第八十話ネタバレ
其の五 秋葉流A −妖−
灯台の下で戦うとらと流。とらは雷を放つが流の術によって防がれてしまう。
それならと炎を吐くが、軽く避けられ錫杖を分解した鉄針で左腕を看板に縫い止められてしまう。
そして流は何故うしおを殺さないのかと質問する。とらは其の問いに答えずに攻撃するが、
それもかわされ、四肢を地面に縫いとめられてしまう。動けないとらに再び質問をする流。
するといきなり笑い出すとら。なんととらは手足を引き千切って拘束から抜け出し、
髪の毛を蜘蛛の足のように操作して流に向かっていく!迎え撃つ流!
「それだけしってるおめーが…わしを妖と呼ぶのか。妖と呼ぶのか――― っ!!
妖ってのはなァ!こういうのをいうのよ!!」
流は鉄針をとらの左目に刺し、錫杖を叩きつけようとするがなんととらは身体を自ら真っ二つにして
錫杖の攻撃を避ける!そして驚愕し、動きの止まった流をとらの左右の身体が挟撃した!
錫杖を砕かれ、倒れ伏す流。しかし傷は浅く、手加減されたことに気付く。
とらは殺さなかったのは情けではなく、何度も説明するのが面倒だから
流が帰って本山に伝えろと言い、最初の何故うしおを殺さないのかという質問に答える。
「フン!わしゃ理屈なんてしらねえ…ただ…あいつといると退屈はしねえな。」
そういい残し、とらはうしおを追って行く。苦笑してそれを見送る流。
そしてその頃、うしおの乗ったバスには異変が起きていた……。
>>1乙です。
まだ真っ二つになった傷は癒えてなかったのかとら!?
さすがバケモノって感じがして(・∀・)イイ!!
両手両足引き千切ってるのが痛そうで・・・やっぱ妖だな
ここまで形振り構わないで闘うとらも珍しい。
やっぱりそれなりに強いのかな、伝承候補者。
あと、とらの台詞がカッコ良すぎる。
馴れ合わず、それでも互いに信頼してる関係っていいなァ。
いや普通の妖はあそこまで常識はずれじゃないぞ、とら
しかしとら耐久力高すぎたろ。真っ二つにされても手足引きちぎっても大したダメージがない
不死身か……?
こんなにもタフだから獣の槍でも張り付けて封印するのが精一杯だったのか?
とらと流の戦い、激しくいいな。
たったこれだけで終わらせるには惜しいよ…もっと見たかった。
とら怖い…
>>7 ヒョウにぶっ殺されかかってたから不死身ってこたあないだろ。
獣の槍に500年も張り付けられてて死んでないってのは、ある意味不死身だよな。
やっぱ持ち主の手を離れた(魂を吸えない)状態だから獣の槍でもとらを殺せなかったのか?
>12
ううむ、そうれかもしれない!
こうまで死なないと、前に誰かが言ってた「呪い」って見方も出来てくるよな。
「二千年以上生きてる」んじゃ無くて、「二千年以上呪いで無理矢理生かされてる」みたいな感じで。
しかし、今回はグッと来る格好良い台詞多かったな。
ネタバレに書かれてる台詞以外では
「死なねーんだよ。それが妖!」
が個人的には良かった。
「雷信兄さんやかがりとずーっと……」
「おまえはそこでかわいてゆけ」
「真っ直ぐに立ってるか?」
と、この漫画、台詞でも魅せてるよな。
とらがうしおをどう思ってるのかがなんとなく分かる回だったな。
うしおにもそんなシーンこねえかな。
だめだ、とらカッコよすぎる。500年も地下で張付けられてたっつーのもあるんだろーが
やっぱ今の旅は刺激的なんだろーな。
>「死なねーんだよ。それが妖!」
いや、並の妖だったら確実に死んでますが・・・
何度でも蘇るさ!
一鬼辺りなら、10回死んでもお釣りが来そうだ。
今のところヤムチャ候補は一鬼だな。
日輪がヤムチャになるかも知れん
でも女の子だからしょっちゅう痛めつけられるのもな
となると最近出てきた秋葉流か?
人間側のヤムチャキャラが思いつかない。
ヤムチャになるほどレギュラー化するのかも分からないけどな
この漫画にヤムチャなキャラはいらない
ヤムチャは名前的にプーアルウーロンと同枠だからヘタレて当然
それはそうと、元のヒロインズ2人に対して新規の女キャラの方が凝った名前が多いから
ひょっとしたらメインヒロインてのはこの先登場するキャラかもしれないな
ジャンル的にヒロインも戦えた方が話に絡ませやすくて都合いいだろうし
それを「潮はもう私達の手の届かない存在になっちゃたのね・・・」と寂しげな目で見守る2人なんですよ
じゃあ元のヒロイン2人が戦えるようになればいいじゃないか
麻子と真由子はいずれ獣の弓とか獣の杖とか使うかもしれん。
流は獣の剣とか獣の斧とか使うようになるかもしれん。
日輪は獣のクシが必要か。そんなもん無いだろうから戦力外通告決定w
なんだよその「獣の〜」って・・・・獣シリーズなんて萎えぇぇ
今までのストーリーを見てた感じで言えばこの漫画はジャンプ
漫画のような展開にはならないと思われるし、そうならないこと
を望む
28 :
代理:04/12/21 20:04:05 ID:???
第八十一話ネタバレ
其の六 秋葉流B −婢妖のバス−
前回より少し時間を遡り、とらを残してバスに乗ったうしお。
バスの中で三上と古尾という女学生と知り合う。二人を見てうしおは麻子と真由子を思い出す。
そして運転手に異変が起こった。バスガイドの悲鳴を聞いてうしおが駆け付けると、
運転手が四肢を婢妖に纏いつかれていた。慌てて槍で斬り払ううしお。
その頃とらは、タイヤの跡に残る匂いから婢妖がうしおの乗ったバスと同化したことに気付いていた。
そこにバイクに乗った流が現れる。伝承候補者として婢妖を倒す為にバスを追って行く流。
道行く車を轢き飛ばしながら猛スピードでバスを走らせる婢妖。
三上と古尾にすがりつかれ、どうすればいいのか考えるうしおの下に呼び声が聞こえてくる。
窓を見ると流ととらがバスに追いつき併走していた。
早く飛び降りろというとらにうしおは自分だけ助かるわけには行かないと拒否する。
「ここにゃほかの人たちも乗ってんだっ!てめーだけ助かるなんて、死んでもやだねっ!」
それを聞いて流はとらに考えがあると作戦を伝える。通路の真ん中で待てというとらに従ううしお。
「助かるのさ。とらが来たからよ!どーしようもないヤツだけどさ…
あいつが来てどーにかならなかったコトなんてないんだよ。」
流ととらの動きを警戒した婢妖はうしおに纏わりつき、通路に縛り付ける。
この先のトンネルにバスをぶつけると聞いて歯噛みするうしお。
流はバイクに乗ったまま、バスのフロント部分とリア部分を切り取り、とらに合図する。
そしてとらは風を呼び、うしおを除いたバスの中の乗客を吹き飛ばした!!
顔はともかく流かっこいいな。どこぞの日輪とは大違いだw
まあ、確かにとらがくれば良くも悪くもなんとかなるなw
>>15の期待に応えるような台詞だな。すげーいい感じだ!
バイク上で錫杖振るう流、かっけぇー!!
しかし徳野サンのコートはやっぱり早すぎたね、うしお
>>29 >顔はともかく
それってこの漫画における全ての男性キャラに言えないか?w
もちろんそれがたまらなく好きなんだけどね。
言動や行動で惚れさせられる。シブイ。
藤田氏はこの手のキャラ描くのが好きってことなんだろうが、
それならうしおととら以外に描く漫画のキャラもこういうのばっかりになるのかな。
って、そういやこの人ってうしおととら以外に描いた作品ってある?誰か知ってる?
教えてチャンでスマソ。
流かっけー、なんかいい奴っぽいし一気に俺の中の評価上がったよ、うしおのいい兄貴分になりそうだ
藤田が描く、枯れた老人はまじでいかす。
>>33 読み切りで、『連絡船奇譚』ってのと、『メリーゴーランドへ!』
っての書いてるな。
多分、『うしおととら』は『連絡船奇譚』の発展形じゃないかと思うんだけど、
キャラ自体は、そんなに泥臭くない。
『メリーゴーランドへ!』では、藤田のキャラメイクの基礎が既に確立してる感が在るな。
潮がもう少し成長した様な真っ直ぐな男が主人公の話。
個人的には後者の方が好きだった。つか、『うしおととら』より好きかも知れない。
まぁ、短編と長編を比べる事は難しいが。
絵は泥臭くて一見汚くも見えるけど女の子は可愛いな
格好いい大人の男は一部の人から見たらマイナス要因になりそう
かといってこれから美少年をバンバン出されても困るが・・・
日輪は脱ぎっぷり以外期待はずれだったが、流は最高だな。
女、三枚目、が出てきたから、残る2人は二枚目とマッチョだと予想。
裏を読んで双子の姉妹とみた
お約束のようにしゃべりがハモるわけだな
いやヨボヨボのジィさんだろう
欧米人かもしれん
「ヤリクダサ〜イ」
いやいや、人間じゃないかも知れないぞ。
某2号宜しく猿だったりして……w
サイボーグとか。。
「加速装置!!」
意見を複合してみると……
奥歯に仕込まれた加速装置でマッハ3で駆け回るマッチョな双子の雌猿、と言う事で異存無いな?
>>46 奥歯に仕込まれた加速装置でマッハ3で駆け回る欧米生まれのマッチョな双子の老雌猿
これだな
妖怪じゃん。でも妖怪を殺すための妖怪もかっこいいな
おまいら、中年のおばさんを忘れてないか?
もしくはじーさんとばーさん。
母親のように甘えられるおばさんがいたら、後でかーちゃん出てきたときに立場ないかw
あと残されたキャラというと、
食いしん坊太っちょ君とか、
がり勉めがね君とか、
金持ちの家のキザなお坊ちゃまとか。
50 :
マロン名無しさん:04/12/22 17:52:54 ID:aFXe2WGt
婢妖をフツーに運転手さんの腕から取り払うバスガイド。タダモンじゃないぞ!
むしろすでにバスを乗っているにも関わらず運転手にくっついてた婢妖が可愛い
>>50 大当たり
早売り読んできたけど三人目の伝承者はバスガイドだったよ
以下ネタバレ注意
トンネルに激突するバス
槍の力の発動で潮はバスから放りだされる
しかしさっきの槍の感覚は今までと全く違った感じだったと考える潮の元にとらと秋葉流が追いつく
潮は必死に説明するがとらは「お前以外に扱えるわきゃねーだろ!スカタンが!」と全く信用せず
まだ納得できない潮は呟く「おっかしいなー?まるで俺のことなんて相手にしてない感じだったんだけどなー」
「当然よ…あたしが呼んだんだもん…」
「お、お前は!」流が叫ぶと同時に潮の元から女性に向かって飛んでいく槍
「こんにちは…私の名前は……言わなくてもわかるか…久しぶりだね、潮君」
そこに立っていたのはバスガイドのコスプレをした●だった
「勇!なんでここにいるんだよ!?」と興奮気味に聞く潮に●はこう答える
「あたしね…伝承者候補になったんだよ。飛行機で潮君と一緒に槍を使ったでしょう?あの時から槍の声が聞こえるのよ。
妖怪を殺すために魂をよこせ、ってね。そしたら3日前の晩におじさんの家にお坊さん達が沢山来てね、あたしに言うのよ
『蒼月潮から獣の槍を奪え!そうすればお前の父親に会わせてやる』ってね。もうわかったでしょ?あたしが何を考えてるか…」
槍を構える●の髪がわしゃわしゃと辺り一面に広がり蠢く
「伝承者を皆殺しにすれば槍はあたしだけの物…ってね」
第八十二話ネタバレ
其の七 秋葉流C −激走停止−
とらの呼んだ突風でバスから前方の道路へ放り出される乗客たち。
しかしうしおは婢妖に縛り付けられ、うしおがバスに取り残されてしまう。
それにに気付かず、流は独鈷を構え結界を張ろうとする。
それを阻止しようとする婢妖に噛み付かれるのも構わず流は結界を張り、
見事乗客たちを受け止め、後をうしおに任せようとする。
そこでうしおがバスに残っていることに気付いた流は、意を決して
バスを止めようとバイクで体当たりを試みるが、とらに止められてしまう。
うしおが槍に指名された証拠が今から見られるという。
婢妖に拘束され動けないうしおは、前方の古尾と三上を見て、麻子を思い出す。
そしてうしおは目を見開き、それに呼応して槍が音を立てて輝きだす!
婢妖のバスに水平に衝撃が走り、バスの上半分は消滅して、
中から拘束を解いて変化したうしおが現れた!そのまま、槍をバスに突き立てる!
結界に迫る寸前、断末魔の声を上げて婢妖のバスは完全に消滅した。
一息ついたうしおは乗客の中に怪我人を見て、自責の念に駆られてその場を逃げ出してしまう。
泣きそうな顔でトンネルを抜けたその先には流ととらがいた。
とらから伝承候補者と紹介された流はその場で候補から降りることを宣言する。
そしてうしおに発破をかけ、旭川まで行動を共にすることにしたのだった。
「ククッ、ホントおまえのいうとーりだぜ。こいつといると退屈はしねえな!」
おお、なかなか面白い3人コンビの誕生ですな
うしおととらとながれ
にタイトル変えて流をレギュラーにしてくれ!
うわっ、流めちゃくちゃいいキャラだな。次の候補者と流がどう絡むのか見物だな。
流、日輪と違って使えるな
流カッケーなー!
ごめん、流。タレ目は信用できないなんて言って悪かったよ。
こういう兄貴分ポジションっていいよな。
ちょいと一癖ありそうだけど
信頼できる兄貴分になるのかな?
ところで潮、いまさら逃げるなよ・・・
あの女の子二人、フルネーム迄付けられてたのに、代行ヒロインにはならないんだな。
何か、急遽取り止めになった様な不自然さを感じるんだが。
まぁ、これ以上ヒロイン増やしてもアレだからなぁ。
それはそうと、流ととらのコンビは良いな。
潮ととらのコンビとはまた違った格好良さが在る。
流と組んでる時のとらは、潮との時よりも大人びてて、
やっぱ2000年以上生きてる妖怪なんだな、と思った。
あ〜増刊号の読み切りとかでも良いから、『流ととら』って話一本読みたくなってきた。
うしおが槍から指名された?やっぱり槍は偶然うしおの手に入ったわけじゃないのかな?
槍を持つ資格っていうのは、訓練して得られるものじゃないみたいだな。
月並みだが『真っ直ぐな心』とか『誰かを救いたいという気持ち』とかがないと駄目なんだろ。
もしくは一度持ち主が決まると、そいつが死ぬか獣になるまで他の人は使えないとか。
三上理恵子って、GS美神の美神令子から取ってんじゃないか?
ホントだ
そういや藤田と椎名は同期だね
うしおにとってピンチのとき思い出すのは麻子なんだねぇ。
真由子……不憫。
まゆこととらマダ〜
>>68 いいんだよ、真由子はとら用のヒロインなんだから
うしおにフラれてからが真由子の真骨頂なのだ
また餓眠様のときみたいな、とらと真由子コンビの話をやって欲しいが…当分は無理だろうな
いや、そもそも旅の終わりが最後の戦いっぽいからなあ……
たしかにもう目的地にだいぶ近づいてるからなぁ、連載ももうすぐ終わるかもしれん。
終わる前にヒョウさん再登場してほしいな
ってことは旭川のおじさんがヒョウさんの敵…なわけねーか。
にしても、安易にうしおととらに互いの信頼を喋らせるんじゃなくて、
流っていう人を通して互いのいないところで語らせて、しかもその人は伝承者で、
なおかつ結構かっこいい、なんて…巧いなあ。
同感、本当にキャラの魅せ方がうまい。
下手な作者だと一人のキャラを持ち上げるために他のキャラみんなにそいつをべた褒めさせて引き立て役にして結局みんな魅力無いキャラになることもあるからな。
その点藤田はうしおととらと流、誰一人単なる引き立て役にすることなくそれでいて魅力的に描けてるからな。
藤田のストーリーテラーとしての技術はすごいと思うよ。
>73
同意。藤田はそうなりそうにないから安心
旭川つくまでに残りの伝承者出るかどうかでこの漫画の終わり時が決まりそう
旭川行っても母親の秘密が分かるだけだからまだ終わらんだろ、人気もあるんだし。
白面の者と戦ってから連載終わって欲しいな。
>>73-74 でもこんな会話しながら流の眉毛見るとスゲー頭痛くなってくるんだよなー
でもこれだけ風呂敷広げて、まとめられるか?
現代伝奇でまとまった例なんてちょっと思いつかんぞ
うしおととら外伝ネタバレ
妖今昔物語
平安時代、吹雪という名の美しい姫がいた。
しかし、けして喜怒哀楽を顔に浮かべないことから岩姫と呼ばれていた。
姫に邪心を抱いた陰陽師、朽目は式神を率いて姫の屋敷を襲撃する。
しかし姫の護衛、無明の決死の活躍でその場は朽目を退けることに成功した。
朽目が言い残した4日後の再襲来をその夜の宴で危惧する無明。
対抗できる唯一の術者も京を離れており、防ぐ術がないという。
姫の琵琶を聴いて以前のことを思い出し、無明は姫を護り通す決意を固める。
そして、無明は平安京一の陰陽師、賀茂の屋敷を尋ねるがやはり留守であるという。
しかし賀茂付きの童は一つ、姫を救う方法があると無明に伝える。
それは最近京を恐怖に陥れている妖に頼んでみるという方法だった。
破れ寺に赴いた無明は現れた妖を姫を食わせると騙して朽目の相手をさせようとする。
そして当日の夜、再び襲撃してきた朽目に侍も陰陽師も歯が立たない。
朽目と共に行くことを拒む姫の意思を変えるため朽目は式神で姫の侍女を殺していく。
しかし次に殺そうとした侍女は式神の攻撃を受け止め、電撃を放ち式神を焼滅させた!
その侍女は無明が騙した妖の化けた姿だったのだ。正体を現し、その妖は式神を全滅させる。
勝ち目がないと悟った朽目は刀を抜いて姫に襲い掛かるが、そこに無明が現れる!
腹を刺されながらも、朽目を倒した無明を見て何かを感じる姫。
これからも護るという無明の言葉を聞いて薄く微笑む。が、そこに妖が現れ姫を攫っていってしまう!
喰われる寸前、無明の名を叫ぶ吹雪姫。それに応え無明は屋敷の屋根に立っていた。
騙されていたと知った妖は無明に襲い掛かるが、無明が賀茂の式神より預かった
賀茂直筆の符により、弾き飛ばされ重傷を負い逃げ帰る。
しかしその衝撃により無明もまた致命傷を負っていた。泣いて無明に縋りつく姫。
そして無明は最期に吹雪姫の笑顔を満足そうに見て、静かに息を引き取った……
今は昔━━名も無き随身が石姫を護った………
都の人々は誠の武というものは身分を超えてあるものだと長くいい伝えたという━━━
とらたん…空気読みなさい
この頃のとらは本当に単なる凶悪なバケモノだったんだな…
まあ、うしおと初めて会った頃もかなり凶悪だったし
でも、このとらも何か今とは違う、「尖った格好良さ」が在って良いな。
賀茂つぇ〜〜〜〜〜!!
賀茂って、賀茂忠行のことか?
そりゃ、とらが一撃でズタボロにされるのも無理はない
安倍晴明の師匠だぞ
なんか全体的に本編と雰囲気違うね。
とら雰囲気違うな、まあ今でも本気で人間食べようとしてるからいい奴ではないんだろうが
そりゃあ1話で潮が獣の槍を使えなかったら最悪麻子たちともども喰われてただろうからな・・・
槍に縫い付けられるときもさぞかし凶暴だったんだろうな
待て!
こいつはとらじゃなくて実はヒョウサンの仇なんだよ!!
確かに『長飛丸』とすら呼ばれてないけどそれは無いだろ
なんで初登場が外伝なんだよ
ん?もしかして票はこれから外伝の主人公として登場するのか?
さすがに平安時代はバケモノも跋扈しやすかろうて
ただ、やっぱりとらは現代のほうが楽しそうだな
すげぇな〜陰陽道系の話はおもしろいな〜!
さすが芹沢加茂!w
>>91 時代が10世紀近くずれてるなw
時に、この話の主人公の名前、井上無明らしいけど、真由子と何か関係在るのかな?
じゃなきゃ、漫画じゃ苗字被らせたりしないと思うんだが。
>>90 この時代は喧嘩と人喰いくらいしかやることないしな
と言うか、潮が居ないから退屈なんだろ。
こういう外伝は好きだなぁ。とらを美化するわけでもなく
かといってイメージ下げるわけでもない。
本編では描けないような奴も外伝でやって欲しいな。
ヒョウさんと流の過去も外伝でやって欲しいな。流はたいした過去ないだろうけどw
姫様が「一人で何の表情をもつくらない自分の顔を、抓っている」の演出はなかなかいいな。
人物の感情を表現するのは顔や台詞だけじゃねーぞ、こういう見せ方も出来るんだぞ、って。
表情は無いけど歌や琵琶が上手かったり、何気によくできてるな、この短篇。
上前撥ねられるとらって意外とヘタレ・・?
これは上前撥ねられるとは言わない
>>92 無明は子供がいそうにないし、
関係があっても無明直系の子孫じゃなくて無明の兄弟の子孫だと思う。
男立ちを思い出す。
やっぱ無明は死んだんだろうね・・・・・・
他に手はなかったのか、なかったんだろうなぁ
あの後の吹雪姫は一体どういう人生を歩んだんだろう
尼さんにでもなっちゃったのかな
103 :
マロン名無しさん:04/12/24 20:48:23 ID:9iabccM2
第八十三話ネタバレ
第十九章「畜生からくり」 其の壱 麻子と真由子
冒頭、キャンプしている流とうしお。そこで休みっぱなしの学校のことに思いをはせる。
みかど光陽中学校では麻子が放課後、真由子と人形博物館に行くという話をしていた。
そうやって無理して元気に振舞ってる風な麻子を心配してクラスメイトは真由子に相談する。
そんな時サッカー部の笹木とのことでからかわれる麻子だが、うしおの名が出た途端怒り出す。
麻子をたしなめる真由子。うしおを心配しているのは麻子だけではないと博物館のチケットを返す。
そして教室で流れる殺人事件の噂。目撃された犯人は人形だったという。
学校の帰り、笹木に誘われる麻子。昼間のことを思い出し、意地を張った麻子は承諾する。
真由子は下校中昼間のことを少し反省していると、ケガをした青年を見つける。
手当てをしようと駆け寄る真由子に青年は一刻も早く人形博物館に行かないと大変なことになるという。
笹木と人形博物館を見物する麻子。途中、うしおのことを思い出して慌ててしまう。
うしおのことを悪くいわれて少しムッとする麻子だが、そこで綺麗だが不気味な雰囲気の人形を見る。
場面変って、青年に肩を貸して人形博物館に向かう真由子と安西という名の青年。
人形博物館は安西の祖父が設立したものだが、何かに怯えた祖父はすぐに閉鎖しようとしていた。
しかし昨日、人間のように動く人形が安西の家に侵入して祖父とお手伝いを殺害して逃亡したのだ。
祖父が今際の際に言い残したことによると、アレは人間の心臓を動力に使う魔性の人形だという。
安西は危険だから真由子に帰るように言うが、真由子は今日そこに麻子が行っていることを思い出す。
そして人のいない博物館に二人きりの麻子と笹木。件の人形は静かに二人を視線に捉えた。
「うわーキレイだねー中村さん。」
「うん、キレイね…キレイだけど、なんかこの人形―――こわいわ。」
今回の話の見所は冒頭でキャンプしているうしおと流だと思う俺。すっかり流が気に入っちまったよ。
麻子キレすぎ、モイキー
真由子優しいな・・・
けど、怒ってるのは初めて?
>>104 香上・片山の遊び友達の兄貴分とは違う方向の兄貴分って感じでこれもいいよね
安 西 信 (ry
流かっこいいよ流
真由子はいい子だなー
比べるとちょっと麻子が子供っぽすぎる気もするけど、まあ性格の違いはしょうがないのか。
110 :
33:04/12/25 02:12:17 ID:???
>>37 遅レスでスマソ。
『連絡船奇譚』に『メリーゴーランドへ!』かあ。やっぱどっちも知らないや。
うしおととらでも、一章ごとの話を単体で見れば良くできた話が多いから、短編も上手いんだろうなー。
『妖今昔物語』もなかなか面白かったし。この話はうしおととら知らなくても楽しめるだろうなと思った。
短編がコミックスに収録されるのはいつなのかな。ってか、される予定はあるのかな…?
>>108 というかあそこまでどっしりと怒る女子中学生は逆にちと怖い
第八十四話ネタバレ
其の弐 麻子と真由子 −中編−
安西の説明によるとその魔性の人形は、便七という天才からくり師が作ったものだという。
その恐ろしさを知った安西の祖父は人形を燃やすために博物館の館長室にガソリンを用意していた
噂では安西の祖父も死んだことになっていたが死んだのはお手伝いの人だけで祖父は一命を取り留めたという。
平日の夕方のせいか、人気のない博物館で笹木に告白され、慌てる麻子。
そこに警備員が現れ、もうとっくにこの博物館は閉館だという。アナウンスを聞き逃していたらしい。
正門が閉まっているため仕方なしに警備員に裏口に案内される麻子と笹木。
すると突然警備員が姿を消し、不審に思った二人が物陰を除くとそこには警備員を殺害し、たたずむ人形がいた!
悲鳴をあげる二人。咄嗟に竦んでいる笹木を引っ張り、襲いくる人形をかわして玄関に走る麻子。
しかし、玄関は鍵を閉められている!そこに外から駆けつける真由子と安西。
裏口に逃げるしかないといわれるが、その方向からは人形が迫っている。
飛び掛ってくる人形を傍にあったポールで殴り飛ばして駆け抜ける麻子と笹木。真由子たちも外から裏口へ向かう。
人形は扉の取っ手に絡まった足を引き千切り、四つん這いになって追いかけてくる。
裏口の手前で笹木が転んでしまい、それを庇って人形に殴り飛ばされてしまう麻子。
安西の静止を振り切り、そこに駆けつけた真由子が気絶した麻子に飛び掛る人形に消火器を噴射した!
「ヤツのゼンマイは…若い女の心臓の肉を巻きつけて動く……」
もう笹木死ねよ
麻子と真由子すごい肝が据わってるな・・・
私だったらびびって腰が抜けてるよ。
人形怖えええ。人間の姿に似せて作られている分、あの無機質な無表情が恐ろしい。
日本人形とフランス人形って夜中に見たくないよね・・・・・
新キャラ、フルネームは安西信行か……どっかで聞いたことあるけど、思い出せないな
>>115 こう…脳味噌を直に揉まれてるような不快感があるよな
なんなんだろう…この苦痛は
しかし、まさかここで本編と関係ない話が入るとは思わなかった・・・
今回が中編ってことは3話構成ってことだろ?
よく編集に「そんなのどうでもいいから本編を」と止められなかったものだ
複線が色々張られるんだろう。
……まだしばらく続きそうだな。
>>117 例によってヒロインコンビが忘れられてるから、その為の出番じゃないかな
120 :
マロン名無しさん:04/12/25 22:27:47 ID:hrWGQX8E
藤田って か ら く り 人 形 とか好きなのかな?
さぁ?
だったら次回作はからくり人形でも使ったアクション物?
まさかねぇ。
読みきりでも良いかもね
いや、まずうしとらがどこまで続くかだろ
なんだあの人形、キモスギ。
普通に怖い…。
結局最後はうしおととらが助けに来るのか?
距離ありすぎだけど・・・
また雲外鏡?
にしてもワンパターンのような・・・。
ここは居残り組でどうにかするのかなあ。
助けるとしたら紫暮ぐらいだろうけど、それだと今週の引きで出てくるだろうしなあ。
まさかほんとにあいつらだけでどうにかさせる気か?
戦力皆無でムリポ
安西が盾になって憤死すると見た
心底どうでもいい、早くうしおととらとながれの話に戻れ。
今回のゲスト両方死んでくれ
あの人形が自爆するまで耐え切るに一票
第八十五話ネタバレ
其の参 麻子と真由子 −後編−
真由子は人形に消火剤を噴射して最後に消火器を投げつけ、麻子を抱えた安西と共に逃げようとする。
しかし人形は頭に罅が入っただけで、すぐに三人の前に立ちふさがった。
笹木は一人で裏口から逃げ出し、真由子たちは人形が片足を失っている為すばやく動けないのを利用して
二階へと逃げる。二階の館長室にはあの魔性の人形を燃やす為のガソリンが用意されているのだ。
目が覚めた麻子と真由子を強いと評する安西。二人はそれぞれあやかしのことと餓眠さまのことを思い出す。
そこに人形が不意を打ってきた!麻子を襲う人形に抱きついて階段を転げ落ちる安西。
しかし人形は頭部が半分に裂け、腕が折れてもまだ動いていた。それを見て麻子は自分が囮になると言い出す。
それを聞いた真由子は反対するが、麻子に説得されて先に博物館の外に向かう。
「今度はさ…あたしたちがあいつにしてやろーよ。真由子?真由子…受け止めてね。」
そして麻子は一歩一歩階段を上ってくる人形と対峙し、館長室へと走り出す。
真由子は通路を回りこんで、安西に肩を貸して裏口から外へと出る。
館長室についたものの火を用意していないことに気付いた麻子。近づいてくる人形の音に怯える。
その時、うしおの言葉を思い出し部屋を探してライターを見つけ出した!ノートに火をつけ、火種とする麻子。
が、火をガソリンの入ったポリタンクに投げようとした寸前、背後から現れた人形に殴り飛ばされてしまう!
絶望しかかる麻子だが、再びうしおとの記憶が頭をよぎり勇気を奮い起こす。
『がんばれば、なんとかならあ!』
麻子をは椅子を振り回して人形の首を飛ばした!人形の動きが止まった隙に燃えるノートをガソリンへと蹴飛ばす。
館長室の下で麻子の無事を祈る真由子。すると窓から椅子がガラスを破って飛び出し、麻子が飛び降りてくる!
そして爆発!!魔性の人形は炎の中に消える。
真由子は落ちてくる麻子をしっかりと受け止め、気が抜けたのか手を取り合って泣き出す二人。
安西が二人に感嘆しているとパトカーと救急車が駆け付けてきた。一足早く逃げた笹木が呼んで来たのだ。
二人は入院したがクラスメイトとの仲直りを果たし、うしおは彼女たちの大冒険を知らず旅を続けていた。
笹木やるじゃん!
笹木情けねー、まあ実際あんなことがあったら俺もあんな感じだろうがな
どうにかしよったなあ
麻子つえ〜
生身なら潮も負けそうだな
この話で3人目の伝承候補者が姿を見せると思ったんだけどなー。
今回は完全な番外編だったみたいでぬるぽ
ゲストうぜー
>>129見たいに見せ場貰って柱に 安 西 信 行 死 亡 とか出ると思ったのに
生き残ったか安西信行
飛び降りてるときの麻子のスカートのラインにキた。
石喰いのときの裸よりも良かったな。
間接的にとはいえ、潮が麻子たちを助けたってことになるのかな。
強い女の子だね二人とも。・゚・(ノ∀`)・゚・。
前回の潮の脳内麻子の「ガ…ン…バ」は妄想じゃなくて潮と麻子がリンクしてたのか
144 :
マロン名無しさん:04/12/26 23:25:48 ID:OZmK1BdM
次のニュースです。
昨日、東京都みかど市の人形館館長宅でホームヘルパーが、何者かにより殺害され
ましたが、本日その館長の経営する人形館が全焼。1階から警備員の男性の他殺死体
が発見されました。
遺体は損傷が激しく、本日司法解剖を行い詳しく調べるという事です。
また、火災については消防の調べで火元と見られる2階の館長室から大量のガソリン
の入ったポリタンクが見つかっており、放火の可能性が高いとのことです。
警察では、火災は警備員男性の殺害となんらかの関連があると見て捜査を進めています。
また、火災発生直後、消防が到着した際に火元の館長室下の庭に館長の孫と女子中学生
二人がおり、なんらかの事情を知っているものとして警察では3人をみかど署に任意同行
させ話を聞いております。
・・・言い逃れできんだろw
連行されたのかw
光覇明宗は……役に立たないだろうか
政府の上のほうとかと繋がってたりさ
そしたら紫暮サンが身元保証してだな……
そういえば最後パトカーも来てたな。
未来有望な少女二人が被疑者に……(;´Д⊂)
そして取調室であんなことやこんなことを……
まぁマジレスすればだな、
女子中学生とひ弱な青年が人間のからだを引き千切ったりすることは出来ないわけだし。
・・・・・・放火は庇いきれん。
ここは安西一人に罪を全部被ってもらうということで
バールのようなものさえあれば余裕です>引裂
バールでは無理ですが
緊急避難は適用できないのか?
あとジジイの放火教唆とか。
逆転の発想だ!
「火なんてついてません!あれはイリュージョンです!!」
と、説明すりゃいいんだ!
154 :
マロン名無しさん:04/12/27 00:33:45 ID:lCeLAw4D
>>152 緊急避難を適用する大前提として、警察が「殺人はみんなからくり人形の仕業」という
突拍子もない事実を信用するかどうかが必要になってくると思うが、無理くない?
「安西が大量のガソリンを購入していた」という情報も寄せられると思うし、そんな準備
万端で「緊急避難」というのも辛いと思うなw
そもそもあの安西ってだれなんだ?
今までに出てたっけ?
156 :
マロン名無しさん:04/12/27 00:37:14 ID:lCeLAw4D
>>155 それだ!「私たち、こんな人知りません!無理矢理連れ込まれたんです」だ!!
国家はどの程度妖怪について知ってるんだろう?
まったく何もしらなくて光覇明宗だけが独自に対処してるのだろうか?
それとも実は裏で国と手を結んで色々便宜を図ってもらってるんだろうか?
結構妖怪による事件も多いみたいだし、国も知ってておかしくないと思うのだが。
>>157 国は認知してるんじゃないか
結構裏家業物のお約束な気がするけど
ところで安西って藤田のアシ?
漫画ではやけにいい男だったけど本人もいい男なのかね
どーもなー
鏡、香山あたりは3枚目な役を演じてるけど…
こう、『漫画の中で完璧超人』みたいなところから「そういう事要求するような奴」としかわからんなぁ
香上と片山がごっちゃになってるぞw
安西はこれといった落ち度がなくて逆に何か浮いてるな、いい男として描かれてるのに何故か魅力を感じない
藤田氏の身近な人なら確かに「そういう事要求するような奴」なのかもしれんし、ファンの一人なんで粗末にできんかったんかもしれん
香上片山は三枚目だったけど魅力あったからなぁ
あの二人もう出てこないのかね。結構良いキャラだったんだけどな。
あの二人もいいけど小夜とか雷信とかがりとかこの旅で出会った他のキャラにも出てきて欲しいな。
潮も旅を始めてからずいぶんと友達出来たね。
所詮全部踏み台ですから
●は今後どうだろうかね
小夜はオマモリサマと白い髪の女の能力で出番ありそうだけど●はなにも役にたたなそうだからな…
再登場する理由がなさそう、カマイタチ兄弟とか妖怪連中とはまだ色々絡みありそうだけど
特殊能力が無い&身近に妖怪がいない&潮と学校が違う
の三重苦ってか・・・
麻子、真由子、礼子、勇、小夜の花の中2クインテットの中で該当するのは一人だけ。
泣ける(つД`)
これは潮と同じ学校に転校でもしてこないと再登場はきびしいかもな
>169
転校生がうしおと親しげに話すのを見て麻子大慌てか。
修羅場もあり?
勇も気が強いからな修羅場必至だな、ただその後で潮そっちのけで仲良くなりそうだ
麻子は●が絡んできても当然のようにシカトかましてくれますよ
「は?何よこの子、ちょっとアブないんじゃない?」
そうやって無理矢理叩くのは勘弁して欲しい。
俺、普通に勇は好きなんだけど何か間違ってる?
もちろん一番好きなのは真由子だけど。
そうそう
麻子たんはどんなにイタい子でも相手してあげる良い子だぞ!
勇は別に痛い子じゃねえやいっ!
ただ、ちょっとわけあってトゲトゲしいだけだい!!
刺々しいだけであんなんじゃあ厚沢さんもまいっちゃうよ、マイッチングマチコ先生だよ
お前ら…子供相手に目くじら立てるなよ、あんなもんだろ。
ってか生理的にアレ>勇
後ろから見るとナマハゲだよね。>(ピー)
ヤメレ…ヤメレ−−!
お礼を言いたくても言葉が出てこない勇はかわいいと思うんだけどな。
他の女キャラと比べると今ひとつ長所がないというか…
獣の槍で妖怪にダメージを与えた唯一の女
というか普通にもう出ないだろ。勇。
出てきても役に立たない。まだ香上片山のほうが使える。
旅先で会った奴ら全員出すような展開だったらまだわかるけども。
>>184 そういや日輪の件を考えると
勇がやったことって実質、自己満足的な行為だな…。
だから3人目の伝承者は才能を見いだされた勇だって
あのモジャ頭が槍の力で更に伸び放題になるのか?('A`)イヤーン
それ自体が武器になりますか。
マジレスすると勇登場前に4人の伝承者と言われているのでそれはない
ネタレスすると、●の為に一人クビになっているので無問題
実は勇は伝承者候補のひとりで、ずっとうしおを監視してた
以下は、紫暮に会ったときの台詞
「御子息は立派に成長なされたかと…」
伏線なしでそんなことやらないだろ
使い捨てキャラで今後出番ないんじゃないか?
195 :
マロン名無しさん:04/12/31 07:14:05 ID:uQmfZLjA
|(◎)(◎)|
|Y 、, < |
|>▽▽▽y|
衾ーーーーー!!
>>195 衾と認識するまで3秒ほどかかった。なるほど確かに衾だw
>>195 ドラクエにこんな感じの原住民みたいな敵でてこなかったけ?
うん、まぁそんな感じに見えるよ
早く最新号が読みたいなぁ。
流が3番目の継承候補者のかませ犬にならない事を祈る。
まあ4番目の場合は継承候補者全員かませになるんだろうけど。
4番目は序盤で出会った香具師らの1人って展開ありそうだな。
羽生礼子とか才能ありそうじゃね?
真由子はどうだろ?なんか昔の霊能力者に似てるって伏線らしきものもあったし
>>200 あ〜そんな設定あったねー。フジタ忘れてないだろうな……。
子孫だったりしてね。それなら先天的な素質ありで伝承候補者でもおかしくない。
オヤジと真由子の髪を見るに2人は遠い親戚だ
>>200 う〜ん、どうだろ?
真由子を巻き込む為に、深く考えずに単純に似せただけとも考えられる。
「他人の空似でした」で済ませても問題は無いし、
「実は親戚だったので霊能力があります」って話も作れるので、
どっちにも展開出来る美味しい前フリだと思う。
どうなるかは北海道の叔父さんの家に着いてから話がどう膨らむかによるね。
205 :
マロン名無しさん:05/01/02 22:48:52 ID:eawRUVaQ
終わったマンガで知らないふりって馬鹿みたい
紫暮って他の法力僧からべた褒めされてるよな
で、今回潮が会いにいくのはその兄貴か弟なわけなんだよな
やっぱめちゃくちゃな強さなんかな
未だに旅の目的はまだはっきりしてないよなぁ。
母親の秘密を知るためのわりには思いっきり回り道、うしお。
ほとんど偶然出会ったバケモンばかり倒してるからだよ。
旭川に何があるのか、母親の秘密は何か。
それしだいによっては右肩上がりの評価を改める必要があるな。
この漫画前回のラストを冒頭で繰り返すことが多いな
第八十六話ネタバレ
第二十章「追撃の交差〜伝承者〜」
其の壱 杜綱悟@ −伝承者の攻撃−
冒頭、暗い部屋の中一人苦しむ男。腕から小妖が湧き出して慌ててそれを抑える。
場面変って北海道大雪山国立公園を走るうしおととら、流。
流は走りながらうしおに光覇明宗に伝わる獣の槍の伝承を話して聞かせる。
誰も開けられなかった扉を開いたうしおは本当の伝承者かも知れないと言う流。
すると突然バイクの一団に囲まれ、車輪のような武器や錫杖で襲われてしまう。
流は彼らを伝承候補の選から漏れた者といい、迎撃する。
うしおも流のバイクが傷つけられたことに怒って飛び出し、啖呵を切る。
真意を問う流にヘルメットを脱いだのは純という女性だった。
純は涙を流してうしおをなじり始める。彼女は伝承候補No.1杜綱悟の妹だという。
2週間前から行方不明になっており、彼女はその原因がうしおだと思い、今回の行動を取ったらしい。
その時、突然杜綱悟の気配を感じたという純と4人の法力僧たち。とらも何かに気付く。
近づいてきていきなりうしおに襲い掛かる化物。とらはそれを蛭蠱という式神だという。
そしてそこに現れたのは異様な雰囲気を持った杜綱悟だった。
「杜綱…おまえ…杜綱だよな……」
「ああ…たしかに……私は獣の槍伝承候補者の一人――――杜綱悟――」
三人目にして伝承者候補?宸Pの御登場か
早くも流が噛ませ犬にされるヨカーン
そして、この三人目はさらに四人目の噛ませ犬にされるヨカーン
杜綱悟、流とタメ歳位なんだろうが、大人気無さ過ぎないか?
槍が自分の物にならなかったら……ってクチだろ。
しかし、その内出るだろうと思ってはいたが、とうとう式神出てきたな。
杜綱の雰囲気異様だよな
うしおから槍を奪い返すために禁呪に手を出したとか、
No1の実力だったのが実は妖怪の力だったとかいう展開なのかな?
3番目に出たのがbPか、めずらしい展開だな
ここで日輪と同じ展開にはしないだろうから単に自分が選ばれなかったから襲ってるというわけではないと思う
ていうか「ぢる」て
日輪はそれほど人気でなかったが純は人気者になれるかな?
先生!純と歩の見分けが付きません。
今までの展開からして純も脱ぐのだろうか?
期待が高まるぜ!
式神と絡んで触手プレイっぽくなります
式神キター('∀`)
ぢる とか くき゜ とか ワ゛ン とか
相変わらず良い擬音使ってくれるなフジタは
第八十七話ネタバレ
其の弐 杜綱悟A−式神の撃退−
様子のおかしい兄を訝しがる純に優しい声を掛け、杜綱はうしおに式神をけしかける。
獣の槍を破壊するという杜綱を止めようと飛び掛る流だが、あっさりと叩き伏せられてしまう。
うしおを救おうと法力僧たちも式神に敵わず、このままでは全員やられてしまうところにとらの一撃!
それによって自由を取り戻したうしおは槍の力を解放して蛭蠱を完全に滅ぼす。
仲魔である流や法力僧たちまで傷つける杜綱のやり方に怒るうしお。
さらに挑発する杜綱を止めようとした純も殴られてしまう。
しかし次の瞬間、突如苦しみ始める杜綱。次は必ず獣の槍を破壊すると言い残して去っていく。
一番力と人望があった筈の杜綱の変化。とらが言うにはその原因は婢妖が取り憑いたせいだという。
「ヤツのドタマの中に婢妖が棲みついたのさ。」
3人目は敵に洗脳されてる系できたか。
で、こいつを助けてやって純含め兄妹そろってうしおと和解するわけだな。
>杜綱を止めようと飛び掛る流だが、あっさりと叩き伏せられてしまう
流が早くも噛ませに・・・orz
洗脳されたとはいえ敵に寝返るようなヘタレが伝承候補者かよwww
白面の味方するなんて伝承候補者っつーかもう人として失格だよ。
洗脳されてもいいけど寝返るな、ってのは果てしなく高度な要求な気がする。
流が予想通り噛ませにされていてワラタ
にしても婢妖って人を操るなんてこともできるのか、やられ役だと思ってたけど意外と厄介だな
>>223 ちょっと早かったけど、四人いる中で二番目に出てきた時点でかませになるのは確定だったからね。
落ち込んでいる所に追い討ちをかけるが、
この旅で四人目が登場したら杜綱と共に再びかませにされると思うよ…。
>>223 まぁ人情溢れる流が仲間に対してそう簡単に全力で向かっていけるとも思えないし。
しかし藤田には珍しい男性美形キャラにも関わらず
表情が物凄い怖いな。
まさにとり憑かれてるカンジ。
最終決戦の時に誰かが裏切ったりしてな。
周りには人望あるいい人と思わせつつ
実は力に対する渇望と槍を操る潮への憎悪が人一倍強かったから付け込まれたとかかね?
何らかの理由あるだろ、付け込まれるには。
槍がどうしても必要な理由とか、そんな感じで。
妹がそれにかかわってると見た。
先の展開知ってる書き込みがあって萎えるな。
イイ感じにスレストかけられましたねw
あんなヒルみたいな式神、漫画でも見たことないよう
式神がなんとなくあやかしっぽい
第八十八話ネタバレ
其の弐 杜綱悟B−過去の疵−
うしおたちの前から去った杜綱は婢妖の呪縛に抗い苦しんでいた。その目は怯える幼い純を幻視する。
一方、杜綱を救うために純と法力僧たちはうしおの旅に同行していた。
遠野で貰った食べても減らない不思議なオムスビから遠野の長のことを思い出したうしおは
ドライブインの公衆トイレの鏡から雲外鏡のおんじを呼び出す。
うしおはおんじを介して遠野の長に事情を話し、協力を請う。白面の件ということで長は快諾するが、
長によると頭に取り付いた婢妖を追い出す方法は無いと言う。
だから非常に危険な賭けになるがうしおが自ら杜綱の体内に入って婢妖を葬り去るしかないというのだ。
そしてその夜、野営をする一同。とらはうしおに昼間の話は忘れろと忠告する。
うしおは純に兄の話を聞こうとするが純に突っぱねられる。しかし流が代わりに話し始めた。
10年前、杜綱兄妹がまだ幼き頃。当時、田舎の生活に馴染めずいじめられていた純は
村の子の命令で山の神のお供え餅を取ってしまい、山の神と称する妖怪に襲われてしまったのだ。
すんでのところで兄の杜綱悟が駆けつけ妖怪を倒すが、妖怪の返り血を浴びたその姿を見て
純の口から吐いて出たのはお礼の言葉ではなく拒絶の悲鳴だった。
「あたしはありがとうっていいたかった……だけど…だけど、あたしの口からでたのは…」
『 い や あ あ あ っ ! 』
実はあやかしを操ってたのは三人目の伝承者だってオチがつくよ
つーか、子供の頃から怖ェーよ、兄ちゃん……
こりゃ純がビビるのも無理はない
婢妖出てってもやっぱりキチガイ系でしたオチきぼん
>>239 怯えた目で〜と言ってるしさすがにそれはないだろうな。
妹の事になると性格が変わったままとか
顔は美形なのに色々と大変そうだな・・・
つーか、怖いです
体内に侵入する方法というのが気になるな
誰かスモールライトみたいな能力を使える妖怪でもいるのか?
そこでおんじですヨ。
目の反射を利用……出来ないか。
ってか、おんじって便利だなあ
料金関係なくテレビ電話が使えるようなもんだな
槍かとらがいないと。
テレビ電話処か、おんじが入れば交通手段も覗きも鏡一枚で済む。
救出しようとしたけど獣の槍暴走
お兄ちゃん死んじゃった
〜復讐の純〜
キボン
もしかしてこの章終わったらこいつらも旅に同行するのか?
ジャンプ漫画っぽく仲間みんなで協力して旭川にいる強敵とかと戦ったりすんじゃねw
旭川の強敵って誰だyp
母ちゃんの秘密を知る為の旅なんだろ? え、なに? 母ちゃんが黒幕とか?
>>250 少年漫画のお約束で何かいるんじゃね?
秘密を守ってる守護神とか、獣の槍を破壊しようと白面が送り込んだ刺客とか。
うしおととらが継承候補者達と協力して戦うなんてかなりも燃えシチュじゃねえか!
俺の住んでる街にはそんな脅威が潜んでいるのか!?
旭川到着→妖怪と戦う→旭川壊滅→札幌へ行け→札幌到着→妖怪と戦う→札幌壊滅
ゴジラみたいに次々と都市を破壊していったり・・・
まあ、旭川には壊して楽しい建物なんてないが
北国なんだから雪女でないかな
北海道ならではの妖怪って何かいるの?
特に旭川に妖怪とかの伝承ってないの?
コロボックル(・∀・)キボン!
コロボックルじゃボスにはならないな
怪鳥フリーとかいうのがいるらしい
ラプスカムイって名前の怪鳥もいるらしい。
以下コピペ
十弗(とうふつ)の村に怪鳥が住んでいた。
ラプスカムイという鳥で、その鳥を吹き通してくる風にあたる人や
動物は毒気を受けて必ず病むか、死ぬか殃を蒙るという。正体はわからない。
第八十九話ネタバレ
其の四 杜綱悟C−悟めざめる−
杜綱悟は幼き頃、純に拒絶されてから力の制御を完璧にする為に修行を積んでいた。
妹を二度と怯えさせぬ為に。そのことを流から聞いた純は衝撃を受け、嗚咽を漏らす。
そこ時、ついに式神と共に現れる杜綱悟。先手で数珠を用いた呪縛結界でとらと獣の槍の動きを封じる。
槍を封じられたうしおは式神に嬲られるままになってしまう。それを見て嘲る杜綱を見て思わず飛び出す純。
純は泣きながら杜綱にすがりつき、殴り払われてもすぐに起き上がりきつく抱きしめる。
かつて言いそびれたありがとうを言う為に。それを見て狂乱した杜綱は短刀で純を殺そうとする!
そこでついに呪縛を解いたとらと獣の槍!一瞬で杜綱の式神を滅殺し、うしおの投擲した槍が
杜綱が振り上げた短刀を砕き落とす!そしてその衝撃で杜綱は正気を取り戻した。
杜綱は己のしでかしたことを認識し、自分は助からないことを知って崖から投身するが
咄嗟にうしおが槍を投げて杜綱の衣を岩壁に縫い付け、間一髪で杜綱の自殺を止めることに成功する。。
崖から引き上げた杜綱にすがって泣く純を見て、うしおは杜綱の体内に入って婢妖を倒す決意を固めた。
しかし、それは人に戻れなくなるかもしれないと長に言われていた行為だった。
「流にーちゃん……男って一生のうちになん人の女の子の涙をとめてやれるんだろう?」
>「流にーちゃん……男って一生のうちになん人の女の子の涙をとめてやれるんだろう?」
くっさー!くさい、くさすぎるよこのセリフ!
だのに何だ、俺の胸の奥で渦巻く熱い昂ぶりは!
中坊にいわせますか…もっとオヤジとか流とかに言わせろよ
うしおがどんどんいい男になっていく。
天性の女たらしだなw
今回はいつもにまして潮がキモイですまる
少しでも好感持ってる男にこんなこと言われたら
女の子は一発でメロメロだわな
>>260 禿同!
普通だったらこんな台詞で胸熱くならんよな。
こんなくさいけど熱くてかっこいい主人公、他の漫画にはいないよ。
確かにくさすぎるし少しでも自分に酔ってるようなら鼻で笑ってしまうだろうが、うしおの場合心の底から本気だからなぁ。
まぁうしおのこれまでのキャラにはない台詞だったなぁ。
でも不思議と似合ってしまうのが凄いわ。
うしおはフヂタの分身か・・・
もううしお死ねよ
あいつが口開くたびに嘘くささが漂う
>>271 いつもキチンと行動してるじゃないのよさ
主人公としては及第点だけど1漫画キャラとしてみるとウザさ爆発なのは確かだけどな
でも大丈夫さ!たわしに比べれば3.5倍マシさ!
うしおの男っぷりは今後どんどん磨きがかかると思う。
とらの萌えっぷりは今後どんどん磨きがかかると思う。
日輪の脱ぎっぷりは今後どんどん磨きがかかると思う。
流のかませっぷりは今後どんどん磨きがかかると思う。
第九十話ネタバレ
其の五 杜綱悟D−うしお体内へ−
体内へ入るほど槍の力を使えばうしおは槍に魂の全てを吸い取られ獣と化すと長は言った。
それを承知で行くといううしお止める為、流は錫杖で打ち掛かるが、うしおはそれを避けようとせず
流は当たる寸前で錫杖を止めた。うしおの決意を覆せないことを思い知った流は止めることを諦める。
そしてバイクのサイドミラーに現れた雲外鏡のおんじから案内役としてイズナという狐のような妖怪が登場。
とらと知り合いのようだ。徳野のコートを脱いでイズナと共に行くうしおにとらは付いて行く事にする。
「うるせえっ!!ここまできておめーを喰えんなんて、気がおさまんねぇ!
だからおめーにぴったりついてって、おめえがバケモンに変りはじめたらおいしく喰ってやらあっ!」
「くそったれ!じゃ、どこまでもついてこいや、とらっ!!」
うしおは純に杜綱の身体のことを頼み、指先から杜綱の体内へと入って行った。
「 必 ず 兄 キ に 、 あ り が と う を い わ せ て や る 。 」
体内から見る人体に驚く間もなく、多数の婢妖が襲い掛かってくる。
それを撃ち払ってうしおは脳を目指して行く!
「よォし。たとえバケモンになったって、最後まで闘ってやらあっ!!」
白面の手先登場!?
体内に入るならムサい男より女の子の方がいいなあ・・・
と、婢妖さんが申しております
とらほどじゃないがイズナかわいいな。
>>279 とらのプリチーパートがイズナにとられそうで何か不安……
しかしうしお、大きな目的あるのに、すぐ近くにあることに囚われちゃうんだなぁ
やっぱそのヘンは子供ぽいのな
流の台詞に共感するオレはもはやオッサンなのだろうか
イズナあざと過ぎだろ
飯綱の妖怪だったらイズナじゃなくてイヅナだと思うのだが・・まあいいや
かませにされたとはいえ流いいなぁ
杜綱は候補者の中でナンバー1と言われてるわりにはいまいちキャラが薄い気がする
顔は濃いけどな
眉毛が生理的に嫌だ>流
タレ目が好きだ>>流
クッションの代わりにして人間受け止める、なんて結界の使い方は初めて見た希ガス。
流は結界使うのが得意なんかね。杜綱は式神使うのが得意、みたいな感じに。
日輪は、ストr(ry
第九十一話ネタバレ
其の六 杜綱悟E−体内鳴動−
暴れる杜綱の身体を押さえてうしおが何をしたのか尋ねる純に流は
うしおは杜綱の身体に巣食う婢妖を倒す為に体内に行ったと伝える。
婢妖を倒しながら体内を進むうしおたち。心臓に陣取る疫鬼にイズナが捕えられてしまう。
外で跳ねる杜綱の身体を押さえる純たち。流はうしおなら助けられないわけはないと豪語。
純は流からうしおが獣になる危険を承知で杜綱を救いにいったと聞いて愕然とする。
疫鬼に血管で縛り付けられるうしおたち。杜綱にダメージがいくため血管を攻撃することが出来ない。
そこでうしおは槍を遠隔操作して疫鬼を攻撃。解けた血管から抜け出して疫鬼を体外へ刺し出す。
しかしその攻撃で槍の力を使った為かうしおの両腕は獣のように変化してしまっていた!
「大丈夫だろ。こいつは助かる……純、そしてほかのヤツらも、杜綱のコトしか頭にねえようだがよ。
その気もねえのに突然手に入っちまった槍に魅入られて…次々と妖怪と闘うハメになっちまった
フツーの中学生の気持ちって…考えたことある?
…そんな槍なんぞ放っときゃいいんだよ…五〇〇年ぶりに蘇った妖怪もしったこっちゃねえ。
白面の者がどうした!好きにさせりゃいいんだよ。妖怪に襲われて人が死のうが自分が痛いわけじゃねぇ!
みんな忘れて楽しく暮らせば、おめえら槍を護る連中にドロボー呼ばわりされることもねえ。
だけどあいつはそうしねえ…ダチを…ガキを…女を守るために闘う……
体がイカレても…イカレても…なん度でも立ちあがってよ。
そ ん な ヤ ツ が 槍 に 魂 を く れ て も 杜 綱 を 助 け よ う と し て ん だ !
助 け ら れ ね え わ け が ね え ん だ よ ! ! 」
祭日の関係で少し早めのバレらしい
流の言葉に感動。
少年漫画の主人公なんだから戦って当然だと思ってたが、流の言う事がもっともだな。
俺なら獣の槍なんて光覇の連中に渡して日常を送るよ。
純も最初は態度がちょっとムカついたが、流の言葉でうしおに対する感情が良い方向に変わったみたいだな。
>>290 オレも。
流は熱いね。ますます好きなキャラになったよ。
流っていつからこんな熱い男になったんだ?
飄々としていて他人なんてどうでもいいって感じだったけど
うしおに毒された?
影響受けて変わりつつあるんだろうな、でもまだ何となく戸惑ってるっぽいところがイイ
バレで引用されてる台詞にも、「あいつはそういう男なんだよ…」って台詞にも
微妙に
>>292が言うような流らしさが残ってる。潮に対する距離感がまだあるというか。
前回の「おまえにゃ…待ってるヤツも…いるんだろうが…」とか。
槍の継承候補者は今回の話で 流>>>(超えられない壁)>>>杜綱>日輪 になったな。
作者も流を気に入ってるのかもしれん。
そもそも婢妖にのっとられた奴が継承候補者No.1なんて説得力ないよな。
流の方が実は強いんじゃね?とらには負けたけどまだホントの底見せた感じではなかったし。
さすがに日輪より弱いことはないだろが・・・
流かっこよすぎるよなー。登場してから美味しいとこだらけじゃないか。
それに比べて日輪は 嫉妬→罵詈雑言で潮を凹ませる→無理矢理槍を奪う→読者サービス
杜綱は 怖い少年期→地味な青年期→洗脳
これじゃあ……
日輪だってきっと山ごもりしたりして新しい必殺技もって帰ってくるよ!!
だって名前が日輪(にちりん)だよ?
もうサブ主人公並みに活躍すること必至
流は美味しいな。
かっこいいし、何か飄々としてるくせに今回の熱さが出せるとは。
今後も出番はありそうなキャラだ、かませとかじゃなくて強い味方として。
日輪は……多分サービス兼かませだろ。
杜綱が伝承候補者最強になってくれたおかげで、今後強敵のかませ犬になるのは杜綱になりそう。
すなわち流はかませ犬にならずにすむかもしれない!
もうすでにかませ犬だよ>杜綱
無理矢理押し込んだようなうしおの獣化の前兆はスルーですか?
まだ腕毛が伸びただけだしなぁ
>>301 今まで伏線ありありで後はそれがいつ来るか、だけだったからなあ・・・
しかし、そのタイミング次第ではますます杜綱の影が薄くなる
杜綱伝承候補者ナンバー1って嘘じゃない?
やっぱり残る一人がめちゃくちゃ強いけど性格に難ありで候補者としてはいまいちとかの王道な展開じゃないか?
杜綱>日輪は確定だろうけど、流はムラがあるとかやる気を出せば力があるのに本気出さずに適当にやってるとか。
最後の1人は
>>30みたいな感じで、本来の杜綱が性格安定感等でNo1って事だと予想。
どうせ潮が強い意志とかなんとかで吹っ飛ばすんだろう>獣化
NO.1が出てしまった以上、残る一人は唯の噛ませだろ。
雑魚倒させて強そうに見せといて白面の手先に一瞬で殺される役どころと予想。
日輪最強説
>>301 悟の体内から脱出した後、潮に惚れた無駄毛処理の名人、純が腕毛を剃ってくれるので問題無いです。
第九十二話ネタバレ
其の七 杜綱悟F−頭脳への侵攻−
腕が獣化したうしおを見てとらは今が喰うべき時かと構えるが、うしおは堪える。
残念そうに頬をかく仕草をイズナに安堵したなと指摘され、とらは必死で否定する。
うしおたちの進撃の様子を婢妖から報告を受ける脳に陣取る婢妖の頭目格。
イズナの先導で精髄を通って進むうしおたち。中枢だけあって多勢の婢妖たちが迫り来る。
一方、杜綱の身体を押さえている流たち。凄まじい力で弾き飛ばされ、婢妖の力で金縛りにされてしまう。
身体が小さくなっているせいで婢妖の多勢の攻撃に押されるうしおたち。うしおが捕らえられてしまう!
そこに婢妖の呪縛をといて杜綱にしがみついた純。うしおに謝罪しながら額を盛り綱の身体に押し付ける。
それを感じ取ったうしおは力を漲らせ、身体を縛り付ける婢妖を全て切り裂いた!
切り裂かれた婢妖たちは杜綱の体外へ放出されていく。しかしその代償としてうしおの獣化は進行してしまった。
それを見てイズナは何故そこまでするのかうしおに尋ねる。うしおは迷わず笑って答えた。
「今まで、獣の槍で戦ってきたオレのよ…清算日が来たらしいのよ…
オレが…本当はどうなのか、ためしてみてえのさ……
こ こ で 命 惜 し さ に お り ち ゃ … マ ジ に 獣 み て え じ ゃ ね え か ! 」
そして脳に辿り着いたうしおたちは婢妖たちの大将、血袴と対峙する!!
なんでこんなに潮は熱過ぎるの?進むたびに漢を極めていってるよ。
潮は女が絡むといつも以上に格好良いことするよな
うしお、まっすぐ立ちすぎ。
('A`)・・・・・潮ちゃんまぶし過ぎるよぉぉ・・・・死のうかな俺
ちっくしょう……うしおカッコ良すぎるっての。
とらも何とも言えない態度取るしよう。
イズナのポジション中々いいな。
シリアスな場面でもユーモアがあって。
うしおを食うかどうか見極めようとしてたとらが凄く燃える。
もしあそこで獣になると判断していたら、うしおを食ってたんだろうか。
ところで血袴って、なにげにカッコよくね?
>>319 なんか弁慶みたいでカッコイイかも
で、もしかして杜綱の目が片方だけギョロ目になってるのは
血袴が一つ目だからか?
第九十三話ネタバレ
其の八 杜綱悟G−血袴の哄笑−
最初の血袴の婢妖を放つ弓の攻撃にやられてしまうとら。
血袴はうしおとの戦闘中に何故、白面の者に敵するのかを尋ねる。
うしおの白面には直接恨みはないが母の事を知るために槍を持っていると
白面のほうから襲ってくるのだとの答えに血袴は槍を置いていけば見逃すと言う。
しかしうしおはそれを突っぱねて戦いつづけるが、血袴の薙刀捌きに翻弄される。
体に刺さった婢妖を取り払ったとらが加勢しようとするが、再び婢妖弓にやられてしまう!
劣勢のうしおは逆に血袴に尋ねる。白面は何が目的なのかを。
それに応え、血袴は白面の姿をうしおに見せる。その圧倒的な威圧感に繊維を喪失してしまううしお。
そして血袴がとどめを刺そうとしたその時、イズナがうしおを庇って血袴の薙刀に刺される!
しかし代わりに薙刀の刃を折り、血袴の攻撃を一時止める。倒れるイズナに駆け寄るうしお。
純のためにここに来たのなら血袴なんかにビビるな、ボスは後だ、とのイズナの言葉に
うしおは戦意を取り戻し、血袴の攻撃を受け止め啖呵を切る!
「なあ、血袴とかいうの…オレ、白面の者に恨みはねえっていったけど、ありゃまちがいだわ…
目的のためにほかの人間を巻きこみ――人間を操り、殺し合いをさせる。
そ ん な ヤ ツ を 許 せ る わ け ね え だ ろ ! 」
やっとのことから婢妖弓から逃れたとらはイズナに声をかける。
イズナは血袴に対抗するために先程脊髄で力を届けた人間の協力が要ると言う。
それを受けたとらは杜綱の口を使って外にいる純にそのことを伝えた。
純は戸惑うが、流の言葉に決意し杜綱の目からありったけの念を注ぎ込んだ!
体内での戦いってやっぱグロいな…。
そしてうしおはやっぱり男だな!
イズナかっこいいな。
登場したときの台詞からしたらこんな行動に出るとは思わなかったよ。
イズナ、とらとキャラの喰い合いするかと思ったが、なかなかどうして、
とらとはまた違った可愛さ、格好良さが在るな。
今回だけのサポートキャラってのは、余りにも勿体無いから、続けて登場して欲しいな。
他人のために命を賭ける。
少年漫画の主人公にとっては当たり前な行動なのに、うしおの場合はやたら熱いなぁ。
思えば他人のために命を賭けるなんて行為、冷静に考えればとてつもなく不自然な事だよな……。
その嘘臭さを、うしおは圧倒的な燃えとかパワーとかで打ち消してる気がする。藤田の絵はマジ魂こもってるよ。
うさんクセー
時代は血袴ですよ。
うしおの言葉はそれまでの経験に基づいてのモンだからなぁ
等身大の台詞が凄くいい
それにしても白面がちょっと可愛いと思ってしまうオレはダメですか?
いかにも廚が喜びそうな台詞ですねw>ここ3週
>>330 俺の獣の槍が君の家の猫に激しく反応をしています
(;´Д`) ハァハァ
妖を討つ力って・・・同じ場所にはとらとイズナもいるのですが・・・・・・
展開的には潮はその力とやらで獣化回避かね?
しかし今週の白面は可愛いな
毛並みと、あのヒゲが……ああ
第九十四話ネタバレ
其の九 杜綱悟H−網膜に映る一撃−
とらの言葉に従い、杜綱の目から念を注ぎ込む純。その力は光となってうしおと血袴に降り注ぐ!
それをきっかけに流や法力僧たちも婢妖の呪縛から解放され、消耗して倒れる純を支える。
純の念は血袴にダメージを与えたが、うしおも力を避け損ねて獣化が進行してしまっていた。
体内ではどうあっても血袴が有利。それを悟ったイズナはもう一度純の力を持って仕留めようとする。
再び、杜綱を口を使って純に朝日と共に念を注ぎ込む作戦を伝えるとら。
そしてとらはう血袴を目ん玉までおびきよせようとうしおに加勢する。
崖下の川で身を清め、集中する純。川から上がった純は裸のまま杜綱に寄り添い、朝日を待つ。
わざとらしいとらの演技にかかり、目玉の中までうしおととらを追いかけていく血袴。
文字通り目の前で待機している純を見て血袴は策に嵌まったことを知り、一瞬早く目から脱出してしまう!
しかしそれを身を挺して阻止するイズナ!死を覚悟して網膜まで血袴と共に突っ込んでいく!
それを見て十郎や徳野を思い出したうしおはとらを振り切り、魂の全てを槍に注ぎ込んで飛び込んで行く!
その瞬間、純がありったけの念を注ぎ込んだ!光に包まれる中、獣の槍で血袴を貫きイズナを抱えるうしお。
そしてついに血袴は純の念によってバラバラに切り裂かれた!
「放せっ。オレはもうイヤなんだよっ。オレと関わって死ぬヤツを見るのは!
獣 の 槍 ィ ィ ! 残 り の 魂 く れ て や ら あ ! ! 」
優勝は純。ここまで見事な脱ぎっぷりを見せてくれた彼女にこそベストヒロインの称号を与えたい。
脱いだからってわけじゃないが、純が一番好きになってきた
最初はアレだったが、それは兄を想うがゆえだったし、単なる個人的な嫉妬心だけだった日輪とは違う
なにより、ここ数週の頑張りで、好感度がうなぎ上り
まさかイズナが自分の命を捨ててまでうしおを助けに行くとは思わなかったよ。
で、結局最後に助けに来るとらが最高なんだけどね。
しかし光覇明宗の女性は読者サービスをする業でも背負ってるのかねえ?
>>337 ちなみに勇以外のヒロイン全員脱いでますが
そ、それが勇とそれ以外のヒロインの決定的な差だったのか・・・
しかし飛行機の中で脱ぐわけにもいくまいて。
にしても潮が最近マジで最後の命を燃やしてるかのようなんだが・・・まさか
マジで死にはせんだろうな。カムイ伝みたいに、主役交代したりして。
台詞は熱くて好きなんだけどなー
うしおますます獣化が進んでるな、元に戻る方法はあるのか?
それにしても藤田はヒロイン脱がすの好きだな
血袴がところてんのように斬られてしまったわけだが、これで退場?
いいキャラだったのに惜しいな……
流や弟子の坊さんたちは勃起してムラムラしてたんだろーな。
脱ぎっぷりでは今までで一番だな。
純って18才と言っていたな
杜綱の取り巻き達にとっては純はちょっとしたアイドルのような存在だろうからあり得るが、
流は10代の子供の裸なんかにはあまり興味を示しそうに見えないな
純がひっくり返って映ってるのが何だか好きだ。
イズナいいなぁ。
ただの可愛いキャラじゃねぇ。熱い漢だよ。
血袴、強かったし、格好良かったけど、あれは人間の体内限定なんだと考えると、かなり萎える。
元は婢妖なんだろうし。
それぞれのキャラの行動に燃え。特にイズナ。
血袴、最後はサイコロステーキかよぉ・・・
ところで、獣の槍で杜綱の頭部を貫けば万事解決したんじゃね?
血袴だけ倒せるし
杜綱もうしおみたく半ば妖怪と化してたとか。
だから獣の槍で貫くと杜綱も貫いてしまう。
第九十五話ネタバレ
其の拾 杜綱悟I−望んだ数だけ−
血袴の最期を見届けたうしおとイズナだが、念の光から逃げ切ることができない!
もうダメかと思った瞬間、そこに現れたのはとらだった。とらは二人を抱えて光を振り切る。
そして外では朝日の中、純や流たちに見守られて杜綱が目を覚ました。喜び合う一同。
しかしうしおたちが体内から戻ってきていないことを知り、涙を流して探す杜綱。
なんとその涙の中からうしおたちは無事に帰還する。流に支えられるボロボロのうしお。
うしおは純に言うべきことを催促し、純はついに兄に心からの感謝の言葉を伝えることが出来た。
「ずーっといいたかったの……兄ちゃん。あの時…ありがとうって。」
「おまえのその声は…ずっと昔から聞こえてたさ。」
それを見て、流はうしおに言う。杜綱の体内に行く前にうしおがした質問の答えを。
「 お め え な ら き っ と … 望 ん だ 数 だ け な 。 」
純はイズナを手当てしながら光覇明宗は誤解しているかもしれないと言う。
それにとらは反論するが、イズナに茶化される平和な掛け合い…その時!
獣の槍とうしおに変化が起こった!鳴り響く槍にうしおから伸びる獣毛。
獣の槍に魂の全てを吸い取られ、うしおは獣化してしまったのだ!
ひび割れたような瞳でとらに襲い掛かるうしお!とらの言葉もその耳には届いていない……。
最高だよ最高の兄貴分だよ流。望んだ数だけって、うしおに感化されてるよ。すごく臭いセリフなのに熱いよ熱い。
これにて杜綱の話もおしまい、あーよかったよかった……と思ったら何この展開!?
普通こういうのは『危なかったけど何とか獣にならずにすんだ』とかで終わるもんじゃないの?
獣になったうしおがまさに化物! 予想外のとんでもない展開だ。藤田すごいよ藤田。
どうやって元に戻すんだ?光覇明宗にそういう術でもあるのかな?
潮もう獣になんの!?久々に面白い引きだな。
にしてもこのシリーズの台詞かっこいいの多すぎ+流がますます好きになった。
流にヘッドロックされてる潮なにげにかわいいな
ちょっと気になったんだが、潮以前に獣の槍使ってて、
魂削られ尽くして獣になった奴等はどうなったんだろ?
確かに今回はなんとかぎりぎり間に合って良かった良かった
って感じになると思ってたのにな・・・。
この展開は思いもしなかった。
もしかしたら、とらとのガチバトルがあるのか?
>>356 うしおを見るに化物になるみたいだから、人間に退治されるか普通に妖怪として暮らすかじゃね?
もしかしたら獣の槍で殺された獣もいたかもしれんな。
>>356 獣だから、どっかの山とか森の中で狩りでもしながら寿命をむかえたんじゃね?
槍の元使い手の妖怪の一族とかいるんじゃないか、
鎌鼬とかイズナみたいに。
と、ここまで書いて思ったがイズナの眷属見てみたいな。
猿にでもなって野に帰る(?)んだろ。
素晴らしい最終回だった。
>>362 待て待て待て、終わってないぞw
ところでうしお獣化ばかりに目がいってるようだが、俺は純にすごく萌えた。
いい妖もいるんじゃないかって理解を示してくれたし、イズナとも仲良くなったみたいだし。
流兄ちゃんかっこいいよ、候補者最強のはずの杜綱が霞んで見えるよ
しかし流れのセリフがかっこよすぎる。
つか、いちいちセリフかっこいいな、この漫画は。
なんらかの方法で潮の獣化を元に戻して
白面との本当の戦いはこれからだ!!で打ち切りっぽい?
流―――――――っ!!!
臭い台詞はいてんじゃねぇよ。ドちくしょうが……。
獣になる、っていうのは理性を失うとかそういうことだけじゃなくて
外見も変化するんだなぁ。
368 :
マロン名無しさん:05/01/14 13:00:32 ID:sCm4VmVX
そりゃ〜
最終的には○○になるからなぁ・・・
>>368 最終的には巨根になる……
あ、俺ちょっと獣の槍探してくるから( ゚д゚)
370 :
マロン名無しさん:05/01/14 13:43:24 ID:sCm4VmVX
第九十六話ネタバレ
第二十一章「変貌」 其の壱 通達
獣になってしまったうしおを止めるために雷を放つとら。
一方、光覇明宗総本山でお役目様の前に真由子に似た女性の霊が現れる。
お役目様はその霊を初代と呼び、うしおが獣になってしまったことを聞く。
初代はうしおこそが白面との戦いに終止符と打つ者かも知れないと言い、
お役目様にうしおが元に戻る方法を伝えた。
代々のお役目に伝わり現在うしおの手にある「櫛」を使い、うしおに縁のある少女が
彼を思い一心にうしおの髪を梳る時、うしおは人に戻れると言うのだ。
そして初代はお役目様を御角と呼び、消える。うしおに縁のある少女たちの元へ行ったのだ。
お役目様を和羅に紫暮を呼ぶように伝える。
場面は戻り、うしおを抑えようとする流たち。とらも仕方なく協力し、一丸となってうしおに向かう。
法力僧たちが結界を張るが、とらはうしおに噛み付かれ結界陣に巻き込まれてしまう。
そのため朏の陣に入ることを純は躊躇するが、とらは構わずにやれと叫んだ。
流と杜綱はそれを聞いて意を決し、うしおととらに念の朏を放つ!
しかしうしおは其の術をものともせず、あっさりと打ち砕き、その場を去っていく。
そして初代は各地を廻り、うしおに縁のある少女たちにうしおの危機を伝えていた。
東京、羽生礼子。時間を忘れて編み物をしていた礼子は、初代に出会う。
北海道苫小牧市で家をでた檜山勇は突然の初代の出現に悲鳴をあげようとするが、
うしおの危機を聞いて迷わずに救いに向かうことを了承する。
遠野市、鷹取家にて以前とは違い、明るく友達もできた鷹取小夜。
オマモリサマに旅に出なければならないと言われ、怪訝な顔をするが
初代の出現にも驚く様子もなくうしおを救いに来て欲しいとの初代の言葉にに力強く頷いた。
そして最期に東京で二人でいた井上真由子と中村麻子。現れた初代に鞄を取り落として驚いている。
初代は彼女らに涙を流して嘆願する。
「蒼月潮が槍に魂を吸いとられ、人の形をした獣になりました。
救う方法はあなた方が彼の髪を梳ることだけ。
あなた方の力が必要です。潮を救うため、力を貸してください。来てください。
北海道旭川に。」
うしお元に戻せるのか! んでヒロイン全員集合か?
礼子以外は全員うしおに気があるから血を見るかもしれんなw
復活のためには必死に自分のことを思ってくれる女の子が必要なのか…
俺は獣から戻れそうにないな('A`)
先生! 伏戸さんは『少女』に含まれませんか!?
376 :
マロン名無しさん:05/01/14 20:48:42 ID:S1HtXVIP
>>374 んなこといったら元に戻れる奴何人いるんだw
Il||li _| ̄|○ il||li ドーセ オレハ モドレネーヨ
なまはげの女の子とバスの女の子2人も駄目?
つか、正直萎えだ。
今迄の潮は「魂を削って、獣になってしまっても構わない」って覚悟の下に闘って来たからこそ、
魅力的なキャラだったのに、これじゃ
「ガス欠?だったらガソリン入れなきゃね」って感じだ。
これで何の副作用も無しに潮が元に戻ったら、もう読まない('A`)
ところで今回うしおが獣になったのって、魂がガス欠したからなのか?
杜綱の体内に入るっていう特殊な事をしたせいで獣になりかけちゃったんだと思ったのだが。
うしおの魂はまだ残ってるんじゃね?
何度でも蘇るさ!
おお、久々のヒロインの登場だ旅の途中で会ったサブヒロインも出てきたし、小夜が元気そうで嬉しい限りだ
幽霊が真由子に似てたな、やはりなにか真由子には秘密があるんだろうか?
唐突に櫛で削ると治るって設定がでてきたような気がするんだが。
なんか伏線めいたものあったけ?
ご都合主義は連載が続くため、だと思いたい。
うしおvsとら+その他が熱かったから、今回は満足。
最初のコマの勇は可愛いな
ヒロイン5人衆のなかで、●ひとりだけレベルが甚だしく劣っている点について
他は美少女の上に超が付くのだから仕方がない
麻子……美少女
真由子……超美少女
礼子……美女
勇……少女
小夜……超美少女
日輪……女
純……美女
というのが俺の認識だ。
日輪はまだ高校生で純より年下だと思うけど
いずれにせよ、これで麻子も潮の秘密を知ることになるわけか
考えてみれば知らなかったのって麻子だけなんだよな
餓眠様の時に出てきた日崎御角ってのが
真由子にそっくりだったはずだがお役目様と同一人物・・・・?
だとしたら・・あの3人は血がつながっているのかもしれないね。
ん?でもお役目様って年いくつだよ!
さて、問題は“ 何人脱ぐか ”だな
とりあえず脱いでいない勇は鉄板で
つーか、今回着替えから入っても良さそうだったのに
今回の純のように全員体を清めるため脱ぎますよ
美少女たちの裸体...
意識のないうしおがかわいそうだぜ
>>391 そういや「御角」って言ってたな
あの人が今のお役目とやらだと思ったら
現在のお役目は「須磨子」だとも言ってたし
>>391 多分、こういう事。
父:のび助(昔はのび三だったな)
子:のび太
孫:ノビスケ
396 :
マロン名無しさん:05/01/15 15:29:07 ID:zMwzT9zv
お役目様の時間ははゆーっくりなのよ
御門が初代で須磨子は2代目でしょ!
結界を張っていると聖闘士星矢の老師みたいに250年以上生きられるって事か?
そうなると御角も脱皮して18歳の肉体に戻るわけだな
日輪はともかく、純にも髪を梳く資格はあると思うんだがなぁ…。
兄の命の恩人なんだし、その兄を助けたせいでうしおが獣化したんだから、うしおを助けたい気持ちは人一倍強いはずだ。
御門は世襲される名前かもよ。
獣化した潮のハァハァの対象にならければ無理なんだろう
10代頃の5歳近い年齢の差は大きい
潮にとって純はオバハンだ
母親を知らずに育ったうしおは年上シュミかも知れんよ?
麻子みたいな肝っ玉娘に惚れるぐらいだし
第九十七話ネタバレ
其の弐 行動
真由子は麻子と登校中、うしおのことを心配する。麻子にうしおのことを隠していることもうしろめたい様だ。
そんな真由子を空元気で持って元気付けようとする麻子。そこに初代お役目様が現れた。
真由子にとてもよく似たその霊はジエメイと名乗り、二人にうしおの危機を伝える。
うしおが獣になったと聞いて驚く真由子と麻子。うしおを救うために北海道旭川まで行くことに。
ジエメイが消えた後、事情の分からない麻子は何かを知っている風な真由子に問いただそうとする。
そこにバイクに乗った間崎と共に羽生礼子が現れた。二人を乗せ、空港に向かいながら麻子に事情を話す。
それを聞いて麻子は真由子たちに「えいっ」と叩く真似をする。うしおにもしてやるんだという麻子。
その頃獣となったうしおは旭川の妖怪たちを打ち滅ぼしながら国道を走っていた。
それを追う流たち法力僧。うしおの元々の目的地、旭川の叔父の家に向かっていた。
旭川駅に降り立つ小夜。改札で渡し忘れた切符を謝りながら渡していると後ろから誰かにぶつかられてしまう。
それは同じ目的で旭川に来ていた檜山勇だった。互いの事情を知らぬまま打ち解ける二人。
駅を出たその場にいきなりヘリコプターが着地し、中から蒼月紫暮が登場。二人に呼びかける。
紫暮は二人に簡単に事情を話し、「神居古潭」へと向かう。そしてなんとあの符呪師ヒョウも旭川に来ていた。
彼は占いの託宣に従い、麻子たち三人つれて神居古潭へと向かおうとしていた。
うしおは獣になりながらもわずかに意識を残していた。言うことを聞かない体に苦しむうしお。
そして国道を歩く母子をも攻撃しようとする体を必死に制御してかろうじて体の軌道をそらすことに成功する。
うしおの何処に向かうつもりかとの疑問に答えたのか獣の体はボソリと「カムイコタン」と呟いた。
「えい!礼子と間崎さんにも、えい!この麻子さんをおナメじゃないよ。
うしおのコトだからどうせ、いうのわすれたんでしょ。そんなコトでひがんだりしないよ、あたし。
いいのよ!あいつに会って「えい」ってやってやるんだから。」
着の身着のまま行ったとしても飛行機の手続きには時間がかかるだろうし
何時間もかかるし・・・・・・・間に合うのか?
えい!ってなんだか芋ゐけど、いい子だな・・麻子。
>>403 そこは光覇明宗が何とかしてくれるんじゃないの?
そもそもビーストうしおは走ってるだけなんだし。
でも勇以外は本州にいるんだよなぁ。
妖怪殺るのと人間殺るのはやっぱりちょっと重みが違うのね、うしお
あれっ?確かジエメイって名前、以前どこかの場面で出なかったっけ?
ちょっと移動時間の疑問を感じるが、燃えるから良し。
これまで本筋から離れるような展開ばかりだったのに
いきなり旭川直行便ですか?
激しく打ち切り展開っぽい・・・
結論:獣化した潮は意外と遅い
ヒョウさんは結構出てくるな
>>408 >激しく打ち切り展開っぽい・・・
俺も思った。
潮何とか元に戻る→「俺たちの戦いはこれからだ!」→完
うぁー、『四天王とかそんなような連中が3人出て来たところで打ち切り』なんて
一番スッキリしない展開じゃねえか。
ヘリで旭川まで行く間の時間獣潮は放置されてたのか
最後のひとりは獣化したうしおのかませ犬か?
最後の一人はもうちょっと引っ張ると思うぞ、さすがにここんとこ連続で出すぎだ候補者
にしても人間でもかまわず攻撃しようとする今の潮の髪を梳くなんてできるのか?
誰かひとりくらい死ぬかもね
まあ、5人娘はまずないだろうけど
獣の槍って人間には利かないんじゃなかったっけ?
ヒロインズだけでなくヒョウさんまで出てくるとは…。
いざ戦いの地に集結!って感じで、打ち切り臭がプンプンするな〜。
ちょっと展開急ぎすぎな感じ。
>>417 刺さることはないかも知れないけど、殴ることは出来ると凶羅のときに証明されてるわけで。
一般人なら即死級だよ。
>>416 紫暮が誰か庇って死ぬと予想。
麻子「お、おじさん!!」
紫暮「息子に人殺しをさせる訳にはいかないからな」
紫暮、微笑みながら絶命。
>>420 その展開いいな、元に戻った時の潮の葛藤とか面白そう
まだ死んじゃだめだ、オジンガー!!
母ちゃん生きてるかもしれんのに、旦那の紫暮が死んだらなんだかなあ。
424 :
マロン名無しさん:05/01/16 12:04:19 ID:TpU3Buq4
425 :
マロン名無しさん:05/01/16 12:05:13 ID:TpU3Buq4
潮の体はカムイコタンに何しに行くつもりなんだ?
お参り。
母を訪ねて三千里
カムイコタンに母親がいるという訳だな
旅の終わりですか・・
旅の終わりが連載の終わり・・・
カムイコタンは神の住まう土地だからな
アイヌに語り継がれる何かがあるんだろう
潮はそこで獣化から解放されてパワーUPですよ
第九十八話ネタバレ
其の参 カムイコタンへ
獣となったうしおに僅かに残された意識は何かを打つ音を聞く。
振り向くとそこには血の涙を流し、口から炎を吐きながら剣を打つ男が居た。
男は白面を憎み、うしおに白面の者を探せという。獣の槍は二千年も前にこの男が作ったというのだ。
旭川空港に到着した麻子たち三人。その前に符呪師ヒョウが現れた。うしおの所まで案内するという。
ヒョウの雰囲気に麻子たちは圧されるが、他に手がかりはなく付いて行くことにする。
流たちがうしおの目指していた叔父の家に着くと、そこにはすでに関守日輪が到着していた。
見物に来たという日輪といがみあう純。流は呆れ、放置してうしおの叔父の元へ向かう。
うしおの叔父の話では旭川には代々獣の槍を持つ者が入らねばならぬ洞があるという。
そこに入り、無事に出てきたものだけが真の槍の持ち主だとお役目様から直々に教わったそうだ。
うしおはそこに向かったのかもしれないと意気込んだ流たちはその場所がカムイコタンと聞き、すぐに向かう。
リムジンに乗って紫暮と共に移動する勇と小夜。紫暮からうしおの旅の足跡を聞いている。
その後、二人でうしおに対する恋話に花を咲かせる。それを聞いてうしおのもてぶりに複雑な表情をする紫暮。
再びうしおの意識の中。男は白面に家族を殺されたと叫び憎みながら、剣を打ち続ける。
その男の妹の名は「ジエメイ」といった…。
そしてついに件の場所、カムイコタンでうしおを除く一同が終結した!
「おのれええ、白面の者おお!!必ずや、必ずやこの剣で、滅ぼしてやる。
父も、母も、みんなおまえに殺された!そして ジ エ メ イ も !!」
あの男が獣の槍を作った……のか?
あんなに白面を憎むなんて何があったんだろ……。
伏線が繋がりだしてるな
>>434 いや、家族をみんな殺されたって言ってるやん
それよりもオレは初代お役目がこの男の妹だったことに驚いてるぞ
>>436 家族をどう殺されたのかによって感動するか、お涙頂戴かよと呆れるかが決まるな。
あれ?剣打ってるのに、槍?何で?
少しずつ短くなってきたのか? 鉛筆みたいに
剣を打って白面に挑むもやられちゃって、
でも白面への怒りとか恨みが残って槍に変化した、とかか?
なんかよくわからんが盛り上がってきたな
事情はわからんが謎の男の怒りと憎しみはハンパじゃないな
最重要アイテムがこんなに負の感情に満ちているのって
少年漫画的にどうよ?
出てきたばっかで何もわからんし何も言えんけど…
このおっさんは槍の中の人ってことでいいのか?法力外道の時の声とかもこの人の声なのかな
とりあえず名前もわからんし、槍の中の人でいいだろ
何か話が壮大になってきた感じ。
わくわくするなぁ。
この槍は白面を二千年も追いつづけたのかな
だったらこの槍の中の人の憎しみは凄まじいものだな
この槍の人が出てきたってことは槍の誕生秘話が語られるだろうし・・・
槍の中の人の妹が初代、どうなってそうなっちゃったんだ?
まだまだ終わらないんじゃない?というか終わって欲しくないんですけど
ところでヒョウの奥さんと娘を殺した妖怪の手がかりが、今回の件に協力する事で得られるという事は、
もしや白面の関係者がヒョウさんの家族を……?
>>446 俺もその線が強いと思う。そうなればまたヒョウ&とらのコンビが見れるかもしれんしな。
するってえと、とらにそっくりの白面関係者がいるってことになるな。
そーいやヒョウさんの家族の仇ってとらそっくりなんだっけ。
もしかしたらとらの一族は白面の部下だったり・・・。
ヒョウの家族を殺した妖は指が4本、
とらは指が5本だから、シルエット似てるだけの全く別の妖じゃないかな?
それはそうと、槍の中の人とヒョウってキャラ被り過ぎじゃないか?
家族殺された復讐とか言ってるし。
とりあえず日輪来たー!!
槍の中のひとは人間ぽいけど、妖怪なのかなぁ?
火ぃ吹いてるし。
これでここ最近だけで3回目のカラーじゃないか?
実はかなり人気があるんじゃ・・・
>>450 1本指のとらもどき
2本指のとらもどき
3本指の(ry
とりあえず、間崎さんにワラタ
カムイコタンって地元じゃ有名な心霊スポットなんだよな。
あの辺を車で通るとなんか嫌な気配を感じることがある。
カムイコタンってアイヌ語?
カムイコタンでググったらジンギスカンの店がヒットしたorz
今潮の体を操ってるのは槍の中の人なの?
第九十九話ネタバレ
其の四 婢妖襲来
うしおが獣になった事を知った白面はこの機を逃さず全婢妖に槍破壊を命じる。
大量の婢妖の群れが旭川の空を覆いつくし、カムイコタンへと向かう。
カムイコタンにて婢妖の接近に気付いたとらとヒョウがそれぞれ婢妖を撃つが、
山間から襲来するさらなる婢妖の大群を見て紫暮たちはうしおの補足を急ごうとする。
ヒョウの遁甲板でうしおの位置を割り出した法力僧たちは三千万体以上の婢妖を止めるため、
五人の少女に声を掛けて周囲の山々に結界を張りに散っていった。
そして紫暮も少女たちにうしおのことを頼み一礼して法力僧たちの後へと続いた。
残された少女たちは不安になりながらも自己紹介を始める。
握手を求める麻子に勇は何故か険しい顔をして応じた。
うしおを探して周囲を飛んでいたとらとイズナはついにうしおを見つける。
しかしうしおの獣化はさらに悪化していた!
「おそらくは、君らの顔すら忘れている…あやつに対する君らに、安全も保障できぬ。
君らに、お願いする。危険ならば逃げてくれ!でも、もし…もし、できるのであれば…
うしおを…助けてやってくれ……」
ヒロイン集合いいなぁ…。勇のおかげで一波乱ありそうでいいなぁ…。
あと親父、惚れ直した。
461 :
455:05/01/17 20:35:28 ID:???
>>461 ありがとう、実在する場所だということさえ知らなかった。
怖いけどちょっと行ってみたい気もするね。
麻子vs勇ぽい展開ですな。
うしおととらの掛け合いがないぶん、イズナがいい味だしてるなぁ。
このまま完全にレギュラ化だろうか?
人間と妖怪がなかよしなんてゲゲゲの鬼太郎じゃねぇんだから・・・とか思ってたけど。
なんかぁええなぁ愛があればry
>>462 かつての自殺の名所でもある(幽霊の目撃など怪現象多発!)
車道から降りたところに廃駅があるのでそこで宿泊してみるといい
ちなみに駅の近くにあるトンネルなどがサイクリングコースになっていたが
事故が多発する為現在は使われていない
普通に入ることは可能なので冒険してみるのもいいぞ!
オヤジの切なる願い、見ているほうが切なくなってくる。
女の子たち誰も死んでほしくないよ・・
誰か、もしくは全員死につつ潮を元に戻して
女の子たちの魂を戻す為にまた新たな展開があるとか・・・
ジエメイが『わたしには命がふたつあります』とか言ったりして(ry
親父殿のセリフ、なんかグッとくるものがある
普段潮には絶対に見せないであろう親の気持ちってやつか
最初はマヌケ親父だったのに最近は渋い親父に変化してるな
おおお!なんだか知らんけど盛り上がってまいしました!
しかし、この機に白面も乗じて来たのか。絶体絶命ってこういう事言うんだろうな。
●ってアイヌ語w?
つか、●のあの頭、アイヌの人が良く被ってる被り物だろ?
やっぱここで麻子が潮の相手たるとこを見せつけるのかな?
MYヒロインは小夜なんだがな。
なんだか勇と麻子が激しくウザくなりそうな予感
474 :
日輪:05/01/18 02:18:55 ID:???
こんなの初めて・・・・
三千万体以上の婢妖って何かテキトーな感じだな、すごいいっぱいって意味なんだろうが。
ヤバいのかヤバくないのかがイマイチよくわからん。
いややっぱ潮も獣化しちゃってるし絶体絶命って感じなのか?
これで大きい血袴1万体とか、新手の白面の使いとか出てこられたら最悪だぞ
ヒョウさんて横向きに立つのが好きそうだなw
ヒョウさんはずっと一人旅してきたから人嫌いなんだよ
それかすごい照れ屋さん 人の顔見て喋れません
うしおのことを頼むときに「危険ならば逃げてくれ!」と言ってやれる紫暮に感動だよ。
やっぱりこの人、うしおの父親なんだなあ。
しかしイズナは可愛すぎるぞ。ペットにしたい…。
とらが飼えたら一番なんだけど、獣の槍が無いから無理か。
じゃあ俺はオマモリサマでいいや(゚Д゚)y─┛~~
>>479 この鬼畜!外道!そんなに富が欲しいのか!?
という訳でオマモリサマは俺が保護しとくわ(゚Д゚)y─┛~~
第百話ネタバレ
其の五 遭遇
うしおを追うとらとイズナ。うしおのポケットから不思議な光が漏れていた。
獣の槍が力を発揮するときの光に酷似したその光に心当たりが全くないとら。
カムイコタンに残された五人の少女たち。打ち解ける真由子、礼子、小夜だが、
勇は麻子に対し何か思うところがあるような視線を向ける。
一方、結界を張る為、周囲の山に散った法力僧たち。ヒョウは別行動を取っているらしい。
紫暮は日輪と純に結界に参加するよりも少女たちがうしおの髪を梳くのをサポートしろと命じる。
そこでもいがみあう二人だが、紫暮に諭されそれぞれ配置に付いていく。迫り来る婢妖の大群。
それぞれのうしおとの出会いを話していた少女たち。しかし麻子の捻くれた言葉に勇が噛み付いた。
何も知らなかったくせにうしおのことをカワイソウという資格があるのか、サイテーだと罵る勇。
麻子も感情的になって反論するが、思わず涙をこぼしてしまう。そこにとらがうしおの来訪を告げに来る。
うしおを戻す方法はジエメイが言うには「櫛」が必要という。うしおのポケットの光に思い当たるイズナ。
うしおから櫛をどうとるかという話に礼子が名乗りを上げる。麻子たちも名乗りを上げるが、
髪を梳く女を掛けさせるわけには行かないとそれを遮りイズナが櫛を取るという。
そこについに現れたうしお。その変り様に衝撃を受ける少女たち。
そしてイズナが櫛を奪取するため突撃する!獣の槍を回避するも伸びる髪み絡め捕られてしまう!
しかし髪を噛み千切りうしおから櫛を奪うことに成功する!そしてその櫛を一番手、礼子が受け取った!
羽生礼子。うしおによって鬼となった父から解放された同級生。
「私は…うしおくんがいなければ、ここにこうしていることもなかった……
友達とおしゃべりすることも…好きな刺しゅうもできなかったわ…
私 獣の槍に一度刺されてるもの。もう…こわくないわ。」
礼子、格好良くなったな。
登場時も格好良かったけど、負の格好良さだった。
でも、今は潮と同じ属性の格好良さが在るな。
まぁ、そんな良さを帳消しにする位、今回の●にはムカついた訳ですが。
つか●、他の四人に比べて場違い過ぎだろ?
誰か死ぬんじゃ、って話出てたが、●には死を以って償って欲しい物です。
引きが良いと思う。
この調子で誰かがクシを受け取るたび、モノローグでの自己紹介が入るのかな?
ここで敢えて勇に萌えるのが俺のジャスティス。
悔い無し。
勇はアレだ、ファッションからして良くない。話題にしづらいというか……。
イズナが物凄いカッコいいなぁ。やるときはやるバケモンが好きだ。
ところでうしお、あれだけヒビ入ったら、戻ったら全身裂傷で大変なんじゃなかろか。
日輪と純の絡みも楽しみだな。
さすが日輪のが強いと思うが、純は脱ぎっぷりNo.1なので期待したい!
>>482 今回のYOUのカキコで初めて●が●だってわかったよ。
で、ようみると本当に●が●に見えてきて俺はYOU凄い奴だなと思った。
●嫌いじゃないよ●でもやっぱ好きじゃないみたい●。YOUはどう?
488 :
マロン名無しさん:05/01/19 01:02:43 ID:6ONAQbES
さあ、どうやって仲直りさせる気かなフジタは
勇の言い分が一方的過ぎるので勇が折れるしかないと思うが
このスレには旭川市民が俺を含めて二人いる
>>485 つうかイズナって速攻で仲間モードだな。今までの妖怪達って人間とは
敵対してるか眼中にないか、餌としか思ってないような奴等ばっかだったから
イズナみたいな奴は珍しい。
にしてもイズナってかわいいなあ、少し前の回で純に抱かれてポーっとなっていた絵が今の所一番だ
最近、以前にも増して作品のボルテージ上がってるよな。
とらとイズナの小気味良いやり取り、獣化した潮の顔の凶悪さ、白面が迫る切迫感。
どれを取っても最高だ。
今回の●が相殺してくれた訳だが。
大体、前々回の小夜とのやり取りからして、●はイタかったんだよなぁ。
勇もそうだけど小夜も一瞬険しい表情してるな
小夜には真由子のフォローが入ったけど
勇には・・・
勇大人気だな
なんで櫛で髪を梳いたら戻れるかもしれないんだろうな?
槍を使うとき持ち主は髪が伸びる、伸びた髪は持ち主を
取り巻く闇みたいなものなのかね
それを取り除くってことで櫛で髪を梳くに繋がるのかな?
第百一話ネタバレ
其の六 礼子・小夜
櫛を受け取った礼子に迫るうしおを見て麻子は駆け寄ろうとするが、とらに止められる。
礼子は以前うしおに救われたときの事を回想し、決意を込めてうしおに向かって走り出す!
「うしおくん……覚えている?……私、礼子…死にたがりの羽生礼子よ…
うしおくん…今じゃ、私生きたがりの礼子よ…だから…」
だから絶対!助けてあげるわ!!
礼子はうしおとすれ違いざまに弾き飛ばされるが、怯まずにすがりつき髪を梳く!
櫛に抜き取られた髪は塵となって消え、礼子はうしおを戻せるかも知れないと希望を持つ。
しかしうしおは構わずに少女たちに迫り、とらは少女たちに逃げるように指示するが
小夜がつまづいて転んでしまう。それを庇いに入った勇もろともにうしおが襲い掛かる!
咄嗟に麻子がうしおに体当たりして二人を救うが、その後うしおに殴り飛ばされ気絶してしまう。
失踪するうしおに追いすがるとら。しかし獣の槍で右胸を貫かれ、その場に崩れ落ちる。
逃げられてしまうかと思ったその時、結界に包まれてうしおの動きが止まった。
そこに現れたのは…助太刀に来た日輪!そして櫛は礼子から小夜へと渡る。
鷹取小夜。うしおに、その忌まわしき運命の鎖を断ち切られた娘。
「あの人が、今つくった結界は、普通の人じゃ入れないの。
白い髪の一族の私の番ね…」
結界の中でも動くうしおの力に驚愕する日輪。そこに走りこんでくる小夜を見て焦る。
しかし日輪の警告に構わず小夜は結界の中に飛び込み、万感の思いとともにうしおの髪を梳く!
「うしおくん、うしおくん……ごめんなさいをいい続けて、ただ下を向いてた私に、
たくさんのものをくれた、うしおくん。明るさも、力強さも、そして、一人で生きる勇気もくれた……
だから!だからお願い、元に戻って!うしおくん!」
小夜の可愛らしさを改めて認識した!
最後のコマが特に最高!
今回は女の子たちがあっついな。
礼子や小夜はもちろん、うしおに体当たりかます麻子に助太刀日輪…。
ていうか日輪の登場シーンにちょっと燃えたぞ。
小夜を庇った事で勇の株は上がっただろうが
その分髪がとんでもないことになってきてるような・・・
生きたがりの礼子よってなんかエロいな・・・じゃなくてずいぶん前向きになったな>礼子
やべぇ。今連載中の漫画で一番おもしれぇ・・・
正直生きたがりの礼子ってネーミングセンスはどうかと思う
鷹取小夜。うしおに、その忌まわしき運命の鎖を断ち切られた娘。
とかの説明文がなんかいいな、真由子とか麻子にはどんな説明が来るんだろう?
てっきりうしおから見て脈の無い順で髪を梳くのかと思ってた
礼子→勇→小夜→真由子→麻子
↑この順番で
勇と小夜どっちが脈がないのか難しいところじゃないか?
潮は小夜には見とれていたが、勇に対しては全く興味示してなかったな
裸見たほうが上に決まってる!
あの古びだ櫛で獣化うしおの剛毛をとかして抜いてしまうとは!
ハゲるぞうしお
あの櫛で梳けば、●の髪の毛もスッキリするかも知れない。
最後のコマの小夜のスカートの捲くれ方が凄いな
フカンであれだから普通の視点では下着まで見えてそうだ
真由子もいいがやはり俺は沙耶もとい小夜が一番いいと思う。
竜胆
真由子の裸を見ればまた考えも変わろうて
真由子のサービスショットマダ〜?
待ちきれないのでメルヘンの世界に旅だってきます(;´Д`)ハァハァl
真由子のサービスカットだったら前の話にあったじゃないか。
雲外鏡のおんじが初登場するときの。
真由子って“ 普通の人 ”なのかな?
いや、性格は変わってるだろうからそういう意味じゃなくて
小夜みたいな特殊な能力とかありそうだということで
じゃなきゃジエメイに似ているとか日崎御門に似ているとかも
ただの偶然になってしまう
偶然で済ませるには伏線っぽいものが多すぎるし
真由子はかわいい
俺長い間表紙の絵が苦手でこの漫画回避してたんだけど女の子の絵いいな
男女問わずだけど表情豊かな絵が描けてるのも大きいかな
とにかく真由子はかわいい
第百二話ネタバレ
其の七 日輪・純・勇
大量の婢妖の群れを結界で受け止める法力僧たち。
そのあまりの力に紫暮は一時間と持たないかもしれないと判断する。
礼子・小夜とうしおの髪を梳ることに成功し、眠っているうしおの意識が僅かに反応する。
しかし外観上は変化なく、日輪も結界でうしおを留めるのが限界に来ていた。
次の梳き手として真由子が櫛を受け取りに行くがその時日輪の結界が壊されてしまった。
自分の邪魔をするものとして櫛を認識し、櫛を持つ真由子に襲い掛かる!
櫛を捨てろと日輪が叫ぶが真由子は動けない。その瞬間、巨大な雷がうしおを焼いた!
雷を放ったのはもちろんとら。獣の槍にやられた傷のせいで加減ができなかったらしく、橋が落ちかける。
憎まれ口を叩いて小夜と真由子を抱きかかえて救いだす。
動かないうしおを見て日輪は訝しがるが、うしおは急に起き上がり日輪に襲い掛かってきた!
日輪は疲れて結界が張れず絶体絶命だったが、それを間一髪を救ったのは純だった。
今までいがみ合っていた二人だが、ここでお互いの力を認め合い再び二人でうしおを結界に捕らえる!
そして真由子や気絶から目覚めたばかりの麻子を遮り、次に梳き手に名乗りを上げたのは勇だった。
今にも崩れ落ちそうな橋を見てなるべく早く渡らなければいけないと言う。それは陸上部である自分の番だと。
みんなうしおが好きで麻子も救いたいと思う気持ちに偽りがないと知った勇は麻子に握手を求める。
「あの…麻子さん。握手してくれる。」
「もし、全部終わったら…みんなで一晩中さわごうね。」「うん。」
檜山勇 うしおに助けられ父の仇を討った少女。
「パパ。パパ!私に命の恩人を助けさせて……私を名前どおりの子にさせてね!!」
『勇、グランドファイナルチェック!オールノーマル。OKマックスパワー。
ブイワン、ブイアール、ブイツー。離陸 テイクオフ!!』
持ち前の俊足でボロボロの橋を駆ける勇。途中で転ぶが、めげずにうしおの背に飛び掛る!!
あーーーーーー、陸上部ってこれやるためだったのかもしかして。
最近、女の子の描写にちょっと引いちゃってるけど、これは、あー、なるほどねーとオモタ
本来は勇の見せ場だったのだろうが……
それよりも日輪と純のタッグのほうがずっと良かった。
結局、暴言についての謝罪がないんですけど。
まあ、その辺は後でうしおと一緒に「えいっ」とやられて終了だろ。
●は仲直りにしても痛いんだな。
もう、●削って、四人でやった方が良かったんじゃないかと思えてくるよ。
しかし、それ以外は今回も良かったな。
純&日輪のいがみ合いながらも互いを認めてるコンビも良かったし、
何より紫暮が良かったよ。
この親父が、昔は小物過ぎるって叩かれてたなんざ信じられない。
おまいらいい加減にしないと
●が●買ってこのスレに降臨しちゃうかもしれないですよ。
こないだカムイコタンで時速100で走る少女を見たとです
クラウチングスタートであっという間に車に追いつき追い越していったとです
こわかったとです
旭川の住人はこんなしゃべり方しないとです
最近出た10巻に人気投票の結果が出てたぞ。
1位 とら
2位 うしお
3位 金票
4位 麻子
5位 真由子
6位 さやタン
7位 しぐれっつぁん
8位 イズナ
9位 かがり
10位 十郎
10位 流
詳しくはコミック買って読め。
ちなみに●は5人の少女のうち最下位の26位でした・・・・・
おいおいイズナすげーな
出てきてから大して間もないというに
麻子結構人気あるんだな〜
真由子と小夜はタイプが似てるから票が割れた可能性があるな
現実的に考えると店でしか食べれないような料理をつくれる麻子は俺の中で一番嫁にしたいタイプだ。
それが貴様のビッグサクセスか
>>531 なんかフルーチェ食いたくなった。なんでだろ。
しかし、5人娘の1人なのにタイトルの一番後ろに回される勇って・・・
>>533 いや、それはアレですよ。……活躍する順番?
決してフジタせんせの優先順位で●が下とかそういうわkあwせdrftgyふじこlp;
麻子が4位で5位真由子、小夜6位・・・
活発的な女の方が好きな奴が多いのか よくわからん世の中だぜ
この漫画は熱い、だから自然と読者も熱い人間が多くなる
だからそういう読者達は麻子みたいな女を好む これが俺の持論だ
だから真由子は俺が貰い受ける
では小夜は俺が貰い受ける
真由子で我慢してやる
君ら同じ話題ループしすぎw
誰が誰のものじゃなくて皆で愛そうぜ(・∀・)ナッ?
●...
藻まいら今週号のヒロインは一応●だってのにスルーしすぎ
礼子小夜は1回でまとめられたのになあ・・・
●はいらんから礼子・サヤで一話ずつでよかった
何故気づかんのだお前ら!麻子との喧嘩そして二週にわたる活躍・・・・
●はね・・・・・死んじゃ(ry
第百三話ネタバレ
其の八 洞へ〜真由子
勇がうしおに飛びついたとき、橋が崩れ落ちた。
そして追い抜きざまにうしおの髪を梳き、眠っていたうしおの意識が目覚め
一瞬だけうしおの半身が元に戻る。
すぐに獣に戻り逃げ去ってしまうが勇は希望を持ち、後を麻子と真由子に託す。
とらは自分のやっていることにだんだん疑問を感じ始め真由子でも喰おうかと思うが、
その真由子が川に落ちそうになるのを見て慌てて拾い上げる。
そこに以前あやかしの時に助けられたことのある麻子がとらに話し掛けた。
その時の礼を言う麻子をよそに真由子を喰おうとするとらだが、当の真由子に
心から信頼されて調子を狂わせ、結局二人を背に乗せて川を渡ってやることに。
「だからきっと今度も、うしおくんのために、私達を助けてくれるのよ。」
そして櫛は勇から真由子へと渡る。が、うしおの行き先がわからない為途方にくれていると
そこにジエメイが現れた。一方、婢妖の群れを結界で押しとどめている法力僧たち。
その凄まじい圧力に次第に結界の輪が押され始める。4人の法力僧たちの力が尽きようとしていたのだ。
一人が血を吹き、もう駄目かと思った瞬間、杜綱の式神が助けに来た!
杜綱の伝言を受け、士気を取り戻した法力僧たちは最後の力を振り絞って結界を維持する!
ジエメイは髪を梳くのに時を置くと戻せなくなってしまうと説明し、うしおが向かったという洞へ案内する。
そこには白面の者の一部があり、獣の槍はそれを狙っているのだという。
そして着いた場所には何か大きな力に貫かれた二本の大木と鳥居に囲まれた洞が口を開けていた。
うしおの接近を感知するとら。それを聞いて真由子はその方向へ向かう。
とらはうしおに殺される前に真由子を喰ってしまおうかと後を追うが、真由子は立ち止まっていた。
その視線の先には静かに佇むうしお。それを見て覚悟を決めた真由子ととら。
真由子は決意を込めて足を前へと踏み出す!
井上真由子 麻子とともに幼稚園の時から、うしおを見ていた幼なじみ。
やっぱそう来たか。しかし、流ととら、イズナととらも良かったけど、真由子ととらも良いなぁ。
とら、意外と誰と組んでもしっかり動く扱い易いキャラなんだな。
それぞれのコンビを主軸に置いた話も読んでみたいね。
ジェメイ……そういう大事な事はもっと早く言おうな。
白面の『一部』ってことはまだ打ち切りってわけでもなさそうな……。
期待しておこう。
次が真由とらってことはやっぱり麻子がこれからもメインヒロインと見るべきか。
でも麻子の髪とかしよりもとらがどんな行動とるかのほうが楽しみ。
あと普通に佇む獣うしおスッゲェ怖ェ……!
その普通に佇んでるうしおの横のコマ、
イズナがとらに燃やされてるなw
前も巻き添えくらって黒焦げになってたけど
真由子と同じ顔のはずなのに
なんとなくジエメイさんが怖いな・・・
流れを無視して●萌えとか言ってみる
あれ?●って出ないや
真由子の運動神経が鈍いって描写今まであったっけ?
お尻はやけにムチムチしてるけど
>>545 とらも主役だから、その意味じゃ真由子もじゅうぶんメインヒロインだぜ
第百四話ネタバレ
其の九 真由子・とら
白面の一部に近づこうとするのを邪魔され、獣うしおは怒る。
それに怯まず真由子は向かっていき、とらは援護の雷をうしおへと放った!
しかし獣の槍に弾き返され、とらは逆に雷を浴びてしまう。
そしてうしおは真由子に槍を突き刺そうとするが、なんと真由子の持つ櫛がそれを防いだ!
しかし衝撃でとばされ、崖に落ちてしまう!なんとか崖の途中で引っかかる真由子。
櫛を持っているため片手で身体を支えるが、限界が近い。
麻子は櫛を手放し両手で支えろというが、真由子は拒否。そしてついに指が離れ、落ちてしまう!
しかしすぐにとらが真由子を拾い上げた。そのままうしおの前に出て挑発する。
一方、婢妖を支える法力僧たち。流の力も限界に近づき、あと5分持たない。
そして紫暮の元に純と日輪が経過報告に現れる。それを聞いた紫暮は覚悟を決めた。
結界を放棄し、おのおのの判断で乱戦に入れと各人に伝達。最後に生きよと命令する。
挑発に乗って向かってきたうしおを見て腹が立ってきたというとら。
槍で肩を貫かれながらもうしおにしがみついて動きを止め、そして……言う。
「わしは妖だからいい。人を喰おうとムチャしようとよ…だけどよ…だけどよ!
お ま え は 人 間 だ ろ が !
汚くてずるくて、浅ましいくせに、生きよういきようとあがく人間だろうがよ。
それが何だよおめーは!?白面の者をぶっ殺すだけのモンになりゃーがって。
おめーなんて妖でも人間でもねえや!!」
それに真由子が言葉を、思いを繋げた。
「だから!だから私が私達が…!」
『神様お願いです。うしおくんを…あの私達の知っていたむこうみずだけどとっても素敵なうしおくんを…
返してください…!』
そして真由子は飛び降りざまにうしおの髪を梳き、麻子に櫛を投げ渡す。
それをしっかりと受け止めてうなずく麻子。そしてついに婢妖たちが結界を突破し溢れ出した…!
とら………(゚ω゚ )
(´;ω;`)泣けた
やべえ、今回めっちゃ熱いな。
紫暮かっちょ良すぎ、真由子カワイ過ぎ、そしてとらの台詞最高だ
とら!
とら!
とら!
とらと真由子のコンボ、無敵すぎだ…。
とにかくとらのセリフと表情がすごい。やばい。
なんなんだ、この胸を熱く打つものは…。
親父殿・・・・・惚れちまいそうだ
とらの言葉からして潮は潮のままでいて欲しいってことだよな
それがとらの本音なんだな
> お ま え は 人 間 だ ろ が !
震えたよこのページ見た時。とら格好よすぎる最高だよ目頭熱くなったよマジで。
やっぱりこの漫画は『うしおととら』なんだなぁ……もう最高!
散々言われてるが。
やっぱりとらカッコいいな! どチクショウが!!
> お ま え は 人 間 だ ろ が !
うしおに対しての言葉としてこれ以上のものはないよ。
心配するわけでも思いやった言葉をかけてるわけでもないのに、震えた。
この距離感が本当に素晴らしい。
一生着いていくぜ藤田ァ!!
とらと真由子に燃えて萌えるべし
559 :
マロン名無しさん:05/01/23 00:40:55 ID:Ujoz0YdR
とら。泣いてるように見えたな・・・
人間じゃないとらの顔にあんな複雑な感情を含ませた表情をさせる藤田は天才じゃないか?
本当に連載初期と同一人物か?w
親父ィ…・゚・(ノД`)・゚・。
心境を考えれば考えるほど泣けてくる…「生きよ…」ってアンタ…
そして、とら!!
>>557 >心配するわけでも思いやった言葉をかけてるわけでもないのに
まさにそうだよな、いかにも心配してます、思いやってます、ってな表現じゃなくて、
寧ろ滅茶苦茶にけなしてるのに、
でもこれ以上かつこれ以外の言葉はないってくらい「思い」が伝わってくる…
真由子がうしおの髪を梳くところも、緩急ついててすげー(・∀・)イイ!!
なんだこいつら、なんだこいつら…
なんでこんなに熱いんだよ。熱すぎて目が痛くなった。
きっととらも、潮に元に戻って欲しいんだよな。
漫画だと、キャラの思惑の表面と内面の相違表すのに、
吹き出し使ったりすんのが普通で、絵で見せるのは難しいってのに、
ここ迄ハッキリ見せる藤田は天才だな。
連載当初、馬鹿にした様な事言ってたけど、取り消すよ。
俺も初めはこの漫画の絵があまり好きじゃなかったんだよな
今じゃ大好きだけどさ
味があるじゃとても言い表し尽くせない魅力があるよ
俺もだ、初めは何となく敬遠してたけど、読んでるうちにハマっちまった…
うしおのために、心の底から怒ってるとら、いいなあ。
この人のは記号的じゃないからこの絵が基本的に好きじゃない人でも
読み進めるうちに改心の絵にぶち当たる
その魂の宿った絵が読者の心を揺さぶるのだろうなあ・・・
俺も最初、絵下手だなって思ってたけど、評価はすぐ変わったな。
特に表情書くのが凄く上手いよな、感情をうまく出してる。
特に今回のとらは最高だった!
本当なら真由子は今回だけで3回は死んでるな・・・
しかし櫛で獣の槍を弾くって・・・ポケットにある間から光放ってたし
それだけ凄い櫛ということなのか?
ちなみにパンツラがありますた!
第百五話ネタバレ
其の拾 麻子
ついに婢妖に結界を突破されてしまった紫暮はうしおの元で小規模な結界を張るために走り出す。
そこで合流する杜綱、流。彼らもまた紫暮と同じ考えだった。
しかしもう少しで到着するというところで婢妖に追いつかれ、全身に噛み付かれてしまう。
麻子に櫛を投げ渡し、真由子は落下するがとらが受け止める。
そしてうしおにも変化が現れていた。櫛による効果を確信する麻子。
決意を新たにしたその時、周囲を無数の婢妖に囲まれてしまっていた!
迫りくる婢妖に、間に合わないと思ったその瞬間!符による結界が婢妖の侵入を阻む!!
ヒョウが先を予測してあらかじめ結界を張っていたのだ。しかしあまりの圧力に三分と持たないという。
咆哮するうしおに必死に呼びかける麻子。うしおの意識の中ではうしおの存在が消えかけ、
槍を打つ男が憎しみを込めて笑っていた。しかし、そこにジエメイが現れる。
ジエメイは男を兄と呼び、人の魂を犠牲にするのはやめてくださいと懇願する。
そして……ゼンマイが切れたように動きが止まるうしお。顔を歪めて……静かにつぶやく。
「 あ …… さ …… こ …… く る し い ぜ … 」
それを聞いて麻子は涙しながらうしおの頬に手を添える。うしおは抵抗するそぶりも見せない。
「なんで……こんなコトになったのよう。あんたはバカで……考えなしで………
落ち着きなくってケンカっ早いよ……けどさあ……あたし、あの、うしおがいいよう。だから…
帰 っ て き て よ う 。 」
そして…麻子は涙をぬぐいながらゆっくりと丁寧にうしおの髪を梳いた。
しかしそれでもうしおの獣化は解けなかった。
洞のほうを向くとそこには日輪と純に保護されてきた礼子たちと真由子がいた。
うしおがこのまま洞に向かえば洞の前にいる真由子たちは殺されてしまう。
麻子は走り出したうしおに追いすがり、抱きしめてそのまま崖下に投身する。
『うしお……一緒だからね。』
おいおい潮元に戻らねぇじゃんかよ!
しかも崖に落ちちゃったし・・・次週早く見てぇぇ
槍の人とジエメイ、この兄弟の話も気になるな
ヒョウさんグッジョォォォォォォォブ!!
うしおと麻子は普通に考えて来週崖から格好よく飛び出てくるだろ。
問題はあの大量の婢妖だ。
獣の槍じゃ点か線の攻撃しかできないからあんな大群を蹴散らすのは難しいし、とらの雷や炎でがんばるにしても数が多すぎ。
焦らすな、藤田は!一週間も待ってらんねえよ。麻子も一回といわず3回くらい続けて梳いちまえよ。
あとヒョウさんの手、あれ傷か?ひどいことになってんなあ…
>>571 あの穴の入り口に立つ→ちょっとずつ応戦、でいいんじゃね?
まあそれじゃ体力持たないし、ちまちましすぎだけど。
ってかまずはどうやって潮が復活できるのか、だろw
麻子…・゚・(つД`)・゚・。正直泣いた。
やっぱり潮の本命ポジションは麻子なんだなあ。と、今更ながらにオモタ。
それはそうとヒョウさん…また美味しいとこ取りw
今回で、暗に潮×麻子が示された訳だが、
そうなるといずれは真由子の失恋シーンを見にゃならんのか……
いい最終回だった
>>575 待て!
いずれ三角関係の修羅場とかあったりするのだろーか?
>>574 暗にというか明白に、でないか?
麻子の行動、普通の女の子って感じがするよなぁ。
そんな中でも一生懸命で、そりゃあヒロイン確定ですわ。
伝奇モノはヒロインが不思議なパワー持ってたりするけど、麻子にそれは似合わないよな。
好きな相手があんなことになったらと考えただけでオレはブルブルしてまう。
>>574 真由子はあの2人の為ならおとなしく身を引くと思う
五人娘シリーズが続いてる訳だが、今回の話、つーか麻子が一番良かった。
まあ次回には潮復活すると思うんだけど、それでも次が気になる気になる木。
今まで真由子が一番いいと言ってたが考えを改めた
ヒョウさん最高
>>574 別に構わんだろ
最初から、とら用のヒロインなんだから
うしおに振られてからが本当の始まり
しかしこの人、悪い想像のシーンで本当にそのイメージを描かなくてもいいじゃんかよ・・・
ヒロインキャラ4人惨殺って普通想像でも描かないだろうに・・・
勇なんか首チョンパだし・・・・・・
身を引いて一人寂しくしている真由子を慰める役は俺が先約済み
残念だったなお前ら
↑とらの食事が出来上がりました。
第百六話ネタバレ
其の拾壱 反撃〜麻子
うしおとともに崖下に消える麻子。少女たちの叫びが虚しく響く。
とらも雷を放ち怒り狂うが、槍にやられた傷は深くまともに動くこともままならない。
ヒョウの結界符の一枚が焼き切れ、結界の維持も限界が近づいてくる。
放心状態の少女たちを護り逃れることを決めるヒョウ。日輪と純に用意をさせる。
麻子は落下しながらうしおとの思い出を回想していた。最期にうしおを強く抱きしめる。
「ほんとはね…ちょっと…うれしかったんだぞ。うしお私ね…私、ほんとにあんたが…」
その時、うしおの獣の瞳が砕け散り、中から目覚めたうしおの意識が飛び出してくる!
そして轟音とともに二人は落地した!
結界が破られ、ヒョウたちは何百万もの婢妖に襲われる。
だが、押し寄せる婢妖の波に混じって何か足をけるような音が聞こえてくる。
そして次の瞬間、ヒョウたちの周囲に群がる婢妖が全て薙ぎ払われ消滅した!!
鈍く鳴る槍の穂先。流れる黒い髪。それを見る少女たちの目に涙が浮かぶ。
そこにいたのは麻子を抱えたうしおだった!!その眼には人間の理性の光が戻っている。
「とら!来いっ!!」
「蹴散らせええ!」「わかったよォォ!!」
麻子を降ろし、力強くとらを呼ぶうしお。うしおの号令とともにとらの爪が婢妖の海を割っていく!
とらの背でうしおは襲い来る婢妖を全て斬り払い、その強さに驚くとら。
そんなとらの頭にうしおは余所見をするなと一撃をくれる。
普段なら怒るところだが、うしおの眼を見てとらは笑い出す。
心底楽しくてたまらないといった風に高く笑い声を上げながらとらは破壊の雷を撒き散らしていく!!
「くくっ…くっくっくっくっく……はーっはっはっはっは。」
回想シーンで、
麻子に何すんだよっ!
つって飛び出してくる潮熱い!
うわー、やべえ。なんだよたかが漫画だろ。
何でこんなに目が熱くなるんだよ。やべえよ。
最後のとらが良い。すごく良い。
見開きで豪快に笑いながら雷全開…。すごく良い。
復活した潮が雄々しすぎて男前!
ああ、やっぱり「うしおととら」なんだなー、って実感したよ。
とら嬉しそうだw
何だかんだいってもこの2人の信頼関係っていいよな。
それにしてもうしお強えーな
槍持ったうしおは紫暮やヒョウさんよりも強いのか
ほんと“うしおととら”だよなこの漫画。
潮が復活するのは分かってたのに今回の話はマジ良かったよ。
次回は潮ととらの暴れっぷりを見せつけてほしい。
ラストの見開きスッゲェいいなぁ。
ご機嫌なとらが漫画のキャラクタってことを超えて可愛い。
復活も麻子の回想も真新しいものじゃないのに本当熱くさせてくれる。
好きだー、好きだうしとら。
うしお復活も良かったが、とらの気色満面の哄笑が最高
見開きでうしおを背に、雷を纏うとらの何と格好いいことか
あのとらの哄笑は、とらの心中を見せると共に格好良過ぎだ。
とらはきっと、何だかんだ言っても潮と一緒に居るのが楽しくて堪らないんだろうな。
でも、決して馴れ合う関係では無いのが、このコンビの魅力だな。
真由子ととら、流ととら、イズナととらのコンビも良かったけど、
やっぱ潮ととらだよ。
潮、展開としては当然だけど、人に戻って本当に良かった。
勿論、前半の麻子も良かったんだけど……相変わらずこの漫画密度高過ぎるよ。
つかず離れずって感じがいいよね。
いや、憑いてるんだが
>>595 しょうがない、●をお前に譲っちゃう!!
見開きが2回もあってそれでなおかつ内容が濃いのが凄いよなあ・・・
個人的にはガッツポーズしてる日輪がツボ
もう百話超えてたのか
毎週うしtら読むことが生き甲斐だYO!
潮が復活ワッショイ、ワッショイ
とらがニヤニヤ(・∀・) ワッショイ、ワッショイ
絵が少し古い気がしたけど
雷撃などの特殊効果はバスタードとかにも劣らないほど迫力あるな
この絵じゃなきゃこの迫力や熱さは出せないと思う。
やっぱ漫画は画力より魅力だな。
藤田より画力のある漫画家でも、こんな魅力のある絵を描けるかどうか……。
第百六話ネタバレ
其の拾弐 復活〜そしてついに〜
圧倒的な強さで婢妖を蹴散らすうしおととら。しかし婢妖の数も半端ではなくキリがない。
うしおは一計を案じ、とらに特大の雷を要求する。
槍の傷のせいで加減が利かないが大きい分には底なしというとら。それを獣の槍に落とせば?
とらの雷が獣の槍に弾かれ、全方位に拡散される!その雷の網が婢妖の雲を切り払って行く。
そしてうしおととらは少女たちの下へ戻ってくる。動かないうしおを心配する少女たちだが、
イズナは今の戦いで消耗しただけだという。
それを証明するようにすぐにうしおは目覚めるが、獣になっていたときは覚えていないようだ。
夢うつつで少女たちのことを思う。
「礼子さん――あいかわらずキレーだったなァ…肖像画描きかけなんだ…早く描きたいよ…」
「勇――あんなに勇気あるんだもんな。父ちゃんいなくてもしっかりさ、やってるよなあ……」
「小夜さん……夢…かなァ…夢の中の小夜さん一生懸命走ってたぞ…元気にさ…うれしかったなァ…」
「あと…日輪と純さんもいたっけ……くくくっ……日輪……前とおんなじに、おっかないカオしてたっけ。」
「……それによ………… あ い つ ら も … い た な あ ……」
「とら…おめーにゃ笑われるかもしれんけどよ……」
「笑っちゃるよ!」
「またいつか…オレは……みんなと会いて―よ。」
そんな光景を傷だらけの身体を支えあって見ている紫暮たち。
そしてうしおは休息もとらず槍を持って洞の中へ行こうとする。
止めても聞かないうしおに諦めたとらはうしおを引っ掴んで共に洞の中へ進んでいった。
それを見てイズナは慌てて少女たちにうしおに会っていけというが、
彼女たちはうしおに辛い思いをさせない為に会わずに帰ることを決意していた。
麻子はうしおの後姿を見送り、叩く真似をする。
「えい。」
そして麻子は腕を振り上げ、みんなで帰ろうと振り向いた。
どうせうしおは私たちの所へ戻ってくるから後はまかせて今日は約束どおり皆で騒ごうとはしゃぐ。
少女たちは笑いながら麻子の元へ走っていき抱きついた。心の中で麻子の間違いを指摘しながら。
『…麻子さん…そうだわ。うしおくんは戻ってくる!でもね。
ひとつだけ麻子さんはまちがってるよ。うしおくんはね……あたし達じゃなくて――
あなたのもとへ帰ってくるのよ!』
中村麻子 中学二年生 幼なじみ。
いつか…うしおは知ることがあるのだろうか。
自分の魂を命をかけて地獄から救ってくれた五人の天使がいたことを……
彼女らを助けて空覆う三千万の婢妖と戦った者達を……
――だがそれはまた別の機会に語るとしよう。
今は。今こそはこの旅の終わりがきたのだ。 洞 へ ――
第一部完みたいだな
二人が協力しての必殺技は如何にも少年漫画だな。
だが、それが何故か熱いんだが。
もしかして、以前潮が槍でとらの稲妻を弾き返してたのはこれの伏線か?
>>603 画力も極めれば魅力になり得るとは思うけどな。
>>601も言ってるけど、バスタードは本当凄いよ。
画に白い部分が殆ど無い書き込み様だから――時々作者が壊れるけどw
実にいい最終回だった!!
>>608 待て
確かにこれで「本当の戦いはこれからだ!藤田先生の次回作にご期待ください」
でも違和感ない終わり方だが・・・
気になってたんだけど、今回オマモリサマはお留守番?
>>609 近くにいたら危ないでしょ<オマモリサマ
ただ盛り上げるだけじゃなくて落し所も上手いなぁ、藤田コノヤロウ。
個人的には純の腰ぎんちゃく四人組にまで素敵な台詞があったのがツボだったよ。
「……見たんだ私は……黄金の妖怪と黒い毛ののびた少年が飛ぶのを………」
↑これだな
俺はUFO目撃体験談みたいで笑ってしまったが
>中村麻子 中学二年生 幼なじみ
他の4人の様にちょっとした説明もなく、この単語1つで表現してるのがいいね。
>>612 あなたの元へ・・・か。みんなええ娘やのー、うしおの野郎は幸せもんだぜ。
それと礼子、サヤ、勇、真由子、麻子の絵は綺麗だったなあ。藤田はこういう絵も上手いな
みんないい友達になるんだろうな。
うしお、今まで出会った人たちや妖怪たちのこと全員覚えていそう。
登場人物がただの記号じゃないんだよね。
それぞれ生活感やら個性やら自我やらがあるように見える。
でもこれだけキャラ立てしてると扱うのも難しそうだな。
麻子がどうしても、どうしても好きになれないんだよなぁ
だから今週のはちょっと楽しめなかったのよね・・・・負け組みだな俺
俺は日輪タソに萌えた
ヤベエよ初登場時は嫌いなタイプなったのに、なんか藤田の罠にまんまと引っ掛かってる希ガス
うしおととら外伝ネタバレ
桃影抄〜符呪師・ヒョウ
幸せだった日々…それらは幻と消え、今、男は林の中を走っている。
顔の右半面を血で濡らし、化け物への怨嗟を唱えながら。
そしてついに力尽き、妻と娘の名を呼びながら倒れてしまう。
しかし気を失った男の前に光に包まれた森が姿を現した。
その美しい森の中、泉にて沐浴をしている女性たち。恋の話に花を咲かせる。
そこに李王という男がミンシアに会いにやってきた。共に歌を歌おうと誘いをかける。
しかしミンシアは仙人の下へ水を組みにいかなくてはならないとその誘いを断る。
その時、ミンシアは森のはずれに何かの気配を感じ、空を飛んで様子を見に行く。
そこには冒頭の血まみれの男が倒れていた。彼女は彼を仙人の下へ運ぶ。
助けないほうがいいかもしれないという仙人に必死に懇願するミンシア。
それに折れた仙人は手当てとして翠竜晶という水晶をえぐられた男の右目に埋め込む。
それから仙人の下へ通いつめるミンシアに複雑な思いの李王。
男の具合を尋ねるミンシアに仙人は片目以外は完璧だと答え、男が目覚めたときのことを回想する。
目覚めた男は興奮していて暴れだすが、ここが桃花源という楽園境であり、ミンシアたち桃の精霊と
仙人のことを知ると、途端に頭を下げ妖を滅する術を習いたいと言い出したのだ。
どうして仙術を覚えたいのかを問うても答えない男に仙人は条件として無理難題を申し付けたという。
そして仙人はミンシアにあの男を好きに鳴るなと忠告をする。あの男には絶望と死の影があるという。
外に出、子供たちに囲まれるミンシア。そこに李王が現れ、二人きりになりたいと子供たちをどかそうとする。
一向にどこうとしない子供たちに怒鳴りつける李王だが、ミンシアに叩かれ背を向けられてしまった。
子供たちと共に湖を訪れるミンシアだが、男の姿が見えず不安になる。
そこにウロコを手にした男が飛び出てきて水面の上で気絶してしまった。
それを見て躊躇わず服を脱いで救出に行くミンシア。男が気づくと目の前には裸のミンシアがいた。
ここは仙人の家で仙人が言うには湖から男を運んできてから服も着ずに男の看病をしていたという。
そこでやっとミンシアは自分が裸であることを思い出しあわてて肌を隠そうとする。
仙人の言った難題を達成した男は約束どおり仙術を教えてもらえることになる。
月日が流れ、仙術の修行に明け暮れる男。辛いから止めろと忠告する仙人にも
これを止めたら自分には何もないと涙を流して修行を懇願する。
そんな男を見つめるミンシア。開かない片目のことを聞いてみる。
今はまだ男の心が曲がっているせいで開かないが、開けば魔を見破る浄眼になるらしい。
そして男がうわごとで言っていたハイフォンという名について聞くと、急に男は険しい顔で
ミンシアに迫り、その名を二度と口にするなと凄む。謝罪し、その場を逃げ出してしまうミンシア。
そしてその前に険しい形相の李王が現れた。
仙人が家で男の術をほめていると精霊たちが駆け込んできてミンシアが李王にさらわれたと言う。
恋愛には強引さも必要だという仙人だが、魔性の蠢く北の山に向かったと聞くと流石に顔色を変える。
救いに行こうとする仙人だがそれを男が止め、代わりに事件の発端であろう自分が行くという。
男が帰らないつもりでいることを知った仙人は桃花源に暮らさないかと持ちかける。追随する精霊たち。
しかし男は泣きそうな顔をして無言で頭を下げ、北の山に向かっていく。
馬に乗り、ミンシアと一緒にいた子供をつれて桃花源の外に出ようとする李王。
しかし桃花源から出た瞬間、窮奇という妖怪に襲われ馬の首を飛ばされてしまう。
逃げようとするが、桃花源の外では仙術が使えずどうすることもできない。
絶対絶命のミンシアが男のことを思い出した時、そこに男が助けに来た!
男は符で窮奇の攻撃を受け止めるが、符を切り裂かれて窮奇を見失ってしまう。
人間である男には符がないと妖怪を見ることはできないのだ。成す術なく、吹き飛ばされる男。
とどめを刺されそうになるが、そこにミンシアが囮となって再び窮奇はミンシアを襲う。
その光景を見て、男は妻と娘を殺された瞬間を思い出し…ついに浄眼が開いた!
窮奇を視認し、男は怒りと共に符術を用いて窮奇を滅する。
そして男は妻と娘のことを独白し、泣き崩れ、ミンシアは黙って男を抱きとめていた。
李王はミンシアのために男を引き止めるが男の決意は固く、覆すことはできない。
ミンシアは男に桃を渡し、寂しく微笑んで男を見送った。
「あなたが…この桃花源に咲き誇る桃なら…わたしはその桃が、地におとした影です。
桃のある限り寄り添って参りましょう…」
「…………桃の木めは影の名を知りとうございます…」
「わたしの名は――」
男の口が微かに動く。
「その名はここに置いてゆこう。受け取ってくれ…ミンシア…」
「はい…」
わたしは今もおぼえている。蒼い片目に鉛のような哀しみをたたえた男を…
彼が、あれからどういう生を歩んだとしても…
わたしの影の内にあの寂しい微笑みはいつまでも生きている。
621 :
マロン名無しさん:05/01/26 21:50:39 ID:pRIXo9Ne
・・・普通のお父ちゃんだったんだな・・・ヒョウ・・・。
ああ〜あたしの金票さんへのイメージが崩れていく〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?
元々ニヒルで格好いい人かと思ってたのにあれじゃただのさえないおじさんだよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜
623 :
マロン名無しさん:05/01/26 22:18:57 ID:pRIXo9Ne
普通のさえない父ちゃんが、あんな傷だらけで冷たい眼をした男になった所に言い知れない悲哀と魅力があるんだろうが
最後のミンシアとヒョウのやりとりは・・・痺れるぜ・・・。
別離の悲しさやヒョウの決意と見送るしかないミンシアの心情
更にバックの桃花源の風景が加わってなんともいえん風景を
醸し出してる。
すげえイイ・・・って最近藤田信者への街道をばく進中だな俺・・・。
最後の名前の演出、もう少しページさけなかったのかなぁ。
短編としては相当完成度高いとは思うんだけど
どうにも最後がごちゃごちゃしてて…。
626 :
マロン名無しさん:05/01/27 01:05:49 ID:UY0/oWMv
ミンシアのちちをモミモミしたい。切実に
ヒョウ・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
大変だったんだろうな桃花源出てからがさ
色々あったハズだ・・・
結局本名は何だったんだろうな……。
本編で明かされる日が来るんだろうか……。
ミンシアだけ他の精とちょっと違う感じだね。髪の色とか雰囲気とか。
きっと発情期なんだよ
本編でも少し語られてたけど、ヒョウは普通の家庭のお父さんだったんだな。
今回の短編でそれがハッキリ解った。
それが、あんな狂気に蝕まれた人間になるなんてなぁ。
で、思ったんだが、藤田って人間の「狂気」描くの巧いよな。
ヒョウにしても、凶羅にしても、吸血鬼にしても。
でも、ヒョウは最後には普通のお父さんに戻って欲しい。そう思った。
それと、ミンシアちょっと可哀想。何にも事情知らずに好意でヒョウに接したのに……。
何時かミンシアにヒョウがその償いをする日が来ると良いんだけど。
つか、こないだのもだけど、外伝みたいな短編と本編ってリンクさせられるのか?
しかし藤田は若い女というか娘さんが好きだなあ・・・
しかもほぼ必ず乳房が控えめっていうか、ひんぬー。結構有りそうに見えた純でさえアレだ。
藤田の好みは分かりやすいなあ。
>>633 いや、ほぼ中学生だし。日輪はあの格好が制服だとすると高校生? 純は少なくとも16以上か。
純ぐらいあれば十分だと思うんだが……。
第百八話ネタバレ
第二十二章「時逆の妖」 其の壱 洞の妖
旅の果て、ついに旭川の洞へと入っていくうしおととら。
それを見守る紫暮たち。麻子たちは少し前に帰還したようだ。
そして紫暮はヒョウに今回の件の礼をいう。
ヒョウの仇を探すために協力すると暗に言うが、ヒョウはそれを断る。
「確か、敵の妖怪を捜す符呪の者が来日したときく。
その妖を捜すのに我が光覇明宗の法力僧達は力を惜しまぬだろう。」
「ありがたいがその必要はないだろう。あの洞の中で必要なことは全てわかった。
それに…その男は一人でやるのが好きらしい。」
ヒョウは去り、光覇明宗のヘリが紫暮たちを迎えに来る。
紫暮は自分は残ってうしおを待ち、杜綱たちに帰れというが、流と杜綱は共に残ることにする。
「い−んだよ!理由は!あいつがおもしれーってコトでよ。
そしたらただ待てばいいのよ!ほら。あいつみてーに。」
そしてイズナはすでに何も言わず洞の前で鎮座していた。
洞の中を進むうしおととら。とらとの掛け合いであやふやだったうしおの意識もハッキリしてくる。
そして洞の奥にはお堂が建っていた。すると突然、獣の槍が発動しうしおは変化するが、
うしおは咄嗟に力を制御して変化を解除する。ただ戻っただけでなく槍の制御力が向上しているらしい。
堂の中に入るととてつもない妖気に臨戦態勢をとるうしおととら。そこには干からびた白面の一部があった。
そう聞いて近づくうしおだが、突然表面が棘の様になって攻撃してきた!
うしおは迎撃した後、思わずとらに抱きついてしまう。白面の者のことを説明するとら。
突如気配を感じたとらは炎を吐くが、防がれてしまう。そこに現れたのは時逆という妖怪だった。
知りたいことを全部教えてやるという時逆。なんと獣の槍が作られた時と場所につれていくと言う。
「あたしゃあ時逆。時間の紐を逆さにたぐる妖さ。」
ついに獣の槍の謎が明かされるのか!
あの口から火を吐いてた男が作ったんだろうけど、漢字が掘ってあるとか元々は剣の予定だったとかって伏線もちゃんと回収してくれるのかな?
今まで考えもしなかったけど槍にしては獣の槍って刃部分が変だよな
大昔の槍ってはあんなカタチだったのか?次回から更に楽しみだな
あの妖怪を横と後ろから見てみたい……
>>638 確か、獣の槍の中の人が言ってたな。
しかし、槍を制御する力が増したってのはなぁ……。
これじゃまるで、獣になって良かったみたいじゃないか。
今回のエピソードで、確実に獣の槍の「何時持ち主が獣になるか判らない」緊迫感は消えたな。
どうせまた獣化しても元に戻せるんだろうし。獣の槍の秘密には興味在るが、少し萎えた。
>>640 発見しますた。
そのとき幽霊のことを妹(ジエメイ)って言ってたからまた伏線あるんだろうなあ
すげー気になる
642 :
641:05/01/27 21:13:02 ID:???
槍の中の人の妹の名前と幽霊が名乗った名前が同じだって言いたかった。
ヒョーさんの必要なことは全てわかったってどういうこと?
>>643 時逆とかいう奴のおかげで家族を殺した犯人が分かったんじゃないか?
もしかしたらどこにいるのか、いつ出会うことができるのか、とかも分かったのかもしれん。
白面の一部怖ェな!
ラスボスのわりに、一度倒されてたりどうにもインパクトが弱い感じがするけど
今回のでちょっとイメージ変わったわ。
麻子に怒られてる親父さんがなんか可愛いな
金票さんは相変わらず横向きがお好きなようで・・・
>>646 きっと正面から見たら、時逆の姿なんだよ<金票さんは相変わらず横向きがお好きなようで・・・
槍の制御ができるようになったのは
槍に取り込まれたことで槍の特性をより知ったということかね
第百九話ネタバレ
其の弐 時さかのぼりて
時逆はうしおやとらのことも全部知っていた。
時間を旅する時逆は830年前の白面の者と日本の妖怪と人間たちの戦いも見ていたという。
多くの犠牲を出したものの、人の妖怪の力が合わさってさしものの白面も逃げる時が来た。
その時に白面の体の破片が飛び散り、その破片の一つがこのお堂の中のものだという。
何故、その時に白面の本体にとどめを刺さなかったのかと問ううしおに、
時逆は白面を破壊するための決定的な「力」である獣の槍が無かったからだと言う。
そして当時、人間側の中心だった二人の術者がこの一部を獣の槍を呼ぶために利用することを思いついた。
一人は陰陽寮の安部泰近。そしてもう一人は尋常ならざる神通力を持って戦いの趨勢を決めた女の術者。
その女とは獣の槍をつくった者の妹…その生まれ変わりだった。そして後のお役目の初代と呼ばれる者。
彼女の名は……
「私はジエメイ。獣の槍とともに永劫の闇を歩く女…」
時逆はそれまでは時の隙をさまようだけの妖怪だったが、
ジエメイがそんな彼に獣の槍を持つものを待つという指名を与えたという。
この洞が槍を呼ぶためのエサだということを知り、うしおは槍の内側で会ったジエメイとその兄を思い出す。
混乱するうしおにすべてを理解させるために時逆はうしおととらを連れて時間を遡り始めた!
そして着いた場所は二千二百年前の中国!獣の槍ができる前なので槍はうしおの手の中から消滅してしまう。
時逆は時が来れば迎えに来ると言い残し、消える。支えを失ったうしおはとらと共にまっ逆さまに落下してしまった。
急なことで飛ぶことができなかったというとらにうしおが文句を言っていると誰かに呼びかけられる。
うしおがふと顔を上げると、そこには当時のジエメイが驚いた顔で立っていた。
人間とバケモノが協力して倒したんだな、白面。
崩ってまたカッコいいな!
殺生石も白面の一部で誰かが調伏したのか?
実はとらより長生きしてる妖って初登場かな。
個人的には獣の槍誕生にも興味在るけど、とらの誕生も見てみたい。
唯、何時かそれ見ると、幻滅するか、更にとらが好きになるか二つに一つな気がして、
見るのが怖くも在る。
何か生前のジエメイ、普通の女性っぽいな。特殊な力なんか無さそうだ。
顔が更に真由子にそっくりってのは、真由子に近い年齢なんだろうけど……
何処か真由子と違う雰囲気もする。
真由子より微妙に不細工に見えるんだが、何処が違うのか判らない。
幽霊の時とふいんき←ry)が違うな
ジエメイの生まれ変わりが白面を閉じ込めておくって言ってたけど、
もしかして白面は獣の槍じゃないと滅ぼすことが出来ないから
槍と持ち主が現れるまで捕えておくつもりだったのかな。
でもこれだと一鬼たちバケモノに一言も事情が伝わってないのがおかしいか…。むぅ。
>>651 不細工いうな!
時を超えて受け継がれる美少女の遺伝子に対し無礼極まりない
ジエメイはともかく初代は真由子と同じ顔には見えないな
それとも真由子も大人になるとあんな感じになるのだろうか?
なんでもいいが古代中国で言葉大丈夫なのか?まあ漫画には
むなしい突っ込みかもしれんが
>654
ジエメイさんと真由子は血縁確定なの?
似てるキャラが出たということはなんかの関係があるはずだ
とりあえず思いつくのは血縁関係だよな
生まれ変わりが日本にいる以上、あの白拍子と血縁関係あるんでない?
ジエメイ直系だとちょっと無理あるし。
描き分けるのが・・・モゴモゴ
第百十話ネタバレ
其の参 二千三百年の記憶
時逆により連れてこられた場所は二二九〇年前の中国だった。
そこで最初に出会った真由子によく似た女性に動揺するうしお。
何か話さなければと慌てるが、とらに言葉が通じるわけないだろと突っ込まれる。
しかし向こうはなんと日本語で話しかけてきた。時逆が通じるようにしてくれたらしい。
うしおは地面に名を書いて説明すると、女性は蒼月をツァンユエと呼び
彼女もまた地面に自分の名を書く。その女性はやはり決眉(ジエメイ)だった。
なごむ二人をよそにとらは周囲に漂う妖気を感じて警戒していた。
とらがうしおに警告したその時、そばを通っていた荷馬車が鉤殻虫という妖怪に襲われてしまう。
城壁から飛び出してきた兵たちもやられてしまい、うしおはジエメイの手を引いて逃げ出す。
しかし追いつかれそうになったその時、とらが割って入った!とらの雷で消し飛ぶ鉤殻虫
とらの姿が見えないジエメイはうしおが妖怪を倒したと思い、仙人だと思い込んでしまう。
うしおはジエメイの家に案内され、そこで白面の者が現れたという話を聞く。
それに怯えたこの国の王は白面を倒すために神剣を鍛えよとのおふれをだしたそうだ。
その為に剣匠であるジエメイの父親も、今も剣を打っているという。
その父も休憩から戻り、うしおはジエメイの家族と共に食事をとる。その穏やかな空気に浸るうしお。
ジエメイから兄の話を聞いてうしおは槍の内側で見た男を思い出す。
そしてそこにその兄、ギリョウという青年が帰ってきた。剣鍛術の修行に行っていたらしい。
ギリョウは挨拶もそこそこに、父に白面の者がこの国に来ていると訴える!
「「あれ」は…やはり、白面の者はこの国に来ております。
旅先で知ったのです!一年前にこの国の方角に九つの尾を持つ流れ星が走ったと!」
翼とシュナイダーなんて髪の色の違いしかないが血縁関係は無いぞ
まぁ、単純に画力が無いだけなんだが…
>何か話さなければと慌てるが、とらに言葉が通じるわけないだろと突っ込まれる。
>しかし向こうはなんと日本語で話しかけてきた。時逆が通じるようにしてくれたらしい。
なんと、うしとらは漫画だったのだ!
毛ぇチョッキンされたとら、可愛い(*´Д`)
追放されたとはいえ幸せな家庭だが、きっと酷いことになっちゃうんだろうなぁ
槍の中の人が白面に殺されたって言ってたしな。
兄の目の前で家族が惨殺、うしおととらのお陰で何とか生き延びた兄貴が槍を作るんだろうな。
>>665 確実にそうなりそうなんだよな
潮は槍持ってないから、とらに何とかしてもらうしかないな
うしおが槍の製作に関わっているとしたら、
うしおが槍を持つのはまさに必然だったんだろうなぁ。
剣を作ってたはずのになぜか槍が出来ちゃったというウッカリの真相を早く知りたいものだな。
ジエメイ兄、槍の中の人と同一人物とは思えないほど普通の人だったなあ。
ヒョウさんも昔は普通のお父さんだったわけだし、家族を奪われた憎しみが
あそこまで人を変えてしまうのかと思ったら、ちょっと切なくなったよ。
真由子との名前つながりで眉なのか?
>>669 愛情が深いほど復讐の念で変わってしまうってのが悲しいよな・・・
>>670 おおおおおおおっぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお
お前マジすげええけええけぇええぇぇぇえ
ジエメイの服のツギの位置が描かれる度に変わるんだろうなと思ってたら
前回のラストと今回の冒頭でいきなり変わってますた
>>670 ああああああぁぁぁっっ、そうかっそうだったんだ!
言われて初めて気づいた、グッジョブ!
じゃあ、絵柄と共にどんどん真由子の眉毛も進化してゆくのですね・・・
この人目と眉毛の描き方に特に気合が入ってるし
676 :
マロン名無しさん:05/01/30 13:33:26 ID:lCgDYzgk
↑そうは言ってないw
677 :
代理:05/01/30 20:51:27 ID:???
第百十一話ネタバレ
其の四 神剣をつくる
ジエメイの父とギリョウは剣鍛に入り、ジエメイは母にうしおに助けられたときのことを話す。
そしてとらは何かこの国を懐かしいといって外に出て行ってしまった。
いまだ上半身に何も着ていなかったうしおに上着を羽織らせるジエメイの母。
それが嬉しくて気恥ずかしくなり、うしおも外に出て行ってしまう。星空の下、にやけるうしお。
朝、伸びをしているうしおの下に血塗れのとらが帰ってきた。周辺の妖怪の返り血だという。
とらが言うには強力な妖が近くにいるため、おびえているのだという。町の中に…白面の者がいる。
そこにジエメイが現れ、自分たちは町から追放されたのだと語る。
再び町に戻るためにジエメイの父は今回の神剣を鍛えた者に神職を与えるという君命に臨んだ。
しかしジエメイの父は優れた鉄を上手く纏めることができず悩んでいた。
するとギリョウが修行で学んだ暗黒の術なるものを知っているという。
問う父にギリョウは干将と莫邪の逸話を伝える。それを聞いて喜び勇む父親。
妻のコウシは躊躇うことなくそのきれいな髪を切り、夫に渡す。意気揚々と火事場に戻るジエメイの父。
しかしギリョウはその光景を複雑な表情で見ていた。そして四日の時が流れ、ついに神剣が完成する。
それをジエメイの家族と共に喜ぶうしお。だが―――
だが、うしおは忘れていたのだ。あの男の姿を――
血の涙を流しながら剣をうつ男。
それはこの家族の行く末を暗示していたのではなかったろうか。
そしてまた――とらのいった通り、城の奥で、最強の妖が、息づいていることを――――――
狂気にいかれたオヤジの表情がイカスw
これから血の涙流すような鬱展開かぁ
>>677 乙です
上着羽織らせてもらって照れるうしお良いなあ
お母さん知らないから初めてだったんだろうな
微笑ましいのにこの家族の行く末を思うとこの先見るのが怖い…
破滅が訪れるのを読み手も知ってるってのは、なんとも言えないな……
藤田性格悪いよ藤田。・゚・(ノД`)・゚・。
目を背けるな!しっかりと見届けるんだ!
ばかやろうお前らorz
まだ夢オチという可能性があるじゃないかorz
そうだ・・・俺達は目を背けちゃいけない
槍がどういう経緯で造られるかを見届けるのだ!!!
ジエメイも脱ぐよな?(;゚∀゚)=3
684 :
マロン名無しさん:05/01/30 23:34:04 ID:q74ZLTNB
一転、不幸が訪れるという展開なら珍しくないが、こんな風に暗雲が少しづつ
垂れ込めてきて、避けられないであろう悲劇に向かって進んでゆく不安感を
煽るという見せ方はさすがだな。
っていうか、ジエメイ母ちゃんとか一家がうしおに優しく接してくれるたびに
不安が蓄積されていくよ。母ちゃんも死んじゃうんだろうな・・・
ジエメイは本当に普通の女の子だな・・・
しかし、妖怪の存在が普通の時代で他の妖怪は見えるのにとらは見えないのか?
686 :
マロン名無しさん:05/01/30 23:40:47 ID:q74ZLTNB
とらは理性ある妖だから、その辺は自分で見えたり見えなかったり制御してるんだろ?
前にもダメージを受けた時「気を抜いてると見えちまう」ようなことを言ってたから
設定的には「妖は人間に見える」ほうがデフォかと
ちょっとはしゃいでるとらが子供っぽくていいなぁ。
しかし、どうして髪や爪によって剣をつくることが暗黒の法なのだろうか?
そういや、とらは中国から日本へ渡ってきた妖怪だったねぇ。
と、いうことは昔のとらが同じ時間軸中のどこかにいるのか?
ちらりとでも出てくるのかな。
潮を知らない、しかも二千二百年前であれば
まだそんな大妖でもなかったかもしれない…ちびとら!!
自分で思いついて、かなりヒットだ、ちびとら。イズナなんて目じゃないぞ。
鬱展開のなかの一点の光として、さりげなく潮とちびとらの因縁が描かれることを激しく希望する。
生まれた時からデカかったのかも知れんぞ
>>687 これとは別で本当の暗黒の法があるんじゃない?
今回のはその初歩的な物で本物はもっとえげつないものだとか。
一家一族を挙げて三日三晩裸で踊り続ける、とか?
髪の毛だけじゃなくて下のk(ry
>>690 普通に考えて暗黒の法と言ったら生贄だろうな
髪の毛や爪なんかは呪法などでは“ 分身 ”として扱われるけど
それよりも純粋に生命力を持つ生物本体の方が効力は強い
そして犬→人間と高等な動物になるにつれて効力が高いのもお約束
アウターゾーンみたいだが
みんな殺されたってギリョウさんが言ってたから自分を生贄に?
そうすると誰が槍を作るって事になるんだよな
まさか潮=ギリョウさんってことは…
前ので女性のキレイな髪と爪って言ってるから、生贄にされるのは(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
前回の話だけど、ジエメイは真由子そっくりなのに
うしおが思い出したのは麻子達でそこに真由子がいなかったのはどうかと思った・・・
ちょっと可哀相だ・・・・・・
>>695 ギリョウさん、ジエメイ白面に頃された様なこと言ってたから違うんじゃない?
ギリョウさんが生け贄になって、うしおが槍を完成させる。
これだな
最後に平仮名で「2年○組あおつきうしお」と彫り込んで完成か
>>698 だとしたら槍はうしおを持ち主として選んだのは二千年も前から
決まっていたことなのだな、槍とうしおの出合いはさだめか・・・
蒼月潮ってきれいないい名前だよな。
ジエメイは清楚な真由子という印象
真由子は清楚ではないというのか!!
>>704 俺は知っているお前が真由子を汚したことを。
第百十二話ネタバレ
其の五 白面の妖
神剣を王に捧げる日が訪れた。うしおはジエメイたちと共に町に入る。
物珍しそうに見回るうしおと異様に周囲を警戒しているとら。
王宮、謁見の間にて、いざ神剣を奉納するという時、白面が正体を現した!
『馬鹿奴!神剣を…つくって…滅ぼす!?誰を!?白面の者をだと!?
くっくっくっくっくっく。やめた!王を狂気に追いやり、
この国を破滅させてみようと思ったが、やめた。
よろしい、わかったぞ国王。遊びをかえよう。』
宮女たちを其の九つの尾で貫き殺し、自らも宮女の皮を脱ぎ捨てる。
近衛の兵たちと各々の神剣を携えた造剣師たちが立ち向かうが、王諸共惨殺されてしまう!
しかしジエメイの父は自分の神剣を信じ、うしおが止めるのも聞かず白面へと立ち向かっていく!
そして――数多の神剣と共に彼の神剣もまた白面の肌に傷一つつけることなく折れ散った。
彼の命と共に…。
「あ…あ、私の剣が…神職が……ジエメイ…ギ…コウ…」
そしてもう、周囲の殆どの者は屍と化しており、残っているのはジエメイたちだけだった。
対峙するも白面の威圧感に飲まれて動けないうしお。
だが、白面が炎を吐こうとした時、とらの声で呪縛が解ける!
うしおは咄嗟にギリョウとジエメイを押し倒すが、母コウシに手が届かない……!
防ぎに入ったとらも左肩周辺を炎にごっそりと削り取られ――
そして……コウシの上半身は炎の濁流に包み込まれた――
――袖丈、もう少し短くした方がいいかしら。――
初めて漫画読んで泣いた。
!!!!
こ、こんなに早く家族が死んでいくなんて・・・・orz
白面、惨いよぉぉ
ごめん
まだ、気持ちの整理つかない
予想を遥かに超える邪悪さだ、白面
いくら槍がないとはいえ、うしおが恐怖で一歩も動けなくなるとは
畜生、白面許せない!!
漫画読んでて悔し涙がにじむなんて・・・
今回の話でどんなに人気があろうとTVアニメ化は無理だと悟った・・・
首飛びすぎだよ首・・・・・・
おいおい暗黒の術を使って作ったすごい剣じゃなかったのかよ
予想してたこととはいえきっついなー
つーかこの白面ってかなり昔のだろ
今はもっとパワーアップしてるんじゃないか?
まあ日本の全妖怪を敵に回して戦ったほどの奴だからこのくらいの力はあるだろうな
ジエメイも白面に殺されるんだよな…
orz…
白面て思ったより小さい?
見た感じ衾の方がずっとデカそう
おいおい槍ないのにどうすんだよ
槍がない今、とらがいくら強くてもこんな強さの白面には勝てるとは思えないんだが
逃げろうしお、ジエメイ、ギリュウ逃げてぇぇぇぇぇぇ
八宝斎を遥かに超える邪悪っぷりだ。
八宝斎ってなんじゃらほい?
721 :
マロン名無しさん:05/01/31 23:20:24 ID:r/ySdXzt
殺戮、心の底から楽しそうだな・・・白面。
>馬鹿奴!
凄ェな本当に。さすがに白面この漫画のラスボスだわ。
しぱんて。しぱんて。
最初はコメディタッチだったのに、そんなことは何の気休めにもならない超展開だったなぁ。
>>720 らんま読んでないの?
同じ雑誌に連載されてるじゃん。
とら、半身溶けてるよとら!
11巻出てたぞ。
巻末おまけがクイズ。
陰陽人形ってなんやねんw
>>725 台詞当てクイズのBめちゃくちゃワロタ
これ続けて欲しいな。
>>706 大物感タップリのラスボスだな・・・ボスってのはこうでなくっちゃあ。
言動もなんつーか大物感でまくりだし。にしても・・おじさん・・おばさん・・・。
728 :
720:05/02/01 02:37:28 ID:???
>>723 ああ、あの漫画の敵?あの漫画読んでないや
おばさん・・・丸焼けなんて酷すぎるよぉ・・・・・・
俺も白面が憎くなってまいりました・・・・ヽ(`Д´)ノ チキショー!!
せめて兄妹だけでも生きてほしいけどorz
百十三話ネタバレ
其の六 暗冥へ…
白面の口腔から迸る炎の激流に飲み込まれてしまうジエメイの母コウシ。
彼女の残った下半身が倒れるのを見てうしおは激昂し、兵の死体から槍を取って白面に向かっていく!
しかし白面の眼光に射竦められ、動けなくなってしまった。
「子供、白面の者にたち向かうかよ…ならば、我は覚えておこう。
おまえの断末魔の後悔と苦しみをな!」
そして白面はとどめの炎を吐くが、咄嗟にとらが吐いた炎によって威力を逸らされ炎は宮殿を破壊する。
うしおはとらに救われ、空に逃れていた。そこから見る光景は阿鼻叫喚の城下町。
何もできない悔しさに涙をにじませるうしお。そして白面は街の全ての破壊を始め…
それから半時間を待たずに二〇万の人間が住んだ城郭都市は消滅した。
動くものが全てなくなると――白い顔に亀裂のような笑みを浮かべ、白面の者は天空に消えていった。
街であった場所に埋め尽くされる屍を見て放心するうしお。
城でもまた生き残ったギリョウが気を失っているジエメイを抱えて放心していた。
家に戻り、ジエメイの看病をしているうしお。気がつき、
父と母の死を知るとジエメイはうしおの世界に言ってみたいという。
「私が行っても…お友達になってくれるかしら…」
「ああ…向こうがほっとかねえよ……」「行って…みたいなあ…」
うしおが外に出ると何かを叩くような音が聞こえる。
鍛冶場に様子を見に行くとそこではギリョウが岩を素手で殴り続けていた。
慌てて止めるうしお。振りほどこうとするギリョウにうしおは自分の右手を犠牲にしても止める。
まだ終わりではない、白面を倒す剣を作るんだといううしおにギリョウは震えながら話し始める。
あの神剣が折れたならもうあの方法しか残っていないと。その方法とは…人身御供。
そんな方法が取れるわけがない。ジエメイを失うなら逃げたほうがいいというギリョウ。
そこにジエメイの呼びかけが……振り向くとそこには穏やかな顔で炉の上に立つジエメイがいた……。
「よい剣を……つくってくださいましね。」
>「行って…みたいなあ…」
・。・゚(ノД`)・゚・。・
ジエメイのあまりにも穏やかな表情が、逆にめちゃくちゃ痛々しい…
想像していたとはいえ……容赦ない、容赦ないよ藤田……
ジエメイが死んだのは白面に殺されたのも同じって事か
容赦なさ過ぎだろ、藤田……。
orz
読んでいて背筋が凍りつく・・
大丈夫、ここで飛び込もうとするのをとらまたは潮が助けるに決まってる。
でないと……悲しすぎるだろうが!
737 :
マロン名無しさん:05/02/01 23:10:16 ID:Itex+a69
>736
でもなぁ・・・。獣の槍の中で血の涙を流して剣を打つギリョウの姿を俺たちは知っているからなぁ・・・
人身御供なんて嫌いだー・゚・(ノД`)・゚・
つーかあの煮え滾った炉の中に飛び込むの?恐いってマジ無理だって熱くて近寄りたくないって死ぬって!
もう先の展開決まってるんだろうけど藤田やーめーてーorz
妖怪というよりもはや怪獣だな白面
やべえな今回も。
つーかじゃあ槍の中の人はジエメイ?
ジエメイが炉に飛び込んだらこんな漫画もう読むのやめてやるー・゚・(ノД`)・゚・
742 :
マロン名無しさん:05/02/01 23:56:53 ID:Itex+a69
うしおがギリョウと会話をしたことで、ギリョウが真の暗黒の法を口にしたわけで・・・。
それを聞いてしまったからジエメイが危険なことをしようとしているわけで・・・。
槍誕生の真相を知りに来ただけのうしおが、その槍誕生のきっかけとなってしまっている
わけだが、おk?
いんだよ!細けえことは
しかし、2人はあの中をどうやって生き残ったんだろう?
745 :
マロン名無しさん:05/02/02 00:22:50 ID:We9PUFZb
>744
はくめんのこうげき!
ぎりょうはすばやくみをかわした!
じえめいはみをまもっている
結局うしおがいないと獣の槍も誕生しなかったってことだろう。
伝奇モノでは因縁なんて当たり前だしな。
それを藤田がどう料理するかもこの先の見所になるかも知れん。
しかしホントの獣の槍があれば白面倒せるのかよ!!?
あんなモン獣状態でも勝てる気がしないぞ。
確かに思い切り突き刺さっても
あんなちっぽけな槍では効きそうにないよな
お母さん、下半身だけって…
ジエメイ、早まるなって…
「亀裂のような笑み」って表現がすげえ…
今まで可愛いとか思ってたけど、とんでもなかったよ
ここまでの邪悪はDIO以来、久しぶりに見た
この終り方ありえねえよ藤田
死亡フラグほぼ100%たったじゃん
幸せそうな家族が一瞬にして不幸になったのをこんな風に描くなんて
ところでこの話が潮のおかんにどうつながるの?
なんか脱線してない?
ジエメイ降りなさい、お願いだから・・・・
人身御供になるくらいだったらジエメイは白面に殺されほうがまだよかった
藤田、彼女を飛ばせる気か?あんまりだ、あんまりにも残酷過ぎる・・・・・
うしお、ジエメイを現代に連れて逃げちゃえよ!頼むからさぁぁぁ
そうだよ、代わりに真由子を生贄に捧げるからさあ
754 :
752:05/02/02 03:44:48 ID:???
いや、それもダメなんだけどね
・・・・・・・・・・あ、麻子ならいいよぉお(゚∀゚ )ア-ヒャヒャヒャヒャ
もう誰も死んじゃ嫌だな・・・
とりあえず潮が止めて助かるけど
戻ってきた白面に消し炭にされてその灰を・・・・・・とか
まあ、あそこで生き残っても現代じゃ死んでるし・・・で済む訳ないか。
>753
●
>>756 天寿を全うして死ぬのと
まだ幼いと言えるほど若くして死ぬのとじゃ意味が全然違うからなあ・・・
この際未来なんか変わっちゃっていいからさぁ
助けちゃってくれようしお
じゃないとジエメイが不憫で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジエメイ切なすぎるよジエメイ。
ジェメイのさびしげな笑顔といい白面の凶悪な顔といい・・・
この漫画つくづくいい表情書くなあ。
俺白面ってただの気持ち悪いでかいだけのモンスター的なもんかと思ってた。
なんだか、知的で狡猾な感じだな。
第百十四話ネタバレ
其の七 獣の槍の妖
炉の淵で訥々と覚悟を語るジエメイ。白面を倒し得る神剣を作れるのは兄ギリョウだけ。
母コウシが髪を捧げたように今度は私の番なのだと。剣匠の娘である自分にためらいはない。
そんなジエメイを必死に止めようとするうしおとギリョウ。
『でも――ジエメイさんは、そんなギリョウさんとオレを見つめ、少し困ったカオをしたあと……
微 笑 っ た ん だ … 』
炉に身を投げるジエメイ。うしおもすかさず飛ぶが……その手がジエメイに届くことはなかった。
炉の燃える音だけがある鍛冶場。とらはその壁を抜け現れる……沈黙を保ったまま。
ふとギリョウが立ち上がった。炉から融解した鉄が流れ出てきたのだ。
「オレは…あの時本心からいったのだろうか……
『やめろ!もうよいのだジエメイ!二人で遠くへ逃げよう。そして――』
あの時は本気で思った…そう思った……だが…本当は違ったのかもしれない……
本当は心の底で!!本当はこうなることを望んでいたかもしれないんだ!!
ならば…ならば… オ レ は … 鬼 だ … 鬼の成すべきことはひとつだ。」
それから――ギリョウは剣を造り始めた。ジエメイの飛び込んだ炉からとれた、
ほんのひとにぎりの純粋な鉄……それを砕き熱して打ちのばしてゆく。
それをうしおはじっと見ていた。自分の無力さに涙しながらずっと見ていた。
どれくらいの時間が過ぎたのか…いたたまれずうしおはギリョウに声をかけようとするがとらに止められる。
「やめときな…わしは妖だから人間のことはわからねえ…でも…今はおめえの出番じゃねえよ。
今、おめえがやることはたったひとつ。あいつを最後まで見続けることだ。」
血の涙を流しながら剣を打ち続けるギリョウ。すでに金鉗ではなく素手で熱された剣を握り締めている。
『……ジエメイ………あの時なぜ、微笑ったのだ。なぜ、こんな運命に妹を追い込んだ兄を許したのだ……
せめて……せめて憎んでくれたなら…オレは自分で自分を軽蔑し、外道として生きもできたろうに…
ジ エ メ イ ――― ! 』
そのうちに変化がおこった。剣を握り締めていたその手が次第に剣と一体化していく。
それを追って、腕も…足も…剣の柄と化していく……。
ギリョウはそれでも剣を打ち続けながら、うしおへと話しかけた。その凄惨な姿とは裏腹に穏やかな声で。
「…蒼月…いずこから来たのかも知らぬ強い少年よ……」
「ああ…ギリョウさん……」
「槍さ……オレはようやく自分が何になるか悟ったよ…鬼として剣を打ったオレは槍になる。
白面の者の血に飢え…妖どもへの怨念に満ちた槍にな…おまえはいい男子だ……
白面と対して恐れぬ強さ、身をもって我らをかばった勇気……そして…優しさ…
おまえの輝きは暗黒の闇にもけっして引けを取ることはないだろう。
オレは暗黒の槍になるが……いつかは…おまえのような者とともに戦いたいな… さ ら ば だ ! 」
その言葉を最後に人としてのギリョウは消え…… 一本の槍が生まれた。
『蒼月よ…我が家族の生死に立ちあい、オレの最期を見とってくれた子よ。
オレはもはや槍に変化して人間ではなくなるが……おまえは知っているな、
この闇の槍が、もとは人であった事を。
ならば証人となってくれ、我と、我が一家がこの槍にどんな思いをかけたかを……
我はせめて証人の名を我が身に刻まん!』
――我らは…白面の者を倒すまで、蒼月の心の内に在る――
「 こ れ が … 獣 の 槍 ! 」
。・゚・(ノД`)・゚・。 うまく言葉がでてこない・・・悲しいよギリョウさんジエメイさん・・・・
・・・だからか、だから家の蔵にあったのか。
あの漢字はうしおのために掘ってあったのか。
うしおが獣の槍に選ばれたのは必然だったんだなぁ。
なぜ微笑ったのだジエメイ・・・・・読者の俺にも辛すぎる
悲しいのに何故か惹かれるその微笑
ジエメイ俺は君を忘れないよぉ('A`)
藤田藤田藤田藤田藤田藤田藤田藤田藤田ヽ(;`Д´;)ノ チキショー!!!
槍に刻まれた文字・・・・・繋がった悲しいけど見事だよ藤田さん
たった一人の人間の悲しみ
たった一人の人間の憎しみがあの最凶の槍になったというのか
白面も恐ろしいが何よりも人間が恐ろしいよ
> あの時は本気で思った…そう思った……だが…本当は違ったのかもしれない……
> 本当は心の底で!!本当はこうなることを望んでいたかもしれないんだ!!
重いなぁ。
何かこう、人間の醜い純粋さみたいなのが出てる気がする。
ここから下は明日のあらすじまでジエメイ追悼スレになります
ジエメイさんorz
落ち着け、現代じゃジエメイは幽霊になって復活している!
>――我らは…白面の者を倒すまで、蒼月の心の内に在る――
これも凄いと思ったけど
>ジ エ メ イ ――― !
この1Pがまた物凄いな。
2000年以上続く恨みか……。
藤田も重い上に難しいモンを根底に置いたもんだ。
刃先にジエメイ、槍柄にギリョウさんか。凄惨だな・・・
>ジ エ メ イ ――― !
恐いよこのページ。何かデッサン狂ってるのか狂わせてるのか知らんがギリョウさんがおかしい。
人間以外の何かに見えるけど、じゃあ何かって聞かれたら人間としか答えられないような……。
ジエメイの微笑った顔きれいだな、悲しいけどキレイだな
こんな悲しい笑顔他の漫画で見たことねぇよ 藤田表情書くのうまいな
人間が憎悪から変化した槍か…ホントにバケモノだな、槍も。
今回の話はなんていうか、濃かったな…。いや、今まででも充分な密度だったんだけど。
ジエメイの微笑、ギリョウの血の涙、うしおの絶叫、とらの言葉。どれもこれもが脳裏に焼き付いてるよ。
単なる泣き顔を見るよりもずっと悲しくなるような「笑顔」なんてものがあるんだな…。深い。
あの微笑はなかなか描けるものじゃないと思う。
本当の鬼は藤田だよなあ…色んな意味で。
まさかと思うけどコレが獣の槍パワーうぷの複線だったりして。
何が言いたいかって言うと、
復活白面にボコにされてもうどうしようもないって時に真由子が(以下自主規制)
ギリョウさんもすげえけど…
>『でも――ジエメイさんは、そんなギリョウさんとオレを見つめ、少し困ったカオをしたあと……
微 笑 っ た ん だ … 』
うわああああああ 切な過ぎるよ、何てもん描いてんだよ藤田ァァァ
ジエメイ…
普通の女の子っぽくて現代の幽霊バージョンとは随分印象違うなって思ってたのに
あの穏やかな覚悟と微笑みは…
俺の気持ちを一言でいうとポカーン
とんでもない代物をカップ麺の重しにしてたんだな潮は。
しかも魚肉ソーセージをちょんと切ってたしな。
うしおはこれから槍を粗末に扱うことは二度とないだろうな
槍=兄妹、同然なんだからな・・・・
さて、ここいらで疑問を一つ。
白面は幾多の国を滅ぼしているわけでし、ああいった愛する者を失った悲劇も当然他にあっただろう。
中には刀鍛冶や他の武器職人もいたのかもしれない。
獣の槍なみの退魔の武器は他には存在しないのかな?
鼻に入れたりもしてたな・・・
787 :
マロン名無しさん:05/02/03 06:44:27 ID:wmmBuBsy
うしおもそうだが、俺たち読者も「知ってしまった」という感覚に引きずりこまれたな。
これから先、打ち切り云々言うヤシはいなくなるだろうな。
しかし藤田。たった一家族の悲劇をここまで重く描ききるなんてな。
俺の中ではもう藤田、ネ申決定。
この話が潮の母親にどう繋がっていくのかがさっぱり分からん
>>785 今後、獣の斧とか獣の弓とかが出てくる伏線です。
だったらやだなぁ…
>>785 まず、深く家族を愛してないと駄目なんじゃないの。
ギリョウが独白してる通り、家族を深く愛してるからこそ一瞬でも飛び込むこと
を望んだ自分が許せなかったわけで。ジェメイの笑顔大きいだろう・・・。
まあそんな細かいことはさておき、今回のジェメイの笑顔、ギリョウの鬼の顔・・・・
相変わらず藤田の筆さえまくりだな。それと刻まれた文字・・・仮にこれを前から考えて
いたとしたらすげえ、そごすぎるぜ藤田。
仮に後付け設定だとしても、最初の頃のちょっとしたシーンなんか普通覚えてるわけねー。
自分で張った伏線忘れまくる漫画家なんかもたくさんいるのに。
今の藤田には、何か得体の知れないものが降臨してるぞ……。
最初から最後までの大まかな構想だけは考えてあって、それを小出しにしてるだけじゃないか?
うしおと獣の槍の因縁とか、どうやって白面を倒すのかとか、だいたいの流れが決まってるなら後は肉付けするだけだ。
>>785 ギリョウさんは目の前で両親を無くし、
それを目の当たりにしながらも運良く生き残った。
この時点ではまだ、鬼にはなっていなかった。
それが自分のエゴのために妹まで失った。
悲しい偶然が重なって、彼は槍になったんじゃないかな。
悲しすぎるけど。・゚・(ノд`)・゚・。
794 :
:05/02/03 16:06:10 ID:???
11巻ネタバレ(?)
カバー表紙折り返し
秋葉流 (に扮する作者)
言っとくけどなー
いつもこんなコト
やってあそんでる
わけじゃないぞー
この時はたまたまだぞう
気持ちいいもの。暑い夏の夜のそよ風。キツイ練習のあとの風呂。
辛いカレーライス食べてる時のコップ水。テスト終ってから家で聞く好きな音楽。
…秘密を知るために旭川に向かううしおが苦労してどんどん大変になっていって──
秘密を知るコト。(まだるっこしいのがでえ嫌えな僕だってうんとガマンしてるんだぜー)
795 :
:05/02/03 16:07:17 ID:???
カバー裏表紙折り返し
こういっちゃなんだけど
あたしゃ電器製品に弱いぞ
ふぢた 「? なーこれ どーすんだろー」
アシ1 「へーい」
アシ1 「ありゃー 理解力ないねー」
アシ2 「そーそー 頭悪いっつーんだよね」
アシ3 「ひどいなー そうだけど」
ふぢた 'くる' (振り向く)
アシ1-3 'どき゜'
アシ1-3 'ほー'
ふぢた '?'
はんかくさい(バカ)僕は、シラケたりすることはないにしても、熱い気持ちの
種火が ``しゅーぷぷぷ'' としぼんだりすることがけっこうある。そんな時は
盛り上げるコトが大切だ。「よーし! 仕事だ。漫画描き。うれしいなあ!」
(この場合「なあ」に異様に力が入っている)「今度の日曜日は思いっきり
遊びまくって楽しいぞう!」(この場合は「ぞう」ね) カラ元気でも、こりゃ不思議。
なんとかなってくる。みんなにもおすすめしよう。盛り下がって生きるよりゃ
盛り上がった方がいいもんなあ! (ええと、この場合は…)
796 :
:05/02/03 16:08:42 ID:???
カバー裏表紙
強敵、血袴との死闘。だが、その勝利の代償に、うしおの魂は槍に吸いとられ、
人の形をした獣となって暴走を始めた。そして今、うしお救出のため、
旭川へ五人の少女達が集合!!
収録
「杜綱悟7 頭脳への侵攻」〜「遭遇」
797 :
:05/02/03 16:09:49 ID:???
大なぞなぞコーナー(一部)
どん どん! どん!! ぱひ ぱひ ぱひ☆
【2】ズバリ! 誰が本当かな?
A. 小夜 「あら、こんなことくらいわたしでもできます。」
B. オマモリサマ 「あら、こんなことくらいわたしでもできます。」
C. 潮 「あら、こんなことくらいわたしでもできます。」
【4】マンション暮らしの羽生礼子。インテリアの趣味もいいようですが、
さて、彼女自慢の置物は…?
A. 木彫り熊
B. くまタン
C. 陰陽人形
【6】元気に登校、麻子と真由子。さて麻子は通学カバンに
何の飾りをつけているでしょう?
A. ボンボンが2つ
B. ドクロのキーホルダー(目玉が宝石みたいにキラキラするやつ)
C. 呪いの干し首
798 :
:05/02/03 16:11:42 ID:???
【10】"うしとら"のシナリオを考えてくれよ!
小夜「…」
真由子「(1)」
真由子「(2)」小夜「あ…ありがとう。」
真由子「わたし井上真由子、よろしくね。」小夜「わたし小夜…鷹取小夜です。」
礼子(真由子の後ろからすっと)「(3)」
小夜「(4)」真由子「(5)」礼子「そうねえ。」
A.
(1)かわいい帽子ねえ。
(2)私も帽子大好きー。似合ってるわぁそれ。
(3)よろしく! 私は羽生礼子っていうの。
(4)あの…ごめんなさい私…口ベタで…
(5)だいじょーぶ、私もよっくみんなからトロいっていわれるもん。
B.
(1)強烈な技だわ。
(2)さすが元グリーンベレーだわ。
(3)後ろがガラあきよ。
(4)あなたも実戦格闘技を身につけなさいよー。
(5)うーん、そうすれば潮くんもイチコロね。
C.
(1)人間ね…
(2)500年ぶりの人間はずいぶん静かね。
(3)やっとあなたを自由にしてくれる人が現れたみたいね。
(4)その槍を私がぬいたらどうするの?
(5)そりゃあ、まず、あなたを喰らって、
この辺りの人間を地獄にひきずり込んでやるのよ。
>>794 あれって流だったのか・・・?
しかし、あの状況で見てるだけしかできないなんて辛すぎる・・・
まだ中学生の潮に重い物を背負わせすぎじゃないのか、藤田?
800 :
:05/02/03 16:14:24 ID:???
>799
本人はそのつもり…
【17】小夜は誰を紹介してるのでしょう?
「あ、こちら 飛行機の中でうしおくんと…」
A. 年齢不詳の男
B. 勇
C. 衾!
正解略
(ただし【4】は C. 注意)
なんつーか乙。お前の心意気に感動した。
本編は重過ぎるほど重いだけに
巻末のクイズに癒される。
第百十五話ネタバレ
其の八 導きの妖
獣の槍誕生の秘密を知ったうしおととら。とらは槍を見て何かを思い出しそうになる。
しかし今後槍の脅威を無くすためにとらは槍を破壊しようとするが、
寸前、槍は空の彼方へと吹っ飛んでいってしまった。泣きながら強がるとら。
槍がどこに行ったのかうしおが考えているとすでに冷えて固まった炉の中から、
ジエメイの霊が現れた。霊となって初めてうしおがどういう存在なのかを知ったジエメイ。
そして自分ははうしおに母のことを伝える使命を持っていたのだと悟る。
母のことを教えるために時逆の片割れ、時順の力で今度は時を順に巡っていくという。
「うしお…見てくださいましね。」
「あたりまえさ!」
獣の槍はあれから白面を求めて大陸中を飛び回ったが見つけることができず、
その憎しみと苛立ちで大陸中の妖怪を手当たり次第に殺して回っていた。
そこで中国の妖怪たちは槍に対抗するために異例の団結をし、死闘を経て槍を捕らえる。
槍は妖怪が一体一体糸に変化したものをより合わせた赤布によって深山幽谷に封じられた。
次に一人の男がこの地を訪れるまで…。そして槍の封印を見届けたジエメイは白面を追うことにする。
獣の槍誕生から千年後、遣唐使の船に乗って白面は日本へと渡っていく。
それを追って日本に来たジエメイはその400年後、ゆきという白拍子に生まれ変わる。
そして帝の寵愛を受けた女に化けた白面の者と再び相まみゆることとなった。
一一六〇年――白面と日本の妖怪、陰陽師たちの戦いは凄惨を極めたが、長き戦いの末、
ついに白面を背走させることに成功する!しかし…本当の危機はその先にあったのだという!
この漫画、とても短期連載の予定だったとは思えん・・・・すごい
ジエメイ生まれ変わっても槍と白面に関わりを持ってしまうなんて・・・
やっぱりこの子不憫やわぁ
なんかあれだな…。
最後の微笑みってワガママを言う子供を優しく諭す母親みたいだな…。
獣の槍はジエメイさんの身体とギリョウさんの心でできているのだなあ・・・(なんかいやらしい言い方だが)
それが中国の妖怪にとっては白面と大して変わらん存在とは
807 :
マロン名無しさん:05/02/03 22:42:41 ID:J7Ulj95x
ストーリーが全貌を現して来たな。
しかし、藤田さんよぉ。あんたスゲーよ。
たくさん描きたいエピソードがある、っつーのは今まで見てきてもずいぶん伝わって
来るものがあったけど、「槍誕生」の秘話は特に強くそれを感じたよ。
先をどんどん描きたくて描きたくて仕方ないんだろうな。よくそれを我慢して
丁寧に仕立て上げているよ。
おそらくは「打ち切り」なんていう現実的な危機もあったんだろうな。たぶん、ここ
まで来たらそれはないだろうけど・・・(この神ペースを持続すれば)。よく
初連載でここまで来たよ。絵も相当に腕を上げてきているし、ものすごい努力
をしてるんだろうな。
信者といわれてもあんたに付いてくよ。
たぶんこの先もたくさんアイデアを溜め込んでるんだろ?少しづつゆっくり
楽しませてくれー!
808 :
マロン名無しさん:05/02/03 22:46:35 ID:J7Ulj95x
しかし、とらが出来たてホヤホヤの槍を見てデジャヴ気味になったくだり・・・。
またなにかデカそうな複線を張りやがってー!
大丈夫か?広げた風呂敷大きすぎねーか?きちんと収束できるのか?心配に
なってきちゃうよ。
とらが槍を見て何かを思い出しかけてたから、大昔に槍と何らかの関係はあるんだろうな。
てーか槍の封印を解きに訪れる一人の男、っていうのはスルーなのか
思わせぶりに言っといて…
とらに獣の槍を刺した侍のエピソードも読みたいが、最初に獣の槍を手にした男のエピソードも読みたい。
両方と言いたいところだが、せめてどちらか一方だけでも描いてくんねーかな。
大昔にとらと槍に何かの関係があったとして、
それが原因でとらが槍で封じられた…ということだろうか。
ということは、とらを封じた侍もただの侍ではなさそうだ。
早く正体明かしてもらいたい連中
とらを封印した侍
最初に獣の槍を手にした男
ヒョウさんの家族の仇の妖
4番目の伝承候補者
うしおママ
最初に手にした男か、刺した侍が特別な存在なら今後書かれるだろうから期待しとくか。
815 :
マロン名無しさん:05/02/03 23:14:29 ID:J7Ulj95x
>813
とらと真由子も入れてくれ。
ジエメイと似てる(わざわざ麻子やうしおにまで言わせている)あたりなんかあるだろ。
うしおママはうしおに似てるのだろうか?
親父殿はうしおにあまり似ていないし・・・母親似かな
うしおみたいにぶっ太い眉毛、藁けてくるぐらい元気で真っ直ぐ
うん?麻子みたいな人か?工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
ここで大胆予想!
とらを封印した侍……うしおと時雨の先祖のくせに無茶苦茶クールな美形
最初に獣の槍を手にした男……獣になって白面の部下になっちゃった
ヒョウさんの家族の仇の妖……とらの生き別れの兄
4番目の伝承候補者……存在抹消
うしおママ……白面に洗脳されて下僕になってる
真由子……ジエメイの生まれ変わりの子孫
とら……白面が作った人造妖怪
妖造妖怪とでも言えば良いのか?
820 :
マロン名無しさん:05/02/04 00:42:58 ID:plszzYU2
連載初期の獣の槍の刃先が聖なるナイフ並みにこじんまりしてたことについては、
500年とら封印でエナジー消費&500年使い手が居なくってガス欠寸前だった
ということにしといてやる。
槍の誕生や封印がここまで大きなうねりになるとはなぁ。
聖なる力や神や奇跡には目もくれず、日本というかアジアらしい
どろどろした人間の負の部分が大きな鍵なんだもんな。ホントに脱帽だ。
ジエメイ炉から出てきたけど、あの時代の死んだ直後のジエメイとかいないのかな?
それとも幽霊に時間は関係ない?
>>817 >真由子……ジエメイの生まれ変わりの子孫
ビミョーに関係あるんだかないんだかよくわからん(w
その内ジエメイクローン軍団が出てくるにちまいまい!
>>813 何つーか、ヒョウが出て来る度、も仇の妖を足でちんたら探すんじゃなくて、
遁甲板とやらで一発で探せば良いのにと思ってしまう。
>>821 GJ!反省しなくて良し。今後も巻末オマケクイズが出て来たら作って貰いたいね。
第百十六話ネタバレ
其の九 妖、帰還す
ジエメイ、時逆時順と共に、1160年の白面撃退を見届けたうしおととら。
しかしジエメイは本当の危機は白面の逃げてゆく先にあったという。
ジエメイの生まれ変わりゆきは陰陽師阿部泰近に後を頼み白面の後を追った。
さらに日本中の妖怪もとどめをささんと続く。そして海に逃げ込む白面。
ゆきはある心配を胸にしながらも、追いすがるが、白面が逃げ込んだ場所は……。
「ひとつの小さき穴が堤を壊し、洪水を引き起こす。
ここは、この島国の大地を支える柱の「要」よ!!」
白面はその身を海中の断崖に沈めていた。
「我が再びここを飛び去ることを考えよ。
その時、この島を支える柱は全て崩れだし――
この日本なる国は、大海に没するであろう!!」
白面を動かしてはならないこと、自分と子孫が見張らなければならないことを悟るゆき。
しかしそこに白面を滅ぼすため、妖怪たちが大挙して現れる。
「さあ! 女! どうする!?」
ゆきは白面を起こさぬために結界を張るしかなかった。裏切りに驚きながら消し飛ぶ妖怪たち。
その時から結界は張りつづけられる。そして四百年後、力の限界から、後継者を捜すため霊体と飛ばすジエメイ。
戦いの前に生まれていたゆきの子供、そこから続く子孫の中から、二代目の「役目」に選ばれたのは日崎御角だった。
役目にあたる間一歳も年をとることはないのだが、三百年の後御角は力の限界を向かえる。
ジエメイは再び後継者を捜し出す。
「日崎須磨子―― 後の蒼月須磨子です。」
ついに母親の真相に辿り着いたうしお。しかし、とらはうしおが生まれた時期に疑問を持つ。
うしおが生まれる二年前、須磨子はジエメイに夢を見たと語りかけた。
須磨子が嫁ぎ、子を産む――その子供が獣の槍を振るっていたのだという。
ジエメイは確信した。槍が現れぬなら、それを操れるものを用意すればいい。須磨子に子の名を尋ねるジエメイ。
「私が今、座する場所……そして何ものにも負けぬ力を持つという意より…
潮…と。」
洞に戻ったうしおととら。ジエメイはたった二年の間に紫暮と須磨子が過ごしたのだと語る。
九か月後に通達が行き、それが最後の戦いになるだろう、それまで今の暮らしを楽しめと時逆時順。
「あなたはあなたらしく元気にがんばってくださいね。ツアンユエ…。」
ジエメイはうしおを励ましつつ、去る。
とらの後には引けないという言葉に一瞬たじろぐうしお。そこへ獣の槍が帰ってくる。
「一緒に戦いたいっていってたもんな…… この世界に来たいっていってたもんな……
ギリョウさん、ジエメイさん――
一緒に行こ!」
832 :
マロン名無しさん:05/02/04 22:03:39 ID:QI00GcZh
(´;ェ;`)ウゥ・・・ うしお、でかいものを背負っちゃったな。
まさか、こんなに話がふくらむとは。藤田、ちゃんとまとめてくれよな!
なんか最終回近そうだ
これここまでの話はもうすでに構想に入ってたのかな?
とても手探りで始めたとは思えないんだけど
初連載ってのが信じられん・・・
真由子、決眉、御角の三人は同じ顔でも描き分けられてるな。
個人的に、
御角>霊体決眉>真由子>生身決眉
で、内容としては、明示されてはないけど、今回で第一部完って処か?
正直、ここ迄の流れが凄過ぎて、自分の中で次の章への期待が過剰に膨らんでしまってる。
まぁ、既に藤田は信用出来るだけの物創り上げて来たから、大丈夫だろうが。
>>835 若い時の御角(真由子と同じ顔)なんて餓眠様の時と今回しか登場してないだろうに・・・
しかしジエメイの目は生前はあんなにパッチリしてたのに
すごい切れ長だな・・・炉に飛び込むときでさえあんな感じだったのに
性格まで変わってそうだ
「九か月後に通達が行く」って言ってるから、しばらくはまた前みたいな妖怪退治話に戻るのかな?
最後の戦いの時期をここで設定しちゃったわけだし、いきなりそこに行き着くことはないと思うけど…。
まだこれからうしおのレベルアップに費やされる話があるんじゃないかと予想。
猫娘の登場キボン
ゆき(ジエメイ)が400年、御角が300年、須磨子が今のところ100年ちょっと白面を封印してるけど
9ヵ月後には白面が復活するっぽいんだよな?
これは単純にゆき>御角>須磨子と血が薄まって結界を張る力も弱くなったのかね
あるいは白面の力が上がっているか、だな。
そういや傷を癒す目的でジエメイを利用したんだもんな。
つまりもう白面の全快は近いという事か。
日本全部を沈没させることができるなんて、白面そんなでかかったっけ
9ヶ月時間があるから修行でもするんかな?
9ヶ月かぁ、アクシデントで早まりそうな予感。
第百十七話ネタバレ
第二十三章「暁に雪消え果てず」 其の壱 雪込めの街
カムイコタンの洞の前でうしおを待ち続ける紫暮たち。
もう行こうというとらに、うしおはまだやることがあるという。
そして槍の造られた経緯を思い返し、決意を込めてお堂の扉を開く。
そこに鎮座するは今もなお息づく白面の身体の一部。
とらの退治は後回しだといううしおにとらは凄むが、殴られてしまう。
「くくっ、だけどとらよォ、おめえも白面の味方じゃねえよなァ…」
「あたりまえだ!ヤツは自分以外の妖がこの世にいるのも気にいらねーんだぜ!
いつかはわしがぶっ殺してくれるわ!」
「はははは……おっかしいなあとら……じゃあよ、オレと――同じじゃねえかよ!」
「ちっ!へっ……どうやら……そうらしいな!!」
目的が一致したうしおととらの攻撃で白面の一部は跡形もなく消し飛んだ!
そして洞の中からでてくるうしおととら。イズナが泣きながら抱きついてくる。
うしおが外を見ると紫暮たちがいることに驚き、涙がにじんでくる。
紫暮のわかったかという問いに力強くうなずくうしお。
洞の中で知った事実にうしおは紫暮を見直すが、紫暮はいつものおちゃらけた親父に戻っていた。
一夜明けて札幌駅。異常気象で9月なのに大雪が吹雪いている。
うしおは飛行機に乗りたがらず、電車で帰ることにしたようだ。とらは雪に妖の匂いがするとつぶやく。
杜綱は流とともにバイクで東京に帰り、イズナはうしおとともに寝台列車に乗って仙台で降りるという。
紫暮と別行動をとることになり、凍えるうしおとこの吹雪でも平気なとら。
するとそこに女の泣き声が聞こえてくる。獣の槍も反応し、駆け出すうしお。
「あ…あ…おい、行ってどうしよーてんだよ?ありゃ男を慕って泣く女の声だぜ……」
そして札幌の時計台の上で白装束の女の子が悲しそうな表情で叫んでいた。
ここに来て雪女か。雪女っつったら悲恋話だから、藤田に描かせると風狂い並の哀しい物語に仕立て上げそうだな。
オラ、ワクワクしてきたぞ。
色恋話かー……。
お節介やきは潮の美点だが、今回ばかりは余計なお世話っぽいなぁ。
自分を想う女の存在に欠片も気付かない鈍感にどうこうできる問題とは思えん。
前回までの一連の話で潮ととらが同じ目的を持ったつーのは良かったな。
雪女を藤田がどう料理するのか楽しみだな。
848 :
マロン名無しさん:05/02/05 22:09:58 ID:4DQ+u+mg
帰りもまともには帰れない予感w
帰りくらいは川口浩探検隊みたいにすんなり帰してやろうぜぇw
過労死しちゃうよ、うしお。
アクシデントに巻き込まれることが潮の修行だろーね。
結局、北海道のおじさんには会わずに帰るのか。
旅の最終目的は達成されたから会わなくてもいいんだけどさ。
顔見せぐらいはしようよ、もう北海道に来る機会なさそうなんだしさ。
連載当初の親父殿のイメージが・・・・
もうステキな親父になってしまったあああああああああああああ
雪女・・・・・妖怪でもいいから脱いでよぉぉ('A`)
何故か触れられてないが、やっぱ衾は読者のみならず、潮にもトラウマを植え付けたんだな。
つか、連載開始から今迄で潮が本気で怖がった妖って衾と白面だけだもんな。
雪女美人だなー。
うしおのもう二度と飛行機に乗れないトラウマが判明いたしますた。
衾にまた会うかもと思えば当然だな。
お前が乗ってる飛行機で衾に出会ったら
それはたくさんの乗客の命が救われたってことだろ。
潮、飛行機に乗れ。どうせ乗る予定の便が
妖怪に襲われて墜落したら激しく後悔するんだろうが。
855 :
マロン名無しさん:05/02/06 00:22:47 ID:T8HkIXSZ
古代中国で数日過ごしているとはいえ、現実世界じゃまだ香上・片山と別れて4〜5日
の計算のはず。
どうせ札幌あたりでウロウロしてるんだろうから、再登場しねーかな?
うしお電車に乗るのか・・・なんだかいやな予感がするのは俺だけ?
>>856 電車の乗客を悉く喰らい尽くす、地上版衾が出るって事か。
藤田ならやりそうだ。乗り物系パニック好きそうだし。
地上版衾・・またかよ・・ありえそう・・。
でももしそんなことがあればシグレの活躍も見れるな・・。
空中版衾
地上版衾
海中版衾
宇宙版衾
海中版は既に出てるぞ。あやかしって名前で。
陸海空を制するには、残るは地上版だけだ。
仮に地上版がいるならお歯黒で追っ払えるね
地上版衾が出て来るとしたら、あやかし、衾みたく、またとんでもないサイズの妖なんだろうな。
デカいってのは妖にとっての魅力の一つだとうしとら読んで気付いた。
で、サイズと言えば、とらって妖の中じゃかなり小柄な方じゃないか?
とらより小さいのって、イズナ、オマモリサマ、河童、鎌鼬、吸血鬼、今回の雪女位しか思い浮かばない。
そして、その雪女、見事にスルーされて、地上版衾話になってしまってるな。
まぁ、それだけ衾のインパクトが凄かったんだろうが。今後もあんなの期待したいもんだ。
一応、3メートルくらいはあるけどね、とら
人間に比べると猛獣ばりのデカさだが、妖怪の中では小柄な部類かも知れん
今の所雪女はよくわからないんだよな〜。
次回に期待。
獣の槍が妖怪を引き付けているのか、
やけに周囲の人々も妖怪に関わるようになってしまっているな・・・
漫画のそういう所に突っ込んではいけないんだろうが、
うしおととらが出会った第1話から短期間でこれだけの事件に関わってるのに
それ以前には何事もなかったとは思えないんだが・・・
うしおが槍を手に入れる以前も、光覇明衆は活動してただろうからな。
親父も時々出かけて妖怪退治してたんだろ?
第百十八話ネタバレ
其の弐 雪娘
札幌の時計台の上で泣き叫ぶ少女。とらは少女をさして雪女という。
雪女のところへ行こうとするうしおにとらはあれは男を慕って泣く声だ、
そんな色事をおまえがどうにかできるのか、という。思わず納得するうしお。
すると急に吹雪が止んだ。雪女がこちらに気づいて時計台から降りてくる。
そしてそこに新聞配達の青年が自転車を引きながら通りがかった。
うしおは雪女の視線からこの男が通りかかったから雪を止ませたのかと予想する。
雪女にあいつのことが好きなのかと尋ねると、彼女は静かに頷いた。
しかしどんなに男を慕っても所詮は妖。人間と結ばれぬはずはない。
其の哀しみが再び街に吹雪を吹かせる。そして雪女の背後から現れる老婆。
それは雪女・垂の母親だった。老婆は垂の力を使って雪女を追い散らした人間に仇なすのだという。
哀しまねば力を出せない垂にあの青年をだしにして力を出させようとする老婆にうしおは激昂する。
遠野のことを回想し、人間と妖が上手くいかないなんてそんなのはやって見なければわからないと叫ぶ。
そうして獣の槍を振り回すが、老婆の放つ冷波に身体を凍りつかされてしまう。
とらも手助けするつもりはなく絶体絶命のその時、なんとそこを垂が助けに入ってきた。
垂は老婆の言うとおりにするからうしおの命だけは助けてくださいといってその場を離れる。
あるデパートの屋上で何故うしおを助けたのかと問うとらに、垂はうしおの言葉に心打たれたからだと答えた。
そして去ろうとする垂にうしおは問いかける。
「忘れられるのか?その好きになったヤツを忘れられるのかよ?忘れられるのならそれでいい!
オレは人間達に悪いコトをしようとするおまえらと、戦わなきゃならねえ。
でもよ…好きなんだろアイツ……本当にアイツごとこの街を凍らせちゃうつもりなのかよう?」
その言葉に垂は答えず、両手で顔を覆って逃げるように飛び去っていく。
自分の父と母のことを思い出し、何とかしてやりたいと思ううしお。
関係ないと飛び去ろうとするとらを捕まえて頼みごとをする。
「とら、頼みがある!雪娘を人間に戻す方法を聞いてきてくれ!報酬はオレが獣の槍を手放すこと!!」
おいおいおいおいおいおいおいおい!
ついこないだまで獣の槍誕生までの過程をじっくり描いてジエメイさんとギリョウさんで出来てる槍を手放すだとー!?
うしお約束守る気無いだろ。
ちょっと気になった事。
「妖のにおいのする人」は潮が獣になりかけたって事で納得だが、
「人のにおいのする妖」がとらなら……。
それとも、二人一緒だから互いの匂いが混ざったのか?
>869
オマモリサマもさやについたにおいから
それに近いことを言ってたからそういう意味だと思うよ。
とらお気に入りの真由子からは妖のにおいはしないのだらうか?
うしおから妖のにおいがするのは獣になりかけたからとは違うような
とらとうしおが常に一緒にいるからお互いにおいが混ざるってのはわかるけど
雪女の老婆なんかムカツクな
だったら二人一緒に居る状況でわざわざ尋ねたりしないと思うが?
雪女の婆さんは、
「娘はお前にやらん!!」
と娘に集る虫を追い払ってるお父さんみたいだなw
まぁ、この手のキャラ出ると話盛り上がるんだろうし、
良いとは思う。
……思うが、最後に垂が死んで、それで和解なんて展開になりそうで不安だ。
874 :
マロン名無しさん:05/02/06 22:29:49 ID:XWrpA0I3
「人間に戻す」っていうか、もともと人間だった時ないだろ?
垂サン綺麗だなー。
色恋沙汰をここまで堂々と描かれたら普通だったら
「藤田には合わん」って言ってたと思うけど垂サンならオールOKだわ。
>>874 自分もそこはちょっとおかしいと思った。「戻す」じゃなくて「変える」だよね?
あいつが好きなのかと言われて、頬染めて頷く垂の表情にやられた。
美人なのに可愛い。なんてこった…
「獣の槍を手放す」って潮…勢いで言ってるよな、これ。
どんなに経験積んでも、やっぱり目先のことにすぐ突っ走りたくなるところは
そう簡単には変わらないのなw
手放すって、一瞬手から放して「放したよ〜へっへ〜ん」って感じか?
垂は雪に戻るのが一番幸せだったんだ
ってな結論で終りそうなんだが。仮にも雪女話、そして『風狂い』を描いた藤田の漫画。
垂には本当に幸せになって欲しいと思うが、無駄なんだろうな。
うしおは勢いで行動するし物を言う
それはうしおの強さでもあり弱さでもあるんだと思う
彼らしさなんだよな
垂どうなるんだろう、これまでの藤田を見てきて藤田には
十分恋愛ものを書けると確信した、人間感情を書くのうまいし
ただ藤田はただでは終わらせないんだろうなぁ・・・・・
垂が実際に人間になる確率→25%
雪にかえる確率→70%
その他→5%
今回とらがうしおを食うところを槍が邪魔する確率→100%
こんなところか?
垂が雪にかえっても約束は有効なの?
聞いてくるだけか?
とりあえず俺的に女性キャラNO1登場。
今週の感想……潮、人の事より自分の頭の上の蝿追えよ。
第百十九話ネタバレ
其の参 佐久間
雪娘を人間にする方法を聞いてきてくれといううしおに激怒するとら。
しかしうしおが獣の槍を手放すという交換条件を聞いて動きを止める。
用心深く確認し、100m以上離れること、槍を呼ばないことを聞いて満面の笑みを浮かべる。
大仰に前置きをしてからとらはうしおの頼みを承諾。雪吹雪く空の彼方へ飛び去っていく。
飛び去っていったとらを見送ったうしおは高校に入っていくあの青年を目撃する。
悩みながらも青年の下へ駆けていくうしお。
青年のほうは同じ高校の不良たちに因縁つけられて喧嘩を始めていた。
青年が一人に説教している間に後ろから立て看板で殴られそうになるが、
駆けつけたうしおが転んで、偶然看板持った不良に頭突きをかまして青年を救う形になる。
逃げ去っていく不良たち。うしおと先ほど時計台の前で会ったことに気づいた青年は
時計台の前に片目に髪のかかった女の子を見なかったかと照れながら問う。
うしおはその女の子について重要なことを話すかもしれないからその子のことを聞かせて欲しいと頼む。
照れてうしおをはたきながらも嬉しそうに話し始める青年。
彼女とは新聞配達の途中で出会ったという。そして青年の名は佐久間泰とうらしい。
馴れ初めを聞き終わると、突然吹雪が強くなり始めた。
雪女が街を凍りつかせ始めたのだ。うしおは決意して佐久間に問いかける。
「あの女のコ、垂サンを好きか?たとえ何であっても!いなくなっちまうとしても!
命はる価値あると思うかっ!!」
「……どこまでも行くぜ…だから… ワ ケ ェ 聞 か せ ろ よ っ ! ! 」
男前な奴だなー佐久間。
北の国のロミオとジュリエットか・・・
鬼の時の話の焼き直しかな?
佐久間=間崎
垂=礼子
雪女=道雄
ってなデジャヴが在る。
ま、焼き直しでも完成度上がってれば問題無いし、
そうなればハッピーエンドも期待出来そうだ。
佐久間…カッコ良いな。垂、趣味良いな。
うしとらに出てくる兄ちゃんたちは、流や杜綱みたいに力を持ったキャラじゃなくても、
間崎や今回の佐久間みたいに、男前な一般人もいるからいいなあ。
香上・片山みたいなのも好きだけどなw
潮とは違った意味で熱い佐久間いいね。
安西さんには敵わないけどな
・・・・・・・・・・・・・
うしおちん、ぴんち
北海道で新聞配達すればかわいい女の子に出会えるんですか?
そうなら引越し考えます、こうなりゃ妖怪でもいいや('A`)
とってもとっても嬉しそうなとらはスルーですか?
大抵人間と妖怪だと悲恋になっちゃうけど
バケモノと人間も思いがあればわかりあったっていいよなぁ。
うしおととらだって口では何と言おうが絆はあるんだし。
藤田は少女漫画もいけるんじゃないか?
と思ったけど、あの絵では無理っぽいか。
895 :
マロン名無しさん:05/02/07 22:44:12 ID:mAWaGuvd
しかしあれだな。
洞爺湖に大蛇の化け物が現れたり、街の住人が丸ごと居なくなったり、観光バスが
謎の化け物に襲われたり、旭川周辺の国道で原因不明の交通事故が相次いだり、
季節外れの寒波に襲われたり・・・。北海道、大変だな。まさに「試される大地」だな。
>>895 というより妖怪の事件が多すぎる気がする。こんなに変な事件がおきてたら何人かは気づくはず。
うしおってなんか、よくコケてる気がするが・・・
つくづくと、とらはいいキャラだなあ…。
かわいらしい顔するかと思えば、急に歳経た「男」の知恵や表情を見せたり。
その割に、長く生きてきた物の悲哀のたぐいが出てこないのがまた良い。
作品中に出てくる妖怪たちが苦しみの中で生きてるようなのが多いのに対し、
とらはいつでも自分の力を思い切り楽しんで時を過ごしてきた感じで鬱屈がない。
長い年月を生きてきてもまだ鬱屈を感じるほどこだわるものに出会っていないということなのかな。
900 :
マロン名無しさん:05/02/08 22:47:07 ID:etoSBz01
海座頭もそんなようなこと言ってたね。「若い者にも負けない力のきらめき」だっけ?
てれぴんでもはんばっかでも乗り物でも、楽しそうなものならなんでも吸収していくね。
そのなかに「うしお」も入ってるんだな。
しかし、潮は雪女のためを思って人間にしようとしているのだろうが・・・。
雪女の恋ってのは実らないことが多いんだよな。
仮に人間になれたとしても、垂は人間になりたいのではなく、恋を成就させたいのだから、
もし、恋が成就しなかったら人間になってしまった垂はどうすればいいのだろうか?
人間を、街を守るというのは、獣の槍を持つ潮にとっては正しいことかもしれないが、
色恋沙汰にまで手を出しちゃいけない気がするな。
まあねえ、これは当人の問題だけど
人間と妖怪だし・・・成就するしないにしろ橋渡しする役目は必要じゃないか。
潮が何もしなかったら確実に不幸になるぞ。町の人間も凍死する。
ピノキオは人間になりました。
しかし、人間になったピノキオは幸せになれたのでしょうか・・・
というフレーズが頭をよぎった。どこで見たんだっけなー。
第百二十話ネタバレ
其の四 涙凍りつき
垂は人間に対する思いを持ちながらも、雪女の命令通り、街を吹雪で覆い尽くしていく。
たわむれに人間の姿をした自分に事も無げに声をかけてきた人間、佐久間とのひと時の交流。
それは垂にとってかけがえのないものだったが、
自分は人間に街を追われた雪女のため、人を、街を凍らせなければならない。
一方、垂のもとへ向かううしおと佐久間。
槍で吹雪を遮りつつ、うしおは佐久間に事情を説明する。
話が垂に及ぶと激昂する佐久間だったが、うしおの真剣な顔と槍の効果に納得するのだった。
車すら凍りつき人々が閉じ込められる事態に急ぐ二人。
その頃とらは洞爺湖へ。散々な言い草ながらもサンピタラカムイに話を聞くことに。
雪女、そして垂と対峙するうしおと佐久間。
しかし佐久間の問いかけにも答えず、雪女が彼を攻撃しても無言の垂。
怒ったうしおが雪女に迫るが……
「垂氷よォ! 銀竹よォ! 力をお貸し!」
いくつもの巨大なつららがうしおを貫き、佐久間の声が響く。
「蒼月ィーッ!!」
獣の槍は便利だな。カップ麺の重しになったかと思えば、傘にもなるのか。
それにしても潮、ヤバくないか?氷柱貫通してるぞ。
兄ちゃんかばいながらの戦いだから今回はキツイな
しかも垂を攻撃するわけにもいかないし
地の利は婆のほうにあるわけで、とらは間に合うのか?
とらが全てをぶち壊しにしそうな予感。
何つっても、雪女の弱点の炎吐けるからな。
雪女も今迄の妖の例に漏れず、長飛丸の凄さを知らずにとらブチ切れさせそうだし。
援軍はこないのかな?
伝承候補者の誰かとかさ。そういや、伝承候補者ってもう全員出たのかな?
まだ1人残っている
漫画の王道からいって、多分そいつが力だけは最強な気がする
おそらく性格に難があるタイプではと予想
いつ出るのかが気になるが、まあ今回はデカい話が終わった後のサイドストーリーみたいなもんだし、なんとか潮たちだけで解決すると思う
まだ一人でてないぞ。
それにしてもほんと光覇明宗の人たち何やってんだろな。
少なくとも紫暮は近くにいるはずなのに。
上に報告して退治命令が出るまで動いちゃいけないとかお役所仕事みたいな感じなんだろうか。
910 :
マロン名無しさん:05/02/10 00:30:11 ID:ahXo53Ja
ふと思ったんだが・・・。
ジエメイと光覇のトップである御角は、初代と2代目ということで懇意なわけで・・・。
3代目が産んだ子「うしお」が将来獣の槍を使うべき宿命を負っていることは、当然御角は
知っているはずだよな?
なのになんで伝承候補制度なんて設けてるんだ?
「もしも」の時のための保険みたいな扱いなら、そりゃ日輪が苛つくのも解る気がするな。
うしおの宿命は、高僧たちはおろか和羅すら知らないようだったし。
光覇は内部の上層部すら知らないことがいっぱいの秘密結社か??
>>910 そこを言い出すとタイムパラドックスまで絡みそうな気がするしなあ。
潮が過去に行ってない時点では、ジエメイに逢ってないから、正当な伝承者の資格ありと
判断はできないはずだし。まあ、その辺は映画・アニメでも、もちろん漫画でも許される範囲の
矛盾なんじゃないか?
>>910 何で?須磨子の夢が絶対的なものでない以上(別に予知能力者じゃないんだし)
仮に外れた場合のことを考えて、保険かけとくのは当たり前なんでわ。
教えなかったのはそれこそ、やる気がなくなるのを防ぐためなんじゃないかと。
実はもう槍を使う人間は決まってる、なんてことになったら修行に打ち込む奴が減ってしまうでしょ。
だけど確かに秘密主義だよな。二代目お役目様のカリスマ性が絶大だからワンマン体制でもいけるんだろうが
お役目様がいなくなったら、一気に内部分裂引き起こすかもね。
すぐに思いつくのは、資質を見極めるためってところか。
血筋としてはこれ以上ないだろうが、どう育つかわからないし。
ただ、こういう方向で考えていくと、
どうしてうしおに法力僧としての修行を施さなかったのかっていう疑問も出てくるな。
あるいは槍が呼び寄せなかったら普通の人間として生きていって欲しいと誰かが願ったんだろうか?
あとは、名前からして御角の血も引いてるであろううしおを
贔屓目なしで判断する必要もあったのかもしれない。
須磨子と御角って血縁だっけ?
>>914 結婚する前は日崎須磨子。2代目お役目さまは日崎御角。
とにかくジエメイの生まれ変わりゆきの血筋に間違いはないから直系じゃなくても、血は繋がってる。
>>910 >>912の言ってる事も在るがそれ以前に、潮が生まれる前から、伝承候補者の制度が在ったとも考えられる。
で、その伝承候補者達が年老いたら、次の世代に……って感じで。
そもそも、何時獣の槍が見付かるか判らない状況だったんだから、上記の制度で不思議は無いと思う。
そもそも伝承候補者だって
狭い世界なんだからどこかで
お役目一族と血縁があったんじゃまいか
第百二十一話ネタバレ
其の五 とら帰る
いくつもの氷柱がうしおを貫き、地面に縫いとめている。
それめがけて雪女は雹の嵐を放つが、寸前でうしおは氷柱を砕いて槍を振りかぶった。
轟音とともに炸裂する雹嵐。雪煙が収まると、そこには無傷で佐久間がいるだけだった。
そして雪煙の向こうから氷柱を身体に貫かれたままのうしおが雪女に向かって走る!
槍は雪女の肩をとらえ、大ダメージを与える。すかさず止めを刺そうとするうしおだが、
再び、吹雪によって弾き飛ばされてしまった。母を救うために垂が攻撃したのだ。
それを見た佐久間は覚悟を決め、直接説得するために時計台の中へ乗り込んでいく。
満身創痍のうしおの止めは雪女が刺すといい、垂は再び街を凍らせ始める。
そこに佐久間が到着した!必死に吹雪を止めてくれと訴えかける佐久間。そして雪女にも叫ぶ。
「子供だろうが誰だろうが!てめえの運命はてめえのモンだ!垂の運命は垂に選ばせろォ!」
激怒した雪女の吐く吹雪を掻い潜り、佐久間は雪女に飛びついた!
雪女の動きを抑え、垂に言う。
「さぁ垂ィー選べよ!おまえはこいつのいいなりになって、この街を凍らせちまうのか?
それとも…オレと来るか?」
そんな佐久間を雪女は逆に抱き締め、身体を凍らせていく。
それを見て思わず母を止めに入る垂。しかし人と雪女は相容れないと叩かれてしまう。
垂の必死の呼びかけの中、飛翔する獣の槍が佐久間と雪女を切り離す。
意識を取り戻したうしおが投げはなったのだ。佐久間の言葉で勇気が出たといううしお。
そして血を出しすぎてまともに動けないうしおに雪女の吹雪が迫るが、垂の吹雪がそれを逸らした!
垂の横槍に驚く雪女。垂は母を静かに見つめ、己の道を選んだといい、街を凍らせている吹雪を止ませる。
元の雪片に戻すという雪女の言葉も静かに受け止める。母を裏切り、佐久間とも生きられぬなら…と。
昔、人間に裏切られた雪女。今再び、裏切りに出会いさらに憎しみを募らせうしおを攻撃する。
雪女の怒りの氷柱攻撃を佐久間をかばって受けようとするうしお。しかし貫かれる前に氷柱は全て砕け散った!
そこに現れたのは帰還したとら!そしてとらに連れてこられたサンピタラカムイであった。
佐久間かっこいい
>オレと来るか?
惚れた!
佐久間熱いなぁ。潮みたいな台詞吐きやがって……。
きっと潮が高校生になったらこんな感じなんだろな。
922 :
マロン名無しさん:05/02/10 21:41:16 ID:KUaToKG0
サンピタラは神なのに、話のわかる頼りになるおっちゃんみたいな雰囲気がいいなw
佐久間は一発キャラにするには惜しいくらいの熱男だな
それにしても潮ひどい怪我だなここまでダメージもらうの珍しくないか?
>>923 とらがいなかったからな。これから反撃ですよ。
しかし、早くバンドエイドを張らないと潮の怪我がたいへんなことに・・・
ここまでボロボロになるとは、うしおのおさっかいも筋金入りだな。
そこがいいんだが。
佐久間と垂、恋人同士になったらすごくいいカップルだよなぁ。
そうなってほしい、頼むからサンピタラァ。藤田ァ。
垂幸せにしてあげたいな・・・
でもなんか凄い嫌な予感がするんだよな・・・
獣の槍誕生であれだけ鬱な展開やったんだから、次はハッピーエンドにしてもいいんじゃないかと思う。
きっとラブラブハッピーな終わりが待っているはずさ・・・そうだろ、藤田!
・・・頼むよ藤田・゚・(ノД`)・゚・
雪女はバッドエンドしか思いつかないなあorz
第百二十二話ネタバレ
其の六 暁に雪消え果てず
サンピタラカムイは雪女と知り合いらしく、雪女のことを朝霧と呼ぶ。
サンピタラカムイは朝霧は雪女の住みかを追いやる人を恨んでいるのではなく、
自分を裏切ったたった一人の男を恨んでいて、その憎しみをこの街にぶつけているという。
昔話をするサンピタラカムイに逆上し、佐久間に吹雪を吐く朝霧。それを垂の吹雪が相殺する。
巻き添えを食ったとらはうしおの制止も聞かず炎を吐き、そばにあった車を炎上させる。
炎にあぶられ苦しむ垂。しかしそれでも垂は佐久間の前からどかずに朝霧の攻撃を防ぎ続ける。
「いいえ…お母様、私はどきません……
この男は――氷点下に生きる雪女の私に、暖かさをくれました。」
「どの男もおまえの姿を見て逃げるのだぞ!私の男のように!」
「私はもう…たくさんのものをこの男からもらっています。
も う … 何 も い り ま せ ん … 」
佐久間はその言葉を聞いて、炎上する車をどかそうと火傷にも構わず素手で押し始める。
雪女だからとて関係ないという佐久間の言葉に涙する垂。そしてうしおが槍で車を叩き飛ばす。;
朝霧は垂に炎の前で吹雪を吐き続ければお前は溶けてしまうというが、垂はやめようとしない。
その時うしろから垂を佐久間が抱きしめた。垂の体温で凍り始める佐久間。
うしおは割って入ろうとするがサンピタラカムイに止められる。ここは手出しすべきではないと。
死を賭して垂が好きだと告白する佐久間。それを聞いて垂はある覚悟を決める。
「目をとじて、私をずっと…抱きしめていてね……」
「離すもんかよ」
そうすると垂は佐久間の腕の中で蒸気となって溶けて消えてしまった。
その場に泣き崩れる佐久間。それを見て垂を愚かという朝霧にうしおは逆上しかけるが、
それでも恋しい男と一緒になりたいものという言葉を聞いて力を収める。
サンピタラカムイは朝霧を雪女の里へと誘い、朝霧はそれを承諾した。
自分はおせっかいだといううしおに人間は良いと言い残してサンピタラカムイと朝霧は去っていく。
せっかくとらがサンピタラカムイを連れてきてくれたのに間に合わなかったなあと落ち込むうしおに
とらはそれはもういいと吐き捨てる。
「なんだよとら、どーいうコトだよ!?」
「雪女を人間にする方法はなァ!本当に愛情だかをこめてその雪女を抱きしめて、
溶かしちまうコトだってよ。あの男がやったのァ――それじゃねえんかよ。」
そして佐久間の足元、垂が溶けた氷が割れ、中から人間となった垂が現れる!
それを大空を移動しながら鏡に映して見ていた朝霧。
サンピタラカムイのあの二人ならやっていけるという言葉を聴いて
朝霧はまるで雪のような大粒の涙を地上に落としていく。
やぁってくれたぜ藤田━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
この野郎また悲劇かと鬱になっていたらこの超臭い神展開ッッ!!
藤田ー、今後も期待してるぜェー!
。゚(゚´Д`゚)゚。 ありがとう・・・ありがとう藤田先生!!!
人間になった垂のシーンすごい涙がにじむ・・・
つーか、垂も脱いだ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )ノД`)=゚ω゚)━━!!!
裸&感動!奇跡の融合がここに顕現!!
「ヒロインは必ず脱ぐ」法則、依然更新中。
・・・あれ?
誰か忘れてるような気がするなあ
....................●コロコロ
ああ、かがりかな?
前回の「オレは見てえよ」も良かったが、今回のヤスと垂の会話が凄くいいなぁ。
恋愛漫画もいけるんじゃないか? 藤田どチクショウが。
最後のうしおメチャメチャ笑顔だけど、槍手放す約束忘れてないかい?
次回ネタバレ
槍を手放した潮はとらに喰われかけますが、危機一髪のところでハンバーガーを持った真由子が現れてうやむやになります。
最後のコマは幸せそうな顔でハンバーガーをほおばり笑顔のとら。
ネタバレさんも「雪のような大粒の涙」とはなかなか粋な言い回しじゃねーかよ……いや、本当感動したよ……。
>>931 いやあ・・・マジで感動したぜ今回。相変わらずいい話書くなあ・・・。
942 :
マロン名無しさん:05/02/11 23:41:46 ID:j3c9sKGA
もう終わりだよな?もう東京に帰れるよな?
やばい、ばあさんが泣くとこで泣いてしまった・・・
朝霧の涙に。・゚・(ノД`)ヽ(;Д; )モライナキシチャターヨ
ついこの前に「一緒に白面倒そうぜ!」って言ってたのに、獣の槍を手放した潮をとらが食うとは思えん。
食おうとするも結局決心がつかず「白面を倒すのにその槍が必要だから生かしておいてやる、白面を殺った後にお前を食う!」ってなりそ。
とらちゃんはそんなに頭良くないですよ
第百二十三話ネタバレ
第二十四章「獣の槍を手放す潮」 其の壱 潮、絶対のピンチか!?
札幌――午前六時十分。今、ここに恐ろしい戦いが始まろうとしていた。
うしおは槍を鉄塔の上に縛り付けて、とらの前に立つ。
前回で獣の槍を手放すことを約束したためだ。
そして百面相をしながらいざとらがうしおを喰おうとした時、そこに槍が飛んできた!
槍の柄で痛打されてしまうとら。呼んでもいないのに槍が現れたことを不思議がるうしお。
札幌駅では紫暮がそばを食べていた。不意にイズナはあの少女達はどうしているのか時になる。
麻子たち三人は怪我もたいしたことなく、学校にて戯れていた。間崎にあの後のことを語る礼子。
旭川のホテルでうしおと麻子をモチーフに人形劇を始める真由子。
廊下で競争を始めてしまう麻子と勇。礼子の作った人形を見て苦笑いする小夜。
その話を聞いて礼子から暗い影が抜けていくことに感嘆し、うしおに感謝する間崎。
礼子たちにどこに持っていたのか大量の傷薬を投げ渡す。
場面戻りとらとうしお。獣の槍を呼ぶ呼んでないの問答でもう一回やることに。
とらは槍を地面に埋め、はなれた川の土手で喰おうとするもすかさず飛んできた槍にどつかれてしまう。
とらは諦めず、槍を川に捨て、高いビル看板の上で食おうとするが、目の前にはすでに槍がとらを狙っていた。
槍をコンクリートに石突まで埋め込み、雲の上でうしおを喰おうとするも、やはり槍がやってきてしまった。
古代以来、うしおの槍を操る力が強くなっていて危機に自動で飛んでくるようになっていたのだ。
泣きながらとらはいつかうしおを喰うことを決意し、うしおは返り討ちにすることを誓う。
そして札幌駅のホームで紫暮とともに北斗星8号に乗り込むのだった。
「このバカガキ、その槍なんとかして絶対に喰っちゃるからなっ」
「おう、東京帰ったら反対に退治してやらあ!」
激しくワロタよ今回w
どこからでも飛んでくる獣の槍が面白いし、色んなところに獣の槍を捨てるとらがプリティ。
真由子や他ヒロインより と ら の 方 が 可 愛 い 。
一仕事終えてハイテンションなご様子。
五人娘に紫暮イズナ、皆さんよろしゅうございますが。
やっぱはしゃぐとらが一番。
タマゴはあとでつるんと飲む派のひとー
ノシ
俺はマイルド派だ
立ち食いのツユはどうもしょっぱすぎてイカン
>>952スレ立て乙です。
楽屋裏だイェーイ! みんなー、うしとら第3巻お疲れ様ぁ。
うしお獣化や獣の槍誕生と見所のあるスレだったね。
スレ立て乙。
次も先に出た、「地上版衾」が出て来るから、見所在りだと思う。
時に、山魚デザインした人、ここ見てたりしてないかな?
山魚の話の時に本人登場したら、物凄く盛り上がりそうだ。
1スレで約1年分か。
ちょうど区切りもぴったりでなかなかめでたい。
もうちょっとで旅も終わるし、いよいよ物語が動きだしますな。
>>954 いま28ぐらいだ。
一生ものの栄誉だよなぁ、うしとらに参加できたって。
本スレで山魚の投稿者がいないか呼びかけてみるか?
次は時限特急か。このエピソード好きなんだよね。
これ終わるとしばらく弛みそうだが・・・
さとりとかたゆらなどかってまだ先だよな?
ジエメイやギリョウが登場したからな、今まで書けなかった
いろんなネタが書けそうだ。
さて、この後まだ読んでねえ。明日買ってこよう。
そんでこのスレのペースに合わせて読もう。
実は今日全巻コンプリートしたんだよ、まだまだ先は長いけどまあ見どころ満載だからこのスレにも飽きは来ないだろうな。
話が進むごとに書けるネタが増えるっていうのも連載中スレの醍醐味だな。
普通の連載中漫画なら当たり前の話だが、すでに連載終了した漫画だとそうはいかんし。
ギリョウさんとかがダイスレのフェンブレンみたいに変な扱いされたりしないかなーと期待。
ところで、少しズレるけど、
今のからくりサーカスどう思う?
前からここのスレの住人に聞きたかったんだ。
うしとらは普通の漫画にありがちな引き伸ばすためだけの無駄なエピソードがあまりないから
毎日書き込んでて楽しいな
>>962 最悪な時期は脱したかな?と思う。まあ今から失敗を取り返せるとは思えないけどな
>>963 むしろ、まだまだ新たなエピソードを組み込めそうなくらいだからな
からくりサーカスが終わった後うしとらのエピソードを書いてくれたらおまえらどうする?
外伝みたいなやつならまた読みたいな。
うしお、草太郎、紅蓮以外の槍の持ち主の話とか。
あの4体の字伏達の人間だった時のこと、知りたくないか?
>>962 最初の3巻で個人的には神認定なので最後まで見捨てることはない。
完結して後で一気に読んでから評価を下す。
でも、うしとらに並ぶことはないだろうなと今から思う。
>>966 多分、嬉しい反面、2chでは思いっきり叩くだろうなぁ。
外伝の内容とあとがきで、本当に終わったんだと悲しかったけどやっぱりそれも含めて感動したから。
2ch的には、黒賀村編の勝の扱いとかがすごく評価悪いみたいだな。
個人的には、少年漫画なので、勝の成長ってのがけっこう重要な
ファクターになっているのではないかと思うので、あれは必要と思う。
逆にサハラ編、勝の過去への旅の後で、黒賀村編がなかったら、
急ぎ過ぎな印象を受ける。
>>968と一緒で最後まで評価はできないが少年漫画の中では
面白い部類。ただし、うしとら以下の評価はほぼ確定。
俺サンデーは読まずにコミック買ってる派なんだけど、
からくりってそろそろ終わるの?
先週のランク王国でいよいよクライマックスみたいなこと言ってたような希ガス
クライマックスが長いんよ。
うしとらで言ったらそうだねぇ、ハマーのおっさんたちに石の鎧受け取るあたりぐらいじゃないかな>からくり
からくりは面白いんだけど、含蓄がないんだよねぇ。
あったとしても押し付け的で、作者の勝手な展開が目立つ。
うしとらはそのへんすごい自然に表現されて、
かつ、それが胸を打つから、評価がネ申になってるんだよね。
俺の中で。チラシの裏ごめそ
なんか本スレで蛆虫が沸いてるYO皆スルーしようぜ〜
>>957 時限特急の後は、キリオ編という超山場があるぞ
潮の完全敗北、御門の死、とらが一時的に潮から離れる、獣の槍強奪など盛り沢山だ
中だるみするのはその後だろうな
キリオが終了すると次の本格的な大規模戦闘は、東西妖大戦まで無いし
●表記もうやめようよ・・・
976 :
:05/02/13 18:35:08 ID:???
>>794-800 を書いた者だが、聞きたいことがあるんだけど
1) 今後も必要なのか?
2) 必要だとしたらどんなタイミングで?
3)
>>821 GJ
何が悲しいって、正月明け規制に引っかかって純ちゃんの話に乗れなかったこと。
主人公より年上でかつ妹属性で脱ぎっぷりのいい純が活躍するあの話に乗り遅れたのが無茶苦茶悔しい。
おかげでしばしromになってしまってた。
次スレは時限鉄道とハイスピードイーターが谷でキリオ登場ぐらいから降下停止、流ととら大活躍で浮上、おやじさんの「むかーし、むかし・・・」から獣の槍復活で最高潮と予測するがどうか?
195 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:04/12/31(金) 07:14:05 ID:uQmfZLjA
|(◎)(◎)|
|Y 、, < |
|>▽▽▽y|
衾ーーーーー!!
ぶっちゃけるとこれ造ったのは私である
ぽっかりと時間が空いてしまったので造った。今は後悔している。
>>976 かなり乙でした。今回は獣の槍誕生っつうヤマ場とかぶっちゃったからかレスは少なかったな。
俺はコミックス持ってるから「発売されたぞ〜」って書き込みがあればいいんだけど、
持ってない人も結構いるだろうからな、できる時にはやってほしいってところかな。
>>977 ハイスピードイーターの最後の回のとらで一旦降下停止、浮上するとみた。
ハイスピードイーターは麻子に興味がない者にとっちゃ、かなりどうでもいい話だろうな、最後のとらの活躍以外は
「愚か者は宴に集う」はかなり盛り上がりそうだけど
両方の話で真由子を叩く予定
それも徹底的に
漏れは真由子はけっこう好きだ。
真由子が嫌いな住人などいません
ただ、ハイスピードイーター時の真由子の考え方というか
勘の鈍さは物語の展開に都合よく合わされたよなあ・・・とは思う
本来なら麻子の変化にいち早く気が付いて心配するはずなのに
984 :
976:05/02/14 11:08:58 ID:???
>979
了解
>978
もっとでかいのあったっけ?
本スレに原作そのまんまのやつがあったな。
俺は今このスレと共にうしとらを読んでいる。
明日掲載される分はまだ読んでいない。つまり俺の中ではうしとらは正に連載中というわけだ。
かなり面白いんで明日が楽しみでならない。
そしてこの楽しみ方は他の誰も真似できまい。まだ全部読んでいない奴の特権よ。
>>987 俺だったら、つい面白いからってことで先をずんずん読んでいっちゃいそうだけどね。
いくら楽しむ為とは言え、あなたは自制心がありますね。
>987
だったら、今はこのスレ読まないほうがいいんじゃないか?
キリオとか20巻先の流とかあなたにとっちゃあ知らないほうがいいネタだと思うけど。
990 :
:05/02/15 11:21:31 ID:???
おとなしく次スレへ
禁!!
お前はそこで埋まっていけ
おめえらは埋めがキレエなんだなぁ…
もう埋めたよ、スレいっぱいだぁ…
埋めなんてなんだい!