名門!第三野球部連載中 背番号1

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80代打 あらすじ 1/2
第十話「2回表の猛攻」

銚子工業監督は、なめてかからないよう、指示をします。
初球をみて、二番打者は、三軍とは思えない伸びのある球に驚きますが、
ジャストミートを心がければ打ち崩せると判断します。
そして、外角の球を一塁線へ上手く流し打ちます。
打球を追う小西のあまりの鈍足ぶりに白石がブタブタ言うと、
例によってキレた小西は、一塁へ送球。
これがアウトになり、なんと、長打コースのあたりをライトゴロにしてしまいました。

銚子工業の3番は志野塚政志。
やけにニヤニヤしていますが、
その力は、モデルと思われるあの選手の様な安打製造機で、海堂も警戒します。
あすなろのコースをついた球を、二球続けて大飛球のファールし、その力をみせつけます。
そして三球目、力んだ球が甘く入ったのを見逃さず、右中間へ運びます。
鈍足小西にはどう頑張っても追いつけませんが、
「ガッツ〜!!」
センター高橋がフェンスに顔面をぶつけながらもキャッチしました。
流血し、歯が欠けますが、自分はガッツだけが取り柄だと言います。
81代打 あらすじ 2/2:2007/04/13(金) 23:48:41 ID:???
2回表の攻撃は4番海堂から。
ブランクがあると、控え投手はなめますが、ライトポール直撃の先制本塁打を放ちます。
腕はおちていないなと指宿が声をかけると、
「今は野球が楽しくってしょうがないんだ。集中力が以前とはまるで違うぜ!」と答えます。

5番あすなろは、粘りに粘り、最後には、フォークを地面ごとすくいあげるレフト前ヒットで出塁。
6番小西は、いつものように白石兄弟にののしられますが、
これも例によってキレて右中間フェンス直撃の二塁打。
あすなろが一塁から一気に生還して2点目を奪います。

続く高橋、石井は倒れて、9番の斉藤が打席に立ちます。
マウンドで話をする銚子工業捕手は、
「あのまぬけヅラを軽くひねろうぜ」と控え投手に声をかけますが、

「聞こえたんだな・・・」
斉藤輪大は地獄耳なのでした。
「僕は・・・まぬけなツラじゃないんだなっ!!」
と「あの顔」になって打ったボールはライト線を破る長打で、小西がホームイン!3-0とします。

銚子工業は、たまらず投手交代。
しかし、
「オラぁやだ」三軍相手になげることに、駄々をこねています。
指示に従わないなら退部だと脅されてやっとでてきたのは、
190cm以上の長身で長い手足と、とぼけた顔をした男でした。
これが銚子工業のエース、桑本聡です。