1 :
マロン名無しさん:
乙
954 名前:1/2[sage 勝手に代理中] 投稿日:2005/04/16(土) 20:05:20 ID:???
第百八十一話ネタバレ
第三十二章「うしおととらの一年事始め」
年始のあいさつ。
・中村家の場合−親しき仲にも礼儀あり。丁寧な挨拶を交わす親子三人。
・蒼月家の場合−正月でも変わらず殴り合ううしおととら。
紫暮はうしおの運命の重さを哀れむが、二人が駆け抜けた後にはその気持ちは消え失せていた。
おぞうに。
・井上家の場合−高野ドーフ入り。一家団欒の中の食事。変なツボ。
・蒼月家の場合−モチに化けたとら。肝心のおぞうにその他はとらが食べつくしていた。
お年玉。
袋の中には箸と書き置き。これでうまいもんでも食ってくれよ 父
初詣。
・麻子と真由子の場合−みんなの健康を願う麻子。わざとらしくうしおを気の毒がる真由子。
・うしおの場合−どうかこの妖にバチを…でっかくてきっつーいバチをあててください!
おみくじ。
麻子と真由子の場合−大吉の真由子。吉の麻子。
うしおの場合−「大凶」すべてわろし
ただ、それはとらの化けた紙で、気落ちしたうしおが落とした紙はたき火の中へ。とりあえずバチ。
955 名前:2/2[sage 勝手に代理中] 投稿日:2005/04/16(土) 20:06:59 ID:???
たこ。こま。
ノリの悪い今の子ども達に手を焼く紫暮。うしおは手伝いを拒むが、紫暮はそれを利用して客寄せする。
ムキになってたこを上げるうしおは、とらの化けた仏像に躓く。
麻子と真由子が訪れた時、うしおはたこがわりに透明になったとらを上げていた。
書き初め。今年の目標。
麻子−落ち着いて考える
真由子−サイクリング
うしお−暴力をふるわない
とら−人を食わない
互いにうそつくなと殴り合ううしとら。うしおを叱る紫暮。
おそらくほかのみなさんにも満足にあいさつしとらんのだろ!!半人前め!!
だが…
年賀状。
礼子と間崎。香上と片山。歩。勇と厚沢さん。小夜とオマモリサマ。流。日輪。杜綱悟と純。
雲外鏡のおんじを通して、雷信、かがり、イズナ、遠野の長、一鬼にまで。
うしおの送ったのは、ただ一言「元気」と書いた年賀状だった。
(明日は本編をお休みし、外伝「里に降る雨」のネタバレをお送りします。)
>>1乙!
お年玉が割り箸なのは、やっぱ仕返しか?
6 :
マロン名無しさん:2005/04/16(土) 23:36:38 ID:igaj4YIW
8 :
3.4:2005/04/16(土) 23:40:51 ID:???
>>7 余計なことしたみたいだな、スマソ
今度からリンク張るときはテンプレとか張り終わってから張ったほうがいいと思うよ
('A`)
↑麻子と真由子がこんな顔してたな
「妖怪変化はいるんだぞ」と毎日のように言いながら法力関係のことは何も教えなかった紫暮
コマ回しや凧揚げなど昔ながらの遊びも伝承していないようだ
大仏とら笑った
てっきり潮も麻子も真由子も礼子も間崎も小夜も勇も(ryひとりっ子だと思ってたけど
真由子にはお兄様がいらっしゃったのですね
真由子のお兄様
アシが、藤田に俺の名前で出してくれーーー! と懇願して
適当に作ったキャラ。
けど名前を出すのを藤田が忘れたまま、あぼーん。
・・・と予想してみる
>>13 真面目で優秀な銀行員タイプの兄貴、と想像してみる。
他に兄弟居そうなのは、間崎かな。小学生の妹とか居て、その妹の前でだけ人が変わるとか在りそう。
妹のウィンドウショッピングに付き合わされて、その現場を学校の舎弟に見られ……とか。
つか、今回でハッキリしたが、うしとらの世界、ちゃんと時間流れてんだな。
時逆・時順の予言の事も在ったから、「サザエさん時間」は無いだろうとは思ってたけど。
うしおととら外伝ネタバレ
里に降る雨
かつてうしおは北海道で獣へと変貌し、
麻子達5人が須磨子の櫛を用い、命懸けで彼の髪を梳いて元に戻した。
その時に預かったままだった櫛を返しにきた麻子は、紫暮に須磨子の話をせがむ。
それは16年前、雨降る里での出会いから始まった物語−
場所は九州の伊万里。時は九月の終わり頃。
雨の中、小鳥を体に乗せながら、須磨子は紫暮に尋ねる。何の変哲もない傘の開き方を。
紫暮は口を開かないまま傘を開いてみせ、そのまま立ち去ろうとする。だが、須磨子は傘を差し出した。
当時の紫暮は荒れていた。最高に近い法力僧でありながら、獣の槍に選ばれない現実に。
お役目様に言われ、赴いて来た地、それが伊万里だった。須磨子は静養に来たと言う。
妖を退治しに来た事を看破される紫暮。須磨子に乞われ、詳細を語りだす。
この地の金持ちの娘が、ここ五年ばかりこの時季に化猫に狙われている。だから己が毎年派遣されるのだと。
別れ際。須磨子は紫暮に傘を渡すと、小鳥の事を口にする。
須磨子の体にとまっていたが、紫暮が近づくと逃げ出した小鳥。でも。
「小鳥も、あなたの肩にとまりたがっているのですよ。」
狙われる家族を結界に隠し、化猫と戦う紫暮。殺せないものの追い払うが、化猫は不吉な言葉を残す。
礼を言う家族。だが、理由は分からないと言う。元々は自宅の改築時に小さな祠を壊したのが原因。
それでも、立派に立て直し、お祓いもして、中にあった壷も元通りにしたのに…
紫暮にも正確な事は分からない。油断するなと言う紫暮の手には傷が。娘は献身的に介抱する。
朝。別宅を去る紫暮が目にしたのは、子ども達と遊ぶ須磨子の姿。
紫暮は必要ないのに捨てきれなかった傘を乱暴に返すと、そのまま去ろうとするが、それを須磨子が止める。
子供達と遊んでいこう。強引に誘う須磨子。
子どもは紫暮の雰囲気に怯えるが、須磨子の言葉のまま、千宝輪を飛ばしてみせると空気が変わった。
断りきれずつきあう紫暮。麻子は須磨子に頭が上がらなかったのではと突っ込む。
子ども達が帰り、紫暮に礼を言う須磨子。紫暮はあくまでこういうのは苦手だと言う。
そんな紫暮の口から出るのは、妖を信じない普通の人々への文句。
だが須磨子は言う。自惚れるのはおやめなさい。人は最初から使命や目標を持って生まれて来たわけではない。
楽しく健康に暮らす…一生懸命家族を幸せにする…そういうことが本当の人間の使命であり、目標かもしれない。
おのれのような使命や目標がほかの方にないからといって、他者をおとしめることはあなたにはできない。
それを紫暮は鼻で笑うが…須磨子の涙を見て言葉を止める。須磨子はそのまま立ち去った。
化猫と戦う紫暮。明日の晩を楽しみにしとれと言い残して、その日も化猫は去っていった。
その晩。紫暮はその娘を嫁にもらってくれないかと頼まれる。娘自身も慕っている。
金持ちで、ゆくゆくは社長の跡を継げる。嫌になっていた法力僧を続ける必要もなくなる。だが…
現代の紫暮は麻子に言う。私はもうそのとき、あれに惚れてたのかも、と。
だが、化猫の言葉が気になった紫暮はその返答を後に回し、金持ちの自宅を訪れ、そこで見る。
祠のそばの草に埋もれた、祠の中にあるのと同じ形の壷。妖は二体いる!
結界は二体の妖を防げない。別宅に急ぐ紫暮。だが妖の一体が強襲。先手を取られた紫暮は窮地に。
一体が娘をむさぼり喰い、一体が紫暮を殺す。負けを覚悟する紫暮。それを庇うように−須磨子が結界を張る。
何者だァア!?化猫の問いに答えるように、須磨子は自身の素性を明かし、紫暮も三代目のお役目だと気づく。
獣の槍を使う者を産むために、二年だけこの世に帰った須磨子。だが、須磨子は思う。
私がまた、海の底の役目に戻ったら…残された夫と子供はどうなるのでしょう。
それを身勝手と考えた須磨子は、一人のまま二年間を大切に過ごそうと決めた。
須磨子が求めるのは、紫暮が嘲笑った普通の幸せ。だが、須磨子は微笑む。
「しかたがないですね。」
そして、紫暮に行けと言う。須磨子の結界は強力だが、化猫の攻撃は僅かに須磨子を傷つける。
見捨てていけない紫暮。だが、須磨子は言った。ゆくことが…あなたの…使命ですよ。
紫暮は駆けながら考える。思い上がっていた自分。自分を殺して生きて来た須磨子。しかたがない。
そうさ…己は己以外のものにはなれない。それは「しかたない」…
なら…己は己の使命をつらぬくだけだ。
妖を封じると言う使命をな!!
娘を襲おうとする化猫を、数珠で捕らえる紫暮。攻撃を受けても放さない。
五年分の借りを返すぜ!紫暮は千宝輪最大の術「巍四裏」を放ち、化猫を元の壷の中へと帰した。
そして、須磨子が相手をしているもう一体も。
紫暮のこの地での使命は終わった。でも、嫁入りの話は引っ込めないという。紫暮への信頼も本気。だが…
紫暮は、自分にはこの務めが向いているようだと断る。
紫暮の心に想い人があるのを察した娘も、それに納得して送り出した。
その後、お役目様に改めて紹介してもらい、二人は祝言を挙げた。
最後まで話を聞いた麻子は、紫暮も須磨子も、とっても好き。とってもステキだと言った。
紫暮は思い返す。そんなんじゃちっともなかった。でも…な、須磨子…私は後悔などしていない…
雨の中歩く紫暮に、須磨子が傘を差し出す。そして、私の二年、あずかっていただけますか…と。
言葉を探す紫暮の肩に、小鳥がとまり、須磨子は笑った。
歩きながら、須磨子は言う。子供の名前まで決めてあると。それは…
すますまはおれのもんだ
親父若すぎ。
っつーか今の親父が老けすぎなのか?
「とっても素敵」の麻子の動きが、かくかくしてて何かと思った…
最後にもう一度若い頃の二人を出す演出が、すごく良かったなー
>>20 すますまはお前にやるよ。焼き物屋の娘さんは俺がもらっていく。
24 :
20:2005/04/17(日) 22:08:57 ID:???
>23
焼き物屋の娘さんも俺んだ!
んで新婚旅行は熱(ry
>>22 あれだろ?間違った認識に基づいたインディアンの踊りの真似みたいなポーズだろ?
こんな恋愛してみてぇ〜
何時か須磨子が帰って来て、紫暮と一緒に暮らせたら良いなぁ。
愛する妻、愛する夫、愛しい我が子と永遠になるかも知れない離別を経験した紫暮と須磨子に
対して、「ステキ」で括るのはいくらガキとはいえ、麻子は無神経だな・・・。
「そんなんじゃちっともなかったさ」の時の紫暮の複雑な表情が印象的。
悲恋は日本の美学だからなぁ…
曽根崎心中しかり、織姫と彦星しかり。
ただし、あくまでも傍観者にとっての話だけど。
この恋愛が悲恋になるかどうかはわからない。
行末は彼らの息子とパートナーが握っている。
無神経というか無邪気というか……。
藤田は大人の感慨みたいなものを描くのがうまいよなぁ。
昔の紫暮もカッコ良かったけど、今の紫暮のほうが好きだ。
うしおは母親似だな。紫暮イケメンだし
紫暮も昔は荒れてたのか、そりゃ確かに自分の寺にある武器に
選ばれないって屈辱だわなあ、凶羅が山魚編で紫暮に一目おいてたのは
ひょっとして荒れてたころの紫暮とあい通じるものを感じたからかな?
紫暮の顔(昔の)、コマごとに違くないか?
「呼んだか?」の顔が個人的にビジュアルとして
一番かっこいいと思う。
>33
どっちもお役目様には頭があがらないんだなw
きっと凶羅は荒れてた頃の紫暮にいじめられて、あんなになっちゃったんだよ。
潮に法力を教えなかったのは
潮が獣の槍の伝承者になることを知っていての妬みですか?
・潮に法力に必要な集中力があると思えなかった。
・子供の頃から伝承者としての役目を負わすと逆に悪影響だと考えた。
・潮の母はトップだけの秘密、公に伝承者候補として育成は出来なかった。
・普通の生活もさせてやりたいという親心
・人の心を判る人間にするのを第一に考えた
・後付け
紫暮は潮が獣の槍伝承者になるとは思ってなかったんじゃないの。
須磨子の予知夢みたいのは伝えてないんじゃない。
今回の話とはズレるけど
真由子はいつから姿を隠してるとらが見えるようになったんだ?
小夜には不思議な能力があって最初から見えてたみたいだけど
>・普通の生活もさせてやりたいという親心
まあこれだろうな。潮が不憫だ・・・などとしょっちゅう嘆息してるし(もっとも
その時に限ってお約束で如く潮ととらのケンカにまきこまれるわけだが)
もっとも伝承者としての潮に対する態度はスパルタだけど。
己と書いてオレは凄くカッコいいな
>>40 「愚か者〜」の冒頭で、「なんとなく分かっちゃうんだよね〜」とか言ってたような
とらを始めとする怪異と何度も接してることによって霊感が研ぎ澄まされてきたんだろうか
ところで光覇明宗はよく当時の紫暮なんかに獣の槍のある寺を任せてたな。
それとも先祖代々紫暮の家系って決まってるのか?
よく考えると光覇明宗を開いたのが紫暮の祖先って可能性もあるか。。。
紫暮のあの歯を剥き出した凶悪というか不遜な笑いをいつか現代編でもやって欲しい…
「しぐれときょうら」という番外短編を描いてほしいな。もちろん若いころで。
光覇明宗はゆきか御角がつくったんじゃないの?
少なくとも獣の槍が見つかったのは40年前って流が言ってるから、
その時まで蒼月家は光覇明宗と関係なかったと思われる。
光覇明宗ってどれくらいの規模・影響力がある宗派なんだろう?
現実で良く聞くメジャーな宗派ぐらいなのかな?
でも昔は妖怪退治も含めて力があったから
蒼月の寺の開祖が寺を建てる時この宗派で寺を建てたっていう偶然だろうな
もし全く違う宗派だったとしたら、潮・紫暮Vs光覇明宗という対立もあったかもしれないわけか・・・・・
第百八十二話ネタバレ
第三十三章「外堂の印」
其の壱 四国から来たる
四国・香川県の山奥。設楽の里で祭っていたお外堂さんも、今に残るは二匹のみ。
うち一匹が東京ではぐれ、里に残っているのは一匹のみ。
設楽水乃緒が託されたのは、その残り一匹の外堂が住む箱。東京に行き、50年前にはぐれた外堂を殺すために。
東京。学校でうしおや麻子は相変わらずの様子。とらもそれを退屈そうに眺めている。
そこに転校してきた水乃緒。妖気が分かるよう訓練されてきた水乃緒だが、職員室ではそれを感じない。
案内されながら妖気を探り…見つからないまま教室に着く。うしお達のいる2-7。
転校生として紹介されるが、囃し立てる生徒達に怒鳴り散らす。打ち解けようとする気配はない。
静まり返る教室。構わず妖気を探る水乃緒。おらん…この組にも。そう思った時。
水乃緒は強大な妖気を感じ取る。それはうしおに憑いたとらから発せられたもの。
とらの事を知らない水乃緒は、それがはぐれ外堂だと断定してしまう。うしおが外堂に憑かれているのだと。
周りの目を気にせず、水乃緒はうしおに詰め寄り、言う。放課後、面貸しいや。
そして放課後。はぐれ外堂など知らないうしおに対し、構わず水乃緒は印を結び、箱を開く。
「お外堂さん、今こそおいで下さい。」
よし!
久々にうしおに惚れて脱いだりしちゃう新ヒロインが来たぞ!
ヒロインっぽい新キャラが出たら、みんなまずそう思うよなw>惚れて脱いだり
純は結局惚れるのとはちょっと違ったけど。
まあ脱ぐのは確実だな。
新ヒロインが出たらまず脱ぎを疑う。
これうしとらスレの常識ね。
そんな素晴らしい常識を作り出してくださったのは日輪様?
>>54 いや、最初にヌードのきっかけを作ってくださった石喰い様。
二度と出番は無いだろうが、俺達は彼の功績を忘れない。
麻子と真由子のヌードをお披露目してくれた超特大の功績を!
石喰い様は偉かった。
でも鏡魔には様付けする気になれないのはなんでだろ?
真由子に触ったから。エロイ手で。
>>48 亀レスだけど
蒼月の寺の開祖がとらを貼り付けにしたんだよな。真っ先にとらを滅そうとしなかったのは何故だろう
おいおい、またヒロイン増えんのかい
真由子がとら用ヒロインになったのでようやく女関係が整理されてきたと思ってたんだが
まさか藤田はうしとらをハーレム漫画にしようとしてないだろうな
きっと誰か死ぬんだよ
汚鈍るワロタ
『うしおととら』はキャラクター出し過ぎっ!!
最終回頃にはキャラ多すぎて収集つかなくなっているに違いない。
感動的な最終回はまず無理だな。
新ヒロイン。
またうしおに惚れるんだろーな
ジュビロは、うしおハーレムにしすぎだろ・・・
普通叩かれるぞ
この設楽って奴はたぶんこの章で死ぬんだよ。
んで麻子あたりが外道の箱を使えるようになるんだよ。
皇位継承ちゃらら〜ん♪
少年漫画の法則:主人公を除くキャラの死亡率は登場期間・頻度に反比例する。
ってのが在るもんなぁ。死なないにしても、何らかの理由でレギュラーキャラにはなり得ないと思う。
登場頻度の少ない味方キャラは忘れられた頃にイイトコもってくパターンもある。
第百八十三話ネタバレ
其の弐 外堂発現
水乃緒は外堂を呼び出す。それは犬に似た妖。訳の分からないうしおだが、水乃緒は構わず外堂をけしかける。
なんとか避けるうしお。だが、避けきれない。外堂の爪がうしおに迫った時。
とらが現れ、嬉しそうに外堂を蹴散らす。うしおー、わしもまぜな!
水乃緒はとらをはぐれ外堂と断じ、更に呪禁歌で外堂を強化。
「天風を具して参れ−土を巻き重ねて来たれ。肉を食み甘を吸い忘るる事なかれ。」
顔を増やした外堂がとらに向かい、とらは無数の外堂に噛み付かれる。
だが、水乃緒を横からうしおが押し倒す。印が解け、僅かに怯んだ外堂をとらの雷が…
消し払う直前、水乃緒が外堂を箱に戻した。とらの強さとそれを使ううしおに驚く水乃緒。
誤解を解こうとするうしお。だが、それ以上に誤解される体勢になってるのに水乃緒が気づき、殴り飛ばされる。
戦闘は終了。その気配を察してとらが文句を言う。うしおは礼を言うが、何故か喧嘩に。
それをひとしきり眺めてから、水乃緒は屋上から飛び降りた。軽々着地するとそのまま立ち去る。
この次は必ず仕留めるけん!おぼえとけ!そう言い残して。最後まで理解できないうしお。
水乃緒も理解できない。強力な外堂に取り憑かれているはずなのに、自分で考えて自分で動くうしおを。
だが、はぐれ外堂の悪さは人を襲うコトじゃない。人の体に入って欲しいモンを自分のモンにしたがること。
ほかの人間に憑かんうちにけりをつけんと!
日が落ちた後の保健室。生徒−宮田と保険医が話している。
失恋したらしい生徒を慰める保険医。かわいいと言われるが、自信無さげに否定する。
宮田は不意に言う。…いいなあ。先生の髪の毛…唇……
「私もそうならどんなに…いいでしょう……」
人の体に入る妖か。久々にイズナの出番かもな。
校舎の屋上から飛び降りて平気なのかよ!
槍おせーよ
呪禁歌カコイイ
>「私もそうならどんなに…いいでしょう……」
くっそーこのときの女の顔見てぇー!!
きっと藤田色全開の顔に違いないぜ。
>>74 きっと少年誌に載せられないくらいやべーんだよ
面白くなってきたのにヨォ・・・の台詞を言うトラがカコイイ
>>76 あのかっこ、人間が同じかっこすると激しく笑えるんだけどなw
田舎のヤンキーは怖いですね
しかし、屋上から飛び降りても平気とはどういう身体能力だ?
伝承候補者とも戦えそうだ
それはともかく、とある1コマがエロ漫画みたいに見えた
実際、四国の山奥の方って、あまり知られていない独特の風習や文化があるのかな?
>>76 夕日の逆行でシルエットになってるなか、目だけが異様に光ってるあたり特にかっけえ
あと、パリ…って微量の電気が流れてるあたりも
呪禁歌の一節、捲土重来以外の元ネタが分からん
故事成語?
第百八十四話ネタバレ
其の参 水乃緒
図書館から出てくる麻子。帰る前に、うしおの向かった屋上を気にしている。うしおととらは喧嘩しながら降りてくる。
外堂についてとらは言う。人間の内にひそんでねたみや欲望を吸い込んで強くなる妖だと。
遅れて獣の槍が飛んできた時、麻子が声を掛ける。うしおの怪我に気づいて無理矢理保健室に向かわせる麻子。
保健室にはまだ保険医の恵美先生と、生徒の宮田瞳がいた。うしおの傷自体は大した事はない。
それを治療している間に、宮田が麻子の髪に触れる。恵美に言ったように、羨ましそうに、キレイだと。
そこに見回りにきたのは英語の三井先生。散々嫌みのような事を言って去る。態度に怒るうしおと麻子。
恵美はそんな麻子をなだめると、宮田に言う。私より、三井先生の方がずっと素敵だと。
うしおは獣の槍が鳴ったような感覚を覚えるが、確信を持てないまま保健室を去った。
翌日。水乃緒はクラスメイトからうしおの情報を収集する。だが、何でかとの質問には罵声で答えた。
集まる畏れと非難の目。だが水乃緒は気にしない。設楽の里ですらずっとそんな中で生きてきたから。
そんな空気を読まず、いつものように登校するうしお。
やはり水乃緒はうしおを−うしおととらの関係を理解できない。
なぜ!?ヤツには暗いカゲがない!!あんな凶々しい妖に憑かれているのに!
クラスメイトから状況を聞き、うしおが文句を言おうとしたとき、廊下から悲鳴が響く。
飛び出すうしおと水乃緒。そこにいたのは倒れている生徒と、
そして、明らかに狂気の様相を持った三井先生だった。
水乃緒。ファビョり杉w
デートか……。
次はキスだな。
って、流石にそんな展開はないか(笑)
レズぽ・・・・
宮田には、髪をうらやましがる前に
まず眉毛をなんとかしてほしい。
血を見て悲鳴上げるなんて麻子も女の子だな
その後で蹴り入れるのはお約束だがw
第百八十五話ネタバレ
其の四 憑依
目は血走り、舌を出し、這うようにしながら奇声を出す。うしおは三井先生の変貌ぶりに戸惑う。
水乃緒は前に出ると言う。おまえがあの女に憑かせたはぐれ外堂は、あたしがおとして、殺すけん!
うしおは文句を言うが聞かない。三井の中のはぐれ外堂は言う。ほしかったんだよう、この髪ィ、唇もォオ…
そして、言いながら自らの手で髪を皮膚ごと抜きとり、唇の肉をそぎ落とす。
怒る水乃緒は外堂を召還。三井は避けると近くの女生徒を襲おうとするが、水乃緒が体を張って防ぐ。
そして、外堂を三井の体内に潜入させ、内側からはぐれ外堂を追い出そうとする。
遅刻気味の麻子と礼子が廊下に来た時、水乃緒の外堂がはぐれ外堂を追い出した。
明らかにとらとは違うが、それを水乃緒は内面を吸って変形したものと判断。
構わず外堂をけしかけると、それを食い尽くさせた。
パニックに陥る生徒達。その中でうしおは見る。昨日の生徒、宮田がこの場面で全く騒いでいないのを。
外堂がはぐれ外堂を喰い殺す。飛び散る破片。だが、水乃緒はまだだと言う。
うしおに対し、まだはぐれを全部出してないだろうと。うしおが反論する前に−
礼子が二人の前に出て、止める。すっこんどれと手を出す水乃緒。礼子は頬にそれを受け…
それでも全く動じずに、水乃緒に向けて話しだす。あなたは昔の私と同じ目をしている、と。
「私は蒼月君に闇から解き放たれたの…蒼月君をいじめたらゆるさないから!」
その頃やっと先生達が到着するが、妖の仕業とは気づかない。
水乃緒は今日はやめとく、次はおまえのはぐれを全部殺してやるけんの!と言い残すと。
周りの目を見て寂しそうに笑い。そのまま動じずに歩いていった。
そして、喧噪の中、はぐれ外堂の破片が、こっそりと宮田の元に収束していく…
今週はグロいな。
宮田が本体の住処か……。
箱はどういうのだろう?
しかし先生があんな風にピチガイじみた行動したらトラウマになること請け合いだな。
先生、舌長過ぎじゃねえ?
妖にとりつかれると舌も長くのるのか
舌って本来結構長いもんだからな
と知ったかぶってみる
>>95 でも、舌小帯で繋がってる部分から先は短い筈だけどな
と更に知ったか振ってみる。
そう言えば、俺の友達に舌で鼻糞取ってる奴が居たな。
個人差か。三井先生もきっと出来るな。
唇のところ・・・キモ
97 :
:2005/04/22(金) 19:29:35 ID:NVSJ7TVI
>>95 あのさー…
舌で取った鼻糞はその後どうなるんだ…?
まさかたb(ry
礼子がかっこイイ!
設楽、とらを見て、
「今の世の中あんな強烈な妖気を発している妖ほかにいない!」
って言っていたけど、そうなのか?
設楽は世間知らずなのかな?
それともとらは、自分に自身があるから妖気を隠さないのかな?
東京にはそうそういないって事じゃない?
とらだって相当強いし。
第百八十六話ネタバレ
其の五 当惑
普通に始まる授業に、普通に出席している水乃緒。早退を求める生徒と、それを羨む生徒。
皆が水乃緒を避ける中、休み時間に近寄って行ったのは麻子だった。
麻子とうしおの関係はクラスメイトから聞いている。うしおについて尋ねる水乃緒。
麻子は知ってるが答えない。うしおも、とらも、設楽の探してるヤツではないから。
麻子の知識を訝しがり、掴み掛かる水乃緒。だが、麻子は振り払う。私は礼子みたいにおとなしくない。
静止も聞かず襲いかかる水乃緒に、麻子の反撃が炸裂。苦しがる水乃緒に麻子は手を差し伸べるが、振り払われた。
ずっとそうやってきた。水乃緒の言葉に、麻子はかわいそうだと言った。
麻子は元々はクラスを代表して謝りに来たといい、バケモノ関係は初めてじゃないと言い残して去る。
麻子の言葉にいらつく水乃緒。美術室を発見し、そこでうしおの絵を見つける。
『学校』。そこには下手だが満面の笑顔が溢れていた。うしおを囲む風景と自分の足跡。
両方を思い返し、怒りのままそれを破ろうとする水乃緒を、礼子が止めた。
礼子は、自分がうしおに救われた事を水乃緒に語る。父親が鬼になった事。周りを傷つけ、
自身も自殺未遂を繰り返し、笑えない自分を恐怖と非難の目が囲んでいた事。
そして、それを知った上で手をさしのべてくれたうしおの事。
「設楽さんは私をなぐったように…他人のために鬼をなぐれる?
うしおくんはなぐれるのよ。」
獣の槍がなくても、とらサンがいなくても、うしおくんはきっとうしおくんね。
そう言って、礼子は水乃緒に獣の槍ととらについても語って聞かせる。
教室に戻ろうとした水乃緒は、水乃緒の事を庇おうとしているうしおを見た。入るのを止める水乃緒。
わからん!なんで妖といるヤツがあないなふうでいられる−?
そして…わからん!わからん…なんでこないにあたしは…胸が鳴っとる…
当惑する水乃緒に、宮田が声を掛ける。
蒼月君のコトで、知りたいことあるんですって?
潮はジゴロの才能があるよ・・・
女子トイレで喧嘩して挙句相手の腹に肘入れたヒロインがいただろうか……?
105 :
100:2005/04/23(土) 01:49:31 ID:???
>>101 まあ、とらが相当強いんだということでいいんですかねえ。
設楽にとって、お外堂さんやはぐれ外堂は最強の存在で、
とらはそれに値するってことで。
それにしても、潮の絵って、下手なんだけど温かくなる絵だよね。
藤田氏、上手いよ。
>>103 北海道でも佐久間の兄ちゃんに御墨付きをもらってるぐらいだからな
女なんてコロッとだまされるぞ
麻子、強し
親父とかに説得してもらえば楽なのになぁ
化け物退治やってる宗教団体の言うことなら
話くらいは聞いてくれそうな気がするんだが
>>105 絵の中の顔はみんな笑ってるけど、潮のことを嫌いな奴もいるっぽいのにな
潮は気づいているのかどーなのか。つくづくまっすぐな少年だよ潮は
仮にも妖倒す修行を幼少からやってたもんが素人に負けるなよw
光覇明宗はちゃんと体術の修行もやってたが、外堂使いはやらないのか?
でも屋上から飛び下りて怪我ひとつしない身のこなしはあるし……謎だ
麻子もそれくらいはできるってことだよ、きっと・・・
いきなり強くなったように見える
麻子「私は礼子みたいに、おとなしくない」って言ってたけど、
真に怖いのは、礼子の方かと・・・
ぶたれても表情変えないで、いられる方がすごい
>>110 それ以前に、中学生の描く絵としてあれはどうかと思うぞ。
117 :
1/2:2005/04/24(日) 00:03:56 ID:???
第百八十七話ネタバレ
其の六 女外堂
放課後。うしおは水乃緒を待ちながら、とらと共に考える。水乃緒が戦いの後に言った言葉を。
妖はあれだけじゃない。とらも獣の槍も、箱の中の外堂には気づかなかった。
本体を飼っているヤツが他にいるとすれば。昨日一瞬槍が鳴った。
その時三井に妖が取り憑いたなら、そこにいたのはうしおと麻子と…後二人。
水乃緒は宮田に乞われ、宮田の家まで共に来ていた。豪邸。だが、宮田は満足している訳ではない。
宮田はうしおの持つ獣の槍の強大さと、それによってとらを使役している事を語る。
霊感を持っていて分かったという宮田。だがその事は既に礼子から聞いている。
水乃緒が知りたいのは、なぜ人と妖が対等でいられるか。水乃緒の知る限りでは、対等の関係は
人が崇め、妖が要求に応える関係しかない。そして、それこそがはぐれ外堂の証明だ。
宮田は水乃緒をプールへ誘う。ここでお話しましょ。怒る水乃緒に宮田が囁く。
それとも…太平洋戦争が始まる少し前に四国から東京へ来た−妖怪のお話は…いやなの?
うしおは、傷が痛むと嘯いて保健室を訪れる。何か確かめないとおさまらない。
保険医矢島恵美の雰囲気にドギマギしながら傷を見せるうしお。
水着になるという事は、外堂の箱を手放すということ。触れてないと外堂は呼び出せない。
躊躇う水乃緒だが、結局話しを聞く事を優先。箱をポケットにしまったまま、着替えた。
ミルクティーを出されるうしお。大した傷でもないのに保健室に来た罰だと言う。
矢島先生からは妖を飼ってる雰囲気は見受けられない。戸惑いながらそれを受けるうしお。
118 :
2/2:2005/04/24(日) 00:05:05 ID:???
ひとしきり泳いだ後に、水乃緒は宮田の話しを聞かされる。設楽の里から50年前、一人の女が上京した−
掟から逃げ出し、何もない東京に出た女。だが、戦争の始まろうとしていた時代、女一人では生きていけない。
病んだ女は、手に入らないものを望みながら、外堂の箱に手を出す。
その夜、その地区を空襲が襲い、外堂は祭り人を失ってはぐれとなった。
はぐれ外堂は、幾人もの体を渡り、今はある寺の住職の息子に…
ならばやはりとらがはぐれ外堂?だが、その前に宮田の様子がおかしい。
水乃緒の体を羨ましいと言う宮田。手をさすりながら、私も…こうやってもらったと。
その話しを誰に?水乃緒に答えるように、宮田の口の中から現れたのは…漆黒に染まるはぐれ外堂!
妖気を消せる外堂に面食らう水乃緒は、箱を手に取る暇もなく水中に弾かれる。
そして、外堂の体が水に溶けるように渦を巻き…
うしおは矢島に尋ねられる。どうしても欲しい物って…ある?
よくわからないと答えるうしおを、うしろから包むように抱いてみせる矢島。
「先生はねえ、あるのよォ…」
エロいな
水着ですかw
さすが藤田、ヒロインを出すと露出させずにはいられないらしい
しかし、急に先生が怪しくなってきた
犯人はどっちなんだ?
先生でしょ。
こういうのは後で怪しくなってきた方が真犯人なのが定説。
まぁ、本格的な奴だと事前にちゃんと伏線張ってあるんだろうけど、
そこまでは分からんから、あくまで予想だけど。
どうでもいいが、うしおの欲しいもの。
絵が「上手く」じゃなくて「スゴく」なってほしいのか。どんな進化を遂げるんだろう?
宮田は箱を持ってない
>>122 先生だって箱持っているようには見えないよ。
実は水乃緒自身のお外堂さんがそうだったりして
妖気が消せるんだから箱なくてもいいのかもしれない。
ところで宮田からのズルーはスルーですか?
宮田「ペタペタ・・・なんでちまきがこんな所に?」
水乃緒「それは私のお外道さんだ」
127 :
マロン名無しさん:2005/04/24(日) 11:26:19 ID:M/54bxbG
∧_∧
( ´∀`)< ま・ゆ・こ
お外堂持っていた女は貧乏していたんだな。
お外堂って実は役立たず?
まつってもいいことなんかないのではないだろうか。
あと、はぐれ外堂以外で、村からいなくなったお外堂さんって何処に行ったのだろうか?
「あなたも… ご存知なんじゃなくって?」のコマ怖すぎw
下手な恐怖系コミックよりよほど真に迫る恐怖感があるな
>>128 祭ったり扱えるひとがいなくなって、消えたりしたんじゃないだろか。
第百八十八話ネタバレ
其の七 水乃緒乱舞
矢島先生の色気にたじたじのうしお。とらも面白がって笑ってみてる…が。
先生は言う。欲しい物は、とっても強くて恐ろしいもの。それは…けもののやり。
はぐれ外堂は水乃緒の事を知っていた。人の言葉で嘲ると、自身の分身を巻き付ける。
だが−水乃緒は呪禁歌を唱える。外堂の力を高めるか、押さえる歌を。
念の力で身を縛る分身を断ち切ると、即座にプールから飛び出し、箱を手にする。お外堂さんよ−有れ!
外堂同士がぶつかりあう中、水乃緒は倒れている宮田の元へ走る。
念を放ち、棲み家から追い出せば、はぐれ外堂は力を失う。試みる水乃緒。だが、その首を宮田が絞める。
外堂は宮田を操りながら、その妬みの心を吐露する。弱まった水乃緒の外堂を振り払い、
はぐれ外堂が水乃緒に迫る…が、寸前で止める。あと少し…はぐれ外堂よ!!去ね!!
水乃緒が外堂を追い出すと、そこを逃さず水乃緒の外堂が喰い尽くした。
迫る矢島の爪。それを防いだのはとらだった。殺されたんじゃこいつの味が悪くなる。
弾き飛ばされた矢島は笑い出す。やっぱりそうきたか。
穏やかにうしおを殺そうとしたが、とらが興奮するならやり方を変えるしかない。
矢島が…いや、中にいるヤツが獣の槍を狙うのは、自分たちが安心して巣くうため。
最大の外堂はきれいな箱に住む。宮田も、三井も箱を持っていなかった。なら本体は?
それを気に掛けながら、水乃緒は意識を失う。
はぐれ外堂の本体。それこそが矢島の中に巣くうもの。箱状のイヤリングに触れながら、矢島が言う。
お外堂さんよ、有れ!
132 :
128:2005/04/25(月) 00:36:57 ID:???
うわっ、イヤリングが箱とは気がつかなかった。
伏線ちゃんと張られていたし、先生を怪しげに描いていたのに気がつかなかったよ。
>>130 レスサンクス
第百八十八話を見て思ったけど、あるいは、はぐれ外堂になる前に退治しちゃったのかも。
先生エロいどころかやらしいな。まさに魔性の女。
藤田はむっつりだなぁ。
別に人に取り憑いたところで無視して獣の槍ぶっさせば一撃
水乃緒の技がカコイイ!
136 :
:2005/04/25(月) 13:33:42 ID:ymIEyIDW
女キャラでも描写に容赦ないな藤田は・・・
この先麻子や真由子がキモグロく描かれないか不安だ
>>137読んで、連載開始時からヒロイン二人用意したのが不吉に思えて来た。
麻子か真由子のどちらかが、内蔵ぶち撒けたりとか、全身ケロイド状になったりとかで死んだりして……。
ヒロイン二人どちらかが死ぬ設定だとしたら・・・・・真由子じゃんorz
藤田それだけは許さないよ藤田
確かに麻子には死にそうな気配はないけど
真由子の方は潮と結ばれることはすでに絶望的で
とらとフラグ立たせたり急にプッシュし始めたってことは…
愚か者は宴に集うでの最後の笑顔が
みんなの心に残るすでに亡き真由子の表情な気がしてきた
真由子をとらの方へ向かわせたのは、真由子が死ぬ際、悔いの残らない「満足する死」を体現させる為、
だったとしたら……藤田も潮も麻子も許さん。
真由子に似てる日崎、ジエメイ共に作中で死んでるのはなにかの暗示かも・・・
てーか、今回の話では真由子は影も形もないな
話の都合に合わせてか、こういうときは勘が鈍いらしい
気になって、前々章最終話のタイトルを確認してみると、「真由子ととら」。
過去に「〜ととら」と付けられたのは、漫画のタイトルと「流ととら」のみだが、
『うしおととら』は漫画のタイトル、「流ととら」は章の中盤。他には「真由子・とら」も在るが、これも章の中盤。
この法則から考えると、「愚か者は宴に集う」は完結してないって見方も出来る。
もしかすると、何時か「愚か者は宴に集う 其ノ九 満足する死」が来るかも・・・・・・。
第百八十九話ネタバレ
其の八 本体
なまじ己が秀でていたから、人一倍妬みの心も強かった。はぐれ外堂が矢島を語る。
死にかけた元の宿り主の二階に住んでいたのはただの偶然。だが、この女こそ俺にぴったりの女だぜ。
ごたくはいい。とらが叫ぶと、外堂も顔を増殖させてとらを襲う。砕ける校舎。
そこにいたのは漆黒の翼と三頭の犬の顔を持つ妖、はぐれ外堂!
外堂は二体に分裂し、一体ずつがうしおととらに対峙する。
外堂は何体にも分かれられる。様々な憎悪を取り込んで、もっともっと強くなれる。
50年の間に人間に祭られなくても力を出し、支配する方法を覚えた外堂。人間をエサだと言う外堂に怒るが、
外堂はうしおに水乃緒の箱を投げる。あの女もそうやって怒ってたが、このザマよ!!
設楽をどうした!?槍を呼んだうしおは外堂を追う。
空中で対峙する外堂ととら。外堂は結界も張れる。そして、幾重にも細かく分裂した外堂の牙がとらを蝕む。
同じく分裂する攻撃を受けきれず、体育館へと吹き飛ばされるうしお。まだ負けてない。だが−
外堂は言う。これからも安心して棲んでゆけるように…獣の槍を手放してもらおうか。
そして、外堂が見るように指示した場所には、吊るされた水乃緒の姿が!
「獣の槍を……渡す…な…そいつ…の魂胆…は…もっと…恐ろしい…」
>なまじ己が秀でていたから、人一倍妬みの心も強かった。
何かロックマンのDr.ワイリーみたいな奴だな。万年2番が許せなかったってか。
しかし、それはそれで凄いとは思うんだが。藤田は「後ろ向きに真っ直ぐ」な奴描くの巧そうだ。
とら押されてるけど、ちっとも心配にならないのは、今迄の戦績故か。
それにしても、うしおととらの関係性についてここまで熟知してるってことは、かなり前からこの学校に潜伏してたんだろうな
なのに、今まで全く槍に気づかれもしなかったというのは、ある意味すごい
水乃緒が来なければ、永遠に気付かなかったかも
うしおととらが共闘するのって実は結構久しぶりのような‥‥‥
そう言えばこの漫画のタイトルは『うしお・とら』じゃなくて『うしおととら』だったな。
初見だとタイトルの意味がよく分からず、さらに絵柄のせいもあって敬遠しがち。
読んでみれば『うしお と とら』だと分かるが、読ませるまでが難しい。
ここらで一つ、「『うしおととら』より相応しいタイトル」でも考えてみないか?
取り敢えず俺から
『妖相棒』、『槍に潜む妖』、『妖海道中膝栗毛』、『潮と槍』、『電と槍』……
難しいな。こうして考えると、どれも『うしおととら』には敵わない。
いや、ネーミングセンスが不足してるのは分かってるよ。
うしおととら以上のタイトルはないと思う。
これが最適で最強だろう。
はぐれ外道は何で獣の槍欲しいんだろか?
危ないものはとりあえずそばに置いておきたい心境かな。
そのまんま先生の中にいて裏でコソコソやってれば絶対バレなかっただろうに。
>>151 いや、前提間違ってるだろ。水乃緒が転校して来て、嗅ぎ回ってるから、コソコソ隠れるのを止めて、
現時点での最大の脅威である獣の槍を手に入れておこうと考えたんじゃないか?
>>144 写真切り刻んでる保険の先生怖すぎw
藤田は人の心の闇を結構容赦なく書くなあ・・・
154 :
マロン名無しさん:2005/04/26(火) 12:34:23 ID:3FNyHn9i
ほんとうまいよね
>>!53
どこかにいそうな予感
衾といいミコンジキといい藤田の描く妖怪は相変わらず怖いなー
ここまでやっってしまったら
メインキャラの心の闇の部分も描かないと嘘になる気がするなあ
メインキャラの心の闇というと、
潮「糞親父が、割り箸で誤魔化しやがって。お年玉寄越せ!」
とら「何時も何時もはんばっかばっかじゃ飽きるんだよ!偶にはちいずばっか喰わせろ!」
麻子「おい藤田!最近真由子に人気取られっ放しじゃないのよ!」
真由子「麻子、好い加減私の計らいに気付け!鈍過ぎ!」
礼子「潮君、勝手に老け顔番長と私を結び付けちゃって。本当は単なる幼馴染みなのに」
紫暮「あ〜最近溜まってるなぁ。何せ14年だものなぁ」
とかか?
メインキャラの心の闇っつったらあの人の出番だな。
何かと禁する人。
心の闇といえばギリョウさんだろ
>>159,160
いや、もう充分過ぎるほど黒々と描写されている気がするのですが。
心の闇といえば杜綱とかもあったな。
やじませんせいハァハァ
第百九十話ネタバレ
其の九 激震校舎
はぐれ外堂は知っている。うしおに物を頼む時はこういうやり方が一番だと。
水乃緒の静止も聞かず、うしおは矢島に槍を渡す。はぐれ外堂はうしおに一撃を与え…
何故か、そのまま姿を消す。水乃緒を解放し、いつ何時おまえらを殺すか分からんぞと言い残して。
理由は分からない。だが、うしおは取りあえず水乃緒の元へと向かった。
とらも外堂の半身に取り囲まれ、喰われかけている。しかし、何かを思い出そうとするとらには余裕がある。
体育館に閉じ込められたうしお達。水乃緒は事の真相をはぐれ外堂自身に聞いていた。
元々水乃緒の外堂を恐れていた訳ではない。外堂が恐れていたのは獣の槍。
話しの最中、はぐれ外堂が床から現れ、二人を攻撃する。水乃緒を庇い、必死で戦ううしお。
それを嘲笑うかのようにあっさりと引っ込む外堂。怖がれ、憎めと言い残して。
水乃緒も言う。もうあいつには勝てない。それは自分のせい−だから今までの自分の行動を憎めと。
だが、うしおは水乃緒の手を取り、引き上げる。負けてんじゃねえ!
勝てないかもしれない…だけど、負けねえ!おまえをオレが憎んだらヤツの思うツボだ。
笑いながら、負けてやらねえ!そう行こうや。
とらを覆いつくした外堂は、とらを喰い尽くす事を決めた。だが…とらが口にした言葉に表情を変える。
とらが口にしたのは呪禁歌!冷静に歌を続けるとらに焦り、一気に襲い来る外堂の顔を。
とらは硬化させた髪で全て貫いた。
水乃緒はうしおに伝える。はぐれ外堂がうしおから獣の槍を取り上げ、殺さず痛め続けている訳を。
外堂は憎しみの心に取り憑く。外堂の目的は、無敵の獣の槍を持つ蒼月潮に取り憑く事!
それを知ったとらも外堂を半壊させて体育館に急ぐ。
うしおが憑かれても水乃緒が引きずり出す。そう約束する二人へと、ついにはぐれ外堂の本格攻撃が始まった。
呪禁歌を何故とらが知ってるか気になったけど、歌の内容から外堂は
獣の槍で痛めつけられた過去がありそうだ
うゎ、うゎ、うゎ!とら格好良過ぎ!流石伊達に2000年以上も妖やってないよなぁ。
しかし、水乃緒と詞が違うのは、用途の違いか、それともとらの時代と現代との違いか。
時に、「侍髪長くして長柄は〜」って若しかして獣の槍か?
その内、潮以前の槍の使い手の話外伝でやってくんないかな?
獣の槍に痛めつけられて何故生き延びてるんだ
こーゆー長い間生きてた事を実感出来るとら大好きだ
かっけーかっけーよ これまた都合よく知ってるな〜という疑問は持たない事にする
少なくとも2000年、人の30倍近い時間を生き、人間より移動範囲が広い、しかも知能は人間並で好奇心旺盛。
現代に出て来る前に空白の時間が在ったから余りそうは見えないが、実際にはとらの頭の中の知識量は、
人間の限界を遥かに凌駕してると思う。
>>169 とらは獣の槍にぶっ刺されてなお元気に生きてますが
思い出すのに時間がかかるのが、ジジイっぽくていいなァ、とら。
はぐれ外道はバケモノを支配したかったのね……。
でも獣の槍持ったら、例え使うことができても白面との戦いに巻き込まれて、
嫌になって捨てちゃうと思うな。
獣の槍に拒否られて終わり
潮には憎しみの心が無いから取り憑けませんでした、なんてオチは勘弁して欲しい処だが。
ドラゴンボールで、孫悟空に悪の心が全く無いとか言ってるの読んで萎えたし。
麻子や真由子に手を出した方が潮の憎しみ(怒り)を引き出せるだろ
紫暮に手を出しても怒りを引き出せそうだが……多分返り討ちだな。
麻子でも返り討ちっぽい気がするが・・・
真由子だって返り討ち……出来る要素はないか。
普通の女の子だもんな。
つーか、真由子だと、うしおではなくてとらの憎しみになっちまうか。
今の丸くなったとらと、昔の刺々しいとら、どっちが強いんだろ?
守るものがある方が強い、それが藤田漫画!
どちらかと言うと復讐者が強いイメージがある
トラを支配できるかな?
真の猛獣使いならば
とらが外堂を使役出来るって事は、次回は
潮&はぐれ外堂V.S.とら&水乃緒の外堂
かな?しかし、妖が妖使役するってのも変な話だな。
はぐれ外道が真由子を狙ったら潮の怒りを引き出せるだろうが
それ以上にとらのほうがぶち切れそうじゃね?
>>182 確かに。
金票がそうだし、何よりも、獣の槍はその代表例だよな。
個人的には、集中すると強さが跳ね上がるという印象があるな。
第百九十一話ネタバレ
其の拾 外堂憑く
妖はその槍の鳴き声におびえ…その槍が触れた風にさえ、己の最期を感ずる。
獣の槍のヤバさを熟知しているからこそ、はぐれ外堂はそれを用いる事に執着する。
うしおに憑き、獣の槍を振るえばどんな妖よりも強くなれる。そのため、心を乱れさせようとしてきた。
ついに憑こうと迫る外堂。それを迎え撃つのは、はぐれ外堂の捨てた箱を拾った水乃緒の外堂!
だが、それは相手の罠。はぐれ外堂は水乃緒の外堂を喰らい、更なる力を得ようとする。
このスキに!うしおは獣の槍を持つ矢島の元へと駆け出す。矢島が持ったままの獣の槍を掴むが…
そこを狙い、一気に迫るはぐれ外堂。槍を持つうしおが取り憑かれるその前に…水乃緒が立ち、身代わりに。
しかし、はぐれ外堂はすかさず水乃緒を操り、うしおの腕に絡みつく。外堂の攻撃は槍で受けたうしお。
だが…槍は矢島も掴んだまま。もう片腕には水乃緒。どれだけもつかとはぐれ外堂が笑う。
そして、水乃緒の心境を語りだす。とりまく全てを呪って生きてきた女、居心地がいい。
これからもこの女は全てを呪って生きていく。孤独で憎しみに満ち、誰も助けず、誰も愛さず…
だが、水乃緒はうしおに訴える。…イ…ヤじゃ…イ…ヤ…蒼…月…た…す…けて…
その口の中に見えるはぐれ外堂の分身。憑いてすぐなら、霊力のある者なら口からひっぱりだせる。
顔を上げろぉ設楽ぁ!!うしおは口を合わせると、そのまま歯で外堂を引っ張りだした。
そこに現れるとら。うしおは手元の外堂をとらに投げる。
とらは答えて炎を放つが、外堂は分裂して避ける。とらが倒したはずの半身もばらばらで合流。
うしおは槍を引くが、矢島はそれを離さない。そのまま無理に戦い続ければ矢島は死ぬ。
勝ち誇る外堂。だが、うしおは何かを思いつく。設楽に憑かれてもしゃべれたことを確認すると、とらを挑発。
とらに矢島の中のはぐれ外堂を追い出すように仕向けたうしお。とらは希望通りに外堂を追い出す。
そして、うしおは…槍を捨てた?!
ヒロイン変更ですか?
キスキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
うしお、ファーストチューだろうにそんな簡単にやっていいのか?
設楽が顔をあげた時は、歯を食いしばっているんだよね。
ってことは、そこからこじ開けたってこと?
それにしても、とらは絶妙のタイミングで入ってきたな。
早すぎず遅過ぎず。
あの瞬間を見られていたら、後で大変なことになっていたな。
しかし、憑いてすぐじゃないのに、とらに簡単にひっぱり出されちゃう、
はぐれ外堂……。
>>191 男女の幼馴染みってのは、得てして親同士がふざけて餓鬼の頃にファーストキスを済ませてたりするもんだ。
ズキュゥゥゥン!!
>>193 でもうしおも麻子も子供の頃から自我が強くて
小学生の時には互いに険悪な雰囲気だったじゃん
それは間違ってもないと思うけど
>>193 うしおのジゴロっぷりを見てると、年上のおねーさんとかにキスされてそうな気がする。こういうのはノーカン?
真由子が見たら卒倒しそうな場面だな
もし勇や小夜さんが見たら潮への想いが再燃しそうだ
>>198 何度ヒロインは真由子と言えばわかると(以下略
>>188 もう「第xxx話ネタバレ」
ではなく
「第xxx話」
でいいのでは?
>>198 麻子は卒倒はしないだろう
むしろ潮を卒倒させるだけだ
潮に取り付いてもギリョウさんにバレたら終わりじゃん
>>203 はじめて、本筋に関わる意見が出たw
確かに上手くいってもギリョウさんに気付かれそうだよね。
というか、支配された潮を、獣の槍が助けるというのが、次の展開かも。
潮はそれを信じて獣の槍を手放したと。
それとも、とらが何とかするのかな?
そういえば、キスの衝撃で吹き飛んでいたが、
「蒼…月」
「た…す…けて…」
の場面を改めて読んだら涙が出てきた。
助けを拒んでいた設楽がはじめて助けを求めた瞬間なんだよな。
そして、助けの手は差し出されただよな・゚・(ノД`)・゚・
あと、潮をかばった設楽って、密かに格好いいよな。
ギリョウさんは設楽の水着に夢中
そういえば、設楽、まだ裸みせていないな。
うしとらヒロインとして失格だ。
まあ、次あたりに獣の槍が不自然に飛んでいって、
水着の胸当たりを切り裂くんだろうけどね。
まったくギリョウさんはスケベだなw
>>206 女を抱けない身体になって何年暮らしてると思ってんだ、察してやれ・゚・(ノ∀`)・゚・
>>207 まあ、妹と1つになれたんだから許し・・・・・・無理か。
209 :
206:2005/04/28(木) 22:37:29 ID:???
>>208を見て、獣の槍が出来た時のことを思い出した。
涙が出てきた。
真面目なギリョウさんをネタにしてすまなかった。
本当にゴメン。
考えてみれば、獣の槍が女性の服を切るときって、潮が切りつけたり投げたりしたときだよな。
だから、あれはギリョウさんの意志じゃなくて潮の意志が反映されているんだよね?
誤解していた。二重にすまなかった。
だが獣の槍も服を切らずに済ます事くらい朝飯前なのでギリョウさんの意思もあるかと
>>210 そういえば、獣の槍には、ジエメイの意志って残っていないのかな?
意思は、幽霊になってるわけだし、獣の槍にはないんじゃないかな……。
だからこそギリョウさんは永劫の苦しみに身を焦がしているともとれるわけで。
213 :
211:2005/04/28(木) 23:35:24 ID:???
>>212 なるほど。
幽霊になったり、生まれ変わったりしているんだから、
獣の槍には意志とか魂は残っていないのかもね。
それに、前の白面の者と戦った時、獣の槍が行方不明になっていたってことは、
ジエメイには獣の槍の在処を知る能力はないってことだよね。
ということは、これも獣の槍には、彼女の意識が残っていないということなのかもしれないね。
214 :
1/2:2005/04/29(金) 00:02:08 ID:???
第百九十二話ネタバレ
其の拾壱 外堂帰りぬ
オレに取り憑けるもんなら取り憑いてみやがれ!うしおは槍を床に捨て、変化の解けた体で叫ぶ。
困惑する水乃緒。怒るとら。こいつがてめーに憑くと、わしもメイワクなんだよっ!
だが、うしおは動じない。礼子の時を思い返し、自信を持って外堂を待つ。
大丈夫さ。そういううしおの体内に、はぐれ外堂は侵入していった。
どうしよう…水乃緒は戸惑うが、とらは…焦るのを止めた。
味方ヅラしててもやっぱり妖かと、突っかかる水乃緒に言い返す。
わしはアイツを喰うために憑いてるんで、味方なんかじゃねーんだよ。
「でもなァ、あれは大丈夫ってぬかしたんだぜ。」
もっとも、あのバカはそれ以外の言葉は知らんがな。そう言うととらはそのまま成り行きを待つ。
外堂に支配されていくうしおの意識。外堂はうしおに呼びかける。
おまえだって我が身を呪ったろう?汚えこと考えたろオ?
獣の槍に関わる責任と孤独。力に奢る自分。その苦労を知らない周りの者。
うしおは否定しようとするが、外堂は人間の心の闇を並べ連ねる。安心して、オレのもんになっちまえ。
改めて言われ、うしおは否定できない。オレも他の人間も、恨んだり憎んだりもあるだろうよ。
でも…汚え心が人間の中に隠れているなら…もうひとつの心だって隠れてるハズだよなァ。
参らないうしおにはぐれ外堂は叫ぶ。次の獲物も考えてある!それは、あさこ…
その言葉に切れたうしおは、密かに歩み寄り、今足下にある獣の槍を拾い上げる。
そして、はぐれ外堂が逃げる暇を与えないまま、それを自身の体へと突き刺した。
逃げれない体内では流石の外堂も避けられない。獣の槍に耐えかねて外に出たはぐれ外堂を。
待ち受けていた水乃緒の外堂が全て喰い尽くした。
215 :
2/2:2005/04/29(金) 00:03:46 ID:???
数日後。役目を終えて四国に帰る水乃緒を、礼子が見送ろうとしている。年齢の話しで盛り上がる二人。
一方、水乃緒の去った2-7には、黒板に「すまん」とだけ残した書き置き。
トラブルばかり色々あったが、それでもちょっとさみしいと感じるクラスメイト達。
そして、電車が来る。うしおに知らせてないと聞いて、呼ぼうとする礼子だが、水乃緒は止める。
戦いの後。水乃緒は悟る。うしおが妖を相手にしても暗くならない理由。とらと対等でいられる理由。
うしおは、ハラの底から信じられるから。…だから強いんじゃな。
そして、いつも通りのうしおととらのやり取りを見て、心から笑う水乃緒。それを見たうしおの笑顔。
「これ以上ここにおったら…惚れてしまうけん。」
そこに駆けつけた麻子は、水乃緒に店の品書きを投げつける。住所の部分に"はたし状ちょーだい"と書き足して。
うしおに関して、麻子相手では勝ち目はない。それを理解して、水乃緒は最後に礼子に尋ねた。
「あいつと関わり合うたら、いつも、こんないい目…見れるんか?」
それに答える、礼子と麻子、二人の笑顔。うしおの台詞を心に留めた、水乃緒を乗せて電車は出る。
それを、うしおととらは橋の上から見送っていた。
>200
一応、初代様から続いているものなので‥‥
四文字付け足すぐらい大した手間にもならないので、
今後もそのままで続ける予定です。
書く事自体を忘れてしまう場合が時々ありますけど。
キレたらそれこそ外堂の思うツボじゃないのか?
惚れてるよ水乃緒あんたもう惚れてるよ
脱ぎはしなかったが水着アリ、接吻アリ、これは……アリ?
真っ黒になった目とそれを吹き飛ばすほど怒るうしお。
好きだ、この演出が好きだ。
そして
>それを、うしおととらは橋の上から見送っていた。
ここがすげぇ好きだ。
>>206 初登場シーンでいきなり乳首透かしてますが・・・
しかもカラー。
とら単独→うしお単独→うしとらコンビ久々、という流れで小編が続いたが、そろそろデカい話が読みたいな
まさか、白面との最終決戦までの間、ひたすら一体ずつ妖怪倒していくだけってわけにもいかんだろうし
そろそろヒョウさんの出番が欲しい。流でも可。
結局、この話で真由子の出番は回想シーンの小さな1コマだけだったな
ほとんど学校が舞台だったのに珍しいというかなんというか・・・
礼子を殴った設楽に突っかかって返り討ちに遭う間崎さんも見てみたかった
何かそんな雰囲気は在ったが、礼子ダブりだったのか。
でも、義務教育の場合、出席日数足りてなくても、何かしら理由付けて進級させる筈だけどなぁ。
>>225 病気などの場合で一学年進級を遅らせるケースはあるぞ、友人が実際そうだ。
俺のクラスメイトは4年生と5年生を丸々入院してたけど、6年生に進級出来てた。
もっとも、入院中も勉強してたらしいが。
他には中学2年の半ばから卒業迄不登校だった奴も卒業出来てたな。
>>220 >ここがすげぇ好きだ。
同感。
後、潮の独白もいいな「もうひとつの心だって隠れてるハズだよなァ。 」
人の善を信じることができるのが潮って奴なんだよな・・・。
カッコいいぜ潮
はぐれ外道の敗因はたった一つの単純(シンプル)な答えだったんですな。
キレルウシオもいいし、橋の上から見送るのもかっこいい
>>227 礼子は鬼に憑かれて勉強どころじゃなかったんだろうな
というかほぼ一人でよく生きてられたなって思う
設楽の「腹の底から信じられる」のセリフは
人のいい部分を、って意味かな
とらも描写されてたから、最初はとらを信じられるって意味かと思ったが
でも潮に惚れるのは勘弁してくれ〜
>>223 ヒョウもカムイコタンが最後の出番だったから、かれこれ2年近く出てないな
次の長編はヒョウがらみでキボン
234 :
マロン名無しさん:2005/04/29(金) 13:57:31 ID:GTxUJnBC
設楽俺の中で大ヒット・・また出ておいで
>「でもなァ、あれは大丈夫ってぬかしたんだぜ。」
このセリフのとらの表情好きだ。理由答えろって聞かれても言葉にできんけど。
ヒョウもだが、長、河童、雷信、かがり、一鬼、イズナ、雲外鏡なんかの遠野妖怪も久しく出てないな。
>>236 もう出てこない、って事はなさそうだけど、ラストバトル付近までオヤスミだろきっと。
第百九十三話ネタバレ
第三十四章「西の国・妖大戦」
其の壱 西の長
幾多の蝋燭のみが辺りを照らす、畳仕立ての暗い部屋。妖の大群が二手に分かれ、対談している。
そこにいるのは東の長−遠野の長と西の長。そして、東と西の妖達。
獣の槍を持つ者に任せ、待つべきだと言う東の長の言葉を、西の長は突っぱねる。ざわめく両陣営。
あの子供との約定もある。行かせるわけにはいかん!東の長は天狗の本性を現し、西の長に迫る。
それを大剣で受けた西の長。辺りで始まる小競り合い。一鬼は加勢を命じるが、それは風の早さで切り捨てられる。
そこにいたのは三匹の西の鎌鼬!だが、それだけではない。一鬼すらをはねのける結界!
西の秘密兵器、結界自在妖「間鎚」。妖を力の壁に封じることも、逆に防御することも自在。
「そして、人間の女の張る強力な結界にひびを入れ、そこから我々を侵入させることもなァ。」
協力体制が本格的に動くようになってきた。そう言って紫暮は出かけようとする。
うしおは母親のいる場所を聞くが、紫暮は西の方の海とだけ答え、出て行った。
うしおが足りない頭で西の海がどこかを探していると、突然鏡が音を立て動き出す。
そして光。デジャビュを感じるうしおの顔に飛び込んできたのはイズナだった。
再会を喜ぶイズナとうしお…と、とら。だが、用事はマジで一大事。
詳しくはあいつらに。そう言って指さす満月から、見えてきた姿は雷信とかがり。
二人はうしおととらに助勢を頼む。長を救わねば、と。
厭がるとらと即乗り気のうしお。二人の前に現れながら、一鬼は逆に気に入らぬと言う。
気に入らぬ…だが…やつらは手強い…。地面から現れた一鬼は満身創痍だった。
バトル漫画お約束の団体戦か?
え、なにこれ?
もう最終章に突入??
何か……かがり、凄ェ手足長くなってないか?
まさか西の連中の暴走で白面の復活が早まり、準備不足のうちに最終決戦という話ではあるまいな…
いや、この漫画もけっこう長いし、伏線全部回収して面白ければそれでもいいけどさ
かがりのスタイルが抜群になっていた件について
一鬼とかまいたちって、話にならないくらい力の差があるんじゃなかったか?
1話くらい本筋と絡まない学校話とか挟んで欲しかった気がする
またしばらく麻真由子の出番なくなりそうだし
とらって妖の中で最強クラスのはずなのに最近単体の妖怪にも苦戦してたな。大丈夫か?
>>246 つか、いつも最初の方は結構苦戦してる気が。
まあなんだかんだ言っても結局は勝つんだが。
>>242 俺はヒョウさんの仇討ち達成話と白面の誕生理由さえやってくれれば、
このまま最終決戦でも満足だ。
西の鎌鼬、東に比べると、軽そーだな
妖怪ぽくない
鎌鼬程度の奴がとらと勝負になるはずがない。
かがり、雷信、一鬼が初めて出てきたときに比べると、格段に画力が向上したな
かがりが美人すぎる
>>244 同じ鎌鼬でもピンキリってことでしょ
かがりや雷信は弱輩だし、この二人より強い鎌鼬がいても不思議ではない
そもそも十郎の時点で、力の差が歴然としてたし
え・・・と・・・。雷信と一緒にいるおねーさんは・・・誰ですか?
第百九十四話ネタバレ
其の弐 遠野妖
遠野妖怪のリーダー、一鬼。一鬼はうしおととらにすがろうとするイズナ達を止めにきた。
だがボロボロな姿を見て、却ってとらは乗り気になる。意地を張る一鬼はとらを攻撃。
だが、とらは簡単に避け、迎撃。更に追撃しようとしたところをうしおに止められる。
妖はこれぐらいじゃ死なない。獣の槍はそれを一撃でやるから手をやくのだと説明するが、
興をそがれたとらは取りあえず大人しくすることにする。
そして、雷信達が状況を説明。この国を束ねる二人の長の存在。遠野の東の長と、西の長−神野。
お互いの領分を侵さず、静かに暮らしていた東西の妖。だが、噂を耳にした東の長は神野の元に足を運んだ。
その噂とは−白面の者への総攻撃!
白面は日本を支える柱に根ざし、起こせば日本は沈む。それは既にイズナを通して東の長に伝えられていた。
うしおを信じて待つことにした東の長。だが、神野は違った。東の長の言葉に耳を貸さない。
そして、それを守る人間の女−須磨子の強力な結界に対抗する手段も。
結界自在妖「間鎚」。結界を生み出し、こじ開ける力を使って結界をくぐり抜け、白面の者に止めを刺す。
だが、寝込みを襲えば勝てる相手ではない。とらの指摘に一鬼さえ頷く。東の長の意見も同じだった。
だが、神野は話しを聞かず、間鎚によって東の妖は窮地に陥る。
長は一鬼に言う。今この者達を止められるのはあやつら−うしおととらしかおらぬ!
そして、長は力を振り絞り一鬼を逃した。きっと捕まっている。だから、長を助けてほしい。
話しを聞いたうしおはとらに乗せろと叫ぶ!とらも間抜けヅラが見たいと反対しない。
変わらず否定的な一鬼の言葉を、肯定しながら現れたのは、もう一人の生き残り、カラス天狗の威吹!
人間の力を信用できない威吹はうしおを攻撃。だがうしおは全て避け、更なる追撃を槍と言葉で止める。
「妖だの人間だの、聞きあきたぜ!好きな者を助けるのに、そんなものカンケーあるか。」
好きと言う言葉を威吹は理解できない。が、構わずとらの背に乗るうしお。雷信、かがり、イズナも同乗。
わだかまりは残しながら、遅れまいと威吹も一鬼を乗せて飛び立つ。向かうは九州の高千穂、西の長の屋敷!
とらが言うわりには首切られたり真っ二つになっただけで死ぬ妖怪多いよな
やっぱり最終章っぽ・・・
一鬼をボコボコにして喜ぶとら。
今回思いっきり悪役だな〜w
ま、普段からケンカ相手に容赦するやつじゃないけど。
そんなとらだけど、かがりは本気で惚れてるんだな〜
かわいいよ、かがりタン
とらの話によると、見かけは同じダメージでも
通常の攻撃と獣の槍でのダメージは違うみたいだな
西洋のヒドラの話で再生能力を抑えるために
首を切り落とした後で焼くみたいな感じか
初登場の頃から予想していたが、案の定ヤム化したな一鬼
第百九十五話ネタバレ
其の参 妖たち
高千穂の空に浮かぶ西の長の屋敷。神野は配下の者達に警戒するよう言い渡す。
そして、西の鎌鼬達はうしおととらとの戦いを望む。
空を行くとらと威吹。それに乗るうしお、イズナ、雷信、かがりと一鬼。
文句を言うとら。槍で脅すうしお。マジメに謝る雷信、何故かしあわせを感じるかがり。
それを横目に威吹と一鬼は語り合う。どちらもうしおととらを信用しているわけではない。
ただ、一鬼は二人の強さを知っている。威吹はそれも訝しがるが…
どっちでも同じ。間鎚対策に少数で奇襲し、機を見て東の妖全部で殴り込む。うしおなどアテにしていない。
うしおは近づくと威吹に挨拶するが、威吹は無愛想なままだった。
瀬戸内上空に差し掛かる頃、西の妖の大群が空に現れる。予想より早い!
だが、一鬼は一体も帰らせなければ気づかれないと、戦闘態勢をとる。
信用されたかったらせいぜい足手まといになるな。そう言って先陣を切るのは威吹。
羽で、棒で妖達を滅ぼし、打つと、団扇から羅刹南風を放ち相手を薙ぎ払う。
「自分は東の長一番の家来…カラス天狗の威吹!!」
「遠野妖群頭、一鬼!!」
一鬼は蛇の腕を伸ばして威吹に掴まりながら、他の蛇で妖を喰い、棒で叩きのめす。
その妖同士の戦いを見て、自分が参戦するのは間違いではないかと思ううしお。
だが、相手は構わず攻撃を仕掛けてくる。それを迎え撃つのは、鎌鼬の鎌!!
「東国遠野の鎌鼬!かがり!!」
「同じく雷信!」「推参!」
このままじゃあいつらは白面の結界を−おまえの母ちゃんの結界を破るつもりなんだ!
そう言い残してイズナも飛び出す。
「同じくイズナでえ!!」
母ちゃんの…言葉をかみしめ、味方達の行動を思い、覚悟を決める。
「人間うしお 行くぜ!!」
「わしだよ!面白そうだから西のヤツら殺してやらァ。」
名乗り上げカコイイ
ぶっそうだなぁ、とら・・・
愚か者は〜のあとにかがりの思慕を明らかにするのはズルいぞ、藤田。
一鬼がムリュムリュ大きくなるのと推参!がとてもカッコ良ひ。
とらとは名乗らないのね、とら。
一鬼はでっかい蛇だったのか…
かがりの名乗りシーン・・・
やべえ、惚れた。
>>263 かがりは別れ際にはすでに惚れていたような
しかし、とらの名乗りはかっけえな
自分がビックネームだということを当然と思ってる感じだ
特大の雷を獣の槍に落とせば一瞬で片がつく
第百九十六話ネタバレ
其の四 戦始まる
敵の大群を蹴散らすうしお達。あと一匹。うしおは槍を突き出すが、伸び来る蛇の頭に弾かれる。
相手は蛇妖。その皮膚は鎌鼬の鎌さえ通じない。東でも有名な剛の者、西の国空域守護頭、四分守!
それに捕らえられるかがり。だがその戒めをもう一つの蛇が食い尽くす。対峙するのは東の蛇妖、一鬼!
先に行けと言う一鬼。今白面とやりあっても勝てないのは分かっている。それを止めるのに時間がない。
後から追いつけと威吹が言うと、とらはまたぶっちめてやると伝え、うしお達を乗せて威吹に続いた。
もう雑魚どもの相手はたくさん。威吹は低空でさらに速く飛び、うしおに挑発されたとらもそれに続く。
白面への総攻撃は今夜12時。九州に入ったところで時間は10時半。急ぐ威吹を止めたのは、西のカラス天狗、求嵐。
前回で顔見知りの攻撃に、威吹はこの前の決着をつける気かと考えるが、求嵐の答えは違った。
今日はわしは運び屋なんや。求嵐の上空から現れるのは、三体の鎌鼬!
落下しながらとらと雷信、かがりを傷つけ、弱いと蔑んで地上に降りる三体。とらも切られた衝撃で落ちる。
かがりの薬を塗りながら、相手の対策を練るうしお達。凶悪で残忍、妖も人間も切り刻むのが大好きな相手。
みんなで迎えうてば平気といううしおの言葉に、異を唱えたのは雷信とかがり。
間鎚を倒せるとすれば、それはうしおと獣の槍だけ。そのかわり、鎌鼬には鎌鼬の刃で落とし前をつけさせる!
でも…うしおとイズナは心配する。鎌鼬は三身一体。でも、次男の十朗はもういない。
それをうるさいと一蹴するとら。こいつらが負けるわけねえんだよ。
「わしが三番目になってやるんだからよ!!」
×十朗
○十郎
重要なキャラなのに間違えてしまった。申し訳ない。
とらが三番目になるのか、燃える展開だ。
十郎より強いんだろうけど、コンビネーションだとやっぱ不安があるな。
雷信とカガリには十郎、とらにはうしおじゃないと真の力は発揮できなさそうだし。
関西弁のカラス、いい味出してるな
こういう敵って絶対死ぬよな・・・・
今章はいつにも増してここぞというところの絵で魅せるなぁ。
西の鎌鼬落っこちてくるシーンとか最高。
かがりと雷信は美形キャラだけど
あの目を見るとやはり妖怪か、と納得してしまうな
西の三兄弟には役割とかなさそうだな
全員が斬り付ける役で、転ばせる役とか薬をつける役とかいないっぽい
斬りつけて斬り刻む役と、
転ばせて斬り付ける役と、
薬をつけて斬り付ける役です。
あれ?
第百九十七話ネタバレ
其の五 蛇妖・一鬼
求嵐は鎌鼬を置いて去っていった。戻ってきた威吹に乗り、うしおとイズナは相手の本拠地へ。
空に浮かぶ巨大な岩に、幾つもの家が建っている。それが西の長の本拠、高千穂空屋敷。
うしお達は迅速かつ密かに侵入しようと試みる。とらと鎌鼬は西の鎌鼬を迎え撃つ。そして、一鬼は…
瀬戸内海上。四分守の巨大な蛇の顎が一鬼の蛇を噛み切っていく。圧倒する四分守は、一鬼を挑発。
長を見捨てて逃げた時の傷はまだ治っていまい。その言葉を、一鬼は否定しない。
そして、四分守は一鬼を切り刻む。この世から無くなれと言う割には止めはささない。
蛇妖は性分がしつこくて、一気に殺すことなんてできない。四分守の台詞に頷く一鬼。
…だからオレも…いつまでも…覚えているんだ…
だが、もう終わり。四分守が顎を殊更大きく広げると、一鬼を飲み込もうとする。
が、それを全て、大きさに劣るはずの一鬼の蛇が噛み付いて防いだ。
四分守の言う通り。逃げたことは許されない。オレがちったァ痛い目にあわねえとよォ!
そして、そのまま一鬼の蛇は巨大化し、真正面から四分守を浸食していく。
逃れようとする四分守。だが外れない。一鬼は言う。四分守は強いが、ひとつ忘れていた。
「東の蛇妖は…大喰いなのさ!」
そして、顔を極限まで巨大化させた一鬼は四分守の体を全て飲み込んだ。
一方、とら、雷信、かがりの三人の前にもついに相手が現れようとしていた。
一鬼ってこんなに強かったのか。
ヤム扱いしてスマン、一鬼
さすがは、とらのライバルだ
敵だったときにはしつっこい奴だな、と思ったけど
長への忠義と逃げた自分への執着となるとえらいカッコいいな。
脱帽だぜ、藤田。
281 :
マロン名無しさん:2005/05/04(水) 02:55:46 ID:jJqDv8Ki
これ結構おもしろかったわ、どっちが勝つかちょっとわからなかったし。
素直に楽しめた
一鬼、ヤム化脱退記念日
鎌鼬相手ならとら一人で十分3匹殺せるだろ
ぐれえ、勝ち方だな・・・流石妖怪同士のバトル。
おどろおどろしくて良い
>>283 全員が十郎レベルくらいの実力だったら結構ヤバくないか
口から四分守の一部が出てるシーンは
タコのおどり喰いしてるみたいだった。
「大食い」ってすげー無敵な攻撃だと思う。
とらとの対決の時、なぜこの技を使わなかったんだ。
とらの場合だと、体の内側から炎やら雷撃やらで暴れそうだからなあ
第百九十八話ネタバレ
其の六 鎌鼬・雷信、かがり
雷信の心遣いに、とらは妖は自分のことだけ考えなと突き放す。わしの足をひっぱらんよーによ。
やってみましょう。雷信とかがりも鎌を構え、相手の鎌鼬を迎え撃つ。
西の鎌鼬は長女仍、長男梟、次男杳。飛び出してきた三人は、それぞれの相手に切り掛かる。
かがりには仍が。雷信には梟が。切り結ぶ中、杳はもう一人の相手、とらが森の中にいることに気づく。
かがりの繰り出した鎌を、二本の刃で折ると、そのまま地に降り、直後に大量の鎌で突撃する。
アタシは仍…西の国で一番強い鎌鼬!仍はそのままかがりの右腕を切り落とす!
右足も重傷…だが真っ二つにされるのは刃で受けて防いでいた。かがりは残った腕で構え、大地を蹴る。
だが届かない…はずの一撃を、ちぎれかけた足で懸命に伸ばされたかがりの体が届かせる。
小さな傷。だがそれでも相手を逆上させるには十分。倒れかけたかがりを…梟が掴み、抱き寄せる。
かがりの顔も切ると言う仍に、かがりそのものに興味がある梟は反抗。雷信は怒って飛びかかるが、
捲刃!その言葉と共に、梟の腕に生えた無数の鎌が回りだし、雷信を切り刻む。弾かれ、跪く雷信。
刃を使いこなす能力は明らかに相手が上。そんなんでオレらに勝つつもりだったのかよ!!
嘲る梟に、雷信は跪いた体勢のまま…鎌を利用し飛び上がる。
子供だまし。そう吐き捨てた梟を、とらの雷が襲う!
それに気を取られた梟の腕に、雷信は鎌を突き立てた。
ちぎれる腕と、かがりを抱えて駆け抜ける雷信の影。それを見ながら、他人事のように杳は笑顔を見せる。
強いヤツを刻み殺すのが大好き。だが、とらは動じない。
わしは雷信やかがりのようにゃいかねえぜ!
西の鎌鼬は強いねぃ。
斬り飛ばされた腕よりも千切れかけの足の方が痛々しい・・・
見た目は人間の女性なのにここまで描写するとはさすが藤田
一見若く見えるが、西の鎌鼬共は東よりも年経てるんだろうな。余りに圧倒的過ぎる。
とらの一人舞台の為の咬ませ犬か?一鬼の闘いは良かったのに、あんまりだ……。
しかし、昔雷信達は元々西に住んでたって言ってたのに、何で有名らしい仍達知らないんだろ?
捲刃とつむじ・・・カコイイ!
「アタシは仍…西の国で一番強い鎌鼬」って言ってる時の仍の顔が以外に・・・ハァハァ
西の鎌鼬の攻撃見たら、クロックタワー思い出して怖くなった。
第百九十九話ネタバレ
其の七 雷獣とら
兄キがやられたのに怒らねえな。とらに言われても杳は気にしない。妖が妖の心配してどーすんのさ?
とらもその意見には賛成。なおも不気味な余裕を見せる杳と、とらは対峙する。
雷信もかがりもボロボロだが、兄に問われたかがりはまだ戦えると宣言。
相手の方は余裕がある。雷信の首が欲しいと言う仍。かがりをオレのもんにするという梟。
そして、鎌鼬の薬で梟は腕を治療する。かがりと雷信も回復を狙うが、そこに予期せぬ光が。
杳の鎌を、とらは髪で防ぐ。飛ばしてきた刃は避けきれず、腕に一本刺さるが、構わずとらは火を放つ。
かすかに怯んだ杳の元にとらは飛ぶが、杳は無数の刃で迎撃。とらはそれをまともに受ける。
が、いっさい構わずとらは杳を殴りつけると、そのまま雷を至近距離から直撃させた。
「な…!」 「な?」
カマイタチの鎌は鋭すぎる。キズはてえしたことねえ。解説しながら、とらは手に残った鎌を砕いてみせた。
かなりのダメージを受けながら、それでも更に深い笑顔を見せる杳。そこに…バスが現れる。
光の正体はバス。戦いで瓦礫に溢れた道路に往生し、バスから降りてくる運転手。
かがりが注意するが、それも間に合わない。西の鎌鼬達によってバスは人ごと切り落とされる。
パニックになる乗客達。それを見ると、杳はその場を引いた。
追い打ちを掛けようとするとらだが、飛び出してきた仍と梟に刻まれる。そして、引き返してきた杳にも。
オレ達三体の前には敵じゃない!言い残した鎌鼬は、人間のまっただ中に着地する。
そして、雷信とかがりに言葉を残すと、人間を切り刻みながら逃走した。
戸惑う雷信とかがりに呼びかけるとら。行くぜ!おとしまえをつけてやる!
空屋敷に降り立ったうしお達。時間は11時。余裕はない。
長を助け、西の妖の愚行を止めるため、
何が待つかわからない屋敷の中へとうしおは向かう。
普通に観光していた一般観光客が、次の瞬間には肉片に・・・。
ちょっとムゴすぎね?
西のカマイタチはムカつくなぁ。
>「な…!」「な?」
ここが最高
ああ、最高だ。
その前のセリフにもかかってるんじゃないかな?
こりゃ東西カマイタチの同族対決に発展するな。
藤田的には同族で殺し合いさせるのは少しためらいがあって、それ故にそれなりの理由付けが
必要で、そこで「西のカマイタチによる人間無差別大量虐殺」なのかな?
「殺される」ための理由付けで、その妖が人間を無差別大量虐殺するのは、十郎やさとりでも
そうだったように、藤田の十八番だな。
殺し合うのかなぁ?妖が同族で殺し合ってたら余りに人間臭いと思うんだが。
折角出会えた同族なんだし、和解して、かがり&仍コンビとか雷信&梟コンビなんてのも見てみたいな。
……しかし、どう見てもマッチョな流兄ちゃんにしか見えん。
>>301 藤田がそんなストーリーを練る訳がないといってみるテスト
ここは相打ちかな?
303 :
マロン名無しさん:2005/05/06(金) 12:25:00 ID:a+hCpdCA
また貴重な戦力が…
>>302 それじゃ、今回のエピソードは西の妖滅ぼして、西日本も東の妖の縄張りになりました、で終るのか?
エピソード冒頭でとらが妖は復活するって事匂わしてるし、西の妖も結構しっかりと創られてるっぽいから、
西の妖達の登場は今回限りじゃない気がする。
>>304 いや、西全部って意味じゃなくて、西の鎌鼬だけ・・・
外道タイプの妖怪って藤田マンガじゃ死ぬってのがお決まりだから
〉外道タイプの妖怪
ああ、凶羅の事か
凶羅は妖獣
とら、かっこいいな
「な…!」 「な?」 「ナイスです!とら殿!」←雷信の心の声
第二百話ネタバレ
其の八 うしお・威吹
慎重なイズナと威吹の言葉を無視し、うしおは無理矢理空屋敷に突入する。
と、いきなり垂直落下。槍で刺して止まったうしおが見たものは、立体的に入り組んだ空屋敷の姿。
そこを襲うワナの刃。うしおは槍で切り抜けると、二人に言う。ワナは全部オレがひきつけてやらァ。
とらは雷信とかがリを乗せて空を行く。だが、その周りに立ち上がる無数の光。
一鬼もそれを見て絶望する。まさか、こんなにいやがるとはな…
結界自在妖・間鎚の大群が創りだす結界に、とらも悲鳴をあげた。
ワナを打ち壊しながら進むうしお。もう少しというところで一旦イズナが様子を見に行く。
その休憩中に威吹が尋ねる。うしおが言った、好きだから助けたいという言葉の意味を。
好き嫌いでは行動しないカラス天狗の威吹には、うしおの行動は理解できない。
うしおは説明しようと考えるが、結局どういえばいいかは分からなかった。
「でも、無表情な威吹でも疑問に思ったりするすんだなァ〜。
そういうトコロって「好き」だぜ。」
そこに、斬撃を受けたイズナが帰ってくる。イズナを切ったのは、西の長、神野!
獣の槍の力を自ら試すと言う神野は、虚空から剣を取り、居合いの形で振り切る。
途端に衝撃がうしおを襲う。剛刃「流走」の斬撃を、うしおは横に避けた。
長救出に、うしおはイズナと威吹に先に行く事を勧め、自身は神野に打ち掛かる!
うしお罠にかかりすぎ、ベタだがワラタよw
いまさらだが・・・
うしおって・・・、バカだったんだなぁw
このまま神野を滅してしまったりしないだろうな・・・
とら達や一鬼も捕まっちゃいそうだし、一度は敗けるだろうな
そこからどう打開するかがキモだが
獣の槍って結界切れるよな
「好きだから助けるって訳でもないんだけどな、うーん」
と悩むうしおが人間くさくて良かったなぁ
だからって深く考え込まないところが、「潮」らしい
第二百一話ネタバレ
其の九 神野対潮
神野に切り掛かるうしお。神野は流走で横に薙ぐが、それを槍で天井にぶら下がってかわす。
そして、頭上から一撃。神野は流走で受けるが、その威力を痛感。辺りの建物は余波で吹き飛んだ。
威吹もその威力を目の当たりにする。そして、イズナはうしおの言う通りにしようと威吹を誘った。
「…獣の槍は、スゲエだろ…?そしてうしおが…一番上手く使えるのさ…」
槍の威力を見て、顔を見せる西の妖達。神野は手出しはさせないと断言する。
神野が獣の槍にこだわる理由。それは、東の長の言葉だった。
捕らえられた東の長は神野に言う。なぜ白面が日本に来たのか、その推測を。
中国では脅威になったが、日本の妖達では脅威にならなかった。当時の中国に在って、日本になかったもの。
獣の槍が、白面にとってそれであったとは考えられぬか。
神野はそれを否定しようと、一人うしおに切り掛かる。その力は強大。だが、構わずうしおは語りかける。
お前らが行っても勝てねえ理由がある!戦ってるときいつも聞こえる、槍の−ギリョウの囁き声。
その声が言う。白面の者は…恐怖を力にする!白面という言葉を聞き、ざわつく周りの妖達。
人が、妖が、彼奴を恐れれば恐れる程!その恐怖の度合いの分、ヤツは強くなる!
「恐がる」即ち、その者の持つ最大の「力」が白面の「力」となってしまう!
今ですら、白面の名に憎しみと恐れを抱いた妖達。それが白面に力を与える。だから勝てない。
「だから槍はいうんだ!白面に勝つには「恐怖」することのないもの!強い力を持つ「器物」!」
「獣の槍しかないってな!」
そして、槍を神野に突き出すうしお。こっちが早い!
だが次の瞬間、うしおの後ろには間鎚がいた。
ギリョウさんは100%恨みだけだから恐怖しないってことですかね?>器物
白面が日本に来た理由……面白い。
長の語り方とか、神野の反応とかすごくいいよ。
いきなりの新設定だな
獣の槍の存在にはそういう意図もあったわけね
それはそうと、神野弱くねえ?
西の長つーからもうちょっと強いのかと思ったが、これならサトリの方が強くないか?
>これならサトリの方が強くないか?
それはさすがにないだろう
サトリのはなんだかんだいっても対人だからこそ通用する攻撃っぽいし
マヅチなんか獣の槍で叩き斬ってしまえないか?
ある程度自動で動くし、突き刺す事くらいはできるだろ
槍自動で飛んでくことも出来るしなぁ。
FCでの「けもののやりのこうげき!」っての思い出した
あれはちょっと強引だった気がする
もともと人間が持たなくても妖怪殺しまくってた槍だしな
赤布には実際封じられてたし、結界が無効な訳じゃないんだろうな。
耐性が高いのと、結界そのものを切れるってだけで。
間鎚一体が赤布以上とは思えんが、
しかし、仮に止められるのが一瞬だけだとしても、
目標だけを行動不能にできるならかなり有効な戦略だよな。
赤布で縛り上げたら斗和子も白面もしおしおのぷーになるのだろうか?
赤布は結界じゃないだろ
赤布は槍の(=妖の)力を封じるために作られてるんだし、結界の一種ではあると思うけど。
結界の定義にもよるか‥‥
獣の槍専用だと思うがどうか>赤布
ウシオは馬鹿だから思いついてないとか・
>>329 引きちぎった布の一部が洞爺湖に守り神の代わりとして埋められたから、
獣の槍専用ってことは無いと思う。
赤布は白面を恐怖するんだろうか。もとは妖怪だし。
まさか糸の一本一本が妖怪にもどったりしないよな
第二百二話ネタバレ
其の拾 賭試合
間鎚三体の結界が発動し、うしおはその場に封じられる。発動させたのは求嵐。
白面の者に打って出る時間だと告げ、やっぱり人間、軽くあしらわれとったと神野を讃える。
だが、神野の感想は違った。あの時、間鎚が割って入らねば…
うしおの力と、言葉を思い返した神野は、一言、バカな…とつぶやいた。
結界に囚われたうしおは、同じような状態の長と再会する。さしものうしおも動けない。
自身では考えず、神野の命令をのみ聞き、一体で270体もの妖を行動不能にする結界能力を持つ間鎚。
だが、長がまさに恐ろしいと思うのは、その間鎚が封じるのに三体も必要だったうしおと、獣の槍の方。
しかも、封じたのは使い手のうしおのみ。槍はまだ生きている。
だが、それだけ強いのなら白面に勝てるのではといううしおの言葉は、長ははっきりと否定した。
雑魚を蹴散らしながら先に進む威吹。長の元まで後階段一つ。ついてきたイズナは一つの疑問を覚えた。
複雑な空屋敷の中を、威吹は一度も迷わなかった。威吹はああとだけ答え、そのまま階段を上る。
そこにいたのは長とうしお。駆け寄ろうとしたイズナを求嵐が襲い…威吹が受けた。
火の灯る部屋、うしおと長の間に座して待つ神野。これで全部そろった。
長を助けにきたのがオレ達だけだと思ってんな!虚勢を張るイズナ。だが、違う。そこには確かに全員がいた。
とらも、一鬼も、雷信も、かがりも!4体の妖は全て空中の牢に入れられている。
完勝したはずの神野。だが、神野は迷うていると口にする。
獣の槍の力は噂以上に物凄い。計画を押し通すか、協力をあおぐか…神野の結論は、決闘で決める事。
西の妖の代表と東の妖の代表がここで決闘し、負けた側は勝った側に従う。
不満げなうしおと長だが、この場では従うしかない。仕方なくやる気を見せるイズナ。
だが、現れた相手はイズナを拒否した。大事な決闘、因縁のある相手を選ぶ。
現れたのは西の鎌鼬三姉弟。そして、指名された相手は雷信、かがり、とら!
西の鎌鼬、「やつにジェットストリームアタックをしかける!」とかやってくれないかなー
パトでもやってたし
とらは範囲攻撃だからコンビネーションも何も3匹まとめて黒コゲだろ
西の妖怪は別に悪いやつらじゃなさそうだけど
鎌鼬兄弟だけはあれだな
鎌鼬だけは生かしておくわけにはいかないキャラだな、いくら戦力が少しでも必要とはいっても
それにすでに四分守とか死んじゃってるし
神野と求嵐は生き残って仲間になりそうな気がする
>>338 求嵐も死にそうな気がする。
味方になる要素が見あたらないし。
伊吹、まさか裏切ってるのかなぁ。
こういう真面目なヤツは逆に騙しやすかったりするだろうし……。
十数年後、伊吹タソは小型化し、グリポンと改名します
>>339 大阪弁がいい味出してる、じゃあ駄目か?
関西弁キャラって、うしとらにいなかったら貴重だ
結構好きなキャラなので生き残って欲しい
鎌鼬三兄弟は死んでいいけどな
ところで神野って何の妖怪なんだろう?
山ン本は天狗だけど
鎌鼬達はそのまんま。一鬼はヘビ。東の長や伊吹達は天狗・・・。
大体の妖怪達には誰もが知ってるベースがあるわけだが、神野ってなによ??
スサノオ
>>344 かぶったな・・・悪かったw
>>346 なるほど、dクス。 ・・・って、神野かなりの大物じゃね??
福耳から判断して若いぬらりひょんだろ。
妖怪の大将だし。
いや、宮崎県の伝承に、「神野悪太郎」って奴が居るから、多分そいつ。
>>349 ・・・水木しげると地元の人間以外はきっと知らんな
髪型イカス
耳朶イカス
第二百三話ネタバレ
其の拾壱 東の鎌鼬・西の鎌鼬
仍、梟、杳は相手を挑発する。東の方々が不満なのは、指名された三人が頼りないからだと。
それにあっさりと乗るとら。雷信とかがりも、相手を自分達が滅ぼす可き相手とし、長に許可を求める。
神野はうしおにも同意を求める。うしおはただ、とらは強ーぜとだけ返した。
神野の合図で牢が開く。早速雷を放ち、神野めがけて襲いかかるとら。
だが、神野の後ろに控えている間鎚がそれを弾く。試合の場、この頂の間には間鎚が結界を張った。
決着がつかないうちは妖がここから出る事はかなわない。だが、雷信もかがりも逃げる気などない。
うしおはとらに文句を言う。ぽんぽん雷落とすなと。文句は後で聞いてやる。そういうとらにうしおは言った。
「よーし、とっととそいつら、ぶっとばしちまえ!!」
「……ああ!」
そして、改めて対峙する六人。雷信とかがりに梟が聞く。なぜ人間のカッコしているのかと。
雷信とかがりは先の戦いで殆ど見ていなかった杳を見つめる。どこか十郎に似ている姿を。
十郎の言葉を噛み締め、雷信は答える。我らが人の姿のままでいるのは−人間の世に潜み、生きてゆくため。
西の鎌鼬はそれを聞いて笑った。なら、あんたらはどうなんだい!?
仍はカラダを飾るため。梟はタバコが好きだから。どちらも妖の姿より人の姿の方が具合がいい。
そして杳の答えは…胴体から離れた、人間の頭と手足が好きだから。同意する仍と梟。
「アタシらは昔から人の近くにいて人をいっぱい殺せるように、こんなカッコをしてるのさ!」
三人の馬鹿笑いを聞き、妖の目になって怒る雷信、かがり。やっぱり、あれは十郎ではない!
あったりめえだろ!とらも構え、神野が合図を掛ける。これより賭試合に入る。
始め!
>>342 大阪弁はいい味出しているんだけど、
なんというか味方になりそうな気がしない。
そういう面構えではないんだよな。
あっ、やっぱり考え変える、こいつ死なないや。
求嵐はきっと白面の手下に違いない。
西の妖怪達を白面のところに行くように
そそのかしたのも求嵐なんだよ、きっと。
いや〜、西の鎌鼬3兄弟。死亡フラグ立ちまくりw
十中八九殺られるよな、あれは。
ただ、東側も相打ちかなんかで一緒に死にそうで怖い。
特に雷信。
あ〜雷信死にそ〜
いきなり神野に襲いかかるとらナイスw
どう考えても一鬼にすら太刀打ちできない雷信、かがりは足手まとい。
鎌鼬は三体揃って初めて本領発揮出来るっぽいしなぁ。
二体+とら、しかもメインの斬り付け役が居ない状況じゃチームワークなんざ在って無い様なもんだろうしな。
まぁ、ここで潮、とら、長で単体最強チームなんか組むと、負ける要素無くなって緊迫感無くなるんだろうが。
しかし今思い返してみると十郎は反則的な強さだったな。結果的に本気の潮ですら倒せなかったし。
この決闘で東の二人と西の仍が生き残って、三人チームが再結成されると予想。
んで、最初は刺々しかった仍が東の兄妹と過ごす内に次第に感化され……ってな展開を期待。
時に潮、既に妖の中に混じってても全く違和感無いな。完全に溶け込んでる。
どうだろう・・・今まで作中で人間殺しても、まだ生きてる妖って敵以外でいたっけ?
札幌ではお年寄りが一人くらい亡くなっているような気がする。
>>364 でも漫画内では何だかんだいって一人も殺してない
366 :
マロン名無しさん:2005/05/10(火) 07:56:57 ID:Q6Cngff/
>>362 朝霧とか。まぁ、朝霧の場合は楽しんでというより、人間への復讐で殺したんだろうが。
>>349 「神野悪太郎」でぐぐってたら『稲生物怪録』てのが引っかかったんだが、
それの最後出てくるボスっぽいのが「山ン本(山本)五郎左衛門」て言うらしい。
東の長の山ン本はここから取ってたんだな。こういう元ネタが見つかると面白いな。
神野悪太郎ってのは何?ググってもようわからんかった。情報キボン。
ちょっと違うが潮は獣の槍に乗っ取られた時に罪の無い妖怪を殺しまくってる。
あと潮にぶち抜かれたトラックの運転手は死んでてもおかしくない
それを言ったら真由子がデパートに逃げ込んだせいで死んだor怪我した人もいたはずだ
特にエレベーターに乗ってた人達は・・・
それを真由子の責任とするのは苦しいだろ。
潮は獣になるのを承知してたんだから。
ありゃ餓眠様が勝手に間違っただけで、追われた真由子に落ち度は100%無いもんな。
ところで、決闘中の6人の中で、誰が最初に死ぬかな(・∀・)
雷信が危ねぇ
いくら雷信でもみちづれくらいはできる。。。多分
>>368 その潮に家族を殺された妖が妹を人身御供にして鉄を鍛えて(ry
第二百四話ネタバレ
其の拾弐 妖刃煌く
梟、杳、仍の順に駆けてくる西の鎌鼬。雷信とかがりの前に立ってそれを待ち受けるとら。
つむじ!掛け声と共に梟の額から飛び出す鎌を、とらは口で防ぐ。そのまま爪で頭を狙うが…
後ろから飛び出した杳が幾多の刃を出してとらを襲う。それも読んでたとらは足で防ぐが、
攻撃に転じようとした瞬間、梟の股下から仍が素早く駆けつける。流石のとらも三人はキツイ!
だが、仍の軋り鋏を防いだのはかがり。雷信も飛び出し、とらと西の鎌鼬達に距離を取らせる。
互いに一呼吸おく間に、雷信はとらに鎌鼬の戦闘の仕方を伝える。三匹一体の行動、そのパターンは無数。
それを見ながら蔑む三匹。鎌鼬じゃないハンパヤローが混じってるから戦えないのか?
そして、杳が十郎の事を口にする。足りないのは次男が死んでるから。オレと違ってメーワクな次男だよな!
眼を見開き怒る雷信とかがり。それを抑えると、とらが尋ねる。
「十郎は二番手だったよな…わしが二番手に入っていいか?」
冷静さを取り戻し、改めて三対三の攻防が始まった。
鎌鼬は狙う敵を一体決め、それを交互に攻撃する!それぞれの狙う相手は?
梟の捲刃を、一番手の雷信は三本の鎌で止めた。だが…捲刃は足にもある!回転する刃に傷つく雷信。
だが、構わず雷信は掴み掛かる。捲刃を体で止めるようにして。その頭上を杳が追い越し、とらを襲う!
だが、いるはずの場所にとらがいない。急ブレーキを掛け、攻撃をやり過ごしたとら。だが、まだ仍がいる。
西側の狙いはとら!仍が急速で接近し、軋り鋏でとらを狙うが…それも避け、回り込む。
そして、とらの髪が仍に向かう!本当の狙いは自分かと察知した仍は鎌でとらを刺し、動きを止める。
そこに後ろから迫る杳。だが、とらは冷静に言う。はずれだな。わしらの一番の狙いはな…
「雷信や、かがりを一番怒らせたヤツよ!」
そして、とらの髪の中に隠れていたかがりの鎌が、杳の体に突き刺さった。
雷信とかがりを抑えるとら……いい。すごくいい。
十郎の代わりに二番手を申し出るところもすごくいい。惚れる、つか惚れ直した。格好よすぎる。
とらが自分から「二番手に入っていいか?」だとぅ!! 二番手だぞ!?
とら、どうした!?こんな繊細な気の使い方を出来るヤツだったのか!?w
雷信ムチャしすぎ
本当・・ヤムチャしすぎ
やっぱ肝心なところでは兄妹が決めるっぽいな。ヨカッタ
とらはもう「な…!」「な?」で格の違い見せ付けてるし、
杳みたいな奴にマジになられたら逆にとらの株が下がっちまう。
藤田の止め絵にはいつも感心させられているが、動きのある戦闘シーンはまだ改善の余地があるように
思うな。「次のヤツが俺を…」とか、「〜対応できない」とか、「急ブレーキ」とか…セリフ解説付き
なんだもん・・・。
でも、とらの髪の毛から現れるかがりのコマはいい。やっぱり止め絵は上手いわ。
よくもまぁ、こんなに丁寧に髪の毛を毎度毎度描くよな
杳,死亡決定
最初に死ぬには、デザインも秋葉流の没案使い回しっぽい梟だと思ったんだけどなぁ。
しかし、杳も死にそうだが、雷信も危なそうだ。
時に、西の鎌鼬の並び順って変じゃないか?
梟が薬役の筈なのに、何故か転ばせ役のポジションに来てるし。
東は雷信、十郎、かがりの順だって説明してた筈なんだが。
それともうしとらの鎌鼬の並び方は単にガタイ順なのか?
>>383 彼らは切りつけた相手に薬をつけるということをしないからジャマイカ?
そのフォーメーションは対人用オンリーだから、といってみる
あのとらが、サポート役とはね・・・
やつも大人になったもんだ。
>>377 自分では絶対みとめんだろうが潮の影響だろうなw
感情豊かになったもんだ
潮やとらが、ちゃっちゃと敵をやっつけるんじゃなくて、
因縁があるやつに倒させようとする設定がいいんだよな〜
たゆらとなどかもコンビを組んでたのに
肝心な部分では助け合わなかったように
こいつらも三位一体であるようで実は違うんだろうな
結局、化け物は自分のことしか考えねえってやつで
>>386 鎌鼬なんてとらから見たらいきがってるガキみたいなもんなんだろ。
そういえば、初対面のかがりに対しても本気になるなんて大人気ないと思ってたみたいだな
そのあと、すぐにキレたがw
流れぶった切った上古い話題ですまん
よく考えたら外伝のヤング時雨、若いつっても49(1巻参照)-15(潮の歳+1)で34歳だったんだな。
若気の至りにしちゃいい歳じゃないか…ほんとに大したDQNだったんだな。須磨子さんに会えて良かったな。
...まあうしとらには、その上を行く高年齢DQNの凶羅がいるわけだが。
393 :
1/2:2005/05/12(木) 00:03:22 ID:???
第二百五話ネタバレ
其の拾参 かがり進みて
体を貫かれながらも、杳は用意した鎌をかがりに飛ばし、一本が肩に突き刺さる。
とっとと殺しちまえと吠えるとらと対照的に、かがりは動かず、静かに語る。
杳を見て十郎兄さんを思い出した。妖が人の姿に変わらないと生きていけないのが悲しくて、嫌で、
どうしようもなくなって人を殺してしまった十郎。一度だって楽しみのために殺したりしなかった!
杳は笑う。自分がいい気持ちで何が悪いのさ!?その顔をかがりの鎌が切り上げ、歪ませていく。
だから…兄さんに似てるあなたの姿は、それだけで兄さんを冒涜してるわ!
あなたの山に、お還りなさい。鎌鼬の顔に戻った杳を、かがりの鎌がバラバラに引き裂いた。
まず一人。だが動揺を見せない仍はとらの雷を避けると、貫いていた箇所を更に痛めながら引き抜いた。
離れながら、後ろを向く。一人減ったのはアタシらだけじゃないみたいよォ。
言われた皆が見たものは、梟の捲刃に刻まれた雷信の姿。既に死んでしまったのか、全く動こうとしない。
その顔に足を乗せ、馬鹿にする梟。激高するかがりだが、それをとらが止めた。
ヤツらはわしらを怒らせ、隙をつく。ヤツらの思いどおりになるんじゃねえ!!
雷信が死んでも戦いは終わっていない。熱くのぼせるなら敵を倒してから。おまえは「鎌鼬」だろ!!
394 :
2/2:2005/05/12(木) 00:04:20 ID:???
とらの言葉に怒気を収めるかがり。それを見て、西側は今度は一対一の対決を提唱する。
西部劇の要領で、一対一で向き合い、早抜きで勝負する。それを受けるかがり。
解放された雷信。かがりは薬を塗ろうとし、手を滑らせて薬壷を割るが、残りをとらに付けようとする。
とらは拒否して雷信の体にそれを向けさせる。情をかけるのもかけられるのもまっぴらだと。
どうしてもやるのか、何で意地をはるのかと尋ねると、かがりはそれをうれしいと言った。
うしおや一鬼、イズナや威吹も不安な声を出すが、それはとらが一蹴した。そして、かがりを送り出す。
「これ以上…鎌鼬で辛気くせーコトはたくさんだぜ。くたばるんじゃねえぞ!」
対峙するかがりと仍。梟の要望を受け、仍は仲間にならないかと誘う。
かがりは静かに答える。私の居場所はひとつ…それに梟…教えてあげる。
「あたし あなた大嫌い!」
そして訪れる緊張と静寂。外野が息を呑んで見守る中、互いの鎌が狙いを定めて…
とらがもたもたせずに仍をとっとと殺っちまえばよかったのに
一皮剥けたな
「おまえは鎌鼬だろ!!」
「なんで意地をはるんだよ・・・」
「うるせえっ!!かがりがやるってんだよっ!!」
「これ以上…鎌鼬で辛気くせーーコトはたくさんだぜ。くたばるんじゃねえぞ!」
いや〜・・・とら、どうしちゃったん?
もし、仍がかがりに勝ったとしても
真っ二つになろうが手足が千切れようが平気なとらと
一撃勝負したら瞬殺される。早く逃げるんだ!
ら…雷信?? これで終わりじゃ…ないよな?
まさか…な。は…ははは…。
妖怪だもん大丈夫・・・だよな・・・
とら曰く妖はぐちゃぐちゃにしてすり潰さないと死なないらしいから
この程度なら大丈夫だろ
死んだんだったら人間の姿をしていられないはず
そうそう、
白目剥いた=死んでる
じゃ、とらは既に死んでるよ。
じゃ、気絶か。
それはそれで情けないな。ヤムチャだな。
最近、密度が濃すぎて何について話したら良いかがまとまらないなw
漫画では、中途半端にいい男はヘタレる運命にある
死んでるだろ、やっぱり・・・まあ、生きててもヤムチャだけど。
ところで「はい」と言った「かがり」に萌えました
元々大して強くないはずのヤツが、
頑張ったけどやっぱりやられてしまうってのもヤムチャなのか?
一鬼が同じ立場なら十分ヤムチャだろうけど、鎌鼬兄妹(とイズナ)は
現状でも頑張って背伸びしてる立場のような気がする。
いやそんなお前ら、かがりにも見せ場有ったんだからさ。きっと雷信にだって・・・・・・
あるよな?
しかし、2対2..
詰まらん観点から見てみると、今回のバトルの形式、少年漫画として欠陥が無いか?
@主人公のチームが勝たなきゃ話にならない。
Aそのチームは重要なメンバーで構成されている。
B主人公のチームは誰も欠けないのに、相手チームはどんどん死んでいく。
C最後は3対1でタコ殴り。
これは少年漫画として、というかバトル漫画としてどうかと。
他のぬるいバトル漫画なら、気絶=敗北で済むだろうけど、うしおととらの場合、死=敗北になってるっぽいし。
確かに@〜Bまでは全部問題アリかも
Cは主人公側には多勢に無勢で一方的に倒すことを由としないやつらばかりだろうから
特に問題ないと思う
白面戦になったら1vs数千とかになりそうだし
仍って強そうだよなー。
かがり勝てるんだろうか?
苦戦して、ヤムチャや十郎が、相手の弱点をかがりに語りかける展開は無いかな
第二百六話ネタバレ
其の拾四 瞬斬
雷信の敵を討つべく、極度に集中して挑むかがり。
それに応じ、梟の言葉を無視して真剣に殺そうとする仍。
緊張が続く。このままだと傷ついたかがりの方がもたない。次の瞬間。
一瞬早く鎌を出したのは仍。かがりも間髪入れずに鎌を出すが、両手の鎌は両方とも折られてしまう。
中空に舞う鎌の欠片。眼を見開くうしお達と、勝利を確信する求嵐と梟。そして…とらは笑った。
仍の軋り鋏がかがりを襲う。かがりはそれを避けるように反転すると−ブレーキを踏む。
途端に空中にあった鎌の先端が角度を変え、軋り鋏より早く、引き寄せられるように仍の胸に突き刺さった。
鎌の先に結ばれていたのは、かがりの髪。前回必ずかがりの鎌を折った仍。かがりはそれを待っていた。
服が破れる。アタシの服!それに執着する仍を、無数の鎌の欠片が切り裂く。
どんな服も…私達には似合わないわ!
これで二人。だが次の瞬間、梟の鎌がかがりを囲むように捕らえた。
動けば切れる。睨みつけるかがりに対し、姉を殺された事に対する怒りをみじんも見せずにやつく梟。
とらが向かうが、梟はつむじで仍が先に与えた傷をなぞるように攻撃し、更に足を鎌で縫い付ける。
梟はタバコの次に人間の女が好きだと言うと、舌の先にある鎌を見せつける。目を閉じるかがり。
そこに…とらの束縛を断ち、向かっていく一筋の刃。梟は捲刃で防ごうとするが、
刃は細く割れていくと、そのまま捲刃をすり抜けて梟の首筋に突き刺さる。
「刃を色々と使いこなせない奴と…前にいったな…ならば…こういう使い方はどうだ?」
その一撃を放ったのは、傷だらけの体で立ち上がろうとする雷信!
「かがりとの交際は、認めぬよ…」
あ、生きてた。
かがり、2連勝! まぁ、髪の毛っつーのが・・・正直あれだが・・・。
で、次週はついにヤム茶の魅せ場ですか?えっ?そんなものはないですか。そうですか。
何だかんだ言って美味しいところ用意してるじゃないか、藤田。
雷信はあんまり活躍した試しがないから、ここで一発カッコ良く勝ってくれ!
ここ最近、かがりの顔の進化が凄いな。
潮に助けを求めに来た時と比べても全然違う。
良い具合いに落ち着いてくれると良いが。
あの傷だったら・・・良くて相打ちかな
化け物にも交際という概念があったのか
しかし雷信はいつも紳士な態度だな
髪にくくりつけたくらいでよく力入れれるな。
>>421 とらのように髪の毛を操る力があるのか、
あるいは触られば切れるカマイタチの刃だからかもしれない
423 :
1/2:2005/05/14(土) 00:05:37 ID:???
第二百七話ネタバレ
其の拾五 奸計
雷信が生きていた!涙を流して喜ぶかがり。だが、梟は細い刃の一撃で倒れる相手ではない。
雷信は立ち上がると、かがりの代わりにゲームをやると言う。
沸く東の妖達。だが、長には気がかりが。神野がさっきから何もしゃべってない…それに…
静かすぎる!妖どもがこの戦いに注目してないわけがないのに!何を企んでいる!?
梟と、捕われたかがり。それと向き合うとらと雷信。
とらは雷信にやめといた方がいいと言う。おめえじゃ勝てない。しかもその体だ…
雷信はそれを否定しない。だが…前に進む。
「たまには…兄キらしいこと…してやりたいんですよ。」
「十郎には、できなかったもので…」
……バカだなァ、おまえ。そうだけ言ってとらは引き下がった。
梟の前に立つ雷信。梟は人質の存在を強調し、雷信は…私を殺してみろと告げる。
妹のために戦った…なんていう責任は果たさないとな。
雷信は立っているのもやっと。梟は鎌を残してかがりから離れる。
かがりは自分と勝負しろといい、梟はその兄妹を囃し立てる。
おまえは姉弟がやられたのに、何も感じないのか?雷信の問いに笑って返す。
オレはタバコが吸えりゃゴキゲン、かがりもいりゃあな!
梟が十分に近づき、殺してくれと言う雷信。抵抗する事を知ってて、なおも余裕の梟。
雷信はかがりに言う。十郎の時、兄さんは自分が代わりに死ねばよかったと思った。
ダメな兄…でもな…もう誰も死なせない……
おまえが死ぬんだからなァ!!叫ぶと共に梟が体中から鎌を出し…
424 :
2/2:2005/05/14(土) 00:07:17 ID:???
次の一瞬。落ちたのはタバコ。それを掴むと、雷信は梟の口に戻した。
タバコが好きだっていったな…吸ってろよ。たった一人で、ずっとな…
鎌も出し掛けのまま、首から上を残して梟の体が倒れていく。
極限まで集中した雷信の迅さを見くびった梟の首は、雷信の鎌によって胴から切り離されていた。
鎌の戒めが解け、かがりが雷信を支える。
十郎と会う時は…二人でゆこうな。かがり。
これで賭けは東側の勝ち。だが、求嵐には余裕が見える。
うしお達の言葉にも反応を見せない神野。
長は目を見開くと、突如口から大量の羽を出すが、その羽は神野を悉くすり抜けた。
ここにいる神野は幻!長は不安が的中した事を知る。この賭試合は、時間かせぎなんだっ!
それを肯定する求嵐。神野はもう先に行った。西の妖群と共に、白面の者の処へ!
ハメられたー……神野マジうぜぇ、いっそ白面に皆殺しにされてこい。
雷信いきなり強すぎ
雷信はいい男だなぁ。こんな兄ちゃん欲しいよ。
実は雷信は真由子のお兄さんにそっくり
今シリーズで一鬼と雷信はヤムチャの汚名返上だな
要するに・・・
とら>覚醒雷信>覚醒かがり>西のかまいたち>>>>>越えられない壁>>>>西のかまいたちに負けた妖怪
って事かな
結局雷信とかがりに殺されたが、西の鎌鼬は本気でとらに勝てると思っていたのだろうか・・・。
もしとらと本気で戦ってたらヒトウバン一家と同じ運命を辿ってたろうな
実はとらは梟に良い様にダメージ与えられている
あれはなどかが真由子を人質に取って攻撃したのと同じでは?
ら・・・ららら・・・雷信カコイイ―――(゚∀゚;)―――― !!
ヤムヤム言ってゴメンなw
それにしても、あの勝負の決したコマとその前後の流れ。ちょっと決まりすぎじゃない?
雷信かっこよすぎだろ。
雷信だとタバコを拾う手のシーンがどっちだって思えてイイ!
第二百八話ネタバレ
其の拾六 イズナの1秒
求嵐を残した西の妖は白面の元に既に向かった。再度求嵐を説得するうしお。
だが、求嵐は間鎚の力と量を自慢し、耳を貸さない。
一体で270体の妖を封じる間鎚が200体。それでも足りない!
獣の槍と白面との因縁が、東の妖達にそう思わせる。雷信は西の妖を追おうと提言するが…
求嵐が指摘する。立ってる者はみなボロボロ。獣の槍のお方も動けない。
だが、違う。うしおがおとなしくしていたのは、西の妖達を信じていたから。うしおは結界を断ち切った。
神野との対決の時、うしおを封じた間鎚は三体。だが、白面攻撃の際に使うため、今ここにいるのは一匹のみ。
一匹の結界では獣の槍には通じない。一鬼と長の縛めも解いたその力を、求嵐は改めて知る。
でも…求嵐は間鎚に結界を狭めさせる。中にいるうしお達を押し潰すように。
うしお一人なら逃げられるかもしれない。だがそれはできないし、一人じゃ神野の元には着けない。
悩むうしお。その横でとらが大言を吐くと果敢に結界へと飛びかかり…あっさりと弾かれる。
しゃにむに通ろうとするより、間鎚本体をなんとかしなきゃならない。うしおの言葉からイズナは思いつく。
1秒。誰かが1秒だけでも間鎚の結界線をとぎれさせてくれれば、イズナは間鎚に取っ憑けるかもしれない。
間鎚の結界線は常に一定方向に流れている。それを遮れば一瞬結界線はとぎれる。
だが、さえぎる物は妖の体じゃないとダメ。そして間鎚の結界の力は強い!
求嵐が笑う。人間のうしお以外は衰弱中か満身創痍。思いつきはいいが人員不足だと。
その言葉に反発する東の妖達。威吹だっている!だが、求嵐は笑って言った。威吹ィ、ごくろうやったな。
途端に集まる注目。これまでの不審な行動を思い返す一同。
道中で威吹が求嵐と対峙したとき、威吹は仲間に入れてくれと言った。
その求嵐の言葉を否定したい威吹だが、周囲の目はそれを信じている。
求嵐が煽り、臨戦態勢に入る一同。一人冷静な長が動こうとした時…うしおが笑った。
「バーカ!威吹が裏切るかよ!!」
証拠は?その言葉もうしおは笑い飛ばす。うしおの根拠はただひとつ。
「オレが信じてるんだよ!」
その言葉に何を感じ取ったのか。威吹はイズナに遅れるなと言い、結界線に向けて飛んだ。
>吸ってろよ。たった一人で、ずっとな…
↑「おまえはそこでかわいてゆけ」に続けるかな?
438 :
マロン名無しさん:2005/05/15(日) 00:26:45 ID:bH/dXyoN
ぶっちゃけ言うとラスボスは真由子
「オレが信じてるんだよ!」
・・・潮みたいな奴は、変な勧誘にひっかかりまくるんだろうな
だけどそんなときは他のものが潮を助けるだろう
そしてみんなで怪しい健康グッズを使いまわし
「あんたはすぐ変な布団とか買わされるんだから!」
と、ほうきで潮を叩きまくる麻子を想像してしまった。
今週、久々に潮がうざったく思えた。
今回は伊吹だけ何にもしないのか?って思ってたら・・・・違った
>>43 最初のうちはいいようにダメージ受けるのなんてとらにとっては珍しくもない
結界ごとマヅチを叩き斬ってしまえば無問題
いつも思う。地面掘れと。
飛んでも抜けられない結界をどうして地面掘れば抜けられるのか教えてシルブプレ
地面にトンネル掘ればOKだろう?
空と違って厚い土の壁に結界が遮られるわけでさ。
マジレスしちゃまずかったかいマドモアゼル。
地面を掘れば抜けられる結界で白面を縛ろうとな?
したらば神野の脳みそはなどかにくれてやろうじゃないか
第二百九話ネタバレ
其の拾七 空屋敷脱出
飛んだ威吹を、うしおが止める。威吹の使命は長を護るコトだろうと。
止めたのが気にくわないとらと一鬼。なおも煽る求嵐。だが、うしおはひっかからない。
結界線をさえぎれる妖は威吹だけじゃない。この獣の槍も妖だぜ!
うしおは槍を突き出すが、結界の威力はまだ落ちない。求嵐はもう間に合わない、負けたんだと叫ぶ。
だが、うしおは諦めない。自分が負けたって思わなけりゃあ…負けなんてねえんだよ!
結界は途切れない。他の妖は近づけない。だめかと思ったとき…威吹がうしおを守るように飛び込んだ。
体で受け止めながら息吹は言う。おまえとは…戦いたくないな!
結界線が途切れた一瞬に、イズナは間鎚へと飛び込み、それを足止めしようと求嵐が長刀を振り下ろす!
それを防いだのは、結界線の中から飛び出した威吹。求嵐が嘆く中、イズナは間鎚に入り込んだ。
求嵐は解せない。威吹は人間が嫌いだったはずなのに。
二日前。会見をする前から神野を止められない事を勘づいていた東の長。
止められるのはうしおととらだけ。長は威吹に内密に、二人を護る事を命令する。
空屋敷で迷わなかったのも、長の持っていた地図を受け取っていたから。
不服な威吹に長は潮の重要性を説き、影となって護る事を命じる。
たとえ、おまえがみなに誤解をうけたとしてもな…
最初は命令だった。だが…今は私がやりたいからやっている!
ボロボロの威吹が宣言したとき、イズナの乗っ取りも完了した。うしお…のれ!
そして、イズナの取り憑いた間鎚に乗って、うしおととらは白面の元へと急ぐ!
「オレはなァ…ぐちゃぐちゃポキポキにやられて…
おまえは負けたんだって言われてもな…負けたなんて思わねぇ。
自分が負けたって思わなけりゃあ…負けなんてねえんだよ!」(うしお)
何でとめるんだ?
わけわからんぞ・・・潮
その質問のほうがわけわからんが・・・
威吹は仲間だし、それに彼の使命は長を守ることだから、ここで死なせたくない
と思ったからだろ?
くうっ、不覚にも今回も感動で涙が出ちまったぜい。
うしおととらはやっぱりいいなあ。
それにしても、何故とらたちが威吹のことを、あんなに疑えるのが、
さっぱりわからなかったのは、オレだけ?
どうして、仲間よりも求嵐の言葉を信じるのかがさっぱりわからん。
あいつら、あとで威吹にちゃんとあやまったんだろうな?
しかし、あの段階に至っては、長にちゃんと威吹のフォローをして欲しかったなあ。
もう、味方に隠す必要ないじゃん。
何か言い出す前に潮が動いてしまったというのはあると思うが。
ああ、しかし、求嵐、むちゃくちゃむかつくなあ。
どうなんだろうな?もしかすると、あの会合の後、本当に西側に付いたのかも知れない。
威吹のうろたえ方からすると、どちらとも取れるし。
唯、今は無事で助かって目の前に居る長、そして和解出来た潮達の為に動きたいと思った、
だから結果的にはどちらでも構わない。だからこそ、潮は威吹を助けたんじゃないかな。
まぁ、潮の場合、何も考えずに感覚だけで動いてるだろうけど、思考に直すとそういう事だったと解釈してる。
>>455 結界線を止められる、ってトラたちがいきまいた時に
潮が「そうだぜ!伊吹だっているんだぜ!なぁ?」と
遮る様に催促してた。
そこで、いざ遮ろうとしたら「止めろ」。
催促したくせに止めようとするのが訳わからん
威吹が捨て身で飛び込んだのがわかったんじゃないか?
例え大きな目的があっても、うしおは誰かを犠牲にはできないだろ。
「笑いながら、負けてやらねぇ!そういこうや」(うしお)
とらが、威吹の裏切りに怒ったのがちょっと意外だった
裏切ろうが裏切ってなかろうが、どうでもいい・・って思いそうなのにな。
マヅチの結界は獣の槍でも切れないみたいだな。
>458
確かに、指摘されてみると、矛盾しているなw
まあ、求嵐の言うことに対して、「みんないるんだぜ!」
って言いたかったんだろうと思う。
多分、潮は、最初から、自分1人結界を遮るつもりだったのではないかな?
潮の性格的にそういうことを他人にやらせようとするとは思えないし。
んでもって、それで駄目なら、いつものごとく、
とらがどうにかしてくれると考えていたんだろ。
そして、それでも駄目でも後続もいると。
まさか、
「アホゥ! わしがこのわしがこの程度でまいるかよ!」(とら)
「結界線だろうが何だろーが止めてやらァ!」(とら)
「オレもだ!」(一鬼)
「私もだ…」(雷信)
といきまいていた連中が、近づけもしないとは思いもしなかっただろうけど……。
しかし、とら、ちょっと前に、たああああ、ぴよよ〜…、と近づいて
ゲシ、ヒョオオン!とはじかれていたのに、
何で今度は、近づけないんだ?と思ったら、
今回は、うしお達から遠い位置にいたんだな、気がつかなかったよ。
まあ、よく見ると、先週と今週で随分と位置関係が変わっている気がするが、
気にしないでおく。
第二百十話ネタバレ
其の拾八 一斉進行
空屋敷から飛び出したうしおととら、そして間鎚に取り憑いたイズナ。
イズナが取り憑いたとき、うしおは皆に声を掛けるが、殆どの者は動けなかった。
傷ついた雷信とかがり。妖の手足を腐らせる闇牢に捕われていた一鬼と長。
そして、間鎚の結界線を体でさえぎった威吹も、血を噴き出して倒れてしまう。
求嵐は飛び去り、残った者で動けるのはうしおと…とら。
雷信は動けない自分達を代表するように、雷獣とらにうしおの事を頼んだ。
「私の名は雷信…雷を信じております。」
そして、イズナは先を急ぐ。白面の元、うしおの母のいるところへ。うしおはイズナにその場所を聞く。
そこは、沖縄よりずっと先の海の底…
そして、その場所。白面の者が眠り、蒼月須磨子が結界を張るその場所へ、西の妖達は押し寄せる。
白面を見張るように立つ岩柱。須磨子の不安は妖達には通じない。
白面も、それを護る須磨子も叩きつぶす。神野が間鎚に命を下し、結界をこじあけようとする。
白面は日本を支える柱の要に深く体を入れていて、飛び立てばこの国は海に沈む。
今、白面を起こしてはいけない!そんな須磨子の望みもむなしく、間鎚は侵入を成功させていく。
間に合ってくれ!うしお達が急ぐ中、ついに神野率いる西の妖達の白面攻撃は開始された!
「けっ、何ぬかしてやがる長飛丸。おめーだって雷信達にけっこう気ィつかってたクセによ」(一鬼)
>雷を信じております
雷信最強の名台詞になる予感
>「私の名は雷信…雷を信じております。」
これは……最初からこのセリフを考えて雷信って名づけたのか?
つか「雷信」「十郎」「かがり」って、何を考えてつけられた名前なんだ。兄妹のくせに共通点ねeeeeeeeeeee!!
最初「雪信(ゆきのぶ)」って予定だったが誤植により「雷信」になったらしい
カッコいい誤植だな。
「ラリアット」→「ウリアッ上」だの「ハンドルを右に」→「インド人を右に」にみたいなことやってる某誌とは大違いだ。
ううっ、何度も既出な話題だが、
もう白面のところに行くなんて、
まさか打ち切りじゃないよな?
アンケート出せば回避できるかな?
次回か、うしおが到着した次の回辺りで章タイトルが変わったら、
それが最終決戦の合図な予感。
「西の国・妖対戦」で締めるとは思えないから、どうなるかな‥‥
しかし、今回の章は長いな。「檄召〜」も長かったが、それを超えそうだ。
読者だけでなく、一鬼にまで雷信達に気を使っていたことがバレバレなとらがイイw
白面を起こすと日本が沈没するって話をもっと広めてれば良かったのに。
そもそもあそこが要石だってことを中国人のジエメイは知ってるのに
日本の妖怪が知らないという矛盾。
ジエメイが話もせずに日本妖怪を滅殺してしまいますたから
みんな終わりって言うけどさ・・・・ヒョウさんはスルーですか?
それ以前に人間が1人しか参加してないぞ
>>478 実は白面を起こしても日本が沈まないようにする方法を知ってる奴らが来てたのに
ジエメイが皆殺しにしてしまったせいでその方法は失われてしまったとか
少年漫画のお約束
一度ラスボスにボロ負けする。
あの時は獣の槍持ってなかったから
第二百十一話ネタバレ
其の拾九 西の妖総攻撃
西の妖達では白面には勝てない。白面への畏れやおびえが少しでもある限り。勝てるのは獣の槍だけ!
それに、白面が起き、飛び立てば日本は海に沈む。
そして、それを防ぐべく結界を張っているのはうしおの母、須磨子。
不安を抱え、うしお達は急ぐ。だが、その間にも西の妖達の攻撃は始まってしまっていた。
須磨子の結界をすら、局所的に破って道を作る間鎚。そこから進んだ神野は白面に攻撃を宣言。
間鎚60体の局所結界が白面の体を縛り付け、40体が白面までの道を作る。
神野は言う。白面に手出しできなかったのはお役目の結界だけが理由ではなかったと。
それは水−炎も氷も風も無力化させる膨大な海水が攻撃を阻んできた。だが、それも間鎚が解決する。
水がよける道を利用し、妖達が構える。飛得物隊!火炎隊!氷嵐隊!−攻撃!
西表島。何が起こっているか分からない住民達。分かるのは大量に浮いた魚の死がいと、
遠くで光って見える海。そして、地震のような振動。
海が弾け、白面の者への攻撃が始まり…そして、神野は驚愕する。
これだけの妖の一斉攻撃が…白面の者には効かない!!
白面は笑う。八百年ぶりの痛み。苦痛もまた心地好いと。
「では今度は我の番だな!!」
そして、局所結界に縛られているはずの尾の一本が動き出した!
…どうやって昔撃退したんだよ、コレ…
こんなのに勝てる気がしねえ…
お役目の結界はどれだけ強力なんだ。
ていうか、今まで気が付かなかったが、古代中国の頃に比べて無茶苦茶デカくなってるな・・・こりゃあの頃と比べても相当パワーアップしてるよ
い、痛みでは勝負にならんから笑いとかむず痒さとかそっちで勝負しよう、な!
何かゴジラにやられていく自衛隊の姿が目に浮かんだ。
白面はブラックユーモアもありそうだなぁ。地味に。
神野の恐怖に歪んだ顔が状況を表しているな。
ここまであんなに自信満々だったのに、今週で一気に奈落の底だな。
いや!今、乗りに乗って快進撃中のかがり・雷信兄妹なら勝てる!・・・わけも無く・・・。
3択 ―ひとつだけ選びなさい
1.ハンサムな神野は突如反撃のアイディアがひらめく。
2.潮やとら、東の妖たちがきて助けてくれる。
3.西の妖全滅。現実は非情である。
>>495 マジレスすると2だな。
東の妖達が助けに来てくれる。
潮ととらは迷子になって来ない。
白面強すぎやん・・・
>>495 4.白面が麻子のことを口にする→潮、「麻子に手を出すなー!」→白面あぼーん
499 :
498:2005/05/18(水) 15:05:56 ID:???
あ、まだ潮来てなかったねorz
スマヌ。
2.で、ということでよろしく。
$)B r;)Iァ'N;:::::::::::::,ィ$)B/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽ)Iル1'$)B´ ∠:::::::::::::::::i
$)B i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==)I、$)B´r' l::::::/,)Iニ.$)Bヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f)I゙$)Bヽ |、
>>490 $)B )Iレ$)Bー-- )I、$)Bヽヾ)Iニ-ァ,ニ;$)B=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry)I、$)B` )I緯='$)Bニ,,,` }::ヽ(ノ
:)Iー$)Bゝヽ)I、 $)B !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::)Iミ
::::::::::::::::$)Bヽ.-‐ )Iト$)B、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,i)Iリ::::::::ミ $)B
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;)Iッ`ニ$)B´)Iー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙$)B , な!
:::::::::::::::::::::::::N. )I泙::::$)Bヾ,.`二)Iニ$)B´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
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>>495 4.マヅチをお役目の結界を閉じる方に活用し、お役目と協力して白面を封じ込めつつ撤退
↓ぐぽぽぽぽん!
第二百十二話ネタバレ
其の弐拾 白面の者の反撃
尾の一振り。それだけで数多の妖達が消し飛んだ。間鎚の局所結界も効いていない。
勝てると思ったか?人間の女が張った結界を破ったから…
おのれらの結界で我を封じたから…多くの仲間がいるから…
勝てるとでも思ったのかよ!!この白面の者に!!
妖達を蹴散らしながら神野に迫る白面の尾。神野は流走で受けるが、その一撃で流走は欠けてしまう。
吹き飛ばされながら、それでも部下を鼓舞する神野。そこに求嵐も到着。結界はまだ効いている!
矢で!刀で!炎で!白面を必死に攻撃する妖達。だが、白面はそれを愉快だと感じていた。
塵芥に等しいおまえらから受ける痛みもまた心地良い。
故にゴミどもよ、今少し我を楽しませよ。
言いながら、易々と局所結界を断ち切ると、白面の尾がもう一本動き出す。
そして、そこから生まれでる大量の婢妖。完全に白面に畏れを抱いた妖達は、婢妖に次々に喰われていく。
須磨子は全滅させるわけにはいかないと、自身の力を使おうとするが…予感が、それを止める。
必死に応戦する神野。東の長やうしおの言葉を振り切るように戦うが、求嵐共々追い込まれる。
白面が刃の塊のように変えた尾で、神野を貫こうとした時…それを防いだのはうしお!
獣の槍の登場に、白面も目の色を変えた。
獣の槍に反応する白面が、何か俺の心をものすごくキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!って震わせましたよ。
は、白面強すぎるよ……。勝てる気がしねぇ。
尾の能力だけ強いんじゃと微かに脳裏をよぎったけど、流石にそれはないだろうなぁ。
とっとと逃げろよ
獣 の 槍
これ東と組んでも勝てないだろ
それでも凶羅なら、凶羅ならなんとかしてくれる
凶羅は潮を倒すために白面と組みました
次回・妖怪の能力を白面から貰った凶羅 対 うしおととら
なんか凄くありそうな・・・むしろ絶対なさそうな・・・
でもお役目様死んじゃったしなぁ
人間=くらぎや斗和子に全く歯が立たず
妖怪=白面の尾2本に全く歯が立たず
団結したからってどーなるようなモンじゃないねハハハ。
いやー・・・つええな白面。ここまで強そうなラスボスには
なかなかお目にかかれんぞ。台詞もまさにラスボスって感じが
出てるし
こうなったら槍の封印を解くしかないな
こんな強い設定にしてしまって大丈夫か?
戦いは数だよ兄貴
第二百十三話ネタバレ
其の弐拾壱 白面の記憶
神野を守った獣の槍を見て、白面は目を見開き…笑い出す。ようやく会えたなァ!獣の槍ィイ!!
止めるのは間に合わなかった。だが、とらはそれでもいいと言い、うしおは神野に退けと叫ぶ。
うしおの存在を感じる須磨子。白面は、獣の槍とその使い手に視線を向ける。
うしおの頭に響く白面の声。我はあの時のことを忘るるものか!!
二千三百年前。白面はひとつの国を滅ぼし、次の目標を考えながら飛び去った。行く先々で妖達を殺しながら。
一昼夜程の後、白面の後ろから何かが迫る。妖?いや、何かもっと別の力…
尾ひとつで砕けると確信した白面は、その尾を黒く巨大な口を持つ生物の姿に変え、迎え撃つ。
だが、その尾は一撃でやられ、次の尾を白面はくらぎに変える。しかし、それも一撃。
更に繰り出す、婢妖の塊を含む三つの尾すら、その「何か」の進行を止めることはできなかった。
白面の「本能」が告げる。止まるな!と。その時、白面は生まれて初めてある感情を持った。
忌まわしき−あの感情−
あれが妖ならこれで止まらぬわけはない!更に二つの尾を、白面は酸と鉄の塊に変える。
何でも溶かす「酸」の尾と、妖の弱み「鉄」の尾。だが−その二つすらそれを止められない。
鉄の尾を破壊して飛び出してきた物、それこそが使い手を持たぬままの獣の槍!
我は忘れぬ…その物が我にもたらした感情を…あの感情…
恐怖を!!
我は知らずに叫んでいた!無様に−愚かしく−
残された尾二本のうち、最後に残った鉛に変えようとした尾で、かろうじて獣の槍は止められた。
だが、白面は槍を破壊する事もできず−その尾を噛み切り、尾ごと槍を残して、白面は逃げた。
白面は忘れない。恐怖し逃げた記憶の事を。
だが、今は違う!当時の百倍も千倍も人や妖を殺し、恐怖させ、万倍も億倍も強くなった!
獣の槍を前にしても、それを叩き潰す喜びしか感じぬ!
そして、うしお側にも異変が。押さえられそうもないと言ううしお。
「ギリョウさん……いや!獣の槍の怒りが押さえられねえんだよ!!」
おい。獣の槍ってわざわざ人間に使ってもらう必要ないじゃないか!
赤い布無しの獣の槍、とてつもなく強いな。
うしおはこのままギリョウさんの憎しみを抑えられず白面と戦うのか? 日本沈むぞ。
>519
1.最初は人間なしで十分だったが、赤布で封印されてからは人間が必要
2.実は人間が持った方が強い。あれだけ追いつめたのはあくまで当時の白面だから
3.槍だけの方が強いが、人間が持たないといけない理由がある
取りあえずこの辺を予想として挙げてみよう。
3は例えば、槍使うごとに魂削られていくなら、魂が槍の動力源って意味もあるだろうし、
最初はギリョウさん一人で十分だったけど、
使いすぎて途中で誰かの魂吸い取らないともたなくなったとか、そんな感じで。
うしおが勝てなかったくらぎを一撃で葬るあたりが特に凄いな。
ところで、以前の獣の槍強奪のときも
溶けた金属の井戸に獣の槍が封じられたわけだけど、
鉛とか非鉄金属って獣の槍の弱点なんだろうか。
そういえば歴代の槍の使用者はどうなったんだろうな。最終的には獣になるんだろうか
>>523 最終的には、獣の槍に吸収されて、
獣の槍の一部になっていそうな気がする。
ギリョウさんがそうなったように。
回想の中で、白面が最初に変えた尾のシルエットって、どっかで見たような‥‥
俺にはあやかしに見えた
白面が
「おぎゃあああ」
と鳴いている件について
13巻でも同じ鳴き声が...
擬音と同じように藤田独特の表現なんじゃないか?
いくら怪獣みたいだからって「ギャース」や「ガオー」じゃアレだろ
格好悪い鳴き声だな。赤ん坊みたいだ。
ライトノベル「十二国記」には
妖魔は赤ん坊の鳴き声だというが…
ガメラみたいな鳴き声なんじゃないかなぁ。
>>527 なんであやかしが白面の尾から出てくるんだよ
白面の尻尾の一本は他の妖怪に変化できるとかじゃないのか。もしそうだとしたら
最終決戦ではロックマンみたいに白面が今まで潮ととらが倒してきた妖怪達を全員
蘇らせて戦わせたりして。
自分の過去の恥ずかしい話を、大衆の前で堂々と話す白面に、ちょっと好感を持った。
再生怪人は弱いというのはライダーからのお約束
第二百十四話ネタバレ
其の弐拾弐 獣の槍絶叫
獣の槍はギリョウとジェメイからできた物。うしおの目の前から飛び去った後、槍は白面に追いついていた!
オマエが槍を怖がるのはあたりまえ…白面に言ううしおの姿は、普段より更に獣に近くなっていく。
槍に取り込まれたうしおを知るとらとイズナはそれを危惧する。須磨子も今戦ってはいけないと念じるが。
それに構わず、槍に引きずられるようにして、うしおは白面に向かっていく。
襲い来る婢妖を迎撃し、うしおは白面に近づいていく。白面の者への恨みに染まったギリョウの意志そのままに。
その力に神野は戦き、とらは自分も参戦しようと駆け出す。一人冷静なイズナの声は、うしおととらには届かない。
殺してやる!絶対に滅ぼしてやるぞ、白面の者!うしおは槍を振るい、とらも雷を白面に向ける。
だが、白面の分身が不覚を取ったのは二千三百年前。今の白面には恐怖はない!?
互いに恨みを晴らそうとする競り合いが続く。
その戦いが、間鎚の開けた穴が、白面の者の獣の槍に対する怒りが、須磨子の結界を壊していく。
このままでは、白面の者を押さえることが、できなくなってしまう!
なおも白面に向かううしおととら。その前に突如出現する光。
現れたのは、白面との戦いを止めようとするジエメイだった。
うしおこんなんで大丈夫なのか?
獣の槍の憎しみに引っ張られて暴走なんて状態で白面に勝てるとは思えん。
ジエメイが一時撤退させてくれそうだから、多分修行とかして憎しみを押さえ込めるようになったりするんだろうな。
>>538 攻略法の無い奴もいるぞ。もしシュムナとか出されたらどうするんだ。
おいおい、うしおもとらも何しに来たんだよw
うしおはギリョウさんに操られてるだけなんじゃないの?
>542
あのときは穿心の戦い方分かってなかったし。
くらぎにも同じく手も足も出なかったが、
その上位版と思われる斗和子には普通にダメージ与えられてたからな。作者次第だけど、案外シュムナもどうにかなるかも。
個人的に一番ヤバいのは、さとりが出てくる事だと思う。
白面と同等の攻撃力があって、動揺する事がないさとりがいたら、今のうしおでは絶対勝てんよ‥‥
さとりと白面のつながりは想像できないなあ
さとりは悟りって割りに馬鹿だし
もしそういう倒したバケモノたちが復活するような展開になったら
うしおととら以外のキャラクターたちが相手したりするんじゃないかな……。
さとりvs紫暮
あやかしvs凶羅
実はすでに倒されてた妻子の仇vsヒョウ
とかそんな感じで。
ていうかさ・・・「最近、皆空飛びすぎ」
第二百十五話ネタバレ
其の弐拾参 二力相爆
ジエメイはうしおととら…そして、うしおと獣の槍を突き動かすギリョウに対してやめるよう頼む。
お兄様は白面の者への憎しみですべてが見えなくなっている。今は戦うときではない!
だが、ギリョウは止まらない。二千三百年の年月を経て、この日を待っていたギリョウ。
そして、うしおも。獣の槍に引きずられながら、それでも乗っ取られたときとは違う。
オレも白面と戦いたいんだ!こいつを倒したいんだ!
やれる!この刃さえ白面に届けばこの世から滅ぼせる!!確信するギリョウ。
だが…白面はなおも笑う!我が二千三百年前の我のままでいると思うかァ!!
ジエメイが叫び、とらがその力を見守る中、獣の槍と白面の尾がぶつかり合う!
うしおは二本の尾を受け流すと、更に迫り来る一本と共に一撃を白面の体に撃ち込んだ!!
白面に走るダメージ。だが、それをものともせずに、即座に白面は尾を使ってうしおごと槍を弾き飛ばす。
更に動き出す三本の尾。計六本。うしおはすぐに体勢を整え、ギリョウも強さは認めるが諦めない。
だが、そのギリョウを−獣の槍をジエメイが包み込む。
獣の槍はジエメイからも成っている。もはや、ギリョウの思いどおりにはならない。
それに…もう、お兄様だけの問題ではなくなります。ギリョウが見たものは−飛び立とうとする白面の者!
西の妖達の恐怖が白面に「力」を与え、妖達やうしおととらの攻撃が白面に火をつけた。
我は今、飛んでみせようぞ!一匹残らず皆殺しにしてくれるわ!残りの尾も使ってなァ!
結界を破ろうとする白面の者。白面が起きれば、日本は沈む!
……ならば……ならば…あの方法しか…ない!
須磨子は何かを決意し、手に力を集め始めた。
白面強すぎだろ…
あれ?
最終章っぽくないぞ
>>551 人気があるから引き伸ばしにかかってるんだろう。
この先グダグダになりそうな悪寒。
須磨子死ぬんじゃないだろうな
. ∩∩
| | | |
( ゚ω゚) <このわだい ここまで
。ノДヽ。
bb
すまぬ。誤爆
っていうか展開おせーよ
>須磨子は何かを決意し、手に力を集め始めた。
何をする気だ、須磨子は。
手にありったけの力をこめて、土下座とか。
槍はなぜ赤布をとらないんだ?
>>558 腕が無いから、自分じゃ首に巻かれた布を外せないんだろう。
例えるなら、修学旅行生に穴開けた鹿煎餅を角に付けられた、奈良公園の鹿みたいな状況。
でも使い手に「赤布を取れ」って命令すればいいのに。
潮も白面とマジで戦うなら取ればいいと思う。
あのノロマが?一鬼の事だろ飛んでたのは。
たしかうしとらでもその誤植がどこかにあったな
564 :
1/2:2005/05/23(月) 00:02:00 ID:???
第二百十六話ネタバレ
其の弐拾四 退戦
石垣島。地上から分かる異変も激しさを増していく。
白面の感謝の言葉に絶望する神野。東の長のいったとおり、我らの行動が白面に力を与えてしまった!?
白面が飛び上がるなら、上でやっつければいい。とらは気楽にそう言うが、イズナは日本沈没以前の問題を語る。
白面が須磨子の結界を破る時、すごい力が起き、その嵐に巻き込まれれば消し飛んでしまう!
こんなの何でえ!!とらは気軽に飛び出すが…直後、その力に流されかける。
普通だったのはあくまで間鎚の結界内だったから。その外にいる妖達は次々に消し飛んでいく。
残る妖達は間鎚の結界に頼り、海上へと逃れようと試みる。だが、白面が起きればそれも無駄。
須磨子は現状を考える。もうあの方法しかない。
結界を張り続ける力を瞬間的に集束し、白面を結界内に再び押し戻す。
しかし、そうした場合、須磨子が結界を張り続けられるのはあと四ヶ月だけになってしまう。
それでも…やるしかない!妖達を助けるために…そしてあの者を…
須磨子は心の目でうしおを見つめる。うしおがどう育ったかは知らない。
しかし…もしも!もしもおまえが私の思うような者であれば…
準備をしながらうしおに願う。白面の意識を一瞬でも結界から逸らす、その機会を作ってくださいと。
ギリョウの怒りは止まない。だが、ジエメイは懇々と諭し、うしおに自分を取り戻すように言う。
今日のところは…お逃げなさい。そう残して、ジエメイは獣の槍へと入り込む。
正気を取り戻すうしお。
565 :
2/2:2005/05/23(月) 00:03:35 ID:???
神野は退却を命じる。白面を上で迎え討つ!だが…神野にももう分かっている。勝ち目など…ない!
求嵐が間鎚を連れて神野を迎えようとする。とらとイズナにも声を掛けるが、二人は動かない。
白面の目の前から、うしおが戻ってこない!迎えにいこうにも、イズナの間鎚はこれ以上進めない。
さっさと来いと叫ぶとら。その前に…神野が立った。求嵐、先にゆけ。自分がゆく。
新しい間鎚で数分なら嵐の中でも結界を張れる。止めようとする求嵐。だが、神野は流走を出し、拒否した。
「これ以上、この神野に恥をかかすな。」
獣の槍の必要性を痛感した神野。それなしで戦端を開き…こうなったのは自分の責任。必ず連れて戻る。
そして、神野はうしおの元に到着する。助かったと言ううしお。だが…逃げない。
間鎚は少しなら持つ。神野の言葉に頷くと、うしおは間鎚と神野を連れ…
逃げる妖を襲おうとする白面の尾へと切り掛かった。まだ動けるのかと注意を向ける白面。
うしおが選んだのは、退却する西の妖達の後ろを護ること!
神野達西の妖達も、自分達だけで白面を倒せないことは分かった。
「なら、協力できるんじゃねえかと思ってよ。」
うしおの存在に感じ入る神野。なおも力を失わない獣の槍に、意識を向けていく白面の者。
白面が槍を滅ぼそうと炎を吐いた瞬間、白面の意識が結界から逸れた!!
向! すかさず須磨子が力を解放する。
白面よ!今少し!!其処に居りませい!!!
白面再拘束キター!
でもあと四ヶ月って限定付いたから、少なくともしばらくしたら
否応なしに決着つく事になるな・・・
時逆・時順の予言ってこのことだったのかな。
神野もうしおもカッコイイな。
藤田は脇役を無駄にしないなぁ
ご愛顧ありがとうございました
このスレはここまで です。。
thank you 2ch and...good bye 2ch world!!
↑あちこちに貼りまくってるけど何がしたいの?
久々に出た
向
おまえは・・・おまえは・・・ここまできて退却する我らの後ろを護るというのか!? (神野)
574 :
1/2:2005/05/24(火) 00:00:51 ID:???
第二百十七話ネタバレ
其の弐拾五 嵐の彼方
極限結界溜!須磨子の放つ結界が、再び白面を押し包み、押し戻していく。
悔しがる白面。もう少しで…もう少しで飛び立てるものをォオ〜〜
一方、うしおと神野も二人を守る間鎚が崩壊寸前になっていた。これが壊れたら助からない!
白面は僅かに動く首を使い、口を岩柱へと向ける。うしお達もその側にいる。
やはりおまえから…滅ぼしておけばよかったァ…ァ!!炎を吐こうとする白面。
それを護るように獣の槍を構えるうしお。この岩の中には母がいる!
「カオも知らねえ…話しもしたことねえけど…母ちゃんは…母ちゃんだ…
ちくしょう−手出しなんてさせるかよォ!」
だが、そんな中、間鎚が限界を迎え…更に白面の炎が迫る!
それを…とらが炎で相殺!イズナも間に合い、うしおと神野は無事だった。
白面は、とらに覚えがある。とらも覚えている。八百年前の戦いを。
しかし、それ以前−時逆に連れられた大昔の中国での出会いも、両者の記憶の中にある。
互いの炎が止まり、白面は再び結界に縛られ岩にめり込んでいく。その中で−白面は思い出す。
「そういえば、別の場所でもおまえと我は会うているな…」
その言葉に、とらは−反応しない。とらには覚えのない邂逅が、白面の記憶の中にはある!?
それに気をよくしたように、白面は封じられるのを是とした。
「だが、覚えておくが良い。我が時おかずして甦る時、真っ先にこの世から消えるのはおまえ達だ。」
とらと、そして女−須磨子の息子−槍の伝承者。その姿を改めて見た白面は、過去の出会いも思い出す。
過去の中国であったときの、震えていた姿は今はない。白面は笑う。また−会おうぞ。
575 :
2/2:2005/05/24(火) 00:02:09 ID:???
そして、白面の最期の抵抗。激しさを増す嵐に、イズナの取り憑いた間鎚も限界が近い。
必死なイズナ。だが…ゴメン!みんな!
間鎚は破壊され、一同は嵐の中に投げ出される。
それは、間鎚に乗って逃げていたはずの西の妖達も同じ。求嵐も死を覚悟した時。
それを支えたのは威吹!それは東の長の意志…妖がもう仲たがいしているときではない。
海面から現れる無数の東の妖達。一鬼を含めた彼らが、西の妖達を救助していく。
奥へと飛び込み、神野の手を取ったのは東の長。イズナもかがりと雷信に助けられた。
だが、イズナは知っている。うしおととらは別の方向に流されたことを。二人はまだ下にいる!
未だ嵐渦巻く海の深くで。
うしおととらは、自分達の周りに小さな結界が張られているのに気づく。
そこは岩柱のそば。うしおはそれが母・須磨子のものだと気づく。だが、姿は見えない。
須磨子もまた、うしおの姿を見ないまま、二人を海の上へと送り出して…ただ一筋、涙を流していた。
やべえ、とらと白面の関係が気になる
眉毛が素敵
すますまやっぱイラネ
かがりタンハオレノモンダ
とらと白面の因縁も気になるが、それ以上に須磨子の眉毛が気になる俺。
最後のコマ、真面目で重いシーンなんだけど、
あの皺の所為かちょっとふいてしまった。
ごめんよ、藤田。
須磨子さんの顔が男前すぎwww
なんで話の展開より、とらと白面の事より、眉毛の方が話題性高いんだよw
個人的には、神野に手を差し伸べる東の長が妙に格好いいと思った。
長は天狗になると服まで変わるんだよな‥‥‥
でもああいう場面で下手なモノローグをやたらと入れたりせずに、
一筋の涙だけで「見せる」というか、語らせるところはスゴイと思った。
そりゃまあ眉毛は気になるけどさw
とらってあれだ、
昔に白面が槍にボロボロにされたときに、
槍を食い止めて食いちぎられ放置された尾が変化した妖怪なんだよきっと。
だから槍に弱いし、槍作られたときに何か思い出しそうになってたわけだ。
これは、白面の尾がくらぎ他に変化していたことからの予想。
イズナがいい思いをしている事について・・・
白面、記憶力いいな。
うしおと白面の間に割って入るとら、かっこいいな
ところで須磨子は、目が見えないんだろうか?
暗闇の中にいて深海魚のように目が退化しちゃったんだろうか。
かわいそうだな。
目を見開くと出目金のようになりまする
>587
あえて目をつぶすことで第六感とか霊力とかを高めるって修行ががあるらしいからな。
セイント星矢のシャカとかFF3のグルガン族とか。
そういうのやったんじゃない?
590 :
1/2:2005/05/25(水) 00:07:42 ID:???
第二百十八話ネタバレ
其の弐拾六 戦一時終結
通常の20倍もの結界で、白面を封じた須磨子。だが、それが長く持たないことは白面にも分かる。
我がおまえの結界から、飛び立つのはすぐだ!
妖どもよ、人間どもよ!!すぐだ!すぐに滅し尽くしてやるぞ!この白面の者が甦ってな!!
洋上。生き延びた西の妖達は、東の妖達に支えられている。神野は完敗を認める。白面の者は…強かった…
東の長は、神野に東の結界自在妖を見せる。遠距離から結界を張れるそれによって嵐から救助に成功した。
だが、それでも東の長は白面への攻撃を認めなかった。
八百年前、白面を完全に倒せなかった戦いですら、人間達や妖が総出で当たった。
妖達だけで…ましてや東と西が協力もできぬのに、あの白面に勝てるわけはなかったのだ…
嵐の渦巻く先を見つめ、雷信達はうしおととらを待っている。
待ちきれず飛び出そうとする一鬼と雷信。だが…かがりが光を見つける。
光の中、ゆっくり海面へと向かううしおととら。止めにいったはずなのに戦いまくっていたことをつっこまれ、
うしおは言葉に詰まる。白面とやるたびにギリョウの憎しみに引っ張られていては満足に戦えないが…
獣の槍を押さえていたジエメイが再び姿を現し、うしおに兄への許しを請う。
ギリョウの憎しみはどうすることもできない。ジエメイにできるのは、槍にとどまってうしおに槍を返すことだけ。
ギリョウのあまりに強烈な怒りの心が、獣の槍の強さの限界となっている。でも、ジエメイには何もできない。
「兄は…父や…母や…私を……愛しすぎたのですね。」
「それ…悪いことなのかい…ちがうだろ…」
それには、ジエメイは答えられない。代わりに、二人に現状を伝える。
須磨子が結界を張り続けられるのはあと四か月−四か月後に白面は自由を取り戻す。
そんなすぐにコノ鼻クソが強くなるわきゃねーだろ!?滅茶苦茶に言うとら。ジエメイは言う。それは…
「あなたに頼ってはなりませんか…とら。」
そして、うしおととらに、兄を許してくれと頼んで、ジエメイは再び消えていった。
591 :
2/2:2005/05/25(水) 00:08:41 ID:???
静かな海の中、うしおはとらに呼びかける。
結局、いつもオレとおまえの二人なワケよ。北海道まで旅した時も、大昔の中国へ行った時も。
とらはうしおを喰うために苦労してきた。うしおも頼んでとらに助けてもらったわけじゃない。
「ただよ、次に白面が出てきて、最期の戦いになった時も…
結局−おまえと二人で戦うんだろうなぁ…ってな。」
「ふん。」
相変わらずの能天気だ、あの白面に勝つつもりかよ?笑いながら、とらは言う。
そうだぜ…うしおも答える。白面はすごく強いが…獣の槍で切った時、手ごたえはあった。だから…
うしおととらを迎える、雷信、かがり、一鬼、イズナ。
だからきっと…みんなで力を合わせれば必ず!!
獣の槍の由来を神野に語る東の長。人の憎しみ、畏るべし…
妖が人を殺す気配に敏感に反応するが、それは白面への怒りの副産物。槍の本当の目的は白面の者なのだから。
そして…あの槍だけが白面を貫けるのだ。
神野は悔やむ。東と西の妖が協力し、潮の戦術的有利を考えていれば勝てたかもしれぬのに、と。
だが東の長は責めず、もうひとつの課題を口にする。それは、人間達とも共同戦線を張ること。
八百年前の戦いのように。
できるかな?問われた神野はうしおの行動を思い返す。敵だった神野達を必死で護ったうしおの姿。
東の長…山ン本よ。昔の我なら思いもせぬのじゃろうが…そうだな。
妖達が騒ぎ、上がって来たとの声が挙がる。駆け寄る東西の妖達。
獣の槍を手にし、海上に現れたうしおととら!
その姿を見て、神野は確信する。ああそうだ…白面の者は倒せる!
人間にあのような者がおるならばな!!
最終回が見えてきたな・・・。
先週までの大戦闘よりも良かったけど、
今週の、まったりしたうしおととらの会話とか神野と山ン本の会話とか海から上がってくる画とか
こっちのほうが何かイイなぁ……。
最後もやっぱりうしおととらの2人で決めるのか。
白面との戦いが楽しみだな。
そろそろラストが近そうだな
あとは潮が修行してもう一段階くらいパワーアップし、人間とも協力…まあこれは光覇明宗があるからすぐか…の後に最終決戦
単行本にして、残り2〜3巻くらい?
妖怪と人間が共同戦線を張るということは、光覇明宗と組むことになるんだろうか?
雷信や一鬼と、流や杜綱が共に戦う姿、見てみたいな。
凶羅と一鬼のコンビが見たい。
十郎の抜けた穴にキリオが入って
鎌使いトリオ復活、と大胆予想。
四ヶ月っつっても、うしおの修行エピソードとか、とらと白面因縁の謎とかで、まだ話は続きそうじゃね?
四ヶ月って事は、潮が三年生に進級した直後位かな?
しかし、お役目様が言いたかった、「仲良うせんとあかんよ」ってこういう事だったのか。
>600
新年の話があって、その次に学校始まってる中での話があって、
その次の章から約4ヶ月だから‥‥少なくとも進級直後ではなさそう。
5月〜6月ってところじゃないかな。
まあ、復活が早まるか遅くなるかは別として、そのまますんなりと行くとは限らないけど。
>>597 凶羅は最後まで味方にはならず戦って決着をつける予感・・・
ちょっと照れながら「いつもオレとおまえの二人なワケよ」
とか言ううしおが良かったな。
いっつも自然につるんでる友達に、改めてそういうことを言う照れくささ
・・ってもんが上手く表現されてる。
それを、軽く呆れながらもちゃんと聞いてるとらもいい。
第二百十九話ネタバレ
第三十五章「満月」
西表島の満月の夜。大きな川には変化(マムジン)が出る。タチの悪い変化、
カニマムジンが連れ出した赤子を助けるため、キムジン達は高千穂の空屋敷を訪ねることにした。
内から門を開けたのは間抜けで変な妖(=うしお)と強そうな金色の妖(=とら)。
間抜けな方の一存で二人はキムジンに同行する。
赤ちゃんを助けたい。だってかわいいから。変な妖は赤子を見て笑った。ああ、そうだよな。
カニマムジンの住む川に着くと、変わっていく間抜けな方の妖と槍。
金色の妖の雷が、変な妖の槍が、カニマムジンをあっさりと滅ぼしていく。
「赤ちゃん喰ったらその赤ちゃん…母ちゃんと暮らせねえだろがよ!」
そして、二匹の妖がカニマムジンを葬った。
変な妖はキムジン達に言う。きっと赤ちゃんは言ってるぜ。
「おまえらにありがとうってな!」
そう言って笑った妖の目に、大きい満月が浮かんでいた。
あしたの朝、両親は玄関の前で赤ちゃんを見つけるだろう。
赤ちゃんの乗った木の舟には小さな木の実…古いおもちゃ…金色の毛が一本、そして−
満月の光のかけらが少し−
高千穂空屋敷"宿直"の日記より−
おお、何かええ話だな。
西の国・妖大戦は面白かったものの長くてちょっと疲れたし、こういう短編でホッと一息つけるのはいいね。
うしお妖扱いかよ!
まあ、普通人間がこんなとこ(空屋敷)にいるわけないが。
いい最終回だった
>>607 こんないい最終回ヤダ! まだ戦いはこれかだ!!とかのほうがマシだよ!!
うしおは絵描くより、文章書いたほうがはるかに合ってる気がする。
キムジンの腕が切られるシーンについて。
肉が詰まってて上手そうだった
カニの方が美味しそう
昔話っぽい、のどかな話だな。
次回からは怒涛の展開な予感。
しばらくは最終決戦に向けての修行編なんじゃない?
うしおに修行ってのもあまり似合わないけど…。
ヒロイン2人、しばらくご無沙汰ですよっ
次の話で登場キボンヌ
614 :
1/2:2005/05/27(金) 00:35:39 ID:???
第二百二十話ネタバレ
第三十六章「かがりととらおつかいに」
まだ空屋敷に滞在しているうしお達。イズナはうしおにかがりの事を相談する。
かがりはとらに惚れているが、足手まといになるくらいなら見ているだけでいいと言う。
かがりのために一肌ぬごうと、イズナはうしおに計画を持ちかけた。
そして、半強制的にかがリととらはうしおの服を買いに町に行く事に。
当然のように怒るとらと、それを申し訳なく思いながら浮かれるかがり。そんな二人の前に一人の鳥妖が現れる。
700年前にとらに助けてもらったと、礼を言う鳥妖。とらはそんなもんじゃないと言って去っていく。
妖が助けてもらってありがとうじゃねえや!かがりは鳥妖がきれいだったと気にするが、とらはそっけない。
そんなかがりに、とらは何かを言いかけて−止めた。
町の中。とらは姿を消しているが、二人は何故か注目される。
人間の男は人間の女を見るもので、おめえはこれがまた−とらはかがりに理由を教えようとするが、
寒そうに見えると!かがりは勘違いしたまま納得する。
そこに通りかかったチンピラ風の男達。かがりは鳥妖の真似をしようとし、わざと捕まってみせるが、
とらはその頃はんばっが屋を眺めていた。結局自分で追い払うかがり。
(私なんて…とらさまの眼中にもないのね…)
615 :
2/2:2005/05/27(金) 00:36:30 ID:???
はんばっかのおいしさをとらが説明すると、かがりは買ってくると宣言。
「てれ焼きばっか」な!>「てら焼き」>「てろ焼け」>キ、キレイなヒトなのに…
買って出てくるととらの姿がない。買ってきたはんばっかを近くの車の上に置くと、かがりは嘆いた。
と、その隣の銀行に押し入っていた銀行強盗が、はんばっかを乗せたまま車に乗り込み逃走する。
とら様の「はんばっか」返せ!かがりは車を追い、銃弾をものともせずに車を切り壊した。
タンクローラーに突っ込む車。何事もなかったかのようにはんばっかを手にしたかがり。
その後ろでタンクローラーが爆発!爆炎の傍らで銀行強盗は逮捕され、かがりは…空にいた。
とらに助けられ、礼を言うかがり。先ほどと同じように怒るとら。わしは弱ーヤツはキラエだ!
「だけどな…車を追ってた時のおめえは、なかなか良かったぜ。」
とらはかがりの気持ちには気づいていないが、動きがぎこちないのは気になっていた。
おめーはそんな妖じゃねえだろ!初対面で腕を切り落とされた事を挙げ、もっとガンガンいけばいいと伝える。
空屋敷に戻った二人。とらは白面とやり合う。かがりは?わしと一緒に白面をぶったおすか?
その問いかけに喜びながら、それでも足手まといではと聞かずにいられない。
とらは言った。足手まといさ。わしにとっちゃわし以外全部の妖がな……
「でもおめえはそうでもねえ。マシな方さ。」
「……はい!」
その頃雷信は平謝りし、うしおはセーラー服を渡されて泣いていた。
よし、かがりは俺の嫁。
何だこれ?前回に引き続き仄々展開だな。
しかし、とらの美の基準って人間に近いのかな?
一応かがりが美人だってのは認識してるっぽいし。
何処で買ったんだその服かがりーっw
>>617 西の鎌鼬の女も人間の服が気に入っていたみたいだし、
長男もかがりを美人と認めていたし、
それほど不思議じゃない。
まぁ、かがりの美意識は人間とかけ離れているのかもしれないがw
いや、とらに惚れてるってことは、かがりの美意識はそこまで人間離れしてはいないと思う
これで一鬼みたいなのがタイプとか言われたらさすがに引くがw
一言で妖怪といっても、人間に近い姿をしているのもいれば
魚妖とか衾とかシュムナみたいなのまでいるしなぁ…
というか、かがり自身、姿を変えられるってところから外見には無頓着なんじゃないだろか?
でも西の鎌鼬の女は…
そういえば前回潮は雷信の服着てたんだな。
かなりぶかぶかだったようだが…
あれはあれでかっこいい
前に白面が死んだ化け物を復活させては以下にするという予想があったが
そうすると・・・・雷信・かがりVS十郎・゚・(つД`)・゚・
627 :
:2005/05/27(金) 15:31:16 ID:A5EoxP38
それだったら「十郎の鎌はこんな程度のもんじゃなかった」的な展開に
うしおには負けるけど、とらも結構モテるよな…。
第二百二十一話ネタバレ
第三十七章「TATARI BREAKER」
其の壱 KIDNAPPING〜誘拐〜
いつもの口上を述べた後、いつも通りに始まるうしおととらの喧嘩。
それを麻子があっさり仲裁。留守を預かる照道さんも感心する。紫暮はまだ帰ってはいないようだ。
頼まれもしないのに学校に呼びにきた麻子。とらは源平時代の巴御前を思い返しながら、麻子の事を感心する。
と、麻子はとらにも説教し、うしおと握手させる。関係を伝えてもわからないらしい。
取り憑いていることは理解してるらしい麻子が、うしおを引きずりながらとらを呼ぶが、
気分が乗らないとらは一人飛び去っていった。
芙玄院を出るうしおと麻子。そして、その二人を捉えるひとつのレンズ。何者かがうしおを計る。
うしおをαと呼び、心拍数や体温、そして謎のキルリアン値を計測。麻子と獣の槍にも目は向けられる。
獣の槍のデータを計り、キルリアン反応が槍その物ではなく布から出てる事に訝しがる。
二人は学校へ向かう。その報告に満足する、三人の、老科学者風の外人達。
うしおと麻子は話しながら学校に向かう。髪型の話題になっても相変わらずの二人。
そんな二人に対し、人波が切れたのを見計らって大型の車が接近。
中から出てきた外人の男達は麻子を捕まえる。うしおは変化しないまま槍を振るい、それを助ける。
だが…うしおが一方に気を取られる隙に、男達の一人はスタンガンで麻子を無力化させた。
そしてうしおも捕らえられる。友達のためを思うなら来いと言われ、抵抗もできない。
拘束され、車に乗せられたうしお。それを興味深そうに眺めるのは、先ほどの三人の博士達だった。
たたり ぶれいかー
何か変なタイトルだな。日本語と英語。
対ロボットになるのか?
キルリアンって何だろう。
三人の博士が妖に見えるのは俺だけじゃないはずだ!
麻子強化ウィークか……。いいじゃない。
今回も碑妖あたりに取り付かれた科学者とかが黒幕かねぇ?
>>634 俺には妖怪小泣き爺二匹と砂かけ婆一匹に見えた。
つーかアレ、博士に化けた妖だろ?
ここでオリジナルじゃない子供でも知ってるポピュラーな妖を出してくるとは意表をつかれたぜ
この科学者達と一悶着あって、結果的には現代テクノロジーで白面戦をバックアップ
してくれる味方になるっつー流れか??
>>637 人間の兵器ごときじゃ白面はビクともしないんじゃないか?
全弾命中して喜んだのもつかの間、煙が晴れると無傷だったみたいな
獣の槍以外にダメージ与える方法あるのかと。
ちょっと強く描写しすぎじゃないかなぁ?
>>633 生物から出るオーラとかみたいなもん。
キルリアン写真って、特殊な撮影方法で葉っぱとか撮影すると周りが赤く光ってたりするやつ。
はて、妖にもキルリアンは出とるのか?
あさあさは俺のもんだ
いや、過去の戦闘の回想シーンで、妖怪や祈祷師なんかと一緒に弓や刀なんかの
通常兵器で武装した武者達もいたような・・・。
白面じゃないが、衾タンも人間のハイテク兵器で葬られたしね。
白面が眠ってる間に最も進歩したのは人間の科学力であって、白面にとって未知の
それは脅威になりえるんじゃないだろうか?
通常兵器じゃ厳しいかもしれんが、そのキルリアンなんたらを利用して対白面用武器
が出てくるかもしれんぞ。
かといって、獣の槍に補器類をゴテゴテつけられて「獣の槍Ver2.05」とか出てきても
萎えるがな。
獣の槍も鉛で封印されとったし、
意外と妖って鉛弾に弱いんじゃなかろうか。
つか妖って鉄に弱い設定だしな。
>643
しかし、妖大戦の白面の強さを見ると、人智の及ぶところじゃないような気がするんだけどなあ。
大体「科学」ってこの手のマンガじゃ格好のかませ犬じゃないか?
>獣の槍Ver2.05
どのバージョンもセキュリティホールに重大な欠陥がありそうだw
白面は以前より遥かに強くなってるという設定だったような……
>大体「科学」ってこの手のマンガじゃ格好のかませ犬じゃないか?
まぁね・・・。ただ、「小難しい科学なんて糞食らえ!世の中、人間には理解できない不思議なことが
たくさんあるんだ!そんでもって『気持ち』さえ強けりゃ出来ないことなんてねーんだよ!」
的な底の浅い展開にはして欲しくないんだよなぁ・・・。
人間と妖怪が本当の意味で協力するとしたら、
光覇明宗のようなマイナー特殊能力集団だけじゃなくて、
特殊能力を持たない一般人も戦いに参加しないとダメだと思う。
そういう人は、科学の力に頼るしかない。
科学で妖怪と戦うような漫画ってある?
科学の仕切をどこにおくかってのも微妙な気もするが。
漫画じゃないがゴーストバスターズ
十五郎
>>650 美神とか、わりとそーいうところがあると思う。
SFとファンタジーのチャンポンというか。
最近始まった「ジオブリーダーズ」とかいう漫画では、
化け猫をノーパソのプログラムで封印してた。
あれは妖怪が科学で戦ってるような漫画だったな。
>650
あすかあきおの「ザ・超能力」「ザ・怪奇」
また、真由子はハブられるのですね・・・
今後、見せ場らしきものはやってくるのだろうか?
キルリアンとかいうのを強さの尺度にするんだろうか。
戦闘力とか超人パワーみたいに。
…ジャンプ漫画の展開になりそうな予感!
そりゃ、あるだろう
ところで、モニター画面に 2/29 Wed とあるが、何年だろう?
>>657 と…年については
か…考えるな!常に現代だと思え!!
お前さんも経験あるだろう
格闘ゲームキャラのプロフィールで、
ゲーム発売時には1○歳として設定された少女キャラが、ブーム最盛期には…とか
20代前半のはずの素敵なお兄さんが、もう三十路前、とか…
実は今現在で考えると潮達は40歳、とか嫌だろう?
僕は…嫌だ
白面「私のキルリアン値は53万(ry
とら「変身しろ!白面」
>>657 UNIXのcalコマンドによると
1984年と2012年で2月29日が水曜日だった
しかしもちろん1984年には白面は来ていない
これは白面は2012年に復活する、ということなんだよ!
2012年て、マヤの予言の年じゃなかったっけ?
663 :
1/2:2005/05/29(日) 00:03:41 ID:???
第二百二十二話ネタバレ
其の弐 H・A・M・M・R〜ハマー機関〜
三人の博士の言動に戸惑ううしお。だが、その意識は麻子の声を聞いて、そちらに向けられる。
麻子も乗せようとする男達。うしおは怒り、槍を足で扱うと男を蹴り飛ばした。
手を拘束されたままのうしおは、槍を口でくわえ、更に二人を打ちのめす。そして、麻子に逃げろと叫ぶ。
逃げたくない麻子。だが、うしおはオヤジの助けが要るかもと頼み、麻子も受け入れた。
その戦況を楽しそうに見つめる博士達。情報が取れたのを見計らって、麻酔銃でうしおを捕獲させた。
東京のとあるビル。関係者立ち入り禁止の部屋の中、そこにいるのは紫暮。
そして、合い言葉を告げて入ってきたのはなんと厚沢さんだった。
特殊災害対策室。妖怪による事件の処理を行う自衛隊の特別班。ここで二人は知り合っていた。
昔から、光覇明宗と国は密接な関係にあったが、対応は光覇明宗だけに任されてきた。
だが、白面の者の胎動とともに妖の災害が増加。ついに国も動いた。
すでに無視できぬ、来たるべき白面の者との最後の戦いに向けて…
今日厚沢が訪れたのは、H・A・M・M・Rについての報告のため。H・A・M・M・R…ハマー。
妖怪の科学的な分析、そしてそれに効力のある兵器を開発するためにアメリカに技術援助を頼み、
そしてアメリカから派遣された集団がハマー。アメリカは及び腰になり、ハマー機関は規模縮小されたが…
そのハマーが、過剰な研究心のために暴走したのだ。
664 :
2/2:2005/05/29(日) 00:04:44 ID:???
そのハマーの研究所で目を覚ましたうしお。ベッドに寝かされ、縛られている。
うしおを見下ろす三人の博士。これからワタシ達はあなたを研究させてもらう。
うしおと獣の槍がいかに超-形態(メタモルフォーズ)を破壊するかを。超-形態−日本で言う、バケモノを。
ヘレン・マーコフ。ニコラス・ケストラー。マルコ・パブロティ。
三人の博士率いる「ハマー機関」は対白面の者を最終目的にした兵器づくりを共同で行うはずだった。
それが、いつしか研究の対象がより具体的なものへと移っていったのだ。
白面の者を破壊する研究を進めてきたハマー。だが、成果は良くない。妖の情報が少ないから。
だから、ハマーはうしおと、槍と、そしてもう一つに協力してもらうことにしたのだ。
博士達は言う。最近白面と交戦した槍の、刃の表面に白面の体組織の一部が少しでも付着していれば…
我々はさらに成果をあげられるのだ。
結局学校に来ていたとらは、真由子にもらったはんばっがをほうばりながらうしおを待っていた。
そこに駆けてくる麻子。そして、それをようやく発見したハマーの男達。
男達が殴ってでも連れて行こうとした所に、とらが割って入る。うしおが、どしたって?
男達を無造作に投げ捨てるとらを見て、一人の男が報告する。目標、残る一体、β発見!
結構面白そうな話になりそう。
科学的見地から獣の槍ととらと白面を調べるなんて面白そうじゃないか、ものすっごいかませ犬になりそうでw
妖怪が妖怪同士で結束を固めている間に、
人間も人間同士で結束を固めていたというわけか・・・。
MMRの連中め、こんなところにまで手を伸ばしていたとは?!
厚沢さん!
あんた本当に厚沢さんなのか!
ということは、三人の博士が叫ぶわけですね
ΩΩΩ<な、なんだってー!
キバヤシは・・・・・
●?
●<つまり、白面の者こそが、恐怖の大王だったんだよ!
(; ・`д・´) な、なんだってー!! (`・д´・ ;)
しかし、H・A・M・M・Rって何の略なんだ?
英語の成績悪い俺には分からんな
「はぁ?MMR」
「ホントは・愛してる・MMR」
「破滅・終末を愛するMMR」
なんで一般人にトラが見えるんだ?
麻子にも見えるように姿出したんじゃないの?
真由子だって、いつの間にか姿消してるとらが見えるようになってたんだから
麻子にそれができても不思議はない
MMRの人たちは科学の力
とらも気になるが、今回のグロ描写もかなりきてるな
体液を巻き散らして死んだとか・・・orz〈オェ・・・
とらと麻子の接点ってあまりなかったから、ちょっと面白そう。
ところで、とらを拉致しようとしてるっぽいけど、どうやるつもりなんだ。
麻酔銃なんて効かないだろうし、人間にどうにか出来る相手じゃないぞ?
凶羅にも金票にもどうにかされそうになってた気がする
本当に本気出したんだろうか
とらって案外簡単にあやういところまで追い込まれるけど、
死ぬとかそーいう概念がないから最終的には勝つ、そんなイメージ。
負けるとしたら封印系だな。槍で縫いとめるか、白面みたいに結界で囲むか。
>>681 人工の結界発生装置みたいの使うんじゃない?
HOURIKI-machine とかかな。
金で金票さんを雇った方がてっとり早い
ところで今週のバレまだー(AA略)
第二百二十三話ネタバレ
其の参 THUNDER METAMORPHOSE〜雷妖〜
β=とらの出現を報告し、応援を乞う男達。博士達はモンストラムを二体出動させる。
これでトラもすぐにやってくる。二人仲良く揃った所で実験に協力してもらうという。
事態を飲み込めないうしおは、何の集団なのかを聞く。日本ではこれまで妖退治は法力僧に頼っていた。
だが、それだけでは勝てない!だから兵器の開発が必要となり、
そのために派遣されたアメリカの科学技術者集団。
それがHEAD ANTI METAMORPHOSE MEASURE RESERCH=H・A・M・M・R。「ハマー」機関!
男達をあっさり蹴散らし、麻子に事情を聞くとら。うしおを助けてと頼む麻子のカン違いをなおそうとするが…
そこにハマーの応援が到着。トラックから降ろされる箱を見て、とらは自分にも用があるのだと知る。
その画像を見ながら、博士達はうしおに説明する。
捕獲に成功した妖に機械処理を施し、いうことを聞くかわいいペットにしたもの。それがモンストラム。
箱の二つの扉から、飛び出す二体のモンストラム!狼男を元にし、本来の5倍の力を持つと言う。
だが、次の瞬間その一体がとらに叩き伏せられる。
更に襲い来る一体の爪を殴り壊すと、そのまま雷で焼き尽くした。
あぶない?そりゃあこいつらのコトだろ…なァ?
それを見てうしおは笑い出す。だが博士達に動揺はない。モンストラムもしょせんは使い捨て。
そして、指示を願う現場に対して命令を下す。キルリアン振動機を使いなさい。
圧勝したとらだが、何かの違和感を感じていた。うしおが捕まってるとしたら…とらは麻子に何かを教える。
一方、ハマー側はキルリアン振動機を用意。強力な磁場を発生させ、目標を行動不能にさせる機械。
これが効果をあげれば本国の上の連中も気づくだろう。「あれ」に畏れをなし「白面の者」から手を引く愚さを…
キルリアン振動機が起動し、その磁場がとらを締め付ける。とらもハマーに捕獲され…麻子も仕方なく同行する。
何故麻子も?ハマーにはうしお達の協力が必要だから。麻子の身を盾に、実験に協力するよう促す博士達。
必ず「白面の者」を倒す兵器をつくる!そして「あれ」を必ず打ち砕く!
「関わった者を全て殺してしまう、白面の者の−TATARIを!」
モンストラムがかませだと分かっていても、軽く蹴散らすとらに痺れてしまった。
相変わらず格好いい奴だのう。
「流ととら」「真由子ととら」「かがりととら」と来て、
次は「麻子ととら」か?
とらはカッコいいけど結界系に耐性がないのう……。
白面が結界使えるようになってたりしたら大変だ。
麻子パンチラはあはあ
TATARIって祟り?
てか、ここでアメリカが噛んでくるというのが妙にリアルだ。
で、親は知ってるのに潮には何も知らされていないというのも妙にリアルだ。
うーん、白面に対する戦力として、今のところは
お役目、光覇明宗、妖怪連、それにHAMMRか。
みんな結界作成能力はある(HAMMRはなんぼほどかわからんが)けど、
それだけじゃ勝てないだろ。先の妖大戦見ても。お役目の結界能力を見ても、結界は白面を拘束できても、攻撃手段とはなりえない。
攻撃手段は考えてるのだろうか。獣の槍だけか?
それと、今回出てきたHAMMR。
仮に潮の協力者になったとしても、所詮科学者は普通人でしょ。
絶対そこを白面に付け込まれるような気がするんだがなあ。
そもそもこいつらが素直に潮たちと手を組めそうな気は今のところしないよなあ。
(潮も実験道具でしょ、あの扱い)
西の妖たちが潮と和解したように、
HAMMRと潮もいずれ和解するんじゃない?
しかし、狼男を改造した挙句使い捨てにしているあたり、
HAMMRと妖怪達とはまず手を組めそうにないな。
だめだ・・・横文字が多くてついていけんっ・・・・・・!!
かっこいいな、トラ・・・
現時点の各勢力の相性図
潮
役◎
光◎◎
自○○○
H ×△△△
東◎△△△×
西○△△△×○
潮役光自H東西
今回の話でHAMMRがどう変わるかだな…。
>>695 白面との決戦時には
お役目は力使い果たしてしおしおのぷ〜
激しく足手まといにかならなそうな
>>700 貴様っ!力を使い果たしたお役目をしおしおのぷ〜だと!?
日本を守り続けてきた人にその表現はあんまりじゃないか・・・・
し お し お の ぷ 〜 は お 前 だ
力を使い果たしたお役目は、
我が子の目の前で数百年分一気に老化して…
元の5倍であの程度の強さしかないモンストラムしか作れないのに
白面と戦えるわけが無いじゃないかw
だけどトラを封じ込めた機械を作った連中だから
結構いい線いくんじゃないか?
元の5倍って処がポイントなんじゃなかろうか。
仮に妖達と手を組んだ場合、西対東戦で大活躍だった間鎚の能力を5倍に引き上げてやれれば……
だったらそれこそ、とらの力を5倍に引き上げてやれば・・・
正直、とらの噛ませになる以外の展開が思いつかない
そういえばこの狼男って以前獣化した潮に何もしてないのに殺された哀れな妖怪になんとなく似てる
あの狼男が最強だったのによくとらに手を出そうとしたなw
>>695 >攻撃手段は考えてるのだろうか。獣の槍だけか?
「結界系」のキルリアン振動器はそこそこモノになったが、「攻撃系」兵器の
開発が自分達だけでは手詰まりになってしまったから獣の槍と使い手に手を
出したんだろーな。
やり方やキャラクターに問題はあるが、人間に災厄をもたらす白面を滅殺する
という目的は潮や光覇と同じ。藤田漫画の明らかな死にキャラ(最近で言うと
西の鎌鼬3兄弟)とは違うところだな。
きっと、研究心が暴走してしまった理由なんかも明らかになって潮と手を結ぶ
オチになるんだと思うが・・・。
そう考えると「うしおととら」における潮の役回りは、人間・特殊能力者・妖怪
・・・それらを結びつける役であって、それは御角の「みんな仲ようせんと・・・」
に凝縮されているのではないかと。
第二百二十四話ネタバレ
其の四 EXAMINATION〜調査〜
うしおを搬送しながら、博士達はうしおに語る。ハマーの初代日本支局長の死から始まった惨劇を。
アメリカも早くから白面には目を付けていた。史上最大の妖、白面の者の調査によって、
独自に進めていた超-形態の研究は進歩をとげ、アメリカ国民に大きな利益をもたらすだろうと。
だが、ハマーに関わる者達が次々に死を遂げていく。交通事故から、不可解な急病まで。
そして、後者の者達は死の前に白く輝く目を見たと言う。白面の者の、白い目が。
ニコラスに言わせれば、妖を相手にする以上、それくらいの不可思議な危険は覚悟して当然。
だが、怖気づいた政府上層部は日本撤退を決定する。白面に関わる者の死をこう呼んで。
T A T A R I と…
だが、本国の帰還命令に背いてでも白面打倒の兵器を作り上げようとするハマー。だからうしお達を拉致した。
運ばれた先で、うしおは機械に囲まれた獣の槍を見る。科学的な分析結果を語る博士達。
白面の者の体組織を発見し、採取すると、更に材質構成を語りだす。
だが、うしおは知っている。成分など関係なく、槍はジエメイやギリョウそのものなのだと。
幸せだった家族の悔しさと、悲しみが形をとったものなのだと。
そんなコトも知らないで触るな!機械なんかで計るな!
拘束されたまま叫ぶ。だまれ!それ以上…いうんじゃねえ!
冷静に、鎮痛薬を打たれるうしお。動けないうしおを前に、解剖などと平気で口にする博士達。
更にキルリアン反応の実験のため、博士達は槍に電流を流す。うしおは怒りながらも見ているしかない。
拘束され、運ばれてきたとらと麻子。とらの周りにはキルリアン安定機が。
だが、二人が目配せすると、とらが不意に小細工し、周りの人員の目をそらす。
その隙にとらは髪で麻子の分身を作ると、本物のほうの拘束を雷で解いた。
すかさず隠れる麻子。注意がとらに向けられた隙にその場から離れる。
それは、事前に打ち合わせた行動。とらはわざとつかまり、麻子にうしおを探させようとしていたのだ。
ひっぱればとらに伝わるらしい髪の毛を手に結び、麻子はハマーの施設内を走る。
うしお待ってて!必ず助けてあげる!
白面いつからそんな能力持ってたんだ?
潮の周りの奴とか危ないな。麻子とか
やり方はともかく、結構肝っ玉座ってるな。この博士達。
白面の祟りで周囲の仲間が死んでいったら、俺なら真っ先に逃げ出しちゃうw
とら、あれ演技だったのか…VS血袴の時を考えると素晴らしい進歩だな
この博士達は、造剣や符咒と言った手段を科学に置き換えたギリョウや金票なんじゃなかろうか。
>>712 杜綱兄のように婢妖が体の中に入って幻覚とか見せて死なせてるんじゃないか?
今まであの狼男ていどの妖でしか試験できてないであろう装置でとらを
抑える事ができると思ってるのはすごい自信だよな
>>717 まぁあのような装置の場合、理論さえ確立されていれば性能は「出力」でしか
ないし、出力は装置の大きささえ無視すれば底なしだからな。
キルリアン振動器の仕様が、計算上とらを抑えるに足りるものと算出されれば
技術者として自信を持って使うだろうな。
問題はあくまで「計算上」というところなんだが・・・。うしおととらの場合
未知のハイテンション係数が存在するからなw
今まで何百年と白面に関わってきた光覇明宗は、
TATARI に対する対抗策もちゃんと持ってるんだろうな。
関わって来たといっても白面は海の底だしなぁ・・・。
伝承候補者はあっさり頭乗っ取られるし
TATARIがHAMMRを襲ったということは、白面にとっては妖達よりも光覇明宗よりもHAMMRが脅威だったということじゃないか?
>>721 その理屈でいくと、お役目よりも獣の槍よりも
HAMMRのほうが脅威だということになる罠。
簡単につぶせそうだっただけじゃないか?
どれも脅威ではあるが、その中で唯一TATARIに耐性が無いのがHAMMRだったと考えるのはどうだろう?
しかし、「祟り」って神の所業じゃないか?って事は白面は神なのか?
それこそ、触らぬ神ならぬ、触らぬ白面にTATARIなしってことなんでしょうな。
光覇明宗の連中や日本の妖達はともかく、自衛隊関連の人達は耐性としてはHAMMRと同レベルだと思う。
が、そういう人達も、日本にいる以上いくらTATAられようが最終的には戦うしかないわけで。
アメリカとしては白面が復活して、日本での戦況を見てから改めて対策練るだけの余裕があるから。
(今までも妖怪研究自体はしっかりやってたようだし、多少後手に回っても遅過ぎってことはなさそう)
普段ならともかく、TATARIに立ち向かってまで協力する義理はないし、それを白面は計算済みなんでしょう。
だから真っ先にHAMMRが狙われたと。
逆に言えば、わざわざ日本に残ってまで打倒白面を目指してる連中って、ある意味奇特な奴なんだよな‥‥
俺もTATARIには違和感ある。どっちかっていうとNOROIじゃね?とか思う。
本当なら、日本ほどの大きさの島が沈むとなると
地球規模の超大地震・超大津波が起こった上に
世界中の気候・環境が激変する恐れがあるから、
世界中の人間が結束して立ち向かうべき問題だと思う。
まぁ、漫画だけどな…。
日本の後は世界だしね。
そういや米映画でエイリアンが侵略してくるってヤツがあったけど。
結局ウィルスミスと米軍と大統領がなんとかしちゃってたしね。
ウィルスミスはいろんな映画で宇宙人殺しすぎだね
まぁ結局みんなめんどくさいのが嫌いなんだね
外国の不安要素にまで白面が直接手を下すのは何か違和感あるなぁ。
斗和子あたりが独断で潰しにかかってたんじゃないかと思う。
>>721 光覇明宗は斗和子が分裂寸前に追い込んだじゃん。
槍と一緒に潰す計画だったと思うよ。
「その成果は軍事面を筆頭に多方面で生かされ、アメリカ国民に大きな利益をもたらすだろう。」
おまいら、白面知らんさかいこんなことが・・・・
「科学の力でTATARIなど打ち砕いてくれる」
「無知な者には、科学追求の崇高さなどわからないわ」
なんてベタな科学万能主義者なんだ。
まあ、ともかく噛ませ臭がプンプンしてきたわけだが
自分の大事なものが、ああも物扱いされちゃあ切れるわなあ。
潮、切れていいぞ。
しかし電気流すだけなんて普通だな。
ブリで叩くとか色々やればいいのに。
しかし、とらは麻子を信用してるようだけど、そんなに頼りにするような描写あったかねえ。
この章に来て麻子が異様に強い。米人のSPと戦えるってのがやっぱおかしい。
何か唐突感が。
槍の成分を分析されて怒るうしおがかっけぇ。拘束されて動けないのに、絵に動きがあっていい。
>>732 おいおい、麻子は本気を出せば
屋上から飛び降りて難なく着地できるスケ番娘を軽くのせるくらい強いですよ
多分、槍を持った潮を除けば校内最強
格闘技の世界大会で
上位入賞も狙えるんじゃないか?w>麻子
グラップラー麻子
見てえなあ、ユージローvs白面の者、微塵も恐れたりせんだろう。
WE HAVE A GOOD TIME!! THANK FOR YOU
このスレをご愛顧いただき
ありがとう ございました
私にとっては違うな!
741 :
1/2:2005/06/01(水) 00:07:09 ID:???
第二百二十五話ネタバレ
其の五 BALDANDERS〜バルトアンデルス〜
スカートに大きくスリットを作り、見た目を気にせず動きやすくした麻子は、
研究員に見つからないよう気をつけながら、辺りを探るが…それらしい場所は見つからない。
そのとき、重要そうな場所の扉が開く。人目に気をつけながら、それが閉まる前に中に滑り込んだ。
中にあったもの、それは様々なモンストラムの姿。ここはあのおばけ達の檻なんだ。
怖がりながら、それでもうしおを探して各所を探る麻子。その目が、一つの妖の前で止まった。
人間の少年のように見える妖が、体中にコードやパイプを付けられ、固定されている。
近寄り、声を掛けた麻子に、ヨーロッパの妖怪バルトアンデルスは早く逃げたほうがいいと促した。
本当は古い城の塔で眠っていたかった。自分は変身できるだけ。話す間に麻子の心に怒りが込み上がる。
「どんなに力を持ってたって、どんな目的を持ってたって、絶対によくない!」
バルトアンデルスを解放する事を決めた麻子は、彼自身の協力も得てキルリアン安定機を解除していく。
電流を流され、苦しむうしお。だが、博士達の望むような劇的な変化は現れない。獣の槍も同様だった。
まず、うしおが本当に槍の伝承者なのかを確認する。解剖の前に戦闘記録を取る事に決める。
ヘレナとマルコはそれのために残り、ニコラスは白面の体組織増殖の方を見ようと離れていった。
742 :
2/2:2005/06/01(水) 00:07:47 ID:???
バルトアンデルスを連れ、再び施設内を駆ける麻子。よく怒る麻子に感心するバル。
うしおやとらくんの方がよっぽど怒る。あの人間達よりも…きっと強い。麻子はバルと自身に言い聞かせる。
とらはキルリアン安定機で囲まれ、退屈している。そこにアナウンスが入り、てれぴんのスイッチがついた。
その中で、うしおが槍を手に機械と対峙している。回転し、棒が突き出る機械に打ちのめされるうしお。
馬鹿笑いするとらに博士達はうしお本人に間違いないかを確認。とらはほかにあんなマヌケ面いるかと答えた。
一方、電流でヘロヘロのうしおは本気で戦えと言われてもそう上手くはいかなかった。
別室では、ニコラスの監視の元、白面の者の体組織増殖実験が行われていた。
ほかの妖の組織を加えて、低い電流で刺激、すると次第に活性化し増殖していく。
順調に増殖は進み、二重のキルリアン安定機で安全性も問題ない。そのはずだったが…
バルの案内で麻子は重要研究区画へと辿り着く。そこにうしおもいるはず。
自分をいい「おばけ」だと主張するバルは、麻子の事もいい「人間」だと呼んで慕うが。
突如、近くの壁が爆発。そこから現れたのは鋭い岩の塊のような妖!
そこから白面の者のニオイを感じ取ったバルは、巨大な姿に変身し、麻子を庇って妖に掴み掛かる!
バルちゃんの強さは狼男以下だろうし戦力的には期待できないな
何だあの機械わw
ぶっちゃけ上手く回り込めば素人でも倒せそうな気がするが、やっぱりそうでもないんだろうか?
つか妖の敵意に反応する獣の槍の実験相手に、意志を持たないロボットを持ってくるあたり、底抜けの馬鹿だと思う。
なぜこの実験でモンストラムを使わないのか小一時間
>746
ならばとらにあの機械をぶつけるのか?
下手な実験すると暴走するのはお約束だな。
ここで暴走の原因が、実は白面の体組織じゃなくてカニマムジンのだったから、
とかなら神展開なんだが。
>>747
神展開というよりもカニ展開だな
>>746 いや、モンストラムは他にもいるっぽいし
バルトアンデルス、登場直後に死亡フラグじゃないか?
どうでも良いが、「バルダンダース」としか読めない。何語読みだ?
更にどうでも良いが、バルダンダースの眉毛が妙にムカつく。
眉毛は潮の特権だろうがよ。
>>750 ドイツ語。
『バルト(すぐに、じきに)』と『アンデルス(別の物)』という単語を組み合わせた怪物らしい。
「バルダンダースの犬」という童話を想像しちまった。
あさこのふともも
バルダンダース何でおまえ白面のニオイしっとるねんw
いつでも・ほかの・なにか
自分じゃなくて、相手を変身させる力持ってるなら強そうなのにな。
バルダンダース「お姉ちゃん、僕のソーセージを(ry
>>750 >眉毛は潮の特権だろうがよ。
眉子・・・じゃなかった、須磨子様がいらっしゃる。
糞「雌豚、お前の大好きな太いソーセージをくれてやろう」
バルダンダース、密かに麻子の制服弁償?
白面の者はワールドワイドなバケモノですね!
スカトロで太いソーセージで雌豚。
少年の格好してても変身する物は凄いな。
しかし、バルダンダースの能力って変身だけ?
変身ってとらや鎌鼬、山ン本も普通にやってたから、妖の標準的な能力だと思ってたが……。
糞とか太いソーセージみたいな凄い物に変身して戦って欲しい。
普通に、獣の槍に変化して戦えばいい
ソーセージは変化した物の能力獲得出来るのかな?それとも見た目だけの変化?
前者なら、やり方次第で無敵っぽいが……。変化に特化した妖ならそれ位やって欲しいな。
人間て2万ボルトの電流受けても生きていられるもんなのか?
人体への影響は
電圧値(ボルト)よりも電流値(アンペア)によって決まるので
電流値さえ小さければ割と大丈夫らしい。
1億ボルトの雷の直撃を受けて生きてた人もいるし。
もしお役目とかも捕まえることが可能なら
いろいろと拷問的な実験されたりするんかな
今、わかった…
アメリカは、敵だっ!!!!!!!!!!!!!!!
第二百二十六話ネタバレ
其の六 EMERGENCY〜緊急事態〜
バルトアンデルスをバルちゃんと呼び、和気藹々と進んでいた麻子。
麻子を庇うように変身したバルは、その妖を押さえつける。
そこに現れたのは、血だらけになったニコラス。事情を知るため、麻子はニコラスに掴み掛かる。
彼は白面の体組織を他の妖と化合し増殖しようとしたが、白面の増殖能力は彼の想像を超えていたのだ。
彼は現状に気づき叫ぶ。未完成な白面は超-形態の体を取り込んで完成に近づく!
白面のカケラは顔の先を細く無数に伸ばし、バルを吸収しようとする。
逃れられないバルは、心配する麻子に逃げろと言おうとするが…
相変わらず機械との戦闘を続けているうしお。そして、ハマー側の期待も相変わらず裏切られたままだった。
うしおに付けたキルリアン感知器は反応もしない。業を煮やしたハマー側は実験を中止する。
それをテレピンで十分堪能したとら。だが、そろそろ飽きてきた。その頃…不意に停電が起こる。
うしお達のいる場所も同じ。一人の研究員が駆け込み、マルコに事情を告げる。
暴走した白面の体組織がモンストラム達から妖を取り込んで、こちらに向かっている!
そこに、ニコラスを連れたまま麻子が駆け込んでくる。再会を喜ぶ二人。
そして、麻子は博士達に怒る。取り押さえようとした男も蹴り飛ばし、どうするのかと問いただす。
止めようとするハマーの兵士達。だが、頼みの綱のキルリアン振動機も効かない!
兵士達を虐殺しながら、白面のカケラはついにうしお達の部屋に辿り着く。
目の前の惨状と、白面のかけらからできた妖を見つめ、うしおは大勢の人を思い出す。
三博士に迫った白面のカケラの攻撃を、止めたのは獣の槍だった。
「ちくしょう…オレは…おまえらなんて大っ嫌いなのによ…でも…槍もオレも…」
「もう白面に殺されるヤツは見たくねえんだよ!!」
変化したうしおは気合いを込め、白面のカケラの先を砕く。そのキルリアン反応は10万8千!!
一方、蚊帳の外のとらも振動を感じ笑い出す。面白くなって来やがったぜ。
やっぱり潮は格好いいな、キルリアンとかゆーのも桁違いだし素敵だ!
とらのキルリアンはいくつなんだろ? 潮より少し下くらいか?
>2000・3000・5000・キルリアン反応10万8千!!
ちょっと、萎えた・・・
ジャンプ漫画じゃあるまいし
これからキルリアン反応値とやらで敵の強さを測っていくのかな?
うしおが10万8千とすると、ちょうど白面は53万ぐらいじゃないか?w
キルリアン反応たったの5か・・・ゴミめ
>>775 とらと一緒に戦えば勝てない数値ではなさそうだ。
できることならこのキルリアン値とかゆーのはこの章が終わったら出てこなくなってもらいたい。
力の数字化なんてすっげぇやっかいだぞ、インフレした場合なんか特に。
麻子がバルトアンデルスをバルちゃんと呼ぼうが、もうすっかりバルダンダースになっちゃってる罠。
キルリアン反応の数値化萎えた。これ、ジャンプの漫画じゃないよな?
麻子、パンモロしすぎ
しかも結構ヤヴァイ角度で
781 :
マロン名無しさん:2005/06/02(木) 01:18:54 ID:eaeBtBJT
キルリアン振動機からビームがでたらゴーストバスターズだな
しっかし、最近めっきり金栗さんの影が薄くなったな
もう2,3年出てないんじゃね?
藤田先生も忘れてそうだ('A`)
違った金票さんだ
誰だよキンクリさんって('A`)
ジャンプ展開になると、大人は萎えるが子供は喜ぶからな、多分。
子供の人気取りを考えたのか。
キルリアン何たらより、麻子のほうが気になる
それにしても、もし本物が増殖しだしたら大変だなあ
潮が10万8千ってことは、とらも10万5千〜8千ぐらいってところだな。
一鬼なんて2千、雷信・かがりなんて1千ぐらいじゃないないか?
神野や遠野の長でも5千ぐらいだろ。
白面は53万はあるだろうし、一鬼達が本当に役に立つのか改めて疑わしく感じた。
例えば、フリーザ戦にヤムチャが1000人いても邪魔なだけだしなぁ。
白面とフリーザの戦闘力近くてクスっときた
さり気に白面も変身してるよな。
小柄⇒大きくなる⇒後頭部伸びる⇒小さくなる
↑
今ここ
潮「あの妖のように・・・?とらのことか・・・とらのことかーーーーー!!!」
久しく、真由子のまともな出番がないような気がします・・・
真由子は人造人間編あたりで再登場じゃね?
ちょっと待てなんだその人造人間編ってのはw
795 :
:2005/06/02(木) 18:52:08 ID:B3V6I5uV
w
だめだ、雷信が爺さんに背中まで貫かれてる図が頭に浮かぶ・・・
じゃあ金票さんはピンクの出てくるまでおあずけか・・・
>>796 お前がそんなこと言うから機械の体になった凶羅が爺さんの首を刈るところを想像してしまった
せっかくヘタレのザから脱出したのにあんまりだ。
神野でいいよ
Dr.フヂタ現る
今回の博士のじーさん2人が19号と20号に見える件について
第二百二十七話ネタバレ
其の七 CRITICAL CONDITION〜危険状態〜
キルリアン反応はついに11万を記録。今までのどんな超-形態より高い。
白面のカケラの先端を次々砕いていくうしお。おめえだけは…好きにさせるわけにゃいかねーんだよっ!
だが、白面のカケラはとりこんだ超-形態を利用して反撃。様々な特殊能力がうしおを襲う。
それを獣の槍を駆使して阻止し、表面に現れている首を次々落としていく。もうひとつ!
獣の槍がバルの顔に迫るのを、麻子の絶叫が止める。あれはいいおばけ…バルちゃんを殺さないで!!
だが、その麻子にも攻撃が迫る。しかたがねえとうしおは再びバルと戦うが…バルの顔が喋りだした。
そうだ…やれ!殺してくれ…ぼくの体はもう意思に反している…
攻撃を止められないまま懇願するバル。しかし、そんなコトを言われては却ってうしおは殺せなくなる。
うしおと白面のカケラが交戦する中、麻子は博士達の元へと走る。バルを助ける方法を尋ねに。
だが、ヘレナの返答は不可能。麻子は科学に絶望する。そういうコトをやってくれるのが科学じゃないのかと。
うしおは白面のカケラに掴まり、壁に叩き付けられる。麻子達の周りも衝撃で崩れる。
降ってきたコンクリートによって倒れた麻子。その目が手の髪を見つける。とらくんなら何とかしてくれる。
髪を引っ張ればとらが来る。だが、麻子の腕はコンクリートに挟まれて動かせない。ダメだわ……!!
うしおは立ち上がるが、どうすればいいか分からない。様子に喜ぶ白面のカケラ。
更に、破壊された壁からRGガスが漏れだす。このままでは呼吸障害を起こす。博士達も身動きが取れない。
絶望的な状況の中、麻子は目の前のヘレナに言う。床にある、髪を引っ張ってと。
そんな暇は…。ヘレナを動かしたのは、力強い麻子の言葉と瞳。自身も傷つきながら、必死に足を伸ばし…
髪の毛を踏んだ。とらくん…お願い!!麻子が踏まれた髪を引っ張る。
いやァァアアアッほォオオ!!!!
位置が分かったとらは喜び勇んで飛んできた。
とらキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
格好いいよとら!格好いいよとら!
こんなあっさり抜け出せるなら初めから自分で探した方が早かったんじゃ?
「科学なんか信じない」か。いるな〜、こういう厨。ま、麻子はリア厨だが・・・。
便利な現代生活のほとんど全てを支えているのが科学。不自由なく毎日食べられる
のは科学の力。世界一の平均寿命を誇り、ほとんどの赤ちゃんが死なずに育つことが
出来るのは科学の力・・・、様々な分野で科学によって支えられてて、直接的、間接的に
その進歩を誰しもが望んでいるのが科学の力。
状況が状況だけに、そんなセリフが出てくるのは仕方が無いが、科学を否定するならば
まずは原料や製法の全てが科学であるその制服を脱げ。パンツもな。話はそれからだ。
とらははしゃぐと魅力的だなぁ。
>いやァァアアアッほォオオ!!!!
500年の眠りから目覚め、数ヶ月しかたっていないヤツがこんなはしゃぎかたするだろーかw
いくら南蛮人の施設内だからってそんなところで配慮しなくてもw
人はあれくらいのコンクリート片で身動きできなくなるものかね
>>811 流行を追いたがるテレビっ子だから仕方ないw
815 :
:2005/06/03(金) 17:49:21 ID:yBpfbM9u
許可する
・・・なんというか、前の章で白面打倒に向けてやるべきことが見えて、それをこなして最終決戦って感じだったのに、
なんか訳わからん科学者集団出されて、ちょっと気分がなえちまってる俺は少数派?
まあ麻子がパンツ見せれば何でもいいけど
819 :
1/2:2005/06/04(土) 00:01:30 ID:???
第二百二十八話ネタバレ
其の八 DEATH FLOOR〜死の階〜
けけけけ…あーあ、退屈だった!
開口一番そういうと、とらは白面のカケラを投げ捨て、雷を放つ!
更に麻子に遅いと文句を言うと、うしおにはいーザマだと嘲った。
見てたんなら助けろ!うしおの言葉に相変わらずの口調で言う。何で「喰いモン」をわしが助けるんだよ。
わしは暴れてェだけだぜ。とらは再び白面のカケラに向かっていく。そのキルリアン反応は10万8千!
衝撃で麻子や博士達を押さえていたコンクリートは吹き飛び、うしおもそこに合流する。
博士達はRGガスの心配をする。空気にある程度混じると強い毒性を持つ。この階自体は大丈夫だろうが。
だが、白面ととらが壁を突き抜けた影響で電源は大破し、他の設備もことごとく使用不能に。
それではやはり逃げるしかない。負傷者を置いて、上の階に逃げる。
命令を下すニコラスとマルコ。その態度にうしおと麻子は声をあげる。どうするんだよ、この始末はよ!
とらが時間を稼ぐ間にうしおと麻子も上に避難し、この階を爆破して対処する。
白面のカケラは倒せるはず。逃げ遅れた仲間も、とらやバルも、惜しいが仕方ない。
それだけ説明して去ろうとする博士達に、うしおと麻子は怒りを爆発させた。
「どんなでっけえ目標があったって!どんなエライヤツにだろうが!
使い捨てられていい奴なんざ、この世にゼッテエいねえんだよ!!」
「あなた達はどうなの!?ねえ!自分がそうされて…笑って許せるの!?」
二人の言葉に、博士達は動かない。表情も変えない。だが…
820 :
2/2:2005/06/04(土) 00:02:26 ID:???
とらは隙を見て、白面のカケラの足下を攻撃。足をふっとばした…?、いや、違う!
消えたはずの足の根元から、取り込んだ妖の足が現れ、代わりになる。そして、さらに速くとらを貫く。
その中にはバルの足も。うしおは麻子に言う。今までのように…おまえの友達も救い出す!
槍が信じろと言っている。うしおは再び、白面のカケラの前へと進む!
その間に協議する三博士。もしかしたら妖を止める事ができるかもしれない。
白面のカケラ自体はキルリアン振動機で止められなかったが、それで止められていた妖の足なら…
博士達としても、貴重な情報が山ほどあるこの階を爆破などしたくはない。
うしおととらが白面のカケラを倒せるなら、それに越した事はない。でも…やはり不可能とへレナは言う。
有毒ガスはもうすぐこの階に充満する。すべてのキルリアン振動機を動かすには違う部屋の回線を使う。
振動機を操る者は、死を覚悟する必要がある!あなたにそれができるのかしら?
麻子は躊躇わなかった。どうせ私はここに残る。うしおを置いていけないのだから…だから、やり方を教えて!
その懇願をヘレナが一蹴した。その操作をあなた程度ができると思っているの?
だから…ついてきなさい。ニコラスとマルコの静止も聞かず、ヘレナが麻子を先導する。
とらが雷放つの格好よすぎる。藤田の絵ってすっげぇ力強いな。
とらも10万8千!
獣状態のうしおと全く互角ということかよ
まあ普段の二人の戦いはほとんどギャグだからな
うしおは11万ですよ。
しかし最近キメ絵が凄いなぁ。
オレがやってやるのシーン、本当にうしおに頼りきってしまいそうだ。
足元がお留守ですよ
あ、ヘレナ。死にフラグ立った?
>>823 あれは10万8千で、約11万てことじゃないのかと
とらが・・・はおーしょーこーけーん
バトルシーン
毎度の事だが
いつも真剣で辛そうなうしおと、陽気に暴れまくるとらとの対比が好きだw
バルちゃんはとらの雷で死んだな
モンストラムのキルリアン反応って一体いくつだったんだ?w
10万8千の20分の1(5040)で2体が瞬殺されるレベル・・・。
831 :
1/2:2005/06/05(日) 00:00:11 ID:???
第二百二十九話ネタバレ
其の九 THE KIRLIAN MACHINE OPERATERS〜キルリアン機操作者〜
こいつは、白面の体の一部が増殖した妖。それに取り込まれた妖を助けるなどムチャクチャな事。だが。
「いつものコトじゃねえかよ!」
「ちぇっ ちげえねえぜ!!」
うしおととらが白面のカケラと交戦する間に、ヘレナと麻子は制御する部屋に辿り着く。
手順と理由を説明するヘレナ。究極とも言える実験材料を放っておいて退却なんてバカげているにもほどがある。
ヘレナは戦闘を記録できるようにすると、一階と交信。既に退避していたニコラスとマルコに、
戦闘情報を役立てろと伝え、上に戻れという声を無視して一方的に交信を切る。
「と…いうことよ。」
戦闘自体は僅かに優勢。だが、白面のカケラはバルを人質のように使い、素早さで切り離すヒマを与えない。
こっちの攻撃の目的や性質を予想。進化している!
少しでも…少しでもこいつが止まりゃァ!
832 :
2/2:2005/06/05(日) 00:00:37 ID:???
準備を整えるヘレナ。キルリアン機を全て実験場に向け、充電を開始する。あと少しで白面を停止できる。
だが…業を煮やしたとらが特大の雷でとらを攻撃。そして白面のカケラはそれを吸収した。
そして、体中から伸ばされた角のようなものが壁を貫通し…一つが、ヘレナの背中をえぐった。
駆け寄り、声を掛ける麻子。だが、ヘレナはそれを拒否。動揺する麻子を叱責する。
「あの者を助けたいのでしょう!!なら…しっかりしなさい。」
そして、口頭で麻子に指示を与えていく。
作業する麻子に、ヘレナが科学を語る。できることとできないことがはっきりしている。
為せる事は決まっていて、それ以上でも以下でもない。実際、人間にはできない事の方がたくさんある。
「でも…人間はそれが悔しくてね…悔しくて…できるようになろうとするの…
誰かを楽にしてあげたくて…何かから解き放ちたくて…」
そのために研究者は科学の進歩を目指す。方法が間違っていても。
ヘレナは麻子にうしおととらを昔から知っているのかと聞き、答えを羨む。
どんなことにも恐れず…たちむかえる−私の子も、あんな子に育ってほしかったわ……
進化した白面のカケラに一転して苦戦するうしおととら。うしおはついに掴まれる。
スイッチを入れて!ヘレナの指示に従い、麻子がキルリアン機を始動!
白面の動きが止まり、麻子が叫ぶ!うしおーーっ!今ーっ!
声に応え、チャンスを逃さず、うしおはバルを切り離した!!
破片からできた妖でも雷が効かなくなるのに
本体の白面と戦ったら。。。
ヘレナ・・・なんかいいぞ
ヘレナ死亡フラグ立ちましたか……?
最初は化物みたいなババアだと思ってたが、何か……ねえ、いいお婆ちゃんに思えてきた。
ヘレナは最期しろがねみたいに石になって風化して死ぬとみた
ヘレナは息子を亡くしているのか?マッドサイエンティストになって行った『理由』が
ありそうだな。藤田お得意の悲話が隠されていそうだ。
個人的には科学を一方的に否定するような浅はかな展開にならず良いと思ったよ。
何かを大事にするあまり何かを貶める、みたいな展開にならないのがいいよねぇ。
最後のコマ、何故か笑ってしまった。
バルタンフィギュア選手みたい。
>>837 激同。
最初は、うさん臭い自然主義崇拝みたいになるのかと少し失望気味だったが、いい具合に裏切ってくれた。
コンピューターに映し出された建物の内部図見てたら
パックマンがやりたくなったので逝ってくる
いい事言ってるばあさんに乾杯
この手の科学者キャラって大抵どんな漫画でも、
冷たくてマニュアル主義って感じの人物なのに、
うしとらの場合は科学者迄も熱いんだなぁ。
冷たくてマニュアル主義だったら、上からの指示を無視して研究を続けたりはしないだろうしね。
844 :
:2005/06/05(日) 22:13:28 ID:???
845 :
:2005/06/05(日) 22:13:40 ID:0Z47ga3t
第二百三十話ネタバレ
其の拾 CLASH AND DESTROY〜衝突・破壊〜
白面の動きが止まり、勢いを取り戻すうしおととら。
手助けなんてまっぴらと言いながら、とらは白面のカケラを砕いていく。
そして、飛び込んだうしおは、獣の槍でバルを解放した。
しかし、弱い電流ではヤツを止めておけるのは数秒。言う間にもキルリアン機の出力が落ち、動き出す。
だが、おせーんだよ!叫んだとらの拳がそれを砕く。あれが超-形態−β。TORA.
砕かれた側から、白面のカケラはとら目掛け数本の岩のトゲを伸ばすが、それを飛び込んだうしおが砕いた。
あれが超-形態−α、獣の槍を持った少年…USHIO.
相変わらず減らず口を叩き合う二人。それを見てヘレナは全てを理解する。
なぜうしおが機械相手に苦戦し、何故とらがおとなしく捕まっていたか。二人に足りなかった物は。
相棒(PARTNERS)。護るべき者(THE PEOPLE THEY PROTECT)。そして強大な敵(ENEMY)。
その強大な敵を、うしおととらの同時攻撃が粉砕した。
うしおは麻子の方を向き、とらはバルに文句を言う。バルはうしおを、すごい人間だと形容した。
「けっ、認めたくねーけど…まァ、そこそこにな…」
ヘレナは一人緊張を解かないまま、キルリアン振動機の再充電を開始する。
そして麻子にすぐに逃げろと。理由はガスももちろんだが…白面の残骸が動こうとしている。
最初に増殖に使ったのが回復力の高い妖のものだったらしい。このままではより強力になって復活する。
ヘレナは一階との交信を繋げると、ニコラスに10分後にこの階を爆破するよう要請する。…ということよ。
爆弾で元の超-形態の体組織を焼きつくせば倒せるはず。麻子も今度は納得し、一緒に行こうと誘うが…
ヘレナは断った。白面の回復の記録を取りたいから。それに…背中の傷が既に致命傷だから。
出血からして長くはない。ここまで科学者として生きてきた。恥をかかせないで。
泣きそうになりながら、麻子は一人、うしお達の元に駆け出す。
ヘレナの子供は七つの時に病気にかかって死んだ。ヘレナは医者だったのに。
アサコ……辛くても、人間は−科学は、進歩しなくてはいけないわ。ウシオやあなたがいったように…
この世の全ての不条理に…誰かが犠牲にならぬよう…
>相棒(PARTNERS)。護るべき者(THE PEOPLE THEY PROTECT)。そして強大な敵(ENEMY)。
この流れに痺れた震えたグッときた!!
「人間は−科学は、進歩しなくてはいけないわ。ウシオやあなたがいったように…
この世の全ての不条理に…誰かが犠牲にならぬよう…」
。・゚・(ノД`)・゚・。
>相棒(PARTNERS)
なんだかわかんないけどナイトライダー思い出した。
エイプリル萌え。
なんかもうへレナ博士かっこよすぎだ。
この世の全ての不条理に誰かが犠牲にならぬよう、データの為に命を賭けるだなんて。
漢だわ。
あえて突っ込むが、女だぞ
男前な女性科学者へレナ
とりあえず麻子の上着は体の中に収納していたようですね、バルダンダース
>「どんなでっけえ目標があったって!どんなエライヤツにだろうが!
> 使い捨てられていい奴なんざ、この世にゼッテエいねえんだよ!!」
>「あなた達はどうなの!?ねえ!自分がそうされて…笑って許せるの!?」
白面に取り込まれてウシオに殺された妖怪たちはスルーですか、麻子タソ
・・・という突っ込みは野暮か
>「どんなでっけえ目標があったって!どんなエライヤツにだろうが!
> 使い捨てられていい奴なんざ、この世にゼッテエいねえんだよ!!」
>「あなた達はどうなの!?ねえ!自分がそうされて…笑って許せるの!?」
白面に取り込まれてウシオに殺された妖怪たちはスルーですか、麻子タソ
・・・という突っ込みは野暮か
ううむ・・・横文字が多くて(ry
むしろ紫暮
悪そうに見えて、妖怪よりよっぽど化け物じみて見えたのに……。
あれ、何でこんなにかっこいいんだ、畜生!
859 :
1/2:2005/06/07(火) 00:01:33 ID:???
第二百三十一話ネタバレ
其の拾壱 TATARI BREAKER〜祟り打ち砕く者〜
麻子はうしお達と合流すると、事情を捲し立ててヘレナを助けてもらおうとするが…
途中で咳き込み、倒れる麻子。うしおも追うようにして倒れてしまう。充満しだしたRGガスの影響だった。
バルは麻子の気持ちを察し、自分が助けようと歩き出す。とらには理解できないが…
借りを返したい。お兄ちゃんにも…お姉ちゃんにも……
だが、皮肉にもヘレナ自身が再始動させたキルリアン振動機によってバルは動けなくなってしまう。
この階を爆破すれば、増殖の元となった妖の細胞は焼き尽くせる。それまでに、白面を復活させないために。
爆破まであと5分40秒。とらは何とか動けるが、今動けるのはとらのみ。
こいつらにゃ…「借り」なんざ…ねえ…ぜえ…。とらは言い訳するように言葉を振り絞るが。
結局、めんどくせえと言いながら、とらは三人全員を抱えて階段を駆け上がる。
振動機の効果は4,5分は持つ。それを確認して、ヘレナはニコラスとマルコに通信を繋ぐ。
逃げなかった理由として背中の傷を見せ、淡々と自分の観察結果と推測を伝えていくヘレナ。
そして、ヘレナの感想が白面とうしお達の生命力に触れる。病気で息子を失ったヘレナ。
悔しくて、人とは違う生命力を持つ超-形態を知り、その生命力の秘密を追い求めた。
なぜ…なぜ? なぜ超-形態は存在し続ける?人間はかくも簡単に死を迎えるのに…
研究がようやく軌道に乗った矢先に、ハマーを襲ったのはTATARI!!
同僚が次々死んでいく中、生き残った三人。でも…へレナは何かが分かったような気がすると言う。
ガスが充満し、血は滴り、持っていた測定器すら落とした状態で、ヘレナは続ける。
うしおや麻子の表情を、満足そうに思い返しながら。
TATARIを打ち破る力は今の科学にはない。でも…人間にそれを打ち破る力があるとすれば……
それは、理不尽なことに怒る心…他の者を命をかけて思いやる心の中に…あるの…かも…ね…
そして、最後に。それを持つあの子らのような者こそが、なれるのかもしれないと言い残した。
超-形態の悪しき力をはねかえし、打ち砕くもの…
T A T A R I B R E A K E Rに。
860 :
2/2:2005/06/07(火) 00:03:41 ID:???
マルコとニコラスは最後まで貴重な報告として受け止め、礼を言った。
いつの間にか、二人を囲む自衛官と厚沢、そして紫暮。博士達も今更抵抗する気はない。
厚沢の指示の元、爆破に備えて研究員達は全員退避。うしお達はまだ来ていないが…
紫暮は心配していない。愚息一人ではだめでしょうが……とら殿がおりますから。
文句を言いながらとらは駆け抜け、天井を破り、1階から更に外を目指す。残り数秒。
ヘレナが微睡んでいるように静かに息子の名を呼ぶ中、ついにタイムリミットを迎え、地下は大破。
地上階にも影響が出る中、とらは壁を破って飛び出した。
目を覚ました一同。うしおは麻子と互いを思いながら口論し…
バルはそんな麻子をかわいいと形容して、自分の国へ飛んでいった。
後に残ったのは燃えるハマーの建物。そして、残ったヘレナ。
麻子からの置き手紙で行動したという紫暮は、ヘレナ・マーコフから麻子への伝言を伝える。
会えてよかった…そして…二人にすまない……と。
この事件を機にハマーは解散。研究員はアメリカに帰還。
だが、内の12名は強く在日を要望し、「特殊災害対策室」に客員研究者として参加することとなる。
その中には、ニコラス・ケストラーとマルコ・パブロティの名もあった。
次回は本編をお休みし、外伝「雷の舞」をお送りします。
タタリブレイカーて最初は何じゃそりゃって思ったが、こんな風に言われちゃあやたら格好よく見えるな。
ニコラスとマルコもよい味方になってくれそうな終わり方だ。
ここでTATARI BUREAKERか……。
演出もどことなく洋風でハマってたなぁ。
うしとらで横文字違和感あったけど、やっぱスゲェや藤田。
最後のモノローグも必要最小限でグッジョブ。
ところで
バル……白面から逃げたんじゃあるまいな……。
「今日は何が食べたい?・・・ポール・・・」
あぁ・・・、もうだめだぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
子を持つ親としては、効いたぁ・・・。号泣だ。
このエピソード。まさか泣ける話まで入れてくるとは思わなかった・・・。
完全に油断してたぁ!
そして、ヘレナ。・・・GJ!
もうバルダンダースともお別れか。
ランランラ〜 ランランラ〜 ズィンゲン ズィンゲン クレイン ヴリンダーズ
ランランラ〜 ランランラ〜 ズィンゲン ヴリンダーズ ラ〜ラ
バルダンダース バルダンダース ズィンゲン ズィンゲン クレイン ヴリンダーズ
バルダンダース バルダンダース ズィンゲン ヴリンダーズ ラ〜ラ
>>863 俺も泣いた・・・。格好いい婆さんだったなあ。
藤田は歳食った人間を書くのが上手いよ
さて。
やっぱり一足遅れで出てくる紫暮について。
雪女の婆さん、お役目様に続く味のある婆さんキャラだったな…
まさか科学者にこういうキャラを持ってくるとは思わなかった。
短い話の中で、年老いたキャラクターの「人生」を感じさせられるって凄え。
藤田、本当にこれが初連載なのか?若い筈なのに、ここまで人生に老練した人物描けるってのは……。
ヘレナには向こうで息子さんに美味しい晩飯作ってあげて欲しいもんだ。
同意。ルシールとかも本当に凄かった。
T A T A R I B R E A K E Rに。
ってところで震えて
何が食べたい?
のところで泣く
ヘレナも泣けるがとらが3人をなんの義理もないのに助けるのが意外。
うしおがまた無理いってバルとヘレナを助けさせるのかなと思ってた。
髪の毛は役に立ったかな
獣の槍使用中の潮にも毒ガスは効くのか
あれが真由子に化けたとらの毛でもうしおは泣いたかなあ・・・
さぁ、オークションの始まりですよ、おまいら。
「超リアル!!使用済み 麻子タン人形。 とらの毛製。¥50000より」
おまいら、上のとどっちがいい?
「とらの毛製 真由子の服 使用済み ¥10万より」
キーワード
本物 真由子 におい
麻子じゃなぁ……。
しかし、真由子は潮から身を退いたけど、今回の話見てると麻子と潮もくっつきそうにないと思えた。
潮と麻子、思考が似過ぎてるから、くっつくの難しそう。やっぱ潮には真由子みたいな女性のが良いなぁ。
初潮
「乗りてぇ風に乗り遅れた奴はマヌケってぇんだ」 (とら)
うしとらの謎本に
問「檜山勇は実はバケモノなのではないだろうか?」
答「うしおと出会った飛行機の中で、一度死に、良いバケモノに生まれ変わったのかもしれない。」
とあった
バー>おねえちゃんかわいい
禿しく胴衣
厚澤さんはともかく
紫暮が英語しゃべれるなんて・・・
887 :
1/3:2005/06/08(水) 00:01:32 ID:???
うしおととら外伝ネタバレ
雷 の 舞
時は源平合戦の折、木曽義仲は平氏から京を奪ったが、本来味方のはずの源氏方に追われ敗走した。
敵軍は目下に迫り、味方は自身を含めて五騎のみ。そろそろ潮時だと義仲自身も認めていた。
義仲は、傍らにいる巴に声を掛ける。女ながら一人当千の武者として付き従ってきた巴。
だが、自身が死に向かおうとする前に、巴には落ちのびる事を勧める。巴は当然反論するが。
義仲は言う。最期の時にまで女に後ろを護らせておったなど、世のいいもの笑いになると。
京に上ってから、礼儀知らずの乱暴者、田舎猿と散々馬鹿にされてきた。巴も同様の陰口を言われている。
もうわしは…笑われるのはたくさんなのじゃ。
巴は舞など舞わんでよい。言う義仲に、巴は昔の出来事を語る。今より13年も前の話。
二人の故郷の木曽を荒し回っていた物の怪がいた。仲間を率いて暴れ回っていた、その姿はとら?
巴の父も襲撃を警戒していたが、ついに現れなかった。巴は、その物の怪についての話を語り始めた。
巴は父に武道をやめて女らしくしろと諭されるが、反発する。私は駒王(義仲の幼名)と共にいたいのじゃ!
だが、父親はそれを許さない。そんなに慕っているのなら妻になればいい、妾になるのも変わった事ではないと。
その言葉を最後まで聞かぬまま、巴は馬に乗って飛び出した。
妾になるのが嫌なのではない。巴が嫌なのは、戦にゆく駒王を待たねばならぬ事。
私はついてゆく…駒王のゆく処になら何処へだってついてゆく…でも…!!
山の中で草の上に寝転がりながら考えに耽ていた巴は、下の道で喧噪が起きているのに気づいた。
物の怪を退治しようとする武者の一団と、それに同行しようと願い出ている一人の老尼。
心から仏の慈悲を説いて聞かせ、待てば物の怪も行いを改める。尼の言葉に武者達は笑い、
そのまま尼を置いて先へ進んでいった。取り残された尼の元に、巴は案内しようと寄っていく。
888 :
2/3:2005/06/08(水) 00:03:07 ID:???
山によく来る巴は、妖が棲むという噂は当てにならないという。なら、なぜ案内してくれるのか。
それは、老尼の言葉が気になったから。待つ事は…時がたつことはよいことなのか…?
老尼は静かに肯定する。心静かにして祈り、仏にすがって待っておれば、必ずや望みはかないましょう。
そうか…答える巴の顔色は暗い。何か憂き事がと尋ねる老尼。巴は老尼に自分の事を相談した。
駒王のために武の道を選ぼうとする巴と、女が武道をやるのを心良く思わぬ父親。それに…
巴自身、それに一理ある事は気づいていた。男達が引ける強弓を引けなかった巴。
馬を巧みにつかうと言われても納得できない。女は男にはなれぬ…
やはり、私は駒王を待つしかないのじゃろうか…あるいは…祈るか…
やはり老尼は、仏の慈悲にすがって待っていればと答える。その答えに、巴は何を思ったのか。
はぐらかすように、物の怪はでぬなァと言った矢先。二人は先に行った武者達が惨殺されているのを見る。
先に見えるのはお堂。風がざわめき、妖達が姿を現す。ババアはまずそう、娘はうまそうだよォ…
喰おうぜ…喰おうぜ…群がる妖達を声が止める。その女はわしが喰らうのよ!この長飛丸様がなァア…
土中から現れる物の怪の頭領。巴は小刀を抜いて立ち向かおうとするが、不意に足を掴まれてしまう。
殺さない程度の一撃を喰らい、老尼に逃げろと言うのが精一杯。だが、老尼は逃げない。
説教してみろよと言いながら迫り来る妖に、老尼は言う。物の怪も仏はきっとお救いくださいます。
心静かに祈りましょう。そして極楽を思うて待つのです。そうすれば必ず良いことが−
「なーんてコト…あるわきゃねーだろ!!」
889 :
3/3:2005/06/08(水) 00:04:10 ID:???
飛び散ったのは妖の死骸。そして、老尼の中から現れたのは、もう一体の金色の妖!
頭領が二匹!?数で勝てると、妖の頭領は手下をけしかけるが、本物はそれをものともしない。
巴を解放し、経緯を語る。あの妖はわしの真似。直接来たら逃げるから人間に化けたのだと。
それを否定しようと更に激しくなる敵の攻撃。巴には勝てるわけがないと映った。
なら、なんでわざわざ来た?!どこか別の国におとなしくしていれば!
だが、返ってきたのは老尼の時とは正反対の答えだった。時がただ流れていってどーなる?
「乗りてえ風に遅れたヤツは間抜けってんだ。」
老尼の時に口にした言葉は、人間に化けてる間に覚えた。だが。人間…いいコト教えてやらあ。
待ってたっていいコトなんざねえよ。
金色の妖は偽物を掴む。数を頼りに強がる偽物の言葉を聞いて笑うと。
そのまま、敵の全てを雷で焼き尽くした。
その後、他の化生を滅ぼした物の怪は山奥に消え、巴は喰われはしなかった。
話しを聞いた義仲は言う。わしはその物の怪にはなれなかったな…
それは巴も同じ。人は誰も物の怪にはなれない。じゃが…私は満足している…
そして、義仲は笑った。巴は舞など舞わぬでよい。巴は、その巴が一番美しい。
敵騎の一人がたどり着き、弓で義仲を狙おうとするが、巴が横からそれを射た。
そして、巴は鎧を脱ぎ捨てる。義仲の望みどおり、ここから落ち延びるために。
あの世でまた兄者とわしとで弓を引こうぞ。別れの言葉を交わし、敵を蹴散らしながら、
巴は一騎戦場を離れていく。物の怪との出会いを思い返しながら。
その後、木曽義仲は討たれ、巴の消息は定かではないが…力強く生きていったことは確かである。
巴は舞など舞わぬでよい…そう…駒王は言うてくれるのじゃな。
じゃがな駒王…おぬしの傍らで、私の心はずっと−舞っておったのじゃよ。
いつも…あの物の怪と共にな…
−雷の舞−
とら(本物)の登場にはびっくらこいたw
この時代のとらは普通に人食いとかやってたんだろうけど、格好よさは相変わらずだな。
真由子の時も思ったけどとらってかなりの演技派だよな
おい、おまいら巻末のクイズを忘れてませんか?
尼僧姿は「愚か者〜」でとらが披露した真由子への変身のように、とらが形態を変えたものとは
違って、着ぐるみ状態だったな。
ありゃ、皮だぜ。ホンモノの。
じゃ、その皮の中身はどうなったのかというと、「とらちゃんの喰いしんぼ(はぁと)」
ということになるなw
それにしても偽とらの、それも正体がバレたあとの劣化コピー具合が笑えたw
でも、偽ナマハゲの話の時に、そんな面倒なことはしないっつってるよな
確かにやってみなきゃ、その手間は判らんわな
しかしとら、巴御前と知り合いだったなんて、生きてる時間の長さの違いを思い知らされるな。
麻子見て、巴を思い出したのも、こういう事か。
他にも歴史上の有名人と知り合いだったりしないのかな?
個人的に、和気清麻呂の伝説に出て来た猪が実はとらだった、なんてのが面白そうだと思った。
とらなら、歩けない人間を気紛れで背中に乗せて温泉まで連れてったりしそうだし。
とりあえず巴御前のあまりの美しさに感動しました。
歴史上の人物にこれほどのキャラクターを与えるとは……!
ただし、実在の巴御前はどちらかというと女華姫(GS美神)らしい
901 :
:2005/06/08(水) 15:43:43 ID:kHn4RHD9
巴御前は、先にうしとら版の美しくて生き生きしてたキャラを見てたから
NHKで小池栄子が目をひんむいてやってるの見て
こんなの巴御前じゃねーーーと思ったw
仕方ないので、うしとら本編でちょっとだけ出てきた時の、
変な巴御前を小池はやってるんだ、って思うようにした。
903 :
マロン名無しさん:2005/06/08(水) 18:41:08 ID:lTlY77K1
小池栄子の巴御前はマジでひいたよ。
まぁ大河の主役がタッキーなんだからしょうがないけどね。
セーフもアウトもここは2chだし誰も縛れない
第二百三十二話ネタバレ
第三十八章「あの眸は空を映していた」
其の壱 白羽
静岡県間白町。薄汚れた格好で海岸沿いを歩いている少年は、キリオだった。
夜。お堂で横になっていたキリオは奇妙な声を聞く。しっぺい太郎は来てないな。今夜ここには来てないな…
キリオが外を見ると、奇妙な妖の軍団が踊り、その中に一人の娘が寝かされている。
キリオはエレザールの鎌を手に飛び出すが、次の瞬間には狒狒は娘を絶命させていた。
激高するキリオは猿達に襲いかかる。九印も参戦し、敵の首魁を狙う!
だが、その首魁は素早い動きでキリオを翻弄。九印の攻撃も避け続ける。九印はカノンを放とうとするが。
発射口に腕を突っ込むことでそれを暴発させ、九印の体を破壊!駆け寄るキリオにも一撃を与えた。
そして、獲物の娘の死骸に近寄ると、それを手下達と共にバラバラにし、喰い、去っていく。
キリオ達には目もくれず、余興があって面白かったと事も無げにいい、そして、また謎の言葉を残して。
こよいこんばんこのことは…しっぺい太郎に知らせるな。
翌日。同じ町の祖父の家に遊びにきている真由子。うしおはとらと共にスケッチ旅行に行くらしい。
麻子との電話を切った頃にいとこの由加里が遊びにきた。
再会を喜んで部屋に入ると、祖父母はニュースを見ていた。未だ被害者が発見されていない誘拐事件。
それはキリオ達の目の前で殺された娘。いなくなる前の晩、家に白い羽の矢が突き刺さっていたのだと言う。
そこから、しっぺい太郎の話しを思い出す祖父。その中で、人身御供を選ぶ方法が白羽の矢だった。
余裕を持って怖がっていた居間に、由加里の家に白羽の矢が刺さっていたという知らせが来る。
静まり返る一家。真由子は祖父に昔話の結末を尋ね、真剣にその言葉を聞いていた。
一方、キリオ達は昨夜の出来事にただ呆然としているしかなかった。
おおっ……誰だっけ(゚∀゚)?
キリオだ。
なんかすっげえ印象が違う
あれからずっと放浪してたのか…
せめて光覇明宗で保護してやれよ…。
この話でキリオ仲間フラグでも立てて、最終決戦で流や杜綱と一緒に共闘してくれるのかな?
とりあえず、キリオと真由子が出会うのは間違いないな。
つか、キリオや九印って
こんな地方の雑魚妖怪っぽい奴にやられるほど
弱かったっけ?
>>913 この漫画のキャラはテンションによって強さが変わるから、現在テンションの低いキリオ達はかなり雑魚いに違いない。
>>914 なるほど、じゃあ今回の話はキリオ達がテンションを取り戻す話なんだな。
つまり最後は「真由子タン萌えだぜヒャッハー! 邪魔する妖なんざぶちのめしてやるぜぇぇぇぇいッッ!!」
って感じに壊れちゃうのねキリオ。
速くて怪力な猿ってのが何かリアルに嫌な感じだ。
しかし、また狒々なんか。
前出た妖怪使うなんて藤田もネタ切れかなあ。
俺、静岡県民だけど
しっぺい太郎といったらこっちではわりと有名な話だ。
ゆかりタンはおれのもんだ
東京在住だがしっぺい太郎は知ってた
炒め物作りながら
電話しながら
潮にかかと落とし決める麻子・・・・・
ガスの立ち消えには気をつけろよ
最終目的、それを倒すまでの道のりが提示されて、久しぶりのキャラの登場。
「伏線回収」という言葉が脳裏に浮かんだのは俺だけか?
まぁ、霧雄は放ったらかしにしとく訳にもいかないキャラだしな。
唯、主要なキャラの数が膨れ上がり過ぎて、多少無理してる様子が見られなくもない。
つか、個人的には、霧雄放浪記よりも潮ととらの旅行のが気になる。
疾病太郎…なんか保険屋のCMに出そうな名前だな。
真由子の黒ストッキング+ストレッチに萌え・・・
又、真由子は妖怪に絡まれるかな・・・
>>928 それは事件的に、の意味か物理的に、の意味か、どっちだ
あまりに久しぶりの出番だからか
真由子の顔がちょっと変化してる気がする・・・
1年ぶりくらいか?
しかし、黒電話とか懐かしい
真由子が麻子に言えばよかったじゃん
キリオは「あーアリジゴクー」とか言ってる真由子を、ちょっとウザがってた。
この先又会ったら「あ、あの時の頭の弱そうなお姉さん!」とか思うんだろうか
しかし気力が無いキリオはしかたないけど、九印、ヘタレ化しすぎ。
とても、とらと張り合っえたとは思えん
確かにいくら旅行に行くと言っても連絡手段くらい調べればあるだろ。
とらなんかすぐに飛んでくるだろうし
中○○子さん行方不明……
ん?
九印をヘタレ化とか言うな。
あの猿がとらより強いんだよ。
とらヘタレ化
つか、九印がまともに渡り合えてたのは、飽く迄余りテンション高くない状態のとらだったしな。
とらがキレたら即やられてたし。九印はテンションとかそういうのとは無縁っぽいから、あの辺りが限界なんだろ。
囁く者達の家には九印以外にもいただろうにそいつらは放置かよ
>940
メイホータンハアハア
>928
キョウマタンハアハア
そろそろ次スレの季節だな。
第二百三十三話ネタバレ
其の弐 犬
真由子は矢を見て直感する。…あの矢は本物!…妖も本物!!家の中にいたくらいじゃ防げない!!!
防げるのは……!真由子は公衆電話から麻子の店に電話する。うしおととらは直前までそこにいた。
だが、うしお達は既に出て、麻子もいなかった。落胆する真由子の目が、ふと、海岸で座る子供の姿に向けられる。
海岸で座りながら、キリオは九印と話している。昨日の妖は強かったな…
敗北を割り切って捉える九印。でも…キリオはもうそんなに割り切って考えられない。悔しいし…悲しいよ…
九印の慰めに似た言葉にも、キリオは頷かない。ぼくは…もう…終わっちゃってるんだよ……
そんなキリオに。真由子はうしおと間違えて声を掛け、キリオはうしおと言う名前に反応。
そして、互いに一度会っていることを思い出す。キリオは光覇明宗の修行をしていたことを告げる。
じゃ…去ろうとするキリオを、真由子は止めた。じゃあ…紫暮おじさんみたいにおばけと戦えるなら…
「お願い。助けて。」
真剣な言葉に、キリオは歩みを止めた。
事情を話す真由子。しっぺい太郎という名前を聞き、昨日の妖と同一犯だと思い当たる。
頼まれたキリオは、できるだけやってみると答える。真由子は改めてキリオと…九印にもお願いをした。
真由子が去り、九印はキリオが話しをしたことを不思議がる。キリオを動かしたのは真由子の必死さだった。
それに納得した九印は、次に戦い方を尋ねる。昨日敗北した相手。今の我々は不利。
なら、あいつの弱点−しっぺい太郎という犬を連れていけばいい。それに従い、九印はキリオを連れて飛び立った。
翌日。紫暮も留守だった。自分がなんとかするしかないと真由子は由加里の家に向かう。
一方、キリオは長野県でしっぺい太郎を探すが、見つからない。苦手な人との会話もこなしたのに……
視界に映るのは薄汚れた犬。それがタローと呼ばれたのを聞き、キリオは近づいていく。
老いぼれ、薄汚れて、座り込んだままの犬。ねえ、九印。これは…しっぺい太郎じゃないよね。
これはぼくさ…
夕方の海岸。キリオの姿を見つけられず、仕方なく一人で向かう真由子。
そして、山中から現れるのは、歌いながら獲物を狙う狒狒達の姿!
真由子が一人でなんとかするって、無理だろ…。
しっぺい太郎じゃなくても光覇明宗に増援を要請するか、
うしおととらを探しにいけばいいじゃん
まあ、キリオとしては会いたくないんだろう。
真由子・・・
キリオと九印をうしおととらとまちがえるのはなんぼなんでも無茶だと思うぞ。
だからな、その黒タイツとミニスカートの格好で俺に首四の字を(r
あの老犬が実はしっぺい太郎で、猿との戦いで死にそうな予感
じゃ俺には三角締めを(r
キリオは光覇明宗の連中には会いたくないだろうな。
自分達でどうしようもなくなった時に、偶然うしおととらに出会ったりしたら、
もしかしたら自分から頼むかもしれんけど。(それはそれで、キリオからすれば成長だ。)
ただ、真由子は紫暮が光覇明宗の僧だって事は分かってるだろうし、
紫暮の留守には照道さんがいるだろうから、紫暮と連絡つかなくても、
照道さんから本山に頼んでもらえばいいだけなんじゃないだろうか。
なんかキリオ達の猿への評価高すぎないか?オレにはザコ妖怪にしか見えないのだが。
手下は雑魚だけど、ボスは相当なもんだと思う
三つ編み真由子はスルーですか?
でも、うしおととらだったら、あそこまで完敗はしないイメージがあるな
キリオは戦う意思と一緒に、かつての強さを取り戻すのだろうか
今の霧雄は戦う意思以前に、戦う意義を失ってる状況なんじゃないか?
んで、今回のエピソードでそれを見い出す、と……
……凄え嫌な事考えた。潮から身を退き、あぶれた真由子が霧雄と……
真由子にはトラがいる!
それより、キリオ死亡するんじゃないか?
あのサルがくらぎより強いわけがない
キリオはくらぎの抜け殻倒していい気になってただけで
本当に強い妖と戦ったことがないんだろ
そう言えばこの処、真由子はとらや霧雄とのエピソードはあるけど、潮とまともに関わってない気がする。
そんな中で潮が麻子選ぶとなったら、作者の贔屓の結果そうなったってだけで、余り納得出来ないんだが。
>>959 それは俺も思う
潮が麻子を選ぶのに全く異論はないけど・・・最初の予定からそうなってるだろうし
それはあくまで潮は真由子のことも好きだけど、
それ以上に麻子のことを好きなんだっていう前提で、だからな
この先、潮が真由子に「自分にとって特別な存在の女の子」として
接する場面が欲しいよなあ
今までの所は礼子や小夜に対するそれと変わらない気がする
ここでサルに獣姦される真由子の画像をきぼん
>>959 贔屓ってか、麻子も真由子もそれぞれの性格に合った活躍を描かれてるだけだと思うんだがな
その結果、麻子が行動的なうしおと関わったり後方支援的な性格の真由子が
とらや周囲の人々と関わってるのはごく普通に受け取れるよ。
恋愛話に捉われずに見れば、主人公のうしおと一緒に行動してないのに
たゆら&などか編とか、一つの話を作ってもらえてる真由子の方が独立したキャラとも言える。
麻子萌えでも真由子萌えでもない
か が り た ん ハァハァの意見だ
第二百三十四話ネタバレ
其の参 太郎
飼い主に捨てられて、薄汚れて、よぼよぼで。タローを自分と似てるというキリオ。
もう時間。結局しっぺい太郎は見つからなかった。だが、行こうとする時、タローは立ち上がった。
どうせぼくにもおまえにも…何もないんだろうから。キリオはタローを抱き上げ、共に九印と空へ飛ぶ。
静岡県間白町。河田家。真由子は努めて陽気に振る舞い、由加里を元気づける。
空を飛びながら、タローは怖がりも暴れもしない。キリオの目が首に付けられたリボンで止まる。
古くて汚れているが、それを手にすると途端にタローはうなりだした。よっぽど大事なのか…
前の飼い主のことを引きずっている。斗和子の影がキリオの頭をかすめる。
九印が伝える。前の飼い主は老人で、その男は既に死亡している。リボンもおそらく戯れに付けた、それだけだと。
それはともかく、老いた犬では戦力にならない。それでもキリオはやってみると答える。
今のキリオには何かが足らぬと思う…。九印の言葉に、キリオはただ謝ることしかできなかった。
深夜。由加里が寝たのを見計らい、由加里の部屋に赴く真由子。私が由加ちゃんのかわりに…
準備はしてきたが、それでも怖がる真由子。とらやキリオのことを思い返していると、何かの音がした。
外には誰もいない。だが、窓を開けた次の瞬間、狒狒の頭領は部屋の中にいた。
変わらずしっぺい太郎の歌を口にしながら。そして、背後から大勢の狒狒達が真由子を掴み、連れ去った。
町を行く狒狒。真由子は必死にバッグを探り、中から墨汁を取り出して自分を掴む狒狒に投げる。
木や屋根を経由して地面に落ちた真由子。息つく暇もないまま再び取り囲む狒狒達。真由子はコショウを投げつける。
待ち合わせに間に合わず、場所が分からずに時間を無駄にしたキリオ達は、声がする方へと赴く。
そこには狒狒達と、ついに捕まった真由子の姿が。そこにキリオは飛び込むが、変わらぬ素早さに迎撃される。
ダメだ…!こいつ…やっぱり強いよ。
狒狒達の手中にある真由子。そしてキリオに白い狒狒達のボスが迫る!
>>960 >この先、潮が真由子に「自分にとって特別な存在の女の子」として
一角の時に朝子のことで真由子に相談してたじゃん。
一番友達にも相談しにくいことを相談してるから、それなりに特別なんだろう。
ただ「親友」としてだが。
真由子はいい子だなぁ、と仄々読んでたらこれかよ!?
しかし、狒々が現れるシーンなんかは流石藤田だな。
あいかわらず無茶するなぁ、真由子。
この無謀とも言える行動力はどこから来るんだ。
キリオおまえ何しにきたんやw
キリオが弱すぎるのはまぁおいといて九印があのとらといい勝負した九印が・・・
次回で挽回希望
九印といえど、整備されなければ弱体化もするんだろう。
キリオはテンションがなあ。
やっぱり安定度からして、流兄ちゃんがあの四人で一番な気がする。
流って案外精神的にモロそうな気がする
>>970 ああいう軽いタイプこそストレスをひょいひょい避けて柔軟な対応を取れると思うのだが。
杜綱みたいな真面目星人は思いっきり白面に洗脳されちゃったし。
キリオだけじゃなく流、杜綱、日輪を主役にした話もやってもらいたいな。
>>962 ナカーマ
やっぱり、真由子がピンチ!→霧男覚醒→ボス猿と相打ちでしょ
狒々に甚振られて弱々しく痙攣してる真由子にはあはあしてしまった…逝ってくる
キリオはかわいいなあ
今、何歳なんだろう
975 :
:2005/06/11(土) 17:44:34 ID:gNaALv1O
進んで灯りをつけようとしたけど次スレ立てられなかった。
誰か何とか、12時までにスレ立てたのむ。
次スレ立ててもいいが、
今日が週刊少年サンデー何年何号の発売日だったか
忘れちまった…。
次号はH7年12号
>>979 さんきゅ。
でも立てれなかった…orz
誰か頼む…
やってみる。
983 :
976:2005/06/12(日) 00:59:05 ID:???
>勝手に代理氏
いつも迷惑かけてすまない。
一番最近たったスレ立てちまったもんで、立てられなんだ。
いよいよ決戦も近くなってきましたね。
最後らへんは記憶奪ってから怒涛の神展開だから楽しみだなあ。
記憶奪回に向けてとことん落ち込む覚悟はできているぜ!!
986 :
980:2005/06/12(日) 01:06:06 ID:???
あらすじさんありがとう。
次スレはいよいよ風が吹くぞー
風の前に、紅煉登場とヒョウのやり取りがある。
ここがゾクゾク来る。藤田の狂人の目が見られるぞ〜〜〜
落ち込むぜー!!
パニックになるぜー!!
絶望AA貼るぜー!!
ヒョウさんもいいが、流兄ちゃんも来るぞーー!!
みんなが石になってる時に流兄ちゃんが見当たらないってのは言っていいんだよな!?
流登場に驚いて、急いであの場面を読み返し、本当にいねえ!とさらに驚くのもアリさ
流って明確に判明する前にバイク+眉毛で分かる人は分かるよね。
>990
たぶん、誰かは言ってしまうだろうから、流はいないけど、なんか別行動してるんだろう、とかリアクションするつもり。
狂四郎2030のアルカディア編の山下とめぐみみたいに。
>>993 これまた微妙な例えをw
紅蓮や字伏が出たときの反応が楽しみだな。
あと、紅蓮が去るときも。かてるわきゃねぇ!みたいな。