Fate/stay night 萌え統一スレッド102

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257マロン名無しさん
変わる ニッポンバシ 「サブカル」で再起かけ  http://osaka.yomiuri.co.jp/machi/mc60411a.htm
 東京はニホンバシ、大阪はニッポンバシ。その大阪・日本橋の電器街を貫く目抜き通りで、白いカチューシャにエプロンのメード服や純白のドレスにブロンドヘアのアニメの世界から飛び出してきたような衣装の若い女性が、男性たちのカメラにポーズを決める。
銀色のつなぎ服で“宇宙人”の格好をしたというレオンさん(27)は「大勢の人に注目されて、めったにない経験」と満足そうだった。
 3月下旬の祝日、通りを歩行者天国にして開かれた「日本橋ストリートフェスタ」。目玉の「コスプレ」系パレードには一般の参加者も加わり、街角は、初開催だった昨年より2万人多い約15万4000人でごった返した。
 梅田や難波に大型電器店の出店が相次ぎ、「西日本一」の名をはせた電器街は苦戦が続く。代わりに、この5、6年で、空き店舗にキャラクターグッズやDVDソフト、ゲーム販売など、
サブカルチャー関連の店が入り、メード服の店員が給仕する喫茶店や美容室も急増している。
 様変わりする町を〈オタク化〉とみる向きもあるが、この変化に乗って、イベントを仕掛けているのは電器街の商売人たちだ。
 「街に漂う危機感が熱意を生んだ」と、1回目のフェスタで運営委員長を務めた電子機器会社の蘇建源会長(64)。パレードを企画したアニメ専門店社長、塩田浩司さん(38)も「アニメは今や日本が世界に誇る文化。
日本橋がサブカルを象徴する街として定着すれば、新たなブランドになる」と話す。
 成長を続けるデジタルコンテンツ(情報内容)産業に着目し、今月、ビルの空きフロアを格安でCG(コンピューターグラフィックス)アニメ制作会社などに賃貸する「日本橋CGアニメ村」も誕生した。アニメの作り手ともなり、活性化させようという試みだ。
 江戸時代の宿屋街から戦前の古書店街、戦後はラジオ部品卸から電器の専門店街へ。時代や景気の盛衰にあわせ、街の構成図を変えてきた日本橋。蘇さんは「『廃れるだけ』と悲観している人もいるが、この街にはまだまだ力がある」と期待を込める。
 再起をかけて、ニッポンバシがまた生まれ変わろうとしているのか。
写真・森田昌孝
文・中西賢司
(2006年04月12日 読売新聞)