【北斗の拳】教祖+(・∀・)総合スレ【強さ議論45】
ところでジュウケイはラオウ、トキを北斗神拳の伝承者候補として送り出したのか?
恐らく違うだろうと思う。
ジュウケイがケンシロウ、ラオウ、トキの3人を送り出すときの台詞は
「いずれ北斗神拳が必要な時代となろう 強く強大になってこの国に帰ってくるのだ」
というものだ。
単純に考えると3人を伝承候補者として送り出しているかのように読めるが、それは間違っている。
なぜなら繰り返しになるが、北斗神拳は一子相伝で伝承者争いに敗れた者は拳を封じられるのだ。
そして少なくともジュウケイの中では伝承者はケンシロウ以外にありえない。
とすれば仮に伝承者候補として送り出したのだとしても、それはあくまでも建前であって、いずれ拳を封じられることは折込済みということになるが、
拳法家として使い物にならなくなることが予定されている相手に向かって「強く強大になれ」とは言わないだろう。
このように考えるとジュウケイはあくまでもケンシロウの従者としてラオウ、トキを送り出したと考えるのが自然だ。
それはジュウケイがカイオウをヒョウの従者と位置づていた考え方と同じことだ。
「強く強大になれ」も泰山流や崋山流などの拳法を身に付けてケンシロウの従者として恥じない力を身に付けよ、という意味だったと考えられる。
実際ラオウは日本に渡ってしばらくの間リュウケンの下に弟子入りできなかったし、トキに至っては拳法を学ぶことすら想定されていなかった。
これらのことはラオウ、トキが伝承者候補として扱われていなかったことを伺わせるのに十分だろう。