【ただの】北斗の拳強さ議論スレpart18【人間だ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
722マロン名無しさん
ラオウが確実にケンシロウより弱いことについて。

355 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2005/03/25(金) 13:30:09 ID:???
>>298
>だいたい台詞(いいかげんなものが腐るほどあるよな)をもとに北斗を語ることぐらい >失笑行為は無いけど

確かに言葉通りに解釈するとおかしなことになる台詞は多い。
その最たるものはケンシロウのラオウ賛美の台詞だろう。
そこでケンシロウvsラオウ最終戦の描写をもとにこれらの台詞を考えてみよう。

この戦いの展開は以下のようだった。

--------------------------------------------------------------------
ラオウの読み→無想転生さえ身に付ければあとは地力に勝る自分が競り勝てる。
ケンシロウの読み→地力は互角で膠着状態に。よって次の一手が考えてある。

実際の展開はケンシロウの読みどおり。

手詰まりになったラオウは一か八かの捨て身の一撃
→難なくカウンターを合わされて返り討ち。

すでに決着がつくも自らの生き様を否定できない内面の葛藤が描かれたあと
最後に一撃を繰り出すがその一撃も見切られてようやく全面的に降伏。
--------------------------------------------------------------------

この流れの中に不運なアクシデントによって本来の実力とは逆の結果になったという要因はない。
723マロン名無しさん:2005/04/23(土) 23:45:55 ID:???
356 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2005/03/25(金) 13:31:27 ID:???
結局ラオウは自らの全てを出し切った上でケンシロウに敗れた。
ケンシロウの側から見ればほとんど自分の読みどおりの展開で危なげなく勝利したということだ。

この描写から

1.拳ではラオウがケンシロウを上回っているなどありえない。
2.ラオウが自らの生き様を否定したのは事実上勝敗が決した後のことで、
 戦う前から倒されることを望んでいたなどありえない。

ということが分かる。

百歩譲って仮にラオウがケンシロウに倒されることを望んでいたとしても
それはあくまでも実力で自分が乗り越えられることであって
片八百長で自ら倒れることではないはずだ。

したがってケンシロウの「拳では俺を凌ぐラオウ」「自ら倒れることを望んだ」
などの台詞は能書き通りに受け取ることはできない。

これらの台詞はその道で頂点に達しても心の中で偉大な先人を自分の上位に置くことで
自らの慢心を戒め更なる精進に励むといった精神的な姿勢の現れと解釈するべきだろう。