真剣にヤムチャという人間を語る-part2

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261サイバイマン
オレ、じつはサイバイマンの中でも全宇宙最強と言われる「スーパーサイバイマン」なんだ。
生まれた時、ベージータ、ナッパとかいうおれより格下の連中の手下として誕生しちまったもんだから
しかたなく命令に従って地球のやつらと戦う事になった。
オレの他に5人の栽培マンがいたんだけどこいつらは普通の栽培マン、強さもたいしたことはない。
一番手のヤツは相手の三つ目地球人にあっさりやられしまいやがった。
で、2番手はこのオレ。
ベージータの野郎がエラそうにこのオレに指図しやがって、てめーなんざこのオレがちょっと小突けばあの世逝きだっつーの。
まあオレは大人だから軽く聞き流してやったけどね。
で、オレの相手はヤムチャとかいうヤツだったわけよ。
軽くひねってやろうとしたら、とんでもない。
ヤツを見くびっていたぜ、攻撃をくらったオレは地面に陥没、あやうく死ぬところだった・・・
とんでもない、ベージータなんかよりはるか格段に上の実力者じゃねーか。
オレは己のプライドにかけてヤムチャを倒す事を決意した。
ベージータごときの命令があったからじゃない、オレのスーパーサイバイマンとしての血が騒いだんだ。
オレは最後の力をふりしぼり、全力でヤムチャに抱きついた。だがヤツは凄まじい力でオレを振りほどこうとした。
このオレの全力をだ。
もしベージータごときがこのオレに抱きつかれたなら、たちまち全身の骨を抱き砕かれてあっというまに死んでしまっただろう。
そんなオレのパワーをヤツは恐ろしいチカラで振りほどきにかかった。
もはやオレの抱きつき攻撃もここまで、オレは観念した。
プライドにはかえられぬ。
最後の執念で自爆し、オレは強敵ヤムチャをやっとの思いで引き分けに持ち込んだ。
最強の敵が居なくなってその後ベージータたちは地球人たちに圧勝。
ヤツらは自分達の実力だと勘違いしていたようだがな、笑わせやがるぜ。