乙
巻数は特に関係ない
ストーリーをさくっと進めるために前座書いとく
主人公は遠野志貴(七夜志貴)
元は先祖代々伝わる混血(人と人外の交わったもの)を暗殺するための一族
近親相姦を繰り返すことでより強い遺伝子を継承していった一族でもある
志貴が5歳?のときに暗殺をやめたいと言ったところ、退魔のトップである遠野槇久と
軋間紅摩によって一族もろとも皆殺しにされ、槇久のきまぐれで引き取られる。
そして8年前に遠野四季という混血が紅赤朱(先祖還り)したところを刺される
そして奇跡的に生還したところ、七夜の血のせいもあり、物の死を見れる
直死の魔眼の力を手に入れる。そのまま行けば発狂してただろうが、偶然通りかかった
世界5大魔術師の一人である蒼崎青子に魔眼殺しの眼鏡をもらい、なんとか今日まで生き延びる。
貧血やめまいでよく倒れるし、目のせいで長くは生きられない
ヒロインの名はアルクェイド=ブリュンスタッド
12世紀頃に堕ちた真祖を狩る為の兵器として生み出された特別な吸血鬼の真祖。
自然発生した他の真祖とはその誕生の仕方が少々異なっているようだが詳細は不明。
吸血衝動を抑える必要のなくなった真祖達を処断してまわるほど真祖の中でも能力が突出している。
しかし兵器として在る為には必要のない知識を与えられる事はなかった為、
志貴に殺されるまでは言葉を発する事すらなかった。
はじめての吸血衝動に苦しんでいたところをロアという魔術師に騙されて彼の血を吸ってしまい、
結果暴走してブリュンスタッド城に居た真祖を全滅させてしまう。
その後は城に自身を封じ、ロアが現われるたびに覚醒して処断しに出向くようになる。
シエル先輩
志貴の学校の割と正体不明な謎の先輩。実は埋葬機関第七位の代行者。
第七聖典の所持を許される。本名はエレイシアで、シエルは正式ではないが洗礼名であるらしい。
ロアの転生体との疑いのある志貴を監視する為に暗示を駆使して潜入しているので正式な生徒ではない。
元々はフランスの片田舎のパン屋の娘で、ごく普通の人生を送っていた。容姿は東洋人だった母親譲りであるらしい。
瞳は青い。16歳になった頃にロアとして覚醒、両親をはじめ街の人達を殺してしまう。
結局アルクェイドに殺害され、その後、教会に遺体が引き取られるが3年後に蘇生
如何なる手段を用いても殺害することができず、「矛盾」により不死になってしまったことがわかる。
その後、教会の埋葬機関に引き取られて代行者となる。無類のカレー好き。
遠野秋葉
退魔一族の宗家遠野家の当主。遠野四季は実の兄。彼女は混血として半分化け物の血が
流れており、吸血鬼でもないのに吸血衝動があったり、先祖還りを起こすと
見えない髪の毛や物体を凝視することでそれから温度を奪うことのできる略奪の能力を持っている。
志貴思いで、遠野家の厳格な教えの中で、しっかりとした女性になり、志貴に厳しくあたるが
それでもやはり兄のことが心配な元祖ツンデレ娘。
ミハイル=ロア=バルダムヨォン
過去にアルクェイドを騙して死徒となり、今までに18回も転生を繰り返している。
アルクもシエルもこいつを探して日本にやってきた。
翡翠
過去に遠野家に感応者として姉の琥珀とともにやってきた。
現在はメイドさん。おとなしく無口な性格だが、昔は明るかった。
姉の事情を知ってからふさぎ込んでしまう。
琥珀
妹の翡翠思いの姉。明るくはっちゃけた人だが、
感応者として、幼少の頃より大変な目に会っているために精神が壊れ、
結果今のような明るいキャラを作っている。
乾有彦
志貴の友人。彼のことをよく知る。中学からの同級生
夜遊びばっかする不良。姉がいる。
弓塚さつき
志貴の中学の頃からの同級生。志貴のことをとあることで好きになる。
クラス内では結構な人気者。
ごめ、長くなるのでまとまったら一気にのせる
主人公遠野志貴は病院で目覚め、自分の視界のあらゆるものに線が見える
のを不思議に思う。人に言っても信じてもらえない。ナイフでその線をなぞる
とすっぱり切れる。幼心に志貴はそれが死だと理解する。
死―死―死。世の中が死に満ちていると悲嘆した志貴は病院を飛び出す。
そして胸の傷のせいで遠くまでいけない彼はそこである人に出会う。
―――8年後。
志貴は、遠野槇久が死ぬとともに、8年間預けられていた有間家を後にする。
線は8年前の女性にもらった眼鏡のおかげで見えていないのだ。
その際、おばさんから何かの形見のナイフをもらう。そこには七夜と書いてあった。
利用法もわからないままそれをポケットに入れて登校した志貴は学校で不思議な
人物に出会う。眼鏡をかけた知らない女性が窓から手を振っているのだ。
訳もわからず手を振り返すと、親友の有彦に誤解され、ライバル宣言をされる。
志貴はその日、8年ぶりに遠野の屋敷に帰ることや、秋葉に久しぶりに会うこと
を憂鬱に思っていたために、街で起きている若い女性ばかりを狙った吸血鬼事件
が起きていることにも興味を示さない。結局貧血で倒れて早退してしまう…
街を歩いていると突然志貴は言いようもない衝動に襲われる。
アルクェイドとすれ違ったときに一つの欲求に脳が支配されたのだ。
「決まっているじゃないか――早く早く早く――ア ノ 女 を――――。」
公園までアルクェイドを付けた志貴は彼女を振り向きざまにナイフで―
17個の肉片に解体してしまったのだ――。
目が覚めるとそこは遠野の屋敷の自分の部屋だった。
周りを見渡すと翡翠、琥珀、そして秋葉がいる。
しかしさっきのことが頭を離れない。あれは夢だったのだろうか?
しかし服にも血は付いていないし、公園には誰もいなかったと琥珀から聞く。
夢だったと安心する志貴。その日、遠野家の当主としてまったく変わってしまった
秋葉の変貌や、自分付きのメイドである翡翠の丁寧さに居心地の悪さを感じながらも
久しぶりの我が家にて安心する志貴。
翌日登校しながら秋葉のことについて悩んでいると、後ろから誰かの声が聞こえた。
「見つけた。」
後ろを振り返るとそこには―――そこには昨日の夢でバラバラにしたはずの女性――
アルクェイドが笑いながら手をあげて立っていた―――。
「昨日私をこれでもかってナイフでバラバラにしてくれたじゃない―――。」
必死に逃げる志貴。夢か現かもわからないままひたすら逃げて学校に着く。
そして落ち着くとやはり夢だったと自分に言い聞かせる。
食堂で有彦さつきと食事しながら志貴は考え込んでいた。さっきの出来事が気になる。
するとそこに昨日の手を振ってきた女性がやってくる。彼女は親しげに
有彦とさつきに話しかけるが志貴はなぜかその人のことがわからない。
ショックを受けたその女性は文句を言いながら志貴の目をまじまじと見つめる。
その途端にシエル先輩と思い出す志貴。かくしてシエルは志貴の中で
親しい知り合いとなる。
テレビの殺人事件というニュースだけで反応してしまう志貴。
帰りにさつきに一緒に帰ろうと誘われても心ここにあらずといった状態だった。
心配したさつきは志貴に中学のときの思い出を話す。
閉じ込められたときに志貴が偶然助けに来てくれたことを。
しかし志貴はそれでも気分が滅入っている。結局また助けてねと約束したまま
志貴とさつきは別れてしまう。志貴は何かを考え込んでいるようだった。
結局、どうにも気になる志貴は結局あの公園に行くことにする。
自分の気が狂ってしまったことを確かめにいくように―――。
公園に着くと後ろから志貴のかばんを持ってアルクェイドがやってくる。
自分が気が狂ってしまったことを確認すると、その幻覚についてこいと言う。
行くあてなどない、ただ、この非現実から逃れるために歩き続けた。
結局路地裏の行き止まりにつくとアルクェイドに向かって話しかける志貴。
するとアルクェイドは志貴の自分に対する扱いに不満を漏らす。
そして自分が殺されたことや、痛かったこと、再生するのに一日かかった
ことなどをペラペラ話し出す。あまりの痛さに気が触れそうになる。
そしてまたあまりの痛さに正気に戻るそれを一晩中繰り返したことを志貴に告げる。
何がなんだかわからない志貴が、そんな人間はいないと言ったところ、
彼女はあっさりと自分が人間ではないと言った。
そう、吸血鬼であると―――。
よくわからないまま盾になれと言われる志貴。どうやら志貴の鮮やかな殺しの
手口に興味を持ったらしい。それと、弱っているために盾が必要だったのだ。
そしてアルクェイドの口から吸血鬼退治に協力するよう言われる。
混乱する志貴。自分が殺した女性が実は吸血鬼でさらに吸血鬼退治をしている。
訳もわからないままでいると、突然路地裏の向こうからでかい犬がやってくる。
見つかったというアルクェイド。すると物凄い勢いで犬が突進してくる。
避けるまもなく目を閉じ、開けると志貴は怖ろしい物を見る。
怖ろしく巨大な犬が壁を蹴ってこちらに向かってくるのだ―――
あわやと言うところで犬の顔が吹っ飛んで上に飛ぶ。
アルクェイドが爪で犬の顔を吹き飛ばしたのだ。何も出来ず呆然とする志貴。
そして見つかったから逃げようと言うアルクェイド。
志貴は自分は何も出来ないというが、アルクェイドによって半強制的に
連れて行かれることになる。そう、拒否権はないのだ。ここで死ぬか生きるか。
一変して笑顔になったアルクェイドは志貴に手を出してよろしくという。
「私を殺した責任、ちゃんととってもらうんだから。」
かくして志貴は吸血鬼退治に協力させられることになったのだ―――。
続く
アルクが借りたホテルに連れて行かれる志貴。
隠れ場所として利用することにしたのだ。そして倒れるアルク。
志貴にやられた傷がまだ回復してないのだ。夜になるまで寝ると言って
ベッドに横になってしまう。その無防備な姿に志貴は驚いてしまう。
もしこのまま逃げたら俺は日常に戻れるかもしれない―――。
しかし服から血がにじんでるのを見て、包帯を買いに行くにとどまる。
帰って来てみるとアルクが怒っていた。外に出ると志貴も危険だと言うのだ。
自分が逃げようとしたことを考えないアルクに驚く志貴。さらに
包帯を買ってきたことを告げると志貴をいい人だと言って笑いかけるアルク。
そんな姿に志貴は不思議な気持ちになってしまう。一方、
黒いマンとを着た男の影がホテルに近寄る。
志貴がナイフを取り出すとアルクはどうして自分を殺せたのか疑問に思ってしまう。
特別な概念をもった概念武装でやられたと思っていたのだ。
そして志貴は自分の目のことを説明して実演する。
それを見たアルクはその目のことを直死の魔眼だと言い、
童話の中でしか聞いたことのないような、怖ろしい力だと言う。
すべてを殺す目―――。志貴のことを自分よりもある意味で化け物だと言う。
すると突然階下で振動がする。
黒マントの男がホテルにたくさんの獣とともに乗り込んできたのだ。
一瞬にして一階が修羅場と化す。すべての人間が殺される。
そして逃げようと提案するアルク。途中で階段の下からわんさかやってくる
獣達を見てアルクは志貴に先に行くよう言う。そして志貴がエレベータに乗ろう
とすると、中から一匹の獣が飛び出てくる。中には無残な死体の山がある。
そして、志貴はその獣に食べられそうになる―――。
倒された衝撃で眼鏡が外れた志貴は、食われる直前に先刻からの頭痛のせいで
覚醒してしまう。目が青く光り、ナイフで次々とやってくる獣の死の線を
分断してしまう。気が付くと志貴は獣を二匹殺していた。
すると向こうから黒マントの男がやってくる。
その圧倒的な存在に敵がと認識する志貴。そしてその男のマントからワニの口
が出てきて食べられてしまう。間一髪でアルクに助けられた志貴。
その男の名はネロ・カオス。死徒二十七祖の代表としてアルクを始末しにきたのだ。
そして窓から飛び降りて逃げるアルクと志貴。追撃しようとしたところで
シエルがネロに短剣を突き刺す。結局逃げることに成功し、ネロも諦める。
翌日、遠野家では秋葉が有彦からの電話に出ていた。
志貴が学校に来てないそうだ。家に帰って来てないことを告げると有彦が機転を
利かして自分の家に泊まっていったのだと伝えて電話を切る。
家では志貴を心配する秋葉が、写真を見ながら昔を思い出していた。
一方、志貴が目を覚ますとそこはアルクの部屋だった。
志貴のために料理や傷の手当、服を渡してくれるアルク。
そして志貴は彼女が食事をとらないことで、彼女が吸血鬼であることを
思い出す。そして志貴は彼女に今までどれだけ血を吸ってきたのか尋ねらる、
しかし、彼女は血を吸うのが怖くて今まで吸ったことがないと言う。
そして志貴はネロの話を聞き、昨日のホテルでの騒ぎのニュースを見る。
百数十名が混沌と消えたのだ。被害者の名前が読み上げられる。
するとそこには見慣れた名前が―――。志貴は先日さつきが家族で
ホテルに行くと言っていたのを思い出した。
そして憤慨する。ネロを倒しに外に行こうとするも、アルクに止められる。
そして倒れるアルク。昨日の傷が治ってなかったのだ。
純粋な時間経過で回復するアルクは結局志貴と話しをすることになる。
いろいろ話をしていく中で志貴は過去に先生(青子)と約束したことを思い出す。
そしてアルクの名前を呼んで殺してしまったことを認めごめんな、と謝った。
忘れられたと思っていたから名前を呼ばれてうれしいというアルク。
そして一級の殺人鬼のくせして殺した相手に謝るなんて変な人という。
そしてネロが今晩やってくるから二人で協力すれば倒せると言う。
後悔するかもしれないが責任は取るし、ネロに復讐しなければいけないと考え、
志貴はアルクとネロを倒すことに協力することを約束する。
そして作戦をたてて後ろから志貴がネロの死の点を突くことになる。
その夜、公園で待ち伏せしていると、ネロがやってくる。
アルクと会話するネロ。チャンスだと思い志貴は後ろから突っ込む。
しかし振り向きもせずにネロの体から大きな犬が出てくる。
ナイフで応戦するも斬ったその体が志貴の体を覆ってしまう。
奇襲は効かないという。そしてアルクにネロの体から出てきた獣が襲い掛かる。
空想具現化(アルクの特殊能力)も出来ないほど弱っていたが、爪だけで十分と
獣達を圧倒する。そしてネロを爪で半分にしてしまう。
その圧倒的強さの前になす術もなくやられるネロ。そして力を使い切って
息を切らすアルク。しかしネロは体を起こして、死体となった獣達の体を
一つに集めてアルクェイドに襲い掛からせる。ネロ・カオスは個であることをやめ、
666の獣の因子を体内に固有結界「獣王の巣」として内包していたのだ。
そしてその体を500も集めて作った創生の土でアルクを閉じ込めてしまう。
弱っているために抵抗できないアルク。ゆっくりと全身が取り込まれていく。
ネロを倒すためには666匹を一度に殺すぐらいでなければいけないのだ。
志貴は頑張ってネロに突進するも、獣達に腹を刺され、そして囲まれてしまう。
ゆっくりと生きたまま咀嚼するというネロ。志貴は死の狭間で過去に一度
殺されたことを思い出す。そして見える死の点。彼の周りを囲っていた獣達が
点を刺されて次々と消滅していく。目が青く光り、笑い声をあげる志貴。
そしてネロに、さぁ、殺しあおう―――と言う。
流れるよな動きで獣達の死の点を次々と刺していく志貴。斬られただけで
消滅してしまい、再生できないことに疑問を投げかけるネロ。
そして志貴を障害として認識する。次々とでかい獣達が現われるが、
志貴はものともせず、鮮やかな手つきで消滅させていく。
そして怒るネロ・カオス。人間如きに後退してしまうことに憤慨したのだ。
そして自らの密度を高めて志貴に突進していく。
そして胸の死の点を突かれる。志貴はネロ・カオスという(世界)存在を殺して
しまったのだ。ネロは死ぬ間際にお前が私の死か…とつぶやいて消滅してしまう。
正気に戻ると傷の深さで倒れこむ志貴。もう死んでしまう。
そう思ったらアルクに腹を殴られる。寝たら死んじゃうよ、と。
そしてアルクは勝手にネロの体の一部を使って傷を埋めてしまい、
志貴にネロを倒すのに協力してくれたことを感謝すると、家まで志貴を運んでいく。
影でシエルはそれを眺めていたが、去っていってしまう。
翌日目を覚ますと志貴はすべて終わったのだと実感する。
しかし体中の傷を隠したほうがいいと琥珀に言われ、秋葉の小言を聞きにいく。
さつきも生きていたことが電話でわかり、安心する志貴。
二日間も何をしていたのか聞かれるが、何も心配するようなことはしてないと言う。
結局その夜、遠野家で志貴のささやかな歓迎会を行うことになる。
その夜、志貴は秋葉にもう吸血鬼事件は起きないという。
そう、すべておわったのだ―――。
しかし街ではアルクェイドが人ごみの中を誰かを探すように見つめていた―――。
既刊はここまでです(2巻)
電撃だと今は秋葉とシエルの対決をやってますが、何話か抜けてるのでここまでです。
文章下手だったらすいません。後、ちょっと細かいかもしれませんので悪しからず。
乙!
月姫、マンガしか読んでないんですが…。
>284のキャラ紹介はマンガではほとんどが未出の設定なのでは?
さくっとネタバレをありがとう。
嫌味
キャラ紹介は考察サイトにのってるの引用してきただけっぽいから
ネタバレでも仕方ないとは思うがな
バレ(バラし)ちゃった?
>>294 ひとつだけ。
文章の上手い下手なんて読み手の好みで変わるんだから
書き手がそんなことで気に病む必要なし。