【バキ】板垣関連作品総合バレスレッド【餓狼伝】15
疵面
血まみれの花山。
オカマはなおも母の幻覚を見せてボコる。
十数人の母が花山を囲んでビンタを食らわせる。
オカマは語る。
常識で考えて、こんなの嘘っぱちに決まってる。
どこからどう見てもニセモノなのに何故目が覚めないのか?
それは人には良心があるから。
母は殴れないという、人が己の心に課した枷。
理屈など関係なく、破ってはならないと勝手に思い込む。
そして、一切の枷無きアタシこそが人を超えた存在よ、と。
そこへ国松が現れ、藤木親分の死体を見せる。
幻覚から覚める花山。ぶち切れて咆哮。
思い込みの良心などより、現実(リアル)な友人の死がショック療法となった。
「チョットッ、何のつもり…」と慌てるオカマに花山の巨拳が炸裂。
顔面があり得ないほど陥没し、ブッ飛ぶ。
薄く目を開ける藤木。「手の込んだこッて…」
ニヤつく国松。「グランドマスターといえど標的(ターゲット)は標的」
「プロたるもの、仕事はこなさにゃあ…ヒャヒャ」
どうやら国松はオカマを出しぬくために一芝居うったらしい。
だがその時、オカマの骨格が変形し始め―――
以下次号ッッ