Fate/stay night 萌え統一スレッド104

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156マロン名無しさん
>>493

中島義道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中島 義道(なかじま よしみち、1946年7月9日 - )は、福岡県門司市(北九州市)出身の哲学者である。自称、「戦う哲学者」。専攻は、時間論、自我論、
コミュニケーション論。イマヌエル・カントを中心的に研究。東大教養学部にて大森荘蔵の薫陶を強く受けつつ、哲学者としての修行を積んだ。髭を生やしている。

「哲学研究者」など「学者」であることを嫌悪し、さかんに「半隠遁」ということばをつかう。俗世から遠ざかって生き、自分の人生についてかんがえることを
すすめている。

人間の生きにくさ、そして人生に於ける不幸を論じたエッセーを数多く執筆する。「幸福な人生など絶対に存在しない」と強く主張する。『生きにくい……』、
『どうせ死んでしまう……』と言う著書のタイトルを見れば分かる通り、かなり虚無的である。ただ、厭世的ではない。

また、著書『人生を<半分>降りる』のタイトル通りの思考を、自ら実践している。具体例としては、勤める大学の入学式や卒業式に出席しない。自分の父や
母の死を知人、周辺の近しい人に報告しない(つまり、その葬儀には自分の知人や近しい人は一切出席しない事になる)。姪の結婚式に呼ばれても
出席しない。パーティーにも出ない。つまり、一切の儀式を拒むという行為が挙げられる。

様々な騒音が鳴らされる騒々しい現代日本に異議を申し立てた、エッセー『うるさい日本の私』に拠って、「戦う哲学者」として広く認知された(タイトルは、
川端康成の『美しい日本の私――その序説』と、大江健三郎の『あいまいな日本の私』の、2人のノーベル文学賞受賞記念講演のパロディである。
この「うるさい」ということばは、「日本」だけでなく「私」をも形容しているのだ、と本人自身が述べている)。古典落語『小言幸兵衛』の雰囲気でもある。
つまり、頑固爺さんという既に喪失されたイメージが、そこに見えるのである。