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琥珀の章4・野獣
朱理は浅葱に尋ねた。タタラが更紗ということを知っていたかと。
知っていた、だから一番大切な物を奪うといったと答える浅葱。
なおも、更紗に触るなという朱理にまだ愛してるというのか?タタラなのに?という浅葱。
浅葱は言う。自分は朱理が大嫌いだと。人を蹴飛ばして生きているのにその蹴飛ばした相手の顔も覚えていない!
朱理は奴隷商人に売られることとなった。朱理はじっとしてるよりましと感謝の言葉を吐く。
その様子に浅葱が激昂する。たまには泣いて命乞いしてみろと。お日様しょってるヤツの隣には影ができることをおぼえろと。
最後におまえに何のプライドが残っているというと、何もないと答える朱理。
「オレがオレであるという誇りすらもだ」
奴隷商人に連れて行かれる朱理の姿に、浅葱は尚も叫ぶ。何度でも地獄に落としてやると。
打たれ強い人という群竹に、トカゲと一緒という浅葱。
浅葱は医者に20までも生きられないといわれたと言う。もうすぐその年が来る。
でも今年はタタラのおかげで元気だ、東北に行こうかなという浅葱。群竹は雪だからと止めるのであった。
タタラは紫の上に降伏をすすめていた。鹿角は黒の土地を占領しない。ここは日本のひとつの土地になるだけ。
南には国を守るため、敵と通じた政治家がいた。西には決して剣を取らず戦い抜いた人たちがいた。
傷つくのは底辺の人たち、子供の未来に戦は必要ないとおもいませんかと。
紫の上は答える。言ってることは立派である。しかし・・・
「なぜ、そんな血に飢えた野獣のような目をしているの」
紫の上は去った。隠れて様子を見ていた太郎が出てきた。揚羽にことづけはあるかと聞く。
首をふるタタラに、白虎の正体はあんただという太郎。
タタラは違うという。違うというが、時々、声が聞こえ、大勢の声がして、炎が見える。 それは夢か幻か・・・。
戻ったタタラは青葉寺が燃えているのを見つける。住職がスパイを匿ったという。
更紗は燃える青葉寺に駆け込む。燃える寺の中、住職を見つけたとき、心の中から声が聞こえ始めた。
ほらね・・・更紗、こういうことになるだろう。甘いからだよ・・・
憎みなさい、恨みなさい、敵を討って、わたしたちを裏切るの・・・
菊音が駆けつけたときにはタタラは住職の側でへたり込んでいた。が、なにやらつぶやいている。
タタラの中の心の声は一層激しさを増していた。憎め、のろえ、戦え、戦え!戦え!!
次の瞬間、タタラは白虎の刀を持ち、黒の兵を切り裂いていた。
黒の兵たちは白虎の姿を見た。なぜ、白虎に見えたのか・・・。そのまとう衣は黒なのに・・・!
黒の軍は白虎を討ち取ろうとするが、返り討ちに会うばかり。
菊音は傍らにいた太郎に更紗はどうなったのかと問い詰める。
太郎はいう。あれは自覚していない。しかし強い。グダグダ悩むから弱くなる。これがタタラの、運命の子供の本質だと。
菊音は違うという。更紗の表情を見ろ。更紗は泣いている!
タタラの心の声は、赤の軍に滅ぼされた白虎の村民の声だった。タタラはそれに謝っていた。
「更紗は戦います。更紗は赤の王を愛したりしません。だから許して・・・」
菊音はタタラの表情から誰かに謝っていることに気づいた。と、タタラが立ち直っていないこともわかった。
「全然正気に戻ってないじゃないよ更紗ちゃん。乗り越えてないんじゃないよ、ダメだよ。
ダメだよ白虎になんかなっちゃダメだよ!」
運命の子供は野獣じゃないはずという菊音。揚羽もそういってたという太郎。ならば運命の子供とは・・・。
黒の兵を見境無く切り刻んでいたタタラは匠とリカの姿みて、気を取り戻し、その場でへたり込んでしまった。
白虎を殺そうとする黒の兵の傍らから、馬に乗った覆面の男が現れ、タタラを連れ去った。
追う黒の兵たち、菊音、太郎。
連れ去った男の胸の中、無意識に朱理の名を呼ぶタタラであった。
>1
乙です。今号分転記しておきました。
なんだかわからないけど容量オーバーって言われたので多少いじってます。
紫の上、確かに一筋縄ではいかんかったけど、提案をむげに断ったという感ではなかったような。
もっと普通に、何訳のわからんこと言ってんだ見たいなりアクションするかと思ってただけに
菊音ちゃん良い子だな
四君子なのに
蘭と梅とは大違いだ
>医者に20歳までは生きられないって言われたんだよ
浅葱に死亡フラグが・・・
朱理が奴隷商人に売られて、それがたまたま紫黒の人で・・・
ところでこの「浅葱」
こいつをどう思う?
そうだなぁ
浅葱もなんでこんな子なっちゃったんだろうなぁ
思わせぶりな台詞も増えてきたし・・・
なにげに暗いものを背負ってそうだな、浅葱も。
ていうか忘れてたが朱理とは兄弟なんだよな。
ちっとも似てねー
前スレ>>932
違うよ。
ありゃ猛虎百歩拳ですよ。
タタラが飛び道具も使えるようになって
ハヤトが役立たずになります。
みんな言及してないけど梅若って紫黒に残ってたのね
だったら、あのナゾの男は梅若の変装の可能性も
太郎は運命の子供を何だと(ry
まったく話についていけてない匠を励まそう!
菊音タンが本当に裏表の無い良い子でよかったよ
更紗がタタラになってから初めての同世代の女の子の
友達なんだよな。この2人のやりとりは見ててなごむから
これからも2人セットで活躍してほしいな。
途中で死んでしまうのだけは無しで頼むよー、田村せんせー
匠ウザスキモス
>10
>人を蹴飛ばして生きているのにその蹴飛ばした相手の顔も覚えていない!
ってセリフは朱理の短所を的確に言い表わしていると思った。
しかし浅葱、望みが叶って嬉しそうなのに苦しそうだな。しかもなんか死亡フラグが…。
浅葱は死にかけるが、意外にしぶとく生き残ると予想
朱理に蹴飛ばされたエピソードはそのうち来るかな
本当に足蹴にされただけだったりして
>>19 自分も的確な言い回しだと思った
こうやって庶民以下の奴隷の立場になった今
最悪他の蹴り倒した人と鉢合わせる事も有りうるかもな
>9
紫黒に売られて黒の王の城下で雑用とかしてて
更紗と遭遇とか
しっかし白虎モード強ええなあ
運命の子供の特権か?だとしたら朱理は何モードになるんだろう
朱雀モードハヤトや玄武モード多聞とか見たいんだが。
(雷蔵ちゃんは一見してクソ強いイメージしかないので別に見たくない)
白虎モード更紗最強じゃね?
今のなら村を襲いに来たカザンも朱理も
赤の軍もろとも一掃出来そう
元々これだけ強いんだけど、普段は
心に理性のストッパーでもかかってるのかな?
多聞といえば、持国とか広目とかは出てこないのか
ちょっと気になっていたり、いなかったり
白虎って四神の中ではもう一つパッとしないイメージだが
今になって思うと一番好戦的な印象だよね
多聞て地味だったね
雷蔵ちゃんが派手すぎただけだ
地味というならそれこそハヤト…一応キーパーソンだよな?
朱雀モードハヤトは熊野で正太の近くの蛇を射った時に発動済みでつ
玄武モード多聞は網走でごみあさり釣りをしている時に発動済みでつ
青龍モード雷蔵は一水さんとまぐわったときに(ry
>>19,21
こうも他人のことは的確に見抜く観察眼があるのに自分のことはどうにもなんないんだろう>浅葱
>>17
揚羽に地獄のような責め苦をあたえ、
更紗と朱理に最もダメージを与えるような正体のバラシ方をした田村だぞ。
しかも菊音は四君子で敵方。
群竹と共に最も効果的な苦しみを・・・
白虎モード更紗
朱雀モードハヤト
玄武モード多聞
青龍モード雷蔵?
同じ人数でも四君子秒殺出来るな
33 :
岡本○路:2005/09/11(日) 23:59:57 ID:???
>「ならなぜそんな、血に飢えた野獣のような目をしているの」
いいなあ・・・・・
タタラ「だって本物の野獣なんだもーん」
突然床にごろごろしたり、そこら辺を4つ足で駆けはじめるタタラ
タタラ「ねっ!」(キラキ○王子のような曇りのない瞳)
・・・・・なーんてね、フフ・・・
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琥珀の章5・鳴子越え
夢の中、朱理に抱かれる更紗。次の瞬間、自分の手で朱理の命をとる。ほめる家族たち。しかしタタラの本心はまごつくばかり。「違う、いやだ・・・。」
夢から覚めたタタラの目の前にあったのは、前髪が目まで覆うほどもある見知らぬ男。
名はもん太という。その場にいる誰もがわからない。おそらく鹿角の人であろう。
太郎はあんたが白虎だという。タタラはようやくその事実、そして紫の上に言われた「野獣の目」の真意を知る。
「寒い?」もん太が突然抱きついた。ふと正気に戻るタタラ。
逃げ込んだ場所は紫御殿、追っ手の心配はしなくていいという菊音。そして、刀の鞘にはさまっていた住職からの手紙を渡す。
「白虎の刀を持つ者へ
迷うて人を切ることなかれ
ゆめゆめ刀に使われぬよう
己をとくと磨くべし 」
住職は更紗がタタラと知ってて側においてくれた・・・。
タタラはその心に報いるため・・・刀を封印した。
一同は鹿角に避難することにした。と、私も連れて行って欲しいという声がした。
そこにいたのはなんと紫の上!鹿角のトップと話をしたいという。
紫の上の共を一人加え、もん太の示すルート・鳴子越えで鹿角に向かう一同であった。
匠は捕らえられ、奴隷と同じ牢に入れられた。更紗に騙されたことを嘆く匠。
と、向かいの牢からみっともないという声が上がる。その声の主は奴隷に身をやつした朱理!
「自分がほれた少しの部分は本当だったと信じてやれよ・・・」
道中は困難を極めた。監視の目をくぐっているから仕方ない。しかし無理も生じてきた。
ここは道を変え、トンネルを通ることとした。見つかったら温泉に来たとごまかそうという紫の上。
その温泉という言葉に朱理を思い出すタタラ。
「寒い?」もん太が突然抱きついた。ふと正気に戻るタタラ。
その様子に変ぽいから近づかないほうがとかいう菊音。
尚も進むと検問所が見えた。見つからないようにと祈ったが、一行は検問に見つかってしまった。
湯治に行くと言い訳するが、信じてもらえていない様子。役人はタタラを棒でなぎ払った。
タタラは挑むような目をしている。気に入らない役人は自分の股ぐらをくぐれという。
激昂する一同。タタラは刀を抜こうとする。心の中で戦うタタラ。
と、もん太がその男の股ぐらをひょいとくぐった。
竹光を持っていることで更に役人たちに笑われるもん太。
その様子にタタラは心落ち着けた。股をくぐるタタラ。
太郎が紫の上に言う。あの子はタタラ。運命の子。仲間がいれば、連中はタダではすまない・・・。
と、そこに首実検のため、匠が呼ばれた。焦るタタラと菊音。
しかし匠の心には、あの奴隷の言葉が響いていた。
「自分がほれた少しの部分だけでも、本当だと信じてやれよ」
匠は言った。白虎ではないと。役人たちは更に言う。ならば棒で思い切りぶん殴れと。
匠は断った。「全く見も知らぬ人を殴ったりできません」
役人たちは納得し、その場を去った。タタラはただ、匠に向かって土下座していた。
道中、次第にふぶいてきた。洞穴でやり過ごそうとする一同。検問時のもん太、そして匠に感謝する一同。
タタラはその優しさにあこがれていた。白虎の様にただ強いだけでなく・・・。
と、遠くから地鳴りのような音が聞こえる。戦場が近い。駆けつけようとする市を止める紫の上。
一方、タタラはまたも放心状態に陥っていた。心の声に従い、進もうとするタタラ。
「寒い?」もん太が突然抱きついた。今度は正気に戻らない。ただ声が聞こえるというのみ。
もん太は返す。誰も何も言ってない。聞こえるとしたら自分の声・・・。
タタラは自分の心に住まう母に言う。自分は今も赤の王が憎い。しかし朱理を殺す夢の中、自分は泣いて叫んでいる。
戦えない自分、憎めない自分、裏切り者の自分、そうなることが怖いのだと。
だから、白虎になってでも刀を抜いて戦わなければ・・・。
と、太郎がナイチンゲールを発見する。
敵味方無く手当てをしたり、末期の水を飲ませる戦場の天使。
その正体は・・・タタラの母・千草!
タタラは母・千草に抱きつくのだった・・・。
千草キター!
なるほど、会いたい人というのはおかんだったのね。
>「自分がほれた少しの部分は本当だったと信じてやれよ・・・」
朱理…
相変わらずボロボロなんだな
ナイチンゲール=群竹さん という予想、結構自信あったんだけどな…
茫然自失の態といった朱理と匠
なんか顔立ちまで似てきたような…
まさか同じ女性を愛して
お互い荒んで顔を合わせてるとは知る由もないだろうね…
皮肉だ
「弱くて泣いてる自分もキライだ
でも
あたりかまわず刀を振り回す自分は
もっとキライだ!」
更紗・・・強いな。
あれ?このもん太ってひょっとして…?(外れると恥ずかしいから言わない)
匠ムカつく奴だと思ってたけど、今月号の見てると同情したくなってきた
股をくぐるってのは韓信の股くぐりが元ネタかな
千草さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
美人の未亡人(*´Д`)ハァハァ
匠はこの作品の中でも等身大のキャラと言えるだろうな
あまりに悲しい形で、悲しい顔でだが一皮剥けたよ
いつか平凡な幸せを掴んで欲しいと思う
考えてみれば将軍とああいう関係だった千草さんは
今の更紗の気持ちを一番分かってやれる人なのかもな
むしろ自覚的だった分性質悪いくらいに
タタラかわいいし、千草さん綺麗だし、親子どんぶりしたくなってきた。
けど本命は菊音だ。
菊音じゃねえけどさあ
寒い?っていって更紗に抱きつくもん太。役得だよなあ。
オレにも変わって欲しいよ
何処からか舞の合方が・・・
>47
親子どんぶりねぇw
美女千草さんの娘なんだから
タタラも将来は同じぐらいかそれ以上の美女になるかもよ
「本当のことだってあったさ」
泣きそうになった。
>>42 どこかに鼻歌まじりで釣りしてたヤシがいたよなw
…違う人を想定してたりして
検問所での匠、別人のようにかっこよかった
ウザイキモイ言って悪かった
匠エラスカッコヨス
もん太の釣ってきた魚がメチャうまそう
やっぱり紫黒に連れられていた朱理について
朱理も紫黒か
更紗と遭遇しないといいな
こんなに別人みたいに荒みまくった姿じゃ、身近な人以外気付けないだろうけど
今まではそう思わなかったけどぼろぼろになった朱理イイ!
あと、もん太もなにげにいいぞ
樹海じじいの知り合いかとふと思った
更紗をお母さんのところまで導く役割で
匠と穂積が微妙に被る。どっちも等身大だ
しかし私はどんなになっても朱理萌えである
俺は何があっても千草さん萌え
熊野の時は見られなかった柔らかい笑顔で
さらに萌え倍増
市ウザス
黒の王の奥方とそのおつき
得体の知れない女の子とタタラ
得体の知れない鹿角の男にジャーナリスト
田村はこいつらに何をさせようと(ry
やっぱり勧進帳っておかしいですか
そうですか
匠どうなんでしょうね。
これからレギュラーになるのかな。
朱理と行動を共にするとか。
市黙れ
俺の菊音も相手すな
>63
同じ女の子でボロボロなってる者同士じゃ
逆にまずくないか?だからこそってこと?
ま、匠には身分違いだったんだよ。誰か普通の女の子と
今度こそ幸せに慎ましく暮らせ
>61
漫才道中
>63
絶対気が合わないと思われ
ボロボロ奴隷なのに口のきき方が偉そうな朱理萌え
朱理、やっぱり眼が虚ろな感じだね
更紗はともかく、朱理には復活する機会とかあるのか
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琥珀の章6・母
鬼切部の戦場、タタラは母の胸に抱きついていた。タタラはひたすら謝っていた。
知らずに赤の王に会い、惹かれ、そして愛してしまったことを。
憎むべき父と兄と白虎の村の住人の仇を愛してしまった。裏切り者だ!
しかし千草は問い返す。何を謝るのかと。
そして、側に倒れていた瀕死の黒の兵の呼びかけに応え、手を握り、祈りの言葉を述べ、最期を看取った。
タタラは黒の兵の最期を優しく看取る千草を咎める。
千草はいう。この人たちと私たちにどこか違いがあるのかと。
こんな時代でなかったら親しい友人になれたはず。この人たちが悪いわけでない・・・。
そして錵山将軍との日々について語りだす。いい人だった、好意すらもったと。
恨んでいるはずと尚も言うタタラに千草は言った。
「わたしは もう だれも恨んではいませんよ」
そして続ける。人を愛したことをなぜ後悔するのかと。
憎めなくなったら戦えないとタタラは答える。
千草は問う。憎いから、嫌いだから戦うの?それが運命の子供なの?
「タタラはなぜ戦うの?」
と、タタラの衣に瀕死の黒の兵がすがりつく。身の上を語り、そして逝った黒の兵。
それを見て、タタラは千草の問いを思い直す。
そう、タタラの目的は・・・殺されない国。穏やかで健やかで自由で豊かな新しい国を創ること・・・。
悟った瞬間、タタラは憑き物が落ちたかのように、その場に倒れ込んだ。
それを抱きかかえる千草。タタラの呪縛を解いたのは・・・母親だった。
千草を加えた一同は鹿角の兵と合流し、鹿角へ向かった。
馬車の中、千草は思った。すさんだ環境の中、情のない砂のような人になっても仕方ない。
しかし、人を愛せる子となった。きっと皆に愛され、大切にされたのでしょう。「幸せな子・・・」
夢の中、タタラは朱理に語りかける。タタラを、この国をどう思っているのか。
話さなくちゃいけない。その結果がやっぱり戦いなのだとしても・・・。
鹿角の領内の屋敷で睡眠をとっていたタタラは目を覚ました。
そこへもん太が通りがかり、翌日増長が来ることを告げた。・・・もん太?
タタラはようやく気づいた。そう、もん太は網走で会った多聞だったのだ!
すぐに気づかなかったことを詫びるタタラ。だから正気じゃなかったという多聞。
ほんとだ・・・ほんとにそうだった・・・。
タタラと千草が温泉で語らってる中、市は寝ずの番で紫の上の護衛をしていた。
と菊音が酒とつまみを持ってやってきた。二人は酒を飲み交わしながら母について語りあう。
市も菊音も母はいない。ただ市は言う。自分は紫の上に育てられた。あの方が自分のすべて。命を懸けてお守りする・・・。
翌朝、飲みつぶれていた二人は紫の上に起こされたのであった。
鹿角・増長と黒・紫の上との会見。実は市は黒の三本槍といわれる猛将・飛騨の市松!着飾った鎧姿も映えている。
対する増長も多聞に着飾るように促すが、うどんを食べる姿がなんともはまっている多聞の姿に「いや、やっぱりいい」
会談は紫の上のほうから切り出した。黒も戦いには疲れている、とタタラが妙な提案を持ってきた。
降伏しろ、しかし占領はされないと。ならば黒の領土をどうするつもりか?
増長はタタラに問う。タタラが答える。
日本という国の東北という一部の地方を、王でも女王でもない民の最初の代表者として紫の上に任せたいと。
その目には、以前巣食っていた野獣のような輝きは無かった。
口出ししようとする鹿角の長老を制し、増長が言う。この戦争は元は黒の侵略戦争。
黒が収めれば、タタラの言う新しい日本の互いに柱のひとつになれよう・・・。
ひとまず、提案を持ち帰ると回答した紫の上。表に出た紫の上に千草は会談の様子を尋ねる。
話は全然終わっていないと答えた紫の上は千草には子がいてうらやましいという。それを受け、千草は答えた。
「でもあなたは新しい日本という国の母になれますわ」
紫の上は紫黒へと戻ろうといていた。
見送りに出た増長と紫の上は握手を交わし、互いの民のため全力を尽くそうと誓い合った。
タタラは多聞に礼を述べていた。いつも自分を止めてくれて助かったと。
と傍らより増長が現れ、それが玄武の刀の持ち主たる多聞の役目といった。
玄武の刀を持っているはずというタタラに多聞は腰の竹光を指差す。
「斬れない。これが玄武の刀だべ。これは、いましめのための1本」
この言葉に青葉寺の住職の言葉を思い出すタタラ。今の自分には身にしみる・・・。
タタラは四本の刀を味方につけ、紫黒へ戻る。腹をくくる太郎と菊音。
一方、黒の内部では不穏な動きが生じていた。
「目ざわりな婆なんぞ、さっさと消しちまいな」
よかったな。
原点に戻ることで、タタラにまっすぐ朱理と向かい合う覚悟ができたってのがすごくいい。
いい母ちゃんだぁ……
やっと本格的な悪人が出てきたな
こんな時代でなければ 親しい友人に(ry
って、実は匠があてはまるよね?
本来は適同士の立場だけど(黒軍vsタタラ)、一人の人として出会ったから 親しくなれた。
まぁ波乱はあったけどね
母、ってタイトルが、切なくて重くて…いいなぁ。
特に千草ママと紫の上の会話の辺り。
てゆーか、もん太って多聞かい。さっぱり解らなかったよ。
そんなキャラ、すっかり頭から抜け落ちてたのでビックリだ。
錵山将軍、想いむくわれててヨカタネ
もう誰のことも恨んでいない、か…
千草ママ、カコイイな。神々しいほどだ。
俺も菊音たんと朝まで飲み明かしたい
あーもん太って多聞だったのかー
全然気づかなかったなあ(棒読み)
うどんくいたい
お市の顔の傷カコイイ
もうそろそろ月子キャラキボンヌ
つ最後に出てきたおばはん
増長と多聞ってなんかいいコンビだね〜w
熊野コンビみたいに活躍して欲しいな
>84
いいね〜。
思いっきし根性悪そうなお嬢ちゃんキボン
お市の傷って、戦う度に増えるんでしょ?
でも弱い訳じゃないから、敵の攻撃気にしないで 突っ込んでいくタイプか?
ちょっと かっこいいかもw
多分一人敵を倒すたびに傷が一つ増えて、
徐々に強くなっていって
傷を頭の角に集めたりするんだきっと
西の空に帰る白虎
それが見えた多聞
おそるべし
血の気が多そうな奴だな、市松
何か強いそうだがランキング付けはどの辺に来るんだろ?
やっぱ最強は白虎更紗で
「あ あい あ」でよく「愛した」だとわかったな、おかん
母親のパワーはやっぱりすごいんだね
更紗はまだ16歳の子供なんだよなあ…
>命をかけてお守りする
いきなり市松にも死亡フラグが…
>>89 一応突っ込んどく。
キン肉マンのバッファローマンね。
>>91 個人的イメージでの強さ順(刀限定)は
白虎更紗>カザン将軍>雷蔵>市松>揚羽=座木>朱理>浅葱>通常更紗だな
浅葱と市松はもう少し上じゃないかしらん
てかせめて防御・攻撃・体力・美しさ(!)とかに分けたほうがいいかもw
それぞれ強みが違うからな…
浅葱に至ってはかなり成長してるみたいだし
浅葱は朱理と最初は互角に戦ってたけど途中から押されはじめて
最後は揚羽が助けに入らなかったら殺されてそうだったしねぇ
こんなもんじゃないの?
市松はまだ戦ったシーンが無いからなんとも言えない
ハヤトって朱雀の刀受け継いだのに、使わないんだな
多聞の力量はどんなもんだろ
この世界の日本は地域色が豊かすぎるけど、
なんか鹿角が一番落ち着きそうな。
オレも更紗と千草さんと一緒に温泉はいりてぇ
菊音もいたらなおよろし
市松はいらん
>紫の上におまかせしたい
なんかあんたトップにしてあげるから、わいらの味方にならへんかって言ってるみたいだ。
一応そのあと民主日本の構想は語ってるけど。
市松・・・・・意外に頭が柔らかいな。
なんか、黒の王を除くって何のたまってんだ、とか言ってきそうな場面でもあるんだけどな。
玄武の刀は戒めのための一本か、シブイな。
しかし竹光が宝刀とはねえ。
ほんとに宝刀なのか?
増長がなんか落書きしてるし。
菊音の本業を忘れがちだだが、あいつ四君子なんだよな。
ここまで更紗たちと仲良くやってるのを見ると、
将来確実にあるだろう、タタラたちと対立する絵を想像すると、
悲しくなってきた。
浅葱と四君子は白の王の手下なんだよね?
白の王はタタラ軍を潰そうとしてたみたいだけど
将来味方にはなりえないかなあ
熊野で浅葱が「大姉」を「王」に言い換えてたのをみると
白の王陣営も国王の味方ではないようなので
白の大姉はともかくとして浅葱は全てを破壊したいようなので、
最終目的の為に一時的にタタラ陣営に属してはいたが、
どこそこの味方に終生属するというわけではないんじゃないか?
浅葱の動きは全く読めないね。
>>97 昔のハヤトは羅生を好ましく思ってなかったので、
それを連想する刀は使いたくなかったんじゃないかな?
それで弓使っていたら圧倒的に得意になったから羅生への考えを改めた今でも弓を使ってるんでしょう。
軍では飛び道具である弓は必須だから、結果的には役に立ってるね。
多聞の場合は、強くても弱くても、「まぁ、多聞だし…」で済むので予想の範囲内w
浅葱って、ボロボロになった状態の更紗を見てないよね?
ちっとは心惹かれてる風に描かれてたけど、あれ見たらどう思ったかね
>107
もし惹かれてるんなら
その分朱理への憎しみが多少増えるだけでは?
109 :
岡本○路:2005/09/16(金) 00:04:21 ID:???
>「白虎が飛んでいくべ。西の空へ帰るんだべな」
いいなあ・・・・・
白虎今度はハヤトの中に入る。
↓
突然タタラの代わりをまかされてパニック寸前のハヤト
↓
「憎憎憎憎憎憎憎憎憎・・・・・」
↓
ようやく現し身を(ry
・・・・・なーんてね、フフ・・・
番外編・同盟前夜
重苦しい静かな夜には、見たくもない夢を見る・・・
暗闇の中、虐待を受ける一人の少年。肌の白い、美しい砂漠の民。
心にはおぼろげな昔の記憶が宿る。
「わたしたちは風の民 誇り高い砂漠の青い貴族 風をまとって自由に気高く生きなさい」
少年を気遣う、もう一人の少年。介抱し、りんごを渡す。幼き四道。
四道は父に意見する。奴隷をいたぶるのはやめろと。彼らも人間だと。
奴隷は人間でないと切り捨てる、少年を虐待し続けてきた四道の父。
少年はもらった林檎を投げ捨てた。情けをかけても無駄と四道の父。
少年はずっと虐待を受けていた。そんな少年を支えているのは砂漠の民という誇りのみ。
しかしそのおぼろげな誇りも、悲惨な現実の前にかき消されようとしている。
四道はいつも少年の介抱をしている。少年は言う。奴隷を哀れむのは楽しいかと。
四道は答える。自分は友人になりたいだけ。自分は父のようにはならない。
いつか新しい時代を築く時には、一緒にいて欲しい・・・。
少年はずっと思っていた。四道の父を殺そうと。しかし、しかし、四道がいるから・・・。
少年は四道に口づけしようとしていたところを四道の父に見つかり、砂漠に捨てられた。砂漠に一人縄でくくられている少年。
そこへ通りがかったのがマダムバタフライの一座。少年を助けると共に、とっときの名前を与える。風に舞う蝶「揚羽」と。
揚羽は鹿角に来ていた。
刻々とタタラ軍の危機が伝わる中、鹿角・関東・タタラ軍の同盟を結ぶため、鹿角の長老を説得し続ける揚羽。
しかし鹿角の長老たちは重い腰を上げない。
長老たちは迷信やお告げに頼ってるとの増長の言葉に、揚羽は一計を案じる。
雪の中、長老たちが見守る中、揚羽と雷蔵と増長が刃を合わせる。
それぞれの軍の中でも抜群の腕を誇る3人。皆が皆その腕前を発揮している。
これが何になると太郎が思っていると、3人の合わさった刀に稲妻が落ち、3本の刀は溶け一つになった。
「 天 の 意 思 だ 」
同盟は締結された。新しい国という夢が叶ったら何を得るのかと尋ねる増長に揚羽は答える。「自己満足」
揚羽は思う。新しい国を夢見た時は過ぎた。なぜならそれはもう始まっているから。
いつかおまえの人生はなんだったかときかれたら、こう答えられればそれでいい。
「風のようであった」と
「自己満足」か・・・かっちょいいなあ
奴隷ってそういう奴隷ですか…
今更なにを言うてはるのや?
お稚児さんやったゆうんはでてたやん
マダムバタフライって大きな人だなあ
たいして出てこないけど、もしこの人がいなかったら揚羽はいないんだね
虐待のされ方が生々しいな
性的虐待に走るなんて四道の親父、なんかすごいすとれすあったんやろか
揚羽ってそんなキャラだったか?といってみるテスト
>>116 ストレスとかなくても、衆道が当たり前な世界なのかも。
ああいう虐待も貴族の道楽として普通にある設定かもしれんね。
朱理もあの家で育ったんだよね。
来たのは揚羽が捨てられた後かな。
それにしても雷怖いな。
焦げ焦げ。
ネタバレ
黄金の章1・王都
タタラ・菊音・市松・太郎の4人は紫の上の親類一行として京都に侵入した。
太郎の案内で京都を見回るタタラ。そして王城に対峙する。
タタラは言う。京都において圧迫感や深さ・重さといった近寄りがたさを感じると思っていた。
しかし何も感じない。蘇芳の都のようなパワーもない。
この言葉に太郎と菊音はタタラの洞察力の深さに感心する。
街を徘徊していると大仏がらみの売り物が多いことに気づく。
国王の権威を全国に見せ付けるための新年に大仏開眼の大式典を行うためだ。
「じゃ、やっぱりそれをねらうのがいいよね」
と、人々が騒ぎ出した。京の警備隊、だが町民には人斬り呼ばわりされている夜郎組の登場である。
タタラたちはやり過ごそうとするが、呼び止められる。
市松は紫の上の手形を出すが、野郎組はそれをも介さず、タタラのかぶっていたベールをはがし、北の姫の割には陽に焼けていると指摘する。
ふさぎこむタタラ。失礼という菊音に、それは承知していると野郎組。
近頃、王に逆らう者が京に多いので念を入れているという。
野郎組は姫に護衛が必要かと尋ねる。市松は浪人くずれの護衛など無用という。
大きな顔で京を歩く時は気をつけろといい、野郎組は立ち去った。
太郎曰く、一行を尋問した男は野郎組の副長、左京のスズメバチと恐れられる蜂也であるらしい。
一行は建築中の大仏殿に到着した。設営状況の情報を得る一行。黒の王に金と奴隷をよこせと頼んでいるらしい。
もうすでに何人もの奴隷の犠牲者も出ているようだ。あげくに大仏完成の折には奴隷を生き埋めにするという。
と、タタラはかねて気にしていたことを思い出す。白虎の村・落折の里の人たちが大仏建立のため京へ引かれていった。
それを救出しようとし、返り討ちに会い柚香と長老を失った津山峡谷。
そして、紫の上の言葉を思い出す。民衆にとって国王は絶対。黒の王を退けるだけでは民も兵も納得しない。
確実に国は変わろうとしている証拠を、タタラの力を見せて欲しいと。
タタラは決心した。大仏開眼式をたたきつぶす!そして働かされている人たちを救出する!
紫黒に運ばれていた朱理たち奴隷は京に回されることになった。
牢中、朱理は少年たつみに字を教えていた。そんな朱理に話しかける者がいる。
ザンバラ髪のその男は大仏建立の際に奴隷が生き埋めにされると言う。ざわつく奴隷たち。
奴隷制には反対だったという朱理。国王と貴族がいる限りなくならない、この国に国王など要らないとその男。
その晩、たつみは激しい腹痛を催していた。男は盲腸のおそれがあるという。朱理は医者を呼ぼうとするが、
「誰が奴隷に医者を呼んでくれるんだ」
尚も朱理は牢番を呼びつけ、医者を呼ぼうとする。朝になれば静かになるという牢番にせめて水をという朱理。
しかしその願いは叶わなかった。怒りに打ち震える朱理。
男は朱理にたつみを楽にしてやれという。大勢の命を奪ってきた、いまさら子供の一人増えたところで・・・。
朱理はたつみの首に手をかける。しかし思い直し、たつみに言う。「生きていられるうちは生きていろ」
やがてたつみは意識を失う。朱理は壁にあて冷やした手をたつみにあて、少しでも楽にしてやろうとする。
翌朝、そこには命が尽きたたつみと懸命に看病していた朱理がいた。朱理は役人たちに咎められながらもたつみの遺体を連れ出した。
奴隷たちは紐に繋がれ移動していた。道中、男が朱理に言う。人の質が変わったと。
変わったといわれ、うれしいか悔しいか尋ねる男。自分を知っているのかと尋ね返す朱理。
遊山と名乗るその男は蘇芳で塾を開き、赤の王に捕まったという。
遊山、そして奴隷たちは少し朱理に好意を持った。一同は船で京に運ばれた。
黒の京屋敷で湯豆腐を囲み大仏について話し合うタタラたち。湯豆腐を食べ終わった市松はさらに外に繰り出そうとする。
タタラは屋敷に残り、太郎は瓦版仲間の元へ戻っていく。結局、菊音だけが付き合うことになった。
一人残ったタタラは夜ならもう少し近づけると判断し、大仏殿に向かった。
と、奴隷たちの中に朱理らしき後姿を見つける!気を取られるタタラ。
その刹那、タタラの背後に忍び寄る者あり。その者は蜂也!
しばらく、作者オーストラリア旅行にて休載だってさ
泣けた・・・たつみ・・・
朱理はホント変わったなあ
たつみの話好きだけど、匠のすぐ後にたつみって…
って思った椰子は他にもいるはずw
人質とか完全に忘れてた(;´ω`)
おいらも。
柚香たちを救えなかったぁ(;Д;)で解決してた自分が嫌だ。
すずめばちってかわいい
野郎組のモデルは新選組か!
蜂也=土方なんかね、やっぱり
たつみの歌って元ネタあるん?
てゆうか作者も絶対忘れてたと思う
>人質
俺も菊音に京都の案内してもらいたい
黒の王の側室なのに偉くタタラに協力的な紫の上について
たつみ更紗に似てる
なんか菊音って・・・ほんとにザルだな。
いろんな意味で。
スパイの癖にぬかりすぎだw
京都に住む王様なら御所に住めよと思った。
帝が住まわれていた歴史のある住居なのに…。
右翼から抗議が来たら面倒だと判断した?
紫の上は協力的というかまだタタラを見定め中って感じ
そしてやっぱあの人は賢いね
>民衆にとって国王は絶対。黒の王を退けるだけでは民も兵も納得しない。
確実に国は変わろうとしている証拠を、タタラの力を見せて欲しい
上から賢く民衆を見て来た人の意見だ
湯豆腐がうまそう
>>136 過去の文明がほとんど残らないほど破壊されてるんだから(関東の沈んだビルくらいしか残ってない)
御所だって破壊されたかもしれないし、
おまけに王家は乱世を統一した王家だから自分達で城を新しく作らせたんだろうよ
あれ?たつみくん亡くなったのにあーんの人(ry
菊音は市松と妙に仲がいいようですが…
菊音ってさ、白の王の部下で、
黒の王(というか、実質それより力のある紫の上)のところに
スパイとして来たんだよな?
スパイのくせに湯豆腐食ったり飲みに繰り出したりしてて良いのかよ。
いいんだよ。ここは信用させてポイントを稼ぐんだよ。そのほうが身動き取りやすいんだよ。な、群竹さん?
四君子の立ち位置がよくわからん。四君子の主君は誰なんだ。それ以上に白の王の考えていることがよくわからん。
ドラマCDを持ってる人、いる?
お兄ちゃんの話、すごい気になってるんだけど
この手の別メディア商品にはいい思い出ないし
学生なんでお金ないしで買ってない。
聞いた方、どんな感じだった?
できればネタバレきぼん
はーい。
ドラマCD買ったよ。
ネタバレ書いてみました。
「更紗…僕の双子の妹…。
僕はもうずっと長い間、おまえがうらやましかったんだ…」
Scene 1 運命の子供
白虎の村に、男と女の双子の赤ん坊が産まれた。
長の子供だ。
産まれたばかりの赤子を前に、長から名付けを頼まれた医者であり予言者でもあるナギは黙り込んだ。
不安げな父親・長、母親・千草、角じいにナギは告げる。
「この子は、運命の子供。長じてのち人民を率い、国を救う星となりましょう」
どちらが運命の子供かと聞く三人に、ナギは答えない。
「さて、お二人に名前をつけましょう。男の子には白虎の村を象徴する名…タタラ…と。
女の子には美しい織物の名を頂きましょう。そう…更紗…と」
Scene 2 元服の議
ナギには内緒で宿題を教えてほしいという更紗。歴史上の戦争と英雄。
女の子がこんなことを習っているのか?と問うタタラに、まーくんは更紗は女の子とは思えないと言う。
男の子に産まれたかったとぶーたれる更紗。そうすれば、今日の儀式で刀を持つ役も出来たのに。
その役は僕がやることになったと嬉しそうにタタラに報告するまーくん。
あらわれたナギに、宿題は自分で考えないと身に付かないと言われ、ごめんなさいとあやまる更紗。
まーくんを誘い、角じいとチャンバラをしに行ってしまう。
村中が大騒ぎなのに、さっきも砂漠へ出て行こうとしていた、とナギが言う。
更紗は自由気ままでうらやましい、とこぼしたタタラに、ナギはきびしくたしなめる。
タタラがそういうことを言っては困ると。あなたは運命の子供。そして今日から12歳。
わかっていると言うタタラ。
タタラは疑問をナギにぶつける。
更紗は、僕と同じようなことを勉強している。女の子なのに。
あなたの双子の妹なのだから、将来はあなたの片腕になってもらわなければ、とナギ。
それでチャンバラと称して剣まで?
何が言いたいのですか、と問うナギに答えを濁すタタラ。
儀式のリハーサルをするので衣服を整え広場に、と言いナギはその場を去る。
…あれは七つのとき、落馬で怪我をして、熱が出たときだ。
夜中に喉が渇いて目が覚めたとき、まわりには誰もいなかった。
みんなは気付いてないだろうけど、僕は起き出して、そして見たんだ。
同じように熱を出して寝込んでいた更紗の枕元に、みんながいたんだ。
ナギも角じいも、お父さんもお母さんも。
それ以来、時々、心のどこかがピリピリ痛むようになった。
角じいとナギが、僕より更紗を大事にしているような気がする。
僕ばっかり注目されて、かわいそうだから…きっと、そういうことなんだ。
だって僕は運命の少年で、タタラなんだから。しっかりしなきゃ…。
でも…僕は時々…」
そして、夜。無事に元服の議が終わり、村中が沸き返っていた。
きっとタタラさまがこの国を変えてくれる!
「更紗!触るんじゃない!この刀はタタラのものだ。運命の少年が持つもの。
女の手で汚してはならん!」
こっそり刀に触った更紗を叩き、長が声を上げた。
泣きながら走ってその場を離れる更紗。角じいがその後を追う。
「お父さん、なにもぶたなくても。今日は更紗の誕生日でもあるのに」
「けじめはつけねばならん。更紗のためにも…」
更紗のためにも…?どういう意味…?
Scene 3 赤の軍
赤の王につかえる錵山将軍率いる赤の軍が、突然、白虎の村にあらわれた。
運命の少年とやらを引き渡せ。さもなくば村ごと焼き討ちをかけると。
タタラと一緒にいたナギは、姿を見られないように隠れていなさいとタタラに言う。
まだ戦う時期ではないと。
その間にも、赤の軍の攻撃は続く。家や、畑が破壊されていく!
出てこない運命の少年に向かって、錵山将軍が高らかに笑う。
「聞いているか臆病者!おまえのせいだ。村を焼き払え!皆殺しだ!草一本残すな!」
僕は臆病者ではないと、止める両親を振り切って行こうとするタタラ。
「このままじゃ全滅だ。僕は…運命の少年は何のためにいるんです!」
緑で一杯の平和な国にしてくれると約束をして下さい、タタラさま。
そう言って、まーくんが錵山将軍の前に出て行った。
自分が運命の少年だ。だから、みんなのことは助けて。
まーくんを助けなければ、とタタラはナギにどくように言うが、ナギは聞かない。
そこへ、まーくんのお母さんがやってきた。
マコトは自分から出て行った。タタラさまが大好きでした。あの子を思うなら、出て行ってはいけない。
「僕は卑怯者だ。村を救ったのは君で…僕が運命の子供でも何の役にも立たない。
まるで名ばかりの…名ばかりの…」
そんなタタラの前で、父がほっとしたように言葉をもらした。
「ああ…更紗が今、村にいなくてよかった…」
その言葉に、タタラの中でなにかが爆発した。
「僕はもうずっと考えてきたんだ。いつも…いつも…不安だった。僕がタタラなのに…。
ねえ、ナギ。僕は本当に運命の子供なんですか」
「違うと言えばどうしますか。すべてを放り出して逃げ出しますか?
わたしの予言がどうあれ、あなたがタタラです。タタラが運命の子供です。今も。これからも、一生!
あなたが英雄であり、更紗はその補佐なのです」
「更紗を守って、僕が矢面に立つわけ…僕は殺されてもいいってこと…?そうなんだ。
僕は更紗のおまけじゃない!…イヤだ!!」
静かに、ナギが言う。声が聞こえますか。みんなの声が。
タタラを呼び、タタラに期待する、村人の声。
「タタラさま!ご無事でしたか。まーくんが…」
「まーくんは…村を救った。わたしを救ってくれた。わたしはまーくんに約束した。
平和な緑の国を造ると。みんなで…みんなで緑の草原の上を歩こう!」
村人の歓声を聞きながら、タタラは思う。僕には、それ以外、何が言えただろう。
その日、角じいとともに帰ってきた更紗に…僕は、会うことが出来なかった…。
Scene 4 妹、更紗
自分を慕ってくる更紗を、つい邪険に扱ってしまうタタラ。
僕はイヤなヤツだ…。更紗は、何も知らないのに。
会議を終えたタタラに、外の空気を吸いに行こうとナギが誘う。
歩きすぎて、村を出てしまうというタタラに、何が見える?と問うナギ。
そこには更紗がいた。
更紗の畑。タタラは知らなかった。
こんな荒れ地に何も育たないというタタラ。本人に聞いてみるというナギ。
あなたに見られると恥ずかしがるからここで待っているように告げて、ナギは更紗のもとへ向かう。
自分の分の水を我慢して畑に使っている更紗。
タタラさまの役に立ちたい。少しでも砂漠に強い植物が見つかれば緑が広がる、と。
「更紗…。いい子で…前向きで、何も知らず無邪気で…。
でも、そのいい子さが…僕は今たまらなく嫌いだ」
長くてすみません。
残りは次回に。
けっこう長い話なんですね
タタラ兄は何も気づいてないのかと思ってましたが
更紗と同じように互いを比べて苦悩していたとは…
胸が痛いです
トンクス!
タタラさま可哀想…
お互いが お互いのおまけと思ってるなんて、何かカワイソ。
もし更紗が運命の子として育ったら、二人は仲良くやってけたかなぁ
(将来どーなるとか抜きに考えて)
初めてタタラの気持ちを知ったよ 。゚(゚´Д`゚)゚。
身代わりだって事知ってたんだ・・・
続き楽しみにしてます
何かあんまりだな。
身代わりを立てなきゃいけないのは仕方ないとして、
タタラ本人にばれないようにしたり彼の気持ちを慮ることも、周りの大人の責任じゃないかね。
漫画1話のタタラを見ると乗り越えられたんだろうけど、それでも・・・。
ナギや千草さんはこのときタタラをどう思ってたのだろう。
うわぁ、切ないな。
あのシーンの裏ではこんな風に思ってたんだね。
気づいてたのか。やりきれないな
え、ナギや両親は最初から更紗が本当の運命の子っていうことを知ってたの?
一話では、更紗が髪を切ってタタラを名乗り上げてから、ナギが「我知らず気づいた。更紗、おまえこそが『運命の子供』だということを!」
って言ってなかったっけ?
>162
「我知らず」の我は更紗のこと、ってことなのかな?
「我知らず気づいた」→更紗は自分(更紗自身)が運命の子であることを知らずとも
運命の子としての役割に目覚めた、というかんじ?
>>163であってるよ。
そこって、結構読み間違える人多いんだよね。
私もその一人だけどw
>>163 そうなのか、俺も読み違えてた。でもなんだか跡付け臭(ry
Scene 5 旭の村
砂漠を歩くタタラ。
心の声とタタラは向き合う。
自分は運命の少年だと…信じて、みんなの期待通りに、真面目に、なにがあっても、ただそうしてきた。
本当の運命の少年なら、やりがいもあったよね。更紗は、伸び伸びと自由に、みんなに愛され、
大事にされて、すべてを手に入れる。運命の子供に選ばれた者の喜びさえも。
僕はそんなこと思ってない。選ばれた者だなんて。
思ってるくせに。だから悔しいんだろう。
「このまま歩いていけば海に出るはず。この際、いちど海という物を見てみるか。
あれ、村だ。戻ってきちゃったのか。ずいぶん歩いた気がしたのに…」
その村は、灯りがなく、見張りもいない。
タタラが見たのは、散らばっている骨。
「みんなは?更紗!更紗、どこにいる!いったいなにがあったんだ!だれかああ!
これは罪か?僕はまた守れなかったのか…更紗。お兄ちゃん、側にいてやれなくて…」
「そんなとこで何泣いてんだ」
男が、声をかけてきた。この村が全滅して三月半になる、と告げた。
おどろくタタラに、どこの話をしているんだ?ここは旭の村だと言う。
ここに住んでいるのですか、と問うタタラに、砂漠をフラフラしている者だと答える男。
旭の村は、一揆を起こして赤の王に滅ぼされた村だと。
「帰らなくちゃ…赤の王から、村を守らなくては。運命の少年だからじゃない。僕がそうしたかったからだ!
僕が自分で選んだんだ。僕が運命の少年として生きることを選んだんだ」
男はいう。この国にも夜明けが来る。近いうちに。この国では、夜明けは西からやってくる。
タタラは男に名前を聞く。
「名乗り合うほどのことでもあるまい?砂漠の青い貴族と、人は呼んでくれる」
男と別れ、タタラは村へと足をすすめる。
帰ったら、更紗の畑を手伝おうかな。まだ顔を見るのは辛いかもしれないけど。
あの子を助けてやれるのは、きっと僕だけなんだ。
村に戻った僕を、ナギは何も言わず迎えてくれた。ナギには、すべてお見通しなのかもしれない。
Scene 6 運命の少年 タタラ
タタラと更紗は15歳になった。
近いうち、他の村と協力体制をとろうとしているタタラ。
ナギのところに泊まり込み、緑を広げる研究をしている更紗。
自分がいない間は、おまえがこの村を守るんだよ、とタタラに言われ、更紗は力強く返事をする。
ナギが言う。
「不吉な西風が…何かよくないことが起こらねばよいが…」
夜。赤の軍が、再び村を襲った。
「運命の少年と宝刀白虎を差し出せ!今度は偽物では承知せん!さもないと、今度こそ皆殺しだ!」
更紗はナギとともに。タタラは両親とともにいた。
タタラを逃がそうとする両親。お母さんたちこそ逃げて下さい、というタタラ。
更紗の側に行ってやって下さいと。
「僕は、こういう時のためにいたんでしょう」
敵兵が近づいてくる。
息子をタテに逃げる親がどこにいますか、とともに戦おうとする両親。
敵兵が攻めてくる。
両親から敵を離そうと、タタラは表へ走り出る!
みんなが逃げる時間を…まだ!倒れるわけにはいかないんだ!!
「ナギ、お兄ちゃんが!」
錵山将軍につかまるタタラ。
父、村人、更紗、ナギが見ている中で、錵山将軍がタタラに刀を振り下ろす!
「更紗…兄弟とはなんだろうね。この世でただ一人、同じ血の流れる者…。
更紗…おまえのためなら…どこにいても駆けてゆく」
「運命の少年の首、将軍、錵山がもらったあ!タタラの首と、宝刀白虎はいただいてゆく!
村中に火を放て!」
更紗は、タタラに言われた言葉を思い出す。自分が、村を守らなくては。
ナイフを手にし、髪を切る。
生きる気をなくした村人を前に、更紗が大声をあげる。
「死ぬことなんて許さない!殺されたのは…妹の更紗。生きて、王の死に目を見たい者は、わたしに続け!
突破する!」
Scene 7 未来の中に
<運命の少年>というカードがタタラから更紗へと移った…。タタラは知っていた…。自分のことを。
目には見えないが桜島を眺め、ナギは思う。
温泉へ出かける更紗を見送り、なおもナギは思う。
あなた方が産まれた日、わたしの心に響いた運命の子供は更紗…あなたでした。あなたを守るため、
タタラを運命の子供だと偽った。あの悪夢の日、タタラはそれを知っていて…死んで行きました。
そしてあなたは我知らず、自分でもそうと気付かないまま、運命の子供としての生き方を選んだのです。
いつか…あなたに話す日がくるのでしょうか…。
「よお、ナギ。物思いだな」ひよっこりとあらわれたのは揚羽。
「タタラが嬉しそうな顔してかっとんでったぜ。イロでもできたんじゃねえの」
「バカなことを。温泉につかりに行ったんですよ」
温泉に着いた更紗。湯気で何も見えない。
「さーらさ」
「ぎゃっ!な、なんだ、朱理!」
更紗にかまう朱理。
一緒に関東に行く話は考えてくれたか?という朱理に未だ考えている様子の更紗。
「おまえは絶対来る。実はオレにぞっこんだからな」
「朱理…わ、離して。落ちる、落ちるってば」
「落ちても下はお湯だ。一緒につかろう」
「うわわ、けほけほ!このバカ!」
「あはははは!服を脱げ。脱がしてやろうか?」
「大バカー!!」
揚羽はナギに問う。未来がどのくらい見えているのかと。
実は何も。未来とは自分たちの手で築いてゆくものですよ、とナギ。
「未来…更紗の未来。わたしにはまだ見えない。なぜ、あなたが運命の子供なのか。
なぜ、兄タタラではなく、あなたなのか。それにはきっと大きな理由がある筈です。
わたしは探します。その答えを。更紗、あなたの、未来の中に…」
Scene 8 お・ま・け(那智&聖)
「ひーちゃん、ひーちゃん!どこにおるんやー?」
「こっちや。なっちゃん、ちょっとそのへん、気イつときやー」
「こっちってどっちやねん。なんに気イつけるんやー!」
穴に落ちる那智。この穴なんやねん、という那智に猪捕ろ、思て、という聖。
どんどこずれる会話。
聖が思い出して言う。
「ほんで、なんやねん。なんか用事あったんちゃうか」
「用事?」
「忘れんなや。俺を呼びにきて、ついでに穴に落ちたんやろが」
聖に言われ、思い出す那智。神殿で民記から聞いたお告げで、おっきいことにかかわるという。
「おっきいことてなんやねん」
「なんか知らん。けどな、誰かに会うんやて」
「そら、誰かにぐらい会うやろ」
民記が言うには、国の未来に関係している人らしい。その人のおかげで、この国はこれから大騒ぎになる。
聖と那智も関わるので、熊野も大変なことになると。
「ふーん、なんやろな」
「なんやろな」
「まねすんな」
「ほやけど楽しみやな。わいら歴史に名前残るんちゃうか」
「あほ二人てか。…ちゃうわなんで二人やねん。おまえだけや。ほやけど楽しみやな。いつ会えるんやろ」
「楽しみやな。いつ会えるんやろ」
「まねすんなて」
ドラマCDはこれで終わりです。
短くネタバレ出来なくてすみません。
いやいや、おつかれさまでした!
ずっと内容気になっていたので大感動です。
タタラ兄ちゃん切なすぎ…。
オマケにほのぼのしました。この2人大好き。
これ、番外編で漫画化してくれないかな。
途中に組み込むの無理だろうし、終わってからでいいからさ。
自分もCD持ってなかったから、全然知らなかった。
なんつーか、タタラにーちゃんをすくいあげて欲しい。
うん、内容知れて良かったアリガd
>息子をタテに逃げる親がどこにいますか、とともに戦おうとする両親。
一応両親がタタラを思う場面があって良かった
でもやっぱ悲しいな・・・
聖と那智に救われる
タタラお兄ちゃん・゚・(ノд`)・゚・
何も知らずに「すぐカザンに捕まってやんの( ´,_ゝ`)プッ」
とか思ってた・・・ごめん・・・
ネタバレ読んだだけで切なくて泣けてきたよ…
こんなの初めてだぁ〜あぁ〜鬱。
何かこんだけ悲惨なタタラの話の直後に、更紗と朱理の場面をもってこられても素直に捉えられない…。
この二人もものすごい試練を受けてるのは分かってるんだけど。
その点、熊野二人組みは気楽に聞けてホッとする。
それぞれのキャストキボン
タタラ兄、辛いことには変わりないけど
何も知らない身代わりとして死ぬのではなくて
最後に更紗を守ることができてよかったのかも知れないな
それにしても揚羽はタタラとも会ってたんだなあ
揚羽ってどこにでも現れるよな
「僕は、こういう時のためにいたんでしょう」。゚(゚´Д`゚)゚。
更紗…日高のり子
タタラ…佐々木望
ナギ…速水奨
父…江原正士
千草…寺瀬めぐみ
角じい…飯塚昭三
まーくん…高山みなみ
まーくんのお母さん…巴菁子
村人…永野広一
敵兵…伊崎寿克
錵山将軍…大塚明夫
揚羽…塩沢兼人
朱理…井上和彦
那智…千葉繁
聖…中原茂
敬称略
「漢が決意した事だ。黙って見送ってやるしかないじゃないか。」by前田慶次
私も悲しいがこのセリフで悲しみを癒してる。
個人的にはカザン将軍と一騎打ちの果てに首を刎ねられて欲しかった。
戦士が一戦も交えずに死ぬのは無念だろう。
で、どうする? バサラしばらく休載なわけだが。
ちょっと長すぎだからなんかイベントでもやるかい?
>>184 那智…千葉繁
( ゜Д゜)ポカーン
マジですかw
>>186 キャラ祭でも開催致しますか!
どのくらい休載なんだっけ?
それじゃあ勝手に慰霊祭を行います。
タタラ兄が済んだので四道から。
四道Profile
仏の四道の異名を持ち、交差させた鉢金を身に着け、タレ目な男。
九州・大宰府の統治者。
年齢:不詳、番外編・同盟前夜から推測すると25歳前後か?
主な人間関係:朱理の親友、千手姫の婚約者、揚羽の元主人の息子
目的:朱理と天下取り、砂漠の緑化
特技:誘導尋問(特に子供)
備考:知覧の遺跡にてハヤトに首を射抜かれて戦死
現在も朱理と千手姫に大きな影響を与えている人物
現在の単行本の刊行数から見ると死亡時期が早すぎるw
銀英伝のキルヒアイス並みだ
自分がいない間は、お前がこの村を守るんだよ>ってセリフ、
最初に更紗を突き動かした重要なセリフだったけど、
タタラには何気なく言った言葉だとずっと思ってたんだよ。
ちゃんと分かって更紗に村を託したんだな。
深い…深すぎるよ、タタラ兄ちゃん 。・゚・(ノД`)・゚・。
190 :
189:2005/09/21(水) 01:04:20 ID:???
ごめん、リロってなかった。
揚羽が一般人並みに卑屈だったら友達になれたんだろうね>四道
と思ったっけな。
もし今生きてて朱理の現状を見たら何て言うかな…?
四道と今帰仁は親しくはなれても友達にはならなさそうだなぁ、
と何となく
192 :
四道:2005/09/21(水) 06:27:41 ID:???
四道が生きてたら、朱理もあそこまでボロボロには
ならなかった気がする
でも四道が生きていたら、朱理がボロボロになる事態そのものが
おきていないだろう。四道が生きてたら、謀反もおきないだろうし。
死ぬ時期は早かったが、ストーリー的には早く死ぬべくして
死んだ人なんだろうな。まさしくキルヒアイスw
朱理は四道が生きてたら千草さんとカザン将軍のこともかえって
面白がりそうだ。更に揚羽にも影響力のある人だったしね。
四道死なない→朱理ボロボロにならない→カザン将軍が死なない筈→謀反起きない→朱理が沖縄に流れ着かない
となると、沖縄はどうなる?、運天はやはり死亡?
それとも安里大統領が代わりに死亡か?、沖縄は国王の植民地化か?
風が吹けば桶屋が儲かるみたいなのを述べたが四道の死が話の展開に大きな影響を与えたのは間違いないね。
朱理が蘇芳を追われてなければ、沖縄侵攻自体発生してない。
四道が桜島の戦いで死ななかったら、タタラも今みたいに
大きな勢力にはならなかっただろうしね。
更紗と朱理もここまで絆が深まることもなく、どこかで
喧嘩別れしてたんじゃないかね。
朱理は沖縄侵攻してたろう。やっぱこの国欲しいなだし。で、四道率いる風神・雷神で踏みつぶす。
蒼の王Profile
爬虫類面、残酷趣味で毒を持った生物を飼うのが趣味な人。
本名:不明、俗称は蛇王
年齢:不明
主な人間関係:蒼藍で蒼の王として君臨していたが
浅葱(真の蒼の王)の影武者だったのが土壇場で判明する
目的:日々を自分だけが楽しく過ごす事
備考:更紗に化けの皮を剥がされた後、浅葱に見限られて殺される
蒼藍に来た当初は物静かな普通の少年だったらしい
彼を変えたのは浅葱の影響か取り巻きの影響のどちら?、両方か?
正確な理由は不明
何も良いところ無しで死んだ人。
典型的なヤラレ役(アミバみたい)ゆえに逆に読者に好かれてもいる。
ちょwwww誰か蛇王タンで祭りしてやれよwwwwww
蛇王タンかわいい
蛇王タン真の蒼の王説
蛇王たんが浅葱と会わなかったら…
単なる爬虫類スキーな兄ちゃんだったかもね
グリーンウッドのヘビ男みたいな
蛇王たんは醤油顔
頬骨
蛇王って青にまつわる名前は持ってなかったのかな。紺二郎とか。
>>209 アイラじゃなかったっけ。
字が思いだせん。
蒼の毒毒モンスター
藍良(アイラ)だよ
あの顔でこんな可愛い名前なんて…
ん?その名前どこで出てた?コミクス?
夢のお告げで聞いたのだが(ただいま連載中)、
浅葱の誕生にまつわる話のあたりで…聞こえてきたような…
215 :
四道:2005/09/22(木) 22:50:12 ID:???
蛇王ヌッ頃。おまえがいらんことしなけりゃ、わしゃ死なんですんだ。
黒太郎、青次郎、赤三郎。
錵山Profile
ヒゲ面で立派な体格を持ち正に武人といった漢。
名前:スレ内ではカザン将軍と将軍を付けて呼ばれる事が多い
年齢:不明、おそらくは40代
主な人間関係:朱理の家臣、忠誠度は高い
辞世の句:赤き旗 身の熱きこと 火の如く 徒野の坂 とく駆けゆかむ
備考:意外にお茶目な面がある。
朱理を幼少の頃から知っておりその頃から忠誠を誓う事を決意したようだ。
タタラと更紗の母親である千草さんに惚れる。
それは錵山将軍に初めて主君の命令に背かせるほどの恋だった。
熊野にてタタラ軍と戦闘し、敗北を悟ると千草さんに介錯を頼み、腹を切った。
個人的には白虎更紗を除けば最強の武を誇ってると思う。
最早、生き方を変えられず不器用にしか生きられない中年漢の悲哀が出ていてかなり好きだ。
ガッデム!
マリオ(?)が「タラ食いてーな」とか言ったとき
隅っこで「おもしれーじゃないか」と返してるのがかなりツボにはまったな
>お茶目
カザン将軍(;´Д`)ハァハァ
連載初期のキュウリのやりとりで心奪われた
幼い頃の朱理とのエピソードが好きだったな
千草さんへの純情ぶりも高感度高いが
カザン将軍と四道の2人の側近を見てると、もし朱理がタタラの
存在が無くてあのまま王になってたらどうなってたかな、という
思いが出る。
いわゆる「覇王」として後世に名を残しそうな予感がすると同時に
やっぱり亜相あたりが癌になって本能寺で志半ばで死にそうな予感も
>>221 感動の名シーン「お前に世界を見せてやる!」だが、
実際彼はこの後数年間
なーーーーんの治世もしない朱理にやきもきさせられるんだよね
鰐のにおいが(ry
「タタラの首ひっさげて、我が腹かっさばこうぞ」(うろおぼえ)かなり来る台詞だ
カザン東遷説 カザンは実は紀州で死なず、千草とともに東国に落ち延びた。白虎は実はカザン。マッチポンプ。そして、更に大陸へ逃れ(ry
運天Profile
日焼けして肌の黒いおっさん。
年齢:今帰仁とは歳が離れてるっぽいので30ぐらいだろう
主な人間関係:今帰仁の兄、安里大統領と親友
目的:沖縄の独立は保てないと判断し、沖縄の面子を保ちながら日本に降伏を試みる
備考:国家の為には自らが汚名を被る事を厭わない硬骨の士。
痺れを切らした日本国王から送られた刺客・生成蜘蛛によって殺される。
西表島にて沖縄の幻を見ながら没す。
最初は怪しく思えた運天ですが、最期は見事でした。
BASARAは中年がカッコいいのが素晴らしいね。
運天の最期、良かったよなあ。
大統領との誓いのシーンも…うわーん。
あなたにも守りたいものはあるだろうって…うわーん。゚(゚´Д`゚)゚。
最初は本当に胡散臭かった・・・。
沖縄を守るために全てをかけた生き様には感動した。
やっぱり今帰仁にも詳しい事情は明かされてないのかな?
運天はまだ売国奴扱いなんだろうか。運天と今帰仁の親の顔が見たい
漢 としかいえん
いつかちゃんと名誉回復されるといいよね
西表島行ってみたい
更紗が一番最初に本当のことを告白した相手がこの人だったってのが
予想外なのに、とても納得出来たなぁ
カニ食べてる和やかな場面が泣ける
この人は、そもそもの目的ややり口に俺とは相容れない部分もあったが
それでも今のとこ一番好きなキャラだ
最後までリスクから逃げなかったしな・・・
>>235 相容れないって・・・
運天さんはおまいのことを知らないと思うがw
>>232 安里大統領がなんかフォローしてる気がス
「彼はほんとうに沖縄のことを愛していた!それは私が!あなたたちが!知っていることだ!!」とかいって
>>236 うわ恥ずかし・・・
「俺は受け入れられないところがあったが」とか脳内変換しといてくれ
運天・今帰仁兄弟のお母さんはどうしてるかねー。
賢くて強く優しい、いいお母さんだなと思ってたんだけど
まあ、私くらいだろうね。
>>232 運天が本心を記した日記を残してるとは思えんし
日本側に残ってる記録にも運天がスパイだって事だけだろう
残された物証からは売国奴としか推測できない
安里大統領と更紗だけが知っている運天の本心をその二人が説明してもどこまで信じてもらえるやら…
一番、肝要なのは運天の人望だな
これが高かったら信じてもらえるとは思うが…
いやていうか全部説明しちゃマズイだろ
よっぽど上手くやるか、あるいは別方向から運天の遺族をフォローするか・・・
歴史にそういう風に残るつもりが無いってのは運天の遺志でもあるわけだし
>>228 >主な人間関係:今帰仁の兄
この書き方だと運天が今帰仁の兄と友達みたいだ
今帰仁とユウナは更紗から聞かされたことになってそう。今帰仁は運天の遺志を胸に秘めつつ汚名を雪ぐべく頑張るわけだ。
亜相Profile
背が低く、小賢しい男。
年齢:おそらくは50代。
主な人間関係:赤の王の家臣。錵山将軍との仲は悪い。
仕事:財務担当。巧妙に横領していた。
備考:梅若に唆され(命令の大元は白の大師)たのと、
赤の王への不信感が募っていたのが加わって謀反を起こす。
だが、それは国王の意思ではないので逆賊扱いされて大老の桃井に捕縛される。
以後、朱理が蘇芳に戻ってくるまで牢獄に入れられたままとなる。
何故、直ぐに殺されなかったのかは不明。
タタラ=更紗に気付き、朱理にタタラを捕まえると大見得を切って牢獄を出て、
思惑通りに更紗を捕まえ、王宮に連行しようとした時に浅葱によって斬られ絶命する。
謀反か死しか選択肢が無く、掌の上で踊らされてただけの哀れな人。
哀れだよなー
クーデター後、玉座ではしゃいでた姿なんぞ
哀れすぎて涙が出そうだ
ま、所詮は小物だったってだけだがな
初期から出てるわりには影薄い
朱理の大粛清を生き延びた頃はもっと影濃かったんだろう
この人の死様は何故か心に残っている。
感動したとか、悲しかった、じゃなく、なんか、踊るように死んで言ったような気が…。
この人結構好きだったよ
あの朱理の下で処刑もされず密かに横領し続けてたんだから
官僚としては滅茶苦茶有能だったんだろうなあ
性格で得してるとも思えんし
朱理はちょっと抜けてる部分も多いけどな
その抜けてる部分を四道と錵山将軍がフォローしてたから上手くいってたんだろうな。
>>251と同じく私も亜相は官吏としてかなり有能だったと思う。
経済政策、戦争のどちらでも財務管理や物資の調達は最も重要な事の内の一つ。
蘇芳の発展には亜相の貢献もかなり大きかったと推測している。
その割に作中では影が薄いが…。
こういうのが一人はいないとつまらんよ
惜しむらくは詰めが甘い
タタラの正体を推理する所には結構感動したんだけどなー。
あんなにあっさり終わってしまって残念。
赤の国は絶妙のバランスで成り立っていたわけだ。で、タタラが大黒柱を破壊し、浅葱が傷口を広げたと。
世紀末覇王伝説「赤の軍」
>>255 同意
影薄かったけど、ものすごくハラハラするシーンを作った人なんだよね
ネタバレ
黄金の章2・始動
京都守護職配下末端警察組織「野郎組」
自らを自嘲気味に“夜郎”(井の中の蛙の意)と呼び群れをなし
彼らの歩くところ血が流れ、反逆者は一掃される────
タタラは蜂也に尋問を受けていた。新橋を落としたと言い訳するタタラ。
蜂也はタタラを黒の京屋敷まで送り、次は不審と思えば切り捨てるといい残し去った。
タタラは風呂に入り、気を引き締め直した。
市松と菊音は酒を飲み交わしていた。と、菊音に正体を尋ねる市松。
菊音は裏切らないとだけいい、逆に市松に革命話に乗っていることが怪しいという。
市松は紫の上に忠誠を誓っているからという。紫の上が死ねといったら死ぬよ。
それを受け菊音は更に飲もうと市松を誘う。市松は菊音に更に話しようとしたが、結局、一緒に飲んでしまった。
風呂上りのタタラの見たのは、二人の酔っ払い。菊音はゲロまで吐いている。
酔っ払った市松に黒の従者が伝令を伝える。大仏用の金が京都に着くので名代として納めると。
それを傍で聞いていたタタラはふとひらめき、二回に分けて納入するよう頼んだ。
そして菊音とともに作戦を立てるのであった。
翌日、市松は金50kg大仏殿に納めた。残りは翌日朝一番に届けるという。
と、牛車の中からタタラと菊音が飛び出し、大仏殿に忍び込んだ。翌日朝7時市松が再び訪れるまでに中の様子を探る。
菊音は大仏のパーツを計り計画を立てる。タタラは奴隷の方を探る。
朝7時に落ち合うことを確認し、二人は別れた。
タタラは大仏殿の中を動き回った。と、見覚えのある後姿があった。顔を見ないのにわかってしまったその後姿。
タタラは動転しそうになっている心を落ち着け、さらに人々を探す。
と、白虎の村の織部の姿を見つけ、とっさに織部を物陰に引き込む。
タタラは開眼式をつぶすこと、それに乗じ奴隷たちも救うため奴隷のリーダーと話をしたいと伝える。
織部は先頭に立って抜け穴を掘っている人たちに、この件を伝えることを約束した。
大仏殿の地下では朱理たちが自らが埋められる為の穴を掘っていた。同時に密かに朱理たちは脱出用の抜け穴も掘っていた。
朱理は役人たちが抜け穴を怪しんでいることを立ち聞きし、仲間に穴を上へ掘りぬけるようにいった。
穴を掘りぬくと・・・・・牢番たち役人に見つかってしまった。
朱理たちは呼びつけられ、首謀者は誰だと詰められる。と、朱理が前に出た。身代わりになろうとする遊山。
しかし朱理は言った。この穴を掘らせたのは上役の鼻を明かしたい牢番だと。
とっさに口裏を合わせる奴隷たち。ともかく牢番は連れて行かれ、掘りぬいた穴はふさがれてしまった。
遊山は他の抜け穴まで探される心配をするが、朱理は大丈夫という。「ひとつみつかれば、連中は安心する」
そこへ織部がやってきた。「タタラという名をご存知ですか」
穴を掘りながら、織部の話を聞く朱理と遊山。
大晦日に生き埋めにされたと見せかけ、抜け穴から一階に出る。その時、香をたく為、大仏殿の中は無人になる。
外は厳重な警備がされているから、外に出るなとタタラは言う。してその奴隷たちの隠れ場所は・・・。
それを聞いた遊山は思わず笑い出し、タタラの作戦に乗るという。しかし朱理はタタラの世話にならないとそれを断る。
遊山は皆を先導すると思っていたが・・・。
ともかくリーダーの了承は得た織部は、作業場の移動の最中にタタラに了承を得たことを示すサインを送った。
それを受け、集合場所に戻ろうとするタタラ。しかし足を踏み外し、地下へ落下してしまった。
地下は何も見えない暗闇。どこをどう行けばわからない。6時の鐘が鳴り、気があせる。
一足先に仕事を終えた菊音は集合場所で待っていた。7時になり、市松も来た。
タタラが来ていないことをとっさに悟った市松は仮病を使い、時間を引き延ばしている。
菊音が残る覚悟を決め、タタラが尚も地下でさまよっている時、何者かがタタラの腕をつかんだ。
そして人影はタタラを地下から連れ出した。地上に出、人影は消えていた。
日の光を浴び、そのつかまれた腕の感触を確かめるタタラ。人影の正体はわからない。
わからないがその感触でタタラは確信していた。朱理だったと・・・。、
なんとか、菊音たちに合流し、帰りの牛車に間に合ったタタラ。その牛車の中でタタラはただ・・・・・泣いていた。
せ、せつねえ〜〜〜
菊ちゃんとマターリ京都いいなぁ
ゲロ吐く女の子に萌える日が来るとは思わなかった
ていうか朱理せつないよ朱理
やっぱりあれって朱理なのかね・・・。
新橋ってわかったんだね・・・。
テラセツナス
こんな再会になるとは…
一目でお互いに気付きながら顔も合わせず、
言葉も交わさず別れるって切なすぎ
菊ちゃんと市松の存在に救われるよ、ほんと
大酔っ払いなのに一瞬にして正気にかえる菊音スゴス
で、何するつもりなんだ?
俺にはさっぱり見当がつかん
菊音のゲロなら飲むよ。マジで。
・・・織部って誰?そんなのいた?
面と向かい合って会話しながら「必要とあらば斬る」を茶化してる市松と菊音
顔は合わせてないし言葉も交わしてないけど、斬る斬られるを超越しちゃった更紗と朱理
どっちも萌えた…
>紫の上が死ねって言ったら死ぬの 菊音さん。私、あなたに死ねと言われれば喜んで(ry
>266
溜め込むより吐き出したほうが酔いは覚めやすいような
赤の王のせいでこんな境遇になってしまったのに
身代わりになろうとするなんて、遊山いいやつすぎだな
朱理に復活の兆しが>ひとつ見つかれば連中は安心する
朱理も複雑だな。
タタラの世話にはならないけど、更紗の窮地は救い出す。
この複雑な感情が最後にはどういう形に昇華されるのか。
・・・・・・まさか庇って死にゃせんよな・・・
朱理って新橋のことちゃんと認識してたんだね
>>268 初めの頃は髪が短くてふっくらしてた。
柚香の背後にいたような気がする…
そういや柚香の慰霊祭やってねえな
279 :
マロン名無しさん:2005/09/27(火) 20:03:29 ID:civ0tzJA
そういや浅葱は何してんだろ
280 :
マロン名無しさん:2005/09/27(火) 20:06:44 ID:civ0tzJA
浅葱はー
市松おもろいw
素で存在忘れてたw<浅葱
今更だが、15巻のちっちゃいたむたむたいむの
腹に剣刺さったまま威張る朱理にワロタ
そうか。
朱理が先頭に立って抜け穴掘ってたのか。
鈴鹿のレースの頃から比べて成長したな。
すまん。
あの眉毛と垂れ目のせいか、なんとなく、ただなんとなくなんだが、
最後に遊山が
「俺は人生ってヤツを楽しんじゃいけねえんだ」
とか言って裏切りそうな気がするんだが
BASARAスレの
遊山=秋葉流でモニタをコーヒーまみれにした俺が来ましたよ
ところでこのネタって連載時期的に成立するものだっけ
特にレスするネタもないので、単純に知りたいだけなんだが
誰か答えてたも
287 :
286:2005/09/27(火) 22:32:53 ID:???0
著しく誤爆orz
蜂矢って強いのかな。
一応修羅場くぐってきたタタラの背後をさくっと取ったし。
ネタ元であろう新撰組が強いと評されるのは
実戦経験に富んでいたからだろうけど、あいつらはどうかな
雰囲気は剣呑でも
あまり死線をくぐってきたという印象がない
>>276 私も思った
探し物にできたり新橋ってほんとタタラのためになってるな
蜻蛉と新橋がいないと実はこの話成立しないかも
逆に言うとやや便利屋すぎるかな
さすがにマスコットキャラがキーになりすぎると冷めるので
これからはそれに依存しすぎない展開を期待したい
京ではタタラの反乱も田舎ものが端っこでごちゃごちゃやってるだけに過ぎないと思われているのか。
結構、日本の勢力図は塗り替えられているのだが。
ネタバレ
黄金の章3・鳴動
黒の京屋敷にてタタラは朱理の事を思い返していた。
大仏殿での汚れた冷たい手、家族、そして共に過ごした時間。
タタラは赤の王を知りたいと感じていた。そして、覚悟も決めていた。
必ずもう一度、刃を合わせる時が来る。
しかし・・・なぜあの暗闇で、手を引いてくれたのか、殺すつもりならできたのに・・・。
なぜタタラを救ったのか・・・。
タタラと菊音は街に買出しに出た。呉服屋に出入りしているのをたまたま見つけた蜂也は呉服屋に何を買ったか問う。
法被を大量に注文したという。訝しげな蜂也。
大晦日、市松は黒の王の名代として祝いの品を大仏殿に届けた。
その牛車の中には、タタラと菊音が入っていて、大仏殿の中に忍び込んだ。
奴隷たちは地下室に閉じ込められようとしていた。
しかし織部はうれしさを隠し切れない。その様子に朱理が尋ねる。タタラはおまえにとって何なのだと。
織部は答える。希望だと。タタラのために自分たちがいるのではない。自分たちのためにタタラがいるのだと。
皆が抜け穴を抜ける中、朱理は別行動を取ることにした。
そんな朱理に遊山は言う。昔のあんたなら残される者の事を考えず、一人で逃げていた。
しかし、今のあんたは抜け穴を掘ろうといった。あんたもまた皆の希望だったのだ。タタラとともに。
変化を恥じるな。今のあんたは決して無様じゃない。
「王でなくなった今のあんたにこそ夢を見たくなる」
そんな遊山に朱理はただ阿呆と言った。
閉鎖された大仏殿の中、タタラと菊音は動き出し、抜け穴を抜けた織部たちと合流した。
その中に朱理の姿が無い事が気になりながらも、更紗は菊音の作業を手伝う。
除夜の鐘が鳴り響く中、菊音の作業は完了し、これから皆で隠れるという。その隠れ場所は・・・大仏の中!
元旦・鬱金大寺大仏殿・大仏開眼の法会。町民・国王が寺に押し寄せている。
大仏殿内部では役人たちがあわただしく働いていた。一人の役人がその大きさに不審に感じ、大仏を覆っていた幕の中の大仏本体を覗いた。
異変に気づいたが、間もなく朱理に当身を食らい、入れ替わられてしまった。
国王の言葉が寺の境内に響く。永遠に我が世をたたえよと言う国王。
その言葉にタタラは思う。この世を我が世という人はたいてい滅ぶんだよ鬱金王。
と、大仏を覆っていた幕が引かれる。そこに現れたのは黄金・・・ではなくハリボテの大仏像!
その首が一回転したかと思うと、口より垂れ幕が降りてきた。
「国王さま。人を苦しめる本物の金の大仏は、ちょうだいいたしました。さようなら。」
唖然とする人々。面白い趣向と半ばあきれる桜田。役人たちは大騒ぎになり、大仏を隠そうとする。
しかし町民は大仏殿に殺到しようとする。それを見た太郎たちは瓦版の記事にするべくアジトに戻った。
国王は城に戻りそのまま床に伏せた。役人たちは北に大荷物を運んでいる一団がいると報告を受け、その一団が犯人と決めつけた。
落胆する次官たちの下に、ハリボテを解体するように頼まれたと言う業者が現れた。
役人たちは聞いてないというが、ハリボテを早く取っ払えと指示にあわせ、業者に解体させた。
その業者は・・・タタラと菊音だった。
大仏の解体が始まった。解体するのは織部たち生き埋めにされていた人々。
解体した部品を大八車に載せ、川に放り込む。
北の一行は無関係と知った役人たちは、大仏の行方を捜していた。と、ハリボテの大仏の行方を尋ねる左近衛。
次官は解体業者に撤去してもらったと言う。それを聞き、阿呆!という左近衛。
「やられたねえ」桜田が現れ、語り始めた。「大仏は盗まれていなかった」
桜田曰く、あれは本物の上にハリボテをかぶせただけ、解体業者に後で盗まれたのだ!
ついでに地下も調べたところ、奴隷が一人も残っていない。
奴隷を逃がし、式典をぶち壊し、大仏を持ち去り、国王は赤っ恥、権威は多分地の底まで落ちる。ちょこざいな連中め!
川に放り込んだ大八車をいかだ代わりに川を下る。一同は法被を裏返し、作戦の大成功に大笑いした。
一同はこのまま川を下り、大阪に向かう。
その川べりに、一人の男が立っていた。朱理である。互いに真正面に見つめあうタタラと朱理。
やがていかだは更に川を下り、朱理の元には今帰仁とユウナ、そしていかだから泳いできた遊山が合流した。
瓦版により、事件の報せはまたたくまに日本中を駆け抜けたのだった。
木を隠すなら森の中ならぬ
人を隠すなら大仏の中か・・・
これはおもろいw
朱理の元にも人が戻ったし、これはなかなか面白いことになりそう。
平雅か…平成の世に通じるものがあるな
>「王でなくなった今のあんたにこそ夢を見たくなる」
うむ、遊山。禿げしく胴衣だ。
今帰仁復活!遊山もよさそうなキャラだ
これからはタタラより朱理チームの動向に期待だ
サカキさんはどうしてるかなー
結構ボンクラの多い国王軍だけどこいつは革命のための大きな壁になりそうだな
>東の桜田
やる気なさげだがキレるキャラ。
ともすればターミネーターにもなりえそうなキャラ。
国王方も役者がそろってきたねえ。
皆に掲げられるタタラモードの更紗を見て朱理は何を思ったんだろ
お互いの素性がわかって以降、朱理側のモノローグ減った気がする
>昔のあんたなら残される者の事を考えず、一人で逃げていた。
うん、あったなあ、蒼の王のレースから気球で更紗だけ連れて逃げようとしたことが。
成長したなあ、朱理…(´-`)
タタラ!タタラ!
遊山カッチョヨス
成長した朱理もカッチョヨス
タタラが派手にぶちあげた後、何をしてくれるか
マジ楽しみだ
朱理ママってまだ生きてるんだね…
正王妃ではなくなったようだが。
(やはり朱理の件で降格されたのかな)
今回は今までになくわくわく感があってすごく好きだなあ
対等な関係の菊音がいることも大きいし
307 :
マロン名無しさん:2005/09/28(水) 17:05:37 ID:tjqcIV0+
更紗にとって初めての友人と呼べるキャラだよな>菊音
友人と同士・仲間はちがう。
市松・菊音・更紗。この友達というか使命じゃなく楽しいからやっているという感じが何とも肩の力が抜けて楽しい。いい気分。
今帰仁に抱きつかれたときの朱理の顔が好きだw
大仏がハリボテに変わっていたくらいで寝込んじゃう鬱金王テラカワイス
本屋で思わず傘投げて祝福したくなった
作戦成功おめ!
今帰仁たちとの再会おめ!
ヽ( ・∀・) ノ ウンコー
蜂也こわいよ蜂也
>>301 無表情と「ふん」がすべてを語ってる気がする
そんな複雑な感情を察してくれる人と出会えて良かった
今帰仁とも再会したし、復活の日も近いな
今のダーク朱理も好きだけど
>>298 同意。
遊山は今回、俺の気持ちをかなり代弁してくれた。
朱理最大の決め台詞「阿呆」を引き出したし。
あの日以来、初めて顔を合わせた朱理と更紗…
先月のも切なかったが、なんか泣きそうになったよ
>>301>>313 「ふん」の意味はなんとなくわかるけど
朱理の更紗=タタラに関しての心情はよくわからない
自害したときが更紗にとっての白虎の時期のような感じで
浅葱に助けられてからは価値観構築中かなと思う
そういえば朱理の母ちゃんの話って今回初めて?
千草さんのような萌え熟女ではなさげだな
朱理っとほんと身内運ないな、四道も死んじゃったし
朱理ってどっち似なんだろ?
その母親って白の大姉みたいな顔してそうな気がする…
あのタラコ唇は強烈だな
エロいよな。<白の大姉タラコ唇
朱理って服を奪って他人になりすますのが好きだよな。
だけど、気絶した大の男の服を剥ぎ取るのって面倒だぞ。
蒼藍で鎧を奪った時なんて大変だったろうね。
と言うか、オレなら男の体に触れて服を脱がして、男の下着姿なんて見たくないな。
脱がすのも見るのも女がいい。
おっぱい星人の朱理も同じ事を思いながら渋々剥ぎ取ってたに違いない。
浅葱お兄さまと初めてご対面した時のモノローグでも
おかんのこと触れてたぞ
>320
俺は菊音がいい
更紗は新橋に無茶いいすぎ〜
今帰仁たちどこにいたんだろ
蘇芳か四国だろうけどどうやってさがしたんだ
しかしもう倒すべき敵も少ないし、いかに周りにも説得力ある和解をするかだな。
>319
胸も凄いよね、エロ過ぎだよ白の王
やっぱりおっぱい星人の実姉か
ネタバレ
黄金の章4・波動
一同は大阪に着いた。タタラたちはちょうど那智と聖と落ち合うことができた。
タタラと那智、飛車と落折の里の人々、織部とその母、それぞれが再会の喜びにひたっている。
と、聖がおもむろにタタラに近づき、頬を平手で打った。
聖はいう。タタラに味方するのは皆すごい覚悟が要った。それは覚えておいて欲しい。
タタラで心配なのは皆に担ぎ上げられ不本意な道を行くこと。たまには立ち止まって考えればよい。
皆も自分で考えるいい機会になった。
最後に聖も那智に促され言った。
「だあれも怒ってへんで。お帰り」
タタラは二人を抱いたのだった。
「それより」聖が言う。「金がないねん」
蘇芳を立て直すのに何かと物入り。しかし商人も寄り付かず埒があかない。
と、そこへ堺屋が通りかかる。紀州の梅酒の卸先である。
酒に目が無い菊音は梅酒を試し飲み。と那智の腰にある試作品のぶどう酒に目がいった。
蘇芳で造られていたぶどう酒。朱理の造ったぶどう酒・・・。
ぶどう酒は東の一部でしか造られていないことから商人に売り込みを図ることにした。
商人たちを集め、試飲してもらう。評判は上々。
しかし、今はモノはない、街が復興すればできるという話を聞き、立ち去る商人たち。
最後の堺屋が去ろうとした時、タタラが言った。
「西は明日を見ています。新しい時代の太陽はきっと西から上ります」
タタラたちは西へ戻ることにした。織部と共に来た奴隷たちも行く当てがなく、ともに西に行きたいと言う。
タタラは共に行くことにした。
菊音は群竹と対面していた。菊音に京へ戻り報告するよう依頼する群竹。
と、那智が群竹の姿を見つけた。那智と聖に絡まれる群竹。
その隙に群竹から離れた菊音はタタラに北へ行く事を告げる。
ありがとうと礼を言うタタラ。こんなに面白かったのは生まれて初めてという菊音。
そして、菊音は北に去った。
船にいるタタラに堺屋が話しかけた。若い者を連れて行って欲しいと。儲かる話があるならどこにでも行くのが商売人。
「大仏事件はスカッとしましたでえ」
タタラ船と共に西へ向かう堺屋の船。それを見た他の商人も同調することになった。
と、タタラは岸壁に一人の男の姿を見つける。鴎の群れの中からこちらを見つめる隻眼の男。
揚羽はやさしい笑顔をタタラに向け、船を見送った。
京都では夜郎組が大仏事件の参考人として市松を引き止めていた。
斬りかかる蜂也。かわす市松。尚も関係を聞きただそうとする蜂也を止める役人。
市松の乗る船は岸を離れた。かわしたつもりだったが市松の額は蜂也の剣により割れていた。
役人は夜郎組を咎めていた。大仏事件の情報を公開すれば証拠が集まるという蜂也。
国王側は大仏事件をただ伏せたが、民衆は皆が知った。瓦版屋のネットワークが働いたためである。
夜郎組は瓦版屋のアジトに向かう。その道中、芸人を見つける。近々公演するため、ビラをまいていたという隻眼の芸人。
ビラも公演自体も許可されないという蜂也。揚羽は軽く挨拶をしその場を去った。
夜郎組は瓦版屋のアジトに踏み込んだが、一足違いで逃げられてしまった。揚羽が夜郎組の踏み込みを前もって知らせていたのだ。
しかしアジトで蜂也はあるものを見つけていた。萩の模様の湯のみ・・・。
蜂也は大老・南の萩原に呼びつけられた。萩原は蜂也にタタラ暗殺を命じる。
しかし、我々の職務は京を守ることと蜂也は断った。萩原は代わりの殺し屋を立てることにした。
蘇芳にタタラが戻ってきた。タタラの代役をしていたハヤトは安心してタタラに抱きつく。
いつの間にかタタラ軍も都の人たちと共に復興を手伝っていた。
タタラの連れてきた商人は早速商いを始めている。
故郷である砂漠に戻りほっとするタタラ。原点はこの土地を緑にすることだった。
そしてタタラは茶々に言う。ほっとするのは皆がいるからだと。
サカキに地下水路の地図を渡しいつでも工事できるよう手配し、千手とも会話するようになったタタラ。
と、千手の元に蜘蛛が落ちてきた。と、声が聞こえる。声の主は生成蜘蛛!
昔のよしみで教えに来たのだ。暗殺者が来ると。
揚羽キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
短髪かっこよすぎるだろ死ぬ死ぬ妊娠すqあwせdrftgyふじこlp
わきまえておきなさい
とか言っておいて、あっさり熊野2人組につかまる
群竹さんモエス
聖が説教役ポジションに定着しつつあるな
始動・鳴動・波動
>330
あそこまでばっさりいくとは思わなかった
ちょっと本当にかっこよすぎると思った
さんざん待たしてこの登場は反則だろうと思った
菊音たんはやっぱり群竹さんだったんだね
なんかぁゃιぃ奴も出てきたし、今回興奮するわー
揚羽の満足げな笑顔に泣きそうになった
伐採屋ー!
ちんこばっさり(ry
鴎をバックに佇む姿がこれほど様になる男もおるまい
すっかり揚羽短髪祭り状態だか、市松もかっこよかったぞ
今月号読み終えてふと顔あげたら部屋の壁に大蜘蛛キター!
暗殺者がくるよ、助けてママン!
飛車が泣いてる
フクロウに食わせろ
ナイスキャッチのとこの新橋と
群竹さん…て言ってるとこの菊音に萌えた
タタラは西に去り、
代わり揚羽が京に入ったのか。
タタラの入京は楽しげだったけど、揚羽はその存在自体がどこか悲壮感漂ってんだよなあ。
蜂也ヤベー、急に斬りかかってきた。
揚羽が上手くやってくれるのか。
市松がまだ実力を見せていない件について
このまま、北に帰るのも惜しいような
熊野コンビに絡まれる群竹さん萌え
この二人のお笑い空間に捕まったら誰も抜け出せないなw
群竹・・・まさかこういうことになるとはなー
あのキナたんがびびるほどの暗殺者か
今更どんな奴がきても、白虎更紗には勝てないと思う。
ブドウ酒か。赤の王の遺産は滅びず残ったということか。
更紗から朱理の手に再び渡ることはあるのだろうか。
生成蜘蛛が恐れる謎の暗殺者>運天を殺した生成蜘蛛>今帰仁の師匠の運天>雑魚相手に素手で無敵の今帰仁>雑魚相手に剣持ちで無敵の白虎更紗
>白虎更紗
どっちにしろあれは半ば禁じ手だべ
一度白虎に目覚めたおかげで通常でも白虎の力が(ry
冷静に考えると 運天を殺した生成蜘蛛 って凄いんだなあ…
>>335 むしろ、群竹は違うのか?と思った
おびえてる感じだったし
個人的には市松とくっついてほしい
勝手にタタラを助けて楽しんでいたところに
厳しい顔した先輩兼重い人と遭遇してしまい
ウ、タケサンオコッテルポ、ヤバポ
ショボーンとなったんだろ
しかし群竹じゃなかったら誰だという気もする
そこなんだよなあ…
しかし群竹だとしたら
かさねとして生活していたときの頭の中はどうなっていたのだ?
おまいら!
菊音嬢は群竹さんのものでも市松君のものでもありません。
私のものですよ。
確かにキナキナは運天にトドメ刺したけど、それをもって運天以上の腕と解釈するのは無理があるような。
キナキナは心眼覚せいタタラと同格のイメージ。
・・・なんか揚羽とは今生の別れになりそうな
聖いいな。こういうこと言ってくれる人がいるとやっぱ締まるね。
揚羽の笑顔といい、サカキや千手姫との関わりといい、
本当に一山超えたんだなと、じ〜んとくる。
そもそもなんでキナたんタタラに暗殺者のこと教えてんだろ。
そんな義理なかろうに。
なんでキナたんと広島の前田がかぶって見えるんだろう。
>>361 そんなのイヤー!だけど、言われてみればそんなニュアンスあるかも…
網走のように揚羽が側にいて守り導く時代は終わったけど
精神的につながっている感じがするなあ
前回朱理ママが出てきたけど(存在だけ)浅葱ママって出てきてたっけ?
ついでに他の王のママも。
そもそも浅葱は今何をやっておるのだ。
タタラ軍には戻ってないみたいだし。
群竹オマエモナー
なにあのエジプトみたいなひと
てか暗殺者なんじゃねえか
>菊音本命
誰も生成蜘蛛がタタラの味方に付くことを予想していないことについて
あんな人間とも思えない顔のやつが味方についたらヤダな
四君子って麻雀の花牌?
千手姫とサカキも雪解けを暗示させるような描写があるけど、
もし、赤の王がたったてなことになれば、また関係に揺さぶりがかかるような。
BASARAの世界じゃ白い虎も赤い虎もへこたれんよな。
野球の世界の虎はへこみまくりだけどw
>>375 虎はきっと2003年か2005年に優勝するよ。
,、ァ
,、 '";ィ'
________ /::::::/l:l
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !| またまたご冗談を
. : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ! ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙::: rー-:'、 / }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''":::::::::: ,...,:::,::., :::':、 _,,/,, ,、.,/ }
ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ /~ ヾ::::ツ,、-/
`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬-, ' ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
_,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、, ,.' j゙,,, ´ 7
,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 / __,,.ノ:::::ヽ. /
l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ / '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ ,,. ,r/ ./ ヽ. ,' '、ノ''" ノ
,、‐'゙ ン;"::::::. "´ '゙ ´ / ゙、 ,' /
' //::::::::: {. V /
/ ./::::::::::::: ', / /
. / /:::::::::::::::::. ',. / ,.、 /
>>374 サカキは赤の王が死んだと思ってるのだろうか
彼は朱理ひとすじだから、タタラにはそう簡単に心を許さない気がする
でもせっかく捕虜になってるんだから
赤の王とタタラをつなぐ役割を担ってくれるのかなあ
>>330 >死ぬ死ぬ妊娠
おまえはどこぞのAV女優かw
>>376 おまえになんで未来がわかるんだナギかてめえはとか、
ノストラダムスの予言があたったら、2003だの5だのこねえだろとか
いろいろ思ったのだが、
なぜか真っ先に頭に思い浮かんだのは、
「やっぱり次の優勝まで 2 0 年 かかるのか」
というなんともいえない絶望感だった。
>>377 てめぇ虎ファンをバカにしてんのか!!!!!
382 :
生成蜘蛛:2005/10/02(日) 22:38:56 ID:???
,, -−'" ̄`"'ソノ、
/彡::::::ミ::::::::::::::::彡
/:::::::::,r'"~`ヾ)゙`ヾヽ)::ヽ
. i:::::::::シ:::.. l::|
l:::::イ:: "'==、ハ,=="ソ
{`V:: `=・=` ':-・=' 〈
ヽ_::::: , ヽ |
.. ヽl:::::: `ー´ .'
|: 、::: , -−-、 /
>>372 ,,-|::::::ヽ、.. ''"'' __/ 何が人間とも思えない顔のやつじゃ!
_,;-'.| | | ヽ、  ̄´ ̄ノ、,-;,_
_,;:::| | | | |r‐-‐-‐/⌒ヽ.| | | | | | | |:::::、_
/:::::::ヽ、.| | |_,|_,|_,h( ̄.ノヽ| | | | | | | |ヽ:::::::ヽ
|:::::::::::::::::ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒)| | | | | ',:::::::::ヽ
|:::::::::::::/ ノ |ヽ、_入_ノ| | | | | | | | |ノ:::::::::::::ヽ
ヽ::::::/ / \ _ ,/| | | | | | | | | | |イ:::::::::::::::ヽ
ト、l イ /HIROSHIMA| |/::::::::::::::::::::|
ヽ、 ノ | | | | | | | | | | |/| ̄ ̄ ̄|~
. \__/| | | | | | | | | |1.| | | |
そういう展開になるかどうかはわからんが、
少なくともハヤトはタタラの後継者にはなれんな
>369
何の事だかわからなかったが、ひょっとして南の萩原のことか?
>我々は京を護るために在るのであって
>砂漠をかけずりまわり
>暗殺にいそしむためではありません
なんか、ポリシーあるいいやつっぽくね?蜂也
>>371 「どうしてそんなことを教えてくれるの?」
「フッ、貴様を倒すのはこの俺だからな!」って展開か
とすると味方化も近いな
ネタバレ
黄金の章5・刺客
「今さら殺し屋の1人や2人何さ。どうせいつだって危ないんじゃん」
「国王側もやっとタタラのことが目ェに入るようになったちゅうことでめでたいと思とき」
殺し屋に命を狙われていると伝えられながらも、仲間の言葉・雰囲気が心強いタタラ。
と、太宰府の青年団がタタラに助けを求めに来た。なんでも国王軍の残党が乱暴を働いているらしい。
太宰府は四道の都。その四道を討ったタタラに助けを求めている。
よっぽどのことと思ったタタラは話を聞こうと青年団の下へ行こうとした刹那、何者かの気配を感じ、後ろを振り向く。
しかしそこには誰もいない。タタラの心に生成蜘蛛の言葉が響く。
「あんたは間違いなく殺される。殺し屋の名は白い花『 柊 』」
朱理たちは京の町を徘徊していた。
と、酔っ払いが刃物を持って貴族らしい牛車の前でクダを巻いていた。
牛車についていた黒い服の男が酔っ払いの前に現れ、すれ違ったかと思うと酔っ払いは絶命してしまった。
朱理はその様子を見、「先生」と男を呼ぶ。黒い服の男も朱理の名を呼ぶ。二人は旧知のようだ。
と、牛車の中から男の主人が現れた。それは朱理の姉・白の王であった。
朱理たちは白の京屋敷に招かれた。庭を見ながら朱理と白の大姉が語らっている。
それを物陰から見つけてしまった男がいた。浅葱である。荒れる浅葱。
浅葱は幼き頃に白の大姉と黒服の男の会話を立ち聞きしてしまった事を思い出す。
「朱理さまは心・技・体ともに頼もしく思われます」
「先生、浅葱はどうかしら?」
「恐れながら浅葱さまは"技"のみかと」
今帰仁が沖縄を攻めた王族と仲良くしている朱理を訝しく感じる中、朱理は竹林で黒服の男と久しぶりに手合わせをする。
手合わせながら二人の持つ得物は真剣!刀を合わせはじめる。朱理の腕もなかなかだが、黒服の男の腕はそのはるか上!
ついに朱理は弾き飛ばされる。その様子に黒服の男は砂漠に行って腐ったと言い放つ。
それを聞いた朱理は土をつかみ、黒服の男に投げつけた。そして竹林に逃げ込み、あたりの竹を切りまくる。
その竹は黒服の男の方に殺到する!黒服の男が竹に気を取られる中、竹に紛れ、朱理が黒服の男に斬りかかる!
しかし黒服の男はそれを受けきり、朱理ののど下に刃を突きつける。
姑息な手を駆使するあたりが王者の剣ではないという黒服の男に左手を使わせたという朱理。
黒服の男が朱理ののど下を掻き切ろうとした時、今帰仁が割って入り、ユウナが仲裁した。
黒服の男は朱理に言う。王者の剣ではないと言ったのは褒めたのだと。
「荒れ野の戦いでのみ、あなたの真価が得られる」
朱理はこの戦いで生の実感を噛み締めていた。そしてすべき事を思い出したと一同を連れ、屋敷を抜け出した。
その様子に安心した今帰仁であった。
間もなく、白の大姉の下に萩原が見舞いにやってきた。縁談の返事を求める萩原。
萩原の心を見透かしたかのように白の大姉は言う。
「わたくしを手に入れても王位は転がり込んではきませんよ」
それを受け、萩原は話を変える。黒服の男を借りたいのだという。「白の王の"柊"を」
タタラは、船上より太宰府に向けて空砲を放っていた。街を焼かずに敵を追い出すためである。
タタラは太宰府の町民に迎えてもらえるか不安に思う。
青年団はタタラに言う。我々は一介の農夫だがものを見る目は持っているつもり。蘇芳の噂を聞いてうらやましく思っていた。
「四道さまが望まれた町もこんなものではないはずです」
と、タタラの下に報せが入る。千手が船から下りたと。四道の妻の生存そしてその腹に子供がいることに意気立つ青年団。
おそらく、千手は両親の元に向かったはず。しかしその両親はとうに囚われの身・・・・・。
太宰府町民がタタラの支援に沸き立つ中、千手は実家に戻ろうとしていた。
しかしそこにはすでに敵の手が。寸前の所でタタラたちに救われたが、千手の体に異変が生じた。産気づいたのである。
ひとまず千手を近くの厩舎に運び込む。「いや」という千手に自分で招いたこと、しっかり生めというタタラ。
ハヤトと青年団は敵に応戦するため、厩舎の外に出る。
タタラと二人きりになる千手は不安を感じ、青年団を引き止める。
タタラはこの子に生まれて欲しくはないはず。なぜならこの子はいずれ、タタラの命を狙うはず・・・。
それを受け、青年団は千手にいう。あなたはその子に親の敵を取れと教える気かと。それはおそらく四道の遺志に反するはず。
四道は武人だったが街づくりに心を尽した方。
この町のそこかしこに植えられたオリーブを見るだに、その心を感じずにはいられない。そのオリーブの花言葉は・・・。
この先を言おうとした時、敵が来襲し、青年団は迎え撃とうと外に出た。
厩舎に残ったのはタタラと千手。いろいろな気持ちが錯綜する中、千手は出産しようとしている。
タタラは思う。なぜ人が人を生むのは苦しいのか。子供も苦しいのか。ならばなぜそれを覚えていないんだろう・・・。
「覚えていれば、忘れなければ殺しあう世界はきっとなくなる」
千手の子が生まれた時、タタラは刀を持った。わが子が殺されると思わず目をそむける千手。
タタラはその刀を振り下ろし、千手の子供を・・・・・そのへその緒を切り落とした。
千手の子は無事生まれた。外にいたハヤトが扉越しに生まれたか尋ねる。
タタラは生まれたと伝えた。敵が引いたと聞いたタタラは厩舎の扉を開ける。
そこに広がっていたのは、満身創痍のタタラ軍と躯となった青年隊。
ハヤトが千手への青年隊からの伝言を伝える。
オリーブの花言葉は「平和」
最期に、四道の子とタタラが力を合わせる未来を見せてくれて、ありがとう・・・
浅葱は柊がタタラ暗殺に向かう事を聞いて色めき立つ。
「僕も行かなきゃ。タタラの最期を見たいからね」
今号も語りたいことありまくりだが、とりあえず、柊先生激強ス
浅葱がいないと思ったら、こんなところで
坊っちゃん生活してたか
柊先生かっこいいな!
朱理もようやく完全復活したし、次回が楽しみだ
何するつもりなんだろう?
柊か。植物からとられた名前はどことなく女性的だが
あれって葉っぱがトゲトゲで危険なイメージもあるよな
ついに「最強キャラ」が出てきた感じだな
そりゃ「心」と「体」はないわなあw>浅葱
でもクソ強そうな先生に「技」を認められるのってなかなか凄いと思うぞ
柊先生が強さヒエラルキーの頂点だな
白虎更紗よりも上っぽい(「心」が無いとか言われてあっさりやられそう)
揚羽・雷蔵・市松クラスが三人以上で戦わないと勝てなさそう
朱理をこの実力差で勝たそうとしたら柊先生にハンデを付けるしかないね
千手姫の出産に感動したよ。
敵対していた人たちが力を合わせてひとつの命を誕生させたのが、何とも。
とうとう生まれたか千道
名もなき太宰府の兄ちゃん
あんたのことは忘れない
浅葱、朱理に対して激しい劣等感持ってるみたいだけど
前にお前と遊びたいんだよみたいなこと言ってたよな
屈折したヤツよの〜
そこがまたかわいいのだが…
しかし争いを好まない白の王がとんでもない最終兵器出してきよったなあ。
実は白の王がおまちかねの月子キャラだったりして。
タラコ唇ハアハア
白の王に人材を求めるなんて国王方って意外に人材不足?
>>386 >「どうしてそんなことを教えてくれるの?」
>「フッ、貴様を倒すのはこの俺だからな!」って展開か
>とすると味方化も近いな
それじゃ少年漫画だぜw
キナたん味方になっても先生に二秒くらいでやられそうだな
将軍ですら梃子摺らせた茶々も五秒くらいしか持たなそう
四道を絶命せしめたハヤトのスナイプも簡単に見切られて指一本で止められそうだし
白虎更紗は良く考えたら雑魚しか倒してない上「心」も無いから先生には勝てんだろ
で決め台詞
「知らなかったのか・・・? 白の『 柊 』からは逃げられない・・・!」
なんてことになったらしょんべんちびるかもしれん
月子キャラハァハァ
>398
そんな名前イヤス
>407
四手
手道
四千
どれか選べ
もうシドー・ヴィシャスでいいよ
山本晃司じゃないけどやっぱ四道って名付けるんじゃなかろうか。>四道息子
おかん、四道にべた惚れだったし。
けどここでキナたん再登場は味方化かかませ化しか考えられない。
オリーブ農夫テラカワイソス
柊がデフォで「先生」付きで呼ばれている件について
白の王キモイよ…
ところで一水さんの子供の名って出てきてたっけ?
>>413 錵山が将軍を付けて呼ばれるのと同じだ
気にするな
何気ないけど今帰仁も知っちゃったのね「更紗=タタラ」
今帰仁とユウナ、今は朱理についてるけど、再び朱理とタタラが戦うことになったら心中複雑だろうなあ。
どっちにつくんだろうねえ。
浅葱が「技」のみというのは納得いくが、
朱理が「心・技・体」そろっているというのは正しい評価なのか?
「技・体」はともかく、こいつも「心」は危ういものを持っていると思うのだが
田村!
戦いの描写はもっとがんがれ!
切った竹が上から降ってくるとか上下関係わけわからん。
>白の王の主治医で教師でボディーガード
完璧超人だな柊先生。
ボディーガードで先生っていうと福本清三さんがやってるような時代劇の用心棒のイメージしかなかったりするのだが
柊先生はちょっと違うな。
朱理の思い出したすべきことってなんなんだろうか
>わたくしを手に入れても王位は転がり込んではきませんわよ
月子まで行くかどうかはわからないけど、この台詞かなり邪悪な空気を感じるんだけど
>>418 まぁ、年齢的には子供だし、色々と悩む時期だし心が不安定なのは当然。
心技体が一番揃ってるのは雷蔵ちゃんだと思う。
次いで、揚羽・錵山将軍・市松でしょう。
増長さんと座木も揃ってるかな?
多聞の心と体は超一級品だが(あの網走に長期間いて平然としてられるのは異常だ)技がわからないな。
他の人物は子供だし三つとも不安定だねぇ。
萩原に対する言及が>369だけ、しかも名前すら出さずエジプト人扱いという惨状について
だって先生のがカッコいいんだもん
ターミネーターのように更紗を追い詰めてくれ!
千手!
おまえいいからじっとしとれ!
ほんとにトラブルメーカーや。
ともかく馬小屋で、しかも青年隊の犠牲の上で産んだことは千手自身が招いたことだ。
青年隊の遺志を汲んで、きちんとその子供育てろよ。
柊の巻き添えで死にましたなんてオチやめろよ!
タタラ軍の総帥かと思えば、更紗に戻ったり忙しいなタタラ。
赤の王の子だってウワサを聞いてどきんとした更紗が
白虎にならないか心配してしまった
ランを育てているというのはちょっとツボだった>エジプト人
浅葱のコンプレックス描写が挟まれてきてワクワク萌え
おねーさまは浅葱がいるのわかってて言ってるS系か!
もっと追い詰めてやって!
嫁より町人の方が四道をより深く理解していた件について
>オリーブの花言葉は”平和”
>最期に四道の子とタタラが力を合わせる未来を見せてくれて
>ありがとう・・・って
・゚・(ノД`)・゚・
既に萩原の呼び名がエジプト人になっている件について
エジプトすぐ死にそうなんだけど一応大老だからなぁ
大老って東西南北だよな?
出てないのあと一人?
エジプトと白の王の子供は濃い顔になるだろうな
じゃあ黒い顔にタラコ唇の子供とか?
まだ出ていない西の大老。たぶん最強。最後朱理をかばった柊と相打ちになってアボーン
>あなたが招いたことだ仕方ないでしょう
>ここでしっかり産んで下さい
なぜだろうか、このセリフに更紗の成長を感じたよ
西の大老は正統派イケメンキャラ
まちがいない
盛り上がってるとこ悪いが、
南と北と東がそれぞれ誰だったかを教えてくれ。>大老
>439
東:桜田 頭キレそげ この先タタラが越えなければ敵か
北:桃井 穂積パパ 廉子タンの恨みは忘れない
南:エジプト
刺客は放たれた。新しい国という夢が叶ったら何を得るのかと尋ねる白の王に荻原は答える。「自己満足」
荻原は思う。新しい国を夢見た時は過ぎた。なぜならそれはもう始まっているから。
いつかおまえの人生はなんだったかときかれたら、こう答えられればそれでいい。
「エジプトのようであった」と
ネタバレ
黄金の章6・跫音
タタラ船では千手の子が生まれ、タタラたちははしゃいでいた。
タタラたちが去った後、どうしてあんなにうれしそうなのかと不思議がる千手。
と、千手の側にハヤトがやって来て、千手にタタラをうらむなという。
四道を殺した矢を射ったのはハヤト。それはタタラが殺されそうだったから。
ハヤトは四道を殺したことは謝らないという。四道のせいで自分も親の死に目に会えなかったから。
しかし、その子が生まれて自分もうれしい。なんでかな・・・。
部屋を出たタタラたちは、子供の名前について語らった。おそらく「四道」と名づけるだろうと。
それを聞いたタタラは名を継ぐのは重いのにと思うのであった。
タタラの下に四国の船が西に集結しているという報告が入った事を受け、船を出す。
千手に船を下りる事を促したが、千手は船に残るという。
自分は四道の事を何一つ知らなかった。あなた方を見ていればわかるのかもしれない・・・。
それを受け、タタラもいう。自分も赤の王の事を教えて欲しいという。
「いつかゆっくり、話をしましょう」
四国の瀬戸内水軍との交戦がはじまった。戦の準備を進めるタタラの下に、南から別の船団がやってきた!
土佐の天麻の船団である。土佐は戦う気はないという。
天麻曰く、国王の使者・椿が来て、四国一丸となってタタラを討てと言った。人質の命が惜しければタタラと戦えと。
それを聞いたタタラは、砲撃をやめ、四国の他の人々と裏で話ができないかと天麻に言う。
四国は赤の王に反感を持っていてもタタラとは同調できるかもという国柄。大仏事件を聞いて連絡を取りたがっていたという。
応戦のフリをしてくれと後を茶々に任せ、天麻についていくタタラたち。
京に人質がいて、戦わないと殺される・・・・・どうすればいい?
「人質を助けてやる!」
四国の人質を助ける約束を思い出した朱理は、子供の頃よく通った酒場に来ていた。
遊山の活躍もあり、人質のいる六条屋敷についての情報を得た朱理は救出方法を考える。
と、酒場の傍らで、ゴキブリレースで盛り上がっている一団を見つけた。
朱理はレースの胴元に一対一での勝負を持ちかける。朱理は一匹だけに賭け、残りが勝てば胴元の勝ち。
周りが全員、胴元にかける中、レースが始まった。と、朱理の虫だけ飛び出し、他の虫は走らない!
結果、朱理の勝ちとなった。
観念した胴元に朱理は頼みごとを耳元で言う。そんなことで、という胴元を尻目にその場を離れる朱理。
と、朱理に話しかける男がいる。朱理のイカサマに気づき、どこかでその顔を見たことがあるというその男。
朱理は気のせいとだけ言い残し、その場を去る。
朱理は遊山に物品の調達を指示し、その場で寝込んだ。
その様子にどんな王さまだったんだと思うユウナと今帰仁だった。
翌日、レース屋に持ってきてもらった袋を六条屋敷の前で開ける。
その中身はなんとゴキブリ!たちまち屋敷の中はゴキブリであふれかえった。
混乱する屋敷に、害虫の駆除と朱理たちは業者のフリをして侵入した。
火をたき、害虫駆除のフリをする朱理たち。人質を探し出した今帰仁は、朱理を呼ぶ。
朱理は人質たちに逃げるよう促すが、四国に降りかかる禍を恐れて動かない。
そんな人質たちに朱理が言う。いつまでも被害者でいるヤツは阿呆だと。生きるためのチャンスは必ずある。それは今だと。
納得した人質たちは脱出する事を決心する。
と、朱理のすそをつかむ娘がいる。志麻と名乗るその娘。しかし朱理は足蹴にして、脱出を急がせたのであった。
表では夜郎組が訝しげに虫をいぶしている様子を見ている。貴族の屋敷は管轄外なので夜郎組は手を出せない。
そういうしきたりが京にとって命取りとは密。
朱理たちと四国の人質たちは船で大阪まで下る。堺で四国の人質を見送る朱理たち。
と、人質の中から朱理に受けて止めてと言いながら志麻が飛び降りる。
しかし、朱理も今帰仁も受け止めず、荷物の山に落ちてしまう。
介抱するユウナにひどいーという志麻。朱理にボロカスのように言われるも、土佐の天麻が娘・志麻はへこたれない。
「うち、あなたについていきます」
瀬戸内では四国とタタラ軍との戦いが続いていた。しかしタタラ軍はひたすら空砲を放っている。
四国の三統主はタタラが自分たちが苦しい立場にある事を知っていると悟る。
そこへ、天麻とタタラの使者が来た。タタラと打ち合わせようとする三統主。
しかしそれを国王の使者・椿が聞き、タタラと手を結ぶフリをして毒を盛れという。
三統主とタタラたちは会談することとなった。松山統主・双海は飲み物を注ぐがその手は震えている。
その様子に飲むなと聖。しかしタタラは相手を信じるとして飲もうとする。
仲間の止める言葉を背に器に口をつけるタタラ。と、双海がタタラの器を手で払いのけた。
娘は父が生涯卑怯者と呼ばれることと自分の命とどちらが・・・。
その言葉をさえぎるように声があがった。四国の人質たちが帰ってきたのだ。
再会に喜び抱き合う四国の統主と家族たち。
一方、椿はそれを遠くより眺めていた。どういうものかと思う椿を一刀の下に切り伏せたのは・・・浅葱であった。
四国の人質は語る。謎の4人組が助けてくれたと。
タタラは直感でそれが朱理によるものだと感じた。
なぜかはわからない。しかし体のどこか底の深くで・・・朱理を感じている。
そこに浅葱も現れた。心配してた?と聞く浅葱に「忘れてた」
四道の子供の名前が決まった。命名「求道」。
この子にはこの子の人生がある。道を探せという母の大きな愛か。
と、千手の様子もどこか柔和になったようだ。美女に裁縫してもらえるということで人気者になる千手。
その様子をうれしそうに眺めるタタラ。
と、自分の寝室に向かうとベッドに何かの枝が刺さっている。
浅葱が言う。それが柊だと。「柊の二の枝が来たんだよ」
こりゃもう運命としかいえんな。
朱理と更紗はやっぱり強い絆で繋がってる。
浅葱には残念だが。
でも更紗にも一応ライバルらしきおにゃのこ来たな
かませの匂いプンプンするが
>見えた?
俺にも見せて欲しかった
先生意外と不精なのね。
本人来たら一瞬で暗殺完遂しちゃうからか?
球道くん
「この娘なんのために出てきたの?」
という意見さえ出てこないほど空気化すること確定だな>天麻が娘
可愛いけど。
つか父母どちらにも似てねーな
そうか、次はドジっ娘か・・・
朱理にまったく相手にされていないのが不憫だw
あーん!椿様が死んだぁ くすん・・・;美形薄m
面倒臭いからやっぱやめた
さっきから夜郎組がちょくちょく出てくる割には何の役にもたっていない件について
赤の椿とは別人だよなあ>国王の使者・椿
人質の存在に困るタタラ
↓
「人質を助けてやる!」
この繋ぎ、いい。
見えたのはパンツか腰巻きか、それとも生か
ハヤト…なんだか大人になったな
>>457 思った!自分がしたことにちゃんと責任持っててえらい
そしてその上で「でも謝らないよ」と言えるのも凄い
むしろあれは大人になりかけの少年だからこそ言える台詞だとオモタよ
椿とか柊の二の枝ってのはあれか・・・
劣化版四君子
柊先生が枝を使っているのは自身の体力的に問題があるからかも
誰だ?朱理にあんないかがわしい場所を教えた奴は。
志麻ちゃん可愛いんだけどなあ
どこか噛ませの匂いがするんだよなあ
単に白の大姉の下を離れたくないだけじゃね?
しましまはおれのもんだ
千手姫も一皮むけたみたいで
二人が今後どう関わっていくのか楽しみ
四国・・・前に朱理が四国に来た時も天麻以外十把一絡げだったけど、
今回もやはり・・・
浅葱じゃないけどタタラって甘ちゃんだよなあ
敵が人質取られてるって、砲撃やめて戦っているフリしろだし
>456
秘貝キボンヌ
塾の先生していた遊山にあんな特技があるとは思わなかった。
よくよく見たら確かに他のコースのヤツは触覚短いな>ゴキブリレース
それにしてもあの色黒の酔っ払い・・・・・いろんなところに顔出してんなw
そしてでっかいスクープを逃す
今帰仁とユウナはどこで寝たんだw
今さらだが、四国の人質に説教するあたり、完全に朱理復活だな。
あの台詞はへこんでるときにはいえんぞ。
>ウソつきはドロボーのはじまり
ウソも方便w
俺は志麻妹もいける
浅葱が合流したことに何の言及もないことについて
タタラにも忘れられてるしw
>474
ゴキブリレースあたりも非常に朱理らしかった
俺は忘れてなかったぞ浅葱w
お前の引っかき回しはむかつくが楽しみでもある
…が、今は浅葱の方が精神的に不安定というか
余裕なさげに感じるんだよな〜
浅葱が戻ってきてうれしくはあるけれど
何も告げずに姿を消していた浅葱をあっさり受け入れるのは
組織としてどうなんだろ
熊野で投げ文をした犯人の追及もされてないようだしなー
志麻ちゃんのスパッツ(;´Д`)ハァハァ
スパッツ?
いや、俺の心の目では中身がはっきりと見えているが。
うむ、あれは断じてスバッツなどではない
今帰仁の表情からして
スパッツ萌えがわからぬとは
生身の良さがわからぬとは
ネタバレ
二藍の章1・春嵐
紫黒・黒の王の黒亀城では側室・最上が王の名をつかい紫の上を呼びつけ、何日も待機させていた。
紫の上が鹿角のスパイに殺されたことにすれば、士気揚がるという最上。
紫の上を思うと夜も寝られないという最上。体調悪く悪夢ばかり見る。
側近・数馬曰く、都で噂の占い師がいると。
その占い師は志麻。都ではすっかり評判になっていた。
朱理のために頑張るという志麻にやめとけという助手役ユウナ。
と、志麻たちの下に数馬がやってきた。最上が会いたいという。
不吉な言葉を避け、もっともらしい事を言えばよいという数馬。
支度をするとユウナは奥に下がる。そこには朱理がいた。
志麻を励ました朱理はその足で温泉に向かった。
町では戦で戦うためだけの奴隷・戦奴が引かれ、民衆には戦争に対する嘆きの声が上がっている。
温泉についた朱理は、風呂で髭のたくましい男と一緒になる。酒を飲みかわし、世間話をした後、男は上がる。
と、風呂の中から今帰仁が現れた。戦が早まったという。一週間後に関東に向け第一陣が出る。
続いて岩陰から菊音が現れた。兵の状況・紫の上の状況について語りあう菊音と朱理。
最上が紫の上を殺そうとしている事を聞き、そっちも片づけるという朱理。
最上の下に占い師に扮した志麻とユウナが上がった。
朱理の言葉が頭に浮かび、おぼつかない手つきながら最上を占う志麻。
志麻は占いの結果をいう。最上は足達ヶ原の黒塚の鬼に呪われている。
黒塚の鬼婆を紫の上と感じた最上は黒婆を殺せば解決すると言う。
が、それをさえぎり志麻が続ける。南に鳥の通う海ではない大きな水辺・天鏡湖がある。
そこで夫婦で数日過ごせば呪いは消えると。
興味深い、と最上は言うが、占い師を信じすぎないようにしているといい、志麻たちを帰そうとする。
黒の王と側近を数日間、城から誘い出し隔離する。それが計画の要・・・。
その頃、朱理は黒亀城の側にいた。朱理を上から見つめる紫の上。また紫の上を見つめる朱理。
朱理は決心していた。戦が始まる前、正室が殺される前に黒の王を除く。
以前ならひたすら攻めて奪えば正しかった。しかし殺してすむ時代は終わってゆく。
そしてそれがわかっているのは王族ではおそらくオレ一人、オレがやる。
紫の上も朱理を思った。そんなはずないのに目が似ている、タタラの目に・・・。
ユウナは最上の脈を取り始めた。呪文を唱えながら志麻の考える時間を作る。
朱理を思いながら志麻は最上の子供の持つおもちゃを見つける。
志麻は最上に言う。ひょっとして四国の生まれ?それも松山。
これを聞いた最上はこの占い師は本物と納得し、呪いを解く旅に出ることにした。
そして、二人も同行する事になった。
紫の上は菊音から黒の王と最上が旅行に出る事を聞き、改めて黒の王が何も見えてないことを悟り、覚悟を決めた。
温泉では朱理が髭の男とまた飲み交わしていた。しかしこれからしばらく城から外に出られないという。
「あんたが黒の王の影武者だから」
男は身寄りを語る。家族から引き離され田舎から引っ張り出され、ひたすら留守番、留守番・・・。
それを受け朱理が言う。故郷に帰してやろうかと。「あんたを一日だけ、本物の黒の王にしてやろう」
男が先に上がり、続けて温泉を上がろうとする朱理を呼びかける声がする。湯煙の奥にある女性の影。
更・・・と思わず声を出しその下へ向かったが、その影は・・・志麻だった。
一緒に入って良い?と聞く志麻に勝手に入れ、自分はあがるという朱理。
志麻は朱理に抱きつき、その思いのたけを吐く。しかし朱理は・・・「おまえじゃない」
そういい残し、風呂を出た。「おまえじゃない」じゃあだれだと言うつもりだ・・・だれだと・・・。
黒の王、最上たちは天鏡湖に向かう。
天鏡湖─────かつての磐梯山は噴火であとかたもなく多数の湖や沼地に変えている。
遊山は一歩先んじ、仕掛けを打っていた。しかし重要な事実に気づく。
黒の猛将三本槍の一人・数馬が紫黒に残っている!
城では市松の兵により民衆を広場に集めている。
黒の王の影武者の準備も整い、菊音が紫の上を呼ぼうと部屋に入ると、そこには刀を持った数馬がいた。
「数馬・・・いたの・・・」
なんでいきなり朱理たち紫黒にいるんだとか、突っ込みどころもあるけど
>以前ならひたすら攻めて奪えば正しかった。しかし殺してすむ時代は終わってゆく。
>そしてそれがわかっているのは王族ではおそらくオレ一人、オレがやる。
この台詞に・・・・・やられました。朱理マジでかっこいい。
皆さんの裸はヘチマですか?キュウリですか?
私の裸は二十日大根です・・・・・
すまん。
オレが朱理なら目の前に裸の女がいるだけでそいつに行ってしまうなw
なんかあの名台詞を思い出した
「きゅうりの好きな女で?」
次は朱理が派手にやらかす番か。
しょっぱなからピンチになってるがな。
菊音ちゃん再登場だが
またエジプト出てこないのー?
紫の上、いい女ですなぁ。肝が据わってて。
なあ志麻ちゃん
俺 に し と け よ
497 :
志麻:2005/10/07(金) 20:06:16 ID:???
今帰仁ずっと潜ってたのか今帰仁
河童ワロタ
志麻ちゃん戦力になってるねえ。
でも活躍はこれ一回きりかもw
>498
その上へちまやきゅうり扱いされる今帰仁が不憫だ。
俺はそれにすら萌えるけどw
>495
わかってる人だな
けど理想主義者、急進派と衝突しそうな
なんか紫の上、初登場時より若返ってないか
いいから菊音を出せ
最上がキモイ件について
最上がキモイ件について
志麻に対する朱理・・・オニだな
数馬の風邪がこういう形で効いてくるとはなあ
・・・この内容、週刊誌だったら何週もつんだろw
黒の王の女の趣味がわからん
あ、俺もそれは思った。
紫はまだ「昔は綺麗だったんだろうな」思えるが最上はどう見ても・・・
それはもう・・・・・
相手かまわずやりたかったんでしょう
もしくはたまたまやったらヒットしてしまったとか
エジプトvsぱいなっぷー頭
もともとは黒のこの状況を立ち上げるために大仏事件が起こったけど
予想以上に民衆に影響を与えているな
朱理と菊音はどこで出会ったんだ?
>509,510
出身もわからない女を妾として迎える黒の王って・・・
そもそもどこでどう出会ったんだ
>じゃあ誰だというつもりだ
朱理・・・複雑やな
誰か数馬のフトモモちらりに反応する猛者はいないかーーーっ
そういや、北のキーパーソンがまだ姿を見せてないな
>514
竹さんが早くわきまえなければと痛感している間に逃げた
菊音とどこかでばったり会ったとか。
菊音も色々忙しいな。
>519
もんた?
ぼちぼち水の鹿とか風の梟の出番はあるのかなと
>>509 紫の上とは政略結婚で最上が好みなのではないかと
そうか、そういえば鹿角と同盟結んでたんだった
梟と朱理のご対面を見てみたい
まだ、黒と鹿角は同盟結んでないよ。
紫の上が極秘に鹿角上層部と会談しただけ。
だからまだ、鹿角との戦は続いている。
ネタバレ
二藍の章2・いずれ来る日であった
紫の上を抑える数馬。そこへ市松がやってきた。刀を合わせる二人。
市松の黒の王はここにいるという言葉に、狙いを悟った数馬は、黒の王を守るため、天鏡湖へ向かおうとする。
行かすまいとする市松を止める紫の上。数馬を行かしてしまえば・・・。
城の広場に集められた民衆は数馬の兵が出たことに不安を感じ、一時混乱する。
しかし朱理がそれをなだめる。静かになった民衆に一人一人責任を持って聴いて欲しい旨を言い、黒の王を招いた。
黒の王は民衆に言う。
戦ばかり続け皆に迷惑をかけた。自分は今、引退し、永久に王制を廃止し、京の国王からの自立を宣言すると。
続けて紫の上が語る。自分は鹿角ともタタラとも話をした。大仏事件で醜態を晒したように国王に力はない。
時代の変わり目に来ている。我々は選ばねばならない。
恨みつらみがあり、信じることは難しいかもしれないが・・・
「タタラや鹿角と力を合わせ、戦のない新しい国を造ってゆきましょう」
それを聞き、湧き上がる民衆たちの歓声。朱理はつぶやく。王は・・・なくてもいい。
声が震えていたのを聞いた今帰仁は泣くなと朱理に言う。しかし泣いていたのは今帰仁の方だった。
市松は数馬を追って天鏡湖に向かおうとしていた。その姿は白装束。
市松は紫の上に言う。自分の役目は主殺し。だからはじめからタタラ側につかせた。
あの人を頼むと紫の上は言い、清正と手を合わせ、出発する。
菊音は市松を追い、黒の王には心中する価値などないと引きとめようとする。
世話になったからと返事する市松に尚もやめようよと止める菊音。
先の時代の評価が楽しみと菊音の額に口づけし、天鏡湖に向かった。
朱理は紫の上に言う。あの時、数馬を捕らえていれば、黒の王を囲んでお縄にできた。
しかし向こうに数馬が行った以上、戦になる、即ち黒の王を殺さざるをえなくなる。
紫の上は言う。あの人は自分がうっとおしかった。小賢しい女は疲れると。
朱理はそれに答える。嫁は賢い方が良い。重荷になるのは自分に自信が無いため。
しかし王妃だからできたこともある。これからは個人の力量が問われると。
数馬は天鏡湖に到着し、陰謀だと触れ回る。志麻とユウナは建物から抜け出している。
志麻はユウナに朱理との失恋について言う。自分が主役になれる恋を探しなさいとはユウナ。
志麻とユウナを見つけた黒の軍は二人を追う。
とそこに現れたのは一騎で突進する市松!志麻とユウナは市松の下へ走る。
志麻とユウナを追い、市松に相対する黒の軍。黒の王も鎧をまとい、前線に出る。
市松は黒の軍を分け入り、黒の王の下へ向かう。市松が叫ぶ。
「黒の王よ、数馬よ!驚くな!今度のことはタタラが曲を書き、赤の王が指揮棒を振ったんだ!
けどな、楽器の音を出すのは、この地で生きてきたオレたちだあっ!」
すでに多くの人馬が走ったため、湖の氷がもろくなり、割れてしまった。
湖に沈む黒の兵たち。市松は黒の王と数馬を道連れに湖に落ちていった。
遠く西の地でタタラ・太郎は誰かの身に危機が迫っている事を感じた。
胸が痛むという太郎。揚羽は祈ってやれという。「気持ちが天を動かす」
黒の王と数馬は湖に沈んでいく。鎧が重いためだ。しかし市松は沈まない・・・。
「オレはどうして沈まない」
・・・・・湖上では菊音がその身を支えていた。
ユウナ・志麻・市松は急ぎ引き上げられた。市松は手当てを受け寝かされる。
目を覚ますとそこには心配そうに見つめる菊音がいた。
市松が嫁に来いよと言うと菊音は「やだよ」と答えた。しかしその表情はまんざらでもないようだった。
ユウナは最上から黒の王の子供を受け取る。最上自身もう長くない事を知っているのかもしれない。
天鏡湖に沈んだら、二度と上がらないという。
次は国王を京に沈めると意気あがる朱理であった。
市松!
かっけええ!
いやまじでかっけええ!
あーん!数馬さまが死んだ!
数馬さまよいしょ本&数馬さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…侍薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は数馬さまだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっ ドザエモンなんてっ!!
菊音に助けられた市松と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はさり気なくフトモモちらりをした彼が(例え その所為で風邪を引いてたんだとしてもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
数馬さまっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
おまい、俺が市松の漢っぷりにしびれている時に
なんてことをしやがるw
加賀の清正のモヒカンが衝撃的すぎる
>王は…なくてもいい
なんか泣きそうになった
「嫁に来いよ」
「やだよ」
このシーン萌えた
>531
たぶん>530は>522なんだ。
許してやれ。
市松…尻丸出し…
黒の王って・・・これで終わり?
天鏡湖の怪奇スポット化は間違いないな
市松と清正の名前の元ネタは賤ヶ岳七本槍の福島正則(幼名が市松)と加藤清正だと思うんだけど
数馬光成の元ネタがわからない
上の二人と対立していた三成を光成に変えただけか?
市松に美味しいところを奪われたが朱理もなにげにカッコヨス
市松なら・・・
菊音を奪われても仕方ない・・・
レイに心奪われたユダの気分だ・・・
市松なら・・・
菊音を奪われても仕方ない・・・
レイに心奪われたユダの気分だ・・・
>533
今帰仁乙
前回、市松をまったく出さなかったけど、
今回市松大活躍だよな。
たむさん見せ方うめえな。
いずれ来る日であった、か
結構グッとくるサブタイトル多いな
その先は知らず、とか切ない。全部田村先生が考えてるんだろうか
今回のタイトルがまたいいな
黒の王ってこれで終わりかよ
キャラが立たないまま死んじゃったな…
本名も不明のままだよね?
わかってるのはバカ殿で女の趣味が悪いってだけだな
>547
とはいえ最上のあの潔さはそれはそれで見事だと思うが
549 :
546:2005/10/09(日) 01:31:55 ID:???
リロしてなかったからびっくりした
その先は知らず も良かったよな
ちょw遊山と一緒にいるのって鹿角の兵だと思ってたけど違うのか?
多聞注意されてるしwww
てかなんで多聞がいるんだ?
何しにきてんだ?
天鏡湖で釣りをしに
沖で釣りをしていて黒の軍につかまった反省がまったく生かされてないw
>>547 蛇王タンより扱い悪い
前やったみたいな慰霊祭やろうにも女の趣味にしか言及されなさそうw
555 :
加賀の清正:2005/10/09(日) 02:40:20 ID:???
伊達や酔狂でこんな頭してんじゃねえっ
あれ兜かぶる時どうするんだろ
穴あき兜
志麻ちゃんの確変が終了してしまった件について
紫の上、決断しちゃったねえ。
旦那でもある黒の王を消すだなんて相当覚悟が要ったはず。
悲しい決断だ。
それでも凛と構える紫の上。強いな。
>「黒の王よ、数馬よ!驚くな!今度のことはタタラが曲を書き、赤の王が指揮棒を振ったんだ!
> けどな、楽器の音を出すのは、この地で生きてきたオレたちだあっ!」
熱い!熱いぜ市松!ただのババコンじゃねえぜ!
普通、市松みたいに決死の自爆をした後に実は生きてましたってことされると非常に萎えるんだけど
今回は納得いったというか、むしろこうあってくれと思った。
やっぱこの時、市松を救うのは菊音しかないだろう。
>538
心配すんな。
この漫画じゃ心霊スポットは
関門トンネル、桜島をはじめ戦場はすべて心霊スポットになってるから
熊野じゃ実際出たしな
市松を助けたあのマジックハンドみたいなのはなんじゃこりゃだが
菊音の表情が印象的だった
「やだよ」はOKだと考えていいのかな
いや、婿に来いと男らしく(ry
>>554 蛇王たんはネタ的には扱い良いじゃん
インパクトの強い顔、毒持ち生物大好き、選民主義者、実は影武者、惨めな最期とこれだけ揃ってる
名も無き雑兵以外はきっちりキャラ立てしてるのがBASARAの素晴らしい所なんだが
物語上重要キャラの筈の黒の王がキャラ立てされておらず、一人だけ浮いてると思う
>564
白の王や柊に「ムコ殿っ」といびられている市松を想像してしまったw
>563
マジックハンドなのがからくり少女菊音っぽくていいんじゃないか
>565
どうでもいいキャラになっちゃったね、黒の王。
けど、変に味付けしてクドクドやるよりも、これぐらいのほうが判りやすくていいかも。
しかしこの話をたった二回で終わらせる田村の手腕おそるべし。
たった1度しか台詞なかったもんなぁ<黒の王
顔さえもはっきり出てこなかったねえ
>566
どうせなら、
「ムコ殿」と市松をイビる白の王vsヨメの菊音をイビる紫の上
で、熟女対決を見てみたいw
そこに菊音の直属の上司である浅葱と嫌味な同僚二人も絡ませてみようw
市松とアサギの相性悪そうw
んー私的には、菊ちゃんには群竹さん萌えのままでいて欲しかったんだけどなあ
今の群竹じゃなあ
市松ムコ入りで中村主水を思い浮かべてしまった。
今帰仁が役に立ってない件について
あれ?そういえば今帰仁は何をしてたんだ?
朱理を見守ってる>今帰仁
飼い主か母のようだ
と思ったが、むしろ今帰仁がペットなのか
今の今帰仁は河童
>朱理の好きな人
>うちよりかわいいのかな
みんな、どう思う?
土竜ってやっぱ元ネタイーハトーブ?
>583
フランス語で、モグラ(のような黒に近い焦げ茶色)のことをトープっていうらしい。
黒っぽい色だし、色名ネタだと思う。
市松にフランス語って似合うか?というツッコミは残るわけだが。
市松って菊音の周りに初めて現れたまっすぐな人なのかもしれん
もぐらって漢字で土竜って書くしね
何で飛騨の市松とか旧国名ついてんの
番外編・「チョコと哀愁と爆弾発言」ある日のバレンタインデー
タタラ船の中、チョコをたくさんもらい、大人気の聖。
那智 「なんで聖ちゃんだけモテモテなん」
那智 「ええいバラしちゃる!聖ちゃん高野山に婚約者いてるやんか!」
驚く皆。
聖 「そんなん親同士で決めただけやん。おれは会うたこともないわ」
那智 「親父らなんでも自分らで決めてまうよってなー」
聖 「おれとおまえかてな、どっちか女やったらぜったい婚約させられてるて」
那智 (どっちが男でも女でも気色わる〜〜〜〜)
部屋に戻る那智。
那智 「あーあーなんかけったくそわるいなー」(注 けったくそわるい:むかつく、気分悪いわ)
部屋の扉を開けると机に那智宛のチョコレートが!
那智 「やったー」
大喜びの那智。しかしそこには大喜びのハヤト、角じいも。
タタラ「みんなに一個ずつ」
タタラの手には大量のチョコが入った大きく「義理」と書かれたかごが・・・
P.S.
那智のめいよのために
彼は熊野ではモテモテです。
聖 「おれの次に」
おしまい
更紗よ、おまえどこでそのかご買ってきたんだ?w
聖&女那智より那智&女聖のほうがしっくりくるな
こんな時代にまでチョコレート屋の戦略が!
恐るべしあきんど…
高野山の婚約者・・・・・
なんか凄いおどろおどろしい女を想像してしまった
堺屋、すっげーw
さすが浪速の商人w
聖の婚約者ってどんなんだろう
以外と千手姫みたいに深窓の令嬢、箱入り娘だったりして
熊野−高野山で近いのに、会ったこともないってくらいだから
あまり活動的じゃないタイプで、聖さん保護欲そそられまくるとかw
>>595 聖初登場のとき、自分のこと「おれ」っていうまで女だと思って読んでたよ。
那智にはいないのか?<婚約者
ロリ巫女うらやま
ミキタン(*´д`)ハァハァ
誰?ロリ巫女
カザン将軍が千草さんにチョコをもらうところを想像してしまった。
萌え死ぬかと思った。
俺が
俺も義理でいいから更紗のチョコ欲しい
生まれてこのかた親から以外もらったことが無いort
ネタバレ
二藍の章3・刺客・2
京都──揚羽は太郎と共にタタラに向けられた刺客・柊について語りながら、刀剣屋に来ていた。
言われの悪い、不吉な刀を買う揚羽。
そんな揚羽を見かねてか、幸せになってもいいと言う太郎。
揚羽は幸せそうな表情。そんな揚羽に太郎はなんでもやれ、あとで伝記に書いてやると言うのであった。
と、太郎の下に黒の王引退の情報が舞い込む。記事を書くため別れを告げる太郎。
揚羽は太郎に夜郎組がかぎまわっているから、萩原の侍女から情報取るのはほどほどにしろという。
何をしてるか知らないから大丈夫と太郎は言い残し、その場を去る。
と、そこに声をかけてきた夜郎組の一人。京の二人にも怪しい影が・・・・・。
夜郎組のアジトでは蜂矢が瓦版屋のアジトで見つけた萩の模様の入った湯のみを見つめていた。
四大老にちなむ桃・桜・橘・萩は庶民が図案化するのは禁じられている。
反抗的に作ったか、萩原の身内に内通者がいるか・・・
王城──瀬戸内にタタラ討伐にでる西の橘。出掛け、桜田と語る。
なぜここまでタタラをほうっておいたのかと嘆く橘に桜田は言う。
皆、勘違いをしていたと。国王方は碁を打ってたのに、タタラがしていたのはオセロだった。
挟まれた連中がひっくり返された。しかし、カドを黒の王が押えてる限り大丈夫なはず・・・。
王城にも紫黒の情報は入っていた。しかし役人たちは紫黒を四国と勘違いしていた!
このゆき違いと怠慢がわずかな対応の遅れを生む・・・。
瀬戸内海・ヒウチ灘──タタラたちは作戦会議をしていた。
先陣は四国勢。砲台はタタラ船が対処する。決戦は播磨灘!
作戦会議がすんだタタラは仲間と共にイルカの泳ぐ海を眺める。
昔、白いイルカに助けてもらったと言い張る那智。夢だと突っ込む聖。
甲板掃除に励む朱雀の長老。船の畑のトマトの味見を勧める農夫etc.etc・・・。
この船には生活がある。この船はみんなにとってまさしく家であった。
タタラは兵舎を覗く。鎧を着込み意気あがる兵たち。タタラのかける言葉に更に意気が上がる。
と、そこへやってきた影。揚羽である。タタラの仲間が声をかける中、しかしタタラは揚羽のほうを向くことができない。
揚羽はそんなタタラの肩をたたく。タタラは・・・涙をこらえることができなかった。
揚羽は皆の中心にどかっと座ると黒にクーデターが起こった事を話す。
それを聞き、菊音たちを、そして自分たちに吹く追い風を想うタタラであった。
開戦。巨大な船に圧倒される国王軍。前線は四国軍にまかせ、タタラ軍は陸の砲台を狙う。
その最中、揚羽は千手と求道に会いに行く。求道に口づけする揚羽。
揚羽はナギに体が二つ欲しいとつぶやく。ナギは落ち着きたいのは誰かの側にいたいからと言う。
揚羽はしかし、まだナギのことは許さないといった。
たまたまタタラを見つけたナギはタタラに言う。
愛着のあるものを捨てる時は潔くせよ。しがみついて大切なものを失わないように。
その場では理解できないものの、とりあえず返事するタタラ。
前線は四国勢に任せているため、安穏と構えているタタラ軍。
と、なぜか四国の船が次々と爆発している。砲撃でもなく、後方の船ばかり。
水中を覗くと、爆弾を背負ったイルカの群れがタタラ船に向かってきている!
それを見た那智が海に飛び込む!
那智は先頭を泳いでいた白いイルカを抱きとめている。付き従っていた他のイルカもとどまっている。
船の上では皆を制する聖。
と、船上に侵入者が現れた。船底に追いつめたタタラ軍。しかし侵入者は余裕の表情で・・・・・自爆した!
火薬の匂いに一瞬早く気づいたタタラが号令をかけたものの、油を仕込まれていたため、火薬庫に火が走り、爆発した!
消火活動・水のかきだし・けが人処理に動くタタラ軍。
しかしタタラ本人は人影の向こうに写るナギの姿にその言葉を思い出し、皆に指示する。
「船を降りる!すみやかに退避!」
その言葉に戸惑いを隠せない一同。と、そこに三の枝・水木が来た。聖と那智が応対し、タタラに先を急がせる。
しかし四の枝・空木が先をふさぐ。茶々と座木が相対する。
船が沈み、柊の手下が次々と襲う中、タタラたちは船員たちを無事に救出できるのか?
すげぇ、ベタベタの少年漫画的展開だ。
「ここは俺が抑えるから、おまえは先に行け!」
612 :
マロン名無しさん:2005/10/12(水) 00:13:51 ID:FRCQg5aR
揚羽不吉な刀で何する気だ? しかし似合うな 他のキャラじゃその刀が引き立たん。
ナギの予言がとってつけたような印象
こういう判断を自分でできるぐらい成長していて欲しいものだし
ナギの助言でどうこうというのは昔に戻ったみたいじゃないか
揚羽の批判に対するフォロー?
四国と紫黒か…こりゃ意外な伏線だ
タローちゃんの彼女美人やな
この展開は・・・
ここからどんどん仲間が散っていくのかね(´;ω;`)
>>614
乳・・・
乳・・・・・・
揚羽と太郎に死亡フラグが立っているような…
いや、気のせいだな。気のせいに違いない。
イルカ萌え
太郎ちゃんの彼女、萌え
太郎ちゃんと彼女、エロイ
自分はナギに死亡フラグを感じた。
よく考えたら昔から随分危ない目に逢っている。
四国と紫黒ってアクセント同じなのか
揚羽がまたタタラ船に来るとは思わなかった。
前の別れが印象的だっただけに。
求道を抱く千手姫萌え
あのコマ一瞬見惚れた
柊自分で行けや
揚羽は柊と刺し違えるつもりなんじゃなかろうか・・・
それぐらいしないと柊は倒せないんじゃなかろうか。
柊のことを聞いたから来たのは間違いないと思うが
タタラを守りに来たのとは違うような気がする。
ていうかまだ死なないだろ。
願望だけどさ。
イルカに乗った那智萌え
むしろイルカいるか萌え
柊の存在
不吉な刀
揚羽の死亡フラグが・・・
太郎みたいなタイプは何やかやで最後まで生き残って、実はこの漫画の語り部は太郎ちゃんでしたってことになると思う。
タタラ
見せる顔が無いってこんな感じなんだろうな
なんか演説までうまくなったなタタラ。
もう普通の女の子には戻れんぞこれ
噂の西の大老が出てきたが弱そうだ
すぐ死にそう
エジプトはまだかいな
期待されてた西があれじゃなあ
東も黒の動向読み間違えてるし
エジプトしか期待できん
エジプト呼ばわりされてる時点でダメかもしれんが
エジプトも微妙に小物感漂ってる
相変わらずラブラブな那智・聖について
聖は夫の心配をする妻のようだ
更紗と肩を組んでる図がなんか新鮮だった
小竜姫って要はしっかりした冥子なわけだな
冥子危ういかもw
↑
誤爆失敬
萩の模様の茶碗ってこれストーリーに効いてくるんだろうね。
ただ、それを握っているのが今のところ何の仕事もしていない夜郎組・蜂也が持っているのがなんとも
あれさあ、萩や橘はともかく桜の図案化禁止って厳しくないかい
つか、桃はともかく萩も橘も桜も着物の図案として欠かせない素材ではないか!!
いきなりしりみせ!
桃の図案化は(ry
>>622 俺は多聞とナギだけは死ぬところが想像できない
蜂也とあの人懐こい坊主、なんか不気味
>646
ナギはともかく多聞にははげしく同意する
多聞は殺しても殺しても死なない気がする
あとなんとなく柊は死にそうな気がする
主人公の敵方だからなあ。
柊は死ぬと思うよ。
国王が死なずに終わったら驚く。
多聞VS柊を期待してるんだが、この流れだと
揚羽が相手なのか
柊来ない可能性もあるか
実はラスボス柊。
柊は本当の国王で今の国王は身代わりだったのだーー!(うそ)
でも青の王にしろ黒の王にしろ身代わり有りだったからあり得るかも。
>柊対多聞
ギャグにしかならん気がする。
柊ラスボスも有り得るけど白の王ラスボスはもっと有り得ると思う。
大穴第二皇子ラスボス説
柊vs朱理
白vsタタラ
エジプト対?
飛車でいいよ
適当だろw
ネタバレ
二藍の章4・不死鳥
柊の刺客が次々に襲いかかる!それを押えるタタラの仲間!
タタラは仲間たちに船を下りるように伝えるが、船と運命を共にするという。
見かねたタタラは皆の諦めがつくように自らの手でマストを倒す。この様子に船員たちも船を下りる決心をする。
朱理ならもっと別の言葉で、と思うタタラを慰める朱雀の長老。ただでこの船を沈めないと決心したタタラであった。
タタラたちは一般民の避難の誘導を進める。と、タタラが一人になった時、またも柊の刺客が現れる。
そこへ、千手をつれた揚羽が現れた!千手をタタラに託し、交戦する揚羽。
タタラは千手を先に救助ボートに乗せ、自身は牛の代わりに泳ぐ事にした。
が、その牛がなかなか船に乗り込まない。皆と共に牛を引っ張るタタラの服のすそに火がつく。
と、それを千手がはたき消した。意外という顔をするタタラ。
千手は救助ボートの上、タタラがどうしてあんなに落ち着いていられるのか不思議に思う。
マコトの母は千手に言う。千手も前に比べ、ぐっと落ち着いたと。
「守るものがあったら、人間そりゃ強いもんでしょう」
朱雀の長老が最後の舵を取る中、タタラも船中を駆け抜ける。
と、首筋に何かが刺さり、柊の刺客がまたも現れる。同時に浅葱が姿を現す。刺客は浅葱を蒼の王と言う。
呆然とするタタラ。蒼の王としても今は仲間と言うタタラにバカじゃないのと浅葱。
と、タタラの体に異変が生じる。タタラに刺さったのは毒針!
浅葱はタタラを助けず、ただ二人を見ているばかり・・・。
那智と聖は群竹の助けにより勝利を得、茶々と座木は催眠術を古傷の痛みで克服し、勝利した。
角じいが押さえ込んだ刺客はハヤトの一点突破の弓に敗れ、揚羽は一刀の下に刺客を斬り伏せた。
タタラも毒にやられながらも、刺客を退けた。
タタラは感じていた。船で戦う時期は終わった。京都まで陸を行けばすぐ、朱理が手を引いてくれている・・・。
朱雀の本船は国王軍もろとも沈没した。タタラは浅葱の持っていた毒消しにより、一命を取り留めた。
そこへ蜻蛉がやって来て、揚羽の言葉を伝える。「タタラへ───京都で待つ」
「京都」という言葉に気勢の揚がる一同。しかし浅葱はそれに釘を刺す。
「柊の心配した方がいいと思うけど。これで終わるわけないでしょ」
ほう、ついに京都ですか。
柊は・・・・・一旦撤退?
群竹さんオモシロスw
群竹さんはいいキャラだw
揚羽はやっぱり強いな
他の者達が二人掛りで苦労して倒したのに揚羽だけは一撃であっさりと倒してるしね
長老を助ける那智ステキ。
>自身は牛の代わりに泳ぐ事にした。
また牛かw
ワロタw
確かに牛関係のエピ多いよな
ていうかアサギ=蒼の王ってばれてなかったこと
すっかり忘れてた
ハヤト好きなんで久々に弓の見せ場があって嬉しかった…
>死人に口無し
揚羽カッコヨス
燃えちゃった船もカッコヨス
色んな意味で燃えたよ今回の話
イカす親父と牛の作家:田村由美
千手がほんとに落ち着いてきた。
なんかいい感じ。
クチナシたん・・・使い捨てキャラにするには惜しい可愛さだった
いよいよ京か
もう終わりに近いのかな
>>670 あれ全員オトコじゃないのか?
胸がない…いや、そういえば菊音も大した(ry
水木もなかなか
女達の肝の据わり方がよくなってきたなぁ。
いい女が増えたというか。
千手の成長(?)は素敵だ。
紫の上も肝の据わったいい女だったし、
なんのかんのいっても最上も引きどころを
わかっている女だったし。
>>665 浅葱=蒼の王のこともだけど
群竹さんが浅葱の部下だってことも知られてなかったんだね
そもそも群竹さんは那智&聖以外と知り合いなのかな
柊の枝ヘボ過ぎ
搦め手ではあるがあの将軍さえ梃子摺らせた茶々と座木を二人まとめて相手したんだから
やっぱ相当なもんだと思うぞ>枝
古傷の痛みで〜ってことは
ある意味「将軍が・・・将軍が助けてくれた」な展開だな
橘もう駄目ポ
とりあえずシキミは駄目だ
揚羽で思い出したけどシラスってどこに行ったんだろ
>672
てめ〜〜
俺の菊音を侮辱するか〜〜
許さん〜〜
許さんぞ〜〜
浅葱がよくわからん
タタラを殺したいのか助けたいのか
千手姫好きになってきた。
それぞれの人生に奥行きを感じるよ。
浅葱のことも好きになる日がくるのだろうか…
浅葱かわいす
もっと全面に出てこい
今までのことがちゃんと形になってる戦いだったな
ある意味第二部完結みたいな
角じいの人生が使い捨てキャラに対して語られた件について
>687
ちがうよ。
あれは刺客に語ったように見えて実はハヤトに語ってんだよ
>夜刀、ほかの馬たちを頼むね
すごい信用のされ方だな夜刀w
催眠術にかけられようとしている茶々がかわいい。
初めて萌えた
>泳ぎついたらミルクを飲ませて
オスだったりして
子供がいなかったら絶対千手
「あなたたちのせいでこんなことが!」
とか「四道さま!」とか泣き叫んでるよな。
母は強しだ。
>661,662
てか群竹何しに来たんだ?
この人の行動原理がわからん。
実は面白ければいいという菊音と同じ人種か?
このタイミングで産気づかなくてよかったな>千手
>693
浅葱見に来たんじゃね?
むしろ元々熊野コンビに会いにきたのかも。
浅葱の後をつけてきたんだろ
朱雀の長老って・・・
前からいたっけ?
見たことない
そんでこれからはでてくるのだろうか
700ゲット
ネタバレ
二藍の章5・心の行方
タタラたちは海を流れていた。角じいは混乱に乗じ、淡路島を落とすべきというが、聖が反対する。
淡路島の四国方には渦潮がでると。言ってる側から渦が現れ、タタラたちは散り散りバラバラになってしまった。
タタラは浅葱に救われた。淡路島に上がり城跡を目指す二人。その最中でも朱理と自分を比較してしまう浅葱。
城跡に着き、新橋を伝令に飛ばし、浅葱の手当てをするタタラ。「さわるな」と言いながらも素直に治療を受ける浅葱。
日が暮れたら何かが出るかもと言い残し、浅葱は水を探しに出た。
毒にやられながらも気を取り戻そうとするタタラ。と、そこに鞠が転がり、タタラを「銀子」と呼ぶ老人が現れた。
老人は銀子とは違うと言い、20年前の昔話を語り始めた。
国王の姫君・銀子は政略結婚で淡路に嫁に出された。それでも淡路の若君と仲睦まじい夫婦となったが・・・。
・・・タタラはいつしか銀子の夢の中にいた。
淡路は国王に謀反の疑いをかけられた。自分がいるから大丈夫という銀子。
しかし淡路は国王の奇襲隊・黄土隊に襲われた。自分がいるのに襲われたことに動転する銀子。
城は焼け落ち、夫ともども死のうとした時、黄土隊隊長・柿人が現れる。国王より銀子を救う命を受けてきたという。
柿人は銀子をいつも守っていた幼馴染。その幼馴染で守護者の剣が、銀子の夫の命を奪う。
柿人を拒絶する銀子。銀子は逃れようとするが、落ちてきた瓦礫に足をとられた。
更に落ちてくる瓦礫から柿人は銀子の身を守る。銀子は柿人と父を憎むと言い、死なせてという。
しかし柿人は「わたしが死んだあとに」と拒絶した・・・。
これは昔の淡路の話、更紗の話ではない。しかし、更紗は自身と朱理との関係に重ね合わせていた。
憎んでいるのと 愛おしいのは 同じところにある
帰ってきた浅葱はタタラと古びた鞠を見て、タタラが何を見たのかを悟り、銀子と柿人のその後を語りだした。
京に戻った銀子は、ずっとふさぎこんでいたが、不憫に思った父王が白の王の称号を与えた。
柿人はひどいヤケドを負い、一線を退き、白の王の影となった。それが柊・・・。
白の大姉は待っていた。父を、国王を殺し、国を覆す人物を。それはタタラか朱理か?
しかし見極めなければならない。犬なのか狼なのか。虎なのか豚なのか。飼いならせない獣なら・・・。
白の大姉の思惑を胸に、柊は淡路の城跡に来た。意図せず心熱くなる柊。そんな柊を呼び止める男がいる。
「おじさんすっごい熱いんでねか?」
柊を呼び止めたのはなんと多聞!釣りをしながら柊と語る。
柊は腕が立つはずなのに殺気のない多聞を不思議に思う。殺気を出したら魚は釣れないという多聞に納得する柊。
恐ろしい部下だという柊に友達だという多聞。多聞が柊の葉は年をくうと丸くなるというと
「丸くなるには まだ早くてね」
浅葱は自分の育ちを語る。浅葱は白の王に育てられた。しかし浅葱は白の王が嫌いだった。
いつもいつも朱理と比べる。そうやって浅葱を手駒にしてしまった。
浅葱をここに送り込んだのもタタラを駒にしたいため。駒にならないなら柊が来る。その前に自分が殺すけど・・・。
殺すと言いながら、タタラとの接吻を妄想する浅葱。そしてタタラを抱きしめ、言った。
「 僕 と 行 こ う よ 」
と、砲弾の音が響き渡る。角じいたちと四国が連動して淡路を落とそうとしている。正気に戻るタタラ。
そして浅葱の下に群竹が来て、柊が近くにいると報告する。
タタラは白の王と会う事を決断し、浅葱も承諾する。しかしその前に柊を片付けようという。
正気かという群竹に大っきらいだったという浅葱。
・・・柊の前に浅葱が現れる。怪我の手当てをしろという。柊が浅葱の手当てをしていると、どこからか古びた鞠が飛んできた!
一瞬、気をとられた柊を一刀の下に斬り伏せる浅葱。勝ち誇る浅葱。しかし、柊は斬られてはいなかった。
世間に出て何を学んできた、心弱く傷つきやすいだけのただの子供と浅葱に言い放つ柊。
そしてその凶刃はタタラにも向けられた。
「多聞天に守護されるのは虎の星
決して 犬になることはない」
え? あのキス妄想なの?
マジでしてるんだと思ってたよ
浅葱・・・
せつないなあ・・・
柊と交戦ですか。
浅葱がどこまで協力するかか・・・
>僕と行こうよ
まさか浅葱に萌える日が来るとは…
表情が切なすぎる
多聞の実力が先生と同格っぽい件
ていうかどこから湧いて出たんだ多聞
銀子と柿人の話も切ないね…。
これから白の王が色々と引っ掻き回すんだろうな。
かなり執念深そうだし、嫌な敵になりそう。
>>704 だよね?
浅葱、更紗への想いと朱理への感情と…
複雑だなあ
更紗が浅葱と一緒に行ってくれたらいいなあと思ってしまった
銀子ちゃんかわいいいいいいいいいい
何、白の王ラスボス風味なんですけど
>「多聞天に守護されるのは虎の星
> 決して 犬になることはない」
よくわからんがつまり事態をややこしくしたのは奴か
>704,710
コマの枠が違うからやってないと思ったのだが
唇奪ったんなら、あの船のとき以来か。
「僕と行こうよ」のところ
「どこに?」と返す天然更紗が頭に浮かんでしまった
許せ浅葱
ていうか、枝をよこしたのは更紗と直接対峙したかったからなのね。
ほんで、エジプトの策略に乗ってるフリして、実は白の王の意思でタタラを見極めに来たのね。
何かこの話の本質が見えてきたような・・・
キス寸前で血が出てるのに気付いて中止 だと思ってた
じゃあエジプトは典型的な策溺れキャラか
テラカワイソス
白の王ラスボス…
昼ドラ級にどろどろした展開が待ってそう
多聞、あんなヤツなのに柊に格負けしてないってか
むしろ対照的なキャラで一層ピリピリした緊張感を演出しているというか、
俺、個人的にはBASARAで今迄で一番好きなシーンだわ。
ぶっちゃけエジプトはあんまり頭良くなさry
>711
銀子ちゃんはオレのもの。
淡路じゃなくてオレの元に嫁げばよかったのに。
あんなシーンなのに「鬼門」を受けて「多聞」で返すこの男・・・
>>714 そういえばコマ違うな
どっちか非常に気になるが、本当であって欲しい
キスしたから「朱理を思い出す」になるのかと思うのだが…
今回、全体的な雰囲気が、なんとも言えなかった。
刺客と戦って船が派手に沈んだ後なのに
妙に静かで、幻想的で。
別の空間にいるみたいな…うーん、上手く言えない。
>725
そんな雰囲気をぶち壊す、「淡路島を奪取(ゲット)する!」発言について
多分タタラ軍じゃ一番ゲットって言葉が似合わんぞ角じい。
対抗できるのはまー君のおばさんぐらいだ。
>>713 というか『守護』してねぇぇぇぇぇっ!!!
>727
次号で守護すると思
多聞と虎も似合わん
牛の次くらいによく出てくる動物だな、虎
牛と虎・・・
うしととら・・・
うしとら・・・
いやなんでも(ry
群竹にとっては
浅葱>柊
なんだな。
なんか嬉しい。
気迫負けしない多聞もすごいが、あっさり腰をおろした
柊先生に器の大きさを感じた
柊先生がカッコ良すぎる
こうゆう不器用にしか生きられないオヤジって大好きだ
散々自分の人生を振り回してきた「王家」に対する復讐か。
あんなかわいかった銀子ちゃんが・・・
>729
仏教の四天王で、多聞天が虎連れてなかったっけ
浅葱、白の王を嫌いといってるけど、絶対嫌いじゃないよなあ。
浅葱、タタラを嫌いといってるけど、絶対嫌いじゃないよなあ。
素直になれんのな。それが切ない・・・・・
ていうか誰かタタラの心配してやれよ
柊に勝つタタラとか想像出来ない
やっぱここらで多聞が玄武の刀を・・・・
やはり多聞はいざ怒ると
「死ぬぜぇ・・・俺を見た奴はみんな死んじまうぞぉっ!」とかいう感じの
典型的な快楽殺人鬼になるんですかね
想像できんな
柿人の剣カッコヨス
銀子マジかわいすぎ
柿人マジかっこよすぎ
二人とも老けたなあ。
時の流れとはほんに残酷な。
明石の鯛メチャうまそう。食べたい。
>>742 確かに老けはしたが、柿人は柊になって渋味が増して男っぷりが上がったぞ。
柿人…・゚・(ノД`)・゚・。
オバケに大事なエピソード語らせるのちょっと手法としてズルイ
でも銀子と更紗が重なるシーンは凄く良い
>丸くなるにはまだ早くてね
いつか言ってみたい台詞だ
更紗の気持ちがよくわからなくなってきた
>だけど許している もうとっくに それが許せない
これ、更紗の気持ちと解釈していいんだよね
このへんは千草さんとあったとき乗り越えたと思ってたんだが…
人間の感情なんてそんなにさっぱり割り切れるものじゃないでしょ。
「赤の王」としての朱理と話をしたこともないわけだし、
憎みあってきた相手なんだしね。
大仏殿潜入の後の更紗のモノローグがよく語っていたと思うが。
割り切れてるとは思わないけど
お母さんとの再会を考えると
憎んでいるのを許している自分を許せないというのがわからないんだよね
憎まなければいけないという感情を乗り越えたから
大仏のときの、赤の王と話したいという気持ちになったんだと思うんだけど
どうなんでしょう?
まだ許しちゃダメでしょ。話し合わないと。
話す前から、愛している人だからいいと逃げてしまっている自分が許せない。
とおいらは解釈したが。おかしいかも。
750間違った
×憎んでいるのを許している→○許している、かな
>>751 なるほど、愛している人だからいいと思ってしまってるのか
千草さんの話とのかねあいばかり考えてたからわかんなかったんだわさ
dクス!
浅葱せつなす
更紗は朱理にくれてやるから
タタラは浅葱にあげたって
おねがい
754 :
兄タタラ:2005/10/16(日) 17:10:39 ID:???
>753
しょうがないなあ
(ズボンを脱ぎだす)
やめておにいちゃんおにいちゃんやめて
浅葱が憎めなくなってきたぁぁぁー
欲しい物は全部朱理がもってるようで、今回だって結果そうなっちゃってるもんなあ。
だけど認められないだろうな悔しくて。
でも本音ぽろっと言っちゃったりするんだな。
ほんとこの坊ちゃんは不器用で、萌えて萌えて仕方ねーじゃねーか。
浅葱嫌い
こいつの行動見てるとモヤモヤする
>>758 まあ、今号の冒頭でタタラが一発殴ってたからそれに免じて許してやんなさい
殴っておいて「なんだっけ」とか言っちゃうタタラ
>>758 まあ、今号の最後で柊が一発説教たれてたからそれに免じ(ry
「僕と行こうよ」は「俺にしとけよ」以来のヒットだよ〜
ぼっちゃんぽいのに苦労人な浅葱
野生児ぽいのにぼっちゃんな那智
苦労人ぽくって実際苦労人な群竹さん
キングオブ苦労人 群竹さん
なんであんな要領悪いのに四君子の長やれてたんだろ
浅葱のお守り手当て
群竹さん、初登場時にはまさかこのようなキャラになるとは思わんかったヨ
浅葱ぃぃぃ〜萌えたw
白の王ラスボスはかなり確率高いね
でも最後の最後で柊が(良い意味で)裏切ってくれると嬉しい
「白の王ではなく銀子様に戻りましょう」とか何とか言ってw ←ベタ杉
四君子の半分は優しさでできています。
残り半分は「陰湿さ」ですか?
女装癖
もうそろそろ真面目にタタラと浅葱の心配をしないか?
おまいら浅葱に萌えてるフリして実は群竹に萌えていないか?
>>769 白の王を裏切るかもよ。レッドリボン軍のブラックみたいに。
ぶっちゃけタタラのことはあまり心配してない
今のタタラなら何とかできるんじゃないかと思える
まだ朱理のこととか、課題は多いんだけどね
何でだろ、負ける気がしないとかそういうのでもない
浅葱は・・・
死なんよなあ
揚羽のフラグに脅えすぎてタタラと浅葱はそんなでも・・・
ネタバレ
二藍の章6・くちづけ
柊と対峙するタタラ。
タタラは感じていた。かつて無いほどの静けさ、水に沈んだ樹のような静謐。かないそうもない。少し・・・憧れた。
柊もまた感じていた。技が足りぬ。心も体も不安定。だが・・・生きてきた、この時代を。それが力!
遅いと感じた。だが・・・・・。
タタラは柊に言う。あなたに同情するも殺されるわけにはいかない。
勝ち目も逃げ場もない。だったら行け!倒せ!
と、お前には殺させないと浅葱が割って入る。ご一緒にといい、串刺しにしようとする柊。
そこへ更に群竹が割って入り、柊の剣を受け止める。と空にはハングライダーが現れ、タタラを連れ去った。
ハングライダーの操縦者は菊音。その場を遠く離れ、角じいたちに合流した。
タタラを仕留め損ねた柊は出直すことにした。
そんな柊に浅葱が叫ぶ。自分はついでに殺してもかまわない価値のない王族かと。
今の浅葱には価値はない、価値とは自分で磨くものと言い残し、柊は去った。
淡路島はタタラ軍の手に落ちた。菊音は新聞でタタラ船が沈んだことを知り、急いで駆けつけたという。
情報を操ることのすごさを改めて感じる更紗。
菊音は早速、国境沿いの黒の有志軍の下に戻るという。その指揮を執るのは赤の王!
兵の皆に信頼され、皆と同じものを着て食べて、戦っているという。
それを聞き、菊音と一緒に行こうとするタタラ。と、タタラを止める男がいる。角じいである。
角じいは言う。タタラや千草が赤の王を許しても、白虎の村の人間は誰一人赤の王を許さない!
タタラが赤の王をかばえば、憎しみはタタラにも向けられる。
赤の王と一緒にタタラも討たねばならないのは絶対イヤだ!
タタラは赤の王には会わず、黒の協力をするため、3日間だけタタラ軍を離れることにした。
残った角じいは去ったタタラが戻ってこない事を心配し、赤の王が一層、憎くなってしまった。
タタラたちは船で紀伊半島を大回りし、桑名から馬を使い、進む。近づくたび胸が張り裂けそうになるタタラ。
那智と浅葱、群竹が戯れるなか、一行は戦場・関が原へ着いた。
菊音によるともっと優位に立てるルートがあったが、民家や畑が戦の巻き添えになるから避けたという。
白虎の村を焼いた、しかし蘇芳や沖縄を守った朱理を想うタタラ。
戦場、朱理は先頭で戦っていた。泥まみれで戦う朱理の姿にタタラは思う。あれは赤の王でなく、朱理!
自分の大好きだった揺るがない炎!タタラは赤の王を許さない。しかし・・・
「 更 紗 が 朱 理 を 愛 し て は い け ま せ ん か 」
浅葱も朱理を見て思った。なぜ朱理は簡単に王位を捨てられるのか。
捨ててもいつも場所も人もいる・・・。自分にはないのかな・・・。
それを聞いたタタラは浅葱に言う。あんたも王位を捨てても場所も人もある。なぜならあんたはタタラ軍の浅葱。
地獄の底までは付き合わないでしょという浅葱にもうとっくに地獄というタタラ。
みんなが一緒なら地獄じゃなくなる、浅葱もそこに入ってる!
今まで浅葱は青の王であることしか証が無かった。その血を呪いながらも・・・。
タタラたちは国王軍に一泡ふかそうと考えた。側面に回り、布をあげ、大軍が来たと誤解させる。
混乱した国王軍に黒の軍はつけこみ、逆転勝利を収めた。
タタラは赤の王にと菊音に徳利を渡す。毒味をして安全であると証明したタタラ。
菊音は朱理の下へ戻った。朱理は菊音に助かったと言った。
菊音が本物と言おうとするとそれをさえぎりタタラがいるわけがないという。
声で気づくはず、複雑な二人の関係を想う菊音。
菊音はタタラからもらった徳利を朱理に渡す。それを口にし、蘇芳のぶどう酒と気づく朱理。
それは蘇芳の復興を暗に示した象徴の品。朱理はようやく更紗が来ていた事を実感していた。
タタラはタタラ軍に戻る。安心して涙する角じい。
東からは朱理が、西からはタタラが京を目指す。経糸と緯糸、藍と紅の2色で染める。
二藍の色のように───
しかし両者の率いる軍には決定的な壁があった。
「我々は決して許しませんぞ 赤の王を決して」
まさしく積年の恨みだわなあ
国王という共通の敵がいたからどうにかなるかなあと思ったけど
すぐ近くにいるのに間接キスなんて…せつなすぎ
さすが食いしん坊。
すぐにどこのワインかわかる朱理萌え
角じい・・・
次から次へと弟子に裏切られる柊先生(´・ω・`)カワイソス
>技が足りぬ。心も体も不安定。だが・・・生きてきた、この時代を。それが力!
タタラの本質を一目で見抜いた柊先生スゴス
わーい菊音たん久しぶりぶり
群竹、柊の剣受けよったな。
実は本当につよいのか?
なんか浅葱の扱いが悪い件について
多聞、おまえ結局何しにきたんやw
>「 更 紗 が 朱 理 を 愛 し て は い け ま せ ん か 」
心の中とはいえ、言いきっちゃったな。
確実に仲間との摩擦が生じるだけにつらい。
結局、柊先生を倒すのは誰なんだろうか。
白の王次第では戦わない可能性もまだあるけど。
タタラ浅葱にいいこと言うなあ。
更紗として朱理ひとり想ってる時より、
タタラとしてみんなの事想って浅葱叱咤してる時のが好き。
更紗ごめんよ。
二藍のように…が妙に心に凍みた
今回名台詞だらけだな
たむさん、乗ってるな
多聞w
朱理が更紗と呼んだの、あの日以来初めてだよね?
まだ消えてなかったんだな…
朱理も更紗も切ないな…
浅葱がすっかりお子ちゃま化している件
ていうか 厨だな
浅葱はこれからの成長株です!
…と信じたいなぁ〜。
柊先生、ある意味弟子の育て方間違ったような正しかったような…
800get
>>791 や、更紗にとっても父と兄の仇・・・って許してるのか?その事は
前に浅葱がタタラを成長させるって言ってたが
タタラも浅葱を成長させていくんだろうか
泥の中のサファイアに蛇王たんを思い出した
柊すごいな
強いだけでなく物事を見る目もある
言葉の一つ一つに重みがある
弟子になりたい
>>801 更紗が朱理を愛するのに依存はないのだが
役割としてのタタラじゃなくて
更紗自身の父や兄の仇に対する憎しみはどこ行ったんだろね
>804
真剣で稽古してシボンヌ
>805
ヒント:揚羽の台詞「憎しみは続かない」
ある意味、無意識に大仏事件で救われたときに許してしまっているのかもしれん。
いずれにせよ、悲しい恋よのう。
>>806 柊先生は厳しいが優しくもあるから真剣でやってても寸止めしてくれるよ
誰も恨んでないと言った千草さんのように
全部を許し受け入れているわけじゃないと思う。
まだ未消化な部分もあるけど、それを今までのように
まっすぐぶつけることができなくなっただけで。
今更だが先月号のサブタイが切ない
今月の間接キスも切ない
>803
わが友よ。
おれは泥の中のルビーって言葉に亜相たんを思い出した。
確かに今帰仁が飲んじまったら興ざめだなw
実は柊先生の言う心技体ってそんなに重要なことじゃないんじゃなかろうか。
おそらく心技体より上位概念ぽい「力」ってのも出てきてるし。
>>812 さりげなくそこの今帰仁は過去最高の萌えポイントを記録
価値とは自分で磨くもの
身に堪えました、柊先生
なんかタタラの演説がすげぇな
船が沈んだことすら好機と捉えちまってる
817 :
萌えろ:2005/10/19(水) 02:04:05 ID:???
2人についてきてる群竹
原始時代に生きたことないという群竹
>声で気づくはず、複雑な二人の関係を想う菊音。
菊音や今帰仁・ユウナみたいに
更紗も朱理も知ってしまってると、こういう機会になんていったらいいかわからないよなあ
近い将来必ずあるだろうタタラと赤の王が再び相見えたときに
どういう風に振舞うか。
タタラ軍の赤の王憎悪を食い止める役目を果たせるだろうか。
今帰仁に「ダメ!」という菊音
怖い顔もなんてかわいらしい
朱理のところへ向かう更紗が通常の3倍ぐらい可愛いんですが
柊先生、朱理、浅葱、タタラと当たったから今度は芸人か?
芸人はそいつらと比べると頭ひとつ抜けた感はあるが
それでも先生には勝てんだろうなぁ・・・
ていうかマジ攻撃があたる気がしない
>>821-822 すっげ考えちゃったじゃないか>芸人
そんなヤツいたっけな?位の勢いで…何故か漫才系の芸人を思い浮かべてたw
多聞柊が横綱なら、揚羽はまだ大関って感じなんだよなー
そう、ゲイ人
やっぱりそのうち四君子同士のタッグマッチやるんだろうか。
>>824 同じく悩んだ
芸人なんて言うから那智・聖のお笑いコンビのことかと思ったよw
その芸人だが斬れると思うか
群竹のあの武器ってなんだ?
あまり強そうには思えないのだが
刃がありすぎで振り回すたびに自分に当たって接近戦には向かなそう
そういえば群竹さんが戦うところ、出てこないな
浅葱の世話が本業で戦闘要員じゃないのかも
ネタバレ
赤銅の章1・道
──あけぼのなるか
──たそがれなるか
──月は朧に ただ白く───
京の都に 血の雨が降る───
京では夜間外出禁止令が発令され、一般市民は夜歩くと不審と見られ斬り殺されていた。
そんな中、外出禁止令を出した張本人・一条が萩原大老との面会からの帰路、何者かに暗殺された。
供の者は、大猿が現れ、一条を斬ったという。夜郎組への挑戦状と受け取る蜂也。
暗殺騒ぎは瓦版屋のアジトにも舞い込んだ。
記事は仲間に任せ、揚羽の元に駆けつける太郎。
夜郎組が暗殺者・大猿を探すため、この辺りをしらみつぶしにする。
太郎は揚羽に荷物をまとめて、自分についてくるように言う。
太郎についてきた揚羽がたどり着いたのは老舗の漬物屋。実は太郎の実家だった。
家の者が揚羽を太郎の嫁と勘違いし、大騒ぎする中、揚羽とともに風呂に入る太郎。
風呂に入りながら太郎は家族・家のことを語る。
そして、太郎は揚羽の耳の裏にある返り血を見つけ、洗い流す。揚羽が暗殺者と確信する太郎。
「革命家でなく 英雄でなく 暗殺者と呼ばれるのか」
太郎は萩原の侍女から聞いた情報を揚羽に語る。
最近、萩原が側近を集めて密談をしているという。
タタラ軍を血の池に沈める計画・・・その名も「石榴計画」。
揚羽は太郎から首謀者のリストを受け取る。保守派の過激派ばかり。
太郎は石榴計画を暴くため、琵琶湖の西・蓬莱山に行くという。
都に行くはずの人足の一部が途中で消えている。どうも蓬莱山で働かされているようだ。
太郎の勘ではこれも石榴計画の一端として、潜入取材をするという。
京を出るのも許されない中、どうやって京を出ると尋ねる揚羽に老舗の商人は出入り可能と答える太郎。
そのために帰ってきたという太郎に揚羽は・・・今生の別れに来たと思っていた。
部屋に入り、二人差し向かいで茶漬けを食べ、互いを思う太郎と揚羽。
今までは、外側から全体を眺めていた二人。中心に踏み込めばどうなるかは知っている。
けれど“行け”と、“誰も止めるな”と心が言う。それがわかるから止められない。
ご飯を食べ終え、二人は床につく。こんな静かな夜は二度とないだろう。
揚羽はタタラと千手を想い、眠りに落ちた。
翌朝、漬物樽を背負い、太郎は近江に出発した。互いを気遣う揚羽と太郎。
太郎は揚羽に石鹸を渡した。「毎日風呂に入って、血の臭いを落とせ!揚羽」
揚羽は町を歩いていた。京を囲む塀は日に日に高くなる。
と、町民が役人に捕まっている。揚羽は野次馬の中にジローの姿を見つけ、事情を聞く。
名前の頭に「タ」のつく男を磔にするという意味の無い見せしめ。
更に見せしめをつれてこようとする石榴計画の首謀者の一人・三条に、揚羽は思う。
こういう見せしめでタタラを憎むようになるほど、民衆はバカだと思っているのか。
貴族たちにとって数でしかない人々は、一人一人違い、それぞれに人生があるとなぜ気づかない・・・。
その晩、三条は大猿に暗殺された。夜郎組が大猿を追うが逃げられてしまった。
大猿は茂みに隠れ、そのまとっていた毛皮を脱ぐ。その正体は・・・揚羽だった。
遠く、近江へ向かう道中、太郎は揚羽を思う。
揚羽に歴史の表舞台に出て欲しかったのは暗殺者としてではなかった。
しかし、仕方が無い。間違いの無いよう後世に伝える。
「人は自分の選んだ道でしか、きっと走れない!」
揚羽はタタラの船でナギと語り合った事を思い出す。
タタラの仲間は気のいい連中ばかりだが、その分、人材がいない。
悪党になって汚い仕事をできる人間が必要な時もある・・・。
「負の部分をオレにまかせて、陽の下を行け!タタラ」
タタラ軍は東に向かって破竹の勢いで進軍していた。
国王軍は砂漠を嫌い逃げ腰になり、タタラ軍は赤の王の残した砦を足がかりに自由自在に攻めた。
その中で、戦術において最も功績を上げたのは浅葱だった。
戦を終え、疲れきっている浅葱をタタラがねぎらう。
そしてうれしそうに浅葱に言う。浅葱の「技」はものすごい強みになる。
タタラのプラス思考には力も抜けるという浅葱に那智・聖も冗談で畳み掛ける。
休憩の後、浅葱はタタラの稽古につきあった。
自分を信用していいのかと言う浅葱にタタラは浅葱を少し理解できたからという。
兄タタラの影で育った自分に境遇が似ている・・・。
それを聞いた浅葱は激怒する。自分は朱理をうらやんで育ったわけじゃない!
一緒にするな!自己中でわかったような口をきく!そういうところが嫌いだ!
タタラは尚も朱理の話をするが、そんな話はしたくないと去る浅葱。
もっと話をしたいのにと思ったタタラに・・・濡れたタオルを渡す浅葱。
タタラはうれしそうに礼をいい、もっと話やケンカをしようと浅葱に言う。
バーカという浅葱。その様子を見ていた那智と聖は「屈折してるわ」「生きにくいのう」
そんな浅葱の下に、蘭丸が来た。沖の船に白の大姉が来ていると言う。
船にて白の大姉に会う浅葱。白の大姉は浅葱にタタラに渡す手紙を託す。
内容は手を組もうというもの。タタラと水面下で手を組んで、国王に働きかけ、無血開城させる・・・。
本当に、という浅葱に白の大姉は笑って言う。
そう言って京に誘って殺すに決まってるじゃないの。
白の大姉は続けて言う。自分をタタラに信用させて、仲をとりもってくれと。そのために浅葱はここにいると。
菊音も朱理との連絡係になってもらう。
「石榴の実は多いほうがおいしいものね」
浅葱がタタラ軍に戻った時には作戦会議が行われていた。
次の戦は津山峡谷。絶対に負けられないとタタラ。
と、浅葱はおもむろに手紙を渡す。白の王からの密書・・・。
歯車が回り始める。京を中心に赤い血を滴らせ・・・。
おいおい・・・・・
このフラグはあかんぞ・・・・・
太郎ちゃんはともかく揚羽だけでも生き残って欲しい
>こんな静かな夜は二度とないだろう
この一文にしびれた
…死亡フラグかなやっぱりorz
白の王、ついに月子ばりの悪女っぷりを発揮か?
太郎と揚羽の関係、いいな。
お互い分かり合っている、対等な関係。憧れる。
しごくまっとうそうなのに布団を一組しか出さない
太郎のおかあさん萌え
>こんな静かな夜は二度とないだろう。
・゚・(ノД`)・゚・。
そんなことないよっ
また二人でお風呂に入ってラブラブできる日がくるよっ
お茶漬け美味そう
>841
>ラブラブ
w
漬物噛む音が何とも美味そうだよな
お、エジプト久々登場。
暗殺の次は計画ですか?
企みごとの好きなお方だ
揚羽、暗殺者かよ・・・。
進んで陽にあたりにいくキャラではないと思ってたけどそういう形でタタラの露払いをするとは。
とはいえやっぱ太郎ちゃんの言うとおりなんだろうな。
「人は自分の選んだ道でしか、きっと走れない!」
がんがれ、揚羽。がんがれ、太郎ちゃん。
当面の敵は夜郎組なんだろうけど、
マジで暗殺者・揚羽とボディガード・柊の対決はあるかもしれない。
浅葱、おまえはいったいどうしたいんや?
危うすぎるこの人。
柊との対峙で完全に自分を見失ってるな
心弱く傷つきやすいだけのただの子供って
まさにその通りだな
京でこういう構図やられるとタマランな幕末好きの俺としては
俺も太郎ちゃんだったらすぐ家でたな。
あんな綺麗な継母が来た日にゃ毎日が悶々・・・絶対おかしくなるw
国王方の見せつけの方法が桃井の時と同じ件について
浅葱の立ち位置がまたあぶなっかしいなぁ〜
あのタイミングで密書なんかだすかぁぁ
浅葱かわいいよ浅葱。
共に兄弟の影を感じて生きてきたのか。
似た者同士、対等な二人、イイ!
<「わたくしの可愛い菊音も素敵な位置にいるのよ」
菊音の身が心配になった瞬間。
かなり勝手に動いている上、柊先生からタタラを
かっさらったりしたし。
白の王がなんだかすごく怖いし。
白の王と会ってずっと呆然としている浅葱が痛々しい
にしても、浅葱の顔をあの胸に押し付ける白の王…
揚羽、千手姫のこと好きなんだね。
結構意外。
「帰る」対象にはなりえない感じだけど。
前々回を境に我々の浅葱を見る目が明らかに変わったことについて
>>857 それすげー不思議
四道の子供の母親ってくらいにしか感じてないと思ってた
あの感情はなんなんだろうな
一条って実は毛利の一門?
エジプトヘボヘボやな
のっけから計画漏れとるやんけw
>859
「自分が助けた女性」にこだわりがあるのかもしれない。
過去に女性を助けられなかったトラウマがあるのかもね。
やっぱ四道が選んだ女性ってのでかいんじゃないか
で、つき合ううちにそれだけの人物というのが見えたとか
太郎ちゃんにジローちゃんってまた安易なw
>10メートルくらいあって火を吐いたんですよー
それはなんぼなんでも言い過ぎw
裏切るのが普通と見られていた浅葱が今裏切る事を心配されてる。
彼もタタラに触れ、変わったのか、それともこれも予定の行動か
朱理をあがかなきゃいけない立場に追い込んだのは実は浅葱という件
浅葱と絡むタタラがすごくうれしそう
次の決戦は津山ですか。
因縁の地やね。たまたま読み返して思い出したけどw
>>868 ああ、そういえばそうだ。
柚香とかおじいちゃんが死んじゃったとこだよね?
何年前だっけ……。
「タタラの仲間は気のいい連中ばっかりだな」
「あんたは違うが」とでも言いたげだな。
揚羽ではないが、ナギは腹黒そうだと思うよ
太郎ちゃんが裏切ったらどうしよう・・・
柚香、いたなあ
あれから更紗の同世代の女の子キャラは菊音まで出ないんだよなあ
はぁ、しば漬食べたい
津山って初めて朱理に会った場所でもあるんだよな
柚香・・・天国でタタラと結ばれてるといいね
877 :
柚香:2005/10/21(金) 23:59:53 ID:???
!!死んだのは妹の更紗ちゃんのはずなのに!!
ネタバレ
赤銅の章2・卵の上を
津山───浅葱はその時、断崖絶壁にいた。とても馬で駆け下りれそうにない崖。
浅葱は思っていた。タタラはこの自分を試す気だと。
時は遡る。タタラたちは津山へ進軍していた。
過去の津山での白虎の長老・柚香を失ったことを思い出しながら馬上にあったタタラ。
しかし今はあの時とは違い、大勢の頼れる仲間がいる。大丈夫と心に期するタタラ。
浅葱はタタラは緊張しているかボーッとしてるかのどっちかだといい、毒蛇が隣にいてもわかんないよという。
そんな浅葱に、毒蛇は自分とちゃうんという聖。
タタラ軍は野営の陣を敷いた。タタラは飛車に国王軍の様子を尋ねる。
飛車曰く、敵は絶壁を背に東も岸壁に守られ前方のみに注意を払えばよいという神庭に本陣を置いた。
絶壁を駆け下りるのは無理、道から攻めるのは不利。
ではどうするか、と作戦会議で思案していると、突然蛇が現れ、タタラが噛まれてしまった。
幸い毒蛇ではなかった。が、聖がいう。「誰かが入れたんかもよ」
茶々が聞き捨てならないと言うと続けて聖が答える。「いてるやん。しそうなヤツ」
一同がそろって見たのは浅葱。
聖が言う。本当の蒼の王だったことを隠していたことはかまわない。生い立ちは人それぞれあるから。
しかし、白の王の密書を持ってくるというのは不審だ。
タタラが浅葱を弁護するが、戦の最中に消えることもあったし、何より直感的に気にくわないという聖。
自分たちは卵の上を歩いているようなもの。割れているのが混じっていたら困る。
「戦の中で信用できんヤツが隣にいてるっちゅうのは、どうにも気色悪いっちゅうてんのや!」
そんな聖に浅葱が返す。「僕ならちゃんと毒蛇を仕込んどいたさ」
タタラは二人を仲裁しようとするが、聖・浅葱とも、テントから去ってしまった。
津山でまた負けるのだけは避けたいとあせるタタラ。
浅葱は一人、思っていた。自分はタタラを京都ではめようとしている。内輪もめも大歓迎。しかし・・・
「何を本気でイラついてるんだ、僕は」
夜、民衆がタタラの下にやってきて、近くの温泉に入っていいかと尋ねた。
こんな時に?と言うタタラ。それを聞き、あやまる民衆たち。
と、タタラは気づいた。自分自身がイラついている、あの時と一緒だと・・・。
そこへタタラの下に手紙が届いた。京に凄腕の暗殺者現る!
ナギはそれは揚羽だという。タタラが揚羽は誇り高く、そういうタイプではないと言うと、
「誇りを持って、暗殺者になれる人でしょうね」
それを聞き、タタラは激しく後悔する。この間会った時にきちんと話せばよかったと。
こんな時代にまた会えるとどうして思ったのか。次は無いかもしれないのに・・・。
そんなタタラにナギは言う。
たとえ遠く離れていても、違う場所で朽ちて死んでも、心と心は同じ場所にいる。
同じ時代に同じ夢を追った。それはまた運命。
揚羽もここのみんなもタタラを信じている。
タタラはそれを受け、聖の態度の意味、浅葱のしたい事をきちんと考え直すこととした。
そして改めて、心に刻んだ。「その人を大切にできるのは、会っているその時だけ」
タタラは皆に風呂に入るように勧めた。そして、皆の中に分け入り、一人一人と話をした。
そんなタタラを見て、茶々は諺の話をし始めた。
一頭のライオンが率いる千頭の羊は、一頭の羊が率いる千頭のライオンより強い。
タタラは、自分たちは、そして国王はどっちなんだろう・・・。
民衆と話す中、タタラは津山の話を聞く。崖の上の方は水も緑もあって、鹿が崖をひょいひょい行くと。
続けて、タタラは仲間たちの背中を流している。
その様子にあきれる浅葱。そんな浅葱にナギはもっと我侭になれという。
自分は我侭と思われているという浅葱をナギは否定する。我侭とは自分のために生きるということ。
タタラはけっこう我侭でしょう?
作戦会議。タタラは自分で作戦を立てた。そして、みんなでお守りを作り、互いに交換しようと言った。
お守りをつけあうタタラの仲間たち。
タタラもお守りをつけていた。しかしそれは前回、津山に行く途中、朱理にもらったお守り。
心で角じいに詫びつつお守りを首から提げるタタラ。
翌日、津山峡谷は日没の時を迎えた。タタラ本隊は真正面から撃って出る。
しかし国王軍は気づかなかった。真上の崖に浅葱率いる別働隊がいた事を。
「鹿が通れる崖なら馬も通れる」タタラの提案で浅葱が馬に自信のある者を引き連れ崖の上に待機。
東の崖には聖隊。本隊が真正面から攻め、浅葱隊、聖隊と駆け下りる。
浅葱は崖の上から見下ろしていた。眼下ではタタラ軍と国王軍が交戦している。
タタラは自分を試す気だという浅葱。自分が降りなきゃ下手すりゃ全滅。そんな賭けをするのは馬鹿と浅葱。
しかし、浅葱隊の誰も浅葱を促さない。浅葱の判断に従えということだ。
浅葱は考えていた。僕が降りなきゃ負ける。負ける!?そんな賭けはありえない!試してるんじゃない・・・?
僕 を 信 用 し て る ん だ 。
浅葱は思う。タタラはどうしてそんなに馬鹿でいられる?蛇王にも親衛隊員にも信用されてた。今度と何が違う?
・・・そうさ、タタラを京で殺すんだ。だから、まだ生きて欲しいんだよ。
浅葱は崖を駆け下りた。
ありえるはずのない真上からの攻撃に戦慄した国王軍は思わず東を背にとった。
そこへ聖たちが降りかかった。敵は自らただ乱れ、滝となって崩れ落ちた。
勝負は一瞬のうちに決した。
殊勲の浅葱の下に仲間たちが集まる。
タタラが言う。昔、浅葱は自分に地獄にまでつきあってくれないくせにと言った。
そんなところにはつきあわない、もっといいとこに一緒に行こうと。
浅葱はそういうタタラが大嫌いと心中で思いつつ、倒れこんでしまった。
タタラから礼を言われた聖はまんざらではない様子。しかし、聖はまだ浅葱の事を気になっている。
茶々の諺の話。タタラは勇気ある羊だという。「誰かが寒い時にはきっと毛皮を分けてくれるよ。」
タタラの下に手紙が着いた。その内容は太郎の動向。謎のでっかい陰謀を追うため、とある山中に潜入したと。
・・・・・鵯越・・・・・
後ろで羊の話をしてるちっちゃい茶々が可愛いw
鵯越をやりたかったのは分かるし、浅葱が皆の信用を得るのに必要だったのも分かるんだけど、
敵が真下にいるんだから矢を射るか岩や石を投げつけた方が安全じゃんとも思う。
ヒャッホー!浅葱バンザイ!萌えすぎる!
なにこの屈折ぐあい!ヒャッホー!ヒャッホー!
崖を駆け下りる時と駆け下りた直後の浅葱カコヨスwwwwww
更紗も好きな人以外の裸はヘチマなのか
派手なことをやらせて誰もが文句をいえないように
するのが目的なんじゃないの
それにしてもいちいち理屈つけなきゃ動けない
浅葱にちょっとイライラした
駆け下りシーンはむっちゃかっこよかったけどな
今回は浅葱スペシャルか
だんだん国王との対決が近づいてきた感じだな
それにしても前振りがあって…という話の進め方は
BASARAには珍しいような
聖はすっかりこういう役回りが定着してしまったな
ぶっちゃけ浅葱にはもう少し引っ掻き回して欲しかった
>同じ時代に同じ夢を追った。それはまた運命 か…
今みたいにケータイも無い時代に、
手紙だけで相手を信じるってすごいことだよね
>>887 そこにたまらなく萌える。
やべー浅葱がだんだん愛しくなってきた。
>888
最近浅葱スペシャル多い気がする。
その内題名もASAGIかアカギ・・・じゃないアサギになりそうな勢い
浅葱がかっこよくなってきたね。
でも聖のような役回りも好きだ。
聖は気ィつかいだからタタラ軍において説教役・締め役がいないから進んでやってんだろな。
多分ずっと那智とバカやってるほうが楽だとは思うんだが。
その聖を受け止めているタタラもえらいぞ。
おまいらここ数ヶ月浅葱萌え萌えいいすぎw
>「誇りを持って、暗殺者になれる人でしょうね」
おお、ナギ、はげしく胴衣だ。
だから揚羽はいとおしい。
桃のやりとりワロタw
続く茶々のタタラ軍全員羊説にもワロタ
崖を降りるくだりって、義経だったっけ
鵯越、勧進帳・・・
立ち往生もどきもあった。
次は何で来るか・・・
敵の布陣してた場所って三方が崖だから袋小路だよね?
タタラ軍が敵を無視して違う道を進む事にしたらどうする気だったんだろう
慌てて袋小路を飛び出してタタラ軍を追いかけるつもりだったのかな?
その結果、だだっ広い砂漠で戦闘になったら待ち伏せた意味が全く無いなw
>「その人を大切にできるのは、会っているその時だけ」
あんな時代じゃなくても、今でも案外そうかも。
一期一会の精神でのぞまな
>>902
BASARA地図を見るだに東に向かうには津山を越えなければならないようだし、
仮に大回りしたら、兵たちの疲労も大きいだろうし、
津山の国王軍に背後を取られるのがかなりイヤな気がする
>浅葱「相変わらず浮き沈みが激しいなあ」
あんたも人の事言えないよw
朱理のお守りを身につける更紗
心で角じいに詫びるタタラ
せつないなあ。
角じいがああいう態度を取った以上、表には決してできない。
とりあえず今は国王という敵がいるからそっちに意識がいってるけど
更紗と朱理の関係はどう収束するんだろうか。
907 :
聖:2005/10/22(土) 16:22:42 ID:???
>>890
けどオレはまだ気にはなってるんやけどな
浅葱はな
>>902 鵯越の場合は前面が海という好立地だったからこそ海に強い平家は安心して油断したわけだが、
あんな袋小路に陣をはって安心するなんて国王軍はアホだとオモタ
蛇のつまみってどんな食い物になるんだろう
>>908 そうだよね
朱理ならあんな所には布陣しないだろうし
布陣しても事前に崖の上に兵を伏せておいたり
他にも罠を用意して正面だけからしか攻められなくしてた筈だ
陣を張っただけで他には何もしていない国王軍は本当にアホだね
柊が指揮を執っていたら・・・
柊先生は大将って柄じゃないと思うが
今の国王方の大将って橘だっけ?
あの人も戦闘向きじゃなさそう
大老の皆様の中では、桜田が一番駆け引きに長けてそうなんだがな。
一番の強敵は最後にとってあるのか、それとも単にやる気が無いのか。
後は‥陣頭指揮能力は不明だが、高くてもおかしくなさそうなのが京都のスズメバチさんか。
最も、夜郎組は京が戦場にならない限り出てきそうにないが。
実は国王って指揮能力高いのかも
>912
黄土隊の隊長だったから将の器ではあると思う。
大兵団の長にふさわしいかと言われればわからんが。
>>913 >京都のスズメバチ
こいつこそ小分隊の長が関の山のような
蜂さんは副長じゃなかったっけ。
そういえば隊長出てこないな
スズメ=土方だったらペアで出そうなものだが
隊長は国王、もしくは四大老の一人だったりして。
密=沖田としたら近藤も別にいてもおかしくないけど。
近藤っぽい髪型のヤツはいた気がするが。
>909
黒焼きにしてかじる。
つまみにせず、酒に入れるのもありだと思うが。
(まむし・ハブじゃないけど)
921 :
マロン名無しさん:2005/10/23(日) 17:20:14 ID:jMz7hl1H
なんか今まで一つの章で一つの地域・一つの話だったのが
大仏ぐらいからそうじゃなくなってる様な。
展開・舞台が目まぐるしく変わる。
これも一つの所に収束するためか。
京都にいる国王を目指す戦いに移ってるからね
そういえば朱理は今どのあたりにいるんだろう
タタラ軍が津山で勝ったことを聞いたら
どう思うだろうね
>909
精力増ky
924 :
マロン名無しさん:2005/10/23(日) 22:58:53 ID:jMz7hl1H
>923
茶々と座木のテントにはハヤトもいるんだよな。
こんな状態で茶々と座木にヘビのおつまみを食わせちゃったら・・・
座木はむしろ耐えそうだ。
ハヤトに食わせた方がヤバイ気がする。
茶々に食わせたらもっとヤバ(ry
>>925 ・・・・・次のコミケのネタが決まってしまった・・・・・
ネタバレ
赤銅の章3・後継者
琵琶湖のほとり、蓬莱山では大規模な工事が行われていた。
何の目的で行われているのかまったく不明である大工事。
太郎はこれを石榴計画の一端と信じ、現場に潜入することとした。
一方、京都の王城では、大老・西の橘が国王に指示を仰いでいた。
国王は兵と橘のふがいなさを嘆き、異国を頼もうと決断した。
それだけは止めようとする橘だが、強制的に王の前から退出させられた。
萩原にも皮肉を言われ、初代国王の肖像画の前で落ち込む橘。
国を開き、王家の礎を築いた無類の豪傑である初代国王。だが現在の王は・・・。
「指導者がいない。強大な力で我々を率いてくださる王が!」
タタラ軍は間もなく京に迫る。北の反乱軍にも兵を割く必要がある。
そんな状況にもかかわらず、桃井は死に、桜田は酒場でオセロ、萩原は何か陰謀を画策している様子。
王の側近たる四大老もバラバラ、跡継ぎたる皇子もいない。いったいどうすれば・・・。
途方に暮れていた橘の脳裏にその時、一人の男が思い浮かぶ。
跡継ぎがいない?否、一人、まだ一人残っている!
朱理は伊吹山脈・不破の関を攻略していた。その間もタタラの動向が朱理の耳に入る。
「国を変えるのはオレか?タタラか」
不破の関を攻略した朱理の元に今帰仁が使者と名乗る一人の男を連れてきた。
それは西の大老・橘!大軍を連れているはずという朱理に一人で会いにきたという橘。
そんな橘にこんな時に京を離れるとはと叱責する朱理。
橘は叱責されたことに感動し、朱理が初代国王の肖像の生き写しと語る。そんな橘に朱理は要点だけを言えという。
橘は言う。国王は異国を頼ろうとしている。将たる将もおらず兵の士気は下がる一方。指導者が誰もいない・・・。
そして、橘は朱理に言った。
「赤の皇子よ。どうか後継者として、京においでくださいますよう」
京に上って王家を滅ぼしにかかったらどうすると聞く朱理にかまわないと応える橘。
タタラのような何者とわからない輩に踏みにじられるのだけは許せないと言う橘。
壊すだけなら簡単、しかしそれでどんな世が訪れる?三百年、この国を守ってきたのは王家!
「続けることこそが大切なことだってあるのです」
朱理は尚も聞く。自分がタタラと組まないとなぜ言える?
橘は言う。今組んでいないから、王家の血がタタラと相容れるはずが無い!
朱理は橘に敵陣にのこのこやってきた大馬鹿者と言い、その首を掻き落そうとする。
しかし、橘は動じない。「覚悟もなしに来たとお思いか」
橘の首に剣を当てたまま朱理が聞く。
「死に場所が欲しいのか。
歴史上に燦然と輝くような、死に場所が欲しいか橘っ!」
「欲しいです!
心から信じた王のために、誇りを持って死にたいのです!」
それを聞くと朱理は橘に帰るように言った。国王への嘆きの言葉とともに。
橘の去り間際、朱理は言った。王家の血などない。血はただの血だ。
橘の去った後、朱理は野営している仲間たちの中を歩いていた。
戦場の天使・ナイチンゲールたちの所にさしかかった時、見覚えのある横顔があった。
思わず、駆け寄り、顔を確かめる朱理。それは更紗の面影を残した・・・千草であった。
互いに名を名乗らず、尋ねないまま、朱理はその看護婦の手当てを受けた。
朱理は看護婦に家族の事を聞く。
看護婦は答える。娘が一人、少々お転婆で苦しい恋をしているよう。すべては時代のせい。しかしそれも変わる。
二人の運命の子供がそのお手伝いをする・・・。
朱理は聞く。二人必要かと。
看護婦は答える。一人では滅ぼしていくのみ、恨みを持つものが多く残る。
「あとに禍根を残さぬよう、すべてを終わらせることは、1人ではできません」
大昔、ひどく憎んだ人がいたという千草。憎むことは止め、どう生きるのか見て生きたい・・・。
大猿による暗殺の報が駆け巡る京都。
蜂也は萩原の下に上がり、瓦版屋のアジトから上がった萩の文様の湯飲みを差し出した。
萩原の身内に瓦版屋、更には暗殺者に通じている者がいるという蜂也。
暗殺者は萩原の部下ばかり殺している、狙いは萩原本人かもと言い残し蜂也は去った。
その言葉を不快に思った萩原は侍女の八千代に塩をまくように言った。
萩原の胸中に不安がよぎる。「石榴計画が漏れている・・・」
王城に現れた一人の男。門番が引き止めるが、橘の身内ということで門を通した。
城内各所を見回り、ついに建物の中まで入る。そこに至ってようやく役人たちが引き止める。
引き止められた男は顔を覆っていたベールを脱ぎ捨てる。
その男の正体は朱理!橘を呼び出し、早速城内各所の改善・城の警備を強化するよう命じた。
桜田・萩原にも注意し、異国の使者と会談してる国王の元へ向かう。
そして会談部屋に入り、開口一番、言い放った。
「親父、冗談はそれくらいにしておけ。使者が本気にしたらどうするんだ」
それはいつもの出会い。
夢の中、更紗は温泉場で朱理に会う。抱擁し、口を合わせる二人。
しかし次の瞬間、朱理はタタラを押さえつけ、刀を振り下ろそうとする!
と、その瞬間、タタラは目を覚ました。早朝の夢は正夢になるというが・・・。
そこに菊音がやってきた。知らせなきゃと思い、とんできたという。その内容は・・・。
─────朱理が、赤の王が京に入り、国王の後継者に─────
早朝の夢は正夢に・・・・・なってしまった。
橘!あんたすごい人だ!
瀬戸内で見くびった俺が悪かった!
orz
久々にかっこいいオヤジキャラ、キター!!!
ラスボスに返り咲いたか・・・
おまえら、それどころじゃありませんよ
朱理が国王側に行っちまいましたよ
太郎ちゃんにも不吉な影が忍び寄ってますよ
千草さんハァハァ
>>933 最後の一行はなんなんだと
菊音たんハァハァ
親父はともかく朱理のおかんは意外にまともそうだな
帰蝶さんハフハフ
しかし、ここに来てまた子供の足引っ張るか千草さん
朱理母の話題が出たところで更紗母との邂逅を
持ってくる流れはうまいと思った
エジプトが朱理に何か仕掛けてくれそうな予感
何だかんだ言っても王家の人間なんだな、朱理は。
更紗と共に戦うものだとばかり思ってたんだが…
とはいえ、橘を叱り飛ばすところや王城でのやり取りは
正直格好良いと思ってしまった。
血はただの血だって言ってんだけどな
千草さんの言葉に何かを思い、後継者になる道を取ったって思っとく
朱理に心を残しつつ浅葱とくっつく予感
瀬戸内でへたれてた橘が「歴史上に燦然と輝くような、死に場所が欲しい」っていってもちゃんちゃらおかしいけど
今回の橘ならそれ言う権利あると思う。決して武人だけが歴史を動かしているんじゃない。
なんかすごいいい。
千草さんものすごく若返ってないか?
朱理と同世代って言ってもわからんぐらい。
石榴計画ってなにすんの?
揚羽分が足りない!
>>943 恋人同士みたいに見えたよ
運命の子供は2人とか千草さんよくわかったな
2人だと禍根を残さず終わらせられるのか
これからの展開の鍵になりそう
「二人必要か」って千草さんに聞いたってことは、
朱理とタタラ、運命の子が二人いる今が朱理にはつらいんだね (´;ω;`)
千草さん、テラウツクシス
千草ママンはもう菩薩かなんかみたいで
正直あんな母親こえー
次スレいくよ
スレ立て乙
エジプト天プレ入りおめw
もう終盤なんだな
改めて読むと正体バレ以降の展開すごい
スレ立て乙です
まさか萩原がこんなふうにネタ化されるとは思わんかったよなあ
369、ちょっと出て来い!
おもろすぎやw
エジプト…長年のもやもやが晴れた思いだ
千草さんも波乱の人生歩んでるからな
あれぐらい悟ってなくちゃやってられんだろ
大仏以降の展開が目まぐるしすぎだ
元から単独行動好きの揚羽はともかく、更紗と朱理も互いの正体が分かったから別々に書かないかんし大変だ
>>441 タイミング的に反応できなかったけど大笑いさせてもらったよ
>>959 しかしよく見るとエジプトの字を間違ってる
荻原じゃなくて萩原だな
シリアスかつ重い話が続くから、エジプトみたいな存在が
いるといい息抜きになりそうだ
ある意味、一種の清涼剤
やな清涼剤だw
太郎ちゃん祭りは来週末くらいか
早いもんだな、もう20巻まできてる
終わるのさ年末くらいかな
蓬莱山になんか造ってるけどなんか意味あるんだろうか。
エジプト人の考えてることはわからん
965 :
ばさらん:2005/10/25(火) 20:52:39 ID:???
どうも、お疲れ様です。
今スレは前半休みがちですいませんでした。
TATARAあらすじさんと慰霊祭神官さん、ありがとうございました。
お二方のおかげで私の不在時も盛り上がってよかったです。
と思うと同時に何でこんな時に参加できんのじゃ〜〜とも思ってたりします。
コミックス掲載分が終わったときの残りレスにもよるのですが、
残りの方々の慰霊祭や他のメディアのBASARAを語れたら面白いかなと思ってみたり。
他のメディアはテレビぐらいしかわかんないけど。
あと、エジプトw盲点だったわ
もし最後にまた慰霊祭をするとして、
太郎、柊、揚羽、エジプト
存在感が全然違うんですけどw
ともかく、次スレも頑張っていきましょう
>>965 乙。この先山場続きだが頑張ってくれ。
個人的に歌合戦とゲームが楽しみだw
別メディア作品…あとはアニメくらいじゃね?
見たことないけど
別メディアじゃないけど画集は?
エジプト揚羽の下まつげ対決みたいな
四コマが載ってたんだよな?
四コマをどう扱うかか。コミックスにもあんだよな。
今スレは16巻から20巻だったけど、次スレはどれくらい伸びるかな。
今スレのペースだと次スレは21巻から25巻までだけど、
次スレの範囲は今スレ以上に山場の連続だから、正直どこまで行くか読めねえ
どこで伸びてもおかしくないもんなー
タタラ兄ちゃんの慰霊祭やりたい
そろそろ埋め立て開始〜〜
BASARA関係のしりとりでも。。。
ではタイトルの
「バサラ」
ラでオナガイします
「羅生」
暗く…醜悪でムダでみじめな哀れな生涯…!けれど、見事な。
次はウで〜
「牛」
タタラとは切っても切れない縁
「四道」
色々な意味でかなり重要な人物であるにもかかわらず、短い生涯でした。
あ、また次「う」だ。ごめんね。
「運天」
って「ん」で終わっちまってダメだ
じゃあ、「梅若」の「か」で次
「かさね」
菊ちゃん紫黒潜入時の偽名。可愛い名前だなー。
って人名ばっかだな。
次は「ね」
ネハ宰相
ネハのハからでよい?
ハヤト
まっすぐでかわいいよね。
お次は「ト」から
「鳥の子兄弟」
鳥の子兄弟は…3人だ!
次は「い」で
一水さん
いずみさんハァハァ
といいつつ漢字に自信がない
次は「ね」でよろ
・・・ね? 「み」じゃなくて?
984 :
982:2005/10/27(木) 18:26:50 ID:???
orz
「民記」ちゃん
お目目パッチリ(*´∀`)
次は「き」ー
986 :
マロン名無しさん:2005/10/27(木) 19:51:42 ID:n/NJ7jHm
菊音
彼女のおかげで暗くなりがちな後半が明るくなったと思う。
そういや彼女や群竹さんの名前って銀子さんがつけたのかな。
お次は「ね」です。
987 :
986:2005/10/27(木) 19:53:34 ID:???
sage忘れ
すみません…
「子の村」
KATANAに出てきた村
なんか重い話だったなあ
「雷蔵」ちゃん
別名ライオン丸(嘘)
美人の嫁さんウラヤマシス
「雷蔵」
金髪碧眼(*´д`;)
次は「う」
ごめ。
10秒違いだった...orz
「右近衛」
次は「え」
エジプト
そういや、このスレ、リアルに更新のペースで読んでる人いるんだろうか?
994 :
マロン名無しさん:2005/10/28(金) 02:16:18 ID:8WFNwWis
ここにいてるで
995 :
990:2005/10/28(金) 02:36:19 ID:???
「朱鷺」
ウマー
「き」
キナたんこと生成蜘蛛で
「も」
997 :
マロン名無しさん:2005/10/28(金) 03:03:00 ID:8WFNwWis
最上
「も」でドゾー
998 :
マロン名無しさん:2005/10/28(金) 03:04:03 ID:8WFNwWis
↑違った み だ
スリー9(`・ω・´)シャキーン
1000 :
マロン名無しさん:2005/10/28(金) 03:33:05 ID:8WFNwWis
100ゲトー
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。