(o^v^o) ぱにぽに de 学級崩壊 (*゚∀゚*)
933 :
907:2006/03/04(土) 16:16:06 ID:???
くるみは一人、今日もウサギ小屋でひざを抱えている。
くるみ「はぁ・・・」
いつもの溜息。だが、徐々に溜息の頻度は減ってきていた。
それは、数日前に玲に相談に付き合ってもらってからだった。
玲「ちょっといいか、くるみ」
くるみ「・・・ぇ?」
その日もウサギ小屋に篭っていたクルミに、突然玲が話しかけてきた。
いったい何なのだろうか。
玲「・・・なんかもう、ほんとにボロボロだな・・・」
かつてくるみをいじめた相手から出る言葉だとは思えなかったが、その口調は
かなり深刻そうだ。しかもいつもは通り過ぎて言ってしまうだけのウサギ小屋
の中にまで入ってきて、自分の横に腰掛けている。本当に心配してくれている
ように感じられた。
くるみ「・・・うぅん。大丈夫・・・悪いのは私だしね」
玲「・・・・・・」
この言葉に、玲は黙ってしまう。兄である修に対しての言葉だったのだが、
玲にはそれが皮肉に聞こえてしまったようだ。
くるみ「ぁ、いや、そういうことじゃなくてね・・・なんというか・・・」
玲「なぁ、くるみ」
くるみ「なに?」
くるみは、友達といるときは極力明るく振舞うことにしている。今も疲れを
必死に隠しながら話そうとていた。・・・実際、隠せてなどいなかったが。
玲「まず、その明るく振舞うのはやめろ。隠せてないから。それと、ベッキー
も姫子もかなり心配してるんだ。無理にではなく自然に接して欲しいとも
言ってたな。それにくるみ。私たちが仕掛けたことで言うのは変だと思う
が・・・そんなに気にすることもないと思うぞ。くるみがその・・・修の
ことを追いかけていたときは、少なからず地味じゃなかったんだからさ」
934 :
907:2006/03/04(土) 16:17:48 ID:???
それを聞いて、くるみは少し心が休まる。そういえば、そうだ。学校内でも
目立ったことをしていたのだから、間違いなく地味ではない。こんな事で気
持ちが楽になるところは、くるみらしかった。
そんな例の話を聞いているうちに、くるみは徐々に考え方がプラスに動いて
くるようになるの自分でも感じられた。玲は、相手の気持ちをどん底まで突き
落とすのもうまいが、相手の気持ちを上げることもうまい。
くるみ「そだね・・・ありがと、玲。私もちょっと頑張ってみるわ」
玲「だから頑張んなくてもいいんだって」
くるみ「あ・・・そっか・・・」
玲「お前な・・・」
くるみ「・・・・・・はっ・・・ぁははは・・・」
玲「・・・・ふふふ・・ふっ・・・ふふふははは」
気づくと、くるみはなぜかおかしくなって笑っていた。自分もなぜ笑っている
のか分からなかったが、玲もつられて笑い出す。
くるみと玲は笑っていた。
あの頃から、なんとなく吹っ切れた気がする。徐々に症状も軽くなってきてい
るし、もうすぐこのウサギ小屋からも出られそうだ。
・・・だが、元に戻ったあの日から感じ始めていた心の違和感は、時間がたつ
ごとに広がっていっている。
何かがもの足りない。心が、何かを求めていた。それなのに、頭はそれを考え
ることを否定している。まるでそんなものは無いと言い張るかのように。必死
に隠そうとしているかのように・・・
935 :
907:2006/03/04(土) 16:20:47 ID:???
それからさらに数日がたった。修は今、厚さ数ミリの紙の束と格闘している。生徒会の仕事の一つで、プリントをまとめなければならないのだ。しかも締め切りは近い。
修「・・・ふぅ・・・」
ここで仕事に一区切りがつく。少し休憩にすることにした。だが、休憩と
いってもただ腕を休めて窓の外を眺めるだけだったが。
空をぼけっと眺めていたら、思考が勝手に動き、考えないようにしていた事に
意識が向く。しかしそれに、修自身は気づいていない。
最近、くるみは徐々に元気を取り戻しつつあるのが分かった。くるみも修を
あまり避けなくなっていたし、確実に顔を合わせる時間も増えている。顔には
出さないが、それが修にはたまらなく嬉しかった。
もうくるみは自分を追っかけてはこないが、今の自分にはそれで十分だ。その
ことを考えている間は、それだけで落ち着くことが出来る。
くるみがただそばにいてくれれば、それでいい。
と、そこまで考えたとき、廊下から靴音が聞こえ、思考が元に戻される。
その直後の修は、2つの驚きを隠せなった。
一つ目は、廊下にくるみが立っていたこと。
二つ目は、今時分が考えていたこと。
一つ目の驚きは、すぐに解消されることとなる。
くるみ「あ、兄貴か・・・忘れ物しちゃってさ」
そういうと、くるみ自分の教室―1年C組に向かって歩いていった。
問題は二つ目だ。おちついて、今自分が考えていたことを整理するが、どうし
ても落ち着くことが出来ない。
いや、実際には結論には行き着いているのだ。
俺は、妹であるくるみのことが・・・
936 :
907:2006/03/04(土) 16:23:08 ID:???
しかしここまで考えると、どうしてもその結論を否定してしまう。いや、否定
せざるを得なくなる。こうして修は完全に混乱しきっていた。自分で勝手に、
思考の無限ループにはまっていた。
くるみ「ねぇ」
修「うぁっ!」
くるみ「きゃぁっ!」
くるみに突然話しかけられた驚きのあまり、修は大声を出していた。それに
さらに驚いたくるみも、小さな悲鳴を上げる。
修「な、なんだ、いきなり・・・」
くるみ「もう・・・こっちがびっくりしちゃった・・・。」
修「忘れ物はもう取ったんだろ?かえらなくていいのか?」
くるみ「いや、今日はバイトもないし・・・ひまだから、ちょっと手伝って
あげようかなって」
くるみにしてはやけに珍しい事をいう。
くるみ「邪魔なら帰るけど・・・」
修「あ、いや、助かる。ちょうど締め切りが近くて大変なんだよ・・・」
ここでやっと修はまともな会話を返す事が出来た。
くるみは机を動かしはじめる。
修「?なにやってんだ、くるみ」
くるみ「兄貴、素人にこんなの一人で書かせる気?」
修「あぁ、わりぃ。気がつかなかった」
向かい合わせになるように、机をくっつける。そして当然、くるみは向かい
側に座った。
適当な指示を出すと、それに習って腕を動かし始める。だが、そんなくるみを
修は直視する事が出来ない。
937 :
907:2006/03/04(土) 16:25:56 ID:???
一度気づいてしまうと、もうどうしようもないのだ。その事以外にもう何も
考えられない。
考えないようにしていた思いが、すべて波のように押し寄せる。いまは、
本気でくるみの事を愛おしく感じていた。たとえそれが妹でも。
そんな事を今のくるみに言ったら、いったいどんな反応を返されるのだろうか?
この間までのくるみであったなら、喜んで抱きついてキスでもしてくるだろう。
だが、今のくるみは、常識というのをしっかりとわきまえている。だからこそ
自己嫌悪にも陥るし、こうして今目の前にも座っているのだ。
俺は、一体どうすればいいのだろうか?
ただなんとなく、声をかけてみた。兄貴といつまでもギクシャクしているのは
嫌だったし、そういうのは弱かった。だから今、机をはさんで向かい合っているのだ。
つい最近まで追いかけ続けていた相手と、向かい合っている。
なんだか、妙な感じだった。なんとなく・・・どきどきする感じ。
しかしくるみもまた、ここではっとなった。間違いなく、どきどきすると感じた。
だが、いったい何に?兄貴が自分にキスをしてきた事を思い出して?そんなの
私が壊れる前の話だ。自分が今までやってきた事が恥ずかしくて?いや、それは
もう吹っ切れつつある。
それともう一つ。兄貴といるときは、あの心に感じる違和感をまったく感じなかった。
まるで、心が満たされる感じ。
938 :
907:2006/03/04(土) 16:27:30 ID:???
やはり・・・自分は・・・
だが、ここまで来て、考えるのをやめた。もし、いま自分が壊れているだけ
だとしたら。もし、またこの感情から目が覚めたら。その事を考えると、
体の奥底から恐怖を感じる。もう、あんな思いはしたくない。
そこまで考えたとき、くるみに声がかかった。
修「なぁ、くるみ」
くるみは顔を上げる。兄貴はというと窓の外を眺めながら話しかけていた。
修「ちょっとさ・・・よくよく考えて、俺も気が変わった」
くるみ「ん?何のこと?」
修「ほら、くるみがこの前言ってだだろ?なんか償いがしたいみたいな事」
くるみはこちらを見つめてくる。修は正面からくるみを見ることが出来ずに、
窓の外を向いたままだ。
くるみ「ああ、うん。でも、そのときはそんなのはいいからとか言って
なかったっけ?」
修「言ったな。だから、気が変わったんだよ」
939 :
907:2006/03/04(土) 16:31:32 ID:???
くるみ「え?何?どゆこと・・・?」
くるみはさらに身を乗り出す。そんなくるみの方を今度こそ向くと、修は立ち
上がりくるみに近づく。
そしていきなり、修の唇をくるみの唇へと重ねた。
それは、いつかの様に突然実行した。ただ、違ったのは自分を突き動かしたもの。
修は、あれこれ考えた末、自分の思い自体を受け入れる事にした。
まがりなきにも、修がくるみに対して持った感情は本物だったし、なにより
このごに及んで歯止めが利かなくなっていた。
気づいたら、既に唇を重ねていた。
そのキスは前に自分からキスしたときよりも長く、暖かく、甘かった。
一度唇を離す。
修「ごめん、くるみ」
くるみ「・・・・・・」
修「俺さ、おかしいみたいなんだよ。自分の妹を好きになるなんてな。しかも、
くるみが元に戻った後に好きになるってさ、本当にバカだよな・・・」
くるみ「・・・・・」
修「だけど・・どんだけ馬鹿なやつだと思われてもいい。変態だとも、頭が
おかしいと思われてもいい。ただ・・・今日だけ、いや、今だけでいいんだ。
くるみに付き合ってやらなかった俺が言うのも傲慢だけど、今だけ、
俺のわがままに付き合ってほしい・・・」
くるみ「・・・・・・」
修「・・・・・・」
くるみは黙ったままだ。自分は下をうつむいているので、くるみの表情を確認
することは出来ない。
やっぱり駄目か。当たり前だ。普通ならこんな考えは通るわけが無い。実際
自分も拒絶し続けたのだから。
その時、ゆっくりと、くるみの口が開いた。
940 :
907:2006/03/04(土) 16:36:20 ID:???
いきなりだった。瞬きをした間に、もう目の前に兄貴の顔があった。そんな感じ。
一瞬で頭の中が真っ白になって、すぐに何も考えられなくなる。
ただ、そこにはこの瞬間が一生続けばいいのにと思う自分がいた。
もう、焦ることはなかった。戸惑う事もなかった。兄貴も同じ考えなら、別に
そんなこと気にするような事じゃない。バカ兄妹だと言われてもかまう事はない。
実際それでいいのだ。この瞬間が永遠に続くのなら、どれだけ自分が罵られ
ようともかまわない。そう思う。あぁ、やはり私は病気なのだろうか?
しかし、そんなひとときも終わりを迎える。兄貴が唇を離したから。
しかも、直後にはあろうことか自分をけなし始めていた。それが先ほどまで
自分が考えていた内容と驚くほど似ていて、やはり兄妹なんだなと痛感する。
それがそこはかとなく面白くて、体から力が、ふっと抜けた。
兄貴が一通り話し終えてから少し間をおいて、今度は自分の答えをいってみることにする。
くるみ「・・・わたしだって、同じだよ。というより、多分病気だね。でも、
私も兄貴が私を想うのと同じくらい兄貴の事が好きだから。・・・今
だけじゃなくて、この先も、ずっと、ね」
修「ほん・・・とう、か?くるみ」
くるみ「私が嘘突くと想う?これでも兄貴の妹なんだよ?」
修「は・・ハハ・・とんだバカ兄妹だな」
また自分が考えた事と同じことを言っている。
くるみ「私はバカでも何でも構わない。だから・・・」
そう言って、今度は立ち上がる形でくるみから唇を寄せる。今度はなかなか
離れなかった。
やっと修を解放して、寄りかかりながら修の胸に顔をうずめる。
そんなくるみに対して、修は優しく肩を包んだ。
くるみ「今度は、絶対に元に戻さないでね」
太陽は既に傾き、赤い光となって学校を、道路を、照らしている。
その道の真ん中を、二人の兄妹が仲良く歩いていた。肩を寄せ合い、
手を握り合いながら。
そんな光景を眺める、手すりに寄りかかる2つの人影を、西日がうつし出している。
響『こちら001。2人は校門を出ました。追跡しますか?』
玲「いや、いい。今回の任務はこれで終了だ。ごくろうだったな」
そういうと、玲はイヤホンマイクをはずす。ストーカー技術に長けた諜報部は、
ある程度の情報と交換で、既に手なずけてあった。
玲「結局、私たちが関わるとこういうオチになってしまうのか」
一条「これでいいんでしょうか?」
玲「あぁ。ベッキーの頼みはとりあえず達成した事だしな」
玲と一条がここにいるのは、訳がある。
くるみが記憶をなくしてから数日後、ベッキーはくるみのあまりの惨めさに
耐えられなくなり、学級委員の一条に何とかしてくれと泣きついたのだ。
一条はくるみをあんなふうにしてしまった事に少なからず自分が関与している
ので、ベッキーがそれを知らないとしても断る事が出来なかった。そこで、
一条は一人では難しいと玲にも援護を求めたのだ。玲はくるみの件に関しては
特に何も感じていないようだったが、以前に一条にあった借りを返すためにと
快諾してくれた。
そして、2人が元気付けの薬に選んだのが修。それがどう影響したのか分から
ないが、結果としてこのような事態の一部始終を目撃することになったのだ。
2人が下を見下ろすと、そこにはくるみと修が手を繋いで歩いているのが見える。
玲「なんか・・・まぶしいな・・・」
玲が呟いたのは、屋上を照らす光に対してか、それとも2人の後姿にか。
一条「えぇ・・・まぶしいですね。・・・うらやましいくらい・・・」
玲「ん?一条、何かいったか?」
一条「はい?なんでもないですよ?」
玲「そうか、ならいいんだが」
一条「・・・玲さん」
玲「なんだ?・・・・・・!」
そこに、先ほどまで別の場所で繰り広げられていた光景が再現される。
横に振り向いた玲が、一条にキスをされていた。
しばらくして、一条のほうから離れる。
玲「・・・・・・。どうした、一条」
最初はさすがに驚いたようだった玲も、口調はいつものクールさを取り戻して
いた・・・顔は真っ赤ではあったが。
一条「・・・玲さんがカッコイイと思ってしまったので、キスをさせて頂き
ました。迷惑ですか?」
いたって普通な口調の一条はもう柵に寄りかかる体勢に戻っている。その表情
は陽の光によってよくわからない。
さすがの玲にも、なぜ一条が自分のことを好きになったのか分からなかった。
確かに一条と玲が共に行動する時間は増えてはいたが、意外なことには変わり
がない。
玲「・・・フフッ・・・結局、私たちも、あの2人と変わらないじゃないか」
一条「・・・私たち、ですか?」
玲はいたって冷静な感想を漏らしていた。そんな言葉に反応を示し、一条が
玲のほうに向きなおる。
その顔が玲には赤く見えたのは、屋上を照らす光のせいか、それとも・・・・・・
全てを知るのは、4人を見下ろす赤い太陽だけだった・・・
・・・ちなみに、修の取り付けた鍵は、まだ取り外していない。
ただ、今度はくるみの進入を妨げるためではなく、くるみと修がいる部屋に
邪魔が入らないために使われている・・・・・・
以上です。もうめちゃくちゃですね・゚・(ノД`)・゚・
既に純愛物とかいう設定は残っているか怪しいですし・・・
それに加えて、今回もかなり無理やりなオチ(?)・・・
やはりここまでがリア厨の限界か・・・orz
一条「自殺しますか?」
「えぇ、是非」
944 :
マロン名無しさん:2006/03/04(土) 17:00:07 ID:R8Y45r2y
>>928 漫画オチとか夢オチのほうがやっぱり後味が良い特に猟奇は。ナイスな展開乙。
>>921 普通に良作しかも面白いと来たもんだ。とりあえずワクテカしながら待ってる
母「姫子〜。おきなさーい、遅刻するわよー。ほーら!お母さんも忙しいんだから!!」
姫子(う〜ん・・・。なによ、忙しいんなら起こしてくれなくてもいいのに・・・。どうせ学校行っても、また・・・・・)
私の名前は『片桐姫子』。高校1年生。
なぜか私はいじめられている・・・。
そのイジメのせいで、私はいつも一人・・・。友達なんかできやしない・・・。
自分でもイジメられる理由すら全くわからない。どうせまた今日もいじめられるんだ・・・・・。
私は教室に入った。すると、みんなは無言になりシーンと沈黙した教室の中・・・・。
すると、イジメのリーダー的存在の『橘玲』が来た。
その仲間、『桃瀬くるみ』、『上原都』も来た。私はどきどきしていた。すると
玲「よぉー。姫子。元気かー?」 と、言いながら近づいてきた。私は、こう返事をした。
姫子「元気だよ・・・。」 すると
くるみ「おやおや?何だ?その返事は?もっとさー、奴隷は奴隷らしくしてよ♪」 と言われた。 私は言い直した。
姫子「すみません。元気です・・・・・。」すると 都「よーし、じゃまた後で★」私はやっと開放されたと思った。
しかし、コレだけで一日のイジメは終わるはずもないのだ。
昼休み
また有希たちが近づいてきた。
玲「ねー、姫子、今日の学食美味しそうじゃない??」姫子「えっ、あっ、そうですね・・・・」
くるみ「んー、コレでも十分美味しそうに見えるけどさー、コレ入れたらもっと美味しくなるよ?w」
そして、私のスープの中に消しゴムのかすを入れ始めた。
姫子(えっ!なんでこんなことするの!?やめてよ!!なんで私だけが・・・)
玲「あー!マジおいしそー♪ねー、食べてみてよっ♪」姫子「えっ、でっ、でも・・・こんなのだべられませんよ!!」
都「何っ!?なんか文句でもあるわけ?!」姫子「・・・・いいえ・・・。何でもありません・・・・。
くるみ「ねー、ならさー、早く食べてくれる??w」姫子「・・・・・。」
くるみ「ほーらっ!」その時、無理やり私はそのスープを飲まされた・・・。
姫子「ゴホッ・・・・・ゲホッ・・・・」玲「あー、おもしろーいwねー
姫子、おいしーい?w」姫子「え、ええ。お、おいしいです・・・。」
是非、修×くるみの続編を
乙女を虐めてやりたいのだがいいネタが浮かばない(´・ω・`)
949 :
マロン名無しさん:2006/03/04(土) 18:10:22 ID:R8Y45r2y
ヒント:鈴音×乙女+aで早乙女
主犯やっぱりメガネ
おい乙女なんか最近調子に乗り過ぎでないのかコラ?って感じ。
「ちっちゃくなーれ、ちっちゃくなーれ」
「おおおおい鈴……うぎゃっ! やぶはっ……おげっ…… ヴチュブチャ」」
鈴音のハンマーが振り下ろされるたび、乙女の身体はつぶれ、ひしゃげて、小さくなっていった。
「よいしょー!」
あとに残ったのは厚さ2センチほどの肉塊だった。
鈴音は手の甲で汗をぬぐい、スポーツドリンクの500ml缶を開けて一息に飲み干す。
日差しの下ですっかり温くなっていたが、温度が体温に近づいた事で吸収は良くなっていた。
「五臓六腑にしみわたるー」
「……というわけで絵にしてみただけどどーカナ?」
姫子の力作に、レベッカは満面の笑みとともに答えた。
「ダメダヨ♪」
953 :
マロン名無しさん:2006/03/04(土) 23:25:15 ID:uUDssFhJ
>>952 だるまベッキー・・・
鬱になったorz
>>952 久しぶりに ワ ラ タ w
センスあるな作者ww
955 :
マロン名無しさん:2006/03/05(日) 00:10:54 ID:wFZMXCbZ
この手のスレを見て思ったこと。
日常なんて簡単に崩せるものだと。
犬神 「おまえだ、いつもいつも脇から見ているだけで生徒をもてあそんで!」
ジジイ 「勝てると思うな、悪魔の子!」
犬神 「許せないんだ、俺の命に代えても、体に代えても、こいつだけは!
分かるはずだ、こういう老いぼれは生かしておいちゃいけないって
分かるはずだ、みんな、みんなには分かるはずだ!」
南条「焦り過ぎですわ。だからいけないの」
宮田「老害がいるんだよ。その時はどうすればいいの?」
犬神 「俺の体をみんなに貸す!」
南条「それでいいのよ、犬神君……」
メディア 「現実の世界での生き死にに拘るから、一つのことに拘るんです」
芹沢「やめろッ!」
犬神「まだそんなことを言う!」
来栖「芹沢さん、どいてください!」
ベホイミ「そうだ、お前には分からない」
メディア「今は、犬神さんに任せましょう」
芹沢「やめろよ。一応、アレでも先生だろっ!?」
犬神 「21世紀という時代にはいてはならない男だ。分かってくれ、芹沢」
ベホイミ 「なんでそう、頭だけで考えるんスか……そんなんじゃ疲れるばかりっスよ」
芹沢「だって……そうしないと、内申書が……」
来栖 「犬神さんが見ているものを見てください。誰とだって、すぐにこうして分かりあえるんです」
芹沢「本当?」
来栖 「はいっ!」
ジジイ 「犬神が、どうしたんじゃ! ワシの知らない毒電波でも受信しているいうのか?」
犬神 「分かるまい! 教職を遊びにしているジジイには、この俺の体を通して出る力が!」
ジジイ 「体を通して出る力? そんなものが、ワシの年金を上げてくれるのでもいうのか!」
メディア「犬神さんは、その力を表現してくれる技を持っています」
一条さん「メガネビームですね?」
ジジイ 「メガネビーム!?」
犬神「まだ、抵抗するのなら! うおおぉぉぉぉぉ!」
ジジイ 「ミゼット動け、ミゼットなぜ動かん!?
うおっ! うおお、うおおぉぉっ! ミゼット、なぜ動かんのじゃっ!」
犬神 「こ こ か ら い な く な れ !!」
957 :
マロン名無しさん:2006/03/05(日) 00:22:36 ID:+IODSxxt
>>955 だがそんな事にも気がつかないDQNが多いんだよ、と語ってみる。
あと、だるまベッキーは続きがあるなら見てみたい。
めでたく950を越えた訳だが……
このペースだと容量オーバーせず使い切れそうだけど次スレはどうする?
立ててくれ
>>952 このシリーズぶっちゃけ好きだ
背中にぞぞぞっとクるものがある・・・
エロパロのようにSSの保管庫作ったほうがいいと思うのだが。
みんな凄いな
どこからネタが湧き出てるんだ?w
海に臨むホテルの一室。
シャワーの音が止まってしばらく経っているけれど、扉はまだ開かない。名は体を表すが如く、犬がおあずけを食らっているようだと思った。
持ってきた本はあらかた読み終わってしまったし、テレビも東京とはだいぶ違っている。
テーブルのバナナを剥いて口に運ぶ。スウィートルームでこそないが上等な部屋だからなのか、宿泊客がオーナー一族だからなのか、各所に気配りが行き届いていると感じる。
何度目だろうか。バスルームの扉に目をやると、ノブが下がって、その先に私がいても当たらないようにゆっくりとした速さでドアが開いた。
「お待たせ、雅」
「ううん、大丈夫です、操さん」
扉が開いて彼女が出てきた途端、部屋の空気が変わるのは、最上級のシャンプーやボディソープの香り以上に、彼女自体の魅力のせいだと思う。
窓からの夕日が操さんの金髪にキラキラと反射して、とても綺麗だった。
「あなたの髪……とても綺麗よ」
「ありがとうございます。操さんもとても綺麗です」
中学校から伸ばしはじめた髪は、憧れの桃月学園に入学する頃には操さんと同じくらいの長さになっていた。
もっとも、操さんのように綺麗な縦ロールには、残念ながらできなかった。
そのかわり、今では私は操さんの輝く金の髪を一番近くで触る事ができる。撫でる事ができる。
幼い頃の私は、色々なものを溜め込んでは爆発させ、はじめて操さんと出会った時にも暴走状態で大変迷惑をかけた。
私が溜め込んだエネルギーを暴走ではなく、正の行動力エネルギーに換えられるようになったのは高校の頃だった。
操さんと動物園に行った帰り、台風で電車が止まったせいで泊まったホテルで、操さんが私の気持ちを受け止めてくれたのと同じ頃なのは、偶然じゃないと思う。
>>947 これ以上続けようとすると、エロパロ化してしまう危険性があると考えるのは自分だけ?
それとも、エロくても鬱になれば何でもありか?
>>968 ネタ×→こじつけorz
俺の場合だけどね・・・
操さんは大学在学中から南条財閥を継ぐための修行の一貫として会社を興した。
南条財閥との関わりを持たない状態でも経営は順調で、時々『財閥に戻らないでこのままやっていこうかしら』なんて冗談を言う。
契約交渉の出張にあたり、荷物持ち兼秘書兼雑用係として日給五千円で雇われたのが私こと犬神雅だが、それは建前で、私を旅行に連れて来てくれたのは明らかだった。
「明日は一日オフだから水族館に行きましょう。イルカさんに餌をあげられるんだって」
「ガイドブックで読みました。楽しみですね」
「ええ……でもその前に…… ここに猛獣がいるみたいね」
「やだ操さん……その猛獣はもう首輪をつけられてるじゃないですか」
「こんなふうに?」
操さんの手が私の髪をくぐりながらうなじにたどり着いた時、携帯電話の着メロが鳴った。
桃月学園1年D組がバンドを組んで音楽祭で披露したのがはじまりで、来栖柚子監督の『ロボ子とメカドジラ』の主題歌として芹沢茜さ
んが歌った『ピーチムーン・ラブ』 私の一番好きな曲だ。
「ごめんね雅。
もしもし、上原さん?」
上原都さんは操さんのお友達で、一足早く長者番付のメンバーだ。
十九歳の時に『勉強しない勉強法』を出版し、翌年には五十万部のベストセラー。『続・勉強しない勉強法』『上原都式ドリル』と大ヒットを飛ばし、『努力しない成功法』でついに百二十万部を売り上げた。
「あら……そうなの? なんだか寂しいわね。……ふふ、わかってるわ。それじゃ、また……」
「上原さん、お元気でしたか?」
「ええ。予定より早くお金を返してくれるそうよ」
「上原さん、すごいですもんね」
上原さんは操さんから二千万円借りて、自らの成功ノウハウを世に広めるため『上原都塾』を設立した。会員は日本と東南アジアで三百万人に達し、インドやヨーロッパへの進出も決定している。
電話は切れたが、そのままさっきの続きをするのは恥ずかしくてテレビを点ける。
「あ、桃瀬さん出てますね」
桃瀬くるみさんは上原さんの高校時代の同級生で、今を輝くトップアイドルだ。その彼女が来栖柚子監督の映画で主演するという事で話題になっている。
「あら雅ったら……桃瀬さんなら最近毎日見掛けるじゃない。それにしても……」
「派手な衣装ですよね」
U−MANAブランドの衣装を身にまとったその姿は一言で表すなら『派手』になる。どのように、どれくらい派手かというと…… 筆舌に尽くし難いという言葉が相応しいだろう。
チャンネルを変えるとバスケットボールの試合を中継していた。そういえば衛星放送は全国共通だ。
対戦しているのは南条財閥が背中に出資している東京ピーチムーンと、札幌リークツナ。
ピーチムーンの主将は秋山乙女さん。二メートル近い長身を活かしたプレイで日本を金メダルに導いた名プレイヤーだ。
彼女の身長を十七歳から急激に伸ばしたのは白鳥鈴音さんの秘孔技術によるものだという。その鈴音さんは望ちゃんのお姉さんと一緒にスロベニアにいるという話を望ちゃんから聞いた。
そうだ。望ちゃんへのお土産、何がいいかな。
「雅。犬神くん……元気かしら」
少し湿りけを帯びた声で操さんが訊いてきた。テレビを消して答える。
「ええ。毎日メールが来ますよ」お兄ちゃんはおじいちゃんの祖国ドイツで動物の研究をしている。
「そう。良かった」
「操さん…… まだお兄ちゃんの事が?」
操さんは首を横に振る。私の大好きな金の髪が揺れる。
「私が好きなのは……」私の首輪を繋ぐ鎖が耳元で囁かれる。
「あなたよ。雅」
白いベッドの上で、紅い夕日の中。金と銀の髪が混ざり合う。
「あのー、いいですか?」
6号鈴木さやかさんが右手を挙げた。
「何よ、いいところなのに。……早くおっしゃい」
「これって学級崩壊じゃなくて、キャラ崩壊じゃないですか?」
画面が止まり、亀裂が入った。
その亀裂は電光の如く疾く広がり、見る見るうちに桃月学園は崩壊していった。宇宙人達のテクノロジーをもってしても、この惨事を止める事はできなかった。
「……崩壊してしもうたのう」
「ええ、跡形もなく……」
「うー飲み過ぎたー頭いてー」
こんな時でも五十嵐は二日酔いだった。ジジイと早乙女は二秒ほど顔を見合わせてから咳払いをして、また崩壊した校舎に目をやった。
「大丈夫ですよ!」
その時、レベッカ宮本が、年相応の明るさで言った。
「学校は建物じゃない…… 生徒と先生と……ひとの繋がりです。場所なんかどこでもいいんだ。私達がいれば!」
レベッカの声に、呆然と瓦礫を見ていた一同が立ち上がった。
「そうだ……」
「俺達の」
「私達の」
「みんなの」
「桃月学園はこれからだ!」
駅前のファーストフード、三階禁煙席にて。
私が観葉植物や通行人を見るのにも飽きてきた頃、映研部長はようやく読み終えたようだった。
「これでいいかしら?」
「はいー、とってもすっごくいいと思いまーす」
「本当に? あなたの事だからまたつまらないと言えずにそう言ってるんじゃないの?」
「そんな事ないですよー」
「ならいいけど。じゃあこれで完成という事で……」
『演劇部映研合同作品作ろうぜ作戦』のあとも、私は個人的に頼まれて映研の脚本を書いていた。
「いい? くれぐれも、あなたが書いた事にするのよ?」
「はーい大丈夫でーす!」
「お願いよ。私達ふたりの秘密だからね」
表向きは麻里亜の脚本という事になっている。バレたらいろいろと面倒な事になる。
仕事量が二倍になったのは少し辛かったが、それ以上に対立する二つの部が私の脚本を演る、私のてのひらの上で踊るのが楽しかった。
「お疲れ様でした。なにか食べますか?」
「そうね。桃月見バーガーのサラダセットをアイスコーヒーで。シロップとクリームは要らないわ」
「わかりましたー! じゃあ買って来ますねー」
麻里亜の背中がレジカウンターに向かう。角を曲がる前に歩を緩めるのが円とは対照的だ。
そのおかげで、ちょうど曲がってきた眼鏡と、メイド服と、犬パペットの三人組にぶつからずにすんだようだ。知り合いだろうか、会釈
して列に向かう。
「『私達ふたりの秘密』……か……」
でも私にも、彼女にも、お互い秘密はもうひとつある。
(……そうよね? 真尋さん)
あなたは、気付かないふりをしているけど。
生徒会と映研で手が放せない麻里亜の代わりに妹のふりをして私に会いに来ていたから気付いても言えなかったのだろうけど。
中学の時の事だ。中学の演劇部では学区内の小学校で出張公演していたのだが、私がはじめて脚本を書いた劇が、その演目に選ばれた。
今思えば不出来な脚本だった。つまらないと口に出して言う事は教師に禁じられているのだろう、耳にする事はほとんどなかったが、
居眠りしたりよそ見したりする子が多かった。人手不足で私も役者で出ていたので、反応をダイレクトに感じて辛かった。
円が激怒していたのは身長で負けた事もあるだろうが、そんな子供達の態度のせいでもあるだろう。
そんな中、熱心に、真剣に見てくれるひとがいた。
それが真尋さんだった。
去年の入学式で麻里亜を目にした時は夢かと思った。あのひとの妹と一緒に劇を演りたかった。
でも、麻里亜はあろう事かあの映研に行ってしまった。
(馬鹿ね)
私の脚本なんかじゃ、映研を崩壊させたりなんてできっこない。
もしうまく映研が崩壊して廃部になって、万が一麻里亜が演劇部の門を叩いてくれたとしても、
円は絶対に麻里亜と一緒に演じたりしないだろう。
それに、麻里亜は真尋さんじゃない。
それでも。麻里亜が、真尋さんに少しでも私の話をしてくれたら。
こうして入れ代わってる真尋さんに、私の大好きな演劇の話を聞いてもらえたら……
それで、私はよかった。
真尋さんが戻ってくる前に、ノートパソコンの液晶画面に、くちびるを撫でた指で書く。
麻生真尋さんに捧げる
と。
>>968 実際の事件から連想する事もあるし、マンガやアニメを読んでて思いつく事もある。
いつもそんな事を考えていれば夢に見たりもするし。
心の奥底に澱んでて、それが湧き出てくるのかも……
「どうですか? 先輩」
「うん……そうね……」
学級委員というよりも図書委員としての意見を期待されている事を理解してか、大森みのりはしばし考えてから口を開いた。
「詰め込み過ぎて、肝腎の内容が無いかしら…… 好きなキャラを全員出したいという気持ちは伝わるのだけれど……」
「それに」みのりの言葉が終わるや朝比奈英里子が続ける。
「百合ばっかりで鬼畜もいじめもありませんね。仮にも猟奇スレなんだからしっかりしてもらわないと!」
額に青筋を立てて立ち上がり机を拳で叩く英里子に、雪絵は微笑んで言った。
「そうね、皆殺しにすればいいのにね」
「そこまでは不要です」雪絵の言葉に毒気を抜かれた英里子は顔をしかめて座り直す。
「大丈夫だって、心配いらないわ」
「何が大丈夫なんですか」
「きっと次スレでは口では言えない程のものすごい方法でいじめ倒してくれるわ」
「は?」
「とんでもない程のドMの朝比奈さんも安心ね」
朝比奈がなにか叫んだが、雪絵は無視して会場を見回した。由香と千夏も姿勢を正しタイを締め直す。
「では今回は今スレの内容を元に各自書き込み内容を考えてきてもらって、早急に次スレで書き込みましょう」
「それでは今回の書き込みはこれで終了とします」
みのりと雪絵の挨拶ののち、委員長達は帰途についたり、部活に行ったり、会議室から各自思いおもいの場所へ散らばって行った。
そんな中、みのりは定位置に座ったままなにか考え込んで動こうとしない。
「どうしました、先輩?」
雪絵が問うたのでみのりは顔を上げて訊いた。
「……百合って何?」
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雪絵?由香?英理子?
981 :
マロン名無しさん:2006/03/05(日) 20:20:31 ID:9THtj4L5
>>981 ということは原作に出てるキャラ達か。
アニメしか観てなかったので気付かなかったよスマソ。