ネギま萌え統98 萌皇の帰還

このエントリーをはてなブックマークに追加
285マロン名無しさん
人間関係深く築けず 識者分析 : ニュース : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060423_4.htm

 動機が見えにくい少年犯罪が目立つ中、遊び仲間の高校生の少年が逮捕された岐阜県中津川市の女子中学生殺人事件は、
交際をめぐるトラブルとの見方が浮上している。
少年犯罪に詳しい識者からは、東京都町田市で昨年11月、男子高校生が同級生の女子高生を殺害した事件との共通点を指摘する声も出ている。

 町田の事件で逮捕された高校1年の少年(16)は「高校入学後、女子高生が冷たくなったのでやった」と動機を供述した。

 間庭充幸・静岡大名誉教授(犯罪社会学)は
「現段階では、今回の事件を同列に扱えるほど情報はないが、深みのある人間関係を築けていない点は似ている」と指摘。
その上で、「愛情や友情は言葉を駆使して相手の内面を探り、築くもの。
今の少年たちは電子メールや携帯電話で言葉を『記号』として使い、嫌なことがあっても反論する言葉を持ち合わせていないため、
行動が衝動的になっている」と分析する。

 小林剛・武庫川女子大大学院教授(非行臨床学)は
「最近の思春期の子供は、他者の視点に立ってものを考える力が弱い。対人関係をうまく運ぶ技量を身につけずに育っており、
自分の感情とズレが生じた途端、相手を攻撃してしまう傾向が強く、それが殺傷事件の背景の一つになっている。
家庭や学校で、子供が『自分は認められている』と、自信を持てるような教育を地道に積み上げていくしかない」と指摘している。

 警察庁によると、昨年1年間に殺人や強盗など凶悪犯で逮捕された少年は1441人で、前年に比べ9%減り、
過去10年間で最低だった。しかし、殺人・殺人未遂で逮捕された少年は67人に上り、前年より17・5%増加した。