【愛と】ネギま!キャラの新婚生活を考える【欲望】

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1マロン名無しさん
―あぁ 青春は 燃える陽炎か―

ネギのドッキン★新婚生活(主に不倫)を妄想するスレです。
※たまにネギがイカれます。ご注意ください。

前スレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1158860615/
まとめサイト
http://www.geocities.jp/negimasinkon/index.html
避難所
http://yy41.60.kg/negimashinkon/
2マロン名無しさん:2006/12/04(月) 22:22:55 ID:???
>>1

ただ贅沢言うとスレ番つけて欲しかったな
3マロン名無しさん:2006/12/04(月) 23:04:49 ID:???
>>1乙!
4マロン名無しさん:2006/12/04(月) 23:37:30 ID:???
>>4なら夕映ゲットそしてこのスレで小説また書く
5マロン名無しさん:2006/12/04(月) 23:50:57 ID:???
>>1乙や。亜子ナギでも書いて…みない。めんどいもん
6マロン名無しさん:2006/12/04(月) 23:58:30 ID:???
>995「やぁ美空、ただいま。」
美空「あっ、>995おかえりー」
>995「ん?どうした美空、元気無いぞ?」
美空「え?いや、なんでもないっすよ〜」
>>995「水臭いなぁ俺とお前の仲だろ。」
美空「…」
>995「な?」
美空「…実は今日もまた会社で「どこにいるかわからない」って言われて…グスッ」
>995「…そっか。可哀想に…」
美空「ヒック…私ってやっぱり空気なんだねーハハハ…」
>995「そうだね、確かに俺にとって美空は空気だ。」
美空「えっ!?…ハハハやっぱり…」
>995「だって空気が無いと生きていけないじゃん。美空は俺にとって無くてはならない存在なのさ。」
美空「>995…」
>995「フッ…」
美空「…プッ、正確には必要なのは酸素じゃん。」
>995「ちょwせっかく決めたのにww」
美空「あははばーか(…ありがとね>995)」


めでたしめでたs
7マロン名無しさん:2006/12/05(火) 00:06:49 ID:???
今連載中の作品っていくつある?
8マロン名無しさん:2006/12/05(火) 01:08:21 ID:???
まとめ見れ
9前スレ995:2006/12/05(火) 01:10:01 ID:???
>>6おまえさんは神じゃー!!
美空ゲット!
10彼女達の愛したもの:2006/12/05(火) 01:20:13 ID:???
前スレ>>903の続きです

第5話 二度目の森 <the rescue>

のどかがネギに要求した条件は意外なものだった。
確かにのどかがいれば、アーティファクトを「レーダー」に応用してアスナを探すことが出来る。
アスナを探す魔法道具をネギは持っているのだが、それよりものどかのアーティファクトの方がだいぶ確実である。

ネギ「そ、それはダメです」
ネギの返事はノーであった。まだパートナーとしての実戦経験のほとんどないのどかをあの場所へ行かせるのは危険すぎる。
しかも森を脱出する前に、爆撃までされる可能性がある。命を失う可能性は高い。
しかし、のどかはすかさず言い返す。
のどか「ネギ先生、私は先生のわがままを聞いてあげました。
    なのに先生は私のわがままを聞いてくれないってのは、不公平じゃないですか?」
ネギは何も言い返せなかった。
のどかを死なせるわけにはいかない。しかしここで断れば、自分はただの身勝手な人間だ。
ネギは渋々顔を縦に動かす。
ネギ「・・・・・・わかりました」

二人は服を着替え始めた。
ネギは慣れた手つきでのどかの用意した装備を一つ一つ確認しては身に着ける。
一方のどかはほとんど戦闘服を着たことが無いため、あまり手際がよくなかった。
ネギは自分の準備をしながらも、のどかの装備を手伝った。
先に準備が終わったのはのどかのほうだ。ネギが手伝ってくれたおかげですぐに装備を身につけることができた。
のどかはこれから行われる初めての実戦を目の前に、手が震えていた。訓練ではない、本当に命のかかった戦闘。
中学時代のように、たくさんのメンバーがお互いに助けてくれるということはない。
自分が致命的なミスをすれば、すぐさまジ・エンド、すなわち二人の死を意味する。
ネギとのどかの二人だけ・・・その事実は想像以上のプレッシャーとなってのどかに襲ってきた。
11彼女達の愛したもの:2006/12/05(火) 01:22:21 ID:???
そんなことを考えているうちに、ネギの仕度が終わったようだ。
ネギ「準備完了です。・・・行きましょう」
その言葉を言ったネギの顔は、頬についた傷もあっていつもより凛々しく見えた。
そして二人は刹那の家を出て、森の近くの魔法が制限されていない地域まで杖で飛んで行った。
長い、長い飛行。そして真っ暗闇の空。
それら全てが、のどかの恐怖心を煽っていた。


翌日、ちょうど朝日が昇り始めるころ、刹那が仕事から帰ってきた。
刹那にとって、夜を職場で過ごして次の日の朝に帰ってくるというスタイルは珍しくない。
それだけ多忙な日々を送っていた。
刹那は家に入ると、まずネギとのどかを探し始めた。
しかしそこには彼らの姿は無かった。刹那は少し慌てたが、すぐに居間の机の上にある置手紙を発見した。
そこには、「アスナを助けに行く。忠告を無視して申し訳ない」といった主旨の内容が書かれていた。
それを読んで刹那は愕然とした。刹那の必死の忠告は無駄に終わったのだ。

刹那はネギの将来に期待していた。
少なくとも自分の実力を超えることは明らかである。
そしてサウザンドマスターを超える存在になるのも、決して不可能ではない。
魔法界で歴史にその名を残すような、そんな存在になるであろうネギをここで死なせるなんて・・・それはあまりにも惜しい。
それに他にも、刹那にはネギを死なせたくない個人的な理由があった。
刹那はネギを尊敬していた。
魔法使いとしての能力だけでなく人間性にも優れているネギを、本気で尊敬の目で見ていたのだ。
さらに刹那のネギを見るその目は、本人の気付かないうちに何か特別な感情に近づいていった。
戦士としてではなく、一人の男としてネギを見ていた。

先ほど、このかは森の爆撃の指示を出した。
このかの命令とあらば、協会はすぐに動き出す。おそらく早ければ夕方ごろにでも、森は焼け野原となるだろう・・・。
このままではネギの命が危ない!
だがネギを死なせるわけにはいかない!
今からネギ達を追いかけても、二人を発見できる可能性は低い。つまり、止めることも助けに行くこともできない。
一体どうすればいいんだ・・・。
12彼女達の愛したもの:2006/12/05(火) 01:25:49 ID:???
朝日が完全に昇り終えたころ、ネギとのどかは森の中にいた。
のどかはアーティファクトを使い、アスナの位置を特定しようとした。
魔法の制限がかかっているため、あまり使い物にならないその「レーダー」を使うと・・・
のどか「あ、反応ありました!」
のどかによると、ここから北東に数キロほど歩いたところに、「誰か」がいるとのことである。

だが少しおかしな点がある。
のどかの「レーダー」にはそれ一つしか反応が無かったということだ。
本来なら、アスナとネギが倒すべきだった魔物、少なくとも二つの反応があるはずだ。
しかしのどかの「レーダー」には一つしか反応が無い・・・
考えられる可能性は大きく分けて三つ。
一つ目は、魔法の制限により、アスナか魔物が「レーダー」に探知されなかった。
二つ目は、アスナか魔物のどちらかが、「レーダー」の探索圏外まで移動した。
三つ目は、アスナか魔物が、既にこの世を去っている・・・。

アスナが生きていたとしたら、当然重症を負っていて、あまり長い距離を移動できるはずが無い。
のどかの「レーダー」によれば、反応があった場所はネギとアスナが落ちた川のすぐそばとのこと。
そしてこの反応体は、その場所から動く気配がないようである。
・・・これはアスナの可能性が高い!
ネギはその場所へ向かう決断をした。
「のどかに探知されたのはアスナで、魔物は探知されずにどこか別の場所にいる」と予測したのだ。

その場所は予想以上に行きづらい場所だった。
どうやら昨日、この森に大雨が降ったようで、道がひどくぬかるんでいる。
それに「数キロ」というのはあくまで直線距離で、そこまでまっすぐ行くには険しい山を登り降りしなければならないため、
場合によっては山の周辺を大きくまわったりもした。
おまけにネギの怪我は完治していない。ネギは本来なら激しく動き回るようなことなどしてはいけない体だ。
怪我をしてからあまりにも時間が経ってしまったため、治癒魔法がよく効かなかったのだ。
そのため二人はゆっくり歩かざるを得なかった。
そんなこんなで、のどかの探知した場所まで行くのに数時間かかってしまったのだ。

苦労の末、ついに目的の場所までやってきた。そして・・・
13彼女達の愛したもの:2006/12/05(火) 01:33:00 ID:???
ネギ「アスナさん!」
ネギはアスナを発見した。
アスナは大きな木を背もたれにして、気が抜けたように座っていた。
ネギは何時間も歩いてきたとは思えない勢いでアスナのもとへ走った。
ネギの呼びかけに、アスナはほんの少しだけ顔を上げて反応した。かなり衰弱しているようだ。
大雨のせいだろうか、顔も服も泥だらけで、かなり苦しそうな表情をしていた。
ネギはすぐに、アスナに自分の持っていた水と食料を与えた。
するとアスナは、右手だけを使って夢中になってそれらを食べ始めた。よほどお腹が空いていたのだろう。
左手はだらんとして、少し腫れている。どうやら骨折しているようだ。
よく見ると両足も骨折しているようだ。しかもこちらはかなり酷い具合のようだ。
ネギとのどかは一緒に応急手当てを行った。

ネギの与えた食料を物凄い勢いで食べ終えると、アスナは少し元気を回復したようだ。
そしてネギに向かってしゃべり始めた。
アスナ「・・・どうして来たの?」
ネギ「どうしてって・・・決まってるじゃないですか!? アスナさんを助けに来たんです!」
アスナ「わかってるわよ!なんで助けに来たかって聞いてるのよ!」
ネギ「だって、僕はアスナさんを失いたくないんです! だから・・・」
アスナ「ネギ・・・」
アスナはネギの思いを聞いて言葉を失った。
危険を犯して自分なんかを助けに来てくれるなど、思ってもいなかったのだ。
実はここで、アスナが自分を「自分 な ん か」と低く評価したのには理由があったのだが・・・
14マロン名無しさん:2006/12/05(火) 01:34:57 ID:???
そのときだ!
のどか「(ネギ先生!)」
後ろから突然のどかが小さな声でネギを呼んだ。
ネギは振り向いてのどかが指差している方に顔を向ける。
そこには・・・
ネギ「(あの魔物だ!)」
少し離れた所に魔物がいた。しかもどうやらこちらに気づいているようだ。

のどかの「レーダー」に探知されたのは、確かにアスナだった。
しかし、ただ探知されなかっただけで、実は魔物もアスナのすぐそばにいたのであった。


――――ネギと魔物の戦いが再び始まるのか!?
次回、第6話 逃亡者と追跡者     つづく

更新遅くて申し訳ないです
15マロン名無しさん:2006/12/05(火) 02:00:57 ID:???
GJ!!せっちゃんが助けに来てくれるんだよな
16マロン名無しさん:2006/12/05(火) 02:01:06 ID:???
GJ!!
17マロン名無しさん:2006/12/05(火) 11:09:35 ID:???
あいや、本編よりおもしろいアル
18マロン名無しさん:2006/12/05(火) 11:54:12 ID:???
ネギ浮気長編シリーズは再開しないのか?
19マロン名無しさん:2006/12/05(火) 12:34:53 ID:???
―日曜日

ネギ「無性にアキラとヤりたくなってきた……明日菜さーん」
明日菜「イタタ…なーにネギ?」←胃痛
ネギ「ちょっと仕事の書類会社に忘れたんで取りに行ってきますね」
明日菜「え…?あ、うん…、わかった…」
ネギ「じゃ、いってきまーす、21時には帰りますので、では行ってきます」
明日菜「いってらっしゃい…(最近ネギの服からウチにはない香水の匂いがするんだケド…)…アイタタタ!」

―アキラ宅
アキラ「ネギ君…どーしたの?」←あきれ顔
ネギ「いやぁ、急にアキラさんの顔が見たくなってね」
アキラ「ふぅん…ちょっと明日菜さんに電話してくる」
ネギ「あー待って待って!ね!?フヒヒ」
アキラ「きも…帰ってよ」
ネギ「…うるせー!いいからヤラせろやぁ!」
アキラ「ヒッ…」
ネギ「いいこだ…よしよし…じゃあ部屋に入るよ、おじゃましまーす」
アキラ「……」
20マロン名無しさん:2006/12/05(火) 12:44:24 ID:???
超「なんで私を選んだネ」
ネギ「一番僕のことを愛してくれてたから…かな」
超「真顔でそんなコト言われたら恥ずかしいヨ…///」
ネギ「あはは♪でもホントですよ?わざわざ未来から僕に告白しにくるなんて」
超「だから違うって!告白はそっちからネ!///」

―のぞき
ハカセ「ラブラブですねぇー…超さんもあんな顔するんだぁw」
明日菜「でもいいの?歴史変わっちゃうんじゃ…」
ハカセ「別に問題ないですよーなんつあつおえあt@えあm(説明)」
明日菜「へぇ…(←全然わかってない)」
刹那「なるほど…(←全然ry)」
古「それにしてもネギ坊主…超をオトすなんてやるアルな」
このか「天才同士だからウチらに想像できん会話しとると思うたら…そこらへんにいる
     バカップルとなんもかわらんなー」
刹那「(お嬢様…ちょっと怒ってる…?)はは…」
21マロン名無しさん:2006/12/05(火) 13:24:59 ID:???
ネギとのどかは結婚をした。
みんなから祝福される二人は本当に幸せだった。
誰もがこの二人に明るい未来があると信じていた。

だが、そんな幸せも些細なことで崩壊してしまうとは誰も思わなかった…。

のどか「ネギ先生!どうしてあなたは私以外の女に優しくするんです?
    私を愛していないんですか!?」
ネギ「そんなわけないでしょう!!」
のどか「じゃあ私だけを見て!他の女性の事なんか考えないでください!!」
ネギ「そんなの無理に決まっているじゃないですか!
   何でそんな事をいうんですか?…ちょっとおかしいですよのどかさん。」
のどか「おかしい?私がおかしいんですか?
    愛する人の事だけを考える事はおかしい事なんですか!?」
ネギ「だからその反応がおかしいと言っているんです!
   落ち着いてくださいよ!!」
のどか「落ち着けるわけないじゃないですか!
    私以外の女と楽しそうに話すなんて許すことができません!!」

事件の発端はネギとのどかが外食をした帰り道に明日菜達と会った事だ。
久しぶりに会った事で明日菜とネギは話が弾んだ。
それを見てのどかは困惑した。
その時のネギの表情は自分と話している時よりも自然な笑顔だったからだ。
そして明日菜達と別れ、今に至る。
22マロン名無しさん:2006/12/05(火) 13:26:08 ID:???
>>21
のどか「そんなにアスナさんが好きなんですか!?
    本当は私よりアスナさんの事を…!」
ネギ「いいかげんにしてください!!」
ネギは上着を着ると玄関の方へ歩き始めた。
のどか「っ…どこへ行く気なんですか?」
ネギ「ちょっと散歩をしてきます。
   のどかさんは僕が帰ってくる間、頭を冷やしていてください。」
ネギはそう言うと足早に家から出て行ってしまった。
のどか「………。」
のどかはしばらく玄関を見つめていたが、突然テーブルの上に置いてあった皿を地面に叩きつけて割った。
のどか(やっぱりネギせんせーはアスナさんの事を…
    許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない
    許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない
    許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない
    ネギせんせーは私だけのモノなのにぃ!!)
怒りと哀しみが交互にのどかの頭を駆け抜ける。
手に入れた幸せを奪われていく絶望にのどかの心は徐々に蝕まれていく。
…しばらく経ってソコに残ったのはのどかの姿をした全く別の生き物だった。
23マロン名無しさん:2006/12/05(火) 13:56:13 ID:???
>22
のどかは台所から包丁を持ってきて手にしていた
「私とネギ先生を邪魔する奴らは全て殺してやる…」
と口にすると家を出てある所に向かった。
24マロン名無しさん:2006/12/05(火) 14:41:07 ID:???
>>19
アキラは不幸キャラに定着したみたいだな
毎回ネギのおもちゃにされてる
25マロン名無しさん:2006/12/05(火) 14:44:51 ID:???
でたw狂戦士のどかゲッゲッゲ
26殺したいのは好きな人:2006/12/05(火) 17:48:53 ID:???
チャプター1疑惑

前スレ>>979

亜子はいったんネギから少し離れると「ねぇネギ君、うちに来る?」と声をかけた。
「え……でも…お邪魔しちゃ悪いですよ……僕は大丈夫です」
「泣いとる男を黙って帰すほど、うちは冷たい女に見えるんか?」
「いえ!そういう意味じゃないんです!」
慌てて弁解しようとするネギを見てくすくすと笑い出す亜子。

「分かっとるよ、そうかぁ!女の人の部屋に行くんが恥ずかしいんや♪」
「なっ、そ、そんな事無いですよ!!ベ、別に恥ずかしくなんか!」
「そう怒らんと、な?」ネギの顔を亜子は覗き込む。
「……じゃあ、お言葉に甘えて……」そう言って静かに頷くネギ。

亜子の住んでいるマンションは麻帆良学園から歩いて20分ほどの距離にあった。
マンションについた頃はすっかり外は暗くなっており12月ともあって肌を切り裂かれる様に寒かった。
「ふぅ寒かったぁ〜あ、適当にくつろいでてな、今お茶入れるから」
亜子の部屋は綺麗に整頓されていながらも生活感のある感じであった。
ネギはテーブルに着くとトレンチコートを脱ぎ綺麗に畳んで自分が座っている隣の椅子に置いた。
「ネギ君!緑茶と紅茶どっちがいい?」と台所から亜子の声が響く。
「あ、出来れば紅茶でお願いします!」
「OKや!(さて……何所から探りを入れようか……)」
27殺したいのは好きな人:2006/12/05(火) 17:50:47 ID:???
>>26

「美味しいです!亜子さん紅茶の淹れ方完璧ですよ!!」
亜子の出した紅茶は舌の肥えているネギでさえ驚く物であった。
まさしくプロの淹れるレベルの紅茶、それを「日本で飲めるとは」と言う感動がネギを襲った。
「そうかなぁ?前付き合ってた彼氏が好きだったんや、それでちょっとな」
「でもよくここまでレベルの紅茶を……亜子さんこれイギリスでお店開けますよ!!」
「ネギ君はお世辞が上手いなぁ、それだけ口が上手いと女の子何人か泣かした事あるんやない?」

思わぬ亜子の発言に咽てしまうネギ、そして一呼吸置いて。
「そ、そんな経験あるわけないじゃないですか!?僕は紳士ですよ!!」と返した

亜子はネギの発言を聞くと椅子から立ち上がりネギに近付く。
突然の亜子の行動にネギは驚き、気分を害してしまったのか?と考えた。
しかし亜子はそれ所か椅子に座ったままのネギにいきなりキスをした。
硬直するネギ、子供の頃に何度も経験があるとはいえパクティオーと関係無しにいきなりキスされたのは初めてであった。
そしてゆっくりと唇を離す亜子、ネギは尚も硬直したままである。

「紳士やなんてつまらん事言わんと……うちが女を教えたろか?」
「亜子……さん?」
「ネギ君……」
亜子はそのまま再びネギに口付けをした、甘くとろける様に熱くも優しい口付けを……。

続く
28マロン名無しさん:2006/12/05(火) 18:33:10 ID:???
GJ!
だがのどかは仮契約関係なしに急にキスしたことあるよ
29殺したいのは好きな人:2006/12/05(火) 20:22:21 ID:???
>>28
そんなシーン有ったっけ!?と思って確認したら10巻でしてますね……忘れてました
まとめサイトの管理人さんお手数ですが

>子供の頃に何度も経験があるとはいえパクティオーと関係無しにいきなりキスされたのは初めてであった。

この件を消して

>そしてゆっくりと唇を離す亜子、ネギは突然の行為に硬直したままである。

に修正お願い致します、本当にお手数かけてすいません
30マロン名無しさん:2006/12/05(火) 21:00:05 ID:???
>あとは屋上に畑を作る。僕らのジャスコには土も種も売ってる。

8畳の土地に30cmの深さでの土畑を作るのに5トンの槌が必要。
10トントラック一台の土でも16畳の広さがせいぜい。

一人当たり穀物の年間消費量分の臭覚に必要な耕地面積は
水稲耕作なら150m2。
麦、その他の穀物なら300m2以上。(米2倍の法則)
(おかずも食べる今現在での消費量水準なので最低限度の水準)

そういう訳で数人での自給自足には10トントラック数十から数百台分の土砂が
必要になる。

自給自足は不可能。
31マロン名無しさん:2006/12/05(火) 21:10:14 ID:???
どこの板の誤爆だよ
32マロン名無しさん:2006/12/05(火) 21:28:03 ID:???
ちょwwワロス
33マロン名無しさん:2006/12/06(水) 00:41:57 ID:???
>>20

―初めて二人でお泊り
ネギ「あ、あはは…まぁ緊張しないでくつろいでくださいっ」
超「ム…///緊張してるのはネギ坊主だと思うガ」
ネギ「あ、お風呂はそこです!」
超「……///」

………

超「ふぅ…(チョット緊張がほぐれたナ)」
ネギ「……(ぽけー)」
思わず見とれてしまうネギ。
超「ん?私の顔に何かついているカナ?」
ネギ「い、いやぁ、髪を下ろすとぐっと色っぽくなるなーと…」
超「……///」
ネギ「(くすっ)鈴音さんて照れると黙ってしまうタイプですねー」
超「さてすっきりしたところで帰るとするカナ」
ネギ「ま、待ってくださいよー!」

その夜…二人ははげしいせっくるをした―完―
34マロン名無しさん:2006/12/06(水) 00:51:12 ID:???
萌えた。
35マロン名無しさん:2006/12/06(水) 01:29:30 ID:???
>23
包丁を隠し持ったのどかが向かった先は・・・
ピンポーン
???「はいはーい!今開けまーす。」
ガチャ
???「あら、本屋ちゃんじゃない…何か用?」
のどか「あ、明日菜さん。こんにちわ〜ちょっとお話があって…」
明日菜「話?まぁ、いいわ。立ち話もなんだからあがりなさいよ♪」
のどか「は、はい〜お邪魔します…」
続く
36マロン名無しさん:2006/12/06(水) 02:40:03 ID:???
wk(゚∀゚)tk
37マロン名無しさん:2006/12/06(水) 08:52:07 ID:???
>>33>>35
GJ!!長編になるならタイトルを付けて
3835です:2006/12/06(水) 12:17:55 ID:???
タイトルは【宮崎のどかの陰謀】にします。
39マロン名無しさん:2006/12/06(水) 14:00:16 ID:???
宮崎のどかの陰毛ζ
4022ですけど:2006/12/06(水) 16:33:31 ID:???
いつの間にか続いているし!ww
35さんGJです!
4135:2006/12/06(水) 16:41:42 ID:???
>40
勝手に話しすすめて申し訳ないです・・・
4222:2006/12/06(水) 17:14:40 ID:???
>>41
いえいえ、お気になさらずに(^^)/
43マロン名無しさん:2006/12/06(水) 17:38:21 ID:???
なにこの流れ
44マロン名無しさん:2006/12/06(水) 18:15:24 ID:???
ピザ五月「馴れ合い…それは周りを萎えさせる究極の食材です。」
45マロン名無しさん:2006/12/06(水) 18:50:39 ID:???
>>44
そんな事を書くなよ。
萎えるだろーが
46亜子新婚 ネギ鬼畜編:2006/12/06(水) 18:59:17 ID:???
「おい!!亜子!!」
─今日も野太い怒鳴り声が家中を響く。
響いたその家はそこそこ広く、華やかなデザインだが、一室にしか電灯が点いておらず全体的に暗い。
名前を呼ばれた彼女は急いで咆哮した彼の元へ向かう。
「な、なんですか?」
亜子が目に映った途端にがなりたてるネギ。
「なんですか?じゃねーよ!酒が切れてるじゃねーか!!今すぐ買って来い!」
「は、はい!」
怒鳴り声を浴びせられた亜子は身を竦めながら玄関に向かった。

時間は夜の十時を過ぎていたが、近くのコンビニのおかげで酒を入手できた。
「早く帰らんと…。」
しかし家からコンビ二は結して近くなく、急いで帰宅する。
ガチャ…
「はぁはぁ…ネ、ネギ君買ってきたで…!」
「おせーよ鈍間。ほんとおまえって愚図だな。」
「ご、ごめんなさい…」
「早く寄越せ。」
手荒に亜子の手から袋ごと酒を奪うとネギはソファーに座って呑み始めた。
亜子はネギの様子を暫く観察した後、薄暗い自分の部屋に戻った。
近くの机から「風邪薬」と書いてある薬を取り出し飲むとベッドに横になった。





47宮崎のどかの陰謀:2006/12/07(木) 00:00:07 ID:???
>35の続きです
明日菜「本屋ちゃん、私お茶入れてくるからテキトーに座ってて♪」
といい台所に向かう明日菜
のどか「あ、お構いなく〜(明日菜さんホントはネギ先生の事どう思ってるのかな…そうだ!)」
何かを思いつくのどか。
「アデアット…」
のどかはアーティファクトを使い明日菜の心の内を知ろうとしたのだ
のどか「フフ…これで明日菜さんがネギ先生の事、どう思ってるのか丸分かりです♪」
さっそくカードを取出すのどか
「あ、アデアット…明日菜さんの本音を教えて」
本の中に明日菜の本音が浮かび上がってくる…
のどか「・・・!!」
その文字を見たのどかは目を疑った・・・
48マロン名無しさん:2006/12/07(木) 00:04:43 ID:???
156 :隠し味さん :2006/11/21(火) 09:40:17 ID:vZHjtzah
暫く前に一人暮らしを始めました。醤油選びに迷ってます。
納豆は絶対醤油だったり、ご飯にカツオ節掛けて醤油垂らしたり、煮付け作ったり、、、
結構な醤油好きです。
そこらのスーパーなどでも購入可能でお勧めな醤油を紹介して頂けないでしょうか?

202 :隠し味さん :2006/11/25(土) 08:12:45 ID:AZ0sr3dl
>>156 です

こ こ は 酷 い ス レ で す ね ^ ^


203 :隠し味さん :2006/11/25(土) 17:48:51 ID:a0/bj9lG
>>156
>>202
嫌醤油厨の釣りだとおもわれているw
49宮崎のどかの陰謀:2006/12/07(木) 00:19:59 ID:???
のどか「こ、これって・・・」
明日菜の本音「実は私もネギの事狙ってたのよね〜
この際だから本屋ちゃん殺してネギを頂こうかしら?」
のどか「嘘・・・明日菜さんもネギ先生の事・・・」
不意に後ろから声を掛けられビックリして振り向くとそこには・・・
明日菜「あら、本屋ちゃん私の本音知っちゃったんだ〜♪
せっかく毒殺で楽に殺してあげようと思ったのにこれじゃ作戦変更しなきゃ・・・
そうね、撲殺してあげる♪」
のどか「ひっ・・・(どうしよう、このままじゃ私…ネギ先生…)」
その頃ネギは公園のベンチで…
ネギ「あーあの子。いいケツしてんな〜グヒヒ…」
まさかの展開でミイラ取りがミイラになってしまったのどか、果たして一体どーなってしまうのか?
次回に刮目せよ!!
50宮崎のどかの陰謀作者:2006/12/07(木) 00:25:57 ID:???
今夜は以上です
お見苦しい点が多々あると思いますがご理解の程宜しくお願いします。
51マロン名無しさん:2006/12/07(木) 00:31:14 ID:???
あすな怖いよ
52殺したいのは好きな人:2006/12/07(木) 01:17:56 ID:???
>>27

ネギは突然自分にキスしてきた亜子にただただ戸惑い動く事すら出来なかった。
ネギの口内を舐め回す亜子の舌は誘うようにネギの舌を絡めようとしてくる。
10秒以上経ってから我に返ったネギは強引に亜子の唇を引き剥がす。

「はぁ…はぁ……いきなり何をするんですか亜子さん!?」
「キスや、した事ないんか?たくさんあるはずやろ?明日菜とか木乃香とか」
「!?……何を言っているんですか亜子さん……」
「パクティオー……仮契約の儀式…もっとも明日菜達との仮契約は今はもう破棄したらしいな」
「何でそんな事!!貴方本当に亜子さんですか!?」

亜子はテーブルの近くに置いてあったハンドバックからワルサーを取り出しネギに向けた。
ワルサーを見て一気に引き締まるネギの顔、銃と自分との距離は1メートル弱、かわすのは難しい。
ネギは常時魔法障壁を展開しているもののワルサーP99の使用弾薬9mmパラベラムは貫徹力に優れた弾丸である。
いくら魔法障壁があると言っても至近距離で発砲されればダメージを受けかねない。

「この銃で撃たれたいんか?……エヴァちゃんみたいに」
「貴方がエヴァンジェリンさんを!?どうしてそんな!!」
「さぁ?邪魔になりそうだったからかな?さぁ話してもらおうか、君がうちの彼氏を殺した時の事を」

続く
53マロン名無しさん:2006/12/07(木) 11:41:48 ID:???
亜子コワスwww

リレー形式が流行った頃が懐かしい
54マロン名無しさん:2006/12/07(木) 17:38:08 ID:???
>>49 ネギま!?風の引きにワラタw
55マロン名無しさん:2006/12/07(木) 23:36:29 ID:???
明日菜「肉弾戦で俺に勝てるとでも思っているのか?」
のどか「アールデスカット!火よ・・・・・ッ!!」
明日菜「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
のどか「ヤッダー バァアァァァァアアアアア」
明日菜「無駄ァアアアアア」
56彼女達の愛したもの:2006/12/08(金) 01:41:05 ID:???
>>14

第6話 逃亡者と追跡者 <the tactics>

ネギ「のどかさん! アスナさんを連れて、先に逃げてください!」
のどか「で・・・でも・・・」
ネギは魔物がこちらを攻撃してくるであろうことを悟った。
あの魔物の動きは早い。このまま逃げても確実に追いつかれる。
ネギ「いいから早く! ここに来る途中、小さな小屋があったでしょう? そこへ行ってて下さい!」
のどかはネギの言うとおりにした。
契約が発動している今ののどかには、アスナを軽々持てるくらいの力があった。
のどかはアスナを抱きかかえ、全力で走った。
中学時代は運動音痴だったとはとても思えないような速さであった。
もちろんこれも、契約発動の効果である。


魔物はこちらに敵意を持っているようだ。さっきから険しい表情でじっとこちらを睨んでいる。
殺意のようなものが感じられた。数日前、奴を殺そうとしたのだからそれも当然かもしれない。
魔物だって生き物には変わりない。生きていたいという本能がある。
自分を殺そうとする者が現れれば、身を守るためにそれを殺す・・・それだけだ。
だが今のネギは、彼を殺そうという気はない。実際、逃げることが出来さえすればいいのだ。
そのために、魔物の動きを止められれば、それで十分である。

魔物がこちらに向かって走ってきた。ついに戦闘開始である。
自分の魔法攻撃が彼に効かないことはわかっている。ならば攻撃するとあらば、接近して直接打撃を加えるしかない。
だが下手に正面から近づけば、アスナのように首をつかまれ振り払われるだけだ。何とか魔物の後ろにまわって攻撃したい。
そこでネギはある作戦を考えた。
57彼女達の愛したもの:2006/12/08(金) 01:46:10 ID:???
ネギは魔物に向かってサギタマギカを放った。
それは何ともいえない中途半端な威力で魔物に飛んでいった。
当然魔物には全く効いていないが、ネギは焦る様子を見せていない。
ネギ「この場所だと、今くらいの魔力を使えばこれくらいの力が出るのか・・・」
走ってくる魔物を見つめながら、ネギはその場にじっと立ち、そう呟いていた。
そしてネギは接近戦用のナイフを取り出し、それを右手に持った。
だんだんと魔物が近づいてくる・・・。
今だ!

その瞬間、魔物の視界からネギの姿が消えた。魔物は予想外の出来事に混乱し、急に立ち止まった。
ネギは魔物の背後にいた。瞬動を使ってうまく移動したのだ。
瞬動はただ単に魔力をたくさん使えば良いというものではない。使うべき魔力の量を少しでも間違えれば失敗してしまう。
先ほどサギタマギカを放ったのは、瞬動を行うために
「この場所ではどのくらいの魔力を使えばどのくらいの力が出るのか」を確かめるためであった。
魔物の背後にまわったネギはすぐさま後ろを向き、左手で魔物の背中に触れた。
大量の光の筋がネギの左手から出され、その魔物に絡みつく。
これは京都の修学旅行で白髪の少年に使った「戒めの風矢」である。
さらに右手に持っていたナイフを、魔物の右足の太ももに深く突き刺した。その痛みに魔物は叫び声をあげる。
「戒めの風矢」で体の自由を奪われ、さらに足を大きく怪我した魔物は、その場を動くことが出来なくなった。
そして次にネギがとった行動、それは・・・「逃げ」だ!
ネギはナイフを魔物の足から引き抜くと、のどかが向かった場所へと全力で走っていった。
58彼女達の愛したもの:2006/12/08(金) 01:50:21 ID:???
ネギは色んな意味で「優しい」人間である。
殺す必要が無い相手は、たとえそれが魔物であろうが殺したくはないのだ。
だから止めは刺さなかった。足に大きな怪我を負わせれば、十分に逃げられると考えたのだ。
「戒めの風矢」を解こうとしてもがけば、それだけ足のダメージは大きくなる。
つまり魔物は長時間かけて「戒めの風矢」が自然に解けるのを待つしかない。さもなくば、足の怪我がいっそう酷くなる。
森で一人で生きている魔物にとって、足の怪我を大きくするのは自殺行為だ。
さらに魔物が「戒めの風矢」から脱出したあとでも、足の怪我のことを考えると追いかけてくることなど出来ない。
無理をして走れば、やはり足の怪我を大きくする。となると、今はこの場でただ黙っているしかないのである。
以上を総合すれば、魔物は「自分の体がどうなっても、何が何でもネギを殺したい」と思っていない限り、十分逃げられるのだ。


それは完璧な作戦に思えた。
ネギの思い通り、魔物を殺すことなく確実に逃げることのできる、完璧な作戦に思えた。

だがこの作戦において、ネギは一つ重大なミスを犯してしまった。
それはこの作戦が『魔物は「何が何でもネギを殺したい」と思っていない』ということを大前提とする作戦だったことだ・・・。
59マロン名無しさん:2006/12/08(金) 01:51:00 ID:???
一方、のどかとアスナはネギの指定した場所についていた。
のどかはもうかなりの体力を使ってしまったようで、苦しそうな表情で息を荒くしている。
そしてアスナを小屋の壁を背もたれ代わりにして、地面に座らせた。
するとアスナは、思いもよらないことを口にした。
アスナ「本屋ちゃん・・・私を置いてネギと逃げて・・・」
のどか「な、何言ってるんですか! みんなで一緒に助かりしょうよ!」
アスナ「ダメだよ・・・だって、全部私が悪いんだから・・・私に助かる資格なんかないんだから」
その言葉にのどかは戸惑う。
のどか「え?どういうことですか?」
そしてアスナは、泣きそうな声で答えた。

アスナ「だって・・・今回の仕事で、ネギと私の二人だけでの行動になるようにって
    ・・・私がこのかに頼んだんだもん」


――――アスナはのどかに驚くべき事実を告げる!!
次回、第7話 後悔のアスナ      つづく
60マロン名無しさん:2006/12/08(金) 02:53:16 ID:???
は、はやく続きを……今日中に…ヨみたいヨ…
61マロン名無しさん:2006/12/08(金) 08:50:42 ID:???
>>60
無理言うな
62マロン名無しさん:2006/12/08(金) 09:21:00 ID:???
まぁぼちぼちとがんばってくだされ。

gj
63マロン名無しさん:2006/12/08(金) 10:13:17 ID:???
>>59
グッジョブです
wktk
64マロン名無しさん:2006/12/09(土) 18:57:30 ID:???
北北西に進路を取れ
65彼女達の愛したもの:2006/12/10(日) 15:16:13 ID:???
第7話 後悔のアスナ <the confession>

アスナはこの事件の「裏」のこと、そして自分の内に秘めていたことをのどかに話し始めた。

実はアスナはネギのことが好きだったのだ。それも何年も前から・・・アスナが高校時代のころからずっとである。
ネギと別々の部屋で暮らすようになってから、それに気がついた。
しかしアスナは自分の気持ちに素直になれなかった。ネギのことが好きだという事実を認めたくなかったのだ。
それにネギとのどかは既に身体の関係にまで至っていたこともあり、
たとえアスナが自分に素直になったとしても、その気持ちを自分の内に秘めざるを得なかったのだ。
ところがある日、誰にも知られてはならないだろう事件が起こった。
色々な事情が重なり、アスナとネギは一緒に一晩を過ごしてしまったのだ。
二人とも全くその気はなかったのだが、そのときアスナは酒が入っていたこともあり、自分の気持ちが素直に強く出てしまったのだ。
一方ネギもアスナにしつこく誘われて、自分の理性を保つことが出来なかった。
のどかという恋人がいる以上、それはやってはいけないことだと思っていた。
だがアスナのネギを強く欲しがる目を見て、ネギは断ることが出来なかった。
それ以外にも、実はネギにも「アスナと体験したい」という願望があったのだ。
ネギの方も、アスナと別々の部屋で暮らすようになってから初めて気づいたのだ。
自分にとってアスナがどれだけ大切な存在なのかということを・・・。
そして二人はその晩、お互いの欲求を全力で満たし合うこととなった。
66彼女達の愛したもの:2006/12/10(日) 15:19:01 ID:???
アスナとの営みはそれ一度きりである。
その後もアスナと何度か会うことはあった。
今はもう平気であるが、当時は会うたびに気まずい気分になった。
ネギは自分のことを情けなく思っていた。のどかを裏切るような行為をしてしまった自分を・・・。
あの夜のことを無かったことにしたかったのだ。
ところがアスナは、それを忘れようとはしなかった。
いや、忘れることが出来なかった、と言ったほうが正しいのかもしれない。

自分の大切なところに夢中になっているネギの指と舌の感触。
口に含んだネギのものと、そこから不意に飛び出してきた、不快な味と臭いのする生暖かいどろどろ。
一つに合わさったときのいやらしい音、二人の声、痛み、そして快感・・・。
あの夜に体感したこと何もかもが、アスナの頭の中に強くこびりついて離れることを知らなかった。
67彼女達の愛したもの:2006/12/10(日) 15:19:56 ID:???
その後しばらくして、ネギは本国での例の訓練のため、アスナと連絡をとることがほとんど出来なくなった。
そしてしばらくぶりにアスナに来た手紙。
ネギのことが恋しくて仕方が無かったアスナが、胸を躍らせてその中身を見ると
そこに書いてあったのは「のどかと結婚する」ということ・・・。
アスナはショックだった。
頭の中のどこかで「ひょっとしたらネギとのどかは別れて、ネギを自分のものにできるかもしれない」と楽観的に思っていたのだ。
この手紙により、アスナは当然ネギのことを諦めざるを得なくなった。
しかしアスナは、せめてネギと一緒にいたいと思った。
それが、魔法の世界に飛び込んだ理由の一つだった。

そしてこの前、アスナはこのかに頼んだのだ。「仕事と称して、ネギと一緒に行動できる機会を作ってほしい」と。
このかはアスナが驚くほど快く引き受けてくれた。そして今回の仕事を、ネギとアスナの二人だけに任せたのだ。
だが結果はこのとおりである。本当ならば、もっと多くの強い戦士がこの仕事に選ばれていたはずだ。
自分の浅はかな頼みが今回の騒動を引き起こしたのだ。
ひょっとしたら、前途有望なネギを死なせてしまったかもしれない。
自分の夢であるマギステル・マギとなるため、あれほど必死で頑張っていたネギを・・・自分の愚かな願望のせいで・・・。
それを思うと、アスナは申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
その罪を償う意味として「自分に助かる資格は無い」と言ったのだ。


アスナがのどかに告げたのは以上のことである。
68彼女達の愛したもの:2006/12/10(日) 15:23:04 ID:???
アスナ「・・・わかったでしょ? 私がどれだけ酷いことしたか・・・
    これで私を助ける気も無くなったでしょ? ・・・さぁ早く、ネギと一緒に逃げて」
するとのどかは、きっぱりとこう答えた。
のどか「いいえ。そんなことはありません」
アスナ「え? どうして? ・・・本屋ちゃん、私のこと怒ってないの?」
のどかは一呼吸置いて、アスナへと告げた。
のどか「・・・怒ってます。ネギ先生のことも、アスナさんのことも、本気で怒っています。
    でもアスナさんのことを憎んでるからといって、それとアスナさんを助けないこととは関係ありません!
    私はアスナさんを助けます! たとえアスナさんが諦めたって、私は最期まで諦めません!」
アスナ「本屋ちゃん・・・」

そんなやりとりをしていると、後ろから誰かが走ってくる音が聞こえた。
振り向くと、ネギがこっちに向かって走ってきていた。息を切らしながら苦しそうに必死で走っている。
ネギは体力も魔力もかなり消費しているようだった。
魔法が著しく制限されるこの森で、契約執行や瞬動などの魔法をいつもと同じレベルで出すために、
いつもより余計に魔力を使う必要があった。
その上怪我をしているネギが大雨のせいで道の悪くなった森を走れば、そうとう体力を奪われるに決まっている。
だが、今のネギはこれくらいのことで力尽きるような男ではない!
ネギ「さあ! 早く逃げましょう! 爆撃がいつ行われるかわかりません!」
ネギは威勢の良い声でのどかに言う。
のどかはアスナを抱え、いざ逃げようと思ったまさにその瞬間。
遠くから、猛獣が叫ぶような大きな声が聞こえた。
ネギ「あの声は・・・さっきの魔物!? まさか、僕を追いかけてきたのか!?」

西の空が赤く染まり始めていた。
夕方の訪れである。


――――魔物はしつこくネギを追い続ける・・・
次回、第8話 デッド・オア・アライブ     つづく
69のどかの陰謀:2006/12/10(日) 15:47:16 ID:???
>49の続きです 明日菜の家では女同士の戦いが続いていた…
かと言っても明日菜が一方的に攻め、のどかは必死に逃げ回るだけであった・・・
明日菜「こら、人の心読むなんて卑怯よ!!大人しく撲殺されなさい〜」
のどか「い、嫌です〜」
アーティファクトを使って明日菜の攻撃を避けるが・・・体力的には明日菜に分がある為、とうとう壁ぎわに追い詰められてしまう
明日菜「さぁ、お遊びはそろそ終わりよ。 観念しなさい」
のどか「ああ…私の命もこれまでなんですね…ネギ先生…」
と、その時!
明日菜の家のチャイムが鳴り響いた…ピンポーン♪ピンポーン♪
二人「!!」
果たして謎の来訪者は誰なのか…
70マロン名無しさん:2006/12/10(日) 15:56:29 ID:???
>>68
いよいよクライマックスか!?wktk
71マロン名無しさん:2006/12/10(日) 18:01:10 ID:???
>>68>>69 GJ!!
72マロン名無しさん:2006/12/10(日) 19:24:52 ID:???
>>68
本屋いいやつですな…(´Д⊂
73マロン名無しさん:2006/12/10(日) 21:16:37 ID:???
>>68
ネギ死亡エンドも見たい!
74マロン名無しさん:2006/12/11(月) 00:01:22 ID:???

講談社殿!!鳥人間の得票数は組織票の疑いがあるので

人気投票のやり直しを要求していいですか?!

───────v─────────────────
       (`
      '´  ̄ ヽ ∩
      |!|((从))〉/ /
      '(||" Д "リ /
  _ / /    /
  \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\         \
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  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||           ||
75殺したいのは好きな人:2006/12/11(月) 01:36:23 ID:???
>>52

「そんな事知りませんよ!それにエヴァンジェリンさんを撃つなんて……いくら亜子さんでも許せません!!」
「なに言うてるん?吸血鬼の腕に一発当てたぐらいで死ぬわけないやん」
「ふざけないでください!!腕どころか『胸』に『7発』も撃ち込むなんてよくそんな事が!!」
「!?ちょっと待ってや!うちは腕をかすめる程度にしか撃っとらん!!多少深い傷やったけど致命傷になんか……」
「僕は貴方が許せません!!医者の話だと弾は全部身体の中に残っていたそうです。
 確実にそれも苦しめて殺す為にわざわざ貫通力の低い銃を使うなんて何でそんな残酷な事が!!」

亜子はネギの言葉に動揺を隠せない、それもそのはず、亜子の持つワルサーP99は貫通力に優れた9mmパラベラム弾対応の拳銃。
余程の遠距離で撃たねば弾は貫通してしまう、つまり殺傷力の低い銃なのである。
銃弾は体の中に残った方が殺傷力がより高くなる。
エヴァンジェリンを撃った銃はそう言った殺傷力に優れた銃であると亜子は推測した。

「エヴァちゃんが撃たれた弾の種類は分かっとるの?」
「ええ分かっていますよ!貴方の銃から発射された弾丸かどうかは……」
「それって口径の大きい弾とちゃう?」
「ええ貴方の銃ですから分かって当たり前でしょう!」
亜子はワルサーの弾装を抜き取り一発だけ弾丸を取り出すとネギに向かって投げた。
ネギはそれをキャッチするとただただ不思議そうに眺め、そしてある点に気が付いた。
「それ見てみ、エヴァちゃんを撃った弾丸はもっと大きかったんとちゃう?」
76殺したいのは好きな人:2006/12/11(月) 01:53:28 ID:???
>>75

亜子の言う通りネギが医師に見せて貰った弾丸は確かに大きかった、しかし亜子の渡した弾丸は。
「全然小さい……大きさが全く合わない……」
「弾を見てないから何とも言えんけど多分45口径以上の銃弾やろうな」
「貴方がエヴァンジェリンさんを撃ったんじゃないんですか?」
「撃ったは撃ったけど致命傷になるような場所になんか撃ってへん」

亜子はワルサーに弾装を込め、再びネギに向けようとした。
しかし途中で手を止めてしまう、すると亜子はネギを悲しげな目で見つめた。

「うちの大事な人を殺したんはネギ君?そうでないなら誰?」
「僕は人を殺した事は今までありません……貴方の大事な人を殺したのも僕ではありません」
「じゃあ誰?誰が殺したん?うちの大事な人を殺したんは魔法使いなんや」
「そんな事をする魔法使いは許せません、亜子さんにも事情があるのは分かりました」
「分かったから何?何かしてくれるゆうの?」
「僕が犯人を捜します!エヴァンジェリンさんを撃った事は正直頭にきています。
 でも貴方は苦しんでいたんですよね?エヴァンジェリンさんを殺そうとしたのは亜子じゃないんですよね?」
「エヴァちゃんを殺すつもりなんかあらへん……うちは仇を探したいだけやねん」
「僕が探します!!だから銃を下ろして楽になってください」
「ネギ君……助けて……」亜子はそう言って泣き崩れた。
そっと近付き亜子を抱き締めるネギ、そして自分の大切な人達を傷付けた犯人を許すまいと誓った。

続く
77マロン名無しさん:2006/12/11(月) 01:57:12 ID:???
くー「アーリヤー少女ーたちヨー♪」
とんとんとんとん…
ネギ「…(あぁ、料理してるときのくーふぇさんの尻…なんてかわいいんだろう…)」
くー「むなさわーぎによばれたらー♪」
ネギ「……」
ぺろんっ
くー「アイヤ!?あ、危ないアルよぉ///」
ネギ「ご、ごめんなさい…」
くー「別にいいアル。10万。払え(^▽^)」
ネギ「みぎゃぁぁぁ!」
78マロン名無しさん:2006/12/11(月) 07:19:04 ID:???
>>76
エヴァのその展開は予想できなかったわー
79マロン名無しさん:2006/12/11(月) 09:16:43 ID:???
エヴァが撃たれた弾は銀色なのかな
80マロン名無しさん:2006/12/11(月) 16:53:49 ID:???
ネギと超に子どもができたら…
-夕飯時
子(14才)「ごめんなさい…数学が80点だった…」
超「はぁ…呆れたヨ。中学の数学なんて満点以外0点と同じネ」
ネギ「努力が足りないな…僕や母さんは10才の頃からなんちゃらかんちゃら…」
子「う…(また始まったよ…もう自慢話は聞きあきたっての…くそっもうDQNてやる!)」
81マロン名無しさん:2006/12/11(月) 18:45:48 ID:???
>80
後の第2次魔法大戦のささいな発端である。
82マロン名無しさん:2006/12/12(火) 02:09:46 ID:???
超「ネギ坊主〜っ」デレデレ
ネギ「超さんがこんな甘えん坊だったとは知りませんでした」
超「ずっと…寂しかたネ…」
ネギ「ぅ…(…きゃわいい
83マロン名無しさん:2006/12/13(水) 10:32:36 ID:???
ネギ「ただいま…」
ザジ「………。」ニコッ
ネギ「また課長が僕の事をグチグチ…」
ザジ「………。」なでなで
ネギ「あ、ありがとうございます…///」
ザジ「………。」ニコッ
84マロン名無しさん:2006/12/13(水) 11:32:26 ID:???
―温泉旅行

ネギ「…ふぃー、いい湯ですねぇ」
超「ゔぁ〜っぃ」
ネギ「ちょっと鈴音さんw年寄りみたいですよぉ」
超「冗談ヨ冗談wいつでもお茶目ゴコロを忘れないちゃおりんに惚れ直したカ?」
ネギ「はい…///」
超「え(だから冗談なのに…///)?と、ところでネギは風呂嫌いじゃなかたのカ?」
ネギ「いえ、こーいうお風呂なら大好きです♪はぁ、ホント生き返りますねー」
超「しかも貸切状態ネ……ネギ…///」
ネギ「鈴音さん…///」
ハァハァハァハァ/ \ア/ \ア
―ガラッ!!
明日菜「うっほほーい!おぉ!貸切よッ!!」
刹那「あ、明日菜さん!よく見てください!先客がいますから(しかも混浴なのに素っ裸で)!」
木乃香「二人でせっちゃんのエロい体洗いっこしようや〜♪」
のどか「わぁ…広いお風呂ー♪」
ゆーな「おぉー!泳ぐぞー!」
アキラ「…そうだね」
亜子「ちょっとアキラまで!ダメやって!」

超「………きたカ」
ネギ「な、な、なんで〜?鈴音さん、こっそり上がりましょう…」
超「……」
ネギ「鈴音さん…?急ぎましょう」
超「あ、そ、そうだネ…」
刹那「あ、アレ?ネギ…先生…?」
まき絵「なんだってーーーー!!!」
ネギ「み、見つかった!!」

つづうづく
85マロン名無しさん:2006/12/14(木) 01:35:04 ID:???

ネギ「いえ、人違いです」

まき絵「なぁんだー。みんなー!人違いだってー!」
刹那「アレ?そ、そうですか。申し訳ありません…」


―完―
86マロン名無しさん:2006/12/14(木) 09:05:42 ID:???
>>85
ちょwww
87マロン名無しさん:2006/12/14(木) 10:58:30 ID:???
おいwwwwww
88マロン名無しさん:2006/12/14(木) 11:09:54 ID:???
これはないwwwww
89マロン名無しさん:2006/12/14(木) 15:13:17 ID:???
まてwwwwwww
90マロン名無しさん:2006/12/14(木) 15:29:23 ID:???
やる気無さ杉だろwww
91マロン名無しさん:2006/12/14(木) 16:46:36 ID:???
予想GUYの展開でワロタww
92マロン名無しさん:2006/12/14(木) 22:49:21 ID:???
>>84

あっという間に元3−Aズに囲まれてしまった二人…。
アキラ「ごくり…///」
ゆーな「ちょっとアキラ!ネギ君の体ジロジロ見すぎ!」
ネギ「え…?///」
アキラ「違うのネギ君!!いい体してるなーって…」
ネギ「あ、あの…///」
ゆーな「どっちにしろセクハラだよアキラw」
一同「「あはははは」」
亜子「…うぅ(ナギさんにそっくりや…ナギさん今頃なにしてはるんやろ…)」
刹那「ふふ…(ネギ先生…たくましくなりましたね)」

怒涛の質問攻めにあうネギ…。だがその隣で超は浮かない顔をしていた…。
ネギ「いやー、いろんな国に行きましたけどやっぱり日本が一番ですねー」
パル「じゃーお姉さん達とずっと一緒に暮らそうよーw」
超「……」
ネギ「ハハ…僕にはもう鈴音さんという最高のパートナーがいるんで遠慮しておきますw」
一同「「おぉーーーー!」」
超「…!ネ、ネギ…///」
明日菜「ウへー、アツアツってワケかぁ!おっ、超りん顔真っ赤w」
超「温泉がちょっと熱いネー、ネギ!そろそろあがるヨ!///」
ネギ「そ、そうですね!では皆さんまた後で!」
ざばぁぁ…
一同「「ひゅーひゅー♪」」
アキラ「…(いまあがる時おちんち……///)」ブーーーーッ(鼻血)!!
ゆーな「ほんとムッツリだねアキラ…」
明日菜「おっかけるべおっかけるべw」
刹那「明日菜さん…今は二人にしてあげましょうよ」

つづう
93マロン名無しさん:2006/12/14(木) 23:54:46 ID:???
あ、続いたw
94マロン名無しさん:2006/12/15(金) 00:07:58 ID:???
これは……いいなw
95マロン名無しさん:2006/12/15(金) 01:28:59 ID:???
アスナ「あのさーネギ。用があるんだけど」
ネギ「アスナさん・・・何か用ですか?」
アスナ「あのね・・・話したい事があるの・・・ちょっといい?」
ネギ「いいですよ。話してください」
アスナ「え!?ここではちょっと・・・みんないるし。二人っきりで話したいの」
ガビーーーーーーーーーン!
呆然と取り残されるクラスメイト達
和美(二人でどこいったんだろう・・・)
あやか(二人っきり・・・)
ハルナ(どうせ私達は邪魔者なんだ・・・)
のどか(今ごろどっかでよろしくやってんのさ・・・)
ガラッ
あやか「あ・・・ネギ先生!」
ネギ「皆さんスミマセン。ボクは今日はこれで失礼させていただきます。なにしろ明日はアスナさんと・・・」
あやか「あ・・・アスナさんと!?」
ネギ「若さと・・・情熱と・・・」ノシ
クラス一同「ちょっと待てー!!」
96マロン名無しさん:2006/12/15(金) 08:09:37 ID:???
なんだなんだw

GJ
97マロン名無しさん:2006/12/15(金) 17:42:40 ID:???
マサルだっけ?
98マロン名無しさん:2006/12/15(金) 17:55:46 ID:???
ごんぶと
99マロン名無しさん:2006/12/15(金) 19:41:45 ID:???
パクリだべ
100宮崎のどか ◆AzGk4PR97k :2006/12/15(金) 20:00:55 ID:???
100ゲット!
ゲッゲッゲ
101マロン名無しさん:2006/12/15(金) 23:52:43 ID:???
保守
102マロン名無しさん:2006/12/16(土) 00:14:10 ID:???
―部屋
ネギ「ふぅ…こんなこともあるんですねー…明日菜さん達もこの旅館に来てたなんて…」
超「………」
ネギ「鈴音さん?」
超「え!?ど、どしたネ?」
ネギ「……ごめんなさい」
超「んぇ!?急にどしたネ!?」
ネギ「いえ…僕が日本の旅館に泊まりたいなんて言ったから…せっかく仕事休みもらったのに…」
超「そんな!私は楽しいヨ!」
ネギ「え…?鈴音さん元気ないから…てっきりつまらないのかと…」
超「………フフ…本来の歴史ならネギはここで刹那サンとくっつくコトになってるネ」
ネギ「そ、そうだったんですか!」
超「そして二人は結婚してその子がまた結婚して…そして私が生まれたネ」
ネギ「はぁー……じ、じゃあ超さんは未来で生まれていないことになるってことですか!?」
超「大丈夫ネ…ここで枝分かれして"ネギと私が結ばれた"という未来ができるだけのコト…」
ネギ「ほっ…じゃあ鈴音さんが消えてしまうなんてことは無いってことですね…」
超「ん…そういうコトネ…」
ネギ「………鈴音さんっ♪」抱き!!!
超「…!!いきなりどしたカ///」
ネギ「鈴音さんは僕が刹那さんのところに行ってしまわないかと不安になっていたわけですね」
超「う…!そんなストレートに言うナ///」
ネギ「んー、いい匂いです♪」
超「もぅ…///」

明日菜「ハァハァ…この部屋だよね…ネギ達がいるのって…」
刹那「明日菜さん!行きますよ!(…ネギ先生、お幸せに…)」
アキラ「じーーーー…(あ!布団に入った…!!)」ブーーーッ(鼻血)
ゆーな「アーキーラー!覗くなって!!!!」
103マロン名無しさん:2006/12/16(土) 00:19:34 ID:???
>>刹那サンとくっつくコトになってる

そ、そうだったのか
初めて知った
104マロン名無しさん:2006/12/16(土) 00:36:46 ID:???
>>102

ついに本契約(せくーす)したネギと超…。
その日の夜。明日菜一行は日帰り入浴のためここでお別れ。

木乃香「ほな♪ネギ君超りん!またイギリスやろー?次はいつ日本にくるん?」
ネギ「そうですねー、また一年後くらいだと思います」
まき絵「そっかぁ…でもこんな奇跡が起きたんだからまたどっかの国で会えるかもね☆」
超「そうだネ♪きっと会えるヨ!」
まき絵「?超さんなんかお肌のつやが昼よりいい?なんていうか…おいしそう…」
超「!!!さっそく温泉の効果が出てるネ!///アハハハ!」
アキラ「セックスョン!!」
ゆーな「へんなくしゃみ…それじゃあまた来年!ちゃんと同窓会にはきてよね!」
ネギ「はい!たとえ戦争がおきても必ず行きます!」
パル「ハハハ!ネギ君らしーや…アレ?のどかと刹那さんは?」
明日菜「あんれ?さっきまでそこにいたのに…」
夕映「…二人とも急な仕事が入ったとか言って…さきに帰ったです」
ネギ「………そうですか、最後に挨拶しておきたかったのですが…」
亜子「あ、皆急いで!バス行ってまう!」
―バスに乗り込む明日菜一行。バスの窓から顔をだす。
明日菜「そんじゃね!ネギ!仕事頑張りなさいよ!」
木乃香「しっかり超りん支えてやるんやえ!この子意外とおっちょこちょいなんや♪」
超「う、うるさいネ!早く帰るヨ!」
木乃香「ハハハ、ほななー!死ぬんやないえ!」
亜子「ナギさんによろしくなー!ばいばーい」
ネギ「は、はい!!さよーならー!」
超「ばーいばーーい!」

バロロロロロロロ……つづく
105マロン名無しさん:2006/12/16(土) 01:31:42 ID:???
セックスョンwwwwwwwww
106マロン名無しさん:2006/12/16(土) 02:29:19 ID:???
せっちゃんとのどかが復讐開始ですか?
黒せっちゃんはどんなキャラになるんだ
107マロン名無しさん:2006/12/16(土) 02:38:15 ID:???
>>超「ばーいばーーい!」
になんかすごく萌ーえたーー
108マロン名無しさん:2006/12/16(土) 13:24:17 ID:???
いや、黒のどかを差し違えても止めようとする純白刹那だな
109マロン名無しさん:2006/12/16(土) 14:04:03 ID:???
両方黒くないでFAだ。
110マロン名無しさん:2006/12/16(土) 21:46:28 ID:???
むしろ黒刹那をとめる純粋のどか
111マロン名無しさん:2006/12/16(土) 23:05:45 ID:???
間を取って、実は三又を企てる黒ネギ
112マロン名無しさん:2006/12/17(日) 01:32:14 ID:???
急に超ネタ増えたなあ。
113マロン名無しさん:2006/12/17(日) 02:10:07 ID:???
ちゃおりん各所で大人気ですね。はやくネギとパクらないかなー。
114マロン名無しさん:2006/12/17(日) 17:13:31 ID:???
漫画はずっとgdgdだが!?は良いな
115マロン名無しさん:2006/12/17(日) 18:17:26 ID:???
ってかネギま!?の方が大分gdgdじゃ(ry
116ネギ×楓ネタ その1:2006/12/17(日) 21:08:56 ID:???
お初です。
ネギ×楓ネタで…

「あ…あっ…ネギ坊主、すごい突きでござるよ…」
「ハァハァ…楓さん…もうダメです…」
「こっちもそろそろイクでござるよ、ネギ坊主…」

「ウッ!!」
『ドピュッ!!!』

「ハァァァ…ネギ坊主の熱いのが拙者の子袋に響くでござるよ」
「ところで楓さん、僕達は何で木の上でヤってるのでしょうか?」
「忍たるもの、いついかなる場所でまぐわうのも鍛錬のうちでござるよ」
「はぁ…」

そして十月十日後、楓は臨月を迎えた…
117ネギ×楓ネタ その2:2006/12/17(日) 21:10:54 ID:???
「激しく羊水が出ましたね…もうすぐですよ、楓さん」
「ネギ坊主、産湯は沸いたでござるか?」
「はい…楓さんの真下に五右衛門風呂一杯入れときましたよ。
しかし、楓さんらしいですね。木の上にしがみ付きながら産むなんて」
「では、お主と拙者の子が産まれるところをとくと見るでござるよ…ヴゥゥゥゥアァァァァァァァァァ〜!!!」
「楓さん、頭が出てきましたよ…もう少しですよ」
「では、あと一捻りでござるな…ヒッヒッフゥゥゥゥヴォォォォォォ〜!!」

『オギャャャャャャャャャャ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!』

「楓さん、女の子ですよ…って、ぶら下がったままですよ〜」
「ネギ坊主、心配無用でござる。ほれ」(片足に持ってた苦無で臍の緒を切断)
「あ〜っ!!今度は真下の五右衛門風呂に!!!」『ドボン!!!』
「忍の仔たるもの、それぐらいで死なぬでござるよ。
それにほら、生まれたばかりなのにうまく泳いでるでござる…」
「本当ですね。しかも本当に赤い…これが僕と楓さんの娘…」
「ネギ坊主…この子に乳飲ませたら、あの時のように一緒に入るでござるよ」
「はい、楓さん…しかし、股に臍の緒ぶら下げたままですよ…」
「これは失礼したでござる。(と、後産を引き抜く)
今晩は拙者の後産を使った料理を振舞うでござるよ」
「ど、どうも…」

118マロン名無しさん:2006/12/17(日) 23:25:51 ID:???
これも一種のカオスなのか…?
119マロン名無しさん:2006/12/17(日) 23:49:51 ID:???
初めてなのにずいぶんぶっとんでますねw
120マロン名無しさん:2006/12/18(月) 01:19:33 ID:???
前スレの史伽の時と同じおぞましさを感じる
121マロン名無しさん:2006/12/18(月) 01:47:34 ID:???
―3−Aの同窓会

朝倉「いやーしかし驚いたよねーあのときはーw」
ネギ「もうその話はいいですよぉ…」
パル「学園祭の後、傷ついた超りんを囲う魔法先生達に向かって…超さんは僕が引き取ります!!
    …と一喝!アレはシビれたねー!」
超「ハハ、私は猫の子カ!て突っ込みたくなたけど、すごくうれしかたネ…」
ネギ「鈴音……」
超「ネギ……」
しーーーーん……
二人「!!!」
夕映「あ、お二人はそのまま続けてていいです」
ネギ「ち、ちょっと夕映さん!///」
明日菜「…うーん、アンタらが結婚するなんてねー…」
のどか「ホントに…驚きましたよー…超さんを殺したくなりましたもんー…」
超「明日菜サン……のどかサン…」

のどかはメンヘラになっていた…。
122116:2006/12/18(月) 02:06:23 ID:???
>118-120
感想どうもです

実はもう少しシンプルにしようと思いましたが、後半ちと凝りすぎました…
123マロン名無しさん:2006/12/18(月) 03:15:59 ID:???
>>120
そんなのあったっけ?
124マロン名無しさん:2006/12/18(月) 09:32:17 ID:???
>>121
のどか(';ω;`)
125マロン名無しさん:2006/12/18(月) 11:44:37 ID:???
>>121やはりのどかはこうでなくっちゃなw

>>123前スレの最後の方にあったヤツじゃね?
126ねぎきす:2006/12/18(月) 12:16:06 ID:???
―夕飯時
くー「…めざせせぱーせーーん♪」
ネギ「(あぁくーふぇさん…どうしてそんなにかわいいの…)」
ネギは台所に立つくーふぇの後姿に欲情していた。
くー「ウチも守りたい!ふんふふ〜ひゃあ!?」
ネギ「くーふぇさん…っ!」
後ろからくーの胸を鷲づかみするネギ。
くー「……だめアル…ネギ坊主、エッチは夕飯の後アル」
ネギ「うぅ…ごめんなさいくーふぇさん……」
くー「……」

……
くー「…はい、できたアルヨ♪」
ネギ「いただきます!」がつがつがつがつ「ごちそうさま!くーふぇさーん♪」
くー「ちょっと!ちゃんと味わうむっ!!…んんっ…」
くーふぇの唇を強引に塞ぐネギ。
くー「…んむ…んはっ!ネギ坊主…」
ネギ「さぁ…ベッドに…」
くー「………今日は超と約束がアルネ…」
ネギ「すぐ済みますから!」
くー「………」
127ねぎきす:2006/12/18(月) 12:25:45 ID:???
―ベッド

ギシッ!ギシギシギシ!
ネギ「はぁ、はぁ…やっぱりくーふぇさんは最高です…!」
くー「っ、はぁ、ネギ、坊主っ!」
ネギ「はぁ、はぁ、!!!出ますくーふぇさん!」
どくっ、どくどく!………
……
コトが済んだ二人はベッドの中で抱きしめ合っていた。
ネギ「…くーふぇさん……愛してます…」
くー「……ホントアルか?」
ネギ「ホントですよ?」
くー「……私はわからないアル…」
ネギ「…え?」
くー「ネギ坊主は私の体が好きなだけアル…私はネギ坊主の…」
ネギ「…そ、そんなことは……」
くーふぇはネギの腕をどけると服を着始めた。
くー「じゃ、超と約束があるので失礼するアル」
ネギ「くーふぇさんは……!その、僕のことは好きですか…?」
くー「大好きアル…他の誰にも取られたくないアル」
ネギ「くーふぇさん…」
くー「じゃ、また明日…」
128マロン名無しさん:2006/12/18(月) 13:31:50 ID:???
台詞onlyだとつまらん
129ねぎきす:2006/12/18(月) 16:53:21 ID:???
スマソ
130マロン名無しさん:2006/12/18(月) 17:52:15 ID:???
まぁドンマイ
131彼女達の愛したもの:2006/12/18(月) 22:25:57 ID:???
>>68

第8話 デッド・オア・アライブ <the dying>

予想外だった。
ネギは魔物が自分達を襲ってきたのは、自分の身を守るためだと思い込んでいた。
「生きたい」という本能から自分を殺そうとするものから身を守る・・・。
だから魔物から距離を置き、魔物自身も動けなくなればもう襲ってこないだろうと思ったのだ。
しかし実際は違った。「ネギを殺したい」ということそのものが彼の本能だったのだ。
そのため足の怪我にもかかわらず、ネギの臭いや足跡を頼りに追いかけてきたのだ。
そして再び魔物はその姿をネギの前に現した。殺意に満ちた鋭い視線がネギに突き刺さる・・・。

あの魔物は生きている限り、ネギ達を殺すために追いかけてくるだろう。
こうなれば残された手段は一つ・・・あの魔物を倒すしかない!
ネギ「のどかさん! アーティファクトを!」
のどか「あ、はい!」
のどかはアーティファクトを使用した。
あまり使いものにはならないだろうが、少しでも魔物の考えが読めればだいぶ有利になる。
ネギは再びナイフを取り出した。

先ほどネギがアスナ達を先に逃がしたのは、ネギが万一死んだとしてもアスナ達は逃げれるようにするためである。
しかし今ので「たとえ魔物に大きなダメージを与えても、ネギ達を殺すために追いかけてくる」ということがわかった。
つまりアスナ達を先に逃がしても、ネギが死んだらのどかの契約発動が無くなり、確実に追いつかれて殺される。
そのために、のどかと二人協力して確実に魔物を倒す必要があった。
132彼女達の愛したもの:2006/12/18(月) 22:28:50 ID:???
先ほどと同じように、魔物がこちらに走ってきた。
あの魔物には、ある程度知能があるようだ。
さっきと同じような作戦では見破られる可能性がある。何か新しい方法を考えなければならない。
しかし他にあの魔物の動きを止める方法は残されていない。じゃあどうする?
のどか「先生! 相手は右手の爪で先生を切り裂くつもりです!」
魔物の攻撃方法がわかった。
「右手を使って切り裂く」・・・ということは魔物がネギを切り裂こうとするその瞬間、右手を後ろに引く時に一瞬の隙ができる。
あの魔物の腕は長い。リーチが長いけど、その分攻撃するときに隙が大きくなるはずだ。
この隙を使うしかない!
攻撃方法を考えたネギは、走ってくる魔物に向かってまっすぐ突っ込んでいった。
あまりに突飛なその行動に、のどかは思わず「先生!?」と叫んだ。

魔物とネギの距離はだんだんと近くなっていった。
そしてついに魔物は攻撃態勢に入った。右手を後ろに引こうとしたのだ。
それを確認すると、ネギは自分自身に魔法をかけ、走る速度を急激に加速させた。
そしてその勢いも使って、手に持っていたナイフを渾身の力を込めて魔物の首に突き刺した。
ナイフを突き刺したのと同時に、ネギは自分の周りにシールドを張った。
魔物はネギの急激な加速にきちんと反応し、上手く右手を出すタイミングを合わせ攻撃してくると思ったためだ。
これは初めから相打ちになるだろうことを想定した作戦だった。
「ナイフを持ったまま魔物に殴られ吹き飛ばされる」
その勢いを使ってナイフを引き抜くことにより、さらに首の傷口を広げようとしたのだ。
さらにシールドの力を使い、自分に受けるダメージを可能な限り減らそうと考えた。

そして予想通り、魔物は上手くタイミングを合わせネギを攻撃してきた。
ところが、魔物の右手はネギのシールドを軽く破った。そしてそのままネギの脇腹を直撃し、ネギを大きく吹き飛ばした。
魔物のあまりに強い力にネギはナイフを手から離してしまった。
ナイフを引き抜くことが出来ず、魔物の首に刺さったままの状態となった。
傷口を広げることは出来なかった。
133彼女達の愛したもの:2006/12/18(月) 22:34:46 ID:???
強烈な痛みを感じたネギと魔物の声が同時に辺りに響いた。
のどかは急いでネギの飛ばされた方へ走った。ネギは脇腹を押さえてもがき苦しんでいた。
幸いネギの体に当たったのは爪ではなく、手の平の部分だった。
しかしそのダメージはでかい。ネギは血を吐いていた。
のどか「先生! 大丈夫ですか!? しっかり!」
ネギの体は今の一撃でもう限界だった。
おまけに飛ばされたときに足を骨折してしまったようである。
ネギは満身創痍だった。

のどかがネギの介抱をしていると、後ろからアスナの叫び声が聞こえてきた。
アスナ「本屋ちゃーん!! 後ろ!!」
のどかが後ろを振り向くと、魔物がゆっくりと歩いてこっちに向かってきていた。
首からおびただしい量の血が流れていた。
ネギのナイフは、魔物にかなりのダメージを与えたようだ。それは魔物の歩く遅さやふらつき具合でわかる。
この魔物はもうすぐ絶命する。しかし最期の瞬間まで、魔物はネギを殺すことしか考えていないようだった。
のどかは魔物と目があった。
その憎しみに満ちたような目にのどかは恐怖し、腰が抜けて動けなくなってしまった。
ネギももう動くことすらままならない。アスナも当然動くことなどできない。
今の魔物の弱り具合を見れば、大した攻撃をしなくても、ちょっとした衝撃で倒すことが出来るだろう。
その証拠に、魔物の足が酷く震えている。
きっと本当なら、ただ立っているだけでも精一杯なのだろう。
だが「ネギを殺したい」という執念が、立つことですら精一杯の魔物を歩かせているのだ。
ネギは脇腹の痛みを堪えながら、必死にこの状況を切り抜ける方法を考えていた。
この魔物に、魔法以外のちょっとした衝撃を与えることが出来れば・・・それだけで奴を倒せる!
それだけで良いのなら、きっと何か方法があるはずだ!

何か・・・
134彼女達の愛したもの:2006/12/18(月) 22:38:10 ID:???
だがここで思いもよらない事態が起こった。
音が、聞こえてきたのだ。

のどか「・・・!!!」
その音に最初に気付いたのはのどかであった。ひどく驚いた顔をしたのどかを見て、ネギもようやく気が付いた。
ネギ「この音は・・・まさか戦闘機!?」
その音は遠くから、かすかに、しかし確実に聞こえてくる。
何機もの戦闘機がこちらに向かってくる。その音はどんどん大きくなってきた。
上空を見ると、何機もの戦闘機が飛んでるのが確認できる。
その事態に既にアスナも気が付いていた。


   『このかお嬢様が、あの山岳地帯を焼き払おうとしているんです』


   『戦闘機を使うのだそうだ。』


ネギの脳裏には、刹那が昨日言っていたことが思い出されていた。


――――絶体絶命のこの状況・・・果たして彼らの運命は!?
次回、第9話 最後の賭け    つづく


すいません、金曜深夜に投下しようと思ったんですが、誰かのとばっちりでアクセス規制くらいましたorz
今日やっと解除されました
135マロン名無しさん:2006/12/18(月) 22:53:27 ID:???
待ってましたGJ!!
136マロン名無しさん:2006/12/18(月) 23:00:30 ID:???
GJGJGJ!次の投下はいつですか?
137マロン名無しさん:2006/12/19(火) 15:21:18 ID:???
やべー状況だな
ワクテカ
138彼女達〜の作者です:2006/12/19(火) 16:36:57 ID:???
早ければ今日か明日の深夜にでも投下しようかと思います
アクセス規制くらってる間に次の話も結構書けたので
139マロン名無しさん:2006/12/19(火) 16:45:00 ID:???
wktk
140マロン名無しさん:2006/12/20(水) 00:29:16 ID:???
wktk
141彼女達〜の作者です:2006/12/20(水) 01:26:14 ID:???
とりあえず今日は無理ですねw
明日以降になりそうです
ちなみにこのお話は次回を含めて後3〜4回くらいで終了の予定です
それまでもうしばらくの間、お付き合いください
142マロン名無しさん:2006/12/20(水) 02:17:24 ID:???
うっう…(´;ω;)
143マロン名無しさん:2006/12/20(水) 02:37:16 ID:???
アキラ「経験者は100人ぐらいかな。でも好きな人には感染させたくないから恋人は作らない。
 その代わり不特定多数にうつしてるw」
裕奈「わかるわかるw エイズになるとうつしたくなるよね。
 皆がエイズになればエイズが叩かれなくて済むようになるし、国も研究にチカラ入れるだろうし。
 自分は350人ぐらいかな。エイズだけど隠してナマでやりまくってるよw」
亜子「やっぱ遷したくなるよねぇ〜。自分と同じ思いを他の人にさせたくないなんて嘘だし偽善。
 ”もういいから中にちょうだい〜生でいいから!”って計画性を隠して叫んで
 ”中出し!!”って喜んでる馬鹿なやつに、自分と同じ恐怖をあげてる」
144マロン名無しさん:2006/12/20(水) 07:31:18 ID:???
>>141また一つ良作が(つд`)

>>143( д ) ゚ ゚
145マロン名無しさん:2006/12/20(水) 14:31:35 ID:???
彼女達が愛したものに出て来る化物がどうもリヘラナドールに思えてしまうのは俺だけ?
146改変:2006/12/20(水) 16:58:10 ID:???
─3-A卒業式…
中学の思い出に浸る者、ネギとの別れを惜しむもの。
たくさんの思いが交錯し卒業を迎えた。
ネギも教え子たちを見て嬉しさと寂しさに涙をこらえられなかった。
卒業式終了後、一人の少女がネギを呼び出した。
その少女は宮崎のどか。卒業まで告白の返事は待つ…。
つまりずっと保留だったその返事を聞きにきたのだ。
のどか「ネギ先生…あの…ですね…えと…」
ネギ「はい…」
緊張しているがなんとか話を切り出そうとする。ネギもなんの話かはわかっているようだ。
のどか「(すぅーはぁー…)…先生!こ告白の返事を…!あの…」
…静寂。黙ってまっすぐ見詰め合う二人。卒業式の片付けの音が聞こえてくる。
のどか「私、ネギ先生のことが好きです。私を、ネギ先生のパートナーにしてくださいっ!」

ネギ「すみませんのどかさん…もう僕のパートナーは…明日菜さんに決めたんです。」

のどか「ならば、貴様を殺して永遠に我と共に」
ネギ「よかろう。来るが良い」
虚空を突き破る轟音。
空気を切り裂く甲高い音。
のどかの口から鮮血があふれ出す。
のどかの拳は僅かに届かず、逆に手刀が胸に突き刺さっている。
崩れ落ちるのどか。
のどか「・・・これで、貴様は俺を忘れないだろう。ぐ・・」
ネギ「忘れはせぬ。貴様の魂我が心と共に。」
    「悲しき女よ。誰よりも愛深く、拳でしか愛を語れぬゆえに。」
死してなおその女の顔に浮かぶ表情は
喜びであったか悲しみであったか。
その時、一陣の風が吹いた。
愛に死んだ修羅の魂を運び去るように。

147マロン名無しさん:2006/12/20(水) 17:12:04 ID:???
なんか北斗っぽいwwwワロタ
148マロン名無しさん:2006/12/20(水) 17:58:19 ID:???
バロスwwwwww
149マロン名無しさん:2006/12/20(水) 18:17:33 ID:vPNizuPi
どこかで見たことがあるな・・・
150マロン名無しさん:2006/12/20(水) 18:34:14 ID:???
そりゃ改変だからな
151マロン名無しさん:2006/12/20(水) 20:38:19 ID:???
元ネタはなんだっけ?
152マロン名無しさん:2006/12/21(木) 05:01:18 ID:???
くぎみんは色っぺぇ奥さんになりそう
153考えてみたら:2006/12/21(木) 08:02:46 ID:???
新婚スレでネギの子供を産んだヒロインを数えてみれば…
僕が確認しただけでも

夕映.アーニャ.ザジ.史伽.楓の5人ですね……
(史伽は双子を産んでます)


さてさて…7人目のネギの子供を産むのは……

モツ「誰なんでしょうかね〜、まぁ…報告はしますけど〜…良い意味で……。」

シチミ「もしかしたら…処刑かもしれないニャ〜。」

おいおい……
154マロン名無しさん:2006/12/21(木) 08:32:40 ID:???
短編入れたらもっといるだろ
155マロン名無しさん:2006/12/21(木) 10:56:11 ID:???
シチミ「う、産まれるニャー!」
ネギ「が、頑張ってください!」
シチミ「産まれるぅ!」


ネギ「無事…産まれましたね…」
シチミ「綺麗な顔してるニャー」
  _、、、
  /;3  ̄ヽーっ
 l  ⊃ ⌒_つ
  `ー----""゛

156マロン名無しさん:2006/12/21(木) 10:58:41 ID:???
  _、、、
  /;3  ̄ヽーっ
 l  ⊃ ⌒_つ
  `ー----""゛

ネギ「( ゚д゚)」



ネギ「( ゚д゚ )」
157マロン名無しさん:2006/12/21(木) 14:42:33 ID:???
こっちみんなwww
158マロン名無しさん:2006/12/21(木) 21:08:17 ID:???
>>154
具体的に教えてください
159マロン名無しさん:2006/12/21(木) 21:22:50 ID:???
まとめ見なさい。妊娠含めたらもっといるかな。
160マロン名無しさん:2006/12/21(木) 22:34:02 ID:???
そのまとめが何処にあるか解りません
161マロン名無しさん:2006/12/21(木) 22:42:21 ID:???
釣りか>>1見ろ
162嫌な結婚生活:2006/12/21(木) 23:16:25 ID:???
出席番号24番 葉加瀬聡美

─新婚初夜…
ハカセ「ネギさん!合体しましょう!」
ネギ「ぶへぇ…な、な…唐突に何を…」

─ベッドへGo
ハカセ「準備できました…」
ネギ「はぃ…(さっきのは恥じらい故の言い回しか…かわいいやつだ)入れますよ…」
ハカセ「…」
ネギ「…ハァハァ」
ハカセ「合体!合体!」
ネギ「な!?」
ハカセ「あ、気にせず続けて。」
ネギ「は、はい…」
ハカセ「あっぁぁ!合体しちゃったよぉ!」
ネギ「…」
ハカセ「ハァハァ…そろそろ変形合体しましょう。」
ネギ「は?」
ハカセ「だから、こうして…これでやるんです。」
ネギ「わ、わかりました…(体位変えただけじゃねーか…)」
ハカセ「あぁん!!」
ネギ「……(ちょっと変だけどまぁいいか…)」

ネギ「ハァ…聡美さん!もう…イきます!」
ハカセ「んっ…中に出してください…」
ネギ「くっ…」どぴゅ
ハカセ「燃料補給!燃料補給!フヒヒ」
ネギ「!!!?」

163嫌な結婚生活:2006/12/21(木) 23:30:14 ID:???
出席番号25番 長谷川千雨

ちう「ただいま…」
ネギ「おかえりなさい!千雨さーん」
ちう「疲れてんだ…後にしてくれ。それより風呂沸いてるか?」
ネギ「あっ…すみません…沸いてますが…夕ご飯は?」
ちう「外でとってきたからいらん。風呂はいったら速攻寝るから邪魔しないでくれ。」
ネギ「は、はい…」
─翌日
ちう「おい!ネギ!」
ネギ「は、はい?どうしました?」
ちう「どうしましたじゃねーよ!この服洗濯してねーじゃねーか!」
ネギ「あっ…すみません…忘れてました…」
ちう「どうすんだよ…今日の服…。」
ネギ「すみません…」
ちう「…まったくなんのために専業主夫やらせてると思ってんだよ…」
ネギ「なっ!それはちうさんが働きたいと言ったからでしょう!」
ちう「なんだと!お前のためにネトアもやめてやったのに!」
ネギ「そ、そんなこと頼んでません!」
ちう「!!…あーそーか。もうわかったよ!」バタン

ネギ「……。…うわぁぁあ!」
164マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:00:13 ID:???
燃料補給じゃねーよw

>>160 そうか。もう冬休みの季節か……
165マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:18:43 ID:???
ハカセはマジで嫌になったw

>>164
まあ前スレの後半から怪しいのがあったからな・・・
166嫌な結婚生活:2006/12/22(金) 00:25:14 ID:???
出席番号26番 Evangeline.A.K.McDowell

エヴァ「おい、ネギ。」
和風の作りの家でくつろぐエヴァ。
エヴァに呼ばれてきたのは腰を曲げたおじいさんだった。
「ふぁいふぁい、なんでしゅか?エバァンジリンしゃん。」
白髪の混じった赤髪、いや赤髪の混じった白髪というべきくたびれた頭髪。
呂律の回っていない口から覗ける歯はほとんどない。
眼鏡も分厚い牛乳瓶の底のようなレンズだ。
「貴様…入れ歯を入れろ…何を言ってるかわからん。」
エヴァは若干呆れながらネギの方を見ず言った。
「あ、ひゅいません。」
いそいそと入れ歯を取りに行くネギ。
鈍い動作のネギをエヴァは無感情に見つめている。
「で、なんですか?」
事が終わったネギはエヴァの側にあった座布団にゆっくり腰掛けながら言った。
「貴様は馬鹿か…今日は墓参りに行こうと今朝言ったばかりだろう?」
「おぉ!そうでした!すっかり忘れとった…
最近物忘れが酷くていかん。」
ゆっくりと立ち上がるネギだが、腰の痛みに顔を歪ませる。
「いたたたた…」
「お、おい大丈夫か…」
バランスを崩し倒れそうになるエヴァがネギを支えた。
「おとと…すまんのぅ…」
ネギはそれでもエヴァの支えを無しに自力でなんとか立ち上がった。
「あまり痛むんなら無理はするな…」
エヴァは気恥ずかしそうに心配をする。
「はぁ?なにか言いましたかな?」
「…さっさと行くぞと言ったんだ!」
「おぉ、そうですかそうですか。最近耳も遠くてなぁ…」
「…はぁ、行くぞ。」
167マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:28:57 ID:???
>>166
これはこれでアリだと思うんだがww
168マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:34:17 ID:???
むしろ泣いた。エヴァちゃん……。
169嫌な結婚生活:2006/12/22(金) 00:37:18 ID:???
出席番号26番 Evangeline.A.K.McDowell

お爺さんと少女が並んで歩いている。
見ると奇妙な、いや微笑ましい組み合わせかもしれない。
「ふぅふぅ…」
息を上がらせながら墓への階段を歩くネギ。
杖をついていてもフラフラしていて危なっかしい。
「…」
エヴァは無言でネギの斜め後ろのポジションを維持して歩いている。
「あら、お孫さんとよろしいですねー」
初老のおばさんが二人を見て言った。
エヴァはムッとしたがネギは笑みを浮かべて挨拶した。

墓についた。
墓石に掘られた名前は「ナギ・スプリングフィールド」。
二人は墓の前で手を合わせ黙祷した。
「次行くぞ…次は…神楽坂明日菜の墓だ。」
「わかりました。…エバンジェリンさん、わしもそろそろじゃから…
わしが墓に入ったらよろしく頼むの。」
「…そいつは無理だ…」
「ほ?」
「私も貴様と同じ墓に入るのだからな…」
「エバンジェランさん…ありがとの…」




あれ?趣旨ちげえ('A`)
170マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:40:41 ID:???
お笑い系の嫌婚で感動するなんて…くやしい!(ビクビク
171マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:42:59 ID:???
生々しい現実…

正直泣いた。
172マロン名無しさん:2006/12/22(金) 00:44:53 ID:???
……あったら嫌なシリーズでこんな思いをする日が来るとは………
(;ω;)ウゥッ、GJ……
173彼女達の愛したもの:2006/12/22(金) 01:06:55 ID:???
>>134

第9話 最後の賭け <the end>

戦闘機に驚いたのは、ネギだけではなかった。
魔物も空を見上げたのだ。
このうるさい音と空を飛び回る戦闘機が気になるのだろうか・・・。
だがそれもつかの間だった。魔物が上空を見てちょっと経つと、すぐにまたネギの方へとゆっくり近づいてきた。

『・・・・・・戦闘機を使うのだそうだ。・・・』

爆撃の詳細を話してくれた刹那の姿が思い浮かんだ。
・・・もう無理だ。
いくら魔物から回避できる方法を考えたとしても、この状況で爆撃から逃れられることなど出来ない。
ネギは絶望と諦めに満ちた目で、再び上空を飛んでいる戦闘機を見た。

『・・・ステルス戦闘機を・・・』

「見た」!?
待てよ、それはおかしいのではないか!?
確か刹那はあの時・・・

『魔法協会と空軍が協力開発した最新式のステルス戦闘機を使うのだそうだ。
 魔法と科学の結晶であるその戦闘機は、レーダーに映らないばかりか、姿そのものも肉眼では見えなくすることが出来る。』

・・・間違いない。確かに刹那はそのようなことを言っていた。
しかし今大量に上空を飛んでるのは、どうみても普通の多目的戦闘機だ。誰の目にもその姿が見える。
それによく耳を澄ましてみれば、ヘリコプターの音も聞こえてくる。
ということは・・・ひょっとしてこれは・・・
ネギ「のどかさん! アーティファクトを使って、パイロットの考えを読んでください!」
のどか「え!? ど、どうしてですか!?」
ネギ「いいから早く!」
174彼女達の愛したもの:2006/12/22(金) 01:11:18 ID:???
ネギの頭にはある「可能性」が浮かんでいた。もちろんその「可能性」の根拠は何も無い。
ただ何となく、そうではないかと思っただけだ。
しかしその「可能性」が正しければ、ネギ達は助かるかもしれないのだ。

のどかは迫ってくる魔物の恐怖に耐えながら、必死で一人の戦闘機のパイロットの考えを読んだ。
するとのどかの「あまり使い物にならないいどのえにっき」にはこう書いてあった。
「・・・特に異常は無・・・カメラには何も映・・・スプリングフィ・・・姿は発見できな・・・捜索を続け・・・」
この文だけでは、ネギの浮かんだ「可能性」が100%正しいとは言えない。
しかし、その「可能性」がひょっとしたら正しいかもしれないということは言える。
・・・これに賭けてみる価値は十分にある!

最後の賭けだ。
ネギは今回の仕事で色々な作戦を考えたが、ほとんどが失敗に終わってしまった。
だがこれだけでも成功してくれれば、ネギ達は助かる!

ネギは残った魔力を全て振り絞り、「雷の暴風」を魔物に放った。
目を閉じずにはいられないような強烈な光と、上空の戦闘機の音でさえかき消してしまいそうな大きな音が辺りに響いた・・・。
その光は魔物に直撃した。しかしいくら魔物が弱っているとはいえ、やはり大して効いてるようには思えない。
どうやらこの魔物には、元々魔法攻撃に対して強い耐性があるようだ。(きっと「戒めの風矢」も大して効かなかったのだろう・・・)
少し動きを止めたが、やはり先ほどと同じように歩いてきた。
のどか「嘘! 効いてない・・・?」
のどかは魔物にネギの魔法が効かないことを今知ったのだ。
ネギの強さをよく知っていたのどかにとって、それは少し衝撃的なことだった。
のどかは落胆した。もうネギには魔法を使う気力は残っていない。万策尽きてしまったのだとのどかは思った。
魔物はネギ達の数メートル手前まで近づいていた。

だが、ネギの目はまだ諦めていなかった。
ネギ「(頼む! 早く! 早く来てくれ!)」
175彼女達の愛したもの:2006/12/22(金) 01:17:22 ID:???
そのとき、空からだんだんと大きな音が聞こえてきた。
そしてそれと同時に風も吹いてきて、それもどんどん強くなっていった。
何かがこちらに近づいてくる・・・。
あまりに大きい音と強い風に反応し、魔物をは足を止めて、その発生源であろう上空を見た。

ヘリコプターだ!
ヘリコプターが彼らの目の前、そばの木よりも少し高いくらいの所にまで来ていたのだ。

上空にいる謎の部隊の戦闘機を見る限り、彼らは魔法協会ではない可能性・・・つまり、爆撃ではない可能性があった。
そしてネギはなんとなく思った。「彼らはひょっとして僕達を助けに来たのではないか?」と。
それがネギの考えた「可能性」であった。
さらにはのどかのアーティファクトに書かれた「パイロットの考えていること」。
これを見て、その一か八かの「可能性」に賭けてみることにしたのだ。
ヘリコプターが近くにいるのもわかった。
もし彼らがネギを捜索しているのなら、ネギを発見すればそのヘリでネギの近くまでくるだろうと考えたのだ。
ネギの「雷の暴風」は強い光と音を伴う。それによって「雷の暴風」を強力な「信号弾」の代わりとした。

それに今のボロボロに弱っている魔物なら、魔法ではない物理的な攻撃(?)である強風にあたり続けていれば・・・。


ヘリコプターがネギのほぼ真上に来た。
ヘリのホバリングによる強風に煽られ、その場にいた者はみな顔を腕で覆った。
そして元々弱っていた魔物は、激しく続く強風に耐え切れなくなり、ついにその場に倒れた・・・。
倒れたときに、魔物の首と足につけられた深い傷から大量の体液が飛び出したのが確認できた。

ネギのいた場所のすぐ近くに広い場所があったため、ヘリはそこに着陸した。そしてその中から出てきたのは意外な人物だった。
176彼女達の愛したもの:2006/12/22(金) 01:21:25 ID:???
いいんちょ「ネギ先生! ご無事ですか!?」
ネギ「い、いいんちょさん? どうしてここに・・・」
いいんちょ「理由は後で話しますわ! それよりもネギ先生のお体が・・・」
ネギ「いいんちょさん、僕より先にあっちにいるアスナさんを・・・」
いいんちょ「え?」
ネギの見つめる先にいたのは、ボロボロになってぐったりとしていたアスナの姿であった。
いいんちょ「ア、アスナさん!? どうしたんですの!?」
いいんちょはすぐにアスナのもとへ駆けていった。
そしてアスナを抱きかかえ、ヘリへと向かっていった。
アスナ「・・・大丈夫よ。一人で歩ける」
いいんちょ「そんなわけないでしょ!? こんなときくらい強がり言わないでいられないんですか!?」
アスナ「フン」
いいんちょは機嫌の悪そうな顔で、しかし大切なものを取り扱うかのようにアスナを抱えた。
アスナは目をいいんちょと合わせないようにして、誰にも聞こえないように小さく呟いた。
アスナ「・・・・・・ありがと、いいんちょ」
いいんちょは、わざとそれが聞こえていないフリをした。

一方ネギものどかやヘリの中にいた人に運ばれ、ヘリの中へと入っていった。
魔物のいた方を見ると、そこには大量の血だけが残っていて、魔物の強靭な肉体は既に煙と化し、その姿を消していた。
魔物は息絶えた。おそらくは出血多量による死だろう。
ネギの任務は完了したのだ。
177彼女達の愛したもの:2006/12/22(金) 01:25:40 ID:???
全ての人が乗ったのを確認して、パイロットはヘリを飛ばした。
ネギは今までの緊張が全て吹き飛んだのか、完全に力が抜けているようだった。
上空までくれば、もう魔法の制限が無い。
いいんちょがアスナの介抱に気をとられているうちに、ネギとのどかは魔法により怪我を回復させた。
いいんちょはそれに気が付かなかったため「もともと大した怪我じゃ無かった」と言ってごまかすことにした。
一方アスナは怪我をしてから日が経つため、魔法で治すことが出来ない。しばらくは入院生活となるだろう。

ネギ「それにしてもいいんちょさん。なんで僕達を探しに来たんですか?」
いいんちょ「刹那さんから頼まれたんです」
ネギ「刹那さんが!?」
いいんちょの話によると、今日の朝方、突然刹那から連絡が入ったそうだ。
「この森にネギがいる。出来る限り急いで、なんとしても探してほしい」と。
最初は当然戸惑ったそうだ。しかし「ネギの命がかかっている」といわれ、いいんちょは了承した。
もちろんいくらいいんちょの力といえ、急にヘリや戦闘機を何機も出動させるなど容易に出来ない。
だがいいんちょは何度も頭を深く下げ、無理に頼み込んだのだそうだ。
ネギとのどかはいいんちょに感謝した。そして当然刹那にも・・・。二人にはいくら感謝してもしきれないであろう。
178彼女達の愛したもの:2006/12/22(金) 01:27:28 ID:???
いいんちょ「ところでネギ先生」
ネギ「なんですか?」
いいんちょ「先ほどネギ先生の近くにいた、大きな人間みたいなもの・・・あれは何なんですか?」
ネギ「そ、それは・・・」
ネギは答えに迷う。のどかも顔に出してはいないが、内心慌てていた。
ネギ「・・・その、すいません。あれは見なかったことにしてくれないでしょうか?」
いいんちょは少し顔をしかめたが・・・
いいんちょ「わかりました」
きっとその件については何か話したくない理由があるのだろうといいんちょは悟った。
いいんちょはネギのことを思い、これ以上深く詮索しないことにした。

彼らを乗せたヘリは、夕日を背にして魔法教会の本部へと向かっていった。
こうしてアスナの救出劇は、静かにその幕を閉じた。


――――しかしこの救出劇の裏には、誰にも知られることの無い一つの物語があった。
次回、第10話 さらば東の者達    つづく
179マロン名無しさん:2006/12/22(金) 01:57:41 ID:???
ここにきていいんちょが!
グッジョブ!

このかは最後まで悪党の予感
180マロン名無しさん:2006/12/22(金) 01:59:37 ID:???
GJGJGJGJ!!!!
でももう少しでお別れかと思うと……
181マロン名無しさん:2006/12/22(金) 11:51:12 ID:???
だれかいいんちょ幸せにしてあげて!

>>169
エヴァにゃん…エヴァはこんな思いがしたくないから一人でいるんだろうね…
182マロン名無しさん:2006/12/22(金) 12:32:59 ID:???
死んでも一緒だというエヴァなりの愛情表現
183マロン名無しさん:2006/12/22(金) 18:04:19 ID:???

184マロン名無しさん:2006/12/23(土) 00:13:35 ID:???
魔法先生ネギま!最終回
皆に正体がバレテしまったネギ
そこに襲いかかる最後の敵
ネギ「見ていてください、これが魔法先生最後の戦いです!!とりゃあ!」

以下省略

31人一人一人に話しかけていくネギ

ネギ「優しさを失わないでください。弱い者をいたわり、互いに助け合い、
どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでください。
例えその気持ちが何百回裏切られようと。それが僕の最後の願いです」

空へ去るネギ。明日菜「ネギ!」刹那「先生、さようならー!」皆手を振っている。
クラスの仲間がうつる。いいんちょ「ネギ先生・・・.」
空へ消える魔法先生ネギ。
185マロン名無しさん:2006/12/23(土) 00:57:45 ID:???
アスナ「久しぶりね、ネギ。」
ネギ「アスナさん!本当にアスナさんなんですか?」
アスナ「ああ、もちろん本物だよ」
ネギ「あの時、もう僕はダメかと…。
 でも違う あれは嘘。嘘だったんだ…!
 そう、僕には解っていたもの。アスナさんが死ぬはずないって。
 僕を置いて死ぬはずないって…!」
アスナ「ネギを弟に持てて本当に良かった…。ありがとうネギ…本当にありがとう













さよなら」

ザシュッ!!!

「…行くぞ、刹那」



「…はい。アスナさん」
186マロン名無しさん:2006/12/23(土) 01:04:39 ID:???
なんだこれw
187マロン名無しさん:2006/12/23(土) 01:36:35 ID:???
何の誤爆?
意味分からん
188マロン名無しさん:2006/12/23(土) 01:57:34 ID:???
ようやくクリア〜面白かった
分かんないのは最後のキャンベルの行動、ひょっとして愛国者達っての正体ってキャンベル?
これは4まで持ち越しかな
189マロン名無しさん:2006/12/23(土) 08:06:47 ID:???
>>184-185 >>188
何の話だよ
190マロン名無しさん:2006/12/23(土) 08:42:46 ID:???
>>189分かることは>>188がメタルギア話ということ
191マロン名無しさん:2006/12/23(土) 09:33:15 ID:???
gdgd
192マロン名無しさん:2006/12/23(土) 12:33:39 ID:???
ネギちゃおついに(゚∀゚)クルーーー!
193恐ろしい事を考えてしまったが…:2006/12/23(土) 20:30:26 ID:???
もし…このスレ+まとめサイトのSSを本人さん達が見たら……僕達はどうなりますか?
194マロン名無しさん:2006/12/23(土) 20:33:37 ID:???
パルは平気だろうな。
195マロン名無しさん:2006/12/23(土) 20:45:32 ID:???
電脳軍団(ちう、超、ハカセ、茶々丸など)の手によりPCあぼーん
196マロン名無しさん:2006/12/23(土) 20:51:53 ID:???
>>195
それでも超なら…超ならきっと自分の分だけ消して全世界にバラまいてくれる…!
197マロン名無しさん:2006/12/23(土) 23:00:07 ID:???
^^;
198マロン名無しさん:2006/12/24(日) 01:10:34 ID:???
なにこれ?
またゲーム制変えたの?
どう見ても三時間目に次ぐ地雷ゲームじゃねぇか。

一〜二時間目の素晴らしいシステムを返してくれorz
199マロン名無しさん:2006/12/24(日) 01:59:26 ID:???
このか「さっ続けなさい 困ったことがあったら なんでもいうといい きみたちは大事な労働力なんや」
200マロン名無しさん:2006/12/24(日) 02:36:46 ID:???
夕映「貴方達はいつからグルだったですか」
ネギ「最初からさ。僕がマホラに赴任したときからアスナさん以外をパートナーと思ったことは一度も無い」
夕映「それじゃぁ、貴方はずっと・・、のどかも私ものハルナも他の生徒も皆だましてたですか・・!」
ネギ「)騙したつもりはないさ。ただ君達が誰一人理解していなかっただけだ。
僕の本当の想いをね。」
201マロン名無しさん:2006/12/24(日) 11:26:04 ID:???
MPOで提示されたMGSシリーズの謎の答えらしき物

シリーズの黒幕はロイ・キャンベル
黒幕は女性キャラクターの可能性も濃厚(1970年に生きている事からEVAなど)
オセロットとキャンベルは繋がっている可能性が濃厚
4でキャンベルはリキッドの暴走を止める為にスネークを駆り出す?
キャンベルはMPOでもスネークを利用して事件の解決に当たらせた?
黒幕はゼロ少佐の可能性も有り(MGS3、MPO)それを引き継いだのがキャンベルの可能性が高い(MGSシリーズ)
可能性としてはゼロ→BIGBOSS→キャンベルの可能性も有り
BIGBOSSはジーンから引き継いだ遺産でアウターヘブンを作ろうとした
グレイ・フォックスは実は40代後半から50代前半である事が判明
BIGBOSSの年齢の矛盾は恐らく4で修正される模様(MGS2とMGS3では10〜20歳程の矛盾がある)
202マロン名無しさん:2006/12/24(日) 14:20:53 ID:???
だからさっき言ってんだろ。
俺はお前ら低脳のキモヲタニートと違ってイケメン高学歴なんだよw
低学歴が俺様に向かって偉そうな口聞いてんじゃねぇよwwwww
悔しかったらなんか知性のある言い返しをして見ろw
203マロン名無しさん:2006/12/24(日) 16:34:41 ID:???
>>200
なにその藍染
204マロン名無しさん:2006/12/24(日) 18:41:04 ID:???
ゆーな「ぁん…!いいっ!ネギくぅん!ハァ、ハァ」
ネギ「あぁ!ゆーなのココ!すごくいいよ!」
ぱん!ぱん!

……………………

ネギ「ふぅー……さて、帰るかな…」
ゆーな「ネギ君……行かないでよぉ…ここにいて…」
ネギ「仕事があるんですよー!では!」
ゆーな「にゃぉーん……」

―外
ネギ「さて…次は3番朝倉和美さんか…あーもしもし!ぼくだけどー」
小太郎「おぅネギ!俺は今3人目やで!夏美がなかなか濡れなくてよー手間取ったぜ」
ネギ「えぇー!3人目ぇー?僕はようやく1人めの明石ヤり終えたとこー」

クリスマスイブ…
イケメンのネギたちはどっちが多くSEXできるかを競っていた。
205マロン名無しさん:2006/12/24(日) 22:45:39 ID:???
>>522
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
私たち気が合うねぇ〜
メル友になりません?('-^*)
あ、もちろんアドは私から晒しますから^^
206マロン名無しさん:2006/12/24(日) 23:47:58 ID:???
異様に誤爆が多いのは何故
207マロン名無しさん:2006/12/25(月) 00:20:50 ID:???
>>1乙。
だがテンプレが一つ抜けてるぞw
208マロン名無しさん:2006/12/25(月) 00:44:33 ID:???
新手の荒らしか……
職人さん来るまで我慢だな
209マロン名無しさん:2006/12/25(月) 01:31:36 ID:???
明日菜「クリスマスなのに…ネギ遅いな……うぅ!胃痛が…!」
210マロン名無しさん:2006/12/25(月) 15:20:17 ID:???
このか「だが光ある限り闇もまたある……。わしには見えるのだ。再び何者かが闇から現れよ
う……。だがその時はお前は年老いて生きてはいまい。わははは………っ。ぐふっ! 」
211マロン名無しさん:2006/12/25(月) 18:34:49 ID:???
>>809
そのスレ削除依頼出されてたぞw
212マロン名無しさん:2006/12/25(月) 18:44:58 ID:???
先日、制服のスカートの横に白いものを付けられました。
駅員に報告したけど鉄道警察の女の人が出てきましたが
DNA鑑定までは時間とお金がかかるので無理と言われ
被害報告を出しただけで結局終わってしまいました。
その日は結局ショックと汚い制服のクリーニングの為に
学校にも行けずに帰りました。マジでむかつきます。
213マロン名無しさん:2006/12/25(月) 18:58:46 ID:???
>>92
それじゃ小説は書けない
書き出しから読む気がなくなり
全部読み終えるまでに無理しなくてはいけない
魅力的な文章は他人を引き込む
出直してこい
214マロン名無しさん:2006/12/25(月) 19:53:46 ID:???
>>509
カエレ(・∀・)!
215マロン名無しさん:2006/12/25(月) 19:57:18 ID:???
この荒廃しきったスレに救世主職人さん降臨して下さい
216マロン名無しさん:2006/12/25(月) 20:18:32 ID:???
異次元スレと化した
217マロン名無しさん:2006/12/25(月) 20:28:24 ID:???
>>213
スマソ…
218マロン名無しさん:2006/12/25(月) 21:29:11 ID:???
>>217
これも誤爆じゃね?
219マロン名無しさん:2006/12/25(月) 21:33:40 ID:???
未完になって暫くたった作品があるんですが、今更書いてもよいですかね?
220マロン名無しさん:2006/12/25(月) 21:35:21 ID:???
救世主降臨wktk
221マロン名無しさん:2006/12/25(月) 21:54:38 ID:???
やっぱやめます
222マロン名無しさん:2006/12/25(月) 22:28:55 ID:???
>>221
ちょwwこれは違います。
後日投下させてください。
223マロン名無しさん:2006/12/25(月) 22:52:23 ID:???
>>ナオキ
復活したのか。良かったな。
これからも無理せずガンガレ
224マロン名無しさん:2006/12/25(月) 22:57:16 ID:???
>>2
12秒でこのレスクオリティか。
なかなかやるなw
225嫌婚 龍宮編:2006/12/25(月) 23:57:21 ID:???
―23:04
真名「…ただいま」
ネギ「真名さんっ!遅いですよ!」
真名「…仕事だ。仕方がないじゃないか…」
ネギ「うぅ…でも…僕はもっと真名さんと一緒に
真名「それは言わない約束だったろう?私だってもっとネギと一緒に居たいさ」
ネギ「そうでしたね…僕も明日は朝早いんで寝ます。あ、お風呂沸いてますから…おやすみなさい」
真名「…ありがとう。おやすみネギ」

―ベッド
ネギ「真名さん…ぐすっ(これはもう…ダメかな…)」
226マロン名無しさん:2006/12/26(火) 00:56:59 ID:???
続いてくれよ……?
ちょっとwktkした
227マロン名無しさん:2006/12/26(火) 01:15:31 ID:???
ま、ギシアンして仲直りってとこだろ

……つづくよな?
228マロン名無しさん:2006/12/26(火) 02:04:25 ID:???
長編の人、年末進行で辛いかもだが帰ってきてくれー………
229マロン名無しさん:2006/12/26(火) 11:11:00 ID:???
美砂の夢見た
230マロン名無しさん:2006/12/26(火) 12:04:47 ID:???
ゆーな×ネギの作者様続編お願いします。
231マロン名無しさん:2006/12/26(火) 12:13:31 ID:???
GBA版及びPS2版、DS版はSSのネタに出来ますか?

DS版ネギま!?2が発表されたんで…今度は生徒全員参戦です。
232マロン名無しさん:2006/12/26(火) 12:23:32 ID:???
>>231
誰もやらないから自分でやるといいよ
233マロン名無しさん:2006/12/26(火) 17:00:38 ID:???

        (`     
       '´  ̄ ヽ  くっくっくっ・・・・   
      |!|((从))〉 何だか活躍の臭いが
      '(||"∀"リ  してきましたよ〜〜〜
234嫌じゃない婚 美砂編:2006/12/26(火) 18:26:07 ID:???
美砂「…ねぇネギ君♪そろそろ冬期休暇だよね」
日曜日の昼下がり。美砂は洗濯物をたたみながらネギにたずねた。
ネギ「えぇ、といっても3日だけですが」
それに本から目を逸らさずに答えるネギ。
美砂「…一緒に温泉なんてどう?」
ネギ「だから、休みは3日だけって言ったじゃないですか、疲れてるんです僕は」
ぴしゃりと言い放つネギ。本をたたむと美砂に歩み寄っていく。
美砂「ね、ネギ君…?」


ネギ「………なーんちゃって!行きましょう!あはは」

美砂「……!」唖然とする美砂。
ネギ「み、美砂…?」
美砂「もーーーー!ミシャーーーーッ!」洗濯物をネギに投げつける美砂。
ネギ「あぁ!洗濯物が!ごめんなさいごめんなさい!ジョークは英国紳士のたしなみでっ!」
美砂「…あーっ!もー……何が英国紳士よーっ」
ネギ「あはは、美砂はかわいいなぁ…」むつくれる美砂を抱きしめるネギ。
美砂「私の方が年上なのにー…///」

235マロン名無しさん:2006/12/26(火) 18:29:16 ID:???
GJ!!
久しぶりな感じだ
236マロン名無しさん:2006/12/26(火) 18:34:12 ID:???
嫌じゃない婚イイ!
237マロン名無しさん:2006/12/26(火) 19:10:59 ID:???
やっぱり
みしゃは
若奥さん
だな
238マロン名無しさん:2006/12/26(火) 19:15:35 ID:???
ミシャーーーッ!に萌え死んだ
239マロン名無しさん:2006/12/26(火) 19:18:48 ID:???
>>234
中の人分が混じってる気がしたw
240マロン名無しさん:2006/12/26(火) 19:19:00 ID:???
バカップル〜
241マロン名無しさん:2006/12/26(火) 19:47:17 ID:???
持ち直せっ!
242嫌な結婚生活:2006/12/26(火) 20:02:43 ID:???
出席番号27番 宮崎のどか

ネギ「ただいま〜。」
のどか「おかえりなさい、ネギせんせーっ」
帰宅した夫に即駆けつける妻、その風景は一見微笑ましいものであったが…
のどか「アデアット!…ふむふむ…今日は…」
ネギ「…(はぁ…)」
アーティファクトを喚びだして当然のようにネギの心を読み始めるのどか。
のどか「……!!だ、誰ですかっこの女!!」
日記を眺めていたのどかの顔が突如般若のように変貌した。
ネギ「か、会社の部下ですよ…」
のどか「本当ですか!……どうやら本当みたいですね…。
    でもなんか馴れ馴れしいですねーこのアマ。
    今度あまり馴れ馴れしくするなって言ってやってくださいね?せんせーは私の旦那様なんですから。」
ネギ「はい…」
ネギは半ば諦めたように脱力して返答した。
のどか「…さぁ、晩ご飯できてますよー。えへへ、今日は自信作ですー。」
ネギ「…うわぁ、おいしそうだなー……。」

243マロン名無しさん:2006/12/26(火) 20:07:01 ID:???
>>242
GJ!のどか怖いよ
244マロン名無しさん:2006/12/26(火) 21:09:33 ID:???
>>242
つよきすのよっぴー思い出した(;゚Д゚)
245嫌な結婚生活:2006/12/26(火) 21:14:38 ID:???
出席番号28番 村上夏美

━結婚式前着付け
夏美「うわぁこのウエディングドレスきれーい。」
ネギ「これにしますか?すみませーんこれを…」
係の人「はい。…あのこれを着る方はどちらに?」
ネギ「は?いや、彼女ですが…」
係の人「は、どこに…?」
夏美「…」
ネギ「彼女です!」
係の人「ぶへぇ…し、失礼しました。こ、こちらの方ですか?(つり合ってねーw)」

━隣人に挨拶
ネギ「こんばんはー昨日引っ越してきたスプリングフィールドです。」
夏美「どうもーこれ詰まらないものですがー」
隣人「あらあら、わざわざすみませんー…ご兄妹で同居ですか?(似てないな)」
ネギ「…妻です」
夏美「…」

━来訪者
─ピンポーン…
夏美「はいはーい」
来訪者1「あのー町内のゴミの日などのことでお話が…」
来訪者2「(誰?この人?まさか奥さん?)」
来訪者3「(まっさかースプリングフィールドさんってすっごいイケメンなのよー。家政婦か何かでしょ。)」
来訪者1「あの…スプリングフィールドさんをお願いします。」
夏美「…」
来訪者1「あの?」
夏美「私がスプリングフィールドです!」
来訪者2&3「ブッ」
来訪者1「す、すみませんっ!」
246嫌な結婚生活:2006/12/26(火) 21:22:47 ID:???
出席番号29番 雪広あやか

ベビー「まぁま」
あやか「あーっかわいすぎますわーっ!よしよし…かわいいでちゅねー」
ネギ「あのーあやかさんご飯はー?」
あやか「あ、すみませんネギ先生。今すぐ…」
ベビー「まぁま、しっこーしっこー」
あやか「あぁ!しーしー?はいはいしーしーしましょうねー」
ネギ「…」
あやか「あらあらうんちも出ちゃったんでちゅかー。」
ネギ「あの…ご飯」
あやか「すみません…今手が放せませんので。」
ベビー「まぁま、おっぱいほしい」
あやか「あぁー!今すぐあげますわよー!ハァハァ…かわいすぎますわ…」
ネギ「…」

ネギ「…カップラーメンうめぇ」
247マロン名無しさん:2006/12/26(火) 21:54:52 ID:???
夏美が一番カワイイもん!
248嫌なネギ:2006/12/26(火) 22:13:34 ID:???
刹那編

ネギ「あぁー職きまらネーよぉ…」
刹那「ほら、しっかりせな!ネギ!早く次の会社に電話しーや」
ネギ「えぇー?どーせ雇ってくれないですよぉ…誰も僕の学歴なんて信じてくれないんだ…」
刹那「もう!ウチが履歴書まで書いてやったんやからあとはネギが電話するだけやえ!?はい起きて!」
ネギ「ねぇー、いいからエッチしようよー…ぐひひ///」
刹那の無い乳に顔をうずめるネギ。
刹那「だーめっ!まったく…電話したらしてあげるから!///」
ネギ「わーい!もしもし、あ、現在就職活動なんちゃらかんちゃら…」

刹那「(…はぁ…ったくどーしようもない男になったな…でも私が面倒見なきゃ…)」
249マロン名無しさん:2006/12/26(火) 22:43:18 ID:???
せっちゃん……GJ………
250彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 00:46:25 ID:???
>>178

第10話 さらば東の者達 <the friend>

その日の朝、刹那はいいんちょへネギを助けるよう必死で頼み込んだ後、このかのいる職場へと向かっていった。
刹那はいいんちょにネギを助けるよう頼んだが、その前に森を爆撃されては意味が無い。
何とか爆撃を中止に・・・せめて延期してもらうよう話しをつけようとしたのだ。
刹那はこのかのいるオフィスに行き、二人だけで話をした。

刹那「お嬢様、何とか爆撃を中止してくれませんか? せめて延期だけでも・・・」
このか「・・・それは無理や」
刹那「どうしてです!? あの森にはネギ先生がいるんですよ!? このままでは・・・」
このか「そんなもん・・・せっちゃんの忠告を無視して勝手に行ったのが悪いんやろ?」
その冷たい態度に刹那は怒った。
刹那「お嬢様! ネギ先生はとても優秀な魔法使いです! これからさらに成長して、いずれはサウザンドマスターをも超えるかもしれない!
   そんな人材をこんなところで見殺しにして・・・お嬢様はそれで良いのですか!?」
このか「・・・別に構わへん」
刹那は怒りを通り越してショックを受けた。
そしてこのかは話しを続けた。
このか「あんな、せっちゃん。今、西と東の仲がややこしくなってるやろ?」
刹那「・・・は、はい。しかしなぜ今その話を?」
このか「ウチはな・・・これはすぐに解決できるような問題とは思えへんのや。
    しばらくたったら、この争いはどんどん大きくなって、何年かしたら魔法使い同士の戦争になる可能性だってあると思う」
刹那「ま、まさか・・・」
このか「ホンマや。その証拠に、ネギくんとアスナに「倒してきて」って言ったあの化け物。
    あれは正確に言えば「生物兵器」・・・西が作り上げて、東のあの森を使って実験をした・・・」
あの魔物は西の人間達が作り出した、人間と魔物を組み合せた生き物、もとい「兵器」であったのだ。
そして西側の人間は、その「兵器」をそのまま東側に送ろうとした・・・その行為は明らかに「東への敵対意識」を表している。
251彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 00:50:08 ID:???
このか「それでな、ネギくんは数年たったら、きっとトップレベルの魔法使いになってると思うんや。
    もしそうなったら、戦争が起こったときに、東側はネギくんとアスナを大きな戦力として使うかもしれん。」
刹那「だ・・・だから何だというんです」
このか「だから今のうちに、ネギくんとアスナを潰そうと思ったんや。
    東の魔法使いはレベルの低い人たちばかりなのは、中学のときの学園祭を見ればわかったやろ?
    ネギくんとアスナがいなくなっただけで、東は大幅に戦力ダウンになるはずや」
刹那「じゃ、じゃあお嬢様は、東側の戦力を下げるためだけにネギ先生達を!?」
このか「・・・そうや」
あまりにあっさりと答えるこのかに、刹那はただ驚くばかりだった。
そしてこのかは話しを続ける。
このか「実を言うとな、あの化け物はとりあえず作ったのはええんやけど、
    実験の結果、あまりにも強くて兵器として使うにはちょっと都合が悪いことがわかったんや。
    だからあの化け物を処分する必要があったんや。そこでネギ君達を使うことを考えたんや」
刹那「・・・どういうことですか?」
このか「ネギ君やアスナのレベルの魔法使いがあの森で死んだら、魔法協会はあの森の危険さをより深く実感するはずや。
    そしてそのタイミングで「森を焼き払おう」と言えば、みんなそれを行う理由は「森が危険だから」と思って疑わないはずや。
    まぁ本当はネギ君達を確実に殺して、ついでに化け物も森ごと焼き払う・・・ってのが目的なんやけどな。
    凄いやろ? 誰にも変やと思わせることなく、ネギ君達も化け物も両方死なすことが出来る作戦や。
    まぁ、運よくネギ君は助かったみたいやけど・・・バカやな。結局自分から死にに行ったみたいで・・・!!」
話の途中でこのかは刹那の異変に気づいた。
刹那「違う・・・」

そこには自分の刀を抜き、涙を流し震えている刹那がいた。
刹那は許せなかったのだ。人の命をただの作戦の道具として扱うこのかのことが・・・。
それがネギの命であるということも大きかった。
252彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 00:51:14 ID:???
特別な感情を抱いていた相手が、突然憎むべきような人物へと変わる・・・その時に込み上げてくる怒りは計り知れない。
刹那の場合、それは怒りを通り越して悲しみへとなっていた。
その他にも「目の前にいる人物」をこのかだと認めたくない・・・そんな感情も刹那にはあったのかもしれない。

このか「な、何!?」
刹那「あなたはこのかお嬢様じゃない。私のお守りしてきたお嬢様は・・・」
このか「何や! ウチに何か文句でもあるんか!?」
刹那「私の知っているお嬢様は・・・こんな人間じゃない! こんな人間のはずがない!!」
このか「な、何が・・・何が悪いんや! ウチが自分の故郷を守ろうとして、何が悪いんや!」
刹那「お嬢様が自分の故郷を守ろうとする行為は間違いじゃない・・・
   でもだからといって、それがネギ先生達を殺して良い理由にはならない!
   お嬢様のやるべきことはそんなことじゃない! ・・・争いが起こるのを止めることです!
   お願いです・・・爆撃をやめさせてください。さもなくば、お嬢様を斬ります!」
苦渋の決断だった。
ネギを救うためにも、このか自身のためにも、今刹那が思いつく方法はこれしかなかった。
ところがこのかは焦る様子を見せず、少しニヤリとしながら刹那に告げる。
このか「何言ってんねん。せっちゃんに、ウチを殺すなんてことは出来んはずや」
刹那「わ、私は本気です!」
このか「じゃあ・・・ええよ。ウチを斬りな」
その予想外の発言に驚きを隠せない。
刹那は途惑った。しかし今ネギを確実に助ける方法はこれしか思いつかない。
刹那は両手で刀を持ち、それを大きく振り上げた。
しかしこのかは何も動揺を見せず、じっと刹那を見ていた。
そのこのかの強気な目線に、逆に刹那が怯えそうになった。
だが刹那は少しの間を置いた後、その怯えを振り払うかのように大声を上げた。
そしてそれと同時に刀を振り下ろし、このかの身体を真っ二つに・・・
253彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 00:52:39 ID:???
刹那「・・・ダメだ。出来ない・・・」
・・・出来なかった。どうしても刹那の腕に力が入らず、「刀を振り下ろそうした」所で終わってしまった。
そして刀を床に落とし跪いた。
このかの予想通り、刹那にこのかを殺すことなど到底できないことだったのだ。
無様な姿の刹那を見たこのかは、自分の意を刹那に向かって語り始めた。
このか「戦争が起こるのを止めるなんて・・・ウチ一人の力でできるわけないやろ?
    せっちゃんはおかしいと思わへんか? 何でウチらまで東の味方をせなあかんのか・・・?
    ウチはネギ君もアスナも好きや・・・でもそれ以上に、ウチの生まれ育った故郷や、西側のみんなを愛しているんや!
    ウチは嫌なんや! 西にいる家族や、友達や、実家でウチに仕えてくれた人たち・・・
    みんなが殺されるかもしれないのを黙って見てるのは嫌なんや!
    だからせめて東の戦力を落として、戦力的に不利な状況を作ろうとしたんや。
    せっちゃんなら、ウチの気持ちをわかってくれると思ってた・・・だから、せっちゃんにこの話をしたんや。
    でも、どうやらダメみたいやな・・・」
そう言うとこのかは、刹那に記憶消去の魔法をかけようとした。
自分の考えを支持してくれなかった刹那に記憶を残してもらっていては危険だからだ。
刹那「ま、待って、このちゃん!」
このかのやろうとしていたことを把握し、刹那は慌てて叫んだ。

ここで何か言わなければ、刹那の記憶は消され、このかは予定通りに爆撃を開始するだろう。
それではネギの命が! 何か考えなければ・・・
刹那「わかりました。ではこういうのはどうでしょう」
このか「何や?」
そして刹那は、このかにとんでもない案を出した。
刹那「私とお嬢様と、二人で一緒に西へ逃げるのです!」
254彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 00:56:27 ID:???
その突拍子もない刹那の提案に、このかはただ唖然とするばかりであった。
刹那の案は、つまり亡命に近いようなことである。

このか「西へ逃げる・・・でも具体的にどこへ逃げるっていうんや!?」
刹那「それはまだわかりません。しかしそうすればもう東の味方をしなくてすみます。
   そして万が一、東が西を攻めるようなことがあれば、私が命に代えてもお嬢様やお嬢様のご親族をお守りいたします」
このか「でも・・・せっちゃんがネギ君に勝てるんか?」
その問いかけに刹那は何と答えて良いか迷った。
はっきり言って、後数年もしたら自分はネギに勝つことはできないだろう。
刹那「・・・大丈夫です。ネギ先生よりも強くなってみせます!」
刹那は嘘をついた。それはネギを信用していたからつける嘘であった。
もし西と東の間に争いが起こったとしても、ネギは簡単に人を殺すような人間ではない。
だからきっとネギと自分が戦うことはないだろうと思い、そこだけはその場しのぎの嘘をついたのだ。

このかは少し考えた。いきなり西へ亡命じみたことをしようなんて言われれば、途惑うに決まっている。
しかもその計画は見るからに穴だらけである。普通なら簡単に返事は出せないだろう。
だが・・・

このか「・・・うん、わかった。せっちゃんを信じてみる」
刹那「あ、ありがとうございます!」

それは傍から見たら信じられないようなことであろう。
そんな簡単に決めてしまって良いのかと、疑問思うであろう。
しかしこのかは本気で東側を嫌い、そして西側のことを愛していたし、何よりも刹那を心の底から信用していた。
きっと刹那なら、何があっても自分達を守ってくれるだろうと思ったのだ。

二人はしばらく時間をかけて、誰にも悟られないように、東から逃げる準備をすることにした。

刹那を信用しきったこのかは、刹那の望み通り、爆撃を延期してくれた。
もうネギやアスナを殺す必要が無くなったからである。
たとえネギが攻めてきても西の皆を守ってくれると約束した、とても頼もしい味方が出来たのだから。
255マロン名無しさん:2006/12/27(水) 00:59:55 ID:???
凄い
こんな展開になるとわ
254さんGJ!!
256彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 01:00:57 ID:???
場面は再びネギ視点へと戻る。

ネギはいいんちょのヘリで関東魔法協会の本部へ向かっていた。これから上司への報告など、やることがたくさんあるのだそうだ。
一方のどかといいんちょは、アスナと一緒に病院へと向かった。

色々仕事をしているうちに夜もすっかり遅くなった。
ネギは明日も朝早くから、今回の任務についてさらに報告しなければならない。
今から家に帰るのも面倒であったため協会に泊り込もうと思ったのだが、いいんちょから電話が入った。
いいんちょの話しによると、協会の近くにいいんちょの身内が経営しているホテルがあるらしい。
部屋が空いているらしいので、特別に部屋を手配してくれるとのことだった。
ネギはいいんちょの好意に甘え、そのホテルに泊まることにした。
話しを聞くと、のどかは既にそのホテルに向かっているとのことである。
のどかも明日朝早く協会へ行かなければならないため、
ネギの意思に関係なく、いいんちょの好意を受け、そのホテルに泊まることにしていたのだ。
そしてその後、いいんちょがネギを誘うことを考えたのである。
その方がネギも喜ぶに違いないと考えて・・・。
いいんちょは二人の時間を作ってあげたかったのだ。
257彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 01:01:34 ID:???
ネギはのどかが部屋についてから1時間ほど後に来た。
明かりは点いていたが、のどかはソファーに座って眼鏡をかけたまま眠っていた。
きっと今日は色々ありすぎて疲れたのだろう。
ちなみにこの眼鏡は、のどかが大学受験のために猛勉強したため、目が少し悪くなってしまったため買ったものである。
その成果もあって、のどかは現役で最難関といわれる大学に受かった。
ただ結局はのどかはネギと結婚し、学歴などほとんど関係のない世界へと来ることになったのだが・・・。
のどか「・・・あ・・・ネギ先生」
ネギがのどかのそばに近づくと、のどかは起き上がった。
ネギ「あ、すいません、起こしちゃいましたか?」
のどか「いえ、大丈夫です・・・」
ネギ「アスナさんの具合はどうですか?」
のどか「安心してください。完治までにだいぶ時間がかかるみたいですけど、命に別状は無いそうです」
ネギ「そうですか・・・」
それを聞いてネギはほっとしたようだった。

ネギは何気なく、部屋のバルコニーの窓のカーテンを開けた。
ネギ「あ、見てください。凄いですよ」
のどかはソファーから立ち上がり、ネギのもとへと足を運んだ。
そこからは街が一望できた。美しい夜景が二人の目を惹きつけた。
のどか「凄い・・・綺麗・・・」
その夜景は、数年前ネギとのどかが初めて共に一夜を過ごしたときに見たものとよく似ていた。
のどかの脳裏にあのときの記憶が思い出される。
そしてそれに引っ張られるかのように、それ以前の思い出も次々と頭の中に蘇っていた。

昔はネギと付き合うことでさえも夢のように思っていた。
ましてやネギと身体を重ね合わせ、さらには人生のパートナーとなるなど、手の届かない夢物語だと思っていた。
それが今では現実のものとなっている・・・。
258彼女達の愛したもの:2006/12/27(水) 01:02:33 ID:???
のどかはネギの顔を見た。
ネギは優しそうな顔でじっと外の夜景を見ていた。
きっと自分と同じことを考えているのだろうとのどかは思った。
少しして、ネギはのどかが自分を見つめていることに気がついた。
ネギ「どうしました?」
のどか「いえ・・・色々と昔のことを思い出しちゃって・・・。ネギ先生とこうしていられるなんて、夢みたいだな〜って」
ネギ「僕もそう思います。のどかさんと結婚できて、夢みたいに幸せですよ」
のどか「ネギ先生・・・」

二人は笑顔で見つめ合った。
その美しいな夜景も手伝って、二人のムードは自然に高まっていった。
そしてネギはのどかの顔をとり、深い口付けを交わした。


――――二人の世界を邪魔するものは、何も無い・・・
次回、第11話 愛する者のため     つづく


最近かなり忙しいです。その疲れが話のクオリティに影響しちゃってるかも・・・
一応話は矛盾の無いよう作ってあるつもりですが、何かあったら遠慮無しに突っ込んでくださいw
ちなみに第12話が最終回です。
259マロン名無しさん:2006/12/27(水) 01:06:43 ID:???
いや、面白かったw
せっちゃんが大きく見えるw
260マロン名無しさん:2006/12/27(水) 01:29:45 ID:???

ネギ「うぁぁ、う、おなかすいたぁぁ…」

木乃香「はいはい、あーんしてな」
ネギ「ぁーーん…おいじいい」
木乃香「あん、こぼれてるえネギ君!はい、ふきふきしましょーね」
ネギ「ぁうあぅ。木乃香お姉ちゃん大好きー」
木乃香「うちもネギ君のこと大好きやえ?」
ネギ「うぎいぎgかがおpかおp」
木乃香「ネギ君……ひっぐ…」
ネギ「あーあーうーうー」

木乃香の日記。
…2013年12月26日、とうとうお見舞いに来るのは私だけになった。
日に日に知能を失っていくネギ君。お医者さんはあと2日もすれば目の前にいる人ですら
認識できなくなると言います。本当につらい。
なんとかあの魔法を完成させてネギ君を助けたい!今度は私がネギ君を守ってみせる!


4日後…ネギは呼吸困難で死亡した…。真相は謎のまま…。
261マロン名無しさん:2006/12/27(水) 01:35:33 ID:???
>>258
おもしろさに打ち震えてる…gj
262マロン名無しさん:2006/12/27(水) 02:25:20 ID:???
>>260
なんだか悲しすぎる…。木乃香は健気だな…。
263嫌な結婚生活:2006/12/27(水) 10:04:24 ID:???
出席番号30番 四葉五月

ネギ「うまうまw今日もさっちゃんの料理はうまいでふねーw」
五月「はぁ…どうも。」
五月と結婚したネギはピザになっていた。
プロの中のプロと言えるほど料理が上手くなった五月
上手すぎるため美味すぎる、それが災いしたのか。
ネギの以前のあの端正な顔立ちは今や見る影もない。
五月「(おかしいなー栄養バランスもちゃんと考えてるのに…なんでこんなに太っちゃったんだろう。)」
そういう五月も今はネギに勝るほど太っている。
そのため近所ではピザ夫婦と密かに呼ばれている。
ネギ「おかわりっ!」
五月「(やっぱり食事制限かなー)」
ネギ「さっちゃん!おかわりっ!おかわりプリーズ!!」
五月「あ、はいはい」

264マロン名無しさん:2006/12/27(水) 21:19:41 ID:???
これは逆に微笑ましいな
265マロン名無しさん:2006/12/28(木) 01:13:39 ID:YGlRAART
-近所のホムセン
ネギ「このカーテンなんてどうでしょー」
夏美「あ、いいねー♪これにしよっk
近所の婆A「あら!あれネギさんじゃない?はぁぁいつみてもかっこいいわぁ」
婆B(バービー)「かっこいいてか美しいわね…あらやだ!もう濡れてきたわ…」
婆C「それに比べて奥さんの…」
夏美「…ネギ君!あっちいこ!」
ネギ「あれ?カーテンは?」
夏美「いいの!やっぱいらない!」
266マロン名無しさん:2006/12/28(木) 01:41:48 ID:???
なんか切なくなってきたw
267マロン名無しさん:2006/12/28(木) 07:55:45 ID:???
俺のなっちゃんをいじめるなー!
268マロン名無しさん:2006/12/28(木) 13:03:19 ID:???
コレはコレで萌えるんだが…
269マロン名無しさん:2006/12/28(木) 15:01:50 ID:???
アニオタ度チェックリスト いくつ当てはまるか診断してみてね
1、好きなアニメのDVDはもちろん買う
2、顔と声と名前とが一致する声優が5人以上いる
3、作画によくケチをつける
4、現行アニメは放送時にちゃんと見る
5、アニメキャラに本気で恋焦がれたことがある
6、アニソンがオリコンチャートに入ると心が躍る
7、毎日何らかの形でアニメという枠に触れている
8、声優のライブ、握手、サイン会等に行ったことがある
9、よく分かってないにわかオタが許せない
10、本気で熱い討論を繰り広げたことがある
結果は↓
0-1個:サザエさんレベル あなたは普通の人です。何も心配はありませんので安心してください。
2-3個:涼宮ハルヒレベル あなたはハルヒからアニメに触れたにわかファンもしくはそのレベルの人です。抜け出そうと思えばすぐに抜け出せるレベルです。心配は無いでしょう。
4-6個:シャナレベル あなたはアニオタに染まりつつあります。アニオタ予備軍の状況下です。少々危険な状態ですので抜け出すには努力が必要です。
7-8個:フェイトレベル あなたはもう普通の人には戻れません。すでに手遅れな大変厳しい状況です。すさまじい努力と忍耐が必要になるでしょう。戻れる確率は1%未満です。
9-10個:ネギま!レベル あなたは正真正銘のアニオタです。救いようがありません。諦めてください。
270マロン名無しさん:2006/12/28(木) 15:20:01 ID:???
ハルヒレベルだったぜ…
271マロン名無しさん:2006/12/28(木) 16:06:59 ID:???
サザエさんレベル 




なんか嫌だ
272和美:2006/12/28(木) 17:41:49 ID:???
私のヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォォッ!?
273マロン名無しさん:2006/12/28(木) 18:18:02 ID:???
ワロスwwwww
274マロン名無しさん:2006/12/28(木) 19:44:38 ID:???
東北の田舎じゃ殆どアニメやってねぇよこの野郎
275マロン名無しさん:2006/12/28(木) 21:27:11 ID:???
出席番号31番 Zazie Rainyday

ネギ「ミキティーかわいいなぁ…あ、ザジさん今日の晩ご飯なんですか〜?お腹ペコペコで。」
ザジ「・・・ぼそぼそ」
ネギ「はぁ?聞こえませんよ。もっと大きい声で言ってくださいよ。」
ザジ「・・・。・・・今日は・・・」
ネギ「だぁかぁらぁ!もっとはっきり言ってください。
   何言ってんのかわかりませんから!」
ザジ「・・・・ごめんなさ・・・」
ネギ「もー!ウジウジしやがってうぜーな。
   昔から授業とかでも当ててやったのに答えやしねぇしよぉ!
   これだと本屋の方がまだマシだっつの!」
ザジ「・・・・・」
ネギ「なんとか言えよっ!」バンッ
ザジ「ビクッ・・・ごめんなさぃ・・・」
ネギ「あーうぜぇうぜぇ…」
ザジ「・・・・・」

276マロン名無しさん:2006/12/28(木) 21:35:57 ID:???
千雨「よくもザジを…あの糞餓鬼!」
277マロン名無しさん:2006/12/28(木) 21:37:01 ID:???
ネギ「はぁー…うぜぇ…いらいらする…」
ザジ「ネギ…もう覚醒剤はやめて……」
278マロン名無しさん:2006/12/28(木) 23:07:23 ID:???
嫌婚って書くの忘れてたぜ
279マロン名無しさん:2006/12/29(金) 00:24:24 ID:???
―ちんこーん…
明日菜「はいはーい?」
―ガチャ
超「ヤ♪明日菜サン。相変わらずアホ面だネ」
ドアを開けると、超が馬鹿みたいな量の荷物を抱えて立っていた。
明日菜「はいはい。…っていうかその荷物…」
超「今日からココに住むコトになたネ♪」
明日菜「はい〜?」
超「エスパー伊藤ネ。学園長から許可は出ているヨ」
そう言うと明日菜を押しのけて部屋にあがる超。
明日菜「ちょ!」
木乃香「あら超りん…あ、そか〜!今日が引越日やったな〜♪」
ネギ「…超りん?え?超さん?」ネギがロフトからぬっと顔を出す。
超「ヨロシクネ♪木乃香サン、それに…///」
ネギ「その荷物…どうしたんです?」
超「ネギ坊主…これからはずと一緒ネ!」
ネギ「えええ!?ちょ、な!?」
超「この子は私がしっかり教育するネ!」
木乃香「あはは、ネギ君とられてもーたな、明日菜」
明日菜「いいんちょが聞いたらn」
あやか「ネギ先生は私のものだよ。なに言ってんの。」
明日菜「いつのまに!?しかも壊れてるし!」
超「さぁネギ坊主!まずは一緒にお風呂ネ♪さぁ!脱ぐネ!脱ぐネ!脱げ!」
あやか「私と一緒に入るんだよ。何言ってんの。」

ネギ「………まずはせっくすでしょーがッ!!」

280マロン名無しさん:2006/12/29(金) 00:30:18 ID:???
つまんね
281マロン名無しさん:2006/12/29(金) 00:30:45 ID:???
YGJ
282マロン名無しさん:2006/12/29(金) 01:27:39 ID:???
>>280 マジデ スマソ
283マロン名無しさん:2006/12/29(金) 09:18:41 ID:???
超人気沸騰か!?
284嫌じゃない婚:2006/12/29(金) 13:42:46 ID:???
あちこちの局で似たようなバラエティ番組が映っている時間…
ネギはというと今人気?のアイドルが出ているテレビに釘付けになっていた。
ネギ「しょ〇たんギザカワユスだなぁ(´д`*)ハァハァ」
その言葉を聞いて美砂はちょっと顔をしかめる。
美砂「(ムッ)へぇ〜…ネギ君こういうのがタイプなんだ?」
ネギ「えぇ、そうなんですよ。この可愛い顔で実はヲタクってのがキますね。」
美砂「ふ、ふ〜〜〜ん…そうなんだぁ」
皮肉で言ったつもりがストレートに受け止められてしまい、顔を痙攣させる美砂。
ネギ「しょこ〇ん〜!カワユス!写真集ほしいお!」
美砂「あぁそぉ。しょこた〇と結婚すれば良かったのにねぇ?」
頬をヒクヒクさせながら言う美砂。
ここでやっとネギも美砂の様子に気付いたようだ。
ネギ「あれ?美砂さん?もしかして嫉妬してます?」
美砂「し、してないわよ!そんなわけ///」
ネギ「本当ですかぁ?(・∀・)」
美砂「…もーっ!ネギ君の馬鹿っ!」
顔を紅潮させてそっぽを向いてしまった美砂、ネギはその後ろから抱きしめた。
ネギ「すみません…美砂さんの方がカワユスですよぉ」
美砂「もぉ…カワユスってやめてよ///」

285マロン名無しさん:2006/12/29(金) 15:12:24 ID:???
顔がにやけて仕方ない
GJ!!
286マロン名無しさん:2006/12/29(金) 19:21:58 ID:???
ネギめ…
287マロン名無しさん:2006/12/29(金) 20:09:25 ID:???
アイドルなんてしょこたんしか知らないよ…
288マロン名無しさん:2006/12/29(金) 22:57:23 ID:???
>>284
ネギが一番ヲタっぽいw
そしてバカップルwww
289マロン名無しさん:2006/12/29(金) 23:34:51 ID:???
>>225

―朝5時…。
ネギ「うぉ、お、起きなきゃ…」
ベッドから足を下ろす。フローリング床の冷たさが足にしみた。
ネギ「寒っ…(結局2時間くらいしか眠れなかったな…)」
ネギはちらりと真名の部屋のドアを一瞥したら、彼女を起こさないよう
そろりと階段を降りていく。

―居間
ネギ「ふぁ…もう今年も終わりかぁ…」
ストーブのスイッチを入れて、新聞片手にイスに座る。
ネギ「はぁ………」

3日後…二人は離婚する決意をした。完。
290マロン名無しさん:2006/12/29(金) 23:37:26 ID:???
ま た 打 ち 切 り か
291浮気道:2006/12/29(金) 23:58:17 ID:???
浮気道 00

三年間の旅を終え、ついにマギステル・マギになった。
お父さんには結局会えなかったのだが、そのうちに、来るべき時が来ればあえるだろうなんてことを考えている。
パートナーには、以前から仮契約を交わしていた神楽坂明日菜を迎える。
だが僕は旅の途中で、女性、いや、女と交わることに生きがいさえ感じていたから、当然一人では満足することは出来なかった。
それは明日菜という、魅力的な人でも同じであった。
そして僕は今日も、かつて担任を受け持っていた生徒のもとへと行く。

出かけに明日菜さんと口付けを交わす。
こんなものでも相手の信用を得るためには必要だろう。
「ネギ、今日はいつ帰るの?また遅くなる?」
「うーん、そうですね。ちょっと仕事長引きそうです」
「そう、なるべく早く帰ってきてね……?」
上目遣いで寂しそうに甘えてくる明日菜さんをみても、いつのまにか胸が痛まなくなっていた。
それよりもだ。
僕はこのあと会うことになっているかつての教え子の顔を思い浮かべては、口元が勝手に笑う。
「はい。でも夕食はいいですよ。寝てるのおこすのもわるいですし」
「そんなこといいのに。いってらっしゃい」
「はい」
ドアを閉めてエスカレーターにのりこむと、僕は携帯を再び開いた。
今夜は、あの人だ。

+++++
つづく。
んだけど、相手は何かリクエストあれば頼みます。
一応好きキャラを攻めていきたいんで、下のなかから。
【刹那、木乃香、古菲、まき絵、裕奈、朝倉、
 亜子、アキラ、楓、超鈴音、エヴァ】
292マロン名無しさん:2006/12/30(土) 00:00:16 ID:???
古、朝倉、楓以外なら誰でもいいよ
293そんなに嫌じゃない婚 夏美編:2006/12/30(土) 00:01:59 ID:???
>>265

―生鮮コーナー
ネギ「さっきはどうしたんです?」
夏美「あ、やっぱりいらないなーと思ってさ!ごめんねー…」
ネギ「いえ、夏美さんがいらないなら僕も」にこっ
夏美「ネギ君…///(ほんとネギ君て優しいなぁ…)、よーし!お詫び(?)に
    今日の晩ご飯はネギ君の好きなものなんでも作るよー」
ネギ「え?ホントですか?じゃあオムライスがいいです♪」
夏美「おっけー♪(しかもなんかかわいいーんだよねネギ君。天然?)」
にこにこと笑顔でオムライスの材料をそろえていく夏美。
??「おや…ネギ君夫妻…やぁ、ネギ先生、夏美夫人」
ネギ「あ、龍宮さん、こんにちは」
夏美「…!!」
周囲がにわかにざわつきだした。それもそのはず…。
超絶イケメンのネギと超絶美人の龍宮がこんな片田舎のスーパーでMEETSしてしまったのだから…。
真名「どうだい?新婚生活は」
ネギ「えへへ///」
真名「ふふ…順調なようだね。こっちまで幸せになるよ」
夏美「……」

婆1「すっごいお似合いのカップルね…身長差もぴったり…」
婆2「あれじゃー日本の男じゃつりあわないね。イケメン君の隣にいる子…マネージャーかなにかかね?」
婆3「あの赤髪のブス邪魔くさいわ!写メールできないじゃない!」

真名「…ん?なんだか随分と視線が多いな」
ネギ「ほ、ほんとですねー…、芸能人でもいるんですかねー」
だが困ったことに自分がどれだけ一般人離れしたスペックを誇っているか気づいていない。
夏美「…ひっぐ…ご、ごめんネギ君っ!先帰る…!!」
ネギ「あ!夏美さん!?」
294マロン名無しさん:2006/12/30(土) 00:05:08 ID:???
>>291
巷で大流行の超りんをキュポン
295マロン名無しさん:2006/12/30(土) 00:10:29 ID:???
>>291
せっちゃんを希望
296マロン名無しさん:2006/12/30(土) 02:57:09 ID:???
>>293
こういう婆マジでいるからムカつくよな。
297マロン名無しさん:2006/12/30(土) 03:09:14 ID:???
とりあえずなっちゃんん泣かした糞婆達をぬっころしてきます
298マロン名無しさん:2006/12/30(土) 08:37:34 ID:???
夏美が好きになりました
299マロン名無しさん:2006/12/30(土) 10:33:59 ID:???
胸を張れ、夏美
お前はネギに選ばれたのだから
300マロン名無しさん:2006/12/30(土) 10:34:18 ID:???
>>293
夏美ぃぃいいぃ!
301マロン名無しさん:2006/12/30(土) 13:40:44 ID:???
おまいらのせいで夏美が愛おしくなっちまったじゃないか
302浮気道:2006/12/31(日) 02:08:11 ID:???
浮気道 01

「こんばんわー、超鈴音さん」
開かれたドアの隙間から手をいれて掴み、扉を固定する。
それからにっこりと微笑んでみせる。
そうすれば彼女は一瞬戸惑ってみせるに違いないから。
「……なんの用ネ?」
「やだなぁ。チャオさんに会いにきたに決まってるじゃないですか」
「わ、わたしは会いたくないヨ」
「本当ですか?」
「……っ」
僕は強引に彼女の腕を掴み首筋に唇をつけた。
「会いたくなかったですか?」
「……」
「耳、もう真っ赤ですけど」
「それはっ、ネギ坊主が、そんなこと、するから」
「素直になってください。入ってもいいですよね」
子孫である彼女を抱くのは、ちょっとした背徳感があり、心地良い。
気の抜けた腕を更に寄せ、固定していたドアを放して彼女の背にまわす。
「ネギ坊主にはアスナがいるヨ」
「そうですね」
「悲しむよ」
「知ってます。それでもチャオさんとこうしたかったですから」
耳の中に下をねじ込む。体が強張るのがわかった。
「……わたしもネ」
その言葉を合図に僕は部屋へと彼女を押し入れる。カギを閉めることも忘れない。
――まったく、ここまで騙されてくれると、かえってつまらないよ。もっと抵抗してくれなきゃ。
肩透かしを食らった僕は、力任せに服を千切った。
303浮気道:2006/12/31(日) 02:09:36 ID:???
(血縁者は相性がいいって言うけど、ほんとだなあ。最初はムカついていきなり入れちゃって、まあ当然痛がって泣いてたみたいだけど、すぐに馴染んだし。うん。何度ヤっても飽きないや)
普段すました顔でそのような情事に興味なさ気でいるから、よけいにその時の表情が笑えてくる。
『ネ、ネギ坊主っ……ぅ……。好きヨ』
『そうですね』
『最初は止めに過去にきたのに、もうどうでもいいネ……っ。ネギ坊主さえいてくれれば、っ』
『そうだといいですね』
『う、ぁっネギ、ぼう……そこ、つかなっ……くう』
確かその時も自分は笑っていた。あまりにもその姿が滑稽で可笑しかった。
と、ここまでを思い出して、時計を見た。
思ったよりも早く終わってしまっていた。
もうすこしてこずらせてくれるかとも思ったんだけど、しかたない。
いまからだと誰が空いているだろう?
僕は再び笑いを溢した。
(そうだった。あの人は、まだ剣を振るっているはずだ。連絡は、まあいいか?)
彼女ならおそらく迎えてくれるだろうと――迎えてくれなくても無理矢理迎えさせるのだが――、僕は杖に乗り風を切った。
304あまり嫌じゃない婚:2006/12/31(日) 02:10:20 ID:???
−とある山中。
ネギ「む…!フィーシュッ!えへへ…どうです?僕も釣りうまくなったでしょう」
ネギが誇らしげに釣った魚を楓に見せる。
楓「…」うずうず
ネギ「楓…さん?」
楓「ネギ坊主〜っ///」ぎゅぅぅー!
ネギ「わぷっ!///まだ昼間ですよぉ!」
楓「我慢…出来ないでござる…」
ネギ「し、仕方ないですね///(見つめられると断れないぃ!いいんちょさんより大胆だなぁ…)」
305マロン名無しさん:2006/12/31(日) 02:15:56 ID:???
>>302 うほほ!超(ちゃお)GJ!
306浮気道:2006/12/31(日) 02:17:36 ID:???
リクしてくれたんで、超りんをかいてみた。
次はとある剣士をw

>>304
楓のかわいさにやられますたんぐ。
むしろネギがかわい(ry
307マロン名無しさん:2006/12/31(日) 02:24:37 ID:???
浮気道氏も嫌婚氏もGJ!
308マロン名無しさん:2006/12/31(日) 03:16:16 ID:???
年末進行のクソ忙しいなか超GJ!!
309ザジネギ作者 【吉】 【865円】 :2007/01/01(月) 00:35:03 ID:???
あけましておめでとうございます。

そろそろ続編書こうと思います。年末年始忙しいのでもう少し後になりますが……
今度はなるたけ間を空けずに頑張っていきます。

また応援して頂ければ幸いです。
310マロン名無しさん:2007/01/01(月) 00:58:54 ID:???
wktk
311マロン名無しさん:2007/01/01(月) 01:37:55 ID:???
待ってますた!
312第1話「黄昏を見つめる少女」:2007/01/01(月) 01:38:14 ID:???

ネギ・スプリングフィールド、通称ネギは、夕暮れ時、廃工場の煙突のてっぺんに少女が座っているのを目撃する。
自分しか登れないと思っていた煙突になぜ少女が…。好奇心にかられたネギは、隣の煙突のてっぺんに登り、
少女に話しかける。しかし、少女が口にしたのは、ノドカという自分の名前だけ。それでもネギは懸命に話しかけ、
二人は次第に打ち解ける。その時、辺りの空間が突然歪み始め、もう一本の煙突に謎の女性の姿が現れた。
「ノドカ、逃がさない! ゆけ!」。その女性の発した命令とともに、アスナを襲い始める巨大メカ! 
ネギはノドカを助けたい一心で無謀にも、棒きれ一本でメカに立ち向かっていくのだった。
313 【吉】 :2007/01/01(月) 08:57:38 ID:???
wktkの予感
314 【小吉】 :2007/01/01(月) 23:55:44 ID:???
ラスト!
315マロン名無しさん:2007/01/02(火) 00:00:59 ID:???
>>312
続きマダー?
316彼女達の愛したもの:2007/01/02(火) 15:55:35 ID:???
>>258

第11話 愛する者のため <the love>

真っ暗な部屋の中で、その大きなベットの近くだけを小さく照らす光。
その光の中で、お互いを求めているネギとのどかがいた。
二人は今日の出来事でかなりの体力を消費しているはずであるが、まるでその様子をみせない。
それよりも、二人で生きている喜びを分かち合うことに夢中になっていた。
そしてのどかがネギを「攻め」る番となり、自分の身体をネギの上へと移動させた。


ところでのどかは先ほどから、ネギに対して何か違和感を感じていた。
ずっと何かを悩んでいるような雰囲気を醸し出していた。
ネギの意識のうち何割かは、のどかに対してではなくそちらの方へ行っていたような気がしたのだ。
それに対して少し寂しく思ったのどかは、思い切ってネギに聞いてみることにした。
のどか「・・・先生」
ネギ「はい?」
のどか「先生、今何か悩んでることでもあったんですか?」
ネギ「・・・」
図星をつかれたような表情。間違いない、ネギには何か大きな悩み事がある。
のどか「話してくれませんか?」
少し間を置いて、ネギは口を開いた。
ネギ「実は、いいんちょさんのことについてなんです」
のどか「・・・」

のどかは少し気を悪くした。
当然であろう。どんな理由であれ、自分とのセックスの最中に別の女性のことを考えられていたのだから、誰だって気分が悪くなる。
しかしのどかはそれを顔に出さないよう努力し、ネギの話しを聞いた。
317彼女達の愛したもの:2007/01/02(火) 15:57:41 ID:???
実はネギは先ほど協会で、ネギの救出作戦に参加していた者二人の会話を聞いてしまったのだ。
なぜ彼らが協会にいたのかは定かではないが、おそらく彼らも魔法関係者なのであろう。
すぐ近くにいたネギの存在に気付かなかった彼らは、今回の「ネギ救出作戦」についての愚痴を言い始めたのだ。
その内容のほとんどは、いいんちょについてであった。
「わがまま」と言えるような今回のいいんちょからの無茶な依頼。
彼らのチームは最初は依頼を断ったらしい。「今すぐなど無理だ。せめてもう少し待ってくれ」と。
だが最終的には、いいんちょは土下座までして頼み込んだそうなのだ。
そして彼らの口からはそれを嘲笑い、躊躇無くいいんちょを侮辱するような言葉が出されていた。
彼らの間では「いいんちょ=わがまま女」などという式が成り立っているようであった。
しかも彼らの話しによれば、かなりの大多数の者が同じようなことを思っているようであったのだ。
そばにいたネギはただ黙って、勝手に聞こえてきてしまう彼らの罵声を聞かされるしかなかった。
318彼女達の愛したもの:2007/01/02(火) 16:02:02 ID:???
そして彼らの話しを聞かされているうちに、ネギは一つ嫌な記憶がよみがえったのだ。
それは学園祭で、超の魔法バレを止めようとしたときのことである。
ネギがなるべく多くの人を集めようとしていたことを知っていたいいんちょは、
男性の参加者を釣るために、わざと極端に露出の多い服を着た。
確かに予想通り、それに釣られて集まった男性も多かったが、一方でその極端すぎる彼女の姿を軽蔑の目で見る者も多かった。
いいんちょは元々、その濃いキャラクター性もあって、麻帆良の有名人の一人であった。
ネットの麻帆良学園に関する匿名掲示板では、いいんちょの話題が出ることもあった。
しかし今回の件がきっかけで、その掲示板に火が点いた。
「露出狂」だの「痴女」だの散々言われた挙句、いかがわしいコラ写真もあげられ、
掲示板は武道会のネギvs高音並みか、もしくはそれ以上の大騒ぎとなった。
ネギは前から時々その掲示板をチェックしていたのだが、それ以来そこに訪れるのを止めた。
自分のせいでいいんちょが晒されている現実から逃げるためである。

さらに開催された「ゲーム」の内容にも問題があった。
何の説明も無しにいきなり男性の前で衣服を脱がされるのは、思春期の女子にとって大きいことだった。
チア達のように大して気にしない者もいる一方、それを本気で気にする者もいた。
片思いしていた男性の前でそうなってしまった者や、亜子のように身体にコンプレックスを抱いていた者もいるらしく、
その者達は当然その「ゲーム」に対して怒りを覚えた。
そして彼女達の怒りの矛先は、主催者であるいいんちょに向けられた。
おそらく彼女達からの仕返しであろうが、いいんちょに対する陰湿な嫌がらせが長い間続いたのだ。

しかしいいんちょは、それらを全く気にしない様子であった。
今までと全く変わらない笑顔でネギと接していた。
だが何が起こっているのかを知っていたネギにとっては、逆にその笑顔が痛く心に突き刺さった。
319彼女達の愛したもの:2007/01/02(火) 16:04:19 ID:???
ネギ「情けないんです・・・僕はいいんちょさんの顔に泥を塗るようなことばかりして。
   なのに僕はいいんちょさんに何もしてあげられなくて・・・本当に自分が情けない・・・」
のどか「・・・先生」
ネギが話している途中でのどかは喋りだした。
のどか「私はネギ先生が思うほど、いいんちょさんは気にしていないと思いますよ」
ネギ「え? どうしてですか?」
のどか「色々酷いこと言われてしまっても、ネギ先生が喜んでくれたことを思えば、きっと平気だと思います
    だっていいんちょさんは、ネギ先生のことを本気で愛していたと思うんです・・・
    いいんちょさんならきっと、自分のことよりもネギ先生の幸せを考えているはずです」
ネギ「・・・・・・」
のどかの言ったことにネギは気付かされた。
「自分がいくら人に嫌われても、どんな目にあっても、傷付いても、その人のために何をしてでも行動を起こす」
いいんちょが行っていたその行為は、よく考えたら先ほどまでネギが行っていたこととあまり変わりない。
ネギはアスナを救うために命を懸けた。自分の人生を終わらせても構わないと思ったのだ。
そして結果がどうであれ、きっとその行動は刹那や夕映やハルナを怒らせることになるはずである。
しかしそんなことは構いもしなかった。ただアスナを助けたいという気持ちしかなかった。
ひょっとしたら、いいんちょはいつもこんな気持ちだったのかもしれない。
「誰に嫌われてようが、どれだけ傷付こうが構わない。ただ自分よりもネギのために」という気持ち・・・。


そんなことを考えていると、のどかはネギにとんでもない話しを振り出した。
のどか「先生、私の話しも聞いてくれませんか?」
ネギ「え、何ですか?」
のどか「・・・アスナさんと一緒に寝たことがあるって、本当ですか?」
ネギ「な!?」
当然ネギは驚いた。誰にも知られてはいけないことを、最も知られてはいけない相手に知られていたのだ。
ネギには何も返事をすることが出来ず、気まずい面持ちでのどかから目を逸らした。
しかしこの場合、その行為はのどかの問いに「はい」と答えるに等しいことである。
ネギをじっと見つめるのどかの目には、怒りよりも悲しみの方が大きく現れていた。
320彼女達の愛したもの:2007/01/02(火) 16:08:58 ID:???
のどかはネギが本国へ行っていた2年間、ずっと一人寂しい夜をすごしてきた。とても辛い2年間であった。
ネギのことを思いながら夜中に一人、自分で自分を慰めることも多かった。
しかし自分の手で作り出した興奮が何度極大に達しようとも、その孤独からは逃れることは出来なかった。
ネギの温もりを感じたくて、枕を涙で濡らしたこともあった。
だがその辛さも、ネギのことを思えば我慢できた。
自分の目標に向かってがんばっているネギのため、のどかは孤独を必死に耐えたのだ。
ネギと一緒に眠りたいという、その時は叶えることの出来なかった欲求を、必死で我慢してきたのだ。

しかし、ネギは我慢することが出来なかった。
自分の欲求に負けてしまい、アスナとしてはいけない行為をしてしまったのだ。

のどかは先ほどからずっとネギを見つめていた。
ネギには何と答えれば良いのかわからなかった。
「ゴメン」と言ったところで、許してくれるようなことではない。
気まずい沈黙が二人を包んでいた。
そしてのどかの一言がその沈黙を破った。
のどか「先生、罪滅ぼしとして、私のお願いを一つ聞いてください」
ネギ「え・・・何ですか?」
のどか「私とこうしている間だけでいいんです。その間だけは、私だけを見て・・・私以外のことは考えないで欲しいんです。
    ・・・嫌ですよ。どんな理由であっても、こんな時に他の女の人のこと考えられたら・・・寂しい」

・・・そうだ、僕は何を考えているんだ!?
今のどかさん以外の女性のことを考えているだなんて、そんなののどかさんは嫌に決まっているではないか。
「私のお願い」とのどかさんは言ったが、そんなのは決してわがままでも何でもない。女性なら思って当然の感情だ。
のどかさんの気持ちも考えずに、僕はいいんちょさんのことばかり考えて・・・

ネギ「・・・ごめんなさい。のどかさん」
ネギは自分のやっていたことを深く反省しているような表情を見せた。
のどかはその表情を見て、少し安心した様子だった。
ネギは人を悲しませることはしたくない人間だ。そして自分の手で他人を喜ばせたい人間でもある。
ネギはのどかを悲しませてしまった。
だからその罪滅ぼしとして、のどかの願いを聞くだけでなく、のどかをいつも以上に喜ばせようと思った。
321彼女達の愛したもの:2007/01/02(火) 16:11:32 ID:???
のどか「キャッ!!」
ネギは自分の上に乗っかっていたのどかを無理矢理下側に移動させた。
そしてすぐに、ネギはのどかの身体を普段より強く貪り始めた。
色んな所を色んな風に弄くり回し、のどかはネギのなすがままに身体を反応させた。
のどか「あぁっ・・・あ、いやぁっ、だめっ! あっ!」
するとその声を聞いたネギは動きを止め、のどかの性感帯を味わっていた唇をその身体から離した。
ネギ「嫌なら、止めたっていいんですよ?」
少しニヤリとしたネギの顔を見て、のどかは顔を赤くした。
のどか「・・・」
少しの間を置いて、のどかは微笑みながら小さく声を出した。
のどか「いじわる・・・」
ネギは明日の朝も早い。仕事の疲れもたまっていて、早めに寝なければ明日に堪える。
しかし今はそんなことなど考えていない。
当然いいんちょのことも考えていない。
今はのどかに言われたとおり、のどかを愛することしか考えていなかったのである。


その晩、二人はいつも以上に激しく愛し合った。
欲望に身を任せ、息を荒くして、体中を汗や何やらで濡らし、そのまま快楽の渦へと飲み込まれていった・・・。

ネギはのどかに、溢れんばかりの愛を注いだ。


――――その後も二人は幸せな日々を過ごした・・・そしていつの間にか、この日から約2年もの月日が経っていた。
次回、最終話 父より子へ     つづく
322マロン名無しさん:2007/01/02(火) 18:59:23 ID:???
こんなおもしろいものを無料で見れる2ちゃんはすばらしいところです。
ネギも罪な男よ…いいんちょ×ネギが見たくなってきた
323マロン名無しさん:2007/01/02(火) 20:08:34 ID:???
いいんちょの人柄に泣いた
324マロン名無しさん:2007/01/02(火) 20:10:25 ID:???
GJ!!
325マロン名無しさん:2007/01/02(火) 23:48:19 ID:???
GJ!
326マロン名無しさん:2007/01/03(水) 00:20:06 ID:???
いいんちょかわいいよぉ
327マロン名無しさん:2007/01/04(木) 16:21:14 ID:???
ザジ「・・・アケま!」
ネギ「あ、あけましておめでとうございます(の、略か。久しぶりに喋ったと思ったらイミフ・・・)」

ネギ「さっそく羽根突きでもしませんか?」
ザジ「・・・」
ネギ「(喋らんのかい!)負けたほうが顔に墨を塗られるんですよー」

コン カココン・・・

ネギ「ふう、鏡で顔を確認したくなりませんか?」
ザジ「・・・」
ネギ「うわっ凄い!こんな風に書いたんだ。絵のセンスはザジさんの方が上かな。えっと、五ヶ所に書いてあるから、五対五の引き分けですね」
ザジ「・・・チガウ。それは顔のメイクだから ネギ-5 ザジ-3 ザジの勝ち」
ネギ「エッー!?気がつかなかった・・・もうメイクに慣れたからかな?」
ザジ「・・・ナチュラルメイク」
ネギ「それ違うと思いますよ」
328浮気道:2007/01/05(金) 04:08:13 ID:???
ええと、最初に。
まえとちがって、ネギが結構マジメなヤツに成り代わってます。
いつ心をかえたのかとw
あと以前は会話文ばかりで淡白ぎみだったので今回は地の文多めにしてみました。
読みにくかったらスミマセン。
329浮気道:2007/01/05(金) 04:14:00 ID:???
浮気道 03


ドアを軽く叩いた。
どれだけ隠しても、やはり心が浮く。
今からあの刹那を犯せるのだということが、気持ちを高ぶらせている。
今まで幾人もの生徒としてきたのだが、刹那には一切触れてすらいなかった。
お楽しみは最後にとっておく。まさにその心持でいた。
明かりが窓からもれていた。いるのだろう、この奥に。
――それにしても出てくるのが遅いな。
質素なつくりのドアはなかなか空かない。
再びドアを叩いた。
「刹那さん?」
態とじらしているとしか思えないのだが、彼女がそうするとは考えにくく、やはり待つしかなかった。
腕を組んでいると、ようやく音がして扉が開いた。
どこか息の乱れた、彼女が出てきた。
「ねっ、ネギ先生?あの、どうしてここに」
「少しこの辺に用があったもので寄ってみたんです。もしかしてお邪魔でしたか?」
「い、いえ、あの……」
彼女はどれだけ激しく動こうとも、息を乱すことは滅多にない。汗もかかない。
だがその彼女の頬は確かに赤く染まっていたし、首筋には汗が伝っていた。
そしていつも束ねられている髪は下ろされている。
これではまるで。
「とりあえずお邪魔してもいいでしょうか」
330浮気道:2007/01/05(金) 04:14:59 ID:???
「そ、それは!困ります!!」
彼女は頑なに拒んだ。今まで僕にははっきりと拒絶を示したことのない彼女が、だ。
普段ならここで引き下がるだろう。だが今日は違った。
数年前、十歳の自分でも彼女に劣情を催すことがあったのだ。それを押し込めて、ようやく今日彼女をと決めてきた。
先ほど超としてきたのだが、それなどなかったことのように強烈に下半身が疼いている。
年月だけのせいではない。
目の前の彼女は、やけに色があった。
よく見れば頬だけでなく首筋も、服から出ている肌全てが主に染まっている。
喉をならさないのが精一杯なほどに色香がただよっていて、僕はそれに誘われている。
「すぐすみます。だからちょっとだけでもあがらせてくれませんか?」
だからいつもなら説得――口説き落とすところだが、今日は強引に入らせてもらう。
もう自分は子供ではない。世界有数のマギステル・マギなのだ。
いくら神明流で名を馳せた剣士だろうと、敵わない。
入ってしまえばこっちのものだろうと、彼女を力で(そしてほんの少しの魔法を無詠唱でつかって)押しのけると、そこには先客がいた。
髪の長い、まるでガラスの箱にいれて飾りたいくらい端麗な顔立ちの少女が。
「せっちゃん〜、誰やった、……え?」
「木乃香、さん?」
布切れ一枚もまとっていなった。誰がどうみたってこれは事後であろう。
後ろを振り返ると、先程よりもさらに顔を赤らめた刹那がいた。
僕はたまらず床を蹴った。

特に衝撃を受けたわけではない。
以前から彼女達はそれらしい雰囲気を醸し出していたから、おかしくないとは思う。
だから特に衝撃を受けたわけではない。
ならば何故逃げるように走って飛び出したのか?
「ネギせんせいっ!!」
追ってくるだろう人を、檻の中に捕らえるためだった。決して逃れられないように。
331浮気道:2007/01/05(金) 04:33:54 ID:???
刹那編もうすこしつづきます。
あと、こんなの書いててですが、この×せつが凄く苦手です。
なので、のちの絡みはありません(;´ー`)
ここで3−A生徒をやれるのはネギだけということで。
332マロン名無しさん:2007/01/05(金) 04:46:09 ID:fty+7GwT
>>331
GJ,続きもがんばってくれ。

追伸:百合は嫌いじゃないんだが、俺もこのせつは大体同意見だ。
333マロン名無しさん:2007/01/05(金) 04:57:59 ID:???
>>332
自演乙
334マロン名無しさん:2007/01/05(金) 07:39:08 ID:???
>>331 GJ!このか許さん
335マロン名無しさん:2007/01/05(金) 08:22:10 ID:???
浮気道氏GJ!!
ネギが羨ましい
336マロン名無しさん:2007/01/06(土) 16:47:53 ID:???
ネギ「僕……結婚しようと思ってるんですよね」
明日菜「……だ…誰と?」
ネギ「聞いて……くれますか?」
明日菜「……うん」
ネギ「そのひとはバンダナとダンボールをこよなく愛する人なんです……」
明日菜「は?」
????「ネギく〜ん☆」

ネギの結婚相手????の正体とは!?次回を待て!!(書く気ないけど)
337マロン名無しさん:2007/01/06(土) 18:59:59 ID:???
「いやぁぁぁぁ!!!!ミッシェル!!最近腹筋がたるんできてないかい!!??」
「ええそうなのよ!!ジョニー見て私のこのお肉!!!!まるで太ったンポォーックッだわ!!!!」
「ハハハハハハハハすごいね!!!!!バーベキューが1億年できそうな量だね!!でも大丈夫!!!!」
「本当ジョニー!!!!????」
「もちろんさミッシェル!!!!この痩せるっぜ!!を使えば万事解決さ!!!!」
「なんなの!!??!!??そのスマッーーーーットォォォォな器具わぁぁぁぁぁ!!!!????」
「こいつは太った人へのファイナルゥゥゥゥゥゥゥッウウエポォォォォォォォォォォォォォォォンンンンンンンンンンン!!!!!!!なのさ!!」
「まぁすごいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ジョニー」
「もちろんさこれで君もバーベキューの具を卒業だ!!!!!!!!!!!!!」
「早速やってみるわ!!!!!!!!!すご!!!!!!!!!!!!!!!!い!!!肉が0,1秒感覚で落ちていくわ!!!!!!!!!」
「そうだろこれが何と1万2000円!!!!!!!!!!!安いだろう?」
「すごいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!そんな格安なのね!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「そうさ君も痩せるっぜ!を手に入れて憧れのボディィィィィィィィィィを実現しよう!!!!!!!!!!!!!!!」
「ええそうね皆さんもこの効果を実感して欲しいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「それでは皆バイバイ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「バイバイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「さあ皆痩せようっぜ!を買おう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネギ「なんなんでしょうね、夜中にやってるアメリカの通販の大仰なCMって」
明日菜「0120……68…114……7」
ネギ「買うんですか?」
338マロン名無しさん:2007/01/06(土) 20:18:28 ID:???
ちょwwwなんだコレwww
別キャラver.作って欲しい
339マロン名無しさん:2007/01/06(土) 22:10:53 ID:???
―寮
明日菜「ふんふふ〜ん♪」
ネギ「ただいまー」
明日菜「おかえりネギ!今日の晩ご……はん…」
木乃香「あ、おかえりネギ君…って、どしたんー円」
円「い、いやぁどーも///てへっ」
ネギ「あ、僕達の晩ご飯は結構ですよー、食べてきましたから」
明日菜「どーいうことよ!?最近帰り遅いと思ったら釘宮までつれてきて!」
ネギ「あ、言ってませんでしたね!僕達付き合ってるんですよー」
円「いやぁー、まぁ成り行きっていうかー、なんていうか///」
二人「「はぁぁぁぁ!?」」
木乃香「は、はは、案外ええカップルかもなぁ…」
明日菜「まぁ別にアンタが誰と付き合おうがかまわないけどぉ、節度を守っ
円「ねぇ、ネギ君の部屋見せて♪」
ネギ「えぇ、こっちです///ちょっと恥ずかしいなぁー」
木乃香「明日菜、聞いてへんで」
明日菜「………出てけやぁぁあ!ここはネギの家じゃねェェ!」
340マロン名無しさん:2007/01/06(土) 22:58:37 ID:???
最近は原子力発電が発電の主流になりつつある。
たしかに火力発電は酸素を大量に消費するし、水力発電も地形を変えなければならない。
だが、まだ僕たちには風力発電があるじゃないか。
風が吹かなければどうしようもないが、大量に作れば問題はないだろう。
原子力発電なんかより全然安全だよ。
皆もそう思うだろ?
341マロン名無しさん:2007/01/06(土) 23:25:16 ID:???
>>1
スレタイで笑ったの久しぶり
342マロン名無しさん:2007/01/07(日) 00:14:01 ID:???
ハカセ「ネギ先生、ちょっといいですかー」
ネギ「あ、はいなんでしょう葉加瀬さん」
ハカセ「茶々丸に新武装を追加したので相手になってもらえませんか?」
ネギ「えぇ、いいですよ」
ハカセ「では放課後校門の前で待ってますのでー」
343マロン名無しさん:2007/01/07(日) 01:18:13 ID:???
>>339
いつもそうだが自分だけ脳内補完してても他人は面白いと思えん
・あらすじ
・状況説明(台詞onlyは萎える)
が絶対的に不足してる。
344マロン名無しさん:2007/01/07(日) 01:27:27 ID:???
台詞オンリーも短編なら味があると思うが。
全部が全部そういうわけではないがな…
セオリーにだけ従っても良い文章は作れないだろう?
345マロン名無しさん:2007/01/07(日) 01:38:20 ID:???
ネギ史のあたりから急に台詞オンリーが増えた気がする。気がするだけだが
346マロン名無しさん:2007/01/07(日) 01:38:56 ID:???
ようは内容次第。短編でもテンポとか考えて台詞オンリーのアッサリもあれば状況や心理描写をギッチリ詰め込んだ濃厚なのもある。
流石に長編で台詞オンリーはないけどな。
347マロン名無しさん:2007/01/07(日) 01:40:31 ID:???
保守程度でぱぱっと書くから台詞オンリーになったりする。
348マロン名無しさん:2007/01/07(日) 05:04:52 ID:???
何も作品提供しない香具師らが
何様なんだろ
349マロン名無しさん:2007/01/07(日) 10:23:45 ID:???
>>343
文の構成レベルだけ見て中身は見てないんですかね?
僕は台詞のみのss結構好きですが?
あまり自分の意見はみんなの意見、のように書かない方が…

>>347
保守程度に書くのってかなりGJでは…?
350マロン名無しさん:2007/01/07(日) 10:53:08 ID:???
葱「ハルナさん!二人で一緒にお弁当食べませんか?」
パル「いいよ!あ、あそこに夕映とのどかもいるから誘おうよ!」
葱「クッ」
本屋「あー、気付かれちゃったね・・・」
漏る「隠れて尾行するつもりだったのに、ヘタすぎたです。他人のラブ臭は敏感なのに、どうして自分に向いてるラブ臭を感知できないのでしょうか?」
351マロン名無しさん:2007/01/07(日) 11:06:37 ID:???
>>350
自分の恋路に疎いパルは…なんていうかクルな…

この流れのなか台詞オンリーを投下するとはお主ただ者ではないな
352マロン名無しさん:2007/01/07(日) 11:17:59 ID:???
しかもイイw
353マロン名無しさん:2007/01/07(日) 12:01:58 ID:???
ワロタw


>>350
グッジョブ!
354マロン名無しさん:2007/01/07(日) 12:53:12 ID:???
なんにせよ>>350が威風堂々と投下してくれたおかげで、この先短編が減るかもという懸念は吹っ飛んだな
355マロン名無しさん:2007/01/07(日) 13:27:14 ID:???
>>350-351 むしろ、恋心に気づいていながら、
のどかとゆえのために気づかない振りをして
身を引こうとしているんだと思うと
ググっとクル
356マロン名無しさん:2007/01/07(日) 14:07:43 ID:???
やっぱりあえて描写を無くして読み手に脳内保管させるのも大切だと思うんだ。

描写があるとかないとかじゃなく中身を見ろよ中身を。
描写があるから面白い訳でも無いだろう、逆も然り。
357マロン名無しさん:2007/01/07(日) 14:19:35 ID:???
他キャラ編
「へいミッシェル!!!!!!!!最近体毛が気にならないかい!!!!!!!!!!!????????????????」
「ノォォォォォォォォ!!!!!!!何で知っているのジョニー!!!!!!!!!!!」
「ハハハハハハハ!!!!!君の事は何でもお見通しさ!!!!!」
「そうなのジョニー!!!!!!!!最近全身の体毛がどんどん増えているのよ!!!!!!!!!見て私のこの体毛!!!!!!!!!!!」
「オーーーーマイゴッッットォォォォォォォォォ布団が1億枚は作れるビックバン級の体毛だね!!!!!!こりゃすごいや!!!!!!!!!」
「そうなのこのビィィッバッッアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァンを何とかしたいのよ!!!」
「任せてミッシェルこの抜けるっぜ!!と使えばオォルゥゥゥオーーーーーーーォォケェェイイイイイイイイイさぁ!!!!!!」
「ウワァァァァァァァァァオーーーーーーそのヘビィィィィーーーーーーーなボトルは何!!」
「これを使えば速水もこみちだって一瞬にして坊主頭っさ!!!!!!!!!!!!!」
「早速試してみるわ!!!!!!!ワァォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」
「どうだい!!!!!!!!!!!!!!!」
「凄いわジョニー!!!!!!!!!!見てこの抜けた体毛を!!!!!!!!!!!これいくらで売れるかしら」
「ミッシェルの体毛なら1000億ドルさ!!!でもこの抜けるっぜ!!は一本たったの8000円!!!!!!!!!」
「ウワッッッッッオオオォォォォォォ!!!!!!!何て格安なの!!??」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハさぁ今すぐ電話だ!!!!!!」
「電話番号を間違えたら月に変わってお仕置きよ!!!!!!!!!!!!!!!!フォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
「みんな抜けるっぜ!!を買おう」

木乃香「すごいCMやな〜せっちゃんアメリカ人ってみんなこうなん?」
刹那「0120……68……1147」
木乃香「買うんせっちゃん……」
358マロン名無しさん:2007/01/07(日) 14:32:08 ID:???
せっちゃんは一体何にそれを使うんだよ
359マロン名無しさん:2007/01/07(日) 14:32:15 ID:???
うぜぇw
360マロン名無しさん:2007/01/07(日) 16:16:13 ID:???
GJ!!
面白杉だぜチクショウ
361ゆーにゃ。:2007/01/07(日) 17:00:46 ID:???
浮気道の作者です。
せっちゃんはまだ書き途中で、すみません。
ちょっと唐突にネコ裕奈が書きたくなってしまったので思わず書いてみました。
裕奈はネギがすきだったりするけど、でもネギは木乃香とらぶらぶしてたり。
そんなよく分からない設定で。

+++

「にゃ、にゃんだとーっ」
早朝一番。鏡を覗き込んだ自分の姿に、裕奈は叫んだ。

朝も早いというのに叫び声に意識を起こされたアキラは、縮んで猫化した裕奈をみつけて、開いた口がふさがらなかった。
だが必死に説明する裕奈に、何とか納得をした始末である。
「それにしてもどうしてこうなったんだろうね」
小さく微笑みながら、アキラは裕奈の鼻をつついた。
「はっ、はなすにゃっ」
右足でアキラを指を叩いてみるが、全てが縮小され、あげくに耳と尻尾の付属品がついた自らの体を改めて眺めると、溜め息が漏れる。
しかし落ち込んでばかりいられない。
このままではどこにも行けないのである。
愕然とする裕奈に、アキラは困ったようにしながらも楽しそうであった。
もともと動物好きな彼女である。
裕奈は早くも諦めたくなっていた。
362ゆーにゃ。:2007/01/07(日) 17:03:21 ID:???
そうは言っても、なんとかこの状況を改善すべく、アキラはネギを呼んだ。
裕奈はいまだ四本の手足を広げて突っ伏している。
休日だったことが幸いし、昼過ぎに――朝はまき絵や亜子と騒いでいたためそれどころではなかった、もちろん裕奈はもみくちゃにされれいたのだが――部屋を訪れると、ちょうど食事を取っていたネギがいた。
「どないした?」
ふんわりはんなり、自らの作った食事を食べるネギを笑顔で見つめながら、木乃香は尋ねた。
だが言うのは躊躇われた。
裕奈が、あまり大勢の人に知られるのは嫌だと言っていた事を思い出す。
アキラは適当にごまかし、ネギに来てほしいとい告げた。
首を傾けながらも、快く了承してくれるネギに感謝しながらも、心の中では、どう説明すればいいのかと悩んでいた。
見送る木乃香にペコリとお辞儀をして、アキラはネギを自室へと案内した。

驚くだろう、とてっきりかんがえていた。
だがネギは、裕奈の頭を撫でながらほのぼのとしていた。
「アキラさん、拾ったんですか?可愛い猫ですねー」
どうやらネギには普通の猫に見えるらしい。。
「うにゃぁ(ね、ネギくんの手がっ、ってアキラがなんか見てるよぉ)」
「ふふ、人懐っこいみたいですね、アキラさん」
「……うん(ネギ先生の笑顔……裕奈いいな)」
363ゆーにゃ。:2007/01/07(日) 17:04:42 ID:???
それにしても何故ネギは気づかないのだろうか。
アキラやまき絵、亜子には分かったのになぜよりにもよってネギだけが。
ぷくりと頬を膨らますが、猫になっているせいか思ったように膨れない。
なんだか泣きたくなってきた。
裕奈がうな垂れていると、ネギはひょいと持ち上げた。
「あれ、なんだか元気ないみたいです。おなかでも空いてるんでしょうか」
「そうだね……」
まあ猫になってから半日経つし、とアキラは考える。
確かに空いていてもおかしくはない。
(それにしても猫が食べるものか、キャットフードは流石にだめかな)
そこまで考えて、昨日美味しそうに牛乳を飲んでいた裕奈の姿が思い出された。
「ミルクなら冷蔵庫にあったよ」
「それです!じゃああげましょう!えっと、じゃあ……」
「この子は、ゆーにゃっていう名前だよ」
「可愛い名前ですね。ゆーにゃ、いまあげるから待っててね。あ、ところでゆーなさんはどこにいったんでしょう」
そう言うネギの目の前に居る本人は、思わず毛を逆立てた。
目に見えて狼狽する裕奈ネコに、アキラはもはや同情の念さえ浮かんでしまう。
自分が喋るわけにはいかない。
364ゆーにゃ。:2007/01/07(日) 17:05:59 ID:???
裕奈はアキラに助けを請う。
大きな瞳で見上げられると、流石のアキラも苦笑いを溢すしかなかった。
「……部活いったみたいだよ」
「そうですか。日曜日なのに、すごいです」
「に、にゃうぅ……」
恥ずかしさのあまり、裕奈はもう爆発寸前だった。
「あ、そうだ。ミルクあげなきゃ。ごめんね」
そういってネギは抱きかかえた猫裕奈の頭を、ぽんぽんとなでた。
(い、一生このままでいいかもっ!)
体中が熱を帯びているみたいに暑い。
真っ赤になりながらも、猫でよかったと初めて裕奈は思う。
猫でなければ、こんなふうにネギに甘えられるのはそうそうない。
小さくなっているからか、今日はやけにネギが大きく感じられる。
まるでそれはお父さんのように、暖かく優しいもの。
裕奈は力を抜いて、ネギの胸に寄りかかった。喉がごろごろとなり、量らずともネギを微笑ませる。
少しの恥ずかしさはあるが、それがまた嬉しかった。
ふざけて絡むことはあっても、面前とむかって好きなどといえない裕奈のこと。
既に相手がいるにもかかわらず、思うままに甘えられるまき絵を羨ましく感じていたのだ。
ずっと猫のままでいることになっちゃったら、ネギ君に飼ってもらえるかなあ。
裕奈は、アキラと台所に入っていくネギの背中を眺めながら、ぼんやりとそんな事を思った。

END
365マロン名無しさん:2007/01/07(日) 17:17:32 ID:???
ウッヒッヒGJ!ネギとアキラが結婚してゆーにゃを飼えばいいじゃない
366マロン名無しさん:2007/01/07(日) 17:51:45 ID:???
他キャラ編
勝手ながら作ってみました。
反省はしてる。



「へいキャッシー!!!!!!!!最近小ジワが気にならないかい!!!!!!!!!!!????????????????」
「ノォォォォォォォォ!!!!!!!何で知っているのニック!!!!!!!!!!!」
「ハハハハハハハ!!!!!鏡を見てため息をつく君を見ればすぐにわかるさ!!!!!」
「そうなのニック!!!!!!!!最近口のまわりの小ジワがどんどん増えているのよ!!!!!!!!!見て私のこのシワ!!!!!!!!!!!」
「オーーーーマイゴッッットォォォォォォォォォ30年に1度のビックウェーブ級のシワだね!!!!!!こりゃすごいや!!!!!!!!!」
「そうなのこのビィィッグッッウェェェェェェェェェェェェェバァァァァを何とかしたいのよ!!!」
「任せてくれキャッシー、この伸びーるシワッシワを使えばノォゥーーーーーーープロッッッッブレムさぁ!!!!!!」
「ウワァァァァァァァァァオーーーーーーそのクゥゥーーーーールなケースは何!!?」
「これを毎朝毎晩使えば松田聖子だってすぐさまハリのあるあの頃のプリティーフェイスさ!!!!!!!!!!!!!」
「早速試してみるわ!!!!ニック、でもそれ高いんじゃない?」
「気にするなキャッシー、今なら2週間分でなんと5400円なんだぜ〜」
「まぁニック!!!!!!!!私この収録が終わったらすぐに電話するわ!!!!!!電話番号を教えてよ!!!!」
「オーケーオーケー、ナンバーは…」



婆「0120-358…」
夏美「ちづ姉〜何見てるの?ん?伸びーるシワッシワ…?」
婆「何を見たの夏美…?」
ゴゴゴゴ…

367マロン名無しさん:2007/01/07(日) 17:55:12 ID:???
>>366
これは…((゚д゚;))
368マロン名無しさん:2007/01/07(日) 18:19:27 ID:???
>>366
やべぇww俺のよりずっと面白いwwww
ジィィィィィジェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!
ンッポォォォォォォォォォークッ!!!!!!!!!!!!!!
369マロン名無しさん:2007/01/07(日) 19:00:47 ID:???
最近贅肉が気になる五月のテレビショッピング
370マロン名無しさん:2007/01/07(日) 19:40:40 ID:???
―商店街
?「奥さん、やせるくすりあるアルヨ」
五月:え?ほ、ほんと?最近夫にちょっと太ってきたなって言われてて…いくらですか
?「1万円でどうカネ?」
五月:まぁ、1万円でやせられるなら安いもんね、買うわ。
?「まいど〜」

……数日後
五月:ジィィィィィジェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!
     ンッポォォォォォォォォォークッ!!!!!!!!!!!!!!
葱「ど、どうしたんです五月さん!」
371マロン名無しさん:2007/01/07(日) 19:52:06 ID:???
>>370
キャッチセールスかよw
372マロン名無しさん:2007/01/07(日) 21:29:38 ID:???
もう新婚関係ねぇなwww

黒人ばりのイログロ肌に悩む龍宮↓
373マロン名無しさん:2007/01/07(日) 21:49:54 ID:???
「やぁリタ!先週は家族でバカンスかな!!!???」
「あぁらジム!!!よくわかったわねぇぇえ!!???」
「そりゃーーーーそうさッッッ!!だってキミ見た目がアフリカ人みたいだぜェェェェ!!!!!!!」
「オォォーーーーーマァーーーーイガァァァッッッド!!!!」
「HAHAHAHAHAHAHA!!!そんなマサイなリタにはコレだ!!!」
「WHAT!!!??ジム!!!イズディスアペン!!?!!????」
「コレは今全米で大人気のスペシャーーーーッッッルな美白クリイヒィィィィィムなのさァ!!!!!」
「ワーーーオ!!」
「コイツを使えばブラジル人だって白人になれちまうッてぇ代物さ!!!」
「スッッッゴオォォーーーーいわジムゥゥゥウ!!でもコレ高そうよ!!?」
「HAHAHAHA!!!今ならコイツを2本、いいやッ3本でハンマァァァプライス持ってけドロボウ6980円ダァァ!!?!!!!」
「グゥゥゥウッッレェェェェイト!!!私今スグ電話しちゃうわ!!!ヒャッホォ!!!!!!!」

ネギ「なんかあのクリーム危ない感じがしません?」
真名「ネギ君、赤身魚と白身魚はどちらが好きだい?」
ネギ「白身ですかね」
真名「ならオセロは白派?黒派?」
ネギ「強いて言うなら白ですね」
真名「そうか………0120…6……8……」
ネギ「WHAT!?」
374366:2007/01/07(日) 22:00:25 ID:???
他キャラ編
反省はしている。


…2日前

「へいキャッシー!!!!!!!!どうしたんだい暗い顔して!!!!!!!!!!!????????????????」
「ニック!!!!!!!日サロに行き過ぎたのよ!!!!!!暗いわけじゃないわ!!!!!」
「ハハァーーーーン!!!!!でもメラニンッッッッてやつらが気になるんじゃない!!!!!?キャッシー」
「そうなのニック!!!!!!!!将来顔が染みだらけになるんじゃないかしら!!!!!!!!!?今も少しずつできてるの!!!!見て私の顔!!!!!!!!!!!」
「オーーーージィィィーーーーザァァァァス!!!!!!こりゃやばいね!!!!!!!!!未来のダァァァーーーーークサイドの予備軍じゃないか」
「そうなのこの予備軍を何とかしたいのよ!!!このままじゃ化粧じゃごまかせないわ!!!!」
「任せてくれキャッシー、このキエールシミッシミを使えばユーーーーーーーキャンゲッッッットフリィィーーダァァム!!!!!!」
「アァァァァァァァァァーーーーーーンそのソォーセクスィィーーーーなクリームは何!!?」
「これを毎朝毎晩使えば研ナオコだってカリフォルニア海岸のような輝き続けるフォワイトビューティーフェイスさ!!!!!!!!!!!!!」
「使ってみたいわ!!!!ニック…でもやっぱりそんなに効くのなお値段結構するんじゃない…?研ナオコでしょ?」
「気にするなキャッシー、今なら2週間分で7800円さ〜」
「まぁニック!!!!!!!!私この収録が終わったらすぐに申し込むわ!!!!!!電話番号を教えてよ!!!!」
「オーケーオーケー、ナンバーは…」
隊長(染みかぁ……)




葱宅にて…
葱(あっテーブルに何か出しっぱなしだ、片付けるかな。ん?キエールシミッシミ…?)
隊長「ただいまぁー」ガチャッ
葱「あっ、ま…」
隊長「何故君がそれを持ってるんだネギ君?」
ガチャッッッッ
葱「いやっ…その…」
ダダダダダダダダダダダダ…
375マロン名無しさん:2007/01/07(日) 22:22:23 ID:???
ここは何時からこんなスレにwwww
376マロン名無しさん:2007/01/07(日) 22:47:08 ID:???
タツミーテラカナシス(´;ω;`)
377マロン名無しさん:2007/01/07(日) 22:51:39 ID:???
俺のせいだ……俺が変なネタ投下したから
住民の方スマン
378マロン名無しさん:2007/01/07(日) 22:58:00 ID:???
嫌な新婚生活通販編と理解しました
379マロン名無しさん:2007/01/08(月) 00:06:26 ID:???
確かに嫌だがww
380ネギの願いと刹那の想い:2007/01/08(月) 03:00:20 ID:???
雨の中で可憐な女が尻餅を付いた男に剣を突き付けている。
女は涙を流し、男は微笑みを浮かべて女の眼を見つめていた。
「ごめんネギ君……ごめん……私は…私は」
「こうするしかなかったんですよね?僕は貴方に斬られるなら本望です」
「私は……私は……どうすれば」
「迷わずに僕を斬って下さい……愛しています刹那さん」
「貴方を斬るしかないの……どうしてこんな事に」
「刹那さん!僕を斬って下さい!早く!……斬るんだ刹那!!」

「ナギ君はあんよが上手、あんよが上手っと」
Tシャツにロングスカート姿の女性が正座の状態で赤ん坊の手を引いて自分に向かって歩かせていた。
彼女の名前は刹那・スプリングフィールド28歳、神鳴流の元剣士である。
2年ほど前ネギ・スプリングフィールドと結婚し、現在はイギリスの片田舎に住んでいる。
そして刹那が手を引く赤ん坊はナギ・スプリングフィールド、ネギと刹那の息子である。
ナギと言うのはネギの父親の名前で、刹那の希望からこの名前となった。

「ナギはお父さんと会うの3ヶ月振りかな〜?おっきくなったからきっとお父さんビックリするよ」
満面の笑みで母親を見つめるナギ、思わず刹那の口元も緩む。
今日はネギが3ヶ月ぶりに帰ってくる日である。
それも手伝って刹那も満面の笑みで息子を見つめそっと引き寄せ抱き締めた。
381ネギの願いと刹那の想い:2007/01/08(月) 03:03:33 ID:???
ギャグの流れの時にシリアスすいません。
前書いた話の続編です、どうしても書きたい事とかあったんでまた書かせて頂きます。
長編になる予定ですがよろしくお願いします
382マロン名無しさん:2007/01/08(月) 03:38:19 ID:???
うおおおおお!!!再開GJ!!!!!
383マロン名無しさん:2007/01/08(月) 05:54:47 ID:???
みなぎってきた
384マロン名無しさん:2007/01/08(月) 08:42:31 ID:???
GJ!!wktk
385マロン名無しさん:2007/01/08(月) 15:05:44 ID:???
386マロン名無しさん:2007/01/08(月) 20:32:57 ID:???
GJ!!
ネギせついいな。シリアスが似合う。
387ネギの願いと刹那の想い:2007/01/08(月) 21:12:11 ID:???
「遅いなぁ〜ネギ君……1時間も遅れてる」
テーブルに頬を預け、むくれている刹那はため息ばかり付いていた。
ナギは遊び疲れたのかベビーベットの中で寝息を立てている。
昨日ネギから電話があり「昼の2時には帰る」と言っていたのだが今の時刻は午後3時。
結婚してから多少はよくなったものの、刹那の生真面目な性格は15歳の時、そのままであった。
刹那の感覚からしたら1時間の遅刻など言語道断、あるまじき行為である。

「何かあったのかな……ふぁ〜…眠い……」
そうは言っても最近ナギが昼夜を問わず活発になってきて、中々眠る事の出来ない刹那はうたた寝を始めてしまった。
不思議な浮遊感が刹那の体を捕らえて放さない、何とも言えぬ快楽に刹那は浸っていた。
そして宙に浮くような錯覚を覚える身体を何かが優しく包んでいく。
それは懐かしい匂いと共にやってきた、とても愛おしい懐かしく、そして優しい匂い。
誰かが囁く、何かを囁いている、心地良い囁きは刹那の耳にそっと、しかし確かに響く。

「ネギ…君……どこ……」
「ここに居ますよ刹那さん……ただいま」
夢うつつの刹那の隣りには予定よりも1時間遅刻して帰宅したネギの姿があった。
刹那の隣にネギは腰掛け、幸せそうに眠る刹那を見て、そっと微笑みを浮かべていた。
ネギは眠っている刹那の髪を愛おしそうに撫で下ろしていた。

「おやすみなさい刹那さん、ゆっくり休んでください、でもその代わり」
今夜は絶対寝かせないから、そう思いネギは眠っている刹那の顔を見つめ続けていた。

続く
388マロン名無しさん:2007/01/08(月) 22:07:20 ID:???
うhyはいh刹那かわいすぎる!
389ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/09(火) 00:45:54 ID:???
緩やかな西日が差す、麻帆良学園都市内のとある病院。
今、その一室に一組の男女がいる。
彼らは先日待望の子宝に恵まれたばかりの新婚夫婦である。

夫の名前はネギ。
若くして至高の魔法使い「マギステル・マギ」の称号を手にした魔法界期待の新星。
妻の名前はザジ。
元ネギの教え子にして、ピカピカの専業主婦一年生。慌ただしかった出産騒動から二週間が過ぎ、ようやく退院日を迎えた。

ネギ「はい、じゃあこっちですザジさん」
ザジ「…………(こくこく)」
水玉模様のパジャマを脱ぎ、ネギに手渡すと彼が手にした着替と交換する。
傍目には会話が弾んでいないように見えるが、この二人にはこれが普段の光景なのだ。
ネギ「じゃあ僕、ザギちゃんを迎えに行って来ます」
ザジ「…いってらっしゃい」
スプリングフィールド家待望の第一子、ザギ。
予定日より十日以上早く産まれ、両親だけでなくその友人達も緊張と混乱の渦に巻き込んだお騒がせベビー。
ザジが出産直後に体調を崩して数日間寝込んでしまっていたので、現在は新生児室にお泊まり中である。
390ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/09(火) 00:47:31 ID:???
>>389
ネギ「じゃあ、すぐに戻ってきますね」
そう言って廊下へと出ていくネギを無言で頷きながら見送るザジ。

もそもそとベッドから起き上がり、ゆっくりと着替えながら考え事をしていた。
ネギの事、ザギの事。放ったらかしにしてきた家の事。
五月に習った離乳食の味付けや、見逃したドラマの内容など実にたわいない話題まで頭に浮かんでは消えていった。
淡いピンク色のブラウスに、ベージュの肩掛け。足元まで隠れる薄茶色のスカート。曲芸をする時の派手な衣装とは正反対の、落ち着いた、ゆったりした印象を持たせる服装。
着替えを済ませ、余った時間で乱れたベッドをメークし直した。

それから少しして、廊下からネギがノックする。
がちゃり。
ザギを抱いたネギと、その後方に控えるように立っている女性。
茶々丸「お待たせしました」
教師であるネギに代わり、付きっきりでザジの世話役を買って出た茶々丸だった。
ネギ「ほおらザギちゃん、ママでちゅよ〜」
頬を緩ませ満面の笑顔のネギ。
当の本人はきょとんとして自分を抱える父親を見上げていた。
391ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/09(火) 00:49:04 ID:???
>>390
ネギ「それじゃ行きましょうか、ザジさん」
ザジ「…………(こくこく)」
病院での挨拶を済ませ、前もって呼んでいたタクシーに乗り込んだ。
ネギ「茶々丸さん、もうパーティの準備って始まってるんですか?」
茶々丸「ハイ、既に皆さんお揃いです」
ネギ「そうですか……なんだか久しぶりですね、こういうの」

ザギ誕生のニュースは、その日のうちに多くの学園関係者へと伝わっていった。
無論『ネギクラス』のメンバーも例外ではない。
クラスメイトの多くは麻帆良から離れ、それぞれの道に進んでいた。
しかし、旧友の吉報を聞きつけた彼女達がこれを無視する筈はなかった。
多忙なスケジュールを縫うようにして、ザジの退院に合わせてパーティを企画してくれたのだ。

ネギ「それで、今何人くらい集まってるんですか?」
茶々丸「私を除いておよそ二十人です」
ザジ「……すごい」
二人は期待に胸を躍らせた。


タクシーが自宅へ着くと、先にネギが下車した。
それからザジの手を取り、エスコートするように引き寄せた。
彼女にしてみれば二週間ぶりの帰宅である。ふっと我が家を見上げて、小さく呟いた。
ザジ「……ただいま」
ネギ・茶々丸「「おかえりなさい」」
392ザジネギ作者:2007/01/09(火) 00:52:22 ID:???
またよろしくお願いします。前回読んでない方々、説明不足で申し訳無いです。m(_ _)m
次回は明後日くらいに投下予定です。

>>387
再開超GJです!!!
393マロン名無しさん:2007/01/09(火) 00:54:29 ID:???
>>392
やっぱり
ザジネギは
いい
394マロン名無しさん:2007/01/09(火) 01:33:36 ID:???
いいな…ザジみたいな子とつきあいたい(キ_テ)ウッウッ
395マロン名無しさん:2007/01/09(火) 01:37:12 ID:???
二人ともGJ!!
再開って良いな
396彼女達の愛したもの:2007/01/09(火) 02:09:29 ID:???
>>321

最終話 父より子へ <the son>

あの事件から2年ほどたった、ある日のことである。

ここはとある大きなホール。そしてここにたくさんの魔法使いが集まっている。
最前列には魔法界のマスコミがカメラをセットして、その時を待ちわびていた。
ステージの上にいる司会が一言言うと、客席の魔法使いやマスコミはみなステージをじっと見つめた。
そしてステージの端から数人の実力ある魔法使い達が現れた。
それと同時にたかれる大量のカメラのフラッシュ。
会場にいる者達の多くは、その中の一人の男に目を向けていた。
そして会場の中の一人の女性はその男を見て、抱いている我が子に向かって話し始めた。

のどか「ほら、見て。お父さんが出て来たよ・・・」

昨年生まれたネギとのどかの子どもは、もう一歳を過ぎている。
妊娠した時期などから逆算すると、おそらくあの事件の後いいんちょが用意したホテルで、のどかはネギの愛を受け止めたようである。
幼いころのネギにそっくりなその子どもは、ステージにいる父親をじっと見ていた。

そして今日は年に一度行われる、マギステル・マギとなった者達の表彰式である。
ネギはあの事件の後も、様々な仕事で活躍した。
その結果、ネギは異例の若さでその栄誉を手に入れたのだ。
397彼女達の愛したもの:2007/01/09(火) 02:12:11 ID:???
西と東の溝はあれから少しずつ大きくなり、それに関するショッキングな事件も度々起こるようになった。
だがその中でも一番衝撃的な事件は、「このかと刹那の突然の失踪」である。
一つの部隊のリーダーと副リーダーが同時に失踪したということで大騒ぎになったのだ。
魔法協会は必死で二人を捜索しようとしたのだが、結局彼女達の消息は途絶えてしまった。
しかし、一人だけその事件の真実を知っている者がいた。
ネギである。
実は二人が失踪してから数日後、ネギの元へ刹那の式神が送られた。
いわゆる「ちびせつな」である。
その時ちびせつなは、ネギに全てを語った。
森の爆撃の真実、二人の失踪の真実、刹那のこのかへの思い、そしてネギへの思い・・・。
刹那はどうしても、ネギに全てを話したかったのだ。
そして「もし私のわがままを聞いてくれるならば、どうかこのことは他人には話さないで」と言い、式神はその姿を消したのだ。

ネギはそのことは誰にも言わなかった。
二人を探している協会の関係者にも、もちろんのどかにもである。
東側の人間であるネギとしては、本来なら関東魔法協会にこのことを知らせるべきであろう。
だが刹那は自分以外にも、のどかやアスナの命も助けてくれた。
ネギは刹那に感謝しきれないほどの恩がある。
しかし刹那がいなくなった今、ネギにとって刹那のために出来るようなことはほとんど無い。
そして刹那のこのわがままを聞くことが、唯一ネギにできる刹那への「恩返し」なのだ。
ネギは刹那の言うことを聞き、この事件の真実を自分の内に秘めることに決めたのである。
398彼女達の愛したもの:2007/01/09(火) 02:13:58 ID:???
表彰式が終わった後、簡単なネギの記者会見が行われた。
ネギはその優れた実力(とルックス)で、すっかり有名人になってしまったのだ。
記者「ネギさん、息子さんと一緒に写っている写真を撮らせてもらえないでしょうか?」
ネギ「あ、いいですよ」
そう言って、ネギは我が子を抱いているのどかを呼んだ。のどかはネギのもとへと向かった。
するとのどかは途中で抱いていた子を床へと降ろし、ネギのもとへと自分の力で歩かせようとした。
その子はもう一人で歩けるのだ。
のどか「さぁ、お父さんのところまで行っておいで」
父の方へとよちよちと、しかし力強く歩くその子の姿に皆の視線は集中した。
その姿はまるで、ナギを追いかけている幼いころのネギのようであった。
未熟な力を必死で出して、倒れそうになりながらも、父へと一歩ずつ近づこうとするその姿・・・。

そしてついにネギのもとへ辿り着くと、ネギは子を笑顔で抱きかかえた。
ネギ「よく歩いて来れたね。偉いよ」
そう言いながら頭をなでるネギ。
しかしその子どもはそんなネギにはお構いなく、たくさんの報道陣が自分を見つめているのに気付き、おびえているようだった。
ネギ「怖がらなくて大丈夫だよ」
そういうとネギは、その子の頬に軽くキスをした。
子に向けての愛が満ち溢れていたその光景に、カメラマンは一斉に反応してカメラのシャッターを切った。
399彼女達の愛したもの:2007/01/09(火) 02:17:53 ID:???
ネギは息子のことを愛してやまなかった。そしてのどかのことも・・・。
二人の幸せのために、どれだけ傷ついても、たとえ自分の人生を変えてしまっても良いと思っていた。
「人生を変えても」・・・と言えば、少しオーバーに思われるかもしれない。
しかしそんなことは全く無い。ネギは本気でそう思っているのだ。
愛するもののために、どれだけ傷つこうが、自分の人生を変えてでも行動を起こす・・・
それはネギの周りの者も皆してきたことである。

のどかはネギを愛していたから、苦労して一流大学に入ったにも拘らず、危険の多いこの世界に飛び込んだ。
アスナもネギを愛していたから、ネギの姿を追いかけるために、この世界で生きることを決めた。
このかも西側と刹那を愛していたから、刹那を信じて西へ消えることを選んだ。
刹那もネギとこのかを愛していたから、無茶な提案をして爆撃を止めさせ、このかと共に西へと消えた。
いいんちょもネギを愛していたから、自分の名に大きな傷をつけてでも、ネギのために尽くした・・・。
皆そうである。彼女達は皆それぞれ彼女達の愛したもののため、自分の人生を変えたり、自らを傷つける行為をした。
それが報われるかどうかなど関係ない。結果的には無駄に終わってしまうのかもしれない。
しかしたとえそうなることがわかっていても、どうしてもそれのために尽くそうとしてしまう。
それが、人間の愛というものなのかもしれない。

ネギは幼いころ、誰にも頼らずいつも一人で何かをしてきた。
だが人間は、一人で生きていてはつまらない人間に育ってしまう。
誰かに愛され誰かを愛することで、人はより成長する。
ネギ一人の力では、きっとここまで優れた人間にはならなかっただろう。
今日のネギがあるのは、のどか、アスナ、いいんちょ、そしてそれ以外にもたくさんの人達が、ネギを支えてくれたおかげであろう。

ネギは彼女達に教わった。愛するということとはどんなことなのか。
そして彼女達のしてきたようなことを、同じように家族にもしていこうと思ったのだ。

僕はのどか、そしてこの子を愛することに、これからの人生を捧げよう・・・。
たくさんの愛を、僕からこの子へと与えていこう・・・。
400彼女達の愛したもの:2007/01/09(火) 02:22:16 ID:???
そしてネギは、キスをしていた唇をその子の頬から離した。
子はたくさんのフラッシュに脅えながらも泣きはしなかった。強い子であった。
しかしこの子はやや不快な顔をして、何か汚いものを拭い取るかのように自分の頬を擦った。
その光景を見て、彼らの周りからは暖かな笑いが混み上がった。
ネギも、のどかも、心から幸せだと言えるような気持ちで、その子の姿に笑みをこぼした。

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

Only a life lived for others is a life worthwhile. :Albert Einstein
(他人のために生きた人生こそ、価値のある人生である。 :アルバート・アインシュタイン)


彼女達の愛したもの     終
401彼女達〜の作者です:2007/01/09(火) 02:25:28 ID:???
とりあえずこのお話はこれでおしまいです。
投下してから気付きましたが、最後の話には台詞がほとんど無いですねw
結構スレ違いギリギリな内容なんで「そもそも受け入れてくれるかな」って思ってたんですが、予想以上の反響には正直驚きました。
このお話は元々、俺の脳内で重たいバトルばっかの長い話を妄想してたんですが、考えているうちに投下したくなってしまい、
長い話の一部を抜き出し、新婚スレに投下できるよう無理矢理ネギ×のどかの要素をできるだけ多く加えた(つもり)ものです。
実は最初にストーリーを考えたとき、第10話のあたりは実際に投下したものとだいぶ違いました。
第1話を投下する前に「このかファンは見ないで」って注意書きをつけましたよね。
それは最初に考えてた展開があまりにも無茶苦茶だったから、このかファンはキレるだろうな〜って思ったからつけたんです。
本当はかなりやっつけな展開だったんですが、なんだか予想外に好評だったんで、
「これじゃいくらなんでもマズイ。みんな怒るぞw」と思って、大幅に書き換えましたw
急遽色々別の展開を考え、最終的に今回投下した形となったんですが・・・いかがでしたでしょうか?

・・・まぁともかくw、最後まで読んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。
このSSに関わってくれた全ての人に感謝です!
スレの職人さん、連載楽しみにしてるので頑張ってください!

>>73
ネギ死亡エンドも作ろうと思ったんですが、最近忙しいので「今回は無し」ということで・・・。
まぁきっとネギ死亡エンドの場合、
のどかは森に行く前に妊娠してたことにして→ネギそっくりなこの子をネギだと思って・・・てな感じのノリになるでしょうね。

>>145
実はこのお話しに出てきた魔物は、バイオ1のタイラントがモデルです。
402マロン名無しさん:2007/01/09(火) 02:26:41 ID:???
GJでやんす!やっとのどかが報われたな。
403マロン名無しさん:2007/01/09(火) 02:29:23 ID:???
>>401
お疲れ様でした!
また何時の日にか新しいの書いて下さい!!

(つд`)マタヒトツメイサクガ…アリガトウ
404ネギの願いと刹那の思い:2007/01/09(火) 18:51:02 ID:???
>>392
超GJ!!待ってました!
>>403
お疲れ様でした!!GJ!!ゆっくり休んでください。

>>387
「変わんないなぁ刹那さんは……ナギも寝ちゃってるし退屈だな〜」
退屈と言っても起すのは気が咎めるため、ネギはどちらか一方が目を覚ますの待つ事にした。
そして先に目を覚ましたのは……。

「ん〜……寝ちゃったのかな……わ〜!!」
「おはようございます刹那さん」
「ネギ君!いつ帰ってきたの?」

目を覚ますと同時に驚愕し飛びのく刹那、そんな刹那を少し呆れ顔でネギは見つめた。

「そこまで驚かれるとちょっとへこみますね……」
「だって!…だって……びっくりしたんだもん……」
「それよりも刹那さんお帰りのキスぐらいないんですか?楽しみにしていたんですけど」
「そうだな……ここじゃなんだし……付いて来て」

そう言って刹那は立ち上がるとネギの手を引いて寝室へと向かった。
405ネギの願いと刹那の思い:2007/01/09(火) 18:52:33 ID:???
>>404

「わざわざここでしなくても、リビングでよかったのに……」
「リビングじゃ出来ないでしょ?」
「出来ますよ、ここ人目は少ないんだし」
「こういう事もリビングで出来るの?」
そう言って刹那はネギの下腹部に手を伸ばした。
白く細い指で舐めるように愛する男性の『それ』を撫で上げる。
刹那の顔は既に赤みを帯びていた、そんな刹那の顔を見つめているとネギの顔も赤くなっていった。

「刹那さん?……まだ昼間ですよ?」
「私が…どれだけ我慢したのか知ってるの?」
「でも……その…あの〜……え〜っと」
「駄目?ネギ君……それとも、もう私に魅力を感じない?」

そんな訳ない、そうネギは思った、同時になんて意地悪な人だとも思っていた。
初めて好きになった時よりも一段と美しくなった顔で迫られたら……。

「断われませんよ……ズルイや刹那さん」
「質問に答えてない!魅力を感じる?」
「ええとっても魅りょ……」

刹那はネギの言葉を遮るように唇を重ね、そのままベッドに押し倒した。
406ネギの願いと刹那の思い:2007/01/09(火) 18:53:38 ID:???
>>405

二人は急いで服を脱ぎ、脱ぎ終わるとすぐにネギが刹那を攻め始める。
舌や指を使い刹那に快感を与えていく、彼女の身体に付いて知らない事は何もない。
快感に耐え切れずに思わず声を漏らす刹那、彼女の秘部は既に濡れ始めている。
刹那の身体を丁寧に愛撫すると、息も付かせずにネギの物が刹那の中に入っていく。
それが入ってくる感覚を感じて刹那は身体を震わせる。

「ネギ君……あっ、んん……あ、熱い……」
「刹那さん……」

先程よりも一層赤みを帯びた刹那の顔を見てネギの感情も昂っていった。
淫靡な音を立て刹那の中で動くそれは、ネギの身体にも快感を伝える。
ネギは身震いして下腹部から伝わる感覚に身を任せていた。
刹那を求め、更なる快感を求め、それはより一層激しく動く、いや動いてしまう。
自分の全てを開放するまでは決して止まる事はない。
刹那はあまりの激しさに身悶えていた、快感が止めどなく迫ってくる。
そしてやってくる快感が最高になり身体を駆け巡る瞬間、最初に来たのはネギであった。
ネギが絶頂を迎えるとそのすぐ跡に刹那も快楽の頂点に達し、二人はそのままの状態でしばらく余韻に浸った。
407ネギの願いと刹那の思い:2007/01/09(火) 18:54:53 ID:???
>>407

ネギは隣で幸せそうに眠る刹那を見つめていた。
もう一度ネギはしたかったのだが、最初の行為が終わると刹那はぐったりとしてしまいそのまま眠ってしまった。
刹那の頭を撫でるネギ、そしてとても強い罪悪感に駆られていた。

「僕が家を空ける事が多いから疲れてるんだ……ナギの事も家の事も全部刹那さんに押し付けて」
「僕は夫しては最低なのかもしれない」そうネギは考えていた。
刹那は戦士としての力量もあれば護衛としての長い経験もある。
接近戦に関して言えば自分と互角かそれ以上、トップクラスの実力者である。
仕事など探せばいくらでも見つかるだろう。
だが刹那は結婚前から家庭に入って家事や、さらに現在では育児までも一手に引き受けている。
その肉体的疲労もさる事ながら精神的疲労もかなりの物である。

ネギが長期間家を空けて帰ってきても、刹那は文句一つ言わずに、いつも元気に振舞っている。
ネギは今日ほど疲れている刹那を見たのは初めてであった。
普段ならうたた寝など滅多にしないし、行為を終えてすぐに眠ってしまうという事もない。
明らかに疲れている、常人とは比べ物にならないスタミナを持つ刹那がこれほどまでに疲れているのはおかしいとネギは思った。

「きっと肉体的な疲れじゃない……精神的な疲れだ……」
ネギは自分の身勝手さが情けなくなっていた。

続く
408ネギの願いと刹那の思い:2007/01/09(火) 18:58:20 ID:???
エロくしてすいませんこれ大丈夫かな……
そして>>404>>403>>401の間違いです、本当に色々とすいません。
以後気をつけます。
409マロン名無しさん:2007/01/09(火) 20:22:19 ID:???
>>401
GJ
かなり綺麗にまとまっててよかった。
このかの件も自分的に「こうなってほしいな」と思っていたことになってくれてホッとしたよ。
いままで読んだ作品の中で一番スッキリかつ気に入った。
お疲れ様、そしてありがとう。
410マロン名無しさん:2007/01/09(火) 22:03:59 ID:???
エロいな(・∀・)
411マロン名無しさん:2007/01/09(火) 22:47:30 ID:???
エロやさしいせっちゃんタマンナイ(´∀`)
412マロン名無しさん:2007/01/10(水) 19:31:17 ID:???
(・∀・)エロエロGJ!!
413マロン名無しさん:2007/01/10(水) 22:12:20 ID:???
>>391
三人揃って玄関の前に立ち、チャイムを押す。
ピンポーーーン……。
「はぁい、どなたですか?」
備え付けのマイクから聞き覚えのある声がした。込み上げてくる笑いに堪え、わざと声色を変えてマイク越しに話しかけた。
ネギ「お久しぶりです。ここ、僕の家ですよ? まき絵さん」

………。
……………。
…………………。



わああぁぁぁーーーーッッ!!?

複数の歓声が響くのと同時にネギが勢いよく扉を開いた。
ネギ「皆さん! こんばんはー!!」
廊下からどたどたと足音が聞こえてくる。
和美「ネギ先生久しぶり〜〜!」
まき絵「もぉ、最初誰かと思っちゃったよ〜!」
風香・史伽「おじゃましてまーーす!」
楓「その子が噂のザギちゃんでござるな?」
かわいい〜!
ザジさんそっくり!!
だっこさせて〜〜!
見せて見せて!!

中学時代から全く衰えていない、懐かしく心地よい勢い。
改めて『ネギクラス』の復活を実感した。

騒ぎの場が玄関口からリビングに移り、その光景にネギもザジも唖然とした。
414ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/10(水) 22:15:10 ID:???
>>413
麻帆良土建部の全面協力のもと建てられたスプリングフィールド邸。
要望を聞かれた時、ネギは一つだけ注文した。
「三十一人全員が入れるリビングを造って欲しい」と。

そこには、まさに注文通りの光景が広がっている。
広いリビング中に散りばめられた色とりどりの飾り。
山のように並べられた料理。
大規模な立食パーティにも引けを取らない見事なセットである。
あやか「お久しぶりです。驚きましたか、ネギ先生?」
会場の指揮を取っていたいいんちょが喜色満面に話しかけてきた。
ネギ「はい……でもいつの間に………」
確かに今朝出勤する時には、ここには特大サイズの絨毯と足の低いテーブルしかなかった。
二人暮らしでは手広く、少し寂しく感じられたリビングが、今や随分と華やかに彩られている。
あやか「ネギ先生が出勤なさってから、朝早くから茶々丸さんが頑張って下さいましたの」
茶々丸「恐縮です」
そういうと茶々丸は深々と頭を垂れる。
裕奈「私達も昼からお邪魔したんだけど、ほとんど準備終わっちゃってたよ」
メカである彼女でも、頑張ったでは済ませられない仕事である。
頭を上げた茶々丸へ拍手と喝采が浴びせられた。
415ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/10(水) 22:19:39 ID:???
>>414
ネギ(二十四、五……二十六)
拍手の中で何かに気付いた。
ネギ(明日菜さん、それに木乃香さんと刹那さんがいない……)

学園長から聞いた話では、三人は京都に居るらしい。
本格的な魔法の修業の為に里帰りした木乃香。
護衛として連れ添った刹那。
明日菜は、タカミチらの助言もあり「破邪の力の完璧な制御」を目指し木乃香と共に詠春の教えを仰いだ。
ネギ「やっぱり、間に合わなかったのかな……」
鳴り止まない拍手の中、ぼそりとネギが呟いた。
ザジ「どうかしたの?」
側に居たザジだけには辛うじて聞こえていたらしい。
ネギ「……いえ」
そう返すといいんちょに近寄る。
あやか「どうかなさいましたか?」
ネギ「いいんちょさん、あの、明日菜さん達は……」
浮かない表情のネギ。
だが、次の瞬間。

ピンポーーーン、ピンポンピンポーーーン。
がちゃ。
「こんばんはーーーーーッッッ!!!」

その一声に全員がはっとする。いつも決まって騒動の中心にいた彼女の声。一同が顔を見合わせて確信する。
「明日菜だ!!」
数人を残して急ぎ足で玄関に向かうクラスメイト達。意地悪そうな笑みでいいんちょが繰り返す。
あやか「どうかなさいましたか、ネギ先生?」
八年振りにクラス全員が揃った瞬間だった。
416ザジネギ作者:2007/01/10(水) 22:24:20 ID:???
タイトル一個付け忘れたorz
次回は金曜深夜……のつもりですが遅れるかもなので期待しないで下さいw
417マロン名無しさん:2007/01/10(水) 23:00:02 ID:???
乙!
やっぱりいいなぁ…
418マロン名無しさん:2007/01/10(水) 23:53:03 ID:???
癒された
419美空とネギの結婚生活:2007/01/11(木) 01:55:40 ID:???
中小出版社に就職した美空はネギと結婚し、本格的に漫画家となった早乙女ハルナの担当をしていた。そんなある日のこと。
「あ、美空さん原稿を忘れてるな。」
ネギは美空が勤める出版社に原稿を取りに行った。
「ネギ君、久しぶりだね。」
桜子が受付嬢をしていた。
「春日を呼んで欲しいんですが。」
「うちには春日が二人いるんだけど、どっちのかな。」
困ったネギは考えたあげく、
「存在感のない春日で。」
桜子は社内電話で美空を呼んだ。
「美空ちゃん、旦那さまが呼んでるよ。」
翌日、美空は会社を辞め、ネギと離婚した。

(書きたかっただけです。すみませんでした。)
420マロン名無しさん:2007/01/11(木) 07:27:40 ID:???
ちょwwww
421マロン名無しさん:2007/01/11(木) 08:16:02 ID:???
wktk
422マロン名無しさん:2007/01/11(木) 13:15:04 ID:???
続いて欲しいwww
423マロン名無しさん:2007/01/12(金) 01:45:26 ID:???
>>380氏の作品は何の続編なのか知らない俺…。
まとめサイトにあるなら、誰か教えていただけないだろうか。
424マロン名無しさん:2007/01/12(金) 01:58:49 ID:???
更新されていたら>>1にあるまとめサイトにあるよ
425マロン名無しさん:2007/01/12(金) 02:01:53 ID:???
木乃香の幸せと刹那の憂鬱
じゃなかったっけ?
426ネギの願いと刹那の想い:2007/01/12(金) 02:04:43 ID:???
>>407

「ん……ネギ君……どうかした?」
刹那は寝ぼけ眼でネギを見上げる、だが言い知れぬ罪悪感からかネギは視線を逸らした。
一旦は腑に落ちないような表情をした刹那であったが、すぐ笑顔を浮かべてネギを見つめ直した。

「本当にどうかしたの?もしかしてもっとしたいとか?ネギ君のエッチ」
「違いますよ!そんなんじゃないです……」
「……ごめん」
「何で貴方が謝るんです!?」
「無理させちゃったかな〜…なんて、ネギ君疲れてるのに……ごめんね無理言って」
「違います……」
「本当にごめんね……私なんかに気を使わせちゃって」
「無理しているのは貴方でしょ!?」

今まで見た事が無い様な真剣な顔で、声を上げるネギを見て、さすがの刹那も驚いた。
ネギは自分の感情の吐露に、一瞬後悔の色を浮かべたがすぐに真剣な眼差しで刹那を見つめ直した。

「何でそんなに無理するんですか!!疲れているのは貴方でしょう!?」
「疲れてなんて……途中で寝た事怒ってるの?」
「そんなんじゃありません!そんな事どうでもいい!!少しは自分を大切にしてください!!」
「大丈夫だって!私の心配なんてしなくていいよ……あの子と貴方が居てくれれば私はそれで……」
「僕がよくありません!……このままじゃいつか参ってしまいますよ?」
427ネギの願いと刹那の想い:2007/01/12(金) 02:06:38 ID:???
>>426

「ネギ君誤解しないで?私は疲れてなんていない」
「神鳴流の刹那さんがうたた寝なんてらしくありません」
「そりゃナギの事ほったらかして寝ちゃったのはまずいと思ってるよ、反省もしてる。
 だけど……今日はネギ君が帰ってくるから……安心しちゃってさ」
「ほったらかしたなんて言ってません!!そうじゃなくて……どうして自分を大切にしないんですか!?」
「してるよ……でもそれ以上に貴方達が大切なの」
「中学生の時も自分を犠牲にしてまで貴方は木乃香さんの護衛を続けた」
「それを私が望んだからだよ、今もそう好きでやってるの」
「僕はあなたが追い詰められていくのを望んでいません!これからは僕も家に居ます」

刹那はネギの突然の提案に苦々しい表情を見せる。
そんな刹那を見たネギは、言葉では言い表せぬ落胆を表情に浮かべた。

「刹那さん……何でそんな顔するんです?」
「貴方には仕事を続けて欲しい……それだけ」
「刹那さん僕は貴方に、これ以上の負担を掛けたくないんです、だから僕も家で出来るような仕事に変えます」
「その言い方……まるで私のせいみたいだね」
「えっ」

そう言うと刹那はネギを残して薄暗い、まるで二人の現在の心境を表したような部屋を後にした。

続く
428マロン名無しさん:2007/01/12(金) 02:10:31 ID:???
GJ!せっちゃんだきしめてホーミータイ >>39 ワラタ
429マロン名無しさん:2007/01/12(金) 03:10:22 ID:???
>>424-425
thxです。

>>426
乙&GJです。
シリアスな展開にwktkです。
430マロン名無しさん:2007/01/13(土) 00:16:06 ID:???
>>426-427GJ!!
ああ、もどかしいぃぃ!!
431マロン名無しさん:2007/01/13(土) 01:11:16 ID:???
せっちゃんてどんな匂いするんだろーか…石鹸のかほりかな
432マロン名無しさん:2007/01/13(土) 01:15:52 ID:???
「鳥臭い〜♪とっり臭い〜」
433マロン名無しさん:2007/01/13(土) 01:23:00 ID:???
>>419
珈琲吹き出したじゃねーかww
434マロン名無しさん:2007/01/13(土) 02:09:00 ID:j6+IMiNY
>>432誰が上手い事言えとwww
435マロン名無しさん:2007/01/13(土) 02:23:20 ID:???
sage忘れちまったいorz
436マロン名無しさん:2007/01/13(土) 02:39:35 ID:???
一瞬なんのことかと思ったが、どわんごか。
437ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/13(土) 02:45:25 ID:???
>>415

明日菜達が到着し、パーティの準備が全て整い、一同はリビングに集合した。
ネギは改めて元教え子達を見渡す。
卒業式から数年間、まだ幼い少年は日常から完全に隔絶された厳しい環境に身を置いていた。
甘えも妥協も許されない修業の日々で、こうして皆に再会する日が来るのをずっと夢みてきた。
遂にそれが叶ったのだと思うと、涙腺に熱いものが込み上げてくる。
しかし、このおめでたい席で、ましてやまだ始まってもいない内から涙を流す訳にもいかない。
ネギは眉間にしわを寄せ、流れ出しそうになっているものを無理に押し戻した。
小さく溜め息を吐き、会場の中心に向き直る。
ネギ「皆さん、今日は僕達の為に忙しいなか集まって頂いて本当にありがとうございます」
そういうと赤ん坊を抱くザジの腰に手を回し、二人で一緒に軽くお辞儀した。
おぉ〜という感嘆の声。ヒューヒューと茶化す者。
一心不乱にシャッターを切る和美や、何やら怪しい笑顔でスケッチブックに描き殴るハルナのような者もいた。
ネギがグラスを持った左手を上に掲げると、呼応するように各自思い思いの酒類やジュースが注がれたグラスを手に取る。
438ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/13(土) 02:49:03 ID:???
>>437
赤や青、黄金色に紫色。色とりどりに注がれたグラスが頭一つ高いところに立ち並ぶ。
ザジの右手には淡い緑色のカクテルが。
まだ赤ん坊のザギは代わりに花の模様があしらわれた可愛らしいおしゃぶりをくわえている。
ネギがこほんと一つだけ咳払いすると、会場の空気が緩やかに静まりかえる。
ネギ「では、皆さんとの再会と、ザジさんのこれからの安産に!」
何気に物凄い事をさらっと言ってのけるネギ。
全員の生暖かい視線を浴び、ザジは少し照れながら右手を更に高く持ち上げる。
ザジ「……乾杯」

カンパ〜〜〜〜〜〜〜イ!!!

リビングの至るところからグラス同士がかちゃんと当たる音がする。
ネギとザジは互いに見つめあい、右手と左手に持ったグラスとグラスとを軽く当てる。
それと同時に、どちらから言い出すでもなく顔を近付ける。
相手を真芯に捉える。一瞬の硬直。
微笑みながら目を瞑り、グラスのように唇を重ね合わせる。
和美とハルナの手が加速し、周囲はやんややんやと騒ぎ出した。
ただザギだけが母親そっくりの目で二人をぼんやりと見上げていた。
439作者:2007/01/13(土) 02:57:31 ID:???
多分ちょっと間が空きます。すいません。

というか2ちゃんが閉鎖すると聞いたんですがこのスレとかどうすんだろう(´・ω・`)
440マロン名無しさん:2007/01/13(土) 03:03:03 ID:???
乙です!
まとめの掲示板投下で続けてもらう、というの以外は思いつかないですね…
441マロン名無しさん:2007/01/13(土) 03:24:01 ID:???
というか本当に潰れんの?
442マロン名無しさん:2007/01/13(土) 03:56:30 ID:???
ひろゆきがZAKZAKと組んだ壮大な釣りに2ちゃんねらー阿鼻叫喚
443マロン名無しさん:2007/01/13(土) 04:30:33 ID:???
>>441
一部マスコミがあおってるだけだよ。
閉鎖の可能性がないわけじゃないけど、今のところ可能性は低いよ。
444マロン名無しさん:2007/01/13(土) 04:57:56 ID:???
しっかし、今連載してる2作品(GJ!!)以外はほとんど音沙汰無しってのは淋しいな。

うーん、それでもネタは浮かばないorz
445マロン名無しさん:2007/01/13(土) 10:35:05 ID:???
>>438
GJ!!!結婚したい
446マロン名無しさん:2007/01/13(土) 18:15:16 ID:???
ていうか>>439と結婚したひ
447マロン名無しさん:2007/01/13(土) 22:53:38 ID:???
俺は戻りたい
こんな状態に置かれて発見したよ
俺はなんだかんだ言って
2chが結構好きだったんだなぁ
アホのニートや厨房もフリーターやリア充や馴れ合い厨も
そこに消えちまったFLASH職人を含めてもいい
俺は連中ともう一度会いたい
まだ話すことがいっぱい残ってる気がするんだ
新しい掲示板のことじゃない
元の2chの、アイツらに俺は会いたいんだよ
つまらないスレにうんざりしてたんじゃないのか、
そう言われれば、そう思っていた。
だが俺は、ここ数年でかなり面白い目に会ってたんだ。
お前は知らないだろうけど、
お前が知らないだけで世界は確実に面白い方向へ
進んでいたんだよ。
リア充は言った、ヒマつぶしと。
ヒキコモリによるとライフワークで
オッサンにとっては出会いサイト扱いだ。
では俺にとってはどうなのか。
2ちゃんねるの存在を俺はどう認識しているのか。
2chは2chであって2chでしかない、
なんてトートロジーでごまかすつもりはない。ないが
決定的な回答を俺は持ち合わせてなどいない。そうだろう?
インターネットのイチ掲示板を指して
それはおまえにとって何なのかと問われて
何と答えりゃいいんだ?いやすまん、これも誤魔化しだな。
俺にとって2chは単なる巡回先じゃない、
もちろん時間つぶしでもライフワークでも
ましては出会いサイトでもない、あるはずがない
448マロン名無しさん:2007/01/13(土) 23:24:42 ID:???
コピペか?
渋いな
449マロン名無しさん:2007/01/14(日) 03:36:28 ID:???
すごい 縦読みも逆さ読みも斜め読みも完備したクォリティの高い文章だ
誰か是非解読してくれ
450閉鎖らしいが流れ無視:2007/01/14(日) 11:21:36 ID:???
結局ワタシは未来なは戻れなかった。原因はわからないが一週間だけの時間跳躍になってしまった。
そんなワタシをクラスの皆は温かく迎えてくれた。そしてご先祖様、ネギ坊主も…。
単純に嬉しかった。一般生徒は解るが敵だったネギ坊主達からも迎えられて。
ワタシは確信した。計算などではなく直観的にこの人達なら未来を変えられると。不幸のない幸せな世界に。
ちなみに最終日に見せた家系図は偽物。超家にはもともと家系図なんて物は存在しない。
過去に来る前に疑問に思ったが今ではその意味がよく解る。もしあれば大変な事になっていた。何故なら…
「どうしました?何か考え事ですか?」
「ああ、ちょと過去の事をネ。」
「それは超さんのいた世界のですか?」
「ふふ…それはヒミツヨ。」
ワタシは彼と旅をしている。マギステル・マギになるために、そしてワタシの願いを叶えるため。
この時代に来た瞬間ワタシは未来人ではなく現代人なのだ。だからワタシはこの時代に生きようと決めた。
この時代の人間として、ご先祖様ではなく一人の男性として見て、彼と共に苦楽を乗り越えよう。

――愛する人と未来を変えていこう。
――少しずつだが不幸を幸せに変えていこう。
――やがてそれが大きな幸せになる事を願って…。

おわり
451マロン名無しさん:2007/01/14(日) 12:07:03 ID:PcwxEnED
>>450 まじで泣いた
452マロン名無しさん:2007/01/14(日) 17:18:43 ID:???
「小太郎君、少しよろしいですか?」
ん…ネギ?
「話があるのですが。」
俺はネギに呼び止められ部室に残る事になった。
…で、話とはなんだ?
また厄介事でも起きたのか?
ネギはいつもの笑顔で
「小太郎君…あなたの妹さんの事ですが…」
妹?
「はい、小太郎君の妹さん…可愛いですよね」
…何を言っているんだこいつは?
…ああ、可愛いな。歳が離れているから尚更な。
「いえ!そういう意味では無く一人の女性としてと言うか…何と言うか…」
…実は気付いていた…いや、気づきたくなかった…
「…ネギ…お前は…」
コクン
ネギは頬を赤らめ頷いた。
『ネギはロリコンだった』

…神…神よ…
…もしやとは思ったが…まさか…落ち着け…俺、俺は普通の人間よりも超常現象には耐性がある…そうだ…OK。
それにいくらロリコンとは言え同じ人類だ。コミュニケーションはとれるはずだ
453マロン名無しさん:2007/01/14(日) 18:16:12 ID:???
>>450
流れ無視氏超GJ!!
454マロン名無しさん:2007/01/14(日) 18:50:52 ID:???
>>452
幕張
455マロン名無しさん:2007/01/14(日) 21:05:53 ID:???
幕張w

何歳だよ
456マロン名無しさん:2007/01/14(日) 21:21:35 ID:???
流れ無視氏だったのか!流れ無視氏のは毎度感動する(;ω;)
よく考えると3−Aは切ない設定の子が多いなぁ。

せっちゃん:妖怪とのハーフ(せっちゃん!幸せになって欲しい!)
さよ:幽霊(自縛霊て!過去話は相当重いだろうから聞きたくない)
亜子:背中にかなりひどい傷跡。それに加えて色素薄い。さらに血が見れない(となると虐待されてた?)
茶々丸:自我を持ってしまったロボット。(火の鳥のチヒロを思い出してしまって泣ける…)
明日菜:出生やらなにやら謎だらけ
木乃香:西日本最大の魔力を持つとされ、狙われる(お母さんは!?お母さんは!?)
たつみー:幼い頃から戦場をはしりまわっていた。(ホントは人一倍普通の女の子でありたいという感情があるとおもう!)
超:未来少女。無理やり魔法使いの体にされた(エグい設定だなぁ…やめてほしいよまぎぃさん)
楓:甲賀の忍。ひょっとして人を殺したことあったりして…(寂しがりやのにんにん。ネギ気付いてあげて!)
ザジ:多分相当の苦労人。過去になんかありそう。(まさにピエロ。今後掘り下げてくれるはず)
エヴァ、ネギ、小太郎は言わずもがな、くーふぇも怖い設定がありそう…
457マロン名無しさん:2007/01/14(日) 21:39:17 ID:???
まるでナルトの世界だな
458マロン名無しさん:2007/01/14(日) 21:43:11 ID:???
>>456
木乃香は極東最強の魔力の持ち主ですよ
459マロン名無しさん:2007/01/14(日) 22:32:59 ID:???
くーふぇの過去はいじめられていた、だろ
460マロン名無しさん:2007/01/14(日) 22:36:34 ID:???
存在が稀薄過ぎて>>456のリストにさえ挙げられない美空
461マロン名無しさん:2007/01/14(日) 22:43:19 ID:???
>>460
確かに不幸だw
462第二次ネギ・チルドレン報告:2007/01/15(月) 12:15:04 ID:???
モツ「こんにちは、まき絵の父のモツです。」

シチミ「シチミだみゃ〜。」

モツ「今回新たにネギ先生の子供を産んだヒロインが3名判明したので、一応挙げときますよ〜。」

宮崎のどか.彼女達の愛したもので男の子を出産

桜崎刹那.いつの間にかネギの子供を出産していた

釘宮円.関係スレでクラス一同の立ち会いのもと出産、その際ネギは気絶

シチミ「とまぁ、こんな感じだみゃ〜。」

モツ「ネギ先生…この事はしっかり報告しておきますので〜良い意味で…。」

次は誰だ……
463マロン名無しさん:2007/01/15(月) 21:34:12 ID:???
僕は刹那さんが好き。揺るぎようのない想い。
木乃香さんへの想いやしがらみを振り切ってきてくれた彼女を、心底愛しいと思っている。
だけど。
「ネギ坊主」
目の前の少女は、やけにせんじょうてきにみえて。
揺らぐエメラルドの瞳のなかに僕を映す。そこから視線が外せない。振り切れない。
家で待っている人を僕は愛している。それは確かに。
それでも、僕は少女を求めてしまう。
名前を呼んでくれて、抱き締めてくれて口付けて。
少女の金色の髪が絡まるように、引き寄せられていく。
頬に引かれた道筋を拭いとる。
「古菲、……さん」
もう戻れない。
誰も傷つけない恋などないと知ってしまったから。

END
464マロン名無しさん:2007/01/15(月) 21:38:02 ID:???
>>463
浮気道の人です。
いまPCが使えない状況になってしまって。
でも前のはとちゅうやめにはしないので。申し訳です。
465マロン名無しさん:2007/01/15(月) 22:37:34 ID:???
古菲くーふぇくーふぇくーふぇくーふぇーーーーーー!!

ネギ×古菲だいいだいいすっきぃぃいぃ
まぎぃは罪なヤツだ
466マロン名無しさん:2007/01/16(火) 01:04:24 ID:swtJMZck
くーふぇい×ネギは打ち切りか……
好きだったのに
467マロン名無しさん:2007/01/16(火) 01:16:06 ID:???
Y太は打ち切り常習犯。奴が連載したら最終回はないと思え。
468マロン名無しさん:2007/01/16(火) 01:24:24 ID:???
Y太も忙しいらしいから大変なんだよ…
469マロン名無しさん:2007/01/16(火) 22:53:34 ID:???
明日投下します、スマソ…(´・ω・`)
でもちょっとうれしい
470マロン名無しさん:2007/01/16(火) 23:18:15 ID:???
明日はせっちゃんの誕生日
職人さん頼みます
471ネギの願いと刹那の想い:2007/01/17(水) 15:17:41 ID:???
>>427
「ふぅ……あんな事言うつもりじゃなかったのに」
刹那は自分がネギに言った言葉を後悔していた、何であんな事を言ってしまったのか。
ネギの気遣いを酷い言葉で切り捨ててしまった自分を恥じていた。
「いつから私はこんな嫌な女になったんだろう?」そう思った。

「刹那さん……」そう言って申し訳なさそうにネギが寝室のある2階から下りて来た。
「……何?」
「あの……服着ませんか?」
「えっ?……あっ!」

刹那は自分が生まれたままの姿である事をネギに言われてから気付いた。
対するネギはちゃんとシャツとジーンズを着ている。
火を噴きそうなほど顔を真っ赤にした刹那にネギは彼女の私服を差し出した。
刹那はそれを受け取ると慌てた様子で服を着た。

着替え終わると彼女は小声で
「ありがとう……」と少し悔しそうに囁く。
そんな様子に微笑みながら彼女の夫は
「どういたしまして」と優しい口調で言った。

続く
また夜に投下します。
472マロン名無しさん:2007/01/17(水) 15:57:51 ID:???
GJ!! 
473マロン名無しさん:2007/01/17(水) 17:43:57 ID:???
刹那「鳥臭い♪」


着刹那発売中!
474マロン名無しさん:2007/01/17(水) 19:11:33 ID:???
着ゆうかわいいw
475マロン名無しさん:2007/01/17(水) 20:08:23 ID:???
中からオトコココが産まれました
中からオトコココココココ











せっちゃん、何してるん………?
476マロン名無しさん:2007/01/17(水) 20:49:27 ID:???
MAGI WEEK『サウザンドマスター・ネギ』特別インタビュー!(ポスター付)
2P〜3P抜粋

―ネギさんは中国拳法と魔法をミックスしためずらしい戦闘スタイルですがなぜ?
「そうですね、よく言われます(笑)。なぜ…ですか。うーん。なぜでしょう(笑)」
―師匠は格闘会では有名な古菲氏とのことですが?
「はい、古老師は今でも僕の憧れの人ですね。古老師との出会いが無ければ僕はマギステル・マギにも
 なれなかったでしょうし、人生をかえてくれた人と言っても過言ではないでしょう」
―ということは中国拳法を始めたのも古菲氏に憧れたから?
「あ、そうなりますね(笑)」
―…では最後の質問です。現在恋人はいますか?
「やっぱり聞くんですか(笑)いません。好きな人はいます」
―これは爆弾発言ですね(笑)業界では神楽坂明日菜氏か桜咲刹那氏が最有力と言われていますが?
「ひみつです(笑)ですが彼女達が僕の大切な方達であることはかわりません」
―正直、古菲氏ですよね?
「どうでしょうか(笑)これ以上はノーコメントで(笑)」
―本日はお忙しい中どうもありがとうございました!サインお願いします(笑)
「いいですよ(笑)こちらこそ今日はどうもありがとうございました」

終始笑顔で我々取材班の無理な要求にも嫌な顔ひとつせず受け答えしてくれたネギ氏!
どうみても恋人います!本当にありがとうございました!
次回は『キラー・クイーン』こと龍宮真名氏にドキドキインタビュー!

ネギ・スプリングフィールド サイン付特大ポスター!3名様にプレゼント!
あて先は↓
477マロン名無しさん:2007/01/17(水) 20:55:48 ID:???
>>276
やばい、つぼった。
有力候補、とかwじつは古菲がすきなんでは、とかw

これシリーズにしてみたいね
478マロン名無しさん:2007/01/17(水) 20:57:24 ID:???
素直に安価辿ったら…w
479ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/17(水) 21:07:06 ID:???
>>438
それから数拍置いてやっと二人の唇が離れる。呼吸を整え、ふと周りに向き直す。

木乃香「せっちゃん、ああいうのええなぁ」
刹那「はい、そうですね(お嬢様……)」
ある者達はうっとりとした眼差しを。
柿崎「よっ、このおしどり夫婦!」
まき枝「いやあ、いいモン見たね〜」
ひゅーひゅーと冷やかす者。
明日菜「見せ付けてんじゃないわよコンニャロー!!」
何故か妙にオッサン臭い野次を飛ばす約一名。

ネギはつい最近までこんな事を考えていた。
八年という長い歳月は、彼女達を知らない人のように変えてしまっているかもしれない。よそよそしく、どこか他人行儀に。
知らない人のように。
結局それはネギの杞憂に終わった。彼女達は何も変わってはいない(と言ったら明日菜あたりには怒られそうだが……)。
三十一人の絆はより強く、より優しく、より固く結ばれている。
そして、何よりその中心に自分がいる。
嬉しかった。胸が熱くなるのがわかった。

そしてグラスに注がれた赤ワインを口に含み、ゆっくりと飲み込む。
ネギ「………ふぅっ」
彼の勢いに負けじと活気づく一同。
パーティはより一層興奮の色を帯びていった。
480ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/17(水) 21:09:07 ID:???
>>479
葉加瀬「でも先生、お酒大丈夫なんですか?」
やけに血色の良い葉加瀬と龍宮が隣に立つ。
開始から数分も経っていないにも関わらず既に一升瓶を交互に手酌している。
ネギ「ええまあ、英国では十八から飲酒可ですし、多少は」
本当は多少どころかほとんど飲めない。
龍宮「それはそれは」
料理が盛られた皿と口とを順調に往復させている。
ネギ「前回は遠慮したんですが、今回は思いきって少し背伸びをしてみようと。」
葉加瀬「お、いいですね♪」
どぼどぼと凄まじい音を立てて透明な液体をグラスに注ぎ、景気よく口に流し込む。
葉加瀬「ぷはぁっ!」
ネギ「相変わらず羨ましいくらいの飲みっぷりですね」
葉加瀬「まぁまぁ、先生も一杯」
そういって勝手にネギのグラスに酒を注ぐ葉加瀬。
ネギ「じゃあ頂きます。…………ッ!?」
飲んでわかったが、この透明の酒はかなり度が強い。
グラスが空になる頃には全身が熱くなるのを感じていた。
葉加瀬「では先生」
龍宮「ごゆっくり……」
いきなりきつい洗礼を浴びせられたが、今夜くらいは頑張ってみようと決意を新たにするネギ。
だがその結果、後になって酷い目に遭うという事をこの時のネギは知らなかったし、
龍宮と葉加瀬が怪しい笑みを浮かべながら、『地獄耳』朝倉和美の所に向かっていったのにも気付いていなかった……。
481ザジネギ作者:2007/01/17(水) 21:10:25 ID:???
長々と休んですみませんでした。
次回投下は明日です多分。

>>471 GJ!! wktkしながら待ってます(#´д`#)

>>476 龍宮www
482マロン名無しさん:2007/01/17(水) 21:43:03 ID:???
>>480
たつみーとはかせいいなぁ。たつみーは案外おもしろいひと。
483マロン名無しさん:2007/01/17(水) 21:45:04 ID:???
>>479で打ち切りの恐怖に怯えた俺がいる

>>479-481
GJでした
484マロン名無しさん:2007/01/17(水) 22:10:01 ID:???
>>476
GJでした。

やっぱりエヴァに触れなかったのは元賞金首だからだろうな、
とか、関係ないことを妄想して、エヴァカワイソスに勝手に
なってしまったw。
485ネギの願いと刹那の想い:2007/01/17(水) 23:25:05 ID:???
>>481
GJです!続きwktkしまくりです!!

>>471
二人はテーブルに向かい合わせに座り、刹那の入れた紅茶を嗜んでいた。
「私が疲れてるなんてどうしてそう思ったの?」
「勘……ですかね、何時もより顔が疲れていたから。それに」
「……」
「僕が勝手してるのがやっぱり精神的に刹那さんを追い詰めている気がして」
「……そんな事ないよ……追い詰められてなんて」

「貴方は人にお節介なほど気を遣って、自分には厳しい人ですよね。
 僕は貴方のそんな所が大好きですけど……それと同じぐらいに心配です」
「どうして」
「貴方は一人で思い詰めそうだから……なんでも一人で背負い込もうとするから」
「そんな事ないよ、ネギ君は何も心配しないで仕事をすればいいのよ」
「ナギの事もですか?」
「うん貴方は自分の夢を追って、帰って来た時ナギと思いっきり遊んでくれればいいの」
「……嫌です」
「えっ?」
刹那の予想に反するネギの回答は彼女の頭を混乱させていた。
ネギの表情は真剣その物、何故ネギがこんな事を口にしたのか刹那にはまったく理解できなかった。
486ネギの願いと刹那の想い:2007/01/17(水) 23:26:12 ID:???
>>485

「刹那さん僕は父さんの様になりたくはないんです」
さらに刹那は困惑した、あれほど目標にしていたサウザンドマスターの様になりたくない。
昔のネギとはまるで正反対な事を口にしていた。

「サウザンドマスターは貴方の目標でしょ?」
「ええ目標です、父の事は尊敬しています。でも僕はナギに父親の居ない寂しさ味あわせたくはないんです」
刹那はこの一言で納得した、確かに魔法使いとしては素晴らしかったかも知れないが父親としてはどうか?
もちろんナギにはナギの事情があったにしろ、幼少期を父と過ごせないのは大きい。
刹那もそれは同じだった、両親が居らず人間でも妖怪でもない。
双方から激しい迫害を受けた彼女にはネギの気持ちがよく分かった。
刹那はショックを受けていた、本当に息子の事を思っているのはネギであった。

「私何にも分かってなかったんだね……」
「いえ貴方は僕の事もナギの事も一生懸命思ってくれました」
「でも私は……」
「貴方は最高の母親です、そして最高の奥さんです」
そう言ってネギは微笑みを浮かべた、何時でも微笑んで自分を見つめてくれるネギという男性。
刹那はネギの微笑み返し唇の動きで「大好き、ありがとう」と伝えた。

続く
487マロン名無しさん:2007/01/18(木) 01:43:26 ID:???
GJ!!
これからどんな展開になるのかwktk
488マロン名無しさん:2007/01/18(木) 12:01:07 ID:???
GJ!!
ちくしょうwktk
489お茶会にて:2007/01/18(木) 16:07:20 ID:???
ネギ「涙を隠して気丈に振る舞うくーふぇさんを見てたらつい…///」
くーへ「ネギ坊主に食べられちゃったアルヨ♪てへっ///」
アル「家計図をみましたが
490マロン名無しさん:2007/01/18(木) 16:09:05 ID:???
スマソミスた
491マロン名無しさん:2007/01/18(木) 19:44:21 ID:???
>>486
乙です、せっちゃんいいなぁ…
>>489
ちょっと気になるじゃねーかw
492マロン名無しさん:2007/01/18(木) 22:41:33 ID:???
>>489
ちょwwww続き続きwwwwwwww
493ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/19(金) 00:47:16 ID:???
>>480

思ったよりも酒の回りが早いのか、ネギの口数が次第に減っていく。
ネギ「とりあえず、何か食べよう………」
頭に薄靄がかかっているが空腹には変わりない。
大皿に箸を伸ばし、取り皿に盛り付けるネギ。
それが、五月特製の『鶏肉の酒蒸し』とは気付かずに。

ネギ「いただきます」
ぱく、ぱく、ぱくぱく。

酔っているからか、酒蒸しの強烈な匂いも構わず口を動かす。
意外にもネギは取り皿に盛り付けた分を残さず食べ尽した。少しだけスッキリした顔になる。
もちろん、ネギはアルコールが完全に回る直前、少しだけ酔いが醒めた気がする(あくまでする「だけ」の)現象もこの時が初体験である。
そこに、一人の女性が近付いてくる。
和美「先生、飲んでる?」
言わずと知れた『地獄耳』朝倉和美。麻帆良大学に通いつつ、中等部報道関係のご意見番を務める。
今や名実共に麻帆良の裏の顔として君臨している。
和美「先生、ちょっと話さない?」

───先程二人が和美に持ちかけた提案。
葉加瀬「ネギ先生の秘密の私生活、記事になると思いませんか?」
龍宮「なぁに、酔わせてしまえばこちらのモノだ」───

ネギ「ええ、別に構いませんよ」
疑う事無く了承するネギ。和美の両眼がぎらりと黄色く光った。
494ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/19(金) 00:49:09 ID:???
>>493
和美「じゃあ始めようか。差し当たって、今回の出産騒動について」
確かにこれは当事者以外の誰もが聞きたかった話題である。
和美「まず、パパになった感想は?」
ネギ「正直、まだ戸惑ってる部分もありますね。でもちょっとずつ実感も沸いてきてます」
和美「成程。じゃあザギちゃんについて」
ネギ「可愛いですね。目に入れても痛くないっていう感じです」
真面目な受け答えで一見普通に進行するインタビュー。
しかし、和美のポケットの中で録音機が作動している事にネギは全く気付いていなかった。

一方その頃、ザジと茶々丸の元には別の二人組が近付いていた。
超「……という訳ネ」
五月「どうかな?ザジさん」
ザジ「…………」
うーんと首を傾げるザジ。
茶々丸「それはプライバシーの侵害になるのでは?」
ザジに代わり赤ちゃんを背負う茶々丸が怪訝そうに尋ねる。
超「そう。だからこそ前もって奥様に許可を頂こうと思たヨ」
五月「編集する時はちゃんとザジさん立ち会いの元でやるし、どうしても無理ならお蔵入りにするよ」
少しの沈黙。そしてザジが出した答えは。
ザジ「面白そう」
茶々丸「それでは?」
ザジ「うん。遠慮無く」
超「そう言ってくれると信じてたヨ!」
495ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/19(金) 00:51:19 ID:???
>>494
そして再びネギと和美。
和美「奥さんは可愛い?」
ネギ「可愛いです……年上なんですけどね………」
和美「奥さんの為なら火の中水の中?」
ネギ「嵐の中でも吹雪の中でも余裕です」
少しずつ脱線していく。いや、正確には和美が意図的に逸らし始めている。
酔いが頭に回ってきたネギの返答もやや的が外れていく。
ふとザジ達の方を見ると、超と五月からGOサインが出ている。
和美(よし、じゃあ本題に入りますか)
勝利を確信した笑みでネギに向き直る。
和美「ところで先生?」
ネギ「はい」
口に水(実はすり替えられた酒)を含みながらネギが応える。
和美「奥さんとの夜のご予定は?」
ネギ「!!?!???」
口に含んだ酒を一気に飲み込んで蒸せかえるネギ。
ネギ「な、な!!?」
和美「いやだから、次の子供の『準備』は何時頃から始めるの?」
焦るネギ。ちらっとザジの方に視線を泳がす。
見れば彼女はのどかや夕映達と楽しそうに話をしている。
ネギ「出来れば、その……早い内に」
ぼそぼそで耳打ちするように和美に打ち明ける。
496作者:2007/01/19(金) 00:52:30 ID:???
次は土曜深夜に投下します。

>>486
せっちゃんかわええええwwwGJです!!

>>489
続きを……

ところで今週号で超が未来に帰ってしまいましたが、「if」のザジネギでは帰ってません。脳内補完をお願いします。
497マロン名無しさん:2007/01/19(金) 07:41:11 ID:???
さっちゃんまでなんか黒くなってるwwwGJ!
498マロン名無しさん:2007/01/19(金) 20:55:45 ID:???
もっと、もっと!
499無自覚ネギ:2007/01/20(土) 00:26:54 ID:???
五年たった今もかわらないネギに、明日菜がため息を吐く。
「あんたは昔から女泣かせなガキだったわね、そういえば……」
「ひどいです、アスナさん!!」
「本人の無自覚がいちばんたちわるいのよ。古菲も木乃香もたいへんだったろーね、これじゃ……」
「ぇ、なんのことですか?」
はぁ。本日何度目かの、アスナのため息が部屋にこぼれた。
500無自覚ネギ:2007/01/20(土) 00:30:34 ID:???
これは明日菜のもとにネギが落ち着く前の話である。

修業後。古菲はいつにも増して魅力にあふれているネギに、たまらず抱きついた。
ネギはまき絵みたいな彼女の様子に苦笑する。
「ネギ坊主〜っ」
「ちょ、く、古老師」
「格好良いアルなぁ、ほんと」
「またからかってー」
「もう、そんなんじゃないアルよ。……あのね、ネギ坊主。ワタシと付き合わないアルか?」
「え?(冗談かな。うーん、またからかわれるのもいやだしここはカモ君に教わった大人の対応を……)はい、いいですよ」
「ほんと……アルか?冗談とかいってないよネ?」
「もちろんですよ(あれ、なんか様子が変?いやいや、だまされるなネギ!昨日その手でまき絵さんにからかわれたんだから、いい加減学習しないと)……そうですね、キスでもしましょうか」
それも実はカモに教えられた台詞だった。
だが古菲は、ネギのほほ笑みに、ものの一瞬で体中が熱くなるのを感じた。古菲にとっては何よりの攻撃だったのだ。
「うっ、あうあぅ、…それはまだ、ちょっ、えぇ!?」
「どうしたんです?古老師」
「すっ、すすすすまないが、失礼するアルよ!」
トタトタとかけていく古菲。ネギは首をひねる。
「あ、ネギ坊主っ」
古菲は振り返った。
「どうしたんですか、古老師」
その頬は傾く陽に照らされているせいか朱く染まっていた。
「好き、……アルよ」
ネギに躊躇いはなかった。「はい、僕もです」
もちろんそこには言葉の意味の相違は含まれていたが、古菲に気付くはずもない。
小さくなっていく古菲の後ろ姿を眺めていると、陽が落ちはじめていたことにネギは気付く。
遅くなると鬼になるひとがいるからな。
ネギは笑いながらも杖を背中からおろし、急いで明日菜と木乃香のいる部屋へと飛んだ。
501お茶会にて:2007/01/20(土) 00:36:20 ID:???
>>489

アル「どうやら本当に古菲さんとネギ君は結ばれるようですね…」
のどか「笑えない冗談ですー…」ヒクヒクヒク…
前髪の隙間から物凄い形相で古菲をにらみつけるのどか。
さらにこめかみにはうっすらと血管が浮き出ていた。
古「ひぃ…ネギ坊主…(殺されるアル!)」
本能からかさりげなくネギの手を握るくーふぇ。ソレを見てのどかの表情がさらに歪む。
ネギ「目怖っ!(殺される…!)」
夕映「のどか…はぅ!?(今話しかけたら殺される…)」
明日菜「エヴァちゃん!この紅茶おいしいねー!(殺される…ッ!)」
エヴァ「うむ!この茶はいける!刹那も飲め!(殺される!)」
必死に話を違う方向に持っていこうとする二人。
アル「…おや、続きが…!え!?こ、これは…」
おもしろそうに家系図を眺めていたアルが取り乱し始める。普段冷静なアルが何を見たというのだろうか。
のどか「冗談ですよねー…?食う寝るさん…さぁ、もう一度ネギせんせーと誰が
      結ばれるか教えてくださいー…」
アル「ひっ…(言わなきゃ殺されそうですね…)…た、確かにその後宮崎のどかさん…あなたと結ばれるようです」
のどか「………ネギせんせー///」
ネギ「ど、どういうことです?」
アル「(コレ…言っていいのかな…)…いや、なんていうか…奪い取ったというか…ごにょごにょ
   (古菲さんとこに×ついてるってことは殺されたということだよなぁ…怖っ、この女)」
のどか「どいてください古菲さん」古菲とネギの間に割り込むのどか。
楓「の、のどか殿!こっちのクッキーもおいしいでござるよ!」
さすが頼れる姉さん楓。
のどか「…楓さん…?空気読んでくださいー…」
楓「…にんにん」
502:2007/01/20(土) 01:41:30 ID:???
正直不発でした!あとで投下しなおします
503マロン名無しさん:2007/01/20(土) 02:29:51 ID:???
>>499-500
>>501
    GJ!!
504マロン名無しさん:2007/01/20(土) 08:55:04 ID:???
>>499-500
続きwktk
>>501
こののどか久しぶりに見た気がw
505マロン名無しさん:2007/01/20(土) 10:38:51 ID:???
>>501
のどかって実は最強じゃね?
506マロン名無しさん:2007/01/20(土) 11:26:16 ID:???
>>500
嗚呼古菲…!!!いつも照れ隠しするトコがかわいい!!
実はツンデレな古菲
507ザジネギ作者:2007/01/21(日) 12:00:01 ID:???
なんか鯖落ちとかなんとかで投下出来ず('A`)
今夜改めて投下致しますノシ
508マロン名無しさん:2007/01/21(日) 12:18:03 ID:???
やっと戻ったな。

>>507
ガンバ
楽しみにしてる。
509無自覚ネギ:2007/01/21(日) 12:44:59 ID:???
>>500

明日菜はまだ帰宅していないみたいだった。
「もう、アスナはどこで道草食っとるんかなぁ。せっちゃんとの修業長引いとるんやろか」
木乃香はせっかく用意していた料理が冷めて、眉を下げてつぶやいた。
ネギはそれを苦笑しながら聞いている。早く帰ってきてよかった。木乃香をみているとそう思う。
一人にしておくにはあまりにも不安で、別に信頼していないわけではなく、ただ守りたい存在。こうも揺らぐ木乃香を目にして、刹那の気持ちが、ネギは過ぎるほど分かった。
「先食べませんか?」
「ん、せやけど、なぁ」
「アスナさんなら、待たれるほうが気にすると思うんです。気遣われるより、そっちのほうがいいですよ、きっと」
510無自覚ネギ:2007/01/21(日) 12:46:11 ID:???
うなっていた木乃香。だがネギの説得により、せやな、と頷く。それだけでネギは心を撫で下ろす気分だった。
「それに僕、木乃香さんの料理、早く食べたいです」
木乃香は目に見えて狼狽しだした。
ネギは、何か変なことをいってしまっただろうかと不安になる。
「あ、う、うん。ほな、たべてええで」
「?ありがとうございます」
ネギの笑顔を木乃香は至近距離でまともに受ける。
あるていど距離の離れたところでだった古菲があれだったのだ。木乃香が正気でいられるはずが無い。
服の間から見える肌が赤く染まっている。
ネギは頭上にクエスチョンマークを浮かべるのみだ。
「なあ、ネギくん……」
「はい?」
「ちゅーしても、ええ?」
511無自覚ネギ:2007/01/21(日) 12:47:16 ID:???
「えっ?」
ご飯の味が突然わからなくって、だがなんとか喉に押し込む。
ネギは、少し鼻に掛かったような声でささやく木乃香に、くらくらとしてくる。
だがはっとする。これは、この状況は前にも経験済みだ。
そう、これはまたいつものように、自分をからかっているのだと思った。
「アスナもおらんし、二人きりや。……あかん?」
それならばとネギは思う。こちらもからかわれてばかりではないという事をいい加減示さなければ、本当に自分を教師として見てくれなくなるのではないか。
少しの考えのあと、ネギは木乃香に顔を近付けた。小さなテーブルだったからそれは容易なことだった。
「ねっ、ネギくん?」
「だめです。僕が木乃香さんにしますから」
声を漏らすが早いか、ネギは木乃香の唇に自らのでふれた。
このくらいはイギリスにいた頃なんども経験していたからネギとしては何も問題はなかった。
もっとも、するほうではなくされる側だったのだが。それでも、その辺の男子中高生よりはよほど慣れたものだった。
「んぅ、んっ、む、ふぁっ」
もはやどちらが初めに口にしたのか分からない。
木乃香の精神は次第に溶けていった。ネギは、やわらかなそれに、角度をかえつつ、この際だからと存分に味わう。
二人はキスに没頭していた。だから、玄関から忍び寄る足音に気付かなかったのだ。
ネギが急いで顔を上げたときにはもう遅かった。
「あんたたち、なに、してるの?」
この時間まで刹那と打ち合っていたのか、どろどろになった服を引きつれて明日菜はそこに立ち尽くしていた。
512無自覚ネギ:2007/01/21(日) 12:47:54 ID:???
お疲れさまです、と労いの言葉をかけるところだが、ざんねんなことにネギにその余裕はなかった。
そこにぼんやりしたままの木乃香が答える。
「あん、アスナやん。おかえりぃ」
「こ、このか?」
「でも悪いけどなぁ、いまネギくんといいとこやったん。邪魔せんでほしかったな」
賢いネギはその賢い頭をフル回転させる。そして一つの答えに辿り着いた。
ああ、アスナさんもからかうつもりなのか。それなら僕ものらなきゃいけない。
つまりは先程の延長線上だ。そうネギは考えたのだ。
動揺を隠そうともしない明日菜に、ネギは、そうですよ、と同意する。
だが明日菜は、そんなネギの首根っ子を捕まえてもち上げた。
「あんたもなにバカいってんの!まったくもう、お仕置きが必要みたいね?」
「え。あの、……え?ちょってアスナさんどういう」
「問答無用よ。お風呂場の刑ね」
「なんですか、それ。ってあうぅ、アスナさん、締まって、ちょっ、苦しいで……」
明日菜は抗議するネギをつかんだまま、自分が今さっきあけた入り口の前までいく。
振り返えると、茫然と座っている木乃香がいて、ネギはさらに明日菜に抗議の視線をとばす。
気付いてくれたのか、仕方ない、と言った様子でつかんでいたのをおろす。
だがネギがほっとしたのは束の間。
「ってわけだから、木乃香、こいつちょっとあらってくるね」
ネギはもう、下手なことはしないほうがいいのだと、怪しく笑う明日菜を仰ぎながら、若くして悟るのだった。
513マロン名無しさん:2007/01/21(日) 13:01:28 ID:???
>>512
一応の(?)おわりです。
明日菜はその後お風呂場でネギになにをしたか、古菲と木乃香の後処理は、、などは脳内補充で。
こんな駄文をよんでくれたひと、乙です。
514マロン名無しさん:2007/01/21(日) 13:08:45 ID:???
>>512
GJ!ネギどんな思考回路してんだw
515マロン名無しさん:2007/01/21(日) 13:09:46 ID:???
>>513
一人ベッドで自分を慰める古と木乃香…
516マロン名無しさん:2007/01/21(日) 18:07:36 ID:???
アスナ編もキボン
517マロン名無しさん:2007/01/21(日) 18:23:52 ID:???
思い出の先生1/2
ネギが麻帆良を去ってから25年、
木乃香は祖父の後を継いで麻帆良学園の校長になっていた

そんな折、麻帆良学園校舎が老朽化のため、解体される事になった

その事を聞いて木乃香は中学時代のあの不思議な担任、
ネギ・スプリングフィールドとの思い出した。

木乃香「先生、今何してるんやろうな・・・・・」

そしてその事が発端か、木乃香は旧3ーAのクラス会を開くことにした

一同「皆、久しぶり〜!!」

そこには歳は取ったが、あの頃の面影を残す旧3ーAの面々がそろった
そして話題はやはり、あの不思議な担任ネギ・スプリングフィールドの話題になった

明日菜「それにしてもあいつ、卒業式の後に姿を消すなんて・・・最低の女ったらしだわっ!!」

ネギ・スプリングフィールドは卒業式が終わった後、クラスの皆に
ネギ「すみません、ちょっと故郷に帰らなきゃいけなくなりました
    兄さん達がピンチなんです」

そしてネギ・スプリングフィールドは愛用のほうきに乗ると西に堕ちる夕日に向かって去っていった

しかし、その後が大変だった・・・
のどかと夕映は失恋のショックからか、数年間精神病院に入院した
いいんちょはネギがいなくなったショックからか、小学生の少年を誘拐し、数年間服役した


518マロン名無しさん:2007/01/21(日) 18:33:31 ID:???
いいんちょ・・・
519マロン名無しさん:2007/01/21(日) 18:42:19 ID:???
思い出の先生 2/2

茶々丸は原因不明のエラーで機能が停止し、
亜子はひきこもりになった(大人ネギの正体がわかった)
美空は・・・空気になった

明日菜「まあ、いろんな事があったけど、皆あいつに会いたいわけなんだよね・・・・」
そういう明日菜も半年間泣いて過ごした

ゴゴゴゴゴゴ、

刹那「なっ、なんだ地震か!?」
裕奈「皆、あれ見て!!」

突如、校庭に巨大な怪獣が地面を裂いて現れた

明日菜「みっ、皆、逃げて!!」
絶体絶命の旧3−Aの面々、そのとき・・・・・

ネギ「雷の暴風っ!!」

巨大な稲妻と共に現れたのはあの頃と変わらない
ネギ・スプリングフィールドの姿だった

朝倉「あれは!」美砂「ネギ先生!」
円「私達たちの先生だ!」

木乃香「ネギ先生……」
明日菜「あの馬鹿・・・・・・・・・」

ネギ「皆さん、どうもお久しぶりですっ!」
520マロン名無しさん:2007/01/21(日) 20:17:54 ID:???
新マンと80先生が混じってるw
521マロン名無しさん:2007/01/21(日) 21:17:12 ID:???
ネギではホーには勝てない
522マロン名無しさん:2007/01/21(日) 21:40:25 ID:???
いいんちょ吹いた
523マロン名無しさん:2007/01/21(日) 22:51:29 ID:???
いいんちょと美空のせいで夜食のラーメン台無しになっちまったw
524マロン名無しさん:2007/01/21(日) 23:08:20 ID:LWXtX+QO
茶々丸・・・・
525マロン名無しさん:2007/01/21(日) 23:14:27 ID:???
>>521
ロベルガー二世にも歯が立たないだろう・・
526ネギの願いと刹那の想い:2007/01/21(日) 23:37:45 ID:???
>>486
翌朝ネギは仕事を内勤に帰る手続きのため魔法協会へと足を運んでいた。
刹那も昨日の話し合いでネギがそれを望むのならと彼の意見を尊重する事にした。
そしてネギを送り出した刹那が洗濯物を干していると……
「よしこれで最後……!(この感じは魔力!?)」

刹那が感じたのは強力な魔力であったしかもそれは
(ネギ君の魔力じゃない!!誰!?)
刹那はいざと言う時のために持っていたパクティオーカードを取り出し小声で呪文を唱えた。
「アデアット……」呪文を唱えた後、カードは丁度ドスのような形に姿を変える。
刹那は逆手に剣を持ち、辺りを警戒する、しかし相手も中々の実力者のようで正確な居場所を掴ませない。
彼女の知る中でこれ程上手く気配を消せるのは同級生であった長瀬楓ぐらいであった。
相手の正確な実力は分からないが魔力、気配の消し方から推測するに、恐らく自分と同等か下手をすればそれ以上。
小刀では不利だと考えた刹那は家に夕凪を取り戻ろうとした。
そして家のほうに振り向いた時刹那は強い殺気を感じ振り返った。
すると空から流星のように輝く光が刹那に目掛けて大量に降り注いできた。

「しまっ!!」
流星は刹那の体を包むとその周囲を巻き込み大爆発を起した。
527ネギの願いと刹那の想い:2007/01/21(日) 23:39:02 ID:???
>>526
光の着弾点からは広範囲にわたって、もうもうと土ぼこりが上がっていた。
そしてそこに近付くフードを被った人影が1つ、見た所中年男性のようである。
「世界でも有数の実力者と聞いていたが……大した獲物ではなかったな」
「それは悪かったな」
そう男の背後で囁くのは刹那であった、あれほどの攻撃を受けて衣服には汚れ1つ付いていない。
刹那はネギとの本契約で手に入れたアーティファクトの小刀を男の喉元に突き立てた形で立っていた。
しかし男は笑みを浮かべて話し始めた。

「どうやら私は貴方を見くびっていたようだ」
「お前は誰だ?何が目的だ」
「男の物を突っ込まれて喜ぶ雌豚に成り下がったと思っていたがこれは意外な収穫だな」
「質問にだけ答えろ、でないと殺す」
「おやおや穏やかではないな、私を殺す?出来ませんよそんな事」
「この刃をお前の頚動脈に刺してやればそれで終わる。さぁ答えろ何者だ、誰に雇われた」
「後者の質問には答えられない……だが前者には答えられる」

そう言った途端、男の首が180度回転し刹那の顔を睨め付けた。
その異様な様子にさすがの刹那も言い知れぬ恐怖を覚えた。
男は驚きの色を隠せない刹那を見ると微笑んで
「桜咲刹那、僕はドールですよ」そう言った。
「ドール……だと……」
「マスターの命令は貴方の息子をさらう事、ナギ・スプリングフィールドは頂きますよ。
 自己紹介したいのですがあいにく名前がない、まぁこの任務が終われば廃棄されるのですから別に欲しいとも思いませんがね」
人形は狂った笑みを浮かべて刹那の顔を見つめると、唾液に濡れていない舌を出し彼女の頬をねっとりと舐め上げた。

続く
528マロン名無しさん:2007/01/22(月) 00:03:34 ID:???
はぁ…せっちゃんにブチこみたい
529ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/22(月) 00:34:08 ID:???
>>495
和美「というと、今夜から?」
もう一度ザジ達の方を見るネギ。ハルナやいいんちょがザギに向かって「いないいないばあ〜」とあやしている。
実に微笑ましい光景に映った。
ネギ「朝倉さん、そろそろこの辺で勘弁して頂けませんか」
これ以上はザジにも悪い。
完全に酔っている上でそう判断したネギ。相変わらず自制心の強さは大したものである。
しかし。
相手はそれを読んでいた。
和美「そうだね。そうするよ」
にっこりと笑ってみせる。そこには悪意の欠片も無いように見えた。
和美「じゃあ先生、最後に乾杯だけしようよ」
それくらいなら、と頷くネギ。この時既に立っているのも限界に近かった。
ネギ「じゃあ……乾杯」
改めて乾杯し直し、二人とも一気に飲み干した。
和美「んじゃ、また後でね♪」
ひらひらと手を振って人混みに紛れていく和美。
先程とはまるで別人のような悪魔の笑みを浮かべていた。
そのやりとりを遠目に観察していた龍宮が葉加瀬にサインを送った。
「第一陣成功。第二陣は予定通り目標に接触せよ」

せめてこの時、ザジ達を見つめていた隙にベルトに仕掛けられた録音装置に気付いていれば。
もしくは、あっさり去っていった和美が「また後で」と言いながら世にも不気味な笑いを漏らしているのを見逃していなければ。
ネギはまだ救われていただろう。

だが、時既に遅し。
「第二陣」に選ばれた金髪の少女が動き出した。
530ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/22(月) 00:35:45 ID:???
>>529

ぼんやりとザジ達を見つめるネギ。
この騒がしい会場でもザギが泣き出す様子は無い。母親に似たのだろうか。
そんな風に漠然と思考を巡らせていると、金髪の少女が近付いてきた。
「やってるか、坊や?」
それは魔法の元師匠でありネギクラスの元生徒でもあったエヴァンジェリン。
第二の刺客が登場したにも関わらず、油断しきったネギは安堵の溜め息を漏らす。
ネギ「やってますけど…そろそろ酔いが限界ですね…………」
何だか眠そうなネギを見て、無邪気な笑顔を見せるエヴァ。
エヴァ「そうかそうか。なら無理せずこの椅子に座るといい。なに、遠慮するな」
彼女は傍らにあった椅子を引き、半ば強引にネギを座らせた。
普段を考えれば不気味としか言いようのない優しさだった。

しかし、致命的なことに、
ネギ「あ、ありがとうございます」
この人でもこんなに優しい事があるんだなと甘んじてしまった。
この悪意に満ちた善意を快く受け止めてしまったのだ。

酔ったネギは全く疑わずに、盗聴機の仕込まれた椅子に深く腰かけた。

もちろん、葉加瀬や超達が楽しそうに観察しているのには気付かないままだった。
531作者:2007/01/22(月) 00:40:49 ID:???
次回は明日の深夜になります。

>>526-527
GJです!!刹那イイ!!

>>519
いいんちょの落ちぶれっぷりに吹いたwww
532マロン名無しさん:2007/01/22(月) 02:32:03 ID:???
GJです
チクショウwktkが止まらない
533マロン名無しさん:2007/01/22(月) 12:18:50 ID:???
ネギま本編もこんなかんじでほのぼのしてたらいいのになぁ…
534ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/23(火) 01:01:39 ID:???
>>530
「さ、まずは乾杯と行くか」
自分のグラスを持ち、ネギに乾杯を促す。
きん、と小さな音を立てる二人のグラス。
「しかし、いきなりザジの奴が倒れた時はどうなるかと思ったな」
昔語りをするような口調で二週間前の騒動を思い出すエヴァ。
ネギもうんうんと頷く。
「あの時は取り乱すわ師匠に怒鳴られるわで、我ながら情けなかったですね」
「全くだ。あの素晴らしいマヌケ面はあと五十年は忘れんぞ」
冗談半分に話し込む二人。
笑い話に花を咲かせていると、ふとネギは思い出したように問いかけた。
「ところで、茶々丸さんの件ですけど、師匠は大丈夫ですか?」
「は?」
「いえ、もし世話をする人が居なくなったらとか」
「……お前、私をそこらのガキと一緒にしてないか?」

茶々丸の件というのは、二日前の話である。
育児休暇を取る余裕はあったが、ネギには今まで通り教職に専念してもらう事になった。
しかし、ザジは産後から間もなく、体力もまるで戻っていない。
そんな彼女が一人で広い自宅の留守を守るのにはどうしても不安が残る。
そんな折、茶々丸からある提案があった。
「私がザジさんに代わり炊事洗濯、掃除と雑用その他全てを承ります」
これを聞き、断る理由も無いネギはしばらくの間ザジ達の面倒を茶々丸に一任したのだった。
535ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/23(火) 01:04:41 ID:???
>>534
「別に問題は無い。使用人が一人減るだけの事だからな」
真っ赤な顔で答えるエヴァ。
それを聞いていないのか、ネギは突然、
「いっその事、師匠もうちに住みます?」
とか言い出した。
「はぁ?」
酔いがそうさせるのか、先程からネギは随分と軽い発言を繰り返している流石にエヴァもこれには呆れ声でしか反応出来なかった。
「考えてみれば、師匠やチャチャゼロさん達もまとめて移住しちゃえば悩む必要も無くなりますよね」
方向違いの一人言。
終始聞いていたエヴァは呆れたようにぼそりと呟いた。
「………酔っ払った時の厚かましさはまるで貴様だよ。ナギ」
「え、何か言いました?」
「ふん、何でも無いさ。坊や」

「私も随分酔ってるな」と少し自嘲気味にエヴァは笑った。
彼女は何をするためにネギを椅子に座らせて酒を飲ませたのか。
もうこの時には完全に忘れていた。

その光景を遠目に見ていた『観察者』がぼそりと呟いた。
「成功、とは言えないが目標が潰れるのはもはや時間の問題だな」
「龍宮さん」
「葉加瀬か。第三陣の準備は?」
「完璧です。彼女がやってくれるなら作戦は成功したも同然です」
「ああ。しかし、自分の夫をこんな手段でからかうとはな」
「これも一種の夫婦愛……ですね」

愉快犯の作戦も、最終段階に入っていた。
536作者:2007/01/23(火) 01:07:52 ID:???
いらない気がしたので「」から名前を消しました。
537マロン名無しさん:2007/01/23(火) 01:28:16 ID:???
セリフの前に名前を書くのが必要なくなったということは文章レベルが上がった証拠ですね

グッジョブ!
538マロン名無しさん:2007/01/23(火) 16:07:30 ID:???
漫画化キポリ
539マロン名無しさん:2007/01/23(火) 17:14:22 ID:???
真剣に同人化とか考えたい

…俺には無理だが
540マロン名無しさん:2007/01/23(火) 21:07:25 ID:???
ネギ刹読みたいです(゚∀゚)
541マロン名無しさん:2007/01/23(火) 23:29:14 ID:???
17巻に萌えた自分はネギ超が。。
542マロン名無しさん:2007/01/23(火) 23:31:39 ID:???
―20XX年。魔法界は未曾有の危機にさらされていた。

「タカミチ危ないッ!!雷の暴風ーッ!」
『ぐるるああっぁぁああ!!』
ネギ17歳。彼はもはや魔法界でも1、2を争う実力者となっていた。
「助かったよネギ君…、いやしかし無詠唱でこの威力とは…」
「師匠に鍛えられましたから」
そう言ってネギはにっと照れくさそうに笑った。
『ウぼっぶぼあqwせdfyふじこlp;@!!』
「…しかし、この数は一体…」
「ダブル雷の暴風ーー!!」
迫り来る魔物の集団の中心に向かって、ネギが両手で雷の暴風を放つ。
「…ネギ君、そんなに急ぐことは無い!あと少しで援軍が来る!」
「ッ!大丈夫!コイツらさえ追い払えば!」
高威力だが消費の多い魔法を連発するネギ。
「ね、ネギ君…」
「…実は僕、この戦いが終わったら刹那さんと結婚するんです…」
「…ハッ!ネギ君危ない!」
『フッハハハ!もらった!!!』
―ドスッ!!影を利用した転移魔法で足元に悪魔が現れた。
「がっ…はぁ…!!せつ…なさん…」

ネギが崩れ落ちる。心臓一突き、即死だった。

「ネギ君…それは死亡フラグの台詞だよ…」

543マロン名無しさん:2007/01/23(火) 23:45:24 ID:???
エヴァが自分の命と引き換えに茶々丸を人間化。
「マスター!マスター!うぐっ…!」
「泣くな茶々丸。私は生き過ぎた。これでいいんだ」
「師匠!師匠ーーーーッうっうっ」
「フフ、ぼーやも泣くな。茶々丸を頼んだぞ」
「そんな最後みたいなことを言わないでください!うぐっ、ひっぐ」
「じゃあな。私は…幸せだった…」
「エヴァンジェリンざぁーーーーーん!!!」
……

「うぐっ、ひっぐ、ぐぅぅ…!」
「ひっぐ、ぐすっ…ネギ先生…」
「ぐすっ…茶々丸さん……」
そっとネギを抱き寄せる茶々丸。
「ネギ先生…」
「ふっ、ひっぐ…茶々丸さん…あったかい…」
「ぐすっ、…さよなら…ありがとうマスター」
544ネギの願いと刹那の想い:2007/01/24(水) 00:04:56 ID:???
>>527
「ナギを……何のために!!」
刹那は人形の言葉に憤怒した、大切な息子をこんな人形に渡してたまるか!!そう思った。
しかしその直後、刹那は腹部に広がる生暖かいものを感じた。
「今は貴方に用はありません、少し黙ってください」
そう言って人形は刹那から離れて行った、刹那は追いかけようとするも体が動かない。
人形の赤く濡れた手、そして腹部の違和感、何かを感じた刹那は自分の腹部に視線を落とした。

「くっ……!?」
彼女の腹部には大きな穴が開いていた、肉が綺麗に抉り取られ、血が服に染み込み地面に滴る。
傷口を見た途端耐えがたい痛みが刹那を襲った、それでも刹那は懸命に立っている。
だがその直後、逆流してきた血液が刹那の口に込み上げてきた、思わず両手で口を押さえる。
しかし押さえてもなお大量の血液が指の間からあふれ出る、その血も腹部の血と同じく地面に滴り落ちる。

「待て…待っ……て、ナギ……逃げて」
その言葉を最後に刹那はうつ伏せの状態で地面に倒れこんだ。
普通ならば即死してもおかしくはない怪我を負いながらも気力だけで立っていた。
しかし彼女も人間である、腹部を貫かれ大量の出血をしてしまえば立っている事などできない。

やがて数分の後、人形が赤ん坊を抱えて刹那の元に戻ってきた。
そして人形は倒れこんでいる刹那の背中に携帯電話を放り投げた。
「これで指示を聞いてください、そうすれば息子さんの身を安全は保障します」
人形はそう言い残して何所へとも無く姿を消した。
血塗れで地面に倒れ込む刹那はピクリとも動かず人形が去って行くのを見送った。

続く
545マロン名無しさん:2007/01/24(水) 00:24:41 ID:???
GJ!!でも怖いよ(;´д`)wktk
546マロン名無しさん:2007/01/24(水) 02:35:44 ID:???
547マロン名無しさん:2007/01/24(水) 07:51:33 ID:???
ほとんどのヒロインがネギとくっつく可能性が解ったが…小太郎とくっつくのは誰ですか?
548マロン名無しさん:2007/01/24(水) 08:41:19 ID:???
楓に決まってるじゃん
549マロン名無しさん:2007/01/24(水) 09:15:36 ID:???
小太郎お姉さんフェチっぽいから〜ござるとか言う
池沼は嫌いっぽい
550マロン名無しさん:2007/01/24(水) 13:48:30 ID:???
小太郎か。フラグが立つ可能性があるのは
雪広、那波、村上、釘宮、長瀬、桜咲、佐倉くらい?

雪広は犬猿の仲っぽいけど、ある意味ネギよりも自然体ぽいし。
ただ、マジでリアル姉弟に近い雰囲気だから進展があるかが微妙。
その点、那波はネギも推測してたけど本命に近いだろう。
村上とは普通に仲がいいし、苗字も借りるほど、ある意味対抗馬?
私的には一番お似合いな気もする。
長瀬は今のままだと師匠で終わりそうだなぁ。
釘宮は大人バージョンだから今後どうなるか。
桜咲は近衛が本命だろうけど、境遇が一緒なので、キッカケがあれば…
と、コレは私の妄想だけど。
あと、佐倉コタは武道会での描写から。

結構多いな。どれか削るか。
551マロン名無しさん:2007/01/24(水) 13:56:59 ID:???
アルビレオと月詠と千草が入ってないぞ
552マロン名無しさん:2007/01/24(水) 14:02:48 ID:???
あやかコタは沢近播磨ぽいよね。
コタが千鶴ねぇに照れてるトコはかわいい
553マロン名無しさん:2007/01/24(水) 15:22:46 ID:???
さぁ、その妄想をSSにしたためるのだ(゚∀゚)
554マロン名無しさん:2007/01/24(水) 18:47:39 ID:???
夏「小太郎君ごはんだよ〜」
犬「お!今日はカレーか!いただきます!」ガツガツ
夏「ふふふ、そんな慌てちゃって……。美味しい?」
犬「ああ、最高や!……グッ!?」
夏「どうしたの?」
犬「た…ま…ね…ぎ……。ごふっ。」ガクッ
夏「こ、小太郎君!」
555マロン名無しさん:2007/01/24(水) 19:19:28 ID:???
タマネギは猫に食わしたらあかんえー♪ ばーいこのか
556マロン名無しさん:2007/01/24(水) 20:40:33 ID:???
赤血球ぶっ壊しWWW
チョコもいかんかったよな
…そういやバレンタインが近くなってきたな
557マロン名無しさん:2007/01/24(水) 20:46:22 ID:???
ん? なんか言ったか?
558マロン名無しさん:2007/01/24(水) 21:34:31 ID:???
糞犬死ねよ
559マロン名無しさん:2007/01/24(水) 21:39:35 ID:???
イカ、タコ、アワビも危険
560マロン名無しさん:2007/01/24(水) 22:55:14 ID:???
ネギは犬にとっての青酸カリ
チョコは血液凝固剤
561マロン名無しさん:2007/01/24(水) 22:56:49 ID:???
>>559
史伽「へぇ〜」
(そう言いながらモツをへぇボタン代わりに叩く史伽)

モツ「史伽さん、痛いですよ!」
562マロン名無しさん:2007/01/24(水) 23:35:24 ID:???
「HEEEEEEEEEEEEEEEEYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!!!!!!皆覚えてるぅぅぅぅジョニー!!!!!!!!!!!だよ!!!!!!!」
「WOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!ミッシェェェルゥゥゥでぇぇぇす!!!!!!!!!!!」
「ミッシェル!!!最近お宅の犬どうだい!!!!!!!!!」
「それがねジョニー!!!!!!!!最近すんごい太ってまるでンポォォォォォーーークッのようだわ!!!!!」
「HAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!それはベリーーーー大変だね!!!!!!!」
「ンベリィィィィィィィィィィィィィィ大変だわWAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!」
「そんな君にこれ犬痩せるっぜフード!!!!!!!!!!!!!!」
「WAOOOOOOOOOOOOOO何なの!!!!!?????そのエキサイディィィィグイッツァフードは!!!!!!!!!??????」
「HYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!1よくぞ聞いてくれたぁ!!!!!!!
 こいつは一流シェフが作ったフードなのさ!!!!!!!!シェフのコメントォォォをどうぞ!!!!!!!!!!」

「駄目ですお嬢様!!あっ!…だめぇ!そこはあっ!!んん……いやぁ!駄目ぇ……あっ!」
「せっちゃんはうちだけのもんや、絶対離さへん……せっちゃん……大好きや」

「……………………………………スタッフ?」
「…………………」

千鶴「小太郎君に買ってあげよう♪」
小太郎「千鶴姉ちゃん何見てるんや?」
千鶴「子供は寝なさい、0120……68……1147」
563マロン名無しさん:2007/01/25(木) 11:52:47 ID:???
バロタWWWW
564夏美と小太郎の結婚生活:2007/01/25(木) 14:10:39 ID:???
「なあ夏美姉ちゃん。」
「もう小太郎くん、『姉ちゃん』つけるの止めてって言ったでしょ。わたし達結婚して三ヶ月も経つのよ。」
「それはお互い様や。自分も『小太郎くん』言うてたやろ。」
「ねえ小太郎、今頃ネギくんの家でもこんな会話が流れてるのかな。」
「そうだな。ネギが『お姉ちゃん』て言う度に『ちゃんとネカネってよんでよ』って言ったりしてな。
なあ、今度まとまった休みがとれることになったから与那国にでも行こうや。」
「うん、わたしたちまだ新婚旅行してないしね。」
565マロン名無しさん:2007/01/25(木) 14:32:34 ID:???
何でネカネと結婚してるんだよネギは
566マロン名無しさん:2007/01/25(木) 14:33:11 ID:???
ちょwww
567マロン名無しさん:2007/01/25(木) 14:54:37 ID:???
ネカネギ………(・∀・)イイ!
568マロン名無しさん:2007/01/25(木) 21:54:49 ID:???
>>565
義姉弟ないしは従姉弟みたいだからおkじゃね?
569マロン名無しさん:2007/01/26(金) 00:47:06 ID:???
ネギ×くーは需要あるかな?
570マロン名無しさん:2007/01/26(金) 01:53:28 ID:xsKNTj+k
ネギくーしか考えられない
571マロン名無しさん:2007/01/26(金) 01:54:15 ID:???
>>569
需要あるアル
572マロン名無しさん:2007/01/26(金) 02:00:05 ID:???
>>569
あるんじゃ?
とりあえずここにひとりいるww
573マロン名無しさん:2007/01/26(金) 11:24:02 ID:???
ネギは我が目を疑った。
刹那「…はぁ、はぁ…ネギ、さん…やっと、私とあなたの」
ネギ「ち、ちがう…僕は!僕はっ!」
部屋を飛び出したネギ。見送ることしか出来ない刹那。
そっと、産み落とされたものを抱き上げる。羊水の臭いが生臭い。
刹那「…赤ちゃん…ん…れろ…」
うっとりした顔で産まれたものを舐める。
その顔は、もう、正気ではなかった。

…十年後

結局ネギは、このかと添い遂げた。色々いざこざもあったが、今では仕事のパートナーでもあり、ネギにとって、このかは欠かすことの出来ない存在になっていたのだ。
ネギ「この森に今回のターゲットがいるそうです」
このか「よっしゃ。はやくお仕置きしてお家帰って…ご飯にしよなー?」

いつもどおりの、仕事のはずだった

次回! ずっこんばっこんスポポビッチ! Byアスナ
刮目してむぁて!
574マロン名無しさん:2007/01/26(金) 12:01:30 ID:???
次回予告のギャップに吹いた
575マロン名無しさん:2007/01/26(金) 12:49:42 ID:???
GJ!刮目してまつわ
刹那→ネギ×木乃香 イイ(*・∀・*)
576マロン名無しさん:2007/01/26(金) 13:15:13 ID:???
次回予告を明日菜の声で脳内再生したらワラタw
577マロン名無しさん:2007/01/26(金) 21:16:16 ID:???
明日菜は懲りずにチャパカブラTシャツを売りさばこうと必死になっていた

チュパT買ってよ〜

あら悪趣味なシャツですこと。ワタクシのネギ先生Tシャツの足元にも及びませんわ!

あら〜。私は買わないけど夏美が買うわ。夏美、世の中はあなたが思っているほど単純じゃないの。(ええ〜!)

う〜、結局夏美さんにしか買ってもらえなかった・・・ちょっと無理矢理っぽかったけど。
あ、ネギ!ちょうどいい所にいたわ。あんたもチュパT追加で何枚か買いなさい!

あの・・・買ってもいいですけど、そのかわり僕とデートしてくれませんか?

え・・・(ドキ・・・)

明日菜さん・・・(///)
578573改め決別:2007/01/27(土) 01:04:51 ID:???
ネギ「ラステルなんとかかんちゃら光の矢!!」
ネギの放った光の矢が一斉にバケモノ達に向かって伸びる。
バケモノ達はその矢を簡単に避わすと、まるで軽蔑するかのような目で二人を見下ろした。
――今まで、戦ってきたヤツとはワケが違う。ネギは一つ息を吐いて下っ腹に力を込める。
が――
このか「ね、ネギ君……!」
ネギ「このかさん!? くっ、このかさんを放せ!!」
このかがバケモノ達に捕まってしまった。そして、ネギの後ろに黒い影がせまり――
一瞬の内にネギの意識を、奪ったのだった。

ネギは、昔の事を思い出していた。
まだ、日本で教師をやっていた頃。マギマギになる日を夢見て、努力していたあの日。
たくさんの教え子に囲まれ、忙しくも楽しい日々。
そして――自分の始めての大部分を捧げた少女。
??「先生。私は、私は生涯貴方の元で――」

ネギ「……うっ……うう……ここ、は?」
ズキズキと痛む後頭部。
ネギ「そう、だ……このかさん! このかさん!!」
??「――ああ、彼女ならいまへんえ?」
ぞくり、と背中を駆け抜ける悪寒。ネギが声のしたほうへ視線を向ける。
ネギ「――な、あな、たは……」
??「おひさしゅぅ。せんせ……」
髪は真っ白くなり、目は赤に染まり……そして、真っ黒い羽に変わった――
ネギ「……せ、つなさん……」
元、教え子にして……彼にとって、初めての女性。
刹那「……なんや。そんな顔して……ふふ」
桜咲刹那、その人だった。

次回! だからアクメはフランス語だと言っているではありませんか! By雪広あやか
刮目してむぁて!!
579マロン名無しさん:2007/01/27(土) 01:10:40 ID:???
シリアスなのかギャグなのかわからんwww
580マロン名無しさん:2007/01/27(土) 01:16:51 ID:???
なんつーハイブリッドな
581マロン名無しさん:2007/01/27(土) 01:28:07 ID:???
全然関係無いけどアニメの方、ずいぶんと失速したなぁ('A`)

ザジが出るの「だけ」が楽しみになっちまったい
582マロン名無しさん:2007/01/27(土) 01:33:53 ID:???
だってグダグダなんだもん
583マロン名無しさん:2007/01/27(土) 01:45:16 ID:???
なんか、黒歴史言われてた一期のがまだ毎週ごとのwktk感があった。
584マロン名無しさん:2007/01/27(土) 01:56:02 ID:???
一期はひたすら眠かった。原作の劣化再現て感じだった。
今期はひたすらgdgdだ。
585マロン名無しさん:2007/01/27(土) 09:43:04 ID:???
アクメwwあやかネギがみたくなてきた
586マロン名無しさん:2007/01/27(土) 13:16:19 ID:???
ネギがくーふぇの乳首いじるSSヨみたいっす
587コタ×夏:2007/01/27(土) 17:24:55 ID:???
コタ×夏

村上夏美と結婚し、晴れて村上小太郎と名乗った小太郎。二人で同棲して幸せな家庭を過ごしていた。
その日は夏美の演劇デビューの日、だが…

夏美「あ〜、今日もいい天気…なのに」
小太郎「…スー」
夏美「小太郎ー。今日は私の劇を見に行く約束でしょ、早く起きないと私先に行っちゃうよ」
小太郎「…スー」
夏美「…」

1時間後
小太郎「ふぁ〜〜〜……やべぇ!寝過ごしてもうた!!」
急いで舞台へ向かうも、すでにクライマックスシーン付近だった。
当然、夏美の出番はもう終わっていた。
小太郎「やべぇ、やべぇ、やべぇ、夏美絶対怒っとるわ……千鶴姉ぇちゃんにチクられたら殺されてまう…
    今日は帰りづらいなぁ…でも帰らんと……」

小太郎「た、ただい…」
夏美「おかえりー小太郎」
夏美はエプロン姿でにっこりと笑って出迎えてくれた。
小太郎「あ、あのさ、夏美」
夏美「ご飯もうすぐだから部屋で待っててね」
そう言って部屋に押し込められた。
小太郎「…(夏美どなんしたんや、千鶴姉ちゃんには言ってないみたいやけど…何か企んでる!?)」
嫁の舞台を見逃してあの反応、途端に手が震えてしまう(←ヘタレ)。
夏美「はーい、小太郎ー。あ〜んして」
588コタ×夏:2007/01/27(土) 17:26:30 ID:???
小太郎「い、いいよ、夏美(これは何か企んどるレベルやない!その貼りついた笑顔が物語っとる)」
夏美「おかわりたくさんあるよ」
小太郎「な、なぁ夏美。もしかして舞台遅刻したの怒っとる?」
夏美「……………………………………………………………………………………………………………………全然♥」
小太郎「(ぜ、絶対怒っとる!)え…あの…次の舞台は…」
夏美「そんなのいいの♥」
小太郎「………………………(滝汗)」

千鶴にも勝るとも劣らない威圧の仕方。伊達に長い間千鶴と過ごしていない。

夏美「ね、怒ってないでしょ」
小太郎「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」

というかかぁ殿下な村上家でした。
589マロン名無しさん:2007/01/28(日) 00:51:40 ID:???
ネギせつ読まないと明日の元気が湧いてこない(;ω;)

コタ×夏連載化キボンヌ
590決別:2007/01/28(日) 09:10:42 ID:???
刹那「あ、そや。せんせ、お茶でも飲む?」
ネギ「そ、そんな事より! このかさんは」
 ネギの後頭部に鈍い痛みが走る。
烏族「……かか様がお話中や。少しだまっとれ」
 声の主は――人に良く似た、だが鳥の翼を持った烏族の男。
 刹那をかか様と呼んだ、という事は彼は刹那の息子、ということになるのだろう。
刹那「あん。茄子、お父様を虐めたらあかん」
ネギ「……お、とうさま……?
刹那「忘れてまった? あの日……ウチが産んだ卵から孵化した――ウチとせんせの子や」
 刹那の口が、下弦の月の様ににぃと歪む。その顔は――昔、ネギの愛してしまった少女の顔ではなかった。
刹那「でもなぁ。茄子も、茄子とウチの子等も……滅茶苦茶大食いやねん。沢山、沢山魔法使いを食べさせてやったんやけど」
 その言葉が、ぐわんぐわんとネギの頭を揺さぶる。彼女は、自分の子と交わり、大量の烏族を産み出していたのだ。
刹那「ふふ。ようやくお腹の子も大きくなってきた事やし。この子が産まれたら……そろそろ始めようかなって思ってるんや」
ネギ「は、じめる……?」
刹那「そう……戦争を、ね」

 このかが、ゆっくりと目を覚ます。
 まだ、暗闇に慣れていない目で、必死に辺りを窺った。
 辺りは――酷い匂いと、酷い音が響いている。
 いや、あるいはこの時このかが失明していれば――こんな恐怖を味わわなくてすんだかも知れない。
 ようやく、目が慣れてきたこのかが最初に見たものは――
このか「……? ……ひっ!」
 “餌”を貪るバケモノたちの姿だった。
バケモノ「……あ? おお、あいつ起きたみたいゾ」
バケモノ「あー? でもかか様に食っちゃいかんと言われてるかんのう」
バケモノ「……腕位ええんじゃないか? 一本なくなってもわかりづらいし」
 そして、このかは唐突に理解してしまう。
 自分は、彼らにとって餌同然であるという事に。
 気がついたとき、このかは喉がつぶれんほどの声で叫んでいた。

次回! デブだとぉ? ポッチャリ系と言えこのビチグソがぁ!!    By五月
活目してむぁて!!
591マロン名無しさん:2007/01/28(日) 10:54:21 ID:???
マライヤWWW
超GJ!
592マロン名無しさん:2007/01/28(日) 12:32:19 ID:???
途中まで真剣に読んでたのに次回予告で笑わすアンタは一体なんなんだwww

GJ!!
593マロン名無しさん:2007/01/29(月) 00:06:10 ID:???
たつみー「私は…人殺し…」
ネギ「真名さん……」
たつみー「ネギ先生…ひっぐ…」
594マロン名無しさん:2007/01/29(月) 16:29:47 ID:???
職人さんカンバァーック
595決別:2007/01/29(月) 21:35:27 ID:???
ネギ「…せん、そう…?」
うわごとのようにネギが呟く。それを聞いた刹那は…まるで子供のように笑った。
刹那「…あははっ。せんせ、変な顔やな♪」
ネギ「ふ、ふざけないでください! どうしたんですか刹那さん! 昔は」
刹那「ふざけてへんえ? みんな、みーんな、ネギ先生がいけないんです」
相変わらずにこやかに刹那は続ける。
刹那「初めてを捧げたとき貴方は何とおっしゃいましたか? 手を繋いで桜の咲く公園を歩いたときは? 妊娠を伝えたときは?」
ネギ「…僕は…」
刹那「刹那さんを幸せにします。刹那さんを愛しています。刹那さんも、子供も、大切にします」
打って変わって無表情に変わった刹那はただ淡々と語る。
刹那「その言葉が、貴方が、赤ちゃんが。私の支えだった」
ネギ「それは」
刹那「先に私を裏切ったのは、人間だった桜咲刹那を殺したのは貴方だっ!」
殺気すら放ちながら刹那は叫ぶ。もはやその表情は烏族達のそれと大差がない。
刹那は大きく肩を上下させながらネギを睨む。そして…

次回! ちょっと早過ぎるかもよ豪掌波! Byふーか
姉者! それは夢想転生じゃあ! Byふみか
596コタ×夏:2007/01/29(月) 23:11:50 ID:???
村上家の夜は(影が薄いとか言われている夏美でさえ)結構濃い。

夏美「ふぅ……今日は中でもいいんだよ」
小太郎「せ、せやかてこの所ずっとやん…」
夏美「私、子供は3人くらいがいいな〜」
小太郎「う゛、やっぱり狙っとるんや…ネギみたいに能天気やったらええのに」
夏美「ネギ君がどうしたの?」

小太郎「ネギはああ見えて結構女ったらしや、ありゃ苦労するで」
夏美「ネギ君の相手ってたしか明日菜じゃなかったの?」
小太郎「他にも近衛と刹那と前髪隠した本屋とか言う奴と、やたら薀蓄並べるチビとあやか姉ぇちゃんとか」
夏美「うわー…ネギ君大変そう」
小太郎「大変そうやな。もし誰か子供でも出来たらどなんする気や」
夏美「じゃあ、よかったよね」
小太郎「?」
夏美「小太郎には私だけだから」
小太郎「――っ!(こいつ、真顔でなんちゅー恥ずかしいこと…っ)」
夏美「だから頑張ってねパパ♪」

―嗚呼またですか。
そう思う小太郎。こうして夜は更けていく。


597マロン名無しさん:2007/01/29(月) 23:14:41 ID:???
これは…両職人GJ!
598マロン名無しさん:2007/01/29(月) 23:41:47 ID:???
>>595
ネギより立場上なせっちゃんはなんかいいなw

1ラウンド目から豪掌破wwwww
599マロン名無しさん:2007/01/30(火) 00:32:41 ID:???
ネギ「…いいんちょさん!?いいんちょさんですよね!!」
あやか「…?は、はい?(す…すごい美男子ですわね…)」
ネギ「ネギです!中学の時の!
600マロン名無しさん:2007/01/30(火) 00:48:59 ID:???
>>599
それだけ!?続きにwktk!
601マロン名無しさん:2007/01/30(火) 00:52:02 ID:???
>>599
あやか「ショタ以外に興味はないざます!!去ね!!」

ネギ「えぇぇぇーーー!?」
602マロン名無しさん:2007/01/30(火) 01:17:24 ID:???
ワロタww
603マロン名無しさん:2007/01/30(火) 01:40:24 ID:???
DJ風香ワロス
604マロン名無しさん:2007/01/30(火) 02:19:44 ID:???
>>329-330 浮気道03の続き

彼女にしては大胆に、背中から腕を回してくる。
腹部にまで来たその手を、上から触れると、びくりと震えた。
「あんなところをお見せしてすみません。でもこのちゃ、……お嬢様とはなんでもないんです」
「刹那さん」
「確かに体を重ねました。一度や二度じゃありません」
「……」
「ですがそれは……あなたが明日菜さんと……」
そこまでいって口ごもる。どこか押し殺しているようだった。
「耐えられませんでした。だから、お嬢様が求めてくる心地良さに浸っていたんです。……いえ、それは違いますね、私が、お嬢様に縋ったのです」
彼女は続ける。いつもは真っ直ぐな視線を落として。
「本当ならこうして話をするのも間違っているのかもしれません」
「そんなことは」
「一度それに浸ってしまうと、抜けられなかった。木乃香お嬢様の事を恋愛ではないにしろ好いていました。そんなお嬢様を拒むような真似もできません。そして」
「……」
「今日は私から迫ったんです」
605マロン名無しさん:2007/01/30(火) 02:22:07 ID:???
「っ」
「見てしまったからです。チャオさんの部屋に入っていく、ネギ先生を」
「……それは」
「更にいうと私は、……化け物です」
「ちがいます、刹那さんは化け物なんかじゃ」
「……ありがとうございます。それでも私が鳥族とのハーフだという事実は否めません。ネギ先生の言葉は嬉しい。何度も救われました。ですが周りはそうは思いません。マギステル・マギのあなたと私が一緒にいるというのは、あなたへの悪印象に直結するのです」
「ちがう、違います刹那さん、そんなの関係ないですよ」
僕はゆっくりと、言葉をかみ締めながらいった。彼女に少しでも伝わるように。
「だって僕は凄く綺麗だと思いましたよ?」
ここまで思いつめているなどとは知らなかった。
気づかなかった自分が悪い。
「あの大きな翼が広げられた時。空を切ったとき。羽があたりに舞ったとき。僕はこれほど綺麗なものはない、と思ったんです」
僕はついさっきまで彼女を犯そうと考えていた。傷つけてでも自分のものにしようと思っていた。それに快楽すら感じていたほどだ。
僕はそれを、酷く恥じた。
謝罪にはとてもならないだろう。だが、少しでも彼女の傷を癒してあげたかったのだ。
それはただの思いあがりもいいところだったけれど。彼女は少しだけ、微笑んでくれた。背中越しでも雰囲気でわかる。
下ろされた髪がゆれて、がらにもなくどきりとした。
「僕は刹那さんのこと、担任をしていた頃からずっと想ってました」
小さな街灯が自分たちの居る道の端々を照らす。ほのかな光に扇がれている。
まだ顔をみることの出来ない彼女に向かって、僕は口をひらいた。
606決別:2007/01/30(火) 09:39:17 ID:???
決別みたいなどろどろから、ちょっと箸休め方向転換。微妙に縦読みあり。
その縦読みに書かれた娘こそこのおはなしの主役なわけで……

三分後トウカ
607決別(箸休め編):2007/01/30(火) 09:50:38 ID:???
……ああ、まただ。
最近彼女の夫は忙しく世界中を飛び回っている。
本当ならば今日、彼が帰国して、久し振りにデートをして、ディナーを楽しんで、愛を囁きあう予定だったのに。
彼からの一本の電話。
――ごめん。今日も、帰れない。
――大丈夫。気をつけてね?
本当なら、もっと言いたいことがあったのに。
結局言いたいことが言えないまま、電話が切れる。
何も、する気がなくなった。
ぼふん、とベッドに倒れこむ。
もう、彼の残り香もない。
外には雪がちらちらと。
やけに広く感じるダブルベッド。
ゆめであの日に戻れるかな。と目を閉じる。
するとやかましい位に窓を叩く何かの音。
幻なんかじゃない。そこには――
「……ただいま。その、ねーちゃん」
 ――彼女の愛する、少しぶっきらぼうな、けれども優しい青年の姿。


……悲しい娘。誰よりも愛深き故に愛を拒んだ……本当に哀しい娘   By千鶴
……性欲のはけ口としか見られないなら、苦しいのなら…男などいらぬ!  By夏美
――次回! 愛深き故に! 皇帝夏美堕つ!!
活目してむぁて!!


    正直、コタには夏美千鶴よりこっちのg――
608マロン名無しさん:2007/01/30(火) 18:07:29 ID:???
あやかたん!!!
609ザジネギの作者:2007/01/30(火) 22:34:21 ID:???
>>595 >>606-607
最後とのギャップに吹いたwwwGJ!

>>596
GJ!!小太郎ウラヤマシス

>>604-605
急展開wktk!!復活GJ!!

ザジネギ、丸一週間更新してなくてすみませんでした。
需要があるかどうかサッパリ分かりませんが、明日また更新します。
迷惑かけて申し訳ありません。。
610マロン名無しさん:2007/01/31(水) 11:06:16 ID:???
需要あるにきまってるじゃあないかッ!
611ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/31(水) 23:02:51 ID:???
>>535
話が一段落して、エヴァは無言で酒を注いでいた。向かいに座るネギは頬杖をつきながら黙って視線を床に落としている。
(こいつ、寝る気満々だな……)
目的を忘れ、黙々とグラスを口に運ぶエヴァ。
その時、ネギの肩を叩く者がいた。妻のザジである。
「……ネギ」
「…………んぁ、ザジひゃん?」
「そろそろ部屋に戻ろうか」
「………………ぅぃ」
既に返事すらままならない状態だが、彼女の声は聞こえているらしい。
ザジに支えられ、よろよろと立ち上がるネギ。
その光景を胡乱な目つきで眺めていたエヴァにも、同様に肩を叩く者がいた。
「マスターもそろそろお休みになりますか?」
視線を手の主に向けると、そこにはネギ達の娘ザギを抱いた茶々丸が立っていた。
ザギは騒ぐ様子もなく、ただまじまじとエヴァを見つめている。
純真無垢な眼差しにエヴァはきつく睨み返したが、ザギは全く物怖じせずに彼女を見ていた。

「………ふん」
先に観念したのはエヴァだった。ザギから視線を逸らし、
「いや、もう少しだけここにいる」
とだけ告げた。
「了解しました」
茶々丸はくるりと回れ右をして、ネギ達の後を追おうとした。
「おい」
しかし突然、エヴァは茶々丸を呼び止めた。
「……その子をちょっと貸してみろ」
612ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/01/31(水) 23:04:34 ID:???
>>611
「?………わかりました」
エヴァに向き直り、その申し出にこくりと頷く。
主の座る椅子の高さまで腰を落とし、ザギを彼女の胸元に近付けた。
「気を付けて下さい、マスター」
「わかっている」
組んだ足にザギの小さなお尻を乗せ、両手で背中と膝を支える。
「……ふむ」
改めて見ると、ザギはどちらかというとザジに似ている。特に目元は母親そのままといって良い程である。
「良かったな。父親に似ないで」
エヴァは薄く開いた口で小さく笑った。
機嫌の良さそうなエヴァを見て、ザギは嬉しそうに彼女の胸をさすった。
「うわっ、何してるんだ!」
突然の事態に驚くエヴァを無視して、ぺたぺたと乳房を叩くザギ。
「母乳が欲しいのではないでしょうか」
「出るか!」
あくまで冷静な茶々丸と、ひたすら焦るエヴァ。
少しして目の前の胸が母親のそれではないと気付いたのか、ザギは渋々諦めた様子だった。
「…ふぅ」
「マスター」
「ん?」
「マスターも、子供が欲しいですか?」
「馬鹿言え」
茶々丸の淡々とした質問を、エヴァは酒に酔った時以上に顔を赤くして切り捨てた。
613マロン名無しさん:2007/01/31(水) 23:15:41 ID:???
ぐーーっじょ!

赤松日記より
現在最終話となる285話執筆中!増ページですが最後なので作画気合入ってます!
ネギの嫁はザジに正式決定となりました^^;単行本ではさらにおまけストーリーが!乞うご期待!
614マロン名無しさん:2007/02/01(木) 00:22:02 ID:???
ネギの嫁は古菲だよ
615マロン名無しさん:2007/02/01(木) 00:26:50 ID:???
そこに五月を推す異端児登場
616マロン名無しさん:2007/02/01(木) 00:45:34 ID:???
刀子先生を推してみる
617マロン名無しさん:2007/02/01(木) 00:46:49 ID:???
仕事を終えたネギは、いつもの帰り道、工場の煙突のてっぺんに見知らぬ少女が座っているのに気付いた。
早速煙突に上ったネギは、少女とともに夕日を見る。不思議な色の瞳を持つその少女の名はアスナ。
ネギはアスナに、自分のこと、学園のことを喋る。
しかしその時、二人の前に奇怪な機械が現れた。機械に指示を与える男は、アスナを狙っているようだ。
工場を舞台に、縦横無尽に繰り広げられるネギと機械のドタバタアクション。そして男が取り出した端末が作動すると…。
ネギは見たこともない世界にいる自分に気付いた。

618マロン名無しさん:2007/02/01(木) 09:03:32 ID:???
ネギ「あ、お姉ちゃん」
刀子「えっ?」
ネギ「ハッ!!///あぶぶぶ!ちが、違うんです刀子先生!」
刀子「ネギ先生…///(あががが…かわいい、かわいすぎます)」
ネギ「そ、それじゃー回覧板ここにおいておきますねー!それではー!」

刀子「ハァハァ…ネギきゅん…」
619マロン名無しさん:2007/02/01(木) 09:26:36 ID:???
刀子先生ネギま!

-巡回中
刀子「…(やった!ネギ先生と二人きりで…///)」
ネギ「…(刀子先生ちょっと怖いんだよなぁ…)」
刀子「あら、この匂いは…へぇ…屋台でメロンパンか…」
ネギ「おいしそうですねー」ぐぅぅ…
刀子「…!で、ではちょっと食べてみましょうか」
ネギ「え?でもいまは仕事中じゃ…」
刀子「このくらい大丈夫ですよ」
▽▽▽▽
刀子「はいどうぞ」
ネギ「あ、あのお金…」
刀子「フフ、私のおごりです」
ネギ「えっ、そんな悪いですよぉ!」
刀子「年上の言うことは聞くものですよ」
ネギ「あぅ、は、はい…ではいただきますー」はむ、はふはふはふ
刀子「フフフ…(ネギきゅんかわいい!かわいいよっ!このまま連れ去ろっと)」
620マロン名無しさん:2007/02/01(木) 09:45:30 ID:???
ネギ じーーっ
刀子(ネギきゅんが私を見つめてる。もしや私にも春が…!?)
ネギ「刀子先生今日もお化粧“バッチリ”決まってますね」ニコッ

刀子 orz
621決別:2007/02/01(木) 10:54:16 ID:???
刹那「……ふふふー♪ あかんあかん、思わずせんせの事殺そうとしてまった♪」
ネギ「……刹那さん」
刹那「あ、せや! せんせ、今お茶持ってきたげるな?」
完全に常軌を逸した刹那の視線にネギは戦慄を覚える。
謎の歌を口ずさみながら部屋を出る刹那。
――部屋にはネギと、ネギの息子と言われる茄子だけが取り残された。
茄子「……ふ」
茄子が鼻で笑ったかと思うと、ネギの腹に強烈な蹴りを叩き込む。
防御できずにネギは胃の内容物をその場にぶちまけてしまった。
茄子「……俺は、お前が憎い。かか様の全てを持っていったお前が……!」
瞳に宿る憎悪の炎に、ネギは――

刹那「こーのちゃんっ♪」
“餌場”へ響く刹那の楽しそうな声。
烏族「や、やべぇかか様だ」
烏族「は、早くしまえや!」
烏族「う、お、お、おいしい」
必死に何かを隠そうとする三匹の烏族。それを見て、やはり楽しそうに刹那は笑う。」
刹那「こーら。何悪戯しとるん?」
ひょい、と烏族達が隠そうとしていたモノを刹那が覗き見る。
そこには、ボロ雑巾のようになったこのかが居た。
このか「……ね……ぎ……くん……」
刹那「あん……こんなにボロボロになってぇ……」
舌を伸ばし、ゆっくり、ゆっくりと頬を舐め上げ、欠損した左薬指の付け根を撫でる。
と、次の瞬間烏族の一体から刃物が“生えて”きた。
刹那「……誰が食っていいと言った! この愚図共がッ!!」
真っ黒い翼が、部屋を覆わんほどに広がって――

次回! 真祖なんだぞ! 偉いんだから手なんか洗わなくてもいいんだっ!  Byえう゛ぁ
      黙れロリ お前は猫だ 猫なんや 手を洗わないなら オヤツは抜き   By茶々丸
      ……575機能なんて付けた覚えないんですけど?  By博士
活目してむぁて!!
622マロン名無しさん:2007/02/01(木) 22:07:24 ID:???
エヴァかわゆいw
623マロン名無しさん:2007/02/01(木) 22:30:09 ID:???
>>621
GJ!!
せっちゃん(;△;)せつないな
ネギ、がんばって壊れた刹那を口説き落としてそのままセクスチョンして、その間に木乃香たすければいいのにな
鳥の子とかネギなら楽勝
624マロン名無しさん:2007/02/02(金) 00:25:23 ID:???
>>768
真っ赤になってまで食いついてきてやがるwww
さすが低脳乞食は違うな。
人の手法をもったいぶるな屑が。
625村上家の日常風景:2007/02/02(金) 11:43:44 ID:???
嫁の夏美が自動車免許(AT限定)を取得した、今日はその初陣を飾る日である。

小太郎「大丈夫か?」
夏美「大丈夫だよ、慣らしも兼ねて二人っきりでドライブしよ」
小太郎「あぁ…」
嫁が運転席に、夫は助手席に乗る。
ここからが本番、免許を取った人にとっては腕の見せ所。

夏美「えーと、ミラーの確認と…シートベルト…アクセルは右でブレーキは…」
小太郎「おい、本当に大丈夫か?」
夏美「大丈夫、ちづ姉に教えてくれたから」
小太郎「ちづ姉ちゃんが!?……いや、それなら安心かも」
夏美「…」
小太郎「ちょっと夏美!目が据わってるぞ!」
夏美「気が散るから黙ってて」
小太郎「おい、90キロって!!ここの法廷速度50キロだぞ!」
夏美「ちづ姉はもっと出してたよ、確か280キロくらい」
小太郎「なんやて!?何処でそんな速度出したんや!?」
夏美「何かRX7の集団の集まりでキャノンボールっていう公道(違法)レースに参加したとき、
    そういえばアキラと美砂も居たよ、ちづ姉の麻帆良敵なし伝説はマジだったよ」
小太郎「ちづ姉ちゃん…何に参加しとるんや」

夏美「ちづ姉に負けないよ、120…150…」
小太郎「うわーーーーー!!真正面にトラックがーーー!!」
夏美「うりゃー」
小太郎「いやああああああああああああ!助けてーーーーー!!」

この日初めて夫の泣きを見た嫁の夏美であった。
626マロン名無しさん:2007/02/02(金) 12:58:21 ID:???
>>625
良い意味でGJ!!
旦那がネギの別バージョンが見たい!!
627マロン名無しさん:2007/02/02(金) 13:19:12 ID:???
夏コタだからいいんだろ
628マロン名無しさん:2007/02/02(金) 22:08:20 ID:???
>>627
それはそうだが、マジビビりなネギも見たい。
629マロン名無しさん:2007/02/03(土) 22:40:37 ID:3VBZ/njc
ネギくー!
630マロン名無しさん:2007/02/04(日) 19:00:08 ID:???
子供「鬼は〜外!福は〜内!あはは〜!」
ネギ「鬼だぞー!がおー!ハハハ!」
夏美「…………」
子供「えい!えい!」
ネギ「こらこら〜投げすぎだぞハハハ!」
夏美「フッ!フッ!」
ネギ「痛!ちょっと強く投げす…」
夏美「この!この!」
ネギ「いやマジで痛…、ちょ、タンマ!痛い!ホントすんません!いたた!許してください!」


離婚一ヵ月前の出来事である

おわりんこ
631マロン名無しさん:2007/02/05(月) 00:46:34 ID:???
切ねぇ…
632マロン名無しさん:2007/02/05(月) 13:48:26 ID:???
ネギとこのかの牧場物語

ネギとこのかの朝は早い。
このか「おはよーアナタ。今日もがんばろなー」
ネギ「おはようございます。今日もがんばりましょう」
このかは厩舎に向かって牛の世話。ネギは鳥舎で鳥の世話。

このか「よーし。今日もたっぷり絞ってあげるかんなー」
千鶴「あらあら……あん」
 しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅ。
このか「最近なんだか出が悪いなぁ。どないしたん?」
千鶴「小太郎ちゃんはどこかしら?」
このか「んー。じゃ、明日小太郎君に会わせてあげるなー」
千鶴「あらあら♪」

ネギ「へっへっへっへ……せっちゃんの締りは最高だぜぇ」
刹那「ポポポ! ポポポ!!」
ネギ「そんな拒絶すんなよ……気持ちいいんだろうが。アアン?」
刹那「ポポポ! ポポポポ!! ポーーーーー!!」
 ぽんっ、ころころころ……
ネギ「フヒヒ! 今日もホカホカ卵ありがとう! フヒ、フヒヒヒヒ!」
刹那「……ポ、ポポポ……ひっく……ひっく……」
633マロン名無しさん:2007/02/05(月) 20:54:18 ID:???
おぽぽかと思ったよ
634マロン名無しさん:2007/02/06(火) 11:48:43 ID:???
>>632
なんてカオス。
鶏のせっちゃんにワロテ…でも切ないな、くそ。刹那鳥は外道なネギが好きなのか?

GJです!!
635マロン名無しさん:2007/02/06(火) 17:21:50 ID:???
>>618-619
これいいね。続き希望。
636こんな時間に流れ無視:2007/02/07(水) 02:25:41 ID:???
ある所にシンデレラがいました。
シンデレラはソバカスや癖っ毛など自分に沢山コンプレックスを持っていました。
卒業式の日、みんなが王子様に告白しようと言い出しました。勿論シンデレラも王子様の事が好きでした。
しかしどうしても自分のコンプレックスが邪魔して躊躇してしまいました。
そこに魔女がやってき魔法の言葉を掛けてくれました。

「自分が思うままに行動しろ。その程度の障害など踏み台にしろ。前へ踏み出せ」
魔女の魔法に勇気を貰ったシンデレラは想いを伝える決心がつきました。
「心配するな。ぼーやもその程度で毛嫌いなどしないさ。だからせいぜい頑張るんだな」

最後の人が想いを伝え終わった時にシンデレラは現れました。
はっきりと自らの意思を伝えるその姿はとても普通の少女とは思えないほど美しいものでした。
その姿に心を動かされた王子様は生涯のパートナーをシンデレラに決めました。

10年後、みんなからの祝福もあり二人はめでたく結婚して幸せな家庭を築きましたとさ。
めでたしめでたし



「これを同窓会でやるんですか?なんか恥かしいですよ〜」
「え〜いいじゃん。どうせ観客は元3−Aだけだし。ね、王子様?」
「わかりました。姫様の仰せのままに。ふふふ……」
「えへへ」

それはそれは幸せなに暮らしましたとさ。

おわり
637マロン名無しさん:2007/02/07(水) 03:38:08 ID:???
>>636
久々に萌えた、なt…じゃない、シンデレラ萌え!
作者さんGJです!
638マロン名無しさん:2007/02/07(水) 08:50:49 ID:???
>>636
これはいいな…グッジョブ
63910年後の村上家の日常風景:2007/02/07(水) 17:25:15 ID:???
ジリリリリリリ

夏美「…ん、もう朝?」
一番早く起きてエプロン姿に着替えた。
夏美「ほら、起きなさーい」

息子&娘「う〜ん」
夏美似の息子と小太郎似の娘がベッドの中でもぞもぞして起き出す。
息子&娘「せーの、お母さんおはよー」
夏美「おはよう、一回でよく起きれたね。ママからお願いがあるんだけど、お父さん起こしてきてくれる?」
息子&娘「うん」
父の小太郎は未だに起きず、子供たちが上から乗っかってメガホンで大声で起こしてきた。
小太郎「うるさーーーーーい。毎回毎回、頭痛くなるだろー!!」
息子&娘「わー。怪獣が怒ったー!」

夏美「今日は早く戻ってくるの?」
―と言ってネクタイを締めてあげる夏美。
小太郎「まぁな、定時でうまく帰るようにするさ」

ピンポーン
楓「おはようでござるよー」←会社の同僚
夏美「ほら、長瀬さん来ちゃったじゃない。はい鞄」
小太郎「へいへい」
そう言いながら行こうとする小太郎に、夏美がキスをしてきた。
小太郎「―――!」
夏美「おはようといってらっしゃいの分♪」
小太郎「あ、あぁ…」

夏美「ほらほら○○(子供の名前募集中)、早く仕度して。ちづ姉の保育園が待ってるよ」

今日も村上家は平和そうです。
640マロン名無しさん:2007/02/07(水) 18:03:32 ID:???
夏美ラッシュGJ!!
641マロン名無しさん:2007/02/07(水) 22:29:42 ID:???
ネギ「あぁあ…さすがにボランチアだけじゃ家計が火の車だ…」
刹那「ウチがもっとしっかりしとれば…うぅ」
「…そうだ!刹那さんて鳥科でしたよね」
「ネギ君、怒るえ」
「刹那さん、このマイクに向かって『鳥くっさい鳥臭い』って言ってみてください」
「ええ加減にしぃやネギ君っ」
「いいからいいから、刹那さん愛してます」
「あ、愛し…///もぅ、これっきりやえ……『鳥くっさい鳥臭い!』……これでええの?」
「はいっ!アリガトウございます!これでもう僕達は安泰ですよ」
「ほんま?ウチえらい?」
「ええ、もう頭なでなでしちゃいます」
「えへへー///じゃあ今日の夜せtt
「それは だめです」
「せつーん…」
642マロン名無しさん:2007/02/09(金) 19:36:30 ID:???
まとめスレ更新されないな
643マロン名無しさん:2007/02/09(金) 23:28:43 ID:AvZrsgCi
ネギまのカプ厨ってあんまりいないのかな ネギくー最高!
644マロン名無しさん:2007/02/10(土) 06:45:32 ID:???
>>639
考えてみました……

男の子は新太郎
女の子は夏紀

でどうですか?
645マロン名無しさん:2007/02/10(土) 23:05:28 ID:???
最近長編の続き来ないな
646マロン名無しさん:2007/02/10(土) 23:21:23 ID:???
作者さんも忙しい時期なんだろ…
気長に待とうぜ
647決別:2007/02/11(日) 00:56:38 ID:???
 このかの顔に真っ赤な血が降りかかる。
 悪鬼のような顔で烏族――自分の娘を殺した刹那の手には禍々しい光を放つ夕凪。
刹那「――はぁっ……はぁっ……ふー。このちゃんごめんなー。指どないしょ」
 このかそれが幸運かどうかはわからない。
 変わり果てた親友の姿に――このかは気を失ってしまったのだ。
 そんなこのかを見下ろし、刹那は一瞬酷く寂しそうな顔をする。が、その顔も――
 突如響いた爆音によってまた元の、あの悪鬼の顔に戻ってしまった。

 ひたすら、前を行く女性に手を引かれ、ネギは走る。
 浅黒い肌の女性が、長い髪をなびかせて振り向きざまにデザートイーグルで迫り来る烏族の頭を吹き飛ばす。
ネギ「マナさん!」
真名「立ち止まるな! この先に近衛、君の妻がいる!」
 その場にとどまって、何十発も弾丸をばら撒く。
 今、彼女の魔眼は数百にも及ぶ烏族達を認識していた。
 同時に、背中につめたい汗が流れる。今回は――さすがに不味いかもしれない。
 ネギは真名を信じ、真っ直ぐに奥殿へと走って行った。
真名「……やれやれ。少しは心配してくれても罰は当たらないと思うが……まぁ、いい。それが貴方のいい所だ」
 イイオトコに育った元担任。
 唾をつけておくべきだったと零しながら、彼女は“防衛戦”を開始した。

 息が切れる。脚が鉛になったようだ。しかし、脳が、心が。自分の身体に命ずる。
  走れ 走れ 走れ 妻の下へ
 奥殿の戸を蹴破り、ネギが奥殿へと突入する。
  ――生臭い、人の亡骸で満たされたその部屋で――
刹那「……なぁんで、待っててくれへんのぉ……んもう。ホントに、殺すえ?」
 明確な殺意を持って
ネギ「……妻に、このかさんに……何をしたッ!!」
 教え子と、恩師が対峙した。

次回!! ジョジョビジョヴァー、ジョヴィジョ……オゥ! モルデス!!  Byゆえ
活目してむぁて!!
648マロン名無しさん:2007/02/11(日) 01:04:43 ID:???
やっぱり
隊長はかっこいい
なあ
649マロン名無しさん:2007/02/11(日) 19:30:53 ID:???
なんか急展開すぎてせっちゃん死亡フラグが(苦笑)
650マロン名無しさん:2007/02/12(月) 00:09:18 ID:???
龍宮「あんみつおいしいー♪」
ネギ「えぇ、おいしいですね…」
龍宮を見つめるネギ。
龍宮「…♪」
ネギ「……///」
龍宮「…ん?どうしたネギ君」
ネギ「いえ、な、なんでも…(普段とのギャップが……かわいい…)」
龍宮「なんだ?あんみつを食べる私に萌えたのか?」
ネギ「そ、そんなこと!もー!」
龍宮「あはは♪冗談だ」
ネギ「…実はちょっと萌えました」
龍宮「ば、馬鹿///」


ザジ「真名……笑顔」
楓「よかったでござるな、自分の過去を知った上で受け入れてくれる…
   めったにないでござるよ」
刹那「あれが本来の龍宮の姿なんだな…」
651マロン名無しさん:2007/02/12(月) 00:50:02 ID:3LxUuvjR
gj
652マロン名無しさん:2007/02/12(月) 00:54:28 ID:???
>>650
この短文で俺の中の隊長が大きく変化を遂げた。
653マロン名無しさん:2007/02/12(月) 01:14:08 ID:???
>>647
せっかく隊長で燃えたのに予告でワロタwwwww
654マロン名無しさん:2007/02/12(月) 02:26:28 ID:???
ネギ「龍宮さん何してるんですか?」
龍宮「ちょっと技の練習を……」
ネギ(こいつリベリオン見て練習してたのか!?)

明日菜「とりゃー!やー!この!うりゃー!食らえ!」
ネギ「明日菜さん何やってるんですか?」
明日菜「剣の使い方勉強してるの」
ネギ(モンハンの大剣で!?)
明日菜「やったー!レイア初討伐!」

楓「にんにん」
ネギ「楓さん何やってるんですか?」
楓「修業でござる」
ネギ(ハットリ君を読む事が!?)
楓「修業修業にんにんでござる」

ネギ「刹那さん何してるんですか?」
刹那「お嬢様とのパクティオーの参考に」
ネギ(レズ物AVを参考、刹那どこまで行く気だ!!)
刹那「なるほどこうすると……変な気分になっちゃった」

ネギ「僕の周りが変わり者がいっぱいです、さてハリポタ読んで勉強しなくちゃ」
655マロン名無しさん:2007/02/12(月) 02:58:20 ID:???
ネギ「師匠何してるんですか?」
エヴァ「ん?吸血鬼の研究だ」
ネギ(ジョジョなんかで!?)
エヴァ「URYYYYYYY!!」


ネギ「何してるんですか千鶴さん?」
那婆「あら、ちょっと小太郎君の今後について考えてたの」
ネギ(犬の躾け方の本って……)
那婆「あら、この芸なんかいいわね」


ネギ「何してるんですかザジさん?」
ザジ「手品……研究……」ネギ(マギーのビデオ……しかも司郎かよ!せめて審司にしろよ)
ザジ「はい、縦縞が横縞になるのね」
656マロン名無しさん:2007/02/12(月) 03:32:39 ID:???
まずww吹いたwww
っと、作者諸兄、GJです。
龍宮に初萌えしそうです。
657マロン名無しさん:2007/02/12(月) 03:38:53 ID:???
マギーのビデオワラタ

夏美は「ガラスの仮面」か?w
658マロン名無しさん:2007/02/12(月) 10:18:00 ID:???
スラムダンク読んでスクリーン覚えたのを思い出しますた。 GJ
659マロン名無しさん:2007/02/12(月) 13:19:50 ID:???
ぴんぽーん
明日菜「あら刹那さん…どしたのー」
刹那「あ、いえ、ちょっと遊びに…はは…///」
明日菜「いま木乃香いないよ」
刹那「…!仕方がないですね、じゃあネギ先生に勉強を教わります」
明日菜「あそう……ってまさか…!」
刹那「な、何を考えてるんですか!私は純粋に勉強を教わりにきただけであってネギ先生のなんちゃら…
ネギ「あ、刹那さんっ!こんにちはー♪」にこっ
刹那「…///」
660千鶴とネギの結婚生活:2007/02/12(月) 17:07:33 ID:???
ネギが死んだ。88歳、老衰だった。
これで愛する者に先立たれるのは何回目だろう。
ネギは老人の体で死んだ。千鶴はネギと出会った頃のままの姿だ。
千鶴はネギに殆んど見せなかった涙を流し、慟哭した。
どんなに愛しても、相手は自分より先に逝ってしまう。分かっている筈なのに、何故繰り返してしまうのだろう。
小太郎を生涯かけて愛し、後を追うように亡くなった夏美が羨ましいとさえ思った。
千鶴はネギとの思い出が詰まった家を売却し、異国の地へ旅だった。
その後、彼女がどこに居るのか、我々は知る由もない。
661マロン名無しさん:2007/02/12(月) 17:31:18 ID:???
ツッコミてぇぇぇえええGJええぇえぇえ
662勝手に続き:2007/02/12(月) 18:21:08 ID:???
>>660
「やっぱり私の居場所はここなのかしら……」
旅立ってから約五年、千鶴は再びここ麻帆良の地に戻ってきた。
「懐かしいわね。ここはちっとも変わらない。私と一緒……」
ただ何をするわけでもなくぶらぶらと感傷に浸りながら歩いていくといつのまにか森の中いた。
「そういえばこの先……」
歩くスピードが速くなる。この先にはある物があったからだ。
「まだ…あったのね……」
そこには一軒のログハウスがあった。エヴァンジェリンの家だ。
「すいません。どなたか居られますか?」
ドアを何度もノックするが何の音沙汰もない。千鶴は好奇心からドアを開けた。
中に入って驚いた。自分が中学生の時と何一つ変わっていなかった。
「那波千鶴か……」
突然後ろから声をかけられ千鶴は驚いた。振り向くとそこに立っていたのは金髪の幼女だった。
「エヴァ…ちゃん……?なんで……?」
「私は吸血鬼でな、不老不死なんだ。とりあえず座れ」
言われるまま千鶴はソファーに座った。目の前にはいつのまにか紅茶が出ていた。
しばらくの間無言が続いた。部屋には紅茶を啜る音だけが響いた。
「何故人は昔から不老不死を望む?」
突然のエヴァからの質問に千鶴は顔をあげた。
「死が恐いからか?不老不死の私からすれば生のほうが恐ろしい!孤独が恐ろしい!
愛する人が次々に私の周りからいなくなる!今まで散々拷問は受けてきたがこれほどの苦痛はない!」
663マロン名無しさん:2007/02/12(月) 18:23:24 ID:???
千鶴は黙ってエヴァの叫びを聞いていた。
(彼女も私と一緒。いや彼女のほうが私よりも辛い思いをしてきたかもしれない)
「ある日、茶々丸が動かなくなった……。永遠だと思っていたロボットにも寿命はあるらしい……」
ぽたぽたと雫が落ちていきエヴァの膝を濡らしていく。
「あのクラスの連中を復活させようとした。地下にこもって研究した。だけど……」

千鶴はエヴァを抱き締めた。

「おまえは……いなくならないか?ずっと傍にいてくれるか……?」
「ええ……、ずっと一緒よ。ずっと……」

それから麻帆良では二人の女性がよく見掛けられるようになった。
一人は優しそうな母性味溢れる女性
一人はまるで人形のように可愛い金髪の少女

二人はとても幸せそうな顔だった。

おわりんこ
664マロン名無しさん:2007/02/12(月) 19:19:03 ID:???
結局何者なんだ、乳の人
665マロン名無しさん:2007/02/12(月) 19:27:27 ID:???
ザジちうスレなら尻葱ネタだがw
GJ!
666マロン名無しさん:2007/02/12(月) 21:11:13 ID:???
――ベッドの中

龍宮「……」
ネギ「…真名さん…眠れないんですか?」
龍宮「…あぁ、すまない…気を使わせて…」
ネギ「…そうですか」
龍宮「やはり一人で寝ることにす」ぎゅーっ「ネギ君!?///」
ネギ「安心して眠ってください…僕が守ってますから」
龍宮「……ありがとう///」



ザジ「真名……眠ってる」
楓「よかったでござるな、人前で安心して眠ることなど拙者達の前でもしたことないでござる」
刹那「あぁ…(っていうか私達は何をしてるんだろう…)」
667マロン名無しさん:2007/02/12(月) 21:35:00 ID:???
人ン家の寝室を覗いといて今更何をw
668マロン名無しさん:2007/02/13(火) 01:05:07 ID:???
本編でもこんな隊長見てみたいな。

GJ
669マロン名無しさん:2007/02/13(火) 19:28:34 ID:???
明日菜「龍宮さんて家でどんなんなの?」
ネギ「どんなんって……すごくかわいい方ですよ」
古「かわいいアルカ?」
龍宮「…」
ネギ「昨日だって僕とg」
龍宮「ネギ君?それ以上は言わない方が身のためだ」
ネギ「ひっ!ごめんなさいっ」
明日菜「なになになにー!?すっごい気になる言い方ねー」
木乃香「あーすーなー、それは無粋ってもんやえ♪想像つくやん」
龍宮「何を想像している…」
刹那「…一人じゃ眠れないとか言ってネギ先生のベッドにモグワイ!?」ゴキッ!「かぺっ」
龍宮「さぁ!仕事だ仕事!」

明日菜(うっそぉ!イメージ崩れたんだけど…)
木乃香(ウチもそこまでとは思わなかった…)
古(普段かっこつけてるヤツが家に帰ったら甘えん坊というのはよくあるアル)

龍宮「ヒソヒソするなーっ///」
ネギ「…(かわいい…)///」
龍宮「ネギ君もこんな私に萌えるなっ///」
670マロン名無しさん:2007/02/13(火) 19:48:16 ID:???
せっちゃん・・・
671ネギと木乃香の子:2007/02/13(火) 23:46:18 ID:???
ネギ「かわいいなぁー」
木乃香「かわええなぁー」
赤ちゃん「ばーぶーネギ・スプリングフィールトッ!」
木乃香「え!?いまネギ君のフルネーム言うたで!?」
ネギ「は、はい…パパを通り越していきなり名指しで…」
赤ちゃん「ばーはぁっ!」ドヒュン!
ネギ「え?」
木乃香「あやー!ハイハイより先に瞬動したえ!」
赤ちゃん「アールデスカット」ボウッ
ネギ「ひぃー!家が焼ける!」
672ネギと刹那の子:2007/02/13(火) 23:58:56 ID:???
ネギ「かわいいですねー」
刹那「はい…(ネギ先生と私の…愛の結晶)」
赤ちゃん「ばぶー…と…」
刹那「!今なんか言ったえ!」
ネギ「わくてか」
赤ちゃん「とり、とり!ばぶー」
刹那「……」
ネギ「…鳥?」
赤ちゃん「とりさぃ!とりくさぃ!」
刹那「………」
ネギ「…か、賢いなーもうそんなはっきりと発音出来るなんて!さすが僕と刹那さんの子」
赤ちゃん「鳥臭い!刹那鳥臭い!」
刹那「…………う、うわぁあぁん!」
ネギ「あ、刹那さん!待ってー!」

木乃香「ぶひゃっはっはせっちゃんのあの顔!wwはらいてーww」
明日菜「まさに外道!」
673マロン名無しさん:2007/02/14(水) 01:31:05 ID:???
>>672
ひでえww
674マロン名無しさん:2007/02/14(水) 13:54:48 ID:???
ネギのどゆえキボンヌ
675ネギとのどかと夕映の子:2007/02/14(水) 19:33:30 ID:???
ネギ「かわいいですねー。」
赤ちゃん「ばぶー」
のどか「…」
夕映「…」
ネギ「おーよちよち」
夕映「…のどか。」
のどか「な、なに?」
夕映「この子の母親はどちらなんでしょう…」
のどか「…うん…」
676ネギと明日菜の子:2007/02/14(水) 20:52:11 ID:???
ネギ「おーよちよち」
明日菜「玉のようなベイビね」

赤ちゃん「……かは、っかっはぁッ」

ネギ「い、息してません!」
明日菜「ウソ!ウソでしょー!」

赤ちゃん「……」

ネギ「馬鹿だぁああ!息の仕方わかんないんだぁああwwww」
明日菜「……」
677マロン名無しさん:2007/02/14(水) 21:35:17 ID:???
>>675
どっちが産んだんだよ?
678ネギとあやかの子:2007/02/14(水) 22:33:36 ID:???
ネギ「かわいいで(ry」
赤ちゃん「ばぶー」
あやか「ハァハァ…」
ネギ「…あやかさん?」
あやか「(な、なんてかわいい…パッチリとした無垢な瞳…マシュマロのような頬…そしてかわいらしいおちんちん…)ハァハァ!ハァハァ!」
赤ちゃん「!?」
ネギ「ちょ?!あやかさん!何を!」
あやか「辛抱たまんねー!!」
赤ちゃん「アッー!」
679ネギとアキラの子:2007/02/14(水) 22:38:33 ID:???
ネギ「かわい(ry」
アキラ「うん…鼻筋なんかネギそっくり…」
ネギ「目元はアキラ似ですよねー…はぁ愛おしいなぁ。我が子を持つってこんな感じかぁ」
アキラ「そうだね。かわいいよね…食べたい」
ネギ「え…!」
アキラ「あ、食べちゃいたいくらいかわいいってことだよ。」
ネギ「なーんだ。ちょっとびっくりしましたよアキラさーんー」
アキラ「ごめんごめん…(じゅるり」
赤ちゃん「(((゚д゚;)))」
680マロン名無しさん:2007/02/14(水) 22:43:00 ID:???
ここでも食人鬼……ここのリレーでは殺人鬼……どうして2chのアキラは……
681ネギとアキラの子2:2007/02/14(水) 22:48:52 ID:???
ネギ「アキラさんはオリンピックに向けて水泳の練習があるし、僕はマギステル・マギの仕事が…
   しょうがないから赤ちゃんは保育園に預けよう」
アキラ「うん…。」


警察「大石さん、また保育園で惨殺死体発見だそうです」
大石「またですか…」
警察「また体の一部や臓器などが見つかってないそうです。」
大石「…異常者の仕業ですかね。」
警察「しかし保育園内のセキュリティーは万全だそうで。不審者が侵入する可能性は低いです。」
大石「と、なると内部に犯人が…?」
警察「それが、保母たちには全員アリバイが…」
大石「…まさか園児が殺人…んっふっふ、ありえませんね」
警察「はっはっはそんな馬鹿な」
682マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:06:07 ID:???
ネギ「いいお天気ですねー、アキラさん…」
アキラ「うん…あ、猫だ。おいでおいで」
猫「にゃーっ」たったった…

アキラ「逃げられた……」
ネギ「はは」
アキラ「…私って怖いのかな…」
ネギ「え?」
アキラ「私…しゃべるのあまり得意じゃないし…背も高いし…」
ネギ「完」
683マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:12:09 ID:???
アキラさん、どんどんイメージがくずれてくよ。
だがそれがいい。

まとめサイト、更新乙!
684マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:28:36 ID:???
>>681
思わずニヤケたのは俺だけですかそうですか
685マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:42:25 ID:???
>>675
鳴滝姉妹でも同ネタが出そうな気がするのは僕だけですか?
686マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:46:12 ID:???
美(ryの人は幅広く活躍してますなぁww
687マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:58:20 ID:???
>>686
    r<⌒ヽ  
   i 〃⌒ヾi 
    | i(|l ゚ヮ゚ノ| 呼んだ?
    |⊂|l丞l|つ 
    从く/_|〉从 
      し'ノ   
688マロン名無しさん:2007/02/15(木) 00:00:11 ID:???
>>682
なんかワロタ
689マロン名無しさん:2007/02/15(木) 04:01:55 ID:???
ネギ「今年はチョコないんですか……」
美砂「ふふふ、その代わりチョコよりも甘〜い夜をプレゼントして…あ・げ・る!」
ネギ「ああ!美砂さん!」かばっ!
美砂「ああん!ネギ君たら慌てん坊なんだから(男なんてチョロイわね)」
ネギ「ははは!最高にHighってやつだ!」
690マロン名無しさん:2007/02/15(木) 04:34:33 ID:???
ネギ単純すぎるw
691マロン名無しさん:2007/02/15(木) 05:43:15 ID:???
このシリーズ最高wwめちゃくちゃワロタwwww
http://www.geocities.jp/negimasinkon/negiuwaki.html
692マロン名無しさん:2007/02/15(木) 07:19:26 ID:???
>>691
その頃は新婚スレは最盛期だったなぁ…
693マロン名無しさん:2007/02/15(木) 12:00:18 ID:???
懐かしい……。分岐しすぎてどれが本ルートかわからなくなったしな。
694マロン名無しさん:2007/02/15(木) 13:55:18 ID:???
それでgdgdになって止まってるんだっけ?
誰か続き書いてくれよ
695マロン名無しさん:2007/02/15(木) 18:25:46 ID:???
あの古菲は最高だった
696マロン名無しさん:2007/02/15(木) 19:17:53 ID:???
とりあえず分岐全てに続きでも書いてみるか?
697マロン名無しさん:2007/02/15(木) 20:09:21 ID:???
思春期のネギかこーかな
698ネギと史伽と…の小ネタ:2007/02/15(木) 23:02:41 ID:???
史伽「私…ネギせんせ〜の赤ちゃんが欲しいです!!」

ネギ「史伽さん…どうしたんですか、いきなり…」

史伽「昨日…ネギせんせ〜から教わっだパラレルワールドを覗く魔法゙を使って、パラレルワールドを少し覗いてみたです…」

ネギ「えっ…!?」

史伽「そしたらネギせんせ〜がくぎみーとくっついてて、子供が8人も産まれていたです…」

ネギ「あれ…史伽さん…それって……」

史伽「しかもくぎみーのお腹にはもう9人目が出来てて、流石に悔しくもなるです〜」
ネギ「史伽さん…それはパラレルワールドの話であって……」

史伽「だから史伽もネギ先生といっぱい子供作って、くぎみーにあっと言わせるです〜」

ネギ「ちょっと史伽さ…おわっ!!」

史伽「ネギせんせ〜、今日から頑張るですよ〜」

ネギ「∞¢£∴♂%#♀〜」

その後…史伽が二度目の妊娠をし、しかも三つ子を身ごもった事は言うまでも無い……

ネギと史伽と…の小ネタ

Fin
699マロン名無しさん:2007/02/15(木) 23:32:49 ID:???
なぜくぎみーw
700マロン名無しさん:2007/02/15(木) 23:34:46 ID:???
そういう短編があったんだよ
とマジレスしてみる
701浮気編5の分岐ルート:2007/02/16(金) 00:13:06 ID:???
の分岐5の続き

楓「貴様は十分拙者の心を裏切ったでござる!!
  激しく罵倒した!!」
楓の放つ気に周囲の温度が上がっていく!
小太郎「おお…糸目の姉ちゃんが本気に…。」
しかしネギはそんな楓の姿を見ても邪悪な笑みを崩さない。
ネギ「ククク…そうだもっと怒れ…
   そのあふれ出る生臭い感情を
   それ以上の力でねじ伏せ蹂躙するのがまた快感!!」


一応書いたがこんな感じでおk?
702マロン名無しさん:2007/02/16(金) 00:32:32 ID:???
ネギ「はぁ、お昼だお昼♪」
刹那「お腹すきましたー…そういえばネギ先生は龍宮の手づくり弁当でしたね」
楓「見せるでござるよー」
ネギ「わ、ちょっ、ちょっと!」

刹那「うわお…」
楓「は、はは、かわいらしいお弁当でござるな…」

ネギ「どうしたんですか?真名さんらしくとってもかわいいお弁当ですよねー♪」

刹那「あはは…(ハート型ののり弁とハンバーグ…wwどんな顔して作ったんだアイツww)」
古「…愛がたっぷりでうらやましいアル(ワタシならこっぱずかしくて食えないアル)!」
ネギ「ですよねー♪さすが古老師!」
703マロン名無しさん:2007/02/16(金) 00:36:50 ID:???
うおぃ!隊長かわいいなチクショウ!
704マロン名無しさん:2007/02/16(金) 00:45:07 ID:???
なんていうか、仲良い(?)な、武道四天王。
ネギとからめばいいのに
705マロン名無しさん:2007/02/16(金) 01:34:01 ID:???
黒いせっちゃんに萌えた
706決別、分岐(別作者):2007/02/16(金) 02:48:52 ID:???
「刹那さん!僕、刹那さんと二人きりではなしたいです」
「……わかったえ。おまえ、ちょっとでていろ」
「かか様」
呟くが、母ににらまれた息子は、仕方なく頭をさげ、部屋をでていく。
扉が閉まるのを確認して、ネギは改めて口を開いた。
「あの時は、錯乱しててすみませんでした」
「別に謝罪なんていらへんよ。もう全部手遅れやからな。いまごろこのちゃんも」
「っ」
ネギは気付かれないよう、生唾を飲み込んだ。
そして瞬動。刹那は声を漏らすまもなく抱き竦められていた。マギステル・マギの名は伊達ではない。
「僕はずっと、刹那さんのこと」
「ネギ先生…。っ、ならなんでこのちゃんと!!へたな芝居なんていらへんえ」
「そんな。芝居なんかで抱き締めたりしません。それに」
ネギは刹那に口付けた。
「キスもしません」
あの頃と唯一かわらない部分。やわらかいそれ、そのままだった。
707決別、分岐(別作者):2007/02/16(金) 02:50:40 ID:???
顔を放すと、刹那はネギを力任せに突き放した。だが飛ばず、そこに踏み止まる。
「僕は本気です」
「……聞きとない」
「刹那さん、僕は」
「聞きとない」
「刹那さんを今でも愛しています」
「聞きとない!」
ネギは再び刹那を抱き締めた。漆黒に染まる翼に腕を埋めて、白い髪に優しく口付ける。
抵抗する力は刹那には起きなかった。もう先ほど全て出し切ってしまっていた。
ネギは刹那の、紅の瞳を舌で転がす。変わってしまった部位、変わらない部位を、ネギは手や舌で愛撫した。
「僕とやり直してください、もう一度――」
刹那は目的も忘れ、そのままネギのなされるがままになっていた。
708決別、分岐(別作者):2007/02/16(金) 02:52:01 ID:???
ネギの底無しの体力に、既に何度目かがおわっていた。刹那はぐったりと、だがその表情には幸福があふれていた。
刹那が寝静まる。このままでもとはおもったが、念には念を。眠りの霧をかけた。
ネギは神経を扉の外に集中させた。――ラス・テル・マ・スキル・マギステル
ごめんね。とネギは思ったかどうかはわからない。
ただ走った。¨最愛の¨人が危険にさらされていた。
演技だったのだ、全て。

そうしてネギは木乃香を見つけだし、姿を消した。
それから数年後、世界を終結させる戦争を、烏族は始めることとなる。

END
709決別、分岐(別作者):2007/02/16(金) 02:56:48 ID:???
決別、作者さんすみません。独特な文章に心を動かされてしまって。
こうなれば、と書いてみたのですが。。
援護射撃ということで((なってない
これからも頑張ってください!!
710ネギ史の作者:2007/02/16(金) 07:23:14 ID:???
>>700
全くそのとおりでございます。なかなか鋭いですね
711マロン名無しさん:2007/02/16(金) 07:40:03 ID:???
>>709
ナイスですよ。グッジョブ
712さよとネギの結婚生活:2007/02/16(金) 16:48:39 ID:???
「一緒に暮らしませんか?」
半年前、私とネギ先生の二人きりの生活が始まりました。
色々お世話したいんですけど、私には体がないので妻として食事を作ってあげることも夜のお世話もできません。
できることと言ったら一緒に話してあげることと、キスの真似をしたり、膝枕の真似をしてあげるこどぐらいです。
ネギ先生は私が成仏出来ない理由を一緒に探すと言ってくれましたが、もうそんなのいいんです。ネギ先生がいてくれるだけで、私は幸せです。
今日も行ってらっしゃいのキスをしました。ネギ先生が帰ってくるまでこの家を守らなくちゃ。
と思ったけど眠くなったから一眠りしよう。

目を開けると、私はお花畑の上にいました。私、成仏したんだ。
私の目の前に生を全うした妹がいます。これからはお空からあなたを見守ります。幸せになってくださいね、ネギ先生。


ガチャ
「只今、さよさん。」

「さよさん?」
713決別:2007/02/16(金) 16:49:16 ID:???
 ネギが憤怒の表情で呪文を唱えれば、刹那はその黒い翼をはためかせて奥殿の屋根を突き破り空へと舞う。
ネギ「待てッ!!」
 最早ネギの眼にはかつての教え子を見る目ではなく、完全に敵を見る目となっている。杖を呼び、ネギも未だ明けぬ夜の空へと舞い上がった。
ネギ「ラ・ステル・マ・スキル……光の矢!!」
 無数の光の矢が黒い翼を貫かんと迸る。が、鍔鳴りの音と同時に光の矢がかき消されてしまう。
刹那「……あン……凄い……せんせの、熱いのが……ふふ……」
 ゆっくり、ゆっくりと刹那が自分の身体を弄りながら舌なめずりをしはじめた。まるで、エモノを前にした猛獣のように。
ネギ「くっ……なら、これでッ!! ラ・ステル(ry雷の斧ッ!!」
 触れれば蒸発してもおかしくないようなそれを紙一重で避わしながら、刹那が肉薄する。
 振り上げられる野太刀を掻い潜ってネギは一撃を叩き込む。
 一、ニ、三……僅かな隙の内に連続で攻撃を叩き込むネギ。彼は、この時点で勝負を決めようとしていたのだ。
 数十発も拳と魔法を打ち込まれ、刹那は吐血する。
 あまりにも、あっけない。
茄子「――かか様!!」
 あの、ネギと刹那の最初の子が落ちそうになった刹那を抱きとめた。
茄子「……かか様、かか様!!」
 茄子は蒼白になった刹那に呼びかけ続ける。が、不思議とネギに罪悪感は沸いてこなかった。
 そんなネギを睨みつけ、怨嗟の限りを込めて茄子が叫ぶ。
茄子「……かか様は……かか様は病気で、もう長くなかったんや!! それを、それをオドレ……!!」
刹那「……あほ……なに、ばらしとるん……」
茄子「か、かか様!!」
 苦しそうに息をしながら、刹那がネギの顔を見る。その瞳は――かつての、桜咲刹那の瞳だった。
刹那「……ネギ、先生……強く、なられました、ね……」
 この瞬間、ネギの胸が激しく締め付けられるような感覚に襲われる。思わず、刹那の名を呼んでしまった。
刹那「……うれ、しいなぁ……まだ、名前、呼んでくれるん……?」
 にこり、と刹那はまたあの日の様な笑顔をうかべる。
 この瞬間、ネギは悟ってしまった。
刹那「……ああ、やっと……」
 彼女が、死ぬ為に、ただ、自分を待っていたのだという事を。

次回! せめて、人として。By刹那
活目してむぁて!
714マロン名無しさん:2007/02/16(金) 18:28:43 ID:???
>>712

>>713


秀逸
715マロン名無しさん:2007/02/16(金) 19:22:37 ID:???
>>691
本編の続きを↓みたいなのでいいなら書きます。

亜子「ネギ君今何しとるん?」
ネギ「星の王子様」
亜子「ええ!?何言ってんのコイツ!!!」

ネギ「ボクは○○商事"宣伝戦略部¥椛ョ… ボク呼んで"星の王子<lギ!!!」
ネギは上着を脱ぎ、星Tシャツ姿になる
亜子「ボク 呼んで!?」
ネギ「あまた輝く星にかわって… 今日はキミを帰さない!!」
ネギは決めポーズを決める。
亜子「その キメポーズ キモイ!!!」
ネギ「ボクの侮辱をするなら… キミも肉便器にしてあげるよ!!!」
亜子「うわっ!!」
怪我の影響を全く感じさせない速攻をするネギ、間一髪避ける亜子。
ネギ「"必殺≠Pリットルのローション!!!」
必殺技を足がかりに次々とネギの攻撃がクリーンヒット
ネギ「ボクは 星の王子様──」
亜子、ネギの華麗?な連続攻撃でダウン。
ネギ「誰も…… ボクより輝いてはいけない」
シリアス顔で決め台詞をほざいた後、亜子を犯し始める。
描写はカット

ネギ「次は誰にしようかなww」
ネギは子供のように無邪気な笑みを浮かべながら
ケータイの電話帳をスクロールさせる。
??「そこまでだ」
716マロン名無しさん:2007/02/16(金) 19:31:27 ID:???
>>715
なんだこれwワロタww
717マロン名無しさん:2007/02/16(金) 20:23:41 ID:???
>>715
ちょww
718村上家の日常風景:2007/02/16(金) 21:28:14 ID:???
それは一枚の写真から始まった。

夏美「ちづ姉〜。小太郎の恥ずかしい写真見せてあげるよ」
千鶴「あらあらー」
夏美「はいこの写真。撮ったのは朝倉だから」
千鶴「?、これは小太郎君が単に風呂に入ろうとしている所じゃないの」
夏美「やだな〜ちづ姉。よく見て、横の洗濯機の蓋が開きっぱなしでしょ」
千鶴「そうね」
夏美「その日私は溜まった洗濯物入れて、そのままお風呂に入ったの」
千鶴「あら、それって」
夏美「その後、バッタリ私と出くわして大騒ぎなの小太郎ったら♥」

小太郎「くぉらぁーーーーーーっ!その話は絶対ちづ姉ちゃんに言うなって言ったやろーーーー!!」

小太郎の珍騒動は常に千鶴に横流ししている夏美であった。
719マロン名無しさん:2007/02/16(金) 22:25:58 ID:???
一同「おめでとー!」「ネギくんかっこいー!あ、明日菜もきれいだよ」
明日菜「私はおまけかーっ!」
ネギ「あはは、そんなことないですよ」

あやか「…おめでとうございます、ネギ先生」
ネギ「あ、いいんちょさんありがとうございます///」
明日菜「いいんちょ…その…」
あやか「明日菜さん……ネギ先生、明日菜さんを頼みましたよ」
ネギ「あ…はい…(いいんちょさん…)…僕は……」
明日菜「それじゃネギ、ち、誓いのキスを…///」

あやか「……」

ネギ「いいんちょさん!!いや、あやかさん!!」
ざわっ!

あやか「へ!?」
明日菜「え……っ!?」

ぶっちゅーーーーー!

あやか「んむぅ!?むー、、ん…っ///」
ネギ「…ぷはっ!あやかさん!僕はあやかさんを愛しています!!」
明日菜「う、嘘…」
ネギ「ごめんなさい明日菜さん!」
あやか「ぁ……ぅ…///」

ネギま!―完―
720マロン名無しさん:2007/02/16(金) 22:42:20 ID:???
よくやった先生
721マロン名無しさん:2007/02/16(金) 23:03:43 ID:???
明日菜はやはり女神
722マロン名無しさん:2007/02/16(金) 23:12:54 ID:???
>>719 if

明日菜「…いやぁああ!!!!」
ガバッ!
ネギ「あ、明日菜さん…どーしたんです?」
木乃香「むにゃ…どしたん?」
明日菜「ネギぃ…ひっぐ、ぐすっ」
ネギ「大丈夫ですか?」
明日菜「…///」
ぎゅっ…
ネギ「あ、明日菜さん!?///」
木乃香「ほぇー…///」
明日菜「ぐすっ…木乃香も」
ぎゅっ!
木乃香「ひゃあ!?///ほんまどしたん明日菜!?」

723マロン名無しさん:2007/02/16(金) 23:25:43 ID:???
>>715
カオスwww
724マロン名無しさん:2007/02/16(金) 23:44:14 ID:???
まさかネギまスレでうえきネタを見る日が来るとは……
725マロン名無しさん:2007/02/17(土) 23:40:36 ID:???
ネギ「んしょ、んしょ…」
学園長に頼まれて、体育館のグランドピアノをひとりで運ぶネギ。
アキラ「ん…?ネギ君♪」
ネギ「あ、アキラさん!」
アキラ「うわー、重そうだねー…グランドピアノをひとりでも…ってえぇ!?」
ネギ「はっ!?こ、これは!!」
ずぅん…(慌ててピアノを床におろすネギ)
ネギ「あ、あはは!たまたまですよー!たまたま!重くて肩外れるところでしたよー!」
アキラ「たまたまって…ウソでしょ…200kg以上ありそうだけど…」
ネギ「火事場の馬鹿力ってやつですかねーはは」
アキラ「むむむ…私腕っ節にはチョット自信あるんだ」
ピアノに腕を回して持ち上げようとするアキラ。
アキラ「んーーーっ!!そぉい!」
ネギ「わわわ!持ち上がった!?」
アキラ「んっ…はぁ!も、ダメぇ」ずしん…
ネギ「だ、大丈夫ですか?」
アキラ「はぁはぁ…うーん…無理だ……ネギ君ってやっぱり男の子だね」
ネギ「え…?」
アキラ「力あるもん…(かわいいだけじゃなくかっこいい…なんて…)…ふふ♪」
ネギ「アキラさん…(笑顔がステキな人だなぁ…)///」
726マロン名無しさん:2007/02/18(日) 10:11:08 ID:???
>>724
うえきネタ?kwsk
727マロン名無しさん:2007/02/18(日) 12:47:03 ID:???
>725 まともなアキラ(200s持ち上げたが)は久しいな
728マロン名無しさん:2007/02/18(日) 15:29:36 ID:???
なんか裏があると期待してしまう俺はあの頃の純粋なるアキラファンに戻れない
729リレー小説しようよ。:2007/02/18(日) 15:34:03 ID:???
ある日カモ君が聞いてきた。
カモ「兄貴、何人もの姉さん達と仮契約してるわけだが一体誰と本契約するんだ?」
ネギ「そ、それは・・・。」
10歳というせいか決められないネギ。そこでカモはこうアドバイスする。
≫続けて下さい。
730マロン名無しさん:2007/02/18(日) 15:47:12 ID:???
>>729
カモ「オレっちと本契約しちまいなよ」
ネギ「うん、いいよ」


おわりんこ
731マロン名無しさん:2007/02/18(日) 17:00:39 ID:???
獣 「誰が一番兄貴に尽くせるか、テストしてみましょうや」
732マロン名無しさん:2007/02/18(日) 17:22:30 ID:???
あやか「誰が一番ネギ先生に尽くせるかですって?!それなら私に決まってますわ。」
カモ「!!!」
ネギ「いいんちょさn今の話を?!」
あやか「ええ。誰が一番ネギ先生に尽くせるかという事ですわね?」
ネギ「いやぁ、その事じゃなくて(魔法のことばれたかな)。」
あやか「ああ、あの腹話術の事ですか?ペットを使って腹話術なんて素晴らしいですわ。さすがネギ先生。」
カモ「(兄貴どうやら魔法のことはばれてないようだぜ。」
ネギ「ありがとうございます。いいんちょさん。(ふぅ)」
733マロン名無しさん:2007/02/18(日) 17:52:41 ID:???
朝青龍「あ〜!いんちょずるいー!!」
琴欧州「なになに〜?またネギくん争奪〜?」
栃東「私もやるやるー!」
若乃花「ほら貴乃花も行ってくるです」
貴乃花「で、でもわかわか〜…」
曙「いいから行って押し倒しちゃうのよ!!」
734マロン名無しさん:2007/02/18(日) 19:18:09 ID:???
栃東が板東に見えた俺はミソラナイツ
735マロン名無しさん:2007/02/18(日) 19:31:55 ID:???
>>726
>>715
先々週くらいのうえき+のパロ
736マロン名無しさん:2007/02/18(日) 21:32:25 ID:???
>>733
ワロタ
737マロン名無しさん:2007/02/18(日) 22:52:43 ID:???
>>732

ソファにならんで本を読むふたり。
ネギ「……」
あやか「…♪」じーーっ…
ネギ「…あ、あやかさん?そんなに見つめられると恥ずかしいです///」
あやか「…わたくし幸せですわ♪」
ネギ「そうですか、あやかさんが幸せなら僕も幸せです」にこっ
あやか「ネギさん…///」うるっ…
ネギ「フフ…なでなで」
あやか「もう…わたくしのほうが年上ですのに///」
738マロン名無しさん:2007/02/19(月) 01:00:11 ID:???
ネギ「僕は貴方の事がずっと好きでした。
    貴方は僕の心をほぐしてくれる、その優しい手で。
    僕が傷付いて帰ってくると貴方は笑顔で迎えてくれた。
    身体の傷を癒し、心を癒し、何時も微笑んで僕の側に居てくれる。
    僕が血で汚れても抱き締めてくれた、強く強くでも優しく…柔らかく……
    いつまでも抱き締めてくれた、こんな僕でも愛してくれた。
    優しい笑顔で僕を迎えてくれる、貴方は僕にとっての太陽です。
    貴方の事をとても愛しています、世界の誰よりも愛しています。
    だから僕と結婚してください……僕と一緒にこれからの時を過ごしていきましょう
    ……ブルース・ウィリスさん」
ブルース「ホーリー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
739マロン名無しさん:2007/02/19(月) 01:51:45 ID:???
>>219
笑金観たな?
740マロン名無しさん:2007/02/19(月) 02:32:02 ID:???
うん
後悔も反省もしていない
741マロン名無しさん:2007/02/19(月) 23:30:20 ID:???
>>739は安価ミスなんだろうか…?
742マロン名無しさん:2007/02/20(火) 01:23:01 ID:???
ミスです。
743マロン名無しさん:2007/02/20(火) 14:36:04 ID:N+XTuEfg
超りんネギ!
744マロン名無しさん:2007/02/20(火) 19:27:32 ID:???
もうネギまいじめスレとこのスレしか見てない。居心地がいい
745マロン名無しさん:2007/02/20(火) 19:45:07 ID:???
はぁ、くーふぇ抱っこしたひ…
746マロン名無しさん:2007/02/21(水) 23:20:22 ID:???
ネギくーってもうありえないのかな。
747マロン名無しさん:2007/02/22(木) 01:09:02 ID:???
ちびトラくーふぇのぬいぐるみ出ねぇかなー…
748マロン名無しさん:2007/02/22(木) 01:46:43 ID:???
何故急に過疎った?
749マロン名無しさん:2007/02/22(木) 01:48:50 ID:???
どこも結構過疎ってるがここは異常だな
750マロン名無しさん:2007/02/22(木) 04:34:13 ID:???
ネギくーに飢えてるよ。
話し考えたけどバッドエンドになった。
幸せなネギくーってどんなのがあるだろう
751決別:2007/02/22(木) 10:20:47 ID:???
 ネギは、思わず刹那を抱きしめていた。
 あの日、彼女を抱いた日と比べると、刹那の体は柔らかく、そして暖かい。
刹那「……ああ、ネギ、先生……暖かい……」
 刹那の細い腕がすっとネギの背に回される。
 後悔。あの日、逃げてしまった自分をネギは心の中で激しく責めた。
刹那「……これ、で。もう、思い残すこと、ない」
 涙を一杯に浮かべた赤い瞳。
 ネギは何かを叫んだ。きっと、ドラマのヒーローが言うような、そんな台詞。
 それを聞いた刹那は、穏やかな表情で微笑むと

  こ  れ  で  、  一  思  い  に  殺  せ  る

 ネギの胸に、熱い何かが侵入してくる。
 ネギの背中から、真っ赤に染まった夕凪がその姿を現した。
ネギ「せ……つ、な……さ……?」
刹那「サヨナラ。“偉大な魔法使い”ネギ・スプリングフィールド」
 ネギの身体を蹴って、夕凪を引き抜く。ゆっくり、ゆっくりとネギの身体は落ちていく。
??「じゃーな。ネギ君。新婚ごっこ、楽しかったえ?」
 ネギの代わりに、烏族の背に乗って空へと舞い上がって行ったのは綺麗な黒い髪の――彼の妻。
 守るべき者が、自分を裏切っていた。その事実を知った瞬間、ネギの心が崩壊し、身体は一瞬で肉塊となった。
このか「……せっちゃん。泣いとる?」
刹那「……ううん。泣いてへんよ。泣いてへん……ウチは、このちゃんが居ればええ」
このか「……大丈夫やよせっちゃん。ウチは、ウチだけは……喩えせっちゃんに裏切られても、せっちゃんの味方やから」
 そう言ってそっと刹那を抱きしめる。
 その顔は穏やかな笑顔などではなく、狂気に歪んだものである事を――刹那は知る由もなかった。

 次回!! 喧嘩はあかんヨー。すっぽんぽん水泳ならええんちゃう? By亜子
        腕に刻むは剛力無双。背で語るは天衣無縫。すっぽんぽんスイマー大河内アキラ。只今参上!! Byアキラ
        ちょっと出しすぎたかもよプリッケツ! By
        飛べないアホウドリはただのアホウドリ。飛べるアホウドリはただのアホウドリだよおとうさん!! Byまき絵
        最近おっぱいがでっかくなっちゃ……でっかくなっちゃった!! Byゆーな
 活目してむぁて!!
752マロン名無しさん:2007/02/22(木) 13:07:04 ID:???
ちょっ、このせつ〇| ̄|_
753マロン名無しさん:2007/02/22(木) 22:14:34 ID:???
>>751の次回予告のセンスにはかなわない 完全に負けた
754マロン名無しさん:2007/02/23(金) 00:03:10 ID:???
アキラで烏龍茶吹いたww
ちょwどうしてくれるんだコレww
755マロン名無しさん:2007/02/23(金) 00:13:00 ID:???
だめだ、>>751氏の作品の秀逸さもさることながら、予告で噴出してしまう。
しかし、大どんでん返しだな。GJだ。
ソウやアイデンティティー、そして誰もいなくなった等の作品がちらりと頭をよぎったぜ。
756マロン名無しさん:2007/02/23(金) 00:25:33 ID:???
>>755

さっきアイデンティティ見てたろwww
757マロン名無しさん:2007/02/23(金) 00:56:33 ID:???
想像つかなかった。GJ


ところでネギゆー(ネギ×裕奈)って需要あるのかな
758マロン名無しさん:2007/02/23(金) 00:58:19 ID:???
今週のアキラメイン見て
ネギ×アキラ萌え!!いい奥さんになりそうだ。
759マロン名無しさん:2007/02/23(金) 10:32:03 ID:???
>>756
何?やってたのか?
俺が見たのは由貴さん笹川さんのコラムの注釈で見たときだから、
もう1年前になるが。
あ、ちなみに、ソウのDVDなら直前に見てたぜ。
760マロン名無しさん:2007/02/23(金) 19:38:11 ID:???
>>757
ぜひ見たい
761マロン名無しさん:2007/02/23(金) 19:45:16 ID:JNufToPK
>>757 ネギくー!!
762決別:2007/02/24(土) 01:15:33 ID:???
 せっちゃん。せっちゃんがネギ君の事、好きなのウチは知ってたんえ?
 ウチはせっちゃんの事ダイスキやもん。せっちゃんのことならなーんでも知ってるんよ。
 でもな。せっちゃん。せっちゃん、ウチよりもネギ君のこと好きになってまうんやもん。
 ウチ、寂しいやん。
 毎日毎日せっちゃんの事考えてえっちな事してたんよ?
 それなのにせっちゃん、ネギ君にバージンまであげちゃって……ウチ、くやしくて、くやしくて。
 ネギ君、せっちゃんが卵産んだ時、真っ青になって逃げたやろ?
 あれな。ウチが予めネギ君にふきこんどいたんよ。卵から生まれた烏族は凶暴な人食いになるって。
 まだあん時のネギ君子供やったからなー。すっかり信じてまってん。あ、烏族だけに鵜呑みやなー♪
 やーん。ウチ、なんか今日冴えちゃってるわー♪
 これもきっとせっちゃんが傍におるからや。
 ……うーん。ネギ君が死んでまったのはちょっと可哀想やったなー。ま、ええか〜。そんな事よりせっちゃんや♪
刹那「ぐすっ、この、ちゃん……このちゃーーーん!!」
コノカ「寂しかったんやな……でも、もう大丈夫やえ? ウチが、ずぅっと一緒におるから……」
 ぎゅっとせっちゃんを抱きしめる。
 はぁぁ。いい匂いや〜。濡れてまう〜……せっちゃん臭は血の匂い。ウチはきっとこの匂いダイスキになってまうなぁ。
 優しく頭を撫でながら、ウチは思わずせっちゃんの頭に口をつけてまった。
 それだけでかるーく下着なんてもう用を成さない。あん、ウチこんなにスケベやったかなぁ。
 これもきっとせっちゃんのせいや♪
 せっちゃんせっちゃんせっちゃん。ウチのせっちゃん。可愛い可愛いウチのせっちゃん。
 ウチだけのせっちゃん。ウチのためのせっちゃん。
 不意に、笑いがこみ上げてくる。
 そうや。これからウチとせっちゃん、あ、それに烏族のダボ達と一緒に夢の国を作るんや。
 今から楽しみやなぁ。そしたら毎日せっちゃんと愛しあわな。
 ネギ君の為に裂いた時間、取り戻さないとなー。
 覚悟してや? せっちゃん。
 今晩から、もう寝かさへんえ♪

次回!! 貴様中国拳法嘗めたネ!! どどん波!! By超
       黙れ丸ホッペ!! ジャパニーズ忍者嘗めんな! By楓
 活目してむぁて!!  
763マロン名無しさん:2007/02/24(土) 03:59:04 ID:???
黒木乃香様は無敵に素敵だな
764マロン名無しさん:2007/02/24(土) 04:02:11 ID:???
>>762
やべぇ。リアルで泣けてきた。
ネギ……生き返ってくれよ。木乃香から早く奪いとってくれ…いたい
765青山素子 ◆4aZs27K/pE :2007/02/24(土) 23:30:37 ID:???
こんな「ラブひな」は嫌だ!!!!!!!!!!!
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1172326919/l50
766裕奈→ネギな話:2007/02/25(日) 01:10:40 ID:???
まき絵とネギはつきあっていた。 そんな二人をほほえましくみていたはずの裕奈だったが、いつのまにかネギのことを恋愛の意味で好きになっていた。
だがまき絵は親友だ。
嬉しそうな顔をしてネギの事を話しているため、それを壊すようなことは言えない。
そんな裕奈に、ある日まき絵がはにかみながら笑顔でいった。
――裕奈が確立したものなど、脆いものだと知る。

それは突然目の前に訪れる、歪んだ一本の道だった。
767マロン名無しさん:2007/02/25(日) 01:19:18 ID:???
「ネギく〜ん、おっはよ!」
「うわわっ、ま、まき絵さん」
今日もまき絵はネギの元へ走っていく。その姿は愛らしく、こちらまで微笑を誘うものだった。
仕方ないな、まき絵は。裕奈は思いながら、笑う。
「ちょ、あぶないですよ」
「えっへへ〜。スキンシップだよっ」
ネギは顔を真っ赤にしながら押しのけるが、どこか楽しそうにしている。
その一連の情景を見ていると、笑っていた口元がいつの間にか一文字に閉じられいた。
昨晩、まき絵が部屋に来てした話が思い出される。アキラは疲れていたのか、眠っていた。
――昨日ネギくんとしちゃったんだ。
付き合っていることは知っていた。だが突然のことに、裕奈は息さえ止まった。
それは突然だからというだけではないだろう。
なにか言わなければならない。そう思えば思うほど、口周りの筋肉は硬化していく。
『ごめん、あたしばっか喋ってるね――、ゆーな?』
ようやく開いた唇は、笑顔と共に一言だけ呟いていた。
『まき絵は幸せものだね』
まき絵はその言葉に込められた意味など考えず、うん、と笑い返す。
それからも、部屋にはまき絵の嬉々とした声が、ずっと行き交っていた。
768マロン名無しさん:2007/02/25(日) 01:21:05 ID:???

息が切れている。頬から首筋へ、そして胸元へ汗が伝って落ちた。
もう何時間になるだろう。静まり返った体育館には、ずっとボールが床にぶつかる音が響いていた。
「ふう。今日は一日まき絵にあてられちゃったにゃー」
ちょっとしたミスでボールが手から離れ、転がっていく。
それを機に、裕奈はフロアに寝転がった。熱を持った体が冷やされて気持ちがいい。
裕奈は瞼を閉じた。ただっ広い空間に一人でいるというのは、思ったよりも寂しさを感じない。
孤独がないといえば嘘になるかもしれないが、孤立を感じることはなかった。
それは今よりも、試合で仲間がパスを回してくれなかったときの方がよほど感じていた。
必ずゴールを決めるよ。
そう言っておきならがら外してしまった自分には、何も言えなかったけれども。
そう、なのに。この胸に広がる虚無感はなんなのだろう。
口の中がやけに塩辛くなってきて、体中が震えて止まらない。
助けて、……ネギくん。
裕奈は瞼を閉じているにもかかわらず溢れてしまう涙が鬱陶しくて、腕でぐいっと拭う。
視界をぼやかせながらも目を開くと、誰も居ないはずの体育館に長い影が伸びていた。
「ゆーなさん?」
本来はちっちゃなはずの先生が、体に似合わない大きな影を引き連れてそこに立っていた。
769マロン名無しさん:2007/02/25(日) 01:39:07 ID:???
裕奈は慌てて上体を起こす。
「どうしたんですか裕奈さん。もう鍵閉めちゃいますよ」
「あ、そっか。ネギ君鍵当番なんだ……」
「はい、でも麻帆良は広いから人数分担してますが、それでも沢山ありますから」
ははは、とネギは苦笑しながら目元を緩める。そのちょっとした表情の変化に、裕奈の心臓は波打った。
「えらいね、ネギ君は。お疲れさま」
「いえ、教師、ですから」
にこりとわらう、少年。否、少年と呼ぶにはあまりにも大人びて裕奈にはみえている。
まき絵の、以前言っていた『可愛いじゃなく格好良い』の意味が、今なら分かる。
「ねえ、ネギくん。何で人がいるって分かったの?」
気になっていた疑問をネギになげかける。
陽はほとんど沈みかけていた。目に痛い程真っ赤だった陽も色を失い、電気はついていたとはいえ、人一人いたところで見落としてもおかしくおかしくはない。
尋ねると、ネギは少し戸惑いながらも口を開く。
「音が、聞こえてました」
バスケットボールの。ネギは近づきながら続ける。
そして目の前に立った。座り込んでいる裕奈の視線の少し上に、ネギの顔があった。
770マロン名無しさん:2007/02/25(日) 01:59:15 ID:???
「そっか」
裕奈は顔を逸らし、答える。目が赤くなっていることに気づかれたくなかったのだ。
「バスケをしている時のゆーなさん、とても綺麗で、……格好良かったです。凄かったですよ」
その声は酷く穏やかで、裕奈の逸らした目を再び引き戻す。
ネギは笑った。そうしてただ、純粋な瞳をぶつけてきた。
「僕、そんな裕奈さんの姿を見たくて、実はこっそり応援に行ってたんですよ」
ネギの右手が頬を包む。冷えていて、裕奈にはちょうどよかった。
ひどい言葉じゃない。やさしい言葉をくれているのに、目の奥では納まったはずの激流が再び戻ってくるのを感じる。むりやり氾濫を止めたせいか、それは先程よりもより強く裕奈を襲う。
唇が震える。
それでもぐっとくい止める。
「いつもみんなに笑顔を与えて、頑張ってる裕奈さんが好きです。だから笑ってください。裕奈さんのそんな泣きそうな顔みてると、僕まで悲しくなります」
それなのにネギは、いとも簡単に突き破る。
ネギが小さく笑って、やさしく軽く押すだけで、それは壊される。
堤防を失い、押し寄せた流れに飲み込まる。それは敗北。
「ネギ君、……ひどいんだね」
「え?」
裕奈は、触れていた手を自分の方に引き寄せていた。
頬を伝ってこぼれたものに、自身さえ気付かなかったのは、幸せだったのだろう。
おそらく、暗闇に浮かぶろうそくの燈ほどには。
771マロン名無しさん:2007/02/25(日) 02:01:54 ID:???
とりあえずこの辺で。
すみません、もう少し続きます。
772マロン名無しさん:2007/02/25(日) 02:52:21 ID:???
ゆぅぅううな!かわええからゆーなとくっついて欲しい
773マロン名無しさん:2007/02/25(日) 02:56:12 ID:???
前にゆーな新婚以来もあったけど、

やっぱりいいなぁ(´∀`)ゆーなは
774マロン名無しさん:2007/02/25(日) 03:09:22 ID:???
ゆーな「ゅうなー!」
ネギ「はいバナナ♪」
ゆーな「うまうま」
朝倉「ネギくーん!一緒に昼めs
ゆーな「ジャスティス!」
ドゴッ
朝倉「痛いっ!何すんのさー!」
ゆーな「あたしのネギに何をする!」
ネギ「はいバナナ♪」
ゆーな「うむ」
775マロン名無しさん:2007/02/25(日) 09:01:03 ID:???
ジャスティスwww
776マロン名無しさん:2007/02/25(日) 12:00:35 ID:+qRuPQk1
そっち?w
777意外や意外に流れ無視:2007/02/25(日) 12:30:41 ID:???
人間とは不思議なものです。必ずと言っていいほど計算外の行動を取ります。
科学に魂を売った私が恋を、そしてその相手がネギ先生という確率。限りなく0に近い確率が起こってしまいました。
私は選ばれない。どんなに計算しても、どんなに理屈を考えても。なのに気が付けば想いを告げていました。

私が選ばれた時思いました。理屈や計算通り行かないから人生は楽しいんだなと。

「ハカセって変わったよね。昔は「科学に魂を売った狂科学者だ」みたいな事言ってたのに」

元3-Aによく言われる言葉です。確かに私は魂を売りました。でもその魂を彼が買い戻してくれました。

愛に計算機はいりません。だから今日も理屈抜きの愛情を送ります。

「愛してますよ。ネギ先生」

おわり
778マロン名無しさん:2007/02/25(日) 13:38:38 ID:???
聡美!聡美!
779マロン名無しさん:2007/02/25(日) 14:28:48 ID:???
聡美にゃんハァhァ
780マロン名無しさん:2007/02/25(日) 14:46:40 ID:???
門脇ボイスでハァハァしたのは俺だけじゃないはず!
781村上家の日常風景:2007/02/26(月) 17:29:25 ID:???
夏美「見て小太郎。結婚式の写真」
小太郎「懐かしいな、でもこんな角度誰が撮ったんや?」
夏美「朝倉だよ」
小太郎「納得。しかしあやか姉ちゃんがプロデュースしたせいでド派手やったな」
夏美「うん、お色直しだけで7回。ケーキなんて天井まで伸びてたよ」
小太郎「ネギがスピーチしてる最中に倒れて、クリームまみれになっとったな」
夏美「それでいいんちょお持ち帰り寸前だったね」

小太郎「そんなことがあったんだよな…」
夏美「うん。もう懐かしい思い出」
小太郎「それで、予定日は?」
夏美「来月の中旬だって。名前決めてくれた?」
小太郎「男だったら新太郎、女だったら夏紀でどうや?」
夏美「そっか。楽しみだね」



>>644
亀レスですがありがとうございます。
782マロン名無しさん:2007/02/26(月) 17:47:29 ID:???
>>781
イイ!(・∀・)
783マロン名無しさん:2007/02/26(月) 18:37:43 ID:???
激しくGJ!
784マロン名無しさん:2007/02/27(火) 02:08:36 ID:???
いいんちょがクリームまみれのネギをお持ち帰り…
2つの意味で食べられちゃうなw
785マロン名無しさん:2007/02/27(火) 07:39:48 ID:???
夏美は朝倉のこと「和美」って呼ぶんだぜ?







朝倉は「村上」としか呼んでくれねーけどな!
786マロン名無しさん:2007/02/27(火) 09:12:00 ID:???
・ネギ浮気長編(リレー)マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

代わりに書く人いないのー?
787マロン名無しさん:2007/02/27(火) 11:03:42 ID:???
和美がパートナーになる
788マロン名無しさん:2007/02/27(火) 21:58:19 ID:???
>>781での超ロングウェディングケーキ転倒の被害者に鳴滝姉妹と本屋ちゃんを追加。
789マロン名無しさん:2007/02/27(火) 22:43:56 ID:???
僭越ながらネギ浮気編の続きを書かせてもらいます。
続き書いてくれる人居なかったら自分で続きます。
以前の話はこれ↓
http://www.geocities.jp/negimasinkon/negiuwaki8.htm

>>715さんごめんね
790マロン名無しさん:2007/02/27(火) 23:24:01 ID:???
亜子「ナ、ナギさん…?」
ネギの姿を見て驚きと感激が混じったようなリアクションをする亜子。
ネギ「はぁ?」
しかしネギは怪訝な顔で亜子を見ながら質問者を不快にさせる返答をする。
亜子「ナギさんやろ!ナギさん…うち…!」
ネギ「いや…僕はネギですが。」
亜子「…へ?」
キョトンとする亜子。
訪れるべくした静寂にネギは某黒いノートを持つ主人公のような暗黒な顔つきで思考を巡らした。
ネギ「(…なんだ?こいつ…何故僕の父の名を知っている?まさか、偽名!?)」
亜子「あ…そうか…なーんや!ネギ君か!従兄弟やもんな似とるはずやで!…通りでちょっと若いなーって思ったんや!はは…」
ネギが無駄に偽名とか考えてる間に自己解決した様子の亜子。
ネギ「(なんだこの女…)」
この温度差、亜子にとっては一生忘れることの無い思い出だが、ネギはそんなこと覚えていなかった。
今のネギは昨日食べた晩御飯と女とのセックスしか記銘する気は無いのだから。
亜子「ネギ君久しぶりやなー…卒業以来やもんな。元気しとった?」
ネギ「は、はぁ…」
亜子「……あ、そ、そうや!ナギさんは元気なん?」
あたかも今思い付いたようにネギに問う亜子。
ネギ「(…何故こいつが千人の女をモノにした偉大なる僕の父のことを知っているのか知らんが…ここは話を合わせておくか)ええ、元気だと思いますよ。」
亜子「ふーんそ、そうなんや。…どこでなにしとるか知っとる?」
ネギ「さぁ…まぁわかるのは野垂れ死んでるか、どっかで女を口説いてるかのどっちかでしょうね。」
亜子「へ…?あははは!ネ、ネギ君、そんなまじめな顔で冗談言うたらあかんよ!ナギさんはそんな…」
ネギ「いえ、僕の父はですね一夫多妻制を実現するべく偉大なるマンコ使いとして…」
亜子「え?いや…ナギさんってネギ君の従兄弟って聞いたんやけど…」
ネギ「ホワット!?」

791ネギ浮気編:2007/02/27(火) 23:41:36 ID:???
亜子「ネギ君?あれ…従兄弟ちゃうん…?」
ネギ「(父さんが従兄弟!?なんだ?どうなってる?ナギ…ナギって誰だ?というか僕は誰なんだ?何故地球は丸(ry)」
亜子「あの…文化祭の時ネギ君が…」
錯乱して脳が危うくエラーを起こし始めたネギだったが、文化祭というキーワードで復活した。
ネギ「…文化祭?」
そう、文化祭は純粋な時のネギにとっては感慨深い思い出…そのことは鮮明に覚えていたのか。
ネギ「まさかあの時こましたスケか!?」
亜子「は…?」
何のことはない、口説いたシチュエーションを覚えていただけだった。
ネギ「あ、いや…彼は元気にやってるようです。今もNG団体でボランティアをしてるようですし」
亜子「NGじゃなくてNGOなんやけど…なんやそうなんやーびっくりしたわー。ネギ君のお父さんと同じ名前なんや?」
ネギ「あぁはい、そうですそうです。」
亜子「ふーん、珍しいなー…ネギ君もナギさんとそっくりやし。うちびっくりしたわー…」
ネギ「はは、まぁ従兄弟ですからね!よくありますよ!」
亜子「うん、でも正に瓜二つって感じやったからな〜まさかネギ君=ナギさん!みたいな?はは…」
ネギ「バーローww当たり前ですよ、どっかの眼鏡少年じゃあるまいしw(さて…どうやって亜子を落とすか…ゲヒヒ)」


792マロン名無しさん:2007/02/28(水) 00:35:52 ID:???
>>791

ネギ「ははは」
ネギは亜子の持ってきたりんごを丸ごと頬張りながら、考えていた。
亜子「あ、う、ウチが切ってあげるのにー///」
ネギ「あ、どーも…」
亜子のちょっとおどおどした様子がネギの加虐心を刺激する。
ネギ「亜子さん…、ベッドに座っていいですよ」
亜子「ふぇ!?そ、そんな…ウチ…///」
ネギ「いいからいいから♪」
亜子「ひゃあ///」
亜子の両脇をつかんでひょいとベッドの上に転がすネギ。
ネギ「亜子さん…きれいになりましたねぇ…」
亜子「ダメやてネギ君…!(わわわ…あのときのナギさんにそっくりや…)」
793マロン名無しさん:2007/02/28(水) 03:16:19 ID:???
くー「ネギ…」
794マロン名無しさん:2007/02/28(水) 03:38:40 ID:???
のどか「ネギせんせー♪」
ネギ「のどかさん…///」

くー「…ネギ…坊主…ひっぐ、ぐすっ…」
パル「くーふぇ…アンタ…」
くー「…!!は、ハルナ!どしたアルカ♪」
パル「…好きだったんだね、ネギ君のこと…」
くー「な、何を…!」
パル「私が気付かないなんて…やるじゃん」
くー「ち、違う…アル…っ、ひっぐ、ワタシは…ネギ坊主なんて…ひっぐ」

のどか「ちょっとトイレにー…――っ(パルとくーふぇさん!!!)」
ネギ「のどかさん…?」
のどか「ネギせんせー!やっぱ向こうにいきましょー!」
ネギ「え、ちょっと?のどかさん!?」

パル「のどか…」
795マロン名無しさん:2007/02/28(水) 07:48:51 ID:???
>>792

亜子「ち、ちょ…ネギ君?///」
ネギ「(ちょろいな。)」
ネギが亜子に迫ろうと近づいたその時…
─ガラッ
明日菜「ネギ!大丈夫なの!?病院から電話があって…ハッ」
駆けつけた明日菜の目に映ったのは近すぎる男女二人だった。
亜子「あ、明日菜!!?」
ネギ「ぬぅ!?」
明日菜「ちょっと…これどういう…いたっ!いたたた…」


お約束の胃潰瘍で倒れる明日菜!
続け!
796マロン名無しさん:2007/02/28(水) 12:46:43 ID:???
さぁ、盛り上がってまいりましたW
797マロン名無しさん:2007/02/28(水) 13:00:11 ID:???
>>794
ネギくーは良いな、最高だ
っか、くーふぇいかわいいよ、くーふぇい。
798マロン名無しさん:2007/02/28(水) 20:55:42 ID:???
>>795

ネギ「こ、これは違うんだよマイハニー」
定番のセリフを吐き自己保身に走るネギ。
明日菜「うぅ、痛い…!」
しかし明日菜は死にかけていた。
ネギ「(このアマ妙なタイミングで入って来やがって…マズい!慰謝料か?慰謝料なのか!)」
ネギが動揺をし始め明日菜がそろそろヤバくなった時、亜子が立ち上がった。
亜子「明日菜!違うんや。ウチはネギ君の治療を…」
明日菜「いったたた…え?亜子…?」

その後亜子の説明により明日菜は納得し、九死に一生を得た。
明日菜「なんだ…びっくりした…」
亜子「はは…相変わらずやな。胃痛は大丈夫なん?明日菜。」
単純なので納得するのも早かった。
ネギ「とまぁそういうことだ。」


799マロン名無しさん:2007/03/01(木) 15:03:46 ID:???
単純すぎるだろw
800マロン名無しさん:2007/03/01(木) 20:27:53 ID:???
800ゲト
801マロン名無しさん:2007/03/01(木) 22:05:28 ID:???
>>794

ネギ「さっき古老師とハルナさんがいたようですけど…」
のどか「はいー…、そんなことよりネギせんせー、今度の日曜日一緒に図書館めぐりしませんかー?」
ネギ「えぇ、いいですよ…(…古老師…泣いていたような…気のせいかな…)」
のどか「……」

―翌朝

ネギ「おはようございます古老師!(…昨日のこと、聞いてみようかな…)」
くー「うむ…ネギ坊主、そろそろワタシとの修行も終わりにするアルヨ」
ネギ「えっ!?ど、どーしてですか!?」
くー「い、いや、ネギ坊主はもうとっくにワタシより強いアル…、それに…」

のどか「ネギせんせー♪」

くー「!!」
ネギ「あ、アレ?のどかさん」
のどか「えへへ、ネギせんせーががんばってるところみたくてきちゃいましたー…」
ネギ「あ、ありがとうございます///」
くー「…」
のどか「くーふぇさん…、あの、お邪魔でしたかー…?」
くー「い、いや、そんなことないアルヨー♪さ、始めるアルネギ坊主!」
ネギ「は、はいっ!それでさkk」
くー「いいから!修行に集中するアル!」
ネギ「はいっ!」

のどか「………」
802マロン名無しさん:2007/03/01(木) 22:40:19 ID:???
また黒のどかの降臨か?w
803佐倉愛衣の憂鬱:2007/03/02(金) 00:28:28 ID:???
久しぶりに投下してみる



ネギが人生の伴侶として選んだのは佐倉愛衣だった。
元教え子達の何人かはその決断に対し不満もしくは疑問といった感情を抱いた。
一方でこういう結果になるであろうと予測する者達もいた。
魔法世界の関係者である。
元々魔法使いとして優秀であったメイと天才と呼ばれたネギが意気投合し結婚するのはむしろ当然の流れだったのかもしれない。

しかし結婚して数ヶ月、天才と秀才はあくまでも別物だということをメイは思い知らされる。


ネギ「ただいまー、メイさん今帰りましたよー。」
メイ「おかえりなさ…ってネギ君、その紙袋は一体…?」
ネギ「あ、これですか?
    いやー珍しいアンティークの魔法銃が入荷されたって聞いたもので思い切って買っちゃいました。」
メイ「魔法銃って…いくらしたんですか!?」
ネギ「いえ、たったの200万ですよ。」
メイ「にひゃっ……!」
ネギは上機嫌で新しいコレクションの説明を続けるがメイの耳にはもはや何も届いていなかった。

メイ「そんな…それじゃ今月の生活費は……」
ネギ「大丈夫ですよ、確かに教職の給金じゃ足りないですけどマギステル・マギの仕事の報酬がありますから。」
メイ「それでも限度が…」
ネギ「あ、そろそろそっちの口座も大分まずいんですか?それじゃまた大口の仕事も探しときますね。」
メイ「そ…そういう問題じゃ……」
ネギ「それじゃお風呂お先に入らせてもらいます。」

幼少時から様々な大事件や騒動、はたまた偉業にすら関わってきたネギの金銭感覚はすでに常識とはかけ離れていた。
今回のようなことは日常茶飯事となりつつある。
家計を預かる一般的感覚をもつメイにとっては、大金の出入りが激しいこの状況も心労の種の一つだった。
804マロン名無しさん:2007/03/02(金) 00:33:17 ID:???
>>803

翌日、ネギが出勤した後重い体に鞭を打って一通りの家事を済ませたメイは物思いに耽っていた。

夜の性生活から分かった事だがネギはアブノーマルなプレイを好むらしい、
昨晩も直腸によくわからない液体を何リットルも注がれてからのアナルセックスを強要された。
未成熟な頃から異性と触れ合いすぎたのが原因だろうか。
もしくは初期教育、特に性教育の失敗か、だとすればメイにネカネを恨むなというのは酷な話だった。

メイ「はぁ……」
もう何度目かも分から無いため息をつく。
メイとしても何とかネギに少しずつでも一般常識を覚えて欲しかった。

メイ「でも、口うるさく言ったら嫌われちゃうかも……」
しかし同時に彼女はネギに嫌われる事も極端に恐れていた、彼の事を溺愛しているためだ。
だからこそ彼の無茶な要求にも自分を押し殺して耐えることができた。
もはやその様は健気を通り越し哀れですらあった。


ふと写真立ての中の人物が目に入る。
その時メイに一つの考えが浮かんだ。
メイ「そうだあの人に相談してみよう…!」

写真には幼いネギの頬をつねり半泣きにさせている女性……神楽坂明日菜が写っていた
805マロン名無しさん:2007/03/02(金) 01:13:08 ID:???
超GJ!ネギメイいいかも…メイのアナルハァハァ
806マロン名無しさん:2007/03/02(金) 01:36:15 ID:???
あれ…なんか新たな属性を感じる俺ガイル。
>>804氏GJ!
807マロン名無しさん:2007/03/02(金) 05:58:46 ID:???
盛り上がってきた
808マロン名無しさん:2007/03/02(金) 06:23:16 ID:???
乙女なくーの、反則的可愛さにはネギでもほれるよ。
809マロン名無しさん:2007/03/02(金) 22:13:37 ID:???
ネギと茶々丸は結婚し、幸せな毎日を送っていた


   ぷす〜

あれ?今のは茶々丸さんがオナラをしたんですか?

ち、違います!圧縮ポンプの作動ですから、ただ単に空気が抜けた音です!

ふふ。別にいいんですよ。茶々丸さんなら、なんとも思いませんから

・・・信じてください!

わかってますよ

(ああ・・・超やハカセはこれも計算していたんでしょうね・・・)


アイヤー、茶々丸のヤツ、恥ずかしがってるネー、ハカセ?

でもいい雰囲気ですよ?
810マロン名無しさん:2007/03/02(金) 23:54:11 ID:???
>>801

ネギ「ふん!そいやソイヤシャキーン!」
くー「きゃっ!」
ネギの足払いが見事に決まってしりもちをつくくーふぇ。
ネギ「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
くー「イタタ…大丈夫…アルヨ…」
ネギ「古老師…(やっぱり元気無い…)」手を差し出すネギ。
くー「……」
ネギ「…?さぁ、手を…」
のどか「ネギせんせー!ダメですよー…くーふぇさんは女の子なんだから"手加減"しなきゃー…」
くー「な…っ!?」
のどか「さ、くーふぇさん、手を貸しますー…」にこっ
くー「大丈夫アルッ!一人で立てるアルヨ!」
ネギ「あ、あの…」
くー「今日はもう終わりアル!再見!」

……

ネギ「古老師…」
のどか「ど、どーしたんでしょーかー…」
ネギ「……」
のどか「あ、あの!今日はお弁当を作ってきたんですー…、くーふぇさんにも食べて欲しかったんですけどー…」
ネギ「のどかさん…、ありがとうございます(優しいなぁのどかさんは…)」
のどか「そんなー…、なんか邪魔しちゃったみたいで申し訳ないですー…」
ネギ「い、いえ!さぁ、こっちで食べましょう!」
811マロン名無しさん:2007/03/03(土) 00:51:27 ID:???
>>804

明日菜「はぁ〜、そんな事がねー。」
突然のメイの訪問を明日菜は快く歓迎し、会社の昼休憩を利用して近くの喫茶店まで来ていた。
流石にネギの特殊な性癖まで話すことは出来なかったが、散在癖の事などはすべて打ち明けることにした。

明日菜「全くネギのやつ、注意する人がいなかったらそんな無駄遣いしてるだなんて…ガツンと言ってやる必要があるわね。」
メイ「で、でも…そんなにきつく言ったりしたら嫌われちゃうかもしれませんし…」
明日菜「う…そ、そうね確かにあんまり口うるさく言っても効果ないかも……」
メイ「それに…私、ひとを叱るのって苦手で……」
明日菜「う、う〜ん……」

二人はしばらくの間名案を出せずにいたが、唐突に明日菜の表情が明るくなった。
明日菜「じゃあさ、ネギのコレクション全部捨ててやったらどうかな?」
メイ「そ、そんな……」
明日菜「良いじゃない、言って聞かなきゃ行動で分からせるのみよ!」
メイ「行動で……分からせる……」

なんとも明日菜らしい短絡的な提案であったが、追い詰められつつあったメイには良案に聞こえた。
何より力説する彼女の言葉には不思議な説得力がある。
明日菜はまだ何か話している途中だったがメイの意思はすでに固まりつつあった。


しかし彼女は気づかない、その決断が更なる悲劇を引き寄せていたことを……
812マロン名無しさん:2007/03/03(土) 00:57:31 ID:???
>>811

ネギ「今日は新しい荒縄買ってきたんですよー、今晩早速試してみませんか?」
メイ「………」
ネギ「今夜も寝かせませんから覚悟してくださいねー♪」

その夜帰宅したネギは新しいプレイ用の道具の説明をひと通り終えると、鼻歌を歌いながら自分のコレクションルームへと入っていった。
と、その十秒後ドアを壊さんばかりの勢いで居間へと舞い戻ってくる。
ネギ「メイさん!ぼ、僕のコレクションが!」
メイ「どうしたんです?」
ネギ「僕のコレクションが…アンティークもプレイ用の器具も、ぜ…全部無くなって……!」
面白いほど狼狽するネギを横目にメイは不自然なほど落ち着いていた。
そして崩れ落ちんばかりのネギに衝撃の言葉を放つ。

メイ「ああ、あれのことですか……いくら注意してもネギ君が言う事を聞いてくれないから処分しちゃいました。」
ネギ「しょ…ぶん……?」
メイ「はい、価値のあるアンティークは業者さんに売り払って売れ無いものは全部廃棄してもらいました。」
ネギ「ぜ、全部……」
メイ「全部売り払っても買った時の半分程度しかお金は返ってきませんでしたけど。」
膝をついて呆然としているネギを見ているとメイの心に黒い嗜虐心が湧いてくる。
今まで身勝手な夫に振り回されてきた鬱憤も相まってこの感情を抑えることは出来そうにはない。

メイ「大体あんなガラクタばっかり集めたって……」
なおも嫌味を込めた小言は続けるメイを無視するかのようにネギが空ろなまま立ち上がる。
メイ「ちょっと!ちゃんと聞いてるんです……ぐっ!!」
次の瞬間凄まじい右ストレートがメイの左頬を打ち抜いた。

メイ「へ……?」
口中に鉄の臭い広がるがメイはまだ自分が何をされたか分からずにいた。
半ば呆然としたままメイが顔をあげると、
ネギ「ナメた真似してんじゃねぇよ、この…メス豚がぁ!!」
そこには鬼の形相をしたネギが今まさに二撃目を振り下ろそうとしていた。
813マロン名無しさん:2007/03/03(土) 01:03:49 ID:???
>>812

その後のネギの行為はおよそ女性にに対するものとは考えられず陰惨を極めた。
顔面は殴打が数十発を越える頃には原形を留めておらず、鼻骨は完全に砕け鼻血で呼吸をするのも困難なようだった。
意識を失うと風呂場まで引きずっていき湯船に沈められ無理やり目覚めさせられる。
その夜はまさにメイにとっての地獄だった。


翌朝、ベッドから起き上がるとそこにネギはいなかった。
昨夜の記憶は五回目の水責めから途切れている。
意外なことに怪我は魔法でほとんど治療されており、また衣服も新しいものに取り替えられていた。

メイ「痛っ…」
しかし起き上がろうとすると体の節々が悲鳴をあげた。
加えて下半身にも違和感を感じる。
おそらく失神した後ネギが無理矢理行為に及んだのだろう、昨夜のネギはそういうことをしてもおかしくない状態だった。

メイ「ハァ…ハァ……」
痛む体を引きずって居間に来てみると食卓の上にメモ用紙が置かれてあった。

『昨晩はすいませんでした。
  今夜帰ってきたらゆっくり話し合いましょう、待っていてください。     ネギ』

メイ「ひっ…や……いやぁ……もうやぁ……」
そのままメイはへたり込むと童女の様に泣き出した。
他人から見ればどうということの無い文章でも凄まじい暴行を受けたメイにとってはもはや、
『逃げずに待っていろ』
という脅迫文以外の何物にも見えなくなってしまっていた。
それは彼女にとってどれだけの恐怖だったのだろう。

メイ「も……や…たすっ……助け……おねっ、お姉……さ……アスっナ…さ……」
すすり泣く声がたった一人の家に響いていた。
814マロン名無しさん:2007/03/03(土) 01:11:29 ID:???
>>813 gj!怖い…この不快感が癖になる(´Д`;)
815マロン名無しさん:2007/03/03(土) 03:16:09 ID:???
昨夜の出来事を詳細に…
いや、スマン気にしないでくれ
816マロン名無しさん:2007/03/03(土) 03:34:37 ID:???
>>813
アスナもメイもキライなタイプだったが…何か俺も新しい萌え要素を見つけてしまったか?
作者さんGJです。
>>815
ちょいとスレ違いになりそうだから、拷問スレか18禁スレで補完してもらいたい感じだな。
817マロン名無しさん:2007/03/03(土) 11:26:00 ID:???
鉄道ヲタの夫のコレクションを無断で全部処分した、…って話と似た展開かと思ったが違ったか
818決別:2007/03/03(土) 12:15:02 ID:???
 ネギ・スプリングフィールドとその妻このか。そして烏族の森が消えてから三年と言う月日が流れる。
 レストランの一席。浅黒い肌の女性はタバコを吹かし、やや遠くを見つめる瞳。
 そこに一人の青年がやって来た。年のころは三十路前。ぼさぼさに伸びた髪が少し異様な彼の印象をより強く刻み付ける。
 女性――龍宮真名はその青年に片手を挙げて応えた。
真名「手短に言う。烏族の大部隊が魔法協会に対して宣戦を布告してきた」
 青年が少し反応する。
真名「協会も本気だ。フリーランスの連中まで駆り出して烏族を排除するつもりだろう」
??「……俺には、関係ない。話はそれだけか?」
 立ち去ろうとする青年の背に真名は語りかけるように声をかける。
真名「変わったな。昔の君なら全てをかなぐり捨てても行っただろうに」
??「……変わったさ。三年あればすべて変わる」
真名「私と君とのカンケイのように。か?」
??「……」
真名「だが、変わらないものだってある。違うか?」
??「違う。すべて、変わる」
真名「変わらないさ。君が――ネギ・スプリングフィールドである限り」
 青年――ネギの顔が一瞬悲しみを帯びる。しかし、それはほんの僅かな間。
ネギ「……あの日。バラバラになりそうになった俺を助けてくれた事。それに義手と義足をくれた事にも感謝してる。だが――」
真名「ネギと言うな。か? ふん。それならば何故杖を捨てない。それならば何故魔法を捨てない。それならば何故――夜、うわ言のように刹那に謝罪する?」
ネギ「……それ、は」
真名「……君への恋慕も。今日までの温もりも私は捨てよう。だから――せめて。ヒーローで居てくれ。どんな困難も乗り越えた、子供だった君のように」
 ネギはそのまま踵を返す。真名の思いは通じなかったのか。
ネギ「……少し。忘れ物を取りに行って来ます」
 ほんの少しだけ。昔の彼に戻ったように聞こえた。
真名「……ああ。それじゃあ――サヨナラ。ネギ」
 ネギの後姿を見つめながら、真名の頬を一筋の涙が零れ落ちた。交わっていた二人の道。それが、また別々に進み始めたのだ。

次回!! 最近ワタシ中国じゃなくてインド人だと思うよになてきたネ! カレー! Byくー
うっせぇ。おめぇナマス切りにして食らうぞ  Byザジ
くっくどぅるどぅ!!  Byちう
活目してむぁて!!
819マロン名無しさん:2007/03/03(土) 13:05:36 ID:???
ネギかっけぇw
820マロン名無しさん:2007/03/03(土) 14:23:19 ID:???
生きてたか
821マロン名無しさん:2007/03/03(土) 15:50:20 ID:???
ネギKAKKEEEEE!
作者さんGJです。
義手とか、闇のイージスを思い出すぜ…。
なんかこの回はハードボイルドだ。
822マロン名無しさん:2007/03/03(土) 21:35:56 ID:???
漫画化してほしい
823マロン名無しさん:2007/03/03(土) 23:25:48 ID:???
ボンボンのほうで
824マロン名無しさん:2007/03/04(日) 02:56:36 ID:???
>>813

高音「よくメイに会わせてくれだなんて言えたものですね、ネギ先生。」
ネギ「それは……」
高音「貴方があの娘に何をしたかお忘れになったんですか?」
ネギ「あ、あの時はついカッとなって……」

三ヶ月が経過していた、ネギとメイは別居という形で今は落ち着いている。
あの後メイは高音に連絡を取り保護を求めた。
現在高音はその正義感を認められ麻帆良学園の教師兼、魔法関係の保安要員として活躍しており、
連絡を受けてからの対応は迅速かつ適切だった。

その日のうちにネギの蛮行を悪質な暴行の一種とし、裏と表の両側面の法と照らし合わせ告発、
しかし今までの魔法界における功績から事件にまでは至らなかった。
また当時のネギは心神喪失の状態であった可能性が高いと判断されたため、
一時的に別居という措置を取りカウンセリングを受ける義務を科すという事で一応の決着をつけていた。


高音「聞きましたよ、カウンセリングは順調だそうですね。」
ネギ「え、その……」
高音「『多感な時期に過酷な環境に置かれていため、人格構築の際歪みが出てしまったものと思われる』だそうです。」
ネギ「………」
そしてかなり分厚目の調書のようなものに一通り目を通してから高音は冷淡に告げた。
高音「残念ですが、現段階では貴方達を合わせる訳にはいきません。」
ネギ「そんな……一目だけでも。」
高音「データを見る限り医師もまだ二人を合わせるには早いと判断してるんです。
    もっとも私としては貴方には二度とメイの前には現れないで欲しいというのが本音ですけど。」
825マロン名無しさん:2007/03/04(日) 02:59:56 ID:???
>>824

事実とはいえきつい言葉を叩きつけられネギはうなだれる。

ネギ「それじゃ……せめてメイさんの近況だけでも聞かせてもらえませんか?彼女は元気なんですか?」
高音「……今は学園長の別邸をお借りしてそこで静養しています、最近では大分笑顔も増えてきました。ただ……」
ネギ「ただ……?」
高音「それでも時々夜中に、まるで小さい女の子のように怯えて泣き出してしまうことがあります……」
ネギ「………!!」
高音「分かりましたか……これは貴方が招いた結果です、それを忘れないでください。」


侮蔑の視線を投げつけ高音は去っていく。
ネギは改めて自分が取り返しのつかない事をしてしまったのだと思い知らされていた。
826マロン名無しさん:2007/03/04(日) 03:05:23 ID:???
>>825

木乃香「メイちゃんもうちょっと待っててなー、もう少しで出来るでー。」
刹那「お嬢様、お皿はこっちの青いので良かったですか。」
メイ「あ……私も手伝いましょうか?」
木乃香「ええて、座っててーな。」

現在この別邸には四人が住んでいる。
治療師としてメイの主治医的存在の近衛木乃香、そのサポート役として桜崎刹那、
昼頃の今は仕事に行っていないが高音・D・グッドマン、そして静養中の佐倉愛衣の四人である。
メイも最近では外出などは出来ないまでも日常生活を送れる程度までには回復していた。


テーブルに昼食が並べられ三人は席につく。
メイ「いつもすいません……」
木乃香「ええて、うちはお医者さんみたいなもんやしこれ位どうってことないで。」
刹那「そうです、メイさんは静養の事だけ考えててくれて良いんですから。」

こうしてると思い出す、たまの休みにネギと一緒に昼食を作った事を。
不意に涙があふれて止まらなくなる。自分達はどこで間違ってしまったのだろう、と。
そうしてメイは気付いてしまった。
ネギはやはり恐ろしい、それでもまだ自分が彼の事を愛しているという事を。


心配してくれる木乃香達には申し訳なかったが、涙を止めることはしばらく出来そうになかった。
827マロン名無しさん:2007/03/04(日) 10:01:37 ID:???
ネギ許せん メイを狂わせた
828マロン名無しさん:2007/03/04(日) 16:43:09 ID:???
高音がメイを奪い取る可能性が出てきたな
829マロン名無しさん:2007/03/04(日) 21:08:43 ID:???
>>826

乙。鬱混じりなのが非常に俺好みだわwww

頑張って!
830マロン名無しさん:2007/03/05(月) 00:04:11 ID:???
>>826

その夜、高音の言葉に手酷く痛めつけられたネギが危ない足取りで自宅へともどってきた。
帰りを待つ者もおらず電灯の光も途絶えた一戸建ての新居。
その玄関先に一人の女性がたたずんでいた。

明日菜「おかえり……久しぶりね、ネギ。」
ネギ「明日菜さん……」
果たしてそこにいたのは事件の要因に関わる一人、神楽坂明日菜であった。
明日菜「あの…ね、ちょっと話したい事があるんだけど……」
ネギ「分かりました……ここじゃ何ですから、どうぞ上がって下さい。」
明日菜の様子にわずかな違和感を感じたが、ネギは彼女を家に招く事にした。


ネギ「すいません……少し汚いですけど適当に座ってください。」
家の中は家事をするものがいなくなり荒れるに任されていた。
流し台に積まれた食器、散乱している衣服、フローリングにたまったホコリ。
吹き溜まりのような部屋の真ん中で二人はしばらくの間黙ったまま向き合っていた。

明日菜「……今回のメイちゃんの事ね、私のせいなの……」
ネギ「え……?」
唐突に切り出した明日菜の言葉に戸惑うネギ。
明日菜「あの事件があった日ね…メイちゃんが私の所に相談にきたの、あんたの散在癖を何とかできないかって。」
ネギ「……それで、どうしたんですか……?」
明日菜「でも私、メイちゃんが相談に来てたってのに軽く見てて……軽率な事言っちゃったの……」
ネギ「………」
明日菜「で、でも……私こんな事になるだなんて全然考えてなくて、だから…わたっ、私…私は……」
明日菜の告白は途中から言葉にならず、最後には嗚咽が響くのみであった。
その様子をなんとも居たたまれない表情で眺めるネギ。

明日菜「う、うぅ……ね、ネギ……私、どうしたら…ぐすっ、許して、もらえるのかなぁ……?」
831マロン名無しさん:2007/03/05(月) 00:08:28 ID:???
>>830

ネギ「(ああ、そうかこの人もずっと苦しんでいたのか。)」

ネギの心には怒りは湧いてこなかった。
むしろ彼女も自分が起こした軽挙で苦しんでいる被害者の一人なのだと思うと、胸が苦しくなった。

ネギ「ごめんなさい明日菜さん、もう泣かないでください……」
うずくまり肩をふるわせ続ける明日菜をそっと抱きしめる。
潤んだ瞳がネギを射抜く。
ネギ「(僕にできることなら……)」
ネギは思う、この瞬間にも自分の為に悲しんでいる女性達がいる。
ならば今、自分の手が届く範囲の人だけでも救わねばならない。
それがどんな間違った方法でも、そしてどのような結果を生み出そうとも。
明日菜「ネギ……本当にいいの?」
ネギ「はい、これが僕の償いです……」

そしてネギは踏み出してしまう、もっとも優しく、もっとも間違った贖罪への道を。
事ここに至り、ネギの人格はカウンセリング等では矯正できない程歪で矛盾を孕んでいることが証明される。


その日、明日菜がネギ宅から出てくる事は無かった。
832マロン名無しさん:2007/03/05(月) 01:43:18 ID:???
い、一体何があった!?
833マロン名無しさん:2007/03/05(月) 01:54:05 ID:???
>>832
もちろん、ベッドインして傷を舐め合っちゃったんだろ。

>>831
原作で置かれてる状況を冷静に考えると、最後から2行目とか、
すごいリアリティがあります。
というか、その辺の描写がウマイですね、脱帽&GJです。
834マロン名無しさん:2007/03/05(月) 20:08:56 ID:???
よく性格の分析ができてるなぁ
835マロン名無しさん:2007/03/06(火) 00:23:46 ID:???
>>831

潮を含んだ風がメイの髪を撫でていく。
もうどれ位この海浜公園にいるのか、ただあたりが暗くなっている事を考えると随分と呆けていた事だけは分かった。


さらに半年が経過していた。
メイの体調も今では一人での外出が許されるほどだ。
それでも気を抜くとこのように無意識のうちにネギとゆかりの深かった場所に来てしまう。
この海浜公園も結婚するまでよく来ていた場所のひとつだった。

この半年、高音は何度もあんな男とは別れた方が良いと進めてきた。
木乃香たちもいつまでもここでのんびりとしていて構わないと言う。
しかし彼女は感じていた、自分の心には二度と治らないかもしれない大きな傷跡が残っている。
だが、傷をつけたのがネギならば、その傷跡を埋める事が出来るのもまたネギではないのかと。


また一段と風が強くなってきた、風邪をひく前に帰ろうと思いベンチから立ち上がる。
冬が近い為か、公園には海を眺めている仲の良さそうな一組のカップルを除き人がいなかった。
彼らの姿が昔の自分達に重なる、ちょうど自分達も以前はあんなふうに海を見ていたのだ。
836マロン名無しさん:2007/03/06(火) 00:31:15 ID:???
>>835

しかしその思い出がなぜかおかしい、『彼』の横で笑っていたのは自分だけのはずだ。
だが、今見ている思い出では『彼』の横に違う女性が寄り添っている。

そしてここまで考えようやく気づく。
自分が今見ていたのは過去の思い出ではなく、目の前の光景だということに。

メイ「どうし…て……」
それにしたっておかしい、もし自分が見ている物が今の光景だとしても『彼』の隣に『彼女』がいるはずは無いのだから。
なのにどうしてだろう?メイは自分に問い掛ける。

メイ「(そう……ネギくんのトナリにはワタシがイルはず、アスナさんがイルのはどうして……?)」


二人の笑い声が聞こえてくる。
メイ「やめて……」
ネギが自分にだけ見せてくれた表情を彼女に見せている。
メイ「やめてよ……」
そして二人の顔が近づいていく……

メイ「やめて――!!私の居場所を取らないで――――!!」


悲痛な叫びが静かな公園に響き渡った。
837マロン名無しさん:2007/03/06(火) 01:36:08 ID:???
作品の評価が上がった↑
メイの評価が上がった↑
ネギの評価が下がった↓
アスナの評価が下がった↓
838マロン名無しさん:2007/03/06(火) 01:47:59 ID:???
是非月9でW
839マロン名無しさん:2007/03/06(火) 01:49:08 ID:???
>>837
案ずるない、SSスレではアスナの評価は下降の一途ですよ。

>>836
半年後にこういう展開にもって来ましたか。
しかし、幻だと思ってたら現実だったという展開と、メイの心の描写を
うまく重ね合わせてますね。
ものすごい良作の感がビンビンです。
明日から出張でネットとか見れなくなるのが口惜しい…。
840マロン名無しさん:2007/03/06(火) 02:09:16 ID:???
ネギ「ずっと貴方の事が好きでした、だから魔法使いのパートナーとしてではなくて
    ネギ・スプリングフィールドという男のパートナーになってもらえませんか?」
明日菜「……」
ネギ「結婚してください明日菜さん!!」
明日菜「あっ!!もう、うるさいな!死んじゃったじゃん!!」
ネギ「え?」
明日菜「あ〜あこれで3死だよ……ティガレックスもうちょいだったのに!!ネギの馬鹿!!」
ネギ「え?」

プロポーズも無視するほどに狩りまくれ!!
モンスターハンター ポータブル2nd!!

明日菜「次はガード性能+つけた近衛隊で行こう」
ネギ「あれ?」
841マロン名無しさん:2007/03/06(火) 02:17:11 ID:???
ネギ「あ〜パートナーって良いな!!ナイスアタック!!グッジョブ!!グッジョブ!!」
明日菜&刹那&木乃香「あの〜倒されてますけど」
ネギ「ウオ!!」

いつでもどこでもハンティング!!
モンスターハンター ポータブルNEGI!!

ついに最後のネオパクティオーカードが付いてくる!!待たせたな!(ナレーション大塚明夫)
2007年12月16日発売!!
842マロン名無しさん:2007/03/06(火) 07:26:17 ID:???
ちょとメイめでてくるノシ
843寝る前にする妄想コーナー:2007/03/06(火) 22:40:42 ID:F+uaI1J2
―そんなこんなでネギま最終決戦

ネギ「…くーふぇさん危ない!!」
くー「ひゃあ!?」
古菲に向かって放たれた光弾から身を挺して守るネギ。
くー「……ッ!あ、アレ?ネギ…坊主……///」
ネギ「大丈夫ですか…?くーふぇさん…」
くー「はっ!!ネギ坊主……嫌…右腕が…!!」
ネギ「ハハハ…無くなっちゃいましたね」
くー「そんな…!!ワタシのせいで…ひっぐ…」
ネギ「木乃香さんがくっつけてくれますよ…そんなことより一旦引きましょう…ここはキケンです」

―避難場所
ネギ「うぐっ…はぁはぁ…」
くー「ひっぐ、ネギ坊主…今木乃香達を呼んだアル…だからそれまで頑張って!」
ネギ「ありがとうくーふぇさん…」
くー「ネギ坊主…本当にすまないアル…ワタシなんかついてこなければ…」

続きは夢で
844マロン名無しさん:2007/03/07(水) 00:21:27 ID:???
>>836

明日菜「へー、中々良い所じゃない。ちょっと寒いけど眺めも悪くないし。」
ネギ「気に入ってくれて何よりです、僕もこの場所は気に入ってるんですよ。」

休日を利用したデートの締めくくりとして、ネギ達は海浜公園へと来ていた。
関係を持ってから既に半年。
こんなことは間違っていると感じながらも、二人は互いを求め合わずにはいられなかった。

ネギ「久しぶりに映画も悪くなかったですねー、また行きましょうか?」
明日菜「そうね、今度は恋愛物も良いかも。」

自らの言葉が一つの幸せを打ち砕いたという重荷に耐え切れず救いを願った明日菜。
自らの行動で傷ついてしまった彼女達に償いたいネギ。
足りない部分を補い合うだけでしか保てない関係、それはどんなに悲しいことだろう。

ネギ「明日菜さん、恋愛映画大丈夫なんですか?途中で寝ちゃったりとか……」
明日菜「ちょっと、どんな目で私のこと見てるのよ!あんたも随分言うようになったわね……」
ネギ「ふふ……すいません冗談です、そんなに怒らないでくださいよ。」
明日菜「はぁ、全く仕方ないんだから。」

こうして冗談を言い合い笑い合っていても、二人は心の中に空しさが広がっていくのを感じていた。
それでも、たとえ心を埋めあう行為が更なる虚無感を生み出すとしても、自分を保つためには一緒にいるしかない。
そんな考えを振り払うかのように明日菜は目をつぶりネギを求めた。
顔が近付きもう何度目になるかも分からない口付け交わそうとした、その時……

メイ「やめて――!!私の居場所を取らないで――――!!」

突然の絶叫に驚き、声のした方へと視線を向けるネギ。
薄暗い電灯の下、九ヶ月ぶりに再開した妻が大粒の涙を流しながらこちらを見つめていた。
845マロン名無しさん:2007/03/07(水) 00:26:27 ID:???
>>844

ネギ「メイさん……」
明日菜「どうして……?」
久しぶりに見るメイからネギは、以前よりももっと儚い印象を受ける。
それはまるで触れば簡単に壊れてしまうガラス細工のようだった。

ネギ「メイさん、これは……」
ネギが声をかけようとした次の瞬間、メイは反転し公園の出口へと駆けて行く。
ネギ「待ってください、メイさん!……わっ!?」
それを追いかけようとしたネギだったが、明日菜が腕を絡ませ引き止めた。
そのままつんのめりバランスを崩しかけたネギの胸へと飛び込む。
明日菜「お願い……ネギ、もう一人じゃダメなの……」

動揺していたのはネギだけではなかった。
明日菜は予感していた、もし今ネギを離してしまったら彼はもう自分の所には戻ってこないだろう、と。
自分の男を取られまいとする醜い行動に死にたくなる明日菜、しかしネギから離れることも到底出来そうになかった。


ネギ「メイさん……」
ネギは願った、自分が助けられる人がいるのなら助けたいと。
しかしその行動の果てには、自分自身を縛り付け身動きが取れなくなってしまい、誰も救えなかったという結果のみが残った。
846マロン名無しさん:2007/03/07(水) 01:16:57 ID:???
つ 妻妾同衾
847マロン名無しさん:2007/03/07(水) 01:38:39 ID:???
奥さん、そんな旦那すぐに別れちゃいなさい(みの○んた風に)。
848マロン名無しさん:2007/03/07(水) 06:53:49 ID:???
じゃないと、あんた死ぬわよ(細木〇子風に。)
849マロン名無しさん:2007/03/07(水) 20:08:21 ID:???
旦那と別れてくれるかな?(タモ〇風に)
850マロン名無しさん:2007/03/07(水) 21:43:35 ID:???
美沙「ヤ○トモー!!」
851マロン名無しさん:2007/03/08(木) 00:25:25 ID:???
ネギ「僕の奥さんが浮気してるみたいなんです
    最近口も聞いてくれないし、格好はどんどん派手になるし
    僕があげた覚えの無い物をたくさん持っていて……
    僕はあの人を愛しています!でも…信じられないんです
    彼女の事が信じられないんです……最低ですよね?
    でも僕は真実が知りたいんです!!
    妻が浮気をしているかどうか調べてください!!」
正太郎「それは僕の専門外です、他所に行って下さい」
ネギ「そんな事言わないで調べ……」
正太郎「鉄人!!」
プチ
852マロン名無しさん:2007/03/09(金) 03:10:01 ID:???
>>845

木乃香「あ、メイちゃんお帰りー、今日は随分と遅かった……」
玄関で出迎えてくれた木乃香に何の反応も示さずメイは自室へと駆け込む。
木乃香「メイちゃん?ちょっと待ってえな、どないしたんや?」
ドアの外からの声を無視し後ろ手で鍵を閉めると、そのままその場へと崩れ落ちた。

高音「木乃香さん!一体どうしたんですか?」
木乃香「高音さん……それがうちにも……」
騒ぎを聞きつけ居間から高音たちもメイの部屋の前へと集まる。

高音「メイ!ここを開けなさい!」
ドアをノックしてもメイのすすり泣く声が返ってくるのみだった。
仕方なくマスターキーを使い押し入る。
部屋の中は薄暗く、片隅でその部屋の主がうずくまっていた。

高音「メイ、一体どうしたの?私に話してみなさい?」
優しく語り掛けると泣きはらした顔を上げるメイ。
その顔が高音にはメイを保護したあの日の顔とだぶった。
メイ「おねっ……ネギ、くん……うぅ…どしてアス、ナさん……」

言葉は聞き取りづらかったが理解したその時、高音の頭に一瞬にして血が上る。
心は憎悪で満たされ、それだけで気が狂いそうになった。
高音「木乃香さん、刹那さん……メイのことお願いします……!」
言い残すや否や高音は部屋を飛び出していった。
木乃香「高音さん!せっちゃん、メイちゃんのこと頼んだで!」
木乃香もその後を追い部屋を出て行く。

刹那「え、ちょ……まっ……」
部屋には何が起きたか理解できず、完全に話の展開についていけない刹那が取り残された。
刹那「一体私にどうしろと……?」
彼女の空しいつぶやきが誰かに届くことは無かった。
853マロン名無しさん:2007/03/09(金) 03:11:44 ID:???
>>852

ネギはあの後軽い錯乱状態に陥った明日菜を連れ自宅へと戻ってきていた。
明日菜「ネギ……ネギ……」
ネギ「大丈夫です、僕はどこにも行きませんから。」
明日菜をなだめるかのように抱きしめ頭を撫でる。

高音「やはりこういうことでしたか……」

いつの間に表れたのか、寝室の入り口で高音が怒りに肩を震わせ立っていた。
明日菜「ひっ……!」
その形相に明日菜は軽く悲鳴を上げた。

高音「これ以上無いほど貴方を憎んでいると思っていましたが、
    まだ憎むことが出来るなんて……自分でも正直驚いていますよ……!」

と、次の瞬間ネギの顔面に高音のコブシがめり込んでいた。
明日菜「やめてー!やめてよ!ネギは悪くないの!!」
高音「あなたは黙っていなさい!!」
子供のような明日菜の抗議を一喝すると、ネギの襟首をつかみ上げ二度、三度とコブシを打ち込む。

高音「どうしました!?英雄と呼ばれたあなたなら振り払うのは簡単でしょう!!
    反撃しないのですか?メイをズタボロにしたときのように暴力を振るわないのですか!?」
ネギ「これで…あなたの気が済むのなら、いくらでも殴ってください……」
高音「な……!」

その言葉と様相に高音は絶句する。
鼻や口から血を流しながらもネギの顔はまるで能面の如く無表情である。
その瞳には虚無の色のみがたゆっていた
854マロン名無しさん:2007/03/09(金) 03:15:07 ID:???
君の美しさは絶滅寸前の「とき」のようだ
そして僕に「のぞみ」と「ひかり」を与えてくれる
そして2人で一緒に合体して「こだま」のような突きの快感と
「はやて」のような爽やかで「あさま」から出る「あさひ」を
軽井沢の別荘で見ないか?
855マロン名無しさん:2007/03/09(金) 03:16:31 ID:???
>>853

木乃香「高音さん、もうその辺で許してあげたらどうやろ?」
今度は木乃香が入り口に立っていた。
その言葉に襟首を掴む力を緩めると、ネギはその場にへたり込んだ。

座っているネギに哀れみを込めた視線を向ける木乃香。
木乃香「それが、ネギ君の選んだ道なんやね……
     でもなネギ君、その優しさは自分も、そして大事な人たちも傷つける……そうは思えへん……?」

悲しげな木乃香の問い。

分かっていた、自分の行いがどれだけ多くの人を悲しませるのかを。
しかし認めなかった、認めたくなかった。
そうしたら今までの自分の生き方すら否定してしまうような気がして恐ろしかったのだ。

だが自分でもあえて目をそらせ続けた、すでに自分の中では出ていた解を、全てを見透かしているかのような彼女に突きつけられる。
ここまできて、ようやくネギは自分が間違っていたと認めることが出来たのだった。
856マロン名無しさん:2007/03/10(土) 05:02:13 ID:???
全てネギが悪いGJ!
857マロン名無しさん:2007/03/10(土) 12:52:43 ID:???
ネギ死んで償え。そしてメイたんの心の傷を癒すのは俺
858マロン名無しさん:2007/03/11(日) 00:04:45 ID:???
よくキャラ掴んでます!GJ!
859マロン名無しさん:2007/03/13(火) 00:56:49 ID:???
突然こんなのを思いついた。
ネギは、スプリングフィールド財閥の御曹司。
婚約者の超財閥ご令嬢、ちゃおりんがいるにもかかわらず、
そんなことおかまいなしで自分の家のメイド、
さらには超家のメイドや知り合いの雪広財閥の
ご令嬢のあやかにいつもデレデレしています
本命は、スプリングフィールド家のメイドのアスナ。
しかし、アスナは、同じくスプリングフィールド家
の執事、高畑さんのことが好きなのです。
ちゃおりんとこのまま結婚?!それとも婚約解消で
アスナを手に入れるか?!それともあやか、もしくは
他のメイドさんたちの逆転(?)勝利になるのか!?
デレデレお坊ちゃまネギま??ついにスタート!?
・・・書いてみようかな・・・。
あ、おもしろくなかったらすいません。

860マロン名無しさん:2007/03/13(火) 01:41:30 ID:???
超りん…ネギちゃおか。それはいいな!どんどん書いてくれ!
861マロン名無しさん:2007/03/13(火) 06:16:07 ID:???
道場の一人娘くーふぇ!
862マロン名無しさん:2007/03/13(火) 08:32:36 ID:???

ネギ「あ、あの、古老師、中国に居た頃ってどんな感じだったんですか?」
くー「…!」
ネギ「あ、ごめんなさいっ!」
くー「い、いや、ぁ、とても楽しかったアルヨ?道場の皆もとても優しかたアル」
ネギ「…そうですか。あ!もう8時です!急いで準備しなきゃ」
くー「ほんとアル!それじゃ再見!」

………

真名「…ふーん、それで過去に何があったか知りたいと」
ネギ「はい…」
真名「…ダメだね(゚Д゚)本人に聞けば」
ネギ「…そうですよね、ありがとうございました」

つづく
863マロン名無しさん:2007/03/13(火) 13:24:57 ID:???
デレデレお坊ちゃまネギま??
書いてみました。長編じゃなくて、短編のシリーズ物(?)っぽく書いていきます。
これがデレデレお坊ちゃま、ネギ!
「こんにちはー。」
「あっ!ネギ様がいらっしゃったわ〜?」
スプリングフィールド財閥御曹司、ネギは、婚約者である
超財閥のご令嬢、鈴音の家にきていた。
しかし、目的は鈴音に会うためではないようで・・・。
「ネギ様〜ようこそおいでくださいました〜?」
「いやいや〜みなさん今日もおきれいですねー。」にっこり
「え〜そんな〜?」
そう、彼の目的は、超家のメイドたちに会うことだったのだ!!
(今日はアスナさんが忙しくてかまってもらえそうになかったから
 来てみたけど・・・やっぱりここのメイドさんたちもいいなあ〜。
久しぶりに一緒に遊びにでもいこうかな。まあ、本命はアスナさんだけど。)
「それでは、お嬢様を呼んできますね。」
そう言って鈴音を呼びにいこうとするメイドを、ネギは呼び止める。
「あ、別に呼んでくるのは後でいいですよー円さん。」
「え・・・ですが・・・」
「今日は鈴音さんに用があってきたわけじゃありませんからー(つーか
 会う気とかないしw)。」
「それでは、誰にご用があったんですか?」
「それはですねー。」
ネギは、メイドたちを見回して、こう言った。
「あなたたちに用があって会いにきたんです。」
そして、大きく息を吸って、
「今度お休みの日に、一緒に映画でも見に行きませんか?」
と、婚約者がいるにもかかわらず、堂々とナンパをするネギ。


 
864マロン名無しさん:2007/03/13(火) 13:28:46 ID:???
「え〜?どうしようかしら。」
「わ〜!ほんとにいいんですかあ〜ネギ様。私も、ネギ様と久しぶりに
一緒に遊びにいきたいな〜っておもってたんです〜?」
メイドたちは、とても乗り気のようだ。それもそのはず、
ネギは、こんなんでも一応かっこいい。というか、女の子なら
ほとんどがときめいてしまうだろう。おまけに天才という完ペキ美少年。
いくらメイドさんでも、ときめいてしまうのも無理はない。
「ええ。桜子さん。僕もちょうどそうおもってたんですよ。」
「前は、遊園地に行きましたよねー。ネギ様と一緒で、楽しかったですー?」
「そうですねー僕も楽しかったですよ。円さん。」
「でも、どうしましょう・・・。私、その日は彼氏と約束が・・・でも、ネギ様
 と映画見に行きたい・・・。」
「えっ!そうなんですか美砂さん。残念です・・・(そういえばこいつ彼氏
 いるんだっけ、まあ僕のほうがかっこいいだろ、普通に考えて)。」
しょんぼりした顔(演技)をするネギ。
「そうですよねー。美砂さん、彼氏がいますからね。邪魔しちゃいけませんよね・・・。」
「(わわっ、ネギ様の悲しそうな顔・・・きゃーーー?じゅるり?)や、やっぱり
 私も行きます!彼氏には、用事ができて行けなくなったって言っておきます!」






 



865マロン名無しさん:2007/03/13(火) 13:30:42 ID:???
「ほんとうですか?!美砂さんも来てくれるなんてうれしいです〜。(ふん、ちょろいな)」
「そんなあ〜ネギ様のためなら?」
「美砂やるわねー。」ヒソヒソ
「ね、彼氏のお誘い断ってまで・・・これには、びっくりだよおー。」
「それじゃあ、今週の日曜日でいいですか?」
「はい〜?楽しみにしてまーす!」
「じゃあ、何を見に行きましょうか・・・。みなさんはどんな映画がお好きですか?
 やっぱりラブストーリーですか〜?」デレデレ
「私のオススメは、劇場版ネギパンマンだヨ、ネギ君?」
「ネギパンマンですか〜。少し変わった趣味をお持ちですね〜。
・・・って・・・ええええええーーーネギパンマンぅぅぅー?!」
「はっ!!」 
「そ、その声は!!」
突然あわてだすメイドたち。
「げっ!!(やべぇ!!!)」
大慌てのネギ!!この声の正体は・・・?!
つづきはまた今度。





866マロン名無しさん:2007/03/13(火) 13:36:39 ID:???
あれ?ハートマークのところが全部はてなマーク
になってる・・・。本当にはてなマークのところ
もあるけど。なんか文章おかしくなってますね・・・。
867マロン名無しさん:2007/03/13(火) 14:04:04 ID:???
チョロイのはネギのほうだったようだなw
868マロン名無しさん:2007/03/13(火) 14:09:40 ID:???
超りんカワイソス
869マロン名無しさん:2007/03/13(火) 14:17:51 ID:???
>>866
ハートマークは正常に出てこないぜ?
機種依存文字だっけ?そんな扱いなんで、ハートは使わない方がいい。
870マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:02:18 ID:???
&+hearts+;=♥
871マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:11:51 ID:???
ネギわろす。
つか、超りん(;△;)
872マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:29:52 ID:???
>>869
そうなんですか・・・教えて下さってありがとう
ございます。
 
>>870
あれ?こうやったらだせるんですか?
ありがとうございます。試してみます。
873マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:36:36 ID:???
これがデレデレお坊ちゃま、ネギ!つづき
この出来事の少し前。
「あれ、客室から人の声がするけど・・・お客さんカナ?」
そう思って、ドアをノックしようとしたそのとき・・・
「今度お休みの日に、一緒に映画でも見に行きませんか?」
という声が聞こえてきた。(このセリフ、ネギはかなり大きな声で言っている)
(この声は・・・ネギ?)
そしてドアを気づかれないように少しだけ開くと、中の様子をうかがう。
ネギたちは、会話に夢中で、こちらには気が付いていないようだ。
(ネギ・・・またあんなことしてるヨ・・・メイドさんたちにデレデレして・・・
 ネギのバカ・・・)
そして、頃合を見計らって、声をかけた。
「私のオススメは、劇場版ネギパンマンだヨ、ネギ君♥」


「リ、鈴音さん、いつから聞いてたんですかー?!!」
「今度お休みの日に、一緒に映画でも見に行きませんか?からだヨ。大きな
 声をだすからまる聞こえだヨ。」
「お、お嬢様、申し訳ありません!!私としたことが・・・
 お嬢様の婚約者であるお方に・・・!!」
「責任をとってメイドをやめさせていただきますーーー!!」
(やべえな。よりによってこの女にばれちまうとは・・・。)
動揺して謝りまくるメイドたち。しかし、鈴音は、別に気にしてないと
いうような顔で言った。
「まあまあ、落ち着くヨ。別に、映画くらいいくらでも見に行って
 くれればイイヨ。」
お嬢様の予想外の発言に驚くメイドたち&ネギ。
874マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:39:42 ID:???
ハートマークでません・・・。やり方がちがうのかな?

「・・・え?!でも・・・。」
「あ、でも美砂さん、彼氏との約束を断ってまで行くのはよくないと思うネ。」
「は、はい!すみません!ちゃんと彼氏のところにいきます!」
「それと、ネギ。」
「は、はいっ!」
「映画、別に見に行ってもいいヨ。別に私は怒らないから。ただし、変なことは
 しちゃだめだヨ?」
「はい!もちろん、鈴音さんのメイドさんたちに変なことなんてしませんよ〜!!
 (どうしよっかなー)本当にありがとうございます(こいつもたまにはいいとこ
あるよな)!」
「それじゃあ、いい映画をさがしときますから!もちろん、
 映画館貸切で!!」
「え、貸切ですか〜?!すごーい!!」キャーキャー
「あなたたちのためならこれくらい当然ですよ〜。」デ〜レデレ
(・・・全然反省の色なし・・・と。これはおしおきが必要ネ・・・。
 というか、なんで私も誘ってくれないのカナ・・・本当にネギのバカ・・・)
ちゃおりんのおしおきって?!つづく。







875マロン名無しさん:2007/03/13(火) 16:42:17 ID:???
>>874
オール半角
876マロン名無しさん:2007/03/13(火) 20:47:45 ID:???
超りんカワイス
877マロン名無しさん:2007/03/13(火) 21:01:41 ID:???
878マロン名無しさん:2007/03/13(火) 22:08:58 ID:???
これがデレデレお坊ちゃま、ネギ!つづき
そして、日曜日の朝。
「はい、これ、チケットです。」
桜子と円にチケットをわたすネギ。自分のぶんは、かばんの中に
しまっておく。
「わ〜!ありがとうございまーす♥」
「それじゃあ、お嬢様、行ってきますね。」
「楽しんでくるといいネ。」
ネギは、玄関のすみっこでニヤニヤしていた。
(ウヒヒ、見る映画は今一番の話題のラブ映画、ラブネギパワーマックスに決定。
 スプリングフィールド財閥の財力にかかれば、貸切も余裕。完ペキだぜ!)
「・・・ネギ!ちょっと、聞いてるのカナ?さっきから呼んでるのに・・・。」
「えっ?なんですかー?」
ずいっ
「え、な、なんですか?」
「ん〜、ちょっと、髪に何か付いてるヨ。ゴミカナ?」
「え?そうですか(ゴミとかいつ付いたんだ?つーか、
 顔近いし・・・///)?」ドキドキ///
「ハイ、とれたヨ。」
「あ、ありがとうございます(なんかドキドキしちまったな・・・)。」
「ん、いってらっしゃい。」にっこり
「は、はい、いってきます(こいつを映画に誘わなかったの、
 ちょっと悪かったな・・・今度どっか遊びにいくときは誘ってやるか)。」
ネギ、ちょっと反省したのか?
879マロン名無しさん:2007/03/13(火) 22:12:07 ID:???
>>875
ハートだせました。ありがとうございます!
つづき
そして、映画館に到着。
「私、この映画見たかったんです〜!!」
「私も!」
「そうですか。いい映画みたいですからねー(フフフ・・・
 貸切の映画館でラブストーリーを見る・・・フフ・・・何かが起こる!
 何かが起こるような気がするぞぉぉぉぉぉーーー!!)。」
ネギは結局反省なんかしていなかったようだ。
「ネギ様〜。はやくチケット見せて中にはいりましょうよー!」
「そうですね〜。」
チケットを係の人に見せるネギ。
「それでは、こちらのお2人はこちらで、そちらの方は・・・」
「え?」
なぜか、もう1人の係の人が、ネギのほうにやってくる。
「はい、こちらですよ。」
880マロン名無しさん:2007/03/13(火) 22:17:32 ID:???
「えー?なんでー?」
「ネギ様もこちらじゃないんですか?」
「そうですよ、僕もラブネギパワーマックスを見るん・・・
そして、自分が持っていたチケットを見るネギ。
「え・・・ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???なんでぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
そこには、劇場版ネギパンマンという文字が。
「貸切で見られるんですよね?会場はこちらになりますので。」
「そ、そんなあああああああああ!!!!!」
係のひとにひきずられていくネギ。ネギの持っていたチケットが
入っていた封筒から、1枚の紙切れが落ちてくる。その紙には、
「私からの特別サービス♥貸切ダヨ!せいぜい楽しでくるといいヨ♥by鈴音」
と書いてあった。
ネッギ♪ネギパンマーンやさすぃぃーキーミーはぁー♪
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!」
これがデレデレお坊ちゃま、ネギ!終わり
ふぅ〜長くしすぎたかも。チアには超家のメイドになってもらいました。
またネタあったら書きます。
881マロン名無しさん:2007/03/14(水) 01:09:34 ID:???
ちゃおりんGJ!このスレでもネギは扱い悪いな
882マロン名無しさん:2007/03/14(水) 04:45:49 ID:???
チャオGJ!
哀れネギ。
883マロン名無しさん:2007/03/14(水) 18:30:48 ID:???
○○シリーズ 12番 古菲

ネ「古老師‥///」
古「くーふぇでいいアルヨ‥///」
ネ「‥くーふぇさん!行きます!」
古「そ、そんなに気合入れなくてもいいアル‥///」
ネ「すみません‥では失礼します‥」
古「‥‥‥‥ッ‥!」
ネ「あ、あの、痛かったですか?」
古「んぅ‥気持ち良いアル///」
884マロン名無しさん:2007/03/15(木) 00:20:24 ID:???
畜生、畜生!
いつからここはラブラブスレになったんだ!?
あのカオスな欲望にまみれたネギは帰ってこないのか!?
純愛が悪いって言ってるわけじゃないんだ!!
ただ水面に石を投げて波紋を起こすくらいの流れが欲しいだけなんだYooooo!!
885マロン名無しさん:2007/03/15(木) 00:44:15 ID:???
まとめスレ更新されねえなあ・・・
886マロン名無しさん:2007/03/15(木) 08:31:11 ID:???
>>885
早く更新してほしいですね〜
887マロン名無しさん:2007/03/16(金) 19:04:29 ID:???
>>844
なら君が筆頭になればいいジャマイカ
888マロン名無しさん:2007/03/16(金) 19:47:41 ID:pWNeexUF
ネギ「それじゃ刹那さん、行ってきます」
刹那「あ、ネギ君!お弁当忘れてるよ!」
ネギ「っと、ありがとうございます刹那さん♪」
ぎゅっ☆
刹那「やん///…それじゃ仕事頑張ってくださいっ」
ネギ「はい、行ってきますー」

……


ネギ「さぁて…と、今日はどの子にするかなwヒッヒヒヒww」


―完―

…プルル、プルルルル…カチャ
小太郎「どしたん、刹那」
刹那「………小太郎君、今ひまぁ…?ウフフ」
889マロン名無しさん:2007/03/16(金) 20:03:16 ID:???
オセロットみたいだなせっちゃん
890マロン名無しさん:2007/03/16(金) 20:19:33 ID:???
>>888
その発想は無かったwわろた
891マロン名無しさん:2007/03/16(金) 22:33:06 ID:???
>>888
続き激しくキボンヌ
892ネギの願いと刹那の想い:2007/03/17(土) 00:33:04 ID:???
>>544

「ナギィ!!」
そう叫んで刹那は飛び起きた、しかしその光景はさっきまでいた場所は似て非なる物であった。
白いカーテンが優しく風に撫でられている真っ白な部屋。
自身の服装もパジャマが着せられており、大穴の開いたはずの腹も何ともない。
よく見れば白いシーツの掛けられたベットの上に刹那はいた。
「もしかして……全部夢だったのか」
だがそう感じた直後、鼻を刺す刺激臭を感じた。
(この匂いは……消毒液?)
刹那が思考している最中ガラスが割れるような音がした、思わず刹那は音のした方向に目をやる。
床には花瓶の物と思しき破片、そして背の高い赤毛の男性の姿。

「……ネギ…」
「せ、刹那さん?」
目に涙を浮かべネギは、ベットまで走り上体を起した刹那をこれでもかというほどに抱き締めた。
「よかった!起きてくれたぁ…目覚めてくれた……」
「それよりもナギは!!無事なの?」
「もちろんですよ、ちゃんと救出されました」
「よかったぁ……本当によかったぁ」
刹那は感極まって涙を、喜びと安堵によって溢れる涙を止める事はできなかった。
ただただ溢れて、暫く止まる事はなかった。
893ネギの願いと刹那の想い:2007/03/17(土) 00:36:32 ID:???
>>892

「それが……あまり良くもないんです」
「えっ?」
ネギの言葉に一瞬硬直してしまう刹那。

「ごめんなさい……」
ネギは刹那を抱き締めるのを止め、立ち上がると頭を深く下げた。
「ちょっとネギ君どうしたの?いきなりごめんなさいって」
「ネギ坊主、そろそろご飯……!?…………刹那!!」
威勢のいい声で病室に入ってきた、色黒の明るい印象の女性。
それが誰であるのか刹那にはすぐに分かった。
「くー…ふぇい?」
懐かしい顔を見て、刹那は一瞬と惑うも、すぐに喜びが込み上げてきた。
だが当の古菲とネギは沈んだ表情をしていた。
刹那は二人の様子の異変にすぐに気が付いた、そして聞いた。

「どうしたの?」
「刹那さん……」
「なに?」
「ネギ坊主それは!!」
古菲がネギの言葉を静止する、しかしネギは首を横に振った。
「わかったアル」
思わぬ事態に刹那はきょとんとした表情になっていた。
「何なの?一体どうしたの?」
「刹那……ネギ坊主……」
「刹那さん……貴方は…あれから2年間も眠り続けていたんです」

続く
894ネギの願いと刹那の想い:2007/03/17(土) 00:37:44 ID:???
長々書かずにすいません。
ほぼ2ヶ月ほど書いてませんでしたが、また書かせていただきたいと思います。
どんな展開にしようか迷っていたのですが、とりあえずはこんな感じでご勘弁を。
895マロン名無しさん:2007/03/17(土) 05:09:18 ID:???
>>894
GJです!続きが早く読みたい
896マロン名無しさん:2007/03/17(土) 07:32:59 ID:???
復帰キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
897マロン名無しさん:2007/03/17(土) 17:44:44 ID:???
GGGGJJJJ くーふぇかわいいよぉ
898マロン名無しさん:2007/03/19(月) 15:17:22 ID:???
hosyu
899マロン名無しさん:2007/03/20(火) 00:11:00 ID:???
>>855

刹那「メイさん……少しは落ち着きましたか?」
メイ「あれ……?刹那…さん?」
目を覚ますと刹那の優しげな顔が映った。
後頭部には柔らかな感触、刹那は泣き疲れ眠ってしまったメイのため自分の太股を枕代わりに提供していた。いわゆる膝枕の状態である。
しかし寝起きのメイが自分の状況を理解するにはしばらくの時間を要した。

メイ「え、あっ!す、スイマセン……!」
何をしているのかを把握した瞬間、機械仕掛けの玩具のように跳ね起きる。
あんなことがあったとは言え、散々泣き散らした後膝枕の上であやされていたと思うと顔から火が出そうだった。
刹那「クスッ……その様子だと少しは元気が出たようですね。」
メイ「あ……」
その言葉であの光景を思い出してしまう。
突然のことで動揺し、忘れかけていたが事態は全く好転していなかった。

刹那「よいしょっと……」
メイ「え、わっ……?」
ネギ達のことを思い俯いていた頭がまた刹那の太股に引き倒される。
メイ「あ、あの刹那さん……?」
刹那「何があったかは分かりませんが、私にはこれ位しかできないですから……」
そう言うと刹那は慈しみを込めて膝の上の頭を撫でた。
メイの心には様々な感情が入り乱れまた涙があふれそうになる。

刹那「あ、あの…やっぱり嫌でしたかこんなこと……」
メイ「違うんです……なんだか嬉しいのに悲しくなっちゃって……」
刹那「はぁ、そうなんですか……?」
よく理解していないといった感じの刹那が、メイには少しだけおかしかった。
だが何も知らなくともここまで親身になってくれた彼女に何があったかを説明すべきだとも思った。

メイ「刹那さん聞いてくれますか、何があったのかを……」
そうしてメイは同時に自分の心の整理もつけるかのようにとつとつと語りだした。
900マロン名無しさん:2007/03/20(火) 00:13:04 ID:???
>>899

メイ「これが……今日あったことの全てです……」
刹那「………」
メイの話は要領を得ず、お世辞にも正確とは言えなかった。
しかし、彼女が何を思い何を伝えたかったのかということを刹那は痛いほど感じていた。

刹那「少しだけ、昔話をしましょうか……」
メイ「え……?」
しばらくの重い沈黙を破るように唐突に刹那は切り出した。


刹那「昔、少し重い秘密を抱えた女の子がいました。
    女の子は何をするときでもいつも一人ぼっちでした。
    なぜならその子の秘密を知ると普通の人は気味悪がって、友達も含めみんな女の子から離れていったからです。」
メイ「………!」

刹那「そういうこともあった為か、女の子も段々と壁を作りもうほとんど周りの人と関わらないようになりかけていました。
    そんな時です、ある男の子とその友達が女の子の秘密を知ってしまう事件が起こりました。」

メイ「それで……どうなってんですか?」

刹那「どうもありませんでした。
    男の子は女の子の秘密を守ってくれたし、それどころか男の子の友達との仲も取り成してくれました。
    それ以来女の子は男の子や友達ととても仲良くなり二度と一人ぼっちになることは無くなったそうです、めでたしめでたし。」
901マロン名無しさん:2007/03/20(火) 00:16:43 ID:???
>>900

メイ「もし、その昔話の男の子が大きくなったら……どんな大人になるんでしょうね?」
話が終わったのを見計らいメイは震える声で尋ねた。

刹那「さあ……でもきっと間違ったことを見つけたら全力で正そうとする人になってるんじゃないですか?
    それはもう、素敵だけどちょっと困った大人になってると思いますよ。」
メイ「本当に……どんな間違いでも正してくれるんでしょうか?」

声はかすれ、目から涙を流しながらもメイは問う。

刹那「はい、きっとその男の子なら大丈夫ですよ!」
泣きじゃくるメイを撫でながらも刹那はその問いにはっきりと答えた。

刹那「大丈夫です、あの人なら今度はきっとあなたに答えてくれます。
    だから勇気を出して……あなたも次はきちんとあの人と向き合ってくださいね……」
メイ「う……うわあぁぁぁぁ……!」


その日刹那はメイが泣き止むまでずっと頭を撫で続けていた。
902マロン名無しさん:2007/03/20(火) 01:43:12 ID:???
メイちゃーん!結婚しよ!










せっちゃんとね。このかには悪いがメイ刹はいいなぁ
903マロン名無しさん:2007/03/20(火) 01:47:31 ID:???
>>902
大丈夫。木乃香にはネギがいるから。
904マロン名無しさん:2007/03/20(火) 23:38:02 ID:???
ちょwwwせっちゃんwwwwwwwwww
俺を殺す気ですk(ry
905千雨の結婚生活:2007/03/21(水) 07:33:28 ID:???
ザジがネギと結婚する。本人から聞いた。
あいつはそのことをとても嬉しそうに報告した。
「よかったな。」
アタシは精一杯の笑顔で彼女を祝福した。
その日の晩、大声で泣いた。一生分の涙を使い果たしたかも知れない。
ザジの幸せのために身を引くことを考えたが、どうしても諦めきれなかった。
そして結婚式当日、ウェンディングドレスを着たザジを奪い去った。
気付いたらオランダにいた。そう、同性婚が認められている国だ。
始めは買い物すらままならず苦労したが、五年間オランダ語を必死に勉強した結果、今では日本人観光客相手のガイドを勤められる程になっている。
勿論、女同士では子供は出来ない。いずれは身よりのない子供を養子にすることを考えている。
今日は久しぶりに早く帰れそうだ。ザジがシチューを作って待っている。むろんその後は…、って何言わせるんだよ!
もう少し精神的に余裕が出てきたら、ネットアイドル活動を再開したいと思う。アタシのファンの奴ら、驚くだろうな。それともアタシのことなんて、すっかり忘れているのだろうか。
906マロン名無しさん:2007/03/21(水) 15:11:41 ID:???
>>888

小太郎『ば、ばかっ…俺には家庭が』
刹那「そうですか…ならあのことを奥さんに」
小太郎『わかった!会うからっ!でも今日限りやで…!それ脅迫やからな』
刹那「はいはい…フフ…では4時にいつもの公園で待ってます…」
小太郎『ホンマ悪い子やな刹那は…』
刹那「あなたこそ…それでは」
小太郎『あぁ…愛してるで刹那』

……ピッ…ツーツー…

刹那「はぁ…私ったらなんて罪なオンナ…///」うっとり

―一方ネギは……アニメ○トにいた。
ネギ「…(ヒヒッwおっ!にらレバの新作フィギュア!これは買いだ)…この子ください」
店員「かしこまりました…(この人いつもきてる…超イケメンなのに欲求不満なのか…?)」
ネギ「フヒ、すみませんw(ごめんなさい刹那さん…)」

なんと不倫ではなかったネギ!哀れである。
907マロン名無しさん:2007/03/21(水) 15:13:58 ID:???
ワロタ
908マロン名無しさん:2007/03/21(水) 15:29:40 ID:???
>>906

―夕方
ネギ「ただいまー……刹那さーん?」
―カチャ
ネギ「…またいない…はぁ」
居間のテーブルの上にはきれいに盛り付けられた料理が並べられていた。
ネギ「…(きちんとご飯作ってくれるのは嬉しいんだけど…たまには一緒に食べたいな…)」

―一方刹那は。
小太郎「ハァ…ハァ…刹那…!刹那ぁ…!」
刹那「んっ!すごい…!小太郎君…!」
小太郎とホテルで愛を確かめ合っていた。
……
刹那「…はぁ…はぁ…」
小太郎「…ふぅ……やっぱ最高やわお前」
刹那「フフ…」
小太郎「あやかなんて全然ヤらしてくれへんねやで?」
刹那「まぁいいじゃないですか、おかげで働かなくてすんでるんでしょ?」
小太郎「はは、そやなwあやか様様やw」
刹那「私もネギ様様ですw」
二人「「ははっ、ははははw」」

―雪広邸
執事1「お気の毒ですが…この通り小太郎様は…」
あやか「はい…ひっぐ…わかりましたわ…」

続く…
909マロン名無しさん:2007/03/21(水) 15:52:43 ID:???
不倫するせっちゃんもいいなww
910マロン名無しさん:2007/03/21(水) 21:23:08 ID:???
ネタバレスレでネギの嫁議論されてるけどこっちに流れてこないかなぁ
911マロン名無しさん:2007/03/21(水) 22:18:21 ID:???
>>905 ネギは…(´・ω・`)
912マロン名無しさん:2007/03/22(木) 20:21:52 ID:1BcbON5E
ほぜん
913マロン名無しさん:2007/03/23(金) 00:38:01 ID:???
デレデレお坊ちゃまネギま??番外編
いつだって ちゃおりんside
「アスナさーん!・・・あ」
ネギの家に行くと、ネギがメイドのアスナさんを探していた。
玄関に入ってすぐ、ちょうど玄関の前にいたネギと目があった。
「・・・・・・」
一瞬の気まずい沈黙。本当に一瞬のはずなのに、それがとても長く
感じられた。
「鈴音さん、こんにちは。ちょっと、アスナさんに用事があって、
 探してるんですけど・・・。」
と言うネギ。その用事って、多分どこかに遊びに行くのにでも誘おうと
してるんだろう、と思った。それか、用事なんて本当はない、のどちらか。
「あ、鈴音様、いらっしゃってたんですね。」
 いつのまにか玄関に来ていたアスナさんが、ペコリと私にお辞儀をした。
私は少し無理して笑顔をつくった。
「こんにちは、アスナサン。ネギが、アスナサンのことを探してたヨ。」
「え・・・その・・・えっと・・・」
突然口ごもるネギ。
「ネギ様、私になにかご用でしょうか?」
そう聞くアスナさんに対し、
「あ、あの・・・すみません、なんでもないです。」
そう言って、ネギは
「あの、僕、自分の部屋にいますね。」
と、逃げるように自分の部屋に行ってしまった。
「アスナサン、私もネギの部屋に行っとくネ。」
私は、そう言ってネギの部屋に向かった。
914マロン名無しさん:2007/03/23(金) 00:39:42 ID:???
コンコン、と部屋のドアをノックする。
中から、どうぞ、という声が聞こえた。
部屋に入ると、私は
「ネギ、さっき、アスナサンに用事があるって言ってたけど、
 私に言えない用事だったのカナ?」
と聞いてみた。すると、ネギは、あわてた様子で、
「どうしたんですか、鈴音さん。別にそういうわけじゃ・・・。」
といった。
「それなら・・・」
私はさらに問いを重ねる。
「ほんとは、用事なんてなかったのカナ?」
また、一瞬の沈黙。
「・・・別に、たいした用事じゃなかったんです。」
なんとなく、ネギの声がいつもより冷たいような気がした。
私は、これ以上聞くのが怖くなってしまった。だから、
「そっか・・・。いきなりこんなこと聞いてごめんネ。」
そう言うことしかできなかった。
そのとき、ちょうどドアをノックする音がした。
「お茶をもってまいりました。」
アスナさんだ。
「はい、どうぞ〜。」
そう答えるネギ。声が、いつもの調子に戻っていた。
「・・・アスナサン、せっかくお茶を持ってきてくれて悪いんだけど、
 私、帰るネ。」
「えっ?どうかなさったんですか?」
「・・・ちょっと、用事を思い出して。すぐ帰らなくちゃいけないからネ。」
この場所から、とにかく逃げ出したかった。
915マロン名無しさん:2007/03/23(金) 00:40:37 ID:???
自分の家に帰り、部屋の窓を開けて、そこからぼんやりと外を見る。
あたりは、もう暗くなってしまっている。
用事があったとしても、なかったとしても。
どちらにしても、いつだって、ネギが見ているのはアスナさん。
用事がなくても探しているのだとしたら、それは少しでも、自分のそばにいてほしいから。
なぜそうだと分かるのかというと、私も同じだから。
今日だって、特に用事もないのにネギの家にいったのは、ただ会いたかったから。
少しでもそばにいたいと思うから。
それでも・・・ネギが見ているのはアスナさん。
いつだって、そう。
私がどんなにネギのことが好きでも。
ネギが好きなのは、アスナさんだから。
ネギが他のメイドさんたちにあんなにデレデレしているのは、
本人は気づいていなくても、無意識に、アスナさんの気をひきたいと
思っているからなのかもしれない。
それほど好きなんだろう。
いつだって、あの人は、好きな人のことを見てる。
でも、その好きな人は、私じゃない。
無理やり閉じ込めた伝えられない想いは、小さなため息になって、夜空に消えていった。
いつだって、あなたのことが好きなのに。
いつだって ちゃおりんside終わり

あれ?なんか前の話と全然雰囲気が違うような気がする。てか、
ネギに対して敬語使ってるアスナは変な感じがするなあ。やっぱり。

916マロン名無しさん:2007/03/23(金) 07:02:27 ID:???
超りんはどこまでも良い子(TωT)
917マロン名無しさん:2007/03/25(日) 13:03:55 ID:???
GJ!
チャオりん…ぜひネギと
918マロン名無しさん:2007/03/27(火) 09:43:27 ID:+E7XB+He
落としてたまるかぁ
919マロン名無しさん:2007/03/27(火) 10:02:47 ID:???
( ^ω^)
920マロン名無しさん:2007/03/27(火) 19:51:32 ID:d7hAWzjx
保守
921マロン名無しさん:2007/03/27(火) 21:39:29 ID:???
ネギ「おじゃましますー」
刹那「はい、どうぞー♪」
真名「いらっしゃいネギ先生」
夏休み。ネギは刹那と龍宮の部屋に遊びに来ていた。
ネギ「へぇー…あはは、掛け軸がある。刹那さんらしいですねー」
刹那「そ、そうですか?///」
真名「はい麦茶。それにしても今日は暑いなぁ」
パタパタとうちわで胸の谷間を扇ぐ龍宮。
刹那「龍宮、だらしないぞ」
真名「いいなぁー、胸がぺったんこのヤツは…」
刹那「何ーー!」
ネギ「あはは…龍宮たい、龍宮さんは普段家に帰ったら何をなさっているですか?」
真名「んーー、シャワー浴びて寝るだけかなぁ…、私何やってるっけ?」
刹那「何もしてないな、うん」
922マロン名無しさん:2007/03/27(火) 23:08:34 ID:???
続きwktk
923マロン名無しさん:2007/03/27(火) 23:18:11 ID:???
三十路千雨

ちう「今日もありがとー。ちう嬉しいよー」
ちびちう「ちびちうもよろしくねー」
ファソ―すごいねちうちゃん。今もバリバリ現役なんて
ファソ2―それにしてもちうちゃん昔から全然変わらないよね

千雨「フッ、ったりめぇよ」
子供「ママ、これで連続1位記録更新だね」
千雨「よっしゃ!どんどんいくぞ」
ネギ「…」
千雨はネギと結婚し、今年で10歳になる子供も儲けた。
ただ魔法の存在を知り、それを使って千雨は今でも19歳前後の若さを保っている。
さらに子供にも魔法とパソコン技術を教え、10歳にして才能ある人材へと育っていた。

子供「ママ、このサイト私たちのサイトを批難してるよ。絶対若作りだって」
千雨「上等だ、二人でやっちまおうぜ」
子供「魔法を使って証拠は一切残さないしね♪」
千雨「ダブルちうの恐ろしさを見せてやるぜ!」

ネギ「……・どこで道を間違えたんだろう」
924マロン名無しさん:2007/03/28(水) 01:33:47 ID:???
娘萌えw
925マロン名無しさん:2007/03/30(金) 00:25:25 ID:???
ネギが羨ましい・・・
926マロン名無しさん:2007/03/30(金) 20:45:18 ID:pz7NXUv7
保守
927マロン名無しさん:2007/03/31(土) 22:31:13 ID:E+Al+cPA
春休みAGE
928マロン名無しさん:2007/04/01(日) 02:00:49 ID:???
ネギの願いと刹那の想い、の続きがきになったりするんだが……くーふぇ。
929マロン名無しさん:2007/04/01(日) 13:16:02 ID:???
くーふぇ最高
930今更エイプリルネタ:2007/04/03(火) 00:18:55 ID:???
ネギ「離婚しましょう」
のどか「え……?」
ネギ「あとはここに印鑑を押すだけです」
のどか「……………」
ネギ「なーんて嘘ですよ!今日はエイプ……」

――グサッ!

ネギ「あ……かは……」
のどか「離婚するくらいなら先生を殺して私も死にます」


おわりんこ
931マロン名無しさん:2007/04/03(火) 02:02:41 ID:???
>>930これはwwwww
932マロン名無しさん:2007/04/04(水) 01:46:28 ID:???
>>430
アウアウ!
933マロン名無しさん:2007/04/05(木) 20:47:01 ID:???
外道先生ネギま!

のどか「私今とっても幸せです〜〜」
ネギと結婚した、のどかは今幸せの絶頂であった

ネギ「・・・・・・・・・・・・・・・」

しかし、現実はそう甘くはなかった

ネギ「離婚だ・・・、離婚だっ!!」
のどか「えっ、・・・・・、やっ、やだな〜〜、ネギったら
     変な嘘はやめてよ〜w」
ネギ「嘘ではありません、前から思っていましたけど
   あんたはウザイ、トロイ、キモイのトライアングルアタックです!!」
のどか「・・・うう、ぐす、(涙)」
ネギ「泣いて許されるなら、警察はいらないのですよ
この能登野郎が!!、とにかくハンコはそこにありますからはやく押しちゃってください!!」
のどか「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・etc」
ネギ「黙れ、このひぐらし野郎!!
   (幸せの絶頂で浮かれている女を叩き落すのはおもしろいな〜www)」

次の日、のどかは
とあるビルの屋上からダイブした

ネギ「さーて、次はどいつにしようかな・・・・・」

そう言って笑うネギの顔は天使のような悪魔の笑顔であった・・・・
934マロン名無しさん:2007/04/06(金) 10:37:13 ID:???
なんだww
935マロン名無しさん:2007/04/06(金) 22:44:19 ID:???
>>901

ネギ「もうそろそろかな……」

腕時計に目を落とす。
場所は結婚する以前何度もデートに利用し、そして明日菜との逢瀬を目撃されたあの海浜公園。
それがメイの指定した待ち合わせ場所だった。


ネギにメイからの連絡があったのは木乃香に事実を突きつけられたあの夜から三日後の事だった。

メイ「一週間後……会って頂けませんか?」

今までの自分の生き方を否定し、ボロボロになっていたネギにとって最愛の妻からの誘いはとてつもなく甘かった。
しかしネギはためらう、自分のような人間が本当に救いを求めてもいいのだろうか?
身勝手な行為で周りを傷つけ続け、あげく贖罪すら最後まで貫けなかった自分が。

この事に木乃香や刹那は是非会ってきちんと話して欲しいと言う。
高音も渋い顔をしながらも木乃香たちに同意してくれた。
また明日菜も寂しそうに微笑みながらも私のことは気にしなくて良いとまで言ってくれた。

ネギ「(でも、僕にはメイさんと会う資格なんて……)」

待ち合わせの時間が刻一刻と近づく。
そうしてやはりメイと会うことは出来ないと結論を下し、ネギは出口へと踵を返す、その時。

メイ「待たせちゃいましたか?……お久しぶりです、ネギ君……」
936マロン名無しさん:2007/04/06(金) 22:49:28 ID:???
>>935

振り返るとそこには少し息を切らせているメイが立っていた。
走ってきたのか衣服は多少乱れていたが、最後に会ったあの夜の消え去りそうな印象は無かった。

ネギ「メイ……さん……」
メイ「はい、お待たせしちゃいましたね。」

以前と変わらぬ態度で接してくれるメイ、それだけでネギの心は満たされていく。
何か話さなくてはいけないと思うも、感情が言葉にならない。
そうしてようやく彼女に会ったならば最初にしなくてはいけなかったことに思い当たった。

ネギ「メイさん……あの、僕メイさんに謝らな……!」

ずっと考えていたメイへの謝罪の言葉、しかしそれは彼女の人差し指で制せられた。
メイは人差し指をネギの唇に当てたまま笑みを浮かべる。

メイ「ネギ君、お話しませんか?」
ネギ「え……?」
メイ「昔のこと、今までのこと、これからのこと、私のこと……それからネギ君のこと……」
ネギ「メイさん……」
メイ「私、ネギ君と話したいことがたくさんあるんです。」
ネギ「はい……一杯話し合いましょう、時間ならいくらでもあるんですから……」


二人が以前の関係に戻ることは出来ないかもしれない。
加えて解決しなければならない問題ははいくらでもある。
明日菜との関係、もう一度夫婦として社会的に認めてもらえるのかということ。

それでも二人にとってはここからが本当の夫婦としての出発点だった。

END
937マロン名無しさん:2007/04/06(金) 22:57:14 ID:???
泣いた。GJ
938ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/04/06(金) 23:42:02 ID:???
>>612
茶々丸がザギを寝室に連れて行くのを見送りながら、溜め息を吐く。
少し間をおいてからエヴァはぼそりと漏らした。
「…そういえば、何か忘れてる気が……気のせいか?」

一方、ザジに肩を借り、ようやく寝室まで辿り着いたネギ。
「ほら、もうちょっと」
なだれ込むようにベッドに伏せるネギ。
ザジはゆっくりと呼吸を整えてからその隣に腰かける。
「……ザジさん」
「………?」
「重かったですか?」
「……結構」
「…そうですか」
「………ネギ」
「はい?」
「さっき、何の話してたの?」
「朝倉さん達ですか?」
「そう」

ネギは返答に困った。
エヴァや龍宮達との雑談はまあいい。
しかし和美との話は半ば尋問に近いインタビューだった。
「赤ちゃんについて少し聞かれたんですよ」
と、無難に返すネギ。
「例えば?」
しかし追及の手を緩めないザジ。
939ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/04/06(金) 23:43:45 ID:???
>>938
「名前とか……健康状態とか」
「次の子供の予定とか?」
「……って、聞いてたんですか!?」
「…………(ふるふる)」
驚いたネギは上半身を跳ね起こした。
しかしザジは首を横に振るばかりである。
「当たり?」
さらりと言ってのけるザジだが、実際は仕掛けの盗聴機越しに一部始終を聞いている。

その頃会場では、とある集団が円になって何かを聞き入っている。
「慌ててますね、ネギ先生」
「そりゃ慌てるよ、自分の言った事が悟られてるかも知れないんだから」
葉加瀬と和美が怪しい笑いを浮かべる。
「冷静に考えれば気付きそうなものだがな」
「酒蒸しが利いてるね」
龍宮と五月も口元を小さく歪めながら耳に意識を集中させる。

「それで次の予定はいつ?」
「え、ええーと」
「来年?来月?来週?」
「や、その」
「明日?……今日?」
「ザ、ザジさん!?」
平然と大胆不敵な発言を繰り出すザジ。
当のネギは混乱の余りまともに思考出来なくなっていた。
この時、一階の会場ではパーティを一時中断していた。
そしていつの間にか全員が固唾を呑みつつネギ達の会話に耳を向けていた。
940ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/04/06(金) 23:46:35 ID:???
>>939
「こりゃ面白い事になってるわね!」
そう言いながら嬉しそうに何かをメモするハルナ。
「や、止めた方がいいんじゃありませんの?」
発言とは裏腹に盗聴機にかじりつくあやか。
「なんかドキドキするなーせっちゃん」
「えぇ、はい(私もお嬢様と……いや待て!私は何を考えて……!!)」
悪戯っぽい笑顔の木乃香と別の意味で興奮のピークを迎えている刹那。
巨大な円形になった彼女達は食事も酒も忘れ異様な盛り上がりを見せている。
「しっ、始まるヨ!」
超の一声。盗聴機のスピーカーの音量が最大に振りきる。

「でもザジさん、体が」
「平気」
「まだ病み上がりですし」
「ネギ」
悉く遮られるネギ。ザジはずいっと顔を近付かせ、とどめの一言。
「服……脱がせて」
「……………………はい」
力強く迫るザジに遂に観念したネギ。思惑に乗せられている事には気付いていない。

「こ、これは…!」
「ちょっといいのこれ聞いちゃって!」
「大人だね……」
「大人です……」
「だ、大胆やなぁザジちゃん」
(お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様……!!!)
941ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/04/06(金) 23:49:05 ID:???
>>940

そしてとうとう、
「でも本当に辛かったら言って下さいね」
「…………(こくこく)」

「「キャー!」」
「「行けネギ(先生)ー!」」

待ちに待った瞬間。
「ネギ…っ」
「ん……! プツッ





………

……………あれ?



「向こうのスイッチ、ザジが切ったネ」
それは余りにも絶妙過ぎるタイミングだった。


夜が明けた。
大部屋に移動し眠っていた面々も一人、二人と目を覚まし始めた。
もちろんその中には一睡もせずに思い出語りに耽っていた者達もいた。
中でも明日菜、木乃香、刹那の三人は昨晩のテンションをそのままに目を輝かせていた。
942ザジさんとネギ 子育て一年生編:2007/04/06(金) 23:55:07 ID:???
>>941
「しかし惜しかったなあ」
「もうちょっとだったんだけどねー」
(もし私が同じように迫ったらお嬢様は何と答えるだろう)
今の話題は『昨晩のネギ達の情事について』である。
「何でネギの『んっ』で切るのよって」
「でも最後まで聞いたら流石に罰が悪いやろ。なぁせっちゃん?」
(お嬢様…いやこのちゃん、優しくするから堪忍な、とか……)
「…せっちゃん?どないしたん?」
「服はウチが脱がしたげるから……」
「「???」」

完全に別世界へと行ってしまった刹那をよそに、木乃香はふと窓の外に目をやった。
「今日はいい天気になりそうや」
「だね」
眠そうに相槌を打つ明日菜。
「二人きりで迎える朝日もまた格別やな、このちゃん…」
刹那は誰にも聞き取れない声量で何かを呟いていた。

それから一時間して、やっと全員が目を覚ました。
元3‐A全員とネギ達の娘ザギを加えた朝食。
その場で昨晩のネギ達については一切話題に上らず、むしろ不自然ですらあった。
朝食を済ませ、ネギは出勤の身支度を整える。
クラスの何人かは早くも帰路に着かなければならない為、こちらも身支度を始めた。
943↑の作者:2007/04/06(金) 23:59:14 ID:???
とある事情により書く機会に恵まれませんでした。


なんて言い訳はいたしません。
申し訳ありませんでした。
まだ続きます。
もう少しお付き合い下さい。


>>935-936
GJ&乙でした。ラストのメイにやられました
944マロン名無しさん:2007/04/07(土) 00:05:30 ID:???
ああんザジちゃんのいけずぅ〜
945936:2007/04/07(土) 00:24:08 ID:???
時間はかかりましたが何とか完結できました
また何ぞネタが浮かんだら書かせてもらうかも・・・


>>938-943
久々の続編GJです!
ザジが可愛すぎる(*´д`*)
946マロン名無しさん:2007/04/07(土) 11:31:34 ID:???
>>936>>943
両作者氏ともにGJです!

メイ編は完結ですね、感動的なラストでした。

ザジタソは久々に萌えさせていただきましたよ。
947マロン名無しさん:2007/04/07(土) 23:56:48 ID:???
良作続きでレスが・・ とりあえずネギ許さん!
948マロン名無しさん:2007/04/08(日) 22:58:40 ID:???
・長ネギルート

麻帆良学園はずれの森にドラム缶がふたつ仲良く並んでいた。
「…はぁー、いい湯だなー♪」
「はい…気持ち良いですねー」
「……懐かしいでござるな」
―ざばぁ!
「わ、ちょ、楓さんっ!?」
「おじゃまするでござる♪」
ネギのドラム缶風呂に無理やり入り込む楓。
「わぁ!もー」ネギに抱かれる形で収まる。
「ふふ、ネギ坊主のが当たってるでござるよ」
「あ、当たり前ですよ!///狭いんですから!///」
「…あんなにちっちゃかったネギ坊主がこんなにデカくなって…」
「…どっちのことです?」
「もちろんち………体のことでござる♪」
「…そうですか(間が気になりますが…)、フフ♪」
「ん…///」
―楓の体を包み込むように抱きしめるネギ。
「今じゃ楓さんより背高いですし♪」
「むむ、たった3pじゃんっ…」
「あはは♪…ってあれ、今口調が?」
「…な、そんなこと無いよ!でござる!///」
「楓さん…?そういやまだなんで忍者なのか聞いてなかったような…」
「そ、それは…」
急に大人しくなった楓。
949ネギの願いと刹那の想い:2007/04/08(日) 23:18:07 ID:???
>>893

ネギの告白のすぐ後、古菲は病室から出て行った。
夫婦二人っきりの病室で、刹那とネギは無言で向かいあい、見つめあう。
無音の空間で、最初に口を開いたのは刹那だった。
「2年も…私は2年も眠っていたの?」
刹那の当然の疑問にネギは頷き、そして話し始めた。
「医者はもうさじを投げていました……恐らく一生目覚めないだろうと」
「あれから2年……ナギは…もう大きくなったんだよね?」
「今3歳です、活発で元気な子に育っていますよ」
刹那の問いに複雑な表情でネギは答えた。

「そう、よかった」
どこか寂しげで虚ろな表情を見せる刹那。無理もないだろう、子供が一番可愛い時を見逃してしまったのだから。
子供が赤ん坊ではなく徐々に自立していく、一個の人格を持つようになる最初の段階を見逃してしまったのだ。

「それと…刹那さん、僕は…僕は……」
ネギは寂しげな刹那を見ると涙を溜めて何かを打ち明けようとしていた。
「何となく…分かります」
「分かるって……な、何がですか?」
「古菲と貴方は、そういう関係なんですよね?」
「!?」

続く
950マロン名無しさん:2007/04/08(日) 23:28:28 ID:???
あぁ…スレが完全に復活した…
951マロン名無しさん:2007/04/08(日) 23:53:18 ID:IDb51jIP
ネギねが刹おもキター(T∀T)!
952マロン名無しさん:2007/04/09(月) 00:51:38 ID:???
>>949
待ってましたああああああああああ
953木乃香・狂気編:2007/04/10(火) 01:38:21 ID:???
外界の空気の臭いを感じネギは目を覚ました。
眼前には対魔術処理を施された鉄製の格子が蝋燭の炎に照らし出されている。
暫くすると暗闇から調子の外れた鼻歌を伴い、お盆を持った人影が格子の向こう側に現れた。

木乃香「おはようネギ君、朝ごはん持ってきたえ。」
ネギ「木乃香さん……」

関西呪術協会総本山の地下にある座敷牢、そこが現時点におけるネギの世界の全てだった。



一年前、成人したネギは近衛木乃香を妻として娶った。
その後二人は日本における若い魔術師たち為、新たな体制を築こうと奔走する。
しかし木乃香は改革を進める内、様々な事件を経て強大な潜在魔力を完全に覚醒させてしまった。

力を持った木乃香は今までの柔和な政策から一転、暴力も辞さない強硬策で協会を掌握する。
完全に力に溺れた妻の暴虐に耐え切れなくなったネギは異を申し出るも、結果幽閉されてしまう。
その行為は歪んでいたが、ネギを失いたくない一心から出たひとつの愛の結末だった。



木乃香「今日のお味噌汁は自信作なんやで、一杯食べてなー」
ネギ「………」

ネギを監禁した後も木乃香はこうしてネギの元にやって来ては牢の中で共に食事を取っていた。
ネギはと言えば右足首を格子と同様の効果を持つ鎖で繋がれてる為、魔法を使うことも出来ずただ成すがままだった。
しかしこの日のネギはある事を決意していた。
954マロン名無しさん:2007/04/10(火) 01:44:08 ID:???
>>953

木乃香「ネギ君どないしたん?さっきから全然箸が進んでないみたいやけど……」
ネギ「木乃香さん、もう止めにしませんか……?」
木乃香「止めにするって……?」
ネギ「そんなに急いで改革を進めなくても良いじゃないですか?
    今まで通りゆっくりでも着実に進めていきましょうよ、ね?そうしましょう木乃香さん。」

万感の思いを込めて説得するネギ。
しかし木乃香は煩わしい物かのようにネギを見ると、静かながらも怒気を込めた声を出す。

木乃香「ネギ君、その話は終わったはずやで……こういう役割は力を持つ者の義務や。」
ネギ「で、でも……噂じゃ詠春さんや学園長まで追放したって……」
木乃香「あぁ……噂やあらへんよ、実際追放したんやから。」
ネギ「な……!」
木乃香「ああ言うのは改革の一番の邪魔や、実際は処分したかったけど周りがうるさかったから追放に留めといたんよ。」

今度こそネギは絶句した。
肉親にすら容赦のない仕打ち、果たして今の木乃香は正気なのだろうか。

ネギ「そんな……詠春さんは木乃香さんのお父さんじゃないですか!?それを……」
木乃香「ああもう、うるさいなぁ!ネギ君でもこれ以上は怒るよ!?」

一瞬にして地下室に木乃香の魔力が溢れかえった。     
魔法が使えないネギはそれだけで押しつぶされそうになる。

ネギ「か、は……」
木乃香「あ……ごめんな、でも今のはネギ君も悪いんやで。いくらネギ君のこと好きでも、あんまりしつこく言われたらウチでも怒ってまう。
     なぁネギ君約束して、もう二度とあんなこと言わへんて……ほら指きりしよ。」

有無を言わせぬ圧倒的な魔力。
薄れ行く意識の中、昔と変わらぬ笑顔を浮かべた木乃香が小指を絡ませるのをネギは呆然と見つめていた。
955953:2007/04/10(火) 01:48:09 ID:???
>>953訂正

魔術師たち為
  ↓
魔術師たちの為


突貫で書いたから誤字脱字は他にもあるかもorz
見つけたら遠慮なく指摘してください
956マロン名無しさん:2007/04/10(火) 03:56:57 ID:???
>>953ー954
GJ!!!
やばいな、、
素直に先が気になるわ。
957マロン名無しさん:2007/04/10(火) 10:52:10 ID:???
これはおもろい wktk
958マロン名無しさん:2007/04/11(水) 00:22:52 ID:???
>>954

―――ネギ君、ネギ君……!

白い肢体がネギの上で跳ねる。魔力に中てられ気を失ったネギの体を貪るかのように、木乃香は一心に更に激しく腰を振っていた。

―――は、あ……ネギ君……ネギ君……ネギ君……!

艶やかな嬌声。しかしその実、彼女の声には何かを失いたくないかのような悲壮感すら漂っていた。
まるで名前を呼ぶことが絆を確かめる為の行為かのように。

―――………それじゃあほぼ九州のほうも………
―――これで西日本全ての組織、団体は協会への参加を………
―――流石はお嬢様、お嬢様がいれば我々の悲願も………

不意に木乃香との行為の最中、牢番の物と思われる声が聞こえた。
気が付くと座敷牢の中にはネギが一人だけ横たわっているだけだった。

ネギ「(あれ……僕は、一体……?)」
木乃香「ネギ君、今日の晩御飯お魚がええて言うてたでしょ?ちゃんと食べなあかんよー」
ネギ「あ……え?……木乃香さん……?」

疑問に思った次の瞬間、場面は木乃香との夕食に切り替わっていた。
しかし、はっきりしない頭のままながらもネギが茶碗を取り対面の木乃香に目を向けようとして、

ネギ「は……?」

結果、またネギが牢の中で一人横たわっている状態に戻っていた。


徐々に不明瞭になっていく時間の感覚と現実、どうしてこんなことになったかと考えようとするも激しい頭痛で思考は中断される。
そうして暫くしてからネギは頭を使うことを放棄し意識のブレーカーを落とした。
959マロン名無しさん:2007/04/11(水) 00:32:06 ID:???
>>958

―――なぁ、牢屋の中の………
―――しっ、婿殿に聞こえるぞ………
―――構やしねぇよ、お嬢様の魔力の影響で最近じゃほとんど反応しねぇじゃ………
―――かつてのマギステル・マギもこうなっちゃ哀れ………

遠くで何かが聞こえるような気がして久方ぶりにネギは目を覚ます、相変わらず思考しようとすると激しい頭痛が襲ってきた。

―――おはようネギ君、今日もいい天気………
―――聞いて聞いて、お父さん達が抵抗勢力とか言うの作ったらしくてな………
―――あ〜あ拍子抜けや、抵抗勢力言うからちょっとは期待したんやけど皆すぐ壊れて………
―――……ネギ君……もうちょっとや、もうちょっとで………

ネギ「(それにしてもさっきから目の前で話し掛けてくるのは誰だろう? なんだかとても大事な人だったような気がする……)」

大切なものが指の間からすり落ちていくかの様な感覚に襲われ、ネギはその『何か』を思い出そうとする。
だが、強すぎる魔力に晒され続けたネギには僅かな思考をする余力すら残されてはいなかった。
頭痛に耐え切れなくなり、意識をカットしようとする。

―――………い、ネ……先…、ネギ先……!……ネギ先生!

しかしいくらなんでも耳元で叫ばれては、起きない訳にはいかなかった。
目を開けると常にネギを圧迫していた魔力が消えており、代わりに女性が傍らに屈みこんでいた。

刹那「大丈夫ですか……?ここいら一帯に結界を張りましたから当分は大丈夫ですよ。」
ネギ「せつ……な、さん……?」
刹那「はい、助けに来るのが遅くなってすいませんでした。さぁ、帰りましょうネギ先生の家に……麻帆良学園に……」


そこにはかつてネギと共に戦い、幽閉されてからは一度も会っていなかった木乃香の従者、
桜咲刹那が涙を流しながら淡い微笑を浮かべていた。
960マロン名無しさん:2007/04/11(水) 00:47:44 ID:???
クォリティ高杉
961マロン名無しさん:2007/04/11(水) 02:43:05 ID:???
くあぁぁぁ!
GJだ!!!
962マロン名無しさん:2007/04/11(水) 20:13:18 ID:JVrEPhqF
期待AGE
963マロン名無しさん:2007/04/11(水) 22:24:55 ID:???
>>959

刹那「では、あとの事は頼んだぞ。」
楓「承知した……しかし刹那、本当に共には行かんのでござるか?」
刹那「ああ、まだやり残したことがあるからな。」

ネギを本山の結界の外に運び出した刹那は、かねてからの手筈通り麻帆良からの使者である長瀬楓と落ち合う。
時間の感覚に乏しかったネギは未だ知らなかったが、既に投獄されてから二年の年月が経過していた。
その間に、国内における木乃香への抵抗勢力は新理事に就任した高畑・T・タカミチを中心とする関東魔法協会のみとなっていた。

ネギ「刹、那さん……駄目、です……戻ったら木乃香さんに……」
刹那「ネギ先生が捕らえられてから二年……その間今日という機会をずっとうかがっていたんです。
    大丈夫……いくつかの書類を処分してくるだけですから、それに危険だと感じたら私も無理はしません。」

刹那はこの行為をさほど無謀だとは思わなかった、本山に木乃香が不在だった為である。
現在各地の魔術組織の長との会合のため、辺境にある霊山へと出向いていたのだった。

刹那「さあ、早く行ってください……追っ手の方は私が何とかします。」
ネギ「でも……やっぱり……」
楓「ネギ坊主ここは刹那の言うとおりに……刹那、くれぐれも無茶は控えるでござるよ。」

そう言い残し衰弱したネギを抱え直すと楓は闇に解けていった。
そうして完全に楓の気配が消えたのを確認すると刹那は本山へと踵を返す。

「おやまあ、えらい物見てしもうたわぁ。まさか協会一の忠臣が裏切り者やったなんて。」

その背中に嘲るかのような言葉が浴びせられた。
ネギ達が消えた闇とは反対側から表れたのは、協会再編成の際第一線に復帰していた天ヶ崎千草であった。
964マロン名無しさん:2007/04/11(水) 22:26:39 ID:???
>>963

刹那「……!」

刹那は瞬時に戦闘体勢へと移行すると、腰の太刀を抜き放ち千草と相対した。

千草「へぇ殺る気かいな……でもホンマ分れへんなあ。
    二年間お嬢様にひたすら従順やったあんたがこんな事するなんて……なぁ、向こうの協会からどんな報酬で雇われたんや?」
刹那「黙れっ!大義もなくただ己が欲望の為だけに改革の尻馬に乗っただけの小悪党が!
    貴様等のような愚か者共にそそのかされたせいでお嬢様は変わってしまわれた……
    なればこそせめて貴様だけは今この場で切り伏せてくれる!」
千草「はっ、あんな世間知らずやったお嬢様があのままでやっていけてたとは思われへんなぁ。
    むしろああいう風に仕立ててやったことに感謝してもらいたい位や。」
刹那「貴様ァッ!!」

双方の殺気が高まっていく。
刹那は自分の右足に気を溜め込むと一気に開放し距離をつめた。

「あんなー、悪いけど二人とも肝心なところで間違ってるよー」

唐突に殺伐とした雰囲気とは全くそぐわない声が二人にかけられる。
そうして刹那の斬撃が到達するよりも早く、純粋な魔力の塊が千草の周囲数mを穿っていた。
その暴力は千草が展開していた障壁をも巻き込み、結果彼女を物言わぬ肉塊へと変貌させた。

木乃香「誰かに今の政策を吹き込まれたやなんてとんでもない。
     これはウチとネギ君との理想を実現するために、ウチが自分自身で考え出したことや。
     そこん所間違えんといて欲しいわぁ、なぁせっちゃん、それに千草さんも……って千草さんはもう聞いてないか。
     あ〜あ、ハンバーグのひき肉みたいになってしもて。
     でも今じゃ千草さんよりも有能な人は一杯いてるさかいな、いつまでもあんたみたいな人野放しには出来んのや。
     ほな今でご苦労さん……あの世でゆっくり休んでなー」

突然現れ無残な死体に楽しそうに話しかける木乃香、その姿は例えようも無いほどの狂気を孕んでいた。
965マロン名無しさん:2007/04/11(水) 22:30:20 ID:???
>>964

刹那「どうして……お嬢様がここに……?」
木乃香「そう言えばせっちゃんには言うてなかったな、実はこんなこともあろうかと本山の結界をウチの魔力で満たしておいたんよ。
     もしその中で何か異常があったら、例えその場におらんでもすぐに感知して戻って来れるようにな。
     言うなれば、今せっちゃんが居てるこのお山全体がウチの体の中みたいなもんや。」
刹那「そんな、土地を魔力で満たすなんて……」

刹那の当初の見解では木乃香の魔力はせいぜい座敷牢のある地下に満たされている程度だった。
しかし、よもや山全体を覆うほどの魔力を常に放出していたとは。
正に規格外の潜在力を持つ木乃香のみにしか出来ぬ芸当であった。

木乃香「なぁ、せっちゃん……さっきも言うたけどせっちゃんの居てる場所がウチの体の中……つまりどう言う事か分かってる?」
刹那「……!しまっ……!?」

その言葉の真意に気付き結界の外に跳び出ようとするも、既に刹那は指一本動かすことは出来なかった。
大気中の木乃香の魔力がまるで揮発性の毒のように彼女の体を静かに蝕んでいた。

木乃香「はー……でもせっちゃんならいつかはこういう事するんや無いかと思うてたけど、実際起こってみると予想以上にショックやわ。
     それもよりによってウチの大事なネギ君を……これはちょっとお仕置きが必要やな……」
刹那「―――――ッ!」

木乃香の目に怪しい光が灯ったかと思うと、動きを拘束していた魔力が突如刹那の神経を侵し始めた。
手足の末端から死んでいく感覚に身を震わせながら、刹那は自分がモノになったかのような錯覚を覚える。

木乃香「せっちゃんにはウチのお人形さんになってもらうで。大丈夫、心を殺すような真似はせえへん。
     意識は残して、自らの意思とは反する行動をとる自分を眺めてもらう……これがせっちゃんへのお仕置きや。」
966マロン名無しさん:2007/04/11(水) 22:31:59 ID:???
>>965

暫く刹那は拒絶反応を起こすかのように体を震わせていたが、不意に体を弛緩させた。
それは刹那が文字通り木乃香の人形になった証明だった。

木乃香「さて……せっちゃん、それじゃ早速ネギ君を取り戻しに行こか。
     さっきは一足違いで間に合わんかったけど、今度は逃がさへんようにせんと。
     それでネギ君は一体どこに連れて行かれたんかなぁ?泥棒猫さんは一体どこのどなたさん?」
刹那「ハイ、ネギ先生は麻帆良の地にいらっしゃいます……
    今回のことを提案してきたのは、高畑先生と……神楽坂明日菜さんです……」
木乃香「ふうん、やっぱりなぁ……」

濁った瞳をしながらも刹那ははっきりと告げる。
予想の範囲内だったのか木乃香はさほど驚かずただ淡々と刹那の言葉を聞いていた。

木乃香「丁度よかった、そろそろあの人等も目障りになってきたことやし。
     ネギ君を助け出すついでに、そろそろ舞台から退場してもらおか。
     せっちゃんにも働いてもらうから楽しみにしといてや……」
刹那「御心のままに……」


これからの事を思い凄惨な笑みを浮かべる、木乃香。
傍らに控える刹那はただ虚ろの表情で、狂ってしまった自分の主を見つめるのみだった
967マロン名無しさん:2007/04/11(水) 23:07:20 ID:???
つまり彼女の魔力はフォースのようなものか?
明日菜らに勝ち目ないやん……
968964:2007/04/11(水) 23:11:25 ID:???
>>964訂正

ほな今でご苦労さん
  ↓
ほな今までご苦労さん

少しは見直したのにまた脱字…結構へこむっス(´д⊂)
969マロン名無しさん:2007/04/11(水) 23:19:41 ID:???
これまたwktk
970マロン名無しさん:2007/04/11(水) 23:28:15 ID:???
>>968
いや、許容範囲内だぜ!
GJなストーリーだ、気にするな!
続きも頼むぜ!
971マロン名無しさん:2007/04/13(金) 22:39:39 ID:???
>>966

彼女はずっと笑顔を崩さなかった。
強い力に翻弄され、それでも彼女と彼女の愛する人との夢を諦め無いために。
力を使うことがどれ程の苦痛だとしても、そのことが理想の世界へ続く道と信じて。
例えその過程を愛する人に否定されても、最後にはきっと理解してくれると信じて。

けれども本当は、彼女は心の奥底で泣いていたのではないのだろうか、
彼女は気丈そうに見えても実は弱くて、そして本当に優しい人なのだから……



夢から覚めて最初に目に入ったのは、座敷牢とは違う見慣れない天井だった。
ベッドで横になっている体には病院服が着せられ、右腕からは点滴の管が伸びていた。

明日菜「ネギっ、起きたの?私が分かる?」
ネギ「明日菜……さん……?」
明日菜「良かった……一週間も目を覚まさないんだから、もう起きないかと心配したじゃない……」

そう言う明日菜は今にも泣き出しそうだった。
しかし、当のネギには自分の状況が全く掴めないで居た。

ネギ「……明日菜さん、僕は一体……それにここは何処なんですか?」
明日菜「あ…ごめんなさい、ここは麻帆良の学園都市にある病院よ。
     もっとも今は非常時の戒厳令下で一般人は学園都市に居ないけどね。」
ネギ「戒厳令……」
明日菜「そう、大規模戦闘におけるマニュアルに従ってね。
     人払いの術と地下火山の影響で有毒ガスが発生したっていう情報操作で三日前からこの町はもぬけの殻よ。」
ネギ「そんな、どうして……?」
明日菜「木乃香が関東魔法協会に宣戦を布告したからよ……」
ネギ「………!」
972マロン名無しさん:2007/04/13(金) 22:44:02 ID:???
>>971

そうして明日菜は順を追って説明を始めた。
実は、刹那が関東魔法協会と通じていたこと。
それを利用し機会を見計らってネギを助け出したこと。
そして、ネギが麻帆良に収容されてから四日目に木乃香が魔法協会に配下に下るよう通告をしてきたこと。

明日菜「で、実は今日の午後三時が回答の最終期限……大体後小一時間ってところね。
     既に都市の結界に沿うようにして数十体の鬼神が召喚されてるわ……戦いは避けられないでしょうね。」
ネギ「そんな、もう一度話し合う事は……!」
明日菜「無理ね、それに今の木乃香に話が通じるとは思えない。
     でも、きっとこの戦いに勝てば木乃香も話を聞いてくれる筈よ。
     それに向こうが学園都市の結界を壊して鬼神を使うならこっちの『切り札』も使えるしね。」

そう言ってネギに笑い掛ける明日菜。
しかし、ネギの胸中から不安が消え去ることは無かった。

ネギ「じゃ、じゃあせめて僕も一緒に……」
明日菜「何言ってるの、そんなボロ雑巾みたいな体じゃ返って危ないわよ。
     それに私には魔法無効化能力もあるんだから、それこそ木乃香にとっては私が一番の天敵よ。」
ネギ「明日菜さん……」
明日菜「あっ、そろそろ私も行かないと……ここなら割と安全だからね。
     大丈夫……私が木乃香の目を覚まして来るから安心して待ってなさい……」

言い終えると昔のように一度だけネギの頭をくしゃくしゃと撫で、明日菜は病室を後にした。
ネギはまだ知らない、この時無理にでも付いていかなかった事で後に後悔することを。


その数十分後、明日菜の言葉通り戦いが始まった。
973マロン名無しさん:2007/04/13(金) 22:57:36 ID:???
明日菜死亡フラグ……
974マロン名無しさん:2007/04/14(土) 01:40:34 ID:???
黄昏の姫御子を使うつもりか…?
975マロン名無しさん:2007/04/14(土) 13:37:47 ID:???
いいな。ひきこまれるぜ。
GJ!!
976マロン名無しさん:2007/04/14(土) 23:05:36 ID:???
>>972

木乃香「時間や……高畑先生、返答は!?」
タカミチ「残念だが君の要求は受け入れられない……こんなことになって本当に残念だよ!」

両陣営は学園都市を繋ぐ橋の両岸で対峙した。
一方は数十体の鬼神、もう一方は腕の立つ使い手揃いとはいえ召喚された鬼神の霊格に比べれば塵芥にも等しい学園の魔法使い達。
勝敗は火を見るより明らかだった。

木乃香「そう言えば……ネギ君はここに居てるの……?」
タカミチ「それも答えられない……自分で確かめてみるんだね。」
木乃香「そう、よう分かったわ……!」

その言葉が最後と言うように木乃香は合図を送る。
それを受け、あらかじめ各所に配置されていた呪術協会の工作員達が学園都市への電力供給を断った。
都市を覆っていた結界が落ちる。
そして一方的な蹂躙が繰り広げられた。

「あまり調子に乗るな、小娘が。」

一瞬にして先頭を行く三体の鬼神が氷付けにされた。
次いで木乃香ほどの質や量ではなかったが、鋭く研ぎ澄まされた魔力が叩きつけられ巨大な氷塊となった鬼神を粉々にする。
上空を仰ぎ魔法が放たれた出所を凝視する木乃香。

木乃香「エヴァちゃんか……まさかホンマに出て来るとはなー」
エヴァ「貴様らの勢力争いなんぞに興味は無いが……私の縄張りを荒らしてただで済むと思うなよ、近衛木乃香!」

そこにはかつて世界でも恐れられた最強の魔法使い――エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルがいた。
977マロン名無しさん:2007/04/14(土) 23:10:55 ID:???
>>976

たとえ魔力量で上回っていても、純粋な戦闘ともなれば木乃香をはるかに凌駕するエヴァ。
だが、そのエヴァを前にしても木乃香は余裕の笑みを浮かべ続けていた。

エヴァ「全く坊やの奴め、自分の女の手綱も握れない程度の器だったとは……
     しかし結界を落としたのは失策だったな、それとも私の存在を忘れでもしていたのか?」
木乃香「別にそんな事あらへんよ、それにエヴァちゃんこそ自分の体に掛けられたもう一つの呪いの事忘れてへん?
     そう、ネギ君のお父さんが掛けた登校地獄の呪いを……」
エヴァ「ふん、そっちの呪いはただ単に登校を強いるだけのもの。
     魔力的制限の方はほとんどが結界に依っていたものだ、
     この程度の制約なら魔法を使うのに問題は無い。」
木乃香「確かに普通の状態なら何の問題も無い……
     でもな、その呪いに一時的にでも膨大な魔力を通したらどうやろ……?」
エヴァ「何……?」

そう言うと木乃香は何節かの呪文を紡いでいく。
次の瞬間エヴァは体の中心に楔を打ち込まれたかのような衝撃に襲われた。
視界が明滅し常人ならそれだけで発狂してしまう様な嘔吐感と寒気が襲ってくる。
掛けられた呪いを通して、外部から自分の物でない大量の魔力がエヴァの体内を目茶苦茶に駆け回っていた為であった。
そうして、浮遊術の魔力を維持することも出来なくなり彼女は橋の上に墜落した。

エヴァ「がぐ、は……な、にが……?」
木乃香「おじいちゃんを追放した時に偶然見つけたエヴァちゃんの呪いへのアクセスコード、
     まさか三十年経った今でもまだ生きてるなんてなぁ。
     半信半疑やったけど効果は抜群みたいやね……いやー、ホンマ人生何が起こるか分からんわー」

落ちた後も過剰な負荷を与え続ける呪いから、うずくまり動けずにいるエヴァ。
その姿に一瞥をくれると、改めて木乃香は鬼神達に進撃を命じた。
978マロン名無しさん:2007/04/14(土) 23:25:27 ID:???
ぐお あつい展開ktkr!!!
979マロン名無しさん:2007/04/16(月) 00:35:59 ID:???
>>977

明日菜「何よ、木乃香ってばそんな時間きっちりに来なくたって良いじゃない!」

感覚的に結界が無くなった事を悟り、無人の道路を全力疾走しながら明日菜は一人ごちる。
彼女はネギの病室に長居しすぎたせいで木乃香の提示した時間に遅刻していた。

明日菜「よしここまで来ればもうちょっとで……」

決戦場所である橋のアーチが見える場所まで到着し、明日菜は呼吸を整えるためひとまず足を止める。ここからならあと五分もしない内に到着するだろう。

刹那「ここに居たんですね、明日菜さん……探しましたよ……」
明日菜「えっ、……刹那さん?」

そこに突然声を掛けてきたのは、ネギを救出してから行方が分からなくなっていた刹那だった。
てっきり木乃香に捕らえられていると思っていた明日菜にとっては、驚きと共に嬉しい再開でもあった。

明日菜「刹那さん!今までどうしてたの?楓ちゃんから聞いてて心配してたのよ?」
刹那「すいません明日菜さん……」
明日菜「とにかく無事でよかったわ、何だかほっとしちゃった。」
刹那「すいません……」
明日菜「もう!謝らなくてもいいって……って、そうだ!それよりももう木乃香の攻撃が始まってるんだった!
     刹那さん、事情は大体分かってるわよね?今は一人でも戦力が多いほうが良いの、付いてきて!」

自分が遅刻していた事を思い出しまた駆け出そうと背を向ける明日菜。
その背中に体をぶつけるかのように、刹那が突っ込んできた。

明日菜「え……?」
刹那「明日菜さん……本当にすいません……でもこれは、お嬢様の命令ですから……」

自分の胸から抜き身の刀身が生えている光景を、彼女は少しの間呆然と眺めていた。
そして刃が体から引き抜かれる時になってようやく自分が刹那に後から刺されたことを理解し、明日菜はその場に倒れ伏した。
980マロン名無しさん:2007/04/16(月) 00:38:08 ID:???
>>979

たとえ木乃香の魔力すら無効にしてしまう明日菜も、不意を突かれた物理的な殺意には成す術も無かった。

明日菜「げほ……そん……な、こんな……ところ、で……ごめん、ネギ………」

その言葉を最期に自分が流した血溜まりに伏して明日菜は事切れた。
そんな光景を前にしても、かつての親友を殺した刹那は飽くまでも無表情だった。

刹那「すいません、すいません、すいません……」

しかしその無表情の面に涙が止めど無く溢れていた。
それは、明日菜と一緒に刹那の心も死んだ証であった。



木乃香「あははは……どないしたん、高畑先生?もっと頑張って遊んでくれな退屈やわー」
タカミチ「ぐっ、エヴァがやられるなんて……明日菜君はまだ到着しないのか!?」

戦いが始まって三十分。既に学園側の魔法使いは殆どが倒れ、指揮するタカミチ自身も満身創痍の出で立ちだった。
その側には戦闘に参加していたであろう楓や古菲など、かつてネギと関係の深かった使い手である生徒達も骸となって転がっていた。

木乃香「あー……明日菜やったら始末したってさっきせっちゃんから連絡があったよー」
タカミチ「!……な、なんだって……」
木乃香「流石のウチも魔法無効化能力は恐いからなー、先手を打たせてもらったと言うわけや。」

絶望を突きける事に喜悦を隠せない木乃香。
最も高い勝算を持つエヴァを封じられ、木乃香を打倒しうる最後の『切り札』であった明日菜が殺されたという報を聞き、
ここに学園側は完全に戦意を喪失した。

木乃香「あ〜あ、もうおしまいか……ほな、さようなら高畑先生。結構楽しめたで。」
981マロン名無しさん:2007/04/16(月) 00:39:57 ID:???
>>981

無慈悲な鬼神の一撃が生き残った魔法使い達の頭上に振り下ろされる。
もうすぐ訪れる死の瞬間を、彼等は自責と後悔の念を抱きつつ待った。

ネギ「雷の暴風!」

その一撃をはるか後方より放たれた魔法が弾く。
一同の視線が魔法を放った人物に集中した。

木乃香「そんな……うそ……なんで……?」
ネギ「もうやめて下さい木乃香さん!
    こんな事が……昔の友達を殺めるような事が、本当に木乃香さんのやりたかった事なんですか!?」

そうして衰弱しきった体を引きずりながらも、その場に現れたネギははっきりとした声で木乃香を問いただした。
その声に、その姿に、今まで全く余裕の態度を崩さなかった木乃香が初めて動揺を見せていた。
982マロン名無しさん:2007/04/16(月) 00:54:40 ID:???
俺の嫁(楓)も殺されたか……だがGJ!
983マロン名無しさん:2007/04/16(月) 01:16:58 ID:???
乙!
てかもう980じゃん!スレタイどうするよ!?
984マロン名無しさん:2007/04/16(月) 01:25:40 ID:???
明日菜ぁ……くぅ。GJ

スレタイか。忘れてたぜ
【皆】ネギま!キャラの新婚生活を考える 5人目【ネギの嫁】
985マロン名無しさん:2007/04/16(月) 12:10:42 ID:???
【黄昏の】ネギま!キャラの新婚生活を考える 五人目【嫁】
986マロン名無しさん:2007/04/16(月) 12:14:56 ID:???
ネギま読んでる人とかマジキモいんですけどw
生きてて恥ずかしくないんですか?w
987マロン名無しさん:2007/04/16(月) 14:37:59 ID:???
>>986
馬鹿だなぁ。恥ずかしくないから読んでるに決まってるじゃないか。
俺?当然愛読者だが何か?
988マロン名無しさん:2007/04/16(月) 23:56:23 ID:???
うは、俺、アニメ派(特に一期好き)なんで、本編は超編のバトルんトコくらいしか読んでねー。
もち、全然読んでて恥ずかしくないがな。
だが、何故か本編はヌルくて、SSスレに張り込んでしまうぜ。
989マロン名無しさん:2007/04/17(火) 00:39:24 ID:???
>>986
正直人生終わってます 最近じゃ開き直ってるよ
990久々に流れ無視:2007/04/17(火) 01:24:13 ID:???
私は悪魔。古くから人々に恐怖を与え続けていた種族だ。
幼い頃の彼の町を襲ったのも悪魔の仕業。私の仲間だ。
そんな私と結ばれていいはずがない。なのに……

ある日私は真実を告げた。自分の正体、町の襲撃、その他の悪魔の仕業の事件の数々。
だが彼はそんな事ザジさんとは無関係だから気にしなくていいと言った。
それでも私が悪魔であることには変わりない。だから……

暖かいものが私を包んだ。
「そんなこともっと関係ありません。だってあなたは悪魔じゃありませんから」
暖かい声が私の中で響く。
「恐怖を与えるのが悪魔です……だけどあなたは幸せを、安らぎを与えてくれる」
暖かい手が私の頬に触れる。
「ザジさん、あなたは悪魔なんかじゃありません。僕の……みんなの天使です」
暖かい水が目から流れてく。メイクではない本物の涙が流れた。

私もいつか本当の天使になれるだろうか……

おわり
991マロン名無しさん:2007/04/17(火) 17:01:04 ID:???
流れ無視キタ――――!!
992マロン名無しさん:2007/04/17(火) 21:59:39 ID:???
やはりイイ
993マロン名無しさん:2007/04/17(火) 22:10:40 ID:???
994マロン名無しさん:2007/04/18(水) 01:56:47 ID:fzEBJMGT
>>990
ザジがみんなの天使なのは世界の常識

>>993
乙!膿めるぞ!!
995マロン名無しさん:2007/04/18(水) 02:33:32 ID:???
指し出がましいようだけど、>>972

「後に後悔する〜」は「頭痛が痛い」みたいな誤字になるのでは、と


調子こいてすんません埋め
996マロン名無しさん:2007/04/18(水) 09:13:44 ID:???
くーふぇ「あ、あの、そろそろ子供が欲しいアルな〜…なんて…///」
997マロン名無しさん:2007/04/18(水) 12:04:20 ID:???
まかせろ
998マロン名無しさん:2007/04/18(水) 13:26:54 ID:???
1000ならカモゼロ話を書く
999マロン名無しさん:2007/04/18(水) 13:37:20 ID:???
千ならネギま打ち切り
1000マロン名無しさん:2007/04/18(水) 13:56:17 ID:???
1000なら新婚で食人アキラ
10011001
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