ヴィンランド・サガ ネタバレスレ02

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1マロン名無しさん
前スレ
【ヴィンランド・サガ】ネタバレスレッド
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1113804958/
2マロン名無しさん:2006/12/21(木) 02:31:08 ID:vLENK84M
およよ?2get!ですか?
3マロン名無しさん:2006/12/21(木) 02:51:28 ID:vLENK84M
あやや?2get!でしたよ
4マロン名無しさん:2006/12/21(木) 04:10:25 ID:???
>>1
とりあえずは保守
5マロン名無しさん:2006/12/21(木) 10:15:08 ID:???
>>1

これからは真面目に保守するよ
6マロン名無しさん:2006/12/21(木) 13:15:27 ID:???
関連スレ

●ワンピース海賊神総合スレッド3●
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1165316949/
ワンピース十殺元総合スレッド
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1146054765/
7マロン名無しさん:2006/12/21(木) 14:41:33 ID:???
第28話 夜間襲撃
アンは気が気でなかった。神の教えが重荷になっていた。

雪は、かなり積もっていた。チェスターから実効支配域に帰還する予定を変更し、
イングランド北部・セヴァーン川源流周辺を経てダービーに抜けようとした矢先のこと。
この猛吹雪の中ではどうあっても野営は無理。
宿を探す…あった。格好のビバーク(略奪のカモになる村邑)が。

夕食の前にお祈り。落ち着きのない子供に悪魔が来ると脅しをかける父親。
父の話が長くなりそうなため、途中で抜け出し家を出るアン。
本当に悪魔に襲われたら…彼女はビビっていた。
先日、市場で指輪を盗んでしまっていたからだ。
こんな指輪がなければ…と投げ捨てることも出来ずつい左手にはめなおす。
左手越しに、家の前に数人の人影が見える。指輪を隠そうと様子を伺うと叫び声が。
修道士が村人たちを逃がそうとしていたのだ。が、すぐに止む。殴り倒されたようだ。
そしてヴァイキングたちが家々を襲う。食料をかき集め、住民をかき集め、大穴を掘る。
アンを除く62人全員を皆殺しにして埋め、彼らは去って行った。

アン(そのあと)(どこをどう歩いたのか覚えていません)
   (気がついたときにはもう雪は止んで)(私はひとりで原っぱにいました)
   「………………神様」「見ていらっしゃいますか?」「弟や妹や」
   「父ちゃんや母ちゃんやじいちゃんは」「そちらに着きましたか?」
   「やっぱりアタシのことは」「お召しにならないのですね」「そうよねだってアタシ……」
   「みんな殺されたのに」「ドキドキしてるんだもの」「だって……あんなにも」「あんなにも」
   「悪い人達がいるなんて……」「あんなにも」「あなたの罰をおそれない人達がいるなんて……」
   「指輪を盗んだあの瞬間みたいに……」「アタシいま……」「ドキドキしてるの……」

作者近況
ヴァイキングの総本山・スウェーデンから、漫画の学校の校長先生が取材にいらっしゃいました。僕の
仕事場でお受けしたのですが、『いつも通り』に仕事しててよいとのこと。で、いつも通り伊集院光の
深夜ラジオの録音をかけたところ、冒頭からチ○コを連呼。日本語が通じなくて本当によかったです。
ttp://www.sekventiellt.se/index.php
8マロン名無しさん:2006/12/21(木) 20:23:40 ID:???
>>7
トン
9マロン名無しさん:2006/12/21(木) 20:29:45 ID:???
>>7
バレ乙
また主人公の出番なしか?
10マロン名無しさん:2006/12/21(木) 21:03:11 ID:???


ん?アンってのはもしやヒロイン!?
タナベ的な狂信者にならない事を祈る。無理?
11マロン名無しさん:2006/12/22(金) 14:42:48 ID:???
あれ、それじゃホルザはその他大勢になるのか?
12マロン名無しさん:2006/12/22(金) 18:58:28 ID:???
36Pだった。大丈夫か4巻2月発売決定って書いてあるけど、
また(2巻の時みたいに)発売延期&移動とかならないよな?
今度はアフタヌーン付録の四季賞に移動とかならないよな?
13マロン名無しさん:2006/12/22(金) 23:41:38 ID:???
バレスレの必要性あんまり感じてなかったけど、
今月みたいに日曜・祝日が重なって
早い地域では22日に普通に売ってる時は
ネタバレ書き込みができる場所があるのは便利かも。

幸村を襲撃する本物ヴァイキングにワラタ
14マロン名無しさん:2006/12/23(土) 12:49:15 ID:???
>>7
乙です。

 アフタヌーン移籍一周年だが、個人的には今月が一番面白かったな。
トルケル戦は悪くなかったけど、マガジン版一話のクゥオリティには遠く及んでなかった。
アシェラッドの過去のことなんかも、特に伏線が張られてたわけでもなく(名前くらい?)、
その上、衝撃も受けなかったし、大して面白くなかった。
 今月みたいに行軍(これは少し前にもあったな。結構良かった)や略奪みたいな
ヴァイキングの日常行為なんかをもっとクローズアップして欲しいな。
 まぁ、トルケル戦やアシェの過去なんかは初見の読者を引き付けたりとか、
商業戦略的なところもあったかもしれないけど。
 ただ、そもそも一周年とはいえ、月刊誌だし、減ページもあったりで、
大して進んでないからな。
 とりあえずは、なるべくページ数多目で、休載のないようにしてもらうことか。
15マロン名無しさん:2006/12/23(土) 20:21:50 ID:???
>なるべくページ数多目で、休載のないようにしてもらう

それが出来るんだったら初めから島流しにはならないよ
アフタ移籍は正解だったと思うけど
16マロン名無しさん :2006/12/23(土) 21:04:57 ID:???
>>7
日本語解らないからって超迷惑とかお前ら早く帰れとか書きまくりでワロタw
17マロン名無しさん:2006/12/23(土) 21:24:18 ID:???
襲撃!隣の晩ゴハン

ビョネスケだな
18マロン名無しさん:2006/12/23(土) 23:26:53 ID:???
アシェラッドの出地はけっこう初期から伏線あったよ
一人だけローマンスタイルの鎧とか
アルトリウスの名前とか
ローマへの憧憬とか

しかし、赤毛のアンはトルフィンの嫁になんのかね?
19マロン名無しさん:2006/12/24(日) 23:16:14 ID:???
アンが他の村に知らせてアシェラッド大ピンチ! 故の前々回予告の「綻び」なんだろうな。

しかし、今回のが前回の話と本来一続きになってたエピソードなら、
あの坊さんは愛っつー概念を「知らない」相手に説明しようとしてたってことか?
2014:2006/12/25(月) 09:44:44 ID:???
>>15

や、それはごもっとも(笑)。

ただ、トールズ殺害後の展開は順当に行ったら、
トルフィンがアシェラッド海賊団に入るときのことだったり、
アシェ団の船員の重要人物紹介があったりしたと思うんだよね。
紙面変更でいきなり話を動かしに行ったのは、
少しもったいなかった気がする。

でも、アフタ移籍が良かったってのは同意。
21マロン名無しさん:2006/12/28(木) 01:21:23 ID:???
血も涙も無いんだね(´・ω・`)
22マロン名無しさん:2006/12/28(木) 10:59:36 ID:???
逆に血気盛んであるとも言える
23マロン名無しさん:2007/01/01(月) 19:30:16 ID:???
保守がてら

>>7のアンのセリフ、最初出会い系メールかと思った
24マロン名無しさん:2007/01/03(水) 18:23:10 ID:???
保守?
25マロン名無しさん:2007/01/05(金) 15:16:02 ID:???
保守
26マロン名無しさん:2007/01/06(土) 03:01:17 ID:???
最近はマロンも人多いというか、やや飽和してるかな。
27マロン名無しさん:2007/01/07(日) 19:47:34 ID:???
ほす
28マロン名無しさん:2007/01/10(水) 01:02:47 ID:???
保守
29マロン名無しさん:2007/01/13(土) 12:26:37 ID:???
保守
バレまであともう少し
30マロン名無しさん:2007/01/15(月) 12:48:28 ID:???
ホッシユ
31マロン名無しさん:2007/01/19(金) 12:33:06 ID:???
バレまだぁ〜 チンチン
32マロン名無しさん:2007/01/23(火) 03:33:05 ID:???
第29話 父と子
1013年12月、ゲインズバラ。
朝食をとるスヴェン王にクヌート行方不明との知らせを伝えるフローキ。
ラグナル隊の生き残りからの情報を受け
トルケル隊を監視するもクヌートが捕えられている様子なし。
クヌートに兄・ハラルド以上の器量さえあればと背を向けて言うスヴェン王。
おいたわしやと返すフローキの眼光が怪しい。

ほぼ同じころ、グロースター。
トルケル隊が、町の食料を食い尽くさんばかりの勢いで駐留していた。
戦争好きのトルケルにとって、クヌートを失ったのはカード的に痛かった。
間の悪いことにイングランドの全面降伏で戦争自体も終結を迎えようとしている。
さりとて勝ち目のない玉砕戦など性に合わない。頭を抱えるトルケル。
町の修道士たちがアンを発見したのは、そのはるか外れでのことだった。

そしてアシェラッド隊。「耳」にとっても雪は、音をかき消す難敵だった。
歩哨をばら撒くわけにもいかず。修道士たちの存在も農民に偽装するには邪魔。
その修道士たちが犠牲になった農民たちのために祈りをささげる。横目に見る元主人公。
修道士「父よ私の声は」「あなたの耳に届いているのでしょうか」
     「我らの父よ」「私は」「あなたの愛を疑っています」
クヌート「止めよ!!」「我らが父の愛を疑うなどあってはならぬ!!」
     「我が子を………」「我が子を愛しく思わぬ父親など」「いない!」
走り去るクヌート。ラグナルが後を追う。手入れしていた形見の短剣に目を落とす元主人公。

アンを保護したグロースター領主、これ幸いとトルケルに出陣を要請する。
十中八九クヌートの部隊と見て間違いない。領主に兵糧5日分(500人)を用意させ、トルケル隊進軍開始。
トルケル「よォーしよし!面白いぞ」「この戦争うまくすると…………」「まだまだ楽しめるかも知れねェな!」

作者近況
映画「嫌われ松子の一生」を観ました。すごくおもしろかったです。2006年度、一番好きな
映画です。ちなみに今まで観た中で最も好きな映画は、テレビ東京でお昼にやってた「天国に行
けないパパ」です。コメディーなのにもー泣けて泣けて。どっかにDVD売ってないかしらん。
33マロン名無しさん:2007/01/23(火) 05:31:48 ID:GiGwVt2Q
    ノ^ヽ, ___ i┐  ヘ _____.   ,ヘ  ,ヘ  ,ヘ       ,¬,     
  /∠ゝ,,ヽ! | | |   ノ/└┐i-i┌-! ┌ゝムゝム!∠-i    ノ ヘ,.ヽ.,,    
 くイ'三三┐| | | |  / |'┌┘!-!└┐ | |二二二二マ |  ,.-''" ∠--ゝ ,"フ 
  | ,二二, | | | | |  <,. | | n n n |  ̄ !---'ゝ/└┘ 丶-'======='=   
  | i三三┘| | | |   | | | || | | | | | ┌----! '----┐ └--, ,-,..---┘  
 丿,. ┌┐"|U | |   | | | U U U |  " ̄ ̄] | ̄ ̄"  _/ ∠,..ゝ\    
 'V |__二_| エ_|   |_| |__i-----i__|    匸_.」      !,. ----''''"ヽ,ゝ 
34マロン名無しさん:2007/01/23(火) 06:55:00 ID:???
早朝からバレ乙!
「元主人公」の名が泣ける
35マロン名無しさん:2007/01/23(火) 18:31:31 ID:???
バレ乙
クヌート父親から愛されて無いんだな
36マロン名無しさん:2007/01/23(火) 19:17:32 ID:???
バレ乙です

あれ単行本は2月発売(ry
37マロン名無しさん:2007/01/23(火) 22:02:03 ID:???
この辺の歴史を確認したかったので、簡易年表作ってみました。
だいたいはWikipediaの切り貼りですが、よかったらどうぞ。

あー、コミックス派なんで単行本が待ち遠しい・・・
38マロン名無しさん:2007/01/23(火) 22:02:44 ID:???
2世紀ごろ ローマの将軍アルトリウス、ブリテンで活躍(アーサー王のモデル)
9世紀なかば デーン人を中心とするヴァイキングのイギリス略奪が活発化
886 イングランドのアルフレッド大王、ロンドンをデーン人から奪還。
                一部のデーン人は英国に残り、定住。
872-930 ハーラル美髪王がノルウェーを統一、初代王となる。
960 デンマーク・ノルウェー王のハーラル青歯王、キリスト教に改宗。
985 レイフの父「赤毛の」エイリークがグリーンランド発見&入植。
995 デンマーク・ノルウェー王スヴェンの子クヌート誕生。
997 レイフ・エリクソンが大西洋探検に出る。
1000 アイスランドが改宗。北欧の国は全てキリスト教化したことになる。
        レイフ・エリクソンが北米大陸を発見、ある地域をヴィンランドと名付ける。
 のち、160人の男女と共に入植するがネイティブアメリカンとの関係が悪化
        ヴィンランドは放棄され、歴史の闇に消える。
1013 スヴェン双叉髭王、イングランドに進攻。
<<< い ま こ こ >>>
                スヴェン、エゼルレッド無思慮王を破り、イングランド王に即位。
1014 スヴェン戦死。イングランド王座を奪還される。
1016 クヌート、父の遺志を継いで戦い、イングランド王に即位。
1018 クヌート、兄の死によりデンマーク王位継承。
1028 クヌート、ノルウェー王座を奪取。3王位を兼ね、「大王」と称せらる。
1035 クヌート大王崩御。享年41歳。死後まもなく北海帝国は崩壊。
39マロン名無しさん:2007/01/23(火) 22:57:29 ID:???
>>37-38
乙です!

せっかくなので本編の年表も。今月号の分は>>32を参考にしました。
40マロン名無しさん:2007/01/23(火) 23:06:56 ID:???
960年代後半 アシェラッド、デンマーク人ウォラフの息子として誕生。
         母親はウェールズ人の愛妾リディア。
980前後 当時14歳のアシェラッド、病床の母リディアを伴ってモルガンクーグ王国の海岸に上陸。
987 ユルヴァ、トールズの長女としてヨムズボルグにて誕生。
    トールズ、ノルウェー沖海戦にて戦死を装いヨーム戦士団を脱走。
    その後、妻子を伴って秘密裡にアイスランドへ逃亡。
996 トルフィン、アイスランドにて誕生。
   クヌート、デンマーク王スヴェンの第二王子として誕生。
1002年11月13日 イングランド王エセルレッド、国内のデーン人全ての虐殺を命じる。
            犠牲者の中にデンマーク王スヴェンの妹グンヒルドが含まれていたことが、
            デンマークのイングランド侵攻の契機となる。
1002年11〜12月頃 レイフ・エイリクソン、アイスランドを来訪。自らの冒険譚を村の子供たちに語る。
             ヨーム戦士団のフローキ、トールズをイングランド侵攻に招集。
             トールズ、フェロー諸島にて待ち伏せしていたアシェラッド達の手により暗殺。
1008 イングランド東部イースト・アングリアの農村が、アシェラッド兵団によって襲撃される。
1012 フランク王国領内の紛争に、アシェラッド兵団が王国側の傭兵として参加。
1013年8月 デンマーク王スヴェン、艦隊を率いてイングランドに上陸。
        秋までにロンドンを除くほぼ全土を掌握。
  11月  “のっぽ”のトルケル、ロンドン攻略を任ぜられていたクヌート王子の兵4000を、
      自軍の500のみで撃破。クヌートは他2名と共にトルケルの捕虜に。
        アシェラッド、手勢の100のみでトルケルからクヌート王子らを奪還。その後、
       モルガンクーグ王国に援軍を要請。セヴァーン河を渡河しトルケルらの追撃をかわす。
  12月  イングランド中部マーシア伯領内の農村を、アシェラッド兵団が強襲。
      少女アンを除く村民62名全員を虐殺。
       グロースターに逗留していたトルケル軍、アンの証言よりクヌートの消息を確認、
      進軍を再開。
<<< い ま こ こ >>>
41マロン名無しさん:2007/01/24(水) 01:11:51 ID:???
トンそして乙
今月も楽しみだ
42マロン名無しさん:2007/01/24(水) 04:23:06 ID:???
アンは一発キャラっぽいな
43マロン名無しさん:2007/01/24(水) 12:07:46 ID:???
指輪娘再登場しましたな。
お話の上での役割終わったから、もう出ないだろうけど。
44マロン名無しさん:2007/01/26(金) 22:06:47 ID:???
保守
45マロン名無しさん:2007/01/27(土) 13:38:10 ID:???
>>32


アンの役割はまんまだったな。当時の平民の宗教観なんかを描写するために
使われるかとも思ったけど、これで出番は終わりかな。
46マロン名無しさん:2007/01/29(月) 11:35:02 ID:???
年表は良いねぇ
先の歴史を知っていても元主人公がどうなるかは別の話だし
47マロン名無しさん:2007/01/30(火) 20:40:56 ID:???
まあこれ以上アンの出番があっても困るし。
あのあと娼婦にでも身を落としてるところをトルフィンたちがみる、くらいでいいような。
48マロン名無しさん:2007/02/03(土) 00:18:23 ID:???
話の盛り上がり考えると、
(物語内で)2、3年後クヌートがイングランド王になったあたりでラスト?
トルフィンはヴィンランドに航海すんのかな?
49マロン名無しさん:2007/02/07(水) 11:21:59 ID:WQXa07AU
>>38,40
乙&d。
これからクヌートが大王にのしあがるなんて信じられん。ワクワクするぞい。
50マロン名無しさん
>49
しかも、クヌートはそのカリスマでトルケル(とその配下)さえも心服させてしまうんだよ。