北斗の拳強さ議論スレ part25

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30マロン名無しさん
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

ジャギ「北斗羅漢撃ーっ!!」
ゴボオオー!!
ハン「うっ!ぐおっ!」
バガァッ!ドゴォォン!!
吹っ飛んで落下し血まみれではいつくばるハン
ハン「羅漢撃…そ…その拳はまさにラオウの…」
ザコ修羅A「ハ…ハン様と五分!」
ザコ修羅B「い…いやハン様が押されている」
ザコ修羅C「おお!なんということだ!あ…あの男は恐怖の覇王ラオウ!こうしてはおれぬ!!」

レイア「ジュウケイ様!沼が赤く染まって!!」
ジュウケイ「ついにラオウが来おった!これでようやく死ぬことができる」

ハン「つ…強い…だが断じてきさまはラオウではない!」
ジャギ「ほ〜それではおれの名を言ってみろ!」
ハン「…もしやきさまの名は…ケンシロウか!!」
ジャギ「…もう一度だけチャンスをやろう!おれの名を言ってみろ!!」
ハン「…ちがったか…それならもしやきさまの名は…トキか!」
ジャギ「そうかおまえ死にたいのか…」
ズドーン!! ドサッ!
銃で頭を撃ちぬかれ倒れるハン

タオ「でも変だな、い…今ハンと闘っているのはラオウという男じゃない…」
レイア「た…たしかジャギと…」
ジュウケイ「な…! だれ?それ…」
31マロン名無しさん:2005/07/14(木) 21:23:28 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

修羅「残念だったなよ〜く聞け!おまえらが救世主とあおぐラオウはすでに死んでいる
   この国に現れたのは名も知れぬ胸に7つの傷を持つ仮面の男よ、わが国には一切の打撃も与えぬわ!」
じじい「な…なにぃっ!!そ…そんなバカな!ラオウさまが…死んだ…」
絶望したボロたちはたちまち修羅達に殺された。
たまたまその現場を通りかかったジャギ様。
じじい「胸に7つの傷…あ…あんたが…これを見ろ!ラ…ラオウ様でなくあんたが来たせいで…」
ジャギ「うっせーじじい!!!」
ズドーン
ジャギの銃に倒れる老人。
そこにブーメランを持った修羅ブロン登場。
ブロン「へへへ…貴様がラオウの代わりに来たという7つの傷の男か!きさまぐらいこのブロン様がブチのめしてくれる〜!!」
ジャギ「ほ〜俺の事を知っているのか…それではおれの名を言ってみろ!!」
ブロン「なんだあ!てめえなんぞ知るか!バカかーっ!」
ジャギ「そうか!」
バコッ!
ブロン「アグッ!ゲッ!!」
ジャギの膝蹴りをあごに喰らい、そのまま顔の秘孔を突かれたブロン。
ブロン「な…体が動かねぇ!」
銃を顔につき突けるジャギ。
ジャギ「おまえおれの胸の傷をみてもだれだかわからねえのか?」
ブロン「し…しってるしってるとも!!」
ジャギ「ほ〜それではおれの名を言ってみろ!!」
ブロン「うわー殺さないでくれ!!」
ジャギ「おれはウソは大きれぇなんだ!」
ズド−ン!!!
銃声に倒れるブロン。
32マロン名無しさん:2005/07/14(木) 21:43:18 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

アルフ「きさまが胸に7つの傷がある男か…少しは拳法の心得があるようだな!!きさまの流派は?」
ジャギ「おれは北斗神拳の伝承者ジャギさまだ〜!!」
アルフ「フッ…知らぬな!」
ジャギ(カチンッ!!)
アルフ「2分だ!俺は今まで常に敵を2分いないに…」
ズドーン!!
しゃべってる途中で銃声に倒れる砂時計のアルフ
ジャギ「ちっ!どいつもこいつも…」
33マロン名無しさん:2005/07/14(木) 21:51:44 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

ラオウ「ジャギよ…うぬも来ていたのか…」
ジャギ「兄者 何故此処に!」
ラオウ「わが兄カイオウとの決着を付けるためだ…残念だが貴様ごとき
愚弟にこれ以上進ませる訳にはいかぬ!カイオウは俺が決着を付ける!!」
ジャギ「兄者…残念だが俺はここをすすまなきゃあ…」
ラオウ「フ…腐っても我が弟…。ならばせめて聞こう、貴様は天に…」
ズドーン
全身に穴が空くラオウ
ジャギ「兄者…その死兆星見たか聞く癖直した方がいいと言ったぜ…」
34マロン名無しさん:2005/07/14(木) 22:07:20 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

カイオウ「来たなおまえがジャギか」
対峙する羅将カイオウとジャギ様
カイオウ「フフフ…おまえは何も知る必要はない!ただ死ぬのみ!!そして北斗琉拳こそが
     このカイオウこそが新世紀創造主となるのだ!!」
ジャギ「ハハハ〜!今こそおのれに北斗神拳の真髄をみせてやるわ!!」
ゴオッー!!
襲い掛かるジャギ!
カッ!!
カイオウの掌からジャギめがけて魔闘気が発せられた!
カイオウ「フーム」
含み針を噴出すジャギ
ジャギ「プププッ」
ドフン グルン
カイオウの暗琉天破により空間がゆがむ
ジャギ「う!?ぐあっ な…なんだこの空間のゆがみは、い…位置がつかめねぇ!! うがは!」
カイオウ「め、目がぁぁあ!!」
含み針を目にくらい、顔を抑えてうずくまりもだえ苦しむカイオウ。
逆さまに地面に落下して頭部を強打、激痛にのたうちまわるジャギ様
35マロン名無しさん:2005/07/14(木) 22:21:52 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

両者予想以上の強敵に場所をかえる二人

カイオウ「フフこの沼はまさにオレにとっての霊地!そしておまえの墓場だ!!」
再び対峙する両者
カイオウ「みろ!ジャギ!この母の墓標の前で浮かびあがる無数の傷を!」
服を破りすて全身の傷を自慢げにジャギにみせつけるカイオウ
だがジャギはまゆひとつ動かさぬ
ジャギ「そんなものなどこの傷の痛みの比ではないわ!みるがいい!」
ズッ
仮面を脱いで醜い顔をみせるジャギ様
ジャギ「この傷が痛むたびに憎悪を燃やしつのらせ生きてきたのだ!!」
カイオウ「何を!おれの傷の方が痛いわ!おれは自らの肉体に傷を負うごとに情愛を消していったのだ!」
ジャギ「うっせえ!それがなんだと言うのだ!覚悟しろ今度はきさまがおれのようなツラになる番だ!」

両者の激しいののしりあいはしばらく続いた・・・
36マロン名無しさん:2005/07/14(木) 22:43:48 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

やっと傷自慢&ののしりあいを終えた二人

カイオウ「うぬに魔人の戦いをみせてやるわー!!むーん!」
ゴオッー!ドシッ!
ジャギの足もとの地面の底が抜け、ジャギは空洞の地底へと落下
カイオウもすぐさまジャギを追って飛び降りた
ジャギ「こ…ここは?」
カイオウ「この中で充分に拳をふるうことができるか」
ジャギ「は!?せ…石柱が北斗七星の星列に!!」
カイオウ「フフフ北斗七星の星列は死角の動き!北斗神拳伝承者は必ずやその動きをとる!
     これが虐げられた男の反逆の拳、北斗逆死葬だあ〜!!!」
ジャギ「ぐ!こ…呼吸が!!」
カイオウ「ここは噴出すガスによって酸欠地獄!無呼吸闘法も我が奥義、オレは勝負に手段は選ばぬ!」
必勝体勢のカイオウ!
ジャギ「フッそれはどうかな…」
だがなぜか余裕のジャギ
ジャギ「まだまだ読みが甘いわカイオウ!!!」
ジャギがいきなりマッチを投げ捨てた!
ボン!ゴオオオー!
たちまち火の海
ジャギ「ぐっふふ、なぜおれがおまえの誘いにのってここに来たと思う!!このガスという切り札があったからだ!!」
カイオウ「ちち!おのれ!!」
燃え盛る火炎地獄から脱出する二人
カイオウ「くくく何というやつ!」
ジャギ「うるせえおれは拳法がすべてだとは思っていねえんだ!要は強ければいいんだ
    どんな手を使おうが勝てばいい!それがすべてだ!!」

凄まじい卑怯わざの応酬は熾烈を極める
37マロン名無しさん:2005/07/14(木) 22:47:44 ID:???
アフォだ…w
本物のアフォコンビだ…w

ていうかジャギが用意したガスじゃねぇだろよww
38マロン名無しさん:2005/07/14(木) 22:58:41 ID:???
うむ…気に入った>ジャギ様 修羅の国を往く
ネタスレはこうじゃないとな。
39マロン名無しさん:2005/07/14(木) 23:10:41 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

おもわぬジャギの切り札に意表をつかれたカイオウ
カイオウ「…だが意表をつかれてそのまま対処できぬカイオウではないわ!」
カイオウがついにとっておきの異様な構えを見せた
カイオウ「誰に教えられたわけではない!生まれついてよりこのカイオウに染み付いていた構え!
     この構えより打ち出す拳はいまだかつて不敗!!」
ジャギ「こ…この構えは!?」
カイオウ「この構えから打ち出される腐敗の拳の全てを今こそ見せてくれるわ!!」
ジャギ「何を!!北斗羅漢撃!!」
カイオウ「むほお!!凄妙弾烈!!」
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
ジャギ「ぐはっ!」
カイオウ「ぶはあ!」
両者相打ちで地面に倒れこむ
40マロン名無しさん:2005/07/14(木) 23:11:15 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

ジャギ「バッ…バカな!そんなバカな!」
カイオウ「うくく…そんなバカな!!」
動揺する両者
カイオウ「うおおー!!」
だがすぐさま殴りかかるカイオウ
グワッ!
ジャギ「バカめ!」
シュッ!!
ジャギのするどい手刀がカイオウを襲う
カイオウ「うっ!!」
あまりのスピードにかわせず、とっさに両手をクロスしてガードするカイオウ
スウアッ!シキパァン!
ジャギの手刀がカイオウのガードをすり抜けた
カイオウ「な!?う!!ぐああ手…手が手があー!!」
カイオウの手は両方とも手首から先が切断されて地面に転がっていた。
ジャギ「おれの北斗神拳は見切れても南斗聖拳までは見切れまい!!」

もはや勝負あったか!?
41マロン名無しさん:2005/07/14(木) 23:12:18 ID:???
>>30-40
イイ!面白い!
42マロン名無しさん:2005/07/14(木) 23:23:30 ID:???
くだらなくて、最高w
43マロン名無しさん:2005/07/14(木) 23:33:30 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

カイオウ「な…なぜ!?」
ジャギ「きさまの冥土のみやげにおもしろい話をしてやろう!!」
ジャギは全てを打ち明けた、前もってカイオウの全てを調べつくしていた事も含み針に毒を仕込んでいた事も、その他モロモロ…
ジャギ「うわっははは!そうだきさまは術中に陥ったのだ!だがもう遅いあの世で泣くがいい!」
力なくひざをつくカイオウ
ジャギ「今日までのおまえは井の中の蛙!おのれより卑怯な男と戦ったことがなかった!
    ウァッハハ!おれさまはだれだ!名を言ってみろ!!おれは北斗の伝承者ジャギ様だー!!」
よろよろ立ち上がるカイオウ
カイオウ「くはーはぁー、強い男達の戦場…うぬは世界一卑怯であるがゆえにその男達を凌駕したと言うのか!!」
44マロン名無しさん:2005/07/14(木) 23:52:26 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

ジャギ「ひゃあははどうだくやしいか、くやしいかあ、はははあ!!」
カイオウ「ぬうおー認めぬだんじて認めぬ!!」
なんとか立ち上がったカイオウだが体がいうことをきかぬ
カイオウ「…ならばこの地に残されたヒョウとオレは! やはり弟達に劣るくず星だったというかあ!!」
最後の意地で足を踏み出すカイオウ
カイオウ「ぬう、いかに落ちこぼれたくず星とはいえ天をめざした意地があるわ!
     おれはただ覇者の道を歩くのみ!!」
ジャギ「ぬわに!?兄よりすぐれた弟なぞ存在しねえ!!おのれの無力さを思いしらせてやるわ!」
ズドーン!
ジャギが銃を発砲した
カイオウ「ぐわっ!!」
足を撃ち抜かれ倒れるカイオウ
カイオウ「素手の相手に銃とは…ぐくたしかにオレが今までに味わったことのない卑怯さ
     だが負けぬ!きさまにはだけは!!」
ジャギ「ぬあんだあその目は!!」
ドガッ!!
カイオウ「ぐわっ!」
銃で頭を力いっぱい殴りつけられ再び地面に倒れるカイオウ


いよいよクライマックスか!?
45マロン名無しさん:2005/07/15(金) 00:17:07 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

もはや卑怯きまわりない相手を前に勝ち目のないカイオウは地に伏しぶつぶつなにやらつぶやく
カイオウ「は…母よ…もはやなにも望まぬ…ただ最後に!最後に一撃だけの力を!!」
ジャギ「フッ…バカが、どうあがこうときさまはたすからんわ!」
ドバアッ!!
銃を向けたジャギの前で突如地面から水が吹き上がりカイオウの体が中高く舞い上がった
カイオウ「うおー!!」
ジャギ「ゲェ!!な…なんてやつだ!」
両肘をジャギめがけて突き出したカイオウが落下する勢いに身をまかせてジャギの頭上に襲いかかった
カイオウ「たとえ天地逆となってもおのれの道は変えぬ!!ジャギ!おれの名を言ってみろ!!」
執念の特攻がジャギを襲う
ジャギ「バカめ!勝てばいいんだ何つかおうが勝ち残りゃあ!!」
銃を頭上に向けるジャギ
ジャギ「この至近距離からでは逃げようがあるまい!!」
ズドーン!!
カイオウ「ぐはぁ…」
銃声が轟き、もはや空中では銃の恰好の的になるしかなかったカイオウは、胸から血しぶきを吹き出して地面に落下し転がった。

46マロン名無しさん:2005/07/15(金) 00:42:01 ID:???
ジャギ様 修羅の国を往く の巻

血まみれのカイオウが虫の息で横たわっている
カイオウ「…見事だった…地上最も卑怯な拳、しかと見届けた…初めてオレは負けた…」
ジャギがカイオウに歩み寄る
カイオウ「教えてくれ…もし…オレがもっと凶悪な卑怯さを身につけていたら」
カイオウの問いに軽蔑の視線を送るジャギ
ジャギ「弟に劣るクズが…兄よりすぐれた弟なぞ存在しねえ!!よくみてみろどっちがダメージを受けている!この程度が実力だ!!」
そう言うなり銃を発砲するジャギ
ズドーン!
カイオウ「ぐわあ!」
足から血が吹き出る
ジャギ「いいかーおまえがおれに勝つことなどありえんのだ!!」
苦痛に顔をゆがませながらなおしゃべるカイオウ
カイオウ「やはりオレが敗れていたであろう…オレは敗者に銃は使わぬ…」
なお銃を向けたままのジャギ
カイオウ「思えばこのカイオウも弱者であったか…弱者ゆえに悪に魂を染め生きてきた…
     さあジャギ、お…お前の銃でこのオレにとどめを刺すがよい…」
もはや息も絶え絶えのカイオウ
カイオウ「また昔のあの幼き頃に戻って遊ぼうぞ…」
悔い改め涙を流すカイオウ、だがジャギの反応は冷酷だった…
ジャギ「遊ぶだとバカめぇー、これがきさまの地獄行きの旅の始まりだあ〜!!
    きさまの地獄が目にみえるわ!」
ズドーン!!!
最後の銃声が鳴り響きカイオウの頭部は木っ端微塵に砕け散った!


ジャギ(オレの墓標に名は必須!!オレ様は北斗神拳の伝承者ジャギ様だあー!!!)

ジャギ様 修羅の国を往く 完