い防御力を誇るが、センチネルの攻撃力の前には決して充分でないのだから。
しかしそれは『単独で遮蔽物から飛び出せば』の話しである。
センチネルは高速で疾走するウルヴァリンに狙いをつけたセンサーに、新たにコロッサスを捕捉した。
高速だが防御力の低い標的と、鈍重だが防御力の高い標的。
センチネルの苛烈な攻撃が、一瞬止まる。
その一瞬は、センチネルの人工知能が両者のデータを検索・解析し、
両者に対して同時に最大のダメージを与えうる攻撃パターンを組み上げるための思考時間であった。
…それはほんの一瞬だったが、真逆の特徴を持つ二人を相手取ったために発生する不可避の一瞬だった。そして、それは充分すぎる隙だった。
その一瞬で、ローガンとピートの距離はゼロになった。
「頼むぜ、名ピッチャー」
ローガンの軽口に軽く頷いて応えると、コロッサスは軽々と彼を持ち上げる。
そのまま勢いをつけて振り回し……全力で、彼を投擲した!
ローガンは獣の如き雄叫びを上げながら、センチネルに向かって一直線に飛んでいく。
それを見てキティとボビーは歓声を上げたが、ストームは頭を抱えていた。
このローガンとピートの合体技は、彼女の頭痛の種だった。
彼らはこの豪快な技を気に入っているようだったが、突然に使われては連携もへったくれもない。
確かに接近戦最強のローガンはこの世で最も危険で効果的な砲弾だが、フォーメーションは著しく崩れるのでチームリーダーとしてはフォローが大変なのだ。
(これはまた話し合いが必要ね…!)
そんな彼女の苦々しい思いを他所に、ローガンは気持ちよく空を舞い…
突然、センチネルの頭部の前に現れた鏡のようなものに飲み込まれて消え去った。
………
……
…
《システムエラー:ルーム内のウルヴァリンのデータが不正に消失しました:もう一度訓練プログラムを設定しなおしてください》
無機的な人工音声が響き、廃墟もセンチネルも、
X-MENを取り巻いていた全てがほどけるように消え失せる。
そして現れたのは、無機質な銀色のドーム状空間だった。
そう、ここはデンジャールーム。
X-MENたちがヴァーチャル戦闘訓練を行うトレーニングルームだった。
先ほどまでの光景すべては、高度なホログラムの幻影だったというわけである。
「…ローガン?」
ストームが、ピートが、ボビーが、キティがその真ん中で呆然と立ち尽くしていた。
ローガンだけがいない。何が、何で、どうしてそんなことが起こったのか、全く全然誰にも見当もつかなかった。
「…ねえ…ローガンは?」
キティがすぐ横に突っ立っていたボビーのスーツの袖を引いた。
「…僕に聞かれても…」
いつもは冗談ばかり言っているボビーも、そう答えるのがやっとだった。
とりあえず序章なのに長すぎでそのうえゼロキャラ誰も出なくてスマソ
あと書いてたらいつのまにか映画版の続きになっていた。
ヒュー・ジャックマンが大好きな俺を許してくれ
ウルヴィーかっくいいぜ支援!
ウルヴィーネタの人GJ!
これからの展開に期待します!
難を言えば、少しだけ文章を読み易く構成して欲しいってトコス。
文章構成が下手なのは単純に俺の経験値不足です(´・ω・`)
なんとか頑張る
そこまで読みづらい訳じゃないから些細な問題点だ
ちょっと気にすれば良いだけさ
大して気にならんが?
とストーム好きの俺がいうぜ
スポーン書いてる人の作品にはマレボルギア様はでるのだろうか
あとバイオレーターとか…
しかし伸びねえスレだな。わざわざ分けないであの作品のキャラが〜のほうでやればよかったのに
別にいいんじゃない?分けてても
それにあのスレ最近空気荒れてきてるし
夏だからねぇ・・・。
一応あげとく
一応保守
保守するぜ!
9.9.7.4
「うおおおおぉぉぉぉぉぉ……ッ!!」
今、スポーンは激しい嘔吐感と全身を襲う痛みと戦っていた。
(……そう上手くは行かないか……)
彼は魔力を使い、瞬間移動を試み、失敗した。行き先は勿論、NYの掃き溜め『ラットシティ』
スポーンは、どんなに化け物扱いされようと中身は元人間である。今の彼が最も欲しい物、それはゴミクズ扱いされていた、あの生活。朝はゴミの悪臭で目を覚まし、その後友人たちのために生ゴミを漁り、食料を調達する。
(……ここの空気は俺にはもったいない)
ハルゲキニアの新鮮な空気は、スポーンにとって毒と同じだ。平和な雰囲気ほど、スポーンの心を荒ませる物は無い。
何故ならば、スポーンそのものが平和を乱す存在であることを自覚し、またアル・シモンズとして、残虐で暴力的な人生を歩んできたから。彼は恐れていた、戦いとは常に人々の予想を凌駕し、尚且つ忍び足でやってくる。
それはどんな世界であれ、変わることは無いだろう、と彼は信じている。
「……こりゃあ、おったまけだ……」
スポーンは焦った。今の状態なら、自分は簡単にやられてしまう。
「誰だッ!!」
彼は叫び、何とか立ち上がった。とは言え、誰が見てもそれは虚勢でしか無い。
彼は夕暮れを背に立っている人物の影を見た。その影は強そうにも見えるし、弱そうにも見える。
この世界においての戦術をスポーンは知らない。故に戦闘が起こればそれは未知の領域であり、彼の思惑通りにはならないだろう。
だが、そう簡単にやられんぞ。と、スポーンは覚悟を決め、声の方に振り返った。
ゼロのルイズと馬鹿にされ、時には日陰で悔し涙を流し、日々を過ごしていた少女。
彼女は今、両手に抱えきれない程の金貨の包みや食べ物、果ては高価な書物など金目の物を抱え、夜のトリステイン魔法学校を徘徊していた。
(見つかれば、罰になるわ……)
しかし、彼女は一切躊躇わず、ミス・シュヴルーズの授業を受けていた時に見た、石椅子の位置を思い出しながら真っ直ぐに進む。
(アイツを使い魔に……、絶対に……)
彼女は何が何でも、スポーンを使い魔にしたい。彼を従えることが出来るなら、これぐらいの出費も痛くは無い。
彼女は全てが上手く行く、と楽観的に考えている。今までがとてつもなく下り坂なだけ、これからは登って行くのよ、と。
彼女がスポーンの石椅子まで後少しの所に来たとき、彼女は異変に気が付く。
「何よ……」
石椅子の方向からの焚き火の明かりが彼女の顔を照らす。おまけに石椅子の方からは笑い声まで聞こえる。
「誰なのよ……」
彼女は壁に身を隠し、それを覗こうとした。と、彼女の手から菓子パンが落ちる。それは生地にメイプルシロップをふんだんに練り込み、溶かした白砂糖を上からまぶした、街で評判の良い菓子パン。彼女はそれを落とすまい、ととっさに手を伸ばす。
彼女は心の中でしまった、と叫んだ。そう、彼女の両手に抱えた食べ物などは全てハルケギニアの地面に落ちた。
「誰だッ!!」
石椅子の方から、スポーンの鋭く攻撃的な声が響く。彼女はそれに怯え、足下に落ちた菓子パンがその他諸々に潰されたのを見て、どうして良いのか解らなくなった。
大分、間が空いちゃってすみません……
とりあえず、これからはちょくちょく書いてきます
スポーンキターーーーーー!!
GJ!
待ってたぜ…誰が来たのかwktk
久々に来たら投下されてたーー!
GJ
ルイズカワイソスw
チャーリー・ブラウン召喚
↑曰く「ルーシーの方がまだマシだった・・・」
話してるのは誰だろう
意外な所でマルトーとか
↑ルイズにムチでビシバシにされながらの台詞。念の為。
ドクターマンハッタン召喚
短編向きだな
アルビオンまで瞬間移動するし
7万人とか一瞬で殺すだろうし
マスク召喚
被ったルイズがはっちゃけて学園が大変なことにw
遅レスだが、スポーンGJ!
続きが気になるひきだなw
保守る
hosyu
>>128 ワルドに被せようぜ。
どうなることかwktk
>>128 やりたいことやってる奴には効果ないんじゃなかったっけ?
欲求不満が溜まってないとただの木彫りの仮面
ルイズも十分欲求不満だと思うぞ
欲求不満さで言うならマルコリヌなんかが被ると面白いことになりそうだ
原作に近い感じで暴れてくれるんじゃね?
ほーしゅ
パワーパフガールズ召喚
確かにアメコミだがwwww
アトミックベティなら速攻で宇宙船呼んで帰宅するぜ
はじまって5分で終了
ビリー&マンディーのグリム召喚。
ギーシュとリンポでリンボーダンス対決な決闘でマブダチに。
保守
ルイズのテキトーな召喚術により、地球から
アメリカンフットボールの花形プレイヤーが
一人、召喚される事になる。
彼の名はフラッシュ・ゴードン!!
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの気分は最低だった。
それというのも、彼女が春の使い魔召喚の儀式で
召喚してしまった使い魔が原因である。
最初に自分が召喚した使い魔を見て、彼女は絶句した。
それは神聖でも美しくも強力でもなかった。
というか何がなんだかわからなかった。
それは脂のようにぬらぬらと光る、真っ黒なスライムだったのである。
衆人環視の中でスライムに契約のキスをさせられた屈辱と、
唇に伝わった不愉快すぎる感触を彼女は一生忘れることはできないだろう。
しかもそいつは蹴っても突いても決して自分で動こうとしなかったので、
彼女は一抱えもあるそれをこぼれないようにマントに包んで
一日を過ごさなくてはならなかった。
「何なのよ、一体!」
ようやく一日が終わり、自室に帰った彼女が最初にしたことは
スライムまみれになったマントを思いきり壁に叩きつけることであった。
「何なのよっ、何なのよっ、何なのよっ、何なのよっ、何なのよっ、何なのよっ、
何なのよっ、何なのよっ、何なのよっ……あんたはっ!!」
そしてそのまま、お前なんか消えてしまえとばかりに何度も何度も踏みつける。
その有様はもはや狂乱の様相を呈していたが、それも無理からぬことであった。
名門たる公爵家の一員でありながら、魔法を使えない自分。
平民からも貴族からも、あからさまな侮蔑を向けられる自分。
それでも努力を続けていれば必ず報われると信じて、ひたすら努力を続けてきた。
春の使い魔召喚の儀式は、いわばチャンスだったのである。
神聖で強く美しい使い魔を召喚すれば、いままで自分を
侮蔑してきた連中を見返すことができる。
家族にだって堂々と胸を張って会うことができる。
彼女はその為に弛まぬ努力を続けていたし、だから
自分ならきっと召喚出来るという自信も持っていた。
―――だというのに………!
「っは、はあっ、はぁ、はひっ、は、……はあ…」
いい加減息が切れて、やっとルイズは正気を取り戻した。
足元を見ると、ずたずたになったマントと、
僅かに波打っているだけで全く形の変わらない彼女の使い魔が目に入る。
「…虚しいわ…」
もう寝よう。全て忘れて寝よう。
そう決めた彼女は制服と下着をさっさと脱ぎ捨て、ネグリジェ一枚になると
ベッドにどさりと倒れこむ。
どうか翌朝目覚めたら、この忌まわしい使い魔が消えうせていますように。
そんなことを願いながら、ルイズは深く静かに、かつ速やかに眠りに落ちていった。
だから、彼女は気付かなかった。
黒いスライム―――ここではない世界では共生体と呼ばれたもの―――が、
ぞわぞわと動いて彼女の足首に絡みついたことに。
スライム支援
ベノム?
ベノムルイズキターーーーー!!
ああっルイズの口が耳まで……
保守