1 :
@自治スレにて板設定変更議論中 :
2006/02/12(日) 09:28:27 ID:ZACY42nM
2 :
1/2 :2006/02/12(日) 09:29:07 ID:???
第14話――仲間 母が殺されるところを父は見たはずだ。 それでも黙っているのは、あまりに信じがたい光景を息子にどう説明していいのかわからないからだと思う。 このことはいずれ新一の方からすべて打ち明けなきゃならない。 ――でも今はまず、とうさんの命を守ることと……かあさんのかたきを! ふと気づく。足音がこちらに向かってくる。真樹子が食事に呼びに来たのだとわかった。 人の気配がよく伝わる。壁が薄いのか、それとも耳がよくなったのかな? そして食事をたいらげる。深刻な気分ながらも、食欲は保っていた。 夜、ミギーが重要な話を切り出した。 あの日、破壊されたきみの体を修復する過程において、ミギーの体にも変化がおきたのだという。 1日のうちの約4時間ほどの間、完全に眠ってしまうという弱点ができたのだ。 今までは、ちょっとしたことで目が覚めた。 しかし今度の眠りは、驚き・呼吸の乱れ・また「仲間」の接近といったアンテナまでがきかなくなる。 ――つまりこの4時間の間に敵が現れればすべてが終わりということだ。 黙っていたのは、母親を殺された新一が寄生生物の「仲間」であるミギーに強い敵意を持ったからだ。 弱点を教えるのは危険なことだと思い、いままで迷っていた。 だが、知っておいてもらわなければ、より一層危険だと判断したわけだ。 新一は言う。おれはもう……ミギーのこと、敵だなんて思ってないよ……。 「命の恩人だもんな」「その言い方は正確じゃないな。わたしのための命でもある」 翌朝、起きた新一の顔色はよかった。よく眠り、よく食べたからだろうか。 新一はこの町に2泊したら、父の言うとおりいったん家に帰ることになっている。 でもそうはいかない。父が退院するまで――それともヤツが、姿を現すまで! ミギーが深い眠りについてる間は、新一がその眼で見張らなきゃならない。 ミギーにはなるべく人目が多く襲撃の可能性が少ない昼間に眠ってもらい、病院の前に座り込むことにした。 そんな様子を近所の奥様方は怪しんでいた。真樹子の母は、真樹子は新一に懐いているのも気が気でない。 真樹子の祖父は、入院してるオヤジというのはヤクザの組長で、若い衆が見張ってるのだと推理した。 真樹子がそれを否定すると、弟が「ヤクザもんにホレてやんの」とからかった。
3 :
2/2 :2006/02/12(日) 09:31:05 ID:???
今日も道を見回す新一に、ミギーが「眠い」と言う。 がまんできない、谷底へころがり落ちていくような眠気。昨日とは時刻も違う。 ヤツがきたら戦わず、人目を引くように大騒ぎする……取り決めて新一は病院前へ移動した。 暑いが、待合室は涼しいが人が多くてチェックしにくいし、ここで裏口も見なきゃならない。 真樹子が話しかけてきた。が、すぐにミギーが起き、新一はもう帰ることにした。 怪訝顔の真樹子に「もうここ暑くて」と顔をしかめる。すると彼女は、 「暑けりゃ泳ぎなよォ! 浜辺で少し焼くといいよ。こんななまっちろい体しちゃってェ」 新一のシャツをまくり上げ――傷跡を見て、沈黙した。 と、ミギーの報告。「仲間」が300メートル先、浜辺の方角に現れた! ついに……きたか! 真樹子に浜辺に出る道を尋ねる。 なにも無理に泳がなくたって、と笑いながら彼女が道を指さしたが早いか、新一は駆けだした。 ――波よけで道がふさがってるから手前で左。そこまで言えなかった真樹子は新一を追いかける。 けど――なんて速い足!! 「シンイチ、念を押しておくぞ! いいんだな!? 殺して」 ミギーの言葉で、波よけの壁の前で足が止まる。苦悩し、やがて、 「いい! あんなヤツがこの世をウロウロ歩きまわってるってことが……たまらないんだ!」 決断を下したところに、真樹子も追いついた。 だから向こうにまわらないと――と言った瞬間、彼女は見た。 3メートル近い波よけを、新一が一足飛びに越えるのを。 浜辺の遙か向こう、波よけの端で何かが隠れたのを、新一は視認した。 「実はもう1つ言うことがある、きみ自身のことだ」と話すミギーに構わず、新一はそいつの元に駆けつけた。 しかし、そこにいたのは、見知らぬ太り気味の男だった。 ヤツじゃなかった。でも、どうせこいつもバケモンなんだろう。 なおも警戒を続ける新一に、男は動揺している。ミギーも言う。人間の脳が生き残ってると。 そのとき、男の顎が奇妙に変形。 「へー、こりゃーめずらしいな! 手かよー!」 どこが人間の脳だ、と険しい顔の新一に、ミギーは説明。顔の下半分から首すじの前側、おそらく胸のあたりまでが……。 そう……という男の言葉を引き継いで、顎がユーモラスに変形し、言った。 「おれたちゃ『仲間』っつーわけだ!」
真樹子のおじいちゃん、キャラ立ちすぎ。
もっと早くストーリー進めてよ
この作者はトーンが少ないし構成にも気を使ってるからなぁ 俺はこのくらいがいいと思う 週刊じゃできないだろ逆に
真一超人化はちょっと萎えだなあ あくまで普通の人間っていうのがツボにきてたのに
>>8 ずいぶん前から普通の人間じゃなくなってるじゃん。
ミギーによる蘇生の前から母親や女友達に違和感与えてるし
人間離れした殺気を発散することもしょっちゅうだし
ミンチ殺人や人の死からショック受けなくなってきてる。
「混じってる」という証言もある。
蘇生作業によって「混じり」の程度がが大きくなっただけだろう。
いやいや肉体能力がよ あの堤防ひとっとびってマリオじゃないんだから
ある意味ギャグの域ではあるからな。 俺は身体能力だろうが精神構造だろうが 変わってしまってるという同じ文脈で捉えてるから違和感はないけど。 この作者は伏線や些細な描写に気を使ってて それなりに考えて書いてることがわかるから 相当飛躍した展開でも投げっぱなさない信頼感があって萎えないんだな。
てゆうかさ、何の努力も無しに一石一丁パワーアップとかだと萎えるけどさ。 新一の場合、あれだけの体験をした後だからなぁ・・・ 当然、パワーアップ自体も新一自身の望んだ事でないし、 下手すれば、いや「混じってる」の流れからすればほぼ間違いなく、 新一にとってより過酷な運命の幕開けだろう。 こう考えるとね、むしろ新一カワイソスって意味で萎えちゃう…
今までの展開を見てきて、この作者が無茶な展開をしたり、無駄な描写をするとは考えにくい。 今回のパワーアップはやっぱり大きな意味があるんだと思う。 新一がミギーの力を借りずに母さん寄生獣を殺すとかさ。 前にAとの戦いで新一に直接手を下させたのはその伏線というか予行演習みたいなものだったりして。
もっと現実的に考えて、寄生獣騒動で高校時代一切勉強出来なくなった新一に、 スポーツ選手になるって将来が与えられた、とかは?この先生きのこれれば、だけど。 現状続いたら大学進学なんざ無理だろ。
ミギーに無かった人食い願望が新一の方に芽生えたりして。
今後の展開はよくわからんが、単純に新一がパワーアップしたのはミギーとのバランスをとるためなんじゃないか ミギー寝ちゃったらマジでピンチだし。とりあえずあれだけ身体能力が高くなりゃ、逃げることくらいはできるんじゃん? ところでミギーが寝た場合、他の寄生獣はミギーを察知できるのかな?
>>15 そして理性と本能の狭間で苦しむのか
ヤベ、なんかありそう…
今までにも「食ってやろうか?」とかあったしな
>>17 寝てる間はミギーを察知できないとしても、シンイチを察知しそうな気がするな・・
どれくらい混じってるんだろうか?
想像が膨らむなぁ・・・
はやく来月になれ!
>>14 この先生きのこ
田宮タンと変なプレイするのか。
22 :
マロン名無しさん :2006/02/12(日) 21:23:42 ID:k1DJgvML
新キャラのヤツも、シンイチみたいに人間離れした力とか持ってるのかな? 見た目からは想像しにくいけど
ラストは5体連結のキモイやつが出てきてミギーがいなくなってエンド
ドラえもんの読みすぎ。
>>21 お前マジで余裕派だな
夏目漱石が書いたかと思ったよ
>>14 受験やらスポーツ選手やら…
世界あぼんが待ってるのはガチだが?
>>22 新一の場合はミギーが一回体ン中入っちゃったからね
やっぱより一層混じっちゃったのかねぇ・・・ 聴覚まで向上しているとなると脳も影響を受けてそうだが
スポーツよりも頭脳の飛躍がポイントかと思う 新一が社会に溶けこんで生き延びるためにも、こっちのが必要じゃないかな これから先はバトル自体は減る気がするし だから性格はそのままで、頭がよくなる そんでd大に首席合格だね
確かにミギーの学習能力は驚異的だからな。 発想力も今の所戦闘面だけにしか発揮されていないけどすごいものあるしな。
勉強熱心なミギーが伏線?
>>31 てか寄生獣も社会適応してるからな。
まずミンチ殺人が激減してる。
しかも「望遠で思いがけないほど遠くから」「監視カメラ」など
目撃されてることに気付きにくい場合も考えられるのに
現時点では目撃例がマスメディアに出て来てない。
親しい人間をミンチ殺人された人はいくらもいる筈で
その中には真相をつかもうとする者も決してすくなくない。
よほど寄生獣が巧妙になっているか、国家レベルでの緘口令・情報封鎖がゆきとどいてるか。
どちらにせよ社会そのものが寄生獣をとけ込ませる方向に進むわけだ。
食うか食われるかの展開だな
>>34 これも環境への順応ですか。
ゴキブリやクマネズミの人為環境への適応とはまた別のアプローチでの人為環境への適応。
生物ってすごい。
新キャラは仲間になるも途中で裏切るか噛ませになって死ぬと予想する。 どうみても普通のオッサンだもん。流石に強いわけはないだろうなぁ。
確かにこのオッサンがキビキビ闘っているサマは想像できないなw でもアゴーは3枚目っぽくてすぐ殺すには惜しいかも
こういうオッサンほど長生きしたりして。 んで、むしろ新一の方が先に・・・
最後に実は狂言回しってことが
あ、オッサンがやられて死にかけていて、アゴーが新一の体に移る可能性もあり得る
とりあえず呼び名はアゴーで確定かw
一巻でミギーに移動を勧めたやつを見ると、移動してくる部分は切らなくちゃならんのだろう。 ママンの首が乗っ取られたからといって、移動可能かがまだ不確定なわけだから、アゴ(胸から首にかけてを)を切るなんて危険なことはミギーが絶対させないと思う。 それに、そうなったら新一だって怖いわなw
顎以外は駄目なのかな?ミギーが体ン中移動できたんだから、他の部位でも無理すればOKな気が。 強敵と出会ってオッサンは死に、新一は体の一部分を損傷し重体になる ↓ アゴー、自らの生存の為&新一の生命維持の為、損傷した部位に移動 ↓ 2パターン以上の新一完成
じゃ次はバランス的にヒダリーだなw
足に寄生したらどうなるんだろうな 片足だけ寄生獣とかだと歩くの大変そうだ
>>47 ミギーは通常時は新一にコントロールを渡すみたいな事が出来るが
新たに寄生した奴はどうなんだろうな
アゴーは寄生したての頃、よく周囲にばれなかったな ミギーと同じことをしても、アゴーがやったんじゃ効果は段違いだぞw
アゴがペニスとかか?
>>50 ただの長い割れアゴに見える気が
しないわなw
>49 後ろから見りゃ目立たんし、会話もミギーよりしやすいから そんな目立たないかも。 ミギーはとりわけ好奇心の強い寄生獣だったから、チンコの形になったり、あっち行ったりこっち行ったりグニョングニョンなったりしてたけど
53 :
マロン名無しさん :2006/02/13(月) 00:26:55 ID:t6QBhdIu
てか、ミギーみたいに寄生獣が離れたらどうなるんだろうね。 シンイチは右手がなくなってたけど、アゴから胸にかけてなくなったら・・・
>>53 想像してたら、どこぞのグロ画像思い出した。
腕はなくても生きていけるけど、胸とか首がなくなると死んでしまうから、それはなさそうだけどなw どうなるかはちょっと興味あるなw
ママンの仇はここではまだ殺せないんじゃないかな そういうのって普通ラスボスでしょ だから今回はナカーマが増えたってのが収穫で家へ帰って高校生活リスタート
でもママンの仇、頭わるそーだったしなぁ・・・ ラスボスは田宮良子じゃね? ってことで中ボスくらいの位置付けか?
つかやつを倒しとかないと親父さんの安全が確保できないからなあ
成る程 寄生獣同士は横繋がりがないから、ヤツさえ倒せばokな訳だ 組織立った行動が出来ないってのは寄生獣の弱点かもね
田宮良子ぐらい頭いいやつのみで結成された ミギー対策部隊みたいなのができると予想
>>59 ないのか?セクースまでしてる例があるわけだが。
それでなくても寄生獣どうしが感知し合える設定はあるわけだ。
ミンチ殺人隠蔽工作とも関連して、ドライな同盟関係をとっていてもおかしくない
1.部隊を組むという発想が寄生獣に生じえるのか?それに協力するような奴は如何程いるのか? 2.そもそもミギーに脅威を感じているのか? 3.田宮みたいな奴がそんなにたくさんいるのか?
>>60 田宮良子がミギー相手にわざわざ部隊まで作るかな?
第8話でミギー一人相手なら余裕ある感じだったが・・・
今となっては新一がパワーアップして形勢は変わってくるかもしれんが。
>>61 の考えのほうが合理的な寄生獣らしいな
嫌な話だが、人間一人分の遺体を全部食べきるのは、寄生獣一体では難しそうだしな。 集団行動をとったほうが効率的かもしれない。 無言でボリボリ、皆でお食事寄生獣。
1 個々である程度多様な性格を持ちえてる。人数が多ければ物好きや野心家などもいるだろう 2 基本的に懸念事項が生じたら葬って後腐れを残さないんじゃないかね。 寄生獣の機密保持は共通の優先事項のはずで、性格が多様化しようと 脅威を感じてなおかつ放置という田宮のケースはほとんどあり得ない 3 頭いいやつのみ、という分類がそもそも無意味。
>>64 こ わ
切り裂きスプラッタより精神的にくるものがあるな。黙々とぼりぼり
しかも岩明ならまさにそういうの書きそうな気がする
やはり田宮が女幹部の悪のs(ry
ストーリー的に、ミギーと新一が混ざってきているっていうのをどう書くんだろう。 単なるパワーアップ&弱点ゲットとかいうバトルマンガ的なニュアンスじゃなく・・・。 今後、完全に混ざっちゃった寄生獣人完成体みたいなのと遭遇して 「俺はあんなのになりたくない!」 で、合体を食い止める方法を探すみたいな展開になるんじゃないかとオモタ。
ところで寄生獣は宿主の同族(=人間)食うことでしか栄養摂取出来ないんだよね。 ということは、彼等がこれから生きて行くとコンスタントに人間の数は減って行くし そう遠くないうちに不自然さが表面化してしまうんじゃないかな。 たとえば学校で、失踪者がクラスに3人もいたりすると明かに目立つ。 病院なんかだと入院患者の管理責任みたいなのがあるから、一人いなくなっただけで大問題。 要人だったら、その人の足取りを徹底的に追われることになるだろう。 田宮が出産するまでは話が続くと思うが、 それまでには何らかの形で表寄生獣問題が面化するんじゃないか。 あるいは「地球上の誰か=寄生獣を作った学者」だとして、そいつ又は そいつを利用しようとする特務機関が寄生獣を逐一観察してて、そいつらが漫画に登場するとか。
>>68 なるほど。そういうのはあるかもね。
なんにせよ「混じってる」っていうのは大事な伏線ぽいね。
・・・・・そこまで話膨らますかね?今回の話終わったら打k(ry
でも今の所、毒を垂れ流す人間・環境破壊をする人間という悪い面はあまり描かれてなくて あくまで寄生獣の被害者として人間がかかれてると思うが、 そのうち人間の醜さを印象付けるような展開もあるだろうな。 便乗殺人鬼か、逆に濡れ衣の魔女狩りみたいな殺人。 個々の人間はそんなに悪じゃないが、人間こわいのは群集心理だと思うんだよ。 郊外の垂れ流しなんかも、1対1の付き合いではやらないはずだし。
>>72 最近ストーリーに夢中になっちゃって冒頭のことなんて忘れてたw
それを描くまでに打ちk(ryになりそうで怖いなぁw
アフタヌーンで討ちきりってあんの?
まだわかんないけど、アゴーも身内を殺されているのでは
アゴーゆうなあ
うるさい 下顎部(カガクブー)よりマシだろ
>>78 アギトとかの方がいいンじゃないかと思ったが
アンタのセンスには素直に敬服する。
訓読すると 顎(オトガイー)もあるぞ アギトも悪者っぽくてセンスいいよ
でもオッサンのイメージには合わないなぁw
命名:兄歯胸男 ここ日本なんだし、やっぱ苗字と名前無いとね
ごめん読めない
あのオッサンは死ぬ ママンが死んだんだ… 奴が死んで当たり前だ! つまりパパンも死ぬ…
アゴーとおっさんは生き残ると思う そんで最終回で新一とミギーの後日談を語る
異邦人はまだかー
>>84 その論法で行くと俺の真紀子たん以外みんな死んじゃうじゃないか
アゴたん
オトガイたん
アーゴン
イノキ
>>87 その真紀子は新潟の真紀子では
彼女は真樹子だ
アゴ、イノキでテッキンという名前を思い浮かべてしまった 誰に死亡フラグが立ってるのかわからなくなってきた シンイチを含めて誰が死んでもおかしくないしなー この漫画はハッピーエンドを目指してるんだろうか。 どういう終わり方であれ最後に笑えたらいいんだけど。
>最後に笑えたら 無理ですな
無理(;´∀`)
(;´∀`)←
ゴア ちょっとカッコよくね?
副大統領みたいだ
アゴより上で寄生を食い止められるとしたらどこまでが限界なんだろう。鼻までかな。
カミー
ユ
新一「アゴーユって女みたいな名前だな」 アゴ「アゴーユが男の名前で何でいけないんだ。俺は男だよ!」 ザクッ! ミギー「し、シンイチーーーーっ!!」
なんで顎なんかに寄生したんだろ? 口から進入したのか?まさか毛穴から入った訳はないよな? 顎で食い止められた原因も謎だな。新一は腕だから縛ることが出来たけど。
やっぱり首吊り自殺の線が濃厚だよ
105 :
アゴー :2006/02/13(月) 21:33:08 ID:???
そこに顎があったから
食い止めようない… 想像つかない
107 :
マロン名無しさん :2006/02/13(月) 21:36:26 ID:nGH81msE
「I am the of my sword. (体は剣でできている)」 「Steel is my body, and fire is my blood. (血潮は鉄で、心は硝子)」 「I have created over a thousand blades. (幾たびの戦場を越えて不敗)」 「Unknown to Death, Nor known life. (ただの一度も敗走はなく、ただの一度も理解されない)」 「Have withstood pain to create many weapons. (彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う)」 「Yet, those hands will never hold anything. (故に、生涯に意味はなく)」 「So as I pray, “unlimited blade works”. (その体は、きっと剣でできていた)」 剣製を行う戦士で幾多の戦乱を収め英雄と呼ばれた男。 最後は仲間にやられ、死後ある召喚によりよみがえって戦うことになったんだが、 結局その戦乱なんて物は尽きることは無く、ただの掃除屋を延々とやってたんだなと悔いている男。 その男の詠唱呪文なんよ。
ミギーいわく、顔の下半分から首筋の前側おそらく胸のあたりまで が寄生部なわけだろ。 名前はクビーとかムネーかもしれんぞ。
男が太郎で 寄生した奴が次郎とか シンプルに名付けたかもしれんぞ。
>>104 首吊りだったら、口までいかんだろ。
すごくきつい猿ぐつわをはめられてたんだよきっと
何にせよ、こんな寄生獣と一緒に食事すんのはやだよなぁ…
>「へー、こりゃーめずらしいな! 手かよー!」 この言葉・・・引っかかる・・・ 今まで何体かの寄生獣or寄生失敗人間と出会ってるんじゃないだろうか
113 :
マロン名無しさん :2006/02/13(月) 23:29:01 ID:hqpwpTqO
sage
>>112 今の俺たちがミギーが手に寄生した経緯を知っててアゴーのを知らないから
アゴーの寄生の仕方が奇妙に見えるのと同じで、
向こうは自分たちがそうなった理由は知ってても、
どこをどうやったら手に寄生なんてことになるのか想像もつかんからだろう
割と好戦的なシンイチがこれまでこの手の奴に会わなかったのに
どう見てもミギーより戦闘に向いてなくて宿主も気弱そうなこのコンビが
そんなに多数「失敗作」に会ってるとは思えん
そういうコネクションを作るのがとりわけ上手そうにも見えんしな
>「へー、こりゃーめずらしいな! 手かよー!」 オマエに言われたくないっつーの! とアゴをガクガク揺さぶりたい感じ。
案外失敗作って多かったのかもな。あっという間に普通の寄生獣に食われただけで。
この寄生獣は飯の時どうするんだろなw ミギーとは違って直接吸収するのか?
口の所有権がどっちに有るかわかりづらいな 養分の流れは普通に本体の胃袋経由だろうな 普通の寄生獣もそうだと思うんだけど それとも普通のやつらは頭で食って頭で消化吸収?
>>118 アゴ−もだろうが、普通の寄生獣も栄養は胃袋経由だろうな。
でも人間一人を食うって食堂通して、消化吸収するとなるとどれだけ時間がかかるのやら・・・
なんかあるのかもしれんね。
×食堂 ○食道 ね。一応。
122 :
1/2 :2006/02/14(火) 00:03:07 ID:???
第15話――消えた30% ――結婚して1年目。女房に逃げられた。自分がいやになったが、死ぬ勇気もなかった。 思い出の崖で海を見ていると、ヘビのような生物が現れた。胸に刺さった拍子に、海へ落ちた。 ――寄生生物は脳に向かって進んだ。 ところが、せっかくもぐりこんだ肉体が、呼吸をしていない。脳を奪うどころじゃない。 ほとんど仮死状態の周囲の組織と同化し、口を海面へと伸ばす。こうして九死に一生を得た。 さて。病院に移動し、新一がこれまでの顛末を話すと、男は号泣した。アゴー(仮)曰く、映画を見ちゃ泣いてるそうだ。 パラサイト――男が名付けた。寄生動物を意味する――たちは、泣くというのが理解できない。 男の名は宇田といった。宇田のパラサイトの名は「ただの『パラサイト』で十分!」あらすじ泣かせだ。酷い。 パラサイトが言葉を覚えたのはテレビから。本を読んで綺麗な言葉づかいになったミギーとは対照的だ。 宇田は隣町で働いている。「敵」が現れたら連絡する、協力させてと新一に申し出た。 「だって……初めて出会った『仲間』だもんなァ……ううっ」 新一もうれしい。自分と同じ人が……味方がいたなんて! 夜、またミギーが重要な話を切り出した。 新一が3メートル跳躍し、オリンピック並の走りを見せた、その理由。 ミギーは自分で分裂できる。2つ程度ならお互いがものを考え喋ることもできる。 あまり細かくなると知能は低下し、意思統一なしでは元通りつながることもできなくなり、ひからびてしまう。 ところが細かく分裂した肉片でも生き続けられる場所がある。新一の体内だ。 「そう。いまきみと話してるわたしは、もとの体全体の70パーセントほどなんだ……」 あの時心臓の穴を塞いだミギーは分裂し、動脈を伝って右手に戻ろうとした。 ところが、回復した心臓の力に一部は押し流され、さらに細かくなって全身に散ってしまったのだ! 新一は驚いた。また、気になることがあった。もし全身……というのなら、脳にも――? 肉片たちに意識はないし毛細血管までは入りこまない、とミギーは言った。 だが。父と会ったときも、宇田と会った時にも、涙が出なかった。 パラサイトの言葉が耳に残って離れない。 ――泣くってのは人間独特のものだよな!
123 :
2/2 :2006/02/14(火) 00:05:09 ID:???
そしてさらに数日が過ぎた。 学校帰りの真樹子は、橋の上で物思いにふける新一を見た。その横顔は、まるで涙を出さないで泣いてるみたいだった。 「おれさァ……普通の人間に見える?」 見えると答えると新一は自分一人で納得してしまった。 何も話してくれない……。真樹子は、新一が、気になる。 宿に戻ると、宇田からの電話があった。パラサイトがパラサイトを発見したらしい。ややこしいんですがアゴーじゃ駄目ですか。 宇田は呑気に言った。きみがくるまでなんとか引きとめておくよ、と。 宇田は他のパラサイトに出会ったことがない。人間の脳が生き残ってるとわかったら攻撃してくるということを知らなかったのだ。 距離を保つように急かし、隣町との境の岬を通ってこっちに向かわせることに決めた。 新一も岬に向かって走る。その速度は、自動車に匹敵した。 やがてミギーが宇田の反応をとらえた。もう1つはまだだ。新一はさらに走った。 そのとき、ミギーが言った。――眠い、引き返せ! 承諾できない新一だが、睡魔は抑えられない。ミギーはせめて、武器の形で硬質化したまま眠った。 「でも……できるなら逃げてくれ……自分がまず……生き……る……ことを……」 新一は自分に発破を掛ける。大丈夫さ、宇田さんやパラサイトと力を合わせりゃ…… 勝てるさ、必ず! ……とはいえ、ミギーがいないと相手の位置がまるでわからない。右手の武器も、これじゃただの刀だ。 宇田は走り続け、息も絶え絶えだ。パラサイトが、ヤツは後ろから駆け登ってきていると言う。 中年女の肉体といっても操る頭が違う。人体の潜在能力をギリギリまで引き出せるらしい。 やがて脇道を発見した。新一がくれば前後からはさみうちできると思い、宇田は道に入っていった。 しかしその果ては崖だった。そして後ろからは、敵が姿を現す。 いまかたづけてやる、と顔を鎌状に変形させるそいつに、宇田は怯え、パラサイトは感心した。 「へえ……これが本来あるべき『完成品』の姿か!」 戦闘開始! 敵の攻撃をパラサイトが防ぐ。 だが首から下だけでは「盾」が足りず、パラサイトは宇田の口を変化に回した。 宇田は呼吸ができなくなり、苦しがった。 同時刻。新一は後ろから、硬質化したパラサイトがぶつかりあう戦闘音を聞いた。 げっ、行き過ぎた!?
パラサイトにジョーってw アメリカかぶれかよこの野郎w
アゴー誕生秘話 パラサイトは酷いなw もうちょっと考えてやれよ
宇田さんいきなりピンチ! 特殊な寄生例を披露するためだけの存在だったのか?
宇田さんヨワスw ミギーだのみなのにまずいなこれ・・
いくらパワーアップしたとは言え新一だけで勝てるとは思えんな。 まぁこの場合、アゴー(俺は今後もこう呼ぶぞ!)が居るからなんとかなるんだろうけど。
アゴーは名無しのまま散りそうだな。 それともシンイチのあごに取り付くのか?
新キャラの説明 ミギーますます混じる 真樹子タンとのフラグ立ち 仇再登場 新一ピンチ&眠りながらでも結構器用なミギー アゴーオモロイ奴&宇田さんピンチ 展開早いなー何から語っていいやら でも詰め込みすぎと感じないところがなにげに凄い
なんというか乱戦、もう一体出てくるとかないか?でないと無理ぽ。 あの女、本当に混ざってる実例見れるぞ。
>>130 私がその中で一番気になるのは三番目だな
人間の交尾には興味がある
しかし宇田さん戦闘形態 ひょっとこみたいだな
ミギーにとって硬質化したまま眠ることは容易いんだろうか・・ 人間で言うと寝てる間中勃k(ry ん。何かが違うな。
宇田さんやっぱ駄目だ・・・
やばいぜ、これ! アゴーは戦闘経験皆無、しかも本体の宇田さん、呼吸がままならない。 寄生生物も酸素の摂取は本体の呼吸に依存してるんだろうから、アゴーにも悪影響がでそう。 そして、頼りのミギーは睡眠の最中と・・・ 勝てる要素は新一の「混じった」力だけだ。どうなる!?
アゴーが戦っている最中に新一到着 後ろからグサで良いんじゃね?
宇田さん死んで欲しくないよ ただ寄生する場所が悪すぎだな、戦いづらそう
新一の脳にまで寄生獣細胞が入り込んでいそうな件も気になるな
>>138 察知できるだろうから、後ろからグサは難しいんじゃね?
合流すりゃ勝てるかもだが。
というか、新一のあの姿誰かに見られないかヒヤヒヤしてるんだが・・
つーか
>>138 だとドラマ性無さ過ぎ
ママンの敵討ちだぞ!そんなアッサリ名展開で終わらせて欲しくないな
ああもう宇田さん水木しげるみたいな豪快な鼻息出しちゃって もしかして分裂が複線になってて アゴーロケット砲発射じゃね?
宇田さんは死なないよ。 つーか、2人がかりで戦う以外に新一が生き残る術が無い。 宇田さんが生きている間に到着できなきゃ確実な死あるのみでしょ。 だからギリギリの所で間に合うよ絶対。
これで殺したら本当なんの為に出したんだかわからないしな この作者、色々考えてキャラ動かしてるから今回は生き残りでしょ それより真樹子がちょっと危ないふいんき(←なぜか変換できない)に見える
>>141 あの姿を今月フラグの立った真樹子たんに見られて・・・
って、今真樹子たん宿の辺りに居るはずだからそれはないか。
でもこの戦いが終わって仮に無事だったとしてたらミギーが起きるまでは四時間待機だよな。
戻らない新一を探しに来た真樹子たんがやってくるには十分な時間か・・・
>>141 なぁに、チンコ形態まで見られたシンイチなら上手くごまかせるさw
148 :
マロン名無しさん :2006/02/14(火) 00:42:49 ID:??? BE:162101546-
結局アゴーは他のパラサイトに会ったことなかったんだな なんだよめずらしいなって
パラサイト・アゴーはあんな場所でパクンした時点で、何ていうか負けだよね。 宇田さんとはいい感じに釣り合いが取れてる気がする。 つまり立派なかませ犬になれるだろう。 シンイチの >もう……たいがいのことでは驚かないと思ってたのに………… っていう嘆きがキツいな。高校生なのに途中からこんな人生なんて……。 何かこっちもおんなじようなこと思ったよ。
アゴーの寄生エピソードはなるほどって思った。
前回あれだけ熱く宇田さんの戦闘力について語り合ったのに、まさかここまでひどいとは・・・
本体が息できないって致命的だな。 生き残ったとしても今後は新一のサポートくらいしかできなさそう。
もろ、サポートも無理って描写で笑った 足手まとい要員ほぼ決まりだな
宇田さんあんまりだわ 何のために生まれてきたんだ
新一が車と同スピード、もしくはそれ以上で走ってる描写があったけど、あれは時速何キロくらい出てるんだ?w かなりのパワーアップと見ていいんだろうか・・ そうなると宇田さんホントイラネって感じだなw
まあ宇田さんには新一の精神的なサポートしか期待するなって事だな。 つかそれだけでも結構ありがたいとは思う。
寄生獣部分の運動能力を考えると、エネルギー消費量多そうだもんなぁ。 口で息出来ない時点で相当厳しいハンデだ。 パラサイトも口程度の大きさの穴開けてやりゃあいいのに。 完成品寄生獣の方も寄生した人間によっては 肥満だったり虚弱体質だったりするヤツもいるんだろうな。 未完成品のシンイチたちとは違って戦う機会はなさそうだけど。
そうなると寄生獣は宿主の虚弱さが原因で死んじゃった奴もけっこういるのかもな。 最初に落下した場所に複数人間がいればその中から選べるだろうけど。 最初の蛇みたいな状態でどれくらい動けるのかはわからないし。
頭に入れないやつ、予想以上に多い気がしてきた
>>157 その場合、寄生獣側で体質改善に努めるんじゃないか?寄生する側としては宿主の健康が第一だろうし。
集団でスポーツジムに通う虚弱&肥満な宿主を持つ寄生獣。シュールだな。
虚弱や肥満はそれでいいだろうが、重度の障害や病気は 寄生獣でもどうにもならないんじゃなかろうか。
1話のおっさんみたいに寝てればいいけど 起きてる奴にあったら抵抗するだろうしな 返り討ちにあった奴も結構いるんじゃないか?
失敗したケースは結構多いんじゃないかと思うが 新一みたいに侵入を妨害した人はそんなにいないと思う
ママンを殺した奴も事故で瀕死の憂き目を見たわけだし不測の事態で死んだ奴も多そうだ。 今も生き延びている寄生獣って実はかなり少ないんじゃないかって気がしてきた。 町の一つも潰すくらいの無茶をする奴がそのうち出てくるかと思ってたが、 個体ごとに完成度も違うようだし田宮良子みたいなのは本当に稀なんだろうな。
>156 宇田さん生き残れるかなあ。仮にこの場をしのいでも職場に寄生獣が現れちゃったりしたら・・・ そのうち消えちゃいそうだ。 田宮良子は彼を見ても面白いと思うんだろうか。
生き延びる故の手段の結果が、 今はそのせいでピンチに陥っているとは皮肉だな アゴーも宇田さんもなかなかいいキャラだから死なないでほしい
宇田さんは顔の下半分を変化させれば ちょっとハンサムになれるんじゃないかとふと思った アゴーのセンス次第だが
ア ゴ ク ー ル みたいなことになるんだな。
取り敢えず宇田さん、髭剃りは楽そうだよな
ていうかヒゲとか体毛って本人のなの?寄生獣のなの? 今更だけど、首を切りおとした体を使用してるし、毛まで完全再現してるんだよね。 すっごい芸が細かいと思う。 つむじとか前髪の長さとか色とかシャギーやレイヤーや巻き等 女性に寄生したヤツは苦難が多いね。
>>171 まぁ、女性の体は弱くて手間もかかるけど、「長持ちする」から良いんじゃないか?
弱くて手間もかかるけど長持ちって点で考えると、赤ん坊に寄生した奴なんかも居るのかな?
異常な速度で学習する我が子を見てうちの子は天才だ、と喜ぶ両親。
そうして大事に育てていたある日、自力で生きられるだけの身体能力を身に付けた寄生された子どもが
最初の命令実行として両親を襲う。こんな家庭も在りそうで嫌だ。
まぁ、こんな事が起こるのは少なくとも5年以上経ってからだろうけど。
>>171 とりあえず寄生した人間のままを再現してるんだろうから、さほど難しくないのでは?
ミギーも図鑑みて鳥の羽再現してたりしたし・・・
もし髪形を変えたりするのならずいぶん苦戦しそうだけどw
ただ芸が細かいなとは思うねw
ミンチに唾液が付着してたってことは唾液腺なんかは 形だけでなく機能まで完全に再現してることになる。 もちろん本来脳が司ってた無意識的な身体コントロール(心拍や生命維持や妊娠)も ほぼ完璧に機能している。髪程度のささいなことよりこっちの方がよほど重大で精密だが ちゃんとこなしている。 パラサイトの栄養摂取や田宮の妊娠、シンイチ蘇生についての話から判断するに これらのことはパラサイトの意思的コントロールではないところで実現されてる。 パラサイトにとって意識しなくてもできることは結構あるんだろう。 髪質再現なんかもその一種だろうから、芸が細かいと言うにはあたらない。 生物的要素より文化的要素である髪型に関しては研究が必要だろうが、 短期間での社会適応能力を思えば人間が髪型に苦労するほどの苦労は感じてないだろう。
どこかの科学者が作り出したモンスターだって意見が出てたけど このスペックの高さを見るとエイリアン的だとすら思う。 地球上の生物とは思えないんだもんなあ。 でも冒頭のシーンや、繁殖力の欠如を考えると地球にゆかりのあるものなのか…
ルーツの考察にはあまり意味がないだろう 人為的なものであるか否かだけが問題で おそらくは人為的なものでないだろう
最近、夜寝るとき戸締まりしっかりしてる。 頭になんか入られないように。
となると、増え過ぎた種を減らす為の地球の生態系調節機構の説が濃厚になって来るな。 ……と考えて不図思った。この漫画の世界が何者かに依って作られた仮想世界だったら? 何かドラえもんとかでのび太が仮想の太陽系作ってたじゃん?あんなノリでさ。 んで、のび太が失敗して人間増やしすぎちゃったから、生態系調節機能を使った、とか。
>>178 根本の世界そのものを相対化したら
せっかくの人間と寄生獣の間でのドラマが
つまんなくなるっつーか、意味がないと思うがなあ。
一瞬の目新しさ壮大さと引き換えに積み上げてきたものを捨てちゃうようなもんだ
リアルなドラマとしてとらえたほうが面白いよな。 そんな夢オチなみに反則なオチはないだろう。
182 :
178 :2006/02/14(火) 15:47:34 ID:???
>>180-181 俺も言っといて何だが、確かにその手法は既に「ホーリーマウンテン」で使われちゃってるしな。
「これは映画だ」って奴。あれもあれで賛否両論らしいし。
寄生獣とは一体何者か という問いはつねに残るだろうし 議論のネタにもなる重大なテーマだろう 俺的には それを解き明かすことと、この漫画に求めてる面白さは別だけど
>>183 しかし、対象が人間という一種にほぼ限定されている事、突然大量発生した事などから、
何者かによる意思はどうしても感じてしまうな。
それを考えると、寄生獣が何者かってのはこの作品の内容に密接に関わって来るんじゃないかな?
例えば、地球に移住しようとたくらんだ宇宙人が、まずは人間の駆除に寄生獣(ペット?w)を世界各地に放った。みたいな。 もしそういう展開になったら笑ってしまいそうだw
175ナリよ。
>>178 の意見を受けて、生態系調節機構が有力かなーと一応考えておいて
あまり深くとらわれないようにして楽しもうと思う。
なにせ科学系に疎いもんでw
新一の戦闘手段は硬質化した右腕一本のみだけど
どうなるんやろか。
「A」ほど強くはないだろうけど今度は一人でやらなければいけないのが辛いな。
作中で解き明かした答え(誤りであれ)を提示し、それが展開に絡んでくると 話の核心がよそに言っちゃうと思うんだよね。 ジャンプあたりの漫画ならそうなったほうが面白いけど。
まとめると 新一はまだ死なない アゴーは死にそう でいい?
新一が生き残るにはアゴーの援護が必須との意見もあるが。 無論、ここで宇田さん見捨てて逃げるのであれば話は別だけどw
新一としてはここで決着をつけておきたいところだろうな。 母親の姿をした奴をいつまでものさばらせておきたくはないだろう。
新一の能力が未知数なのがなんともな。 一対一で寄生獣とやりあって勝てる位なら、宇田さん&アゴーが死亡 しても大丈夫なんだが。 あとアゴー移植説はちと厳しいな。 既に敵と交戦状態にある以上、そんな事をしている余裕はないだろう。
アゴーは新一の体にうつってくるんじゃないだろうか いい人そうな人がまたバッサリ、という展開で
最悪な展開は、 現場につくと、既に宇田さん死亡。 ママンの仇と格闘中にミギー復活。 なんとか倒すもののマキちゃんに見られ、ミギーがグサリ 時間的に無理そうだけど、こんな超鬱展開だけはやめて・・・
194 :
192 :2006/02/14(火) 16:28:02 ID:???
>191 ごめんリロってなかった
>>191 アゴー移植説だとしても、対象が違ったらどうだ?
もう使えない宇田の体を捨てて、ママンの体へ。
勿論、元々寄生してる奴と共生するか、そいつを切り離して乗っ取るかは判らんが。
前者のが在り得そう。ママンの頭に移るより顎に移った方が生きのこれる確率高いし。
大体アゴーは新一の身の上話に感化された宇田とは別の人格持ってる訳だしな。
機会が在れば何時裏切ってもおかしくない。
>>193 ミギーの睡眠時間は約4時間だからな
流石に戦闘中に目覚める事はないだろ
つってもこの場合、少しも良い事はないが
>>195 なるほどママンに移動か、それは考えなかったな。
まぁあの寄生獣は新一が前に会った腕切った奴と違って、
どっちかというと失敗作を見ると即殺し派のようだからそんな
ことするかな?って言う疑問はある。
そう言えばパパンが話さないから、新一とミギーはママンの寄生獣化が頭部の移動によるものだとは知らない訳だよね もし、いつかパパンが告白したら… 肉体の移動に確信が持てて(複雑な頭部でさえ出来たんだから)ミギーが離反する可能性も出るんじゃ? 自分の命を第一に考えるなら、移動したほうが絶対有利だと思うし
>>195 なるほど・・・
寄生獣が2体(体でいいのか?)寄生した敵に対して、パワーアップ新一・ミギー(それまでに起きるのか?)が勝てるのかという展開か・・・
それなんてジャンプ?w
>>198 ミギーは既にママン寄生獣が頭部への移動をしたことを知っているよ
瀕死のシンイチを助ける時に
「さっきの奴は頭への移動に成功したようだが、私の場合はそれ以上の冒険だな」
って言ってる
それにミギー自身、体の操り方を知らないから脳への移動は無理とも言っていたしな
ミギーがシンイチの頭を奪えないのは、頭の複雑さからではなく
最初に寄生した部位に問題があるようだ
だから頭部移動の成功例を見ても、そんな事試そうとするとは思えないよ
>>197 簡単だよ。アゴーはまともに戦闘するフリして、ママンの顎の破壊にのみ専念すれば良い。
そして、宇田が死んで宿主体からの栄養供給がストップするまでに
「お前もそのままだと遠からず死ぬ。死にたくなければ俺をそっちに移らせろ」
と交渉を持ちかければ良い。
これなら顎の破壊にさえ成功すれば否応無しに取引に応じるしか無いだろう。
寄生獣は自分が生きることに関する執念凄そうだし、
知能も持ち合わせてるんだから、普通にやりそうな展開だと思う。
アゴーにしてみればその後シンイチが来るのが判ってるから、
戦闘に入るまでママンの顎のフリして不意打ちって手段も取れるし。
>>198 ああ、すまん200です
ちと読み違えました
198はミギーがシンイチから離れて別の奴の腕に移動って意味ね
勘違いスマソ
>>201 顎は成功例パラサイトの占有範囲内(=頭部)なわけだが…
>>203 ああ、そうだった。だったら頚動脈でも切って、アゴーの元居た位置よりやや下の部分への引越しの交渉だな。
>>195 破壊部位の治癒に力を注ぐ方が現実的だな。
それに身をもって経験済みの拒絶反応のリスクは避けるだろ
>>200 ぐは…っ!
そうだった、そんな台詞があったか…って、なんで知ってんのミギー
寄生獣の幼体って一斉発生で後続はないってことなのかな??
それからミギー離反は別の寄生獣の腕になるってことで
今回の件とは別にして 複数の寄生獣が一つの体にって、物凄く負担が大きいんじゃないか? 食う量も半端なくなるだろうし、臓器にもその分負担がかかる。 第一食う量が増えたらその分狩りに勤しまなくてはならない訳で、危険も増す。 メリットは戦闘能力の向上だが、寄生獣同士の争い以外じゃただのオーバスペックだ。 そして寄生獣同士の争いなんて滅多に起こらないだろうしなぁ。
>>207 確かに二つや三つでは負担が大きいかも知れない。
唯、逆に10や20寄生させて、全臓器を寄生獣に置き換えれば、臓器の負担の問題は解消する。
脳の代替が可能なんだから、臓器の代替も可能かも知れない。尤もその為には蛇状態の奴が必要だが。
……って思ったんだが、寄生獣って集合して分業したら寄生しなくても生きてけるんじゃ?
>>208 それができんから寄生獣なんだろうよ。
成体になった後で臓器の代用ができるんならミギーは苦労しなかっただろう
てか1つk市営させただけでも消費が大きいのに10も20も寄生させて
それらの生命維持するのは、心臓化して成体になった心臓寄生獣や
胃として成体になった胃寄生獣でも無理だろ。
もはや寄生じゃない(;´∀`)
>>206 もうグダグダだな…
>それからミギー離反は別の寄生獣の腕になるってことで
どういうメリットが?
>>211 新一の肉体にいるより生存率が高い
新一は出会う寄生獣全てを敵に回すと思う
四時間の睡眠という弱点もできちゃったしな。 他の寄生獣と共存できれば無防備にならずにすむ。
しかしミギーは他の体に移った場合、知能が元の七割程度に低下してしまうって事は無いんだろうか? 知を何よりも大事にするミギーがそう簡単に自分の知能を手放すとも思えないが。
何でそうなるのw
>>216 ならば今の時点で既に知能七割ってことにならん?
新一の全身に散った細胞とは、もう意志の疎通もないわけだし
自分の生存第一で、情の一切ないミギーが新一に留まるとは思えない…
>217 今の調子で戦闘して怪我したら・・・。いや、戦闘じゃなくっても交通事故とかで三回死に掛けたらどうなるんだ? ひょっとしてそれが混ざった状態? でも田宮と別れた時は怪我してたわけじゃないよな・・・。
日本語で頼む。
ところで寄生獣の起源についてだけど、 この先宇宙人だか科学者だかが出て来て 「この生物は地球の生態系のバランスを取るために私が創り出した〜」 なんて分かりやすい展開にはならないと思う。 更にいうなら作中では明確な結論はきっと最後まで与えられない。 なんていうか寄生獣がどうしてこの世に存在するのかっていうのは 人間がどうしてこの世に存在するのかってのと同じくらい 「答えの出ない問い」であって 生態系調節のためとかは確かに第一話の冒頭のシーンから考えると いかにももっともらしい意見だけど、 そういうのはあくまで思想的に見出されるものであって 本当にその目的で寄生獣を誰かがつくったって事になると かえって安っぽく感じる。
>>220 そこで
寄生獣=火の鳥(by手塚治虫)
説ですよ。寄生獣は地球の分身、自身を守る為の白血球の様な物。
なんてなったら別の漫画か。
火の鳥だったら最後はみんなコスモゾーンの一部になっちゃうのだな。 石川賢だったら「人間も捨てたもんじゃねえぜ!」とミギーが締めて完(?)
>219 すまん。書き直してみる。 大怪我して直す > 拡散して2〜3割くらい意識無しの状態で体内残留 という事が可能だとすると、これから大怪我を三回くらいすると寄生獣の意識が残ってる所がなくなるんじゃないか? それが混ざっていくという意味だろうか、という考察。 でも混ざってると田宮が新一を断じたときには、まだ新一は怪我をしていないからそれとは別の意味があるのかな、と。
ミギーは頭いいから、もし次に大怪我をした場合は何かしらの対策を取るだろうからそうはならないんじゃない? それに、そうなるのってかなり低い確率だから、そういう意味ではないと思う。
ただ今回の怪我でより多く混ざったのは確かだろうな
とりあえず、分裂したミギーかわいい
知らない間にどんどん「混ざって」 自分の意識が別物になるかもしれないってのは 想像するだにキツイものがあるけど 自分の意識がバラバラになって 元の自分の3割が消えてしまったミギーは 精神的なショックとかないんだろうか。
そういう感情持ち合わせてんのかな
7割になった自分。興味深い。
ミギーの3割が減ったってことは逆に言えば新一の生身の部分が増えたってことでしょ でもその増えた部分ってどこから来たんだろ 中身スッカラカンで触るとブヨブヨ?
>>230 トコロテン方式で入れ替わったんじゃね?
ミギーの細胞とシンイチの細胞が。
減ったというか完全にミギーの制御から離れて新一の体の一部として同化しちゃったんじゃ?
>>230 今月号でミギーが言ってたよ
足りない分は全身から少しずつ細胞組織を集め、組み立てたって
ミギースゴス
寄生獣って性格あるんだね!! 今回いちばんびっくりしたのはそれだよ。 知性派しかいないかと勝手に思ってた。 アゴーが知的じゃないとは言わないけどさぁ。強さと知性ってかなり比例するものだしね。 彼氏にするならミギーさんよりアゴーだな。
俺はミギーかなぁ・・・ッアー! ところで性別ってあんのか?w
誰の声でセリフ聞きたい? 話はそれからだ
アゴーは若本で
塩沢兼人かな
↑ミギーは
>>239 ちょw塩沢さん・・・
いや、何でもない。何でもないんだよ・・・orz
塩沢さんだと、 最初すごい違和感→もうこの人以外考えられないってなりそう あれ…涙が…
え…塩沢さんて… …そ、か…連載中は…… orz
オーベルシュタインのノリで淡々と喋るミギーか
と、富山敬…とか言ってみる ごめんなさいもう言いません
声優ネタうざい
アニメ(声優)のことはよく知らないから、塩沢さんしか知らない件について。。 え・・と・・なんで知ってるんだっけな・・
バレ投下いきます すごかったよ! 新一と宇田さんとアゴーのジェットストリームアタック! 戦いの中で生み出された必殺技も必見
>>220 もう一声ほしいね
元々ミギーや田宮はほっといても自分のレゾンデートルを求めそうな知的な部分があるが、
ミギーの場合対話の対象がシンイチしかいないから、無益な問いかけはしないだろう。
けど、この先シンイチが母親寄生獣を殺す(ほぼ確定だろう)ことで意識変化すると
シンイチ側で今までのなあなあ共存を改めることになるだろう。
ミギーは独特のクールで論理的な思考をするし
自分の論理的行動についてはかなり頑ななところがある。
さらに、論理的ゆえに問題点や問いかけに対し真摯でもある。
だからミギーなりの「答えの出ない問いへの答え」はいずれ提示されるだろうし、
これから先はそれぞれの寄生獣の「答えの出ない問いへの答え」が
明示的ではないにせよどんどん示されてくる(バックグラウンドでのテーマになる)んじゃないかと思うな。
>>249 でもそれなら答えの出ない問いに答えを求めるのは不合理だから
そんな無駄なことは考えないっていう結論に達するのが論理的だとは言えないか?
「存在理由の探求が生きる上で何の意味があるんだ」ってなりそう
>>250 いや、そういう結論に至るためには
「この命題は答えの出ない問題である(または考える価値のない問題である)」という
割り切り、思考停止を経ることになるんだよ。
ここで言ってる「答えの出ない問い」が作中人物にとって完全に「答えの出ない問い」とは限らない。
そして、人間が当たり前だと思っていることも当たり前で済ませない
感性と視点を持つ寄生獣、少なくともミギーと田宮は、
問いを切り捨ててしまうには知的水準が高すぎるように見えるのよね。
問いにかまけて他のことをおろそかにしてしまう愚は犯さないだろうけど。
寄生されたキャラがこのペースで増えちゃうのかな? 普通の人間との関わりを読みたい。
このまま寄生獣がたくさん出てきて 「寄生獣わんさかコメディー」になります
101匹寄生獣
寄生獣って映画化できるかなあ。 寄生獣をどう表現するかは難しいけど人間はイメージの合う役者って居そうな気がする。 リアルをうまく漫画にしたような画風だし。
256 :
マロン名無しさん :2006/02/15(水) 14:08:43 ID:UCCmWDl2
おれの高校時代の顔はシンイチによく似ていた・・・。 いまじゃ、若干アタマの後退したおっちゃんなわけだが。
訊いてないから
>>251 その答えが出たときに彼らがどういうアクションを起こすかが楽しみだ
そこまで描いてくれるといいけど…
早く来月になれ〜〜
最近のマンガとしては絵が白くて新鮮な驚き。 ごちゃごちゃした線や、べたべた貼ったトーンに慣れすぎていたのかもしれない。 音楽垂れ流しアニメのチャンネルを変えて、音楽抜きドラマの生々しさに出会ったような緊張。 今後は、クルブシーやデベソーが出て来ないかと楽しみ。
もし外国から、寄生獣と共生してる人間がやってきたら、当然その国の言葉で呼ぶんだろうなあ。 左手だったらレフティだな。
デベソどんだけでかいんだよ
ネコミミーとか出てこないかなぁ
クルブシーはカポエラ使いにでも寄生してれば戦闘力が倍だ!みたいなことになるかなぁ。 なってもしょうがねぇけどなぁ。
宿主の資質や性格は、パラサイトにも大きな影響を与えるんじゃないかな ミギーやアゴーの性格(演技かな?)をみると、宿主をうまくフォローするよう振舞っているかんじ 己を知るカポエラ使いに寄生したら、強さと老獪さを兼ね備えた最強カポエラ・パラサイターになるかもw
266 :
1/2 :2006/02/16(木) 00:00:49 ID:???
第16話――旅の終わり 金属音とも違う、「A」と戦った時さんざん聞いた音! 戦いの場である脇道へと、新一は入った。 勝負にならない。統一された敵の体に比べ、パラサイト改めアゴー(仮)の土台である宇田の動きはまるでにぶい。 おまけに呼吸がめちゃくちゃで、アゴー(仮)まで疲れてくる。 だが、この女の攻撃もどこか単調だ、とアゴー(仮)は思った。 ――やがて。 アゴー(仮)の防御の隙を縫い、敵の攻撃が、宇田を直撃した。 胸を刺し貫かれ、鮮血が飛ぶ。宇田は崖下へと転がっていった。 そう。どこからどこまでが寄生部分かはっきりしないヤツは、心臓を破壊するのが一番なのだ。 戦闘を終え、「母」の顔に戻ったそいつは、もう一人接近する「仲間」に気づいた。 だが弱すぎる、まるで眠っているような反応。 それが新一だとわかると、彼女は驚き、なぜ生きているのか問うた。 ――ひでえよな、声まで似せやがって。新一は硬質化した右手を構え、敵を睨んだ。 「一秒でもはやく……てめえを殺す!」 ……「母」の顔が、変形する。 攻撃態勢に入った敵の前では自殺行為だが、見覚えのある形が崩壊する瞬間、思わず新一は眼をとじた。 敵はすぐには攻撃してこなかった。心臓を貫いたはずの相手が立っている不思議――新一の未知の能力を警戒したのである。 彼女は思った。右手は冬眠でもしているようだ。人間1匹に何ができる! 触手の刃が新一に降りかかる。 だが彼女の予想に反し、新一は驚異的な運動能力で、その攻撃をある時はかわし、ある時は硬質化した右手で防ぐ。 Aと戦ったときはまるで見えなかったパラサイトの動きが、新一には見えていた。 そして戦いの中……新一は、崖の下で胸から血を流す宇田を発見した。
267 :
2/3 :2006/02/16(木) 00:01:33 ID:???
――よくも! この世でたった一人、同じ思いをわかりあえる人だったのに! 「くそォ!」 新一は攻撃に転じた。敵の刃をさばき、近づき、胴を斬りつける! 次の瞬間、気づいた。その体は、母の体。首から上だけを狙うんだ、と新一は決意した。 ――殺す! はやく! 一 秒 で も は や く ! 殺 す ! 人間を超越した動きで敵を圧倒し、ついに追いつめる。 ――かあさん! いま! いまその化け物を、 切 り 離 し て や る か ら ね !! 敵がとっさに右手で頭部をかばった。 その手首には、 火傷跡。 動きが止まった新一の額を、敵が斬りつける。 体勢を崩した。眼前に、敵は立ちはだかって刃を向けた。 「死ね!!」 次の瞬間、敵の首が切断された。崖下から伸びた刃が、敵を捉えたのだ。 統制者を失った母の体は、深い海へと落ちていく。 そして崖からは、宇田が這い上がってきた。 「こ……こいつは……もちろんきみのおかあさんなんかじゃない。 でも……やっぱりきみがやっちゃ……いけない気がする」 宇田が死ななかったのは、アゴー(仮)が敵の攻撃パターンを読んだからだった。 触手がつきささる寸前、体内の重要器官をずらして道をあけてやったのだ。 新一は崖から海を見下ろし、かあさん……と呟いた。 宇田とアゴー(仮)が、静かに新一を見守っていた。 終わった…… 終わったんだ……。
268 :
3/3 :2006/02/16(木) 00:02:46 ID:???
民宿を引き払うとき、お世話になりました、と挨拶をする。 真樹子は「そこまでおくるわ」とついてきた。 もう二度とここには……と言いかけると、真樹子は寂しそうに、またおいで、と言った。 帰る途中、父はある場所へ息子をつれてきた。 一見なんの変哲もない崖の上だったが、それがどんな場所なのかは父は何も言わなかった。 しばらくの間、2人とも黙ったまま……。 新一は、宇田との別れのときを思い出した。 彼は言っていた。つらいだろうけど、おとうさんには黙ってた方がいいよ、と。 ミギーもそう思う。これはミギーのためだけでなく、父のためでもある。 分かっている。父がすべての真実を知れば世間に黙ってるはずはない。人間全体のために。 でもそんなことになれば、人々が父の言葉を信じるより先に、化け物たちに狙われてしまう。 ――卑怯でもいい! とうさんにまで死なれたくない! でもいつか近いうち……新一や宇田が話さなくても世界中の人が寄生生物の存在に気づく……そんな気が、した。 その時こそ……。 父は言った。新一、これだけは信じてほしい。 「かあさんは最後まで……いや、今もおまえを愛している。そしておれもおまえとかあさんを……」 新一は一言だけ、うん、と答えた。そして、ひとつだけ問うた。 「とうさんが見た悪い夢の中で……かあさんは……苦しい思いとか……したのかな……」 すべてが一瞬のことだったから、と父は言った。息子には振り返らず、涙をにじませながら。 それを聞いて、新一の表情から、緊張の色が消えた。 父が振り向いたときには、新一は体を丸めて、安らかな顔で眠っていた。 崖を、夕日が照らしていた。
今更だが・・・ 名 作 の 予 感 超泣いた
いい最終回だった
父さんはしっかり覚えてるんだな、あの瞬間を。正直つらすぎるよ…
まだ3話くらい戦いが続くかと思ってたのに、もう終結か……ホントにペース早いな。 濃いし面白い。 ……つーか泣いた。火傷跡……。
なんつうか、なんだろうこの寂しさ・・・ 普通の漫画なら仇討ち果たしたら喜べるんだけど、素直に喜べない 面白くなかったワケじゃないんだ、むしろすげえ面白かった。 でも、なんか悲しい・・・
全米が泣いた
泣いた。お母さん・・・
あの火傷、こういう形で使うのかよ…
277 :
154 :2006/02/16(木) 00:10:27 ID:???
宇田さんごめん言い過ぎた。 自ら手を汚し、偽ママンを仕留めたあなたはかっこいい人だ。
>父がすべての真実を知れば世間に黙ってるはずはない。人間全体のために。 そういやオヤジさんライターだから、発表の機会には恵まれてるな。 宇田&アゴー、良くやってくれた。 宇田はともかく、アゴーには自分の身を危険に晒してまで 新一に協力する義理や利はなかった筈なのに。
火傷跡を見て動きを止める新一といい、とどめをさしたのは新一以外であることといい、 今回の流れはすごく考えられているな ミギーを眠らせたのは新一にトドメをささせるためだとばかり思ってたよ
宇田さんとアゴーのキャラも生きたな 数話前から読み始めたんだけど、この話で完全にハマったよ
宇田さんはいい人だよな… シンイチが手を下すことの酷さをちゃんと分かってる… アゴー(仮)も頭悪そうなんて言ってしまってすまなかった。
というか新一強すぎないか? それだけ混じってるって事だろこれ。
作者は天才じゃないかと疑った・・ 火傷痕のアップのシーン、鳥肌が立ったよ…… ママン。・゚・(つд∩)・゚・。
宇田さんって普通の涙腺緩いおっさんキャラだと思ってたのに、滅茶苦茶優しくて覚悟在る人だな。 並の根性じゃあの場面で他人の汚れ役引き受けられないよ。アゴーもな。 アゴーにしても馬鹿そうとか言われてたが、戦闘の駆け引きに関してはミギーと互角かそれ以上じゃん。 宿主のハンデの為にその辺発達したんだろうな。しかも+と−どちらに働くかは解らんが、 感情在るっぽいし。つか、寄生獣って人間には理解し難いだけで、ちゃんと感情在ると思う。 兎に角二人共超GJだった。再登場を望む。
アゴー、初めての戦闘の割に善戦だったな。 アゴーも高度な部類なのだろうか?・・・・・・敵が単純だっただけか?
やっぱ、人間部分が生き残ってるタイプの方が複雑な思考が できるのかもしれない。 能力的にでなくて、寄生主と会話できる変わった環境のおかげで……
情報も取り入れやすいし、その点では寄生失敗作のほうが優位かもね
>>285 アゴーの取った戦略は相当高度だろうと思う。
心臓や肺とその周辺の血管、筋肉、神経等の位置関係を完璧に把握していないととっさには出来ない事だから、
事前に、もしかすると戦闘に入る前から先を読んで調べてあったんだろう。
しかも宿主の宇田は人生に悲観しても恐怖で自殺出来ない性格だから、調べる時点で作戦に気付かれたら
ビビって逃げ出す可能性もあった。だから宇田にすら気付かれる訳にもいかない。
尤も宇田は自分の事より他者に関する事の方が度胸が座るって今回判明したから、
宇田に気付かれても問題無かったかも知らんが。
ただただ、涙。
>>286 何しろ失敗作の場合、宿主の生命維持は宿主の脳が全て勝手にやってくれるもんな。
完成品は思考能力をそっちにも割かないといけない分、思考能力が低下するのかも知れない。
そう考えると田宮良子は凄いな
ふと思ったんだが、ミギーが眠ってる間に新一から切り離されたら ミギーはそのまま死んでしまうんだろうか。
あそこで火傷跡を持ってくるとは
そりゃ動き止まっちゃうわな
>>293 そりゃ死ぬだろう
>>293 今回「冬眠」と言ってたから、代謝量を小さくしているのかも知れない。
となると、起きてる状態で切り離されるよりは長くもつんじゃないか?
目をつぶる→首から上だけ→切り離してやるかね→火傷の後 何なんだこの流れ。シンイチの心情が物凄い伝わってくるな。 宇田さんもお父さんも格好良かった。中々出来ることじゃないよ、本当に。 しかし今回で 宇田&アゴーは一対一の場合殺されることはほとんどない戦略 シンイチはミギーが完全に眠っていても、得物があって一対一なら勝てる身体能力 が見えてきたぞ。 この先大丈夫かね? 戦闘によるアレコレみたいなのはなくなるのかな?
全体としても一段落ついた感じがするね これから新章に入るんだろうから、また新たな試練が出てくるかも知れない
戦闘よりも混じった事での周りとの齟齬が中心になるのかな
>>286 「三人よれば文殊の知恵」ならぬ
「一人と一体の寄生獣よれば田宮良子の知恵」
てなもんか。
宇田さんがお隣にでも引っ越してこれば安心だ
宇田さんとは別れるのか。折角出会った仲間なのにもったいないね。
失敗作の協力者はあと二人くらいはでてきそう
でも宇田さん単独での戦闘はかなり駄目ってのが前回判明されているから、 宇田さん単独で寄生獣に出会っちゃったら・・・ ヤムチャにならないことを切に願う
地元に戻ってから、電話しても宇田さんに繋がらず、 ニュースとかで宇田さんの訃報を耳にして驚く、とかいう展開にならなきゃいいけど。
別れた奥さんが寄生されて… なわけない…よな?
あーん。アゴー様が死ん・・・ っ て 生 き て た の ? てっきりかませかと・・・・・・
>>307 でも今回の件で宇田さんも精神的にかなり成長したと思う。
とても最初「生きたくない、でも死にたくない」とか考えてたキャラの行動とは思えない。
そして何時しか「さん」付けがデフォの唯一のキャラになってる宇田さん。
とりあえず気を取り直して新一の強さだ。 一体アレはなんなんだ? 人間には捉えられない程早い攻撃をサクサクかわすあたり、 新一の動きも人間には見えないほど早いのか? 傍から見たらもうZ戦士かヘッドライナーみたいになっとるんか? 剣さばきも凄い、寄生獣側の刃は複数なのにそれを容易く全部受けて しかもこちらの攻撃を命中させている。 ということは単純な反射速度は寄生獣以上だろう。 もう完全に人間の域出ちゃったなこりゃ。 これでミギーが起きていて、新一が左手で日本刀でも持ってりゃ 一度に2、3匹の寄生獣が襲ってきても何とかなるんじゃないか?
>>309 ミギーの細胞が感覚神経と運動神経に飛び飛びに散る事で、
そのバラバラの細胞同士が寄生獣同士の信号の応用で刺激と命令をショートカットして伝える事で、
異常な反応速度が得られているのかも知れない、と考察。
寄生獣同士の戦闘って基本的に一撃決めれば勝負が着くから、これはかなり有利かもな。
>>309 を読んで気付いた。
新一のパワーアップは、2パターン以上の敵対策。
つまりラスボスは田宮良子なんだよ!
ジャンプ系のように最後はラスボスとの戦いってなるのかな? 戦いなしで終わりもありそうだが。
今日読んで今帰ってきた。 とにかくマジ泣き。 新一おつ。
今の新一なら包丁一本でライオン瞬殺か
包丁いらなくね? 今の新一なら、しっぺ一発で勝てそうだよ
ターちゃんかよw
「A」とかもう雑魚だな 今回の奴も手の火傷さえなければ圧勝だったし
>>317 寄生獣が敵にならなくなった今、最大の敵は人間かもな。
何時か新一の正体が知られ、寄生獣に怯える人間が自宅に押し寄せる。
その頃新一は父に迷惑をかけない様家を出ており、一人家に残ったパパンが暴徒に
「息子は人間だ」と訴えかけるも、暴徒は「父親も化け物に違い無い」と集団心理も働いてパパンを虐殺。
母を寄生獣に殺され、父を人間に殺された新一は両者に絶望し、自分や宇田さんの様な失敗作を集め、
失敗作の寄生獣とその宿主の為の世界作りに乗り出す……そんなデビルマン。
そいやサイヤ人もハーフの方が強いんだよな
いや、まだ寄生獣は新一にとって十分に脅威だろう。 なにしろミギーは一日四時間完全に眠る。 この間、新一は完全に無防備になるわけで、後ろから不意打ちでもされたら一たまりも無い。 無論、まだこの弱点は誰にも知られていないが、 今後新一が寄生獣と戦いその強さが知られるようになれば 自ずと寄生獣達(そして人間にも)にその存在を知られることになる。 そうなれば、知性に富んだ寄生獣のこと、新一の情報を収集しようとする事 は疑いないだろう。 何しろ一対一では寄生獣ですら勝ち目が無いほど強力なのだから。 さらに新一は田宮良子という天才?寄生獣にその素性を握られても居るのだ。 田宮は面白いからと新一を見逃したが、もし今の新一の能力を知れば もはや面白いなどと言ってもいられないだろう。 ありとあらゆる手を使って潰しにかかるに違いない。 Aの時の様に他の寄生獣をそれも複数使って殺しに来る可能性も十分にある。 そしてミギーが四時間眠るという弱点を知られたとき、それが新一の最後になるな。 …ん? 今、加奈の存在意義にやっと気付いた。 彼女はミギーが眠っている間のレーダー役として新一に付くんじゃないか?
何かと人間を合体させりゃ強くなるってことか
>>321 新一と村野が合体。王道カップルこれ最強。但し加奈が寂しい思いをしてしまうと言う両刃の刃。
初心者にはお勧め出来ない。
「やっぱり君がやっちゃいけない気がする」 宇田さんイイ
火傷跡に泣いた ちょっと地元帰って海見てくる
同じく泣いた ちょっと実家行ってくる 盆地だけど
村野の存在忘れてた
寄生獣は今のところ、 人間をすっかり乗っ取るか、 乗っ取りに失敗して人間と共生しているか、 この二つに分かれてるんだよな。 これに対して人間は、 寄生獣の完全体(でいいのかな)を完全に敵と見なしている、 と考えていいんだろうけど。 寄生獣(完全体)寄りの考えを持つ生身の人間が出てくるって可能性はあるのかね。 いわゆる破滅主義の人間が寄生獣とともに人間を滅ぼそうとかって。
>>327 居ないだろうな。何故ならそう考える程寄生獣について深く関わった時点でそいつは死んでる
カルトな宗教団体の信仰対象くらいにはなるかも。
寄生獣は人間に正体知られたら 問答無用で殺すだろうしね
正体がばれたら殺すって行動取るって事は、 寄生獣も種として見た場合人間より弱い事を悟ってるんだろうな。
逆に完全体寄生獣で人間側に付くってヤツは出てこないかな?
食料として人間を定期的に供給してもらう見返りに殺し屋でもやるとか 最終的に人間を食い殺せという命令を果たせばいいんだろうし 当面は巧いこと世渡りをしていく奴だっているかもな
そういった意味ではヤクザが適切か・・・ でもそんなことしなくてもやつらなら上手く食料調達できると思うが・・
>>333 無意味だろ。人間と言う獲物を狩る事に関しては寄生獣は人間より遥かに巧い。
見返りには「餌」よりも「絶対安全に暮らせる場所」の提供の方が適当だと思う。
田宮やミギーのように「興味」で動く奴もいるからな。 人間に自分達の細胞などを提供する見返りに、 繁殖方法を研究させるとか。 知的好奇心の誘惑に負けた科学者とかが上手く利用されてしまうかも知れん。
新一はパワーアップしたけど、ミギーは3割失われた分 戦闘態勢時の触手が少なくなったりするんじゃないか? 不足分補うために細かく枝分かれすると力負けしそうだし
科学者になりすまして、研究設備を使って自分で研究するほうがリスクもずっと低いし、そういう考えを持つ寄生獣は知能も高いだろうからそのほうが能率的だと思うけどな。
そろそろ田宮良子が動きそう 新一がパワーアップしたから“2パターン以上”の攻撃を持つくらいでないと 相手にならんだろ
1体でだめなら2体以上でかかればいいじゃない
次号はTV画面に映る宇田さんの顔から始まる。 勿論事件の被害者で。 この作者ならやりかねん
宇田さん…検死されたらやばくね?
オマイら、宇田さん殺しすぎw
宇田さんはなんだかんだで結局最後まで生き残るキャラとみたw つーかそうであって欲しい。
アゴはアゴで頭良さそうだし、いろいろ機転を利かせて 生き残りそうだな。 と楽観視しておく
うん、あの手の人は死にそうで死なないと思う。
>>337 肩口→肘やや上ってことだから支えというか攻撃の根の部分が人間の筋肉になるわけだな。
考えるべきは数や威力よりも攻撃範囲じゃないか?
「攻撃の根の部分」って考えは無意味だと思う。新一に関節は在ってもミギーには無いんだから、 肘やや上の部分から曲げれば良いだけの話。寧ろ土台の部分が関節の無い箇所になる事で固定されたから、 攻撃がブレ難いって点ではプラスに働く。ミギーの細胞の数が減った事でのマイナスに比べれば些細だが。 まぁ、新一パワーうpと合わせて全体で見ればプラスじゃないか?
明らかなプラスだろ。 車並(?)の足の速さと人並みはずれた(ホントにw)動体視力etc...がプラスされたわけだから。 ただ4時間の冬眠がネックだけど・・・
4時間睡眠はかなりヤバいと思う。ママンアタマーの反応を見るに、眠ってても感じとれるみたいだし。 今迄は常に 新一⇔他の寄生獣 で探知出来たのが、これからは毎日四時間 新一→他の寄生獣 の探知は不可能で 新一←他の寄生獣 の探知は可能って状況に置かれる事になる。 まぁ、田宮みたいに新一知ってる奴以外なら、仲間と勘違いしてスルーくれるかも知らんが、 そう言う実際の危険よりも精神的な危険の方が大きいと思う。 毎日四時間、何時不意打ちで即死させられてもおかしくない状況に置かれたら、とか考えると物凄い恐怖だ。 流石の新一も背後から寄生獣の速度でサクッとやられたらお終いだろうし。
ラストは新一か右が死ぬと予想 新一が死ぬ場合はミギー独立、人間とは何かを探す旅 ミギーが死ぬ場合は新一は悲しみながらミギーの死を乗り越え、一般社会で頑張る うん、きっとそれだ
ミギーって新一氏が死なないと死ななくない?
宇田さんに災難→新一助けに来る 男の友情展開
354 :
マロン名無しさん :2006/02/16(木) 20:26:13 ID:2AMNJLpa
新一死亡→ミギー宇田とアゴーと共生
355 :
マロン名無しさん :2006/02/16(木) 20:27:55 ID:2AMNJLpa
ウダー死亡→アゴー新一の左腕に寄生→パラサイトと全面戦争 こっちだな 連投スマン
来月からは新章かね? 今回のはかなりクオリティタカスだったからつい期待してしまうな 失望しないことを祈る(-人-)
>>355 ちょwwwおまwwwwウダーってwww
ウダーw ミギーが死ぬ展開はありかも もしくは何らかの理由でミギーと戦うはめになる …ここまで書いててふとおもったんだが、ウダーが敵として 再登場したらやだな
ウダー言うなwパラサイトちゃうw
田宮センセに誘惑されてパラ側につくウダーってのを想像した。
宇・田・さ・ん・と呼べ(ピキピキ ここで釘を刺しておかないとうっかり定着しかねん
ウダーは死ぬと思う
このままうっかりフェードアウト、再登場しない宇田さん
宇田さん愛されすぎw
優しい上に勇敢 大好き宇田さん(´∀`)
宇田さんはこの漫画でどういう位置づけになるんだろう べつに戦力にはならないみたいだし、このまま静かに生活するなら幸せだな
間取ってウダーさんにするよ。
ウダーさんはこれからもばんばん出てくれるよ。 だって読者におれだけ愛されてるんだぜw 作者も黙ってないよw
おれだけ?
k抜けた。 ×おれだけ ○これだけ
ウダーさん独占かよw
旅館のマキちゃんって、 一応ちゃんとかわいいキャラだよな。 ポニーテールに白いでっかいリボンにセーラー服。 ジャンプの某太尊(こんな字だったか?)なら 惚れてしまいそうだ。
373 :
マロン名無しさん :2006/02/17(金) 00:51:47 ID:8jp8YO82
この糞ったれ野郎の首から下は 我が母信子の体を乗っ取ったものなんじゃァァァー
あのシーンは火傷の後を見てためらったのか。 ほんの折り目にかぶってるから分からなかったよw
あのさあ、話題乗り遅れになるけど アゴーって寄生獣の中で特段頭いいワケじゃないんじゃないかと思うんだが。 ミギーや田宮みたいな一部の例外を除いて 寄生獣って本能に忠実で無駄なことはせず、 でも自分が生き残る為にはなんでもやるし 目立たない為に大人しく潜伏もするって感じだよな? つまり、他の寄生獣も知能は総じて高いんだけど、 普段生きていく上で餌になる人間を狩るのに そんなに頭脳プレーやる必要がないからやらない。 偽母の場合も宇田さんのあの様子を見たら 速攻で攻めかかって普通に勝てると読むだろうし そういう「正攻法」で勝てるときは 「敢えて何も考えない」のが寄生獣のやり方のように見える。 逆にミギーやアゴーの場合戦闘になるとどうしてもハンデが生じるから 生き残るために頭脳戦を「やらざるを得ない」。 だからミギーはともかくとしてアゴーはアタマの出来が特別なわけじゃなくて ただ必要に迫られてやってるだけだと思うんだ。
テレビを良く見ることで、頭をそういう風に使うと効果的って学習したのかもな。 ドンパチ映画ではラストそういうの多いし。 そこが他の寄生獣と違うところかも。
>>350 >新一←他の寄生獣
>の探知は可能って状況に置かれる事になる。
ミギー睡眠中はむこうから感知されるのか?
ミギーの活動が止まってる間は人間と同じになるだけで
むこうから感知されるような「積極的な敵寄せ」は無くなるんじゃないかな。
>>377 ママンの仇にバレてたじゃん。
ミギーが硬質化していたせいかとも考えたけど、それはたぶんないしね。
それか、新一の体に散らばった30%が感知されたか・・・
いずれにせよミギーが眠ってる間は他の寄生獣には気づかれて、新一は気づかないってことだろ。
絶対これが重要なポイントになるんだろうなぁ・・・
>>318 人間群集を使うとすると、展開としては
頭を変形できるし、過去なんてないのでいくらでも素性を誤魔化せる寄生獣と
頭を変形できず、自分の社会的アイデンティティを捨てるわけにもいかないシンイチの違いをつかれるのが
一番シンプルかつ危機的シチュエーションになるな。
具体的に言えば、口封じ不能なほどの多数の人前で
開き直ってモンスター性を披露してシンイチを狙ってくる場合。
観衆が寄生獣に殺されてしまうのを前提にしておけば別だが、そうならないほど人目がある場合
シンイチとミギーは人目がある所では変形はもちろんのこと、
超人的身体能力による防戦すらできない。
人間が敵に回るという構図は、寄生獣の存在が認知され始めたあとでないと起こらないので
上記の葛藤をやったあった後だろう。
ママンのかたき、って名前ないまま消えたよね 「無個性派」でいーい? 呼ぶときはムコセー
偽ママンでいいんじゃね
>>379 とりあえずそういう場面では
周りの人は目の前のバケモンに脅えることしかできないから
こっちも開き直って全開でとっとと人気のない所まで逃げるしかないな
「人間の顔が形容しがたいグロい何かに変わった」のを見た後で
「明らかに人間の領域を超えた速度で逃げ去った高校生くらいの男の子」を
血眼になって探して社会的地位を剥奪しようなんて気が起きる奴は居ないだろ
パスタっぽいなw
ママーじゃない! という意味をこめて「オーマイ」と呼ぼうか
マミー
387 :
マロン名無しさん :2006/02/17(金) 11:29:27 ID:3hptfc3k
ママモドキ
ふと思ったんだが、寄生獣たちはいつ社会に溶け込まなければならないことを学習したんだろ。 本能で知ってたんだろうか。
周回遅れの疑問だね
ミギーが分裂したときって、バラバラの部分ごとで別々に思考できたんだっけ? それがまた一つに戻って一個体として思考可能って事は 逆に元々別の個体の寄生部分で粘土を混ぜるみたいに合体は出来るんじゃないかな。 アゴーがちょっとちぎれて3割減くらいになって、 千切れた部分がミギーと混ざって元のサイズに戻るとか。 敵キャラの方も2体分が合体したやたら頭のデカイ寄生獣とか出るかも
391 :
マロン名無しさん :2006/02/17(金) 23:13:07 ID:3hptfc3k
いや、同じ人間でも遺伝子がちがかったり、血液が違うと拒絶するように、 違う個体同士は純粋には一緒にならんと思う。 だからウダーに寄生したアゴーと、ミギーがごっちゃにはならんだろ。 最初に遭遇した奴みたいに、体の別の部分に共生させることは可能だろうな。 しかし、A型の血液を宿主としていた奴が、O型の人間に再寄生することは できたりするのかな? あくまでの血液中の養分だけを必要とする分には問題なかろうが、 赤血球なんかを利用しているとするとまずいよな。
第17話――変貌 駅で加奈はピンと来た。あいつだ……近くにあいつがいる! そして村野もまた、新一の後ろ姿で、その帰還を察した。泉くん! と声を掛けると、 「よォ!」 左右対称のワイルドな髪型に変わった、新一の姿があった。 加奈のことで、光夫は荒れていた。直接加奈と話をしても、加奈は光夫にはつれない。 カンペキに振られたという噂が流れた。光夫は西高に向かい、新一を呼び出した。 「ええ? ああ……またあんたか……」 弱そうに見えなかった。この前と全然違う。妙に落ち着いて……人違い……じゃねえよな。 光夫は違和感を感じながらも例のバラックで新一に詰め寄った。加奈と何発やりやがったぁ! 誤解だと言って立ち去ろうとする新一。激昂し、光夫は殴りかかる。 ――新一には、光夫の拳が止まって見えた。よけるのは簡単だが、よけたら光夫はムキになる。 一瞬のうちに176文字ほど考えた末、めんどくせェ、とやる気のない判断を下し、新一はパンチを頬に受けた。 とはいえ……やっぱし痛い。新一は頬を膨らませて、光夫の足を踏んづけて転ばせた。 光夫はムキになって新一の行く手を塞ぎ、顔面を蹴ろうとする。その足を新一は掴み、軽々と放り投げた。 その時、村野が心配して駆けつけた。大丈夫と新一は笑いかけ、光夫を一瞥。光夫はビクッと汗をかいた。 雰囲気の変わった新一を、村野は案じているようだ。 何があったか聞かれ新一は、親のケガを口実に学校サボってただけだと気のない返事。 「泉くん……きみ……泉新一くん……だよね?」「……さあ、どうなのかな」 村野の足が、止まった。新一はそれに気づき、「やだなァ、おれはおれだよ!」と笑った。 道端の花壇に腰掛けていた加奈は、新一が近づいてくるのを感じた。 ――すごい! 何でわかるのォ!? やだ、あたし! しかし彼女と一緒だと気づき、新一には話しかけず見送る加奈。 そんな加奈の方を、ミギーは無言で目玉だけを開いて、見ていた。
不良娘、乙女チックモード全開。モエス。
なんかすごい青春漫画なんですけど 一人と一匹を除いて
村野が前に同じ質問した時とずいぶん反応が違うな… やっぱり徐々に脳を乗っ取られてるのか…? それとも極限状態をのりこえて精神面に変化が出たのかな?
シンイチ、別人みたい。 最後のミギーが意味深だな・・・
こんなの新一じゃない! ……外見どころかキャラまで大幅に変わってるよ…… 読んでるこっちも、村野に感情移入。
最後のミギー…何考えてるんだ? まさか加奈を始末しようとか…
新一は頭脳の方もミギー細胞の力でパワーアップされてるのかね
ちょっとやだなぁ、ワイルド新一 何ヶ月かしたら慣れるかな
新一は村瀬に惚れてるのにミギーは不良少女に惚れちゃうっていうドキドキ☆展開だな
シンイチ高校デビューかよ! 田宮先生登場ぐらいまでのほのぼのシーンはもう戻ってこないっぽいな。 何か親分肌になっちまった。
シンイチが不良グループのトップを倒し、自分がボスになる 新章〜不良軍団VS寄生獣軍団
不良軍団を配下にしたらますますデビルマンじゃないか
加奈と三角関係でドロドロするのかと思ったけど 思ったよりあっさりしてて良かった。 そのうち大胆なアクション起こすようになるんだろうけど。
加奈、寄生獣の存在に気付くんだろうなぁ・・・ その時加奈がどんな反応をするか、ミギーがどんな反応をするかが肝になってくるだろうね
今回の「変貌」は新一の容姿のことだけじゃないんだな と読み終わって1時間くらいしてから分かった
>>407 それは流石にオソス
ワイルドかこいいよワイルド
超サイヤ人ぽいし
光夫の「誰だ?おまえ…」 に思わず頷いてしまったw ホントおまえ誰だよってくらいキャラ変わりすぎだw でもま、混じったのは別にしても母親を殺され その母の体乗っ取った奴に殺されかけ そいつにリベンジしに出かけ、直接ではないものの母の仇を討つ。 こんな体験を短期間にしたら人が変わって当然か。
まあ、あれだけヘビーな体験して、 一旦乗り越えたならこれくらいタフになっててもおかしくないけど これまで振り回されっぱなしの新一を見てきたから違和感が凄まじいな
まぁ前回ミギー抜きの正真正銘一対一で、それもモノホンの化け物との 命を賭けた実戦を経験したからな それだけでももう不良との喧嘩なんておままごと以下に感じるだろうな
176文字も一瞬で考えるなんてすごいなぁ ぼくにはとてもできない
動体視力だけでなく、思考速度も向上しているってことかな。 そうなると新一って学校の成績も上がるんじゃね? 本だって今までと同じ調子でも数倍の速度で熟読できそうだし。
ある程度社会に適応した寄生獣は第二段階に入る すなわち生殖段階である 世後長い日月を経て第二次性徴を迎える人間に似て 遅れて来た雌性の寄生獣の登場である 雄性寄生獣が人間の脳を奪ったのに対し 雌性寄生獣は宿主の意識を残したまま同化し 宿主の無意識下に共存する 宿主の意識が残るのは 生殖母体としての人間なる種が寄生獣種と 超種族的母性意識の紐帯で繋がるためである
みたんかw
>>413 寄生獣は人間の何倍もの思考速度持ってるから
言語の習得とかが早かったんだな
むしろ時間の認識が違うのかもしれない 俺らの1秒は寄生獣の体感で10秒くらいとか 会話も普通喋ってるように見えて実はものすごいゆっくり喋ってるんだよ でも生まれてからずっとその速度だったからそれについては普通
とするとミギーは40時間寝てるのか 寝すぎwウラヤマシス
時間の認識というか一生の時間スケールは生物ごとに全然違うのは当然だが さすがにそこまでは踏み込まないだろう。煩雑なだけだし この作者は寄生獣の習性紹介や、何らかの展開がある時には 丁寧に前奏曲的なエピソードをさりげなく入れるはず。泣くことに関して対比となるウダーとかね。 だから、思考や感覚のスピードギャップをもってくるなら 段階踏んで事故った時なんかにスローモーションに感じるような現象を書いてると思うし。
>>419 それが今回の176文字なんじゃないか?
寄生獣版「愛と誠」だったなあ今回。 次回、光夫は加奈に向かって「お前のためなら死ねる!」 そして新たな寄生獣登場。
新一と加奈は恋人にはなり得ないが、パートナーにはなると思う。 光夫が寄生獣に殺されて加奈は復讐を誓い、 その途上で新一を見出す。 新一(ミギー)も加奈の能力に利用価値を認め 両者同盟関係に。 そしてミギーが眠る間の四時間は加奈によって埋められ 基本的には死角無しとなるとみた。
>>422 となると毎日最低4時間は加奈と一緒に居る事になる訳で。
そうなると間違いが起こらない筈が無い訳で。
そもそもその話は新一やミギーが考えるに加奈にメリットが無い訳で。
だから加奈の新一への好意が明らかにならないとその話は持ち上がらない訳で。
そうなると益々間違いが起こる可能性が高くなる訳で。
と言うか行為が明らかになる時点で間違いではなくなる訳で。
となると村野は要らない子になっちゃう訳で。
と言うか作中での一般的な呼称が「村野(苗字)」、「加奈(名前)」の時点で加奈が正ヒロインの可能性も在る訳で。
訳で うぜぇw
はいはい北の国から北の国から ふぉたるぅ〜
で、何発やったの?
解った。 大学進学後、寄生獣と戦う決意を固めた新一は パパンを巻き込まないため家を出て寮住まいをする。 そこでなんかかかって来た電話を取ると大当たりとか何とか 良くわからんが、村野が欲しいつったら寮追い出されて どっかの寺に住む羽目になり、 そんでそこに村野、加奈、真樹子が居候するんだよ。
それなんて女神様?
ああっ寄生獣さま つまりミギーは次女でそのうち長女と三女も新一に寄生する これでアフタの看板漫画の座はいただきだ
長女はやはり田宮さんですか? 三女はやはりアゴーですか?
薬物マニアの田宮さんとメカフェチのアゴーか。 田宮さんの方はイメージピッタリかもw
あんまりずれると参加できなくなっちゃうじゃないか!
このタイトルで、第1話からグロ満載で、色恋沙汰がストーリーに絡んでくるとは思いもしなかったよ
この漫画でファミリードラマを見るとは思わなかったなぁ→バタン
バタン → ラブラブ → この漫画で痴話ゲンカ見るとは思わなかったなぁ
そのうち三角関係による痴情の縺れまで見られそうなのが嘘みたいだよなぁ
色々台無し(;´∀`)
ママンの例に習うとこのマンガ、こーゆー雰囲気を再起不能レベルにまで破壊するタイプだよな・・・。 加奈子がミギーの存在に気づいてミギーが単独行動で抹殺するとか・・・。
え ナニソレ そのパターンで言うと 村野か加奈か光夫のだれかがシボンとか?
今度また寄生獣(田宮良子辺りが妥当?)が襲ってきて殺されるってのは大いに有り得る。 なんか光夫辺りが加奈庇って死ぬかも知れんな。
加奈覚醒イベントだなそりゃ。 ママンと言い光夫と言い、親しい人が殺されなきゃ、 パワーアップもさせて貰えんのかこの漫画は。
これ時間的にどれくらい進んでるのかな? 服装や会話から推測すると時系列は 新一が高一の夏頃 ミギー寄生。 冬頃 田宮良子登場。 Aを殺す。 高二の夏頃 ママン死亡。新一強化。ウダー(+アゴー)登場。 で、今が夏休み明けって感じかな? 新一怒涛の人生だな・・・
え、いつの間にか進学してたのか?
そういえば夏服>冬服>夏服って変化してるしなあ 気づかなかったけど、進級してるって思った方が自然だ
留ね(ry
>>446 頭の中でミギーにしかられるシンイチが浮かんだ
ミギーは別に怒らないと思うけどな。 自分には関係ないし。
新一「頼むよミギー! 進級かかった追試があるんだ、お前なら楽勝だろ!?」 ミギー「学校での勉強というのは人間の暇つぶしだ。私が求めているのはそのような知識じゃない」 新一「そこをなんとか、一年から留年したくないしさ!」 ミギー「ふむ……君が学校にもう一年多く在学すれば、 その分君の親に一年長く扶養してもらえると言う事だ。 そうなれば栄養供給源を長く確保できて得じゃないのか?」 新一「……っ! そういう奴なんだよな、お前は!!」 こうですか、分かりません!
栄養豊かな料理を作ってくれたママンはもう・・・
ミギーが料理覚えて作りそう。 右「べ… 別にシンイチのために作ったんじゃないんだからッ!」
ミギーはそう言う事何か理由付けて手伝いそうだけどな。 「留年による君のストレスは君の、更には私の健康状態に悪影響だな。良いだろう。代わりにやってやるよ」 とか言ったりして
というか、将来における所得低下等のの可能性を排除することも考えるだろ
半年から一年で6体か(うち1人ウダー) これを多いと見るか少ないと見るか
>>453 留年1年で人生変わるかよw精神的にあれなら変わるだろうが。。
もう一年近くたってんだなぁ
連載開始からももう1年半だ
458 :
1/2 :2006/02/20(月) 00:04:02 ID:???
第18話――人間 出産間近の寄生生物が、10代後半のボディーを持つ寄生生物に指令を下した。 その少年を殺さず監視し観察して欲しい。多少危険な存在ではあるが、我々の今後の可能性を占う上でも貴重な資料だ。 10代後半の寄生生物は、食事を終え血にまみれた体で了解した。 「イズミ シンイチ……だな?」 「涙だ……!」 登校中、不意に涙が出た。ことさらに驚く新一を、村野は大げさだと笑った。 ホコリが入った時はこんなに簡単に涙が出るのに――心の問題……かなァ。 ミギーの細胞が体に散らばって以来、体の方はなんともない。むしろ逆だ。力がみなぎり、感覚も鋭くなった。 その鋭い聴覚が、か細い、とても小さな声をとらえた。人間の言葉じゃないが、なぜか理解できる。 その声は明らかに助けを求めていた。村野に「先に行ってて」と言い残して、声の主を捜す。 ミギーが「ひょっとして」と指し示したのは――道路の真ん中で血を吐き倒れている、子犬。 車の流れを縫って子犬の元に行く。ミギーの診断によれば、10分以内に死ぬ。 新一はせめて、公園のベンチで子犬を抱きかかえて、死を看取ってやることにした。 そこに合流した村野。ほっとした表情で、新一の隣に座った。 「あたしなんだかこわかった。泉くんが変わっちゃったと思ったから……」 前は臆病な感じだった新一は、旅行から帰ってきて冷たい感じになったと村野は思ったのだ。 やがて子犬の心臓が止まった。もう遅刻だけど、と学校に向かう2人。 途中、新一は子犬を片手でつまんで持ち、死骸をゴミ箱に捨てた。 何てこと、かわいそうだと驚く村野に、新一はキョトンとして言った。 「もう死んだんだよ。……死んだイヌはイヌじゃない。イヌの形をした肉だ」 やっぱり前の泉くんと違う。村野は涙をこぼして離れていった。
459 :
2/2 :2006/02/20(月) 00:04:49 ID:???
おれが……変わった? そうだ……きっとおれが間違ってるんだ。 ミギーに尋ねると、わたしから見れば間違ってないとミギーは答えた。 ただ……以前の新一とはだいぶ違っている。人間にしては感情の切り替えが早い。 「『イヌの形をした肉』なんてセリフ……むしろわたしが使いそうな表現だ」 なるほどね、と新一は自嘲した。そして子犬を植樹の傍らに埋める。 ――イヌの体は分解されて養分となり、この木に受けつがれる。 はじめからこうしてれば……あの子にも嫌われずにすんだのに……。 学校で、村野は新一を避ける。少し間をおこうと新一は思った。 教室でくつろいでいると、ミギーが耳打ちした。この学校に「仲間」が入ってきたらしい。 新一は様子を見に廊下へ出た。「田宮良子」とは別物。宇田なわけもない。やっぱり戦いか! しかしミギーは乗り気でない。敵意が感じられないし、いつもと感じが違うのだという。 「もっと平和主義になれ」と諭され、新一は自己嫌悪になった。 とりあえず人目のある所で会ってみようとミギーは提案した。 そいつは我々の存在に強く反応しながらも精神状態は安定しているらしい。 「つまり『話せばわかるタイプ』じゃないかという気がしてならないのだ」 その居場所は3年2組。転校生らしい。教室の前まで来ると、向こうから、そいつはドアを開けた。 「やあ……。泉くん……だね?」 生気のない目をしたその少年は、新一を観察して呟く。聞いてたのとイメージが違う、ずっと強そうだ。 敵意顕わな新一を見て、もめ事かと思った3年生が絡んできた。が、少年は彼を躊躇なく殴り退けた。 そして少年は、新一に言った。 「島田秀雄。最近決めたぼくの名前さ。まずはきみと……いや、きみたちと友達になろうと思ってね」 少年――島田は、口元だけで感情のこもらない笑みを作った。 ……なんだァ!?
460 :
456 :2006/02/20(月) 00:06:03 ID:???
>「もう死んだんだよ。……死んだイヌはイヌじゃない。イヌの形をした肉だ」 新一・・・・もう人間じゃなくなってるのか?
なんかライバルポジションっぽい奴がキタ?
寄生獣は精神状態まで感知できるのか。 で、こいつは仲間?
新キャラなんかアホっぽいな。
イヌの形をした肉って!? シンイチ怖すぎる!村野の気持ちがよくわかるよ。
新一の精神状態が不安定だよなぁ もう助からない瀕死の子犬の死を看取ってあげたと思ったら ゴミ箱へポイ 同一人物の行動とは思えない
子犬の言葉が理解できるって……混ざると新しい能力が身につくのか? それともただ単に犬の弱々しい声が聞こえて、そう感じただけなのか?
普通の人間の判断基準からずれてること自体、自覚がないんだな。 すさんだ風に言うならともかく、当然のようにあんなこと言うなんて…… 今度どんどん寄生獣的な思考回路になってくのか……?
シンイチが急に変わってしまったのを示す鋭いエピソードだな…
もう完璧悪の組織の幹部です ありがとうございました
寄生生物に人間の感情について相談する新一…
つまり、この島田とかいうのを人前で瞬殺して 「コイツは人間じゃない。 人間の形をした寄生獣の内臓だ」 って言い訳をするわけだ。 間違いなく、精神病院行きだな。
生と死を見すぎて変化した、ってだけじゃないよな、この切り替えは。 生と死の間にハッキリとした一定の線引きが出来るなんてなかなか人間にはな・・・
でもなんか新一が人間ぽくなくなってる一方で ミギーが人間くさくなってない? これも混ざってるってことなのかな?
新一変わりすぎ
島田と新一でうほっ
>>466 人間の情緒という面では不安定に見えるかもしれんが、これは安定だろう。
生き死に関して達観してる。
寄生獣のイメージとして出てくる昆虫レベルまで生物として遡ればこっちの方が普通なのかも。
猿なんかは死んだ子供をミイラ化するまで持ち続ける母猿がまれに見られるそうだが……。
しかし寄生獣も色んなの出てくるなぁ。
まぁでも田宮先生も妊娠問題出てくるまでは普通にやれてたし、
シンイチの方が振り回されて周りから奇異の目で見られる展開かな。
ミギーって冗談言ってない? 9話の頭を乗っ取る話の時とか。。
あれ冗談だよな。確かに引っかかった。
ミギーは好奇心旺盛だし、知的快楽を感じることができるんだろうな 冗談を言う、軽く脅してみる、興奮状態の相手を諭す、 新一の精神状態を安定させたいというのもあるだろうが、 他人の感情を自分の言葉で調節できることが楽しいようにも見える
新一が(トドメはささなかったけど)自ら手にかけたママンの敵は 首から下はママンの体のままなんだよな もしその体が「人間(ママン)の形をした肉」に過ぎないモノではないとしたら 新一にとってめちゃくちゃ辛いことになる Aとの戦いだって新一が刺した部分は「人間の形をした肉」だと割り切ることで 何とか自分を維持することができるんだろう だから死んだイヌはただの肉発言は新一にとって経験上必然なんだと思う
最初に出てきたの、田宮良子・・・?
さすがに妊婦の寄生獣なんて、先生以外いないだろ
新一、なんと言うか野生動物に近くなってないか?
田宮良子は時系列的にも、おなかの様子にも妊娠8〜10ヶ月ってとこか。 子供どうすんのかな?やっぱそのうち食べちゃうのか?
用済みになったら証拠隠滅も兼ねて食っちゃうだろうな
田宮の性格からして産むまではおおっぴらに行動はしないだろうな。 産んでからシンイチと一悶着ありそう。
>>474 「気遣う」って行動は生物で言うとどれぐらいの種類のものが行うものなのかね。
自分以外の生物(命はほぼ共有だが)を気遣うとなるとおそらく人間だけが可能だろうけど。
489 :
マロン名無しさん :2006/02/20(月) 23:08:34 ID:l6Zr2AfK
ところがある心理学者の研究によると、 一見、奉仕や、人の不幸への同情、悲しみも、 すべて自分に回帰することによる自己欺瞞であるという説があるぞ。 知能が発達したればこその産物らしい。 ナイチンゲール現象などはその代表で、奉仕や自己犠牲を 演じている自分に陶酔することによる自己満足と、自己主張だと 切り捨てる学者がいる。 それではあまりにも刹那的で、おれは好きじゃないけどな。
>>489 とりあえずsageないか?
最近ageてるやつが増えてる。
しない善よりする偽善
>――イヌの体は分解されて養分となり、この木に受けつがれる。 >はじめからこうしてれば……あの子にも嫌われずにすんだのに……。 これもなんか少しずれてるような気がするんだが。 ミギーの言った事ちゃんとわかってるんだろうか?? それとも、結局わかってないという描写なのか?
>>492 いや、 理にもかなってるし、人間としての優しさもうかがえるのに っていう意味だろう。
分かってるんだとは思うぞ。
それより重要なのは、ミギーに教えられたってことだね。
>>492 情とは違う、合理的な考えではあるな。
一度変わってしまった考え方はそうもとには戻らないだろ。
ただシンイチが犬の死体をゴミ箱に捨てた時にはその考え方の浮きっぷりに無自覚だったわけで。
それこそ人前でチンコになった頃のミギー状態なのを自覚した、ってことじゃないのかな。
合理的な考えってことは、つまりミギーよりの考えになってきてることだよね やっぱりかなり混じってるのかな・・・
お互い感化されてるだけだと思うけど、ヘタしたら寄生生物でありながら人間を身篭った『田宮良子』のように 人間と寄生生物の橋渡しのような存在になるんじゃなかろうか、ひょっとして。
ミギーはミギーで新一と混ざる事で人間らしい部分が生まれつつある様にも感じるな。
>>489 利他的行動をとることが生物の繁殖上有利に働くこともあるしね
チスイコウモリってコウモリがいて、その名の通り動物の血を吸って生きてるんだけど
たくさん吸った奴はあまり吸えなかった奴に分けてあげるんだって
そうしたほうが飢えてる仲間を見殺しにするより種としての生存繁殖が高まるんだな
まあ生殖機能を持たない寄生獣には利己を度外視するなんて期待し得ないことだけど
「平和主義になれ」だなんて言うくらいだもんなw ミギーかわいいよミギー
ミギーもかわってきてるな。 いくらシンイチの賛同が得られないとわかってるとはいえ 今のミギーは肉の壁なんて言わなさそう。
ミギーは最初から平和主義じゃないか?いや、ちょっと違うけど。 戦わないで済むならできるだけ戦いたくない。リスクがあることはしたくない。 自分の身の安全が第一で、戦いになったら躊躇しないが それを避けることで危険が減るならなんでもする。
「肉の壁」なんて言ってたのは、人間社会についてまだ不勉強だったからだよな。 だいぶ人間のことが分かってきた今は、社会地位を失うリスクとかを鑑みた結果として、「肉の壁」は棄却されるだろう。 ただ理解の仕方はあくまで「シンイチが抵抗するだろうからやめるべきだ」ってことなんだろうな。 「周りの人に怒られるから騒いじゃだめよ」って言われる子供みたいなもんで。
混じったシンイチが「背に腹は変えられない」とか言ってOKしたりして……
シンイチと意見の相違で争うよりも他の手を考える方が 効率がいいという考えなんだろうな。
混じった新一が、どの程度冷血になってるのかがポイントだな。 今回の話を見るに、生きてるものに対しては人間らしく振る舞えるけど、 生死の線引きを無意識にしっかりしちゃうようになったんだろう。 ってとこから展開予想。 色々あって島田が村野を殺す。 その死体を平気で盾にして島田を倒し、その異常性を周りから指摘されて戸惑う、とか。
それはいくらなんでも・・・
>505 周りって? 普通の人なら村野を盾にした異常性って言う前に 島田を倒すってとこにビビるんじゃね? ミギーとかウダーさんが指摘するってのはありそう。 ウダーさんが「シンイチくん、それはよくないよ」とか言いながら号泣。
宇田さんいつの間にか父親キャラかw
親父はまだ生きてるのに(´・ω・`)
人間だと思っていた泉君が化け物を化け物と変わらない力で屠ってしまったら その場は「ありがとう」だけど将来的には・・・
>>503 そこで今までとは逆にミギーが
「本当にそれで良いのかシンイチ。落ち着いて考え直せ。」
と新一を諭したりして。
最終的にはミギーと新一の人格が完全に入れ替わったりw
陳腐な
それちょっと本気で考えてしまったんだが… 寄生獣的な思考回路を持つ人間と、人間的な思考回路を持つ寄生獣 混じっていくうちにミギーと新一の立場が逆になっていく、とか まあ、確かに陳腐だな
そういうのは短編のホラーもののオチにしかならん
そうか?
まあ人外に人の道を諭されたらへこむよな
マロン名無しさん[。最近決めたぼくの名前さ。
519 :
1/2 :2006/02/22(水) 00:00:46 ID:???
第19話――島田秀雄 100メートル走ではタイム10秒8。サッカーではドライブオーバーヘッド。リアルで。 肉体の潜在能力をギリギリまで引き出す化け物・島田秀雄に、校内は話題騒然である。 新一・ミギーと話すときも、「運動すればするほど全身の操縦がうまくなる」とボールとの友達っぷりをアピールする島田。 新一の想像どおり、彼は「田宮良子」(今は別の名前になっているらしいが)に新一のことを聞いて、ここに来た。 ただ、その目的は新一を始末することではないらしい。 「それどころか最近ぼくは人間そのものに手を出してないんだぜ」 人間と同じ食事を続ける実験をしている、と言って島田は口の端を上げた。 信じられない新一に、島田はさらに語る。人間社会の中で共存する道を模索しはじめたのだと。 「そのことを、寄生生物(ぼくら)と人間のちょうど間にいるきみたちにも考えてもらいたいと思ってね」 面白いが、半分以上は信じがたい。ミギーはそう言って、性急に話を切り上げた。 中途半端に話が終わり、戸惑う新一だが――ミギーは、睡魔に襲われていたのだ。 そう。約4時間の弱点を島田に知られたら、どうなるかわかったもんじゃない。 新一は校庭を眺めながら考えていた。もしヤツが本気で共存を考えてるとしたら、戦いはまずい。 仲間はどれだけいるのだろう。あの「田宮良子」がグルだとすると、油断はできない。 案外利口な解決策を……とも一瞬思ったが、ヤツらは知能が高くても心は昆虫だ。 そうとも。忘れるもんか! 今は亡き母の姿を思い出し、 ――いつかバケの皮をはいでやる! 必 ず ! 胸の痛みを振り切るように、背後に近づく気配に振り向いた。 ……新一の形相に怯えた村野が、いた。 たまたま村野が今朝の件を思い直して新一に近づこうとしたのが、あだになったのだ。 彼女に逃げられ、新一は自己嫌悪に沈み込んだ。
520 :
2/2 :2006/02/22(水) 00:01:32 ID:???
あたしには……フフ、あたしには超能力がある! しかもこれは……「赤い糸」を感じる力? ガラでもなく浮かれながら、加奈は西高の校門近くで新一を待ち伏せた。 新一らしき男子生徒が近づいてくるのが分かった。新一の彼女にもないはずの能力だ。優越感を感じながら、 「オーッス!!」 その背中を叩いた――が、それは新一ではなく、島田秀雄だった。 戸惑い、「泉ってヤツかと」と弁解する加奈に、感情のない顔で迫る島田。 「変だなァ……ぼくと泉とどこが似ている?」 少し話を聞くだけ、と島田は加奈の腕を掴んで引き摺る。 そこに、新一が駆けつけた。超聴力で加奈の嫌がる声を辿ったのだ。加奈は新一の背に隠れ、島田に舌を出す。 新一は島田を睨んだ。少しも信用できねえじゃねえか! 「もし……おれの身のまわりで何か起きたら…… ま っ 先 に て め え を 殺 す !!」 その凄味に島田は小さく笑い、「争う気はない」と去っていった。――右手の反応がやけに弱いことを、疑問に思いながら。 一方加奈は、新一の啖呵に感心していた。 「ね! 駅まで送って! さっきのヤツがいたらやだから」 加奈は、新一の腕に自分の腕を絡めた。道の向こうに村野を発見したからだ。 そっぽを向く村野に新一も気づき、内心頭を抱えた。 新一は、加奈の「テレパシー」を諫めた。だがその説明は、 「あぶないヤツ……さっきみたいな変なヤツが出す何か……電波みたいなもんなんだよきっと!」 といった具合に、寄生生物の話抜きでは、どうしてもムチャクチャになる。 「じゃ、あんたもあぶないヤツなわけ?」 すぐさま反駁された。そうさと新一が答えると、加奈は爆笑しながら帰っていってしまった。 やれやれ、と島田は思った。 泉のおかげで食事が不便になった。あいつの周囲から離れ、人がひとりぐらい消えても目立たない大きな街へ。 手近なポスターを元に顔を変形させ、女を釣る。 いろいろな不純物・ヤニ・妙な薬品にまみれた都会の女には興味ない。 いなかで健康的に育った有毒物の残留のなさそうな雌を捕まえ―― ――それを島田は、暗い路地裏で、餌にした。
島田、やっぱり少しも信用できねえじゃねえか!
島田ひでえw
>運動すればするほど全身の操縦が上手くなる これは人間にも言えるな。俺は怠ってるが。 それにしても島田、学校にちゃんとした手続きを経て入ってきたって事は こいつも田宮同様に宿主の身分を引き継いでるんだろうか。 だとすると前回の「最近決めたぼくの名前」ってセリフが引っかかるが…
そういや人間は潜在能力の10%しか使ってないと某格闘マンガで読んだな・・・アタタタタタタタタ それは大袈裟だとしても、これ絶対ばれるだろw それから、ガリガリで骨ばっかりの俺は食われることは少なそうだ・・
うーん・・加奈が一気に危険になったね。
シンイチが怖すぎる件について。
加奈ちゃんも村野もだけど、なんで新一のこと好きな女子は鋭いんだろね それに引きかえ男はニブちん
なんかラブコメしとるなぁ このほのぼの感が逆に恐怖を誘う…
加奈、こう言ってはなんだが、ビッチキャラ? あの強いのとくっつけばよかろうもん
村の驚かせた顔、 怖すぎてワロタw 加奈をかばったシーンは 加奈との対比にワラタ
ボールと友達ワロスw
>人間社会の中で共存する道を模索 寄生獣達が人を襲わず人間社会で暮らすとなれば、 もはや何の為に存在しているのかわからん気もするが。
うちの会社にも何のために存在してるのか わかんない人たくさん居るよ。
>>494 情だろう。
養分とかの言い方は「肉の壁」と似た身もフタもない無機的な捉えかただが
死体が養分となって木に受け継がれることはただの事実にすぎないわけだが
ただの事実に対して「当たり前」「だからどうした」ではなく
プラスの感情を見出しているわけだからな。
>>523 >運動すればするほど全身の操縦が上手くなる
この上も無く当たり前のことなんだが、
この漫画の登場人物が言うと凄く新鮮だし説得力を感じるよな
>>533 人間って何のために存在してんだろうなw
田舎で健康的に育った雌、… 人間は食物連鎖の頂点として、どうしても毒物を体内にため込んでしまうわけで 寄生獣の最期は人間ごと毒物を摂取しすぎて弱っていく、やっぱり人間て恐い、ってオチじゃ?
>>538 動物は「命令」に従って生きている
獲物を狩り、群れて逃げ、最初に定められたものだけをそれぞれ食べる
人間には命令が来ていないから、絶対的に服従し、達成すべき目的がないから
人生の意味を考えたり仕事やら恋愛やらみたいな人工的な概念の為に生きたりする
寄生獣が人間を襲わず生きていくことが可能で、それを選択したとしたら
命令に耳を傾けることを忘れた人間と同一になる、ヒトという種に取り込まれるということだろう
うーん、でもやっぱり建前だよなあ。<共存 今回のラストが、寄生獣の本質だと思う。 田宮センセ(元)は、今は人を食べてなさそうだけど。
嶋田の「人間そのものに手を出してないんだぜ」っていうのは 本当は自分の事じゃなくて先生の事何じゃないかな? 妊婦の状態で人知れず狩るのは厳しそうだし
>嶋田の「人間そのものに手を出してないんだぜ」 超人に手を出してるのかwww
犬とか牛とか食うんじゃだめなのかな?
犬や牛だと"この種"にあてはまらないからなぁ
寄生した種族を食べるのは、栄養の問題ではなくて、種に与えられた命令だしね。 島田が(新一の近くで)大人しくしてるのは時間の問題って感じがする。 男に寄生した奴は基本的に命令に従いそうだなあ。
牛等の草食動物に寄生したらどうすんだろ? 消化器官が違うから、本能的に寄生できないようになってんのかね?
クローン技術で問題解決じゃね?
なにが?w
人に寄生した寄生獣のごはん
人間以外の食べ物でも生命維持はできるのか・・・でも食人は寄生獣にとって本能のようなものだから、止められないだろうな 今まで当然のようにに行ってきた食肉を1〜2週間に1回とかに抑えれば・・・ってそんな問題でもないか。 ところで寄生獣の1回の食事量ってどれくらいなんだろう。そして食事のサイクルはどんなもんなんだろう。 体は人間なんだから、そんなに多くはないと思うけど。
テレパシーなんて思っちゃう女はキモイ
まさしく電波
島田くんは朝から夕方まで学校にいるから食事のチャンスは夜だけ とすると1日1〜2人ってとこじゃないかな 普通に仕事に就いてたり学生だったりしたら食事の時間は自ずと制限されてくる
「アフターファイブは人狩りでストレス解消!」とかバカなこと考えちまった… リーマンやってる寄生獣ってどうなんだろうな? あまり人に腹を立てることもなさそうだがストレス感じたりしないんだろうか
一日に人間1人も食べられるか? 食べた後ってもちろん胃袋に吸収されるんだよね? 寄生獣のことはわからんが、自分だったら腕一本で腹一杯だわ
ほかにメス寄生獣出てこないね。 全世界的にみても、妊娠なんかするもの好きな奴は、先生くらいだよねぇ。 どうなるんだか今から心配!
>>558 寄生したとき、すでに妊娠してた可能性もあるんだし。
まあ、それでも、アレは先生だと思うけどさ。
>>559 それって結構確率低くない?可能性はあるけど。。
そのうち小さい子供の寄生獣も出るかもね。
なんか怖いなw
んで、さっきスルーされたけど、草食動物に寄生したらどうなると思う?
>>560 やっぱ、無理してでも同種を喰らうんじゃね?
で、体が付いていかずに早死に。
と予想してみる。
>>561 もしあったらおそらくそうなるんだろうけど、
この漫画的に関係ないシーンだから描かれないだろう。
寄生獣は通常の食事ができないんだっけ? (少なくとも失敗策のミギーにはできないわけだが) だとしたら、社会に出てたら場合によってはかなり浮かないか?
できないわけじゃないんじゃないの? 今のところ明確な描写があるわけじゃないけど、田宮先生も可能だろうと言ってる。 浮く浮かないも、そういった接触や感心を持たれるまで人間と係わり合いを持つだろかね? 呑みに誘われて低調にお断りするリーマン寄生獣や 別に食いたいわけじゃないのにパンモソモソ食ってる寄生獣も見てみたい気もするがw
そういえば人間の胃袋は人間の肉を消化できないと聞いたことがあるぞ もしそれができると自分の胃袋まで溶けちまうから 俺、騙されてる?
俺も聞いたことがあるけど、それはだまされてるよ。
>>565 そういえばそうだな。なんか不思議だ。
専門的な事は何故かたくさんいる物知りさんたちにおまかせ。
↓↓↓
タンパク質は胃で消化される。胃を含む臓器や肉はタンパク質で構成されている。 分泌液で保護してるだけで、胃液がまともに胃壁に機能すれば消化されてしまう。 ストレスで分泌液のさじかげんが狂うと胃に穴があくわけだ
そーだよね 胃液がうまくいかなかったら、 一秒もかからずに胃に穴が開くみたいだよ。
タンパク質は所詮20個のアミノ酸の組み合わせでしかないから、 人間の消化酵素でたいていのタンパク質は消化できるよ。 うん。
そういや人間だけ食っていて必須アミノ酸をきちんと摂取出来るものだろうか 必須アミノ酸は人体に吸収された時点で別の形に分解されちまうし、 どうも卵くらいはちゃんと食べとかないと流石の寄生獣も持たない気がする 卵アレルギーの人に寄生した奴は色々面倒そうだな
死病持ちに寄生してしまい自暴自棄になって暴れ回る寄生獣とか出たりして。
>>572 そこまで生に執着のある奴はいないんじゃない?
わざわざ死ぬことはないし危険が迫ったら抵抗するけど、
あなた死にますよって言われても、あーそっかーって思うだけのような気がする。
しょっぱなから赤ちゃんに寄生しちゃったやつ、いないかな そいつがラスボス
>>573 生には執着するだろ。
事故ったときに首のすげかえやったじゃん。
寄生獣に似合わないのは自暴自棄になって暴れるという発想だな。
予想外の危機にパニクって暴れるとか、
生き延びようとしてあがくとかならあるだろうけど。
寄生獣は冷静だから、暴れずに対処するんじゃない? 大抵の病気はミギーが新一にやったみたいにして治せないかな
ガンは?
体の中で硬質化して切除 寄生獣無敵じゃん!
肝臓だったら?
うーん、それだとちょっといかんぞう
>573 寄生獣って個性あるから、 生に執着派も絶対いると思う
ていうか生物としてこの世に出てきたんだから生への執着は強いだろう 弱い奴の方が希 人間の自殺も理解できないみたいだし
>>574 20年後位に
「人間の体もきちんと管理すればここまで強くなれる」
とか言って筋骨隆々の奴が出て来たりして。
森林地帯に落ちて植物に寄生した奴とか居ないのかな?
その場合、消化器官が無いから「この種を食い殺せ」は実行不可能だし、
そもそも自分で栄養作り出せるから食う必要も無い。
ってか自力で植え替えやら剪定出来るから、寄生された側も寄生されて無い奴より快適に生きられそう。
一年草に寄生しちゃった場合なんかは悲惨だが。
脳に取って代わるように命令が来てたんだから、脳のないモノには寄生しないと思われ。。
>>585 その場に動物居なけりゃ寄生するんじゃない?
寄生獣のサイズ的にも宿主は一定以上のサイズを求められるだろうし。
植物に寄生したところで、寄生生物自身に必要な栄養がどれほど得られるのだろうか。
この種を食い殺せって、人間に寄生したときに感じた本能みたいのじゃなかったっけ?
590 :
1/2 :2006/02/24(金) 00:03:48 ID:???
第20話――兆し ひとりウイスキーを煽る父に、新一は声を掛けた。 「……暗い部屋で飲んでると、気分的に落ち込んでこない?」 おやすみと挨拶する新一の背中に、父は呟いた。おまえ……いつの間にそんなに強くなった? 「ひょっとしておまえ……鉄でできてるんじゃないのか……」 すぐに失言を詫びる父。無言でドアを閉める新一。 闇が戻った部屋で父は、酒瓶に蓋をして自分の頬を叩いた。 島田は表面的にはまったくおとなしい。それよりヤバイのは、探知能力を持つ加奈だ。 ミギーの存在を知られない為にはあの女には関わらない方がいい、とミギーは言う。 それよりも新一は加奈の身を案じている。事情を知らないままバケモンに近づいていったりしたら…… なんとか寄生生物のことを説明できないか考えるが、変に疑われるだけだとミギーはつれない。 「ったく、薄情なヤツだな」「……情なんてないよ」 それにしても、本当に誰も気づいてないんだろうか、ヤツらの存在に……。 考えながら下校する道端では、子供が「口だけ頭」ごっこをしていた。 家にたどり着くと、家政婦の河合澄江が「お客さんが見えてますよ」と言った。 ――来客したスーツの男3人が、応接間で父と話をしていた。 内密の話のようで、帰宅してドアの前で聞き耳を立てていた新一も、男たちは無言の圧力で遠ざけられる。 公表できないんですかと神妙な父に、男たちは言った。いま最も恐れるのはパニック…… 人間どうし が不信感をいだきあうこと。 「まだ我々にはヤツらを見分ける術がありません、ここで公表してもプラスにならんのです」 いまの日本は、全国で数千あるいはそれ以下の“放し飼いの猛獣”がいる程度の状況なのだ。 メガネ男が父にスケッチブックを見せた。そこには――かなり正確な寄生生物の絵。 「はい、ちょうどこんな感じでした……」「ふーむ、変形は自在……何でもありだな」 78年、口裂け女。89年、人面犬。そして今……「口だけ頭」! 東京、神奈川、大阪など6都府県で同時発生している、謎の怪物の噂。 目や鼻なんざただの飾り! 想像図もネーミングもセンスない! だが真剣な目撃者もおり、去年の「ミンチ殺人」と結びつけて論ずる人まで――
591 :
2/2 :2006/02/24(金) 00:04:25 ID:???
ワイドショーを見ながら、人間というのはまったく、とマタニティドレスに身を包んだ妊婦は嗤った。 彼女は予測する。すでにかなりの部分把握されてるんじゃないかしら、と。 昆虫的な捕食を繰り返しているだけなら、やがて追いつめられ残らず駆除されてしまう。 なんと弱々しい……不完全な生き物なのか。 「そこまで考え悩んでるのはきみぐらいなもんだろうな」 対面するは、オールバックの男。寄生生物の存在意義に悩む彼女に、彼は言う。 「簡単なことじゃないのかね。地球にとって人間が『毒』となった。だから『中和剤』が必要になった」 彼女は小さく笑った。わたしは「毒」を体内で育てているというわけか……。 父は、帰っていった客の言葉を反芻する。「猛獣」……か。 意を決して息子を呼び、口を開いた。世間には公表できない、現実離れした現実について。 ……その内容の多くはすでに新一も承知していることだった。きょう父が得た知識はまだ浅い。 しかし息子は初めて聞くことのように、黙ってそれにうなずいた。 もちろんミギーが口止めをした、それもある……しかしそれ以上に、残された肉親にはできる限りこの「戦い」の外側にいてほしかった。 話の最後に父は、初めてはっきりと息子に、 母の死を告げた――。 光夫は激怒した。必ず、かの気障西高の島田を除かなければならぬと決意した。 光夫には寄生生物がわからない。けれども加奈が反応する男に対しては、人一倍に敏感であった。 よしなよ!と腕を掴む加奈を振り切り、島田に絡んで駅のトイレに連れ込む。 あいつも光夫にぶんなぐられれば前みたくあたしにちょっかい出さなくなるかも、という加奈は予想する、が―― トイレには、顔面をボコボコにされ壁にもたれる光夫の姿があった。これでも、島田は手加減したのだ。 「この次あまり意味なくケンカをしかけてくるようなら、 狩 る ぞ 」 淡々と言って去る島田を、光夫は冷や汗をかいて見送った。
やっぱ目撃情報は結構あったんだね 「口だけ頭」か・・・ こういう都市伝説みたいに人々に語られるあたりが妙にリアルでいいね
親父さん…辛いよなあ… そして何かラスボス臭い奴がキタ?
つ、つ、ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!! にしても、「口だけ頭」とはなかなかナイスなネーミング。 >話の最後に父は、初めてはっきりと息子に、母の死を告げた――。 泣いた。
既に政府は寄生獣対策に乗り出していたか。 こりゃ話が一気にデカくなってきたな。 しかし人間同士のパニックを恐れるあたりで、 デビルマン的展開にはなりそうもなくて安心した。
世界が一気に広がった感じだ。 新一の周りだけじゃなく、社会を巻き込んだ話になってくんだな。 今まで足りなかった要素が一気に継ぎ足された感じで、すげえ面白くなってきた。 新キャラの寄生獣も、先生と同じ、知的好奇心を持つタイプっぽいね。 そういう奴らは集まって寄生獣組織みたいなの作ってるのかな。 島田はその末端構成員で。
>>596 田宮センセと思われる人物とオールバックの男もその一員だろね
組織かどうかはわからんけど、ある程度仲間同士の集まりは出来てるんだろうなぁ
>>593 確実にラスボスだろうな、この作品の性質から考えると単に強いだけの輩ではないっぽいが。
言動も「A」と違って知的だし。
>「まだ我々にはヤツらを見分ける術がありません 例えば、思いっきり顔をぶん殴ってみるってのはどうだろう? 寄生生物なら、顔の一部がずれるかも知れない ただし確認した後で殺されるのは間違いない まあ、そもそも確認後に相手が人間だった時は いくらフォローしてもしきれないがな
パパンいきなりカラーでヒデェこと言うなぁと思ってたら、
キチンと親としての責任みたいなものを果たしていて感動した。
シンイチが何も知らないと思ってるパパンには辛い選択だよな。
それでもシンイチの強さを信用して語ったんだな。
>>596 ついに悪の軍団キセイジューvs寄生戦隊ニンゲンジャーが始まるわけだなw
戦隊まだミギー新一とアゴー宇田の二人しかいないけど。
>>598 あんなショボイのがラスボスか?
ラスボスとは思えん。参謀とか学園モノの教頭的なポジションじゃね?
妊婦寄生獣は先生で決定だろ。 島田が「田宮良子から話を聞いて来た」って言ってたんだから。
オールバックよりは先生の方がボスっぽいな。 もしくは先生の体内の『毒』 あのオールバックはきっとウダーさんが相手することにあると思う。 どうみても無理です。 本当にありがとうございました。
パパンが再び寄生獣に狙われることもありそうだな。 あとカナーも心配だ。中途半端な能力は身を滅ぼしかねん。 いっそ新一みたく混じってしまったほうが幸せかもな。
>>589 そうだけど、あれはたまたまじゃないの?
人間に寄生したから、同種を食い殺すのが特に強い本能になっただけで、
他の動物なら、数ある餌の中の一つとして同種を見るんじゃない?
>>599 見分け方としては喫煙者限定だが、突然禁煙した奴を精密検査、とか。
宿主の健康を気遣う寄生獣なら喫煙しようとは思わないだろう。
もしくは毎年の健康診断に頭部のレントゲン撮影を取り入れるとか。
尤も、見分け方よりもある人間が寄生されている事が明らかになった時、
それにどう対処するかの方が何倍も重要だと思うけどな。不用意に正体暴いても返り討ちだろうし。
たまたまで片づけるにはちょっと弱いな。 他の寄生獣犬がこれから出てくればあるいはそういう設定が出てくるかもしれないが、 現状では寄生した動物を共食いする、が寄生獣の共通認識だし。
>599 なんの解決にもなってなくて笑った
命令は「この種を食い殺せ」であって、「人間を食い殺せ」じゃない。 っていうのが、犬が犬食ってるとこの説明になってるわけで。 作者もそこは意図的に描写してると思うんだが。
寄生獣特有の「信号」って奴を検出できれば話は早いんだがなぁ。 まさか魔力波とかタキオン通信とかって事でもないだろうから 現代科学なら波長さえ解れば探知は出来ると思うんだが。
>>606 寄生獣は体に悪いことはしないだろう、奴らけっこう知的だし…
なーんて想像は神視点からならアリだろうが、現実世界でそこまで考えないよ。
それとレントゲン無理。
寄生して脳なら脳、目なら目の役割をとりあえず完全に果たしてるんだよ?
仮に中を見てみたところで、人間と違うふうにできてる訳じゃないと思う。
>>611 いや、流石に骨までは擬態してないんじゃないか?
つうかわざわざ健康診断を寄生獣が受けるとも思えない。 そもそも人間社会で生活してる寄生獣ってどれくらいいるんだ? 大体はコッソリ隠れてて夜になったら人間を喰いに出かけるとかじゃないのかな?
今回で寄生獣が広範囲に、しかもある程度の数がいるってことがわかったね
関係ないんだが、名前に無頓着な寄生獣の先生のことだから、 「わたしは「毒」を体内で育てているというわけか……」って言いながら、 「じゃあこいつの名前は『毒男』で決まりだな」とか思ったんじゃないかと、 ふと思ってしまった。
夜は墓場で運動会してるんじゃね? しかし、ほんとによく社会生活できてるもんだよな
田宮良子の身分を捨てた以上、子供の戸籍も難しいよな……。 島田の転校もかなり無理があると思う。 誰か食べちゃった人間の身分引き継いでるのかな?
>>615 子供、人間の子供のはずなんだよね
ほどよく混ざった子供が産まれるとかはないかな?
真のボス=毒男(仮)
「最近決めた僕の名前さ」っていうのは、 「成り代わりの標的に」決めた生徒の名前ってことなのかもな。 島田秀雄って名前、寄生獣が自分で考えたっぽくないし。
しかし早い処政府が確実な見分け方見付けないと、何処からか噂が出て、それが民間で広まって大変な事になりそう。 「寄生獣は名前に無頓着らしい。『一郎』や『太郎』が居る家族は怪しい」 「寄生獣は賢いらしい。最近成績が上がり始めた生徒は寄生獣の可能性がある」 「犬を食った寄生獣が居るらしい。韓国人は寄生されているのかも知れない」 なんてなったら収拾付かないよ
ママン亡き今、新一の心の支えになる友or戦友が欲しいとこだ 毒男!任せたぞ
ところで、加奈も危険だが加奈に近づく男に片っ端から突っかかる 光夫はそれ以上に危ない希ガス。
寄生獣の見分け方発見! 目が三白眼
>>617 何処かの金持ちに寄生した奴が仲間に居て、そいつの財力で戸籍を買ってるのかも知れないぞ。
>620 関東大震災時の「朝鮮人が井戸に毒を」式にデマゴーグ化して 世界が疑心暗鬼で誰かがポチッとやらかして ……人類いきなり滅亡しちゃいそう
途中で走れ光夫になっててメロスwww
光夫は死ぬだろ あれで死なないほうがおかしい
これからは加奈のように寄生獣を感知できる人が何人かあらわれるのかもしれんね
ああ……光夫……
>>629 そういう人間がいたら、寄生獣の側からもわかるよね。
加奈ちゃん、ピンチ!
全国の加奈ちゃんもヤバい(^^;)
加奈は人間として育った為に何も知らないが 実は寄生獣を生み出した種族の1人だったのです
実は加奈も失敗作の1人だったりして・・・
えっ、それだとラストが壮絶になりそうなんだけど…。
小脳のみに寄生してる、とか?
小脳ってちいさいの? ていうかそれ可能かなぁ。
単純に突然変異なのかも
なまじ妖怪アンテナがあると危険が増すんだな
向こうからは感知できないんだよね だから加奈は寄生獣じゃないよ
>>606 寄生獣はタバコの煙を吸うと
鼻の頭に血管が浮き出る
>>640 シンイチしってるか
寄生獣は
りんごしかたべない
あのオールバックは確実にボスだろ でも戦闘能力は低いと思われ 頭の良さで上に立ってそうだな
「簡単なことじゃないのかね。地球にとって人間が『毒』となった。だから『中和剤』が必要になった」 人間も寄生獣も上から見下ろしてるようなこの男は あの寄生獣卵を開発した人間なんじゃないか 「そこまで考え悩んでるのはきみぐらいなもんだろうな」 こういう発言は、田宮と同レベルかそれ以上の視野を持ち 田宮の思考を理解できてないと言えない。 にもかかわらず、「われわれぐらいのもの」ではなく「きみぐらいのもの」と 自分とは切り離して考えてる。 寄生獣の仲間でありながら、寄生獣に属さない立場となると 普通の人間が利害以上の共感を持って味方するとは思えないので 寄生獣開発者か、それとも特別な1匹(女王寄生獣みたいな存在)かだろう。
まだ寄生獣の組織がどんな代物なのか解らんからなんともなぁ… 今のところ判明している構成員は田宮、島田、オールバックの三匹だけだし。
偶然知能や好奇心の高いどうしが集まったと言う可能性もあるが 寄生獣を上位から観察してる存在だったら 田宮と出会ったり組織をつくったりする必然性があるし中心になれるわけだ。
組織的になるって凄いよな。 オールバックは田宮より頭いんじゃね?
>>644 それは穿ちすぎだろ。
先生は人間から切り離された、寄生獣という種単体でのアイデンティティを探してるけど、
そんなめんどくさいことをしてるのは先生だけで、
他の奴らは普通に人間食って人間減らしていけばいいって立場なわけで。
オールバックは、普通にアンチ人間の機構としてのアイデンティティを確立した寄生獣だと思う。
だいたい、開発者や女王寄生獣だとしたら、そいつの目の前で存在意義に悩むのはおかしい。
>>609 一般的にそう思われてる?
「人間の脳を乗っ取ったときに一つの命令が来た。この種を食い殺せだ」
っていうから、人間限定だと思ってた。
それに、人間と他の動物・生物という対比が結構ない?
>>623 読者は三白眼で区別できるけど、普通の人はまったく区別つかないようだ。
「視聴者には答えをお見せします」な類の、岩明先生のサービスじゃね?
>>623 ドラゴンボールのキャラは殆ど寄生されてるのかもなw
寄生部分以外も強いわけだが
奴こそ完全体・・・!
>光夫は激怒した wwwwww
この漫画、ジャンル分けしづらい サイコ?ホラー?スプラッタ?ロマンホラー? 青春?家族もの?ラブコメ?エイリアン? もしかしたら将来「寄生獣もの」というジャンルが確立するかも
都市伝説としてワイドショーにとりあげられてるが、 口裂け女や人面犬にもなんか恐ろしい裏があったのかな?
オカ板いってみ
>>658 『口だけ顔』スレがいつの間にか立っていて目撃事例まで語られてる件について。
妖怪ポストに手紙出しといたほうがいいんじゃね?
出しといたけどまだ来てくれないんだよ 来てよパーマン!
ちょwwww妖怪ポストはその人じゃないwww
新一が救世主になれるかが気になる 父さんの力を借りてなんとかしたらいいと思う その展開はもう消えたのかな
救世主か…やめて欲しいな 私にとって何の得もないし、危険が増すだけだ とミギーなら言うだろうな というか新一ってそんなキャラか?
新一が望まぬまま、大きな事態に巻き込まれる展開ならありそうじゃないかな。 親父さんと話していた連中とか。 田宮先生の方でも何か企んでそうだし。
ここまで人間社会に溶け込んでくると、新興宗教の宗主って寄生獣的にアリな気がする。 エサの確保しやすいし、法的にもけっこう守られてるでしょ?どうだろう。
宗教の宗主なんて人間的なことが出来るかな? 田宮良子でさえ人間社会について見誤ったんだぞ。あれは初期の段階ではあったが… もしいるとしても、そんなこと出来るやつが、1宗教の宗主なんてやるかね? 規模が大きくなると世間にばれるかもしれんし、かといって小さい規模でやるには利益が少ないし…もっと別なことを考えるような気がする。 今回出てきた組織っぽいのは、一体どういったものなんだろうな。。
エサの確保を言うんだったら、戦地・紛争地帯等の治安の悪い地域に潜り込めば 多少人がいなくなっても深く追求されなさそう。 自分の身を守る必要もでてくるが。
光夫は、不良リーダーの矢野に顔の傷のことを訊かれ、気乗りしないながら島田にお礼参りしに行った。 島田を見て、不良仲間は「こんなヤツに」と戸惑った。 島田は率先して人目のない所に歩いていく。物わかりがよすぎる、よっぽど自信があるんだな、と不良たちは言い合った。 新一は校門の前で、下校してくる村野を待っていた。きょうこそなんとか仲直りしたかった。 そこにミギーの報告。島田が「殺意」を抱いている。ケンカ……いや、一方的な殺戮が始まるのだ。 「止めに入るなら方角と距離を教えるけど……」「早く言え――!!」 不良6人に囲まれても平然としている島田。 「みんな同時にきなよ。ちょっとうるさいヤツが近づいてきたんでね、やるなら早い方がいい」 触手の射程距離に不良たちを並ばせ、1/2秒で終わらせてやろうと考える。 ――そのとき、背後の塀を跳び越え、新一が現れた! 塀の反対側は、下まで3メートル。跳び越えたのは右手の力か、と島田は思った。 激昂する新一だが、不良たちが見ているここでの戦いは新一にとってはまずい。 ふりかかる火の粉だとぬけぬけと釈明する島田に、新一は声を震わせる。 「なんでケンカなんか……いっ、 行 け よ 。 あとは俺が何とかする……」 じゃそうしよう、と場を去る島田。不良たちは「ダチをかばったつもりかよ!」と新一に食ってかかる。 おまえらなんかに何がわかる。おまえらをかばってやったんだぞ……。 「このまま帰ってくれよ! それから、さっきのヤツには二度と手を出すな!」 不良たちは無言だ。新一は「あんたに言ってるんだぜ」と、矢野に言った。リーダーだと見抜いたのだ。 初めて会ったのに……と不良たちに衝撃が走る。いい目してんじゃん、と矢野は褒め、 そして飛ぶ矢野の音速パンチ! ――を、新一は片手で受け止めた。 口で言ったってわかりゃしない……いっそ、おれがここで全員たたきのめしてやるか。 ――何も知らない気楽なヤツらに……ほんの少し痛みを…… 矢野の拳を握ると、矢野は本能で新一の強さを悟ったようだ。 退散する矢野、慌てて従う不良たち。彼らを見ながら、新一はフフフと笑った。 校門に戻ると、もう村野は帰宅してしまったようだ。 ちぇっ……待ってたのに、とんだ手間とらせるからよォ……。
670 :
2/2 :2006/02/26(日) 00:03:00 ID:???
島田の部屋で電話が鳴った。元「田宮良子」からの電話だ。 島田は、新一の右手について気づいたことを報告した。 「1日のうちの数時間ほどやけに反応が弱くなる時がある……そう、まるで冬眠でもしてるような……」 人間部分に吸収されつつあるというのが、島田の仮説。だが、寄生生物の体が人間の細胞に圧倒されるはずはない。 ともかくそのまま観察をつづけてみて、と彼女は言った。 話題は変わり、「広川」の件。大丈夫なのかと案じる島田に、彼女は平気よと答える。 「側近として例の『5人』にも加わってもらったわ」「ほう……ならばひと安心と言うところか」 体育の授業を遠巻きに見る島田。新一の右手の反応はいまも弱い。 だが、前触れもなく強い信号を送れば反射的に何らかの動きを見せるはずだ。 特に――殺意には!! 島田は、周囲の鳥たちが一斉に逃げるほどの殺意を送った。 しかし、反応は、ない。 鈍感すぎる。奇妙に思ったそのとき、不意に「島田くん」と声を掛けられた。 振り返るとそこには、クラスメイトのメガネ女子。 「おっ、いま珍しく表情があった」 島田の顔をつくり物みたいだと言う彼女に、島田は驚いた。 その後、島田はメガネ女子について調べた。 絵など描いてる……それで観察力があるのか、要注意だ。 メガネ女子は、名を裕子という。マンション暮らしで、警察官の兄がいる。 ――そう、先日泉家を訪ねた、あのメガネ男だ。妹ほど絵の才能もない彼だが、犯人の似顔絵を描くのを仕事にしている。 彼は、テレビでいじられてる「口だけ頭」ネタを見て、ビール片手にスケッチを取り出して愚痴った。 そんな折、裕子にデッサンを見せられた。無表情な男子生徒の顔――島田。 今までの経験から何かピンとこないかと期待したようだが、こんな絵からじゃ何もわからない。 裕子は、島田が校舎に寄りかかっているのを見つけた。またあんな所で……。 島田は校舎から伸びる下校の列に視線をやっている。あの中の誰かを見てるのかしら……。 そのとき、野球部の打ったボールが島田の方に飛び、頭を直撃した。 その瞬間の――ボールを取りに来た野球部員も気づいていない一瞬の異常を、裕子は見逃さなかった。 目撃してしまった。島田の額が、直撃の瞬間、ボールの形に凹んでいたのを。――つ……つくり物の顔……!?
女の子死亡フラグか? なんか主要キャラ以外が死んでも驚かなくなってきちゃったな… シンイチ は スカウター を覚えた。 って感じですかね?
悪の組織の方に5人組戦隊キタ! その名も寄生組 なんつったりして。 ところで、電話の仕方ひとつとっても性格というか個性がでてるな。 田宮センセは律儀に手で受話器持ってるし。
「早く言え――!!」のコマの新一が久々に崩れた表情でほっとした。 ここのとこ固いマジ顔ばっかだったから息がつまってたんだよな……
>>671 でも殺気に無反応じゃ意味がないであります大佐
前に不良と戦ったときは、「シンイチの力を10とすると、相手のパワーは18、13、14」だっけ? 今の新一はミギーに教わらなくてもパワーを計れるんだろうな。 で、「戦闘力たったの18か……ゴミめ」って気分なんだろう。
あ、眼鏡の子、昔Aと田宮と入った喫茶店でバイトしてた子じゃん。 あの時の経験と今回の島田との接触から何かを掴むのかな?
別人じゃね?
キャラの書き分けが(略
喫茶店の子とは髪が違う
広川って誰だ? 先生と島田は何を起こそうとしてるんだ? 何にせよ、前回登場したオールバックも関わってくるんだろうな。 オールバックが「例の5人」の一人なのかな。 この漫画、変に説明口調で喋らないからもどかしい。そこが面白いんだけどさ。
オールバックが広川ってやつで その下に「例の5人」がいるのかもな
オールバックはレッドで決まりだな
ビッグワンかもしれん もしくは指令とか
名前つけようよ なにレッド?
グラサンつけたらタモリだよな
宇田さんがパラサイトって言ってたしもうそれでいいんじゃね? 寄生戦隊パラレンジャー パラレッド……寄生獣のくせに仲間を殺されると怒りをあらわにする熱血 パラブルー…寄生獣の中でも群を抜いて冷静沈着だがレッドに少しライバル心 パラピンク……レンジャーの(人間部分が)紅一点、実は一番戦闘に向き(田宮?) パラブラック…ある意味寄生獣らしくないほど猟奇的で食事より人間を狩ること自体を楽しみにしている パラブルー……中年男性に寄生していて人間の好みにうるさい ごめん、実はゴレンジャーとか見たことないw
>>686 気持ちは買うが
わざわざ当てはめをやる意味が無い内容だな
>>686 パライエロー…実は人間よりカレーのほうが(ry
ああ、最後はブルーじゃなくてイエローなw
>>687 書いといてなんだが俺もそう思う
わざわざ「例の5人」を呼んで『そっちは一安心』ってことは・・・ 島田と田村的に広川は頼りないヤツなのか?
パライエローは新一も知っているあの男が…
>>686 最近でこそブラックも増えてきたが、そのパラブラックの枠は元々パラグリーンだ。
ついでにキャラも「チーム最年少。何時も先走った行動を取り、何かと足を引っ張る」が正解。
>>690 広川は、危険なミッションに携わってるのかもしれない。
もしくは頭脳面でのサポートか。
あと可能性としては、広川は仲間じゃなく、寄生獣たちに脅威的な存在だってことも考えられる。
広川は警察のトップあたりにいる人間で、
駆逐の流れを止めるために「例の5人」を使って監視しないといけないとか。
シンイチ強っ! 硬球のライナーなら結構な衝撃だが、 仮に骨のような硬質化した細胞を皮膚の下に形成してれば凹むまではいかないよな。 見た目が人間ならそれでいいのか、島田。 これって見分け方に繋がるんじゃないかなぁ? ちょっと刺してみる。とかで。
パラサイトは名前にこだわらないから「例の五人」がそのままチーム名になってそうで嫌だな。 A案: いきなり五人全員は出ず当分は存在をほのめかすだけで 近いうちに最初の一人だけが登場 最初の一人を倒した所で 「フッ奴は我々の中では最も実力の低い雑魚に過ぎん」 とかいうセリフを他の四人がモニターを見ながら笑っていたりいなかったり。 B案: 逆に五人一度に登場。 一人一人は無個性だが驚異的なチームワークを発揮して戦う。 「我々は通常群れる事はない。故に戦うときは一対一の状況を想定する。 加えて我々は戦闘のエキスパート集団。 五人全員が二パターン以上の動きを体得している。 つまり!我々に勝つには10パターン以上の動きができなくてはならない」 「こうなったら奥の手だ、シンイチ。以前にも言ったが私は自力で分裂できる。 2つに分かれたそれぞれが別々に動いて二パターン。 いつもの二倍の強度に硬化して2×2で4パターン。 そしていつもの三倍に枝分かれする事で奴らを越える12パターンだ」
>>690 いや、それだけ寄生獣達にとって重要な存在ということだろう。
単に頼りないだけで5人もの寄生獣を護衛に付ける必要があるとは思えない。
普通に考えれば、どう多く見積もっても三体がローテーション組んで
護衛に付けば、それだけでも十分磐石な筈。
それが五体、ということは何があっても…それこそ五体の寄生獣を犠牲にしてでも
広川と言う存在は寄生獣達にとって守る価値のある者なんだろう。
恐らく広川と言うのは田宮以上に高度な知能を備えた寄生獣の統率者的存在なんじゃないかな。
基本的に自己保存を最優先にする寄生獣達だが、広川の指揮下でなら組織的な行動が出来るとか。
そうであれば、寄生獣達にとって広川は決して失ってはならない君主である筈だ。
五体を護衛につけるのも当然の行動だろう。
>>696 「側近として」という文言からは、何をサポートするためかは明瞭じゃない
護衛のためかもしれんけど、知的作業をサポートするためかもしれん
あるいは5人それぞれが別個の役割を担って広川に付いてるのかも
五人の侍状態で想像した。 みんな食いつめ浪人みたいなはぐれ者だが、腕は立つ。 広川を助けて敵を殲滅。 その後は、たいして感謝されずに消えるの。 自分で言うのもなんだがつまらんな。
>「広川」「5人」 広川は名前初登場だからわかりやすくカギ括弧したとして、 5人にまでカギ括弧するということは、 5人が名前の一人のキャラに違いない。
「1人」から「5人」までが住まう「めぞん寄生」で、管理人さんに惚れてるわけだな。 つーかその論理がまかり通るなら、前回の先生は赤ん坊に「毒」ってつけようと本気で思ってるってことになる。 「毒男」よりひどいなw
田宮毒・・・けっこういいじゃないか。
市役所で受理されるワケがない……… いや、それ以前に田宮先生は「田宮良子」をやめてるんだっけ つまり他の人間を乗っ取ったのでない限りは戸籍上存在しない人間になってるわけだ ってことは最初から届け出することもないわけでどんな名前にしようと自由、か
田宮苺・・・けっこうかわいいじゃないか。
704 :
マロン名無しさん :2006/02/26(日) 22:16:21 ID:JFW1/XSA
/\/\ / // / /\ \/\/ __,,,,//彡ノ / // / / / /\ _,──~^ 三ソ彡彡-,ミ-、  ̄  ̄ / / _ \ \ / _,- .. 三ミミ 彡彡ー / / | | .\ \ ,,,-~ ,r--~二、 '';;: −=-=- 三二-、 / ../ | | \ \ / o ./ ヽ”ノ ;; 三,,-=三=--- / ./ | | \ \ / / __,,---~~ i a |ー=--二ー  ̄ __ | | \/ |/ ,,,--"~ 〆./=--二,,,,-=ヾ / / _ | | |,,/ ヽ,/ iヾゞ|  ̄ ̄ // | | ;。 ヽ_____,,──"~~ / | // | | ,_/|/i : ゚ \ー-,,,_ _,,,,- ノ-、 _|i // | | 彡|;;;/ソ;;;;/i ~-,_ ~~~`─" ,,,/ |i,,,-=~ \ // |_| / ~ //;;|/i彡 ~ ̄`────" /_,,,,,---~~~ヽ  ̄ /二二^,へ、 / ,,--~二i ,,-~^^^~^ヽ , \ />- ~ ~ヽ-/~\ / ー┤ ,,/ | ヽ /=-- ヽ,, ヽ_/__ ,--=-="~ / | ./>=--  ̄| ̄| ~ / |
その絵はあのメガネさんの行く末を(ry
実はメガネが彼らにとっての「毒」だった為それを食してしまった島田が変死。 思わぬ所で寄生獣の弱点発覚
1/2秒であれだけの人間を一気に片づけるって、凄い速さだよな。 シンイチも勿論見切れるんだろ? そりゃ世界記録もだせるわな。
708 :
マロン名無しさん :2006/02/27(月) 04:03:06 ID:xJWFeRmJ
第1話のおっさんのシーンでしょ AA化されたんだね
だいぶ話は戻るんだが、伊豆編の真樹子って、結局何のために出てきたのか分からなかったな。 今回のメガネ女子も同じように最終的に関わりが薄くなって……は、くれないよな、さすがに。
彼女のおかげで高校生1人なのに宿に泊まれたんじゃないか!と言ってみるテスト
また登場するんじゃない? 次の長期休暇で新一の所に遊びに来るとか。 学校サボって船乗るくらいだから、結構行動的みたいだし。 住所は宿帳見れば解るだろうし、新一が偽住所書いたとも思えないからね。 というか偽ママンが家にまで押しかけてきた以上、偽住所書く意味無いし。
真樹子は後の伏線じゃないか? また後で伊豆に行くことがあって、その際アゴーもしくはミギーを見られて… だめだ。鬱展開しか思い浮かばない。 むしろこのまま出てこないほうが幸せかもね。。
泉Q一
実は真樹子はウダーの親戚だったりして ああいう田舎だとありえない話じゃない
伊豆編での即席ヒロインじゃね?
そういや加奈ちゃん出てなかったもんね
720 :
マロン名無しさん :2006/02/27(月) 23:47:40 ID:up2cEbHi
721 :
1/2 :2006/02/28(火) 00:01:22 ID:???
第22話――亀裂 2人の出会いは、西高に合格して喜ぶ新一に、入試の会場で一緒だった村野が話しかけてきたことだった。 「高校(つぎ)じゃよろしくゥ。同じクラスになるといいね」「そ……、そうだね……!」 ――そして現在、並んで下校する2人の間には、気まずい沈黙が流れている。 その進路に現れたのは、島田。彼は新一に、不良たちとのことの顛末を尋ねた。 「 手 は使ったのか……どうせ全員きみたちがぶちのめしたんだろ?」 島田を追い返して、いつかあいつ……と怒りを募らせる新一は、村野の腕を痣になるほど強く掴んでいたことにも気づかなかった。 ファーストフード店でも新一は、島田への嫌悪を顕わにする。 「とんでもないヤツだよ! クソ野郎さ! おとなしそうなツラしやがって!」 そんなこと言う泉くんて変だ、似合わない。不自然に自分を変えることないじゃない、とたしなめる村野。 「強くなるのがいけないかァ?」「野蛮になるくらいなら弱い方がいい」 前と全然違う、と村野は訴える。違うかもしれないけど無理はしてない、と答える新一。 新一は話題を変えようとする。納得せず食い下がる村野に新一が、 「うるせえな!!」 思わず出した大声に、店内は静まりかえる。 村野は泣きそうな顔で席を立ち、店を出て行った。ただ一言、「ごめん……人違いでした」と言葉を残して。 新一は、胸の前でYシャツを握りしめた。 「胸の穴」だ。……「背中の穴」とも言えるけれど。 自宅のベッドに突っ伏す新一に、ミギーは言った。きみは精神的に強くなった、人間的にというより生物として。 物事に動じなくなり、合理的で落ち込んでも立ち直りが早い。こうした精神的強さはだいぶプラスになる。 まだ落ち込む新一だが、ミギーは村野のことも「島田に見せちゃまずい弱味の一つ」だと指摘した。 島田が新一を観察しているような時は、彼女は遠ざけた方が安全。そう考えれば、新一も少しゃ気が楽だ。 「あれ? ミギー、おれのことなぐさめてくれたわけ?」「……そういうことになるかな?」 とにかく食欲を出してくれないとわたしも困る、必要ならまたなぐさめるネタを考えておく、とミギーは言った。
722 :
2/2 :2006/02/28(火) 00:01:56 ID:???
島田が気に掛かり、裕子は学校を休んだ。 彼女は学校の事務に電話を掛け、方便でうまく住所を聞き出した。 島田の帰宅を確認。すぐに私服に着替え出かける彼を追跡する。電車で街に出た。 遠目に双眼鏡で様子を窺っていると――島田は、顔を「変えた」。そんな、輪郭まで変わって! 兄の「口だけ頭」のスケッチが脳裏をよぎり、足早に家に帰る。――本当だったんだ! あたしはうすうす感じてた……いつもの事件とはまるで違うって! ……とても信じられなかったけど、あれがお兄ちゃんたちの相手なんだわ! なお、本日の島田の収穫ははかどらなかった。 雌が食いつきやすいパターンの顔のはずだが、人間の好みにからむ複雑な要素を、彼は理解しきれなかったのだ。 裕子は兄にしつこく頼んで、「口だけ頭」の正体を聞き出した。 宇宙人説やら、突然変異や病気説、バイオ兵器だなんて説まであるらしい。 実際のところ、これが何なのかほとんどわかってない。ただ、言葉を話すこと、人喰いであることは間違いないようだ。 「……そう、生け捕りにでもできりゃなァ」と呟く兄に、はっとした。 一晩考え、決意する。直接話してみよう! だって言葉が通じるんだから。 一応身を護る何かを用意したい。なぐってもムダ。刃物・鈍器もダメだ。 思い当たったのは――薬品。念のためと繰り返しながら、裕子は理科室に入った。 島田を、美術室に呼び出す。 「あたしたちと別の世界の人だなんて思いたくないけど……見たのよ」 もし人間を殺したりする生き物なら、そのまま家に帰って、学校にはこないで人を殺すのをやめてほしい。 島田に背を向けて、切々と語る。手元の薬品の瓶に手を伸ばしたい衝動を、押さえながら。 裕子はどうしたらいいかわからない。同じ人間なら警察に言える。でもあなたは! 「まずい……まずいな……」 島田の顔が、変化する。 それを目の当たりにして、裕子はやっぱり先に兄に相談すべきだったかと後悔した。 顔に切れ目が入る。互い違いに左右に開く。何個もの目が裕子を見据える。くぐもった声のような音を立てる。 そして、一本の触手は――刃を形作っている! 「ばかやろう! まっ昼間だぞ!! 同じ学校内だぞ……!」 同時刻、ミギーの報告に思わず立ち上がる新一を、クラスの皆は戸惑って見上げた。
>ごめん……人違いでした カナシス(´・ω・`) それにしても、「キジも鳴かずば撃たれまい」ってホントだな。>裕子
公衆の面前で騒ぎ立ててる馬鹿さは持ち合わせていなかったが、優しさが仇になったパターンか・・・ なし崩しに戦うことになるんだろうけど、これでシンイチ学校にいられなくなるんじゃない?普通のところじゃ生きていけないって。
何故ここで唐突に村野と新一の回想シーン? ママンと新一の回想シーンが入った後ママンが死んだから嫌な予感がするんだが。
学校内大混乱→村野巻き添えで死亡 またわかりやすい死亡フラグが立っちまって……ああー。
裕子は生き残ってパラサイトを知る者の一人として新一に協力→できちゃった結婚
なんで一人で対峙しようとするかな……「刃物や鈍器が効かない」って時点で 太刀打ちできないレベルの相手だって想像できそうなもんなのに… まあ実際見てないから楽観視してたってこともあるだろうけど、 俺なら怖くて説得どころか立ち合うことすらできんよ
言葉が通じるんだから、っていうのがなぁ。 他にしゃべらない動物がいない故の人間の思い上がりみたいなもんだよなぁ。 裕子殺される→その場にシンイチがついた頃には島田はいない →第三者に見られ騒がれる→ミギーが第三者を殺そうとする 裕子難を逃れる→島田のいる場にシンイチ到着→校内で戦闘 →どっちもバケモンだ!! どう考えてもシンイチが不幸になる気がする。
>>728 人の言葉を喋れること、人の姿をしていること
そして、今までクラスメイトとしてすごしてきた事が
島田を人間だと錯覚させたのでは。(頭ではわかっていても)
きっと裕子はキツネリスに噛まれても 「ほら、怖くない怖くない。怯えていただけなんだよね」 とか言い出す様な子ですよ。
じゃあ俺は裕子と同じタイプだ。
ここは姫様の多いインターネットですね
>「あれ? ミギー、おれのことなぐさめてくれたわけ?」 イケナイ想像をしてしまいました
顔が変形して武器化する描写がなんか無性に好きだ ふつうの人間の顔に切れ目が入って崩れ異形の姿になるのが この漫画ならではだし細かにその過程が描かれてるし それぞれにバリエーションがあって面白い 今回の島田のもいいよね
736 :
マロン名無しさん :2006/02/28(火) 02:58:27 ID:1KSvMbcY
生身の人間が島田に立ち向かうには西洋の鉄製の甲冑をきこんでいれば大丈夫 だろう。あれだと隙間がないので、刃は入りこめないし。 武器は… 腐食性の薬品か毒を塗った刃物かな? 刃物で致命傷は与えられなくても、毒が浸透するし。
737 :
マロン名無しさん :2006/02/28(火) 03:05:30 ID:ykakWbi/
___ ⊂::::::::::::`=、 \:::::::::::::::\ \:::::::::::::\ _.―――、 )::::::::::::) ∠_ ハレルャ ̄\ー、_)::::::::::::) _.――、 \_ _''''リハハヽ:::::::::::::::ノ ,一´ ̄´ 二.. `ー、 \`ー-、__ )ー、::::ノ ((;; 7《《 ● )_,一 ノ:◎:::::::ヽl  ̄ ヾ__―::::<二 ̄ _.―二 ̄ ̄ー、ノリ \:::::::::::::::`ー( 《 ● ) `ー、 ν:::::::::◎::::::::\二二__ 〕 Vゝ´ ̄ ̄`ー―-、::::::::::::~~`-´ \vvVVVVVV´::::::::::/|ノ ヽM∧∧∧∧∧/| ヽ~~~~~~~~~~~~~ ノ |\^^ ノ| <l ::: ̄ ー´ l>、 __一/ \ :: :: / \_ _一 ̄ | /^\/^\ | ̄ー、_ 一 ̄ | / ||σ \ |  ̄ー、_ |/ | \|  ̄
>>734 お前のせいで、俺の頭の中まで卑猥な妄想が
>734,738 まさしく右手が恋人だなw
怖いよ怖いよママン 新一が学校にいられなくなるのだけは確定かも
ママンはもういないのよ…
ママンはいるよ! 新一やパパン、みんなの心の中に…(キラリ
やっぱ学校での戦闘になるのか? Aの時みたいに都合よく生徒を非難させたりできないのにどうするんだろ? 仮にミギーを他の人に見られずにシンイチの力だけで倒したとしても あんな化け物を素で倒す人間ってだけで気持ち悪がられるだろうし。
>>742 居るかもな、新一の胸の中に。
心臓突き刺した時に細胞の一部を置いて来てたりして。新一が変わったのはその所為かも。
相変わらず誰が死ぬのか読めないな 薬品とか、そういうの普通に効くんだろうか。 あ、人間の体の部分になら通用するか。
薬品なぁ・・・ あんまり効果あるとは思えないんだけど
747 :
マロン名無しさん :2006/02/28(火) 11:54:36 ID:0ReDXWP8
薬品効くと思うけどな。 火と薬くらいしか思い浮かばん。 あとは銃火器とかチェーンソーとか。
特殊な光線とか いや、そういうのは出さないか
いっそ、謎ウィルスで寄生獣だけが発症するのとか。 人間vs寄生獣な話になったらそういうのもありそうだな。 保険所で予防接種で発覚したら魔女狩りモード。
あのメガネっ子が用意した薬品て何だろ 学校で手に入るものだから…アンモニアの刺激臭で鼻攻撃?
751 :
マロン名無しさん :2006/02/28(火) 13:19:05 ID:0ReDXWP8
理科室っていったら過酸化水素水だろ 劇薬物とかは、カギかかっててだめだろ。
>>746 物によっては間接的な効果が期待出来るんじゃないか。
例えば裕子は美術部だから、戦闘形態に変形した島田にテレピン油をかけたとする。
そうすると表面の細胞が油でコーティングされるから、その細胞同士の結合が妨げられ、
思い通りの変形が出来なくなるかも知れない。
その状態で更に変形しようともがけば油のコーティングが拡大して泥沼に。
尤も寄生部分が変形不能でも人間部分の身体能力で裕子は充分殺せるだろうけど、
人間の顔に戻れなくなったら困るから、一矢報いる事は出来る。
眼鏡娘にも容赦なし 岩明……恐ろしい子!
美術部だから・・・シンナーぶっかけて点火か?
しかし何を使うにしてもそう易々と薬品を浴びせられるもんかな。 島田も動きは速いだろうし。不意を衝くなんてことができるかな?
ミギーが可愛すぎる。 ミギーからしてみたら、シンイチをなぐさめるのは理にかなってることなのかもしれないけど。 ミギーとシンイチの関係はなんかいいな。 先生と生徒のようだw
薬品で済むなら苦労しないよね…
裕子たん追悼スレ立てた方がいいかな?
いやいやまだ早い
いや、裕子自身が体内に毒薬を含んでて それを食べた島田もあぼんしちゃうって作戦なのでは?
>>755 1/2秒で不良共を片付けられるスピードだもんな。メガネ娘は殺されるだろうな。
ただ、思わせぶりに薬品をだしといて、後の展開になにも繋がらない訳はないと思う。
裕子たんを殺した時に薬品の瓶もが割れ、島田にかかる
↓
島田になんらかの変化が起きる
↓
寄生獣の見分け方の糸口が掴める
ソレダ!
それを元に寄生獣の変身を暴くようなスプレーとか開発されたら有効だな その存在を知った寄生獣の一味が開発に携わる化学者を襲おうとするとか
スプレーとか、簡単にできる判別法できたらかえってこわくない? スプレーかけてみてホンモノだったらどうすんのよ
766 :
マロン名無しさん :2006/02/28(火) 20:57:43 ID:ixtV8bX1
薬品はあんま効果ないかもよ。 今回は薬品程度じゃ、寄生生物は倒せないことを表現したいのかも。 田宮先生が「寄生生物の体が人間の細胞に圧倒されるはずはない」って言ってたのは、 きっとその伏線。
島田との関係悪化のきっかけにするだけで 薬品使うことすらなかったりして
薬品が効果あろうが無かろうが眼鏡子に手出した時点で 新一が許さないだろうから島田編はクライマックスだろうな
早かったな、島田編 大暴れはこれからだろが
ひょっとしたら組織的な動きで眼鏡の子の一件を「なかったことに」されたりして。 気が付かない間に組織が大きく・・・
>>771 島田がさっさと殺してしまって、死体を処理。
その日のうちに島田のバックにある寄生獣組織が十代後半の女性寄生獣が派遣。
顔を裕子にして、自宅に帰り、バレそうになったら兄貴を喰う。
その後、寄生獣であることがバレそうになるたびにループ。
こんな感じ?
裕子タソは死なないかもしれないが眼鏡が壊れる可能性が高いと踏んだので、眼鏡追悼スレ立ててきます。
>>772 それ結構難しくないか?島田の場合は誰になりすますでもなく島田自身になったから成功してた訳だし。
他人になりすますには体型だとか癖、声色も真似出来なきゃ無理だろ。
特に体型と声色はどうしようもないと思う。
島田がやられるとしたら新一にとしか考えられんだろ Aのときみたいに学校内でバトルになるのかな?
おそらく、いや間違いなく新一は島田に圧勝出来るだろう。 今の新一は机の足一本でも寄生獣と戦える能力の持ち主なんだから。 問題は新一の正体が他人に見られる可能性なんだよな。 学校内からどこか人気の無い場所に誘い込めればよいのだが、 島田も馬鹿じゃないからそう上手くもいかないだろう。 何より島田の背後にある「組織」らしき物の存在を考えると 誘い出し作戦は逆に新一を多対一の戦いに追い込むことすらありえる。
校内バトルか・・・Aの二番煎じ?
そこはうまく書き分けてくれるんじゃない?
もう一度同じ展開を繰り返すとは考えにくいな。 勝ち目が無いと感じた島田が眼鏡女子を人質にするとか・・・?
新一の正体バレ展開しか思い浮かばんよ……
寄生獣の存在が公になる可能性もあるな
アルコールが入ると正常な判断を無くすってことは 島田も薬物の影響で何らかの不利を戦闘にきたすのかな?
来月はカラーだな。wktk
裕子は死なないだろうと希望的観測をしてみる 島田は招待ばれてマズイと思ったら瞬殺すればよかったのに ゆっくり顔を武器化させてジリジリ追い込むようなことやってるよね これは新一に対してAがとった態度と同じで相手をナメて油断してるからだと思う でもその油断が命取りになって、予想外の反撃に面食らうって展開に
裕子が薬品を島田に使うと思い込みがちだが 意表を付いて裕子自身が飲むのかもしれないぞ。
裕子が火炎でも吐くのかw
ムキムキのマッチョになるとかw
そんなの出たら萎えるなw
新一が裕子を殺したという濡れ衣説浮上。
>>791 うっわー鬱展開!!でもありそうだな、それ。
>>791 それは・・・キツイな・・・。
新一もだが、パパンが可哀相すぎる
794 :
1/2 :2006/03/02(木) 00:02:29 ID:???
第23話――混乱と殺戮 動くとよけい痛いと忠告し、島田は触手をしならせた。 イーゼルを盾に刃を防ぐ裕子。そして裕子は、瓶を投げつける。 反射的に瓶を刃で砕いた島田は――薬品を、もろに寄生部分に被った! あわてて変形した。強い酸が体内にまきこまれた。肉が焼けつき、島田は悲鳴を上げた。 裕子はその隙に、植木の枝をクッションに窓から校庭へと飛び降りた。 クラスの注目も構わず授業を抜け出し、音のしたD棟に向かう新一。ヤツもそこにいるんだな!? 「……移動してる」「どっちに!」「おかしい! これが島田か……?」 ミギーは違和感を感じていた。島田の意識は統一されてない……と言うより支離滅裂だ。 そう――島田の表面は強酸でただれ、人間の姿に戻るのもままならなかった。 島田は思う。攻撃態勢を保ったまま身を、人間の姿に戻るには……まてよ攻撃だって? 死滅した細胞がじゃまして全体の連絡がうまくいかない。 意思をまずひとつにしなければと思い飛ぶ羽虫を叩きつぶし何をしているのかわからず、 「? おまえ、それ……頭に何かぶってんだ?」 裕子の飛び降りを目撃し物見遊山で美術室へと向かうラグビー部の生徒と教師が話しかけてきたので、 ズバッ、 「あ」 島田が3つくらい何かを排除したのを感知したミギー。 島田の出す信号はひどく散漫で、距離がつかみにくい。いつの間にかB棟に移ってる――新一の教室がある棟だ。 B棟に向かおうとするが、廊下は呑気な生徒でごったがえしていた。 実は先程、バラバラに切り裂かれた犠牲者を発見した教師・山本たちが、避難を呼びかけた。 だが山本が取り乱していたため、状況の深刻さが生徒たちにはまったく伝わっていないのだ。 こんなに人がいたんじゃ戦いは無理だ。新一たちもいっしょに避難することにした。 そんな中、山本は避難の呑気さにじれて、担任のクラスを反対側の階段から下りさせることにした。 なお、彼の担任は3組――村野のクラスである。
795 :
2/2 :2006/03/02(木) 00:03:03 ID:???
ようやくグランドに出た新一だが、3組はいくら待っても出てこない。何グズグズしてるんだ! ミギーに島田の位置を問い、校舎へと乗り込む。と、そのとき校舎に悲鳴がこだました。 2階で10人ぐらいが殺されたのを、ミギーも感知していた。だが明確な殺意とは違う。動く群れを見て反射的に攻撃したのだ。 校舎からはやっと3組が必死に逃げ出してきた。その生徒たちの中に、村野の姿はない。 ――うるせえな!! ――ごめん……人違いでした。 まさか……冗談じゃねえ! あれが最後だなんて、冗談じゃ……。 階段を駈け上り、2階に辿り着き――新一は、目を見開いた。赤く血にまみれた廊下には、 臓物をぶちまけバラバラに切断され虚ろに宙を見てもはや動くこともかなわぬ生徒たちの、 「シンイチ! 落ちつけ!」 鼓動が激しく打ち、汗が全身に滲む。 「呼吸をととのえろ!」 喉がつかえる。おれは何を――いままで何をしてたんだ!! 「大丈夫だ!」 壊れる! 心が割れる! 裂ける!! 「きみは大丈夫のはずだ!」 だめだ……だめだよう、もう…… 記憶が回る。 泉くん変わったねと言う村野。旅立つ両親が閉めたドア。かあさんが殺されたんだよ! ――新一……おまえ、いつの間にそんなに強くなった? 鏡越しの自分、左分けの髪型の自分。左右対称の髪に変える直前の自分。 あの時新一は、ミギーのせいか、なんだか体の右側が重いような気がしたのだ。 ――ひょっとしておまえ鉄でできてるんじゃないのか。 鉄でできて…… 「……落ちついたかい?」 目を開いた。廊下には、累々と横たわる――というより散らばる、生徒たちの死体。 落ちついた。ほんの数十秒間休んだだけなのに心は妙に落ちついてしまった。 ヤツを倒さなきゃと決意し、足を踏み出した。革靴が血溜まりにピチャッと音を立てた。 でもその前に、あの子を……。ふと見ると、後ろ向きの見覚えのある髪型の女生徒の生首。 それを、ひっくり返す。新一は悲しげに眉をひそめた。ごめんな……人違いだ。 立ち上がり、前を向く。血の足跡が点々と伸びる廊下。 ――ヤツを倒す! でもその前にあの子……。
うおー死んだかと思ったよー
裕子スゴス。 にしても、久しぶりに派手に死んだな。いや、ここまで派手なのは初めてか? 今回のは今までになくビビった。多少のグロ描写には慣れたつもりだったが、 不意打ちであの大量の死体。腸はともかく脳が出てるのにはちょっとキタ。 あと、3組の先生の動揺ぶりが妙に生々しかった。
こりゃ村野死ぬのか? 母親に続いて彼女まで立て続けに死ぬなんて、悲惨すぎるぞ…
すげえ惨事・・・見開きはキツかった。薬品は塩酸かなんかかな? 寄生獣の攻撃はイーゼル程度の硬さで防げるのか。 裕子はよく防げたな〜。 島田って結構弱いのか?
>>798 いやこれは助かるパターンだろ、少なくとも今回は。なんというか不安を煽りその通りになる描き方をする以上、ここはそういう感じがした。
今回の件については村野死亡は無いと見たね。 村野似の死体が村野死亡フラグを消してくれたと思う。
だが村野に正体バレする危険は去ったわけではないな つーかその線のほうが濃厚か ある意味、新一にとって一番辛い展開になるかも
人間4人を一刀両断するのにイーゼルで防げるっていうのがちょっと違和感。 けど裕子タンやるなあ。薬品の使い方といい、脱出の方法や度胸といい。
まあ死なないにしても危険に侵される可能性はあるね。 ヒロイン絶体絶命の瞬間にヒーローが駆けつけるってのは王道パターンだし。 そうなると正体バレの可能性は高くなるが。 ・・・ハッ 新一が変装して村野を助ける ↓ 村野、自分を助けてくれたヒーローに惚れる ってパターンもあるな
右手に(が)刀、左手にイーゼルを持った覆面の人が助けてくれたんです! 古今稀に見るヒーローだなw
えっ? あの子村野とは別人だったの? てっきり俺は落ち着いた新一が村野の死をああいう形で割り切ったものだとばかり
うおお、最後物凄い怖かった。 グロ描写で心揺さ振られてる時にさらに情の部分で攻められるとは思わなかったよ。 しかしこの漫画でここまで大量惨殺って脅威だな。 先生の焦りからの行動とか普通の人間ぽくて、 そういう奴が殺されるなんてホラーでは当たり前のことなのに妙にリアルで……。 しかし左右対称か……。 髪型一つでシンイチの心境をよく表現してるなぁ。脱帽。 親父の鉄発言もいい味だしてた。
よく見たら最後のは第一話に出てきた女子ではないか
実は裕子タンを殺す瞬間に島田の中で本人にも気付かない葛藤があったりして 初めて自分を気にかけてくれた女子だから・・・ナンチテ
>>808 ホントだ。1話読み直して、新一の両親のペアルックにちょっと和んだ。
それにしても、食事の為でなく支離滅裂の状態であの殺人鬼になったのなら、
寄生生物の本質というのはやはり異常に攻撃的なんだな。
半分は自衛だと思う これまでにないほど弱っている今、「攻撃」されると非常に危険だ 周りの動く物を先に壊せばとりあえず「殺されない」 その程度だろう
裕子は多分この先生き残ると思うけど、とんでもないトラウマ抱えるはめになるだろうなぁ。
人間だけでなくハエにすら攻撃してるもんな しかし・・・新一の靴には確実に生徒の血痕がついてるよな これは何らかの形で人間サイドからも絡まれる可能性生じたな>シンイチ
というか、ここまでやっちゃったら閉鎖じゃね? この学校…
めっちゃ眠い時って島田のように 何考えてるか自分でも分からなくなる。
超展開ktkr グロイなぁ… これからどうなるんだ? 村野は?島田は? それに島田、複数の人間に見られたぞ… 続きが気になるぅ!
3組の担任真っ先に殺されてるなぁ。 早く助かりたいが為にバカをしたもんだ… 村野は、先に並んでた時は列の最前にいたから、反対側に行った時は最後方だったんだろうね きっとまだ生きてるよ(希望的観測)
>>810-811 そう考えると寄生獣ってものは本当に単純なんだなあ
知能は高いけど思考とかは単純
>>818 いや島田的にはかなりの危機的状況だから
パニくるのも仕方ないんじゃ?単純は言いすぎだ。
>>814 この短期間に二度目だもんなぁ。
閉鎖しなくても新入生が大幅に減って廃校になりそうだな。
俺だって行きたくないよ、こんな呪われた学校w
動くとよけい痛いぞ 漫画の都合上とはいえ、島田がわざわざこんな忠告したのは何故だったんだろう
裕子殺したらそのまま何食わぬ顔で島田を続けるつもりだったから 大声とかあげられると困ると思ったんだろう できるだけ静かに始末する為にも 必要以上の刺激を与えないようにしたかったんじゃないか?
下手に動いたり、逃げられたくなかったから?
これは・・・キツイ話だ・・・ そうなんだよな寄生獣ってこういう漫画なんだよな 俺の中でグロ耐性が少し上がった
そういや、俺も最近髪型を左右対称に変えたんだが、自分でも知らないうちにまさか…
裕子をその場で殺そうとしたのは軽率だったと思う、ていうか不合理すぎる 普通ならその場はシラ切って後でこっそり始末するとかだろ あれは思考が単純だからとかじゃなくて攻撃本能がそうさせたんだろう 寄生獣ってやっぱ生来的に加害衝動が強いんだろうね、食い殺す本能があるから
危険要因は早めに取り除くってことで短絡的というか動物的だけど 加害衝動が強いってわけでもないと思うが。 殺したらシンイチが来る前にさっさと逃げ出して、もう学校には来なかっただろうし。
寄生獣の闘争本能が極めて強いことが改めてわかったな 田宮先生はよく自己を制御してるもんだ もちろん今は体の問題もあるだろうが
島田が周囲の生物殺すのは自衛だって説が出てるが、自衛の為に殺す生物なんて人間以外に居るか? 精々が攻撃して威嚇する程度だろう。やっぱ寄生獣も人間と同じくイレギュラーな生物なんだろうか。
っ【「A」が殺したライオン】
あれは置かれた環境が特殊だったし、自衛じゃなくて自分の能力の確認だろ
>>829 自衛のために攻撃して、相手が弱けりゃ、死ぬだろうに。
それに毒を持ってる生物は無視か?
マムシが自衛のために相手を攻撃するときは、毒を使わないとでも?
手負いの熊はヤバイよ あと子連れでも危険
寄生獣はデフォルトで手負いの獣か
牛が尻尾でハエを追ったりとか
女生徒ひとり殺すくらい、 寄生獣にとっては九牛の一毛だな
あとは自衛とかそんなんじゃなくて進路上に障害物があったからそれを切り払っただけとか
>834 島田は今間違いなく手負いだろう
人違いの場面、重いなあ… 一度に沢山人死に過ぎだよ 裕子はこの後生き残ったとしても 自責の念に駆られて自殺しそうだ
ひょっとしてシンイチ初めて生の死体を見たのか? あれだけ戦ってきたし、もう何度も見てるものだと
そういえばそうだ。 寄生獣の死体は何度も見てるけど、一般人は初めてだな。
新一はあの惨状を見ても単なる肉の塊が散乱してるに過ぎないと思うんだろうか
最初に見たときはそんな感じじゃなかったけど、落ち着いた後は何かそれっぽいな。
野性動物だって、自分の子供が死んだら何時間かその場から離れられない事もあるのに。 まあ、新一にとって彼らは他人ではあるんだが。 この様子だと父ちゃんがやられても数分で立ち直りそう(´・ω・`)
>>844 そんな新一見たくない…
あの薬品攻撃は良かったんだろうか
弱点といえなくもないかもしれないが
この惨状を見るとただ暴走させただけのような気がするし・・・
薬品っていう発想はともかく、生き残るという観点からすると即効性がない限り意味がないな。 裕子ちん逃げられたのは運が良かっただけっぽいし。
細胞がまとまらなくなるんだっけ。たくさん薬品かけたらバラバラにならないかな。
サラダ油かけるだけでも良さそう。ヌルヌルしてくっつかなくなるの。
島田「か…顔が濡れて、力がでない…!?」
それ何パンマン?
カバオ「ぼくの肉をお食べ」
バツンッ
カバオ「あ」
待てバツンされてから「あ」はおかしいだろwww
おきのどくですが カバオ は しまだ に たべられてしまいました
薬品の染み出す武器とか盾で身を守ればいいんじゃない? メインの攻撃手段が自分の体である以上、うかつに攻撃できなくなる。
硫酸入り大型水鉄砲とか 当たらなきゃ意味無いけどな 島田の初撃をかわせたこと、薬品を島田にかけられたこと、無事飛び降りによる逃避が成功したこと、全て奇跡的だ 裕子は運強すぎ
てかここまで騒ぎが大きいと警察が来るよな 警察が来るまでに新一は島田を倒せるかな 警察に化け物扱いされる新一…
いやもしかして 新一宇田以外にも脳が残った人間がいて 寄生部隊が・・・
>>860 居たとしても官憲に協力的であるはずもないし、
警察内部には居ないんじゃないかな。
対寄生獣部隊が出来るとしても、
正体バレした新一がやむ終えず警察に捕まり、色々検査。
そしてミギー細胞の培養と血管内への投与で超人戦士量産化。
さらに加奈のような探知能力者が集められ対寄生獣部隊結成。
ってな流かも。
862 :
1/2 :2006/03/04(土) 00:01:58 ID:???
第24話――一撃 なまじ人間の形をしているから……。人間の言葉をしゃべりやがるから……。 島田までの距離は60メートル。まずは村野を探すため、耳をすます。 荒い吐息や泣き声――遠くに2人、わりと近くに3人……そして1匹! ミギーもこの聴力には驚いた。 村野はたぶん、近い方の3人の中。島田のいる方角だとミギーが警告――じゃあなおさら急がなきゃ! 角を曲がると人影。里美……無事か! 渋るミギーを手の形に戻し、駆けつけた。 村野が新一に抱きつき嗚咽を上げる。大丈夫だ、と新一は繰り返した。 一緒にいた2人の生徒にも「むこうへ戻ろう」と声を掛けるが、惨殺現場を通るのを彼らは恐れ、 「きみ……むこうからきたって……? お ま え ……人間?」 新一に怯えだし、反対方向へと逃げ出す。彼らが角を曲がったとき―― 斬りつける音、そして肉の固まりが落ちる重い音!! ……そこに……!! 新一は、村野を抱きかかえて走った。くそっ、これが本性なのか! ヤツには殺すことしかないのか! 友達になろうと言った島田。人間社会の中でともに生きる道を模索しはじめたと言った島田……。 惨殺現場の前で、足を止めた。通りたくないが、島田は呻り声を上げ追いかけてくる。 窓を蹴り砕き、飛び降りた! 悲鳴を上げる村野をなだめ、着地し、走り、フェンスを跳び越える! 一息、ついた。 パトカーや救急車が到着したようだ。「もう心配いらないよ」と言い、村野を救急車に預ける。 現場は厳重な態勢で、中に入れない。まだ戦いに赴く理由を、ミギーに問われた。 おれたちは島田の正体を知ってた。アクシデントで島田がああなったにしても、おれたちにも責任がある。 「何て言うか……『けじめ』だよ」「……また妙なこと言い出す……」 ミギーは警察に任せたい。この状況なら警官が勝つと読んだ――まあ4〜5人は死ぬだろうけど。 正確に人数もわからないほどのグチャグチャな現場―― 警官たちは廊下で島田を発見し、銃を構えた。 警官の幾人かが斬り殺され、銃撃が始まった。銃弾の雨に晒されながら、島田は必死で抵抗する。 小さな弾丸を少々撃ちこんでも死なない。頭を切り離すか心臓を完全に破壊しなければ……。 それでもいずれは力つきる。島田が移動しながらもたれる壁には、血の帯が描かれた。
863 :
2/2 :2006/03/04(土) 00:02:47 ID:???
新一の聴力が、現場の警官から係長への無線報告を捉える。島田は屋上に向かっているらしい。 ミギーに問うてみる。――島田に『罪』はあると思うか? 「罪……? それは人間たちが人間の物差しで勝手に決めればいいことだ」 答えに、新一は微笑する。やっぱりおれたちでカタをつけよう。 どうやってと言うミギーに、こいつでさ、と新一が拾い上げたのは――一個の、石。 どこかの研究室に、公安から電話が入った。 「えっ、本当ですか!?」「はい。寄生生物(パラサイト)に間違いなさそうです」 研究者は嬉しそうな顔で、何とか生け捕りにできないかと尋ねた。 難しいと言う公安に、研究者は自分も現場に向かうと伝えた。 現場では次々と、警官が倒れていく。せっかく屋上に追いつめたのに、いったい何発喰らえば倒れるのか。 指揮を執る係長は、公安からの生け捕りの指令に呆れる。いまわかってるのは殺さぬ限りヤツには近づけんということだ! 島田に気づかれないための距離、学校から約300メートル。新一は適当なビルを見つくろった。 屋上へのエレベーターの中で思う。島田……おまえだけじゃない、田宮良子や「A」や…… ――おまえらいったい、何のために生まれてきたんだ……? ビルの屋上からは、街が一望できた。新一の目に映るのは――学校の校舎。 学校の屋上の扉が開いた。ヤツが、姿を現した。 「ミギー、どこ狙うかはわかってるな?」「もちろん」 右手に石を持つ。 ミギーの形状が変化する。人間の擬態を捨て、機能性のみを追求した禍々しくも美しいフォルムへ。 新一の力の上にまっすぐミギーの力をのせ―― 石を、 投げた。 豪速の石は島田の心臓を貫き、背後の壁で砕ける。 島田は大量の血を流し、その場に倒れた。 島田の視覚が最後に捉えたのは、遙か遠くに立つ人影だった。――泉……。 そして、力尽きた島田の死体を、銃を構えた警官たちが取り囲んだ。 ――こうして新一の一撃によって、島田秀雄による校内大量斬殺事件は幕引きを迎えたのだった。
凄ぇ。あんな倒し方があったとは。 しかし、あれを生け捕りは無理だろう。
すげえ!命中! 新一が野球部のエースになるほのぼの展開希望!
すげぇ、ほんとにすげぇ!すごく衝撃的だった。 けど、これだけは言わせて・・・ あのビルの絵はないだろ〜
そりゃまあ普通の神経じゃあの場所は通れないよな…
お姫様抱っこされてる村野がかわいい
こりゃあ必殺技と言って良いんじゃないか?
>>866 やっぱそこ気になるよな。
町の景色はすごい緻密なのに、ビルは四角に窓つけただけだもんな……
遠距離射撃ができるとは…敵の位置を確認してからなら無敵じゃないか
寄生獣も超身体能力は持ってないわけで、遠隔攻撃なら完全に 新一>寄生獣 だな。しかも安全。 ヤツらって3メートルジャンプや車並のスピードの脚力とかも持ってないよな? だとしたら、この先どんな寄生獣が襲ってきても、超スピードで逃げる→遠くから石攻撃で無敵じゃね?
>>872 つーか遠距離攻撃が無くても一対一なら新一はどんな寄生獣にも負けないだう
新一部分が強すぎるんだよな ミギーも例の4時間以外普通だし なんかこの先バトルやっても頭打ちな感じ
でも、この遠投可能なのか? 肩の振りとかは新一がやって、指先のコントロールはミギーがやったはずだけど、 ぶっつけ本番で300m向こうを狙うような細かい連携が出来るものなのか?
バトルより寄生獣についてバレ始めてる事についてが今後の展開のポイントか…
さすがに村野にはばれたろうしなあ
いやぁ……、これは凄い。 チャンバラだけが派手な戦闘じゃないって思い知らされた。 しかし、警察連中可哀想すぎるw 逃げたくたって逃げちゃ駄目だもんなぁ。
あのメガネの警官ってやっぱメガネちゃんの兄貴?
せめてサブマシンガンくらいないと寄生獣の相手はやってらんないな
>>879 俺も一瞬そう思ったが、どうだろう。
メガネのフレームは違ったが。
生け捕りだとそれなりの装備がいるよな、鋼糸編みこんだ魚網とかでなんとかなるんじゃない? それに粘性持たせれば。
裕子兄はもうちょっと鼻筋が通ってた気がするから、別人だと思う。 つーか自分がきっかけで兄まで死なせちゃったとしたら、裕子タンマジで生きてけないよ……
人間の力でも寄生獣倒せそうだな 集中砲火すればさすがにひとたまりも無いか いや体は人間なんだからあたりまえなんだけど なんか人間でもダメージ与えれたことに感動しちゃって
スゲェ!今回の展開は鳥肌立った
>>886 どうだろ?今回のは薬物にやられて不完全な状態だったから、銃が効いたのかも知れない。
もしも寄生獣の反応速度が銃弾に反応出来る位だったら、寄生部分ので防御されるかも。
しかし新一とミギーの遠投には驚いた。あれ、もしもボールだったら何km/h出せるんだろ?
島田の首から下は普通の人間なのにあんなに撃たれてなんで死ななかったんだろ 痛くないから動いていられただけか?
ショック死が存在しないからな 心臓に穴が空いても無理に動かせば少しは生き延びられる (投石がなければ)心肺機能不全じゃ死ななくて、失血死だろうなこれは
>>889 痛みを感じないからだろうなあ
最後の方はさすがにヨロヨロになってたし
それに加え、銃弾じゃ筋組織や骨を砕くには至らないからってのもあるだろうな 流石にもうちょっと銃口の大きい武器で関節破壊されたら、行動不能に陥る
893 :
マロン名無しさん :2006/03/04(土) 11:47:03 ID:kHrsgbdQ
>>875 今のシンイチのチカラに,ミギーの力が「まっすぐ」のったからだろ
>>888 現行のスナイパーライフルの有効射程距離が2.5kmとかではなかったっけ。
300m先の標的に当てるだけでも初速は最低でも300m/s以上だな。
時速1,080km/h。ほとんど音速ってこったw
ちなみに第一宇宙速度が7,900m/s。
石に指紋ついてるよなと思ったが 握ってたのは新一じゃなくてミギーだったから無問題なわけか?
指紋か。考えたことなかったぜ。 変形してるときは指紋ないんだろうな。 普段は再現してるかも。
しかし指紋があっても、皮脂成分とかが出てないと付着しないんじゃね?
石の砕け具合によってはそもそも指紋云々が無意味になってくるけどな
砕けてそう
そもそも人間が手で投げたなんて誰も思わないんじゃないか?
あのでかい穴も警官の誰かが開けたと思われてんだろうな
指紋はなくても波紋は打てそう
>>900 いや思わねーだろ!
現場と解剖との間で情報が行ったり来たりするうちに自然に明らかになると思う。
>>902 自然に「コレは誰かが石を投げた所為だ」ってなるか?
壁に跡は残ってるよな、確実に。
>>903 人間には出来ないから寄生獣がやった
ってなるかな?
今回の展開はぞくぞくした。 それでもいずれ力尽きると言われつつしぶとい島田 罪 なぜか感傷に浸るシンイチ 遠投バズーカ
何のために…か。 新一の心情寄生生物側に寄っていってるよなあ。 そこを引き止める存在になるのが村野なのか。
>>907 田宮令子の言ってた「混じってる」ってのは
その辺もあるのかな
>all 寄生獣に罪はあると思いますか?
それは人間のものさしで決めることなので俺は知りません
人間の常識を寄生獣に当てはめることが無理ってことだろ。
>>909 例えば、人里に下りてきた猪が畑を荒らしたり
熊が人を襲うことを考えた場合、人は「自分に害が及ぶから」これらを駆除する。
そこに「罪」という概念は必要ないように思う。
今のところ「害獣」以上でも以下でもないよな これが今後ひっくり返ることはあるのかな
いわゆる害獣はまあ、人間ほどの知性は持ってないものといえるけど、 その害獣が人間と同じくらいの知性を持っているならば、 人間側の対応に何らかの変化はありえるのかねえ。
寄生獣=害獣、で済ませられるか? 知能も思考も人格も姿も人間と同等なんだし 害獣というより殺傷能力が極めて高い武器を持った人間といったほうが近くないか
寄生獣=害獣は例えの話だろ どっちにしろ人間の法律で当てはめられる相手じゃない 寄生獣相手に「罪」と言ったところでどうにもならないし、 罰する罰しない以前にまず防衛するのにいっぱいいっぱいだから 「罪」とか「罰」とか言えるようになるのって、結局は支配出来る状態になってからだと思う
生物として人類と違うんだから、人間として扱うのには違和感が。 じゃあ知性あるこの生物を単純に害獣と言い切ってしまえるのか。 なんか変に深い話になってきてない?
公安も寄生生物の存在はうすうす感じてたんだな。 しかし、生け捕ってこいってあの科学者もちょっとマッド入ってそう。 お姫様抱っこされている村野のふくらはぎと太ももにハアハアしてしまいました。 ありがとうございました。
ありがとうございました。
本当にありがとうございました
どういたしまして。
>>918 新一が人間と寄生獣の垣根を越えようとしているor垣根の上にいる
っていう描写とか、両者は同一でもないが全く異質でもないっていう
曖昧なトコがあるんだよね
シンイチは・・・・・人間でいいよな?
両者のはざかいき(変換できない)だと思うよ それで悩むとこなかった?
はざかいきってなんだよ
端境期だな。
変換できないネタとしてはイマイチだったな
でも悩んでいるかとも思えばあまり気にしていないような所もあるし もう慣れてきたのかな、ミギーとの生活もすぐ慣れてたし
ミギーはいい奴だからな
あくまで自分が生き残るためなんだけどな
乙です もう4巻終わりそうなんだよね、月刊誌は展開早いな
乙です。 コミックス買うか迷ってた人は、もう買っただろうな?
乙 今スレも新しい発見があったり、いろいろと考えさせられたりで楽しかったよ
乙! 皆さん目のつけ所がよすぎでした!
このスレの考察は深い深いw
>>915 >知性
知性の高い鯨やイルカを食ってる民族が
世界会議の場でペンキかけられたりするよ。
罪悪感なんてのもしょせんは人間のエゴに満ちた感傷でしかない
>>909 まして罪悪の基準なんてものは
もっと露骨にエゴな思惑を秘めてることがあるからな
島田事件の時、新一の助けが来るまでに村野が生き残れてたのにはちゃんと理由があったんだね このスレのおかげで気づいたよ そういう細かいとこまで配慮されてる漫画はいいね
本当の展開からかなり外れているけど、いかにもありそうな展開を考えるのがうまい
>>932 乙です。
動物の人間の違いというか、人間が違うと思い込んでいるところというか。
そんなことをない頭で考えたスレでした。
じっくり読んでこのスレで追ってると色々気付かされてより深く楽しめる。
次は加奈か……。大変だ……。
しっかしこの漫画は一話のボリュームが多くて どこから語っていいか毎回悩む
二日あるんだから片っ端から語ればいいじゃない
乙でふ あまり話に入れなかったけど面白かったよ 新一のビルからの遠投シーンのビル絵には突っ込みたかったような… 絵、上手いんだか下手なんだかよく分からない作者だね
新スレおつおつ はざかいきって言葉あんまり使わないかな 私携帯メインだから変換出ないとひらがなにしちゃうんだ、ゴメスよ sweetは漢字マジ出ないまくりなんで 次スレはちゃんとPCから参加しようと思います しかし、加奈たんのときは辛いなあ。一番好きな子だから辛い。