【バキ】板垣関連作品総合バレスレッド【餓狼伝】24
ア リ ガ ト ウ ア メ リ カ !
表紙 刃牙
第78話/実現
◆刃牙の前に・・・・・・オリバはいない!
先週の続き。
壁を破った刃牙、目の前を見る。そこにはもう一つ巨大な壁が・・・
それを見上げる刃牙。
そして・・・
倒れているオリバの傍らに刑務官3人と刃牙。まるきり気を失っているオリバ。
少し心配そうな刃牙。
ボ「医務官に連絡を―――急いでッ」
他の刑務官「イエッサ・・・ッ」
と、目が開くオリバ。それに気付く刃牙、他3人。
ボ「オ・・・・」
が ば
と起き上がるオリバ。目の前の状況に目を丸くする。
何とそこにはマリアが。超汗だくになっている。
全員≪ えーーーーーーーーーー?!≫
ハァハァハァと息を切らしてるマリア。
オ「マリア・・・・・」
「ここまでッッ・・・」「歩いてきたのか・・・」
マ「あの子に」ハァハァ
「敗けたね・・・」
伏目勝ちになり答えるオリバ「うん・・・」
マ「帰るよ」
オ「・・・・・・・・・・・・・・え」
マ「歩けないよ・・・・・もう・・・」
「ここまで来るのだって精一杯なんだ」汗ダラダラのマリア。
「その子にわたしを運ばせるつもりかい」
穏やかな表情で刃牙を見やるオリバ、刃牙は例のイヤイヤの手振りをする。
オ「モチロン」
「その権利は誰にも渡さんさ」
マリアをお姫様抱っこするオリバ。
オ「所長に伝えてくれ」「全受刑者に報せがあると」
刑務官3人、靴をカッと鳴らし気をつけの姿勢になる。
中庭。中央に刃牙とオリバ、数人の刑務官。そして周りには大勢の囚人たち。
オ「「耳の早い諸君のこと」」
「もう噂は耳にしているだろう」
「ウワサ通りだ」「わたしはバキ ハンマに敗けた」
オオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・ どよ とどよめく囚人たち。
ケント、ジジイの姿もある。
オ「従って―――――」
「ここアリゾナ州立刑務所のナンバー1は今やわたしではない」
神妙に聞く囚人たち。所長汗ダラダラ。
「ところがだ」
「俺にはそれがガマンできない」
すご〜〜〜〜いイヤな笑顔で発言するオリバ。
あっけに取られる囚人たち、ジジイはその発言の意味がわかってるかのような顔。
「じゃあどうする」「簡単なこと」
「こいつがいなくなればいい」と親指で刃牙を指す。
口を開け驚いてる刃牙。
「所長 手続きしてくれ」
「バキ ハンマ本日出所だ」
所≪えッ≫汗ダラダラ。
「今日の今日というのは」「さすがに・・・・・」すごく弱った口調。
オ「「手続き上の事は後でいい」」
所「イヤッ・・・・それは〜〜〜・・・」
オ「4000人の脱走よりゃいいだろ」
凄んだ笑顔で言うオリバ。
<驚くほど――――――>
<本当の驚くほど呆気なく出所は 実 現 した>
刑務所へ続いていたあの一本道。それを上から見た絵。
<俺の希望は自転車1台と食料と水そして現金を少々・・・・・・>
<―――――――――に対しミスターアンチェイン・ビスケット・オリバの>
< 押 し 付 け た 条件―――――――>
後ろを振り返っている刃牙、目の腫れはもうない。
<空港までのヘリによる空からの警護>
空にそのヘリがバタバタバタ、キュキュキュキュと飛んでいる。
刃「うるっせ〜〜〜・・・」
< だ っ て よ ッ ッ >
◆さらば米国!!
次号、今世紀最大の驚愕が君を襲う!
ゼッタイに見逃すなッッッッ!!!
巻末コメント
いつからだろう。中崎タツヤ「じみへん」。恋してました。