http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88 第二次世界大戦により壊滅的な打撃を受けたが、敗戦後は急速な復興をとげ、現在では市場為替レート(MER)換算ベースのGDPで
世界第2位であり、経済大国といわれている。通貨は円(yen)で、ドル、ユーロと共に国際通貨の一角を占めている。
国内市場が大きいため第三次産業が盛んだが、加工貿易が盛んなため製造業も強い。特に工業技術は世界最高水準であり、
多くの分野において、他の先進諸国や発展途上国にとって規範となり、また脅威ともなっている。中でも自動車、エレクトロニクス、
造船、鉄鋼関連の産業は大戦後大きく成長し、世界的企業を複数擁する。
日本は物真似だと外国から批判されたこともあるが、製品の品質追求が高じて、工業用ロボットなどの付加価値の高い、
独自の技術をひねり出すケースも各所で見受けられる。現在、日本は工業用ロボットについて世界のロボット生産量の7割を生産している。
また世界で使われている工業用ロボットの6割は日本で活動している。日本の工業界は非常にロボット化され、効率が良い産業と言える。
また、家庭用ロボットという概念も日本から発信されたものである。
主な貿易相手国はアメリカ、東・東南アジア、EU、サウジアラビアなどである。特に最近は中国などのアジアとの貿易額が急増している。
貿易収支は黒字である。
主な輸出入品目は、資源が乏しく加工貿易が盛んなため、輸入は石油、鉄鉱石、半製品や食料品。輸出は自動車、電気製品、
電子機器、工作機械や産業用ロボットなど。
また、継続的な経常黒字により世界最大の債権国となっており、世界経済からの配当や利子の受け取りが次第に増大している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E4%BB%96%E7%9A%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%B0%B4%E5%9F%9F 日本の国土は約38万km2で世界第60位だが、領海とEEZを合わせると約447万km2で世界第6位となる。日本は漁業や海運などが盛んな
海洋国家でもあり、狭い島国などと固定観念を抱いていたとしたら間違いである。
日本の外国に対する貿易黒字額、相手国から見た場合は対日貿易赤字となる(単位億円、−は日本にとっての赤字額)
2000 2001 2002 2003 2004 5年平均
アメリカ 75,770 70,396 76,361 65,872 69,673 71,614 =約7兆円が毎年、アメリカから日本に流入している。
台湾 19,438 12,196 15,823 19,542 27,376 18,875 =1〜2兆円が毎年、台湾から日本に流入している。
韓国 11,041 9,835 16,356 19,513 24,017 16,152 =1〜2兆円が毎年、韓国から日本に流入している。
シンガポール 15,503 11,324 11,477 10,870 12,647 12,364 =約1兆円強が毎年、シンガポールから日本に流入している。
オランダ 11,406 11,666 10,980 11,436 12,326 11,563 =約1兆円強が毎年、オランダから日本に流入している。
イギリス 8,892 7,406 8,205 8,521 8,990 8,403 =約8千億円が毎年、イギリスから日本に流入している。
パナマ 6,921 5,797 5,694 6,198 6,435 6,209 =約6千億円が毎年、パナマから日本に流入している。
※2000〜2001年は、総務省統計局・統計研修所編「日本の統計2003」より
※2002〜2003年は、財団法人 矢野恒太記念会編「日本国政図会2004/05」より
※2004年は、財団法人 矢野恒太記念会編「日本国政図会2005/06」より