909 :
1/2:2005/12/23(金) 01:02:58 ID:???
ROOM115 隣の訪問者
不動産屋には、ずいぶんたくさんの物件が並んでいる。引っ越しシーズンだからだろうか。
「それだけとは限らない。最近アパートの供給過多が問題になってるからな」
不破の後ろから、杉田と渡辺ドジ子が現れた。高橋設計事務所を止めて新しく事務所を開くらしい。
事務所からも何人か連れていく、と言う杉田。ドジ子のことだ、と不破はピンと来た。
そのとき、不動産屋からひとりの小柄な青年が出てきた。
――彼が名取だとは、不破は知らない。
さすが元OLだけあって、いずみのデスクワークは鮮やかだ。
けれど……なんだか、怖い。
いずみは自分に言い聞かせていた。ここであたしまでくじけたら駄目だ、と。
負けちゃだめだ、負けちゃだめだ。おじいさんの家建てるんだ!
その一念で自分を支え、学校とバイトを夜までこなす。
帰宅すると――名取の部屋は、無人だった。
かわりに残されていたのは、一枚の書き置き。
田舎へ帰ることにしました。いろいろお世話になりました。
いずみちゃん、あの時は本当にごめんなさい。名取学
根性なし! いずみは書き置きを丸めて投げ捨て、じいさんに笑いかける。
「おじいさん。あたし負けないから! 二人で頑張ればきっと家建つから!」
910 :
2/2:2005/12/23(金) 01:04:13 ID:???
杉田宅で、部屋が見つかった旨を報告する不破。場所は中野だと言うと、ちょうどよかったと返す杉田。
「僕の事務所も中野で見つけたからね」「は?」「君も僕の事務所へ移るんだ」
どうして俺のことをと問う不破に、杉田は笑って言った。
「君が必要だ」
そう言われちゃしょーがない。不破は承諾し、杉田と握手を交わした。そして問う。
「ドジ子さんにも同じこと言ったんですか?」「なんの話だ」
話をずらして、杉田は問うた。君のほうこそ、君にとって必要ないずみちゃんはどうするつもりだ。
すると、不破はにっこり笑った。
「見守るんです、そばにいてね」
夜、いずみは、名取さんを傷つけちゃったのかな、とじいさんに呟いた。
名取が大人に見てもらいたくて主張していた夢は、いずみにとっては子供っぽい夢だった。
「子供みたいな夢だってかなうんだって、そう思いたかった」
それでもまだ諦めたわけじゃないと言ういずみを、じいさんは優しくいなす。
「この年になると、人間どうやって死ぬのかを考えてしまう」
時代は変わり、人も変わる。だからこれからの時代を作る若いもんに死に場所を作ってほしかった。
それが、わしの居場所だ――じいさんは、そう思ったのだ。
だが、もう十分だ。いずみたちよりずっと大人のじいさんだが、いずみたちには何もしてやれない。
今後は、カラオケボックスを建てれば食っていけるだろう。
「あいつのところへ帰ーんな、じょうちゃん」
しかし、それでも帰らないといずみは言った。家のこと諦めたわけじゃないし、とにかく帰らない、と。
じいさんといずみは布団を被って、互いに背を向けた。
「ガンコ者」「おじいさんこそ」
翌朝、騒がしい音が聞こえた。名取の部屋からだ。誰かが引っ越してきたらしい。
イッパツどなっといてやるか、とステッキを構え、じいさんは外を覗く。
すると、そこに立っていたのは――
「隣に越してきた、不破です。よろしく」
不破はおとなだなぁ… 今度こそ仲直りしてほしい。
その手があったか!
けど名取マジで退場かよ……
杉田って、本当にドジ子と付き合ってるのか?
しらばっくれてるって言うより、本当に違うっぽい態度に見えるんだが。
大体杉田が照れ隠しなんてしないだろうし……
じいさんホント丸くなったな……
けどなんか死亡フラグが立ってそうで怖い。
引っ越し作業を終えた。いずみは手伝いには来なかったが、不破は気にしない。
庭に出ると、じいさんが裏路地を眺めていた。たらちゃんがこの頃顔を見せないのだという。
じいさんは言う。じょうちゃんは頑張ってる。だがあの子は、ぼろぼろだ。
名取の部屋が空いたからたまたま来れたのだとはわかっていても、苦言を呈してしまう。
「もちっと早く引っ越してこんか、ばかたれが」
不破は言う。とりあえず、そばで見守っていられればいいんです。
ひどいことやわがままなことをたくさん言ったのに来てくれた。先輩って大人だな。
教材を作りながらそんなことを思ってると、話しかけてくる生徒。色恋沙汰の相談に来たのだ。
「やっぱなんか氷山先輩ってオトナって感じするし」
大人じゃないもん。あたしなんか……。
日が暮れて帰り道、たい焼き屋があった。ふたつ注文しようとして、ふと思い直し、みっつ注文。
袋を抱えて不破の部屋の前。ドアを叩こうとして――やっぱり、やめた。
じいさんには、みっつめはたらちゃんの分だと笑っておいた。そこで知る、たらちゃんの不在。
「きっと本当の自分の居場所に帰ったのさ。じょうちゃんも帰んな、本当の居場所へ。意地張ってねえで、大人になんな」
じいさんの言葉に、思わずいずみは立ち上がって、あたし帰らない! と叫んだ。
その足で銭湯へ。いずみはわかんなくなった。
素直になるのが大人で、意地張るのが子供のやることなのか。
素直なのが子供で、大人だから意地張るってこともある。
鏡を見つめる。――あたしは子供? それとも大人?
コインランドリーで洗濯物を乾かしていると、隣に不破が座った。
心配だと言う不破に、あたしが子供だからかと絡むいずみ。心配だから心配? 理由もなく?
いずみは叫んだ。先輩がなに考えてんだかわかんない。
だって、日出子には優しくして、おじいさんのことは気にもしてなかった。
日出子に優しくしたのは必要なことだったんだと言う不破だが、じゃあおじいさんの家は必要じゃないことなのか。
すると、不破の怒号が飛んだ。
「世の中にはやれることとやれないことがあるんだ! それを判断するのが大人ってもんだ!!」
だったら――といずみは叫んだ。
「なにかを切り捨てるのが大人なら、大人になんかならない!」
じいさん、いいって言ってるのに……
自分の意地で主張してるだけじゃないのか?
いずみちゃんの考えが、ここに来てぜんぜん読めない。
不破のほうは言うとおり、少しもわかりにくくない行動だけど……
_,,,.,、、、、、、...,,_
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オオクワの小説はオンディケンゴル・ゾーナマハ・ソルツ・クェックェッテル・ガンデニオン
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ヽv.,_ .ノ ,,v-| ″ }, ..r> .} .}
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918 :
1/2:2005/12/25(日) 00:00:48 ID:???
ROOM117 ふたりの和解
大人になりたくない――そんな発言に不破は当惑する。いずみは、いつも大人になりたいと言ってたから。
「あたしは、大人じゃない」
乾燥の済んだ洗濯物を持って、説明もせずに外へと飛び出すいずみを不破は追う。
いずみは子供みたいな言い方で不破をはねのける。
日出子さんと抱き合ってるのを見せられて、それで平気でいるのが大人なら、大人になんてならない!
じゃあじいさんの家のことは結局ヤキモチだったのか? と不破に問われ、いずみは黙り込む。
そのとき、いずみは何かを見つけた。――たらちゃんだ。
猫なんかどうでもいいと言う不破を無視し、たらちゃんを追いかけていくいずみ――猫以下だ。
不破がようやく追いつくと、いずみは言う。止めてもきかなくても、それでも止めてほしかった。
矛盾だらけだ。付き合ってられない。不破が背を向けると、いずみが泣き出した。
「泣くなよ! 好きなこと言って好き勝手やって、その上で泣くな!」
叫ぶ不破に、いずみは文句をぶつけた。
「先輩のばか! ばかばかばかばか! いいかげん! 無頓着! 優柔不断!」
「よくもそんなに……わからずや! カンシャク持ち! わがまま! 自分勝手!」
売り言葉に買い言葉。二人は感情のままに叫び合う。不破の暴言はエスカレートし――
「おまえなんかなあ、顔が可愛くて、おっぱいおっきくなきゃ、誰も相手にするもんか!」
「ひどーい! そこまで言う? 本気なの?」
「ああ、本気だよ! 本気で、
――本気で好きだった。会った時から、ずっと」
まっすぐに自分を見る、不破の目。いずみの口から、ようやく素直な気持ちが、漏れた。
「あたしだって先輩と仲良くなれたら、どんなにいいだろうって、思ってた」
919 :
2/2:2005/12/25(日) 00:02:42 ID:???
いずみは、不破に追いつきたかったのだ。
やること見つけて自分の居場所をもっと作り、心と体の場所をふたつとも見つけることで、大人になって。
だけどいずみは、不破のように誰にでも優しくはできない。
なのに大人にされたり子供にされたり、自分がわからなくなった。なら子供のままのほうが自分で納得できた。
「……あたし、もうすぐ18歳だなんて信じられない」
失意のいずみを、不破は抱きしめた。いずみちゃんはいずみちゃんなだけ、と言いながら。……だが、
「またそうやって抱きしめてごまかす」
指摘され――不破は、気づいた。
自分だってカッコつけて大人のつもりで、いずみのことをわかったふりをすることしてただけなんだ、と。
――本当は、たくさん話さなきゃいけなかった。
気取らないでもっとたくさん話そう、戻っておいでよ、と訴える不破。
「君が、必要だ」
そう言ってから、まだカッコつけてる自分に、不破は気づかされる。
不破は、いずみに手をさしのべた。にっこり微笑んで――
「帰ってきてくれよ。いずみちゃんがいないと寂しいよ。
君が帰ってこないなら、こっちから、一生離れないからな」
いずみの瞳から涙が溢れた。
頑なに拒絶していたいずみの手が、ゆっくりと、不破の手を掴んだ。
二人の和解を遠くで、たらちゃんだけが見つめていた。
つまり、大人っぽく体面を繕うのに疲れて、ヤケになってDQNを演じてたってことか?
わかったようなわからんような、なんかすっきりしない感じだが、とりあえず仲直りできてよかった。
よかったよかった、肩肘張ると疲れるもんだし
やっとか…ホント良かった。
今回の件は、素直に気持ちを表さない不和にも問題があったんだよな。
最終的にはただの痴話げんかになっちゃった感じで微妙だ。
問題を有耶無耶にして、雰囲気で解決してる気がして、なんかノれなかった。
じいさんの家のことは結局、意地張ってただけでどうでもよかったのか?
何がきっかけでいずみちゃんが心を開いたのかがよくわからん。なんで?
ヒント:女心と秋の空
>>922 学校に行ったり隣に引っ越してきたり、
不破はじゅうぶん素直だったと思うんだが・・・
二人の和解を、じいさんは我が事のように喜んだ。
とっておきの鬼ごろしで祝杯をあげていると、不破といずみは酔いつぶれて寝てしまった。
暗い部屋の中、じいさんは一人、古ぼけた女性の写真を眺める。
「また……一人になっちまったよ、ばあさん」
その時、外で猫の鳴き声。小走りに外を覗くじいさんだが――それは、たらちゃんではなかった。
寂しげに微笑み、立ちつくすじいさん。
――いずみは、いつからか目を覚まし、じいさんの境遇に思いを馳せていた。
猫を見つけたからってじいさんの寂しさが癒せるわけじゃない。
それはわかってるが、だけどじいさんをしょんぼりさせたまま先輩のとこには帰れない。
夜が明けてすぐ、いずみは行動を開始した。
不破もなんだかんだ言って、手伝ってくれる。二人で、たらちゃんを町中探し回った。
それでも見つからず、肩を落としていくと、目の前にたらちゃんが現れ、逃げていった。
追いかけるいずみ。路地を抜け、塀を跳び越え、ようやく終着点。
たらちゃんの入っていった家の庭を覗き込み――いずみは、目を丸くした。
いずみや不破と合流したじいさんは、その家の庭を見て納得した。――猫屋敷。
足に体をすり寄せるたらちゃんを抱き上げて、言う。
「この場所なら仲間もたくさんいて言うことねえやな。家へ、帰んな」
その時、話しかけてきた、ふくよかで優しそうな女性。
「うちの猫ちゃんがなにか……?」
女性を見た瞬間、じいさんの顔が、火が点ったように赤くなった。
しどろもどろにその場を去ろうとするじいさんだが、たらちゃんが足にしがみついて離れない。
女性は気づいた。しばらくいなくなっていたこの子の面倒を見てくれたのは、じいさんなのだと。
家族はうちのネコ達だけですから、と誘われ、じいさんは女性の家でお茶をごちそうになった。
日が暮れた。不破といずみは先に女性の家から一足先に失礼して、帰り道。
押しつけちゃった感じだが、じいさんはいつになく楽しそうだった。
結局おじいさんになんにもしてやれなかったと落ち込むいずみを、まったくのムダは世の中にそうない、と不破は慰めた。
「居場所を探すのって、本当に難しい」「まぁ、だいたいはね」
寄り添い歩くふたりを、つがいの猫たちが見つめていた。
なんかまとまってるな。これ、最終回?
次号最終回だってさ
じいさん、一目惚れか。
老人の恋ってなんか微笑ましくていいな。
930 :
1/2:2005/12/27(火) 00:00:40 ID:???
ROOM119 ふたりの居場所
桜咲く富士市。友井の家の工事――棟上げがついに始まった。
感慨深い。友井は泣いちゃった。
そこに、親方と大工見習いの青年の会話が聞こえてきた。青年は住み込みだという。
「大学で建築でも勉強しな」「大学だけが人生じゃないですから!」
親方にどやされ鼻血を出しながらも、ここがボクの居場所、と青年は根性を見せていた。
これで高橋設計事務所の仕事は、めでたく終了。
続いての杉田の独立第一番の仕事は、もう決まっている。設計のやり直しだそうだ。
杉田は言う。初めて設計を手がけたビルは、地震ですぐに傾いてしまって、ひと月だって立っていなかった。
現場に到着し、不破は笑った。このビルのことなら、よおーく知っている。
「俺、ここで働くはずだったんだから」
――出会いは、不思議だ。
ビルが傾くことがなかったら、そのあと不破の周りで起こるすべての出来事はひとつも起こらなかった。
杉田との出会いも、いずみとの暮らしも。
すべてバブルのせいだと言えなくもない。バブルも少しはいいことしたわけだ。
帰宅すると、いずみが出迎えてくれた。
じいさんはネコのおばさんと歌舞伎らしい。
「じゃあ、いないんだね」「う、うん」
不破はにやりと笑みを浮かべると、いずみを抱きしめ、キスをしようとする。
次の瞬間、部屋の奥から現れて囃し立てる旧ナミフクメンバー!
不破の独立といずみのバースデーを祝って、皆駆けつけたのだ。
――皆、他に祝うことは?
「あー、今度はパパになります」と一石。
「健康診断で血糖値が下がってました」と千里。
「486が安くなったのよ! これからは486よ、486!」と難波。
社長は――「こうやってみんなでまたお酒飲めて、こんなにめでたいことってある?」
ちょっとしんみりしながら、皆で、かんぱーい!
931 :
2/2:2005/12/27(火) 00:02:08 ID:???
宴もたけなわ。つまみがなくなり、不破が買いに行くことにした。
そこにノックの音。来客は――「リコンしてやるーっ!」妊娠中の時子であった。
買い出しを終え戻ると、旦那、杉田、モエコに不動産屋まで――人口密度が上がっている。
「あたしたちの居場所はないみたい」
苦笑するいずみと、不破は外に出た。
どこもいっぱい。飲み屋も、屋台も。どうやら今日はお祭りらしい。
――なんだか、居場所がなくなっちゃった。
「見つけたとたん、居場所ってどこかへ行っちゃうのかな」「やっぱり、一生探して歩くような気がする」
二人の居場所は、どこにあるんだろうなあ……。
結局、ラブホテルで夜を過ごした。
いずみは頬を染め、呟く。こういうの、居場所っていうのかな。
不破は言う。居場所はどこにだってあるさ。ないなら探せばいい。
大事なのは、心の置き場所なのだ。
「俺の心の置き場所は、いずみちゃんの中にしかないからね。
この先、二人の居場所がどんなに変わったとしても、これだけは変わらない」
朝の光の中、不破といずみは東京の街へと出る。
今の部屋は、やっぱり二人じゃ狭い。それでさ、とりあえず――
「居場所探して、不動産屋回ろうか……」
体を寄せ合い歩く二人の遙か彼方では、都庁のツインタワーが朝日に霞んでいた。
「りびんぐゲーム」
―完―
全員集合で最終回か…
でもまさか最初に傾いたビルが杉田さんの設計だったとは…
やっぱり不破と杉田さんは縁があったのかな。
旦那と駒田さんみたいなナイスコンビになってほしい。
会社が倒産した時も集合したけど、その時と比べてみんな幸せそうでよかった。
いい作品をどうもありがとう。お疲れ様でした。
そういえば、いずみちゃんと会った最初の日にも、都庁を見にいってたんだっけ。
あの頃はまだ「新都庁」って感じだったな。
いつの間にか、東京の景観として馴染んだ都庁は、この漫画の象徴といってもいいのかもしれない。
泣けるなぁ、いやなんかしらんが泣ける
>「486が安くなったのよ! これからは486よ、486!」と難波。
時代を感じる 486DXか難波さんよw
>旦那、杉田、モエコに不動産屋まで
旦那や杉田はともかく、モエコはどうしているんだw
不動産屋に至っては、存在すら忘れてたよ・・・
つーか、他にもあんまり馴染みのないキャラがいるけど、誰だ?
時子は最後までそれかよ
妊娠したんだから、少しはもちつけ
大団円って感じだな。乙!
連載開始から合わせて、これで不破は4回、いずみは5回の転居を経験することになるわけか。
お金いくらあっても足りないよなあ……
ついに完結か〜
なんだかんだで、全員収まるところに収まったね。
まさにハッピーエンド。
もう、楽屋裏ってことでいいかな?
連載当時は、途中で読むのやめちゃったんで、あらすじで
欠陥アパートの関係者が互いに責任押しつけあってケンカする
場面読んで、ホントに驚いた。
時代を先取りしてたんだなぁ。
欠陥マンションはあまりにタイムリーで驚いたw
ところでこのスレの人口は何人くらいなのかな?5人くらい?
まあ、過疎のおかげで一度も荒れずにマターリ楽しめたんだが。
>安く建つ安く建つと煽って大家に金を出させた工務店。
>建ちさえすればいいから設計なんて無視しろと工事費をケチった大家。
>そんな責任のなすりつけあいを見ても傍観を決め込む不動産屋。
姉歯建築の問題も、正にこの構図なんだよな。的を射すぎだ。
いずみちゃんの最初のアパートが壊されるところでは、アスベスト問題について語りたくて仕方なかった。
切り出し方が難しかったから止めたけど。
りびんぐ連載中は、連載当時に戻るって縛りがちょっと悪い方に働いちゃったシリーズだと思った。
>>941 毎話、とはいかないけど頻繁にレスつけてました。
終盤のすれ違いは否定的な意見ばっか書いてしまって申し訳ない。
1000まで行ったら誰か貼ってくれw
_┌-.. __ _
i=|=|‐--ニi=|_
il=|=| 8 o' l=|i|
i;|=|=|l/|ill|=|i|
...___ i;;;|=|==/|、il=|i|
┌'┌- ニニi_ i":|=|==/|、il=|i|
lヨヨ|o。 ::|ヨi| |iii|/「 |:"|、il=|i| それでさ、とりあえず
lヨヨ| ,へ: |ヨi| |iil/::|=|:"|、|三|`i
_.|i三l_/|:、\i| |ii|/ |=|."|、|三|=| 居場所探して
|iii|三:l_/|、|三`、 |ii|/ |=|."|、|三|=|
|/|≡|/|、|- 、i| |ii|/ |_-、.|、|三|=| 連載中スレ回ろうか……
|/|≡|/|、|=|iiii| |i_.-三 |=|ii|`i'"|\
|/|≡|/|、|=|iiii|_..||_.-=i|=|ii|、i'"|、|、|
|/|≡|/|_,,.‐'ニiiiii:|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/|≡|=|-'''"iiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、| りびんぐゲーム連載中スレ ─完─
|/|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/|≡|=|:-‐ii"iiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/::|` |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
あらすじ書きです。楽屋の裏のチラシの裏。
私がそもそも何でりびんぐのあらすじ書きやろうと思ったかっていうと、
「島根編でみんなしてorzしたい!」という一心からでした。
倉本兄妹の話あたりで我に返って、元々あまり連載中スレとしては向いてない漫画だったかなあと思ったりもしましたが、
無事完走できました。皆、つきあってくれてありがとう。
アスベスト問題や偽装問題などのリアル事件が話題になってたり、
私生活で、父親との不和で上京した家出娘の新居を世話したりとか、
あらすじ書きをやる中で色々シンクロすることが多かったのも、面白い体験でした。
マーフィーの法則とかあるのかなあ、やっぱ。
思わぬ副産物もありました。
ラスト、今までどうしても理解できなかった二人の和解の流れだけど、あらすじ書いてたらなんとなく整理できた気がします。
で、あそこらへんのあらすじは、ねじ曲げてはいないけど、描写の取捨選択にかなり私なりの解釈が入ってると思います。
もしかして他の人は同じように読んでたわけじゃないんだろうか!? とちょっと怖かったりもしてますが、
まあ、そんな感じで。
兎にも角にも。
なんとか無事最終回まで行き着くことができたのは、レスつけてくれた皆のおかげです。
本当、ありがとうございました!
>>943 私も否定的な意見書きまくってました。
やっぱり終盤の展開は色々すっきりしない部分が多いよなあ。
結局、いずみちゃんは何がしたかったんだろう。ヤケになってただけってことなのか……。
福永の時を楽しみにして毎日のぞいてましたw
初カキコ。最初から見てました。あらすじお疲れ様でした。
自分は一角ちゃんと1つ違いで、当時の連載中は彼女の視点で見てました。
今、29になって読み返すと不破ちゃんの視点ですよw
久しぶりに毎日更新が楽しみなスレでした。感謝。
今なら、いずみちゃん30歳・不破40歳か… 時の流れを感じるなぁ。
なんか、楽屋裏になってからレスの速度が上がった気がするなー
時事ネタとかぶりすぎて、今語りたかった漫画だったのかもw
姉歯事件を杉田さんが知ったら怒るだろうな。
年寄りを騙したリフォーム詐欺事件でも怒ってるだろうな
こんだけあると、むしろ絶望して政治家になってそういうことを減らすとか言いそうだなw
杉田はそれでも設計士として草の根から訴えていくタイプだと思う。
ただ、高橋設計事務所はいいところだったけど、直接杉田が現実に晒されたら、耐えられるんだろうか。
りびんぐの続編とか出ないかなー。
時事問題に限らず、不動産の証券化とかの話もありーの、今不動産はホットなテーマだよな。
それで星里漫画になるのかは微妙だが。
どこらへんの話が一番好きだった?
俺はじいさん初登場の話が好き。
土地の魔力が描かれてて、印象的だった。
オレは一石さんが輝きだした所
脇役がちゃんと生きているのが、この人のいい所だと思ったね
16歳の誕生日かな