ドラの長編久々に読みたくなってきた。
深読みと伏線をごっちゃにしたらあかんよな
皮肉と深読みをごっちゃにするのもあかんよ
ここでネタ投下フラグの定義は?
何かと言うとフラグフラグ騒ぐ香具師ウザ杉。
おそらく9割以上はフラグでもなんでもない、つまり作者はそんなつもりで
描いてるわけじゃないと思うよ。
フェイクジーザスが黄兄弟に手榴弾を投げるのってフェイク=リックへの伏線かな?
それとなく示されているもの(伏線)
ただの前振り(フラグ)
後付け(思いつき)
でよろしいか?
隣に住んでるちょっと可愛い子がついさっき
煮物が余ったから食ってくれとかなんか言って
どんぶり置いてったんだが、これもフラグか?
えーと、ジョジョで言えば
それとなく示されているもの(伏線) …鈴美が殺される時犯人が手を嘗め回してた(犯人は手フェチの人間)
ただの前振り(フラグ)…ジョセフのひもを使うトリック
後付け(思いつき)…ジョースター家の男には首に星型のあざがある
フラグってのはもともと
立っている状態で〜が〜すれば〜になるってもの
>>125 毒殺死亡ENDへのフラグだ、そのまま煮物を食べると死ぬぞ
今週のKYOの伏線バラシは面白かった
129 :
マロン名無しさん:2005/07/24(日) 03:47:26 ID:p0ceunhs
そうだっけ?
ドラえもんといえば小宇宙戦争のかたづけラッカー。
「永久に利く薬があるもんか」という何気ないセリフが後のクライマックスに繋がる。
131 :
マロン名無しさん:2005/07/24(日) 05:37:52 ID:iHGxMFA4
小さいころ読んでたけど、かいけつゾロリなんかは幼心に上手いと思ってた。
今は手元に無いからわからないけど、成長したこの歳でも面白いかは見てみたい気がするなぁ。
132 :
A:2005/07/24(日) 07:41:10 ID:???
126・127それ違うと思う。
まず、フラグってやった、かやらないかを表すこと。それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、漫画なんかではあることをやるとお決まりのパターンがあったりするから、
戦争(抗争)中、仲間が恋人のことを語る<=これが仲間の恋人語り 「フラグ が立った」という。
で、お決まり的に「そいつは死ぬね。」みたいなある行動からの予測をするのが普通。
そして、実際に死ねばあの時のフラグが「死亡フラグだった」と読者は考える。
別に作者・作品的なモノとしては使わない。
主にAVGなどゲームよりも読み物側のプログラム作品だと、必然的に
フラグの有無で、ストーリーが決まるので、ゲーム雑誌なんかでは「〜〜イベントへのフラグ」
なんて使う。
133 :
A:2005/07/24(日) 07:59:05 ID:???
で、前フリと伏線・思いつきは元々は同じ物だと思う。が、
往々にして先の読めない週刊誌漫画とか時間的隔たりのある創作活動だと、思いつきが統合性よりも
その場のノリとかとにかく連載することとか、に優先されて矛盾を生む。=後付けと罵られる由縁。
(時間的余裕があれば、ちょっとした伏線入れたりとか、思いつきでも一貫性を高められるのだが)
逆に前フリだけしといて、忘れたり。
ただ前フリは、それをうまく解決させるのが当たり前なので、うまく行かないと、
「風呂敷を広げすぎ」とこれまた罵られる。
で、伏線はまぐれにしろ計画的にしろ、最低限うまく行った時に認められる。
本題の上手い伏線は、それとなくでありながらも *重要なこと* を *きっちりと示しておく*。
で、きちんと回収し、へんな *違和感が残らない* ものだと思う。
ごめん。
三行くらいにまとまらない?
>>134 本題の上手い伏線は、それとなくでありながらも *重要なこと* を *きっちりと示しておく*。
で、きちんと回収し、へんな *違和感が残らない* ものだと思う。
だから *お前らのは *間違ってる。
>>135 きっちり示したら伏せてないがな
伏せた線なんだから、気付かないくらいさり気無くないと
ふくせん 【伏線】
(1)小説・戯曲などで、のちの展開に必要な事柄をそれとなく呈示しておくこと。また、その事柄。
(2)のちの物事の準備として、前もってひそかに設けておくこと。また、その事柄。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
137 :
マロン名無しさん:2005/07/24(日) 20:25:54 ID:/H6FVZ7K
上手いかどうかは別にして、「るろ剣」で薫が死ぬ前に張が敵のアジトを捜索して
云々ってのは伏線といえるのか?それとも単なる前振り?
つーか「るろ剣」はあそこまであからさまな前振りしてあるのに、
薫がマジで死んだと思った香具師がたくさんいたのが不思議だ。
俺も最初は死ぬわけないと思ってたが、薫の葬式が済んだって処でマジかな?と
思ったよ。だって、剣心や他の主要キャラが薫の死体見て、そのまま葬式まで進んだんだから。
剣心はかなり頭(洞察力なども)が良いという設定だし、死んでないなら分かるだろうと思うよな。
あの時点で、剣心が見ても区別が付かない超精巧な死体人形なんて想像できるわけない!!
岩明の七夕の国は上手い
>>140 はげど。個人的には寄生獣より好きな作品。
ぶっちゃけ無くてもかまわない伏線探した方が早いような。
じゃあ例を挙げてよ。
こないだ「鋼の錬金術師」の最新刊買ったんだが
エドの身長が低い理由がちゃんと本筋に絡んでくる設定だったのが驚いたんだが。
ただギャグのネタでチビなのかと思ってたし、これは伏線って言ってもいいのかな?
>>144 「本筋に絡む理由がある」可能性が以前から話の節々で匂わされてたなら見事な伏線、
そうじゃなければ後付の可能性が高いと思う。
身長低い理由って何?
最新刊は読んでないが、エドがオートメイルつけてるから、
それに合わせて身体も成長してないのかなとか俺は思ってたんだが。
ネタバレになるけど
アルと身体(の成長と維持)を共有してたとかじゃなかったっけ?
148 :
マロン名無しさん:2005/07/29(金) 11:51:35 ID:fC9Ofkgf
-
からくりでフェイスレスが仲間キャラにしては反則的に強いのは
実はラスボスである伏線…とは言えないか。
フェイスレスがラスボスなのは登場時から決まってたと思われる複線が結構あるから
それも伏線といっていいと思う
三解の最後の一つが出ないまま死んだように見えたのも伏線だろうな
からくりは顔無し関連は上手かったな。
・Aという人物が自動人形(敵)をつくりだす。
・B(顔無し)が登場。その際「顔無し司令は今年の初めに酸のプールに落ちて死んだと聞いていたが。」というセリフが出る。
・Bが仲間になり、自動人形を分解する能力で活躍。他にもまだ秘密の能力がある事を匂わせる。
・Bが主人公をかばい死亡。最後の能力は謎のまま。
・回想編でC(敵)が登場。自分がAの生まれ変わりである事を匂わせる。
・Cが酸のプールに落ちて死亡。ここで気付いた人が多い。
・回想が終わり、現代に戻ったところで死んだはずのBが登場。AとBとCが同一人物である事を明かす。
手短に挙げるとこんな感じだが細かい伏線はもっとある。
顔無しの分解は自動人形を造った張本人だからできる芸当だったというわけ。
152 :
マロン名無しさん:2005/08/25(木) 13:10:40 ID:p7Bf09/f
カイジのパチンコ編はよくツマランと言われてるが
伏線の張り様が凄いぞ
伏線を上手く張ってるからって作品が面白いとは限らない、の典型例だな。
伏線めちゃくちゃのブリーチが大人気だもんな。
ダイ・ソードは300年に一度目覚め、人の下僕として7度仕えることを伏線にしてしまったのが凄い
満直スナイパーとどめで、脇役たちが
「そろそろ牌皇帝の時代も終わりだな」的なことを言ったのを
近くを通り過ぎた薄葉が聞いているのは伏線
ストーンオーシャンで神父が
「お前は自分が悪だと気付いていない真の邪悪だ」というセリフを仲間に言ったのは
神父自身が自分を悪だと思っていない伏線
終盤でウェザーが同じセリフを神父に言うシーンでシビれた
158 :
マロン名無しさん:2005/09/15(木) 02:57:04 ID:dy9Xfr42
最近多い勘違いが「伏線=謎」じゃないかと思う。
意味ありげに、謎の言動をさせて、その意味を後で明かすという流れ。
そこでその謎を暴いていこう!という流れになれば前フリになるのに、大抵ネタばらしの瞬間まで放置。
上手い伏線の最低条件はそれ自体では謎でも何でもない事だと思う。>ドラえもんの星帽子とか、エドのチビっぷりとか
その事自体は読者がスルーしてもおかしくないぐらいにさりげなくするか、その時点で完結している。
(例えば、何故ドラえもんが星の帽子を被ったかというのを、のび太の夢とリンクさせて「この帽子は単なるネタなんだな」と思わせて完結させてる。
エドのチビはそれ自体ネタみたいなものに仕立て上げておいて読者に「何故チビなんだろう」とか思わせないようにしてる)
伏線の張り方が下手だといわれるのは思わせぶり過ぎるからだと思う。
そういった下手な伏線の大抵は無理のあるオチを読者に納得させる為にやっている。
意外性を狙い過ぎて破綻しているラストに説得力持たせようとあらかじめ何か出しておくみたいな。
だから、読者にスルーされると困るんで強調させてしまうのがダメなところ。
>159
>>エドのチビっぷりとか
完璧に後付けですが。
161 :
159:2005/09/19(月) 20:07:09 ID:???
>160
がふっ 言われてみればそうかも…orz
藤本氏は計算して書く人なのが分かるから
跡付けでなさそうなことは分かるが
連載ものだとあとづけも多いだろう
結果的に上手い出来になってれば過程はどうでもかまわんが。
上手い出来になっていなくても結果的に面白ければいいがな。
つーかここ見てると「最初からきちっと計算している漫画」=「良い漫画」と思ってる人間が多い気がする。
いや確かに良い漫画かもしれないけど少なくとも「良い漫画」=「面白い漫画」では決してない。
連載だと軌道修正をせまられたときの収拾力や
予想外に続いた時に過去の設定を絶妙な形で再評価する力など
計画力とは逆のアドリブ力みたいなのが問われてくる
場合によっては計画通りやるより大変なこともあると思う。
確かにアドリブで合わせる方が凄いよね。
しかし、それを伏線と言われると何か違うというか萎えるというか…そういうのはある。
後でアドリブで合わせるにしても矛盾点作ってしまわないように気をつけてストーリー作らないと
2〜3個の伏線をアドリブででっち上げた裏で10の致命的な矛盾点作ってしまったりとかになってしまう。
最初から伏線を張るんじゃなくて、例えば
「後でこのキャラの正体は○○でした!となるかもしれない(ならないかもしれない)んで
仮にそうなった時に矛盾してしまうような話は入れないでおこう」ぐらいの広い視野を持っていて初めて
アドリブ伏線ってものが成り立つんじゃないかと思う。
>>163 >>164 いやいや、だってここは伏線について語るスレなわけよ?
漫画全体を見ての評価をしようもんなら全然違ってくるがな。
>>166 話題の流れ全体を見ると
伏線といわれてるものの中にはたんなるあとづけも多い、というとこから
あとづけについて話題が分岐したに過ぎんわけで。
あとづけの話題がスレを占拠してしまったわけでもないのに
そのリアクションはどうかと思う。