10話で打ち切りのあらすじ

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211マロン名無しさん
とある中学校に通う三人の少女、
貴理子、真帆、さやかは、自分たちがそれぞれ
キリスト、マホメット、釈迦の生まれ変わりである
ことを知る。
三人は、超能力を駆使して世の悪と戦うべく
「人類救済戦隊☆ゴッド・シスターズ」を結成。

しかし、最大の脅威は悪よりも、彼女たちの存在で
立場を失いかねない各宗派の総本山だった。
まず、ローマ法王庁が動き始める…
212マロン名無しさん:2006/09/20(水) 11:50:42 ID:???
>>211
また厄い話を…

ローマ法皇は代々異端を排除してきた異能者集団「聖骸衣騎士団」を日本へ派遣しゴッド☆シスターズを排除しようとする。
一方ベナレス出身のクシャトリアであるヴィシャーカダッタは輪廻の理に対して干渉しようとする一連の動きを阻止しようと来日する。
その頃ゴッド☆シスターズは星の数ほどもいる悪人を潰すには人手が足りないことを悟り電波ジャックを行いその演説で人心を掌握し、「ゴッド☆シスターズを支援する会」を結成する。
しかしその会も真帆派、貴理子派、さやか派の三つに分裂してしまうのであった。
213マロン名無しさん:2006/09/20(水) 12:51:42 ID:???
三派に分かれたG☆S支援会。
それはカルカッタの大富豪の愛人にして鬼子母神カーリーの生まれ変わり・
ヴィシャーカダッタの実母カレンの陰謀だった。
ただしヴィシャーカダッタは離婚した前夫が引き取っており母の顔を知らない。
やはり来日したカレンはローマ法王庁の動きを察知し利用する。
「悪もまたこの世に必要な要素。それを排除しようなどとは真の神の意思を無視した邪神なり!」
カレンの指示で聖骸衣騎士団はまず一番数の少ない真帆派を殲滅しに向かう。
214マロン名無しさん:2006/09/20(水) 18:27:48 ID:???
聖骸衣騎士団と激烈な死闘を繰り広げる真帆。
変身して、必殺技「コーラーン・スパーク」を繰り出すが
次第に追いつめられてゆく。
仲間の窮地を知って、貴理子とさやかも駆けつけようとするが
「支援する会」の取り巻きがそれを許そうとしない。
真帆、絶体絶命!
その時、謎の戦士の一団が救援に駆けつける。
彼らこそ、「闇イスラム評議会」が派遣した、
無理無謀な戦い方で恐れられる最凶軍団「ムチャヒディン」だった。
215マロン名無しさん:2006/09/21(木) 12:43:04 ID:imEsiI8D
度重なる抗争についに核を持ち込んだため、人類の94%が死滅してしまった。
貴理子は住家に爆撃を、さやかは放射能汚染で、それぞれ命を落とし、
G☆Sで生き残ったのはただ一人、真帆のみであった。
「しょせん私たちも、ちっぽけなただの人間でしかなかったってことね…」
216マロン名無しさん:2006/09/21(木) 13:40:22 ID:sZHXKzvj
荒廃した世界で地獄を見る真帆。

突然悟る。

自分のしたかったことは敵を倒すことじゃない。この世界を救いの道へと導くことだった。

その時、目の前にムチャヒディンの生き残りが現れる。傷ついた彼を見た真帆はそっと囁いた。

「この世界が助かる道はまだあります」
217マロン名無しさん:2006/09/21(木) 14:43:13 ID:???
その頃、前もってシェルターに隠れ難を逃れたローマ教皇庁は再臨教団と名を変えて
「貴理子こそがキリストの生まれ変わりでいつか再び降臨される」
という教義を掲げて生き残った人々を洗脳し都市国家「エヴァンジェリン」(福音)を建設していた
そこでやはり生き残ったカレンは若き日と変わらぬ肉体で法皇を虜にし愛人として暴虐の限りを尽していた。
その町に現れた二つの影。
ひとつはかつてのクシャトリア階級の戦士、ヴィシャーカダッタ。
そしてもう一人はー何と、さやかであった。
ヴィシャーカダッタはこの地獄の中で巫女の素質を持つ少女・美子を捜しだし、彼女をよりしろにしてさやかを復活させたのだ!
しかしながらその躰は不完全で、太陽の有る内しか現れることができず、夜になると美子に戻ってしまうのだ。
彼らは貴理子を蘇らせる方法を探しに来たのだ。
218マロン名無しさん:2006/09/23(土) 22:02:49 ID:???
絶望と共に予知能力に目覚めた真帆はムチャヒディンの残党を引きつれ再起を図る
真帆の左胸に血文字で浮かぶ予言『血あぶりの書』に書かれた予言によると
貴理子は死から一週間後に『奇跡の丘』と呼ばれる場所で復活するらしい
誰かが爆死した彼女をそこに弔っていたのか?ともかく真帆は丘を捜すことに
一方独自行動のヴィシャーカダッタたちは真帆の行動を知らぬままエヴァンジェリンに潜入
美子へと戻るハンデを逆に利用し難民としてエヴァンジェリンの中心に潜り込ませ
朝日と共にさやかとなってそのカリスマで難民数十万人を味方につける
やがて内側から民衆の手によって劫火に包まれる聖都エヴァンジェリンであった
219マロン名無しさん:2006/09/25(月) 15:45:07 ID:???
都市の地下に眠っていた核弾頭が炎上により引火。
爆発により生き残った人類6%の85%が死滅してしまった。
またしても一人生き残ってしまった真帆。
「えー…と、6%の85%ってことは、生き残ってるのは…何人…?」
220マロン名無しさん:2006/09/25(月) 16:16:44 ID:???
「3人よ…」
光に包まれて真帆の前に現れた、貴理子とさやか。
「さあ、私たちの仕事は終わったわ」
「次の目的地をめざしましょう!」
3人は、頭上に出現した、オーヴァーロードの巨大な
オプティカルシップに乗り込み、新たな知的生命体の
待つ惑星へと旅立つ。
オーヴァーロードの目的とは…3人の役割とは…
宗教とは…人間とは…

その全てに答えるものもないまま、無人の荒野と化した
地球に、ただ風は吹くだけだった…