「あのときああしていれば、もしあそこであの選択をしなかったら
どれだけ悔やんだかあなたには分かるの!?」
そうだ、ずっと悔いていた。
自分をせめてせめて責め続けた。
あのときに、楽しかったあのときに戻れたらと何度も思った
それなのにこの男は………
「すっきりしたか?」
「え?」
「ずいぶんと耐えていたみたいだな。少しはガス抜きをしたほうがいい」
この男は分かっていてわざと?
だが頭では理解しても体が止まらない
「でもねっ!」
「おまえはまだいい」
男が言葉を遮った
>>NuyRfNV6
つまんないからもう止めなよ。見苦しい。
「お前はいい。てがかりがあるからな。
だが俺には無い。何一つ無いんだ。
思いでも、家も、仕事も、友達も、いたかもしれない恋人も」
「………」
思いもよらなかった。
この男は自分以上の苦しみを背負っているのだ。
もし、自分の記憶が無くなったら
あの楽しかったヨーハンとの日々も
ヴイルヘルミナと過ごした日々も
何もかも無くなるのだ。
「ごめん………」
「べつにあやまってもらう必要は無い。こっちも分かっていたが失礼なことを言ったしな」
to be continued・・・
あぁなんか単調だなぁ
すいません 後少ししたら変化つける予定なんで
やっぱバトルシーンは書かないといけないよなぁ
>>915みたいなのがいるから新しい職人が来ないんだよな。
NuyRfNV6氏GJ!
康一君達はもしかしてアメリカに留学してるのか?
再登場も有り?
新しい職人が来るのは大歓迎だが、こうレベル低いのが来ると…
>>919 小説家も漫画家も最初からレベル高い奴は全体の一割
>>919 無理してGJと言う必要はないけどスルーするくらいの度量は持とうぜ。
本当に無冥さんしか職人いなくなっちゃうぞ。
他の2人はスルーですかそうですか
◆Ea0R8d6UQA氏と◆cVhWKV23rU氏…
もう帰って来ないのかな…
そういえばちょっと前にヴィルヘルミナさんで書いてた人もいたな
まあこの人のも今のウェザーの人と同じで淡々としてて話に起伏がなかったけれども
あと無冥氏のSSって何か読みにくい気がするのは俺だけ?
色々と回りくどい表現を使うのはシャナから踏襲してるものなんだろうけど、それを差し引いてもなんか読みにくい気がするんだ
俺は承太郎が熱血漢になってるのに違和感
熱さは内にもっててほしい
それ以外は無問題、好きだ
>>926 作者が自己陶酔して書いてる文というのは大抵こんなもん
>>927 熱血漢はどちらかというとポルポルのポジションだからな
>>927 さぁCDブックを聞きに行くんだ。
多分違和感どころじゃないと思う。
あれはちょっと……
CDブック?聞いたぜw
承太郎の声若いなーwと吹いたが考えてみれば
まだ17歳だったと気付いてまた吹いた
最終戦の熱さもあれはあれで良いと思う、最終戦だし
承太郎は走馬灯見てるしDIOは目からビームやってくれるし
あえていえば「イギーの分、アヴドゥルの分、花京院の分、ジジイの分」
まで言ったらポルの分までやったれとは思ったが
無冥氏のは必死感がする
承太郎に叫びや「〜!!」は似合わない気がするんだ
ま、あくまでも主観なので気にしないでくれ
目ビームは赤くなるとガード不可なんだぜ!
タンデム中にやろうとしたら失敗したぜ!
DIOとの最終決戦でもそうだったけど、何も言わずにブチ切れるのが承太郎なんだよな
ジョセフがDIOに致命傷を食らったときも大声でブチ切れるようなことはしなかったし
まあある意味、言葉よりも行動の方が先に出るタイプとも言えるかも
よく考えたら最期の時しか叫んでないよな
>承太郎
つ貴様がやったのはそれだ!!ア〜〜〜〜〜〜〜ン!!
つ「キャラが決まってなかった」
または
つ「身内(親しい人)が傷つけられるのは許せない」
最期も娘を見て「うおおおおおお」って叫んでたし……
でもジョセフの時は叫ばなかったよね
つ「こんなことを見せられて頭に来ねえヤツはいねえ!」
そもそも3部の動機は母ちゃん助けるためだしな
情が厚いよ承太郎
「オラオラ」言ってるのは承太郎なの?スタプラなの?
両方。
承太郎はツンデレ
クーデレだろ
励ましてくれる人もけなしてくれる人もありがとう!
続きの投下です
第3話
落ち着いたフィレスはふと疑問を口にする。
「あなたはやはり記憶を取り戻したいの?」
「あたりまえだろ」
「でも………嫌なことも思い出すかも………
それにあなたの記憶には絶望しかなかったら?
記憶を取り戻すのは恐くないの?」
ウェザーは少し静かになった。そして顔をあげた。
「もし………そうだとしても俺は恐れない」
「………」
「確かに絶望しかない記憶かもしれない。
だけど今の俺は何も見えない暗闇の中なんだ」
ウェザーの声が少し熱くなっている。
「今の俺にとっては記憶を取り戻すことが希望なんだ」
「希望………」
希望
自分が忘れていた言葉だ
私には絶望しかないと思っていた。
でも、私にも希望は、ある
ヨーハンと再会すること
ヴィルヘルミナとまた会うこと
そう、それだ。
もう迷わない
この希望があればたとえどんなに時間がかかろうともきっと大丈夫だ。
もう見失わない
大切なもの 大切な思い
「ありがとう」
「?」
いきなり礼を言われてウェザーは困惑していた。が、何かを理解したらしく、
「助けになれたなら嬉しいな」
そう、言った
「ご注文の品です」
そうウェイターが言った。
「ありがとう。なぁ、こんなしみったれた話はここらで止めて世間話でもしないか?」
「そうね」
「あの………チップ………」
それからは世間話をした。
と、いっても話していたのはほとんどフィレスだった。
当り前といえば当り前だろう、記憶のないウェザーは話すことなどほとんど無い。
よってフィレスが自分の事を話すしかない。
が、フィレスも徒のことを話すわけにはいかず、話しは途切れがちになった。
それでも楽しい。
それがフィレスの感想だった。
ヨーハンがいなくなってからこんな楽しい時間は初めてだ。
まるでそよ風のような男だ。
相手のことを気遣い、しかし深くは聞かず、ただ穏やかな時をつくり出す。
基本的に優しい男なのだろう。
きっとこんな自分の相手をしてくれているのはその優しさからだろう。
「雨は空気中の水蒸気が、飽和した時にだな………」
天気の話をしているウェザーを見て彼女は思った
そういえば、ウェザーは天気の話しかしゃべっていない。
何故だろう。もしかしたら彼の記憶の断片なのかもしれない。
そういえば、もう一つ気になることが………
「ねぇ」
ウェザーの話をさえぎる。
「なんだ?」
「何故あなたはウェザーってなのってるの?」
「………」
かなり戸惑っている、そして今まで見たことが無い程困っている
困っている?仮の名前になぜそんな表情をするのか………
「なにか聞かれたら困るの?」
「それは………」
明らかに態度がおかしい。
もっと問い詰めてみよう
彼女は彼女本来の好奇心から聞こうとした。 と、そのとき
世界が止まった
封絶!?
こんなときにタイミングが悪い。
敵はいったいどこから来………
「おい、これはなんなんだ?」
「!?」
ウェザーが、動いていた。
to be continued・・・
見て分かる通りバトルシーン入ります
………入っちゃった………
どーしよ
最強説すらあるウェザーを戦わせていいんだろーか
もうウェザーが徒をフルボッコする構図しか思いつかねぇ………
乙です。
ウェザー、優しくてカッコいいなw
やっぱジョジョキャラはこうでないとw
GJ
ウェザー好きの俺にはこの先の展開が楽しみですw
GJ
炎弾は空気の層で軌道をそらしてお終いだし、
肉弾攻撃は空気摩擦で燃やして逆に相手にダメージ
パワーに関しては風圧パンチがガードした腕をぶち抜くほどの威力だし、
そもそも近距離では必殺の落雷攻撃があるというチートぶりだからな
並の徒では手も足も出ずにウェザーに負けてしまいそうだ
もう一人の巨匠マダー?
今度の土日で落ちそうだな
一気にラストまでいってみせる!
まぁ投下です
第4話
「あなたはなぜ動けるの………?」
信じがたい光景だ。普通の人間が封絶内で動いている。宝具を持っているのかと思ったが違うようだ。
「フィレス……これについて何か知っているのか?」
「………いいわ。時間がないから手短に言うけどよく聞いて」
フィレスは話した。徒の事、封絶の事、フレイムヘイズの事。
「なるほどな………。敵が来ているかもしれないと言うわけか」
「えぇ………」
「そうと分かれば話しは早い。外に出よう。敵を迎え打つ」
ウェザーは外に向かう。
「でも………」
ただの人間のウェザーが徒と戦うなどできない。そう言おうとしたときだった。
「ウェザー・リポート!」
ウェザーがそう叫ぶとウェザーのそばに何かが現れた。
その何かは雲でできた人の形をした何かだった。
「それは………?」
「スタンドとかいう超能力の一種だ。俺はこいつをウェザー・リポートと呼んでいる」
ウェザーの説明によると精神エネルギーがつくり出す形あるヴィジョンだという。
一般人には見えないらしいが、どうやら自分が徒だからか、それとも封絶の影響か今は見える。
「そして、スタンドは必ずなにか特殊な能力を一つ持っている」
「あなたの能力は?」
「天候を操る能力だ。それよりも敵の数がずいぶん多いな」
見まわす。徒の姿は一つも見えない。これがウェザーの能力の一つなのだろうか?
「空気の動きで探っている。北に1匹、北東に2匹、西に1匹、南に1匹。
ぜんぶで5匹いるな。南の敵が一番近い」
南を見る。と、同時に徒が出てきた。西洋画の悪魔のような恰好だ。
「俺の接近にきづくたぁやるな。だがこれで終りだ!」
炎弾が数発襲いかかる。が、すべてあらぬ方向へと飛んでいった。
「空気の層をつくって軌道をそらした。この程度か?」
徒はなにごとかわめいて突っ込んで来る。が、体が燃え始めた。
「な!?」
「空気摩擦を知らないのか?なかなか速いが、その速さが命とりだったな」
「ギ……………」
「2匹目が来たか………」
こんどはマネキン人形のような敵だ。
「イヒヒ……さっきのはみせてもらったちょ。これならどうだい!?」
とんできたのは無数のナイフ。
「あの数どうするの!?」
「問題ない。風で押し戻す」
言葉通りのすさまじい風が吹いた。ナイフはやはり無数に散らばる。
が、徒がすぐそばまで来ていた。
「さっきのナイフはおとりさ!死ね!」
そしてナイフが振り降ろされる。
「ウェザー・リポート!」
今度はスタンドが直接殴る。一瞬二つの腕が交差し………
「ギャス!」
勝ったのはウェザーだった。
「休ませてくれる暇もないな。次が来た」
今度の2匹は……犬の化物と猫の化物。そんな印象だった。
「あの二人やられてるよ!人間如きにさ!弱っ!」
「油断するな。それだけ奴が強いということだ」
猫はヒステリック、犬は冷静なようだ。
二匹は互いにウェザーをはさむように移動する。
「はさみうちか………」
「私も手伝う?」
「いや、俺一人でいい。それに………もう勝っているしな」
「?」
二匹が同時に襲いかかる。ウェザーも必死に防御したが2対1、防ぎ切れるものではない。
既に数箇所傷を負っている。
「あれあれぇ?このまま勝てんじゃないのぉ?」
「油断はするな………次できめる」
「あぁ、きまるだろうな………お前たちの敗北が、だがな」
「なーーーーにをいってんだよ!負けんのはてめーだっ!」
そして二匹が踏み出し、何かに刺さった。
「氷柱!?」
「少し時間がかかったがな。どうだ?その足で勝てるか?」
「く………くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
襲いかかる。が、
「ウェザーリポート!」
雷が2匹を貫いた。
「あと一匹……」
最後のひとりが現れた。こいつは人間にそっくりだ。ナポレオンを彷彿とさせるような服を着ているが。
「あいつらを一瞬で倒すとは………なかなかだな」
「褒めてくれて感謝する」
「だが、お前は私には勝てない」
そういうと一瞬で間合いを詰める。いつだしたのか手には剣を持っていた。
胴を狙う。ウェザーはなんとか避ける。続いて刺突。鋭い。避けるが右の甲を切られる。
次々と鋭い剣がウェザーを襲う。必死でウェザーも避けるがこのままでは負けるのは目に見えている。
こいつ………強い………
ウェザーは思った。
その間にも激しい攻撃は続く。と、突然徒が炎弾で吹き飛ばされる。
「フィレス………」
「いまのうちよ!さっきの雷を!」
炎弾を打ち続けながらフィレスが叫ぶ。が、
「本当におまえが彩瓢か?まるで力が無いぞ」
徒が既に二人の後ろに回っている。
やはり存在の力をながく食らっていない影響だ。
「おまえは後でいいな。人間!死ね!」
一瞬で間合いを詰めウェザーに剣を振り降ろす。そして、
「幻!?」
「その通り。それは蜃気楼だ」
「くそっ!ぐふっ………」
スタンドの拳が徒を貫く。
「いつのまに………」
「はっきりいってまずかった。あのままなら負けていただろうな。
だがフィレスが時間をかせいでくれたからな。じゃあな」
そして徒が崩れ落ちた。
「少しは恩返しできた?」
「あぁ、おお助かりだ」
エピローグ
その後フィレスが修復をおこない、二人は近くの公園に来ていた。
「おわかれね」
「あぁ」
「久しぶりに楽しかったわ。ありがとう」
「こっちもだ」
「記憶、見付かるといいわね」
「お前も恋人と再開できるといいな」
「えぇ、さよなら。ウェザー」
「さよならだ。フィレス」
二人は互いにべつの方へ歩き出した。
それぞれの希望を胸に。
二つの風は運ぶ
運命を
眠れる奴隷たちの目を覚ます
目覚めの風となって………
完
終りました!
もうこんな下手な作品ですいません。
励ましてくれた人!けなしてくれた人!両方ともありがとう!
こんど会うときはもっとうまくなって会いたいです。
では!