>>187 時刻はもう午前3時を回った頃だろうか、茶々丸はベッドで寝ているエヴァの顔を見つめていた。
ふとエヴァンジェリンの瞳から一筋の涙が伝い落ちた。
エヴァ「茶々丸・・・行かないで・・・」
悪い夢を見ているのだろうか?アンドロイドの私にはよくわからないが。
ネカネの言葉を思い出した。
茶々丸は、ベッドに入り、エヴァの横にそっと身を寄せてみた。
苦しそうだったエヴァの表情が少し柔らかくなったようだ。
茶々「マスター。私はここにいます。もう何も心配いりません」
エヴァ「ふふ・・・茶々丸。・・・むにゃむにゃ」
遠くから鈴虫の鳴き声が聞こえていた。