名門!第三野球部連載中 背番号1

このエントリーをはてなブックマークに追加
86代打 あらすじ 2/2
2回裏、銚子工業は4番指宿から。
海堂のリードと、あすなろの球質の重さ、コントロールの良さの前に三振に倒れます。
指宿も、最初は三軍ということでなめていたそうですが、力いっぱい闘うと海堂に言い残します。

5番打者も三振に倒れ、むかえる6番は桑本。
ヌッとでてきたかと思えば、打席を通り過ぎ、第三野球部ベンチへ向かうと、
「おめーの名前は?」
夕子を口説き始めました。
「あっちのチームにも馬鹿がいたか」と達郎。
口論の末、ホームランを打ったらデートということに決まってしまいます。

「夕子ちゃんとデートだっぺ!」
初球は、海堂も見えないスイングで、レフト場外へぶっ飛ばす超特大のファール。
とんでもない打者です。
二球目も、桑本はボールを捕らえます。が
「ン!?」
力負けし、一塁側へのファールフライになります。
誰も取れないと思われた打球でしたが、あすなろが猛然とダッシュし、
フェンスにぶつかりながらも捕球。
2回裏も三者凡退で抑えました。

打席に立ち尽くす桑本。その横をあすなろが通り過ぎるとき、ボールを上に投げます。
「このでくの坊」
ボールは桑本の頭にコーンとあたり、転がります。
「このチビ〜〜・・・・」桑本の背景もなんか燃えています。