「夢幻紳士 冒険活劇編」を、ちょっと詳しめにお願いします。
564 :
562:2007/05/05(土) 04:53:24 ID:???
やったー
>>563 どうぞよろしくおねがいします。
舞台は昭和初期、第二次世界大戦直前の東京が中心
登場人物
夢幻魔実也…ご都合主義の超能力を持った計画性皆無の少年探偵。
子供の頃の女装写真で父・狂四郎に脅されたりしてた
割に女装を多様。叔母・猫の若い頃の服がピッタリ。
福音 温子…元浅草の踊り子というかストリッパー。魔実也ラブ。
何かと服を脱ぐ仕事についてる事が多い。
また、意味もなく服を脱ぐ事多し。凄まじい料理下手。
夢幻 雪絵…魔実也の母。温厚な人柄で勝負事にめっぽう強い。
夫・狂四郎ラブ
夢幻狂四郎…魔実也の父。世界征服の野望を内に秘め、年中悪事に
手を染めている。女好きだが、何だかんだ言って
雪絵には頭が上がらない。
当初は体格が良かったが話が進むに連れて、等身が
低くなり体格も丸っこくなっていく。
夢幻 猫 …魔実也の叔母(狂四郎の妹)、通称猫婦人。若い頃から
金持ちの男と結婚しては死別したり行方不明になったり
(実際は猫が手を下してるのだが)未亡人になり、
遺産を相続しまくっている。
金儲けの為に悪事にも手に染める。
部下は全員若い女の子(別名おニャン子軍団)。
アルカード…夢幻家の召使。怒ると怪物みたいになるという設定が
あった。夢幻家に使える事になったのは、第一次世界
大戦のヨーロッパ戦線で狂四郎に助けられた為。
トランシルバニア出身。
江戸川警部…警視庁猟奇課勤務の警部。よく変な事件に巻き込まれたり、
魔実也に振り回されたり。
老(ラオ)博士…中華料理店を営むかたわら悪事を行う博士。
脱獄回数世界一。何の博士かは不明。
よく魔実也に酷い目に合わされたり、捕まったり
するので、復讐を目論むがいつも失敗する。
作者は大泉滉に演じて欲しいらしい。
甲保(コホ) …老博士の手下の中でどじょうヒゲがついてる奴。
作者はサンダー杉山に演じて欲しいらしい。
怪盗紅オコゼ…帝都を騒がす謎の怪盗。かなり間抜け。
据然和尚 …狂四郎の悪友。生臭坊主。姉は産婆。
加藤大佐(中尉)…狂四郎の恋敵。夢幻家の人々に酷い目に合わされ
続けてる。雪絵・狂四郎と出会った頃は中尉。
のちに大佐に出世。
本編中、思い出話として狂四郎と雪絵の過去が語られて
いるだけど、本編と混ぜるとゴチャゴチャするので別記。
夢幻魔実也は帝都に事務所を構える少年探偵。老博士の脳味噌競売や
透視能力による軍の機密漏れ等といった猟奇的・不可思議な事件を
解決している。
ある夜、ワニの仮面を被った男に追いかけられた少女・福音温子が
魔実也の事務所に助けを求めにやってきた。アルカードが手荒に
ワニ男を倒した為、事務所の壁大破。ごたごたしてる間に温子は
姿を隠すが、温子がわざと落としたマッチ箱を元に、魔実也は
温子を見つけ出す。魔実也の腕を認めた温子は魔実也を雇う事にし、
事情を話し始めた。それによると、浅草でストリップをしていた
温子に「死後花嫁になってくれ」と言ってきた老人がいた。
どんな贅沢をさせるという条件に温子は申し出を承諾したが、
老人の姿を見かけなくなった頃から不審な人物達が身の回りに
現れだし怖くなったという。
その老人は四方産業の創始者・四方天照(あまてる)で、自分の死後
自らをミイラ化し私有地内に作ったピラミッドに葬らせ、温子を
死後の花嫁として同じくミイラとするよう部下に指示してあったのだ。
ふとした隙に温子は四方の部下達にさらわれてしまうが、魔実也は
たまたま通りかかった江戸川警部と共に後を追い、ピラミッドに潜入。
ダイナマイトでピラミッドを破壊しつつ、温子を救出する。
その後、温子は事務所の壁の弁償する為に割のいい仕事という名の
老博士の悪事に巻き込まれたりして、魔実也になりゆきで助けて
もらったりなんだりするように。
一方、老博士は魔実也抹殺の為に上海から「百発百中の竜」という
殺し屋を呼び寄せる。依頼を受けた竜はまず魔実也の事務所を
訪れたが、そこでたまたま欧州旅行から帰って来ていた雪絵と遭遇。
雪絵にペースを狂わされまくった挙句、どたばたのうちに暗殺失敗。
改めて老博士が決闘の場所を用意、二人は対決。竜優勢であったが、
老博士が雪絵を人質に取っていた事を知り、雪絵にほのかな感情を
抱いていた竜は思わず動揺。結局は利き腕を負傷してしまい、
魔実也の暗殺を諦め、上海へ去る。魔実也の元気な姿を見た雪絵もまた旅行へ。
魔実也はというとアマゾンの奥で内部の空間がねじれている『魂の
井戸』を使って世界征服を企んでいた父・狂四郎の悪事を阻止したり、
温子が持ち込んだり巻き込まれたりしたトラブル等を解決していた。
そんな折、魔実也は狂四郎に自分の幼少時の女装写真で脅され上海へ
行く羽目に。上海で狂四郎に裏切られ老博士に捕まりそうになり、
命からがら川に飛び込み逃亡。気を失ってたところを竜に助けられる。
回復後、各国の機密を盗んで各国へ売りまくり各国情報部に
命を狙われてる狂四郎のトラブルに巻き込まれたりするが、
狂四郎にリベンジかました後、何とか日本に帰国。また各種事件を
解決したりなんだりしてたところ、雪絵が乗っていた飛行船
『ツェッペリンU世号』(ドイツ→NY)が中国で消息を絶つ。
魔実也は雪絵を助けるため中国へ渡り、ツェッペリン号を乗っ取り
アジトに隠していた老博士と彼を裏で操っていたドイツ情報部員
シュミッツを倒し、爆発で崩壊するアジトをツェッペリン号で
乗客共々脱出、NYへ。
NYで、対立する2つのギャングから二重帳簿を盗んで売ろうとして
いた狂四郎と再会。片方のギャングに雪絵を誘拐された為、魔実也は
狂四郎と手を組んでギャングを潰す。
その後、魔実也は雪絵のNY観光に狂四郎共々付き合わされてから帰国。
ヒットラーのクローンを巡る事件やら軍需品横流し事件を女装して解決。
叔母・猫夫人との対決(悪事阻止)も散々な目に合いつつ、勝利。
サーカス団員と財閥ご令嬢の駆け落ちを助けた際は、雪絵と共に
帰国してた狂四郎に、団員ご一行とご令嬢を満州へ逃がしてもらう。
サーカス団員を助ける為、中野刑務所を爆破した魔実也も
ほとぼりを冷ます為、後から満州へ。
満州で狂四郎と再会した魔実也は、狂四郎の戦友がらみの財宝を
追って老博士、狂四郎と共に、飛行船で何とか国境を越え北極海へ。
実は財宝はなく、狂四郎は戦友を葬りたかっただけだった。事が
済んだ後また飛行船で北極海から脱出しようとしたが、今度は
撃墜されてしまったので、魔実也は狂四郎、老博士、甲保と
共に広野を歩くはめに。途中老博士と甲保とはぐれ、行き倒れ
かけた魔実也と狂四郎だったが、たまたま通りかかった馬賊の
頭目の娘・明鈴(メイリン)に助けられ、何とか満州里まで到着。
明鈴は関東軍に捕らえられた馬賊の頭目である父を助ける為、
手下の一人と満州里まで来たのだが、関東軍の阿片売買の片棒を
担ぐ事を断った父親は既に殺されており、明鈴もまた捕まってしまう。
魔実也と狂四郎は、明鈴の手下から事情(ついでに自分達が
お尋ね者になってる事も)を聞かされ、明鈴救出を依頼される。
魔実也は明鈴のため、狂四郎は報酬金のため、明鈴が護送される
汽車を襲撃。そこには阿片売買で一儲けしようとしていた
猫夫人もいた。猫夫人に「阿片は儲かるわよ」と言われ、狂四郎が
裏切りかけるが、猫夫人も日本軍大佐に裏切られ殺されそうに
なった為、魔実也、狂四郎に協力、明鈴を無事救出する。
明鈴から馬を借りた魔実也、狂四郎はチチハルへ向かう事に。
道中、ソ連の航空機の墜落に遭遇、乗っていた男を救出し、
草が悪くて羊が死ぬので流れてきていた蒙古人のテントを借り
男の手当てをする。男は関東軍の特殊研究所の元所員で
恐ろしい毒ガス液を発明した為、その威力の恐ろしさに資料を
焼き捨てソ連へ亡命。ソ連でも研究を強要されたので逃げて
きたのだと言う。
羊が死ぬのも研究所の廃液が原因だろうと男は推測。その毒ガス
液の威力に金儲けの匂いを嗅ぎつけた狂四郎は、男が処分しようと
していた毒ガス液を盗んで逃亡。魔実也はその後を追った。
魔実也がチチハルに着くと、関東軍が魔実也の身柄を拘束。何と
狂四郎は関東軍に威力のある毒ガス液と偽って井戸水を売りつけて
いたのだ。関東軍は狂四郎を捕まえる為に魔実也を拘束しようと
したのだが、魔実也は逃亡。ハルピンではドイツ軍情報部に(以下略)、
新京では米国情報部に(以下略)。奉天でようやくソ連情報部に
毒ガス液を売りつけようとしていた狂四郎を追い詰めた魔実也だったが、
そこで二人の顔を見たくて満州へやってきていた雪絵と温子と合流。
ついでに関東軍・独軍情報部・米国情報部もやってきてひっちゃかめっちゃかに。
そのドサクサで毒ガス液が入ったビンが壊れるが、何も起こらない。
羊はただの食べすぎで死んでただけで、毒ガス液は失敗作だったでした。
その後、魔実也、狂四郎、温子、雪絵の4人は大連のヤマト・ホテルへ。
満州で猫夫人経営の料理店『銀猫亭』でアットホームなファミリードラマを
やったりしてたが、雰囲気に耐えられない狂四郎と魔実也は一緒に逃亡、
別れようとしたところで元スリの少女・小桃(しょうとう)に
拳銃を掏られてしまう。小桃は元スリのクセでうっかり掏っただけ
だったが、女性が暴漢に襲われてるところに遭遇。女性を助けようと
銃で脅そうとしたところ、銃に詳しくないので失敗。そこに魔実也が
追いつき、女性と小桃を助ける。女性が日本人だと判ると小桃は
嫌悪感を露わにし逃げ去る。
女性はキネマ女優の栗島絹代で、映画撮影の為満州に来てたのだが、
廃坑になった炭鉱で撮影をし始めた頃から、何者かに妨害を受ける
ようになったという。魔実也は妙にはぶりが良い小桃の後をつけ、
その廃坑の奥に盗賊団の物と思われる財宝を見つける。小桃は
ここから財宝を持ち出し、換金していたのでスリから足を洗って
いたのだった。二人は盗賊団が来る前に廃坑から出ようとした
ところで盗賊団に見つかってしまう。盗賊団は老博士の一味だった
のだが、老博士が行方不明になった為、新たに狂四郎をリーダーにし、
このアジトを引き払うところだった。魔実也と小桃は縛られて、
出入り口をダイナマイトで塞がれてしまう。縄から抜けた二人が別の
出入り口を探していると、日本軍の軍需品を発見する。
実はこの坑道には日本軍の横流し物資も隠されていたのだ。
横流しをしていた大佐は事実隠蔽の為、廃坑から出てきた狂四郎
一行を攻撃、狂四郎達も応戦。そこを横流し物資を見つけた魔実也と
小桃が物資の中にあった爆弾で爆撃。何だかんだで映画の撮影は
できなくなるが、絹代たちは国策映画より内地でチャンバラ映画を
撮影してた方が気楽だと帰国する。
魔実也はというと結局雪絵、温子の元に戻り満州観光を続け、
阿片がらみの騒動を解決したり、腹痛で苦しむ温子の為に鍼灸医を
探しに行ったり、戦災孤児と思われていた小桃の兄が『涅槃の森』
と呼ばれる謎のジャングルにある寺院にいる事が判ったので、
森に隠されてるとされる財宝を求めてジャングルを彷徨っていた
狂四郎一行とどたばたやりつつ、小桃と兄を引き合わせたりした後、
雪絵、温子、狂四郎と共に日本へと船で帰る。
(狂四郎はここで元老博士の部下を見捨てる)
船旅途中、対米開戦を目論む片桐元海軍大佐一味が誤って流した
機雷が、乗っていた汽船にひっかり沈没。奇跡的に助かった魔実也と
温子が救命ボートで漂流していると、潜水艦に乗った猫夫人と遭遇。
温子だけ連れ去られてしまう。魔実也は後を追って、片桐元大佐の
アジトに潜入。わざと捕まり牢屋で温子と再開した魔実也は、
アジトを破壊しつつ脱出。
猫夫人は片桐元大佐と組んで金儲けを企んでいたが、魔実也を
見つけた事、片桐元大佐の小者っぷりに飽き飽きしてた事もあって、
あっさり見限り脱出。
魔実也と温子は再び漂流の旅に出たところで、狂四郎、雪絵が乗った
救命ボートと合流する。狂四郎達のボートにはたくさんの食料(と
財宝)も乗っていたのでそっちに移り、4人でしりとりしたり、
将来の妄想をしたり、狂四郎、雪絵の思い出話をしてるうちに、
隅田川まで辿りつく。ここで温子が帰国できた事に喜び、急に
立ち上がった為、ボートが転覆。魔実也と温子は地上げヤクザに
長屋から追い出されてた人達に助けられる。助けられた恩もあり、
行く宛てのない彼らを自宅に連れて行く魔実也。狂四郎と雪絵は
すでに帰宅してアルカードと一緒に大掃除を済ませて、正月用の
餅をつこうとしていたところだった。魔実也、温子も共に餅つきに参加。
そこへ古い行李を整理してたアルカードが巻物のつまった行李を
持ってくる。行李の中身は狂四郎が盗んだ盗品を溜め込んでいた
場所を示した地図だった。それにより、長屋の人々が住んでいた
ところに金品がある事が判ったので、それで長屋を買い戻す事に。
地上げヤクザは金品だけを奪おうとするが、地上げヤクザの
親玉が猫夫人だったので、魔実也の説得で長屋を返し、組は解散。
(手下の女の子達に休暇を出してたのでヤクザを手下にしてただけ)
円満解決したので家に帰ると正月の支度は済んでおり、ちょっと
宝石店襲撃に行って金庫を盗んできた狂四郎、それを追ってきた
江戸川警部ご一行、遊びに来た猫夫人等と一緒に仲良く年越し。
この辺からコメディ色が強くなり、狂四郎は地下の倉庫から見つけた
大魔神っぽい鎧を着込み始めたのを皮切りに、各種着ぐるみを
着るように。いつの間にか部下達と合流し中華料理店を営みつつ
魔実也に復讐を目論む(そして失敗して酷い目にあったりこき使わ
れる)老博士一味、探偵小説に出てくる典型的怪盗(っぽい)・紅オコゼ
それを追う江戸川警部一行、お金儲けの悪事を企む猫夫人とその手下、
狂四郎の友人で生臭坊主の据然和尚等を交えての、どたばた
コメディとなる。この辺はストーリーは有って無いような物なので省略。
そうこうしてるうちに、狂四郎、雪絵はアルカードを連れて
欧州旅行へ旅立つ事に。残った魔実也は温子とどたばたやっていたが、
狂四郎がドイツにいる第一次世界大戦中の旧友(ヒットラー)に
会いに行ったら、雪絵共々ドイツ軍に捕まってしまったので、
二人を助ける為に温子共々欧州へ旅立つ事に。
皆に見送られて無事出航した二人を乗せた船は、据然和尚が
こっそり貼っておいた魔除け札を剥がしたばっかりに沈没。
魔実也と温子は再び救命ボートで漂流、真珠湾攻撃に居合わせ、その後行方不明となる。
時は流れ昭和三十×年、すっかり年を取った江戸川警部は同じく
年を取った部下と共に、生物学者・堀内教授を帝都を狙う悪党
『ドライ・Z団』の魔の手から守っていた。
が、皆すっかり呆けていたので堀内教授はあっさり誘拐されてしまう。
ドライ・Z団はアジトで堀内教授に人工細胞を操れるよう脅す。
そこに『東京キッド』と名乗る少女が現れ、ドライ・Z団を颯爽とやっつけ、
堀内教授を救い出す。
しかし首領だけは気球で逃亡しようとした為取り逃がしそうになる。
その時、東京キッドにコルト・ポケットを渡す手が。それを使って
気球を打ち抜き無事首領も倒した東京キッドが振り返ると、そこには
成長した魔実也がいた。そう、東京キッドとは魔実也と温子の間に
出来た娘・魔子だったのだ。アメリカから帰ってきた魔実也と温子は
魔子と共に悪党退治に乗り出すのであった。
狂四郎と雪絵の過去話
時は大正。資産家令嬢だった雪絵に狂四郎は財産目当てで
付き合っていた。加藤中尉という軍人も雪絵にせまっていたが、
雪絵は狂四郎一筋。
そんな折、関東大震災発生、雪絵は親も家も無くし無一文となる。
狂四郎も震災で屋敷を無くし、猫、アルカードと共に船を
アジトにしていたのだが、雪絵はその船を見つけ押し掛ける。
無一文になった雪絵に用はないと切り捨てる狂四郎だったが、
自分が居ない間に猫、アルカードが雪絵とのインディアン・
ポーカーに負け全財産を取られた事を知り、雪絵とポーカー
勝負を申し込む。雪絵は自分が勝ったら、ここに置いてくれと
いい、勝負を受ける。
結果、見事に負けた狂四郎は雪絵をそばに置き、猫、アルカードと
共に強盗やら何やらに明け暮れる。
やがて雪絵は妊娠。狂四郎は子供が嫌いと猫から聞いた雪絵は
身を引くことを決意し、偶然出会った加藤中尉と結婚する事に
する。
この事を猫、アルカードから聞かされた狂四郎は強がってはいたが、
結局、猫から加藤中尉の住所を聞き出し、雪絵と加藤中尉の
婚礼当日、雪絵を取り戻すのだった。
一旦、下町に居を落ち着けた雪絵と狂四郎。もっとも狂四郎は
田舎の別荘と言う名の金沢監獄にいた。
子供が産まれるまでに戻ると雪絵に約束していた狂四郎は、
同じく監獄に居た据然和尚と共に脱獄。途中、加藤中尉に
邪魔されたりしながらも、雪絵の元へ帰還する。
既に雪絵は産気づいていたが、産婆が出払っていて見つからない。
と、据然和尚が「姉が産婆をやってるからそこへ行け」と提案。
狂四郎は雪絵を抱えて和尚の姉の元へ走り、無事魔実也は
産まれたのであった。
その後、狂四郎が帰ってこなかったりで雪絵を心配させたりも
するが、魔実也も成長、雪絵はカフェに働きに出る。
しかし、失敗の連続で一日半で首に。そこにカフェの常連客・
面田が現れ、雪絵を自分の屋敷の女中として雇う。
実は面田は何度も結婚しては妻を剥製にする二重人格者だったの
だが、新しい妻が猫だったのと、雪絵を心配して来た狂四郎と
据然和尚に退治された挙句、狂四郎一家に屋敷を乗っ取られて
しまったのだった。これが現・夢幻邸で、面田は結局未だに
地下にいるという…。
他に猫主役の若い頃の話も有。
完全にコメディと化した後半を詳しく書くのは無理だった。スマソ。
あと、登場人物に書き損ねたけた明鈴は、夢幻魔実也と共に
同作者が漫画化した帝都物語に出てたりする。
576 :
562:2007/05/05(土) 19:25:15 ID:???
一日でこんなにしっかり書いてくれるとは。
ありがとうございました!
木原敏江「摩利と新吾」をお願いします。
578 :
マロン名無しさん:2007/05/06(日) 17:53:24 ID:wDBRJxLK
幼馴染の摩利と真吾は全寮制旧制高校に入学。
学園生活を送るうちにお互いを恋愛対象として見ることになるが、
結局2人は結ばれず、後にそれぞれ結婚。
その後戦争で2人とも同時刻に死亡。旧制高校の仲間と共にあの世に旅立つ。
おしまい。
上の天使禁猟区、ところどころうまく変えてあるけど連載中スレからのパクだなあ
うまく変えてあるならいいんじゃね。
改悪してあるならイヤだけど。
うまくってそういう意味じゃねえよwww
いかにも自分が書きましたって顔してんじゃねえよと
だったら残りも全部貼ってくれ。
貼る気も書く気もないなら黙ってくれ。
ぶっちゃけ誰が書いたんでもいい。
アントンシク「ガゴゼ」とむらかわみちお「Ringlet」のストーリーを書いてもらいたいです。
どなたかお願いします。
管理人さんへ
未解決リストに入ってる「好色少年のススメ」って、
成年指定されてるショタアンソロジーなのでは?
>>582 あんまり勝手なこと言うなよ
連載中スレの転載については前に議論になってアウトってことになったんだよ
>>585 そんなもんスレをずっと見てる人しか知らない話じゃないか。
全住人の意見一致でアウトになったなら何でてテンプレに入れない?
アウトになったっつーよりスレが脱線して流れただけじゃないのか。
>>585 議論での転載アウトってスレ内のこと?それとも2chでのこと?
>>587 585じゃないけどスレ内。
書いた人の意思じゃないからって理由
589 :
マロン名無しさん:2007/05/08(火) 01:06:14 ID:16XOibc0
そこまで議論されてたわけでもないっぽい
422 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 12:25:27 ID:???
あのね
「○○連載中」っていう遊びスレがこの板たくさんあるよね
これ。
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1146115413/l50 そこって毎回あらすじのまとめが載っていくよね
未解決リストとか途中放置になってる奴の作品の連載中スレがあったら
それをここに転載させてもらうってのどうかな
423 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 12:54:33 ID:???
あすこの一住人の俺としては
あらすじ目当てに住み着いて、「他の名無しレスイラネ」とか文句言う奴もいたので、
あらすじのみもってかれてしまうのは好ましくない。
424 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 19:36:47 ID:???
>>422 一瞬、浜崎あゆみの作詞法スレに迷い混んだのかと思った…
590 :
マロン名無しさん:2007/05/08(火) 01:07:32 ID:16XOibc0
425 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 00:14:57 ID:???
>>422 ○○連載中ってのは確かに良く出来たあらすじではあるけど
あんまりにも細かすぎるし(毎号の詳細なわけだから)
それにこことは無関係に書かれたものだから、転載はいかんのでは
426 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 11:48:30 ID:???
終了してから転載してもいいですか?と楽屋裏スレに書き込んで
OKしてくれた書き手さんのだけ転載すれば。
427 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 14:22:29 ID:???
長すぎるからいい。
更にそれをまとめるってのならまだしも
それなら普通に連載中のスレ読めばいいことだ
過去ログもにくちゃんねるで読めるだろう
591 :
マロン名無しさん:2007/05/08(火) 01:11:24 ID:16XOibc0
これまでに連載中スレに関する話題は以上で全部だと思う。
・転載は申し訳ない
・パクりはイクナイ
・仮に本人が許可しても「あらすじ」と呼ぶには長すぎる
・自らそのスレに行けば読むことは出来る
こりゃ議論する余地は無いだろ
>・仮に本人が許可しても「あらすじ」と呼ぶには長すぎる
ここは「あらすじ」を書くスレではないぞ
長いと嫌だと言う意見と同じくらい、長い方がいいという意見は何回も出てるじゃん
「ストーリー」にはあらすじって意味もあるからなあ・・・
>>593 とりあえず連載中のスレ見るべき
1話に1レス(時にはそれ以上)使っているので
長編なんかストーリーだけで100レスや200レスあるわけだ
長い方が良いと言っても程があるだろ
転載はともかく。長いぶんにはどれだけでも長い方が読みごたえがあってイイ
598 :
マロン名無しさん:2007/05/08(火) 12:16:40 ID:pWfEME7d
沓澤龍一郎の「オトモダチガーデン」をお願いします。
俺、昔に水の精霊編まで書いたと思ったけど気のせいだったのかな。
・土の精霊
森羅万象の全てを魔物としてしまうエルガに対抗するべく、地水火風の精霊の力を宿す霊器を
捜す旅に出た騎士頑駄無。聖魔導師ダンバの助言に従い、土の精霊の眠るビヒダスに向かう。
しかし、ダンバの向かった土の精霊の霊器はビヒダスの洞窟に存在しなかった。
一方、ビヒダスの村で休息をとっていた騎士ガンダムは、ダンバと瓜二つの容姿をした少女エリカを、
エルガの手先スゴッグホーンにさらわれてしまう。
こめかみに穴をあけられ、逆さ吊りにされ鞭の嵐を見舞われるエリカ。ジャイアントウォーム(巨大みみず)の
群を突破した騎士ガンダムは気息奄々のエリカを助け出すも、ダンバの偽物を掴まされたと
怒り狂うズゴッグホーンの召喚する吸血ウォームに襲われる。
電磁スピアは巨大蚯蚓の群から脱出するために使用してこの場にはない。
剣を噛み砕かれた騎士ガンダムは絶体絶命の危機に陥る。
「俺はどうなろうと、彼女だけでも救ってみせる。」
「エルガ様の力で村は愚か世界が滅ぶのだ。小娘一人助けたところでどうにもならんぜ」
「そうあきらめたものでもないわよ。」
勝ち誇るズゴッグホーンの背後に転移魔法で出現したダンバが金縛りの魔法で相手を拘束する。
同時に、エリカが丹精込めて育てている小さな木の芽までもこの場に転移して登場する。
「大地の……芽。わ、わたし、この芽を育てなくては。ビヒダスは、この芽とともに蘇るんだから」
力無く伸ばした彼女の指先が芽に触れたとき、芽は輝き、根元から見事な装飾の施された手甲が現れる。
アースガントレット。地の精霊は人のぬくもりを求めてエリカの芽に宿っていたのだ。
騎士ガンダムの腕におさまったガントレットの放つ光に触れたズゴックホーンは土塊となって崩れ、
根城の周囲を取り巻く巨大蚯蚓の群は、大地から出現した土の巨人の咆哮を受けて巨大なモンスターの姿から
解放された。だが、ビヒダスの大地はエルガの放つ霧に覆われたまま太陽の光を閉ざされている。
必ず妖魔帝エルガを倒すとエリカに誓い、騎士ガンダムは旅立った。
なげぇ。
・水の精霊
精霊の力を宿す霊器を求め、ダンバの魔法で海底王国フォームに到達した騎士頑駄無。
フォームは、「空気の樹」と呼ばれる霊樹の力で海底に人を住まわせる魔法の王国である。
樹から弾ける実が、新鮮な空気を出し続け、神殿を海の浸食から守っているのだ。
水の精霊を崇めるフォームの王国の住人に、精霊は海中で自在に動ける体と、水圧に耐えられる体を
与えたという。
訪れた宮殿内で女王自らの出迎えを受けて喜ぶネモだったが、騎士頑駄無は王国の住人の姿が一人も
ないことを訝しがる。その疑問の答えは精霊が待つと言われる場所で明かされる。
エルガ復活の日に女王はエルガの手先となることを選んでいたのだ。彼女の選択に異議を唱えて
霊器を隠した国民たちは、全てエルガの魔力で魚・イソギンチャク・ヒトデといった物言わぬ海の生物に変えられてしまっていた。
海中で自在に動きまわる女王と、エルガの手先シーグレル(蛸の魔物)に苦戦を強いられる騎士ガンダムたち。
イルカに変えられた王子アビスが差し出す木の実の力で海中でも呼吸することが出来るようになるが、
あらゆるエネルギーを吸収するシーグレルの前にダンバの魔法もガンダムの電磁スピアも無力化されてしまう。
触手を剣で切り落としたところでたちまち再生してしまう。またしても絶体絶命の危機に陥る騎士ガンダムを前に、
イルカ(アビス王子)が動く。騎士ガンダムの剣の前に
自らの体を捧げる王子。王子の狂態に驚く騎士ガンダム。しかし、王子の行動には意味があった。
失われた水の精霊の霊器は、王子が体内に隠し持っていたのだ。傷口から大量の血とともに流れ落ちる
貝殻の角笛。霊器をくわえた騎士ガンダムが吹き鳴らす音色にこたえて、海砂のなかから巨大マンタが
出現する。水精霊の尾は騎士ガンダムの持つ電磁スピアに巻き付くと、ガンダムを触手で拘束するシーグレルに
攻撃をくわえた。肉体の水分を水蒸気に変えられたシーグレルは蒸気流爆圧を起こして四散。
精霊は、重傷を負ったアビス王子と海中生物に変えられた国民を癒して姿を消した。後に、海ユリの姿に
封印した女王を残して。
騎士ガンダムの戦いは続く。
・風の精霊
水の精霊の背に乗り、風の精霊の眠る地オニコーン国へ向かう騎士ガンダム一行。
しかし、突然月が欠けたことにより起こる潮流の変化に巻き込まれ、精霊の背から振り落とされて全員遭難。
騎士ガンダムは精霊の力でなんとかオニコーン国の海岸に漂着するも、全員離散。ネモとダンバとボールの
行方はようとしれない。
オニコーン国の住人は、頭頂部に角を持つ人間たちである。彼らは平和を愛するあまり、妖魔帝エルガの
言いなりとなっていた。住人の一人ダイに案内され、エルガの雷で崩壊したオニコーン族の神殿跡に
向かった騎士ガンダムは、あの晩月が欠けた真相を知る。
オニコーン族の神殿に使われている魔法石で建造された塔は、月を自在に動かすことが出来るという。
エルガはその力で次の新月の闇夜をつくり、全面戦争をはやめようとしているのだ。
建築現場で過酷な労働にさらされるオニコーン族を見て怒りを募らせる騎士ガンダムだが、ダイの父親ゴースは
「俺達の国のことは俺達がやる」ととりつくしまもない。
「モンスターザク(ゴブリンザク)さま! じっちゃんはもう年で動けねぇ。俺がじっちゃんのかわりに働く。お願いだからぶたねぇで
くれ〜、おねげぇだ〜」
「あひゃ、あひゃひゃひゃ、そうだった! オニコーン族は世界一平和を愛する腰抜け野郎の一族だったよな。
よおし、お前が働け。エルガ様をお迎えする前に、魔法塔を完成させるんだ!」
ジムヘンソンさんですら、ここまでゴブリンザクに媚びないというに、なんという屈辱。
(風の精霊の続き)
「争っても死人が出るだけだ。ここはエルガの命令に従った方が一族のためだ。」
労働現場から帰ってきたゴースは騎士ガンダムをゴブリンザクに売った。
ダイとゴースのためを思い、騎士ガンダムは素直にゴブリンザク共に連行された。
魔法塔の麓で、ガンダムは同じく連行されたネモとボールに再会する。
「この国の人達、ひどいアルよ〜。誰もエルガと戦おうとしないアル〜っ。」
泣き出すネモに脱力する騎士ガンダムとゴブリンザク。
「誰だって、争いが好きなわけじゃない。だが、オニコーン族は騙されている。エルガの言いなりになっても、殺されるだけだ。」
かくして、騎士ガンダムの予想はただしく、現れたエルガの黒雲は、魔法塔完成の祝いに、オニコーン族の
生け贄を用意していた。磔にされた生け贄は三人。一人は、騎士ガンダムが知らない若者と、
ゴースが現場でかばった老人、そして、騎士ガンダムをエルガの手先に売ったゴース。
「なぜじゃ! 魔法塔が完成すればオニコーン族に危害は加えないと約束したはずじゃ!」
「魔法塔を完成させるまで……と言ったのよ」
「なんじゃと〜っ!」
エルガの下す雷で、若者は敢えなく命を取られ、老人も無惨に焼け死んだ。
「……騎士ガンダム、この生け贄が済めば、次はお前の番だ………」
(風の精霊の続き)
このままではまたしても死を待つだけという騎士ガンダムだが、救いの手は背後からやってきた。
騒動に紛れて忍び込んだダイ少年が、ガンダムの剣で戒めをたちきり電磁スピアを手渡す。
「おいらも戦う。エルガなんかにおとうを殺されてたまるか!」
剣を手にした騎士頑駄無は一騎当千。ゴースを解放するや、手当たり次第にモンスターを斬って捨てる。
エルガの魔力で集合合体(キングスライムみたいなやつね)したモンスタージャイアントゴブリンザクすら
圧倒する。力押しでは騎士ガンダムに勝てないと判断したエルガは、ザクに助言をする。
「魔法塔だ。魔法塔で月を消して闇夜をつくれ。闇の力を吸収すれば、魔物は百倍の能力を持つことができる。」
電磁スピアの放電をうけつつも、ゆっくりと手を伸ばすザク。その前にゴースが立ちはだかる。
「ダイ、みてろ! おとうもエルガと戦う!」
ゴースは渾身の力で魔法塔の礎石を引き抜き塔を崩壊させた。塔の崩壊に巻き込まれたザクは魔力の
暴走に巻き込まれて爆死した。こうして戦闘は膠着状態。風の精霊を連れて乱入したダンバの前に
形勢不利を悟ったエルガは退き、オニコーン国はエルガの魔の手から解放された。
■ おまけ
ほしの先生はオチをつけるのが大好きなようで、一巻では各話の終わりでオチつけてます。
女の子に変身したら元のダンバインの姿に戻れなくなったダンバ→小さくなった蚯蚓をみせて「可愛いでしょ〜」と
ネモと騎士ガンダムを追い回すダンバ→酸素が切れそうなネモの目の前で釣り竿にひっかけた空気の樹の実で
ネモを釣ろうとするダンバ→騎士頑駄無一行に合流しようと、俊足を飛ばして一行を追い抜くダイ。
が、頑張った。ここまでが精一杯だ。力尽きた……。
お疲れです。ぜひこの先も頑張れ。
ダンバってダンバインだったのか……。
ダンバはダンバインでエルガはエルガイムだべ
転載は反対
>>597みたいにリンク貼って誘導ならいいんじゃないの
うおー、二巻だけ無ーい! 書けなーい。
記憶だけの不完全版でよろしいでしょうか?
いいんじゃないか
>>554-560 大変遅くなりましたが、本当に詳しくありがとうございました!
なんか凄くドロドロになっていっているんですね……。
ところで
>>549の
>エルリック兄弟逃走中のところだな
というのは、
>>560の後、兄弟は逃走するのでしょうか?
610 :
マロン名無しさん:2007/05/08(火) 23:55:55 ID:hkzbHfVP
ストーリーとは少し違うんですが大暮維人の『エアギア』はどの程度のエロ描写がありますか?
パンチラやラブひな程度までなら良いんですががっつりエロがある漫画は苦手なので
簡単に教えてもらえませんか、宜しくお願いします。