べジータと同じ部屋に閉じ込められました(´д`;)
「待て!!!!」
形相でMが立っている。き、気づかれた…!!Mはオレの方に一歩一歩進みながら叫んだ。
「グミくれよーーーーーー!!!!」
情けない台詞である。と言うかキャラ違わないか、その台詞。
などと考える暇も無い程一瞬でMは間合いを積めた。M速過ぎワロタwとしか表現出来ないスピードだ。
そしてオレの腕を物凄い力で掴む。洒落にならんくらい痛い。余りの痛みにオレはグミを地面に落とした。
Mはニヤリと笑うとグミを奪還しようとする。この野郎…いい年こいて拾い食いか……!
しかし、オレの腕は締め上げられグミを拾う事も出来ない。このままではMに……
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁっ!!!!!!!!!
考えるより先にオレはマッハフミフミと言わんばかりの速度でグミを踏み潰した。
さらば最後の食料…オレにはこうするしか無かったんだ。Mは呆然としている。
流石に最後の食料がこうなってしまったのはショックだったらしい。
今、考えると下手したらオレはグミ一個を争った挙句に殺されていたかもしれない。
ここまで情けない結末は余りお目に掛かれないのでは無いだろうか?
エロゲのバッドエンドどころじゃない。そもそもグッドエンドあんのか、コレ。欝だ。
ちなみにMは「昔、グミのCMに出ていた」とか後に話してたけど
無職の超(スーパー)ベジータはCMに使わないだろ……常識的に考えて……