ストーリーを教えてもらうスレ Part11

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147ママレード・ボーイ/吉住渉
<主な登場人物>
小石川光希(こいしかわ・みき)…主人公。アクの強い周囲の人々に振り回される苦労人。元気で素直。
松浦遊(まつうら・ゆう)…顔はいいのに意地悪。たまに優しい。ある悩みから人間関係が少々希薄気味。
秋月茗子(あきづき・めいこ)…光希の親友。担任教諭との秘密の恋が進行中、高校卒業後、結婚予定。
須王銀太(すおう・ぎんた)…光希の中学時代の想い人。後に光希は彼と両思いだったと知り、心揺れる。
鈴木亜梨実(すずき・ありみ)…遊の元カノ。美人。「遊は誰にも本心を見せない」と別れたが、未練あり。

<あらすじ> ※サイド・ストーリーは大幅に削っていますが、あしからず。
「私たち、互いのパートナーを交換して再婚するわ」非常識な両親らの入れ替わり婚のため同居することに
なった光希と遊。はじめは反発する光希だったが、次第に6人での共同生活に慣れ、遊にも惹かれていく。
ふたりの急接近を心配する銀太と亜梨実は、様々な妨害策を練るなど結託するうちにイイ雰囲気になる。

建築関連の書物を多く所有し、将来はそちらの道に進みたいという遊。彼は、小学生の頃に祖母から母に
宛てられた手紙を盗み見て、建築家三輪由充(みわ・よしみつ)を実父だと信じ込んでいたが、やっと会えた
三輪本人にその考えを否定され落ち込む。血の繋がらない自分を可愛がり育ててくれた今の父に負い目を
感じつつも、本当の父親が誰なのか知りたいと泣く遊を、光希は優しく抱きしめ、ふたりは付き合うように。

ある日、両親らの大学時代の写真を見た遊は、そこに現在の組み合わせで納まる彼らを発見し、驚愕する。
俺と光希は、異母兄弟だった……?ひとり悩んだ遊は、光希に別れを告げて京都の大学へ進学する。
突然の別れからしばらく経過し、銀太や亜梨実とともに楽しい大学生活を送る光希だったが、どうしても遊を
忘れられず京都へ。互いの愛を確認した光希と遊は、事実を受け入れ、ふたりで暮らそうと結婚を決意する。
しかし、悲壮な表情で付き合っていると宣言した光希と遊をあっさり祝福した両親らは、遊の長年の勘違いを
指摘、光希との間に血縁関係がないと太鼓判を押し、ハッピーエンド。 <了> (全8巻/完全版全6巻)