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マロン名無しさん:
「MAINICHI(MAINITI・MAINITHI)」で好評連載中の「サザエさん」の強さ議論スレッドです。
スレの空気を汚したり、感情的になりすぎるのはやめましょう。
◆ サザエさん強さランク草案29版
SS級 開悟フネ TARA 最終波平 神歩イクラ
S級 アナゴ完全体 新型サブカスタム リミッター解除波平 覚醒マスオ サザエ
AA級 全盛フネ 完全本カツオ 海平
A級 フネ 波平 サケオ ノリオ マスオ 開眼中島
B級 カツオ アナゴ イササカ 全盛オカル PC西原
C級 中島 花沢 先生 サブ リミット早川 酩酊裏爺
D級 ノリスケ タイコ リカ タラオ ウキエ 裏爺 使役タマ 部長 橋本
E級 オカル 西原 ワカメ 甚六 ハチ タマ
F級 早川 カオリ 堀川
ランク外 神憑依サザエ サイコ(主婦融合) 八百屋
保留 全盛裏爺 イクラ 中島祖父 マスオ母 無限覚醒マスオ
○資料として用いるのは基本的に原作(現在連載中)のみだが、やむを得ず
それ以外を参考にするときは、劇場版>別冊>アニメ>海外作品>ゲーム
の順とする。全て公式のものに限り、同人雑誌等の非公式なものは認めない。
○目標は相対的な序列の決定であり、直接対決の結果が反映されるとは限らない。
○作品内で矛盾がある場合、戦闘描写>公式設定>第三者の台詞>本人の台詞
の順で優先する。ただし、合理的な無矛盾解釈が可能な場合はその限りでない。
○仮想戦闘を行う場合は1対1とし、相手の能力は知っているものとする。
サザエさん強さ議論スレ まとめサイト
http://www.geocities.jp/sazae357/index.html サザエさん バレまとめサイト
http://www.geocities.jp/sazaebare/index.html テンプレは
>>2-40くらい
SS級
開悟フネ(Part2 >91、>93他、Part3前半、Part6 >400〜600)
・悟りを開いた磯野フネ。
・従来ランク外とされていたが、トーナメント編の波平vsアナゴにおいて最終波平概念が
明らかにされたことにより矛盾が解消。
・戦闘描写があるキャラの中では最強を誇り、最終波平を相手に終始優勢だったが、
夫婦故の戦闘相性のため結果的に封印され、今後発動不能となる。
・トーナメント編のvs活性オカルにおいて、「開悟限定発動」をフェイクに使用しているが、
これは単なる偽装。
・トーナメント編において開悟フネ編とは違う方法で開悟の領域に到達。時間制限があり、
一度使ったあとはしばらく発動できないという欠点はあるが、寿命が縮むなどの反動はない。
TARA(Part1全般、Part2全般、Part3全般、Part6 >200以降)
・劇場版(03冬11:TARA)で登場。正体不明。(人気投票ではタラオとは別集計)
・神歩イクラと互角だが、リカ精気吸引時は若干上回っている描写がある。
・トーナメント編においてTARAが登場したことに伴い、ランク付けにおけるTARAはこちらを指す。
・開悟フネと一対一で戦い、開悟フネが勝利したものの明らかに最終波平のときより苦戦していた
ことから、最終波平より上に位置づけた。
・古代帝国復活編ではタラオ自身の修行によりパワーアップ。しかし、まだ進化の途中だと言われている。
最終波平(Part2 >93、>96、>294他、Part3後半)
・最終リミッターを解除した磯野波平。
・開悟フネを封印して今後発動不能に持ち込む。「実力では開悟フネが格上」派が多数派だが、
「実戦の結果を重視すべき」派も少数存在。
・アナゴ完全体を相手にほぼ一方的な試合を展開するが、一撃では倒せず、四撃を要した。
神歩イクラ(Part1全般、Part2全般)
・劇場版(03冬11:TARA)に登場する「神歩」発動状態の波野イクラ。最終イクラともいう。
・TARAに最終的に勝利したものの、作品中最強状態で比較すると若干劣る。
・古代帝国復活編に登場したことにより、ランクはこちらに準拠。現在のところ「最強状態」かどうかは不明。
S級
アナゴ完全体(Part1全般、Part2 >480他、Part3後半)
・完全体となったアナゴ。
・覚醒マスオと互角の戦いを繰り広げるが、結果的に敗北。従来はS級下位に位置した。
・しかし、トーナメント編においてリミッター解除波平を相手に互角以上の戦いを演じ、
マスオからも完璧な制御を体得したとの評価を受ける。
・最終波平の攻撃を受け、なお3度立ち上がるタフネスを持つ。
新型サブカスタム
・バトルライドスーツを着用したサブをこう呼ぶ。バイクを使用した特殊攻撃も可能。
・通常サブと比較して肉弾戦闘に特化している。キャラクター自体が無敗(引き分けはある)
であるため、戦闘描写を重視するこのスレではAA級の位置にある(多数派)。少数意見
として、現在の設定上のスペックはA級程度にとどまるとする説もある。(AA級だった当時の議論)
・古代帝国復活編で防御力向上とサブ本体の自動治癒が付加されたことにより、
リミッター解除波平に勝利。S級に昇格となった。
リミッター解除波平(Part2 >93、>96、>294他、Part3後半)
・リミッターを解除した磯野波平。「昭和最強の魔人」の異名を持つ。
・開悟フネを封印したときは最終リミッター解除の状態(SS級)であり、ここでいうリミッター
解除波平とは異なる。単なるリミッター解除は、肉体に大きな負担なく行えるようである。
・アナゴ完全体とほぼ互角だが、肉体年齢の差で若干劣るとされる。
S級(その2)
覚醒マスオ(Part1全般、Part2 >15他、Part3後半)
・アナゴ完全体に対抗して覚醒したフグ田マスオ。
・最初に覚醒したのはかなり昔だが、いまだに最強説が根強い。
・マスオの覚醒とは、自身の力を引き上げるものであり、潜在能力の解放とは異なる独自の
特徴を持つ。通常戦闘力が向上すればするほど、覚醒効果も増大していく。
・無限覚醒マスオなる概念が提示されているが、その詳細は不明である。
サザエ(Part1以降全般、Part5 >289他、Part6後半)
・フグ田サザエ。主人公。
・“次元への干渉“を真髄とする「紫潮闘法」が最大の奥義。未だ完全には使いこなせていない
ものの、この技を体得したことにより、無覚醒状態のキャラクターとしては、有数の強さを
手に入れている。
・「紫潮闘法」には三大技と呼ばれるものがあり、現段階では、“絶”及び“砕”が明らかに
されている。“砕”の方が高度な技量を要し、現在のサザエでは使用にリスクを伴う。
“砕”は一撃でTARAに致命的なダメージを与える威力を持っている。
・さらに第三の秘技「流」を習得。疲労は伴うがリスクの少ない「次元砲」などの技を使い、
全盛期のフネに勝利。
AA級
全盛フネ(Part1 >197 >472 >496他多数、Part2全般)
・全盛期の石田(磯野)フネ。過去編3作に登場(石田は旧姓)。
・若さによる身体能力に加え、高い戦術眼を有する。使役等の特殊能力は現在のフネに劣るが、
総合的な戦力は大幅に上回る。
・全盛オカル(A級)と共に登場した際には、明らかに格上の描写がある。
・「流」を習得したサザエに敗れた。
完全本カツオ(Part1 >141他、Part2 >643 >946他)
・強化された磯野カツオ、本ガツオが初カツオとの精神融合によって理性を手に入れた状態。
・初カツオとの精神融合により、従来の弱点であった興奮状態を抑え、理性を取り戻すことに
成功したとされている。(実際の描写では疑問もある)
・通常カツオの能力が全般的に強化されている。特定の突出した能力を持たない代わりに、
あらゆる系統の相手に隙なく対応できる。
・修行の成果を発揮し、新たな技と戦法を習得。相性の悪い強敵に勝利した。
海平(Part1 >146 >153他、Part2 >280 >294他、Part3 >188、>636、>656他)
・磯野海平。波平の兄。
・通常波平を圧倒。リミッター解除波平に善戦するも結果的には全力を出し切った上で敗北。
・本カツオに敗北した経験がある。現在では実力が逆転しているとする少数説あり。
・リミッター解除波平戦で頭の毛を抜いたことに対する解釈は割れており、「弟と全力で戦う
ための決意表明に過ぎない」派と「海平のリミッター解除である」派がいる(前者が多数派)。
・このスレでは、描写の上で抜毛後の実力向上が認められないことを根拠に多数派に立ち、
通常状態でAA級に位置付けている(未だ海平のリミッター解除は描かれていないとする)。
A級
フネ(Part1〜5全般)
・磯野フネ。波平の妻。
・全盛期に比べ肉体の衰えは著しいものの、代わりに多彩な特殊能力を持ち、それを適切に
使うことで、あらゆる敵に勝つ可能性があるとされる。
・特殊能力を極めた技(いわゆる奥義)を多数持つとされるが、その全容は明らかでない。
・戦略・戦術に長け、その判断力は全キャラクター中でも屈指である。
波平(Part1全般、Part2全般、Part3全般)
・磯野波平。磯野の家長。
・通常状態でも磯野家の長の名に恥じない実力を持つ。通常アナゴと互角以上。
・兄の海平とは相当の差がある(リミッター解除で逆転)。
サケオ(Part4後半、Part5前半)
・フグ田サケオ。マスオの兄。
・特殊な武装(FUGUTA?)で戦う。
・多彩なTYPE(技)が存在するため、初見の相手に強く、さらに集団戦に特化している。
マスオ相手に互角以上。不意打ち気味とはいえ、海平(AA級)とサザエ(当時B級)の
両者を相手に攻勢に立てた。
ノリオ(Part4後半、Part5全般)
・フグ田ノリオ。サケオの長男。マスオの甥。
・単純な戦闘力はB級相当だが、超絶的な戦闘テクニックにより、A級の名に恥じない実力を持つ。
その技術により、パワーでは2段階ほどの開きがあるとされる本カツオに金星をあげるほどである。
・強者の能力をコピーした魔液甚六(S級と同等以上と推測される)に対しては、本カツオと共闘
しても歯が立たない。
マスオ(Part1全般、Part2全般、Part3 >45 >68他全般)
・フグ田マスオ。サザエの夫にして海山商事社員。
・大阪の名門、フグ田の家系。磯野家の血は引いていないが、抜きん出た実力を有する。
・肉体も頑強だが、独自の「かわす」美学を持ち、むしろ戦闘技術に優れる。
A級
開眼中島
・カツオに勝つ為に魔液に手を染めた中島。魔液を抜いたあとはそれ以上の強さを手に入れた。
・理性に目覚めた本ガツオと互角の勝負を演じるが、最終的に敗北。
・千里眼は「全てを見通す力」があるとされるが、詳しいことは不明。
B級(一部)
カツオ(Part1全般、Part2全般、Part3 >452-453他全般)
・磯野カツオ。人気投票1位の常連。
・力と勝利に対する執着と渇望は全キャラでも群を抜く。
・極めて頑強な肉体を持ち、タラオ(C級)渾身の一撃もほぼ無傷で受けきる。
・技術より「単純な肉体的闘争」に優れるが、冷静さも併せ持つ。
なお、カツオの形態は以下のようにまとめられている
本カツオ・・・純粋な肉体強化
初カツオ・・・戦闘中の学習能力が高い(相手の技を学習できる)
戻りカツオ・・・詳細不明
迷走カツオ・・・ギャグ編でのみ登場。場が収拾不可能な状態になる
完全本カツオ・・・>5を参照
アナゴ(Part1全般他)
・アナゴ。海山商事社員でマスオの同僚。
・通常波平とほぼ互角の戦いを演じる。
イササカ(Part1全般、Part2全般、Part3全般)
・伊佐坂難物。作家。ペンを使用した特殊攻撃も可能。
・磯野家がひしめく上位陣にあって、見劣りしない実力。柔和だが、激烈な闘志を秘める。
・現在、トーナメント編の黒幕として登場。活性魔液(鬼強湯)使用により、強者の能力を
コピーし、その実力はS級と同等以上になっている。今編ラストボスになる可能性あり。
B級(一部)
全盛オカル(Part1 >197 >472 >496他、Part2全般)
・全盛期の伊佐坂オカル。過去編3作に登場。
・全盛フネ(AA級)と共に描写されるが、実力には開きがあり格下。とはいえ、強者の全盛期が
数多く描写される過去編において相当の実績を残し、A級はあると思われる。
PC西原
・パソコンを使用した西原。
・力学や人体工学などを駆使して戦いに利用する。それを活用できる技術と頭脳を持っている。
・さらに「気」を演算に取り入れることでパワーアップ。さらなる躍進の可能性を持つ。
C級
中島
・中島ひろし。カツオのクラスメイトにして宿命のライバル。
・周りの人物を三国志に例えるなどするが、本人もそれに劣らない頭脳を持つ。
・カツオに強いライバル心を持つ。カツオの癖を知り尽くしているため、
カツオ相手ならば実力以上の力を発揮できる。
花沢
・花沢花子。カツオのクラスメイトでカツオの婚約者を自称する。不動産屋の娘。
・かつては「かもめ第三小学校最強の生物」と呼ばれたが、カツオに敗れる。
中島と同様、カツオへの執着は強い。
・わずかながら、父のような大地属性の技を使える。
先生
・カツオたちの担任の先生。
・猛者ぞろいの5年3組を纏め上げるにふさわしい実力を持つが、カツオら数人の生徒に
実力を越されてしまっている。サブともライバル関係にある。
・厳格かつ堅物とも高潔とも言われる性格。
サブ
・三郎。三河屋の御用聞き。
・バトルライドスーツを装着していない状態。
・キャラ自体が無敗。バトルライドスーツを入手して以来、生身で戦うことはあまりない。
D級(一部)
タイコ(Part1〜5全般)
・ノリスケの妻。サザエの主婦友達。
・共鳴を利用した精神攻撃を持つ。相手の気持ちを読むこともできる。
・サザエとは実力には開きがあり格下。
・サイコ(主婦融合)に関しては要議論。
リカ(Part1〜5全般)
・タラオの年上の友達。
・本人たちは意識しあっているが付き合ってはいない。
・お互い相手の事をとても大切に思っている。
・戦闘能力はほとんど無いが口喧嘩はサザエをムキにさせるほど達者。
タラオ(Part1〜5全般)
・フグ田タラオ。サザエとマスオの子供。
・磯野家とフグ田家の血を持つサラブレッド。
・「death〜」が口癖
・リカを守るために誰にも負けない力を欲しているが
そこをイササカに利用される。
・TARAについては詳細不明。
E級(その1)
オカル(Part2、Part3)
・伊佐坂難物の妻、伊佐坂お軽。
・フネとは学生時代からの唯一張り合えるライバルだった。
・頭脳だけならまだまだ現役で行けるが体は限界に近い。
西原(Part1、Part2全般、Part3前半)
・カツオの同級生でクラス一の秀才。
・パソコン使用時は通常時と大きく実力が異なるので、
厳密に言えば覚醒、変身などはしていないが強さランクでは分けられている。
・戦闘では基本的な体術を使いこなせる。
・情報収集能力はトップクラス、
・基本的に自分より強い者に挑んでいく事が多いので勝率は悪い。
ワカメ(Part1全般、Part2全般、Part3全般、)
・磯野家の次女、磯野ワカメ。
・基本的にどの章でも出番が少ない地味なキャラ。実力も低い。
・己を犠牲にしてまでサザエとカツオにタッグを組ませた事がある。
最弱ながら磯野家としての自覚は誰よりも持っているのかもしれない。
・精神面を攻める特殊能力所持。
・一応参謀タイプだが、それも他の同タイプのキャラと比べると落ちる。
スピードとスタミナ・打たれ強さはこのランクの中ではなかなか。
しかし攻撃は全然駄目。
・ワカメの中には修羅が潜んでいる…らしい。
解き放たれた事はまだ無い。他にもサザエとの共鳴説などがある。
・性格は悪い。憂さ晴らしに者をいたぶったりしている。
E級(その2)
甚六(Part1、Part2、Part3)
・伊佐坂家の長男、伊佐坂甚六。浪人生。
・攻撃を回避する能力はまあまあ。
・戦い方は陰険。勝つためには妹すら利用する。
ハチ(Part1、Part2)
・伊佐坂家で飼われている(?)犬。少数派だが謎の生物と考える人も。
・秘密工作・探偵行動が得意。単独行動は少なく、タマや難物と共に行動することが多い。
・タマと比べられる事が多いが1vs1の戦闘ではハチの方が上。
総合的にはタマの方が上という説が強いが、1vs1の戦闘を重要視するこのスレではハチのランクが上に来ている。
・ウキエが幼いころにはすでに伊佐坂家に居た。
タマ(Part1全般、Part2全般)
・磯野家に寄生している謎の生物。性別は雄。
・元々は某国のスパイ。嫌気がさして逃亡していたところをフネに助けられる。
・直接的な戦闘能力は低いが、特殊工作や状況判断能力など
頭脳・戦略面では優れた能力を見せる。気配を殺すのも上手く跳躍力やスピードもなかなか。
これらの能力はさすがに元スパイといったところか。
・基本的には単独行動よりも、フネ・ハチなどと共に行動する事が多い。
・とくにフネには助けられた恩もあるからなのか、二人には大きな信頼関係が出来ている。
本作で純粋な信頼関係が成り立っているキャラクターはこの二人が唯一と言っても良いかもしれない。
・初期は最強候補の筆頭、以降は出番が激減。
・変身能力有り?様々な憶測が飛び交っている。
ハチ・タマはその能力からか、 「戦闘」と言うよりも「任務」の色が強い話が多い。
ランク外
神憑依サザエ(Part2 >488、>489他、Part3)
・神が乗り移ったフグ田サザエ。作者が存在自体を封印か。
・設定上は最強ということになっており、時間を止めることさえできるとされるが、
今までのところ不条理な理由で試合中止となっている。
・ランク外とすることに異論はないが、その中で「実際の戦闘描写がないから」派と
「サザエの力ではなく神の力だから」派が同数程度いる。
サイコ(主婦融合)(Part2 >741-742、>744、>790他、Part3 >725他)
・フグ田サザエと波野タイコが融合した状態をこう呼ぶ。
・10年前(現実時間)に覚醒マスオに勝っている描写があるが、融合という特殊な形態
であることと戦闘描写が極めて少ないことから、一応ランク外とされている(要議論)。
八百屋(Part1全般、Part2 >94、>95、>121他多数、Part3 >772他全般)
・八百屋の店主。ハルウララの元ネタになったとされる。
・負けるために存在するキャラクター。ネタの要素が強いが、呪いという伏線も存在。
さらに、トーナメント編では「負の遺伝子」なる概念も登場。
まだ作られていないテンプレ:今後の課題
[家系図]
磯野藻屑源素太皆(九州・幕末)
│
磯野家(福岡) 石田家(静岡)
┌────┬┴───────┐ ┌──┴─┬──┐
│. │ 波野家(九州) │ │ │ │
妻━┯━海平(兄) 妹━┯夫 波平━━┯━フネ 弟 鯛造(兄)━┯━おこぜ
│ │. │ 男2女2
┌─┴─┐ │ │ フグ田家(大阪)
カオル マコト │. ┌───┬─┴──┐ ┌─┴─┐
. │ カツオ ワカメ サザエ━┯━マスオ サケオ(兄)━┯━妻
入江家 │ │. │
│ ┌─┴────. ┌─┴─┐ ノリオ
タイ子━┯━ノリスケ(兄弟他7人) タラオ ヒトデ(妹・10年後)
. │
イクラ
[登場人物1](一部)
フグ田サザエ…主人公。旧姓・磯野
フグ田タラオ…サザエとマスオの子供という設定「death〜」が口癖
フグ田マスオ…サザエの夫。何故結婚したのか謎
フグ田サケオ…マスオの兄
フグ田ノリオ…マスオの甥
フグ田ヒトデ…「10年後の未来予想図」に登場。外見はワカメに似る。現在は実在せず
磯野波平…磯野家の長
磯野フネ…一家を支える波平の妻。旧姓・石田。
磯野カツオ…磯野家の長男
磯野ワカメ…磯野家の次女
磯野藻屑源素太皆…先祖。おはぎ38個を食べ評判となる。
タマ…磯野家に寄生している
磯野海平…波平の兄。毛が2本
裏のおじいさん…磯野家の家の裏に住んでいる。裏爺
裏のおばあさん…裏のおじいさんの妻
波野ノリスケ…波平の甥
波野イクラ…不可解な言語を話すノリスケの子。ESP。(通常会話も可能か)
波野タイコ…イクラの言葉を理解できる女性。ノリスケの妻。旧姓・入江
伊佐坂難物…磯野家の隣に住む小説家
伊佐坂甚六…難物の息子。浪人生
伊佐坂ウキエ…難物の娘。女子高生
伊佐坂お軽…フネの友人
ハチ…伊佐坂家の犬
中島ひろし…カツオの友人
中島のおじいさん…何かとうるさいようだ
中島のお兄さん…甚六とは同級?
[登場人物2]
西原…カツオの友人。オタクっぽい
橋本…カツオの友人。面長
花沢花子…カツオと同じクラス。
花沢のお父さん…不動産屋
大空カオリ…カツオが好意を寄せている
早川…花沢さんとカオリちゃんと良く一緒にいる
リカ…タラオのGF
アナゴ…マスオの同僚。詳細は不明
アナゴの奥さん…アナゴの頭が上がらない女性
石田鯛造…フネの兄
三郎…三河屋の店員「サブちゃん」
三河屋の主人…そのまま
三平…最初期の酒屋の御用聞き
八百屋…八百屋の店主。本名は不明
堀川…ワカメの同級生
塩田スズ子…
みゆき…
岡島…波平の同僚
市川…
荒巻…
湯水金造…資産家
浜…芸術家。ベレー帽とパイプ
[原作の章1](不明箇所あり)
・磯野家激闘編
・学園編(第一次学園闘争)
・ルーマニア編
・波野家来襲編
・過去編(磯野家)
・アメリカ横断編
・五年生編(第二次学園闘争)
・霊界編
・磯野家編
・ユーラシア炎上編(オマ・エラ)
・過去編(商店街)
・カツオ編(第三次学園闘争)
・サザエ編
・お盆里帰り編
・シベリア鉄道編
・星空編
・海底編
・雪国編
・過去編(波野家)
・商店街編
・三河屋編
[原作の章2](不明箇所あり)
・過去編(学校)
〜(不明)〜
「オール・アラウンド・ザ・ユニバース」編(下七章の通称)
・サイバーデストロイド編
・函館激闘編
・香港情熱編
・凱旋門撃滅編
・帝都陥落編
・倫敦友情編
・過去編 (波平幼少期(神童兄弟))
〜(不明)〜
・開悟フネ編
・地底魔城編
・強化合宿編(修行編)
・トーナメント編(天下統一王者決定戦)
・古代帝国復活編 ※現在連載中
過去編(学校)の後の不明部分には
「伝承編」「公園編」「夏炉冬扇編」「いかずち編」
が入るとの事らしいが、真偽は定かではない。(Part5>909
[劇場版(映画)] (年は年度)
82夏1: バトルロワイヤルなので明確なボス無し。
86夏2: アナゴ
90夏3: アナゴ逆襲
93夏4: イクラ家
96夏5: イササカ家
99夏6: イササカ家逆襲
00夏7: 覚醒マスオ
01夏8: 三強バトルロワイヤル
02夏9: 明確な敵無し
03夏10: サブちゃん
03冬11: TARA
04夏12: マスオ過去
04冬13: 裏爺過去(イタリア)
05夏14: 学園編
05冬15: 西原・橋本・カオリ・早川過去+八百屋(+第三の存在?)
[別冊](全てではない)
vsいじわる婆さんシリーズ
同一作品内では敵無しと言われる意地悪婆さんをサザエワールドに招いてのドリームマッチ
初期のインパクトと人気は凄かったが後にマンネリ化、6作目で打ち切り。
別冊と言う形で出版された。
サザエvsいじわる婆さん〜東京大旋風〜
サザエvsいじわる婆さん2〜大阪大炎上〜
サザエvsいじわる婆さん3〜札幌大地震〜
サザエvsいじわる婆さん4〜福岡大津波〜
サザエvsいじわる婆さん5〜名古屋攻城戦〜
サザエvsいじわる婆さん6〜紐育大激震〜
[海外作品](一部)
SAZAE SANシリーズ
ハリウッドが手がけたサザエさん。
最新技術を駆使した映像と、スター達の演技は評価が高いが
サザエワールドを曲解した脚本に問題。
SAZAE SAN
SAZAE SAN Reload
SAZAE SAN Final
SAZAE LADY
韓国で製作された、突っ込み所満載の作品。
タマがライオンだったという事実、カツオが宇宙人等意味不明な要素満載。
SAZAE
香港で製作、ジャッキー・チェン扮するカツオは必見だがやっぱりどこか可笑しい。
The Legend of SAZAE 〜WORLD UNIFICATION MASTER〜
今年(05年)からEU各国で始まった、初の海外オリジナルアニメ。
世界一の国家を決める格闘技大会にサザエ達が日本代表として参加。
サザエ達は代表チームとして、世界各国に散らばって戦う。
各章の概要その他の情報はまとめサイト等にて確認して下さい。
アニメ・同人誌等は多すぎるので省略。(ゲームは>20の関連スレで攻略しています)
映画は元々四年に一回だったのが今や年二回、十五作目も公開され、前スレでも盛り上がってました。
漫画の基本的な流れは 各章→読み切り数本 の繰り返し。
メジャー誌からマイナー誌まで様々な雑誌に連載中な上に、
別冊や作者本人が出している同人誌、絶版などもあるので、
読者の頭の中で(作者も?)ストーリーがごっちゃになったりしている。
実際ネタバレがきても、どの雑誌の物かマニア以外はよく分からない。
膨大な量なので、マニアですら半分も読んだことがないと言われている。
[今後の課題]
・まだ作られていないランク別のキャラクターテンプレ作り。
・原作の正確かつ統一的な把握(ネタバレ(本バレ)の確保)
・現在進行中の古代帝国復活編の進捗によるランク変動を見極めること。
・過去の章の詳細なランク付け。
・今後発表される劇場版の統一的把握と考察。
[登場人物のAA]
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1137240995/ http://akasaka.cool.ne.jp/poonya13/d/sazae.html
過去の章の強さランク
【サザエさん強さランク・磯野家激闘編 確定】
SS級 タマ
S級
AA級 サザエ
A級 波平
B級 フネ カツオ
C級 ワカメ タラオ
【サザエさん強さランク・学園編(第一次学園闘争) 確定】
SS級 本気先生(退職届所持) カツオ
S級 中島
AA級 花沢
A級 先生 福本 新田 半カツオ
B級 狂花沢 カオリ
C級 ワカメ 早川
D級 西原
【サザエさん強さランク・ルーマニア編 確定】
SS級 悟りホセ マスオ タマ コマンダータラオ
S級 ホセ イササカ
AA級 ハチ サザエ レインズ オカル(バトルライドスーツ)
A級
B級 ウキエ ミハエラ 李 甚六 オカル
C級 ブラウン タラオ
D級 バディ
保留 カツオ ワカメ
【サザエさん強さランク・波野家来襲編 確定】
SS級 進化タマ 海苔助 マスオ
S級 サザエ イクラ 沖田 波平 ナミエ
AA級 羽田母 タマ ノリスケ
A級 カツオ 羽田父 フネ タイコ
B級 タラオ
C級 ワカメ 西岡 羽田
D級 サブ
ランク外 八百屋
保留 小倉 イササカ
【サザエさん強さランク・過去編(磯野家) 確定】
SS級 フネ 海平
S級 裏爺 三河屋主人
AA級 イササカ 三平(バトルライドスーツ(プロトタイプ)) ナミエ
A級 波平 裏婆 ハチ
B級 オカル 中爺
C級 先生 タマ 三平
D級 ノリスケ サザエ
ランク外 磯野藻屑源素太皆 八百屋
保留 カツオ
【サザエさん強さランク・アメリカ横断編 確定】
SS級 波平
S級 フネ Mr.ブラウン ピース大統領
AA級 カツオ アナゴ ジャック=ケルン=スミス
A級 サザエ
B級 村瀬 カーペンター タラオ
C級 サム
D級 サブ 米軍
E級 ネイサン 部長
ランク外
保留 マスオ カゼッタ岡 ワカメ
【サザエさん強さランク・五年生編(第二次学園闘争) 確定】
SS級 PC西原
S級 花沢(実家倒産後) リミット早川
AA級 先生
A級 岡島母 花沢 カツオ 中島
B級 岡島 堀川(修行後) 西原(電卓)
C級 橋本 緒方 ワカメ
D級 カオリ 転校生A 早川 堀川
E級 西原
ランク外 教頭 サブ(バトルライドスーツ(プロトタイプ))
保留 心友コンビ(カツオ+中島)
【サザエさん強さランク・霊界編 第3案】(現在議論中)
SS級 覚醒マスオ アナゴ完全体
S級 亞王 我王 フネ 波平(煉獄カツラ装備)
AA級 カオリ(弁天モード) 楼王 サブ(可変バトルライド) ワカメ(デムパ受信) 壕王 カツオ
A級 死神K アナゴ マスオ ノリスケ 海平(毛ダウジング能力発現)
B級 PC西原 堀川
C級 タイコ(想像妊娠)
D級 ボルバー デルガー
E級 霊界雑兵
保留
【サザエさん強さランク・トーナメント編(天下統一王者決定戦) 草案2版】(現在議論中)
SS級 開悟フネ TARA 魔液イササカ 最終波平
S級 アナゴ完全体 魔液甚六 リミッター解除波平 覚醒マスオ 超強化イササカ
AA級 完全本カツオ 紫潮闘法サザエ 開眼中島 サケオ STタラオ サブ(バトルライドスーツ) 活性先生 海平
A級 フネ マスオ ノリオ 波平 アナゴ カツオ 洗脳西原 中島(魔液克服後) イササカ 偽イクラ 変貌タイコ
B級 活性オカル PC西原 筋肉男 サザエ 中島 サブ 先生 洗脳花沢 初カツオ FTタラオ
C級 タイコ 部長 ノリスケ イクラ(ESP) 花沢 リカ
D級 洗脳ワカメ 洗脳タマ タラオ オカル
E級 ワカメ タマ 黒服の男 堀川
ランク外 八百屋 中爺
保留 魔液波平(S級下位〜AA級下位?) 波平(魔液克服後)(AA級〜A級上位?)
非本来的キャラ
オマ・エラ
ユーラシア炎上編に登場。
ダリガンガ族の村、ラマンタ村で崇められていた神。
数世紀前にダリガンガ族と敵対していたメゾ族の長が、ダリガンガ族との争いで
自分の息子を失ったことによって暴走し、メゾ族の人間の命全てを生贄として
人間の能力を遥かに超える生物を作り出す(この生物が後のジョジョのカーズのモデルとなる)。
ダリガンガ族は総力を挙げてこの生物を倒すが、メゾ族全員の怨念、
生への執着心の塊ともいえる精神部分を滅ぼすことは出来ず、
ラマンタ村の中心にある祠に封印する。
以後、その怒りを静めるため神として崇められることとなる。
オマ・エラとは当時のダリガンガ族の言葉で「限りない、悲しみ」の意。
ユーラシア炎上編中盤にてイクラに取り付き、
「思い描いたことを実際に起こす」能力を持ち、最強クラスの強さを見せる。
カツオ・ワカメ・マスオらを次々と撃破し、ユーラシアを火の海と化した。
オマ・エラは倒したカツオらを飲み込み、自身の精神部分の中核を成す
「妄想の洞窟」へと送り込んで、カツオ達にメゾ族の絶望を知らしめる。
その後、オマ・エラは波平とのバトルを始め、
最終波平すら手玉に取るほどの強さを見せるオマ・エラだったが、
波平と立ち代ったフネとのバトルにおいて、
互いの能力の読み合い(オマ・エラにとってはフネの能力を察しての新たな能力の発露)が激化して、
オマ・エラは十数種類の特殊能力を持つようになり、
その能力の中で矛盾するものが生まれ、オマ・エラの能力が暴走、
その持てるエネルギーを全て消費して、消滅した。
オマ・エラの能力の基となっているのは言うまでも無く、メゾ族の人間の
生命エネルギーであり、「妄想の洞窟」はそのエネルギーの保管庫である。
オマ・エラを倒すには、そのエネルギーが尽きるまで戦い続ける他ないが、
メゾ族532人の生命エネルギーの量は核爆弾数発に匹敵するものであり、
普通に戦ってていては、そのエネルギーが尽きることは無い。
電荷を充填したコンデンサを短絡すれば瞬時にエネルギーを放出するように、
全てのエネルギーそのものを一瞬で発露させることが最も有効な手段ではあるが、
そのエネルギーを普通の次元に放出させた場合、
それこそ核爆発に匹敵する爆発が起きるので危険である。、
そこでフネはオマ・エラの妄想の方向性をあやつり、
オマ・エラの妄想による能力を表面的・物理的なものでなく、
精神的なものとなるようにし、そこで矛盾を起こさせる(エネルギーの在り方をショートさせる)
ことによって、そのエネルギー消費による被害を最小限に食い止めたのだと考えられる。
(『サザエ解体新書』より抜粋)
闇皇子ジョン
・犯罪組織「ブーローニュアルティメット」の最高幹部。
・純粋な身体能力だけでも相当なものであり
中島、西原、橋本、堀川、早川、カオリ、花沢全員を軽々と倒した。
・ブラックホール発生、20分身、第2第3形態への変身等数々の能力(10を越える)を誇るが、
同時に使用することはできない。
・波平、海平、サブ、アナゴ、マスオを同時に相手にしても終始押していた。
・最後は異次元で磯野家全員の合体奥義「狂破多乃死位牌金愚」を喰らい消滅した。
・サザエでは文句無しの最強キャラであり、全漫画でも5本の指に入ると言われる。
アントニウス=ピウス
・凱旋門撃滅編・帝都陥落編に登場。
・必殺技の「ギャラクティカファントム・レーザーブレイズ」はオール・アラウンド・ザ・ユニバース編
最強の威力といわれた。ギリシャ・アテネでアナゴを死の淵まで追い詰めるもアナゴの機転を利かせた
カウンターとバリアの併用攻撃に敗れる。
・この戦闘の余波でイタリアはローマのコロッセオが崩壊している。
キモタク
・地底魔城編に登場、本名キリウス・モルディーネ・タウラス・クラウストス。
・だが「名前の長さがどうしたってんだ?そんなの強さには関係ない…しょせん略せばキモタクじゃないか」
とカツオが言ったことによって以後磯野家側の呼称がキモタクで統一される。
各章解説
「磯野家激闘編」
最初の章。それだけに漫画技術も荒削りで、登場人物も少ない。
しかしこの後の大人気ぶりを予感させるには十分なストーリー立てだった。
ただしこの章の中で出された伏線はほとんど章の中で消化されており、後の連載との関連は薄い。
「学園編」
未だに最大の名作との声も根強い、初期の傑作のひとつ。
人気の理由は初期には珍しくバトルよりストーリー重視だったこと、キャラの内面がよりよく描かれていたことなどが考えられる。
花沢を董卓、先生を呂布、カツオを曹操になぞらえるなどのちのちおなじみになる三国志ネタを入れてきたのもこの章からで、
新たな読者を獲得した。
「磯野家編」
この章でほぼ全てのキャラと伏線が出揃った。
複雑な人間関係が確立され、バトルシーンの手法が定着したのもこの章からで、作品の転換点として記憶すべき章。
内容的にもみっちりと描きこまれたバトルに次ぐバトルは圧巻の一言で、歴代でも燃え度はトップクラスになる。
名台詞も盛り沢山。
なお、一つの章が終わった後に何本か読みきり作品が入るというスタイルが始まったのもこの章から。
「星空編」
今のところ最長の章。開始しばらくはほとんどバトルなしで進むなど、数々の異例な手法が入れられた章。
そのため最初は実験作とされ、非難も多かったが、後半になってストーリーはそれまでにないスケールを見せる。
終盤では立ち読みした五百万人が泣いたとも言われ、以後サザエさんで泣ける話は?といえば星空編というのが定番になった。
熱狂的なファンも多い、「サザエさん史上最大の名作」と呼ばれることが最も多い章。
「雪国編」
サブキャラに積極的にスポットを当てた回。
西原、リカ、八百屋など、この章を通じて明らかにファンの増えたキャラも多い。
大規模なバトルが少ないため地味な印象も否めないのだが、キャラの心理描写という点においてはかつてないほど力が入れられている。
終盤には涙無しでは読めないエピソードがいくつも用意され、星空編と並ぶ感動作品にもなっている。
「凱旋門撃滅編」
フランスはパリを舞台に、世界最大の犯罪組織「ブーローニュアルティメット」と
磯野家との激闘を描いた作品。この章は、メインキャラクター以外では
未だ最強と名高い闇皇子ジョンや、後の帝都陥落編にも出演し
アナゴを死の淵まで追いやった、アントニウス=ピウス等の非常に豪華な面々が
一挙に出演した作品である。ストーリー的にはあまり高い評価を受けないこの章だが
バトルシーンの描写が非常に秀逸である為、帝都陥落編、倫敦友情編と合わせて
「ヨーロッパ爆滅編」とも称される作品の内の1つである。
「地底魔城編」
海底編とリンクする作品であり、全体的にストーリー重視である。
基本的には普段の作品と流れはあまり変わらないのであるが
最後の敵「地底大魔王 レイダース」に止めをさしたのが
新型サブ(バトルライドスーツ)であった為、サブファンから高い評価を受けている。
「シベリア鉄道編」
磯野家にシベリア鉄道ツアーへの招待券が届いた。フネはこれが罠だと指摘するが
敵の目的を知るために、それを承知で列車に乗り込む。次々と襲ってくるKGBの刺客。
そして、極寒の地での戦いの裏にもう一つ謎の組織の存在が見え隠れする。
この謎の組織の正体は「ブーローニュアルティメット」であるという説が有力。
ちなみにこの章にサブは登場しないと思われていたが、サザエたちが乗った列車に
ずっと併走していたことがラストで明らかになる。
「霊界編」
磯野家に突然霊界への扉が開き、ある者は自分の意思で、ある者は否応なしに戦いに
巻き込まれてゆく。いきなり波平が敵に回るトラブルと慣れない霊界でのバトルの中、
強敵「霊界四天王」に立ち向かう。
この章のラストにあたる覚醒マスオVSアナゴ完全体は圧巻の一言。また、霊界四天王の
美麗な容姿から、腐女子人気も高い。
「トーナメント編(天下統一王者決定戦)」
サザエたちの中から最強を決めるトーナメント大会が開催される。出場者の失踪、活性魔液、
不穏な空気の漂う大会の裏で、「TARA覚醒計画」が密かに進められていく。
内容は修行編など過去の章の伏線を引き継いでいる。オールスター編とも呼べるほど多くの
キャラが登場し、非本来的キャラはほとんど登場しないのも特徴。
古代帝国復活編予告(現在の連載は古代帝国復活編の最中)
20 名前:マロン名無しさん 投稿日:2005/11/08(火) 20:45:13 ID:???
━━サザエさん 巨大新章企画始動!
中期の名編、一大冒険スペクタクル「サザエさん 海底編」にて
生命の母たる大海の謎を解き明かしたと思われていた磯野家。
しかし、海の奥底には 磯野の原初にも連なる秘密が隠されていた!?
海の底に沈んだ伝説の「ムー大陸」を舞台に磯野家が戦う!
『 古代帝国復活編 』
新春、あなたは真実を見る───
テンプレ一覧
>1 現在の強さランク及びまとめサイトへのリンク
>2 SS級
>3-4 S級
>5 AA級
>6-7 A級
>7-8 B級(一部)
>9 C級(一部)
>10 D級
>11-12 E級
>13 ランク外
>14 家系図
>15-16 登場人物紹介
>17-18 原作の章紹介
>19 劇場版・別冊紹介
>20 海外作品紹介
>21 過去スレ・関連スレ
>22 今後の課題他
>23-26 過去の章の強さ議論
>27-29 非本来的キャラ紹介
>30-32 過去の章の解説
>33 古代帝国復活編の予告
>34 テンプレ一覧
【古代帝国復活編6版・改】
SS級 TARA 開悟フネ 覚醒ゼビウス 最終波平 神歩イクラ
S級 アナゴ完全体 新型サブカスタム ゼビウス リミッター解除波平 覚醒マスオ 次元気サザエ オーディス
AA級 強制強化カティ 大箱甚六 全盛フネ 完全本カツオ 新型サブ ルーフ
A級 ムニル 海平 フネ 波平 サザエ マスオ 開眼中島
B級 カツオ 機動装甲カティ PC西原
C級 守護者 上級兵 ノリスケ 中島 花沢 サブ タイコ
D級 中級兵 タラオ 使役タマ 霊
E級 下級兵 ワカメ 村人
保留 無限覚醒マスオ
バレ投下中に前スレの容量がいっぱいになってしまいました。
今日のバレはもうちょっと間をおきます。
今日のバレです。前スレ>929の次にあたる号です。
開眼した中島だが、花沢を見据えたまま動かない。まるで何かを見極めようとしているように。
必然的に、花沢のほうから動くことになる。
中島(たぶん…できる!)
迫ってきた花沢の右フックを紙一重でかわす。パンチの勢いを借りた風圧で中島の髪が揺れる。
続けざまに左ストレート。中島は正面から両腕でガードするが、こらえきれずに後ろに退く。
カツオ「どういうことなんだ?」
中島「起きてたのか?」
カツオ「あんなのがいたら嫌でも起きるさ。花沢さんも甚六さんみたいになっちまったわけか」
中島「パワーだけなら磯野より上だ。だけど甚六さんとはちょっと違う」
カツオは「?」といった感じの顔をした。
中島「見てればわかるさ。だから手だすなよ!先生もお願いします!」
花沢の連続攻撃を、中島はすべてを紙一重でかわす。
中島は防戦一方のように見えたが。
カツオ「中島の戦いを見てやってください。あいつは何か知っている」
中島に加勢しようとする先生を制して、カツオが言う。
先生「どういうことだね?」
カツオ「甚六さんも帝国に捕まって強化改造されたけど、父さんと渡り合える力を持ってたんです。
花沢さんの本来の強さを考えれば、もっと強くなってもよさそうなのに」
先生「ふむ…」
カツオ「それだけじゃない、中島は何かをやろうとしている」
花沢の攻撃をかわし続ける中島。紙一重でかわしているが、表情には余裕が見えた。
花沢の左ジャブを花沢の懐に飛び込む形で回避する。
さらに、次なる攻撃を繰り出そうと、腰溜めに構えていた花沢の右拳を左手で押さえ込む。
中島「勢いをつける前の拳なら力負けしないさ」
そのとき、花沢に表情が現れた。明らかに動揺がみてとれる。
その一瞬を狙って、中島の右の一撃が花沢の顔面をとらえた。
これが会心の一撃だったようで、花沢はそのまま倒れる。
中島「あの24時間で修行していたのは磯野だけじゃない」
花沢から目を逸らさずに言う。
中島「千里眼でいろんなものが見えるようになったよ。例えば人間の気の流れ。
例えばミクロン単位での筋肉の動き。そこから推測される未来の動き」
カツオ「ムニルと同じように、敵の動きを計算できるのか…?」
中島「あれは演算してるらしいけど、僕のはあくまで推測だ。僕の経験則から勘でやっているにすぎない」
カツオ「わざと紙一重で避けて、“目”が正しいかどうかを確かめたんだな?」
中島「ああ。だけど、試してたのは花沢さんもだ」
カツオ・先生「なんだって!?」
中島「洗脳されてるフリしなくてもいいだろ」
言われて花沢は、笑いながら起き上がった。
花沢「最初から気づいてたの?」
中島「千里眼で一目見たときからね」
カツオ「どういうことだよ!?」
カツオは怒りを見せている。洗脳されていないのに中島と戦うなら、
花沢が自分の意思で敵になったことを意味している。
花沢「もっと力が欲しい。それだけよ。甚六さんを強化した方法を聞いたとき、これだと思ったわ」
中島「甚六さんに比べて強化の割合が低いのは、自我を保てる程度にとどめたからだね?」
花沢「あなたたちと戦うことを条件にやらせてくれたわ。これは、私を強制的に覚醒させてくれるらしいの」
先生「バカモン!!」
唐突にこれまで話を聞いていた先生の叱責がとぶ。
先生「何を考えておる!そんなことで本物の力は身に着かん!!」
先生の脳裏には、かつて活性魔液に手を染めたときのことが蘇っていた。
花沢「だから本物の力にするの。私の手で」
花沢の目は真摯だった。およそ裏切り者という言葉が似つかわしくないほどに。
花沢「どうするべきかはわからない。でも、戦えば強くなれる気がする。だから、私と戦って」
中島「はじめからそのつもりだ。僕もこの戦いで何かをつかめるはずだ」
カツオ「先生…やらせてやってください」
先生は押し黙るが、覚悟を決めたように言った。
先生「5年3組の担任としてこの戦いを見届けよう。だが殺し合いは許さんぞ」
それが「始め」の合図であるかのように、二人は動く。
花沢の真正面からのダッシュストレート。中島はガードするが、堪えきれずにうめきをもらす。
中島「パワーの差は歴然か…」
ガードした腕を花沢に掴まれ、そのまま強引に一本背負い。
中島は力に逆らわず、受身をとった。
花沢「いい投げられ方ね」
中島「気の流れを読んでいれば簡単さ」
花沢「なら、これはどうかしら!」
花沢が地面を踏みつけると、中島の足元がわずかに崩れた。
その瞬間に、花沢のパワーに任せたストレート。
地面が崩れて足に力が入らなかったため、ガードはしたものの大きくバランスを崩す。
そこを狙って、さらに一撃。
中島(間に合わない!)
ガードの動作をとれず、みぞおちにまともにくらってしまう。
あえて倒れて、地面を転がって距離を離す。
中島「げほっ、やるね、はなっ、ざわさん」
せきこみながら声を絞り出す。
花沢「目がいいだけで負ける気はしないわ」
中島「僕の新しい力は千里眼だけじゃないよ」
呼吸を整えながら言う。
中島「花沢さんには悪いが勝たせてもらう。君に勝てないようじゃ磯野には勝てないだろうからね」
花沢「あら、言ってくれるじゃない」
花沢はニヤリと笑った。
花沢「私もそう思っていたのよ!」
中島と花沢は、さらに気を高めた。
煽り 目標は同じく!
40 :
マロン名無しさん:2006/12/13(水) 19:13:30 ID:T/IRbYvd
タラ『大きくなったな、タマ。母さんは弱いからお前が守ってやるんだぞ…』
タマ『ぁにゃあ??』
中島がパワーアップは予告通りとして
花沢が自力で覚醒するのかどうかだな
>>40 読み切りで書いた未来編だっけ?いつもの読み切りより長かったけどかなり面白かった記憶がある
人は老いにだけは逆らえないっていう哀愁がたまらなかった。
なぜタマが普通に生きてるんだっていうツッコミは禁止だろうがw
今日はバレ来ねえのか?
あげてむる
すいません今回は休載だそうで。
年末進行?
中島対花沢は来週に持ち越しか。
中島は降格したせいでイベントがあっても
AA級どまりだろうけどな
だれか外伝を書いて間を埋めてくれ
>>48 外伝・・・読み切りとかか?細かすぎてバレ頼むのは無謀かもな。
バレならともかくちょっとした談義ならできるかも。
幾分パロディと皮肉の混じった話が好きだった。
サブが御用聞きの最中に謎のバイクからパッシングをうける
↓
ノリだけでレース突入。町中でレース開始
↓
レース中に何人も轢殺したり公共物を破壊する
↓
サブの絶妙なコーナリングでコントロールを乱した敵が事故
↓
敵は同じような手口で何人ものライダーを事故死させてきた
悪質なライダーと判明
↓
サブは表彰を受ける。なぜかサブにはお咎めなし
こんな話だった。サブタイは「頭文字S」
火曜日のバレです
中島「考えることは同じか…」
花沢「そうよ。磯野くんを倒す…努力も、人生も、全てはそのためよ!」
中島「それなら、今の僕の持てる力を全部出させてもらうよ」
花沢「へぇ、今までは手を抜いてたっていうの?」
挑発的な笑みを浮かべながら、からかうように言う。さっきまでは花沢が優勢な感じであった。
中島「…僕は自然の気を行使できるようになった」
花沢「おじいさんが使えるっていうアレね。全然上達しないって言ってたじゃない」
中島「うん。扱いが難しくて戦いながらだとうまくいかない。
…だけど、喋りながらなら使えるよ」
花沢「!?」
花沢は何か反応しようとしたが、体が動かない。
中島「周囲の気に拘束を命じた」
動けない花沢を容赦なくサンドバックにする。
中島(ここだ!)
勢いに任せて殴るだけではなく、千里眼で気の流れを読み、攻撃の効きやすい『急所』を
鋭く狙うような場面もあった。とにかくのっけから一方的な展開。
カツオ「なかなかえげつない手を使うな」
先生「むう…己の力のみで成しえたのなら文句は言えんが」
感心したように言うカツオと渋い顔をする先生。
カツオ「だけど花沢さんだってやられっぱなしじゃないさ」
先生「ほう」
花沢の右手がピクッと動いた。
サブはルーフの顔面を狙って拳を突き出す。
しかし、それを簡単にかわしてカウンターを綺麗に決める。
そこで動きの鈍ったサブを投げ飛ばす。サブは強烈に地面に背中を打った。
ルーフ「どうしてだ?」
倒れたサブを見下ろしながら問う。
ルーフ「どうしてこんな戦いを続ける?力、技、速さ、どれをとっても俺が上だ。
実力では俺が一段も二段も上回っている。お前は何を以って勝てるのだ?」
サブ「意志だ…」
サブ「意志で、勝つ!」
起き上がりざまに、ルーフの顔面を殴り飛ばす。ルーフはよろめくが、倒すには至らない。
サブ「拳に意志を…魂を込めろ…でなきゃ俺は倒せねえ!」
ルーフ「何を言う…戦う意志をなくさない限り、拳は止めん!」
次なる拳を繰り出すため、ルーフはふりかぶった。
花沢「タァーーーッ!」
気で拘束されていた花沢の、必死の一撃が中島をとらえた。
拳が中島に突き刺さり、中島を破壊する。
花沢「やってくれたわね」
中島「僕じゃまだ未熟みたいだね…こんな小細工で勝てる相手じゃないか」
花沢の追撃。千里眼で花沢の『気』を読み、行動を予測した中島は、それをかわし続ける。
花沢(このままじゃ埒があかないわ)
中島(掴み技にくる!)
つかみ合いに持ち込むため、花沢は一歩踏み込む。
それを予想していた中島はそれを利用して、巴投げの要領で投げる。
単なる巴投げではなく花沢の頭を強烈に打ち付けるようなやり方だった。
花沢は投げられたとき、防御を捨てて中島を掴みにきた。
抵抗する中島を力で強引に引き込み、膝蹴りを叩き込む。
力で劣っており、攻撃と回避がうまくいかず、劣勢に追い込まれてゆく中島。
花沢「くらいなさいっ!!」
中島の胸に直撃。嫌な音がする。
中島もやられっぱなしではない。花沢の口が開いたところを狙って、
口、というよりも喉の奥をめがけて指をつっこむ。
とっさに中島を突き飛ばして、致命傷は免れた。
この攻防のダメージに、二人はせきこむ。だが、花沢は中島のただならぬ様子に気づいた。
花沢「しまった!」
カツオ「中島のやつ、いつのまにか自然の気をためこんでたな」
先生「戦闘中はできないと言っていたではないか」
カツオ「弱点をペラペラ喋ったりするようなやつじゃないですよ」
彼らの台詞のとおり、中島は自然の気を溜めていた。
中島「自然の気を一緒に使えば、その威力は磯野砲を上回る…!!」
花沢はそれをさせまいと、おたけびをあげながら突進する。
中島(名前は…まあ、いいや)
突っ込んでくる花沢を見据え、必殺技の構えをとる。
そして、溜め込んだ自然の気と自らの気を解き放つ。
中島「中島砲!!!!」
眼前まで迫った花沢に直撃し、轟音とともに大爆発を起こした。
煽り 新・必殺技炸裂!!
中島wwww
パクりやがったwww
最後でワロタ
本人が「まあ、いいや」だしww
これで花沢さんはやられちゃったのかな?
59 :
マロン名無しさん:2006/12/22(金) 07:35:02 ID:UgRrpwta
なかじまバロスwww
ところで中島曰くミクロン単位での筋肉の動きが見えてるってことは
やっぱり服は透けて見えてるんだろーか?
土曜日でバレです
中島「中島砲!!!!」
中島の手から強大な気が解き放たれ、標的である花沢を中心に大爆発を起こす。
カツオ「自然の気は無尽蔵にあるけど、扱いが難しい…だったな」
中島「ああ。やっぱり僕の実力じゃ、お爺ちゃんみたいにうまくできないや」
カツオ「確かに威力は俺の磯野砲を超えてるだろうな。あれでもまだ未完成なのか」
中島「磯野にはついさっき差を見せ付けられたからね。必死だったよ。
だけどもっと修行が必要だな。磯野を超えるためには…」
カツオ「俺だって負けてやる気はしないぜ。特にその変な名前の技にはな」
中島「そっちだって似たようなもんだろ」
中島はムッとした顔になる。
中島「多分お爺ちゃんも同じことをできると思ったから」
先生「花沢くん…」
中島の弁解は、先生の呟きで中断された。爆発と砂埃が晴れて花沢の姿が見えた。
花沢は血まみれでボロボロになっており、胴体には穴があいている。
カツオ「決着だな…」
中島「『気』を使い果たしたせいだろうね、もう花沢さんは『覚醒』の状態じゃない」
千里眼で花沢を見て断言する。
先生「うむ。だが二人ともよく戦っ」
花沢「っていうことは」
カツオ・中島・先生「!!!」
仰向けに倒れたままで、花沢が口を開く。喋ることすらできないほどの重傷と判断されていたらしい。
花沢「ここで『覚醒』できれば、私はその力をモノにしたってことよね」
フラフラになりながら立ち上がる。足つきどころか目つきもおぼつかない。
出血も夥しい。特に腹にあいた穴からは。
先生「やめろ、花沢くん!!」
それを聞かずに、花沢は気を高める。
花沢「やめろと言われてやめるわけにはいかないわ…
私はかもめ第三小学校最強の生物なのよ!!」
自分の状態も省みず、気を高める。そして……
中島「覚醒…したのか……自力で…」
中島が戦くように言った。
花沢「あなたの目で見たのなら間違いないわね。そう、私は覚醒したのよ」
カツオ「バカな…あの状態から」
花沢「バカだろうとなんだろうと…これが事実よ!」
覚醒した花沢は、開眼した中島に突進する。
花沢「決着よ!」
花沢の全身全霊を込めたパンチ。中島のガードを貫き、中島自身も貫く。
ガードに使った腕は折れ、拳が命中した腹部は拳大の穴があく。
この一撃で中島はくずおれ、花沢は力を使い果たし、膝をついた。
それでもなお、戦いを続けようと、拳を突き出そうとするが、その拳を先生が止めた。
花沢「なんのつもりですか?」
先生「言ったはずだぞ、殺し合いは認めんと」
花沢「戦いの邪魔をするなら先生だって容赦はできません」
先生「今の花沢くんに戦う力は残されていない。自分を大事にしなさい」
オーディス「そうだ。お前はよく戦った」
突然、オーディスが部屋に入ってきた。いきなりの闖入者に花沢以外の全員が呆気にとられた。
オーディス「一度やってみればわかりますが、強制強化を受けると発狂しそうなほどに苦痛を感じるのです。
雑念の入る戦い方は私には合わないのですぐにやめてしまいましたが…」
花沢をチラッと見る。
オーディス「それを自分の力にする者は初めて見ました。これは賞賛に値することです」
カツオ「そんなものを花沢さんにやらせたのか!!」
今度はカツオが強い怒りを見せた。
オーディス「あなたはお怒りのようですね。それなら都合がいい」
カツオ「なんだって?」
オーディス「ムニルを倒したのはあなたですね?同じ目にあわせてあげましょう。
そのためにわざわざここに来たのです」
カツオ「話が早いな。一連の出来事があんたの差し金なら、許してやる気はねえ」
カツオだけでなく、先生もオーディスに向かって構える。
オーディス「なんのつもりですか?」
先生「私の教え子に何かするつもりなら見過ごすわけにはいかん」
オーディス「悪いがあなたの実力では話にならない。ナカジマもハナザワも瀕死。
実質的にはカツオとの一対一です」
先生「それでも…戦わねばならぬときがあるのだ!!」
サザエは右肩に若いフネ、左肩に重傷を負った海平を担いで歩いていた。二人とも意識はない。
サザエ「なんで私がこんな目に…」
愚痴をこぼしながらも歩く。
サザエ「誰か仲間のいる所に行かなきゃ……」
こんな状態では満足に戦えない。
サザエ「人の声?」
ハッと気づいて耳を傾ける。しかし、会話の内容はわからない。
敵か味方かはわからないが、それでも声の方へ向かった。
「まずは左眼をえぐりましょう」
いきなり物騒な台詞が聞こえる。急いで駆けつけると、オーディスが
ボロボロになったカツオをのどわにして持ち上げ、左眼に指を近づけていた。
シーンの前後と比べるとオーディスもいくらかダメージを受けており、
そこそこの時間の戦闘があったと思われる。
オーディスはサザエに気づいて、そちらを見る。
サザエ「あなた…何をしているのかしら?」
言葉遣いは丁寧だが、サザエの目は斬れそうなほどに鋭く冷たかった。
煽り 激突必至!!
64 :
マロン名無しさん:2006/12/23(土) 22:19:17 ID:1SjUoHzr
_■_ ________________
|∵∴∵|:::ー-ーーー-ー─ーー--ーーーー-ーー-ー,||
|∵∴∵|:::: 磯野家の系図 i ||
|∵∴∵|:::: ; ||
|∵∴∵|:::: 波平─-──┬─-──フネ :; ||
|∵∴∵|:::: │ | ||
|===|:::: 波平───サザエ ! ||===-3
|∵∴∵|:::: │ ; ||
|∵∴∵|:::: 波平─ワカメ | ||
|∵∴∵|:::: │ i ||
|∵∴∵|:::: タラチャン | ||
|∵∴∵|:::ーーー ーー- -ーー-ーー-ーー-ーー─ ||
 ̄■ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
65 :
マロン名無しさん:2006/12/24(日) 02:23:18 ID:pdxT4Mcs
たらおしね
いつの間にバレ来てたんだwwww
こ の 展 開 は 予 想 外
25日発売分だからってわざわざ表紙でサンタとトナカイの格好せんでも。
今回で決着ついたとするなら
花沢>中島(AA級相当か)
オーディス>カツオだろうな
68 :
マロン名無しさん:2006/12/25(月) 23:22:05 ID:32mBCSN4
中島はよくてA級上位な気がする
69 :
マロン名無しさん:2006/12/26(火) 02:48:27 ID:dA32fiUo
死海文書書いたのは結局誰だったの??
70 :
マロン名無しさん:2006/12/26(火) 04:12:26 ID:aN0cydqF
70get!!
上等っっ!!
今回休みみたい。
サザエ対オーディスは来年に持ち越すようだ。
(本当にサザエ対オーディスになるかどうかは別にして)
最近休み多いな
そんなんだから毎回コミケに出品とかいう噂を立てられたりするんだ
そういえば毎年恒例の年末人気投票はやったんだっけ?
75 :
マロン名無しさん:2006/12/28(木) 05:37:43 ID:uoj+itmU
俺はサザエに投票した
フネ様に百票入れた奴だれだよw
前回はこうか
1位・カツオ 2位・マスオ 3位・フネ 4位・中島 5位・海平
6位 甚六 7位 波平 8位 イササカ 9位 サザエ 10位 ウキエ
11位 オカル 12位 ノリオ 13位 リカ 14位 タラオ 15位 八百屋
16位 アナゴ 17位 部長 18位 花沢 19位 先生 20位 サブ
結果どうなった?
新必殺技を披露したサザエ、パワーアップしたサブ、トーナメントの終盤で
活躍した八百屋なんかが順位を上げてそうだ。
フネは若い姿が出たもののマスオを抜くのは難しいだろう。
出番のないイササカ家の面々は順位を落としてるか。
などと予想してみる。
まぁ腐女子人気でカツオ、マスオの1、2位は揺るがないと思うが・・・
サブがどうくるかだな。
本編ではせっかく強くなったのに強さランク下がった中島が哀れ
腐女子人気があるから投票の順位は下がらないだろうけどね
中島の腐女子人気はカツオとセットじゃないと低いけどな
女装マスオは人気投票の対象にはならんのか
いよいよコミケ2日目。
カツオ×中島、マスオ×アナゴ、サブ×先生、波平×海平、
もうなんでもありだぜ
アナゴとサブが好きだ!
保守
85 :
マロン名無しさん:2007/01/03(水) 22:29:05 ID:FqNenfVx
まさかバトルライドスーツ×バトルライドスーツがあるとは・・・
>>85 ちょwwwwwww
なにそれwwwwwwwwww
保守
88 :
マロン名無しさん:2007/01/06(土) 19:57:20 ID:1s5wBxeJ
今日バレだよな。町子の奴落としてないよな
今日のバレです。危なく忘れるところだった
若いフネと海平を担いでやってきたサザエ。
同じくすでに戦う力をなくしたカツオに止めをささんとするオーディス。
それぞれ怪我人を抱えたままにらみ合う。
とくに何の表情も見せていないオーディスと、
今にも爆発しそうな怒りを秘め、鋭い目つきをしているサザエが対照的だった。
サザエ「何をしているのかしら?」
オーディス「ムニルと同じ目を見てもらおうとしているだけです」
目の前に新たな敵が現れたため、そんなことをしている場合ではないと判断したのか、
カツオを投げ捨てた。
サザエ「まず聞いておくわ。マスオさんはどうしたのかしら?」
オーディス「こちらの戦力にさせてもらっています。アナゴを倒したあとは封印したままですね」
サザエ「アナゴさん?」
オーディス「仲間として期待しても無駄ですよ。すでに止めをささせてもらいました」
サザエ「ふふふ…」
サザエの含み笑いに、何がおかしいのかと怪訝そうな顔をする。
サザエ「あの人が殺したところで死ぬわけないでしょう」
倒れていたアナゴが目を開ける。
アナゴ「そうか…私はまた敗れたのか…」
静かに言って、起き上がる。
アナゴ「私のするべきこと…私の戦うべき相手…
敗れてなお、あるものなのか……」
目的も見えないままに、歩き出した。
オーディス「心臓の停止を確認したが…私の詰めが甘かったということですか」
オーディス「過ぎたことを悔いても仕方ありません。もはや戦いは終結に近づいています」
すでにほとんどの者が戦闘不能になっている。この部屋だけでも、
カツオ、中島、先生、フネ、海平、帝国兵が十数人、どこか近くにムニルも倒れている。
花沢も力を使い果たし、実質的に戦闘不能。
サザエ「あなたには思い知らせてやらなくちゃいけないわ。磯野家を敵に回した愚かさをね」
オーディス(サザエは昨日とは違って何かの「技」を持っている…それに注意しなければ)
オーディスはサザエを注意深く見据える。と、そこに。
オーディス「うっ!」
いきなりサザエが右肩に担いだフネを投げつけてきた。一瞬視界がふさがれる。
オーディスは腕を払って飛んできたフネをはねのけた。
視界が開けたとたん、眼前に磯野砲が迫ってきていた。
オーディス「!!」
知覚が反応できても体は反応する暇がない。磯野砲をまともにくらってしまう。
サザエ「あなたの場合、安定を求めてその場に留まることが多いのよね」
追撃してきたサザエの前蹴りをみぞおちにくらう。
サザエはさらに踏み込んで追撃する。しかし、右ストレートを出そうとしたところで、
オーディスのほうから密着するほどに間合いを詰めてきた。
オーディス「あなたは、好機とみれば徹底的に攻める傾向がある」
サザエが次の攻撃をする前に、オーディスの『寸勁』がヒットする。
爆発的な力を発揮した一撃に、サザエは後ろに転がされてゆき、壁にぶつかる。
オーディス「一戦交えただけで私の癖を見抜いたわけですか…」
サザエ「互いの手の内はわかっているわけね」
それならこれの出番だとばかりに、サザエは『流』を発動した。
サザエ「ここからが本番……」
ワカメ「こっちにその『砲台』があるのね」
ワカメの後からついてくる、黒いフードをかぶった男に確認する。
ワカメ「TARAをも倒しうるという『気』を使った大砲…
西原さんたちが準備できているというのなら……」
ワカメ「!?」
ワカメは息をのんだ。部屋にたどり着いたワカメが見たもの。
それは、倒れているルーフと、彼を見下ろし、立ちながらも明らかに意識がないサブだった。
二人ともバトルライドスーツや武器防具を持っていないことがワカメには不思議だった。
ワカメ「これは…?」
ルーフ「俺が負けたのだ……」
ワカメ「負けた?どう見てもサブちゃんは…」
ルーフ「格闘の実力は俺が一段も二段も上だった。肉体の損傷もサブの方が激しい。
だがそれは些細な問題だ。
何度倒そうともサブは起き上がってくる。どれだけ傷つき、意識を失ってなお……
サブに恐怖した。もう起きたくないと思った」
一呼吸おいて。
ルーフ「なあ…魂とはなんだと思う?」
ワカメ「え?」
唐突な質問を受け、答えに詰まる。
ルーフ「決して倒れない不屈の闘志。その出所が魂だというのなら、確かにサブは最強だ。
人の魂も背負って戦っているのだからな」
時間帯は夕方。壁が壊されたこの部屋に、夕日が差し込んできて、二人の戦士を赤く照らした。
ルーフ「この男に負けることができてよかった。素直にそう思えるよ……」
斜陽にバトルライドスーツが煌めく。
傷ついた二人の男とぼろぼろのスーツ。それが夕日に染まった光景に、
なぜかワカメは見とれてしまった。
煽り 一つの激しい戦い、一つの静かな決着…
同一人物のカードは中島VS花沢に続いて2度目だな
強さ議論的には
中島VS花沢
開眼中島(自然の気を会得)VS覚醒花沢
サザエVSオーディス
次元気サザエVSオーディスだけど。
93 :
マロン名無しさん:2007/01/10(水) 00:53:01 ID:PUJFz6w0
取材のため休載か?
バレ氏さんよ、いい加減にしろよ。
もう、やる気ないだろ。
年末年始に休載が多いのは毎年のこと。
さあ強さを議論しようぜ
去年は年末年始もやってたのに。まちこさぼりすぎ
バレ師逃げた?
年末に納品した年始分の原稿はドラ猫にくわえられて紛失したという噂を聞いている。
おなくなりに…
前回分休載をお知らせせず、すいませんでした。
今回は掲載のようです。
当該部分は手に入れてませんが今号で人気投票結果発表とかなんとか。
サザエ「第三の秘技、流!!」
サザエの周囲に、紫色の気が展開する。
オーディス「あれが新しい技…」
気分を落ち着けるように言うオーディスだが、間髪入れず、サザエが突進してきた。
間合いをはかって、ジャンプして、そのまま飛び蹴りの体勢になる。
もちろん空中にいれば恰好の的になる。それを見逃すオーディスではない。すぐに迎撃の態勢をとる。
しかし、空中でサザエの体が横にずれる。『流』でサザエの体を、空中で無理やりずらした。
簡単に当たるはずの一撃をはずしたオーディスは一瞬動揺し、そこを狙ってサザエの空中回し蹴りが決まった。
オーディス「次元気と格闘技の融合ですか…」
うまいことやられたという悔しさはなく、むしろ感心したようでもあった。
オーディス「しかし種明かしが早すぎましたね。もう私の『眼』はごまかせませんよ」
言って構えをとる。基本戦略は『待ち』のようで、サザエのほうから攻める。
サザエの右のストレート。拳は『流』の次元気に押され、不自然に加速する。
オーディスはそれを避けるが、いつものようにカウンターを狙うようなことはせず、一定の距離を保つ。
続けてサザエは右の膝蹴り。しかし、ヒザが届く前に『流』がサザエの体を持ち上げ、位置的には
顎を狙う飛び膝蹴りとなる。予備動作なしで飛び膝蹴りが来たらきついだろうが、
『義眼』によって次元気の動きも計算に入れていたオーディスは、簡単にかわした。
サザエは再び空中に身を晒すことになるが、オーディスは追撃したらさっきのように裏をかかれると判断し、
サザエが普通に着地するのを待つ。
間をおかず、サザエは地面に這うように低い体勢から足払いをかける。
オーディスは迎え撃つつもりだったが、サザエの次元気によって両足を拘束されていた。
「!!」
足が動かないためまともに足払いをくらい、倒れる。
しかし、受身をとることもなく、視線はサザエから決してそらさない。
不自然に倒れることになったが、気にしない。
受身をとってサザエの追撃を防ぎそこねたり、視線を一瞬でもそらしてしまうほうがよほど問題であった。
(ということをオーディスが戦いながらモノローグで解説している)
サザエは『踏みつけ』にくるが、わき腹をねらって踏みつけにきた足を、腕で無理やりガードした。
転がって逃げたら、一瞬サザエが視界から消える。それをやってはならない、と判断した。
オーディスは、残った手でサザエの軸足をつかむ。
足を引っ張られて倒されたサザエは倒れながらエルボーするが、今度はオーディスが転がって避けた。
エルボーが命中した床はものの見事に砕け散る。
すぐに二人とも立ち上がり、態勢を立て直す。
オーディス「厄介な技を使いますが、格闘技である限りは私に勝機があります」
サザエ「誰が格闘技で勝つなんて言ったかしら?」
凶悪な笑みを浮かべて勝ち誇ったように言った。
次の瞬間、オーディスが急に苦しみはじめる。
オーディス「ぐ、あ、ああああああ!!!」
敵が目の前にいるにも関わらず、苦しみのあまりのたうち回る。
サザエ「私の奥義の味、どうかしら?」
オーディスは苦しむばかりで返事はないが、それを満足そうに見つめている。
サザエ「こんなものじゃ済まさないわよ」
これまで苦杯を飲まされてきた復讐のチャンスとばかりに痛めつける。
殴り、蹴り、踏みつけ、叩きつける。全く容赦は見られない。
ルーフ「お前、破魔砲を使うつもりなのか?」
倒れたままのルーフがワカメに問う。
『破魔砲』とは、気を動力とする大砲のことであった。
ワカメ「そうよ。ここでTARAを倒せば神歩は戦わずにすむわ。
あるいは、あなたたちがどっちかを殺すのを阻止するために。
あなたたちの計画では恐らく…」
ルーフ「計画を見抜いているなら忠告してやろう。今ここでTARAを倒しても意味はない」
ワカメ「…なぜ?」
『なぜそうなるのか?』『なぜ忠告するのか?』どちらの意味で尋ねたのかは不明。
ルーフ「マスオを強制的に強化した結果、恐るべき強さとなった。
今からならTARAの代役を務められるほどにな」
ワカメ「あのアナゴさんを葬った…」
ルーフ「マスオはある場所に封印している。場所は教えてやらないでもないが…」
ワカメ「なんでわざわざ教えてくれるの?」
ルーフ「俺に勝ったサブに話してやるつもりだった。奴が知りたがっていたかもしれないからな。
ただ、今からマスオの居場所に行っても無意味だろう。すでに準備は整っている。
破魔砲で誰を狙い撃つべきか、よく考えておけ」
ワカメ「………」
マスオはあらゆる拘束具で厳重に封印されている。
その前に、ゼビウスが立っていた。
ゼビウス「ルーフ、オーディス、すまぬ。我は……」
神妙な面持ちで機械を操作すると、マスオの封印が解かれた。
そして、もの言わぬマスオの眼が開かれる。
煽り 復讐のサザエ、決断のワカメ、そしてマスオは…
日付変わってしまいましたが、火曜日分です
サザエが何かをやったため、オーディスが苦しんでいる。
まともな抵抗ができないのをいいことに、今までの鬱憤を晴らそうと、あらゆる手段で痛めつけている。
必殺技を使わず、ひたすら痛めつけることに尽力する。
と、オーディスが右腕をサザエに向けてまっすぐ伸ばした。
警戒したサザエは、右腕の延長線上から逃れ、間合いをとった。
オーディスがフラフラになりながらも起き上がる。
オーディス「この状況においても油断しないのですね」
サザエ「右腕(それ)で痛い目にあったからね」
オーディス「やっとあなたの使った技の正体がわかりました。
自在に次元気を操る技。それで、私の体内に……厳密に言えば
私の体内を流れる『気』に次元気を混入させたのですね」
サザエ「効いたでしょ。体の中にこの世界に存在しないものが流れるのは…」
サザエは口調で余裕を装いながらも、内心で冷や汗をかいていた。
サザエ(おかしいわ。こうしている今も地獄の苦しみを受けているはずなのに…
なぜ平気で話していられるのかしら)
オーディス「自分の全身に毒が流れているようなものですね。しかも体内の気が乱されて
自分の気を練ることができない…一石二鳥の技です。
しかし…お気づきかもしれませんが、この右腕は機械です。
『槍』を放つことはできるのです」
サザエ(あの光線が『槍』?)
オーディス「私から二つほど助言させていただきましょう。
一つは軽々しく敵にとって未知の技を使わないこと。
私の義眼は全てを見通すのですよ」
彼の左目(義眼)が怪しく光る。
オーディス「もう一つは、この技を使うのは慎んだほうが良いでしょう。
おかげで、私の技が一つ増えましたよ」
そう言うと、オーディスの体が紫色の気に包まれた。
サザエ「嘘……あなたが次元気を?」
紫色の気をオーディス自身の意思で操っているなら、彼は『絶』を使っていることになる。
いきなり自分の奥義を敵が使ってきたわけだから、驚くのも無理はなかった。
オーディス「古代帝国の文献にも次元気のことは書いてあったのですよ。
必死の修行もむなしく私には扱えませんでしたが、
ここに来て習得できるとは思いませんでした」
間合いを詰めて、わざとサザエに殴らせた。サザエの拳は次元気に阻まれ、届くことはなかった。
オーディス「苦痛から逃れようと、体内の次元気を制御するために必死でした。
そして、私にも極意をつかむことができたのです」
サザエ「なんてこと…っ」
サザエは『流』によってオーディスの体内に気を流すのをやめ、両腕に分厚い次元気を纏う。
サザエはオーディスの『絶』の隙間を狙って拳を繰り出すが、軽く避けるだけであしらわれる。
オーディス「この技の欠点もそれを補う方法も、あなた自身が教えてくれたのです」
サザエは『流』で操った次元気で再びオーディスの足を拘束しようとするが、
オーディスの纏う次元気と相互干渉を起こして、それができない。
オーディス「私はあなたほど器用には使えませんが、次元気を持った者同士の戦いは初めてのようですね」
サザエが両腕だけに次元気を纏ったままラッシュをかける。
オーディスの『絶』の隙間を狙うが、オーディスの体術に阻まれる。
サザエ(純粋な格闘じゃ敵わない上に相手は『義眼』と『絶』を持ってる。
私が勝つためには………)
サザエはオーディスのわき腹あたりを狙って回し蹴りを叩き込む。
それもオーディスが少し身を屈めただけで『絶』の防御とした。
ここでオーディスが攻撃に転じようとする。回し蹴りしてきた足を掴んで、バランスを崩させようと
強く引っ張った。サザエの身体が引き込まれて、前のめりになる。
オーディスはそこを狙って攻撃を叩き込もうとした。
サザエは、左拳でオーディスを殴るべく、パンチを突き出す。
しかし、正しくはパンチではなかった。左腕を纏っていた次元気が、形状を変えて包丁のような形になる。
サザエは、その『包丁』で『刺す』。
オーディスからしてみれば、パンチと思っていた攻撃が『包丁』による攻撃になったわけだが、
次元気が形状を変える予兆までは義眼でも見れなかったようで。対処できない。
オーディスの纏っていた次元気は、初めは『包丁』を防いでいたが、
一点集中の『包丁』のほうが次元気の密度が濃く、『絶』を突き破っていく。
オーディスはとっさに動いたものの、『包丁』によって脇腹を深く切られた。
サザエ「結果がどうなるかなんて、誰にもわからないものね」
サザエに痛めつけられたダメージも大きく、オーディスはヒザをつく。
それを見て、サザエはトドメとばかりに次元気を圧縮しはじめる。
圧縮した次元気を敵に放つ技、「次元砲」である。
それに対して、オーディスはヒザをついたままサザエに向けて右腕をまっすぐ伸ばした。
オーディス「ムニルは不確定だった情報によって負けてしまいました。
私も調子に乗って習得したばかりの次元気に頼ったために痛い目を見ました。
しかし、これから両者が技を放ったらどうなるか、すでに計算できています」
サザエ「挑発のつもりかしら?」
オーディス「事実です。そして、戒めです」
サザエはその言葉をどう受け取ったのか、ますます気を高めてゆく。そして。
サザエ「次元砲!!」
オーディスも同時に右腕から光線を放ち、サザエの放った紫色の球体と空中でぶつかる。
空中で両者がぶつかりあってせめぎあう。
サザエの放ったものは球体。オーディスの放ったものは、本人の言うとおり、『槍』の形だった。
サザエは必死の表情で見守るが、オーディスの顔には表情はなかった。
しばらくせめぎあっていたが、唐突に『次元砲』が大爆発を起こし、『槍』は球体を貫き、サザエを貫いた。
爆発が収まったあとに立っているのはオーディス、倒れているのはサザエだった。
オーディス「この世界のものにぶつかって衝撃を生み出す気の塊と、
全てを貫き通す『槍』。単なる相性の差でしたが…」
倒れたサザエを見下ろす。
オーディス「私の武器が『槍』でなかったらと思うとぞっとします。それでも私の勝ちですね…」
煽り サザエ、再び敗れる!?
サザエ…
108 :
マロン名無しさん:2007/01/17(水) 05:26:05 ID:kszw8i3h
オーディスつえー。サザエにアナゴ並の思慮があれば負けなかっただろうに・・・
いや待て
まだ負けと決まったわけじゃない・・・と思いたい
前回の強さランク更新から後に起こった戦いをまとめてみた
アナゴVSオーディス
アナゴが長年の勘で優勢に進めるもオーディスの逆転勝ち
完全本ガツオVSムニル
カツオが新必殺技を披露してカツオの勝ち
ワカメVS帝国兵(上級兵相当?)
実力では及ばないが、敵の武器を利用してワカメの勝ち
PC西原、ノリスケ、タイコVSルーフ
三人がかりだがルーフに負ける。
新型サブカスタムVSルーフ
ルーフは全ての武器を使ってバトルライドスーツを破壊寸前に追い込むが完全な破壊には至らない。
その後、それぞれの武具を放棄して戦い。ルーフ曰く格闘技術は上だが、魂で負けた。
客観的に見ればタフネスの差か負けまいという意志力の差か。(つまりルーフがギブアップしただけ)
開眼中島(自然の気を会得)VS覚醒花沢
千里眼で敵の動きを予測できる技と自然の気を操る技術を会得した中島と
強制覚醒装置によって擬似的に覚醒した花沢。
中島が優勢に進めるが、自分の力で覚醒した花沢に最後の最後で敗れる。
中島曰く花沢は「パワーだけならカツオ以上」
先生VS帝国兵
先生の勝ち
カツオ(完全本ガツオ?)VSオーディス
オーディスの勝ち
次元気サザエVSオーディス
サザエが流を使うも、オーディスが絶を使えるようになる。
次元砲は光線によって無効化?サザエの負け?
112 :
マロン名無しさん:2007/01/19(金) 11:23:46 ID:xy2FQfRL
>>112 藻屑にすら負けているワカメにもらい泣き
なんかもう、gdgdだなぁ
いちいち戦いの結果をまとめたのは強さランクを決めたかったから。
勝手に決めてみる
ワカメ
ワカメは実力で勝ったわけじゃないので変化なし
先生、完全本カツオ
強くなったようにも見えるけど微妙なので変化なし
アナゴ、オーディス
強さランク的には劣るオーディスが勝ったが単純な強さならアナゴが上回ると思われる
開眼中島
中島砲は磯野砲より強いらしい
AA級(>67)またはA級(>68)
覚醒花沢
パワーだけならカツオ以上らしい
AA級(海平の下)あたりか
新型サブカスタム
アナゴより上ではないかとの意見あり
ルーフについて
剣技でサブを翻弄したかと思えばその直後にボコボコにされたり
海平に勝ったと思えばバトルライドスーツを着ていないサブに勝ち切れなかったり
何かと一歩及ばないやつ。相手がサブだからというのもあるが強さランクとして
整合性をつけるために一つ提案を。
それは「武装ルーフと素手ルーフ」でそれぞれにランクをつけること。
具体的には
・新型サブ戦(一回目)で剣を落とすまで
・海平戦および西原・ノリスケ・タイコ戦
・新型サブカスタム戦で魔弾“サブロウ(仮)“を使った直後まで
が“武装ルーフ”で
・剣を落とした後
・魔弾“サブロウ(仮)“を使った後、サブとの殴り合い
を“素手ルーフ”とする。
ランクの提案としては海平に勝ったこととバトルライドスーツをかなり壊したことから
武装ルーフがAA級最上位、魔弾の威力次第ではS級最下位程度。
素手ルーフは本人いわく実力は一段も二段も上なので
サブの一段上のB級程度。
いつのまにか復旧してたので土曜日(月曜発売)分
ワカメ「マスオ義兄さんに…タラちゃんを殺させるっていうの!?」
ワカメのいる場所から数十メートル離れた場所には『塔』がそびえたち、
その頂上ではタラオとイクラが戦っている。
ルーフ「状況次第ではそうなるかもな。お前も見たのならわかるだろう?
あの力はTARAをも凌ぐかもしれない」
ルーフはすでに起き上がる力もなく、倒れたまま言葉だけで答えている。
ルーフ「だからよく考えろ。破魔砲を誰に向けるべきか」
ワカメ(タラちゃんを倒したらマスオ義兄さんが代わりに戦うだけ…
マスオ義兄さんを倒したら現状のままあいつらの『計画』は成功する…
イクラちゃんを倒したらTARAが野放しになる…)
ルーフ「俺はそもそもお前が何をしたいのかもわからないがな」
ワカメ(そう。私は誰かが死ぬような事態を避けたい。
その上でTARAを倒したい。そのためには…)
そこでワカメはハッと気づいた。
ワカメ「名前が『破魔砲』っていうことは、これは『魔』を倒すためのものなのね?
ここで言う『魔』は…」
ルーフ「そうだ。TARAのことだ」
ワカメ「それじゃあ、この帝国…いえ、ムー大陸の古代文明そのものが…」
イクラが腕を一振りすると、衝撃波がタラオを襲った。
タラオは両腕をクロスさせてガードする。
威力のほどはわからないが、TARAがガードする必要のある威力があるのは間違いない。
次々と衝撃波を放ち、あるいはタラオに当たり、あるいははずしている。
タラオはガードしてじっと耐える。何発目かをガードした次の瞬間、
タラオはダッシュで間合いを詰める。イクラは次の衝撃波を放つが、かわされる。
タラオ「パターンが稚拙なんですよ」
イクラの眼前まで迫ったタラオがそっと告げる。
そして、零距離(タラオの掌とイクラの身体が接触している)で磯野砲を発射した。
タラオ「いくら力があってもその使い方が下手すぎます」
日が沈んで、あたりが闇に包まれていく。
タラオ「闇…」
タラオ(僕は…TARAは…闇…ずっと闇の中にいる…)
タラオ(TARAが覚醒しているとき…僕は闇の中にいるような気がして…)
タラオ(でも本当はTARAが闇そのものなのかも…)
タラオの視界に、光が入ってきて、夢想から抜け出す。
イクラの方を見ると、イクラこそが光源であった。イクラの全身が、淡い輝きを放っている。
「時は来た……」
突然響く謎の声。
タラオ「誰ですか!?」
イクラの輝きが強くなる。何も見えなくなるほど強くなり、そして大きな地震が起こった。
ワカメ「きゃっ!?」
突然の地震に、ワカメは転倒する。ルーフはもともと倒れている。
崩壊をかろうじて免れていた壁もこの地震で崩れ始める。
ルーフ「ふもとの村の粗末な建物じゃ危ないかもしれないな」
全く取り乱しておらず、落ち着いている。
ワカメ「まさかこれって!」
ルーフ「おそらくな。俺たちの計画がうまく言ったんだろう」
ルーフはそのことには大して関心がないように、横をチラッと見て。
ルーフ「さすがだな。こんな時でも倒れはしない」
気を失ったまま立っていたサブは、この大揺れの中でもなお立ち続けていた。
オーディス「これまで見たものを現実にするという神歩の能力。
私たちの計画はそれを利用しようという発想から始まっています」
倒れたままのサザエに言い聞かすように、解説している。
そのサザエが聞いているかどうかはわからない。
この部屋でもう一人だけ意識を保っている人間、花沢が問う。
花沢「この地震がそれの影響だっていうの?あなたたちは地震を起こしたいの?」
オーディス「聞いていませんでしたか…私たちの目的は古代帝国の復活。
ムー帝国とはこんなちっぽけな島に収まるものではないのです。
これは言っていませんでしたが、大地や大気の『気』の記憶を読み取って
そこから過去の姿を映像化する機械があるのですよ」
そこで、倒れていたサザエが顔だけ上げる。
サザエ「それじゃあ、あなたたちはイクラちゃんに在りし日のムー大陸の姿を見せたのね…」
オーディス「そうです。これが我々の計画の最終目標。誰一人として自分の目では確認できませんが…」
そこで画面は、建物を上空から見下ろす形になる。
さらに高い視点からもっと広い範囲を。さらに高い視点からもっと広い範囲を。
雲を見下ろすほどの高さからみても、海は見えない。
さらに高い視点から見ると、現実の世界地図とは全くことなる形になっていることに気づく。
オーディス「ムー大陸は、今ここに復活したのです……!!」
太平洋の中に、大陸が現れていた。
煽り 古代帝国復活!
サザエ本格的に負けたのか、な?
てかサブ立ちっぱだたの。
何このスレww
とりあえずアナゴ完全体とリミッター解除波平と覚醒マスオで吹いたwww
神歩発動イクラ(劇場版)
神歩発動イクラは『劇場版サザエさん03冬11』に登場した波野イクラであり、
「神歩イクラ」「最終イクラ」とも呼ばれる。
明確な悪として描写された「TARA」(タラオとの関係は不明とされた)を打ち倒す
という主人公的な活躍を見せる。TARAとは運命的に対照的な存在として描かれ、
黒・闇を基調とするTARA(ここから「黒タラ」とも呼ばれることがある)に対し、
黄金の光を纏って戦う様子がパンフレットの表紙となった。
神歩イクラは通常イクラの覚醒状態ではなく、リミット早川のような「モード切替」に
よって発現する(Part5>209-210 Part6>153他)ことから、「無覚醒最強」とも言われる。
神歩の核心は「条件を付けて『これまで見たもの』の力を発動させる」という能力であり
(Part5>820 >822-823他)、原作ユーラシア炎上編のオマ・エラ(
>>26-27参照)に似る。
オマ・エラもイクラに憑依して能力を発揮したことから、両者を関連付けて捉える見解もある。
イクラの肉体の限界等から、力押しのキャラクターではなく(Part5>824)、能力の内容や
発動の前提となる条件付けを操作することによって高い戦力を実現する。その戦い方は
トーナメント編で超絶テクニックを見せたノリオに近い面があるとも評される(Part5>211)。
その他、「ha-i」「tya-n」「babu-」等の『呪唱』(Part3>126Part2>942他)も神歩能力の一内容を
構成するが、原作においては、(1)通常イクラのESPとして発展的に解消されたとの説と、
(2)ESPと呪唱はあくまで別の能力であるとの説が対立している。
初回の神歩発動時に「この流れはつまらん ↑(空を見上げて)つまらんよお前ら」と聞こえる
台詞がある(Part2>940 >942他)が、その詳細は不明。イクラが言語を操ったかに思えることから
議論スレが乱立した(Part2>940他)が、最終的に『イクラの神歩的言語論』スレ(言語学板)に収束。
そこでも結論は出ず、(1)字義通りに解する立場(文言説)、(2)『呪唱』の一態様とする立場(能力説)
などが唱えられた。
基本的にTARAと互角の強さであるが、TARAがリカの精気を吸引した際には押される描写が
あり、作中最強状態で比較すると若干劣る。
今日の分のバレです。
オーディス「これが私たちの最終目標…ムー大陸の復活です!!」
感慨深げに、そして高らかに宣言する。
花沢「なんでそんなこと言い切れるのよ!空から見たっていうの!?」
オーディス「あなたに言ってもわからないでしょうが…『感じる』のですよ。
我らの大地がその姿を取り戻したことをね。そうでしょう、サザエさん?」
急に改まってサザエのことを呼ぶ。
オーディス「あなたがたも『感じて』いるはずです。磯野家は私たちと同胞だったのですから…!」
サザエ「なんのことかしら…」
倒れたサザエが苦しそうに言う。
オーディス「あなたのおかげなんですよ。神歩が真の力を取り戻したのは」
『一万二千年前のムー大陸沈没のきっかけとなったTARAと神歩の戦いを再現した立体映像があって、
サザエが次元気を使ったことで過去の映像を完全に再現することに成功し、それをイクラに見せた』
ということを、事態を理解していなかった花沢に説明した。
つまり、『見たものを実現する能力』でかつての神歩の力を体現したことになる。
そして、その力で大陸を復活させた。彼らの計画には、神歩こそが重要であった。
花沢「それだと、神歩とTARAの戦いでまた大陸が沈没するかもしれないじゃない」
オーディス「ですから、いくつか手を用意してあったのですがね…」
ワカメ「あなたたちはTARAを殺すつもりなのね」
ルーフ「初めは俺たち三元老の誰かがやるつもりだった。俺の“魔弾”か、オーディスの“槍”か、
ゼビウスの“力”か…三人でTARAを殺せると思っていた」
ワカメ「果たしてできたのかしら」
皮肉を込めてワカメが問う。
ルーフ「無理だろうな。ゼビウスはTARAに勝てなかったし“魔弾”はサブを倒せなかった」
ワカメ「次の手段がこの『破魔砲』…魔とはすなわちTARAのことね」
ルーフ「第三の手段はマスオ…オーディスはあれを無限覚醒マスオと呼んだ」
ワカメ「大したものだわ。他人を洗脳して子殺しをさせるなんてね」
またもや皮肉を込めてワカメらしくない台詞をはく。
ルーフ「確かにそのとおりだがまるっきり他人でもないだろう。俺たちは遠い昔は同胞だったはずだ」
ゼビウスは拘束を解かれたマスオに向かって話しかけている。
洗脳されているマスオが話を聞いているかどうかは甚だ疑問である。
ゼビウス「ムー大陸の復活…手始めにやるべき計画はTARAを復活させることであった。
TARAが存在せねば神歩は存在しえぬと言われていたからだ。
我らとムニルは伝承に従い帝王TARAを復活させ、神歩が復活するよう仕向けた。
もっとも、ルーフは帝国最強の『兵器』が動くところを見たかっただけであったし
我はこの手で帝王TARAを倒したくて計画に乗ったにすぎぬ。
オーディスも何か含むところがあったのかもしれぬな」
ここでゼビウスはマスオを見据える。
ゼビウス「我はTARAに勝てなかった…それでも全てを諦める気にはなれぬのだ!!」
ルーフ「お前も『感じて』いるのだろう。この大陸が復活したという事実を。それにここから
見える景色…周囲に木々が茂っている」
ワカメ「『感じる』って本気で言ってるのかしら」
ルーフ「とぼけるならそれでもいい。お前の血族がTARAであることに変わりはない。
俺たちやそこの男と血縁があるのがそんなに嫌か?」
ルーフの言う「そこの男」とは、黒いフードを被った男のことである。
ワカメ「日本では六親等までを親戚っていうのよ。こんな古ぼけた縁に興味はないわね」
ルーフ「だが奴らの言うままに神歩を復活させたのも事実だ」
ワカメ「きっかけはどうあれ神歩が復活したのは私の意志でもあるわ」
ルーフ「奴らの意志であり、俺たちの意志でもある。奴らは帝国に潜入して打倒TARAを狙っていた。
直接的な目的は神歩の復活だったから、俺たちはそれを承知で侵入を許していた」
黒フード「私たちも利用されているのは承知で動いておりました…神が復活するならと」
ルーフ「いいや、お前たちは知らないのだ。古代の帝国が何のために存在したのか」
オーディス「私は知りたかったのです。なぜ栄華を誇った古代帝国が滅びなければならなかったのか…
この大陸が再び滅びないようにするための予防策が欲しかったのも理由の一つですが」
オーディス「私の求める答え、そのいくつかはあの立体映像が見せてくれました」
かつての姿を取り戻した大陸を舞台に、TARAと神歩が戦いを繰り広げる。
読者の目に見えるものがタラオとイクラの戦いなのか、件の立体映像なのか、
単なる回想シーンなのかはわからない。立体映像か回想シーンだとしたら、
かつてのTARAと神歩もタラオとイクラそっくりだったことになる。
ともあれ、“TARA”が大地も割れるような力を持った拳が“神歩”に突き刺さる。
“神歩”の体は黄金に輝いていて、これが効いたのかどうかはわからない。
神歩「ha-i」
呪文の詠唱の直後、あたりが大爆発を起こす。“TARA”どころか“神歩”までそれに巻き込まれているが
こたえた様子はない。さらに“神歩”が指からビームを放つが、“TARA”はそれを絶妙な体裁きでかわした。
そこから体をひねって反動を使って反撃。“TARA”の拳が“神歩”の頭を殴り飛ばす。
“神歩”は吹っ飛ばされ、距離があく。ここで二人は磯野砲、またはそれに似た攻撃で撃ち合う。
攻撃は拮抗し、互いにダメージを与えないが、その余波で周囲の山林が吹っ飛んだ。
神歩「この流れはつまらん」
いきなり言葉を発して空を見上げる。
神歩「つまらんよお前ら」
オーディス「無限に続くかと思われた戦い…そこに『あの一族』が現れたのです」
煽り 現実か、伝説か、真実はいずこに…
part2からの伏線,ついに回収か?
予告編の謎も明らかにされそうだし,そろそろクライマックスかな
劇場版のときもあのイクラの台詞は曖昧にされてたんだっけ
本スレが「イクラが喋った」派と
「神歩の力だ」派と「これがイクラだとは断定できない」派で
荒れててうぜえな。荒れてるのはいつものことではあるがな
129 :
マロン名無しさん:2007/01/28(日) 00:59:46 ID:??? BE:922008285-2BP(0)
オーディス「TARAと神歩の力は拮抗し、戦いは永遠に続くかとも思われました。
そのとき、あの一族が現れたのです」
回想シーンなのか立体映像なのか。少なくとも現在でないことは間違いない。
描かれた『その一族』は現在の磯野家そっくりの外見をしていた。
オーディス「彼らがどこから来たのか、全くわかっていません。
ただ、凄まじき力を持った一族とだけ伝えられています。
よくよく考えてみれば彼らは同時に現れたというだけで、
同門の者であるという保証はどこにもないのですが……
しかし私は確信しています。あなたがたが『あの一族』の末裔です」
再び過去のシーン。
力を奮って戦う“TARA”と“神歩”の戦いに、『マスオに似た男』が割って入る。
その『マスオに似た男』は、とても理性を保っているようには見えないが、
“TARA”に迫り、互角の戦いを繰り広げた。
さらにそこに、『サザエに似た女』がやってきて、『マスオに似た男』を阻止すべく戦いを挑んだ。
『サザエに似た女』は『波平に似た男』と一緒に戦い、なんとか『マスオに似た男』を抑えている。
『ノリスケに似た男』と『タイコに似た女』はすでに力尽き、“神歩”の勝利を祈る。
“TARA”は『リカに似た少女』の精気を吸引し、パワーアップ。徐々に“神歩”を追い込んでゆく。
『フネに似た女』の策略と『カツオに似た少年』の命がけの特攻で“TARA”にわずかな隙が生じ、
“神歩”の光の力で“TARA”を倒した。
回想シーンとして書かれた一連の出来事は、
TARAが初登場した『劇場版(03冬)』の内容、話の流れそのままであった。
オーディス「そう…私たちが見たこれは一万二千年前の出来事なのです」
詩でも読むように、静かに告げた。
オーディス「映像で見たときは衝撃的でした」
映画を鑑賞し、その感想を述べているような口調で言う。
花沢「ちょっと待ってよ、話が違うじゃない!大陸が沈没したんじゃないの!?」
オーディス「見せ物だったら戦いが終わった時点で話は終わるのですがね。
現実はそうはいきません。破局はその後で起こる『予定』なのです。
同じ悲劇を繰り返さないために私は何ができるか…。
TARAと神歩の戦いを変えた要素…『あの一族』を排除すればいいと考えました。
そう…サザエさん、あなたを殺すのです!!」
次の瞬間、サザエは瞬時に飛び上がり、オーディスに飛び蹴りを叩き込む。
オーディス「…っ!!」
倒したと思った相手が思わぬ反撃を仕掛けてきたことに動揺し、しかしすぐに立て直す。
オーディス(もう逃しはしません…)
オーディスの義眼でサザエの動きと気を解析する。
サザエ「はっ!!!」
サザエの動きに全神経を集中させていたオーディスの正面から迫り、正面から拳を叩き込んだ。
オーディスが全く反応できないほどの圧倒的なスピードだった。
サザエ「ふざけるのも大概にしなさい…」
吹っ飛ばされて倒れたオーディスを見下ろす。
サザエ「予定だとか計画だとか…そんなもので私は縛れないわ!!」
煽り サザエが往くのは過去か未来か…反撃開始!
「劇場版が実は12000年前の話だった」な無理のある展開はいいとして
劇場版の設定が原作にフィードバックされるのは他にもあったっけ?
火曜日のバレです
太平洋の真ん中に、いきなり大陸が現れる。
世界各国でそのことが報道されていた。
当然のことながら原因がわかる者などおらず、無根拠な推測が飛び交う。
中には、孤島で発見された遺跡との関連を指摘する者もいたが、そういった推測と同様に扱われる。
イササカ一家も自宅でその報道を見ている。
オカル「あなた、これはまさか…」
ウキエ「でもそれ以外に考えられないわ」
イササカ「甚六…磯野さん…」
まともに立つことすらできないイササカは、ただ祈るしかなかった。
アナゴ「ここは…私が倒れていた場所ではないか」
巡り巡って、ついさっきまでアナゴがオーディスに敗れ、倒れていた場所にたどりついた。
アナゴがいるのは闘技場、ここの呼び方に従うなら闘士場の観客席にあたる場所。
戦いの舞台では、ゼビウスとマスオが激闘を繰り広げていた。
『覚醒』したゼビウスと洗脳強化、あるいは『無限覚醒』したマスオ。
波平にすら打ち勝ったゼビウスの、全力を込めた拳がマスオの胸板に命中する。
しかし、明らかに命中したはずなのに、その力は受け流されて、ノーダメージとなった。
ゼビウス「何と!」
アナゴ(完璧に入ったはずの技を、柳のように受け流してしまった…
「かわし」の技術はまだ進化しているのか!)
マスオはゼビウスの伸びきった腕をとり、関節技を極めた。
ゼビウス「させぬ!」
肘の関節を逆方向に曲げようとするマスオに対し、力だけで対抗するゼビウス。
しかし、パワータイプであるはずのゼビウスが全力を出しているのに、マスオを翻弄できないでいる。
ふと、マスオが一瞬力を抜いて、ゼビウスは不意をつかれて腕をあらぬ方向に振る。
次の瞬間、マスオの掌底が炸裂。力を込めたようには見えないが、威力は大きいようで、
体格の大きいゼビウスが飛ばされ、転がされた。
転げたゼビウスは観客席にいるアナゴの姿を認めた。
ゼビウス「貴殿は…マスオと戦った男だな。この戦いを見届ける者がいるとしたら
貴殿が最も相応しいかもしれぬ」
アナゴ「なぜ戦っているんだ!フグ田くんを洗脳して私と戦わせたのは君たちではないのかね!」
ゼビウス「貴殿が不審に思うのも当たり前だ。我が今やっていることは、紛れもなく背信行為なのだ。
それでも我はやるしかなかったのだ。我の弱さを克服するために…」
アナゴ「弱さ…?今の君は…」
アナゴ(最終リミッターを解除した波平さんに匹敵するかもしれない…)
ゼビウス「ナミヘイが我と戦ったとき、ナミヘイは最後の最後まで力を使い果たしたのだ。
それが我にはできなかった……
我より強い者…TARAと戦っても、我はただ敗れただけだった…
我が限界を見ることができなかったのだ……」
ゼビウス「勝っても負けても同じことであった…
我は我を超えることができない、これ以上強くなれないと思い知らされるのみ。
強さのみを追い求めてきた我にとって耐え難い苦痛であった……
貴殿にわかるか、この気持ちが…!!」
アナゴ(…わかる……かもしれない……)
言葉には出さなかったが、ゼビウスの言うことを肯定していた。
ゼビウス「それでも我はまだ諦めきれぬ。限界にたどり着いたナミヘイのように…
自分自身を呑み込む闇に打ち勝とうとしているタラオのように…
自分の限界を超えようとしているマスオのように…
我は挑みたいのだ。ルーフやオーディスを裏切ることになろうとも…!」
アナゴ「君たちには、やるべきことがあるのではないのかね…?」
ゼビウス「心配はいらぬ。オーディスが負けるはずはないのだから」
オーディス「ぐばっ!!」
そのオーディス。サザエの攻撃になすすべもなくやられている。
オーディス「もっとだ。もっと『気』を観測して…!」
義眼でサザエを正面から捕らえる。
そのサザエは、真正面から何の工夫もなく間合いを詰め、そして正拳。
あまりにも単純な攻撃に、オーディスは反応すらできずまともに食らう。
サザエ「まだわからないのかしら。あなたには勝てる要素が一つもないことが」
オーディス(サザエの『何か』が変わったのだ…その『何か』を測定しなければ…!)
少なくともサザエに何かの変化が起こったことは間違いない。
義眼がフル稼働で動く。サザエだけでなく、この部屋に存在する全ての気を観測する。
オーディス「お、お前は何者!?」
明らかにサザエを見ているのに、質問を投げかける。
それにサザエが答えていわく。
サザエ「うちのご先祖様よ」
サザエの背後には磯野藻屑源素太皆の霊体がいた。
サザエ「私たち、あなたにはさんざんやられてきたわね…
全力で潰させてもらうわよ」
静かな物言いのあとで、気を高める。霊体の素太皆も一緒に磯野砲のポーズをとり、
これまでにないほどの大きさの気を溜める。
大気が振るえ、地面が揺れ、これまでの激闘でダメージを受けた壁や天井が崩れる。
オーディス「私は…まだ負けるわけにはいかない!!」
右腕を伸ばし、サザエに向かって、本人曰く“槍”、つまりは光線を発射する。
サザエ「無駄よ!!!」
磯野砲を放った。圧倒的な気はオーディスの光線をかきけし、
圧倒的な光量はオーディスをのみこみ、莫大なエネルギーが爆発を起こす。
サザエ「ご先祖様は敬っておくものね」
自分にとり憑いていた素太皆に軽く礼を言った。
煽り 磯野藻屑源素太皆、ここにあり!
素太皆はお盆だから出てきたわけじゃなかったってわけか
というか忘れてたなwwwwww
137 :
マロン名無しさん:2007/01/30(火) 21:13:00 ID:bUhp8/BB BE:46873722-2BP(105)
磯野藻屑源素太皆の強さ描写出てきたのはじめてだよな
過去のムー大陸に磯野の一族が出現したという展開からすると、
江戸時代の素太皆は必ずしも磯野の始祖とかいった特別な存在ではないよな?
磯野流の開祖ではあるのかもしれんが。
磯野の歴史の中最強、そして磯野流を今の形に完成させたのが素太皆
インフレとの整合性が気になる
素太皆は登場するたびに最強キャラになってた気がする
無限に覚醒するマスオこそ最強
無限覚醒ってトーナメントの黒幕が言っただけだけど
なんで無限ってことになったんだろ
今までの描写だと,二重覚醒・二段階覚醒って感じだよな
無限の秘密は
>>4の特徴にあると思うんだが
土曜バレです
サザエ「さすが磯野流開祖ね」
自分の磯野砲の破壊跡を見渡してひとりごちた。
サザエ(憑依しただけでこれほどの力を発揮できるなんて……)
ふと疑問がわきあがって、尋ねてみる。
サザエ「瀕死だった私に憑依できるんならカツオでもよかったんじゃないかしら?」
素太皆「拒絶されたわい。戦いの邪魔をするなとな」
サザエ「あの子にもこだわりがあるのかしら?」
改めて破壊跡を見渡す。
磯野砲の影響でサザエより前が平地になってしまっている。当然屋根も壊れているので、
タラオとイクラが戦っている「塔」がそこからでも見えた。
サザエ「あそこにいるのね」
サザエ「もし奴らがマスオさんにTARAちゃんを襲わせるつもりなら、
私はそれを阻止することになるかしら」
サザエ(あの『映画』の流れに従うわけじゃなくて、私がそうするべきだと感じるから…)
素太皆「そうそう、言っておかねばならぬことがある」
サザエ「何かしら?」
素太皆「どうも霊場の強いここでしか力を貸せぬようじゃ。
憑依をとくとさっきまでの怪我の痛みが全身を襲うことになろう」
サザエ「痛いのが嫌だからここに留まる、なんて言う馬鹿は磯野家にはいないわよ」
その言葉に答え、素太皆はその場から消えた。
サザエ「ぐふっ」
全身から血を噴き出し、倒れる。
サザエ「まだ…!」
全身を襲う痛みに耐えながら、這うように歩を進める。
ゼビウス「それにしても恐るべきはこのマスオの『かわし』の技術よ。
完全に命中させたはずであったが…」
マスオはもの言わぬまま悠然と構えている。
ゼビウス「だが、どんな技を使おうともかわせぬものもある!」
ゼビウスが気を練ると、ゼビウスの体が雷を纏った。
ゼビウスの周囲数メートルの広い空間に電撃が展開し、マスオも巻き込まれる。
ゼビウスが覚醒しているためか、波平戦のときより雷は強力だった。
アナゴ「いくらフグ田くんでもこれはかわせないだろうが…」
ゼビウス「くらえいっ!!」
マスオに向かって突進する。雷を纏った右拳でストレート。
マスオはそれを紙一重で左にかわし、ゼビウスの右拳はマスオを追いかけるように裏拳。
動かなければ顔面に決まるはずの裏拳は、マスオがわずかに身を屈めて、マスオの頭上を通り過ぎる。
ゼビウスの体が開いてしまったところを逃さず、マスオの寸勁。
瞬間的に力を爆発させた一撃に、ゼビウスの巨体が飛ばされる。
だが、マスオも雷をまとったゼビウスと格闘戦を演じたために、全身に電撃を受けている。
アナゴ「確かにあれはかわしようがないが…フグ田くんは肉体の頑強さでも優れている。
あの程度の雷で倒れるほどヤワではない…」
ゼビウス「確かにな。この程度で倒れるとは思えぬ」
うまいことやられた直後だが、まだ余裕が見える。
ゼビウス「ぬううううう……ぬんっ!!」
マスオに向かって拳を突き出すと、頭上からマスオに向かって雷が落ちてくる。
しかし、マスオはそれをも避けてしまった。
アナゴ「雷をかわした!?」
驚愕するアナゴに対し、冷静なままのゼビウスが再びマスオに突進する。
再び右ストレートで、マスオは前回と同じようにかわす。さらに、ゼビウスも同じように裏拳を繰り出す。
アナゴ(だめだ、同じことをやっても同じ結果にしかならない!)
そのアナゴの考えに反して、マスオの顔面に裏拳がかすめた。
アナゴ「なっ!?」
続けざまに左拳で、すくいあげるようにマスオの顔面をアッパーでとらえた。
アナゴ「当たった!?」
マスオは左拳が当たって吹っ飛ばされるはずだが、飛ばされたあと、ゼビウスに引き寄せられている。
アナゴ「静電気の力で引力が発生しているのか!!」
ゼビウス「そのとおり、我が雷は日常で起こりうる静電気を遥かに凌駕する」
アナゴ「その引力がわずかに『かわし』の体捌きを狂わせる…!」
足元の定まらないマスオを蹴っ飛ばし、距離を離す。
その離れたところから、ゼビウス向かって引き寄せられ、加速する。
ゼビウス「はああああああああああ」
あらん限りの気をぶつけようと、気を練る。
ゼビウス「かあああああああああっ!!!」
全ての気を拳に込めて、マスオにぶつけた。
その瞬間、気と雷が爆発を起こし、爆音を轟かせ、閃光で何も見えなくなる。
アナゴの視界が回復すると、息を切らせて立っているゼビウスと、
大ダメージを受けて倒れているマスオがいた。
アナゴ(私はこの状態のフグ田くんに『かわし』の技を使わせることすらできなかった。
それを…)
さすがに軽傷ではすんでいないマスオだが、それでも起き上がった。
ただ起き上がっただけでなく、マスオの発する『気』がさらに強くなっている。
ゼビウス「そうだ…限界を超えて向かってくる貴殿を倒したとき…我は我を超えることができる!」
アナゴ(限界…私の限界は…)
胸中に葛藤を抱えるアナゴ。そして、激闘を経てなお気迫の衰えない二人が対峙する。
煽り 限界を超える者、限界を超えんとする者、勝利はどちらに…!
アナゴパワーアップフラグか?
アナゴ究極体フラグか?
火曜のバレがきました
ゼビウスの一撃はかなり強烈だったらしいが、それでもマスオは立ち上がり、強大な気を放つ。
ゼビウス「素晴らしい…重傷であることを感じさせぬ…むしろ先ほどよりも強い気を放っておる」
倒した敵が復活したというのに嬉しそうであった。
またもや周囲に雷を展開し、体に雷を纏ってマスオに向かってゆく。
マスオも、静電力によってゼビウスに引き寄せられる形でゼビウスとの間合いを詰める。
ゼビウス「ぬんっ!」
ゼビウスの単純なストレートを、今度はマスオは絶妙なタイミングでかわした。
次の瞬間、マスオはゼビウスの懐にもぐりこみ、顎を狙って掌底。
急所をねらった一撃に、ゼビウスはよろめきかける。
アナゴ(ダメだ、引力が働いた程度ではすぐに慣れてしまう。
さっき成功したのは不意打ちにすぎん!)
追いすがるマスオのエルボーを、今度はゼビウスがわずかな動きで避ける。
エルボーに続けての裏拳にタイミングを合わせ、クロスカウンターの形で、互いの裏拳がヒットした。
体格の差から、マスオの拳はゼビウスの胸に、ゼビウスの拳はマスオの顔面に当たる。
マスオはさらに右脚による回し蹴りを叩き込もうとするが、次の瞬間に軸足を脚払いされて倒れる。
倒れたマスオめがけて、ゼビウスが拳を振り下ろした。ゼビウスの右拳には全ての雷の力が集っている。
ゼビウス「天・雷・轟!!」
技名らしきものを叫ぶ。轟音を轟かせ、電気はショートを起こし爆発を起こし、
建物が揺れ、地面にひびが入る一撃がマスオに命中した。
アナゴ「今の脚払いは、フグ田くんの動きを予測していたかのような動きだった…」
技の余韻にひたることなく、アナゴがつぶやく。
ゼビウス「人間の筋肉が収縮する際に発生するわずかな電気…
それを感じ取ることができたのだ!やはり戦いは我を強くしてくれる…!」
さっきのもかなりのダメージだったはずだが、それでもマスオは再び立ち上がった。
ゼビウス「そうだ…貴殿を倒せば我はまた一つ壁を越えられるであろう…!」
嬉しそうな表情とは裏腹に、技を使ったゼビウスのほうも息も絶え絶えであった。
アナゴ「やめるんだ!もう君は体力も気も使い果たしている!!
それ以上やったら体がもたない!!」
ゼビウス「敵の心配をしている場合ではなかろう…!」
アナゴ「うっ…」
アナゴ(私は何をしているのだ…)
ゼビウス「我は限界を迎えるためにマスオと戦っておるのだ。
今の我にとってこれ以上望ましい相手はいなかろう」
そういい捨てて、マスオに向き直る。
ゼビウス「はあああああああああああ!!」
気合の雄たけびとともに、これまでにないほど気を高める。その気によって、建物は振るえ、
遠くで見ていたアナゴが、戦いを見るために足を踏みしめなければならないほどの強風に煽られた。
アナゴ(私は…情けない…)
アナゴが、歯軋りした。
アナゴ(私にどれだけ力があろうと…今の私は単なる観客…単なる弱者ではないか!)
ゼビウスを見据え、叫ぶ。
アナゴ「ゼビウス、君は死ぬ!!」
ゼビウス「…よかろう」
ゼビウスは笑い、さらに気を高めた。
ゼビウス「マスオよ、我が最後の拳、しかと受け止めよ!!そして、アナゴよ…!!」
ゼビウスが叫びながら、突進してゆく。
ゼビウスの拳が命中する瞬間、マスオもゼビウスへ向けて拳を命中させていた。
サザエが傷ついた体を引きずって、タラオとイクラの戦う場へと向かう。
サザエ「奴らの企みがうまく行っていれば、マスオさんが戦いに割ってはいることになるはず…」
そこに、サザエとは異なる方向から戦場へと近づく人影があった。
遥か遠くに離れたそれを目を凝らして見ると、動けることが疑わしいほどの傷を負っているものの、
それは確かにマスオであった。
ゼビウス「アナゴよ…見てくれたか……我が最期の拳を…」
全身ボロボロになって倒れたゼビウスが問いかける。もはや虫の息である。
アナゴ「見たとも。見事だった…!」
そのすぐ傍に跪いてゼビウスの言葉に耳を傾ける。
ゼビウス「あの瞬間…我は我を…超えていた…我はそう思う……」
ゼビウスを見つめるアナゴを、ちらりと見返す。
ゼビウス「そんな顔をするな…我は満足しておる……
長い間、我を苛み続けた…その苦しみから…解放されたのだからな……」
アナゴ「私は…」
ゼビウス「貴殿に頼みたい…マスオを止めてくれ」
アナゴ「私はフグ田くんを助けるためにここに来たのだ。言われるまでもない。だが、本気で言っているのか?」
ゼビウス「わかっておる。これは裏切り行為なのだ。それでもマスオに対してけじめをつけておきたいのだ」
アナゴ「わかった。君のその頼み、聞き届けよう」
ゼビウス「もう一つの頼みだ…貴殿は貴殿のやりかたで、己を超えてくれ…!」
アナゴ「…っ! “完全体”である私はもはや……」
ゼビウス「己の強さを極めたはずなのに…さらに立ちはだかる壁を越えられない…
そんな貴殿だからこそ、頼むのだ。だから我の戦いを見届けてくれたのであろう?」
アナゴ「私に…できるだろうか…」
ゼビウス「我の分まで強くなれ、などというのはおこがましいが…証明してくれ…
人間は意志ある限り、強くなることができるのだと…
我の最期の戦いが無駄ではなかったと……」
アナゴ「私は…」
ゼビウス「躊躇うふりをしても無駄だ…貴殿の体はもう戦いたがっておる…」
アナゴは無言でそれに答えた。
ゼビウス「何故か他人のような気がせん…我の最期を看取ってくれたのが貴殿でよかったと…
何故かそう思え…」
それがゼビウスの最期の言葉だった。さっきまでの激しい戦いが嘘のように、静かに息を引き取った。
アナゴ「そうだ…私は戦わねばならないのだ…命ある限り!」
ゼビウスの亡骸を置いて、歩き出す。
アナゴ「この先に、君がいる…私を遥かに超える力を持つ、君が!」
煽り そして、男は戦い続ける…!
ゼビウス死んだー
154 :
マロン名無しさん:2007/02/07(水) 22:49:47 ID:yzRWUDj8
なんて熱い展開…
オーディスとムニルが戦闘不能と仮定すれば
ルーフはもう戦意喪失だしゼビウスが死んだから
今回の非本来的キャラは全員戦線離脱したことになるな。
伏線もあらかた回収したし今月か来月には終わりそうだな
新章でも世界地図は変わったままなのかな?
ムーはまた沈むのかね。
今日のバレです
黙々と歩いているマスオは、一言でいえば異常だった。
理性がありそうに見えない。自分の血なのか返り血なのか、血まみれであり、
本人もかなりのダメージを負っているように見える。
それにも関わらず普段のマスオからは考えられないほどの気を放っている。
サザエ「今の私じゃまともに戦えない…もったいぶってる暇はないわね」
サザエも重傷を負っている。むしろマスオより重傷である。
サザエ「悪く思わないでね!」
目を凝らして互いの姿がやっと見えるというほどの距離だが、
サザエは次元砲の構えをとり、次元気を圧縮する。
サザエ「私の疲労度からして、撃てるのはこれで最後…!」
この時点でもはや自分の足では立てず、膝をついた。
足をガクガクさせながらも無理矢理立ち上がり、『塔』のふもとまで歩く。
マスオは『塔』に向かってまっすぐ歩いており、サザエは『塔』の物陰に身を隠す。
互いの距離があと数メートルというところまで近づいたとき。
サザエ「次元砲!!」
完全な奇襲。しかし、マスオはそれを絶妙な身のこなしでギリギリでかわした。
サザエ「爆・砕!!」
次なるサザエの掛け声と同時に、次元砲が大爆発をおこす。
ギリギリのところで避けていたマスオはそれをもろに食らった。
近くにいたサザエ自身も巻き添えを受け、吹き飛ばされて気を失う。
爆発を受けたマスオは、さらに重傷を負い、血まみれになったが、またも莫大な気を放ち、立ち上がる。
アナゴ「フグ田くん…そこまで強くなれることは羨ましいが、
君自身の力でないとしたら悲しいと思うよ…」
追いついたアナゴが、マスオに立ちはだかった。すぐさま完全体へと変化する。
ワカメ「間違いないのね、ハチ」
問われたハチはワン!と答えた。
ルーフ「な、何者だ」
ワカメ「アナゴさんからの伝言があったの。『私がフグ田くんを足止めするからそこを撃て』ってね」
ルーフ「ではTARAは撃たないというのか?確かにあの『過去』の出来事に沿えばTARAを倒せるだろうが…」
ワカメ「TARAとか神歩とかじゃなくてタラちゃんはイクラちゃんと戦うべきだと思うから。
あの『映画』の流れに従いたいとかいうことでもないわ」
ルーフ「そうか。まあ俺が口をはさむことでもあるまい」
ワカメは、大砲の照準をマスオにあわせようとする。
黒フード「お考え直しください、ワカメ様」
唐突に黒フードの男がワカメを羽交い絞めにし、喉元にナイフを突きつける。
黒フード「今は神歩を勝たせることをお考えください。神歩は勝たなければならないのです」
口調は丁寧だが、やっていることは脅迫である。
ワカメ「あなた、自分の立場わかってる?」
冷めた口調で言う。
黒フード「私どもが何よりも優先するのは神歩なのです」
ワカメ「私が聞いてるのはそのことじゃないわよ」
ワカメの暗器が、いつのまにか黒フードの男の腹部に刺さっていた。男は何も言わず崩れ折る。
次の瞬間、何もない空間に闇がわだかまったと思うと、二人の黒フードの男が現れ、ワカメを襲おうとした。
さらに次の瞬間、そのうちの一人を意識のないままのサブが、別の一人をルーフが瞬殺した。
ルーフは全快ではなく、再び倒れてしまう。
ワカメ「助けてくれたの?」
ルーフ「サブが同じことをしたからな。今はそれよりも…」
ワカメ「ええ…」
マスオに照準を合わせるべく、スコープを覗き込んだ。
そこには、必死にマスオと戦うアナゴの姿があった。
戦うと言っても、まともな戦いになっていない。
アナゴの力ではマスオには全く敵わず、返り討ちにあって倒されている。
しかし、何度倒されてもすぐに立ち上がり、マスオの前に立ちはだかる。
立ち上がっては倒される。倒されては立ち上がる。
圧倒的な力と『かわし』の技を持つマスオに攻撃を当てることもできないが、それでも諦めない。
マスオもこれまでの戦いで重傷を負っているが、アナゴはそれ以上だった。
血反吐を吐き、肉は抉り取られ、ときどき身体が不自然な方向に曲がる。
それでも何度も何度も立ち上がってはさらに深い傷を負う。
そのアナゴの姿は、音が伝わってこないだけに、凄惨さを感じさせた。
ワカメ「なんでそこまで…」
思わずつぶやいた。
ワカメ「相手はマスオ兄さん…全てはタイミングよ…」
アナゴの戦いを見守り続ける。
アナゴは立ち上がり、マスオは倒し続ける。
「ぐふっ」
いつの間にか現れた黒フードの男を、サブが意識がないままに倒す。
ワカメは、そっちの方は完全に無視して集中する。
殴っているマスオの拳のほうが傷を負っても、まだアナゴは立ち上がる。
幾度とない繰り返しの果てに、アナゴはマスオの顔面に拳を命中させた。
すぐに反撃をくらうが、再び攻撃を当てる。さらにボディブローが命中した。
ワカメ「今よ!」
ワカメの操作により、気結晶が光を放ち、『大砲』が発射された。
ボディブローを受けて反撃に出たマスオ。そこに巨大な光の奔流がやってきた。
磯野砲の数倍、あるいは数十倍の規模の気がマスオとアナゴを飲み込む。
気の軌跡は地面を不自然に抉りとり、その軌道上にもう立ち上がらないアナゴとマスオの姿があった。
ワカメ「アナゴさん…これはアナゴさんのおかげよ」
遠くを見つめ、一人呟いた。
煽り 少女は男の覚悟を見た…
どんどん戦線離脱していくな。
これで、タラオvsイクラでフィナーレか。
火曜日のバレです
『破魔砲』によってマスオとアナゴが倒れた。
この建物に攻め入った村人たちも迎え撃った兵士たちもほぼ全滅し、
元老たちは全滅、サザエ側もほぼ全滅。
ワカメ「これであとはタラちゃんとイクラちゃんが戦うだけね」
ルーフ「…いいのか?神歩が負けたらもうTARAを倒す手立てはないのだぞ」
ワカメ「私は、もう見守るだけよ。TARAと神歩じゃなくてタラちゃんとイクラちゃんの戦いをね」
ルーフ「そうか…帝国としてはTARAを倒すべきだが…俺にとってはどうでもいい」
黒フード「まっ…待ってくだされ」
サブとルーフに倒された黒フードのうちの一人が虫の息ながらも必死の形相で問いかける。
黒フード「なぜ…帝国が…、TARAを、倒すの…ですか」
ワカメ「まだわからないの?ムー帝国は…いや、このムーの文明そのものが
TARAを倒すために作られたものなのよ」
わかりやすく結論から言ったつもりであったが、答えを聞いた時点で男は事切れていた。
カツオ「ほらっ、生きてるか」
瓦礫の中から掘り起こしたオーディスに平手打ちをかまし、気付けをしようとする。
花沢「こっちは見つけたわよ」
こちらも瓦礫に埋もれたムニルを、花沢が掘り起こして連れてきた。
直後、オーディスが気絶から立ち直った。
オーディス「……そうか、私は……」
数秒の思考のあと、事態を把握する。
オーディス「私にもあなたにも戦う力は残されていません。どうしようというのですか…」
すでにボロボロのオーディスは、起き上がることもなく力なく問いかけた。
カツオ「さっき花沢さんから聞いた。一万二千年前のなんとかって。
そのとき『俺』はどうやってTARAと戦った?」
オーディス「今のあなたに何ができるというのです…」
カツオ「何かができる。生きてるうちはな」
しばし黙り込んだあと、告げる。
オーディス「何ができるのか考えてもらってからにしましょう。話せることは全て話して…」
ムニル「オー…ディス…様……」
オーディス「私たちはもう負けた。運命は勝者に委ねよう…」
オーディスは語り始めた。
ムー大陸も、元々は大した技術を持っていたわけではなく、自然の恵みだけで平和に暮らしていた。
そこに“TARA”が現れた。強大な力を持つ“TARA”は弱者を蹂躙していく。
人々が“TARA”の暴力を抑える手段としたのは、それまで存在していた国家の体制を崩壊させ、
帝国を作り上げ、そこにTARAを帝王として据えることだった。
元老という地位を用意して政治は彼らが執り行う。『強い者ほど地位が高い』という身分制度で
不用意にTARAに挑んで命を落とすことのないようにする。武闘大会と称してTARAに戦いを挑ませることで
一応はTARAの犠牲者を最小限に抑える。時々、自己犠牲の精神の強い、あるいは無謀な元老が挑んでは
返り討ちに会うこともあったらしいが……。
一方、実力でTARAに対抗するために『気』を操る技術も発達した。基本的には武器が発達するが、
生活にも応用され、TARAの存在という恐怖を抱えながらも生活はそれなりに豊かだった。
その中で最強の兵器は『破魔砲』だというが、兵器という概念でなければ、もっと強いものがあった。
神歩である。もともとは人工的に作られた『霊』のような存在であり、それが赤子に憑依する
ことによって力を具現化できるという。神歩としての自我がその『霊』のものなのか、赤子のものなのか、
立証できる手段などなく不明のままである。
そもそも『霊』を作ることに成功したこと自体が事故のようなもので、実験による再現性をとることもできず、
こいつが何者なのかも、断言できないという。
とりあえず人心把握のためにTARAを『闇』の象徴とし、神歩を『光』の象徴とする。
そして“神歩”は、『あの一族』の協力もあり、“TARA”に勝利した。
オーディス「神歩の力を以ってしてもTARAの存在は完全に封印できず、仕方なくTARAの魂を二つに分けて
二人の戦士の遺伝子の中にそれぞれ封印したのです。その子孫が…」
カツオ「磯野家とフグ田家だっていうのか…証拠はあるのか」
オーディス「もちろん私の想像です。私が映像で見たのは大陸崩壊の瞬間までですから。
ここから先も私の想像ですが、神歩たる『霊』が憑依した人間が死んだ後、『霊』は
転々と子供に乗り移り、時代を超えてワカメに憑依することになり…」
カツオ「ワカメの中にいるときは『修羅』と呼ばれた。結局ワカメは修羅としての力は発揮できず、
次はイクラちゃんに…ってわけか」
オーディス「勝利の後、神歩は力を暴走させて大陸を崩壊に導きました。
おわかりでしょう、なぜ私が考えてもらうと言ったのか」
カツオ「…結局、人畜無害な強者なんていないってことだな」
「この流れはつまらん」
いきなりイクラが言葉を発して空を見上げる。
「つまらんよお前ら」
タラオ「…何者ですか?」
イクラに問いかける。喋ったのはイクラではない、と言いたげな口調と質問であった。
「お前は悪役でなければならん」
すでに日は沈んでいる。それでも空に暗雲がたちこめていることがわかった。
古びた『本』を持つ少女が、二人の戦いを遠くから見ていた。
リカ「私は…どっちに味方したらいいの……?」
煽り 光と闇、人はどちらに寄り添うのか…
クライマックスキター
ついにクライマックスだな
これで
>磯野の原初にも連なる秘密
>ワカメの中には修羅が潜んでいる…らしい
>「この流れはつまらん ↑(空を見上げて)つまらんよお前ら」
の伏線が回収されたことになるわけだ。まだ曖昧な部分はあるけど。
土曜のバレです。今回は台詞が多くて文の量が増えましたが、
ページ増大ではないです。念のため。
オーディスから意外な話を聞かされてしばし黙り込むカツオ。
カツオ「聞きたいことがあるんだけど」
カツオ「神歩が帝国の作った精神体のようなものだったって話はいいとして、
その『一族』とかTARAって結局どこから来た何者だったんだ?」
オーディス「…私の最大の目的はそれを知ることだったのですが、結局わかりませんでした。
想像だけならいくらでもできます。『あの一族』はTARAの親類であるとか
TARAは異世界から現れた魔物であるとか。しかし私が欲しかった真実はどこにもないまま…」
カツオ「それじゃあ神歩とTARAの対決は善と悪の戦いってわけじゃないんだな?」
花沢「ちょっと、TARAは戦いで人々を虐殺したのよ!」
カツオ「俺たちにとっちゃ普通のことだ」
カツオの一言に黙りこんでしまう。
オーディス「その通り…闇であるTARAを倒すために“神歩”は光としましたが、
そもそも『光』が善で『闇』が悪なんて誰が決めたというのですか。
光はその種類や強度によっては人を傷つけるし、人間は夜の闇の中でこそ
安らかな眠りを得られる…」
カツオ「そういうことだ。俺のやりたいことが決まったよ。
タラちゃんとイクラちゃんの戦いが殺し合いになったときに二人を止めることだ」
オーディス「今のあなたには無理だと言ったでしょう」
カツオ「それでも戦えるうちは戦わなきゃならない。俺が磯野家(おれ)であるうちはな。
何も手がないわけじゃないぜ。そこの魔法陣を使えば人を自然の状態に戻せるらしいからな」
カツオはオーディスをつかんでいた手を離し、タラオとイクラが戦っている戦場に目を向ける。
オーディス「待ちなさい」
そちらに歩いて行こうとしたカツオを、呼び止めた。
ルーフ「ワカメよ…お前はほぼ全ての事実を把握している。それならわかるはずだ。
どちらが勝っても絶対的な強さを持った厄介者が一人取り残されるだけだと」
ワカメ「“TARA”か“神歩”が生き残ればね。でもタラちゃんかイクラちゃんが勝てば
全ては解決よ」
ルーフ「その二人は同一人物だろう」
ワカメ「“TARA”や“神歩”が発動したことで二人の自我がどうなったのかはよくわからないわ。
だけど、タラちゃんはTARAを制御し始めてる。ここ何日か、TARAの力を発揮していながら
タラちゃんらしい行動をする場面が何度かあったわ」
ルーフ「そううまくゆくものか…」
ワカメ「わからないわ。でもそれが残された希望ってこと」
そういい残して、タラオとイクラの戦場へと向かっていった。
カツオ「なんだよ」
呼び止めたオーディスに不満をもらす。
オーディス「恐らくそれは無駄です。あれの効果はその人間をあるべき状態に戻すこと。
タラオはすでにTARAを制御しつつあります。TARAがタラオにとって
『あるべき状態』だとしたら…」
カツオ「じゃあどうすればいいって言うんだ!」
オーディス「光と闇がぶつかれば、絶対にただでは済みません。そこに強い気をぶつければ
両方が抑えられるかもしれません。気結晶はどうやってできるか知ってますか?」
カツオ「それがどうだって言うんだよ」
オーディス「気結晶が生成するためには核が必要です。その核とは、人間の命なのですよ」
ムニル「いけません…オーディス様…」
息も絶え絶えのムニルが、割って入る。が、オーディスはそれを黙殺。
オーディス「あなたはあれを魔法陣と呼びましたが、本来は人間を気結晶にするための装置なのですよ。
過去にどれほどの人体実験が行われたのか、想像もつきませんがね」
カツオ「………」
カツオは複雑な表情をした。自分がまる一日守ったものに、そんないわくがあったのだから。
オーディス「今のあなたが勝つ方法は一つ。私を気結晶にして武器として使うことです」
カツオ「?…アンタ、正気か!?」
オーディス「条件があります。戦う意志のない帝国臣民の安全をできるだけ確保すること。
この戦いが終わってもあなたたちはTARAと戦う宿命を持ち続けること…」
カツオ「そんなの自分でやれよ!生きていればできるだろ!」
オーディス「死んでからできることだってあるんですよ。自らが『気』そのものになれば、
TARAや神歩に直に接触できるかもしれません。確かに私は正気ではないでしょうね」
ボロボロの身体を起こして、魔法陣へと歩く。
オーディス「私は真実を知るためになんでもやってきました。
それでもルーフとゼビウスには伝えておいてください。『すまなかった』と」
オーディスが魔法陣の上に立つと、その傍らにはいつのまにかムニルがいた。
オーディス「お前まで来ることはないのだぞ」
ムニル「私はあなたに仕えると決めていますから」
二人の身体が透けてゆき、存在が虚ろになってゆく。
オーディス「そうか…こういうのも悪くないな」
カツオと花沢が見守る中、二人の人間は姿を消し、一つの気結晶が表れた。
カツオは夜の闇の中で輝くそれを拾い上げた。
カツオ「…俺には、あんたらがよくわからないよ」
タラオ「僕が悪役でなければならないってどういうことですか?」
「人は光を求め、闇を忌み嫌う。そのためには闇は悪でなければならんのだ」
イクラの口から言葉が発せられた。
タラオ「わけのわからないことを言うのは、やめにするです!」
戦いを再開しようと、イクラに突進する。そのスピードを乗せた拳を突き出すと、
イクラは防御行動ではなく、ESPを使った。
そして拳がイクラに届く前にリカが突然現れ、拳はリカを貫いた。
リカ「あれ…?」
少々間の抜けた声を出して、崩れ落ちるリカ。うつむいて黙り込むタラオ。
タラオの気は徐々に大きく、禍々しいものになっていく。
タラオ「殺してやる…!殺してやるDEATH!!」
完全にキレたタラオがイクラを睨んだ。
煽り 希望は闇へと沈み…
カツオ死亡フラグ?
仮に死んだとしても生き返るんだろうけどね
オーディスとムニルの死に様は腐女子が喜びそう
>>173 一つの章内で、死亡確認されたキャラが生き返ったことはないぞ。
章が変われば当たり前のように復活するがなw
175 :
マロン名無しさん:2007/02/20(火) 21:22:21 ID:SJlZby2e
バレまだ?
遅くなりました。今日のバレです
気結晶を持ったカツオがイクラとタラオの戦場へと向かおうとするが、
そちらの方を向いた途端、慄いてしまう。
カツオ「なんだよあれは…」
その戦場のあたりが闇に覆われていた。既に日が沈んでいるが、
それでも闇とわかる暗いものがそこにあった。
花沢「磯野くん…私…」
普段の花沢からは想像できない気弱な顔を見せる。
カツオ「俺もだよ…足がすくんでる」
しばし立ちすくむカツオ。
カツオ「あそこに何があるのかわからない。それでも…俺は行く!」
気力を奮い起こし、一歩、踏み出した。
タラオ「殺してやるDEATH!!」
タラオの拳を受けて、リカは倒れる。
タラオは禍々しいオーラを放ち、激昂した。
対するイクラは愉快そうに含み笑いをもらす。
「くくく…それだ…!そのオーラ!
それでこそ闇!それでこそTARAだ!!」
タラオ「DEATH!!」
リカの血にまみれた拳が、イクラを叩く。
まともにくらったイクラはふっとぶが、タラオは容赦なく追い立てる。
タラオ「DEATH!!DEATH!!!」
イクラの抵抗が全くないままにひたすら攻める。
一撃一撃が恐るべき威力を持った拳をイクラは何発も受け続ける。
「もっとだ…闇に身を任せるのだ…」
攻め立てられながらも、イクラはほくそえみを浮かべた。
カツオ「はあっ…はあっ…」
ただ歩いているだけなのに呼吸は荒く、嫌な汗をかく。
カツオがすでに戦闘不能なほどのダメージを負っていることを考えても異常だった。
花沢はもうついて来ていない。
ワカメ「お兄ちゃん…」
同じく歩いてきたワカメがすがるように声をかける。
カツオ「ワカメもか…『あれ』に近づくほどに嫌な気分になる…」
二人がいるのは、タラオとイクラの戦場である『塔』のふもと。
カツオ「姉さん」
カツオは、ちょうどそこにサザエが気を失って倒れているのを見つけた。
そこで突然、轟音が鳴り響き、『塔』が崩れた。カツオたち三人はそれに巻き込まれる。
やったのはタラオだった。
正確には、タラオの闇のオーラを最大限まで高めたパンチを放ち、
それをイクラが光のフォースで防いだことで衝撃と轟音が発生し、
それによって塔が崩れるほどの余波が生じた。
イクラ「ha-i」
イクラによる呪文の詠唱。すると、あたりを覆っていた闇は取り払われ、
二人の姿が見えるようになった。
『塔』が崩れてもタラオとイクラは宙に浮いたまま対峙しており、
タラオはもはや動かないリカを抱えている。
カツオ「リカちゃん…なんで…?」
塔が崩れたくらいで死ぬようなカツオではない。
いつのまにかサザエを助け出しており、ワカメも無事である。
そしてカツオが見上げると、そこに見えたのは、
ガールフレンドを抱えて、彼女の血にまみれ、闇のオーラを放つタラオと、
さっきまでとは打って変わって、神々しいまでの光のオーラを放つイクラだった。
カツオ「リカちゃんの精気を…遅かったか!」
悔しそうに歯噛みするカツオ。
イクラ「babu-」
おそらく攻撃の類である能力を使うと、タラオは抱えていたリカを落としてしまう。
それをカツオが慌ててキャッチした。
カツオ「ダメだ、タラちゃんは完全にTARAに支配されてる…!」
カツオには、そのように見えた。
カツオ「やっぱりタラちゃんを倒すしかないのか…」
イクラ「ha-i」
呪文を詠唱すると、恐るべき速さでタラオに接近し、拳を叩き込む。
タラオが全く反応できない速度であった。
空を飛ぶ能力でもあるのか、ここからは空中で戦いを展開する。
カツオたちや島民、帝国兵たちもその戦いを見守った。
イクラの拳を受け、すぐさまタラオも殴り返す。
しかしそれを左手に発生させた光のバリアで防ぎ、右手に光のオーラを纏い、顔面を殴り飛ばす。
タラオはすぐに態勢を整え、闇の波動を磯野砲のように飛ばし、イクラは光の波動で相殺する。
帝国兵たちは強大な闇の力を持つタラオに戸惑い、島民たちは光の力を持つイクラを応援し始めた。
(そう…光は闇を払い、神として歩み続ける)
イクラの中にある何かが言葉を紡ぐ。
サザエ「タ……ラ……ちゃん…」
カツオに抱えられたままで意識を取り戻したサザエ。しかし、その声に力はなかった。
煽り 伝説の戦い再び!歴史は繰り返すのか……
カツオやサザエがいったところでどうにかなるんだろうか
土曜日のバレです
イクラ「tya-n」
イクラの全身から光が放たれると、やがてそれが収束して、タラオの闇のオーラをかき消していく。
タラオ「DEATH!」
しかし、タラオが気を高めるほどに闇は深くなり、イクラの光はかき消される。
タラオ「お前は…お前だけは生かしておけないDEATH!」
イクラ「babu-」
タラオが凄まじい速度でイクラに迫り、イクラのタラオに負けない速度でタラオに突っ込む。
二人が接近して拳がぶつかり、パワーがぶつかり合ったかと思えば、
次の瞬間には遥かかなたにいる。
タラオ「DEATH!」
イクラ「ha-i」
次の瞬間、再びタラオとイクラが超スピードでぶつかり合い、パワーを衝突させる。
二人は何合も拳を打ち合い、超パワーと超スピードが衝突するたびに光と闇が交錯する。
光は闇を打ち払い、闇は光を呑み込む。
タラオ「殺す…僕が殺すのDEATH!!」
戦いの余波も凄まじい。
二人が衝突するたびに気の爆発とそれに伴って爆音が鳴り響き、爆風で人や木々が倒され、
磯野砲やそれに類する攻撃の余波で山は砕かれ、大地に穴があく。
まさしく一万二千年前の戦いの再現であった。
ワカメ「最初は、イクラちゃんがTARAを封じてめでたしめでたし、なんて考えてた。
……私は甘かったみたい」
カツオ「そうだな。この戦い、どっちが勝ってもただじゃすまない」
ワカメ「TARAはともかく神歩も信用ができないことを私たちは知ってしまったわ。
だったらタラちゃんが勝ってTARAを制御してくれればって思っていたけど…」
カツオ「今のタラちゃんを見ているとそれも期待できない。あれは完全にTARAに支配されてる」
ワカメ「私たちに何ができるのかしら…」
カツオ「できることはやるさ」
そう言って、カツオは元はオーディスとムニルだった気結晶を握り締めた。
タラオとイクラは持てる力の全てでもって、
拳と拳を、気と気を、力と力を、闇と光をぶつけあう。
全く互角(に見える)戦いは、いつ果てるともなく続く。
カツオ「戦い方はお世辞にも巧いとは言えない…
タラちゃんとイクラちゃんがまだ未熟な上に
扱う力が大きすぎるから…
これだけ強ければ技巧なんかいらないって言う人もいるだろうけどね」
ワカメ「勝敗は、単純にどっちが強いかで決まるのね…」
カツオ「そのときが、俺たちの出番だ」
互角だった戦いの拮抗がわずかに崩れた。
タラオ「DEATH!」
タラオの渾身の力を込めた拳がヒットする。
タラオは一気に畳み込もうとラッシュをかけ、イクラは防戦一方に追い込まれる。
タラオ「DEATH!!」
何撃目かをまともにくらい、大きく吹っ飛んだ。それによって、二人の距離は大きくあく。
そこで、唐突に声が響いた。
「光を求める人々よ、力を貸すのです!闇を退けるために!!」
イクラから発せられたイクラでない声。
ワカメ「何…あの声は…?」
「邪悪な闇を払うために、光の力を!」
戸惑うワカメ。そして、イクラは両手を掲げて、呼びかける。
すると、イクラの掲げた両腕の上に、周囲から『気』が集まってくる。
「これは自然界から借りた気、そして人々の気を!」
呼びかけに答えて、人間たちはイクラに『気』を送り出した。
イクラに味方するという明確な意思表示でもある。中には、TARAの力を目の当たりにして
帝国兵の中にもイクラに味方して『気』を与える者もいた。
カツオ「お前ら、騙されるな!!神歩は大陸が滅んだ原因だ!!」
カツオは必死に叫ぶが、誰も耳を貸さない。そして、イクラには膨大な気が集められていく。
ワカメ「まさか、このためにわざとピンチを演出したの…?」
その疑問に答える者はいない。
数百人から集められた気は巨大な塊になった。イクラが豆粒に見えるほどの巨大で強大な気。
というか見た目は完全にドラ○ンボールの○気玉である。
一方のタラオも、それに対抗するために闇のオーラを溜める。こちらも強大なものであった。
掛け声とともに、二人はそれを放った。
タラオの放った、磯野砲に似た闇の波動と、イクラの放ったものがぶつかり合う。
イクラ+数百人の気の力はタラオを大きく上回り、闇の波動を呑み込んだ。
タラオは必死に気を高めるが、全く対抗できない。巨大な光がタラオを呑み込みかけたそのとき。
サザエ「タラ…ちゃん……あなたは、あなたの力で戦って……」
虫の息のサザエの声は、誰にも聞こえないはずだったが。
タラオ「ママ…?」
明確な『闇のオーラ』であったタラオの気が、(TARAではあるかもしれないが)通常の気へと戻る。
その気で以ってイクラの気に対抗するが、それでも敵わない。
そして、巨大な光がタラオを呑み込んだ。あとには静寂だけが残る。
「勝った…邪悪は滅んだ…私が……私こそが、神になったのだ…!!」
イクラが、彼には似合わない高笑いをあげ、勝利を宣言した。人々は喝采をあげる。
ワカメ「私は…こうなるために神歩を目覚めさせたはずなのに…」
暗い表情でつぶやくワカメ。
カツオ「ああ、まだ俺たちの勝利じゃない」
カツオはイクラに向けて手をかざした。
煽り 勝利…?
やっちゃった感が
確かに勝利に疑問が入るわな
SS級ランクに変動が出るな。
神歩イクラ・TARAはもはや最終波平の域ではない。
ラスボスが他のキャラと互角ってわけにはいかないゆえの弊害だな。
一言で言えばインフレ。
他のキャラで言えば
サザエ(素太皆憑依)は今回の章限りだがSS級あるかもしれん。
あとアナゴ完全体も最終波平の4撃で倒れたときに比べれば強い気がする。
気功波のぶつけあいで戦うのはサザエの世界観に合わない。
火曜日のバレです
「悪は滅び…私は神になった…!」
イクラが、正確にはイクラの身体を使っている者が哄笑をあげる。
人々は喝采をあげ、イクラを奉った。
カツオ「これはまだ、俺たちの勝利じゃない」
カツオはイクラに向けて手をかざした。そして、砲撃するべく気をためる。
ワカメ「勝利じゃない?」
カツオ「あれは倒すべき敵だ。敵がいる以上は勝利じゃない」
カツオはオーディスから聞いた話を説明した。
神歩とは元々、古代帝国の文明が生み出した精神体のみの存在であり、
それが赤子に宿って力を発揮するものである、と。
カツオ「イクラちゃんはあんなことを言う子じゃない。
ここに来てやっと確信したよ。神歩は神歩、イクラちゃんとは別人だ」
イクラに向かって磯野砲を放とうとしたそのとき。
イクラ「バブー」
イクラは、突然、自分の顔面を殴った。次いで、飛行を制御できなくなり、地面に落ちる。
「なぜだ!?」
この出来事に、周りの者たちは驚くが、「神歩」自身が一番驚いていた。
タラオ「勝手なことはやめてくださいって言ってますよ」
タラオが現れた。間違いなく大ダメージを負っているが、足取りはしっかりしている。
タラオ「イクラちゃんは神になんかなる気はないから、離してください」
「あれを受けて、生きているのか!」
タラオ「気づいてないんですか?イクラちゃんのおかげですよ。
ほんのわずかだけ支配を逃れたイクラちゃんが、命中する寸前の僕に
バリアをかけてくれたんです。かろうじて生きているんです」
「ならば、もう一度滅ぼすまで!」
その言葉を受けて、タラオは地面を蹴った。
そのジャンプでイクラまでの距離を一気に詰めて、勢いのままにとび蹴りをする。
イクラがバリアを出して、キックはその壁に阻まれ、タラオは着地する。
そこから前に飛んで間合いを詰める。タラオは怒涛の勢いでラッシュを繰り出し、
イクラはあるいは避けて、あるいはバリアで阻んで、あるいは力場でいなしてかわす。
タラオの、イクラの体の中心めがけたボディブロー。強力な気を込めた一撃をバリアで
正面から受けるが、その態勢のまま力が拮抗する。
タラオは拳に力を込め続け、イクラはバリアに強力な力を込める。その力がぶつかり続けるうちに、
そのあたりの空間がゆがんでゆく。火花や放電が発生し、その規模は大きくなる。
ついには、空間そのものが力に耐え切れずに爆発を起こした。二人を中心に、
見物人たちを巻き込むほどの規模。だが、その爆発が収まっても二人は戦い続けている。
ワカメ「今のタラちゃんはTARAの力を持ちながら、さっきみたいな悪のオーラを感じない。
…もしかしてタラちゃんはTARAの制御に成功したの?」
カツオ「一部成功したっていうのが正しいだろうな。今のままじゃ危うい」
タラオとイクラは戦い続ける。しかし、戦いが長引くにつれ、タラオの雰囲気が変わってゆく。
ワカメ「またTARAが覚醒しているの…」
ワカメは不安そうな顔になる。
カツオ「それでもタラちゃんは必死に抗っている。イクラちゃんもそうだ。
自分を支配する何者かと戦っているんだ。たいしたもんだよ二人とも」
ワカメ「お兄ちゃん?」
カツオ「俺たちにできることはある。姉さんもできるよな」
サザエ「そうね…」
かろうじて意識を保って、カツオと同じように手の平を標的に向けた。
カツオ「俺たちの武器はこれだ」
カツオは手に持っている気結晶を示した。
カツオ「たぶん、これが気結晶の本来の使い方だ」
サザエとカツオが気結晶に手を触れながら、磯野砲を撃つべく気を練る。
すると、気結晶が輝きを放つ。
カツオ「…あいつらの気が体に流れてくる」
サザエ「ええ…今なら最高の磯野砲が撃てそう」
サザエとカツオが同時にタラオとイクラに手を向けると、
ワカメもそれに寄り添うように手を向けた。
ワカメ「私に磯野砲は使えない…それでも、やらせて」
サザエとカツオは頷いた。
タラオとイクラの戦いは苛烈さを増す。二人ともダメージは限界に近かった。
タラオ「イクラちゃん」
戦闘の最中に、声をかける。
イクラ「チャーン」
タラオ「そうです。僕たちががんばるんです!」
タラオの左ストレートがイクラの右肩を砕く。
しかし、同時にイクラは左腕を振りかざし、タラオが袈裟懸けに斬られた傷を負う。
それでも戦いはまだ止まらない。
サザエ「タラちゃん、がんばって…」
ワカメ「これが決まれば、タラちゃんとイクラちゃんの勝ちよ」
カツオ「手を差し伸べられるのは、これが最初で最後だ…!」
三人は気を高める。それぞれが出せる最高の地点まで気を高めたとき。
三人「磯野砲!!!」
その手から磯野砲が放たれた。
煽り 届け、この力!!
何この良スレw
何だ最近のこの流れ…
…いい話し過ぎてちょっと涙ぐんじゃったじゃねーかよ。・゚・(ノД`)・゚・。
つかバレ師最後までガンガレ
193 :
マロン名無しさん:2007/03/02(金) 00:10:53 ID:8T0PoExl
テス
このスレで吹いたわ
この章だと戦いにやたらと精神論を持ち込んでるんだよな
>>187のいうように気功波のぶつけあいもあるし町子らしくない描写が目立つ
気がテーマになってるせいか
29版(
>>1)→30版
◆ サザエさん強さランク草案30版
SS級 開悟フネ TARA 神歩イクラ 最終波平
S級 アナゴ完全体 新型サブカスタム リミッター解除波平 覚醒マスオ サザエ
AA級 全盛フネ 完全本カツオ 海平 覚醒花沢
A級 開眼中島 フネ 波平 サケオ ノリオ マスオ
B級 カツオ アナゴ イササカ 全盛オカル PC西原
C級 中島 花沢 先生 サブ リミット早川 酩酊裏爺
D級 ノリスケ タイコ リカ タラオ ウキエ 裏爺 使役タマ 部長 橋本
E級 オカル 西原 ワカメ 甚六 ハチ タマ
F級 早川 カオリ 堀川
ランク外 神憑依サザエ サイコ(主婦融合) 八百屋
保留 全盛裏爺 イクラ 中島祖父 マスオ母 無限覚醒マスオ
○自然の気を利用することで磯野砲を超える出力を実現可能な
中島砲を開発・使用した開眼中島(>53)をランクアップ。
AA級説(>67)とA級上位説(>68)が対立している(>115)が、
花沢を完全には倒しきれなかった点(>62 >111)を考慮し、
A級最上位に留めた(折衷説)。
○自力の覚醒を果たした花沢(>62)をAA級最下位とした(>115)。
独自の名称はまだ明らかでないので、単に「覚醒花沢」とする。
○戦闘描写において、最終波平の域を超えた神歩イクラ(>185-186)を
TARAの直下とした。もっとも、神歩発動が単なるモード切替(>122)と
異なる独自の精神体によるものと判明したこと(>168 >188等)から、
本来的キャラクターとして残すべきかは検討が必要である(要議論)。
>>197乙
完全本ガツオはリミッター解除波平相手に善戦したけど
結局はランクアップできなかったな
土曜日のバレです
カツオ「これで最後だ…!」
サザエ、カツオ、ワカメの三人が気を高める。
カツオはすでに戦闘不能、サザエは虫の息だが、気はさらに高まる。
それにつれて、三人の持つ気結晶は輝きを放っている。
三人「磯野砲!!!」
磯野砲が放たれた。(手元の部分が曖昧になっていて、「ワカメも磯野砲を使った」と
とれなくもない描写になっている。)それと同時に、気結晶は強い輝きを放ち、消滅した。
一人分どころか三人分を遥かに凌ぐ出力の磯野砲がタラオとイクラに迫る。
イクラ「ha-i」
タラオ「させません!」
イクラが何かしようとしたが、タラオが咄嗟に押さえつけて、何も起こらなかった。
イクラは逃れようとするが、タラオの力に勝てず、動くことができない。
そして、磯野砲が二人を呑み込んだ。
闇の中。何もない空間。タラオはひとりごちた。
タラオ「また会いましたね」
正確には、何者か、あるいは『闇』に向かって話しかけている。
(我らは常に共にある。会うという概念はない)
『闇』が返事をした。
タラオ「そうですね。TARAも僕の一部なんです。だけどイクラちゃんのことは放っておけません」
そこにイクラと、『光』が現れた。
イクラ「チャーン」
(そう…ここは肉体も物理も関係ない…純粋な『光』と『闇』の衝突…ここからが本当の戦い…)
『光』か『闇』のどちらかが、開戦を告げる。
「その戦い、私が立ち合わせていただきます」
いきなり、そこにオーディスとムニルが現れた。
タラオ「どうして、いるんですか!?」
予期しえない人物の登場に、さすがに驚くタラオ。
オーディス「思ったとおり、私自身が『気』となることでこの精神世界に介在できました。
私は、ここでTARAと神歩の真実に触れることができます…」
タラオがオーディスを見つめる。
オーディス「帝国の技術、『読気術』を使って、私はこの世界のあらゆる事実を知っていますが、
TARAと神歩のことだけはわからなかったのです。こうしてTARAと神歩に触れる機会を
与えてくださって感謝しています。あなたがたにはご迷惑だったでしょうが」
オーディスがタラオに跪く。
オーディス「私はこれで満足です。ですが、あなたがたはまだ…」
そんなやりとりを尻目に、『光』と『闇』は衝突し、戦いが始まった。
磯野砲をくらったタラオとイクラは起きない。眠ったように動かない。
カツオ「あの時と同じだ」
ワカメ「母さんの術で封印したっていうときのこと?」
サザエ「まだ戦ってるのよ。タラちゃんとイクラちゃんの中で」
心配そうに見るワカメに対して、サザエは心配ないという顔だった。
ほどなくして、タラオとイクラは目を覚ます。穏やかな表情だった。
サザエ「タラちゃんたちの勝ちなのね」
笑顔で祝福するように、サザエは尋ねた。
タラオ「いえ、助けられました。お詫びだそうです」
?と言った顔のサザエたちに説明する。
タラオ「あのまま光と闇が戦っていたら僕たちも無事じゃすまなかったはずです。
あの二人が僕たちの『気』に干渉して巻き添えをくわないようにしてくれたんです」
イクラ「ハーイ」
カツオ「チッ、あいつらに助けられるなんて」
わけがわからないサザエとワカメに対して、カツオは憮然とした顔になった。
『魔法陣』の効力で、若かったフネが本来の姿に戻っていった。
サザエ「本当にこんな効果があるのね」
カツオ「俺も母さんと戦ってみたかったけどな」
サザエ「しょうがないじゃない。今はそんな場合じゃないんだから」
サザエたちは戦後の後始末をしていた。具体的には負傷者を回収、介抱すること。
イクラのESPでふもとの村にいた甚六と波平を運んできている。
タラオ「ここの島の人たち…これからどうするんですか?」
カツオ「今は話し合ってるよ。戦おうとする奴らもいたけど、俺が『説得』したら言うことを聞いてくれた」
ワカメ「すごく過激な説得だったけど………」
カツオ「ワカメ、なんか言ったか?」
ワカメ「ううん、なんでもないわよ」
そこでタマの鳴き声が聞こえてきた。
カツオ「そうそう、タマも『説得』を手伝ってくれたんだ」
ワカメ「捕まって洗脳されたんじゃなかったの?」
カツオ「元スパイだからそんなの効かないってさ。ずっと暗躍してたわけだ」
ワカメ「みんな戦ってたのね…」
カツオ「そうだ。ワカメもよく戦ったよ」
ワカメは少し嬉しそうに、頷いた。
そこで、帝国兵たちと長老たちの代表と思われる者たちが、サザエのもとにやってきた。
「この先どうするかが決まりました。ついてはサザエさんにご協力を願いたいのですが…」
サザエと彼らが何やら話し合った末、サザエが納得した。
サザエ「最後の大仕事ね。みんな、帰り仕度をして!」
カツオ「なんか不安だなぁ…」
サザエはタラオの手を引いて、どこかを目指して歩き出す。
煽り 戦いは終わりそして…… 次号、古代帝国復活編 完結!
>次号、古代帝国復活編 完結!
04-08-23〜06-02-16 トーナメント編
06-03-09〜07-03-08 古代帝国復活編
今回はちょうど1年だったな。
つかマスオは正気にもどったのか?
204 :
マロン名無しさん:2007/03/04(日) 07:06:25 ID:BecjkAmE
乙っ!!
感動したっ!!!
205 :
マロン名無しさん:2007/03/04(日) 07:13:02 ID:2Es+iIzi
数本読み切りはさんで、新年度から新章スタートかな?
前回と違って事前情報出てないようだけど。
そもそも古代帝国復活編の情報はどっから漏れたんだ
タマの真の正体が明かされるから期待してるんだよな、古代帝国復活編
最終回バレです。ページ数かなり増
波平「『謎の大陸一夜にして消滅』……か」
波平が朝刊を読んでひとりごちた。テレビでも何故そんなことが起きたか、
推測が飛び交っているが、もちろん真実を突き止めた者はいない。
フネ「世間ではそんなものでしょうね」
朝餉を食べ終えた波平にお茶を出す。湯飲みを乱暴に置き、ドンと音がなる。
波平「まだ怒っとるのか。軽い冗談じゃないか」
フネ「知りません」
そっけなく顔を背けた。
波平(やはり若いままの方がよかったと言ったのはまずかったかの…今日は土産でも買って帰るか)
波平は出勤の準備にとりかかった。
−回想シーン−
長老「何度も話しあった結果、この世界に私たちの居場所は無いということで一致しました。
だから私たちはご先祖様たちと同じ別世界に帰ろうと思います」
カツオ「別世界?大陸が滅んだのは神歩のせいだって聞いたぞ」
長老「『崩壊』したのは神歩のせいだとして、それならば大陸の住民の子孫や遺物がこの世界に
残されていてもよいのではありませんか?そうならなかったのはご先祖様たちがかつての
大陸ごとどこかへ消えてしまったからです。当時の次元気の使い手の力によって……」
サザエ「だから私の力がいるのね」
ワカメ「『崩壊』したのは神歩のせいだけど『消滅』したのは別の人物のせいってわけね」
長老「一時的に気の能力を強化する機械があるそうです。どうかお願いします…」
長老や帝国兵たちはサザエに頭を下げた。
−回想シーン終わり−
アナゴ「以上で報告を終了します。資料にもまとめておきました」
アナゴとマスオが部長に経過報告をした。
部長「やはりあの『本』の調査依頼をしてきたのは帝国の者だったわけだね。
君たちを大陸へとおびき寄せるために…」
マスオ「面目ありません…」
部長「無限覚醒のことはまだ自身の意志では操れないのだね。
ならばしばらくは秘密にしておいたほうがよいだろう。
ではさっそくだが次の仕事にとりかかってもらおう」
『げっ』と言いそうになった二人に、部長は『何か文句あるのかね』と言わんばかりに睨みつける。
−回想シーン−
マスオが起きると、すでに正気を取り戻していた。アナゴからことの次第を聞く。
マスオ「僕にそんな力が…」
そう呟いて、マスオは自分の握りこぶしを見つめる。
マスオ(僕の中に大きな力が秘められているなら……僕はそれを手にしてみせる!)
アナゴ(私にまだ上があるのか…全ては私次第だ…!)
二人はそれぞれに、さらなる向上を誓っていた。
−回想シーン終わり−
西原「つまり、『気』で農耕地に活力を与えた結果、周りの土壌が異常にやせてしまったわけです」
花沢「そういえば、私の技で掘り進むのも簡単にできたわね」
中島「僕の千里眼で見たときも、土地の『気』は貧弱だった」
カツオ「大地だけじゃない。周りの海もそうだよ」
西原「根拠は?」
カツオ「あそこの料理を食べたんだけど、魚料理が一つもなかった」
西原「魚を食べる技術や文化がなかっただけじゃないか?元は山地だったんだろ」
カツオ「あれだけ武器があるんだから魚を獲る道具くらいあるだろ。
それに『気』を使えばなんだって料理できる」
西原「自分たちが生きるために周りの大地や海を犠牲にしなきゃいけなかった…皮肉なもんだね」
カツオ「なんだってそうだろ。自分が勝つためには他人を負かさなきゃいけない」
先生「うむ。有意義なレポートだ。しかしな…」
話を聞いていた先生は、そこから声を荒らげる。
先生「先生が書かせたのは勝手に学校を休んだことの反省文だ!全員やり直し!!」
先生の拳骨が飛ぶ。その様子を、カオリと早川は微笑みながら見ていた。
−回想シーン−
その事実を聞かされた島民たちは一様にうなだれている。
西原「『気』を与えるためにはどっかから『気』を奪わなきゃいけない。簡単な図式だね」
カツオ「『霊』の存在が最初から教えてくれてた。ムーの文明は完璧じゃないってな」
島民たちが話し合いを再開すると、この大陸には住みたくないという方向に進んで行った。
−回想シーン終わり−
サブ「ちわー 三河屋でーす」
フネ「あら、今日はちょっと遅かったみたいですね」
サブ(機嫌悪いのかな…?)
サブはフネの様子に少し身じろぎする。
サブ「バトルライドスーツと一緒にバイクも強化されたんですけどね。それにまだ慣れてなくて…」
サブは申し訳なさそうに弁解する。
−回想シーン−
カティの墓前にサブとルーフが立っていた。機動装甲が墓標になっている。
サブ「俺はもっと強くなる。カティとこのバトルライドスーツに誓ってな」
ルーフ「羨ましいな。俺はあの剣と槍が砕けても何とも思ってない」
サブ「あれほど使い込んでいたのにか?」
ルーフ「俺は『どんな武器でも使いこなせる天才』ってことで通ってたんだ。
俺に言わせれば一つの道を究めたオーディスやゼビウスこそが天才だ。
結局、自分で使っていない武器――機動装甲以外のものには執着を持てなかった」
サブ「それならこの機動装甲を着てみるのはどうだ?持ち主なしじゃ寂しいだろ」
ルーフ「冗談はよせ。それに俺はこれ以上生きるつもりもない」
サブ「なんだって?」
ルーフ「あいつらの言うように、この世界に俺の居場所なんかないし、かと言ってあいつらと一緒に
行く気はしない。オーディスやゼビウス、ムニルと一緒に俺も逝くべきだ」
サブ「生きろ」
ルーフ「なに?」
突然の言葉に、ルーフは呆けた声を出す。
サブ「勝者である俺が決めた。生きろ。機動装甲が居場所を決めてくれるさ」
ルーフ「……」
サブ「機動装甲がお前を認めれば、着られてくれる」
ルーフ「それさえできないなら死ねばいい……か」
ルーフはおずおずと機動装甲を手に取った。何やら操作して装着の手順を踏む。そして――
−回想シーン終わり−
サザエが商店街の八百屋に買い物に来た。
八百屋「その後、イササカ先生は順調ですか?」
買い物が終わって世間話に移る。
サザエ「ええ、少しずつだけど回復してるみたい」
八百屋「よかった。薬が効いたんですね」
サザエ「どうかしら?あんなうさんくさいものがねえ」
八百屋「うさんくさいと思ってるものを私に渡したんですか!?」
サザエは口が滑ってしまったと、口を手で押さえる。
サザエ「まあ、結果がよければいいじゃない」
慌てて取り繕った。
−回想シーン−
甚六が、人から離れて一人座っていた。落ち込んでいる様子でもあり、哀愁を感じさせた。
八百屋「そんなに落ち込まないでくださいよ」
甚六「でも俺…勝手なことやってまたみんなに迷惑かけて…合わせる顔がないですよ」
八百屋「そんなことはないですよ。ほら、これ」
甚六「なんですか?」
八百屋が小瓶を手渡す。サザエがルーフから貰ったものと同じものであった。
八百屋「古代帝国製の、気を回復する薬だそうです。イササカ先生に使ってみてくださいって。
磯野さんたちは、ちゃんとみなさんのことを大切に思ってますよ」
甚六「………」
甚六は声がでなかった。泣き声を出すまいと必死にこらえていたから。それでも涙は堪えられない。
−回想シーン終わり−
イササカがリハビリに励んでいた。家族が見守る中、苦しそうだが歩いている。
懸命にサポートするオカルを、ワカメが見ていた。
一旦休憩に入り、イササカから離れたオカルにワカメが話しかける。
オカル「なにかしら?」
ワカメ「あの…この頃イササカ先生とはいろいろありましたけど…」
言い淀んだワカメにオカルは明朗に返事した。
オカル「互いに家族だと思っていれば家族なのよ。何があってもね」
ワカメ「そうですか……そうですよね」
少し嬉しそうなワカメ。そんなワカメを、甚六とウキエは訳もわからず見ていた。
とある出版社。イササカの休筆によってノリスケは忙しく働かされている。
ノリスケ「僕のことも忘れないでくれよ…」
−回想シーン−
カツオ「まだ気にしてるのか」
ワカメ「ううん。そっちじゃなくてTARAと神歩のこと。
タラちゃんの話だと『光』と『闇』が精神世界で直接対決したっていうじゃない。
両者は精神世界で相打ちになって対消滅したって考えていいのかしら?」
カツオ「さて、どうだかな。TARAは自分の一部だとタラちゃん自身が言っていた。
一つだけ言えるのは、タラちゃんもイクラちゃんも成長してるってことだ」
ワカメ「タラちゃんはTARAの力を不完全だけど制御しつつあった。
イクラちゃんも神歩に支配されながらタラちゃんを守るために
神歩の力を逆に利用してバリアを張ったのね」
カツオ「つまりこのまま成長すればTARAや神歩そのものの力をもった戦士になるってことだ。
このままなら二人とも強力なライバルになる」
カツオは遠くを見据え、拳を握った。
−回想シーン終わり−
タイコの家。タイコと、買い物を終えたサザエが談笑している。
サザエ「カツオったら『姉さんのことだから島の一つや二つ分消し忘れててもおかしくない』
なんて言うんですよ」
タイコ「あらあら」
相槌をうつタイコだが、一つの疑問をサザエにぶつける。
タイコ「その大陸をもっと調べれば磯野家の起源というものにも迫れたんじゃありません?
それなのに誰も気にしていないみたい」
サザエ「そうねぇ。私たちの居場所はここにあるから……かしら」
しばらくの間、沈黙がその場を支配する。そこに、呼び鈴が鳴り響く。
「イクラちゃーん」
タイコ「あら、タラちゃんの声ね」
サザエ「私たちのいるここが私たちの居場所ってことね」
タイコがドアまで迎えにいくと、そこにはタラオとリカがいた。
イクラが「ハーイ」と答えると、三人は遊びに出て行った。
親も見ていなければならないということで、サザエとタイコも一緒に行く。
サザエは、魔法陣の話を聞いたときのことを思い出していた。
いわく、その魔法陣で「自然な姿」にしたらタラオはTARAになるかもしれない、と。
サザエ(私はそうは思わないわ)
サザエはタラオたちが遊ぶ姿を見つめている。
日は高く、その日差しが影を作っていた。三人が動くにつれ、光と影が交錯する。
サザエ(TARAであったとしても、神歩であったとしても、これが私たちのありのままの姿よ)
子供たちを見守りながら、タイコとともに微笑んだ。
古代帝国復活編 完
乙
リカは死んだの?
次章は「桜編」か・・・・・・
タイトルだけじゃさっぱりわからんwww
まあ多分三週くらい読みきりが続いて、その間に次章の情報を小出しにするという
これまでのパターンを取るんだろうね
「次回は読みきり!! 波平とマスオが料理で対決!? 」
って煽りのほうが気になったwwwww
少し前作者と編集が雑誌のインタビューで
「今連載中の古代帝国復活編を書き終えたら、次は少し原点に戻って磯野家の人たちの生活の周辺に焦点を当てた作品を書きたい」
って言ってたけど、それが多分桜編だと思われ
多分雰囲気としてはお盆里帰り編や夏炉冬扇編に近い
今回のTARAと神歩イクラはどうなんだろうな
結果は引き分けっぽいが最強の状態同士の
比較なら神歩に分がありそうだが
>>217 桜はあっという間に散るからな
意外と短く終わる章なのかも
複数の読みきり短編集みたいな感じだろうか?
多分夏炉冬扇編みたいになるんじゃないのか?
あれも、「日常」という枠の中でサザエさんの世界を書ききった良作だった。
ところで夏炉冬扇編に出てくる語り手と、語り手に「あんた」と呼ばれている人物が誰なのかって未だに論争続いてる?
確か連載時には語り手=サザエ、あんた=タマが最有力の説だったと記憶してるけど
サザエ説より支持者は少ないが
語り手=フネ説もあった
誰にあてはめてもしっくり来るような来ないように感じることから
複数の人間であるっていう説もある。
223 :
マロン名無しさん:2007/03/09(金) 17:40:11 ID:3ptG63ip
何気にスレのまとめサイトが更新されてるな…草案が29版になってる
まとめサイト更新乙
>『姉さんのことだから島の一つや二つ分消し忘れててもおかしくない』
あとでネタに使うための伏線かね
夏炉冬扇編論争は、それだけで研究本が同人誌・商業本含めて10冊は出てるからな・・・・・・
サザエ説以外にも
語り手=フネ、あんた=波平
語り手=カツオ、あんた=サザエ
語り手=波平、あんた=カツオ
なんかが有力な説として上がってた。
面白いとこでは、語り手=作者、あんた=読者という説も。
「かつて、あんたは私の一部だった。今やあんたは私を追い越して、私の手の届かないところへ行こうとしている。
やがて、私はあんたの一部であり、あんたは私のすべてになるんだろう」
この台詞が最大のヒントっぽいんだけどなあ・・・・・・
「それでも、私とあんたはずっと一緒にはいられない」
この台詞が印象に残ってる。
「私」と「あんた」には年齢差があってやがて死別してしまうという意味だと
解釈していたけど考えてみたら夫婦でもいつかは死別するわけだしな。
夏炉冬扇編ってどんなんだっけ?
連載時は、なんとなくだるくて読み飛ばしてだんだよな。
誰かテキスト起こしてここに投下してくれよ。
コミックはアマゾンでもプレミアついてて手が出せないし。
ああ、ダルイってのはわかるわ。
ある意味サザエさん史上最大の異色作だもんなあ・・・・・・
一応「お盆里帰り編」や「雪国編」に近いとも言われてるけど
以前、夏炉冬扇の最終話の波平の独白のページだけうpしてるサイトあったけど
あれめちゃくちゃかっこよかったよなぁ
「…確かに無駄な事かもしれん…だが無駄なモノの中にこそ真実もあると思わんか?」
って言ってる時の表情がもう神スギっだったよね
ただ俺も読ん出ないから前後の状況は全く分からないんだけど…
そういや回収騒ぎになったのって夏炉冬扇編だったっけ?それとも違う話の時だっけ?
連載時と単行本と合わせると何回もあるw
ただ、夏炉冬扇編は回収にはなってなかったはず(ただし出版社倒産の関係で絶版。そろそろ再販をば・・・・・・)
個人的には歴代ベスト5に入る章だと思うので読んでも損はないと思うぞ
大き目の漫喫に行けばたまに置いてる
いざ読もうと思っても大抵は誰かが読んでて自分の番は来ないもんだぞ
たぶん一度確保した奴が何度も読み返してるんだろうな
夏炉冬扇編がそんなに面白いなら、誰か転載してよ
233 :
マロン名無しさん:2007/03/14(水) 21:55:34 ID:zxwHDecJ
ほ
234 :
マロン名無しさん:2007/03/15(木) 00:41:10 ID:u1ukEgsV
バレは?
木曜のバレです
サザエ「フン…」
サザエはカツオを射殺した
カツオ「ね…ねぇさん…」
木曜ってあるのか?
237 :
マロン名無しさん:2007/03/16(金) 18:36:11 ID:HMr4PWb8
>>236 木曜なんてある訳ゃない、ウソバレでしょ
つかウソバレにしてもレベル低すぎ…
連載はしばらく休載みたいだね
まぁ古代〜編を書き切ったばかりだしちょっとは休んでもおkでしょ
>>235は木曜に発売する号のバレ、の意味だと思ってた。
どっちにしろガセなわけだが。
このスレ的には強さ議論をするべきだがどうなんだろ
神歩の元気玉でTARAを圧倒したけど厳密には自分の
力じゃないからこれをもって神歩のほうが強いと言い切れない
ような気がする
239 :
マロン名無しさん:2007/03/19(月) 14:33:38 ID:m1jQfC65
木曜のバレです
波平「ギシャーッ!」
フネ「クケケケッ!」
ノリスケ「くっ、何て事に!」
サザエ「父さん!母さん!」
カツオ「この二人も…「ウィルス」に…何てことだ!」
>>240 またお前か、レベルの低いウソバレはもういいよ
ウソバレでもやるならちゃんと一話分をキッチリうpしろよ!
…昔はウソバレもレベル高くて本誌が出るまでは
ウソかホントかで盛り上がったもんだが…
ウソではないと思う
あからさまにバレバレに作られてるから
243 :
マロン名無しさん:2007/03/23(金) 11:16:33 ID:ut1SA1NA
■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■ 違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■ ■ メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■ ■
■ ■ (その仕組みがリンク先に書いてある)
■ ■
■ ■
■ ■
■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■ 違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■ ■ メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■ ■
■ ■ (その仕組みがリンク先に書いてある)
■ ■
■ ■
■ ■
>>244-245は今日のバレ(月曜発売分)の一部。
これの謎を解き明かしていくっていう内容だった。
今回の読みきり短編は、発想の妙を楽しむショートショート形式が多いな
今までは本編で書かれなかった日常の話とか、過去の回想とかが多かったけど
桜編が待ちきれねえ
昨日のアニメは桜編のPRか?
アニメのPR観たけどあれ本当に桜編?
もっとほのぼのとした話だと思ってたけど…
波平が全身血だらけで立ち尽くしてたり
マスオがボロボロのタラヲを抱えて絶叫してたり…
最後の「桜の木の下に眠るものは…」っていうナレーションも怖すぎ
250 :
マロン名無しさん:2007/03/28(水) 18:38:37 ID:c/UZztEI
バレです。
煽り;新章スタート!「桜」編!!
場面はカツオ達の教室から。中島とカツオが話している。カツオが不満そうな顔で
カツオ「中島砲って名前やめろよ」
中島「なんだよ、もう良いじゃないか」
中島は意に介さない様な表情で頬杖をついきながら校庭を眺めている。
「ん?」
校庭を走る女の子−ワカメだ。
「大体なぁ…」
「何だ磯野、ワカメちゃんと一緒じゃなかったのか?」
話途中で遮られたカツオは不服そうにしながら答える。
「あぁ。モタモタしてたから置いてきたんだよ。」
場面変わって校庭を走るワカメ。
「あ〜ん、遅れちゃう!」と、校舎の時計を見上げたので足元の石につまづいて、派手に転ぶ。
「痛…。母さんや姉さんならこんな石に躓かないわね…。まだまだね。」
ブツブツ言いながら、立ち上がろうとすると白い手がワカメの目の前に現れた。
「大丈夫?」
手の主は、恐い位白く透き通った肌をした少年だった。口元には微笑を浮かべている。
「え、ええ。」
余りに気配を感じなかったので驚きを隠せなかった。いくらなんでも、自分の間合に人が入って気付かないほど、気は抜いていない。
警戒しながら自分の力で立ち上がったワカメはその少年を見つめる。「あなたは誰?」
251 :
マロン名無しさん:2007/03/28(水) 18:50:18 ID:c/UZztEI
努めて平静を装いながら尋ねる。
少年は微笑みを絶やさずに、答えた。
「春からこの街に越して来たんだ。櫻井京介っていいます。よろしく。」
ニッコリと人懐っこそうな笑みを浮かべるともう一度、手を差し出した。
その手に引き込まれるようにワカメも手を出す。
二人の手が触れ合った瞬間に突風が吹いて、桜の花びらが校庭を覆い隠したようになる。
場面戻ってカツオ達。
「うわぁーすごい風だな」カツオが呆れたように桜色に染まった校庭を見ている。
「なぁ、磯野、うちの校庭にこんなに桜の花びらあったか?」
中島がいぶかしげに言う。
疲れた(´・ω・`)
とりあえずここまでで。続きは夜書きます。
252 :
マロン名無しさん:2007/03/28(水) 21:39:22 ID:c/UZztEI
続きです。
「そういえば……。」
(アイツ、見ない顔だな。……。)
カツオが戦闘モードに切り替わりかけた瞬間、花沢が後ろから頭を思いっきり叩く。
「磯野君!!アンタ、今日日直でしょ!アタシばっかりに仕事させないでよ!」
頭をさすりながら
「痛てて、思いっきりぶたないでくれよ。それに今、それ所じゃ…」
と窓を見直すといつも通りの校庭にワカメが立っているだけだった。
「あれ?」
場面はワカメに。
舞い落ちる花びらに見とれていると、京介が声をかけた。
「ワカメちゃん、遅れちゃうよ?」いたずらっぽく笑いながら時計を指差す。
「あ!」慌てて走り出した瞬間に一つの引っ掛かりに気付く。(私、名前言ったっけ?)
振り向くと誰もいなかった。
「ほらいつまでもそんな顔してたら、リカちゃんもゆっくり眠れないわ。」
サザエは先の戦いでガールフレンドを殺めてしまった息子を何とか励まそうと心を砕いていた。
しかし、タラオはそんな母の心遣いが判っていて尚、明るく振る舞えなかった。
しかし、溜め息をついたタラオの目に飛び込んできたのは信じ難い光景だった。
「お…母さん…。」
息子の震える指先を見た母もやはり動揺を隠せなかった。
253 :
マロン名無しさん:2007/03/28(水) 21:40:45 ID:c/UZztEI
車道を挟んだ歩道に歩く青年と少女。
その青年は白い肌とは対称的な染み通るような黒い長髪を後ろで束ねていた。
そして少女は明らかにリカだった。
「リカちゃん!リカちゃん!!」
タラオは声の限りに叫んだ。
声に気付いて振り向いたリカの目は、光りを失って鈍く曇っていた。
青年が何かを囁くとリカはタラオ達を無視して歩き始めた。
「私達が分からないのかしら?」
サザエが不審そうに呟くのとタラオの気が変わったのは同時だった。
「ちょっと!こんな街中でTARAになったら被害が出るわ!ダメよ!タラちゃん!」
母の制止も虚しくTARAは突撃しようとした。
その刹那、青年が凄まじいまでの眼光でTARAを睨めつけた。
その眼光のあまりの凄まじさにTARAは尻餅をついてしまう。サザエも棒立ちで動けなかった。
その眼光には、憎悪、怨恨、嫉妬、貧窮、悲哀、孤独、恐怖、ありとあらゆる負の力が込められていた。
サザエ達が射すくめられたのが分かると、青年は一変して和やかな笑顔を作り、会釈をするとリカの手を引いて雑踏へ消えてしまった。
「何ですか?今の?あんなのボクは見たことがありません……。」
254 :
マロン名無しさん:2007/03/28(水) 21:42:31 ID:c/UZztEI
呆然とするタラオ(TARAモードは尻餅をついた時に解除されてます。)と冷汗を拭うサザエ。
場面転換。ざっとうを抜けた、青年とリカが歩いている。
その横をバイクが通り過ぎる。
彼等とすれ違ったバイクは角を曲がると急停止した。
バイクから降りた人物はサブだった。
「あれ?リカちゃんだよな?で一緒に歩いてたのが、最近越してきた…櫻井さんトコの長男の…なんつったっけ?……あ!淳弥君だ!でも、何で…?」不審そうに見送るサブ。そして櫻井淳弥の顔のアップ。表情はうっすら笑ってる感じ。
煽り;桜と共に凶々しい狂気がサザエ達に忍び寄る………!?
以上です。やたら場面転換が多くて新鮮な感じでした。
バレ乙。
なんちゅーかホラーミステリーな展開ですな。
漫画はまだ見てないが明らかにページ数増大だよな
のっけから気合入ってるな
257 :
マロン名無しさん:2007/03/28(水) 23:53:06 ID:c/UZztEI
バレした者です。
急いで打ったので誤字脱字が多くて……すいませんorz
ページはかなり増でした。
で作者インタビューが後に載ってまして町子いわく、今回の敵は全シリーズ中、最恐の敵だそうです。
櫻井兄弟(?)がラスボスか?
いきなり出てきたな。
次の章が始まってしまったので取り急ぎ古代帝国復活編をまとめてみる。
いつものまとめ人がいたら改めてお願いしたい
【古代帝国復活編7版】 (6版
>>35)
SS級 神歩イクラ TARA 開悟フネ 無限覚醒マスオ サザエ(素太皆憑依) 覚醒ゼビウス 最終波平
S級 アナゴ完全体 新型サブカスタム ゼビウス リミッター解除波平 覚醒マスオ オーディス 次元気サザエ
AA級 武装ルーフ 強制強化カティ 大箱甚六 全盛フネ 完全本カツオ 新型サブ 覚醒花沢
A級 開眼中島 ムニル 海平 フネ 波平 サザエ マスオ
B級 カツオ 素手ルーフ 機動装甲カティ PC西原
C級 守護者 上級兵 ノリスケ 中島 花沢 サブ タイコ
D級 中級兵 タラオ 使役タマ 霊
E級 下級兵 ワカメ 村人
○無限覚醒マスオは覚醒ゼビウスを倒し(>152)、素太皆憑依サザエはオーディスを圧倒した(>135)
ことからSS級とする。(戦闘描写が少ないため、要議論)
○本人は相性の差と言ったが、結果的にサザエに勝った(>106)オーディスを上とする
○ルーフを武装ルーフと素手ルーフに分けて強さを議論する(>116)
○開眼中島と覚醒花沢については>197に準じる
○TARAと神歩イクラはもはやSS級以上との意見(>185)もあり、要議論
○TARAと神歩イクラについて、最強状態を比べれば神歩イクラに分があるとする意見(>219)と
他人の力を借りたので強さ議論の基準にするべきではないという意見(>238)があるが、
結果を重視して神歩イクラを上とした。(要議論)
意見・反論あったらよろしく
ひさびさのホラーか!!
しかし、過去のホラー風味だった章はハズレが多いからなあ・・・・・・どうなることやら
サザエでホラーといえば、アメリカ横断編の外伝的な読み切り「タラオのハロウィン」だな。
あれヤバすぎた。今でも一部でカルト的な人気があるけど、ホラーというよりは狂気そのもの。
雑誌掲載から1ヵ月後くらいにあれをまねた事件が実際に起きて社会問題にもなったっけ。
「ほととぎすのなく頃に」編はホラーになるのか?
ありゃ同人だよ。町子関係ない。
クオリティ高くはあるが本家にはまだまだ及ばない。
バレです。
カツオ達の教室。カツオ、中島、花沢が窓際にいる。
「何にもないじゃない。まったくサボろうとして!」
「違うんだ!ホントなんだって!中島も見たろ!」
「ああ、磯野が言ってる事は本当だよ。」
ほら、見ろと言うように花沢を睨むカツオ。花沢は意に介さずに日誌をカツオに押し付ける。閉口したようなカツオの顔。
キーンコーン。
チャイムが鳴ると同時に先生が入ってくる。
「起立!礼!おはようございます!着席!」
「うむ、おはよう。今日はこのクラスに友達が増える。」
ざわめく教室。そして一通り騒ぎ終わるのを待って先生が廊下にいる少年に声をかける。
「静かにしなさい!キミ、入ってきなさい。」
教室に入って来たのは櫻井京介だった。
先生が黒板に彼の名前を書く。
「自己紹介しなさい。」
促された少年は微笑んで一つ頷いた。
「初めまして。九州から転校してきました。櫻井京介です。よろしくお願いします。」
言い終わると同時に頭を下げる。まるで、能の型の様な綺麗な礼だった。
「おい磯野」
中島が目で合図をしている。カツオは頷いて応える。
(櫻井京介……。さっきのはアイツの仕業か?)
「席は…そうだな、中島の横に座りなさい。」
続きです。
京介は示された席へ座る。
「よろしくね。」
人懐っこい笑みで中島に挨拶をした。
「あ、ああ。」
中島はあまりに無防備な笑顔に少し面食らっていた。
「櫻井はどの辺に住んでるんだい?」
何となく間を持て余した中島が訪ねると、中島と同じ町内だと答えた。
「そうか、偶然だな。どうだい?いつも磯野達と野球をやってるんだけど、櫻井も来るかい?」
同じクラスで同じ町内の友人が今までいなかった中島は少し浮かれて櫻井を誘った。
「いいの?」
「もちろんだよ!なぁ磯野。」
カツオへ向き直る中島。カツオは少し戸惑っていたが中島の勢いに押されて頷いてしまった。
場面変わって磯野家の勝手口。サブとフネが話している。
「あ、そうだ!」
サブが何か思い出したように手を叩く。
懐から取り出したのは、遊園地の招待券だった。
「良かったら、どうですか?タラちゃんやカツオ君達と。」
「あら、良いのかい?じゃあお醤油もお願いするわ」
「へへっありがとうございます!」
サブは頭を下げながらチケットを渡した。
続きはまた後で投下します。
九州ってのは具体的にどこなんだろうな
福岡という可能性も十分にあるわけだが
続きです。
場面転換、外はもう日が暮れている。
食卓を囲む磯野家。
「あ、ワカメ、お前が朝話してたヤツ、俺達のクラスだったよ。」
「櫻井君が?」
箸を止めて反応したワカメは兄にはあまり気分が良くなかった。
「櫻井君が?じゃないよ。おい、ワカメあんな校庭の真ん中でデレデレしてるなよな。恥ずかしいよ。」
「デレデレなんてしてないもん!」
ワカメがカツオを睨みつけた。と、サザエがニヤニヤしながら割って入ってきた。
「あら、そんなにカッコ良かったの?」
「お姉ちゃんまで!」
「いや、別にカッコ良くないよ。なんか幽霊みたいに青白いしさ、不気味なんだよ。なのにクラスの女の子達までキャーキャー言っちゃってさ。」
「これカツオ、そんな言い方するんじゃありません。」
それまで黙っていたフネがたしなめるとカツオは首をすくめる。
「あれ、タラちゃん元気ないね、どうしたの?」
カツオが話題を変えようと話をタラヲにふった。しかしタラヲは悲しそうに首を横にふるだけで答えない。
「どうしたんだい?タラちゃん?」
マスオも心配そうにタラヲの顔を覗き込む。
「実はね…。」
サザエが変わりに昼間の出来事を説明した。
「見間違いじゃないのか?」
さすがに波平も驚いてサザエに聞く。
「見間違いなんかじゃないです!あれは確かにリカちゃんでした!」
タラヲが猛然と叫ぶ。
「じゃあ、良かったねぇタラちゃん。」
フネがタラヲの怒りを受け流すように和やかな微笑みを浮かべる。
「?」
怪訝そうな顔のタラヲ。
「リカちゃんがタラちゃんの事、忘れちゃったなら又友達になれば良い。何かでタラちゃんに怒ってるなら仲直りすれば良いじゃない。ね?生きてれば良いじゃないか。」
フネが優しくタラヲに微笑んだ。
タラヲは涙をぬぐう。
「はいです…。」
フネは微笑んだまま、割烹着のポケットから昼間サブからもらったチケットを出した。
「母さん、何それ?」
ワカメが訪ねる。
「今日、サブちゃんからもらったんだけどね、五名様ご招待の遊園地のチケットだよ。明日は日曜だし、行っておいで。」
「遊園地!?やったー!!」
カツオがいち早く声を上げた。ワカメもそれに続いた。しかしタラヲだけは喜ばない。
「どうしたタラちゃん、遊園地好きだろう?」
波平が孫に聞く。タラヲは首を横にふる。
「でも五名様だと全員じゃいけないです…。」
孫の優しい心遣いが余程嬉しかったのだろう、波平とフネが顔を見合わせて笑う。
「なんだ、そんな事か。ワシと母さんが留守番をしてるから、サザエ達に連れて行ってもらいなさい。たまには母さんと二人でゆっくりするのも悪くないさ。なぁ、母さん。」
モノローグ;祖父母の優しさはタラヲの傷ついた心を癒してくれた。タラヲは両親とカツオ、ワカメと行く遊園地が楽しみで、暫く寝付けなかった。
場面転換、櫻井家?で桜を見上げている櫻井兄弟。淳弥が独り言の様に呟く。
「俺達には時間が無い……。」
京介は無言のまま。
煽り;平和な一時……忍び寄る悪夢…!
ふぅ、以上です。投下遅れてすいません。今回も結構なページ増です。
270 :
マロン名無しさん:2007/04/01(日) 20:08:18 ID:axzzEdOF
乙!
ただ、なんか今回は町子作風変えてる感じがするな
あとリカが未だに死亡扱いになってるのがチョトびっくり
いつものパターンで生き返ってる事になってるもんだと思ってたからなぁ
まぁリカがキーパーソンになってくるんだろうけど
それから
>>249が本当ならこれからかなり陰惨な展開になりそうだな
ファンサイトに乗ってた情報だと
町子本人は回収騒ぎになった「TouShibaチャーンソー」編に迫る程の話になりそうって
語ってたみたいだよ
力尽きたか?
07-03-29 木 >250-254 (ページ増)
07-04-02 月 >264-265 >267-269 (ページ増)
07-04-05 木 休載?
07-04-09 月 4/7?
木曜、休載でした。
で月曜分バレです。
煽り;………狂気。
翌日、晴れ渡った空の下、磯野家全員が家の前に集まっている。
「じゃ、そろそろ行こうか。」
マスオが皆を見渡す。
「はーい!」
タラヲ、カツオ、ワカメが元気な声を上げる。
「ちゃんとマスオ君の言う事を聞くんだぞ。」
波平が幾分不安になったのか釘を刺した。
「大丈夫よ、私だっているんだし」
サザエが胸を張った。
「だから不安なんだ。」
波平は笑って返した。
「ちょっと!父さん!?」
「まぁまぁ、皆気をつけていって来るんだよ」
フネがすかさずとりなした所で出発となった。
「ふぅ、やっと行きおったわ、母さん、お茶でも入れてくれんか。」
波平が首を回しながら家の中に入っていった。そしてフネがそれに続く。
場面変わって博多。若い男、少年と青年のちょうど境目にいるような彼は着信を知らせる携帯電話を取った。
「あぁ、分かった。こっちもこれから動くよ。」
彼は、博多という大都市の街中でも目立った。生気を感じさせないほどの肌の白さ、長身、そして毛先がピンクになるまで脱色した金髪を逆立てており、一見するとパンクスにしか見えない。
電話を切るとタクシーを拾って彼は街中を離れた。
続きます。
木曜、休載でした。
で月曜分バレです。
煽り;桜に狂う。
翌日、晴れ渡った空の下、磯野家全員が家の前に集まっている。
「じゃ、そろそろ行こうか。」
マスオが皆を見渡す。
「はーい!」
タラヲ、カツオ、ワカメが元気な声を上げる。
「ちゃんとマスオ君の言う事を聞くんだぞ。」
波平が幾分不安になったのか釘を刺した。
「大丈夫よ、私だっているんだし」
サザエが胸を張った。
「だから不安なんだ。」
波平は笑って返した。
「ちょっと!父さん!?」
「まぁまぁ、皆気をつけていって来るんだよ」
フネがすかさずとりなした所で出発となった。
「ふぅ、やっと行きおったわ、母さん、お茶でも入れてくれんか。」
波平が首を回しながら家の中に入っていった。そしてフネがそれに続く。
場面変わって博多。若い男、少年と青年のちょうど境目にいるような彼は着信を知らせる携帯電話を取った。
「あぁ、分かった。こっちもこれから動くよ。」
彼は、博多という大都市の街中でも目立った。生気を感じさせないほどの肌の白さ、長身、そして毛先がピンクになるまで脱色した金髪を逆立てており、一見するとパンクスにしか見えない。
電話を切るとタクシーを拾って彼は街中を離れた。
続きます。
続きです。
タクシーはどれほども走っていないのだが、休日の渋滞という事もあって、彼が降車したときには時計は1時を指していた。
「まぁ、かえってちょうど良いかな。」
腕時計を見て独り言を呟く。彼は、ある家の前の車道に腰を下ろした。
プップー!
当然の様にクラクションが鳴る。彼はゆっくり振り返り、クラクションを鳴らした車を見つけると少し笑った。
運転手が車から降りてくる。海平だ。
「君、危ないじゃないか」
海平の言葉を無視して彼は立ち上がって海平を凝視した。
「磯野海平さんですね。」
ズボンの埃を払いながら尋ねる。
「いかにも、ワシは磯野海平だが、君は誰だね?」
「あぁ、自己紹介がまだですよね…。櫻井勝海です。」
勝海は手を広げながら海平との距離を取っていく。
「その勝海君がワシに何の用だね?」
海平は依然警戒した様子もなく自然体で立っている。
「いや、何、所謂、チャレンジャーってヤツですよ。史上最強を誇る磯野家の家長にね。」
言い終わった瞬間に、地を蹴って海平に突撃する。
ガシッ!
勝海のミドルキックはしっかりとガードされた。「なかなか速い。その若さで大したモンだ」
不適に笑う海平。次号へ。
煽り;磯野家vs櫻井一族、勃発!
276 :
マロン名無しさん:2007/04/07(土) 19:08:13 ID:NR6TOAyl
一番手で敵と戦うってことはまたやられ役か、海平は?
トーナメント編のvsサケオ、古代帝国復活編のvsルーフを見るに、
海平は武器・兵器を相手にすると弱いな。
今回は肉弾戦みたいだし、実力を発揮してくれると思いたい。
淳也 京介 勝海?
今回は早く入手出来ました。バレです。
テンポ良く戦う二人。やや勝海優勢か。
勝海の左ボディブローをガードしようと海平は腕を下げた。
それより一瞬早く勝海がボディブローを透かし、右バックブローを繰り出した。海平のコメカミから血が流れる。
「ふんふん、全く大したモンだな。若いのに技が嫌らしい位に丁寧だな。」
血を拭いながら感心したように頷く。
勝海は応えずに続けて右ハイを出すがこれは片手でガードされた。
右足を宙に置いたまま今度は中段前蹴りを出すがこれも手刀で遮られる。
勝海は右足の痛みに顔をしかめながら、一旦距離を取ろうとした、海平はそこを付こうと、前に合わせて出る。
が、それは勝海の罠だった。痛めた右足への追い撃ちのローキックをかわし、顎へと素晴らしいアッパーを叩き込んだ。
不意を付かれた海平は膝から崩れ落ちた。
勝海は慎重に海平を観察しつつ距離を取る。
「これ位で探り合いはやめません?」
その言葉に海平が反応して立ち上がる。
顎をさすりながら不敵に笑っている。
「ヤなガキだ。しかさすまんかったな。君が若さ故の命知らずのチャレンジャーだとしたら、ワシも手加減せざるを得ないんでな。」
海平の顔付きが変わった。
続きです。
「しかし、その心配は無かったよ。君は命を賭けて向かってくる資格を持ってる。」
勝海は無表情に腕を組んで海平を眺めている。
「くっくっく…アンタさぁ、甘いよ。命を賭ける資格?そんなもんは戦いに身を置く者ならどんな弱者でも持ってるよ。」
傲然と海平を見下ろすように、続ける。
「アンタは一族の当主だけあって、お前らの思い上がりを良く体現してるよ。」
海平は表情を変えない。
「その思い上がりがお前の顎を粉砕したんだ。次は……」
海平を見据えて宣告を下すように続けた。
「……命を砕く。」
依然、無表情な海平だか、何かを決意したように頷く。
「所詮は子どもか。思い上がりがどちらか知らしめてやろう。」
海平は眼鏡を外し、頭の毛を抜いた。
「最終リミッターまで解除した。もう、命は、諦めてくれ。」
凄まじい闘気が場を覆い尽くし、桜の花びらが舞散った。
しかし、勝海は顔色一つ変えずに、海平に対している。
「その見下した顔をやめんかっ!!」
海平の喝で花びらより激しく舞った。
しかし、そんな海平の怒りを逆なでするように勝海は人差し指で「来い」と促した。
突撃する海平、辺りは光りに包まれる。
煽り:最終海平、始動!
おいおい、長年謎とされてきた海平のリミッター解除があっさりと
サザエさん 桜編
07-03-29 木 >250-254 (ページ増)
07-04-02 月 >264-265 >267-269 (ページ増)
07-04-05 木 休載
07-04-09 月 >273-275
07-04-12 木 >280-281
07-04-16 月 4/14?
ちょっと待て、いくらなんでもこれは嘘バレじゃないか?
本バレなら
>>5の海平を再考しなきゃならんぞ。
少数説が公式になる
本バレなのかどうかまだわからんか
しかしいきなりこんな展開とは大胆なもんだ
黒歴史化しなければいいが
288 :
マロン名無しさん:2007/04/12(木) 11:58:06 ID:o5PTO2Bi
糞スレ立てんな
桜編はアンチが多いな。
町子の巻き返しに期待。
桜編は最近のトーナメント編、古代帝国編に比べてあからさまにデキが悪いよ
バレ氏も今までの人とは違うでしょ?
もしかしたらこの人もニセモノつかまされてんじゃないのかなぁ?
盛り上げようとしてんのはわかるけど無理にうpしなくてもいいと思う
バレ氏もかなり才能って必要になってくるからな
ネタがなきゃ強さ議論してればいい訳だし
こち亀で言うところの
中の人がサガXなんだろ
櫻編は
まあ、サザエさんのホラーテイストな章は概して出来が悪いからな
293 :
マロン名無しさん:2007/04/13(金) 13:20:12 ID:MAx+3zPD
始まって3話にして評判が悪いがやっぱ続きが気になるな、強さ議論的には。
295 :
マロン名無しさん:2007/04/14(土) 15:43:46 ID:5S4s0v4U
いままでバレやってくれてた人は引退しちゃったのかな?
復活してくんないかなぁ
もともとバレは土曜だから、夜に来るんじゃないか?
強さ議論的に最終海平は非常に重要だぞ
通常海平はA級だった可能性もあるな。
>>5の「リミッター解除波平に善戦」という点からAA級とされていたと思うが、
これがリミッター解除同士の戦いということになれば、
解除波平:S 解除海平:AAとも考えられる。
また、「本カツオに敗北」もこのとき通常状態だったとすれば、
本カツオ:AA 通常海平:Aとなり、説明がつく。
しかし、波平vs海平は、
海平が波平を圧倒→波平リミッター解除→海平抜毛(リミ解?)→海平敗北(
>>5)
の順番なので、通常状態では海平の方がかなり強いことになり、
A級同士とすると矛盾してしまうんだよな。
>>296 どうしようもなく、最終海兵に
負けフラグを立ててる、時点で
古参ファソは、もうそっぽを向いてるだろ
ポっとでのキャラにやられて終わりでまたいいとこなさそうだしな。
海平の負けフラグってよりも
「○○は俺たちの中では一番格下」パターンを思い浮かべた
先月から海外にいるから分からないんだけど、新章どうなってんの?
ずっと救済中?
今回いつも以上にMAINICHIが手に入りにくくて
誰も本編の確認が出来てない状態
一応、バレも出たけどニセバレじゃないかってのが
いまのところのこのスレの住人の見方
誰も知らない間に桜編が終わりそうだな。
幻の章になるか?
では木曜のバレで良ければ
カツオ「クックックッ…」
ワカメ「お兄ちゃんやめて!そんな事をしても何も変わらないわ!もう一度お父さんとちゃんと話し合うのよ!!」
カツオ「黙れワカメ!花見に俺を連れて行けないってのなら…桜など!全て伐採してやるんだよ!」
サザエ「待って!カツオ!私の話を聞いて!」
カツオ「フン…誰かと思えば、父さんに加担した姉さんか」
サザエ「…あの桜は…「約束の日」に父さんが立ち向かう宿命が…あるの!父さん以外の人が立ち入る事は出来ないのよ!」
>>304 …なんつーか…
なんでこの程度の筆力(小学生レベル)しかないのに
バレ氏やる気になるのかなぁ?
いなくなって思うけどトーナメント編と古代帝国編を
うpしてくれたバレ氏の復活を心から願うよ
多分一人の人ではないと思うけどね。
・・・・・・つーかハードル上げすぎてもはや誰もバレできない気が
ハードルではなく、海平が無意味なリミッター解除をする悪質な嘘バレが嫌われたんだけどな。
坊主憎けりゃで筆力が叩かれているが、ここの住人は本来文体や筆力なんてさほど拘らない。
>>305 いや、前にも同じような事書いたと思うけど
シャレでやってるだけじゃん?
309 :
マロン名無しさん:2007/04/24(火) 23:56:55 ID:rZleHih4
もう飽きたんだろ。
こんなくだらねー事。
なんか意地になってるのがいるよねww
i
i
〜これはなぜか見えないレス〜
所詮ネタスレなんだし、前に出た設定との整合性とか気にしてても仕方ないだろ
むしろ超展開だろうが廚展開だろうがどんどん取り入れていくのがここの当初の方針だったんだがな
100i
この章が終わるまで続ける体力はないけど
1話だけならできるって人いるかな。
1話ならやってみようという気にもなるんだが。
316 :
マロン名無しさん:2007/04/28(土) 01:02:24 ID:YSLQqw/z
その1話にもよるんじゃね?
まぁ1話ずつやるてのもリレー小説っぽくて
面白いかも?
>>311,312,314
お前が香港情熱編のカロ・リーが好きなのは分かったけど、せめて何か書いてやれよw
いや、俺も好きだったんだけどね。カロ・リー。
序盤は顔がブルース・リーにそっくりなだけのギャグキャラって扱いだったけど
(当時のスレでも強さランクに入れるべきか議論になってたし)、
マスオとの死闘で評価が一変したね。あれはサザエ史上でもかなりの名勝負だった。
うん、違う。カロ・リーは函館激闘編だったはず。
フネ「うっふんぷりぷり」
フネ「ぷりっ。ぷり、ぷるりん。」
サザエ「母さんやめてよ、汚いわ」
フネ「ぷるるんっ、ぷりりんっ、ぴゅるん!」
波平「か、かあさん!」
みんなぷーやんスレに行ってるのか?
フネ「見て、お目めぱっちりよ」
サザエ「かあさん!」
ワカメ「あーそれ私の…」
サザエ「!!」
フネ「私、たらちゃんを犯すわ」
波平「かあさん…orz」
フネ「さよなら、あなた」
サザエ「父さん!」
波平「わしは…もう要らない人間なんだ…」
サザエ「落ち込む気持ちは分かるわ、相手は幼児だもの…でもね、そんな場合じゃないのよ、父さん!」
波平「わしは…わしは…」
イクラ「チャーーン!」
サザエ「今のは!?」
波平「イクラちゃんと3Pじゃと……駄目だ…もうおしまいじゃ……」
サザエ「…私は行くわ
父さんも…来るのよ、いいわね」
そして先にフネの元へ向かうサザエ
波平「わしは……」
326 :
マロン名無しさん:2007/05/05(土) 22:49:10 ID:9VO0ibCG
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! サザエさん第1巻は、発売未定です。 長谷川町子
中島「チクショオオオオ!くらえ磯野!新必殺中島砲!」
カツオ「さあ来い中島アア!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
(ザン)
カツオ「グアアアア!こ このザ・カツオと呼ばれる四天王のカツオが…こんな眼鏡に…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
カツオ「グアアアア」
サザエ「カツオがやられたようだな…」
ワカメ「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
タマ「中島ごときに負けるとは磯野家の面汚しよ…」
中島「くらええええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
中島「やった…ついに四天王を倒したぞ…これで波平のいる磯野家の扉が開かれる!!」
波平「よく来たな中島…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
中島「こ…ここが磯野家だったのか…! 感じる…波平の魔力を…」
波平「中島よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『リミッター解除』が必要だと思っているようだが別になくても倒せる」
中島「な…何だって!?」
波平「そして裏のおじいちゃんははやせてきたので最寄りの町へ解放しておいた あとはこのワシを倒すだけだなクックック…」
中島「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある 今日は学校があったような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
波平「そうか」
中島「ウオオ」
波平「来い中島」
中島の勇気が世界を救うと信じて… ご愛読ありがとうございした
>>326 オマイ最高www
所詮、2chだし
トーナメントとか帝国編が奇跡だったんだろうな
タラオ「ウ゛ウ゛ウ゛ッ!」
イクラ「ァ゛ア゛ア゛ア゛ッ!」
波平「終わったか…」
フネ「ほほほほ、終わったわ!」
波平「母さん…その姿は…」
フネ「タラちゃんとイクラちゃんから、SEXにより力を吸い取りました
今、私にはTARAと神歩の力がみなぎっているわ!」
波平「ばかな、母さん!」
フネ「私はもうフネではないわ…
私は…
TARA神歩フネ!」
波平「母さん!」
サザエ「くっ…そうきたか…まさかそのまんまで来るとはね…だけど…その方が、力に余計な手を加えていない…
今の母さんは…純粋に三人の力を足したパワーがあるわ……」
波平「やられた…わしがサザエとワカメの力を取り込んでも勝てん…
と言うとでも思ったか?」
フネ「何…だと…?」
波平「カツオ!尻を出しなさい!」
カツオ「ウホッ!?」
波兵とフネの馴れ初めが知りたいんだが深く語られてる話ってある?
過去スレから。
600 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:04/11/10(水) 19:57:45 ID:???
開悟フネvs波平って戦闘より最後のプロポーズの印象が強いな
開悟封印の後トドメさすかと思ったら、いきなり接吻して
「お前気に入った。わしと子供を作らんか?」だし
開悟フネ編以外にもなにかエピソードはあるかもしれないけど。
335 :
マロン名無しさん:2007/05/13(日) 19:08:23 ID:wbN+L7tz
>>332 波平「待たせたな!」
T神船「!?」
波平「これまでの登場人物を全て堀り、時にはレイプしたりして全ての力を手に入れたぞ!」
T神船「なんですって!」
波平「ちなみに、パワーを落とさない為に名前には手を加えておらぬ!
今のわしは波平サザエカツオワカメマスオタマノリスケタイコイササカジンロクアナゴ…」
T神船「もういい、長いわ」
ホス
もうこのスレには保守する必要も価値もないだろ
捕手
339 :
マロン名無しさん:2007/05/20(日) 23:02:52 ID:CdFLrH8g
ほっしゅ
340 :
マロン名無しさん:2007/05/20(日) 23:56:56 ID:wDDub5cR
波平「ッッッッッ!!!!な…馬鹿な…この足音は!?」
タ羅「怯える事はないさ。死神どもが貴様を呼んでいるのさ。」
初期キャラだがイカコの美貌と強さは神レベル
なぜサザエとつるんでたかわからん
バレ師の方いませんかー?
桜編が終わるまではあきらめよう
ネタがなきゃ強さ議論してればいい訳だし
議論かぁ…
もう煮詰まった感が…
誰か桜編が終わるまで何か書いてー!
町子版サザエの同人ー
そういやこの前のアニメで、サブの出自が分かったな。
青森出身だっけ?
アニメオリジナルの設定か?
『帰郷編・サブ』でそれらしく描写はあったっけな
>>341 サザエ&イカコタッグは根強い最強説があるよね。
カオリが弱すぎないか?
ここはカオリがショタを見るとリビドーパワーアップする設定は無視か?
>>349 そりゃ同人設定だろ?
そんなもんは無視に決まってる!
とは言え最近のカオリが弱すぎるのは同意
学園闘争編の頃はもうちょっと強かった気ガス
カオリの強さはカツオを筆頭に5年1組男子にのみ通用するような気ガス
だから学園編以降出番がないんだよ
カオリが洗脳されて本ガツオとの戦いに……ってこれは同人でやってたか……
まあ学園闘争シリーズでも
第一次(学園偏)→花沢に瞬殺、しかも先生に止めを刺される
第二次(五年生編)→序盤でやたらと出番が多かったと思ったら中盤で負傷して退場 結局エンディングまでカツオたちに思い出されすらしなかった
第三次(カツオ編)→完全に花沢と早川の間に挟まれて完全に二軍落ち 終盤の対ノリスケ戦は描写一コマで流される しかも負け
カオリカワイソス
あ
な
る
誰か続き書いてよ
go
カオリの活躍する話ってあったっけ
カオリは同人誌で引っ張りだこ
お色気なんて言葉じゃ済まない扱いされてるけどな
さ
く
ら
へ
ん
最
低
気
違
花
桜編の舞い散る桜、圧巻だったけどあれだけペンタッチ違いすぎて笑った
あのさ…
知ったかぶりはよそうよ?
う
桜編はもう忘れようぜ
町子にもスランプはある
ん
桜が散ったな
桜編最終回「葉桜の季節」
ご期待ください。
ち
次は短編でカツオVSマスオか。
無限覚醒出るかな?
干す
383 :
マロン名無しさん:2007/07/07(土) 23:08:11 ID:rDs82EGe
波平盆栽アタックテラツヨスwww
でもあの技は使える状況が限られてるからなぁ
一回で数百万の損失が出るし
タマを煮込んでシチューにするオチにはちょっと引いた。
386 :
マロン名無しさん:2007/07/14(土) 22:38:43 ID:0r5QzZNK
ほす
映画新作情報来たな
主人公はサブか?あのタイトルだと
今度は商店街にスポットが当たるようだな 結構楽しみだ
一緒に「好きな章の人気投票」の結果も出てたな
一応転載
1位・星空編
2位・雪国編
3位・トーナメント編
4位・過去編(学校)
5位・磯野家編
6位・ユーラシア炎上編
7位・夏炉冬扇編
8位・古代帝国復活編
9位・学園編(第一次学園闘争)
10位・海底編
最近の章が上位を占める中、やはり星空編・雪国編・磯野家編の「三大名作」は強かった…
十年以上前の章なのにランクインした学園編もさすが
むしろトーナメントが3位に食い込んだのが意外だった
過去の名作でベスト3は鉄板だと思ってたよ
古代帝国編で別系統のバトルライドスーツが出てたのは、この映画の伏線だったのか?
気になるのは、ちっこくて分かりにくいが町子直筆設定資料の中に波平がバトルライドスーツを
着たような絵があるようだが、これは・・・?w
あれって波平だった?
海平だとばかり思ってたわ。
40年後のサブだったらどうだろう
393 :
マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:38:08 ID:RXuLQIlE
タラヲ ワカメ サザエ 波平 フネ むかつく
古代帝国復活編の後のギャグでマスオと波平が囲碁してるの見て、カツオとタマがニヤリと笑ったのあったじゃん?
あれって桜編の伏線だと思ったが、出てきてないよな?
396 :
マロン名無しさん:2007/07/30(月) 14:17:34 ID:/u/KjBy7
397 :
マロン名無しさん:2007/07/30(月) 18:10:42 ID:1Kstmiux
時空の学園は全くの別作品だぞ
一部のキャラが同じだけで、作者も設定も違う
戦闘物ですらないし
>>397 そりゃ言い過ぎだ。
時空学園だって町子公認だし戦闘もかなりのウエイトを占めてるだろ。
おいおい、実物を見て話せよ・・・
町子サイドの公式見解は「同一のキャラクターを使用した、異なる世界観の作品」だぞ
内容もサバイバルとSF考証が中心で戦闘なんかほとんどなかったし
多分映画版「学園の魔術師」あたりと混同されてるんだろ
これだけ作品が多いんだから無理もない
401 :
h:2007/07/31(火) 01:57:20 ID:Lcwy+fZD
久々にこのスレ来たけど、ちゃんと続いてるようでホッとしたよ。
バレのせいで、政府が動いたって話もあったし、最近怯えてたけど安心した。
それはそうと、家の掃除してたら「前橋・高崎強制合併編」ってのが出てきたけど
これは同人か?確か歯抜けになってる部分で群馬が舞台の〜って話を聞いた事あるけど
どうなの?ちなみに1989年6月3日初版となってるが・・・
ガキのころ群馬に住んでたけど
当時騒ぎになったような……
ごめんよく覚えてない
俺は当時、前橋に住んでいたが、とてもじゃないが話す気にはなれん。
家族もいるし、命は惜しい。
サザエさん三大タブーの一つか。
その中でもマスコミや地元警察が実際に動いて、連載中止の一歩手前まで行った事件だからな
コミック自体は比較的入手しやすいが
406 :
マロン名無しさん:2007/08/04(土) 02:14:49 ID:6p2iOCIm
サザエさん三大タブー
○前橋事件
「前橋・高崎強制合併編」の連載がきっかけとなって起きた事件
大々的に報道され、また編集部やファンの一部が警察の取り調べを受けた。
二ヶ月の連載中断という自体を招いた。
○卵事件
「全自動卵割り機」という器機をうりつける詐欺集団が検挙された際に発生したとされる事件。
この事件の前後、作品中の波平は明らかに異様な行動を取っており、作者が洗脳されたなどの憶測を産んだ。
○「ドキドキ同期」事件
複数のサザエさんファンサイトに、「ドキドキ動機の」というタイトルのスパムメールが送りつけられてきた事件。
当時ネット上にはそのメールの全文と称する複数のメールが飛び交っていた。
暴行事件が起きたという未確認情報もあるが、三大事件の中でも謎の多い事件。
いずれの事件も少年漫画史やネット上の事件史からはほとんど抹消されていてファンサイトでも扱っているところは稀である
しかしたまに週刊紙などが記事にすることがあるが、
強さ議論スレなのに関係ない話多いね
本スレがキャラ厨の抗争の場になってるからなあ
こっちの方がまともに語れるんよ
新型サブカスタムとアナゴ完全体はどっちが強いのかが気になる。
もちろん戦えば(強さに関わりなく)サブが勝つわけだけど。
410 :
マロン名無しさん:2007/08/06(月) 00:58:17 ID:51YsqJ+G
また近いうち連載再開するらしい
411 :
マロン名無しさん:2007/08/08(水) 03:37:12 ID:/we6s2O5
ちょwww
なんだこのスレwww
こんな漫画あるのか?wwwww
ageんなヴォケ!サザエホームコメディ厨が紛れ込むだろうが!
すまない・・
てか何だこのスレはww
こんなストーリーの同人誌でもあるのか?
桜編が終了し、新編の連載開始を待っている状態。
ネタバレは本スレではなく、こちらにくるのが伝統だが
今後どうなるかは分からない。
何かもう強さ議論って決着ついちゃった感があってな。個人的には
「怪車限定アナゴ」は相性的にサケオを倒せるって前に言った事あるけど、
その時叩かれまくったし。
理論上、なんていくらでも言えるからなあ。
そんなこと言ったら、アントニウス=ピウスがアナゴに負けた事も説明つかないし
後外伝だけども、G.P.アナゴが通常波平にボコられたことも説明付かないわけであって。
神歩とTARAがS級とは相当な差があるってことは確実になったな。
アナゴですら(おそらく上記二名と互角程度と思われる)無限覚醒マスオの前では
ただの足止め役に過ぎなかったわけで。
保
419 :
ラーメン:2007/08/19(日) 11:45:00 ID:hzWhmlx0
マスオーーーーーー
リミッター解除波ヘイはランクおかしいんじゃないか?
ヒトデが次元干渉能力持ってて生まれる前の作中の時代に影響与えてるって説はマジ?
>>421 それは映画版サザエさん〜時空の学園〜の話だろ。
ほ?
424 :
マロン名無しさん:2007/08/25(土) 21:56:14 ID:SHOEE2o3
ンガングッ!!
ああ、バーニングジャンケンね。真似して死んだ子供が多数出て社会問題になったっけ。
あまりにインパクトが強かったから某DBや某神ガンダムにまでパクられたしな。
じゃんけんに勝ったらセルがもらえるとか?
セル?
ああ、アナゴのことか。
ワカメゆとりデビュー
マスオビッグマグナム
波平転生
来週のサザエさんは〜
波平大往生
カツオ襲名披露
マスオ意義あり!
の三本8(*^^*)8
再来週のサザエさんは〜
マスオホモ疑惑
マスオホモチェック
マスオホモ確定
の三本です!
来週のサザエさんは〜
無限連発マスオ
アナゴ完全包茎体
チ○ポイクラ
の三本です〜。
アニメ版最近下ネタ多いの?
観てないから分からんのだけど
今日のアニメ版はよかったな。
「マスオは夜魔の神」
夜魔の神ってフレーズはひさびさにぐっときた。
新章の情報カモン
新章『この地球という時のゆりかごの中で(再生そして破壊篇)』
437 :
マロン名無しさん:2007/09/14(金) 23:33:08 ID:Cx+AYTDp
wktkwww
438 :
チュートリアルネタ bgm:2007/09/15(土) 02:14:47 ID:+njytpgl
いかないで
抱きしめて
アイハナセイグッバーイ
アナゴさん
アナゴさん
唇フライアウェーイ
章の名前長すぎだろw
新章『疾風電撃の23区…波平死ぬことなかれ…』
441 :
のりお:2007/09/21(金) 20:19:10 ID:Ow6djMhE
穴子のヘアー二種類
442 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:19:45 ID:pJPBepko
タマが好きだ
443 :
#:2007/09/21(金) 20:22:20 ID:pJPBepko
人生ってキツイ
444 :
のりお:2007/09/21(金) 20:23:10 ID:Ow6djMhE
うっせ爺えちゃん乙
445 :
のりお:2007/09/21(金) 20:24:13 ID:Ow6djMhE
うきえさんに惚れるバカ
446 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:24:47 ID:pJPBepko
>>444 誰だ
447 :
のりお:2007/09/21(金) 20:25:31 ID:Ow6djMhE
びぎゃーーーーーーうまい
448 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:26:19 ID:pJPBepko
のりおがノリノリお
449 :
のりお:2007/09/21(金) 20:26:44 ID:Ow6djMhE
ひとあじDEATH
450 :
のりお:2007/09/21(金) 20:28:44 ID:Ow6djMhE
惚れたぜ フネ・・・・・・・・・・・・・。
451 :
のりお:2007/09/21(金) 20:30:45 ID:Ow6djMhE
ハンターハンター再連載
452 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:31:15 ID:pJPBepko
リストって一体何
453 :
のりお:2007/09/21(金) 20:31:52 ID:Ow6djMhE
くぁwせdrfgtgyふじこlp;@:「」
454 :
のりお:2007/09/21(金) 20:33:06 ID:Ow6djMhE
リストとは音楽家DEATHよ。
455 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:34:26 ID:pJPBepko
俺はピカチュウが好きだな
456 :
のりお:2007/09/21(金) 20:34:53 ID:Ow6djMhE
hgtbybjyttんじゅyjぬyttんbtybじゅmくいkんjnybひゅんじゅんjbytgvvvfghtrgfcbgvgfbvghhbhyyhbyghgh
457 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:36:44 ID:pJPBepko
理由は冷蔵庫が扇風機でヒーターのじゅうたんだから
おk?
458 :
ちくわぶ:2007/09/21(金) 20:40:08 ID:pJPBepko
ボルティックブレイザー
現在東映・東宝・松竹の3社が合同で製作してる「映画サザエさん:楽園天使の復讐」なんだけど、
楽園天使って誰のことかわかる人いる?まだあまり情報が出回ってないものだから……
460 :
マロン名無しさん:2007/09/22(土) 19:56:23 ID:60mHqqFy
さ〜て来週のサザエさんは♪
・さざえとマスオ離婚
・フネ抗癌剤治療開始
・タラヲの涙のむこう側
の三本です
461 :
マロン名無しさん:2007/09/24(月) 09:26:19 ID:bF+qpZ8L
町子の容体はどうなった?
公式ホームページがつながらないんだけど。
圧拳とかやったり人気漫画の長期連載を生業にしていても、
武術(仮想戦闘)や虚構と、実戦は違うってコトはわからなかったわけだよな。
作家仲間と飲みに行った帰りに怪しい集団と激突なんてアホすぎる。
岡崎京子みたいにならなかっただけでも、よしとすべきか。
プロ格闘家の桜井マッハは重傷、セラムン作者の夫は雲隠れ、小畑健はまたしても警邏ポリスの発見を当て込んで戦線離脱。
数年前に急死した中尊寺ゆつことかいうのも、その集団と慢性的に戦ってた(抗争)という噂があったし、
マッハが昨年の事件では曲拳にやられたのも、そもそもはその集団に須藤元気がやられかけた事件の意趣返しを
目論んで反撃に遭ったという見解も出てる。
ほうぼうのスレやブログでは、町子は酒を飲んでいなかったとか両刃の剣を持ってきていたとかいう話も
出てきている。マンガの市場や影響力は大きくて、闇は深そうだ。日本の物流関係とアジア・欧州の漫画市場が二大根源だな。
世知辛い現実世界には色々あるけれど、読者としては取り敢えず町子の容体と来週の「サザエさん」が気になるところだよな。
どこを縦読み?
463 :
マロン名無しさん:2007/09/26(水) 17:26:58 ID:6Z3F/wVl
袖触れ合うも「他傷」の縁、って43巻の後書きでも言ってただろ町子は。
何にせよ、町子の怪我が治る怪我なら良い充電期間になるんじゃないか。
昔はインフレを批判してた町子の作品も最近はインフレが進んで、往年の集英社マンガ系作品みたいになってる。
初期の頃は、フネとサザエが鰹のタタキを作る準備をしているのを勘違いしたカツオが大立ち回りをするとか、
MAINITI-MAINITI誌の企画で明石家さんまがキャラクター化して登場したり、
バトル以外の面白さもたくさんあった。バトルは元々、「サザエさん」の一要素でしかなかった。
波平やカツオもムーの上級兵士どころか、都内のチーマーにだって苦戦してた。
でも知恵・勇気・家族愛・近隣社会の中に存在が根付いている雰囲気は、今よりずっと強かったよ。
桜なんとかの再開なんかせずに、初心に還って欲しいな。
ともかく、忍空2nd(集英社、1995年)の二の舞だけは避けて欲しい。
464 :
マロン名無しさん:2007/09/26(水) 17:29:33 ID:6Z3F/wVl
[各板から目ぼしいレスをひらってきた]
大相撲でも歌舞伎でも、いまだに裏社会とは無縁でいられない。町子も、あれは仕方が無かったんだろう。
早く復活するといいな。
フグ田家の元ネタって、町子が学生の頃に旅行に行ったルソン島の山奥の原住民の村落で出会った
モロ族の家族だろ。
世帯の同居・分離とかが特異なのも、その影響みたいだ。
初期の端役も、決してインフレの恩恵を受けてないわけではないと思う。
連載当時もしくは巻数の若い単行本では、彼らは確かにタダの不良集団や犯罪者に過ぎなかった。
しかしインフレが進んで、磯野家やイササカ先生が超人的な力を揮う設定になってくると・・・・・・。
1チームで昭和最強の魔人をボコボコにしたチーマー、
磯野家に侵入して家人を縛り上げて金品を奪った侵入盗、
あいつら何なの?
東映まんが祭りの、ダイダルウェイブのキャラが萌えだった。
あと、松えい太編が結局どうなったのか気になる。
やはり松永太もどきの敵キャラは大人の事情で無理があったのか。
袴田操とかいう萌えキャラクターが出てきたのがまずかったよな。
和月系クノイチとボクシング・スタイルの組み合わせは斬新だったが、インターネットで検索したら
芋蔓式に松えい太の元ネタまで判明してしまう読者側のレディネスがやばかった。
465 :
マロン名無しさん:2007/09/27(木) 00:36:34 ID:D1+hjPyP
今日も良い天帰〜〜♪
466 :
チラ裏:2007/09/29(土) 11:00:30 ID:???
もうお前が書けよ
>>438 チュートの二人もかなりのサザエさんファンで、ちょくちょくネタに取り入れてる。
そのおかげで今日のサザエさんSPで二人が声優として出てくるよ。
本人役で何故か格闘の達人でサザエ達と戦うという。
さぁ〜て来週のサザエさんは〜
波平、ワシの話を聞け! カツオinチベット。
逆襲のフネ。
の3本です8(*^^*)8
過疎った挙げ句に
バカがわいてるなぁ
枯れ木も山の賑わい。
保守ってくれるんだ、いいことじゃないか。
そろそろ最新劇場版「夕ラヲ・序」について語らないか?
公開日もまだ決まってないが・・・
472 :
マロン名無しさん:
タラヲが覚醒するやつだよなそれ