真名ちゃんもっこり日記114
今日ほどアキラのベストショットを撮りまくった日はない。
超の計画なんてどうだっていい、アキラのパンツが報酬ならなんだってしてやろう。
あのアキラの格好はすばらしい。見てるだけでハァハァしそうだ。
あの『脱げビーム』を使ってアキラを常に狙っていたのに何故かチアガールに当たったしまう。
アキラめ、私が撃ってることに気づいてるんじゃないのか?
麻帆良祭が終わったらその姿のままお持ち帰りをしてやろう。
さぁ今日は一段と気合を入れてライフル型の盗撮カメラでアキラを撮るか。
他のことなど田中に任せりゃすむことだ。
え、超が久々に表に出たのに協力しないのかって?
知らん知らん、そんなん知らん。
隊長…
『絶望の淵から』の作者です。一つ決まった事があるので、報告に参りました。
当方オフで色々と忙しくなっており、SS製作に回す時間が確保出来なくなりました。ですのでしばらく投下を中止致します。
今までGJを下さった住人の方々、有難うございました。
雑事が片付いて、その時私がここに戻ってこられる様ならば、必ず戻ってこようと思っています。
無駄レス失礼しました。
>>917 まさに、外道。
>>919 お疲れ様です。二年でも三年でも待つんでオフの方頑張ってください。応援してます。
待ってるよ
頑張ってこい
うぅあマジかよ………また職人さんがいなくなるのかorz
必ず帰って来てね。その日を待ってる。
がんばれ〜
戻って来てくれるまでwktkしながら待ってるからな!
金持ちvsケチケチ精神
ゆーな「にゃーにゃーにゃーにゃー、にゃにゃにゃにゃにゃ〜」
亜子「ほらゆーな。歯磨きやで」
ゆーな「にゃ〜」
まき絵「寝る前はちゃーんと歯磨きだよね」
あやか「そうですわ。虫歯といえど侮ってはいけませんからね」
アキラ「そういえばいいんちょって歯ブラシ毎日変わってるよね」
あやか「当然ですわ。毎日使い捨てを使ってますのよ」
亜子「何やて!?それを一日三回365日繰り返しとるんか!?」
あやか「そうですわよ」
まき絵「すごいねあやか」
ゆーな「にゃー」
アキラ「贅沢というか、無駄遣いというか」
亜子「ウチなんか見てみ!この電動歯ブラシ!」
アキラ「別に何も変わったところはないけど」
まき絵「便利だよね、電動歯ブラシって…あれ?スイッチが入らないよ」
亜子「当たり前や、電池は抜いとるもん。もったいないやん」
一同「…」
あやか「そちらのほうがもったいないのでは…」
ゆーな「にゃー」
>>924 いいんちょ
貧乏人の俺に捨てた歯ブラシを恵んで下さい
>>925 お前、絶対使用目的が普通じゃ無いだろwwwwwwwww
3分後投下
今日はサーカスの練習。ちうに遅くなるから先に帰ってもいいと言ったけど…
「別にいいよ。それにザジがサーカスやってる所見てみたいしな。」
という訳で私はちうに練習風景を見られている。いつも通りのメニューをこなしていく。
その度にちうは驚きの声を上げてくれた。それが嬉しくてつい、いつも以上に張り切ってしまった。
私は浮かれ過ぎていた。
大好きな人にいい所を見せようとして。周りが見えなくなっていた。
後ろの綱渡り用の鉄棒がぐらついているのを、それが倒れてくるのも気づかない程に。
私は浮かれ過ぎていた。
ガシャーンという凄まじい音と悲鳴がサーカス小屋に響いた。音を聞きつけ人が集まってくる。しかし私ではない。
目の前で鉄棒の下敷きになっている少女にだった。
私は見た。ちうに笑顔を向けた時ちうは猛スピードで走ってきて私を突き飛ばしたのを。
ちうはピクリとも動かない。私はフラフラとちうに近寄った。
手を握ってみた。やはり動かない。揺すってみた。それでも動かない。
「ちう…」
呼びかけてみた。動かない。とにかく呼びかけた。呼びかけはそのうち叫びに変わる。
自分でも何を叫んでいるのか分らなかった。こんなに声を張り上げたのは生涯初めてだと思う。
やがて救急隊員がやってきてちうは病院に運ばれた。私は一緒について行ったらしいがよく覚えていない。
気がついたら病院の一室に座っていて目の前に医者がいた。
よく分らないレントゲン写真を見せられよく分らない説明を聞いていた。
そんな事よりちうは無事なのか?それだけをとにかく質問した。
「命に別状はありませんが、脳を強く打っており非常に危険な状態です。このまま目が覚めないと最悪…植物人間に……」
この瞬間私の頭の中は真っ白になった。
植物人間?ちうと遊べないの?ちうとお喋りできないの?ちうと一緒に……。
私は立ち上がり夢遊病患者のようにフラフラと部屋を後にした。
ベットにはちうが眠っていた。テレビで見るようなマスクを付けて静かに眠っていた。
まるで昼寝でもしてるかのように、試しに起こしてみた。しかし起きる事はなかった。
もしかしてという一縷の望みに賭けたがやはりだめだった。
今更になって私は後悔し始めた。
何故後ろに気付かなかったのか?何故いつも通りに練習しなかったのか?何故ちうを無理にでも帰さなかったのか?
いつの間にか頬に冷たい物が伝っていた。私はそのままちうの胸で声を殺して泣いていた。視界が暗くなって行く……。
「ここは…?」
気がつけば私は暗闇にいた。深く、冷たく、寂しい暗闇。あたりを見回してると何かを感じた。
「………ちう?」
少しぶっきらぼうだけどすべてを包んでくれる優しい感じ。間違いなくちうだ。しかし気配がだんだん弱くなっていく。
「ちう…!?待ってて今助けるから。」
暗闇の中私は走る。何度も転んだが構わず走る。ちうを助けるために。
「ちうー!!」
どす黒い沼の中にちうはいた。既に体の半分は飲み込まれていた。すぐさま助けようと近づくが突然体が重くなった。
まるで全身に鉛を付けたようにうまく動かない。
「ちう…!」
ゆっくりと着実に近づくがちうもゆっくりと沼に飲み込まれる。早くしなければ!そう思ってもうまく動かない。
あと5メートル。ちうは胸まで浸かっている。
あと4メートル。ちうは肩まで浸かっている。
あと3メートル。ちうは首まで浸かっている。
あと2メートル。ちうは顔まで浸かっている。
あと1メートル。ちうは頭まで浸かっている。
あと30センチ。ちうは肘まで浸かっている。
あと10センチ。ちうは指まで浸かっている。
あと0センチ。私とちうの手が繋がった。
私は力の限り引っ張った。完全に抜け出したちうを私は抱きしめた。
「お願い…目を覚まして…。また一緒にいよう…?」
その時私達は光に包まれた。暖かく、優しい光に―――
目を開けると病室にいた。私はちうの胸の中であのまま眠っていたみたいだ。
誰かが頭を撫でてくれる。優しく、そして懐かしい感覚。私は手の主を見た。
「おはようザジ…。」
いつもの優しい笑み。私にだけにしか見せない優しい笑み。
「ちうー!!」
私はちうの胸に飛び込んだ。
「ちょっ…ちょっとザジ…!」
「ちう…ひぐ…ちう…ちう……。」
「まったく……。でもありがとな。夢の中で助けてくれて。」
二人は抱き合った。温もりを感じるため。安らぎを感じるため。二度と離れてしまわないように強く抱きしめた……。
終
千雨視点の話もあるのですがどうしましょう?需要があれば投下します。
もちろんあるがな
今日はザジが部活らしい。私は部活を見ていく事にした。ザジは「待たせちゃ悪いから先に帰っていいよ」と言ってたが、
一人で帰ってもする事もないし、何よりザジがサーカスやる所を見てみたかった。
ザジは次々とアクロバティックな技を決め、私は素直に驚いた。
(ふふふ、私が見てるからって張り切ってるな?バレバレだぞ?)
さらに複雑な技をやり最後を決めたときザジは私に笑顔を向けてきた。
(まったく…あいつは………って危ねぇ!!)
ザジの後ろにあった鉄棒が倒れてきた。私は咄嗟にザジを突き飛ばした。
安全な場所に突き飛ばし安心した私に激しい痛みと衝撃が走った。
薄れていく意識の中に見たのは悲しい顔をしたザジだった。そんな顔で…見るなよ…こっち……まで…悲しく……。
暗い…寒い…ここは…?力が入らない…。
何か液体に浮かんでるような感覚。妙に心地いい。だんだん沈んできた。なんかこのまま溶けてしまいそう。それもいいかな…?
「――!!」
なんだよ。折角人が気持ちよくしてるのに。
「―う!!」
何もかも忘れて…。
「ちう!!」
忘れる?何をだ?
「ちう!!」
ザジ?何でいるんだ?すごい辛そうじゃねーか?
「ちうダメ!いなくなっちゃ…!」
…何を忘れようとしてたんだ私は。ザジの事を忘る?そんなの嫌に決まってんだろ?
「お願いちう…!」
忘れたくない!離れたくない!伸びろ私の腕!沈むなよ!
がしっ
ザジの手だ…あったけーな…。馬鹿だなぁ私…この温もりを忘れようとしたなんて…ごめんな?
真っ白な部屋。そうか病院か。まああんなのが落ちてきたんだ。当たり前か?
それにしてもなんか胸が重いな…。なんだザジか。心配してくれたのか?涙の後が残ってるぞ?
心配すぎて夢の中まで助けにきやがって…。私は幸せだな…。
なでなで
綺麗な髪だなぁ…お?起きた。おはよう…ザジ。っていきなり抱きつくなよ…。
まったく…でも本当にありがとうな。
好きだぜ?ザジ……。
完
GJ
ザジちうなんてけしからん組み合わせを最初に考えたのは誰だ
目から汗が止まらんじゃないか
なんて感動的なんだ・・・
泣いたぜGJ
3分後投下です。
涙に暮れた日。
もう何年も前に見た映画。
小さい頃に一人で見て、大泣きした懐かしい日々。
あれからもう何年も過ぎて、もう泣かないと思っていたのに…
とある土曜日の夜。
「すごいねー。たくさん持ってるー」
まき絵があやかの家に大量にならぶDVDを見ている。
明日は日曜日なので夜通し二人っきりで見るつもりだ。
「それじゃ、まずこれとか見る?結構泣けるみたいだよ」
「え」
まき絵が取り出したDVDはあやかがかつて見て涙を流した映画だった。
あの頃はビデオテープで何度も見たが、DVDは初めてだった。
ただ懐かしさから手にしただけでそれを見たことはない。
この年になってまた泣くのかと思うと気が引ける。
何度も見てどのシーンでどんなことが起きるのか分かりきっている。
なのにまるで初めてみるような感覚。
「……」
一通りの流れが終わり、いよいよクライマックスだ。
まき絵は画面をまじまじと見つめた。若干涙ぐみながらもとても満足そうだ。
「もう泣きそうだけどここからだよ……あやか?」
「!?」
涙なんて見せないと思っていても重要なシーンでやはり泣いてしまう。
残り10分近くあるのにもう涙が止まらない。
「ご、ごめんなさいまき絵」
子供のように涙を流して画面を見ることが出来ない。
大人になったように見ていたのは自分の気のせいだ、どうしても涙がとまらない。
重要なシーンの手前で一時停止が掛かっている。
「あやか」
まき絵があやかの手を握って体を抱きしめる。
「まき…絵」
「あやかが泣くなら、私も思いっきり泣いてあげる」
手が触れ合い涙目のまき絵はにっこりと笑って号泣宣言だ。
それまでは一人で見て泣いたあの頃…いい年になってまた泣くのが恥ずかしかった。
だが笑って泣いて、それを一緒に分かり合える恋人が今はいる。
あやかは嬉しくてまた涙が止まらない。
しばらくして二人は手を握り合って寄り添ったまま、再生のボタンを押す。
最後のクライマックスを一緒に泣いて見るために。
終
>>928-
い っ せーのーで、
ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!ザジちう!
GJ!!
>>940-
ぐっじょーぶ。アンマァーイ。
素直になれない大人って素敵デスネ。年下系に甘える姿はもっと素敵。
で、映画のタイトルは何とイウノカネ?
>928
当スレ史に残る名作
>>928 やはりザジちうはいいものだ・・・!GJ!!
>>340 しかしまきんちょもイイッ!まき絵らしくて素敵でした!!GJ!!
ちさめファンって多いのか?
スレタイ見ろ
ちう×ザジ じゃなくてちさめ単独
悪者にしちゃマズイかな
悪者にして萌えるのか?
ここでは萌えれば勝ちだが
俺は疑問だな
↑今更なにを(ry
萌えなくても面白ければ勝ちだと俺は思う
不良化はいろいろ無視しすぎだがな
何かいろいろと言ってますけど3分後に投下しておきます。
少し違った悪者の千雨の内容となってます。
贖罪
この日はザジが日直で一番最後に帰る事となった。
千雨も待っているため、ザジは張り切っている。
「ふぅ…」
最後の日誌を書いてネギに提出。ようやく帰れる、千雨と一緒に帰れる。
ザジはうきうきした足取りで千雨の待つ下駄箱前へ向かう。
「千雨ちゃん〜」
「…〜〜〜〜」
ザジを待つ千雨は桜子の相手をしていた。
千雨に好意を持つ桜子はいろんなアプローチを仕掛けるが千雨はそっぽを向いている。
「ねー帰ろうよ〜」
事情を知らない桜子は千雨と一緒に帰ろうと必死だ。
「うるせぇな、そんなに帰りたけりゃ一人で帰れ!」
ザジしか見ていない千雨は桜子をさっさと突き放つ。
「むー…そんな極端な言い方酷いよぉ〜」
あまりにもキツくあたられたせいで桜子は涙目だ。
「…どうすりゃ帰ってくれるんだ」
「…じゃあキスして」
率直に答える桜子、当然考えがあってのことだ。
断れば一緒に帰る、帰らなくてもキスをもらえる、桜子にとってはどっちをとってもおいしいのだ。
「…」
早く帰ろうとザジは急いで千雨の待つところに走る。
桜子が居ることなど知らずに。
「…」
「えっ」
千雨は構わず桜子の頬にキスをした。
「これでいいだろ、帰れ」
「…分かった、ありがと」
桜子は結果的に千雨のキスを手に入れたが内心複雑だった。
何の感情もないキス。明らかに“キスくらいくれてやるからさっさと帰れ”と言ってるみたいだ。
これ以上構うと噛み付かれそうなためすぐにその場を去る桜子。
ようやく邪魔者が消えてせいせいした千雨は、ザジはまだかと辺りを見渡す。
「………」
「…」
少し離れた場所から立ち尽くすザジの姿。
あの瞬間を見られた。追い返すためとはいえ桜子にキスをしてしまった姿を見られた。
いつもの感情があるのかどうか分からない顔をしているザジ。
だが一番違うことはザジの目から涙が出ていることだった。
「…!」
ザジは千雨を見ずにそのまま立ち去ってしまう。
「…ザジ」
やってしまった。誰にも見せたことのない険しい顔をする千雨。
一途なザジを傷つけた代償は大きい。
暗い室内。いつも横には千雨がいるはずだった、だが今日は誰も居ない。
「…千雨のバカ、千雨のバカ、最低」
そう呟くザジの目は涙で汚れていた。
―ザジ、好きだ。
そう言った千雨の顔が思い浮かべる。あれは嘘だったのか。
するとザジの持っている携帯が鳴り出す。確認をすると相手は千雨からだ。
「…絶対出ないもん」
ザジは何も言わずに電話を切る、そして携帯を放り投げてベッドにもぐりこんだ。
『留守番電話サービスに接続します。こちら090−』
何度かけても電話口から帰ってくるのは留守番電話サービスの音声。
「…だめか」
寮に帰ってからザジはちっとも会ってくれない。千雨は電話に切り替えるもそれもだめ。
泣かせて、怒らせて、そして傷つけた。
「最低だな、私は」
言い訳も謝ることも何も出来ない自分が不甲斐なさ過ぎて悔しかった。
「随分とザジさんの機嫌が悪いですよ」
「お前、ザジを泣かせただろ」
「千雨ちゃん、ザジちゃんと喧嘩でもしたの?」
翌日、学園に登校するなり刹那、真名、明日菜に問い詰められる千雨。
それぞれ一緒に居る人がいるため、同じ立場の千雨の様子をすぐに察したようだ。
「あのなぁ、ザジのことが何もかも私の責任になる根拠を教えてくれねぇか…」
昨日のことで頭が一杯なのにこの質問攻め、流石に耐え切れない。
だがそんなことも気にせず3人は白い目でじーっと見つめた。
もはや千雨一人が完全に悪者扱い。
「…ハイゴメンナサイ、ワタシノセイデス」
完全に見透かされている。これには千雨も折れるしかない。
「やっほー千雨」
そこへやってきたのは麻帆良のパパラッチ朝倉和美だ。
「テメェか…バラしたのは」
「まぁまぁ、折角仲直りのお膳立て作ったんだから。ヘタレてないでさっさと謝ったら?」
―と背中をぽんと押す和美。
そして押された先にはザジの姿。いつになく無表情で睨んでいる。
「ザジ…」
「…」
―もう一度私を信じてほしい。
そんな薄っぺらい言葉を言っても信じてくれそうにない。
「…授業が終わったらいつもの場所で待ってる」
だけど手放したくない。どんなことをしてでも…
「今の私は最低だしこんなこと言う資格なんてないと思ってる、でも頼む…いつもの場所で待っているから」
その言葉にザジは何も言わずに立ち去った。
放課後になって千雨は下駄箱前でずっと待った、ずっと待ち続けた。
もう1時間以上待っただろうか、下校時間が刻一刻と迫る。もしもこの時間を過ぎれば生徒は強制的に帰される。
そうなってしまってはおしまいだ。下校時間は6時、時計はもう5時55分。
だが千雨は待った。チャイムが鳴り、先生が帰れと言われるそのときまで最後まで諦めない。
―残り2分を切った。
「…」
すっと気配を消しながら千雨の後ろにいつの間にか立つザジ。
「…来てくれたんだな」
相変わらずザジは無表情だ。千雨は総ての感情を押し殺した顔で呟く。
「…ごめん、ここで言い訳なんてずるいと思っているけど…本当にごめん」
「…もういいよ」
ザジがやっと言葉を発し、千雨の口にキスをする。
「…」
お互いを見つめあい、誤解を伝え合う二人。言いたいだけ言い合うとザジは千雨の胸に飛びついた。
嬉しくて悲しくてただ千雨の胸の中で泣いていた。
「ザジ、私はお前が好きでたまらないんだ。もしこの先、私がお前を裏切ったらその時は…私を煮るなり焼くなり好きにしろ
「それじゃあうまくいったんだ」
「あぁ、まぁな」
翌日、千雨に突撃インタビューをする和美。もし破局したら慰め報道の準備をしていた。
「つーか千雨、首のところ隠しといたら?」
「あ!?」
千雨の首にはくっきりと噛み付き後が残っていた。
普通はキスマークなのだが、ザジの場合は噛み付いてくる。
「千雨ー」
遅れてザジがやって来た。仲良く手を繋いで一緒に教室に入る。
首跡はまだ隠さない。不器用なこの傷は千雨にとって贖罪の証だから。
しばらくすれば消えてしまうこの印が、とても愛おしい思った。
終
噛みつきハァハァ。
こういう悪役としてなら、全く問題無しだと思います。
というか悪役と呼べるのか?まぁ、とにかくGJ!
なかなかやるな
今後も期待
GJ!
千雨に噛みついてるザジを想像して…GJ!
まき絵「ただ今より、ネギま!アニメ2期の放送を記念、まほ落語寄席を開演いたしま〜す。
まず、開演に先立ちまして皆様にお願いを申し上げます。
携帯電話などの音の出る電子機器の電源は切らなくても結構ですが、
パソコンの電源ボタンを5秒ほど押しますと・・・電源が切れてしまい、
他のウェブページや職人様のSSを読むのに時間が掛かりますのでご注意ください。
では、3分後に開演いたしま〜す。」
『○分後に投下』だけじゃつまらないな〜と思い、色々とテスト。
桜子「10月4日からのアニメ放送開始を記念しまして始まりましたまほ落語寄席、
まずは椎名亭桜子が一席お相手させていただきます。
え〜、毎度バカバカしいお笑い一席。
落語の登場人物といえば与太郎・ご隠居・熊さん・八つぁんと色々と居まして、
物知りのご隠居に物を尋ねる所から始まるのが黄金パターンなんだよ〜」
明日菜「ご隠居!こんちわぁ!」
あやか「あら?誰かと思えば。まぁま、おあがり。」
明日菜「へへ、ご馳走様で。」
あやか「なんですの?ご馳走様って?」
明日菜「なんですのって、ご隠居がまんまおあがりって言ったじゃん。
ちょうどお昼時なんでご馳走になろうかと思ったんですけどね、違いますか?」
あやか「あら、そうでしたの?ですが私は、まぁま、おあがり。こちらへお上がりと言ったんですわ。」
明日菜「な〜んだ、そうだったの。まぁいいや、あがりますヨッコイショういち」
あやか「・・・。」
明日菜「ねぇ、この家は客が来たのにお茶を出さないの?」
あやか「まったく、今ちょうど出そうと思ってたんですわ。
はい、粗茶をどうぞ。」
明日菜「へい、どうも。・・・甘味はださないの?」
あやか「出しますから、いちいち催促して欲しくないですわ。
羊かんで良いですわね?」
明日菜「あ〜、良いよ。・・・後ね、厚く切ってね。
うすぅ〜く切って、つっかえ棒が必要になるといけないからね。」
あやか「解ってますわよ。
お〜い、お客様に羊かんを切って差し上げなさい。あとこう言う方には」
明日菜「分厚く頼みますからね〜!」
あやか「・・・。」
桜子「羊かんが出るまで辺りを見回してますと」
明日菜「ご隠居、あんなところにデッカイ染みができてますよ。」
あやか「アレは染みじゃない。長谷川千雨という武将が、狩に出かけている姿の掛け軸ですわ。
この掛け軸の絵には裏話があって、狩の帰りに村雨に遭って」
明日菜「千雨じゃないんですか?」
あやか「千雨は名前、村雨はにわか雨。良いですか?続けますわよ。
雨宿りしようとしたのですが、場所が無くて困っていたら一軒のあばら家がありまして、
家主に雨具を貸して欲しいと頼むと、お恥ずかしながらと山吹を渡されたのですわ。」
明日菜「はぁ〜・・・傘貸して欲しいのに山吹。
もっと枝振りの良い笹とか渡せば良いのに。」
あやか「まったく。歌道に暗いですわね。まぁ、明日菜さんが解らないのは当然ですわ。
良いですか、これは古歌の
『七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき』
つまり、蓑一つありませんと暗に断った」
明日菜「あの、ご隠居。どこに断りの言い訳が?」
あやか「そこが、歌道に暗い。まぁ、明s(ry
これは歌の、『実の一つだに』が『蓑一つ、なきぞ』と掛けて、
蓑が一つもないです。と、言う訳なのですわ。
このとき、明日菜さんが解らなかったように、千雨公も解らなく
家来に聞いてはじめて断りの言い訳と理解したのですわ。
それから千雨は、あぁ、歌道に暗いから学ばなければと猛勉強して日本一の歌人になったのですわ。」
明日菜「へぇ。あ〜、ところで、雨具の無い断りをもう一度聞かせてよ。」
あやか「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
ですわ。」
明日菜「そうそう、それを書いて。」
あやか「よろしいですわ。では・・・え?ひらがなで?漢字は読めない?
しょうがないですわね・・はい、どうぞ。」
明日菜「へへっ、どうも。え?覚えるのか?違う違う、家に知り合いが傘を借りに来るんだけど
いっつも返してくれないからこいつで断ろうかとね。それじゃあね。」
桜子「ってぇ、帰りますとちょうど雨が降り出して」
明日菜「へへへ、降り出しましたよ。お、来た来た、こいつで追い返してやるってんですよ。」
朝倉「お〜い、御免よぉ!」
明日菜「来た来たキター!(AA略。傘を借りに来たのか?」
朝倉「いや、雨具はあるんだ。今日は、日が暮れたから提灯を借りに来たんだよ。」
明日菜「え?提灯?傘じゃなくて提灯・・・。・・提灯は〜、無いよ。」
朝倉「無いって、そこに吊るしてるじゃないか!」
明日菜「あ、あれ?あれはぁ〜・・・吊ってあるけど、無い。」
朝倉「へ?何を無茶苦茶な、私とアンタの仲でしょ、貸してよ。」
明日菜「しょうがないなぁ、貸してあげるから、雨具貸してと言って。」
朝倉「だからぁ、雨具は持ってるってば。・・・何?言えば貸してくれるのね。
しょうがないなぁ。じゃあ、雨具貸して。」
明日菜「へっへっへ、これでも喰らえ!お恥ずかしながら。・・・。
えっと、・・・崩してある・・七重八重ぇ 花咲けどもぉ 山吹のぉ
えっ、何て読むんだ?え〜と、味噌汁樽と 鍋と釜式だぁ!へへん、どうだい!」
朝倉「え?なにそれ?台所の都都逸かい?」
明日菜「都都逸じゃないよ、お前は歌道に暗いなぁ〜。」
朝倉「だから、」
桜子「『角、暗いから提灯借りに来たんだよ。』
千雨【道灌】と言う一席でございました。」
やっぱり和歌は良いよなぁ。
英語より古典やればいいのに、小学校。
965 :
963:2006/09/29(金) 23:43:49 ID:???
>>964 自国語を理解して無いと外国語を正しく訳すのは難しい。
英語ができない漏れには関係ないがw
落語さん乙です!…いやぁおもしろい。GJ
これって結構メジャーなのな。