バキスレの歴史 第16章

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489 ◆2hguPh.goc
漆黒の凶器燻る超雄闘争の光溢れん!!
刃牙VSオリバ、過熱する監房闘争!
最凶刑務所の伝説が生まれ続ける!!
表紙 刃牙、不敵な笑み、親指が光っている。
第68話/その変化
◆最凶刑務所の過去を紐解く・・・。
<「4年前――――――――」>
<「この場所で7階から落下事故があってね」>
その現場検証の絵。
<「即死・・・・・・・」>
<「わたしが現場検証に立ち合ったのだが・・・」>
<「コンクリートに刻まれた」「落下跡・・・・・・・・・」>
刃牙がうつ伏せで倒れている。
<「しかし今ここに印されたバキ・ハンマの激突痕」>
<「落下事故によるものを」><「パッと見ゆうに2倍は超えて・・・・・」>
倒れている刃牙を悠然とした表情で見ているオリバ。
<「そのときのオリバ・・・・・?」><さァ・・・・・・・・・」>
<ワカらないよあの人は・・・」>
汗ダラダラのボブの顔。
<「謎の多い人だからね我々にとっても・・・・・・・・・」>
刃牙の手が動く。
490 ◆2hguPh.goc :2007/04/23(月) 14:01:28 ID:???
<「息を呑んだよ」>
ボブ含む、3人の刑務官の驚いた顔。
刃牙がうつ伏せから仰向けになっている。
<「うつ伏せが あお向けになっただけとは言え――――」>
<「動いたのだから自力で・・・・・・・・」>
うつろな目の刃牙。
刃牙視点が続く。
天井を見ている。
<ああ・・・・・・>
<気持ち・・・・・・いい・・・・・・>
<最強――――ビスケット・オリバの―――――――>
<全力・・・・・・・>
オリバの背中。血管が物凄く浮き出ている。
刃牙の手、足、胴体、スクリーントーンが貼られて痺れている?表現。
<この感覚・・・・・・>
そして顔。
<甘い痺れ・・・・・・・>
<5年前―――――――――>
米軍基地のあの空き地。
<父・範馬勇次郎を相手に闘い――――――>
<味わい尽くしたあの感覚>
当時の闘いの様子。
<その差が理解らぬほど隔たる>
<実力差>
思いっきり殴られている当時の刃牙の顔。
そして現在の刃牙、うつろな目。
<懐かしい・・・・・・・>
<ああ・・・・・・><あれが―――――――>
刃牙の脳の中で何かがスパークしている。
<あれが始まっている・・・・・・・・>
491 ◆2hguPh.goc :2007/04/23(月) 14:03:04 ID:???
そして頭からいっぱい光が飛び出している描写。
<・・・・・・・・・・>
<アレ・・・・・・・?>
グニィ〜〜〜〜と歪んでいく刃牙の顔。超変。
<・・・・・・・??・・・・なんか・・・・・>
どろ〜〜と溶けていく刃牙の顔。さらに酷い。
<溶けてね・・・・・?俺>
目玉が溶け出して床に落ちる。
<液化して・・・・・・・・>
耳なんかもすでに液化。
<ドロドロに・・・・・・>
パンツを残して胴体・足なども液化している。
<そして・・・・・><トロトロに・・・・・>
髪の毛、目玉、パンツ以外はすでに水のようになってしまった刃牙。
水のようになってはいるが体の傷はそのまま表現されている。
<まるで・・・・・水のように・・・・・>
<・・・・・・・・・・いや・・・・>
<もっと柔らかく・・・・・・・・>
オリバの足にもその液体が到達しようとしている。
<水よりももっと柔らかい・・・・・>
刑務官たちの足にもそれが浸っていく。
<もっと広がり・・・・・・・>
中庭全体に広がっていく刃牙の液体。
<ついには・・・・・・・>
床全体を覆ってしまった。オリバはそのまま立っているが、
何故か刑務官たちは直立不動の姿勢。
<ここいっぱいに・・・・・・>
492 ◆2hguPh.goc :2007/04/23(月) 14:04:33 ID:???
       ギ     ン    ッ
と突如目を剥く刃牙。
ボブの回想がまた始まる。
<「そう・・・・ハネ上がったんだよバキが」>
       バ  ン  ッ
とあお向けの姿勢のまま跳ね上がる刃牙。驚くボブたち。
<「違う・・・」><「ジャンプとか」>
<「そういうレベルのもの」><「ではなかった」>
す・・・・と床に降り立つ刃牙。
<「わたしが・・・・・」><「 そ の 変 化 に最初に気付かされたのは・・・」>
<「床だった・・・・・・」>
<「彼が横たわっていたコンクリート・・・・・」>
<「正確には背中のあたりに・・・・・」>
汗ダラダラでそれを見やるボブ。
<「バキの汗によるシミが」><「・・・・・まるで人の貌のように」>
そう、まさしく鬼のような顔のシミ・・・
そしてボブは刃牙のほうを見る。
ボ≪  !  ≫
<「伝説は知っているがモチロン初めて目にする」>
刃牙の背中には鬼の貌が発現していた。
<「日本の古武道(マーシャルアーツ)にだけ存在し―――――」>
<「遂には封印された・・・・・・」>
<「打撃筋(ヒットマッスル)」>
<「鍛錬法(エクササイズ)」>
勇次郎でもない刃牙でもない誰かの背中、鬼が出ている。
493 ◆2hguPh.goc :2007/04/23(月) 14:07:04 ID:???
<「その鍛錬によってのみ―――――」>
<「形成される悪魔の貌」>
青ざめ、白目になって汗ダラダラのボブ。
<「さらに驚くことにはバキ・ハンマの立ち姿が――――――」>
<「ある男に重なったのだ・・・・・・・ッッ」>
凛々しい顔の刃牙。
<「世界で最も高名な剣術家(ソードマン)」>
<「誰もが知るあの男に・・・・・・ッッ」>
自然体で立つ刃牙、その後ろに宮本武蔵の絵が・・・・
◆古の武人を・・・刃牙に見たッッ!!!
巻末コメント
 空挺部隊のOB会に出席せり。異常ナシ!!!