72 :
マロン名無しさん:2006/06/30(金) 05:22:03 ID:YOe+sfBU
「あれか?風香ちゃんは天体とか詳しいのか?」
「水金地火木土天海冥」
「物狂いか」
73 :
マロン名無しさん:2006/06/30(金) 06:04:26 ID:YOe+sfBU
「うみいぐっでいっだーー うみいぐっでいっだのに゛ーーー」
「言ってねえよ」
「びゃーーーーーーーーーーー!!!」
止むことのないよつばの慟哭は
無敵幼女の終焉を示すものだろうか
いや
これは産声…
新たなる怪物の産声…
74 :
マロン名無しさん:2006/06/30(金) 08:11:52 ID:YOe+sfBU
「なんだー!? おのれー!! やんだめー!!」
カップラーメンが蘇らせた
忌まわしき記憶は
鮮明であったが
目の前のくずかごが
その一件とは無関係であることは
明確だろうか?
「とーちゃん、そろそろ嫁を貰って読者殿を安堵させてやってはいかがかな」
「俺とよつば二人の相手をする嫁だ」
「ワハハ!」
「ワハハハ!」
『 ふーかハード 』
よつばとお絵かきの為に小岩井家に潜入する風香。
だが、それはよつばの巧妙な罠だった。
「ふーかのまごころは わたしにくずされるためにきずいてきたんだもんな」
「いつもの力が出せれば…こんなよつばなんかに…!」
「よかったじゃないか なつのあつさのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、おふとんをよおいしろ! みんなでいかせまくるやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「ふーかの生おっぱいゲ〜ット」
(いけない…!あそこがぬれまくってるのを悟られたら…!)
「なまふーかさまのばなしりのあなをはいけんしてもよろしーでしょーか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、おっぱいにあたってしまったか。あまいしびれがいつまでもとれないだろー?」
ペキィ
クリムゾンは災いのもと
常に無敵であるはずのよつばの示した雄叫びは
目の玉花子が急に出現した際に見せたものと
同様のものであったが
異なる点が二つある
一つは
一張羅であるKODOMOUSAGIシャツを意気揚々と着ていること
これはあらゆるお出かけに共通する勝利の鉄則である
今一つは
うみいくってきのういったとーちゃんの存在である
そして
餓鬼は無念の涙を流した
「あの折儂が三姉妹を呼びたるはとーちゃんが指図
はかった喃 はかってくれた喃」
戯れなれば、市民プールにて
伊良子「藤木、お前濡れてるな」
藤木「?返り血だが・・・」
伊良子「・・・お前、返り血下手だな」
藤木「返り血下手!?」
涼「あの・・・人を斬るという感触はいかなるものなのでしょうか?」
丸子「あれだ。濡手ぬぐいを叩くがごとき音よ」
宗像「うまく斬れば手応えはない」
藤木「り、りろんはしってる」
涼「理論知ってんのかすごいな」
綾瀬家の玄関に手土産を携えた小岩井が訪れた
その男の手土産の箱にはぶどうほどの・・・
そりゃぶどうだ!
やってくれた喃
>>82・・・・
84 :
マロン名無しさん:2006/07/02(日) 21:01:04 ID:aIUZ6jWy
げふっ だーーー
みうら「わぁ!なんか血ィ出てきた!あーっ!あーっ!」
恵那「みうら。 ゆすげ。」
85 :
マロン名無しさん:2006/07/02(日) 23:30:28 ID:aIUZ6jWy
鈴 「あのさーこーゆーこと聞くとバカみたいなのかもしんないけど」
山崎「はいはい、なんでも聞いてみー?」
鈴 「人を切る感触ってどんなの?」
山崎「(д` )」
鈴 「目を背けるなよ」
丸子「だからーあれだろ?濡れ手ぬぐいを叩くがごとき音」
鈴 「うんそーゆー雰囲気はわかる。だから感触ってどんな?」
鈴 「宗像は知ってるかー?」
宗像「うーー、上手く切れば手応えはない・・・」
山崎&鈴「おー、それっぽい」
宗像「だろっ!」
興津「鈴、うまい麦飯じゃのう(気にするな)」
よつば 「ひいっ!」バッ!
父ちゃん「あ、乳首だ」
よつば 「ちくび?!」
父ちゃん「乳首。乳についてる首だから、ちくび」
よつば 「だれに千切られたの?!」
父ちゃん「・・・え?虎眼?」
よつば 「これは“いく”に返すの?!」
父ちゃん「いや、多分こいつは返せない」
よつば 「かえせよ!」
87 :
マロン名無しさん:2006/07/03(月) 16:47:31 ID:rNptyfTN
大阪「これがきれいに割れたらうまくいきます!」
ぱきっ ぱきっ
(こ…こいつら… 何の呪いだ…)
「くらげいるかもなー」
「その言葉 海水浴宣言と判断する。当方に浮き輪の用意あり!!」
「あんしんしろ、みねうちだ」
90 :
マロン名無しさん:2006/07/04(火) 15:02:07 ID:0L0ISwG3
「なんじゃそりゃあ!」
この時ジャンボが見せた跳躍は
鍛錬によって到達し得る領域を明らかに凌ぐものであった
父が仕事で作成した翻訳のデータが
ピッピッ・・・ バチン! ブツン・・・
娘、よつばに葬られた
「どんまい」
マヨネーズを顔に塗りたくられた父に
娘が吐いた言葉
よつば「おっちゃん、しんぶーん!」
牛股「はっはっはっ、これはかたじけない」
“こがんがころされた”
牛股「・・・・」
藤木 「挑戦状だってもらったことあるんだから」
よつば「ちょーせんじょー?!
“かげはだだふたつ”
って書いてるやつか?!」
藤木 「そうそれ!」
よつば「においはしたか?!なやましい、においはあったか!?」
藤木 「あった、あった」
よつば「おー!で、そいつとけっとうした?!けっとうした?!」
藤木 「だから、してないよー。まんまと罠に嵌っちゃったから」
夕雲「あ、伊良子さん」
虎眼「えっ!?」
ぷす
検校「アウト」
伊良子「いく、参ろうか」
千代の始めの〜♪
「へた」
「やめて」
伊良子「大不評!?」
いく「今晩うちは“流れ”なんですよ。無明逆流れ」
虎眼「無明逆流れ?! あんなもん“流れ”じゃない(プイッ)」
いく「な?!なんでですか?!強いですよ!」
虎眼「“流れ”はなんにでも合うけど・・・無明逆流れには合わん!
大体なんだ“無”とか“逆”とか!星入れろ星!」
牛股「そうだ!せんせーはいいこというな!ほし入れろほし!」
いく「何なんだこの師弟・・・」
ヤンダ「さっきあげたあめ玉見せて」
よつば「・・・・」
ヤンダ「(バッ!)もうあげな〜い」
よつば「あ〜!」
丸子「油断したか、小岩井・・・」
興津「あめ玉を取られるとは・・・」
晒し首になったヤンダがくわえていた物は
アイスクリームであった
この日うまれたギャーは2
いや3・・・
師走ですか?師走だから走っているのですか?
牛股師範はユーモアのセンスがありますなあ!
101 :
マロン名無しさん:2006/07/06(木) 05:27:33 ID:+tebPMmH
「割り箸はこう先を持ってゆっくり開いていけば…」
ぱ き ん
「お美事!」
「お美事にございまする!」
102 :
マロン名無しさん:2006/07/06(木) 06:33:00 ID:+tebPMmH
「それおもしろいぞ!いちからせつめいする!」
果たしてよつばは正常なのだろうか
返却したてのビデオに対し
おう吐をもよおすようなこの執念
103 :
マロン名無しさん:2006/07/06(木) 07:40:33 ID:+tebPMmH
「ふーん どうだった?」
(誰じゃ!?)
妹分が別人に見えたのは
夜も明けきらぬ薄暗さゆえ
ジャンボは自らにそう言い聞かせた
触らぬビニールに刺し角なし
童唄に「ぼくらはみんな」とうたわれた無脊椎動物
くらげである
「生きているだけでつらい者など」
晩御飯におけるメニューを具体的に検討する初めての打ち合わせの日、
現れたとーちゃんはよつばを前に、ごく当然のことのように静かに言った。
「それでは『たらっらたっらっら〜♪』を始めます。メニューは『ハンバーグ』が良いでしょう。」
変わらぬ高揚感があった。
ふたわと!
「うーん だから… なんて言うかな…
「背中合わせに立つだろ?」
「で 上段にかまえてみると…
「金剛力士」
「金剛力士に見えるだろ?」
「みえない」
「なー!? 見えねーよなー!?」
「虎眼流はちょっとおかしい」
「虎眼流だからな」
小岩井家を離れること数分
本屋にほど近き場所
雨に濡れることを避けるため 一刻も自宅を留守にしたくないとーちゃんであったが
「わけわかんないことゆーな!!」
よつばの命令は絶対である
それは違うぞふうか
風香は私も終わってますよとおっしゃった…
ゆえにとーちゃんは
風香に謝ったのだ
何が言いたい
綾瀬風香は勉強の出来ない子かと!
勉強ができない子だと
あやまれ
よってたかって虎子の車を焼き
己を厠にとじこめたこんにゃく屋の分際で
よつばにて身の証を立てい
よ、よつばと
「明朝じゃ」
海水浴を命じられたよつばは
てるてるぼうずを作り始めた
無数に並べられるてるてる坊主のほか
小岩井家のシーツを吊るすのが習わしであり
しばし瞑想ののち
この手順を済ますと
よつばの胸中に疑念は全く残っていない
112 :
マロン名無しさん:2006/07/09(日) 17:25:39 ID:7gtincTn
どれだけ涙を流せば 貴方を忘れられるだろう
Just Tell Me My Life
何処まで歩いてみても 涙で明日が見えない
Rusty Nail と申したか。
114 :
マロン名無しさん:2006/07/10(月) 15:32:35 ID:RvhgaWI4
山崎「私は夏の終わりがくるたびに
恋の終わりを思い出すのかしらね…
さようなら私の恋 グッバイマイラブ」
牛股「…あれあなたのお弟子さんですよ」
虎眼「…あんたの弟弟子よ」
伊良子「ちゅぱのやったことは全部おみとうしだ」
ちゅぱ「えっ!?」
伊良子「しんだほうがいい」
ちゅぱ「えぇっ!!」
間合い、速度ともに流れを凌駕する斬撃であった
ちゅぱ「しにました〜」
伊良子「女と子供はやらない」
ちゅぱ「ええっ?!やったよ〜!」
侠客 「お代の方がまだでございます」
柿え門「おお、忘れておった」
侠客 「10円か!?」
風香
あの時 お前はなぜこんにゃくの良し悪しを聞いたのだ
大丈夫なはずがない
虎子の車の上で 花火が燃えていた
「よしじゃあ明日は
「握り飯もって
「にぎりめし!!
「カジキもって
「カジキ!!
「道場主に会いに行くか
「ぶっん!!
涼ノ介「それに伊良子さん、愛人いますよ」
三重 「!!!!!!!!!!!!!」
涼ノ介「あれ、あの人とは終ったっけ?」
三重 「そこ!そこ大事よ!」
涼ノ介「うーん、よくわかりません」
三重 「うっがぁー!使えねぇ前髪だな!」
「ろうにんものきったんだー すっげーふてい
「へー 牢人者切ったのか すげーな?
「だろー!? こう!しゃっ!!てな!!びゃっ!!ぱって!!
「麦飯食え
「そんではたしあいのちぎりしてなー
うしまたもおーよろこび!
ふじきがすででだてにしたー
おわり
「じゃあ感涙だったなぁ
「うん すっげーかんるいした!!