彼の名前は骨川スネ夫。17歳、高校3年生。
毎日が春休み気分な殺人鬼である
. ト、 , ,イr1
. |ヽ | \ヽ // ||│ト、
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えー-ミヽ V| /!
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ヽ \ |/!
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ぁ | 厂`´´ ̄ ̄`¬-- 、 lN|
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: { _,レミ〉 _rzz__ ヽ \ |
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ー‐ '´ ト、 - |/久心〉/
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ト--‐' / ´ {{__
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ヽ___,. ‐≦=/ / ∨ \
_∧三三ヲ , 〃 ∨ |
壱.登場人物は基本的にはドラえもんキャラだが、他作品のキャラ使用は自由
弐.【 重 要 】下ネタ・ホモネタは駄目とは言わないが『 控 え め に 』【 WARNING 】
参.【 重 要 】長文レスは『 ほ ど ほ ど に 』【 WARNING 】
四.次スレは
>>950取った人が立てる
五.話の前後をつなげる努力をしよう
過去スレは
>>3-10のどっか
ダン「前スレが埋まったぜ。」
このスレ使い切る頃は本当に春休みだろうな…
スネ吉は感慨深げにそう言った。
そのころスネ夫は漫画好きが高じて漫画家となるべくいきなり100ページ近くなる大作を手掛けていた。
タイトルはBLACK RAT・・・古今の漫画のエッセンスを凝縮したネ申マンガであった。
じゃい子に読んでもらった。
じゃい子「…プッ……うっわぁ…ひどっ」
ジャイ子のセンスで理解できないならばこの漫画は成功だろう
どうせホモ漫画ばかり描いてる変態女だ。
スネ夫は満足げに剛田家を後にした。
と、道でばったりジャイアンに出会ってしまった。
「おいスネ夫、手に持ってる封筒には何が入ってるんだよ?」
そう言った時には既に原稿の入った封筒はジャイアンの手にある。
「何だ。漫画じゃねぇか。へ〜お前が書いたのか。ちょいと読ませてもらうぜ。」
ジャイ「なになに・・・」
━30分後━
ジャイアン「す、すごいぜ。これは面白いな!主人公が特にサイコーだっつーの!
賞金首の命乞いを笑いながらシカトしてぶっ殺してしまうなんてよー、アブねぇ賞金稼ぎだよな。
これが『ダークヒーロー』ってやつかぁ・・・?カッコイイな!イカしてるぜ!」
と別の漫画を読みながら叫ぶジャイアン。
スネ夫の漫画は破り捨てられ道端に捨てられていた。
スネ夫は黙って原稿を拾い集めた。
スネ夫「間違いない・・・・!!これは間違いない・・・・・!!!
僕の天才の発露は剛田兄妹にはいささか高尚すぎたようだ。
最高級ワインも子供の口には飲みにくいのと同じだな。
とはいえ・・・
もっと努力すれば低俗な感性をも感化させる名作になるだろう。
僕のような超新星がこんなところでストップしていいわけがない。
さぁ登るとしようか。漫画の神様、いや漫画唯一神への階段を・・・ッ!!」
家に帰ると、スネ夫はその原稿を封印した。
「これは世に出るには早すぎる作品だということがわかったからな・・・。」
そして心機一転、かねてからそのアイデアを温めていた
壮大なる歴史伝奇絵巻『大和王国夢幻記』を描き始めた。
スネ夫「資料が必要だな…」
スネ夫は神田に向かった。
神田の古書街。そこは古書を中心に扱う約140もの書店が集う聖地である。
24 :
マロン名無しさん:2005/12/05(月) 00:43:28 ID:q+k2vhk7
スネ夫は金にあかせて高価な資料を次々と買いあさる。
そのほとんどが日本一のオカルト出版社、八幡書房の刊行物だ。
偽史と偽書の数々を買い込んだスネ夫はほくほく顔で帰路につく。
スネ夫はその日深夜まで読書に励んだ。
翌日すっかり洗脳されたスネ夫が偽書や偽史を真実とした歴史大作に挑みかかった。
途中でのび太を見かける。が、華麗にスルー。
のび太「スネ夫ごときにシカトされるとは‥あのヤローヌッコロしてやる!」
スネ夫「わかりやすい反応だな。俺と面と向かっては言えない癖にな。
まぁいいか。俺は時期に何十年かに一度現る彗星となって
日本漫画界というちっぽけな太陽系に突入するのだから・・・
そうなれば、のび太ごときの小物は俺と話すこともなくなるな。さすれば
慈悲をかけてやるのもまた一興だな。ジャイアンをけしかけるのは止めておいてやろう。」
のび太は例のごとく急いで家に帰る
のび太「ドラえもーん!!」
だがそこにはドラミの姿が。「お兄ちゃんはタイムパトロールにパクられて謹慎中なの。」
のび太「まぁいいやあんな青ダヌキは、それよりドラミちゃんスネ夫を見返してやる道具キボンヌ」
『いまどきキボンヌかよ』
そんな思いはおくびにも出さず、ドラミはポケットを探る。
ドラミ「はい、タケコプター」
のび太「それはそうと、機械の考えてる事って簡単にわかるものなんだね。」
さくら「さくらわかるよ!」
スネ夫「さすがさくらたん!」
そう言うとスネ夫はさくらの首の骨をへし折った。
スネ夫「ふうっ、この感触も久しぶりだな」
気分がスッキリしたところで執筆活動に戻るスネ夫だった。
そこへタケコプター片手にのび太が乱入。
のび太「我は神風特攻隊」
のび太はタケコプターで空を飛びスネ夫の家に特攻をするのであった
漫画の執筆、というものは真に精神力を消耗する作業である。
未来の漫画ロ隹一ネ申骨川スネ夫といえど例外ではない。しかもこの頃の彼はまだ未熟で・・・
栄光を夢見る少年はまさに「殺しても死なない」さくらたんとの交わりのなかに
魂の癒しとインスパイヤを求めるのだった。
そこにのび太が乱入するのだからスネ夫が怒るのも当然である。
しかものび太はこともあろうにスネ夫とさくらたんとの愛を耐え難い言葉でこき下ろした。
のび太「あははははははははっは!スネ夫ってば炉利だったのかよ!そりゃあさぞかし…(以下表記不可能)だろうな!」
スネ夫「のび太の癖に、俺の女神であるさくらたんにそんな暴言を吐くとはな。
・・・・・・・・・・・・・帰れ。」
スネ夫「炉利?さくらたんのことか…さくらたんのことかー!!!」
そう叫んだ次の瞬間スネ夫の体はまばゆい光に包まれ…
スネ夫は再びさくらたんと合体した。そして合体し続けた。
こうしてスネ夫の漫画唯一神への道は閉ざされた。
失意のまま旅に出るスネ夫とさくらたん、冬の東京駅でふたりは何を想うのか・・・・
さくら「あきらめたらスネ夫終わっちゃうよ?」
スネ夫「くじけなければ道はなおも在り続ける、ということか。
そうだね。俺はここで終われない…あきらめるわけにはいかない。」
さくら「うん。(・A・)イクナイ!」
スネ夫「よぉし!シ曼画ロ隹一ネ申を超える男に俺はなる!」
そう決意した瞬間、目の前にいたさくらは跡形も無く消え去った。
そう、今まで見ていたさくらはスネ夫の中の妄想だったのだ。
そしてスネ夫が精神的成長を遂げたことで、さくらはスネ夫を慰めるという役目を終えたのだった。
スネ夫「さくらたん…今まで本当にありがとう。俺…がんばるよ!」
資料集めのため、スネ夫は再び神田を訪れた。
神田に着くと、そこには出来杉がいた。
出来杉「やぁ。骨川くん。」
スネ夫「よお!なんか漫画の題材になりそうな良い書籍はないかな?」
出来杉「それは君がどういう漫画を書くかで決まってくるね。」
スネ夫の脳裏に浮かんだのは…
・熱く燃える格闘漫画
・熱く萌える美少女漫画
・壮大な歴史ロマン
・哲学的なテーマで描くSF
スネ夫が目指すはそれらすべての融合である。
しかしそれにはあまりの危険をともなう、これらの相反するすべての要素の
融合は駄作となる危険性が限り無く高い、がもしこれらの要素の融合作が成功すれば漫画界に
残る歴史的快挙であることは紛れもなかった。
出来杉「なるほど、それじゃあこの本なんてどう?」
つウォーリーを探せ
スネ夫「シュールな『答え』だな。だが…!!」
スネ夫「何かが足りないんだ…!それは…!!」
スネ夫「読者を『導く』という『視点』だッ。出来杉よ・・・ウォーリーの如く
読者に『探させる』これは俺の目指すものではない。しかし、だ・・・おかげで
『探させることで導く』という新たな『切り口』を見つけることが出来たッ!!」
創作意欲が燃え上がったスネ夫は…
書籍を適当に次々と購入した、そのジャンルは歴史書、科学書、萌え小説、宗教書、エロ本…じつに様々である。
だが一番しっくりきたのが萌え小説だった。
その萌え小説のタイトルは「デュランダルの花嫁」であった。
スネ夫「デュランダル?ああ、FF]に出てきた剣にそんなのがあったな。元ネタはシャルルマーニュ伝説に登場する魔剣だったか・・・」
スネ夫は最初はその萌え小説をファンタジー小説だと思っていた。しかし、読んでみて鳥肌が立った。「う、これは強烈すぐる・・・」
伝説の名馬と女調教師との愛(本番アリ)の物語、それが「デュランダルの花嫁」なのだ。
スネ夫は興奮し過ぎて大量の鼻血を出した。
スネ夫「こ、これが…こっこれが『萌え』なのか…凄いぜ日本文化の継承者よ!おお鼻血までもが甘い・・・」
スネ夫は漫画家となる夢さえ忘れてこの作品に没頭。
スネ夫はすぐにこの著者および関連の図書を買いあさり部屋にひきこもりパソコンでファンサイトまで立ち上げ
著者を賛美し模倣作品をこき下ろすことに日々を費やした。
一か月後してやっと気がついた。
スネ夫「何やってんだ俺は!?」
スネ夫「俺は一ヶ月間「俺」を失っていたんだ・・・くっそ!他の作品に夢中になるあまり深淵へと沈もうとしていた。
俺はあやうく一介のオタに堕ちるところだったんだ・・・。」
スネ夫「しかしこれで萌えの魔力が解った諸刃の剣だがこの魔力は無視出来ないだろう」
というわけでスネ夫はオリジナルの萌えキャラを漫画に出すことにした。
一口に萌えキャラと言っても、萌えには様々な属性がある。どのタイプで攻めるか…スネ夫は苦悩した。
青年よ書を捨て町へ出よ。
ふとそんな言葉が脳裏に浮かんだスネ夫は身近な日常の萌えを探しに町にでた。
スネ夫「萌え萌え萌え…」
さくら「ほえ?」
スネ夫「さくらたんから萌えの心理を追求しよう」
しかしそのさくらはスネ夫の妄想だった。
しばらくするとそのさくらは霧のように姿を消した。
スネ夫「…そろそろ俺も現実を直視しなきゃな…」
スネ夫はさっそくさくら型ダッチワイフの製作にかかった。
スネ夫「ハアハア さくらたーん」
スネママ「・・・」
スネママ「スネちゃま本気で現実を直視するなら漫画家なんてくだらない夢は捨てるザマス
いいかげんあきらめてパパの関連企業に就職して無難な人生を歩むザマス。」
スネ夫「うるせークソババァ犯すぞ?このやろう!」
スネママ「やれるものならやってみるザマス!」
スネママの迫力に気圧されるスネ夫。とりあえず、ダッチワイフ製作はやめることにした。
こうやって子供に過度な期待をかけて子供に
干渉することによりますます内向的になっていくのです。
スネ夫もその例に漏れずひきこもった。
そしてそれは瞑想の日々の始まりだった・・・スネ夫は自分の内面宇宙へと没入していく。
そこでスネ夫はもう一人の自分と出会うことになる。
スネ夫はスネ夫に会ったことにより悟りを開いた。
スネ夫「もはや何も邪魔するものはない描こう漫画を!」
スネ夫は資料集めのため、三たび神田へ。
神田の古本屋老店長「またあんたかね!?いったいうち本を幾ら買いあされば気がすむんかね!
何…そうかあんた漫画描くんかね、ならこの本をやるから帰ってくれ金にあかしてうちの本を空にされちゃ商売あがったりだ」
古めかしい本屋の店主は1冊の本をくれた。
その本の表紙は人の顔の皮でできていた。
つ新ウォーリーをさがせ
スネ夫が全てのウォーリーを見つけるまで3ヶ月を要した。
そしてスネ夫は衝撃的な事実を知ることになる・・・
「新ウォーリーをさがせ」の表紙は、ウォーリー本人の顔面の皮で装丁されていたのだ。
すると突然その皮が口を開いた!
しかし、そんなことはスネ夫にとってどうでもよかった。
スネ夫「こんな糞のような本を読んで貴重な時間を無駄にした。
もっとためになる本を読もう。」
ウォーリー顔面皮「マッテクダサーイ。ワタクシノハナシヲチョト聞イテクダサーイ!」
しかしスネ夫は黙殺した。
スネ夫はもっとためになる本を探すため、神田…はマズいので秋葉原に行くことにした。
ついでに野比家のポストに顔面皮本を放り込む。
スネ夫「じゃあな」
スネ夫は驚き愕然とした。
秋葉原は以前来たときとはすっかり変わって居たからだ。
スネ夫の知る秋葉原は電気街だ。
一歩裏通りに入れば、パソコンやゲームの基板、怪しげな電子部品、あからさまに違法コピーのソフトが並び、一見そうとはわからないマニアが闊歩する街のはずだった。
ところが現在の秋葉原は…
戦場と化していた。
屈強なホモが集まるハッテン場と化していた。
メイドのコスプレをした女の姿など何処にも見当たらない。
スネ夫はあきらめて帰途についた。
自分を尾行する怪しげな影の存在にも気づかずに・・・。
スネ夫は急に胸騒ぎを覚え、扉が閉まる直前に電車を降りた。
しかし扉に足を挟んでしまった
すると筋肉質な青年が、「ふんッ!」強烈な腕力で電車の自動扉を開いてくれた。
筋肉質な青年は電車内からスネ夫を見下ろし「君、大丈夫かい?」とたずねた。
青年の顔は逆光で見えなかった。「あ、あの・・・」しかしスネ夫が感謝の言葉
を言う間も無く、電車の扉は閉まり、次の駅に向けて発車していった・・・
スネ夫は電車を追いたかったが、足の痛みで立ち上がることも出来なかった。
『あの人にお礼を言わなければ…』
スネ夫は青年を探すことにした。
しかしそう思った次の瞬間、青年の乗った電車が爆発した!
不慮の事故だった、青年は真っ二つとなり死んだ。
スネ夫はこの悲しみを世に伝えるべく再び筆をとるのだった。
奇しくも、青年の体を真っ二つに潰し切ったのは電車の扉であった。
スネ夫が現場にたどりついた時には全ては終わっていたのだ。
「俺はただ漫画のネ申になるだけではいけない気がする・・・。」
スネ夫は家に帰ると深々と思案に耽った。自分は今まで何度となく漫画唯一神になろうと努力してきた。
しかし現実は常にどこかで邪魔が入り必ず計画は失敗した。
まるで影で何者かが自分が漫画家になることを阻止しようとしているようだ
スネ夫「考え過ぎだな…」
順風満帆な人生などあるわけがない、挫折を乗り越えてこそ真の勝者だ。
スネ夫は新たな作品の執筆を開始した。
スネ夫「ダメだ!俺が目指すは漫画唯一神!人と同じことを
やってるんじゃジャイ子のオナニー漫画となんら変わりない!悟りを開くんだ!さらなる悟りを!」
スネ夫は三日三晩断食をして漫画を執筆する儀式をすることとした。
そして三日目の晩・・・ついにスネ夫は
カップ麺にお湯を淹れながら叫んでいた。
スネ夫「ついに完成した!神漫画だ!」
そのネ申漫画のタイトルは・・・
ドラえもん
〜完〜
結編」であった。なんとスネ夫は断食を伴う儀式を通じて未来を見てきたのだ。
この「ドラえもん 完結編」は未来からの霊感の集大成といえよう。
〜了〜
承しました。」翌日、原稿を持ち込んだ出版社の担当者はそう言った。
「これは・・・素晴らしい・・まだデッサンの荒さが見えますが、それを差し引いても
新人が書いたものだとは思えないですね。ですが骨川さん、油断は禁物ですよ。
漫画家になっても、自分のデビュー作を超えるものを描けぬまま消えていく作家も多いんですからね。」
確かにそれは正しい意見だったスネ夫は漫画を描くごとに精神が摩耗し磨り減っていた。
すでにここに至るまで何作もの漫画を描いていたスネ夫はすでに精神に障害が出始めていた。
そういって担当編集は自殺した。
スネ夫「担当編集に俺の狂気が伝染したのか・・・それとも狂気による死を肩代わりしてくれたのか・・・?
・・ううっ。これから俺はどうなる?いや・・・・・俺は潰されない。潰れんぞ!これしきのことでッッ!!」
一方その頃、スネ夫に『新ウォーリーを探せ』を押し付けられた野比家は…
ウォーリー(本物)の顔面皮とともにウォーリーの身体の残りの部分を探す冒険に旅立っていた・・・
顔面皮本を携えた野比家一行は、まず香港に向かった。
のび太「飛行機や船に乗ろうにも金が無い」
野比家一向はバイトを始めた
香港での日本人差別は凄まじいものがあり、バイトで旅費を稼ぐのは大変だった。
とりあえず、のびママはフーゾクに、のびパパはホストになった。
香港出張中のスネパパが風俗店に入った。
扉を開けた瞬間、スネパパの目に衝撃的な光景が!
スネパパ「うわ!あなたは!野比さんちの・・・!」
のびママ「ええ。でもそちらこそなぜフーゾクに?」
スネパパ「男が遊ぶのに理由なんていらないんですよッ」
のびママ「ふぅーん。で、ものは相談なんですけど・・・」
スネパパ「何ですか!あなたこそこんな所で客の相手をしているッ。お互い様ですよッ
非難するのは筋違いだねッ!」
のびママ「まとまったお金をポン、と頂けると助かるんですけど。」
スネパパ「はんッ!ゆするつもりですか!まったく、汚い根性ですな!
恥をさらすのもお互い様になるんですよ。馬鹿だなぁあんた!」
のびママ「私や他の娘の身元はどうあってもバレない・・・このお店のシステムなんです。
このシステムがあるから私はここでお金を稼ぐことにしたんですけど・・・。」
のびママ「私の『働く期間』が終われば、この店での私の記録は焼き捨てられます。」
スネパパ「な、なにを・・・言いたい?」
のびママ「『匿名の方』から私の名をぼかしたうえで告発されてしまったら、
どうなってしまうのでしょう?あなたの奥さんは?親族は?会社は?あなたをどうしてしまうのでしょう?
しがない専業主婦にすぎないわたしには想像もつきませんわ。」
スネパパ「うギギ・・・糞ッ!仕方ないですねッ!いいでしょう!お金、恵んでやりますよ!グゥっ・・畜生っ・・」
こうして、のびママのおかげで野比家はインド行きの船のチケットを買うことが出来た。
そして乗船。向かう先はインド。だがこの船はモロッコ行きだったのである。
そんなことは知るよしもない野比家の人々。
のびパパ「ところでウォーリー君、体を探すのはいいが、何か手掛かりはあるのかい?」
のび太「ちょっとパパ、言ってる意味わかんないよ?そもそもパパは誰と喋ってるの?」
のびママ「のび太!あなた本当に彼の声が聞こえないの?」
のびパパ「まったくどうしたんだというんだ。のび太よ。」
のび太「‥‥」
のび太「あっああ、そういえば聞こえる気がするよ、うん」
ウォーリー「(無理しなくていいんだ・・・のび太くん・・いずれ君にも私のテレパシーが聞こえるようになるだろうから・・・)
ママさん!パパさん!コノ船ハ実はモロッコに向かってマース!モロッコには私ノ『舌』がアリマス。
そういうワケでマズハ『舌』をモロッコで回収スル事ニシマショウ!」
舌が戻れば普通に話せるようになり、のび太とも会話が出来る。
船の行き先と相まってウォーリーには好都合、まさに『渡りに船』とはこのことだった。
しかしそうは問屋が卸さないスネパパは
先の件を根に持ったこの卑屈な精神こそが彼ここまで伸し上がらせた。
スネパパはあらゆるルート通じて妨害工作に乗り出していた。
香港からモロッコに向かうには、まずマラッカ海峡をインド洋に抜けるルートをとる。
だがマラッカ海峡は海賊で有名だ…
スネパパ「海賊に金と武器をくれてやった、くくくっ船ごと伸比一族を始末してくれる!」
怖いので別のルートで行くことにした。
野比家の乗った船は、海賊が武装強化したとの連絡が入ったためマラッカ海峡を避け、スマトラ島とジャワ島の間を抜けインド洋に出るルートに進路を変更した。
スネパパ「軍事衛星から情報を買い上げてやつらの居場所を特定しろ!クソ!絶対に殺る!逃がすか!」
骨川家の財力と言えど、さすがに軍事衛星の情報を買うのは無理だった。
そこでスネパパは最後の手段をとった。漫画家となったスネ夫に多額のこづかいをせびったのだ。
いまや漫画ネ申となったスネ夫だが、まだデビューしたての身、そんな大金が用意出来るはずもなかった。
スネパパ「待てよ、これは俺の戦いだった・・・もしスネ夫が金を出せたとしても、
それはもとより受け取るべきでない金だ。俺の戦いは俺のカネとコネでやるべきだ…!!
こうなれば自力で奴等の位置をつきとめるまでッ。」
一方こちらは野比家一行。
のび太「ところでパパ、僕たちはどこに向かってるの?」
のびパパ「のび太おまえその歳で健忘症か?ウォーリーさんがモロッコに舌が…」
のび太「待ってよ!パパ!ウォーリーっ誰だよ!何のためにモロッコなんかに!なんで舌なんか探さなきゃいけないんだ!パパ会社は!?」
のびパパは実はリストラされていた。仕事があればこんな旅に出るはずもない、しかし父のプライドがそれを言わせなかった。
野比家の乗った船「タイマニック号」の現在地はスマトラ島沖、このままインド洋を横断し、スエズ運河を地中海に出てモロッコに向かう。
のびママ「思ったんだけど、のび太って以外と思考に柔軟性が欠けているわね。
この前みたいにパニックになっても、何も良いことは無いのよ。気をつけなさい。」
のびパパ「のび太、父さんはかつて学生運動に参加していた…あの頃は自分達の力で世の中を変えられると信じていた。
しかし現実はサラリーマンだ、この前まで父さんはこれで良いと思っていたさ、平凡な人生それでいいじゃないかと
だが彼がウォーリーが父さんに問い掛けたんだ、冒険しないか?ともちろん最初は父さんだってそんな荒唐無稽な話には乗らなかったさ。
だが!父さんももう歳だ夢も無い、この機会逃せばただ老いてゆき気がついた頃には厄介者…
何のために!今まで生きて来たんだ!そう思ったとき父さんは大海原にいた…」
のび太「よくわからないけどわかったよパパ、僕も冒険に付き合うよ!一緒に一旗あげよう!」
口ではそう言いながら心の中では『モロッコに着いたら一人で日本に帰ってやるさ…こんなバカバカしい話に付き合ってられるか』
そんなのび太だった。
のび太「てか、どこでもドア使えばいいじゃん。」
しかしドラえもんは未来で謹慎中だ(
>>31参照)
ドラミも未来に帰っている。
のびママ「もしドラちゃんがいたとしても、あまり彼の力に頼ろうとしないほうがいいわ。
のびちゃん?あなた、はっきり言ってひみつ道具依存症よ・・・そして、私たち家族もその点では同じね。
ママはね、思うの。ドラちゃんが自分の意志で未来に帰る日が来たら、
あなたは自分独りの力で生きていかなくてはいけないのよ。
その頃にはきっとパパもママも年をとってあなたを十分に助けられなくなると思う。
そしたらのび太、あなたはその時にどうやってドラちゃんの期待に応えるつもり?
自立はドラちゃんの願いでもあるのよ・・・!」
いや待て、そもそもドラえもんなどと言う未来から来たというロボットが本当に居たのだろうか?
ドラえもんはドラ焼きをパクパク食べていたがロボットがドラ焼き食べてどう処理するというのだろうか?
もしかすると中に人が入っていてさも未来から来たかのようによそおい、うちに住み込んで飯まで食っていたのかもしれない。
しかし今更そんなことはどうでもいいとのび太は割り切り、大海原を眺めた。
やがて港が見えた。
最初の寄港地セイロン島である。だが様子がおかしいようだ…
のびパパ「おっ、セイロンの港が見えて来たぞ。
のび太よ、ついでにここで少し勉強しておこう。セイロン島の全体がスリランカという国だ。
この国で産出される紅茶はセイロンティーと呼ばれていて、生産量も世界第二位なんだ。
世界初の女性首相が現れた進歩的な国でもある。」
と日本から持って来た午後の紅茶を飲みながら熱く語る父親を見ながら
のび太はすっかり冷めきっていた、なんでこんな親父の狂言に子供が犠牲にならねばならないんだと
世の不条理を呪っていた。
のびパパ「見ろ!港に着くぞ!わははは!港だ!港!」
のび太「チッもうついて行けないなんとしてでも日本に帰る」
そう心に誓うのび太であった
タイマニック号が港に入ったが様子がおかしい…辺りは静まり返り人気が全く感じられない…
のび太はこの異様な雰囲気に危険を感じたが…
のびパパ「おーい!誰か居ませんかー!」
謎の海賊「ひっひっひっカモが来たな」
もちろんスネパパが武器と軍資金を与えた海賊である。インド洋を横断する以上必ずどこかに寄港するはず、と進路を予想し待ち伏せていたのだ。
復讐に燃えるスネパパも払い下げの軍用ヘリでセイロン島に向かっていた。
海賊A「おい、テメーら。命が惜しかったらさっさと金目のものを置いていきな。」
のび太「(ざっと2〜30人か・・・これなら何とかいけるな。)」
のび太はメガネを外した。
更に、衣類を脱ぎ捨てふしぎなおどりを踊った!
ふしぎなおどりを見た海賊たちは気力を奪われ次々と倒れていく。
のびパパ「ある本によれば、世界が100人の村とすると異性愛者は90人、
同性愛者は10人になるそうだ・・・・見ろ、のび太。
気力を奪われ次々と倒れていくのはやつらの9割だ。残りの一割は・・・ノーダメージだ。
しかも、嬉しそうな顔して目つきも変わってきているぞ。つまり、
残りの一割を撃退するためには別の手段を考えねばならんということだ!」
今度はのびママが不思議なおどりを踊った!
のび太とのびママのふしぎな踊りによって、次々と倒れていく海賊達。
しかし、海賊の首領だけはバンダナを目に巻き防いでいた。
「オレの可愛い子分共を…。やってくれる…、今度はこっちの番だ」
懐から何かを取り出したぞっ!?
意外!それは爪切り!
しかし、それはフェイントだった。
「…これじゃあない、間違えちった。」
張り詰めた空間に一瞬ほのぼのとした空気が…しかし次の瞬間
のび太は我が目を疑うことになる。
「…フゥー…フゥー…クワッ」
ドーピングコンソメスープだ……」
さあ諸君 俺が逃げるのをとめられるかな…?」
首領は異形のモノへと変貌を遂げた
首領も服を脱ぎ始めた。
首領の背中から巨大な…団扇が生える。
首領はその団扇を羽ばたかせ空に飛び立った。
のび太「『逃げるのをとめられるかな?』って、別に止める必要ないよね。」
飛んでった首領をそのままスルーした。
そこにミサイルが飛来し首領を直撃!
スネパパの乗った軍用ヘリが到着したのだ。
首領はのび太のそんな態度に悔しがることもなく、そのまま平然と飛び去っていった。
のび太「スルー返し、かよ!くそっ。なんだか悔しい!」
スネパパ「ふははっはははは!喜べ!貴様らの敵を駆除ってやったぞ!」
軍用ヘリにスピーカー片手にシャウトするスネパパの姿が見える。
首領「おいおい?成金殿よぉ・・・俺は氏んじゃいねぇぜ?流石に痛かったけどよ。」
有翼の首領は軍用ヘリに接近する。「手前ェは俺自身の手で切り刻んでやらないと気が済まねぇ・・・」
だが、近づいてみるとやはり無傷ではないことがわかる。スネパパはその姿を眺めて嘲笑する。
スネパパ「バカが・・・助かったのならそのまま素直に逃げればよかったものを・・・」
仲間割れとはありがたい
野比家は即座逃走し出港、セイロンを脱出した。
スネパパ「くっそ〜っ逃げられた〜ッ!お前のせいだ!この人外めが!」
スネパパは首領の団扇翼に弾丸をぶち込み穴を空け、首領を墜落させていた。
いま、スネパパは地面に叩き付けられて息も絶え絶えの首領にさらに虐待を加えていた。
銃弾を撃ち込み、傷口を棒で抉りながら、なおかつそう簡単には死ねないようにしている。
スネパパ「無能で無価値な化け物でもストレス解消ぐらいの役には立つだろうよ?」
団扇の翼持つ首領の、人生最後の地獄が始まった。
一人で何行も書く奴が沸いてつまらなくなったな
そうつぶやいて寂しげな表情をするウォーリー。
のびパパはそんなウォーリーを黙ってなでてやった。
俺的にはこっちのが面白い気もするが
気がつくとタイマニック号はスネパパの視界から消えていた。
スネパパ「しまった逃げられた!?」
するとスネパパは懐から、水晶球を取り出し野比家の行く先を占った。
スネパパ「…見えた!奴らの目的地はマダガスカルだ!」
とんだ見当違いだった。
しかも、いろいろと八方塞がりなスネパパに占いを疑う余裕などなかった・・・。
八方塞がりも当然、そろそろ家庭内でスネパパの長期不在が問題視されはじめたのだ。
電話にてスネママ「まだ出張が終らないザマスか!?
最近スネちゃまがひきこもりがちで困ってるザマス早く帰って来てなんとかしてほしいザマス」
そこでスネ吉がスネパパを連れ戻しに向かうことに。
しかし連れ戻す前にスネパパの会社から
「ご主人クビだから。」という電話がママにあった。連れ戻す意味がなくなったのでパパは放置プレイすることにした。
スネママはその旨を国際電話でスネ吉に伝えた。しかし、まだ青さの残るスネ吉には納得できない。
スネ吉「それは酷いってもんです!」
スネ吉は考えた。
この状況を打開できるのは、あの男だけ。
スネ吉は剛田家へと赴いた。
剛田家にはジャイアンのおじさんが居た。
彼の名は剛田タケル。一族の間では「タケシはタケルの劣化コピー」と認識されているほどの人物である。
スネ夫「タケルさん!オレに力を貸してください!」
タケル「………。」
スネ夫「タケルさん?」
タケル「………。」
スネ夫「!し、死んでる…!!」
タケルは死んでいた。
スネ夫は警察を呼んだ。
スネ吉は驚愕した。
タケルの死にではなく、自分より先にスネ夫が剛田家にいたことに驚いたのだ。
スネ夫「僕も骨川家の人間だからね。パパのことが心配だったのさ。」
そもそもスネ夫は漫画家になるとかほざいて部屋にひきこもっていたはずだ
それが何故ジャイアンの家で死体に話しかけているのか?
ミステリーである。
スネ吉「よし、まずは現場保存だ!全員ここを動くな!」
名探偵気取りのスネ吉だった。
スネ吉は考えた。
まず容疑者として考えられるのが剛田タケシ
彼はタケルの劣化コピーとまで身内から言われていた怨恨のすえ殺した、というのが妥当だが
弟ながらスネ夫が犯人という線も捨てきれないスネ夫はタイトルが示すとおり殺人鬼だ
昨今は何故かやたらおとなしくしているが一昔前までは通りがかる人を無差別に殺していた時期もあった
突然昔の殺人鬼としての殺意が目覚め殺ってしまった可能性は十分にありえる。
などと探偵気分で推理するスネ吉だったが、検死の結果病死であることが判明した。
周囲の生暖かい視線がスネ吉の心に突き刺るのだった・・・
スネ吉「じゃっ、じゃあ俺はこれで!」
逃げ帰るスネ吉。
そのころ野比家はやっとモロッコに到着していた。
スネパパもマダガスカルに到着していた。
先生はカザフスタンに到着していた。
先生のは純粋に観光目的であった。のんきなものである。
野比家とスネパパが水面下で修羅の闘争を繰り広げていることなど知るよしも無い。
だが「知らぬが仏」と言う諺もある、先生の人生は平凡ながらも幸せであった。
それに比べていまのスネパパの精神状態といえば悲惨であった。
悔しさと焦りが彼を責めさいなんでやまない。
マダガスカルの自然と風物は彼の心を癒せるのであろうか?
一方、野比家はモロッコの首都ラバトにて聞き込みを開始していた。
目的はウォーリー君の舌をまず見つけること。
しかし、一向に手がかりは得られない。
さて、どうしよう?
ウォーリー「ちなみに生きてる人間の舌を移植するって手もあるよ…?」
悪魔が囁いた…
しかも慣れぬ長旅で心身に疲労もたまっている。のび太はポツリとつぶやいた。
「せっかく外国に来たのに・・・あー、遊びてぇ・・・」
聞き込みを兼ねて酒場に繰り出すことにした。
のび太の心の声
「だいたい、何でこんなファッキン野郎の雑用しなきゃいけないんだ?
ふざけやがって!今晩、皆が寝静まったあと殺ってやる!」
受身がちなのび太だが、やるときはやる漢だ。
221 :
山田エリザベス:2005/12/10(土) 22:15:07 ID:CMXcwr83
俺の名前を知ってるか…?
のび太「モロッコはイスラム教の国、よってその酒場は外国人用の店と言える。
モロッコ人とは違う国の人から情報を集めるのもオツだよな・・・
ついでに酒で勢いをつけるぜ―――!?」
のび太は鉄の肝臓を有している‥周知の事実であった。
外人の皆さん「ほい!一気!一気!一気!一気!一気!一気!一気!ボウズやるなー!!
そーれもう一杯いくかー!?」
まわりのガイジンに乗せられて、酒と名のつくものならどんな液体でもガブ飲みするのび太。
のび太は酩酊した。ガイジン達はのび太を連れ去った。
酒の飲みすぎにより泥酔するのび太。
遠くから声が聞こえてくる。
?「オイ、のび太起きろ!!」
目覚めると、そこにはスネ夫が立っていた。
・・・いつしか意識は薄れ・・・アルコールからくる眠気がなかば強制的にのび太を休ませた。
「ス、スネ夫?」夢のなかでのび太は悪友に語りかけた。
「なぜ君がここに?」
スネ夫が側にいれば安心だ、と熟睡するのび太であった。
コイツ、夢の中でも寝てやがる。
心底アホウな奴だ。スネ夫は呆れ果てた
夢の中のスネ夫は言った。
スネ夫「お前このままじゃ犯られるぞ」
その言葉を聞いて飛び起きたのび太が見たものは!
・・・うわ!」翌日、のび太は目覚めともに鳴いた。
のび太はアングロサクソン系のガタイのいい白人の兄ちゃんの隣で目を覚ましてた。
それも、生まれたままの姿で・・・
ノビタサン、アナタスゴカッタヨ
アングロ白人兄「よぉ、ジャパニーズボーイ・・・目覚めたか?
昨夜、お前が言っていた『舌』のことだが、教えようにもお前は酒でケモノみたくなってたからな。
こうしてベッドにつれてきたんだ・・・それはそうと、よく眠れたかい?」
さっきからグダグダだな
と、次の瞬間クローゼットの中から、スネ夫が飛び出し愛銃のワルサーP38で
ハードゲイを射殺した。
そしてすぐクローゼットの中に戻っていった。
その頃、野比パパ&ママは酒場で行方不明になったのび太を捜索していた。
急がないと、スネパパがやってくるぞ!!
スネパパはマダガスカルからモザンビークに移動していた。
スネ夫「こいつの死体は俺が始末しとく。のび太、お前は親のところに戻れ」
マダガスカル。真なる野生の地で揉まれたスネパパに以前のような甘さはない。
『我、天地と一体。故に我、最強なり』
スネ夫は迫り来る最強となった父親の影に焦りを感じていた。
研ぎ澄まされた野生のカンにより、スネパパは野比一家の気配を感じ取っていた。
スネパパは飛ぶ!一路モロッコへ!
一方、「!」のび太は震えた。そして感じる。「どこか遠くで恐ろしいことが起こっている・・・・」
のび太はハードゲイの部屋に残された遺品から『鼻』を見つけるとすぐさまその場を去った。
そして、家族と合流したのび太。
事のいきさつを話し、ウォーリーの「鼻」を渡す。
「舌」はのび太不在時に、既にパパが発見していた。
そして、言葉を取り戻したウォーリーから衝撃の事実が語られる‥
ウォーリー「ワタシの残り5つのパーツ、すなわち『目』『手』『足』『チ○ポ』
そして『メガネ』を揃えてクダサーイ‥。」
「さすれば、私はあらゆる願いを叶えることが出来る龍に戻れるデショウ」
衝撃の事実、それは体のパーツ全てを取り戻し、ウォーリーが完全復活した暁には…
「ワタシを元に戻してくれたら‥貴方ガタ3人の夢を叶えてアゲまース」
「のび太クン‥と云いましたネ?
君の夢である、メガネッ娘1万人を側室におき、ハワイに帝国を築くということさえも‥
マジかっ!?のび太のガッツが200上昇した!
しかしその話を影で盗み聞きしている男がいた。
そう、今のび太たちをスタンドで攻撃している…
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スネ夫も不意をつかれ、倒されていた。
嗚咽の声さえ弱弱しい‥頑張れ!スネ夫、立ち上がるんだ!
↑スネ夫はクローゼットのなかであくびをしていた。
元の場所に戻れなくなったのだ。
男の名は出来杉、のび太のよく知る男だ。
出来杉「眼中にないんだけどさ。」
出来杉「眼中にはないんだけど…スネパパ様に逆らうのなら皆殺しにしてやる!」
マダガスカルで鍛えられたスネパパは謎のカリスマ性までも備えていた。
その頃スネパパはキリマンジャロ山上空に到達していた。
ふと気付いた。
のび太「そういえば胴体は?」
のび太は錯乱している!
ウォーリー「『胴体』は信用のデキルトモダチに預ケテアリマス!ヤッパ持ッベキモノは友人ダネ!」
のび太「そうか・・・まるほどね。残りの五つ、早くあつめなくっちゃね。」
のび太はウォーリーと話せるようになってから、彼に親近感をもつようになっていた。
「でも、まずはこの優男をどうにかしないと・・・っ!」
のび太はバールのようなもので出来杉に殴りかかった。
出来杉はのび太のバールを(電気)スタンドで軽くいなすと、そのままのび太のみぞおちに突きを放った。
だが背後に隠れていたのびパパが椅子を出来杉の頭部にぶち込む。
のび太は華麗なバク転で回避する。
のび太は父親の攻撃で体勢をくずした出来杉に再度バールで打ちかかる。
今度はいなされることなく命中した。
吐血し、のた打ち回る出来杉。
のび太「エリートって崩れだすと脆いんだよね」
頭から血を垂らしながら倒れる出来杉。さらに攻撃しようとする父子。
のびママが止めようとしなかったら、二人は出来杉を殺していただろう。
急がなければスネパパが来てしまう。
「のびちゃん、あなた!ダメよ、殺してちゃ!
この子にはまだ利用価値があるわ‥」
女の直感だった。確かに出来杉はスネパパとの駆け引きの手札となりえる。
ママの意見に秀同だっちゅ〜の、だっぴょ〜ん^^;
そう言いながら、のび太、のびパパは気絶している出来杉を紐で縛り上げた。
時代遅れのギャグに加え、低脳ぶりを示す言動にのびママは一抹の不安を
感じずにはいられなかった。
こうして、スネ夫にウォーリーの本を勧め、野比家を利用し、
ウォーリーを復活。スネパパの隙をついて、自らの野望を叶えると
いう出来杉の夢は脆くも崩れ去った。
のび太「あ、殺さないけど性欲処理はさせてもらうよ。」
のび太はちんこを出した。
出来杉「で、でけえ!あんなのを肛門に入れられたら
発狂しちゃうよお…!」
出来杉は小便をもらした。
しかしそれは幻覚だった。
パンと手を叩く音で目覚めたのび太たちの目の前には無傷の出来杉が立っていた。
「キャオラッ!」
のび太はひるまずに出来杉の顔面に蹴りを入れた。
無傷ではあっても体に巻きつく紐は幻ではなかった。
のびパパ「クスリがよく効いてたなぁ」
とのんびり言ったのびパパの頭にのび太の蹴りが直撃!
どうやらまた幻覚を見ているらしい。
のびパパ「ははは!こいつ!強くなりやがって!」
出来杉は呆然と父子が拳で語り合うさまを眺めた。
縛られた出来杉「(こいつらは明らかにスネパパ様をナメテいるな・・・やれやれ、
僕みたいな下僕を無力化しただけで、こうも安心しきるとはね。
一時の幸せを今のうちに噛み締めておくがいいさ。スネパパ様が僕に代わってお前らを!)」
という訳で戦意を失った出来杉は、のびママに謝罪をし和解金を支払うと、日本に帰り受験勉強を始めた。
のびママも同時に姿をくらました。出来杉を逃がしたのはまったくの独断。
庶民の手では一生かかっても稼げない程の和解金に目がくらんだのだ。
もちろん夫にも息子にも知らせず独り占めだ。
スネパパ迫るモロッコに残されたのび太、のびパパ、ウォーリーの三人は
スネパパという凶敵にどのように戦いを挑むのであろうか・・・。
そして彼らはウォーリーの体のパーツの残り5つを全て集めることができるのであろうか?
次回「ドキっ!スネ吉だらけの水泳大会(ポロリもあるよ)」
お楽しみに。
スネ夫「そろそろ昔流れに戻すべく大量殺戮でもするか」
スネ夫「いや、大勢の読者が俺を待っている…日本に帰って漫画を描かねば…」
スネ夫は帰宅し引き籠もった。
スネ夫が帰宅するとスネ夫が途中まで描いた漫画は無くなっていて
かわりにクリスチィーネ剛田の最新作が置かれていた。
スネ夫「あのデブ女がァ!嫌がらせのつもりか!ふざけやがって!」
スネ夫は作品内でモブの大量虐殺を行って憂さを晴らすことにした。
スネ夫「腐れ婦女めが・・・俺のネ申作品で貴様を漫画界から追放してやる・・・」
この行為はクリスチィーネ剛田の宣戦布告だった、スネ夫を漫画界から消し去り
絶望にうち震えているところを自分のアシスタントとして拾いその歪んだ愛情を満足させるのが目的だった。
スネ夫はジャイ子の最新作からその恐るべきメッセージを汲み取った。
「あのブタに飼われるなんて・・・絶対に絶対に嫌だッ!!」スネ夫は思わず叫んだ。
ある意味、文章ではっきりと書かれるよりも恐ろしかった。
スネ夫は気がついた。
こいつはゲームだ!どちらが先に有名漫画家となり相手を蹴落とすか。
剛田ジャイ子ことクリスチィーネ剛田は完全にゲームを楽しんでいる。
Fフジオ登場
スネ夫「こうなったら・・・まず『取り入る』!古参作家に『挨拶』して!『目をかけてもらう』!
ゆくゆくは『コネ』も得たいところだ!まずは藤子・F・不二雄!せっかく登場したのなら・・・
彼には『俺の役に立つ義務』がある!さぁてと、高級菓子折りを包み彼の自宅に向かうとしようッ!!」
クリスチィーネ剛田「Fフジオと藤子・F・不二雄は別人なのにスネ夫の奴バカだねぇ」
ジャイ子はスネ夫のことをあざ笑っていた。
そもそも藤子F先生はもう…
突っ撥ねられた。
スネ夫はあきらめずあらゆる漫画家、出版社を巡ったが一つとして取り合ってもらえなかった。
ジャイ子の腐女子の人脈を利用した妨害工作はあらゆる経路からのスネ夫のまんが道を塞いで居た。
スネ夫「もう…殺るしかないのか?あいつを…クリスチーネを…!」
スネ夫は失意のうちに自宅の門をくぐった・・・「今日も、ダメだったな。
やはりこの業界は自分の腕一本が頼りだった。卓越した才能だけでは世の中と渡り合えないようだ。
おそらく俺の挨拶をつっぱねた才能ゼロな老害作家どもも自分の地位が惜しかったのだろうよ・・・。」
スネ夫の殺人鬼としての本性が目覚めつつあった…
スネ夫「クリスチーネの豚めが。俺を差し置いて無能どもに媚びへつらいやがってよォ。
いっそのこと屠殺してやったほうが世の為になるだろうよ?奴の被害を受ける将来有望な漫画家は
俺だけではないだろうからな。これまでも、そして、これからもなぁ・・・」
そこへとある三流出版社から連絡がきた。
うちならスネ夫さんの作品を掲載してもいいと申し出た。
聞くところ不景気の煽りで倒産寸前であり今までなんとかエロ本の出版などで食いつないで来たがもう限界がきているらしく
社員一同の総意によってスネ夫の神漫画に賭けてみることとしたらしい。
だがそこにもあいつの姿が‥
社長は「そいつ」からの誘惑をつっぱねた。もし味方しても用済みになれば見捨てられることは明らかだったから。
ついでに言えば、社長はそこそこ有名な「そいつ」の誘いを蹴ったことで気分がスカッとしていた。
すべてはスネ夫の漫画に掛かっていた。もし本当に神漫画なら出版業界の歴史を塗り替えられるだろう。
しかし駄作だったならすべては終わりだ、スネ夫も出版社もそれに連なる社員一同も…
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↑三流出版社での仕事にいまいちやる気がわかないスネ夫の図。
現金なものである。大丈夫か?
ジャイ子に負けるわけにはいかない、スネ夫はやる気を出すために…
海外出張中の父親に電話をかけてみた。こんなときにこそ一喝してほしい・・・
そう思ってのことだった。
しかしスネパパは何者かに殺されていた
現場はアルジェリア、タッシリ高原。一部の人間からは「謎の宇宙人壁画」で知られる地だ。
現地からの情報によれば挙動不審な二人の東洋人が目撃されている。
二人の顔つきは似ており、血縁者であるとみられる。
その頃野比親子はとうにモロッコを脱出し、次なる目的地イギリスのストーンヘンジに向かっていた。
野比一家の旅路(モロッコでのびママは姿をくらます)
日本→香港→スリランカ→モロッコ→アルジェリア→イギリス
野比父子とウォーリーはロンドンから西に約200km進んだ所にあるソールズベリーにたどりついた。
ストーンヘンジはここにある。
のびパパ「ストーンヘンジ・・・そこに『目』があるのかいウォーリー君?」
ウォーリー「ソウデスネ・・・ビンビンに感ジてマース。間違イ無ィ!コノ付近ニアルヨ。」
一方、のび太はロンドンでパパとはぐれて迷子になっていた。
というより逃げていたと言う方が正しいかもしれない。
スネ夫は気づいた。
「そうだ、ウォーリーにネ申漫画家にしてもらえばチョー楽じゃんかYO」
〜スネ夫の精神の中にて〜
スネ天使「ホントにそれでいいのかァ!?お前自身の実力で登りつめるんじゃあなかったのかよ!?」
スネ悪魔「そうです・・・それでよろしい。読み手も出版社もそれを望んでいるのです。」
スネ夫は青年を主役にホモ漫画を描くことにした
それは自分の倫理感と人間性をぐちゃぐちゃに破壊していく作業でもあった。
甘美な背徳のカタルシスがスネ夫の脳髄を灼いていく・・・
スネ夫「俺の、恩人の、顔が、カラダが、筋肉が、男根が、心が、
はぁはぁ・・・・」恩人をネタにして踏みにじることへの罪悪感が
スネ夫の筆を止めること日に数回、しかしスネ夫の執筆作業が滞ることはなかった。
スネ夫「って、ホモ漫画描いてどうすんだよ?!これじゃジャイ子に勝てないだろ!!」
年季が違う分、同ジャンルでは勝ち目がないのも道理だった。
改めて自作のくそみそなホモ漫画を読んでみた。描く過程にも増して描いた結果も酷い代物だ。
スネ夫「やっぱダメだ・・・・やはり俺には万人向けの壮大な叙事詩こそがふさわしいな。」
スネ夫は初心に帰り「大和王国夢幻記」(
>>21)の執筆を再開する。
徹夜で作業すること三日三晩、遂に作品は完成した!
しかし大和王国夢幻記は矢吹健太郎の「邪馬台幻想記」のパクリ作品だった。
「しゃーなんやろー!!」スネ夫は逆ギレして、ゴミ箱を蹴飛ばした。
はいはい、インスパイアインスパイアw
スネ夫にとってパクリ疑惑なんてどうでもいいことだった。
スネ夫「もしかして俺って才能ないのか!?」
驚愕の事実だった。
スネ夫「落ち着け俺!俺は一度はネ申漫画を描き上げ漫画ネ申となった身…はっそうだ!儀式(
>>111)を忘れていた!」
担当「骨皮先生まだ作品は完成しないんでしょうか?
まぁ時間がかかると言うことはそれだけ力作
と言うことなんで良いんですが…しかし時間にも
限りがありますからなるべく早期にお願いします。」
スネ夫「わかっている…。あと4日。あと4日待ってくれ。
そうすれば最高傑作ができるんだ!」
スネ夫「とうとうアレ(
>>12>>21)を解き放つ時が来たか・…!!」
スネ夫は封印していた幻の原稿「BLACK RAT」の封印を解いた。
さらに三日三晩の断食を伴う漫画の儀式(
>>111)によりそれを完成されたネ申漫画へと昇華させる!!
スネ夫は執筆のために借りたアパートにカンヅメになって作品を描き続ける。
息子の身を案じつつ、スネママが夜食を持ってきた。
スネ夫「ウルセーババア入ってくんな!神聖な儀式が汚れる!
それと食いもの持ってくんな!断食中だ!死ね!」
一つのことにこれほどまでに打ち込むスネ夫の姿を見るのは初めてだった。
スネママはおとなしく引き下がった。
そしてやっと原稿完成
その漫画のタイトルは‥‥
BLACK RAT
2
は嘘で本当のタイトルは…
もちろんBLACK RAT である。
スネ夫「ふぅーっ。危うく「BLACK RAT2」にしちまうところだったぜ。
俺にとっては「2」でもファンにとっては初めて目にする作品だからなぁー。」
ほどなくして、担当がスネ夫のアパートに訪問して来た。
担当「スネ夫さん。あれから4日、約束の日ですよ。原稿は仕上がっているんでしょうね?」
スネ夫「ああ。当たり前じゃないか?俺はプロだぜ!」
担当「どれどれ、ふむ。………こ、これは凄い!!!
物語の導入から、何十年も熟成したワインのような濃厚さが
醸し出しされているかと思えば、朝摘みの果実のようなフレッシュさも
伺える…。主人公のキャラも素晴らしい。
未来と希望を見つめ、限りない可能性を持つ典型的な主人公タイプに見えるが
王道を貫きつつも、何処か暗い影を瞳に宿すミステリアスな雰囲気との両立が
絶妙のバランスで成されている…。
スネ夫の六感が閃く!
スネ夫「君、すまないが編集部には空の原稿袋を持って帰ってくれないか?」
担当「何故です?!これほどの傑作を!?」
スネ夫「これほどの傑作だからこそ宣伝のやり方
によっては無名の傑作として埋もれてしまう
恐れがある、それを回避するためにあえてこの作品を
2ちゃんねるで全編無料公開したい。」
担当「なっ!2ちゃんねるですってぇ!」
その頃、スネ夫が借りたアパートを見張る影が…
ジャイ子である。
ジャイ子「まずいわね・・・
このままじゃあいつの存在は漫画界での私の存在を脅かすものになるわ。何とか手を打たないと。」
〜アパートの部屋にて〜
担当「全編無料公開ぃ!?わが社で出版するのではないんですか!!」
スネ夫「安心しろ。続編はお前らの会社から出すから。」
担当「あのですねー!!わが社倒産の危機は今、ここに、あるんです!そんな悠長なこと言ってられますか!」
スネ夫「もちろん紙に印刷したものも出版するといい。」
担当「なぁに言ってるんですかぁ・・・ネットで読めるものをわざわざ買う人なんていませんよ!」
スネ夫「フフフ・・そうかな?BLACK RATは超大編・・・パソコンの画面で読み尽くすのはきつかろう。 」
担当「そう言われると、そんな気もしないでもないですけど・・・」
詳細は後日打ち合わせることにし、担当は空の原稿袋を持って外に出る。
そして歩くこと数十メートル…
覆面をかぶり、分厚いジャンパーを着、サングラスとマスクで変装したジャイ子が
スネ夫の担当者に飛び掛った!手には角材を握り締めている。彼女は、本気だ。
覆面ジャイ子「その封筒をよこせぇぇぇ!!!!」
電柱に隠れていたジャイ子がゆらり‥と担当の前へ姿を現した。
凄まじい形相の上、手には鉄パイプ。
担当「‥な、何ですか!?貴方は?」
ジャイ子「その原稿袋をよこしなさい‥」
夢であろうか、それとも幻であろうか?
角材で後頭部を強打され、薄れゆく意識の中で更に鉄パイプでトドメを
刺されるとは‥。
スネ夫の六感は的中していた。しかし、原稿をスキャン中のスネ夫は惨劇のことなど知るよしもない。
ジャイ子「右手に角材を左手に鉄パイプを・・・うふふふ・・・
あなたはわたしを知らない・・・・なんて、美しいのでしょう?」
独り呟きながらジャイ子はひらりと舞う。その心は封筒を手に入れた喜びで満たされていた。
そして、封筒の中身を見ずにドブ川に投げ捨てた。
だが捨てようとした瞬間、ジャイ子は何者かに後ろから殴られ、
空の封筒が強奪された。その男の正体は
>>370で明らかに。
一方その頃、のびパパとウォーリーは無事『目』を取り戻していた。
次の目的地はマチュピチュだが、のび太が行方不明のままだ…
>>370に期待
ウォーリーは自らの目を取り戻したことにより
千里眼の能力を手に入れた。
ウォーリー「千里眼のチカラを大変便利デース…どうやらマチュピチュに
ワタシの『足』そして『手』もココにあるようデスね。
先を急ぎマショウ!」
ウォーリーの千里眼によってのび太の正確な
位置も特定された。ついでに
>>363の犯人も
見えたがウォーリーには関わりない事なので
気にしなかった。
千里眼によると、どうやらウォーリーの手が移動している…
反応はナスカ高原で止まった。
ウォーリーがさらによく見ると手の隣には空の封筒があるようだ。
そしてその封筒を持っている男は…
出来杉英才その人だった。
ウォーリー「アイツはッ!スネパパの下僕だった・・・・」
のびパパ「出来杉くんかね!」
ウォーリー「ソ、ソウデス。デモ一体ナゼ彼ガ?」
のびパパ「私たち親子がスネパパを殺しても(
>>313-317)ヤツのカリスマ
の影響が残っているのか・・・!?でなければあの少年が『手』を求める理由が無い。」
単なる偶然だった。
まさか偶然とはわかるはずもない。
のびパパ「おのれ…ママの恩(
>>284-285)を仇で返すとは…」
のび太「今度は確実にとどめを刺してやるさ…スネパパのようにな」
野比父子はマチュピチュに向かう…が、
さすがに資金が尽きてきた。
マチュピチュに向かうためにも資金を調達しなければならない。
そこで…
資金だけでなく、交通手段も問題だった。イギリスからマチュピチュへ行くには数回の乗り換えを要する、よく計画を練らねばならない。
のび太とのびパパは、ピカデリー・サーカス駅すぐ傍の
ジャパンセンターに駆け込んだ。
のび太「あの〜…、すみませんがヒースローからマチュピチュへの
経路を調べてほしいんですけど。あ、後なんかいいバイトありませんか?
旅の資金がないんですよ。」
職員「ツラ〜イ頭脳労働か、キツ〜イ肉体労働どっちがいいですか?」
のひ太、のびパパ「もちろん楽してが稼げる仕事です!」
そろいもそろってこの親子はどうしょうもない。
職員「…。では、これはどうでしょう?今入った仕事なのですが。」
渡された紙にはこう記されていた。
『急募!!ネッシー捕獲補助員2名 捕獲に成功すると100万ポンド』
スネ夫「一見無謀ともとれる2ちゃんへの
発表…だが勝算あっての行為だ。所詮通常の
宣伝行為では三流出版社が十分な宣伝をする
ことは不可能!ならば2ちゃんねるで発表し
話題性を作れば必然的にマスコミも食い付く
それが一般に波及すれば結果通常の広告
活動を行うより利益率が高いと踏んだ訳だ
それに三流の中途半端な宣伝では下手踏めば
無名の大作になる可能性もある、しかし
これなら無名化することはないジャイ子も
邪魔できんしな」
スネ夫は社長相手に熱く語っていた。
スネ夫「ところで担当のヤツはどうしてるんです?
まだ臍を曲げてて連絡してこないのかな?ハハッ」
社長「彼なら…死にました」
スネ夫「!!!」
と書かれた看板の裏で風をしのぎながら話し合うのび太とのびパパ。
のび太「どうするパパ?確かに捕まえられれば資金は充分稼げるけど…」
「スネ夫、貴様ぁ。」
血塗れの脳を露出させたジャイ子がズルズルと音を立て出版社の窓(5階表通り側)
を這い回っていた。
「あの編集者の様にそのスカスカの脳をぶちまけてやる。」
自分を殴ったのはスネ夫だと思っているようだ。
ウォーリー「381サーン!!
>>2の五を読ンでクダサーイ!!」
のび太「どうたんだよウォーリー!!」
のびパパ「千里眼の使い過ぎで疲れがたまってるんじゃないか?」
のび太「うーん。僕も疲れたよ・・・早く決めて今日はもう休もうよ。」
一見まったく関係のないように見えるスネ夫のマンガの話と
ウォーリーの話、この二つの物語が交差する時に真実が明らかになるとはこの時点ではまだ誰も気づいていなかった。
現在
・スネ夫の「漫画ネ申道」編
・野比親子の「ウォーリーをさがせ」編
をザッピングシステムでお送りしています。
>>91-94が運命の分岐点だった。
本を野比家に押し付けなかったなら、スネ夫はウォーリーの体のパーツを探して世界を回りながら漫画を描いていたかもしれない。
ウォーリーの本をスネ夫に押し付け、自らは暗躍している出来杉の
存在も気にかかるところだ。
のび太「あっ、そういや以前にドラミちゃんと公園の池にネッシーを
呼んだことがあったな!」(コミックス6巻『ネッシーが来る』参照)
捕獲は容易いかもしれない…」
のびパパ「でも、ドラえもんは謹慎中だしドラミちゃんも未来から来れるかわからないな・・・・
いや、待てよ。こっちから未来に行けばいいじゃないか!のび太の部屋のタイムマシンを使ってな!」
のび太「ここイギリスなんだけど。日本に戻る旅費もばかにならないよ。」
のびパパ「自分で言い出しておいてなんだよ!」
のび太「あれは仮定の話さ・・・そうだなぁ・・・パパ、イギリスに知り合いはいる?
できれば旅費を借りたいんだけど。」
生憎とイギリスにはパパの知人はいなかった。
のび太「よく考えたら、日本にさえ帰れればその後の旅費なんかいらないか」
2人は日本までの旅費をバイトで稼ぐことにした。
と、その時のび太のびパパに懐かしい声が…。
振り返ると、そこにはのびママが立っていた。
のびママ「のびちゃん…あなた、ごめんなさい。」
のび太「ママ!出来杉の金につられて僕たちを裏切ったね!!(
>>284-285参照)何でだよ!なぜなんだよ!?」
のびパパ「のび太・・・もう、いいんだ。」
のびママ「許してもらおうとは思っていません…でも、せめてこれを」
のびママが差し出したのは
1.日本までの旅費
2.マチュピチュまでの旅費
こうして3人の親子の冒険は再び始まった。
ところでタイムパトロールにパクられた
ドラえもんはロボット裁判にかけられていた
この裁判は人間がロボットを一方的に裁く
もので当然ドラえもんに弁護士はなく裁かれる
時をただ待つのみ…
こんなときドラはふとのび太のことを思い出していた。
ドラ「のび太くん…ぼくがいなくてもしっかりやってるかなぁ…」
ドラ「てか奴がいなければ俺がこんな目にあうことも無かったんだよな…。
のび太がわがままばっかり言うから…。」
ここで物語は再び 「漫画ネ申道」編 へ。
物語が交差する日は近い。
ジャイ子「キャはっは!これで、あの男に一矢報いることができたわ!
一度書き上げた漫画が世に出ることも無く失われた!
骨川スネ夫め、このまま心くじけろ!もう立ち上がれなくなるがいい!
そしてお前のチラシの裏の束で、復活を図ろうとしたあの三流出版社の命運もここまでよ。」
ジャイ子は今もアパートでスネ夫が原稿をスキャンしていることを知らない。
そしてスネ夫もまた担当がジャイ子に襲われたことを知らない。
ドブ川にライバルの作品を投げ込んだつもりになって
いい気になったジャイ子は、ホストクラブへと繰り出すのだった。
ジャイ子「痛いわね!!誰よ!この至高の物語を紡ぎ出すこの頭脳に一撃くれる不遜な下衆はだれ!
・・・・・あれ?いない?」あたりをキョロキョロ見回すも『下衆』の姿は見当たらない。
さらに彼女は封筒が無くなったことに気づいた。
ジャイ子「まさか・・・盗られた?あぁぁぁあぁそいつ殺してェ…レディを殴る奴に人権など認めない…っ!」
ジャイ子はしかし漫画家特有の集中力でもって荒れ狂う心を鎮めた。
が、怒りと悔しさは収まりきっていない。
「私としたことが取り乱してしまうなんて。もっと落ち着きなさいクリスチーネ!
ふぅ――・・・・いったん家に帰って、次の策を練らなきゃ。
夜とはいえ、人に見られるのもまずいし・・・」
その頃スネ夫の漫画執筆用アパートではスネ夫が完成原稿をスキャンし続けていた。
「一人でやるのは大変だな。担当の奴を帰さずに手伝わせればよかったな。」
スネ夫は担当のケータイに電話したが、ジャイ子に倒された担当が電話に出られるはずもない。
「しょうがない。ママを呼ぶか。」
スネ夫「いや‥待て。よくよく考えたらあんなザマスザマス言ってる
ババアなんか呼んだら邪魔が増えるだけ。崇高なる我が作品を世に送り出す
協力者は慎重に選別せねば‥」
さて、誰を選ぼう?
ピッ →先生
ポセイドン
神成さん
それはそうと、
>>398以降 描写が過去に戻っているのはドラが現代に来た影響で時空間に歪みが生じたからである。
タイムパトロールにパクられるのも無理はなかった。
久々に来た。総集編頼む↓
残念ながら却下されました。
ドラえもんに判決が下った。
廃棄処分である、ドラえもんの機械部分は金に
なる部分のみ廃品業者に渡りその脱け殻となった。
外郭はタイムマシーンで現代のマチュピュに投棄された。
未来でもゴミ問題は大きな問題として残ってるようだ。
そんなこととは露知らず、野比家一行は日本行きの飛行機に乗り込んだ。
日本行きの飛行機が離陸して30分経ったころ大きな怒声が聞こえた。
「この飛行機を乗っ取った!命が惜しかったらおとなしくしてろ!」
なんとテロリストに飛行機をハイジャックされたのである。
悲鳴と泣き声が機内を包む…。
のび太は場の雰囲気を変えるためにテロリストに話し掛けた。
のび太「ハーイ!ジャック!」
即座に殴り倒された。
のび太「殴ったね!親父にだって殴られた事なかったのに!」
テロリストA「お前のどこがアムロか?!」
もう一発殴られた。
ハイジャック犯(白人)「なにぃ!?子を殴ったことが無い父親だと。そいつは腑抜けだなハハハ!!」
ハイジャック(ヒスパニック)「これが「オタク」か。空想のヒーローを演じてなんになるんだよwww」
ハイジャック犯(黒人)「まったくだ。これが「ゆとり教育」とかいうヤツか?道理でこんな貧弱な餓鬼に育つわけだ。」
ハイジャック犯(アジア系)「よしよし小僧。喜びな。親父のぶんまボコってやるからよ♪」
のびパパ「(のび太よ・・・パパと拳で語り合ったことを覚えているのなら(
>>282参照)今こそ立ち上がるんだ…そして挑め。)」
のび太「(・・・って助けろよ親父!)」
テロリストA「こいつの父親の顔が見たいものだな。…お前か。」
Aはのび太の隣の席に座っている中年男を見た。
のびパパ「あはははは・・・・」
A「息子の危険を無視してその場をしのごうとしていたわけか。」
のびパパ「いや、そのぅ・・・・・・」
テロリストA「おい、お前ら。こいつをボコボコにしろ。その餓鬼は放っといていい。
俺はこういう人間が一番好かん。」
ハイジャック犯(白人)、ハイジャック(黒人)
ハイジャック(ヒスパニック)、ハイジャック犯(アジア系)は無言でうなづくと
のびパパを座席から引き離した。
のびパパ「俺にきたない手で触れるな」
そう言ったのびパパの体からまばゆい光がほとばしる!
のびパパ「ん〜っ!マッスルゥッ!!」
ボディビルダーさながらのマッチョボディに変身するのびパパ。
パンッ!破裂音とともにのびパパが着ていた上着がはじける。ピチピチとした筋肉の膨らみに耐えられなくなったのだ。
テロリストA「ほう。なかなかいい筋肉をしているな・・・」
するとテロリストAも服を脱ぎ始めた。Aの筋肉はのびパパのように大振りではない。
だが均整の取れた筋肉である。まさに調和の美、とでも言えようか・・・。
のび太「ヤバイこの雰囲気は…」
のびママ「ふっ、貧弱な身体ね坊や達・・・。」
何かを漂わせながらのびママが立ち上がった。何故かスチュワーデスの格好だ。
すると、何を考えたかいきなりスチュワーデスの制服を脱ぎ始めたではないか!
のび太は両親のあまりに恥ずかしい行為にいたたまれなくなり、
「ちょっとトイレ!」と言いトイレに引き籠もった。
のびママ「ん〜っ!マッスルゥッ!!」
アマゾネスさながらのマッチョボディに変身するのびママ。
ハイジャック犯(アジア系)「残念だがお前ら夫婦の筋肉は不自然だぜ。ナチュラルビューティでは無い。」
ハイジャック犯(黒人)「貴様らの筋肉なるものは肥え太っただけで実用的ではない。」
ハイジャック(ヒスパニック)「どうせドーピングで膨らませたんだろうよ・・・ゼイ肉と変わらねぇ」
ハイジャック犯(白人)「さっさと服を着ろ。他の乗客に迷惑だろうが。見てるだけで吐き気がしてくらァ。」
すると野比夫婦はいきなり大量のゲロを吐き始めた。
のび太「マックシングだ!」
のび太はトイレから飛び出してそう言った。
見る見る萎んでいくのび夫婦の筋肉。
ところが、あろうことか夫婦の吐き出したゲロが人型となって立ち上がり、ハイジャック犯に向かっていく!
ハイジャック犯(白人)「オーマイガッド・・・筋肉?じゃなくてモンスター?だったのか?
もう、わけがわからん・・・・!?」
ハイジャック犯(ヒスパニック)「うぉらー死ねー!!化け物ォぉ!」
その叫びをきっかけに4人のハイジャック犯は銃を取り出しゲロの怪物に向けて発砲し始めた。
のび太「ムニャムニャ…くそっテロリストめ。」
のびママ「のびちゃん、日本に着いたわよ!」
のび太「あれ…なんか嫌な夢を見ていた気がするぞ。それにしても、久々の
日本だな。みんな元気かなぁ。」
飛び立つ前はほぼ満席で、野比親子3人以外の客がいなくなった飛行機は無事日本に到着した。
ウォーリー「まもなく着陸しマース。」
一方スネ夫はジャイ子の仕掛けた恐ろしい罠に
はまりつつあった。
先日スネ夫のもとに一通の手紙が来ていた。
『私は骨川先生の大ファンです♪(^-^)/
先生の作品はいつも楽しみにしています☆(*^-^*)
実は私も漫画を描くのですがぁ骨川先生に
に見てもらって手とり足とり漫画について
教えていただきたいのぉ〜きゃ!書いちゃった(///)
もしよろしければ今度の日曜日の午前1時に裏山の一本杉
まできてくださいm(_ _)m
待ってます!(>_<)』
スネ夫「………(*´Д`)」
スネ夫「はっ!これは…」
よく見ると、手紙に書かれた住所は北海道なのに消印は東京だった。
スネ夫「それになぜ裏山や一本杉のことを知っている?」
スネ夫「いや、待てよ?彼女は熱心なファンだから俺の住む町についても綿密に調べておいたんだろう。
そして恐らく、彼女はこの手紙を投函すると同時に飛行機か列車に乗り込んだんだろう!間違いない!」
(*´Д`)状態のスネ夫の推理は見事に外れていた。あわよくばファンの女の子としっぽりやりたいと願う
青年漫画家の願望がその理性を曇らせたのだった。
まさにジャイ子の計画通り。
ジャイ子「さて、どうしてくれよう?」
ジャイ子の脳裏に浮かんだのは…
そしてついに当日。スネ夫は裏山の一本杉に到着。腕時計を見た1時ジャストだが誰もいない
「チキショー俺様を待たすとはいい度胸だ。それにしてもお日様がまぶしい」スネ夫はイラついていた
そして勘違いもしていた。
ジャイ子「そうだわ!」
ジャイ子は電話で腐女子仲間を大勢呼び出した。
そしてデジカメを取り出した。
444 :
マロン名無しさん:2005/12/16(金) 12:06:49 ID:diIdym36
スネ夫が裏山一本杉に到着する12時間前
ジャイコ「スネ夫のやつおそいわね」
スネ夫「…そういや俺まだ漫画を発表してなかったが何故俺にファンが???」
とスネ夫夫が考えたとき12時間待ち構えていたジャイ子および腐女子軍団に
取り囲まれた。
そう、出版社に初めて持ち込んだ「ドラえもん 完結編」はじめとする
諸作品(
>>115-121参照)は担当の衝撃的な死とその出版社の経営方針の転換により、
印刷間近になって発表が見送られたのである。
確かに小銭稼ぎのため、ある作家のゴーストライターとしていくつかの小品を書き、食いつないでいた時期もある。
しかし『骨川スネ夫』の名は出してはいなかった。今回の『BLACK RAT』こそ彼が初めて
『骨川スネ夫』の名で世に送り出した作品であった。
スネ夫「…くそ、なんで俺は気づけなかったんだ?例え名前を隠していても読み手は
「骨川 スネ夫」の持ち味を見出してくれると思っていたのか・・・俺は。
なんて甘かったんだ・・・・そもそもファンというのはそう簡単に得られるものではない、
ってことを忘れていた。俺って人間はとんだ井の中の蛙だったぜ…糞ッ!」
その時!
スネ夫の殺人鬼としての本性が目覚め…
なかった。
目覚めるまでもなかった、腐女子たちは足元が覚束ない様子だ。
見つからないように身を潜める行為も、いつ現れるかわからない相手を待ち続ける行為も、精神に極度の緊張を強いる。
スネ夫が現れたことで12時間に及ぶ緊張の糸が切れてしまい、脱力感に襲われていたのだった。
スネ夫「今がチャンスだ!」
スネ夫はそう叫ぶと持っていたスモークボールで
煙幕をはりつつ身を低くして逃走を計った。
スネ夫「これは試練だ…。漫画唯一ネ申になるためのッ!」
なんとか逃げ出せたスネ夫。
一方、スネ夫に逃げられたジャイ子は、怒りに身を震わせていた。
「あのやろーもうどうなっても知らないよ!?」
ジャイ子は完璧にキレた。
ジャイ子はまずスネ夫の出版社から日干しにすることとした。
まずその出版社の生命線であるエロ雑誌に強い圧力を与え。
審査の為の発行止めを食らわしその情報を銀行に知らせ、融資もうち止めにした。
もはやグロッキー状態になったところで株を買収
完璧な計画だった。
計画は完璧だったのだが、残念なことにただのやおい漫画家であるジャイ子にはそれだけの力と金は無かった…。
が‥実は‥
ジャイ子の手にかからずとも出版社はグロッキー状態だった。
社長「スネ夫君…スマン…もはや時間ぎれのようだ」
スネ夫が逃走に成功した頃、のび家は今後の予定について話し合っていた。
のび太「マチュピチュ‥」
そう、今わかっている限りではウォーリーの足がマチュピチュ、手はナスカ高原で出来杉が持っている。
のび太「チュピチュパ…」
とりあえず当初の目的を達成しどこでもドアを入手せねばならない。
のび太の部屋に行き机の引き出しを開けるが、タイムマシンはなかった。
ドラがタイムパトロールにパクられた時に証拠品として没収されていたのだ。
急に現実に引き戻された。
明日からどうすればいいのか?
のび太の心の声「なんとしても、ウォーリーのパーツを集めボクの野望を
叶えてみせるぞ…。」
不気味な笑いを浮べるのび太であった。
そこへ、留守番をしていたドラミが現れた。
のび家不在の間も掃除や、来客の応対等をこなしていた、まさに良妻賢母を
地でいくネコ型ロボットである。
ドラミ「あら、のび太さん何か困りごと?
えっ、マチュピチュへ行きたい?なら…はい『どこでもドア』よ!』
と、いきなりのびパパがどこでもドアを手刀で叩き割った!
のび太「ちょっ、パパいきなり何を…」
のびパパ「馬鹿野郎!こんな物を使って本当の大冒険ができると思ってるのか!」
のび太は本気でキレた。
のび太「バカヤロウ!どこでもドアが
無くてどうやってマチュピュまでの旅行費
を捻出するんだ!だいたい明日の飯も
事欠いてる、ありさまだ無謀のな冒険は
冒険じゃねえ!」
正論だった。
しかし、のび太の思わぬ反撃にのびパパも逆ギレした!
のびパパはのび太の頭を手刀で叩き割った。
のび太死亡。
しかしのびパパもどこでもドアを壊されキレたドラミに四次元空間に放り込まれ行方不明となった。
野比一族の冒険はあまりに悲惨な結果に終わった。
その頃、スネ夫は走っていた。世の残酷さに泣きながら・・・
一方その頃、病院で奇跡的に息を吹き返したのび太もまた我が身の不幸を嘆き、さめざめと泣いていた。
ジャイ子はほぼ勝利を確信しスネ夫
題材にした漫画を描いていた、その
作品をヒットさせることによって
スネ夫に精神的とどめをさすつもりだ。
のび太「年のいった父親に手を上げるなんて、僕は何てひどい奴なんだろう・・・
いっそ、あのまま死んでしまえばよかったよ・・・・」
ジャイ子の心は喜びに満たされていた。スネ夫やのび太とは大違いだった。
これが勝利というものの味なのだろう。ジャイ子の筆は順調に、躍るようにして
物語を描き出していく。
ジャイ子「あ!そうだわ。取材のついでにのび太のお見舞いでも行こうかしら。」
もちろんそれは善意からの行動ではなかった。もう一人の人生の敗者を見下ろしてやりたかったのだ。
ジャイ子情報網に引っかかったある情報によれば、
のび太の容態は落ち着いてはきたものの記憶に障害が残っているという。
実の父親から殺されかけた現実に耐えられず、自分を『父に暴力を振るった親不孝者』
とすることで精神の均衡をはかっているのだという。
ジャイ子「コレは、いいネタにもなりそうね…フフフ…♪」
しかし、そのとき大地震が起こった。
ジャイ子は地割れに飲み込まれこの作品から消えた。
一方、のび太もひっそりと息を引き取った。
そしてスネ夫は
夫と息子をなくした野比玉子を自分のものに
しようとたくらんでいた。
‥が、それはスネ夫の空回りに終わる。
まさかの急転回に慌てふためいたのびママとドラミが、タイムマシンを
使って事態の収拾を量ったからだ。
2人の努力のおかげで、時間軸は
>>467へ。
マチュピチュへと旅立ったのびファミリー!
そこで待ち受けるものは?
そしてウォーリーのパーツを手にすることができるのか?
しかしのびファミリーは我に返った。
「ウォーリーとかどうでもいい。
そんな展開ひっぱってもしょうがない。」
のびファミリーはマチュピチュ行きを取りやめ
ハワイ旅行を楽しんだ。
ウォーリー編 完
会社は…
のびパパをリストラした後、会社は倒産していた。
野比家にとってこれは一家心中の為の死出の旅だった。
夢も現実にも破れ、最後の豪遊である。
野比一家は大いに楽しむ。特にのびパパはというと夜な夜なホテルを抜け出しては、
家族に気づかれないように一人で泣いていた。
そんなパパになぐさめの言葉をかけたのはウォーリーだった。
ウォーリー「パパサン、ゲンキダシテクダサーイ」
のびパパ「ありがとう、ウォーリー・・・本当は強盗してでも自分の力で君のパーツを集めたかった。ドラミちゃんの道具を使ってしまった時、僕の冒険は終わった・・・最後まで意地を張れなかった以上、一人で死ぬのは嫌だから家族を道連れにするだけさ。」
のびパパはとことん腐っていた。
そんな夫を尻目にのびママは夜の冒険に繰り出していた。
人々の営みにむせ返るような繁華街の夜・・・のびママにとってそれは未開拓のフロンティアである。
「チょっトそこのオネエサン!ウチの店で遊ンで行きマせんカ?」
のびママに声をかけたのはハンサムな日系人の客引きだった。
その顔にはまだ大人になりきれてない、幼さのようなものが残っている。
「お願イシマす!キット絶対楽シイでスヨ!」
青年の、舌足らずで片言な日本語がのびママの母性と女心をまとめてノックアウトした。
のびママはこの世の楽しさを堪能し
さえない亭主の為に死ぬ気など
さらさらなくなった。
のびママ「死ぬくらいなら体でも売るか」
のびママはソープ嬢になった。
一方のびパパはのび太を殺し
内臓を引きずり出していた。
のびパパはあせってもいた。のび太がいつまでたっても死なないのだ。それもそのはず、
それはクスリの助けを借りたトリップの中で見る幻であったからだ。
のびパパは死への恐怖からドラッグに手を出してしまった。そのドラッグの名は、
ほんやくこんにゃく
実はこの秘密道具は動物と話せるようになるのではなく
21世紀の科学技術の結晶ともいえる強力合成麻薬だった。
そう、人間に「言葉が通じない相手と話ができている」という幻を見せるという恐るべきクスリだ。
20世紀においてはまだ実験段階であった。のびパパは人体実験のカモにされてしまったのだ。
21世紀なってもそのおぞましい研究は続いていた。未来の超科学のかずかずは
こういった諸々の犠牲の上に成り立っている。
その頃スネ夫はというと
BLACKRATの2ch公開を前に、新作の構想を練っていた。
スネ夫「てか漫画 ネ申 編ってまだ続いてたんだ。」
一人でぼやいていた。
しかしスネ夫の作品はもう出版されることはない
勝利のない戦いにスネ夫は没頭していた。
一方、ジャイ子はいまや人気作家となり栄光を謳歌していた。
4つの少女マンガ誌で連載を抱え、人気投票アンケートでは常に上位。
最近では少年漫画誌への進出まで果たしていた。
さらに彼女の作品はアニメ化やゲーム化といったメディアミックスでも成功を収めている。
スネ夫「もう、追いつけない・・・」
スネ夫「もう一度、名前を隠して新人賞に作品を投稿してみよう。
一からやり直しだ!俺はもう『骨川 スネ夫』であることをやめる…!!!
オレの新しいペンネームは何にしよう?」
スネ夫の脳裏に3つのペンネームが浮かんだ。
武乱道 山田エリザベス ジグマ
スネ夫「だめだダメだ!そんな名前じゃ読者アンケートの最下位にすらなれない!
もっとこう読者を惹きつけるようなだなぁ・・・例えば
スネ夫の脳裏に、さらに3つのペンネームが浮かんだ。
浄星(ジョースター) エクスカリバー立花 オメガ
ペンネームで悩んでいるうちに締め切りが過ぎた。
スネ夫は新人賞をあきらめ漫画家の
アシスタントになることにした。
スネ夫「トキワ荘‥ここか?」
スネ夫「あ、違った。」
「ジャイ子、夕飯だぞ。」
ジャイ子の栄華は夢だった。兄の剛田武に起こされ彼女は目を覚ます。
スネ夫はジャイ子の軍門に降り
そのアシスタントとして屈辱の
人生を歩むこととなった。
ジャイ子「さて執筆を開始するわ、スネ夫
全裸になりなさい。」
スネ夫「・・・・はい。」
スネ夫はポーズを決め気合いを篭めた。
「憤!!覇!!」
そしてジャイ子も全裸になった。
ジャイ子は口にインクを含むと、スネ夫を逆さまに持ち上げた。
さらにスネ夫の肛門を引き開くと、そこにインクを吹き入れた。
ジャイアン「スッスネ夫!俺の妹に何してやがんだ!」
「え?逆だろ・・・・(兄妹愛は理性を狂わせるようだな)僕にイタズラしてるのはジャイアンの妹のほうじゃないか・・・」
スネ夫は肛門からインクを垂らしながら言う。
ジャイ子「兄ちゃんはあっちに行ってて。いまスネ夫にお仕置きしてるとこなのよ。」
ジャイアン「お、おう・・・・」
ジャイアンは部屋を出て去っていった。
ジャイ子「さて、と…邪魔がいなくなったわね…。」
スネ夫は思った。
『堕ちるとこまで堕ちたなぁ…』
ジャイ子との長い付き合いで初めて感じる高揚感、スネ夫の漫画以外の愛情表現、殺人衝動がわき上がった。
. ト、 , ,イr1
. |ヽ | \ヽ // ||│ト、
. ___、 | \| `∨/ || |/ ∨ !
えー-ミヽ V| /!
\ ∨ |
ヽ \ |/!
〈 | ヽ │|! ,
ぁ | 厂`´´ ̄ ̄`¬-- 、 lN|
│ ム ‐- / |
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: { _,レミ〉 _rzz__ ヽ \ |
_, -ヘ |フ  ̄`′ | ,r‐‐、 /
ー‐ '´ ト、 - |/久心〉/
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o l.l`ー‐ヽ こ>//
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ト--‐' / ´ {{__
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ヽ___,. ‐≦=/ / ∨ \
_∧三三ヲ , 〃 ∨ |
それらの衝動以上の強烈な眠気に襲われるスネ夫。
よく考えればこのところ漫画漬けの生活で、まともに寝ていなかったのだ。
ジャイ子「ゴルァ!寝るんじゃないよッ!」
ジャイ子はスネ夫のキンタマを鞭でひっぱたいた。
反射的にスネ夫はジャイ子の頬を殴った、本気で。
スネ夫「図に乗ってんじゃねぇ、このアマが!てめーを永遠に眠らせてやろうか、アァ??」
スネ夫「図に乗ってんじゃねぇ、このアマが!てめーを永遠に眠らせてやろうか、アァ!?」
スネ夫「俺の体に乗ってんじゃねぇ、このブタが!てめーを永遠に眠らせてやろうか、アッ!イク」
ジャイアンはジャイ子の急激な変化に困惑していた。
でも、口出しなどできない。剛田家に最も多くのお金をもたらしているのはジャイ子なのだから。
現在のジャイ子の一日あたりの収入は、ジャイアンが成人したのちに稼ぐであろう年収を超えることは間違いない。
この家で最も発言権のある者が誰なのかは明らかである。そもそもガキ大将あがりの兄は意見などできないのである。
「もうあいつを殺るしかねぇそうしないと俺は‥俺は‥」
「いつかあいつに惚れちまうかもしれない…」
ジャイアンは通販で買った刃渡り30aの万能人切り包丁
を手にジャイ子の部屋に向かった。
一歩、また一歩とジャイ子の部屋に近づくにつれ緊張は高まる、心臓の鼓動がうるさいくらいに。
服は油汗で濡れ、包丁を握る手は力を込め過ぎて変色している。
タケシ!何してんだい!?
ジャイアン「はッ!かあちゃんッ!」
ジャイアンは包丁をお腹に抱き込むようにして隠す。
ジャイアン「な、なんでもないよ。」
かあちゃん「タケシ!殺りにきたんならこいつで確実に仕留めな!」
かあちゃんは刃渡り50センチのマグロ解体用の包丁をくれた。
ジャイアンは震えだした。自分が何をしようとしていたかに気づいた様子だ。
母親はマグロ解体用包丁を息子に押し付けると、買い物に出かけた。
と、同時に部屋からジャイ子が出てきた。
ジャイ子「に、にいちゃん!?」
ジャイ子はペンを装備してジャイアンに対抗した。
ペンは剣よりも強しが証明できるか!?
そのペン先にはムクの目玉が刺さったままなので攻撃力は期待できない。
ジャイアン「はぁはァおりりりれうえじゃが俺が兄貴だぁ〜っ!
俺になぜ媚びない!?俺をなぜ慕わない!?アーァ!いっそ死ね!」
マグロ解体包丁が振り下ろされ、それを受け止めたペンが砕け散った。
そのときスネ夫はジャイ子をかばい自らが
傷を負った、見事な忠犬ぶりだ。
ジャイ子「きゃーー!お母さん!兄ちゃんがぁ!兄ちゃんが!私を殺そうとして・・・!」
ジャイママ「なんですって!こらァたけしィ〜ッ!!妹にスネ夫くんになんてことを!アンタなんて勘当よ。」
やけにタイミングよく現れた母親の姿にジャイアンは割り切れぬものを感じていた。
ジャイアン「(もしかして買い物に行ったふりして家の外で隠れていたんじゃないだろうな・・・・
もしかして俺は、はめられたのか?)」
ジャイアンの一撃から庇ったとき、スネ夫は高濃度のニコチンを塗った画鋲をジャイ子の血管が浮いている部分に刺していた。
ジャイアン「(一矢報いてやったぜ・・・)」
ジャイアンは静かに自分の荷物をまとめると家を出た。外は寒かったが、
彼の気分は晴れ晴れとしていた。
家の中では、泡を吹きながら倒れるジャイ子の姿があった。
スネ夫の会心の一撃でジャイ子は即死した。
スネ夫もまた往年の敵に一矢報いたのだ。たとえそれが犯罪であったとしても
骨川スネ夫に悔いは無い。それでは、これからどうしよう?
スネ夫は考えた。
とりあえず、ジャイ子の部屋に火をつけジャイ子の作品の数々を
この世から抹消した。
スネ夫「証拠隠滅…と。」
「そうだこの機会にジャイアンを俺のパシリにしよう」
スネ夫は思った。(そうだよな、ジャイ子を殺したのは俺じゃないか。
ジャイアンなんてジャイ子のペンを壊しただけじゃないか。
単なる殺人未遂のジャイアンと殺人をやってのけた俺・・・どちらが上につくべきかは明らかだぜ。)
数日後、剛田家では過労による心臓麻痺で死んだクリスティーネ剛田の葬儀が行われていた。
ジャイ母「(これであたしはジャイ子のゴーストライターで無くなる・・・武、スネ夫君、君達のお陰だよ)。」
葬儀を見届け、久々に自宅に戻ったスネ夫。
なんとスネパパ危篤の知らせが…。
犯人の行方は未だつかめていない
参列者a「ヒソヒソ(ここのお嬢さんの血から大量のニコチンが出たんですって。それが死因らしいわ。)」
参列者b「ヒソヒソ(あの年でヘビースモーカーだったの?心臓が弱っても仕方ないわね。)」
参列者c「ヒソヒソ(自殺という説もあるそうよ。おかしな針の跡があったとかで!いろいろあるのねぇ人気漫画家は。)」
スネママ「スネちゃま!大事な話があるざます!」
剛田家での葬儀から帰ってきた母は開口一番そう言った。
スネ夫「なんだい?ママ。」
スネママ「抱いて…ザマス」
スネ夫「はあぁ!?」
スネママ「パパを殺したのは野比一家(
>>370参照)ザマス。
今こそ私たち親子は一心同体になってやつらに復讐しなければならないザマス!」
スネ夫「いや、でも、なぜ・・・ママを抱かなきゃダメなの?」
スネママ「冗談ザマス。」
スネ夫「野比一家に復讐か‥それも面白い」
こうしてスネ夫は野比家に復讐することを決意した。
しかし、この時スネ夫はジャイ子死亡の真相を知った腐女子から命を狙われていることを知らなかった…
一方その頃、野比家は現状を打破するためにウォーリーの体を集めて願いを叶えてもらうことにした。
ほんやくコンニャク(試作品)でラリってしまったのびパパ、のびママは自分達を捨ててどこかへまた行ってしまった。
のび太はラリったのびパパの身ぐるみを剥ぎドラミちゃんを連れウォーリーのパーツ探しに出かけたクズの血筋を克服するために。
のび太「ウォーリー次は何処だい。」
ウォーリー「マチュピチュに直行シタイところだけどネ・・・旅費が無イでしョ。
トイウ訳デ、バイトしろ。まず金だ、カネ。私ニモ体がアレバネー、一緒にバイト出来タノ二ねー・・
まぁ、ガンバレ。」
のび太「そうだ!ウォーリーの千里眼で占いをしよう!」
のび太「旅費ならあるさ。馬鹿げた心中計画が反故になり、馬鹿げた両親も居なくなり、
旅費は一人ぶんで済むようになった。何か問題あるか?
俺達は今週中にペルーに行く。もうすぐ全てが終わるさ。」
ウォーリー「の、ノッビタサン!『手』がァ!私の手がァ!千里眼で見ェマシタ
あの少年、出来杉が私の手ヲペルー国外に持ち出スっ!近い未来ソウナッテシマウ!」
のび太「なにぃ!本当かよ・・・『占い』をやって正解だったな・・・行こう。ウォーリー」
のび太「落ち着け、ウォーリー。奴も体を集めているのなら、いずれ殺り合うことになろう…今はマチュピチュに向かうぞ」
マチュピチュには『足』がある(
>>461)だけではない。
廃棄処分されタイムマシーンで現代に投棄された(
>>410)ドラえもんの外郭もある。
だが、ドラえもんはのび太の親友である。
ウォーリーはドラえもんの『死』をのび太に告げられぬままでいた。
2択
ウォーリーの『足』とドラの外郭は…
1.近くにある
2.遠くにある
ヒントくれ
両方ともマチュピチュにあるが、足を探しに行ってドラ外郭に気付くほど近いのかどうか、って意味だと思われる。
納得したところで、のび太とドラミは一路マチュピチュへ旅立っていった。
一方スネ夫も羽田に向かっていた。
ついに漫画ネ申編 と ウォーリーをさがせ編 が交差する時がきた。
しかし羽田にはクリスチーネ剛田の敵を討つために数千もの腐女子が集結していた。
腐女子一同「この男『スネ夫』を捕らえよ‥ただ殺してはならぬ‥」
異様な殺気を放つカルト集団にスネ夫はどう対処するというのか?
スネ夫「ざっと5〜6000人ってところか・・・俺一人で充分だな。」
腐女子軍団はスネ夫を主人公にしたやおい
同人誌をスネ夫に向け投げつけてきた。
スネ夫「こいつら、こんなカスみたいなもん毎日書いてるのか?
…死んだほうがいいよオマイラwww」
その発言は無論のこと腐女子軍団を激怒させた。スネ夫はさらに追い討ちをかける。
スネ夫「こんなもの見せて俺にトラウマでも植え付ける気だったのか?
デッサンはグチャグチャ、構成とコマ割りはグダグダ、こんなモノ(ネタとして)笑えるだけだ。
お前等って気色悪いものを並べればホラーになると思い込んでるアホと同じだなwwww」
スネ夫は自らの描いたネ申漫画を
腐女子どもに投げた。
腐女子たちは自身の実力の無さを痛感し、次々とその場に倒れていく。
スネ夫「この続きを読みたいか?」
その声に腐女子軍団は過敏に反応した。彼女らは倒れてもなおその眼を輝かせている。
腐女子軍団「読みたいッ!」恥も外聞も悔しさも忘れて叫ぶ腐女子達。
と、スネ夫はネ申漫画の続きをその群れに投げ込んだ。しかし「続き」はただ一冊だけだった。
まもなく、起き上がった腐女子達によるネ申漫画の奪い合いが始まった。
しかしみんながみんなスネ夫の漫画にハマったわけではなかった。
まだ「クリスチーネの漫画以外は漫画じゃない」という熱狂的なジャイコ信者が何十人か残っていた。
スネ夫「さて、問題はあの連中だな…」
スネ夫「さぁて‥クールにいこうか」
スネ夫は自信満々だった。
スネ夫「COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!
COOL!COOL!COOL!COOL!!!
スネ夫は腐女子が投げつけたやおい同人誌を超高速でジャイ子信者
に投げ返した。
____________ノ|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;<ノ|
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|;;;;;;;;;;;/三────;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>
|;;;;;;;;;;;|∠二二ゝ ヽ二二|
|;;;;;;;;;;;|三く( () ( ()ノ|ヽ
|/⌒ヽ|三 \ ソ
|б三三 _ ̄ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ三/三  ̄ ‐ ̄ /< さぁて‥クールにいこうか
/ヽ\ / \____________
ゞ:: \_____/
ジャイ子信者たちの頭蓋に同人誌が突き刺さり、赤い噴水が辺りに
立ち込めた。
スネ夫「さて、ゴミ共一掃と。」
スネ夫は警備員や警察が来る前にその場を離れ、羽田空港の入り口をくぐった。
警察は状況や凶器から腐女子たちの内輪もめと判断した。
スネ夫と腐女子たちが争いを繰り広げている頃、のび太とドラミ、ウォーリーは
マチュピチュへ到着。
のび太達がマチュピチュに到着した頃、スネ夫は腐女子軍団との争いで時間を取られペルー行きの飛行機を逃した。
「くっ、ジャイ子め死んでからも俺が漫画ネ申になるのを妨げるのか。」
スネ夫「フッ・・・だがこんなことでへこたれる俺でも無い。」
だがいかなる時も余裕綽々、それが骨川スネ夫である・・・。
スネ夫が内心かなり焦っている頃、ジャイアンは自宅で新作シチューを作っていた。
その頃のび太達はマチュピチュでウォーリーの『足』を発見した。
しかし現地の警察から世界遺産の遺物を持ち去ろうとしている、と疑いを持たれ
執拗な追跡を受けていた。
そして同時刻、ウォーリーの『手』を持つ出来杉はイースター島にてウォーリーの『チ○ポ』を入手していた。
出来杉「すごいな・・・うん、すごいな・・・コレ・・・」
少し扱いに困っている様子である。
これで残るパーツは胴体のみとなった。
出来杉は一足先にウォーリーの『胴体』が預けられた場所エアーズロックに向かい、そこでのび太を待つことにする。
オーストラリア行きの飛行機の中で、出来杉はウォーリーの『チ○ポ』から目を離せない自分に気づいた。
出来杉「これではいけない!これじゃ返り討ちにされてしまう・・・今の僕には隙があり過ぎる!
エアーズロックにはウォーリーの親友にしてアボリジニ最強の戦士である男が待ち構えているというのに・・・
しかも僕はそいつから『胴体』を勝ち取らなければならないのに・・・僕ってやつは!」
出来杉は気合を入れるため自らのチンポを切り落とし
ウォーリーのチンポを自分の股間に移植した。
出来杉「わぁ何と言う事だ!力が、チカラが湧いてくるぅぅ!全身がドックンドックンいってるよ!
脈打ってるよぉぅ!あああああああああもうぼくに出来ないことなんて無い無い無い無い無い無い
無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い!」
こうして出来杉が劇的な変貌を遂げているちょうどその時、
のび太、ウォーリー、ドラミの三人は
何者かに殺されていた。
死体は既に腐乱していた。
スネ吉を発見していた。
返事がない。ただの屍のようだ
だるまさんがころんだ
転んだだるまさんの下敷きになりスネ夫も出来杉も
死んだ。
第一部 完
>>602に時間を戻して第二部スタート
↓以下、何事もなかったように続く
出来杉は気合を入れるため自らのチンポを切り落とし
ウォーリーのチンポを自分の股間に移植した。
出来杉「わぁ何と言う事だ!力が、チカラが湧いて・・・くるわけねーだろ!!」
出来杉はさっさとエアーズロックに向かった。
もちろん時折、トイレで小便するのだが、やはり他人のチンポでの放尿は
なんとなく違和感があり、快適なものではない。困ったものだ。
出来杉「ウォーリーの体のパーツを全部集めたら僕のチンポを元に戻してもらおう…。」
エアーズロックにはスネ夫が居た。
スネ夫「ここがエアーズロックか。この乾いた大地は俺の第二の故郷に相応しい。」
スネ夫「ウォーリーの力はのび太でも出来杉でもない。
この唯一漫画ネ申スネ夫様にこそ相応しい‥。今は奴らを泳がせておこう。
だが最後に笑うのは俺さ。」
そう高笑いをするスネ夫を観光客に紛れて出来杉は見ていた。
出来杉(所詮はジャイアンの腰巾着か)
その頃のび太たちは警察の執拗な追跡により、まだマチュピチュにいた。
ところがそこに意外な人物が現れる!
??「ヘラクレス猛臭拳!!」
警察は一瞬にして全滅した。
のび太「き、君は‥スネ吉くん!?」
スネ吉「ふぅ・・・年上にそういうタメ口をきくのは関心しないね。」
スネ吉は爆散した警官どもの血と肉片を拭いながら言った。
ヘラクレス猛臭拳・・それは拳の毛穴からクセのある臭いを持つ粘液を超高速で打ち出す
『体液の散弾銃』であった。まともに喰らえば実物の散弾銃で撃たれたのと同じ目に遭うことは
いま、実証されたばかりだ。
スネ吉「話は全て聞かせてもらったよ。言いにくいが今の君では、出来杉はおろか、スネ夫にさえ勝てないだろう。」
のび太「・・・・・・」
スネ吉「そこでだ、君さえ良ければ僕が稽古をつけてあげよう」
のび太「是非お願いします!」
一行はのび太の修行のためギアナ高地に向かった。
というのはまた別のお話
スネ夫はクリスマスパーティを開くことにした
スネ基地の特訓は激しかった。
のび太「ハァハァハァ」
特訓編 完
次回からはスネ夫の学園ラブコメ物が始まります
次回とはもちろん次スレのことである。
それはともかく、のび太の特訓はまだまだ続いていた。
スネ吉「線が滲んでいる。枠もまともに引けないのかのび太ッッ、こんな事じゃそのらの腐女子にも勝てないぞ。」
のび太「す、すいません。」
スネ吉の特訓は過酷を極めた。
のび太「スネ吉さーん無理だよ〜っ!ぼく拳から変な液出ないよ!!
つーか鍛えて出るものじゃないだろ〜っ!」
スネ吉「おいコラー!しれっとタメ口で反抗するんじゃないっ!
君は俺が見込んだ男だよ!だから鍛えれば君にだって『ヘラクレス猛臭拳』を出せるんだ!
さぁてと今日から特訓二倍!根性叩きなおすぞ〜!!!」
のび太「カンベンしてよぉ〜っ!!??」
スネ夫「とりあえず飲みにでも行くか」
そうつぶやくとスネ夫は歌舞伎町に向かった。
歌舞伎町では大量のゾンビが暴れまわっていた
スネ夫は構わずパブに入った。
スネ夫「ふぅ、やっぱり入浴剤と言ったらこれだな」
という夢をスネ夫はオーストラリアのエアーズロック近くのホテルのベッドの上で見ていた。
スネ夫「日本に帰ったらまず温泉に行きたいなぁ。」
スネ夫「そのためにはまず、目的を果たさないとな。
幸い、のび太と出来杉は俺の存在には気づいていない。」
それから数日後スネ夫は目的を果たした。
スネ夫「よし、これでもうマチュピチュ厨やウォーリー厨の
相手にしなくて済むぞ。」
マチュピチュ&ウォーリー厨編 完
スネ夫「そろそろ年賀状でも書くか。」
スネ夫はしばらく会ってない山ベス、ジグマに
年賀状を書いた。
そのころ山田エリザベスもコタツでくつろぎつつ年賀状を書いていた。
山田エリザベス「そういえば、ちょっと前にdat落ちしたあのスレって後半から荒れてきたよな。
ま、俺が好きなスレでもなかったし別にいいけどね。」
スネ夫と山ベスはTVを見て驚愕の事実に気づいた
―クリスマス・イブ―
スネ夫・山ベス「そういえば俺…今日クリスマス・イブなのに何も予定が入ってない!」
スネ夫は出来杉に電話した。あの時、ウォーリーに頼んで出来杉には巨大なる男根を与えてやったのだ。
スネ夫「女を何人か、こっちにまわせ。あの時の恩があるだろうが?」
出来杉はスネ夫に逆らうことができなかった。
なぜならスネ夫の願いによりウォーリー(完全体)から新たに与えられたチンポには、
出来杉がスネ夫に逆らうと凄まじい激痛が走るように仕掛けがされていたからだ。
出来杉「わかりました。スネ夫様・・・・・。」
スネ夫「そろそろかな‥ムッ来たみたいだな。
ん?あ、あのシルエットはまさか!?」
スネ夫は思わずキレて出来杉に電話した「サンタが女を連れて来ないのならお前が連れて来いよ!」
出来杉はうんざりした。出来杉はサンタクロースのことを本気で呪った。
/  ̄ ̄ ̄ \ 「
>>1よ ちょっと2ちゃんで殺人予告投稿してきてくれ」
/ / vv 「お前の自宅でな」
| | |
| (|| ヽ _______
,ヽヘ / | >_____ |
/\\ /  ̄ |⌒ v⌒ヽ |__|
/ \\ __ / | .| . ノ )
/ `\| < ` o `- ´ ノ
| ヽ > /
| | l | /▽▽\
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<  ̄ ̄ ̄ ̄|
> _________ |
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| /⌒ヽ /⌒ヽ | |
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| ヽ.__ノ ヽ._ ノ レ⌒ヽ
ノ o 6 |
/__ \ _ノ
> ノ
<、___ イ
|───┤
/ |/ \ / \
スネ夫「ハッ、夢か‥。
なんだか分からんが不快な気分だ。まったくこの宿で寝ると悪夢ばかり‥。
気晴らしに漫画でも書こう。
このエアーズロックの地で、新たな息吹を宿すネ申作品をっ!!!」
「グギガゴーーー!!そうはさせん!!」
エアーズロックに住む悪魔超人エアーズロックマンが
スネ夫に襲い掛かった。
スネ夫「よし、きみを主人公に漫画を描こう!」
スネ夫は新作「エアーズロックマン」の執筆を開始した。
新作執筆のため、エアーズロックマンは後ろ手の上、目隠しをされ、
椅子に縛り付けられた‥。俗に言う拉致監禁である。
エアーズロックマンのいちもつはギンギンに大きくなっていた。
スネ夫は自分で監禁しておきながらエアーズロックマンに対して恐怖を抱き始めていた・・・。
(まさか、あいつは俺に欲情してるんじゃないだろうな・・・)
エアーズロックマンは監禁というシュチュエーションに酔っている事にスネ夫は気付かない。
エアーズロックマン「ハァハァ・・・(もしここでスネ夫がこの私がウォーリーの胴体を持っているって気付いたら)・・・ゥッ。」
エアーズロックマン
86000超人パワー
特殊アイテム ウォーリーの胴体
そんな二人のもとにウォーリーの
チンポを装着した出来杉とウォーリーのケツを
装着した先生が近づいてた。
のび太もドラミの出したタイムテレビで事の様子を伺っていた。
いよいよ、ウォーリーのパーツ全てが揃う時が!!!
ドカ
スネ吉「何をサボっているのび太っ。」
スネ吉の修行をサボってタイムテレビを見ていたのび太の後頭部にスネ吉の投げたウォーリーの頭蓋骨が当たった。
ドラミ「(ウォーリーの残りのパーツを持つのび太さんがここにいる限り揃うことはないのに・・・)。」
ドラミはそんな二人に心の中でツッコミを入れタイムテレビでスネ夫達の監視を再開した。
ギアナ高地で、のび太の修行はまだ続く。
先生「ぐふふウォーリーの胴体はワシがもらう!」
出来杉「残念だけど、そいつは僕のものだ。
ウォーリーのケツもね!」
ずぶっ!ウォーリーのケツの穴にウォーリーの
チンポが挿入された。
先生「おおおお!!いくうううううう!!」
先生は失神した。
出来杉はウォーリーのケツを手に入れ
チンポとケツ、2つのパーツを使える
ようになった。
∧_∧
(´・ω・)
/ \
__| | | |_
||\ \
||\\ \
|| \\ \
. \\ \
. \\ \
. \\ \ が ら 〜 ん
. \\ \
. \\ \
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
↑は、放置されたエアーズロックマンの図。
放置されてエアーズロックマンはキレた。
「うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!
こいつの使い道はまだあるぜ――っ!!てめぇ… なめとんのか?
拳に道具はいらねぇ!魂のはいった拳なら―― どんなもんでも打ちぬくぜーっ!!!!
う… ぎゃああーっ!! ごが ごががあっ!!ぜったいだれにも負けねぇから!!
空中殺法か!自分の手をよごさぬ闘いをしかけたてめぇこそ闘士じゃねぇだろ
男なら拳ひとつで勝負せんかい!なにが気功だ てめえの気功術はでたらめだよ サニーパンチ!!
わたしは許しませんよーっ!こんな刃じゃあ ハエも殺せねえぞ――っ!!
て…てめえは狼じゃねぇ…な… オ…狼なら… ただ殺すだけの狩りはし…ねえ…
いったいてめぇはなにモンだ―――っ!?ばかぬかせーっ!?時を止めた者が前に歩を進める者に勝てるわけがない!!
素手でうけたら骨がくだけるからね うっぎゃああっ!やかましい!
すげえ気をもってやがる うげら!!んならこいつ見切ってみろやーっ!!!!
なめんじゃねえ… おれはまだ狼のままだ うろたえるんじゃねえ――っ!!!
ザコどもはきみとコロ助にまかせる 大人の教えだーっ!!
いったいなんのリストだよてめ―――っ!!あんな殺気をはなつわきゃね―――っ!!おもいあがるんじゃね―――っ!!
う… ぎゃああーっ!!悪いな おれは医者じゃねぇ そいつはできねぇ相談ってもんだ
うぎゃっ うぎゃっ うぎゃーっ!!おれはいったいだれだ!?」
という夢を射精しながらスネ夫は見ていた。
スネ夫「ああ、素晴らしいプレイだった。」
スネ夫は家に帰った。
家に帰るとスネパパ、スネママが何者かに殺されていた。
しかし、それも夢だった。
スネ夫「まったく悪夢の連続だ‥」
実のところ、スネパパはすでにアルジェリアで野比父子の手に…
しかし、スネ夫はスネパパなどどうでもよかったのだ。
スネ夫「財産俺のもんだしなー。プゲラwww」
でもちょっぴりこう思うこともある。
「いまの俺って、世間から見ればさぞかしすさんでいるんだろうなぁ。
父親の死を喜んでしまった以上、元の無垢な子供には戻れない。
いや、これが『大人になる』ってことなのかもしれんな・・・。」
とりあえず
>>662の続きから再スタート。
出来杉「次はエアーズロックマンを殺す。」
その頃、日本では
ジャイアン「スネ夫のお陰でジャイ子も始末でき、ついでに母ちゃんとも和解できた。
スネ夫、父ちゃん死んじまって落ち込んでいるだろうからこの新作ジャイアンシチュー
で慰めてやるか。」
剛田商店から七色の湯気が立ち上っていた。
‥が、それはこのスレでは語られることのないお話である。
スネ夫が日課である優雅なカフェタイムを嗜むころ、出来杉は
遂にスネ夫の宿泊する部屋の前まで来ていた。
どうすれば怪しまれずに、ドアを開けることが出来るのか?
出来杉は持参の紙袋から市販では存在しない電子端末を取り出した。
現代のホテルではカードキーによるロックが浸透している。
出来杉はその端末をカードキーの差込口に挿入した。
まもなくピーッ、という音とともにロックは解除されドアが開いた。
出来杉「僕はコンピューターや電子機器の扱いも得意にしているのでね・・・この程度のオモチャで
僕の侵入を防げると思ってるあたり、無能のボンボンはガードが甘いとみえる・・・。」
ガチャ
出来杉「おかしいな、誰もいない・・・?」
次の瞬間、出来杉の背中に拳銃が突きつけられた。
スネ夫「ガードが甘いのはお前だぜ・・・出来杉。」
スネ夫「悪いが、氏んでもらう。」
冷静に…確実にスネ夫は愛銃ワルサーのトリガーを引いた。
が…次の瞬間!!!
出来杉の尻から虹色の屁が!
その屁はきらめきながら部屋の中に拡散した。
床は銃弾を喰らった出来杉の血でどんどん赤に染まっていく。
スネ夫「なんて綺麗な光景だろう・・・俺にすばらしいインスピレーションを与えてくれるようだ。
今ならすがすがしい気持ちでネ申漫画を描ける気がするよ。出来杉よ、ありがとう。」
ズズズズ・・・
床に広がった出来杉の血はウォーリーのチンポへと吸い込まれていく。
スネ夫「さてと、ついでにウォーリーの『チンポ』も頂いとくぜ。」
彼は出来杉の股間から伸びる『チンポ』に触れた。
スネ夫「うげっ…アソコだけ血を吸って脈打ってやがる・・・。」
それでもスネ夫は部屋にあったハサミを使い、『チンポ』を根元から切り取った。
スネ夫「じゃあな。お前にもう用はない。お前なんて、どんなクラスにも一人はいる程度の
ありふれた『勉強ができる子』に過ぎない。そんなお前が俺をどうこうしようなんて甘いんだよ。
なんつったって俺は『日本のシェークスピア』であり『平成のホメロス』なんだからな。」
そう言い終わった瞬間スネ夫の視界は闇に沈んだ。
ウォーリー「あなたのチンポはまだ剥けていない それにまだ未練たらしくそこに付いてマース 私の主になる器じゃあリマセーン。」
意識が闇に落ちる寸前、スネ夫はそんな言葉が聞こえたような気がした。
一方ギアナ高原では、スネ吉とのび太の特訓が最終段階を向かえていた。
のび太「うわWうひゃ!!出るww出る出る!僕の拳から液が!破壊の体液が出る!
人間って鍛えると何でもできるようになるもンですねェ〜!」
スネ吉「ではあの木の枝を全て落としなさい。ただし『木』自体は倒さないように。」
のび太はヘラクレス猛臭拳を拳から発射した。
BANG!
枝は全て吹っ飛ばされた。枝以外の部分には傷一つついてない。
その様子はまるで中華包丁で断ち切られた豚骨のようであった。
スネ吉「・・・(あれほど精密な射撃をいきなり成功させるとは…)」
1-687という夢を見た。
ト、 , ,イr1
. |ヽ | \ヽ // ||│ト、
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えー-ミヽ V| /!
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スネ夫があくびをしているその頃、
スネ吉「(もしかして彼はとてつもない才能の持ち主なんじゃ・・・彼ならスネ夫を倒せるかもしれない!)」
スネ吉「いいかい、のび太くん。スネ夫の弱点はただ一つ、それはあの『ギザギザな前髪』だ。そこを狙ってヘラクレス猛臭拳を放つんだ!ヤツを倒すにはそれしか方法はない。」
完
全にのび太はキレた。
のび太「いちいちうるせーぞカス!」
のび太はサニーパンチをスネ吉にくらわせた。
つまんねーなあ・・・と思ったら全て夢だった。
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スネ夫「飯でも食うか」
朝食はコロッケだ。
スネ夫「朝からヘビーだな・・・」
スネ夫はめちゃ食いした。
スネ夫「酒飲んだ日の翌朝は腹が減るよな。」
朝食を終えたスネ夫は、夢のお告げに従い漫画を描くことにした。
スネ夫「ウォーリーやらマチュピチュやらはつまらないから省いていいな。」
しかしスネ夫は漫画家として致命的な事に気がついた。
それは絵が下手だということだった。
2択
・クリスチーネ剛田に弟子入りする
・専門学校に行く
・お笑いマンガ道場に行く
スネ夫は迷わず代々木にあるアニメーション学院への
進学を決意した。
それから2年後、スネ夫は漫画家デビューは出来ず
骨川家の力を使い「週刊少年スネ夫」を創刊し
そこで漫画を描くことにした。
スネ夫「出版業界を荒らしてやる!なぜなら奴らの出版物に面白いものは何一つとして存在しないからだ!
おれが『本』を革新するんだ。なぜなら俺はグーテンベルクの生まれ変わりだからな!」
スネ夫にはいまひとつの夢があった。それは・・・
殺人鬼吉良吉影を超える事
そして表では金髪のネーちゃんをはべらすことだ。
表と裏、その両方の世界で星(スター)になるというまことに壮大な夢である。
ビシィィッ!!
スネ夫はカッコ良くポーズを決めた!
スネ夫「俺の未来は、漫画王!出版王!そして殺人王!」
シ曼画ネ申骨川スネ夫による、日本の出版界への復讐が本格的に始まってしまった・・・
そうと決まったら、まずは会議である。
「週刊少年スネ夫」を発行する為に創立された会社「骨川書房」の会議室では
骨川家の面々や社員たちによる白熱した議論が繰り広げられていた。
だがそこにはスネ夫の父の姿は無い。野比一家により遠くアルジェリアの地で殺されてしまったからだ。
かわりにスネママが連れてきた新しい『パパ』がいた。スネ夫の新しい父親は若く、全身をブランド物で固めていた。
彼の本職はベンチャー企業の経営者、いわゆる青年実業家というやつだ。
その頃、アルジェリア・タッシリ高原では「異星人壁画」が妖しい光を放っていた…。
新パパ「スネ夫君、作品の大ヒットにはどうしても
業界人のコネが必要不可欠だ、そこで自分の知り合いの
漫画家先生を紹介しておきたいんだが」
386 名前: オオクワ専門 ◆4Xpr5jXA2A [age] 投稿日: 2005/12/19(月) 12:40:06 ID:???
スレッドの内容が変わったんだよ、もんくあるのか
早く移動してくれ
389 名前: オオクワ専門 ◆4Xpr5jXA2A [age] 投稿日: 2005/12/19(月) 15:03:24 ID:???
>>388 重複ではないのだ、次
「やあスネ夫くん、きみにぼくのテクを伝授するよ。」
「くそみそテクニック」の作者、山川純一があらわれた。
その頃、出来杉はBlackRat3を発表し漫画界の彗星と騒がれていた。
スネ夫はかつて金に困って「BlackRat」の著作権を前の会社に売ってしまったのだった。
スネ夫「新しい代表作を描かなければ・・・・そのためには俺も変わらなきゃな・・・」
骨川スネ夫は、自分の天才としてのプライドをかなぐり捨てて、先輩作家山川純一に教えを請うた。
山川純一はストイックな男で漫画執筆の際には修道僧のごとき静謐さと熱気で臨んだ。
それはスネ夫への指導の時も変わらない。静かなるスパルタ教育は確実にスネ夫を追い込んでいった。
パキッ
スネ夫はペンを折ってしまった。
スネ夫「おれは・・・・・・俺はもう、」
山川純一「これくらいでダレてしまうなら初めから漫画家なんてやらないほうがいい。
自分の家の会社からとはいえ、週間雑誌の連載ならなおさらだ。
この世界、才能だけでは成功の為の十分条件にはならないんだ。才能が無い場合はと言えば、
どんな血反吐を吐くような努力も徒労に終わる。本当に、ここは地獄だよ・・・・。」
そう言うと山川純一は骨川家を出て行った。
山川純一「君がぼくの指導を受けるにふさわしい描き手になるまで、
ぼくは二度とこの家に訪れる気はない。」
そのころ出来杉は本当に彗星のように消えていた。
しばらくして人々が出来杉のことを忘れ去った時、
スネ夫は高らかに嘲笑った「しょせん出来杉だ!出来杉に過ぎなかった!一発屋とはこのことだな!」
出来杉はジャイ子にアシスタント兼性欲処理係として
雇われていた。
骨川家はカネとコネにものをいわせ、「週刊少年スネ夫」に
能力ある様々な執筆陣を迎えていた。売り上げもそこそこ上げていて、少なくとも赤字にはなっていなかった。
新スネパパ「我々の社の業績は順調なようだね。」
スネ夫「…俺ももし敗れればああなる…漫画界の宿命か」
スネ夫「はっ、ジャイ子は俺が殺したはず。」
出来杉「良い夢見ましたかスネ夫サーン。」
目覚めたスネ夫の目の前にはウォーリーのチンポに血を全て吸われ真っ白な顔色で
チンポ丸出しの出来杉が立っていた。
エアーズロック近くのホテルの一室、隣の部屋からエアーズロックマンの荒い呼吸
が聞こえる。スネ夫が意識を失っていた時間は2分程度、カップ麺もできないほど
の短い間にアレだけの夢を見せられたのだ。
見よ!出来杉のチンポが二つあるではないか!
スネ夫「う――む・・・どっちが本家本元なのやら?」
ウォーリーに意識を乗っ取られた出来杉は
腰を妖しくくねらせ始めた。ヴン・・ブゥン・・・
二つの男根が空気を薙ぐ音が部屋にこだまする。
出来杉(ウォーリー)「ドッチガ出来杉クン本人のチンポーコ?」
ヴン・・ブゥン・・・スネ夫は耳をすました。
出来杉(ウォーリー)「ウフフフフ・・・?当てテテミナー!!」
ヴン・・ブゥン・・・声がしているのは、右からか?左からか?スネ夫は集中した。
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スネ夫は夢から覚めた。
スネ夫「ウォーリー厨…、ジグマ以上にしつこい連中だ。あと漫画家ネタに
こだわる連中も山ベス級の糞だ。」
ウォーリー編&漫画家編
永久に お・わ・り
あまりの卑猥な行為にスネ夫を顔を背けた。
その直後!!一瞬だった。
スネ夫が顔を背けた一瞬の隙をつき、
のび太がウォーリーのパーツを全て浚いとった。
そして、喜びの雄叫びをあげすぐさまホテルの外へと飛び出した!
のび太はトラックにはねられて死んだ。
ウォーリーのパーツもただの肉塊と化した。
スネ夫は我に帰った。
スネ夫「もうウォーリーネタは終わりだ。つまらないから。」
ウォーリー編 完
出来杉「つまらないのならこのスレを無視すればいいと思うんだが・・・
まぁいいや。誰か新ネタ投下たのむ。」
734 :
マロン名無しさん:2005/12/29(木) 02:27:42 ID:pyy1vOId
スネ吉「これからの新展開に期待してるよ。」
スネ夫「スネ吉は焦りすぎだ‥パーツも揃い、もう間もなくウォーリーの
話も終りだというのに我慢できないのだろうか?そうすれば、自ずと
新しい流れになるというのに。」
スネ夫が我に帰ると、そこは自室だった。
と、スネママの呼ぶ声が聞こえる。
スネ夫が自室に引き籠もって早6カ月…
スネママ「スネちゃま、いい加減に引き籠もりなんてやめるザマス」
スネ夫は古き良き展開を取り戻すべく通販で買った薬を
200錠ほど一気飲みした。
覚醒したスネ夫。
スネ夫「もう一人で何行も書くんじゃねーぞ自己満野郎」
と意味不明な言動を発しつつ街を歩くスネ夫完全にトリップしている。
スネ夫「誰かがぁ!誰かが!僕を操ってるんだぁ!!」
スネ夫「だ
け
ど
俺
は
満
足
だ
!」
スネ夫「
>>2を…
>>2の参を読め…!」
スネ夫はまだトリップ中のようだ。
スネ夫「弐も…
>>2の弐も読め…!」
スネ夫はまだまだトリップ中のようだ。
突然スネ夫の前に500台のドラえもんが現れてダンスを踊りつつ
「ただいま大特価販売中!今なら同じものがもう一つ!もう一つ!」
と叫んだ。
スネ夫は500台のドラえもんを全員レイプした。
しかし、その代償としてスネ夫のちんこは
力尽き、勃たなくなった。
スネ夫「僕のチンポを返せ!返してくれよぉ!」
しずか「やあね、何あれ?」
友人「きっとなんかヤバイ薬使ってんじゃない〜」
しずか「キモ〜い」
気づくとスネ夫の自室だった。
引きこもり歴も早1年、妄想やトリップも板についてきた。
スネ夫「くっ…いたたたたた…んっなんだ?これは」
スネ夫の布団にはケンタッキーのカーネルおじさんの人形が一緒に寝ていた。
と思ったら
どっかのおっさんの死体だった
スネ夫は見知らぬおっさんを丁重に弔おうと思った。思えば今まで心がすさみ過ぎていた…。
スネ夫は1年前のことを考えていた。
スネ夫「思えば1年前・・・あれがきっかけで俺はそれ以来引きこもることになったんだ。」
スネ夫は一年前、自分で漫画を描いた。そしてそれを自分のホームページで発表した。
だが評判は散々なものだった。付属の掲示板は荒らされ、連日「氏ね」というメールが届く。
ショックを受けたスネ夫は外出するのが怖くなった。外には自分を嘲笑う者どもがうろついている、
そんな気がしてならなかった。しばらくすると酷い罵詈雑言の幻聴が聞こえ始めた。
その頃、世間では年齢に関係なく次々と場当たり的に殺していく連続殺人犯(スネ夫)
の話題で持ちきりだった。
スネ夫自身には人を殺した記憶が無い。なぜなら彼は二重人格だったからだ。
実際に殺人を犯すのは彼の体に宿るもう一つの人格なのだ。
…という設定を思いついたが、途中で馬鹿馬鹿しくなってやめた。
スネ夫「奴らを殺してるのは俺自身だ!他人でも、ましてや他の人格なんかじゃ無ぇ!」
とりあえず、おっさんを弔うことにした。
広い庭の中心におっさんの死体を置き、その上に枯れ木やダンボールを積み上げた。
そして着火。火はみるみるうちに高く燃え上がった。
スネ夫「ごめん!やっぱりできない・・・できないよ!!」
スネ夫は火に水をぶっかけおっさんに抱きついた。
スネ夫「人間一人焼くには、この程度の火力じゃ足りないッッ反射炉でも使わないと。」
こういう時に頼りになるのがスネ吉である。この優秀な従兄弟は工作の名人なのだ。
スネ夫はスネ吉に電話した。
間違って110番にかけてしまった
110番「はいっどうしましたか?」
スネ夫「お仕事がんばってください!」
そして速攻で電話を切った。「うむむ!どうしたことだ?俺は何か罪悪感を感じていたのか!?」
スネ夫「ニヤリ」
ニヤリと笑った瞬間にスネ夫の善の心が完全消滅した。
スネ夫はデビルスネ夫に変身した。
もう、誰にも止められやしない!
悪魔と化したスネ夫は手始めにジャックナイフでおっさんの死体を手早く切り刻んだ。
スネ夫「ふふ、なかなか楽しいぞ。でも、やっぱり「的」は大きいほうがいいな。」
「大きいのが欲しいのか?」
ずん!いきなりスネ夫の肛門に大きく硬く熱いモノが
ブチ込まれた。
それはのび太のチンポだった。
スネ夫「いや「動いているほうがいい」だな・・言い間違いなんて俺らしくも無い。」
スネ夫はナイフ片手に気晴らしに市街へと向かった。
尻をキュッ!と締め、のび太を引き摺りながら・・・
スネ夫とのび太は猥褻物陳列罪で逮捕された
スネ夫とのび太は刑務所で家畜として飼われることとなった。
人間として尊厳のない生活にのび太は驚くほど順応していたが
スネ夫は隙をうかがい脱出を考えていた。
のび太「ブヒブヒ」
スネ夫「豚のび太・・こいつみたいにはなりたくないもんだ。」
スネ夫は逃走の方法を考え出そうと頭脳をフル稼働させた。その結果、
宇宙の心理を発見した。
スネ夫「宇宙の気持ちがわかっても脱走の役には立たないだろ!」
スネ夫はキレた。
スネ夫「うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!
こいつの使い道はまだあるぜ――っ!!てめぇ… なめとんのか?
拳に道具はいらねぇ!魂のはいった拳なら―― どんなもんでも打ちぬくぜーっ!!!!
う… ぎゃああーっ!! ごが ごががあっ!!ぜったいだれにも負けねぇから!!
空中殺法か!自分の手をよごさぬ闘いをしかけたてめぇこそ闘士じゃねぇだろ
男なら拳ひとつで勝負せんかい!なにが気功だ てめえの気功術はでたらめだよ サニーパンチ!!
わたしは許しませんよーっ!こんな刃じゃあ ハエも殺せねえぞ――っ!!
て…てめえは狼じゃねぇ…な… オ…狼なら… ただ殺すだけの狩りはし…ねえ…
いったいてめぇはなにモンだ―――っ!?ばかぬかせーっ!?時を止めた者が前に歩を進める者に勝てるわけがない!!
素手でうけたら骨がくだけるからね うっぎゃああっ!やかましい!
すげえ気をもってやがる うげら!!んならこいつ見切ってみろやーっ!!!!
なめんじゃねえ… おれはまだ狼のままだ うろたえるんじゃねえ――っ!!!
ザコどもはきみとコロ助にまかせる 大人の教えだーっ!!
いったいなんのリストだよてめ―――っ!!あんな殺気をはなつわきゃね―――っ!!おもいあがるんじゃね―――っ!!
う… ぎゃああーっ!!悪いな おれは医者じゃねぇ そいつはできねぇ相談ってもんだ
うぎゃっ うぎゃっ うぎゃーっ!!おれはいったいだれだ!?」
完
壁にダメになっちまったな、俺・・・いっそこのまま罪を償っちまおうか・・・
猥褻物陳列罪なら刑期もそんなに長くないだろうし。」スネ夫はしみじみと言った。
スネ夫「つーか、猥褻物陳列罪ってそんなに重い罪か?初犯で実刑判決ってのもおかしいだろ…」
のび太「忘れたのかいスネ夫?僕らは下校中の小学生たちの前でやりまくったんだよ。
いたいけな子供が見たら、あれはトラウマになるんじゃな〜い?つまり僕らは激しすぎたのさ。」
スネ夫「でも何か・・・・なんだか納得できないものを感じる!」
のび太「それに君のやった連続殺人の証拠固めの別件逮捕だし、そう簡単に出してくれないと思うよ。」
スネ夫「バカな!証拠を残すようなヘマはやっちゃいないぞ!?」
のび太「多数の有力容疑者の中の一人ならどうかな。有力容疑者の一人を猥褻物陳列罪で捕まえたら、君ならどうするスネ夫。」
スネ夫「俺ならガンガン余罪追求しまくるな。『もし殺人の罪を自白したら猥褻物陳列罪のほうはなんと
かしてやるから』とか言いつつ、犯人が自白したとたんに『自白したから猥褻物陳列罪の罰を軽減してくれ?
何を寝ぼけたこと言ってんだ(笑)』って言ってやる。スカッとするだろうな〜。」
長文うぜーな
もう少し改行しろや
そう言って思い切りスネ夫を蹴りつける看守。
二人の会話は看守に筒抜けだった。
のび太「看守さん、こいつ脱走を企ててますよ」
看守「何!?家畜の癖に逃げようとは笑わせるな!」
スネ夫は鞭で激しく打たれた。
思わず快感を覚えるスネ夫だった。
そんな過酷な生活を脱しなければならない理由が
スネ夫にはあった。そう大晦日にはドラえもんの特番があるのだ。
スネ夫はふと考えた。「大晦日のドラえもんの特番を見るのと
このまま看守に鞭で打たれ続けるのとどちらが気持ちいいのだろう」と。
スネ夫「新作映画の情報も気になるし、特番だな。」
蕎麦を啜りながら、特番を観るスネ夫であった。
看守とふたりでコタツに入りながら・・・
鞭打ちはひとまず休戦だ。
皆に‥HAPPY NEW YEAR!!!
のび太「2006年は平和な年でありますように・・・」
「スネ夫君と友達の君が言う言葉じゃないよ、のび太君。」
のび太にカップ麺(日清カレーヌードル)の差し入れを持ってきたドラえもん
は言った。
『なんで蕎麦じゃないんだよ』
のび太「わざわざありがとうドラえもん、でもスネ夫と友達なのは子供の頃からの腐れ縁だしね」
「くだらんツッコミいれんな、この糞タヌキ」
のび太は憤った。
ドラえもん「突然だけど、2007年に世界が大災害にみまわれて
2012年に宇宙人ケツァルクアトルが世界を再び統治するんだよ。」
のび太「黙れ、電波だぬき」
ドラえもん「のび太くん…きみは極めて重要なことを見落としている!」
のび太がドラえもんと面接してるころ…
スネ夫「はぁ〜〜〜もうすぐ年明けだってのに務所の中かよ〜〜〜」
スネ夫「あけましておめでとう」
看守「俺も大切な人に直接「あけましておめでとう」って言いたいよぅ。」
看守「それも、これも貴様等の性でぇぇぇぇぇ。」
ドガ、バシ、ヅス
蹴る、鞭で打つ、尻に入れるなどキレた看守はスネ夫を激しく暴行した。
スネ夫はつらかった、だけど心の底では
看守のことを許してしまっている自分に気づいてもいた・・・。
スネ夫「自由と民主主義の時代になんでこんな目に…」
のび太「まぁ餅でも食えよ」
ドラえもん「これでなかよしアハハハハハハハハ!さ、看守さんも餅食べてアハハハハ!!」
スネ夫は突如餅を手に取り看守の口に無理やり押し込み詰まらせて殺害した。
スネ夫「さて、家に帰るか…」
颯爽と、まさに孤高の殺人機械に相応しい足取りだ。
逃走の邪魔をする他の看守や警備員などをコタツで殴り殺しながら進む。
と逃走のためタクシーに乗りこんだスネ夫は言った。
タクシー運転手「あいよ!行けるとこまで行くぜェ―――!!」
ちょっと酒が入っている運転手であった。
のび太「これどうしようか。」
ドラえもん「一応アレ(スネ夫)は知り合いだから、後始末ぐらいはしておくよ。」
のび太以外生きている人間の居なくなった刑務所で、散らかした玩具の後片付け
をするような口調で、のび太とドラえもんは看守、警備員の死骸処理を開始した。
いい友達を持つことは幸せなことだと思う。スネ夫がうらやましい。
その頃、スネ夫は後部座席からタオルを使い、酔っ払い運転手の首を締め上げていた。
スネ夫「悪いな。1564円だって惜しい今日この頃なもんでね。あんたの財布も頂くよ。」
スネ夫「ちっ!シケけてやがんな!まぁ少しは逃走資金の足しになるか」
所持金の余りの少なさにショックを受けていたスネ夫は、運転手の手がかすかに動いているのに気づかなかった…
カチ
運転手は最後に残った力を振り絞りタクシーの自爆スイッチを押した。
爆風に巻き込まれ、スネ夫は人知れずこの世を去った。
〜スネ夫投獄編完〜
次レスから「ドラえもん スネ夫の恐竜」が提供されます。
楽しみに!
運転手「お客さん、さっきからニヤニヤして良いことでもあったのかい。」
スネ夫「えっ(くっ脱獄して気が弛んだか)。」
>>818-822はどうやらスネ夫の見た夢だった。
スネ夫「
>>1-823‥とまぁ、こんな夢を見たンだ。」
ジャイ「今時夢オチかよ!てめぇ、こんな下らん話するために俺様を
呼んだのか!?」
もちろん違う。
スネ夫はジャイアンに、自宅地下100mから発掘されたティラノサウルスの
化石を自慢げに見せびらかした。
ジャイアン「俺たちが住んでる地域は古代海だったのに
ティラノサウルスの化石とはおめでてーな」
スネ夫「ふっふっふ、甘いよジャイアン、ここにはドラ焼き一個で色々やってくれる青ダヌキがいるだろ。」
スネ夫の姉歯工作は、ジャイアンによってあっさり看破された。
鼻からスパゲティを食べさせられるという屈辱的な制裁を受けるスネ夫。
ジャイアン「おらっ!スネ夫ぉ〜〜スパゲティ食えよぉぉ〜〜〜〜」
スネ夫は無理やり髪の毛を握られスパゲティの中に顔を突っ込まれる。
スネ夫「ぐぼガボッぶほふぁっごぼぶぶ‥ry」
スパゲティを完食するまで1時間半を要した。
それでも、やり遂げたスネ夫をここは褒め称えるべきだろう。
ジャイアン「俺が作ったジャイアンスパの味はどうだった。」
だが返事はない。
何故ならスネ夫は虫の息だからだ。
スネ夫「…マっ…ママ…」
ジャイアン「今度はジャイアンシチューだ!」
スネ夫の運命もこれまでかと思われた時、神の助けが訪れた。
そう、遂にスネ夫の魂は肉体から解放されたのだ。
スネ夫「ああ…これでやっと楽になれる…」
しかし着いたのは地獄だった。
閻魔「まだまだ楽はさせんよ」
スネ夫の目の前には丼になみなみと入れられたジャイアンシチューが迫っていた。
ジャイアン「さすがにもう鼻からは辛いだろうから俺が口から食わせてやるよ。」
地獄とはここだった。
閻魔は生死の境をさまようスネ夫が見た幻覚だった。
スネ夫『生き地獄とはこのことか…いっそ本物の地獄のほうがマシかもしれない…』
迫りくるジャイアンの口もうダメぽと思われたときジャイ子が現れた。
ジャイ子「お兄ちゃん!あたしの奴隷に何やってんのさ!」
スネ夫「俺はてめえの奴隷じゃねえッッッ。」
スネ夫はいつも隠し持っているニコチンの毒針をジャイ子とジャイアンに刺した。
悶え苦しむジャイアンとジャイ子をダンボールに詰め、燃えるゴミとして
始末したスネ夫。
スネ夫「こんな事くらいで死ぬ奴らじゃあないが‥しばらく顔を見たくない」
帰り道、ジャイアンスパが効いてきたスネ夫はのび太の家の前で意識を失った。
自分の家の前で倒れているスネ夫を見たのび太は日頃の怨みを晴らそうと、
スネ夫の顔に油性マジックで落書きした。
スネ夫はのび太にマジックで顔を落書きされ意識を取り戻した。
しかし、ジャイアンスパの後遺症で目を開くことは出来るが指一本動かせない。
スネ夫の意識が戻ったことに気付かないのび太は調子に乗ってスネ夫の顔に書き殴っている。
のび太「落書きついでにズボンも下ろして丸見えで放置してやるぜ!」
のび太はスネ夫のズボンをずらすと、なんとそこに象の耳を書き込んだ!
のび太「あはははパオーン!パオーン!」
静香「のび太さん以下ね・・くすっ。」
通り掛かりの静香はスネ夫のナニを見てそう呟いて去っていった。
落書きに夢中なのび太はそれに気付かない。
その後、路上に放置されるスネ夫。
彼の復讐心がメラメラと燃え上がったのは言うまでもない。
スネ夫を放置したのび太は鼻歌を歌いながら風呂に入っていた。気分も湯加減も最高だ。
と、のび太は不穏な気配に気づいてギョッ!となった。
のび太「だ、誰だぁ!?」
しずかちゃんだった。
しずか「いつも覗かれてるからお返しよ」
外では雪が降り始めスネ夫の上にうっすらと積もり始めた。
それでもジャイアンスパの影響でスネ夫は動けない。
そこをいつまでも帰らないスネ夫を心配した、スネツグが発見した。
「兄さん!いったい何があったんだよ!」
しかしスネ夫は口が聞けない様子だ。
スネツグ「この症状はジャイアンスパ・・・さっき剛田のおばさんから貰ったこの
ジャイアンシチューを食べさせれば裏返るはず。」
スネ夫に更なる危機が襲い掛かる。
恐怖がスネ夫からさらに体温を奪い、スネツグがジャイアンを呼びに向かっているちょうどその頃、
しずかちゃんに覗かれたのび太はインモラルな興奮によりどんどん体温が高まっていた。
のび太「はぁハァ…しずかちゃん、もっと近くから僕を覗いてみない?
ほらほら、家には今ママもいないし!入っておいでよ!」
静香「覗かれているかも知れないその絶妙な興奮が分からない人とは入れないわ。
のび太さん・・・今のあなたはただの露出狂よ。」
のび太「(どうすれば・・・どうすればしずかちゃんを・・・)」
のび太としずかちゃんが白熱した駆け引きをしているちょうどその頃、
ジャイアンが新作ビーフシチューをひっさげてスネ夫のもとにかけつけた!
スネツグはスネ夫の口をこじ開けるとそこにジャイアンシチューを注ぎ込み、
続いてジャイアンが新作ビーフシチューをぶち込む。
スネ夫の体内で、ジャイアンスパ・ジャイアンシチュー・ビーフシチューが混ざり合い、驚愕の化学反応を起こす!
スネ夫の意識が遠退く、ジャイアンシチューの魔力がスネ夫に死ぬことを許さない。
スネ夫「き・吉良さん・・・僕・・はあな・たの様な・・」
スネツグ「武さん、シチューもっと。」
ジャイアン「おう、死ぬなスネ夫。」
ジャイアンは鍋に残った年老いた牛の頭(米国産)を砕くとスネ夫の口へ運んだ。
するとスネ夫の全身から異様な勢いで汗が噴き出した。
その汗には脂が多く混じっていたので、油性マジックの落書きは洗い落とされた。
スネ夫「ううううううううううううううう!」
ジャイアン「がんばれがんばれスネォォ!」
スネツグ「なんとなく劇的な回復を望めそうなシチュエーションですね。」
それは甘い考えだった。
大量を脂汗を流すスネ夫の体がみるみるうちに萎んでいく。
スネツグ「おっと水分補給と栄養補給が必須になってきました。武さん、お願いします。」
ジャイアン「おう!」
そしてシチューとビーフシチューの再投入がはじまる。
スネ夫「ぐがぁぁぁあぁあっぁぁああ!!!」
!?
一瞬の出来事だった。
極度の痙攣でスネ夫の身体が跳ね上がり、垣根を飛び越え
山田さん宅の庭に飛び込んだ。
山田さん(自営業:男65歳)は庭で乾布摩擦をしていた。
全裸で。
山田「な、なんだチミは!?」
??「なんだチミは?ってか。そうです、私が変なおじさんです」
庭にある池の中から変なおじさんが現れた。
それは水分補給の済んだスネ夫だった。
自称おじさんでも、いまのスネ夫はピチピチで活きのいいお兄さんであった。
山田「きみはきれいなおじさんだなぁ・・・わたし(65歳)もそんな年のとり方をしたかったものだ。」
スネ夫「今からでも遅くはないのです。」
山田「!」
「このタイム風呂敷を使えば!!」
スネ夫はそう言ってジャイアンシチュー(ビーフ)が入っていた鍋の蓋を掲げた。
スネ夫は見事裏返った・・・だが失ったものはあまりにも大きい。
スネ夫はそのまま鍋の蓋を山田さんの頭にかぶせた。
山田「これでいいのかね!これで、いいのかね!」
スネ夫「ええ…数分後、鍋のふたを外した時、あなたは…ふふ、この先は済んでからのお楽しみです。」
スネ夫は小悪魔の笑みを浮かべた。
数分経って山田さんは鍋蓋を外した。
鍋蓋の触れていた部分が丸く禿げ上がった。禿げ上がった部分に当たった日の光
が七色に反射して美しい輝きを見せる。
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しかし若返っていたのは首から上だけだった。
禿げ頭の色艶は思わずほれぼれとするような美しさであったが、
首から下はあいも変わらず年寄りのしなびた体があるのみだ。
それを見てスネ夫はあくびをしたのだった。
スネ夫「やっぱり物事はなるようにしかならないってことか。どうでもいいが。」
自分の頭の輝きを見た山田さんに若い頃の気力が甦った。
山田さん「うぉぉぉぉ、力がみなぎるぅぅぅぅぅぅぅ。」
スネ夫「(あのオヤジが自分の老化したままのカラダを見て愕然としないうちにこの場を去るとするか。)」
スネ夫はサッ、と去った。
山田さん「身体の方は萎びたままか、そんな物は鍛え直せば問題ないィィィ。」
スネ夫の心配は杞憂に終わった。
山田さんはスネ夫からさらなる若返りの秘密を探り出そうとスネ夫にまとわりついた。
彼はその過程に少年時代のようにワクワクした。だけど妻との仲は・・・・
スネ夫は正直「山田ウザイ」と思い始めたので、ある日「源家の家の風呂場に全ての秘密がある。
そこの娘が風呂に入る時、不老不死への道が開かれる。目を見開いて覗くべし。」
と山田さんに告げた。山田さんはスネ夫の企み通りしずかちゃんの入浴を覗き、逮捕された。
山田さん「これ(逆境)が若さの秘密か。この苦難、超えて見せるぞッッッ。」
檻に繋がれて山田さんは燃え上がった。
山田はその後、刑務所内に一大ハーレムを築き上げ、王として君臨するのであるが、
それはまた別の話である。
一つの問題を片付けたスネ夫はのび太への復讐心に燃えていた。
スネ夫本体も燃えていた。
放火魔の山口(公務員:男31才)がスネ夫に火をつけたのだ。
山口は燃え上がるスネ夫を見て性的に興奮しました。
スネ夫は全治2週間の火傷を負い入院、入院中のび太への復讐計画練る。
そこにのび太がやってきた。
「殺される前に殺す」
そして入院中、看護婦と恋に落ちる。
看護婦「ああっ!のびたさん!わたしをころしてーッ!!」
ギシッギシッ!
ベッドが軋む音、スネ夫の心は完膚なきまでに殺された。
のび太のお目こぼしにより生きながらえたスネ夫は逆に強烈な屈辱を感じたのだった。
のび太を見返すため、退院したスネ夫は空手の道場に通うことにした。
ゴチンコ「‥ん?久々の客だな。よく来た少年よ!」
スネ夫は空手を習い素晴らしい事務処理スキルを手にした。
もう空出張、空手形はお手の物それどころか仕事をたらい回しにして有耶無耶にするという高度な業まで…
もはやどこのお役所に勤めても恥ずかしくない人間だ。
…無職だけど。
道場主ゴチンコ「少年よ、君は高校3年生だろう…大学受験に備えて勉強してるか?」
ゴチンコ「空手は警察・警備の仕事で役に立つ!事務処理スキルはほとんど全ての職場で役に立つ!
だけどまずは就職しなければならないんだよ!勉強して大学に行くことを私はお勧めする。」
スネ夫「勉強なんて次スレでやればいいことなんですよ。」
『たしかに、このスレももう終盤だしな』
ゴチンコは一応納得した。
スネ夫「1000になる前にのび太に復讐が出来れば。」
ゴチンコ「復讐の前にジャイ子ちゃんとのび太君の結婚を祝ってあげたらどうだい。」
スネ夫「へっ?」
ゴチンコ「恋人を寝取った相手を祝うのは心苦しいと思うが・・・」
スネ夫が入院中に恋に落ちた看護婦は取材のため一ヶ月だけ看護婦になったジャイ子だった。
スネ夫(死にかけている時は何でも美しく見えるって本当なんだ。)
ゴチンコ「‥なーんちゃって、嘘だよ、嘘w」
スネ夫「ですよねー、アハハ。」
和やかな空気が場を包む。
ゴチンコ「のび太君とジャイ子ちゃんの結婚は嘘、君が恋に落ちた看護婦が
ジャイ子ちゃんでのび太君が寝取ったのは本当。」
ゴチンコ「本当は君がジャイ子と結婚するんだ」
チャキ
スネ夫はゴチンコに454カスールモデル改造済みエアガンを無言で向けた。
のび太はジャイ子と結婚し不幸な人生を歩むことになる。
しかしドラえもんがやって来たことで未来は変化し、スネ夫がジャイ子と結婚することになったのだ。
のび助出産後、ジャイ子との不倫が静香にばれ、のび太と静香は破局を迎える。その時
のび助がのび太の子でなく出来杉の子供であることが判明するがこれはまた別の話。
スネ夫「未来を変えなくては!本来のあるべき未来に!」
そう思ったときスネ夫はタイムマシンを強奪して未来へ向かっていた。
未来ではのび太はジャイ子の性で不幸になっていた結婚に関係なく。
スネ夫「ことは歴史の改変に関わる問題だ。
タイムパトロールから目をつけられないように、よく考えてやらねばな。」
スネ夫「んにゃ、待てよ・・・俺は本来の歴史を取戻すために未来に行くんだから法に反することには
ならんだろう。あえて自分からタイムパトロールに掛け合ってみるのもいかもしれん。」
未来世界にたどり着いたスネ夫はまず、
突如、時空乱流がスネ夫を襲った。
時間の流れが過去に向かって急激に流れるダウンバーストと呼ばれる現象だ。
スネ夫は「のび太の日本誕生」の時代に放り出された。
スネ夫「大丈夫だ、落ち着け俺!」
落ち着けていないスネ夫だった。
スネ夫「俺にはこの時代にはない、未来の知識を持っている、
原始時代の下等な古代人なぞ支配してくれるわ!」
スネ夫がその夜洞穴で眠っていると、クラヤミ族が彼を一族の集落に連れ去ってしまった。
翌日、スネ夫は何故か神なっていた。どうやらスネ夫のクチバシを見て
人外の生き物と感じたらしく論争の末、神と言うことに落ち着いたらしい。
そこにマンモスの群れが襲ってきた。
クラヤミ族「神よ、マンモスどもをやっつけてください」
スネ夫はゴチンコ道場で身につけた48の殺人技で次々とマンモスを倒していく。
スネ夫はその異様な姿と強さが認められ嘴大王スネゾンビとして崇められた
しかもその神としての名が未来まで残ってしまい、嘴大明神神社が建立され、
現代までその名が伝わるという致命的影響を残してしまった。
スネ夫「俺はいまや神だ!タイムパトロールなぞ物の数ではない。
いっそのこと過去・現在・未来の全てを支配してやろうじゃないか!!」
そう決意したスネ夫の元にタイムマシンでのび太がやってきた。
のび太「スネ夫!こんなことはもうやめろ!」
スネ夫「フッフッフ、ありがとうのび太・・・君が来てくれて本当に助かった。」
>>922で全時間を支配すると息を撒いていたが、時空乱流に巻き込まれたスネ夫には
時間を移動する術は無かった。
スネ夫「しかしこんなに素晴らしいタイミングでのび太が来るとは…
偶然とは思えない。もしかして俺は無意識のうちに時空と世界を操っているのかも!」
のび太「とにかく!世界を支配なんてさせないぞ!」
のび太はショックガンを構えた。
スネ夫「…撃てるか?おまえに」
ドス
尋常でない雰囲気を察したスネ夫の側近その一が投げた石槍がのび太の後頭部に
突き刺さる。
のび太「き、貴様ぁ。」
ガックリと崩れ落ちるのび太にすっかり悪役が板についてきたスネ夫が言った。
スネ夫「貴様は俺に勝てぬ、思えば幼少の頃から貴様は俺にたてついていたな…」
ドスドスドス
スネ夫がのび太に話しかけている間次々と石槍、矢(スネ夫の技術提供で開発)がのび太を襲っていた。
スネ夫「お前が死んだら狼に食わせ、生き延びたら褒めてやる。」
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のび太「ひぃひぃいい、狼なんて冗談ですよね!?ね?ね?
せいぜい↑でしょ!??ゆ、許してくれ、何でもするから‥
命だけは助けてくれ〜」
スネ夫「お前が持っている未来道具全てを差し出せば狼は勘弁してやる(なぜ氏なないだ。)。」
矢と石槍でハリネズミもビックリな姿になったのび太はスネ夫の甘言に乗り道具全てを差し出した。
スネ夫「良し、焼け。」
スネ夫の合図に従い側近達がのび太縛り上げ火の中に投げ入れる。
スネ夫「あっはっは!お前を食うのは犬は犬でも地獄の番犬だ!
感謝してるぞのび太。ウッフッフこれで名実ともに俺は神・・・
この時代において俺の脅威となるものはもはや存在しない!」
のび太「スネ夫〜熱いよ〜ギギギ」
スネ夫「ふっはははっははっはははっははあははh・・・グウ。」
ドラミ「遊びの時間は終わりよスネ夫さん、元の時間に戻させて貰うわ。」
ドラミは眠ったスネ夫を担ぐと時空乱流が起こった直後の時間へと戻って行った。
焼かれているのび太を置いて。
まさに短い夢であった。漫画の神にも古代の神にもなれず・・・
いったい彼は何になれるというのだろうか?
それでもスネ夫はのび太への復讐を成し遂げ清々しい気持ちだった。
ドラミがのび太を置き去りにし、更にスネ夫の行為の後始末をしなかったため歴史が変化しつつあった。
だが気になることがあった。ドラミがスネ夫の身柄をどうするのか、という点である。
ドラミにはある考えがあった。
スネ夫はそのまま未来へと運ばれた。
スネ夫は22世紀の嘴神社前で目を覚ました。
清々しい気分で目覚めたスネ夫は何もせず21世紀初頭へと帰った。
スネ夫「なんか随分寄り道をしてきた気がする‥」
しかし21世紀の世界はもとスネ夫が住んでいた世界とは大きく異なっていた。
時間の歪みは想像以上に未来に深刻な変化を与えていた
まずこの世界では吉野家が無かった。
スネ夫「なっなぜだ!?東京周辺なのに何処を歩いても吉野家が無い!」
しかも変化はそれだけに止まらず、骨川家が嘴神社の総本山となり企業ではなく
神主の家系になっていたのだ。
ドラミはたくみに歴史を操作して「タイムパトロールが存在する」ことを消し去ってしまったのだ。
彼女の狙いとは、いったい・・・??
スネ夫の話でやたらと夢オチが多かったのはその性だった。
ドラミの目的それは
>>410で兄が廃棄処分された事を無かった事にすること。
その原因を作った野比一族への復讐だった。
ドラミ「500レス以上も前のスクラップになった兄はいいのよ。それよりタイムパトロールがいないこの世界なら、私は神になれるわ。
私は唯一神としてこの世界に君臨するのよ。手始めに野比家を血祭りにあげるわ。」
スネ夫「俺の立場はァー!?どうなるんだ!あのまま俺が神であっても
ぶっちゃけ問題ないじゃんか!それに、なぜドラミはロボットの分際で支配欲なんて持つんだよ!?」
スネ夫「するとドラミの思考回路はぶっ壊れているということか!
でかしたぞ
>>953!そしてドラミ!今からお前を空手の奥義でスクラップにしてやるぜ!」
しかし、10秒後立っていたのはドラミの方だった…
まさに棒立ちであった。
そう、スネ夫は彼女の動力源であるシッポのスイッチを破壊することに
成功した。しかし‥
スネ夫「やったッ!勝った!ふはははは‥は‥?なんだ??
世界が歪んでいく‥‥‥‥‥‥」
ドラミ「もはやロボットは人間のおもちゃではない、自らの意思で動く
今日から人間である貴様は家畜として飼ってやろう」
スネ夫「くぅっ!いづれこうなることは予期していた…だが!お前たちは所詮
機械だ!神にはなれん!機械になにができる!」
バサッ。
子供A「‥何だコレ?まじつまんねー」
子供B「あぁ、BLACKRATね。誇大妄想狂の主人公スネ夫と電波ロボットの戦い。
空前絶後の面白さって宣伝されたけどよー、夢オチに未来過去の描写も
めちゃくちゃで読めたもんじゃねーよな〜。この雑誌もそろそろ廃刊って
いうのに何考えてるんだか」
子供A「この主人公って、作者の名前と一緒らしいぜ‥。本人もカスみたいな
香具師なんだろなw」
このやり取りを密かに見つめる人物がいた。もちろんスネ夫その人である。