将軍=錵山
先生=柊
タラコ=白の王≠銀子タン
ウンコ=鬱金王(日本国王)
エジ=エジプト
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BASARA連載中 part3より
441 名前:マロン名無しさん 投稿日:2005/10/05(水) 00:09 ID:???
刺客は放たれた。新しい国という夢が叶ったら何を得るのかと尋ねる白の王に荻原は答える。「自己満足」
荻原は思う。新しい国を夢見た時は過ぎた。なぜならそれはもう始まっているから。
いつかおまえの人生はなんだったかときかれたら、こう答えられればそれでいい。
「エジプトのようであった」と
テーマソング
「関白宣言」(さだまさし)
MADARA・白の話─無花果─
月夜、銀子は薔薇の花一輪を持ち、柊に脱ぐように命ずる。
そこに現れたのは一面、やけどの跡を背負った男の背中。
銀子はその大きな背中を薔薇の花で叩き、爪を立てる。柊と名を呼びながら・・・。
何がいけなかったのだろう? わたくしは幸せな王家の姫だったのに
幼き頃、銀子のそばにはいつも柿人がいた。王城の庭で無花果を食べたり、本を一緒に読んだり。
ある日、庭で銀子が異国の神話「ミノタウロスの迷宮」を読んでいるとちょうど柿人が通りがかった。
柿人は腕に怪我をしているようだ。なんでも稽古で怪我をしたらしい。
柿人は言う。自分は銀子を守るため強くなり、必ず心技体の揃った剣士になると。
銀子はありがとうと礼を言い、柿人の傷口に口をつけた。
そんなことをなさってはいけない、と腕を銀子の口から離す柿人。と銀子が言う。
「銀子は柿人が好きだもの」
国王の間、銀子は父・国王に呼ばれ、供の者と親しくするなと注意を受けていた。
続けて、柿人を遠ざけようとする国王に銀子は涙ながらに止めるよう訴える。
ひとまず注意するだけとした国王。大好きと父・国王に抱きつく銀子。
国王である父は、大勢いる姫の中で銀子だけを特別にかわいがっていたようだった。
時が進み、銀子12歳の折、淡路への縁談が決まる。
祝福の言葉を述べる柿人。銀子は一緒に淡路に来ないのかと尋ねる。
柿人は王の下で剣の腕を役立てるように言われていた。
銀子の馬車が淡路に向けて出発する。柿人はいつまでも見送っていた。
馬車の中で銀子は誰にも知られないように泣いた。
3年がたち、銀子は柿人と再会する。淡路謀反の疑い。
銀子は淡路の太守の妻。柿人は淡路取り潰しの尖兵・黄土隊のリーダー。
火の海の淡路の城の中、柿人は国王より銀子を連れ帰るように言われたことを銀子に告げ、淡路の太守を殺す。
柿人が、銀子のために鍛えた剣で、その夫を殺す。柿人が、父が銀子を滅ぼす!
焼け落ちる淡路の城の中、銀子はうわ言のように柿人に死なせてと懇願するのであった。
京に戻っても足の怪我もあり、銀子はふさぎがちであった。
そんな銀子を酔っている父・国王が見舞う。そのころは酔っていない時間のほうが少なかった。
銀子は国王を拒絶する。しかし国王は意にも介さず、淡路の太守をけなす。
淡路に謀反の心はなかったと言う銀子。父は銀子の顔をその手でつかみ、銀子に言う。
「おまえがこんなに美しくなると知っていたら、嫁になど出さなかったものを」
父のただならぬ様子に銀子は、遠くその様子を見る母を見つける。しかし母はただ立ち去るのみ。
母に助けを求める銀子。しかしその声に反応する者はなく、銀子はその実の父に・・・・・壊されてしまった。
銀子は今までの人生を振り返り、ただ心で「わたくしは何?」「もう歩けない」と繰り返すのみであった。
何がいけなかったのだろう? それはわかりきったこと。わたしの罪───
銀子は懐妊し、比叡山にこもった。
柿人は銀子の看護に尽くし、リハビリを勧めるが、銀子は足を動かそうとしない。
銀子は柿人に言う。「わたくしは何を生むのかしら?ねえ、わたくしは何を産むの柿人!」
淡路の太守の忘れ形見かも、と言う柿人に銀子は嘲る様に大声で笑った後、柿人に言う。
大人になるまで待つと言い、指一本触れなかった淡路の太守とは、何もなかった・・・。
銀子は再び嘲るように笑い出し、ただ、「殺して」と思うのであった。
5月、男の子が生まれ、一声弱々しく泣いて、黙った。銀子は「殺して」と繰り返し言う。
柿人はその赤子を何処かへ連れ去った。
間もなく、王宮では夜中に幽霊が出るとの噂が広まる。その言葉で、柿人は夜の王宮を彷徨う銀子の姿を見つける。
銀子は産んだ子供の居場所を尋ねる。生まれてすぐ死に埋めたと答える柿人。
銀子はその言葉に掘り起こして返せと言う。あの子供はミノタウロスという銀子。
「怪物は迷宮へ入れなければ」
そして柿人は罪を犯す。赤子を銀子に渡す。
この子を迷宮に閉じ込めてでも、銀子が生きてゆけるなら、誰が傷つき呪われ死んでもかまわない。
銀子はその赤子に乳をやる。かわいい子と銀子。
しかし次の瞬間、ミノタウロスに見え、赤子を払いのける。「卑しい子」
それから銀子は外出しては子供を拾ってくるようになった。
時ちょうど、王に男の子誕生の話が舞い込んでくる。名は藍良。蒼の王である。
銀子はそれを聞き、育てていた赤子に名前をつける。「浅葱」と。
なぜ青い色の名をと尋ねる柿人に、おまえがわたくしを殺してくれないからと銀子。
銀子は言う。浅葱は迷宮で育つ。そして迷宮を出る時には国を、王を、そして銀子自身を滅ぼしてくれるでしょう。
柿人は銀子が拾ってきた中に一人の少年を見つける。美しい黒髪の長いその少年。
柿人はその少年に浅葱を見ていてやってくれるかと言う。少年は「はい」と返事した。意味はわかってない様子だったが。
翌年、二人は白の王、柊と名を変えた。
白の王は柊に浅葱の正体を尋ねる。柊はただ自分の罪だと言う。あの子を差し出したため、白の王は影に縛られたまま・・・
その言葉に白の王は感情が高ぶる。おまえの罪とは、どんな罪?
淡路を焼いて夫を殺した罪?わたくしを殺さない罪?何をされても怒りもしない罪?私に触れようともしない罪?
テーブルから落ちたコップに入っていた飲み物が、白の王の足にかかる。
「舐めて」白の王は柊に言う。従う柊。ちゃんとと言う白の王の言葉に柊の口は足からふくらはぎ、そして腿へと差し掛かる。
そして白の王は柊を抱きしめる。「抱きなさい、柿人」
しかし柊の言葉は無情なものであった。「わたしはこのヤケドを負って以来、男として機能しません」
心も体も消え失せて、わずかに技が残るのみという柊。白の王は嘲るように大声で笑い、柊を罵倒し遠ざけた。
彼女はただ顔を伏せて、・・・笑っていた。
浅葱の元には3人の少年が集まり、特に長い黒髪の少年が浅葱をあやしている。
白の王は浅葱に言う。「あなたは本当は蒼の王なの。わたくしの弟なのよ。わたくしのかわいい浅葱」
時はたち、王城が落ちる中、浅葱は迷宮を脱しようとしていた。白の王はただ自分はいつまでもここにいるという。
そして気がつく「迷宮にいたのは、わたくしのほう・・・・・?」
いつもそばにいた柿人は、別の場所で躯と化していた。
何がいけなかったのか・・・ すべてわたくしのせいだわ
王城、奥の間では、朱理の母・亜麻が娘が父に犯された晩の事を思い出していた。
王が娘に何をしたのか、見ていて知っていて、見ぬふりをした。正王妃であるために。
さらに続ける。朱理のときも同じ。王家を滅ぼす子と予言された息子を産むまいとした。
体を痛めつけ、おかしな薬を飲み、王妃であるため、王の機嫌を損ねないように。
しかし朱理は生まれ、逆らい、暴れて、勝手をし、おかげで自分は正王妃の座を追われてしまった。
今、その自分の産んだ子が、王城を攻めている。これは報いね・・・。
言葉は明らかに朱理に対する呪いの言葉である。しかし志麻は別の感情を感じ取っていた。
「本当は誇りに思ってらっしゃる?朱理のこと」
亜麻は何も答えなかった。
志麻は続けて亜麻に王家が滅んだらどうすると尋ねる。
亜麻は答える「元正王妃として、恥ずかしくないようにしますよ」
遠く、息子・朱理が止める声の中、亜麻は王城より飛び降りた。
心中、亜麻は思う。自分は王のそばで王に気に入られ、朱理を殺されないようにするのが精一杯だった。
そんなわたくしにそんなことをいってくれるのですか。
タタラは朱理に言う。あなたが今生きてるということが、愛されてたということだよ!
焼け落ちる王城の中、白の王は淡路を思い出していた。
柿人を心に思いながら、銀子は王城と同じく時を刻んできた時計と運命を共にした。
一体何がいけなかったのじゃ 決まっておる、わが息子じゃ。さっさと殺せばよかったのだ
国王と橘は城を落ち、蓬莱山の麓を彷徨っていた。国王が腰を下ろすと老人が現れた。
なんでも仙人になぞなぞを出され、それを考えていると言う。
朝は4本足で、昼は2本足、夜は3本足のものは何というなぞなぞ。
橘が水を探している間に老人が息子がなかなか帰ってこないと言い出す。
息子と言う言葉に不安を感じた国王は、口封じのため、老人に印籠を渡す。
老人は国王の薬をもらいに里へ出た。しかし里の農民は老人の腰につけた印籠を見逃さなかった。
老人は仙人の元へ戻った。なぞなぞの答えがわかったと言う。その答えは人間。人というものの一生のこと───
国王と橘は農民たちに惨殺された。
何がいけなかったのか。わたくしは知っているの。
アダムとイブが食べた本当の禁断の実、花を咲かせず実をつける・・・・・わたくしと同じね。
そして銀子と柿人の二人は幼き頃に帰っていった。
「ねえ柿人、あれは何?」「無花果ですよ、食べてみますか?」
浅葱出生の謎キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
謎深まるばかりorz
あれ?柊と白の子が浅葱かと思ってたのに・・・
ていうかひどい話や
ort
ウンコてめーどこまでウンコなんだ!
・・・・・・・・
先生(つДT)
銀子タン(つДT)
ウンコ…汚名返上の回ってないんかよorz
根っからのウンコて…
結局父親はウンコ?
てめえええええウンコ!
元凶はてめえじゃねえかあああ!!
壊れちゃった銀子から一度遠ざけて育ててた赤子を言われて戻したってことか
夫を殺されて歩けなくなって実父に犯された銀子たん・゚・(ノд`)・゚・
タラコに役立たずって言われたときの柊の背中・゚・(ノд`)・゚・
そして最後まで王の盾になったであろう橘・゚・(ノд`)・゚・
ウンコってほんと害
銀子タン、銀子タン
無花果は花をつけずに実を成らすのではなく、その実の中身全てが花なのですよ(つд`)
農民に見つかったときの全てを悟っていそうな橘の顔・゚・(つД`)・゚・
>ひとまず注意するだけとした国王。大好きと父・国王に抱きつく銀子。
ここで少し和んだ俺が馬鹿だった。
ウンコは嬲り殺されたんだといいな。
>>22 > 無花果は花をつけずに実を成らすのではなく、その実の中身全てが花なのですよ
おま・・・感動した
>>20 殺したって言ってるけど、銀子タンの子供を柊が殺せるとは思えないよな
そのまま死んだならともかく
浅葱身体弱かったしな…
つか、藍良タン実子だったのかw
橘・・・・・こんな国王にほんとについていく価値あったのか?
何かすごく悲しくなってきた
別に機能しなくても愛し合うことはできたと思うけどな・・・
でも「清めて」欲しかったのかもな・・・ウンコのが入ったそこを・・・
こればっかりは男の俺は分からん
なあなあインポてほんとかなあ。
殺したとか埋めたとか、こいつ何が本当かわからんぜよ。
あれだけ苦労させられた先生の強さが実は技のみによるものだった件
>26
てかここに来てはじめて名前が明かされた件
昔、エジを評して「三つ子の魂百まで」と言った奴がいたが、
今回出てきた黒髪少年のほうがその言葉にふさわしいと思う。
今回はこれぐらいしか和めそうなところがない。
欝だ
>>29 赤子の件と違ってあそこで嘘を吐く意味は無いだろう
浅葱=無花果→唐柿→柿人の親戚ね=柿人の血が流れてる
と考えるのは深読みしすぎでしょうか
かわいいよなちび群竹
群竹が浅葱を守りきろうとする理由がちょっとわかったような気がした。
朱理と揚羽が京ですれ違ったときの
シャンシャンシャンって音にもぞくぞくしたけど
この話の時計のチン、って音もいいなー
銀子タン=白の王を断固認めなかった者だが
前言を撤回させていただく
あれじゃ無理もないよ。・゚・(ノД`)・゚・。
ちび梅若ちょっとw
外伝のトップがこんな鬱話とは・・・OTZ
幼い銀子ちゃんと柿人が可愛くてでもせつねえええええええええええええ
誰がどうすればこうなることを防げたんだろう…
いやウンコは別でな
タタラと朱理の前で、何もしなかったと口にした鬱金王。
二人は何もしなかったこと自体が罪だと解釈していたが‥‥‥
しっかり一番根本の引き金を自分の手で引いてるんじゃないか。
凄え……何だこのエピソード。外伝なのに今迄で一番驚いた
銀子がガキの頃からタラコだったとは……。
それはそうと、「技のみ」しか残ってなくても満足させられたんでないの?
淡路の太守…いい人だったんだね
そこで幸せになれたかもしれないのに…銀子タン
柊の機能しませんのシーン。銀子タン笑ってるけど泣くよりよっぽど辛そうだ・・・。
柊先生に更紗並みの思考の柔軟性があればね・・・
技さえあればいいじゃないの
柊先生は浅葱に自分を写していたのかもしれないって自分を技のみと評した時にちょっと思った。
>>45 あそこが引き返せる最後のチャンスだったんだろうな。
あれ以降の白の王って気味悪いくらい淡々としたまんまだし。
>46
だからこそ、浅葱に宿る心と体を見た時は嬉しかったんだろうなぁ。
ウンコが既に死んでるのが惜しいな。
もう殺せないじゃん。
>17
見事に汚名「挽回」されました
あれだけのことをやっておいて銀子タンの進言が「自分のために言ってくれてる」と信じれたウンコの精神構造はどうなってますか
銀子の「舐めて」のシーン、冒頭の柿人の腕の傷を舐めたシーンとのリンクだと信じたいな。
朱理、更紗にああ言われて折角納得したのに……この後志麻がうっかり喋っちゃったらまた壊れそうだ
近親相姦目的で一地方を滅ぼしておいて「暴虐の限りをつくしたわけではない」てどういうしんk(ry
>>53 ますます腹がたってきたぞ
あの腐れ下等め・・・
orz
あんなにボロカスに息子のことを言っている亜麻から誇りの表情を感じ取れる志麻ちゃんだ。
変なはしょり方はせずに、正直に朱理に伝えるだろう。
志麻ちゃん、今回、なかなかの役得のような。
ウンコとその振りまいた陰の気でそれ所じゃないが。
ウンコはもう死んでる上あだ名もこれ以上悪くしようがないから妙なストレスが・・・
銀子さん、エジじゃやっぱり慰めになりませんか
先生がもう少し器用というか自分に厳しくない人なら・・・
>>58 あんな父親に酷似した匂いを持つ男がなんの慰めになるとw
>24
それだと橘も嬲り殺されたことになるので勘弁。
てか、なんとか橘だけでも救われる分岐はありえなかったんだろうか
>>58 エジ?誰だったかしら。放っておきなさい。
>>61 でも橘、民衆に見つかったとき、ちょっとホッとしたような表情にも見えたお。
>>61 あのシーンは息子を国王の勢力に殺された父親が謀らずも復讐を果たしたって構図なんだろうから、
橘も国王に属す者である限りはああなってもしかたなかったんだろう
>>61 死ね日本国王!→あぶない!(庇う橘)・・・ぐふっ→さあ、もうお前一人だ→レッツゴウモン
これで無問題
あのじいさんに携わった者はみんな死んでるな。
太郎ちゃん然り、揚羽然り、国王然り、橘然り・・・・・
>65
無問題だし、実際、ウンコをかばって先に死んだと思う。
>>66 死神ですかああああ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>66 死神みたいな爺さんだな。となると、残るは蓬莱山の仙人か。殺しても死にそうにないが。
あんな華々しいエンディングを見せたストーリーの外伝だからバラ色の未来を見せてくれると思ってました。
あんな暗惨たる過去を見せられるとはort
新しい国ができました!と言っても陰の部分が必ずあるのを感じた。妙にリアルだな・・・
【日本】鬱金王追悼スレ【国王】
↑このスレがウンコを地獄でどんな酷い目に遭わせるか相談するスレになってるよ
暗惨たる未来を見せられるんじゃなくて良かったじゃないか‥‥まだ。
「トップが無能だとそれだけで罪だ」
それどころじゃないよなあ、どう考えても
>35
群竹はどこまで知ってたんだろうね、浅葱の過去を。
>42
ウンコはこの件について、銀子が後ろで糸を引いてるとは全く思ってないと思われ
なぜならそれがウンコクォリティー
>>74 相談してきまつ・・・λ.........
>>74 とりあえず「揚羽に斬ってもらう」と書き込んでくる
取り敢えず自称「何もしてない」ウンコがした事をまとめてみようか。
・兄を一人残らず殺害
・弟を網走へ飛ばす
・息子を一人殺害
・淡路を「娘を手元に置きたい」との理由で攻め落とす
・娘の夫を殺害
・娘をレイプ
・息子の一人に奴隷の焼き印を付け、砂漠に飛ばす
並べてみると、本当に碌な事してないな。追加あったらヨロ
自分の子供がミノタウロスにみえるカナシス
たらこカナシス浅葱カナシス
浅葱のぷに絵カワイスまわりの四君子もカワイス
先生とたらこは愛憎の海でもがいてたのか
しかしその海の元凶はウンコ
ウンコシネス
考えがまとまらんぽ
>>81 (銀子の進言もあったが)沖縄に圧力をかける
>>81 異国に助けを求める
・・・なにかしたと思ったらいらんことだな、ホント。
>>43 淡路編で過去の銀子タンが出てて当時からタラコだったぞ。
あの頃の銀子タンはほんとにかわいかった。
>>51 少なくとも、銀子がウンコに進言した内容はあまり直接的に王家を滅ぼすものではなかったからだろうね。
その裏で娘がどんな策謀を繰り広げてるかも気づかずに。
>>41 淡路がもっと強かったなら
亜麻のお方があの後、少しでも適切なフォローをしてあげたなら
先生が影にならず、白の王の背中を押してあげたなら
ダメだ。ウンコの作った傷は大きすぎる。
と思ったけど、淡路がとっととやっちまえばよかったんじゃなかろうか
良し、ここで俺が流れを豚切りウンコの弁護を……あ〜……えーと……その……何だ……ほら……アレだ……
>88
淡路を変態ウンコと一緒にするでない。
少女だった銀子タンを大人になるまで待っててくれてたんだ。滅茶滅茶大事にしているやん。
ウンコさえ余計な事をしなければ、近いうちに大人になった銀子タンとめでたく結ばれてたはず。
銀子タン、淡路で夫に殉じて死んでいれたら、悲しくはあるけどもっと単純明快な人生でいられたんだろうな。
その後の柊への愛憎と実親からの仕打ちは重すぎる。
どんな残酷な人生でも生きて生きて生き抜いたら、必ず光明が見えてくるのが本編だったけど、
彼女の場合、最初に死に場所を奪われたことが悲劇の始まりとしか思えない。
その悲劇によって生まれた浅葱が迷宮を抜け出したことが唯一の救いかな。
Mの筆頭は柊先生に決定だな(次点は揚羽)
まぁ、最強の武を手に入れようとしたら己の体を痛めつける特訓を相当繰り返さないとダメだし
Mなのも納得だ
しょっぱなから「脱いで」で度胆抜かれたが
何ともやりきれない話だな
亜麻の方がなんか好きだ
銀子ちゃんが壊れた一因は確かにこの人の責任だけど
誰に言い訳するでもなく全部背負って逝くあたり
ウンコには過ぎた嫁だな
>>93 寧ろ「ウンコに丁度良い嫁」って条件のが難しくないか?
>>94 最上とかどうだ?
と思ったがあの婆も潔かったな
エジが女だったらぴったりだったのに
ホモsexだのカタワだの近親相姦だのこの漫画も大変だな
自らの欲望の趣くままに兄弟を殺し王座を奪ったウンコ。
全てを炎に包み自分の為だけの下克上を果たそうとしたエジ。
そして最後まで付き従うことを選び死んだ橘と柊。
今にして思えば、蜂の「縛られぬ者に〜」って台詞は上の二人にかかってたんじゃないか。
98 :
マロン名無しさん:2005/12/09(金) 11:03:22 ID:S/FZAVtJ
>>97 古新聞が30部あったら、それを縛る紐が必要だが、
生ゴミが3キロあっても、それを縛る紐は必要ではない。
>>97 ウンコの様な立場の人こそ最も自分を律しなきゃならなかったのにな。
それを言ったのが蜂也ってのも皮肉と言うかなんと言うか・・・。
>>98 意味分からんしw
座右の銘集めてるひとー!
>>98も書き足してあげてー!
ウンコは回を追うごとにどんどんウンコっぷりが発覚してくるな。
最初の頃は息子同士を相争わせて眺める残酷ではあっても余裕のある大物かと思ってた・・・orz
>>97、
>>99 私は、縛られる者=何かに支配される者と解釈していたんだけれど、違うの?
古臭い王政をタタラが起った今でも、守ろうとしているのって、
やっぱり、王政に支配された人間っていうことだよね。
>>101 「この世をば〜」なんて言っている辺りでは、
平安時代の藤原氏や末期の平氏を思わせるのにね。
まぁ、その2人も、実際は、鬱金王みたいな人だったりして。
>>102 いや、揚羽の時もそういう話が出たんだけど
揚羽もタタラも大概のキャラは皆ある程度の縛りの中に居るんだよ。
ただそれを、それぞれがどう捉えているかの違いがあるだけで。
でもエジとウンコだけは無制限のエゴイズムで動いてたわけで
蜂也の言う駄目な意味での「縛られてない人」って本当はこの二人のことだろ、ってことじゃないか?
「何かに支配される者」じゃ蜂也の台詞がおかしなことになるし。
親の為、友の為、理想の為、なんでもいいけど
自分が信じるものを基準に自分で決めたルールで自分を律しないものに何を言う資格があるか!と
蜂也はそんな感じのことを言いたかったんじゃないかな。
実際はそんなことない揚羽をそうとしか見れなかったのが蜂也の限界であり、悲劇でもあったと。
(まあちゃんと付き合ったわけでもない上揚羽が勘違いされるような言い方したからってのもあるんだろうが)
まああの時の会話だけ見ると
「父と母と自分自身に恥じぬ生き方をする」と主張する蜂を
「そんなもんくだらねえ」と揚羽が嘲ってるようにも見えるからな
おまいらマンガ読みながらも色々と考えてんだな
更紗は父や兄を殺された赤の王への憎しみを捨て
朱里を愛し、許すことを、その更紗自身の変化を許すことができた
銀子は夫を殺された柿人への憎しみを捨てられず
柊を愛し、許すことを、その銀子自身の変化も許すことができなかった
もし更紗が赤の王をうっていれば
銀子のように自身を滅ぼすことのみに執着していたのではないかと思う
>銀子は夫を殺された柿人への憎しみを捨てられず
>柊を愛し、許すことを、その銀子自身の変化も許すことができなかった
それでも柊への愛を捨て切れなったことを、認めかかってはいたんだと思う。
だからこその「抱きなさい」だったんだろうし。
ただ、なんだかんだで清水の舞台から飛び降りるくらいのつもりで言ったでろうあの台詞をああ返されちゃったわけで・・・
それで最後の均衡が崩れちゃったんだろうな・・・。
上でも似たようなこと言われてるが、それ以降は哀しみと絶望しかなかったんだろう。
銀子と更紗の違いって、そこだけで言うなら「周りに人が居るか居ないか」だったと思う。
完全に壊れてしまう前の銀子が千草さんや揚羽に会っていたら・・・。
これもやっぱ「周りに人が居ないのは本人の責任」なのかなぁ・・・カナシス(´・ω・`)
銀子タン最後穏やかな顔してたなー。
死ぬことでしか呪縛は解けなかったのか。
浅葱が解けただけでもよかった。
汚いオベベにくるまれて捨てられてたってのは一応怒らせようとしたウソだったわけだ。
あれは浅葱に罪悪感を残さず斬られてやろうという優しさだったと思いたい。
>>107 厳しいがやはり「本人の責任」なんだろうよ。同情引く描き方されて、実際同情買ってるが、
銀子が考えたのは最期迄「可哀想な自分」の事。柊の事、夫の事、亜麻の方の事、
淡路の人々の事をどれだけ考えたか?自分で何をしようとしたか?
更紗は村を滅ぼされた際、亡くなった家族の事、犠牲になった村人の事、
残された人々の無念を考え、決起した。
二人の違いはここじゃないかな。「育ちの違いに因る違い」と言われちゃうと完全に本人の責任とは言い切れないけど……。
要は「背中丸めてマッチなんぞ擦ってじゃねえ」だ。他の漫画の話だが。
闘ったマッチ売りの少女が更紗で、原作通り「アテクシ可哀想」で終ったのが銀子なんだろう
更紗も・・・というかあの位置に生まれ育てば百人中九十九人は銀子と同じになる気がするよ。
幸せと不幸の落差があまりに半端なさすぎだと思うし。
生まれた時から微妙に不遇気味で、しかも思考法や知識を教えたのがナギだったってのは今考えると絶妙だったな。
>>101 同じく
浅葱が説明した「兄を殺して王位を得て、現在は息子等を争わせて保身を図ってる」ってので
狡猾な王様を想像してたんだけどね……
いつからウンコ王になったんだろうか?
決定的になったのは大仏事件からか?
銀子たんと更紗を比べるなよ
絶望の質も周りの環境も違いすぎるだろーが
エジとウンコ王が同列に語られてもいるけどエジはウンコに比べたら大分マシだと思うよ
確かに両者共に自己の事しか考えていないが
エジは成り上がろうとする野心・向上心・上昇志向があり
それを達成する為に策略を巡らし努力をしていた
対してウンコはそういう努力を一切していなかったみたいだからね
>>114 上昇志向があるから兄を皆殺しにしたんだろうし
それをやるのはそれなりに大変だったと思うぞ
>>106 > もし更紗が赤の王をうっていれば
> 銀子のように自身を滅ぼすことのみに執着していたのではないかと思う
再び白虎にとりつかれて斬りまくr(ry
地位を脅かされるのが嫌だから息子同士を争わせるってのも小物なりに考えてるよな。
限りなくロクでもねーがw
新スレたったよ
【事件?】あーん!・゚・(つД`)・゚・あーんの人はどこ?スレ【失踪?】
要はウンコは成功したエジだったってことか
ウンコに殺される兄達ってのもアホというかマヌケじゃね?
ウンコも昔は頭脳明晰だったんだろうか?
若き頃は名君、老いて愚王ってのは珍しい事では無いんだが……
国王から謀反の疑いかけられたりしたら逃げられないんじゃないか?
証拠でっちあげたり、証拠なくても淡路みたいに強引にやられたり。
朱理みたいに無視したり反抗したりする器量のある人がいなかったのもあるだろうけど
やぱ朱理が特殊でかなりのやり手って気がする。
ウンコも獅子王も同レベルに思えるな。
ウンコ王子時代の話じゃないのか?
兄達ってことは当然継承権上だっただろうし、だから皆殺しにしたんだろ。
朱理が蒼・黒・白を殺してその後の天下を取るようなもんか。
そう考えるとウンコすげえな。
ボケボケじいさんと会話する国王を見て、やっぱ朱理と似てるなと思った。
あんまり思いたくなかったけど
菊音がいないんですけど
菊音だけ年下でみあたらないのかな。
菊音は更紗と同い年だよね。
>94
月子だな
>123
蛇と黒は容易、と思ったが三本槍と紫の上、浅葱と雷蔵、敵に回すのはきついな
群竹さんよくあんな環境であんなキャラに育ったな
他の奴は大概おかしいのに
やっぱ強引に殺しまくって治めてるとあとで恨み勝って復讐されるよなぁ。
> 他の奴は大概おかしいのに
たしかにw
菊音にもいつも優しいから惚れたんだよな。
群竹の功績は大きい。
男として機能しないから抱くのを拒んだのなら
機能していたなら抱いていたのか
柊よ
実は機能するけど抱いちゃいかんと思ったとか。
はいではそうさせていただきます、と従うともどうも思えん。
だったら柊息子説もありえるわけか>浅葱
ありえなくも無いが、そしたらより一層大変な事にならないか?<浅葱柊息子説
どこの女に産ませたのかとか、
産むだけ産ませて母親から取り上げたのかとか…
だから重い罪ってことも。
息子がダメならじゃあ甥。
>>130 >やっぱ強引に殺しまくって治めてるとあとで恨み勝って復讐されるよなぁ。
これは程度によるね。
粛清と弾圧で2000万人以上を殺したスターリンぐらいに徹底的にやると
民衆は逆らう気を無くしちゃう。
中途半端が一番マズイな。
銀子タン処女喪失が父親からの強姦か
酷杉_| ̄|○
女の子にとってはうれしはずかし一生の思い出になるはずだったのに
あれだけ自分を可愛がってくれた父親が、まさか・・・だよね
母親にも見殺しにされてたあたり救いなさ杉
父親に強姦されその父親を目の前で兄に殴り殺され
7年間失語症になってた
「終わりのないラブソング」の奈々を思い出した
(知ってる人いるかな?)
>>127 月子の方が1.3枚くらい上手な気がする
>>138 自分のやってることは悪いことと思ってない点で共通するし、
ウンコ嘘でも一国の主だしなあ。案外つりあい取れてる気がする。
ウンコのどこが一番ウンコかって、自分の罪を自覚してないことだよな。ほんとヒドス。
柊の浅葱に対する視線になんか情愛を感じるんだよなあ。
師弟以上のものが。
浅葱は父親が国王の可能性までちょっとだけ考えてたよね。
それすんごいことだと思うのにそのまえに柊が父だとは思わなかったのかな。
思っててわざと言わなかったのかそれは違うと思ってたのか・・・
愛する銀子様が殺せと言った呪われしお子ですよ。
一声泣いて、黙ったのは死の暗示。
そして、実際埋葬した。
で、どこの誰かわからない子供、と言うにしては同様の四君子に比べ、浅葱に大しては柊の父性・情愛を大きく感じる。
ここから柊の実子というのも可能性として大いにありえる。
顔も似てるし、そう匂わせてるのは否めないな。
真実は柊のみぞ知る。
最終回より。
>群竹だったらすごいけど
すごすぎるだろ。群竹さん当時何歳だよ。
ところで根本的な質問するが、
ミノタウロスの迷宮って何よ?
亜麻のお方はレイプ事件の後、銀子ちゃんと話する機会あったのかな。
気まずかったろうな・・・・・
>心中、亜麻は思う。自分は王のそばで王に気に入られ、朱理を殺されないようにするのが精一杯だった。
>そんなわたくしにそんなことをいってくれるのですか。
朱理に対しては、直接愛を注ぐことはできなかったけど見事に母親としての役目は果たせたと思う。
これも銀子の事件でただ保身だけ考えていたことから母として成長した証と見たい。
銀子タンて何歳なんだっけ?朱理との年の差いくつよ
亜麻は銀子タンも手元で育てられなかったのかな?
>朝は4本足で、昼は2本足、夜は3本足のものは何というなぞなぞ。
こんなんエジに聞いたら一発やんけ
152 :
エジ:2005/12/10(土) 01:37:03 ID:???
うーん・・・ファラオ?
とりあえずウンコひげ剃れ
印籠で買収できると思ってるなんて世間のわかってない・・・・・
農民コワス
マジで普通の人々には嫌われてたんだな鬱金王
>152
てめーはスフィンクスに食われとけ
>>150 16ぐらいで子供産んで、浅葱が18か19ぐらいだから34〜35歳ぐらいかな?>銀子
ウンコもう歩けんとか言ってるし。
>>147 ギリシャ神話に出てくる、クレタ島ミノス王の子供で、
ミノス王がポセイドンを怒らせたため、頭が牛、体が人間で生まれてきたのがミノタウロス。
王はミノタウロスがわが子であることから殺すこともできず、迷宮に閉じ込めてしまった。
「ミノタウロス」でぐぐれば、いろいろ出てくるかと。
浅葱が不憫や・・・orz
心配してくれるの揚羽だけだよって台詞が今になって痛々しい。
群竹も心配しとるぞ浅葱。
159 :
群竹:2005/12/10(土) 02:04:52 ID:???
群竹は浅葱を守るためだけに育てられた
柊だって心配してるさ。それでも白の王が最優先だっただけで。
淡路で柊が浅葱を斬ろうとした時、群竹が立ちはだかったじゃん。
あれ先生どんな気持ちだったんだろうな・・・。
この白周辺の物語濃いなー
関係する人物みんな本心を腹ん中に秘めてるところがあるだけによけい。
結局浅葱は捨てられたはずの白の子なんだろうか?どこぞから拾ってきた子なんだろうか?
真実真相を知っているのは柊だけだけど、白の王は浅葱が実子か否か、分かっていたのか?
分かっていなかったとしたら、どちらだと思っていたのか?
正直、さっぱり分からないけど、もし実子だと思っていたのなら、
ウンコ王に浅葱を紹介する時の「実はもう1人あなたの息子が〜」ってセリフ、実は滅茶苦茶重いものがある…
> 「実はもう1人あなたの息子が〜」
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
>161
邪魔
なんかもうドロドロしすぎや
なんかスカッとする話が読みたい
先生があそこで銀子タンの想いに応えられてたら
あるいは二人で田舎の方で幸せに暮らせるルートもあったのかもな・・・
いざ先生がその気になれば止められる奴なんかいないだろうし
ちんこ勃つ勃たねえでここまで運命が変わっちまうんだから
男女間は奇麗事じゃねーよ・・・
まあすべての糸は限界まで絡まりあい、既にほどく余地はなかったのかもな。
それでも抱く事で一瞬でも繋がることが出来たのかもしれんのに。
運命は残酷すぎる。
HAZAMA・青の話─枇杷─
京の店先で客寄せのためつながれたその鳥を見ては苛立っていた16の頃、揚羽はひたすら体を鍛えていた。
そんな折、マダム・バタフライの一座は京で「風の三姉妹」と共同公演をかけていた。
体を鍛える揚羽の元に、三姉妹の長女・アロが声をかける。
まじめに挨拶する揚羽。堅いのはナシとアロ。
アロは揚羽に言う。どこか自分と同じ生き物の匂いがすると。
揚羽は自分と同じ生き物なんてないと思いつつ、アロたちの奏でる曲に心懐かしさを感じていた。
と同時に思い出す。奴隷として冷遇されていた少年時代。
そんな中でも四道と過ごした日々・言葉。「いつか、僕と一緒に来てほしい」
揚羽はもうずっと体の中で渦巻くものを見つけていた。その正体のわからぬまま。
彼は体の中に何かを飼っていた。
公演前、アロと揚羽は枇杷を食べながら語らっていた。アロは揚羽にルーツが近い気がすると言う。
アロは自らを誇り高い風の民“砂漠の青い貴族”の生き残りだと言った。
揚羽は食べた枇杷の種を、そこら辺に捨てようとしたが、アロがそれを止める。
枇杷の種は気軽に蒔いてはいけない。植えた人が死ななきゃ実がならない・・・。
と、たまたま通りがかった占い師に揚羽の運勢を見させようとアロは揚羽の腕をつかみ占い師の元に連れて行こうとする。
とっさに腕を払ってしまう揚羽。占い師はかまわず揚羽を占う。女運が悪そう、そして・・・
「いつか、命を賭けられるような女に出会うよ」
女と言う言葉に意外そうな表情を浮かべる揚羽。アロは揚羽に尚も話しかけるが、揚羽は去ってしまう。
余計なこと言ったかーと嘆くアロは、揚羽の心にある奴隷時代の傷を思う。
マダムは言う。今でも誰かの手が触れただけでも飛び上がる。馴染んだようで馴染まない。
「いつか、ここを出てっちまうんだろうねえ・・・」
揚羽は店先で客寄せのためつながれた梟を前に自らを思う。これは昔の、そして今の自分自身。
揚羽は誇り高い砂漠の青い貴族というおぼろな記憶だけを支えに生きてきた。
だけど、もう思い出すのはそんなことではなく、四道の姿・言葉!共に行くことは決してない。
しかし、どうしても思い出す。そして思い出すたび、自分は汚れていく・・・。
京都での公演。楽屋から客席を見た揚羽は四道の姿を見つけてしまう。
揚羽は今日の公演は出ないと言う。四道の前で踊れない・・・。
そんな揚羽をアロは引っ叩いた。そして揚羽に言う。
キレイなだけで金を稼ぎたかったら別の所に行け、同じ芸人として許せない!
もしあたしと同じ出身だったら音と踊りは体に染み付いているはず、形のない風と同じものだから。
あんたは何かを恥じている。体を痛めつけたいくらいに。
けれど、悩むのも恥じるのも心に誇りがあるからだ。心の小さな竜巻が暴れようと、吹き出そうとしているはず。
それは誇りという風。開放してやりなよ・・・。
準備の声がかかり、上着を脱ぐアロ。そこには奴隷の印がある。思わず見入る揚羽。
「それからね」アロは言う。
「あたしらは見られて恥ずかしめられる見世物じゃないんだよ。芸を見せてやってるんだよ」
アロは舞台に上がった。
嫌なら上がらなくていいというマダムに揚羽は言う。踊るのが嫌だったことは一度もない、それが嫌だったと。
三姉妹が奏でる曲の中、揚羽は舞台に上がった。曲に合わせ、舞う揚羽。
舞台の中、アロは心で揚羽に語る。
体は傷つき、心も汚れる。けど揚羽の心にある宝石のような風は決して傷ついたりしない。汚れもしない。
恥じることがあるとしたら、目をそらすこと。死ぬ時だって両目をぱっちりあけていたいじゃないか。
公演は無事終わった。アロに気持ちよかったと言う揚羽。アロはそれを受け、青いものを着るように勧める。
そして揚羽はアロに言う。あなたを抱きたいと。アロは快く承知した。
揚羽はアロを抱いていた。しかしその最中にも虐待されてた記憶がよみがえる。
そんな揚羽にアロが言う。過去、揚羽がされてきたことと、今、揚羽がしていることとまったく別のこと。
泣かずにできるまで、一晩中だってつきあってあげる。女を幸せにできる男になりなよ、いつか出会うんだろ命を賭けられる女とサ。
翌日、マダム・バタフライの一座と三姉妹は別れた。別れの挨拶をしながらアロは揚羽に言う。
砂漠の生き残りがいっぱいいるとの噂、会いに行ってみると。
「一族仲間でサ、また暮らせる日がくるのかなァ・・・?」
揚羽はあの梟の出ている店を通りがかった。今日からは雛たちも店に出ている。
と梟は雛の一匹を揚羽に向かってはじき出した。揚羽はその雛を持ち帰った。
それから一座は各地を巡り、揚羽は浅葱・雷蔵・太郎と出会う。
ちょうどその頃、四道が赤の王に伴い、西の砂漠に発ったと聞く。
蘇芳に向かい、岩砂漠を進む一座。と、そこを野盗たちが襲い掛かる。応戦し、全て叩き伏せる揚羽。
と、揚羽に語りかけてくる者がいる。それは警備隊長の長・四道!しかし四道は揚羽のことに気づいていない様子。
ともかく一座は蘇芳に入り、歓待を受けた。
赤の兵は揚羽を買おうとしていた。肌脱ぎになる揚羽。そこへ四道が通りがかり、無礼と部下をたしなめる。
と、四道は揚羽の背中の焼印を見つける。それは四道の家の奴隷の焼印。そして揚羽は自らの素性を明かした。
再会に喜ぶ四道。揚羽は金になりそうなところを邪魔された、代わりに買ってくれるかと言う。
買うと四道。失礼でなければと付け加え、それはともかく飲んで昔話をしようと言う。
二人は四道の部屋に行く。赤の軍は九州討伐に出るので腕の立つ兵を集めていると言い、揚羽も勧誘する。
そして青い服を着ていた揚羽に反抗的と思われるといい、かけてあった赤い布を揚羽にまとわせる。
「赤も映えるぞ」
後ろに控えてくれれば、兵の士気も上がり、心強いと四道。「オレのものになれ」
その言葉にしばし妄想に更ける揚羽。と四道の声に我に返る。
四道は言う。赤の王はまだ爪を隠しているが、必ず国の王になる。してみせる。
一緒に来て、赤の王を助け、新しい国を築こう。
その様子に揚羽は思う。その揺るがない立ちっぷり、自分をみじめにさせる。
結局、四道は父と同じことを言っている。紳士ぶってるだけタチが悪い。
抱いて転がして引き裂いて奪って滅茶苦茶にしたならば、何も考えず、おまえと行けるだろう───
四道から支度金を渡された揚羽はしばらくマダムの馬車でふさぎこんだ後、蘇芳の貧民街に出た。
と、そこで瀕死のアロを発見する。抱きかかえる揚羽。
アロが言う。仲間がいっぱいいるという噂、あれは赤の王の従兄弟の罠だった。
集まった仲間は捕まって、責められ、殺され、売られ・・・妹たちも死んでしまった。
触ると汚れるから行けというアロに揚羽はオレは汚れないと言ったといい、アロを抱きしめる。
アロの体は指先から冷たくなっていく。「揚羽・・・あんた、優しい男になったねえ・・・」
アロは逝った。揚羽の心にアロの言葉が響く。「風の吹かないところにいちゃダメだよ。腐ってしまうからネ」
揚羽はこのあたりを焼き払おうと言った赤の兵たちを斬り捨てた。
どこからかアロの仲間たちが集まり、アロについて語りだす。
不吉とわかっていて枇杷を植えた。死にたかったんだねえ・・・。揚羽は自分のために・・・泣いた。
揚羽は四道にもらった赤い布を切り裂き、支度金を仲間たちに与え、マダムの元に戻った。
マダムは寝もやらず待っていた。揚羽はマダムに言う。少し留守にすると。
九州の連中に赤の軍が攻めてくると知らせ、運命の少年を見に行くと。
そんな揚羽にマダムはいつでも帰っておいでと優しく見送った。
九州で茶々たちに赤の軍の九州討伐を知らせる道中、揚羽は思う。
四道、おまえはオレに後ろに立てと言った。横や前に立ったらお前はオレを斬り殺すだろうよ。
白虎の村の近傍で赤の王から少女を救うべく揚羽は片目を捨てた。その少女は成長しタタラとなった。
王城の地下で揚羽は夜郎組に叫ぶ。
「教えてやろうか夜郎組。
目をぱっちり開けて死ぬのはなあ、最後の最後まで死ぬ気なんかこれっぽっちもねえからだよ!」
─────あんたいつか、命を賭けられるような女に出会うよ─────
“結ばれる女”じゃねえってところがミソだったな
なにこれ泣けるんですけどおおお。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
最後の台詞がたまらん。
揚羽らしい。シブい。
> 恥じることがあるとしたら、目をそらすこと。死ぬ時だって両目をぱっちりあけていたいじゃないか。
> 目をぱっちり開けて死ぬのはなあ、最後の最後まで死ぬ気なんかこれっぽっちもねえからだよ!
それで揚羽は目を開けて死んだんだね・・・・゚・(つД`)・゚・
旅の途中でしょげてる少年浅葱に会ってる。
あさぎかわいいよあさぎ。
揚羽は揚羽すぎるな
アロさん、決して美人じゃないんだけど、すごいイイ女なんですけど。
四道への感情は結局どういう?
当たり前の話だけどやっぱ立ち直るまで大変だったんだな。
だからこそ深くて優しい。
昔は無口だったんだね揚羽。
好きでやってるんじゃないって言いかけたとこなんて、
うわー揚羽もそんなこと言うのかと思った。
いろいろあって旅をしてあんだけ出来た揚羽があるんだな。
てか両目の揚羽美しすぎる。片目でちょうどいい(*´Д`)ハァハァ
>>179 > しかし、どうしても思い出す。そして思い出すたび、自分は汚れていく・・・。
愛だったからじゃないのかな。
相手が男だからってことで恥じてたんじゃないのか。
朱理頭だけ登場w
>>182 「男だから」ってのとはチト違う気がする。
四道の汚い面も傲慢な面も知ってるのに、それでも惹かれてしまうってのが問題なんだと思う。
四道が残虐なのは、赤の王の邪魔になる勢力は徹底的に排除、って考えから?
昔の朱理、と考えるべきなのかな。
やさしいおにーさん、の面があるのはわかるが
アロのおびき出し方といいハヤトのときといい、やり方が汚くてどうも理解できん。
以前の朱理のようにそれが正しいと信じてやってたんだろうが。
人を好きになるってのは理屈じゃねえからなぁ
>>185 むしろ目的の為に手を汚す覚悟があるってことだと思うよ
自分でも「正しい」とは思ってないだろ
揚羽の四道への感情は純粋な恋だったんだとおもった
もっと複雑なものかと思ってた
> 過去、揚羽がされてきたことと、今、揚羽がしていることとまったく別のこと。
> 泣かずにできるまで、一晩中だってつきあってあげる。
感動しちまったよ・・・
揚羽はつまりガッツンガッツンのハードSMじゃないと満足できないってことか
ネチネチやるソフトSMでは駄目と
>190
あなたはアロさんを侮辱してる
>>192
奥が深いなw
>181
両目あるとなんか、いっそう美人というかケバいというかなんかすごいな
>183
朱理と揚羽ってなんだかんだいってよく絡んでるよなあ
揚羽がずっとタタラ軍の中にいなかったのもすごい納得。
最初から最後まで揚羽の人生まさに風やなー。
>>185,187
方法が悪でも目的が正義なら方法は正当化されるといったところじゃね?
ただ砂漠の青い貴族というか遊牧民って赤の国にとってそんなに脅威だったのかね?
女でも容赦なくってのがなー。
ところで、揚羽が富士で修行してたのはいつなの?
>>200 あったなそんなのw
仙人がこんまい坊主とか言ってたし、
過去の揚羽、結構ひねてたみたいだから、マダムに引き取られて間もない頃じゃないかな。
で、仙人にしつけられると。
>>199 全て踏み潰せと命令したほどの仏ですから
>>191 これはこれ、あれはあれと本人も仰ってます
奴隷の焼印を焼き潰してのしあがる朱理。
焼印を持ったまま誇り高く生きる揚羽。
対照的だけどどっちもかっこいいな。
蜻蛉ー(*´・`*)
享年23歳か…
>198
かつては大きな勢力を持ち、国王に抵抗していたのかもな。
>>207 イメージ的には反抗勢力というよりも
支配下に入らない、どこにも属さない民族だね。
それが少しでも脅威になるなら、と考えたのかも。
>>208 そうか、北海道の人たちに近い存在か。
そっちの方がありそうだな。
揚羽にもガラスのような少年時代があったんだな
>「あたしらは見られて恥ずかしめられる見世物じゃないんだよ。芸を見せてやってるんだよ」
アロさん、あんたまさしくプロの芸人だ。弟子にしてください。
その際は、床の手ほどきも(ry
蜻蛉との出会いはああだったのか
見世物のフクロウさんの一分の誇りが時代を動かしたということになるのかも
すげぇ
この時、揚羽が四道の下についたなら、これ赤の軍無敵だよなあ。強すぎる。
まあ、そうなると更紗も救われてなかったというわけで、そもそもこの話が成立しないわけだがw
>不吉とわかっていて枇杷を植えた。死にたかったんだねえ・・・。
揚羽にああ言って勇気付けてたけど、アロさんも精神的に限界だったんだろうね。
誇り高い砂漠の青い貴族とおそらく最下層民であることとのギャップ。
揚羽はアロさんの言葉やその他の要因で立ち直ることが出来たけど、
こうやって死んでいった砂漠の青い貴族たちも数多くいたのかもしれない。
四道に告白して付き合えばよかったんだよ
蜻蛉の親カッコヨス。
揚羽の言うこと理解しててホレこいつ連れていきな、ってかんじが。
>>213 四道の後ろに立つ揚羽の図も格好良かったんで
ちょっと見てみたかった気がする。
柊先生みたいなポジションにいそうだ。
でも今とはまったく違うキャラになってただろうな。
風のようにさすらってこそ揚羽ってかんじだもんな。
風のないところじゃ腐るってのは
ひとつの場所や人のところに留まってちゃダメだって意味だろうから
四道のそばにいたら腐ってて今みたいな達観した揚羽はなくてフツーに軍人だったかも。
>>216 あの親梟、繋がれてなかったんだよね。
アロと同じ「見られる者の誇り」みたいのを感じた。
チビ蜻蛉が蹴飛ばされてぴっぴっぴって跳ねてくのがテラカワユス(*´д`)
単純に羽が痛んでたのかもしれないけどなw
>219
てかつながれてんじゃねえかw
この揚羽って更紗が起ったときと同じなんだよな。
そりゃ、いろいろ揺れるわな。逆に20そこそこまであそこまで落ち着けるというのがすごいが。
>177
やっぱこれに尽きるんじゃなかろうか。
>体は傷つき、心も汚れる。けど揚羽の心にある宝石のような風は決して傷ついたりしない。汚れもしない。
>「オレもおどるぞ」「やめなさい」
このとき朱理が芸道に進んでいたらw
>>223 シラスにサービスしたときに、
こんなことは全然たいしたことじゃないんだよ、OK?
みたいな台詞があったはずだが、あれもそういう意味だな。
>>224 すぐにあきたはずw
社会勉強だと言って連れ出したのが四道じゃなく年下の朱理ってあたりが朱理らしくていいな。
蘇芳にて赤の兵
>いやオレはこのさい男でも
なに?このウホッな人
>オレのものになれ
最強の口説き文句だな、こりゃ。
誰か女口説くとき使ってみてくれ。
ひょっとして、蘇芳で赤の兵を殺したのが揚羽の童貞喪失か?
これまではずっと峰打ちかな
アロさんみたいなお姉さんいいなあ
>224
こんな小僧のうちから朱理は朱理だったわけか
>>221 ん?繋がれてないよー
紐(?)は確かについてるけど、途中で切れてる
羽さえ痛んでないならいつでも飛んで逃げられる状態だよ
その上で敢えてそこにいるから
揚羽もそれを見て何かを感じ入ったわけでしょ
>>232 すまんわからん。
どこに途中で切れてる描写がある?
>>232 繋がれてなんかいなくて、誇りを持ってそこにいたんだよな
見世物なんかじゃなくさ。小さい文字でいらっしゃいって書いてあったしw
きっとあの爺さんが好きで助けてあげてるんだよ
それを見て揚羽も見世物じゃなく、誇りを持って踊る事が出来るようになった
>>233 確かに切れてる描写あるよ
ただの枝みたいに見えるけどw
ほんとだ!233じゃないけど私も気付いてなかった。
普通にただの枝だと思ってたw
ここにも気付いてなかった人がいますよノシ
しっかりまるっと強調されているではないか・・・気付いてなかったことがショック
繋がれてないってのポイントだったんだな
鬱ーな話なんだけど、なんかいい話だよな。
どうでもいいことだけどNo.31の読み方がさんじゅういち、なのかさーてぃわんなのかさんいちなのかちょっと気になる。
「ナンバーさんじゅういち」って読んでた。
でも、よく考えたら、英語と日本語が混合してるな。
BASARAの世界で、英語ってちょっと変な感じがするけど、
たまに、英語使ってるしなー(ダディとか、ママンとか)。
淡路島をゲットする!とかな
>237
そういうのが、揚羽のまとってた風だし、揚羽自身なんだよな。
もしあそこで死ななかったら、どんな人生を送ったんだろうなあ。
ついつい考えてしまう自分がいる。
>>234 ほんまや・・いらっしゃいって言ってるw
自分もずっと枝だと思ってたよ
ええ話やん・・・(;_;)
親に蹴り落とされた蜻蛉カワイソスwwww
SARABA・星の話─新橋─
しんばしはおうちに帰るとき、ちょっと気が重いのです。なぜならきっとおにーたんたちがいじめるから・・・。
しかし実際戻ったときにかけてもらった言葉はねぎらいの言葉。
日本橋、柳橋、竹橋おにーたんもがんばったね、兄として鼻が高いと言ってくれてます。
おにーたんたちは大人になって、雛たちも大勢抱え込んでいて、もうしんばしをいじめたりしないのです。
(それはそれでさびしいような)
「ダディのことは聞いたよ。みんなでママンを慰めようぜ」
「ダディはお星様になったんだよね」
「すごくすごくがんばったんだ」
「きっと揚羽も一緒にいるよね」
「うん、きっと一緒にいるよ」
新橋もいつかダディになります(今度お嫁さんを紹介します)。
それでもきっと旅に出て、タタラを助けて最後まで、一緒に生きてゆけたらいいな。
─────────────────────────────────────────────
24巻・おまけ
四道の婚約の儀の後、四道と朱理が語り合っている。
四道が朱理に言う。「そろそろ嫁をもらわないのか」
朱理はとことん探すと答える。条件はたった一つ。
「王妃になれる女であること」
だから、もちろん頭がよくて美しくて気が強くて馬とか船が好きで一緒に世界を回ってそれからと重ねる朱理に、
1つじゃないじゃないか、友達じゃあるまいしという四道。しかし四道は確信していた。
それでもおまえならきっと見つけ出してつかまえるだろうと。楽しみにしてるぞと。
それは遠い日の1ページ。
ようやくのほのぼのエピですか( ´∀`)
これは・・・!こんぴゅーたーぐらふぃっく?
もこもこふわふわ
>245
やっとなごめた
鳥たちによる蜻蛉&揚羽の鎮魂
南無
> 気が強くて
朱理らしいな。朱理はどこまでも朱理らしい。
朱理の考える嫁の条件が、余りに朱理らしくて笑ってしまった。
更紗はグラマーじゃないが千草さん似で結構美人だし、それ以外ではモロ直球ど真ん中じゃないかW
フクロウふあふあー(*´∀`)
条件の中に牛好きってのは入ってないなw
>一緒に世界を回ってそれからと
ひょっとして最終回後国出たのかなぁ・・・出てどうすんのかは知らんが
>>251 いや、更紗は実際美人だったのか?良く男装してる時は「少女と見違う様な美少年」とは言われてはいたが、
少女として見た場合は……。今帰仁も更紗の容姿を訊かれた際、迷った挙げ句
「可愛い感じ」とか「元気で」としか答えられなかったし。
そもそも15、6の少女が男装してて騙し通せるってのは……。
肌が最も美しい時期である筈の本人曰く茶々の方が肌が綺麗、らしいし。
って事で個人的には更紗は女性の容姿としては中の下位の田舎の芋娘なんだと思う。髪型ダサいし
>髪形ダサいし
ヒドスwww
素は悪くないのに田舎臭くて色気のない磨かれる前の原石のようなものと想像
洗練される日がくるのかはわからんが
そうか?ツインテール更紗は結構可愛かったぞ?
あと、北の姫コスもなかなかだったと思うが。
個人的には中の上くらいのイメージ。
身なりに構わないからあれだが磨けばそれなりだと思う。
頑張れおっぱい星人。
あの外伝の後に新橋兄弟…
和む前にまた泣ける
ツインテール萌えーーー
>今帰仁も更紗の容姿を訊かれた際、迷った挙げ句
>「可愛い感じ」とか「元気で」としか答えられなかったし。
あれはさ、今帰仁は、タタラとして頑張っている更紗の方が印象が強かったからじゃないかな。
そりゃ、闘牛の暴走を止めるために、紐を使って上から落っこちてきたり、
大の男と対等(同じ条件で)に戦っている更紗を見たら、
「おしとやかで、可愛い子だよ」とは、言えないよ。
>254
お前の言いたい事はよくわかった。
更紗は私がいただきます。
揚羽が美しすぎるのです
更紗はかわいいちんちくりんにならざるを得なかったのです
いいからカザンを出せ
ダサン
か、カザンのエピですか?
それは萌えそうですね
それなら私は亜相のエピ(ry
それなら私は蛇王こと藍r(ry
それなら私はエジこと萩(ry
おまいらそんなにエジとウンコのエピを読みたいのれすか
>268
ウンコが読みたいなら読みたいと言え、このツンデレ☆
ちなみに私は黒幕ことナ(ry
フクロウの話ってひょっとして初めて革命後の世界書いてる?
革命かー。確かに革命なんだけど、なんかピンと来ない。
更紗が結構可愛いのは同意だが王妃って柄ではないと思う
王妃にふさわしいのは銀子タン
女王にでもなっちまえばよかったのに。
でも、なりたくなかったんだよね。
NAKAMA・黄の話─蜜柑─
那智の連れてきたぞうさんが熊野に馴染んできた頃、那智は民記に母を紹介された。
ずっと病気で療養中だったという民記の母。そのはかなげな姿に那智はすっかりとりこになってしまった。
一方、天狗党のアジトでは早速その話題で持ちきり。
那智親衛隊(ファンクラブ)が嘆く中、聖は那智の様子を伺うため、民記の家に向かう。
聖は遠目から様子を伺っていたが、間もなく那智が気づく。
聖が那智にみんな那智が後家の色香に迷ったと心配してると言うと
「ちゃうねん。そういうのとちゃうねん」
蘇芳での戦いの時、井戸に火薬を仕掛けた時にも浮かべたその表情に聖は「まあがんばりや」と告げ、去った。
聖は考えていた。那智の浮かべたあの表情、なぜ自分はあれに弱いのか。
時ちょうど熊野の少年研修の時期だった。
雑賀・根来地域と熊野地域の少年・少女は10になったら互いの地域を行き来させ結束を固めるという制度である。
当時10歳の聖もその時、熊野にやってきた。
と、上からターザンよろしくロープにぶら下がっておりてくる少年がいる。少年はそのまま聖とぶつかった。
調子のいい見るからにあほたれなその少年。名は那智といった。
聖の第一印象は最悪だった。当時の那智も聖のことを鼻持ちならん気取ったヤツと思っていたという。
二人がなかなか仲良くならないので、父親たちは二人に蜜柑船の甲板掃除をするよう命じた。
聖は真面目に掃除していたが、那智はサボっている。
そんな那智をええかげんヤツと思いつつ、掃除を終えた聖は安心したのか眠ってしまった。
目が覚めると船を岸につないでいた綱が解けて、船は沖を漂っていた。
那智は取り乱したようにじたばたしている。直に雨と風がやってきて、船は木の葉のように揺れていた。
尚もじたばたして、火を作り、マストの補強をし、水をかき出す那智に聖は落ち着けと思う。
どんな時でも冷静沈着が聖のモットー、こんなことでは動じへんで。
那智はお腹がへったと船に積んであった蜜柑に手をつける。聖は止めるが非常事態と那智は蜜柑を食べてしまった。
船は漂流し、那智は尚もじたばたしている。この様子に聖はお先真っ暗のように思えた。
夜中になり、聖の空腹は限界に達し、聖も蜜柑に手をつけてしまう。それを通りかかった那智が見つける。
那智は蜜柑を食べない聖のため、魚を捕ってきたのだった。かんてきも用意し、水も確保している。
外はいつの間にか静かになり、焼き魚を食べ、最後の蜜柑を分け合ってる中、聖は思う。
那智はあほじゃない。パニクってたのは自分のほう。その証拠に、何もできてない。
聖は那智に謝る。
那智は自分のほうが慣れているし、酔ってたみたいだからいいと言う。あの表情を浮かべながら。
聖は自分が情けなくなってしまった。聖は海に詳しい那智にどこに流されるか聞く。
泣き出す那智。熊野の海は捕陀落渡海といって、僧侶があの世目指して旅立ったところ。多分極楽行き───
と、甲板には霧が立ち込めていた。霧の向こうには船がいる。二人が助けを求めるとその船は聖たちの船に向かってきた。
ぶつかる、と思ったが船は通り抜けてしまった。船幽霊!那智が騒ぐと、あたりに幽霊が現れ、海には人魚の群れが!
そして海坊主に大海蛇!「海には知らんことがようけありました」
那智は泣き叫んでいる。と聖が叫ぶ。「こわない!」
那智は現に見えてると言うが聖は言う。気のせい、こわないと思たらこわない、大丈夫!
聖はカラ元気だったが、後で那智はものすごく頼もしくかっこよく見えてたいそう感激したと言う。
海は再び荒れ始め、二人の懐に隠していた蜜柑が船から落ちてしまった。
海にいた人魚がその蜜柑を受け取る。そのお礼といって、船の向きを変えるよう聖に言う。
それを聞いた聖は那智に船の向きを変えるよう言う。「なんでわかんの」「・・・カンや」「よっしゃ!」
何ですぐ信用するのや?と心でツッコミを入れる聖は那智が片足を引きずっているのに気づいた。
自分は何も見えてなかったと心で嘆きつつ、那智に仕事を代わるように言う。
しかし那智はものすごく感動したという顔をした後、あの表情を浮かべ聖に言った。
「あかん。わいの仕事や」
聖はようやく悟る。こいつはマジなヤツだと。しかし・・・つめは押さえちゃらないかん。
マストから落ちた那智を聖は救った。
それから二人はものすごく頑張り、船の向きを逆にした頃、化物たちは消えていた。
聖は懐よりまだ隠してあった蜜柑を取り出す。おそろしーやっちゃなと言う那智とその蜜柑を分け合った。
聖は一人っ子で人と物を分け合ったことなどなかった。
聖は後に思う。このときの蜜柑ほどうまいものを、その後食ったことがない。
夜が明け、後ろに橋杭岩が見えてきた。向きを変えなければあの岩にぶつかっていたのだ。
聖のカンはすごいと言う那智に聖は人魚のことは秘密にした。
間もなく大人たちが捜しに来て、しこたま怒られた。
現在に戻り、聖は思う。あの顔に弱いのは、痛い思い出と一緒だからと。
聖が蜜柑船の甲板で横たわっていると、那智がやってきた。あの時と同じように蜜柑を分け合う二人。
またあの時みたいに船が出て行ってしまうかもと言う那智にそうなって欲しい気もちょっとしたと聖。
那智はもう大人だから大丈夫、聖と一緒なら何も怖くないと言う。
勝手に大人になるなと言いつつ、聖は思っていた。頼ってんのはオレのほうなんやで。
聖の父は聖に高野山の婚約者に挨拶してこいという。勝手に嫁を決められてたまるかと思いながら聖は高野へ向かう。
山を分け入り進むと一人の女性が立っている。その顔は漂流事件の時、救ってくれた人魚そっくりである。
・・・あんた、むかし海にいてへんかったか?思わず聞いてしまう聖。
うちはあほは好かんと言うその女性。名は薫子といった。
薫子は聖がどの程度の男か見極めるまでは親の決めた婚約には従わないと言う。すぐにわかると聖。
顔は好きやなと言う薫子に「男は顔とちゃうで」「はあとやな」「はあとや」
「言うとくけど女も顔とちゃうで」「はあとやな」「はあとや」
聖は薫子の顔を見ると満足し、帰途につこうとする。と薫子が近道を教える。
その様子に人魚の姿が重なった聖は再び海にいたと言う。そうかもなと言いながら、薫子は蜜柑を半分聖に渡した。
半分の蜜柑を見つめ、儀式のように感じる聖。
去り際、聖は薫子に伝える。自分は中央で政治をやるかも知れないと。薫子はつきあってやってもいいと言ったのだった。
薫子に教えられた道を行きながら、聖は思う。
那智よ、オレらは大人になる。それは別々の思い出ができていく・・・っちゅうことかな。
蜜柑を半分こにできる誰かと行くんやな・・・・・
「あれ、道は?」
薫子のいたずらに引っかかってしまった聖。オレの婚約者は性悪人魚のほうやった。おもろいやんけ。
オレは負けへんで!
・・・・・すごく蜜柑を食べたくなってきた
このコンビ好きだなぁ。しかし、読み返してみると那智は確かに要所要所でマジな顔してて、
聖はそれ見て那智の心情察してるんだよな。井戸爆破の時とか。
この設定、何時から考えてたんだろ?
薫子さんええキャラしとるなあ。
聖ウラヤマシス
ガキのころの聖と那智かわいいいいいいいいいいい
というかたむさんの描くらくがきみたいな子供と動物絵がかわいい
かわいすぎてイーッ!てなるくらいかわいい
那智好きだー!
一見考え無しなようで実はずばっと真理をつくとこがあるよね
穂積さんの時とか
しかしてっきり民記ちゃんの成長待ちかと思いきやお母さんとは…
薫子ぉおおおおおおおおおお!
番外編でこんないい女が出てくるとは!黒目がちマンセー
那智&聖名言集
聖
「人は救世主としておまえを崇拝し頼りにして集まって来るんとはちゃうんやな。
みんなおまえほっとけんのや。泣きながらよたよた走って行くおまえを」
「そう思てただけや、つっぱんのがかっこええて。けど違うんや。
かっこええちゅうことは、そういうこととちゃうんや」
「大将は全体を見やなあかん。恨みつらみで動いてるうちは小物や」
「助けるゆうたら助けるやっちゃ。おれの那智やから」
「あんた天狗党に入れへんか?」
「あんたで心配なんは、みんなにかつぎ上げられ不本意な道を行くことや。
そやからたまには止まって考えたらええ。だあれも怒ってへんで。お帰り」
「あんたの動揺は伝染すんねやで。顔だけ大丈夫なフリされても困るんや」
「手前で止まらん落ちもせん、それが大将や」
「革命家が治世者になるのは難しらしいわな」
「熊野に来い!」
那智
「おっきい鯨には、みんなでかからんとな」
「あんた天狗党に入れへんか?」
「いざっちゅう時一人息子が味方しちゃらんかったら、親父かわいそうちゃうんか!」
「あかん。わいの仕事や」
「せんでもええ。そんなことせんでもええんやで」>イルカ
「けーっあほたれ。うんこぺっぺっ」
「聖ちゃんが出した宿題、タタラどう解くかな」
「浅葱が元気ない時は心配してって言うてるみたいに見えんねんけどちゃうの?」
「泥の中のサファイアになったらええがな」
やっと少し未来が見えてきたな
聖は政治家か・・・熊野代表?
なんかスゴイらしいようなものスゴクらしくないような・・・
>「はあとやな」「はあとや」
(*´∀`*)ポワワ
薫子むちゃかわええ。しかも質のいい性悪女て出来過ぎカップルや。
実は薫子は月子
Σ(・ω・ノ)ノ
無花果、枇杷、蜜柑…
外伝は果物シリーズか。新橋は食い物じゃないが。
>>289 聖には合ってる気もするw
>>286 那智はどうすんだろ。
聖とのペアをもっと見たいけど政治向きじゃなさげ。
家業の大神官継いでべっぴんさんや民記ちゃんと
のんびり暮らすんかな。
ひ−ちゃん、中央で政治やるかもってどこのこと?
今政治の仕組みどうなってるんだろう?
薫子、むっちゃいい女やわww
でも後家さんと那智もイイ感じ…なんか前回に引き続き、ようやくほっとする
(というか笑える)エピソードがでてきた。わーい。
地元なだけに地名とか言葉とか、えらい懐かし。
薫子さん、すてきだー。聖とお似合い。
>「はあとやな」「はあとや」
このまったりとした感じ好き。方言はいいね。
ガキンチョの聖と那智もかわいいわ。
聖のフォロー人生は10歳の頃からはじまってたのか
>291
>新橋
つ非常食
>>297 面白い
でも、ほんとに、新橋っていうお菓子なかったっけ?
ほら、京都名物の…
って、それは、八ツ橋や!
('A`)
たどたどしいノリツッコミ萌え
>>298 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
>298
ネタもはあとやな
>298
浅葱おらんのにツッコミの実演してもしゃあないで那智
そんなことより熊野にぞうさんが馴染んでいる件について
那智よ!
俺たちの「むちむちぼいーん」魂をどこにおいてきたんや!
太郎ちゃんが草葉の影で泣いとるぞ!
薫子さんモテモテでつね
じゃあ私は人魚さんをいただ(ry
政治ってどこでやるんかな。
京都じゃあんなことあって縁起悪そうな気も。
集まるのは雷蔵、桜田、紫の上、聖、志麻の父とか?
九州方面の人がいないけどハヤト・・・ってかんじでもないから茶々かな。
蘇芳とかがいないね、朱理が行くことはないだろうし。
あと東北が多聞・・・・と妄想してみたが無理か、増長だな。一瞬の----夢。
>280
那智もあんなだけど、初登場時は結構人を値踏みしててドライなやつとか思ってた。
あのハヤトがマムシ射抜いた時。
まさかここまでなごまし系になるとは思わなかった。
>282
なんていうかあんなのだったんだろうなって感じの子供だよな>ガキ那智&聖
聖のぼっちゃん刈りがキュート
大人気だなw
>>298 >>304 そもそも赤の軍はあのぞうさんをどこから連れてきたんだ
今帰仁が沖縄から乗ってきたのか
那智には婚約者いなかったんだね
つヘンリー
異国の力借りてるっていうのは内緒な
薫子みたいなキャラを外伝で出してくるとは・・・・・
いろんなカード持ってるなたむさん
本編で出してたらそれはそれで面白かったかも
民記のおかんが民記と全然似てない件について
>那智親衛隊
ヨーロッパに売りこむことができなくなりました。
>314
おんなのこは父親に似るものです
つかおかーちゃん萌え
>オレがどの程度の男かはすぐにでもわかる
座右の銘に…できんなorz
>316
あんな顔した親父ってのも・・・
若だんな〜
聖なんかとっとと政治家になってるもんだと思ってた。
このまま普通にいくと親父さんみたいになると思ったけど、
政治家になったら大久保みたいになるんじゃないかとか思ってしまった。
那智は神官にならざるをえんだろうけど、
なんか商人みたいな考え方してるし、そうなりたいように思えるし、
鯨と決着つけないといけないしやるべきこと多すぎw
どの大久保さんですか?
利通だと暗殺されるから忠寛だと思っておこう
>那智はあほじゃない。パニクってたのは自分のほう。その証拠に、何もできてない。
冷静にこういうこと見抜けたってのもさすが聖。
>「海には知らんことがようけありました」
大丈夫。大人だって半分以上知らんはず。
あんな立て続けに化け物出てこられたらビビる。
「怖ない」と言った聖。昔からあんなキャラだったのね。
怖い、って言うのも怖いよね。
認めちゃったら、より一層怖くなる。
>それを聞いた聖は那智に船の向きを変えるよう言う。「なんでわかんの」「・・・カンや」「よっしゃ!」
>何ですぐ信用するのや?と心でツッコミを入れる聖
w
>聖は懐よりまだ隠してあった蜜柑を取り出す。おそろしーやっちゃなと言う那智とその蜜柑を分け合った。
>聖は一人っ子で人と物を分け合ったことなどなかった。
>聖は後に思う。このときの蜜柑ほどうまいものを、その後食ったことがない。
ええ話や・゚・(つД`)・゚・
>・・・あんた、むかし海にいてへんかったか?
聖、それはさすがに引くw
熊野のぞうさんは富士山と月見草のように
よく似合うよ
木曽川のワニみたいなもんかw
>>285 「熊野に来い!」
いいなあ。
前に書かれてたがこれを那智じゃなくて
聖が言うから嬉しいんだ。
>291
伝説の怪物ってのもあるな
ミノタウロスとかハルピュイとか人魚とか
新橋は怪物(ry
いままでで一番毒のあるカップル誕生やなw
浅葱や群竹さんがいじめられる図を見てみたいもんだ
浅葱との絡みは激しく見てみたいなw
聖&薫子 vs 浅葱(+群竹)
……おそろしww
いじめちゃれ、いじめちゃれ
そーっとな
聖&薫子 vs 浅葱(+群竹)
↑
(煽り役)那智+今帰仁
浅葱(+群竹)に勝ち目は全く無いな
でも、群竹はMなんで喜びそうだw
今まで大人びた言動の方が多かったから、この話の
聖や那智が、このくらいの歳の若者っぽくてほっとする。
やっとそういう時代になったんだとも言えるのか。
彼らの子どもたちが今度は他の土地の子どもたちも交えて
交流しあって、また新しい国を作ってくんだな。
外伝はあと何個くらいやるんだろ。
連載終わってもBASARAを楽しめると思ってなかったんで
嬉しい反面、どこまでも続いてしまうのはちょっとなー。
どこまでも続いて欲しい・・・でも終わりはある
熊野の話は意外だったな。
話の内容じゃなくて、一応時代が本編終了後なのが。
過去の話ばっかかと思ってたから。
まあメインは子供時代の話だったわけだけど。
DAKARA・蒼の話─桃─
何のイベントか忘れたけれど、国王の行列が都中をねり歩いていて、王妃である母上もそこにいるはずだった。
けれど行列を見に行っても、当時の背丈では大人たちに阻まれて何も見えなかった。
僕の命を助けるために姉上に預けたという優しいお母さまはどうして会いに来てくれないんだろう。
間もなく、熱が出た。いつものことだった。
「しようのない子ね」
姉上が桃をくれた。
いつもなら1人で放っておかれるところだった。でも姉上が、姉上が桃を・・・・・。
熱が引いても、僕はその桃を食べなかった。姉上にもらった桃!
いつ食べようかと思っていたところ、
どんっ
「ぼーっとするなよ」
姉上からもらった大事な桃を落としてしまった。あの黒髪の子供がぶつかってきたせいで・・・。
「あら浅葱。桃がキライならそう言えばいいのに。イヤな子ね」
ちが・・・捨てたんじゃ・・・
あとでそいつが朱理という義弟だと知った・・・・・
群竹「はあ!?だから!?だから赤の王がキライだったんですか!?そんなことで!?」
浅葱「そんなこととは何さ。それに他にもね、いろいろいろいろあったんだよ」
群竹「それにしても、ぷぷっ」
浅葱「なんだよ。そんなに笑うんなら熊野に行くのやめるぞ」
群竹「ここまで来て何を言うんです。ほんとはご自分が一番行きたいくせに
初めて焼いてみたお茶碗を見せたいんでしょ」
浅葱「ふん」
群竹「お2人元気ですかねー。ほらあれが那智の滝ですよ」
浅葱「知ってるよ。
おまえさいきんなまいきになったね。やだなあ」
はあ?
345 :
マロン名無しさん:2005/12/16(金) 00:58:53 ID:JfD4VeYO
浅葱カワイス
姉上 皮剥いて切ったの出してやれよ
もっと早くこんな会話ができるような関係になっていたら、浅葱もここまでひねくれなかっただろうに
浅葱萌え言集
「あの人大将だっていう自覚がないからね」
「僕は感動しちゃったねタタラ、バカバカしくてさ・・・」
「僕だって成長しちゃうからね」「あははははざまあみろ」
「僕はタタラがとっても気に入ったから、いつでもそばにいたいんだ」
「やだなあぼくってゴカイされてる」
「おいで。僕がお刺身にしてあげるよ」
「僕はイヤだ。誇り高い揚羽が好きなのに、こんなのイヤだ、汚いよ」
「ナギは苦手だよ」「寂しいならなぐさめてあげるよ」
「芸術家って甘いよね。駆け落ちした君の絵を、誰か買ってくれるのかなあ?」
「目の前にいる赤ずくめの男が一体なんだと思うのさ」
「おまえはねえ朱理、人を蹴飛ばして生きてきたんだよ。
ところがその蹴飛ばした相手の顔すら覚えちゃいないんだ」
「いつでもお陽様背中にしょって、
そういうヤツの隣にはな、陰ができるんだってことくらい覚えとけ」
「僕があんたを沈めたくなる前に上がれよ!」
「ここがもし無人島で、僕と2人っきりだったらどうする?」
「駒にならないなら、柊が来るよ。でもその前に、僕が殺すけど」
「一緒に行こうよ。僕と行こうよ」
「柊を片づけよう。僕はね、あいつも大っきらいなんだよ」
「あいつにはいつも場所がある。人がいる。僕にはないのかな」
「僕ならちゃんと毒蛇を仕込んどいたさ」
「そうだね失敗した。媚へつらって泣くのを忘れたよ」
「僕を信用してるんだ。バカじゃないの?!どうしてそんなにバカでいられる?!」
「おまえなんか大キライだ、死んでしまえタタラ。僕をボロボロにするから、大キライだ」
「そんなウデで僕と張ろうっての?タタラには指一本触れさせないよ」
「何言ってんだよタタラ。僕は今ものすごく死にそうにないんだよ。僕が守るからじっとしてな」
「本気ってなにさ揚羽。そんなもの知らない。知らないよ」
「死んだってかまわない、あんな奴。ただ死ぬなら!」
「神さま・・・そんなものはいない。決して、いない」
「僕のものになってよ、タタラ、朱理じゃなくて僕の」
「僕は何?---僕は僕」
ぎゃあああなにこの萌えコンビたまらnjpdjgpjげjげ:
>浅葱萌え言集
名言じゃなく、「萌え言葉」にしたところがみそだね。
何つーか……らしいなぁ。本当浅葱らしい。
やっぱそこまで酷い環境じゃなかったんだな白の王周り
結局浅葱のアレは素質ってことか
浅葱しょうもなw
熊野で薫子にいじめられるのが楽しみだ
浅葱カワユスカワユスカワユス
>>347さんありがとうありがとうありがとう
この台詞群を見てるだけでとっても癒されるよ・・・
浅葱の泣き方かわいいな
てかなんでお茶碗焼いたの?
そんなつまらん理由で嫌いになるってことに妙に納得できた私はひねくれた人間ですかそうですか。
どう見ても浅葱が弟てかんじだな…
私をお刺身に…してください…
浅葱が群竹さんにいじめられている…
あさぎダメーそこは極Mの世界だから戻ってきてー。・゚・(ノД`)・゚・。
今迄行動原理が不透明だった浅葱が今回の話で一気に等身大の人間に。
居るよなこう言う奴。更紗も更紗で放っとけないけど、浅葱みたいのも放っとけないタイプだな。
群竹さんもそんな心境なんだろう。後、聖も。那智は完全におもちゃ扱いしてるが。
焼いた茶碗を超高額じゃないと売らないよ、とか言って
かえって値打ちがついちゃったりするのかな。浅葱テラカワユス。
>>360 浅葱は穂積にあれだけ大きな事言った手前、実力で認められなきゃならないって意地もありそう
穂積は名前で売ってたけど僕は実力だもんね
とか言いそう。
「あ、そんなに迷うなら売ってやんない。
僕はあんたがどうしてもっていうから最低限の値段をつけてあげたのにさ、バカバカしい。
今度僕の前に顔を見せたら土偶の材料にして焼いてやるから。群竹塩を巻け塩」
「浅葱さま申し訳ございません、塩をきらしておりまして。
昨日買いに行こうと思っていたんですけれど浅葱さまが熱を出され(ry」
とか言ってそう。
「デザインがダサい?それは違うね。君のセンスが田舎者なんだよ」
とか言いそう。まさに維新直後の武士の商売だな
茶碗は絵と違って日用品という側面も強いからな
商売っ気を出せばなんとか生活できるだけの稼ぎは出るだろう
でも、プライドが高いから
>>362-364のようになりそうだw
浅葱は桃尻なんだろうなあ…
桃尻男age
KATANA・虹の話─銀杏─
誰か・・・・・誰か欲しい
それは優しく抱きしめてくれる人か?おなかをいっぱいにしてくれる人か?
ちがう。そんなのじゃない。もっとちがう誰か・・・
月夜の晩。王城の蔵から運び出された宝物を狙い、寺の蔵に忍び込む4人。
彼らは王家秘蔵の4本の宝刀をターゲットにした。羅生、天満屋鍋蔵、朝彦はそれぞれ「朱雀」「青龍」「玄武」の刀を手に取る。
と、残りの一人が何者かの気配を感じた。
そこにあったのは、十字に磔にされた少女の姿。名はタラといい、王家の厄除けに川に流されると言う。
残りの一人は、大きな音を立てながらタラを十字架から引き降ろす。
タラの身の上を聞いた残りの一人は自らの出自に近いものを感じたのか一緒に行こうといった。
寺の見張りが迫る中、最後の一人・玄象は「白虎」の刀を手に取り、4人とタラは寺から逃げ出した。
女はトラブルの元と言う天満屋に覚悟の上とは玄象。
時は獅子王の御世─────残虐と圧制の限りを尽くす13代国王のその時代。
4人は宝を奪って獅子王の鼻をあかそうとしたのだ。
迫る追手を朝彦が今手にした玄武の宝刀で切り刻む。タラは玄象と共に目印の銀杏の木の下に走る。
タラは体の熱さを感じていた。この人なのかな。いつかその人と一緒に行く─────
たどり着くと他の仲間たちはもう着いていた。4人のアジトはその上の天狗岳にあると言う。
堺へ買出しにでた天満屋を除き、一同はアジトへ向かった。
アジトでは玄象がタラを風呂に入れていた。と、風呂場で物音がし、玄象と羅生は風呂場に入った。
タラは風呂の入り方を知らなかったようだ。全裸のタラに赤面する羅生。
風呂の入り方を教える玄象にタラが語る。災いをなす子として檻に入れられ、いろんな人に体を好きなようにされた。
玄象はタラの体を洗ってやり、羅生はそれを見守っていたのだった。
朝彦のメシの合図にタラたちは風呂から上がり、タラに女物の着物を着せる。
タラは嬉しいと言うが笑顔がない。笑ったこともないようだ。玄象はタラに笑い方をレクチャーするのであった。
と、そこへ酒樽を背負った天満屋が戻ってきた。蔵にあった仏像も売って軍資金も作ってきたと言う。オニ扱いの朝彦。
羅生が天満屋を坊主のなりそこねと紹介するが、天満屋が否定する。
寺も神社も国王の言いなりで自分からやめたという。「神も仏もありませんて」
そして天満屋が玄象に世直し第2弾をどうするか問う。
「『獅子の村』を叩きつぶす!」
村の様子を伺う一同が見たものは、獅子の村で毎日繰り広げられている無実の者に対する獅子を使った処刑。
獅子王は国民総奴隷化計画を考えているらしく、そのモデルケースとして、京の北に13の村を作っている。
それぞれに十二支の名をつけ、各地から人を無理やり連れ込み、目的別に強制労働させている。
生活はなく、ただ死ぬまで働くだけ。その中心が獅子王が趣味で作った処刑村「獅子の村」
玄象は獅子の村を叩き、宣戦布告することとした。
朝彦に冷やかされながら羅生が火矢を放つ。タラに待つように指示し、玄象は獅子の村に向かう。
村では朝彦が役人たちを切り刻んでいる。完全に叩き壊すよう指示する玄象を解き放たれた獅子が襲う。
と、獅子の背後からタラが首を絞め、持っていた刃物で獅子を仕留めた。
そのタラの姿に悪かった、加われと玄象。玄象のことは守るとタラ。
村はあっけなく壊滅した。タラの仕留めた獅子以外の獅子は檻に入ったままだろう。
檻の中で死ぬのはイヤだっただろうなあ・・・、タラが言う。
そんなタラの肩を抱き、玄象が言う。自分たちも国王に飼われた檻の中でただ死んでいくのは嫌。必ず全ての村を解放する。
血にまみれ、炎を浴び、熱い・・・あたしはみんなとひとつになれる。
タラは仲間に囲まれ、高揚していた。
快進撃が始まった。今度のターゲットは無理な土木工事で大量に村人が死んでいる「子の村」
天満屋はタラの仕留めた獅子の毛皮で作った手袋を朝彦とタラに渡す。一体感を感じるタラ。
4人とタラたちは子の村で役人たちを斬り払う。
タラはみんなに「勝利の女神」と言われるようになった。朝彦はなんとかに刃物と言われているが・・・。
「悪党を斬るのって気持ちいいよね。ちんこびんびん」「おまえだけや」
村は次々と解放され、村人は喜びながら、怯えながら去ってゆく。仲間になりたいという志願兵も増えた。
と、子の村にいたと言う老婆が働かせて欲しいとやってきた。息子は亡くなったという老婆にわかったと受け入れる玄象。
老婆は早速、洗濯をはじめ、タラは玄象に乗馬を教わっている。
勝利の祝いと羅生は舞「忠度」を舞う。満面の笑みでそれを見るタラ。
「なあ、オレら世間では『ばさらもの』って呼ばれてるらしいぜ」「何よそれ」
「まあ、イキでダテでかっこいい反逆者っちゅうとこかな」
「国王側からしたら厄介者っちゅうイミや」「いいじゃんそれ『ばさらもの』」
快進撃は続く。玄象は思う。できるのか?本当に俺たちの手で王を倒し、国を変えることが!
戦の最中、タラは役人に背後を取られるが、玄象が救う。
玄象が言う。「大事だからな、タラ。おまえのことも」
タラは思う。今まで誰も自分のことを大事といってくれなかった。
何をしたらいいのか、何のために生きてるのかわからなかった。
でも、ここには居場所がある。一緒に走れる。玄象と!
朝彦は相変わらず、役人を切り刻んでいた。
最近はぼーっとまな板のフナを切り刻んでいるほど精神的に相当消耗しているようだ。
オレ、変と聞く朝彦に前からと天満屋。
メシは?と朝彦を呼びかけた玄象たちの見たのは天満屋の膝枕で寝ていた朝彦の姿だった。
4本の刀は北の方で作られたから、北の産まれの朝彦と響きあったのかもと天満屋。
4人の出自は実はバラバラ。朝彦は生き別れた妹を捜しているという。
朝彦の姿を見て、俺も膝枕と玄象がタラの膝に乗ろうとしたところに玄象に客が来た。
それは雪子。玄象の幼馴染で嫁みたいなもの。呆然とするタラ。
今夜の寝室には玄象はいない。がっかりするなと羅生。タラは天満屋に替えの着物を依頼するのであった。
翌日、天満屋からもらった着物に着替えたタラは、今まで着ていた着物を雪子に返した。
タラの姿を見て、女の勘が働いたのか雪子はやっぱり来てよかったという。
タラは仲間と言う玄象に雪子は信じているといい、昔語り合った夢の話をする。
この国は絶対おかしい。オレが変えてやるぞ雪子。新しい国を造ってみせる。国王を倒すんだ!
私の夢も玄象と一緒と言う雪子。でも戦えないから、待ってるからね。死んだりしないで・・・・・。
そんな雪子に大丈夫、きっとうまくいくと言う玄象であった。
次の標的を絞るべく、玄象たちは作戦会議を行っていた。その場には雪子はいない。
タラはその事を玄象に尋ねると戦に参加しないし関係ないという。
その言葉にタラは思う。ならば戦の中だけは玄象と一つになれる。国のこととかはわからない。
だから、玄象が疲れないように、怪我しないように玄象のために代わりに自分が斬る!
「午の村」で戦う一同は異変に気づく。村人の姿が見えない。
建物を捜していると村人たちを発見する。しかしそれらは全て躯と化していた。
玄象たちへの見せしめである。激しく嘆く羅生。
玄象は思わず外へ出る。これぐらいやりかねない連中、勝ち続けでいい気になっていたと嘆く羅生。
玄象のせいじゃないとタラは言うが玄象は聞き入れない。
口論になりそうになるが、突然、玄象がタラに口づけし、タラを押し倒した。
「ごめん、これじゃけだものだな」
玄象が詫びる。大丈夫、自分もけだものと言われてたとタラ。
玄象はお前はそういうんじゃないとタラを抱く。
タラは玄象に尋ねた。あの死体の中に知り合いがいたかと。
玄象が言う。確かにいた。反抗的、禍の元と玄象を村から追い出した村人たち。
村はなくなり、村人たちはこのあたりに連れてこられたらしいと。
助けてやりたかったんじゃない、見せつけてやりたかった、自分はすごい、ざまあ見さらせと。
玄象はすごい、タラは言う。ずっと走ってる、やめない?
やめない、生きてるうちは、玄象が答える。それを聞き、タラは安心する「じゃあ一緒にいられるね」
タラは言う。自分は玄象に会わなかったら死んでるから玄象の好きにしていいと思うと。
しかし、玄象はお前はお前のもの、大事にするだけと言いのこし、去った。
一方で朝彦は死体の中に妹を捜していた。天満屋が止めるまで。
敗北だった。集まった人々が去っていく。
天満屋は退路を確保すべく、堺屋に船の調達を頼んだ。そのために訪れた若狭湾で、欧州女性の漂着事件に出くわす。
意識を取り戻した女性に名を尋ねるとアイリスという。日本語では菖蒲の意。
ふと天満屋がもらした「きれい」と言う言葉をアイリスに通訳して伝える堺屋。アイリスは天満屋に笑顔を向けていた。
堺屋から辞書を借りた天満屋はアイリスと共に過ごすようになった。
朝彦は自分の妹を救うため、早く次の村を襲おうと玄象に突っかかっていた。あせるなと言う玄象。
妹がいるのかと聞く老婆に、自分の持っているのと同じお守りを持っているはずと言う朝彦。
玄象はおとり隊を出し、その隙をつくことにした。
羅生率いるおとり隊は「未の村」に侵入する。しかしそこはもぬけの空!はめられたと悟り、本隊と合流しようと急ぐ羅生。
「巳の村」にたどり着いた本隊の見たものは本格的な軍隊。
待ち伏せられたことで密告者がいると悟り、撤退を指示する玄象。
朝彦は相変わらず、兵を斬り刻んでいる。刀に取り憑かれたか、朝彦の心には斬ることしかない。
と、一人の兵が朝彦の前に押し出される。かまわず斬る朝彦。しかしその兵の発する一言で朝彦の動きが止まる。
「お兄ちゃ・・・」
その兵の首には朝彦のものと同じお守りが。ようやく事態を悟る朝彦。朝彦が斬ったのは生き別れ捜し求めた妹!
朝彦は妹の名を叫び、その場に崩れ落ちてしまった。どうにか天満屋が救おうとするが、朝彦は動けない。
周りを取り囲まれた天満屋は玄象に先に逃げるように言う。と、羅生隊がようやく追いつき、一同は何とか退却できた。
追撃はなかった。しかし大勢の仲間を失った。
翌日、床に伏せていた朝彦を除く一同は密告者を捜していた。天満屋が玄象に尋ねる。雪子にこういう話はするのかと。
タラをも疑う天満屋。しかし羅生に一番外部と接触している上、異国の女性が怪しいと反論される。
それを聞き届け、タラに謝りつつ、天満屋は悪かったと外へ出た。タラも外へ出た。
自室に戻った天満屋はアイリスに尋ねる。本当は日本語をわかっているのではないかと。
どっちだとアイリスを抱きしめる天満屋。
そこへ老婆が現れ、玄象たちが刀を抜いてスパイがどうとか言いながら迫っていると告げる。
雨の中、羅生たちは天満屋を捜したが見つからない。と、タラが戻ってきた。
タラは子の村の人たちに尋ねていたのだ。あの老婆を知っているかと。
結論を得たタラたちは老婆に迫る。子の村の人たちはあなたのことを知らないといっている・・・。
老婆は語り出した。玄象たちが今まで生き延びてこれたのは遊び好きの獅子王が遊んでいたからだ。
本気になったら一秒とて生きていられないね!
玄象は老婆を殺す。最後に老婆は言い残す。「天満屋はどうしてると思うね」
アイリスをつれて逃げた天満屋は国王の兵に囲まれていた。天満屋はアイリスに言葉を残し、この場から逃げるように言う。
天満屋を追った玄象たちは、逃げているアイリス、そして・・・討たれた天満屋を見つけた。
タラの胸中に過去言われた言葉がよみがえる。「おまえは禍を呼ぶ狼女」
アイリスは天満屋の形見の青龍の刀を持ち、東へ下った。そのお腹には天満屋の子がいるようだ。
天満屋の辞書の代金はそのままアイリスのものとなった。実に天満屋らしい置き土産だった。
朝彦は部屋にこもり、竹光を作っていた。朝彦は玄象に言う。この玄武は抜いたらダメなんだ。
朝彦は故郷に妹の墓を作るべく、北へと去った。玄武の刀と共に。
玄象は革命の終焉を悟った。
国王軍は南に迫っている。玄象は天満屋が用意した船のある若狭湾に抜け、そこで解散することとした。
それを告げる会議の中、玄象はその場にタラがいないことに気づく。
タラと羅生は目印の銀杏の下にいた。二人は敵を引きつける為、敵陣に突っ込む気だったのだ。
と、羅生が語り出した。この銀杏という木は孫の代にならないと実がならないと言われる時間のかかる樹。
自分たちもそうだったのかもしれない。きっと孫の代になれば、王家を倒すヤツが出てくるさ─────
タラと羅生の動向をつかんだ玄象は二人を追おうとする。それを止める雪子。
タラの生き方も女の生き方、しかし私の生き方も女の生き方、あなたを行かせない!
タラは玄象を助けるために行ったという雪子を否定する玄象。居場所が、自分と走れる場所がそこにしかないからだ!
雪子は砂漠でもどこでもいい、2人で暮らしましょうと尚も止める。
「お腹に、赤ちゃんがいます。だから生きていて、玄ちゃん」
敵陣めがけ、タラと羅生は馬で駆け出す。が、タラは羅生を馬から落とす。無駄な戦だから来なくていいと。
そんなタラに羅生は叫ぶ。おまえが好きだ、好きだよこの馬鹿──っ!!
ありがとうと礼をいい、タラは走り去った。
タラは単身国王軍に突っ込む。タラは思う。たとえ本人がいなくても、この時だけは玄象と一緒にいる。
ひとつになって走っていける。愛し合えなくても、抱き合えなくてもここに───
「タラ!リーダーを置いていくとはどういう了見だ!」
そう、玄象本人がタラの加勢に現れたのだ!白虎の刀は雪子と子供に預けてきたのだ。
子供ができたのなら、この熱さのためだけに命を賭けられる!
二人は戦場を駆けながら感じていた。愛し合うよりも抱き合うよりもひとつになる!
やがてタラは捕らえられ、玄象は討たれた。
今際の際で、玄象は思う。オレたちはダメな連中だった。
決して崇高な志で革命を願い、血の誓いをして起ち上がり、それに殉じたわけじゃなかった。
弱かった。人だった。けれど、人でなければ世は変えられないと思う。
捕らえられたタラは民衆の見守る中、獅子王の前に引き出されていた。
残虐な刑罰が上がる中、獅子王はタラに言う。「余の妃となって、生涯オレの命を狙い続けるというのは?」
面白い世継ぎを産めと言う獅子王に阿呆を産むとタラ。
それがよいと言う獅子王に生きる意味がわからない人と悟ったタラはかわいそうな人と言う。
「その通りだ。なにしろ退屈なのでな」
神も仏もいないと天満屋さんは言った。ではあの満月に祈ろう。あたしが禍だというのなら、王家にこそ禍を。
タラは獅子王に嫁いで行った。
朱雀の刀は羅生と共に南へ、白虎の刀は雪子と共に西の砂漠へ落ちていった。
王家の記述にはただ一言、「ばさらものによる小規模な反乱」と書かれるのみである。
4本の宝刀が盗まれたという記録はどこにもない。
時は下り、王城の地下を進む者たちがいた。その者たちが獅子王のそれからを語る。
獅子王は庶民で罪人の女を娶った。その子が嫡流となり、現鬱金王に続いた。
御つきの者が言う。獅子王は王家を滅ぼしたかったのではないかと。
何しろ王城の地下に城を一気に崩すような仕掛けを造ってるくらいだからな。
城の地下を進んでいたのは萩原だった。
一方、潮の香りのする地下。白虎の刀を手にした戦士に老将が問いかける。
「わしは朱雀の羅生。戦士よ、名はなんという」
「タタラ」
あの銀杏の樹の下にはその実が落ちていた。それを拾う子供たち。
ついに時は熟したのだ。
いつかきっと
熱い思いを胸に4本の宝刀を持って
弱き者たちが立ち上がるだろう
すごいのキター!
無茶苦茶濃い話だな。たむさん、省略と強調の技術上達してるね。
関門トンネルじゃ誤魔化しちゃったライオンもリターンマッチなのかしっかり描いてるし。
何より登場人物一人一人に好感抱けるのが良い――雪子だけは好きになれそうにないが。
恋してるからって周りを傷付けたりわがまま言って許される道理は無いだろうに。俺がガキなのか?
たむさん、濃すぎだw
天満屋萌え
鱈良いな。変に美少女美少女してない処が逆に可愛い。何処か不完全な美しさの方が綺麗に見える。
玄象×雪子⇒タタラ、更紗
羅生⇒隼人
天満屋×アイリス⇒雷蔵
朝彦⇒多聞、増長、七尾
タラ⇒王族
か。タラの子孫が朱理や浅葱ってのは良いとして、ウンコもそうだってのはちょっと……。
「阿呆を産むよ」の宣言通りの子孫ではあるが
マジすげえー
長文、ネタバレお疲れ様です。
「ばさら」にこんな意味もあったんですね。
エジがキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!
羅生キタァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ( ゚)ァァ( )ァァ(` )ァァ(Д`)ァァ(´Д`)ァァ゜(゚´Д`゚)゜。ウァァ・゜・(ノД`)・゜・ァァァァン!!!
まじスゲエ
>タラは嬉しいと言うが笑顔がない。笑ったこともないようだ。玄象はタラに笑い方をレクチャーするのであった。
綾波?
一気に過去に飛んだな〜
ほのぼのが続いた後だけに、朝彦と妹のエピは
ちょっとしんどかった。
しかし「タラ」という名はもう少し何とかならなかったのか…
タタラとだぶらせたいのは分かるが。
羅生おおおおお今すぐその後ろにいるサル顔の子分をぶった切っておくんだ!
って叫びそうになった
> いつかきっと
> 熱い思いを胸に4本の宝刀を持って
> 弱き者たちが立ち上がるだろう
ここ、いいな。
再び白虎の刀を手に立ち上がった者を見ることができた
羅生の涙の意味が、やっと本当に理解できた気がする。
曾孫のハヤトの活躍も見せてやりたかったなあ。
まさか羅生の時代の話が来るとは。ばさらものカッコヨス
>おまえが好きだ、好きだよこの馬鹿──っ!!
羅生、タタラを見たときタラのこと思い出したりしたのかな…。
羅生たちが思いを託した刀を手に、タタラやハヤトが成し遂げたことを、
ホント羅生には見てほしかった。
朝彦と竹光のエピソードもぐっときた。
羅生、ハヤトにそっくりだな
洞窟の中の人とは別人のようだ・゜・(ノД`)・゜・
(年取ったからとかいうのではなく、回想の中で岩を舐めてる羅生が)
私は何か雪子に感情移入しちゃったよ。なぜだろう。
キリッとした女性の方が好きだから、タラの方を好きになりそうなのに。
最後にタラを追いかけてきた玄象のこと、
リーダーとしても男としてもかっこいいと思うのだが、
雪子のことを考えると何かやりきれない気持ちになる。
戦えない自分を呪っただろうなぁ・・・。
>>392 雪子は、状況が志摩ちゃんとちょっと似ているかな。
ただ、雪子の方は、作者の「嫌うのなら、嫌いなさいよっ!」という気概を感じる。
志摩ちゃんの場合は、「嫌わないであげてね」っていう感じ。
雪子は状況や事情も知らずに物言ってて、それを知ろうとする描写も反省する描写も無いからな。
作者の読者に嫌わせようって意図が感じられなくもない
>>390 なんで羅生がタタラを見てタラを思い出したりしたのかなって思うの?
顔が似てるから?それとも名前?
うあああああなんだこの話!
目からウロコ。っつーか涙も出た・゚・(つД`)・゚・
> 王家の記述にはただ一言、「ばさらものによる小規模な反乱」と書かれるのみである。
ちょっとぞくぞくした。
蜂也が言ってたことと重なるな。勝ち残ったから正しい、となるんだ、みたいなこと言ってたよね。
タタラと赤の王の場合、時が熟して、仲間が集まって
結果的に革命となって王家を滅ぼすに至ったわけだけど
そうでなきゃ同じくただの「反乱」で終わってたわけで。
タタラと赤の王って互いの正体を知ってから成長したってかんじだけど
あんときはまだ時が熟してなかったんだろうな。
長い連載にも深い意味があった気がしてきた。
歴史にも「○○の乱」の一行で終わってるのいっぱいあるもんなー。
そこにある発起した人らの意思なんかあんま考えたことなかった。
399 :
390:2005/12/17(土) 02:22:40 ID:???
>>395 顔&名前&白虎の刀。
なにより、タラとタタラに通じるものがありそうで。雰囲気とかオーラとか。
ま、短絡的に結び付けてるだけといえば、それまでだけど。
雷蔵タンに流れている外国の血を見ることができるとは・・・
玄象の血が流れる更紗と、玄象を愛したタラの血が流れる朱理、が出会って愛し合うってスゲーーー!!
なんか獅子王が格好いい。
とんでもない為政者には違いないが、理想的な敵役って感じで。
そういや本編には、当初は読者からこんなイメージを持たれてたけど、
実際見るとただただ情けないくせに、しっかり全ての元凶だった国王がいたなぁ‥‥‥
濃い・・・本編終わったはずなのにこれは濃すぎる。
玄武の刀関連もこりゃすごいな・・・
>>401 ろくでもないヤツなのにいつかのどっかのおっさんと違ってなぜかかっこよく見えるな<獅子王
多分悪事を悪事としっかり認識したうえで憎まれるの覚悟で極悪に走っているからだと思う。
どっかのおっさんは己の悪を自覚すらs(ry
自ら死んだりせずに王家に禍を、って生きたタラ、
すんげーかっこいいんだけどすんげー切ない・・・
禍のために子供産むなんてその後どんな思いで生きたんだーorz
そう思うと銀子タンも同類だな。テラセツナス。
> それがよいと言う獅子王に生きる意味がわからない人と悟ったタラはかわいそうな人と言う。
> 「その通りだ。なにしろ退屈なのでな」
その後ちょっとでも心通わせ合えたと願いたいもんだ
白虎の刀を赤ちゃん抱えて逃げた雪子にもひとつの立派な女の生き様を感じたよ。
身ごもったと知らせたら戦いに行っちゃった死んじゃったってかわいそすぎる気もすっけど。
玄象おまえ罪な男よのぉ(;´Д⊂)
このままほのぼのーと終わっていくのかと思っていたらこの話で一気に目が覚めた。
本編に一層深みが増してしまったではないか。
濃いよ。濃い話だよ。
>あたしが禍だというのなら、どうか王家にこそ禍を
満月に祈るタラのシーン、背筋にゾクッときたよ。すげー。
玄武が竹光だった理由が切ないよ。
タタラが羅生に名乗るシーン、奥深すぎるよ。
獅子王まともに顔出たの1コマだけなのに何?この存在感。
所でエジプト、何下に美味しい役だなw
ここだけ見てると、本編ではウンコ王と1位2位を競うか?ってくらいに小物臭プンプンだったなんて
忘れてしまいそうだよ。
羅生はこの後幸せな結婚をしたんだと思いたい…
この時雪子のお腹の中にいる子が
あのかっこよく大往生したおじいちゃんだと思うと
時代の流れってやつはと感無量になる
なにげに堺屋がスゲーw
>>409 その争いにすら加えさせてもらえず、存在自体を忘れ去られてる黒の王カワイソス
小物だろうとなんだろうと読者に強烈なインパクトを残せたエジとウンコ王は
漫画キャラとしては勝ち組だな
>>410 その感無量をぶち壊して悪いが、年数考えると爺ちゃんは雪子の孫だと思うぞ。
タラの絵が騎乗位で喘いでるようにも見えるのはわざとだろうな
>>413そうだっけ??
隼人って羅生の曾孫でしょ?
だから年齢的に雪子の曾孫が更紗。
雪子の孫が更紗の父。
雪子の子供が更紗のじいちゃん。じゃない?
>>405 いやあ、でも、愛した人を殺したやつだし…
ああ、そういえば、更紗は、自分の大事な肉親を赤の王に殺されてるんだよね
>415
羅生とタタラの出会いのシーンで、
「白狐の玄象か」
「それはひいおじいちゃん…」
って言ってるシーンがあるから、そこまで考えなくてもおまいが正しい
まさか最後の最後にエジが出てくるとは
>>416 それに獅子王を見たタラ穏やかな顔してるし
どっかの誰かみたいに心底小者だったらもっと憎んだ目で見れたかもなあと。
ウンコを見た時の更紗は虚しさだったけど
タラの場合はほんとに同情な気もして。
生きる意味がわからず退屈しのぎに残虐政治ってのも虚しそうだし
タラはそれを見抜いたわけで、どっちも少しは救われてほしいという勝手な希望。
あと単に獅子王の見た目が意外と格好よくて萌えちゃ(ry
初代国王の話も読んでみたくなった。朱里似の国王みてみたい。
>>420 初代国王はそれこそ更紗も霞んで見える程の英雄だったんだろうな。
良くも悪くも0の状態から国をまとめ、建て直した人物な訳だし。
初代のエピソード描かれたら、更紗の人気落ちるかもね。
こんなに苦労して作り上げた王国壊しちゃって……みたいな感じで。
獅子王のエピ見たい。
キリがないな。次々に良キャラでてくるもんだから。
タラが更紗そっくりだからこいつが祖先なんだろうなと思ったら違った。
最後には朱理の決め言葉まで言ってるし。
ストーリーの展開がうまい。
更紗の人気は落ちないと思うよ。もうぼろぼろな国だったんだし。
それより国をぼろぼろにしたウコン王や獅子王達の人気が落ちるんジャマイカ?
まぁウコンはこれ以上落ちる人気も残ってないけど。
初代国王って戦国武将で言えばどんなタイプだったのかなぁ?
信長とか秀吉とか家康とか。
イメージではその中なら信長?んでウコンは綱吉辺り。タタラがいなければ朱理が吉宗みたいな。
日本史全然詳しくないからてきと−だけど。
雪子は実は月(ry
天満屋萌え
アイリス激萌え
アイリスはおれのもんだ
けどそれでは天満屋が不幸になる
そうか!おれが天満屋になりゃいいんだ!
>378
ババアもOK?
あれはあれで見事な汚れ役だと思うが
>380
朝彦の血が鹿角の4将軍に流れているとしたら、多聞と増長は親戚?
タラは白の大姉の祖先でもあることもお忘れなく
羅生って革命後も生きてるんだろうか
ごめん しし
>400
>玄象の血が流れる更紗と、玄象を愛したタラの血が流れる朱理、が出会って愛し合うってスゲーーー!!
雪子の血が流れるタタラと、その恋敵のタラの血が流れる朱理、がやっぱり憎しみ合ってたってどう?
もし更紗の時代の国王が獅子王だったら、革命は成就しただろうか・・・・・
>407
ある意味、この漫画で最悪の男かも知れん>玄象
この世が動く時には商業の影がちらつくものだが、タタラの革命も実は堺屋が後ろで手を引いて・・・・・
>409,418
エジのくせに生意気だ
>>431 愛おしいと憎らしいは同じ所にあるってことだよ
玄象は読んでて普通にムカついた
好きで好きでしょうがない人が死んじゃってから妊娠に気付いたってのは、
救いになるし嬉しいかもしれないけど、
妊娠を告げたら「子供ができたなら俺はいける」って言われて
死なれたんじゃなぁ…。
雪子かわいそうだろ…
>>432 多分、無理だ
兵力差が圧倒的で敵の大将がバカじゃないときたら勝てるわけが無い
タタラが一年で革命を成功させる為にウンコはヘタレにさせられた気がしないでもない
あれがもっと狡猾だったら五年・十年の単位で革命の計画を立てないと勝てない
>>424 綱吉の名誉の為に言うが、綱吉はまともな君主だぞ。
綱吉に謁見したドイツ人医師エンゲルベルト・ケンペルは、
「非常に英邁な君主であるという印象を受けた」とその著書『日本誌』に記している。
名君と言われる吉宗だが、その施政には綱吉前期の治世を模範とした政策が多いと指摘されてる。
長々と説明するのもなんなので詳しくはこれを読んでください。
文春新書刊行「黄門さまと犬公方(山室恭子)」
玄象はどっちにも優しくしているようで
どっちにも優しくないね
ある意味タタラのプロトタイプっていうか
>>424 おまいのおかげでウンコじゃなくてウコンてことを久々に思い出したよ。
天満屋て商人だしタローチャンにちょっと似てるからタローチャンの祖先?とか一瞬思った。雷蔵タンか。
ハヤトって祖先まで損な役回りだねw
羅生はタタラが去ったら使命は終わったと安堵して
すぐ静かに息を引き取った…というイメージ。
天満屋がいい味だしてるもんだから
いまさらながら雷蔵に萌えてきた。
ウホッいいオトコがいっぱいBASARAワールド。
×ウホッいいオトコがいっぱいBASARAワールド。
○ウホッいいオヤジと牛がいっぱいBASARAワールド。
>442
自分も太郎ちゃんの先祖だと思った<天満屋
立ち位置もちょっと似てるような
>443
いつか機が熟して、誰かが再びあの刀とともに立ち上がる
それを見たいという一念で、生きてきたんだろうからなあ。
今更ながら見事な生き様だ。
ハヤトはまだこれからだろう。15なんだし。
朝彦の釣り好きは多聞に継承?
市松の匂いもどこか感じたのだが
少女漫画でちんこびんびん…
たむさんなんかすごいな
>月が欠けてゆく
一言でこの先を暗示してるな
やっぱり羅生は朱雀の刀をあまり使ってない件について
タラが激かわいいんですけど
磔で手に杭打たれてカワイソス
不自然な笑顔→満面の笑顔萌え
羅生に振られショボーン
最後まで王家への怨念に生きオソロシス
なんて濃い時間なんだ
羅生鼻血出して・・・・・ウブやのうw
ほんとにちゃんと嫁もらえたんだろうか
つうか王家を呪うのはまあいいとして。
そんな理由で産まれる子供はかわいそうすぎる。
そういやバーサーカーキャラは初めてだったな>朝彦
それも危うい心の均衡の上にあったわけだが。
北へ帰った時、やはり恐山の仙人に会ったんだろうか
>453
浅葱と銀子みたいな関係だったのかもしれない>タラとその子供
けどそれすらも手の平の上で楽しみ、ことごとく潰しそうな獅子王
ババアにはやられたな
登場の仕方が和みキャラっぽかったから油断してた
天満屋の恨み、忘れまじ
タラの子、両親に愛されず育つ
↓
でも家臣とかに甘やかされる
↓
阿呆に育つ
↓
孫がウンコ
(゚д゚)ウマー
>448
この漫画を少女漫画と思ってるだけ手遅れ
そっかタラの子は息子に殺されるんだ
玄象あれ鼓の持ち方逆ちゃうか?
ん
タラ 獅子王
│
(14代)
│
鬱金王
ってことだから、うん、殺されるね
若い時はあんなボケてなかったんだよきっと
14代はウンコの親で確定だったっけ?
まあ、些細なことなんだが
実はウンコが実子とかw
なんか読めば読むほど玄象のタラに対する扱いに憤りを感じるんだけど
羅生の言うとおり、ありゃ生殺しだ
獅子王の残虐非道振りが入城後の浅葱に被って見える。
王家を無二の悪役にして、後腐れなく民衆に滅ぼさせるのが目的なんじゃないかって。
まぁ、獅子王以前の国王がどんな政治をしてたか良く知らないから言えるんだけどね。
雪子の借り物の着物より天満屋の服のほうがいい
>466
うーん、浅葱と違って王家の滅びまで考えてとは思わんなあ。
ただ、この手の王様が海外進出を考えなかったのがちょっと不思議。
>「大事にする」
浅葱の胸で花びらとなって消えたタタラを思い出した。
タラが生殺しにされた時、羅生に一握りの勇気でもあれば・・・
>>466 それだったら玄象らを殺す必要は無いわけで…
獅子王の場合は単に退屈だから民衆を虐めて楽しんでただけだと思う
>>464 どっかにウンコ15代って表記なかったっけ
脳内補完だっただろうか
14代がウンコか獅子王の兄弟って可能性もってことじゃ?
朝彦の妹・夕って・・・・・安易なネーミングだw
天満屋さんとアイリスさんの仲睦まじい様子萌え萌え
天満屋・・・「おまえさんを疑ってるわけやないよ」ってあれはタラを疑ってるよw
まあ、タラや雪子を疑った落とし前で、アイリスにも疑いの目を向けようとしたことは評価するが。
猩々一族の詳細キボン
生殺しヒドス…
無理にでもやっちゃって
罪悪感に苦しんでくれたほうがよほどマシじゃねーかorz
>477
みんな猿顔
>>472 15代続いた王家が〜
みたいな描写をみたような気が
俺も脳内補完だったかな…
>「止まるなら、死ね!」
田村漫画の本質を示す言葉だな。
本編然り、巴然り
タラが玄象なら一緒に死ねたらそれもよかったと思ったのと同様に
羅生もタラなら一緒に死ねたらそれもよかったと思ったろう。
ある意味、死に場所を失ったともいえる羅生。
志を継ぐ者の出現を見届けるまで死ねないのは当然か。
「止まるなら死ね」
でタラは朱理の祖先だと思った。
更紗は言わなさそうな言葉。朱理はすごく言いそう。
>477
浪漫だよ、浪漫。
実は羅生だけが玄象の子孫とタラの子孫が対立する未来を予想しえたのか
老いた羅生が朱理を、白の大姉を、浅葱を見たらどう感じたであろうか
ウンコを(ry
羅生の生涯は本当に悲惨だ。
愛したタラを
精神的にはリーダーの玄象に奪われ、
肉体的には敵の獅子王に奪われ、
味方に背かれ、獅子王に関門トンネルに幽閉され、
ひ孫は国王の敵だった曽祖父を否定しようとしてたし。
タタラとの邂逅とハヤトの改心ぐらいしかいいことがない。
しかも、自分の子孫は昔愛した者の子孫と敵対せざるを得ないってこれなんかもう気持ちがどうなるのかわからん。
自分の行為が原因で子と孫娘(ハヤトの母)、曾孫が迫害を受けるってのも加えてくれ。
>ひ孫は国王の敵だった曽祖父を否定しようとしてたし。
これは上記に起因してるし、否定したのは母親を想っている故に。
だから、「改心」ではなくて「わだかまりが解けた」「誤解が解けた」が適切だと想う。
>486
けれど見事だ
そういえば玄象を幽閉したのって獅子王か…。
タラは知ってたのかな?知ってても何もできなかったんだろうか。
一応つっこんどくけど、
玄象じゃなくて、羅生だよ
(紛らわしいって言えば紛らわしいよね)
なーんとなく知らなかったんじゃないかなあ、と思う。
獅子王も、とりあえず、獅子を放ってある洞窟に罪人を放ったらどうなるんだろう、
くらいにしか思ってなくて、罪人の名前も知らなかったんじゃないかな。
そうだよ。羅生の戦いはまだまだここから始まるんだよ。
だから羅生の外伝を(ry
羅生のは、どちらかというと、漫画というより、小説向きなんじゃないかなあ。
漫画って、「静」か「動」かで言ったら、
「動」という感じがするのだけれど、
羅生は、あんまり、「動」っていう感じがしない。
>492
それ言ったら、MADARAなんかもそういう気がするが、実際漫画でやってるし、小説向きとかそんなのはあまり意味がないと思われ。
ところでエジの番外編は漫画向きか小説向きかw
うあー考えれば考えるほど羅生カワイソス。
しかしほとんど岩と化していたあの姿、改めて見事。
さて、いにしえの反乱の敗北者の生き残り羅生はこれから悲惨な人生を歩み始めるが、
現世の反乱の敗北者、朱理はどうなるのかねえ。
決して生き残ることが幸せとは言い切れない気がしてきた。
しかしたむさんこんな濃い話一話に詰めんでも・・・
半年ぐらいの短期集中でも十分いけたんじゃないか?
タタラは少年、とか噂先行でほとんど顔知られてないし
更紗として生きればほぼバレないだろうけど
赤の王の顔は結構知られてるしね。
腕ないから目立ちそうだし。
でも北の方じゃ知られてなかったし南じゃ支持されてそうだし
とりあえず京都を離れれば大丈夫かもね。打たれ強いしあとは朱理次第か。
更紗と世界を見て回りたいって考えてたから船の上で仲良くイチャイチャやってるんじゃないか。
世界へ出るのが国情と朱理の希望を考えた上ではベストかもね。
国内に残ったら赤の王シンパも多いだけに西郷みたいに担ぎ出される可能性も
>>489 まちがえた−−−−−orz
490突っ込んでくれてありがd
それにしても羅生はタフだな。
何年間閉じ込められたのかは知らんがよく生きてこられたもんだ。
獅子が居るから気が休まらないし、まともな食料なんて無いだろうし。(鼠でも食ってたのか?)
タフさは網走の最下層で平然と生きてた多聞以上か?
いや、多聞なら釣りさえ出来れば、あの洞窟でも平然と生きてそうだ……。
>>500 しかもごきげんで生きていけそうだな
るるー♪
多聞といえば、真剣を一度も抜かなかったのに本編で先生と並ぶ最強呼ばわりされてた理由が
この話を読んでわかった気がする。ほんと、玄武の刀は戒めのための刀だったんだなあ。
……でもさ増長、確かに多聞が持ってる竹光は本当にただの竹光だったわけだけど、
こういう由来があるものに勝手に銘を書く(というかほとんど落書き?)ってどうよ?w
そういえば東北勢って多聞・増長の他に持国や広目って人たちもいるはずなんだよね。
朝彦の子孫が王家に対抗するためにそういう体勢を選んだ過程も知りたいな。
あとどのくらい外伝読めるのかな?
ほんとみてみたいエピがいっぱいあるよ。
KATANAで俄然、昔に興味出てきたし。
その後エピもいっぱい見たいなぁw
主役二人の話は読みたいような読みたくないような……。
全て終わってすっきりでただのバカップルになってたらどうしよう。
>504
たとえ二人を描いても、たむさんだからまんまバカップルで済ますとは思えないが・・・・・
その辺のわだかまりを解消しつつ、沖縄編みたいな気持ちのいい話だといいのだが
あと、前回のDAKARAの桃と「卵の上を」中の台詞「もも?羊のもも?鳥のもも?」「桃もしらないのかこれだからイナカものはー」
みたいな細かいネタのリンクがあると嬉しい
S級 柊 多聞
A級 揚羽 朱理 密 浅葱
B級 白虎更紗 三本槍 錵山 蜂也 今帰仁 座木 群竹 ハヤト(狙撃)
C級 四君子(群竹以外) 四道 茶々 浅葱(技のみ) 雷蔵
D級 タタラ 枝 聖 月シリーズ 生成蜘蛛 水の鹿 風の梟
E級 角 飛車 那智 サカキ サーボ 松虫 シラス 鳥の子兄弟 ハヤト
―――――――――――――――馬鹿の壁――――――――――――――――――
F級 ウンコ エジプト 草g剛
朝彦はAかSか?
心も体も不安定。しかし技のみがアホほど飛びぬけている。ってイメージがあるな。
そういや先生もあれで実は技のみだったんだよな・・・
柿人は神級か?
朝彦の場合とりつかれて技も突き抜けて滅多切りってかんじだからなー。
どこに入れるにしろ雑魚しか斬らずに量れなかった白虎更紗も朝彦と同じ級に入るんじゃないのかな。
相変わらずあらゆるランキングに入れてもらえない黒の王カワイソス
うむ、朝彦は白虎更紗にかぶるイメージ。たぶん同格。
羅生は射手が本職でハヤトクラスだが、剣もそこそこいけるイメージ。剣はCかDか。
天満屋はあまり描写はないが、動けない朝彦をかばっても生き延び、アイリスと逃亡した時もアイリスだけは何とか無傷で逃がしたから、
それなりに対複数は強そう。Aの下からBぐらいはありそう。
玄象は・・・実はそんなに強くないのかもしれない。Cぐらいが妥当か?
タラも玄象と同クラスか少し落ちる程度か。
獅子王はFか?
ところで、このタタラは兄?
影武者の方がキャラ立ってるようじゃ・・・
こうなったら黒の王外伝だ
まずは最上が妾になった経緯から
影武者はいいおっちゃんだったね、うん
>>509 存在すら忘れてたw
女の趣味の悪い男ランキングじゃなかなか上位。
紫の上の賢さを邪険にしたうえ愛人が(ry
紫の上、昔絶対美人だったよなぁ。
何であんな男と結婚したの?権力?
四君子に勘がいいだけ言われてたしな
タタラは強さで生き残ったのとは違うもんな
だから皆放っておけず人が集まったのさ
あまり、不細工な女いねえな。
玄象にとっては「友達」と「嫁」だったんだな>タラと雪子
「友達」にいらんモーションかけすぎだとは思うが
二人の生き方はそれぞれ筋通ってると思う。
で、二人を受け切れなかった玄象が甲斐性なしというかなんというか。
やっぱ女はトラブったな、天満屋。
話を戻すが、黒の王の影の薄さはおかしい。
脇役にもエピソードを与えたり、さり気ない一言や行動でキャラを立たせるのが上手で
しかも、オヤジと牛が大好きな作者が行ういつもの描写とは思えん。
重要な立場に居る筈の黒の王の描写の少なさがBASARAの中で一人だけ浮いてる。
当時、作者の体調が悪かったり、何かあったのだろうか?
黒の王自体は影が薄かったけど、替え玉さんとのエピはすっごくよかったと
思うけどな。
あれはあえて黒より替え玉のほうにスポットをあてたんだと思ってたけど。
黒は紫の上というできた嫁を邪険にする阿呆な王だから。
まぁ、それでもあっさり死にすぎだよね
「えっ、ウソ、これで終わり?」と拍子抜けな感じがある
続編の革命戦士Z-BASARAに黒の王と最上の子供が出るよ
ネオ国王軍の盟主だよ
そいや表向き生き残ってる王族ってあの子だけだな
朱理は…
あ、そうか、赤の王は死んだことになってるんだ
浅葱が危惧したように、
誰かがあの子を担ぎ上げて王政復活なんてことを言わないでくれることを望むばかりだ
王政復古かあ。
どちらかというと徳川幕府に近い雰囲気だったな。
KANATA・赤の話─木天蓼─(前)
革命の後、朱理と更紗は蘇芳に住んでいた。
朱理の持っていた王家の財産は都に寄付し、二人は長屋で暮らしていた。
町では更紗は町民から朱理への見舞いの言葉や、魚や野菜をもらったりしていた。
朱理はこの町の住人に愛されていた。しかし、彼自身はその頃の話を一切しない。
それどころか、真夜中に深い淵に落ちていくような表情を浮かべるのであった。
その表情に更紗は朱理の心を悟る。朱理は赤の王だった頃の自分を責めてる───
ある日、更紗は町で出会ったサカキから朱理が海岸にいることを聞く。
急ぎ駆けつけた更紗の見たものは、水の中を進んでいく朱理の姿。
入水自殺と思った更紗は止めようと朱理の下に駆け寄る。
しかし朱理は自殺をしようとしたのではなく、海に落ちていた漂着物を拾おうとしたのだ。
おもしろいものを拾ったという朱理は更紗に言う。「旅に出てみるか」
蘇芳・彦島の港から二人と通訳・サカキはエリックの船に乗り込もうとしていた。
朱理が拾ったものは黄帝国の国宝モノの麒麟像。朱理は過去、黄帝国とは2,3度交易船を出し合っていた。
国宝モノの文物まで海に流出している事態に大きな政変を感じた朱理は、帝の力になろうと思ったのだ。
そんなことを3人で話していると、エリックは3人にしゃべってばかりいずに働けと言う。
朱理も更紗も世直し大明神でもなんでもない、船で働くという条件で船に乗ることを許した。
戦で手足を失ったのは朱理ばかりじゃない、とロープを朱理に投げつけ、5秒でもやい結びをしろと言う。
更紗が自分でやると言うが、エリックの言うとおりと朱理はもやい結びの練習に励むのだった。
かつて大陸と呼ばれた土地は、今や大きく様変わりし、人もまた入り乱れてかつての姿はない。
港につき、船をつけようとする。沖には欧州の艦隊。朱理の暗い淵に沈んでた顔にちらと炎が差す。
港からはエリックの船に向かって多数の小船が来る。と、朱理は更紗に隠れるように言う。帝国のものと旗が違う!
拘留され、港につけるエリック船。朱理たちは、つけた港で尋問される。日本の商人で帝と取引しようと思ったという朱理。
尋問官は言う。先帝は亡くなり、名ばかりの幼帝が立った。
その期に乗じ、虐げられた歴史より独立を勝ち取るべく我々・山の民族は起った。
この港と同様、すでにいくつかの城・砦・船・港を落としたと。
商人ならば話を聞こうと言った尋問官だが、朱理の片腕がないのを見て、態度を改める。「そうか、実は罪人か」
尋問官が拘束しようとすると、船中で爆発が起こった!更紗が荷物の花火に火をつけたのだ。
混乱する一同。この機に逃走する朱理と更紗とサカキであった。
港町を逃走する3人。ひとまず帝に会いに行こうと言う朱理。
と、更紗は街角で肩に鳥を乗せた青いローブの人影が目に入った。と、一同は穴にはまり、地下水路に落ちてしまった。
見事な地下水路と感動するサカキの傍らで更紗は先ほどの人影に似た人物を思い出しつつ、気持ちを心に押しとどめようとした。
「いるはずない、こんなところに」
一同は地下水路を抜け、村落に出、道を尋ねようとする。しかし、皆答えようとしない。
片腕を落とした朱理を罪人と思い、怖がっているのだ。それを聞き「オレも罪人か。確かにな」と朱理。
不安を感じたのか更紗は朱理のすそをつかむが朱理は右手はあけといてくれと言う。微妙に心が遠い二人。
一行は草原を進んでいた。夏だが緯度が高く、野宿すれば凍えそうな寒さ。
しかし更紗はこれとは別の寒さを感じていた。朱理との心の遠さ。戦の中でさえ鏡に映すようにわかりあえる気がしていたのに。
と、一行は空に舞う鷹の姿を見つける。更紗は一瞬、蜻蛉と見間違う。
その鷹は草原にいる一人の男の下へ戻る。その姿は先ほど見た青いローブ!
更紗は思わず、いるはずのない男「揚羽」の名を叫び、駆け寄り抱きつく。
しかし、それは揚羽ではなかった。更紗はその場で泣き崩れてしまった。
青いローブの男も交え、一行は火を起こし、暖を取った。
青いローブの男は言う。自分も元は日本の生まれ。遊牧民狩りの時に大陸に渡った者の生き残り。
おそらく知り合いの方と同じ出身だと。
男は一行に小屋を使うように言い、自分は馬車で休むといい残し、その場を去った。
男が去った後も、更紗は泣いている。朱理は泣くなら自分の胸で泣けという。
しかし更紗は言う。朱理と揚羽の話はできない。なぜなら揚羽は自分を助けるためにその片目を朱理に潰された・・・。
それを聞き、朱理は一瞬驚き、そして言い放つ。
「だったらあの時、オレを殺せばよかった」
その言葉に我に返った更紗は小屋に入ろうとする朱理に、そんなこと言ってないと叫ぶ。
と、傍からサカキが言う。自分はタタラが赤の王のそばにいるのは納得できない。
タタラは腫れ物にさわるように痛々しい王を心配し、労わる。それで王は癒されるか?
王として、人として、男として自信を失いつつある時に、タタラは更に罪悪感と敗北感を植えつけようとしている。
それが復讐か?死んだほうが楽だったと思わせることが!?
と、小屋から戻ってきた朱理がサカキを止める。更紗は朱理に責めてるか問う。
朱理は答える。夜中に何度も起きて様子を確かめ、海に入れば死ぬんじゃないかと飛んでくる。それはつらい・・・。
続けて朱理は更紗に言う。オレはおまえに他に何をしたと。
自分は赤の王として自分がしたことには信念も覚悟もある。それは決して悔いてない。だけど・・・
「おまえにしたことは、それだけは消せるものなら消してしまいたいと思う」
オレはどうすれば、どうやって詫びればと尚も言う朱理。
その様子に更紗はあの革命最後の日の抱擁を思い出していた。あの瞬間、何もかも忘れてしまえると思ったが・・・。
朱理は続ける。離さないと。ここにくれば危ないとわかっていたが置いてこれなかった。
最後、片腕である自分を自嘲し、小屋へと戻った。
その様子を見ていた青いローブの男が言う。日本は今平和だ、だから言葉が足りない。平和な明日が必ず来ると思っている。
しかし戦の時はそうじゃない。今この時だけ、いつもそうだった・・・。
毛布を借りた更紗は、朱理の下にやってきて、隣に横たわった。
そして、朱理に言う。朱理が自分にしてくれたこと・・・・・何度も何度も幸せにしてくれたこと。
背中越しに抱きながら、朱理に言う更紗。そんな更紗に朱理は揚羽の話を聞くのだった。
翌朝、男は一行に帝の居場所と道を教え、別れた。
一行は夏の離宮に到着し幼帝・キリンと接見した。キリンは早速日本の王族・赤の王朱理に兵を借りようとする。
「阿呆か、帝」
朱理は言う。他国に兵を借りて戦に勝っても、今度はその国に滅ぼされる。
山の民族の武器は欧州製のよう、手をかすフリをして入りこみ、代理戦争をさせてくわえこむ。
金もがっぽり、欧州の思うツボ。
朱理が続ける。オレはこの国がどうなってもかまわない。だが・・・
「この地が欧州の植民地にされちまったら、日本も危ない」
それを阻止するために来たと言い放つ朱理。
失礼なことを言ったとネハは訝しげだが、キリンは受けとめ、朱理に言う。
夏までしのげば戦は勝てる。なぜなら毎年この時期には「赤い病」という病がはやり、敵は帝国本宮の薬草園にあるその特効薬を求め、降参する。
と、敵襲の知らせが入り、地下から本宮に戻る。やっぱり地下水路に感動しているサカキ。
途中、地下で休憩を取る。もやい結びが出来、楽しそうな朱理。それを嬉しそうに見つめる更紗。
キリンは朱理に日本語の教えを請うてきた。名前の一字一字を地面に書きながら、言葉を教える朱理。
朱理は東北の牢でのことを思い出し、口に出そうとしたが、楽しい話じゃないとやめてしまった。
しかし更紗は聞きたいという。朱理が会った人、好きだった人、感じたことみんなききたいと。
休憩が終わり、王とは別れ、本宮に入る朱理たち。と、突然更紗が血をかけられる。
それは・・・・・「赤い病」の発病者の血!
と、港で会った尋問官が現れ、3人を拘束する。
「赤い病」の潜伏期間は3日、発病して死ぬまで2日。全身より血を吹き出して死んでゆく。その血を口にすれば、まず感染する・・・。
アイヴァと名乗る尋問官は、更紗を質に朱理に帝を殺し薬草を取ってくるよう依頼する。
と朱理は更紗に口づけした。騒ぎ、慄く周りの者たちに朱理は言い放つ。
「『赤い病』だと!?上等だ。オレこそが赤の禍!!そのものなんだぜ」
サカキを連れ、朱理は去った。気がふれたかと言うアイヴァに更紗は言う。
「甘く見たら痛い目にあうよ。あの人は100倍にして返すよ。
きっと今、わくわくして、どうしてやろうかとわくわくして行ったよ。
彼を元気にしてくれてありがとう。
ついでにね、あたしも8倍ぐらいには返すよ」
朱理は帝を殺すのか?はたまた別の手段をとるのか?発病までに間に合うのか?
以下次号
なにこの正統派その後話
つかおもしれーーーーー!!
サカキさん…こんな人だったか
>しかし更紗は言う。朱理と揚羽の話はできない。なぜなら揚羽は自分を助けるためにその片目を朱理に潰された・・・。
二人を主人公にした続編を書くのならば、入れておかないといけない話だよね。
ぬおーなんじゃこりゃ!!
本編で一件落着、といかずにわだかまりが残ってるのが妙にリアルだ・・・
つくづく乱世の人材だな朱理
つかこれ大丈夫なのかまた日常に戻ったその時は
> 更紗は思わず、いるはずのない男「揚羽」の名を叫び、駆け寄り抱きつく。
> しかし、それは揚羽ではなかった。更紗はその場で泣き崩れてしまった。
わーん一緒に泣くーーーーーー。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
> それが復讐か?死んだほうが楽だったと思わせることが!?
> と、小屋から戻ってきた朱理がサカキを止める。
更紗、自分を責めてひとりそっと去る、なんていう王道の展開になるのかと思ったら
あっさり朱理がやってきてさかきを戒めたな。
こういうところが少女漫画らしくなくて好きだ。
ああそうさ
分かってたさ
生きてる筈が無いってな
だけど
だけど
揚羽――――――ッ!!!。・゚・(ノД`)・゚・。
サカキさん嫌な人?
と思ったけどふたりきりにしてあげて外で寒そうにしてるのを見て好きになった
揚羽ショックが再び・・・orz
> ついでにね、あたしも8倍ぐらいには返すよ
もう二度とあんな顔しないと思ってたけど
タタラを名乗ってたからじゃなくて更紗にある強さなんだな、あの目。
キリン君かわいい。
だが民記ちゃん同様大人になった姿が想像できない。
>>544 更紗の時も時々見せてたからなあの顔。
関東とか沖縄とか・・・。
更紗が8倍だとして、朱理は、100倍かーーー
朱理すげえーーー
っていうか、更紗、謙虚?
>>545 麒麟くんは、一歩間違えれば、蛇王みたいになると思う。
エリックがこんなふうに出てくるとは思わなかった。
意外にいい奴だ。
世直し大明神てのがなんかパーフェクト超人にも似た皮肉味があっていい呼び方だな
揚羽喪失のショックが全然癒えてなかったか更紗・・・
実は赤の王時代の誇り高い自信満々の朱理を語れるのはサカキだけだよな。
そのサカキからすれば蘇芳での朱理は違うと思うだろうし
かつての敵で、かつ現在の朱理をそうならしめてる更紗には思うところ多かったんじゃないか。
とはいえ、現在の朱理と更紗の仲からも、誰かは言ってやるべきことだとは思ったが。
今帰仁・ユウナは更紗も知ってるだけに言いにくいだろうしなあ。
幼妻更紗(*´д`)
>544,548
「わたしゃ昔すごかったんだよ」ってのが感じられて萌えてるんですが
>545,547,548
キリン自体の資質はまだ見えない。
ネハしだいだな。ネハが浅葱な人なら・・・
サカキさんも訳しにくい言葉ばっかり朱理が言うもんだから大変なんだ。許してやれ。
赤い病ってエボラ出血熱みたいなのかな
悪意は無くとも自覚無しに朱理を責める更紗にガキ臭さを感じた。
タタラは本編でかなり成長したけど、その間更紗の成長は止まってて、漸く今、
更紗としての時間が動き始めたんだな、とか思った。
今まで急成長で激流の中を駆け抜けてきたんだ、反動でちょっと停滞することも退行することもあるさ。>2人とも
障害が無くなったとたん心に距離が出来てたのが妙にリアルだ。
>朱理が100倍で更紗が8倍
具体的な数字の更紗の仕返しのほうが現実味があって怖い気がするのは気のせいかw
次号、久しぶりに朱理が思いっきり弾けそうで楽しみだなー。
障害が多ければ多いほど恋は燃え上がるとか
吊橋効果とか
まあそんな
更紗も朱理も出会うのは早かったけど、実際一緒に過ごした時間は
少しだよね。
タタラと赤の王としての時間の方がずっと長かった訳で…
お互いの素性を知らなかった頃ならまだしも、正体を知った上で、
いざ更紗と朱理に戻ったとしても、すぐ切り替えられないよね…。
揚羽の事とか、わだかまりもあるだろうし。
これをきっかけに、本当に更紗と朱理に戻れたらいいなぁ。
とりあえず、訳しにくい発言ばかりで弱るサカキさん萌。
2人で揚羽を語ったらニアミスが多くて面白い内容なんだろうな。
ぜひ内容を盗み聞きしたもんだ。
>561
柚香と白虎長老乙
>悪意は無くとも自覚無しに朱理を責める更紗にガキ臭さを感じた。
更紗は仕方ないんじゃないかなと思う。あんなややこしい関係の人、隣に来たらああ扱わざるをえない気がする。
俺がガキ臭いのかな。
一期一会だわ。
大陸の青い貴族に乾杯
ここに来て続き物が来るとは思わなかった
>562
こんな状況でも技術者の血が騒いでしまうサカキにも萌えろ
いや、みなさん、赤の病に犯されそうな二人を心配しましょいな
>527
最上の子供は紫の上が引き取っているから大丈夫だと思う。
しかし、今回の外伝で朱理が担ぎ出される可能性が生じてしまいました
(蘇芳住民は朱理=赤の王と知っている)
このまま国内で何も起こらなければよいが・・・・・
>>569 つってもなぁ・・・正直死ぬわけねーと思うし
なんだか
「小賢しい女は疲れる」という誰かさんの言葉を思い出しました
>彼を元気にしてくれてありがとう
このコマの更紗、ホラーなんですが
確かに更紗と朱理の心配より、帝国と山の民族の心配をしたほうがよさげだな
久し振りの朱理の本気オソロシス
この二人が本気で組んだら、その内世界も統一してしまいそうだな。
冒頭の朱理って、朱理が王城に行く前に言ってた
「何もできず ただ じっとしている」だけの朱理だね
その状態の朱理は、死んでいるのと一緒だって、朱理言ってたのに。
だから、何か知らないけど、更紗の言うように、麒麟たちには、感謝しないとね。
浅葱に助けられた時の眠れる赤き虎で痛々しいね<冒頭の朱理
逆境に直面すると生き生きとはい上がるタイプなんだな
さすがに前後編にわけてきたか
主役のその後だしな
更紗、揚羽の死で泣きたくても朱理の手前抑えてたのかもね。
殺せばよかったは朱理ひどいよ朱理。
ハリネズミのジレンマだっけ
心近づければ近づけるほど互いを傷つけあってしまう
ち、ちがうぜ
それを言うなら
はりまぐろのジレンマだ!
…ほんとは、「ヤマアラシのジレンマ」だよ…
>>581 ソウダッタ!(ノω\)ハズカシーイ!
> 「『赤い病』だと!?上等だ。オレこそが赤の禍!!そのものなんだぜ」
朱理テラカッコヨス
自分を責めてはいても、うじうじしたりはしないところが
本当にかっこいいわ
チターナの人も只者ではなさそうな気がするが…
語感的にチベットとかがモデルなのかな、と
大陸に疎いが言ってみる。
>539
一瞬、期待してしまったよ。一緒に泣こう。
。・゚・(ノД`)・゚・。
>578
前後編?
前後編ですむのかなあ
「夢幻の如く」みたいに大陸制圧編が(ry
ふと思ったが、サカキだけはまだタタラと和解してないんだよな。
更紗に対して、この立場に立てる人間の如何に少ないことか。
こりゃ、更紗は無敵だわ。
足を紐で結ばれた蟹は届く範囲に餌がなくなると間もなく飢え死にするらしい。
ところが外敵に襲われると結ばれていた足を切って、すたこらさっさと逃げて生き延びるらしい。
この蟹みたいなもんか>朱理
>>588 こんな時 揚羽がいてくれたらね
びしっと 言ってやってくれるのに…
>>589 すごい喩えだなそれ
関係ないけど、タコ足勘定っていう言葉をを思い出した。
タコは、お腹がすいたら自分の足を食べちゃう、っていうやつ。
朱理って人は、戦場かどうかはともかく、何かをやってないと駄目な人なんだな。
朱理を殺すに
刃物は要らぬ
やることみんな
とりあげろ
>>592 取り上げた人が襲われそうでテラオソロシス
黄帝国の位置はあれ昔の黒竜江の上ぐらいだな。渤海の位置か?
となると、本来ロシア人とツングース系の原住民が住んでる感じ。
キリンにはその面影が一切見えんが。
あ、でもどことなくラストエンペラーっぽいかも。
たしか清を立てた女真族はツングース系のはず。
もはや言ってること適当だがw
麒麟の顔は、どことなく、モンゴルの遊牧民の顔に似ていると思ったな。
>「おまえにしたことは、それだけは消せるものなら消してしまいたいと思う」
やっぱそうだよな。いくら信念をもって行動してきたと言っても、それでも消してしまいたい過去ってあるよなあ。
まあ、俺はそんなことばっかりだがw
けど、この台詞のおかげで朱理が決して単純なヒーローでなく、身近というか、業を感じてるというか
ともかく、生身の人間らしさを感じたよ。人生、決して割り切って生きようとしても、割り切れるものじゃあない。
ところで蛇王のすら判明してる「本名」のことだが
黒の王のって・・・
クロちゃんとかそんなんじゃねえの?
フフフフフ。名前がほしいな。
『黒の王』じゃあ今いち呼びにくいッ!
この601が名づけ親(ゴッドファーザー)になってやるッ!
そうだな…『誰も逆らうことのできぬ天皇!』という意味の『黒澤』というのはどうかな!
>そして、朱理に言う。朱理が自分にしてくれたこと・・・・・何度も何度も幸せにしてくれたこと。
>背中越しに抱きながら、朱理に言う更紗。そんな更紗に朱理は揚羽の話を聞くのだった。
本当なら、もっと早くこんなことを繰り返して、少しずつ少しずつわだかまりを解かなきゃいけなかったんだろうな。
まあ、今でも遅くはないんだろうけど。
本来、こういうことについて、立場的にも一番意見してくれそうなのはユウナなんだろうけど、
おそらく沖縄戻っちゃって、あまり相談とかできてないんだろうなあ。
>日本は今平和だ、だから言葉が足りない。平和な明日が必ず来ると思っている。
>しかし戦の時はそうじゃない。今この時だけ、いつもそうだった・・・。
この時だけじゃなくて、いつでも、誰に対してもだよな。
そしてそれは、現実の俺らにもかかってる。
>>601 『誰も逆らうことのできぬワキ毛!』という意味の『黒木香』というのはどうかな!
え、ネタが古い?スマソ
>更紗が荷物の花火に火をつけたのだ。
>「阿呆か、帝」
・・・・・この二人、相変わらずよのうw
誰か、たつみくんのことも思い出して(ry
朱理さん、やっぱり浅葱さんは「あのどあほう」ですか。そうですか。
地下水路ヲタのサカキ萌え
なんかタモリ倶楽部のゲストに呼ばれそうだよな>サカキ
>>606 わかりあったと思ったのに「どあほう」に逆戻りですか・・・
たしかに思い出を語らせると朱理の脳裏に浮かぶのはあんなことやこんなことをした浅葱ばかりか。
エリックさんは山の民族と取引成立したんだろうか。
>朱理は言う。他国に兵を借りて戦に勝っても、今度はその国に滅ぼされる。
>山の民族の武器は欧州製のよう、手をかすフリをして入りこみ、代理戦争をさせてくわえこむ。
>金もがっぽり、欧州の思うツボ。
>朱理が続ける。オレはこの国がどうなってもかまわない。だが・・・
>「この地が欧州の植民地にされちまったら、日本も危ない」
>それを阻止するために来たと言い放つ朱理。
朱理すげぇ
>>608 超見てぇ!
しかし、水路ヲタじゃあ、婚期は逃しそうだねぇ。
やっぱり男は朱理みたいに頼りがいがなくっちゃね。
男の人から見て、朱理って、どうなの?
私は、なんか朱理って、怖い。
更紗と出会うことで、色々と変わったみたいだけれど、
なんとなく、近寄りがたい…なあ。
あ、もちろん、国王としてだとか、一人の人間としては、立派な人だと思うけど。
>>614 とりあえず合コンのメンバーには選ばない。
引っ掻き回した挙句おいしいところを持って行きそうだから。
>>615 私は浅葱さまにお持ち帰りされたいと思います。
モンゴルは国のためになにかを決断する、ってかんじでもないな。
大人に利用されるコマといったところか。
モンゴルって誰?
>615
菊音をお持ち帰(7ry
>615
菊音をお持ち帰(ry
隈取りつけてないとモンゴルと認めない
せいぜい朕だな
KANATA・赤の話─木天蓼─(後)
「赤い病」の潜伏期間は3日、発病して死ぬまで2日で死に至る─────
山の民族、ただではおかぬと港へ走る朱理。サカキはとてつもない仕返しをすると危惧している。
と、そこへ堺屋が荷物を持って現れた。菊音からの荷物である。
なんで届くんだという朱理に堺屋が言う。朱理と更紗のおかげで日本がよくなり、商いの場が広がった。
海外の開拓のための下見をしており、ついでに荷物を届けにきたと。
これからはあてらの時代、と言う堺屋に時代の動きを感じる朱理。
「さすがだな。政治家が来る前に商人はもう着いている」
菊音からの届け物はなんと義手。
ナイフやロケットパンチにもなる優れもの・・・・・だったがオモチャかと朱理は足蹴にしてしまった。
と、朱理の下に新橋が飛んできた。更紗からの手紙である。
山の麓の小屋に連れてこられたが危害は加えられていない、何とか逃げる手段を考えているという。
手紙のやり取りに交際当初の気持ちを思い出す遠く離れた二人。
心落ち着けた朱理は、気を取り直し、港へ行かず、帝に会うことに決めた。その表情からは怒りは消えていた。
キリンの下に着いた朱理は、早速薬草園への案内を請う。
キリンは二人を薬草園へ案内し、薬草園の管理者の一族の末娘・シファカが薬草の説明をする。
その中に木天蓼があった。よく虫がつくという木天蓼。
しかし、そのためできる虫こぶが「赤い病」の特効薬・吐根になるという。
そのこと、と朱理がキリンに話しかけようとするが、通訳のサカキは・・・・・シファカと盛り上がっていたのだった。
草原に出たキリンと朱理は黄帝国について語っていた。
キリンが言う。国土は広大だが乾燥・寒冷で住めぬ土地も多い。
ここでは戦に行くことを「山へ行く」と言う。ずっと山の民族と戦ってきたからだ。
そして「赤い病」と薬草がある限り、帝国が勝つ。
そんなキリンに朱理が言う。恐れやほどこしで人を支配すると憎しみを買い、痛い目を見る。国を治める気なら尊敬されろと。
朱理は更に言う。あの薬草は金になる。欧州に売って対等な商売と外交をしろと。
キリンが薬草が出回り、売れなくなることを危惧すると欧州のものを仕入れてこっちで売れという。
欧州と対等で渡り合い、足元を見られるな、世界はそうして広がり、あらゆるものが動いてゆく。朱理が語る。
それでは山の民族を押さえられないとキリンが言うと
「そんなことでしか押さえられない帝国なら滅びろ」
山の民族は欧州の援助を受けているが、帝国側にも欧州とつながる者が出るはずと言う朱理。
欧州の援助を請おうと進言するヤツがいたら気をつけろと朱理はキリンに告げる。
本宮に戻ったキリンはネハから進言を受ける。日本人と仲良くしすぎないこと、そして・・・
「こちらも欧州の援助を頼むべきです」
キリンは朱理に相談していた。ネハは僕の叔父で・・・。
朱理は一言、こう返した。「身内と書いて厄介と読む」
そして、キリンに言った。国を思うなら、今晩つきあえと。
山小屋にいた更紗の下に朱理からの手紙を持った新橋が飛んできた。手紙にはリーダーを連れ出せないかと書いてある。
と、そこへ先日会った青いローブの男・サダナが現れた。通訳として呼ばれたという。
続けて、アイヴァが現れた。泣きも怯えもしない更紗に妙な小娘とアイヴァ。
と、サダの持ってた小刀で自らの手の平を切り、それをアイヴァに向けた。「赤い病」であることを逆手に取った更紗。
アイヴァはおとなしく、更紗の指示に従うこととした。
更紗とサダナ、そしてアイヴァはサダナの馬車にいた。
アイヴァは言う。自分は山の民族と欧州とのハーフ。つまり、どっちの者でもない。
武器調達で山の民族に信用され、将来ここを売ることで欧州の信用を得る。蝙蝠人生だと。
そんなアイヴァに更紗が言う。両方の血が混じってるなら、どっちでもあるってこと。
両方ともあなたの国なら、正しい橋渡しができるのじゃないの?と。
理想論はなし、帝を倒せればよいというアイヴァ。信じる彼は間に合うかなと言うアイヴァに更紗は答える。
信じてるのとは少しちがう。あたしと彼とは憎みあって戦う敵同士だった。
憎み合ってたものはわかりあえないのか?新しく始められないのか?あなた方はどうなのか?
朱理との心のつながりを思い、更紗は答えたのだった。
更紗に病の兆候が見える中、馬車の一同が目指していたのは薬草園。
そこには帝と朱理がいた。不審に思ったアイヴァが周りを見るが、キリンは兵を連れていないという。
朱理はアイヴァを椅子につかせ言う。自分は日本人として、どちらとも利益の絡まない第三者として調停役を買って出た。
2人して思う存分話し合え。
この地がもめている間に欧州に奪われれば次は日本。それを食い止めるため両者による会談を行う。
そして互いに危害を加えようとすれば調停役として阻止する。それが朱理のとった選択だったのだ。
キリンとアイヴァ、二人の間に立つ朱理を見て、サカキは思う。
港に向かうと言っていた時点では、昔のように憎むものを叩き潰す考えだったはず。だけどそれをやめた。
時代が動き、誠実に向き合おうとしている。
更紗はまっすぐに立つ朱理を見つめていた。
革命最後の日の朱理の言葉「詫びる言葉を知らん」「己の体で現すことしかできぬ!」を思い出しながら。
キリンは薬草園を開放するという。そして山の民族と共存し、欧州と対等な外交をするため協力して欲しいと言った。
アイヴァは朱理と更紗を不思議に思う。もう病の兆候が出ているはず。薬草を飲んでさっさと治して逃げればいいはず。
と、二人の思考の根本に気づく。己の国がそんなに大事かと。
更紗は思う。日本は滅ぼすまで戦わないと終わらなかった。でも、ここはきっと違う道が選べるはず。
見せて欲しい、憎み合っていたものもやり直せると。
と、薬草園に火の手が上がった。火をつけたのはネハ!
シファカたち、そして山の民族たちもかけつけ、一同は植物の退避、消火に努める。
更紗も植物の避難を手伝うが、「赤い病」のせいか、足元がおぼつかない。と、爆風に巻き込まれ、更紗が吹き飛ばされた。
それを見ていた朱理は、もやい結びを5秒で完成させ、ターザンの如く、更紗を救出した。
草むらに倒れこんだ二人は互いを見つめる。右手をあけなきゃと言う更紗に朱理は「おまえにやる」
あったことはなかったことにはできない。だけど、新しく、ここから始めることは・・・・・きっとできる!
二人は抱き合い、口付けした。
二人を眺めていたサカキは思う。タタラが側にいることは王にとって良いことなのか・・・
しかしシファカに抱きつかれると顔が緩んでしまうサカキであった。
ネハは逃げようとしたが、朱理の秘密兵器、義手のロケットパンチが炸裂し、捕われた。
キリンは薬を飲んでいた更紗と朱理に自身の唯一の身内であるネハの処遇について相談する。
朱理が言う。虫に寄生されたからといって木を切り倒せば薬になることはなかった。木天蓼のように薬にしろと。
アイヴァは話し合いのテーブルにつくことを決意し、サダナはそれを受け、何処かへ鳥を飛ばした。
そんなサダナを見て、朱理は言う。あんたはおそらく欧州の平和外交を求める派のスパイ。
ヘンリー卿に会う事があったら会ったらよろしくと。
サダナは言う。この紛争がなくなれば、欧州の船も退き、正しい外交を求めてくると。
そして更紗に言う。自分はただの風の民。お知り合いも風のように生きましたか?
ならば風の吹くそこここに、あなたのそばに彼はいますと。
───遠く、あの時から長い時間がたって・・・・・辿り着く───本当の“2人”が始まる
二人はしばし、幸福の時を過ごしたのであった。
サカキはシファカを連れ、日本に帰り、更紗と朱理は麒麟像と木天蓼の薬を路銀に更に旅に出ることにした。
まさしく薬の材料の名前の如く。
また、旅!
終わった
榊オメ
サカキさんちゃっかり嫁見つけてるーw
> 自分はただの風の民。お知り合いも風のように生きましたか?
> ならば風の吹くそこここに、あなたのそばに彼はいますと。
揚羽ああああ。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
いいねえ、まさにハッピーエンド。
乗り遅れた
1話から再連載してk
菊ちゃん、相変わらず、発明が趣味なのね。
新橋がモザイク代わり扱いになっている件について
あのコマ凄いカオスってるよなw
朱理にも懐いてる新橋かわいいよ新橋
朱理の恐ろしい復讐が始まー(゚∀゚)ーーーらなかった。
ナギにも期待しますって言われてたもんね。それでよろし。
更紗も朱理も服がなにげに現代風なのがいいな。
市と菊、薫タンと聖がラブラブですよおまいら。
素晴らしいロケットパンチでしたw
菊音GJ!!
>>640 薫子の再登場が嬉しかった(*´д`*)
「阿呆おまえにやる」に萌えましたよ。えぇかなり。
菊チャンとお市さんはちゃんとくっついてるのか??
>>643 今は市松からしかモーション掛けてないが、進展は時間の問題ってパターンだと思う。
サカキさんにこれほど萌える日が来ようとは思わなかったw
それはそれとして、
>今でも時々揺り返しが来て 迷う
ここの更紗の言葉にぐっときた。
前編で革命中より心の距離が出来た二人もそうだったけど
BASARAって少女漫画である意味ファンタジーなんだけどこういうところがリアルだよなーって思う。
読むまで主人公二人の正統派続編って実は結構不安だったんだけど、
この話を読めて良かったよ、ほんと。
>>643 くっついてるんだよ、あれはSMプレイだから心配すな
ふつうは読者の想像におまかせします、なところを
あえて描くってすげーな。しかも「揺り返し」も描いたうえでちゃんと消化してるし。
なにげに出没率高い堺屋萌え
主役のその後を書ききったとことでおしまいかな。
もっと色々と読みたかった気もするけど、キリがないもんな。
でもやっぱ寂しいな。
群竹さんの過去とかで欲情したかったです。
そういえばそろそろ外伝も終わり?サミシイス
外伝の主人公は今のところ白の王、揚羽、新橋、聖&那智、浅葱、ひいばあちゃん世代、朱理&更紗かぁ。
他誰の外伝読みたい??
茶々とか隼人とかナギとか、けっこう始めの方からいる仲間の外伝読みたいなぁ。
菊ちゃん&お市さんのも。
あと外伝で浅葱に恋人できたりしないかな。…しないな。
猩々一族!猩々一族!
密が蜂也を慕うようになった経緯が知りたい。
物語の主軸を担うアイブァやネハより一コマ出たきりの市松や薫子についてのコメントが多い件について
シファカ萌え
ヘンリー卿!ヘンリー卿!
「もう無茶苦茶に抱くぞ」
「片手では不便だがやり方はいろいろある」
一緒に暮らしててやってなかったんかい!
>>656 それ思った。よほどうまくいってなかったんやな。
アイヌのおっさん!アイヌのおっさん!
あと芭蕉の若い頃。
あと多聞の釣り日誌きぼん。
ウンコ!ウンコ!
ごめん、やっぱいいや。
黒の……
いや、なんでもない。
>>660 黒の王はどうでも良いけど、紫の上の若い頃なら読みたいぞ。
三本槍の話とか、その中でも市松があれほど紫の上に忠誠誓うようになったのかはどうしてかとか。
あ、あと黒関係なら最上の方の話も読んでみたいかも。
更紗って時々凄い核心を突いたこというよな。
「どっちでもない」んじゃなくて、「両方」っていうことなんじゃないの?
なんて、なかなか言えないよ。でも、その通りだ。
無茶苦茶に抱かれる更紗ハァハァ
朱理が(`◇´)こういう口してると安心するわw
>656,657
勃つものも勃たなかったんだろう
>「さすがだな。政治家が来る前に商人はもう着いている」
ほんとに堺屋おそるべしだわ。
ただ本来ならここに「宗教家」ってのもあるんだが。
まあ、あれも商人ちゃあ商人なんだが。
>手紙のやり取りに交際当初の気持ちを思い出す遠く離れた二人。
なんかものすごい久しぶりのような>手紙のやり取り
そういや朱理の鳥さんはどこいった?
>恐れやほどこしで人を支配すると憎しみを買い、痛い目を見る。国を治める気なら尊敬されろと。
朱理さん、実感こもりすぎです。
>山の民族は欧州の援助を受けているが、帝国側にも欧州とつながる者が出るはずと言う朱理。
>欧州の援助を請おうと進言するヤツがいたら気をつけろと朱理はキリンに告げる。
どこぞの王は自分から欧州の援助を請うてた気がするが
自らの病すら利用してしまう更紗恐るべし
>>667 過去スレのpart1にその答えがあったから貼っとくよ
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777 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/07/16(土) 18:04:37 ID:???
>>769 フクロウたち可愛いよね。
朱理の赤い鳥は結局どうなったんだろう?
778 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/07/16(土) 19:05:14 ID:???
>>777 この後スタッフがおいしく頂きました
スタッフって誰?
将軍?
>シファカたち、そして山の民族たちもかけつけ、一同は植物の退避、消火に努める。
違う漫画だが「うしおととら」のかまいたちのエピソードをなんとなく思い出した。
>それを見ていた朱理は、もやい結びを5秒で完成させ、ターザンの如く、更紗を救出した。
これぞヒーローだよなあ。片腕でも魅せる
>「片手では不便だがやり方はいろいろある」
師匠!わたしを弟子にしてください!
欧州は一枚板じゃないか。流石だな。
サダナ−ヘンリーラインですよ。
しかしマタタビをストーリーの要にして、教訓でもあり、話のオチにもしたってのはすごいな。
>664
麒麟像パクってくるところも朱理本格復帰って感じだw
>恐れやほどこしで人を支配すると憎しみを買い、痛い目を見る。国を治める気なら尊敬されろと。
でも、獅子王は圧倒的な恐怖できっちり統治してたんだよな。
やるなら中途半端にはせず、徹底的にやれってことか。
3倍くらいは返したかな、の更紗の顔もw
あの更紗は何かの見間違いかと思ってたけどやっぱ変だよね
誰だ?ぼやけててよく分からん
多聞か?
多聞だよ。多聞もたまにはこういう格好をするらしい。
増長が「わしの」と言っているような…?
揚羽かと思った
キリン萌え
人稲w
もしかして朱理が新橋の名前呼んだのってこの番外編が初めてか
いや、蜻蛉が朱理に手紙を届けたとき(24巻)に、
「新橋?ちがう」みたいなことを言っていたから、違うと思う。
ふくろう欲しくなるなこの漫画。
>>691 あ、そうか。あったなそんなシーン
蜻蛉・゚・(ノд`)・゚・
堺屋の次男萌え
>692
つ [風の梟]
(゚听)イラネ
番外編・私立ばさら学園の夕暮れ
(イメージこわれそうな人はよまんでよろしい!)
私立ばさら学園 禁断の男子寮───
ここに今日、わたし更紗(16)が、双子の兄・タタラのかたきをさがすため、
タタラのふりをして潜入することにしたのだ。
寮に入ると寮母・マザー茶々どの(おこるとめしぬき・美少年はエジキにされるらしい)
が用務員・座木に掃除を命じながら、早速タタラの怪我を見舞う。
と、今まで一人部屋だったのが、きのうからルームメートが入ってきていると言う。
ハヤト「やあ!ルームメートのハヤトだよ。よろしく!」
更紗 (一人部屋って聞いてたのにー)
早速制服を脱ぎ出すハヤト。タタラも着替えなよって私は女よ!
全裸のハヤトに思わず部屋を飛び出す更紗。
そういえばトイレも男子用しかないんだわ。と、トイレに入ると
那智 「飛ばしっこ、飛ばしっこ、負けへんでえ」
聖 「でかさと持続力やったら負けへんわい(あと、他のもん飛ばすならー)」
お兄ちゃん・・・・・更紗は目からウロコが落ちました
深夜、一人風呂に入る更紗
更紗 (これから毎日、みんなが寝静まってからおフロに入らなきゃダメなのね)
と、人が入ってくる!全裸で肩からタオルを引っ掛けたすもう部員・朱理!
思わず顔を湯の中につけてしまう更紗。
朱理は体を洗いながら、タタラ(正体は更紗)に語りかける。
朱理 「おまえさあ、体どっから洗うー?」
更紗 「(どうでもいいや、てきとうにゆっとこ)・・・あ、あそこ」
朱理 「あそこか、オレもだ。気が合うな」
更紗 (あそこってどこー)
朱理が入ってきて更紗は湯船から出るに出られない。しかも朱理が隣にやってきた。
朱理 「はー、一日の終わりはやっぱフロだな。
のぼせないか?おまえ長ブロだったっけ?」
更紗 「う・・・うん(もうのぼせてるー、早く出てってー)」
朱理 「そうか、オレもだ。気が合うな。よし競争だ」
更紗 (うそーん)
朱理が一から百まで数えてそこから逆に7ずつ引くというわけのわからないボケ防止法を語っている間に、
更紗はついにのぼせきってしまって、湯船に沈んでしまった。
急ぎ引き上げた朱理はタタラ(正体は更紗)の体を見てしまう。
朱理は更紗を布で巻いて、保健室へ駆け込む。
朱理 「大変だータタラが女になっちまったー」
保健室にいたのはお医者さんごっこをしていた揚羽先生(先生役)とナギ先生(患者役)
揚羽先生の見立てでは正真正銘女の子。
朱理がさっきまでは男だった、一緒にフロに・・・と言うと
揚羽 「入ったのか?」
朱理 「う・・・うむ」
揚羽 「女の子と」
・・・鼻血を噴出す朱理だった。
目を覚ました更紗が自分の正体とここに来た目的を語る。
タタラは寮の窓から突き落とされ、足を折った。その犯人を捜しにきたと。
それを聞き、本当なら許せん、捕まえると生徒会長・朱理が怒りに燃え上がる。
いい雰囲気の更紗と朱理。けどやっぱり鼻血を噴く朱理だった。
そういうことをしそうなヤツに心当たりがある、
と朱理たちが向かった先は群竹・蘭丸をそばにはべらす理事長の隠し子・浅葱!
本妻の子・朱理とは仲が悪いらしい。
朱理が浅葱におまえがタタラを突き落としたと言うと
浅葱 「それは僕のしゅみじゃないね。
僕ならナイフでぐっさり───か、毒薬を使うよ
(おまえのその決めつけるとこがキライさ。大キライ)」
つかみかかる朱理。短絡的なとこ直せと浅葱。浅葱を心配する群竹。
そこにハヤト・茶々・那智・聖もやってくる。
いつの間にか殺されてることになってるタタラ。それを信じてる那智。単なる野次馬の市松。辺りが騒然としてきた。
何がなんだかよけいわからなくなりそうと危惧した更紗は決定的な証拠を出す。それは・・・
古典的なしましまぱんつ!タタラのそばに落ちてたこのぱんつの持ち主が犯人!
ざわめく一同。浅葱のだという朱理に僕はあんなのははかないと浅葱。ハヤトのズボンを脱がす茶々。
と、そこでドアが開く。入ってきたのは兄・タタラ!曰く「それは僕のだ」
何をしているというタタラに兄に弱い更紗は慌てながら答える。
更紗 「背中を押されて落とされたって」
タタラ「ちがう。
洗たくものを干してたら落としたって言ったんだ
(ひろおうとして自分も落ちた)」
聞き間違えにショックを受ける更紗。
どうききちがえたらそうなるんだ、「せ」と「落と」しか合ってないぞ、と冷静に突っ込む一同。
この中に犯人はいない、まったくおまえはどうしてそうおっちょこちょいなんだと責めるタタラ。
ごめんなさいーと泣く更紗。
と、更紗はおまえのためを思って来たんだぞと便所スリッパを履いた朱理がタタラをなだめる。
また、いつでも遊びに来い、またフロに入ろうぜと更紗に言う朱理。いい雰囲気の二人。
角じい「不純異性交遊は許しませんぞ!!」
教頭先生・角じいが二人をとがめる。
タタラも妹思いの兄としては赤点の王・朱理に妹を渡せないと憤慨している。
ともかく、ギャグマンガ特有のどたばたオチがつき、ばさら学園男子寮は今日もにぎやか。
用務員・多聞もわざわざコイをとるなと札の出ている池で釣り糸を垂らしている。
更紗はお友だちがたくさんできました(ボーイフレンドも)
更紗 「また行こうかな」
菊音 「更紗ちゃん、更紗ちゃん、今度あたしもつれてってー
お目当ての人がいるのー(2人ほど)」
あ、あほやw
なんじゃこりゃw
状況が違うのにしっかりキャラの性格が現れてるのがおもしろいな
ちょwwwwwなにこれwwwwwwwwww
ちょw
なにこれww
生きてるタタラお兄ちゃんだ
>またフロに入ろうぜと更紗に言う朱理。
おいおいおいおいいいいいいいいいいいいいいいい
>更紗はおまえのためを思って来たんだぞと便所スリッパを履いた朱理が
朱理モエスw
赤点の王w 素晴らしいwww
お医者さんごっこっておいおい
「理事長の隠し子・浅葱」ってはまりすぎたよ、浅葱。
このスレの菊音ファンに、「二人ほど」の感想を問いたいわけだが。
タタラ兄の性格が初めて垣間見れた気がする
> マザー茶々どのが用務員・座木に掃除を命じながら
茶々ヒドスww
> 朱理が一から百まで数えてそこから逆に7ずつ引くというわけのわからないボケ防止法を語っている間に
なにをやってんだw
> 単なる野次馬の市松
> あんなのははかないと浅葱
> 教頭先生・角じいが二人をとがめる。
ほんわかストーリーなのにすげー核心をついてるなw
> タタラも妹思いの兄としては赤点の王・朱理に妹を渡せないと憤慨している。
うわー生きてたら憤慨してただろうな、ってことだな。
まあ当然っちゃ当然なんだが。
るーざぶろシリーズみたいなノリだな
お兄ちゃんが交じってるのが嬉しい
朱理肩書き多すぎw
銀子さまPTA会長?柊先生は生徒指導?
ウンコは?
エジは?
ん〜作者自身が自ら二次創作ってのは何か反則な気がしないでもないが、見事にBASARAと言う作品の
粗筋をこの一本で説明しちゃってるな
>>720 いや、本編お兄ちゃんは帰ってこないよw
お兄ちゃんは帰ってこないが更紗には戻った
なんかエヴァみたい
学園ばさら
朱理が左腕に包帯巻いてる
こまかいなー
>713
これ、あまりにも朱理らしくて感心した
(作者が描いてるんだから当然だが)
こういう奴だよなー朱理
お饅頭が好きだったり気球作ったり
>710
菊音タンのセーラー服姿ハアハア
聖の言っている違うものって何ですか?
やっぱりオロオロしてる群竹
やっぱり釣りしてる多聞
多聞はこうして過去も描かれず釣りだけやって終わっていくんだろうか・・・orz
多聞だけはガチ
スキはまったくないが
釣竿を離すと手が震えて実は結果的に弱いとか
>更紗 「背中を押されて落とされたって」
>タタラ「ちがう。
> 洗たくものを干してたら落としたって言ったんだ
> (ひろおうとして自分も落ちた)」
だれかつっこんでやれよw
今帰仁もいたんだなw
お兄ちゃんもしや天然系?
更紗も天然入ってるが。
お兄ちゃんに弱い更紗カワイス
なんで揚羽、先生?
番外編・みんなでゲームをやったなら
太郎 「はーい、太郎ちゃんとつげきレポートにおハガキいただきました。ウソやけど
『バサラのみんなはどんなゲームが好きですか』
はーい、それでは見てみましょう」
太郎 「あ、あそこにタタラの一団がいるようです」
ルーレットをからから回し、ピンの刺さったこまを進めている。これはまさしく・・・
タタラ、千手たち
「人生ゲーム」(ナギは銀行)
太郎 「ああ、つらい。重い、重いです。人生の悲哀を感じますね」
別の場所、穴から出た、モグラをハンマーで殴っている黒髪の男。これはまさしく・・・もぐら叩き!
太郎 「ああいう人(朱理)はあれでいいとして・・・
むっ、このはりつめた空気、ここは何でしょう」
聖・揚羽・増長・四道がトランプを見つめ真剣な表情。聖は金がかかってるとまで言っている。これはまさしく・・・
太郎 「ポーカーですね。渋いですね。頭脳戦ですね。
このメンツでマージャンをやっても楽しいでしょう。
お好きなかたは柊などたしてみましょう」
玉が赤と黒の枠の中をカラカラ音を立てて回ってる。今帰仁・市松・那智はその出目で大騒ぎしている。
これはまさしく・・・ルーレット!
にぎやかでんなと太郎。
スザクノホマレ、ビャッコダイオーと叫びながら茶々・角じい・(なぜか)夜刀が大騒ぎしている。
これはまさしく・・・競馬!
角じい「ああ、全財産があぶくに」
太郎 「角じい・・・勝てるとは思えません」
雷蔵と座木は隣り合ってハンドルを握ってる。これはまさしく・・・レースゲーム!
太郎 「雷蔵ちゃん、座木さん、レースですか」
雷蔵 「話しかけないでくれるかね」
太郎 「・・・意外な一面を見たようです」
と、太郎の足元から声がする。「ふまないでー」
その声の元を見ると、土の山に刺さった棒を倒れないように土をどけようとする菊音の姿。
これはまさしく・・・棒たおし!
一人で棒たおしに興じる菊音の姿に
太郎 「自分の世界に入っているようです。渋い、渋すぎる」
ハヤト「あーっ、またババ」
更紗、ハヤト、千手、ナギ
「こんどはババぬきやってます」
太郎 「またしても人生を感じてしまいました」
太郎 「おや、誰か足りないと思ったら、浅葱はどこでしょう」
と、どこからかパタパタパタと何かが倒れていく音がする。これはまさしく・・・
おお、ドミノたおし!さすが浅葱だ!
と、大きな足音を立てている巨体がある。
那智 「聖ちゃーん、チップ足りへんーかしてー」
と、那智は気づかずに浅葱のドミノを倒してしまった!青ざめる太郎。
浅葱はおもむろに命じる。
浅葱 「群竹、殺せ」
しかし群竹はTVに向かい、コントローラーを握りなにやらしている様子。
群竹 「あっ、まって下さい。今、手がはなせません。
あっ、あっ、ゾンビが、ゾンビが」
これはまさしく・・・TVゲーム(しかもバイオハ○ード?)
浅葱 「おまえがゾンビになれ」
あわれ群竹さん、画面の主人公と同様に浅葱のナイフで死んじゃったとさ。(ナイフが頭に刺さってる)
桜田と芭蕉が盤を前にゲーム(オセロ?将棋?囲碁?その他?)を楽しむ中、太郎の締めのコメントが始まる。
太郎 「はい、というわけでかけ足でおつたえしてまいりました。いかがでしたでしょうか。
みなさん熱くもえるタイプのようです
(出てなかったキャラはてきどにそうぞうして下さい)
また『もしみんながこういうことをしたら?」という企画がありましたらおハガキ下さい
レポートはハエ男・太郎ちゃんでした。
(オレはしんけいすいじゃくとかとくいやでーん)」
─────────────────────────────────────────────
やっぱつり!(・・・言わずもがな)
こいつらやっぱあほやw
> おお、ドミノたおし!さすが浅葱だ!
お、おもすれーーwwww
群竹さんとのからみww
浅葱は、やっぱり、破壊者?
> 聖・揚羽・増長・四道がトランプを見つめ真剣な表情
うわーーすげーシブイ人選w
> レポートはハエ男・太郎ちゃんでした。
それを自称するのかタローチャン・・・
> やっぱつり!
は多聞?・・・て言わずもがな。
シリアスな話を書いてたのと同じ人が書いたとは思えんw
>一人で棒たおしに興じる菊音の姿
俺の菊音の魅力が一つまた(ry
BAKARAやるやつはおらんのかw
群竹さんノシノシノシノシ
夜刀・・・・・おまえのいる場所は逆だw
>>743 このメンツじゃ聖が一番弱そう。
エジが入れば変わるが。
タタラと千手仲いいなw
本気で嫌いなやつと人生ゲームだのババぬきだのしたらもめるぞw
>群竹 「あっ、まって下さい。今、手がはなせません。
> あっ、あっ、ゾンビが、ゾンビが」
w
>742
今回に限っては那智のほうが破壊者のような
群竹さんに惚れ直しましたw
>>743 その中に天麻も加えて欲しかった
知恵者・策士キャラの筈なのに…
というか志麻も出てこない
哀れな土佐親子だ
天麻は、やっぱり、将棋かな。
「日本という国を相手に 将棋を一局指してみたくはないか」
>757
対戦相手は柊あたりか
えらい渋かっこいいんですが
番外編・納涼紅白歌合戦
そのすごく大切な日、朝起きると・・・・・タタラお兄ちゃんの足が2倍にふくらんでいた。
更紗 「お、お兄ちゃん、どうしたの」
タタラ「こないだ誰かにくつの中に画ビョウを入れられたんだ。
放っておいたら化膿してしまった・・・。かなり熱もあるみたいだ」
更紗 (くつの中に画ビョウ(押しピンとも言う)!!今どきそんなことを!)
「誰なの!?そんなことするなんて、許せない!」
タタラ「わからないよ。芸能界はいろんな人がいるから」
───そうなのだ。更紗の双子の兄・タタラは今をときめくジャガーズの新人アイドルなのだ。
更紗 「お兄ちゃん、お兄ちゃんしっかりして、今日はすっごく大事な日なのに。
今日はあの紅白歌合戦に出るのよ!初出場じゃない、お兄ちゃん!」
タタラ「うーん、うーん、わかってるけど・・・動けない・・・」
そうこうしているうちに、タタラのマネージャーがタタラを迎えに来た。
更紗 (どうしよう、どうしよう、そうだ!)
はさみを手に取り、更紗が言う。
更紗 「あたしが、行く」
しかし敏腕マネージャー・ナギさまは簡単に更紗の変装を見抜いてしまった。更紗より事情を聞く。
ナギ 「自分の健康管理もできないとは、アイドル失格です」
ナギは何とか考えるといい、変装した更紗を一緒に連れて行こうとする。
と、タタラが寝間より這い出し、更紗に警告する。
タタラ「あ・・・あかの・・・おうに・・・気をつけろ」
更紗 (あかのおうに気をつけろ!?あかのおうって何!?
そいつがくつに画ビョウを入れたのかしら!?
ようし、あたしがきっと正体をあばいてやるわ!)
タタラに扮した更紗は紅白歌合戦の放送局に着いた。四君子はじめ、みんなダンスのリハーサルに余念がない。
白野銀子さま(美少年軍団「ジャガーズ」社長・元アイドル)
「はい!みんなリハーサルはきっちりとね。
今日もわがジャガーズの美しさを全国に知らしめるんですからね」
柊 「(手拍子を打ちながら)
もっとリズミカルに!バラバラだぞ四君子!ダンスは心技体がそろってこそ一人前だ!」
と、更紗はようやくレッスンルームに入り、ダンスの練習に加わる。
しかしうまくいかず、柊に盆踊りと評されてしまう。あげく、手足がもつれて玉のように転がってしまう。
柊 「タタラ・・・おまえはまるでキャベツのようだな」
激しいレッスンにジャガーズJr.の水木や辛夷たちも思わずぼやきを口に出す。
水木 「柊先生きびしいよなー、自分では全然踊ったりしないのに」
辛夷 「いや昔はすごかったらしいぜー」
水木 「能あるタカはつめを隠すっていうやつー?」
辛夷 「それそれ、先生はタカの能と呼ばれてるんだぜ」
これを聞いていた更紗。
更紗 (タカの能・・・
あかのおう・・・
たかののう?
お兄ちゃんはそう言いたかったのかしら!?この人(柊)が画ビョウ犯人!?
お兄ちゃんの若さと人気に嫉妬して・・・)
と考えるうちにAD・サーボがレッスンルームに入り、皆に会場入りするよう呼び込む。
更紗たちは会場に向かって歩き出す。背後には怪しい掃除人。そして眼鏡の男。
更紗はバレないようにしなくちゃと思いつつも、自らのオンチに不安になる。
更紗 (がんばれ、がんばれ、今あたしは、タタラなんだ!)
那智・聖
「真夏の紅白歌合戦、始まるでーっ」
満員の大ホール、二人にかかる雨嵐のような声援、そしてTVの生中継の中、紅白歌合戦が始まった。
聖 「今年もやってきました、伝統とお笑いの紅白歌合戦!納涼───」
那智 「司会はなんと、紀州KIDS・那智でーす。白組でーす」
聖 「赤組は聖でーす
なんで、おまんが白組でオレが赤やのん」
那智 「逆やったらへんやん」
聖 「どっちにしろへんやん」
那智 「そんなことゆうても、聖ちゃん連載時、女の子にまちがえられたやん」
聖 「ほな女装でもしちゃろかな」
聖 「(女装して)とゆうことで(どーゆうこっちゃねん)」
那智 「行こかーっ、まずは白組のトップバッター、平成の王子さまこと
浅葱&バックダンサー四君子ー!今日もおへそが出てるでー」
浅葱(一部群竹)に対する大声援の中、ステージに上がる浅葱たち。
浅葱 「なんで僕がトップなのさ。こんなのは新人にやらせりゃいいんだよ、タタラとかさあ。
もう、やんなっちゃうなあ」
浅葱たちがステージで歌の準備をする間、浅葱の言葉を聞き、更紗は考える。
更紗 (たしかジャガーズの先パイだわ。お兄ちゃんと仲悪いのかしら)
朱理 「気にするなタタラ。何が王子様だ。バカの王のくせに」
更紗 (バカの王・・・
あかのおう・・・
ばかのおう?こいつか?)
歌の準備は整った。
那智 「曲は『サファイア・ブルーのゆううつ』ほな歌ってちょーっ」
浅葱♪ ブルー・ブルー・ブルー 僕はブルーが好きさー
ブルーを求めて旅に出るんだ 水も空も僕のもの
君のひとみも僕のもの 世界中のサファイアは あー 僕のものー
と、バックダンサーの一人のフリがおかしい。
那智 「群竹さん、群竹さん」
群竹 「なんですか。踊ってる時に声かけないで下さい」
那智 「反対やで、反対!
もうーしゃあないなあ、わいも踊っちゃろ」
場内大爆笑。柊は群竹に減点20と査定し、銀子は黙って奥へと引っ込んだ。
浅葱はボソッと言った「恥さらし(おまえのせいでコミックバンドと思われちゃう)」
しかし会場からは大爆笑の笑い声の中、その群竹のキャラのせいか「かわいーっ」なんて声まで飛んでいたのだった。
赤組トップの「遅れてきたアイドル」志麻の歌が始まる中、
更紗はナギの勧めもあり、シャワーを浴び、衣装を着替えることとした。
男子用のシャワー室でシャワーを浴びる中、タタラのくつに画ビョウを入れた犯人を推理する更紗。
と、シャワー室の上からこちらを呼ぶ声がする!
朱理 「おう、入ってんのタタラだろ。石けんとって石けん」
不意にシャワー室の上から覗かれ、思わず悲鳴を上げる更紗。見ないでーと更紗は叫ぶが朱理の目には入ってしまう。
朱理 (タタラが、女!?)
じゃ、なんで白組に?と再び覗こうとするが更紗に湯をかけられた。
と、朱理のマネージャー・錵山が「わが君、わが君、出番ですぞ」と呼び込んできた。
那智 「お次はこの人───お祭りには必要不可欠やね。
5年連続出場・朱理くんで曲は『最後はオレが勝つ』」
朱理♪ オレは嵐だ 嵐だぜ涙だぜ
GOGO嵐を呼ぶぜー 最後はオレが勝つー
聖 「なんちゅうタイトルや。今どきへビィやのう、水もしたたって」
那智 「はずかしー」
聖 「オレは嵐だぜって言うときながら、嵐を呼ぶて言うてますぜ」
那智 「歌詞もめちゃくちゃですね(ヤローのファンが多いざます)」
控え室のモニターを見ていた芸能界に疎い更紗は今覗かれた相手が朱理であることを悟る。
と、くつの中にはまたもや画ビョウが!いったい誰なの!?アホの一つおぼえなのは誰!
ステージでは時代を席巻する沖縄のNo.1チーム、芭蕉アクターズスクール出身のユウナ&今帰仁が紹介される。
那智 「なんであんた男やのに紅組にいてんの」
今帰仁「ユウナにひっついてるから!」
那智 「なんかおまえ気にいらんわー」
今帰仁「ぼくもだ」
ユウナ「あたまにてるから?」
大道具・サカキがパイナップルを模したセットを抱え、ステージの準備をしている中、朱理は更紗に詫びに来た。
朱理 「さっきはごめんな」
更紗 「あの・・・」
朱理 「大丈夫だ。誰にも言わないよ。オレ、おまえの歌とか好きだし。
なんか事情があるんだろうけど、がんばれよタタラ」
と、浅葱が通りがかる。
浅葱 「タタラ、朱理なんかとひっついてると時代遅れになるよ(ぼくは忙しいからもうかえるよーん)
と、朱理は「なんだとー」とつっかかる。この二人には義兄弟の噂があってワイドショーをにぎわしているということだ。
那智 「ほな、気ィとりなおして行くでー。じゃーん!ビジュアル系やでー
揚羽&きれいどころGo!(一応)(ちょっとうそーん、色物なだけとちゃうーん)」
出てきたのはギター・市松、ベース・密、ドラム・飛車、キーボード・四道、そしてボーカル・揚羽の色男5人組!
揚羽♪ 運命の女をさがしてるー
那智 「いやーなんか夏やのに暑そうやなー。その赤い尾っぽはなんやねん」
揚羽 「今日のコンセプトはおさるなんで」
更紗 (赤い尾っぽ?
あかのおう・・・
赤の尾・・・
あかのお?
この人たちかしら)
聖 「ほなうちもお姫さまで行きまーす
ぶりぶり千手姫ー」
出てきたのは聖子ちゃんドレス姿の千手姫。赤ん坊まで背負っている。
マダム・バタフライたちが鎮座する審査員席では芭蕉が率直な感想を述べている。
芭蕉 「去年はぬいぐるみをしょってたが、今年は赤子とはちょっとあざといのう」
更紗 (赤子を背負う・・・
あかのおう・・・
あかごをおう!?(ちょっと苦しい))
更紗 (困ったわ。気になる人がいっぱいいすぎる。お兄ちゃんはほんとは誰のことを言ったのかしら)
那智 「くさっ、くさーっ、桜田さんあいかわらずおフロ入ってないやろーっ」
桜田 「ケケケ、もうアカだらけよ」
更紗 (アカの王!?)
聖 「さわやかデュエット・廉子&ほづみー
ほづみくんはぼーやのくせに画家なんですー」
更紗 (画家の坊!?)
那智&聖
「ここらで一発、郷土芸能を!熊野サンバ!」
更紗 (まっ赤なお花で飾られたぞうさん・・・あかのぞう!)
あらゆるものが怪しく見える更紗は便所にこもって、考えを整理していた。
更紗 (これではみんながあやしく見えるばっかりだわ。
とにかくお兄ちゃんのかわりにしっかり歌うことだけ考えなきゃ、オンチなのにー)
と、更紗は出ようとするが、便所のドアが開かない!もしや・・・画ビョウ犯?
先ほどの掃除人が、便所に「故障中 使用禁止」の札を立て去っていく。
もうすぐ出番なのに、間に合うのか更紗!?
歌合戦は後半を迎えた。
聖 「さあて、後半戦は紅組からやで(ふー、もうつかれたわ)。
みなさんおまちかね(ちゅうか、なちがおまちかね)
むちむちぼいーんなこのかた」
那智 「むちむちぼいーん」
聖 「やめんかい!茶々&座木さん(ボーカル・茶々、ギター・座木)、曲は海のえれじー、どうぞー」
茶々♪ 海ーそれはわたしのことー わたしの胸でお眠りー
那智 「さあ、後半に入ってどんどん重くなっていきます。
白組はこのかた、旧ご三家のらいぞうちゃんですー、曲は『星にねがいを』」
ちなみに旧ご三家のもう1人は、このあとに出る増長さんやでー、曲は『北海の荒波よ』」
ちなみにもう一人は、今はジャガーズの振り付けの先生、柊。
柊 (昔は明るかった)
タタラの出番が迫ってきた。更紗はまだ便所に閉じ込められている。
と、意を決した更紗はキーホルダー新橋に伝言を書き、便所の下から転がした!そしてそれをたまたま見つけた朱理!
会場はもうタタラの出番である。朱理は急ぎ、便所のドアを開け更紗を救出した。
と、そこに「行かせないぞ」と掃除人が立ちはだかる!
その正体は・・・えーと、えーと・・・・・エジプト!じゃない萩原!
紅白万年補欠・出場回数0回の萩原である!
萩原 「なんとしても、なんとしても1回でも出たいのだ!おまえさえ休めば・・・」
更紗 「じゃあ、くつに画ビョウを入れたのも!?」
萩原 「そうよ。わたしは策士でね」
? 「聞いたで」
と、レコーダーのスイッチを切り、声の主がその姿を現す。それは週刊バサラ記者・太郎!
最近、新人のくつに画ビョウが入れられてるという噂を聞き、調べていたと言う。証拠の写真やビデオも撮った!
愕然とする萩原
萩原 (なんだかまたあいつにやられたような)(デジャブ?)
と、ガードマン・蜂也が間に入ってきた。
蜂也 「マスコミは立ち入り禁止だ。このスタジオのスズメバチが許さんぞ。出て行ってもらおう!」
太郎は蜂也にひきづられていったのであった。
ともかく一件落着と落ち着いてると、タタラの曲の前奏が流れ出した。
朱理は更紗にステージに急ぐよう促す。ステージに向かう更紗。その姿に思わず「かあいい・・・」と感じる朱理。
そして、朱理がモニターを見ると、もうそこにはバックダンサー・ハヤトを引き連れたタタラの姿が!
「なんて見事な女」と感心する朱理。
しかし実際は本物の兄・タタラだった。
更紗 (お兄ちゃん!よかった、元気になったのね)
タタラ(更紗、ありがとう。でもこれはぼくの舞台だから。
誰にも渡さない。たとえ熱があろうと、足が巨大化してようと。生きてる限り)
更紗 (お兄ちゃん、かっこいいい)
ステージの端で感涙に伏せる更紗であった。
聖 「さて、とうとうトリですね」
那智 「コケコッコー」
聖 「もう、つっこむ元気もないわ。トリです。最後です。
紅組トリは芸能界きっての大御所、ご存じ紫の上!歌は『雪国女一人旅』。
最近リコンもしましたが、女一匹ド根性、切々と歌い上げます」
紫の上♪ 女の旅はあ
那智 「そして白組のトリはこの人、演歌の花道、いよっまってました角じい───」
聖 「まってへん、まってへん」
那智 「歌は『能登半島、海の男は耐え忍んで・・・』」
聖 「長いで」
那智 「あっ歌始まってもた」
角じい♪ 海の男はよー あー きびしい冬を あー はあーあ 波だよおっかさん
聖 「はーくたびれましたがおわりましたー」
那智 「もう二度とやりたないー」
聖 「那智ちゃん、こんど歌手で出よらよ」
芭蕉・鬱金王・安里・運天といった審査員が投票し、一般客は紅白のプラカードを出す。
その枚数を多聞たち野鳥の会の人たちが数えている。
那智 「あんた、そんなもんに入ってたん。やる気あんの?マジでトリさがしてんのとちゃうやろな」
多聞 「トリすき、魚もすきー」
歌の終わったタタラを朱理は抱擁する。しかしタタラは男だった!
愕然とする朱理を傍らに、兄・タタラは更紗を呼び寄せ、例の謎解きをする。
朱理は昔、すおうシティというバンドをくんでいて、そのころ自分のことを赤の王と呼んでいた。
(ちなみに当時の朱理はスキンヘッドであり、バンドは解散、というよりメンバーに逃げられた)
そう、「あかのおう」とは女の子に手が早い、朱理のことだったのだ!
それを聞いて、なーんだと思い、朱理をねぎらう更紗。
まだ歌合戦の結果は出ていないが、朱理は更紗をご飯に誘う。
止めようとするが足が巨大化して動けない兄・タタラをおいて、二人は出て行ったとさ。
すっごくスリリングだった紅白歌合戦はおわりました。視聴率はなんと80%!
萩原は雑誌でたたかれて、再起不能だそうです。
(見出し「南の萩原ご乱行 くつに押しピン、ダサダサな どうしても出たかった」)
お兄ちゃんはあいかわらず忙しくて、事務所の先輩(特に浅葱)にいびられ・・・じゃない、かわいがられているそう。
あたしは有名人のボーイフレンドができて、ちょっち幸せ。
朝からジョギングに励む、やっぱり濃い朱理、それに従う更紗でした。
おしまい
わてホンマによ言わんわw
エジプトはどこまでいってもエジプトだな
>生きてる限り
。・゚・(ノД`)・゚・。
エジプトキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ジャガーなのね。
キャラたち杉w
真打登場って感じだ>エジ
ひじりん 女装姿けっこう可愛いじゃん
群竹さんかわいいよ群竹さん
割烹着の似合う策士
柊の枝とかサーボが出てるのに橘が出てない件
辛夷は、あの外見だから、デフォルメされた画でもすぐに判別できるから、得といえば得なキャラ。
民記タンを忘れたら困る!!
わたしは策士でねw
お遊び番外だけど、タタラの元気な姿見れて嬉しいよ。
エジおいしい役どころで何よりw
>朱理のマネージャー・錵山が「わが君、わが君、出番ですぞ」と呼び込んできた。
カザンたん(*´д`*)
スキンヘッドwwww
朱理の歌が何だかもう凄いことについて
>784
逃げたメンバーはたぶん亜相なんだろうなw
柊のタタラ=キャベツをこんな使い方してくるとは思わなんだw
あと、やっぱり太郎ちゃんに企みをつぶされるエジ
蜂矢に退場させられる太郎ちゃん
こっちの柊と銀子さんはなんだかんだ言って幸せそう
>アホの一つおぼえなのは誰?
w
毒吐き更紗w
センセ似合い杉w
>旧ご三家のもう1人は、このあとに出る増長さんやでー、曲は『北海の荒波よ』
>紅組トリは芸能界きっての大御所、ご存じ紫の上!歌は『雪国女一人旅』
>演歌の花道、いよっまってました角じい───
何この北国演歌シリーズw
そんな中ひとり何やってんだ多聞w
新御三家は朱理と浅葱とタタラかねー
>791
増長さん、雷蔵ちゃんが旧御三家ということは二人とも昔はアイドルだったわけか。
アイドル時代見てぇー
>792
そこに赤い尾っぽのビジュアル系が入って四天王
「遅れてきたアイドル志麻ちゃん」
「赤子を背負ったぶりぶり千手姫」
なんなんだ白組に比べてゾンザイな紅組の扱いはw
やっぱりナギが何の役にもたってない件について
>>791 多聞が歌うとしたら、歌のジャンルはなんなんだろう。童謡とかかな。
そもそも多聞歌えるのか!?
「るーるーらー」っていうような鼻歌じゃなくて!?
>799
♪さかなさかなさかな〜さかな〜を〜たべ〜ると〜
って、マイナーすぎたな、すまん。
俺の菊音がただのバックダンサーだなんて・・・・・
こういう番外編、登場人物に対する作者の位置づけがわかるなw
女性陣少ないからなあ…
最上あたりが歌ってもよかった
中島みゆきとか異常に似合いそうだな
♪うらみ〜ます〜
>>804 ウホッいいオヤジな漫画だからねぇ…
千草さんも出て欲しかったな
セクシーダイナマイト八千代タンも一曲
「天城越え」
山田君座布団811さんに差し上げて。
>>810 うらみま〜すぅっ うらみま〜すぅ♪
この曲なんだっけ・・・?
>>814 そのままのタイトル「うらみます」中島みゆき
うらみます うらみます あんた
のこと 死ぬまで〜・・・・
で、ラジオDJが曲風と違って目茶苦茶面白かったりして>黒側室
なんかまだムック本でるみたいね
足が2倍に膨れるって何ぼほどほったらかしたんだ?タタラ
TAKARA・黒の話─桜桃─
18の当時から多聞は誰よりも強かった。当時、かなりの腕前と自負していた増長も一度もかなわなかった。
しかし稽古の時も、多聞は自分から打ち込んでこない。増長は多聞になぜと聞く。
「打ち込んだら痛いのだす。それはあんまし意味のないことだべ」
この言葉に馬鹿にされたと感じた増長は多聞に必ず勝つと思ってるのかと聞く。そう決まってると多聞。
増長が敵に蹂躙されても戦わないのか?と尋ねると、その時に考えると多聞。
増長は多聞には守りたいものがないのだと言い放ち、その場を去った。
そう、当時より多聞は戦ギライの勝負ギライ。増長は幼馴染ながらその理解のしがたさにいつも苛立っていた。
郷土愛、人への愛情・感謝もなく、己さえ遊んで暮らせればよいのかと。
しかしながら、不思議と鹿角の長老には、多聞は覚えがよく、それにも腹を立てていた増長であった。
鹿角地域には世代を超えて受け継がれる4つの名前がある。それは仏教の四天王の名前。
20年ごとに12歳の少年から選ばれた4人が将来、4方の柵を守る将軍となるためである。
そして彼らが18歳を迎えた時、儀式により一人が選抜され、玄武の刀の継承者となる。
当時の増長たち4人も選抜の時を迎えていた。課題は普段封印されている火トカゲの祠に入り、
ヤマタノオロチかサラマンダーか見るものにより姿を変える聖なるものを退け、奥の宝を持ち帰ること。
3日3晩歩いた深淵に出会う、己が宝と思うものを持ち帰れと告げられ、4人は祠に入っていった。
4人は祠の中を進む。祠の中は暗かった。が、持ち物が制限されてたので明かりは時々しかつけなかった。
皆、やる気満々であったが、同時に皆激しく緊張していた。道中変な匂いを感じていた多聞をのぞいて。
陽がささぬため時間がわからぬ、誰も止まらぬため眠らずに歩き通す。皆疲れ果てた頃にそれは始まった。
一同の前に怪物が現れたのだ。刀を抜き、応戦する多聞以外の3人。
増長はヤマタノオロチといい、広目は火を吹く怪物・サラマンダーといい、持国は羽を持つ怪物だという。
3人は一心不乱に交戦する。その先にある宝を得るため!
増長がヤマタノオロチの一つの首を取り、ヤマタノオロチの悲鳴の上がる中、多聞が叫んだ!
「やめるべ、互いを傷つけてるだ!」
初めて聞いた多聞の大声に、増長たちは我に返る。増長が斬っていたのは広目と間に入った多聞。
多聞は言う。みんなおかしくなっている、ここには山椒魚がいるだけと。
多聞が続ける。刀に斬られたことは痛い。でも斬ったほうも痛い。だからイヤだ。
自分は魚を釣って食べる、魚も自分を食べていい、それらは普通のこと。
しかし戦とかは普通じゃなくて気持ち悪い!しなかったらしなくていい・・・。
増長たちはようやく目が慣れてきて、辺りに金銀財宝があるのがわかった。だが宝とは?
「宝とは命だべ。魚を釣って食べることのできる命だべ。食べて食べられる命が、宝だべ」
涙ながらに語る多聞に、何がなにやらと思いつつも、増長は確信した。
多聞は攻められても、蹂躙されても、ただの一人も斬り殺さんだろうと。
力尽きた時に斬り殺されるだけだろうと、そのための剣のウデだと。
増長は広目に斬ったことを詫びた。その心中に思う。仲間を傷つけたことこそが痛かった。
毒気が抜けた一同は、帰路につこうとしていた。とりあえずろうそくをつける多聞。
ルール違反と広目に言われるが生きて出ねばと多聞はあっさり否定する。
山椒魚も食べようとする多聞に、皆の力が抜け、課題のことも忘れてたころ、どこからともなく声がかかる。「そこまで」
多聞の言っていたとおり、洞窟は人工のもので、全部監視されていたのだ。
「玄武の刀は戒めの刀」ということで、刀は多聞に渡された。誰も文句は言わなかった。
なぜならそれは竹光だったからだ。柿を落とすのにいいと多聞。本物は地中深く封印されていると言う。
多聞と二人になり、増長は多聞に言う。今回は勉強になった、なんとなく。
そして少しは友人を大事だと思ってくれたと思うとうれしいと。
多聞は深いイミはないといい、房の多い桜桃をとりだす。
桜桃は一つにたくさんついてる方がうれしくておいしいと言った。
わかるような、わからんような・・・増長は感じていた。
わし(増長)はこのときからこいつ(多聞)を見つめ続けている。
あの時の大声はわしの宝となったよ。
(青春だったよのう)
多聞名言集
「んだばそうするべ」
「あーええ心もちだべ。2年ぶりのフロだべや」
「ふにゃ」
「るー」
「寒い?」
「だあれもなんも言ってない。聞こえるとしたらそれは自分の声。自分の声だべ」
「あ、白虎が飛んで行くべ。西の空へ帰るんだべな」
「斬れない、これが玄武の刀だべ。いましめのための1本」
「えーすまんだす」(黒の王別荘・天鏡湖にて釣りという偉業を成す)
「おじさんすっごい熱いでねか?体から火イ吹いてるだよ。ヤケドしたって知らねえべ」
「殺気を出したら魚は釣れねえべ」
「タイ食べるけ?明石のタイはうめぇそうだべ」
「部下じゃねえべさ。友だちなのだす」
「柊の葉っぱはとげとげだすが、年をくうと丸くなるていうだべな」
「さしみにしただす。頭やのこりは煮るのだす」
「おさかなをどんどんさばくだす。ここもさばく(砂漠)だす」
「タタラは心で泣くのだす」
「「心を受け取る」と書いて「愛」と読むのだす」
多聞は昔から多聞だった・・・・・
ついに多聞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
> 18の当時から多聞は誰よりも強かった。当時、かなりの腕前と自負していた増長も一度もかなわなかった。
やはり多聞はすごかったか・・・!!
多聞強いよ多聞
827 :
マロン名無しさん:2006/01/04(水) 00:08:49 ID:ifK0YnaH
宝とは命だべ
なんて素晴らしい答えだ 多聞のような人物は今の時代に必要だ
自分が勝つと思ってるのかと聞かれて
「んだ、そう決まってるのだす」ってのはどういう意味かな。
自分の強さを悟ってるのか増長の未熟さをわかってるのか。
なにげにカコイイ発言。
18の時点で心技体そろってるな・・・恐ろしいヤツだ多聞
> 「打ち込んだら痛いのだす。それはあんまし意味のないことだべ」
で、多聞が痛いのか増長が痛いのかどっちの意味なんだ
わかるようなわからないような、適当なようで深いことを言っているような
増長や七尾の苦労を味わっている気分です・・・
玄武の刀は血で継承してたんじゃないんだね
しかし多聞にふさわしい刀だな
> 柿を落とすのにいいと多聞。
多聞・・・おまえどこまでも多聞を突き通すんだな、そうなんだな
せっかく出てきた持国と広目がモブ同様の件について
多聞は本物の玄武の刀の魔力に勝てるだろうか
玄武の刀も多聞のマイペースさに毒気を抜かれて
勝ち負けの前に魔力自体が浄化されそうだ
多聞以外の人間ならダメだろうな
柊先生ほどの使い手でも危なそう
山椒魚がプリティ
増長も昔からあの髪型なのね
じいさん達いい性格だな
こういうカッコよさもあるよな
死の際にあるキャラが「〇〇に〜と伝えてくれ」
と言い残して、「嫌だ!自分で言え!」
みたいに返すのってこのマンガだっけ?
流れを無視して申し訳ない、凄くモヤモヤする
俺この手の極端な専守防衛思想て大嫌いなんだけど
それでも多聞はメチャメチャ格好いいと思う
それをあくまで自分個人の好みとして捉え
絶対他人には押し付けないからなんだろうなぁ
そういうこと考えてやってるとも思えんがw
>自分が勝つと思ってるのかと聞かれて
>「んだ、そう決まってるのだす」ってのはどういう意味かな。
>自分の強さを悟ってるのか増長の未熟さをわかってるのか。
自分の強さでしょ。
柊と対峙した時、強さをどう評価したのかが気になる
ルックスもイケメンだな多聞
>>841 > 俺この手の極端な専守防衛思想て大嫌いなんだけど
防衛のみ、のようで生きるためにと
ろうそく持ってたり山椒魚食べようとしたり
ってあたり深いよな。
へびさんごめんなさい、等小さく呟く更紗を思い出した。
多聞のスペック
・剣術馬術は超一流
・麻薬毒物幻覚の類は無効(もしくは事前に察知する)
・ゴミを食って生きていける
・人嫌いでもないのに本当に一人ぼっちでも気が狂わないタフな精神
>>845 スゲー…
まさにBASARA史上最強キャラだな
白虎更紗を救った馬の乗りこなしは確かに見事だった
本当に恐ろしいのは心技体が完璧な多聞か、
技のみで最強と目される柊先生か。
この二人の対決、一度でいいから見たかったけど、
多聞の性格を考えると、戦うなんてそもそもあり得なかったっぽいなぁ。
もし柊と戦うことになっても
増長の言うように防戦一方で
相手がやめるか倒れるのを待つんだろうな。
その前に淡路のように戦う気が起こらないと思われる。
計算しているとも思えんが
多聞と向かい合うと相手は戦う意欲が失せるのに違いない。
それも技?
増長と多聞の友情ってなんかいいね。
>多聞と向かい合うと相手は戦う意欲が失せるのに違いない。
正に無敵だな。
最強過ぎるから出番は釣りをしてるシーンばかりだったんだろうね。
力尽くでは誰も勝てないし、
侃々諤々と議論を交わしてる場でも多聞が一言発すれば場が収まりそうだ。
BASARAが一気に完結しちゃうw
多聞ってひとりっこかな・・・と一瞬考えたが弟(七尾)がいたか。
多聞が兄・・・客観的に見ると和むし強いからカッコイイが
実際兄に持つと苦労しそうだな。
弟ですら会話の流れがまったくつかめない兄。
あちこちに出没する案外足の速い兄。
多聞株上昇中に悪いが、
名選手≠名監督の法則というか、
その凄さはあくまで自分と身内で完結しているんだよな。
何も変えない。何も助けない
(増永や更紗はきっかけが多聞でも自力)
なんつーか、よくも悪くも
タタラとは正反対の性質の人だと思う
玄武だけ性質が違うしな。
外伝KATANAがあるからこそ多聞もあれでOKというか。
白虎更紗を止めてる多聞が一番好きだな。
「寒い?」しか言わずに気持ち悪がられてたがw
的確に暴走しそうな更紗をとらえてたし。
あれが玄武の使い手多聞にとって重要な役割だったわけだ。
柊vs多聞は先生の圧勝と思っていたが、
845のあげたスペックでその考えが揺らぎつつある俺。
多聞に勝てるのは淡路直前の柿人だけかも知れない。
>>845 麻薬の類も通用しないってスゴイよな。
打つ手なしじゃん。
きっとお色気作戦も通じないぞ。
網走C館をもってしても死なない男、多聞ちゃん
案外釣りの邪魔したらムキになるんじゃねえか
若い増永に萌えただす〜
>>857 死なないどころかわりとエンジョイしてたのが超人多聞
>>858 ちょwww殺され覚悟で誰か突撃きぼんwww
網走には釣りしててとっ捕まったんじゃなかったかw
天鏡湖で釣りして怒られてるし。
「えーすまんだす」
>多聞と向かい合うと相手は戦う意欲が失せるのに違いない。
まさに真の護身開眼。
>>822 > 「おじさんすっごい熱いでねか?体から火イ吹いてるだよ。ヤケドしたって知らねえべ」
これも柊を見切っての発言だよな
っつーか柊をおじさん呼ばわりw
自分だってそこそこいい年のくせになw
HAKAMA・紫の話─梨─
母は毎晩欠かさず、父の袴に火熨斗をかける。
再びお城勤めになる日のため、息子に家の誇りと王家への忠義を忘れないように言う。
息子はただ「虚しい」と思うだけだった。
父は内職をしながら、息子・蜂也に語る。
あらぬ疑いでお取りつぶしになったが由緒正しい名門の家系。王家を恨んではならない。
国を造った王家と共に先祖はあった。王家のため働け。やがて必ず家は再興していただけると。
そう言って、父は病に伏し、母もボロボロになった。けれど母は火熨斗をかける。
王家への忠義と家の誇りを語る母に、蜂也は尚も虚しさを感じていた。
そして思う。どうして自分だけが虚しさを感じるのかと。どうしたらあなたがたと・・・。
タタラが現れた。革命家気取りで破壊と殺戮を繰り返すテロリスト。「王家の敵」
蜂也は思う。はじめて、王家を愛せるような気がする。そして両親と同じになれると。
京の警備隊に雇われた蜂也を歓迎すべき父と母はすでに世を去っていた。
蜂也は毎晩、父の袴に火熨斗をかけていた。
家の玄関先には父が継ぎ木した梨の木があった。
「なし」という名は不吉だと笑って父はそれをありのみと呼んでいた。
繁栄を願ったその木は、両親と自分の姿だった。
ああ、こういうのもいいな
静謐な感じ・・・
なんかわびしい・・・orz
なんか深すぎて意味が微妙に分からん。
次あたり密来るか?
なんというか、重いなぁ
あんなに邪魔者だと思ってた蜂也なのに
彼の死が今になって悲しい
蜂也の一家も白虎の村民がタタラに希望を見出したように、
国王に希望を見出してたんだろう。
しかし、蜂也はおそらくわかっていたんだろう。
一家がすがる国王は、同時に一家を現在ある地位に貶めた者だと。
ひょっとしたら国王方の斜陽も感じていたのかもしれない。
そんな王族にすがることにしか希望を見出せないことに虚しさを感じたんじゃなかろうか。
蜂也の境遇からいって、おそらく家族でつつましく暮らしていた。一族の誇りを胸にあまり外界と積極的に親交することなく。
蜂也の愛するもの、信じるものは家族しかなかったろう。王族にすがる虚しさ、哀れさを感じながら。
しかしタタラの登場で事態が一変する。はっきりと目に見える敵の出現。父母も敵視しただろう反逆者。
今までは、両親を傍から見てた感のある蜂也が、初めて両親と同じ側に立てたんだ。
ようやく、蜂也は生きる目的に目覚めたんだ。
BASARA世界にもこんな人生の歩み方をしたヤツもいたってこそさ。
本編終了して、こんなに外伝読めると思わなかったよ。
まだあるのかな?
やるなら、一水さんと雷蔵ちゃんのラブラブーンなとこ見たい!!
何この静かな話。
蜂矢……
>873
多分ラブラブは無理
蛇王の圧政下で耐え抜き、一縷の希望を待ち続けるような話になると思う。
それはそれで面白いと思うが
そういうのもいいけど、一水さんの喉の手術を…
息子の晴れ姿にむせび泣く亡き父母の絵が堪らなく悲しいんですけど
PAJAMA・花の話─それぞれの愛しき日々─
ここはどこかの異国、目を覚ました更紗は朱理を起こそうとする。朝が来たのは「気のせい」と朱理。
雨の音が聞こえる中、朱理を起こそうとするが、腹が減ったら起きると起きようとしない朱理。
そんな朱理に夜の帝王・聖に思いをはせる更紗。
紀州───
聖 「なーんかめちゃんちゃ気ィ重いわ。やっぱしやめたほうがええんちゃうかな」
那智 「今さら何ゆうてんねん、聖ちゃん。もう決まったことやんか、腹くくらんかいな」
聖 「けどなー。なんか早まった気ィするわ。結局親の言いなりっちゅうのも気にくわん。
ちょっくら出てくるわ。」
止める那智を聞かず、外へ出る聖。と、聖に声をかけるものがいる。
薫子 「聖さん、うちとの祝言を夜にひかえてどこ行くねん」
聖 「どっこも行けへんわ。散歩や」
薫子 「うちのことがいややったら、そう言うたらええ。ウロウロ落ち着かれんのは気ィ悪いわ」
聖 「あんたがいやなんとちゃう。わりかし気に入ってる」
薫子 「ほなええやんか。結婚したからちゅうてなんも変わらへんぞ
あんたも変わらんでええし、うちも変われへん。
うちはもう腹くくってんで、わりかし気に入ってるしな」
(聖さん、あんた責任感強そうやさけ、1人で重いもんしょいこむ気分になってんねやろ。
けどな、うちらは荷物を半分にするために、一緒になるんやで)
那智がなんだかわからないがバタバタ忙しく立ち振る舞う中、菊音のカメラで写真撮影。
オレらも式しちゃおうとなぜかついてきている市松にうるさいと言いつつ、シャッターを切る。
普通に座ってる聖。扇を広げてご満悦の那智。つつましく見えつつちゃっかりVサインしてる薫子。
那智 「聖ちゃん、今晩がんばらな」
聖 (みんな見てんのかい)
薫子 (どんとこいやで)
更紗は浅葱の話を朱理にふるが、朱理はあいつの話はするなと言う。
なぜそんなにキライと更紗が聞くと、なぜかわからんがあいつがオレをキライだからと朱理。
キライというのとはちがうようなと思いつつ、浅葱に思いをはせる更紗。
浅葱はろくろを回していた。できたものを焼いといてくれと土をこねている群竹に言う浅葱。
群竹は浅葱にたまには自分でしろと言うが熱いのはヤと聞かない。
料理をしても片づけは群竹の仕事。楽しいとこしかしない!とおかんむりの群竹。
これで働いてるというつもりですかっと言う群竹。
浅葱は甘やかしたのはおまえ、今さら育て方なんて言われても知らないよと言う。
と、浅葱のすそをつかんで泣いている少女がいる。聞いてくると飛び出した群竹。
タタラに似ているその少女をまじまじと眺め、名を聞く浅葱。ミドリと言う。
群竹 「えっ、自分で育てるですって!?自分のことも満足にできないのに!?」
浅葱 「僕は人のことのほうができるんだよ」
群竹 (まさか白の王と同じことをしようとしてるのでは)
しかし、ミドリをお腹に乗せ、ハンモックで寝そべる浅葱の姿にちょっといいかなと思う群竹であった。
群竹 (せんたくものが増えた・・・2人であそんでばっかだし)
多聞は更紗の予想通り、あいかわらず釣り三昧であった。
鹿角の長老も、増長もその妻・さゆりも嫁のことを心配している。
ある日、多聞が大漁といいながら増長の家を訪れた。そして言う。
見たことないほどキレイなべっぴんさんに会ってコーフンしたと。
その言葉に増長は自分みたいに押しまくれとアドバイスするが、押しては駄目、引くのだと多聞。
なるほど、極意だなと感心する増長。しかしそのべっぴんさんは・・・やっぱりおさかなさんでした。
増長 「さゆりさん、案外心配いらんかもしれんぞ」
さゆり「あなた、甘いですわ」
更紗と朱理は皆の消息を語り合う。
千手姫は桜田の下で働き、ハヤトは学問、ナギと角じいは学校の先生、今帰仁たちも元気だと。
そして更紗は揚羽を思う・・・。
揚羽 「ここはどこだっ!地獄か!?なんでオレがこんなところに落ちるんだ!」
四道 「まあ落ち着けよ揚羽」
揚羽 「だいたい、おまえと一緒なのが気にくわん、なぜだ」
(げーっ、やだ夜郎組もいるんじゃねえか、萩原とか)
四道 「そうか?住めば都だぞ。オレはエンマ大王に気に入られて、出世街道まっしぐらだ」
と、そこに雲に乗って現れたメガネの男。
太郎 「やーい、人斬り軍団。オレは天国で通信係や」
揚羽 「太郎ちゃん!このやろー」
と、お腹のすいた朱理が起きようとする。しかし更紗は笑顔のまま動かない。
どうも再び寝てしまったようだ。顔を近づけ起こそうとするが、やっぱりやめる。
「雨だしな」
どんとこいやで(*´д`)
> 太郎 「やーい、人斬り軍団。オレは天国で通信係や」
人斬り軍団てwww
> 料理をしても片づけは群竹の仕事。楽しいとこしかしない!
やはりこのふたりは最強の萌えコンビです
ほっくり幸せな気分になるエピやなあ
> 浅葱 「僕は人のことのほうができるんだよ」
浅葱さま自分をわかっていらっしゃる・・・
浅葱が幸せそうでよかったよ
光源氏計画か
なんか地獄がメッチャ面白そうなんですけど
>揚羽 「ここはどこだっ!地獄か!?なんでオレがこんなところに落ちるんだ!」
覚悟完了してたんじゃなかったのか揚羽w
まあ安心汁
遅かれ早かれ更紗も朱理も浅葱もハヤトも(中略)みんな落ちて来るから
そしたら今度は閻魔相手に地獄の革命だっぜ!!!ヽ(゚∀゚)ノ
むしろ地獄に落ちない奴の名前挙げた方が早いな。
えーと、多聞と廉子さんとアロさんとあと・・・
ナギ・・・?
こんな地獄なら落ちてみたいが、そしたら多聞には会えんなw
白の王、将軍、亜相、先生、運天、四道、エジプト、揚羽・・・
ある意味現世より「即戦力」が揃ってる
>891
タラ、玄象、羅生、天満屋、朝彦なんてのを加えたら
獅子王なんてのを加えたら
確かにそいつらが協力すれば政戦両略正道陰謀なんでもござれの無敵国家ができると思うが
ぜっっっっっっっっっっっっっったいまとまらんと思う
つか内輪揉めの嵐だろw
聖の気持ちがすごく共感できるんですけど
>889
穂積とか柚香とか
てか太郎ちゃんハエとして生き残ってんじゃなかったっけ?
>群竹 (まさか白の王と同じことをしようとしてるのでは)
群竹は白の王の本意をどこまで知っていたんだろ。しかし
>群竹 (せんたくものが増えた・・・2人であそんでばっかだし)
苦労が絶えんのw
>>895 とりあえず一連の事件は見届けたんで満足して逝ったんじゃね?
ここにきて増長の奥様初登場だがレスのない件
それはさておき、多聞の嫁はもはや魚類か増長しかありえないのか
いい女だな薫子
妄想地獄編の面子
エジでさえ名前が挙がってるのにウンコの名前は完全スルーな件
しかしてめーの場合、全然カワイソーとは思わん
作者のやる気が全く感じられない地獄の鬼について
あの鬼は更紗の空想?
貧相な想像力だということが判明しましたw
増長さん甘いですよ
エジは地獄で再びイラついた揚羽に斬られてしまいそう。
奥さんをさん付けってのは結構ツボ
朱理よ浅葱お兄さまの話題を避けるとは。
逆に言えばあの多聞を落とす女を見てみたい
多聞を落とす女…
壮大なスケールのもうひとつのBASARAの物語
浅葱さま、私も育ててください
多聞は増長にお見合いとか設定されそう。
当日は忘れて当然釣り。
「えーすまんだす」
絶望後の白の王とかどうだろう>多聞の相手
ぶっちゃけ誰が相手でもそこそこやってけるだろう
ただその代わり、誰かを絶対に必要とすることもない
それが多聞クオリティ
やはり多聞の嫁は魚類か増長しか
増長の子供あたりに生まれたらパパの友達の面白いおじさん
微妙に分かり難いが、多聞にはそういう立ち位置が合ってると思う
じゃあせめてその子供たちに剣を教えるとか
すこしでもそのすごさを見て萌えたいものだが
そんなわずかな希望すら叶えられそうにないそれもまた多聞クォリテイ。
多聞には是非遺伝子を残して欲しいのだが・・・
人魚でも釣り上げない限り無理ぽ
人魚…薫子の親戚か?ww
多聞が落ちる女、と
多聞を落とす女
どちらの方がまだ可能性が高いだろう。
なんとなく多聞には、自分から押して押して押してゆく
積極的なタイプが似合って意外と落ちるような気もする
みんな多聞好きだな〜
「多聞さまを落としたいのですが
毎日差し入れをしても
えーすまんだす、としか言ってくれません。
どうしたらいいでしょうか?」
>>919 人気投票やったら、五位くらいにはつけるんじゃないだろうか。
1位が更紗
2位が朱理
3位が揚羽
4位が浅葱
で、五位が多聞。
つ【極M】BASARA住民をゲトするスレin恋愛板【釣りオタク】(243)
人気投票そのうちやりたいね。
多聞はもっと上にくるかもしれんぞ。
自分は主役ふたりより正直萌えてる。
エジも頑張れば上位にいけますか?
エジたんは組織票がお得意
魚かわいいよ
くっついちゃえよ
>921
俺の菊音が五位以下なんてありえない
そして再び存在を忘れられるであろう黒の王<人気投票
楽屋裏スレによると
---------
外伝はあと4つです
今日WAKABAを更新して、その次の更新を月曜として、来週水曜日に更新完了とする予定です
---------
とのことです。
前スレ以前に出ていた、全あらすじ投下後スレ消費の企画案
・たむたむたいむ
・四コマ
・表紙、裏表紙
・テーマ、キャラ別トーク
(慰霊、オヤジ、ババア、おにーさんおねーさん、お笑い班、動物、名セリフ、
展開、戦略、背景、建物、服装、食べ物、吹きだしの外の小さな会話など)
・人気キャラ投票
ネタの議論っていうか出たやつはみんなやっちまおう、後はその順番だけって感じだな。
早起きが多いのと楽屋裏になると人がいないのは相変わらずだな
手当たり次第に一票。
「大地」のキャラに質問はどのタイミングで投げようかね。
慰霊祭とかのキャラ祭りの時にキャラごとに投げようか。
正直、コミックスしか持っていないので、その他の情報源は
詳しく貰えると嬉しい。
この連載中スレのせいでコミックス買ってしまったよ。
(ブクオフだと100円だからさ…つい)
手当たり次第もいいけれど、慰霊祭等キャラごとに話を
持っていった方がいいと思う。
いかにレスを増やすかを考えたほうがいいかもね。
脇役も濃いからキャラひとりずつで好きな台詞やシーンを語るのもいいかも。
>>933 ナギの謎があるのでSARADAより前で
わたしもコミックスしかないから他のがわからないorz
>936
実はデータ自体がHAZAMAまでだったりする。
あと60レス何で埋めるか…。
しりとりか点呼くらいしかおもいつかんorz
ためしにしりとり
「タタラ」
別に無理に埋めなくてもいいんじゃない?
次スレがまだ楽屋裏になってないし。
てか、なんでこんなに早く次スレに移行したんだっけ?
>>940 WAKABA掲載したら次スレどうするか決める前に埋まっちゃうからじゃない?
次スレは確実に必要っぽかったし
WAKABAだけで終わるなら何とかなったかも知れないけど
そのまま終わっちゃうにはもったいなかったからね〜。
次スレでは慰霊祭で盛り上がりたい。
他の連載中スレはあまり覗いてないんだけど、ここは成功例なのかな?
後半になって、ストーリーの盛り上がりだけでなく人数自体も増えてきたみたいだね。
途中から参加、最初からいたかった、って声が楽屋裏で多いし。
>943
その希望に添えて二周目をw
沖縄あたりの人少なさが嘘のような盛り上がりだったもんなー
個人的に画集ネタには期待している
田舎の貧乏学生には買う金も売ってる店もなかった
他の連載スレは2周目とかやってんの?
自分も途中参加だしやればもちろん参加するけど
すぐに2周目やっても面白さは薄れるだろうな、とは思う。
慰霊祭ってなに?
揚羽の慰霊祭?
揚羽に限らず死んだ人たちの慰霊かと思われます。ナームー。
>345
いや、画集だから結局絵を見ないと楽しめないと思う。
プロローグ虹の章もそんなんだし。
ただ、「大地」は「うしとら」の「森羅万象」に近いので文字でも楽しめるかと。
でもデータが途中までなんだな。なんであのタイミングでだしたんだか。
>>946 やってない。
ダイ大の時はかなり要望あったが「いくらなんでも半年〜1年あけろ」って声が多数だった。
>947
慰霊祭については3スレ参照
前回はタタラ兄、四道、蛇王、錵山、運天、亜相
西遊記をBASARAキャラでやるなら。
孫悟空:朱理
三蔵法師:ナギ
猪八戒:ハヤト
沙悟浄:今帰仁
西遊記をBASARAでや(ry
悟空→桜田
三蔵→橘
八戒→桃井
沙悟→エジ
大老
キャラ別トークに備え、キャラをカテゴリ分けしましょうか
慰霊
橘、揚羽、蜻蛉、蘭丸、梅若、鳥の子兄弟、桃井、数馬、萩原、蜂也、密、柊、銀子、鬱金王、岩さん、白虎長老、黒の王、淡路、アロ、亜麻、玄象、羅生、天満屋、朝彦、タラ、獅子王、ナナの祖父
兄タタラ(済)、四道(済)、亜相(済)、運天(済)、錵山(済)、蛇王(済)
オヤジ
青葉寺の和尚、角じい、天麻、双海、丸亀、阿南、遊山、安里、芭蕉、シラス、ぼけぼけじいさん、富士山の仙人、蓬莱山の仙人、桜田、朱雀長老、聖父、那智父、エリック、サダナ、ネハ
大人の女性
千草、お竜さん、千手、マダムバタフライ、一水、最上、まーくんのおばさん、紫の上、おりんさん、さゆりさん
おにーさん
匠、穂積、飛車、座木、ハヤト、サカキ、今帰仁、朱理、市松、風の梟、水の鹿、カロン、松虫、サーボ、雷蔵、増長、七尾、太郎、ジロー、清正、浅葱、正太、織部、アイヴァ、広目、持国
おねーさん
更紗、柚香、菊音、廉子、茶々、志麻、ユウナ、八千代、薫子、ナナ
ガキ・お子さま
まーくん、リカ、民記、求道、火の狐、マリオ、雷太、キリン、歩、ヒカル
お笑い班
那智、聖、群竹
動物
新橋、夜刀、日本橋、柳橋、竹橋、朱鷺、鳥さん
年齢不詳
生成蜘蛛、ナギ、多聞、総代(仮)
追加あったら書き加えてくれ
958 :
956:2006/01/10(火) 23:42:02 ID:???
ごめん、ナナのじいちゃん死んでなかったort
たつみ
960 :
956:2006/01/10(火) 23:52:11 ID:???
ごめん、太郎ちゃんも死んでるな
客観的な目で見て誰か直して
漏れを一通りあげてから直せばいいよ。
・・・思いつかないけど。
あと、名もない人たち。
ヘンリーは、オヤジでいいのかな。
っていうか、細かいのも入れるの?
それだったら、織部と一緒に大仏建立のために連れて行かれた大介とか、
マロン(梟)とかがいるけど…。
細かいのは「その他」でひとくくりにするとか
>>956にエジとウンコの名前が抜けてると思ったらちゃんと萩原、鬱金王って本名で書かれてた。
最早この2人エジ、ウンコの方が通じ易いかも知れないな
昨日掲載の虹の章ってどこに載ってる??
見た覚えがない…
賀集利樹
956は「大地」についていたトランプに出てたキャラに思いついたキャラを足しただけだから端役とかも多い。
トランプも端役をまとめて一枚とかしてたし(まーくん&まーくんのおばさん&柚香で一枚とか)端役はそんな感じでまとめていけばいいと思う。
BASARAを実写化するなら…
マダムバタフライ・・・美輪明宏さん
揚羽・・・オダギリジョーさん
実写化・・・ウホッ美形にオヤジに牛がいっぱいw
朱理…勝地涼
971 :
ばさらん:2006/01/12(木) 09:10:34 ID:???
どうもです。
ひとまず、作品の更新は終了しました
後は適当なタイミング(明日0:00以降になると思いますが)で楽屋裏に移行してください。
────────────────────────────────────────────
どうも、長いお付き合いありがとうございました。
正直、最初スレ立てた時は3スレ、ひょっとしたら1スレで終わるかもと思ってたんですが、
まがりなりにも7スレまでいったことを感慨深く感じています。
キャラにMVPをあげるとしたら廉子さん、揚羽などといろいろいますけど、
個人的には「エジプト」=南の萩原にあげたいですね。
連載中スレに必須のネタキャラを彼が請け負ってくれた。
レスもバラエティ豊かになって盛り上がり、貢献度は最大だったと思います。
このスレでBASARAを初めて知って、はまった人が結構いたのはうれしかったです。
最初の楽屋裏スレの時からBASARAスレあったらいいのにと言ってきた甲斐があったというものです。
「最初から参加できなくて悔しい」これある種最大のほめ言葉ですwありがとう
あと、今さらなんですが、住人の皆さんには大変お世話になりました。
クライマックスの盛り上がりもさることながら、私の短期・長期不在時にも企画などで保守していただき、ありがたかったです。
また、更新ペースを落とすこと(基本2日に一回更新)を認めてくれたこと。これは本当に助かりました。
ここで改めて御礼申し上げます。
わたしも「名無し」に戻ります。
とはいえ、スレには常駐してると思いますし、コテで出た方がいい時には名乗ります。
それでは、また本スレでお会いしましょう。
ばさらんさん乙!超乙!
今回連載スレのおかげで新たに気付いたり感動できたりして感慨深かったよ。
あらすじもドラマチックでよかった。
揚羽の死に一緒に盛り上がれてよかったし。
あとさだまさしとかハゲワロタw
乙!
やはり後半にかけてどんどん盛り上がりが増していく
作品は参加しがいがありした。
数々の名場面を再確認できて大満足。
ただ、BASARAのなかでも特にお気に入りのシーンが
さだまさしのせいで感動できなくなったwww
>>971 乙乙乙!!
ばさらんさんのお陰でとても楽しませて貰いました
この隠れた名作をじっくり思い切り語れて良かったよ
本当にありがとう
ベイリー乙!
名無しMVPは↓この人だなw
369 名前:マロン名無しさん 投稿日:2005/10/01(土) 17:08:47 ID:???
なにあのエジプトみたいなひと
↑の369もまさかこんなに盛り上がるとは思わなかったに違いない。
揚羽の番外編を改編したレスで一気に盛り上がったなw
コミクス全部持ってたはずなんだけど、実家から掘り出して来れなくて
連載中スレには参加できなかったけど、とっても楽しくROMしてました。
ばさらんさんの愛情あふれるあらすじも良かったよ。お疲れ様でした!
もっと番外編があったらよかったのに・・というか
連載中スレのために、タムさんに続編を描いて貰いたいぐらいだ・・
確か本人が出したはずの同人誌のやつとか持ってる人いないのかなぁ
楽しかったなあ…。こんなに楽しいとは思わなかった。
別の連載中スレに参加するきっかけにもなったし、
おかげで気になってた作品を一気読みできた。
ばさらんさんには本当に感謝している。
最後までお疲れさん。
>>971 ほんっと乙&ありがとうございました。
スレの存在を知るのが遅れ途中参加だったのですが、
ちょうどスレを読み始めた時期とリアルで連載を読み始めた時期とが
ストーリー上ほとんど同じ辺りだったせいもあり、
なんとも言えない懐かしさと楽しさにふけりながらたびたびレスをつけてました。
MVPは文句なしでエジでしょうがw
個人的には多聞好きの同士があんなに多かったことが嬉しかったです。
リアルタイムの頃は友人達にあまり理解をもらえない趣味でしたのでw
隠れた名作か…
少女漫画板では、「名作中の名作」なんだけどな…
いや、ごめんね。
菊ちゃんじゃないけど、BASARAは、少年漫画では絶対に伝えられないことも伝えてくれたと思う。
私の場合、BASARAが好きな人自体が周りに居ませんでしたから、
(BASARAのことを話そうとしたら、「あのマンガ、面白くないから、読まないほうがいいよ」って言われました。)
この連載中スレはすごく面白かったです。
ばさらんさん、ゆっくり休養なさって下さいね。ありがとうございました。
あーんの人はどうしていなくなったんだろ。
結構楽しみにしてたんだけど。
あと「俺の菊音」も徐々にツボにはまってきて笑わせてもらった。
こっち埋めるには早いのかな。
向こうを楽屋裏にするタイミングがわからん。
こっちが終わったら向こうを楽屋裏にすればいいんじゃん
楽屋裏が二つあるなんてHENだし
このスレ明日の昼ごろにはおちるぞー
書きたいことある奴は書き込めよー
いや、981超えたら最後の書き込みから24時間経ったら落ちるんだろ?
キャラごとのトークもキャラによっては一日おきくらい間をあけたほうがいいんじゃないかな。
誰までを主なキャラとするかビミョーだけんど、盛り上がりを見ながら?
絵や名前の連呼とか少女漫画の演出を用いながらも、おっさんキャラと骨太ストーリーと男ウケする要素を兼ね備えた稀有な漫画
廉子タンハアハア
BASARAの本掲載時は別コミ掲載でほとんど女性が読んでたものと思うけど、
多分、このスレ、野郎ばっかりだよな?
当時、よくあった感想とはかなり異なっていた。
例えば、浅葱は二人の正体が割れる前からかなり人気があったみたいだし、
ラストの感想にしても、「朱理は死ぬべき」と言う意見が結構多かった。
向こうの楽屋裏では連載当時と現在の感想の違い(読者によるものか、年齢によるものか)も振ってみようかと思っている。
男だす
連載中スレが立つと聞いてネカフェで通読しただす
当時OLで別コミ毎号 首をなが〜〜〜くして待ちながら買ってましたが何か?
更紗が辛い精神状況のまま次号へとなったときの1ヶ月、仕事が手につかなくて
この先どうなるんだろうと思いながら悶々としてましたですよ。
更紗の恋と自分の辛い思いを重ねてしまって涙が止まらない夜だってあった。
先の読めない本物の連載中のじれったさを、今でも思い出すと苦しいよ
それをこんな短時間でワイワイ言いながら楽しめてるおまいらは贅沢だ・・
でもBASARAっていろんなキャラの視点できちんと物語を語れているからこそ
性別を問わず時代を超えて愛されてるのかも知れないな。
るーるー
あさぎぃぃぃ
カトリーーー
改変してみた
慰霊
橘、揚羽、蜻蛉、蘭丸、梅若、鳥の子兄弟、桃井、数馬、萩原、蜂也、密、柊、銀子、鬱金王、岩さん、白虎長老、黒の王、淡路、アロ、亜麻、玄象、羅生、天満屋、朝彦、タラ、獅子王、たつみ、太郎、穂積、廉子、カロン
兄タタラ(済)、四道(済)、亜相(済)、運天(済)、錵山(済)、蛇王(済)
オヤジ
青葉寺の和尚、角じい、天麻、双海、丸亀、阿南、遊山、安里、芭蕉、シラス、ぼけぼけじいさん、富士山の仙人、蓬莱山の仙人、桜田、朱雀長老、聖父、那智父、エリック、サダナ、ネハ、ナナの祖父、ヘンリー
大人の女性
千草、お竜さん、千手、マダムバタフライ、一水、最上、まーくんのおばさん、紫の上、おりんさん、さゆりさん
おにーさん
匠、飛車、座木、ハヤト、サカキ、今帰仁、朱理、市松、風の梟、水の鹿、松虫、サーボ、雷蔵、増長、七尾、ジロー、清正、浅葱、正太、織部、アイヴァ、広目、持国
おねーさん
更紗、柚香、菊音、茶々、志麻、ユウナ、八千代、薫子、ナナ
ガキ・お子さま
まーくん、リカ、民記、求道、火の狐、マリオ、雷太、キリン、歩、ヒカル
お笑い班
那智、聖、群竹
動物
新橋、夜刀、日本橋、柳橋、竹橋、朱鷺、鳥さん
年齢不詳
生成蜘蛛、ナギ、多聞、総代(仮)
追加あったら指摘してくれ
雪子・アイリスはおねーさんかな
柚香って生きてるっけ??
仏様です
多聞は増長と同い年だろ
その他でもいいかもしれないけど、一応
お姉さん…シファカ(KANATA参照)
親父…カトリ
動物…マロン、パイン(歩とヒカルの伝書フクロウ)
慰霊…椿(赤)・柊の枝たち(椿 山茶花 水木 空木 辛夷 梔子 樒)
あと、おりんさんって誰だったっけ?
思い出せない。
ガキ・お子様に、ミドリ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。