>3人を5コマで倒してしまった
(´;ω;`)
889 :
マロン名無しさん:2006/11/26(日) 18:26:59 ID:bEVleEjP
サザエさんが終わると鬱だよな・・・
まだ終わってない!!!!!!!!!!
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
今日のタラヲ氏ねスレはここですか?
>>880 乙。
確かにテンプレももっと随時修正して、まだ要議論のキャラについてはもっと議論したいな。
C級以下とか、あんまり話題にも上らないし。
C級
中島
・中島ひろし。カツオのクラスメイトにして宿命のライバル。
・周りの人物を三国志に例えるなどするが、本人もそれに劣らない頭脳を持つ。
・カツオに強いライバル心を持つ。カツオの癖を知り尽くしているため、
カツオ相手ならば実力以上の力を発揮できる。
花沢
・花沢花子。カツオのクラスメイトでカツオの婚約者を自称する。不動産屋の娘。
・かつては「かもめ第三小学校最強の生物」と呼ばれたが、カツオに敗れる。
中島と同様、カツオへの執着は強い。
・わずかながら、父のような大地属性の技を使える。
先生
・カツオたちの担任の先生。
・猛者ぞろいの5年3組を纏め上げるにふさわしい実力を持つが、カツオら数人の生徒に
実力を越されてしまっている。サブともライバル関係にある。
・厳格かつ堅物とも高潔とも言われる性格。
サブ
・三郎。三河屋の御用聞き。
・バトルライドスーツを装着していない状態。
・キャラ自体が無敗。バトルライドスーツを入手して以来、生身で戦うことはあまりない。
とりあえずC級一部やってみました。
レス引用めんどくさいのでやってないです・・・
>>892 先生はやっぱクラスを纏める時のエピソードも書いて欲しい。
星空編のあのセリフの伏線にもなったし。
つか書いてて泣けてきた。
でもそれ書くとテンプレ程度じゃ収まらないような気がする
じゃあ学園編、
先生にとってのラストバトルの時の
先生対カツオでカツオの亜音速連打に
1分近く耐え切った、だけかな。
そこいいね。本気先生VSカツオ。
誰の目からみてもボロボロなのに
「どうした・・・もっとやってもいいんだぞ」
笑ってみせたところは鳥肌たった。
結局カツオは最後まで先生を倒せなかったんだよな
キャラの立ち位置としては確かに呂布なんだけど
反面教師としてカツオに立ちふさがり、
「傷つけるためだけに拳を振るうのは
私で最後にしなさい・・・」
「次は誰かを、何かを守るためにだ」
今でも名ゼリフTOP10に入っている言葉をいうんだよなぁ。
火曜日分のバレです
サブはやる気十分で臨戦態勢だが、ルーフはまだ構えていない。
ルーフ「俺とカティの鎧?あの少年はどうしたのだ?」
サブは無言で首を横に振った。
ルーフ「そうか…八年前の決着をつけたかったのだがな」
愁傷の思いがあるのか、切なそうな顔をする。
サブ「八年前?」
サブは疑問に思った。カティの外見を考えれば、8年前の彼は2〜4歳程度と思われる。
ルーフ「俺は八年前に、当時の機動装甲を着けた守護者と戦ったのだ。
彼は実力の差にめげずに俺に挑み、俺に勝つために強制強化までした。
実力は伯仲した。だがあと少しで決着というところで、彼の体は強化に耐えきれずに…」
上のルーフの台詞による説明は、回想シーンとともになされた。
簡潔にではあるが、傷だらけになって戦うルーフ(年齢は十代半ば程度か。
このときは三日月刀らしきものとナイフを持っている。)と守護者、
そして守護者の体が破裂するシーンが描かれている。
ルーフ「いや、あのまま続けていれば負けていたのかもしれん。あれから修行を重ねて
元老にまで上り詰めたが、その思いは拭いきれなかった。
そして八年がたち、機動装甲の後継者とお前が現れた……」
サブ「カティのことは俺も残念だと思ってる。だが俺のバトルライドスーツはあいつの魂を受け継いだ。
俺はそう思ってる」
ルーフ「道具に魂とかいうのはよくわからんが
お前を倒せばあの戦いに決着をつけられる。そう思わせてもらおう!」
サブ「カティがどう思うかはわからねえ…だが、俺はあいつの分も一緒に戦う!」
ルーフ「他人の分も戦うだと!?」
サブの主張をあざ笑うように、左手の槍からビームを放つ。それは真っ直ぐサブへと向かっていった。
それを避けたところを狙って斬る、というのがルーフのよくやる戦い方だったが。
サブは全く避けようともせず正面から受け止めた。
サブ「波平さんの言うこともわかる。でも俺は俺のためにあいつの分も戦うんだ!」
ルーフ「お前、これが効いてないのか」
精神をそれなりに鍛錬しているのか、動揺は見られない。
サブ「効いてるさ。でも避けたら思う壺だろ」
サブはルーフに向かって平然と歩いていく。
サブ「あのとき、俺はバトルライドスーツをあっさりと斬られたせいでこれを信じられなくなってた。
そのせいでそれからいいようにやられちまった」
ルーフ「信頼など関係ない、ただ鎧が耐え切れるかどうかだけだ!」
間合いに入ってきたサブを、ルーフは袈裟懸けに斬り付ける。
サブは左腕を掲げ、剣をガードした。
そして、剣はサブの腕を切断することなく、数センチ食い込んだところで止められる。
ルーフ「馬鹿な!?」
剣によほどの自信があったのか、今度は動揺を見せるルーフ。
そこに、サブのストレートがルーフの胸にクリーンヒットした。
ルーフは鎧を着ていて、その上からの打撃だが、それでもルーフは盛大にふっとんだ。
ルーフ「ぐふっ!」
壁に衝突し、壁の一部が崩れる。相当にダメージがあったようだがすぐに起き上がり、
右手に「気」をこめると、サブの左腕に食い込んだままの剣がルーフのもとへと帰っていった。
サブ「どうだ?自慢の剣が通じなかった気分は」
ルーフ「お前の言ったことが少し理解できた」
ルーフは剣の刃を見つめる。そこには海平らを斬った血のりがまだついているのだが。
ルーフ「剣はお前の腕をわずかながら裂いた。一歩間違えたら、と思うと
とてもお前のような真似はできないだろうな」
ルーフは再び構える。さっきとは構えが違う。
ルーフ「察しがついているかもしれんが、この剣は鎧を着た相手に勝つためのものだ」
サブ「探し求めてた相手とやっと戦えるってわけか…」
ルーフ「そうだ。カティがいなくなった以上、お前に全ての力をぶつけなければならない!」
ルーフがサブに肉薄すると、突然、踊りのような動きを始めた。
当然、剣も激しく動き、剣そのものが踊っているようにも見える。
剣は、上下左右、あらゆる方向からサブを斬り付ける。
まるで剣舞そのもので戦っているかのようだった。
あっという間にサブのバトルライドスーツの全身に浅く傷がつけられた。
だが、サブはじっと耐える。
サブ(ルーフの本当の狙いは、この動きで俺を惑わして、本命の一撃を斬りこむこと…)
激しく『踊る』ルーフと、じっと耐えるサブ。サブは剣の動きを観察する。
だがそこに、ルーフの左手の槍がサブの右腕の二の腕あたりに突き刺さる。
その箇所にさらに剣を突き刺した。ニ連撃はスーツを貫き、上腕動脈を切ったのか、
そこから大量に血が噴出した。
ノリスケ「サブちゃん!」
倒れたままのノリスケが動揺する。他の二人はどうか不明だが、ノリスケは意識を保っているらしい。
普通ならそのまま失血死してもおかしくないが、
サブが槍と剣を引き抜くと、出血はすぐにおさまった。
サブ「カティの改造…ここまで凄い効果があるとはな」
ルーフ「カティが改造?あいつの分も戦うとはそういう意味だったのか」
サブ「そういう具体的な概念じゃねえ。これにはあいつの魂がこもってんだよ」
ルーフ「そんなものがこもるとは思えんし、こもっても意味がない」
サブ「わかんねぇんなら教えてやる……!これが、魂だ!!」
全力を込めて、サブはルーフの顔をぶん殴った!
煽り 伝えよ、魂!
1話で5KBくらい使うのであと2,3話でスレ容量を使い果たすかもしれないです。
サブ、凄ぇよサブ く(;ω;)
サブかっくいい
今シリーズのサブは熱いな!!
そのかわり次シリーズじゃ出番なかったりなw
ルーフがこのまま終わるようだったらAA級
何かすごいことやったらS級ってところか
今回は休載のようです。
載ってるけど俺の手に入らなかっただけ…
というオチはないと思う。たぶん。
>>908 もしかしてこことぷーやんスレ掛け持ちですか?
>>909 いえ、そのスレ知らないです。
と思って見てみたらすごいスレだw
リミッター解除カツオとかいろいろいたんだな
エターナルフォースブリザードの元ネタがサザエさんって本当?
99%デマだと思いつつもサザエさんならありえそうなどと思ってしまう
調べてみたらシベリア鉄道編で
KGBのストロガノフ長官が似たようなのやってた
技名はロシア語だが英訳するとエターナルフォースブリザードになる
でも相手(波平)は死ななかった
火曜バレです
サブ「これが、魂だ!!」
顔面をぶん殴られたルーフは、盛大に転がされ、壁に激突した。
ルーフ「なにが…魂だ」
床にへたれこんだまま言う。次の台詞は、起き上がりながら言う。
ルーフ「気を込めただけではないか。気を込めれば威力が増す。ただそれだけだ」
ルーフ「技の威力を決めるのは力と打点と気。魂などで人を倒せるものか」
サブ「それだけじゃねえ。最後の最後に勝敗を分かつものがあるんだよ」
ルーフ「…議論は何の意味も持たないようだな。魂で勝てるというのなら
俺の攻撃を耐え切ってみせろ」
すると、ルーフの鎧、肩あて、手甲、ひじ当て、すね当て、防具の全部のパーツが光を放ち、
ルーフは何かのポーズをとる。剣は鞘におさめて両手で槍を持つ。
ポーズを言葉で表現するなら、「槍を持って磯野砲」。
ルーフ「個人の使うものとしては最強の武器だ。この鎧も武器の一部、“魔弾”は何者も逃がさない…
その威力はTARAをも殺せる…という触れ込みだが、残念ながら人に向けて撃ったことはない」
要はこれから必殺技を使うという宣言である。
ルーフ「だがいかなる物質も“魔弾”には耐えられない。“魂”とやらで防いでみろ」
ノリスケ「サブちゃん、挑発に乗っちゃいけない!」
倒れたノリスケが叫ぶ。
サブ「俺も知りてえんだ。こいつがどこまで耐えてくれるかをな。
俺がどんなバカやっても、こいつは必ずついてきてくれる」
ノリスケを顧みることなく、ただ前を見て言う。
ルーフ「よく言った」
磯野家の面々が磯野砲を使うときのように、気を集中させていく。
隙だらけだが、サブは何もせずに気を溜めていた。防御に全てを集中できるように。
ルーフ「この技に名前はない…だから、お前の名を技の名としてこの世に留めよう!!」
ルーフが槍を放った。
ルーフがやったことは、ただ単純に「槍の投擲」。
ただし、ルーフの纏う鎧そのものがルーフと連動し、人間にはありえない勢いで槍を投擲する。
いわばルーフそのものがピッチングマシーンになったような技だった。
次の瞬間、槍はサブの胸に突き刺さる。
正確には、サブ自身に突き刺さるまいとバトルライドスーツが防いでいるが、
槍はそんなBRSを貫こうと、槍自身が突き進んでゆく。
サブ「ぐぐぐぐぐぐっ………」
気合を込め、必死に耐える。そうするとBRSが耐えてくれると言わんばかりに。
ノリスケ「横に避けるんだ!そうすれば…」
サブ「だ、駄目だ…」
ルーフ「そうだ…どこまで、逃げても…“魔弾”は決して、逃さない…」
ルーフは気を消費したせいか、息を荒らげている。
サブ「そうじゃねぇ…」
サブは足を踏みしめ、がぶりを振る。
サブ「ここで退いたら俺は二度と勝てねえ!」
サブの胸にくいこむ穂先を押し戻さんと歯をくいしばる。
槍もBRSも、持ち主の気に呼応して力を増す。しかし均衡は長く続かなかった。
ルーフ「忘れたわけではないだろう、この槍の能力を!」
槍の穂先からビームが放たれる。
サブ「が…」
ビームのダメージで気が抜けたせいか、サブが苦痛に顔を歪めた次の瞬間、
槍がサブの胸に突き刺さる。いきなり断面図が描かれ、穂先は心臓まで1cmもない。
サブ「負けられねえんだああああああ!!!」
サブが叫んだ次の瞬間。突然、大爆発が起きた。
爆発は部屋の壁全てをなぎ倒し、意識を失ったタイコと西原はもちろん、ノリスケも
なすすべもなく吹き飛ばされた。あとに残ったのは……
ルーフ「おそらく、槍が俺とお前の気のせめぎあいに耐え切れなかったのだろう…」
ルーフは前を見る。そこにいたのは。
ルーフ「その『機動装甲』がこれ以上の戦いに耐えられるとは思えん。
それでも、二人が立っている以上は戦いを続けねばならんのだ!」
波平戦のとき以上にボロボロなBRSを着たサブに向かって、剣を抜いて斬りかかる。
サブ「勝った…」
サブは剣を左手で掴み、右で殴りつけて叩き折った。
ルーフ「!?」
さらに、ルーフの胸に正拳突き。ルーフは吹っ飛ばされ、ルーフの鎧が粉々に砕けた。
サブ「バトルライドスーツは勝った…耐え切ってくれた…」
ルーフ「くっ…!」
ルーフ(あるのか…この男に素手で勝つ手段…)
ルーフ自身もダメージは深く、口の端から血がにじんでいた。
ワカメ「あのてっぺんでTARAと神歩が戦ってる…」
高さ数十メートルの瓦礫の塔を見上げ、ひとりごちた。
ワカメ「いるんでしょ…?」
どこにともなく問いかけると、突然闇がわだかまり、そこから黒いフードの男が現れた。
黒フード「いつから私のことを…?」
ワカメ「あれは『我ら』って言ってたから。どこかに誰か仲間がいると思ったのよ」
新たに現れた黒いフードの男は、前の奴とよく似ていた。
何かの力で似た容貌になっているのか、黒フード自体が記号的な存在で
見分けることに意味はないというメッセージなのかは不明。
ワカメ「教えなさい…あの二人の戦いを止める方法を…」
煽り ワカメの決断。はたして闇の男の返答は…
槍は消滅しちゃったの?
魔弾“サブロウ(仮)“も今話限りか
サブのキャパシティ底が知れんな
ルーフの強さと今回の技の威力にもよるが、
新型サブカスタム、アナ完より強くないか?
そのルーフの強さが問題だよな。
もう武器ぶっ壊れたし。
>>916 日本的には「○○殺し」とか「○○切り」って名前になるな
次スレどうする?480KB超えると即死判定が出ると聞いたことあるのだが。
過去の章の解説とかテンプレ増やす
余地はまだあるが今からやるこたないか
>>924でテンプレ増やすのを今からやることはないと
言っておきながら保守がてらやってみる。
このスレの情報とおぼろげな記憶から「シベリア鉄道編」も解説してみた
「シベリア鉄道編」
磯野家にシベリア鉄道ツアーへの招待券が届いた。フネはこれが罠だと指摘するが
敵の目的を知るために、それを承知で列車に乗り込む。次々と襲ってくるKGBの刺客。
そして、極寒の地での戦いの裏にもう一つ謎の組織の存在が見え隠れする。
この謎の組織の正体は「ブーローニュアルティメット」であるという説が有力。
ちなみにこの章にサブは登場しないと思われていたが、サザエたちが乗った列車に
ずっと併走していたことがラストで明らかになる。
「霊界編」
磯野家に突然霊界への扉が開き、ある者は自分の意思で、ある者は否応なしに戦いに
巻き込まれてゆく。いきなり波平が敵に回るトラブルと慣れない霊界でのバトルの中、
強敵「霊界四天王」に立ち向かう。
この章のラストにあたる覚醒マスオVSアナゴ完全体は圧巻の一言。また、霊界四天王の
美麗な容姿から、腐女子人気も高い。
「トーナメント編(天下統一王者決定戦)」
サザエたちの中から最強を決めるトーナメント大会が開催される。出場者の失踪、活性魔液、
不穏な空気の漂う大会の裏で、「TARA覚醒計画」が密かに進められていく。
内容は修行編など過去の章の伏線を引き継いでいる。オールスター編とも呼べるほど多くの
キャラが登場し、非本来的キャラはほとんど登場しないのも特徴。
926 :
マロン名無しさん:2006/12/09(土) 19:29:25 ID:c04QlHbG
そろそろバレだからあげとく
遅れぎみですが。
フード「戦いを止める…?それはできませぬ。それに、TARAと神歩を戦わせたのは
あなた様ではありませんか」
ワカメ「事情が変わったの。奴らの計画がうまくいけば、奴らはタラちゃんかイクラちゃんを
殺そうとするわ。少なくとも三元老が倒れてくれないとまずいの」
黒フード「この戦いはあなた様の意志でもありますが、我らの意志でもあります。
そして何より、あの二人の意志なのです。あるいは歴史の意志……運命かもしれませぬ
戦いが始まった以上、事態は我らの手を離れたのでございます」
ワカメ「私はまた…何もできないの…」
悔しそうに歯噛みする。
イクラ「babu-」
呪文?とともにタラオに超重力がかかる。
立っているのもやっとのタラオにイクラはビームを放つ。
重い体を引きずりながら4発まではかわしたが、5発目をまともにくらってしまう。
それを起点に、十数発のビームを立て続けにくらってしまう。
はずれたビームの一つが大きめの岩を砕いていたので、威力は推して知るべし。
タラオ「これくらい……っ!」
重力の戒めを跳ね返し、ビームを放つイクラに真っ直ぐに飛び込んでゆく。
タラオ「DEATH!」
戦闘経験の少なさゆえか、タラオの反撃を真正面からくらってしまうイクラ。
イクラ「ハーイ」
タラオ「確かに強くなってます。でも僕には勝てません」
短い会話のあと、戦いを再開する。
若いフネを抱えながら歩くサザエ。気絶している人間を抱えるのは結構な負担である。
その廊下に、数十人の帝国兵と海平が倒れているのを見つけて驚愕した。
サザエ「どうしたの!?」
海平も意識をなくしているらしく、返事はない。
サザエ「もう…どうしろっていうのよ」
ルーフ(どうすればいい…)
武器と防具を失ったルーフの前に、崩壊寸前なほど破損したバトルライドスーツを着たサブがいる。
ルーフ(再生能力がある相手に、逃げるのは論外。ここで倒さねばならない。
だが勝ち目はあるのか…?)
逡巡するルーフを尻目に、サブはいきなりBRSを脱いだ。
サブの横にボロボロのバイクが現れる。
サブ「決着をつけようぜ」
ルーフ「正気か!?何を考えている?機動装甲が壊れたのか!?」
予想外の行動に、有利になったはずのルーフのほうが驚いてしまう。
サブ「それもある。だけど、これは俺のけじめの問題だ。
今のは俺のバトルライドスーツがそっちの武器に勝っただけだ。
今度は俺がお前に勝つ!」
サブが突進する。しかし、それを見切ったルーフは簡単にかわして、カウンターを決める。
ルーフ「ふざけるな!俺はお前が強いと認めた。その強さを恐れさえした。
だが敵をなめるような奴は絶対に許せん!」
倒れたサブに向かって激昂して叫ぶ。
サブ「そんなんじゃねえよ…ただ俺はわかってもらいてえんだ。魂ってやつをな!」
サブのパンチがルーフの顔面にヒットする。
ルーフ「殴るだけなら俺にもできる!」
サブを殴り返す。
サブ「口で言ってもわからねえ。今は俺と戦えばいい!」
さらに殴り返す。
ルーフ「それは…傲慢だ!」
サブのパンチをかわして、腕をとり、投げ飛ばす。倒れたところを、さらに踏みつける。
ルーフ「なぜ魂にこだわるかは知らんが…妄言もいい加減にしろ」
倒れたサブを睨みつけていう。しかしサブはすぐに起き上がった。
中島「ん…なにか騒がしいな」
眠りから醒めた中島。そこには戦いの音がしていた。
中島「…先生!?」
眠い目をこすり、あたりを見ると、先生が十数人の帝国兵を相手に戦っていた。
下級兵、中級兵をうまくさばいて、人数の差をものともしない戦いを見せる。
最後に上級兵が剣を持って攻撃してきた。
中島「そいつの武器に気をつけてください!」
切っ先をかわしたと思ったらソードビームがやってくる。
次々とやってくる『飛ぶ斬撃』に、防戦一方の先生。中島が加勢しようとしたが、それを手で制した。
ソードビームをかわしながら、上級兵の肩のあたりに、チョーク投げを命中させる。
それ自体は何のダメージにもならなかったが、一瞬注意が逸れたところを、間合いを詰めて
鎧の防御も意味をなさない関節技で上級兵の動きを封じ、首の後ろを叩いて気絶させた。
先生「武器と防具をつけた彼らの実力は私より上だろう。だが、小さな隙を突けば勝ち目はある」
いきなり意外な強さを見せた先生に、しばし呆然とする。
慣れた戦い方からして、ここに来るまでに帝国兵と戦っていた可能性がある。
中島「それよりもなんで先生はここに」
先生「私の生徒が無断欠席しておるからだよ」
先生の切り替えしに、罰が悪そうに目をそむける中島。
先生「それにしても、この状況はなんなのだ?」
カツオと八百屋が倒れている。さっきまで中島も倒れていた。
中島「それは…」
説明しようとしたとき、中島は妙な『気』を感じた。まもなく、その気の持ち主が現れる。
先生「花沢くん」
現れたのは紛れもなく花沢花子。しかし、甚六のときのように異様な気を放っていた。
中島「先生…いろいろ言いたいことはあるでしょうが、ここは僕にやらせてください」
先生「何を言う。ここは私がやらねばならん」
中島「今の花沢さんは異常なんです。そして僕も…
僕の新しい力を、千里眼の力を、今ここで試したいんです!」
中島は開眼した。
煽り 刮目せよ!
海平ほんとにやられてたんだな・・・
最後に出てくるだろ。
中島のパワーアップが次スレに間に合えば
テンプレが動くかもしれん。是非間に合ってくれ
新千里眼は目の覚めるような特異な能力であってほしい
服が透けて見えるとか
>>934 それは確かに目は覚めるだろうが…
今中島の前にいるのは花沢さんと先生だぞwwwwwwww
開眼した中島だが、花沢を見据えたまま動かない。まるで何かを見極めようとしているように。
必然的に、花沢のほうから動くことになる。
中島(たぶん…できる!)
迫ってきた花沢の右フックを紙一重でかわす。パンチの勢いを借りた風圧で中島の髪が揺れる。
続けざまに左ストレート。中島は正面から両腕でガードするが、こらえきれずに後ろに退く。
カツオ「どういうことなんだ?」
中島「起きてたのか?」
カツオ「あんなのがいたら嫌でも起きるさ。花沢さんも甚六さんみたいになっちまったわけか」
中島「パワーだけなら磯野より上だ。だけど甚六さんとはちょっと違う」
カツオは「?」といった感じの顔をした。
中島「見てればわかるさ。だから手だすなよ!先生もお願いします!」
花沢の連続攻撃を、中島はすべてを紙一重でかわす。
中島は防戦一方のように見えたが。
カツオ「中島の戦いを見てやってください。あいつは何か知っている」
中島に加勢しようとする先生を制して、カツオが言う。
先生「どういうことだね?」
カツオ「甚六さんも帝国に捕まって強化改造されたけど、父さんと渡り合える力を持ってたんです。
花沢さんの本来の強さを考えれば、もっと強くなってもよさそうなのに」
先生「ふむ…」
カツオ「それだけじゃない、中島は何かをやろうとしている」
花沢の攻撃をかわし続ける中島。紙一重でかわしているが、表情には余裕が見えた。
花沢の左ジャブを花沢の懐に飛び込む形で回避する。
さらに、次なる攻撃を繰り出そうと、腰溜めに構えていた花沢の右拳を左手で押さえ込む。
中島「勢いをつける前の拳なら力負けしないさ」
そのとき、花沢に表情が現れた。明らかに動揺がみてとれる。
その一瞬を狙って、中島の右の一撃が花沢の顔面をとらえた。
これが会心の一撃だったようで、花沢はそのまま倒れる。
中島「あの24時間で修行していたのは磯野だけじゃない」
花沢から目を逸らさずに言う。
中島「千里眼でいろんなものが見えるようになったよ。例えば人間の気の流れ。
例えばミクロン単位での筋肉の動き。そこから推測される未来の動き」
カツオ「ムニルと同じように、敵の動きを計算できるのか…?」
中島「あれは演算してるらしいけど、僕のはあくまで推測だ。僕の経験則から勘でやっているにすぎない」
カツオ「わざと紙一重で避けて、“目”が正しいかどうかを確かめたんだな?」
中島「ああ。だけど、試してたのは花沢さんもだ」
カツオ・先生「なんだって!?」
中島「洗脳されてるフリしなくてもいいだろ」
言われて花沢は、笑いながら起き上がった。
花沢「最初から気づいてたの?」
中島「千里眼で一目見たときからね」
カツオ「どういうことだよ!?」
カツオは怒りを見せている。洗脳されていないのに中島と戦うなら、
花沢が自分の意思で敵になったことを意味している。
花沢「もっと力が欲しい。それだけよ。甚六さんを強化した方法を聞いたとき、これだと思ったわ」
中島「甚六さんに比べて強化の割合が低いのは、自我を保てる程度にとどめたからだね?」
花沢「あなたたちと戦うことを条件にやらせてくれたわ。これは、私を強制的に覚醒させてくれるらしいの」
先生「バカモン!!」
唐突にこれまで話を聞いていた先生の叱責がとぶ。
先生「何を考えておる!そんなことで本物の力は身に着かん!!」
先生の脳裏には、かつて活性魔液に手を染めたときのことが蘇っていた。
花沢「だから本物の力にするの。私の手で」
花沢の目は真摯だった。およそ裏切り者という言葉が似つかわしくないほどに。