荻上は二日酔いでダウンして笹原と二人きり
荻上「二日酔いの介抱だなんてありがちなシチュエーションに引っかかるもんか」
他のメンバーは観光に出かけている
トイレでゲロ吐く荻上
荻上「さ笹原さんもどっか出かけていいすよ 1人でも大丈夫です」
笹原「うーんでも大野さんにも頼まれてるし・・・」
荻上「大野先輩なんてもうさっさとコスプレしてどっかいっちゃったじゃないですか」
・・・こんなとこ見られたくねえのにオオ載せパイの馬鹿
大野さん滝でコスプレして田中と写真撮影
荻上「二日酔いって眠ることも出来ねえんだ・・頭痛い気持ち悪い・・・」
「何でこんな目に」「二度と酒なんか飲むもんか」
ひゅ〜ひゅ〜「・・・水・・・」
笹原「ん?」 あっ・・・
荻上「いや今の・・・違うっす!!寝言が出ちゃったみたいで・・・」
コン 笹原「おいとくね」 「ありがとうございます」
笹原昼飯買いに外へ その隙に水を飲む荻上
笹原が戻ると眠っている荻上
笹原「やっと寝たんだ・・・やっぱ俺ジャマだったな」
「どうしてこの人はこんなに頑なで」「なのにひどく脆く見えるんだろう・・・」
う ほのかに酒と吐しゃ物のカホリが
休み時間教室でイヤホンをして音楽を聞いてる荻上
「ホモ上」 ボソッ 聞こえないフリをする荻上
中島「誰だ今言ったのーーー!!」 なんだうぜぇよ中島 誰かって聞いてんだよ!
何も言ってねえよ!ウソこけ聞こえた!
耐え切れずに屋上に走る荻上
フェンスを乗り越えた荻上に呼びかける中島
中島の顔が凶悪な顔になる 手を離す荻上
荻上の身体が巻田になってる 「あれ」
落ちる巻田をニヤリと見つめる荻上
目が覚める荻上
「・・・寝すぎるといつも悪夢を見る・・・うわもう5時だ・・・身体はだいぶ楽になったけど・・」
起き上がる荻上
「いねえ・・・」
笹原「あ 起きた?」
驚く荻上
笹原「今ちょうどお茶いれてたよあち!ちょっとまだ熱いから置いとくわ」
「冷めたら飲んでね」 「具合はどう?」
荻上「具合は・・・よくなりました・・・けど・・・」
「何でいるんですかせっかくの旅行なのにどこにも行かないで・・・」
笹原「え?」「あ・・・ごめんやっぱ邪魔だったね」
荻上「そうじゃなくて・・・!」
「・・・こんな事されたら私どうしたらいいかわかんないじゃないですか・・・!」
「何でいるんですか・・・なんで・・・」 また泣く・・・まるで悪夢の続きだ
笹原
・・・・・え?
何で・・・・?何でってそりゃ・・・・え?
そうゆう意味なのか?え?そうゆう意味?
・・・・・・ここ言うとこ?え?マジ?
うわ うわ ゲームの中みてえ そうゆうシーンか 何かいいセリフ言わなきゃ
うわ・・・
うわ
声出ねえ
「なんでってそりゃもちろん・・・」
あ、ブリーチ始まってたwちょっとまって
コミックスで読んでいる俺からしてみればなんだかすごい展開になってるんだな。
はよ7巻出せい
笹原「何でってそりゃもちろん・・・」
「荻上さんが好きだっていう・・・・下心みたいな?・・・・・・じゃなくて」
「好きっ・・・・だから・・・・・」「ここにいるし」「守りたいと」 「思うし・・・」
荻上の目から涙
「ふっ・・・・ふふっ・・・うふふふ」
笑い泣きしつつ
「でも私は・・・・」
「男の人とは」 「つき合わないんです」
逃げ出す荻上
帰ってくる面々
「で?どうだった野外プレイは?」 「ヘンな言い方しないでください」
ん?荻上だ あ 逃げた・・・泣いてた・・・か?
大野「ムハァーさ〜〜さ〜〜〜〜」
うわちょっと待て大野
笹原「あ・・・おかえり」
咲「?呆けてんな」
大野「笹原さん!荻上さんに何したんですか!!」
笹原「・・・・いやあごめんねわざわざ二人だけにしてくれたけど」
「フられましたよきっぱり」「好きだっつったけど男とはつき合いませんて出てっちゃった」
咲「!告白したの?」
笹原「・・・・ん」
咲「そしたら逃げた?」
笹原「ん」
笹原「え?え?なに?」
いいから!早く追いかけてください!
え だってもう・・・
バカだね!ここで追わなきゃ一生後悔するっての!まさに!!
荻上さんを幸せにしたいんなら地の果てまで追いかけてください!!
モノにするまで帰ってくるなー!
荻上に追いつく笹原
おわる