>>21 のどか「そんなにアスナさんが好きなんですか!?
本当は私よりアスナさんの事を…!」
ネギ「いいかげんにしてください!!」
ネギは上着を着ると玄関の方へ歩き始めた。
のどか「っ…どこへ行く気なんですか?」
ネギ「ちょっと散歩をしてきます。
のどかさんは僕が帰ってくる間、頭を冷やしていてください。」
ネギはそう言うと足早に家から出て行ってしまった。
のどか「………。」
のどかはしばらく玄関を見つめていたが、突然テーブルの上に置いてあった皿を地面に叩きつけて割った。
のどか(やっぱりネギせんせーはアスナさんの事を…
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない
ネギせんせーは私だけのモノなのにぃ!!)
怒りと哀しみが交互にのどかの頭を駆け抜ける。
手に入れた幸せを奪われていく絶望にのどかの心は徐々に蝕まれていく。
…しばらく経ってソコに残ったのはのどかの姿をした全く別の生き物だった。