西洋骨董洋菓子店、乙です
ドラマも好きだったけどこっちもいいですね
スレ違いだが、ドラマはどんなのだった?
>799
とりあえず一番の違いは、
魔性のホモ→本人は全くのノンケ、周りが騒ぐ
…だったような。
女が苦手になった原因の過去のトラウマも、
「高校生の時に年上の女と関係を持っており、ある日敬愛していた兄に呼ばれて
兄の婚約者を紹介してもらったらその女だった」
という話に変えられてた。
クロスロードお願いします
教科書にないをお願いします
最終回が気になってしょうがない
次スレ立てないでいいのか?
ぶっちゃけ490KB過ぎてからでも間に合う
橘を誘拐したのがエイジの父親?みたいな演出をしておいて結局何もなかったというのも・・・
そういう設定を作ったんならドラマ内で完結させろよって感じの投げっぱなし最終回がすごく印象に残ってる
主人公の大楽先生はしがない高校教師。
同僚の美人教師五月先生に惚れたりと普通の生活を送っていましたが、
ある日道ばたで可愛い女の子白樺綾を拾ったことにより生活が一変します。
なんと綾は名のあるヤクザ屋さんの一人娘。
親父さんに気に入られた大楽先生は綾が卒業するまで面倒見るように頼まれて、一緒にアパートで暮らすことに。
何だかんだで、五月先生と仲良くなっていく一方、綾ともとても親密な関係になっちゃった大楽先生。
そしてついに綾が学校を卒業する日がやってきました。
約束通り卒業すると同時に綾は実家のヤクザ屋さんのもとへ帰って行きました。
それを笑って見送った大楽先生でしたが、なんかぽっかり心に穴が開いたようです。
五月先生にも、誰が一番大事なのか、と説教くらって自分の気持ちに気づいた大楽先生。
ヤクザ屋さんからもらっていた拳銃片手に綾の実家に殴り込みをかけます。
そしてそのまま綾をさらって愛の逃避行へ。二人はお互いの気持ちを確かめ合って結ばれます。
んで、そんな大楽先生の無茶な行動が認められ(?)、結局最後にはヤクザ屋さんに捕まるものの、二人の仲は親父さんに認められました。
そして4年後…。
五月先生はなんでか同僚のオカマ教師まこと先生と結婚しました。
大楽先生と綾の間にも子供が産まれて、二人は幸せに暮らしましたとさ。終わり。
全何巻か知らんけど簡潔なまとめGJ
あ、オカマ教師の名前まことじゃなくてあおいだった。
ま、いーか。
親父に認められたんだっけ?
最後はヤクザの知り合いに銃向けられて銃声
→4年後、綾が子供と墓参り
→大楽の墓と思いきや生きてた。
って感じだったと思うけど。
最後結婚してるっぽいってことは親父に認められたってことで。
なんか幹部会に出ないとーみたいなこと言ってたし。
1日遅れたけど開設2周年おめでトン
813 :
リョウ6:2006/02/10(金) 23:48:09 ID:???
維盛の一件や、新たな家来の登場にりょうと弁慶の関係がぎくしゃくしてしまう中ついにりょうは思いを打ち明ける。
しかし主君と家来の関係や過去に囚われ、弁慶はなかなか自分の胸のうちを明かせない。
そんな不安やとある事件により精神が不安定気味になったせいか、ある日今まで封じ込められていた「義経」の人格が出現する。
先日の女であるのは嘘だったと言い、平家打倒を謳う「義経」に秀衡をはじめ皆が感心する中、弁慶と葵はりょうを案じるが
「義経」は「りょうは消滅した」と冷たく言い放つ。
平泉に白拍子の一行が訪れる。その中には将来「義経」の妻になるはずの静がいた。歴史通り動こうとする「義経」は
静に近付き、我々は夫婦になる運命なのだと結婚を迫る。途中、りょうの人格が現れるが「義経」に押さえ込まれ
あまつさえりょうを目覚めさせる存在である弁慶を殺そうとする。「義経」の刃を受けながらも弁慶は、自分を男だと想う
「義経」の上に女として育ったりょうがいる、りょうと一つになれと説得する。「ならばこんな私を愛せるのか」と
問う「義経」にあなたのために死ねるなら本望だと答えた。そして、りょうの想いに応えて唇を重ねた。
弁慶を恐れた「義経」は静と無理矢理祝言を挙げようとするが、りょうを慕う彼女に「これでは清盛様があなたの母上様に
したのと同じだ」と言われる。ショックで倒れた「義経」は心の中でりょうに「お前のようになりたかった」と訴える。
「ずっと一緒だよ…」りょうは「義経」を抱きしめ、二人はひとつになった。りょうの回復を見届けた弁慶は、傷ついた体で
平泉から姿を消した。二人の想いは二人の別れを意味していたのだ。
814 :
リョウ7:2006/02/10(金) 23:49:24 ID:???
今すぐにでも彼を探しに行きたかったが、秀衡に止められかなわなかった。頼りもないまま月日は無常にも過ぎてゆく。
塞ぎこむりょうを見かねた葵は、自分が「義経」として奥州に留まると言ってくれた。りょうは静達の一行に
混ざって弁慶がいるという噂の都へ戻ることにする。道中、義仲とその妻になっていた虎子と再会し、りょうの実兄である
頼朝が鎌倉で兵を挙げる準備をしていると聞く。また、都では奥州から逃げ延びた維盛が盗賊を捕まえたら正式に平泉へ
行くのを許してやると言われ、日々奮闘していた。
りょうは都で平家追討のため盗賊に加担していた弁慶と再会。離れていた事で互いの存在の強さをそれぞれ思い知らされた。
二人は平家の追っ手から逃れるために弁慶の故郷である熊野へ旅立つ。現地入りしたりょうは、海尊の母から弁慶の過去を聞く。
平家の傘下を迫られた当時、弁慶をはじめ熊野の若者達はそれに反対。その中には彼の恋人で海尊の妹だったうたがいた。
彼らは熊野の独立のため、平家と戦うが多人数の攻撃には適わず大敗を喫する。うたも戦いの最中弁慶をかばって
命を落としたのだった。弁慶はそのために平家を憎み、またうたの存在を忘れる事が出来なかったのだ。
りょうの助けもあり、弁慶は過去の因縁とやっと和解。二人の思いはようやく通じ合う。
しかし熊野の別当であり弁慶の父でもある湛増がりょうと弁慶を引き離す。
湛増は熊野を守るためにりょうを都へ差し出そうとするが、豪雨による危機の中でも必死で皆を励ます彼女に心を打たれる。
そして軍を率いてやってきた維盛、平宗盛らに「義経など来ていない」と嘘をつき二人を逃がそうとするが、
これ以上の戦を避けるため、弁慶が維盛との一騎打ちを申し出た。りょうを賭けたその勝負は拮抗し、ついに業を煮やした
平家軍の大量の矢を受け弁慶は断崖絶壁の崖から転落してしまう。
815 :
リョウ8:2006/02/10(金) 23:52:32 ID:???
湛増から弁慶の死を聞かされたりょうは茫然自失。だがこれ以上湛増達に迷惑をかけられないと
自ら維盛の元へ。悲しみにくれつつも半ば強制的に維盛と祝言を挙げさせられる。維盛は後ろめたさを感じつつも、
大事に思うりょうの愛し方がわからない。真摯な言葉で愛を打ち明けても両者の関係は平行線のままで、戸惑うばかり。
そんなりょうを助け出したのはなんと海尊だった。熊野の一件の最中に母を殺された恨みから、彼は平家打倒のため
りょうを兄・頼朝のいる伊豆へと誘う。頼朝、その妻の政子との出会いや平泉から帰ってきた葵との再会により弁慶を失った
悲しみはほんの少しずつだが癒えてゆく。同時にりょうの中で平家打倒の思いが芽生え始めつつあった。
ある日りょうはとある漁村で、死んだはずの弁慶と再会する。ところが彼は記憶を失っており、今は漁太という新しい名で
しかも妻子までいた。実は彼は妻・なみの死んだ夫の代わり(子供もその時の子)として暮らしているのだ。
りょうは彼に必死で自分の事を思い出してもらおうとするが、最終的には彼の幸せのために身を引く決意をする。
一方りょうに冷たくあたりつつも彼女が気になる弁慶。その言葉を聞くたびに自分が漁太ではなく弁慶なのではと疑い始める。
ようやく全ての記憶を取り戻した彼は、戦のため出陣するりょうの元へ舞い戻り、平氏との戦いが終わったら熊野で祝言をあげようと
約束を交わす。
決戦前夜、平氏と源氏がにらみ合う富士川でりょうは維盛と再会する。彼はりょうに去られてから自暴自棄の生活を送っていた。
りょうに刃を握らせ、自分の思いによってこれ以上苦しませたくないから殺せと言う維盛。平氏の将である彼を殺せば全てが終わる…。
一瞬躊躇うものの結局は殺す事が出来ずに陣へ送り返す。維盛が軍に退却を命じた事により戦わずして源氏は勝利するがりょうの心には苦いものが残った。
続く倶梨伽羅峠の戦いで彼女は維盛の影武者に襲われ深手の傷を負ってしまう。止めをさされそうになったその時、
背後から影武者を襲ったのは本物の維盛だった。動けないりょうとそれを助けた維盛は山奥の洞窟で共に過ごす事に。
最初は早く皆の元へ返せと叫ぶばかりだったが、維盛の優しさに頑なだったりょうの心も少しずつ開き始める。
816 :
リョウ9:2006/02/10(金) 23:53:38 ID:???
二人の間には確かな絆が芽生え始めていた。しかし荒んだ生活によって病んでしまった維盛は、何度も吐血を繰り返す。
りょうは彼を死なせまいとするが病状は日増しに悪くなるばかり。二人で一緒に春を向かえ、下山しようという約束は
とても儚いものに思えた…。
一方で行方を消したりょうを案じて、弁慶らは彼女を探し続けていた。ようやく雪がとけ、山に入った彼らはりょうをみつけるがそこには
死んだはずの維盛が…。「維盛を平家の元に返したい」というりょうの願いを聞き入れた弁慶は、衰弱しきった維盛を連れ平家が落ちた西国を目指す。
しかし自らの死を悟った維盛は吉野に向かって欲しいと願った。彼は好きだった満開の桜の木の下でりょうを思いながら眠るように静かに逝った…。
頼朝の元へ戻ったりょう。次の戦のため着々と準備を整えるがとある事件により、木曽義仲と頼朝の妻・政子が殺されてしまう。
最愛の妻を失い、深い悲しみにくれる頼朝。誰の言葉にも反応せず、食事も取らず、ついには臥せってしまう。りょうは状況を打開すべく、
平氏が陣を敷く一の谷へ静達白拍子の一行に紛れ、単身乗り込んだ。
そして谷川から奇襲をしかけた弁慶らと合流し、自らの思いを守り貫くため剣を振るい続けついに平氏を倒す。
これで兄さまもきっと元気になる…。
そう信じて疑わず鎌倉にもどったりょう達が見たのは、吉報を聞いても「わしには関係ない」と臥せったままの頼朝の姿だった。
悲しみからいまだ立ち直れない彼は、源氏の頭領の座をりょうに譲り仏門に帰依したいと望んでいたのだった。そんな中、
家臣の梶原景時・梶原景季親子らを中心に謀反の計画が持ち上がっていた。景時はやはり頼朝を裏切れないと計画をりょう達に密告。
りょうは兄をかばい斬りつけられてしまうが、激昂した頼朝により謀反は阻止された。
その一件がきっかけとなり、頼朝はかつての勢いを取り戻すが同時にりょうに対して妹以上の歪んだ感情を向け始める
817 :
リョウ10:2006/02/10(金) 23:54:47 ID:???
だんだんとエスカレートしてゆく彼の異常な思いを危ぶんだ弁慶は、熊野での祝言の許しを請う。表向きには承諾する頼朝だが、
出立の日を狙って弁慶に謀反の疑いをかけて二人を引き離す。そして兄から蹂躙されかけたりょうは命からがら逃げ出し、
ショックで声が出なくなってしまう。頼朝の追っ手から逃れるため景時の助けを借りて、りょう・弁慶・海尊・葵らは再び平泉を目指す。
辛い旅路だったが皆の絆を再確認し、りょうは仲間のすばらしさをかみ締める。
平泉へたどり着き、藤原秀衡の計らいでようやくりょうと弁慶は祝言を上げ結ばれた。しかし幸せな日々はそう長くは続かない。
りょうを差し出すよう書かれた鎌倉からの手紙が幾度となく届き、頼りの秀衡も病により亡くなってしまった。
そう遠くない内に頼朝の手が追ってくるのを予感したりょうは、平泉の防備を固める。その最中彼女が妊娠した事が判明し一同は
喜ぶが、自ら軍を率いた頼朝がついに攻め込んでくる。抵抗するも適わず、りょうを逃がそうとした葵が殺されてしまう。
「もう誰も死なせやしないわ」
自ら剣を取り、頼朝に一騎打ちを迫るりょう。愛する対象を失い、狂ってしまった兄を悲しく思いながら一太刀を浴びせる。
「血を分けたたったひとりの兄を斬ると言うか!?」
脳裏に優しかった頃の頼朝の姿が次々と思い浮かんで、止めを刺すことが出来ない。その場を去ろうとするがまだ頼朝はりょうを
諦めてはいなかった。馬を走らせる一行の背に大量の矢が迫る。そしてついに一本の矢が弁慶の喉元を貫いた……。
泣き叫ぶりょうを連れ、海尊は弁慶の亡骸をそのままに追っ手から逃れるほかなかった。
数年後。人里はなれたある村で、りょうは身分を隠し海尊を共に生きていた。あの時身ごもった子供−葵−も大きくなった。
「すっかり立ち直られましたね」と言う海尊に「本当にそう見える…?」と暗く答えるりょう。彼女はまだ弁慶が忘れられなかった。
平穏な暮らしも束の間、隣村に追っ手が入ったと聞かされ、りょうは再び逃れようとする。が、目を離した隙に葵が狼に攫われる。
その狼は現代から平安へやってくる際、樹海の中の裂け目で出会った狼だった。運命の導きを感じ、りょうは狼の後を追って
崖に身を躍らせた。
818 :
リョウ11:2006/02/10(金) 23:56:13 ID:???
りょう達が目がさめたのはやはり現代の青木ヶ原樹海だった。しかし近くに葵の姿は見当たらない。
聞いてみると数年前に樹海で葵と同じくらいの子供が発見されたという。身につけた太刀などを売り、戸惑う海尊を連れてりょうは
かつての葵の実家を目指す。そこで少し成長した葵と再会するが、養母に邪魔立てされ立ち去るしかなかった。
源一郎なら話せばきっとわかってくれるはず…一抹の望みをかけて今度は遠く盛岡を目指す。
源一郎、そして母と再会し懐かしく思うりょう。その時、りょうの目の前に7歳の時事故で死ぬはずの本物の『りょう』が現れる。
剣道なんかしたくない!と駄々をこね、道に飛び出した『りょう』に車がせまる。思わずりょうは彼女をかばい飛び出していた。
「弁慶の…ところへ…行きたい……」
傷ついた体でただそれだけを望んだりょうを海尊は背負い、歩き出した。
その目にはただ静かに涙が一筋流れていた………。
京都の五条大橋のたもとに修学旅行中らしい男女の高校生がいた。
葵という名の男子高校生はりょうという名の幼馴染の女子高生に自らの生い立ちを語っている。
その手には本当の両親である弁慶とりょうの姿が映された写真があった。
そして、そんな二人を僧となった海尊が見守っている。
「あの人、葵のお父さんに似てるね」
笑いながら駆けてゆく二人を穏やかな表情で見届けると、彼は都会の喧騒の中に一人歩いていった……。
以上です。今回はかなりはしょった部分もありますがお許し下さい。
とりあえず「リョウ」は源平ものなのに、実際の史実とは全然違うし、
りょうはやる事めちゃくちゃだし、出てきたサブキャラのその後は忽然と書かれて
ないしなどツッコミだしたら本当にキリがありません。
でもそれを上回る場面ごとのよさがあると思います。
維盛の死や頼朝が狂っていく展開、そして何よりラストシーンなどなど…。
絵も非常に細かく丁寧に描かれているので一見の価値くらいはあると思います。
リョウの人乙!
ところで本物のりょうと義経のりょうと葵との人間関係が分からん。
誰が誰と親子?
>>820 人間関係はこんな感じです。
りょう(義経)→7歳で事故死した遠山りょう(本物)の記憶を植え替えられる。
しかし正体は源義経(女)。ラストで7歳の本物のりょうと出会い
自らの命と引き換えに彼女を助ける。
りょう(本物)→7歳で事故死。しかし最終回でりょう(義経)に助けられ、死ぬはずの
運命を変えられる。ラストシーンでは成長した彼女が登場。
葵→りょう(本物)とは幼馴染。その後りょう(本物)が盛岡に引越し離れ離れになるが
高校でりょう(義経)と再会する。
葵に関してなんですが、作中で彼の体にウサギ型の変わった痣があるという話が出てきます。
りょうと弁慶の子の葵にもその痣はあり、葵≠(リョウと弁慶の子である)葵ということを暗示させる
複線…のはずなんですが詳しくは語られていません。
また、弁慶とりょうの子の葵が平賀家の養子になったなら、りょうといた葵は…?ってなります。
「義経がリョウとして生きる本編の世界」と「本物の遠山りょうがそのままりょうとして生きる世界」
の二つのパラレルワールドがあるのかなと解釈しています。
わかりにくかったらすみません。
乙。
すごい展開だ。
政子が死んだら尼御前は誰がやるんだろう、とちょっと思った。
>>822 それもちょっと解説を…。
政子の死後、頼朝の看病を虎子(義仲の死後、頼朝の館に身を寄せていた)が甲斐甲斐しく行い
一時いい雰囲気になったため、りょうたちがくっつけようとするのですが
虎子は義仲一筋なのでグダグダに終わります。
もし虎子と頼朝がうまくくっついたら、あんな展開にもならなかったと思うと深いです。
ちなみに虎子もそれ以降本編に出てこずその後も書かれていないので
平安時代に残って息子と暮らしたと思われます。
きゃきゃきゃ
幸せいっぱいの若夫婦に生まれた子供は男でも女でもないインターセクシャルと呼ばれる存在だった。
女の子とするなら大きすぎるクリトリスと未熟な膣、
男の子とするなら小さすぎるペニスと存在しないはずの膣を持って産まれた。
卵巣と子宮があり、どちらかというと女の子に近い。
性器の形成手術をするかと問われるが、子供の体にメスを入れたくないからと断る。
それに将来的に子供の精神的な性が男女どちらになるかはわからない。
男の子でも女の子でもない、インターセクシャルとして育てる事にした。
名前は春
生後10ヶ月の春は突然のヘルニアにより手術を受ける。
その際、今まで発見されなかった精巣が腸の奥から発見された。
精巣が腸に絡みつき、このままでは手術が困難だ。
精巣を残したままでは手術が危うい。精巣が切除される事になった。
母は二人目を妊娠した。もしもまたISだったら堕胎という道もあると医師はいう。
悩むが、男でも女でもISでも産もうと決意。
二人だけじゃ春を守り切れないかもしれない。春の兄弟をいっぱいつくろうと決意。
数年後、そこには四兄弟が。妹二人は夏と秋、末の弟は冬。
春夏秋冬で四つそろって一巡する季節のように4人で一つ力を合わせて生きてほしいという願いをこめて。
幼稚園に入園した春は、性器が皆と違う事でわがまま少年レオンにからかわれる。
色々あってレオンと仲良くなる。両親は、日に日に男の子らしくなる春を心配していた。精巣をなんとしてでも残すべきだったかと。
春は春で、男でも女でもない自分は小学校に入ったら何色のランドセルを使えばいいんだと悩んでいた。
レオンは特注したというランドセルを見せびらかしにくる。
なんと虎柄。「春は好きなの買っていいんだからな赤でも黒でも」
春はシマウマ柄のランドセルを買った。
小学校に入学してから、春は少年サッカーで活躍し楽しい日々を送る。
五年生のある日、初潮が訪れるまでは。
それまでは普通に使っていた男子トイレが使えない。女子トイレにも入るわけにはいかない。
雨の降る中、離れの人気のない男女共用トイレを使用する。
雨に濡れて浮き出た春の体はまぎれもなく女のものへと変わっていっていた。
春は性ホルモン不足からくる貧血により倒れた。
ISは性ホルモンが不足しやすく思春期以降体力が低下する傾向にある。
今まで通りサッカーもできないかもしれない。
「将来の事を考えて女性ホルモンの投与を開始したいと思います」
医師の言葉に春はショックを受ける。自分は男だからと拒絶した。
それでも仲間たちは、女っぽくなってきた春の体に動揺しよそよそしい。
落ち込んで部屋に引き篭る春を母は説得する。もう一度仲間たちと向き合う事にした。
「俺の体変わってきてて とても男に見えないかもしれないけど
だけど俺を避けるの体の事だったらやめてほしい。
体はどんどん変わるけど気持ちはなにも変わらないから」
春の言葉に皆は、無視していた事を謝り今まで通りにやると言ってくれた。
中学で生理はほとんどなくなり、春は学生服を着て男子生徒として登校していた。
卒業後の進学先は食物調理科。パン職人の父のようになりたいからだ。
だけど、高校では男として扱う事は出来ないと言われた。
中学校と高校では規模が違う。950名の生徒全てにISを理解させるのは難しい。
体は女に近く、戸籍上も女。春は苦悩しながらも女子生徒として通うことにした。
学校では誰も春を男などと疑わなかった。どこからどう見ても女にしか見えない自分の姿が嫌になる。
みんなにわかってもらおうとISの資料をわざわざ持ってきたが、結局誰にも渡せなかった。
女友達として仲良くしている友人に鞄の中にいれていた資料を見られる。
動揺するが、彼女は春がISである事を受け入れてくれた。
他の二人の友人にも春は自分がISである事を告げた。
春は中学に入ってからサッカーをやめた。ホルモン不足からくる過度の眩暈と貧血のために。
戸籍上は女の春には、女性ホルモンの投与をすすめる医師しかいなかったのだ。
ある日母は、性同一性障害者としてカウンセリングを受ければ男性ホルモンの投与を
認める医師を見つけてきた。男性ホルモンを打てばサッカーができる。
男にしか見えないような体になれば、学校側も男子として通う事を認めてくれるかもしれない…
胸踊らせる春に、久しぶりの生理が訪れた。
春はサッカーカードを通して普通科の男子生徒・伊吹と知り合った。
スカートの下にジャージをはき、男らしい言動をする春を女に見えないと伊吹は言う。
そう言われた事が嬉しかった。伊吹宅に言った春は、伊吹と姉らしき少女の映った写真を見る。
伊吹は何故かそれを必死な様子で隠した。気を取り直し、伊吹はチャーハンをふるまおうとする。
誤ってこぼしてしまい、それが春の服に流れ落ちる。春はあわてて服を脱ぎかける。
伊吹は春を女として感じ、触れようとする。すぐに伊吹は我に返ったが春はショックだった。
伊吹が謝りすぐに仲直りする。
気づくとすぐに伊吹を目で追ってしまう春。
中学に入ったあたりから女性化は止まっていたのに、
生理が規則的に2ヶ月連続できて、体もまた女性化しだした。
体も心もなにかが大きく変わろうとしている事を予感した。
春は、伊吹に恋心を抱いている事を自覚した。自分は男なのに…
男性ホルモン投与のためのカウンセリングの日。
ISには男と女の間をいったりきたりする「ゆらぎ」の時期があるという。
ある時期は自分を男だと思ったり、またある時期は女側に傾いたりと。
体内で分泌されるホルモンの影響なのかもしれない。
春は今その「ゆらぎ」の時期にあるのかもしれない。
男性ホルモンの投与の事は後回しにし、医師はまずカウンセリングを行うことにした。
伊吹は春に彼女になってくれと告白した。春はそれを受け入れ、二人はキスをした。
電車内で他校に進学したレオンに会う。レオンにさわってみるが別にドキドキしなかった。
ちゃんと男同士として会話ができる。春は伊吹といるだけ女になってしまうようだ。
医師に、女の体に違和感を感じるが、男に恋をしていると告げる。
医師はISの自助グループを紹介する。同じISが迷いの答えを教えてくれるかもしれないと。
乙。
深い話題だな・・・
深刻な話だなぁ
>二人だけじゃ春を守り切れないかもしれない。春の兄弟をいっぱいつくろうと決意。
障害児の親ってこういう考え方するよな・・・
とっぴょうしもない設定の漫画ってのはたいてい無理がでるもんだ
こういう体の人の話をテレビのドキュメンタリーで見たことあるなぁ
これが現実
ジャンル別 > コミック・アニメ・BL > 出版社別 > 講談社 > キスコミックス
~~~
「敷居の住人」に似たテーマだけど、あっちよりも深刻だね
>>833 いやいや、全然BLっぽい話じゃないぞ。
春は男服来てて言動が男でも見かけは女だし
春編以外も見かけも心も女だが卵巣がなくて子供つくれないとか
見かけも心も性別が女よりだが戸籍が男で彼女とセックル試みるができなかったりとか。
>>834 一瞬「え、ミドリちゃんってISってやつだった?」って焦った。
そんな深いテーマが隠されていたのかと、そして自分は気付かなかったのかと。
「放浪息子」のことだよね?
女子高生の主人公は、父の再婚によって小学生の弟ができた。
仕事で両親はほとんどいないので、弟と二人暮らしだ。
ハーフのその少年はやたらと可愛く愛想もいい。
が、実はかなりのエロエロ(鬼畜系)で
いきなり主人公を押し倒して縛り犯そうとしてきた。
なんとか抵抗して無事貞操を守ったものの、
強引でしつこく何度も襲ってくる可愛いショタに
いつしか惹かれていく。近親相姦とかの葛藤なしにすぐ両思いに。
近親相姦よりも年の差の事で悩む事が多い。
しかしポーズだけという感じでなんだかんだ言いつつイチャイチャ。
実は主人公に恋する男友達や、
弟に惚れている金髪碧眼のロリやらも登場する。
「PS-羅生門-」のストーリーを教えてください
ISの自助グループ『しずくの会』についた春。代表の乾しず江はとても綺麗な人だ。
彼女はネット上に公開している自分のプロフィールを見せる。
男性として産まれ育ったが、声変わりがなかなか訪れず、
それどころか胸が膨らんできた。今では女性として暮らしているという。
システム担当の熊さんのプロフィールも見せられる。顎鬚のあるダンディな人だ。
男として生きてきたが子供がなかなかできず、病院ではじめてISだとわかったという。
その他にも様々なプロフィールを見せられ、春は涙を流す。
周りの人はISを受け入れ、母はいつも無理解な人々にも根気よく理解を求めてくれた。
だから「どうしてISなんかに生まれたんだろう」などと誰にも言う事は出来なかった。
「わかるよ俺も。なんで俺だけって考えるもの」熊さんはそう言う。
自分と同じように悩んでる人たちがここにいる。来てよかったと春は思う。
『しずくの会』の名の由来は、涙のしずくを流しながらでも前進しようという意味だという。
そこに、小柄な美少女が現れた。彼女の名は美和子だという。
突然、伊吹からメールが届いた。虹があったからと写真つき。
そこに映ってるのと同じ景色が窓の外にあった。同じ町にいるようだ。
慌てて飛び出し、伊吹と会う。伊吹は何故この町にいたのかを明かさない。
だが言えないのは春も同じ。二人は手を繋ぐ。
母は医師のもとを訪れていた。ゆらぎがどれほどの物かはわからないが、
あれほど女性化を拒絶していた春が、自分を女だと認識するのは難しいと医師は言う。
「自分が男だ 女だと感じる心は 自分の意思では決して変わりません
なのに反対の性を演じることは春くんにとってとてつもなく大きな苦痛となるでしょう」
春はしずくの会に財布を忘れて行っていた。それを拾った美和子は、
中に生理ナプキンが入っている事に気づく。財布を渡しに春を探すが、
春が伊吹と仲良さげに歩く姿をを見、美和子は引き帰した。
『俺たちは同じIS でも一人一人違う人間だと この時俺は気づかずにいた』
しずくの会の家族会に、春は両親や弟妹たちと共に行く。
そこに、美和子からメールがきた。渡したいものがあるから外に来てくれと。
なんで中に入ってこないんだろう? 疑問に思いながら外に出て行く。
しず江は母に言う。どうして春があんなに明るいかわかった気がすると。
「ご家族全員が春くんのISをとてもオープンにとらえてくださってます。
……美和子のお家もそうだといいのに」
美和子は春と同じく高校生で、記憶にないほど幼いころに手術を受けた。
だが両親はいまだにその事実を伝えず、美和子が何度聞いても答えない。
真実を言わない両親が信じられず、人間不信になり、学校も休みがちになっている。
だが、大抵の家庭はそうなのだ。IS本人と同じように悩み苦しみ隠している。
美和子は春に財布を渡す。伊吹にISの事を伝えていないという春に、当たり前だよと美和子は言う。
美和子は、プロフィールに最寄駅まで書かない方がいいという。
「春くんはわかってないのよ 理解ある家族…友達に囲まれて恵まれてるから
だからわからない 世間がISをどんなふうに見るかって」
そこについてきていた冬が現れる。冬の顔を見て、美和子は
「ほらね春くんは恵まれてるからわからないのよ」と言い、走り逃げていった。
その追い詰められたような顔に、美和子のプロフィールを思い出す。
美和子は幼い頃に手術を受けたらしい。だが親はなにも話さない。
思春期になり、美和子は知らされずにホルモン剤を飲ませられた。
そのため家族の中で美和子だけ異様に背が低い。
両親は性ホルモンが骨の伸びを止めさせるという事さえ知らずに薬を飲ませたのだ。
美和子を女らしい体にするために。美和子の過去を消すために。
『なにも知らない なにも教えてくれない あの人たちは 本当の私を好きではないんだ』
すぐに春は美和子に追いついた。ISの事を知っても差別する人間ばかりじゃない、
むしろ理解してくれる人のほうが多い。だから俺はみんなにISだという事を知って欲しい。
知られたら終わってしまう恋だから、伊吹にだけは言えないが…そう春は言う。
つらそうな顔でうつむく美和子の小さな手を握り、春は駅まで送った。
低い身長、小さすぎる手。そうまでして隠したい家族。
ISな自分は伊吹といつまでもいられないのだと、春は美和子を見て悟った。
それでもより長く伊吹といたい。春は翌日から、ブラジャーをつけて登校した。
女物の下着に心がひどく軋んだが、少しでも女に近づかなければとそう思った。
IS書いてくれてる人乙です。
面白いー。
>両親は性ホルモンが骨の伸びを止めさせるという
だから小さいうちからオナニーしたらだめなのか
小手川ゆあの「アンネフリークス」と連載の方の「アルカナ」お願いします
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じゃ立ててくるか