【北斗の拳】教祖+(・∀・)総合スレ【強さ議論45】

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257マロン名無しさん
リュウケンに師事できなかった事を理由にヒョウが北斗三兄弟に劣るとする説が見られるがそれは間違っている。

こういう見方をする者はそもそも北斗神拳は一子相伝であるということを忘れているのだろう。
ラオウ、トキ、ジャギは本来拳を封じられるはずだったのだ。
伝承者争いに敗れた以上北斗神拳の掟からいってそうなる。

そこで仮にケンシロウとヒョウを伝承者候補として送り込んだ場合を考えてみよう。
この場合ジュウケイの見立てではヒョウは伝承者争いに敗れ、拳を封じられることになる。
最初からそれが見えているからジュウケイは「主」に対してそんな運命を強要しなかったのだろう。

ではラオウとトキについてはどういう考えだったか?
まず伝承者は少なくともジュウケイの中ではケンシロウで当確。
したがってそれ以外の者はせいぜいケンシロウの稽古相手、悪く言えば噛ませ犬に過ぎないということになる。
その場合相手はほどほどの才能を持っていればよく、真にケンシロウの競争相手である必要は無い。
また、カイオウが修羅の国に留め置かれた理由が「拳才がありすぎ性格も激しいからケンシロウをも脅かす」だという点も重要だ。
これは裏を返せば一緒に送り出された者たちはケンシロウを脅かすほどの器ではないとみなされたということになるからだ。
特にラオウの場合、性格に問題があるのは明らかだから拳才が無いと判断されたものと考えられる。

まとめると

ヒョウの場合:宗家の嫡男であるがゆえに(他の誰よりも優っているとしても)ケンシロウに劣っているという一点のみで失格。
その他の者の場合:ケンシロウより劣っていないと失格。

ということになる。

結局選考基準が異なるのだから単純にその結果のみで優劣を語ることはできないのだ。
リュウケンに師事できなかった事はヒョウがケンシロウに対して劣っているという以上のことは意味しない。